ノワールのおすすめは？

馳星周、ジェイムズ・エルロイは読みました。
他にノワールのお勧めはありませんか？
（ちなみに馳星周は不夜城・鎮魂歌・夜光虫以外はつまらないです。）

アンドリュー・ヴァクスなんかどうでしょう。
「赤毛のストレーガ」「凶手」あたりはかなりすき。
「ブルー・ベル」は、それほどでもないですが。

マイナーだけど、ジャン・パトリック・マンシェット
の作品もオススメです。

ヴァクス「凶手」はかなりポイント高い。
上智さん知ってるね＾＾

グレゴリー・マクドナルド「ブレイブ」
でもこれってノワールというのかな？

ポール・ケイン「裏切りの街」
こいつに比べりゃチャンドラーなんてオママゴトだ。

ノワールというと、どうしても暗いハードボイルド系となってしまうのだけど、
作品全体が、紗のかかったスクリーン上の映像みたいな独特の雰囲気もノワール
の特徴に数えたい。
ってことで、個人的にはダニエル・ペナックなんかもかなりオススメの部類に入る。
「人食い鬼のお楽しみ」は、ホント、そんな感じです。
このシリーズ、「カービン銃の妖精」で翻訳が止まってるみたいで、なんとかして
欲しいなあ…＾＾；

ジョン・リドリー「愛はいかがわしく」
最近出た本。主人公の負け犬ぶりがよい。

レスに感謝！
そういえば、「凶手」は読んでいました。よかったですね。
でも、ヴァクスの他の作品は入って行けませんでした。
ご紹介のもの読んでいきます。

誰かも言ってたけど
ノワールの定義ってよくわからん。

馳は過去の人になってしまいそうだし、
新堂冬樹に期待する。（ってノワール？）

>>9
まあ、ハードボイルドの定義もあいまいだし、本格の
定義もあいまいなので、あんなかんじの小説、という
イメージで捕らえてればよいのではないでしょうか。

　ウェストレイクはどうよ？『殺しあい』とか。

ウェストレイクって、悪党パーカーの作者でしたっけ？

>>12
それはリチャード・スターク。ウェストレイクの別名義です。

ノワールというと
・登場人物が全員悪漢である。
・過酷な現実の中で生きている。
というところでしょうか？

ロス・マクドナルドとかコーネル・ウールリッチとかは
ジャンルが他のとまたがってるけど、ノワールとしてもいいですよ。
こないだ(？)でてた「ユリイカ」のエルロイ特集号を読むと、
ノワールもののおすすめが分かると思います。

ロス・マクドナルドもどろどろしていますよね。
読後に見る夢までどろどろしてきます。エルロイがファンだったんですよね。
しかし、ユリイカのような雑誌がエルロイの特集するんですか。
ユリイカの読者こそエルロイが唾棄してやまない気がするのですがね。
とりあえずユリイカにも目を通してみます。

パトリシア・ハイスミスは邦訳点数も多いし、手に取りやすいんではないですかね。
あと、文春文庫から３冊連続して刊行されるバリー・ギフォードとか。
ノワールって定義が難しいね。ジャンルとして確立してるとも言えそうにないし。
ムードですね。ノワール的な何かがあるかないか。人それぞれだと思います。

ノワールいえないかもしれないけど、サド「悪徳の栄え」
中国文学では「金瓶梅」これこそノワール。
あと栗本薫の「真夜中の天使」８０１だがこれもすごい。
馳星周的世界観が好きな人にお勧め。

結城昌治は、どうなってんだ！

あげ

ノワールの本場はフランスだろ、やっぱ。
マンシェットとかジョバンニとか。

あげる

age

あげとく

ジョバンニ!　なつかしー。
アメリカじゃジム・トンプソン。

フランスのボロアー＆ナルスジャックなんてどうよ？
映画はよく見たな。

テリー・ホワイト
って今どうしてるか知ってるひと、
教えてください。

まだ小説書いてるの？彼女

「真夜中の相棒」なんてよかった。

要望板見てきました。
2ｃｈサーバー内には置いてくれないんですね。
ジオくらい借りてこないとダメなのかな。他の板はどうしてるんだろう。

ごめんなさい。スレ間違えました。

>>28
今朝、朝日新聞に「のわーる」の記事が載っていた。
お、もう上がってる。
さすが黒猫缶さんだー。
と思ったら、間違いだったのね。

ちなみにエルロイから始まり
亜細亜ノワール馳星周
宮部みゆき・・・という記事だったよ。

お前等まだこんな糞スレにいたのか？
全くもってお前等の会話レベルの低さには
呆れを通り越して惨めさすら感じるぜ

>>29
ごめんなさいー。
のわーるなんて読んだこともないんです。とほほ。

宮部みゆきがノワール？

ほんとかよ・・・

だったらキングだってノワールじゃんか。

ノワールで私が連想するのはダシール･ハメットの｢血の収穫｣ですね。
>>14の定義はどうだろう？最近の小説でそれに該当しないもののほうが
少ない気がする。善悪の境界が曖昧って意味で。

>>32
これからノワールの書下ろしを書くって話。

しかしノワールってのは「これから書く」
ってもんじゃないだろ？
作家の本質的な部分が問題のような気がする。
うまく胃炎けど。

「血の収穫」がノワールというのは同意。

たぶんこれではないかと・・・

http://www.asahi.com/culture/index.html

眠くなるようなヘタレ糞アニメの事だろ

桐野夏生の最近の作品なんかはノワールといって
いいんじゃないか。

定義は難しいが、「暗黒小説」と書くと、少しは
イメージが湧くような気がする。

>35それだ！さらに補足すると
｢アジア・ノワール｣シリーズは2ヶ月に1冊のペースで
3年間に20冊が刊行予定。発売中なのは以下の3冊。
｢死は炎のごとく｣　梁石日
｢清算−チョンサン｣　森詠
｢陽炎の島｣　典厩五郎
読んだ人いるかな〜私は宮部のノワール興味あるから
それが出たら買うつもり。

ジム・トンプスンの｢ポップ１２８０｣が見つからないYO！

筒井康隆あたりがまた書いてくれんかなー。
俺の血は他人の血
みたいなやつ。

出版社がブームを作り出そうという気配を感じる。
未訳の傑作が読めれば嬉しいが（例：ポップ１２８０）
資質の違う作家にまで書かせるのは、ちょっと違うんじゃないの。

　エンターテインメント文学の世界で「ノワール」が脚光を浴びている。
フランス語の「黒」という言葉に潜む悪や暴力のにおいが時代の気分を
とらえたのか、新たなブランドで読者を獲得する出版社の戦略か。
雑誌の別冊やシリーズ本が次々に出版され、新たな分野名として
ミステリー全域を覆う勢いだ。

　「ノワール」はこれまで、映画でおなじみの言葉だった。犯罪や暗黒を描くのが
「フィルム・ノワール」。近年は「香港ノワール」などの人気も高い。それがいま、
活字の世界で注目を集める。

　現代ノワール（暗黒）小説の代表的な作家は、米国では『ＬＡコンフィデンシャル』
などで知られるジェイムズ・エルロイ。日本ではその影響を受けた『不夜城』の馳星周。
いずれも救いのない暴力や犯罪を描写、「最後に正義が勝つ」ことはなく、読後の
すっきり感はない。

　ミステリー評論家の杉江松恋（まつこい）さんは「ノワールをあえて訳せば、
反道徳・不条理ミステリーでしょうか。題材だけではなく、倫理観のゆらぎなど
不安感をかきたてる文章が特徴」と話す。

　雑誌では「ユリイカ増刊　ジェイムズ・エルロイ　ノワールの世界」（青土社）が
昨年末に出版されたのに続き、３０日には「ミステリマガジン増刊　ノワールの時代」
（早川書房）が発売される。「ミステリマガジン」の千田宏之編集長は「善悪の基準が
ゆらぐ現代社会を映したノワール作品は、今後マニアだけのものではなくなる」と話す。

　本でも「ノワール」が増えている。

　文春文庫はウェストレイクの『斧』を「パルプ・ノワール２００１」シリーズとして
発売した。だが「ノワール人気の見極めがつかず」シリーズ名は表紙ではなく帯にだけ入れた。

　担当編集者の永嶋俊一郎さんは「９０年代以降、若い世代のリアリズムの感覚が変容し、
勧善懲悪の『正しい物語』は信じられなくなってきている。ノワールこそが現代的な物語で
あると確信しているが、主流派にまで育つかには疑問もある」。

　より広い「闇（やみ）」ととらえる動きもある。毎日新聞社の書き下ろしシリーズ
「アジア・ノワール」には、馳星周や船戸与一、梁石日らに加え、暗黒小説の
書き手とはいいにくい宮部みゆきらも加わる予定だ。シリーズに参加する
芥川賞作家の藤沢周は「ノワールという言葉ですぐ思いつくのは『楢山節考』の深沢七郎。
救いのある物語だけが読み手を救うものではない」と話す。

　同社図書編集部の近藤浩之副部長も「ミステリーのジャンルが崩れている中で、
混沌（こんとん）の奥へ分け入っていく物語という広い意味で、アジア・ノワールという
造語を作った」と話す。

　今秋にはエルロイが来日。英国の７０、８０年代の暗黒を描くデイヴィッド・ピースら
の小説の出版も続くなど、ノワールブームは加速しそうだ。

　ミステリー評論家の池上冬樹さんは「価値観の相対化や冷戦体制の崩壊など、現代は
ヒーロー受難の時代。『卑しき街をいく孤高の騎士』というチャンドラーの規定した
ヒーロー像が成り立たず、馳星周が言う『卑しき街を卑しき男がいく』作品に共感が
集まる。ジャンル名としては厳密に考えた方がいいが、ノワール的な傾向を持った
作品はもっと増えていく」と分析している。

ウェストレイクの『斧』はともかく、
スチャード・スターク名義の「悪党パーカー」シリーズ
はやっぱりすごい。

冒頭のつかみから徹底的に乾いたアクション描写主体の文体。

新シリーズより旧シリーズがお薦め。ただし絶版のため入手困難です。

あの、PCエロゲーで済みませんが、
｢ファントム･オブ･インフェルノ｣（nitro+）なんかどうでしょうか？

ttp://www.nitroplus.co.jp/pc/phantom/phantom_dvd/pc_dvd_select.html

ちなみに今年の夏にボイス付き全年齢対象版がDVD−ROMで出るようです。

ｴﾛｹﾞなんかでﾉﾜｰﾙ物が出来るわけ無いだろ
ｶｴﾚ（・∀・）!

ノワールとは,救いのない暴力や犯罪を描写し「最後に正義が勝つ」ことはなく
読後のすっきり感はない。

ミステリー評論家の杉江松恋さんは「ノワールをあえて訳せば、反道徳・不条理
ミステリーでしょうか。題材だけではなく、倫理観のゆらぎなど不安感を
かきたてる文章が特徴」と話す。

文春文庫はウェストレイクの『斧』を「パルプ・ノワール２００１」シリーズとして
発売した。だが「ノワール人気の見極めがつかず」シリーズ名は表紙ではなく帯に
だけ入れた。担当編集者の永嶋俊一郎さんは「９０年代以降、若い世代の
リアリズムの感覚が変容し、勧善懲悪の『正しい物語』は信じられなくなってきている。
ノワールこそが現代的な物語であると確信しているが、主流派にまで育つかには疑問もある」

より広い「闇（やみ）」ととらえる動きもある。毎日新聞社の書き下ろしシリーズ
「アジア・ノワール」には、馳星周や船戸与一、梁石日らに加え、暗黒小説の書き手
とはいいにくい宮部みゆきらも加わる予定だ。シリーズに参加する芥川賞作家の
藤沢周は「ノワールという言葉ですぐ思いつくのは『楢山節考』の深沢七郎。
救いのある物語だけが読み手を救うものではない」と話す。

ミステリー評論家の池上冬樹さんは「価値観の相対化や冷戦体制の崩壊など
現代はヒーロー受難の時代。『卑しき街をいく孤高の騎士』というチャンドラーの
規定したヒーロー像が成り立たず、馳星周が言う『卑しき街を卑しき男がいく』
作品に共感が集まる。ジャンル名としては厳密に考えた方がいいが、ノワール的な
傾向を持った作品はもっと増えていく」と分析している。

「タンゴ・ノワール」by中森明菜

>>44
友人に勧められてプレイしたけど、面白くて数日徹夜でやりこんだな。
特に主人公が初めて人殺しに手を染めるシーンを見て心にグサッと来た
覚えがある。
エロシーンが無くても引き込まれるシナリオだから、エロゲーと馬鹿にせずに
プレイした方がいいと思う（むしろそんなシーンが邪魔に感じた)。
一般ゲーム化するとは知らなかったけど、これならお子ちゃまでも安心だね。

>>47
誰かがそうレスするんじゃないかと待ってたよ(ﾜﾗ

>>44
"Phantom"のエレン萌え〜(謎)

けっちゃむはノワールにはいるのかい？
それともはいらないのかい？どっちだい？

ジム・トンプソンは刊行されてるものすべて傑作なり。
読んでよ。

>51
はいるようなはいらないような･･･
暗黒小説ならはいると思う。
恐怖小説と呼んだほうがしっくりくるけど。

ミステリマガジン別冊のノワール本買ったage

ルノワール

最近､理由はどうあれ暴力的解決肯定が難しくなったせいで
それの免罪符としてノワールが発明されたように感じる。

＞54
どんなかんじ？おもろい？

>>56

わたしも買ったけど、デビット・ピースとかいう
新人作家？の紹介雑誌みたいだった。

「ユリイカ」のエルロイ特集のほうが刺激的
だったような気がします・・・

板違いかもしれんが、池波正太郎の｢殺しの掟｣。
氏の｢必殺〜｣や｢藤枝梅安｣と同系統の時代物だけど、
世界観がめちゃくちゃノワールしてる。

あぼーん

モナー・ドゥ・ノワール？>>59

>>57
サンクス。デビット・ピースか〜読んだことないからチェックしてみようかな？
エルロイの縮小コピーでないことを祈りつつ。

>>58
時代違いの戦争、闘争状況を現代に持ち込んだのがノワールって解釈もありかも。

ハードボイルドやら冒険小説といったようなものにはほとんど興味がないので
手に取るのはノワール系の作品ということになる。そして、なにがノワールだ
馬鹿野郎と呟くことになる。
去年の例でいえば、ある書評子がノワールとして絶賛した日本人作家の小説を読んだ。
あまりに文章が酷くて、百ページも進まないうちに読むのをやめた。腰巻に、ある
書評子の「絶対零度のノワール」というキャッチフレーズがあった『ミスター・クイン』
なる小説は、ノワールでもなんでもない、どうしようもない女好きでただ運がよかった
というだけなのに、自分は頭がいいと思っている大馬鹿者が主人公の馬鹿げた
クライム・ノヴェルだった。バカミスという言葉になぞらえれば、あれは
ノワールなどではなく、バカ犯罪小説だろう。
ここ一、二年、世の中ではノワールが流行りなのだと聞いていたが、その実体は
こんなものだ。自分も参加する予定の企画にこんなことをいうのもどうかと思うが
毎日新聞がはじめた「アジアン・ノワール叢書」も、執筆予定者の名前を眺める
だけで溜め息が出てくる（ことわっておくが、執筆予定者が酷い、といっている
わけではない。どう考えても「ノワール」を書く作家じゃないだろうという人
たちが、多くラインナップされている、という意味だ）。当初、わたしが聞いて
いた企画とは、ずいぶん離れてしまっている。それでも、約束したからには書
かねばならない。
まあ、しかし、こんな安易な使い方をされているようでは「ノワール」という
小説ジャンルは、四、五年も経てば、忘れ去られていくのだろう。
ノワールなんてつまらない−−そう思う読者が大勢出てくる。自分が人生を
賭けて進みはじめた道が安易に荒らされていく。なにごともお手軽にお気軽に。
それがこの国を支配する現実だし、その現実に対する違和感がわたしを
ノワールに向かわせ、現実に対してノーを突きつけるために「不夜城」
を書いたのだった。その「不夜城」があれほどのベストセラーになら
なければこんなことにはなっていなかったのだろうと思うと、苦笑い
するしかなくなってくる。

「不夜城」も読んだけどさ。

ああいう限定された舞台で物語が進行していく
うちに、黒幕が増えていく、ってのは
興醒めだった。
説明的なセリフも過多。
ＴＶゲームだよ、あれじゃ

トンプソンファンなら「ポップ１２８０」を見習えよ。
「ノワールか？」以前の問題。

まあ、処女作だし・・こんなもんか。

♪コッペリアの棺っ。

ノワールがわかるのは自分だけ！と馳が吠えるのは勝手やけど
正邪のパワーバランスが逆転した探偵小説がノワールだ､ぐらいが
一般の認識やないかなー。

寒すぎるで＞64

フランス語だろ？、
フランスの輸出品目は哲学だからさ、
ちょっと気の利いた言葉で括りを作るのが好きなんだよ。
ただの犯罪小説じゃ物足りない、ってワケだろうけど、
別に新しい概念じゃないし、
一般的に受け容れ易いジャンルでもない。
マンシェットなんて復刊、翻訳する気もないみたいじゃないか。
なんで代表格の作家の作品もなかなか読めない
状況なのに”ブーム”なんだ？

あぼーん

アイラ・レビィン「死の接吻」。
文句なくおもしろい。
もしまだ読んでなかったら是非どーぞ。

>>68
「死の接吻」は、一部の終わりが一番面白くて、あとは
普通のサスペンスのような気がするんですが、どうでしょう。

>>69

一部、二部、三部ともおもしろかったよ。
三部のラストは「天国と地獄」の山崎努のようだったぞ。

「今にわかるよ、上智サン」

そうですか。
あと十年したらもう一度読んでみよっと。

ていうか、ハードボイルド物、ピカレスク物とかなりかぶる気がするぞ＞「ノワール」ていう用語

>>66
そう！セリ・ノワールが読みたいよ、自分も。
マンシェット、チェイス、Ａ・Ｄ・Ｇ・・。

のわーるってなに？

脳悪（のうわる）

>>75
samui

>>73
セリ・ノワールはノワール専門の叢書じゃないよ。エラリー・クイーンなんかも入っている。
発行元も純文学出版がメインのガリマールだしな。

ノワールっていうと、ここでの定義とはかなり異なるのだけれど、
フランス・ミステリーによく見られるある種の希薄感のような物と
か、「ノワールっぽいよなー」なんて思ってしまう。
ジャプリゾの「シンデレラの罠」とかカトリーヌ・アルレーなんて
ノワールの先駆けかも…なんてね。

『ロマン・ノワール フランスのハードボイルド』
J.P.シュヴェイアウゼール平岡敦訳(白水社(文庫クセジュ))

読んだ方がいいよ。

フランスは不可解じゃ。
フランス映画とか観てても
いま一歩踏み込めない
冷たい感触みたいなモノを感じる・・・
大人の国なのかしらん

スケベの国だ。

そんなことないってば！

日本の方がスケベな国だよ。
なお、スケベというのも、文化であり、洗練の度合いというものが
ある。
日本の江戸時代あたり、文化的に世界に誇れるスケベな国だったよ
うな気がしてます。
関係ないからさげ。

日本人は２次元萌えが多く真のスケベ国とはいえない。
あえていえば妄想スケベ国であろう。
ちゃんと３次元のリアル女性に萌えているフランスこそ真のスケベ国の名にふさわしい。

マンシェット面白い

>>84
馬鹿丸出し。２次元萌えが多く･･･っておまえの事か！

おれのことではない。おまえのことだ。

あぼーん

>>84

ジャパニメーションはフランスでも大ヒットだろ？
「ヲタク」は今や万国共通語だもの。

今や日本が世界に誇れる唯一の文化かも（藁

ここまで読んでて「萎え」だ。
日本人なら、また、男なら（このスレの参加者全員そうだと思うが）なぜあの作品が登場しない。
「仁義なき戦い　死闘篇」「仁義なき戦い　決戦篇」
著者は飯干晃一（あの飯干景子のパパだ。一時は統一協会の
件で世間を騒がせたが、いまだに萌えの人は多いと思う）
角川文庫にあったが、現在は絶版。また、サンケイ新聞社の
単行本を持ってる者は家宝にしろ。

とにかく、この２冊プラス映画化作品（ただし、第８作「組長最後の日」まで最終作「その後の仁義なき戦い」はクソだ、逝ってよし！）
の前にしてはは、ジム・トンプスンも馳星周も束になってぶっ飛ぶひとえに風の前の塵に同じってヤツだ！

なお、「仁義なき戦いサウンドトラックコレクション」のＣＤが
ＶＡＰから出ていたが、廃盤だ。俺は今これを聞きながら、
この文を書いている。
これは、暗黒ムード充満のノワールファンなら必聴のアルバム
だ。
どんな手を使っても捜して、買え。

「1974.ジョーカー」の感想きぼーん

ヨーロッパだとノアール
アメリカだとハードボイルド
日本だと仁侠

香港だとウー

ハドリー・チェイスはどうですか

国内作家では梁石日あたりまでならノアールと言われても納得する。

>>90
池袋文芸座で深作特集｢仁義なき戦い｣シリーズも上映中

>>90
映画化作品のほうは、山守、槇原、打本、そして広能組の連中が殺伐とした
シーンの中道化役として目立ちすぎてるので、真のノワール映画とは言えない。
その中では第二作｢広島死闘編｣が主人公･山中のヒットマンとしての孤独と
寂寥感が作品中に充満していて一番ノワールとしてふさわしいであろう。
酒場で懐から銃を取り出して広能に一言、｢俺のゼロ戦よ･･･｣とつぶやく
シーンはシリーズ中の屈指の名セリフだ。

>>97
道化がいれば、または、キャラ立ちがいればノワールでは
ないというんか？個人的主観だろ
映画の第２作はつまらん、他の作品と異なり、
群像劇でない点も著しく魅力を欠くよ
そういう訳で、おのれは往生せい！

>>97 >>98
まあ人それぞれ好みがあるから。
ちなみに自分は「完結編」は「頂上作戦｣で終わったはずのシリーズの蛇足と
言う感じが好きではない。これもあくまでも個人的主観ね。
さて、今夜は新文芸座で｢仁義なき戦い大会｣全5作一挙上映なので行って来ます。
四半世紀ぶりに見るので、ある意味楽しみ。

>>99
ええのお、オールナイトかのう
ワシも完結編には激しく同意じゃ

広島は今でも暗黒街じゃけぇのう。
まさにノワールじゃ。

見終わったじゃけんのぉ。

>>102
しょうぞう、わしゃ誰よりもお前のこと好きじゃけんのう
広島わまだ暗黒街じゃそうだが、呉はどないなっとる
んじゃ

ミレイユたん（；´Д｀）ﾊｧﾊｧ…

まだあったんかこのスレ（ｗ

ところで糞アニメのCMで流れたDVDゲーム「phantom」てのが
気になってるんだけど、前評判はどうよ？

>>105
ここあたりを見ればよいと思われ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi?bbs=hgame&key=1000334163&ls=100

このスレの最初の方でウエストレイクの話しが出ていたようだが、
「斧」（文春文庫）を読んだ。
私にとっての今年度ベスト１０級の作品かもしれない。
新刊で本屋の店頭で手にした時から多少気になっていたが、
偶然図書館で目にし「フロスト日和」と共にレンタル。
フロストとは違った持ち味のとても面白い作品であり、一気に読んだ。
まず、リストラされた中年のサラリーマンを主人公としたノワールなのが
意表を突き新鮮である。クライムノベルという見方もあろうが、
一種独自のブラックユーモアが横溢しており、この雰囲気はむしろノワールの
味わいであろう。
小説としてもリストラされた主人公の悲しみや家族の様子がよく書けている。
ただし、欲を言えばリストラによる主人公と娘との関係ももっと書きこんでいれば、
より焦燥感がでた気がするのが残念。
主人公が獲物（？）を求め車で廻るアメリカ東部の郊外の風景描写も臨場感があり、
サスペンスの盛り上げにも効果的である。こなれた訳文もいい。
暗黒街もギャングもでないノワールは可能なのである
とにかく、今年の年末ベスト作品でどのくらいの位置にランクされるか
今から楽しみな作品である。

戸梶圭太はどうよ？

>>91
超亀レスですが…
池袋ジュンク堂で今日、著者デイヴィッド・ピースのトークライブが
ありました。司会＆通訳のミステリマガジン編集長もファン（少なし）
もやたらとＪエルロイと比較したがるのがウザかった。

しかし、「1974」は私は好きだ。こういうと何だけど、癒やされる。
文体も物語もめちゃめちゃだけど、私の孤独感を癒やしてくれる。
現在「1977リッパー」を読んでる途中。ピース氏は自著に
「Fear the Ripper!」とサインしてくれた。いい人だった（俺より若いが）
続編「1980」（来年夏予定らしい）「1983」も期待できそうです。

ちなみに私がいちばんノワールだと思うのは「アメリカン・サイコ」です。

>>90
角川文庫版「仁義なき戦い　死闘編」「同　決戦編」は絶版
じゃありゃせんど。まだ買えるけん、未読のもんは注文せえよ。

それと美能幸三著「極道ひとり旅　続仁義なき戦い」（サンケイ出版）
これは完全絶版じゃが世にも珍しい一人称実話ノワールじゃ。
（へーじゃが本人は実業家で成功しとるけん、ノワールの定義
　にはまらんかもしれんのう）

>>109
ｲｲ!ところについてもう少し説明ｷﾎﾞﾝﾇ。
なんかコピペだらけで話が進まんけど。
主人公のｾｸｰｽ痛すぎ。
何でわざわざ尻に入れなきゃいかんのかね？

ジム・トンプスン新刊あげ！

＞＞１１２
詳細を

>>113
「アフター・ダーク」
翻訳者は「ポップ１２８０」の人。
http://www.eshopping.ne.jp/bks.svl?start&CID=BKS503&shop_cd=1&qty=1&product_cd=30895248&pg_from=srh

筒井康隆「新日本探偵社控」

高村薫とヤン・ソギル（だっけ？）以外では、これ国内最高峰

小説だけじゃ話題が持たないから、他のジャンルのノワールの名作でも教えて下さい。

http://choco.2ch.net/test/read.cgi/anime/1001668905/l50

ジム・トンプソン
エドワード・バンカー
エルモア・レナード
の全作品。
あっ、ちょっとノワールかどうかは分からないけど
リチャード・スターク（ウェストレイク）
「悪党パーカー・全作品」

>>116
漫画だけど
木葉功一の「キリコ」

>>94
ハドリー・チェイス！！
懐かしいなぁ。「ブランデッシの蘭」ばかり取り上げられているけど
「ダイヤを抱いて地獄へ行け」「弔いは俺がする」等々、名作多い。
全作品復刊してくれ、創元文庫！！！！

「ヤングマガジン」連載３回目？の「ガガガガ」は
ノワールへのオマージュ？パロディ？本気？やる気ナシ？

カネコアツシの漫画はノワールでしょ。

ヤンマガの「ヒミズ」（だったっけ）
古谷実のやつ
あれこそニッポニアノアールだと思う。

ＡＤＧ「病める巨犬たちの夜」が激しく読みたい。
一人称複数形の文章の暗黒小説で、密室ものでもあるらしい。

小川勝己「眩暈を愛して夢を見よ」の法月評ってどうよ
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/602768-2.html

このスレで何度か話題になってた「ファントム」のDVD版は酷いらしいな。

関川夏央＋谷口ジローの「事件屋稼業」シリーズはノワール臭プンプンですね。

>>127
おお、やっと出たか。高校時代の親友に激しく勧められたのが出会い。
その後「新」になってもますます加速、最高だった。
フグの立ち泳ぎと、インテリやくざの黒崎が好きだった。
いま深町は何歳なんだろう？　もう永遠に描かれないのだろうか

エドワード・バンカーの『ドッグ・イート・ドッグ』。
自身が犯罪者だったバンカーの、アウトローに対する
厳しく、かつ愛のある視線に涙。あのラストはマジでみぞおちに来たよ・・・
日本でノワールっていうと、俺的には西村寿行や勝目梓が古典だな。
高校の帰りに、古本屋の100円セールを買ってむさぼり読んだ覚えがある。
もちろんエロがらみでもあったが、やはりズシリと来る迫力があったよ。
西村寿行の『学歴のない犬』は、偏見を持たず読んでほしい傑作です。

で、誰か「アフターダーク」読んだ人いる？

>>129
エドワード・バンカー､同感！
俺は「ストレート･タイム」よりも「ドッグ・イート・ドッグ」の方が好きだ。
あのラストは激しく刺さるよねっ！

152 名前：名無しのオプ ：01/11/06 13:11
「ファイトクラブ」（否ｶﾞﾃｨﾝｺ）もノワール。

http://au.geocities.com/newyorksnk

>>133
エロサイトへ飛ぶので踏むな。

馳星周の書いたエロゲのノベライズ（・∀・）ｲｲ!
板違いスマソ。

最近の自分的ヒットだと鐸木能光「黒い林檎」ですね。
厳密な意味でノワール的世界か、といえば少し違うかもしれませんが。

>>135
「Ribbon」だっけ？

>>137
うん

つい先日、トンプスンの『残酷な夜』読んだんだけど、こいつがスゲェ。
『ポップ1280』『内なる殺人者』にはピクリともこなかった自分だが、あのラストには思わず総毛立った。
肺病やみの殺し屋と、足に畸型を負う貧しい女の、どうしようもない愛。泣ける。

『アフター・ダーク』読了。
今まで読んだトンプスン作品の中では一番暴走してなく、
情念あふれる話でした。

>>136
オレ的今年最高のヒット作だYO！

坂口いく「闇狩人」
月刊ジャンプでやってた漫画ね。

１．１０「グルーム」ジャン・ヴォートラン／文春文庫　７０５円

age

ベルセルクはノワールですか？
（馳はそういっとるが）

>>145
浩？

1977読んだけどラストがよう分からんかった…
メール欄が………妄想？

age

あぼーん

>>149
ガキの読むもんじゃねえよ

>>36
>>44
>>45
>>48
>>50
>>64
>>104-6
>>126

あぼーん

あげ

>>151
ﾜﾗﾀ

ノワールage

馳星周は戸梶圭太をどう思っているのだろうか。

>>156
馳はどうだかしらんが、戸梶は馳と目指してるとこが違うと思う･･･
言い方悪いが、深刻ぶって追い込まれてくような話は書く気無いだろうし。
戸梶はノワールっていうか、戸梶節って感じだな。

>>90
>>96-103
>>110

武者小路実篤、亀井勝一郎、倉田百三

三浦綾子

ノワール
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/mona/1011871045/

>>161
（・∀・）ｲｲ!

>>161には感心した。ＡＡって、ここまで進化してるのか。
ところで、これって原作があるのかなあ。
まだ序章みたいだけど。

>>161
凄ぇぇ・・ため息しか出ない。職人や。

高橋直樹『日輪を狙う者』
黒川博行『切断』

なぜに出てない？？？

あとさ。
桐野夏生の短編「植林」と馳の短編「眩暈」はノワールじゃないのか？

ちなみに馳星周がたまに駄作を生み出すのは、
ワザとではないかと推測しているが
どうか？
いや、おれは馳星周の信者ではないよ。

馳の週刊新潮の連載終わってたよ！
やっぱオ○ムの圧力？

黒川博行の『国境』ってどうなの？
面白いですか？

>>168
え、本当？！

>169
おもしろいらしいよ。
「黒川博行はどう？」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1008228877/l50

爽やかにageてみる。

ヴァクスの「クリスタル」を読んだ。なんつーか、俺がボケてきたせいか、と
てもわかりにくい物語だった。最後は人間爆弾だったんだろうか？　どうし
てバークがそれに気づいたのかもわからない。

「凶手」は面白かった。
ただ俺は、ファミリー、ペド抹殺、非合法、のバークシリーズも好きなので。

「凶手」最近人間関係に疲れ気味で
この本読み返すと陰惨な話なのになぜか癒されるな・・・。

トンプスン新刊age。

>>161のギコ・ノワールすごすぎる。

死ぬほど

>139 サヴェッジ・ナイト！！
ツボでした。
ほかにもこういうの読みたいなぁ。

＞175　死ぬほどいい女　のこと？

『死ぬほどいい女』早く読みたい・・・金がないので図書館の予約待ち。
トンプスン作品といえば、角川から昔出てた『ゲッタウェイ』がなかなかイイ！
敵役のルディが、映画よりとち狂ったキャラで暴れてます。

ごめんなさい、『ゲッタウェイ』・・・もう映画よりキレた結末である意味感動。
ちなみに僕は『残酷な夜』で卒論書く予定です。
マジです。

まだ『内なる殺人者』と『サヴェッジ・ナイト』しか読んでないです。
つぎどれいこうかな？
『ゲッタウェイ』気になる！（映画も見てない。新旧どちらも。）

でも『サヴェッジ・ナイト』があまりにもよかったので
トンプスン作品はもう少し間あけてからにしようかな...という気持ちと
ほかのはどうなんだろう...読みたい！という気持ちのせめぎあい（ｗ

その卒論が読みたいです（ｗ
がんばってくださいね。

>>129
>>131
ドッグ・イート・ドッグいいですよねー。
乾いた文体で、ラストは救いもなくてやるせないけど、そこがいい作品。


あと、同じくがいしゅつだけど、ゲームのPhantomも良いです。
（ただしパソコン版のみ。DVD版はクソだった）

町井登志夫『今池電波聖ゴミマリア』ってノワールＳＦちゅーカンジでした。
主人公がもっとへタレだったら、絶賛したかも。

>>181
『残酷な夜』（『サヴェッジ・ナイト』）が良かったのなら、
新刊の『死ぬほどいい女』がわりと近い路線かな？

個人的には、トンプスンでいま読んでもすごいのは『残酷な夜』と
『ポップ１２８０』が双璧かなと思っています。

アフォな質問ですいません。
トンプスン『死ぬほどいい女』、（メール欄）って解釈でいいんですよね？

>>185
そうじゃないの？

ディヴィッド・ピースの1980 ハンターこれから読みます

保全

「Mr.クイン」はどう？

　　　/■ヽ
　　 （,,・д・)つ　　　ﾜｯﾁｮｲ ﾜｯﾁｮｲ
　（( （⊃　 (⌒) ))
　　　 (__ﾉ

　　　　/ ■ヽ　　　　ﾉﾜｰﾙ ﾜｯﾁｮｲ
　　　 （・д・,,)__　♪
　（(　⊂⊂　 　_)
　　　　　(__ﾉ￣　彡

　　　　/ ■ヽ　　　　ﾉﾜｰﾙﾜｯﾁｮｲ ﾜｯﾁｮｲﾁｮｲ
　　　 (д・*∩　)）
　（(　 （⊃　丿
　　　　(__)し'

ゲッタウェイねぇよー。昔は古本屋の百円セールでよく見かけたんだが・・・
買っときゃよかったな

kaientai

そういえば、うちの高校の現国の先生が「羅生門」はピカレスクだ！って言ってたな…漏れは昨日「闇の貴族」読んで鳥肌立ったが、あんなのは序の口なのか？

お久しぶりー
しばらくトンプスン断ちをしてレイ・ブラッドベリとか読んでますた。
＞184　ありがとう！昨日から『死ぬほどいい女』を読んでます。
今のところとてもいい感じです！！

読んで「何だコリャ」って思った「神は銃弾」。
馳の小説は、読み終わった後いつも「だから何？」と思う。
偉そうだし。

デイヴィッド・ピースの『1980 ハンター』読了。
段々謎が氷解してきた感じ。しかしあれだね、基本的にこの人は
本編の謎を次作に持ち越すタイプだね。ズルいやり方なんだが、やっぱ買っちゃうな。
しかしこの作品、マジでスレ立ててガーッと議論やったほうがいいかも。
かなり読み込んでるけど、オレ話の筋の30％もつかめてねぇもん。

>196
おれは20％くらい・・・

>>195
漏れも
わけわかんねー　何あれ？コヨーテ(ｹﾞﾗ　　
チープなフィルム用小説

　　　　　　　＿　, ― ､
　 　 　　,−'　　｀　 　　 ￣ヽ_
　 　 　,'　　　　　　　　　　　　ヽ
　 　　(　　　　　　　　　　　 　　）
　 　 （　 　　 ノ｀ｰ'ｰ'ヽ　　　　　）
　 　 （　 　 ﾉ●　　●（　　　　　)
　 　　 (　　 〉 -――-(　 　　　 ）＿　 _
　 　 　 ｀ｰ'ｌ 　● 　 　（　 　 ノ　 　　ヽ )
　　　　　　 ､‘ｰ'ー’ _ノ｀ー'　　　　　　|
　　　　　　　 ￣|￣　　　　　　　　　 　|
　　　　　　 　　/　　/7　　/￣￣/ 　 /
　　　　　　 　　｀ー´ ｀ー ´　　　｀―´

>>189
この人(シェイマス・スミス)の最新作が文庫化されてるよね。
どうなのかな。読んだ人いる？

いまさらながらケント・ハリントン「転落の道標」を読んでる。
いまのところ、かなりいい感じ。

>>200
「我が名はレッド」。
読んだけど、個人的には「クイン」の方が好み。

中国ノワールでいいのない？

>201
ケント・ハリントン「死者の日」よかったのですが「転落の道標」はどうだったのでしょう。
感想きぼん

個人的にはトンプスンは
アフター・ダーク
死ぬほどいい女
残酷な夜
ゲッタウェイ
ポップ1280

内なる殺人者　は随分前に呼んだんで記憶曖昧。

>204

かなりよかったです。
いろんな書評家が指摘してるけど、ちょっとトンプスンぽいかな。
トラウマ、セックス、ドラッグ、ヴァイオレンス、ファム・ファタール、堕落
した主人公と、よくある設定だし、基本的なプロットは、ジェイムス・ケイン
「郵便配達夫〜」以来の定番なんだけど、途中からは、俺的には予想外の展開
でした。
ノワール／クライム・ノヴェル好きなら読んで損はないと思います。

>205
即レス感謝です。次回購入リストに入れさせて頂きます。
ケインの「郵便配達夫〜」は大好きな作品ですし。

ほかにオススメとかあります？




ファム・ファタルという点では扶桑社「青い夢の女」もエカッタですが。

>転落の道標
俺には合わなかったが、作品としての出来はなかなかと思われ。

ところでアジアン・ノワールとか謳っているレナード・チャンの「夜明けの挽歌」、
全然ノワールじゃなかったが、結構面白かった。

人いない板なんだからsageで書き込むなよ。
ageだage！

最近、ジム・トンプスンにはまっている。

トンプソンはよいね。
ノワールはさほど好きでなかったが、
トンプソン読んでから嗜好が変わった。

にしても「転落の道標」は本屋に置いてない・・・

事務トンプスンは「グリフターズ」も陰ながらいいぞ。

新藤冬樹の「無間地獄」
あれ大好き

新堂なら「溝鼠」もかなり下品で悪趣味。

小川勝己はトンプソン信者だね。

鬼畜クライムの最終兵器・小川勝巳
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1010254898/

「トンプ"ソ"ン」じゃなくて「トンプ"ス"ン」なんだよなぁ。
図書館の検索に引っかからなかった訳だ。

ゲッタウェイはトンプソン、ポップ以降はトンプスンって訳されてるんだ
っけ（グリフターズは未読）。
レヘインとルヘインみたいなもんか。

このミスで「死ぬほどいい女」がベスト10に入ったね。当然といえば当然？

このミスの「死ぬほどいい女」の順位は・・・。（ポップは1位だったのに）　　
出版されているトンプスンの作品は全て読んだ（と思う）のですが、
僕の中では、「死ぬほどいい女」か「残酷な夜」がベストです。
みなさんはどうですか？

>218
メロウなのが好きなので「アフターダーク」がベストかな。
次点が「死ぬほどいい女」。

>218

同志ﾊｯｹｿ

レスありがとうございます。
＞219 「アフターダーク」も作品としては結構好きなんですけど、
　　　 訳が気に入らないというかちょっと・・・って感じしません？
　　　「えーっと」が多いし、あってんのか？って。
　　　「グリフターズ」は読みました？ファムファタル系で「アフターダーク」的
　　　 なのでお勧めです。（最後から二行目がお気に入り。）
＞220　いいですよねー。
「死ぬほど」と「残酷」は気持ち良くウイスキーをストレートで飲んでいたら
　　　 いきなり後ろから後頭部を金鎚で殴られたような気分になります。
　　 でも酔っ払ってるし快感みたいな（笑。）
長くなってすみません。またレスお願いします。　　　

「ポップ1280」と「内なる殺人者」は世間の評価は高いけどあんまり好きじゃないな。
今まで訳された作品では「死ぬほどいい女」が一番良かった。

＞222　そうですね。トンプスンイズムが発揮しきれてない感じだし、だいたい
　　　 両作品は設定も流れも酷似していて二冊で一冊じゃねーのみたいな。（笑）
　　　 ところで、「死ぬほどいい女」のあとがきで
　　　「Nothing More than Murder」と「A Swell-Looking Babe」が
　　　 刊行予定ってあるんですけど誰か知りませんか？早く読みたいんすけど。
　　　 一、二ヶ月に一冊ぐらいのペースで出してくれないかなぁ。

「ポップ1280」と「内なる殺人者」は二冊で一冊の感じがむしろ好きだ（笑）

「ゲッタウェイ」が読みたい……

>221
確かに訳的に問題あるような気もしますね。「アフターダーク」は映画版に愛着あったんでつい。
「グリフターズ」も持ってますよ。あの、ゴシックになってるとこ、最高ですよね（違ったっけ？
これも映画版がお気に入り。
思えば、トンプスン原作の映画版で外してるのって、あんまりないんじゃないかな。

「死ぬほど」と「残酷な」もわりと似通ったテーマ？ですよね。ちょんぎってるし（ｗ

>225
ゲッタウェイってもう絶版なんですか？（持ってるのは再映画化時のですが

＞219
そうです。ゴシックになるとこです。最高っすよねー。
「アフターダーク」は映画があったんですか？未見なのでみたいっすねー。
「ファイヤーワークス」は見たんですけどねー（この原作も読みてー。）
映画版は結構いけてますね。ただ「ゲッタウェイ」と「死ぬほど」
（邦題：セリノワール（たしか））はいわゆる断裂以降が入っていませんね。
映像化できないとは思いますが（ちょんぎるわけにもいかないし（ｗ）。）
ゲッタウェイは絶版らしいです。グリフターズも絶版だし、もったいないですねー。

日本で若手のノワール作家って誰がいるだろう？

新堂冬樹とか小川勝己あたりかな。
どっちもまだ30代・・・って、馳も30代だったな。
舞城王太郎は微妙な感じ。

舞城の小説は暴力的だけど、ノワールに必要な
何かが決定的に欠けている。

新堂って読んだことないんだよな

馳と小川だったら小川の方が好きだな
馳には書評家としての才能はあるかもしれんが、作品に関してはマンネリしてる
逆に小川は鬼才ぶりを発揮している　本格も書けるし、ノワールという枠組みだけでは語れない作家になってる
ちょっと期待している

ノワールという枠組でいうと、
馳はエルロイにリスペクトしていて、小川は、出来はと
もかく、トンプスンにリスペクトしようと努力してるって感じ。
正直まだまだだと思うけど、ネットやキャバクラといった、
トンプスンの時代／国になかったものを駆使して、自分なりにオマージュを捧
げようとしている姿勢は評価してる。

PCがクラッシュしていて久しぶりのカキコです。
僕は基本的に海外物しか読まないのですが、
馳と小川はチラッと読んだことがあるので少しコメントを。
馳はエルロイの真似事ですね。エルロイ以上のものは書き得ないので、
エルロイを読めばあえて読む必要はないかと。
エルロイは好きなんですが、馳の方は数行読んで体が拒否反応を。（笑）
小川はノワールというよりはバイオレンスなクライムノベルって感じですね。
どちらもトンプスン信者（笑）の僕としては物足りないわけですが。
ところでエルロイはノワールなんですかねー。ちょっと違うと思うんですが。
ケント・ハリントンとかヴォートランの方がノワール的じゃないかと。
久しぶりなんで書きすぎたみたいなのでこれぐらいにしておきます。
いろいろレス等お願いします。

小川さんは器用な変態鬼畜野郎だと思っていました。

ノワールのお勧めはなんと言ってもクロエタン(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

>>235
どれ？
http://www.esbooks.co.jp/search?author_location=00&book_name=&keyword=&author=%A5%AF%A5%ED%A5%A8&content=&publisher=&isbn=&keyword_switch=1&floor=&image_disp_flg=1&out_of_print=1&sort_order=2&invent_cond=&item_num=50&shelf_submit.x=36&shelf_submit.y=14

トンプスンに関しては、単独スレ立てたらどうだろう。
ファンも結構多そうだし、翻訳もこれから出そうだし。

＞237さん　いいですね。トンプスンスレ。
本七冊（翻訳）、映画六本（たぶん。この辺は新スレで詳しく。）しかないので
結構密度が濃くなりそうですね。
新スレ立ったら何人くらいカキコするんでしょう。十人くらいかなー。
「ノワールの帝王　ジムトンプスン」みたいな感じで（何のひねりもないけど。）
スレタイのアイディアとか希望があったらカキコして下さい。

【えーと】ジム・トンプスン【うーん】

>239
ﾜﾛﾃｼﾓﾀ

【スレの住人】ジム・トンプスン【１２８０人】

>239 アフターダークですね。うけました。
あれは訳でおもしろさが十分の一になりました。（笑）
>241 それくらい集まってほしいのですが・・・。

シンプルに「ジム・トンプソン」でいいと思う。

ああ、書き直す前に送信してしまった。「トンプスン」だ。

>>233
たしかにエルロイはノワールとは言えなくなってきてるかもな。
特に最近の作品は政治がからんだ犯罪小説になってる。
ノワールで語れるのはホワイトジャズまでかな。

というかノワールの定義もそもそも曖昧すぎる。
犯罪小説でも見方を変えればノワールだし。

エルロイで最もノワール作品と位置付けられるのは「キラー・オン・ザ・ロード」だと思う。

>>245レスありがとうございます。ホワイトジャズは別格ですね。トンプスンクラスかと。
僕の中でノワールというのはありきたりかもしれませんが
心の闇、自己（主人公）の内面の闇が不可欠だとおもうんですよ。
読んだ後、見てはいけないものを見てしまった感じを受けたり
主人公と自己同一化してしまったりするような。たぶん伝わってませんね（笑。）
だからMr.クインなんかノワールじゃなくて、クライムノベルじゃねーかって。
そういう意味では、「キラー」以下一連のホプキンスシリーズはノワールですねー。
これでもかっていうぐらい闇、闇、闇ですし。ただアンダーワールド三部作では
タブロイドは普通だったんですが、デストリップで少し復活の兆しですので
フィナーレは期待できるんではないかと。収束するのではなく、「ホワイト」みたいに
発散しながら暴走してほしいものです。
引き続きスレタイ募集中ですのでよろしく。

あんまり関係ないけど、殺人一つ取っても違いがあるよな

キラー〜みたいに、殺人を一種の「救い」とするタイプ
ピートのようにあっさり殺すタイプ
彼岸の奴隷みたいに殺人に快楽を覚え始めるタイプ

ピートが１０人殺すより、蒲生が１人殺すほうがノワール感がある
うまく表現できないが、違う

自分で書いててわかりにくい

>>227
亀レスですみません。
「ファイヤーワークス」の原作ですが、
これ中篇で、いつぞやミステリマガジンに
訳載されています。三川基好訳。
ちょっといま手元にないので年月号などは
わからないのですが……。
原書はミステリアスプレスから、
短編いくつかとのカップリングで出ていました。
いまは絶版なのかな。
本のタイトルも『FIREWORKS』でした。
（中篇自体のタイトルは、
This World, Then the Fireworks
だった気もしますが）

魔界都市ノワール

いえいえ、レスしていただけるだけでもうれしいです。ありがとうございます。
ミステリマガジンですか・・・見逃してしまった（泣。）
三川基好訳でもミステリマガジンは早川だから扶桑社の今みたいな形では出ないかなぁ。
トンプスンの英語は原書ではどうなんですかねー。
読みやすかったらペーパーバックで読もうかなー、翻訳の出版遅いし。（笑）
またレスおねがいします。

>>251

218さま。
>三川基好訳でもミステリマガジンは早川だから
>扶桑社の今みたいな形では出ないかなぁ。
そもそもは『ポップ１２８０』もミステリマガジンで
分載されたものが扶桑社で出たわけですから、あながち
希望がないわけでも……。中篇なので出にくいかもしれませんが。

ちなみにトンプスンの原文は、『残酷な夜』と『ポップ１２８０』、
『THE NOTHING MAN』を（まさか翻訳がでるとは思わず）読みましたが、
それほど厄介ではありませんでした。
『残酷な夜』のラストのアレも、ああいうふうなことが書いてある
だけですから（苦笑）、そういう意味では難しくはないです。
いまでは、Black Lizardという叢書から、かなりの作品が
復刊されているので、入手も容易だと思いますよ。

249どの　レスありがとうございます。ポップがそうだったとは知りませんでした。
中篇ってことは可能性があるとすれば中篇・小物を2,3集めて一冊でって感じかな。
「残酷な夜」のラストは英語で読んだらすごそうですね。
とりあえず翻訳を読んだ物から挑戦してみようかと思います。
「死ぬほど」がいちばん楽しみです。（当然最後が。）

霧香たん（;´д｀）ﾊｧﾊｧ

いつぞや『残酷な夜』で卒論を書く、と言っていた者ですが、現在大詰めです。
キツイです。何せ普通の文学作品と違って、資料がほとんどない・・・
がんばります。

クワジどのおはつです、218です。『残酷な夜』で卒論ですかたいへんそうですね。
断裂以降をどう解釈するかが問題ですね。ちょんぎってるし（笑。）
完成したらどんな感じになったか教えてくださいね。
たぶんそのころにはトンプスンの新スレがたってると思うのでそちらの方で。
＞all　そろそろ候補の中から僕が独断と偏見でたててもよろしいでしょうか？

ええで
よろしゅう

>257速レスthx。ただ夜しかカキコにこれない人もいるかもしれないので、
明日の昼ぐらいに立てようかと思います。こんなのどう？っていうスレタイとか
その他の要望があれば、明日の昼までによろしくお願いします。

うーん、個人的には>>239がいいけど、
ノワールって単語を入れた方がいいんじゃないかな？

【ノワール】ジム・トンプスン【1280】

>259さん、260さん、レスどうも。ノワールは不可欠ですよねー。
【ノワール】ジム・トンプスン【帝王】を考えていたんですがどうでしょう？
【残酷な】ジム・トンプスン【の夜】も考えたのですが、著作のタイトルは好き嫌い
があると思ったんで、1280もそうですけど入れない方がいいかなぁと。

「ノワール」だけは押さえておけ

クロエたん（;´д｀）ﾊｧﾊｧ

【安物雑貨店の】ジム・トンプスン【ﾄﾞｽﾄｴﾌｽｷｰ】
紛らわしい上、字数制限にひっかかるかも？

ひっかからなかったら最高だと思う＞264

ところで、最近トンプスン以外の作家の話題出すの気が引けてたんだけど、
ジョン・リドリーはどう？
おれはわりと好きなんだけど。

218うざい

>>218 ほか

不勉強ですみません。
「断裂」って何ですか？

【安物雑貨店の】ジム・トンプスン【ﾄﾞｽﾄｴﾌｽｷｰ】でスレたてました。
あちらのスレもこちら同様よろしくお願いします。
リンクの仕方がわからないのでできませんが、わかる方がいればお願いします。
>264、265さん気に入ったんで使わせていただきました。ありがとうございます。
>267さん、断裂はあるのとないのがあるので読まれた本を教えていただけますか？

はっときたまえ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1040785738/

>265さん、書き忘れてました。すみません。
ジョン・リドリー「愛はいかがわしく」は読みました。僕も結構好きです。
ただ表紙にトンプスンとかグリフターズが引き合いに出されてたと思うんですけど
そこまでは・・って感じですね。ノワールというよりブラックユーモアかな？
あと映画の脚本もやっていますが（U-Turnとかです←これ結構ノワール。）
ワガママでよく揉めるらしいです。

>>268
『残酷な夜』と『ポップ』は読みましたが……。

＞269さん、ありがとうございます。（連投すみません）

>271さん、どうも。『ポップ』はありませんが、『残酷な夜』にはあります。
『残酷な夜』の296ページ・段落20で物語は終わりでもいいと思いませんか？
ここで切れているんです。ここで終わっても十分他の作家には真似できません。
が、ここからがトンプスンのトンプスンたる所以で、ぶっとんだラストに向かって
ぶっとぶでしょう？（笑）どこまでネタバレじゃないのかわかりませんが
（トンプスンの作品に答えはないので大丈夫だと思いますが）○○がでてきて・・。
現実かそうでないかさえ判断のつかない世界へ突き落とされた感じといいますか・・。
『死ぬほど』は断裂がたびたびあってより顕著なのでおすすめです。
『残酷』より『ポップ』が好きなら『内なる殺人者』をおすすめします。（断裂なし）
この解釈はあくまで僕個人の意見なのでいろんな考え方があると思います。
あとよろしかったらトンプスンスレにもカキコして下さい。

ジョン・リドリーの「Ｕターン」原作は「ネヴァダの犬たち」（ハヤカワ）
ノワールっていうか、まぁクライムノヴェルだと思いますが、主人公のキャラは
トンプスンのキャラに近いとこもあるかな。あの軽さが（w

【俺たち】ジム・トンプスン狂【みんな】

とか考えてたんですが。残念

２５歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で３５０万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、１ドル以上のチップを買えば３０ドル（４０００円くらい）貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば５０パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/

＞267
トンプスン「死ぬほどいい女」巻末の、霜月蒼の解説を参照されたし

>>273
218さま、ご教示ありがとうございます。
『残酷な夜』のほうが好みですゆえ、近々、
『死ぬほどいい女』を買いに走ります。
つまり、なにか現実に亀裂があるような
感じのことを指すということですね。
言われてみればその通りで、感銘を受けました。

>>276
いえいえ、「いまさら」なんて。
ということはそこにそのようなことについて
書いてあるのですね。読んで確認しますが。
ご教示、感謝です。

ノワールって小説って意味だろ？
日本語は正しく使おう。

278は童貞だと思う

278がフランス語知らないのは確実。

280がフランス語知らないのは確実。

俺もフランス語そんなに詳しくはないけどノワールの意味ぐらいは知ってるぜ（藁

黒っていう意味だね。
ネグロとかニガーとかネロとかね。

だとしても日本語は正しく使ったほうがいいね。

＞280
ノワールの意味しってても、
日本語は正しく使おうよ。

＞284
ん？　俺がいつ日本語を間違って使った？

◆◇◆◇◆最新情報◆◇◆◇◆
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html

>>279　の突っ込みはノワールである。

age

>>287
ノワールというよりクライムノベル的ノリだと思うが。
むしろ>>286の方がノワールだな。

だからノワールは黒だろ？
「○○の方が黒だな」
ヴァカですか？

ノワールってそもそも、フランスのジャン・ギャバンやリノ・ヴァンチュラの映画のことを言ったのだと思うが、最近はなんでアメリカものにノワールというのかわからん。
タルト・ノワールなんて変なものまである。日本語以外も乱れているな。

いや、経緯としてはアメリカのものをフランス人が「ノワール」と
呼んだのよ。

もともとはフランス映画の分野のひとつ
『フィルム・ノワール』
ギャングものやハードボイルド系の映画をそう呼んだもの。
それが小説に転化して呼ばれるようになった。
でも、おそらく日本でだけ。

いや、フランスに「セリ・ノワール」っていう叢書があった

すいません、野暮な質問で申し訳ないんですが、ミッキー・スピレインの
『裁くのは俺だ』の原著(Mickey Spillane, I,THE JURY)って、都内の洋書店で手に入りますかね？
卒論に使うはずが、ネットの通販じゃ間に合わない・・・

>>293
>それが小説に転化して呼ばれるようになった。
>でも、おそらく日本でだけ。

いや、アメリカではだいぶ前から
つかわれていましたよ、NOIR。
いわゆるパルプ作品の時代にどうだったかは
わからないけれど、ジム・トンプスンとかが
再刊されはじめたときにすでに、NOIRは
使われていたし。
BLACK LIZARD ANTHOLOGY OF NOIR FICTIONだとか
出ていたはず。エド・ゴーマンあたりが編者で。
日本より５年くらい早かったかな。
そのころは、比較的正当な使われ方だったけど、
いまでは、通りのいいジャンル名になっていて、
完全にhard-boiledということばの言い換えでしか
なくなってしまい、そういう意味で日本よりも
「NOIR」という語が乱用されていると思う。

フィルム・ノワールの元々はアメリカのモノクロ時代の映画、ニコラス・レイのもの等。
それ以前にフランスには「ロマン・ノワール（暗黒小説）」という系譜があり、それから
フィルム・ノワールという命名されたのだと思っていました。
（フィルム・ノワールはコントラストの強い映像が特徴で、闇の部分は真っ黒である為、
この命名は妥当）
ジム・トンプスンは元々フランスで評価が高く、「セリ・ノワール」という叢書にアメリカ
本国より先にまとめられ、ブラック・リザード叢書などは、フランスのそれに追随した
のではないでしょうか。

現在では、296さんの言う通り「ハードボイルド」の言い換えの感が強いですね。我が国では。

・・・なんでもかんでも「ノワール」って言うな＞出版社

なあみんな。

シンボルをシムボルと言うように

トンプソンもトムプソンと言わないか

トムプスンとなら呼んでやらないこともないかもしれないかもしれない。

新堂冬樹は？

>>298
本当はトンプソンでもトムプソンでもなく、正しくはトムソンだろ？

>>301
そういえばそうかも……。
でもアメリカ人としゃべったときは、
トン「プ」スンと p も発音して通じた。
あっちも p を発音してたような気もするが……。
ジｍ・タァン＝ｐ＝スンという感じで。
どうでもいい話っすね。スマソです。

（＾＾）

誰かおすすめもっと教えてくれ

上智・・・

ノワールは悪くないんだけど
あんなに騒ぐほどでもなかったな。
バカな企画立てやがって

企画って？

アジアン・ノワール？

1974 ジョーカー

（＾＾）

>>309
(ﾟ�听) ＜　只でもｲﾗﾈ

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

キューバンノワール。

>>314
どうしてもノワールに分類したいらしいな

そんなんも売ってたな
キューバンノワールてｗ
どういうフレコミなんだか
キューバ人が英語で書いた小説だっけ？
買ってみようかとおもたけど、結局やめた

>>316
いろいろとインチキ臭いよ（ｗ

重複あげ

向こうが本スレだな。

ワコールのおすすめは？

めがね。

「斧」みたいなの売ってたなり。
タイトル忘れたなりけど、みんな買ったなりか？
ドナルド・Ｅ・ウエストレイク作品なりよ。たしか漢字一文字のタイトルだったなり。

http://bestranking.misty.ne.jp/gamble/enter.cgi?id=yami83

>>322
知らないなり。

>>322
新刊ｽﾚでそんな話題になってました

「鉤」なりね。

「バッキィ、全裸の女が真っ二つなりよ」
「リー、喜びすぎなりよ」

いい加減「ノワール」と「クライム・ノヴェル」の区別をつけてはどうか。

>>328
作家にもわかってないもの（ｗ

　　　 　∧＿∧
ﾋﾟｭ.ｰ　(　　＾＾ ） ＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣〕
　　＝ ◎――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉

ノワールって「黒」って意味だろ？
ってことは、ちんこが出てくるミステリーも含まれるわけだよな？

>>300
闇金融

ジョン・リドリーの新作が角川から出たがどうよ？
あれは「クライム・ノヴェル」かとも思うが。

>331
　まぁちんこは出てきてもいいとは思うが。トンプスンの「残酷の夜」でもやっちゃてるし

使い込んで黒ずんだアナルが出てくるノワールを教えて下さい

最強スレに帰れ

レックス・ミラー

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

（＾＾）

バリー・ギフォードの「ナイトピープル」は良かった。

ディヴィッド･グーディスの「狼は天使の匂い」
毎日新聞の書評でもとりあげられてました。

http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

新聞の書評は出版社がプッシュしてることが多いよ。
俺コメントｷﾎﾞﾝﾇ

アンドリュー・ヴァクスの新刊が今週発売の模様。

　　　 (⌒V⌒)
　　　│ ＾ ＾ │＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　⊂|　　　　|つ
　　　（＿）（＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎パン

↑ちんこ？

あげ

ヴァクスがノワール扱いかよ

ノワールって、自分の欲望に忠実、っていう意味。
そう言っちゃうとミもフタもない感じだけど、
思わせぶりな小説が多いのも事実だよ〜。

>>349
誰がそんな定義したんだ？

それじゃ中村うさぎの買い物浪費エッセイもノワールになっちまうな。

シャノワールに行ったら飽くまで飲み食いしないと行けないのか・・・ﾊｧ

ちがうよ、黒猫の果てしない欲望に付き合わされるんだよ…

黒猫ﾀﾝのザラザラした舌の感触(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ

なんだかよくわからないけど‥。
ここ見てみたらどうだろう↓

ディヴィッド・ピースの公式ウェヴサイト
http://www.hayakawa-online.co.jp/noir/

>>355
よくわからんサイトだな

ピースって時々名前が挙がるけど
あれを誉めてる人って
ほんとに誉め方がうまいよな。

お腹いっぱい

『疾走』重松清

age

>>355
ウェブ

結局、ノワールなんて言葉いらないのかもね。

おっしゃるとおり

過去ログざっと読んだ。
いろいろ勉強になりました。アゲ

村上龍「コインロッカーベイビーズ」も意外といけまっせ。

「蘭の肉体」とかあの辺はどうなの？
ノワールといえばアイリッシュで
「黒いアリバイ」「黒いカーテン」など、黒いシリーズもありだけど。
「黒いカーテン」は割りといける。
アイリッシュは短編に限るとは思うけど。

マッギヴァーンの『悪徳警官』なんかいいと思う。

http://www.bestack.co.jp/fmd/1akuma.html

デヴィッド・グーティスがまとめて再販されて嬉しいage
皆さんミステリマガジンは買いましたか？（特集：ノワール再考

でもデヴィッド・ピースはどうにも偽者くさくて

>>369
観光地で売ってる土産物のようなものですな。
安いならまだ許せるけどなあｗ

>>370はデビッドピースの話です。

「ゴメスの名はゴメス」と「我が名はレッド」が最強

マンシェットとA・D・G（岡村孝一訳）最強。

　あと最近鬼籍に入られたジョバンニなんかも素直にオススメできる。
『気ちがいピエロ』『穴』（H・P・B）とか面白かったなー。

　セリ・ノワール叢書というとチェイスも外せないね。最近読んで
ぶっとんだので蒐集中。

今「ロジャーラビット」観てんだが
これってノワールだよな、40年代のハリウッドが舞台で。
パロディと言った方がいいかも知れんが。

エルロイ

エルロイを超えると銘打たれている割にはたいしたことの無い快楽通りの悪魔はどうだろう。
面白いし黒いけど、このジャンルは作家くくりなジャンルだと思う・・・。

ジム・トンプスンの「ゲッタウェイ」
ブックオフで３００円で手に入れました
アマゾンのユーズドで１８００円とかの値段付いてたんだよ
ラッキー！！

ジム・トンプスンなら「死ぬほど良い女」がおすすめ。そしてそれを読みおわったその後にジャン・ヴォートランの「グルーム」を読むことを奨める。俺はこれで気持ち悪くなった。

「内なる殺人者」と「残酷な夜」読みたいんだけど
田舎には売ってないよ(T_T)
ネット通販はちょっと抵抗があるし

まずは有名どころのamazonからはじめてみよう
というかamazonで事足りる

使いにくいけどeBookOffもありますよ。

「残酷な夜」読みました

すんごいねぇ、トンプスン
途中までは、飛ばして書いた安っぽいペーパーバックそのものなんだけど
ラストに近づくにつれて爆発していったよ

そして、そいつはいいにおいがした

ジム･トンプスン

「ポップ１２８０」をブクオフで１００円で買いました
幸せでした
「アフターダーク」を７００円で買いました
幸せでした
「ゲッタウェイ」を３００円で買いました　これだけトンプ（ソ）ンです
幸せでした
「内なる殺人者」「残酷な夜」「深夜のベルボーイ」「取るに足りない殺人」を
定価で買ってしまいました
「ベーコンレタスバーガー」か「赤いきつね」しか食べてませんが幸せです

後「グリフターズ」と「死ぬほどいい女」を田舎の書店血眼になって探しています
・・・俺って馬鹿？

購入報告は、よそでやれよ。

>>383
読み終わってから書き込もう、な？

ジム・トンプスンの「残酷な夜」と「サヴェッジナイト」読み比べてみたが、翻訳者が違うからか話は同じでも解釈というか読んだ感じがかなり違った。個人的には「サヴェッジ‥」の方が好みなんだが。

>>386
自分もそう思う。「サヴェジ・ナイト」は訳文が美しい感じで、「残酷な夜」はラフな文体。でも「残酷な夜」の方が原文に近いらしいね。

宮部みゆきの「模倣犯」てノワールの様にも読めると思えるんだけど気のせい？

デイビッド・マレルの「一人だけの軍隊」。映画「ランボー」の原作なんだけと今読んでみるとかなりノワールっぽい。

E・バンカーの映画　今夜放送！　（関西

映画「アニマル・ファクトリー」　（2000年アメリカ）
3月5日(土)　　サンテレビ　　
25:00〜26:42
【監督】スティーブ・ブシェーミ
【出演】エドワード・ファーロング、ウィレム・デフォー、ミッキー・ローク、スティーブ・ブシェーミ
遊び半分でやったドラッグが見つかり、ロンは刑務所に送られた。刑務所では、人種闘争が茶飯事で、暴力や差別が横行していた。
ロンは、ベテラン受刑者アールのグループに入るが…。自らの刑務所生活を描いたエドワード・バンカーの小説を基にした刑務所内での友情ドラマ。

新堂冬樹。
まあ、イける。無間地獄とか。

シェイマス・スミスってあんまり面白くなかったんですが
皆さんどう思いますか？

ジャン・ヴォートランってすごいと思うんですが
皆さんどう思いますか？

>>392
『Mr. クイン』は結構面白かったけどな。ただ、ラストが破滅に向かわない設定が気にくわないけど。
>>393
『グルーム』しか読んだ事ないけど、あの世界はヤバイね。狂っとる。読んでいて吐き気がした。

俺は断然ヴォートランだな
「Ｍｒ．クイン」と「グルーム」ではレベルが違うと思う
「グルーム」は狂った世界を描いているけど、物語は破綻していないし、
思想性、文学性の面からかなり上質の小説だと思うぞ
ヨーロッパの底力のよーなものを感じる
草思社から出てるヴォートランはもっと狂ってる感じで、
好き嫌いはしょうがないとおもうけど、「グルーム」は読みやすいと思うんだけどな

「Ｍｒ．クイン」も楽しく読んだんだけど、「グルーム」と比べられるとちょっとカキコ
したくなりました

それはともかく「６０７」のランプが光った

和製ノワール
http://yumikosaotome.finito.fc%32.com/tetsuo_furuya.html

おれはフロスト警部が大好きな香具師なのだが・・・
実は「グルーム」もいいと思うぞ
あんまり読後感似てないよな

>>396
この古谷哲夫って人、検索すると凄い引っかかるね。

東野圭吾「白夜行」のあとがきに
馳星周がノワールの傑作って書いてたんだが
ノワール好きとしてはどうなのかな？

愉しめたのは最初と最後だけだな

ノワールブームってもう終わっちゃったのかな

古谷哲夫！！！>>396

無理矢理ブームをでっち上げてたような所も

>>399
おまいがそんなこというから読んじゃったじゃねーか
ま、面白かったけどな

『裏切りの街』(1932) ポール･ケイン　河出文庫

>>5でも触れられてるけど、
古本屋で偶然見つけたので、少し感想を。

p103　「この三十二時間のあいだに、
　　　　　おれは五つの発砲事件とかかわりあいになっている」

　ストーリーは一匹狼の悪党が街の抗争に巻き込まれ、
したたかにタフに行動するというもの。とにかく登場人物の固有名詞が
多くて読むのに苦労した。似たような名前多いし。

　でもｽｹﾞｪ。終盤まで「金のため」という行動原理で動くんだが、
クライマックスではどうでもよくなってる。やるかやられるか。
だって、散弾銃で撃たれて、松葉杖ついて、背中にアイスピック
刺されてもあきらめねえんだぜ、このおっさん。

　ハメットからチャンドラーまでの間って、どうせハメットの亜流だろ、と
思ってたが、違ってた。

　「闇の中でひとりきりになりたかった。光に遠くへ行ってほしかった」

　ハードボイルド？こりゃノワールだ。

最近読んでよかったのはティエリー・ジョンケの蜘蛛の微笑と藤田宜永の過去を殺せかな。

ヴォートランのグルーム以外の著作を読みたいんだけど
田舎では手に入りません

>>407
「パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない」と
「鏡の中のブラッディ・マリー」は、超傑作！！
個性的な登場人物と奇想的なストーリー展開で、
「グルーム」以上の変態小説だと思う。
いま調べたら、どっちもAmazonにあるよ↓

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=ヴォートラン%2Cジャン/250-1372772-7251439

１〜２年前に出版された海外の文庫本で
帯にエルロイを引き合いに出されていたノアールの作品名ってわかりますか？
厚さ２〜３センチくらいの厚さで
その月のミステリチャンネルのお奨めにもあがっていたのですが。
出版社はハヤカワだと思っていたのだけれど
それらしいのが見つからないのです。

ディビッド・ピースじゃない？
参考　http://www.hayakawa-online.co.jp/noir/

>410
ピースじゃないんです。
表紙が女性が立ってる全身の絵だったような気がするんですけど
うろおぼえ。

>>411
ナイス記憶！

【帯より】
誰が、なぜ黒衣の美女を惨殺したのか。
孤高の私立探偵が暴く意外な犯人、
そして切なくも意外なＤＯＵＫＩ

ジェイムズ・エルロイ『ブラック・ダリア』と、
ぜひ読み比べてみてください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167661470/qid%3D1112004355/250-9923622-3305850

>412
おお、これかも！
（全然ハヤカワ文庫じゃない…）
さっそく買って読んでみます。

410さん、412さん
レスどうもありがとうございました。

ヴォートランってもっと評価されてもいいと思うんだが・・・
フランスの２ちゃんねらーって雰囲気でしょ？

>>406
蜘蛛の微笑、ちょっと前に読んだ。
ミステリー云々じゃなく、よかった。
こういうのもアリなんだーっていう感じ。

遅ればせながら「蜘蛛の微笑」読みました。
三つのストーリーがひとつに結びつく所は、かなりスリリングで面白かった！
ラストはもうひとヒネリほしかったかも。

一年半前に100ページほど読んで放ったらかしにしていた
H・ホイッティントンの「殺人の代償」をようやく読了。
遺産を手に入れる為、愛人と妻殺しを計画し…、
とまぁこの手の犯罪小説にはありがちな設定ではあるが、
主人公が予想外の事態に翻弄され、堕ちていく様が
まるでトンプスンの小説みたいだった。
トンプスンのようなデモーニッシュなラストは用意されてないが、
タイトルどおり、殺人の代償を払うはめになる。
スリリングで圧倒的に面白いオススメノワール！

417
私も「殺人の代償」だいぶ好きです。
最近読んでよかったのは、コーネル・ウールリッチの「喪服のランデヴー」と小川勝己の「まどろむベイビーキッス」かな。

フィリップ・K・ディックの「戦争が終り、世界の終りが始まった」読了。
ディックが書いたノンSFの一冊で、今読むとヴォートランが書いたノワールみたいに
変なやつらが変な行動に突っ走っていくんで、かなり面白かった。

ジェローム・チャーリン「パラダイスマンと女たち」
ドナルド・ジェイムズ「モスクワ、2015」

とかはどうですか。
自分はバッドエンドがデフォのジャンルは存在しない
という立場なんですが。

デイヴィッド・グーディスの「ピアニストを撃て」読了。
グーディスって「狼は天使の匂い」を読んでも思ったんだけど、
人生が転落する救われない運命の物語を、哀愁漂う筆致で描くのが上手いね。
トンプスンだったら同じような内容を、狂気に満ちた黒い哄笑として描くんだけどね。
全然違う描き方をするけど、どっちも面白い！　もっと翻訳してほしい！

>>420
ノワールって、必ずしもバッドエンドがデフォではないと思うな。
A・D・G の「おれは暗黒小説だ」みたいにポップな怪作ノワールもあることだし。

もうネタが出たか分からんが、自分はかなり昔からノワールばかり読んで来た。
その中で一番絶望的だな、と思えたのはライオネル・ホワイトの「逃走と死と」。
絶望的だけど、ストーリーがスピーディでめちゃくちゃ面白い。
あと、チェイス作品はどれもお勧め。ノワール比率が高いです。
「悪人たちの失敗」を書かせたらチェイスに勝てる作家はいない！
あと、ノワールに入るか分からんが、マジで馬鹿だなあ、と思えるのはアルレーの
「共犯同盟」。これのラスト凄い。マジで凄い……。今まで読んだミステリで
ベスト５に入る凄さでした。是非読んでくだせえ。

a

どうでもいいことだが・・・
俺の田舎の本屋に有ったノワールのコーナーが無くなった(T_T)

>>424
ノワールな話だな

ライオネル読みたいけど売ってない・・・。

国産ノワールでいいのない？

桐野夏生の『グロテスク』や『I'm sorry,mama.』はノワールだよねえ。
あと自分の中ではパラニュークもノワール。

船戸与一の海燕ホテル・ブルーとジェイムズ・ハドリー・チェイスの世界をおれのポケットにおもしろかった。

>>429
「世界を俺の〜」が気にいったなら、邦訳されてるチェイス作品は大体気にいると
思うよ。

＞＞430
そうですか〜。次チェイス読むとしたら悪女イヴっての読んでみようと思うんですが。
今日から、チャールズ・ウィリアムズの土曜を逃げろ読みます。

ヴォートランをこの板で評価してる人がいたとは思ってなかった。
「グルーム」は入手し易いはずなのに検索しても情報少ないし不遇なのかなぁ。
>>414は俺かと思ったよ。

初期ヴォートラン(初期しか知らないけど)のような雰囲気の作品があったら読んでみたいのですが
これ読んどけ！というのありませんか？

ヴォートランは唯一無二の存在だからなぁ

>>433
それが事実だとしたらちょっと残念ですね。

ボン(それはともかく)……。
レスありがとう。

LA四部作でいきなりホワイト・ジャズから読んでも平気ですかね？

やめといた方がいい

そうですかー。
最後の馳さんの解説ではまぁ、楽しめるとは書いてありましたが。

馳が「まぁ、楽しめる」だって？
ﾜﾛｽｗ

>>431
このあいだ「土曜を逃げろ」読んだら意外に面白かった。
チャールズ・ウィリアムズあなどりがたし…
でも読後感イイから、ノワールとは少し違うかも。

＞＞431
確かに読了感はいいですね！私もノワールとは違うように思います。そしてぼくはママの愛人になったってやつ読んだことある方いますかね？

ジョゼ・ジョバンニ「墓場なき野郎ども」
岡村孝一の訳が本当にすごい。

後はフランスつながりで藤田宜永「ダブルスチール」

ジョゼ・ジョバンニ「墓場なき野郎ども」
岡村孝一の訳が本当にすごい。

後はフランスつながりで藤田宜永「ダブルスチール」

>>441　>>442
重複かきこスマソ。

ジョゼ・ジョバンニなら「生き残った者の掟」もお勧め

打海文三「ハルビンカフェ」

読み終わったあと、興奮で眠れん。

ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20050726k0000m060032000c.html
訃報：エドワード・バンカーさん７１歳＝米犯罪小説家

エド・マクベインに続いて・・・
今年のこのミスは追悼特集でもやるかねえ。
合掌

Ｊ・ケッチャムってノワールっぽくない？
三文パルプ小説と純文学が同居してるとこなんか
トンプソンと似てると思うんだけど

おしゃれさんでしょう。

p

今、悪魔のような女読んでる！映画は見たが、小説と違う。

映画はどっちを観たの、オリジナル、リメイク？

シャロン・ストーン出てたから、リメイクかな。馳さんやっと新刊でる！

ノワールの話しようよ！！

……そんな……明るくふられても……

エルロイの物まねでもしよう

だって、まわり話す人いないから・・・。

読み終わった

昨日、ケネス・フィアリングの＜大時計＞読み終わった。チャールズ・ウィリアムズの土曜を逃げろと内容が似てる。今日から、テア・ドルンの殺戮の女神読みます。

あげ

新堂冬樹の｢毒蟲ｖｓ溝鼠｣
表紙も笑える。登場人物の最低っぷりたるや…。そりゃ人格疑われるわ。

ノワールていったら馳だな。
おれも初めて読んだけど、世界に類の無い暗黒文学って感じで感動した。
こういう小説は毛唐には書けないだろうな。

なんつうか、チャンドラー読んでどうこう言っている奴がいるけど、
笑えるよね。

各作家のナンバー１を決めよう！スレにて、アンドリュー・ヴァクス作品投票中。

締切りは、平成18年9月5日(火)、〜12:00まで。１人１票でよろしくご参加を。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1154275629/l50

投票したい作品を<<作品名>>のように<< >>括って投票するのがローカル・ルールになってます。

ジョン・ゴーディの「ジョニー・ハンサム」

緻密な心理描写であり、主人公がシェイマス・スミスの「わが名はレッド」
みたいなヤケクソ感を持っている。
やはり読んでいてノワールだと思うのは主人公のヤケクソ感、ブッ
壊れた感性だ。
ゴーディの作品は「サブウェイ・パニック」というのが映画化されてるが、
映画になった頃（７０年代）に一度出たっきりなので手に入らない。

百夜行はどう？

>>467
批判すると｢お前の読解力が無いだけ｣と言われる究極のミステリー小説。

バトルロワイアル
あれもノワールとしてとらえられない？？

ジム・トンプソンのゲッタウェイ

これほど悲惨な小説は中々ないだろう。

こないだBSでやってたから録画したけど、三回も見ちゃったよ、「ゲッタウェイ」
映画だと橋の模型を壊すシーンが好きだ。
小説だと、穴蔵に籠もるシーンが好きだ。
どっちにしても、悲惨という印象はない。

いや、引き込まれすぎて、小説・映画ともに分析的に読めない。

「グリフターズ」には、これほどの力は感じないんだな。
キューザックも、ウェストレイクも好きだけど。

ん？

古本屋で見つけたウールリッチの喪服のランデヴー読んだ。
これはノワールじゃなかった・・・orz

深町秋生はどうですか？

ポール・オースターってノワールじゃね？

ジェイソン･スターは？

ジェイソン・スターは難しいな。
主人公に悪党だという自己認識が始めからない。
そこがおもしろいんだが。

光文社文庫の山田風太郎ミステリ傑作選「棺の中の悦楽」の解説で、川出正樹が山風を
日本におけるノワール作家の嚆矢と評していたな。

「おれは日本で唯一のノワール作家」ｂｙ馳星周

>>479
パターンは世襲してるけどなんか違うんだよな
うまく言えないけど

ジェイソン・スターいいよ。登場人物たちの馬鹿っぷりが。もっと翻訳してほしい。

>>474
深町秋生は


おもしろくない。なんか、必死に資料集めて上っ面を撫でてる感じがする。
ハセベの方がリアリティーがあって好きだー。

>480
踏襲…じゃなくて？

『馬鹿な男は皆殺し』にエルロイマニアな紳士が出てくる。

フランスのエルロイファン、しいてはノワールファンっつうのは本当はどうなのか？

黒いのか。

馬鹿なやつらは皆殺しでしょ？ヴィルジニ・デパントの。

ｴﾙﾛｲはつまらん

面白くてゾクッとするようなのが読みたい

今更ながらノワールってミステリーなの？
どっちかっていうとサスペンスじゃね？
ま、ミステリとサスペンスの境もよく分からんが・・

ゾンビ、ってタイトルだったっけな。
ちとあれな男の独白調小説。
医学書か何かを読んで、眼底から棒を突き込み脳の一部を破壊する手術によって、自分だけのためのゾンビを手に入れることが出来ると思い込んだ男が、連続して殺人を続けていく……考えがあるようで中身がない台詞が黒い。

490＞ジョイス・キャロル・オーツの生ける屍ですね。まぁ、原題はゾンビですが。

ノイルだと思ってた

ノワールとはフランス語で｢黒｣を意味します

>>492
フランス語ではoiは「ォワ」って発音する

ノワールコイルでございます！

今年は面白いノワールが読みたい

ふむ

ブランは「白」

松本清張はノワール

ブラック・ダリア買ってきた。
これってノワールだよな、と期待しつつ読むことにする。

読み終わった？

主人公だけじゃなく登場人物がことごどく狂ってるけど、やっぱりヴォートランがいいな。

そういえばキングの「最後の抵抗」もノワールだったかな？

キングが有りなら、平山夢明の『独白する〜』の中のﾞΩの聖餐"とか、芸術禁止なＳＦのやつとかだって有り。

最近のオススメなんかある？

煙か土か食い物おもしろかった

それノワールじゃないような

ｾﾘｰﾇ『夜の果ての旅』

ｱｺﾞﾀ･ｸﾘｽﾄﾌ『悪童日記』

いちおう人も殺されるしさ、駄目？

別にいいんじゃね

過疎

上の方で挙がってたけど「疾走」ってノワールなんですか？

うろ覚えだがたしかにノワールっぽかったような記憶がある

ほしゅ

ハードボイルドとノワールがごっちゃになってしまう

ノワールは雰囲気、ハードボイルドは文体、でおｋ？

聖心以上?

>>513
きっとおｋ

読むのにふさわしい季節でいうと
暑い時にはノワール、寒い時にはハードボイルド・・・かな？

>>516
暑すぎて本読むどころじゃないｗ

だれもいなーい？
作者とﾀｲﾄﾙ以外に出版社も書いてくれるとありがたい・・・

最近読んだ中ではロバート・ウォードの『四つの雨』（ハヤカワ文庫）が面白かった

寒くなるとノワール読みたくなる>>516

映画になるけど ドッグ・バイト・ドッグはどうでしょうか

おすすめある？

過疎ってるな・・
おすすめはいっぱいあるけど

オススメ100選でも皆で作ってみたらどうだろ

>>524
100は多いから10〜20くらいがいいかな
でも入門じゃなくて純粋なお勧めならもっと多くていいのか

>>525
遅レスすまそ

とりあえず10冊選んでみますか

ここでも散々書かれてる残酷な夜は面白かったよ。

ケッチャムの老人と犬はノワール
しかも主人公の老人がかっこいい

最近のノワール小説の面白さに気付いた者ですが、ノワールを書く作家のリストなんかは存在しませんか？（もちろんこのスレのレスも参考になりますが）
知ってる人がいたら教えてください

>>529
>最近のノワール小説の面白さ

最近のノワール読んでないから分からないんだけど、
逆にどれが面白かったのかを知りたい。

>ノワールを書く作家のリスト

下のリンクはあくまでも参考リスト
ttp://www006.upp.so-net.ne.jp/co_taro/soback/cohen000.htm
ttp://www6.ocn.ne.jp/~co_taro/p-bbs057.htm

>>530すいません
「最近のノワール」ではなく、「最近、ノワールの面白さに〜」の間違いでした
情報ありがとうございます

もっとドンと来いよノワールの時代
平和ボケした小説書いてる痴呆作家どもの阿鼻叫喚する姿が見たいだろ

ノワールって範囲広いよな。
これがノワール？と思うようなのもある。

映画でいえば、マイケル・マン監督の作品や
「セブン」みたいな雰囲気の小説ないですかね？
もしオススメとかあれば教えて下さい
お願いします

気分上々

トンプスン以外はノワールと認めない…………………………………………………………………………………………………………………ってゆーやつー

トンプスンはオチが好みに合わない。
途中まではどれも面白いんだけどね。

トンプスン最高じゃん

次は何買おうかなー

で、おすすめは？

>>538
最高だよ、本当に。
平凡そうに見える男の内面のどす黒さ、
わかるわかるって気になる瞬間があってほんとに怖い。
腹をぶん殴ったら硬い背骨の感触を拳に感じたなんて描写、
なんか視界が真っ赤になるくらい衝撃だった。
ほんと、映画その他メディアに代替できない感覚。

バンカーの「ドッグ・イート・ドッグ」ってどうなの？
「ストレートタイム」より面白い？

hoshu

http://www.2ch.net/accuse2.html　より

６　荒しの定義
　何を以って荒しと認定するかについての問い合わせには基本的にお答えしません。
　　　（中略）
　保守荒らしも無駄にサーバリソースを消費する行為なので、禁止します。

ケッチャムスレはこの板からなくなったの？

古典だけど、フランシス・アイルズの『殺意』もゾッとする心理描写が描かれている

ジョージ・Ｐ・ペレケーノス

コーマック・マッッカーシーの「血と暴力の国」は最凶

過疎すぎてワロタ
つっても７年過ぎてレスが５００ちょっとだからペースとしてはこんなもんか
つまり、このスレが消費されるのはだいたい２０１５年ｗｗ
ただ、ピンポイントにノワール小説ってそんなにはないと思うし、ノワールっぽい小説を楽しむことも大事だな
純文学だけど、中上健次の『岬』もかなり黒い

歌舞伎町のルノワールはノワールっぽい人が多くて、どきどきするな。

リチャード・ジェサップの『摩天楼の身代金』
質の高いクイラム・ノベルだよ

このスレ一通り読んで、良さそうな作家、作品をメモした
最近、ダークな小説じゃないと物足りなくなってたんでこのスレはありがたい
ネットのない時代じゃ暗黒小説だけをピンポイントに読むなんて困難だったろうな
贅沢でバチが当たりそうだ

このスレから察するに、もうノワールブームは去ったらしいな
ノワール、ノワールと暗黒に飢えながら貪り読んでた骨のある奴らはもう結婚して温かい家庭でもつくったか
時の流れは速くとも、まだぬるい時代は長く続きそうだ

そしたらまた新しい人間が読み始めるんじゃねえの？

現役だけど、なかなか新作が見つからない・・・
ぐろいだけとか893ものには興味ないからさ

悪華

ヘンリー・ミラーいいよ

ノワールとは違うかもしれないけどウラジミール・ソローキンの『愛』
これ以上に狂った小説はかつて読んだことがない
本物の狂気というものを味わえた

イェーイ！地下組織ナーダ入手した
前から読みたいとつくづく思ってただけに高かったが買った

10年くらい前に古本屋を漁っていて、
「地下組織ナーダ」と「狼が来た、城へ逃げろ」をそれぞれ100円で手に入れた俺はラッキーだった。

ナーダって初版だけみたいだけど、発行部数はどんだけあったの？

発行部数なんて見当もつかないけど、翻訳物って余程売れない限り、
初版刷ったらそのまま絶版になる事が多いよな。

ここ一、二年はノワール、もしくはクライムノベルばかり読んでる
本屋や図書館に行ってこの狭いジャンルの小説だけを自力で探すのは、至難の技だろう
このスレも含めてだけどネットがなかったらこんなピンポイントに濃い読書はできなかったろうな

ジム・トンプスンは色々と他のダーク系の小説を読んでからたどり着くべきだよな
初心者がいきなり読んで理解できずにストーリーだけ知るよりも、とりあえずノワール、クライムを５０冊以上読んでからトライすべき

筒井から始まり
萬月、大沢、馳、梁
ｴﾙﾛｲ、ｹｯﾁｬﾑまで

そろそろﾄﾝﾌﾟｿﾝに行って良いですか？

>>559
高くても買っとくべき小説
つか、ナーダを持ってないのにノワール好きを自称してるやつって何なの

好きな10冊挙げてみる

ジャン・パトリック・マンシェット　｢眠りなき狙撃者｣
ジム・トンプスン ｢内なる殺人者」
エドワード・バンカー「ドッグ・イート・ドッグ」
チャールズ・ウィルフォード 「危険なやつら」
ジョン・Ｄ・マクドナルド　「呪われた者たち」
ロバート・コーミア　「チョコレート・ウォー」
ホレス・マッコイ 「彼らは廃馬を撃つ」
オーギュスト・ル ブルトン　「男の争い」
ジョー・R. ランズデール　「罪深き誘惑のマンボ 」
クラーク・ハワード　「ホーン・マン」

今日の気分だからエルロイやケッチャムと入れ替わったりする
　

俺のノワールベスト１０
『残酷な夜』
『ポップ１２８０』
『おれのなかの殺し屋』
『死ぬほどいい女』
『ゲッタウェイ』
『深夜のベルボーイ』
『アフターダーク』
『荒涼の町』
『取るに足りない殺人』
『失われた男』

じゃあオイラも、俺的ベスト10冊。

ジム・トンプスン 「ポップ1280」
ジャン・ヴォートラン 「パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない」
ジャック・オコネル 「私書箱９号」
A・D・G 「おれは暗黒小説だ」
J・P・マンシェット 「狼が来た、城へ逃げろ」
アンドリュー・ヴァクス 「凶手」
パトリシア・ハイスミス 「妻を殺したかった男」
ベン・エルトン 「ポップコーン」
チャールズ・ウィルフォード 「危険なやつら」
ハドリー・チェイス 「蘭の肉体」

上記以外ではバリー・ギフォードの”南部の夜”3部作や、
デイヴィッド・グーディス 「深夜特捜隊」が面白かった。
不思議な事に、エルロイは何度読んでも好きになれない。

ベスト１０をあげて行くってのはいいな
上のベスト１０でも知らなかったのいくつかあったし、かなり参考になる
俺のベスト１０
『ビッグノーウェア』ジェームズ・エルロイ
『くそったれ！少年時代』チャールズ・ブコウスキー
『残酷な夜』ジム・トンプスン
『白痴』ドストエフスキー
『ブルース』花村萬月
『罪』カーリン・アルヴテーゲン
『一人だけの軍隊』デイビッド・マレル
『愛』ウラジミール・ソローキン
『煙で描いた肖像画』 ビル・Ｓ・バリンジャー
『サバイバー』チャック・パラニューク

じゃあ俺も

『ポップ1280』ジム・トンプスン
『ホワイト・ジャズ』ジェイムズ・エルロイ
『凶手』アンドリュー・ヴァクス
『血の収穫』ダシール・ハメット
『ストレートタイム』エドワード・バンカー
『俺たちの日』ジョージPペレケーノス
『倒錯の舞踏』ローレンス・ブロック
『夜の記憶』トマスHクック
『悪霊』ドストエフスキー
『重力の衰えるとき』ジョージAエフィンジャー

普通のベスト10になりそうだったから最後は変り種を入れてみた

ポップ1280大人気

ベスト１０を作れるほど読んでない…
いずれ作るよ

揚げ

トンプスンは「ポップ1280」よりも
「死ぬほどいい女」「残酷な夜」の方が、らしさは出てる気はするが

久々にノワール読みたくなった
おすすめノワール紹介してくれ〜

ポップ1280
いまいちでした

次は、残酷な夜
期待に答えてくれよ〜

国内編でお願いします。

歌舞伎町のルノワールは怖い人が多いからあんましお薦めしない。

>>577
馬鹿（普通の人）が読んでも理解できるもんじゃないよトンプスンは
賢くなる（ひねくれる）まで手を出さすなよ

ベスト１０

『ガラスの鍵』　ダシール・ハメット
『ビッグ・ノーウェア』　ジェイムズ・エルロイ
『赤毛のストレーガ』　アンドリュー・ヴァクス
『内なる殺人者』　ジム・トンプスン
『わが名はレッド』　シェイマス・スミス
『深夜特捜隊』　デイヴィッド・グーディス
『世界をおれのポケットに』　ハドリー・チェイス
『煙で描いた肖像画』　Ｂ・Ｓ・バリンジャー
『子宮の中の子守唄』（血と骨は有名だから外しておく。血と骨以外で実体験をモデルにした小説ならどれでも）　梁石日
『連環』（清張の倒叙推理ならどれでも）　松本清張（清張小説の犯罪に手を染めてしまう人物とトンプスン小説の道を踏み外してしまう人物は方向性が同じだと思う。）

>>580
読書の傾向は人それぞれだし、馬鹿っていうのとは違うと思うが

>>581
読者の参考になりそうなベスト１０だなあ
『Ｍｒ．クイン』ではなく『わが名はレッド』を入れたってとこ同意

ポップ駄目ならノワールは向いてない

貫井徳郎の｢修羅の終わり｣
やるせなかった。

残酷な夜、読了
うん、コレは来ました！

見事な○○でした

過疎ってるから燃料投下

http://luj.g.ribbon.to/

カッコイイ言葉や道徳的な言葉の後に（笑）を付けるとノワールっぽくなる

君のことを誰よりも愛してるぜ（笑）

ジャンルに偏見がなければ藤沢周平をお勧めする。
短編集「又蔵の火」等、特に初期作品はノワールそのものだ。

愛蔵用にネットでナーダ買おうと思ったらどこにもなかった
どうせなら、このままの幻の小説になって欲しい

>>590
J・P・マンシェットの「狼が来た、城へ逃げろ」を改題した、
「愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える」が中条省平の新訳で光文社から1/8発売。
もしかしたら、「地下組織ナーダ」も中条省平の新訳で出るかもしれないね。

http://www.kotensinyaku.jp/nextnumber/index.html#02

ご本人にお聞きしたら、それはないよ、とのことだった。

ミステリー以外で作風が暗黒系統なのはどういう区分になるんですか？

そもそも何でミステリー（＝怪異？）は犯罪と結びつくんですか？

自分で書いといてアレだが
道を踏み外す→怪異と言う事？（一人で納得）

鎮魂歌っておもしろい？
面白いのなら読んでみようかな

面白いよ。不夜城を先に読まないとダメだけど。

>>593
ノワールってどっちかって言うと、私小説に近いって言われてた気がする。

人間の内面や本性を追求するのが純文学だと思う
その上で出てくる「悪」に対して特にスポットを当てたのがノワールだと解釈してる
例えば、大藪春彦や西村寿行のような人を殺しまくったり女とやりまくったりするだけのは単に手を抜いてる鬼畜小説であり、人間の追求もへったくれもない

>>598

そう云うことはあまり人に言わないほうがいいよ。
嗤われるから。

アメリカのハードボイルドが世界に与えた影響が大きくて、
日本では、非情で暴力的な描写の影響が大藪春彦・西村寿行へ、
リアルな事件の現実や社会性などが松本清張・森村誠一に影響を与えてる。
フランスでも同様に影響を受け、現実社会と個人の内面描写・凝った文体などの
新しいジャンルとしてノワールが出来た、と自分は解釈してる。

鳴海章の狼の血はノワールなのだろうか

>>599
大藪、西村が単なる薄っぺらな内容を過激な暴力描写でごまかしてんのはノワールファンにとっちゃ周知の事実だろｗ
そういや、吉野仁も大藪を嫌ってて、大藪＝ノワールと思われるのはニワカノワールファンが多い現状を憂いてたな

こういうことをろくに作品も読まずにイメージだけで言ってるんだろうな
はずかしいノワールファン（笑）だな

>>603
中身のないものしか書けないから大量生産に逃げた大藪・西村ファン（笑）乙ｗｗｗ
おまえ、描写が過激なら内容も深いとか勘違いしてるだろ
もう少しまともな小説読めｗ

>>604
西村ファンでも大藪ファンでもないけど？
>描写が過激なら内容も深い
なんて思ったこともないし
ノワール読んでるおれは一味違うとか勘違いしてるとこうなっちゃうのか
>>598の薄っぺらい分析といい、本当に恥ずかしいな

おまえが思ってるノワール論（笑）も提示せずに人の意見だけ薄っぺらいとかいうなよｗ
まあ、大藪・西村がノワールと思ってる勘違い馬鹿には意見なんてないだろうがな
過激なだけのスカスカ小説を読むと頭までスカスカになるのか

この人誰と戦ってんだろ。
大藪、西村作品をハードボイルドならともかく
ノワールと言ってる人なんて見たことない。
チンピラみたいなレスだし煽りたいだけかな。

国内ものだと『神様ゲーム』がダークでいい感じ

知らない人はいないと思うけど、ＦＡＤＶの元管理人のホームページにノワールセレクションってページがあるからそこは必見
珠玉のノワールばかり

ここの事だろ？
ttp://homepage2.nifty.com/crimewave/

映画ならサム・ペキンパは外せない

馳星周の最近の作風はいい

馳は図書館で借りて読むに限る

ジョージ・Ｖ・ヒギンズの『エディ・コイルの友人たち』
絶版になって久しいから見つけたら即ゲットをススメる

【米国】「真犯人は父」と娘公表　４０年前のゾディアック事件
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1241156068/

真犯人も死に、ノワール好きも寿命を迎える頃か・・・

過疎なんてもんじゃないなｗ

ノワールなるサイト見つけた！

http://www3.hp-ez.com/hp/ikenie

名古屋の人妻ヘルスかと思った…w

自分の選択でフリーターはともかくとして、
フリーターしか選択肢がないというのはよほど問題がある人だろう。
先天や事故で身体的に無理というならばまだしも、
精神的にとかは、もう笑うしかないな。
どれだけ甘えているのだと。
そういうのはバイトで当然だよ。
むしろ金をやる必要すら無い。

>>618
どうせおまえのブログだろ
ブログの宣伝に２ちゃんを使うな

犬の力

深町の果てしなき渇きってどう？

アマゾンでやたら高評価だから気になっとるんだわさ

このミス大賞じゃなかったら飛びついてるんだけどね
このミスは地雷が多すぎる

Amazonで星三つだからたいして評価は高くないと思う
内容は、なんか過激で残酷な展開にすりゃ深い作品っぽくなって読者も食いつくだろ？的な感じで書かれてる印象
ノワールじゃなくて底の浅い暴力小説みたいだ

また馳さんの話題か

>>624
ありゃま
早まらなくてよかったよ、サンクユー

海外作品読むしかないね、こりゃ

暴力描写が凄いノワール小説教えて下さい

ノワールとは違うかもしれませんが村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」の暴力描写が好きです

>627
「イン・ザ・ミソスープ」は確かに犯人の狂気の描写や、歌舞伎町に生息する人々の描写が素晴らしかったね。

ノアールの作者はあまりメディアに顔を出して欲しくない。
馳なんてサッカーの番組とかやたら出てるけどがっかりする。俺は不夜城大好きだから。
いくら作者と作品は違うと言っても
こんなおちゃらけた奴が書いてるのかと思うと腹が立つ。

そうか？
そんなに気にならんな、俺は、読みながら作者の顔を思い浮かべるわけでもないし。

だが、中島みゆきのトークは、聞いたことを後悔したな、記憶を消し去りたいほどに。

>>629金のネックレスにブレスに指輪に金髪、グラサンて今時珍しいくらいイナタイ格好だね。

>>626　自分で読んで判断しようと思わないのか？　
人の評価で納得できるのか？　じゃあ読書なんかやめちゃえよ。

死は炎のごとく。文庫化にあたり、まさか改題されていたとは。
知らずに買ってしまった、調べたところ、加筆、改稿もないという。
作者買いの弊害、見事なり！

いくら過疎板とはいえ過疎りすぎ

過疎板の中でも、ノワールなんて主流じゃないからな
本格系の人気の高さは世間の売れ行きと乖離してるし
ノワールに限らず、ハードボイルド・冒険小説の人気のなさといったら・・・

皆さん時代小説や警察ものにお出かけしちゃったから

ケッチャムの老人と犬はノワールじゃないかもしれないけど
読後感がすっきりでお気に入り

久しぶりにやって来て、自分のレスで止まってたことに悲しくなった
ノワール

アゲノワール

今日の一冊：「有り金をぶちこめ」　ピーター・ドイル

主人公が弱く卑しいのは
ノワールじゃないと思う

まったくだ
少なくとも俺は読みたくないし
おすすめもしない

コーネル・ウールリッチがどうしてノワールにカテゴライズされてるのか謎だったけど
暗闇へのワルツ読んで理解した。