1 :
天然八歩 :
2000/03/11(土) 07:28 火村&アリスが有栖川スレッドで話題になっていましたが、名探偵 法月とそのパパの関係も、なかなかそそるものがあります(^-^;;;)。 ということで法月スレッドです。 個人的ベストは「誰彼」かな? コリン・デクスターばりに錯綜する 推理がたまりません。
2 :
名無しさん :2000/03/11(土) 08:30
長編はハズレがないかわりに、傑出したものもないと思う。 ベストは「法月綸太郎の冒険」かな。ただ、沢田穂波はどうしても 好きになれない。ちょっとウザい。
3 :
名無しさん :2000/03/11(土) 08:51
法月は童貞です
4 :
>3 :2000/03/11(土) 09:25
ハァ? あのー法月さんは奥様もいらっしゃるんですが…
5 :
名無しさん :2000/03/11(土) 09:46
「頼子のため」にしか読んでいないが、ひどく面白いと思うと同時に、 凄まじく後味が悪かった。 こんな話ばかりか?
6 :
名無しさん :2000/03/11(土) 10:54
>5 こんな話ばかりってわけでもないけど、「親と子」がテーマの話が 多いし、それなりに重さはあるかなと。 短編は軽くてパズラー面が強いんだけどね。
7 :
名無しさん :2000/03/19(日) 15:58
法月さんかなり好きなんですが、スランプに陥って久しいですよね・・・。 評論の方に手を染めてから、やっかいな問題を抱え込んでしまったの かもしれませんが。 でもあの人の「青二才」っぽさが贔屓の理由のひとつでもあります。 毎度グチってばかりのあとがきもいい。 頑張ってほしいです。
好きな作家ではあるが、有意義なことで悩んでるとは思えないので 早くペースを取り戻してもらいたい。評論や対談などを読むと、自分で 勝手に袋小路に向かってるような印象がある。
9 :
彼が :2000/03/20(月) 00:19
京大ミステリ研時代に某先輩の某作品を評して言った「袋小路への道標」 という言葉が、いまになって彼自身にものしかかっているかのようですね。
10 :
名無しさん :2000/06/21(水) 18:33
大好きなのでage
11 :
名無しさん :2000/06/21(水) 19:39
ベストは私も『誰彼』。デクスターに似てるという感想も1さんと共通。 枢機卿をまた出して欲しい。微妙過ぎるミスディレクションのネタとしてじゃなくてね、もちろん。
12 :
法月スレッドは他にもあるが :2000/08/11(金) 22:15
まともな作品評を聞きたいのでこれもあげ。 誹謗中傷系以外の書き込みきぼ〜ん。
13 :
す@ :2000/08/11(金) 23:22
>>11 微妙すぎるミスディレクションだったね、あの短編。
というか、ミスディレクションにもなってなかった気もするけど。
1が前半で思いっきりヤオイ畑の発想をしているところが どうしても気になる。。。
15 :
中国蝸牛の謎 :2000/08/16(水) 20:51
呼んだ人いる? どうだった???
16 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/18(金) 00:36
↑ 最低の出来です。
17 :
名無しさん :2000/08/18(金) 00:48
法月の文章はなんかいやらしく感じる。自分の文章って言うよりも誰かのを 借りてきた文章って印象があるな。
18 :
らいつびる :2000/08/18(金) 05:15
とりあえずいいかげんに「生首に聞いてみろ」を早く出して欲しい。 もっともあれは京大時代に書いたものの焼き直しらしいが・・・。
19 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/18(金) 05:44
↑こいつの小説そんなんばっかり
20 :
法月がんばれ! :2000/08/19(土) 20:29
中傷なんぞに負けるな! なんつって2chなんか見てるワケないよな。
21 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/21(月) 04:12
しかし、プロになってから書いた作品よりも京大時代の焼き直しのほうが評判いいのは、 まずいんじゃないか? 綾辻ほど、売れてないだろうし、どうやって生計たててるんだか(藁
22 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/21(月) 14:11
確かに隙が多くて不器用な作家だよね。 いつまでたっても職業作家らしくならないし。 それに寿司職人が中華料理作ってるようなもどかしさが常にある。 でも俺、この人好きだよ。 頑張ってほしいね。
23 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/22(火) 00:24
>どうやって生計たててるんだか 評論
24 :
名無しさん@1周年 :2000/08/22(火) 07:15
>23 編集におもらいしてる感じが痛々しい。 編集部にファンが一定数いるんだろうな。 京大ミス研っていえばそれなりの素地はあるんだろうけど、 人間的に評論向きじゃない気がする。 ダメな意味で品があるというか。
25 :
この人の本文や後書 :2000/08/23(水) 20:04
なんで自虐的なのかなあ。自分をいじめとる。 京大出て企業に勤めるのと、作家になるのとどっちが幸せか・・・。
26 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/23(水) 20:42
清涼院はきっと幸せ 読者はすごく不幸せ
27 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/23(水) 22:04
>25 ナル入ってるだけだよ。 「こんなに悩んでる僕ってなんて素敵なんだ」 と思ってるんだろ。本人は。
28 :
名無しさん@1周年 :2000/08/24(木) 00:20
でも「Yの悲劇」(アンソロジー)の中では、一番面白かった。
29 :
名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 20:18
>>28 あの本は2話しか入ってなかったということで(w
30 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/26(土) 14:37
>それに寿司職人が中華料理作ってるようなもどかしさが常にある。 それすっごく解る。 ツボが見つかれば突き抜けた作品が書ける人だと思うんだけど・・・。 でも根底に流れてるドロドロ感と本人の迷走ぶりが好き(笑)。 どうも作品の評価より本人語りに流れてしまうのは作家としてはアレかも。
>30 いや、語ってもらえれば本人満足だろ。むしろ 語ってもらいたいから小説書いてるんじゃないか? いろんなとこでああでもないこうでもないと いわずもがなのこと書いてるとこ見ると。
32 :
名無しさん :2000/08/26(土) 20:17
>31 確かにそうかも。しかしそれはあまりにも情けない。 けど、そういう作家割合いそうだよなー、自分のことしゃべりたがりっての。
33 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/26(土) 20:56
すでにいろんな人が言ってることだけど、もうミステリにこだわらず、 真直ぐにハードボイルドを書いたらどうか。 取ってつけたようなミステリの要素はもういいよ。 「一の悲劇」なんかもっとシャープな作品になりそうなのになあ。 なにがそこまで彼をこだわらせるのか?
>>33 それは、法月綸太郎自身が、本格ミステリだから、ですよ。
――って山田正紀が評論で書いてた。
>34 どういう意味だろ??良くわかる解説希望。 もしくはソース教えて。
36 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/04(月) 02:53
よく小説の中にジョイ・ディヴィジョンやワイヤー(ともに英国のロックバンド)が 出てくるでしょ。特に ジョイ・ディヴィジョンは歌詞がテーマに重なってたり、曲のタイトルを 短編のタイトルにしたりと随分こだわりがあるよね。 あれって読者はどう受け取ってるのかな? 俺は彼と同世代で音楽の趣味が似てるから、むしろ楽しいんだけど(法月を読み始めたキッカケでもあった)、 ジョイ・ディヴィジョンなんて一般性のない音楽を出されたら、知らない人は 引いちゃうんじゃないかと思う。 なんかそういうところが青臭く思われるのかもしれないと思うんだけど、 どう?。
法月が作品に引用する音楽って、根底に流れる思想的なものは あってるかもしれんが BGM にはなり得ないような選曲だから、 知ってるのも知ってないのもちょっと邪魔。 まぁ、彼は青臭くてこそ彼だと思う。 自分は法月の寒いギャグの寒さが好きだが、青臭さをとったら ただのオヤジギャグだかんな。
38 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 23:15
好きな作家なんだが。 とにかく悩んでたってしょうがないんでとにかく書いてみいや。 しかしユリイカだかの村上春樹特集に書いてた評論は痛かった。 あまりにも痛すぎて、もうこの人だめなんかなと思ってしまう。 パズル崩壊の最後のやつもう長編にはならんのかなあ。
39 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/04(月) 23:40
>38 俺も見たよ、村上春樹の評論。あれは痛い・・ていうか高校生よりひどい。 綾辻の黒猫の解説や麻耶の阿の解説もあまり、よくないような気が・・・
40 :
>39 :2000/09/05(火) 03:29
綾辻の黒猫の解説は酷かったねえ。 なんだか、オタク同人誌の書込みたいだ。 法月、完全に終わったようだ。別の仕事を捜せ。
41 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/05(火) 12:47
法月ってロッキンオン信者臭いな。そんなにメンバーが自殺 したバンドが好きか。とっととあと追え。 つうかお坊ちゃんの生半可なエリートがアウトサイダーに 憧れてそういうフリすんのがどれほど格好悪いか自覚しろ。
42 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/05(火) 17:47
43 :
42 :2000/09/05(火) 17:49
>41 すまんみすった^^;
44 :
>42 :2000/09/06(水) 05:36
ワラタ(笑 しかし、「日本のエラリー・クイーン」のアオリが 有栖川に取られてるのは、この人には気の毒だなぁ。。。 法月にそんな称号を与えたら、却って毒だろうけどね。
45 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/10(日) 20:23
クイーンのオマージュというギミックが呪縛になっている、 のかなあ?
そろそろ下北で都筑道夫とのイベントが予定に立っているので あげとこう。 都筑関連あげ?
47 :
名無しのオプ :2000/09/25(月) 18:05
さげ入れてしまった、すまんです。
48 :
名無しのオプ :2000/09/25(月) 20:26
>46 え? そのイベントって何?詳細教えて。
49 :
名無しのオプ :2000/09/26(火) 10:35
わたくしは婦女子ですが 法月先生の懊悩には、こう、むねにぐとくるものが ありますね。 ああ、おいたわしひ。 でも、待つ身にも限界があるのではやく書いてください。 ただしはやくても、快活だったり あっけらかんとするのは法月先生ではございません。
50 :
>48 :2000/09/26(火) 12:12
51 :
48 :2000/09/26(火) 20:51
>50 サンキュー。時間があったら行くよ。
52 :
ちょっと質問 :2000/09/29(金) 13:42
「法月綸太郎の冒険」の文庫判あとがき。 「今回、一冊に編むに当たって、かなり意識的な配列を施しましたが…」という 意識的な配列、というのは何のことですか? 「パズラーを愛する皆さんには、この配列が何を意図しているかについて、 あえて説明する必要はないと思います」 などと書かれているのだが、よく分かりませんでした。
53 :
名無しのオプ :2000/09/30(土) 01:00
法月作品は結構好きだけど、36さんの書いてるあたりが ウンチクたれてるようでイヤ
54 :
>52 :2000/09/30(土) 02:40
自分もわからんかった。 分かってる人、説明頼む。
55 :
>52、53 :2000/09/30(土) 06:19
ロシア民謡かと思ってたんですが。 「月曜日は市場へ出かけ…」とか。 でも、パズラーということだと、ラビのシリーズ? そっちは何曜日に何したか知らないので、よく分からない。
56 :
>55 :2000/09/30(土) 07:54
ここは天然八歩さんを待ったほうがいいかも(笑)。
57 :
名無しさん :2000/10/01(日) 07:04
>>52 タイトルに仕掛けがあるのかな、とも考えましたが結局挫折。
もしくは作品のそれぞれの趣向を何か有名な短編集に合わせているのではないか……とも考えましたが、おいらの乏しい知識ではさっぱり^^;
それにしても、みんな解からんかったのか。ちょっと安心(笑)
58 :
名無しはサタン :2000/10/01(日) 23:20
「法月綸太郎の冒険」って、単に「エラリー・クイーンの新冒険」の 配列を意識しているだけだと思っていたんだけど、違うの? (最初の短編が一番長くて、“図書館シリーズ”が“スポーツ連作”に 対応しているっていう…。) 自分の中ではそれで解決していたんだけど、急に不安になってきたな。 だれか教えてくれぇ。
59 :
名無しのオプ :2000/10/02(月) 16:07
貴志と並んでキモ女を書かせたら右に出る作家はいないね。
60 :
名無しのオプ :2000/11/07(火) 17:27
「法月くん、今何と言ったんだね?」 「それはですな、教授」 今時こんな会話しないよ・・・ いわゆる「新本格」の人ってこういうとこあるんだよね。
61 :
たぶん :2000/11/09(木) 02:31
法月がここまで低迷した原因の何割かは、笠井潔と探偵小説研究会にあると思う。
62 :
名無しのオプ :2000/11/11(土) 01:36
「世界の神秘を解く男」という短編に出てくる人物の名前が 佐野洋の本名と同じなんだけどわざとなのかなあ。
63 :
名無しさん@1周年 :2000/11/11(土) 09:33
>60 確かに。文体が、クリスティーやクイーンの時代で止まってるんだよね。 それをかっこいいと思ってらしいところがちょっと・・・。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい :2000/11/11(土) 22:08
私は法月大好きですよ〜。
あの文体とか全部好き。
>>63 文体に関しちゃそこがカッコイイと思っているというよりは、それが好きなんでしょう。
だから本人だってそれわかってて悩んでるんじゃないですか?
65 :
名無しのオプ :2000/12/19(火) 18:50
なんとなく古本市で捨て売りしていた『誰彼』を拾ってきて読んだ。 犯人は覚えてたんだけど、あのアホくさいまでの論理展開はさすがに覚えてなかったので、結構楽しめた。 思えばこれを読まなきゃデクスターにも手を出さなかったかも知れないなあ、などと思ってしまった。
「誰彼」は心を入れ替えた清涼院が書いたのかと思ったぞ。(んなわけねー) この人の本、あとがきがおもしろすぎ。
67 :
名無しのオプ :2000/12/20(水) 02:46
今年の「このミス」の「私の隠し玉」欄でも相変わらず愚痴ばっかこぼしてたね。 「このままでは小説を書く時間がない」とか。執筆スケジュールの管理ぐらい自分で しっかりやれよ! あんたデビューして何年目やねん! マジな話、このまま徐々に評論家の方にシフトしていくんじゃないのかね。 その方がいいのかも・・・。
68 :
名無しのオプ :2000/12/20(水) 04:55
彼の作品は全て読んだけれども、心から好きになれたのは 「死刑囚パズル」だけだった。 もっともこれは私が「Zの悲劇」が好きだからなんだろうけれども。 この人の作品って、参考にした(狙った?)モデルケースがもろバレなのが なんか不満だな。
69 :
愛・蔵太 :2000/12/20(水) 09:07
顔がコワい。
70 :
茶坊主 :2000/12/20(水) 15:26
買ってから二年以上寝かせておいた 「パズル崩壊」を今ごろ読んだ。(講談社ノベルス版) 読まなきゃよかった。 後になればなるほど話が壊れていってる。 本人は「意図的にどんどん歪んでいく構成にした」とか何とか言ってるが いくらなんでも言い訳がましい。 最後の未完の長編の冒頭掲載に関しては、もう暴挙としか言いようが無い。 何が「ボーナストラック」だ。 後書きでの、スランプだ失恋だっていう嘆き節もいつも通り。 作家なら小説でもの言わんかい! 「頼子のために」のころは大好きだったのに…
ミッペイが一番好き・・・U2山車No
72 :
名無しのオプ :2001/02/18(日) 03:15
「密閉教室」が一番よかった。 学園を舞台にした小説をかけばかなりすごいものが 書けるのでは・・・ 赤川次郎の後継者になるかもしれない。
73 :
仕様書無しさん :2001/02/18(日) 04:21
74 :
名無しのオプ :2001/02/18(日) 07:56
密閉教室を文庫で読んだのですが、 あの最後の手紙はどういう意味があるんですか? 誰から誰宛に出した手紙なのですか?
75 :
名無しのオプ :2001/02/19(月) 13:58
友達が法月氏のクラスメートだった。 高校時代から、あの顔だったらしい。 でも、性格は良かったらしいよ。
76 :
名無しのオプ :2001/02/19(月) 14:40
>>74 本当に、何であんな余計なものを付けるのだろう?
本編だけだったら、切なくて、青臭くて、力強い、青春ミステリー
史上に残る名エンディングになったのに。
よく解釈すれば、XTCとかムーンライダーズとかのミュージシャンに共通する
「あまりキマリすぎるとかっこ悪いし、恥ずかしいからワザと
どこかを変にする」というメンタリティーに通じるものが在るのかな。
77 :
名無しのオプ :2001/02/21(水) 21:18
えー、あの手紙で終わるブラックさがいいんじゃんかよー。青春の残酷さを切りとって いて。わかってないなあ。 それにしても「誰から誰宛に出した手紙なのですか?」とか言ってるやつは読解力なさすぎ なので逝ってよし。つーか真面目に読んでないだろ?
78 :
名無しのオプ :2001/02/21(水) 21:52
蛇足だって。
>>75 >高校時代から、あの顔
そりゃ、そうだろう。
>性格は良かった
それも何となくわかる。
80 :
名無しのオプ :2001/02/21(水) 23:10
>>70 たしかにそうですが、でもでもボクは最後のヤツの続きが一番読みたーい!! 職業作家としてあるまじき…な態度なのは承知 の上であれが一番カッコいいんだから、しょうがないっす。 ちなみに、「誰彼」はすれっからしのパズラーファン以外の読者には、単に何回も 間違った推理を繰り広げてるくせにちっとも恥ずかしそうじゃない(どころか 自信満々ですらある)探偵が、馬鹿にしか見えないんじゃないでしょうか? それとですね、シュノウの「黒い仏」って「パズル〜」の中のディックネタと ちゃぶ台ひっくり返し方が似てますな。そー思えば「ハサミ男」も「殺戮にいたる病」 をベースに「頼子」のテーマを注入(不在の少女こそが台風の目)って感じだもんね。 正しく新本格のソーカツですぜ。
81 :
ねつてつ :2001/02/21(水) 23:34
>80 オマージュ的な作品が多い作家だということは、前提として知ってた方 がいいと思うが?
82 :
名無しのオプ :2001/02/22(木) 10:36
ユリイカのロスマク論はなかなかの出来だった。
83 :
74>77 :2001/02/22(木) 10:47
普通に考えれば吉沢→主人公なんだろうけど、 そう考えても、あれに何の意味があるかさっぱり分からない (そう考えても、本当に蛇足以外の何ものでもない)ので、 それも疑っているのです。
84 :
名無しのオプ :2001/02/22(木) 18:37
>>83 >普通に考えれば吉沢→主人公なんだろうけど
ハァ? やっぱキミ読解力なさすぎだわ。
なんつーか、最近のミステリ読者の総体的レベルの低下を垣間見た思いですな。
自分の頭の巡りの悪さを棚に上げて「蛇足以外の何ものでもない」とかよく言うわ。
85 :
83 :2001/02/22(木) 18:45
>>84 いや、だから、そう考えた場合に意味が無いから、
誰から誰への手紙かって聞いてるんです。
あなたも読解力が無いようですね。
そういうあなたは誰から誰宛だと思っているの?
たぶん、あなたの考えも間違っているよ。
86 :
83 :2001/02/22(木) 18:49
>>84 メール欄でいいから、あなたの考えを書いてください。
自分の考えも示さずに、人を非難するのは卑怯ですよ。
他の方の考えも聞きたいです。
>>78 さんは、どう考えているのですか?
思わずほくそえんでしまった。ひひひ。筒井的な笑い方してしまうよぅ。
最後の手紙は蛇足ではないに一票。これは好き好きだからどうでもいいけど。
84はべつに非難してないですねぇ。嘲弄してるんですねぇ。
がんばってね!
>>74
うーん。再読するほど気にいった作品でもないので、
とりあえず、オチが謎で質問してみました。
だから、別に頑張りはしません。
結局、
>>87 も本当は分かってないのか(嘲弄。
89 :
83 :2001/02/22(木) 20:27
>>87 しょーがねーなー。
馬鹿なお前に俺が教えてやるよ。
法月関係のコアなファンによるコーダ論をいくつか見てきたけど、
結局、特定できないんだから、好きなように読めばいい、ということみたいね。
吉沢→工藤でもいいし、作者の好きだった人→作者でもいい。
特定しないことで、後者に前者の解釈も含まれる、と言う感じかな。
これを唯一の答えがあり、自分の考えだけが正しいと信じているオメデタイ
>>87 の短絡的な思考に合掌。
87って馬鹿なんだな・・・。
おまえ、馬鹿で幸せだな。生きてて考えたり悩むことが全くないんだろう>87
90 :
83 :2001/02/22(木) 20:40
91 :
83 :2001/02/22(木) 20:55
よし、とりあえず馬鹿をさらしあげとくか。 法月ヲタってみんなこんな馬鹿なんですか?こいつだけが特別な基地害? 84 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/22(木) 18:37 ハァ? やっぱキミ読解力なさすぎだわ。 なんつーか、最近のミステリ読者の総体的レベルの低下を垣間見た思いですな。 自分の頭の巡りの悪さを棚に上げて「蛇足以外の何ものでもない」とかよく言うわ。 87 名前: 品の無い笑い方しちゃった 投稿日: 2001/02/22(木) 19:40 思わずほくそえんでしまった。ひひひ。筒井的な笑い方してしまうよぅ。 最後の手紙は蛇足ではないに一票。これは好き好きだからどうでもいいけど。 84はべつに非難してないですねぇ。嘲弄してるんですねぇ。 がんばってね!
コーダはわざと誰が書いたものか特定しないことで解釈に幅をもたせている。 当然、吉沢が書いたものである可能性を残すことも作者は意図している。 吉沢説に対して「ハァ?」 なんて言っているようでは、84は読解力のなさ過ぎだわ。 なんつーか、最近のミステリ読者の総体的レベルの低下を垣間見た思いですな。 84=真性ドキュン決定。
93 :
名無しのオプ :2001/02/23(金) 11:04
ドキュン84さらしあげ
94 :
名無しのオプ :2001/03/29(木) 00:56
hage
95 :
名無しのオプ :2001/04/01(日) 23:43
未読だけど、ようやく「生首に聞いてみろ」を連載age(角川ミステリ)
96 :
名無しのオプ :2001/04/01(日) 23:49
97 :
84 :2001/04/04(水) 00:31
ハァ?なに言ってんだヴァカ。 あれを見て答えを特定できないお前の方が オメデタイやつなんだよ。藁) それともあれか? 日本語の不自由なチョンか? でもあれだよ、オレは優しいからさ、 そんなヴァカと、ヴァカに支えられて未来のない ミステリのためでも合掌ぐらいはしてやるよ。藁) だからさっさと回線切って逝っちまえよ。 ヴァイヴァイ藁)
98 :
名無しのオプ :2001/04/09(月) 07:17
ミステリ狂ではないが、法月ファン。やっぱり「頼子のために」が一押し。 トリック重視のムリヤリなものよりは、断然に読みやすかった。 探偵と作者がシンクロして悩んでんのも、人間ぽくていいかな。 結末は後味悪いけど、あれじゃなきゃ、あの本を好きになってない。
99 :
名無しのオプ :2001/05/02(水) 02:30
ああ、こっちが本家? 鬱出汁嚢
100 :
名無しのオプ :2001/05/02(水) 02:42
あの〜、二の悲劇あたりまで人に勧められたとおりに読んだんですが 法月先生はアイドルがお好きなのですか? なんだか2冊ぐらいそういうネタだったから…
101 :
草 :2001/05/04(金) 05:14
オレも「頼子のために」が一番です。 初めて読んだとき、構成にシビレタ。 この本があったから、今でも法月センセーの新作待ってる。 死刑囚の話も好き。
法月はほとんど読んだけど、印象に残ってるトリックは無いなぁ。 動機とかの方が印象に残ってる・・
103 :
七瀬 :2001/05/19(土) 09:37
いまごろ頼子を読みました。 感想? だいたい皆さんと同じです。 でも、最後の解説に影響されているので 本来の感想ではない気もする。 現在、誰彼の10ページ目。 よって、アゲルヨ。
104 :
名無しのオプ :2001/05/19(土) 09:41
>103 笑いどころが満載ダヨ
105 :
七瀬 :2001/05/20(日) 20:21
面白かったです。「誰彼」。 誰が誰だか分からなくなるところでした。 このまま勢いに乗って 「密閉教室」へ突入の決心。 ・・・本当は「影武者 徳川家康」を読みたくって ウズウズしているのだけど。 かといって、密閉をさーっと読んでしまうのも 惜しいか・・・。
106 :
名無しのオプ :2001/05/21(月) 01:09
「雪密室」だけ読んだことある。ミステリィとしては まあまあだったけど、死ぬほど文章が下手くそで 読んでる間中苦痛だった。一応他の作品も 読んでみたいとは思うんだが、文章少しはましになってる? どうよ。
107 :
A.M. :2001/05/21(月) 08:32
司書の沢田穂波女史のファン。
108 :
七瀬 :2001/05/21(月) 21:32
>>106 文章は少し下手ですね。
漱石や久作と比べてはかわいそうだけど、
仕方ない。
「2回読み直さなくても分かる文章にしなさい。」と
言ってあげたい。
偉そうなのでsage
他のスレ(新本格批判のもの)で紹介されていた 「頼子のために」を読みました。まるで書斎魔神という人 のカキコを読んだあとのような不快感の残る嫌な読後感 でした。この作品は法月さんの作品の中では異色作なの ですか?また、新本格の作品の中でも変わったものなので しょうか?2度とこういう思いをしたくないので教えてください。 わたしは普段は村上春樹くらいしか本を読まずであまり ミステリには詳しくないのでお願いします。
110 :
名無しのオプ :2001/05/21(月) 21:49
日本推理作家協会のミステリー傑作選は色々な作家の短編集だけど、 その中でも粒ぞろいとされているのが「どたん場で大逆転」 さらにその中でも法月倫太郎の短編「カットアウト」は群を抜いて 面白い。 短編でこれほどすごいと思える作品はそうはないんじゃないかな?
111 :
名無しのオプ :2001/05/22(火) 10:02
賛否両論と言うよりも否の方が多いみたいですが 私は彼の文体結構好き。 浪花節ですよね。メロドラマと言ってもいいが。 結局人間をパズル扱いできない質なんだから あきらめて普通の小説書けばいいのにね。 綾辻のどんどん橋にでてくるリンタローが好きだ。
112 :
名無しのオプ :2001/05/22(火) 12:32
>>111 リンタローの書いた小説読みたいな。
おもしろかったりして。
113 :
名無しのオプ :2001/05/22(火) 20:20
>>109 『頼子のために』は、『一の悲劇』、『ふたたび赤い悪夢』と合わせた三部作の
第一作として読まないと本当の価値がわからない作品だから。
あの「嫌な読後感」は『ふたたび赤い悪夢』のラストシーンできっちり感動へと
昇華される、と断言してしまおう。読んでみてほしいな。
異色作、ではないよね。むしろあれが法月プロトタイプっていうか(笑)
新本格の中で、ということなら、変わっているとも言えるし、典型とも言える。
この作家のそんな足元のおぼつかなさがおれは好きです。
ちなみに、おれも村上春樹は大好き(2ちゃんでこれ公言するのってちょっと勇気
いるけど)。法月センセもファンらしいよ。パロディっぽい短篇も書いてるし。
114 :
名無しのオプ :2001/05/25(金) 23:03
>>113 そして砂漠に出て、渇き死にしそうになってるのか。
115 :
名無しのオプ :2001/05/26(土) 17:32
「密閉教室」と「雪密室」以降では作品の方向性が変わってしまったように思う。 ここにも会社員勤めのげに恐ろしき呪縛が…
つーかね、「雪密室」から、オマージュ的要素が強まったように 思うのですよ。 元来、評論やミステリ理論の方の人みたく思うので、かなりイロ イロ読んでそう。 そういう変化は結構自然なのかもね。
117 :
名無しのオプ :2001/05/27(日) 00:48
「密閉教室」も結構オマージュ要素が強いと思えるけど。 やっぱり青春ミステリー書かなくなったのはげに恐ろしき会社員勤めの呪縛なのでは。 「雪密室」(文庫)の後書き見ても、かなりまいっていたみたいだし。
118 :
名無しのオプ :2001/05/28(月) 18:58
>青春ミステリー書かなくなった 『二の悲劇』は一種の青春ミステリーと言えなくもないんじゃない? まあ十代が主人公じゃないけど。あのやりきれなさ、好きだ。
119 :
名無しのオプ :2001/06/14(木) 08:26
あげ
120 :
名無しのオプ :2001/06/21(木) 01:15
長編はもう書けないか
121 :
名無しのオプ :2001/06/28(木) 22:10
そういや関ミス連に来てたな。 他の書かない京ミス研の人と一緒に。
122 :
名無しのオプ :2001/06/28(木) 23:16
そんなのに行かないでさっさと書いて欲しい。 街で見かけてもそう言いたいゾ!<オレ京都在住。
123 :
密室博士 :2001/06/29(金) 00:03
>>120 -122
月刊カドカワで「生首に聞いてみろ」が連載中だよ。
「面白いか?」って聞かれると、「暗黒館よりはマシかな」としか答えられないが・・・
124 :
122 :2001/06/29(金) 00:34
暗黒館よりマシだったらかなりマシじゃん!と思った オレは逝って良し?
125 :
名無しのオプ :2001/06/29(金) 00:44
>>124 >暗黒館よりマシだったらかなりマシじゃん!
そ、それは……幾ら何でも……(おたおた)。
126 :
名無しのオプ :2001/06/29(金) 02:17
▼_ ▼ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,, ゚Д゚)<
>>124 い・・逝ってよし
(~つ つ \ _________________________________
127 :
名無しのオプ :2001/06/29(金) 02:48
法月未体験なんだけど、手を出してもだいじょうぶ? 手始めに紹介されてた頼子3部作?でも読もうかと思うんだけど。
128 :
名無しのオプ :2001/06/29(金) 03:08
>>127 どんな本が好きなのさ?
それを聞かないと答えにくい。
129 :
名無しのオプ :2001/07/30(月) 20:52
このスレのコーダをめぐる議論を見て興味を覚え、「密閉教室」を読みました。 で、私の感想。 最後のコーダが「誰が誰に、どういう趣旨で書いているのか」は論理的に説明が つかず、「読者よ勝手に判断してくれ」という趣旨であろうというのは同意。 この物語で特徴的なのは、終盤犯人の名前が2転、3転した後、真犯人とされる 人の名前が提示されるのだけれど、「これで決まり!!」という程、しっかりした ロジックが示される訳でもなく、もやもやした感じを残したまま物語が終わる。 そのもやもや感がコーダに感じるもやもや感と妙に一致している様に思えてならない。 つまり、物語自体が「お前が解釈しろ」的なものなのである。(最後に後期クイーン 的な「あなたは狂言回しの道化なのよ」といった描写が出てくるのも何やら暗示的) もう一度繰り返すと「お前が解釈しろ」的な物語の象徴としてあの「コーダ」はある。 以上は、私のかなり強引な解釈で多分、異論・反論を呼ぶだろうけれど、議論を誘発 する意味でも敢えて書いてみました。皆さんはどうでしょうか? このスレの中でもコーダの解釈についてやけに自信満々の人達がいましたが、彼らの 解釈も是非聞いてみたい。
130 :
名無しのオプ :2001/08/01(水) 18:56
コーダ、作者の中では唯一の答えがある、に一票。 読者には解釈を委ねてるんだろうけど。
131 :
名無しのオプ :2001/08/13(月) 21:51
age
あぼーん
133 :
名無しのオプ :2001/08/14(火) 13:35
ageとけ
134 :
名無しさん :2001/08/14(火) 14:36
メフィストの新作短編は 佳作だったよ。
あぼーん
136 :
名無しのオプ :01/09/02 00:10 ID:fdEtdD0c
短編でもいいからコンスタントに発表してくれ! メフィストのは良かったから!
137 :
儀十 :01/09/02 01:56 ID:xXBmW47.
コーダ論についてなのです。 作者自身が唯一の正答を胸中に持っているか否かは、 僕らは作者ではなくて読者なので、わからないでせう。 しかし、読者があれを読んで、複数の解釈をし得ることは確か。 してみれば、作者がそのような効果を生むことを狙って、 故意にあのコーダを付したことも確かでせう。 だから、つまり現象としてはそれだけのことなのでは。 そのような終わり方に関して、自分の解釈の正当性を論じ合っても、 もともとそれらを全て許容し得るように 書かれている訳ですから、意味がないでせう。 かと言って、蛇足か否か、と論じ合ったところで、それは結局、 あくまで本格ミステリとして、推理体系の完全性を保つ作品を好むか、 あるいは、その完全性を自ら内的に崩壊しかねないような危険な作品を好むか、 読者各人の嗜好の問題に由来せざるを得ないのではないでせうか。 とすれば、上記のような論争は、 自分の好みを主張するだけのことに過ぎんでせう。意味はない。 ただ、法月綸太郎という作家の、その後の歩みを考え合わせると、 彼が実作者としても、評論家としても関わり続ける 「後期クイーン問題」なるものに対するアプローチは、 すでに処女作においてからして、 しかもその処女作自体が、自身を否定しかねないような方法で、 内包されていたのだなぁ、と、 感慨を抱かせるものなのであります。
138 :
名無しのオプ :01/09/02 03:26 ID:qmuGX8G.
穂波も乙葉でいいですか?
139 :
名無しのオプ :01/09/04 00:17 ID:99mj/hQU
age
140 :
名無しのオプ :01/09/04 01:21 ID:LCBpRbpE
法月パパって警視庁の人だっけ?
141 :
A.M. :01/09/04 13:16 ID:ASdszE5Q
>>140 警視庁捜査一課の警視だったと思いますが・・・
142 :
名無しのオプ :01/09/10 22:05
重複スレが上がっているので、age
143 :
名無しのオプ :01/09/22 12:14
age
あぼーん
「二の悲劇」が一番好きです。 トリックがどうこうでなく文体が好き。。。
146 :
名無しのオプ :01/10/24 13:35
落ちそうなのでage
147 :
名無しのオプ :01/10/28 22:00
age
148 :
名無しのオプ :01/10/28 22:05
法月最近ノベルスの帯に多数出演 絶賛、脱帽・・・他なんだっけ
阿鼻叫喚
150 :
名無しのオプ :01/10/28 22:09
罵詈雑言。
151 :
名無しのオプ :01/10/28 22:12
「法月綸太郎、思わずダンシング!!」
佐藤友哉の後見人
153 :
名無しのオプ :01/11/15 00:07
一応保全age
154 :
名無しのオプ :01/11/15 00:49
で生首はいつおわんの?
155 :
執事バンター :01/11/23 11:41
講談社文庫「ABC殺人事件」の法月作品、よかったですね! いっしょに掲載されている作品のどれもが「志が低く」(ワカサキ風)見えてしまいました。
156 :
名無しのオプ :01/11/23 11:54
>>155 そういえば『「Y」の悲劇』の時も法さんの作品が一番良かったな。
157 :
名無しのオプ :01/11/30 06:55
二の悲劇は読後、壁に投げつけた。 うすら寒い純愛物語プラス、あまりにも当たり前というか、 反則技のような馬鹿馬鹿しいほど陳腐なオチ。 執筆2年でそれかい?と思った
158 :
名無しのオプ :01/11/30 08:42
>>155 なにー!あれのどこがよかったんですか!
あれこそ、よく批判される「トリックのためのトリック」の最たる
ものだと思った。意味ないっつーか、犯人頭悪すぎ。
法月綸太郎はわりと贔屓な作家なんだけど。
『「Y」の悲劇』は読んでないな。そんなのあったんだって
つい昨日知ったばかり(w
159 :
名無しのオプ :01/11/30 14:31
俺は結構良かったと思うけど。でもどこが「ABCD包囲網」なんだ?
160 :
名無しのオプ :01/12/02 04:01
「ACDC包囲網」 毛糸の帽子。 ジョジョ「グラッツェ、ロギンズ師範代」
黙れねつてつ 死ね!
162 :
名無しのオプ :01/12/23 16:37
さるべーじ
163 :
名無しのオプ :01/12/23 18:08
最近ドラマ化までされて、 東野は悪意で相当儲けたみたいだけど、 あれは法月の『頼子のために』のパクリです。 文庫版の同書の273頁を読めば明らかです。 パクリというのは言葉が悪いにしても、 これをそのまま真似して悪意の最大のトリックである が行われたことは明らかです。 しかもメール欄は頼子のためにでも出てきます。 両者の発行時期もひとつの傍証になり得ます。 まあ、真似すること自体はよくあることですが、 それをそのままメイントリックにして、 ここまで露骨にやるとちょっと問題があるような気がします。
最近ドラマ化までされて、 東野は悪意で相当儲けたみたいだけど、 あれは法月の『頼子のために』のパクリです。 文庫版の同書の273頁を読めば明らかです。 パクリというのは言葉が悪いにしても、 これをそのまま真似して悪意の最大のトリックであるメール欄 が書かれたことは明らかです。 しかもメール欄は頼子のためにでも出てきます。 両者の発行時期もひとつの傍証になり得ます。 まあ、真似すること自体はよくあることですが、 それをそのままメイントリックにして、 ここまで露骨にやるとちょっと問題があるような気がします。
165 :
名無しのオプ :01/12/23 18:16
二の悲劇、根気が続かない…
166 :
名無しのオプ :01/12/24 03:15
「雪密室」を読み終えました。 法月警視と綸太郎は血がつながっていないんですか?
>>166 そうかもしれないが
あの二人は親子だよ
一応法月さんのは全部読んだんですが内容ほとんど覚えてない・・ 頼子、雪密室、密閉、死刑囚の話はよく覚えてるんだけど。 あとこの人の図書館での(メール欄)の話 つい最近やられた・・・ ていうかちゃんと図書館で働いてる人はチェックして欲しいです。
169 :
名無しのオプ :01/12/24 13:26
頼子は名作だった。新本格と呼ばれる作品の中では個人的にNO.1。
170 :
名無しのオプ :01/12/24 13:54
>>169 ちょっと鬱的に自己陶酔傾向が激しいことを除けば、いい作家だね。
171 :
名無しのオプ :01/12/24 15:01
「頼子のために」は解説読んで腑に落ちたなあ。 ああいうキャラの探偵が出るべき作品じゃない。
172 :
名無しのオプ :01/12/24 16:10
二の悲劇と頼子は泣けた。 この人はメイントリックとかかなりいいと思うんだけど 物語と関係ないところでやけに饒舌なんだよね〜。 いつも悩んでるし。 そんなに苦悩するな、肩の力抜けと言いたくなる(笑)
173 :
名無しのオプ :01/12/24 16:25
>>172 悩むポーズが好きなんだよ。
それで、「ああ俺ってダメだ・・・」って気持ちよく自己陶酔するタイプ。
174 :
名無しのオプ :01/12/24 18:07
>>173 悩まない法月は魅力半減だからしょうがない。
175 :
名無しのオプ :01/12/24 19:17
>>174 いや、悩み方が粘着質でジメジメしすぎている。
悩んでもいいが、チャンドラーみたいな感じで頼む。
176 :
名無しのオプ :01/12/25 16:17
作中で自分のことを「詭弁家」と書いてある時点でもう駄目。 タバコ吸うのを「カッコ良い」と思ってるラルカンシェルの人みたい。 思考回路が中学生並。
177 :
名無しのオプ :01/12/25 16:33
ブレイクの『野獣死すべし』とロスマクを読んだ上で、 『頼子のために』を読んで評価が高い人はいるんだろうか? そのへん、小一時間問い詰めてみたい気がする。
178 :
名無しのオプ :01/12/25 17:01
あまり多くは期待しない作家だが、「雪密室」は萎えた しょーもないトリックだったな 無政府主義者の友人?が「頼子のために」を絶賛してたが、腹でワラタ
179 :
名無しのオプ :01/12/25 18:21
180 :
名無しのオプ :02/01/04 18:53
>>176 登場人物一覧での探偵の紹介が「詭弁家」というのは、
エラリー・クイーンに倣ったのでは?
>179 そうですそうです。 >180 それは確かにそうかもしれないですけど、ちょっと時代を考えて欲しい、 というのが素直な思いです。自分の物言いも今読むと酷いですが。 180さんは自分を「詭弁家」と評する人を見て恥ずかしくならないですか? 実際、こんな人いそうですし。
あぼーん
183 :
名無しのオプ :02/01/12 13:39
来月「謎解きが終わったら」が文庫化のようですな
184 :
名無しのオプ :02/01/13 04:15
『本格ミステリ’01』で今ごろようやく「中国蝸牛の謎」読了。 それだけ取ってみれば、実は結構しょぼい密室トリックも、 カタツムリの薀蓄とイメージを重ねることによって、それなりに印象的に感じさせた。 見せ方を心得てる感じ。正しいペダントリー。 それ以上に、『二の悲劇』『新冒険』の短篇群で見られた、 解決部に至り、事件の構図そのものがひっくり返されるというパターンを この作品でも執拗に反復してるのが気になった。 ただ今回は探偵小説的なロジックによって、それを暴き立てる、というわけではなく、 探偵小説的ロジックは、真犯人による推理の誤誘導に利用されているようだ。
185 :
日本@名無史さん :02/01/13 04:23
>>184 実はいま日本で、北森コウと並ぶ短・中編の名手だと思う。
186 :
名無しのオプ :02/01/13 09:35
って言うよりは、それしか書けなくなっていると言った方が正確。
187 :
名無しのオプ :02/01/13 10:13
>>185-186 そうなの?
『生首にきいてみろ』はどんな感じで進んでるの?
面白くなりそ?
188 :
名無しのオプ :02/01/13 13:39
>176 同意。 ものすごいナルシストに限って、 自己嫌悪・自己憐憫のポーズが好きだよね。 自分を卑下することがカッコイイと思い込んでいる。 ひと言でいえば単なるマゾ。
189 :
名無しのオプ :02/01/13 17:14
名探偵は、好きで事件に介入しているのだよ。 それに小難しい理屈をつけようとするから 悩まないといけなくなる。割り切るんだ、法月!
190 :
名無しのオプ :02/01/13 20:19
>>189 割り切ったリンタロウなんて、ただの嫌味なヤツになるだけ
191 :
名無しのオプ :02/01/14 00:11
小説の中でウジウジと悩まれても、イヤミであることに変わりなし。
192 :
名無しのオプ :02/01/14 00:15
age
『中国蝸牛の謎』と『都市伝説パズル』、早く読もうと思いつつ 未読のまま。どちらもなかなか評判がよさそうなので楽しみです。 『蝸牛』は密室ものなのですか。密室、カタツムリ→ナメクジと 連想が進んで、ちょっと『刺青殺人事件』を思い出したりする。
194 :
名無しのオプ :02/01/18 12:20
どっちかというと好きな作家なんだけど、 ブレイクやクエンティ、デクスターのオマージュどころか そのまんまって作品群はさすがに萎えるんだけどね。 でも許せるのは何故だろう? 自分でもわからん。
197 :
名無しのオプ :02/01/20 13:11
物理、叙述ともに新本格系の中でも結構下位のトリック創作力。 んが、小説としては抜群に面白いんだよねー。 とりあえず、操り&双子ネタ厳禁!! そーすっと、不良建築(立て付け&内装)系しか残らんか(藁
198 :
名無しのオプ :02/02/03 22:45
スポーツ新聞なんかに載ってる甲子園出場校の主なOB。 松江北高校の欄には故竹下登や漫画家の園山俊二の名前が載っていて、 法月綸太郎が載ってないのが悔しい。密閉教室の舞台も松江北をモデル にしてるのに・・・。
199 :
名無しのオプ :02/02/13 20:27
早く書きageろ。
200 :
ゴーゴゴーで写真が動いた :02/02/13 21:11
ゴーゴゴーで写真が動いた! 鳥肌立ちまくりだよ! 風呂に入ろうと思ってたけどもう入れねぇよ
201 :
名無しのオプ :02/02/18 20:57
正直、あと1ヶ月でこのスレも2年か。 重複スレがあったっぽいけど、2年で200って凄いよな、age。
202 :
名無しのオプ :02/02/18 22:23
平均5〜6日すっぽかし。(w
203 :
名無しのオプ :02/02/20 09:40
いかにも、のりりんのスレだ。
204 :
名無しのオプ :02/02/26 04:29
評論集の文庫ってもう出た? なんか本の解説を寄せ集めただけって話を聞いたが
>>204 もう出てるよ。基本的に文庫解説の寄せ集めなのは前と同じだけど、文庫化にあたって
坂口安吾、連城三紀彦、奥泉光、エルロイ、瀬戸川猛資に関する文章が追加されてる。
206 :
名無しのオプ :02/03/02 02:19
207 :
名無しのオプ :02/03/15 19:38
新刊まだー?
じっくり待てよ。年に十冊も量産する作家みたいに 法月にはなって欲しくないよ。
209 :
名無しのオプ :02/03/19 10:23
でも年に一冊くらいは量産(笑)してほしいよな。
210 :
名無しのオプ :02/03/19 11:23
211 :
名無しのオプ :02/03/28 18:02
で、ほんとに来月「法月綸太郎の功績(仮)」は出るの?
最近読み始めたけど、面白いよ、この人の。 メフィスト賞関係ばっかり読んでたんで何を言うかって感じかもしれないけど。 つうか、寡作ですね。図書館に行っても新作が……
213 :
名無しのオプ :02/04/07 20:42
age
214 :
名無しのオプ :02/04/10 04:10
密閉教室読んでそれなりに面白かったから 雪密室と誰彼を古本屋で買って読もうとしたのだけど 設定があまりにも二番煎じすぎて読む気になれない...
215 :
名無しのオプ :02/04/10 04:32
>214 雪密室は中身もオーソドックスすぎてつまんないかもしれないけど、 誰彼は読んどけ。 手あかがつきまくった設定から繰り出されるキチガイめいた論理には 一読の価値があると断言しておこう。
今回の短編もなかなかよかったよ。 犯人は中盤ですぐわかってしまうんだけど伏線が細かく張り巡らせてあるのがよいね。 だからはよ、短編集出してくれ。
217 :
名無しのオプ :02/04/17 12:21
あげとこう
このペースで逝くと、このスレへのレスが1000に達するのは2010年の春頃だろうか? それまでに、ノリタンは何冊の作品を出版してくれるのだろうか?
219 :
名無しのオプ :02/04/17 20:04
法月は短編作家?
220 :
名無しのオプ :02/04/17 23:27
・5.8「法月綸太郎の功績(仮)」法月綸太郎/講談社ノベルス 980円
221 :
名無しのオプ :02/04/22 21:58
↑ これって、本当に出版されるのよね? 短編集でしょうか? 書き下ろしも何本かあれば嬉しいんだが。
書き下ろしを書ける余力が法月にあるとは思えず。 ベタ移植でしょ。
法月の長編って、 「本格ミステリ」をテーマにした「ハードボイルド」 ではないだろうかと最近思いました。
224 :
名無しのオプ :02/04/24 08:40
誰彼読んでみた。 話の設定が良かったので、結構楽しめた。 なんかこれ読み終えて西澤保彦の人格転移の殺人が浮かんでしまった。 主観だけど辛口にこの作品を評すと 雰囲気はクイーンの国名シリーズに及ばず、パズル的要素は人格転移に かなわずって感じかな。
225 :
名無しのオプ :02/05/10 01:47
「カニバリズム小論」のオチが読めた漏れは逝ってよしですか?
226 :
名無しのオプ :02/05/10 01:49
こんなスレがあったのかw
227 :
名無しのオプ :02/05/10 05:36
法月マンセー
228 :
名無しのオプ :02/05/10 12:57
のりりん・・・やっぱり出なかったね。 来月こそはちゃんと出版されるの?(涙
229 :
名無しのオプ :02/05/10 13:00
>228 講談社の予定にあったから大丈夫だと思われ。 くわしくは「ダ・ヴィンチ」最新号。
>>229 サンクス。期待しないで待ってよ。
でも遅れたってことは書き下ろしあり?
あのツラは凶器かと思われ
232 :
名無しのオプ :02/05/10 21:50
ひょうきんでイイじゃん。
>>100 たしかに「ふたたび赤い悪夢」は
なんとなく松本典子を思わせるものがある
(野球選手の奥さんになってしまったがその後どーしてるのだろう)
法月は乱歩を継ぐ男。 なぜなら眼高手低だから。
235 :
名無しのオプ :02/05/18 18:48
初心者ですが、お勧めを教えてください。
236 :
名無しのオプ :02/05/18 20:03
>>235 全部。
基本的に駄作はないから順番に読んでいけばよろしい。
全部は言いすぎだろーいくらなんでも。 密閉は俺は駄目だなあ。やっぱ誰彼、頼子、一、再び、ニって感じ? 雪密室もあるけど・・・どうかなあ
238 :
名無しのオプ :02/05/18 20:48
パズル崩壊も駄目でしょう。
吉沢萌えage
法月綸太郎の冒険、新冒険が読みやすいと思う。
たいして書いてないんだから 全部読んどけ
「頼子のために」読みました。 かなり(メール欄)。 でも面白い。
>>242 死刑囚パズル に比べたらまだマシかもしれない
244 :
名無しのオプ :02/05/22 01:59
「都市伝説パズル」で日本推理作家協会賞にノミネート 選考は今日です。
245 :
名無しのオプ :02/05/22 03:22
それよりも新刊を出しとくれ、のりりん。 ところで、のりりんって協会賞にこれまでも何度かノミネートされてきたよね? まだ獲れないのか。 がんばれのりりん!(w
(゚д゚)チヒツー
眼高手低、しかも大器晩成。そこが (゚∀゚) イイ!
248 :
名無しのオプ :02/05/22 23:04
推理作家協会賞を授賞したのでageます
249 :
名無しのオプ :02/05/22 23:12
250 :
名無しのオプ :02/05/23 21:15
のりりんおめでとう!
251 :
名無しのオプ :02/05/23 23:14
「法月綸太郎の功績」の帯に 今から「日本推理作家協会賞受賞作『都市伝説パズル』収録!」とつけるのは もう間に合わないんじゃ?
じゃあ七月に延期だな。 つか本当は5月に発売予定だったのが 6月に延期されたのって推理協会賞の発表を待っていたんじゃ・・・ 当確するって見込みがあったからでは・・・ 集票工作があったのでは・・・ やばい、疑り深くなってきた。
253 :
名無しのオプ :02/05/23 23:55
やっと賞をもらったね、のりりん。初めてでしょ。おめでとう! 山田正紀氏も無冠の帝王から二冠の帝王になったし、めでてぇめでてぇ。
山田正紀は星雲賞・日本SF大賞・角川小説賞を取っているんだが・・・
255 :
名無しのオプ :02/05/24 00:13
>角川小説賞 もう無くなった賞なので価値がない。 「バイバイ・エンジェル」も取ってるが笠井も意味がないと言っている。 山田正紀は好きだけどね。
そういう問題じゃなくて 「無冠の帝王」って誤りを正す為に併記しただけなんだが・・・
>>252 じゃあ、これをネタに長篇を期待。
依頼人との面会があるからと授賞式をすっぽかし
降りかかる火の粉もものとせず
選考プロセスを内部告発
孤立無援、でも波乱万丈の作家・綸太郎!(w
258 :
名無しのオプ :02/05/24 00:29
259 :
名無しのオプ :02/05/24 00:48
いやね、ミステリでは無冠だったでしょう。そういう意味です。 やっとミステリで認められたと。
延期の裏にはそんなことがあったのか。 どうりで再録のくせに、延期が続くと思った(書き下ろしは期待できねーし) まあメフィストでのここ最近の短編はどれも良作だったので素直に嬉しいね
261 :
名無しのオプ :02/05/24 16:51
ここは素直におめでとうと言っておくか。 おめでとう。がんばれ法月。
裏工作かよ。萎えるな
263 :
名無しのオプ :02/06/03 23:37
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 法月が週刊誌で連載開始するんだって \____________ _______ V ,――、 ,――、 / ヽ \ | _.ム | ,――、 ,――、 \ ――  ̄\ノ / ヽ | / \ | | _.ム ノ / ー ー | | \/ ̄  ̄ ̄\ | (・) (・) | | / ,-―――-ヽ | __ ● __ | | / / / \ | |=__ = | | | / ,(・) (・) | /_ \ 》 / \ | | __ ● __ | \  ̄ \ | | =__= | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ヽ /__// < 江口寿史みたいになるって!!! /| \ /\ \______________
都市伝説パズルも面白かったけど 死刑囚パズルで受賞してほしかったな・・・どうでもいいけど
あ、他板の固定で書いちゃった・・・
モティage
モアイに似てる
キャッチフレーズ ツイストの効いた視線
269 :
名無しのオプ :02/06/04 23:32
>>268 それギリギリのライン越えてる・・・・・・ うまいけど。
270 :
名無しのオプ :02/06/05 00:06
比喩だろ当然
271 :
名無しのオプ :02/06/06 17:58
で、もう出たらしいけどage
272 :
名無しのオプ :02/06/06 23:15
みんな買え 傑作揃いだぞ
273 :
名無しのオプ :02/06/06 23:37
次はホラー作家・呪月燐太郎としてデビューです
274 :
名無しのオプ :02/06/06 23:38
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 森が確か「雪密室のような長さのものを二十作くらい書いてほしい」って言ってたぞ \____________ _______ V ,――、 ,――、 / ヽ \ | _.ム | ,――、 ,――、 \ ――  ̄\ノ / ヽ | / \ | | _.ム ノ / ー ー | | \/ ̄  ̄ ̄\ | (・) (・) | | / ,-―――-ヽ | __ ● __ | | / / / \ | |=__ = | | | / ,(・) (・) | /_ \ 》 / \ | | __ ● __ | \  ̄ \ | | =__= | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ヽ /__// < 死んじゃうだろ!つーか書けねえよ!! /| \ /\ \_____________
275 :
名無しのオプ :02/06/06 23:39
いいかげん本屋で「ほ」のところに置かれるのは なくなりますように。
276 :
名無しのオプ :02/06/06 23:40
短編集出たんですか? というか・・・遅筆は解消されてるのですか?
277 :
名無しのオプ :02/06/06 23:40
>275 そりゃあなんて読むんだろう。「ほうげつ」? いやだな。
278 :
名無しのオプ :02/06/06 23:42
「功績」なのか。「功罪」じゃなくて?
279 :
名無しのオプ :02/06/06 23:47
次回の短編集は「法月綸太郎の私生活」か。 書けない書けないと悩んでばかりののりりんと、それを慰め優しく見守る妻との物語。 それじゃあ「法月綸太郎の苦悩」か。しかも妻が出てくるあたり、作者のほうののりりんだし。 ・・・自分で書いてて読んでみたくなった(w
全部アンソロとメフィストで読んでますた。いやいいんだけどね。
購入成功! これから読むので邪魔しないでね
282 :
名無しのオプ :02/06/08 00:05
やっぱ書き下ろしがないとagaりにくいのかなー(w
283 :
名無しのオプ :02/06/08 00:08
新作買ったんでオムニバスの『「Y」の悲劇』と『ABC殺人事件』ブックオフに明日売ってきます
やっぱり帯に受賞の文字が・・・
285 :
名無しのオプ :02/06/08 00:32
カバデザイン(・∀・)イイ 大路浩実って講談社ノベで仕事したことあったっけ?初めて?
買ってきたのでage 著者近影「今日のヒーローインタビューは法月選手です」
287 :
名無しのオプ :02/06/08 21:11
じゃあ本格推理の私生児って誰なんだ?
288 :
名無しのオプ :02/06/08 22:40
あとがきの「=Y」の所で、 昭和の日がなんたらかんたらの意味が良く分からん。 登場人物の名前となんか関係あるのかい? 教えてたもれ。
289 :
名無しのオプ :02/06/08 23:41
安産型と思しき東郷ゆかり萌え(w
_____ |∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |( ゚Д゚)||o | | .< こんにちわーヤマネコ運輸です |/ つ | | \______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「鈴木京香似のむっちりした和風美人」萌え〜 っていうか あまりにもそこらへんのオッサンそのままな何の工夫もない言い方に萎え〜
292 :
名無しのオプ :02/06/09 15:47
生首はいつ完結されるんでしょうか?
293 :
名無しのオプ :02/06/09 22:33
なんで遅筆なのかわかた。 携帯メールで原稿送ってるから。
_____ |∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |( ゚Д゚)||o | | .< 広谷です! ケータイとりにきますた! |/ つ | | \______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____ |∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |( ゚Д゚)||o | | .< 苦悩警部、、、鳥飼さんという方が。。。 |/ つ | | \______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヤマネコダイイング笑った 息子の影響受けすぎ
297 :
名無しのオプ :02/06/11 14:30
/\/\ @ @ = │ = /\
298 :
名無しのオプ :02/06/11 16:09
>>292 ×生首はいつ完結されるんでしょうか?
○生首は完結されるんでしょうか?
299 :
名無しのオプ :02/06/11 16:59
新刊を読んだが…西村京太郎化していると思うのは俺だけ?
鹿沼隆宏のモデルって? 連城三紀彦?
301 :
名無しのオプ :02/06/11 17:44
短編専門作家になっちゃえ! と言ってみる。
302 :
名無しのオプ :02/06/11 18:27
新刊面白い? なんか賞もらってたよね。
304 :
名無しのオプ :02/06/11 18:46
んじゃ、面白くないに一票
305 :
名無しのオプ :02/06/11 19:37
たしかに協会賞を受賞したわりに受賞作は今いちだったな ミスリーディングというか、2人とも週末モードなのか馬鹿すぎ(藁 なのでというかでもというか、 ああいうシチュエーション(2人で酒でも飲みながら…)にしたのは 「こうでもしなきゃこのネタ書けないよ」という自覚の上での確信犯で、 そういう落としどころを探りあてる手際を今回は評価されたんでは?
図書館シリーズ読みたい・・・
307 :
名無しのオプ :02/06/11 21:13
_____ |∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |( ゚Д゚)||o | | .< 聡美チャソ! お母さんよ 開けて! |/ つ | | \______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>288 誰も書き込んでくれないみたいだね。ネタバレだからかな?
メール欄参照。
311 :
名無しのオプ :02/06/11 22:51
_____ |∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |( ゚Д゚)||o | | .< 安っぽいコピーキャットで悪かったな! |/ つ | | \______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
312 :
名無しのオプ :02/06/12 00:29
今245ページまで来たところだ。>功績 ABCD包囲網。よし、よくやった。 法月がいいもの書いた!
エスカルゴの途中
314 :
名無しのオプ :02/06/12 00:52
_____ |∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |( ゚Д゚)||o | | .< 鹿沼「デェッハッハッハッ!青二才!法月クンは本当に青二才な人だ!!」 |/ つ | | \______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
315 :
名無しのオプ :02/06/12 01:37
>>314 説明しよう! 笠井スレのネタからの飛び火だ!
316 :
名無しのオプ :02/06/12 02:07
それにしても実際の殺人事件で 被害者がダイイングメッセージを残すケースは どれくらいあるんだろうな
318 :
名無しのオプ :02/06/12 02:31
>>317 たしかにダイイングメッセージを書き残す時点では
まだ死んでないわけだから殺人事件の被害者ではない。
よって殺人事件の被害者がダイイングメッセージを残す
ということはありえない。。。。やられたよ。鬱だ氏のう。
319 :
名無しのオプ :02/06/12 02:51
功績かった。よんだ。あんまり悩んでなくてよかった。 のりりんのは信じられないくらい登場人物が暗いときあるからなー。 あと、文体にほれているので、ネタがないなら翻訳をやってみてほしいです。 あとがきの「いい加減不倫がどうこういうのは」に笑いました。 まー、遅筆でもまってるから書けよ、と。
320 :
名無しのオプ :02/06/12 04:49
あと法月って法学部卒なのに なんで裁判ものみたいなのがないんだろ? (1) あんまり勉強してなかったので書けない (2) 和久峻三らの作家と不可侵協定を結んでいる (→その収入があるので遅筆でも気にしていない w) (3) これ以上綸太郎を悩ますと読者に見離される 犯人指摘で一件落着みたいな顔してる綸太郎を見てると 「途中の家」みたいなのも読んでみたい気がするです
321 :
名無しのオプ :02/06/12 05:08
319がいいこと言った! ところで >> 文体にほれているので これは具体的にはどのへんのこと? のりりん独特の文体というのはあんまり意識したことがないもんで。 最近のものになるほど特徴がなくなってるような気もする。 けどそのおかげで鼻につくところがなくて、 いわゆる新本格で出てきた作家たちの中では珍しく 読みやすい作品の書ける作家になったと思う。 内輪ウケもあんまりないしね。
【梅雨入りですね】 _____ |∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |( ゚Д゚)||o | | .< 蝸牛丼大盛り!殻だくで! |/ つ | | \______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
323 :
名無しのオプ :02/06/12 07:43
>>320 裁判物じゃないけど「死刑囚パズル」とかどうよ。
氷川透とか嫌いじゃないんだけど、あんまりアカデミックにされてもねえ のりりん、専攻はなんだろう? ちなみに綾辻は「教育社会学・逸脱行動論」 らしいが。あーだから十角館の動機が?
325 :
名無しのオプ :02/06/12 11:51
>>321 > ところで
> >> 文体にほれているので
> これは具体的にはどのへんのこと?
319だが、功績だと=Yの悲劇の謎解きのラスト
「おやおやお父さん、〜」のあたりとか。
なんか場面転換あたりでかっちょいい!って思うことが多い。
けど、こうやって抜き書きすると陳腐だな。陳腐なのがいいのか?
なんかハードボイルド臭がするところが好きなんだけどね。
326 :
名無しのオプ :02/06/12 12:15
文体は漏れも好きだな。 ハードボイルド的っていえば、『パズル崩壊』はそう思った。ところで『パズル崩壊』漏れのなかで のりりんのベストかも(最初に読んだからか?)。
327 :
名無しのオプ :02/06/14 02:00
あとがきを読んだが、卑下しすぎだぜ法月!と言いたい。
328 :
327つづき :02/06/14 02:07
まあそのわりに署名だけはやたらでかいが
329 :
名無しのオプ :02/06/14 12:10
なんかひさびさに読み返して、このスレに来てみた。 のりりんは、ハードボイルドと本格の融合、というわかりやすい地平で いったらいいと思うねんけど・・・。 ところで、のりりんの奥さんってどんな人?なにしてる人?
330 :
名無しのオプ :02/06/14 12:55
そういや、作者の方は結婚したんだっけ。 作中の方は結婚できるのかね。沢田穂波か久保寺容子か……。 どっちにも愛想をつかされそうでもある。
331 :
名無しのオプ :02/06/14 16:22
『功績』の顔写真見て一瞬石田靖(吉本芸人)かと思った。
法月の妻はダンナの元追っかけ もったいないほどの美人(これ本当)
333 :
名無しのオプ :02/06/14 18:11
いいなぁ、のりりん。
334 :
名無しのオプ :02/06/15 17:27
追っかけて結婚してくれるなら のりりんをおっかけたい〜 でも、あんなにぐじぐじ悩むタイプだと見て取れるのに 結婚するとはつわものだな、妻。
やぱーりミステリファンとしては 未婚作家の本を1冊買ったら 既婚作家の本は2冊買ってやらないと不公平なのだろーか 【レジに持っていくときは「重ねて2冊」でおながいね】 既婚推理作家協会
配偶者の収入があてにできない独身作家の方が厳しいかも。
しかも配偶者も実はミステリ作家だったという場合は 夫本2冊+妻本2冊で計4冊。 こりゃ独身のほうが明らかに不利だわ。
338 :
名無しのオプ :02/06/16 13:24
しょーじき、のりりんの収入は気になる。 食えているのだろうか。
339 :
名無しのオプ :02/06/16 13:48
普通に考えたら食えないだろ。 奥さんとかに食わせてもらってんじゃないの。作家ってそんなに甘い職業じゃないし。 のりりん程度だとヒデブウな収入だと思われ
340 :
Anonymous Coward :02/06/16 21:18
埼玉協和銀行時代に上層部の弱味をにぎり 表向きは退社だがその後も莫大な口止め料が支払われている。 定期的に裏金(山田資金)を捻出しなければいけないので 同期入社の漏れなどは残業残業の毎日だよ。 三和・東海との提携がぽしゃったのもこれが一因。
342 :
名無しのオプ :02/06/16 22:59
久能警部「警視、まことに申し上げにくいことですが、、、息子さんを恐喝の容疑でタイーホしますた」
343 :
名無しのオプ :02/06/16 23:23
雑誌の原稿料+ハードカバーの印税+ノベルスの印税+文庫の印税 これ以外の雑収入もあるだろうし、十分食えるんじゃないか? 1回しか印刷されない原稿をたくさん書く人のほうが貧しいよ。
344 :
名無しのオプ :02/06/17 00:11
サイン会とか握手会はどうだ。 色紙には「のりりん」って書いてあるのか?
345 :
名無しのオプ :02/06/17 18:35
だいたい のりりん の呼称は本人はどう思っているのだろうか。
雪密室で、由里鱗太郎のことをゆりりんと読んでいるのだから良いのでは。
347 :
名無しのオプ :02/06/17 19:29
創元のアンソロジー『五十円玉二十枚の謎』の一般公募の短編の中で、 以前に関西のラジオ番組に出演したら「のりピー」と呼ばれたってこと ネタにされてなかったっけ? その時の特製トレーナーがお気に入りでどうこうとか。
348 :
名無しのオプ :02/06/17 21:19
あっ。 今まで「法月」だから「のりりん」なのかと思ってたけど、ほんとは「法綸」だったのか。 平仮名で書くと可愛いけど、そうじゃないとなんか坂妻とかエノケンみたいだなー。
349 :
名無しのオプ :02/06/17 22:20
そうか。 横正、鮎哲、島荘なんかといっしょか。
350 :
名無しのオプ :02/06/17 22:40
そーだけど、イントネーション的にはやっぱり、のりりん♥みたいな感じだよね(w 新本格ムーブメントの時に、のりりん、ありありって呼ばれていたのを 覚えているぞ。
まやゆー
ありあり
353 :
名無しのオプ :02/06/18 16:43
うそー! のりりん(はあと) じゃないのー! ショックだ。
さいこう!!
355 :
名無しのオプ :02/06/18 23:04
あぬあぬ、まやをた どれもほのぼのする呼び名だね(藁
356 :
名無しのオプ :02/06/21 23:19
のりりん(歯跡。) だったら奥さん怒るかな
357 :
綸太郎は思った。 :02/06/23 21:09
(ペンネームでデビューしておいてよかった…… 本名でデビューして今と同じようなニックネームをつけられていたら……)
358 :
名無しのオプ :02/06/24 18:03
なんで今度の短編集には沢田穂波たん出てこないのぉ?
>358 俺もそれが不満だった。
>358 結婚したため妄想から解脱できたのだと思われ。
知らないんだけどさ、エラリークイーンって覆面作家だったの? 二人の合作ということは隠してたって、 世界のミステリ50みたいな感じのいい加減な本で読んだ覚えがあるんですが。 最後の方はさすがに有名な話だったのかな? というのも、のりりんは、作者名=登場人物名 なので つい本人に作中人物を重ねちゃうんだよね。 でもそれってよくないなー、と思って。特に結婚しちゃったし、 穂波たんとのどきどきシーンとか、効果半減じゃない?と思ったのでした。
362 :
名無しのオプ :02/06/25 01:51
まちがってsageで書いちゃったのでage たまにはあげてもいいよね。
363 :
名無しのオプ :02/06/25 02:02
>作者名=登場人物名 これ新本格以降なんか多いような気がするな。 でも作者名=登場人物名じゃない場合でも 島田荘司〜御手洗潔なんかは なんとなくイメージ重なってたりするよな(w
>>361 常識以前の知識だと思いますけど・・・。
作者名=登場人物なのは、本格の為の古典回帰を心がけたときに、 真っ先に目に付くのがエラリー・クイーンなのだから仕方ない。 推理史上もっとも偉大な作家の取った手法なのだから。 そういや、S・S・ヴァン・ダインも同名のワトソン役か。 有栖川有栖、法月綸太郎、二階堂黎人、氷川透。 あと誰いたっけ?
>エラリークイーンって覆面作家だったの? いや、人前に出るときは本当に覆面していたって話だし(w
> 作者名=登場人物なのは、本格の為の古典回帰を心がけたときに、 > 真っ先に目に付くのがエラリー・クイーンなのだから仕方ない。 > > 推理史上もっとも偉大な作家の取った手法なのだから。 論理性ゼロ(藁
368 :
名無しのオプ :02/06/25 03:06
>>365 >>あと誰いたっけ?
シリーズキャラクタじゃないけど『ぼくのミステリな日常』での若竹君。
あとシリーズキャラクタなのかどうか知らんが『ゲッベルスの贈り物』の藤岡弘。
微妙な所では、栗本薫もそうだな。
筒井康隆@筒井順慶
ゴーマニズム宣言の人
373 :
名無しのオプ :02/06/25 03:17
忘れちゃいけない仁木悦子
374 :
名無しのオプ :02/06/25 08:34
>>364 >
>>361 > 常識以前の知識だと思いますけど・・・。
ウワアアン 常識以前がられた〜
そのくせ教えてくれない〜
冗談はさておき、のりりんはやっぱりお父さんもあんな感じなんだろうか。
>>374 父親とはそりが合わなかったみたいなことをどこかで書いてたような。
うろ覚えなので勘違いだったらごめん。
よく考えたら有栖川有栖や栗本薫は 作家名=記述者名(ワトソン役)であって クイーンやのりりんのケースとは違いますね。
ごめん、344ではありませんでした。 ついでに付け足すと 作家名=ワトソン役、だと一人称で書けるけど 作家名=ホームズ役、だと一人称はむずかしいですね。
有栖川有栖は講演会で 「『私』って一人称で書くときに、その人物と自分のペンネームが一致してるのが一番自然」 と答えているね。
379 :
名無しのオプ :02/06/25 22:30
>>378 その「私」はめったなことでは犯罪などに巻き込まれず
あくまで作家という存在に徹する横溝正史のようならなお自然。
その横溝は第二次大戦が終わって
これでおおっぴらに本格探偵小説が書けるぞと意気込みはしても、
>>365 にあるような「本格の為の古典回帰を心がけたときに、
真っ先に目に付くのがエラリー・クイーンなのだから」
自分の作品でも「作者名=登場人物」とする、などという本末転倒なことは
決してしなかった。
何故に本末転倒になるん?
「作者名=登場人物なのは、エラリー・クイーンを意識していた」ってことなら十分納得できるな。 実際、氷川透は自分のサイトでそういった意味のこと書いている。 法月・有栖川両氏もクイーンの影響をもろに受けた口だから、(現在の考えはどうあれ) 最初の発想は似た様なものだったろうとは想像できるね。 ちなみに、二階堂黎人は「作中の著者の名前を(自分の)ペンネームにしたのは、現実と虚構の 境界をなるべくなくすという意味からですね」とか書いてるね。『ニューウエイヴ・ミステリ読本』
>>378 そうやって油断させといて叙述モノをかますという罠、というか常套手段か?(藁
383 :
名無しのオプ :02/06/26 00:19
『法月綸太郎の功績』のあとがきで 我孫子武丸から「ABCD包囲網」の矛盾を突かれ 反論できなかったと書いてあったのを読んで うーむ我孫子武丸するどいなと思ってしまった。 のりりんを弁護するロジックも成り立つのだろうが というか弁護したいのだが、ここんとこ疲れててだめぽ。
384 :
名無しのオプ :02/06/26 21:58
名前のことだけど、普通「法月綸太郎」という人がいたら 「黒死館」から多大な影響受けてるの?とか思いません?
オレもかつて『8の殺人』を見かけたときは 藤子不二雄に多大な影響を受けてるの?と思ったものだが 中身を読んでみてこりゃ『ドラえもん』のほうが だいぶマシだなと思ったものです。。。
386 :
名無しのオプ :02/06/26 23:18
>>378 それだったらもうちょい自然な(人の名前らしい)ペンネームにすればよかろうに(w
俺は奇抜なペンネームを支持。 特に有栖川有栖というPNは秀逸だと思う。 他に類型がないから、一回見たら忘れらんねーもん。
388 :
名無しのオプ :02/06/26 23:41
芦辺拓は横溝みたいな役回りだよ…ね? 確か森江の話を聞いて本にしてる設定。
>>387 そうかなあ?聖飢魔IIとかと同じくらいの気恥ずかしさを覚えるけど。
>>381 >「作中の著者の名前を(自分の)ペンネームにしたのは、
>現実と虚構の境界をなるべくなくすという意味からですね」
ぐは。
なんかアイドル歌手とかミュージシャンのインタビューみたい。
オレは「有栖川有栖」「京極夏彦」「綾辻行人」「二階堂黎人」という 胡散臭いペンネームのせいで、 長いこと日本の推理小説は敬遠していた。 なんか、この手の名前には 中身スカスカのヤングアダルト小説の匂いが漂ってる。 アニメキャラっぽいというか。 「法月綸太郎」は微妙な名前だな・・・・。
392 :
名無しのオプ :02/06/27 12:16
>>384 はずかしいことに私は逆に、黒死館をよんだときに
これがのりりんのおおもとだったのか!と思いました。
でも読み進んだら法水はのりりんとはだいぶちがった。
393 :
名無しのオプ :02/06/27 17:15
「冒険」の中に入ってる「カニバリズム小論」について、あとがきで ”「誰彼」に続けて読まなければわからいような微妙すぎるミスディレクション” があると書いてありますが、これってなんですか? 続けて読んだけど全然わからなかったよ。
>393 彼を枢機卿と思わせたかったんでしょ。
395 :
名無しのオプ :02/06/28 08:02
>>394 え、それだけ?
でもだったら「微妙すぎて誰も気付かなかったようだ」というほどでもないかな、と。
396 :
名無しのオプ :02/07/06 20:04
ミッシェル・ルブラン「殺人四重奏」解説あげ
397 :
名無しのオプ :02/07/06 22:41
サウンドノベルのシナリオ書かないの?
綾辻や法月だとゲームが延期しまくりだな
399 :
名無しのオプ :02/07/07 09:57
>>398 確かに。。。。
小説書くのと違うから多分書けないね
400 :
名無しのオプ :02/07/07 10:11
功績刊行あげ
>>400 「イコールYの悲劇」ミステリーとしての仕掛けは面白いと思うが、同時にダイイング・メッセージものの難しさをそのまま表出してしまった作品ともいえると思う。
端的に言えば、最初にダイイングメッセージ自体を思いついて、それに無理矢理ストーリーを押し込んだ感じがしなくもない。
具体的には、(メール欄)あたり、自分としては非常に違和感を感じたのだが。
>>401 その指摘は漏れも思いついたんだが、ちょっと工夫すればすぐ解消できる欠点な分、惜しいと思った。
具体的には1.は(メール欄1)なら問題なくなりますよね。
2.も(メール欄2)の登場人物を用意すればいいだけの話だし。
むしろ気になったのが、そもそも(メール欄)って必要があるのか?ってこと。 別にこれがなくても、ミステリーとしての完成度は別に変わらないと思うが・・・
404 :
名無しのオプ :02/07/07 22:02
>>397 法月には無理でしょう
経験ない人にはサウンドノベルのシナリオなんて書けないよ
でもそれで言いと思う
だってサウンドノベルのシナリオ書いたほうが収入が多いので
ミステリー読めなくなるから
法月にはミステリーを書きつづけて欲しい
我孫子ってサウンドノベルのシナリオ書いた経験があったんだ〜 かまいたち以前に。 なになになに? で、もちろんソレがあったとして、 もちろんソレの前にも書いたことあるんだろうねえ。 だって経験が無いとシナリオ書けないんでしょ?
406 :
名無しのオプ :02/07/08 13:13
法月パパが唐突に事件の概要のみを述べ、どうよ? と振る ↓ それにハァ? お父さんなんすかそれ? と応じる法月息子 ↓ 小出しにエサを撒きつつ、息子に事件の相談を持ちかけるパパ 正直、この書き出しもう食傷
>406 マンネリの美学。 常春の国マリネラくらい量産していただければありがたい
>407
410 :
名無しのオプ :02/07/08 23:16
実は法月親子シリーズは全て 無口な双子の弟・綸次郎の一人称小説だったという 著者の死後(ぉぃ)に明かされる驚愕の事実
411 :
名無しのオプ :02/07/08 23:27
ヴァンダインより無口な1人称ですね
413 :
名無しのオプ :02/07/09 01:15
のりりんも早く自伝を書くだす!
414 :
名無しのオプ :02/07/16 20:01
415 :
名無しのオプ :02/07/17 00:04
新本格第一世代では間違いなく素質NO.1なんだから頑張れ。
416 :
名無しのオプ :02/07/17 01:53
>>415 禿同。ところで第二世代以降っているの?オレほとんど認識してない(w
417 :
名無しのオプ :02/07/17 03:04
>>416 二階堂、倉知、麻耶、芦辺、加納あたりを指すんじゃなかろうか…
京極、西澤、森は第三世代?
419 :
名無しのオプ :02/07/18 12:58
新冒険文庫化age のりりん、フィッシュマンズ本当に好きだったんだねえ。
420 :
名無しのオプ :02/07/18 14:45
このスレはわりとみんなやさしいね。 マターリしている。のりりんの人柄かしら。
421 :
名無しのオプ :02/07/18 18:00
日本推理作家協会賞短篇部門受賞記念age
>>420 毎回のように「ではまた次なる冒険で」と書いてるわりには
手ひどく裏切られることはなく、読んでて安心するよね(w
作品が出るのを気長に待ってるから、 性格まで気長になってるだけだろ。
>>423 因果関係を云々するなら
もともと気長な性格だったから気長に待ててるんじゃないの?
では気長な性格の人ばかり(かどうかは知らんが)がなぜ
法月作品の愛読者になっていったのか。
それは知らない(w
425 :
名無しのオプ :02/07/22 22:56
予備校生の頃にパズル崩壊を読んで興味を覚えたので Joy Divisionを聴いてみたらまんまとハマりました。 フィッシュマンズは別ルートで知ったんだけど大好きです。 なんだか妙な共感を覚えてしまうよ、法月さん。
Joy Division・・・(遠い目) Closer一曲目の冒頭のあの「クワァー」という怪音は、 まさに80年代という地獄の釜開きの音でした。 オレにとってはあの時代と切り離せない音なんだけど、 今聞いたらどんなんかいなあ。
>>424 気長じゃない読者は、とっくに他の作家に行っちゃったんだろう
428 :
名無しのオプ :02/07/23 00:30
たまに出る新刊読むとのりりんはあいかわらず昔通りで なんだか落ち着くのです(笑) あと寡作な方がおっかけやすいってのもある…… 本出しすぎだと追いかけるのが大変……金銭的にも。 しかし法月は好きだが音楽の話はサパーリわからん……
>>426 自分はリアルタイムじゃ無いので印象が異なるでしょうが
未だにJDの音楽は色あせていない様に思います。
一曲目、残虐行為展覧会の怪音といえば、「カラカラカラカラ」という、
しゃれこうべの高笑いの様な音が印象的ですね。
法月の読者は音楽の趣味を共有するのか?
もし未聴でしたら、いつかフィッシュマンズを聴いてみてください。
新冒険の後書きに引かれている「IN THE FLIGHT」は素晴らしい歌です。
>>428 音楽の話、場違いでしたね。ごめんなさい。
431 :
名無しのオプ :02/07/23 00:39
>>430 いや、お好きな方が語らい合うのは全然オケー!なんですが
作中に出てくるとリアルに想像できなくてチョト悔しいんですよ(笑)
洋楽とか疎くて……
>>430 そんなことを言っていたらネタが続かない法月スレ
ただsagaっているよりは、良いですかね?
>>431 大きいCD屋行けば見つかる曲が多いですし、今はネットで視聴なんて事も出
来ますから、いっそのこと、毒を食らえば皿まで、の勢いで聴いてみるなん
てどうでしょうか。自分も初めはそんな感じでした。
434 :
名無しのオプ :02/07/24 18:19
「緑の扉は危険」で、綸太郎がカーステで沢田穂波にライドの「チェルシー・ガール」 を聴かせるシーン、好きだなあ。 ライド、自分の青春のバンドでした。。。ああシューゲイザー(遠い目)。 えー、のりりんは趣味が「ロック鑑賞」ってぐらいだから、音楽の話もう少し出ても いいかと思ってたんですが・・・ダメすかね?
435 :
名無しのオプ :02/07/24 19:19
>>434 いいよ、俺が許す。って何様だ(w
「チェルシー・ガール」を聴かせて「何これ?デモテープ?」
とか言われて「ライク・ア・デイドリーム」を・・って感じ
だったっけか?あんま覚えてないんだけど。
赤、黄、ペンギンは良かったから持ってるけど、アルバムは
いまいちだったんで友達にあげてしまった・・
436 :
法月初体験、そして質問 :02/07/26 00:07
ブックオフもどきに行った。取り敢えず読み物が欲しかったが、何を買うと決めていたわけでもなかった。 法月には何となく手堅い印象を抱いていたので、まず「法月綸太郎の冒険」を買ってみた。 「土曜日の本」を読んだ時、「ドッペルゲンガー宮」を読んだ時のようなキモさイタさが湧き上がってきた。 あと、人々の行動原理(?)が変。「緑の扉は危険」以外は全部変だ。「黒衣の家」はギャグかと思った。 麻耶みたいな「ずれた」感覚は気持ちいいが、法月のはどうも肌に合わない(でも「カニバリズム小論」の動機はちょっと好きだ)。 地の文で作者が語っている部分もあり、おいおい同人誌じゃねえのかこれ、と思った。あとがきを見て納得した。 小説としての「話」の部分に面白みを感じなかったので、この作者の場合短編集以外は買うつもりはなくなった。 でも「新冒険」や「功績」もこのノリならもう買いたくない。 比較対象として正しいかどうかはわからないが、恩田陸の「象と耳鳴り」の方がちょっと面白かった気がする。 皆様そのへん(「買い」かどうか)御教授願います。
>>436 あなたがどういう作品を求めているのかはよく分からないが、
「冒険」よりも「新冒険」「功績」の方がまともに本格してるのは確か。
話以外の部分に興味があれば、買ってみるのも悪くないでしょう。
>>437 法月(作者本人)には苦難の道を行く求道者のイメージを抱いていたので、
期待とのギャップが大きかったのかもしれない。
古典や本格にあまり触れたことがないので、
法月に「親父の背中」のようなものを求めているのか俺は。
>>438 そう言われると読んでみたい気もするが、忠告通りやめておく。
検索してみたが、予断では井上夢人っぽいアレな気がする。
ミスマガ9月号
「冒険」私には面白かったけどな…… 法月苦闘の歴史が知りたかったらやっぱり講談社文庫を発刊順に読むのがいいのかな。 「頼子」から「ふたたび赤い悪夢」あたり迷走しまくりで痛々しい。 でも一番好きなのは二の悲劇なんだ……
442 :
名無しのオプ :02/07/28 01:04
俺はバブル崩壊がいちばん好きだな。 マジで。
443 :
名無しのオプ :02/07/28 05:07
俺はバベル崩壊がいちばん好きだな。 マジで。
444 :
名無しのオプ :02/07/29 11:31
のりりん、今年のフジロックには行ったのかな。
>>444 渋さ知らズのライブで踊り狂ってましたよ。
>>445 あの身長じゃかなり目立つな
後ろの客から「見えねぇぞゴルァ」とか言われてなきゃいいけど
長編では犯罪の基にある「ドロドロしたもの」と 「名探偵」のギャップに悩んでるから遅筆なんだ。 で、ハードボイルドにすると「綸太郎」がかみ合わなくなる。 「9尾」や「10日間」が生み出した問題を後継者として、どう着地させていくのか。
448 :
名無しのオプ :02/07/30 06:22
「カット・バック」はモチーフがあるとは言え、やはり秀逸。 静かにやがてクレシェンドしていく作品かな。
449 :
名無しのオプ :02/07/30 06:55
法月倫太郎は、新本格の作家では好きなタイプである。 探偵=ペンネームの点は言うまでもなく、 ケレン味の無い文章と結構シビアな犯罪描写は明かにクイーンを意識していると 思われるが、状況はむしろカーっぽい不可能犯罪が多いのが、 カー>クイーンという嗜好の私的には高得点。 新刊「法月綸太郎の功績」収録作品について簡単にコメントしてみたい。 私は、穂波という萌えキャラがウザくて仕方なかったのだが、 今回の作品集では彼女が完全にリストラされたのは喜ばしい。 再び親子水入らずの推理ゲームに戻っている。 ただし法月親子は、「ちびまる子ちゃん」のまる子とおじいちゃんが、 さくらももこが考える孫と祖父の理想であるのと同じく、 作者のいわば「イデア」に過ぎない気がしてならない。 「イコールYの悲劇」 評価C 結構考えさせるラストだが、 もっと女性心理を書き込めば、松本清張の初期短編のような哀愁を湛えた重厚な 作品になったであろう。作者にその志向が無いように思える。 ダイイングメッセージは、バカミスの範疇を出ていない。 「中国蝸牛の謎」 評価D 前半の蝸牛に関するウンチクが一番面白い。トリックは脱力ものの小技である。 「都市伝説パズル」 評価B 日本推理作家協会賞受賞作品だけあり、アイデアが面白く一気に読ませる。 幕切れも余韻に富む。 「ABCD包囲網」 評価D 作りすぎて面白くなくなった作品。 海外作品であれば抵抗感無く読めるかもしれないと、ふと思った。 「縊心伝心」 評価C タイトルが意味深。 長篇「頼子のために」等に共通するようなビターな余韻を残す作品。 その意味では、作者の持ち味のひとつが良く発揮された一編である。 作者は実生活の親子関係に何かトラウマでもあったのかと思ってしまう。
リアル魔人かよ…。 初めてだ…。記念カキコ
452 :
名無しのオプ :02/08/01 00:58
またまた中田英寿司を発見してしまったので記念カキコ(w
「中国蝸牛の謎」、読んだときに 「こりゃ連城三紀彦か泡坂妻夫がモデルかな?」と思って読んでたので (この2人大好きなんで……)なんだよー、って感じだった(笑) 本自体は面白かったけどね。
僕なんかに他人を裁く権利があるんでしょうか・・・ もう辛くなっちゃったんですよ・・・ ええ、短編のようなパズルならいくらでも作れますよ。 でもそんなのなら僕必要ないじゃないですか・・・
>>454 短編も十分よみたいのだが。
りんりんはペーソスがあるので
何かいても素晴らしいのだ。
456 :
名無しのオプ :02/08/06 17:11
>>455 でもそのペーソスも、功績読むかぎりじゃだんだん薄れてきてる気がするよ。
なんか食い足りないというか。
やっぱり期待はしてるんだけどね。
だから言ってるじゃないですか・・・ 名探偵やってると、そのペーソスからは逃げられないですよね? そんなことしてたら快刀乱麻というか、謎解きのカタルシスというか、 そんなのどの面下げてやれというんですか(涙 もうクイーンのエピゴーネンは無理なんですよ・・・
たしかに謎解きミステリというのは 作品中の事件関係者なり作品の読者なりの多くに 謎の合理的な解決を求めるという心性が備わっていないと 成り立ちがたいものがありますわな。 ジャンルとしてはエンタテインメントに括られ 京極やらなんやらが受けるような土壌が培われてしまった 近年では、名探偵なんぞという存在は 仲間うちの内輪ウケ用のお遊びキャラでもないかぎり 煙たがられるほかはないのかもしれない。
459 :
名無しのオプ :02/08/08 10:25
とりあえず金田一少年でも見習え。 全員死んでから解決→解決で追いつめて犯人もあぼーん を、デフォルトに。 あるいは 猿来たりなば みたいな 動物ものだけやる、とか、北村薫みたいな日常の謎でいく、とか。 まあのりりんのそんなのを想像すると笑えるんだが。
クイーンが、「9尾の猫」で結論を出してないじゃないですか。
一応、「ふたたび赤い悪夢」で結論らしきものは出したんですが・・・
>>459 なんで他の「名探偵」の中には悩まないでいられる方もいるんですかねぇ・・・
神だからさ!
463 :
名無しのオプ :02/08/08 16:37
誰ひとり互いにつながりのない集団での 雪の山荘ものがいいと思います。 みんなが初対面だったら 誰かが死んだことへの悲哀や 「○○が死んだのに、どうして冷静に謎解きしてられるのっ!」なんて ヒステリーを回避できます。 さらに全員が理系だと最強。経済学や社会学のモデル屋も可。 そういう特性だと、謎の解明のほうが気になるはずです。 らりほー!
えのきづさんは「迷」探偵じゃないですか・・・
能力だってあるんだし・・・
>>463 ああ、いいかもしれないですね。
ただの傍観者でいようと努めるのに、結局関わってしまって、
「ああ、また謎を解いてしまった。もう関わり合いになるのはやめようと思ったのに」
で、解き終わった頃、父さんがヘリで到着、と。
でもなぁ・・・
ホック張りのパズル小説もチャンドラーの影響が大きい日本では珍しい ロスマクドナルド風のハードボイルドも書ける資質を持つ稀有な作家だと思う。 しかし、この人のファンなら知っているとおり、法月綸太郎という探偵に こだわり過ぎて、自由かつ多様な展開をみずから阻む結果となっているのが とても残念だ。 今時、名探偵論争などという黴が生えたような議論を持ち出す輩が、 法月氏のような作家にはプレッシャーになっているように思え、 真から怒りを感じるよ。 法月は既にストーリーテラーとしての力量は佐野や都筑を十分に凌駕して いるし、若いファンには知名度も遥かに上である。 さらには、森人気を気に病んだ結果であろう穂波という萌えキャラ導入もいただけなかった。 萌えキャラ導入による増えるファンは、糞の類である。
466 :
ふたたび赤の他人 :02/08/09 00:25
>>464 とことんまで傍観に徹すればいいじゃん。
あとがきには「ではまた次なる傍観でお会いしましょう」
467 :
名無しのオプ :02/08/09 00:30
468 :
榎木津2:50 :02/08/09 00:32
469 :
467の続き :02/08/09 00:34
……メモれ。MAKE MONEY!
>>463 その中に一人だけヒューマンタッチなキャラ
(まつげの長い男子中学生とか)がいて
彼の調査で「実は全員どこかでつながっていた」ことが判明。
しかしそれは結局そいつの関係妄想であることが
おもむろに解き明かされて事件はまた振り出しに戻る。
この「おれたちには全くつながりなどないのだ」というのを
薪のはぜる音を聴きながら全員(まつげ除く)で
証明という気負いすら感じさせず証明していくシーンは
ミステリ史上に残る名場面と呼ばれることになろう。
>>470 その頃の僕らを支えていたのは、こんなミステリだった……
1,2,3,を待たずに 24時間の謎解きの始まり
みんなでドアにドカーッと当たって 「密室だー!」と叫んでドカドカいって
474 :
名無しのオプ :02/08/10 01:09
〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜
おざけんより高いの?
まあ、今連載中の長編が終わったらまた会いましょう、みなさん。
477 :
名無しのオプ :02/08/16 23:35
本人はのりりん萌え〜な読者についてどう思うの? 苦悩する俺をそんな風にあつかわないでくれ!って感じ?
えーと、これから使い分けします(笑) 作者としては読者様あっての「綸太郎」ですから、 愛していただけるのはどういう形であれありがたいことです。 その「暗さ」も含めて作品が生きてくると思ってますから。 ・・・これ以上やると詐称で訴えられるかしらん?
皆さんがね、「あーもうこいつしょうがないなぁ(はぁと)」と 思っているのは分かりますよ。 でもね、僕にしたらこれは「僕」という 個人のありかたそのものに関する非常に大きな問題なんです・・・ 皆さんはもしかしたらこのまま悩み続けることを望んでるのかも しれませんが、僕にしてみたら、さっさとこんな状態から抜け出したい、 もう関わりたくない、逃げ出したい、というのが本音の半分なんです。
481 :
名無しのオプ :02/08/17 11:41
法月親子のキャラが立ってるなんて誤解もいいところだぞのりりん。 葛城警部のほうが立っていた。復活させてください。
482 :
名無しのオプ :02/08/21 20:15
ふたたび赤い悪夢 再読中。 でも早くも辛気くさくなってきた。 そういえば前読んだときも辛気くさくて とばし読みしたから印象に残ってないんだよ。 でもなあ、のりりんへの愛を確認するためには もう一度読んで鬱っぷりを胸にとどめないとだし。ああ、辛気くさい。
483 :
2チャンねるで超有名サイト :02/08/21 20:18
そこに穴があるから。。。
ああ、密閉教室か。 思いつくまで一週間かかったよ。
486 :
名無しのオプ :02/08/29 01:50
ですます調age
487 :
名無しのオプ :02/08/30 16:36
しかしよくもこれだけ堂々とパロディ作家できてるよなあと思う。 オマージュって言えばなんでもかんでもアリなのかい? プライドっつーか、自分の真の才能(想像力)はないわけ?
>>487 あるじゃん。
ちゃんとよもーよ。
手塚治虫のブラックジャック、
荒木飛呂彦のジョジョの奇妙な冒険が、
映画からぱろりまってるのに名作と呼ばれる理由を考えてみると良い。
489 :
名無しのオプ :02/08/31 01:05
主要登場人物の設定はクイーンの真似のレベルを出てないと思う。 所謂クイーン問題に嵌っているところや苦しいダイイングメッセージも同様。 でも、所謂新本格に分類される小説家の中では一番正当な本格を書いている人だし、 才能も一番だと思う。 いつか歴史に残る大傑作をものにしてくれると思っているんだけど…… でも、翻訳調の会話は勘弁。
490 :
名無しのオプ :02/08/31 02:49
法月綸太郎というキャラクターは一時封印すべし
491 :
名無しのオプ :02/08/31 03:40
そうすると収入がゼロに近くなる罠
では間を取って 法月綸太郎という作者を封印しよう。
493 :
名無しのオプ :02/08/31 04:41
>>491 全部絶版にした後
密閉教室だけ豪華本で発売しる!
よし、じゃあ次からは密閉シリーズを展開していこう。 もちろん主人公はあの少年で、一作毎に成長していって 最終作で京大のミステリ研に入る。 そんで銀行に勤めておわり
>>494 その後ミステリ作家に、ペンネームはもちろん……
497 :
名無しのオプ :02/09/01 01:37
「小栗虫太郎さんの」と敬称つきで呼んでしまうところに 氏のジェントルな一面を垣間見る思いがする
クイーンのエピゴーネンという気持ちは変わってませんよ・・・ おそらく、パロディというのは「誰彼」や「頼子」を指して言われたと思うんですが。 うーん。まあこういうのもあっても良くはないですか? (はぐらかしになってしまっていたらごめんなさい) まあ、それはそれとして、警視をいなくしてしまう、というのはどうでしょうかね?
警視をいなくしてしまうって・・・殉職させるの?(w
駄目ですか・・・? より負の力が増すと思うんですけど・・・(笑) まぁ何はともあれ500げっとってことで。
>>500 どちらかというと警視の方のファンなので、なんとも。
穂波さんなら何してもいいですよ。
正直な話密閉教室がなんで受けているのかわからない メール欄、結局誰が犯人でもありえる状況になるってことになるじゃん
503 :
名無しのオプ :02/09/08 02:22
密閉教室が受けてるのか?そんな話は聞いたことないが……
>>501 はい、綸太郎の存続のためなら
あたし何をされてもかまいません!
505 :
名無しのオプ :02/09/08 02:52
>>502 もちろんミステリとしては別段どうってこたぁない。
でも学校という場がある種の人間に感じさせる
鬱陶しさとか息苦しさみたいなものが
それこそ文体にまで結晶している稀有な作品。
506 :
名無しのオプ :02/09/08 03:28
>>503 いや、この板でも書かれているみたいに密閉教室がいいって人わりとみかけるんです
この密閉教室でデビューして以降、「新本格」ミステリーの旗手とまでいわれていたので
なんとなく納得できないんですよね
>>505 ああ、そういうことでしたか、なんとなく納得しました
そういえばいろんなとこの評を見ても大体青春ミステリーとしての評価が高いんですよね
この作家は西沢保彦と並んで栗本薫化しているのか? 西沢とはちと方向が違うが。
508 :
名無しのオプ :02/09/08 20:57
>>507 縁起でもないからやめれー!
のりりんも西澤も好きなんだよー!
つーか……リア厨時代、温帯も好きだったさ……(;´д`)
家の母は「法月綸太郎が出ない方が面白いでしょうに」 と、よく言ってます。
510 :
名無しのオプ :02/09/09 01:12
来季から綸太郎はジュブナイル向けキャラクターにコンバートしる!
既出かもだが、穂波が出るようになってからつまんなくなった。
>>505 もしかして、その評は島田荘司の推薦文そのままでわ(w
>508 好き嫌いは知らんが、着実にその道をたどっていることは事実。
栗本のみならず、西澤や法月までも>508の呪いが・・・。
514 :
名無しのオプ :02/09/10 04:06
とりあえず「頼子のために」読みました。 法月の他の作品も読んでみたいと思ったんですが、 次に何を読んだらいいでしょうか?
>>514 頼子のためにが良かったのであれば、「一の悲劇」「二の悲劇」あたりがいいと思うよ。
祥伝社でたぶん文庫になってるはず。
本当は出版数も少ないし、出版順に読んでいくのがベストだと思うけど。
516 :
名無しのオプ :02/09/21 04:53
「密閉銀行」
519 :
名無しのオプ :02/09/23 02:32
大食刑事懐石あげ
520 :
名無しのオプ :02/09/27 00:42
>>520 うーん。考えどころですなあ。
なんか収集家じゃないからこういうバージョン違いって
ほんと困るわ。
でも寡作ののりりんだしぃ。
10/10ということで今回復活するシーンは 体操着姿の吉沢がネロに襲われそうになるところ でもカリメロ頭の吉沢というのを想像すると萎えるな(w
523 :
名無しのオプ :02/09/28 12:06
ノーカット版、当然買うでしょ。 だいたい以前から密閉教室の評価が低いのが納得いかなかったんだよな。 まぎれもない青春小説の傑作だろうが。 犯人側の動機がありえない? トリックに無理ありすぎ? コーダが意味不明? んなこたぁどうだっていいんだよヴォケ!!
ノーカット版、ハードカバーだよな……。 どうしようかな……。 実物見てから考えよう。
表紙で決めるか(嘘
巻末解説「高校時代の法月綸太郎」 > 比較的まじめな生徒で、まさかこんなことをするとは
密閉教室は何にしても(メール欄)でトリックの何もないと思うんだが あれがありなら、ミステリーはどんなもんでもありという印象を受けた(w まあ青春小説としての評価はまた別物だが
青春小説って、言葉が恥ずかしいな
>>529 何か?っていわれても
そうですか、としか言えませんが何か?
531 :
名無しのオプ :02/09/29 18:37
532 :
名無しのオプ :02/09/29 18:43
あるいは厨小説。 あるいは珍走小説
まあ。、アンチ青春小説ではあるわな
いろいろ考えたのだが、ノーカット版に島田荘司の薦が再録されてなかったら 購入することにするよ。 「密閉教室」、確かに若書きの作品だとは思うけれど、あの推薦文が、 バッシングの火に油を注いだよなあ。 本気で憎かったよ、あの推薦文が。
535 :
名無しのオプ :02/10/01 01:23
折込付録として夫人によるエッセイ「家庭人・法月綸太郎」
発売日前日に車内吊り広告「なつかしの大法月」
法月の作品として「誰彼」をはじめて読んだんですが、 あれは駄作といわないまでも、そうたいしたことないですよね?
538 :
名無しのオプ :02/10/01 01:51
どんな推薦文だったの?おしえてくり
539 :
名無しのオプ :02/10/01 11:53
>>540 参考になりました
買った本はとりあえず積んでおいて、ほかの人を読みます
「誰彼」の凄い所はあのプロットにも関わらず地の文に1つも嘘を書いてない所。 そんな殆ど誰も気にとめないことに、偏執的にこだわってしまうのがのりりんの 良さであろう。そんなことしてたら、そりゃ長編書くのに時間もかかるわ。 新刊待ちで暇な人には再読をお勧めしますです。
543 :
名無しのオプ :02/10/03 10:02
俺、「誰彼」(たそがれで出ないのね…)が新本格ではじめて読んだ作品。 だから結構思い入れあるんだが、初読から10年余り…。読み返して見ようかな。
顔が似てるって言うなら○○より××を先に疑うべきだろ・・・
○○=福田官房長官 ××=ひょっとこ
546 :
名無しのオプ :02/10/04 08:05
○○=幼くして生き別れになった双生児の存在 ××=ドッペルゲンガー
なんかこの人の文章読みにくいの自分だけ?(;´Д`)
読みにくいというより、古くさいというべきかも。
549 :
ヴァン・ダイン :02/10/08 23:16
age
550 :
アンドルー・ヴァン :02/10/09 01:06
あげ
551 :
名無しのオプ :02/10/10 12:07
「法月綸太郎の鬱病」 age
あぼーん
554 :
名無しのオプ :02/10/14 12:38
「頼子のために」読了。 面白かった。
555
ノーカット版、本当に出すのか?
557 :
名無しのオプ :02/10/15 17:47
まだ本屋に出てないよね?<ノーカット版
558 :
名無しのオプ :02/10/15 18:34
「法月綸太郎の功績」読了 まあまあおもろかった。
「誰彼」だけど、なんでこのタイトルなのかがわからない。 ストーリーとまったく関係ないような。
552 :名無しのオプ :02/10/10 17:06 今さらながら「密閉教室」初読。 ツマンネーな、オイ、と思いながら読んでたけど、 最後まで読んだらオモロかった。 (メール欄)
562 :
名無しのオプ :02/10/17 19:31
知りません。
>>547 私は文章読みやすいとオモタよ。
最近ブックオフでパズル崩壊買って読んでみて自分に合いそうだと思ったから、
またこの作家さんの本読んでみようと思った。
シャドウプレイが一番好きかな。
このスレでパズル崩壊はすごく評判悪いみたいだけど。。。
565 :
名無しのオプ :02/10/19 15:00
あげ
566 :
名無しのオプ :02/10/19 16:01
「密閉」の最後の文章の意味がいまだにわからん。
567 :
名無しのオプ :02/10/20 01:48
何がワカランのかワカラン。
568 :
名無しのオプ :02/10/20 04:15
釣りか? 一応横レス解説。 昔々、まだ電灯のない頃、 夕暮れ時になると人の顔が見えにくくなった。 曰く「たれぞかれ?」=「誰ぞ彼?」=(あれはだれ?) たれぞかれx100=たそがれ=誰彼=現在の黄昏。 法月のはただの語感からのもじりじゃない?
569 :
名無しのオプ :02/10/20 22:34
>「誰彼」だけど、なんでこのタイトルなのかがわからない。 >ストーリーとまったく関係ないような。 この質問の答えになってないよ>568
>>568 は
>>562 に対するレスだろう。
>>559 へも「ただの語感」とレスしてるが。
「誰彼」というタイトルの意味は、
「被害者(彼)は、双子のどちら(誰)なのか」というところから付けたと思われ。
いたって凡庸な解釈ね。
凡庸な作品にふさわしかろう
573 :
名無しのオプ :02/10/22 00:12
タッソーを待ち焦がれ の略。
うう、それは気がつかなかった!>573
『密閉教室』ノーカット版、いよいよ明日発売。 待ち遠しい、なんて気分は久しぶりだな。
延びましたよ
タイトルは『密閉教室21』
新刊出てない〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ´Д⊂ヽ ⊂ ノ 人 Y し (_)
『密閉教室』のラストに、作品としての整合感を崩すような「エピソード」があえて挿入されているのは、 そうやって読者に「なにか作者自身の経験に根ざすものがあるのだろうか?」と思わせることで、 こっぱずかしい青春ミステリーを書くことの免罪符(あるいは自己懲罰に見せかけた言い訳) にするため・・・と言ってみる不可能趣味。
581 :
名無しのオプ :02/10/30 03:06
せっかくだからあげましょうや。
コーダの意味がわかった人いるか!
583 :
名無しのオプ :02/10/30 15:19
まあ、ノーカット版は純文学として楽しもう。
585 :
名無しのオプ :02/10/30 16:32
84? 誰がそんなやつに聞くか。
586 :
名無しのオプ :02/10/31 16:23
ノー、ノー、ノーカットで蚊を落とせ スイッチひとつでぽっとんこ 効き目ーが長持ちよ あの部屋この部屋おいとこか 蚊、蚊、蚊、 講談社ノーカット!
587 :
名無しのオプ :02/11/03 12:48
ホントに新刊でるのかぇ?
「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」 の密室トリックが分からなかった。 (メール欄)は・・・違うよね。 どうやって脱出したのか分かった人、教えて。
>>589 なんとなく分かった気がします。
ありがとう、今夜は気持ちよく眠れそうです。
591 :
のりりんマスター :02/11/05 14:38
吉報age。 「ノーカット版 密閉教室」、ちゃんと出るらしいです。2300円。けっこう厚いな。 ソースは二階堂氏の日記。
592 :
名無しのオプ :02/11/05 21:05
吉本ばぎなage
593 :
名無しのオプ :02/11/09 06:23
『ノーカット版 密閉教室』、出てましたよ。
昨日本屋に行ったらありましたよ。 かなり分厚かった。帯には「密閉教室の草稿」って書いてありました。
595 :
名無しのオプ :02/11/10 21:22
公演会行ってきましたage. ノーカット版は、「もう出てるのかな?」ってかんじで、本人もよく分かってないみたいでした。 サイン用に持ってきた人に、「いつ買われたんですか?」と聞いてました。
まえがきがカート・ヴォネガット風で笑った。好きだね、この人も。
597 :
名無しのオプ :02/11/11 01:50
>>595 タメ口じゃないところがジェントルでイイ(・∀・)!
講演会レポきぼん
599 :
◆Giko/QbK2c :02/11/11 17:23
メモってたわけじゃないんで記憶ちがいとかあるかもしれないけど、 とりあえず覚えているところだけ。 質疑応答形式でした。 3.推薦文を依頼されたのにもかかわらず、その作品がつまらなかったらどうしますか? 今のところそういう経験はないので分かりません。 いいところが8あったら、それを10にふくらませるように書いたりはしますけど。 編集者が僕の好みに合いそうな作品を選ぶってこともあるのかもしれません。 4.執筆道具はなんですか? キャノワードを10年前ぐらいから愛用してたんですが、ちょっと前に壊れちゃったので、 メーカー製の入門機(win98)に買い換えました。 ワープロソフトは一太郎で、IMEはATOK12です。 けっこう古いパソコンですけど、執筆以外にはほとんど使ってないので特に問題なく動いてます。 5.お気に入りの作品はなんですか? 当初の構想がある程度達成できることが多いので長編よりも短編のほうが好きです。 短編の中だと「大密室」というアンソロジーに入った「使用中」というバカな作品がお気に入りですかね。 6.「生首に聞いてみろ」はいつごろ終わりますか? 現在連載が佳境に入っているのであと5、6回で終わると思います。 そのあと加筆訂正を行う予定なので、本になるのは来年以降になるはずです。 ただ、この作品でクイーンの「災厄の町」みたいなのを狙ったんですけど、 クイーン低迷期の作品、「ドラゴンの歯」や「悪魔の報復」みたいになってしまったのが残念です。
600 :
◆Giko/QbK2c :02/11/11 17:28
7.「三の悲劇」はいつ出ますか? 構想すらできていないので不明です。 この後の予定としては、「生首に聞いてみろ」を本にしたら 文春ミステリマスターズに取りかかる予定です。 8.評論においてネタバレは必要だと思いますか? 発表する「場」によると思います。 新聞などの書評だったらネタバレは御法度ですが、 専門誌で長い評論を出す場合ならば、断りを入れておけば特に問題はないでしょう。 その中間である文庫解説なんかは、場合によりけりですね。 もちろんネタバレするまえに警告する必要はあると思いますけど。 こんなところかなあ。 会場からの質問だと、「中国蝸牛の謎」の作家のモデルは誰ですか?って質問があったなあ。 笹沢佐保さんを意識しましたって答えてたっけ。 それから音楽の好みは未だにグランジ・オルタナ系らしい。 あ、あと講演会に西尾維新が来てたらしいよ。
601 :
名無しのオプ :02/11/11 17:49
>>600 ええ!笹沢さんなのぉ??
すっごく意外です。
603 :
名無しのオプ :02/11/11 18:46
ノーカット版、本屋で手に取ったけど、前書き読んだら 買う気なくなった・・・ 「印税収入に目がくらんで」とか言われても。。。
「ドラゴンの歯」や「悪魔の報復」みたいかよっ なんで期待して待ってるヲタに向けてそーゆうこと言うかな(w
605 :
◆Giko/QbK2c :02/11/11 19:31
>>601-602 ああ、ちょっと言葉足らずだったか。
笹沢を意識したのはもちろんだけど、
連城とかのベテラン作家を意識したみたいな口ぶりだったよ。
講演会で都築道夫の熱心なファンだって言ってたから、
都築をモデルにした部分もあるんじゃないかなあ。
生首の次はミステリマスターズか。 っていつになることやら・・・
607 :
名無しのオプ :02/11/11 23:20
西尾維新くんはどのへんにすわってたんだろう? 前の方ではないだろうなあ。 >599,600へのつっこみ&フォロー(ただし僕もメモは取ってません) 生首はあと3,4回だったと思う。 直すのに時間がかかるのは、章立てを直すぐらい大きく加筆するのと、 アンフェアな記述(叙述?)を解決しないまま連載が終わりそうだから。 それにしても、後書きでもそうだけど、 「あれは悔いの残る作品です」「**のパクリを書いたのですが」 とか自虐的な発言が多かったな。。。 質問ですが、「使用中」って、探して読む価値あるでしょうか?未読なんで。
608 :
名無しのオプ :02/11/11 23:28
>>607 、「使用中」を収録してる『大密室』、今年1月に新潮文庫に
落ちたばかりだから、普通にあるんじゃないかなぁ。僕はこれから読むが。
>>599-600 ,
>>607 ぐっじょぶ。
> この後の予定としては、「生首に聞いてみろ」を本にしたら
> 文春ミステリマスターズに取りかかる予定です。
ここで吹き出した。
>>606 と同じこと考えたよ。
610 :
名無しのオプ :02/11/11 23:50
マスターズ、連作短編で許してください、という予定だったけど 長編の方が映える、というネタを思いついたらしい。 でも、よく知らないが この人は思いついてからが長いのか?
611 :
名無しのオプ :02/11/12 00:04
思いつくまでも長い。 とにかくやたらに長い。
612 :
名無しのオプ :02/11/13 14:26
今さら何を、と言われるんだろうけど、、、 ねえ、もしかしてこの人って本当の本当に終わってる?
613 :
名無しのオプ :02/11/13 15:10
作家としてはまだ終わってないと思う
むしろこれからでは。マジで。
私も、『これからの作家である』に一票。
で、ノーカット版を呼んだ人は結局 い な い ん で す か ?
617 :
名無しのオプ :02/11/13 17:12
ノーカット版よむとコーダが理解できます
>>617 大体(半分くらい?)予想どおりだった。
620 :
名無しのオプ :02/11/13 18:57
ノーカットが文庫に入ったら買おう。
621 :
名無しのオプ :02/11/14 14:40
オレモー
622 :
名無しのオプ :02/11/14 16:28
コーダが理解出来た瞬間、漏れの中での名作度が急激に下がった。
623 :
名無しのオプ :02/11/14 17:54
文庫がブックオフに並んだら買おう。
法月家(山田家)の夫婦生活 ノーカット版
100円コーナーに落ちてくるのを待つ
626 :
名無しのオプ :02/11/14 20:46
法月知事が水産庁に訓練中止を要請(朝目新聞)
法月知事、小泉総理との対談集を出版 「生首相に聞いてみろ」
メール欄に『イコールYの悲劇』とクイーン『Yの悲劇』のネタばれあります。 『イコールYの悲劇』を読んでいて、タイトルからして(メール欄)のことを 一瞬でも疑った人、手を挙げて。はい、はーい・・・・って私だけか。
法月氏の遅筆にブチ切れた編集者が氏を書斎に監禁。 「密閉書斎」
書斎の扉はもちろん・・・で、密閉
631 :
名無しのオブ :02/11/24 19:33
コーダってなにさ?
632 :
名無しのオプ :02/11/24 19:40
もと巨人・近鉄のピッチャー。
うわあ
坂本龍一のアルバム
635 :
名無しのオプ :02/11/25 19:10
ノーカット買った人はいないんですかっ!
636 :
名無しのオプ :02/11/25 19:42
買ったよ。はじめて読んだけれど、おもしろかったよ。
てっきり「ほうげつ・りんたろう」って読むんだと思ってた。
古本屋だと「ほ」の所に並んでることも多い。
639 :
名無しのオプ :02/11/26 14:33
某地方の紀伊国屋には売ってなかった。 売れてしまったのか入荷しなかったのか。微妙。
そう、すべては頼子のために
>>637 オレは「ほうづき・りんたろう」だと思ってた。
642 :
名無しのオプ :02/11/29 00:28
略して ほうづり
ノーカット版、あんまり売れてなさそね。
644 :
名無しのオプ :02/12/11 15:41
祝・『法月綸太郎の功績』本格ミステリーベスト10第二位age
評論集楽しみだなあ。
646 :
名無しのオプ :02/12/12 21:24
ノーカット板はいまいち買う気しないな・・・そもそも密閉教室自体がどうかな?ってレベルだと思うし。 とにかく、頑張って長編を来年に出してくれればいいね。
>>647 もちろん個人的にです。結構好きな人多いですよね。
でも、個人的には頼子以降が好きです。
649 :
名無しのオプ :02/12/18 21:04
少しはノリリンのあとがきの面白さを見習って、君たち、何か議論したまえ。
650 :
名無しのオプ :02/12/18 21:58
どうでもいいがこのスレ、3年目に突入しようとしてるね。
651 :
名無しのオプ :02/12/20 06:25
この板は初めて来たんだけど、法月さんのは何冊が読んだ。 一時期終わったとか言われてたけど、「このミステリーがすごい」にノミネートされてるね。 復活したの?
法月さんは遅筆だから、誤解されたんだと思う。 『全然、新作が出ない。もう書けなくなったんだよ。 終わりだね、あの人も』て感じ? ノミネートされた作品も、長編じゃなくて短編集でしょ。 ここしばらく、長編の新作は出ていないみたいだし。
>>652 、も少ししたら、「生首にきいてみろ」が出る……はず。
「生首にきいてみろ」はもはや都市伝説になってるな。
以前若竹が(自分の作品について)言ってたけど、 出るぞ出るぞと言いながらなかなか出ない安手のお化け屋敷のよう。
656 :
名無しのオプ :02/12/23 16:00
オレは穂波がいてもいいと思うけどなぁ・・・ 2,3本に一回ぐらいの割合ならいいんじゃないか?
>>656 、僕は、短編に限るが、毎回出演させてほしいと思う。
658 :
名無しのオプ :02/12/23 16:13
>>654 ワラタ
連載の方を続けて読んでる人はいませんか?
どんな話なんでしょうか?
659 :
名無しのオプ :02/12/23 17:10
穂波たんが出なくなったのは例の「図書館の自由」問題に関係あるの? だとしたら激しくウザイんですが。 誰だよ、小説真に受けて下らんプライドを誇示しやがった低脳司書は。 名前晒そうぜ。
>658 ある日、図書館裏の雑木林で司書の死体が発見される。 で、犯人は潜伏していた穂波たん。
661 :
名無しのオプ :02/12/28 02:42
age
662 :
名無しのオプ :02/12/29 15:34
生首!生首!
663 :
名無しのオプ :02/12/29 17:55
ミステリ初心者ですが・・・・。 『後期クイーン問題』とは何か、どなたか説明していただけませんでしょうか?
ノ^〜ノ ( ( ___ ∧_∧ヾ(((リンタロウ ) ___ ┏\ \ ―――( #・∀・)つ);Д`)──┤├┨┃),、,、,) ―― (つ )〃/ つ──┤├┨┃ ∩_∩ ――/ ゝ 〉―/ / /..―――┤├┨┃ ∩(´Д`;)<リンタロウよ、もういい、 _ (_(__) (__(_/ . ̄ ┃┃ ヽ つ お前は頑張った!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (⌒人 ヽ |  ̄ (_)
665 :
名無しのオプ :02/12/31 18:03
>>663 、有栖川スレで書いてた人ですか?
僕も詳しくは無いけど、理解している範疇で書くと、
ミステリにおける探偵というのは、あくまで外部の存在。
事件が起こった後からやってきて、巻き込まれた人に救いの手をさしのべ、
トリックを暴き、犯人を指摘する。事件が解決すれば、そのまま去っていく。
関係者や犯人の、その後の人生に関わることは一切無い。
これが従来のパターンだが、そこを崩して、
探偵も内部の存在であるとする作品が、クイーンの後期によく書かれた。
事件を解決したと思ったら、真犯人の狙いで間違ってたとか(十日間の不思議)
謎解き・犯人指摘に酔って、犯人を自殺させてしまうとか(九尾の猫)。
探偵活動によって、関係者の生き死ににまで関与してしまう。そこから
果たして探偵が他者の生殺与奪まで握るのは是なのか、そもそも探偵は
何の権限で事件に首を突っ込み、他人の人生に関与するのか、といった
推理物、探偵物の根本そのものに疑義を投げかける思考が生まれた。
これが「後期クイーン問題」。
多分こうだと思うが、そこ間違ってるぞというのがあれば、指摘お願い。
法月作品なら「頼子のために」「ふたたび赤い悪夢」あたりかな。
ちなみに、「探偵がいやなら探偵を辞めればよい。論ずる要無し」と
切って捨てているのが、二階堂黎人。
666 :
名無しのオプ :02/12/31 19:30
>>665 おおむねそれで良いかと。
二階堂の論説にはどうかと思われる点も(多々)あるけど、
「後期クイーン問題」についてだけは賛成。
法月がこの問題に頭を突っ込んでいったのは、作家としての
実験精神であり誠実さと言えなくはない。
だが、現実には「後期クイーン問題」はそれと前後して執筆力が
急激に失速していった作家たちに対する格好の理由づけに用いられ、
「書けないことが作家としての誠実さのあらわれ」みたいなことに
なってしまった。
667 :
名無しのオプ :02/12/31 20:14
>>665-666 それはちゃうんじゃないの?
後期クイーン問題とは
「すべての証拠が出揃ったという絶対的状況が成立しえない以上、探偵の
推理は常に間違っている可能性がある」
(
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/k-enji/impression_netabare01.htm より引用)
つまり、完全にフェアな(=完全に論理的な)な本格ミステリは存在しない、
つーことだわな。そういうことを気にしない普通の本格ミステリは、名探偵が
「真相」を告げて終わりになる。
これはようするに「名探偵が真相だと言ってるからそれが真相なんだ」という
一種のトートロジー(同言反復)なんだな。
多くの本格ミステリ作家はそれを「お約束」として割り切る。でもクイーンや
法月みたいに「論理」に高度に意識的な作家は、そこでトラップ(どつぼ)に
はまる、とこういうことだあな。
668 :
名無しのオプ :02/12/31 20:29
age
669 :
名無しのオプ :02/12/31 20:45
たしか、どっちも正解じゃないかな。
といっても
>>667 の方が語られる事が多い。
一見、正当な論理に思える(そんなこともないか)からかもしれない。
しかし、この後期クイーン問題は
>>665-666 という意味で作品に取り入れる事は面白いけど
>>667 のような意味で語られて、なおかつそれを理由にミステリの限界を説かれたりするとムカツク。
もともと現実の事件の捜査だって「すべての証拠が出揃ったという絶対的状況が成立しえない」わけで
じゃあ、現実の刑事が「いつかこの証拠がひっくり返されるかも」などと悩むかというと、そんなわけなくて
証拠の群れから、ある程度の(厳密な意味でない)確実性を見つけ出して事件を組みたてていく。
それが普通の事。完璧な論理性など存在しないのは自明な事。
>>667 のような意味での後期クイーン問題を語る作家、評論家、ネット書評家は(のりりんがそうだとは言わんが)
はっきりいって、単に幼稚な人間だとおもう。不可能な事を強調してるだけ。
「大人なんて嘘をつく生き物なんだ!!」と叫ぶ小学生のようだ。
なんか思いきりスレ違いだな。申し訳ない。 一応このスレに関係しそうなことを言っとくと、 法月綸太郎は(少なくともいまでは) 「この問題で悩んで書けなくなってる」なんてことは無いと思うので安心して(?)
671 :
名無しのオプ :02/12/31 20:55
原因はどうあれ、書けなくなってるのは確かだと思うが(w
>>665 >>667 >>669 簡にして要を得た説明、感謝です。
「後期クイーン問題」がこの二つの側面で語られ、
しかも今の日本のミステリ状況に強引に重ねあわされることが、
ことをややこしく、不毛かつ無意味にしてますね。
673 :
名無しのオプ :03/01/02 00:59
そんな問題は摩耶たんに訊いてください!
674 :
名無しのオプ :03/01/02 01:09
実際に訊いたらうすら笑いを浮かべて舌打ちされてしまいました。どうしたらいいですか?
675 :
名無しのオプ :03/01/02 01:45
スカシ屁で反撃
個人的には、
>>665 で言われているのが、当のクイーンが意識していた「後期クイーン問題」で、
>>667 あたりが、近年、日本で本格が再興してきた頃になって、新本格の作家や評論家が、
>>665 の問題をより深化させた論理だと解釈してるんだけど、間違ってるかな?
>>676 「後期クイーン問題」をクイーン自身が意識していたとはどうしても思えないのです。
全ては現代作家の思い込みと自己正当化による妄想ではなかったかと。
や、別に、作家が意識していない問題を語るのも 評論ではないかと言ってみるテスト。
>>678 それって、評論というものは確かにそうなんだけど、
探小研の評論って「原作者が意識していようといまいと知ったことではない」
「問題意識を読み取るのはわれわれの勝手」って居直りが過ぎる気がする。
「ジャンルと時代の抱える問題は、作者の意向にかかわらず作品に刻まれているのだ」
みたいな。ちょっと不遜じゃない?
680 :
二階堂黎人 :03/01/03 22:04
《後期クイーン問題》は、所詮、作家や探偵が怠けることの言い訳にすぎないし、また、名探偵は推理という思索行動を発動させるためのジャンル的装置であるわけだから、そもそも、そんな問題はこの世に存在しない。
681 :
名無しのオプ :03/01/04 01:46
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
遅レスですが、皆様ご説明ありがとうございます。 正直言うと分かったような分からないような・・・。(申し訳ありません) 『本格ミステリー』っていう単語も最初、意味不明だったんですけど 島田荘司の『本格ミステリー論』読んでだいたい理解できたんです。 なので、『後期クイーン問題』を扱っているミステリ評論があれば教えて下さいませ。 それ読んで勉強しますので・・・・。
>>679 いや、評論はそれでもいいと思うよ。独立した作品として
評論が完成されていれば問題はない。不遜な感じがするの
は、彼らの論なり文章なりが下手だからだろうね。
>682 島田の「本格ミステリー」は島田の信じる「本格」であって 本当の「本格」とは言えない…かもしれない。 ってことだけ掴んどいて。
685 :
名無しのオプ :03/01/06 00:23
「すべての証拠が出揃ったという絶対的状況が成立しえない以上、探偵の 推理は常に間違っている可能性がある」 というのは初期クイーン問題では?
686 :
名無しのオプ :03/01/10 13:50
「新冒険」読殺! 「身投げ女のブルース」がヨカタ。 次は「功績」買おうかな。
のりりんの短編集は、 「冒険」→「新冒険」→「功績」と どんどんできがよくなっていると思うので、 >686の方はいい読書体験ができると想像します。 これが、アリスの国名シリーズになると・・・。
688 :
名無しのオプ :03/01/10 15:02
>687 パズル崩壊は?
あれは、別路線、というか、 実験作、というか、 その。まあ、何と申しましょうか・・・。
>>687 おれは逆だと思うんだが・・・。「死刑囚パズル」は別格かと。
逆ですか。うーんと、「死刑囚パズル」は確かにイイ作品だと 思うのですが、「冒険」→「新冒険」→「功績」と 読み進んでいくうちに、どんどん作品のできが悪くなって、 暗い気分になる、てことはないと思うのですが。 >686の方が、「功績」を読んでどう思われるか気になってきました。
692 :
名無しのオプ :03/01/10 16:37
自分は穂波が出ない「功績」に一票
>>691 収録作のアベレージだとそうかも。おれは1つ傑出したものがあれば
いいと思うほうなんだが、まあ意見は人それぞれということで。
>>663-682 ではないが、「後期クイーン問題」の評論って、無いのかな?
あるなら僕も読んでみたいんやけど。
後期クイーン問題における、論理性の方はどーでもいいんだけど(笑)
「探偵≒部外者」論の方は探偵キャラによるところが多いのでは。
他作家のキャラで申し訳ないが、
火村は彼の論理で裁く、御手洗は触れない?かな。
クイーンの後継を担わされている法月(息子)ゆえ問題としている、というか。
現に、おそらくその苦悩する法月(息子)にファンは惹かれているのだろうし。
>>694 君が書いて僕に読ませろ
696 :
名無しのオプ :03/01/13 02:32
age
>>694 とりあえず
現代思想 1995年2月 特集 メタ・ミステリー
の
法月綸太郎「初期クイーン論」が分量的にまとまってるかな。
「初期」だけど、一応後期クイーンにつらなる問題を扱ってる。
数学基礎論とかの説明はほとんどでたらめだけど。
後期クイーン問題自体がどれくらい重要かは判らないけど、
法月の評論そのものが本格ミステリ的だと思う
(巽昌章が色々論じてるような)。
701 :
名無しのオプ :03/01/15 17:38
黛りんたろうのスレはここですか?
「功績」読殺しました! 僕的には「縊心伝心」がベストでした。次点は「イコールYの悲劇」。 「中国蝸牛」はちょっとチマチマしてるのが気になって、「都市伝説」はイイけど のりりんにしてはシンプルかなーと、実用性も低いし。「ABCD包囲網」は、男の狙 いと行動が「これしかない」ってほど重なってなかったように感じてしまって。題 名も無理やりっぽいし。あぁ、でも穂波タンがいないのは寂しい・・・(笑
703 :
名無しのオプ :03/01/15 18:01
関係ないが、「縊心伝心」の冒頭でアリーmyラブが出てきたのには驚いたな。 でも言ってることは禿同だった。
704 :
名無しのオプ :03/01/15 18:25
705 :
名無しのオプ :03/01/15 18:44
>704 え? 法月さんのことはみなさん 『のりりん』と呼んでいますよ。
706 :
名無しのオプ :03/01/17 18:04
こいつの文章無味乾燥でつまらん
>>706 、ひょっとして長編のみ読んだとか? いや、短編は萌えやすいかな、と思ったから。
>>707 短編しか読んでないっす。
ロジックもちゃんとしてるし、ミステリの要件は満たしてると思うけど、
なんかこう、わくわく感がないんだよねぇ・・・
709 :
名無しのオプ :03/01/17 18:36
「密閉教室完全版」はいったいなにが異なるのか。
質問なのですが、穂波って初登場はどの作品でしょうか? 新冒険までは全部読んだはずが彼女の記憶がないのです。 バンドの女性は違うはずだし。どれをすっ飛ばしてしまったのか気に なってます。教えてくださいお願いします。
>711さん 短編だったのか。主役級の扱いだから長編だとばかり思ってた。 教えてくれてありがとうございました!
>>711 公式にはそうなんですが『密閉教室』の前半のほうで
事件のあったクラスの生徒全員が図書室に集められる
シーンがありますよね。
主人公の視線がいってないんで描写されてないだけで
実はあの図書室の隅っこに就職したての穂波がいるんです。
714 :
名無しのオプ :03/01/20 15:06
ノリリンキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!
キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!! へ ) ( ノ ( )ノ ( ) へ ) へ ) へ ) > > < < < > >
717 :
名無しのオプ :03/01/20 18:00
>>713 先生、そろそろ穂波タンとAぐらいさせてやったらどうですか?
いくら先生がご結婚なされたからといって小説の中の綸太郎はまだ童貞なんですから。
(^^)
719 :
名無しのオプ :03/01/24 11:30
え、綸太郎童貞だったの? そりゃないでしょ(w
720 :
名無しのオプ :03/01/24 20:32
カニバリズム小論がよか
721 :
名無しのオプ :03/01/27 23:24
第3回本格ミステリ大賞候補作 『オイディプス症候群』笠井潔(光文社) 『GOTH』乙 一(角川書店) 『法月綸太郎の功績』法月綸太郎(講談社) 『マレー鉄道の謎』有栖川有栖(講談社) 『聯愁殺』西澤保彦(原書房)
723 :
名無しのオプ :03/01/29 21:12
この人マジデ不細工だね・・・
724 :
名無しのオプ :03/01/29 21:28
のりりんすき
新作が出るたびに痩せこけていくように見えるのだけど気のせいでしょうか。
パズル崩壊の最後の話に出てくる彼は「メール欄」の彼とどういう 関係ですか? 彼のその後には興味あったので今後の作品で描かれると 嬉しいなぁ。
「二の悲劇」、どこ行っても見つからないから とうとう注文してしまった。 絶版じゃないといいなあ…。 一番気に入ってた本だったのに、又貸しされて どっか行ってしまったよ.・゚・(ノД`)・゚・.
729 :
名無しのオプ :03/02/07 13:38
本ミス大賞、のりりんに獲ってほしいような、ほしくないような・・・
730 :
名無しのオプ :03/02/09 03:25
第三評論集のタイトルは「株式仲買人はなぜ殺されなければならないのか?」です
>>730 が、ビジネス書の棚に並べられてしまうのであった
732 :
名無しのオプ :03/02/14 01:09
「世界の神秘を解く男」の、犯人とおぼしき人は のちに逮捕されたのでしょうか?
733 :
名無しのオプ :03/02/18 03:33
石田靖age
雪密室でほのめかされていた法月警視の妻にまつわる話は そのうちちゃんと小説になるのか。もしかしたら実は全く 何も考えていない?
あぼーん
うわ。間違って名前欄に書いちゃった。鬱だ、死のう。
レスアンカーのミスは直していません。以下、再掲します。
735 :(ここがネタバレでした):03/02/27 15:20
>>743 ならないと思うよ?いつか綸太郎がメール欄に気付いて
苦悩するっていう展開はあるかもしれないけど。
つか、あのエピソードを作品にされたところで興醒めな
だけじゃんか。
ガーン!! 母=穂波!?
>つか、あのエピソードを作品にされたところで興醒めなだけじゃんか。 んなこたぁない。のりりんには苦悩が似合ってる。
というか令息は新婚旅行かなんかに行っててもらって 法月警視自身の事件ということで書いてほしいな(藁
741 :
名無しのオプ :03/03/14 20:56
今日ポスティング行って、最初に入った マンションの表札に「法月綸太郎・山田」 ってあってこけそうになったよ。 あんなところに住んでるんだ。高級でもボロでもない 中途半端なマンションだったな。作家ってこんなもんか
山田ってのが本名か
山田か・・・萎えるな
744 :
名無しのオプ :03/03/14 21:44
康夫>>>隆夫>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>悠介 この山田勢力図のどのへんに入るんだろう?
745 :
名無しのオプ :03/03/14 21:45
>>745 康夫>>>隆夫>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>悠介
↑
このへん
山田雅人は?
748 :
名無しのオプ :03/03/14 23:22
三年に一冊でけで生活してるほうが驚き
つか、今の若い人は新本格系の本名知らんのか……
普通知らんだろ
>748 アーヤと北村しか知らない。教えて
山口雅也『生ける屍の死』の文庫版解説で あくまで「隣人」との対比のためだけと思われる「異人」という言葉を使う際 何故ことさら「山田太一氏に『異人たちとの夏』という小説がありますが」などと 言及しているのだろうと思った。 それまでの文体からすると赤坂憲雄あたりのほうが妥当なような気がするのだが いきなり山田太一というのがどうにも不思議なんだよねーヽ(´ー`)ノ
>744 正紀は?
太郎(西武ライオンズ)>>>>>>>>>>>>>>>耕筰>康夫=風太郎=久志(阪急)>正紀 >邦子>>>パンダ(かぐや姫)>詠美>かまち>>>隆夫=まりや>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>ビリジアンの小さい方>勇>悠介
山田ネタつまらなすぎ
いつまでたっても三の悲劇にとりかからないようなら あんたを綾辻と五十歩百歩の存在とみなしてやるZE!
まだ見なしてないのか
759 :
名無しのオプ :03/03/27 17:00
出るぞ、生首。
760 :
名無しのオプ :03/03/27 17:19
【フジテレビ】今夜9時〜10時54分 『FNS最高視聴率祭り国民のチャンスライン電話でもらえる1000万』 という番組が放送されるわけだが、この番組は解答者(ゲスト)が クイズに答えるのだが、どの解答者がその問題を正解してるか視聴者が スタジオに電話し答えるわけだ。そして、そこに2ちゃんねらーを出演させようじゃないか! ■手順■ 1.番組中に公表される番号に電話する。 2.運良くつながる(つながらない場合は根気よくかけ直す) 3.司会者が「もしもし〜」などと切り替えしてくる。 4.大声で「オマエモナー」と叫ぶ。 5.あとは賞金ゲットのために頑張ってください。 ※このレスを見かけたら、できれば5つ以上のスレに貼り付けてください
762 :
名無しのオプ :03/04/05 18:56
>3月20日、法月シリーズのコミック版単行本が出ることになりました。 >『都市伝説パズル──法月綸太郎の事件簿』(秋田書店・サスペリアミステリーコミックス)。 >作画は風祭壮太さんです。 読んだ人いますか?
綸太郎イケメンすぎ
764 :
名無しのオプ :03/04/12 02:45
この手の本格ミステリコミック化にはどうも承服できない
フィクサーでもいるんでしょうかね。 のりりんの場合はマンガ好きそうだから 本人が編集者と直接やりとりして話が決まった ということも考えられなくはないけど。
>>751 綾辻・我孫子・法月の
本名の普通さ加減は、尋常ではない。
生まれた瞬間に本人の意思とは関係なく決まってしまうものを (後になって本人の意思に基づき変更できるものもあるが) あげつらって揶揄してはいけない。
逆に、ペンネームなどについては 煮て食おうが焼いて食おうがかまわない。
769 :
名無しのオプ :03/04/15 00:38
図書館で「ノーカット版・密閉教室」が目に止まって借りてみました。 おもしろかったです。他の作品も読んでみようと思います。 密閉教室ってノーカット版じゃない方も読んでみた方がイイのかなァ。
(^^)
>>769 ノーカット版読んでないからわからない。
「密閉教室」「誰彼」おもしろかった。
ねちねちともったいながりながら他も読み進めます。
評論本は後に回したほうがいいんかなー。
772 :
名無しのオプ :03/04/18 18:58
「生首に聞いてみろ」の連載が終わりました。
773 :
名無しのオプ :03/04/19 21:51
あのさあ、「二の悲劇」って叙述も良かったし綸太郎と警視の掛け合いも良かったんだけど 長すぎるし、京都の捜査のところの文章むちゃくちゃつまらなくないか?
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
776 :
名無しのオプ :03/04/26 21:55
どうせあれだろ。来年の「このミス」の海外ベストには「ロジャー・シェリンガム とヴェインの謎」入れるんだろ。この古典オタめ! と煽ってみる(w
777 :
名無しのオプ :03/04/30 15:04
いまさらなんですが 50円玉20枚の謎 の 白胸猟色 ってだれなんですか? ほかはだいたい検討つくんだけど… 素人カキコスマソ
>777 白峰良介という作家がいるのです。 著作は一冊だけですが。
>>777 778氏に付け加えると、「飛ぶ男、堕ちる女」っつー、
初期新本格の中でもカナーリつまらん作品を書いている。
A.M.タソがもう書いていた……。宇津氏(つД`;)
みなさまありがたふ こらしらんわ,というかんじで納得しますた
783 :
名無しのオプ :03/05/01 17:25
たまには小説のほうもですます調で書いてほすぃ
785 :
名無しのオプ :03/05/04 16:16
「図書館の自由」はリアリティの問題ではなく、理念の問題である… だの偉そうに語ってるんだけど。 それ以前に、「捜査官が、捜査上知り得た秘密をこうもやすやすと(家 族といえども)部外者に漏らしている」ということは、リアリティの問 題ではなく、法の理念の問題にはならないんだろうか。 (言うまでもなく、地方公務員法には、人権保護の理念から「守秘義務」 が罰則付きでうたわれているんだから) まぁ、法月に限らず、100年以上の昔から、推理小説には常套的に用い られている手法(捜査員による、民間人探偵への情報漏洩)だから、今更 誰もそんなこと考えないのかも知れないけど。 「図書館の自由」と同じくらい、問題として論じられなきゃおかしいし、 逆に言えば、こっちを放ったらかしにしたまま、ことさらに「図書館の自 由」を特別に論じられてもウザいだけ…と思った自分は逝ってよし?
786 :
名無しのオプ :03/05/04 16:41
「頼子のために」「一の悲劇」「ふたたび赤い悪夢」が三部作だって いうのは、なんとなく知っていたので、3冊いっぺんに買ったのです が…。 ついうっかり順番間違えて、「一の悲劇」より先に「ふたたび〜」に手を つけちゃって、しかも4分の3ほど読み終えてしまいました…。 これって、順番どおり読まないと、面白みが減ったりします? 「一の悲劇」だけ出版社が違うから、ついこれが3作目だと思ってしまった んでつよ…。
787 :
名無しのオプ :03/05/04 17:48
「ふたたび〜」には「頼子」のネタバレがあったと思う。 「ふたたび〜」中断して「頼子」から読んだ方がいいのではないかと
「頼子」を読んどけば「悪夢」は読んで大丈夫。 「一」は独立した話だったと思う。 だけどやっぱ「頼子」「一」「悪夢」の読み方を勧める。
786です。 >787 「頼子のために」は、ちゃんと最初に読みました。 ただ、同じ講談社つながりだったから、つい続けて「ふたたび〜」を 読んでしまったのでつ。 >788 そうですか…やっぱ順番どおりがお勧めですか。 自分、(メール欄)なので、この際このまま読んじゃってもいいかな〜 とも思ったんですが。 結末が気になるけど、中断して「一の悲劇」を先に読もうか…うぅん。 推理小説はあまり詳しくないし、エラリー・クィーンも読んだことがない けど、法月綸太郎の回りくどさ(地の文の文体とか、台詞回しとか、綸太郎 (作中)の性質など全てにおいて)が妙にツボにはまってしまいますた…。
いい加減、本格に見切りをつけて、ハードボイルドに転向した方が いいと思う。 ハードボイルドが「法月綸太郎」という名探偵と相容れないってん なら、いっそのこと綸太郎&警視のキャラは封印してしまえ。 「中国蝸牛の謎」に出てくる、「本格推理でデビューした後、他ジャ ンルの小説で売れた作家」てあれ、実は自分もそろそろ本格以外のモ ノを書きたいって願望の現れなんじゃないか… と深読みしてしまったんだが。 ハードボイルドが「法月綸太郎」という名探偵と相容れないってん なら、いっそのこと綸太郎&警視のキャラは封印してしまった方が いい。
別に三部作とうたわれてるからって3作全部読む必要はないでしょ。 3作目だけ妙に長くて、そのわりに前2作と比べてつまらないのは 村上春樹の『羊をめぐる冒険』と同じだな。出版社まで一緒だけど。
792 :
名無しのオプ :03/05/05 00:26
生首は本格じゃないらしいけどどうなんだろ
>791 全部読む必要はないかも知れないけど、好きで読もうとしてるのに 他人が水を差す必要もないわな。
というかその前に雪密室を読め。
「黒衣の家」が(・∀・)最強
>794 ここに書いてないからって、読んでいないとは限らないと思うんだが。 久々に雪密室読んだら、なんか状況設定があまりに古くさすぎて(女恐喝屋 だの、恐喝屋の手紙で雪の山荘に集まるだの、出生の秘密だの全て)、読ん でるうちに、だんだんこっちが恥ずかしくなってきた…。
>>795 ありゃ「メル欄」のパクリだろ。
「Y」のネタバレもしてるし。
なんか自分はファンなので(w とりあえず書いてくれれば何でも買うのだがのぅと思ってしまう いろいろ書いてみてそれで「ちょっと粗製濫造だよね最近」 とか一度でいいから言ってみたい
夢のような愚痴だw
なにげに801げっと
802 :
名無しのオプ :03/05/18 15:11
あのねーみんな知ってる? 法月の「雪密室」と歌野の「白い家の殺人」ってすごい話が似てるんだよ。 登場人物までかなりかぶってた。
>>802 うーん「長い家の殺人」しか読んだことないから知らなかったけど
ちょうど最近メル欄を読んで「長い家の殺人」を思い出したところだった。
「白い家の殺人」の内容はすっかり忘れてしまっているのでアレだが、
>>803 と同じく、803メル欄読んだとき、「長い家」を思い出した。
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
後期クイーン問題ってさ、笠井とか法月とかは深刻に悩んでるけど 清涼院とか舞城の『九十九十九』とかで「そんなものはあたりまえ」という 解決(と思わない人もいるだろうが)がなされていると思うんだよね……。 創作に結びつかない悩みならさくっと切って別方向に進んで欲しい。 もったいないよなぁ。綾辻・我孫子より「小説」を書く才能は絶対あると思うのに。 派手なトリックはあんまり上手くないけど。
「都市伝説パズル」 法月綸太郎氏には、早く本章を受賞していただきたい、と 私は願っていた。だが正直な印象をいうなら、私にとって この作品は、法月氏の「中程度」レベルといったできだった。 氏ならば、もっと快刀乱麻の作品をものすることができたのではないか。 だがそれは、私個人の過剰な期待もあるのだろう。パズラーの傑作は、 大量生産できるものではない。 本作の受賞を強く推す選考委員に、 正直、私はほっとした。法月氏が推理作家協会賞を逸しつづけるのは、 本賞にとっても不幸なことだと思っていたからだ。 大沢在昌っていい奴だな。
809 :
名無しのオプ :03/06/02 02:41
法月は比較的好きな作家 長編の「あとがき」とかにビュトールやロブグリエといったヌーヴォーロマンの 作家名がよくでてきたよね このあたりの「小説の形式の問題」を、「登場人物の内面の問題」へとすり替えちゃってるね 私自身は法月のペダンティックなとこや鬱的な側面は気に入ってるから、それはそれでよしとするが
810 :
名無しのオプ :03/06/02 03:40
自分が求めている水準が自らが持つストーリーテリングの技術では 到達できないのがイヤなのかな。
811 :
名無しのオプ :03/06/02 05:12
>>808 やっぱり、賞って作家に対する「情」が大きいのかな。
良いことだけどね。
812 :
名無しのオプ :03/06/02 05:52
813 :
名無しのオプ :03/06/02 17:15
>>807 「小説」とはハードボイルドのこと?
漏れは、法月がハードボイルドに転向するのは嫌だな
814 :
名無しのオプ :03/06/02 17:57
815 :
不倫の代償!!ウッチャン慰謝料5000万円? :03/06/02 20:10
>813 内面とかテーマに照準を当てたもの。 つまり「人間」を描こうとしているもののことを言ってます。>「小説」 綾辻が最近そういう方向に作風をシフトしているんだけど、個人的には 法月のミステリ作品の人間描写の方がはるかに上を行って深いと思うので。
817 :
名無しのオプ :03/06/03 01:39
>>816 おれもそう思う。
法月の文章力は見直されていいと思う
818 :
名無しのオプ :03/06/03 01:47
法月がハードボイルドに転向したら新本格の存続が危うくなるだろ
いや、転向しないと思うよ。 あそこまで愚直にパズラーに向き合ってる作家が、 たとえハードボイルドっぽい作品を書いたとしても、 そこから本格の要素がなくなることはない。と思う。思いたい。 >816 俺も同意。 個人的な話だけど、法月の文体とか比喩は読んでいて心地いいし面白い。
正直、この人のパズラーとしてのこだわりは「下手の横好き」なんだと 思うんだよね……本人前にしてこんなこと言ったら、言った香具師を殺して 挙句本人も自殺してしまいかねん勢いだとは思うが。 まあ努力を続けるのも才能だから、いつか一世一代のパズラー大傑作を ものするかもしれんけど。
なんか縛られてる気がしますね。パズラーを書かねばとかそういう 本格ミステリ的こだわりが強いんでしょう。 でも評論家・法月やミス研出身ミステリ大好き・法月にはそのこだわりは重要だろうけど 作家・法月はもっと自分の魅力である文体とかムードみたいなものに のっかっちゃっていいんじゃないでしょうか。 もちろん愚直にパズラーを書いてくれてもいいんだけど それで手が止まりきってしまうようならもったいないし 法月が書く情の小説もすごく読んでみたいと思うので。
822 :
名無しのオプ :03/06/03 22:45
法月ファンの中でも長編好きと短編好きで意見が分かれるとこかも おれは長編が好き、だから法月には読み応えのある「小説」を書いて欲しい
法月の文体が好きです。 が、本格&後期クイーン問題に拘らなくなった彼を それでも好きかどうかはよく分からない。 止むに止まれず書いてる、って感じがするから長編が好き。 あの文章の魅力もその辺りの真摯さから発生してる気がするので、 何年かかってもいいから納得のいくものを書いて欲しい。 楽な方法を覚えて欲しくない。 このスレ神社の絵馬とか卒業式の寄せ書きみたいになってきたな。 のりりんがんばれ。
鼻 の 舌 に 釘 を 打 て
よーしわかった!次スレタイトルは 【合格奇岩】のりりんがんばれ【出雲退社】 スタートは年明けぐらいってことで。
久しぶりに二の悲劇を引っ張り出して読んだ。 冒険、新冒険とは違った意味で好きな作品です。 面白いというんじゃなく、切なさがたまらない。 が、何回読んでも冒頭〜半分くらい辺りまでが読んでてつらい(笑 後半は一気に読めるのだが前半は頭に入りづらいですねぇ。
いつも思うんだけど
>>1 の
>>コリン・デクスターばりに錯綜する推理
って、なんか業界人が書いたものから
そのままコピってきただけって感じがするです
>827 法月本人が言ってるんじゃないっけ・・・?
>>826 そうですか?僕はあの冒頭の二人称パート好きですよ
あそここそ切ないです(もちろん後半も良いですが)
ビュトール『時間割』を意識した二人称は素敵です
生首まだでないの? 一気に読みたいからカドカワ読んどりません。
お待たせしました。本作生首を待ちかねて、ろくろ首になってしまったという 読者もいらっしゃるかもしれません。おっと、妖怪話は僕の畑ではなかったか。
>>833 お待たせってことは…
ウヒャーマジ?マジですか?
出るの?出るのね?出ちゃうのね?いつなのねぇ?
835 :
名無しのオプ :03/06/24 14:40
期待age
多分釣られてるんだろうけど 期待しちゃうなあ
837 :
名無しのオプ :03/07/11 03:06
あげちゃっていいですか?
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>839 掛ぶとんの下に胴体がなかったら嬉しいかも
のりりん好きですがデクスターは読んでみるべきでしょうか? 近所の古本屋にあったのを見たとき 天下のデクスターをみて「ああこれがのりりんの」とか おもっちゃった自分に鬱
読んでみるべき! のりりんぽいし。
(^^)
844 :
名無しのオプ :03/08/05 14:18
シャドウ・プレイの最後ってどっちなの?現実?小説? てかどっちとも取れるようにわざとああいう書き方してあるの? 読者の好きなように読めってこと?
>>844 という風に読者にいろいろと考えさせたいんでしょ。
846 :
名無しのオプ :03/08/13 01:00
ゴメンage
リンタローおきろー | ____.____ | | | ∧_∧ | │ | | (# ´Д`)| | ∵ ____ ∧_∧ | |⌒ て) 人 ・ ∴|____| ( : ' ` ) | |( ___三ワ < > ====≡≡≡三三三三:・ |\ \ と/⌒⌒⌒/ | | ) ) | ∨ ∵\ | ̄ ̄ ̄ ̄| / /  ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | ・ : ~ ̄ ̄ ̄ ̄ ⌒⌒⌒~
849 :
名無しのオプ :03/08/15 16:25
age
850 :
これぐらい言ってほしかった :03/08/21 00:17
「…奥さん、貴方は以前自分のことを観念の化け物だとおっしゃいましたね。 それを聞いた時僕は正直言って戸惑いました。貴方の真意を図りかねたからです。 でも今は確信を持ってこう言えます。 貴方は観念の化け物です」
851 :
名無しのオプ :03/08/28 18:25
情報もないのに久しぶりにスレを読み返してみた。 思ったより自分がたくさん書き込みしていることに驚いた。 で、生首は? あと文春ミステリマスターズもだけどミステリーランドも名前でてるけどどうなの?
ハヤカワミスマガあげ
煙草を咥え前屈みになって上目遣いに相手を見やる笠井の横顔は あたかも朝まで生テレビで革新派の論客を挑発する猪瀬直樹というか 遅筆作家を前に「先生、そろそろ書いてもらわないとウチとしても 考えがありますんでね」と凄みを利かせる編集者(元ヤクザ)のようだ
あ、笠井スレに書き込むつもりだったのに間違えた
探偵儀式に綸太郎が出とった この作者がマンガ描いてくれりゃよかったのに
ちょっとちょっと。
図書館員が利用者の閲覧情報を第三者に漏洩ってことで例えば
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/jiyu/column01.html#1993 ここのNo.3の山田浩二氏のコラムにもあるように
法給(笑)の「切り裂き魔」はけしからんということになったわけですが
図書館と銀行という違いはあるでしょうけど
どうして加藤実秋「インディゴの夜」(ミステリーズvol.2)はOKなの?
まだ新人だから?または雑誌に掲載されただけの段階だからってこと?
(あ、でも雑誌じゃないしw)
>856 まだ苦情が来てないから。
N月R太郎て
法月給太郎ワラタ
860 :
名無しのオプ :03/09/21 14:56
ああ、法月のスレもあるんだ、と思ったら1が2000年だって。 「ペットが飼い主に似る」じゃないけど、さすが法月! 「功績」も読んだけど、なんか普通になっちゃったね。上手くなったけど。 法月は、やりたいことは色々あるんだけど、それを上手く作品として統合出来ないトコ、 “ゆがみ”が面白かったんだけど。 ホントにジョン・ライドンみたいになってきちゃったな。 それでも読むから、早く長編を!!
ちょっとちょっと。 登録者の個人情報を勝手に利用するっていう展開があるってことで 法倫の「切り裂き魔」にはクレームがついたわけですが 図書館と医療という違いはあるでしょうけど どうして菅浩江「レリクト・クリムゾン」(ミステリーズvol.1)はOKなの? SFだから?または推理作家協会賞だけじゃなくて星雲賞もとってるから?w
>861 だから、まだクレームが来てないから。
「法月綸太郎の新冒険」収録の「背信の交点」について質問があります。 結局、被害者はいつ毒入りのジュースを飲んだのでしょうか?
すみません。ageついでに。 ここで被害者というのは(メル欄)のことです。
ちょっとちょっと。 松尾由美『バルーンタウンの手毬唄』では 乾物屋のメンバーズカードの台帳に載ってる個人情報を 店主のいない隙に区役所職員がカメラで撮りまくりなんてシーンがありますよ。 これに比べりゃ穂波なんて可愛いもんじゃんw
こんなとこでぼやいてないで、然るべきとこに訴えれば良かろう。 何が「ちょっとちょっと」だ、アホクサ。
868 :
名無しのオプ :03/10/01 20:52
うん、おもしろいよ
869 :
名無しのオプ :03/10/02 12:04
おまえたちみんな死んでしまえ
870 :
名無しのオプ :03/10/02 21:47
はい、氏にます。
「頼子」を読んだときのショックが大きかったから、気長に待ち続けちゃうなぁ。 いっそ駄作を連発とかしてくれりゃあ見切りも付けられるんだけど・・・
生首ってどうしちゃったんだよ…
「頼子」ってどこがいいのかワカンネ 褒めてる人多いけど、本格としていいのか、小説として感じるところあるのか、 単に総合的にエンターテイメントとしていいと言っているのか 新冒険なんかのほうがよっぽどいいと思うけどな
やっぱ頼子っていう地味な名前なとこが萌えるよね
うう、それだけスか そういえばタイトルにも違和感覚えた「頼子のために」 外国の小説なら、ファーストネームをタイトルに混ぜても様になってる気がするけど 新本格だし、登場人物を軽く扱うジャンルだからなおさら目立つ ってそういう偏見に対する批評って意味もあるのかも、ひょっとすると いろいろ本格について考えながら出した作品なんだろうし、そういう意味で評価が高いんだったかな
綸太郎ではじめて読んだのが、頼子だった。知識も何もなくて本棚に 並んでるときにタイトルが印象的だったから買ったんだけどその後、 夢中になって同著者他作品を読んだ。若かった。 もう一度読もうと思ったら、誰かに貸したままだったみたいで、 いったい誰に貸したんだろうかわからんの悲劇……。
新本格の嫌いなところは、クイーンなどの本格を読んでいることを前提にしている ところ。後期クイーン問題は作家が悩む問題であって、読者に押し付けるな。
いまさらですね、好きな人も嫌いな人も
死刑囚パズルがやたら賞賛されているのが不思議だ 無粋でマルチになってしまうが他スレに書いたの転載 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 事件現場にいた香具師ら、気づけよ、とくにお前 後からきた探偵が「論理」で答えを出す前にさ そんなことを登場人物たちが気づかないなんて 読者にわかるわけがない もはや叙述トリックの域に達してる あと、この死刑囚が収監されていることは 以前からわかっているわけで、 「執行の日にわざわざ殺した」ことの動機としては いまいち弱いような気もする まあ、意思が当日ピークに達したってことなんだろけど また、死刑の是非や死刑囚及び執行官の葛藤など 死刑をめぐる真の諸問題の方がよほど切実な「パズル」で 「事件」は所詮作り物のチャチなものに感じられてしまう ミステリの限界か、作家の力量不足か、 伏線を紛れ込ませるための事件前の描写に 事件後のストーリーが迫力で負けてしまっている
>>879 >「執行の日にわざわざ殺した」ことの動機としては
これは当日まで(メル欄)がわからなかったからでは?
>880と同意見。
882 :
名無しのオプ :03/10/06 17:56
「頼子のために」って「野獣死すべし」にちょびっと付け加えただけのシロモノじゃんか。
ねたばれしてんの?
「法月綸太郎の冒険」読んだよ。 「死刑囚パズル」と「カニバリズム小論」がおもしろかった。 残念ながら、穂波には萌えなかった。
>>885 >残念ながら、穂波には萌えなかった。
あれは作者が萌えるためのキャラですよ(w
「コンタクトにしてくる」という約束にムキになるのってどうよ? メガネの方がいいに決まってるだろが! つうか要するにこいつは「メガネが似合わないタイプ」なんだな けっ、使えねぇ そういえば「キミは僕を好きになる」の斉藤由貴が 「メガネの司書」をやっていたのには萌えた 「メガネをはずしてきれいになる」のには萎えた (大江千里が振られて加藤雅也に走ったのも微妙)
>888 私はムキになる綸太郎に萌えて下さいってことかなぁ、と解釈した。 むしろそんな無体なのりりんに萌え。
>>888 > メガネの方がいいに決まってるだろが!
禿胴!!
しかし、板違いだw
いや、実をいうと穂波はまつ毛のつけ根が性感帯であるという設定で、 メガネをはずしてデートにくるというのはある種のサインなんですね。
穂波はもう出てこないんだろーね
/ ̄ ̄ ̄\ / /∧\ || | i/〜 〜‖‖ (i--○--○---i) i ; i <やだな〜また男子がうわさしてるぅ。 ψ\_▽_/々 Φ Φ 【穂波たまえ】
/ ̄ ̄ ̄\ / /∧\ || | i/〜 〜‖‖ (i--○--○---i) i ; i <プライベートではコンタクトよ ψ\_▽_/々 Φ Φ 【穂波たまえ】 作者注:タマちゃんがメガネをかけ始めたのは高校だったのだが 私の中のイメージで小学生からかけていることになった
☆ チン ☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ___\(\・∀・)< クリスティ文庫の解説ままだぁ〜? \_/⊂ ⊂_)_ \_______ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :| | .|/
896 :
名無しのオプ :03/11/06 12:33
>896 ワロタヨ。情報さんくす!
写真写り悪過ぎ! 写真選んで載せてくれよ
なんつーか、人間の顔に無理矢理オバQの メイクをしたような写真だ・・・・・・ 写真見るたび百年の恋も冷めるぜ いや、恋したことはないがw
900 :
名無しのオプ :03/11/12 14:56
A
901 :
名無しのオプ :03/11/12 20:45
B
マヨ
903 :
名無しのオプ :03/11/15 10:24
NHK BS2 11/16の番組表より 写真が駄目なら、生法月も見ない方がいいかもしれんが。 前 08:00 週刊ブックレビュー ▽特集・“時代を創った編集者101” (文芸評論家)寺田 博 ▽おすすめの一冊 茶木 則雄 中沢 けい 法月綸太郎 【司会】 藤沢 周 柴田祐規子
生のりりん、写真より良かったよ。 文体と喋り方がつながってて、ちょっと嬉しかった。 学生時代のゼミでよく出来る子の発表聴いてるみたいな気分になった。 紹介してた本面白そうだったな。
友人が猫(♂)を飼うことになり名前を何とつけるかという話になったので 本名:テリュース・G・グランチェスター 通称:のりりん と提案したら物の見事に無視された。本名と通称の二本立てがマズかった のだろうか?
開票されてなかったに一票
907 :
名無しのオプ :03/11/21 22:00
すげぇ……すげぇよのりりん!
これからはミステリ界の野茂・松井と呼ぼうぜ!
910 :
名無しのオプ :03/11/22 05:57
This month’s Passport to Crime story is from Japanese writer Norizuki Rintaro, who tips his hat to Ellery Queen with a challenging murder mystery for a police inspector and his writer son to solve.
911 :
名無しのオプ :03/11/22 05:58
読みたいニャ。
いま件のサイト見てきた。 なんかね……泣きそう。嬉しい。
でも「都市伝説パズル」ってとこは微妙。 協会賞とったから? 元ネタアメリカもんだしなあ。
そして現地の挿絵画家が「日本の親子っていうとこれしか知らない」と 綸太郎→皇太子、警視→天皇になっているという罠!!
今月の犯罪小説へのパスポートは日本の作家Norizuki Rintaro(この人は警察検査官のための興味深い殺人ミステリーを備えたエラリー・クイーンへの彼の帽子および解決するべき彼の作家息子を傾ける)からです。
「死刑囚パズル」読了。 これって、(メール欄)が訴えれば、事件は自然に解決したんじゃない? まぁ、早急に内部捜査をする必要があったのかもしれないが……。
917 :
名無しのオプ :03/12/08 14:53
そういうところには目をつぶれ。 本格ミステリなんだから、ヤボなこと言うな。
918 :
名無しのオプ :03/12/08 16:23
こんな大きなキズを見逃して良いのですか、お父さん?
そういうこというと また悩みだしちゃうから・・・・。
特に大きな傷とは言えないと思うけど
つうか、意外とアットホームなあの職場であのトリックは 難しいと思うが。
922 :
名無しのオプ :03/12/10 12:36
オイディプス的なテーマを扱うなら、 法月親父が殺られるというのはどう?
>>921 本格ミステリだから、おおめに見てやれよ。
「本格ミステリだから」って何回もいってる方、ネタですか? 勝手に本格のハードルを下げないように。
925 :
名無しのオプ :03/12/11 18:11
頼子のためにの法月さんはそれまで造られていた世界をぶち壊しにしてくれてるようで 嫌いでしたがその後のふたたび赤い悪夢と短編で好きになりました。
926 :
名無しのオプ :03/12/11 18:17
「このミス」の毎年恒例隠し玉コメントで、生首が「やっと長編らしくなって きた」ってワラタ。
短編ではあまり煮詰まらず生き生きと書いてる感じだね、この人。 この調子で長編もバンバン書いて欲しいんだけどな。
928 :
名無しのオプ :03/12/12 18:55
>>927 本人どう思ってるかしらんけど
実は結構、短編型のようにおもう。
さらっとモダーンなの上手だよね。
短編のがむしろ好きだ
いや、長編のが好きだ
931 :
名無しのオプ :03/12/12 23:13
やっぱり中編でしょ
いやいや評論だよ
むしろ著者近影だ
いやいや、法月といえばあとがきだろう
935 :
名無しのオプ :03/12/13 06:36
そろそろ発売になりましたか? 随分前から書く書くと言っておきながら、いっこうに姿を現さない新作。 タイトルさえうろ覚えになってきたな・・・・ 『なまけずに書いてみろ!』だっけ?
都筑氏への追悼の念もこめて早く出してねっ 『ナマステと言ってみろ』だっけ?
生首でカイてみろ だよ
部屋の整理をしていたら、このミス’97年版(7年前)がでてきた。 「私の隠し玉」コーナーを見てみたら、『生首』執筆中と書いてあった。 ちなみに、綾辻は、『暗黒館』を書き始めたというコメントが出ていた。 来年には、両方とも出るかな・・・
プロットを練り始めたマスターズは何年後?
941 :
名無しのオプ :03/12/14 17:52
944 :
名無しのオプ :03/12/15 19:19
「法月綸太郎の冒険」読みました。 短編嫌いの自分でも十分楽しめました。 中でも「黒衣の家」が良かったです。あとがきにこの作品は、ある著名な作品のプロットを周到しているとありますが、 何の作品だか分かりますか?ヒントはジャッキーらしいです。(オウムの名前)
945 :
名無しのオプ :03/12/15 21:04
>>944 そのことは綺麗さっぱり忘れなさい。
さもないと必ず後悔することになります。
946 :
名無しのオプ :03/12/16 10:54
「黒衣の家」が好きな人って、結構いるみたいだね。 自分的には、動機は面白いが、犯行手口がショボい気がした。 「死刑囚パズル」もしかり。 自分は「カニバリズム小論」を評価した。 これは、反対に動機はショボいが、小説構造としての驚きがある。 穂波シリーズは、赤川にトリックを足しただけといった感じで、ダメでした。
947 :
名無しのオプ :03/12/17 19:51
ぼくなら禿げるよりアルツハイマーのほうを選びますね
このペースだと次スレは980くらいで良いよね?
>>950 ついにのりりんすれも次スレどうこう言うところまで来ましたか(嘆
>>951 嘆いてどうするw
しかし、1から3年9ヶ月か・・・
ミステリ板じゃなければdat落ちしているな。
新・死刑囚パズル
955 :
名無しのオプ :03/12/30 19:37
『・・・どうして、このスレは進まないんだ・・・』
だいたい法月父子は『シャム双子の謎』におけるクイーン父子のような 絶体絶命の危機に瀕してないから、そのへんがまだまだ甘いと思いますね。 新作ではアルカイダに制圧された東京を舞台に殺人事件に挑んでほしいです。
>>955 遅筆仲間の綾辻のスレとくらべると・・・・・・・・・。
法月は禿げてないからかな
綾辻のスレなんか禿の話題しかしてないじゃないか。 どんな話振っても全部それに結び付けるし、作品なんか語れない。 あんなスレになるくらいだったら、進行が遅いほうがよっぽどいい。
ざっと呼んでくると、なんというか登場人物に幅がないな。 子供というのはまぁ無理にしても、 ちょっとヘンでお気楽な爺さん婆さんでもレギュラー陣にほしいところだ。
>>958 いや、ファンはあの中でも作品について語れるよ。
>>959 ユーモアミステリでも求めてるんでしょうか。
法月の作風じゃないでしょう。
実は読者層がアルツハイマーだったという罠
>>956 東京がアルカイダに制圧されてるような状況で、まだ名探偵は
関係ない殺人事件に首を突っ込まねばならんのですか?
作者法綸の苦悩は続く・・・
964 :
名無しのオプ :04/01/15 19:14
のりりんが好きでロスマクの「さむけ」読みました。 大変面白かったです。 そこでのりりんスレのみなさんに質問なんだけど、 ロスマクでもう一冊だけ読むとしたらどれがいい?
あえて「一瞬の敵」を推そうか。 年老いたアーチャーを読んで泣け!!!
966 :
名無しのオプ :04/01/15 19:43
>965 >966 お答えありがとうございます 年老いたアーチャーにもかなり興味あるけど「ウィチャリー家」読んでみます。
「きのうは、ぱぱがゆきみっしつをつくってくれました」 「綸子ちゃん、あれはね、普通はかまくらっていうのよ」
密室のかまくらには出入り口がないという罠。
むしろ生き埋め
>>969 つまりパパは生き埋めにしようとしただけだと。
うわー
綸子ちゃんは黄色いおねしょの夢を見るか?
何でもいいから のりりんの活字が読みたい 渇望しておりまつ
のりりんがフランクザッパについて長々と語っているのは なんという作品でしたっけ?
もうEQMM出てるんだろうか。
>>975 竹本健治「ウロボロスの基礎論」の割り込み原稿?
長々と、ではなかった気がするけど。
>>977 いや竹本じゃなくって
ザッパじゃなかったのかなあ。
初期の作品でアンビエント?かオルタナ?の音楽について
語っているヤツです。
次の方スレ立てよろしく
スレタイはこっちで決めていい?
981 :
名無しのオプ :04/02/09 07:53
二の悲劇でいいんじゃない?
今だ!!!1000get  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´ ∧∧ ) (´⌒(´ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡  ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ