1 :
名無しのオプ:
2 :
名無しのオプ:2012/08/30(木) 11:30:06.50 ID:cxjiPuev
NGワード・あぼーんのススメ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■書斎魔神 ◆AhysOwpt/w とは?
かつて発狂コテにも認定された、NGワードの指定対象人物。
ネタバレを含めた持論を主張し続け、また、
議論においても他者の意見を受け入れようとしない傲慢な態度から、
他の住人からは忌み嫌われることに。
誹謗中傷当たり前、間違いを認めない、自作自演当たり前と、
三拍子揃った厄介物。
彼の発言に反応してしまうとスレが荒れる一方だが、
反応さえしなければ独り言を言い続けるだけなので、
余程のことがなければ、NGワードに指定してのスルーが推奨される。
■NGワード・あぼーんについて
2ちゃんねる専用ブラウザのオプションのひとつ。
設定することで、任意のレスを消すことができる。
2ちゃんねる専用ブラウザに関するサイトはこちら。
↓
http://www.monazilla.org/
3 :
名無しのオプ:2012/08/30(木) 11:36:39.51 ID:cxjiPuev
4 :
名無しのオプ:2012/08/30(木) 21:10:55.26 ID:RPj7uWD/
>>1 乙。
全集57巻「迷走地図」を読んでいるが、なかなかの傑作だな。
5 :
名無しのオプ:2012/08/30(木) 21:41:59.53 ID:8O/Ch66X
>まず、「交通事故死亡1名」から。
>交通戦争というワードが記憶にある向きなら、まあ、本作は社会派ミステリ
>(勿論、本筋であるミステリのスパイスに過ぎないが)の範疇に有りと言えぬ
>こともないかと思う。
まず社会派推理小説について言えば社会派推理小説はsocial novelの要素がある推理小説という
ことでミステリとしての要素の比率や質の高低は全く関係ない。
この辺りは社会派ブームの頃の一般認識とも同じだ。
だからお前のミステリ要素がどうしたとかいう分析も全く意味が無い。
そして読んだ人間なら分かるが「交通事故死亡1名」は超ご都合主義の部分があってとても
ミステリとは言えないし、他の『死の枝』収録作品にも言えることだが、小説としての出来の悪い。
到底社会派的な部分がスパイスで他のミステリや小説としての部分が主と言えるような
作品ではない。
しかも先に触れたように先行した類似作品が多く、大抵はそちらの方が出来が良い。
「入江の記憶」と某作品とかな。
ついでに言うと
>>111が言っているように『死の枝』作品も後の作品に影響を与えては
いるが作品の出来は後の作品の方が良い。
こういうことはある程度清張作品を読んでいたら分かるはずだ。
それといつも不思議なんだがユーモアのある作品といえば「老春」の話しか出てこないのは
なぜなんだ?
普通に読んでいれば分かることだが、清張は全期間に渡ってユーモアのある作品は書いている。
連作ミステリーでは必ず一本はユーモアのある作品を入れている。
それに気付かないなら、それは小説を読む感受性がないということだし、実際そうだから誰が読んでも
的はずれで失笑するしかない感想しか書けないんのだ。
6 :
名無しのオプ:2012/08/30(木) 22:08:00.47 ID:DpShfhlc
人の書き込みをなんの断りもなく転載している基地外がいると思ったら名無しの書斎か。
その時点で行動が異常なんだよ。
7 :
名無しのオプ:2012/08/30(木) 22:13:23.70 ID:DpShfhlc
8 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/30(木) 22:48:32.01 ID:CPFX/Ru7
前スレでも指摘したことだが、当時の社会派ミステリというものに対する
一般的認識を度外視して、
>>5のような我流の解釈を垂れ流すのは、
無意味そのもの。
清張作品以外にも社会派ミステリと称された代表的作品(水上、黒岩作品)を
課題図書としてあげておいたのだが、これも未読のようであり、
「甘ったれるな!」という感を強く抱いた。
さて「死の枝」の話題に戻りましょう。
「政治、経済、社会問題等を作品要素としたもの」
この社会派ミステリに対する一般通念に照らせば、
「交通事故死亡1名」「偽狂人の犯罪」「不法建築」「不在宴会」
この辺が該当でしょうな。
9 :
名無しのオプ:2012/08/30(木) 23:11:02.85 ID:DpShfhlc
お前リンク先が読めないみたいだけどsocial novelは"industrialization,
social, political and economic issues "に対する云々と書いてあるのが
読めんらしいな。
「政治、経済、社会問題等を作品要素としたもの」とどう違うんだ?
10 :
名無しのオプ:2012/08/30(木) 23:23:35.70 ID:DpShfhlc
それと「家紋」はネタバレになるからはっきり言えんが田舎の権力の話だし
「史疑」は象牙の塔の批判だし、「古本」も出版業界の恥部を晒す社会派だ。
11 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/31(金) 01:01:47.79 ID:PoEnOFCx
>>10 おい、おい(w
>田舎の権力の話
こんなネタは横溝作品でおなじみだし、
「史疑」は清張先生が好きな歴史ネタ、「古本」は作家なら誰しも気になる
盗作ネタやろ。
当時、カレントだった社会派ネタからは程遠いものあり。
前スレで指摘したとおり、清張作品中の例示作品に限らず、
他作家の作品もしっかりと読み込んでみろ。
当時、「社会派ミステリ」というものが、具体的にいかに認識されていたかが
わかろう。
これは命令である。
12 :
名無しのオプ:2012/08/31(金) 07:05:35.53 ID:Tv0EiuV1
獄衣のない女囚を読んだ。
一応公営アパートだが、アパートというよりは大学か高校の寮みたいな雰囲気である。
登場人物がいずれも独身ということで、構成は異なるが戸川昌子の大いなる幻影を彷彿
とさせてくれた。特にある女性は戸川作の元小学校国語教師の二重写しのようである。
ひょっとすると清張は前年発表された大いなる幻影からこの作品の発想を得たのかも知れ
ない。意外な犯人へと結びつく伏線は秀逸で、ぐいぐいと読まされた。高度成長期に入り
だした東京にはこんなアパートがあったんだと、当時の世相の様子も知らされた。
13 :
名無しのオプ:2012/08/31(金) 07:08:21.83 ID:gWb1+BNI
横溝作品でおなじみなら「政治、経済、社会問題」でないというのが意味不明だが。
横溝正史だって近代の作家なんだから、そういう要素があって当然だろ。
逆に横溝作品では社会的な問題を取り上げるのを完全に排除したという証拠でもあるのか?
それに地方の前近代性を批判することが社会派に当てはまらないなら、「眼の壁」も
「砂の器」も社会派にならないぞ。
お前読んでないから知らんか。
14 :
名無しのオプ:2012/08/31(金) 10:08:55.72 ID:3LWdJfAD
15 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/31(金) 22:05:16.71 ID:TX4nXxQC
>>12 あの作は俺も面白く読んだ。
陰惨で重苦しい雰囲気になってもおかしくはない設定なのだが、
女の下着に埋もれて墜落死のエピ等々、
独自のユーモアが全編に漂うのも良し。
犯人の意外性は申し分ないし、もっと長く書き込めば、
十分に本格ミステリ足り得たかと思う。
>>13 やはりお前はアホだな(w
現代(執筆当時ということになる)におけるカレントな社会問題等が
取り上げられていなければ、社会派ミステリのネーミングには不適であった。
清張先生の「点と線」「眼の壁」「ゼロの焦点」「砂の器」等の初期の代表長篇
にはいずれもこの要素があり。
田舎の閉鎖性・因習なんてのは、横溝御大がさんざ書いている「昔からある
当たり前の事」なんである。
16 :
名無しのオプ:2012/08/31(金) 23:59:41.03 ID:RPyjSLJ1
※「書斎魔神」という荒らしが、ネタバレや自作自演、嘘知識などの
書き込みを繰り返し、多くの人に迷惑をかけています。
彼はろくに清張の作品を読んでおらず、ただ住人を煽る事を目的にしています。
例えば前スレでは何日にも渡って「アホ」「無知」だと他人を中傷し続け、
陰険な嫌がらせをし続けました。
どうかNGワードに設定し、絶対にレスしないよう、お願い致します。
17 :
名無しのオプ:2012/09/01(土) 08:40:01.02 ID:DyXtHsP1
取りあげていればネーミングには適するがジャンル分けには不適だとでも?
自分が社会派ミステリに対してどういう主張をしたかおほえてないのかww
18 :
名無しのオプ:2012/09/01(土) 09:46:34.45 ID:6XwBltrZ
ある小官僚の抹殺を読んだ。
作者は役人の経験はないのだが、取材力旺盛というか新聞を毎日じっくりと読み込んで
いたのであろう、官僚構造を熟知している。そしてそれに対して痛烈な批判魂を持って
いる。政界と官僚の癒着、その間に入って利益を得ようとする怪しげな活動屋。結局民主
主義国家とはいえ腐敗して利権体質に染まっている多くの政治家によって日本は運営されて
いるという作者の憤怒が伝わってくる。
19 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/01(土) 21:41:03.36 ID:C0k55GdU
現代は死語と化したと断言してもよい「社会派ミステリ」というワードだが、
際立った属性が認められない以上、当時、一般にいかに認識されていたか
という事実を呈示してゆく程度のことしか出来なくて当然。
「点と線」→汚職、「眼の壁」→手形詐欺、「ゼロの焦点」→今も残る大戦の影、
「砂の器」→大戦の影と業病・・・
この辺の有名作は、社会派ミステリと認識されていたのは間違いない。
>>18 前スレで指摘したとおり、短編ではドンピシャな社会派ミステリと言い得る作
かと思う。
「彼らは、いつも風に吹かれてそよいでいる弱い草である」
この締めの一文を読むたびに、哀しい感を拭えないものあり。
同傾向の長編「中央流沙」も面白いが、短編の名手ゆえか、
本作の方がより纏まりが良いように思う。
20 :
名無しのオプ:2012/09/01(土) 21:44:56.78 ID:+VPqo5DQ
迷走地図w
21 :
名無しのオプ:2012/09/01(土) 22:52:55.56 ID:sa4cGRln
「ある小官僚の抹殺」は本格派推理小説の「点と線」と違ってアリバイ崩しの
話ではないけれど、事件が起きた状況を時系列的に整理することによって
犯人の行動の意図を読み解いていくところが清張らしいと思った。
こういうやり口を清張は好みだったのか「昭和史発掘」その他でも多用している。
鑑真の渡日を扱った「思託と元開」でもそんな感じ。
22 :
名無しのオプ:2012/09/01(土) 22:56:35.42 ID:saQKCFvi
23 :
名無しのオプ:2012/09/01(土) 23:01:45.76 ID:oR6E0YrN
24 :
名無しのオプ:2012/09/02(日) 07:03:35.35 ID:n5bJ1aKq
>>18 まあ民主主義は国民が馬鹿ならただの衆愚政治だからな。
>>19 だから動機を重視した清張の初期の多くの短編作品も社会派と呼べるからから。
頭固いんだよ。おっさん。
25 :
名無しのオプ:2012/09/02(日) 10:49:09.75 ID:BJywRhXo
官僚制の問題も清張の関心が特に深かったことの一つ。
『昭和史発掘』などでも清張は軍隊を巨大な官僚機構として捉えている。
26 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/02(日) 22:45:39.86 ID:V8xmj9vS
>>24 お前は若い厨房のようなので、簡単に注意を与えておく。
所詮、「社会派ミステリ」とは、
>際立った属性が認められない以上、当時、一般にいかに認識されていたか
>という事実を呈示してゆく程度のことしか出来なくて当然。
なのだから、
>動機を重視した清張の初期の多くの短編作品も社会派と呼べる
このような事実にもとづかない無意味なマスターベーションは、
もういい加減にしておけ。
昨日、「ある小官僚の抹殺」を再読。
ありがちなノンキャリアの悲劇でなく、私大出のキャリアの悲劇だったのだな。
この辺は少し異色かと思う。
(中央官庁本省の課長にはキャリアでないと無理)
最終章に登場する私=松本清張視点か。成程、ノンフィクション風ではある。
(謎の男篠田は自称弁護士設定だが、この辺は調べれば事実の有無は簡単に
わかりそうだし、あえてぼかしたまま終わる必要は無かったと思うのだが?)
前記したとおり、絵に描いたような社会派ミステリの本作、
勧善懲悪、ハッピーエンディングとは無縁でありながら、非常に面白く読める
ものの、ミステリファンとしては、この手のものばかり読まされては・・・
という感も無いではない。
いわゆる社会派ミステリと称されたものが、わりと短期間で行き詰まった
のがわかる気もするのだ。
27 :
名無しのオプ:2012/09/02(日) 23:14:14.38 ID:Gf0eN1Zk
長いだけで意味無しの妄想を垂れ流すウンコ書斎が何か言ってますよ〜
28 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 06:35:21.31 ID:ELPIx79j
馬を売る女を読んだ。
この作には結婚を諦めたオールドミスの世間体も考えない生態、競馬界の闇の部分、当時の衰退
しつつある繊維業界と、三つの下地が絡んでいて、犯人の完全犯罪計画も完璧に近かったのだが、
偶然が重なってしまい、アリバイ発言が逆に墓穴を掘ってしまった。競馬に関しては専門用語も
出てくるので関係者から取材したのであろうか。パチンコの場面は作者の趣味なのでスラスラと書けた
のだろう。出だしと最後がうまく結びついているという手本のような中編だった。さすがに現実には
会社でああいう副業やってる女性はいないと思うなあ。
29 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 07:53:33.35 ID:r5h4Joss
書斎はこれぞザ論考といえるものを今回も執筆してきたね。
30 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 10:04:13.37 ID:+lym1Mk2
ザ論考って、ダラダラ長ったらしく妄想書くだけならバカでもできるという見本のことかい?
31 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 10:32:23.36 ID:X7ozqaSY
新藤兼人の晩年の日記を読んでたら「或る小倉日記伝」を何度も読みかえしてるのが目についた。
好きだったんだろうな。
32 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 18:18:45.82 ID:4wz2WjHQ
>>29 誰もほめてくれないので自演で自画自賛ですかw
33 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 20:16:29.20 ID:TXWdoe9I
>>28>さすがに現実には会社でああいう副業やってる女性はいないと思うなあ。
副業の話は当時の実話。梓林太郎の本に出てくるが、モデルの女はある意味もっとエグい。
34 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 20:21:34.76 ID:UBMxZxiJ
>>28 「馬を売る」といえばどうしても気になったのが女が裏稼業始めた経緯が
曖昧にされてるってことなんだよな。作中においては女の裏稼業を
会社の人間も知らないし、客も予想屋の女がどういう素性であるのか
一切知らないとされている。しかし当然、最初は社長の持ち馬の
情報を知りうる秘書であるということから、誰かに裏情報を教えることを
頼まれた訳だし、その人物の手づるから客も集まってきたはずなのにそれについては
全く触れられていない。世捨て人同然の吝嗇な友人知人一切ないオールドミスが
ある日突然、自分から競馬の予想屋を始めるとか有り得ないことだからな。
例え始めようと思ってもそう簡単に客が集めることなんて不可能だし。
それから女が創価っぽい新興宗教の信者である描写があったけど、
ああいう女にとって信仰が唯一の心の拠り所であるはずなのに女の心象を
描いていながら信仰について一切触れられていないのもいい加減ではあるな。
35 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 20:23:11.97 ID:CqE657gl
「疑惑」も実話が元になってるんだっけ。しかも性別が変わっている。
「黒い血の女」と「上申書」も実話っぽいけど実際はどうなんだろう。
36 :
名無しのオプ:2012/09/03(月) 22:43:10.90 ID:PTPyyP3K
>>26 つまり清張以前のポー、クリスティ、クイーン、ドイル、横溝、乱歩らの作品と
清張の作品はそれに時事ネタがなければ同じということか?
何でそんなにアホなんだ?
後にひけないなら引けないと言えよ
37 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 00:25:35.41 ID:omel4d6Z
>>31 新藤兼人とは亡くなる前年だったかNHKで対談してたな
こんど木刀奇譚とるという進藤にまぁ金はかかりさうだけれどもがんばってくれと激励してたな
38 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/04(火) 00:29:10.27 ID:SQod3N7z
>>36 >何でそんなにアホなんだ
>後にひけないなら引けないと言えよ
それはお前自身のことだろう(w
とにかく、俺が紹介した清張作品以外の社会派ミステリと称された作品群
を読んでから出直して来い。
『八つ墓村』や『悪魔が来りて笛を吹く』は社会派ミステリかよ?」
「笹沢左保の作品も社会派の範疇でいいのでは?」
少しはこの程度の事は書いてみろ(w
「疑惑」は、刑が確定しないまま獄中死した「九州一の悪」と称された男の
事件がモデル。
ノンフィクションも十八番な清張先生ゆえ、現実の事件を忠実に活かして
書いても面白かったかもしれぬが・・・
39 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 00:31:26.41 ID:omel4d6Z
松本清張がご都合主義なんて言いますけどね
一ヶ所に登場人物がドヤドヤと集まってきてという本格推理なるものの
根本的なご都合主義を排せば物語進行上のご都合主義は仕方ないんじゃないの
それを持ってくれば極意のない女囚みたいな物も書ける
40 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 00:44:58.01 ID:omel4d6Z
まぁどっちにしても清張推理の魅力は登場人物の魅力であり
際だった文章の魅力なんだな
読書の愉しみを与えてくれる
ところで黒い福音の神父連中の日本人蔑視の描写は驚嘆すべき出来だけれども
ああいうのはやはり元ネタというか手本みたいなのはあるんだろうか
41 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 04:33:14.93 ID:/70mkFsZ
書斎の書く文章は気品があるね
実は名のある作家だと言われても驚かない
42 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 04:48:29.65 ID:PbEQ6I2T
「八つ墓村」が社会派じゃないから「家紋」も社会派じゃないと言いたいのこのバカ?
「家紋」が社会派なのは事件が現実に存在する村落共同体におけるメール欄1という権力の
せいでメール欄2になるというところが社会派なんだよ。
これに「八つ墓村」と違う問題意識を感じないのはお前が無知なひきこもりだからだろ。
そもそも「家紋」が「ある小官僚の抹殺」と同じ構造なのくらい気づけよバーカ。
それに昔からある問題なら社会派に入らないなら、人類と同じくらい歴史のある
汚職だって社会派に入んないだろ。
あとな「悪魔が来りて笛を吹く」が社会派じゃないように手形のパクリは最初に
ちょっと登場するだけで途中から全くリアリティのないスリラーになってしまう
「眼の壁」も社会派じゃないわな。
43 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 06:18:53.94 ID:XlVNiW9k
>>41 思わずふいたじゃないかw
馬鹿も休み休み言えじゃなく、自演も休み休みしろかw
馬鹿と自演につける薬はないか
44 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 06:33:44.25 ID:YZAPXfTZ
顔を読んだ。
この作品、アイリッシュの幻の女の裏返し的作品ではないのだろうか。かたや
証人となるべき女をタイムリミットまでに必死で探そうとし、こっちは逆に
証人になられたらまずい人物を映画が全国放映される前までにおびきよせよう
としている。物語の雰囲気もアイリッシュのような暗さ・虚無感・荒涼感が全編に
渡って漂っている。両作の発表時期から考えても清張が幻の女からなんらかの創作
意欲をかきたてられたのではなかろうか。スリラーとして充分堪能できるが、被害
者は逆にある程度美人に描いていた方が加害者の出世欲をもっと強調できた気がする。
役者で成功すれば被害者より上を行く美人とお付き合いできたろうから。
45 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 08:17:34.45 ID:pojBa/Ro
46 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 08:33:05.90 ID:jvhst6+p
「社会派」はつまらないミステリーの代名詞
「社会派」は左翼イデオロギー
みたいなステレオタイプで捉えてるんじゃないのかな、書斎は。
だからことさら清張の「社会派」じゃない部分を強調して「自分は分かっている」という顔をしたいだけだろう。
底が浅いね。
47 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 08:50:19.36 ID:/stxqStF
>>45 そう断言できるのはどうしてかな?
相変わらず頭が悪いw
48 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 18:07:18.14 ID:XlVNiW9k
>>45 これ以上はない皮肉にしか聞こえないのが逆に痛いよねw
49 :
名無しのオプ:2012/09/04(火) 19:58:01.85 ID:3bhveowf
戦後の米ソ冷戦時代に日本は翻弄され続けました。
古くは下山、三鷹、松川事件(松本清張:日本の黒い霧)、
ピンポン外交で知られる日中国交回復した田中総理ロッキード事件、
近年では中川一郎事件、すべてCIAによるものです。ケネディ暗殺然り、
日本は未だにこうした連中の監視下にあると言えます。
50 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/04(火) 23:58:59.30 ID:pwP2vgq1
>>39 「ミステリ」を世界地理に喩えればアマゾン川流域級の広大なジャンルに
おいて、ゲーム感覚でコテコテの本格ミステリの世界観とある程度リアリズム重視な社会派(?)ミステリの世界観を同一で語ってはNGでしょ。
同じアジアだから、「中国も韓国も日本も同じようなもの」という暴論に近い
ものがある。
>>40 普通、清張先生のようなクールで淡々とした文体は、退屈を催す恐れがあるのだが、物語創りの上手さは驚嘆ものかと思う。
カトリック神父の傍若無人とも言い得る振る舞いは、
清張先生の宗教観やその職業ゆえというよりは、占領軍に対する実感の
表れでしょ。
西洋を象徴するものはキリスト教(米は新教の国ではあるが)ってこと。
51 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/05(水) 00:01:16.44 ID:raZN1bWW
相変わらずな
>>42のマスターベーションレスに、最早。失笑気味。
社会派ミステリというものに対する一般的認識を語る場合、
「ある小官僚の抹殺」のようなど真中に来る作品はわかり易いのだが
ベースボールで言うところの左右ギリギリのストライクゾーンってのは
わかり難く曖昧なものがあるのだ。
所詮、その程度の最早、死語化したものとも言い得る。
極論すれば、
「シャーロックホームズものだって当時は社会派の要素がある
シリーズなのでは?」
「ロス・マクドナルド作品は十分に社会派ミステリやろ」
これらの言説に論理的に反論することは困難である。
清張作品を筆頭に当時の社会派ミステリと称された作品群を見る限り、
前記したとおり、「カレントな政治、経済、社会問題等を作品要素としたもの」程度に把握しておくのが、正確かつ十分な理解である。
具体例をあげれば、
「点と線」と「黒いトランク」の相異は、前者に官庁汚職(このような
形態の汚職は古代には存在せず)ネタがクローズアップされている点以外は、
ミステリとして謎解きの興趣を主とした作品という点では、
何ら変るところのものではないのだ。
ゆえに、
>「眼の壁」も社会派じゃないわな
事実に反する妄言そのもの。清張社会派ミステリの代表作とされていた。
52 :
名無しのオプ:2012/09/05(水) 01:35:40.07 ID:0654RV1j
お前の言っていることが一つも理解可能でないんだが。
まずだれも横溝正史が社会派とか言ってない。
だって「家紋」が社会派推理小説だと証明するのにそんなことを言う理由が全くないから。
横溝作品で取り上げられた要素があってもそれが社会派推理小説でないと断言する理由にならないと
言っただけだ。
大体お前は「八つ墓村」またはその他の横溝作品と「家紋」が同じ問題を取り上げているとか
言っているがどの部分のことなんだ。
全く心当たりがないんだが説明してみろ。
というかそれくらい言われる前にやれよ。
同じ様に社会派推理小説の代表的な作家である松本清張の社会派推理小説の短編連作の一作を
社会派と思うのが「シャーロックホームズものだって当時は社会派の要素があるシリーズ
なのでは?」 とか「ロス・マクドナルド作品は十分に社会派ミステリやろ」 と同等になるのか
さっぱりわからない。
ホームズ物やリュー・アーチャー物を社会派推理小説としても「家紋」が社会派推理小説である
証明にならないのになんで俺がそんな無駄なことを主張しなくてはならないのか。
実際やってないしな。
それと「眼の壁」執筆当時は社会派推理小説という言葉はないのになんでその代表作になるんだ。
本人がそういった意図で書いたという証拠でもあるんか?
見せてみなw
他にも「砂の器」の戦争が関わる部分とか全然当時としても現在的な物でないし、犯人のトリックに
利用されているだけであって社会問題でもなんでもないものを社会派の要素と断言していたり毎回嘘ばかり
書いていてうんざりさせられるんだが。
他にも色々おかしなことがあって、古代から官公庁もあるし専売制度もあるから「ある小官僚の抹殺」と
同じ型の汚職も古代からあるんだよ。お前が知らんだけでな。
だから汚職はあっても昔と現代では違うといった言い訳も不可能だぞ。
それといい加減読んでいない作家のスレに来るのはやめろ。
話が全く咬み合わない。
53 :
名無しのオプ:2012/09/05(水) 06:51:22.75 ID:39pMBJS2
>>51 >所詮、その程度の最早、死語化したものとも言い得る。
そりゃ清張以後それが主流になったからなw
清張以前の推理小説はトリックがメインで主人公は神ともいえる名探偵が主流。
それを変えたんだよ。動機や人間が無視されてる。思想がないと。
あたかもリアル社会で起こるような誰もが遭遇してもおかしくないような事件を
平凡な人間を登場させることによって生々しく描くことを物語の基底部にしたから社会派と呼ばれたの。
一つの革命だよ。ポー以来の。
だから単に官僚が出たから大臣が出たからこれは社会派、じゃないのよ。わかった?
毎日印刷機と格闘してる主人が子供を殺そうとする話も立派な社会派といえるのよ。
54 :
名無しのオプ:2012/09/05(水) 09:15:18.68 ID:3xmCRKlA
>前記したとおり、「カレントな政治、経済、社会問題等を作品要素としたもの」程度に把握しておくのが、正確かつ十分な理解である。
ジャンルとして括れる共通する属性はないはずなんだろww
55 :
名無しのオプ:2012/09/05(水) 09:50:32.18 ID:SISyPO6O
今夜10時からBS-TBSで「証明」な
56 :
名無しのオプ:2012/09/05(水) 19:02:28.28 ID:lPIMUdiL
>>55 番組表に出てない
どっちにしても90年以降の駄作でしょう
57 :
名無しのオプ:2012/09/05(水) 19:05:58.67 ID:lPIMUdiL
>>55 日テレとまちがえました、出てましたえらいすんません
58 :
名無しのオプ:2012/09/05(水) 19:53:02.02 ID:JwiTBN5O
♪唇がなぜ〜タラコのように見えるのでしょう〜あの眼鏡はなぜ〜牛乳瓶の底なの〜教えて 清張さん〜教えて清張さん〜教えて 松本清張さん〜
59 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/05(水) 23:01:47.62 ID:YZfq6FMA
「顔」「声」を久々に再読。
清張短編初期の代表作だが、既に社会派ミステリというものに対する
当時の一般的認識とは異なる優れたアイデアストーリーであった。
前スレでも書いたとおり、欧米の短編ミステリを読むかのような洒落た
感さえあり。
短編ミステリにおいては、清張先生はいわゆる社会派に非ずという感を
強く抱いた。
両作共に、後の長編群でおなじみ極端な偶然性(「顔」の料理屋での出遭い、
「声」の偶然過ぎる声の主との再会)は、気にかかるものの、
人間の記憶が喚起されるきっかけ、電話を通じた声の感じの違い等、
日常感覚にもとづいた着眼点の良さが面白く読ませるし、
「声」の犯行現場に関するトリックは長編使用でもOKな出来かと。
捜査一課長がみずから封筒で証拠収集したりするという有り得ないシーン
もあったりするのは難だが。
60 :
名無しのオプ:2012/09/06(木) 01:33:10.60 ID:Y/l6bq6O
「顔」こそ「砂の器」や「眼の壁」なんかよりよっぽど社会派と呼べるんだが
この馬鹿には永遠にわからんのだろうな。
61 :
名無しのオプ:2012/09/06(木) 02:15:13.14 ID:wrjsNCxI
よく映画に名場面というのがあるが
清張先生の作品にも名場面がちりばめられているんだよな
「捜査圏外の条件」でふと話を中居だかウェートレスだかに聞かれるところ
場面が字面から立ち上ってくる
何度でも読み返したくなる
まさに日本文学史上比類ない筆力というほかない
62 :
名無しのオプ:2012/09/06(木) 02:26:07.13 ID:wrjsNCxI
小林秀雄が井伏鱒二の「貸間あり」を映画で見て
ここまで程度落とさないと映像化できないのかと嘆いてみせたたあとで
文章でしか表現できない世界なんだ井伏君の世界は、とかなんとか
例によって本人もよくわかってないようなハッタリかましていたけど
清張先生の作品はその文章だからこその魅力そのものなんだな。
そして映像化すればそれはそれでやりようがあるので
映画「張込み」の俯瞰で旅館から見張るアングルなんかは映像だからこその
魅力だろうね。
63 :
名無しのオプ:2012/09/06(木) 09:15:12.85 ID:JVvsnlal
この件に関しては珍しく記憶力が良いな
まだ「いわゆる」とかつけてるww
64 :
名無しのオプ:2012/09/06(木) 10:29:41.82 ID:0rpGdZmq
清張関連でも、社会派なんてあまり聞かなくなったが、
>>53の中段部分が簡にして要を得てるね
ジャンル・カテゴリ話だと嬉々として、長文垂れ流してるのがいるが、
印象だけの感あり駄文だねえ
65 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/06(木) 23:48:26.60 ID:C0fyknyo
>>61 飲み屋の女中だね。
確かにエンディングへと繋がる名シーンだ。
「上海帰りのリル」では駄目だが、本作も欧米のミステリにも使えそうな
面白いアイデアストーリーかと思う。
あえて野暮を承知で、
>捜査一課長がみずから封筒で証拠収集したりするという有り得ないシーン
「声」のこのシーンを指摘したが、
「張込み」もあの状況で若手刑事単身でタイトル通りの張込みってのはリアル
有り得ない。松竹映画は少しはリアル志向でってのが幸いして、
あの久蔵こと宮口精二さんのベテラン刑事登場(名演)と相成る。
あれって正に「太陽にほえろ」の山さんとシリーズ初期若手刑事コンビの
元ネタだよな。
66 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 07:42:30.43 ID:WdiUkYa7
書斎の論考でスレが引き締まったね。
67 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 09:42:53.04 ID:MV5lTT9N
>>65 >あれって正に「太陽にほえろ」の山さんとシリーズ初期若手刑事コンビの
>元ネタだよな。
お前な、黒澤明の「野良犬」も知らんのなら、今後映画の話をするな
これは命令である
68 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 14:14:06.70 ID:y+yiBZzf
あぼーん
70 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 18:11:47.00 ID:M/UGqIP7
S斎とかいう人も61さんみたいに勉強になるレスつけてくれれば
いいのに
つまらないんだよねS斎のレスは
どっかに書いてあるのひっぱってきたような文章ばっかりで
学校で読書感想文書かせた先生が一番点くれないタイプですね。
こんなの書いてくるなら粗筋でも書いてこいって怒鳴られる
過疎ってるから無視しきれずこのまま自演も交えて8割S齋レスで埋まっていくんですね
松本清張スレは。
71 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 18:47:23.09 ID:f5LqDwch
>>66 自演乙乙w
ほめる人がいないから自分でほめるのねw
恥ずかしくない?
72 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 19:18:13.90 ID:WdiUkYa7
73 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 19:27:16.07 ID:f5LqDwch
74 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 19:34:32.74 ID:YE0cYTEZ
最近では加治将一という作家が推理小説の他に
明治維新の謎や古代史の謎を推理小説仕立てにして書いているね。
結構清張に影響を受けているようで、作中にも清張への言及があったりする。
75 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 20:26:31.23 ID:M/UGqIP7
>>72 コテが偉い訳じゃないでしょ
匿名という意味では同じ
しかも声の面白さの核心を偶然性が気にかかるって
信じられない事を言ってる「『いろはのい』からわかってないじゃないですか。
76 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 21:05:36.95 ID:KbBuGbOP
>>74 清張に影響受けた作家ってアホほどいるけど、清張のコアである
あの神の視点の如きの達観を体現した作家っていないんだよね。
横山秀夫が清張の後継者とか言われてるんで読んでみたが、悪い意味での
お涙頂戴の人だった。清張自選集出してる宮部も作風は清張とは真逆だし。
アレを再現してこそ真の清張の後継者といえるんだけど。
読んでないから分からないけど加治って人はどうなんだろうか?
77 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 21:30:01.00 ID:YE0cYTEZ
>>76 古代史だとか陰謀論だとか題材が清張と通じるってだけで
作風そのものは全く似ていない。トンデモ要素も多いし。
78 :
名無しのオプ:2012/09/07(金) 22:21:30.37 ID:f6IJ0TkO
加治将一か。
どんな本出しているのかちょっと調べてみたら
あのフルベッキ写真に写っているのは幕末の英傑たちだ、
なんてトンデモ本を出しているのかw
79 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/07(金) 23:52:43.38 ID:/wENGL5z
当然、作風の違いというのはあるが、清張ミステリの後継に
現代日本ミステリのトップランナー東野圭吾の名があがらないのはおかしい。
本格ミステリでスタートしただけあって、パズラーとしては清張先生以上の
腕前かもしれぬ。
メジャーになり過ぎたせいか、最近は叩かれ気味なのは気の毒、
そう言えば、清張先生健在時にもアンチってのはあったけどね。
80 :
名無しのオプ:2012/09/08(土) 00:20:14.16 ID:XKQtqpvK
現代日本ミステリのトップランナーだから後継かよw
幼稚な発想だな。
作風その他を考慮した発言ではないということは
「かもしれぬ」の一言でばればれだしw
81 :
名無しのオプ:2012/09/08(土) 10:11:24.30 ID:SvFJc0HM
有名だから名前を出してみました、というていどのことで
東野圭吾なんて読んじゃいないでしょ。
現代の最先端の作家どころか新本格初期の作家も、のりりんあーやありす
などと幼稚な呼び方をしてはしゃいでいるだけで本を読んだ形跡はナシ。
宮部、京極ですらまるっきり読んでいない。
82 :
名無しのオプ:2012/09/08(土) 10:24:37.79 ID:2EODWvYh
書斎はよくランキングをやるけど
あれはかろうじて読んだことのある作品を総並べしてるだけなんだろうな。
83 :
名無しのオプ:2012/09/08(土) 11:02:39.06 ID:uzTUDe55
そりゃ買いかぶり過ぎだよ。「かろうじて読んだことがある」ではなく
「読んではいないが名前を聞いたことがある」タイトルを並べただけ。
84 :
名無しのオプ:2012/09/08(土) 20:50:42.08 ID:bYjdJ2IU
>>8 お前根本的におかしいわ。
「死の枝」なら「家紋」は社会派として当然外せないだろ。
あれは因習深い村社会と実力者を暗に批判した作品なんだよ。
また犯人は見事にその盲点を利用したわけだ。
それ以前の横溝などの時代なら不倫や遺産をメーンにした血なまぐさい話を物語に据えるんだろうが
清張はそこからさらに踏み込んで人間や社会の矛盾を突いている。
そして黄金時代に引けをとらないトリックも組み込み本格的要素も秀逸。
つまり作家の思想なり哲学を見事ミステリと融合させてる。
だからそれ以前のミステリ群と区別して「社会派」と呼ばれた。
例を出せばおそらくこの元ネタになった「ブラウン神父の童心」で犯人が郵便局員に目をつける有名なトリックがあるが
よくも悪くもブラウンではそれがオチであってそこには作者の郵便局に対する思想も何もない。
作者はあくまでもマジシャンなんだよ。いかにトリックが他者より優れてるかを競う。クイーンもヴァンダインも横溝も。
一方清張の描く多くの作品は思想が込められてる。特に短編にはそれが顕著だ。
だから単にタイムリーな社会問題や政治問題じゃなくてもそういう作品は「社会派」と呼べるんだよ。
「家紋」なんてまさにそれじゃねえか。
ゴリラが人を殺す物語などと全然違うだろ。
85 :
名無しのオプ:2012/09/08(土) 22:56:24.70 ID:y2wPJAij
>>83 都筑道夫スレで長編ベスト10やったときなんか
連作短編集を入れるわ
ランキングに入れた作品を後になってなぜか初読するわ
しかもその感想というのが全否定だわで
もう大変です。
86 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/09(日) 00:17:04.34 ID:y2xd9QLc
圭吾は清張先生を読んで書いてゆく気がしたそうな(w
意外や、売れない時期も長かったのだ。
ただし、直木賞有力候補作品だった「白夜行」なんかは、
リアル志向の作品にも関わらず、(圭吾にはお遊びに徹した志向の作品群も
あり)、清張長編の悪い面(ストーリー展開のための御都合主義無理やりモード)
も見習ってしまったようで残念。
>>84 唐突に「見えない男」まで例に出して、自論(=マスターべーション)を
展開しているようだが、前記したとおり、
「社会派ミステリ」といった明確な定義が出来ず、単独ジャンルを確立する
ほどの属性が認められないものに関して、
俺は「当時の社会的一般認識」にしか興味は無い。
また、その点をなるべく明確にする程度しか、意味あることは存しないので
ある。俺が清張作品以外の社会派ミステリと評された作品群も読んでみろ、
と言うたのは、この点からである。
87 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 00:27:13.74 ID:IdKdDUGI
ついていけなくなると逃げるww
それにしか興味がないなら「オレはこう考える、根拠はこれとこれと…」
と述べ、それの賛否両論から議論していけばいいのに
仮定も論考wの過程もまるでないから、違う意見はただ否定するしかないとww
そこに意味があるならどんな意味か書きゃいいだろ
88 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 00:50:03.33 ID:giZjXFDh
>「顔」「声」を久々に再読。
>清張短編初期の代表作だが、既に社会派ミステリというものに対する
>当時の一般的認識とは異なる優れたアイデアストーリーであった。
「顔」「声」が書かれた昭和31年には社会派推理小説という概念は存在していない。
中島河太郎が調べた限り、「社会派推理小説」という言葉が最初に使われたのが昭和35年。
したがって「既に社会派ミステリというものに対する」「当時の一般認識」は絶対に存在しない。
もっともそんなネットで調べられる情報を知らなくても普通の知力の持ち主なら、社会派推理小説を
始めたのが松本清張という常識から敷衍して、社会派推理小説の最初の代表作と言われる「点と線」
以前の「顔」「声」が書かれて時点では社会派推理小説という概念が存在することはありえないと
考えることが出来るだろう。
まあ、頭のオカシイ人には無理か。
それと俺は
>>84じゃないぞ。
89 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 00:58:33.20 ID:giZjXFDh
>唐突に「見えない男」まで例に出して、自論(=マスターべーション)を
>展開している
>『八つ墓村』や『悪魔が来りて笛を吹く』は社会派ミステリかよ?」
>「笹沢左保の作品も社会派の範疇でいいのでは?」
>「シャーロックホームズものだって当時は社会派の要素がある
>シリーズなのでは?」
>「ロス・マクドナルド作品は十分に社会派ミステリやろ」
自分のことか。
90 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 00:59:53.67 ID:NlJ1A2yJ
91 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 01:12:30.47 ID:htcQfCIF
これは恥ずかしいw
92 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 01:16:29.37 ID:giZjXFDh
>>88に追加
>俺は「当時の社会的一般認識」にしか興味は無い。
当時の社会的一般認識にも全く知識がないだろw
それと「清張短編初期の代表作」同じ昭和31年に書かれた短編2作のみを取り上げ
「短編ミステリにおいては、清張先生はいわゆる社会派に非ずという感を
強く抱いた。 」という結論にはならない。
実際昭和33年に書かれたの「ある小官僚の抹殺」をお前は
>社会派ミステリというものに対する一般的認識を語る場合、
>「ある小官僚の抹殺」のようなど真中に来る作品
と断言している。
これは短編ミステリで社会派のど真ん中があるにも関わらず短編ミステリでは社会派でないと
言っている矛盾である。
93 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 01:39:50.88 ID:PiGjyK+z
>>86 >「社会派ミステリ」といった明確な定義が出来ず、単独ジャンルを確立する
>ほどの属性が認められないもの
清張自身が今までのあたかもトリックの奇抜さを争うような作品群に疑問を感じ
同じミステリでも登場人物の行動の内面性、つまりその動機なり思想やその背景となるものを
もっと重点的に描きたいといって、それが結果として既存の推理小説界に風穴を開けることになり、
それが巷間言われる「社会派」という形容になったわけだろ。
件の「家紋」は日本の地方社会の現実と矛盾点を見事にあぶり出しているので
今までのような本格物や心理トリックだけを楽しみにした作品には留まらない傑作。
社会派という言葉を付けざるを得ないのは読んだものなら誰でも思うはずだが。
だのに
>>8で「家紋」を挙げないあたり根本的に社会派の意味がわかっていない。
官僚とか大臣とかマスコミとか医者とか企業が出てこないと社会派じゃないと思ってるんだな。
同じ信仰をしてるから口が堅くなり時として捜査の障害になる、これも一つの立派な社会的現実・問題なのに。
まあこの馬鹿にとっちゃ「家紋」と「獄門島」は全く同一の作品みたいだし(
>>11)
「カレント」の英語の意味も知らずに使ってるんだろうな。
94 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 10:12:38.52 ID:giZjXFDh
清張に関する書斎魔神の変な発言を過去ログから探しているのだがありすぎて
なかなか終わらないとりあえず2つ挙げておくと
>582 :名無しのオプ:2011/01/14(金) 14:15:33 ID:KLjrPVBs
> 「天城越え」の少年はなぜ女とやらなかったのか?
> 少年といっても16歳だろう?
>
>585 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/15(土) 08:24:46 ID:li8sTwN7
>
>>582 > 当時の地方(下田)の16歳の少年だからねえ・・・
> まだ、女性に対する憧憬やプラトニックラブがある年頃でもあるし。
> これが無惨にも破壊されたために、あの展開ってことでしょ。
「天城越え」の最後で唐突に明かされる動機と女の職業を考えたらなぜかは分かるだろ。
もう一つ「潜在光景」では
>36 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/01/22(日) 18:27:19 ID:5yEqXMdG(.*)
> 映画「影の車」(原作「潜在光景」)もいい。
> 未見なら一見の価値あり、野村作品で清張の原作の雰囲気を一番忠実に
> 再現しているのは本作だと思う。
>933 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/08/22(水) 20:55:07.91 ID:XlwtbIiy [1/1回発言]
>既に何度も原文から引用したとおり、
>岩下志麻ちゃんレベルに美化出来る要素は皆無である。
>映像化に際しては、原作に準拠し、主人公思い入れ目線で、
>例えば市原悦子さんでも魅力的に(少なくとも主人公が入れあげるのが納得がゆく程度には)撮るのが、本来はプロの腕のはずなのである。
「原作の雰囲気を一番忠実に再現している」作品が「原作に準拠し」ていないとか言ってることが180°違う。
「家紋」の理解も今までの流れでわかるように全く駄目。
この男、清張の短編ミステリではこの三作+「入江の記憶」を特に評価していると言っているのに全く中身を理解していないのがミエミエで呆れる。
ちなみに「入江の記憶」は他の三作と同系統な上に劣る作品だぞ。
多彩な清張のミステリ作品の中からこれらと「顔」「声」の話しか出来ないとかどんだけ読んでないんだか。
95 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 10:29:45.79 ID:giZjXFDh
矛盾だらけの書斎魔神の発言
>66 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/06/04 21:22 ID:apXOEg2h(.*)
> 「かげろう絵図」「天保図録」「異変街道」
> こういった重量感ある時代長編が話題にならないのが残念。
>237 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/08/25 20:45 ID:VU/G8+U6(.*)
> 時代小説の方に目を転じても、「天保図録」「かげろう絵図」等の大河小説、
> 「眩人」等の伝記小説、「西郷札」に代表されるような時代秘話、
> 「無宿人別帳」のようなノワール、「鬼火の町」「彩色江戸切絵図」等の捕物帳等々、
> ジャンルが多岐に渡るばかりではなく、長編・中編・短編とボリューム面も多様である。
>447 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/12/16 19:47:07 ID:RFrRK9cu(.*)
> 「西海道談綺」を読み続けている。口述筆記だと思う
>525 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :05/01/24 20:32:07 ID:Fj9MaRIA(.*)
> 「西海道談綺」「かげろう絵図」「天保図録」、時代小説の大作もある清張だが、
> いずれも安手の講談の域を出ていない感があり出来栄えは芳しいものではない。
勝手に口述筆記と断言しているのもアレだが、僅か数ヶ月で何作もある時代長編の一作を読んだだけで
他の作品を含めて評価が180°変わっている。
96 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 10:45:49.20 ID:giZjXFDh
>436 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/12/15 21:47:55 ID:uvBk2XDc(.*)
> 先んじて、第4巻巻末の「西海道談綺」紀行を読むが、これがまんま司馬遼太郎の
> 「街道をゆく」であった(w
> 嫉妬深いと聞く清張先生ゆえ、「あのひょっとこ野郎が!」とか思いながら書いていた
> のだろうか。
お前は読んだことがないだろうが、松本清張には「Dの複合」という作品があってな、その作品内で歴史を絡めた紀行文というのを
清張はやってるんだよ。
「Dの複合」が書かれたのは昭和40年からでこれは司馬が「街道をゆく」の前身の「歴史を紀行する」を始めるより前なんだぞ。
パクられて怒るなら分かるが嫉妬するとか全然ありえんわw
ちなみに後書きは吉川英治も大長編を書いた後取材の思い出などを綴った随筆を書いているから、ただの慣例で書いた可能性も高い。
97 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 11:47:33.99 ID:TaXCiIoq
>>96 嫉妬深い清張が嫉妬している対象その「まんま」の作品を書いたというわけかw
98 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 14:21:36.92 ID:giZjXFDh
>737 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/06/07(水) 23:02:07 ID:DMlqMMfy(.*)
> フィクションとノンフィクションの問題と言えば、
> 「屈折回路」という作はノンフィクションで書きたいネタを、
> あえてフィクションで書かざるを得なかったものかと思う。
> つまり、タイトルの由来は作者である清張先生の心象(→屈折回路)そのものを表して
> いるのではないかと。
お前、これ完全に阿刀田高の「松本清張小説セレクション10屈曲回路」の解説「フィクションの選択」のパクリだぞ。
犯罪だぞ。
99 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 19:06:30.54 ID:giZjXFDh
>681 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/05(土) 23:25:23 ID:VuCi6vtq
> >「西海道談綺」
> これは冒険小説でしょ。一般的に考えられているような伝奇小説の類でない
> ことは確実だ。
>710 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/07(月) 00:38:45 ID:tHXUd/bQ
> 西海道に関するレスを読んでいると、北上次郎「冒険小説論」を未読な者多し
> ということがわかった。
> 本書における論考は成程感あり。
注:西海道談綺は1971年〜1976年に連載、北上次郎の「冒険小説論」は1993年に刊行され清張の執筆活動にはなんの影響も与えていない
>86 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/09(日) 00:17:04.34 ID:y2xd9QLc
>
> 「社会派ミステリ」といった明確な定義が出来ず、単独ジャンルを確立する
> ほどの属性が認められないものに関して、
> 俺は「当時の社会的一般認識」にしか興味は無い。
> また、その点をなるべく明確にする程度しか、意味あることは存しないのである。
後に書かれた北上次郎の「冒険小説論」が「当時の一般認識」なわけがないから、「西海道談綺」を冒険小説と
捉えるのもおかしい。
まあ、社会派推理小説に対する「『政治、経済、社会問題等を作品要素とした』推理小説」より伝奇小説や冒険小説が
「明確な定義」付けができて「単独ジャンルを確立」していれば別だがw
100 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 19:50:03.03 ID:PiGjyK+z
ほんと人間のクズだな
実物がみてみたいわw
101 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 20:12:20.58 ID:D8LhtNKF
ものすごい傑作のように持ち上げていた作品について
他人の方が詳しいと知ると、一日もたたないうちに
「読む価値のない駄作。こんなものをマイナーだからと
持ち上げるのは重度のオタだけ」と手のひら返すのは
書斎がどこのスレでも必ずやらかしてるアホらしい
ワンパターンだからなあ
102 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 21:38:42.73 ID:htcQfCIF
他人の方が詳しいのは、この世のすべての作品だから
結局、すべての作品をくさすしかなくなる
あわれだよなあw
103 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 22:31:21.51 ID:giZjXFDh
>600 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/05/16(火) 22:35:30 ID:FMtqljHH(.*)
> 清張作品は時代小説も短編の方が面白い。
> 内容も武家もの、世話もの、ミステリ、伝奇もの、捕物帳、
> 歴史小説と言ってもよいものまで多彩である。
> 「無宿人別帳」「彩色江戸切絵図」「大江戸紅刷り噂」といった作品集の面白さは
> 前述したとおりだが、「佐渡流人行」「いびき」「甲府在番」「増上寺刃傷」「贋札つくり」
> 「明治金沢事件」等々、単発で発表された作品にも興趣に富む作が多数ある。
>868 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/08/25(土) 18:24:24 ID:xSiSc9Cf
>
>>859 > 「佐渡流人行」が舞台設定が十分に活かされていない例だとすれば、
> この逆が「甲府在番」でしょ。
> 伝奇ミステリのテーストもあってこれは面白い。
>719 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/07(月) 12:56:06 ID:uj5lpoBs
> 現代日本における「伝奇小説」の定義もあってもよかろう。
> (眠狂四郎シリーズと木枯し紋次郎シリーズは)
> 通説である歴史の大枠を崩していない点に留意しておきたい。
> スーパーナチュラルな要素が皆無であるのに加えて、偽史や極端な稗史にさえ
> 走っていないのである。
> この点で、家康影武者説を前面に押し出した隆慶一郎の「影武者徳川家康」は、
> 定義の仕方によっては、十分に伝奇小説の範疇に入るやもしれぬ。
> まあ、リアル志向の短編の名手である清張先生には、とかくファンタジックになりがちな
> 時代長編よりも、世話ものにしても、武家ものにしても、
> 地に足が着いた世界の興趣を追及出来る時代短編が最適なスタイルだったとは言い得よう
お前の定義なら「甲府在番」は伝奇小説には入らないはずなのに伝奇ものにされている。
しかもクライマックスに呪術対決のある「西海道談綺」の方がお前が伝奇小説に認定した
「甲府在番」より伝奇小説と呼ぶのにふさわしいのは分かるか?
104 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 23:50:21.81 ID:giZjXFDh
>69 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/06/05 18:58 ID:c2+icXlI(.*)
> >初期の「野盗伝奇」が意外と面白かった。
> 俺も中公文庫で読んだ。俗っぽいが悪くない。
> ストーリー・テラー清張の面目躍如の感あり。
> 短編「地方紙を買う女」(新潮文庫「張込み」に収録)には、この作品がネタとして登場。
> 作者も面白さには自信があった作だったかと思う。
>337 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/12/05(土) 18:49:37 ID:vmmEkBqY
> 「地方紙を買う女」は、清張先生の自作である時代小説「野盗伝奇」を
> 読みたいというのが購読理由となっているが、正直言ってこの小説なら
> 購読中止も有りかと思ってしまう。
105 :
名無しのオプ:2012/09/09(日) 23:55:38.41 ID:giZjXFDh
これも矛盾
>269 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/10/09 09:42:31 ID:KbQCV0lG(.*)
> 「霧の旗」はミステリではないので一般書籍板あたりで語るのが適切
>816 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/10/07(金) 20:38:42.73 ID:KD/DNTMh
> 俺も「霧の旗」は清張先生はリーガル・サスペンスとして書いていないと思うので、
> 法律ねたの部分は厳密な評価は不要かと思う。
> ヒロインのキャラから判断して、これってサイコ・ミステリでしょ。
ありきたりな可哀想な女の子の復讐物語に止まっていないのは、さすがに清張作品
だけのことはある。
106 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/10(月) 00:00:12.63 ID:MrexRNLi
コピペ荒らしまで乱入か(w
まず作品があって、ジャンル(?)のネーミングが後、
極当たり前のことである。
確認しておくが、
清張作品で言えば、「点と線」「眼の壁」「ゼロの焦点」「黒い福音」「砂の器」等、
水上勉「海の牙」「霧と影」等、黒岩重吾「背徳のメス」、
有馬頼親「四万人の目撃者」・・・
この辺を代表とする何らかのカレントな社会問題・事象(当時)を作品中で
取り上げたものを、一般には社会派ミステリと総称するようになったわけです。
しかし、独立したジャンルとして形成されるには至らず、
後に登場した作中に社会問題を積極的に取り上げることが多かった森村誠一に社会派のネーミングが冠されることはなく、現代社会風俗を豊富に取り入れた作風で知られる笹沢左保が社会派と呼称されることも無かった。
(自称は「新本格」に先立つ「新本格」)
ゆえに、清張先生の作品内容を見る限り、
初期も含めて短編に関しては、、総体的に見れば社会派ミステリ作家とは
言い難い(勿論、社会派に属すると考えられる作品も有り)。
また、長編を含めて考えれば、晩年までいわゆる社会派ミステリを書き続けた
作家とも把握できるわけである。
107 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 00:27:23.44 ID:TcJYE6/u
>>103-105 なるほど
作品に対する解釈や、作者への愛着なんかどうでもよくて
その場その場で威張りたいだけで発言する人っているんですね
クズですね
108 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 00:28:20.79 ID:VFdwmVG5
期待通りの人間のクズ、林書斎w
「俺はそんな事を言った覚えはない。証拠を挙げてみろ」
↓
書き込みを突き付けられる ↓
「コピペ荒らしがいるようだな、ところで(逃亡)」
109 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 00:46:16.81 ID:YeXVmwNB
過去ログから矛盾した言動を探してたら終わらない。この人ホントにヴァカなんだな
>882 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/08/26(日) 22:50:35 ID:hoaQOafh
> 「遭難」は諸に新田次郎の世界。新田作品にもミステリの類はあるが、
> 山岳に関する知識は新田氏が専門だとしても、
> 本作を読むと、やはりミステリの作り・語りは清張先生が上だと実感する。
>366 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2011/12/23(金) 20:06:31.38 ID:HQAouah/ [1/1回発言]
> うーん、「遭難」を読んだ時は、既に新田次郎を読んでいたので、
> まあ、こんな程度という感じだったかな。
> 勿論、ミステリとしては面白かったが、特に登山シーンに歓心したという
> ことはなかった記憶がある。
110 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 00:55:49.42 ID:YeXVmwNB
「家紋」に横溝作品と重なる要素があり、なおかつその要素により「家紋」が社会派とは
呼べないと言ってたのを論証しないのか。できないかヴァカだから。
それと
>417 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/12/29(火) 19:50:32 ID:dlESVAqr
>
>>414 > >タイトル忘れたが田舎で寺の若い修行僧が非道の恋の逆恨みで
> >夫婦を殺害するが計画が狂い子を残したばかりに…かな。
> 何度も話題に出ている「家紋」。
> ただし、子殺しの計画は無い。
これは嘘だぞ。犯人は母親と一緒に子供を連れだそうとしたが、子供がちょうど
調子が悪かったんで隣の家に預けざるを得ず、それで助かったんだろ。
隣のおばちゃんが自分のお蔭で子供が助かったと自慢するエピソードもあるだろ。
子供も殺したかった理由は最後の謎解きまで読めば分かるがお前は分からんな。
「西郷札」「潜在光景」その他清張作品をまともに読めたことがないのは
証明済みだもんな。
111 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 02:32:56.66 ID:t1RteJsj
松本清張の文体は乾いているというのが定評らしいけど
では湿った文体の作家というのはいるんだろうか
又、他にも乾いた文体の作家には誰がいるんだろう
誰か例を上げてください。
112 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 08:17:29.76 ID:ZTfTKdkS
書斎はミス板に清張を語れる奴なんか居ないだろうとタカを括って
数年前までは清張を結構高く評価していたんだが
書斎よりも清張に詳しく愛情も持っている人間がミス板にもざらにいると分ると
一転清張を貶しはじめた。
大藪春彦についてもも同じパターンだがこっちはもはや言及さえしなくなったw
113 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 08:40:07.04 ID:H6D5DlHy
点と線読んでるが
大したことないな
駅から海岸までの時間にこだわったり
便所に言ってたら数分くらい余計にかかっても不思議でないだろw
ふつうこういう事件が起きたら交友関係から捜索するものだろ
114 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 10:27:15.64 ID:6kFMkWrm
>>112 都筑もそのパターンwwww
確認しておくが
社会派と呼ばれるジャンルには共通する属性がない、というのが頭吊の意見
その後がどうかはまた別の話なんだが、もう頭吊は自身が何を書いてるかわかってないのであろう(w
115 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 10:53:52.68 ID:rOx9Kzbc
116 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 11:01:53.30 ID:yNDUBy1z
>>113 メチャクチャ面白いか?と問われれば確かに大したことない。
でも清張の悪い癖であるご都合主義もなくこれといった作劇上の
瑕疵もないからコンパクトに纏まったプレーンな警察小説として
読んでいて凄く心地良かったね。アリバイトリックも自分みたいに
本格に興味ない人間にはアレで十分だったわ。
117 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 11:36:07.75 ID:GfmFXj0l
>>107 それもあるけど
感想をパクるサイトがその時その時で違うということもあるんじゃないかとw
118 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 12:36:57.46 ID:HWj9uG6R
>>111 湿った文体の作家といえば連城三紀彦とか
119 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 14:22:03.83 ID:gXVgahiW
社会派というのはようするに
政財界が関係した殺人事件ということか
120 :
名無しのオプ:2012/09/10(月) 18:20:57.86 ID:1pz8YY/s
>>118 横山秀夫は登場人物(主人公)がいつの時代だよってくらい硬派な割に文体はじゅくじゅく。
>>119 社会派って要は人間を含めた社会なりその環境を批判してるミステリでしょ。
謎解きやトリックはある意味二次的要素というか。
だから社会問題をテーマにしてなくても法律の矛盾や夫婦問題、近所付き合い等々
その辺の日常生活に転がってる矛盾点もその内容次第では一つの立派な社会派といえなくない。
121 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/10(月) 22:21:05.59 ID:2lbL69CC
>>109が何気に自爆しているのが面白い。
(1)>山岳に関する知識は新田氏が専門だとしても、
>本作を読むと、やはりミステリの作り・語りは清張先生が上だと実感>する。
(2)>勿論、ミステリとしては面白かったが、特に登山シーンに歓心したと>いうことはなかった記憶がある。
ミステリでは、清張先生>新田先生、山岳小説では真逆ってだけの、
極当然な話なのである。
ただし、清張先生が単なるミステリ作家の範疇に止まらない大作家であり、
新田先生が山岳小説家というネーミングに不満を抱いて当然な文学者だった点は認めるにやぶさかではない。
「家紋」の件も駄目駄目だな・・・
後付けのオモシロ解釈は自由だが(w
当時の一般的認識は、
>何らかのカレントな社会問題・事象(当時)を作品中で
>取り上げたもの
これで決定なんである。まあ、それだけの話とも言い得るが。
122 :
109:2012/09/11(火) 00:05:33.58 ID:M5sN1yIo
言われてみればそうだな。
そりゃ認めるわ。
でもな、逆に言えばお前は今回の書き込みを全てチェックして、それ以外の
書き込みには反論できないことがバレたわけだ。
ところで
5>87 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/04/30(月) 14:43:40 ID:93/+5Y2O
> 非常にクール、かつ、シニカルに見ているのが清張作品の特色であり、
> 短編にもその傾向が顕著である。
> (「明治開化事件」など登場人物をつき離し過ぎていて気の毒な感さえある)
「明治開化事件」なんて作品を知らないんだが。どこから出版されているか教えてくれないか?
まさか、内容的に全く似通ったところのない坂口安吾の「明治開化 安吾捕物帳」とゴッチャになったとかw
かたや超有名な捕物帳、もう一方はリアリスティックな復讐譚。読んでいたら取り違えようがないよな。
もう一つ
>926 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/03/09(水) 22:24:55.36 ID:5xZJedN2
> 「顔」「声」「一年半まて」等、初期の短編群の頃からだが、
> 清張作品の中・短編には欧米の洒落た短編ミステリに相通じるような洗練を感じる。
> (「式場の微笑」の場合はデスマスクという発想そのものが欧米的ではあるが)
「微笑の儀式」ならいざしらず「式場の微笑」とデスマスクとの関連というのもよくわから
ないから教えてほしいもんだな。
まあ、名作として有名な2作品を混同するとか、ある程度清張作品を読んでいる人間は絶対
やらない間違いだよな。だって両方が主題を表しているんだから。
それと前に聞いた「家紋」で殺人計画に子供が含まれていないと思える理由も。
123 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 02:04:30.59 ID:AT09hVIz
清張さんの小説では名探偵こそ出てこないけど警察が実に有能だよね
突然古い記録思い出したり地道に調べていたり
もっともあんまり無能じゃ話が終わらないけど
それと登場人物がロマンチストなんだな
遠くからの声なんかも好きな人多いらしいけど、実に奇怪な話を
ヌケヌケと書ききっている。
張込みは言うまでもない
女を書かしても三島や川端が刻苦してでっちあげた女性より
はるかに魅力的な女を一筆で書いてしまっている
124 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 06:23:54.54 ID:Kk/A78qa
書斎の惨敗逃亡記録がまたひとつ積み上げられることになるか。
データの的確なまとめとプレゼンありがとう。本当にお疲れ様。
書斎は半日前に書き込んだ事も覚えていられないほどの低脳だし
売り言葉になんとかで勢いだけの行きあたりばったりしか書けない。
まともな返答を求めても甲斐のない相手でしかないけど、こういう
バカ相手にもきちんと証拠を配列してゆく実証的な姿勢は見ていて
とても勉強になる。
125 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 06:54:48.44 ID:AF9GJatC
今回の論争もいつものように書斎の圧勝だったな
126 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 07:57:07.12 ID:KU3zlsEZ
同意。
127 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 08:41:27.99 ID:LFNZunJI
>>114 書斎が清張だとか都筑だとか乱歩だとか横溝だとか
古い作家のスレばかりに来るのは自分が一番語れるはずだという思惑だったのに
書斎よりももっと語れる人間が多くいると分ったら、今度はそれらの作家の貶しを始めた。
スレリーダーwになるという目的をすっかり忘れてただのゴロツキに成り下がったわけ。
128 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 12:11:30.25 ID:8ttXZRwz
リーダーになりたきゃちったぁ本を読みゃいいのにw
129 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 12:58:56.57 ID:62ipwzi2
こうやって理路整然と矛盾を指摘されると泣きながら裸足で逃げ出して
馬鹿のひとつ覚えの捨て台詞「書斎の圧勝だな」
ここまで惨めな自称「論客」はめったにいないね。
130 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 13:37:42.42 ID:ouyzE1Mq
>>127 たしかにww
しかも知識も意見もないから他人が誉めたら取り敢えず貶すというww
131 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 14:07:20.54 ID:AT09hVIz
>>128 ええっほんとですか、リーダーって…
振る舞いは完全に物欲しそうなかまってちゃんじゃないですか。
132 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 19:06:01.62 ID:IPE6ZpmJ
無職無能で精神障害者の書斎にとっては、2ちゃんのスレリーダーになることが唯一の目標なんでしょ。
普通の人はそんなアホなものになりたくないけど。
133 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 19:10:34.92 ID:9P9p0+f/
何の権限もメリットもないものな
134 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 19:17:03.47 ID:6iHVoypW
135 :
109:2012/09/11(火) 22:30:48.73 ID:Cjq5yIKq
>>122も訂正
やっぱり書斎はヴァカだっだ。
>882 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/08/26(日) 22:50:35 ID:hoaQOafh
> 「遭難」は諸に新田次郎の世界。新田作品にもミステリの類はあるが、
> 山岳に関する知識は新田氏が専門だとしても、
> 本作を読むと、やはりミステリの作り・語りは清張先生が上だと実感する。
>366 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2011/12/23(金) 20:06:31.38 ID:HQAouah/
> うーん、「遭難」を読んだ時は、既に新田次郎を読んでいたので、
> まあ、こんな程度という感じだったかな。
> 勿論、ミステリとしては面白かったが、特に登山シーンに歓心したという
> ことはなかった記憶がある。
>288 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/05/31(木) 00:15:53.96 ID:rn/Gk507
> さて、記念すべき黒い画集シリーズ第1作となった「遭難」。
> 清張先生によるこの手の山岳ミステリも、もっと読みたかった気もするが、
> やはりこのジャンルにも新田次郎という同時代の巨人有り。
> この辺の影響もあったのではないかな?
136 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 22:41:38.16 ID:Cjq5yIKq
>433 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/12/15 20:15:55 ID:FTqe2fW+(.*)
> 「西海道談綺」を再読し始める。
> 雑誌連載時に飛び飛びに目を通し、文春文庫旧版(7分冊)の頃に読破しているが
「西海道談綺」は文春文庫で最初全8巻で刊行され、後に2巻ずつが合冊され
全4巻になっている。8巻本を読んでいたなら全4巻になった時にこの変化に気づくので
最初の版で7巻本だったという勘違いもない。
>370 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/08/12(火) 21:31:28 ID:clyFJruO
> 吉川英治の面白さがわからない。
> 確かにわかり易く(ストーリーもキャラも)読み易いというエンタメの王道のような作が多く、
> これが長期に渡って読み継がれている最大の因かと思うが、
> 時代性もあるのか、ひねりが無さ過ぎで物足りないものを感じてしまう。
> 既に大衆小説の古典といった取り扱いなのか。
>447 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/11(月) 20:24:03.71 ID:iAWxclxt
> 家康→山岡荘八、信玄→新田次郎、秀吉→吉川英治・・・
> この定番があった時代に、巨人清張も(だからこそかな)これらを上回る
> ような読者を惹き付けるような面白い作(これが肝心要)を書くのは、
> テーマに興はあっても困難至極だったはず。
「吉川英治の面白さがわからない。」「ひねりが無さ過ぎで物足りない」のに、その吉川英治が書いた
「新書太閤記」より「読者を惹き付けるような面白い作(これが肝心要)を書くのは、 テーマに興は
あっても困難至極だったはず。」って自分がなにを言ってるのか分かってる?
137 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 23:18:05.25 ID:juTz1m4g
138 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 23:26:03.80 ID:Cjq5yIKq
>609 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/09/04(日) 23:31:34.72 ID:hqsW1bZ2
> 他人のレスは良く読め。
>622 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/07/07(土) 19:21:39.04 ID:xm0Q/Gi8
> 過去ログ参照。
> 君はレスをきちんと読んでる?
>642 :名無しのオプ:2006/05/18(木) 19:50:57 ID:NoAA83Bq
> 清張のエピソード。
> 清張は神田の某古書店をひいきにして、資料収集はもっぱらそこに任せていた。
> ある作品を書くために資料が必要になると、そこの店の清張専属みたいな店員が、
> 本を集めるわけだ。
(中略)
> このことは、その古書店の店員がエッセイに書いていた。
>645 :名無しのオプ:2006/05/18(木) 22:52:58 ID:jgWPbDlL
>
>>642 (中略)
> 司馬遼太郎も小説を書き出す前に関連資料をトラックいっぱい買って、神保町からそのテーマに
> ついての本が払底したという逸話があるけど、仕事量が膨大な人は本の買い方も豪快だね。
>646 :名無しのオプ:2006/05/19(金) 10:34:52 ID:Rxkxb4jB
>
>>642 (中略)
> 実は、小倉にある松本清張記念館に行ったことがあるのだが、あそこには清張の家が
> 再現されていて、書庫には蔵書が二万冊もある。ちょっとした図書館並みだ。だから、
> 買った本は全部しまってあるんだと思っていた。
以下、
>>647-650まで書斎以外の方の清張の蔵書や仕事机についての書き込み
>651 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/05/19(金) 22:38:27 ID:VkCcxuTP(.*)
> 歴史・時代小説の方面でも相当の作品数を持つ清張先生ゆえ、資料収集が膨大な量
> となったのは理解出来るところだ。
>465 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/28(水) 21:17:19 ID:vURJLNny
> 松本清張の場合は司馬遼太郎ほどには執筆のための神保町での資料買占めの話は聞かない。
> 作品によってはかなりの収集量だったと思うのだが。
「他人のレスは良く読め。」「君はレスをきちんと読んでる?」
139 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 23:34:35.23 ID:KU3zlsEZ
的を得ていないコビベばかりだな(w
140 :
名無しのオプ:2012/09/11(火) 23:53:50.79 ID:Cjq5yIKq
これだけ行き当たりばったりに矛盾だらけのことを書き続けてたらみんなからヴァカにされても仕方ないだろ
>781 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/03/03(土) 21:01:48.64 ID:OZqQXUIc [1/1回発言]
> 書庫整理しながら、アトランダムに清張中・短編を読んでいるが、
> 「六畳の生涯」には思わず惹き込まれた。
> 「老春」と異なり、終盤に来てミステリ展開あり。
>767 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/08/01(水) 21:34:25.91 ID:MTuMGg4V [1/1回発言]
> 「或る『小倉日記』伝」等の初期短編や「遠くからの声」「老春」「六畳の生涯」等の
> ミステリ性皆無の作品群を見ると、うーん、ミステリを書かないと言わぬ
> までも、多作しなければ、どんな作家となっていたかと思うことあり。
>787 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/08/04(土) 07:45:17.95 ID:43skZyvy [1/1回発言]
>
>>770 > (六畳の生涯の)終盤部分を指してミステリ性があると思うているなら、
> 「黒地の絵」や「遠くからの声」、否、それどころか「老春」さえ
> ミステリになってまうぞ(w
> いずれも、どう読んでもミステリを意図したものには非ず。
141 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/12(水) 00:39:31.86 ID:GSY45kvv
悔しまぎれの
>>109の迷走ぶりに思わず笑ってしまった。
>>123 場末の酒場のホステス、生活に疲れ切った商店の奥さん等を描かせたら、
ビビッドに筆が冴えまくる感あり。
逆に金持ちキャラは類型的なものが多いように思う。
142 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 06:01:57.74 ID:5ayNIvow
143 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 08:40:19.45 ID:9Wv+YcLq
全く反論できないのならなにも言わなければいいのに
>悔しまぎれの
>>109の迷走ぶりに思わず笑ってしまった。
みたいな強がりを言い出すから
書斎がいかに悔しがっているのか手に取るようにわかるな。
144 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 08:50:31.55 ID:9Wv+YcLq
連投失礼。
都筑スレで備忘録がどうのとほざいている書斎、お前その備忘録にいったいなにを記録しているんだ?
145 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 08:53:34.00 ID:LS/cIP5q
他人のプライバシーに踏み込むには礼儀というものがある。
ここのスレ住人はそれを理解していないようだな。
146 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 08:55:21.05 ID:sOkQLwJv
過去の発言が恥ずかしいなら初めから投稿なんかするな
なにがプライバシーだ
147 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 09:12:01.22 ID:ypAyePQb
アンチは言うこと為すこと下品で読むに耐えない
それに対して書斎のレスは気品に溢れてる
きっと高貴な身分に違いない
148 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 09:21:54.05 ID:LS/cIP5q
同意。
149 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 09:34:50.02 ID:WQI6ep8z
匿名掲示板に書き込んだことがプライバシーとは
近年、これほど知能の低さを表現しきった発言は聞いたことはない
150 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 10:46:21.87 ID:gYcRy5fU
そりゃ書斎は「俺がこの目で見た事実だ」と公言し続けていた事を
嘘だったと証明されると
「あれは仮説だから嘘ではない」
と言い出す狂人だから
まともな人間と思ったら大変だよw
151 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 11:30:10.01 ID:wnJmrziR
しかし、常に話題を提供してスレを活性化してるのは書斎さんなんだけどね…
152 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 11:34:12.38 ID:WQI6ep8z
書斎さんがいなくなってくれれば、こんな嬉しいことはないよね
153 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 12:31:13.29 ID:Uu5srDkW
ま、大学レベルの研究サークルに幼稚園児が紛れ込んで大騒ぎしている
ようなもんだからな。
一人だけ知識レベルも論理レベルも段違いに低いくせに間違いだらけの
幼稚な思いつきを得意げにさえずってドヤ顔。邪魔でかなわない。
消えてくれると助かる。
154 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 12:40:54.83 ID:yNASroil
書斎の浅い知識と貧弱な読書量では清張を貶すのは到底無理ってことだ
馬鹿の一つおぼえのようにご都合主義としかいえないようではな
155 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 15:34:51.56 ID:ZHQRZ3a6
>>151 「話題の提供」というのが未読と無知からくる事実誤認の出鱈目だし
「活性化」というのが出鱈目に対する論証と、それに対する書斎のさらなる出鱈目と罵詈雑言じゃないかw
お前はそんなのが嬉しいのか?
第一書斎自身がまともな話題を振ったことなど一度もないだろ。
書斎はいつも皆が振った話題に、しつこく絡んでいくことしかしたことがないんだからな。
156 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 16:38:51.84 ID:WQI6ep8z
皆の振った話題には、ついて行けないことの方が多いからなw
唯一あるのが、自演で「初学者なんですが、お勧めありますかあ?」という振りだな
初心者でなく初学者というのがポイントw
157 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 16:47:09.70 ID:yNASroil
>>156 そこに書斎がすぐ食い付いて馬鹿の一つ覚えのように
新潮文庫の傑作選をすすめ、ついでに長編をdisると
158 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 16:58:51.87 ID:sOkQLwJv
>>157 すると質問者は(他に教えてくれた人がいても)歯の浮くようなお世辞付きで書斎だけに礼を言う。
159 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 19:48:17.86 ID:5ayNIvow
160 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 21:21:54.97 ID:LqLj9gcy
あれ、読んでたはずじゃw
>444 : 名無しのオプ : 2012/01/03(火) 00:17:41.08 ID:LM0+ZH0W [1/2回発言]
> 連作『影の車』の作品の中で、「突風」が一番出来が良いと思うが、全集には未収録。
> 代わりに中公文庫でそのまま『突風』の題名の作品集に収録されている。
> 『突風』の収録作品は全作が全集未収録のはずだが、乱歩風の味わいのある「金庫」とか
> 半七捕物帳のパスティーシュの「穴の中の護符」とか実録犯罪物?の「黒い血の女」とか
> 幅広く秀作が集められていてオススメ。
>454 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/01/04(水) 00:54:13.62 ID:63MLvuR2 [1/1回発言]
> 「突風」は俺も所持している。
> お薦めの作品集という点には同意だ。
>349 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/06/03(日) 16:51:08.84 ID:MHGXWpOt
> 清張作品には「肉鍋を食う女」の他にもホラー風な作があったような・・・
> と思い。短編をチェックしていたら綺堂ネタ「穴の中の護符」という作に
> 当たった。
> (ただし、本作がホラータッチというわけではない)
> うーん、半七捕物帳をコンプリートしている俺が読んでも、
> 本作は非常に巧いパスティーシュだとは思うのだが・・・
> 何か「本家」とは何か違うんだよな。
> その「何か」がわからん・・・
161 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 21:28:31.80 ID:sOkQLwJv
>>160 好意的に解釈するにしても
1月4日の段階ではただ持っていただけで、実際読んだのは6月になってから
ということになるけど
ならどうして未読の段階の1月に「お薦めの作品集」と言い切れたのかが問題になるw
162 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 21:34:51.69 ID:85t5RpMY
ゲロゲロゲロゲロゲロキモ君
今日も書斎に構ってほしいから粘着ゲロゲロ
163 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 21:43:25.41 ID:LqLj9gcy
263は笠井潔の言っていることをそのまま受け売りで言っているわけではないが
263 : 名無しのオプ : 2012/05/27(日) 23:13:58.99 ID:bPr+VCNz [1/1回発言]
>>260>白髪の怪しい女とか謎の山伏とかベタすぎるくらい
そう、めっちゃベタだよねえ、
「社会派推理小説」の筆者に相応しくないと感じるくらい。
>>259>そうなるとそもそも伝奇小説とミスマッチになってくるな。
言いたいことも解るが、笠井潔の言うように、
もともと水と油のものを強引にブレンドするところ(「純度を高める」とは逆のやり方)に、
清張の魅力のひとつがあるとも言えるかと。
264 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/05/27(日) 23:49:56.32 ID:BN4gWycq [1/1回発言]
>>262は個人的な感想過ぎるし、
>>263も他人の褌で相撲を取ると言っては
酷だが、極論に過ぎるな。
710 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/07(月) 00:38:45 ID:tHXUd/bQ
西海道に関するレスを読んでいると、北上次郎「冒険小説論」を未読な者多し
ということがわかった。
本書における論考は成程感あり。
これ以降引用を含めて「西海道談綺」が冒険小説である理由を説明した記述は一切なし。
164 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 21:45:24.87 ID:PE+sbmCI
>>136 都筑スレでのこれを彷彿とさせる。
>130 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 投稿日:2011/01/08(土) 23:12:02 ID:7AQZdbpG
>新春特別連載企画「みっちーとオレ」第6回
>今回は前回取り上げた、なめくじ長屋捕物さわぎシリーズと並ぶミッチーの
>ライフワーク的存在となった退職刑事シリーズに関して語ってみましょう。
>このシリーズに関して、本格的に読み始めたのは徳間文庫刊行後かな。
(略)
>時を経て、東京創元社版で全話読破。
(略)
>174 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 投稿日:2011/01/10(月) 10:21:59 ID:X3E1J1L/
>新春特別連載企画「みっちーとオレ」第8回
>今日は過去にオレが読んだ主なミッチー作品の一覧紹介だお。
>各人、心して見ろ!
(略)
>退職刑事シリーズ(全5巻)
(略)
徳間文庫版は『退職刑事』1〜5、『退職刑事健在なり』で全6巻。
創元推理文庫版は『健在なり』がナンバリングに組み込まれて『退職刑事』1〜6の全6巻。
どちらの版にしろ本当に読んだのなら全5巻という勘違いはない。
まして創元版で読んだと言い切っているのだからなおのこと。
165 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 21:48:54.77 ID:LdeGuBFS
わはははははは!
「読みました」スレで「ゲロキモ」と痛いところを突かれて
泣き叫んだバカ書斎、その悔しさを幼児丸出しの態度で知恵もなく
ここにぶつけてきたよw
本当に自分の言葉っていうものを持ってない頭カラッポの能無しだな
生きる価値なんかまるでないんだから食を絶てよ
166 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 21:55:13.63 ID:3ksEHBFZ
書斎に粘着してる連中はストーカー規制法違反だね。
167 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 22:00:59.00 ID:PE+sbmCI
書斎は他の板ではミステリ板住人と名乗っているけど、これはその例。
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1077261544/l50 >24 名前:ミステリ ◆hr24ALqEXE 投稿日:04/02/22 21:26 ID:mnZzh+gs
>西岸本人によるやす子夫人のサービス・ショットのUPもあるやもしれぬ。
>28 名前:ミステリ ◆hr24ALqEXE 投稿日:04/02/23 20:01 ID:hyYVq5yf
>それとも、君はやす子ちゃんかなんかなのか?
>40 名前:ミステリ ◆hr24ALqEXE 投稿日:04/02/24 20:01 ID:CcCm/bp5
>再度のやす子ちゃん降臨期待あげ
>44 名前:ミステリ ◆hr24ALqEXE 投稿日:04/02/25 22:38 ID:ULsnhCrB
>では再度のやす子ちゃん降臨を願って
>あげ
>49 名前:ミステリ ◆Ee9fL/qyhY 投稿日:04/02/28 00:19 ID:r8qkT/Pr
>
>>48 >やす子ちゃんだね?
>僕から逃げ切れるとでも思っているのかい?
ストーカーというのはこういうレスのことを言う。
168 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 22:06:40.74 ID:LqLj9gcy
>>161 そういう可能性もあるけど、実はそれはそれで、また別の書き込みの嘘がバレます。
169 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 22:18:14.44 ID:LqLj9gcy
新潮文庫の「巨人の磯」には「メール欄」も収録してるのに。
なんでわざわざ名作を読み飛ばすの?
927 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2005/12/26(月) 21:56:58 ID:Z08QVabd(.*)
絶版になった文庫本では、新潮文庫「巨人の磯」に収録された「理外の理」も忘れ難い。
671 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/07/21(土) 19:59:45.44 ID:4TRcipu7
ダール作品は諸に洋風で間違いようがないだろ(w
清張作品にフランスパンねたがあったというのは不知であった。
170 :
名無しのオプ:2012/09/12(水) 22:56:03.31 ID:LqLj9gcy
501 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/05/10(水) 23:04:40 ID:dy/jK6oc(.*)
新潮文庫「共犯者」を再読中
768 :七資産1970:2006/06/24(土) 23:02:38 ID:yOLCQ4vL
色々ストレスの溜まった男がいる
(中略)
現代人の『キレル』という状況を表している気がする
769 :名無しのオプ:2006/06/25(日) 17:19:51 ID:qbhs7dEl(.*)
「発作」ですね
770 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/06/26(月) 22:05:44 ID:DZ1l/3GR(.*)
「発作」は新潮文庫「共犯者」に収録。
17 : 名無しのオプ : 2011/11/05(土) 17:45:07.44 ID:5x6mQSa1 [1/1回発言]
直接の動機ではなかったかもしれんが、(中略)どうにもたまらずイラッときて思わず首絞め
たってのもあったな
19 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2011/11/05(土) 22:55:16.16 ID:rRglnYr8 [1/1回発言]
>>17は何だっけかな?
20 : 名無しのオプ : 2011/11/06(日) 00:34:17.11 ID:WzWeR9R5 [1/2回発言]
>>17の題名は「発作」。
「発作」を複数回読んだ上に、最後に読んだのがそう昔のことではない。
それなのに同じ様な質問を受け答えられない。
忘れているのか読んでいないのか。
171 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/13(木) 00:17:01.33 ID:rujxbUD0
なぜか荒し対象になり易い清張スレ、
正規の住人はクールダウンしていきましょう。
清張ミステリの魅力をあらためて考察してみると、
ミステリとしてのトリックやストーリーそのものは、
海外短編(ウールリッチやフランス・サスペンス・ミステリ等)の如き
巧みな面白さがあるのだが、これが設定も舞台も近所の事件の如き
淡々とした語りで綴られ、ミスマッチ感もなく見事にフィットしていることだ。
どちらかひとつが不出来でも、とても読めたものではない作品続出となる
のだが、その成功率は非常に高い。
一例をあげれば、意外に繰り返しドラマ化されている「坂道の家」の
メーンキャラは中年の小間物屋の主人、場末のキャバレーの若いホステス、
プラス、出番は少ないがぱっとしない小間物屋の女房程度、
これで面白い話が書けるのか、思わず懸念を抱いてしまうのだが、
終盤のミステリ展開への切り替えは勿論のこと、
リアルな市井のドロドロなドラマでそこまで読ませてゆく手腕も見事と
しか言いようがない。
172 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 04:58:32.09 ID:3DRMwVrG
きちんとした反論ができないんだなアホ書斎。
173 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 06:00:16.41 ID:KZ1Pp/ai
174 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 06:43:56.48 ID:dI75t0PG
常に全力で現実に目をつぶり、自分に向けられている視線や言葉とは
関係ない事だけを必死にわめき続ける
電車の中ででかい声で一人言を言ってる奴とまるっきり同じだろ
だからゲロキモ林と言われてるんだよ
現実を直視しろ、変質者書斎
175 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 10:51:54.49 ID:RHjtSJGu
ゲロキモ君、書斎に構ってもらえず号泣中の巻。
176 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 16:13:29.65 ID:SFtAHFOI
確かに書斎の支持者は何を言っても書斎に構ってもらえないねw
「同意」
「書斎の論考が光っているね」
「和気藹々とやりましょう!」
などと、間髪入れぬ合いの手をいくら入れても書斎がそれに応えて
話が続いたためしがないしw
黙って住人の会話を見ていなよ、どうせ我慢出来ないんだろうけど
177 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 18:32:54.50 ID:KZ1Pp/ai
178 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 19:17:11.20 ID:9ADpG3QF
>>176 書斎の日本語知らずを指摘されたときの
「通じりゃいいんだよ」ってのもあるな
これって、書斎をすごい馬鹿にしてると思うんだが、なぜか書斎はスルーw
179 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/13(木) 21:29:47.94 ID:sKBSssT+
前記したとおり、現時点におけるポスト清張的最大の存在は東野圭吾。
しかし、清張作品の淡々としたクールなタッチとは異なり、
べたっとした関西的濃さがある点が、俺には合わない感あり。
話そのものは面白いし、語りもそれなりに巧みだとは思うのだが・・・
ミステリ的に見ただけでも「容疑者Xの献身」のような作を
清張先生が書けないとは思わないが、相当に印象が異なるものに仕上がった
ことであろう。
180 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 21:40:13.66 ID:Q/WBKrGA
181 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 22:34:38.74 ID:cFqA/ImS
182 :
名無しのオプ:2012/09/13(木) 23:42:30.50 ID:am+6tUOa
>現時点におけるポスト清張的最大の存在は東野圭吾
作風もなにも共通するものがないと直後の駄文で述べているくせに「ポスト」かよ。
根拠はただ「売れている」だけだろ。
そして締めはワンパターンの「もし〇〇が××を書いていたら」という幼稚な妄想。
素晴らしい、じゃなくて素薔薇しい、だな。
183 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 15:46:22.98 ID:m605rdjj
20年前に亡くなった作家にポスト清張ってそうとうおかしいよ
日本語の使い方知らないなぁ
ポストニクソンとかポストチャーチルとか言うようなもんじゃないの
そもそも作家にポストなんて言わないよ
いくら低レベルの2ちゃんでおだ上げてるだけの低脳コテハンでも
他人のレスに勝手に低レベルの感想つけたりしてるんだから
我が身のありようにも多少思いをいたして
少し勉強して出直して下さい
以後書斎なんちゃらは1ヶ月の清張スレ出入り禁止とします。
184 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 16:09:56.63 ID:wXCYmD9m
書斎魔神は永久退場とする
これは命令である
185 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 17:45:23.62 ID:ImDkJ7SU
>>177←このゴキブリまたスルーされてるwwwwwwwwwwwwwwwww
書斎に構って欲しければ内容のあるスレしろ間抜けwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
186 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 18:07:34.80 ID:npSM4oDT
トップのコテハンなんだから礼儀を尽くして当然なんだよね。
187 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 18:14:39.65 ID:ImDkJ7SU
最高指導者だからな
188 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 18:25:23.59 ID:hAUSwj+E
189 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 18:33:51.55 ID:ImDkJ7SU
そんなにコロコロID変えられるわけないだろ…
何でも書斎の自演に見える病気か…
190 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 18:56:29.29 ID:hAUSwj+E
>>189 再び自演おつかれさんw
自演指摘されたらといってあんまりむきになるなよw
191 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 19:32:03.28 ID:ZmMteQzN
書斎のレスにはいつも感心させられる
名のある文芸評論家に違いない
192 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/14(金) 19:54:12.59 ID:Tv8cNKHZ
「ミステリをお化け屋敷の外へ」という清張路線の現代における後継は誰か?
この基本点を考えれば、作家本人たちの言をまつまでもなく、
東野圭吾&宮部みゆきという現代ミステリ界のツートップがその位置に
あるというのは明白。
対極に位置するのが、新本格の作家連やマーヤ、京極堂、三津田等。
(世界的潮流とは異なり、日本ではこちらのサイドも結構元気印だ)
>根拠はただ「売れている」だけだろ。
ゆえに、普通に考えれば、こんなアホな発言は出て来ない(w
清張リスペクトが強いのはみゆきだが、作品内容的には、
社会性を盛り込んだ謎解きミステリを書ける点で圭吾の方が、
より近いかに思える。
193 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 19:56:48.25 ID:hAUSwj+E
>>191 本日は自演日和でなによりw
そんなこと書くから馬鹿にされるのに懲りないねw
194 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 19:59:12.92 ID:wcbQVuHZ
しかし1日中こんな無意味なことを、自分で「犯罪の巣窟」と
罵っている2ちゃんに書き込んでいるだけの人生に何の意味が
あるんだろうな
自殺するだけの能動性もないんだろうけど
195 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 20:44:40.95 ID:ADB60gwr
196 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 21:00:44.66 ID:uA07hyo9
>>190は書斎の事が大好きだから何でも書斎の自演に見えるんだね(笑)
197 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 21:54:30.90 ID:qsRNHdoZ
ホントに読んでてこういうトンチンカンなことを言うのかな
>445 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/25(日) 11:45:12 ID:YWG+YrTq
> >メール欄
> 現実の(中略)をヒントに書かれた刊行当時はタイムリーな作であり、
> ベストセラーになったが、展開は清張長編らしい「おい、おい…」な点多し。
>870 : 名無しのオプ : 2012/03/20(火) 05:03:27.24 ID:AxauQE6x
> メール欄読みましたが
> 大麻であのようになる事はないと思います
> ダウン系と言われてますし
> しかし大麻についてはずいぶん取材して話も聞いたらしいので
取材相手がいいかげんだったのでしょう
>872 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/03/20(火) 06:07:21.19 ID:VrgfJbN+
> 意外に清張先生はアサシンには興が無かったように見える。
> むしろそのキャリアからか美術方面には惹かれてる感あり。
「メール欄」より引用。
この他にも大麻について多量の考察がある。
また、「眩人」で大麻が重要な役割を果たしているという書き込みは何度も
清張スレで行われている。
アサシンが暗殺者の意味で使われているとしても、清張作品で暗殺はよく見かけるのは周知の事実。
>イラン高原には野生の大麻が繁殖し、イラン人は早くからそれに麻酔性のあることを知っていた。
>マルコ・ポーロの「東方見聞録」に出てくる十三世紀のペルシアの「山の長老」が若者にハッシュシュ(大麻)を与えて、恍惚状態をおぼえさせ、若者たちはその薬欲しさに「山の長老」の命令どおりに政敵や宗教上の敵を暗殺した。
>「山の長老」はエルブルス山脈の一峰アラムート山に城砦をかまえたイスラム教徒の急進尖鋭たるイスマイル派の「暗殺教団」であった。
>イスマイル派はイランのシーア派の分派であった。
>ハッシュシュが訛ってアサシンの名でヨーロッパに伝えられ、アサシネーション(暗殺)の語源となったのはよく知られている。
もう一つ言っておくとこの話は「ペルセポリスから飛鳥へ」でも取り上げられている。
198 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 22:11:21.27 ID:qsRNHdoZ
542 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/04/01(日) 21:30:08 ID:82UdiZ8H
>>539 幸いというか、清張作品中でもバラェティに富んだものが並んでいる。
一推しは「黒い画集」。
清張ミステリの魅力はこの中・短編集に凝縮されていると言うても過言ではない。
885 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/03/22(木) 20:43:07.29 ID:Vv7CbghT
メーンストーリーに麻薬絡みだと、
古くはマクリーン、フレミング、マクベイン等々数多あり。
まあ、このメンツを見てわかるとおり、社会派と称されながら、
作風的に清張先生がこの問題に筆を染めなかったのはわかる気はする。
886 : 名無しのオプ : 2012/03/22(木) 21:08:28.78 ID:yE07t4ph
麻薬捜査は清張作品でも黒い画集のアレがあるでしょ
889 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/03/23(金) 20:52:20.80 ID:MAdoZjVX [1/1回発言]
>>886 シリーズ名でなく、作品タイトルでご教示願いたい。
この作品の題名はメール欄。
確かに文庫の「黒い画集」には収められていないが全集や阿刀田高編のセレクションには
収録されている。
199 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 22:45:01.34 ID:acjvHy6J
>>190 書斎は4つくらい回線使っていることが確認されているし
同じ荒らし仲間の愛知ぷらも同じくらいの回線使っているようだ。
書斎にしめぷらにしろ荒しってそこまでしてどうして荒らしたがるのかねw
200 :
名無しのオプ:2012/09/14(金) 22:50:42.58 ID:qsRNHdoZ
これだけならただその作品を読んでいないというだけなのだが
>622 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/07/07(土) 19:21:39.04 ID:xm0Q/Gi8
> 清張作品中・短編は読み漁った時期があるので、
> 8割超え9割近くを読破している自信あり。
> だけんど、細かくチェックを入れると、
> 「六畳の生涯」(非ミステリではあるが)のような佳作を読み逃していたりする。
という書き込みを見ると不思議に感じる。
今までのチェックで未読を確認した作品はどれもそんなにマイナーな作品ではないし、特にミステリとしては
優れた物が多く、ミステリファンが清張短編を9割近く呼んでいた場合絶対にありえない。
「六畳の生涯」だって「黒の図説」という代表的な作品集の一作なのに、それを読まないで
どマイナーな作品をわざわざ選んで読んで8割以上9割近くの作品を読破したのだろうか。
201 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 05:32:44.89 ID:tzkeYaYW
映画の砂の器が面白かったから原作読んだが何か淡白だな
他にお薦めない?
202 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 06:13:41.60 ID:+yFNAiv9
203 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 09:23:26.40 ID:ajpNTFkQ
『点と線』と『ゼロの焦点』(その他書斎魔神が名作として挙げる作品の
多く)は50年代に書かれ出版されているのはさすがにファンじゃなくても
知っているはずの情報だわな。
>864 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/08/16(木) 20:00:36.61 ID:a+jAoDG8
>
> 時代により清張読者層が変遷しているのは、当たり前の事実である。
> 「点と線」「ゼロの焦点」等に代表される60年代の清張ミステリは、
> 学生、OL、主婦、リーマン等々広範囲の読者、
> 普段はミステリを読まないような層まで獲得し、その後も文庫化されて
> 長く愛読され続けているのだが、「迷走地図」等をベストセラーにしたのは、
> 主として成人男性層の支持によるもの。
> いわゆるフォーサイス、カッスラー的な売れ方だったんである。
204 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 09:32:14.28 ID:ajpNTFkQ
『渡された場面』や『殺人行おくのほそ道』『十万分の一の偶然』が従来のファン層からかけ離れた
フォーサイス、カッスラーの読み手に受け入れられベストセラーになったと言うのだろうか?
>144 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/05/29(木) 23:00:17 ID:uPEPCEXm
> 「渡された場面」「殺人おくのほそ道」「十万分の一の偶然」「迷走地図」「熱い絹」・・・
> いずれも清張作品中では卓越した作ではないものの、
> 刊行当時は全てベストセラーリストにランキングされている。
205 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 09:36:21.38 ID:M5warKsq
>>203 名無しの書斎の言い訳に
「2ちゃんだから手を抜いている」「校正するのは編集者の仕事」
というのがあるけど
年代の間違いは手抜きと関係ないし、このレベルの間違いは校正以前の問題だ。
206 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 09:38:09.39 ID:ajpNTFkQ
他にもこんな書き込みをしている。
ここまで書いておいて「『迷走地図』等をベストセラーにしたのは、
> 主として成人男性層の支持によるもの。」とその場限りの自己正当化の
ために全く正反対のことを言う不思議。
>426 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/12/08(水) 12:19:59 ID:RWsLKfAs
> >殺人行おくのほそ道
> この作なんかは新刊時はベストセラーだったのだが・・・
> 清張先生にとって、売れた売れないは既に最大の関心事ではなかったのか?
>427 :名無しのオプ:2010/12/08(水) 19:35:18 ID:ICyFRHuV
> 殺人行は、作中に伏線も張られており、
> ミステリ作家として最低限の良心は守っているように思う。
> (西村・山村など、伏線も何もあったものでない愚作がゴロゴロしてるからな)
> ただ、女性誌連載ゆえ、複雑さや重厚さに欠ける部分は目をつぶるとしても、
> 何より文章の粗さが目についてしまうのがつらい。
> 清張長編の中でもこれはかなり下位の作品だと思う。
>428 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/12/08(水) 22:44:58 ID:gFmRlc/t
> >女性誌連載ゆえ、
> これが清張長編作品のネックかな。
> 馬鹿にしているとかではなく、
> 「ミステリを読まない一般女性読者向きにわかり易く」
> という配慮が有り過ぎな感あり。
207 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 09:44:53.30 ID:5ukAhjNa
興味があるのは売れたか売れなかったかということだけで
その作品がいつ、どの雑誌に発表され、どういう人たちが読んでいたのか
という部分は全く調べもしないで妄想だけでものを語る。
なんと素晴らしい論考だろう(勿論皮肉)
208 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 10:00:34.97 ID:ajpNTFkQ
こういう書き込みを見るとやはりこの人物は未読の作品に関する文章を
どこかで見つけ、そこからカッコイイ部分をテキトーに抜書きしている
だけだと疑ってしまう。
実際に読んで感心させられた作品が刊行された時期を全盛期を外れたと
評価する人はいない。
>560 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/10/09(木) 21:01:31 ID:4H50GnBn
> 70年代後半だから極めて多忙な時期ではあったと思うが、
> なんか清張先生は「事件」をあえて読まなかったのではという気がしている。
> 「事件」が刊行された77年は「渦」「屈折回路」「棲息分布」というそれぞれに
> 特色がある清張作品も刊行されている。
>851 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/08/14(火) 20:32:11.22 ID:7zKqllka
>
> 幅広く愛読されたエンタメ作家としての清張先生の全盛期は、
> 一番長いスパンで見ても、70年代前半までかと思う。
> 60年代の社会派ミステリブームの頃からの愛読者には、
> これ以後、「最近の清張作品は難しい(実は読み難いわけではないのだが)」
> との声が出始める。
209 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 10:27:58.50 ID:ajpNTFkQ
>434 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/01/01(日) 23:24:18.51 ID:nMEAIpHW
> 新潮文庫を例にあげれば、初期作が多い傑作短編集や「黒い画集」は
> ヘビーな印象のものが多いのだが(傑作も多い)、
> 後の「眼の気流」「巨人の磯」「死の枝」「共犯者」等に収録された作品群は
> サクサクと読めるもの多し。
> 清張先生の更なる語りのブラッシュアップも感じられるが、アイデアストーリー的に
> 気軽に読ませることを意図したような作も目立つ。
『共犯者』の収録作品で『黒い画集』完結後に書かれた作品は2作しかないぞ。
しかもそのうち一本は大先生(嫌味)が暗い情念が云々と言ってる「潜在光景」
それと言い忘れていたが70年代後半が清張にとって多忙な時期か?
210 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 11:11:24.11 ID:Vplktpq3
これだけスレの活性化に貢献してるのは彼をおいて他にはいないわけだが…
211 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 11:21:17.34 ID:ihWcZtmK
これらが貢献した結果の活性化だと言い張るのなら、
コテハン叩きだとかほざくのはアホなだけじゃなく
スレの活性化を阻もうとする荒らしというわけだがww
212 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 12:00:58.58 ID:EHs0EdYJ
ミス住を叩くのは禁止。ルールは守ろうや。
213 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 12:36:49.66 ID:5ukAhjNa
>>212 我々住人の頭吊への愛が感じられないとするなら支持者のセンスを疑うね。
214 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 18:10:23.01 ID:4NkU3qAM
しょさいのすとーかーさんはねんじゅーむきゅーですかあ?
215 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 18:15:02.52 ID:9h5qgVHb
書斎は論考を書き散らすだけで一向に出版してくれる様子がないので
親切な方が、まとめて読めるようにしてくれているだけだろう。
216 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 19:03:11.58 ID:Bzlm55in
書斎が叩かれてるのを「コテハン叩きはルール違反だ」というのは
強姦を犯して逮捕された朝鮮人が「朝鮮人を逮捕するのは人種差別だ」というのと一緒
「朝鮮人だから」逮捕されたわけでも、「コテハンだから」叩かれてるわけでもない
217 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 20:54:39.24 ID:ihWcZtmK
しかも
>>210のようにそれを「活性化」とよび、「貢献」と肯定的にとらえているしね
それとも書斎がスレを活性化させているとするレスも全部アンチとやらでいいのかなww
218 :
名無しのオプ:2012/09/15(土) 23:07:38.47 ID:qQOrSfrB
点と線が面白かったのは最初だけ
東京の刑事に主人公が変わってからはくだらなさすぎる
219 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 01:20:31.86 ID:mlHvXjiH
直まき
220 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 11:10:10.58 ID:67AzkdDr
もう書斎の話する人は出ていけよ。
我々良識派住人だけで進めていくからさ。
221 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 11:51:58.78 ID:voaKX4Cy
「点」という作品その他漢字一文字のタイトル作品について論じた書き込みに対しての書斎のレス
>485 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/05/07(日) 21:29:08 ID:cfjZUIOQ(.*)
> 「点」ではなく「点と線」だから意味があるタイトルなのである。
> (読めば一目瞭然)
>486 :名無しのオプ:2006/05/07(日) 22:56:54 ID:A5kjfuPc(.*)
>
>>485 > 「点」というタイトルもあるよ。短編集の共犯者に収録されてるよ。
> とりあえず、また厄介な事にならんうちに、間に合ってよかったw
>501 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/05/10(水) 23:04:40 ID:dy/jK6oc(.*)
> 新潮文庫「共犯者」を再読中、
> まずスレで話題となった「共犯者」「点」「剥製」を読む。
> 「点」は、幼女が父親の代理で旅館を訪ねて来るシーンには薄っすら記憶有り、
> 元警察官が登場するが、ミステリではなく、これといったオチがあるわけではないため、
> 全体的に印象が希薄な作であった。
謎解きとオチのない話は印象に残らない読解力w
大体「点」とか清張作品でもかなり良作だろ。
「西郷札」でもとんでもない勘違いをしていたし、清張作品を理解する能力はないんだろうな。
222 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 12:18:48.33 ID:1xqZlMJy
そりゃ義務教育レベルの漢字も読めない低学歴脱落者が、老人ボケまで
併発してるんだから本を読んでも内容を理解できるはずがないw
他の作家の作品についても犯人と被害者を取り違えてたり、探偵が誰だか
わかってなかったり、伏線をまるっきり把握できてなかったり、およそ
想像もつかない低レベルな読み方しかできていない。
223 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 12:29:57.24 ID:voaKX4Cy
これなんて清張ファンじゃなくても変だと気づく書き込みだ。
自分が読んだ限りでは戦前の短編ミステリも不条理だったり未解決だったりが
ザラだし清張の短編も因果応報な話が多い。
>129 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/09/27(月) 20:23:22 ID:kmXPBLko
> 清張短編の優れた点は、過去に例外もあったとはいえ、
> 長きに渡り多くのミステリが拘泥(縛りでもよい)していた勧善懲悪や
> 因果応報をあっさりとスルーした傑作が多いことだ。
> 清張作品を読み出してから、浮世には不幸、不条理、未解決の謎等々、
> すっきりしないものがむしろ多数を占めるいうことを再認識する結果となった。
> 独自な乾いた叙情性に富むとはいえ「天城越え」「入江の記憶」「家紋」等の
> 作は後味は決して良いものではない。
> 「凶器」「奇妙な被告」「理外の理」等はトリックは面白いが、
> 古き良き時代の本格ミステリ作家なら「えっ!」なエンディングだ。
しかも後半の「凶器」の「トリックは面白い」は他の書き込みで自分で否定している。
>736 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/07/27(金) 21:28:11.58 ID:w2RSz2nY [1/1回発言]
> 荒らしまくっているのは、「凶器」を「メール欄」とは別趣向
> とか強弁しているアホかな?(w
> 凶器の処理の仕方を見ても、今なら問題視されるレベルでしょ。
224 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 12:47:51.58 ID:wk05nLNf
トリックは面白いが今なら問題視されるレベル
一見矛盾はしていないようにも見えるけれどそれならそれで問題あり。
>古き良き時代の本格ミステリ作家なら「えっ!」なエンディングだ。
エンディングがどうとか言うのならば2010/09/27の段階で
>凶器の処理の仕方を見ても、今なら問題視されるレベルでしょ
何故これが言えなかったのか、ということになるよなw
225 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 13:37:29.34 ID:YhsVfqaE
その程度の認識で語るとか失笑もの
こいつ点と線も未読だな
凶器の処理に関しての考察が甘すぎる
226 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 14:03:35.14 ID:voaKX4Cy
>658 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/01(火) 21:32:03 ID:m+b31sKe
> 時代小説も多数書いている清張先生だが典型的な「仇討ちもの」は書いていない?
> 池波正太郎、菊池寛、直木三十五の仇討ち小説を読みあさった時期がある俺は、
> 探したが見当たらなかったことがある。
> 「明治金沢事件」は敵討ちテーマだが、仇討ちとは異なるように思う。
敵討ちと仇討ちに違いがあるというのが良く分からんが当然清張にも仇討ちをする
作品は存在する。
特に
>198 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/11/13(金) 22:03:14 ID:1iH6MmB9
> 6 紅刷り江戸噂(時代ミステリ作品集)
> 「彩色江戸切絵図」という作品集もあるが、「虎」「見世物師」「役者絵」と
> 時代ミステリとして読んで面白いものは、こちらに多いかと思う。
> 「役者絵」なんかはコロンボや古畑が十八番のひっかけに通じる締めの
> 面白さがあり。
とか言っている作品集にもあることを知らないとは。
227 :
名無しのオプ:2012/09/16(日) 14:16:17.07 ID:voaKX4Cy
228 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 01:17:34.68 ID:hE8+ftuC
>>121 「家紋」の冒頭に元検事だかが言った発言あるよな。
これぞまさしく「カレント」な社会的問題じゃねーの?
それなのに「家紋」が社会派ではないと断言する根拠は何なの?
それとこの作品を読んだ人間なら犯人が娘にまで手をかけようと執心してたのは
誰もがわかるはずなんだが、お前は過去スレで娘は関係ないと否定してたよな。
読んでないのバレバレだな。仮にそれでもし読んでるなら全く理解できてないということになる。
まあそれなら「社会派」という言葉の意味を理解していないのも当然だがw
229 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 08:49:31.47 ID:KfDNJyvf
まあ、書斎の「家紋」評がこれだから
>365 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/04/09(日) 18:49:26 ID:a51Dqzt7(.*)
> >不気味で良かった。
> 「家紋」という作品を一言で評するにはこれに尽きるかも。
しかも別の書き込みでは
>518 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/02(火) 23:38:18 ID:gNtpIeXt
> 清張先生の簡潔で乾いた文体はむしろ私小説にマッチすると思うが、
> 大家の中で日本のミステリのお家芸とも言える怪奇探偵小説には
> 最も不向きな文体と言える。
> 小酒井不木、木々高太郎、海野十三等の理科系出身作家、
> 日本のクイーンと言い得る本格のマエストロ鮎川哲也、
> 論理的な本格ミステリの復活を意図したシマソウ、新本格の作家たち等も
> 怪奇探偵小説の範疇で把握出来る作を書いているが、
> エッセイで記されているとおり、「ミステリをお化け屋敷の外に出す」という
> 意図的なものはあったであろうが、あれだけ多くのミステリを書きながら、
> 清張作品には怪奇探偵小説と言い得る作は見当たらない。
230 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 09:14:37.64 ID:uqHlyZQs
「黒地の絵」も不気味だと思う。
起こった事件も怖ければ、主人公の復讐も怖い、
しかも現実の事件をもとにしている点も不気味。
あれだけの事件なのに様々な配慮からあまり知られていなかった
というのも不気味。
231 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 09:18:33.83 ID:KfDNJyvf
200 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/08/12 20:10 ID:kUIAQjPz(.*)
「天城こえ」「潜在光景」「家紋」「入江の記憶」…
この辺のミステリには共通したテーストを感じる。
純文学の書き手にしか書けない暗く甘過ぎない叙情性に富んだ作品群。
清張亡き後、こういうテーストのミステリがなくなってしまったのが残念だ。
750 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2005/10/31(月) 22:52:07 ID:an/pYZ7b(.*)
ミステリでは「天城越え」「潜在光景」「入江の記憶」「家紋」等、暗く重いが抒情的な世界も書き
得ている
198 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/03/04(土) 12:02:56 ID:0j76a0t/(.*)
「天城越え」「家紋」「潜在光景」「入江の記憶」…
淡々として、暗いが、甘過ぎない独自の叙情性を備えたこの辺の作に、
いまだに、ミステリ作家としては唯一の芥川賞受賞者である清張の特質と本領が
良く発揮されているやに思う
449 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/05/02(火) 21:26:21 ID:MWs4RyaA(.*)
前に話題に出た「天城越え」「潜在光景」「家紋」等は清張先生の持ち味が良く出た傑作
ではあるが、ロマンではなく暗いリリシズム溢れる作と評すべき。
581 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/04/22(日) 21:13:39 ID:IxkkfcXh
「天城越え」とか好みなら、
「家紋」「入江の記憶」といった初期清張短編らしい暗い叙情性に富んだ作がお薦めだ。
100 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/09/19(水) 21:23:58 ID:PX82EJch
「天城越え」「潜在光景」「家紋」「入江の記憶」…この辺の作は清張作品の特質である
初期作品と共通する暗い叙情性とミステリの謎解きの面白さが程好くマッチした作に
仕上がっているかと思う。
515 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/09/28(日) 15:16:40 ID:a11Iiogi
「家紋」は清張作品の特色である暗いリリシズムが十二分に発揮された「文学」と言ってよい作
かと思う。やはり短編で人間ドラマを書かせたら一流の名手と言い得る。
232 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 09:20:48.67 ID:KfDNJyvf
828 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/09/01(火) 21:28:14 ID:+cYZ+TCU
さて、清張先生はトリッキーな作も良いのだが、
やはりその本領は「天城越え」「潜在光景」「家紋」等の暗いリリシズム溢れる作にあるやに思う。
932 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/10/03(土) 14:39:41 ID:yUz99bdO
「潜在光景」「天城越え」「家紋」「入江の記憶」等の清張作品らしいダークなリリシズム溢れる作は
文句無しの推し。
また時代小説なら「無宿人別帳」は粒揃い。
198 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/11/13(金) 22:03:14 ID:1iH6MmB9
9 家紋 (短編ミステリ)
10 潜在光景 (短編ミステリ)
この2作はいずれも暗い叙情性に富んだ清張ミステリの魅力が存分に
発揮された好短編。
129 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/09/27(月) 20:23:22 ID:kmXPBLko
独自な乾いた叙情性に富むとはいえ「天城越え」「入江の記憶」「家紋」等の
作は後味は決して良いものではない。
470 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/08/17(水) 22:19:42.61 ID:MDlrl5CX
「家紋」や「潜在光景」のような暗い叙情性とでも称すべき作風が清張作品の
大きな魅力のひとつだが、締めが重く、暗くなりがちなこの方向性を長編で貫徹するのは
困難だったようだ。
619 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/09/05(月) 21:46:39.92 ID:RJe/uOcf
前記したとおり、短編の場合「天城越え」「潜在光景」「家紋」「入り江の記憶」等々は、
マジで重いしなあ。
512 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/01/11(水) 17:59:16.47 ID:CUQTKUFT [1/1回発言]
時代小説の短編にも良作は多いのだが、独自の暗い叙情性という清張先生の
作家としての特質を顕現したものとして必読なのは、「天城越え」「潜在光景」
「入江の記憶」「家紋」等であろう。
89 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/05/02(水) 22:46:28.96 ID:PPFsJFKT [1/1回発言]
>「家紋」や「入江の記憶」はそんなに出来のいい話じゃないなあ
>>87のこの感想もおおいに異論あり。
清張短編の魅力は、この系統の過去絡みの暗い叙情性に富んだ作品群
かと思うが、低評価する具体的な理由は何か?
233 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 09:25:17.93 ID:KfDNJyvf
過去ログ調べたら書斎はホントにおんなじ事しか言ってないのが分かる。
意見が変わるのは誰かに突っ込まれた時だけ。
その時は今度は以前に言っていたことと矛盾することを言ってて全然整合性がない。
234 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 09:50:37.46 ID:uqHlyZQs
書斎は子供の頃に見たあるいは行った犯罪の記憶にまつわる話に
異様に執着があるところを見ると、書斎自身にそうした経験があったりするのかねぇ…。
235 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 12:23:42.55 ID:gxDyDVTV
>>231-232 引出しの少なさにクソワロタ
大藪スレでは「暗い情念」
横溝スレでは「由利先生ものの水上追跡シーン」
いっつも同じ話題の繰り返し
236 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 12:32:55.38 ID:uqHlyZQs
まさにバカの一つ憶えのように「暗い叙情性」。
子供の頃の犯罪の記憶(及び犯罪としては逮捕されない)、という一つの形式が
書斎が個人的に好きだってだけのことなのにな。
たったその四作でしか清張を語れないワンパターン。
237 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 13:51:23.93 ID:Ze8R4Kbb
>>235 ちなみに山田風太郎は
忍法帖、しかもごく初期のものだけが良くて
明治ものその他は全てダメだそうだ。
238 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 16:04:07.13 ID:fzbpWdij
本質を一言でズバリと指摘している天才を感じるが。
239 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 16:15:59.46 ID:dlt/8OJX
漢字が多くなると意味が分からなくなるからダメという
無学書斎の本質をズバリと指摘しているな
240 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 16:44:02.93 ID:uqHlyZQs
「天城越え」「入江の記憶」「家紋」で描かれる感情、過去の想いは
必ずしも「暗い」の一言では片づけられない微妙さや輪郭の曖昧さを持っているから
それを「暗い叙情性」としか言えない書斎はひどい言葉足らずだといえる。
241 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 17:40:42.18 ID:MRedo0o0
言葉も足りない(なにしろ何に対してもおんなじ語彙しか使えない)
のも事実だけど、書斎は表現力が無い以前に、内容を理解する能力が
欠落しているのが歴然だからなあw
基本的なストーリーや登場人物すら把握できない奴が微妙な味わいを
理解するなんてペットにバイオリンを弾けというようなもの
242 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 18:46:57.90 ID:ISKVUgeR
負けてばっかやないか
和田自殺せえや
243 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 18:53:14.73 ID:fzbpWdij
同意。
アンチは連戦連敗だ。
244 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 19:32:46.73 ID:FPWwpvoJ
小学生の泣き言かよw
245 :
名無しのオプ:2012/09/17(月) 21:37:59.44 ID:H+vaS7cn
>>229 今ちょっと見てみたらこれも凄いな。
> 日本のクイーンと言い得る本格のマエストロ鮎川哲也
鮎川哲也のどこがクイーン風なんだろう?
どうせ単なる思い付きで言ってるだけのことなんだろうが。
246 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 07:31:16.32 ID:y0emScfJ
適切な論考だが。
247 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 08:41:01.81 ID:zN6HKhvJ
支持者ですらただ適切だというだけでどこがどう適切なのかを全く説明できないんだなw
248 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 12:32:49.40 ID:y0emScfJ
オールOKだから委細論ずるまでもない。
249 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 12:35:56.91 ID:lssLrTKN
だって書斎の支持者ってミステリーについては一切語れない奴だもん。
無知な初学者だから書斎程度の論考にだまされるんだろうな。
250 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 13:04:42.18 ID:DyZiU2hq
論考とは論じ考察すること
251 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 13:12:09.94 ID:KQ+USHO4
何故オールOKなのか論じない論考ねぇ
252 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 14:12:28.80 ID:y0emScfJ
論ずるまでもないことだからだよ。
253 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 14:22:34.71 ID:mhjSeeGd
同意。
論ずるまでもなく書斎は愚かだね。
254 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 14:38:44.34 ID:y0emScfJ
それは違うね。
愚かなのは常にアンチ。
自演を疑わないのがその論拠。
255 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 14:39:56.34 ID:XorANPMb
作品の発表年代とか主人公の性別とか内容について論じる以前の
基本的なデータが間違っているんだから語るに値しないわな
256 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 16:00:00.20 ID:zlEw5jrG
松本清張は過大評価だな
西村京太郎の初期作品のほうがはるかにおもしろい
257 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 16:58:23.82 ID:CWbHQQo9
「自演を疑わない」のが「愚か」であることの「論拠」ということは
自演とは疑わない奴→愚か
自演と疑ってかかる人→賢明
という意味にしかならないなw
確かに書斎の自演みたいな小学生にさえバレバレのレベルの
バカ丸出しのヘボ芝居を疑わない奴がいたら、間違いなく書斎並みに愚かなゴミ微生物だよw
258 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 17:01:47.15 ID:y0emScfJ
↑バカ
259 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 17:25:22.00 ID:4CfsUIzf
子供の口げんかかよwww
自演していると判断するに足る根拠は、状況証拠も直接証拠も山ほどある。
してないと判断すべき根拠って何?
本人がやってないと言ってるとかいう古典的ギャグかい?
260 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 17:32:39.84 ID:aYGhQTDA
>>254で致命的なバカさらしたことにまだ気付いてなかったのかwww
頭悪すぎw
まず日本語学んでこいw
261 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 18:24:06.11 ID:Dzi9s0Ir
書斎のレス以外はアンチにしろ信者にしろ読むに耐えないものばかり
もう書き込むのは書斎だけでいいよ
262 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 18:53:21.13 ID:k9Hl7eEQ
それじゃ信者であるあんたが書き込みやめろよ
263 :
ninja:2012/09/18(火) 20:55:54.16 ID:DVVQGOGo
264 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/18(火) 22:37:30.54 ID:ul/R0thT
数日外した間に荒らされ方が酷過ぎ・・・
横溝御大や大乱歩のスレでもこれ程ではなかったのに・・・
しかしながら、清張ファンの諸君、「火車」や「理由」(直木賞受賞作品)は、
もし清張先生の手になるものであれば、もっとクールでオトナの読物足り得た
と思うのは、俺だけであろうか?
265 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 23:29:56.69 ID:v8Un9S9E
「老春」(「新潮」昭和36年11月号)も「けものみち」(「週刊新潮」
昭和37年1月8日号で連載開始)は清張が口述筆記で作品を発表していた
確実な時期(昭和34年の9年間)に入るんだが、「老春」が清張自身の
手書きで書かれた作品で「けものみち」が口述筆記が行われたと思う根拠は
一体何なんだ。
>7 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/09/04(火) 21:29:16 ID:5R2UXIav
> 口述筆記の有無による文体への影響度は清張作品の場合にはかなり見て取ることが出来る。
> 著名な作を例にとって見れば、口述筆記の可能性がゼロであるデビュー時の
> 直木賞候補作品「西郷札」、芥川賞受賞作品の「或る『小倉日記』伝」等と
> 売れっ子作家となり多忙を極めている時期の作ゆえ口述筆記の可能性が高いと思われる
> 最近テレビドラマ化されリバイバルヒットした「けものみち」等を比較すると、
> 前者が清張先生本来の文体とすれば、後者の人・事物に関する描写の薄さが良くわかる
> ものとなっている。
> この事は、さらにわかり易い例を挙げれば、前記した「けものみち」にある
> 民子&寛次夫婦のエピと同テーストの短編「老春」とを比較すると、
> より明瞭となっている。
266 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 23:31:03.70 ID:v8Un9S9E
ちなみ
>69 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/08/13(木) 20:46:34 ID:aAV9wh0k
> 晩年どころか全盛期の売れっ子時代から口述筆記。
> 語りと声色が巧かったという証言がある。
>979 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/10/17(土) 15:39:29 ID:je1XTvtY
> 前にも話題に出たが、売れっ子になってからは大部分が口述筆記でしょ。
> 担当していた人の清張先生の語りの巧さを述べた証言もある。
>168 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/21(火) 21:48:02 ID:lqL0lDqq
> 70年代以降の清張長編の文体がストーリーを追うのみで淡白過ぎる感があるのは、
> 多忙とこれを因とする口述筆記に関係しているかと思う。
という書き込みもある。
前述した通り口述筆記は60年代開始以前に始まっているにこういう間違いを書くことと
以前に50年代に書かれた作品を60年代に書かれたと書き込んでいる所を見ると書斎という
人物は昭和30年代と1960年代とか5年しか被っていないということを分かっていない、
つまり元号と西暦の一致していないことを理解していないのかもしれない。
267 :
名無しのオプ:2012/09/18(火) 23:54:04.59 ID:v8Un9S9E
これは超流行作家になって以降、清張はほとんどの作品を口述筆記によって
生み出していると言っていることになる。
さらに次の書き込みなどを見ると書斎魔神は初期を除いて清張は口述筆記を
行なっていて、しかもそのせいで作品が文体、ストーリー共に質的に低下したと
いう主張をしていることになる。
しかし実際の清張作品を全期間に渡って読んでみると、こういった書斎魔神の
書き込みのように清張の作品は初期の確実に口述筆記でない時代の方が優れていて、
後の作品の大部分が粗雑なものになっているとは到底思えない。
(続く)
>175 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/22(水) 21:23:13 ID:1fSnxCXJ
> 多忙ゆえ口述筆記された作品が多いことは衆知の事実であるが、
> (口述筆記の担当者に対するインタビューもオンエアされている)
> 多忙で各作品に費やす時間が限定され、手書きとの感覚の相違もあるのか、
> 描写が薄く淡白になり、ストーリー展開を楽にするための御都合主義も多く
> なっている感が強い。
268 :
ninja:2012/09/18(火) 23:57:21.91 ID:DVVQGOGo
小説帝銀事件
269 :
名無しのオプ:2012/09/19(水) 23:19:19.99 ID:0IwvZbZG
>>265の言い換えになるが「口述筆記」によって「清張先生本来の文体」は失われ
「人・事物に関する描写の薄」くなると言っているが実際はそんなことはない。
例として初期の長編作品で、最も口述筆記の可能性の少なく、書斎の推薦する
名作短編を多く書き上げ、技能的に最も充実した頃に書かれたはずの「点と線」と、
口述筆記によって「人・事物に関する描写の薄」くなったと書斎魔神の指摘する、
「けものみち」から人物を描写する一節を引用する。
前者が「点と線」から後者が「けものみち」からの引用である。
このふたつの文を比べて前者が格段に優れていると思えるだろうか?
>安田はここではいい客で通っていた。むろん、金の使い方はあらい。それは彼の「資本」であると自分でも言っていた。
>客はそういう計算に載る人ばかりであった。もっとも、彼はどんなに女中と親しくなっても、あまり自分の招待した客の身分をもらしたことはなかった。
>入院した直後、すぐに院長がやって来た。きれいな白髪の、血色のいい、いかにも学界に長く住んでいたという感じの人だった。
>院長の後ろには若い医員が三名と、看護婦が四人従いている。たぶん、これは院長が大学の付属病院にいるときの回診の癖が抜けないのかもしれない。
270 :
書斎麻疹:2012/09/20(木) 12:29:14.75 ID:V4d9oIZh
も、もう許しください
清張が口述筆記を使ってたというのを聞きかじって
「描写が薄くなる」とか言えば、評論家みたいで尊敬されるかもと思っただけなんです
悪意はなかったんです、それがこんなことになるなんて、ううう
271 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 12:37:38.34 ID:pHqdZjIH
カースレやクイーンスレで
「翻訳なんてだいたいの意味が通じりゃいい」
なんてほざいていたアホが
>前者が清張先生本来の文体とすれば、後者の人・事物に関する描写の薄さが良くわかる
なんて言い出しても説得力ないわw
272 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 12:51:19.65 ID:NftKa4wE
書斎はそんなことを一言も言っていないが。
273 :
書斎麻疹:2012/09/20(木) 12:57:26.26 ID:V4d9oIZh
言いました
無知蒙昧なのを突っ込まれたんで、名無しで意味が通じりゃいいと言ってしまいました
そのあと、そんなこと言っちゃいかんなあとか、ごまかしとくのを忘れたんで
名無しで自演したのがバレバレだったと思います、ううう
274 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 12:57:28.37 ID:pHqdZjIH
つまり支持者は書斎の自称論考を読んでいないんだなw
275 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 13:02:54.67 ID:NftKa4wE
書斎が名無しで書いた確証なしに断定はいただけないね。
276 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 13:12:52.28 ID:73dVQ2eJ
本人が今自白したじゃないか
それともID:NftKa4wE には「書斎麻疹」が偽者だいちう確証があるのだろうか?
277 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 13:13:47.92 ID:73dVQ2eJ
訂正
だいちう→だという
俺自身が書斎ではないという証拠にミスは訂正しておこう
278 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 13:32:14.73 ID:NftKa4wE
書斎はトリップのあるコテハン。
それ以外の発言は確証なしに彼の書き込みとは看做せません。
279 :
書斎麻疹:2012/09/20(木) 14:02:26.96 ID:V4d9oIZh
俺はそのトリップのあるコテハンの心の声さ
奴の考えがわかるかのように代弁しているアゲ名無しと全く同じと思ってください
280 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 15:07:49.14 ID:73dVQ2eJ
>>278 書斎麻疹が書斎本人ではないという確証はないということだな。
ならば書斎麻疹は書斎本人だと証明されたことになるw
281 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 15:32:25.15 ID:L/PPTk++
しかしまだ300レスも行ってないのにこのスレは永久保存版だな。
書斎の頭の悪さ、日本語理解のなさ、「論考」のデタラメさ、
それらが手に取るように一望できて、なおかつ正しい清張知識が
手に入る。実に有難い。
282 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 16:38:39.56 ID:IIeygQLE
>>273 名無しじゃないだろ
ちゃんと書斎魔神と名乗ってだいたい通じれば・・・という趣旨のレスしてたじゃないか
283 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 17:37:20.13 ID:5krUALF3
>>281のような書斎アンチとかけまして
SMに使う武器とときます
その心はどちらも無知(鞭)でしょう
284 :
書斎麻疹:2012/09/20(木) 17:54:24.64 ID:V4d9oIZh
それを言うなら、俺の方がふさわしいぜ
なんってったって、無知なだけじゃなくて無恥でもあるからな
SMだって得意だぜ
清張作品で「梅雨と西洋風呂」を持ち上げるのも、主人公のスケベオヤジの
みじめで滑稽で勘違いな姿が、自分を見るようで狂おしいまでに快感なんだ
マゾだよマゾ、インテリっぽいだろ、俺の崇拝者ならそこまでわかってくれなきゃ
285 :
書斎麻疹:2012/09/20(木) 18:00:25.68 ID:V4d9oIZh
>>282 そうだっけ?
ま、書斎魔神だって名無しだって意味が通じればいいんだよ、ううう
286 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 18:25:15.02 ID:W52r+Wzu
>>278 思いっきりあるよ。
>28 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/06/05(木) 22:24:34 ID:2YhIl+tz
>謎→井上勇訳か。
>日本語で「?」な部分もあり、読み難いはずである。
>たかがミステリであるし、杓子定規な翻訳に拘泥する必要はない
287 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 18:59:12.85 ID:mjo0i3mv
288 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 19:11:41.71 ID:NftKa4wE
翻訳の場合は意味合いが違うわな。
289 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 19:16:00.13 ID:mjo0i3mv
>>288 そう言うと思ったよ、逃げ道はそこしかないものな。
翻訳は適当で構わない
でも日本の作品は精密に
これで外国作品を語ろうというのだから頭が悪過ぎだよw
290 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 19:57:23.52 ID:NftKa4wE
>翻訳は適当で構わない
こんなことは一言も言ってない。
こんな意味合いのこともな。
291 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 20:05:24.39 ID:mjo0i3mv
意味さえ通じりゃいいんだから適当で構わないということだろうが。
馬鹿な奴だw
292 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 22:03:08.54 ID:5s2ppPcQ
相手にするなよw
書斎は生来の無知に加えて老人性痴呆とジステンバーを併発してるから
昨日自分が書き込んだ内容を本気の本気で忘れているんだよ
過去ログは誰でも見られるんだし、書斎の世迷い言を真に受ける奴なんていやしないってw
293 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 22:12:17.39 ID:Q/TSqm/G
要約とか意味とかを理解できず
一字一句一致しない限り「俺はそんなこと言ってない」だものな。
分かり易く例示するとこんな感じ。
書斎「首吊ってしまえ」
常人「人に対して死ねと言うな」
書斎「俺はそんなことは言ってない」
294 :
名無しのオプ:2012/09/20(木) 23:10:01.00 ID:z29OC1Qq
そこは「頭」にすべきだなwww
295 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 00:10:54.51 ID:+WEgA0Fz
昭和53年に書かれた「空の城」より2文を引用。前者は見れば分かるように異常に息が長い文章である。
これを読めば「70年代以降の清張長編の文体がストーリーを追うのみで淡白過ぎる」と言うのが読まない人間の妄想だと分かる。
また、「空の城」の特徴として、後者のように普段の清張作品に見られないような西洋風の勿体ぶった言い回しの多いことが挙げられる。
そしてこれらの文章は以下の書斎の書き込みに対する反証の一つになると思われる。
>473 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/01/07(土) 01:46:21.32 ID:GWRwl8GF
> とにかく多くのジャンルをスタイル(文体等)をほとんど変えずに書きまくった
> ことだけでも凄過ぎる。
>134 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/02/28(土) 22:30:25 ID:ZezdYEkY
> 簡潔で平易な文体、しかし巧みな情景描写等、俺も綺堂御大と清張先生の文体には共通性を
> 感じる。綺堂は戯曲でも著名だが、清張先生がこの方面に触手を伸ばさなかった(注:本当は存在する)のは残念
> でもある。
>サッシンがニューファンドランド州政府をしてカナダの最東端プラセンシア湾のカンパイチャンスに製油所を建設させ、
>つづいてはノヴァ・スコシア州に製油所をつくらせる計画をしているのは、アラブの原油輸送とカナダならびにアメリカ東北部に
>精油供給の最短距離を狙い、またそれを宣伝しているのは、ロックフェラーのクリーヴランド製油所設置のやりかたに
>ならっているのではないか。
>人の姿はひとりとしてみえず、操業を絶った工場は機械の音もなく、森の一部のように静まり返っていた。
>密林の奥深く進んだ探検隊が、突如として行く手に先住民の遺した都城や大伽藍を発見したときの思いが想像できるほどであった。
296 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 09:39:05.30 ID:DFv48wk8
いかにも口述らしい表現ですな。
297 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 11:50:17.76 ID:wHB/lvYx
岡本綺堂の淡白な人物情景描写に清張との共通点見出すとは
驚くべき鑑賞眼ですね
歌麿と棟方志功に共通点見出すようなもんだな、同じ版画だし
298 :
書斎麻疹:2012/09/21(金) 11:55:38.14 ID:0YJRTq3d
だろ?
両方、漢字とひらがな使ってるんだよ、しかも縦書きなとこまで共通
俺の文体鑑賞眼にひれ伏してくれ
299 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 13:21:43.70 ID:K2P0UIaP
その『空の城』の文体は翻訳物の文体に近いね。
300 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 14:10:26.24 ID:DFv48wk8
書斎の正しさの前には茶化して誤魔化すしかないようだね。
301 :
書斎麻疹:2012/09/21(金) 17:46:09.47 ID:0YJRTq3d
そうなんだよ、俺も茶化したり名無しで擁護するぐらいしか誤魔化しようがなくなったよ
清張が口述筆記を使ってたというのを聞きかじっただけで、適当なこと書いたら
これだけ綿密に突っ込まれるなんてなあ、いつものことだけど…ううう
302 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 18:33:05.00 ID:3AoVD1cQ
本物の書斎は麻疹さんほど頭が良くないから、
>>300みたいな
バカなことを本気で考えてるかもしれないなw
303 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 21:11:11.61 ID:e3ZZcSQY
ゴミ売おめでとう
和田は自殺せえ
304 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/21(金) 22:25:41.36 ID:AeFt5cZY
いつのまにか、無意味に荒れているような。
まあ、
「東野圭吾、宮部みゆきだって松本清張の域になんか遠く及んでねえよ」
というのが清張ファンの多くの見解だろうし、この点は俺も同意ではある。
ただし、この2人が日本の伝統的な怪奇探偵小説ではなく、
清張先生が開拓したといわれる(正にこの表現が合う)社会派ミステリなる
もの(と称された)のフォロワーなのは否定出来ない事実かと思う。
作品テースト的には、江戸人情噺体質が染み付いているみゆきは「女清張」
には絶対になれないであろうが、関西人的クールさを備えた圭吾は
「難波の清張」になれる可能性あるやにも思うのである。
305 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 22:31:51.56 ID:/pslfuQ+
売れてりゃ清張なのかよw
こんな幼稚な思考、そうはないぞ
306 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 22:38:09.69 ID:CpDH2fSH
なるほど、すると村上春樹は「文学の清張」で
尾田栄一郎は「少年漫画の清張」かw
作風もなにも完全無視してただベストセラー作家に清張とつけるアホ書斎。
これが論考だとさ。
307 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 23:04:06.32 ID:+WEgA0Fz
>141 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/03/02(月) 20:59:10 ID:3YzMT0QF
> 綺堂御大の十八番であった怪談(短編)も清張先生に書いて欲しかったジャンルだが、
> 怪力乱神に関して語ったものは目にしたこともないし、
> ミステリの世界もお化け屋敷の外に出したかった清張先生ゆえ、
> 作家としての志向には合わなかったか。
>735 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/07(月) 23:13:44 ID:4QaKa/4D
> 空想的な物語世界に読者を引き込み、遊ばせるというより、
> ミステリに関しては「社会派」と称されたことに象徴されるように、
> 常に社会性を意図し、その点に読者の興を惹くという志向性を持った作家ゆえ、
> 偽史、稗史まで範囲を広げてもファンタジックな世界には遂に馴染まない作風
> (文体含む)であった。
書斎さんは知らないだろけど清張にはこういう作品(の一部)もあるんですよ。
>藤兵衛が答えるに、それはほかでもない、実は喰違門内で首を縊る約束をしたから、ここをぐずぐすしてはいられない、早くお放ちを、と云うなりひたすら中座を請うた。
>主人の組頭は頗る怪しんで、さてこそこやつは乱心したと見える、こういう際には酒を飲ませるに限ると、大杯につづけざまに七、八杯を無理に藤兵衛に飲ませた。
>では、これで御免くだされ、と落ちつかなく云う藤兵衛の口に皆してまた七、八杯を注ぎ込んだ。
>主人は、では例の声色を所望するぞ、というと藤兵衛は一つ2つ声色を落ちつかなく云っただけで、また立ち去ろうとする。それを取り押さえてまた酒を飲ませた。
>そうしてかわるがわる大杯をすすめながら組頭がじっと藤兵衛の様子を見ると、彼は次第に落ち着いてきて、ここを出るとは忘れたように云わなくなった。
>別に乱心とも見えぬ。そのとき、家来が入ってきて、ただ今、喰違門内に首縊り人があったと組合からいってきた、当家人をさし出したものかどうか、と主人にきいた。
308 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 23:19:35.55 ID:PL44XJrQ
309 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 23:20:17.62 ID:+WEgA0Fz
>>307は「理外の理」という作品の作中作の一部。書斎さんは読んでるはずなんだけど。
それにしても昭和四七年発表の作品をわざわざ「勧善懲悪否定」とかどういうつもりで書いてるんだか。
この頃活動していた作家で短編作品で必ず「勧善懲悪」になっていた作家がいたんだろうか?
>530 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/02(日) 00:55:28 ID:elEifMOI
> 短編を見ても、「奇妙な被告」は勧善懲悪否定ラスト、
> 「理外の理」なんかもこの線。
> 松本清張という作家を勧善懲悪の作家とか言ったら、
> やはり外している批判されても仕方あるまい。
310 :
名無しのオプ:2012/09/21(金) 23:40:17.55 ID:K2P0UIaP
「理外の理」はあの老作家の側から捉えれば勧善懲悪そのものだろうになあ。
他面的な見方が出来ないで、勧善懲悪か否かに割り切ろうとするのは無理がある。
311 :
書斎麻疹:2012/09/21(金) 23:58:53.97 ID:MLFpXjVo
俺が漢字変換が禄に使えないのはごまかせないからスルー、
藤兵衛とかが出てくるのが何かは、至急ヤホーで検索して、とっくに読んでるwとレスしなきゃ
勧善懲悪とか、それしか知らないから使ってるのに、うるせーなあ、ううう
また、定義によっては俺が正しい作戦で論考書いて、名無しでアンチはギャフンだねとかフォローすればいいな、ふふ
312 :
名無しのオプ:2012/09/22(土) 07:24:38.45 ID:tY2weaN0
>>310 老作家からの誘いは最初は編集長ではなく若い編集者が行く
予定だったから勧善懲悪とは言い難い。老作家が最初から
憎っくき編集長を狙って殺すつもりなら勧善懲悪だけど。
そういやあの老作家は時代遅れと詰られてたけど、今だと
ああいう博学系の人は新書とかで結構重宝されてるはずなんだが。
当時としては実際、古臭い無用の長物だったのかね?
313 :
名無しのオプ:2012/09/22(土) 08:07:59.58 ID:7q/FhPyb
つまり、結果から見れば勧善懲悪ともなるということだよ。
雑誌社に復讐できれば誰でもよかったともとれるしね。
まあそもそもあれは、勧善懲悪だとか、書斎が言うような勧善懲悪の逆を狙ったとか
そういう意味合いの作品では全くないんだけど。
あの老作家は博学だがそれを肉付けして構成する程の腕もないし文章も古いという評価なので
新書も難しいんじゃないかなあ。
素材は彼が出すが仕上げるのはゴーストライターにすればうまくいくだろうか。
314 :
名無しのオプ:2012/09/22(土) 08:16:16.59 ID:7q/FhPyb
まあ、書斎は「犯人」が逮捕されない結末であれば勧善懲悪への挑戦として
それこそブンガクとするような厨二病思考丸出しだからな。
315 :
名無しのオプ:2012/09/22(土) 09:55:53.25 ID:3t3QIu0R
思い出したが
>>95にある書斎の書き込みで
>時代小説の方に目を転じても、「天保図録」「かげろう絵図」等の大河小説、
>「眩人」等の伝記小説
とあるが「天保図録」も「かげろう絵図」ももちろん大河小説ではない。
それはさすがに読まなくてもわかると思うからひょっとしたら書斎さんは大河小説という
言葉の意味を知らないのかもしれない。
それと
>>226で清張作品で敵討ちの話を探したが見つからないと言っていたが
「天保図録」には思いっきり史実上でも存在する敵討ちが登場する。
いくら読み飛ばしていてもそれが分からないわけがない。「天保図録」については
未読なのは言い逃れ不能。
また、「眩人」も歴史上の人物玄ムが主人公だが、全然伝記小説ではない。
前半生に関してはほとんど描かれていないし、内容も清張の想像が大部分を占める。
この作品に関しての書斎さんの発言には他にも変なことが多いの。
316 :
名無しのオプ:2012/09/22(土) 10:32:18.01 ID:fMrYtTcn
いやしかし清張を斜め読みしかして来なかった人間としては
本当に本当に勉強になる有難いスレだなあ
無学書斎の汚物でしかない書き込みも、今回だけはこうした有意義な
検討の呼び水になったと思ってやれる気分だ
書斎のバカさ加減からでもこれだけの「有」を生み出す住人の皆さんの
知性に感謝します
317 :
名無しのオプ:2012/09/23(日) 11:02:59.57 ID:Q87LCufN
犯人が逮捕されたり自殺したりすることを勧善懲悪と呼ぶこと自体バカだと思う。
318 :
名無しのオプ:2012/09/23(日) 12:07:41.95 ID:lp48o7T5
ところが書斎居に言わせると、ミステリーのような通俗小説の読者層である一般大衆は
平凡なモラルの持ち主だから、犯人が逮捕されなかったり破滅しなかったりする終わり方だと
社会秩序に反するとして不満を持つということらしい。
だからそういった作品は人気がないが、それを高評価するボクチンは文学がわかっている、偉いだろう
ということらしいぜw
319 :
名無しのオプ:2012/09/23(日) 13:05:25.22 ID:bDxfbgbm
書斎魔神が「西海道談綺」は伝綺小説ではないと言いはったのはみんな知っていると思うが、
その妄言を維持するために基本的な作家の発言までねじ曲げている。
下の二つの書き込みを比べてみると、書斎が清張自らの発言さえも、自分に都合の悪い部分ならば
削除しているのが分かる。
これはもう言い逃れできんでしょ。
批評家なら絶対永久追放。
>684 :名無しのオプ:2011/02/06(日) 00:13:23 ID:NK6QjhQ9
> 俺が言い張るだけじゃ、どっかの馬鹿コテと一緒になっちゃうので一応、傍証。
>
> 作者本人、松本清張『「西海道談綺」紀行』より
> >江戸幕府もこの直轄地に金鉱があることに気づかなったのだから、
> >これを材料につかえば、一つの「伝綺小説」ができそうな気がしていた。
>153 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/05/13(日) 07:06:51.12 ID:DysKKeEL
> 西海道執筆の動機が、清張先生自身が記している。
> 九州出身の清張先生ゆえ、東海道ならぬ現代では殆ど話題に
> ならぬ西海道を舞台にした小説を書いてみたかった。
> 銅山(実際は明治時代になってから発見された)ネタを関連
> 付けてみたら面白いのでは・・・といった趣旨が書かれていたように思う。
320 :
名無しのオプ:2012/09/23(日) 13:17:56.10 ID:bDxfbgbm
北上次郎が「冒険小説論」以後に書いた本で「冒険小説ベスト一〇〇」というのがある。
一部引用してみる。
松本清張の伝奇小説
「ここで取り上げるのは松本清張『西海道談綺』だ。日本の推理小説に一時代を画した清張にも伝奇小説の傑作があり、それがこの作品である。」
「時代伝奇小説には、宝探しと道中記というパターンがある。ようするに宝を探して主人公が旅に出るというもので、その旅の途中のさまざまな冒険を書いていく。
この『西海道談綺』は隠し金山探索を宝探しとするなら、主人公の九州内探索が一種の道中記である。つまり『西海道談綺』は伝奇小説のパターンをこのようにきちんと踏襲している。
わが国の大衆小説の水面下を脈々と流れている伝奇小説の伝統というべきだろうか。」
「推理小説以外の傑作も多いが、『西海道談綺』はその中でも特筆されるべき時代伝奇小説の傑作といっていい。」
北上次郎はむしろ『西海道談綺』を伝奇小説らしい伝奇小説と力説しているが。かっこワラ
321 :
315の続き:2012/09/24(月) 07:01:37.70 ID:cGSzChzs
下のような発言をするからには『眩人』は読んでいないのが分かる。
他にも『清張通史6・古代の終焉』もあるがな。
それにしても読んでいない本をなんで「伝記小説」と断言できるのだろう。
>202 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2009/11/14(土) 00:57:02 ID:auGCDPuH
> まあ「古代史疑」も古代史・考古学好きは興を惹かれるであろうという
> 性質の本なのだと思う。万人向きにはあらず。
> 古代史、大きく飛んで現代史には興味津々、戦国や江戸も書く清張先生だが、
> なぜか奈良・平安はスルー状態。貴族文化には興味無しか。
322 :
名無しのオプ:2012/09/24(月) 07:15:15.07 ID:cGSzChzs
失礼ageてしまった。
清張に歴史人物の人物伝が多量にあるという反論は過去ログを見てもらうにして、
それらが書かれた時期が海音寺潮五郎が『武将列伝』を書き始めた1959年以前に書かれた
ことに注意する必要がある。
また、海音寺も本人が紀伝体の創始者司馬遷に対する敬愛が深いという理由で、あのスタイルに
こだわっただけなのだから、それと全然関係のない清張が、近代小説誕生以前からあった古い手法を取らずに
いたのもなんの不思議もない。
>415 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/06/10(日) 01:05:39.08 ID:j4R0sAtE
> 歴史好き清張先生が意外に歴史人物伝を書いていないのは、
> 海音寺潮五郎先生の存在もあったかもな。
> 「武将列伝」とか「悪人列伝」とか、懐かし過ぎる。
>426 : 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w : 2012/06/10(日) 22:52:04.36 ID:o5DZyXLD
> また噛みつき癖がある狂犬が吠えまくりのようだが、
> 要は、
> >意外に歴史人物伝を書いていない
> ということ。
> 参考例として、
> 海音寺氏の「武将列伝」「悪人列伝」等を挙げているのに、
> 何かしょうもないわな。
> 「昭和史発掘」と言わぬまでも「日本の黒い霧」級に纏まったもの
> があってもおかしくなかったはずである。
323 :
名無しのオプ:2012/09/24(月) 07:25:17.04 ID:cGSzChzs
この当たりの発言に関する反論も過去ログを見てもらえばいいが、歴史人物に
関する纏まった短編連作シリーズなら『小説・日本芸譚』や『大奥婦女記』がある。
>471 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/06/12(火) 22:10:16.91 ID:AZIifi6n
> 歴史人物伝に関してだと、
> ボリュームや纏まり(シリーズ化等)という観点ゼロのまま、
> 清張先生が、その手の作品も少々は書いているという点ばかり力説する連中、
> 何か、全体像や時代性が全く見えていないという感あり。
> いかに清張先生が文壇の巨人とはいえ、スタンダード化した過去の作品や
> ジャンルが被る同時代の他の著名作家を全く意識しないで書けるはずが
> ないんである。
> 小説も含めて著名な武将を取り上げたものが少ないのは、
> やはり新人時代に面識もある先達海音寺氏の存在(ある意味でのプレッシャー)があったと考えられる。
324 :
名無しのオプ:2012/09/24(月) 07:41:55.83 ID:cGSzChzs
>>323の続き
> 人物伝ということでは、この点、「眩人」や「文豪」は良い着眼点かと思うが、
> 地味過ぎたのか、僧侶列伝、文豪列伝には至らず、これらも少々に終わった。
> 歴史・時代小説の場合、書きたいテーマがあっても、先達の手になる
> スタンダード作品が存在したり、同時代の作家が既に傑作を残していたり
> すると、手をつけにくいのがわかる。(特に人物を中心とした場合)
読めば分かるが『眩人』も当時の文壇のゴシップを解説する『文豪』も全く
伝記的なものではない。
大体。成功した後の清張の歴史物は、清張自身が面白いと思った何らかの発見が
あって初めて書かれたものばかりである。
『眩人』にしろ実は書斎が知らないだけで他にもある奈良時代の僧侶をあつかった作品の
一つの「思託と元開」にしろ『文豪』の諸作品にしろ、全てそれにあてはまり、漫然と人物
列伝を書くなど清張作品をある程度読んでいたらあり得ないのが分かるだろうが。
また、清張と同時期にデビューした南條範夫は『武家盛衰記』などの列伝スタイルを平気でいくつも
書いていることから全く先輩の列伝スタイルを仕事を気にしている者などいないという事実も付け加えたい。
325 :
名無しのオプ:2012/09/25(火) 11:21:49.13 ID:MQrrE9rR
もう少し簡潔に書いてくれないと読む気がしない
326 :
名無しのオプ:2012/09/25(火) 12:56:46.91 ID:4oab/MoJ
俺は読んでるよ
書斎の過去アホレスの引用があるんで長いんだろうが、まあ、許容範囲
327 :
名無しのオプ:2012/09/25(火) 15:22:21.46 ID:jjrOy1cs
コビベは著作権上の問題があります。
直ちにやめなさい。
328 :
名無しのオプ:2012/09/25(火) 19:37:08.57 ID:rF+dvohM
2ちゃんねるのレスの著作権は全て2ちゃんねるに帰属しており
2ちゃんねる内でコピペされることは許可されている。
文句があるなら書斎が2ちゃんねるを訴えることだなw
329 :
名無しのオプ:2012/09/25(火) 22:31:10.28 ID:yG2xe7Z/
清張スレに書斎魔神名義の書き込みが現れる以前にも変なものがあって
清張をあまり読まない人を「初学者」と呼ぶオカシな人がいたようだ。
この人『鬼火の町』を妙に高評価なこととか誰かさんとしか考えられない。
>81 :名無しのオプ:2001/05/22(火) 22:46
> そろそろ総括して締めくくろう。
> 初学者用に公平にランキングすると(清張のミステリに限定
> する純文学、ノンフィクションは除く)
> A 短編集
> 既出の新潮文庫の「張込み」「駅路」あと中短編集だが
> 「黒い画集」等がある。前は文春文庫や講談社文庫からも
> ミステリに限定しても多くの短編集が出ていた。
> 清張の短編はハズレが少ないのでブックオフでは買い!
> 図書館では借り!で間違い無い。
> 「点と線」
> もはや古典。社会派の作風ながら本格の面白さもある
> 素敵な作品だ。
> 「数の風景」
> 後期の傑作。トリックは秀逸。トラベルミステリとしても
> 第一級だ。
330 :
名無しのオプ:2012/09/25(火) 22:34:40.59 ID:yG2xe7Z/
「東京出身者以外では、はじめて捕物帖世界の構築に成功した記念すべき作品集」
あたりの発言もいかにもアレらしい。
> B 「眼の壁」
> 社会派の問題意識と本格の趣向がうまくかみ合わなかった
> のがぎこちなさを感じさせ残念。一応、読む価値はあり。
> 「砂の器」
> 映画とは別物として読む価値はある。少しタルイが。
> 「時間の習俗」
> 「点と線」の続編ということで地味な作品だが意外にミステリ
> としての面白さはある。
> C 「ゼロの焦点」「黄色い風土」「黒い樹海」「影の地帯」
> 「球形の荒野」その他諸々の通俗長篇
> 清張が週刊誌(中には女性週刊誌もある)に書き散らした
> 作品群が多い。特に読む必要はない。
> 番外 清張は時代小説でいいものを書いているので一部紹介
> 「無宿人別帳」
> ミステリの興趣にもと富む好短編集。
> 「彩色江戸切絵図」「紅刷り江戸噂」
> 東京出身者以外では、はじめて捕物帖世界の構築
> に成功した記念すべき作品集。
> 「鬼火の町」
> 長篇捕物帖。息もつかせぬ面白さだ。綺堂の「白蝶怪」
> と双璧。
> 以上長篇だけならブックオフで1000円もってれば充分だ。
331 :
名無しのオプ:2012/09/25(火) 22:45:13.69 ID:yG2xe7Z/
このリストが重要(笑)なのはわざわざ頼まれてもいないのに清張のミステリ作品で
「特に読む必要はない」と判断した作品まで、読んだであろう全作品を評価しているからだ。
この作品群をチェックしてみると長編でわずかに11作。
しかも確かにこれらの作品はアレの書き込みに頻繁に登場する。
連作を含む短篇集も確かにこのあたりに収録された作品ばかり取り上げている。
しかもミステリ以外はほとんど覚えてすらいない。
まあ、本人はこれが自分の書き込みとは認めないだろうが、アレが読んだふり以外
でどれだけ作品に目を通したのか知りたい人もいると思ってあえて取り上げてみた。
332 :
名無しのオプ:2012/09/25(火) 23:53:36.04 ID:HCPRUhds
得意げに俺様ランキングを披露するのはあいつくらいでしょう
333 :
名無しのオプ:2012/09/26(水) 06:18:35.58 ID:dbnyiseP
かろうじて読んでいるか内容を知っている作品の総並べでも
ランキングと銘打てばいかにもたくさん読んでいるようなふりが出来ると思ったんだろうな。
つまらん虚栄の浅知恵だ。
334 :
名無しのオプ:2012/09/26(水) 10:44:22.24 ID:/y1w0o5A
結局、みんな書斎さんの登場を待ち望んでいるようにしか見えないわけだが…(笑)
335 :
名無しのオプ:2012/09/26(水) 10:47:51.36 ID:Rnt9wOkg
そうとしか見えないのは君に読解力がないからだよ。
336 :
名無しのオプ:2012/09/26(水) 11:19:11.48 ID:YDq3Qmwg
337 :
名無しのオプ:2012/09/26(水) 14:59:54.59 ID:iEz+B8JS
>特に読む必要はない
この夜郎自大な威張り方は間違いなくアホ書斎だなw
338 :
名無しのオプ:2012/09/28(金) 20:36:00.26 ID:eu6kL/Oc
そろそろ降臨していただかないと閑散としてきましたね…
339 :
名無しのオプ:2012/09/28(金) 23:23:37.95 ID:358mi6R8
口述筆記のほうがすごいだろ
340 :
名無しのオプ:2012/09/30(日) 02:42:38.16 ID:1NmtxHCa
密宗律仙教も変わった小説ですね
実録風の主人公紹介から突然架空性を帯びて小説らしくなる
細密な前半部書いてる時は全然別な展開考えていたのでしょうか
教団起こしてから以降はあと5倍位の長さがあってもいいと思いました
題材、登場人物からして清張畢生の大作にもなりえたのにもったいない等と考えました
341 :
名無しのオプ:2012/09/30(日) 04:34:32.85 ID:1NmtxHCa
実録風、細密な前半と言いましたが
解説風、なにかのダイジェスト版的と言った方が正しいですね
342 :
名無しのオプ:2012/09/30(日) 08:49:05.87 ID:LvYZ1UI1
ああいうふうにミニ伝記・ミニ評伝の体裁にするのも清張のわりと好む手法だよ。
清張って伝記好きなんだと思う。
清張と伝記というテーマで小論が書けそうだ。
343 :
名無しのオプ:2012/09/30(日) 09:16:11.42 ID:XBp/iVbN
もともと歴史物では伝記的な手法もよく使われるんだけど、ミステリで多用するのが清張
「礼遇の資格」なんかだと犯罪の部分と犯人の個人史が全人的に関わっていて、ミステリの部類ではかなり珍しい読み心地になる
344 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 12:29:58.13 ID:w5DiUyZy
>>338 同意。
ミス住がいないとスレが活性化しないからね。
345 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 13:09:05.58 ID:JsnfIdwm
>>340 あの短編は新興宗教の性的側面を描いて秀逸だね。
本当の意味で必然性のあるエロだ。
前半部で、教祖たる素養?がいかに身についたのかが結構綿密に書かれてるし、
うまいのは信者のおばさんたちの心情。
単にセックスで絡められてるだけじゃないとこもちゃんと書かれてるしね。
346 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 17:41:23.03 ID:afjJA13R
昨夜フジで「危険な斜面」をやってたけど、おまえら観てもないんだなw
347 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 18:37:06.48 ID:zXjASEVl
「密集律仙教」をドラマにしたら見てやるよw
348 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 19:19:20.69 ID:V9+IX+bW
松本清張は好きだけど別にドラマには興味ないし
349 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/01(月) 20:38:55.60 ID:gXlAL9Km
長く荒らし対象スレになっていたみたいだな。
昨晩は「危険な斜面」を見ないで、「山峡の章」を読んでいた。
まあ、終盤のエスピオナージなぶっ飛んだ展開(清張先生十八番の謀略ネタ)が面白いといえば面白いのだが、もう少し自然な流れで書けるのではないか
(昌子と吉木の再会というか出遭いの展開等)
という、相変わらずの剛腕(?)ぶりである。
350 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 20:59:45.97 ID:FpSGIaSp
こいつの「読んでいた」は
どこかのブログに書かれていたことを斜め読みした
というだけだということが証明されているw
351 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 21:36:02.89 ID:UI/1VGnh
バカがほとぼりが冷めたと思っているみたいだがネタはまだいくらでもあるぞ。
例えばお前が
>8 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/08/30(木) 22:48:32.01 ID:CPFX/Ru7
> 前スレでも指摘したことだが、当時の社会派ミステリというものに対する
> 一般的認識を度外視して、
>>5のような我流の解釈を垂れ流すのは、
> 無意味そのもの。
と決めつけた
>5 :名無しのオプ:2012/08/30(木) 21:41:59.53 ID:8O/Ch66X
> まず社会派推理小説について言えば社会派推理小説はsocial novelの要素がある推理小説という
> ことでミステリとしての要素の比率や質の高低は全く関係ない。
という書き込みだが思いっきり清張自身の
「社会小説を書くのに推理小説的な方法を用いたらどうであろうか。
未知の世界から少しずつ知ってゆく方法。触れたものが何であるか、他の部分とどう関連するか、という類推。
これを推理小説的な構成で描いたほうが、多元描写から来る不自然、または一元描写から生じる不自由を、かなり救う
ように思われる。
少しずつ知ってゆく。少しずつ真実の中に入ってゆく。これをこのまま社会的なものをテーマとする
小説に適応すれば、普通の平面的な描写よりも読者に真実が迫るのではなかろうか。
つまり、少しずつ知ってゆくというところに、推理小説的な手法の適応がある。」
という発言を踏まえて言ったんだがな。
まあ、お前は清張の意思とか全然興味ないからどうでもいいか。
352 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 22:01:27.07 ID:UI/1VGnh
>272 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/07/05(火) 23:35:33.53 ID:2hNm9fg0
> 誤解されている面があるが、清張ミステリの本質は謎解きミステリ。
> 社会派ってのは物語のデコレートに過ぎない面がある。
一時期流行った清張=トリックメーカーみたいな一面的な見方のパクリなんだろうが
「私は去年から今年にかけて、多少、政治、社会の機構というものを記録風に手がけて来た。
そして痛感したことは、一小説家などが決して、政治、社会機構の深部を知りえないということなのだ。
分かりきったことだが、この点はもっと強調してもいいと思う。一個人が複雑な政治の内面に、
どう潜り込みようもないのだ。言われるところの政治小説といい、社会小説といっても、まず、
それを書く作家そのものの規定からかからねばならないように思う。
作家的意図や姿勢を言っているのではない。その作家の本質や追求性が問題なのである。」
といった作家本人の発言や作品をまったく真面目に受け取る気がないのが分かる。
353 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 22:14:07.94 ID:UI/1VGnh
>26 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/09/02(日) 22:45:39.86 ID:V8xmj9vS
> >動機を重視した清張の初期の多くの短編作品も社会派と呼べる
> このような事実にもとづかない無意味なマスターベーションは、
> もういい加減にしておけ。
これなんかもいかにも知ったふうな口で偉そうにしているが
「動機と社会性
(中略)推理小説は、もっと現実に密着しなければ、読者に実感を与えることはできない。
これがなければ、単なる架空のお話であって、中間小説の読者を獲得することはむずかしい。」
と清張自らの発言にある。
要するにお前以外の人は清張の考えに沿って発言しているのにお前だけが勝手に清張の考えを歪めてるくせに
人を嘘つき呼ばわりしてるだけなんだよ。
ちなみにこれくらいの捏造レベルのお前の発言はまだいくつもあるぞ。
お前が逃げてたから一休みしてただけだ。
354 :
名無しのオプ:2012/10/01(月) 22:52:44.96 ID:PwD7+jYk
>>351-353 どうせ書斎は
「作者の発言を頭から信用するのはどうかと思う」
と 作者の発言を頭から否定 するんだろうなw
355 :
名無しのオプ:2012/10/02(火) 08:56:40.82 ID:2sOeXoKX
清張が次第に「社会派」から離れていったのは
自分自身が、大家、巨匠になっちゃったからだと思う。
巨匠の小説家なんてむしろ暗部を探られる方の立場であり探る方ではないと
自覚したのではないか。
356 :
名無しのオプ:2012/10/02(火) 09:45:36.57 ID:Am9raSaJ
それはないでしょ
「神々の乱心」が絶筆の人だぜ
357 :
名無しのオプ:2012/10/02(火) 09:47:00.14 ID:2sOeXoKX
『神々の乱心』はむしろあえて初心というか
全盛期のスタイルに帰って書いたのではなかろうか。
358 :
名無しのオプ:2012/10/02(火) 11:36:56.89 ID:Am9raSaJ
作風はもちろん変わっていったろうが(社会派とかレッテルはどうでもいいけど)
自分が「暗部を探られる方の立場」だからってのはないでしょ
本人は気にしてないかもしれないけど、大家巨匠になっても勲章にも縁のない方の立ち位置の人だし
359 :
名無しのオプ:2012/10/02(火) 20:30:20.63 ID:CZlPLHO/
>>346 渡部篤郎が一人で頑張ってたけど共演者にも監督にも脚本にも恵まれない凡作だったな
360 :
名無しのオプ:2012/10/02(火) 21:30:43.20 ID:UXG3arQB
作品のできばえは別問題として
後期になると
大家清張が社会の暗部に迫る
数ヶ国をまたにかけた国際的展開
娯楽というより○○の研究概説書・・・な雰囲気になって
身近に迫る恐怖感が薄い
個人的な好みだけど
361 :
名無しのオプ:2012/10/02(火) 22:05:30.90 ID:ood2D1WM
『天城越え』読みました
これもうまいですね人物も輪郭がはっきりしているし
引用している川端康成の『伊豆の踊り子』を遙かにしのぐ出来栄えでした。
宮部みゆきも東野も登場人物がどうしても作り物っぽくなりますが
清張のはそういう所がまったくない
あのぼんやりした伊豆の踊り子でノーベル賞もらえるなら
清張先生には何賞がふさわしのか
362 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/02(火) 22:09:27.49 ID:0VS8gqMN
テースト的には「黒い樹海」が面白かったらなら、「山峡の章」もお薦めかな。
逆にこれらの作を読むことにより、
清張先生の筆はワルをメーンに置いて書いてこそ冴え渡るというのがわかる気もする。
>宮部みゆきも東野も登場人物がどうしても作り物っぽくなりますが
>清張のはそういう所がまったくない
この点は同意。
清張先生は、良い意味で、最早、賞の対象となるべきレベルの作家ではない存在だった
かと思う。
363 :
名無しのオプ:2012/10/02(火) 23:02:47.98 ID:ljU8VmvO
ここでも知ったかぶって墓穴を掘ってるw
364 :
名無しのオプ:2012/10/03(水) 22:21:42.78 ID:ySWZLAy/
安部公房がノーベル文学賞候補だったというのはわかるが、
生前の井上靖がかなりの有力候補だったというのは理解に苦しむ。
ぶっちゃけ井上靖が取れるのなら清張だって狙えたと思うのは俺だけか。
晩年「日本文学の翻訳といえば、川端・三島ばかりでなく、ミステリ作品も輸出しろ」と言ってたのは、
案外、清張の井上靖への違和感が背景にあったりしてw
365 :
名無しのオプ:2012/10/04(木) 09:26:37.91 ID:fzvSFRNo
ノーベル文学賞はいろいろ政治的な裏もあるから
それこそ清張にでも暴いてもらいたいテーマ
366 :
名無しのオプ:2012/10/04(木) 10:59:28.09 ID:r2FPL/s1
>364
井上靖は日本ペンクラブ第九代会長だったから推薦されてただけ
外国語訳も詩集とか出てるけど ほとんど読まれていないはず
ちなみに川端は第四代会長だった
他に遠藤周作や大岡信なんかも会長を歴任してノーベル賞候補にあがったことがある
367 :
名無しのオプ:2012/10/04(木) 12:21:47.02 ID:MWTMg11F
Wiki見たらペンクラブは公安の監視対象なんだな
直近の会長は浅田次郎、阿刀田高、井上ひさし
好き嫌いは別にして、ノーベル賞は縁なさそうだなあ
368 :
名無しのオプ:2012/10/04(木) 17:59:21.59 ID:5rnf1iQn
我らが清張も一部の短編は世界文学レベルだと思うけどな。
宮部みゆきのアンソロだと何割かはそういう作品を収録してあって、さすが有名作家は
目が利くと思った。
369 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/04(木) 20:05:59.22 ID:kTCT7W8e
ノーベル文学賞云々はともかく、清張先生がグローバルな作家となることを
阻んだのは、森村誠一氏が指摘するとおり、その内容面ではなくして、
言語の壁が、まず第一でしょ。
これが無ければ、バルザック、スタンダール級の評価だったのではとの見解も
あながちオーバーとは思えぬ。
370 :
名無しのオプ:2012/10/04(木) 22:46:54.36 ID:5rnf1iQn
>496 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/11(日) 19:35:31 ID:D0t9ouU9
> ミステリではないが、今日はトマス・ハーディを読んでいた。
> この19世紀の作家の作品に対しては偶然性が多いとの批判が多かったそうだが、
> このハーディ作品と比較しても、20世紀後半日本の作家である清張の長編には
> 凄まじいまでの偶然性に富んだものが多いのは、いかに大衆小説とはいえどうかと思う。
一方でここまでダメ出ししといて、もう一方ではバルザック、スタンダール級とかただのバカとしか
言いようがない。
371 :
名無しのオプ:2012/10/04(木) 23:26:30.41 ID:RsJbC/gM
行き当たりばったりにネットで拾ったかっこよさげな(と自分で思っている)
言葉を貼り付けて、感ありとかつけるだけですから、一貫性なんてありません。
で、だれも感心してくれないのをさすがに悟ったか、発言の直後に名無しで
「的確な論考だね」とか書き込んで、本当に言われたかのような妄想をする。
病気です。
372 :
名無しのオプ:2012/10/05(金) 10:49:10.54 ID:va774pkP
バルザックやスタンダールのような近代小説の大家と比較するのは無理があるのでは?
清張はシムノンやゲレアム・グリーン、アーサー・ヘイリーあたりと通底するものがあるように思うんだけどな
373 :
名無しのオプ:2012/10/05(金) 10:50:03.00 ID:va774pkP
ゲレアム→グレアム 訂正
374 :
名無しのオプ:2012/10/05(金) 19:55:53.10 ID:sNZ9g6i2
松本清張の作品読むと、人間の汚い部分も複雑さも、
多層的に描かれているのが面白い。
375 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/05(金) 20:37:20.19 ID:cFJxAwXn
森村氏はポジショニングの喩えとして、バルザック、スタンダールの名を
あげたのであろうが、確かに作風的には清張作品とは異なるものという感は
ある。フランスの文豪だと、短編に関してはモーパッサンに喩えた方が、
しっくりと来る感あり。
情痴、復讐等々の市井のゴタゴタを書いても、クールでスマート、ウイットに富むものも多く、
海外の名短編を読んでいるかの如き感のもの多し。
376 :
名無しのオプ:2012/10/06(土) 11:03:28.85 ID:4wE3gDF6
モームみたいな皮肉な人間観察のもあるな
377 :
名無しのオプ:2012/10/06(土) 12:40:19.40 ID:16AeOZA6
たった一日で言うことが変わるアホ書斎w
378 :
名無しのオプ:2012/10/06(土) 13:41:34.58 ID:EQS4+Sdx
清張の中心的なモチーフに天皇制への反発がある。
それは何に起因していたのか。
暗い昭和前期を下積みとして生きてきた人間として普遍的な感情なのか。
379 :
名無しのオプ:2012/10/06(土) 20:37:40.31 ID:NeA+5Gli
あるか?
「点と線」「砂の器」「けものみち」「黒革の手帖」
これらの作品に皇室への反発など感じられないが
380 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/06(土) 21:39:24.91 ID:3yXnUkfL
反天皇制をストレートに表現した作はないが、
その作品群を見てゆくと、やはり反体制的志向の作家なのは事実でしょ。
この点とベタベタしない渇いたタッチで現実を鋭く活写してゆく点では、
海外の現代作家に喩えるべきということであれば、ソルジェニーツィンをも
想起させる。
もし、清張先生「かの国」に誕生せしば、「収容所群島」のような作を
著していても不思議はない。
すると、ノーベル文学賞受賞ということになったやもしれぬ。
381 :
名無しのオプ:2012/10/06(土) 21:44:12.55 ID:4wE3gDF6
>>378 「半生の記」を参照のこと
共産主義のシンパだったんだよ
382 :
名無しのオプ:2012/10/06(土) 23:47:11.93 ID:ThcEbHj6
>>378 そりゃまあ、近代日本における最大の妄想が天皇制だという意見だったんでしょ。
古代史や一部の明治物もそういう問題意識を作品化したものも言える。
ただそれもあくまで日本人が現実を理解するのに一番の壁だという程度のことだろうし
リアルに天皇制をなくしたいとまで思っていたのかどうか。
383 :
名無しのオプ:2012/10/07(日) 00:08:21.62 ID:Z7KM8Jc/
共和制では日本はもたないと言ってただろ
言ってないかもしれない
384 :
名無しのオプ:2012/10/07(日) 06:59:33.29 ID:e0XDc7Aq
>>381 共産党シンパだからアンチ天皇制になったんじゃなく
逆に、天皇制否定の感情から共産主義に魅かれたんだよ。
そういうタイプの人の方がむしろ多いと思われる。
385 :
名無しのオプ:2012/10/07(日) 07:04:23.53 ID:e0XDc7Aq
天皇自体への反発じゃなく天皇制の権威主義的官僚国家体制への反発
天皇制に擬されるような家父長主義への反発、
権威主義の頂点としての天皇制への反発ということだろうな。
386 :
名無しのオプ:2012/10/07(日) 07:48:46.64 ID:rBg7BicY
清張的には天皇の話もダメ親父の話も家父長に対する疑義という点では同じだったのかも。
そう考えると「砂の器」みたいな作品ともつながりも見えてくる。
387 :
名無しのオプ:2012/10/07(日) 21:32:06.97 ID:xaVPowb2
>>384>>385 なぜ社会主義(君主制と両立可能)ではなく共産主義だったのか、
不思議に思ってたんだが、そういうことか。
>>386 そうだとすれば、天皇自体への感情も愛憎半ばということかなw
388 :
名無しのオプ:2012/10/07(日) 22:12:02.42 ID:eI/AcAaq
地方紙を買う女。これは「預言」
仙台の海辺が舞台
潮田という苗字。これは津波を暗示している
子供が波に浚われ意識不明に。これは津波の死者を暗示している
毒・・セシウムを暗示している
心中だと偽装する・・・被曝量を偽装し国民を騙す
万引きという小さなミスが犯罪に発展する・・原発の設計ミスで大惨事に発展
389 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/07(日) 23:50:09.75 ID:jdxT/NtR
>>388は「ネタレス」としては面白いが、
「松本清張の歴史ものを読み過ぎ」との評を受ける可能性大(w
390 :
名無しのオプ:2012/10/08(月) 00:20:28.09 ID:r9Jiu3JF
地方紙を買う女の舞台がなんで仙台なの?と思ったらテレビドラマで改変されてたのか。
「読み過ぎ」って言葉を使っているからには原作の話なんだろうが、海なんか全然出て
こないのに書斎魔神は全然気付かんのな。
391 :
名無しのオプ:2012/10/08(月) 00:43:43.39 ID:8TdxNPo9
「地方紙」って宮部選集でも凄い傑作みたいに言われてたけど、
どうも二階から目薬的なとこがしっくりこない。
それに女が「悪人」でないとこも好きになれない。
女が身勝手な嫌な女なら因果応報でまぁ良しとするんだけど、
アレでは可愛そう過ぎるだろ。
392 :
名無しのオプ:2012/10/08(月) 03:27:47.47 ID:k2EYp1Vy
地方紙を買う女って馬鹿みたいだよね
いくら暇人でもあんな理由で追及始めるわけない
393 :
名無しのオプ:2012/10/08(月) 12:37:59.20 ID:YgMCGV85
中学生ならそう思うかも知れませんねw
394 :
五関敏之:2012/10/08(月) 17:26:48.63 ID:tkcCncqp
せやな
395 :
名無しのオプ:2012/10/08(月) 21:12:12.29 ID:bt3csp1q
地方紙を買う女。
小説では作家は殺人犯の女と結婚しようなどとはしないし、
女は作家を殺さないし、そのあと生き延びようともしない。
ドラマは余計なものをあれこれ詰め込み過ぎ。
危険な斜面。
脚本家が原作にない部分を書き加えたら、
清張記念館サイドからクレームが来て、大慌てで書き直したらしいw
396 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/08(月) 23:00:21.10 ID:4L21wqcc
>>388の「狙い」がわかっていない
>>390(w
そもそも「事件」のきっかけとなる「野盗伝奇」は地方紙連載。
映画関係の板だと、清張先生を「左」と決めつけているアホを見かけることが
多いが、結局、左翼の全体主義と同様な強権構造、
根本にある学歴エリート主義等に失望したというのが真相でしょ。
397 :
名無しのオプ:2012/10/08(月) 23:18:29.83 ID:r9Jiu3JF
全く意味が分からん。
原作は野盗伝奇と関係のある山梨を舞台にしているのに、仙台に舞台を変更したら
歴史物=野盗伝奇との関連性がなくなるわ。アホ。
大体初期作品の舞台はほとんど北九州近辺か甲信地方だから仙台とか言われたら
すぐに怪しいと気づくぞ。
お前絶対にほとんど清張を読んでないだろ。
398 :
名無しのオプ:2012/10/09(火) 10:06:10.44 ID:ZaJ75U/y
>>397 書斎はバカだから
>>388が何でも予言扱いするというトンデモさん風のジョークだということが理解できないんだよ。
あれを本気のものだと思い込むということは、書斎自身がトンデモどあるという証明でもあるねw
399 :
名無しのオプ:2012/10/09(火) 11:10:33.53 ID:IOcHhfCo
ミス住の論考を虚心坦懐に読んでみろや。
話しはそれからだ。
400 :
名無しのオプ:2012/10/09(火) 11:45:57.70 ID:+hhODUzX
気にいったぞ、小僧。
それだけはっきりものを言うとはな。
401 :
名無しのオプ:2012/10/09(火) 15:05:06.88 ID:pEdvfAtv
>>392 そのとおりだよ
ミステリならアリなんだが、清張みたいにリアリズムの見地から本格を批判した人間がああいう話を書くと、「リアリズムらしい顔をして書けば、あれでもいいのか?」と苦笑したくなるわ
402 :
名無しのオプ:2012/10/09(火) 20:29:54.07 ID:4qcZFRyT
主人公が異常に好奇心強かったり、現実離れした人物が出てきても、
お話自体に説得力があれば別にアリのはずなんだが、
こと清張の作品となると、リアリティが無いとか言って、鬼の首取ったように騒ぎ出す奴、
某書斎だけでなく、よく見かけるが、
こいつら、相手によって主張を変えてるんだろうなと思えて、可笑しい。
ま、アンチという生き物の特性でしょうな。
403 :
名無しのオプ:2012/10/09(火) 22:47:21.57 ID:zFCdFsr9
地方紙を買う女は、まず題名思いついてそれからストーリー考えたんじゃないかな
いかにも清張好みの題名で、実際『地方紙を買う女』とは題名に凝る清張作品の中でも
屈指の印象的な題名だし。
偶然駅頭で地方紙買ってる女性見て閃いたというような
しかし作品の出来は標準以下だと思うよ
404 :
名無しのオプ:2012/10/09(火) 23:14:08.94 ID:E4Mu+HW8
地方紙を買う女で強引なのは探偵役の登場と介入の仕方で、肝心の事件そのものは
それほどわざとらしくはないよ
405 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/10(水) 00:07:00.12 ID:f1x8xf5J
「地方紙を買う女」の映像化作品は、「恐怖劇場アンバランス」の1本
としてオンエアされたものが、原作準拠の内容で良しであった。
短編だし、正味45分程度の1時間枠ドラマの素材にするのが最適。
山さん主演の2時間枠ドラマもあったが、間延びしている感があった。
406 :
名無しのオプ:2012/10/10(水) 03:33:29.14 ID:J986ERMe
1968年、キューバに旅行して、あちらで松本清張氏と一緒になり、
その行状を帰国後スッパぬいたところ、約三ヶ月間にわたり、
小生の原稿はほとんどの週刊誌、月刊誌からパージをくらった。
清張氏は陋劣にも、ご自分の執筆する雑誌社・出版社に竹中労に
モノを書かせるなという圧力を加えたのである。
(竹中労)
これは本当だろうか。竹中労は竹中労でいろいろ行状がありそうだが。
407 :
名無しのオプ:2012/10/10(水) 06:35:27.00 ID:Ihue+paG
>>406 被害妄想だろ そもそも竹中労はパパラッチみたいなもんで
怪文書まがいのすっぱ抜き専門だから、清張さんが書くような大手から原稿依頼なんかない
それに3ヶ月じゃパージにもなるまい
その行状とやらの方に興味はあるがこっちも針小棒大の捏造だろ
典型的な文筆ゴロでなんにでも食いつく竹中を相手にして原稿書かせるなと言ったとしたら
かえって親切じゃないか。
408 :
名無しのオプ:2012/10/10(水) 19:57:56.40 ID:Dx/vcDvv
>>406 その件は、清張に同行していた文藝春秋の元編集長・岡崎が詳細に経緯を書いてるんで、
それ読めば竹中労の言い分が一方的であることがわかるよ
ちなみに「その行状」=キューバのモーテルで清張氏はよろしくSEXしていた、だとさw
409 :
名無しのオプ:2012/10/10(水) 20:24:41.94 ID:Dx/vcDvv
410 :
名無しのオプ:2012/10/10(水) 23:37:37.63 ID:z4r8GlX2
アンチってとことんクズだなあ。
411 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/10(水) 23:43:40.43 ID:A1LZk3vA
清張スレらしく、清張先生自身に対する謀略ネタまで出て来た(w
竹中労というおっさんは平成初期のテレ朝深夜番組で語りまくっていたのが
記憶に残る(そのわりには、朝まで生テレビには出ていなかったような)。
殿山泰司風なルックスの昔懐かしい反体制左翼という感あり。
まあ、担当女性編集者の証言もあるので、
残念ながら(?)清張先生がお水系(プロ)の女性も好きだったのは
事実であろう。
412 :
名無しのオプ:2012/10/11(木) 00:04:13.10 ID:S6upR8nQ
413 :
名無しのオプ:2012/10/11(木) 18:57:10.82 ID:6GYaSxi5
最近清張読み始めたんだが、『風の息』ってなんで破棄されることになったの?
『1952年日航機「撃墜」事件』にある、風の息は破棄する、という言葉は尋常がないものがあるよね。
ところがその『撃墜〜』の方は、わざわざ書名に「撃墜」と入れているものの、
『風の息』に比べるとその追及が弱くて、
最後、主人公が想像のパイロットと管制のやりとりを開陳するあたりとか、
超展開としか思えない。
これが旧版だとIFF信号の件など、それなりに説得力があるのだが、
新版だとほとんど省かれてる。
フィクション部分を排してルポルタージュっぽくしたら説得力がなくなったしまったのか。
小原院陽子のダイアにしても、新版ではすべて米兵が持ち去ったことになってたけど、
小原院の旧友だった辻まことという人は現場でダイアを拾い集めたそうなので、
旧版の方がむしろ真実に近い。
新版の良かった点は、小原院の写真を発掘してきたことくらいか。
それと、旧版・新版とも、主人公連中が一度も大島に行っていないのは気になる。
414 :
名無しのオプ:2012/10/11(木) 20:56:09.26 ID:UDPE/68q
>>413 基本的に同意。というか、もく星号事件の真相はともかくとしても、
読み物としては、どう見ても「風の息」のほうが面白い。
「風の息」は今でも全集で読めるから別にいいのだが、死ぬ間際にこの仕事をするくらいなら、
「両像・森?外」の補遺部分を完成させてほしかった。
415 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/11(木) 23:55:43.91 ID:FG4FdNCC
黒い霧シリーズ中に、もく星号墜落を取り上げたのは、やはり違和感大。
この作こそカットするべきであったかも。
416 :
名無しのオプ:2012/10/12(金) 01:41:24.33 ID:JTivmD21
『風の息』の主人公は実在の共産党員がモデルで
後に森村誠一の『悪魔の飽食』にガセ情報提供して
森村が右翼の執拗な脅迫受けるようになった事に清張が激怒して破棄したという説と
その主人公のモデルになった人物がテレビ化の際に招かれて出演者に会ってから
主演の栗原小巻とやたら仲良くなったのに清張が嫉妬して破棄したという説がある……らしい。
417 :
名無しのオプ:2012/10/12(金) 04:59:14.25 ID:997x9NFt
1985年の日航ジャンボ機墜落事件については清張は何も言及してなかったな。
あれも自衛隊による誤射で撃墜説、米軍の不振な動きとか、色々謎があるんだけど
あの時期の清張はもう国内の事故を追及することに興味はなくなっていたのかな。
418 :
名無しのオプ:2012/10/12(金) 21:26:49.30 ID:Qa4YQpCS
ノーベル文学賞、やっぱり村上春樹は、またまた落っこちたか。
松本清張の方が小説家としてずっと良いとかねがね思っていたが、幸か不幸か当たったようだ。
ミーハー向け小説家は、所詮イスラエル問題、原発問題で普遍的メッセージが言えない。
419 :
名無しのオプ:2012/10/13(土) 06:10:27.09 ID:iZnJOY1I
村上春樹がノーベル文学貰えなかったと言うより
日本の作家が文学賞貰うことはもう無いんじゃないかな。
ノーベル平和賞と文学賞は政治的な色彩が強いだからいろいろあるんだよ。
420 :
名無しのオプ:2012/10/13(土) 15:16:33.10 ID:jdGbHeFA
ゼロの焦点って納得いかんのが本多が
「奥さん!一度だけでいいんです、一度だけで!」
とかいう描写がなぜに無いのだ!
421 :
名無しのオプ:2012/10/13(土) 20:28:33.17 ID:OQqu+LjU
朝日新聞が読書をテーマに全国世論調査を実施。好きな作家
1位:東野圭吾
2位:司馬遼太郎
3位:宮部みゆき・赤川次郎
5位:村上春樹
6位:松本清張
7位:西村京太郎
8位:五木寛之
9位:夏目漱石
10位:内田康夫
422 :
名無しのオプ:2012/10/13(土) 21:15:26.27 ID:yFg8pO+m
>>416 そういう噂があったんですか。
古本屋の主人公は、新版で多少設定を変えたものの
あまり変化はなく出てきてたので、
問題になったのは欣一の方なんですかね。
新版は、一番活躍していた欣一が削除されたせいで、説得力が無くなった印象が。
423 :
名無しのオプ:2012/10/13(土) 22:38:29.86 ID:w0nLaUI5
>>416 若き日の下里正樹ですな、
悪魔の飽食の資料がでっちあげかどうかはともかく
栗原小巻については下里自身の著書の中にも書いてありましたな
小巻は原作も読んでいたようで、颯爽とした追跡ぶりに興味津々で
積極的に話かけてきてあげく役作りにまでアドバイス求めてきたらしい
424 :
名無しのオプ:2012/10/13(土) 22:49:03.81 ID:w0nLaUI5
しかし下里は狂人と紙一重の所ありますからな
共産党は除名されたものの東大時代から一貫してガチガチの××××で
金脈資料集め手伝っていた頃は立花隆をぶん殴ったなんて噂もある
425 :
名無しのオプ:2012/10/14(日) 05:58:49.23 ID:Hv7Nf6kD
いろいろエキセントリックな下里だけど
将棋の観戦記に関しては山口瞳も気に入らない紅なんか大嫌い
下手な文章つけられたら棋譜が汚れると、しまいにゃ自分で書き出した
あのうるさい芹沢博文が最も高く評価していた観戦記者だった。
ただ下里自身は清張先生にはあまり書いてないね、書けば梓林太郎くらいは書けそうだけど
私が知らないだけかも、知ってたら教えて下さい。
426 :
名無しのオプ:2012/10/14(日) 10:42:25.02 ID:E3e8lpzf
『ゼロの焦点』って動機がしょぼいんだよな。
一歩間違えれば人情もののお涙頂戴だろう。
あれが戦後の謀略にまつわる話だったらもっと迫力が出たと思う。
427 :
名無しのオプ:2012/10/14(日) 11:10:48.20 ID:Hv7Nf6kD
>>426 『ゼロの焦点』が名作である事の半分は動機にある
野村サッチーをマスコミが総叩きしたとき彼女を支えたのは
戦後のあの時代、女一人で生きてきた過去をほじくり返してあげつらうなという
声なき声だった。
あの動機が日本文学史上に残る美しくも哀しいラストの悲劇性と
物語のリアリティーを高めている。
君はネットで叩かれただけで有名芸能人が自殺してしまう社会精神風土
に住んでいる朝鮮人だからわかるまいが。
428 :
名無しのオプ:2012/10/14(日) 12:02:05.43 ID:E3e8lpzf
『ゼロの焦点』が発表された時点ではあの動機のリアリティと切実さはあったと思うよ。
429 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/14(日) 12:02:56.79 ID:rFb61vNY
清張ファンにとって、「またしても(この評が妥当かと)ハルキ、
ノーベル文学賞を逸す」というニューズは、複雑な感ありかな。
年表を確認すると、エンタメ色が濃い作を量産した作家が受賞した事はない。
ハルキも、大ベストセラー、ノルウェジアン・ウッドの評は識者の間では不評
とのことだ。
清張先生は健在であっても、やはり受賞は無理だったろうね。
週刊誌に書きまくった通俗長編がネックになろう。
430 :
名無しのオプ:2012/10/14(日) 13:24:01.38 ID:oJLsPQLN
ゼロの焦点の動機を弱点と思うってのは想像力がしょぼいのかね
時代性もあるとは思うが、現代だって決してリアリティのない動機ではないと思うが
メール欄ではなく、過去の隠蔽という点ね
431 :
名無しのオプ:2012/10/14(日) 13:58:33.35 ID:7DJU+Hx0
>>427は多少言い過ぎだとも思うが、
ゆとり世代は、自国の近現代史に関してさえ、学校でろくに教えられず、知識もなく、想像力もしょぼいんだから、
日本を想うなら、多少は勉強したほうが良いよw
432 :
名無しのオプ:2012/10/14(日) 15:32:18.79 ID:PzEE/0hp
>>430 自分も動機が弱点だと思う。時代背景としてはリアルなんだけど
自分の思い込みだけであんなことするというのは全くリアリティに欠ける。
せめて被害者に何らかの悪意の片鱗があれば説得力もあったのに。
そもそもゼロってミステリーかね?読んでる半分くらいで
「あの人がああだったからこうなってしまったじゃないよね?」と思ってたら
ヒネリなくそのマンマだったんで肩すかし食らった。
433 :
名無しのオプ:2012/10/14(日) 21:43:20.09 ID:PDZk4DPt
>>419 そんなことはないと思うよ
たぶん25年周期ぐらいで受賞者が出るんじゃないかな?
川端康成が英訳で理解されたかどうか怪しいもんだ
とりあえず春樹は長生きしそうだから可能性は残ってるんじゃないかしら
434 :
名無しのオプ:2012/10/15(月) 01:05:29.70 ID:hvaTXxkz
リアルじゃないから動機が弱いというのがよくわからん。
リアルな犯罪はたいてい稚拙な手段でトリックなんて使わない、のと同じで
リアルな動機も、いわゆる怨恨金銭痴情のもつれがほとんど。
それではつまらないので、トリックその他犯罪手段の面白さを小説に持ち込んだのがミステリ。
さらに動機の面白さ(人間はこんなことも考えるのではないか)を持ち込んだのが清張だと思ってる。
そういう意味でゼロの焦点の動機は俺には十分面白い。
435 :
名無しのオプ:2012/10/15(月) 21:26:20.36 ID:ndneDgP+
「ゼロの焦点」また読んだ。
推理物の類を読み返すのは愚行かも知れんが、
話もさることながら、文章がめちゃくちゃ良い。
436 :
名無しのオプ:2012/10/16(火) 22:09:08.28 ID:pn+NN/fC
「夜光の階段」完読。ん〜、松本清張はサスペンスの巨匠、スバラシイ?
437 :
名無しのオプ:2012/10/16(火) 22:10:27.28 ID:pn+NN/fC
×スバラシイ?
○スバラシイ!
438 :
名無しのオプ:2012/10/17(水) 11:34:57.99 ID:ZY+GNRw7
>>435 40代の自分が初めて読んだのは昭和54、5年だっけど、北陸の暗いイメージの描写が見事で、
まだ行ったことのない北陸のイメージが自分の脳内で昭和三十年代のままで形成された。まもなく訪問して、当然ながら発展ぶりに驚いた。
冒頭の、お見合して相手のことをよく知らないまま結婚して、新婚旅行の湯泉で初めて結ばれるまでの流れもなんとも味わいがある。
主人公と一緒にこっちまで緊張するようだった。
439 :
名無しのオプ:2012/10/17(水) 11:40:33.35 ID:ZY+GNRw7
連投だけど…
危険な斜面。現代設定は難しいなと思った。なにより携帯。
沼田が携帯の「吉野」を覚えていて調べ出すんだけど、携帯がある時代なんだから
そもそも吉野=秋葉と関係があることは、行方不明の段階から瞬時に調べがつくんだよね。
アリバイ主張しても、防犯カメラでホテルや駅の出入りも即ばれる。
清張に限らないけど、携帯、防犯カメラ時代以前の名作のドラマ化は今後どんどん難しくなると思う。
出来るだけ当時の設定でやって欲しいなぁ
440 :
名無しのオプ:2012/10/17(水) 11:48:07.98 ID:6dZ+9+hI
『ゼロの焦点』は、あの夫にあんまり個性や人間味が感じられない。
そういうことを感じさせる前にすぐいなくなって殺されちゃうしね。
夫が過去の女を匂わすのも何となく不誠実感がある。
だから主人公がそこまで夫のことを思う気持ちにもう一つ感情移入しきれない。
441 :
名無しのオプ:2012/10/17(水) 12:19:03.19 ID:ZY+GNRw7
夫を愛していたからと言うより、夫がいなくなっては本当に困るからだと思う。
婚期逃しかけで母子家庭の女性が結婚したわけだから、あの時代何が何でも夫に養ってもらわなくてはならない。
何より結婚した以上はこの人に尽くそうという使命感があったんだと思うよ。
442 :
名無しのオプ:2012/10/18(木) 01:43:28.00 ID:5/0iPLYt
>>432 悪意がないから怖ろしい
それが世間というものだ、だからリアルなんだ
それは清張が学歴がないという事でどういう所に追いやられてきたか
世間は他人のどういう所を見るか、痛いほど知っていたからだ。
あれほど開き直って生きているように見えた飯島愛が
何故自殺しなければならなかったか考えれば容易にわかるだろう。
443 :
名無しのオプ:2012/10/18(木) 12:23:13.36 ID:RaYpU0Yh
>>439 携帯電話の登場・普及はむしろミステリーの可能性を拡げるはずなんだけど
うまく使いこなしている作品って滅多にないね。
むしろ肝心なときに使えなくなるとかそんな役立たずばっか。
444 :
名無しのオプ:2012/10/18(木) 20:15:25.62 ID:MjHTlSdx
いや、登場人物のスレ違いが無くなってドラマが盛り上げにくくなった面もあるんじゃないかな?
445 :
名無しのオプ:2012/10/18(木) 21:41:14.45 ID:fXRhsz7K
446 :
名無しのオプ:2012/10/19(金) 01:56:56.19 ID:s+hMZ9wA
清張のミステリーには、不倫とか、不正な金の授受とか秘密の関係がつきものだけど、
誰かと誰かの関係を隠すってのは、ひとたび警察が動けば携帯履歴調べられて
もう無理だよね。現代の刑事ドラマ、相棒なんかでは、携帯履歴のことはスルーしていないけど、
防犯カメラはほぼスルー。絶対にカメラがあるような場所を出入りした(orしていない)のに、
わざわざ推理によって「あなたは〇〇に行きましたね」なんてやっているw
昔の作品で、携帯、防犯カメラがあれば瞬時に解決する事件を現代設定でやるのはやっぱり厳しいと思う。
447 :
名無しのオプ:2012/10/19(金) 09:05:12.42 ID:o01Kkesh
今のミステリーは携帯を使いこなすというよりも
どうすれば携帯が使えない状況を説得力を持って作れるかということに腐心しているよ。
単に落としたとか圏外になっちゃったとかではご都合主義だからね。
448 :
名無しのオプ:2012/10/19(金) 09:38:06.03 ID:iP977SVf
相棒でも「防犯カメラの画像を携帯に送って」とか
右京さんが鑑識に依頼したりしてるからスルーしているわけではないな。
実際、こういう時代でも相変わらず凶悪犯罪は起きてるし、
ミステリーの素材には事欠かないな。
尼崎のは清張ではないけど、まるで「黒い家」だし。
449 :
名無しのオプ:2012/10/19(金) 10:24:40.08 ID:fqhmdd/4
>>421 東野圭吾って一時期読んでたけど全くおもしろくない事に気づいて以来一冊も読まなくなったわ。
赤川次郎と同レベル。少女趣味的な恋愛要素を抜いただけの駄作量産作家。
すらすらページが進むような印象に残らないつまらない物ほどよく売れるんだな。
450 :
名無しのオプ:2012/10/19(金) 11:06:19.67 ID:JnSKxBpZ
それで?
451 :
名無しのオプ:2012/10/19(金) 21:31:04.52 ID:y7bssriy
>>432>そもそもゼロってミステリーかね?
この答えは簡単。
松本清張の「推理小説」は、基本的に「小説」に推理の要素を持ち込んだものであって、その逆ではない。
「点と線」で、何故刑事はあの交通手段にもっと早く気がつかないのか?と考える人は、はじめから「ミステリ(ー)」の立場で読んでいるのであり、これがあくまで「(推理込みの)小説」であることを等閑視している。
そもそも松本清張自身は「推理小説」という言葉を使いこそすれ、「ミステリ」という呼び方は一度も使っていない。
「僕は上手な万引きの手口にしか興味が無いからミステリにおける動機がどうでもよくてしかたがない。そのせいか、松本清張作品を読むと「なにどうでもいいことでうだうだ言ってんだはよトリックを教えろ」と思ってしまう」
このような感想を持つ(つまり「小説」にはまったく興味がない)人は、はじめから、松本清張作品とは縁がないと言えよう。
452 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/20(土) 09:29:35.82 ID:U8g+J/io
ゼロの動機は、太平洋戦争が完全に歴史の中の出来事と化し、
貞操観念が大きく変遷した現代ではリアルな肌感覚でわかれ
という方が無理かと思う。
清張ミステリの時代小説化の進行の顕現と言い得よう。
453 :
名無しのオプ:2012/10/21(日) 22:48:52.41 ID:U3o8ebVr
砂漠の塩は清張の五指に入る傑作
454 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/21(日) 23:06:38.88 ID:faMxwZp1
>>453 まあ、清張モード発揮なクールなメロドラマではあるね。
ミステリファンの俺としては評価に戸惑う面もあり。
455 :
名無しのオプ:2012/10/22(月) 10:08:28.92 ID:6dDgQPgW
女性読者を意識して書いてるんじゃないの
456 :
名無しのオプ:2012/10/22(月) 10:17:10.89 ID:HqlrLnKY
『砂漠の塩』はそれこそ「暗い叙情性」に富んだ作品だと思うが
どうせ書斎は読んじゃいない。
457 :
名無しのオプ:2012/10/22(月) 19:52:56.99 ID:Iec0CtZ/
書斎の感想は、砂漠の塩を波の塔に入れ替えても可。
つまり郷原宏的な内容皆無の紋切り型という事。
458 :
名無しのオプ:2012/10/23(火) 22:06:58.16 ID:0oyTqH9D
先週、親父の書棚からひろって読んだ聖獣配列は面白かった。
459 :
名無しのオプ:2012/10/24(水) 08:58:56.47 ID:5YkZNfKk
黒革の手帖読んだけど1つ分からないところがあるんだけど
ゼミナールの寄付金リストはデタラメだったのに興信所に持って行って
調査依頼したらちゃんと結果が返ってきたのは何でなの?
何か自分の解釈がおかしいんだろうけど
460 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/10/25(木) 22:54:54.43 ID://A5YTg7
郷原さんのは大藪春彦論も面白く読んだ。
松本清張作品=松竹映画という印象になってしまっているのが、
ファンとしては何とも残念。
映画(松竹十八番の人情劇)としての面白さは別問題として、
清張ワールドを忠実に再現した作は存在しないと言ってよい。
そのテーストを映像表現したものとしては、70年代のNHK製作のドラマを
見て欲しいところだが、在庫しているレンタルショップは少ない。
色事を描いても、基調はクールでストイックな作風(これが魅力)ゆえ、
NHK向きとも言い得る。
461 :
名無しのオプ:2012/10/27(土) 20:13:00.77 ID:WxzzbSyz
書斎の大薮論も読んでみたいよ。
462 :
名無しのオプ:2012/10/27(土) 23:02:19.53 ID:Am8QFHz0
どんな漢字の読み間違いをしているかが楽しみ
463 :
名無しのオプ:2012/10/29(月) 08:44:24.02 ID:X8v9NHgS
書斎は大薮の論客でもあるからね。
464 :
名無しのオプ:2012/10/30(火) 00:18:16.99 ID:t+eC8osG
11/9放送、フジテレビ系、金曜プレステージ松本清張没後20年特別企画第3弾「疑惑」の
会見に、常盤貴子40歳、尾野真千子30歳ら出席。尾野真千子、つい、共演者と「4回くらい
チューした」ことなど語った。ドラマは、夫殺しで起訴された強欲妻“鬼クマ”(尾野真千子)
代理で、急遽、その弁護をすることになった女弁護士(常盤貴子)が、事件の真相に迫るお話
465 :
名無しのオプ:2012/11/02(金) 05:27:32.95 ID:HbdM1mXe
「雑草群落」読みました
どうも主人公が間抜けすぎるようで、骨董屋の生態は知りませんが
大汗かいて無駄な努力しているように思えて仕方ない。
主人公の老いの描写も清張さんこの頃まだ55才くらいなので
後年の迫力はありませんね
しかし全体的にはそこそこ面白いし
466 :
名無しのオプ:2012/11/05(月) 15:01:14.40 ID:3qMOjuIp
『雑草群落』って骨董ゴロみたいな学者が出てくるやつだっけ。
清張作品によく出るタイプ。
467 :
名無しのオプ:2012/11/06(火) 02:46:25.35 ID:T4ZGQfJQ
>>464 それってテレビドラマでやるのか。
映画版より良いのが出来るとは思えないな。
桃井かおり、岩下志麻、鹿賀丈史、丹波哲郎などの
上を行くとは思えない。
映画とテレビ版を比べると、どれもそうだな。
468 :
名無しのオプ:2012/11/06(火) 13:50:45.39 ID:nZ5kWCO+
映画はないかと思うがテレビでやった「西郷札」は出来が良かった。
短編なのに2時間ドラマであそこまで中身の濃いのが出来るということは、
原作がいかに濃密で素晴らしかったかということだ。
469 :
名無しのオプ:2012/11/06(火) 16:47:07.65 ID:4B7XM2SL
来月だか
またテレビ朝日でドラマ放送するんだな
最近なんか不安
470 :
名無しのオプ:2012/11/06(火) 17:02:10.86 ID:6z+3v5AB
いまさら清張ものも新味がないがそれだけドラマのネタが枯渇してるんだろうな
471 :
名無しのオプ:2012/11/06(火) 17:11:01.83 ID:yAIFrcmM
「熱い空気」を米倉涼子だって、勘弁して下さい
472 :
名無しのオプ:2012/11/07(水) 00:36:59.26 ID:PyMPEA7b
2012年12月15日放送、テレビ朝日、開局55周年記念、松本清張没後20年特別企画第一弾
スペシャルドラマ「十万分の一の偶然」に、田村正和、中谷美紀、高嶋政伸、内山理名、
小泉孝太郎、岸本加世子(友情出演)、若村麻由美、松下由樹、内藤剛志、伊東四朗ら。
ドラマは、フリーのルポライター(田村正和)の娘(中谷美紀)が、東名高速道路での玉突き
事故で死亡。アマチュア・カメラマン(高嶋政伸)が、偶然撮ったという事故の写真で、
「ニュース写真年間最優秀賞」受賞。しかし、(田村正和)は、娘の死の疑惑を胸に、
調査に乗り出すお話。
473 :
名無しのオプ:2012/11/07(水) 00:43:28.42 ID:PyMPEA7b
2012年12月16日放送、テレビ朝日、開局55周年記念、松本清張没後20年特別企画第二弾
スペシャルドラマ「熱い空気」に、米倉涼子、余貴美子、段田安則、野際陽子、高岡早紀ら。
ドラマは、市原悦子「家政婦は見た!」の原作。ドラマは、大学病院の内科部長(段田安則)
の家庭に、家政婦(米倉涼子)が派遣されてくる。幸せな家庭みえるが、問題だらけの家庭。
家政婦(米倉涼子)は、家族からの難癖に対して、復讐を開始するお話。
474 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/07(水) 05:58:28.37 ID:y695Yp9g
数字狙いだけなら、「熱い空気」は、松嶋菜々子主演でOKやろ(w
俺は見ないけどね(w
475 :
名無しのオプ:2012/11/07(水) 12:29:37.05 ID:TEyt84op
>>474 お、魔神さん、お久しぶりですね。元気でしたか?
476 :
名無しのオプ:2012/11/08(木) 13:13:47.29 ID:y8IDzofs
『球形の荒野』
松本清張の最高傑作かもしれませんね
構想もよく練られ文章も丁寧に書き込まれてある
締切においまくられて書き飛ばしたという所もないですし
導入部からアイディア、文章とも完璧
ラストの美しさ哀しさは『ゼロの焦点』と双璧でしょう
最近ドラマ化されてますがキャスティングみるとひどいですね
477 :
名無しのオプ:2012/11/08(木) 17:55:36.95 ID:rRawRF8X
清張は、国際的な謀略とかはノンフィクション以外に
小説の形で書くことは稀なのだが、『球形の荒野』はそれを小説化して
第一級のサスペンスに仕上げたケース。
478 :
名無しのオプ:2012/11/08(木) 20:07:02.04 ID:y8IDzofs
人間の記憶とは不思議なものだ
浜畑賢吉というと最初に思い出すテレビのシーンが二つある
一つは『楡家の人々』でガスマスク外してゴホゴホやっているところと
もう一つはモノローグのように
『昔の人はこういうところで云々……』ぼそぼそ話していて横から女の人がその顔を見ているシーン
何のドラマか記憶になかった。
それが今、波の塔を読み始めて輪香子が竪穴で寝ていた青年と話している場面の
その台詞読んでいるうちに、アッと思った
ネットで調べると1973年版ま『波の塔』に浜畑賢吉が出ている、間違いない
するとあの脇にいた女性は山口いづみだったのか。
頭の片隅にこびりついていた記憶の一片が、40年の時を隔てて
ネットの力も借りて明瞭な形を取る、なんと劇的な(そうでもないか)
清張の小説にも過去のささいな記憶から事件の輪郭が立ち上がってくるというのが
よくあるが、はからずもそういう経験をした。
清張さんならこういう経験から短編の一編くらいはでっち上げられたかも知れない
そんな事を思った。
479 :
名無しのオプ:2012/11/10(土) 12:15:12.87 ID:lojuqVEe
次回はブログで書いてください
480 :
名無しのオプ:2012/11/10(土) 14:14:40.90 ID:meFtz37O
昨日の疑惑は主役の女2人がひどすぎた
演出もお粗末だったが
481 :
名無しのオプ:2012/11/10(土) 15:33:14.37 ID:gxrtCQtp
都筑道夫知ってる?
知らないなら無回答でいいよ。
482 :
名無しのオプ:2012/11/10(土) 16:46:10.42 ID:6IKoyAg2
>>481 スレ違いじゃん、と思ったけど、ああ、「黒いノート」のときの担当編集者
だったね。まさか、あんな凄い作家になるとは、清張も思わなかったろう。
483 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/11(日) 00:12:46.70 ID:MgeVYaEC
今日の昼間(正確にはもう昨日だが)日テレプラスで「球形の荒野」の
放送があったんだな。
島田陽子、三船敏郎、中村雅俊というキャスティングを見ると、
当時は相当に力を入れて製作したドラマのようだ。
だけど、原作読む限り、どう見ても、あの役は映画版の芦田伸介さんは
良しとしても、世界のミフネではないわな・・・
見てないのでこれ以上はコメントを控えるけど。
484 :
名無しのオプ:2012/11/11(日) 09:58:58.75 ID:lnl7n+dH
書斎が知識人だとおもう人はレスください。
書斎は未読の知ったかぶりのバカだと思う人はレスしなくていいよ。
485 :
名無しのオプ:2012/11/11(日) 10:04:06.21 ID:mjF8ykc9
>>481 都筑道夫といえば、「事件本位だった推理小説をプロット本位の推理小説
に移行させたところに、松本清張の仕事の意義がある」という清張評
(「トリック無用は暴論か」)を読んで、うへえ、と思ったことがある。
「社会性」とか、陳腐なレッテルは意地でも使ってやるもんか、という
物書きとしての意地だねw
国産ミステリのベスト・リストに「点と線」を挙げたこともあるけど、
「英米のミステリィがむかっているのと、おなじ方向を目指していた」
(「ねずみと骨」)として、都筑さんが本当に買ってたのは、清張の初期
短編だった。
486 :
名無しのオプ:2012/11/11(日) 19:02:44.48 ID:sfzbuzg4
「岡倉天心」 河出文庫で復刊されているみたいだが
要望でも集まってたんだろうか
487 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/11(日) 22:01:33.45 ID:OtD082th
久々に「鬼火の町」を再読。
コンパクトに纏まっているし、捕物帳(=江戸風物詩)としての魅力は十分。清張時代長編の第一に推せると思う点に変わりはないものの、
反骨精神に富んだ岡っ引という主人公設定は、
やはり史実に鑑みると、「うーん・・・」なんだよね。
清張作品だと、「町の島帰り」に出て来た岡っ引のリアル度が、
どうも念頭に来てしまう。
日テレプラスで「球形の荒野」の再放送あり(深夜0時20分)。
488 :
名無しのオプ:2012/11/11(日) 23:13:47.64 ID:HGukXI5h
>>480 今まで観た松本清張原作のドラマの中で、最もつまらなかった…。
489 :
名無しのオプ:2012/11/12(月) 13:42:41.11 ID:yFydd3sE
見なくて良かった。
映画を見たらもう他は要らないな。
490 :
名無しのオプ:2012/11/12(月) 13:52:23.15 ID:1efAyHda
何で映画と比較されるのが明白なのに
金太郎飴のごとく同じような作品を何回もリメイクするかね。
製作サイドに自信がなくて「看板」で集客商法か。
テレビドラマなら「渦」でも製作しろや。
491 :
名無しのオプ:2012/11/12(月) 15:50:04.81 ID:mauccu/u
>>490 渦は無理
ビデオリサーチ一社という異常な状態が続いている
492 :
名無しのオプ:2012/11/12(月) 19:17:59.92 ID:zBfyk6hQ
清張作品の中で絵画モノに興味あるんだが誰か教えてくれない?
天才画の女、真贋の森、美の虚像は読んだ。
隠花平原みたいな殺人がらみはつまらないんで、それ以外でよろしく
493 :
名無しのオプ:2012/11/12(月) 23:59:57.65 ID:nnAjCEzs
売れない画家の話「虚線の下絵」、絵画じゃなくて彫刻だけど「微笑の儀式」
写楽や雪舟も評伝も含む「小説日本芸譚」、小説じゃないけど「写楽の謎の一解決」
ゴッホゆかりの地での国際駅伝ネタの「詩城の旅びと」は絵画モノとは言えないかもだけど
ラスト近くにゴッホとアルル地方への強烈な科白がある
494 :
名無しのオプ:2012/11/13(火) 12:07:07.44 ID:oAxWIpOO
宮部みゆきの短編セレクションなかなかいいじゃん。
495 :
名無しのオプ:2012/11/13(火) 21:03:50.64 ID:5+ZsYzct
全集の解説は錚々たるメンバーが力の入った文章書いていて面白いですね
『球形の荒野』加瀬俊一氏のモームの話は面白かった
『波の塔』富岡多恵子氏もユニーク
どの巻か忘れたが林健太郎氏の工夫をこらしたフルスイング空振り解説も
数学者らしくてよかった。
496 :
名無しのオプ:2012/11/13(火) 21:59:52.52 ID:5+ZsYzct
497 :
名無しのオプ:2012/11/14(水) 10:09:08.03 ID:bJzXr6Sn
www.youtube.com/watch?v=91n7fiYQLoQ
誰が監督しても、誰が演出しても、誰が演じても、まず失敗のない「天城越え」
川端康成の「伊豆の踊り子」より百倍は文学的価値が高いと思うんだけどおまえらはどう思うよ
498 :
名無しのオプ:2012/11/14(水) 22:17:09.14 ID:X7OJTMmr
>>493 小説日本芸譚は岸田劉生晩景のような人物評伝だね。こういうのは小説家に頼
らなくともいいんだ。あとの4つは探して読ませてもらうわ。
ありがとう
499 :
名無しのオプ:2012/11/15(木) 15:46:44.66 ID:8H77GZHR
清張のアンソロジーってない?
アンソロジーって絶版になると
めったなことで復刊されないから困る。
500 :
名無しのオプ:2012/11/15(木) 16:57:22.14 ID:bmOZG9L5
501 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/16(金) 00:02:26.81 ID:dfEe+MQr
>売れない画家の話「虚線の下絵」
これはマジで厳しい話だわな・・・まあ、ミステリではないけど・・・
実際のところ、川端先生の「Izu Dancer」とストーリー的にそれと逆コース
を行く清張先生の「天城越え」は、暗い叙情性に富む佳作という点で、
遜色はつけ難いとは思う。
しかしながら、「ミステリ」とカテゴライズされた「宿命」ゆえか、
「天城越え」か、文壇において、一段(それ以上かも)低く見られるのは
仕方あるまい。
ゆえに、この板では天城への愛着増す故ではあるが。
502 :
名無しのオプ:2012/11/16(金) 02:02:47.68 ID:+Ldg7Mxo
↑
文章の書き方、改行、句読点の打ち方、かなり下手だね。
実は、2ちゃんに慣れてないだろw
503 :
名無しのオプ:2012/11/16(金) 07:02:14.90 ID:kBKI7Dna
>>502 書斎は本を読むのも慣れてないよ。
だから間違いだらけ論考。
504 :
名無しのオプ:2012/11/16(金) 08:53:16.88 ID:D/nLYFqh
書斎の日本語は正当なものだよ。
505 :
名無しのオプ:2012/11/16(金) 09:35:32.24 ID:Y/FgZS61
506 :
名無しのオプ:2012/11/16(金) 09:52:08.06 ID:D/nLYFqh
騙されたと思って熟読してみ。
新しく素晴らしい知見が得られるから。
507 :
名無しのオプ:2012/11/16(金) 10:02:57.47 ID:6vJ2DhSo
頭吊りとかキタ・セクスアリスとか伝奇小説を書いたことない清張とかポワロが出てくるそして誰もいなくなったとかか?
そんな痴見はいらん
508 :
名無しのオプ:2012/11/16(金) 13:18:44.71 ID:wef2pkqq
>>506 ゴミみたいな論考だからみんな相手にしてないんだろ。現実をみろや。
509 :
名無しのオプ:2012/11/16(金) 13:48:50.31 ID:S8kLgWHr
書斎の論考って、面白かったつまらなかった、俺はこれがおすすめ、ドラマ化するなら俳優は誰がいい、
みたいな誰でも書けることを偉そうな文体にしただけだからなw
510 :
名無しのオプ:2012/11/18(日) 21:06:02.34 ID:huygV4go
511 :
名無しのオプ:2012/11/18(日) 21:06:17.74 ID:bzHGt/E/
せやせや!
512 :
名無しのオプ:2012/11/18(日) 23:07:18.23 ID:Jz+ripki
ついにまともな反論が不能になったかw
513 :
名無しのオプ:2012/11/19(月) 06:02:05.72 ID:7xgenR0Y
>>512 まともな反論したことなんてあったか?w
514 :
名無しのオプ:2012/11/19(月) 09:37:39.49 ID:APTDMWGe
なかったなw
それでも
>>510-511よりは
と、思ったが頭吊とかボロが出ない分510-511の方が書斎的にはマシなのかもw
515 :
名無しのオプ:2012/11/19(月) 18:52:28.26 ID:XrWJoeYB
清張と横溝ってどっちが人気あるの?
516 :
名無しのオプ:2012/11/20(火) 04:54:07.22 ID:ho1XrxDF
横溝ってビジュアルとしてダメだわ。キャラとしてのあの金田一と
角川文庫の古臭い表紙が抵抗感あって読もうと思わせない。
清張の場合は新装版を何気に手にとって立ち読み始めたら
止まらないぐらいに面白かった。横溝も同じことやればいいのに
517 :
名無しのオプ:2012/11/20(火) 21:09:31.82 ID:t18wqgZE
清張は年を追うごとにビジュアルも立っていきますからw
518 :
名無しのオプ:2012/11/21(水) 07:53:10.12 ID:ELWNtVLV
でも清張、横溝、乱歩は三大作家だからねえ。
519 :
名無しのオプ:2012/11/21(水) 19:11:38.64 ID:mhI3d1oj
>>518 荒らしのゴミ野郎が選んだ三大作家など笑止千万!早く働け!役立たず!
520 :
名無しのオプ:2012/11/21(水) 19:35:12.68 ID:ELWNtVLV
事実は事実だ。
できるものならキチンと反論してみ。
521 :
名無しのオプ:2012/11/21(水) 21:28:15.81 ID:/KLaxl2b
新版東西ミステリーベスト100
点と線6位、砂の器25位、ゼロの焦点37位
522 :
名無しのオプ:2012/11/21(水) 21:42:10.64 ID:mhI3d1oj
>>520 もっとでつまつくんUを褒めてあげて
こんな低次元な書き込みを、羞恥する事もなく出来る無職のゴミに反論をしろと??それは無理ッスよww
523 :
名無しのオプ:2012/11/23(金) 22:41:18.87 ID:KMEg5Dj7
清張で何度も出てくる状況やトリック
1)画壇・美術界(結構多い)
2)タクシー運転手は覚えていた
2)庭の池の下の死体
3)刑務所関係
4)歴史学者、医者
524 :
名無しのオプ:2012/11/23(金) 23:14:00.31 ID:bqmh61R3
画壇は清張ならではかもな
4の歴史学者も
あとは別に清張でなくても日本のミステリだとやたら多いような
525 :
名無しのオプ:2012/11/24(土) 12:33:05.48 ID:3S3FSP2u
あと印刷屋もね。
526 :
名無しのオプ:2012/11/24(土) 14:14:06.19 ID:CJsT9Cyz
「点と線」刊行当時の光文社の広告には
「芥川賞作家の野心的長編」「江戸川乱歩氏評」の煽り文句があるが、
当時の清張の立ち位置が見えるようで興味深い
(もっとも「乱歩評」は中島河太郎が乱歩の名前で書いたのではないかと思えるが)
527 :
名無しのオプ:2012/11/25(日) 07:59:32.99 ID:abRSkN70
保険外交員の女もよく出て来るな
登場人物ではないが「武蔵野の名残り」「そうです、そうです」が頻繁に使われる
528 :
名無しのオプ:2012/11/25(日) 22:09:56.19 ID:0Xx/Kt7j
「ははぁ」「〜かね」もよく出てくる表現だね。
529 :
名無しのオプ:2012/11/26(月) 07:39:57.84 ID:NZ0SAqS4
出版社や新聞社ネタ、作家ネタ、水商売の女ネタも多いから
意外と身近なところから題材を拾っていたんだろう。
530 :
名無しのオプ:2012/11/26(月) 19:56:00.25 ID:VVbR/dBg
>>521 新版が出てるのココで知った、ありがとう
旧版はたしか新本格登場の前だったから
どうなっているのか楽しみ
531 :
名無しのオプ:2012/11/26(月) 19:56:54.56 ID://sTGHHu
532 :
名無しのオプ:2012/11/27(火) 04:04:08.92 ID:llS9lxtp
様々な題材で苦心惨憺、彫心鏤刻してまぁ売れるからいいようなもんだけど
それでも西村京太郎や赤川次郎や内田康夫みたいに苦しまず楽々書いた人
のほうが下手すりゃ部数出るんだから
馬鹿らしいっちゃ馬鹿らしいね
533 :
名無しのオプ:2012/11/27(火) 10:02:05.97 ID:jKZeRGjr
本当かどうか知らないけど、苦しまず楽々書けるなんてすごい才能じゃないか!
534 :
名無しのオプ:2012/11/27(火) 13:20:07.72 ID:zJcq/BHq
内田康夫は時事ネタを取り込むけどその料理の仕方に芸がないね。
535 :
名無しのオプ:2012/11/27(火) 19:35:31.57 ID:llS9lxtp
内田康夫は三作目までは非常に苦しんで時間もかかった
ところが三作書き上げたら
それ以降は、もういくらでも書ける
何の苦労もなくすらすらすらすら書けるようになったと言っていた。
536 :
名無しのオプ:2012/11/27(火) 20:19:47.68 ID:1dV2jkfY
その多作御三家に需要があるってのがすごいよな
もう何読んでも同じだろって思わないのかな
ブックオフの一棚占領されて忌々しい
537 :
名無しのオプ:2012/11/27(火) 20:42:15.47 ID:thXD2j32
内田が「波の塔読んだらミステリーじゃなかったので騙された」などと言っていたが、
これだからジャンル意識に囚われたオタクは困る。
「読者のためにミステリーは殺人事件というタイトルが良いのだ」にはもうアホかと。
ミステリーだろうが恋愛物だろうが、問題は、面白いかつまらないかにすぎないし、
そんな「読者への配慮」は要らん。つ−か、読者を馬鹿にしてるだろこの発言。
538 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/27(火) 22:22:52.02 ID:zI0GmxYc
清張スレ定住民は、
清張先生以外の社会派ミステリ作家(と称されたが正確かな)には
興味無しかな?
水上勉、黒岩重吾、有馬頼義、菊村到等の面々。
初期清張ミステリが好きならお薦めな作品群あり。
539 :
名無しのオプ:2012/11/28(水) 01:12:47.21 ID:ZE+jnJx3
>>537 それをいえば密室殺人とか時刻表殺人とか新本格のトリック至上主義みたいのが
何が面白いのか分からないわ。清張でも勿論そういうトリック殺人はあるけど
それ以前に人間ドラマとしてよく出来てるから楽しめるんだよね。
「点と線」なんて時刻表トリックより無駄を排したプレーンな警察小説として
面白い。
そういや鮎川哲也とか新本格の偏屈そうな人が「最近のミステリーでは
やたらと政治や社会的メッセージを詰め込むたがる傾向があるが、
ああいうのは如何なものかと思う」とか何かのあとがきで書いてるのを読んだが、
この人の小説はさぞかしツマランないんだろうなと思ってしまった。
540 :
名無しのオプ:2012/11/28(水) 10:08:22.73 ID:n5Mqc0lL
清張はメッセージ性を生で出すような野暮なとこがないのがいいな
社会的テーマでも淡々と人間が起こす単なる事件として提示しているのが、
森村誠一辺りの声高なのと比べるとよく分かる
541 :
名無しのオプ:2012/11/28(水) 10:20:07.05 ID:MmCkGvXD
最近のミステリーはキャラ中心主義になっている
ミスキャストだとかいって話題になってるビブリア堂だってキャラありきの話だから
ミスキャストだなんてことにもなる
ストーリー中心なら登場人物を誰が演じようが問題ない
542 :
名無しのオプ:2012/11/28(水) 21:50:16.44 ID:8qM5RGV5
>>540 これは同意。
島田荘司の『写楽 閉じた国の幻』を読んだが、作中で唐突に日本人論が飛び出す展開に興醒め。
島田御大もこの点は清張に倣ってほしい。
543 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/28(水) 22:42:53.89 ID:dgXuBJEU
>>540 とは言うても、「高層の死角」「腐蝕の構造」等の初期作に謎解きミステリ
としての面白さがある点は是認すべきでしょ。
この板の性格上、「ミステリ」としての評価は疎かにすべきではない。
清張先生以外の社会派(と称された)作家連はこの点が弱い。
>>541 ジョアのゴーリキーちゃんな(w
まあ、どうでもいいけど・・・俺はAKBのM・Sちゃん推し。
マジで「いい女=スケ」かと思う。
>>542 占星術、斜め屋敷時代からのシマソウ読者だが、彼には無理。
清張先生路線でなく、あくまで横溝御大路線OR大乱歩路線を
選択すべきであった。
美大出だし、巧くすれば本格でない大乱歩路線も逝けたかもしれぬ。
まあ、惜しい感はあるわな・・・
544 :
名無しのオプ:2012/11/28(水) 23:49:09.71 ID:HgnFfmhu
>>542 飯嶋和一の時代もの読んだときも思ったな
庶民階級に思い入れあるのはいいんだが、地の文で「糞侍」とか書いちゃうw
清張の時代ものだと武士や富商の腐敗や百姓町民の哀歓も、作者の地声じゃなく
事件や登場人物の行動を通して書かれるのが大人の小説って感じがする
545 :
名無しのオプ:2012/11/29(木) 09:34:23.13 ID:EcpPoLEC
>>544 >地の文で「糞侍」とか書いちゃうw
それと似たのってこの板でも話題になってる日本人はいかに残虐だったかを
書き連ねた作者の自虐史観満載の「ジェノサイド」なんかもそうなんだろうな。
どういう政治志向でもいいんだけど、小説を捻りの無いプロパガンダの場に
貶めるのは小説家としてはまぁ頭が悪いよね。それに対して清張の場合は
ストレートにぶっちゃけずとも、まさに登場人物の一挙手一投足から
滲み出るって感じだもんな。
546 :
名無しのオプ:2012/11/29(木) 09:47:20.57 ID:mULe6+B3
清張は、『昭和史発掘』でも、資料をして語らせるのが方針で、自分自身の意見や感想は
補足的な最小限にとどめたと言っているね。
547 :
名無しのオプ:2012/11/29(木) 22:07:18.28 ID:2QPop04m
点と線を読み終えた。なかなか、面白かった。
548 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/11/30(金) 00:12:50.50 ID:W4p9n4rZ
しかしながら、作品中にぽろっと本音が出てることがある。
高級官僚嫌いの例は数多あるが、
「二人の真犯人」には「死刑廃止論寄りなのかな?」と思わせる
記述あり。
549 :
名無しのオプ:2012/11/30(金) 00:57:22.28 ID:sGC4mjfw
>>545 珍しく登場人物が熱く語ったのが「詩城の旅びと」での
ゴッホを理解しなかったのに、その後有名になったら利用するアルルの人々への弾劾
(ちょっと家政婦は見たの市原悦子のラストシーンの科白っぽいw)
それでも、地の文ではなく静かな科白で、クールな印象なんだよなあ
550 :
名無しのオプ:2012/11/30(金) 12:13:16.97 ID:Yscd+VBh
風俗小説の社会派推理ものはどうしても古びてしまうなあ
初期の時代小説の短編が充実してることに今さらながら気づいたよ
551 :
名無しのオプ:2012/11/30(金) 12:25:13.22 ID:/wMeUwqd
若い男性サラリーマンが賄い付きの下宿に住んでいたりする描写が出てくると時代を感じる。
今はワンルームマンションにコンビニ弁当だからね・・・
552 :
名無しのオプ:2012/11/30(金) 13:35:44.02 ID:MeEyAf9W
そういうのが気になるのは清張が現代小説だということだね
今全く違和感のない小説も数年すれば、すぐ細かなとこに古さを感じてくる
(携帯持ってない古さから、ガラケーしかない古さへ、みたいな)
時代小説なら江戸初期中期後期で必ずあるはずの風俗的違いもあまり気にならない
清張の時代の小説はまだそうなるにはだいぶ間がある
553 :
名無しのオプ:2012/11/30(金) 21:35:32.61 ID:zGMiWCy9
リアルタイムで清張を読んだ世代が居なくなった頃かも
でも「点と線」「ゼロの焦点」とか、もはや普通に時代小説という感じだけどな
「けものみち」とかは現実離れしたファンタジーにも見える
554 :
名無しのオプ:2012/11/30(金) 22:09:43.14 ID:lDBxXAfC
まぁ古くなるのは社会風俗の書割りだけだからね
清張の魅力はその中に生きる人間の息吹があると云うこと
555 :
名無しのオプ:2012/11/30(金) 22:10:35.77 ID:sGC4mjfw
>リアルタイムで清張を読んだ世代が居なくなった頃かも
勝手に殺すなよw
長く生きてると「現代」の幅が広がりましてな
風俗の変遷なども含めて現代として把握してるんで
清張は十分に現代小説ですよ
556 :
名無しのオプ:2012/12/01(土) 11:34:17.44 ID:i8PQlDRt
「眼の壁」のタイトルは清張が自分で考えたのかと思っていたが、
マーガレット・ミラーの小説から来ているんだ…。
松本清張って、今ではあまり知られてない海外のサスペンス物とか、
結構読んでいたりするから驚く。
557 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/01(土) 19:58:05.39 ID:GtR8SagU
初期の清張作品は、既に昭和時代小説でしょ。
この手の読み方を呈示した新書(文春)も刊行されている。
>>553 同意だが、「けものみち」は清張先生自身が
「ある女性の生き様を短期間に纏めて描いてみた」という趣旨の
発言しているから、書き手側もストーリーに飛躍があるのは承知のうえなの
であろう。この点を確認のうえ読むべきものかと思う。
>清張の魅力はその中に生きる人間の息吹があると云うこと
この点は江戸時代以前を舞台にした時代小説も同様。
池波作品もそうだが、読んでいて、これって現代人の感覚だろと思う
こともある。だからビビッドで面白いわけだし、作者たちも承知の上
なんであろう。
>>556 ドイルに熱中し、「新青年」を愛読。
初期ポケミスも相当読んでいたようだ。
シムノンは好まず、クリスティー好きというのは、
やや意外感あり。
558 :
名無しのオプ:2012/12/02(日) 14:56:01.27 ID:RTu8QjrW
同じ中卒でも池波正太郎とは大分青年期の過ごし方が違うね
やっぱり東京と九州の違いなのか
気質の違いか
559 :
名無しのオプ:2012/12/02(日) 15:07:02.60 ID:sNvvrhNC
金回りが良かったか生活が苦しかったかの違いじゃね
560 :
名無しのオプ:2012/12/02(日) 16:00:27.01 ID:RTu8QjrW
池波正太郎はそれほど読んでないけど
人気じゃ清張先生にもひけはとらないみたいですね
池波さんみたいにエッセイでどこそこの鮨がうまいの、主人がどうのなんてのは
清張先生は書きそうもない。
561 :
名無しのオプ:2012/12/02(日) 16:29:31.50 ID:PMEH2On5
食い物の話は前にも出たな
まあ、最近はともかく、グルメグルマンな作家は昔は少数派でしょ
谷崎潤一郎、子母澤寛、吉田健一とか
そのかわり今の軽いお洒落な作家より奥が深そうだけど
お洒落なグルメ系エッセイの走りは、伊丹十三かな
562 :
名無しのオプ:2012/12/02(日) 21:09:37.09 ID:076zTpUw
>>558 松本清張が女性編集者を押し倒したら、野武士の武勇伝として黙認されそうだが、
池波正太郎だとまったく想像がつかないな
563 :
名無しのオプ:2012/12/02(日) 22:57:18.37 ID:7w+bi1Wm
>>561 吉田健一の酒肴エッセイは凄く面白かった。日本人でここまで
舶来臭いことが書ける人がいるのかと驚いた。まさに清張とは
別世界の人の文章といった感じ。
でも時代的にヘドロの悪臭漂う隅田川ほとりで飲んでる描写とか
あったりして、当時の食べ物がとても美味そうとは思えないのが難点なんだけど
(頭でっかちに現代の基準で考えるのは野暮とはいえ)。
564 :
名無しのオプ:2012/12/02(日) 23:34:37.49 ID:PMEH2On5
戦中戦後直後ぐらいまでは隅田川も白魚とれるぐらいだったんだけどね(俺の父親談)
吉田健一は高級料亭みたいのだけじゃなく、裏町の小さな飲み屋で酩酊するのも良しとするとこもあるから
現代のブランドな食い物羅列するようなのより好きだけど、
どっちにしても清張とは別世界ですな
565 :
名無しのオプ:2012/12/02(日) 23:54:57.02 ID:RTu8QjrW
吉田健一は小林秀雄に言わせると、およそ他人と親しむという事が
できない男でキチガイと同棲した小林をして驚倒する突拍子もない人間だったらしいけど
そんな男に押しかけられて酔っぱらわれた小さな飲み屋は災難だね
566 :
名無しのオプ:2012/12/03(月) 00:04:32.57 ID:1n95Dxni
吉田健一の為に言っておくと、途方もない所のある人間で
おぼっちゃん気質だったそうだが、といって
権力者の息子だからそれを笠に着てどうこうというような所も
まるっきりなかったそうだ。
567 :
名無しのオプ:2012/12/03(月) 00:15:26.33 ID:MUYPpmqv
そうだね
吉田健一のエッセイや小説を読めば、すぐわかる
あの(甘えの構造の土居健郎がボロクソに言っていた)文章も慣れると癖になる
文章も清張と対極とかスレに結び付けたいけど、食い物の別世界ぶりに出した以外は
全く結びつけようがない存在だな
568 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/03(月) 00:17:37.10 ID:UzZX/t3Y
ブル首相子息ねた、面白いが完全板違いでしょ。
この人監修のものが、俺が最初に手にした国語辞典だったりするが(w
まあ、清張先生や池波先生の学歴は今なら中卒どころか小卒相当だが、
現代基準では判断出来ないわな。
569 :
名無しのオプ:2012/12/03(月) 17:36:27.81 ID:+z6zr0z9
書斎を無視するな!!!!!!!!
570 :
名無しのオプ:2012/12/03(月) 19:54:00.42 ID:sFZMw95z
571 :
名無しのオプ:2012/12/04(火) 20:58:29.25 ID:6qQ1bhxb
572 :
名無しのオプ:2012/12/05(水) 10:35:46.60 ID:uIXeLb7A
>>571 >ラブホテルで盗聴したテープを心ときめかせて聞いた雑誌編集者の宮脇平助は、それが死の演奏への序曲だと知った。
いかにも70年代エロサスペンス臭がするな。
これ面白いの?アマのレビューでもあんまり評価は
良くないみたいだけど。
573 :
名無しのオプ:2012/12/05(水) 10:42:16.20 ID:H2tRvpvf
盗聴というのはミステリーやサスペンスの定番ではあるけど
清張流変態趣味って感じもする
もっとエグい覗き趣味になると乱歩世界になる
574 :
名無しのオプ:2012/12/05(水) 10:50:43.70 ID:p/SWAzKj
不安な演奏のネタ提供したのは梓林太郎だよね
六本木かどっの喫茶店で偶然聞きつけた話
575 :
名無しのオプ:2012/12/05(水) 20:55:08.58 ID:jevzgGJj
新潟県取材したのも梓林太郎
>>572 すでに市販の清張長編あらかた読み尽くした方はどうぞ、といったところ
576 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/05(水) 22:03:00.58 ID:kUcWbht2
「不安な演奏」は、看板の小ネタはミステリとして面白いかった。
気にかかったのは、序盤の二人連れの男の行く先に関して、
偶然性が絡んでしまうことかな。
真相が判明してみると、この展開はポイントになるべきものだったし。
577 :
名無しのオプ:2012/12/06(木) 00:17:37.29 ID:TcZvHNjZ
>>573 佯狂の容疑者にエロテープ聞かせてその反応で
偽気違いを見破るって短編もあったな
578 :
名無しのオプ:2012/12/06(木) 20:52:20.10 ID:OXKuCa9A
579 :
名無しのオプ:2012/12/07(金) 11:22:51.96 ID:CiPJ8wOk
青島幸男主演の映画も悪くなかった
580 :
名無しのオプ:2012/12/07(金) 21:21:28.58 ID:WBXsrcaq
告訴せずは江波杏子のオッパイもろ出しには驚いたな
砂の器の島田陽子のオッパイもろ出しにも心臓が止まるほど
驚いたが。
当時の映画で驚いたといえば『青春の門』での吉永小百合の
マンズリオナニーには視界のピントがずれるほど驚いた。
581 :
名無しのオプ:2012/12/07(金) 21:26:05.34 ID:WBXsrcaq
しかし映画『告訴せず』で江波杏子が田舎でくすぶる仲居かなんかだったけど
あの美貌でそれほどバカでもない女がそんな事は
現実では100%ありえないと思ったな。
あれっ、これは前にも書いたかな。
582 :
名無しのオプ:2012/12/07(金) 21:56:34.13 ID:sKoNDmi4
『告訴せず』帰りに買おうと思って書店に寄ったが、
『不安な演奏』の新装版を見つけたので買ってきた。
初出の古い方を選ぶことにしたので。
583 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/08(土) 20:56:19.38 ID:Oo/b9j1K
>>577 「偽狂人の犯罪」(「死の枝」収録)だね。
「告訴せず」は小豆相場、モーテルブームとか、今読むと時代を感じさせる
ものがあるが、選挙資金の裏金持ち逃げネタなので、総選挙目前の今は
タイムリーな読書かもしれぬ。
この手の悪女クライムノヴェル好きには「強き蟻」も推せる。
故青島元都知事主演の東宝映画版も、エロ(杏子ちゃんの脱ぎだけでなく、
ストリップ劇場のシーン等もあり)だけではなく、それなりに楽しめる
サスペンスドラマに仕上がってはいた。
ただし、」主演者のイメージに反して、ユーモアは皆無に近い。
(ゆえに原作準拠とも言い得る)
>>582 普通に謎解きミステリーを読みたいのであれば、その「買い」で正解。
前記したとおり、「告訴せず」は最広義のミステリには入るだろうが、
クライムノヴェルの形容がふさわしい作。
584 :
名無しのオプ:2012/12/08(土) 21:37:11.18 ID:Y6p7Cvn4
清張版ノアールって感じの異色作かもね
なんだか映画を久しぶりに見たくなったな
オレも江波杏子のヌードに驚いた口だが(あまり宣伝してなかったので)
大滝秀治の神主も印象に残ってる
585 :
名無しのオプ:2012/12/08(土) 22:16:39.07 ID:1abgmZyO
小豆相場と聞いて、梶山季之の『赤いダイヤ』連想する奴はいるかな?
『告訴せず』でわざわざ主人公の名前を似せているあたり、
俺ならこう料理するという清張の確信犯的な意志を感じる
586 :
名無しのオプ:2012/12/09(日) 11:08:13.22 ID:9tKS6/Nv
なるほど それはちょっと面白いね
587 :
敗訴一声会さくら接骨院親歌代英二:2012/12/09(日) 19:07:38.53 ID:ZYJIm2ug
588 :
名無しのオプ:2012/12/09(日) 21:58:54.91 ID:5F7hvbyF
ここ数日、清張原作ドラマの再放送が異常に多いような気がする…。
589 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/09(日) 22:36:19.65 ID:htz0j26C
「砂の器」と「告訴せず」の映画化作品は、時期的に相前後して公開された
記憶があったが、前者は74年10月、後者は翌年(75年)2月とある。
興行成績は対照的な結果に終ったものの、ミステリとしては売りで
あるトンデモ堕胎トリックはカット、世代交代という意図を込めた
空港でのラストシーンも改変等、完全に松竹十八番の人情劇に脚色
されてしまった(ゆえに大ヒットし、映画的には佳作となったとも言えるかも
しれぬが)前者よりも、原作のテーストを活かした後者の方を清張作品の
映像化としては評価したい。
ヒロインの江波嬢の魅力ばかりでなく、
主演の「青島だあ!」氏も、気弱で好色ないかにも清張ワールド的小市民の男
を好演していたのも良し。
590 :
名無しのオプ:2012/12/10(月) 08:19:09.46 ID:hKf7d6yR
低周波の健康被害が言われるようになってから『砂の器』の例のトリックを思い出したことがあった。
昭和30年代にそれをミステリーに取り入れた清張の先見の明はすごいものだ。
591 :
名無しのオプ:2012/12/10(月) 10:09:45.05 ID:Z9o0qoTO
>>585 『赤いダイヤ』か、言われてみればというぐらいかな
大辻四郎でTV化されてるよなあ
ヒロインの美女は若き野際陽子、さすがに爺の俺もほとんど覚えてない
592 :
名無しのオプ:2012/12/10(月) 20:24:08.25 ID:VVerIeT0
全集揃えて清張デビューすることにしました。
そのうちここでもお世話になるつもりですが、お手柔らかにお願いします。
593 :
名無しのオプ:2012/12/10(月) 20:41:41.25 ID:VjucNIJx
通はカッパブックスで揃えられるだけ揃えてから……
594 :
名無しのオプ:2012/12/10(月) 22:09:01.44 ID:LkqeTnDw
「砂の器」連載当時の朝倉摂のさし絵、
例のトリックの回は、シュールな雰囲気を醸していて面白い
映像化できないものかね、タイトルは『もうひとつの「砂の器」』でw
595 :
名無しのオプ:2012/12/11(火) 08:06:38.15 ID:w/9DpsLL
わざわざ全集とか嵩張るの揃える必要ないのに。古本屋のワゴンで
帯付きのカバーのキレイな新装版見つけたら凄く嬉しくなる。
糸ミミズみたいな読み難い活字でカバーの古臭い旧版文庫は
いくらでもあるけど、状態のいい新装版って意外と出回ってないんだよね。
596 :
名無しのオプ:2012/12/11(火) 19:54:36.91 ID:1VU+l2q4
597 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/11(火) 23:09:09.91 ID:LVKViYks
そう言えば、「告訴せず」の映画公開時にはカッパ版しか無かったような。
当時は、この際に文庫化(権利取得して)して売りに出るという時代では
なかったのか。
598 :
名無しのオプ:2012/12/12(水) 04:16:22.52 ID:54CZiLSB
>>596 何年かぶりに買ってみるかな
しかしその清張さんの記事は2つ合わせても5ページくらいしかなさそうだね
新ネタでもないしどうしたもんか
つまらん選挙関連の記事も多そうだし
コンビニにあれば立ち読みですませようか
599 :
名無しのオプ:2012/12/12(水) 13:25:58.90 ID:pTMb0Enf
>>597 当時はまだ光文社文庫が発刊してなかった
600 :
名無しのオプ:2012/12/12(水) 16:20:41.62 ID:fxoZtqIW
601 :
名無しのオプ:2012/12/12(水) 16:36:31.91 ID:6WwKQ5x9
今晩は「事故」がドラマ放映。
602 :
名無しのオプ:2012/12/12(水) 21:03:56.94 ID:VO4BgrnL
『告訴せず』読み終わったが、さすが松本清張。
結末はこうだろうなと予想しながらも、予想以上に面白い。
ディテールの描写がしっかりしているぶん、話に吸引力があるんだろうな。
「なんちゃって社会派」とは全然違う。「超一級のサスペンス」の煽り文句も偽りと感じなかった。
603 :
名無しのオプ:2012/12/13(木) 10:30:56.12 ID:UHFMMMux
小説としてよくできてるんだよねぇ
604 :
名無しのオプ:2012/12/13(木) 22:01:44.63 ID:is+CfLIS
十万分の一の偶然の田村正和が井上雄彦画みたい
605 :
名無しのオプ:2012/12/14(金) 21:19:04.22 ID:ZMeozJ/R
今、全集の36巻を読んでるんやけど
「背広服の変死者」はぞっとするな
派手な殺人より怖い
606 :
名無しのオプ:2012/12/15(土) 11:53:03.42 ID:5ak449Sj
いまは選挙資金持ち逃げじゃなくて、議員が秘書手当持ち逃げしますからね
607 :
名無しのオプ:2012/12/15(土) 12:31:16.89 ID:R9Oi7sij
そんなの昔からだよ。
議員のふところに入るトンネルに過ぎない制度だから。
いちど当選したら辞められなくなるオイシイ稼業。
公約サギだろうと土下座だろうと何やってでもしがみつきたくなるわけさ。
608 :
名無しのオプ:2012/12/15(土) 15:21:37.15 ID:CM4pJQAe
609 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/15(土) 21:31:23.29 ID:rFPKkXP1
光文社は文庫発刊がわりと遅く、カッパノベルス収録作品の文庫版は
他社という時代あり。
当時の看板商品であった新書ノベルスの売れゆき減退を恐れての
ことだろうか?
「告訴せず」は文春文庫だね。
「砂の器」は映画化と同時に、カッパ、新潮文庫同時にセールスに出ていた。
値段は張るのだが、好んでカッパを読んでいる者もあり。
610 :
名無しのオプ:2012/12/15(土) 22:35:01.43 ID:ToAxUqYP
これまで指摘した文献を見ないが、
『十万分の一の偶然』のタイトルは、かなりの確率で、
ロイ・ヴィカーズ「百万に一つの偶然」を意識したものだと思う。
清張自身、迷宮課シリーズの中でこれをイチオシの作品に挙げているから。
『発想の原点』を参照。
611 :
名無しのオプ:2012/12/15(土) 23:19:18.15 ID:AJfr5lw4
十万分の一の偶然のドラマ、酷い原作改変。清張作品はいつもこれだ。
トリックやアリバイ崩しが近代的、科学的な物に変化するのは古い作品の場合仕方ない。
ポケベル暗号が携帯電話暗号になるようなものだ。
でも犯人への復讐の話を、犯人逮捕して終わりという温い結末に変えた挙句
ビデオレターでお涙頂戴って結末は…。
612 :
名無しのオプ:2012/12/16(日) 01:23:41.95 ID:NARYjkJa
>>611 わざとつまらなくしているとしか思えなかったな
脚本の吉本昌弘とかいうヤシに才能がないという事だけはよくわかった
伊東四郎もひどい台詞喋らされてたな
しかし昼間やってた『白い闇』も劣らずひどかった
何故か黒革の手帳とくっつけられて全く別の話
613 :
名無しのオプ:2012/12/16(日) 18:38:52.42 ID:4FpvMfAe
当日は強風だったとか言ってなかったか?
夜間強風の中をまともにラジコンヘリを飛ばせるのか?
614 :
名無しのオプ:2012/12/16(日) 18:51:09.92 ID:7+9+thCk
「十万分の一の偶然」昨日見ました。
田村正和ということで期待してみていましたが、イマイチでした。
ナレーションはいらなかったような・・・
展開も引きつけられませんでした。
1981年の火サス版を見たことありますが、その方が断然よかったです。
昔のサスペンスはカメラワークも良いし、フィルム映像だから趣きがあるし。
製作陣のレベルが昔の方が高かった。
615 :
名無しのオプ:2012/12/16(日) 19:15:35.00 ID:H59auXcE
田村正和という役者ありきでドラマ製作して、
役者のイメージの為に原作捻じ曲げてるとしか思えなかったな。
主人公と被害者の関係が婚約者と恋人から父と娘になったのはまさにこの為だろうし、
犯人皆殺しの後自殺オチから逮捕、ビデオレターオチになったのもそうだろう。
616 :
名無しのオプ:2012/12/16(日) 20:28:49.04 ID:khs1e1S1
トリックどうするのかと思ってたが、ラジコンヘリの登場には笑った。
まあ、見事な「田村正和劇場」だったね。
高嶋の山鹿恭介も予想ほど悪くはなかったが…
>>614 三船プロ製作だったと思うが、カメラワークは30年前のほうが断然良かったね。
617 :
名無しのオプ:2012/12/16(日) 21:30:20.77 ID:NARYjkJa
まぁ冠シリーズサスペンスや『相棒』なんかも顔面アップばっかりで
絵作りなんかどうでもよくなってるからな
ラブロマンスならそれでもいいかもしれないが
サスペンスはそれじゃダメだって事もわからなくなってるんだな
断崖シーンだけは健在だけど
618 :
名無しのオプ:2012/12/17(月) 21:38:17.31 ID:JRW4QYeC
『十万分の一の偶然』
全く反省しない山鹿を処刑したのはわかるが、
古家まで殺す必要があったのか、よくわからん
619 :
名無しのオプ:2012/12/18(火) 06:52:43.56 ID:Jxjf9fkU
先週やってた『事故』のドラマの録画してたの今更見た。
高田京太郎を主人公にしたのは良いと思ったが、
最後の離婚オチはいらなすぎると思った。
それとドラマだと山西省三が先に浮気調査して、自分は浮気はしていなくて
全部悪いのは犯人である探偵と省三の妻の不倫が原因、動機であり
悪役を全てこの二人に押し付けているような脚本になってるのも頂けない。
原作だと山西省三もしっかり浮気していて、その浮気が原因で探偵が妻に言い寄ってきたんだし
その上自分が浮気している癖に、妻の浮気は許さないという身勝手な部分もあって
一概に犯人だけが悪いのかとか、省三が浮気してなきゃ妻の不倫や殺人自体起きなかったのでは…
って考えさせる後味の悪さも含めての『事故』という物語だったのにそれを台無しにしている。
620 :
名無しのオプ:2012/12/18(火) 21:55:10.46 ID:O9t8fuOk
あれは高橋克実を笑うためのドラマですよ>最後の離婚オチはいらなすぎる
621 :
名無しのオプ:2012/12/19(水) 01:31:00.23 ID:MKIkX5Kp
清張原作の映像化で最も評価できる作品と制作公開年度を教えてくれ。
622 :
名無しのオプ:2012/12/20(木) 21:04:27.50 ID:4VAouR8v
>>578 清張の作品は結構読んだ気がするけど、
これはまだ読んだ憶えがない。
読んでみようかな。
623 :
名無しのオプ:2012/12/21(金) 23:55:54.31 ID:4iyyS/4a
本日生誕103年
624 :
名無しのオプ:2012/12/22(土) 09:15:48.97 ID:w4iTpJgF
「風の視線」
読んだ方いますか?
絶版ですよね?
625 :
名無しのオプ:2012/12/22(土) 11:53:36.28 ID:BYa84G5w
「風の視線」読んだはずだし、本棚にも文春文庫(1979年の第4刷)があるんだけど全然覚えてない。
ミステリーというよりメロドラマだね。読み返してみるかな。
626 :
名無しのオプ:2012/12/22(土) 23:26:30.97 ID:9BXjL5Rx
2012年版ドラマの熱い空気も安定の原作レイプ。
河野信子が家族を庇って家庭崩壊もせず信子も改心して無傷で次の仕事場に向かいエンド。
何だこれは。全ての登場人物が救われて終わりとか
清張関係ない捏造された市原悦子の家政婦シリーズですらない展開だぞ。
信子が最後まで下衆なまま、因果応報を食らって終わるからこそこの作品は輝くのに。
この前の「事故」のドラマといい、主人公を良い人にしなきゃドラマ作れないのか?
そんな話はそれこそ市原悦子の家政婦シリーズでやれ。清張原作でやるな。
627 :
名無しのオプ:2012/12/23(日) 00:20:36.51 ID:9RGGVBZ5
『白い闇』がひどかったんで見なかったな熱い空気
主役が米倉じゃ見る気起こらない
清張ドラマは生活感がないと話にならない
書き割りだけは現実でも、その中で見たことも聞いた事もないような
異常な登場人物が右往左往するドラマばっかりだな最近は。
628 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/23(日) 09:45:23.65 ID:bkiulCZj
いつのまにかドラマスレ化しているのが残念。
>>621 俺が今まで見た限りでは、NHK土曜ドラマ枠の「遠い接近」が
ミステリとしての面白さ、清張版「真空地帯」というテーマ等の原作の持ち味、雰囲気を十二分に活かした最高の良作であった。
資料では75年10月18日オンエアとある。
629 :
名無しのオプ:2012/12/23(日) 16:28:34.33 ID:ksr0wymI
書斎の言うとおり。
ドラマの話しはドラマ板でやれや。
630 :
名無しのオプ:2012/12/23(日) 22:51:20.49 ID:yXHGa+PJ
>>629 散々スレチな書き込みを、東野スレで繰り返してる荒らしのゴミが言う台詞かよw
631 :
名無しのオプ:2012/12/23(日) 23:54:24.61 ID:ePyQ3xe6
>>624 個人的には「波の塔」よりもお薦め>風の視線
(「砂漠の塩」より「蒼い描点」を好む人向けの作品だと思うが)
632 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/24(月) 06:58:46.02 ID:0RYSh7Wr
このスレでは、話題に出ない文春の東西ミステリーベスト100だが、
「点と線」のランクインはあるものの、
大ベストセラーにしてロングセラー化した「波の塔」はランク外、
ピカレスクの代表作として、
「わるいやつら」か「けものみち」のどちらか一方ぐらいはランクインしてもよいのでは?
という見解もあるかもしれぬ。
だけど、
このスレでも話題に出ている「告訴せず」「熱い空気」「黒革の手帖」等々、
全て非ミステリという認識があり、また、そういうセールスであった。
ミステリ作家という範疇だけで見ても、清張先生は十分に「巨人」の称号に
ふさわしいとは思うが、
短編の名手であり、社会派のイメージがあるため、本格・長編主体のこの手の
ランキングでは不利って面もある。
633 :
名無しのオプ:2012/12/24(月) 11:30:58.12 ID:NW81Z9EB
「熱い空気」を原作通りにやろうとしても、家庭崩壊と救いの無い終わり方の後味の悪さ
なんて今のテレビ視聴者は求めてないと思うよ
やったら非難轟々だと思う。仕方ない。
634 :
名無しのオプ:2012/12/24(月) 12:19:39.08 ID:19MhIQDK
「熱い空気」は救いないかな
ラストは多少ぼかしてあるし、どっにしても清張最高傑作の呼び声は高い
635 :
名無しのオプ:2012/12/24(月) 12:33:34.80 ID:CKBv3sae
>>633 大昔、望月優子でやったときはそのまんまだと思ったがな
視聴者というより、今のテレビマンがリスクを恐れて生ぬるくしてるだけのような気がする
636 :
名無しのオプ:2012/12/24(月) 21:59:49.38 ID:VonC90mN
「砂の器」で犯人をピアニストにするのは、小説とは別の物語として、まあ、有りだが、
「霧の旗」で桐子がライターを返却するのは、ただの原作破壊だと感じる
637 :
名無しのオプ:2012/12/26(水) 16:24:57.59 ID:VR7XpaXA
疑惑の松竹映画版って、野村監督は桃井が無実ってことが分かる風に
終わらそうとしたが、清張本人に反対されたって話、最近初めて知った。
いや、アホだなー、それじゃ全然、この原作を使う意味がねえだろう。
やっぱこのオッサン、橋本忍と組まないとダメな方にいってしまうんだな
よくやった清張先生。この人はもっと自作の映像化に際し、うるさく口出した方が
よかったよ。
砂の器みたく、別に原作ガチガチじゃなくても、面白ければ認める人なんだし。
638 :
名無しのオプ:2012/12/26(水) 16:30:23.70 ID:wok6n1h4
一緒に霧プロダクション作った仲だし
映像化には一家言を持ってたんだろうな
639 :
名無しのオプ:2012/12/26(水) 21:16:37.02 ID:iYmrGRAy
青年清張は、父から読書を禁じられたあと、当面映画で渇を癒していた。
清張自身、生前から映画に対する感謝の念も述べていたが、
記念館の企画などを見ると、最近ようやくこの辺の事情に光が当たるようになってきた感じもある。
640 :
名無しのオプ:2012/12/27(木) 00:40:27.62 ID:3DXhukaI
清張のネームバリューを利用してテレビ局が、
やりたい放題の風潮になってないか?
641 :
名無しのオプ:2012/12/27(木) 00:46:34.71 ID:0+N10kSQ
確かにこのままだと
どこかの局がキャスト全員AKBで『高校殺人事件』でも製作しかねない。
642 :
名無しのオプ:2012/12/27(木) 10:29:35.36 ID:K7TKcoYu
学園ミステリー的なのでは「万葉翡翠」が好きだな
643 :
名無しのオプ:2012/12/27(木) 10:53:13.92 ID:KUAgkXAv
ならではの、と書きたかったんだな
644 :
名無しのオプ:2012/12/27(木) 14:50:11.66 ID:F1nZcmAf
告訴せず読了
まぁよくある感じのストーリィ展開だが
スリリングというか、そつそつと怖さを感じる。やはりうまいな。さすが清張。
645 :
名無しのオプ:2012/12/27(木) 21:20:17.17 ID:2vKJf9+1
清張みたいに本名の字をべつな読み方したペンネームや芸名って良い
646 :
名無しのオプ:2012/12/28(金) 22:12:40.48 ID:toKSW5NR
647 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/29(土) 19:44:44.15 ID:YDs/rHli
70年代のNHK土曜ドラマ枠で放送された清張作品は佳作揃い。
前記したとおり、最高傑作は記念すべきこの枠の第1作となった「遠い接近」
かと思うが、清張ファン必見なのは「依頼人」(太地喜和子主演)。
なぜか?本作は「見る」しかないのだ。
原作無しのオリジナルシナリオで清張ワールドの映像表現を試みた意欲作なの
である。
この事実を知らなければ、
「読んだ記憶がないけど、この原作の収録作品集は?」と思ってしまうほどの
良い出来。
太地さんが何とも色っぽい好演。
(この人に「疑惑」のヒロインをやって欲しかったが・・・)
清張先生も何とも怪しい(?)花屋役で出演。
(「幸せの時間」かよ(w )
648 :
名無しのオプ:2012/12/29(土) 20:25:27.88 ID:cp2RqUc8
ほんと、清張の作品だけは亡くなった後も、毎年毎年、映像化が絶えないな
テレビだけなら、現役トップクラスの東野や宮部に負けてないのが凄い
手塚治虫の作品が死後、20年ほど毎年作品が別の版で復刊されてたのに
匹敵すると思うが、さすがにこっちは出版不況でここ数年は息切れ気味だし
649 :
名無しのオプ:2012/12/29(土) 20:53:34.51 ID:XWQHlsZD
松本清張作品の映像化にあたっては、
長編は、昭和の時代考証を綿密に行った上での重厚感、
短編は、印象的な人物描写による切れ味あるドラマ作りが望まれるところ
650 :
名無しのオプ:2012/12/30(日) 08:10:43.67 ID:4QC5l+qL
清張作品の舞台となった昭和30年代の風景は失われているから
映像で再現しようと思ったらCGにでも頼るしかない。
CGを駆使してまで清張世界を再現しようというモチベーションが制作者にはない。
651 :
名無しのオプ:2012/12/30(日) 08:59:54.93 ID:21boJfyY
飢餓海峡って、砂の器の影響を受けている?(原作同士の話)
ちなみに人間の証明は完全にそうだと思うが。
逆に砂の器の映画は、飢餓海峡の映画の影響を受けてると思う
652 :
名無しのオプ:2012/12/30(日) 18:36:36.11 ID:hcbbM9qA
653 :
名無しのオプ:2012/12/30(日) 20:12:09.26 ID:DsiDtW+t
>>650 現代に置き換えて映像化しようとしているから、けしからん。
654 :
名無しのオプ:2012/12/31(月) 10:41:14.84 ID:7qlxnVqs
昭和40年代以前はもう半分時代劇のようなものだからな。
655 :
名無しのオプ:2012/12/31(月) 12:09:27.91 ID:Z62A84Oq
656 :
名無しのオプ:2012/12/31(月) 12:49:59.27 ID:7qlxnVqs
背景にしろ大道具小道具にしろ、ファッションや車も昭和30年代のものを再現したとして
そこまでの凝りようも結局マニアにしか評価されないだろうしね。
657 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2012/12/31(月) 15:00:52.88 ID:Y1ZGqLtF
昼ドラ枠と言うと、眉をひそめる向きもあろうが、
昔日の頃からエロだけでなくサスペンスも大きな売りのひとつ。
今こそ清張作品を取り上げて欲しい。
候補の1作は渋いところでは「梅雨と西洋風呂」あたり。
658 :
名無しのオプ:2012/12/31(月) 22:59:10.94 ID:7T6VqDpp
「点と線」「ゼロの焦点」が俺にはイマイチで松本清張はあんま好きじゃなかったけど
「砂の器」はくそ面白くて驚いた。
659 :
名無しのオプ:2013/01/01(火) 16:18:25.12 ID:/P6a9Y2h
砂の器は改悪映像化に拍車が掛かっている。
660 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/01(火) 19:28:54.27 ID:bBAyuc0z
録画しておいたドラマ版を見て唖然としたので、
「十万分の一の偶然」を久々に再読。
新刊当時も正月に読んだ記憶あり。
当時発生した東名高速の玉突き事故の印象があり、
その意味でタイムリーな作であった。
道路管理上の問題告発等、諸に社会派の方向へゆくかと思いきや・・・
まあ、別問題だが、ジャーナリズムの行き過ぎたセンセーショナル性
という面を感じさせるものはあり。
特殊な犯行トリックの解明の興はあれど、フーダニットや倒叙による
犯行立証等の面白さはない。
羽田埋立地でのクレーン上の対決、鹿野山上の鉄塔を背景にしたシーン、
(いずれも夜間)は、今読んでも、2重のクライマックスで
迫力溢れるものあり。
そして意外や、「大空からの目撃者」という意表を突いた面白さ。
麻薬や密教の護摩等に関する薀蓄の延々披露は、これはこれで面白いが、
本筋の小気味良い語りのテンポに水を差すという意味ではどんなものか?
良否の評価は措くとしても、同時代の巨人シバリョウとこの点は似てる。
661 :
名無しのオプ:2013/01/01(火) 22:42:39.75 ID:+f442lcm
「十万分の一の偶然」の密教の話は「眩人」譲りだな、時期的に言って
662 :
名無しのオプ:2013/01/02(水) 12:16:49.97 ID:vR8Tl1yK
『告訴せず』読んだ。
話がテンポがよく進みダレないのが、すでに全盛期を過ぎていた清張にしては出来が良い。
ただ、伏線ていうか、先にこう展開していくだろうなということを匂わせ過ぎなところがあるので
あ、やっぱりそうなったか、という感じでスリル感がもう一つかなという印象。
先の読めない展開が欲しいというのは無い物ねだりだろうか。
663 :
名無しのオプ:2013/01/02(水) 19:48:48.38 ID:09mt8DAw
十万分の一の偶然読んで乱歩の「蜘蛛男」を連想した。
誰が見てもその人だろうと読者に分からせながら、あえて正体を書かずにそのまま語りを進める手法が似ている。
664 :
名無しのオプ:2013/01/02(水) 22:42:47.59 ID:9KkmEm3z
スレが活性化しているね。
665 :
名無しのオプ:2013/01/02(水) 22:46:04.04 ID:zPnY0j37
「黄色い風土」読んだけど、これ、完全に殴り書きじゃねーの?
先を考えずにアドリブで書いて、破綻してるようにしか思えない
ここまでくると駄作っていうより、珍作じみてる
時期的にはまだ脂がのってた年齢だから、仕事量があまりに多すぎて、
筆と頭がおかしくなっちゃったのかね
666 :
名無しのオプ:2013/01/03(木) 07:37:19.49 ID:aO/USRjI
「告訴せず」なんだけど、あの男はあれだけ儲けたんだから
故郷には金を多少色をつけて返して返して和解すれば良かったんじゃないかと思わないでもない。
667 :
名無しのオプ:2013/01/03(木) 13:07:36.23 ID:I4zMT91u
>>665 たしかその頃は6本くらい小説の連載を抱えていたんじゃなかったっけ?
668 :
名無しのオプ:2013/01/03(木) 13:56:57.23 ID:+i0aPxfd
>>665 坊や、黄色い風土は清張が連載後の単行本化を嫌がった作品でね(全集にも入ってない)
文庫解説の中島河太郎はこの辺の事情に何も触れていないがね
669 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/03(木) 15:52:15.61 ID:Z1p+eu+l
「十万分の一の偶然」→「蜘蛛男」の発想は面白く読んだ。
まあ、犯人はキャラの違いこそあれ異常者だな。
ジャンル的にも、両作品共にミステリというよりはサスペンス。
前にも書いたが、
「告訴せず」もミステリとしての期待はせず、(ドンデン返しも含めて)
時事・風俗サスペンスと割り切って読むと楽しめる。
670 :
名無しのオプ:2013/01/03(木) 16:26:27.03 ID:aMd59q7e
書斎がスレに溶け込んでいるね。
671 :
名無しのオプ:2013/01/03(木) 22:35:34.73 ID:KnOT3peV
明日、午後フジで「市長死す」のドラマ再放送するけど
どんな作品だったのか思い出せない。
672 :
名無しのオプ:2013/01/04(金) 15:40:01.11 ID:yPoyXCAQ
>>671 助かった、TVTaroでは放送内容未定になっていた
673 :
名無しのオプ:2013/01/04(金) 21:04:24.16 ID:zMatWbUj
黄色い風土はテレビでカトレアの女になってたな
種の起源読んでる沈丁花の女は
西沢利明はかっこよかったが、そんな珍作とはしらなんだ
テレビも原作もちょっとだけで、いつか読もうと思っていたが
674 :
名無しのオプ:2013/01/04(金) 21:09:55.44 ID:5rdXsWBx
松本清張の話はいつ読んでも凄いなー。
人間の後ろ暗さを精密にエグり出していく感じが素晴らしい。
675 :
名無しのオプ:2013/01/04(金) 22:45:35.47 ID:8PSZrD1E
清張のサスペンスのテクニックに惹かれるな
人間の後ろ暗さをサスペンスの種にするってことを
生涯徹底していた作家だった
どうすれば読者をハラハラさせられるかっていう語り口も、
二時間サスペンスの脚本家なんて、裸足で逃げ出すほど、
とてつもなく巧い
676 :
名無しのオプ:2013/01/05(土) 08:11:57.00 ID:foKqSjtR
「黄色い風土」って評判悪いのか
自分は先の読めない展開や衝撃のラストが無茶苦茶面白かったけど
677 :
名無しのオプ:2013/01/05(土) 12:31:17.89 ID:i5/jIvIr
自分は小説しか知らないが、後半の展開は映像向きかも知れんね>黄色い風土
678 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/05(土) 20:47:41.08 ID:LhVKg7oN
「黄色い風土」のラストは評価する向きは多し。
普通に清張長編らしい欠点を持った長編のひとつで、
格段に悪いとは思えぬが、長過ぎるという感はあり。
679 :
名無しのオプ:2013/01/06(日) 11:20:45.30 ID:INXo0RND
映画版のほうが面白かった記憶がある
東映からDVD出ないかな
680 :
名無しのオプ:2013/01/06(日) 12:07:54.95 ID:h5BufPpd
東西ミステリーベスト100の、ゼロの焦点の項で、
原作の禎子が真犯人と断崖に立ったなどと、間違った粗筋が書かれてる。
(禎子は3回断崖に行ってるが、2回は単独、最後の1回は室田氏と)
この本、ミステリマニアが書いてる(筈)だが、映画と小説を混同してどうする。
アホか。
681 :
名無しのオプ:2013/01/06(日) 12:18:55.92 ID:2Z2GBp9e
書斎も一緒になってスレが活性化しているね。
682 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/06(日) 21:12:34.59 ID:9UrEqZH9
マスコミで「砂の器」が取り上げられる場合も、映画に関する話題ばかりなのがデフォになってしまっている。
ゆえに、当時としては斬新なあの堕胎トリック(松竹映画版にはない)に
関しては完全スルーされるのが常なのが、ミステリファンとしては非常に残念だ。
683 :
名無しのオプ:2013/01/06(日) 22:46:54.18 ID:bdP+ajcM
本当に残念ですね
684 :
名無しのオプ:2013/01/07(月) 17:23:24.80 ID:qG22/uXZ
子供にフレンドリーな、さすがは書斎さんだ
685 :
名無しのオプ:2013/01/08(火) 20:42:37.20 ID:4IBFqrj1
『寒流』を読んだ時、ずいぶん希望のない小説だと思った。
世の中は暖流でぬくぬく生きる人と寒流で生きる人の2つの人種に分かれる。
暖流と寒流は決して交わることはない。
686 :
名無しのオプ:2013/01/09(水) 02:06:27.46 ID:RFijwhXj
寒流は映画の方が、輪をかけて救いがない
687 :
名無しのオプ:2013/01/09(水) 15:07:00.41 ID:n+8TY6HE
「寒流」はラストがちょっとやっつけ仕事っぽくて
え、こんなの? という物足りなさがあったな
688 :
名無しのオプ:2013/01/09(水) 19:14:45.36 ID:7/iT2CCf
リアリズム
689 :
名無しのオプ:2013/01/09(水) 19:53:47.21 ID:aMAsM10r
690 :
名無しのオプ:2013/01/10(木) 20:55:34.77 ID:jtv2dmYO
松本清張作品というと殊更リアリズムと言われるが、リアリズムは作品の一側面であり、
世評に惑わされない鋭敏な読者は、しばしば姿を見せるロマンチシズムの存在に気づかれるであろう。
この作家はむしろ、ロマンチシズムとリアリズムを両輪としたと見るのが、作品の実際に適っている。
(リアリズムから離れた飛躍の何と多いことか!)
清張自身の言によれば、父からロマンチシズムを、母からリアリズムをそれぞれ学んだのであり、
これらは作品のそこかしこに、松本清張文学の底流として脈づいている。
691 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/10(木) 22:06:04.81 ID:I2SZ7HwG
一見渇いたタッチなんだが、独自の叙情性があるのが清張作品の特色
かと思う。この辺が女性読者が多く、広範な年齢層に愛読される因の
ひとつかと思う。
好例は代表短編のひとつ「天城越え」。
692 :
名無しのオプ:2013/01/11(金) 00:57:43.48 ID:TcPn49cU
693 :
名無しのオプ:2013/01/11(金) 21:06:45.51 ID:r0f/aMVF
短編集『張込み』読んだ。
昭和の時代が物語の背後に透けてて、もの寂しい感じがする。
それぞれの犯人の人となりに引き込まれてあっという間に読み終わってしまった。
694 :
名無しのオプ:2013/01/12(土) 02:44:50.51 ID:1swa0KJO
ドラマ熱い空気見た
くそおんもんなく俺の2時間返せ。
米倉が視聴率稼ぐ女ってのが未だに理解できんわ。
余とか木村佳乃とかのほうが原作に合ってるだろ
695 :
名無しのオプ:2013/01/12(土) 20:15:04.86 ID:zRaOhUGp
あさって月曜ゴールデンスペシャル「寒流」は期待できる?
696 :
名無しのオプ:2013/01/12(土) 22:41:38.82 ID:dTveu76q
芦名星が悪女演じてそう>寒流
697 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/13(日) 00:53:44.25 ID:hJYeYJUq
鈴木京香、木村多江とか、原作準拠の清張ワールドにはフィットしそうな
感じだ。やはり昭和の世界(特に60〜70年代)を描いた作家なので、
あまり現代的な感じのタレントは不向きかと。
698 :
名無しのオプ:2013/01/13(日) 13:56:25.19 ID:0KKaizGy
ドラマと女優の話ばっかり
さすがテレビ中毒の書斎さんだw
699 :
名無しのオプ:2013/01/13(日) 23:33:50.47 ID:fwbQh55C
新作が出ない物故作家のスレがそうなりがちなのはしゃーない
700 :
名無しのオプ:2013/01/13(日) 23:37:19.75 ID:RkEDKZLB
>>699 でも自分の駄文を講義だ論考だと言い張る書斎がそれじゃあなw
701 :
名無しのオプ:2013/01/14(月) 12:54:10.90 ID:3IomBFYm
今日の新聞のラテ欄、
『寒流』に「幻の名作」とあって噴いた。
『黒い画集』ですぐ読めるんだが、幻とはこれいかに?
702 :
名無しのオプ:2013/01/14(月) 17:35:52.80 ID:NV9rVQ98
ドラマの話しでもきちんと語れる書斎はさすがだね。
名無し連中ではそうはいかないからね。
703 :
名無しのオプ:2013/01/15(火) 21:19:00.60 ID:dnq2em+r
昨日の寒流、沖野が転落する結末にしたのはまあいいとして、
変な車のトリック?が追加されていたのはどうかと思った
704 :
名無しのオプ:2013/01/16(水) 02:20:32.12 ID:FxIC91ML
実況とドラマ板じゃ散々叩かれてるな>寒流
最後の車のやり取りからの沖野の左遷失墜が意味不明って感想が多数
これはちゃんと見てない奴が悪いんだが
意味が解った上で、結局金も地位もある相手には勝てないとか
持たざる者が持つ者に潰される話を今のご時世に放送してどうすると辛辣な言われようだった
原作通り桑山が捕まる所で終わらせておけば、こうは言われなかっただろう
結局またドラマ脚本家の余計な付け足しが災いしたって事か
705 :
名無しのオプ:2013/01/16(水) 09:58:13.06 ID:pzmDZnlt
俺は原作至上主義じゃないんで、ドラマ化の際に色々変えたり削ったりは抵抗ないが
脚本家の自己主張のためだけの付け足しは、ほんと、いらんな
706 :
名無しのオプ:2013/01/16(水) 20:36:28.17 ID:+Eqsvmom
原作がドラマ通りの結末なら、今回意趣返しの結末にすれば視聴者も納得したと思う。
ホント今回の脚本は意図が読み取れない。
707 :
名無しのオプ:2013/01/17(木) 00:17:09.41 ID:ruRxgpYJ
you tubeで「新唐人テレビ」を検索して見てください。
それを見ると中国人も中国の民主化を望んでいる事がわかります。
新唐人テレビは中国の民主化を望む中国人自身によるテレビ局で、海外に拠点をおき、
中国共産党の圧力に屈する情けない日本のマスゴミよりもよっぽどまともなテレビ局です。
日本語による吹き替えも毎日アップしています。
日本では中国共産党の圧力により報道出来ないニュースが沢山取り上げられています。
新唐人テレビのような勇気ある報道機関を広める事で、中共の圧力に屈し、真実を伝えない
日本のマスゴミのへなちょこぶりを浮き彫りにする事にもなります。
さらに新唐人テレビを衛生放送を使って中国国内に放送する計画まであります。
これはある意味、中国共産党に対する強力な「兵器」です。
新唐人テレビを日本や在日中国人の間に広めて、中共が日本に戦争をしかけてくる前に中共を内部崩壊させましょう!
708 :
名無しのオプ:2013/01/17(木) 19:29:17.57 ID:5WU99lEG
最近、清張ばかり読んでいたら、会社でついつい
「君、〜してくれたまえ」
と言ってしまい
妙な顔させるな
709 :
名無しのオプ:2013/01/17(木) 22:05:19.27 ID:/tMSIYmG
710 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/17(木) 22:14:12.54 ID:lm1VSX0W
朝ラジで清張先生が自身の芥川賞受賞を友人だと騙ってTEL確認した
エピが紹介されていた。
出版不況とはいえ、現代の華やかな報道ぶりを見ると隔世の感があるが、
清張先生の悪戯っ子ぶりを伝えるものだとも紹介されていた。
成程感あり。
711 :
名無しのオプ:2013/01/18(金) 11:05:51.26 ID:cK0FtgrW
「それはどういうのだ?」
712 :
名無しのオプ:2013/01/18(金) 22:20:48.26 ID:qR6qNAZA
「ぼくは、ハイボールをもらおうか」
713 :
名無しのオプ:2013/01/21(月) 01:12:57.15 ID:nMzv/HMN
結局ドラマ「寒流」は見ないほうがいいのか?
714 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 11:55:46.44 ID:o1oLg4Oq
「花氷」の粕谷って
ある意味、最強だな
715 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 12:09:57.04 ID:nO6ryxhz
まだ三十なかばやのに、中年扱いであったりいっぱしの社会的地位の人物だったり。
まるで、明治大正の近代文学の雰囲気。
いつも、そのことを不思議に思う。
まだ、そういう時代やったんやろか?
716 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 12:15:08.62 ID:7l+8no/u
女も20代後半になれば年増、行き遅れだったしな
717 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 12:17:11.92 ID:SJWWtbb7
クリスマスケーキに例えられていたくらいだものな。
25過ぎたら売れ残り。
718 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 19:35:37.90 ID:TSaHsYfs
ドラマ「寒流」は見るべきですか?
719 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 20:49:22.85 ID:f+AeElUI
図書館で東野圭吾の『さまよう刃』と清張先生の『落差』を借りてきて
どっちから読もうかと最初の部分だけ読んだけど
どっちも気の重い話だなぁ
読まずに返そうかしら
720 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 21:30:00.00 ID:dGMUvlTM
なんか
不倫→銀行員の女が金を横領→結構な金持って不倫相手と逃げようとする→男が何やかやで来れない→駅で女が待ちぼうけ→田舎のクソガキに騒がれる→オワタ
みたいなやつ探してる。なんてやつか教えてください偉いひと
721 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 22:38:42.13 ID:oIc2K7G4
>>714 花氷は1回ドラマ化されたみたいだけど
粕谷や登代子、正子の配役をよく考えて
リメイクして欲しいね。
粕谷って超肉食系だから
誰が最適なんだろうね
考える葉 アマゾンで注文したけど
中古品とはいえ、汚いな…
722 :
名無しのオプ:2013/01/22(火) 22:51:43.83 ID:y480KufN
723 :
名無しのオプ:2013/01/23(水) 20:01:42.63 ID:72WJV3VP
724 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/25(金) 22:02:24.22 ID:8fMrveP4
最近「花氷」を再読したけど、清張風スタンダール世界でしょ。
60年代半ばで、こんな現代的でクールなピカレスクを書いていたのは、
やはり凄い。早くから文庫化され、いまだに読み継がれている作のひとつ
である。
725 :
名無しのオプ:2013/01/26(土) 02:15:59.11 ID:t59imSN/
十万分の一、家政婦はみた、寒流と3連発で外れだったな。
唯一常磐主演の疑惑は見逃したんだがどうだった?
見た人教えて
726 :
名無しのオプ:2013/01/27(日) 00:21:15.59 ID:ymnJu26O
>>725 俺は原作改変は全く気にならん方だけど
常盤貴子がまずまずだったわりに期待の尾野真千子が迫力不足だった
演技力以前に男をとりこにする妖艶さに欠ける
むしろ配役逆だった方が面白かったかも
727 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/27(日) 21:04:57.63 ID:KTDlqFI/
今では(今でもか?)清張作品=ミステリという受け取られ方が多いが、
ぱっと思い浮かぶだけでも、
「波の塔」「告訴せず」「強い蟻」「落差」「小説東京帝国大学」「連環」「花氷」
「空の城」「迷走地図」「彩り河」・・・
いずれも非ミステリ(ミステリタッチな面があるものはあり)と言い得る作、
短編や時代小説まで範囲を広げると、非ミステリ作品オンリーで楽に選集が
編めるほどだ。
これら中には代表作、佳作、ヒット作も多い。
松本清張という作家は、文学板や一般書籍にスレがあり、ミステリ板には無く
ても本来はおかしくないポジションのようにも思える。
728 :
名無しのオプ:2013/01/27(日) 22:42:45.08 ID:O7/s/vx0
清張作品の映像化されたものが、とみにつまらなくなったのは
清張的リアリズムが現実的基盤を失ったわけではなく
作り手の頭が空想的になったせいだと思うよ
729 :
名無しのオプ:2013/01/28(月) 09:37:29.38 ID:YfCYapOc
中途半端な脚色のせいじゃないのかね?
昭和は遠くなりにけり…
730 :
名無しのオプ:2013/01/29(火) 17:37:28.97 ID:X3JrLXuA
>>724 「花氷」が傑作かどうかはともかく
学歴も金もない、一介の小悪党がのし上がろうとする
エネルギーに、当時に日本のエネルギーを感じた
粕谷って屑だというのは簡単だけど
個人的には魅力があったなあ
今一度、映像化してくれないかな
731 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/01/29(火) 23:47:28.91 ID:aN6cdvNT
>>730 当時から赤坂という街におけるそれなりの宵っ張りぶりがわかるのも面白い。
若い頃の田村正和主演の映像が見てみたかった作だ。
732 :
名無しのオプ:2013/01/30(水) 17:07:48.16 ID:s5FZ4/Km
自演でしか会話できないとは哀れ書斎
733 :
名無しのオプ:2013/02/01(金) 19:18:28.11 ID:bwe+eM8c
書斎は自演はしてないよ。
734 :
名無しのオプ:2013/02/03(日) 18:36:51.23 ID:EdBRpzUO
「幻華」100ぺージ読みました、なかなか面白い。
735 :
名無しのオプ:2013/02/04(月) 08:24:14.92 ID:2zXaGsSP
「幻華」読み終わりました
面白いは面白いですけど、今一つピンときませんでしたね
銀座クラブママの栄枯盛衰鞘当ての物語
おそらくモデルもありそうですが、武田麟太カの「銀座八丁」持ち出すあたりはちょっと痛い。
老残物の辛辣な面白さはなかったですね。
736 :
名無しのオプ:2013/02/04(月) 08:36:25.56 ID:nRpv5j/G
清張ってけっこう「水商売もの」が多いよね。
一種の風俗小説(性風俗という意味ではない)だから
年月が経って読むとちょっと辛いものがある。
737 :
名無しのオプ:2013/02/04(月) 11:48:34.89 ID:vBTxSwNw
流行作家になってからは、とても身近な題材だったんだろうな。
738 :
名無しのオプ:2013/02/04(月) 16:26:06.96 ID:SxVQK2LE
黒岩重吾の「腐った太陽」なんか読むと
いまや旧くなったり忘れられたアイテムやシンボルが
いかにも「かっこ良いもの」という感じで書かれてるのがつらい
清張は書かれてる風俗は旧くても思い入れがなくて淡々としてるのでさほど抵抗は感じないな
おんなの心理生態辺りの描写は淡々としてないけどw
739 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/06(水) 23:29:44.01 ID:iyEa87dh
清張先生はお水系女性も好きで、意外にこの業界に読者も多いという事情も
あったような。
また取材先、情報源にもなっていたとか。
俺も昨年、黒岩重吾の「背徳のメス」「休日の断崖」とかを久々に
読み直してみたけど、やはり清張作品と比較すると「古さ」を感じてしまう。
740 :
名無しのオプ:2013/02/07(木) 10:33:16.02 ID:nLJs+Ov+
まあそうなんだけど、逆に昭和の風俗資料として読む楽しみもあるのでは?
今では死語となった「アルサロ」とか「血液銀行」とかバンバン出てくるからねぇ。
741 :
名無しのオプ:2013/02/07(木) 10:36:27.36 ID:nLJs+Ov+
黒岩作品だと「ゴーゴーガール」とか「パンパン」とか「オンリー」とかも頻出するからねぇ。
742 :
名無しのオプ:2013/02/07(木) 11:27:38.70 ID:w96aQUXL
田中康夫の「何となくクリスタル」なんかも資料にはなるけどカッコいいものとしては読めないよね。
風俗ものはあっという間に古びる。
743 :
名無しのオプ:2013/02/07(木) 14:12:09.12 ID:8X5vUCsN
>>740 資料として読む場合も、清張の方が
>>738の言うように、思い入れがない分読みやすい
まあ、黒岩重吾なんかに「アルサロ」が気取ったアイテムとして出てきても
「この頃はこれがカッコ良かったのか」という興味はあるな
744 :
名無しのオプ:2013/02/08(金) 01:20:34.50 ID:RGmVClHl
死の発送が結構好き。
745 :
名無しのオプ:2013/02/08(金) 16:08:41.74 ID:YS0C/TtR
清張は警察好きだったのだろうか
作中の警察が異常なまでに捜査能力が高い気がするんだが
746 :
名無しのオプ:2013/02/08(金) 16:50:25.53 ID:dk0LuTAN
警察組織が好きってことはないだろうが
鳥飼刑事みたいな武骨に地道に仕事(捜査)をするタイプは好きなんじゃないか
けものみちの悪徳刑事も人間臭いし
747 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/08(金) 23:02:02.43 ID:68MMJT5c
社会派と称され一括りにされた中では、一番手だった清張作品を
テクストにして書いたのではないかと思われるのが、水上勉ミステリかな。
「海の牙」「霧と影」とか読むとわかる。
クールな清張作品とは異なり、水上作品らしい独自なウエットな部分も
感じられはするけどね。
748 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/08(金) 23:39:53.77 ID:68MMJT5c
若き日の体験から来るものであろう職業に関係なく地道で真面目な下積み層に
親近感を感じるらしい清張先生。
「点と線」の鳥飼刑事は勿論のこと、
「砂の器」の今西、吉村両刑事(映画版のタンバとモリケンのような個性派
ではない。特徴が薄い平凡なキャラ設定である)なんかも同様。
ただし、「点と線」でメインを張る警視庁の三原刑事は現場の若手エリート風で、この手の刑事キャラは清張作品では例外的。
むしろ、原作には登場しない映画「顔」で笠智衆さんが演じた口下手な
ベテラン刑事は、これぞ清張ワールドのキャラという感があった。
749 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 10:53:17.96 ID:id3YokVe
『蒼ざめた礼服』が好きだな。
敵の不気味さが充分発揮される前に終わってる気もするが
写真トリックも昔だったら結構ありそうな気もする。
750 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 11:58:47.75 ID:d6J45bIc
ミステリーの宝庫。
興味は尽きないのが清張ワールド。
751 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/09(土) 13:03:38.44 ID:HNsFk/CG
写真トリックというかカメラトリックでは「時間の習俗」も忘れ難い。
752 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 13:17:25.51 ID:emHnS7qr
>>745 ひねったプロットの作品も清張らしいけど
「犯罪の回送」のように警察が謎解きをしていく捜査をじっくり書いた作品が好きだな
753 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 13:23:15.48 ID:1s0XHJ/K
↑意外にそういうなのは清張に少ないんだな。数としては。
むしろ、他の推理作家の作風になる。
一番多いのは、というか必ずそうなのが西村京太郎なわけで。
754 :
752:2013/02/09(土) 13:37:45.66 ID:emHnS7qr
だから、そうじゃないのを「清張らしい」と書いてるわけですが
「捜査をじっくり書いた作品が好き」ではなくて
「捜査をじっくり書いた作品も好き」でした
755 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 15:02:27.39 ID:Ckv6pt2g
最近ますます清張先生の東京に対する土地鑑に興味が出てきた
中年になって東京に出てきて多摩地区に住み続けた
新興住宅地として変貌してゆくあのあたりをどう見ていたのか
756 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 15:07:52.64 ID:id3YokVe
多摩というか杉並区だからすでにそれなりに開けた住宅地になっていたところでしょ。
清張作品に出てくる国分寺辺りはまだ農地が多く藁葺き屋根の古い農家が建っていたりするところに
アパートや住宅が点在といった感じ。
757 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 17:38:20.02 ID:d6J45bIc
清張作品は生前より没後の方が注目されている気がしない?
758 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 18:04:47.33 ID:XDzCp1LP
んなこたあない。没後も映像化が絶えないってだけ
生前から業界第一人者だったが、死後も作品の力で威光が衰えないって点で、
黒澤明や手塚治虫みたいなもの
759 :
名無しのオプ:2013/02/09(土) 18:08:00.39 ID:XDzCp1LP
実際、現代の第一人者と目される(人気と知名度って点で)東野と宮部を合わせても、
まだ敵わないぐらいの、とてつもない怪物だよな
760 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 02:41:34.82 ID:QQNLqhku
読んだ事の無い人にまず薦めるとしたらどの作品がよいでしょうか?
761 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/10(日) 05:05:17.18 ID:XqClwvoe
書けばベストセラーリスト入りという時代が長く続いたから、
没後の評価の方が大ということはない。
「渡された場面」なんていう今では地味な作も、即ランク入りしていた。
>>760 新潮文庫の傑作短編集。
762 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 07:58:57.03 ID:OLm/063r
映像化が絶えないとかいっても
ほとんどがTVドラマだからね
西村京太郎や森山誠一と同じレベルに思われてしまいそう
映画→原作の流れはあると思うけど
TVドラマ観て原作読もうとか思う人も少なそうだし
763 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 08:13:36.34 ID:OvQ906ZP
>>760 書斎の自演にまともに答えるのもなんだが、現在は新潮文庫の傑作短編集よりも
文春文庫の松本清張傑作短編コレクションの方がよくまとまってるからいいぞ。
764 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 08:43:43.63 ID:eN2TpU0x
森村誠一な
765 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/10(日) 18:26:43.45 ID:0qSgDS5Q
短編集に関しては、新潮文庫>文春文庫。
(1)傑作集に関してはジャンル分け(ミステリ、時代小説、普通小説等)
されており読み易い。
刊行が古いロングセラーのため、収録作品が初期のものに偏ってはいるが、
清張短編傑作は初期に多いし、近年再刊されている他の短編集も読めばOK
であること。
(2)文春のようなアンソロジストの強い主観が入っていないこと。
森村誠一氏は、何年か前のNHK出演時に、作家としての清張先生を
高く評価(言語の壁が無ければバルザック、スタンダール級だったと)
しながらも、人格批判めいた発言があったので清張ファンの印象は良く
はないかもしれぬ。
だが、「高層の死角」(乱歩賞)、「腐蝕の構造」(協会賞)、ベストセラー
になった「新幹線殺人事件」等の初期ミステリは、今読んでもそれなりに
面白い。
情事等の描写が濃いので、この辺をさらっと書く清張作品より胃にもたれる
感はあるけどね(w
766 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 19:18:05.84 ID:VNj0WUWJ
『風紋』読みました、似た傾向の『空白の意匠』から10年後の作品ですが
文章そのものの魅力はだいぶ落ちますね。
ただ『半生の記』の朝日広告部員時代の同僚の考古学好きをなぞった登場人物を
配しているので、それなりに興味深いですが
清張先生は同名の探偵や警察官こそ登場しませんが
同じ様な境遇の人物は再三再四描いていますね。
767 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 22:06:00.77 ID:Ktp41HO9
絢爛たる流離の百済の草が、好きだなあ
推理小説ではないが、戦争に翻弄される人間の哀しさが淡々と描かれている
768 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 23:18:06.88 ID:b5jTipPE
今更ながら松本清張氏の「引き出し」の多さには驚かされる。
今、存命なら編集者の求めに応じて
ケータイ小説、ライトノベル、ハイテクネット犯罪小説でさえも執筆できる気がする。
769 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 23:24:19.85 ID:rfths9ON
それにしても、数多くの作品を書いたものだね。驚異的だよね。
題材の下調べとかも大変だったろうに。
770 :
名無しのオプ:2013/02/10(日) 23:40:31.96 ID:fEtB/lMV
>>768 ケータイ小説、ライトノベルはさすがにないだろw
771 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 03:00:50.03 ID:Hz/x6rDF
ベストは数の風景できまりか
772 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 03:04:47.49 ID:Hz/x6rDF
点と線もいいけどさ
やっぱり数の風景だよな
773 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 03:29:13.99 ID:na5pPZW0
死の発送の底井武八が何か飄々としてて好きだね。
少し高かったが、松本清張辞典決定版は必携だね。
774 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 07:42:59.97 ID:QEkhGICY
バカの一つ憶えのように新潮文庫の傑作選としか言わない書斎
要するにそれしか読んでいないんだよな(しかもそれもどの程度きちんと読んでいるかさえ怪しい)
775 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 10:19:41.26 ID:QEkhGICY
あ、そういえば「数の風景」も書斎のワンパターンだっけw
776 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 15:18:56.01 ID:pgHTYt5i
初学者に対するガイドとしてはいいわな。
書斎は本格論考もかけるし、初学者向けのガイドも書ける。
自由自在に書けるんだよね。
777 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 17:40:58.03 ID:TUKbodLg
>>776 >でつまつくんの質問に答えてあげて。
論考がどうとか言う前に自分の書き込みをもう一度音読してみろや荒らしのゴミがww
778 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 18:18:20.32 ID:jbibuGq0
うるせー馬鹿!!!!!!
779 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 18:29:18.19 ID:na5pPZW0
死の発送
地の指
不安な演奏
歪んだ複写
彩り河
黒い空
ここらへんが初心者向きじゃないでしょうか?
780 :
名無しのオプ:2013/02/11(月) 19:26:59.12 ID:GMHiE+2O
真剣に訊きたいのですが、初めて読む作品はどれがオススメですかね?
当方、テレビドラマを観て松本清張の作品に興味を抱いた大学生です。
781 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/11(月) 22:11:10.90 ID:9iOoRHsy
>ハイテクネット犯罪小説
もし、存命であれば、これは絶対に書いていたと思う。
テレビ視聴率ねたの「渦」を著した人だし。
782 :
名無しのオプ:2013/02/12(火) 18:43:05.39 ID:JQgFkdZG
二行で論考になるのが書斎の真骨頂だね。
783 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/12(火) 23:11:58.01 ID:S9FNNv7t
マジで
>>779の並びを読んだら「松本清張ってつまらない」となりかねない。
784 :
名無しのオプ:2013/02/13(水) 00:26:46.97 ID:iUqyKXmw
連環
花氷
中央流砂
草の陰刻
地の骨
十万分の一の偶然
影の地帯
ここらへんが初心者向きじゃないでしょうか?
785 :
名無しのオプ:2013/02/13(水) 04:58:56.70 ID:cEhGTRq8
初心者は
家政婦は見た
西郷札
球形の荒野
真贋の森
あたりがよかろう
786 :
名無しのオプ:2013/02/13(水) 10:36:42.70 ID:AnUDFe/4
×家政婦は見た
○熱い空気
787 :
名無しのオプ:2013/02/13(水) 11:51:42.80 ID:cEhGTRq8
清張先生、脊梁という言葉が好きですよね中国山地の脊梁とか
山の描写にはホントによく使う
老醜は眼の下の袋と禿頭の細かい描写が辛辣、
788 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/13(水) 22:14:11.95 ID:hD9Y+Kn0
>>784 トライアルして来ているのがわかるが(w
それは清張作品好きお薦めリストでは?
「数の風景」を久々に再読中。
時事(当時)ネタ絡みなアイデア良しだが、
過大評価ではの反論には、今読むと「うーん・・・」かな。
789 :
名無しのオプ:2013/02/14(木) 12:49:47.51 ID:L1imxRxJ
『陸行水行』よくこんな話を思いつきますね
ストーリーテラーの面目躍如
790 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/14(木) 23:07:43.11 ID:rWfLLnn0
「数の風景」は、全体としては面白く再読完了。
清張長編名物の御都合主義は健在(?)だが、
本作にはこの欠点をカバーして十分な死体処理トリック(ブラフ部分も含めて)
の面白さ、興味深い土地問題ネタ(高圧線下地)等があり、
やはり、初学者に推したい1作という思いは変わらず。
旅館のポニテの女中(ちゅーか、若女将か)さんも清張作品には珍しく
可愛い萌えキャラで良し。
791 :
名無しのオプ:2013/02/15(金) 05:40:31.26 ID:wJBjyNxr
清張の時代は古代史でも邪馬台国論争でも作家が余技で参入する余地があったんだけど
今は学問が非常に精密化して非専門家の参入は難しくなっている。
792 :
名無しのオプ:2013/02/15(金) 09:39:08.82 ID:MPgKFY8+
>>791 それはちょっと信じられないね、たかだか30年で
しかも神の手などが出現する世界で
あなたはたぶん騙されているか騙そうとしている
793 :
名無しのオプ:2013/02/15(金) 12:56:28.77 ID:Co6vGyl3
>>789 これって邪馬台国論争に興味が持てないと楽しめないだろ?
自分は「九州か畿内かなんてどうでもいいよ」と思いながら、
ひたすら字面追うだけだったわ。
794 :
名無しのオプ:2013/02/15(金) 15:56:39.00 ID:MPgKFY8+
>>793 前半はそうだけど後半は全く思いがけない展開にになって楽しめる。
795 :
名無しのオプ:2013/02/15(金) 17:27:00.15 ID:Co6vGyl3
>>794 確かにオッサン二人が地平線の彼方に消えるってオチはシュールだよな。
796 :
名無しのオプ:2013/02/16(土) 07:39:42.15 ID:riE5EB/Q
海だから水平線でしょ。
797 :
名無しのオプ:2013/02/16(土) 10:06:10.53 ID:B8aJPUh1
ネタバレすんなバカ
798 :
名無しのオプ:2013/02/16(土) 11:36:49.74 ID:L9FyfcCM
宇佐神社だ、とか、清張の独善的解釈がそれにも如実に出てる。
よその国の神話は事実の反映としながら、
日本の神話だけは全くの作り話と言う根性が卑しい。
799 :
名無しのオプ:2013/02/16(土) 11:42:12.37 ID:riE5EB/Q
ていうかそんなことに言及してないけど。
800 :
名無しのオプ:2013/02/16(土) 16:01:44.61 ID:hpP7e2IN
彩り河は十万分の一の偶然と同じように板につかない所が目立ちますね
さすがの清張も衰え始めた頃でしょうか
801 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/17(日) 00:08:18.03 ID:XGeOVifs
清張長編最初の1冊、あるいはこの1冊だけでも、
ということだと、普通に真面目に考えれば、
やはり「点と線」以外はないというつまらない(?)結論になって
しまうような。
個人的に読んで欲しいのは、繰り返し推している「遠い接近」だけどね。
しかし、新本格ブームの頃ぐらいならともかく、
現在では「点と線」未読な若いミステリファンも相当いるように思える。
802 :
名無しのオプ:2013/02/17(日) 08:10:33.55 ID:F1VGabl9
日曜ミステリー 松本清張特別企画張込み
2013/02/17 14:00 〜 2013/02/17 16:00(テレビ東京)
若村麻由美
塩見三省
小泉孝太郎
忍成修吾
渡辺いっけい
六平直政
田山涼成
803 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 02:07:10.26 ID:KXf8KYmm
この糞コテ
>>761みたいにひんぱんに「渡された場面」けなすが
そんなに駄作か?むしろ傑作だと思うんだが
804 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 07:07:17.43 ID:PGWZUQjP
あ
805 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 07:07:51.97 ID:8pyJ/ZyR
806 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 07:09:15.35 ID:PGWZUQjP
マツキヨのピカレスクっぷりにどっぷりハマってる20代女です。
どうしても分らない事があるので質問させて頂いて良いですか?
「黒革の手帖」では元子が銀行から横領した1億2千万円の金で
銀座カルネの店舗を購入するシーンから始まりますが、
そもそも横領した金で不動産を購入できるのでしょうか?
税務署から源泉を尋ねられて一発アウトだと思うのですが。
807 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 07:10:31.37 ID:PGWZUQjP
作品の中で一番好きなのは「波の塔」です。
手に汗握ってページを捲る手が止まらず、一晩で読み干しました。
808 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 07:14:46.31 ID:PGWZUQjP
「けものみち」「わるいやつら」「夜光の階段」も全て原作を
読みましたが、いずれも野心に駆られた主人公が破滅するラストで・・・
短編だと「指」「鉢植えを買う女」「地方紙を買う女」
「馬を売る女」「聞かなかった場所」はすべて女性主人公で
面白かったなぁ
「疑惑」も原作読みましたが、主人公にはまったく惹かれなかった。
809 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 07:24:09.29 ID:e0l8Dp5V
バーのママの背後には表に出ない出資者が居たりするのが普通だから
そおそも不動産屋だっていちいち詮索しないし税務署が動くこともない
810 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 09:10:02.76 ID:lAX6XJeZ
>>806 >>809 税務署は必ず動きます。
当時の金額からして、国税局の査察になり、多額の原資不明金として必ず刑事告訴。
告訴とは言うものの実際は警察と共同で徹底的捜査となりますゆえ、一発でアウトです。
こういう調査・捜査のいきさつは、絶対に逃れられません。
運の良し悪し、定住・非定住、外国人――関係無し、必ずアウトです。
よく、お気付きになられました。
清張さんは、どうも、こういった方面がお弱いようで。
811 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 09:18:25.24 ID:e0l8Dp5V
だから、不動産屋がばらさなければ分らないでしょ
そういう不動産屋は蛇の道はヘビ、顧客を売るような信頼のないところはやってけない
812 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 09:49:47.58 ID:EMYXJIKl
>>808 女性主人公なら「ガラスの城」が好きです
清張作品は多くの美人女優で映像化されてるせいか、ヒロインはみな美人な印象ですが
意外と不美人も多い
ガラスの城は不美人二人が語り手で、しかもそれぞれの手記で貶しあってるという身も蓋もない構成w
それでいて女性の哀しみや業のようなものが伝わってくるので、清張の女を書くうまさが堪能できます。
813 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 10:09:55.52 ID:lAX6XJeZ
>>811 不動産屋は、関係ないですよ。登記所でわかるのです。
登記を変えなければ自分の物ではありませんから――必ず変えます。
当時は、登記の動きを所轄税務署が写しに出向いていたのです。
不正所得・脱税資金は、使われた時捕捉されることによって明るみになります。
不動産、資産としての美術品・宝石等購入により大規模脱税を発見する体勢は、
昭和二十年代に確立しています。
余波として、それらにより摘発された大規模使い込みもカナリ多い。
そういうことが、一年〜一年半で摘発されていたのは、
いちいち人間が動いてあちこち調べていたから。今は、調査がもっと早い。
814 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 10:17:06.95 ID:e0l8Dp5V
なるほど
だからマネーロンダリングが必要になるわけだ
815 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 20:10:27.42 ID:sBwDzRqT
お嬢さん、書斎と会話してみるといいよ。
ためになるから。
816 :
名無しのオプ:2013/02/18(月) 20:25:42.55 ID:W5pVnrnm
念のため
>>2-3参照
この馬鹿の女性に対するストーカー的書き込みは常習的かつ異常なので
明日以降IDが変わってから書き込まれるときは
女性とはわからないように注意されることを推奨します>ID:PGWZUQjPさん
817 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/18(月) 23:23:06.36 ID:4hgrNSd+
>>813は勘違いがあるね。
本邦の登記制度は権利変動の効果発生要件ではないので、
登記簿の甲区(所有権に関する登記)の申請はあくまで任意。
職権で可能な登記簿の表題部(表示の登記と称す)から不動産取得が発覚
することが多いんだよね。
つまり、地方法務局→市(23区の場合は都)の固定資産税担当課→国税当局
という流れ。
法務局と市、市町村の地方税担当課と国税はわりと頻繁に連絡を取り
合っている。
「疑惑」原作は、女性ウケしないのはわかる気がする。
本作の場合は、弁護士役も女性に脚色した映画版の方が面白く
見られるのではないかな。
ヒロインものなら「強き蟻」「熱い空気」等も良し。
818 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 06:04:50.42 ID:q29Fwnrd
>>810 レスありがとうございます。やっぱりそうですよね。良かった。
凄くスッキリしました。成長って物凄く緻密なのに法的な詰めが甘いな
といつも思ってました。
どうあがいても不動産所得とクルマ購入した際に税務署は100%動き
ますからね。自分も買ったとき、そうでしたから。
同じ「黒革の手帖」で波子が楢林院長に2億のマンションを購入してもらった際
は贈与税が60%発生するのでは?と思ったけどあれは楢林名義のままだと
考えれば解決。
第二の疑問ですが
元子が銀行で顧客の架空名義から自分の口座へ金を移動させるシーンと
架空名義リストをメモするシーンですが、一介の使い捨て女子銀行員が
架空名義リストにアクセスする権限などあるのでしょうか?
また一介の女子社員が自分口座に堂々と顧客の資金を移動させる事など
可能だったのでしょうか?支店長なら分かりますが・・当時の銀行を
考えても納得いきませんでした。
819 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 06:12:04.97 ID:q29Fwnrd
そして第3の疑問が
元子は楢林院長を恐喝してさらに裏金5千万とりあげます。その追加資金で
さらに新しい銀座の店舗を購入するのですが、これも恐喝罪という犯罪で
得た違法資金なのに、堂々とこれを使って不動産購入したら、あっと言う間に
税務署に調べられて店の売り上げと合わない過剰資金だとバレるはずです。
これも、おかしいなぁ、とずっと疑問でした。
第四に、次のターゲットの橋田を恐喝して梅村という2億5千の料亭を
たったの5千万で自分名義に書き換えるのですが、これも2億贈与された
とみなされて税務署が大きく動くはずです。
第5に、ついに国税に脱税がバレて逮捕され追徴課税20億取られた楢林院長
が数日後から普通にクリニックの経営をしています。
悪質で巨額な脱税の場合は刑法で懲役刑ですし、医師免許剥奪にならないので
しょうか?これも凄く疑問でした。
第6に、逮捕されて1円残らず税金徴収された楢林は、元子が自分を恐喝して
奪った5千万の事をなぜ税務署にチクらなかったのでしょうか?
裏金口座も脱税名簿もすべて明るみに出て国税に徴収された楢林はもう
失うものもこれ以上恐れるものもないので、恐喝した元子の事も税務署に
チクればいいのに、なぜか言いません。それが不思議でなりません。
820 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 06:17:41.27 ID:q29Fwnrd
>>817 「強き蟻」は原作も大好きですし若村麻由美主演のドラマも大好きでした。
あれも強欲な女が巧みにお爺さんの財産を奪おうとする話でしたね。
なるほど。土地や家や車を持てば必ず何かしらの税が発生するし、
売った側も不動産売却税を届け出るので、どっちにしろ買った側の
存在も自動的に税務署に通知される仕組みですよね。
「聞かなかった場所」でも、資産家の女が何千万もする土地を口止め料
代わりに薬局のオヤジにたったの500万で売却する(事実上、あげてる
のと同然)のですが、こういう安易な手口では贈与税を取りたい税務署が
黙ってるとは思えないのですが、その辺が成長の中ではいつも曖昧なので
気になって気になって夜も眠れないんです・・(><)
821 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 07:43:50.89 ID:3Dr0DaOL
そのような疑問は当然作品発表時にだって指摘されたかもしれないの出
当時の批評を探して読んでみるといいよ
きっと眠れるようになるw
822 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 07:55:13.85 ID:3Dr0DaOL
ドラマ化もされてるわけだからTV局に聞いてみるのも手かも。
どうして犯罪の金を簡単に使えたり税務署が動かなかったりするんですかと。
823 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 08:10:35.24 ID:3Dr0DaOL
清張作品でなくても不正で得た金で何かを始めるというプロットの話は多いわけで
マネーロンダリング的なことは上手くいったと考えるというフィクションとしての「お約束」となってるのかも知れないしね。
そういえば、乱歩の「心理試験」だと犯罪で得た金を合法的にできるかというのがそれ自体一つのモチーフだったな。
824 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 11:46:45.73 ID:2ZZknOi+
>>820 わざわざ荒らしの相手をして嬉しいですか?
825 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 14:25:20.83 ID:NKl83X/9
『黒革の手帖』は、大して面白い作でもないんだが、
『わるいやつら』とか『けものみち』とかは、どうなんだろう?
826 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 15:39:47.47 ID:pwq1kDsr
清張はピカレスクものや水商売絡みは総じてつまらん
人物描写がとってつけたようになるからだな、
827 :
名無しのオプ:2013/02/19(火) 18:14:04.40 ID:Qg3dYrwK
「考える葉」を読み終えた
映画化もされているようだけど
う〜んという出来、冒頭の部分は迫力あったんだけどね
清張作品には珍しく、中古本でしか入手出来なかったのと
〜。」というのが凄く気になった、間違いではないらしいけど
828 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/19(火) 22:30:37.58 ID:Z1mhDLG6
>>820 貴女は清張長編の強引なストーリー展開とかも気にかかって仕方ないタイプ
では?(w
(俺もそうだが)
成程、もっともと思う点も多いですが、
>土地や家や車を持てば必ず何かしらの税が発生するし、
>売った側も不動産売却税を届け出るので、どっちにしろ買った側の
>存在も自動的に税務署に通知される仕組みですよね。
不動産取得税(買主側に課税)という地方税は存在しますが、
売主側は所得税等の譲渡所得あるいは不動産所得で処理ですね。
また、表示の登記がなされた不動産に関しては市等の固定資産税担当課へ
通知されますが、税務署等の国税当局にダイレクトに連絡という制度はない
です。ただし、市・県民税の所得割との関係で把握できる可能性ありです。
実務的には、国税と地方税の担当課は連絡・連係をとっている地域が多いようです。
さて、すると、売主・買主が結託のうえ、
あえて甲区の保存登記あるいは移転登記申請はせず、
表示の登記の申請さえしない場合、
実地調査(定期的に固定資産税担当課職員がしている場合もあるとか)、
によらない限り、税務当局が不動産売買の実態を把握するのは困難な場合も
有り得るかに思われます。
829 :
名無しのオプ:2013/02/20(水) 09:26:23.51 ID:NLXLeBZ1
清張のピカレスク物で面白いのは「断線」という中編かな。
主人公のああいうジゴロタイプの男は清張作品にはちょっと珍しいキャラ。
830 :
名無しのオプ:2013/02/20(水) 19:24:39.52 ID:Csj5PFnN
会話が弾んでいるね。
831 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/20(水) 20:55:35.12 ID:hyfZINWD
「花氷」の粕谷なんかも、女好きの悪党ではあるけど、
ジゴロではないな。
「断線」は文春文庫「陸行水行」収録だが、この作品集以外では見かけない
のは、出来栄えよりも中途半端なボリュームの関係もあるのか。
832 :
名無しのオプ:2013/02/21(木) 06:59:14.26 ID:DE2m7qMR
>>823 レスありがとうございます。
なるほど。犯罪で得た資金をどう合法化したかはそっちの想像で、って
ことですかね。
それは3流の作家ですよね。
とくに黒革の〜は税務署に脱税が発覚する事を恐れる人を巧みに利用する
事こそが小説のテーマであり「税務署」が作品の鍵を握るといってもいい
存在として成り立っているのに、その税法にきっちり則ってないまま
曖昧に誤魔化されてると、拍子抜けします。
税をテーマにしてるのに税に曖昧な成長さん。。。
833 :
名無しのオプ:2013/02/21(木) 07:09:48.25 ID:DE2m7qMR
「断線」「花氷」「ガラスの城」探して読んでみますね!
ジゴロぶりで女から次々大金を引き出す男といえば
「夜光の階段」の主人公の青年ですね。
原作では「ハンサムでもない普通の凡庸な男」となってますが
ドラマでは藤木直人主演で絶世の美青年がゆえにジゴロ的に女を利用する
ってテーマが理解できましたが。
原作では美貌もない家柄もない学歴もない普通の男が、女達を使用できる
立ち位置にいる事に、いまいち納得できるだけの材料がなくて・・・
ここには清張本人の中に根付いてる
「ブサイクな男だってのし上れるんだぞ!」みたいな
深層心理が出ちゃってるのかなぁ・・・なんて痛々しく拝見してました。
清張さん結構家柄コンプ、学歴コンプ、容姿コンプって聞いたので。。
834 :
名無しのオプ:2013/02/21(木) 08:08:30.20 ID:AVZ0vErM
このうざい長文は書斎の自演の予感w
上げてるし、内容も書斎がよくいってることばっかだしw
835 :
名無しのオプ:2013/02/21(木) 09:31:48.77 ID:Rh4jwub8
先のカースレで、書斎以外が熱のこもった長文のやり取りで盛り上がっていたこと
に、短絡的な影響を受けたんだろ。
声色をつくりすぎて、歌舞伎の女形を女が演じてるような、みょうちくりんな事に
なってるw
836 :
名無しのオプ:2013/02/21(木) 20:30:21.04 ID:owTW7j4U
すぐに自演を疑うんだね。
頭のおかしな人たちだ。
837 :
名無しのオプ:2013/02/21(木) 21:23:56.05 ID:4np2GoR4
一連のスレを読んで、生半可な知識だというのが更によくわかった。
西郷札伝説が、清張の全くの作り話だということを知らなかっただけでなく、
税務行政事務、登記行政事務の常識も知らなかったことがハッキリした。
住居か掘っ立て小屋でも建てた際の知識か何かで、全然筋違いのことを言うてる。
それは、「表示登記」の問題だ。
大邸宅、お屋敷、高級マンションを購入した場合の話しだ、問題は。
それを最終ユーザーが買って所有権登記をしなかったらどうなるか。
少しでも遅らせればどうなるか。何のためにピカレスク小説読んでんだ!
およそ有り得ない話なんだが、区役所の吏員が見て回って云々どころの騷ぎか。
何も専門的な話をしてんじゃ無いよ。
上にあるような、本邦に於る登記行政税務行政の実務事情なんぞは、
いっぱしのビジネスマンなら、サラリーマンであれ自営業者であれ、
ほとんど常識の範囲だよってこと。いや、悪漢達にすら常識の内だ!
838 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/21(木) 23:11:51.67 ID:hgXtIOqk
>>837は、じゃあ何で「中間省略」登記の問題とか起る?
とか問われれると、完全沈黙なんでしょうな(w
「花氷」で国有地払い下げ問題、「数の風景」で高圧線下地の問題等
を突っ込んで書いている清張先生だから、この辺の問題に
興が無いわけではないんだろうな。
839 :
名無しのオプ:2013/02/22(金) 06:51:04.12 ID:ObouZ3ej
活発な会話が成り立っているように見せかけたい、他人の疑問に颯爽と答える自分をアピールしたい
というのがここ一連の書斎の自演の動機。
840 :
名無しのオプ:2013/02/22(金) 17:04:14.61 ID:jQ2Jk22a
「ガラスの城」面白いね
醜女の手記ってのがユニークだし、
最初の手記でひどい言われようしてた不美人が、第二部の語り手になると印象が変わるのがうまいなあと思う
会社内の描写やサリーマンの意識は旧さを感じるけど、社畜ぶりは今とたいして変わらんw
しかし、突然の失踪を「蒸発」というのは、今の若者には通じないんじゃないかね?
841 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/22(金) 22:28:39.68 ID:Z48vGpQ7
まさか、ホワイトカラーの世界が書ける人とは思わなんだが、
その最高峰がやはり「空の城」か。
内容的には,これぞ経済小説と称した方が適だが。
842 :
名無しのオプ:2013/02/22(金) 23:43:57.28 ID:FF1ZiONR
いつもながら鋭く深い書斎の論考には感心させられる
書斎が清張研究の第一人者としてNHKに出演する日も遠くはあるまい
843 :
名無しのオプ:2013/02/23(土) 00:26:53.84 ID:UiBZNdHz
844 :
名無しのオプ:2013/02/23(土) 00:28:24.99 ID:H0txyrna
蒸発、といえば夏樹静子だな。
845 :
名無しのオプ:2013/02/23(土) 01:44:41.95 ID:B3XjtbT3
蒸発といえば佐藤慶だろ、夏樹静子といえば腰痛だ。
846 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/23(土) 20:48:48.77 ID:apaTekZO
蒸発といえば、今村昌平やろ。
テーマ、テースト共に清張ファンにも見て欲しい作品。
そして「太陽にほえろ!」好きにも、主演が若き日の山さんこと
露口さんなのだ(清張作品ではドラマ「地方紙を買う女」での熱演も良)。
847 :
名無しのオプ:2013/02/23(土) 21:08:38.88 ID:UiBZNdHz
>>845 佐藤慶の「蒸発」をご存知の方がいるとは!
たしか昼ドラでしたね
結構エロかったようなおぼろげな記憶があります
848 :
名無しのオプ:2013/02/23(土) 22:17:13.89 ID:4Ux/k1Zc
佐藤慶の蒸発とかもう40年から前の話をw
ムード歌謡みたいなテーマ曲だったな
849 :
名無しのオプ:2013/02/24(日) 15:54:42.49 ID:aQEK76qV
蒸発の前は「肌は死なない」だったかな
850 :
名無しのオプ:2013/02/25(月) 00:11:30.86 ID:C2rtm9Jn
数の風景面白かったです。
連環
二重葉脈
内海の輪
蒼ざめた礼服
弱気の虫
のなかで、読むなら順番的にどれがお薦めでしょうか?
851 :
名無しのオプ:2013/02/25(月) 07:52:54.13 ID:Hrhr8RM7
ま〜た書斎の自演か
852 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/02/26(火) 00:38:32.24 ID:T+LJNHK5
俺はそれなりに「連環」と「弱気の虫」は面白く読んだので推す。
853 :
名無しのオプ:2013/02/26(火) 00:45:47.16 ID:Xtsq6OH4
>>852 書斎さん、ありがとうございます。
連環からいきたいと思います。
>>851のバカは気にしないでください。
854 :
名無しのオプ:2013/02/26(火) 07:38:36.54 ID:KZtFkWUc
お粗末な自演だなあ、オイw
855 :
名無しのオプ:2013/02/26(火) 21:56:09.48 ID:brYB43np
自演は一切ないよ。
856 :
名無しのオプ:2013/02/27(水) 00:48:45.09 ID:O8KWnfVK
林さん、いい年して本当にみっともないですよ
857 :
名無しのオプ:2013/02/27(水) 18:58:21.18 ID:dgIO9Kpm
本当だからしょうがないよ。
858 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/01(金) 00:07:35.42 ID:sKi+FooK
「波の塔」を再読しているが、ベストセラーになったのはともかく、
何で現代でも読み継がれるロングセラーにまで成り得たか、
正直、不思議でならない。
カッパノベルスで売れまくり(光文社は文庫化しなかったのが悔やまれよう)
文春文庫化され、今は新装版。
(前記したとおり、長篇ミステリーの傑作選にチョイスするのは問題、
内容的に謎はあってもミステリーとは言い難いのだ。カッパや文春旧版では
サスペンスのキャッチフレーズはあっても、ミステリーと称してはいなかったのだが)
とにかく、売れる、長期に渡る根強い人気があるというのは、
否定出来ない事実なんだよね。
清張長編でおなじみ偶然性連発の御都合主義がそれこそ最大モード、
メロドラマということもあってミステリー以上にこれが凄い、凄まじい・・・
最早、笑って楽しむべきものなのだろうか?
現代なら昼ドラでも自重するレベルかと。
859 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 07:15:49.65 ID:iZmlJSpt
何で読み継がれているかの考察ができなくて
ご都合主義が云々というお決まりの駄文しか書けない書斎
860 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 12:26:14.52 ID:CMNirltL
書斎の論考を参考にしている小説家もいると聞く
書斎が作家デビューする日も遠くはあるまい
861 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 12:50:40.43 ID:Buopzq1H
実際、参考になることもあるからな。
862 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 13:21:08.18 ID:t4p8jiKX
こういう悪文や誤字、誤用は絶対にしてはいけないという見本としてね
書斎みたいな大間違いをやらかしたら、プロなら一発で文筆生命の終わり
そりゃプロの編集者から
「この人は文筆業で収入を得ることは一生不可能」「八流」
と断言されるだけのことはある
どうでもいいが書斎は自分を出版界の大物で著作も山のようにあると
言いはっていたが、いつの間にデビュー未満という設定になったんだ?
妄想を垂れ流すならもうちょい筋立てのあるホラをふけよ、八流w
863 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 13:25:10.56 ID:0VIxl4d6
>書斎の論考を参考にしている小説家もいると聞く
それ幻聴だから早めに病院行って精密検査を受けたほうがいいぞ。
864 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 14:01:46.64 ID:CMNirltL
書斎の論考や人間性への称賛の嵐を目にしてアンチの精神状態はギリギリのようです
865 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 15:46:36.47 ID:rNoPXSci
で、大言壮語していたミステリマガジンの読者欄には
いつロンコーが載るの?
まあ本職の編集者に一生プロにはなれないとお墨付きを
もらったんだから、頑張って読者欄に採用されるのを
一生の夢にして果ててくれw
866 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 21:51:06.59 ID:JGBFQZAV
書斎は名前のある著述家だよ。
2ちゃんで明かすほど愚かじゃないだけ。
どこぞの三流さんのようにね(w
867 :
名無しのオプ:2013/03/01(金) 22:25:21.16 ID:cJNf3P+z
みじめすぎる
868 :
超電少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA :2013/03/01(金) 23:22:26.66 ID:P9eTDNgf
論考を読めば書斎タンが桁外れの天才であゆ事はわかゆと思いまつ
869 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 00:21:48.82 ID:cXS8FDkj
読者欄に投稿するって意気込んでいた奴が
名前のある著述家だったという・・・
与太話でしたw
870 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/02(土) 01:02:24.79 ID:+O9gwF2c
繰り返しになるが、掲載誌(現在ではかなり真面目志向へと転換)や
時代性というものを考慮すれば、「波の塔」のベストセラーは十分に理解出来る
わけである。
とにかく、読み易いし、わかり易いし、登場キャラを見ても、
検事、都内豪邸在住の美貌の婦人、高級官僚一家、そして大手の新聞記者
さえ当時の庶民にとっては、今では考えられないほどの異世界の住人であった
であろうことを思えば、そんな世界で繰り広げられる「物語」が奇天烈で
あっても許容された面もあったのであろう。
しかしながら、本作がロングセラー化し、何十年も支持され続ける理由は、
どうもわからぬ。
時にはイリーガルな行為に走ることさえ多い辛口2ちゃんでさえ、
過去ログを読む限りでは、総じて好評なんである。
871 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 06:03:18.07 ID:a+O4bnwf
このまるで中身のない駄作文を眺めただけで、引きこもりの性犯罪者
書斎が桁外れの八流だとよく分かるね
872 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 08:02:11.64 ID:WgJOzD4x
桁外れの文人だよ、書斎は。
873 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 09:36:08.58 ID:woBpSYDD
874 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 10:03:08.54 ID:hRWTXWsQ
書斎の論考とやらは何も論じても考察してもいず
ただ自分の感想を稚拙な表現で述べてるだけの、小学生の感想文以下だからなぁw
875 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 13:57:41.62 ID:dmrzVuvt
870まとめ
・辛口の2ちゃんでさえ好評だなあ何でだろ〜
・バカなボクでも読める分かりやす〜い文章だからベストセラーに
なったんだろうなそうに違いないや
・昔の人はバカで貧乏だったから、金持ちで偉そうな登場人物出しとけば喜んでたんだろうな〜
・でも何で今でも読む人がいるんだろうな〜結局わかんないや〜
【コメント】
こういうなかみのないぶんしょうをかいておくっているうちは
ざっしのどくしゃらんにはのせてもらえませんよ
もっとたくさんほんをよんでよのなかのことをべんきょうして、
きちんとしたしらべをしてからものをかきましょう
876 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/02(土) 21:24:03.72 ID:M20QRleh
「波の塔」に関して、もう少し書いてみたく思う。
俺的にあえて優れた点を探せば、いかにも清張作品らしい情景描写の見事さ。
特に最終章(「樹海の中」)は、悲劇を前に行間から木々の香りさえ
匂い立ってくるようなビビッドさがあり、この部分だけ短編で書いて欲しかったと思うほどだ。
反して、キャラ描写が全般的に冴えない感があるのは、ダブルヒロインで
ある頼ちゃんも輪香ちゃんも善良そのもの、ピュアな存在であるせいか、
後の清張作品でメーンを張ることが多い一癖あるお水系の女性たちも
登場するが、彼女たちはあくまで脇キャラに止まる。
やはり、清張先生の筆は悪女を書く方が映えるというのが実感だ。
877 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 21:48:49.25 ID:NYCRM6vt
876まとめ
・くそーバカにされたみたいだからなんか書いてやる―
・「じょうけいびょうしゃ」が「びびっど」
・○○ちゃんが「ピュア」で物足りない
・お水系のおねーちゃんは脇役どまり
・ぼくのすきなわるいおねえさんを書いてよ〜
・ストーリーなんか覚えてないからだまっていよう
・なんでいまだに読まれてるのか、やっぱりわかんないや
【コメント】
思い付きを何の考えもなしに書き散らしている暇があったら
ちゃんと本を読みなさい
プロになれないのは当然としても、こんな怠惰な姿勢では
いつまで経っても雑誌の読者欄レベルにさえ採用されることは
ありえませんよ!
878 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 22:49:05.38 ID:Dlay7dnz
鴎外は女中にめぐまれなかったと言うが
それにしても金盗むとか食料をごっそり家に持って帰るとか滅多にいない悪質女ですよね
で思うんだが当然発表を予期して書かれたものだから創作も入っているんじゃなかろうか
なにしろ独身時代は母親が女をあてがっていたというヘタレ人間だから
陰口叩かれたの聞いて根に持っていい加減なことかいたんじゃあるまいか。
もっとも「小倉日記」読んだわけじゃないから清張先生の創作かもしれないが
879 :
名無しのオプ:2013/03/02(土) 23:42:44.83 ID:Dlay7dnz
それで「削除の復元」だけど
あの和紙貼った削除はほんとうにあったんですかね
清張さんの創作なのか
清張ファンでもそこまでくわしい人はなかなかいませんね
880 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 00:01:31.25 ID:RWiEDhMz
>>879 本当もウソも、「鴎外全集」に書いてあることなんだから。
解読できたことも書いてある。
881 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/03(日) 17:52:31.10 ID:WawN6O2F
今では「点と線」と並んで清張長編ミステリの代表作としてあげられることが
多い「砂の器」だが、実は松竹映画化作品の大ヒット前は、それなりの
ボリューム感はあれど、地味な作品という印象であった。
「ゼロの焦点」「眼の壁」「黒い福音」「Dの複合」等の方が、知名度的には
上という感じであった。(特に前の2作)
「波の塔」のロングセラー化現象に不可思議さを感じるのは、
繰り返し映像化されてはいるものの「砂の器」のような大ヒットまでには
至っておらず、原作の売行き、知名度アップに貢献というよりは、
逆に原作のビッグネームを当て込んだ映像化とさえ見えることだ。
これ、すなわち、原作の力ゆえ時代を超えて売れ続け、愛読されているという
事実は認めざるを得ないわけである。
だから、尚更、わからぬものあり・・・
当初は、清張先生は、もしかしたら鴎外ファンだったのかもと思ったが、
時代小説に関しては、菊池寛>鷗外と明言しているんだよな。
882 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 17:59:29.82 ID:sDTPoavJ
清張、鴎外と並ぶ名筆家の書斎でさえ機種依存文字を使ってしまうこともあるのか
弘法も筆の誤りということか
883 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 18:13:59.05 ID:Rr3/6tPE
さすがの書斎も誤ることはあるよね。
人間だからしょうがない。
884 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 18:24:45.78 ID:prGsCOu6
まあ、本当はアンチの方が間違いだらけなんだけどね(w
885 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 18:29:28.82 ID:n6bEwj4O
めくら頭吊
イタ・セクスアリス等々
が正しいとでもいうのかな?
しかしこういう見え透いた自画自賛してなにが楽しいんだろう?
出版社に自称論考を送ってくるときはいつも「俺はこのように2ちゃんねるで賞賛されている」とか書いているけど
こんな安直な自演で騙されるわけがないのに。
そなことすら気付かないのならもっと世間をしるべきだね。
886 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 18:58:16.93 ID:m/KJgVUz
書斎によると「紳士同盟」は絶版なんだとさ
ああ 定 義 に よ っ て は 絶版なのかw
887 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 19:21:50.98 ID:Rr3/6tPE
くだらないアヤつけるなや。
888 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 19:25:55.89 ID:m/KJgVUz
887は見事なブーメランだな
889 :
名無しのオプ:2013/03/03(日) 20:01:55.93 ID:YnIoI/q9
たぶん絶版っていうのは「自分が行く本屋においてない」って意味だと思ってるんだろうな
頭のおかしな子だからこれくらいの勘違いは平気でしてると思われる
おまけに実際には本屋へも行かずに脳内本屋においてないだけだという・・・
890 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 04:14:51.69 ID:bb4I+8dJ
書斎とかいう人が書き込むと必ずリアクションあるのは
クラスの頭の弱い子が一生懸命意見言うと、ことさら合鎚うつヤツいたがそれと同じ心理なのかね
しかしもうそろそろそれも卒業してスルーでいいんじゃないかな
自演ならしかたないが
891 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 05:59:31.32 ID:AxlZAiqc
功成り名を遂げた人物だから、ギャアギャア外野が騒いでも書斎はなんともないんだわ。
892 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 07:26:18.70 ID:BdqtxttY
性犯罪者として消すことのできない汚名を残しているし
親や親戚がいくら説教してもなんとも思わずに一年中
汚い部屋に籠りきってPCにしがみつき、バカな書き込みに
とち狂う一生を送るということですね分かります
893 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 10:12:48.95 ID:yMi5/08n
894 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 11:48:49.76 ID:yhMIv6FZ
895 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 12:49:22.57 ID:JrEJf3xK
書斎は2ちゃんという汚泥の中に咲く一輪の可憐な花
896 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 15:38:15.35 ID:5su7UEZv
花じゃなくてただの黴だろw
897 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 17:11:28.70 ID:yMi5/08n
>>894 生憎?だがぷららとか言う者ではないよ。
>>890さんに合わせただけ。
(
>>3を貼ろうと思ったが情報が古くなってたからついでに新しいスレに変えた)
898 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 18:36:37.93 ID:5OVH70jh
書斎さんとは一面識もありませんが頑張ってください
899 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 19:05:02.11 ID:5su7UEZv
これで褒められているつもりになれる書斎さんって凄いw
普段よっぽど他人から馬鹿にされているんだろうね
900 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 19:45:52.00 ID:AxlZAiqc
普通に書斎支持者が多いね。
901 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 20:10:52.13 ID:xj+wRY11
その支持者とやらは幼稚な一行称賛しかできない無能ばかりだという設定なのかw
902 :
超電少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA :2013/03/04(月) 21:20:10.03 ID:jANBZFD9
>>901 へー、という事は僕も無能というわけでつか?ヘー
スレでいよんな住人にリーダーを請われゆこの僕も無能でつか、へー
903 :
名無しのオプ:2013/03/04(月) 21:29:01.05 ID:xj+wRY11
書斎をはじめぷらら、精神喪失、おそまつ、
あとは読書したフリ仮面でキチガイ勢ぞろいか
904 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/04(月) 22:28:58.69 ID:bKU+tM40
「黒革の手帖」再読中。
80年刊行。当時のベストセラー。
清張先生がお水系の世界に挑んだ異色作として話題になった。
ただし、本作の大幅な知名度アップには近年のテレビドラマ版ヒットによる
効果が大。それまでは地味にロングセラーというポジションであり、
「波の塔」パターンでなく「砂の器」パターンだね。
ドラマを見て、初めて清張作品を手にしたという若人(女性中心)も多い
そうだ。
「波の塔」の後に読んでいるせいか、不細工悪女の元子を描く清張先生の筆は冴えまくっているという感あり。
ストーリー展開はいつもの豪腕モードながら(w
(ラストはホラータッチと称してもおかしくないくらいのやり過ぎ、作り過ぎ)
夜の銀座の住人の生態が、魑魅魍魎状態で興味深く、
おそらくモデル有りであろうオカマの獣医先生のキャラなどは面白過ぎる。
ただし、登記制度、総会屋(利益供与に関する商法改正前)等の法律ネタには
隔世の感あり。
この辺は。昔はそうだったのか程度で見ておくべきものか。
登記簿謄本請求のため、わざわざ司法書士のところへ行くってのは?
905 :
名無しのオプ:2013/03/05(火) 06:10:21.07 ID:PYTYVq4K
相変わらず売れたの映像化されたの女のキャラがどうのという
俗物丸出しの恥ずかしい独り言をぶつぶつ呟くことしかできないのなw
また読者欄に載らないって指導が来ちゃうぞ、八流w
何でいっこうに改善されないんだろうね
まあ言われたことを忘れちゃうんじゃあ仕方ないなぁ
906 :
名無しのオプ:2013/03/06(水) 06:43:45.14 ID:C/rGN9a6
だから書斎はもうこの世界では大御所なんだよ。
907 :
名無しのオプ:2013/03/07(木) 08:53:48.99 ID:bHFfpP6U
書斎は昭和30年代生まれのテレビっ子だから
テレビだけが判断基準なんだよ
908 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/07(木) 21:54:59.35 ID:f1y1yWAk
「犯罪の回送」は正に清張風「樽」、
「死の発送」は「黒いトランク」。
やはりこの板住人としては「ミステリ」の方が面白い。
909 :
名無しのオプ:2013/03/07(木) 23:10:51.00 ID:myw05gop
書斎さんとは一面識もありませんが頑張ってください
910 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/08(金) 22:12:13.00 ID:S1G0+h8L
「犯罪の回送」は警察捜査小説として良とするレスもあるが、
この点は同意。正に「樽」と共通する魅力。
ただし、本作は犯行トリックはそのままに、
犯人サイドから見たピカレスク小説で書いても面白いものとなった
と思う。
「死の発送」の方は、広域に及ぶ警察捜査小説として書く手もあったように
思う。記者の単独行よりは、この方が説得力、リアル感もある。
911 :
名無しのオプ:2013/03/09(土) 00:56:32.38 ID:Ee0SBrnB
ミステリーでも書こうというのなら少しは文章修行すべきだな最近の小説家は
あまりにもお粗末すぎる
清張先生は無理でも、せめて乱歩程度の個性は出してもらいたいもんだな
912 :
名無しのオプ:2013/03/10(日) 23:50:53.02 ID:RFHdhWkR
清張の美術ものが読みたくなって「天才画の女」「紅い白描」を再読した
やはり新しい天才画の方がずっと面白いけど、白描のモテナイくんの書き方がちょっと面白い
ガラスの城の醜女たちもそうだけど、清張はモテナイ人種への眼差しが結構やさしい
「紅い白描」では、デブくんはヒロインに思い切りふられるし、
最後に美男美女とうまくいくようなご都合主義は絶対書かないけど、書き方は揶揄的じゃなく暖かい
清張はもちろんブ男だけど、そんなことだけに還元できることではないように思う
913 :
名無しのオプ:2013/03/11(月) 06:01:45.08 ID:JnpePEIi
いちいち清張の容貌に触れずにはいられないあたり
書斎臭い書き込みだ
914 :
名無しのオプ:2013/03/11(月) 09:50:19.61 ID:kxvnr/BP
違うよ!失礼なw
大体書斎のあさはかさなら、清張の容貌に還元しておしまいだろ
915 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/11(月) 22:46:57.09 ID:nfKCpDWh
わかっとらんな(w
清張先生はあの魁偉な容貌も魅力のひとつなのだ。
70年代のNHKドラマの出演時には、その「ルックス」を上手く活かした
好演ぶりを見せている。
高い知性、クールなタッチの文体等とのアンバランスも良し。
916 :
名無しのオプ:2013/03/11(月) 23:04:36.61 ID:DjvDkSQK
>>912 たしかに男の作家は、もてない男を同情的には、結構書くけど
もてない女の心情を克明に書いた「ガラスの城」みたいのは珍しいかも
917 :
名無しのオプ:2013/03/12(火) 05:12:15.68 ID:RSLyE6NU
ブックオフで初めて江戸時代物を買ったけど、どうなのかな?
徳川家康と無宿人別帳。
たまたま2009年の正月に小倉の記念館に行って興味を持ち、
105円のブックオフ物を中心に集めてかなり溜まりましたが、
全部は読んでません・・・
918 :
名無しのオプ:2013/03/12(火) 05:21:47.79 ID:QyGc3CbL
また書斎はテレビの話w
919 :
名無しのオプ:2013/03/12(火) 07:32:41.16 ID:LBFgHz/9
「赤い白描」というタイトル
はじめは 赤い白猫 だと思ってたw
920 :
名無しのオプ:2013/03/12(火) 09:23:07.99 ID:aF+hG4NA
書斎は小説についても語り尽くせる人間だからあえてテレビの話しをするのだよ。
921 :
名無しのオプ:2013/03/12(火) 14:12:22.20 ID:/ronZrhy
>>919 何色だかわかんねえよw
一応「紅い白描」な
922 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/12(火) 21:17:40.63 ID:fER6xx/G
原作「黒革の手帖」のヒロインもブサ設定だわな。
当時の銀座基準という高ハードルなんだろうが、
終盤で諸に不細工呼ばわりされてるし。
>>917 角川文庫?
清張先生は短編の名手ゆえ、「無宿・・・」は絶対に読んで損はない面白さ。
収録作品中では「おのれの顔」「俺は知らない」が一押し。
「夜の足音」「赤猫」「左の腕」も良。
923 :
名無しのオプ:2013/03/12(火) 22:01:02.72 ID:WtC4zblS
三島由紀夫との確執だけれども
二人は一度はどっかで逢っているよね、どういう邂逅かかすれ違いかはわからないが
お互いがお互いをはっきり認識した出会いがあったのは間違いない
そしてその時起こった事は想像するにさほど難しくはない。
924 :
名無しのオプ:2013/03/13(水) 03:54:14.77 ID:9CJ3Zvk4
上げて何々はどうですか?と聞いて書斎がそれに答える自演は
いい加減辞めたらどうか
925 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/15(金) 20:47:20.81 ID:E24izSCO
「黄色い風土」は、ミステリというよりはスリラーという呼称がふさわしい作。
登戸ネタ(731ならぬ231)は非常に興味深いものがあるし、
前記した終盤の富士樹海の対決(自衛隊演習絡みな大藪春彦作品のような
スリリングな舞台設定だ)は緊迫感溢れるものあり。
狡猾なはずの犯人が、この期に及んで何でわざわざ長々語るのか、
って疑問大ではあるが(w
だが、これらの読ませどころに至るまでがあまりに長過ぎ。
おなじみの偶然連発、御都合主義モードに堪え続けないとストーリーが
展開しないから仕方ないのだ。
926 :
名無しのオプ:2013/03/19(火) 17:52:02.15 ID:BR8SG5cO
キャバクラ行って
「そこの女給を呼びたまえ」
と言ってみたいな
927 :
名無しのオプ:2013/03/19(火) 22:05:57.61 ID:UGVT8BFe
928 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/20(水) 20:50:13.26 ID:q4I7+IXx
往時にはカッパノベルスで清張作品を売りまくった光文社だが、
版権の関係等もあるのか、現在文庫化されている長編は「内海の輪」「告訴せず」
「網」「高校殺人事件」の4作のみというのは不思議な感さえある。
(今後、続刊の予定はありとのこと)
この中では、あまり話題にあがらないものの、「網」(特別に長い作ではないにもかかわらず旧版は上・下巻分冊であった)は意外に面白い作。
軍人勅諭とか、若い読者には「?」かもしれぬが。
(それなりのリアル感を抱くのは、縁日で傷痍軍人を見かけたことがある世代
ぐらいまでかな)
蜜蜂とトチの木に関する推理はミステリ的には今でも面白く読める。
929 :
名無しのオプ:2013/03/21(木) 06:51:10.15 ID:wajskpzq
論考がキッチリ決まったね。
930 :
名無しのオプ:2013/03/21(木) 12:23:00.97 ID:0sOWRWLQ
今まで関心の向かなかった作品でも書斎が薦めると読んでみたくなるから不思議だ
おそらく出版業界では著名な編集者であるに違いない
931 :
名無しのオプ:2013/03/21(木) 17:58:46.61 ID:wajskpzq
書斎は2ちゃんでの仮の姿。
どこかの三流評論家のように自分をひけらかすことはしないけど、相当のものであることは確かだね。
932 :
名無しのオプ:2013/03/21(木) 18:10:07.50 ID:UFQ7307p
相当のバカであることはみんな知ってるよ
933 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 11:38:53.64 ID:DbTK8Oeg
三流かどうかはともかくライターさんではあるけどね。
934 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 12:45:25.84 ID:FuFFPitG
2ちゃんでなにか書いているからライター、ってw
935 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 13:36:39.39 ID:Es2Llp2S
書斎は一切2ちゃんでは名乗らないが大物だよ。
知らないで叩いているとバカを見るぞ。
936 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 13:43:12.48 ID:FuFFPitG
名乗っていないのに大物だライターだと言い出すキチガイw
937 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 13:53:37.81 ID:je5DpIpY
バカはたくさん見させてもらった
清張は伝奇小説は書いてないとか、頭吊とか、イタ・セクスアリスとか
バカの大物であることはたしかだな
>>931や
>>935は書斎の自演だと思っていたけど、本当は悪質な書斎アンチではないかとも思えてきた
言ってる内容は、すべて書斎をよりバカに見せる効果しかないものなあ
938 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 14:54:06.89 ID:Es2Llp2S
それこそ大物の証だろう。
細かなことは部下や担当がやる。
大所高所で正論を唱えていればいいんだから。
939 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 15:20:11.07 ID:Es2Llp2S
あの三流が誰であるかは周知なんだねえ。
940 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 17:24:16.72 ID:yY9OCIr8
清張は伝奇小説を書いていない
というのが大所高所な正論とやらで
伝奇小説の定義が細かなことかよ、キチガイかw
三流どころか塵ほどの存在価値もない書斎w
現役の総理大臣すら揶揄される2ちゃんねるで、なにが実は大物だ
どうせヒキコモリでデクデクに太りまくって身動きひとつとれないんだろw
941 :
名無しのオプ:2013/03/22(金) 20:58:08.69 ID:27zJI6WF
ブックオフの105円コーナーで松本清張さんの本をかなり買いました。
今日も、彩霧と雑草群落上下を買いました。
942 :
名無しのオプ:2013/03/23(土) 02:24:11.09 ID:nYVKCxhs
宮部みゆき選の短編集の表紙に使われてる写真で清張先生が乗ってる車は
なんでしょうか車種は
943 :
名無しのオプ:2013/03/23(土) 11:00:04.40 ID:l4RSmKff
トヨタ
944 :
名無しのオプ:2013/03/23(土) 13:33:24.62 ID:/iygAqcB
トヨタって車種だったんだ
945 :
名無しのオプ:2013/03/23(土) 13:52:00.61 ID:SxxDSTsI
でも、ベンツとかBMWという答えだったらわりと普通だよね。
946 :
名無しのオプ:2013/03/23(土) 14:26:19.23 ID:nYVKCxhs
車の免許はもってなかったろうね
写真も下駄履きだし
947 :
名無しのオプ:2013/03/23(土) 14:57:42.38 ID:SxxDSTsI
清張の家を空撮した写真を見ると車庫らしいものが写っているので
車は所有してお抱え運転手がいたのではなかろうか。
948 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/23(土) 19:03:28.45 ID:lfVD0C+S
ミステリ色皆無な時代小説ながら「火の縄」は良し。
主人公は、鉄砲名人の稲富治介(後には伊賀)という
無愛想で唇が分厚い醜男。
正に清張先生自身を投影と思われるが、
しかし、このキャラに対して清張先生の筆は甘くない。
「スキル」は評価されるものの、「人」としては評価されない苦悩。
「作家」としての清張先生の姿を見る思いあり。
949 :
名無しのオプ:2013/03/24(日) 09:56:27.37 ID:6sdW5s6t
とにかく清張の顔に言及せずにはいられないとは、幼稚だね。
950 :
名無しのオプ:2013/03/24(日) 14:54:11.16 ID:VEJa39X4
あの容貌なんだから言及して当然。
初学者もいるんだしな。
951 :
名無しのオプ:2013/03/24(日) 19:56:33.27 ID:XrbBB4bW
初学者w
952 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/24(日) 20:36:13.51 ID:LN21UL7m
確かに自動車が犯行やトリックに欠くべからざるアイテムとなっている
清張作品は多いかと思う。
行動半径が一気に広がる手段としての先生個人の興趣のみならず、
モータリゼーションの時代だったし、自動車ネタは読者の興も惹く
ものであったのであろう。
そんな中の1冊、「渡された場面」再読。
改めて酷い作品だと実感した。
この当時(70年代後半)、清張先生は、既にこの長さの長編でも
超御都合主義、偶然性連発モードでないと書けなくなっていたのかと・・・
警察が検察に送致した件につき冤罪立証に注力、他県の事件にも捜査官派遣で
全力モードとか・・・まあ、この辺で有り得ないです。
物語のキーとなる柴犬ネタの超偶然性に至っては、もう何ともかんとも(苦笑)
軽く短編で面白く読ませる程度のネタ(小説と現実の事件の一致性)を
無理やり引き伸ばした結果かと。
しかし、これでも刊行当時ベストセラーという事実・・・
953 :
名無しのオプ:2013/03/24(日) 20:56:57.71 ID:VEJa39X4
見事な論考だねえ。
954 :
名無しのオプ:2013/03/25(月) 04:54:57.78 ID:68Vt486G
飛行機があったからアリバイが崩れたって作品は読んだような気がしますが
自動車があったからアリバイが崩れたって作品は何かありますか?
そんなアッと驚くどんでん返しが印象に残る物語を読んでみたいのです。
955 :
名無しのオプ:2013/03/25(月) 09:08:38.64 ID:oWsmO+XH
清張はご都合主義というワンパターンなことしか言えないなら
無理に書き込みをする必要ないぞ。
956 :
名無しのオプ:2013/03/25(月) 12:15:07.15 ID:8g7T6Lb1
ヒッチコックタッチがあるように清張タッチが読者を惹き付けたのは間違いない
雰囲気小説というのがあるが、多くは失敗に終わる
清張レベルなのは初期の村上春樹くらいかな成功しているのは
957 :
名無しのオプ:2013/03/26(火) 04:30:03.63 ID:r0FpdEX5
『ベイルート情報』だね清張初心者に勧めたいのは
958 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/26(火) 22:54:08.75 ID:tgaXeG/U
>>954 その線に一番近いのは「黒い樹海」かな。
ただし、清張作品が書かれたのは既にモータリゼーションの時代であり、
自動車の利用は衆知であったので、前記したとおり犯行に自動車は不可欠
という作品はあっても、意外性の方向へ持って来たものはない。
時代的に横溝作品だと自転車利用って傑作があったけど。
>>957 ベイルート情報の意味をその作で知った。
お前の話はまるでベイルート情報やん、とか(w
今でも使われている隠語なんだろうか?
959 :
コ 無:2013/03/27(水) 11:53:14.71 ID:311twvu2
↑
これで書き込んだ場合
以後コテハンのレス付け無用に願います
960 :
名無しのオプ:2013/03/29(金) 02:32:49.09 ID:cT6XJa8/
変な関西弁じゃなかった?
「かめしめへん」とかw
961 :
名無しのオプ:2013/03/30(土) 09:12:24.72 ID:pNd2jKSz
「ベイルート情報」はあのトリック?が好き。
あれが不発に終わっているところも清張らしくて良い。
962 :
名無しのオプ:2013/03/31(日) 01:14:07.83 ID:47/HnkBM
『聞かなかった場所』100ページ読みました
不自然ではないですが、ちょっと尋常ではない行動力を発揮してますね主人公
なかなか面白くなってきました。
私も嫌われ者で仕切り屋のコテのレスはお断りします。
不愉快なので
963 :
名無しのオプ:2013/03/31(日) 12:13:16.72 ID:7KlOO0vm
書斎と会話しよう。
ためになるし、スレが活性化するからね。
964 :
名無しのオプ:2013/03/31(日) 15:51:54.85 ID:KU0hOqSD
965 :
名無しのオプ:2013/03/31(日) 18:15:14.89 ID:aVXXbRUu
二試合連続完封負けンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
966 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/03/31(日) 23:50:07.26 ID:TW7RAA1X
死体処理トリック(かなりグロい)は面白い(?)ものが多い清張作品だが、
腐臭という点に関して説明不足を感じるものあり。
「影の地帯」(パラフィンねた)は化学反応、「犯罪の回送」(樽ねた)は密閉性、
この辺がキーになっているのだろうか。
967 :
名無しのオプ:2013/04/01(月) 08:22:28.64 ID:YqipJHNe
書斎の論考にはいつも新たな発見がある
おそらく松本清張研究の第一人者として世にでる日も遠くはあるまい
968 :
名無しのオプ:2013/04/01(月) 08:29:07.69 ID:ZvFrtJT4
書斎にとって推理小説は学問だからな
高等教育を受けなかった中卒の書斎が唯一、活字文化に触れた領域だから
一家言あるのも頷ける
969 :
名無しのオプ:2013/04/01(月) 11:15:42.05 ID:JqXynDB6
970 :
名無しのオプ:2013/04/01(月) 11:36:24.76 ID:rwBrIpbA
>>967 まだ世に出てなかったのか
今までの設定はどうした?w
971 :
名無しのオプ:2013/04/08(月) 14:39:59.87 ID:kSL9d55h
今発売中の週刊大衆だったか、
ゾルゲ事件を書いた小説が発禁で読めなくなるかも、って書いてた。
遺族がクレーム云々で。
972 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/04/09(火) 19:51:23.64 ID:P3eG4HfJ
>>971 「週刊ポスト」だな。
「日本の黒い霧」の伊藤律の章に関して彼氏の遺族が削除を要求。
現在では清張先生が参照した資料が信憑性がないものであることが
判明しているとのこと。文春は今後の処置に関して検討中らしい。
973 :
名無しのオプ:2013/04/10(水) 00:00:07.30 ID:DVex3BTZ
>>972 そういう普通のことだけ書き込むだけにしろよ
そのあと自演で書斎の論考は最高だねとかとかやめろよ
恥ずかしくて情けなくなるから
あと、他人の発言をNGだのガクーリだのと言うのもやめな
ほとんど全部、お前の愚言よりずうっと正しいことばかりだから
そういうのをなくせば、そのうち本当にスレに溶け込める日がくるかもしれないよ
心入れ替えて精進してみな
974 :
名無しのオプ:2013/04/10(水) 08:58:36.08 ID:vgBJPQKD
書斎ってろくに本は読まないのにテレビや週刊誌に限っては見てるんだよな。
ゴシップ好きというかなんと言うか。
975 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/04/10(水) 23:25:09.38 ID:D3ht9qvK
>>973-974で、またも荒らし乱入。
清張スレでなぜ?という感をいまだ拭えぬものあり。
清張作品を刊行していない小学館は、まるで他人事な筆致なのが面白い。
まあ、いずれ「革命を売る男・伊藤律」の章はカットせざるを得ない
だろうな。
976 :
名無しのオプ:2013/04/11(木) 00:17:16.61 ID:Hq/8DRjN
作家のミスといった話題がほんと好きだね書斎はw
977 :
名無しのオプ:2013/04/11(木) 00:18:48.51 ID:ca6+N1bA
>>973 親切なことだが、北朝鮮と一緒でまともな対応なんて返ってないこないし言うだけ無駄だからやめときな
奴の願いは「スレに溶け込む」ことじゃなくて、「尊敬されたい」「威張りたい」だから
最近は馬鹿晒し過ぎてさすがに尊敬されるのは諦めたのか、名無し自演で「尊敬されてる仮想世界」を作ってるようだ
安上がりのパノラマ島ってとこだなw
978 :
名無しのオプ:2013/04/11(木) 22:33:14.50 ID:jX/wJGNZ
極貧の少年が一流ピアニストになることなどあるのでしょうか?
979 :
名無しのオプ:2013/04/11(木) 22:37:29.50 ID:KV8aX/lL
980 :
名無しのオプ:2013/04/12(金) 04:14:49.73 ID:4mnDNAXc
>>977 またもやレイシスト発言か。
コテハン叩きはさすがにルール違反とされるだけのことはあって、やるのは人間のクズばかりだね。
981 :
名無しのオプ:2013/04/12(金) 04:35:08.90 ID:X5rfgg+H
書斎とか自称その支持者とかが
自分以外のコテハンを叩きまくっているよな。
確かに人間のクズばかりだなw
982 :
名無しのオプ:2013/04/12(金) 06:54:33.53 ID:BQ5pftgk
レイシストの意味を知らないバカが乱入しているな
983 :
名無しのオプ:2013/04/12(金) 10:32:29.05 ID:lc8SKWgk
そもそも、ゆとり世代は伊藤律を知らないと思うよ。
984 :
名無しのオプ:2013/04/12(金) 16:07:10.49 ID:AUMGz+b+
そろそろ次スレ立てよう。
985 :
名無しのオプ:2013/04/12(金) 17:49:10.12 ID:mDNpKj52
君が立てるんだ
986 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/04/12(金) 19:30:05.06 ID:9Fwh7JCH
車椅子に乗った伊藤律氏帰国のニュース映像がいまでも思い浮かぶ。
好々爺然というか、長期に渡る拘留生活で完全に枯れた老人と化していた。
黒い霧でも読んでいない限り、
既に当時から、一定世代の一定知識層を除いては、「この爺ちゃん誰?」状態
だった。
987 :
名無しのオプ:2013/04/12(金) 23:12:35.83 ID:KCIg3dQP
風の視線てどうだろう?
988 :
978:2013/04/12(金) 23:50:49.72 ID:dE+VKvOK
989 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2013/04/13(土) 18:28:14.89 ID:Sg4vecbz
「黄色い風土」が顕著だが、終盤に来て活劇調になる長編が結構ある。
「眼の壁」「影の地帯」「ガラスの塔」・・・
清張先生のサービス精神の表れか、編集部の要求なのか。
990 :
名無しのオプ:2013/04/14(日) 05:36:41.36 ID:aT0Z/Bkb
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991 :
名無しのオプ:
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