誘拐・ニセ札・現金強奪などのオススメは?

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1赤い処刑マシーン
ども。
殺人よりも知能的な犯罪であざやかに大金を手に入れる
(あるいは寸前で失敗する)ようなストーリーの小説で
オススメなのってありますか?

とりあえず、岡嶋二人の「99%の誘拐」「どんなに
上手に隠れても」などは読みましたけどおもしろかった
ですね〜。
誰も死なないけどおもしろい本が読みたい!
2電人M :2000/09/14(木) 17:14
 天藤真『大誘拐』いいですよ。
 誰も死なないし読後感が爽やかです。
3名無しのオプ :2000/09/14(木) 20:46
真保裕一の「奪取」。偽札作りの話。
騙されたと思って読んでみて。
4名無しさん@1周年 :2000/09/14(木) 21:00
大誘拐が出てしまってはなぁ・・・。
あれ映画も名作だったし。
「99%」はまだ誘拐という感じがあるけど、
不覚ながら大誘拐のラストで泣いたよ私は・・・。
5名無しさん@1周年 :2000/09/14(木) 21:01
あ、人が死なないと言うのであれば
マクベインの「キングの身代金」がある。
6名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/14(木) 21:51
J・G・バラードの「殺す」は?死にまくるけど。一応誘拐(?)もの。
7名無しのオプ :2000/09/15(金) 00:43
俺も真保祐一の「奪取」に一票。
真保作ではホワイトアウトの次に好きだな。
8名無しのオプ :2000/09/15(金) 00:54
俺も真保祐一の「奪取」に一票。
真保作ではホワイトアウトの次に好きだな。
9名無しのオプ :2000/09/15(金) 01:40
そういうことなら「大誘拐」に一票。
「奪取」も読んだけど、やっぱりこっち。
10名無しのオプ :2000/09/15(金) 10:19
ウェストレイクのドート・マンダーものは? 早川とか角川から
出てます。
あと、ケンリックの「リリアンと悪党ども」は傑作だと思います
(誘拐もの)。それと、すごーく変型の「強奪もの」として、「
俺たちに明日はある」も。両方とも角川。但し、後者は絶版(と
思う)。
11名無しの読書家 :2000/09/15(金) 12:33
>10
ケンリックはあんまり好きじゃないんだけど、ウェストレイクは激しく賛成。
ドートマンダーの初期4作は、角川がまた品切れにしないうちにゲットすべし。
あとはR・ジェサップ「摩天楼の身代金」だな。
マクベインなら「電話魔」も面白かった。
12名無しさん@1周年 :2000/09/15(金) 13:35
映画ですが「ステイング」もし未見だったらぜひ。
あと昔NHKでやってた「マッコイと野郎ども」も面白いコンゲームもの
だったんだけどなあ。再放送してくれないだろうか。
13名無しのオプ :2000/09/15(金) 14:33
コン・ゲーム小説だったら小林信彦の「紳士同盟」が面白いぞ。
人死に無。
14名無しのオプ :2000/09/17(日) 15:34
誘拐というと、どうしても「ああ、これはあれね」と
最初からネタがばれてしまう・・・・・。
15名無しのオプ :2000/09/17(日) 15:36
贋札じゃないけど、映画「黄金の7人」の造幣局の話は
面白かった。
あとで「ルパン三世」が同じネタをぱくってた。
16名無しのオプ :2000/09/18(月) 04:01
映画になるけど、
「スティング」は最高だと思う。
17茶坊主 :2000/09/18(月) 08:12
天藤真「大誘拐」以上の傑作に未だにお目にかかれない。
最近、創元推理文庫で復刊されたの再読して、
また感動。
18赤い処刑マシーン :2000/09/19(火) 11:49
みなさんありがとうございます。

さっそく「大誘拐」と「奪取」の2作品は読んでみますね。
楽しみです!
19>1 :2000/09/19(火) 19:17
岡嶋読んでるのに、なぜ「明日天気にしておくれ」を読まないの?
誘拐ものの傑作だと思うよ。
20>19 :2000/09/19(火) 23:30
おお、同感。
「焦茶色のパステル」よりもおもしろいよなあ。
21赤い処刑マシーン :2000/09/20(水) 11:05
>19・20

探しているんですよぉ。
まず古本屋、全然ないから普通の書店も行ってるけど
それでも見当たらないんですよね。

それと「七年目の脅迫状」も読みたいなー

「大誘拐」と「奪取」ともども紀伊国屋でも行って
探してみるか・・・
22名無しさん@1周年 :2000/09/20(水) 11:15
「奪取」は結構頻繁に再販かかっているからあるでしょう。
「大誘拐」は角川が唯一離さなかった天童真の小説ですが、
創元ででてるのかな?(未確認)

岡嶋のは講談社文庫です。大きな書店に行けばまだあるかも。

在庫はあるようだけど、文庫はネット書店で買いたくないし。
23名無しのオブ :2000/09/20(水) 16:16
リチャード・スタークの<悪党パーカー>シリーズはどうよ?
24赤い処刑マシーン :2000/09/20(水) 16:20
>23
海外物は人名がおぼえづらくて苦手なんですよ・・・
たまたま読んだ「神の拳」って小説はきつかった。
特にイランやイラクの人の名前がおぼえられないで
最後まで巻頭の登場人物紹介のお世話になりました・・・
25名無しさん@1周年 :2000/09/21(木) 00:46
強奪+誘拐モノなら黒川博之の「大博打」もグッドですぞ。
漁船を使って、金塊2トンを強奪しようとする話。
借金をかかえた男が、日栄の社長みたいなヤツから、奪い取ろうとするんだけど・・・
犯人側に感情移入してしまうこと必至。
大阪が舞台で、追いかける刑事たちの掛け合い漫才も面白い。

あと、タイトル忘れたけど、西村京太郎のクリスマスイブを舞台にしたやつも熱かったな。
26名無しのオプ :2000/09/21(木) 13:24
>>22
創元の「大誘拐」良く見掛けますよ。
絶版ではないと思う。
27大盛名無しさん :2000/09/22(金) 00:13
ジェフリー・アーチャーの『100万ドルを取り返せ』もいいよ。
28名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/22(金) 03:27
>>26
天藤真全集で割と最近出たやつです。
でも、なんで創元社は表紙のイメージ統一しないんでしょうか?
29名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/26(火) 01:13
大誘拐、ずいぶん前にテレビで映画が放送されたのを見て
おぼろげながら話の筋を覚えていたのですが・・・
このスレ見て買って読んだ。話の筋を知っていてもすげー
面白かった。これで筋を知らなければどんなに楽しめたこ
とか。
30関係ない話でごめん :2000/09/26(火) 15:28
>1さんへ

ケイン?(笑)
31赤い処刑マシーン :2000/09/26(火) 22:47
>30
ソノ通リ・・・
ヨク、気ヅイタナ。
大誘拐、買ッテキタゾ。(ケイン風に(笑)
32名無しのオプ :2000/09/26(火) 23:10
「最悪」というのも、面白いよ。
33名無しのオプ :2000/09/29(金) 19:49
>28
最初は、あの地味な装丁で統一するつもりだったらしいが、
やっぱり売上が悪かったらしい。
目立たないもんね。
34赤い処刑マシーン :2000/10/04(水) 11:00
みなさんおすすめの大誘拐、読み終わりました!
おもしろかったんですけど、ちょっと爽やかすぎて
心が汚れているおれはさほど感動はしなかったかな(笑)
でもビデオ屋に映画が置いてあったから週末にでも
そっちも観ようと思います。

もっと「悪の魅力」みたいなのがあるほうがいいですね〜
マンガだけど福本伸行の「銀と金」ってご存知ないですか?
いろいろ悪知恵を絞って金を手に入れる話なんだけど
あーゆーのが好きですね。

次は「奪取」を読んでみます!
35名無しのオプ :2000/10/04(水) 17:20
どちらかと言うと「奪取」も爽やかだよ。まあ面白いから読んで損はないと思うけど。
これに限らず、こういう強奪ものって爽やか系が多くないか?
あんまり「悪の魅力」みたいなのは感じないのだが…。

高木彬光の「白昼の死角」なんかがいいのかなあ?古いけど。
36名無しのオプ :2000/10/04(水) 17:52
面白いよ。
でも直接は手を汚さなくても関係者死にまくり。
37名無しのオプ:2000/10/31(火) 15:10
西村京太郎だな。誘拐ものでは左文字進シリーズの『華麗なる誘拐』。誘拐というものの定義をこの様に使う・・すばらしい。
あ、あと、『名探偵なんかこわく無い』は、3檍円事件を再現し、明智、ポワロ、メグレ、クイーンが挑戦するという作品。これもおすすめ。
38ゆうじ:2000/11/06(月) 02:47
「世界を俺のポケットに」か「黄金を抱いて飛べ」。「奪取」は、そーんな軽快に偽札作るなよって思いつつ読んだッス。
39赤い処刑マシーン:2000/11/06(月) 15:59
コンビニでチラっと見かけたんだけど、巨人軍の選手をまとめて
誘拐するって小説(西村作品だっけかな?)どうですかね?
40名無しさん@お腹空いた:2000/11/06(月) 21:47
爽快感なら、桑原譲太郎「狼シリーズ」(ハルキ文庫)がよいです。
日本を震撼させた「三友銀行強盗団」。リーダーであるスティーブ・
マックイーン以下、全員コードネームで呼び合う4名の凄腕の男た
ちの物語。
試しにご一読を。
41:2000/11/06(月) 23:32
>37 同感。 西村京太郎と言うと、どうしても「トラベルミステリー」と
結びついてしまうが、彼の初期作品群には、優れた誘拐ものが多い。
だいぶ昔に読んだので、あまり思い出せないが、
「消えた巨人軍」(徳間文庫) − 39さんがいってるやつ
「現金強奪計画」(集英社文庫)
「一千万人誘拐計画」(角川文庫) − 短編
これらは、なかなか面白かった。
42名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/11/06(月) 23:49
原 僚の「私が殺した少女」なんてどう?
基本的にはハードボイルドだけど、誘拐を扱ってるし最後の展開には
驚いたんだけど。
43名無しのオプ:2000/11/07(火) 04:10
>>32さんも書いてたけど、「最悪」は最高。

奥田 英郎     講談社
44名無しのオプ:2000/11/08(水) 00:33
>>34
「銀と金」好きです。
ところで、あれって終わっちゃったんでか?
45赤い処刑マシーン:2000/11/09(木) 18:05
>>44
一応休載らしいけど、実質終わりなんじゃないですかね?
競馬の話が一番面白かったなぁ。
46名無しさん:2000/11/12(日) 19:12
>43
同感。工場の社長の話しは読んでてつらかったけど。

「銀と金」て何巻出てるんですか?買わないで漫画喫茶で読んだ方がいいかなあ。
すんません、漫画の話しで。
47赤い処刑マシーン:2000/11/13(月) 11:10
>>46
「銀と金」はたしか11巻までかな?
おれも漫喫で読んだんですけど、かなり一気に引きこまれると
思いますので時間に余裕のあるときのほうがいいですよ!
福本は最近人気急上昇なので大抵の漫喫には置いてあるかと。

みなさんのアドバイス本当に助かります。
どんなに時間がかかろうと全部読んでみたいと思ってますので
オススメ作品の情報を今後もよろしくお願いします。
(といいつつも今読んでるのは駅の無料文庫に置いてあった
テロリストのパラソル・・・)
48愛・蔵太:2000/11/13(月) 23:30
『99%の誘拐』(岡嶋二人・徳間文庫)読んだけど、確かに面白いや。
特に、「身代金」を犯人が、どこにどうやって隠すか、ってのにはあっと驚いた。

しかしラストのオチは、こういう展開なら誘拐された少年に「本物のアスカの王冠」
をあげなくちゃダメじゃん、とは思いました。

あと、子供の精神年齢も低すぎるかな(中学生には見えない)とか、
細かな部分で気になるところはあるけど、楽しめる話でした。
49名無しのオプ:2000/11/15(水) 08:28
古いんだけど三好徹の「コンピューターの身代金」
「モナリザの身代金」はどうでしょう?
特に「コン・・・」の10億円の話は子供心に唸りました
10億円をあんな風にして持ち運ぶなんて・・・・
海外どころか飛行機にも乗った事がなかったガキだったので
本当にビックリしました
50名無しのオプ
まだ出ていないみたいだけど、誘拐迷路(山本甲士著)を読んだことある方いませんか?
自分は、読んでみましたが、今まで読んだナンバー1とはいえなかったが、かなり楽しめました
身代金も5000万と普通、受け渡しの方法もいまいちだったけど(これは、奇抜では無いという意味)
警察が何とか誘拐犯のしっぽを掴もうとする所や、誘拐犯もあの手この手と捜査陣を翻弄する所などは、いままで
読んだ中では、ナンバー1だと思う。
ところで僕の周りには、この本を読んだと言う人がおりません。誰か読んだ方いませんか?それと感想も聞かせて!