<今までの経緯>
☆キャラネタ板→難民板と流れてきました。理由は主にこの2つです。
・キャラネタ板はキャラになりきって交流するスレのため、スレ違いを指摘されたこと
・住人の中から、作品への感想をなりきりで書くのは辛い、という声が挙がってきたこと
移転先としていくつか候補があった中から、マターリできそうなところということで、
ここ難民板を選びました。難民板の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
<お約束>
・sage推奨でお願いします(メール欄に半角文字で「sage」を入れる)。
・ここは社交場ですので特に形式は決めません。質問・雑談・作品発表ご自由に。
・作品がほのぼの系なので、あまり殺伐とした雰囲気はご勘弁を。
・作品の好みは人それぞれ。気にいらないならスルー、煽りや荒らしは完全放置。
あとは常識的マナーの範囲で。
<作品掲載について>
・非公式ファン交流広場なので、原作者及び出版元とは一切関係ありません。
・王家を愛する作家さんたちの創作も大歓迎です。ジャンルは問いませんが、
極端なエロや中傷など確信犯的な作品はご遠慮くださいね。
・作家さんは名前欄に作品のタイトルをお願いします。
連載の場合は巻頭に通しb書き、「>○○」という形で前作へのリンクを
貼ってもらえると助かります。
・18禁作品にはタイトルにΨ(`▼´)Ψを記入して下さい。
☆Ψ(`▼´)Ψ系・なりきり・「伯爵令嬢」ネタ・なんでもOKの闇鍋スレッドもあります。
掲載先は作家さんの自由です。
O家別室―王族乙女の社交場―Ψ(`▼´)Ψ
http://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1071328594/
ミタムン様、おはヨン。乙〜〜〜
スレ立て乙華麗様。
と び っ き り 面白い作品をお待ちしていますわ
エ ロ は 闇 で お 願 い し ま す
ミタムンタン。乙華麗〜〜。
フセインなんかと遊んでいる場合じゃなかった
何かうp来てるかな〜〜なんてオモタがきてねぇな。
当たり前か。
駄作はいらねぇよお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まるでキチガイ連中の集まり・・・
これじゃ良作書く作家様が離れていくわけだよね。
次にくる新作は更に詰まらん駄作なんだろうな。
駄作ぶりをヲチして楽しむとするか。
マターリ待ちましょう。
何か毒あるな。
あっち書いている人も、2〜3人位なもんでしょ。
スルーするでつよ。
せいぜい二人って所じゃないの?
一人でやってたらホントのバカ
________________________________
ウシロウシロウシロウシロウシロウシロウシロウシロウシロウシロウシロウシロ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/! ,.::'::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ、:::::::::::::::::::::|
,.イ | /::::::::::::;: ‐''"´ ̄ ̄``'、ヾヽ ,,.. `''‐、_::::::::|
/::| レ':::::::::::/ ___. ゙、、_ノ7/,/::(_ ,. -‐''"::::i
,'!::::! ヽ:::::::/ ,.ィ':::::::::::゙,``'i、;;;;ノノハ;__::::`‐...,,_', \::::::::::/
.!|::::::゙, \ / !::::::::::::i. |/ /ヘ''' '=、-、ヽ ヽ:;ノ、
l l::::::::ヽ `''‐-r'′ l:::::::::::::| l7 /  ̄ /rへ,i
.i '、:::::::::\ | |:::::::::::::| ! _,.` /f i } ||.
゙, ヽ::::::::::::`ヽ.、_,l !::::::::::::;' / `トヽ ̄ /ィ ノ ,.ノ
ヽ \:::::::::::::::::::/ /:::::::::::// ノ/ニニ二ヽ /、_,.r'"
\ `ヽ:、:::/ /:::::::::::/ /_`` 'ゝヽ /
` 、,../ ,/::::::::;:∠-‐'′ ``'ー-‐'゙` ,. /
` ‐-;-'--‐ <. ヽ、 ,.. - '" /
__ ,,.. -─一¬ヾ´ヽ、;;;;;;;;;;;``;;;.、 `''ー---‐ ''"´ /ヽ、
このレスを見た人間は十三日以内に死にます。
※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です
ごめんなさい。死にたくないんです。
________________________________
ノロウノロウノロウ呪ウノロウノロウノロウノロウ呪イノロウノロウノロウノロウ呪
スレ汚すな!ヴォケが!
駄作って酷いよぅ〜。
そんなこと言われたらもう書けない
みんなが楽しんでくれたらいいなって思って一生懸命書いたのに。
今まで名作なんてあったか?
>>19 別室の未完で終わった作品は名作になるはずだった。惜しい。
星☆ほんわか系が漏れ的には名作。
ほんわかすぎて好みが分かれる様だけど、
原作に近い王子イイ!
私も初期の頃の作品が好きかな
最近の長すぎ
>20
何て題名?
駄作作家タソ、うpまだ〜?
駄作でも暇つぶしにゃピターリ
おい、おばはん。
そろそろ飯の支度でもしろよ!ヴォケ主婦どもが。
駄作、駄作、言われた方がうpしやすいかも。期待されてないところが(・∀・)イイ
>>28 なんとなく納得してしまった(w
大きな期待かけられるより気楽でいいよね〜。
カキコしてるの、やっぱり作家ばっかりなの?
純粋な読者って何人くらいいるの?
>>30 29だけど、私は作家様じゃないよん。
だけど想像してみたら「名作を期待してます」よりずっと気が楽なんじゃないかと思ったわけ。
X 〜〜〜〜作家様じゃないよん・・と分身してみる31
∠ ̄\∩
|/゚U゚|丿
〜(`二⊃
( ヽ/
ノ>ノ
UU
純粋な読者ねぇ・・・1割程度だったら笑うぜ
本当にROMだけの人は結構いるんじゃないかい?
(書き込み自体しない人のことね)
カキコしてる人口のうち、作家率はどれくらいなんだろう?
99.5%
あいた〜、みんな作家が嫌いなんだね。って漏れも作家でつ。スマソ。
でも作家サマあってこその2次創作スレでしょ。
数が多いにこしたことないじゃん。
作家サマもうpするだけじゃなく、同時に読者でもあるんだし。
駄作作家タソ、うpまだ〜?
待ちきれないので晒しageで保守
1巻開けるのが怖い
ママン、僕一生懸命作品書いたのに誰もレスくれないの・・クスン
アホか・・・
.∧__,,∧
(´・ω・`)仲良くしましょ〜
( o?o ) ? .? .? .?. ?
`u-u´ 旦 旦 旦 旦 旦
皆さま、愛あるお茶をドゾー
102、キミノダサクハツマランガキミハオモシロイ
↑ をい、もちつけ。誤爆しとるぞw)
44様がいれてくれたお茶でも飲んでマターリしなされ。。。
>44タン お茶ありがトン
愛でなごむよ〜
★
[~~~] +::.゜ ゜ ゜゜。・。 . .*
∧ ∧ [~~~~~]
(*゚ー゚) [~~~~~~~] ゜::.゜ ゜ ゜゜。・。
ノ つ━━━━━
〜 ノ
(( (/ J
お茶の次はケーキもドゾー
>>45 止めても無駄なんだろーけど、誤爆すんなや
両方の住民に迷惑
ヒャッホゥ!
必死ー必死ー必死ー!おもしれー!
おう同志、晒しage逝っとくか?
わははは、おもしれー
なんでそんな必死なんだって?
ここは今までどおりマターリ路線でいくんだよね?
私ゃそのつもりで愛茶とケーキ食べて帰るよん。44&48ごちそうサマ。
救いようがないって言われちまったぜ、兄貴
荒れるのはもう飽きたー。マターリが好きだよぅ。
じゃあ、家に帰ってつまらん駄作でも書くか。
・・・なにこれ?
ナフテラさま〜、新スレ祝いしてくだされ〜
闇スレにしつこく粘着してたバカが嵐呼び込んだ?
ジエンか何か、もーさっぱりワケわからん。
あっちも迷惑だろうが、こっちとしてもいい迷惑。
見ないふりして無理にマターリとか言ってても無駄。
当分放っておくべし。
どうせ作家様もこんな状態じゃ書かないよ。
>>62 頭には来るけど、せめてこっちだけでもマターリモードに立ち直ろうよ。
ほんと。向うのスレに絡んでる香具師、そろそろ止めて欲しいよね・・・。
こっちサイドのヤシだと思われるのは恥だ。
私は両方読ませてもらうつもりだから、仲良くとはいかなくても
馬鹿馬鹿しい罵り合いは避けたいよ。
お互いメリットがないわけで。
>>63 禿如何。
かといって、収拾つかなきゃ無限ループ。
作家様のウプどころか新作も読めないよ。
>>64 どちらもマターリにならないと、平和は来ないと思われ。
ある意味運命共同体だからさ。
作品がうpされたら、少しは分裂の確執もほぐれるんじゃないかなー。
>>66 >>作家様のウプどころか新作も読めない
その言い方トゲがあるよ?
今の連載作品より新作の方が大切みたいに聞こえる。
まぁまぁ、マターリマターリ。
両方でひとつのスレの様なもんなんだからさ。
実は伯爵令嬢モノはすごーくすごーく読みたかったりする。
>>69 令嬢もの・・・よみたーい!
何回令嬢サイトに行って、その度うpきてなくてガカーリして帰った事か。
できたらΨ(`▼´)Ψでなく、純情恋愛話が読みたいケド。アランの添い寝なんてすてきぃ。
| | *
| |∧_∧ ★*
|_|´・ω・`) ☆☆
|茶| o o旦~ ★
| ̄|―u' *
""""""""""
クリスマスっぽいお茶を入れてみました
作家様と住人のみんなが飲んでくれたら嬉しいでつ
前に書かせていただいた童話の続きです。
つまらない作品なので恐縮なんですが、よろしくお願いします。
@
むかしむかしのお話でございます。エジプトの王様は愛するナイル姫が、
時々さびしそうな顔をするので心配をしておりました。
「そなた、このごろ空を見あげては、いつもため息をついておる様子だが…」
メンフィス王にそう言われて、ナイル姫はあわてて「そんなことないわ」と
言い返しました。しかしそれは嘘でした。
(イミルサール、どうして手紙をくれないのかしら)
吟遊詩人・イミルサールとの楽しい手紙のやりとりが途絶えて、
ずいぶん長い時間がたっていました。
ナイル姫はケガを治してあげたあの可愛いハトが、また自分の窓辺に来てくれないものかと、
いつも空ばかり気にして暮らしておりました。
そんなある日のことでした。エジプト王宮の兵士達が弓矢の練習をしているときです。
弓の腕前に自信のある一人の兵士が、一羽のハトが飛んでくるのを見つけると、仲間にこう話しかけました。
「俺があのハトを射落としてやるぞ!」
「無理だ。あんなに遠いぞ」
「なあに、見ていろ」
兵士はねらいを定めて弓を引きました。
「クルクルックークルクルックー(ああーーっ!!)」
言葉どおり矢は命中し、心臓を射抜かれた魔法のハトは、キラキラと光りながら落ちてきました。
「どっ、どういうことだ、これは!」
なんとハトは銀の像になっていたのです。それを見た兵士たちは目を丸くして驚きました。
ハトの体には矢が突き刺さり、そして足には小さなパピルスが結ばれていました。
兵士の一人がそれを手にとると、声に出して読みあげました。
A
------ 満月の夜、東の門より忍び込む ------
「こっ、これはなんと!エジプト王宮へ忍び込もうとする者の密書ではないか!」
「メンフィス様のお命をねらおうとする暗殺者に違いない!」
手紙はすぐにメンフィス王のもとへ届けられました。王はそれを読むと目を怒らせて怒鳴りました。
「許せぬ!」
「メンフィス様、計画が事前にわかり、誠によろしゅうございました」
「うむ」
ナイル姫とルカが、ともに青い顔をして立っていました。
二人は無言のまま、手紙から目を離すことができなくなっていました。
(これは!まちがいなくイミルサールの字だわ!一体どういうことなの!)
(まずい!王子の計画が露見してしまった!)
そこへさきほど弓を放った兵士が、銀のハトを運んできました。
「これはその密書を運んできたハトでございます。私が弓で射ましたら、
このように銀に変身してしまいました」
あまりに不思議な出来事に、人々は驚きの声をあげました。
ナイル姫とルカはすぐにハトのもとへ駆けよりました。
(ああ、これはイミルサールのハトだわ!)
(王子の大切なハトが!なんということだ!)
「かわいそうに!ルカ、早く矢を抜いてあげて」
ルカは力をこめて矢を抜こうとしましたが、かたい銀の体に突き刺さった矢はびくともしませんでした。
B
ざわざわと人々が騒ぎつづける広間に、メンフィス王の威厳のあるが声が響きわたりました。
「皆のもの!騒ぐな!よいか、この密書を手に入れたことは他言無用ぞ」
「メンフィス、どうしてなの。それでは侵入者が来てしまうわ」
「望むところだ。満月の夜まで密書のことなど知らぬふりをして、このまま敵をおびきよせてやる」
「なんですって!」
「東の門に限らず、王宮のあらゆるところに伏兵を忍ばせて皆殺しにしてやる。
そやつらにエジプトのファラオの恐ろしさを見せてやろうぞ」
「そんな!」
ナイル姫はイミルサールが殺されると思っただけで、がくがくと震え出しました。
(イミルサール、なぜエジプト王宮に忍び込もうとするの。メンフィスを殺すため?
いいえ、そんな……。イミルサールがそんなことをするなんて信じられないわ)
ナイル姫は何度も手紙をやりとりした友達が、そんな恐ろしいことをできる人間だとはとても思えなかったのです。
その日、メンフィス王の命令で宴がひらかれました。
それは、いつもと変わらないようすで宴をもよおせば、敵をますます油断させられるという作戦でした。
エジプトで一番人気が高い吟遊詩人も呼ばれて、宴はたいへん華やかなものになりました。
吟遊詩人は美しい声をした女の人でした。
皆がうっとりと聞きほれているなか、ナイルの姫とルカだけが「心ここにあらず」という感じでおりました。
(なんとしても王子に計画の中止を進言せねばならぬ。しかし、王子のハトは銀に変身してしまった。
これでは王子に手紙を届けるすべがない!満月の夜まで3日しかないというのに!)
(吟遊詩人が歌っている…。イミルサールも吟遊詩人だと言っていたわ。詩を書いてくれたこともあった。
でも本当は……あなたは誰なの?ああ、でも私は彼を助けてあげたい。
会ったことさえないけれど、私たちはもう友達。友達を見殺しにすることはできないわ)
ナイル姫は吟遊詩人をぼんやり見つめながら、イミルサールの詩を思い出していました。
C
------
太陽はまだ海の中
遠き月の触れゆく夜
閨の砂音が詠いしは
かの微笑の幻か ------
(太陽はまだ海の中…イミルサールの詩……。…そうだわ!これだわ!)
よいアイデアが浮かんだナイル姫は、さっそく吟遊詩人をそばに招きました。
「本当に美しい歌声ですね。ぜひあなたに私が作った詩を歌ってもらいたいわ」
「光栄でございます。ナイル姫」
吟遊詩人は大喜びでそう答えました。
隣にいたメンフィス王は少しからかうように、「どのような詩なのだ?」と聞いてきました。
「え、ええ、それはね…、えっと…」
ナイル姫は、一つ一つ言葉を選ぶように自作の詩を読みあげました。
「ふうむ。キャロル、それは何の詩だ?」
ナイル姫の胸はドキンと高鳴りました。
(メンフィスに詩の本当の意味を知られたら大変だわ!)
その詩のなかには、イミルサールへのメッセージが込められていたのです。
「これは、あの…、遠くにいる母を想って作った詩よ」
「母上を想ってか…」
「ええ、私はいつも母を思い出すのよ。
森にいても、砂漠にいても、雲をながめていても。この詩でそんな気持ちを詠ったのよ」
勘のいいメンフィス王が自分の嘘を見破るのではないかと、ナイル姫の心はドキドキしていました。
D
「吟遊詩人の方、いろんな所でこの歌を、たくさんたくさん歌って下さいね」
「はい、それはもう!」
なんといってもエジプトの民の誰もが愛するナイル姫が作った詩です。
吟遊詩人はこの歌をたくさんの人の前で歌えば、もっともっと人気者になれるはずだと有頂天でいました。
ナイル姫は王宮を去っていく吟遊詩人を見送りながら、心配そうにつぶやきました。
「イミルサールは勘の良い人かしら……。だったら良いのだけど……」
まもなく王子がエジプトへ到着し、そのまま旅人のふりをして、テーベの市場へまぎれ込んでいました。
老将軍が王子のそばへ近寄ると小声で話しかけました。
「とうとう今夜、月は満月になりますな、王子」
「うむ」
エジプトの王宮へ忍び込む日が来ていたのです。
そのとき二人のそばを、子供たちが歌を歌いながら通りすぎていきました。
------
太陽はもう森の中
砂漠の中 雲の中
胸の砂音が詠いしは
遠き微笑の幻か ------
E
「あの歌は…!」
王子にとって聞き覚えのある言葉が盛りこまれた詩でした。これではいやでも心にひっかかります。
「いかがされましたかな、王子?」
ただ子供たちが歌っているだけだというのに、王子がひどく驚いているようすなので、
老将軍は不思議そうな顔をしました。
ちがう子供がまた同じ歌を歌いだしました。
「あの詩はなんだ」
王子のひとり言を聞いた通りすがりの町人が声をかけてきました。
「おや、旅のお方だね。あれはいまテーベ中で流行っている歌なのさ。
なんとナイル姫がお作りになった詩なんだよ」
「ナイル姫が!」
「なんでもお母上を想う詩だそうだ」
そう言うと、町人はその歌を歌いながら去っていきました。
隣で話を聞いていた老将軍は王子に話しかけました。
「ほほう、お母上を想う詩でございますか。ナイル姫はお母上と離れて久しゅうございますからな」
しかし王子はそれに答えずに、自分がナイル姫に贈った詩と、いま聞いたナイル姫の詩を
心のなかで何度もくりかえしたあと、きっぱりと言いました。
「違う」
「王子?」
「違う!母を想って作ったのではない!これは…これは私への詩だ!」
「なんと申されます、王子!」
F
「この詩の太陽とはメンフィスのことだ!」
「メンフィス王ですと!……確かにエジプトのファラオは『太陽』と民に讃えられる存在ではありますが…」
「森の中、砂漠の中、雲の中というのは、計画が露見して、
メンフィスの兵士がいたるところに潜んでいるということだ!」
「では我々を捕えるために、エジプト王宮は伏兵だらけということになりますな」
「そうだ」
「おお、ではもしも今宵王宮に向かっておれば……!」
「メンフィスのことだ。侵入者を生かしてはおくまいな」
老将軍はゴクリと唾を飲み込みました。
「姫君のおかげで命拾いをいたしましたな。なるほど詩で危険を伝えるとは…」
「あの姫らしいことをする」
「姫君がこれほどまでに王子のことを大切に想って下さっていたとは。
詩の中にある『胸の砂音が詠いしは 遠き微笑みの幻か』というのは、
王子のことを詠っているのでございましょうぞ」
王子は少しさびしそうに微笑みました。あの詩はヒッタイト王子にではなく、
イミルサールへ贈られたものだということを誰よりも彼が知っていました。
「それにしても王子、事が露見したというならば、なぜにルカは知らせてこなかったのでございましょうな」
「私もそれが気にかかっているのだ。ルカの身になにかあったのであろうか。それとも……」
王子は魔法のハトのことが気がかりになりました。
G
王子のもとへ魔法のハトが帰ってきたのは、それから一年後のことでした。
ルカが運んできた魔法のハトを見ると、王子は悲しそうにその体を両手で包みました。
「そなた……、あの元気な声をもう聞かせてはくれぬのか」
やわらかく温かかった体は、いまは冷えきった銀に変わってしまっています。
突き刺さった矢が、ハトの心臓をつらぬいていることを王子は一目で見抜きました。
その痛々しさが可愛そうになり、彼は矢の柄を持つと、引き抜こうとしました。
「王子、無理でございます。その矢は抜けませぬ」
ルカが残念そうにそう言いましたが、不思議なことに矢はするりと王子の手によって引き抜かれました。
そしてそのまま王子の両手のなかで、かたい銀がぐにゃぐにゃと勝手に動きだしたのです。
「クル……クルック……クル……」
みるみる銀の体がもとの姿に変わり、傷さえもすっかり治ってしまいました。
「おお!そなた!」
「クルクルックークルクルックー(王子様!王子様!)」
元気に自分の名前をよぶハトの声に、王子はうれしそうに答えました。
「この私にこれほど心配させおって、案じていたのだぞ!」
魔法のハトは羽の音をパタパタとたてながら、大好きな王子のそばをくるくると飛びました。
王子が笑顔で人さし指を差しだすと、魔法のハトはいつものように王子の指にちょこんと座って鳴きました。
「クルクルックークルクルックー(ただいまもどりました!お会いしたかったです、王子様!)」
おしまい
>>71タン
ごちそうさま。あなたのお茶、星いつつです。
魔法のハト作家様って前に荒れた時もなごませてくれたよね・・・
ありがとう!
すごく好きなお話だから、続きも読みたいな。
71様、お茶をありがとうございます。
ハト作家様、なごみと癒し(とほのぼのしたおかしみ)のお話ありがとうございます。
前スレから長々と続いた話を終わらせていただきます。色々と暖かい書きこみを下さった
方ありがとうございました。
そして拙い文章やオニマークにも関わらずスルーしてくださった方、番外編の
ありかたについて忠告くださった方、本当にありがとうございました&
すみませんでした。
書かせていただけて本当に良かったです。
38
夕刻。
所在なげに書物を眺めていたキャロルの許にようやく王子が帰って来た。
「おお、姫。だいぶ疲れは取れたようだな。夕餉はまだなのであろう?」
王子は何事もなかったかのような、全く普段どおりの口調で言うと長椅子に腰掛けた。片手には重そうな未決書類の山。
頬を赤らめてまともに王子を見ることも出来ずにいるキャロルを一瞬面白そうに見やると、王子は書類に没頭した。そして夕餉の折の話題は柔らかく噛み砕いたヒッタイトの政治問題。
(何だか変なの。本当に私はこの人と…結婚したのかしら?)
昨夜の優しさや、纏いつくような熱い視線、甘い口説はどこへやら、である。
だが夢などではない証拠にキャロルは夕食後、国王夫妻への謁見を済ませ、王宮内に造られた神殿へも詣でたのである。
王子は注意深く新婚の花嫁を気遣いはしたが、それはキャロルのような子供が憧れる童話の王子様的優しさではなかった。
「疲れたな」
王子はさも当然というようにキャロルを自室に伴った。妻とした女性を独り寝させるつもりはなかったのである。
「ふう。やはり妻を娶ると言うのは大変なことなのだな。正直、これほど自分が気疲れするとは思わなかった」
聞きようによってはかなり危ういことをさらりと王子は言った。キャロルが感づいた様に一夜限りの妻を寝所に引き入れたことは数知れずあったのである。
「おや、面白くなさそうな顔をして。拗ねられては困るな。さぁ、機嫌を直せ。そなたはもう子供ではないのだから」
(本当にこの人は…)
キャロルは生まれて初めて他人をしっかりと理解できたような気がした。
(不器用でぶっきらぼうで。優しいし、頭も良い人なのに…気持ちの表し方が下手で…。童話の中の王子様とはまるで違う)
新婚なのに、もう長く馴染んだような馴れ馴れしさと気安さでキャロルを抱きしめる強い腕の中でキャロルは微笑んだ。
「…あなたを愛しているわ、王子」
イズミル王子は一瞬驚きに言葉を失ったが、すぐ我に返って言った。
「知っている、そのようなこと。だが…分かりきったことでも口に出して言われるとまた嬉しいものだ、な」
終
「絆の生まれるとき」
お疲れ様でした。(^^)
絆の生まれるとき作家様
うpありがトンです。
拙い文章だなんて…そんなことないよぅ!楽しませてもらいました。
オニ含む感想になりそうなので、闇スレにカキコしときますね。
>絆の生まれるとき作家様
今回で完結は、当初の予定通りですか?
まだホントはつづきがあったりしますか?
急に終わっちゃって寂しい〜〜
でもでも、連載お疲れ様でした
次回の作品も、すんごい期待してます
闇鍋でもどっちででも、ぜひまた書いて下さいませ〜
有難うございました
わかってくれている作家様もいるのが嬉しい。
ヤパーリエロを含むのはスレ違いだと思うから。
>>88 は?スレ違い?
そんなこと誰も決めてないじゃん、勝手にルール決めないで。
..:....
..::☆::.。
..::彡彳*ミ:*..
.:+彡*★:ミ:'゚,:ミ。:., 魔法のハト作家様、ほのぼの童話をありがd
.:彡'゚‡,◎゚.☆。.*:ミ,::.. クルックー(大好きです〜)
.,;彡*;▲彡゚*.ミ:★~:ミ+:..
..*彡゚◎.从:*.:ミ,☆,゚〓:ミ:,, 絆作家様、連載ご苦労様&ありがトン
.:彡:。*..★,彡.:◆.ミ.+:◎,ミ。:.. そっけない王子の魅力もまたいいわぁ
.:゚:彡彡彡彡彡ミミミミミミミミ::. とても読み応えがありました
.,,,;┃┃;,,,.
;■■■■;
■■■
..;■■■;...
荒しまくってる香具師って作家なの?
>92
それは誰にも分からないよ。ここは匿名の2chだからね。
.∧_∧
( ゚∀ ゚ )ギャァァァァァ!
゙;:�;:゚。:;
゙:。、�。;。:;
(===)
| | | ∧__∧ マタ ツマラヌモノヲキッテシマッタ
(__)_) ←荒し作家 ( `∀´)
---=======||と )
外部連中じゃないのは確かだね。
常連の中にいると思われ。
マターリしたいのに〜
嵐=作家の話をする人こそ、よっぽど嵐に思えてきたよ。
もうやめようよ。いつまでもそんなこと言ってても仕方ないじゃん。
その話題もうやめー!!
-------終了---------
貝・・・・・・。
貝になります。
貝になった結果、いやがらせ受ける作家様続出。。
かわいそうじゃん!
>いやがらせ受ける作家様
名指しの嫌がらせじゃないときは、スルーするのが最良な気がする。
>>98 また102が良い子に変身中
あまり笑わさんでくれぃ
>>100 違うとオモ。
私も、貝になるこたーない、に同意。
荒れるの恐くて貝になったら、逆効果。
ますます102はヤりたい放題だわ。
<作家様潰し
102は95だす
ババアがなにいってんだか。
まともな事いうと荒しに認定されるわけ?
呆れてモノが言えないよ。
やっぱいたんだねー、なにいってんだかの102。
最悪なヤシ。
おまいら、闇スレ210嫁
102がどーのこーの言って闇スレ荒らしてたヴォケこそ102なんじゃないの?
一人で荒らして喜んでるんだよ。
乗せられるな。
107から102の臭いがプンプンすんだが・・・ なんでだろ〜
さっきから102、102ってウルサイ!一人でいくつレス書いてんだよ!!
誰が誰でもいいけど
何が気に入らないの?
王家スレが分裂したこと?
闇スレの存在自体が気に入らないの?
Ψ(`▼´)Ψはエロパロに王家スレ立てて欲しいの?
わからない・・・・・・・
>好きなだけ罵り合って下さい。
>醜い争いが面白いから見てるだけ。
カキコから推測してみる。
何が気に入らないというより、イヤガラセ愉快犯では?
作家様方に提案&相談・・・
作品冒頭、挨拶文にこれを含めるのは如何でしょうか
〜駄作作家です
幼稚な文章でつまらない話を、ダラダラノロノロとうpして参りますが〜
読者にマンセーのレスしか書くな、という意味でなく
あくまでも迷惑行為防止のテンプレとしてです
悪意ある中傷レスと感じたら、「最初に断ってるしょ」などと
ツッコミたいのでございますw
意味ないでしょ。
ますます駄作&駄作作家扱いされるに500000メンヒス
読みなおしたら、誤解招きそなカキコでした
自分は読者です
あからさまな擁護レスよりも書き易いかとw
すいませんでした
>幼稚な文章でつまらない話を、ダラダラノロノロとうp
牽制とわかってても「じゃあうpヤメロ」と言いたくなるな。
で、ほんとにそういう文章がうpされた時も批判できないの?
それは勘弁。
スレが分裂したって言っても
こっちのレスと闇スレのレスを
一緒くた捕らえて反応しているヤシもいる。
もともと分裂なんてものはモトから必要なかったみたいだ
漏れは作品は本スレにうpされるもので、別スレはヲチに使うものだと
思ってたが。
もういい加減にしてよぉ・゚・(ノД`)・゚・
王家の二次創作を読ませてもらって楽しみたい、ドキドキしたい、
王家好きのみんなでマターリしたいじゃダメなの?
私もそう思ってるよ〜<119タン
前のようにたくさんの作品に囲まれて幸せになりたいでつ。
2ちゃんだから荒れて当然って考えはイクナイ!
ここはマターリマターリがいいの。それだって2ちゃんの形のひとつでつ。
>>115,118
あなた達(1人?)どんな作品だったら満足するの?
そこまで言うなら自分で「幼稚な文章でつまらない話」じゃないのを書けば?
手本を見せて下さい。
自分に自信をお持ちみたいだし、楽しみに待っておくわ。
その人が一生懸命書いたものであればいいんじゃないの?
嫌だったらスルーすればいいし。
スルーできないからこういう事態になっているのは分かっているんだけどね・・・。
>>121 151でも118でもないけど、謙りすぎる態度もどうかと思う。
あんまりひどいと、じゃあなんでうpしたんだ?って逆に問いつめたくなる。
読み手も書き手も変にギスギスしているから、雰囲気がそうさせないのかと思うけど、
読んでくれたら嬉しいな、気に入ってくれたら嬉しいな、位の気持ちでいいのでは?
読者っつっても作家が多いから、批判したくて仕方ないって人もいるんと違う?
自分よかヘタと思ってる作品がうpされたり、読者の反応があったりすると面白くないんだろ。
>>123 それがマジで起こっていたら怖いな。
ネット上だからって、モニターの向こうの人を思いやれない人はある意味かわいそうだな。
褒めレス付く 1 そのまま素直に受け取れる
2 褒め殺しかと疑う
3 ジエンを疑う
4 1〜3が全てを疑い、しらける
1つのレスでも、受け取る人の感情とスレの雰囲気で様々なわけで・・・。
結局、荒れるんだよな。・゚・(ノД`)・゚・。
>124
マジで起こっていたら恐い・・・てか。
ここは昔からずっとそんな感じだよ。
どの作家もマンセーされたくて仕方ねーのさ。
批判めいたレスするヤシに限って自分も駄作書いてそうw)
そそ。
んで自分よかマンセーレス多い作家タンは、叩くか褒め殺して
ジエーン作家に仕立てあげるか、はたまた当人に化けて
重複スレ立てて追い出すのさ。
それが嵐作家、悪の親玉。
作家だもんだから、書きグセ口調変えた分身が
名無し装うなんざお手のモノ。
すべてがそうではないまでも、得意の手口。
こっちが沈黙したならば尚更好都合。
質悪いよ。
>128
今やその話題を出すことの方がスレ荒しとる。
ヲチスレ立ててそっちでやってください。
お願い。
せめて闇スレに行ってくれればいいのに。
あっちは自由な発言OKがうりの一つなんだし。
こっちはマターリスレのはずなのに〜
「眠りの森」が読みたいよぅ。
>>131 また仕切る!
あっちは自由、こっちはマターリなんていつ決まったよ?
どっちも2ちゃんのスレ、発言は自由なはず。
読者も何もかも意見の違うものはあっちに放り込んで蓋したつもり?
勝手に闇スレを立てたの、実はアンタみたいな香具師じゃないのと思えてきたよ最近。
>>129-131 読者の意見ならば、残念です。
ウプは急かす、読みたいから荒れるような発言は控えよ、作家は何事も無言で耐え、作品執筆のみに集中せよ。
そう聞こえます。
疲れ、悲観的になっているのかもしれませんが。
>>128がわたしと同じ思いをなさった人か、または読者様か、不明ながら勇気ある発言、有難いです。
そんなにキツイ言葉で叩かなくても。
135は133に対してのレスでつ。
>134
ヒステリックに反応しすぎ。
疲れて悲観的になってるのに何でわざわざ2ちゃん見に来るのさ。
たとえ作家様だとしても、スレを荒らすような発言するなら来ないでくれ。
一読者より。
>>137 あんたに他人に来るなとか言う権利はないだろうにね。
なにを偉そうに仕切ってんのよ。
は?
なにが読者よりだい!
嵐作家より、だ!!
こーゆーことばっかやってんだよ。
とことん汚いヤシ、最低。
もっとやれー。
>140
消えうせろ。
>141
やだよ、ここイタくて面白いもん。
でも漏れの書き込みは140が初めてなんだゾ?☆
嵐作家なんてホントに実在するの?
私は皆が少しずつ持ってる嫉妬心&意地悪心の化身のような気がしてます。
皆からちょこちょこ吐かれた毒カキコが○○=○○=○○とか憶測で結ばれて
他人のカキコを嵐作家とお互い決め付けてる間にどんどん膨らんでいったのでは。
マターリマターリ言い過ぎると逆に荒れそうだけど、もっと落ち着いても良いんじゃないかな。
「読者より」
「○○の一人です」
「○○じゃない(別人)けど」
わりぃことしてる人の心理。
自己の特徴を前置く(ことわる)のは、嘘を見破られまい、
相手を撹乱させようとする行為。
相手の印象をコントロールしたいといった願望
或いは、自信の無さ(不安)から来るものである場合が往々にして見られ、
罪悪感や不安を抱え、じっとしていることが出来ず自ら犯した罪を隠蔽しようとする。
結果としては逆効果であり、正体を露呈することになるのだが
抑制は難しい
と、習ったが。
>143
ご本人
みなさん、何だかんだ言って祭りスキだよねぇ。
これでストレス発散できて、またマターリできるんなら、これはナイルの氾濫だねっ!
>144
>自己の特徴を前置く(ことわる)のは
このスレの場合、なんでもかんでも○=○=○と決め付けて煽る香具師が
鬱陶しいから、無駄だと知りつつ一応断っておく人もいると思うよ。
私もいきなり○=○厨に絡まれて、なんだ全然わからずに吼えてるだけ
なんだとわかって呆れた。反論もめんどくさいからしないけど。
>>148 レスる相手とカキコの中身が面白いでつ♪
愚痴は言ってもいいけど、ここで言わなくてもいいんじゃないの?
それであえてスレを使い分けている人だっていっぱいいるんだし、
スレを荒れさせようとしているようにしか見えない。
何回も繰り返してきたことなんだから、少なくともこの場だけでも、いい加減収束させようよ。
このスレはそもそも王家の二次創作を発表する場でしょう?
作家絡みのネタはもういいよ。
結局、何も出来ないんだから。
みんな、過去ログ読み返してよ。
程度の差こそあれ、作品を連載(短編も)して一度も叩かれたことの
無い作家さんなんか、いないから。
>>150 じゃー愚痴はどこで言えばいいんでつか?
闇スレ逝け
なんでもありをカン違いせんでくれ<闇スレ
137の一読者ですが、作家だと思われそうだったからそう書いたの。
逆効果だったか。
逆に荒らしになってすまんかった。
あんまり過剰反応しすぎててウザかったんでつい。
>150
>愚痴は言ってもいいけど、ここで言わなくてもいいんじゃないの?
>少なくともこの場だけでも、いい加減収束させようよ。
自己中心的なうえに浅はかな考え方だ。
んなことどーでもいい。
話ひっぱっとるキミもウザイよ。
それに、作家と思われたくなかったって。
思う思わないは読み手次第。
過剰反応はそっち。
またなんでわざわざ出てきて言訳するかね。
余計に、あやしい。
叩き屋と煽ラーに餌やってどうする。
ウゲ、また102かよ
>155
作家か読者かなんか聞いてないよ。
来ないでくれとか、偉そうに仕切った事で
すまんかった、なら分かるけど?
155をいぢめるな!
そゆ香具師なの!
生姜無いじゃん!w
もう誰が誰とかどうでもいいから、いちいち餌に飛びつくのはやめれ。
プッ=3
|_|´・ω・`) そ〜〜
|マ|o旦~o
| ̄|―u'
""""""""""
| |
| |∧,,_∧
|_| ・ω・`) みんながマターリするように願いを込めてみるから・・・
|タ|o旦~o.
| ̄|―u'
""""""""""
| |
| |∧,,_∧むぅ〜んんん・・・・はっ!
|_| ーωー`) ヽ从/
|ー| つ つ 〜 旦~
| ̄|―u' 丿Yヽ
""""""""""
| |
| | ∧_,,∧
|_| (´・ω・`) これ飲んでマターリして下さいね
|リ|o っ
| ̄|―u' 旦~
"""""""""""""""""""""""""""""""
ブリッ=3
職人タン
お茶ありがトン。
脳内あぼーんしてるから平気だよーー。
163タソ、私もお茶いただきました〜。ありがと。
165タソと同じく脳内あぼーんばかりのこの頃だけど、
このスレを愛してるのでマターリお茶しつつ見守ってまつ。
祈り作家様&童話作家様、どうか新作おねがいします・・・
心を清々しくさせてくれる作品が読みたいです。
ここが荒れると、心がすさんでしまうよ〜。
清々しいのお話はもちろん、止まってしまっている連載作品も
新しい作品も何でも読ませて下さいませ〜。
クルックーの続きが読みたいよ〜
健気なハトさん萌え〜
誰もが安心して読める作風がイイ!
業務連絡〜
ダイジェストサイトが更新されていました!
396管理人様、いつも本当にありがとうございます
____∧__,,∧__
/ (´・ω・`).| ζ
/__ ._'''''''''''''' |つ旦
と .| |・ ◎、 |\
| | |・ \|/ 管理人様に感謝のお茶ドゾー
| |_|・ .|
|____.|
旦 旦 旦 ∪ ∪
連絡乙〜。
んじゃ、逝ってくるよん〜
管理人タマありがトン。
ここも闇鍋も、うpもレスもないのサミシイですな。
皆さん元気?
勝手にスレ分けしたりするからだよ、議論している人たち、バッカジャナイの?
ここは808が王家スレにウプしてからずっと追ってお気に入りにしていたのに、
私はただの一人読者だよ、作家でも何でもない。だけどね、
スレを分けるの何だの、あんた達何やっているのよって感じ。
こんなことやっているから、新作も読めなくなった!!!
いい大人でしょ?王家のファンなら?なんでイヤな物語はスルーして
楽しむことができないのかなぁ?新作が読めなくて、続きが読めなくて、
本当に悲しい。
>173
ババアがなに言ってんだか。
まーねー。
でもさ、あんた達何やってんの?言っても、スレ分けの真相だって分かんない訳っしょ・・?
Ψ(`▼´)Ψ派が自由に騒げる場が欲しくて、住人をムシして勝手に立ててしまったのか?
それとも実は清純派がΨ(`▼´)Ψを追い出したくて裏工作的に立ててしまったのか?
それとも、実の実はΨ(`▼´)Ψと清純派を対立させるように煽った者がいるのか?
いち読者がやったのか、作家がやったのか、ヲッチャー嵐がやったのか?
すべて謎だよ。
議論してるのはきっと作家陣なんだろうけどさ。
清純モノだろうが、Ψ(`▼´)Ψだろうが、面白けりゃ何でもいいのになんで合い入れられないのかね。
とにかく作品であれレスであれ嫌ならスルーすればいいんだ。
スルーするなんざ、何でもない簡単な事でしょうに。
>174
あんたは真相が解っているのか?意味のない煽りはやめろ。
私もこの擦れ最初から追ってるクチ。
だから今の状態はすごくいやだな。
今までも何度もアラシはあったけど
こうやって作家同士の確執だの、
清純派だのエチー派だのって対立させてるようなのは
かなり悪質だと思うよ。
マターリやっていきたいんだけど
作品うpしたくてもなかなかし辛い。
もっと自分に「こんなの書いたから読んで!」って
できるような度胸があればできたかもしれないけど
また何か幼稚でつまんないとか書かれたらどうしようとか
不安が先にたっちゃうし・・・。
愚痴になっちゃってごめんなさい。
早く元のように活気のあるスレになるといいな。
清純派って・・・いつからそんなジャンルができたのですか?
先週、久々にのぞいてビックリ。
スレが統合されることは、この先無いの?
派閥を作ること自体がナンセンス。
どっちも楽しんでいる住人だっているんだから。
派閥とは意味合いが違うような。
本当は18禁ネタはpinkでやるべきなのを
ずっと目をつむって来た住人も多いと思う。
どぎついエロは雰囲気を悪くする傾向があるし、それに
王家ファンの子供だって読むかも知れないのに。
>>181 前にもあったけど、
スレにいくつかある程度なら問題ないらしい。
ただ、今回の闇スレのようにエロメインとなると、
やはりpink鯖に移るべきなんだろうね。
それに、そもそもスレが重複しているわけなんだが・・・。
>>181-182 情報操作すんな
どこ読んでエロがメインと?
子供が読むと?
てめーの城のルール持ってくんな。
すっこんでろヴァカ。
エロネタにずっと目をつむってきたって、アナタ。
このスレはそもそも808のエロネタから始まったのでつよ。
>>184 久し振りのホンモノの当初からの住人ハケーン。
>>181-182 そういう話から闇スレへと分かれたんでしょう。
マターリしたいなら、蒸し返し(・A・)イクナイ!!
敵意むき出しのレスする人は、良いこと書いていても説得力なくなるからやめてくれ。
それだけで雰囲気悪くなるんだしさ・・・。
186な〜に仕切ってんだか
>>186 激しく同意。言葉がギスギスしてるから、よけいに荒れてしまってる感じ。
実生活でもそうだよね。同じことを言われても、口調ひとつで伝わり方が違うよね。
それから皆さん、イブがきましたな。めりーくりすます☆
プッ
あのさぁ、もういいんぢゃない?
スレ分けを勝手にされたのは嫌だったけど、もう分けちゃったんだし、スレ分
け賛成派もいる事だし。
マターリ世界なんだから、受け入れて行こうよ。
荒らしが作家だとは私は思わないよ。
だって2ちゃんなんだよ、ここは。
どんな事も断定は出来ないよ。
名もない小ネタ作家でした。
1
キャロルがムーラに羊毛の糸と編み針を所望したのは冬至の大祭も半月後かという頃だった。何をなさるのですかと訝るムーラにキャロルは笑って編物、と答えた。
おっとりとしたふうのキャロルなのに、その指先は驚くほど器用でしなやかだった。
ムーラの目の前でキャロルは胡桃の渋で極細に紡がせた毛糸をこっくりとした色合いの茶色に染め、指をすばしっこく動かして作り目をして、さくさくと編物を始めた。
「姫君、まぁ、何て細かい編目!それに初めて見る編み方ですわ。何をお作りなのですか?」
「えっとね、ムーラ。王子に手袋を、と思って」
「手袋でございますか?」
「ええ。外出したり武術の鍛錬をするときに使ってもらえるかもしれないと思って・・・。私の故郷ではね、冬至の少し後にお祭りをするの。その時には贈り物もしあうのよ。私、ずっと王子に何かをしてもらうばかりでしょう?だから・・・」
「まぁ。王子はいかばかりお喜びでございましょう?」
「もちろん、王子には内緒。驚かせたいし、もし上手くできなかったら恥ずかしいもの」
若い侍女達はキャロルの編み針から複雑な編目が生まれてくるのを感心して見守った。
「姫君、今度は何をされますの?」
「手の甲の部分が出来たから指を編むの。一本ずつね」
「わぁ…。あの、姫君。もしよろしければ私達にもお教えくださいな。姫君が王子になされるように私達にも編んであげたい相手がいるんです…」
「いいわよ。一緒に編みましょう」
2
「ここはずいぶんと賑やかだな」
夕刻、公務を終えてキャロルの部屋を訪れた王子を迎えたのは賑やかで楽しそうな笑い声だった。
「あらっ、王子だわ!大変、隠さなきゃ。皆、続きはまた明日ね」
「はいっ、姫君。本当に楽しゅうございましたわ」
「あなた方!早く王子のお席を!姫君、お出迎えあそばせ!」
キャロルは柳の箱に編物を隠して王子を出迎えた。
「おかえりなさい、王子。今日も忙しかった?」
「…まぁ、な。そなたはずいぶんと楽しそうに笑っていた。ああいう笑い方もできるのだな」
自分だけを好きでいて、自分のことだけを考えて帰りを待っていてくれて、帰れば走って出迎えてくれるはずのキャロルはこの頃、何だか少しよそよそしい。王子はそれが面白くない。
「侍女達とおしゃべりをしていたの」
「王子、年頃の娘同士のおしゃべりは時を忘れるほどに楽しいものでございますもの。姫君も悪気があってなさったことではございません」
おかしなことにムーラまでがキャロルの味方だ。
「…何を企んでいるかは知らぬ。嫁入り前の娘達のかしましさくらい知っている。そなたも同じ年頃の侍女達と話が弾むこともあろう。
が、婚儀よりあとは許さぬぞ。妻となればもはや…」
王子はキャロルの耳朶を甘く噛んだ。
「やだっ、王子ったら!くすぐったいったら!それ、いや!」
キャロルはきゃっきゃと笑って王子を押しのけた。
(全く。女はこうされれば悦ぶのだがなぁ)
王子の目の端に柳の籠が映った。
(見なれぬな。何か女どもが隠し事をしているようだが、‘秘密’はあれかな)
「姫、そなた、私に何か隠し事でもしておらぬか?早く白状いたせ」
「あ、あら!隠し事なんて!白状するようなことなんてないわ。ねえ、ムーラ!」
ムーラは無言でキャロルの味方をした。
3
「ねえ、ムーラ。あなた、毎朝、王子の手水鉢を寝室に置きに行くのよね?
その時、王子は眠っているかしら?」
「? はい、姫君。まだ夜明け前でございますから王子もお目を瞑られたままでございます。静かにそっと置きに参りますよ」
「そう!ねえ、お願い。明日の朝だけでよいからその役目を私に譲ってもらえないかしら?この手袋ね、王子が眠っている間に枕許に置いておきたいの!」
訝しげな乳母にキャロルは手早く説明した。冬の、キャロルの故郷では「クリスマス」と呼ばれるお祭りの時は贈り物を眠っている大切な人の枕許にそっと置くのだと。
「??? 妙な…風習もあったものでございますねぇ。
よろしゅうございます。では明日は姫君にご手水のことをお願い致しましょう。でも姫君、王子はお忙しい方。それに少しの物音でもお目覚めでございます。枕許はおよしになれば?」
「大丈夫よ!ありがとう、ムーラ」
キャロルは綺麗に編みあがった手袋を革の袋に入れて口を組紐で飾った。どれもキャロルが心をこめて作ったものである。
翌朝。まだ真っ暗なうちにキャロルは起きだし、凍てつく冷気の中、王子の寝室に向かった。
常夜灯の灯りを頼りに手水鉢を置くとそっと王子の眠る寝台に近づいた。心臓はどきどきして、暗い灯火に照らされた王子の寝顔に思わず見蕩れてしまう。
(私の…好きな人。メリー・クリスマス!)
キャロルはよせばいいのに王子の枕許に贈り物の袋を置いた。そのとたんに。
「何奴!」
キャロルは王子に思いきり腕を引っ張られ、寝台に押し倒されてしまった。
「きゃあっ!」
4
王子は寝室の扉が開いたときから目覚めていた。それはいつものこと。でも今朝は聞きなれたムーラの足音ではない足音が近づいてきた。
(刺客、か?いや、違う。この足音は…。しかし何故、姫が?)
王子の気迫に気圧されて、驚き恐ろしそうに震えるキャロルを見下ろす王子。
「これはこれは。刺客か不埒者かと思って捕らえてみれば、姫ではないか。
このような時間に私の寝室に来てくれるとは。何用かな?婚儀に先立ち私の…妃になりに来たとか?」
「ちっ、違うったら!やだ、やめて、やめて。怖いっ!」
涙目で訴えて暴れまわるキャロルの幼さに王子は苦笑すると、腕の力を緩めてやった。
「起こしたことは謝るわ。ごめんなさい。あの、まだ朝早いしゆっくり寝て?」一体どうしたのだ?白状するまで離さぬぞ」
キャロルは気まずそうに真っ赤になってうつむいていたが、結局は王子に白状させられた。
「……贈り物をしたかったの。私の故郷では今日、贈り物をするの。家族や大切な人に。それで王子は私の大切な人だから」
いつもの淡々とした感情の読めない顔は崩さなかったが王子はとても嬉しかった。そう、とても、とても。
最愛の恋人でもあるけれど、どこか幼い子供よと侮ってもいたキャロルが自分を気遣い、感謝の言葉を口にするなんて。
王子は袋を開けて手袋を取り出した。毛糸で編まれた5本指の手袋の見事さに王子は感心した。糸だけでこんな品も出来るとは知らなかったのだ。
「これは…。このような見事な品は初めて見る。そなたが作ったのか?一体、どうしたらこのように出来るのか」
「ママに習ったの。慣れれば難しくないわ。ね、嵌めてみて。大きさは…ああ、ちょうどいいわ!良かった!
…王子?どうしたの?あのぅ…気にいらなかった?」
イズミル王子は無言でキャロルを掻き抱いた。幸せな暖かさが胸に満ち、その暖かさは涙になって彼の目を潤ませた。
王子はキャロルの小さい身体を抱きしめながら思う。私はもう孤独ではない。寄りそう幸せな時間は始まったばかりだと。
クリスマスに免じてスルーしてください。
連載途中の作家様たち、待ってます。
断定はできない、ねぇ。
だったら荒らしが作家、と思うのも勝手でしょうに。
わたしはどっちでもいいや、荒れたことに変りは無し。
マタ〜リしました作家様〜〜
あったかいお話アリガd!!
マタ〜リさま、ほんとうに心の温まるお話でした。
マターリ作家さま、幸せでつ〜〜〜
ありがたやありがたや。素敵なクリスマスプレゼントでした。
マターリしますた!
1
「まあ、雪だわ!」
キャロルは自分の部屋に面した王宮の中庭に出て、空から舞い落ちる綿雪にそっと手を伸ばしていた。
「この時期の我が国、ヒッタイトでは雪など降って当然のこと。
日々厳しくなる寒さを知らせる空よりの手紙に、喜ぶ者なぞ他にはおらぬぞ」
そんな言葉とは裏腹に、キャロルの部屋の長椅子にゆったりともたれながら
その光景を見つめるイズミルの表情はかすかに笑んでいる。
「空からの手紙?なんて素敵な言葉でしょう。ヒッタイトでは雪のことをそう呼ぶのね」
キャロルはますますはしゃいで、舞い散る雪の中で踊るように優しくイズミルを誘った。
「ねえ、王子。雪のヒッタイトは本当に美しいわ。ここから一緒に眺めましょうよ。ね?」
「ふ・・・まるで子供ではないか・・・」
いかにも困った子供だ、といった風な答えを投げかけながら
イズミルはしなやかな長身をゆっくりと起こし、キャロルが待つ庭へと降りていった。
「ほら見て、王子。木の葉に少しずつ雪が積もってとても綺麗だわ」
身近にある木を細く白い指で示しながら、自分の方へと向かってくる王子にキャロルは微笑む。
黄金の髪にふんわりと雪の結晶を飾り、青い瞳は喜びに輝き、雪と同じ色の肌は寒さにほんのりと色づいて、
雪の精の化身かとも見まごう彼女の美しさにイズミルは一瞬息を飲む。
「きゃっ」
イズミルはキャロルに言葉を返さず、後ろからそっと抱き締めたのだった。
「おお、なんとこのように冷たくなって。雪を愛でたくば部屋の中からでも出来るであろう。さあ、部屋へ・・・」
自分の腰に回された逞しい腕の力強さに胸がときめくのを感じながらも
「だって・・・こうやって手のひらに雪の冷たさを感じて楽しむのよ」
などとキャロルは少し強がる。
再びイズミルはそれに答えず、腕にますます力を込めてキャロルを自分の体に引き寄せ、白く誘う首筋にそっと唇を当てた。
2
冷たい空気を払うが如く熱い王子の唇を受けて、キャロルは自分も言葉を無くしてしまう。
まるで唇が当てられた所から、体の隅々に熱い流れが走るような気がする。
雪よりも美しい、冷たいほどの端整な顔立ち、何もかも見透かされてしまうような鋭い琥珀色の瞳・・・
最初は彼の美しさと英邁さゆえに恐れていたキャロルだったが、共に過ごすうちに垣間見ることが出来る
自分を愛してくれているがゆえの王子の表情や仕草に胸が痛むほどの喜びを感じるようになっていた。
淡い影を落とす瞼を伏せ、たおやかな体を自分に預けるようにもたれかかるキャロルを見て
イズミルは軽々とその体を抱き上げる。
「言わぬことはない。すっかり冷えてしまっだのであろう。温めねば・・・」
部屋までほんのわずかな距離だというのに、イズミルはマントをキャロルの体に巻きつけ
壊れ物を扱う如くに抱いて部屋へと向かった。
「本当に仕方のない子供だな、そなたは」
先程まで自分が身を横たえていた長椅子にキャロルを寝かせながら、イズミルは端整な表情を崩さずに言う。
決して怒っているわけでも、呆れている顔でもないとキャロルは知っていた。
ヒッタイトに来てから、何度も何度も見た王子のこの顔。
手を伸ばせば触れられるほど身近にいる時には、いつも美しいその顔の眉一つさえ動かさない。
けれど・・・長い睫の下に琥珀に燃える瞳が愛を告げる鮮やかな光を湛えているのだった。
(どうして顔全体にその愛を表してくれないのかしら。
そうしてくれたら・・・私だってあなたを愛していますって言えるのに)
今も今とて王子の瞳に見える光を確かめながら、キャロルは表情を変えない彼の不器用さに少し戸惑う。
(私だって王子の首に腕を巻きつけて、私が感じている熱さを感じてもらいたいのに・・・。そうだわ!)
3
真っ直ぐに自分の目を覗き込む青い瞳を見つめ返しながら、イズミルは思わず表情を崩しそうになる。
時には子供のようでありながら、いま目の前で自分を探るように見ているキャロルはまぎれもない女を感じさせた。
怯えた子供は日々自分の手元で心を解き放ち、こうして時に艶やかな女の顔見せるようになっている。
待って待って待って・・・待ち続けたイズミルは、もう待ちきれぬいう己の心の叫びに身を焦がしていた。
だが、それだけの価値のあるこの宝物を二度と失うわけにはいかぬ。
それゆえ、燃えるような恋情を冷たい表情の下に押さえ込んでいたのだった。
(おお、だが姫のこの眼差し・・・まこと姫は私を?)
「ねえ、王子。今日はね、私の故郷ではクリスマスという日なの」
濡れたような青さで見つめるキャロルの眼差しに、思わず手を伸ばしそうになっていたイズミルはハッとして我に返る。
「クリスマス?」
「ええ、クリスマスというの。この日は私達にとってとても大切な日なのよ。世界に愛が生まれた日と言われていたわ」
キャロルは横たえられていた身を起こし、イズミルの顔に自分の顔を近づけてその頬を震える指で触れた。
「上手く説明出来ないんだけど・・・ある神様が世界に誕生してね、その神様の存在自体が愛そのものだったの。
そして世界は愛を中心に生まれ変わったんだわ・・・」
イズミルはキャロルの瞳にうっすらと涙が浮かんだのに気づく。
「クリスマスの日にはいつも雪が降っていたの。そしてその日には必ず誰よりも大切な人達と一緒に過ごしたわ。
王子・・・これからはずっとずっとあなたの傍でクリスマスを迎えたいの」
「おお、姫!姫よ・・・」
突き上げる愛しさと喜びにイズミルは夢中でキャロルの唇を求める。
薔薇色の小さな唇は温かく、柔らかく、イズミルの唇の下で熱い吐息を漏らして応えた。
4
名残惜しげに唇を離しながら、もはや隠しようのない熱情を琥珀色の瞳に焦げつかせてイズミルは言う。
「いつまでも私と共にいてくれるか。私だけを・・・誰よりも私だけを愛して傍にいてくれると申すか、姫よ」
吐息が頬にかかるほど近くにある王子の顔にいつもの冷たさは消え、キャロルを想う愛だけが支配している。
これほどにイズミルが感情を顕わにしたのは初めてだった。
キャロルは王子の長い指に自分の指をからませて、激しい鼓動を打つ心臓へと引き寄せる。
「いつまでも王子の傍にいるわ。どんな時も、あなただけを見つけて・・・」
キャロルはそれ以上言葉を続けることが出来なかった。
深々と雪の降り積もる夜。
星のさんざめく音も、風が渡る音も、すべてが雪に眠る静寂の中。
「愛している」
「愛しているわ・・・」
数千年後に命を得るクリスマス。
この日、イズミルとキャロルはお互いの胸と体にその愛の意味をしっかりと刻んだのだった。
マタ〜リ作家様に触発されてさくさくっと書いてみました。
(一部マタ〜リ作家様とダブってしまうような内容があるかもしれません。お許しを〜)
ほんの少し、王子とキャロルと一緒にクリスマスを感じていただければ嬉しいです。
みなさま、メリークリスマス☆
曰 / ̄ \
| |0⌒> ヽ
| | ⊂ニニニ⊃ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノシヽ (〃´Д`)_ < なにがクリスマスだ畜生〜
||ャ ||/ .| ¢、 \__________
||ン || | .  ̄丶.)
||ペ||L二⊃ .(<コ:彡)\
||\||ン || \
|| \`~~´ \
|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .☆
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ,个、
|| || ノ ♪ミ
|| || イ 彡※ヽ
||||
マターリ作家様、雪のクリスマス作家様、ありがとんーーーーー!
クリスマスプレゼントうpがとってもうれしかったですう(涙)
しかも王子が幸せになれるお話で幸せ〜
>雪のクリスマス
マタ〜リが好評だったから、似たようなパターンで書いたの?
読んでいてそんな気がした。
>209
>マタ〜リ作家様に触発されて
とちゃんと書かれていますよ。
クリスマス当日だし良い雰囲気ですね。
ゴメンナサイ、私もちょっと興ざめです。
前置きすればいいってものでは無いと・・・。
「マタ〜リ」で良いムードだったのに、なんで直後にやるのかなぁ。
うpして貰っただけありがたく思えや。
>>212 慇懃無礼・・・チミのレス見てると、そんな言葉が浮かんだ。
確かに言葉は乱暴だけど、丁寧過ぎるよりは個人的には好きだったりする。
作家様達〜プレゼントありがトン。気持ちがポッカポッカになりましただ。
>>212 慇懃無礼・・・ワロタ。
して貰っただけありがたく思えやか。
自己レスだったらdでもねぇけどよ。
>214
自己レスと思わせる為の卑劣な手に引っかからないように。
なんだかねぇ。
わたしも
>>206のファンサイト調のノリが苦手かも。作風もファンサイト風っていうか。
マターリしたいけど、2ちゃんの雰囲気が崩れすぎるのは嫌だな。
雪のクリスマスを書かせていただいた者です。
マタ〜リ作家様のお話を読まとせていただいて、上に書いたようなあらすじがバーっと浮かんだものですから
勢いにまかせて書き上げてうpしてしまいました。
似たような内容ですし、興ざめされた方がいらっしゃるのも当然だと思います。
それに何よりマタ〜リ作家様が気分を害されたのではないかと本当に申し訳ない気持ちです。
真似するというような悪意やここの雰囲気を悪くするような気はまったくなかったのですが、
結果的にそう受け取られても仕方ないことをしてしまいました。
デリケートな時期なのによく考えもせずにこのような事をしてしまって・・・
言葉も配慮も考えも足りませんでした。反省しています。
マタ〜リ作家様はじめここの住人の皆様、本当に本当にごめんなさい。
うpされなければクレクレ言い。
うpされれば批判する。
どうしょうもないね。
あんた達。
>>217 雪のクリスマス 作家さま
悪意があって書いたわけじゃないんだから、もう気にしないで下さい。
また自分の行動に対する反省の文を揚げた事で十分ではないでしょうか。
また、これに懲りず作品を書いてください。
>>218 横レスすまん。批判されても仕方ない様にも思うが。。。
二次創作を元に創作する事は、二次創作の世界ではタブーなのに、わかっていてやっていると公言されているのでイタタ度が高いよ。(知らないんだろうな)
この荒れたムードの中で、勇気あるなーと思って見てました。
以上、自己レスですた。
なァ〜んてやだよ?
作家様ご本人がコメントされた後に書くのもなんだけど。
確かにどっちもクリスマスを題材、王子×キャロルだけど
パクリと感じるほど話が似てるわけじゃない。
今日はクリスマスなんだから、どっちもそれを主題に持ってきただけという気がする。
221は219へのレス〜
>223
あんたは救いようがないね〜
自己擁護レスみっともな〜
本人レスの時だけ良い子チャン〜
>>222 わたしも同じこと思って読んでた。
220タンが言うほどの二次創作元にした二次創作という気はしなかったもん。
それって、ある二次創作のキャラ設定とかストーリーとかを
使った場合を指すんじゃないのかな?
作家タン曰く「触発された」だけでしょう?
話自体は全然違うと思いまつ。
なんでそんなに叩くかなぁ。
>マタ〜リ作家様、雪のクリスマス作家様
クリスマスに心がほんわかするような作品をありがと!
も〜ええっちゅうに!
>>222 いや、パクリが問題というよりも・・・話が似てるかどうか以前に・・・
>マタ〜リ作家様に触発されてさくさくっと書いてみました。
>(一部マタ〜リ作家様とダブってしまうような内容があるかもしれません。お許しを〜)
これはどうかと・・・お許しを〜って何じゃいな?って感じ。
勘違いしてね?この人。
>>227 ご本人ですか?
w)w)w)w)w)w)w)w)
良い子チャンのうしろには
スグ、禿胴仲間がくっついてくんのね。
笑えねぇよ。
今度はぱくり騒動か。好きだなお前ら。
結局ここの一部?の住人か作家は
誰がナニを書こうともジサクジエンだの何だの言い出すってことだな。
>233
誰がナニを書こうとも?
そんなことナイよ。
良作には読者も反応が良いし、変なレスも付かないんじゃなーい?
>良作には読者も反応が良いし、変なレスも付かないんじゃなーい?
そりゃ自分でいいレスつけるし、
いつもの人をけなすような変なレスは自分にはつけないもんな(w
この件で文句とか意見を言えるのは、まずはマタ〜リ作家様。
>>233 いや、ここの作家の中には嫌味なことして
よい子に同意に擁護レス、間に叩きレスも混ぜて
ジエーンワールド展開する馬鹿がいるんよ。
てか、本人にレスしてどーするよ、自分。
(w
つまり雪のクリスマス作家がジサクジエン荒らし作家の張本人ってわけ?
>239
じゃないかなっと思うよ・・・
>>238 233がジエーンワールド展開する馬鹿ってこと?
>>そりゃ自分でいいレスつけるし、
>>いつもの人をけなすような変なレスは自分にはつけないもんな(w
それは違うんじゃないかな?
いいもんにはいいレスがつくでしょう。
要するに「雪のクリスマス」は荒らし作家が書いたパクリで駄作だということでいいでしょうか?
誰かが作品挙げるたびに、こう荒れるんじゃあ作品のできは
兎も角うpしようにも出来ない人も出てくるんだろうな(´-‘).。oO
いくら2ちゃんとはいえ…
ひどいレスつけてる人達、事実じゃなかったらどうするの?
あんまりにもヒドイよぉ〜(つД`)
感想レスつかない作家は、他の作品はぜーんぶ自分でいいレスつけてると思いたいんだろうよ。
それはいくらなんでもきめつけすぎじゃない・・・
>>246 だーかーらー。
誰かが作品挙げるたびに、とは違うでしょう。
今回のは叩かれても仕方ない・・・。
>251
ププ・・アンタも必死だねェ!!
>>252 きっと、作品読まないでレスつけてんだよ。
ほっときゃいいじゃん。
>>252 叩かれても仕方が無い?
楽しんでいる人もいるんだぞ・・・と。
私は両作品とも楽しく読みました。
どちらも素敵な作品でした。作家さま、ありがとうございます!
>雪のクリスマス作家様
謝罪されたんだし罵詈雑言はあまり気にしなくても、と思います。
クリスマスネタを連続投下されたことは、やっぱり問題ありかもですが(^^;)、
もっと悪いのはネタにして荒らしてる人達!
カキコの時間見たって、連続してるし、一部の人が悪い楽しみにしてるような気がします。
お話は面白かったですよ。
また書いて下さい。
また〜り作家様、ステキな作品ありがトン!
良い作品でした。
また読ませて下さい。
>>238 呆然・・・・・
よくそんな事を考えつくもんだ。
そんな手の込んだことをする人なんていないよ。
>クリスマスネタを連続投稿が問題あり?
イベントごとの創作はファンサイトでは常識なんじゃないの?
私がドジーン好きだから、そう思うのか?
>261
>イベントごとの創作はファンサイトでは常識なんじゃないの?
そうなんだ?
だったら話も違うし何の問題もないんじゃ…
作家様が「似てる」とか自己申告しちゃったのがマズかったのかも?
似てる→クリスマス
王子とキャロル
気持ちが通じる
ぐらい?
どっちもクリスマスらしい良作じゃん。
あーだこーだ言うほどのものでなし。
言えるとしたら誰かも書いてるけどマターリ作家様だけ。
>>261 常識。
イベントがあれば、それに乗りかかった作品を生み出したくなるのは
二次創作者の気持ちとしては当たりまえと思われ。
共通点は「クリスマス」というお題の創作ってことだけでしょう。
自己擁護レスお疲れ〜〜〜・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )
>265
昨夜からひたすら自己擁護レスと繰り返してるあなたもお疲れ〜〜〜・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )
ほんとにね〜、ご苦労。
みなさんお疲れ〜〜〜・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )
266タン朝から晩までお疲れ〜〜
せめてお話が面白かったら、非難されなかったと思われ。
>>270 こんなこと言える人ってどんな神経してるんだろう・・・・
読んでいて悲しいです。
ひえ〜ごめんなさい!ageて上げてしまった私も最低・・・・逝ってきまつ。
>本人タン
逝ってもいいけどageないで・・・・
>「雪のクリスマス」作家様
ほのぼのなお話ありがとうございました。
気分を害するだなんてとんでもありません!そんなふうに言って頂くとかえって
恐縮ですし、お話は全く別物だと思っています。
私は作家様のお話が好きでした。
また皆でマターリ新作・連載を楽しみにできるようになりますように。
↑も自己擁護れすか(ププ
271がどんな神経してんだろだって。
自分に問えば??
うーん・・
一本作品がうpすると、こんなにも荒れる状況ってどうよ?
うpする気力・・・ナクナッタデス(´・ω・`)
ハト童話やまた〜りみたいな作品なら全然大丈夫でしょう。
絆作家様のもいきなり最終回は淋しかったけど、何も問題なく歓迎されていたと思うけど。
雪のクリスマス作家さんは少し空気が読めてないよ。
自分から騒動招いてるようなもんだ。
なんでこんなことになっちゃったんだろう・・・
マタールさんの作品と雪のクリスマス作家さんのうp、
私はとても楽しく読ませていただいたんだけど
きっとそういう人多いよね?(´・ω・`) カナシイ・・
どうしてうpしてもらったのに
空気が読めてないだとか、自分から騒動を招くって
文句ばかりつけられるの?
私は時期的にもクリスマスネタは良いと思ったし
それに内容も違ってるから、全然OKだと思った。
それにこの騒動の最中に、わざわざうpしてくれたお気持ちは
むちゃくちゃ嬉しかったよ。
作家さんがた、ありがとう!
>>280 またーりは好評だったみたいね。
雪の・・・は何これ?的な読者も多かったようで。
>>282 そうかなぁ。何これ的レスをつけた人は一部だった気が。
あきらかに悪意が見えるレスだったもん。
個人的にはマタ〜リ様でイイ雰囲気になったから
盛り上がりついでに連続うpでもっと盛り上げようって
してくれたんじゃないかって好意的に思ったよ<雪様
ようやくちょっと落ち着いて、↑にも似たような意見が出始めたのがそうかなって。
昨日の状態じゃこういう事は書けなかったよ。
283です。読み直したら変だったから追加させて。
雪様の作品をマンセーしようと言ってるわけではないよ。
人の好みはいろいろだから受け入れない人もいるだろうし。
でも悪意があって叩いていた人は一部だったように読めたという意味でつ。
長々スマソ
叩いてるヤシも、擁護してるヤシも、いいかげんにしてよ。
必死で長文擁護レスなんか書くから、いつまでも叩かれる。
いつまでも叩くから、必死で反論レス書く。
両方ともしつこい!必死になりすぎ!
いつまでやるつもり?
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ マターリ
(\(\_/) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. 〜 (\ヽ( ゚Д゚)′< 換気致しましょうね〜
. ∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ 〜 (\ (ナフテラ)つ .\__________
(____) .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ ∪∪
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ マターリ
あたしもウンザリーー。
もう雪作家の話はイイー。
擁護しているのが本人かどうかなんてどうでもイイ、興味なし。
あんまし蒸し返しがひどいと、注目を集めたくてやってる様に思えてくるんだよな。
だったらスルーするのが一番。
どうしてここの住人はイチイチ反応するのか。
根気強くスルーしてれば収まるもんじゃ。
言わせておけばいいのに、必死になるから・・・。
>287
作品に注目してもらう為のジエンってとこ?
* 終 了 し ま し た *
ジエン☆ジ・エンド
>>290 まさか。
自分で自作を叩くよな作家はおらんでしょ。
自己マンセーならともかく。
雪のクリスマス作家さまがそうだと言いたいの?
証拠もないのに憶測で物を言うのは(・A・)イクナイ!
・゚・(ノД`)・゚・(ノД`)・゚・(ノД`)・゚・(ノД`)・゚・(ノД`)・゚・(ノД`)
ヒッタイトの冬は寒い。
イズミル王子は、最愛の妻のためにと上等の毛織物を自ら抱え、居室へと向かった。
「王子、そんなにも急がれては転ばれますよ」
「そんなに急いではおらんぞ」
ムーラは王子の様子を微笑ましく思いながら、王子妃の間への扉を開いた。
外の雪降る凍てつく寒さとは対照的に、まるで初夏のような暖かさに満ちた王子妃の間。
花の好きな妃の為に温室を作り、そこから毎日鮮やかな花が贈られてくる。
それは昨年、王子妃が王宮の庭に咲く花を見て「素敵な花ね」と一言つぶやいた。
ただ一言。
それを聞いた王子はすぐさま温室を作らせられた。
その贈られた花々は妃の部屋を心地よい芳香で満たしていた。
乾燥する雪の季節にも気を使い、程よい湿度も保たれている。
王子妃付の女官達は王子の姿を見るや、深々と頭を下げ、静かに退室をした。
「王子、こんなに温かいと少し動いただけでも汗をかいてしまうわ」
豪華な絹布を幾重にも重ねられた寝室から、王子の気配を察してキャロルが顔を見せた。
抜けるような白い肌はふっくらと張りを持ち、蜂蜜のような美しい黄金の髪は
ゆったりと編みこまれている。
ヒッタイトに来た当初より、背も伸び、女性としての柔らかさを発するように
なったキャロル。
王子はその姿に眩しそうに目を細めた。
「この毛織物は姫の好きそうな模様ぞ」
王子は持参した織物をムーラへと渡し、キャロルの手を引いて二人掛けの椅子へと座った。
二人の前に、ムーラは織物を広げて見せた。
鮮やかな濃紺に金糸を使い、丁寧に編みこまれた美しい布を見てキャロルは
「すばらしいわ」と王子に微笑んだ。
満足そうな妃の姿を見て、ほっとした心境になる王子。
楚々と女官たちが姿を見せ、テーブルを二人の前に置き、夕餉を運び込んだ。
小さな器に入った、料理がいくつも運ばれ、大きなテーブルがまたたく間に一杯になる。
最後にサイドテーブルを設置して、銀の大皿に溢れんばかりに積まれたフルーツを置く。
「そなたがヒッタイトに来た当初余りにも食が細いので、いつ死んでしまうのかと
毎日肝を冷やしておった」
「ふふっ・・王子ったら、突然医師を連れて来たりしてびっくりしたわ」
「それが、こんなにも食べ、ふくよかになってくれるとは嬉しいものよ」
「だって、食べても・食べてもお腹が空くんですもの」
少し、恥ずかしそうに顔をうつむけるキャロル。
王子は彼女のふっくらとした白い手を取ると、手のひらに口づけをする。
「私の子は、大食漢になるのかもな」
「やだわ、女の子だったらどうしよう」
本気で心配するキャロルを王子は笑い、愛しげに膨らんだ腹部を撫でた。
ムーラはその様子を微笑ましく、心温まる様子に自然と笑顔になるのを感じる。
「しかし・・暑いな」
「そうででしょ?私が幾ら言っても王子は聞いてくれないんだもの」
「少し、熱気を抜いて参りますわ」
ムーラはそう言うと、王子妃の間を暖めている部屋へと入り、火を細め、
窓を少し開けた。
外は一面の雪景色。
城下に広がる家々の明かりがきらめいて、ヒッタイトの街を作っている。
王子と王子妃はこの街を守り、繁栄させて行く責務は重い。
しかし、今だけは責務を忘れ、幸せに包まれて欲しい。
そう、ムーラは思うのだった。
■■もうすぐマターリが生まれますように願いを込めて■■
つまらん
小ネタ作家様うpありがトン。
外は雪、中は愛に満ちた部屋ちゅうのがタマランですな。
出だしが一緒のオニ派向けにも一本うpしました。
両スレが仲良くやっていけるようにと願いを込めて。
>300
雪クリより良いが、何か?
みんな、スルーが一番だよ〜(^o^)
荒らしは煽りが無視されるほどみじめなことはないそうだからねん。
>小ネタ作家様
ほのぼのしましたです。うpありがとん!次回作も期待してます。
やっぱり作家様のうpがあると安心しまつ。
一気に雰囲気が変わりますね。
雪クリ様、荒らしに負けずにガンバレ!
投下時期がよくなかったけど作品はイイ。
次回作楽しみにしてます。
雪クリ様、荒らしに負けずに擁護レスガンバレ!
投下時期がよくなかったけど作品はキモーイ。
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
||@・荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。.||
||A・放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 . ||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 ||
||B・反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを 与えないで下さい。 .。 ∧_∧ ||
||C・枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (´・ω・`) いいかな・・?
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 ⊂ ⊂ )旦~ ||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_____ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_____||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
>>307 作るのにどれくらいかかりました?
テクすごすぎます
保守
保守
?
あけおめ〜
おめーーー。
ほしゅっとく。
保守のみか、嗚呼
ダイジェスト管理人の396です。
今のサイトを塩から移転しようかと思っています。
実は容量は既に使い切っています。
それにΨ(`▼´)Ψ専用のスレも出来たことですし、
アダルトOKの鯖を探した方が良いかと思っていたからです。
他人任せになってしまいますが、もし良い鯖等ご存知であれば教えていただけないでしょうか。
色々と調べて見ましたが、あまり詳しくないのでどこも似たり寄ったりに感じてしまいます。
見る側の立場からも見て、オススメがあればお願いいたします。
>316
いつも乙です。
アダルトOKの鯖は数々あれど、広告までどぎついアダルト
仕様になってしまう所が多いので、私はRibbonを使ってます。
ここだと小説系のアダルトはOKで、広告も普通タイプのが
入るだけなので。
ただし、サポートはあまり期待できない鯖です。
ttp://ribbon.to/
>ダイジェスト管理人さま
苦労してサイトの管理をしていただいて有難うございます。
感謝で頭が下がります。
>>管理人たま
318に禿胴でつ。
いつもありがトンです。
清純派作品来ないねぇ、さびしや〜
管理人タマ〜。
鯖探してますが、海外鯖とかしか見つけられないです〜。
清純派も読みたいよ(´・ω・`)ショボーン
@
------あ…、いや!王子、はなして!------
------やめて…苦しい。息ができない------
「キャロル!キャロル!起きよ!目を覚ますのだ!」
ようやく声は夢うつつの中に届いた。
(あ……)
キャロルはたくましい胸のなかに飛びこみ、もがくようにその声にすがりつく。
「やっと目覚めたか」
恐ろしい出来事はすべて夢なのだという確かな実感が欲しくて、何度も愛しい男の名前を噛みしめるように繰りかえす。
「メンフィス。メンフィス…」
「キャロル、そのように怯えて泣くとは」
「メンフィス、お願い…、もっと強く抱きしめて…」
そんなことは言われるまでもない。メンフィスはその小さな体を包む腕に力をこめる。
「安堵いたせ、私がここにいる」
キャロルはその言葉に頷きながら、心のなかで自分に言い聞かせる。
(そう、大丈夫よ。メンフィスがここにいる。ここにメンフィスがいてくれる……
いま私に温もりを与えてくれるのはメンフィスの腕だわ……王子じゃない…)
この腕に守られながら眠っているというのに、それでも幾度もこんな夢を見てしまう。
彼女にはそのことが自分でも解せなかった。
「キャロル、そなたはこの頃よく夢の中でうなされている」
「……」
「一体どのような夢を見ておるのだ。なぜに夢の中で泣き、そのように怯え震えておるのだ」
本気で心配しているメンフィスの気持ちが、自分をのぞき込んでくる瞳からひしひしと伝わってくる。だからこそなおさら…
(言えない。なんの夢を見ているかなんて言えるはずが無いわ…)
A
「あ…、あの…、私も覚えていないの」
「そんなはずはあるまい。申せ」
「ほ、本当に思い出せないのよ」
「この私にそのような言い訳が通用すると思っておるのか!なぜに私に偽りを申す!」
(どっ、どうしよう。メンフィスは今夜こそ何としても夢の話を聞き出す気だわ)
夫の表情を見て、下手な作り話では納得しそうもないことを彼女は感じとっていた。
「よいな、今宵は正直に話をするまで眠らせぬ」
キャロルはとうとう観念したように静かにため息をついた。
それと同時に彼女自身も、このところ幾度となく苦しめられている夢の話を
メンフィスに聞いてもらうことで、心の重荷を降ろせるような気がしはじめていた。
「メンフィス、怒らないで聞いて欲しいの。
この頃…、わたし…、あのう…イ…、イズミル王子の夢をよく見るの……」
「なにっ!」
メンフィスの瞳が一瞬にして熱さを持った。
「メ、メンフィス、そんな怖い顔をしないで」
「うるさい!よりにもよってイズミルの夢を見ているだと!キャロル!一体どのような夢なのだ!」
その剣幕に押されてキャロルは話を続ける。
「夢のなかで私は、いつもひとりで立っているの。場所はね、それはもう色々なの。
朝露に輝く草原のときもある。木漏れ日の森のなかにいるときも。星夜の海は波の音まで美しかったわ」
キャロルは自分でも気がつかないうちに、愛らしくうっとりとした顔になってしまっていた。
メンフィスは口元を険しく結んだ。イズミルの夢と聞かされたうえで
キャロルにこのような表情をされては、男としてどうにも面白くない気持ちになる。
思わず怒りの言葉が出そうになるが、むりやりそれを飲み込む。
とにかく今はキャロルに話をさせなければならない。
「……そう、夢はいつも美しい景色に包まれてはじまるわ。そこで私はいつも一人きりで見とれているの。
今夜の夢は満月の光のもと、それはそれは美しい夜の雪景色が広がっていたわ。
その白い世界にすっかり心魅せられているときに、突然…、あのう…」
にわかにキャロルの口が重くなる。
B
「突然どうしたというのだ。早く申せ」
「だから…、あのう…イ…、イズミル王子が現れて…、私の体を強い腕でからめとって…。
あのう…と、とにかくそんなふうに…、いつも夢のなかでは、…王子が私を連れ去ろうとするの…」
キャロルにはその続きを声にする勇気などなかった。
(そしていつも王子に狂おしく抱きしめられて、息もできないほどの激しいキスをうけている……)
------愛しき姫よ、我が腕のなかで生きよ。決して後悔はさせぬ。
生涯かけて、そなたを幸せにしようぞ------
熱っぽくささやかれた言葉、自分の頬に触れていたあの銀褐色の髪の感触、
それがキャロルの耳に、頬に、生々しくよみがえる。
「イズミルめ」
憎々しげに唸るメンフィスの声に、キャロルはハッと我にかえった。
「そなたは、あやつに幾度となくさらわれ、恐ろしい目に遭わせられている。
そのときの恐ろしさが心癒えずに、いまだ夢となって現れるのであろう」
キャロルは、「そうなのかしら…」と小さな声を出した。
「我が妃をこれほどまでに苦しめおって!おのれ、イズミルめ!」
彼は、しかし…、と一度言葉を切ると、いらだちを持て余したようにキャロルを叱った。
「ええい、キャロル!そなたもそなたぞ!この私の腕に抱かれて眠っておるに、なぜにあの男の夢など見るのだ!」
夫の迫力ある声に萎縮して、キャロルは言葉もすぐには出てこない。
(ああ、まずいわ。夢の話なのに、こんなに怒りだすなんて)
C
「ねえ、メンフィス、落ち着いて。これは夢の話なのよ。ねえ、だから……」
キャロルの弱々しい言い訳は、激しきっているメンフィスの耳に届くはずもない。
「おのれー、この胸のいらだち、どうしてくれよう!」
「メンフィス!なっ、なにを…!」
メンフィスは寝台脇に置いてある護身用の長剣を荒々しくつかみ取ると、
まるでそこに不敵な笑みで挑発しているイズミルの幻が見えるかのごとく、それを投げつけた。
「そなただけは許せぬ!!」
刃が壁に突き刺さる激しい音が若きエジプト王の雄々しい気性を雄弁に物語っていた。
「きゃあーっ、メンフィス、やめて!」
イズミルの夢の話などするべきではなかったと、キャロルは後悔しきりである。
メンフィスは熱い目で睨みつけるかのように見つめながら、うむを言わさぬ力強さでこう言った。
「よいかキャロル、もう二度と私以外の男の夢など見てはならぬ!決してだ!」
とにかくメンフィスの心を落ちつかせることが先決とばかり、キャロルは彼の無茶な要求にも抵抗はしない。
「ええ、見ないわ。約束するわ、メンフィス」
そして半ば懇願するような声で夫に言い聞かせる。
「ねえ、メンフィス、明日も忙しいんだもの。もう眠って体を休めておかなくっちゃ…」
「このようにイライラしては眠れぬわっ」
「…ごめんなさい」
しょげたように謝ってくるキャロルの姿が、メンフィスの胸にはますます愛しく映る。
彼は幼い妻をぐいっと引き寄せて寝台に身を横たえた。
そして、その白く細い体を折れんばかりに抱きしめながら、腕のなかの愛しいぬくもりに言い聞かせる。
「つまらぬ夢など見ぬように、もっと私に絡みついておれ。そなたは私だけのもの。
夢のなかだとて、ほかの男に一指たりとも触れさせはせぬ」
D
「痛(つっ)!」
それはただの偶然だったのであろうか……
時を同じくして、エジプトから遥か遠くの地を旅する男が、その胸に鋭い痛みを感じて目を覚ました。
彼は美しい横顔に苦痛を残したまま、つぶやく。
「なんと…怒気さえも感じる生々しき痛みぞ…」
すっかり眠気に去られてしまい、男は天幕のなかで横たわっている気もしなくなり、
ゆっくりと外へ歩み出た。白く曇る息のむこうには、眠る前に見つめていた世界が一面、
いまだ静かに彼を待ち続けていた。
「まこと美しきことよ…」
しかし男の瞳は美しい景色を楽しむそれではなかった。
目の前の光景が美しければ美しいほど、彼は己の孤独を思い知らされるだけなのである。
姫よ…
…恋しくてたまらぬ……
その柔らかき温もりを我が腕に抱きしめながら、この美しき世界を見つめてみたいものだな……
それは美しい景色に出会うたびに繰り返してしまう胸の中のささやき。遥かな想い。
しかし今宵、無情にも彼に与えられるのは冷たい風だけであった。
彼の想い人さえもが、その美しさに人知れぬ感嘆のため息を漏らしたという、長い銀褐色の髪。
それを揺らしながら凍った風が頬をかすめて去っていく。満月の光が降りそそぐ、遥かに広い白い世界に。
おわり
甘い悪夢作家さま、どうもありがとうございましたー!
なんだか現実に王子が見ている景色をキャロルが夢で見ているよう・・・
王子の(わが腕の中で生きよ、生涯かけて、そなたを幸せにしようぞ)
(美しき世界をそなたとともに見たい)というセリフにどきどきしました〜。
やっぱり王子素敵!
保守
ほっしゅ
⊂⊃;,、
|・∀・) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
|⊂ノ
|`J
゛゛゛゛
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・∀・∩) カッパッパ♪
【( ⊃ #) ルンパッパ♪
し'し'
゛゛゛゛゛゛゛
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (∩・∀・) カッパキザクラ♪
(# ⊂ )】 カッパッパ♪
`J`J
゛゛゛゛゛゛゛
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・∀・,,,) ポンピリピン♪
((⊂#((⊂)】 ノンジャッタ♪
し'し'
゛゛゛゛゛゛゛゛
カパァー...
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (,,,-∀-) チョーット♪
((と__つつ)) イーキモチー♪ イーケルケルケルケル♪
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
黄桜・・・。なつかすぃぃ。
髪はながーい、お友達・・・。
同世代スメルーーーー。
(((;;;:: ;: ;; ;; ;:;::)) ::)
( ::: (;; ∧_,∧ );:;;;)) )::: :; :))
((:: :;; (´・ω・)っ旦;;;; ; :))
((;;; (っ ,r どどどどど・・・・・
i_ノ┘
((;;;;゜;;:::(;;: ∧__,∧ '';:;;;):;:::))゜)) ::)))
(((; ;;:: ;:::;;⊂(´・ω・`) ;:;;;,,))...)))))) ::::)
((;;;:;;;:,,,." ヽ旦⊂ ) ;:;;))):...,),)):;:::::))))
("((;:;;; (⌒) |どどどどど・・・・・
三 `J
.∧__,,∧ ;。・
⊂(´・ω・`)⊃旦
☆ ノ 丿 キキーッ
ヽ .ノ (⌒) 彡
と_丿=.⌒
.∧__,,∧ゼェゼェ
(´・ω・;)
( o旦o )))
`u―u
作家様達。そろそろお次のお話お願いいたします。
一休みのためのお茶ならいくらでもお出しいたしますので。
カワ(・∀・)イイ!!
なんだか、ここ廃れてしまいましたね。やっぱり分けてしまったのが原因かも。
(・∀・)イイ!!
すぐ荒れるから、なんだか疲れちゃったね・・・
稚内
札幌旭川網走
函館十勝根室
青森
秋田岩手
山形宮城
サド 新潟福島
富山群馬栃木
島根鳥取兵京都福井石川長山(゚∀゚)茨城
長佐福岡 山口広島岡山庫大奈滋賀岐阜野梨東京千葉
崎賀熊大分 阪良三重愛知静岡神奈川
本宮崎 愛媛香川 和歌山
鹿児島 高知徳島
沖
縄
なんでこうもすぐ荒れるんだろう?
スレ分けすると廃れるってず〜〜っと前に書いてあったの忘れていたんだろうね。
あ、上の絵はなんか可愛いから張ってみました。<荒れる原因か?
そもそも分けるほどうpも無かったのに、つまらない理由で
スレ分けしたらどちらか(どっちも)廃れるなんて分かりきってるのに。
催促ばっかりしても、作家さんだって気分良く書けるはずないよ。
埼玉が(゚∀゚)なのが県民としては許せない。
なんで埼玉だけ(゚∀゚)なの?
海がないから。 嘘
>>340 ↓だからじゃないの?
\ │ /
/ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─( ゚ ∀ ゚ )< さいたまさいたま!
/ \ //`、\_________
/| ̄ ̄ ̄ ̄|\/
| .|/
.  ̄ ̄ ̄ ̄
∩ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩∧ ∧∩\( ゚∀゚ )< さいたまさいたまさいたま!
さいたま〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ /| //\__________
________//| </\ ̄ ̄ ̄|\/
/| ̄ ̄ ̄ ̄|\/ |/
| .|/ ̄ ̄ ̄ ̄
さいたまレッズ
ださいたま
半年程前くらいが、妙にナツカスィ・・・・・・・。
そう思うのは漏れだけ?
ずいぶん醜く荒れたからね。まだまだ静かな癒しの時間が必要なのかも。
ナの・・・・・・・・・・・・・・・か?
・゚・(つД`)・゚・
Ψ(`▼´)Ψアリ・無しで分けられると、やっぱり無し作品は辛いやね。
もういちどスレ統合したほうが良いんじゃないでしょか。
そのほうが盛り上がると。。。
王家スレも荒れてるけど、あれは何?
Ψ(`▼´)Ψアリ・無しで分けられると
ネタが仮にあったとしても、書きにくいです。
ネタも欲しいけど、昔のように活気溢れるスレになってほしい。
闇スレに遊びにいくと、みんな気兼ねなくΨ(`▼´)Ψの作品やレスを
楽しんでいることだし、ここでまた統合するのは毒な気が・・・
サミシイよのぉ〜。
>>351殿
王家関連は、どこもスサンデおりまする。
闇スレの人達はなんでも来いみたいだけど、王家番外スレの一部の住人さんはエチーは嫌、伯爵令嬢は嫌って感じだから
今になってスレが合体しちゃったら、また揉めると思うよ。
私は両スレ住人なので、スレ分けされてても合体しててもあまり変わりないかな。
両方読めばいいからさ。
王家スレは荒れてるっつーか、あれだ、その、壊れとる。
つか、機能してない。
人・・・・居たんだ。
いつぞやの人口過密から、いきなり過疎化したとオモテタよ。
人が居た・・っつーか、一応徘徊してる人は多いと思われ。
私も闇スレついでにこっちもROMしている1人だ。
なんでこんなに荒れてしまったんだよぅ。。。王家関連スレ
悲しいよね。
闇スレどこにあるの?
ありがとう
優しい人も多いスレだね。
管理人タマ。。。
いい鯖見つかったのかな〜?
いつもありがd(゚д゚)ゝ
今日別室にうpされてたやつなんて、エッチ描写はあるものの
ストーリーはしっかりしてるし、おもしろかったよ。
今更言っても詮無い事だけど、分けなきゃよかったのになぁ。
こっちは厳し過ぎて作家様もうpするなら別室って感じに
なっちゃってない?
さびれすぎ。
宣伝ウザいよ
営業(w
ストーリーがどうこう言えるほど、まだ話が進んでなかったと思うけど
またギスギスしてるし・・・ガクッ _| ̄|○ このスレもうダメポ
ギスギスではなく、ギシギシきぼーん。
またーりしたいよぅ。
そろそろ 誘いうけ→攻撃のパターンはやめようよ。
本当にこのスレもうダメポかもね。
そもそもエッチネタで発祥したスレだからね。
スレ分けしたらさびれてしまうの当たり前だよ。
管理人タン、調子はどうですか?
ダイジェストで昔のを読み返すと、ほんとに懐かしい〜
ところで、808さんってもう書いてないのかな・・・
ダイジェストさん、
更新止まってるけど、管理人さんお忙しいのでしょうか?
ヒソーリ更新待ってまつ。
ご自愛くだされ。
管理さんのサイトって、作品のうpが少ない時ほんとに有り難いです。
何度読んでもどっぷり漬かってしまう作品も多いので、読み出すと時間を忘れてしまう。
プリントアウトしてしまった作品もあるよ〜w
この場合。
因みに、どの作品ですかと聞けば良いの?
誘い受けって。
いいじゃないの、気にしなくても>376
みんなそれぞれご贔屓の作品があるだろうしさ。
聞きたい人だけが聞けばいいのさ。
波スレ住人かい?>376w
あっちでマターリしようや
自分贔屓de誘い受けはうざいよ、正直
いちいち絡むなよ・・・(´д`)
波スレとはなんぞや?
>>375みたいなカキコ
作家さんは気になるもんなんですか?
自己マンセーだろうが、褒め殺しだろうが
誘い受けだろうが、宣伝だろうが
乗ってカキコしてやろうよ。
そんなもんで作家タンが喜んで書くなら。
それでほかに悪さしないんだったら。
叩いたところで、絡んだところで
改心しやしないって。
今このスレ見てびっくりしました。
誘いうけじゃないです、ほんとに良作がイッパイありますねと言いたかっただけで。
好きな作品はたくさんありすぎて作品名をあげられないほどです。
パソコン画面で読むより紙面で読みたいほうなのでかなり膨大なプリント量ですw
どの作品が特に良いと匂わせたいのじゃなかったんだけど、荒らしたみたいでごめんなさい。
このスレも闇スレの作家様もがんがってください〜
言訳しなくっていいんだよ、腹痛くないなら。
分かる人には分かるから。
気にしない気にしない。
無理か。
ナイルの管理人サンの、感謝用スレに書いてあげたら?
その方が作家サン、嬉しいんじゃないのかな。
>>376 案外君の作品のファンだったのかも知れないYO? (藁
アヒャヒャヒャヒャ
作家でなかったら、あり得ない発言DAYO!
プッ
頭わりぃ、こいつ→390
>390
必死さで375だな(w
バカがふたり
390と391 注)391=389=376
褒め言葉は闘いの源・・なのか
だね。
自己マンセーと褒め言葉は別ですよね。
前者と取られてこんなになった、と。
ほんとこのスレもうダメポ。。。
383に同意
でいいよもー
>>396 もうひとりのアフォのかたわれはアナタなのか???よ?
もうこの作家だめぽ・・
ここって・・・作品うpがあっても無視なのに、他人の攻撃になると盛んになるね。
嫉妬深い作家が大杉じゃ・・・・・・・
ちょっと待て!
このパターン飽き飽き!
誤解されたら必死に反論する香具師!
そうやってムキになるから尚更怪しいの!
誰かの作品が褒められると「宣伝」「自己まんせー」言ってると
ますますうpしたって、誰も褒めてくれなくなっちゃうような。。。
だって自己マンセーレスばっかりでウザい。
始まったばかりなのに面白い作品
誘いうけまるだしの375のレス
ウザっ
みんな嫉妬深いんっすね。
まあ、王家キャラは焼きもちやきが多いからね。関係ないかな。
心が狭い作家様がいるのはたしか。
皆でホメたおしてあげたら?
それで済むことでしょうに。
思うんだけど。自己レスしてる人に限って褒めレス見ると自己マンセーと決めたくなるんじゃないの?
自分もそうだから、人もそうだと思ってしまうというか。
かなしい人だ。
今後は気に入った作品があっても、褒めないほうが良いの?
411と412を合わせて
ジサクジエーン
または
分身の術
と呼ぶそうな(プ
10回褒めるが良し。
すごいレス数、、、とオモたら荒れてただけか。
褒めるだけなら、いくらでも褒めますよ。
誰を褒めてあげたらいいの?
それより、こっち新作まだー?
>>000 胴衣
↑このパターンはすべて自演と見て間違いないよ
負け惜しみ↑
自分がそうだからっつーて
ぜんぶ仲間にすんな
皆様
ジエーン
叩き
自己マンセー
お好きですね
黄身だけね。
>>418 じつは君を誘ってみただけ、味方じゃないよん
胴衣してくれてアリガト
今もめてるのは何人 二人三人・・・?
他の人の作品にレスつくのが
よっぽど我慢できない人がいるようですね・・・
そんなことじゃカーフラタンみたいになるぞぉ
同意してないけど?
誘うつもりの自分叩きに同意されてやんの
哀れなヤシ
やたらマンセーされてると、ついクサしたくなるのはわからんでもないが。
でも、そういう嫉妬心って大切でしょ。
何事にも。
>>424 プゲラ!笑わせてくれてありがd!
あんた哀れでかわいい!
>君を誘ってみただけ誰誘ってんだか。(プゲラ
みんなでプゲラして、仲良くしましょう。
何かの作品がうpされたら、他の作家タンがホメレスつける事にしるのはいかが?
そしたらやっかみ闘争減るんじゃ?
ある程度の嫉妬心は創作にゃ必要だよな。
嫉妬てのはパワーみたいなもんだし。
>426の恥曝し作家タンマンセー
すごい作品でつね!
これぞ作家サマって感じ、個性が際立ってます。
名無しでもわかっちゃう〜〜!
プリントアウトして何回も読みたいよ〜
ある程度、はね。
褒めてみたよ〜
必死だね・・・
誰か褒められた事のない作家タンを褒めてやって
マンセーされてると、てか
されてないじゃん。 自分のレスしかないっしょ。
なにをそんなに絡んでるんだ?>435
何か嫌なことでもあった?
生理か?
435の様なメンバーがいると、感想書いてあげたくても書けないなあ。
こっちにうpが無いのも仕方ない。。。
別スレは令嬢ネタが盛り上がってんのにねぇ。
やめてー
変な奴、闇鍋に連れて来ないでよ。
あっちはマターリいってるんだからー(;´Д`)
で、435は作家なん?
だったら何か書いてよ。
こっちうp無くて淋しい。
新作読みたいけどなあ、
こんな状況ではだめぽ・・・。
どうしてこんなに絡むのか
わしにはわからん。
ホント。
ジェラシー作家は無視して書いてくれる勇気のある作家様はいないのかな。
私にもわからん。
ずーっと絡んでるね・・・香具師
これじゃ、作家さんも読者もまともなカキコ出来んだろ・・・
呪念で、このスレ潰す気なのか?
もう、お腹一杯だよ・・・ママン。
どのスレにも1人は癌がいるな。
独り芝居に見えてもうだめぽ。
何読んでもしらける。
闇は楽しそうで羨ましい。
>>444 ていうか、作品書いても読者から無視されそうだ。
作品書く
↓
誰かが感想書く
↓
自作自演ご苦労様ってな書き込み
↓
荒れる
↓
以下ループ
どうしようもないな・・・。
はじめは、こっちを荒らして統合させる気なのかと思ってた→釣り氏。
・・・・・そうでもないような?
ほかの二次創作スレはどんなふうにして上手くやってんだろう?
いやー、よその創作スレも荒れてるが、王家スレはマターリしてて好きだったのにな。
何でもかんでも自演扱いしてる作家がいる様だけど、
自分が感想もらった時は困らないのかね。
「こんなに褒められたら自演扱いされるワ」とか。
>453
有○スレでは、本スレ・ヲチスレ・議論スレを使い分けてるね。
本スレには誉め感想のみ、ダークな感想やヲチはヲチスレ、まじめな(でも熱く
なりそうな)話し合いは議論スレでやってる。だから本スレは比較的マターリ進行。
あそこも一年半くらい前に作家叩きで酷く荒れて壊滅的な状態になったけど、
そこから立ち直ったから偉いと思う。
ヲチスレを作ってガス抜きさせるようにしたのが良かったのかも。
保管庫の管理人さんが作品ウプ用の場所を作って、連載を続けさせたりして
たっけ。2ch初心者用の注意書きを作ったりもしてた。嵐への対処法とか。
何でも自演扱いしてるの、1人だけではないと思います。
自己マンセーととれてしまうようなカキコがあるのは確かですし。
けど、作者自身か褒め殺しか、はたまた悪気ないレスかを
追求したって答えは出ない、無駄な論争ですよ。
たとえ褒めすぎレスとかんじても、せめてスルーする寛大さを持ちましょうよ。
そして決めつけられた側も、自分の意見を堂々と書いたのならば反応しない。
たがいに少しずつ譲り合えば解決しませんか。
ガス抜きスレがあってもいい、ただ叩く側と叩かれる側、両者乗り込んで来ることも
あるわけでして。
2ちゃんなんだから、何があっても不思議じゃないけど
荒れる原因はマンセーレス自体ではなく、作品をうpしても感想レスがつかないからではないの?
無視されてるような時もあるじゃない?
せっかくうpしてもレスつかないのに、他の作品がマンセーされていたりするから、気分を害する作家さんが出てくるのかも。
以前だってマンセー&褒めレスは多かったけど、割あいレスがたくさん付いていたから
今みたいに作家さんの嫉妬でドロドロすることも、こんなにひどくなかった。
感想を書くように心がけます。
それで平和になるんなら。。。
自己マンセー&他作家叩きする作家が
>>457みたいなカキコして、「レス貰えない作家の嫉妬」、で
かたづけることができないでもない。
そこが2ちゃんの特徴。
そんな最悪な作家や、嫉妬する作家が実在するのかも不明。
もし仮に自分が作家だとしたら、うpした作品にレスつかなくっても
それはそれで受けとめる、他人に嫉妬して攻撃しようとは思わない、多分。
としか言えない。
いくら議論しても真実は見えてこない。
うp用、感想用とスレを使い分けることについては賛成。
>>455 とはいえ今の現状じゃ、ヲチスレ議論スレ分けるほどうp量が無いものね。
全体的に感想レスが少ないとすぐギスギスし始めるね、ここ。
皆でうp作品にレスつけるようにすれば、皆レスもらえるようになるんだろうけど。
それを皆他には書き惜しみするからギスるわけよ。
書いてもレスもらえない→自分も書かない・無視する の悪循環になってる気がしる。
わたしは、自分マンセー臭に引いちゃってレスしないようになったんだけど。。
営業レスとか・・
営業レス・・・。
それが、もしホントでも、いいんじゃないかと思う。
(決め付けている訳じゃないけど)
正直、このスレの雰囲気に嫌気さして他に流出した作家サンも多いんじゃない?
なのに、王家の創作を作家さんは凄いと思うけどな。
訂正
>王家の創作を書き続けている、作家さんは凄いと思うけどな。
連投スマン。
流出って、エロパロの篠原スレとか?
業務連絡。
スレが荒れると逃げ込む避難所の管理人様達〜。
コッソリ、更新待ってます〜。
>396サマ 愛してます。いつもありがd。いい鯖見つかりましたか?
>伯爵令嬢管理人サマ 同じく愛してます。過去ログもキボーン。
避 難 所 とは
まとめサイトのことでつか?
あんまりな言い方でポカーン
これだけ投稿がないのは、他へ流出しちゃったか?
作家様たち最近どうしてるんですか?
お声だけでも聞かせて下さい。
「落ち着いたら書きたい」「よそで書いてる」など、まともな作家様がまだ
ここを読んでくれてるのかどうかだけが希望です。
初期の頃の作家さん達
カムバック!!!
新人作家様も、じゃんじゃんデビューして下さいませ〜
他の二次創作スレって何板にあるの?
ここしか知らないから、他のも一度行ってみたいよぅ。
王家は此処の板だけだよ?
>471
少女漫画系でいうと、難民板にもある。
多いのはエロパロ板。21禁板だから、お子様は行かないように。
作家も読者も他スレ・他板に流れていく〜〜〜〜〜
そして誰もいなくなった状態にならなきゃいいけど
心配。
>273タン
教えてくれて、ありがd。
そっかぁ、難民板にあるんだね。ちょっくら探してみます。
エロパロ板のは、エロでもストーリー性の高い読みごたえのある作品だったらいいな〜
この新スレが立って今日で2ヶ月だね。
んな〜1人は残るよ(螻
螻 ←ごめん。コレなんて読むの?
けら??
だとオモ
>>475 エロパロ板のは・・・スレによってかなりレベルに差があるよ。
ひどいところなんて、もう・・・(;´Д`)
作中にvvvvv とか w とか 顔文字まで入ってたり。
王家スレの作家さま達のような上品でもエロイ作品を
期待してると、がっくり来るかも。
>>480 それはそれで面白い物もあるけどね。
ガラカメとか(w
連投ですみません。またお世話になります。
(」_ _ )」 一人で書くのは寂しいです。作家様、帰ってきて下さい〜 L(_ _L )
@
酒に酔った貴族の男が悪態をつきながら、ふらふらと私に近づいてきたのは、
この街角の太陽が夕日に変わりはじめた頃でございました。
「ふん、お前なんぞに人の何がわかる。出まかせしか言えない年寄りめ」
長く占い師をしておりますと、このように様々な人間と出会うものでございます。
「わかるというなら言ってみろ」
人相見を得意とした私は、その男を一目見た瞬間に彼が心底悩んでいる事柄を読みとっておりました。
(ずいぶんとお金に窮しておられる。そのうえ味方と呼べる者さえいない。まさに八方ふさがりの境地においでですね)
しかし、見栄っぱりが服を着ているような者を相手にして、まさかそう言い当てるわけにもいきませぬ。
私は、「瞳を拝見できたなら、あなた様の未来を読ませていただきまする」と申しあげ、
言いづらい話から逃げたのでございます。
そのような思惑で形ばかりにのぞき込んだ瞳に、まさかあのような高貴な陽炎が見えてこようとは……
「お嬢様がおられますな」
ものに動ぜぬと自負していたこの老婆の胸は高鳴っておりました。
「なにい」
「おられましょうぞ」
男はまさに、してやったり、といった態で高笑いをあげました。
「思ったとおりだ。お前はやはりインチキだ。私に娘などいるものか」
吹きかかる酒臭さに辟易しながら、私はいま一度彼の瞳をのぞき込みました。
しかし紛れもなくそこには、先刻見たままの、ただならぬ高貴な光が見え隠れするのです。
「いらっしゃいまするな、お嬢様が」
私のきっぱりした口調につられたように、その男もまた「おらぬ」と語気強く答えてまいりました。
A
「そのようなはずはございません」
「くどいぞ!無礼者!」
「その方にお会わせ下さいませ!」
そのとき私は、ぜひそのお嬢様にお会いして、若く美しい瞳に宿っているであろう未来の真実を、
しかと読み取ってみたいという一念にかられていたのでございます。
「その在りもしない娘が一体どうしたというのだ」
「恐るべき高貴な星をお掴みになられます」
「高貴な星だと。一体それは何だ」
「おそらくお嬢様は……、いや恐れ多い。そのお嬢様にお会いして、未来を確信してからでなくば、とても申せませぬ」
私はどこまで話して良いものか迷いながら、遠まわしにこう話を続けました。
「お嬢様はやがて、父君のあなた様さえ頭を垂れなければならないほどの御身分になられましょうぞ」
「なにい」
男は、私の話をまるっきり信じていないらしく、またもや高笑いをあげたあと、吐き捨てるように申しました。
「この私が頭を垂れるほどの身分だと、ばかばかしい。もったいぶって何を話し出すかと思えば。
貴様は、私に娘がいて、それがメンフィス王子の妃になるとでも言いたいのか」
「しっ!そのような大声で。往来の者が耳にいたします」
「このインチキ占い師め!でたらめばかり言いおって!」
男はそう怒鳴り散らすと、お代を置くこともなく、来たときと同様、おぼつかない足どりで去っていきました。
翌日のことでございます。いつものように街角の占い場へ向かうと、驚いたことに朝早くにもかかわらず、
その男が私を待っておりました。昨日、酔いにまかせて人のことをさんざん罵倒した手前、
やはり少々バツが悪い様子でしたが、とくに詫び言葉はございません。
そして開口一番に、「私に娘がいると言ったな」と申すのです。
私は深くうなずきました。
「心当たりがある、一緒に来い」
貴族男は私の都合も聞かずに歩き出しました。その横柄さにうんざりしながらも、
私は黙ってついていきました。ええ、ついていきますとも、そこに行けばお嬢様にお会いできるのですから……
B
予想もできなかった場所にたどり着き、私はしばし目を疑いました。まさか、お嬢様の居場所があんな所だとは。
「ここは、奴隷村ではないですか!」
男は、村を見まわっていた役人の一人をつかまえると、その者を工事場へ使いに向かわせました。
即座に役人を仕事から離れさせ、命令に従わせることができるとなれば、
たとえ上流社会に疎い私でも、男の家柄が貴族のなかでも名門なのだと察しがつくものです。
「カミテ様、お待たせをいたしました」
見まわり役人が一人の奴隷女を連れて戻ってきたのは、ほどなくのこと。
女はもはや若くはないが、その容姿には今でも美しさの名残が見てとれました。
なによりも面差しに慈愛と気品が備わっているのが良い。
この者の顔相は奴隷とは思えぬ----人相見の私は素直にそう思ったものです。
その顔が、まるでおぞましい魔物でも見るように怯えたとき、
私は何かとんでもない過ちを犯してしまったのではないかと感じはじめたのでございます。
「お前と会うのも12年ぶりだな」
「……」
「私の子はどこにいる。確か女だったな。死なずに育ったか?」
このとき、彼女の目に怒りが走ったのを、私は確かに見ました。
「なぜに今になって」
「どこにいる。連れてこい」
娘を取りあげられることを予感したのでしょう。権力者の前で奴隷女は完全に血の気を失いました。
「あの子は、し…、死にました」、母親は震えを押し殺してそうつぶやきましたが、
その言葉をあばくように、笑顔で駈けてくる11か12の、年端のいかない娘がおりました。
「お母さん、お母さーん。どうしてここに居るのーー」
村の見まわり役人達へ水を運んできたその娘こそ、渦中の少女そのものでございました。
「来ちゃいけない!向こうへお行き!」
母親の悲鳴に近い叫び声が、今でもこの耳に残っております。本当に可愛そうなことをしてしまいました。
貴族男が娘を捕らえたのは、娘が幼い顔を驚かせて立ちどまったその刹那のこと。
「さあ、この娘だ。見てくれ」
彼は私のほうを振り返って、そう言いました。
C
繊細なまつげが瞬くその黒曜石の瞳には、明かにどのような少女とも違う、ただならぬ光。
私はまるで恐れ多いものをのぞくような気持ちで、厳かにその未来を見つめ、胸を震わせました。
「おお!まさしく!まさしく!この方こそ高貴な星を掴むお方です。瞳にご婚儀のお姿が見えまする」
未来のエジプト王妃を前にして、私の声はどれだけ興奮していたことでしょう。
「まぶしいほどにお美しゅうございます」
その傍らにいる花婿にいたっては、映し身にもかかわらず、ひれ伏したくなるほどの貴尊の相。
それは他でもない。我がエジプトが誇るメンフィス王子の末の姿でございました。
「なんと!誠に見えると申すのだな」
「はい」
「おお、これで私にもようやく運が向いてきたぞ!」
貴族男は今までとは別人のような嬉々とした顔で娘を抱き上げました。
「私の娘をどうするおつもりですか!」
「何を言うか、無礼者め!私の娘だと!今日からこのカミテの娘だ。これよりは一日たりとも卑しいお前の元になど置いてはおかぬぞ」
「なんですって!おお、それだけは、それだけは!」
母親は娘を取り戻そうと、男にすがりました。
「さわるな。汚らわしい!!」
「あっ、お母さん!!」
足蹴りにされて地に倒れた母のもとへ駆け寄りたいと、娘は両手両足をバタつかせました。
「娘を連れて行かないで下さい。どうかお慈悲でございます。どうか……」
母も泣き、子も泣いておりました。
私はなんとか母子の力になってあげられればと、こう申しあげました。
D
「お嬢様はこのまま母親のもとへお残しなさいませ」
「何を言うか!」
「このままここでお暮らしになっても、お嬢様の瞳が教える未来は必ずやおとずれまするぞ」
しかし貴族男はなんとしてもお嬢様を奴隷の世界から引き離し、自分の身元に置きたいらしいのです。
私は少し考えを巡らしたあと、人相見なりの自信にかけて、こう切り出しました。
「では、おうかがい致しますが、ご両親様や奥方様に、このお嬢様をいったいなんと御紹介されるおつもりか?」
「そ、それは」
相手が言葉をつまらせたことに勢を得て、私は小声でこう耳打ちいたしました。
「『この娘は愛人に生ませた子だが、将来はエジプト王妃になると占い師が言うので引きとることにした。
これより当家の孫として、娘として、ともに暮らしてほしい』と、そうお告げになることができまするか?」
「うっ……」
男について後になって分かったことがございます。----顔相に現れておりましたので、このときすでに私は
だいたいのことを察してはおりましたが……
彼が愛した家柄は、決して生まれながらのものではございませんでした。
つまり名門貴族の令嬢と結婚をして得たものでございます。
彼はその家名がもたらす恩恵を貪欲に味わって生きておりましたが、それも限られた世界でのこと。
ひとたび義父、義母、奥方を前にすれば、下級貴族の生まれながら、この家の跡取にふさわしい有能な人間であることを、
隙なく演出しなければならない酷荷を負っておりました。
しかしながら、認められたい一心で手がける仕事はことごとく失敗し、増えていくのは、つじつま合わせに陰で作った借金ばかり。
自棄になって放蕩に身を浸せば、またもや言うに言えない借金が増えていくという、窮犬のような心情を抱えておりました。
そのような男が、愛人の子を屋敷に連れ帰るなど、そう容易にできるはずもございません。
「私が良き隠れ家をお教えいたしましょう」
幸い男はその場所へ娘を預けることを承知してくれました。しかしそれは同時に、
子から母を奪い、母から子を奪うことに違いありません。
E
泣き崩れている哀れな奴隷女に、私は先刻から声をかけたいと絶えず思っておりました。
「いや、いや、お母さん!お母さん、助けて!」
泣き叫ぶ少女を持て余しながら男が去りはじめたその隙に、私は母親の側にこの身を寄せて、一息にこう申し上げました。
「お前さんにはつくづく気の毒なことをしてしまった。こんなことになったのも、元はといえば私のせい。
お嬢様を必ずやお前さんの元へ連れて帰るから、私を信じて待っていておくれ」
私が自分に伴っていないことに気づいた男は、大声で私の名を呼びました。
「ラセー!何をしている。早くこい!」
そうして私は急いで男を、いや大切なる少女を追ったのでございます。
「あの女と何を話していた」
「何という話ではございません。ただあのように泣いて哀れでございますので、背をなでてやりました」
「ふん、奴隷女に同情など無用だ」
「母を慕って泣いているお嬢様の前で、なんという無慈悲なもの言いをなされるか」
「貧乏占い師の分際で、私に説教か。お前の話など聞きたくもない」
私は男の無情さを心底腹立たしく思っておりましたので、すでに礼態を保つ理性も尽きておりました。
「いいえ、聞いてもらわねばなりませぬ。特にこれから申し上げる忠告だけは無視されませぬよう」
「忠告だと」
「お嬢様の高貴なる未来、けっして口外してはなりませぬぞ。
私達のどちらかが下手に口外して敵を作らぬ限り、お嬢様は何者にも狙われることはございませんからな」
「何者かに狙われる?」
F
「このたびの話、万が一アイシス様の耳にでも入ったらいかがされまするか」
男の眼がハッと反応いたしました。さすがは王族にも精通する名門貴族のことだけはあって、そのあたりのことは私どもよりも、
ずっと詳しく承知しているらしく、男は即座に「声を抑えろ」と、私に命令をいたしました。
私が知っていることはあくまで噂でございますが、御歳17になられたアイシス様は、メンフィス王子に近づこうとする娘を嫌い、
たとえその相手が他国の姫君だとて、容赦のない仕打ちをなさると。
しかしアイシス王女の名を聞いただけで、たちどころに緊張した面持ちになった男の様子を見る限り、
町人たちの噂はあながち嘘ではないのでございましょうな。
「強運ゆえに、命まで取られることは無いでしょうが、万が一、傷つけられるようなことがあってはお可愛そうですからな。
ご成婚のその日までお嬢様をお守りせねばなりますまい。他言は無用、よろしいですな」
「言われるまでもない」
この日より、奴隷娘にして、大貴族の令嬢であるその少女は、粗末な我が屋でこの私と暮らすようになったのでございます。
それからの4年。様々な人間の思いを揺らし、時は過ぎてまいりました。
このエジプトでは前王ネフェルマァト様がご逝去され、まもなくメンフィス王子がファラオにご即位なされます。
そして未来のエジプト王妃といえば、幼かった短い髪も、今では長く伸び、なめらかに艶めいておりまする。
薄衣をまとった小麦色の肌が、若く輝く姿に見とれぬ男はおらぬほど。しかし私が何より嬉しく思うのは、
大きな黒曜石の瞳に、母ゆずりの慈愛と気品が息づき、それこそが彼女の美しさの源となっていることでございます。
私は感じておりました。ハスの蕾が静かに静かに花ひらくように、この娘にもまた、
花ひらく幸せのときが静かに静かに近づいていることを。
ああ、それなのに、今このときになってナイルはなぜ、あの青い瞳の少女をこの地へおとどけになったのでございましょうか……。
白い花びらのような肌を持ち、金の髪を陽と交わらすあの少女を……
つづく
キャロル無しの話かと思えばキャロルキタワァ*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。..。.:*・゜゜・*
それに久々のこちらでのうpありがd。エジプトの王妃@序章作家様。
これからの話に期待しておりまする。
語り風が(・∀・)イイ!
ジエーン臭い
深夜組のクールで太っ腹なレスする人は何処に行ったのか?
こらこら、ナカマ増やそうとしちゃいかんですよ。>492
浅いヤシだ。
深夜組は闇にいるんじゃない?
深夜組さん達はエチなのが好きみたいだしね
こっちのスレと闇スレは微妙に年代層が違うのでしょうか。
規制多いのね。
同じキツネでもフェネックの方がまだいいと思う、今日このごろ。
G
荒麻の奴隷服を身につけたとたん、見るからに苦労を知らない白くやわらかな手がいっそう際立ってしまった。
「顔も手足も、こうするのよ。さあ」
セフォラは容赦なく墨灰をこすりつけた。
色黒く汚れていく自分の手を見つめながら、キャロルはその訳が飲み込めずにいた。
「なぜ、こんなことを」
「あなたのためよ。貴族や兵士は、美しい奴隷娘を見つけると、むりやり家につれて帰って愛人にしようとするわ」
「愛人ですって!そんな!」
16歳の少女の背中に、ぞっとする悪寒が走った。
キャロルはみずから墨灰をすくうと、それをゴシゴシと頬にあてて肌の白さを消した。
「私達は貴族や兵士に何を強要されても抗うことはできないのです」
足元にひざまずくようにして、自分のために足先にまで一心に墨灰を塗ってくれているこの女性に、
キャロルは温かな気持ちを覚えた。
「助けてくれてありがとう、セフォラ。あなたとセチにはなんとお礼を言ったらよいか」
幸せだった現代での生活から引き離され、3000年もの時を越えて古代エジプト---しかも奴隷村へ
流されてしまった。そんな張りつめた心細さのなかで、セフォラとその息子セチの優しさだけがキャロルを支えていた。
「私にもあなたと同じ歳の娘がいるのよ。訳あって離れて暮らしているけれど……。
あなたを見ていると、まるで娘が帰ってきたようで、とても放ってはおけないわ」
そう言ってこぼれた微笑みの、無償の優しさ。
そんなとき、キャロルもまた、ふとセフォラに母の面影を重ねてしまうのだった。
H
「この布を頭に。できる限り深くかぶって顔を隠しなさい」
セフォラはキャロルの頭に粗末な陽よけ布をかぶせ、少しでも若い娘の美々しさを抑えこもうとしていた。
かつての自分が懸命にそうしていたように……
カンカンカン、カーーン。カンカンカン、カーーン。
奴隷たちを急き立てる鐘がけたたましく打ち続けられていた。
「さあ、私たちも工事場へ行かなくては。いつまでも家でぐずぐずしていると、見まわり役人に見つかってしまうわ」
「見つかったらどうなるの?」
「ムチで打たれながら追い立てられるのよ。見せしめに殺されてしまうこともあるわ。
奴隷はね、どんなささいな理由でも簡単に命を奪われてしまうのです」
まだ早朝だというのに、外へ出たとたん強い陽射しが瞳に差し込んできた。
このときキャロルが一瞬めまいを起こしたのは、むろん陽射しのせいだけではない。
「しっかりしなさい、キャロル」
これから始まる過酷な一日からこの少女を守りたい、セフォラはその一心で、
返事もろくにできないほど絶望している娘を叱った。
「さあ、この水袋を持って。絶対に私のそばから離れてはだめよ。いいわね」
初めて足を踏み入れた工事場は、どこを振り向いても、巨石、丸太、車、油瓶、水瓶であふれかえっていた。
そのなかを材引き用の太縄がまるで罠のように無数の放射線を描き、奴隷たちはそのような障害物を
かいくぐるようにして個々の仕事を果たさなければならない。考古学に心酔していたキャロルが、
ぼんやりと工事の光景に見とれてしまうようなら、たちまち命が幾つあっても足りない事態になる。
いや、たとえ気をつけていても、そこは危険極まりない場所に違いなかった。
初心者が現場事故で死んでいく様を嫌というほど見てきたセフォラは、キャロルの身を案じて気が気でない時を過ごしていた。
I
「おい、水を飲ませろ!」
「俺にもだ!水をくれ」
朝を見送り、時間とともに陽はますます強くなっていく。工事場の誰もが、苦役とともに喉の渇きを背負っていた。
「早く!こっちにもくれ!」
ひとたび奴隷女が水袋を手にして工事場へ入れば、あちらこちらから声が飛んでくる。
はじめのうちは側にぴたりとくっつき、離れようとしなかったキャロルとセフォラだが、
四方八方から飛びかう要求に応えるうちに、いつしかお互いを見失ってしまった。
きゃーーーーーっ
突然、女の悲鳴が響いた。彼女をとりまき、大勢の奴隷が大声で騒ぎ立てている。
「奴隷女が石の下にまきこまれたーーっ!!引き殺されるぞ!」
「死ぬぞ!死ぬぞーーっ!!」
地獄のような光景を前にしても、監督官の声に躊躇はなかった。
「止めるなーっ、工事が遅れる!たかが奴隷女だ。かまうな!このまま引けーーっ」
今まさに奴隷女が引き殺されるという刹那、監督官の前に飛び出していく二人の少女がいた。
一人は見るからに上質な薄布の美衣。一人は粗末な奴隷の服。
二つの長い陽よけ布が絡みあうように揺れながら、監督官につかみかかっていく。
「止めて!!殺さないで!!」
「この乱暴者!セフォラを殺そうとするなんて!!」
石引きはセフォラの片足を犠牲にし、ようやく中断された。
J
その一部始終を見ていた将軍ミヌーエの脇をすりぬけて、怒りの形相の男が駈けよってきた。
「ココサァニ!」
「お父様っ」
「お前というやつは、なぜこんな所にいる!」
父は男の力を緩めることもなく、続けさまにバシリ、バシリ、バシリと片頬を三回打った。
「きゃあぁぁぁぁ」
「ここはお前の来るところじゃ無いんだ!!」
手加減のない痛みにココサァニは悲鳴をあげて転げまわり、その場にうずくまってしまった。
「どけどけ、奴隷ども!道をあけろ」
周りの人間があっけにとられているなか、その体をむりやり引きずられるようにして、
泣き顔の令嬢は工事場の外へと連れられていった。
さて、残された舞台には依然異様な空気が消えなかった。無理もない。
奴隷娘が監督官に逆らって工事を止めたとなれば、その先にある残忍な見返りは、ただ一つ。
「セフォラ、セフォラ、しっかりして!」
「キャロル、ほうっておけば良かったのに。あなたが殺されてしまうわ」
「ひどい血だわ。早く手当てをしなければ」
いたわりあうセフォラとキャロルの背後に、不気味な薄笑いを浮かべた監督官が近づいた。
「この奴隷娘め。覚悟はできているだろうな。奴隷の分際で、この私に逆らいおって」
キャロルはギラギラと自分を狙う刃を目の当たりにして、ようやく無我夢中の境地から醒めた。
(こ、殺される!私、殺されるんだわ!!)
K
「ラセ!ラセ!なぜココサァニを見張らない!」
戸口を開けるなり、カミテはどなり声を響かせた。
「ご覧のとおり私の家は大きなお城ではございませんよ。そんな大声は無用というもの」
ラセは皺だった両手を食卓にのせると、やや重そうな尻をよいしょと持ちあげて椅子を離れた。
「ココサァニが一体どうしたと……、おお、お前どうしたんだい!その顔は!!」
父に腕を掴まれたままうつむいている少女の顔半分は、赤く青く変色し、腫れあがっていた。
「なんということを!この子に手を上げなすったね」
カミテは腹の虫がいまだ納まらないようすで、
「私の言いつけを破ったからだ」
と吐き捨てるように言った。
「ひどいことを!かよわい娘を怒りのまま痛めつけるなんて。そんな父親がどこにいなさるね」
「うるさい。お前、この私に向かってその口のきき方はどういうつもりだ。身分違いをわきまえろ」
「私はこの子が12のときから預かっているんです。いわば親代わり。
娘を殴られたとあっては、たとえ相手が誰だろうと黙ってはいられませんよ」
そう言うと、ラセはココサァニの体を支えるようにして寝室へつれていった。
「痛むかい?」
「なんでもないわ。こんなの…」
ココサァニは、「お母さんに会ったわ。足にひどい怪我を……」と言ったきり、わっ、と顔を手で覆って泣き出した。
L
ひとしきり泣いたあと、
「さあ……。そんなに泣いたら熱がでるよ」
と、ラセが顔にあてがってくれた濡れ布が、ひんやりとココサァニの頬にしみていく。
冷たい感覚が乱れた心を少しだけ落ち着かせてくれた。
「ありがとう、おばあちゃん」
ココサァニは、この老婆が好きだった。
血のつながりこそ無いものの、4年間の二人暮らしが彼女達をもう一つの家族に育てていた。
「ひどい父親だよ。お前に八つ当たりすることじゃ無いだろうに」
「やつあたり?ああ、工事が遅れているから……」
カミテはいま、セフォラ親子が働いている工事場の総監督官を務めている。
あと2ヶ月で完成させろ、と厳しく命じられているにも関わらず、その進行はかんばしくない。
それだけでも彼をイライラさせるのに十分だというのに、ココサァニが、
あれほど厳禁していた奴隷の世界に足を踏み入れたことが、どうにも許せずにいた。
しかも近頃は、彼にとって面白くない情報ばかりが次々と耳に入ってくる。
ヒッタイトの魅惑的な王女が、メンフィス王のお妃候補としてエジプトに来訪していること。
更にはアイシス王女とメンフィス王の結婚話がいよいよ煮詰まっていること。
今日明日にも、彼女達のどちらがファラオに嫁ぐか公布されそうだというのに、
自分の娘はいまだメンフィス王と出会ってもいない。カミテは二重三重の苛立ち、焦り、
そしてラセへの疑心で、顔つきも変わるほどに自分を捨てかけていた。
M
新たに絞った濡れ布が、もう一度、頬に冷たさを移す。
ラセは責めるでもなく訊いた。
「なぜに工事場へ行ったんだね?行けばカミテ様に見つかることは承知していただろうに」
「どうしても家でじっとしていられなかったの」
「それはまた何故」
「…このごろ…私、なんだか変なのよ」
ココサァニは心に霧がかかっているような表情を浮かべた。
「どう変なんだね」
「うまく言えないわ。ただ、どうしようもなく胸が騒ぐのよ。
どこかへ行かなければならないという想いがいつも消えなくて……。
何かが私を待っているような、呼んでいるような、そんな苦しい気持ち。ああ、やはり上手く言えないわ」
ココサァニの表情とは対照的に、ラセは、我が意を得たり、という顔をした。
「瞳をお見せ」
「また?」
「いいから」
ラセはじっと彼女の瞳を覗きこんだ。
「何が見えるの?」
もう幾度この問いかけをしたか分からない。しかしその答えをもらったことは一度もなかった。
「おお…まさしく」
黒曜石のごとく輝くそのなかに、神々しいほどに美しい花嫁が、いつにもましてはっきり映っていた。
N
ラセがココサァニの寝室から出てきたとき、カミテはまたもや小言の溜まった顔をしていた。
そんなものを聞かされる気はない彼女は、まずは口封じとばかりに満面の笑みをおくった。
「いよいよでございますよ。時が参りました」
カミテは一瞬ぼんやりしたあと、それが一日千秋の想いで待っていた言葉だとようやく理解した。
「ほ、本当か!!」
「はい」
苦虫を噛みつぶしたような顔が、みるみる狂気めくほどの笑みに変わった。
「とうとう来たのだな。とうとう」
「はい。たったいまココサァニの瞳を見てまいりましたが、運命の熟を見た想いでございましたよ」
「おお、私は何をしたら良いのだ。何を」
「何もする必要はございませんとも」
「いや、だめだ。もっと衣や宝石で装わせたほうが良いに決まっている。買い与えねば」
ラセは「そんなものは必要ございませぬ」と言葉を返したが、
「もっともっと美しい娘にしなくては。アイシス様に勝るほどに!ヒッタイトの王女など霞むほどに!」
そう言って、相手はゆずらない。
(また、それか。いかにアイシス女王が美しくあろうとも。大国の王女が言い寄ってこようとも、
ファラオの恋の運命はココサァニに流れていくと幾度も申しているのに)
ラセは今さらながらにこの男の意固地さを見るようで、それがなんとも苛立たしく、
おもわず相手の心をいたぶる一言をつぶやいていた。
O
「衣も宝石もいりませぬ。あの子は十分に美しい。ただ、気になるのは……」
「何だ」
「あなた様がファラオの怒りを買わねばよろしいのですが……。
なにしろあの子の痛々しい頬。まるで顔半分が別人のようでございますからな」
その言葉を聞いて、カミテの顔からさーっと血の気が引いた。
「おお、私はなんという馬鹿なまねをしてしまったのだ。よりにもよって運命の時が巡ってきたこのときに!」
育て子の情の細やかさを知っているラセは、ココサァニが、あの峻厳なメンフィス王の怒りから
カミテを庇わぬことはあるまいと分かっていた。しかしそれを伝える気はおこらなかった。
(せいぜい後悔なされませ)
ラセは頭を抱えている小心の男をたたみ掛けるように言った。
「カミテ様、ココサァニにお優しさをお示しなさいませ」
「うむ……」
「今日からは何でもココサァニの心のままに」
「なんだと」
「あの子は怪我をした母を見舞いたいと願っております。行かせてやりなされ」
「なに!ならぬ!それだけは許せぬ!」
「どこへでも、行きたいと望むところへ行かせてやりなされ。
ファラオとの出会いはもう間近か。明くる朝でもおかしくはございません。そう瞳に暗示が出ておりまする。
よろしいですか、カミテ様。これからが肝心な時でございますよ。
ココサァニの運命を信じて、あの子に自由を与えなされ。
親がそうがんじがらめに縛りつけては、ファラオとココサァニの運命の恋を逃がしますぞ」
つづく
続きが早く読みたいよう・・・・・・・・
ありゃりゃ。
スレが伸びてるイコール荒れてると思ったら・・・
うpありがトン。。。
オリキャラ多いな・・
塚オリキャラ大杉キモイ
Ψ(`▼´)Ψみたく、最初にことわり入れててくれたら
スルーできたのにさ、オェッ
オエッは言い過ぎだよ!>510
私はオリキャラ自体は嫌いじゃないけど
オリキャラ多い作品は王家創作というより
オリジナル小説を読む感覚で読ませてもらってる。
Ψ(`▼´)Ψと同じで人によって好き嫌いはあるだろうね。
オリキャラマークも必要かな?
オェッはわたしも言い過ぎとおもう。
が、気持ちは分かるよ。
オリジナル小説読みに来てんじゃないからね。。
オリキャラマーク導入賛成、激しく欲すぃ。
オリΦ(・Θ・)Φカラ
オエッは言い過ぎに一票。
ただ、確かにオリキャラと主要キャラでカップリングされるとツライ。
好きなのはあくまで王家キャラだから。
既存キャラの基本的な設定を変えられるのも好きじゃないんだが、
そこまで言っちゃうと何も書けなくなっちゃうから、
ここは読み手がスルーするべきところなんだろうな。
>>513 カワイイ!!
オリキャラって言っても、脇役程度なら全然おっけなんだけど
オリキャラが過半数を占めると、ちとキツイというのは同井。
せっかく面白い話だったのにスレの流れで
作家様がうpやめたらどうしてくれるの?
とりあえず最後まで読むか、スルーできないのですか。
べつにどうしてもあげない
スルーったっていつ終るか、どれだけオリキャラ増えるか、ワケワカラン状態で待てないっしょ
途中からでも、スルーするためのマーク入れてくれればオッケー
王家の創作読みたいわけなんで是非Φ(・Θ・)Φマーク頼みまそ
オリ小説が好きな読者もいるだろうから、それはそれでいいんじゃないの。
最初に、人物紹介入れたらどうなんだろう?
書きづらくなるのかな?
いくらマークや人物紹介があっても、必要以上にオリキャラが多いのは何だかなぁ。
過去に踊り子の呟きなんていう名作があったけれど、主人公オリキャラだったけれど王子との絡ませ方や、引き込み方がすごい上手かった。
結局は結ばれないままで終わったのが良かった。
オリキャラもああいう風なのなら十分許容範囲です。
「必要以上」「許容範囲」の感覚は人それぞれ。
私自身は降りきゃらも、王家をベースに自分の創作を展開するのもありだな。オマージュっつうか。
でも、そんなの興味ない人もそりゃあいるだろうから、
はじめに作家さんが、大体どんな人物が出てどういう話になるか説明するのでいいんじゃないでしょうか。
どういう話になるか知りたくないな。
知らずに読みたい。
オリキャラの有無と予定人数だけおながい。
オリジナル好きなひと、嫌いなひと双方の為に目印は必要かも
知らずに読んでオリキャラわんさか・・これは時間の無駄でがっかり>自分の場合
叩かれると、レス増えるパターンもどうなんだい?
その方が萎える。
ほんっと・・・叩くの好きだよね。
作品にはレスしないくせにね。
叩いてないじゃない。
マーク導入の提案・議論程度にしか取ってないけど。
つまんない作品にはレスできないよ。
でもそれとこれとは別問題、いっしょにされちゃ困るね。
〜〜腐女子の特徴〜〜
・ 語尾に「でつ」「まつ」は必至。
・ 一人称に「漏れ」を使う。
・ 「。・゚・(ノД`)・゚・。 」泣きAA多用。
・ 「○○ドゾー」など差し入れAAを用いて馴れ合う
・ ○○なのは私(漏れ)だけ?なんて感じの同意の求め方をする。
・ 「スマソ〜で逝ってくる」「LANケーブルで吊ってくる」などを良く使う。
しかし「逝ってくる」と言いつつも、すぐに戻ってくる。
・ 「〜につきsage」などはsageればいいってもんではないことを理解できない。
・ 荒らしを無視できない。
例)「あらあらまたですか。暇な人ですねえ。」
「みんな、わかってると思うけど、>>○○はスルーですよ!(`・ω・´) 」
構うから荒らされるんだぞと、10回注意しても直らない。
※該当項目が多いほど、あなたは腐女子の傾向が強い人です。
注意しましょう。
・ ○○なのは私(漏れ)だけ?なんて感じの同意の求め方をする。
変形バージョンとして「〜と思う1人です」もアルヨ。
同意見のものが多数いると決めつけ大前提、1レスで5人分ぐらいの発言をする。
今連載中の人、マークでもつけて続きプリーズ!
はやくメンフィス出てこないかな。続き読みたいっす。
新作も投下おねがーい
ババアどもがなに言ってんだか。
エジプトの王妃作家様、オリキャラの好き嫌い問題はともかく
お話じたいとっても面白いので楽しみにしています。
今はどんなに良いお話を書いても叩かれたり荒れたりするんだと思います。
全然気にせずに書いてください・・・楽しみにしてる読者もイパーイいますから。
叩きレスではなく、ここでは作品を読みたいと思っているの、私だけじゃないですよね?
読みたいです。
はい。私も続き読みたいです。
でも、書いてくれるか不安・・・・
色んな作品があったほうがスレが盛り上がるし、うp自体は歓迎なんだけど、
オリキャラ系は苦手なんで、平和にスルーするためにΦ(・Θ・)Φマークとか
最初に説明とか入れてくれるとありがたい。
って注文はわがままなのか?
色んな作品があったら、そりゃ嬉しいよ!
スレ統合してほすぃけど、闇はマターリしてるし・・・。
容量ある今の内に、アンケとかしてみる?
オリキャラが出ばりっぱは正直カンベン
脇役で1人2人、チョイ出は平気。
Φ(・Θ・)Φ←これ考えたの? コピペ?
なんか萌える
採用きぼー
統合つったって、こっちの住人の一部がエチーな話いやがって、分岐を招いたんだよね?
結果闇はマターリ平和なんだし。
今更むりぽ。
テンプレでも作ってみるかい?
スレへの要望とか、オリキャラマーク採用とか、何かある?
いろんな意味で大人が多いやね>闇スレ
必死な香具師がいない、濃厚ストーリー中心でもレスはあっさりマターリ
裏山すぃ・・・・・・・・・・
>>540 なんでもありの余裕でそ。
はじめから闇にはうpする作品に制限設けてないんだから、清純派作品投下してもオッケだよ。
無理に統合しなくても。
投下先は作家の自由じゃなかったかね?
いっそのこと、此処をオリキャラスレにしたら?
令嬢ネタ苦手派もいただろうに、むこうではじょうずにスルーできてる。
なんでココの人にはできないんだろう。
でも清純派の人たちが、エロ作品とエロ感想レスが嫌がってたんだから
今になって統合しても、また荒れるだけだって。
ていうか、エロが嫌とか揉めておいて、こっちは荒れてばっかりだから
それなら闇と統合するかとか、じゃ闇にうpするか、、、って、、、それってどーなのかな。
身勝手な気がするよ。
そゆこと。
そうかな〜。
清純派ファンは、どすればいいの?
清純派の人達って、二次パロに対する許容範囲が比較的狭いんじゃないかな。
エチシーンが嫌っていうのは、イメージ壊されるのが嫌っていうのと繋がるものがあると思う。
だから、好みでない作品が続くと、不満がたまって荒れやすくなる。
そういう自分はエチはOKだけど、オリキャラは苦手。
キャラの捏造はもっと苦手。
苦手タイプの作品が続くとガッカリはするね。文句は言わんけど。
私の作品のせいで不快な思いをされた方が沢山いらっしゃると思います。
読者の皆様やこのスレに迷惑をかけてしまって、心から申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これからは、完全にオリキャラしか出ないページには、必ずΦ(・Θ・)Φマークを
つけるようにします。本当にすみませんでした。
このスレ絶対荒らしがいるよ。
ツマランとか自演だとか煽って、討論レスに持ち込んで、
大多数を占める真面目な住人たちはそれに乗せられ、注意書きとかマークとか・・・
でもさあ、それはそれとして、オリキャラとかエロとかあれが苦手これが苦手って、
今更そんなんいってどーすんの。
まぁエロは成人向けの制限て社会的にも普通だからまだスレ分けの
意義はあるが、そもそもここ同人スレでしょ。
人の妄想にイチイチイチイチ苦情いうのは、このジャンル自体にたいする否定。
作品が投稿されないのも当然だわさ。
【是か】王家二次パロ議論スレッド【非か】に誰が書きたいもんかね。
作家さんは「文句いうならテメェが書けやごるぁ!」って思ってるよきっと。
>506
17
恋しさに足は逸る。
「お母さん!兄さん!」
感極まって飛びこんだ扉の向こうには、抱きあって喜びあえる肉親が待っているはずだった。
「私…、帰ってきたわ……」
しかし彼女を受けとめてくれる腕はなく、有るか無いかのとぼしい燈火だけが、
この家の泥レンガの壁をさびしく明滅させていた。
ココサァニが手持ちの松明をかざしながら狭い家中をさまよえば、見覚え深い母の陽よけ布が、
抜け殻のように床に臥していた。
食卓に飲みかけの水杯。質素な料理を手つかずで残す火口には、まだ温もりを含む灰。
そう、家族はまさに、忽然さながらに消えていた。
(いったい何があったの)
先刻、この家で起こった事件を、ココサァニが知りようもない。
それはキャロルが夢を見ているような心地で昼間の出来事を思い返していたときのこと。
「ねえ、セチ、ミヌーエ将軍って、どんな人なの?」
キャロルは、監督官に殺されかけたところを救ってくれた風貌立派な男のことを尋ねた。
「あの方はメンフィス王の一番の腹心。人望あつい方だよ」
セチの口ぶりには、ミヌーエへの憧れが見て取れた。
「古代にもあんなに心優しい将軍がいるのね……」
「将軍にはどんなに感謝してもしきれないよ。君を救い、そのうえ母さんには、足の怪我が治るまで苦役を免じてくれるなんて」
セフォラのほうを見やれば、さきほどから寝台のうえで身じろぎもせずに、ずっと目を閉じている様子。
あれだけの大怪我を負った身で、果たして鎮痛剤無しで眠れるものだろうか?とキャロルが案ずる、そんな最中、
戸はなんの前触れもなく、荒々しく開かれた。
18
来訪者とまともに目があってしまい、キャロルは恐怖の甦りに震えた。
(あの監督官だわ!)
不意をつかれて身を隠しようもなく、どうにも嫌な相手にキャロルは姿を見られてしまった。
「女、異国者だな!」
監督官もまた、こんなところで異形の娘を見つけるとは思いもせず、驚きに言葉をつっかえさせながらの怒鳴り声。
昼間は将軍ミヌーエの命令に否応無く従うしかなかった彼は、まんまと死罪を免れた娘に
嫌味の一つでも言わねば腹にすえかねると、娘の所在を捜してゴセン村の一戸に立ったというわけだった。
しかしそんな小娘など、もうどうでも捨て置けと思えるほどの新たな標的を、彼は目の当たりにしてしまったのである。
「ええい、あやしい娘め!こい!」
監督官がキャロルを捉えようと手を伸ばしたとき、
「キャロル、逃げろ!」
セチは、力任せの体当たりを彼にくわせた。体躯の良い若者からまともに当て身をくらい、監督官は大げさによろめいた。
「逃げるのよ!行きなさい!」
セフォラの声を耳にしたとたん、キャロルの身ははじかれたように監督官をすり抜けた。
無我夢中で家の外へ飛び出したものの、外は星も月もない漆黒の闇。右も左もわからない土地不案内の地で、
どっちの方向へ逃げればいいかも分からないまま、少女はただ走ることしかできない。
----走って。走って。何処へ?分からない。でも走って。この悪夢から逃げて。
突如、頭の中に星が舞った。
彼女にはこれからしばらくの記憶が無い。暗闇のなか大樹にぶつかり、額を強く打ちつけ、
そのまま葉風が見下ろす地で失神してしまったのである。
19
その夜のうちにセフォラ親子が捕らえられたのは言うまでも無い。
「貴様ら、異国者をかくまっていたんだな!それがいかに大罪かは知っているだろうな!!」
ただでさえ重みを得ない奴隷の命が、まして軽いものとなり、二人は牢に繋がれた。
そんな事情を知る由もないココサァニは、捨てようのない不安を抱いたまま、一人きりの夜を耐えていた。
(やっと会えると思ったのに……。お母さん……)
幼いころの別れの日が、嫌というほど鮮やかに思い出される。あれから4年もの間、
自分は母との再会だけを憧れに生きていたのだと、今更ながらに彼女はしみじみ気がついた。
今夜、ここへ向かう道すがら、母の歓迎の笑顔を思い浮かべては、
まるで地を浮いて行くごとき心地で歩いていた自分が、無性に愚かしくさえ思えてくる。
(母さん、兄さん、何があったの)
この静寂と、底なしの闇の中では、とうてい眠ることなどできそうにない。
窓にごく微かな闇の薄れを見つけると、ココサァニは外へ出た。ゆっくりと生まれゆく太陽が、
もうすぐ故郷の景色に会わせてくれるはずだ。
幼いころから、ここから見る朝陽がたまらなく好きだった。つい、いつまでも見とれていると、よく兄が迎えに来てくれた。
「ココサァニ、だめじゃないか!外でウロウロしているところを兵士に見つかったら、うんと酷い目にあうんだよ!」
兄の怒った顔が妙にうれしかったものだ。
(あ…、音)
前方からひずめの音が聞こえる。なんという駿馬。遠かったそれが、風のごとき速さで近づいてくる。
(きっと兵士だわ!か、隠れなきゃ!)
貴族令嬢の格好をしていることも忘れ、子供のころに教え込まれた忠告に、体が素早く従ってしまう。
ココサァニはパピルスの茂みのなかに飛び込んだ。
20
まるで自分を目指してでもいるかのように真っすぐに、騎乗の男は駈けてくる。
(近くで止まった…!)
少女は葦陰から出るに出れなくなり、息を殺して事態を見守るしかない。
太陽を背負い、男が馬を降りた。逆光のせいでその姿は定かには見えないが、ならびなき威風の影がそこにある。
(こっちへ来るわ!)
男は歩み、隔たりを狭めるにつれて逆光の影を払っていく。
太陽の中から現れたその姿に、ココサァニの全身から力という力が抜けていった。
(なんという、なんという美しい人。恐れ多くなるほどの威厳。この方はまさか……)
男はココサァニのすぐ側に身を置くと、長い両手をすっと伸ばして清水をすくった。
よほど喉が渇いていたのか、幾度となくその所作を繰り返し、ようやく渇きを癒し終えたようだった。
こぼれゆく水にさえ嫉妬が湧くような、魅力なす手。その手の甲で濡れた口元を拭いながら立ち上がると、
男はすぐには馬に戻らずに、ココサァニが潜むあたりをじっと見据えた。
パピルスの茂みの重なりから微かな光がこぼれている気がしたのだ。
(こっちを見ているわ)
ココサァニの体は震え、パピルスの茎に、葉に、それが移っていきそうになる。
男の足音が一歩、葉音をたてて近づいた。
もしもこのとき、あの騒動が起こらなければ、ココサァニの身は間違いなく葦陰から引き出されて
いたであろう。エジプト王妃となる運命を抱く者として。
「金色の髪だ!金色の髪の娘がいるぞーっ」
「そっちへ逃げた!捕まえろー」
どこから湧いたのか、兵士達が束になり、西の方角で声を放つ。
男はいぶかしそうに眉根をよせて、「金色の髪の娘だと」とつぶやくと、
ひらりと優麗な身のこなしで馬に飛び乗り、馬頭を反して駈け去っていった。
つづく
タテマエ548
ホンネ549
エジプトの王妃作家様。面白いですよ〜
この調子で頑張ってください。
煽る人もいるけど、楽しみにしている人も大勢いると思いますので
これからも作品アップ心待ちにしてます。
エジプトの王妃作家サンと
>>549タンが結婚して良かった。
そんな風に思ってしまったよ。
どういう意味?
ジエンの疑いは掛けられないじゃない。
遅い報告になりましたが、移転しました。
http://yellow.ribbon.to/~oukeyxvt/ 鯖を教えてくれた方、ご心配してくれた方々、本当にありがとうございました。
まだカウンターの設定もしていない状態ですが(w)、
創作の方も順次掲載していきます。
ただ、本格的に鬼とこっちで別れてしまったので、
分類をまた分けなければいけないのか、ちょっと悩んでいます。
管理人様御疲れ様。<m(__)m>
本当にいつもお疲れ様です。管理人様、ありがとう。
早速、お気に入りに登録しました。
お引越しお疲れ様でした。
556の目的不明
のちの作品うp分も同時刻
予め書き貯めといて、コピペしたと思われてもしょうがなくなる
556は余計
もういいじゃないの、何だって。
なんでそんなに粘着するんだよ〜
予め書き貯めといて、コピペだろーが、何だろーがスルーできないの?
自演だ何だ言うなら、今に始まった事じゃないでしょ。
どうなれば満足するのかな。
結局、自分の作品がマンセーされる以外は受け入れられないんじゃないの?>563
564に作家にされたよプ
自分を攻撃する者は作家だと、思いたい?
なんで?
自分が作家だからかい?
残念でし
いつまでたってもこんなじゃ、スレ分裂もある意味正解だったね。
せっかく昼休み楽しみにして来たのに・・・ショボボーンもうダメポ。
ホントに昔のスレがなつかしい。
難民に来てから、おかしな事いっぱい。
昔は部外者に出て行けとよく叩かれてたけど、
スレ内は平和で楽しかったよ。良識のある人ばかりで・・。
余計な燃料投下しちまったようだ(´・ω・`)
コピペって・・・・・・・・・何言っても無駄か。
無駄無駄、すっこんでろ(w
きょうも連れ立ってご登場
作品うp分も同時刻って、そこまでチェックしてる563恐い。
えらい執着というか粘着な人だな。
私怨ちゃんで頭が悪い香具師なのか。
うん、スレ分裂して正解だったと思った。
でないと王家創作スレ自体壊滅しちゃうところだったよ。
マターリさん達は闇鍋に引越ししたみたいだし、ここは相変わらず粘着系私怨式がいるし。
ちょっと愚痴になります。
私は以前何度かちゃちい話を書かせてもらったのですが、
どうも私がうpする度に、
こういう私怨ちゃんが必ず出てくるんです。
他の作家様の時はそうではないことが多い。
「よほど私の話が気に入らないんだ」って思ってROMしてるのですが
いつでもそれをジサクジエンとか作家同士の確執とかって書いてある。
ここでは作家=読者って人も多いとは思うけど
私は自分の話の感想も気にはなるけど
他の作家様の作品は、純粋に一読者として楽しみにしてて
当然自分の話はおいといて、
他の作家様には感想のレスを書いてたんです。
私が話書かなきゃ平和なのかって思ってると
もう見境なしに荒らしてるし、
こういう現状をみるのはいやです。
ごめんなさい、吐き出すところがなかったので書きました。
前は書き手と読み手が別れていたんだと思いますよ。
でもいつ頃だったか、読者さんが次々「私も書いてみました」みたく作品うpし出して
純粋な読み手が減ったのが、感想レスが減った原因の一因ではないでしょうか?
そんで、感想レスが減ったのが荒れる原因の一つ?と思います。
全体のレスが無いので、少しでも褒めレスがつくと変にウザく受け取られる。
あとはやっぱり、かなり沢山のお話が出た後だし今更何が発表されてもあんまし読者が驚かないっていうのかな。
最初に王家創作を読んだ時みたいな「感動」は薄れつつあるのは事実です。
初期のころの作家達がつくったイメージの焼き直しみたいな感じがしてしまう。
粘着だか私怨だかに反応する必死チャンも消えないね。
無限ループする気ですか。
577みたいな事するバカまでいる。
なさけない。
やれやれ・・・・・・・・ごみ溜めスレだわな
良スレだったのにね・・・
なんとか元の雰囲気とは行かないまでも、少しはなんとか
なって欲しいな。
あっちもこっちも(ry・・・だな
カナちゃん、予想するなら競馬の予想してくれ。
阪急杯(GIII)は
>>リキアイタイカン>>キーンランドスワン カナ?
>>455 >有○スレ、あそこも一年半くらい前に作家叩きで酷く荒れて壊滅的な状態になったけど、
>そこから立ち直ったから偉いと思う。
そのスレは、今のこのスレの壊滅状態よりも軽症でしたか?重症でしたか?
立ち直れるのかな〜、ここは。
私怨作家タンがおとなしくなってくれたら
どんどんうpも増えると思われ。。。
うpはしてくれようとはしてくれてるんだと思うけど>作歌さま達。
うpしたらしたで、それを叩く人が多いから次からは、なかなかうpしてくれないだけ。
この雰囲気ではうpしにくくなるのはあたりまえでしょ。
>588タソ私怨ちゃん=作家様だとは決め付けられないと思うんだけど。
>587
自分の目で見てくれば?
「有」で検索すると出てくるスレで、冒頭に保管庫へのリンクがある。
そこへ行って2002年夏頃の過去ログ見れば判ると思う。
初心者向けの説明は一見の価値有り。
作家と決め付けられないけど
ただのいち読者ではなさそう・・・
だって、かなーり根が深いですよね、私怨ちゃん。
またその話題か・・・ガクッ
このスレを荒らしているのは私怨ちゃんではありません。
(2chだから荒しの正体なんて突き止めようもないのに)
私怨ちゃんだの嵐作家だのと何度もその話題を出したがる人。
きつい汚い言葉づかいでスレの雰囲気をギスギスさせる人。
作品を読むより祭りが見たいという人。
有○スレ覗いてきたよ。
祭りを見るより作品を読みたいっていう住人の気持ちが強かったから、立ち直れたんだと思う。
被害妄想同士のぶつかり合い、深め合う恨みの情。
かな。
だけど攻撃された作家様はほんとうにかわいそうで。
「雪のクリスマス」作家様なんて気の毒だったもの。
「ホルスの翼」や「エジプトの王妃」も名作なのに、嵐に邪魔されて。
被害者妄想同士は当たっているかもしれないけど
怨みつってもね・・・・・夏の事件は解決済みでしょうに。
>>592 このスレを荒らしているのは私怨ちゃんではありません。
・・・と言い切れるのスゴイな。
どうして分かるの?
私怨ちゃんじゃなかったら何なの?
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
モウダメポ.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚(ノД`)゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* *::+:・゜。+::*:.
夏の事件がまだ燻っていたのかい?
ああいいやあ〜
>>597に、もらい泣き。
皆・・・・・・・・がんがれ。
ええいいやぁ〜。うん、がんがろう!
597、元気出してや〜。
今でもこのスレが好きな人、多いハズや。
好き。
以前、連載させていただいていた者です。
私生活が忙しかったこともあるのだけど、どうもうpするのが怖くて
数ヶ月途中でストップしたままで気にかかっています。
いまさら続きをうpさせていただくのはアリでしょうか?
ダイジェスト管理人様のサイトにお願いしてみようかとも思っているのですが・・・
勝手にドゾー
どの作品な?>602タソ
ホントにどの作品なのか気になります〜
作品名をあげてくれたら、ファンの人は大喜びで歓迎すると思いますよ!
がんばって下さい〜
工作不要、お好きに。
605が・・・・ワッケワッカラーン
どれのこと、数ヵ月止まってた話て?
ダイジェストの管理人さまにお願いして、いっきに最後までうpきぼん
途中でプッツリはもぉいやん
そうだ
こういうのを誘いうけって言うんですかい?
そ、誘いうけ に 装いうけ
602です。ご意見ありがとうございました。
やはり最後まで書き上げたいので、
ダイジェスト管理人様にお願いしてみようと思います。
タイトルを書くとがっかりされそうなので明かしませんが、
もしダイジェスト様の方に載せていただくことが出来たら判明してしまいますね(w
ありがとうございました。
なんでいちいち「書いてもいいですか?」なんてご機嫌伺いするんだか。
結局はダイジェストサイトに書くんなら、最初から黙ってそうするべきだよ。
書きたいなら自分の意志で書けばいいんじゃないの?
よく表に出てくる作家さんほどへんに弱気なのが多いね。
タイトル明かさない、では答えようが無いね。
なにをどうしたいんだか。
そそ、タイトルくらい明らかにしてから発言してほしい
うp待てばいいだけなのに
なんで、そんなに必死なんだぁぁ??
燃料が不足してるんだな・・・・と釣られてみる。
誘いうけに誘われてみただけよ。
618が本人くさいのでマジレスやめとく。
前スレの本家スレと別スレと雰囲気が逆転してるね。
いつ来ても荒れてる。もういい加減にして!
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
カナシイヨ゚.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚(ノД`)゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* *::+:・゜。+::*:.
>602
いつでも待っています。
ところで、作家の方に聞きたいのですが、
ダイジェストサイトのBBSの方にも作品投稿場所があった方が
良いと思いますか?
2chに接続できない等の緊急用に活用出来ると思うのですが、
その結果スレが過疎化する危険性もあるかと思います。
無いよりはあったほうがいいとは思いますが・・・
ご意見等ありましたらお願いします。
>623
こんなに荒れ果てたスレの為にいつも一生懸命に仕事をしてくれて、管理人様ありがとう。
本当にいつも皆のことを考えてくれてて、レス読んで思わずウルっときてしまいました。
最近はここに来る度に元気なくして帰ることが多かったけど、今日は元気が出ました。
管理人様、作家様、本当にありがとう。
>623
BBS=投稿場所だと思っていました。
でもだれも投稿しないのはどうしてだろうと思ってました。
管理人様。
いつもありがとうございます。
作品投稿用は、あれば嬉しいです。
管理人様、いつもありがとうございます。602です。
あともう少しで書き上がりますので、
お言葉に甘えてメールさせていただくつもりでいます。
お手数をかけることになるかと思いますが、よろしくお願いしますm(__)m
投稿用はあれば私も嬉しいです。
早速使わせていただくかも。。。
>627
\(^∇^)/ 執筆、ガンガレー
どの作品がクルんだろー?
時のナイル作家さまだと嬉しいなー!
ホルスの翼かもね、うれしいナ!!
し・か・も、最終回まで読める?
いぇいいぇ〜い
あんな壮大なスケールの、優れた作品ほかにない
未完のままなんかしんじらんないよ〜!!
・・・・・・・・・・・
あたしもホルスとオモタ。
なんとなくそんな気がしますた。
もちろん、他の中断中の作家さま作品も待ってるわ〜〜〜ん!
叩かれたからウプ止めただの、自己マンセー作家だのいわれたくないからさぐり入れたのかい?
逆効果てゆっか、、
何のさぐりよ?
何が言いたい?
言ってる意味わかんないしw
管理人様、
お忙しい中更新ありがとうございます!
投稿用と雑談用にBBSはあったほうが
面倒がなくていいと思います。
いつも感謝しています。
(´-`).。oO(反応しすぎ)
マターリの合言葉は、どこいったんじゃい?
マターリが好きだよぅ。
.。::+。゚:゜゚。*::。. .。::+。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。*:+。::。゚+:。 ワァァァーン!!!゚*:。:゚:+:。.
オ, オボレル .:+゚:。:*゚:+゚*:。:*:゚:+゚:+゚*:。゚*(ノД`)+゚。:*゚+:゚+:゚:*:。:*゚+:゚*:。:゚+:.
。+゜:*゜:+゜。:+゜*:+゜:*゜:+゜ ゜+:゜*:゜+:*゜+:。゜*:゜+:゜*。
ヽ(;´Д`)ノ .:*::+。゜*:+::*+。゜*:+::*。゜ ゜。*::+:*゜。+*::+:*゜。+::*:.
。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.
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。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.
21
帰城するなり、女官長ナフテラを呼びつける声が響いた。
「およびでございましょうか、メンフィス様」
「この娘に湯浴みをさせ、身なりを整えてやれ」
ナフテラは王が連れてきた異国の娘を引き取ると、湯殿へ導いてやった。
みすぼらしい奴隷服は焼かれ、代わりに肌触りの良い薄布で仕立てた美装をあてがわれ、
美しい髪飾りを肩まで垂らせば、キャロルは見事なまでの麗麗の姫と生まれ変わった。
その仕上がりに満足したメンフィスは、自分の傍らに彼女を引きよせて昼餉の席に加えさせた。
新王の戴冠を祝うために滞在している諸国の賓客達の好奇の視線にさらされながら、
キャロルが身を硬くして席を得るなり、
「メンフィス、その娘は何者です」
あきらかに悪感情に満ちた女の声。
「そのような怪しき者をなぜに傍に置くのです」
威圧さえ覚える稀代の美貌の持ち主、メンフィスの姉であるアイシスが、キャロルを睨みすえていた。
メンフィスは姉の方を向くことも無く、
「なぜとは無粋な。気に入ったので連れてきた。それだけのことです」
と笑いながら、キャロルの瞳をまっすぐに捉えてみせた。
どきり、という音が洩れたのではないかと思うほどに、キャロルの胸はメンフィスのそばで高鳴りを放つ。
「まだ名を聞いていなかったな。申せ」
「……キャロル」
「キャロルか、良い名だ」
メンフィスは愛しそうに金色の髪を指先にからませた。
その姿に業が煮えたか、ろくろく食も取らぬままに席を辞する者がいた。
「わたくし、これで失礼いたしますわ」
22
それを引き止めようと、あのアイシスが慌てた。
「おお、ミタムン王女。どうかお待ち願います」
しかし王女は振り返ることもなく、足早に場を去っていった。
「メンフィス!どういうつもりです。ミタムン王女が気分を損じたではないですか」
「ふん、あんな女」
「またそのような不遜なもの言いを。あのミタムン王女以上にあなたに相応しい姫が
一体どこにいるというのです」
メンフィスはやや挑発気味に言葉を返す。
「姉上、それほどまでにエジプトとヒッタイトの政略結婚を望んでおいでなら、
いっそ姉上がヒッタイトの王子のもとへ嫁がれるがよい」
「ばかなことを!」
「馬鹿なことではありますまい。なんなら求婚の書状を今すぐにでも使者に持たせるとしましょう」
キャロルは、古代エジプトと古代ヒッタイトを股に掛けた姉弟喧嘩に遭遇し、
なにか現実離れした物語でも読んでいるような気がしていた。
「メンフィス、今日のあなたはどうかしています」
アイシスは、すべてはお前のせいだとばかりに、キッときつい睨みをキャロルに利かせたあと、
裾をひるがえして昼餉の席を捨てていった。
その足で急ぎ向かうのはミタムンの部屋。扉の前には王女の護衛兵が一人。
滑稽なほどにきちんと直立し、扉を警護している様に、彼の若さと生真面目さが見てとれる。
なるほど彼はこのたび滞在のヒッタイト兵のなかで一番の若年であった。
(こういう男ほど……)
アイシスはこのうえない美々しい微笑で彼をねぎらった。
23
「ご苦労様です。護衛の方」
禍々しいほどの美貌の女王に声を掛けられ、青年には憧憬を隠すことさえ叶わない。
「ミタムン王女様にお会いしたくて、まいりました」
「ど…、どうぞ、お、お入り下さい」
彼の声は震えていた。
「アイシス女王、わざわざおいで下さったのですね……」
さきほどの金髪美女がよほど気になるのか、出迎えたのは消沈の顔だった。
口惜しさのまま故国ヒッタイトへ引き返せれば潔いものを、すでにメンフィスに心奪われ、
熱く片恋している王女には、メンフィスをあきらめる決断などできようもない。
アイシスはわざとゆったりとした微笑みを浮かべながら、ミタムンの深刻さを消し去ろうとした。
「ヒッタイトの王女ともあろう方が、あのような娘のために愁うにはおよびませんのに。
あれは取るに足りない異形の娘。メンフィスはすぐに飽きてしまいます。さあ、お気をなおされて」
「お気遣い、痛み入ります。アイシス女王は、いつもわたくしにお優しくして下さるのね。
女王にお会いするまでは、わたくし、あなたのことを誤解して……」
ミタムンはそこまで言いかけて、失言を自覚したようだった。
「お気になさらないで、わたくしについて、いわれ無い悪名があることは存じております。
わたくしがメンフィスを熱愛するあまり、メンフィスに近づく者に嫉妬しては、
誰彼見境もなく仕打ちを与えるなどと……」
アイシスは悲しげに目を伏せて、細くため息をついた。稀世の美女が悲哀する姿とは、
女のミタムン王女や、王女の傍付きの老侍女さえもが、思わず見とれてしまうほどの美しさ。
24
「わたくしは、このエジプトを守るべき立場の者。ゆえに、王たるメンフィスに近づく女人を
吟味せぬ訳にはいきません。すべては弟の為、エジプトの為と思い、やってきたこと。
決してわたくし自身がメンフィスの妃になりたいと望んでとった振るまいではないのです」
「まあ、そうでしたの」
「でも今ようやく、安心してメンフィスを託し、更にはこのエジプトをも託せる
未来のエジプト王妃に出会うことができました」
アイシスは、それはあなたですよ、とミタムンの手をとった。
「それほどまでにわたくしを大切に思ってくださるなんて」
ミタムンは、アイシスと話をしているうちに不思議なほどに気が晴れてきた。
こうした天性の明るさが、この姫君の身上といったところ。
嬉しさに目を輝かせるミタムンを前にして、アイシスは力強く誓ってみせた。
「このアイシスが必ずや、メンフィスとあなたの成婚をはからいましょう」
その言葉どおり、無事に王と王女の婚約が交わされたのは、それからわずか四日後のこと。
もともとメンフィス王には結婚を、王家の血統を守るために世嗣を産ませる手段としか
とらえていないところがあった。そのうえ大国ヒッタイトとの同盟関係が強固になるというのなら、
エジプトの王としてなんら不足のあるものではない。そんな背景もあり、
「私の顔を見るたびに、そううるさく勧められてはかないません。
姉上の言うとおりミタムン王女を娶るといたしましょう」
姉は、最後には弟王にそう言わせてみせた。
華々しい公布をうけて、エジプト中が沸いていた。
「いやあ、驚いたねぇ。私はてっきりアイシス様が王妃になると思っていたよ」
25
「なあに、俺にとっちゃあ、予想通りさ。ファラオの結婚といえば、なんてったって国益第一にするものだからな」
「アイシス様がさぞかし地団駄踏んで悔しがっていると思いきや、意外や意外……」
「このヒッタイトの王女ならばと祝福し、諸手を挙げて婚約を取り持ったらしい」
今日まで二人のお妃候補を肴にして噂話を楽しんできた下々は、
とうとう飛び出した、予想を越えた決着を前にして、更に楽しげに会話をはずませていた。
そんななか、一人苛立たしげにバザールの人ごみをかき分けてゆく男の姿。
(あのインチキ占い師め!この私をだましおって!)
カミテはラセの家に踏み込むと、顔を真っ赤にして怒鳴りつけた。
「これは一体どういうことだ!」
「ファラオの婚約のことでございますね」
この人相見の落ち着きようときたら、まったくどうであろう。
「そう、うろたえずにおりなされ」
「お前を信じていたら、この様だ!ココサァニとファラオの恋とやらは一体どうなった!」
「今しばらくの御辛抱でございますよ。あの子は必ずメンフィス様に愛され、愛するようになりまする」
「馬鹿者!これ以上待ってどうなるというのだ!
婚約の相手はあの大国、ヒッタイトの王女だぞ!ましてや王女のファラオへの執心はそうとうなものと
漏れ聞いている。この成婚、まかり間違っても不履行はないぞ!」
ラセはポツリとつぶやいた。
「お可愛そうに……」
この言葉に、カミテの血はますますかっと熱くなる。
「なんだその言い草は!貴様は私を馬鹿にしているのか!」
26
「いえ、カミテ様。あなた様に同情しているのではありません。
そのヒッタイトの王女のことでございます。その王女、いかにファラオを愛しておいででも、
けっして妃にはなれませぬ」
「ばかな!あの賢明なファラオが、いまさら王女との婚約を白紙に返そうはずがない!
もしも婚約を破談とすれば、いかにエジプトとヒッタイトの禍根となるか!
そんなことも分からないのか!この下郎め!」
「それくらいのことは、私にもよく分かっておりまする。それでも……」
ラセはきっぱりと、この御結婚は果たされませぬ、と言いきった。
「まだ言うか!この嘘つきめ!」
カミテはラセを突き飛ばすように進むと、ずかずかとココサァニの寝室に入り込んだ。
寝室----といっても、形ばかりの仕切り壁に囲まれて、飾り気のない寝台が置いてあるだけだが----
そこにはこの家のなかにあっては、どう見ても不似合いな贅沢な衣が幾枚も吊り下げられていた。
「このようなもの、もうあの娘に必要はない!」
カミテは、これまでココサァニに押しつけるように与えていた衣装や宝石類を、両手いっぱいに抱えこんだ。
ラセは冷めた声で訊いた。
「いかがされるおつもりで」
「全て売り払ってやる」
この4年の間にカミテの借金はさらに膨らみ、今の彼には一枚の銀貨さえもが貴重なものとなっていた。
「おい、あの宝石はどうした。お前が、ファラオとの巡りあいが明けの朝にも来るなどと
ほざくから、借金をしてまで買い与えたあの高価な胸飾りや腕輪は!」
「あなた様のご命令どおりに、あの日、あの子はあなた様の目の前で身に付けたではないですか」
「そんなことは訊いていない。今どこに有るのかと訊いているんだ」
27
ココサァニはあの日から帰ってはこない。ゴセン村の母のもとへ行くと言って、
幸せそうに家を出て行ったきりであった。
カミテは、手に持っていたものをバサリとココサァニの寝台に投げ置いて、
「まずは、あの宝石を取り返さねば」
と目の色を変えて飛び出していった。
カミテの突然の来訪を受けたとき、ココサァニは母の寝台の脇にぽつりと座って空(くう)を見ていた。
彼女が立ちあがろうともしなかったのは、四日の間、一人きりでここに座り、
肉親の安否を思い続ける孤独と戦っていたせいで、憔悴した身や心を俄には動かせなくなっていたからだ。
その虚ろな姿が、カミテの目にはなんとも惨めったらしく、無力な者の醜さと映った。
(何が恐るべき高貴な星を掴む娘だ!あの占い師とこんな娘に、この私は四年も騙され続けて……!)
何もかもが腹立たしくなり、カミテはココサァニに飛びかかった。
「きゃあぁぁぁ、いやです。やめて下さい。やめて!いやー」
腕をねじりあげられ、着ていた服が剥ぎ取られていく。
思春期の裸形をさらすことは、彼女にどれほどの羞恥と怖れを与えたことだろう。
だが不思議と怒りはなかった。それは父の目に苦渋の涙がたまっていたからだ。
「お前を信じて、私は今まで、今まで……!」
彼はあきらかに絶望していた。
ココサァニは混乱する意識の奥で思った。
----いったい私は何の罪を犯して、この人にこれほどまでの絶望を与えてしまったのだろう。
堰を切ったように、彼の口からは娘への恨み言がついて出た。
令嬢として恥かしくない格好をさせてやった。無学だったお前に字を学ばせ、高価な書物を与えてやった。
楽器の一つも弾けねば恥をかくだろうと立琴を仕立ててもやった。そう言葉をならべたあと、
(このページの簡単あらすじ)
★ココサァニは母と兄が消えた家で、二人の帰りをずっと待っていました。
★父・カミテは、ココサァニに与えた高価な宝石と衣を奪い返すため、彼女に会いにいきます。
28
「私がいなければ、お前など、奴隷娘として惨めな人生を送るだけだったというのに。
それでもお前は、ただの一度も私に感謝を抱いたことはなかった!
なんという身のほど知らずめ。お前など昔のままに戻ってしまうがよい!」
と、替え着に持ってきていた幾つかの服も、むろん宝石類も、すべてを奪い返してカミテは出ていった。
いつまでも裸のまま泣いているわけにはいかない。ココサァニはふらふらと母の衣類箱まで歩くと、
蓋をあけた。そこにはツギハギだらけの粗末な奴隷服がニ枚だけ、箱の底で重なっていた。
ざらつくような粗麻の感触。それはココサァニが生まれたときから12の歳まで身を包んでいた感触。
それにもかかわらず、この4年間、上質な薄布ばかり着慣れたせいで、その違和感には驚かされる。
この奴隷服を身につけた瞬間から、人は、まるで流される木の葉のように薄い命となり生きていく……
そのまま力なく床に座り込んでいたココサァニに、突如、怒声がむけられた。
「おい、お前!何をしている!」
(あっ……!)
村を見まわる役人に、目ざとく見つけ出されてしまったのだ。
「この不埒者め!工事場を抜け出して、苦役から逃れようとしたな!ええい、早く工事場へ戻れ!」
「あ、あの……」
ココサァニのとまどいを反抗と見た役人は、言葉より効果が早いとばかりに、奴隷娘に鞭を振りあげた。
背に焼けつくような熱さが走る。あまりの痛みに気も遠くなりそうだというのに、
再びの鞭を恐れて、体は無意識に外へ駈け出していた。
「早く行け!今度こんな真似をしたら殺してやる!」
「……はい」
こうしてココサァニは奴隷の人生へと回帰していった。
(このページの簡単あらすじ)
★カミテはココサァニに、「奴隷に戻れ」と言って、彼女を捨てて去ります。
★ココサァニは奴隷の人生へと戻っていきました。
つづく
27、28は、それぞれ最後の行に超簡単なあらすじを入れておきました。
もしよかったら、読んで下さい。(゜ー ゜)本当に超簡単ですけど…
ありがとうございます。うれしいです。
エジプトの王妃作家タン・・・
オリキャラは苦手だが、こういう作家魂は好きだ。
打たれても書く・・・心底偉いと思うよ。
がんばってと言いたい。
本当だね。
叩かれるだけでもストレス溜まるだろうにね。
こういう作家様の為に
二次創作の作家様達専用の愚痴吐きスレでも立ててあげたいくらいだ〜〜。
・゚・(つД`)・゚・ガンバレーー。
キタ━━o・-・)o・∀・)*・-・)o・ω・)o・Д・)o・ー・)o゜∀゜)o・_ゝ・)o・д・)o・3・)━!!!
待ってた四。
結局のところ、誘いうけはウザがられて荒れる原因だけど
作家魂見せられると、みんな応援したくなるんだよね。
もう面白ければオリキャラでもなんでもいいや。
って気になってきました。
面白ければ、だよ。
________. | ・・・「からけ」?
||| | \____ __
||| | )\ ∨
||| 空 気. <⌒ヽ ヽ
||| \ ( ´ー`) ∧∧
|||_________V( 丿V^ ●Д゚,,)
|,,| |,,| ヽ ( と ,)
ノ ) | |〜
∧ .し`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\
空気読めてネーヨ
ただで読ませていただいているので
それだけでありがたいのは漏れだけ?
何にもうpないとサミシイしね・・
そうだね。作家の皆々様、どうかお出ましください。楽しみにしています。
嵐チャンは今、闇スレを荒らし中みたいだね・・・。
‖| ‖|
‖| ‖|
‖| ‖| キキキキ
∧∧∩
( )ノ
| |
〜 |
∪∪
おっ、このAA好きなんだよぅ〜
カワイイ!!
面白い作品がうpされたらマターリするんでしょうか・・・
>645
29
醜かった片頬の腫れとアザは、はからずもココサァニを守っていた。
しかしそれも日が経つにつれて回復し、今では彼女本来の美しさを隠してはくれなくなった。
(あ……、また?)
続けざまに体に粘りつくような視線を感じたのは、ココサァニが奴隷に戻って6日目を迎えたときであった。
(気味が悪いわ)
とっさに彼女の脳裏に遠い記憶が甦る。それはとても幼いころに見た気がする、おぼろげな母の記憶。
(ずっと昔、お母さんが墨で肌を汚していたような)
ココサァニはセフォラを真似るように、急いで顔と手足に車油を塗り、そのうえから泥土をこすりつけた。
奴隷男の視線ならば、まだ逃げ切れる。だが貴族や兵士、役人の視線に絡めとられれば、
彼らの肉欲のまま慰み者にされてしまう。本能的にそれが悟れないほどココサァニは幼くはなかった。
(それだけは嫌よ!慰み者になるくらいなら!)
車輪の下に飛び込んで死んでしまおうと、頑なに心に決めた。
すべてはあの日遭遇した男への想いゆえに……
----遠く西の方角にいた兵士達があの人を呼んだ。ファラオ、と。
そのとき、ココサァニはあの男がエジプト王、メンフィスだと知った。
たった一度の短い巡りあい。言葉を交したわけでもなければ、視線をからませたわけでもない。
しかしあの葦陰から見たひとときがココサァニに初恋をさずけた。
エジプトの王者に恋する奴隷娘。人が聞けば、さぞ滑稽だと笑うだろう。
こうして男達から純真を守るために、油と泥で身を汚したところで、たとえ命を捨てたところで、
メンフィスにこの気持ちが通じるわけではない。それはココサァニにもよく分かっていた。
それでも、そうせずにはいられない。これが人を恋うるということか。
30
「どけどけーっ、ひき殺されたいか!」
怒鳴り声につられて人々が道をあける。
ココサァニの目の前では、もうすぐメンフィス王の花嫁となるヒッタイト王女に贈る女神像が運ばれ
ようとしていた。女神のまろやかな唇が、結婚を祝して微笑んでいる。
「おい女!油だ!早くしろ!ぼさっとするな!」
「はい」
ココサァニは、重い油袋を抱えて声のほうへ振りかえり、走った。
「急げよ!」
急かされながら車輪の表に油をさし終わると、今度は注意深く手を伸ばして裏側にも油を注いだ。
ここでぐずぐずしてはいられない。素早く腕を引いて身を離さなければ、
動きはじめた車輪に腕をもぎ取られてしまう。
特にこの頃は工事場全体が時間に追われる緊張感でピリピリしていた。成婚の日は迫っている。
なんとしてもその日までに神に捧げる祝殿を一つ完成させよと、王宮から厳命が下っていた。
疲労を超える疲労を抱えて、奴隷達は苦役の日々に追われる。昨日も今日も、
そして明日もそうなるはずだった。
「なんだって!工事は中止だと!」
「どういうことだ?もう完成目前じゃないか」
工事の中止が発令したのは、あまりにも突然のこと。奴隷達は誰も彼もが心底驚いた様子で顔を見あわせた。
なぜ今になって工事の中止命令が?ココサァニがその理由を知ったのは、
焼けつく太陽がまるでじりりと音をたてて、人も地も焦がしてしまいそうな昼下がり。
工事場の一角に人だかりを見とめ、なにげなく覗きこめば、
見るからに噂好きそうな奴隷男が一人、得意満面の表情で周囲の視線を独り占めしていた。
31
どこで話を聞きつけたのか、耳ざといもので、
「テーベの街はすごい騒ぎだとさ。いいや街どころじゃないよ。きっと世界中が大騒ぎさ」
と煽り言葉を置いたあと、工事中止の訳を快活に話しはじめた。
ココサァニは、奴隷達のどよめきをどこか心遠くに聞きながら、
(ああ、こんなことが起こるなんて)
一人呆然とメンフィスの心情を思う。しかしそれはとうてい彼女の思惟の届くところにはない。
王とは誰しも、民の想像が及ばないほどに争心の血に巻き込まれて生きるものなのだ。
ヒッタイトの王女、エジプト宮内にて死す。
エジプト王とヒッタイト王女の婚儀まであと半月。実りを待つ佳境におこった暗殺であった。
ミタムンの命を奪ったのはなんと、ヒッタイトから付き従ってきた護衛兵の男。
祖国の姫に刃を向けた謀臣の持ち物を調べてみれば、一介の兵士が持ち得るはずのない見事な金の塊が出てきた。
すでにその男は死して、ものは言わねど、これで筋書きは容易に浮かんでくる。
男は何者かにミタムン王女暗殺を依頼され、不義極まって黄金に目がくらみ、その刃を謀反の血で染めたという
わけだ。しかし、居あわせた王女傍づきの老侍女をも口封じに殺そうとしている間一髪のとき、
たまたま騒動を察して、いち早く駈けつけてきたエジプト兵に、男は切り殺されてしまった。
誰しもがそう思った。
しかし本当の筋書きは少し違う。それを知っている者。そう、ミタムン暗殺のすべてをあやつった者とは?
32
「敵の多いヒッタイト王のこと。あれこれ心当たりが多すぎて困っていることであろう」
アイシスはゆったりと豪奢な椅子に身をあずけ、手持ちの扇を優美にゆらしながら、さも楽しげに笑った。
妃候補の時点でミタムンが暗殺されたとなれば、まずこのアイシスが黒幕と疑われるのは必至であった。
だがメンフィスとミタムンの婚約が成立した今となれば話は別である。
富国エジプトと強国ヒッタイトの結婚による癒着を歓迎しない諸王など、
この世にあふれかえっているのだ。それを見通せないアイシスではない。
これまで彼女がミタムンに優しさを尽くし、うちたくも無い芝居をうって弟王との仲立ち役をつとめたのも、
すべては好機を計ってのことだった。
「うまくいきましたな、アイシス様」
すばやく現場に駈けつけて、暗殺者をいち早く切り殺したエジプト兵士。その男がにやりと唇をゆがませた。
「そなたの首尾、まことに上々ぞ。あの男、生かしておいては、あとあと面倒であった。
見張り役として近場に潜んでいた手組みのそなたに、有無も言えずに切り捨てられたとは、
あの男もさぞ無念であったろうな」
と、またひときわ楽しげに笑い声をあげた。
「礼を言うぞ」
「もったいない」
男はひざまずき、うやうやしくアイシスの手をとった。その物腰にはあきらかに美貌の女王への
恋慕が見えたが、それ以上のふるまいは、とても叶わぬものとはじめから諦めているようだった。
(良い仕事のあとじゃ。少しは褒美をあたえねばのう)
アイシスは男の頭の後ろにしなやかに手をまわすと、そのまま胸元に引きよせて、
彼の骨ばった頬に薄絹ごしの豊かな乳房の感触を教えてやった。
そのまま髪を一度だけ優しくなでつけたあと、身はすぐに離された。
アイシスが男を見下ろすと、彼はすでに恍惚の態となり、女神を崇める瞳で自分を見上げていた。
「アイシス様のためでしたら、私はどのようなこともいたします」
信奉者の誓言を耳にして、艶麗の女は心の内で嘲笑した。
(あの男もまったく同じことを言っていた)
33
ヒッタイトの護衛兵のなかで一番年若かったあの男を買収、いや籠絡したのは、
言うまでもなくアイシスだった。金塊を手に持たせて、
「事が果たされた暁には、さらなるお礼をさせていただきます。わたくしの閨房にて……」
アイシスのこの一言で、彼は、それまで一途に抱いていた青年らしい愛国心も忠誠心も、
何もかもを捨ててしまった。
----愚かな男達よ。それほどまでに、この私が欲しいのか。この私に触れたいのか。
笑止な。この私が触れたい男は、お前達などではない。
私が触れたいのは、触れて欲しいのは、この世にただ一人……。
メンフィス、あなたしかいない。
今日まで、愛するメンフィスに寄りそうミタムンの姿に、どれほど身も燃える嫉妬を味わったことか。
胸に溜まりゆく殺意。それを誰にも悟られてはならぬという一念で、
アイシスはミタムンに微笑みを捧げ続けてきた。
(憎い女よ。よくぞ死んでくれた)
そう、アイシスはなんとしてもミタムンを殺さねばならなかった。彼女にとって怖いものはミタムン----
いや、鉄器を思うままにあやつるヒッタイト国を後ろ盾に持つあの王女だけだったのだ。
その者さえこの世から消えてくれれば、あとの万女など取るに足りない塵のようなもの。そう信じていた。
しかしこの時となってもまだ、アイシスの胸にはしこるものがある。
それは二ヶ月前にメンフィスが拾ってきた、あの異国の娘。
婚約者ミタムンの影に隠れて、今まではそう気にはならなかったが、ミタムンが片付いたとたん、
今度はその娘が目障りに思えてしかたがない。
(メンフィス……、かねてから戯れで寵姫を召すことはよくあったが、
こう同じ娘ばかりを傍に置きたがるあなたは見たことがない)
好敵を葬った喜びに笑った心が、にわかにひんやりと冷めては、いいしれぬ不安にとらわれる。
(あの娘、消すしかあるまいのう……)
メンフィスの妃となり、エジプト王妃となるその日まで、アイシスの殺鬼の血が静まることはない。
つづく
エジプトの王妃作家タンがんがれ〜
ファイトぉ!
・・・・いっぱぁぁぁぁつ!!!
・・・・・エジプトの王妃ぃぃぃぃいつ!!!
サミシイね・・・・・・・・・。
このまま、次スレなのかい・・・・・・・。
春なのにねぇ。
>666
34
宰相イムホテップは、民心をおもんばかっていた。
「不運なことに、父君様、婚約者様と悲しい死が続いてしまいましたな」
名君であった先王ネフェルマアトの暗殺死は、いまだ国民の心を暗く傷つけているというのに、
今度は新王の婚約者ミタムンがまたもや暗殺によって死してしまった。
エジプト王宮での重なる不幸に民は不安を覚え、長の喪期で覇気を失い暮らしていた。
「ミタムン王女の喪がようよう明けましたなれば、今こそすみやかなるご決断で、民の沈んだ心を鼓舞して
やらねばなりますまい。ファラオよ、一日も早くアイシス様とご婚約なさり、国民へ告示をなされますよう」
エジプトの知恵と呼ばれるこの宰相は、どんなときにも憎らしいほどの最善の策を突きつけてくる。
幼き頃よりイムホテップの忠言に重きをおいていたメンフィスだが、このときばかりは、
すぐには首をたてに振れなかった。
若年ながらに賢明なる国王が心迷わせている理由を、イムホテップは内心十分に察していた。
(このメンフィス様が本当の恋をなさったか……。奴隷村から拾ってきたあの娘に)
女人に対しては残酷なまでに冷めていた若君が、ようやく掴んだ真の恋と知りつつも、
イムホテップは二人の結婚を支持してやることはできない。メンフィスの心情に気づかぬふりをして、
今またアイシスを語るのは、国の行方を見誤るわけにはいかない宰相ゆえの決心であった。
「上エジプトに勢力あるメンフィス様、下エジプトに勢力あるアイシス様、
御姉弟の結婚により上下エジプトの全国民が、より安寧に暮らすことになりましょう」
その言葉の裏をさぐるならば、アイシスと結婚しなければ
エジプトの上下和平が崩れる恐れをはらんでいるとも読みとれる。
さらにはイムホテップの鋭い眼光のなかにメンフィスへの訓戒があった。
----あなたはエジプトの王であらせられまするぞ。
一介の民のように、俗心のままに恋の道をお選びになれるお立場ではありますまい。
あなたの妻なるはこのエジプトの王妃。それをお忘れなきよう。
メンフィスは苦々しくその目をにらみかえした。
張りつめた空気のなかに、窓下あたりから柔らかな風にも似た歌声が吹き込んできたのは
そんなときだった。
35
エジプトをはぐくみし
おおいなる河
母なるナイルよ
誰にこそ告げん
わがエジプトに
ソティス星現れしとき
黄金に輝ける乙女
ナイルの岸に立つ
そは
ナイルの女神の
産みし娘なり……
その姿
流るるナイルのごとく麗しく
その微笑み
すべての者を魅了する
ナイルの女神の産みし娘
わがデシェレトに恵みをもたらさん
「ほほう、伝説の乙女の歌ですな。おそらく西の宮の侍女の者が歌っているのでしょう」
声の主の姿は見えないが、イムホテップの言うとおり確かにその向きから聞こえてくる。
メンフィスは、
「ここからはナイルが良く見えるのだな」
と言ったきり、黙り込んでしまった。
36
王宮の西の庭。
聞こえる水のせせらぎ。その音に誘われて歩いてゆけば、なぜかいつも突然の心地で地の端にたどりつく。
キャロルは日々この場所に立ち、目の前にひろがるナイルの流れに胸を奪われていた。
手をのばして小さな花束を流れにそっとさらわせる金色の髪の娘。
その姿はどうにも人の目を誘わずにはおかない。あれはきっと、神の娘が母なるナイルの女神に
祈りを捧げているのだ----そんな噂が出るのも無理からぬ、はかなくも優美な光景なのである。
キャロルがナイルのほとりに立つと、誰かしら知らず、
あの古くからエジプトに伝わる伝説の乙女の歌をうたい出すことがよくあった。
金色に輝く乙女
ナイルの岸に立つ
どこか現実ばなれした美少女は、今、その青い瞳で波間に浮き沈み流れゆく花束を見送ていた。
このとき彼女が胸をしめつけられる思いで祈っていたのは、セフォラとセチの冥福であった。
あの夜、セフォラとセチは異国人をかくまった罪で入牢した。キャロルが二人の身の行方を案じ、
探し出したときには時すでに遅し、セフォラとセチは拷問の末、そのときすでに死していた。
悔やんでも悔やみきれないとはこのことである。
----ごめんなさい。私のために……
私が古代へ来てしまったから、セフォラとセチは死んでしまった……
あの日からその想いが消えたことはない。
名残惜しさを感じながらも河を背にすると、思いがけず近くに護衛の青年が立っていた。
「ウナス」
キャロルは決してこの青年を嫌いではなかった。
しかし、こういつもいつも影のように張り付いてこられては、どうにも息がつまってしまう。
しかも忠臣の彼が口にすることと言えば、きまって主君メンフィスのことばかりなのである。
37
「まもなくファラオがイムホテップ様との談合を終えられます。さあ、その前に宮殿へお戻りください」
「メンフィスが来るのね。い、いやよ。会いたくないわ」
心に反していることを言っているのは十分自覚していた。だが彼女の信念とは反していない。
----会えばもっと好きになる。
それが怖かった。
----どんなときも歴史の傍観者であることを忘れてはいけない。
古代エジプトのファラオと恋に落ちるなんて、とんでもないことだわ。
キャロルはこの古代の世界にいる以上は、できる限りひっそりと、
息を沈めるようにして生きていこうと心に誓っていた。
「そんなことはおっしゃらず、さあ」
「いや。だめよ。まだ戻りたくないの」
少女の胸にどれほどメンフィスへの憧れがつのっているか、それが読み取れないウナスは、
「メンフィス王は勇猛果敢なる我がエジプトの誇れるファラオです。
若くて美しい王に、どんな娘も一目で恋に落ちる。なのになぜあなたはファラオの腕に抱かれないのです」
心から不思議そうな顔をしてこんなことを言ってくる。
「なっ、何を言うの!ウナス」
「ファラオが全身であなたの愛を得ようとしておられるのです。どうかキャロル様、ファラオの腕に」
「もう、人の気も知らないで!私はこの時代の人間じゃないと何度も言っているでしょう。
あやまって20世紀のナイル河に落ちたとき、不思議な力でこの時代に流れついてしまったの。
だからこの世界に留まってはいけない人間なのよ。それは歴史の流れを変えることに……」
「おっしゃる意味がわかりません」
キャロルは虚脱したようにため息をついた。
----ああ、誰に話しても理解してもらえない。私が未来から来た真実を。
理解どころか、この頃では、ナイルの女神の娘と誤解する人々まで現れて、
気がつけば宮人達に「ナイルの娘」などと呼ばれている始末。
----神の娘だなんてとんでもないわ。私は20世紀のアメリカ人キャロルよ。
そう叫び出したくなるものの、言ったところで誰がわかってくれるだろう。
38
「キャロル様、さあお早く」
ウナスにせっつかれるように殿楼に戻ると、寸刻遅れて力ある足音が向かってきた。
エジプト王はいましがたイムホテップとの談議を終えたばかりの、昂ぶる気をそのままにして扉をひらく。
「喉が渇いた。水を持て」
一人の侍女がメンフィスのそばに走り来て、うやうやしく水杯をさしだした。
「キャロルの水しか飲まぬといつも言っておろう。お前などに用は無い。さがれい!」
杯を取り上げたそばから、口もつけずに荒々しく床に投げつけた。
「お、お許しを」
粉々に砕ける杯の音吐に、先輩侍女達は耳をひきつらせて、今日入りたての新入り侍女の身をひっこめさせた。
かわりに、「ナイルの娘、早く、早く」と侍女テティに急かされながら、
新たな水杯をもってキャロルが姿をあらわした。
「そばに座れ」
「は…、はい」
「もっと近くにだ」
キャロルが心もち、形ばかりに身を近づけると、
「違う!もっと近くだ」
と、いきなりメンフィスの腕が伸びて、白い細腕をぐいときつく引っぱった。
キャロルは長椅子のうえで身をからめとられて、人目が気になってしょうがないというのに、
若きエジプト王は、そんな気まわしとは一切無縁の気質である。
むしろもっと絡みつけと言わんばかりに、たくましい腕の力を増していく。
----こわい……
でも胸がときめく。
いまもメンフィスに握られた肌が、甘く熱い。
----また惹かれて……
好きになってはいけないと思えば思うほど、心は逆行していくものなのか……
つづく
ひさびさのうpありがd
キャロルが出てきて良いです♪
つづきプリーズ
他の創作スレに、成る程と考えさせられるテンプレがあった。
スレ繁栄とマターリの為には、ある程度のお約束は合ったほうがいいのかね。
仕切ってスマン。
>679
有○スレのを見たのかな?
他スレの読者向け・作家向けの注意を作り直してたやつ。
あれはうまくできてると思った。
お約束は、なくてやっていけるならそれに越したことないと
思うけど、ここも必要な時期に来てるのかもね。
よく出来ていたよね。○スレ・・・・。
騒動もあるみたいだけど、ちょっと裏山だったりする。
現作家さんのうpも、楽しんでいるけど。
他スレの賑わいが、裏山だったんだよぅ( ノД`)
お約束があっても住人が守れないんじゃ意味ない。
一理ある・・・つか、真理か?
守るかどうかは人それぞれとしても、紹介する価値はあると思うので、
ちょっと直してウプしてみる。
<作家さんと読者の良い関係を築く為の、読者サイドの鉄則>
・作家さんが現れたら、まずはとりあえず誉める。 どこが良かったとかの感想も付け加えてみよう。
・上手くいけば作家さんは次回も気分良くウプ、住人も作品が読めて双方ハッピー。
・それを見て自分も、と思う新米作家さんが現れたら、スレ繁栄の良循環。
・投稿がしばらく途絶えた時は、妄想雑談などをして気長に保守。
・住民同士の争いは作家さんの意欲を減退させるので、マターリを大切に。
<これから作家(職人)になろうと思う人達へ>
・まずは過去ログをチェック、現行スレを一通り読んでおくのは基本中の基本。
・最低限、スレ冒頭のお約束などは押さえておこう。
・下手に慣れ合いを求めず、ある程度のネタを用意してからウプしてみよう。
・感想レスが無いと継続意欲が沸かないかもしれないが、宣伝や構って臭を嫌う人も多いのであくまでも控え目に。
・作家なら作品で勝負。下手な言い訳や言い逃れを書く暇があれば、自分の腕を磨こう。
・扇りはあまり気にしない。ただし自分の振る舞いに無頓着になるのは厳禁。レスする時は一語一句まで気を配ろう。
・あくまでも謙虚に。叩かれ難いし、叩かれた時の擁護も多くなる。
・煽られても、興奮してレスしたり自演したりwする前に、お茶でも飲んで頭を冷やしてスレを読み返してみよう。
扇りだと思っていたのが、実は粗く書かれた感想だったりするかもしれない。
・そして自分の過ちだと思ったら、素直に謝ろう。それで何を損する事がある?
目指すのは神職人・神スレであって、議論厨・糞スレでは無いのだろう?
両サイドの視点がいいね。
愛スレが伝わってくるわ。
本編がもうダレダレダメダメだから・・・
ここも盛り上がりに欠ける
春が押し寄せて来そうな・・・・・・・・・・。
・・・・・・悪寒!
>684
了解した。
本編のスレがエラーで見れん。
なんでや?まさか落ちた?
みなさんは見れてますか?
最近の本編スレ、見る価値なし
つか、王家関連スレ3つもあるのに
どれも終わってル・・・
まともなのひとつもないじゃんか
>676
39
「メンフィス様、あ、あの、アイシス様がお見えになられました」
テティの遠慮がちな取り次ぎの声に救われて、キャロルはようやく理性との戦いから解放された。
「向こうへ行っていろ」
アイシス女王が不得手なキャロルにとっては、そうさせてもらえるのは有り難い限りだ。
さっきまでそこに憎い異国娘が座っていたとは露知らず、
アイシスは上機嫌の面持ちでメンフィスの傍らに身を添えた。
「メンフィス、たったいまイムホテップから聞きました。わたくしとの婚約を決断したそうですね」
「……」
「うれしいわ。わたくしはあなたと結婚する運命を幼いころから信じてきたのだもの」
弟王は重たげな口をようやく開いた。
「解せぬな」
「まあ、何が?」
「ならば何故にあれほどまでの執心でミタムン王女との結婚を勧められたのか」
「ほほほ。それはあなたにも分かっているでしょう。
あれはヒッタイトから鉄の製造技術を得るためにとった、エジプト女王の苦肉の策というものです」
アイシスの見慣れた顔を見ていると、メンフィスはなにやら宝石でできた人形と話しているようで、
女の生々しさというものを感じない。これではたとえ初夜の晩をむかえても、とても彼女を新妻として
愛撫できる気がしなかった。メンフィスにとってアイシスはどこまでいっても「姉」なのだ。
しかしそのアイシスはメンフィスのことを「男」としか感じない。この姉弟の悲劇がそこにある。
40
だがこの勝負、姉アイシスがもはや勝ち取った。
メンフィスとアイシスの婚約が公布されたのはそれからまもなくのこと。民の喜びようは大変なもので、
イムホテップの先見どおり、この婚約はエジプトを覆っていた暗鬼の気をいっきに払い去っていった。
「ほほほ、アリや見たか、民たちの祝福の姿を」
「はい。アリは嬉しゅうございます」
アイシスの腹心アリは、ひれ伏して両手を捧げ、大切なる女王の幸運を崇めた。
「あと一月のちには結婚の儀じゃ。わたくしはとうとうメンフィスの妻となるのです」
「そして、このエジプトの王妃となられるのでございますね」
「エジプトの王妃か。ほほほ、よき響きじゃ」
「まことに。エジプトの王妃は、世界の王妃でございますもの」
ひとしきり笑ったあと、幸せの只中の一点の曇りが思い出されたのか、
もうすぐ花嫁となる麗しの唇から、またもや不気味な言葉がこぼれおちた。
「それにしても目障りなのは、あの娘……」
キャロルに刺客を送りこむ時を狙って常々目を光らせていたが、いかなるときも
メンフィスの従臣ウナスらが側近くにつききりで、どうにもその機をつかむことができずにいた。
----外から近づけぬのなら、内から攻めるが良策というもの。
策士アイシスはそう読んで、先の頃より仕掛けを変えた。
「ああ、苛立たしや。はようあの娘の骸(むくろ)が見たいものよ」
アリは意を得て、一歩アイシスに近づいた。
「では、そろそろ……。外から近づけぬのなら、内から攻める、でございましたな」
主従は顔を見あわせてうなずいた。
41
目頭がかっと熱くなった。
----人の噂で知るなんて。
キャロルは侍女達のおしゃべりの輪のなかで懸命に動揺を隠していた。
「花嫁の輝きっていうのかしら、このごろのアイシス様は前にもましてお美しいわね」
「ほんと。見ているだけでため息がでるわあ」
まがいなりにもメンフィスの寵姫を前にして、女同士の喋りの昂揚とはずいぶん無遠慮なものである。
----メンフィスがあのアイシス女王と婚約したなんて。
先輩格のテティが女達の姦しさへ口をさしはさんだ。
「あなた達、ナイルの娘にお聞かせしてよい話ではないでしょう」
心優しいのはこの侍女の長所だが、こう馬鹿正直にかばわれては、
キャロルはかえって惨めになるというものだ。
「あら、だって……」
一人の侍女がごもごもと声を弱くして言い訳をする。
「ナイルの娘はファラオとご一緒だと、いつも困り顔ばかりなさるんですもの。
それにファラオが幾日もお見えにならないのに、少しもお淋しそうではないご様子ですし……」
そうそう、と顔を見あわせて頷きあう侍女達を見るかぎり、
キャロルの恋心をまだ誰一人として察していないようだ。
----あんなに素敵なメンフィス様をお嫌いだなんて、ナイルの娘は不思議な寵姫様。
誰も声には出さないが、つぐんだ口こそそう言っている。
統治者ゆえの忙事を背負いながらも可能な限り時間の隙間を見つけては、毎日自分のもとへ
通ってくれていた男が、アイシスとの婚約を公布してからのここ五日、ふっつりと姿を現さない。
42
(私の頑なな態度に、もう飽き飽きしてしまったのかもしれないわ)
エジプトの王者たるものが、いつ会ってもなついてこない子供など、
そういつまでも寵していようわけが無い気がした。しかも婚約者となった女王を思うとき、
あのあでやかな美貌にしなだれかかられて、身も心も溶けない男がこの世にいるとは信じがたい。
(メンフィスはこのまま私のことを忘れてしまうかも。いや……、もうすでに嫌われてしまったのかもしれない)
キャロルは、できることなら愛しい胸にすがりつき、「あれほど私を愛していると言っておきながら、
あなたは他の人と結婚するの?どうか私の心を傷つけないで」と泣き崩れてみたかった。
三千年の時の隔たりだの、歴史の歪曲などと頭でっかちな理性ばかりに縛られないで、
雄雄しく美しい青年に恋をする一人の少女として、メンフィスに真心を与えられたら……
(ばかな。異時代に生きていることを自覚しなければ。すでに私のために二人もの古代人が死んでしまってるのよ)
セフォラとセチ。キャロルにとってあの恩人達の死は、心に深く打ちつけられた杭のように重かった。
(ああ、いたたまれないわ)
そうこうしているうちに侍女達の口にまたもやメンフィスとアイシスの婚約の噂話が再燃しはじめている。
キャロルは知っていた。これはこの部屋だけのことではなく、
おそらくエジプト中が王と女王の婚約を歓喜し、心を沸かせているのだろう、と。
少女は叶うことなら古代世界の全ての音から耳を覆ってしまいたい心境で、
それでも唇を微笑んだまま固まらせ、じっと助けの舟を待っていた。
そしてようやく、
「お湯浴みのお支度がととのいました」
待ちに待った言葉をかけてきたのは、あの日メンフィスから叱責を被っていた新米侍女であった。
「どうもありがとう」
ようやく偽りのない笑みがこぼれた。
43
キャロルは自分を迎えに来てくれた新入りの侍女とともに湯浴み屋へと入っていった。
いかなるときもキャロルの身許を離れないウナスも、さすがにそこまでついてゆくわけにもいかず、
彼は湯殿の入り口を目の隅に留めて、付かず離れずに距離を置く。
キャロルは束の間の開放感を得たとひとごこちする。
(お湯につかって目を閉じていれば、その間は自分だけの時間が手に入るわ。
この新しく入った人はとても無口な人だし……)
サラサラと薄衣のこすれる音がやみ、キャロルが一糸纏わぬ姿になったその刹那、
----いまだ!
侍女の目が光った。
「あっ!」
「おっと、大きな声を出してもらっては困るんだよ、奴隷娘」
侍女はキャロルの喉元あたりに短剣を置いた。
「……あ……あ……、なぜ……あなたが……あなたはメンフィスの侍女なのに」
「ふふふ、偽りのな」
「えっ」
「この時を狙わんと侍女に身をやつして潜り込んだまでのこと。本当の私は……」
女は鮮やかな「刺客」の手業でキャロルの腹をついた。
「ふふふ、たわいもない」
気を失ったキャロルを湯へつからせると、女はあらかじめ物陰に隠しておいた籠をとりだした。
「さあ、あとはお前達に頼んだよ。アイシス女王の可愛い使者よ」
女は美々しい金色の髪にサソリどもを振りかけた。それらが白い額に、肩に、胸に、
カサカサと乾いた足を交差してはべっていく。
(アイシス女王、抜かりなく仰せのとおりに)
この湯浴み屋という密室こそ、アイシスがキャロル暗殺に選んだ舞台であった。
あとはキャロルの死を見届けたあと、なにくわぬ顔をしてここから立ち去れば良い。
44
恐らくウナスがそれを見とめて、「キャロル様はどうした」と訊いてくるであろうが、
こちらは返り血ひとつ浴びてはおらぬのだ。涼しい顔をして、「はい。まだ湯のなかにおられます。
ご愛用のロータスの香油が切れてしまったので、取りに行ってまいります」
と言えば済むこと。アイシスの入れ知恵を受けて、女の計画はどこまでも周到だった。
(さあ、早いところ片付けてしまっておくれ)
満足そうにサソリ達を見つめていた目に、すっと緊張が走った。
----なにっ!
聞き覚えのある力強い足音が、微塵のためらいも見せずに湯殿の入り口を超えてくる。
(メンフィス王!)
女はなんとか王を追い払おうと懸命に平静を装った。
「いかがなされましたでしょうか、メンフィス様」
しかしエジプト王はその声に見向きもせずに、湯槽のほうに向かって白く丸いものを投げ入れた。
「プニャーーーッ」
突然の温水に驚いたのか、白い子猫が飛び上がるような声をあげた。
「侍女よ」
「は…はい」
「キャロルに伝えよ。あの猫は今日視察した農地で見つけたものだ。
このごろ繁務極まりて久しくそなたに会えぬので、私を忘れぬように抱いておれと」
「かしこまりました」
侍女は安堵のため息をひそかに漏らしながら頭をさげた。
来たときと同様、突然立ち去ろうとするメンフィスの足がぴたりと止まった。
「何の音だ」
「え?いえ、な、なんでも…ございませんが…」
振り返ったメンフィスの目に耳に、一匹の殺人鬼がカサカサと足音をたてて現れた。
つづく
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!
禿げしく続きがきになるよ〜
うぴぃー待ってます。エジプトの王妃作家様
エジプトの王妃作家様、いつも楽しみにしてます!
メンフィスとキャロルの気持ちが通じ合いそうで、続きが激しく気になりますー。
お約束に基づいて・・・皆さんレスお願いしますよ
ほ
>701 釣られてるのかな・・・
そういう風に言われるとレスつける気がうせる
まあまあ701タンも悪気は無いはずだし。
レスも作品もイパーイだと楽しいスレになるだろうな〜
っていう気持ちは皆おんなじ気持ちだよね。
管理人さんも消えちゃったyo゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
叩きや荒らしが酷いから
作家さんも管理人さんも愛想つかした・・・なんてことないよね。
>698
45
眠りの底からふわりと体をすくい上げられた。
目をあけなくても、それが誰の腕なのかキャロルにはわかる。少女は心でその名を呼んだ。
----メンフィス……
そのまま揚揚とした鼓動のような歩みに身をゆだねれば、
覚醒したての頼りない意識が、いきなり熟した喜びの感覚で染まっていく。
(ああ、助けに来てくれたのね。メンフィス)
湯浴みに従ってきた侍女に、突然の刃を突きつけられたところまでは覚えている。
だがそのあとの記憶は昏倒の霧のなか。胸から取り落としたように、ぽかりとした空白が浮いていた。
「気がついたか!いっこうに目を覚まさぬので案じたぞ」
キャロルは、このとき自分の顔をのぞきこんできた男の顔だけは、
この先どんなに月日が流れても決して忘れることはないだろうと感じていた。
「……そなたが無事でよかった」
どのようなときも豪気の面様しかみせようとしないエジプトの王者が、
常のプライドをかなぐり捨てて怯えた心をさらけだしている。
その真摯な想いが嬉しくて、青い瞳から涙と微笑みがまざりあって零れた。
「私をおいて死することなど決して許さぬぞ。よいな」
そんなひとときの夢のような逢瀬が壊れたのは、
またもや古代エジプト王室に大いなる変貌が訪れようとする前兆のなかであった。
「メンフィス王!恐れ入りまする!」
臣下の者が血相を変えて馳せ来ると、王の足許へ身を落とした。
「女が吐いたのか」
「はい、ようやく。まことにしぶとい女でございました。
片腕を切り落とし、片目を刺して、ようよう吐かせた次第でございます」
46
「誰の手の者だ」
「恐れながら」
さすがに言い辛さは隠せないのか、臣下は一呼吸ほど押し黙ったあと、
意を決したように、まもなくエジプト王妃となるべき者の名を伝えた。
「なんということぞ。まことか!」
臣下の者はもはや、「恐れながら」という言葉を繰り返すことしかできないようだった。
「姉上のもとへ参る」
幾人かの兵士達がすぐさまファラオの後につこうとしたが、
「ミヌーエのみで良い。それからウナス、キャロルをしかと頼んだぞ」
メンフィスはそう申し渡した。
合わせ慣れた主君の歩幅に従いながら、腹心の将軍ミヌーエは胸中を騒がせていた。
----ファラオはアイシス様にどのような態度をとられるおつもりであろう。
今日まで力をあわせてエジプトを守ってこられたこの御姉弟に、憎しみあいは似合わない。
もしもそのような事態となれば、亡きネフェルマアト王のお嘆きはいかばかりか。
メンフィスの鬼のような形相を見てとれば、ミヌーエがそう危ぶむのも無理はない。
「姉上」
「メンフィス。まあ、ずいぶん恐い顔をしているのね。どうしたのですか」
そろそろキャロルを仕留めたころだと予覚していたアイシスは、
訪問者の怒気を見たところで機嫌の良さを崩すことはなかった。
しかし、
「なにゆえ力なきあの娘を殺そうとする」
メンフィスの言葉に事の未遂を教えられる。
----ええい!生き伸びたか、いまいましい娘よ。
アイシスは一瞬、激しく動じたが、すぐにいつもの冷静な微笑を取り戻した。
「そう、知ってしまったのですか。メンフィス」
47
アイシスは弟王の片頬に甘えたように手のひらをおいた。
「どうかそんなに怒らないで。すべてはあなたを愛するがゆえです」
その姉の手を嫌気がさしたように払い捨てて、メンフィスは一喝する。
「私に触れるな!」
さすがにこの冷罵がこたえたのか、
「おお、メンフィス、なんという目でわたくしを見るのです」
アイシスは悲哀の目で訴えた。
しかし最愛の女を殺されかける悪夢をつきつけられ、怒り心頭に発していたメンフィスには、
アイシスの哀愁が白々しい媚態にしか見えず、抑えようのない悪寒さえ覚えてしまう。
「姉上よ、エジプトの王としてそなたに下命す!ただちに最上階へ行かれい!」
それは幽閉を意味していた。
アイシスは俄に青ざめて、弟の胸をかきむしるようにとりすがった。
「おお、メンフィス、自分の言っていることが分かっているのですか!」
「触るなと申したであろう」
「あの娘はただの寵姫ではないですか。わたくしはあなたの妃となる身なのですよ。
未来のエジプト王妃がなにゆえに奴隷娘一人を殺そうとしたくらいで囚われねばならないのです」
「奴隷娘などと申すな!キャロルは我が最愛の娘ぞ」
「なんということを!」
「姉上は大切なるキャロルを葬ろうとする者だ。そのような者に我が王宮をうろつかれるのは我慢ならぬ」
「メンフィス!わたくしはあなただけを愛しているのよ、メンフィス。誰よりも。誰よりも」
アイシスは涙をこぼしながらメンフィスの唇にむりやり己が唇を重ねた。
弟は姉の体を突き放すように押しのけると、重苦しい愛から逃げるように背をむけた。
「ミヌーエ、姉上を連れてゆけ!固く鎖錠し、何人たりとも入室まかりならん」
遠ざかる愛しい男の足音を聞きながら泣き崩れるアイシスの片手を、ミヌーエはそっと取った。
48
「アイシス様」
「将軍……。わたくしはまもなくメンフィスの妃となるこのときになって、
取り返しのつかぬ愚かなことをしたのかもしれぬ。不安です。不安でたまらない。
メンフィスは私を捨てて、まさかあの娘をエジプトの王妃として迎えたいと願っているのでは……」
「聡明なるアイシス様、いまファラオは燃ゆる怒りにとらわれておられます。
このうえはなにとぞファラオの命にお従い下さいませ。
時過ぎれば御姉弟の情のもと、お心が和らぐことは明らかでございます」
ミヌーエの言葉を受け入れて重い足をひきずりはじめたアイシスの背を、臣下の声がひきとめた。
「アイシス様」
振り返ると、主君の悲劇を悟ったのであろう、侍女アリが顔を泣き濡らし立ちつくしていた。
「アイシス様、どうかこのアリもお連れ下さいませ。
いかなる時もアイシス様のお側を離れず、命をかけてお仕えしとうございます」
「おお、アリ……」
何人たりとも入室まかりならん、の言葉をメンフィスから言い渡されたミヌーエであったが、
アイシスに身も心も捧げる覚悟のアリを目の当たりにしていると、
まるでメンフィスへ対する自分の想いを重ね見るようで、無情に主従の絆を引き裂くことが忍びなかった。
「後日、折りを見て私からファラオへお話ししてみよう。アリよ。
そなたの願いが叶うように取りはからってやるゆえ、それまでお傍離れを耐えて待っておれ」
「おお、ありがとうございます。ミヌーエ様」
ミヌーエはこれ以上の時を置かず、そのまま女王を最上階の部屋へ連れていった。
(ほう、これは)
思いがはずれて彼は安堵した。幽閉のためにつくられたというこの部屋は、
もっと暗く寒々とした場所かと想像していたが、思いのほか造りも調度品も豪奢で、
これならば生まれながらの王族アイシスにも、それほど不自由な空間ではないはずだ。
49
----ファラオは、やはり姉君様を大切に思われている。
ここで静かな時間を得て、キャロル様への殺意を静めて欲しいと願ってのことなのであろう。
そのときのミヌーエの直感とまったく同じものを、その数日後に入室してきたアリも感じていた。
「アリや。ここに閉じ込められてからというもの、わたくしは涙をとめるすべを見失っておるのだ……」
「どうかお嘆きなされまするな、アイシス様。まもなくここから出られる日も参りましょう」
アリの言葉が慰めになっているのか、どうなのか。アイシスはうわごとのようにこう問うてきた。
「メンフィスはどうしておる」
「それは……」
アリはアイシスを気遣って言葉をつまらせた。
「真実を申せ。そなたにまで嘘をつかれとうは無い」
主君にそう言われれば、もはや偽りは口にできない。
「メンフィス王はただいまアメン神殿においでです。あの娘とともに」
「なに!」
そこは高官しか入れない厳粛なる聖殿。
本来ならばキャロルのような一介の宮人が軽々しく立ち入れる場所ではない。
「メンフィスはアメン神殿にあの卑しき奴隷娘をつれていったというのか!」
「はい」
「おお、このたびの暗殺失敗といい、なぜに運命の神はあの娘に微笑みを与えるのか!」
アイシスは乱れる気持ちを自尊心で抑え込むように、瞳を固く閉じた。
「あの娘には、なにかわたくしの知らぬ未知なる力が働いているとでもいうのか」
ひとりごとのようにつぶやいたアイシスの声に、アリが敏感に言葉をかえしてきた。
「そのことでございますが……。あの娘、ナイルの女神の娘と言われておりますが、
それもあながち嘘ではないように思われます」
「どういうことじゃ」
つづく
upありがとうございます(・∀・)
原作のイメージより少し大人びいたメンヒス様が素敵でつ!!
エジプトの王妃作家様・・・
こっち(清純派スレ)で投稿されているので、エチはなしって事なんでしょうか。
久々にメンフィスとキャロルのラブラブが読めるかなぁ〜と、密かに期待したりして。
マターリというよりも(ry
さみすぃのぉ・・・・。(´・ω・`)
それが、なに?
716、アンタ最悪だ。
>716のリンクは何ですか?
隠し部屋
なして晒しなわけ?
さてね、どれだろね <複数選択可>
1..パクられた〜カン違いした作家が晒した
2..パス申請したのに蹴られた、他人になりすましたら桶出た
3..私怨、愉快
4..こそこそすっからだろ、うりゃ
概ねそんなとこだろさ
リンクの存在は知らなかった。(´・ω・`)
けど、お気に入り巡回先なのよ。
かなしいよ。
春休み春休み
>716 春休み? 最低
>>722 1の可能性はゼロじゃないだろうが
おそらくは、3と4の複合技だろうなあ。
春か…。
>722はどこかの管理人タソ?
熟知してるなァ、イタイ子チャソの心理。
4例総合、反則技鴨。
リンク先に何が置かれてたんだか、守備範囲外だったわい。( ̄□ ̄;)!
糞サイトが封鎖したところで痛くも痒くもなし
私怨を持っているのは、どこぞのサイトの管理人だけだろよ(w
どこの管理人よ??
>728が>716か私怨管理人、でFA?
糞サイトは3月で閉鎖になっただろうに
そんなに糞サイトだらけなのかい(w
王子ファンはどうしようもないな・・・
そりゃ、ちゃんとした人も一杯いるけど。
ナンデモカンデモ王子ファンのせいかよっヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!
なに?
>>716のサイトは王家の創作小説サイトだったの?
こっちで書けなくなった人が自分で作ったサイトだったんだろか?
裏だったんじゃない?
ノーマルな創作残ってるから。
訳わからんが、秘密厳守でマターリたのしんでた人が気の毒。。
729がナニか事情知ってる模様
どこぞのサイトの管理人がいってたよ。
時にばかの相手もせねばならん、大変なんだ、つかれるよ。
だが、ばかを上手にあしらい、反論の余地なく追っ払うのは愉快。
いいかげんスレ違いですよ!!!!
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ マターリ
(\(\_/) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. 〜 (\ヽ( ゚Д゚)′< 換気致しましょうね〜
. ∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ 〜 (\ (ナフテラ)つ .\__________
(____) .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ ∪∪
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ マターリ
言うだけ言わせとけば?
一時的に封じたってガスがたまるだけ。
恨まれるような管理人だっけ?
相性だろ?
どんなお話がうpされてたの??
ワァァァン、読みたかったよぅ。
秘密厳守って何故なんだー、ていうか皆よく裏サイト見つけられたね。
管理人頭悪い?
約束守らない人出たらページ削除って。
ネットの世界、どんな人間集まってるかわかりやしないのに
連帯責任適用ですか。
管理の甘さは棚に上げて、それはいくらなんでも不公平でしょうよ。
忍つけるとかで、不正ログ・アク解とか、方法はあった鴨。
(あったならごめんよ、このサイト知らなかったもんで)
まぁ、自分のサイトで何しようが自由だろうとは思うがね。
アク解+IDとパス個別に発行
そこまでして隠すこともないか
お約束確認ページ挿入、進む戻るは閲覧者の判断に任せる
のがもっとも楽なやりかた
閉鎖後に、晒してんでしょう。
悪いっていってもねぇー。
それよりも閉鎖後に晒して、何したいんだか
>>716 意味わからん。
晒したから閉鎖じゃないの?
>>749 いやね、アクセス権求める人の中には、晒し目的のケースもあるしょ?
残念ですがって言ってのける、管理人の神経を疑うね。
まず自己の失敗を詫びて、新な対策を講じたから再申請するように頼むなら話はわかるが。
ふつうにしてた人に被害が及ぶ、これはどう考えてもおかしい。
不当だよ。
>752は被害者ですか?
ここで不満ならべられても困るんだけど
何故そんなに騒がれるのかわかりませんが
見ていて気分がいいものではありません。
個人的には大好きサイトさんだし
そっとしてもらえませんか。
閉鎖になったら淋しいし、不安に駆られて見に行ったら
サイト自体は存在していてよかった。
スレ違いなカキコですいません。
>>752は釣り。
もしかしたら、晒した本人だったりしてw
2ちゃん荒らすだけでは、物足りなくて
サイト攻撃して、閉鎖にでも追い込む腹なんだろうか。
脳内アボーンするに限る。
同意だな。
こういう妙なしつこさってのは大抵は晒した張本人
・・・・・つーのがほとんどなんだよなー。
管理人の神経を疑う人の神経を疑うよ。あ、晒し本人か。
好きなページだっただけにほんとガッカリ。
盛り上がってたし管理人も思いいれがあるようだったから、
晒した人もまさかほんとに直ぐ消されるなんて思わなかったんじゃない。
実は後悔してたりして。で怒りの矛先がアサーリ消しやがった管理人へと・・・
そんな妄想してみるくらい、好きだったのに…。ウワアァァァァァン!!!バカー!!!!
いや多分、当たりだろ。
今まで知らんかったけどさ・・・あんまり気を落とさんようにな
>>757気の毒にな本当・・・
こんな話題ばっかりじゃ、今連載中の作品のつづきが読めないよ〜
そんなサイトがあるなんて知らなかった者にとったら、ここで論議されるのは
結構迷惑なんだけどな・・・。
管理人さんが決めた事なら仕方ないのでは?
それより、ここで作品発表して下さる作家様の作品をお待ちしてます
>>759サソ
ここで晒されたんだからここで議論になるのは必然と思うけど、
こうなったからにはもう仕方ないってのは同意っす・・・
とりあえずエジプトの王妃作家様、呆れず続きおねげーします!!
他の人にも書いてほしいけど・・・こんな雰囲気悪いスレじゃ・・・
>>758タソ
ううっ、サンキュー。
>>757サソ
同意です。
ほんとに、晒しやつのバカー!!!!バカー!!!!バカー!!!!
釣りと?
晒した本人だと?
すきだったんだよ!!
晒したバカヤローのせいで、ページ消されてくやしかったんだよ!!
踏んだり蹴ったりだい!
ウワァァン
しつこい。
まさか
>>757も
>>752も荒らし?
自分で晒しておいて「すきだったんだよ」なんて言って話題を延々とひきずって、このスレを妨害したいのかと思えてくるね。
>>759に胴衣。
エジプトの王妃作家、続きをおながい。
書く気を失くさないでほすぃ。
>763
これこれ、決め付け激しいですよ
相当にしつこい
あなたこそが嵐なんだ
間 違 い な い っ w
sage
あれっ
晒されたサイトの管理人と晒した人が暴れてるとオモテたけど、違うの?
>766
んーとね
>>754が晒されたサイトの管理人であとは取り巻き
取り巻きがジエーンだったら(ry
768が核心を突いてしまいました
767がこのスレに張り付いてる怨霊
作家さん、続きをよろしくお願いします。
暴れてないでつづき書いてプリーズ
>>772 お前が書けよ!
とにかくこのスレを潰したいってわけ?
更年期?
ここにカキコしてるの、更年期で生理もあがったオバ厨ばっかりだろw
悲しいけど、最近漫画の方も・・・だし
王家創作スレもそろそろ終わりなのかな〜。
他になにか面白い創作スレ無いかな?
>776
あっても、このスレでは教えたくない。
ここみたいに荒らされるのは御免だ。
他の創作スレ、色々あるけど
ここみたいにハイレベルなのはなかなかお目にかかれないでつね。
わたし全然王子ファンじゃなかったけど、このスレのお陰ですっかり王子ファンになってしまった。
ああー、マンガの方がダメならせめてこっちだけでも・・・
ガイシュツだけど
どっちかをヲチスレに利用して
ととととと・・・統合してみる?などど・・・・・テテテテテストォォォォ
(ゴメン)
怒られそうだから謝っておいた(´・ω・`)ショボーン
ウン、私も統合したほが良いのではと。
やっぱり清純派エチ派分けると盛り下がってしまうし。
両スレとも途中で止まっている作品多いよね。
作家さん達が書きやすい雰囲気になったら、また続き読めるのかなぁ?
スレ統合でもそのままでもいいけど、もういちど名スレに戻ってほしいよぅ。
ほんとうに連載中断の作品多いでつよね。
皆さん、お気に入りの作品があると思いますが、途中で読めなくなって諦め切れないってないですか?
私はもう長いこと「眠りの森」が読みたくて読みたくて、いつまでも待ってます。
あと「時のナイルを超えて」これも続きがはげしく読みたい〜。待ってます。
こんな読者もいます。作家様の皆さま、帰ってきて〜〜〜〜〜
どうしょうもない突っ込みや言いがかり、
誉めれば自演呼ばわりされて作家叩き祭り。
でも、たとえ何を言われてもへこたれない作家さんはいると思う。
所詮は匿名掲示板だから叩きはスルー出来るしね。
でも変な事で、特に身に覚えが無い事でテンション妨げられると続きが書けなくなる
と云うのは一読者にすぎない自分でも分かるから、もう諦めたよ悲しいけどさ・・・。
そうだよね…。
でも、それでも作家様が戻ってくるのを待っています。
仕事じゃないんだもん、テンション下がったらそこまでで終わっちゃうよね。
無償で楽しませてもらってるのに、文句たらたら出てくるのが不思議です。
私はO家別室スレの「終了記念2」の続きがずーっと読みたくてたまりません。
すっごい名作になると思ってたので諦めきれない。
アダルトな王子とキャロルが良かった。
お話作り、文章ともに上手すぎです・・・。
どうか続きを。
もうすぐ800だね。次スレはどうするん?
にちゃんで王家創作スレ読む人は大抵一般の創作系ファンサイトも
巡回してるんでない? (自分はそーだし)
でも今回のように一般サイトヲチとか叩きに機能する可能性があるなら
正直こんなスレいらねって思う。
それでもしサイト閉鎖とかなったらやだし、叩きとか議論とかやってる間は
スレにも作品うプされないだろうし、結局なんにも読めなくなっていいことないじゃん。
と考えると荒らしてる人って結局、王家創作自体を否定してるんかな。
有り得るね、てか最終目的はそれだと思うよ。
王家というより細川先生の狂信者で、姫王家以外は絶対に認めないわ!!とか。
作家さま方の確執なんて妙な方向へしつこく誘導するのがかえってあやしい。
まさか●原スレでずっとパクパクレスしてたヤシじゃないだろな...。
Ψ(`▼´)Ψ作品に拒否反応を示した事が、
スレ分裂に至った大きな要因のひとつに挙げられる。
好みに合わない作品をスルーする、そんな簡単な事すら出来なかった
人がいるスレがここ。
自演呼ばわりに個人攻撃にサイトヲチ、ひいては二次小説自体
否定する人がいる可能性さえある状況で、再統合を望むには無理がありませんか。
Ψ(`▼´)Ψ作品をスルーできない人なんていたっけ?
作家様達、エチ書くときはちゃんとマークつけてくれてたし。
うーん、ていうか特定の作品を叩く人はいたよね?
それに○○モノはイヤ、伯爵令嬢はイヤ、○○は既出作品のパクリなどとか
とにかく自己中な人がいて、思い通りになるまで粘着するのは確か
どうしようもない
正直闇スレが裏山椎。
言いたいこと言えて、それでいて作家様も読者も互いに大事にしあってる。
バカは相手にしない。
大人っつうか余裕があるよ、皆。
でも両スレとも同じ住民でしょ。
闇も、いずれはここみたいになる可能性も有るんじゃないか…。
作品数が減っていって、そして内紛がーと危惧せずにおれん。
しょせんは、にちゃんねるだしな。
不吉な予想してゴメソ、聞き流してくれ。
Ψ(`▼´)Ψ作品が嫌いというか、Ψ(`▼´)Ψ作品のレスが盛り上がるのが嫌という
人は確かにいたみたいだけどね。
Ψ(`▼´)Ψ作品のレスが賑やかになるのって、有る意味仕方ないと思うんだが。
(Hなモンにキャーキャー言うのは男も女もそんなもんだと思うし)
でも闇スレも最近あんまり活気なくなってきちゃって寂しいよ。
とはいえ、こっちでレスが活発な時って荒らしor叩きor論議の時だけだしなぁ。
H系のレスが多いのは仕方ないやね。
日常人前で声に出して言いにくい話題でも、
2ちゃんでは匿名で羞かしげももなく言えるわけで。
ここがなくなるのは寂しい。
でも特定のたたきっつーか粘着さんが一人はいて
複数を装ったり、作家同士の確執とかって呷ってるのは確かだと思う。
作品をうpしても、そういうのやられたら
なかなか次もってはいかないでしょう。
そゆこと。
このスレはそんな粘着さんに憑り殺されそうになってる。
お祓いできないものか。
ヤパーリ呪われたスレだったのね・・・
複数を装う=そこまでして自分の意見通そうとする
一番厄介で手の付けようが無い
注意しても耳を傾けるようなタイプでなさそ
古本屋でも呼んで御祓いしてくれ。
このスレ、なくしたくないんだよ。
わざと自己マンセーと取れるようなレスをカキコして煽ってるのかもしれないね。
作品を貶すより、「自己マンセー疑惑」かけたほうが手っ取り早いだろうって。
なんかそんな気がするよ。
わたしは統合して前みたいな活気あるスレに戻ってほしいけど、今更無理か〜〜〜
でもさ、闇スレ行くと
Ψ(`▼´)Ψマダー
Ψ(`▼´)Ψハヤクー
Ψ(`▼´)Ψキター
Ψ(`▼´)Ψモットクレー
大抵こんなんレスばっかで、あれはあれで作家さん空しくならんのかいな?
個人的な結論なんだがこのスレ自体を
そして王家の二次小説そのものが許せないつ〜椰子が居るかも?は
結構当たっていると思うなぁ。
単なる自己中で好みの作品だけ書かせようとするなら
こんなコト無意味どころが逆効果だと馬鹿でもわかるだろ。
もし王家の二次小説そのものが許せない椰子なら、闇スレももっと荒らしてない?
この際だから前から気になってたから言うよ。
闇スレ大事、本スレ嫌いっていうごく一部の人が荒らしてる気がしてるんだよ。
闇が荒れなくて、本ばかり荒れるのはすごく不自然じゃない?
どっちのスレも通ってる人はほぼ同じ人間だろうに。
闇スレにも荒らしのカキコは割とあったと思うよ。
あっちでも”自己マンセー?”みたいなカキコはあったけど、あまり過剰反応がしないっていうか。。。
闇スレのほうが、荒しに耐性があるっつーか
「それがなんだ」みたいな懐の大きさがあるみたい。
どんな内容の話でもOKていうせいもあるんだろうけど。
いまさら言ってもせんないけど、
漏れとしてはだいたいあのスレ分離のやり方が頭悪すぎた気が。
あんなやり方じゃ荒れるの必然じゃん。
スレ分けるなら分けるで何でもっと平和的にやらなかったんだよ。
って今でも思ってる。
あれ以来ズーーーーーっと致命的に荒れてるからね。
もしもここが閉鎖になったら悲しい。
失うものが無くなったら恨みをはらすまで闇に粘着します。
絶対、絶対、絶対、粘着嵐します。
大好きなスレをこんなにめちゃくちゃにされて許せない!思いしれ!
って書き込みを闇スレでは出来ない気弱なわたし・・・
>>808 たしかにあの分離の仕方はね。
だけど、あれだって「エッチ派さん達が勝手に自分達のスレを立ててしまった」のか
「清純派さん達がエッチ派を追い出すために立てた」のか謎なわけですよ。
どちらとも考えられるからね。
時間がたてば落ち着くかなと思っていたけどな。
闇スレはΨ(`▼´)Ψ嫌いの清純派さんたちの気弱さでもっていたのか。
まあこの人達にとっては闇が潰れても痛くも痒くも無いからね。
ほら、
>>810みたいなド阿呆が居る。
今荒らしてるのは、こんな思考回路を持つ椰子。
だめじゃん、ジエンの波ぶった切ったら!
どこまで続けるかヲチしてたのに〜
本スレが大事なら、やめときな。
触らぬナントカに祟り無し、てか?
はいはい。自演お疲れさまです。
こんどは清純派の住人が、闇スレを憎んでいるというシナリオを作りたがってる様ですねー。
716ってさ、内輪ネタの一端?
じゃないかな〜とおもわれ
元このスレの作家、でこわいとか二面性あるとか
噂聞いたよな
エジプトの王妃作家様〜、つづきをプリーズです。
密かに平和につづきを待っている読者も多々おります〜。
みんな荒らしや釣り師に釣られちゃだめだよん!
内輪ネタってどゆ意味?
>>819 716本人ですか?
よっぽどなんか言いたくて鬱憤が溜まってるみたいだね(w
遠慮せずに言ってごらん
>788
あの香具師はパクパク、馬鹿の一つ覚えのように言うだけで本人も
馬鹿だと認めてたやつなのでそんな知恵もないと思う。
ヲチャーは糞スレでも立てて出てって下さい。
ここは創作をうp、そしてそれを楽しむスレですからね。
ここがその糞スレじゃないの?
ほんとに ほんとに
ほんとに ほんとに
もうだめぽ
ここは、赤ちゃん拾いますたスレを思い出す。
性学缶3Mスレで、みんなの為に無償で尽くしてくれたのに
叩き祭られて追放されたコテハン職人さんとか。
みんなでよってたかってイビって叩いて追い出して
ここも同じ糞スレなんだね。ホント最低
サイトヲチャは追い出すべきだろ?
こんな状態が繰り返されるだけなら、新スレはもう立たないほうが良いと思えてきた。
2ちゃんで一番好きなスレだったから悲しいけど、もう静かに消えたほうがスレの為かもしれない。
みなさんの気持ちはどうですか?
連載中の作品が完結するまでは存続きぼー。
私は静かに進行しててほしいよ>スレ
このスレ本当に好きbなんだもん。
自分の思うとおりにならないからって荒らす奴には負けたくない。
ここほど内容の充実したとこってないんだよ〜・゚・(ノД`)・゚・。
うわ〜〜、うpないうえに荒んでるね〜〜
しばらく巡回リストからはずそうかな。
それでは皆様、しばし一人でまったりと茶ーでもしてきますわね〜
さ〜よ〜な〜ら〜〜
しばらく巡回リストからはずせる人がうらやますぃ。
ここ好きすぎてそれもできないよ。
>>827 みんなでよってたかってイビって叩いて追い出してって誰のことよ。
イビって叩いて追い出された人がいるの?
自分がそうしたからそう思ったんじゃないの?
>ここほど内容の充実したとこってないんだよ〜・゚・(ノД`)・゚・。
はげどう。
ほんと・・・名作の宝庫だもんね(ここ&闇スレ)
どっちも好きだよ。
私も巡回リストから外せないよ(泣
>>834 >>827の文章の感じだとこのスレ作家様のことでは無いのだろう。
漢字二文字のコテハンは信者アンチも凄まじかったからな。
当時の該当スレ住人なら知ってることだよ。
糞スレあげ
やっぱり次スレ立てようよ。
荒らされて終わりなんて悲しいよ。
もういらない。意地で続けるものじゃないでしょう。
誰も書かないスレ立てても板の迷惑だよ。
こうまで荒らしが粘着すんのは、なにがしか言いたい事あるんでしょう。
それを頭からおさえつける様な、荒らし叩きとも言える極端、過激な反応する人にも問題なくない?
逆効果に作用してる気がしてならないな。
>>837 去年の夏〜秋に連載してた作家タンの事かと思ってたよ
>841
そうだね、よっぽど言いたい事があるんだろうね。
このスレを憎んでいるというより、ほんとは好きなんだけど
何か面白くないことがあって荒らしているように思える。
頭から押さえつけたら余計荒れるだけだと思うし
荒らすだけじゃなく、一体どうしたいのかを言ってくれたらいいんだけど。
そりゃ誰だって事情はあるだろうさ。
だが、ココまでこじれると…。
そもそも荒らしをスルーできない住人体質をなんとかしないと
いくつスレ立てても無駄だと思いますが。
>>845 そうスルーしかないね。
感想スレと作品うぷスレを分けても無駄かね?
>>837 該当スレ住人じゃないけど知っているよ。
去年の夏休み、絡みスレが上がりっぱなしだったから。
>>846 スレを分ける分けないが問題じゃないと思うな。
スレ分けたところで、感想カキコに対して「自演」だの何だの言いがかりは付けれるから。
作品うpのみで一切感想はなし(別スレでも)・・・とかなら荒れようがないんだろうけど、それではまた味気ないしなぁ。
>>847 そうだねえ。
お礼くらい書きたいよね。
ここはウプ専用、感想はダイジェストの掲示板に
書かせてもらったらどうか。
で、このスレの作品以外のカキコは一切無視で。
そしたらサイトも賑う、管理人タンもまとめやすくなる??
>>849 ああ、それイイかもー。
にちゃんじゃ、シー゙エンもカターリも判別つかないけど
個人サイトなら管理人は神様みたいなもんだし
それでも荒らす人はただの病気なんだから放置できるっしょ。
かえって管理人さんに迷惑かけそう。
というか
>個人サイトなら管理人は神様みたいなもんだし
は本気か?ネタ?
>>851 ほとんどネタみたいなもん、気に障ったらゴメン。
にちゃんに関係ないけど
自分だってサイト運営してるし、管理の大変さは身に染みてるよ。
厄介な荒らしにはアク禁も意味無いし。
感想をサイトの方へ書いたとしたら、今度はそっちがマジ荒れそうで・・・
まともな人はルールを守れるだろうけど
荒らしチャンはルール無視で作品うpに混じって中傷するような気がする。
>849
発案ありがトン。
閉鎖するかしないかの瀬戸際で、いま色々な試みを考えるのは有意義なことだと思う。
こうしたら?
1お礼や感想
2荒らし
3意味不明
4中傷レス
5質問
このスレの作品以外のカキコ、ぜーんぶひっくるめて全面無視。
1を書きたいけど完全匿名希望ならば、無視覚悟でこのスレに。
それかダイジェストに転載依頼マーク作って、親切な人の判断でコピペしたげる。
だたし人任せなわけで、されなくて当り前、文句言わない。
2ちゃんだから、便乗嵐が圧倒的に多いと思われ。
管理人さんとこまで乗り込む厨なんかそんないないよ。
わざわざ串探したり、回線変えたり、暇人しか出来ないもん。
そういう細々なことを無視できない連中が多いから荒れるわけで。。。
>>855さんの案の
ダイジェストに転載依頼マーク作って、親切な人の判断でコピペ、ってどういう意味なんだろ?
2ちゃんほどは匿名性が保たれないってことかも。
管理人さんリモホ見えてるワケでそ。
で、感想書きたくてもそのへんひっかかって躊躇う人用?
ダイジェストが荒れたら☆
嵐チャンリスト(作って)に載せて、カキコを強制削除するのは?
めんどくさい作業だが
ヴァカがない知恵出しあっても。
>>859 そんな・・・管理人さんにこれ以上手間をかけてもらう訳にはいかないよ。
サイトをまとめてもらうだけでも大変な労力だろうに。
私は嵐の対処法よりも、何が来てもスルーできる心構えこそが必要だとおもうよ。
まあ、そういうことだね。
にちゃんならでは華麗にスルー
さえできれば無問題な訳ですっ。
華麗にスルーAA( ゚Д゚)ホスィ
無いかなぁ(w
嵐はスルー。放置。
2ちゃんでスレを持続させる基本中の基本でしょ。
これ以上、ダイジェストの管理人さんに負担かけるのは
良くないと思うには同意。
ひとりの名無しさんだった管理人さんに
他の名無しが甘えてばかりいるのもどうかと思うよ。
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ マターリ
(\(\_/) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. 〜 (\ヽ( ゚Д゚)′< 換気致しましょうね〜
. ∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ 〜 (\ (ナフテラ)つ .\__________
(____) .∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ ∪∪
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+
.∴・.゚ ゚.・∴..*.☆+ マターリ
>>863 そーゆー時こそ、ナフテラ様のご登場。
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| スルーパスな、いいだろコレ
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>>845 はげどう。スルー出来なさすぎだよね。ていうか完全に耐性が麻痺しちゃったみたい。
荒らしに釣られまくり。おまけに天然荒らしになって、餌まきまくりの釣りまくり。
闇スレではスルーできて、なんでこっちではできないのかなあ。これってスレ愛の深さの違い?
粘着煽りの粘着自作自演たんがいるからだよ(作家様ではないよん
闇にもいるが、暴れる時はターゲットを片方に絞るタイプの嵐なんじゃないかな。
粘着煽ラーは1人?
スレ3つとも巡回してるってこと?
篠●スレのパクパクも?
嵐=作家様みたいなカキコが再三あったね。
言い切る自信がどこから来るんだか。
謎だった。
868タンの、「作家様ではないよん」もまた謎。
叩く人と叩かれる人、おたがい相手が見えるのかね。
両者知り合いだったりして。
>>870 貴方を荒らし認定したくなるな。
故意か?天然の煽り屋ちゃんなのか?
さもなきゃネット初心者か?何年たっても空気読めない阿呆なのか?
そういう風に両者を平等に叩いてグダグダループさせるのも
この手の荒らしがよく使う手口なんだよな。
本当に小説の続きを書いてもらいたい読者なら
「作家様は荒らしなんかしないよ」
そう断言するしかないだろうが。
たとえ腹の中で誰を疑おうと何を思おうと。
そうだろう?
補足
読者から疑われて、それでも書き続けてくれる奇特な、
まるで天使のような作家様なんかいるとでも思う?
>>867 スレ愛の深さの違いというか、清純派という「おスレ柄」なのか
お堅いっていうか真面目すぎるんだよ。
だから釣られ放題、荒らされ放題。
何書かれても「だからどした?」くらいの気持ちで流さなきゃ。
荒らしって住人が真面目・真剣に怒るほど面白がるもんでしょ。
荒らしに長々としたマジレス返す人が多すぎだよ、ここ。
>>870をかばう気は無いが、
>>871風のカキコで荒れてるんだよこのスレ。。
本人わかってないんだか、過剰反応てゆうか攻撃的てゆうか
作家様が荒らしなわけないって言いたいのだけは同意だが。
それ以外は煽ってるとしかおもえないや。。
だめだこりゃ
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871-872って天然カン違いキャラ。
荒らし、煽りよりもスレ汚しじゃん。
必死チャンと呼ぼうか?
まあ、あれだ、阿呆の詰め合せみたいなスレでもそれなりに愛着あったよ。
どなたも、マジレス止められないみたいね
スルースルー♪
きっと長文は作家でしょ…
ウプ出来なくなって悔しいんじゃないの??
皆の賞賛浴びられないからね…
ここまでくると荒らしのせいというよりは、住民が自覚のない天然荒らしかも。
そんなに議論や毒吐きが必要なら、いっそその為のスレ作ればいいのに。
華麗にスルー
作家様の中には嵐なんかいない
そう考える方が不自然。
作家達はお互い嫉妬の塊だとする方がむしろ自然じゃない。
みんな簡単に騙されてるわけだ。
とりあえず
>>871-872はこのスレから出ていってくれ。
粘着荒らしはお前なんだろ・・・
最低だな人間の屑だよ。
>>881 嫉妬の塊ってどうして思えるの?
作家の気持ちがよくわかるのね( ̄- ̄)にやりっ
好みの作品は、それぞれ。
楽しみにしてる作品にはレスつける。ロム専はそんなもんじゃないの。
これじゃ本当に読めないよう…
ありがたい作家様であると同時に、迷惑な煽り荒らしでもある。
としたらどうする?
ここの荒れようはある種異常。
それが理由だったら、読み専に解決なんかできっこない。
>>885 案外そんなもんかも知れない。
ほんとこのスレ色々あったからね。
昨年夏のパクリ疑惑に始まり、あげくの果てはパクリ疑惑の言いだしっぺが追い出されるという結果になって
まぁそれ以降荒れる荒れる。
ついにスレは分断、作品うpがあっても誰も感想書かない、たまに感想レスがあればジエーン疑惑。
なっとく出来ずに燻っている方が多いと思います。
ええい、
うるさい!うるさい!うるさい!
>>871-872は性悪な糞作家
荒らしはこのスレから出ていけ。
おまえのような屑は二度と戻ってくるな!!
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| スルーパスな、いいだろコレ
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つか、そろそろ創作の方、うpしませんか・・・皆様方。
このスレで言いたい事を言い切って、新スレで気分一新でもいいですけど・・・
>そろそろ創作の方、うpしませんか
誰がするかこんなスレに。
だからさ…華麗にスルーを…
ここは確かに最低なスレだわ。
でもまあ、糞作家様とやらの読者様にはお似合いなんじゃないの。
こんなスレは板の迷惑だから難民から出てってよ。
皆さん、分かりましたか。
書かないから鬱憤が溜まるんだよ、
書いたらスッキリするって。
いくら荒らしたってスッキリしないでしょうが。
>>897 うわぁ〜☆ついに出たよ元祖荒らし作家さま。
この作家タンの性格はともかく作品は結構好きだったのになぁ。
もう新作は書かれないんですか?
決め付け(・A・)イクナイ!!
900?
そう、うpしないから嵐が趣味の作家様と呼ばれる。
根性なしだよ。
>>901 根性も何も・・・こんな性根の腐った作家の作品なんて読みたくないよ。
作家様へ、こんなバカみたいな荒らしはやめてよね。
多勢を装った糞作家が、本来まっとうな事言ってる人を叩きつづけた。
荒れないように、とレスしなかったけどわかってた。
ただし糞作家、作品だけはおもしろいんだなーこれが。
だがこんだけ腐臭漂わせたらおしまいだわ。
出てくなら、糞作家の作品なんか読めなくておっけー。
よろこんで諦めるよ。
もうこのスレ終了でいいじゃん。
一作品で複数スレ立ててる事自体顰蹙なんだから
別室に統合しる!
たしかに作品は良かったよ。
他人への誹謗中傷がなければ、本人も締め出しくらう事なかったのにさ。
自業自得だと思うけど、そうとう恨んでおられるのでしょうなあ。
馬鹿言っちゃいけませんよ、勝手すぎ〜
906→904で
スマソ
>>904 顰蹙
なんて読むの?なんて意味なんだろ…
やっぱり皆さん作家タマだったんでつか。
こんな言葉凡人はしらないよ。
904じゃないけど。ひんしゅく。だよ。908タン。
ここに来ると知らない言葉や漢字に出会えるね。
統合ねぇ、糞作家ヌキならアリでも。
自業自得だね、糞作家は。
長きに渡ってやらかした悪業の数々とくらべたら、甘い甘い。
>>897 ようこそ、作家様
私はあなたが誰かなんて詮索しませんけど
作品をウプしてくだされば誰もあなたを叩いたりしないと思いますが。
統合ですと?
今となっちゃあ此処、性悪作家の単独スレじゃないか?
消滅キボン
なにもこのスレにしがみつかなくたっても。
自分のホムペでも持って神になれば?
ねえ、糞作家って具体的に誰のことよ???
ホントに判らないんだけど???
もうこのスレで終わりなら最後に教えてよー。
単独スレや、しがみつくとかってまさか、エジプトの王妃作家様も糞作家だっていうワケ???
釣られませんよw
わりと初期の頃から執筆されていた王子萌え作家様のこと言ってんの?
でも何の証拠もないし、別人物がそう仕掛けてるかもしれないよ?
みんな勝手な憶測に決まってるでしょ。
管理側でもないのに断定するだけ無駄で無意味。
IPアドレスが見えない立場の者が断言するのは既に妄想レベル。
2ちゃんでレス番決めつけ厨やイコール厨に惑わされないことが一番大事なことだよ。
エジプト王妃作家は粘着荒らしなのか知りたいなあ。
あーあ、本当に粘着荒らし作家タソに取り憑かれて
潰されるんかい。
エジプト王妃作家さんは糞作家さんとは別人じゃないかい?
糞作家さんはオリキャラ派ではなかったyo。
それは良かった。
粘着荒らし作家様=糞作家様 なの?
闇スレって何でもアリだから闇鍋なんですよね?
だったら、こっちの作家陣があっちで書いても問題なしだろ。
この際統合したらば?
住人は同じだから、個々で勝手に統合すればいいよ。
このスレは終わりさもう、作家が荒らしとはね。
やれやれ
なんかもう疲れた
パクリパクリうるさかった作家が荒らしってこと?
>908
>こんな言葉凡人はしらないよ。
顰蹙(ひんしゅく)は一般常識の範囲だよ。
凡人の私でも知ってる程度にね。
それにネットにつないでるなら調べる方法はいくらでもある。
>909
Thx.
荒らしていない作家タンやサイトの管理人タンが気の毒・・・
もう管理人さんにも見捨てられる気がする。
荒らし対策を管理人さんにさせようなんてカキコまであって、どこまで身勝手なんだろと呆れるよ。
ようするに自分達が荒らしているようなもんじゃないか。
それを何で闇スレ住人が荒らした、粘着作家が荒らした、責任転嫁するのかな。
ほんとの荒らしカキコなんて実は少ないんじゃないのかと思える。
>924
何でもアリだから闇鍋、ですよ。
だから清純派のうpだってアリ。
でも、闇鍋じゃΨ(`▼´)Ψ作品やそのレスに
うざい&やめれとは言えませぬぞ。
928、929糞キテル?
そりゃ管理人さんも気力なくすだろう。
トホホ
キ━━━━━(゚A
933と934がケコーンしますた
キテル─wwヘ√レvv~( ゚ Д゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ(゚听)イラネ( ゚д゚)、ペッ(´Д⊂ モウダメポ
だれか超人ロックをつれてきてーーーーー
どれが自作自演なのかわかりません。(´・ω・`)
むむむ。
どれが自演かわかんないけど、
人を糞作家よわばりしてる香具師はみんな糞作家ってことで。
ここにはもうキティしかいないのか
あたしゃ超人ロックが何なのかわかりません・・・・・・・・・・
ウソこけ、王家を読んでるオバ厨の世代が知らんはずないわ
しっかし・・このスレ最初からザザッと見てみたけど
ろくなスレじゃなかったな。
一時のように複数の毎日うpがあったのがウソみたい。
ああ、いつになったら「あんなに荒れてたのが嘘みたいね〜」と言えるようになるのかな。。。
糞作家が消えたら言える
じゃあずうっと言えないや。
だから!糞作家って一体誰の事なのよぅ。
↑IPアドレスがわからないから判別不可能ですよ。
マジレスしても意味ないの承知の上です。ハイ。
1000いく前に容量オーバーしてた頃が恋すぃよぅ
次スレは王家の紋章場外乱闘編で立てて下さい。
ホント信じらんない
あの名スレがこんな糞スレに・・・
作家さん管理人さんが気の毒だ。
二枚舌め!!
>>955が真の嵐。
そんな見方言い方しか出来ないんだ。
嗚呼、もう。。。
糞作家が誰かだって?
んなもんいちいち聞かんでもわかるだろ。
>>953 ほんとだよ。
私は本編の王家より、このスレのほうが好きなくらいだったのに。
そんで新スレどうするんでつか?
やっぱ立てるんでつか?
統合でつか?
960だって何も分かってないくせに。
こうやって思わせぶりに皆を煽ってるだけなんだよ。
統合したら闇も潰れるよ?
荒氏の狙いはそれだよ?
>>871-872の糞作家が居座るかぎり、
立ててもしょうがない。また粘着荒らしされるよ。
藻舞ら。いい加減煮汁!
流石、25年以上粘る漫画だけあって
読者もしつこいわ(w
どっちか片方でも完結みせてくんない?
案外闇スレに行ったらみんな大人しくなったりして。
なんだか本スレって激論バトルの場のイメージが強すぎて
こっちで書きこみすると過激になる傾向ありません?
すまんそん、私のカキコが荒れの元凶となっていた様で申し訳ありません。
私も過去に何作かうpさせて頂きましたが、誓って荒らしはしていません。
もう私はここでは書かないつもりです。
自分のサイトを作って、そちらで地道に発表していくつもりです。
よろしければ、検索して見つけて見てください。
どうかこれ以降私の話題はなさらないで下さい。
もう普通のカキコや感想カキコもしないつもりですので。
では失礼します。
闇鍋には合流していいっすか、とかおうかがいカキコする?
>968
そうだね。あっちだと大人モード。こっちだと厨モード。
住民はおんなじなのに、みんな脳内で切り替えてるみたいだね。
>>969 ハァ?
よろしければ、検索キーワードは?
なんかね、ワンパターンっての?
白々しいっての?
見苦しいっての?
なんなんだそれ
>>971 いい歳したおばさんが、
春休み限定で春厨・GW限定で黄金厨・夏休み限定で夏厨・冬休み限定で冬厨
に大変身するようなものかな。
よくあることだけどね。
871 :名無し草 :04/04/10 07:18
>>870 貴方を荒らし認定したくなるな。
故意か?天然の煽り屋ちゃんなのか?
さもなきゃネット初心者か?何年たっても空気読めない阿呆なのか?
そういう風に両者を平等に叩いてグダグダループさせるのも
この手の荒らしがよく使う手口なんだよな。
本当に小説の続きを書いてもらいたい読者なら
「作家様は荒らしなんかしないよ」
そう断言するしかないだろうが。
たとえ腹の中で誰を疑おうと何を思おうと。
そうだろう?
872 :名無し草 :04/04/10 07:26
補足
読者から疑われて、それでも書き続けてくれる奇特な、
まるで天使のような作家様なんかいるとでも思う?
969 :871-872 :04/04/11 02:38
すまんそん、私のカキコが荒れの元凶となっていた様で申し訳ありません。
私も過去に何作かうpさせて頂きましたが、誓って荒らしはしていません。
もう私はここでは書かないつもりです。
自分のサイトを作って、そちらで地道に発表していくつもりです。
よろしければ、検索して見つけて見てください。
どうかこれ以降私の話題はなさらないで下さい。
もう普通のカキコや感想カキコもしないつもりですので。
では失礼します。
いろーんな文章書分けられるねー、やっぱ作家様って。
>何年たっても空気読めない阿呆なのか?
御自身の事でしたか
やはり最後はコピペで締め括りか。
糞作家も糞作家なら住人も住人だ。
捨てゼリフですか?
糞スレ駄スレ、番外編10は無かった事にしる?
次スレを10で。
全員ここで思い切り暴れておけよ、
闇スレでは礼儀正しくおとなしくしてくれよ。
>>979 うぃーっす
て、ロム専してたから暴れてないケドねw
最後に記念パプコ
ノシ
私も記念パピコしよ。
けっきょく統合?
統合なんだろー。はじめからスレ分離なんかしなくてもよかったじゃん。
空しいなあ…
時としてゲロ吐きスレも必要なんだ
埋立てるか。。勝手な次スレ立て誘導避け〜
梅
梅
次スレないと荒らしが闇で粘着しない?
>>984 空しいよね
エロパロ逝けだ騒いだキティの所為だーー
梅
立てる?
立てたことないからどなたかおながい。
楳
梅
はやくだれかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
叩きまくられるのが分かりきってるのに・・・
立てろとな?
梅梅梅梅梅
もう立ってた・・・・・・・まただめぽ。
梅尽くし
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。