1 :
名無しのオプ:
歴史的な成立過程も近い冒険小説とスパイ小説の総合スレです
海洋冒険小説や謀略・諜報小説も含みます
2 :
名無しのオプ:2010/09/12(日) 21:42:27 ID:3DOMAltN
3 :
名無しのオプ:2010/09/13(月) 21:07:17 ID:1HAaBvVu
スパイ小説って書き方が稚拙だな
あと、これだとハードボイルドは別にたてなきゃな
4 :
名無しのオプ:2010/09/13(月) 21:32:24 ID:encxOp1t
>>3 エスピオナージュって書けばよかったってこと?
ハードボイルドは全くの別ジャンルなんだから別に立てればいいんじゃね
5 :
名無しのオプ:2010/09/13(月) 23:54:45 ID:9A+4BPr3
冒険小説・ハードボイルドの名作をあげるスレとか
おすすめスレとかのログが消えてしまったのが非常に辛いな
6 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 18:34:51 ID:35j1G856
初心者でお聞きしますが、日本のスパイ小説を書く作家を教えてください。
高村は読んでいるので他の人でお願いします。
7 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 20:11:42 ID:crOVa98b
>>6 最近はいないよね。冷戦崩壊以降スパイ物は流行らないから。
強いて挙げるなら福井敏晴とか、大沢在昌とか‥‥
謀略よりも冒険やアクションに力点があるから、スパイ物とは言えないかもだけど。
古くて良ければ、森詠とか、赤羽堯とか、胡桃沢耕史とか、谷恒生とか‥‥
80年代には、いろんな人が書いてたなあ。
この人たちの本を入手しようとしたら、もうアマゾンとかブックオフに頼るしかないけど。
8 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 20:14:33 ID:crOVa98b
ああ、ごめん。間違えてる。
福井敏晴×→福井晴敏○
9 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 20:47:04 ID:AjX1fMoe
柳広司はどうなの?
10 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 21:17:21 ID:MhEAq30j
麻生幾とか
11 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 22:14:11 ID:35j1G856
麻生幾かなるほど
12 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 22:29:43 ID:tHyIkKh7
>>6 古いけど井上淳とか谷克二とか。
最近、今までノーマークだった作家で拾い物が多い。
松浪和夫「格の棺」「非常線」、安東能明「漂流トラック」
池宮彰一郎「事変」等々
特に「事変」はリットン報告書強奪の為に元諜報員とスリの名人で
チームを組むという設定に燃えた。
13 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 22:43:07 ID:35j1G856
結構あるんですね
14 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 22:47:03 ID:xQ3jAfp8
>>4 おいお前新参か?
あんま図に乗んなよ
今までハードボイルドと冒険小説は統合スレで数を重ねてたんだよ
スパイ小説はエスピオナージュ総合スレがあった
スレ立てするんならそれまでの流れくらい頭に入れとけや無能
15 :
名無しのオプ:2010/09/14(火) 22:50:32 ID:tHyIkKh7
「核の棺」だった。
スパイ物なら伴野朗も書いてるし、さらに古いけど中園英輔なんか
も面白い。
16 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 00:57:06 ID:cH0cez0M
五条瑛もスパイもの書いてるな
あんまり面白くないけど
17 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 01:12:28 ID:rKYvnsSg
なにこの改悪スレ
ハードボイルドなんできった
18 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 07:36:13 ID:0RbMKy5x
てか
ハードボイルドと冒険小説が同じ土俵上で語られてきたことのほうが変
ハードボイルドのスレは独立させるべき
19 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 10:00:02 ID:zNtXh46x
分けようが分けまいがどっちでも良くないか?
20 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 11:05:16 ID:TTqUgNgM
ま、ログが復活したら消えるんだからそれまで我慢するか
21 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 11:44:25 ID:hcxUKvgB
>>18 ヒーロー小説というくくりで考えると
同じ土俵なんだよね。
多分ファン層も重複している。
22 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 13:00:47 ID:mplnYZ6o
内藤陳が怒るぞ
23 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 15:24:47 ID:62IskpvW
内藤陳は面白本ならなんでもいい。
ジャンルの括りなんて気にしないタイプ。
24 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 18:16:30 ID:rKYvnsSg
ただでさえ斜陽なジャンルなのに、なーに考えてんだか^^;
25 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 18:55:23 ID:97JlR84V
test
26 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 19:58:35 ID:97JlR84V
確か前スレで活劇色の濃い時代小説ってどんなの?みたいな質問してた
人が居た様な気がしたので、もう見てないかもしれないけど読んだ中で
面白かったものをいくつか。
高瀬彼方「天魔の羅刹兵」
1543年、種子島に伝来したのがもし人型の巨大からくり兵器だったら・・・
という発想の元に書かれた戦国ロボットアクション。
無茶苦茶だが一気に読ませてくれたんで腹は立たなかった。
鳥羽亮「十三人の戦記」
圧政を敷く家老一派vs十三人の戦士の死闘。
剣戟シーンがとにかくバイオレンス。
中嶌正英「黄土の夢」
清軍vs明・徳川連合軍の大戦争。
「所詮架空戦記だろ」と舐めてたらえらい目にあった。
南原幹雄「灼熱の要塞」
幕府隠密vs薩摩藩
もろ「ナバロンの要塞」+チャンバラ
(南原は他にも時代活劇多数執筆)
長谷川卓「獄神忍風」
黄金の在り処を巡って忍者軍団と一匹狼の猟師がノンストップの追撃戦
全編アクションに次ぐアクションで読後の疲労感が凄い。
山田・荒山は多すぎるんで割愛。
27 :
名無しのオプ:2010/09/15(水) 20:12:43 ID:97JlR84V
正「十三人の戦鬼」
28 :
名無しのオプ:2010/09/16(木) 23:41:28 ID:KSSl09MN
前にm質問したものですが、海外のスパイ小説の作家の名前を教えてください
29 :
名無しのオプ:2010/09/17(金) 02:32:03 ID:DfPcRlr0
>>28 マイケル・バー・ゾウバー ジョン・ル・カレ アダム・ホール
レン・デイトン ブライアン・フリーマントル 他多数
しかし大雑把な質問だなw
30 :
名無しのオプ:2010/09/18(土) 01:30:22 ID:WbkKeo/c
イアン・フレミングでいいじゃん
31 :
名無しのオプ:2010/09/19(日) 19:02:12 ID:7lMrnR+Z
ケヴィン・ウィグノール著「コンラッド・ハーストの正体」が面白かった
記憶喪失でもないのに主人公がアイデンティティを失って自分の謎を求めてさまようプロットが秀逸だった
海外作品といえば読むのを尻込みしてしまうようなやたら長大なのが多いなか細かい章立てでサクサク読めるこの小説は
「消されかけた男」を最近読んでこのジャンルに興味を持った自分のようなニワカには有り難いこってす
32 :
名無しのオプ:2010/09/20(月) 19:49:07 ID:Esa+3BP1
ワゴンセールやらブックオフの片隅から何点か救出。
「死神島」「蹴殺」(有賀博之)
北方謙三+今野敏÷阿木慎太郎みたいな感じだが正直ツライ。
ここまで寒いハードボイルドもそうそうない。
「黄金境への漂泊者1・2」(竹島将)
久々の竹島作品。濃くて熱くて読み応えあり。
大藪の後継者はこの人の筈だった・・と今でも思う。
「さまよえる湖の伝説」(伴野朗)
いつも通りの安定した面白さ。
「死神の使者」「邪悪の花」「炎熱鬼」(中島渉)
昔読んだ同作者の「ハルマゲドン黒書」が壮大な風呂敷の割りにイマイチ
だったのであまり期待してなかったが良かった。
33 :
名無しのオプ:2010/09/21(火) 17:17:28 ID:F/gznnST
「犬の力」を読んでドン・ウィンズロウのファンになりました。
25日に「フランキー・マシーンの冬」が発売されるので楽しみです。
あと「シブミ」の前日譚も是非読んでみたいな。
34 :
名無しのオプ:2010/09/25(土) 11:49:04 ID:km2u606J
逢坂剛の「百舌」シリーズ。警察小説だけど、公安の話なのでスパイ物と言えなくもない。
35 :
名無しのオプ:2010/09/26(日) 00:01:25 ID:8P6mMOVt
木内一裕は「ビー・バップ〜」のイメージしかなかったが、「藁の盾」
読んでなかなか面白い話書くもんだと感心した。
36 :
名無しのオプ:2010/09/26(日) 00:31:48 ID:k9D3u52P
>>34 百舌シリーズいいよね。昔、めっちゃハマッた覚えが。
おま○こカッターには大爆笑だったけどw
37 :
名無しのオプ:2010/09/26(日) 08:18:11 ID:DwcG2lJ5
>>34 百舌シリーズはハマったけど、ヒロインの性格が異常すぎた。
でもあれって公安モノとは言えないなw
監察官モノだよw
>>36 ベトナム戦争のときベトコン女が、カミソリレディーって
言って米兵の強姦から身を守るために、コルクにカッター
仕込んで膣に挟んだって有名な逸話から取ったんだろうな。
38 :
名無しのオプ:2010/09/26(日) 14:26:55 ID:k9D3u52P
>>37 そんな事実があったなんて。爆笑した自分が恥ずかしい。
・・・でも、やっぱり抜き身は危ないよなw
39 :
名無しのオプ:2010/09/26(日) 18:58:01 ID:6ThzS5ff
>>38 そういう仕込みで相手を傷つけるエピは、他の作家作品でも見かけるよ。
40 :
名無しのオプ:2010/09/29(水) 05:16:38 ID:RtDaRdPn
最近読んだものだと、
徳間から出た『神歌』という小説は、
今時珍しいがちがちのハードボイルドで、
昔ながらの冒険小説の匂いがした。
個人的にはかなり古風な感じが好き。
民間軍事請負企業に所属する日本人の中年傭兵オヤジが、
コロンビアの少女(幼女?)ダンサーを救うという話。
作者は山下卓っていうラノベ出身作家らしいけど。
41 :
名無しのオプ:2010/09/29(水) 17:03:41 ID:R5uZBbtc
山下卓はむしろライトノベルに向いていなかった節がある
真面目すぎるというか、大掛かりな設定をテキトーに片付けることができず、
深く考え込みすぎて結局まとめ切れなくなってしまうような調子だったし
人間関係の作り込みや描写力には定評があったから、一般文芸に移って正解だったと思う
42 :
名無しのオプ:2010/10/04(月) 20:26:13 ID:6GQsjlRW
竹木は小船読んだんだが、日本に戻ってきてから糞過ぎで泣ける
山猫が良かったから読んだんだが萎えた
クロニクルは箱舟と比べてそないよ
43 :
名無しのオプ:2010/10/06(水) 21:10:40 ID:pJEIn0Bd
ここでは活劇小説も入るんですか?
44 :
名無しのオプ:2010/10/07(木) 18:02:12 ID:hc4uE4qr
当然入るでしょ
むしろ私立探偵が主役の狭い意味での伝統的ハードボイルドの方がスレチ
45 :
名無しのオプ:2010/10/07(木) 21:31:04 ID:snx8oB9j
>>7 >冷戦崩壊以降スパイ物は流行らないから
そうかな? 今現在の世界だって謀略・謀諜・工作は相変わらずで、さ……序でに冒険もね。
46 :
名無しのオプ:2010/10/08(金) 15:13:52 ID:lzAffQJl
書き手が少なくなったのは確かだよ。
ネタはそれなりに転がってるのかも知れないけど。
47 :
名無しのオプ:2010/10/08(金) 18:32:49 ID:wB+Xh5cl
冒険小説書いてた連中があらかた警察物か時代物に流れてるしな。
48 :
名無しのオプ:2010/10/08(金) 18:44:13 ID:uTEwzUQr
冷戦崩壊以降歴史の回転速度が速くなって
冒険ものもよほど上手く書かないと陳腐にしかならないって船戸か佐々木譲が言ってたなぁ
49 :
名無しのオプ:2010/10/08(金) 19:58:59 ID:CZGm736F
>>48 >冷戦崩壊以降歴史の回転速度が速くなって
>冒険ものもよほど上手く書かないと陳腐にしかならない
>>48 そんな発言にはこう返答させて頂きます。
「必要なのは勇気だ! 駄作を作る勇気!!
自分では駄作か!? と思っても、出してみたらそうで無い時も有る!!
もちろん正真正銘の駄作の時も有るが――そこは賭けだ!!
駄作を出したら、次は外さんように足掻け!!
しかし次も駄目かもしれん! そうしたら、また次だ!!
そうやって世に出し続けて行かなければ、次に繋がっていかないだろう!」
50 :
名無しのオプ:2010/10/09(土) 00:02:05 ID:Ys5dod9D
冒険小説に必要なのは一にも二にも「読者が手に汗握る設定」なんだ
から、書けない(書かない)言い訳に世界情勢云々引き合いに出す
のは単にずるいんじゃねーか?と思う。
「犬なら普通のこと」なんて
(司城、矢作の傑作連打コンビの作とはいえ)
「中年ヤクザが逆らい・奪い・逃げる」だけの話で滅茶苦茶
面白いんだから。
51 :
名無しのオプ:2010/10/09(土) 01:15:20 ID:1GqRoCdg
確かに
ノンフィクション書くわけじゃないんだし
52 :
名無しのオプ:2010/10/09(土) 01:45:49 ID:eHpDdG9G
>>50 んなもん引き合いに出す時点でお門違いだろw
「中年ヤクザが逆らい・奪い・逃げる」←これが手に汗握るのかいw
クソベタなクライムノベルだろ
どんな冒険小説がおもしろかったのか是非聞かせてくれよ
手に汗握る、というものをw
53 :
名無しのオプ:2010/10/09(土) 07:51:21 ID:4cE9Kw1o
>>47 警察ものも刑事ものじゃなくて公安ものが増えたね。
左翼やテロ活動がない現在ほとんどが北朝鮮系の話になって
きな臭いわ、キムチ臭いわ、でどれも駄作ばかりだけど。
54 :
名無しのオプ:2010/10/09(土) 17:14:03 ID:NTFXuMD5
話を盛り上げるために国際情勢とか社会の動きとかいろいろ絡めていたのが、
最近はそっちの方に気を取られすぎて肝心のストーリーがおざなり、本末転倒だな
55 :
名無しのオプ:2010/10/09(土) 17:33:39 ID:5rqAiFcC
刑事・公安用語を紹介することに徹して肝心の話の内容は
お粗末極まりないものが多い。
ことに麻生とか今野とか。
56 :
名無しのオプ:2010/10/09(土) 23:00:27 ID:KtshIf5l
>>53-55 もともと作家などと謂う代物なんかは、だね……
取り敢えず舌先三寸並べ立てるより
先ずは我が身を起こせと言いたいよ。
イギリスでは知識人は必ず諜報部員や工作員になって
あまつさえ公式に勲章も貰えるのに……そもそも小説というのはだな
57 :
名無しのオプ:2010/10/10(日) 10:09:25 ID:nDCtpCe7
文壇バーってのが本当にあるらしいから、そういうとこで警察小説書く
小説家同士でネタを話し合ってるとしか思えないくらい、みんな
似通ってるんだよね。
今野や佐々木は逢坂さんのマネしてるかな?と思うときある。
58 :
名無しのオプ:2010/10/10(日) 11:46:55 ID:m1jgr1RR
警察小説と冒険・謀諜小説の不都合な混合が悪く言われてるけどじゃあ、
今時公安含む警察絡み以外でスパイや冒険を上手く描けるのか、 って疑問がさ。
自衛隊や民間団体にやらせるのか? 個人単位だとまた説得力に問題が……
59 :
名無しのオプ:2010/10/10(日) 13:59:38 ID:tVu7haA5
佐々木も今野も取材源が警察関係者ならネタも似通うだろうさ
堂場とか誉田とかも然り
60 :
名無しのオプ:2010/10/10(日) 18:49:23 ID:+sLn5U+J
今野の小説って警察寄りだよな
61 :
名無しのオプ:2010/10/10(日) 22:52:44 ID:XeBIkJxG
今日は、ブコフで
ハモンド・イネス「大氷原の嵐」「メリー・ディア号の遭難」
ダンカン・カイル「革命の夜に来た男」
をGET。
全部100円。おいしかった。
「メリー・ディア号の遭難」はハモンド・イネスのハヤカワ文庫第1作目のようだ。
62 :
名無しのオプ:2010/10/11(月) 11:53:59 ID:pzbXVKjJ
たしかに警察24時みたいな小説だよね、今野・佐々木
そういや今野のスレはあるけど、佐々木・横山・逢坂のスレ
たってないよね。
横山さんもう書かないのかなあ。
63 :
名無しのオプ:2010/10/11(月) 22:31:45 ID:p7z1+zd7
>>59>>60>>62 まぁ、今の日本や大多数の日本人に
警察以外・以上の領域で険を冒させると
色々な意味で無理が出るだろうしさ、間違い無く。
漫画やアニメ等ですら一部では無理が在ると指摘されてるのに。
この日本はダメな国だね、行動すると軽くなっちゃうんだから。
64 :
名無しのオプ:2010/10/12(火) 09:10:38 ID:oT8EhirH
>>まぁ、今の日本や大多数の日本人に
警察以外・以上の領域で険を冒させると
色々な意味で無理が出るだろうしさ、間違い無く。
漫画やアニメ等ですら一部では無理が在ると指摘されてるのに。
そうかな。
確かに日本人を諜報員とか、傭兵とかの扱い方で動かそうとすると、
不自然さも無理も出るし、リアリティも薄くなるかも知れないけど、
一般人の巻き込まれ型だったら、いくらでも書けると思うんだよ。
80年代の黄金期もそういう型の良作が主流だったし。
谷恒生の作品とかほとんどそれだった。
海外派遣の商社マンとか、長期航路の船乗りとかが知らずのうちに謀略に巻き込まれてく。
で、必死で生き延びようと行動する。
充分、冒険小説として成立してた。
結局、いまそれが書かれないのは、かつて地球のあらゆるところにあったパワーバランスによる東西の紛争地帯が消滅して、
今の紛争地帯が特殊な一部地域に限定されてしまっていること。
日本人に解りずらい宗教紛争や、特殊な独裁国家が火種の中心になっていること。
何よりも読者がそういうスリルを求めなくなってしまったのが一番大きいんだろうな。
65 :
名無しのオプ:2010/10/12(火) 13:44:21 ID:bmwqLLcy
>>64 それならイラクやアフガンやアフリカや尖閣諸島を舞台にすれば
まだまだ大丈夫かもしれない――と言う事なんですかね?
66 :
名無しのオプ:2010/10/12(火) 20:51:01 ID:a2wRc3OI
最近の作家でもないかも知れんが、木内一裕は荒削りだが疾走感に
溢れてていいな。所詮「ビー・バップ〜」の原作者だからと色眼鏡で
見てたが、なかなか侮れん。惜しむらくは寡作なトコか。
後、深見真はどうした?せっかくライトノベル臭が薄れてきて、
本格的なアクション小説書くようになったのに。
この辺で冒険小説の定義を固めて置くべきだと言わせて戴きますよ。
現役警官や探偵が職務の範囲で険を冒したって
冒険とは謂えないだろうし、
謎解きがメインだったら単なる推理小説だし……
皆さんは如何ですかね?
68 :
名無しのオプ:2010/10/13(水) 19:34:06 ID:8hriHLwF
警官物は100%冒険小説
69 :
名無しのオプ:2010/10/13(水) 19:43:08 ID:06p0VSJr
>67
その理屈だと軍人や職業スパイが主人公なのも冒険小説でなくなってしまうぞ
70 :
名無しのオプ:2010/10/13(水) 21:06:24 ID:+h1njohV
>>65 まあ、理屈ではそうなんだけど、実際には、現在では民間人の巻き込まれ型冒険小説は成立させにくいね。
日本人がエコノミックアニマルと呼ばれた時代と違って、企業や商社は中東の危険地域からは撤退していくし、
海外協力派遣隊とか戦場カメラマンやプレスくらいしか民間人の主人公を想定できない。
この辺の設定は、昔、森詠がよく使ってたから新味は無いし、現在では下手したら陳腐になりかねない。
(リアルで危険な目にあって、なかには命を落している人も結構いるからね。今さらのフィクションって感じを受けかねない)
また、北朝鮮のような特殊な国には、そもそも日本人が存在できないし‥‥
尖閣諸島なんて舞台にしたらもう、海保や海上自衛隊メインくらいしか考えられない。
現在紛争の起きている特定地域を舞台にした冒険小説は、昔と違って、日本人の主人公を設定しにくいということはできる。
>>67 もともと危険な職業の警官や探偵は、危険を冒しても冒険とはいえない。←これは、ちょっと極論すぎるな。
71 :
名無しのオプ:2010/10/13(水) 21:14:17 ID:vPCn0dlW
そうは言いますがね
>>68-69さん、
そもそも冒険って一体なんなんですか? と。
カーズ様の発言じゃありませんが、
軍事や諜報や治安維持だって全部が全部
冒険で満ちてるワケでも無いでしょうに……
72 :
名無しのオプ:2010/10/13(水) 21:44:40 ID:Iuw7fbG5
シャーロック・ホームズの冒険
73 :
名無しのオプ:2010/10/13(水) 23:22:49 ID:YqgP1QOw
「冒険小説の定義」とかどうでも良いだろ。
不毛な議論でスレ消費するな。
74 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 01:57:31 ID:acQpeb1Q
大雑把だといわれようと「主人公が命を狙われる等の苦難を切り抜け、目的を果たす」要素があればそれで冒険小説として成立するだろ。俺からしたら「吸血鬼ドラキュラ」も「怪奇冒険小説」だし。
75 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 02:08:00 ID:Ql6sICU2
まぁでも、冒険小説と聞いたら、海外作家のエスピオナージュを思い浮かべるわ
このスレタイもそのへんを狙ってるんだろ
76 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 03:41:27 ID:IqMZPXQ7
007号の冒険
77 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 09:34:40 ID:FOouqi8w
ロバート・ベア「CIAは何をしていた?」(映画化名シリアナ)とか読むと
いま中東の諜報作戦は、ほとんど軍事作戦なんだね
無人航空機で監視の関係で、すべて国防省経由らしいし
デビッド・イグネシアス原作リドリー・スコット映画化「ワールドオブライズ」とか
CIAの現在を一番公平に描写していて出色の出来だったけど
作中賞賛されたヨルダン情報部の二重スパイをアルカイダに潜入させる作戦も
2009年12月、件の二重スパイがアフガンのCIA基地でなんと自爆テロを起こして
CIAの管理マン7人が犠牲になる大事件で、色々難しい局面らしい
78 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 09:35:35 ID:tnsWjYkz
>>21 そうかな?
プロンジーニやリューインとかをヒーロー小説とは呼ばないでしょ
もしかして今はチャンドラーやロスマクすら読まないで
いきなり例えばS・ハンターみたいなのから入門する人が増えたのかな
だからハードボイルドとアクション活劇小説とを同義と誤解釈してるのか
>>14>>17 だからさ、最初から「ヒーロー小説、活劇小説総合」みたいな
スレタイにすれば良かったんだよ
昔ながらの私立探偵小説はその括りから外してくれ
ハードボイルドという言葉の定義を間違えて解釈しているんだよ
79 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 09:40:22 ID:FOouqi8w
日本は・・・昔、高村薫「神の火」の
地縁血縁を頼りに陰惨な対日諜報作戦をする北朝鮮と
政治的に無力で監視しかできない日本警察公安と
非常に人間的なCIA、KGB描写を読んで
文章も含めてこのレベルの作家は他に見当たらないなと思った
80 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 09:53:14 ID:2mSwpX63
まぁ定義論争はその辺にしておこう
杉江じゃないけど、仮想敵つくって云々はジャンル衰退に拍車をかけるだけだ
ロバート・リテルの「CIA ザ・カンパニー」は素敵だな
ハンガリー動乱とか燃える
81 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 10:04:56 ID:FOouqi8w
コミックだけど高橋慶太郎「ヨルムンガンド」8巻で
<僕の考えた海外で互角に渡り合う日本の情報機関>
があって、それらしくて感心したな
ようはCIAの要請で陸自も東南アジアでの軍事情報肩代わりしなければならず
陸幕調査部や中央情報隊とかほとんど失敗したけど
そのうちの幾つかがそれなりに成功を収め
ジャカルタでダミー商社を経営しつつ運営しているって
いろいろみじめな制約がさ
82 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 10:15:17 ID:Hvd9YRf1
日本の出版社って北朝鮮は脅威として扱うけど、韓国に関しては
腰砕けで、先日公安ものの小説読んだけど(ヘボ内容だったんで
タイトル晒す気ならず)、
在日にひとたちが汗水たらして稼いだ金を本国に送金するのを
邪魔するのは許せない
とか、トンデモな内容のセリフがあったり、出てくる官僚がみんな
「お国のために」って働いてるのがばかばかしかった。
結局メディア全体で韓流を煽ってるからひどいもんだ。
83 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 10:44:11 ID:FOouqi8w
フォーサイスの第4の核で昔
自由選挙で選ばれた労働党政権が
選挙直後、党内左派にのっとられ
確信犯的に反米親ソ、英国自由社会の破壊に乗り出す絵空事小説があったな
まあどこの先進国でそんなばかげた事がおきるのか
設定の荒唐無稽ぶりに大笑いしたよ
類例「日米開戦」
「ジェット旅客機でアメリカ中枢部に神風攻撃?トムめ、笑わせるなようぉおおWTCが!?」
84 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 16:28:49 ID:L18Dj2mc
こないだ「レベッカへの鍵」のドラマ版のビデオを借りたんだが、これエロエロだね
原作もチェックしたくなったw
85 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 17:42:19 ID:ugs9UGab
>>84 デビッド・ソウルがヒロインのまむこをギュッとひねる描写があったよ確か
86 :
名無しのオプ:2010/10/14(木) 23:27:04 ID:DOiRCzAb
>>83 > まあどこの先進国でそんなばかげた事がおきるのか
> 設定の荒唐無稽ぶりに大笑いしたよ
そうは言うけど馬鹿げた事でも起きかねないのが現実なのであって……
87 :
名無しのオプ:2010/10/15(金) 11:53:21 ID:E1CpQFaT
>>84 ケン・フォレストの作品?
この人の「大聖堂」は処女厨が過去の別スレで大絶賛してたなw
処女喪失場面で抜けるってw
スレチだが。
88 :
名無しのオプ:2010/10/15(金) 14:54:51 ID:yirJvXtU
ケン・フォレットな。この人は女だけの特殊部隊の話は映画みたいで面白かった。
89 :
名無しのオプ:2010/10/15(金) 18:45:51 ID:CUwMbUec
90 :
名無しのオプ:2010/10/16(土) 22:07:01 ID:kzkuX9H5
先日チリで発生した様な事態を描いた作品は冒険小説には……いや、ああいうのは天災小説か救命小説だな。
91 :
名無しのオプ:2010/10/16(土) 22:08:48 ID:+KGbLhlW
クローズド・サークル物かも知れん
92 :
名無しのオプ:2010/10/16(土) 22:23:06 ID:kzkuX9H5
とある盗撮者が盗撮に打ち込む姿を描いた小説は冒険小説なんだろうか……
93 :
名無しのオプ:2010/10/17(日) 09:21:44 ID:6C7FJ9dk
人生全て冒険とか下らない茶々を入れるな
94 :
名無しのオプ:2010/10/17(日) 10:42:46 ID:0UraC1Np
俺的にはクーンツはバリバリ冒険小説。
95 :
名無しのオプ:2010/10/17(日) 18:05:30 ID:Xt5xIAYU
アパッチ買って来た〜
森村の星の陣っぽい感じかな、とても楽しみだひ
96 :
名無しのオプ:2010/10/18(月) 17:16:36 ID:ZnamiZAU
>>95 「星の陣」好きなら楽しめると思う。「今は落ちぶれたが、かつては凄腕だった連中が命を賭けて巨悪に立ち向かう」問答無用で燃える話だからね。
97 :
名無しのオプ:2010/10/18(月) 20:48:44 ID:ZhRbQqgM
熱いジジイどもの物語か
98 :
名無しのオプ:2010/10/21(木) 19:22:16 ID:MuVEpXTn
フォレットは名作「針の眼」でもエロイ描写があった気がする。
99 :
名無しのオプ:2010/10/23(土) 01:22:19 ID:UcGB5gMa
針の眼は版権がよくかわるな。
100 :
名無しのオプ:2010/10/24(日) 23:11:01 ID:1RGr55Ht
鳴海章作品の大半は冒険小説…なのか?
今の所はゼロシリーズだけ読んだけど、どうも冒険というか
飛行小説だと、ね(話の質は措いとくとしても)。
101 :
名無しのオプ:2010/10/25(月) 13:21:26 ID:wrr+XELh
>>100 「ハインドゲーム」「キッカー」「撃つ」は完全に冒険小説。後、スナイパーが主役のシリーズもある。
102 :
名無しのオプ:2010/10/25(月) 21:19:44 ID:cVZhBCSG
服部真澄はすごい面白かった
最近読んでないけどどうなんだろ
103 :
名無しのオプ:2010/10/26(火) 00:24:58 ID:He9HfOot
服部真澄読んだことない。どのタイプにオススメ?
1)フォーサイス好き
2)マクリーン好き
3)ラドラム好き
>>102さんじゃなくても、わかる人おせえて
104 :
名無しのオプ:2010/10/26(火) 00:43:39 ID:i+iqmKbp
>>101 鳴海先生と言えば別板で火葬戦記扱いされてたのが
何とも遣りきれないです。いくら何でもそんな、
大東亜戦争当時に原子力空母を出したワケじゃ無いんだから
良いでしょうにさ……
105 :
名無しのオプ:2010/10/27(水) 16:14:46 ID:kPyAfXF6
鳴海の新作「マルス・ブルー」は思ったよりスケールの小さい話で、
国際的な冒険要素はオマケ、個人レベルのドラマが主だったが、
クライマックスに入ってからの展開はなかなか面白かった
106 :
名無しのオプ:2010/10/28(木) 00:02:02 ID:Vb6qIBt4
今更ながら、tokyo year zeroを買ってきた。
GHQ統治下の東京、と舞台としてはすこぶる好みだ。
馳の弥勒世も、沖縄だけどなかなかよかった。
こういう舞台(時代設定?)のやつって他にある?
107 :
名無しのオプ:2010/10/29(金) 13:10:53 ID:DnXedC2K
松本清張「日本の黒い霧」は
下山事件を皮切りに数々の怪事件がおきて
米軍の陰謀が見え隠れして
最後、朝鮮戦争に突入する大ロマンだと個人的に思っている
108 :
名無しのオプ:2010/10/29(金) 20:52:12 ID:UtFYpjbN
終戦後の日本が舞台の冒険小説なら「逃亡」(帚木 蓬生)は読み応えあり
過ぎて大満足。後は「犬死せしもの」(西村望)、「熱風」(稲葉稔)辺り
もハズレなし。
109 :
106:2010/10/29(金) 23:57:05 ID:PHLhbwCL
>>107 松本清張は、実は一冊も読んだことがなかったんだ。
すばらしきチャンスに恵まれたました。ありがとう。
>>108 ありがとうございます。
逃亡は既読でした。戦犯、というちょっと違った視点でしたが、非常に楽しめましたね。
箒木作品はアフリカ2作品も大好きです。
後の2作品は、全く知らないので、早速チェックしたいと思います。
110 :
名無しのオプ:2010/11/05(金) 22:50:54 ID:J6IEsyFa
いま話題の戦場カメラマン・渡辺さんは冒険者ですか?
111 :
名無しのオプ:2010/11/06(土) 11:44:27 ID:wDwZS0Gw
>>110 ガチです。
そして彼の語り口から知れるように達観しております。
112 :
名無しのオプ:2010/11/06(土) 13:14:48 ID:uEYOORdq
>>110 今週の新潮に、本当におだやかでいい人だって書いてあったな。
ただ競争心が少ないらしくて代表作がないとも。
警察ジャーナリストの黒木昭雄さん「臨界点」著者
が、練炭自殺ってあるけど、この人自分の小説のネタの
ような目にあって死んだとしたら、まさしく「冒険」
だったかも。
113 :
名無しのオプ:2010/11/07(日) 19:15:24 ID:n0x6rOaQ
>>112 ですが彼の最期には"冒険"に欠かせない
躍動感や峻烈さや雄大さ……その他諸々が欠けて居るので、何とも。
そういや冒険小説の著作名は日米英以外の国々から、未だに響いて来ないのですが……
まさかマイナージャンルなんで御座いましょうかね。
114 :
名無しのオブ:2010/11/08(月) 10:43:40 ID:5gPyIPkV
115 :
名無しのオブ:2010/11/08(月) 15:41:04 ID:Mme9nXrv
イアン・フレミングの007シリーズ(映画を見たことはない)
があまりにも面白かったので
インディ・ジョーンズ(映画を見たことはなかったが
つい最近地上波でスカルを見て、ちゃぶ台引っくり返した)
のノヴェライズを読んでみたが、全然面白くなかった。
映像で見たら面白いかもしれないと思ったが、
やはり、本が面白かったから映画になるのとは違うということか?
しかし、ノヴェライズでは人物の過去や人間関係の詳しいことが
よくわかったのでそれはそれで良かった。
なぜ急に「007の原作は面白かったからこれもきっと面白いだろう」などと
思ったのかは、解説の「007みたいな冒険活劇を創りたかった」という
一文を見て合点が行った。その意図は確かに達成されていたと思う。
もっと筆力のある奴が小説インディを書いてくれないかなア・・・
絶対面白い筈。なんかあきらめきれんです。
116 :
名無しのオプ:2010/11/08(月) 18:35:56 ID:QUt0aITc
書き込む前に推敲しろ
何が言いたいかわからんわ
117 :
名無しのオプ:2010/11/09(火) 14:11:13 ID:0eWzfjgd
115
>>116 スマン仕事中だったで。
しかし「日本語でおk」とは来ないか。
さすが本板だけのことはある
118 :
名無しのオプ:2010/11/10(水) 08:08:25 ID:ZVkCF/U4
旅先の書店でパラ見しただけでタイトル失念してしまったので質問させて下さい
解説に「ここ10何年のスパイ小説の不作はトム・クランシー?病」みたいな事が書かれている
上下卷ないし3卷組のスパイ小説に心当たりはないでしょうか?
著者は東欧に留学経験有り、当地の共産政権下の警察を主人公にした小説で評価を受けた、とも記憶しています
また、読まれた方が居らしたら、内容や評価のされ方についての意見も聞かせて頂けると嬉しいです
119 :
名無しのオプ:2010/11/10(水) 12:31:41 ID:BVyRReVJ
>118
「ツーリスト――沈みゆく帝国のスパイ 上・下」オレン・スタインハウアー(ハヤカワ文庫NV)
スパイ関連でいうと、デ・ニーロが監督した「グッドシェパード」をようやくDVDで見たのだが、
ものすごく面白かった。
120 :
名無しのオプ:2010/11/10(水) 13:42:00 ID:ZVkCF/U4
121 :
名無しのオプ:2010/11/10(水) 13:53:06 ID:07KncTIG
>>118 スパイ小説が不作なのは情報発信の増殖と情報端末の拡まりが原因な気がして為らない
今日この頃です。っていうかトム・クランシー病って何だよ……
122 :
名無しのオプ:2010/11/10(水) 18:14:26 ID:BVyRReVJ
>121
要は、スパイ小説の退潮は、冷戦終結のせいではなく、現代において魅力的なキャラクターとしての
スパイ像を構築できなかったせいだろうと。
例えば、クランシー描くところのジャック・ライアンは、最後は大統領になってしまうけれど、
全然人間味が感じられないキャラクターだったよね、という解説子の主張。
123 :
名無しのオプ:2010/11/12(金) 18:56:29 ID:P0UAYQir
これは冒険小説の新たなる題材に相応しそうな事態ですね。
> 大阪府議会は27日、関西を中心とした2府5県が設立を目指す「関西広域連合」の規約を
> 賛成多数で可決した。これで参加府県議会の議決が出そろい、都道府県同士で全国初の広域連合が
> 総務相の許可を得て12月初めにも発足する見通しだ。
>
> 府県域を超える広域の行政事務を担う受け皿を整備し、国に権限と財源の移譲を促して「自立した関西」
> を実現するのが狙い。政府が地域主権戦略大綱に明記しながら進んでいない「国の出先機関の原則廃止」
> を求め、地方分権改革推進の突破口にもしたい考えだ。
> 参加を表明したのは滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、徳島の各府県で、設立後に各府県知事
> の中から「連合長」を選出。各府県議会の議員による「広域連合議会」も併せて設置する。
>
> 規約によると、広域連合は防災、観光・文化の振興、産業振興、医療、環境保全など7分野で連携。
> 当初は広域の防災計画策定や救援物資の共同備蓄、観光ルートの設定、ドクターヘリの広域活用
> などに取り組む。
> さらに取り扱う事務を順次拡充し、廃棄物対策の広域化なども視野に入れている。国からの権限移譲
> を前提に、直轄国道・河川の整備、管理も担う構えだ。
>
> 2010/10/27 14:01 【共同通信】
>
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102701000421.html
124 :
名無しのオプ:2010/11/12(金) 20:22:07 ID:14TjjwZD
奥州国か
125 :
名無しのオプ:2010/11/12(金) 21:33:26 ID:4oyDZq5b
「蒼茫の大地、滅ぶ」がどうしたと?
126 :
名無しのオプ:2010/11/13(土) 00:55:47 ID:AnCkn/ad
クライブ・カッスラー作品は一体どの辺りが馬鹿作品なんですか?
未だに読んだ事が無い俺には今一つ納得出来ないんです、が……
127 :
名無しのオプ:2010/11/13(土) 01:36:51 ID:eBCAuF2Z
バカとまでは言わないけど、B級だね
壮大だが細部までは練られていないちゃちな設定
ストイシズムとは無縁の薄っぺらい主人公
そのへんがB級まっしぐら……だと俺は思う
128 :
名無しのオプ:2010/11/13(土) 05:38:34 ID:oIeHoPU0
それ以前に文章が下手すぎ
129 :
名無しのオプ:2010/11/13(土) 05:39:15 ID:oIeHoPU0
あ でもラドラムよりは上だなw
130 :
名無しのオプ:2010/11/13(土) 07:25:58 ID:S0IIq6gg
最近やたら公安・外事小説増えてきたけど、皇宮警察の小説ってないね。
かなりのアンタッチャブル分野なんだろうか。
131 :
名無しのオプ:2010/11/13(土) 08:13:08 ID:ZvnlVXtA
皇宮警察が活躍するような事件でっちあげたら有象無象の嫌がらせをされそうだな
132 :
名無しのオプ:2010/11/13(土) 09:03:21 ID:AnCkn/ad
だから警察小説と冒険小説の違いは一体何処に、だな……
133 :
名無しのオプ:2010/11/14(日) 03:05:52 ID:iFyJHoMs
俄かです
チャーリーマフィンにはまってます
古本屋をめぐって入手した順に読んでます
このシリーズはロシア定住以前のほうがおもしろいですか?
蛇足ですが個人的にベストな冒険小説はシブミです
134 :
名無しのオプ:2010/11/14(日) 06:17:03 ID:4SMJcIF7
チャーリーマフィンはつまらん。
雰囲気物
135 :
名無しのオプ:2010/11/14(日) 15:26:08 ID:MmJBEZb0
>>133 原著刊行順に読むが吉かなと思います。
「消されかけた男」でハマる人も少なくないと思うし。
ロバート・リテルの
「チャーリー・ヘラーの復讐」「スリーパーにシグナルを送れ」なんかも楽しめるかも。
136 :
名無しのオプ:2010/11/14(日) 18:51:00 ID:5/+uweNI
リテルの作品としてはあんまり有名じゃないけど
「迷い込んだスパイ」は面白かった。
137 :
名無しのオプ:2010/11/14(日) 18:53:46 ID:H1NFTfn2
ロバート・リテルは総じて地味なんだが、
「スリーパーにシグナルを送れ」は派手で面白かったな。
言葉を集めてる女とかたまらんw
138 :
133:2010/11/14(日) 23:33:24 ID:g+QmF9m4
>>135をはじめとする諸兄
ありがとうございます
積んどいて、刊行順に揃ったら読み始めます
リテルも「スリーパーに…」は読了してます
面白かった
フォーサイスもけっこう好き
なんでも楽しめるのだ
最近はコディアックサーガや元SASのマクナブが気になってます
139 :
名無しのオプ:2010/11/15(月) 23:20:12 ID:eN+aWkCG
地味かも知れないけど、ジョン・トレンヘイルもお勧めしたい。どれも及第点だと思うけど「消えたAWACS機」が個人的白眉。
140 :
名無しのオプ:2010/11/16(火) 00:19:03 ID:dJoC2zEm
ラドラム、リテル、ハリスを冒険小説界の3ロバートと……
141 :
名無しのオプ:2010/11/16(火) 17:45:27 ID:mQhyJwRb
最近よかったのありましたか?
個人的にチャイナレイクが気になってる
142 :
名無しのオプ:2010/11/16(火) 19:31:31 ID:CZGjzwMZ
ジョン・クロスビーのキャシディ教授シリーズが良作。
しかし せめて4巻5巻まで書いて欲しかった。
143 :
名無しのオプ:2010/11/16(火) 20:24:19 ID:9x1tlD9q
>>141 とりあえず続き2作が出版社が変わって集英社から出たけど、
早川の『チャイナ・レイク』とちょっと雰囲気変わった感じ。
ちょっとロマンスっぽいテイストというか。
144 :
名無しのオプ:2010/11/16(火) 22:42:37 ID:j5KQ8njY
早川が「冒険・スパイ小説ハンドブック」を出版してそろそろ20年、
新しいの出してくんないかな。
前作はどれだけ参考になったことか・・・
145 :
名無しのオプ:2010/11/17(水) 22:24:59 ID:ilqE8N+V
>>142 その作品は初耳ですね。ちょっと調べてみます。
>>143 すでに続編が2作も!?早い!
でも、ロマンス傾倒はいただけませんね。
とりあえず、アフガン〜死の特殊部隊〜を安かったから買ってきました。
ださい邦題だな、と思ってたら、原題もデス・フォースでした。ニヤニヤしました。
俺の日記みたいになってしまいました。すみません。
146 :
名無しのオプ:2010/11/18(木) 11:28:42 ID:uT2fZRRI
>144
オレもそうだった。この本を頼りに古本屋を走り回ったなあ。
バー=ゾウハーを始めて読んだ時の衝撃はすごかった。
147 :
名無しのオプ:2010/11/18(木) 17:46:53 ID:jJahJYVt
>>143>>145 あれ不思議だよね
1作目で出版社が変わったのも、あっという間に3作目まで出たのも
早川の見切りの速さと集英社の思い切りの良さが謎だわ
148 :
名無しのオプ:2010/11/18(木) 21:44:26 ID:KvlThrXF
>>146 推理小説の特集本は頻繁に出るけど
冒険小説限定となると滅多に無いんだよね。
俺はこの本をきっかけにクィネルにハマった。
149 :
名無しのオプ:2010/11/19(金) 00:27:32 ID:wMSUJ6n9
>>147 今月はエヴァンシリーズ(と言っていいのか)とは別作品も刊行。
翻訳本としては珍しく5月、8月、11月と3冊/年のハイペース状態。
何なんでしょうね、この厚遇は。
ロマンスっぽいテイストと書きましたが、
ホンマもんのロマ本よりはちゃんとミステリですので。
ヒロインが作品中で、精神・感情面で恋人に振り回されている感じが多いので、
何となくロマンスっぽいかなーとも感じた次第。
このシリーズ、ヒロインの周りにはた迷惑なDQN人間が配置されるのがデフォかな。
150 :
名無しのオプ:2010/11/20(土) 09:24:04 ID:3a9pc/qQ
今回の週刊ブックレビューにはボーンシリーズの作者が出ていますよ。
151 :
名無しのオプ:2010/11/20(土) 09:46:35 ID:dq7THihG
>>150 ラドラムのほう?それともボーンの新シリーズ書いてる人?
ラドラムの小説って、誰がどこまで事態を把握して動いてるのか
途中で分からなくなるから苦手
152 :
名無しのオプ:2010/11/20(土) 15:27:01 ID:JAh7ULTm
>>151 ジェフリー・デーヴァーでしょ、この前来日してたから。
『ボーン・コレクター』のボーンですね。
153 :
名無しのオプ:2010/11/20(土) 18:22:38 ID:S5yPYGCf
そもそも、ラドラムは故人だからテレビにでれないではないか?
154 :
名無しのオプ:2010/11/20(土) 19:31:50 ID:Dow4W9o8
ライムシリーズかw
ボーンシリーズってスケルトン探偵かよ
155 :
名無しのオプ:2010/11/20(土) 20:34:18 ID:dq7THihG
冒険小説スレなもんだからジェイソン・ボーンのほうだと思い込んじゃいました。
ジェフリー・ディーヴァーだったら今朝の王様のブランチに出てましたね。
156 :
150:2010/11/20(土) 20:47:42 ID:FTGzk9d3
157 :
名無しのオプ:2010/11/20(土) 22:59:53 ID:bzw1RwxB
てっきりエリック・バン・ラストベーダーかと思った。この人「ニンジャ」で一躍時の人になったのに、その後パッとしなくて東洋趣味のファンタジーとか色々書いてたな。
158 :
名無しのオプ:2010/11/21(日) 00:13:14 ID:lbr6/gWi
ディーバーはそもそもスレ違いだろ
159 :
名無しのオプ:2010/11/21(日) 00:31:29 ID:E/ub07es
「獣たちの庭園」はいける
160 :
名無しのオプ:2010/11/21(日) 13:20:32 ID:DdHQ++lN
マーフィー&サピアのデストロイヤーシリーズをブコフで大量発掘
一作目の映画は好きだった
今年はこれで大丈夫
161 :
名無しのオプ:2010/11/24(水) 02:45:05 ID:0MKQPRYW
ウィリアム・ディール「タイ・ホース」読了。
ちょっと無理矢理なとこもあったけど結構面白かったです。
162 :
名無しのオプ:2010/11/24(水) 22:11:17 ID:Z5EyKoso
>>160 デストロイヤーシリーズは昔ほんとにお世話になりましたw
読み返してもイイw
163 :
名無しのオプ:2010/11/25(木) 09:34:36 ID:rnf+Jr6g
警察小説を書くと国から助成金・・・ってどういう仕組み?
164 :
名無しのオプ:2010/11/26(金) 19:52:24 ID:QHesAg5/
>>163 小説を通して警察に協力してくれるから――って事、か?
165 :
名無しのオプ:2010/11/26(金) 21:47:38 ID:A50Bcq4f
ジンメルの「シーザーの暗号」のドラマのDVDがレンタルしてた
166 :
名無しのオプ:2010/11/27(土) 19:14:06 ID:HIbUDEO9
20歳までに冒険小説に傾倒しない者は情熱が足りない。20歳を過ぎて冒険小説に傾倒している者は知能が足りない。
167 :
名無しのオプ:2010/11/27(土) 23:19:39 ID:px47CQwK
俺は、暑苦しい馬鹿、ということだな
もちろん、好きな色は、黄色、だ
168 :
名無しのオプ:2010/11/27(土) 23:37:02 ID:Ps2YB7tJ
>>166 20歳というと、就活というリアルな冒険に踏み込む年代だな。
169 :
名無しのオプ:2010/11/28(日) 00:12:08 ID:cFzCt29i
警察小説は冒険小説と違い、警察官の公私の内面的葛藤(組織においては表と裏)が面白いのであって、
国から助成なり褒賞を受けて書かれた警察マンセー小説なんて面白くともなんともない。
逆に冒険小説では、外部からの抑圧に対し瞬時に判断を求められアクションしなきゃならんので、
だから、一時はその中間であるエスピオナージにずいぶん嵌ったが、時代の変化もあり
最近はスタインハウアーみたいな刑事とスパイの間をウロウロしている。
170 :
名無しのオプ:2010/11/28(日) 14:02:23 ID:5mLy/FCm
>>169 でも警察の皆さんだって幾らなんでも余り悪く描かれるのは困るでしょうにw
171 :
名無しのオプ:2010/11/28(日) 23:49:38 ID:/c98+o+S
そ〜ゆ〜御仁には、むしろ「警察24時」みたいなTV娯楽番組のほうが向いてるのかも。
てか、悪く書く意図を持たずとも、リアルに警察機構を掘り下げていくと、
どしても道警の不祥事みたいな警察内部にはびこる悪事とはいわないまでも、
正義という大義名分の影に隠れた権力機構の闇の部分に行き当たる。
172 :
名無しのオプ:2010/11/28(日) 23:55:24 ID:/c98+o+S
だから、警察マンセーに立脚すると冒険小説になり、
批判の視点で追求するとスパイ小説になる。 ・・・てのは短絡的かにょ?
173 :
170です:2010/11/29(月) 00:01:31 ID:OQjvjqd+
>>171 >てか、悪く書く意図を持たずとも、リアルに警察機構を掘り下げていくと、
>どうしても道警の不祥事みたいな警察内部にはびこる悪事とはいわないまでも、
>正義という大義名分の影に隠れた権力機構の闇の部分に行き当たる。
まあ、俺だってそういう小説は否定しませんけど。
序でに警察24時に出て来る様な警察官の人達も一応の冒険者なんですかね?
>>172 短絡的です。
174 :
名無しのオプ:2010/11/29(月) 13:04:54 ID:j0TehCYF
レン・デイトンは良い。「海底の麻薬」だけが手に入らない...
175 :
名無しのオプ:2010/11/29(月) 23:35:28 ID:BuUbgsNA
>序でに警察24時に出て来る様な警察官の人達も一応の冒険者なんですかね?
アラームの発報で学校とかデパートの中を検索するときは、まさにダンジョン気分
176 :
名無しのオプ:2010/11/30(火) 02:11:22 ID:unlWUhvx
>>173 ずいぶん以前にはスパイ小説に嵌り、最近ちょっと警察小説に食傷気味な時事ぃが、
>>172と結論めいて感汁ようになったのですが、どのように短絡的でせうか?
177 :
名無しのオプ:2010/11/30(火) 22:50:52 ID:Ehf8sj6J
そういや国産冒険小説を語り合うスレッドやB級活劇小説を語るスレッドって
何で落ちたんですか?
178 :
名無しのオプ:2010/12/01(水) 01:18:46 ID:c2k7GD7G
過日のサーバ移転の際、kamomeの場合落ちっぱなしで過去スレの復旧サルベージなし。
他板では、有志が人気需要ある過去スレの掘り起こしをやったが、
ミス板の場合、当節のミステリ離れもあり放置状態。ある意味で間引きの転機ともなっている。
序々にスレも増えつつあるが、必要ならば立ててみれば・・・。
179 :
名無しのオプ:2010/12/01(水) 13:55:38 ID:Hm/z19sH
200res/dayを切ることもあるもんな
180 :
名無しのオプ:2010/12/01(水) 16:23:45 ID:2IM+wiCG
>>178 それかなり違うぞ。
サーバー移転は8月2日で、9月7日のスレッド大規模消失とは関係ない。
9月7日に、サーバーの1つkamome鯖が急に動作しなくなって(原因不明)
ミステリー板を含む128板(kamome鯖の板)のスレッドが全消滅。
ミステリー板はまだ復興状況がましなほうで、詩文学板とか絵本板みたいにほとんどスレが立ってない板もある。
ミステリー板のスレッド消失に関するまとめサイトがあるんで詳しくはそちらで。
http://www16.atwiki.jp/mystery2ch/
181 :
名無しのオプ:2010/12/01(水) 16:27:20 ID:2IM+wiCG
182 :
名無しのオプ:2010/12/01(水) 17:30:44 ID:Hm/z19sH
まだログも調べずに酷いスレ立てだな
183 :
名無しのオプ:2010/12/01(水) 20:15:11 ID:ZxDtrd+R
184 :
181:2010/12/01(水) 23:03:09 ID:DEMXcw41
リンク貼り間違いごめん。
185 :
それにしても皆さん、:2010/12/02(木) 19:07:08 ID:pcOaK4wQ
冒険小説やスパイ小説はミステリーの範囲内なんですかね? ちょっと納得し辛いのですが……
186 :
名無しのオプ:2010/12/02(木) 19:45:28 ID:2ruqxB/u
主人公が敵と戦い命の危険を冒しながら事件の陰に潜む謎を追いかける構図は、広義のミステリーと言って問題ないのでは?
もちろん、純粋なパズル的謎ときだけがミステリーだと主張する向きの人も多いけど(特に2ちゃんには)、
そもそも、ミステリーという言葉自体、そんな狭い範囲にカテゴライズしてしまって良いものかどうかの方が、自分としては疑問ですね。
ミステリーという言葉自体が日本語ではない訳ですし、先駆者の欧米でも、冒険小説やエスピオナージュは、
ミステリーのジャンルの一つとして扱われてるんじゃないですか。
187 :
名無しのオプ:2010/12/02(木) 23:27:58 ID:pcOaK4wQ
初めてソープに往くのは大冒険ですか?
188 :
名無しのオプ:2010/12/03(金) 01:45:50 ID:2kCiZt9c
ヘンダーランドの大冒険
189 :
名無しのオプ:2010/12/03(金) 11:13:54 ID:n9RoXb9X
>>187 童貞かそうでないかで、随分違うんじゃねか。
190 :
名無しのオプ:2010/12/04(土) 08:06:33 ID:v1jUJ8i5
そいや、高村光太郎の「童貞」は冒険詩といえよう。
191 :
名無しのオプ:2010/12/04(土) 08:10:12 ID:v1jUJ8i5
僕の前に道は無い。僕の後ろに道は在る。 ・・・だっけか?
そのあとは、忘れた。
192 :
名無しのオプ:2010/12/04(土) 10:28:24 ID:7PQRETS1
この遠い童貞のため
193 :
名無しのオプ:2010/12/05(日) 00:15:09 ID:GiuXmioR
君に俺の処女を捧げよう
194 :
名無しのオプ:2010/12/06(月) 09:36:41 ID:iH04UKMu
いまグレアムグリーン「ヒューマンファクター」再読しているんだけどさ
「(共産側の)友情や愛情のために祖国を裏切らなかったものはいようか?」の一句で
ル・カレと「(イギリス側の)友情や信頼を裏切った化け物」と対を成す名作なんだけど
・・・フィルビーの最新の研究とあわせて読むと、身の震えるような驚愕、恐怖を覚えるんだよね
英ソ両情報部は「ダブルクロス」作戦・・・敵のスパイを見方に仕立て上げ、敵国に送り返す・・・を得意としたけど、
フィルビーはもともと「周知のケンブリッチ左派学生、共産主義者とのつながりあり」で
1937年ソ連に対して選択的に情報を流す小物情報屋として雇われたんだよね
たぶん41年6月から45年まで、英ソは盟邦だから、そういう人物も必要なんだけど
1944年9月に冷戦を予感したチャーチルの指示でR5(セクション5=対ソ情報課)の予算が復活するんだけど
フィルビーは有能ゆえにこれをのっとる。ロシアのご主人様に喜んでもらおうとしてね。
その際・・・同年1月、直属部下のグレアム・グリーン(共産主義シンパでケンブリッジでのフィルビーの思想を知っている)を
こののっとりに誘い、グリーンは何故か、44年6月、そのキャリアの頂点で情報部をやめてしまうんだ。
むろんSIS人事にフィルビーの経歴を密告することなくね。
なぜ辞めたのか、本人も言わないんだけど「フィルビーの中でひとつ我慢できない性格は、その出世主義だ」と
乗っ取りを後年批判している。
批判しているくせに87年にはモスクワでフィルビーと再開し、旧交を温めあう。
グリーンが英情報部辞めた理由って、完全な憶測だけど
「このまま共産主義シンパとして英情報部にいたら、対ソ諜報作戦にからめとられ、二重、三重スパイに仕立て上げられ
死ぬほど怖い目にあう。フィルビーよ、おまえは自分が思うほど頭はよくない、やめろ、いつか大変なことになるぞ」って
ことだったんじゃないかな
結局、ソ連亡命に追い込まれたしね
そういう意味で「ヒューマンファクター」再読すると・・・うわあと思う
おれはこの小説を軽く読みすぎていたって
ル・カレこそ情報部の本職はだしの偽情報流布係りで、グリーンはむしろ冷静に「ヒューマンファクター」で真相を示唆しているんじゃないかって
195 :
冒険小説の様な書籍です。:2010/12/07(火) 22:57:50 ID:HbVpo62o
196 :
名無しのオプ:2010/12/09(木) 14:09:49 ID:QpdyHt0x
197 :
名無しのオプ:2010/12/10(金) 23:36:14 ID:iMjaS3Pc
面白いじゃないか
198 :
名無しのオプ:2010/12/11(土) 00:47:48 ID:XWOGQ9W6
オレン・スタインハウアーの「ツーリスト」面白かった!
「スパイ小説」って感じの雰囲気が嬉しい。
199 :
虚覚えな発言でしたら申し訳無いですが。:2010/12/11(土) 20:33:09 ID:wIFqsBtS
そういえば皆さん、諜報小説や冒険小説の支持者がライトノベルなんぞに掠奪され続けているのは
一体なにが原因なんですかね? やはり廉価な単行本を主流にすると謂う方針を
止めた事なんでしょうか……または青少年をこちら側に惹き容れる様な作品を描いて行こうとしなかったのが
いけなかった、のか……
200 :
名無しのオプ:2010/12/11(土) 23:28:46 ID:2lrvL+pb
娯楽の多様化で、相対的に数が減っただけだろ。少子化も相まって。
201 :
名無しのオプ:2010/12/11(土) 23:57:01 ID:4r+T9ggc
>>199 その前提は正しいのか?w
ラノベ読んでる奴らの大半は他に小説なんか読んでないだろ
漫画アニメ上がり
202 :
名無しのオプ:2010/12/12(日) 02:13:24 ID:B+PBrqjv
203 :
名無しのオプ:2010/12/12(日) 02:48:40 ID:oWDqvDTY
>>199 こんな的外れな考察(?)してるようじゃ諜報小説や冒険小説の支持者なんて増えるわけない
204 :
名無しのオプ:2010/12/12(日) 10:57:54 ID:R637Lvdr
エスピオナージュや冒険ものの読者がラノべに取られた?どこの世界の話だそれ
ラノべ=ヒギンズとかいうオチか?
205 :
名無しのオプ:2010/12/12(日) 13:56:45 ID:OaYoJOZw
前提として、冒険もの読んでた子供は大人になっても冒険小説を読み続けてくれる
んで冒険ものの占める場所がラノベにとって変わられて、
冒険小説は読まれなくなったってことが言いたいのかと推測
206 :
名無しのオプ:2010/12/12(日) 19:15:14 ID:XW6Ze7Fz
いまのラノベ読者はかなりの割合で、「アニメ化された」原作ラノベ「しか」読まない。
仮にラノベがなかったとしても、冒険小説に流れてくることはない。
207 :
名無しのオプ:2010/12/13(月) 09:14:45 ID:YXp4MXX1
夕べNHKで世界のゲーム市場(ただし任天堂は除く)やったけど
ジブリといえど「アニメを目指したゲーム」は
湾岸・イラク戦争を経験した欧米のFPS、テスターは40歳代にはかなわないな思った
いいんだけどラノベ、Fateはブンガクとかいうは
高原文化で、ぶっちゃけ「衰退」なんだろうな
208 :
名無しのオプ:2010/12/13(月) 09:20:41 ID:YXp4MXX1
どうもヴェノナファイルって
日本だと「ハルノートはソ連スパイのヘンリー・モーゲンソーの陰謀」とおかしな方向に捻じ曲げられ
エニグマ暗号戦や日本海軍召集士官・通信暗号係阿川弘之のファンとしては
政治的に胡散臭く宣伝されすぎて好きじゃなかったけど
冷戦スパイファンとして、無視できなくなってきたな
ローゼンバーグ夫妻や、アルジャー・ヒスはそれなりに根拠があって大陪審に送致したんだな
こんどロバート・リテル「CIA」って買ってみる予定
冷戦終結20年目に出版された、冷戦スパイ実録フィクション小説らしい
209 :
名無しのオプ:2010/12/13(月) 20:25:15 ID:WFcZRmdo
文章おかしいよ
210 :
名無しのオプ:2010/12/13(月) 23:18:45 ID:nj3vTVLx
日本語読めません 意味ワカンネ
211 :
名無しのオプ:2010/12/14(火) 21:16:46 ID:1+q3rN4F
そういえば近年は海外勤務を嫌がる日本人が増えてるそうなんだが…このスレッドとしては
そんな傾向について如何想われますか?
212 :
名無しのオプ:2010/12/15(水) 01:58:53 ID:MdW6FB7T
それまでは一旦海外で業績上げてから帰国し本社の主要ポストにつくという
慣例みたいなものがあったが、バブルあたりからだと思うが、ちょうど団塊が
中堅に入った頃から帰国しても自分の席があるかどうか?という状況になった。
むしろ海外で有能なのは、そのまま海外流転の憂き目みたいな。
二重スパイじゃないが、ヘッド・ハントなんてのが流行りだしたのも、その頃。
213 :
名無しのオプ:2010/12/15(水) 02:08:44 ID:2G8u6Ci1
>>211 「海外出張を嫌がる日本人が増えている」ことを、わざわざ
このスレで論じようとする意図?というか意味が分からない。
それも諜報小説や冒険小説の支持者が減ってるとか
そんな話にしたいのか?無理があるというか的外れすぎるが。
214 :
名無しのオプ:2010/12/15(水) 02:28:36 ID:8eKSvXic
エロシーンも省略せずに書いてくれる作家いない?
215 :
名無しのオプ:2010/12/15(水) 10:46:56 ID:VNIwQiK8
なんかスレ違いが増えてきたような…
216 :
211:2010/12/15(水) 17:32:42 ID:bukNkj4S
>>213 別にそんな心算は無いのですが。ただ
>>64>>70で
社会情勢の変化と冒険小説の関係についての話題が在ったので、一つ。
それよりインターネットをやると冒険小説が読めなくなるのでどうしましょう
217 :
名無しのオプ:2010/12/16(木) 08:50:57 ID:uvlLeBeI
知らんがな
218 :
名無しのオプ:2010/12/16(木) 17:51:11 ID:71nbhHzk
早ミスでピーター・オドンネルとジョン・クリアリーの訃報を知った
どちらも90代と高齢だったんだなぁ
合掌
219 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 12:43:38 ID:BbJliy35
映画の「ジェイソン・ボーン」シリーズの様なスパイアクション小説ありませんか?
ちなみに、ラドラムの「ボーン」シリーズは全て読みました。
220 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 13:27:33 ID:qyE1i8sz
>219
デズモンド・バグリィ「裏切りの氷河」「マッキントッシュの男」「タイトロープ・マン」他
クレイグ・トーマス「ファイアフォックス」「狼殺し」「レパードを取り戻せ」「闇の奥へ」他
A.J.クィネル「メッカを撃て」「スナップ・ショット」他
マイケル・バー=ゾウハー「パンドラ抹殺文書」「復讐のダブルクロス」他
クリストファー・フィッツサイモンズ「フィッシャーを殺せ」
デイビッド・マレル「ブラック・プリンス」「石の結社」他
ジェラルド・シーモア「暗殺者のゲーム」「攻撃ヘリ ハインドを撃て」他
ケン・フォレット「トリプル」
ウィリアム.H.ハラハン「フォックスキャッチャー」
ノエル・ベーン「シャドウボクサー」「クレムリンの密書」
アダム・ホール「不死鳥を倒せ」他
ダグラス・ターマン「シェル・ゲーム」
etcetc
……ああ、すっきりした。
活劇がおろそかにされていないスパイものというとこんなところかな
古本屋でお探しください
221 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 13:46:29 ID:nF9t2Fhn
ル・カレやグリーンみたいに英国情報部/外務省の実務経験がある作家による
インテリジェンス小説って、他に何がありますかね?
222 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 13:58:20 ID:qyE1i8sz
wikiの「スパイ小説」で、主な作家の前歴までたどることができますよ
個人的には、そういう前歴でル・カレやグリーンのように
印象的な作品を残している人は見当たらんなぁ、と思います
詳しい人、よろしく
223 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 14:55:05 ID:qyE1i8sz
>221
お昼ごはん食べているあいだに、「あれ、あの人はどうだったっけ」
と気になった作家が何人かいました。
ひとりはレン・デイトン。でも違った。空軍勤務経験はあるみたいですが。
もうひとりはアントニイ・プライス。この人はジャーナリストですね。従軍経験はあるようです。
このおふたかたの作品は、ル・カレが好きな人なら面白く読めると思います。
とくにアントニイ・プライスは、起伏が少ないのになぜか読ませる名人で、
リテルのように、もっと読む人が増えればいいのになぁ、と思う作家です。
ちなみに、モームの「アシェンデン」は未読。「面白すぎる」などといわれているようですが。
224 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 16:29:09 ID:38vQpdpE
いちばん手堅いのは海軍情報部のイアン・フレミング海軍中佐だろうね
これはいわずもがな
岩波現代文庫「ゾルゲ追跡」は
もともとがMI5の部内教育用のテキストだった気がする
作者のF. W.ディーキンが戦時中SOF所属
でもまあこの人はどちらかといえば戦後、歴史家か
225 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 19:16:18 ID:sbrwbHum
そう言えば「スパイの歴史」とかいう本が出とったでなも
226 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 19:43:57 ID:/7OF1sCu
227 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 21:18:43 ID:Cjo7vjQa
海野弘って元々平凡社で「太陽」編集していた芸術・文化畑の人なんだけど
都市文化関連で、ベルリンや上海1920年代をやっているうちに
フォークロア文化に興味が移ったんだろうな
まず「陰謀の世界史」って百科事典こさえたあと
「スパイの世界史」って辞典こさえた
まあ広く浅くだけど中々フォローの難しい分野だから手元に置いておくには手軽だよね
228 :
名無しのオプ:2010/12/17(金) 22:00:10 ID:Cjo7vjQa
>223
アンソニイ・プライス「迷宮のチェスゲーム」ってサンケイ文庫で
葦野原で外套きた初老の男が野鴨かなにか眺めている表紙でしょう?
これこそ英国スパイ小説の表紙だ、いい絵だなとよく記憶しているけど未読だorz
検索するとテレンス・スタンプ主演で、TVシリーズ化されているような
229 :
223:2010/12/18(土) 00:28:01 ID:pdd8vnzc
>228
いいですよね、あの表紙。
インテリ諜報員が現場に駆り出されて、若い女の子とよろしくやりながら
戦時中に不明になったお宝の争奪戦に……と書くと、
なんだかお気楽な小説のようですが、ちゃんとああいう荒涼とした風景も出てきます。
昼間はああ書きましたが、ル・カレをイメージすると、ちとあてが外れるかも(汗
歴史秘話を主人公と一緒に追跡するミステリーで、
いかにも英国らしい、渋みのある作品であることはたしかです。
230 :
221:2010/12/18(土) 09:15:20 ID:eAhnIR58
このスレは良スレですね。ありがとうございました。
231 :
名無しのオプ:2010/12/18(土) 11:39:12 ID:L859ygc5
英国諜報機関出身の英人スパイ作家ってあまり知らないな
昔にさかのぼれば英蘇合併(1707)の際、英政府寄りのプロパガンダ出版業者としてエジンバラに潜入
蘇格蘭分離独立運動を探知のため、友人網(スパイ網)をこさえたダニエル・デフォー((ロビンソンクルーソーやペストの作者ね)が
MI5の始祖とか牽強付会を読んだことあるけど、詳しくは知らない
彼は密偵書簡はのこしても、小説は書いてないしね
232 :
名無しのオプ:2010/12/18(土) 11:52:06 ID:L859ygc5
「蘇格蘭」という漢文表記で思いだしたが、
野阿梓のファンタジー小説「兇天使」(早川JAだからラノベではない)は、スパイ小説としてもどうだろう
「ハムレット」のデンマーク王室内紛劇を、
北欧の弱体化を狙うハンザ同盟の密偵、
元十字軍兵士ホレイショの友情と裏切りの破壊工作というパロディで描いている佳作。
野阿の文章から見るに、彼の密偵、政治描写は間違いなく三島由紀夫の舞台劇「わが友ヒトラー」の影響下にあると思う。
舞台で役者に台詞のみで<レーム粛清前夜の第三帝国の危機的情勢>を明晰に語らせる見事さで
作中、うまく12世紀北欧の国家の闘争を描いている。と思う。
233 :
名無しのオプ:2010/12/18(土) 12:22:29 ID:L859ygc5
>229
>戦時中に不明になったお宝の争奪戦に……
湖中のダコタ輸送機に沈んだ秘密は何なのか、いわれてみれば気になってきた。
金塊だけってことはないわな。
英国現政権を揺るがす戦時中の汚い機密文書?
ポーランド譲渡?カチンの森容認?
それとも英独単独講和の密書?
なにもないってことはないでしょう?
「迷宮のチェスゲーム」「英国人の娘」「フォックスキャッチャー」、文春、サンケイのエトセトラ、エトセトラ
何冊も買って積んどく状態でよみきれず引っ越しの時に手放してしまったが
また読みたくなった。
路上で爆弾が破裂して無辜の大衆が死ぬわけでもなし
ウクライナだか東欧の大義を背負った名も知れぬ亡命者の一人や二人
死んだって戦争よりはましという文明的な70年代イギリスの冷戦スパイ小説は素晴らしい
234 :
名無しのオプ:2010/12/18(土) 13:42:55 ID:7sHSK82c
> 英国諜報機関出身の英人スパイ作家ってあまり知らないな
サマセット・モームがそうじゃなかった?
235 :
名無しのオプ:2010/12/18(土) 20:33:07 ID:aGQi5HNJ
アーサー・ランサムがMI6だった。
「ツバメ号とアマゾン号」シリーズは俺が子供時代に読んだ冒険小説の中で
一番好きだ。
236 :
名無しのオプ:2010/12/20(月) 11:58:25 ID:6CG2rjfP
237 :
名無しのオプ:2010/12/21(火) 17:48:35 ID:dyDOTr7t
パソコンショップで女性店員を相手に大きな声量でエロゲーを予約・購入するのは
冒険と言えるのでは無いでしょうか……
238 :
名無しのオプ:2010/12/21(火) 18:18:47 ID:Qucvj/bH
痛みに耐えてよくがんばった
239 :
名無しのオプ:2010/12/21(火) 20:32:35 ID:/yko3+IV
セクハラとも思えるが。
240 :
名無しのオプ:2010/12/21(火) 20:46:01 ID:Czf5m8F7
241 :
名無しのオプ:2010/12/22(水) 01:02:49 ID:Eoy7z+Ol
>218
クリアリーってまだ存命だったんだ。合掌。ここ数年、著名作家が列を連ねて物故してるなあ。今年もパーカーとフランシスが亡くなったし。
冒険スパイ小説の作家ならヒギンズ、デイトンの訃報も聞くのもそう遠くはないだろうなあ。
242 :
名無しのオプ:2010/12/22(水) 21:12:59 ID:76FBtHMg
レン・デイトンはとうに亡くなられたよ。
243 :
名無しのオプ:2010/12/22(水) 21:43:45 ID:EaaFJlOM
>>242 ビビらせんなボケ
レンさんには第4部を書いて貰わんといかんのだから
244 :
名無しのオプ:2010/12/23(木) 19:38:03 ID:EYNWKqKZ
第4部とはサムスン・シリーズのことかえ? あれはもういいw
245 :
名無しのオプ:2010/12/25(土) 11:22:01 ID:gNd1aOlW
CIA出身作家はどうよ? ティプトリーは分野がちがうか
246 :
名無しのオプ:2010/12/25(土) 16:40:18 ID:f8tk1ChV
247 :
名無しのオプ:2010/12/25(土) 19:21:55 ID:X6jUgTec
『暗号名レ・トゥーを追え』 の作家がCIA出身らしいけど
そもそも作品がな
ケネディ暗殺はゴ・ディン・ジェム遺族の復讐って、JFK暗殺神話の中の傍流も傍流
日時近接の思いつきレベルだからな
248 :
名無しのオプ:2010/12/25(土) 21:42:57 ID:EoNyDuzr
>>245 CIA系SF作家だともう一人、コードウェイナー・スミスがいるな。
ティプトリーのデビューが68年、スミスの没年は66年。
アリス・シェルドンは(面識はなくても)P.M.A.ラインバーガー教授が、
どんな立場でどんな業績を上げたか知ってなくちゃならん立場だし、
SFファンとしてコードウェイナー・スミスも正体推測しながら読んでたと思う。
あの、ラインバーガー教授が、あの、コードウェイナー・スミスだと知ったんで、デビューヘの決断を下したってのはありそうだ。
(ティプトリー伝まだかな…)
249 :
名無しのオプ:2010/12/26(日) 01:13:19 ID:owwkU+VX
バリー・アイスラーも元CIAとか言ってたな
>本書が教えてくれるのは、歴史というものが慮外の出来事と偶然にいかに左右されるかということです。
>キューバ危機のような大事件ともなれば陰謀説がそれこそ山と出てくるものですが、
>「世界征服をたくらむ悪の組織」が自由にコントロール出来るほど歴史は甘くないことがよくわかります。
>エマーソンが言うように「事象は馬に乗って人を運んでいく」のであり、
>状況を劇的に動かすのは偉大な指導者よりもむしろ、プライドと恐怖に振り回される小人なのでしょう。
>常に心に留めおきたいところです。
冒険小説や諜報小説の描き手にとっちゃ、こりゃ何とも耳の痛い指摘ですな。フィクションって一体なんなんだろうね?
251 :
名無しのオプ:2010/12/26(日) 23:48:28 ID:xlw5OAE+
ゾウハーの『影の兄弟』読了。
中盤の恋愛のごたごたはうんざりだけど、最後のどんでん返しがすごい・・・。
252 :
名無しのオプ:2010/12/27(月) 00:09:20 ID:p+3pifmr
今からテレ東で映画版ツーリストの映像
253 :
名無しのオプ:2010/12/28(火) 02:26:10 ID:SwzKTd/G
ライアルの邦訳の文庫化はもうしないの?
254 :
名無しのオプ:2010/12/28(火) 12:45:42 ID:U0kKG50X
トム・ソーヤの作家のひとが元祖かな?
255 :
名無しのオプ:2010/12/30(木) 23:27:18 ID:48rc7+gw
アンソニー・プライス「迷宮のチェスゲーム」(1970)読了
うーん、処女作だしまあこんなものかというのが感想
ル・カレだって最初から完成していたわけでもないし
確かに後の人気作家言われると、そういうものかという気もする
1945年に湖に沈んだダコタ輸送機が25年後、発見
中に積んであった「過去の宝物」をめぐって、英ソ情報部がのんびり丁々発止
あんま人が死なないのもいい
ルパン三世ばりの謎の秘宝でKGBは出っ張ってくるかなぁと疑問を持ったら
案の定、歴史の暗部を記したペーパーが混じっていたわけね
256 :
名無しのオプ:2010/12/30(木) 23:42:25 ID:48rc7+gw
アンソニー・ハイド「レッド・フォックス消ゆ」
これから読書
ハイドは新左翼学生として70年代祖国カナダの官憲に追われ
西欧ボヘミアン社会をどさまわり
その経験を背景に、30年代の新大陸の理想主義者たちがスペイン内戦その他を経て
「ソビエト情報部」に絡めとられていく、悲しい群像劇っぽいものを予感。
大森実 講談社の戦後秘史を何巻か
3巻「祖国革命工作」や、4巻「赤旗とGHQ」、7巻「謀略と冷戦の十字路」あたり
粗末な開襟シャツにチノパンで、コッペパンで飢えをしのぎながら
共産革命をもくろむ徳田球一と官憲との闘争
国電駅で脱線転覆する列車などの
戦後の暑い夏の風景がたまらなく好きだ
257 :
名無しのオプ:2011/01/01(土) 17:30:09 ID:x/q+7U6P
スコット・トゥローとかグリシャムが出てきた頃が一番面白かったな。
どれから読むか困ってたもんな。
258 :
名無しのオプ:2011/01/02(日) 04:51:18 ID:45WOenx+
パーフェクトスパイって面白い?
259 :
名無しのオプ:2011/01/02(日) 20:34:25 ID:PtCD6IFe
>>224 『ゾルゲ追跡』読みました。スパイ小説というよりは完全な歴史研究ですね。
ただ、解説にもあるように著者の軍務経験がディテールの記述に一役買っているのは確かなようで。
訳文は直訳調で、一部意味不明でしたね。
260 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 06:42:53 ID:lmq4n0Ba
>>257 言っちゃあなんだが、それ範疇がちょい違う。リーガル・サスペンス、いわゆる法廷もの。
他にもリチャード・ノース・パタースンとか、面白い作家が結構いるんだけどなあ。
荒唐無稽じゃなく、現実的な犯罪や人間関係を扱うのでこことは違うリアリズムがある。
新スレ立てるかなとも思うが、言うように時代がなあ・・・。
261 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 12:04:29 ID:7VvwH/hm
>リチャード・ノース・パタースン
ヒギンズの別名かと思ったw
米軍特殊部隊なり海兵隊先遣隊が、居留民保護の際に
現地住民を無差別虐殺、CNNなりどこかが撮影し
現地指揮官を本土軍事法廷に召喚なら
まあネルソン・デミル「誓約」(モデルはソンミ)の昔からあるから
「全体小説」ってながれで
262 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 16:01:15 ID:jhJSBCeb
リーガル・サスペンスも冒険小説だろが
263 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 17:11:16 ID:lmq4n0Ba
異議を却下します。
264 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 17:52:48 ID:jhJSBCeb
なんだそりゃwww
265 :
ところで皆さん、:2011/01/03(月) 19:35:47 ID:dvjOqyQR
いまテレビ特捜部でやってるような危険な蟹猟というのは
冒険小説として描かれる事は稀のようなんですが……
266 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 19:53:59 ID:lmq4n0Ba
ヘミングウェイくらい内面描写まで掘り下げて描かれれば、それはそれで良いと思う。
ところで、年頭から読む本を決めあぐねていたが、T・J・マグレガー「エヴァーグレイズに消える」にした。
それでよろしいか、諸君。
267 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 21:59:25 ID:K8pW7MOq
>>258 たぶん、面白くない。
昔、内藤陳が途中でギブアップしたって書いてた。
俺はそれを読んで買うのやめたんだけど。
268 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 22:21:54 ID:7VvwH/hm
>266
ヘミングウェイは「海流の中の島々」(遺稿から1970出版)お勧めよ
第3章が彼の釣り船使ってのWW2カリブ海でのUボート狩り
(正確には被雷したUボート脱出乗務員の落ち武者狩り)
ほんとは第三章は大作家自身がモスキートに便乗して取材した
ロンドンに飛来するV1狩りのWW2航空小説になるはずだったんだが
ま、いろいろあってね・・・。
「老人と海」はこの小説の最終章を独立させたもの
ハヤカワNFだけどラピエール&コリンズ「パリは燃えているか」の
ヘミングウェイとご一行様のパリ解放一番乗りは何度読んでも劇的ですてき
269 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 22:45:57 ID:7VvwH/hm
>「パーフェクトスパイ」
ブンガクってあるよね?
ディケンズ「オリバーツイスト」とかトマス・マン「トニオ・クレイゲル」とか
芥川龍之介「ある阿呆の一生」とか、スレ的には
・・・映画「太陽の帝国」の日米にすり寄るクリスチャン・ベール英少年の生き様といわないと
もう判らないだろうな。
社会的に、精神的に、孤児の少年が、自身の弱さに直面して
生存本能で、いじめっこに自分の宝物あげたり
好きでもない教師にすり寄ったり、大人のふりをして赤面するような嘘をついたり
そういう辛い思い出、痛い自分を文章にする、ブンガクショウセツ(文学小説)って奴。
文体も含めて、こういう19世紀ショウセツ読むのが好きでないと辛いと思う
作中の少年は、人の歓心を買うため、年中、素敵な嘘をつき、誰をも喜ばせ
やがて義務徴兵制で軍務に付き、英国情報部、チェコ情報部、敵味方の下っ端に買われて
双方を喜ばすため、相互に情報を売るうちに、
「凄い感じのいいパーフェクトなスパイ、いやまじいい奴」として20年、30年のスパンで出世。
でも最後、アメリカ情報部の「いや、それ二重スパイじゃね?売国奴じゃね?」と追求を受け、
破滅するちょっと悲しいストーリー
作者も中欧で軍役に付いた時、似た経歴たどったし
たまたま作者がモデルにした実在の二重スパイ(なんとかヒルビーという人らしい)も、
中欧でコミンテルン系のチェコ人の管理教育を受けたらしいし
1987?だったかな、発表当時、絶賛だったらしいよ
270 :
名無しのオプ:2011/01/03(月) 23:09:58 ID:jhJSBCeb
北上次郎がリーガル・サスペンスを冒険小説に含めてるから
リーガル・サスペンスは冒険小説。
271 :
名無しのオプ:2011/01/04(火) 12:00:37 ID:LXTLLAdA
アンソニー・ハイド『レッドフォックス消ゆ』(1985)読了
傑作じゃね?アメリカamazonをみると「スパイが出てこない最高の冷戦小説」とかみな手放しで褒めているけど
文体も含めて出来はかなりいいと思う。
30〜50年代のアメリカのスパイネットワーク(下級労組から国務省高官に至るまで)に属した両親を持つ遺児たちが
その遺産である30年代、ソ連から脱出した女児の、偽のアメリカ戸籍作成を遡行するうちに
過去と現在のソ連の暗部にたどりつく話
わけあり女児の偽の戸籍作成はもろ「スマイリーと仲間たち」だし
革命初期の米ソ毛皮貿易がそのままスパイネットワークに横滑りする話は「ゴーリキーパーク」だし
文体、キャラも含めて作者がどの作家から影響を受けたか、丸わかりだけど
「アメリカの共産主義者たち」のたどった暗い運命が余韻が残る重厚長大小説
途中に描写されるGRUの国外における殺人の描写も、陰惨で、
007にはない<怖さ>が良かった
正直、作者自身、ラスト1行で明かされる女児の正体のあまりにファンタジーなオチをもてあましているのではないか
途中の何百ページの重さに価値があると思う
272 :
名無しのオプ:2011/01/04(火) 18:52:38 ID:Ogfe/8np
>>258>>269 亡くなった打海文三がブログでル・カレのベストと書いていたのが
「パーフェクト・スパイ」だったよ。
俺は未読だけど。
アフリカ経由ハマス行き? イランが武器密輸ルート構築 2011/01/05 21:26 【カイロ=大内清】
アフリカのナイジェリアでイランから送られた大量の武器が見つかる事件があり、
イランがアフリカ経由でイスラム原理主義組織ハマスなどへの武器密輸ルート構築を進めているとの
懸念が強まっている。今月末には、同事件で起訴されたイラン革命防衛隊所属のイラン人の裁判が
始まる見通しだが、米欧諸国からは早くも、イランのアフリカでの活動の監視を強化する必要性を指摘する声が上がっている。
274 :
名無しのオプ:2011/01/10(月) 22:08:03 ID:f3ArIayE
情報部出身作家を一人発見したよ。
テッド・オールビュリー(1917年生)、WW2の期間とその後数年間、所属したんだって。
敵地に降下して活動したらしい。
流れに乗り遅れたけど、参考までに。
275 :
名無しのオプ:2011/01/11(火) 13:07:52 ID:wcFQvzho
結局、平時、あるいは戦時の中立国に他国の人間が出かけてスパイ網つくるとなると
ジャーナリスト偽装が一番なんだろうな
つまり本部の外務省職員としての月給取り管理官でなく
リクルートされた新聞記者のアルバイト
「アラビアのロレンスの秘密」の共著者(ナイトリーでなくコリンズのほう)とか
チャップマン・ピンチャーの内膜暴露ものよむと、
結構、しった名前が出てきたと記憶する
276 :
名無しのオプ:2011/01/11(火) 19:20:22 ID:5pTUJokc
新華社通信なんて全部スパイだから。
277 :
名無しのオプ:2011/01/12(水) 09:27:00 ID:yYSZ3YJW
テッド・オールビュリーってオデッサ狩りとかランターン組織網とか
ちょっと際物くさいもの書く一方で
フィルビーものとかジーザス・アングルトンものとか
60〜70年代のモンスタープロット
(偽装亡命者による密告で、CIA内部にありもしないスパイや、より重要な大物スパイの隠蔽を行うソ連の策謀)
(あるいはそういうものがあるというアメリカ側の妄想)
で、手堅く書いていたらしいね
278 :
名無しのオプ:2011/01/12(水) 20:11:22 ID:DqslrRm/
本職の人を危険にさらしちゃう恐れがあるので
報道員とかキャスターとかはスパイにはしませんよ、とか言ってたような
誰か言ってたっけ
279 :
名無しのオプ:2011/01/12(水) 20:33:43 ID:e1F2IZDl
CIAは自国のジャーナリストに偽装することを、
法律で禁じられてるんだっけ?
ソースとかは知らないけど。
他国の報道関係者ならいい、ってのもあんまりな話だ。
280 :
名無しのオプ:2011/01/12(水) 21:11:43 ID:SIOvwHrF
英国はかの有名なD通告がありますので
ソ連やナチスドイツは秘密警察派秘密警察
政治警察は政治警察と名乗りますが
英国ではロンドン警視庁特別部とか
フリート街との紳士協定とか何か温和な名称で
警察国家の実態を誤魔化す傾向にあるような
281 :
名無しのオプ:2011/01/13(木) 21:49:18 ID:4ejnbzTW
日本冒険小説協会大賞のそれぞれの回の集計結果が見れるページない?
282 :
名無しのオプ:2011/01/15(土) 01:27:54 ID:tQhrUiaJ
>>280 いまのドイツの秘密警察は「憲法擁護庁」だぜ。
283 :
名無しのオプ:2011/01/15(土) 08:34:12 ID:s+JGPKa6
284 :
名無しのオプ:2011/01/15(土) 13:32:42 ID:W+++b5/t
>>283 クロヒョウの門田某よりは自然でいいとオモタ
それはそうと、酔いどれ探偵もマクベインだったのか!しらんかった orz
285 :
名無しのオプ:2011/01/15(土) 21:09:57 ID:+hWdKguz
87分署シリーズで翻訳が決まった人にならないのはなぜ?
286 :
281:2011/01/16(日) 03:15:51 ID:AqQsGfWY
21回〜28回は何とか手に入った。
それ以前も3位までなら入手できる。
しかし、貴重なデータなのになぜちゃんと残ってないんだ・・・
287 :
名無しのオプ:2011/01/16(日) 16:09:52 ID:AqQsGfWY
グリシャム「原告側弁護人」正月からずっと読んでてやっと読了。
これは面白かった。
288 :
名無しのオプ:2011/01/16(日) 23:33:08 ID:Jk7/PClg
289 :
名無しのオプ:2011/01/17(月) 05:20:29 ID:Vd2LH7Pd
これはイキのいいばばあだ
290 :
名無しのオプ:2011/01/17(月) 12:17:27 ID:5q2IsWWw
291 :
名無しのオプ:2011/01/19(水) 22:38:50 ID:LdQHVIdo
早川の新刊、
トマス・W・ヤング『脱出山脈』ってストレートな冒険小説っぽいんだけど、
読んだ方いらっしゃいますか?
292 :
名無しのオプ:2011/01/19(水) 22:43:40 ID:UQDTe00u
読んだよー
なんというかハリウッドのアクション映画的な感じ、手軽に読める活字に飢えてるのならいいかもしれんけど軽い
293 :
名無しのオプ:2011/01/20(木) 02:06:21 ID:CkSD/vrm
>>292 ありがとう。
そっか、軽いのか。
フォーサイス、ヒギンズの名前が惹句に入っていたから、
何となく怪しい香りはしたんだが、やっぱりか。
今はわたし飢えてないしな。
294 :
名無しのオプ:2011/01/20(木) 21:45:43 ID:+PkVSuXL
真保裕一「奪取」
半分ぐらいまで読んだんだが、かなり辛い。
話もつまらんのだが、文章が中学生レベルでダメだ。
こんなものが何で賞を取ってるんだろう・・・
295 :
名無しのオプ:2011/01/20(木) 21:55:34 ID:XeP3flzZ
読解力の無いヤツは何を読んでもだめ
296 :
名無しのオプ:2011/01/20(木) 22:02:10 ID:fB6BNrjy
真保は文章に潤いがない
297 :
名無しのオプ:2011/01/21(金) 08:10:36 ID:/2pSEg8t
ミステリーが読みたくて
ハードな刑事ものが読みたくて
スリリングなスパイものが読みたくて
本を買って快調に読んでると、なぜか出てくる
左翼発言。
なんで、ここで南京大虐殺とか、慰安婦とかの
話題がセリフで出るわけ?
しかも一切の反論なし。
いろんなもん読んだけど、
おめーら中国人はチベットで何万人虐殺してんだよ?
おめーら韓国人はベトナムで何万人虐殺してんだよ?
ってセリフないね。
左翼系もプ活動のために作家はミステリー・警察小説書いてるのか?
298 :
名無しのオプ:2011/01/21(金) 11:04:29 ID:SUWuzyTy
かなり古いけど現職のNY市警警部補Wコーニッツ著の「燃える警官」(1984)読了
なにこれ凄く面白い
911テロ以前、テロ統合情報センター設立以前の70〜80年代のNY市警公安関係ネタなんだけど
国際都市NYのディテールが絡むと、「フレンチコネクション」「ナイトホークス」みたいな70年代刑事映画の傑作思い出したわ。
史実では70年代、NY市警は秘密情報部作って、CIAに(憲法違反の)技術指導受けながら、
プエルトルコ人やらキューバ人、左翼学生相手に公安活動を展開。
そのOBがウォーターゲートビルに侵入した一人で、
やがてロックフェラー委員会にすべてを暴露され潰されるんだけど
この革ジャンとスニーカーの70年代の男たちってかっこよすぎて好きだなぁ
299 :
名無しのオプ:2011/01/21(金) 16:16:10 ID:Wrg8yPV5
>>297 話に沖縄とかアイヌとか絡むのも萎えるよ。
あっそ、だから何?みたいな。
300 :
名無しのオプ:2011/01/21(金) 16:21:49 ID:RPa/cj/a
エトロフ発金宮殿なんだよあれ
警官に強制連行されたと語る朝鮮人が
100ページ後には炭鉱の募集に応じて本土に渡ったと語る始末
301 :
名無しのオプ:2011/01/21(金) 18:13:05 ID:BVm41J5l
>>298 眉つばだな。
出版当時、全く話題になってない。
302 :
名無しのオプ:2011/01/21(金) 18:41:05 ID:rsFAYMKW
>>297>>299-300 所詮作家なんて其の程度の下等な精神構造しかしてないんだから仕様が無いだろうによw
ほんと、T4作戦だったり強制収容所だったりと歴史に功成し名を残したドイツの皆さんのほうが
一兆倍は高級な人たちだと言いたいね。なんで日本は嘗ての世界新秩序の構築を途中放棄しちゃったんだろうな?
303 :
名無しのオプ:2011/01/21(金) 21:20:03 ID:6/rbn1kD
なんかヘンなのが闖入してきたな。
304 :
名無しのオプ:2011/01/21(金) 21:33:18 ID:IwvClGta
加齢にヌルー
305 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 09:52:03 ID:pjgDWCag
>>298 うわー懐かしい、出版当時ワクワクしながら読んだよ
ラストの市街戦(警官なのに戦争としか言いようがないw)の迫力、思い出したわ
>>301 ばーか
306 :
302:2011/01/22(土) 11:13:38 ID:kJuFUj5y
>>303>>304 そんなに可笑しいかね? とっても常識的な思想だと想うけど?
取り敢えず作家連中は甘ったるい下卑た陶酔と憐憫と性欲に満ちた妄想ばかりシコシコやってないで
現実世界の生きる値打ちも無いクズどもを残虐な方法で趣深く懲罰してくれたらいいのに、と言いたいよ。
こんなんだから小説家は何時まで経ってもなめられる儘なのにさ。なんで作家の皆さんにはそんな簡単な事も解らないんだろうね?
まだ里見甫や関東軍や石井四郎の方が現実を生きてる偉人だよ、これじゃあw
307 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 12:14:27 ID:BACAx9kH
右翼が冒険小説を文学賞に応募しても下読みでボツだろうな
308 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 13:32:06 ID:ZH2S9bQ0
そういうサヨク小説への攻撃は1991年頃ならまだ話は判るけど
もう日本が貧乏になってニートがのたうちまわっているご時世にされてもね
302の実生活がしのばれるとしか
309 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 14:36:40 ID:uXcRwQkV
>>307 文学で体制に抗議してるつもりなんだろうね。
弱者を履き違えてるというか。
左翼の目線に本当の弱者はいない。
攻撃対象は、団体で反論されることのない
老人・主婦・子供・身体障害者(精神障害だと反論される)
在日・精神障害者・水商売・風俗などは持ち上げ放題。
小説家なんて寄らば大樹の影みたいな人種ばっかだけど。
>老人・主婦・子供・身体障害者
>在日・精神障害者・水商売・風俗などは持ち上げ放題
そいつらこそ真っ先に社会から根絶・抹消すべきだと言うのが基本的常識なのに……
本当、どのような暴力的・無計画的な手段でも構わないんだって。皆様方もそう信じていますよね?
>小説家なんて寄らば大樹の影みたいな人種ばっかだけど
そんな奴等がのうのうと生存できているのは一体なにが悪いんですか?
社会の最低限な正常さを保つためには存在を抹消しないとダメなのに……
311 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 18:15:54 ID:lNyvjuqr
ゆとり教育世代は抹殺するべきだが、普通に暮らしてるひとを
抹殺しようなんて思わないな。
312 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 18:36:15 ID:kJuFUj5y
沖縄と北海道を無駄に浪費した下等生物どもは完全に除去するべきだと想うのですが
皆様は如何で御座いますかね。今からでも遅くは無い、遅すぎることは無い。
>>311 抹殺すべきなのはウェブ空間に完全に適応し殉じる事が出来る個体以外の全部だと想うんだがな。
少なくとも今の時点で青少年で無いやつらと女は確実に……皆様はまだ青少年のままですよね?
313 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 20:47:58 ID:ZH2S9bQ0
314 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 21:17:54 ID:Y6lU0/Ow
パンドラ抹殺文書とかエニグマ奇襲指令みたいな
壮絶などんでん返しが味わえる傑作小説を教えてください。
315 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 21:53:43 ID:kJuFUj5y
>ID:ZH2S9bQ0
サヨク小説は江戸時代辺りから日本に巣食う病巣なのでまだまだですよ、あなた。
「徳川三百年の人類史上無比の太平は何を生み出したか、何も生み出さない、かかる野蛮の太平も人類史上稀有である」
316 :
名無しのオプ:2011/01/22(土) 23:54:33 ID:kJuFUj5y
そういや俺の発言を否定するヤツは、一体何処がおかしいのか具体的に指摘してないね。ひょっとして俺よが正常だから出来やしないのか?
317 :
名無しのオプ:2011/01/23(日) 00:57:13 ID:pnnydJyg
付ける薬がないから
318 :
名無しのオプ:2011/01/23(日) 08:52:33 ID:7klsZ4Fx
>>314 リチャード・ジェサップ「摩天楼の身代金」
ああ、どんでん返しとはちと違うか スパイ物でもないしな
アイラ・レヴィン「ブラジルから来た少年」
いや……これも違うか……面白いんだけどな……
どんでん返しがあるなんてわかっていて読むのもつまんないしな
と言いつつ アリステア・マクリーン「恐怖の関門」
319 :
316:2011/01/23(日) 09:04:33 ID:Otlc/7aN
320 :
名無しのオプ:2011/01/23(日) 09:28:18 ID:gg4oHhJv
抹殺するべきは、公務員だな。
321 :
名無しのオプ:2011/01/23(日) 09:42:47 ID:vHCi72Ap
>そういや俺の発言を否定するヤツは、一体何処がおかしいのか具体的に指摘してないね。ひょっとして俺よか正常だから出来やしないのか?
ま、まあな
322 :
名無しのオプ:2011/01/23(日) 12:28:06 ID:B34crLNF
携帯から自演してるやつ読みにくいな。
改行してくれ。
323 :
名無しのオプ:2011/01/26(水) 00:41:42 ID:W8ntllJO
も、もういいかな?
Wコーニッツ「燃える警官」があまりに面白かったので、「甦る警官」(1986)買ってきた
これから読む
現職警官は日勤、事件報告書いっぱい書かなければならないし
どんな細部が捜査の端緒になるか判っているから、必要にして十分な文章が安心して読める
文才あるのに96年にPulmonary fibrosis 肺線維症で亡くなったんだね
惜しいわ
324 :
名無しのオプ:2011/01/26(水) 01:41:59 ID:uWensjOv
ほんまかいな。
オールタイムベスト10あげてみてくれ。
325 :
名無しのオプ:2011/01/26(水) 02:01:53 ID:W8ntllJO
>オールタイムベスト10あげてみてくれ。
ああ、その手はおれもよく使うから判るけど
絡むのは勘弁なw
誰かさんよりは正常だからもう寝る
326 :
名無しのオプ:2011/01/26(水) 02:11:01 ID:uWensjOv
厨ウゼッ
327 :
名無しのオプ:2011/01/26(水) 10:59:48 ID:7kTgVjeN
ミレニアムの作家さんといい、惜しいひとほど
早くお亡くなりに・・・
ディック・フランシスとかは長生きしてくれて
嬉しかったけど。
328 :
名無しのオプ:2011/01/26(水) 22:24:18 ID:W8ntllJO
オールタイム言われると古典ばかりになるな
何回も読み直す冒険・スリラーものは
「ジャッカルの日」「HMSユリシーズ」「パナマの死闘」「鷲は舞い降りた」
「第5の騎手」「暗殺者のゲーム」「ゴーリキーパーク」「ビッグノーウェア」
「SS-GB」・・・うーん「モンテクリスト伯」
329 :
名無しのオプ:2011/01/28(金) 01:14:13 ID:hmFBYAyS
ブックオフで100円で買えるやつでベスト10を選んでみないか?
330 :
名無しのオプ:2011/01/28(金) 23:42:12 ID:Ph+9rMaa
週に三軒巡回しているが
モヒカン族の最期
シャドー81
シブミ
ジャッカルの日
ランボー 一人だけの軍隊
ファイアフォックス
・・・この辺は大抵の店舗で見つかる
後は、
マクリーンの何か
ヒギンズの何か
バグリイの何か
イネスの何か
331 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 04:00:52 ID:hskkk3vy
フォーサイスは面白いことは面白いんだが、
1つあげろと言われると困るな。
俺的名作は、
「パンドラ抹殺文書」
「エニグマ奇襲指令」
「スリーパーにシグナルを送れ」
「リリアンと悪党ども」
「天使と悪魔」ダン・ブラウン
332 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 11:52:19 ID:Mk8ZUCBm
ラドラムもたまに読む分にはおもしろい。
何作も読むともたれるけど。
「暗殺者」
「狂気のモザイク」
「マタレーズ暗殺集団」
あたりは好きだ。
333 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 13:49:57 ID:Y7HsMzg1
なんでクィネルが出てこないの?
「燃える男」
「スナップショット」
「血の絆」
あたりが好きだけど、他もみんな好き
何読んでも面白い
もっとたくさん書いてほしかったなー(´・ω・`)
334 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 14:26:55 ID:hskkk3vy
クィネルはイマイチ
335 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 19:10:57 ID:mW7erfA2
>>333さんが挙げてる頃の初期作品は面白いと思うけどな
サンカルロの対決以降の作品は俺もイマイチだけど
336 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 19:34:47 ID:GOJIraOn
自分の場合、後期でも「ヴァチカンからの暗殺者」は
かなりおもしろかった印象がある。
ただ、クリーシィを主人公にしたシリーズものになってから
あまりにもスーパーマンになってしまって
なんか萎えてしまい、あまり読んでない。
337 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 19:54:46 ID:qttooiv8
>>336 ボブ・リーもそうなりつつある>スーパーマン。
私もヴァチカンやイローナは面白かった。
338 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 20:22:24 ID:hskkk3vy
北方謙三って面白いの?
檻
逃がれの街
眠りなき夜
の美品が105円で落ちてたので買ってきた。
339 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 20:33:53 ID:GOJIraOn
>>338 3作とも初期の傑作
個人的には
逃れの街が特にいい。
北方さんも刊行数が増えて
最近ぜんぜん読んでないよ。
340 :
名無しのオプ:2011/01/29(土) 20:50:48 ID:qttooiv8
未読だけど、去年でた『抱影』は久々に評判いいみたいですよね。
341 :
名無しのオプ:2011/01/30(日) 10:23:30 ID:SxFiZnal
読まず嫌いだったが鳴海章の一連の狙撃モノはいいな。
警察小説とアクション小説の融合がお見事。
342 :
名無しのオプ:2011/01/30(日) 19:13:23 ID:W1wWjBTi
まきこまれスパイみたいな話で、
小さな事件・謎を追跡してたら、
巨大な陰謀が見えてくるみたいな小説ないでしょうか?
343 :
名無しのオプ:2011/01/30(日) 19:44:36 ID:ChT0onzV
>>342 最近なら新潮文庫の「ぼくを忘れたスパイ」はそんな感じかも。
344 :
名無しのオプ:2011/01/30(日) 20:00:57 ID:DYw4m1st
ぼくを忘れたスパイ読んでると、ドラモント父ちゃんの台詞が何故か↓な感じに変換されて困る
J( 'ー`)し「たかし、ワルサーをよこしなさい」
345 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 00:29:59 ID:4k6to3S9
警視庁情報官読了。
日本的なヒューミントがそれらしく書かれててよかった。
上のポストは数が限られていて、昇任後のポストも人間関係で決まるなんてのはリアルだ。
でも、サツはこんな物分かりのいい組織じゃねーよw
適材適所の陣容もあっさり異動で解体されるし、入校や昇任で駒が足りないのが常態。
金も出さねーし、実績達成と責任回避で実際は身動き取れねーって、もっと下の現場は。
分析よりも獲得と信用調査の大変さが出てるとよかったのに。
公安関係の内情に身を置いたことはないけど、地域に降りてきてあんなアクティブな警部・警視はあり得ない。
と言いつつも、続編も中古で探してみたいとは思った。
346 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 09:57:54 ID:l/5LxtwQ
ぼくを忘れたスパイとか
新潮文庫のえーと、あれ、ノルマンディー上陸前夜の気象予報官、カオス理論、
気象数値データの乱雑の中から法則性を見出し、6/6/44の荒天のすきまをみつけるスリラーとか
読みたいのいっぱいあるけど積読状態だナ
オレグスタンハウアーなんか、あるだけ買い込んだのにいまだ未読だ
347 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 11:37:26 ID:kuDkTcdX
>>345 小説として中の下だね。
知ってることを羅列してるだけで読みにくかった。
教科書として読むならそれなりにいいかも。
どうでもいいけど、アマゾンのコピベみたいな感想貼るなよw
関係者かなんか?
348 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 16:39:11 ID:6pDk+WUI
何の役にもたってない日本の公安スパイものよりも、
小さな冒険だが「ぼくと駐在さんの700日戦争」のほうが
好きだ。
349 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 18:09:24 ID:HGTDynhH
>>348 (´・ω・`)それ、愚息が読書中やから、済んだら貸して貰うがな
350 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 18:32:03 ID:l/5LxtwQ
>ぼくと駐在さんの700日戦争
なんか定年退職した団塊新左翼あたり喜びそうな内容?
いや未読だけど
351 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 18:41:22 ID:6pDk+WUI
映画になったやん。
352 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 19:37:14 ID:+OrxBCcu
347さんはいつも誰かと戦っているなw
353 :
345:2011/01/31(月) 19:42:56 ID:armTS+Pi
>>347 大して盛り上がらない書き方だったね。
チームの成り立ちが全体の7割くらいを占めてるんだもの。
地味な尾行も、気付かれれば命にかかわるってくらいのケレン味があってもよかった。
事件の筋道をつける情報があっさり揃いすぎるし、上司が刺される理由も謎のまま。
一人のスーパーエリートに仮託しての、公安は頑張ってます、凄いでしょという主張は確かにくどい。
警察官僚からみる組織力学が、割とリアルに見えたのが良かったと言いたかったんだ。
354 :
名無しのオプ:2011/01/31(月) 22:46:59 ID:XVLkANjy
濱って作家じゃないから文章下手でも、ポプラ社ご推薦の
引退俳優みたいに、金とコネで出版できるってだけだろ。
情報なんとか(もう忘れた)は続編の公安なんとか(忘れた)も
読んで、ストーリー中なんの試練もなかったけど、最後に間抜けな
落ちがついたけど、それも格好つけた終わり方で、その辺の話の
盛り上げ方もイマイチだった。
携帯とPCで自演でいてまで擁護しなきゃならないほどの作品ではないな。
麻生の外事ものよりはず〜っとマシだとは思ったけど。
355 :
名無しのオプ:2011/02/01(火) 01:37:58 ID:yFgxBLUH
公安絡みのミステリならブックオフで「定年外事刑事」っての
見つけたが「南英男とか広山義慶みたいなノリだったら嫌だしな〜」
とか迷ってたら知らん間に売れてた。
「定年退職した公安刑事がかつての仲間を集め、日本人に成り済まし
暗躍している北のスパイ組織を壊滅させる」って話だからそれなりに
面白そうだとは思うが・・・ こんど見つけたら買っとこう。
356 :
名無しのオプ:2011/02/01(火) 23:02:32 ID:92drPgtW
積読だった「砂漠の狐を狩れ」
「狙うはロンメルの首一つ」な特殊部隊の暴れっぷりが壮絶で痛快。
357 :
名無しのオプ:2011/02/01(火) 23:15:55 ID:qhRzPqHc
公安云々は電波さん呼び込みモードだなw
定年退職してブックオフで100円本読み散らす
団塊世代みたいのが迷い込んできた予感
358 :
名無しのオプ:2011/02/02(水) 07:18:05 ID:7DsJV442
元警官の書いたものって電波オタがつきまとう。
北芝・黒田なんか特に。
公務員ってキーワードできたバカもいるみたいだけど。
>>355 南英男は、広山ほど悪くないと思うけどなあ。
広山はしょせんライトノベルだけの人という印象。
359 :
名無しのオプ:2011/02/02(水) 09:50:19 ID:JVgNqbCU
>元警官の書いたものって電波オタがつきまとう
よく自分のことが判っているな
攻囲妄想にかられた更年期障害のさびしい中年男性ってクールでカッコイイ
360 :
名無しのオプ:2011/02/02(水) 12:15:26 ID:zPtIrrPm
↑
このひとどうかしたの?
警察板にすっこんでてくんないかな。
361 :
名無しのオプ:2011/02/02(水) 18:49:35 ID:7DsJV442
図星されて粘着してるだけ。
362 :
名無しのオプ:2011/02/02(水) 21:02:34 ID:bARHjDeg
セイヤーの『地上50m/mの迎撃』
これ何て読むの?
ちじょうまいふん50メートルのげいげき でよろしいか?
363 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 02:09:48 ID:KPJ81Q4F
読んじゃおらんが「地上5cm」即ち、地面落下直前にミサイル迎撃などと勝手に創造。
364 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 03:26:53 ID:6m5eTaRS
新潮社の極大射程の版権て無期限なんだそうな
365 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 03:51:52 ID:zHR/enoe
ありえん。
ソースは?
366 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 11:46:23 ID:6m5eTaRS
367 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 19:27:41 ID:mxeGeCZi
クライマックスの裁判でのお爺さん弁護士の活躍はかなり痛快だった<極大
でもやっぱり冒険小説なんだからアクションを最後の見せ場にして欲しかったな。
続編やら主人公の父親が活躍する話やら色々あるみたいだけどあんまし読む気がしない。
368 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 20:17:22 ID:zHR/enoe
ほとんど適当だけど、
たたき台としてベストテン作ってみた。
異論は認める。
ホントはクーンツ「ライトニング」も入れたいが無理?
【 ブコフで100円で手に入る冒険小説ベスト10 】
極大射程
女王陛下のユリシーズ号
燃える男
ジャッカルの日
鷲は舞い降りた
パンドラ抹殺文書
スリーパーにシグナルを送れ
ケインとアベル
ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ
深夜プラス1
369 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 20:28:26 ID:wZyjWzSQ
>>368 概ね良い選択だと思うんだけど
「ケインとアベル」って
冒険小説の範疇なの?
自分は読んでないんだが
ジャンルが違うイメージがあるのだが。
むしろ
大統領に知らせますか?
でどうよ。
370 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 20:54:40 ID:zHR/enoe
「ケインとアベル」はそういえば違うか。
「大統領に知らせますか?」は、ちとレベルが落ちるので、
「高い砦」でも入れときますか。
それともトニー・ケンリックでも入れますか。
371 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 21:45:42 ID:SBrFmB9O
>>368 クーンツ入れるくらいならマキャモンの方が良いな
372 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 22:00:55 ID:2Dal/v81
ウィルバー・スミスは100円コーナーにはないのかな
373 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 22:41:39 ID:1PLFN+fO
>>372 「密猟者」「ダイヤモンドハンター」「ゴールド」「二人の聖域」
以外は100円コーナーで良く見かける。 特に文春から出てる奴。
【今年ブックオフ105円コーナーで見つけて嬉しかったベスト10】
オメガポイント脱出行
キラーエリート
逃亡空路
7ワンダーズ
バンダースナッチ作戦
砂漠の略奪者
パルチザン
ポップスコッチ
公園は俺のもの
無頼の掟
374 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 23:00:14 ID:SBrFmB9O
>>373 「公園は俺のもの」良いなー
前から探してるんだけど見つからない
「キラーエリート」ってペキンパーの映画の原作?
375 :
373:2011/02/03(木) 23:21:58 ID:1PLFN+fO
>>374 「キラーエリート」ってペキンパーの映画の原作?
そう。設定はアフリカ某国の指導者の亡命話になってるけど。
376 :
名無しのオプ:2011/02/03(木) 23:30:04 ID:xJGxJj8t
忍者が出てくるからスターリング・シリファントのオリジナルかと思った
377 :
373:2011/02/03(木) 23:57:09 ID:/NrmdyiY
俺がずっと探してるのはD・ウィルツの「結婚式の客」(新潮文庫)
そこらの文芸モノみたいな題名だが中身は私設情報機関を舞台にした
ハードなサスペンスらしい。
とりあえず自転車で行けるブックオフは全滅だった・・
378 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 12:16:45 ID:wc4AgtqX
全然見てないんだけど、真保原作ドラマにメキシコ大使館から抗議がきたとか。
書籍だと抗議でそうなことバンバン描かれているけど、
テレビドラマとなると対象人数が多くなるせいか、色々うるさく言われちゃうのね。
379 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 13:03:40 ID:lxgbBF83
クーンツもマキャモンも大好きだが冒険小説かどうか問われると迷うな
アーチャーもね
ただ、どれも読み物としては抜群に面白い
個人的には「シャドー81」を入れてほしいっす
あとは納得
日本人作家で100円で買えるベスト10も知りたい
380 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 14:31:05 ID:QOUqTjBm
>>378 公共の電波だからね。
小説だったら選んだ人間が買うわけだし。
381 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 14:35:14 ID:G7r+X6sl
確かにここ冒険・スパイ小説スレなんだけれど、翻訳ものだったらちょっとジャンルから外れてても聞けると嬉しかったり
いや聞いてると未読で面白そうなのがちらほら出てくるから
382 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 15:59:45 ID:wc4AgtqX
383 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 18:45:53 ID:MBqLFBxY
>>368 『殺意の海へ』
『飢えた海』
『高く危険な道』
とかもどう?
105円コーナーに常備しているとは言い難いが……
384 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 20:38:37 ID:Td0Gfui4
日本の作家でブックオフ105円コーナー常連(近所の店舗基準)というと、
警察モノに特化する以前の佐々木譲、今野敏
時代物に特化する以前の佐伯、大沢在昌、山田正紀、田中光二、伴野朗
のイメージだな
385 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 20:50:35 ID:Td0Gfui4
後、歯抜け状態でたまに見かけるのが藤原審璽の「天空拳勝負録」
上巻だけとか、下巻だけとかばっかりで中巻見たこと無い。
386 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 21:19:05 ID:64nMCYNh
このスレで語るに相応しいかどうかは別として
天空拳勝負録は復刊されるべき。
昭和水滸伝は、昨年、復刊されたし。
387 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 21:21:25 ID:kmcZsme6
>>383 コーンウェルいいですね
国産だとどうだろう
船戸与一とかは100円コーナーにあるかな?
388 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 21:36:05 ID:GT0bOqNE
>>376 自分の道場仲間が出演できるように設定変えたらしい
389 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 21:54:33 ID:P5S8wZJ4
船戸は初期の短編集や「蛮族ども」「群狼の島」辺りなら
105円コーナーで見かける事もあるが、肝心な「猛き箱舟」は
見た事無い。
390 :
名無しのオプ:2011/02/04(金) 21:59:54 ID:P5S8wZJ4
「蛮賊ども」でした。
391 :
368:2011/02/05(土) 07:49:53 ID:9Vzzr5OP
>>383 その辺は読んでないので、
全部読んでる人よろしくw
392 :
名無しのオプ:2011/02/05(土) 08:34:03 ID:9Vzzr5OP
谷恒生とか森詠って面白いのかな?
393 :
名無しのオプ:2011/02/05(土) 10:12:06 ID:zeQJtmrp
>>392 それぞれ初期の作品は(谷は船員だった経験を生かした海洋冒険小説、
森はジャーナリスティックな視点を絡めた情報小説やギャビン・
ライアル風の航空冒険小説)面白かったが、谷は「安部清明」モノや
「架空戦記」、森は「新宿鮫」意識したと思しき警察モノ書き始めた
頃から正直「もういいかな」と思って読んでない。
394 :
名無しのオプ:2011/02/05(土) 11:22:24 ID:9A0jX5PC
395 :
名無しのオプ:2011/02/05(土) 13:44:25 ID:9G+8YEwl
北壁の死闘が入ってるといいな。
396 :
名無しのオプ:2011/02/05(土) 19:47:06 ID:nPB/cVvw
>>389 新装版を上下ともに105円で買ったが…
397 :
名無しのオプ:2011/02/05(土) 19:59:37 ID:XsyD5AEX
樹海戦線はどうよ。
398 :
名無しのオプ:2011/02/05(土) 20:26:25 ID:741gSc8r
ポロックも多いがクリス・ライアンは輪掛けて多いな。
こないだ行ったブックオフ105円コーナー(文庫)の早川のトコに
「襲撃待機」から「反撃のレスキューミッション」まで並んでたが
もし未読だったら間違いなくまとめ買いしていた。
なんかブックオフスレみたいになってる気がするがこれはこれで
面白いな。
399 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 00:45:45 ID:kQtxmgJF
クリス・ライアンと言えばマット・ブラウニングのシリーズはもう出ないのかな?
あれしか読んでないのだが、お気に入りなので
同じSAS上がりのアンディ・マクナブもオススメ
どっちも105円にあるはず
400 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 00:49:24 ID:hwLNMMuV
鼠たちの戦争をボロボロの状態でゲット。
その後、もっと状態のいいのが他店で見つかったりする。
きっと装丁やタイトルの字面を知っているので目に付くのだろう。
自分の盆暗さ加減が嫌になる。
401 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 01:17:10 ID:M48Hw69i
「鼠たちの戦争」は映画「スターリングラード」絡みで売れたのか
結構目に付くな。
402 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 11:45:14 ID:KjKr5FZe
>>399 アンディ・マクナブ知らなかった
読んでみる
ここ時々読んだことのない作家の本が出て来るから面白い
しかも100円なら気楽に読んでみれるし
403 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 12:49:47 ID:xRS1WgnD
なんで皆の住んでるとこのbookoff 100円棚はそんなにも充実してるんだ都会在住ばっかりなのか、羨ましい
404 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 13:35:50 ID:Yduc/0xV
海外作家は滅多に100円コーナーに行かないよな
405 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 14:30:47 ID:Z4oI+4tR
でかいブコフならいろんなもん揃ってるよ。
ただ日本作家ほど回転率よくない。
406 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 14:44:25 ID:CdjOoWP8
今は見掛けないが以前は「マック・ボラン」シリーズ全巻とか普通に置いてるトコもあったしな。
407 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 21:57:11 ID:Q7gwZELA
「死のダンス」
映画版ジェイソン・ボーンシリーズを彷彿とさせる完璧主人公、手際の良さ
100円コーナーでよく見かける
厚さの割に内容が薄かったが、100円なら楽しめると思う
408 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 21:58:44 ID:yjIH1dqt
409 :
名無しのオプ:2011/02/06(日) 22:42:37 ID:2DL+f1KN
二見のミステリ・コレクションはやたらとハーレクインみたいなのが
増えてからは全く読まなくなったな。
昔は知らない作家でも拾い物とかあったからよく読んでたが。
410 :
名無しのオプ:2011/02/07(月) 00:16:46 ID:QNTtU+1V
そういえば《殺し屋ケラー》シリーズ最終作が未だに出ないな>二見
411 :
名無しのオプ:2011/02/07(月) 01:51:10 ID:aWwtyMKs
シリーズ物といえば文春は「ステルス艦カニンガム」の
アマンダ・ギャレット、「凍土の牙」のノーヴィクと気になるのが
そろって中断してるんだが・・・
まさか邦訳したヤツで終わりか?
412 :
名無しのオプ:2011/02/07(月) 11:49:51 ID:Ho61NE7Q
最近読んで面白かった冒険・スパイの海外ものは、
ラーソンの「ミレニアム」だな。
413 :
名無しのオプ:2011/02/07(月) 17:15:04 ID:kGDqDkgw
>>411 アマンダのシリーズは本国で出版社が見つからなくて、日本では先行出版したんじゃなかったけな。
その後続報を聞かんが。
414 :
名無しのオプ:2011/02/07(月) 19:37:03 ID:iy628hzL
そういえばダン・ブラウンの「天使と悪魔」もベストテン級だったな。
415 :
名無しのオプ:2011/02/08(火) 22:05:50 ID:rxexIIOR
天使と悪魔は、反物質の扱い方だけいろいろ議論
されたけど、作品としての評価は「ダ・ヴィンチ」の
ほうが高いよ。
416 :
名無しのオプ:2011/02/08(火) 22:59:41 ID:0C0MocVc
スレ違いで何だが探してたビデオをようやく入手。
「ブラヴォー・ツー・ゼロ」(脚本アンディ・マクナブ)
「ガルフウォー スカッドミサイル爆破指令」(脚本クリス・ライアン)
同じ作戦に従事した二人がそれぞれ脚本書いてるのが興味深い。
>>415 「反物質」ってマクリーンの「地獄の綱渡り」にも出てきた様な。
417 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 06:39:29 ID:YqeJd2zr
>>415 実際に読んで言ってるの?
「天使と悪魔」の方が断然面白かったけど。
418 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 08:05:23 ID:npb1ylEn
>>417 ダビンチのほうが映画化されたとき、ダンブラのほかの本の
紹介が各メディアでされたけど、本国でもダビンチのほうが
評判よかったと思う。
宗教的タブーを扱ったことについて無神論者の日本人はなんとも
思わないかもしれないが、あっちはそうはいかない。
そういう意味での話題性は、はるか昔にイエスがマグダレーナとエッチ
したかって話題よりも、現役法王が高度不妊治療の領域にむにゃむにゃ〜の
ほうが生々しいんだろうね。
419 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 09:33:31 ID:XnSUML6Y
読んでから語れやボケ
420 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 09:53:44 ID:npb1ylEn
頭悪いのか?
421 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 17:16:33 ID:dd/E08cc
天使と悪魔 累計490万部
ダ・ヴィンチコード 累計1100万部
ロスト・シンボルはいまさらのフリーメイソンだったな。
422 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 17:56:26 ID:YZ2rjusR
パズル・パレスはどう?天使と悪魔とかに比べて面白い?
423 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 18:24:45 ID:BkIoKCYw
評価が高いとか売れてるとか言ってる阿呆って一体何なんだ?
424 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 19:36:56 ID:dQUz7vcI
ダン・ブラウン作品は「天使と悪魔」と「ダ・ヴィンチ・コード」しか読んでないけど
その道のエキスパートの筈の主人公やヒロインが自分の専門分野のことで頭を悩ませている時に門外漢の素人から指摘された途端に
そうだ気付かなかった!とか、すっかり忘れてた!とか言って解説開始、で指摘したほうは漏れなくしたり顔でニンマリ、
のパターンが頻出して萎える。
425 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 20:09:27 ID:NMQS9W+1
天使と悪魔はボーン・コレクターみたいに小刻みなタイムリミットがあるのでサスペンスとしてはダ・ヴィンチよりも盛り上がる
ただ、「モナリザに暗号が!」とか目立つ要素がある分、読んでいない人に「面白そう」と思わせるのはダ・ヴィンチの方が上
426 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 21:09:55 ID:YqeJd2zr
関係ないが、本の雑誌の新刊めったくたガイドが消えたのって何で?
めちゃ参考にしてたのに・・・
定期購読もしてるが、
やっぱデジタルデータの方が利用価値が大きい。
427 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 21:11:41 ID:dd/E08cc
天使と悪魔がどうしても上っでないと気が済まないバカ
いるから、とっても面白いってことでいいんじゃね?
428 :
名無しのオプ:2011/02/09(水) 21:47:12 ID:9GFPRHMm
このスレ、唐突に自分の主張を書き込んで、しかも譲らない人がたまにいるね。
自分も天使と悪魔が上ってことにしておく。
スレ内多数決に勝利して、彼も心安らかだろう。
>>416 自分もブラヴォー・ツー・ゼロ探してるんだよー。いいなぁ。
書籍版の冒頭「帰れなかった三人に」は心に響く。
スレ違いすまん。
429 :
名無しのオプ:2011/02/10(木) 06:52:52 ID:XnXcf/L9
ピントが外れたやつらだな。
自分がどっちが面白かったかを語れや。
430 :
名無しのオプ:2011/02/10(木) 08:37:04 ID:n/NREwmo
>>422 「天使と悪魔」と「ダ・ヴィンチ・コード」、どっちが面白いかは
人によって分かれるだろうけど、その2つと比較して
「パズル・パレス」の方が面白い!…って言う人は見かけないなw
431 :
名無しのオプ:2011/02/10(木) 10:36:34 ID:cY5dYQTB
432 :
名無しのオプ:2011/02/10(木) 11:05:05 ID:1ntybvQq
えっ
目黒、降りたの?
最近、読んでないンで知らなかった
433 :
名無しのオプ:2011/02/10(木) 12:01:26 ID:e+hzKTc1
>>430 あれはまったくのハズレでいいと思う。
最新作もハズレなんだが。
ただCAIの大物が日系人の超秀才おばさんってのだけ
設定が面白かった。
NCIS LAのヘティみたいなもんかと思って読んだ。
434 :
名無しのオプ:2011/02/10(木) 19:42:27 ID:gwmQ8u/v
目黒が編集長降りたのってもう相当前の話だったような
435 :
名無しのオプ:2011/02/11(金) 04:58:00 ID:WWgjCvlT
文庫の新刊案内って良いページないなあ。
Yahooは糞だ。
出てないのがあったりする。
出版社のページを直に見た方がいいかな。
436 :
名無しのオプ:2011/02/12(土) 01:34:12 ID:XmBWrZaF
クリス・ライアンの「ファイアファイト偽装作戦」とマクリーンの
「ナヴァロンの要塞」を読了。
今更なんだろうが、どちらも面白かった。まだまだ読んでない作品があるので、
これからが楽しみだ。
437 :
名無しのオプ:2011/02/12(土) 08:27:57 ID:YJ44jkOf
大藪春彦、西村寿行ってどうよ?
438 :
名無しのオプ:2011/02/12(土) 14:42:07 ID:0kfCyUOa
大藪はビル爆破テロの巻き添えで妻子を喪った主人公がもっと沢山のビルを爆破して復讐する話が印象に残ってる
439 :
名無しのオプ:2011/02/12(土) 17:19:59 ID:+hikExm1
西村寿行は化石の荒野を読んだことあるけど
表紙の裸の女のケツしか覚えてないな
440 :
名無しのオプ:2011/02/12(土) 17:57:16 ID:EwoKPQkN
西村先生はエロしか印象に残らなくて・・・w
いろいろ主義主張はお持ちのようですが。
441 :
名無しのオプ:2011/02/12(土) 18:39:29 ID:bHbcX4b2
>>440 >いろいろ主義主張はお持ちのようですが。
エロに対する??
殆ど読んだことないので、ふとした疑問。
442 :
名無しのオプ:2011/02/12(土) 19:29:50 ID:EwoKPQkN
>>441 すぐ側にちょうど西村先生のスレあるからリロードして
読んでみ。
443 :
名無しのオプ:2011/02/12(土) 22:36:58 ID:fa/75PWP
大藪もエロしか記憶に残ってない。
エロ度については、西村>大藪だが、ハードボイルド(笑)度は
大藪>西村だと思う。
444 :
名無しのオプ:2011/02/13(日) 00:29:15 ID:tbWAE04Q
>>442 専スレあったんですね。
とりあえず50件ほど読んでみました。
一言語りたいのはエロがらみみたいですね。
445 :
名無しのオプ:2011/02/13(日) 03:35:58 ID:qxpJfksU
寿行は高校の頃から読んでたがエロシーンが邪魔で仕方無かった。
446 :
名無しのオプ:2011/02/13(日) 08:44:39 ID:EUKWEIsm
西村先生と言ったらエロでしょ。
自衛隊やら海保やらでてきてスパイだ邪教だ〜と大騒ぎしても
とにかく 四つん這い
これしか記憶にないです キリッ
447 :
名無しのオプ:2011/02/13(日) 09:55:27 ID:jZYLPfEb
>>446 やっぱりそういう作家だったのか。
ガキのころ、一度手にとって見たがエロだらけで
手に取った本が悪かったのかなんだったのかわからんまま、
読まない作家枠に入れてた。
納得した。
448 :
名無しのオプ:2011/02/13(日) 16:14:27 ID:D4U54ODy
449 :
名無しのオプ:2011/02/13(日) 23:15:43 ID:hELYu2H7
谷恒生の「ホーン岬」「黒いヴァイキング」入手。
これで初期の海洋冒険モノコンプリート。
寿行といえば「往きてまた還らず」はとにかくアクション&パニックの
連打が凄くて上下巻一気読みしたの覚えてるな。
エロシーンもあった筈だがそんなの気にならなかった位に。
450 :
名無しのオプ:2011/02/14(月) 00:55:23 ID:WgrEKOyY
滅びの笛は絶対に読むべき
かなりおもしろいぞ
451 :
名無しのオプ:2011/02/14(月) 06:57:17 ID:lIc6DTyn
452 :
名無しのオプ:2011/02/14(月) 19:43:38 ID:GjWj59WY
昔、田辺節雄が寿行の小説(「昏き日輪」とか)を劇画化したのを読んだ
記憶があるな。確か文庫サイズのヤツで。
後、日本の経済成長を憂う何者かが日本に傭兵部隊を派遣し各地で
破壊工作を行うが、自衛隊とヤクザが手を結んで傭兵部隊に立ち向かうって
のもあった。画が田辺節雄だったのは覚えてるが原作誰だったんだろう。
453 :
名無しのオプ:2011/02/15(火) 09:15:50 ID:YGoZV82B
田中光二の謀殺のチェスゲームでなく?
そういえば爆発の臨界も劇画化されていたが、あれも田辺フシオだったかな
454 :
名無しのオプ:2011/02/15(火) 10:57:28 ID:M3eia7ue
455 :
名無しのオプ:2011/02/15(火) 17:27:53 ID:zUNovd3a
ウィリアム ピアスンの「チェスプレーヤー」は面白かったなぁ
456 :
名無しのオプ:2011/02/15(火) 22:19:29 ID:0B5MMiZd
柘植の「赤の殿下を狙え」は真っ当な冒険小説かも。
本人のキャラ作りが寒いせいでアレな評価だけど。
陰の戦争ものの一作として読めるのでは。
ごめん、ちょっと魔がさしたんだ。
457 :
名無しのオプ:2011/02/16(水) 11:56:07 ID:I1aJrStL
殺戮のチェスゲームって無かったっけ
458 :
名無しのオプ:2011/02/16(水) 12:41:57 ID:hTzSkITb
ダン・シモンズとかいう名前が脳裏を
459 :
名無しのオプ:2011/02/16(水) 23:56:03 ID:T5NJfYYz
私もチェスゲームというとダン・シモンズだわ。
460 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 00:17:21 ID:2hiiUDNu
俺は春原いずみ「チェックメイトからはじめよう」だなw
461 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 00:27:27 ID:NsUmBXTH
ダン・シモンズはてっきりSF・ホラーに特化した作家だと思ってたが、
「鋼」「雪嵐」「諜報指揮官ヘミングウェイ」「ダーウィンの剃刀」
辺りを読んで「あ〜 こんなのも書けるんだ」と感心したな。
最近はご無沙汰なのが寂しいが。
462 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 00:39:06 ID:xe2Ptmak
ルース・レンデルの「運命のチェスボード」は?
463 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 04:16:58 ID:kgZr7Wrn
中古ビデオ屋で「ニューヨーク・コマンドーセントラルパーク市街戦」ってのを見つけたがこれ「公園は俺のもの」の実写化だった。TVMだから描写に制約あるみたいだったが思ったより面白い。
464 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 18:23:31 ID:SvADVoWV
チェスもののミステリいうと・・・ほれ、ナインズゲートの著者(スペインのウンベルト・エーコみたいな衒学作家)の
邦訳処女作あったな
それよりもyoutubeでCHESS CLUBの高校生動画を見てくれ
あれはたまらなく好きだ
465 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 18:31:51 ID:kgZr7Wrn
いい加減チェスから離れろw
466 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 19:09:53 ID:2hiiUDNu
そんなもんチェスといえばブラウン神父だろ
467 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 19:11:57 ID:NsW1enqB
アントニイ・プライスの迷宮のチェスゲームは傑作
468 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 21:03:17 ID:XCS/SAIB
チェスに纏わる冒険小説と言えば
キャサリン・ネヴィルの大作『エイト』を忘れちゃいけませんぜ、旦那方
469 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 21:25:04 ID:Iq57Ov4e
>>461 私もダン・シモンズのあの早川ノベルズのシリーズ作品好きだった。
ちょっとスピレーン作品ぽいカッコいいおねいさんも印象的だった。
470 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 21:46:07 ID:8z6mKRAS
ちぇっ、西村寿行好きなのに規制で話題に参加できなかった。。。。orz
遅ればせながら、寿行の「往きてまた還らず」「白骨樹林」等は、
谷恒生「喜望峰」あたりと並んで、70年代の国産冒険小説黎明期の傑作ですよ。
エロ要素も、少ないか、ほとんどない。
時代性が感じられて、作りは荒っぽいけど、圧倒的な「熱気」が感じられます。
471 :
名無しのオプ:2011/02/17(木) 22:27:45 ID:q00LJVYA
寿行は二十年ぐらい前にハマってよく読んでた。
「往きてまた還らず」や「滅びの笛」が好きなんだけど、
寿行の訃報を聞いたとき、久々に読んでみる気になって
「白骨樹林」を読んだら、さすがに今読むと色々ツライ物があった。
472 :
名無しのオプ:2011/02/18(金) 00:03:09 ID:C/iD+plZ
「化石の荒野」で主人公の監視役?で全く痛みを感じない奴が出てきたのを何となく覚えてる。
473 :
名無しのオプ:2011/02/18(金) 08:57:15 ID:8VsPyIEX
甲府全滅!の話が良かったな>受講
474 :
名無しのオプ:2011/02/18(金) 11:58:24 ID:KT209Jsu
美紀おねえさまとジュディの近親百合カップルがいまだ好きだ
475 :
名無しのオプ:2011/02/19(土) 00:39:16 ID:sewgdfdN
>>455 あの小説はグイグイ引っ張りこまれるよね
476 :
名無しのオプ:2011/02/19(土) 20:25:45.66 ID:7mU2XrOB
>>471 まだ国産冒険小説というジャンルが成熟していない頃の作品だしね。
ただ、寿行や谷恒生が道をつけたから、船戸やシミタツや北方、逢阪、新しい才能が陸続と現れて
80〜90年代の黄金期がある訳で‥‥
そういう点では、もっと評価されてもいい作家だと思う。
まあ、後期、エロに行ってしまったのはいただけないとは思うが‥‥
477 :
名無しのオプ:2011/02/20(日) 20:59:36.95 ID:eLCLZ9U1
船戸や逢坂は最近の作品から読み出して「そんなに面白くないけど読みやすいし暇潰しにはいいかな」
と思っていたが、それぞれの初期作を読んでみたら別の作家かと疑うくらい面白かった
478 :
名無しのオプ:2011/02/20(日) 21:31:55.50 ID:h9uE+nDi
逢坂のカディスは、出てすぐに読んだけど、
短編を水増ししたような感じで冗長だと思ったな〜。
読み方が悪かったかな。
479 :
名無しのオプ:2011/02/21(月) 12:01:21.04 ID:NdLfId32
逢坂さんは昔の作品は面白かったが、よく書いてる第二次世界大戦前の
外交官みたいなのがイギリスの女スパイと活躍するやつはちょっと
いただけないかな。
森鴎外みたいなのは例外中の例外で、アジア男が白人女と恋愛って
あの時代ありえない。
教会破門だろ。
もうちょっとのそ民族の風習とか考え方とか取り入れてほしかった。
むしろ時代劇もののほうがすきかな。
480 :
名無しのオプ:2011/02/21(月) 14:33:22.05 ID:KvcH9LEW
むかしの日本人はもてたよ。明石も広瀬も
その時代に海外行けるのなんてエリートだし。
481 :
名無しのオプ:2011/02/21(月) 20:35:23.75 ID:l8jKpLBI
>>480 こっちから見りゃエリートでも向こうから見たら
黄色い猿だよ。
482 :
名無しのオプ:2011/02/21(月) 20:44:37.98 ID:O/WeQe0J
>>481 物好きな人はどの時代にも少数いるもんよ。
483 :
名無しのオプ:2011/02/22(火) 07:19:54.36 ID:EZhE8gb6
少数でしかないわけだ。
484 :
名無しのオプ:2011/02/22(火) 09:16:09.97 ID:pRmL2YyZ
そりゃ少数でしょ。
基本は昔も今もやっぱり
>>481の通り、猿だろうし。
485 :
名無しのオプ:2011/02/22(火) 10:05:10.70 ID:J1TXhtyS
おまえらが塩野七生やマークス寿子の白人の彼氏自慢を読んだときの反応が目に浮かぶわw
486 :
名無しのオプ:2011/02/23(水) 13:45:46.99 ID:nxdaYgkM
一連の「中東・アフリカ争乱」をベースにした冒険小説はここ2〜3年以内に色々出てきそうだな。特にリビアの「傭兵使って自国民掃討」なんてライアンやマクナブが放っておかないネタの筈。しかしリビアといえばジョバンニの「狼たちの標的」が懐かしい。
487 :
名無しのオプ:2011/02/23(水) 14:09:05.34 ID:1lE9Vu0w
黄白カップルは昔もいたよ
名前出てる鴎外や広瀬や他にも戦前の日本の駐米大使だかもそうだったはず
ありえない訳ではない
まして外交官とかなら
488 :
名無しのオプ:2011/02/23(水) 20:08:15.20 ID:fE6pblx4
古いけど、バロネス・オルツィ「紅はこべ」読了。
フランス革命時代の話だけど痛快だった。
489 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 02:20:59.30 ID:Owh1uhIJ
フランス大革命の前夜、花屋の娘として育てられた
美少女シモーヌはラ・セーヌの星と名乗り剣をとって戦う。
しかし彼女は自分が王妃マリー・アントワネットの妹である事を
全く知らなかった。
490 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 09:09:34.81 ID:qeKnc/Xl
デュマっていいよな
講談社文庫で古い「ダルタニアン物語(三銃士+4銃士)」全7巻くらい
また欲しいよ
491 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 09:47:28.47 ID:hQpaj/0c
西洋コンプのおっさんばっかし
492 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 12:24:53.98 ID:qeKnc/Xl
ならば「劣等感」とか「インフェリオリティ・コンプレックス」といってくれ
西洋昆布?コンプ? 西洋・・・複合とかいいたいのかと
まともに育った人は混乱するから
493 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 13:05:44.55 ID:v0CRXvw+
494 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 15:44:48.05 ID:dkuoUCnH
大戦中のイギリスでドイツのスパイが苦労する(特に密出入国)話って、
鷲が降りるのと飛び立つの、針の目以外に何かよい作はありませんでしょうか。
495 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 21:42:20.65 ID:biUkFmDV
針の目にはお世話に・・・(遠い目・・・)
496 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 22:19:49.64 ID:l3BOO3gO
なにっ。濡れ場があるのか?そうなのか?そうなのだな?
497 :
名無しのオプ:2011/02/24(木) 22:57:10.84 ID:kF1ZvpsE
>>494 似たような話なら「スパイの集う夜」とか。変わり種ではアメリカ人傭兵がドイツ兵率いてアメリカに奇襲攻撃仕掛ける「キャスコ湾乗っ取り作戦」てのもある。
498 :
494:2011/02/25(金) 08:11:45.94 ID:st6SYz81
499 :
名無しのオプ:2011/02/25(金) 08:30:44.98 ID:1UU/o3rN
そろそろ日本冒険小説協会大賞が気になる季節
500 :
名無しのオプ:2011/02/25(金) 12:04:50.80 ID:wsX4MDiB
そんなもんあったんだ。
501 :
名無しのオプ:2011/02/26(土) 02:34:00.03 ID:0Bb0/dwk
デヴィッド・マレル「トーテム」読了。なんだか一昔前のクーンツみたいなノリが面白かったが、最近のクーンツはサスペンスばかりでアクションホラー書いてないからつまらんな。(まあ翻訳されてないだけかも知れないが)
502 :
名無しのオプ:2011/02/26(土) 15:55:44.12 ID:JmrtlDPq
>>487 やっぱ白人がアジア人とくっつくって負け犬烙印だよな。
いまもそうだけど。
モテない君(さん)がアジア人とくっつく。
もちろんアジア人側に地位があるのがセオリーだけど。
503 :
名無しのオプ:2011/02/26(土) 20:59:20.72 ID:X4FBpeBr
太平洋にゴボウってやつですか?
こんなの歌麿じゃな〜いってw話なら他板でちょっと・・・
思い出しちゃった。
504 :
名無しのオプ:2011/02/26(土) 21:12:46.78 ID:CCpmpWTG
>>323 これどこのブコフにもないなあ。
ギブアップ。
505 :
名無しのオプ:2011/02/26(土) 21:16:54.17 ID:/MJniYcL
>>502 今もって、どんだけ偏見持ってるんだよw
506 :
名無しのオプ:2011/02/26(土) 23:29:51.12 ID:3JDx2FM/
こっちの側の小説くらい夢みてていいんじゃない?
むこうの小説にでてくるアジア系の扱いのひどさと言ったら・・・。
507 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 00:47:27.69 ID:B1Ged8rL
新参がスレも読まずに質問
>>1に書いてある謀略・諜報小説でみなさんのおススメってなんですか?
508 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 01:04:44.12 ID:sNFGUkSl
>>486 年末に読んだばかりなので、俺も思い出した>「狼たちの標的」
けっこう面白かったと思う
509 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 13:40:19.51 ID:ZIXV3nD3
リビアのニュース見てると傭兵のイメージが変わって来る…
冒険小説に出て来る傭兵ってカッコよくて一匹狼のプロってイメージだったんだけどな…
自分の傭兵のイメージが冒険小説だけで作られていたことを痛感する毎日
510 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 15:39:47.04 ID:CgKXbGpr
まあ金貰って銃取れば誰でも傭兵だから色んなのが居ても不思議じゃない。サラエボ内戦か何かのルポで、農民だったけど金目当てで急に傭兵に転職したおっさんとか、殺伐とした現実とは対照的に妙にノンビリしてたのを覚えてる。
511 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 15:46:25.26 ID:CgKXbGpr
サラエボ内戦じゃねーや、ボスニアでした。
512 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 18:10:55.89 ID:T94OLvnX
真保 裕一「奪取」
やっと読了。
お札を作ってるところの描写がチンプンカンプンでかなり辛かった。
他のところはけっこう軽快で面白かった。
でも、賞を取るほどじゃねーな。
廃棄処分に決定した。
513 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 19:08:18.47 ID:awWaUChe
>>497,501,510
ねえ、携帯からなんだろうけど、改行覚えて。
読みにくいし。
514 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 19:19:39.14 ID:P2NHLJmY
>>512 市販の道具でATMを出し抜こうとする前半は
面白かったんだけどね。
本格的な偽札造りに入る後半は
ついていけなかった。
515 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 19:28:07.15 ID:CgKXbGpr
516 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 21:18:48.48 ID:nVMpWXhh
ホワイトアウトは細部までよく思い出せるけど
奪取はそういや最後のオチぐらいしかおぼえてねーな
読み返すか
517 :
名無しのオプ:2011/02/27(日) 21:44:51.79 ID:LCz8+BJl
ホワイトアウトはダム内部の構造が把握しづらかったわ
518 :
名無しのオプ:2011/02/28(月) 00:27:23.30 ID:+ubtw3ul
奪取はさちおタンに萌える話だから
靴にキスさせるシーンなんて最高
519 :
名無しのオプ:2011/02/28(月) 01:37:26.73 ID:9mEX0ybg
傭兵もので最近読んだのは、「傭兵代理店」シリーズぐらいだった
520 :
名無しのオプ:2011/02/28(月) 11:44:33.62 ID:NguB9hd1
ブコフの105円コーナーにあったんで立ち読みしたけどヘボかった。
521 :
名無しのオプ:2011/03/01(火) 22:03:59.21 ID:Y604JIUp
マキャモン「狼の時」読了。
期待してたんだけど、平凡な仕上がりでちょっとがっかり。
522 :
名無しのオプ:2011/03/02(水) 17:36:18.24 ID:V+APHu+4
職場に行くとき、必ず文庫本一冊はカバンに入れないと気がすまない
気分的に、ようやっとの2回連続出撃後のスカパフロー帰港
直後再出撃命令で反乱寸前のHMSユリシーズが
なんだか入れているのが多いなw
523 :
名無しのオプ:2011/03/02(水) 21:52:02.95 ID:kFVXU0ke
アリステア・マクリーンもいろいろ書いてるんだな。
まだあんまり読んでないが、本屋でもそんなに見かけない。
524 :
名無しのオプ:2011/03/02(水) 22:22:18.73 ID:N16kHjhP
マクリーンもそうだが,ジャック・ヒギンズ,ギャビン・ライアル,
それにE・S・ガードナー(ちょいと毛色が違うけど)も
近頃書店で見かけなくなったような
525 :
名無しのオプ:2011/03/02(水) 22:32:37.64 ID:C7Ocvf4A
新刊書店でってことなら、往年の翻訳ものはほとんど絶版になってると考えていいかと
往年のとつけなくても05年あたりで出版された新刊がもう流通在庫のみですってのはけっこーあったり
526 :
名無しのオプ:2011/03/02(水) 22:47:54.70 ID:53KPUTtJ
コテコテのタイトルを見つけたよ。
『KGB対SAS スーパー・ミサイル争奪作戦』
まだ序盤だけど、悪くはない。
けっして良くもない。
527 :
名無しのオプ:2011/03/02(水) 22:48:58.50 ID:R1LeUW7i
翻訳物はブコフでもあんまり流れないよな〜
マクリーンは3年ぐらい前に100円で大量にGETできてラッキーした。
先週「最後の国境線」「恐怖の関門」を半額セールでGETし、
あと「ナヴァロンの要塞」が手に入れば、ほとんどが手に入ることになる。
528 :
名無しのオプ:2011/03/03(木) 00:04:16.23 ID:ZsBsmk2/
>>527 キミは愛読家が逝ってしまって大量放出されたのをゲットした方だね?
529 :
527:2011/03/03(木) 00:27:47.11 ID:tUTdFOtk
違いますw
530 :
名無しのオプ:2011/03/03(木) 17:15:49.43 ID:j5oNKgMT
>>526 それ色々凄いから最後まで諦めないようになw
531 :
名無しのオプ:2011/03/03(木) 18:44:21.69 ID:KZIjp6fg
個人的にはブックオフより、中古ソフトやCDやら
いろいろ売ってる店のほうがアタリが多い。
関係ないけど読むだけなら図書館も外せないな
検索したら書庫に冷戦交換ゲーム眠ってたw
532 :
名無しのオプ:2011/03/03(木) 18:54:40.99 ID:ddoO2rue
ロス・トーマスは立風書房のだけなんであんなに足元見た値付けになってんだろな…
533 :
名無しのオプ:2011/03/04(金) 01:05:22.90 ID:oPw+c7kp
買う人は買うだろうと思って、高い値を付けてるのかねえ。
読みたくても無い時には、たしかに図書館の書庫にお世話になった。
そして、
>>526の本が気になるので探してみようw
534 :
名無しのオプ:2011/03/04(金) 12:34:13.57 ID:6b3WjknR
文庫で読める新作おすすめを教えて
535 :
名無しのオプ:2011/03/05(土) 19:17:01.84 ID:HhYu27p+
昔の徳間文庫は
>>526とか「第八のラッパが鳴る時」とか多少箍が外れた
感のあるヤツからヒギンズとかレーマンとかの正統派のヤツまで色々
バラエティに富んでたな。
536 :
名無しのオプ:2011/03/05(土) 19:41:12.81 ID:O3X0eqvZ
ドン・ウィンズロウの『サトリ』が愉しみだ
537 :
名無しのオプ:2011/03/05(土) 22:06:53.47 ID:lfYLrhxT
俺は「シブミ」があんまり楽しめなかったんだよな
ハイジャック犯を一人一人始末していくところは印象に残ってるけど
538 :
名無しのオプ:2011/03/06(日) 00:12:28.35 ID:9Epq9S//
シブミは作中の碁の解説書についての記述が面白かったな。
いかにも高尚な対局であるかのような対話形式の解説が、
分かる人から見れば失手であるのに、いかにも妙手という解説をしている
という皮肉なパロディであるというところが。
トレヴェニアンはこの記述に仮託して、本作を冒険小説のパロディと言っているのかな、とちょっと思った。
俺的な結論はまだ出ていない。
539 :
名無しのオプ:2011/03/06(日) 02:57:06.55 ID:xAilxxno
早川の「イグニション」は良かったな。やってる事はまんま
「ダイハード」なんだが力技で読ませてくれるというか。
後、デビッド・マレルの「真紅のレクイエム」や「偽装者」辺りも
面白くて「流石は早川」と唸らせてくれる様な作品が多かった気が
する。今は正直寂しいが・・・・
540 :
名無しのオプ:2011/03/06(日) 06:01:25.74 ID:bt1705zf
映画化決定!だったのにね。>イグニション
骨折したままというのに違和感があったなぁ。
541 :
名無しのオプ:2011/03/06(日) 18:57:41.55 ID:Dy7KiPdK
その昔読んだ「ホーンブロワー」シリーズはよかったな。
もうああいう帆船ものは新作ってないのかな。
542 :
名無しのオプ:2011/03/06(日) 21:16:38.19 ID:JmEDDsbl
海の覇者トマス・キッドは地味に続いてるね
543 :
名無しのオプ:2011/03/06(日) 22:08:32.88 ID:SevgzEyU
「英国海軍の雄ジャック・オーブリー」シリーズが邦訳中断してしまって哀しい…
544 :
名無しのオプ:2011/03/07(月) 20:13:27.39 ID:uhcwv7VV
いま海洋ものといえばテメレア戦記だな。何か飛んでるけど。
545 :
名無しのオプ:2011/03/07(月) 21:09:47.13 ID:AS5odU/2
海洋モノといわれて真っ先に浮かぶのはブライアン・キャリスンの
「無頼船長トラップ」だなあ。大艦隊同士の海戦も嫌いじゃないけど
やっぱり小型艇が機略縦横で大暴れ!ってのが個人的には心地良い。
546 :
名無しのオプ:2011/03/08(火) 00:19:40.70 ID:FjGnm2Sy
SASがリビアで捕まっちゃいましたねぇ
現実はこんなもんだ
547 :
名無しのオプ:2011/03/08(火) 03:35:22.55 ID:ybX6Gye8
まあ特殊部隊っていっても人間だからね。
捕まって格好悪いっちゃ悪いけど、美味しいっちゃ美味しいから
退役したらマクナブやライアンみたいに手記書いて印税生活だぜ!
とか考えてたりして。
548 :
名無しのオプ:2011/03/08(火) 11:17:38.59 ID:tNdiPKRM
パイレーツ・オブ・カリビアンが当たったとき映画は
少し帆船ものが便乗で出たけど、文学のほうはさっぱりだねえ。
帆船の知識がないと書けないからかなり特殊な分野だが。
549 :
名無しのオプ:2011/03/08(火) 19:52:36.34 ID:oQbwc/JC
ブックオフで仕方なく買ったダグラス・リーマンの「黄土の血戦」
「アレクサンダー・ケント名義で『ボライソー』書いてる人だし、
良くも悪くも『古の冒険ロマン』みたいな作品なんだろうな〜」
位に思ってたが、「英国海兵隊」vs「義和団」の戦闘シーンが結構
ハードで思わず一気読み。
いやー舐めてたわ・・・
550 :
名無しのオプ:2011/03/11(金) 22:13:36.72 ID:I1dTAtpQ
ほんまかいな
そんな小説、全く話題になってないが
551 :
名無しのオプ:2011/03/13(日) 06:55:10.65 ID:x94rBY/h
同意。
何と比べて絶賛してんのかってことだよな。
552 :
名無しのオプ:2011/03/13(日) 23:55:39.34 ID:twunNEAr
>>551 お前馬鹿だから説明してやるよ。「面白くない本かもと危惧してたが、思ったより面白かった」 今度の地震、お前みたいなのが犠牲になれば良かったのにな。痛感するわw
553 :
名無しのオプ:2011/03/14(月) 06:36:06.55 ID:GoMr4OSD
思ったより面白かった??
ハア?
554 :
名無しのオプ:2011/03/14(月) 11:31:42.33 ID:IwP0nm3B
他スレでもそうだが、改行できないやつは文章がおかしい。
555 :
名無しのオプ:2011/03/14(月) 16:20:48.49 ID:19562n5u
>>549の文章はべつに
突っ込みどころ無いように思えるがw
556 :
名無しのオプ:2011/03/15(火) 01:06:11.43 ID:tJx3J0Q2
あ、そうか。たかが冒険小説ごときwで、他人が面白いといってるだけのところに、
それは間違ってるとか、レヴェルがどうだとか、ひとこと言いたい高尚な御仁が
ふたりも食いついた、てことか。
まあ俺も、AKB48と少女時代の違いについてはようワカランが。
557 :
名無しのオプ:2011/03/15(火) 06:31:06.53 ID:qC9zmHvY
>「英国海兵隊」vs「義和団」の戦闘シーンが結構
>ハードで思わず一気読み。
>いやー舐めてたわ・・・
これは100%絶賛だろ
558 :
名無しのオプ:2011/03/15(火) 11:58:31.51 ID:z8VQnIuZ
帆船といえば白兵戦だな。
559 :
名無しのオプ:2011/03/15(火) 21:58:21.07 ID:yriqw3AL
>>546 湾岸戦争でスカッド狩りに行ったSASは半分行方不明。というか戦死してるんだよな。
560 :
名無しのオプ:2011/03/16(水) 00:58:41.52 ID:kD87wbw9
561 :
名無しのオプ:2011/03/18(金) 01:10:02.87 ID:wodIEunK
正直「黄土の血戦」読みたくなった。
562 :
名無しのオプ:2011/03/18(金) 17:35:30.53 ID:D65p9ELf
アンドリュー クラヴァン「真夜中の死線」
かなり良かったんだが、
なんか違うんだよな〜
主人公の私生活がハチャメチャっていうのは、
この小説にあってないんじゃないか?
死刑囚の生活との違いを際立たせるための設定だろうけど。
それから文章がダラダラしてて読みにくかった。
563 :
名無しのオプ:2011/03/18(金) 19:46:44.46 ID:uuHg3XRT
>>562 映画化作品「トゥルー・クライム」も良く出来てるのでオススメ
564 :
名無しのオプ:2011/03/18(金) 20:49:22.09 ID:LfvN3uSR
自分は映画先に観てて話知ってる状態で読んだけど
それでも面白くて一気に引き込まれたよ。
死刑囚が白人から黒人に変更されてたのは如何にもイーストウッドらしい。
565 :
名無しのオプ:2011/03/19(土) 00:04:45.30 ID:WXhjgP91
トゥルークライムとブラッドワークは名作だよな
ブラッドワークの、車から出ておもむろにSGぶっ放すシーンが最高に好きだ
566 :
名無しのオプ:2011/03/19(土) 00:34:00.21 ID:PV0NO2b1
全米が泣いた
つか、イーストウッドの映画は合わねえ・・・
「許されざる者」「ザ・シークレット・サービス」が糞だったので
見ないようにしてる
567 :
名無しのオプ:2011/03/19(土) 01:58:58.54 ID:AUjbifdH
トゥルークライムのルーシーリュウは何故かかわいい
他だとそうでもないのに
568 :
名無しのオプ:2011/03/20(日) 09:19:37.82 ID:PXe9bMPp
映画のタイトルを言われても、すぐに本が思いつかないや…、読んでいるはずなのに。
569 :
名無しのオプ:2011/03/24(木) 23:28:21.74 ID:EOl3jrp0
B・キャリソン、C・フォーブス、G・ジェンキンスの3人はもっと陽の目
見ていいはずだが、同時代にマクリーン、ヒギンズ、バグリィが居たのが
ただただ不運という気がしてならない。
570 :
名無しのオプ:2011/03/25(金) 15:32:18.26 ID:Kp/3SnGn
ブラッドワークは名作じゃないよW
英国王のスピーチですら名作じゃなく佳作だと言う奴いるのに
さすがに英国王より格下のブラッドワークが名作はおかしい
571 :
名無しのオプ:2011/03/25(金) 15:34:04.08 ID:Kp/3SnGn
ルカレ最強だな
572 :
名無しのオプ:2011/03/25(金) 17:26:11.66 ID:mQ0sf6Ep
573 :
名無しのオプ:2011/03/25(金) 17:37:05.32 ID:NPFnOi9s
>>572 >>569ではないが、そんなことないだろうと思ってググってみると
キャスリンと表記している所もいっぱいあるな。
でも、ハヤカワの本の表記はキャリソンだったと思う。
アマゾンもキャリソンだし。
>>569 D・カイルも同じイメージ。
574 :
569:2011/03/25(金) 22:10:14.06 ID:Bfp8eGDQ
>>573 そうそう、ダンカン・カイルを忘れていた。
近所のブックオフで「ゲリラ海戦」「電子帆船ジェットウィンド」
「ハンター・キラー」「アバランチ・エクスプレス」をまとめて見つけた
喜びはこのスレの住人なら分かってくれると思う。
575 :
名無しのオプ:2011/03/26(土) 21:27:23.21 ID:C7CNmVPi
踊らされた男たちはつまんなかったな。
576 :
名無しのオプ:2011/03/27(日) 00:06:29.51 ID:3n5lcg3s
「ブルーサンダー」や「エアウルフ」に嵌ってた高校生の頃、数少ない
「戦闘ヘリメインの冒険小説」って事で「戦闘ヘリ リンクス」や
「攻撃ヘリ ヘルハウンド」の映画化を熱望したモンだ。
577 :
名無しのオプ:2011/03/27(日) 11:42:45.52 ID:A1N+E9yX
>>576 多分その頃、俺は「ファイアフォックス」がTVで流れたのを見
て、これを映画化するくらいならばどうして「A10奪還チーム出動せ
よ」や「シャドー81」をやんないのかと不思議に思っていた。
「シャドー81」はアメリカでは全然売れなかったらしいから芽はなかった
訳だけど。
578 :
名無しのオプ:2011/03/27(日) 14:52:47.14 ID:NDAJ6A3X
>>577 「A-10〜」は映画化されてる。
(邦題「バニシング・シティ」)
過度な期待しなければ面白い。
579 :
名無しのオプ:2011/03/27(日) 22:29:23.27 ID:/nIi6i6r
>>578 なんか「バニシング・ポイント」のパチモンみたいなタイトル
580 :
名無しのオプ:2011/03/27(日) 23:25:27.16 ID:c+Nz+cOT
パーフェクトスパイだろww
581 :
577:2011/03/28(月) 00:50:00.80 ID:j1Ykr8WK
>>578 あらら、知らなかった。ありがとう。探してみる。
582 :
名無しのオプ:2011/03/28(月) 01:32:30.89 ID:f+IFmMee
>>581 老婆心ながらビデオは出てたけど(既に廃盤)DVDは出てないよ。
583 :
名無しのオプ:2011/03/30(水) 22:40:35.52 ID:ZV2cDapy
来月「サトリ」刊行だからか
「シブミ」が本屋に並んでたけど…またカバーデザイン変わってたような。
自分が買ってから二回は変わった気がする
584 :
名無しのオプ:2011/03/30(水) 23:32:25.50 ID:eRRr1mrT
ドン・ウィンズロウは昔「ストリート・キッズ」読んでそれなりに
面白かった気がするが「シブミ」番外編は正直未知数。
興味あるんで買うけど良い意味で期待裏切ってくれます様に・・・
585 :
名無しのオプ:2011/04/01(金) 14:30:21.39 ID:f/pKijOF
シブミって陰謀論が好きな高校生が考えたような設定だよねw
586 :
名無しのオプ:2011/04/02(土) 02:18:30.90 ID:ZyWE5UEW
ミステリ・マガジン2011年5月号 刊行日:2011/03/25
《特集/トレヴェニアン×ドン・ウィンズロウ》
『シブミ』『夢果つる街』『バスク、真夏の死』などで1作ごとに異なる作風の傑作を描いてみせた異能の怪作家トレヴェニアン。2005年に惜しまれつつなくなった彼の跡を継ぐ人物が現われた!
『犬の力』でその実力を知らしめたドン・ウィンズロウだ。なんとウィンズロウが『シブミ』の前日譚『サトリ』を書き、本国でも大変な話題となっている
587 :
名無しのオプ:2011/04/04(月) 16:45:00.14 ID:s+TlfvMi
早川はライアルの全集を出せ
ル・カレの文庫を再版して、他社に行ってる作品を買い戻せ
俺が読めねえだろ
588 :
名無しのオプ:2011/04/04(月) 19:16:14.65 ID:srZuTfdF
最近ハマったクチだが、冒険小説の翻訳の絶頂期は、60-80年代までかな?
最近の作家で誰かいるかな。マクリーンやバグリイやイネスやフランシスやヒギンズに匹敵する作家は。
いたらマークしたいけど。
589 :
名無しのオプ:2011/04/04(月) 20:53:21.45 ID:0aZRILKW
つ スティーブン・ハンター
590 :
577:2011/04/04(月) 21:19:14.59 ID:lzdTBl+b
>>587 ライアルの全集はいいね。小説作品以外も含めてくれたら泣いて喜ぶ。
それが望み薄だとしても、せめてランクリン大尉シリーズの残り三冊の文庫化は、
なんとかやってほしいものだ。
591 :
名無しのオプ:2011/04/04(月) 23:59:30.16 ID:HbuN52lX
>>588 ハンターは挙がったし、ライアン、マクナブは云うまでも無いので
サイモン・カーニック、マシュー・ライリー辺りを推薦したい。
(マクリーン等の大御所とは当然比較にならんがまず外れはない)
592 :
名無しのオプ:2011/04/05(火) 00:01:43.37 ID:yLZAHGdy
ル・カレはTinker, Tailor, Soldier, Spyが映画になったようだし
現役の巨匠としてもっと読まれて欲しい
593 :
名無しのオプ:2011/04/05(火) 02:54:32.22 ID:hg4+pQwN
マット・リンが意外と読ませる
最近2作目が出たので、よかったら是非
594 :
名無しのオプ:2011/04/05(火) 02:58:48.49 ID:Vp2eJw5b
近所のブックオフがイマイチな分、古本屋の3冊100円のワゴンセールが熱い。
「黄金の罠」(田中光二)「殺戮者」「略奪者の群れ」(井上淳)「三十三時間」「九頭の龍」(伴野朗)「砂塵の舞う土地」(ダンカン・カイル)etc
595 :
名無しのオプ:2011/04/05(火) 03:36:06.02 ID:Jbll4pQ8
クリス・ライアンの小説は1作目2作目がイマイチだったから敬遠していたけど
『暗殺工作員ウォッチマン』は面白かったな。主人公の派手な生活と敵側?の
最強の工作員との生活の対比がちょっと捻ってあって唸ってしまった。最強のプロ対プロの戦い。
『反逆のレスキューミッション』も面白かった。秘密作戦に失敗して絶望からホームレスとなった
元SAS隊員が絶望的なミッションに挑むお話。全編を通して退屈しないように上手く構成されていて
こちらもすこぶる面白かった。ライアンは他の作品も読むことにする。おすすめ教えて?
マクナブは全部読んできたけど『解放の日』は途中で投げ出した。出版を重ねる度に
どんどん冗長になってくるな。処女作の『リモートコントロール』は最後の戦いがそういうのか?すげええっ
て感動したんだけど。エンディングもニヤリ。
グリーンベレー出身のボブメイヤーの『二人の逃亡者』も意外に面白かった。特殊部隊出身の秘密機関
工作員に徹底的に訓練された女性と平凡な主婦だった女性の逃亡劇。本当の主人公は・・・
ボブメイヤーの小説もディテールがやっぱり本物が書いてるだけあって楽しい。冒頭の狙撃のシーンは秀逸。
マーカス・ウィンの『特別追撃任務』も第82空挺師団出身の対テロ専門家が書いた小説。これも特殊部隊もの
でなかなか。ポロックって本当にグリーンベレーだったん?アドバイザーがそうだっただけという話も聞いたような・・
596 :
名無しのオプ:2011/04/05(火) 14:40:14.07 ID:p71m61So
588です。親切に紹介していただき感謝!です。
ちなみに、私が最近滾った小説はブレイク、荒ぶる血、と、チャックホーガン、流刑の街でした。
597 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 12:18:22.05 ID:I5od0IG+
コートダジュールで日本大使助けてくれたフランス軍
かっこよかったな。
ああいう人質救出で面白い本ってどんなのあるのかな?
しかしボンボンの能天気外務省大使恥ずかしかったな。
日本の恥。
598 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 12:24:13.64 ID:JDQjL2wZ
クレイグ・トーマスが亡くなったらしい
599 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 12:52:24.93 ID:0TWyrZ6/
何と!
もうオーブリー&ハイドの大活劇は堪能出来ないのか。
600 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 15:25:24.63 ID:+TWiSrGo
>>598 エエ〜!ホント?
最近大御所の訃報が続くな〜。
十二分に楽しませてもらいました。
ご冥福をお祈りします。
601 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 18:57:01.23 ID:K68sbsN/
>>598 えーー。
最近はすっかり翻訳されなくなってしまったのが本当に寂しかった。
ああ悲しい。
新潮か扶桑で追悼で作品刊行してくれないかな。
602 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 19:00:10.14 ID:v2y30FSt
評価の高い「ファイアフォックス」「闇の奥へ」が
自分としてはイマイチだったからあんまり読んでないな
「狼殺し」は面白かったけど
603 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 19:03:18.49 ID:K68sbsN/
wikiみたら、まだ68歳じゃない…。
4/4が命日か、悲しい。
604 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 20:40:12.66 ID:maXnk8be
俺も「ファイアフォックス」で禿しく萎えた口
605 :
名無しのオプ:2011/04/09(土) 21:41:28.05 ID:w7pju1bZ
狼殺しでもファイアフォックスでも主人公の奥さんが酷すぎて引いた
以来読んでない
イギリスの冒険・スパイ小説作家ってみんな夫婦関係にトラウマでもあんのか
606 :
名無しのオプ:2011/04/10(日) 00:05:17.66 ID:DhTt/AcP
ミッチェル・ガントものちょっとダメだったけど、
ハイド→オーブリーものは好きだった。
猫好き大家さんとハイドの関係をもっと読みたかったわ。
607 :
名無しのオプ:2011/04/13(水) 02:54:01.69 ID:uL2c6Fah
俺はガントも好きだったよ。
「ファイアフォックス」「ファイアフォックス・ダウン」「ウィンターホーク」の
三部作は結構好き。「ディファレント・ウォー」はイマイチだったが…。
最近邦訳出ないなーと思ってたが、もう書いてなかったんだな。
608 :
名無しのオプ:2011/04/14(木) 15:06:07.11 ID:mb81UTLA
ディファレント・ウォーのガントは、パイロットのくせに白兵戦強すぎw
オーブリー&ハイドものは、もう一作ぐらい読みたかったなあ…。
609 :
名無しのオプ:2011/04/15(金) 01:31:59.17 ID:wTILbRWx
最後にガント・オーブリー・ハイドが共闘する話とか書いて欲しかったな。
610 :
名無しのオプ:2011/04/15(金) 23:12:51.49 ID:58fSfZQo
後期の作品のタイトルは動物名入ってないのもあるんだな。
こじつけでもいいから徹底すれば良かったのに。
611 :
名無しのオプ:2011/04/18(月) 23:56:59.06 ID:NG4/iTZC
>>606 カバー裏の登場人物紹介、ロス・ウッドの扱いの変遷
「闇の奥へ」
表記なし
↓
「高空の標的」
ロス・ウッド…ハイドの家主
↓
「救出」
ロス・ウッド…ハイドの家主で恋人
↓
「闇にとけこめ」
ロス・ウッド…ハイドの永遠の恋人
ロス・ウッド、レベルアップしすぎw 「闇にとけこめ」での登場人物紹介、
ハイドに次いで二番目(ケネス・オーブリーより前)だし。
脇役の大家のおばちゃんが、まさかのメインヒロイン昇格で感慨深い。
612 :
名無しのオプ:2011/04/19(火) 01:49:15.51 ID:G5BaqRxt
南里征典「風よ、夕陽に告げよ」
3冊100円の数合わせで仕方なく買ったがなかなか面白い。
この人、エロオンリーじゃなかったんだな。
613 :
名無しのオプ:2011/04/19(火) 15:28:32.05 ID:U5X+l1hW
うわ懐かしい。
アンデス(だっけ?確か南米の方)を舞台にしたやつ?
何冊か読んだけど、自分の読んだ中ではそれがベスト作だった。
南里征典は初期の頃は割と真っ当に冒険小説をかいてたんだよな。
いつしかエロしか書かなくなっちゃったけど。
614 :
名無しのオプ:2011/04/24(日) 19:01:33.56 ID:GI0kpdgW
「サトリ」って単行本なんだ。
文庫本だとばかり思い込んでて
本屋で見つけられなかった。
615 :
名無しのオプ:2011/04/24(日) 21:18:02.10 ID:X7JkPGu9
243q
616 :
名無しのオプ:2011/04/25(月) 00:02:26.08 ID:BhcNbuE7
617 :
名無しのオプ:2011/04/25(月) 23:30:47.41 ID:DQeSO0S4
白い国籍のスパイって有名?面白いねこれ
618 :
名無しのオプ:2011/04/26(火) 22:28:06.55 ID:NqD0adM9
北上次郎の冒険小説の時代の冒頭で紹介されていた、河原で石を投げてたら対岸から狙撃されて、町をあげての殺し合いになる小説のタイトルってなんだっけ?
なんか、唐突に思い出したんだが、読みたくて仕方ない。
619 :
名無しのオプ:2011/04/26(火) 22:28:35.11 ID:fbNR2flb
新参者ですが、スパイ小説好きとして一言。
元MI−5長官のステラ・リミントン「リスクファクター」絶賛ではないまでも面白かったです。
特に、特殊部隊員への冷たい描写は、諜報員の本音かと、興味深かった。
620 :
名無しのオプ:2011/04/27(水) 10:39:22.05 ID:SKxOWTJP
621 :
名無しのオプ:2011/04/27(水) 12:04:31.40 ID:RJgG8U2Z
>>620 おお、さすが冒険板ですね!大感謝です!
622 :
名無しのオプ:2011/04/27(水) 20:20:11.16 ID:X2ydq6ho
しかも「銃撃」は映画化(「コンバット 恐怖の人間狩り」)されてて
後味悪い映画として極一部でカルト化。
623 :
名無しのオプ:2011/04/27(水) 21:30:10.02 ID:06j3KEQM
そんなマイナー情報までw
ありがとう。
624 :
名無しのオプ:2011/04/28(木) 12:44:11.36 ID:k8kL2m6z
ホーンブロワーの声の人が自殺しちゃったね……
625 :
名無しのオプ:2011/04/28(木) 14:25:51.88 ID:8DK2vVkE
田中実?
626 :
名無しのオプ:2011/04/28(木) 18:28:36.64 ID:k8kL2m6z
うん
まあどの道続編はなかったのかも知れないが……
627 :
名無しのオプ:2011/04/30(土) 21:59:25.22 ID:TcJ5hzpz
近所の古本市にて
「ハイガーロッホ破壊指令」「人狼部隊」(イブ・メルキオー)
「シャーキーズ・マシーン」「カメレオン」(ウィリアム・ディール)
「アバランチ・エクスプレス」(コリン・フォーブス)
「防潮門」「サン・アンドレアス号の脱出」「パルチザン」「死の激流」
(アリステア・マクリーン)
各100円でゲット
メルキオーのハードカバーは長い事探してたんでかなり嬉しい。
(前の持ち主の書き込みがウザイが)
何はともあれ、GWは読書三昧だ!
628 :
名無しのオプ:2011/04/30(土) 22:41:59.71 ID:LI+psR7K
安物買いの何とやらw
629 :
名無しのオプ:2011/04/30(土) 22:48:14.61 ID:i8RRVbxa
>>627 ディールの本いいなー
「タイ・ホース」以外なかなか見つからない
630 :
名無しのオプ:2011/05/03(火) 17:08:17.98 ID:tjg7JM+G
「ビンラディン暗殺」
クリス・ライアンやアンディ・マクナブ辺りがどう仕上げるか気になるネタだ。
631 :
名無しのオプ:2011/05/03(火) 18:43:44.36 ID:EBGe6ae2
バー=ゾウハー「二度死んだ男」読了。
事件のきっかけがあまりに間抜け過ぎ。
632 :
名無しのオプ:2011/05/04(水) 00:25:06.14 ID:uMVHtI+E
>>631 ホントに読んだのか?
そんな感想にはならんと思うけど。
633 :
631:2011/05/04(水) 00:41:44.53 ID:yEQ+ioyZ
>>632 焼却死体で発見された男のことじゃなくて、
署名入りの手紙のことだよ?
634 :
名無しのオプ:2011/05/05(木) 13:58:55.17 ID:+ZimRc1n
「ビンラディン襲撃作戦」映画化で思い出したが、麻薬王エスコバル襲撃作戦映画化はまだか?
原作の帯にも映画化決定みたいな事書いてたから楽しみにしてたんだがあれから10年近く経ってる。
635 :
名無しのオプ:2011/05/07(土) 16:11:54.26 ID:hPrbVejg
しかし、ビンラディンの殺され方って、とんでもない秘密が闇に葬られたとしか思えないよなあ。
絶対なんかあるで。
636 :
名無しのオプ:2011/05/07(土) 16:27:43.35 ID:x2cb616B
やはりどこかでG13型トラクターの新聞広告が…
637 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/05/09(月) 23:50:50.19 ID:YWZVFYyj
>銃撃
これって原作超入手難では。
片岡義男も高評価した作だが、遂に早川でも文庫化されず。
映画版は随分前に深夜放送で見て異様な緊迫感に魅せられた。
クリフ・ロバートソン、アーネスト・ボーグナイン、ヘンリ・シルヴァと
濃いキャスティング。
その風貌から怪獣おじさんことボーグナインが何と穏健派。
638 :
名無しのオプ:2011/05/14(土) 09:31:33.91 ID:i28DRJHi
>>634 亀レスだが
「キリング パブロ」でしょ
自分も楽しみ
クリスチャン・ベール出演で制作中と聞いたが音沙汰ないね
639 :
名無しのオプ:2011/05/14(土) 23:26:01.36 ID:g15bmCsw
「高く危険な道」が好きなんだが、映画版の「ハイロード」って面白い?
640 :
名無しのオプ:2011/05/15(日) 00:39:11.64 ID:aEimzGxa
>>639 この頃のゴールデンハーベスト資本のアメリカ映画「ハイロード」「バトルトラック」「デスハント」は観て損無し。
「メガフォース」はツマランけど。
641 :
名無しのオプ:2011/05/16(月) 12:50:20.47 ID:SG6wjeHo
日本の小説家で原発反対してたひとっているんだっけ?
知識がないから東北震災と福島第一の話は書けないだろうな。
それ以前に、出版者が東電に遠慮するか、ヨイショ小説になっちゃうか
なんだろうけど。
642 :
名無しのオプ:2011/05/16(月) 16:48:45.60 ID:0oDaAzfp
「原発の放射能漏れを隠匿しようとする当局と科学者の闘い」
南里征典はこんなの書いてたが反原発かどうかは知らん。
643 :
名無しのオプ:2011/05/16(月) 19:40:55.14 ID:EztarDXt
そういえば放射能漏れの証拠になる五円玉
ヘリから撃ち抜いた御仁もいたな
644 :
名無しのオプ:2011/05/16(月) 21:43:17.82 ID:SYHrBD5f
>>641 今野敏
原発いらない人々だかの、泡沫候補として立候補していたはず
原発と893との癒着を舞台にしたアクションものも書いていたはず
645 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 18:19:28.79 ID:que2zPMb
日本じゃそういう活動する奴で面白いもの書く奴なんてまず居ないからな
646 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 19:05:43.86 ID:wfzh3t3S
ていうか作家なんて程度の差はあれ左巻きばかりな印象だけどな
原発推進派の方が目立つんじゃないの?
647 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 20:06:30.05 ID:8p9pt8yx
高村とか東野とか原発舞台にしたのは結構ありそう
648 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 20:20:51.24 ID:wfzh3t3S
児玉清氏、胃ガンのため都内の病院で死去
享年77歳
649 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 20:25:08.68 ID:6qIvfM5X
メジャーどころだと高村の「神の火」、東野の「天空の蜂」位か。
650 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 20:27:24.92 ID:opACaRN6
>>648 喜寿だな。改めて御冥福を御祈り致します。合掌。
651 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 20:34:57.10 ID:2YWJr68j
哀しい。
児玉清、大好き。本に対する愛とか。
フォレットの『大聖堂』を読んだときの話は面白かった。
日本語版読みかけ仕事おでかけ→
海外でガマンできず英語版→さらに続き読みたさで独語版だったかな。
652 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 20:39:43.31 ID:wfzh3t3S
こないだNHKで言ってたね
653 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 20:50:55.23 ID:GOkWvlL+
「週刊ブックレビュー」は中江有里がいればいいやね
中江有里って独身?
どうやって生活してんの?
654 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 21:12:52.10 ID:6qIvfM5X
655 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 21:36:18.30 ID:XIUqA8wo
だれそれ?
656 :
名無しのオプ:2011/05/17(火) 23:59:16.66 ID:96gM0T5I
>>646 最近は左巻きすぎてどれ読んでもチョンやシナが大活躍してるな。
657 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 02:47:37.75 ID:rtaFImEu
NHKで、マインちゃんのダンスを目の前で見せられたから体調がおかしくなったんだよな。
児玉さん。
658 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 08:37:26.42 ID:oRWeV/bP
しかし、脇役が多かった児玉清が意外と有名なんで驚いた。
俺は中年だからもちろんよく知ってるけど、
若い人もみんな知ってるな。
クイズの司会でかな。
ときどきラジオでお勧めの本紹介していたね。
659 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 09:40:46.22 ID:XcMvLbZ5
>>653 児玉清が居てこその「週刊ブックレビュー」だろうが。
年末の企画で自分のおすすめ本を喜々として話す
児玉さんの姿は可愛らしくすらあった。
もう見られないのか、哀しいな。合掌。
660 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 10:27:54.57 ID:CXLY9Gfj
ちょっと前に出てたA−10奪還チームをブックオフで見つけて読みました
おもしろかったです、洋物初心者なんで他のお勧め教えてちょんまげ?
661 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 10:53:47.92 ID:UqNn5V5N
>>658 ドラマでは脇役だけど、どの役もいい人・いい大人って役だし、
ルックスが殆ど劣化してないので、20年以上前から人気あるよ。
昼メロに出てたときは小泉今日子がステキって言ってた。
662 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 10:56:41.24 ID:UqNn5V5N
海外でネルソン・デミルにインタビューしたときとか嬉しそうだった。
本関係だと結構ミーハーになるので、周りから期待される落ち着きとのギャップが面白かった。
大好きな作家を前にするとウハウハしちゃって、ちょっとのめり込んで話しかける感じで。
でも男前。
663 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 11:30:59.13 ID:lz+paSKW
東宝時代のフィルモグラフィを見ると「こんなのにも出てたのか! でも何処にいたっけ?」というのが多い
664 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 11:55:34.78 ID:1JPAtXWg
665 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 12:26:21.84 ID:UqNn5V5N
でもね、「児玉清推薦」って帯がついてる作品は眉にツバつけてwって感じだったと思うの。
「スティーブン・キング推薦」とかと張るかなw。
666 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 12:43:50.35 ID:g7P0tZkB
>>665 同意。
この方の「お奨め」は俺には合わなかったヨ。
今夜は追悼で「電送人間」を見ます。
667 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 14:15:10.54 ID:glIPk05f
>>662 週刊ブックレビューでは、シドニイ・シェルダン、ディック・フランシス、
フレデリック・フォーサイスそして最近のジェフリー・ディーヴァーまで
様々なミステリー作家にインタビューしてたね(フランシスは違う人だったかも)
ケン・フォレットには会えたんだろうか?
特番で司会者同士がお薦めし合う時はいつもミステリー小説だった。
そして他の司会者との温度差が微妙に切なかったw
668 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 17:56:26.70 ID:JqciDwaP
ディック・フランシスはなんとなく手に取りがたくて、まだ読んでないんだよなあ。
これを機会に読んでみるか。
ギャビン・ライアルの「深夜プラス1」がなかなか面白かったので、「スパイの誇り」から
始まるシリーズを図書館から借りてきた。読み始めたばかりなんで先が楽しみだ。
669 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 18:22:31.04 ID:yMxqjEFI
>>668 自分もフランシスは、
なかなか手に取れなかったんだが
一度読んでみると、あとはシリーズ一気読みだったよ。
競馬に興味がなくても、全然おもしろい。
これを機会に是非おすすめする。
ライアルのランクリン大尉シリーズは
初期の代表作品群とは大分毛色が違うので、
期待が外れても、こりずに
初期の作品に再チャレンジしてくれ。
670 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 18:54:24.93 ID:i15fBwXp
671 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 19:26:12.99 ID:zegprpaP
>>660 「砂漠の略奪者」「巡礼のキャラバン隊」「ゲリラ海戦」
「アバランチ・エクスプレス」「幽霊潜水艦」
672 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 20:49:52.34 ID:glIPk05f
ブックオフには2種類あってな
最近のものしかおいてないとこと、やたら古いのがおいてあるとこがある
673 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 21:49:08.42 ID:lz+paSKW
フランシスはまず《シッド・ハレー》シリーズを順番に読んで自分の好きな作風はフランシスのキャリアのどの位置あたりかを探るのが良いかも
674 :
668:2011/05/18(水) 22:40:39.20 ID:VvnZ6wyJ
お勧めに従って色々試してみるわ。読んでないのがヒットした時は、嬉しいからなあ。
>>660 「ヴァチカンからの暗殺者」クィネル
「ナヴァロンの城塞」「女王陛下のユリシーズ号」マクリーン
映画にもなってる「大脱走」
「狼たちの標的」
大体がこのスレ辺りで参考にして読んだ。ただ、図書館かブックオフかでないと
普通の本屋では見つけにくいかもしれん。
675 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 23:02:06.66 ID:yMxqjEFI
676 :
名無しのオプ:2011/05/18(水) 23:58:12.61 ID:qJEbOv1Y
アンドリュー・ヴァクスもここでいいのかな?
バークシリーズ「サクリファイス」で終了だと思い込んでいたのだが、
それ以降も書かれていたことを恥ずかしながら最近知ったw
「ゼロの誘い」以降も相変わらずレベル高いの?
もっとストレートにきくと、ストレーガやブルーベル並みの傑作はあるのでしょうか?
677 :
名無しのオプ:2011/05/19(木) 08:48:50.04 ID:4MorFfw+
678 :
名無しのオプ:2011/05/19(木) 10:06:34.99 ID:MO7jSXMH
>極大舎弟
ガタいがデカいというより、態度のデカい舎弟が出てくる感じかしらね。
679 :
名無しのオプ:2011/05/19(木) 12:07:52.54 ID:qhb+Az8M
極大舎弟
ホモビデオのタイトルみたいだ。
680 :
名無しのオプ:2011/05/19(木) 12:08:40.56 ID:07YRdYq3
いま同じことを・・・w
681 :
名無しのオプ:2011/05/19(木) 15:57:19.78 ID:4gG0tdlL
極太舎弟っすか?
682 :
名無しのオプ:2011/05/19(木) 17:56:52.07 ID:GWdaBUxE
「パンドラ抹殺文書」は新品が買えるし、
数百円を出す価値は十分あるよ。
683 :
名無しのオプ:2011/05/19(木) 22:17:24.33 ID:GWdaBUxE
児玉清ってトム・クランシーのファンかよ。
ありえん。
あんなツマンネー小説はない
684 :
名無しのオプ:2011/05/20(金) 00:19:07.47 ID:xDi+fqV5
トム・クランシーだって、最初に紹介されたときは今ほどダレてなかったと思う。
児玉清は節操なくエンタメ小説を愛した人だと思うよ。
685 :
名無しのオプ:2011/05/20(金) 00:44:40.94 ID:C5B/LG6l
クランシーは「いま、そこにある危機」あたりまでは好き嫌いは別にしてちゃんと読める小説を書いてた
次の「恐怖の総和」もクランシー版"ブラックサンデー"として楽しめはするけどこの辺から人種偏見が目立ち始めた
ベトナム人やアラブ人の描き方が酷かった「容赦なく」はクランシー版"燃える男"のつもりで何とか読んだけど
次の「日米開戦」でクランシーは終わったと思って読まなくなった
686 :
名無しのオプ:2011/05/20(金) 07:52:08.52 ID:X5rsb3OD
クランシーは「レッドオクトーバーを追え」だけ想い出にとっておく
687 :
名無しのオプ:2011/05/20(金) 22:35:17.41 ID:EzL82uYg
何となくだが児玉さんはハモンド・イネス、ウィルバー・スミス、
極初期のマクリーン、ディロンシリーズ以前のヒギンズとかが好きそうな
イメージがあるな。
児玉さんは確かロス・トーマスを結構評価してたんじゃなかったっけ?
689 :
名無しのオプ:2011/05/21(土) 04:25:30.28 ID:7i5ZyjAk
>>651 読んでないんだけど、「大聖堂」って傑作なのか?
まあまあの作品だった場合、
わざわざこういうエピソードを語るというのは、
書評家or本好きとしてはダメなんじゃないかなと思う。
やはり傑作と思う作品を語らないとな。
690 :
名無しのオプ:2011/05/21(土) 09:49:46.73 ID:sQF692h2
>>689 読んでないなら、読んでから書けば?
読んでないのに「ダメなんじゃないかと思う」って、なにそれ?って思うよ。
人から「傑作」って聞いても、結局自分で読まなきゃ分からないじゃん。
691 :
名無しのオプ:2011/05/21(土) 09:55:16.70 ID:sQF692h2
このエピソードは、この本を面白いと思って読んでた児玉氏が、
読了しないうちに仕事で海外に行くことになり、帰国してから続きを読もうと思っていたのに、
出かけ先でどうしても続きが読みたくなっちゃって、
結局訪問した国々で(英国版とドイツ語版)購入して読みましたよって話でしょ。
例え世間的につまらない作品が対象だったとしても、本好きとしては至極真っ当な楽しいエピソードだと思う。
692 :
名無しのオプ:2011/05/21(土) 10:04:13.03 ID:smonyUr+
『大聖堂』は文句なしの傑作でしょう。
693 :
名無しのオプ:2011/05/21(土) 10:20:24.72 ID:gXxCq5ao
>>689 「まあまあの作品だった場合」ってそれ誰の判断なの?
児玉さんはまあまあの作品だなんて思ってないからこそ
そんなエピソードが生まれたんでしょう
あなたも最後に「傑作と思う作品」と本人評価を肯定する発言してるじゃありませんか
矛盾してますよ
694 :
名無しのオプ:2011/05/21(土) 11:20:45.43 ID:yUc2AgZ6
続きが楽しみになるほど面白かったのかもね。
冒険小説はもちろん、ファンタジーや児童書も翻訳されたものしか読んでないが、
原書を読めば一味違うのかもしれないなあ。
695 :
名無しのオプ:2011/05/21(土) 16:04:05.06 ID:LUY1p+gO
昔、大学の図書館で古いパーカーの作品を見つけて、テイストの違いに吃驚したことが。
訳者の影響って大きいんだなってその時思った。
原書を楽しみながら読める人って羨ましい。
696 :
名無しのオプ:2011/05/22(日) 11:00:44.21 ID:FXrW9FxW
鳴海章の小説読んでたら
福島第一原発をテロリストが選挙したり
東北地方に大地震が起こって核廃棄没汚染で人口が半減したりでやばすぎワロタ
697 :
名無しのオプ:2011/05/22(日) 14:54:51.01 ID:vpmnzJ5E
民主的なテロリストだな……
698 :
名無しのオプ:2011/05/23(月) 09:44:06.43 ID:OjVlGa8N
>>696 スナイパー・シリーズの続編を待ってるんだけど、現実にあんな大災害が発生しちゃって
続きが書きにくくなってるんじゃないかと、ちょっと心配。まんまな感じだもんなあ。
仁王頭勇斗のその後が読みたいんだが…。
699 :
名無しのオプ:2011/05/23(月) 09:53:14.40 ID:OiQiJOV+
先週から誤字が味な事をする件について
700 :
名無しのオプ:2011/05/23(月) 23:24:43.33 ID:AKSdIPAx
原発無茶苦茶にする話なら井上淳も書いてたな。
「原発作った米の大企業が構造上の欠陥が露呈する前にテロリストの所為に
して原発を破壊させ、改良型原発を売り込むべくCIAの工作員を日本に
潜入させる」話だったと思う。
701 :
名無しのオプ:2011/05/24(火) 10:51:46.42 ID:nG6OfMzm
ニオウは近頃強襲隊員だよね。
702 :
名無しのオプ:2011/05/24(火) 13:52:55.93 ID:34iJZqQA
仁王つーたら天使の牙
703 :
名無しのオプ:2011/05/25(水) 15:02:59.91 ID:YZiQDZeJ
イーヴリン・アンソニーを訳していた食野さんて今児童書の方に移ってるんだね
どこいったんやろうと思っていた
704 :
名無しのオプ:2011/05/25(水) 17:34:28.12 ID:l8QEVxZ3
鳴海章のスナイパーもの雨の暗殺者と冬の狙撃手あたりが好きだった
705 :
名無しのオプ:2011/05/25(水) 21:08:54.98 ID:tCUmAhEE
ニューナンプとか書いた人だっけ?あれなら途中で挫折しのうなくらい
つまらんかったけど。
706 :
名無しのオプ:2011/05/25(水) 23:16:09.54 ID:eQ9Seozc
今のトコ鳴海で外れだと思ったのは「オマワリの掟」だな。
「ハードアクション一辺倒じゃなくこういうのも書けるんだ」
ってのを見せたかったんだと思うけど、無理やりユーモア絡められ
ても正直ツライ。
707 :
名無しのオプ:2011/05/26(木) 12:59:59.08 ID:EOCuzYyO
>>706 ハードアクションじゃない作品は前から書いてるけどね。映画化もされた「輓馬」とか。
鳴海章初心者の人には、とりあえずゼロ・シリーズ四部作を勧めてる。
一連のスナイパーもの好きなんだけど、正式なシリーズ名称がない上に、
出版社もバラバラで統一性がないから、オススメしにくいw
708 :
名無しのオプ:2011/05/27(金) 06:47:40.61 ID:1aPKUy0p
ウィルバースミス、最近翻訳出てないなあー。欧米では新作毎年出てるみたい。
英語ができればなあ。
709 :
名無しのオプ:2011/05/27(金) 09:20:19.90 ID:LdvRDyWs
ほんとに全然翻訳されなくなっちゃったね、ウィルバー・スミス。
版権料が高いのか、それとも売れないのか。
向こうでは新作が出ているなら、今後翻訳される僅かな可能性は残っていると思いたいが。
710 :
名無しのオプ:2011/05/28(土) 01:46:18.60 ID:+P2JP4co
飢えた海、虎の眼、熱砂の三人、ネプチューンの剣を読んだな
中々良い冒険小説を書く人だ
王道の書き手
あまりどんでん返しとかミステリー的手法を駆使するタイプではない
バーナード・コーンウェルに似てるかな
711 :
名無しのオプ:2011/05/30(月) 20:06:48.50 ID:oVFcOdl8
来月下旬に早川から刊行予定の司城・矢作の「あらくれ」
幕末を舞台にしたアウトロー物らしいので期待大。
712 :
名無しのオプ:2011/05/31(火) 01:15:09.93 ID:hRth/QI7
矢作俊彦は今月『エンジン』も出てますが、読んだ人いない? (まだいないか?)
713 :
名無しのオプ:2011/05/31(火) 10:28:09.98 ID:eNRRFKkZ
これまでは遅筆作家の代名詞みたいな感じだったのに、
ここ最近、頑張ってるね、矢作。
矢作と司城の共作は傑作ばかりなので、今度も期待できそう。
714 :
名無しのオプ:2011/05/31(火) 21:20:31.74 ID:x5S1aDO8
こうなったら年一冊のペースでいいから書いてって欲しいモンだ。
この二人の作品なら待つ甲斐あるし。
715 :
名無しのオプ:2011/06/02(木) 00:23:50.10 ID:q1xqZaQb
吉野仁の日記によると、村木厚子は拘置所にいる間ミステリーを結構読んでいたらしい
フリーマントルやフォレットが好きで原書で読むんだと
「ケープコッド危険水域」も読んだとか
716 :
名無しのオプ:2011/06/02(木) 21:20:32.65 ID:CPC+FUCD
717 :
名無しのオプ:2011/06/03(金) 04:38:45.88 ID:9FOdVmF5
航空冒険小説(スカイアクション)だと、
海外ならクーンツ(ナム戦時代のリアル艦載機パイロット)
国内だとナルミン、ナツミン
くらいしか浮かびませんが他にオススメはありますか?
クーンツの翻訳者から入って自作空自モノ書くようになった女の人もいたけど、亡くなられてしまった。
ラノベの有川さん「空の中」や、福田さんって人の新作はどんな感じなんかな。そそられるような、そそられないような…
あと海洋冒険小説のオススメも、ご教示いただきたいです。
718 :
名無しのオプ:2011/06/03(金) 12:50:35.76 ID:unevodYc
>>717 「殺意の海へ」「ロセンデール家の嵐」バーナード・コーンウェル
「飢えた海」ウィルバー・スミス
「無頼船長トラップ」ブライアン・キャリスン
719 :
名無しのオプ:2011/06/03(金) 13:04:09.61 ID:Xm4jH8zY
航空冒険小説、海外ならデイル・ブラウンあたりか。
とりあえず「オールド・ドッグ出撃せよ」「戦闘機チーターの追撃」の2作をオススメ。
元爆撃機パイロットの作家で、メカニック&戦闘描写には定評がある。
漫画の「エリア88」とか好きなら、マイケル・スキナーの「ファースト・エア」も。
航空機が出てくる冒険小説の有名作品というと
「ファイアフォックス」「シャドー81」「A-10奪還チーム出撃せよ」
なんかもあるけど、この辺りはご希望とは少々違うかも。
720 :
名無しのオプ:2011/06/03(金) 13:14:29.85 ID:lyZ7Zx9v
721 :
名無しのオプ:2011/06/03(金) 13:29:12.32 ID:5cATTRUW
>>717 航空もの
シャドー81
超音速漂流
ちがった空
本番台本
飛越
ファイアフォックス
ファイアフォックスダウン
海洋もの
ホーンブロワー・シリーズ
女王陛下のユリシーズ号
黄金のランデブー
今となっては古典ばかりだが
かなりおもしろかった。
722 :
名無しのオプ:2011/06/03(金) 13:30:52.68 ID:g40RKsPo
>>720 内田さんはいいね。これからというところでの早世が惜しまれる。
>>717 民間航空を扱った洋物古典を少し挙げてみる。
ギャビン・ライアル「ちがった空」
スペンサー・ダンモア「空中衝突」
723 :
名無しのオプ:2011/06/03(金) 23:40:22.58 ID:jzhxDkPi
>>717 航空冒険小説
出てないトコでジュリアン・J・サヴァリンの一連の戦闘ヘリモノ、
和製だったら森詠の北一馬モノもなかなか。
(かなりギャビン・ライアル意識してる感じはあるけど)
海洋冒険小説
出てるけど「無頼船長トラップ」シリーズはホントにオススメ。
724 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 01:49:21.23 ID:nhjg53rS
海洋物ならノンフィクションだけど『シャドウ・ダイバー─深海に眠るUボートの謎を解き明かした男たち』が無茶苦茶面白かった
下手な小説より手に汗握って感動する
725 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 03:37:57.09 ID:4KQjFnQX
脱出航路とかUボート、あと、デイトンの爆撃機とかおもしろかった
726 :
717:2011/06/04(土) 12:43:19.96 ID:fQMJ7DzT
みなさま、ありがとうございました。
727 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 15:30:18.17 ID:9ef3QtRB
>>716 外れに一票、深い理由ないんだけどさー
ハヤカワは脱出山脈も今ひとつだった
728 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 18:41:54.12 ID:+bNC+SSf
「脱走山脈」っていう映画が好きだったもんで、「脱出山脈」というタイトルだけで買いたくなっちゃったw
上にもあったけどやっぱり今ひとつなのかぁ〜
729 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 19:34:02.95 ID:bWzpXMiz
>>728 その手の話が好きなら面白いと思うけど、もし「定価はちょっと・・」と
躊躇するならブックオフ。
後、知らない内に二見の広告から「ミステリコレクション」が消えてて
軽くショック。
「時代小説文庫」と「ハーレクイン」みたいな文庫の新刊案内しか
載ってなかった・・・
730 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 19:47:38.26 ID:9ef3QtRB
>>728 ごめん291も確かおいらの書き込みだw
気になってるなら他の人の意見も聞いたほうがいいかもしんない
でも同名の映画とは全然ちがいますぜ?
731 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 20:55:30.44 ID:boK/GN5P
>>729 二見は完全にミステリーから手を切ったってことか
昔はコロンボ、ブロック他B級作品も結構出してくれてたみたいだけど……
ランダムハウスやヴィレッジみたいにロマンスで稼いで
その一方ミステリーの怪作・佳作を出してくれれば良かったのになぁ
ソフバンもロマンスのみになりそうやね
732 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 22:20:00.50 ID:fD7QvtKD
ロマンスずらーなエリアで選ぶのも辛いものがあった。
次は絶対ネットで買おうと思ったよ。
733 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 22:55:00.25 ID:nhjg53rS
うわー
ちょっと調べてみたら<ミステリ・コレクション>とは銘打たれてはいるけど本当にロマンス小説ばっかりになってる…
道理でブロックの殺し屋ケラー・シリーズ最終作"Hit and Run"の邦訳がいつまで待ってても出ないわけだ
734 :
名無しのオプ:2011/06/04(土) 23:03:38.76 ID:egwJn3NT
Yahoo!ブックス終了
だとよ
735 :
名無しのオプ:2011/06/05(日) 02:08:27.08 ID:AleTundK
>>731 >ソフバンもロマンスのみになりそうやね
ミステリも冒険小説もロマンスも読む読者ですが、
最近刊行数が減っていて、ゼロ刊行の月もあるので撤退するのでは?と危惧してます。
人気のシリーズがあるので撤退しないで欲しいんですが。
一方でフォレット作品も出しているので、大丈夫と思いたいんだけど。
736 :
名無しのオプ:2011/06/06(月) 04:04:24.88 ID:Q02c3cV2
>>724 登場人物のひとりのベトナム戦争での衛生兵時代の話は最高だったよな。
737 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/08(水) 14:21:32.93 ID:x6hKE4Oc
南の島リゾートで、すげー可愛い金髪白人の少女、kalin slaughterの本一週間で三冊も読んでたけど、よっぽど面白いんだろうなあ
738 :
名無しのオプ:2011/06/09(木) 20:12:49.63 ID:KYrXOADj
カリン・スローター、スペルがSLAUGHTER(屠殺人)と同じ。
勿論ペンネームだろうけど凄い名前付けてるな。
kalinじぁなくて、karinだ。血がドバドバのサイコスリラーみたいだなあ。
740 :
名無しのオプ:2011/06/10(金) 09:00:27.11 ID:0f2ZzAP9
ハヤカワで昔出たの、面白かったっけな・・・記憶に残ってない。
741 :
名無しのオプ:2011/06/10(金) 20:44:52.94 ID:cRZbZPRu
長い事積読になっていた田中光二「黄金の罠」「爆発の臨界」読了
この当時の田中光二は本当に読み応えのある作品を連発してたのに、
「架空戦記モノ」や「処刑捜査官」書き始めた頃から完全に別人に
なってしまった感があるな・・・
>>739 パトリシア・コーンウェルのブレイク以後、似た様な女流作家のサイコ
モノが色々流行って少し読んだりもしたが、差といえば恋愛要素が
多少濃い・薄い位なモンで正直面白くなかった。
ま、たまたまツマラン作品ばかり読んでしまっただけかも知れないがw
パトレシアコーンウェルって、離婚再婚後もコーンウェル姓名乗っているんだなあ。
アガサクリスティと同じ。よく亭主が嫌がらないな〜
743 :
名無しのオプ:2011/06/15(水) 12:11:44.84 ID:ft4O0lLz
その名前で有名になっちゃったんだから、使い続けるでしょ。
旧姓に戻すメリットもないだろうし。
日本でも熟年離婚した人は、旧姓よりも長く使っているから、もう変えないって人いるし。
元亭主って離婚した妻が自分の苗字使い続けると嫌がるもんなの?
なんかそのへん微妙なんだよなあ。
wikipediaによると、離婚が1989年で、検死官の発刊が1900年なんだよなあ。
どうでもいいんだけど、ミステリーの読みすぎか?、つまらんことが気になる。
クリスティも謎の部分があったし
とにかく離婚時点ではパトレシアコーンウェルは有名人ではなかった可能性大。
まあどうでもいいけど
746 :
名無しのオプ:2011/06/15(水) 14:15:30.51 ID:LC8pXJII
結婚してもワーキングネームとして旧姓を使い続けるのは日本でも普通じゃね?
747 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/15(水) 14:22:00.53 ID:0s7+kdt7
>>745 確かにおれのまわりにもいる。前の旦那の姓のままの女。
でもペンネームなんだから、アンクルトムズキャビン書いたストウの子孫だから、パトレシアストウしたって受けが良かった気がするし。考えてしまうのですよ。暇だから
749 :
名無しのオプ:2011/06/15(水) 15:27:21.08 ID:ft4O0lLz
>>746 最近はよくみかけるけど、少し前の世代はそういう選択はあまり自由にできなかったよ。
750 :
名無しのオプ:2011/06/15(水) 17:33:43.91 ID:ZTpmSUmn
だけどチョンみたいに夫婦別姓はカンベン。
イヤなら夫を説得して自分の苗字名乗らせろ。
751 :
名無しのオプ:2011/06/15(水) 18:05:24.00 ID:Rdau9VoX
>750
わーかっこいい(プッ
752 :
名無しのオプ:2011/06/15(水) 19:47:00.83 ID:ft4O0lLz
別に夫婦どっちの苗字でもいいけど、
結局名前を変えるってことは、
各種公共面で登録されているものを変えなきゃいけないのが面倒なわけで、
そういう手間を一度経験すると、離婚した時はもう離婚疲れでもういいよって気になっちゃうとか?
そろそろスレチですね。
753 :
名無しのオプ:2011/06/15(水) 20:23:23.11 ID:m4hy8NwX
自転車で遠出して古本屋巡りした甲斐あったのか、
トニー・ケンリックで唯一未読だった「暗くなるまで待て」を
ようやく入手。 他にもケン・フォレットの「鴉よ闇へ翔べ」や
ジェームズ・グレイディの「狂犬は眠らない」等収穫あったが、
マックイーンの遺作「ハンター」の原作にはちょっと驚いた。
754 :
名無しのオプ:2011/06/17(金) 10:54:02.29 ID:LkAPVlhi
>>753 オレはケンリックは、殺人はリビエラで だけ持ってない。古本屋には
なかなかないんだ。
755 :
名無しのオプ:2011/06/17(金) 22:57:42.58 ID:M0XsAsPC
756 :
名無しのオプ:2011/06/18(土) 17:30:37.68 ID:bq9RFe/3
やべえ高い砦が面白すぎる
バグリイって他のもこんな感じなの?
757 :
名無しのオプ:2011/06/18(土) 22:34:14.27 ID:AM0ViQL7
うん。若干の波はあるけど面白い作品で一杯だよ。
大人向けの小説自体、母親が夢中になって読んでて気になった高い砦から入ったけど
あれはほんと時間忘れた。
今から色々新しく読めるなんて羨ましすぎる。
758 :
名無しのオプ:2011/06/18(土) 23:47:57.53 ID:iGwo/QX0
>>756 傑作揃い。
特に勧めたいのは「敵」「原生林の追撃」「砂漠の略奪者」「黄金の手紙」
「タイトロープ・マン」「ゴールデンキール」「爆走大陸」
759 :
名無しのオプ:2011/06/19(日) 14:29:19.39 ID:paby24TF
おお、ありがとう
ほとんど絶版だが、血が男の中に流れている限り不可能ということはないから探すぜ
>>757 虎の眼が好きなので、何度も読んでいます。読むたびにオモロイ。
761 :
名無しのオプ:2011/06/26(日) 13:55:46.48 ID:zHYiGEUP
>>760 それはバグリイではなくウィルバー・スミスでは。
762 :
名無しのオプ:2011/06/26(日) 18:10:03.40 ID:f7ZvGea2
「ジェロニモォ〜!」って叫びながら飛ぶのって「虎の眼}だっけ?
あげ
>>762 クィネルの「血の絆」にそんなシーンがあったけど
765 :
名無しのオプ:2011/06/26(日) 22:47:26.88 ID:f7ZvGea2
>>764 あー「血の絆」でしたか
海洋モノでごっちゃになってた・・・もちろん両方とも好きなんだけど
ありがとうです
766 :
名無しのオプ:2011/06/27(月) 17:53:52.45 ID:ovFdIAgx
不屈の弾道読んだ人いるかい?
どんなもんか教えてくださいな
767 :
名無しのオプ:2011/06/27(月) 22:00:09.85 ID:i4usiNsw
768 :
名無しのオプ:2011/06/28(火) 00:41:37.46 ID:gxOy+z8P
>>766 ちょっと褒め過ぎかも知れないけどハンターの亜流作品の中では傑作。
尤も翻訳がハンター作品が多い公手 成幸ってのも大きいとは思う。
(早川もそれで起用したんだろうし)
特に最近のアクション物は書き手さえ水準以上で訳が伏見か公手なら
ほぼ外れはない気もするんだよね、個人的に。
769 :
名無しのオプ:2011/06/28(火) 15:50:01.42 ID:Dg66f4v+
サンクス!
公手さんだから特に気になったんだよね
帰りに買うことにします
770 :
名無しのオプ:2011/07/18(月) 23:33:56.43 ID:LNkcuoe4
不屈の弾道よんだけど、スナイパー小説というよりエンターテイメントなスナイパーで微妙だった・・
771 :
名無しのオプ:2011/07/19(火) 20:57:56.06 ID:yJ0xLIGs
>エンターテイメントなスナイパー
踊りながら撃つとか?
772 :
名無しのオプ:2011/07/19(火) 22:39:16.90 ID:G8Wo8RbD
>>771 映画向けの小説って感じで、揶揄してるわけじゃないよ。
正直、エンターテイメントと現実(リアリティー)の違いが、
もっと話として出てくる小説だと思ってたから、よけい残念だった。
元海兵隊のスナイパー小説を押しすぎ。
773 :
名無しのオプ:2011/07/20(水) 02:26:47.22 ID:TRKlYqq/
ライフルの活かされかたがいまいちだったね
ライフル自体も使い古されたネタだったし
あと、自分はある種のヒーロー小説としてスナイパー小説読んでる面も大きいんだけど、
主人公に魅力を感じなかった
やっぱボブザネイラーは偉大だね
774 :
名無しのオプ:2011/07/20(水) 17:36:45.66 ID:vQdddRSd
不屈の弾道は文章が映像的というか「映画化したらこんなんだろうな」と想像しやすく、
そういう意味では読みやすかったが、活字媒体としては少し物足りない気もした
775 :
名無しのオプ:2011/07/21(木) 02:03:27.12 ID:hdU+FzM+
776 :
名無しのオプ:2011/07/21(木) 03:11:01.69 ID:ATibGkwd
来年辺り出るんじゃない?
777 :
名無しのオプ:2011/07/22(金) 22:50:24.21 ID:vTa1tawF
古本屋のワゴンセールで「野獣舞踏会」を見つけたのを皮切りに
「ファントム強奪」から始まるシリーズを全巻揃えようと思いついた。
色々回って「野獣外伝」やら「新・野獣舞踏会」やら20巻近くは揃ったが、
調べたらまだ3分の2位だった・・・ どこまで長いんだよw
778 :
名無しのオプ:2011/07/23(土) 10:23:37.16 ID:oIxmTcL1
稲見一良の評価が高かったからソーザップ読んだけど、こりゃひどいな
くじけずに男は旗に挑戦中。似たような話だ
最後の望みはダックコール。頼むぞ…
779 :
名無しのオプ:2011/07/23(土) 11:00:49.55 ID:ccI9kRS/
正直、稲見は「猟犬探偵」「セントメリーのリボン」あれば充分。
他は小銭稼ぎ。
780 :
名無しのオプ:2011/07/23(土) 11:04:11.37 ID:ccI9kRS/
「ダック・コール」を忘れてた。
781 :
名無しのオプ:2011/07/23(土) 11:14:54.16 ID:wrGmyGPb
金曜日にマルティン・ベックシリーズを5冊GET。
2冊持ってたんで残り3冊。
ちょっと汚いのもあったが、
たぶん二度と出会わないと思うので全部GET
782 :
名無しのオプ:2011/07/23(土) 13:50:00.21 ID:UO7F56UW
それはいい買い物をしましたね。
ベックシリーズはどれもみなおもしろい。
本国スゥーデンで映画化された「刑事マルティン・ベック」を先日見たけど、ドキュメンタリータッチで
なかなかの佳作でした。
オススメですよ。
783 :
名無しのオプ:2011/07/26(火) 20:19:41.89 ID:r9Wk/6ke
長い事探してた「ふたりの逃亡者」発見。
まさか「ロマンス小説」の105円コーナーにあったとは・・・
とりあえずこれで現時点のボブ・メイヤーの邦訳はコンプリートだが、
面白そうな未訳作品がまだまだある筈。
二見はもう出す気なさそうだから新潮か文春辺りが版権取って出して
くれんもんか。早川でもいいけど。
784 :
名無しのオプ:2011/07/30(土) 13:17:54.32 ID:xM/0I+yi
ロマンス小説コーナーも覗くべきだよな。
スラムドッグ&ミリオネアの原作もロマンス小説コーナーの常連。
785 :
名無しのオプ:2011/07/31(日) 00:58:28.99 ID:a4uWdDgG
アクション小説なのにロマンス要素が強いのは正直勘弁して欲しい。
「逃げるアヒル」然り「射程圏」然り・・・
786 :
名無しのオプ:2011/07/31(日) 01:15:24.75 ID:f/tj/0XW
いや、俺はありだと思うな
ロマンスも冒険に添える花よ
787 :
名無しのオプ:2011/07/31(日) 03:09:27.94 ID:uQLmTVI3
この手の話は「ロマンスがアクションの邪魔してる」
と思う時がままある。
女性作家だと特に。
788 :
名無しのオプ:2011/07/31(日) 09:57:27.65 ID:bQAdMgcS
ロマンスはともかくラブシーンで話が止まって興ざめだったりする。
割としっかりした骨格のストーリーだったりするとほんと勿体無い。
789 :
名無しのオプ:2011/08/02(火) 16:27:49.69 ID:9LOEW7V6
先輩方教えて下さい。
強盗したり、人を殺したり、銃を撃ったりするような小説はないでしょうか?
出来れば国内で。
無ければ海外でもいいです。
790 :
名無しのオプ:2011/08/02(火) 18:07:37.55 ID:8kwQwN55
ロマンスって言うかセックス描写のほうが目的だろ・・・
791 :
名無しのオプ:2011/08/02(火) 19:51:00.10 ID:EVsfIAwa
792 :
名無しのオプ:2011/08/02(火) 20:44:34.28 ID:8D7irntL
793 :
名無しのオプ:2011/08/02(火) 21:50:59.78 ID:9LOEW7V6
>>789です
ありがとうございます
大藪とパーカー探してみます!
794 :
名無しのオプ:2011/08/02(火) 21:59:05.30 ID:s2ZmO1kY
J・C・ブレイクでも読んどきゃいいんじゃね?
795 :
名無しのオプ:2011/08/03(水) 14:49:35.74 ID:tRqMzznl
FOXのドラマMI-5がさすがイギリスだけあってスパイ小説の王道の
ような内容だな。
最近ハマってしまった。
日本の公安小説なんかはこれパクってるだろ?な内容。
796 :
名無しのオプ:2011/08/05(金) 22:52:23.16 ID:LxrGPq8V
イギリスといえばジョン・トレンヘイルの「偽装亡命者キリル」をTVM化
した「コードネーム・キリル」も手堅い作りで面白かった。
797 :
名無しのオプ:2011/08/10(水) 00:49:30.16 ID:hbCZt/s0
>>795 MI-5はDVD化が滞っているのが残念です
不屈の弾道を購入しましたが、忙しくて積み予定
スナイパーもの好きだから楽しみ
798 :
名無しのオプ:2011/08/10(水) 10:57:16.01 ID:QspcdyJm
『不屈の弾道』
主人公以外のキャラの扱いがなんともクールというか、惜しげもないというか。
799 :
名無しのオプ:2011/08/10(水) 20:47:20.78 ID:HbQmeD15
イギリスでの騒乱の映像見る度にボブ・ラングレーの「英国武装革命」を
思い出す。
800 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 01:11:56.32 ID:CsnoJWcT
主人公が北方領土から流氷を渡って北海道に到着する
エピソードがある小説のタイトルをご存知の方はいらっしゃいませんか?
志水辰夫だと思って本棚探したのですが違ったようです。
801 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 01:31:50.74 ID:kjZiK8/H
>流氷を渡って
トドかアザラシみたいな主人公だな。
802 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 01:37:50.77 ID:kwHL+WZe
803 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 02:22:38.92 ID:Rliu3ME/
ゆれて湘南
804 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 02:37:14.65 ID:SXor6xpN
飢えて狼久しぶりに読みたいな。
805 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 09:04:28.39 ID:wgHUDhJm
傭兵代理店、大風呂敷広げてるのにやってる事は厨房臭い
だんだん辛くなってきた
806 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 09:35:17.80 ID:kjZiK8/H
やっぱり志水辰夫だったんだ。
807 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 10:23:00.58 ID:8X6eADKO
「オートルート大爆破」買ってみました
808 :
名無しのオプ:2011/08/11(木) 21:18:53.00 ID:CsnoJWcT
>>802 ありがとうございます。
でも私も『飢えて狼』かと思って読み返しても、微妙に記憶と違っていたものでしたから。
『エトロフ〜』とかあの手のエピソードは割とありますから、
自分の中で勝手にミックスさせて昇華してしまったのかもしれません。
やはりシミタツだったのかと思います。
809 :
名無しのオプ:2011/08/12(金) 12:05:52.61 ID:MwrVPZ9e
西木正明の「オホーツク諜報船」じゃないのかな。
810 :
名無しのオプ:2011/08/12(金) 15:58:40.27 ID:9sGimdqF
船戸与一の短編にもそういうのがあったような。
811 :
名無しのオプ:2011/08/12(金) 20:54:37.28 ID:2vHHQVLF
柘植久義
ソ連に渡って暗殺して、また歩いて帰ってくるのがあったはず
812 :
名無しのオプ:2011/08/13(土) 10:05:29.16 ID:qOhU5mOf
夢野久作の氷の涯ではないよな
813 :
名無しのオプ:2011/08/13(土) 20:19:29.01 ID:wtShvzQZ
久しぶりに「定吉七番」1〜4読破
大げさかもしれんが不滅の面白さを持ってる小説だと痛感。
一時期、戦車モノも書いてた(これも面白かった)東郷はすっかりこの手の
小説からは撤退してる感があるが出来ればまたこんなの書いて欲しいな。
814 :
名無しのオプ:2011/08/14(日) 18:13:20.12 ID:eFjDrSg8
俺ってば、
デビッド・マレルとクレイグ・トーマスを混同してたぜ。
クレイグ・トーマスはファイアフォックスだよね。
デビッド・マレルは何だっけ。
815 :
名無しのオプ:2011/08/14(日) 18:50:55.75 ID:sB6lVMKO
マレルは何よりも先にランボーだろ
816 :
名無しのオプ:2011/08/14(日) 20:15:36.78 ID:EBt8tNtH
マレル『夜と霧の盟約』とか、あのシリーズは面白かった。
817 :
名無しのオプ:2011/08/14(日) 20:32:46.27 ID:WnKx53P3
>>815 洪水の記憶が覚めやらぬ頃
一匹の兎がイワオウギとツリガネ草の繁みの中に立ち止まり
くもの巣の合間を通して虹に祈りを捧げた
おお 隠れてしまった宝石よ
ほころんだ花々よ
汚れた道には露店がたてられ
船が海のほうへと引かれていく
何重にも重なりあい まるで版画を見るようだ
818 :
名無しのオプ:2011/08/14(日) 23:22:36.25 ID:wC2JSrUF
「廃墟ホテル」ってマレルだっけ?
ああきたらてっきりこう来ると思ったのに、そう来るとは思わなんだ
819 :
名無しのオプ:2011/08/15(月) 00:14:24.33 ID:VSvkXZmW
マレルは「トーテム」が予想外に面白かった。
この人は「ランボー」があまりにも有名な為、他の傑作にイマイチ光が当たってないのが不憫だ。
820 :
名無しのオプ:2011/08/15(月) 11:26:25.38 ID:x5zxazCW
>>805 闇警視とかもほとんどおっさん中2病の世界だよ。
821 :
名無しのオプ:2011/08/15(月) 18:31:09.09 ID:1iX/V/Kn
822 :
名無しのオプ:2011/08/15(月) 18:49:30.04 ID:xIoc6nJv
秘湯混浴刑事エバラ、動くな!
823 :
名無しのオプ:2011/08/15(月) 22:14:05.68 ID:KyW4d34P
824 :
名無しのオプ:2011/08/15(月) 22:17:26.09 ID:gStwmQ3W
かっこいいの勘違いだな
無敵でなんでもこなして女にもモテるという設定ほど
薄っぺらくてかっこ悪い
作者はこの辺を理解してないのか
825 :
名無しのオプ:2011/08/15(月) 23:41:03.09 ID:1iX/V/Kn
「特命武装検事」「裏刑事」「闇の警視」「特捜指令 荒鷲」・・
こういった闇で悪を裁く公務員モノの源流はやはり大藪の「名のない男」
とか望月の「ワイルド7」辺りになるんだろうか。
826 :
名無しのオプ:2011/08/16(火) 23:34:08.33 ID:UeBN5IdE
遠山の金さんは微妙に違うか。
827 :
名無しのオプ:2011/08/19(金) 11:16:46.34 ID:UOWiGmx4
正統派英国冒険小説って翻訳全然出てないが、現役の書き手はいるのかな
原著漁りたいからおすすめあれば教えて
828 :
名無しのオプ:2011/08/19(金) 17:59:55.69 ID:htOf386m
さようなら、サントリー・・・
>>825 闇の警視って1巻の途中で挫折しちゃった。
笑いが止まんなくて。
829 :
名無しのオプ:2011/08/19(金) 23:49:07.39 ID:6jcnPoDw
830 :
名無しのオプ:2011/08/20(土) 19:38:15.94 ID:ce7roS/s
>>829 多分ハモンド・イネスとかウィルバー・スミスみたいなのだと思う。
>>828 「特捜指令 荒鷲」もかなり笑える。
警視総監直轄の極秘部隊って事で殺人等の超法規活動はまだ分かるとして、
いざとなれば防衛省からも様々な武器を都合してもらえるとか
「とても真面目に書いてるとは思えない」設定が凄かった。
まあ南英男にきちんとした小説書けってのが無理な注文なんだけど、
本人はノリノリなんだろうなぁ・・ってのは読んでて伝わってきた。
831 :
名無しのオプ:2011/08/21(日) 21:51:50.15 ID:MHy26gTl
日本で悪漢小説の名作は?
832 :
名無しのオプ:2011/08/22(月) 07:51:41.19 ID:CfY/Yi/n
逢坂剛の「禿鷹の夜」かな。
最近の続編みたいなのは最低でしたが。
でも主人公より人道的で男気のある脇役のほうが人気あったかもしれない。
833 :
名無しのオプ:2011/08/22(月) 10:47:09.99 ID:EmHVIhFN
黒川博行の悪果だな。
834 :
名無しのオプ:2011/08/22(月) 12:28:18.98 ID:KVSlczd2
北方「渇きの街」
大沢「新宿鮫シリーズ」
835 :
名無しのオプ:2011/08/22(月) 17:12:25.62 ID:5dzvOlJD
名作かどうかはさておき、馳星周の小説の主人公って
みんな悪漢つーかろくでなしじゃない?
836 :
名無しのオプ:2011/08/22(月) 19:33:13.33 ID:KVSlczd2
確かに。
それにしてもあいつ不夜城だけだったな(笑)
837 :
名無しのオプ:2011/08/22(月) 20:52:04.08 ID:65KGjWOI
>>836 「雪月夜」「夜光虫」は震えるほど良かったぜ。
一般的には不評の「M」も俺的には良かった。
838 :
名無しのオプ:2011/08/22(月) 21:43:54.82 ID:5dzvOlJD
あっ、花村萬月の「真夜中の犬」「笑う山崎」やらなで肩忘れてた!
「ブルース」のチビデブゲイのヤクザもよかったなー脇役だけど
839 :
名無しのオプ:2011/08/23(火) 07:23:07.04 ID:jDk+NDtn
強盗・強奪系の小説ないかな?
840 :
名無しのオプ:2011/08/23(火) 18:52:36.13 ID:3bViO4xt
841 :
名無しのオプ:2011/08/23(火) 19:35:45.66 ID:PiL22VEQ
842 :
名無しのオプ:2011/08/24(水) 13:04:30.19 ID:UGy1YaZB
ハードリー・チェイス「世界をおれのポケットに」
843 :
名無しのオプ:2011/08/24(水) 19:14:22.43 ID:lApzqQCc
北方謙三『渇きの街』を読んで感動しました。なんか熱くなりました。
こんな感覚は初めてです。
似たような小説はないでしょうか?
844 :
名無しのオプ:2011/08/25(木) 08:45:15.00 ID:PNwSjlzS
845 :
名無しのオプ:2011/08/25(木) 12:52:22.10 ID:jK43CQk3
>>844 ありがとう
読んでみます
質問ついでに
北方さんは最近歴史小説ばかりのイメージがありますがハードボイルド的な物はもう書かないんでしょうか?
846 :
名無しのオプ:2011/08/25(木) 21:32:07.95 ID:UTj3BoJs
時代活劇の「勝負鷹」シリーズ
解説にもあったがまんま時代劇版「悪党パーカー」で面白かった。
847 :
名無しのオプ:2011/09/03(土) 19:02:38.30 ID:v0jT/FKT
北方の描く尊氏って最高じゃない??
今からソープ行ってきます♪
848 :
名無しのオプ:2011/09/05(月) 10:22:16.67 ID:xnvm3xbD
書いてるでしょ、ときたま。
去年出した『抱影』は久しぶりによかった。ちょっと『檻』を思い出した。
ストーリーは別にかぶらないけど、なんというか語り口が。
849 :
名無しのオプ:2011/09/05(月) 12:35:02.64 ID:FxhLRRu3
>>848 印象的な作品だったけど、
なにが残ってるって、なかなか流れない大便の描写だw。
850 :
名無しのオプ:2011/09/06(火) 14:42:45.16 ID:VWTkl+5P
野獣死すべし を読んで、DVDを買った
やっぱり小説読んじゃうと映画は厳しいな
もちろん面白かったんだけど、小説に比べたらやっぱりね・・・
851 :
名無しのオプ:2011/09/06(火) 18:20:53.34 ID:2TfTtr0k
大藪?
852 :
名無しのオプ:2011/09/06(火) 19:00:30.90 ID:VWTkl+5P
はい大藪
853 :
名無しのオプ:2011/09/06(火) 20:27:35.14 ID:2TfTtr0k
大藪って冒険小説かどうか
854 :
名無しのオプ:2011/09/06(火) 22:22:35.15 ID:XGmGVHoA
別に冒険小説のカテゴリでもおかしくないだろ。
855 :
名無しのオプ:2011/09/06(火) 22:24:09.04 ID:2TfTtr0k
おかしいだろ
856 :
名無しのオプ:2011/09/06(火) 23:27:12.24 ID:VWTkl+5P
ケンカをやめて 二人を止めて 私の為に争わないで もうこれ以上
857 :
名無しのオプ:2011/09/07(水) 08:46:13.66 ID:6LaJoFPz
まあ冒険小説とも読めるしハードボイルドともいわれてるけど、
大藪春彦はもう大藪春彦というジャンルだろ
858 :
名無しのオプ:2011/09/07(水) 11:13:59.79 ID:6ZZ1ZirD
三島
思想なんて、偉そうに言うけれども、この部屋に僕が一人で
いますね。そこへ銃なり日本刀なりを持った奴が
入ってきて、「おまえはこうこういう思想を持っているけど、
変えろ、変えなければ、殺すぞ」と言う・・・。
大薮
いや、そういうときは、僕は飛び出していきます(と、まさに
同志、三島を襲った架空の刺客に飛びかからんとする構え)。
三島
飛び出すでしょう。「変えなきゃ殺すぞ」と言われた時、
戦わなければもうアウトなんですよ。
大薮
(尚も辺りを見据えて)これはしゃれや冗談じゃなく、
三島先生にそういうことをする奴がいたら、
俺はやるよッ。
859 :
名無しのオプ:2011/09/08(木) 11:41:58.60 ID:kbHjjCAg
>>853>>857 こういうバカファンが一番ウザいな
既存のカテゴリーに加えられることを恥だと思ってやがるんだよ
「ぼくらのおおやぶおんたいはどくじのちほをきりひらいてらっしゃるんだぞ!」
筒井の信者にもこういうのがいるけど、こっちのがバカだよな
860 :
名無しのオプ:2011/09/08(木) 18:49:35.22 ID:NZH4G+1B
>>859 君がどういうコンプレックスを抱えているのか知らないが
誰もそんなことはいってないと思う。
むしろ強いてニュアンスを読むなら、大藪なんか冒険小説とは認めない
という排除の空気じゃないか?
861 :
名無しのオプ:2011/09/08(木) 19:14:02.92 ID:kbHjjCAg
大藪はハードボイルド乃至冒険小説のど真ん中じゃん
どっちにしろおかしい
862 :
名無しのオプ:2011/09/08(木) 20:06:15.85 ID:NZH4G+1B
>>861 確かに私もそう思うが
むしろ君の勘違いで他人を罵っておいて、
それをスルーして他人を責める君のほうがもっとおかしい。
863 :
名無しのオプ:2011/09/09(金) 01:10:06.05 ID:YVXCeYFT
>>862 まあ肩の力抜けよ
あんたの見方ってだけで勘違いかどうかは判らんよ
864 :
名無しのオプ:2011/09/16(金) 21:42:38.92 ID:zWmie8D8
極大射程、探してみるかあ
865 :
名無しのオプ:2011/09/17(土) 10:26:31.44 ID:G/noELAM
極大射程はブックオフいきゃ簡単に見つかるよ
新刊は
>>364-366の状態っぽいから難しいんでね?
866 :
名無しのオプ:2011/09/17(土) 11:05:02.69 ID:5L3Hjsd1
2000年以降のオススメを10冊ぐらい教えてくれまいか。
恩に着ます。
867 :
名無しのオプ:2011/09/19(月) 18:42:01.70 ID:Ja7vpITf
ブックオフでトムクランシーシリーズ探してるけど、
上下巻の下ばかりでなえる
868 :
名無しのオプ:2011/09/19(月) 19:02:36.67 ID:MMF8+u/a
読みたいのが決まってる場合は多少高くなってもamazonで古本ポチッたほうが楽
869 :
名無しのオプ:2011/09/20(火) 22:55:13.17 ID:EyreBCHk
>>866 日本
犬なら普通のこと/ミッドナイト・ラン/キッド/メギド/機龍警察
オフィス・ファントム1〜3/ゴルゴダ/硝煙の向こう側に彼女
海外
ノンストップ!/覗く銃口/反撃のレスキュー・ミッション/無頼の掟/
荒ぶる血/凍土の牙/永久凍土の400万カラット/懸賞首の男/7ワンダーズ
傭兵チーム、極北の地へ
なんだかんだで面白いのが多かったんで篩に掛けるのがしんどい。
870 :
名無しのオプ:2011/09/26(月) 23:07:20.14 ID:/nppPH0o
フォーサイスの「ジャッカルの日」読了。こういう暗殺者もの読むのも久々で、面白かった。
871 :
名無しのオプ:2011/09/26(月) 23:39:04.72 ID:2Z8H8rb2
レッドドラゴン侵攻 第2部
↑
全米ベストセラーNo1とあるけど、本当なのか、、
やっと第1部読み終えて続きの第2部だけど、読む気がせん。
872 :
名無しのオプ:2011/09/27(火) 05:18:58.10 ID:vzqt5lHH
873 :
名無しのオプ:2011/09/27(火) 08:14:59.09 ID:ekvTQrz1
暗殺者で思い出したが…。
ローレンス・ブロックの「殺し屋 最後の仕事(Hit and Run)」が二見から出てるので
上の方で邦訳が出ないとか愚痴ってた人はちゃんと買うように。
874 :
名無しのオプ:2011/09/27(火) 14:24:16.09 ID:aMC9quxd
ずいぶん前に読んだクィネルの「ヴァチカンからの暗殺者」がかなり
おもしろかったような記憶が
875 :
名無しのオプ:2011/09/27(火) 17:14:51.92 ID:hO7HhHMt
ヴァチカンって言えば、映画のハドソンホークだったかな。
B・ウィルス主演でなんとバチカン情報部の尼さんが登場するという
破天荒な作品だった。
小説でもバチカンもので面白いのってある?
876 :
名無しのオプ:2011/09/27(火) 20:11:12.22 ID:B36RAMQr
>>875 ヴァチカンの法王庁直轄の諜報部員サイモン・クインが活躍する
「インクィジター(異端審問官)」シリーズ
創元から何かのついでみたいな感じで出てたが思ったより面白かった。
877 :
名無しのオプ:2011/09/27(火) 20:16:59.13 ID:vzqt5lHH
878 :
名無しのオプ:2011/09/27(火) 20:28:06.05 ID:69pkHDJa
>>875 そういえば、ゴーリキーパークのマーティン・クルーズ・スミスが
まだ売れる前に、サイモン・クィン名義で書いた
インクィジター・シリーズというのが
4冊ほど創元推理文庫で出ていた。
ヴァチカンの異端審問官(インクィジター)が主人公の
創元にありがちだったB級アクションシリーズもの。
作者本人にとってはあまり触れられたくない過去らしいが
B級の割りにはということで当時は評価されていた。
今は絶版だが古本屋で見つかるかも。
879 :
878:2011/09/27(火) 20:29:00.31 ID:69pkHDJa
ありゃ、かぶった。失礼。
880 :
名無しのオプ:2011/09/27(火) 21:03:24.18 ID:B36RAMQr
「イエスのビデオ」にはヴァチカンの特殊部隊が出てくるな。
881 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 09:57:07.49 ID:hxtcUITO
半年ぶりに覗きに来てクレイグ・トーマスが亡くなっていたことを知ったよショックだー
このジャンルで一番好きな作家だったからなあ。ハイド物もう少し読みたかったな。
ロシア警察物も1作で終わらすのは勿体なかった。
今頃ですまんですがご冥福をお祈り致します。
882 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 10:08:51.35 ID:yF84yg4o
クレイグ・トーマスが一番好きとか
冒険小説読みの冒険小説知らずだわなw
883 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 10:26:34.29 ID:DDKDbS4C
>>873 ちゃんと買ったよ!
海の向こうではkindle限定でケラーの新しいのが読めるらしい、とても羨ましい
884 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 11:39:24.01 ID:jV+iu1FE
>882
言ってる意味がさっぱり分かりませんが
885 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 18:12:11.84 ID:VT54TVpK
>>881 おれもクレイグ・トーマスが一番好きだよ
読んでるときの没入感がちがうよね
未訳のエメラルド・デシジョン、どこか翻訳しないかな
886 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 19:04:02.96 ID:yF84yg4o
ウゼッッ
クレイグ・トーマススレ作ってそこでやれよ
887 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 19:34:44.59 ID:dlFrZpPZ
ドイツ(再)統一の頃にジョン・ル・カレの『ドイツの小さな町』は出たけど、
どうせなら『ジェイドタイガーの影』を文庫で出してくれればよかったのにな。
888 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 19:35:20.41 ID:9MZYHmKa
>>885 未訳作品あるんだ。
タイトルに動物名が入っていないね。
889 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 20:52:00.53 ID:mOb3C8sF
デイヴィッド・グラント名義のやつね 1980年作
「モスクワを占領せよ」と「レパードを取り戻せ」の間… ううむ…
Google翻訳であやふやなんだが
ナチスドイツのアイルランド侵攻計画にからむ歴史秘話もの、といったところか
向こうの感想じゃ評価が分かれてる
>>887 バックホルツのくだりだけ妙に覚えているな 文庫になってもいいのにね
890 :
名無しのオプ:2011/10/01(土) 23:57:31.99 ID:hxtcUITO
>885
おお、物好きがここにもw
緊迫感を出すのがとても上手かったよね。一度テンションが上がるとそのまま最後まで突っ走る感覚がとても好きだった。
未訳作があるんだ、翻訳出して欲しいね。
グラント名義は「モスクワ〜」も手に入らないんで再版と合わせて・・無理かw
891 :
名無しのオプ:2011/10/02(日) 00:05:58.31 ID:0ijf1Lw6
グラント名義は『モスクワを占領せよ』じゃなくて『モスクワ5000』じゃなかった?
892 :
名無しのオプ:2011/10/02(日) 00:29:30.25 ID:T/RaF0J5
おっと失礼、記憶がごっちゃになってた。モスクワ5000だったね。
893 :
名無しのオプ:2011/10/02(日) 00:47:13.42 ID:82Z9NAgL
wikiより
Moscow 5000 (1979) (as David Grant) ←「モスクワ5000」
Snow Falcon (1980) ←「モスクワを占領せよ」
Emerald Decision (1980) (as David Grant)
Sea Leopard (1981)
まぎらわしいっちゃーまぎらわしいですね
いま「モスクワ5000」ど高いのね。Amazon見て吹いたわ。その5000ではないと言いたい。
主人公不在の群像陰謀物だったかな。方向性を模索していた時期の作という気がする。
再販は…「シャドー81」とか突然出てびっくりしたものだけど、これはなあ。
何で「モスクワを占領せよ」だけ毎日新聞社が出したんだろ?
他は古本屋とかでも見かけるけど「モスクワ」は見たこと無い
895 :
名無しのオプ:2011/10/06(木) 21:52:51.22 ID:xlDJ+Rys
ジェフリー・ディーヴァーが007書いてるって
それも翻訳本が来週出るって今さっき知ったよ
読みたいような読みたくないような
896 :
名無しのオプ:2011/10/06(木) 23:21:23.07 ID:l9h/Gcya
レイモンド・ベンスンは御役御免か。
まだ未訳作品あったはずだが・・・
そもそも既訳作ではかつての「スペクター」に匹敵すると思しき
巨大犯罪組織「ユニオン」の全貌がまだ明らかになってないから
残尿感が物凄い。
897 :
名無しのオプ:2011/10/08(土) 01:41:31.81 ID:1wGdAGxx
森村誠一といえば「社会派推理専業」の様に思われがちだが、
「社会派冒険活劇」ともいうべき作品もちらほら。
極々平凡な主人公達が理不尽な権力(暴力)に知恵と勇気で立ち向かう話が
多いのでどうしてもベタな展開にはなりがちだが
「何が何でも悪は許さん!」という作者の思いが篭った熱い文章がクセに
なって結局最後まで一気読みしてしまう作品が多い。
特にオススメしたいのは「星の陣」「星の旗」「君に白い羽根を返せ」
「致死連盟」「流星の降る町」の5作。
898 :
名無しのオプ:2011/10/08(土) 10:11:22.31 ID:M20In1Ha
森村誠一とかまだ生きてんのな。
とっととくたばればいいのに。大嫌いなんだよ。
899 :
名無しのオプ:2011/10/08(土) 10:53:23.75 ID:+rp3qksx
お前がくたばれ。
皆喜ぶから。
900 :
名無しのオプ:2011/10/08(土) 16:43:49.30 ID:oYIRi86k
星の陣って、帰還兵のじいちゃん達が燃えて立つ話だろ
ベタだけどそそるよな
ただ、バトロワでもあったけど、
悪役を際立たせるために女の人がひどい目にあう図式がもうひとつ好きになれない
「こうしときゃ憎たらしいだろ」みたいな それも様式美のうちなんだろうけどな
901 :
名無しのオプ:2011/10/09(日) 10:16:24.62 ID:MYnKTlWq
そういえば民間軍事会社やそこのオフィサーを題材にした小説って見たことないけど、
ネタにしにくいくらいヤバい世界なんじゃろうか?
元特殊部隊なんてのが集まる世界だし、いろいろと面白そうなんだけどな
902 :
名無しのオプ:2011/10/09(日) 11:01:55.80 ID:L0l2CJBs
>>897 >森村誠一といえば「社会派推理専業」
ちょっとすれ違いだけど森村誠一の名を高からしめたのは初期の本格ミステリ群ではないかと思う。
「新幹線殺人事件」や「超高層ホテル殺人事件」など
社会派全盛の時代に陳腐だとして全く使われなくなった
「〜殺人事件」を堂々と謳ったところに目新しさがあった。
(今ではまた陳腐になったけど。)
尤も器用な人のようでどんな題材も水準以上にこなすのは確か。
上に挙がってるのは確かに一気読みできる秀作だね。
903 :
名無しのオプ:2011/10/09(日) 15:00:03.95 ID:HfK04vJS
904 :
名無しのオプ:2011/10/09(日) 20:53:40.27 ID:vm1UQFEy
「妻子を失った元自衛官が巨大邪教集団に闘いを挑む」(炎の条件)
あらすじだけ聞くと南英男か広山義慶かって感じだが、森村誠一にかかると
こういう荒唐無稽な話でも破綻なくまとまってる。
都筑道夫も器用な作家だと思ったが、作風というかベクトルは違えど森村も
902の通り、相当器用な作家なんだなと痛感する。
大阪の古本市で「火神を盗め」「崑崙遊撃隊」(共に初版の新書版)
「ジャラナスの顔」「ワイルドギース」「サンタマリア特命隊」を
5冊300円でゲット。
とりあえず連休最終日の過ごし方決定。
905 :
名無しのオプ:2011/10/10(月) 00:40:32.16 ID:DzGp6W1o
>>903 こんなもん、よく映画化したな
ゲイリーがスマイリーなのか?
ちょっとイメージが違うような
906 :
名無しのオプ:2011/10/10(月) 01:21:36.09 ID:ANz7XUZ7
>>903 「リトル・ドラマー・ガール」みたいにならなきゃ良いが・・・・
907 :
名無しのオプ:2011/10/10(月) 10:15:24.63 ID:SOkwGaUv
>>904 いまどき妻子が殺されて復讐って需要あんのか?
妻子死んだら「ひゃっほう」って風俗行きまくるか速攻
再婚しておしん¥まいだろ、この時代。
908 :
名無しのオプ:2011/10/10(月) 21:55:48.37 ID:4pgvdITk
むしろ昔の彼女とかわかれた女房とかが殺されて復習、とかならもっと共感呼べそうだけどなw
909 :
名無しのオプ:2011/10/10(月) 22:50:57.79 ID:UDxnt8Ad
妻子が犯されて殺される。
復讐のために殺した人間の女房を犯すみたいな寿行的な展開なら。
910 :
名無しのオプ:2011/10/10(月) 23:15:10.62 ID:4pgvdITk
それなんて大藪晴彦w
911 :
名無しのオプ:2011/10/11(火) 00:16:14.63 ID:uz5FvwZz
「火神を盗め」「崑崙遊撃隊」もう何度目か分からんが読了。
>>908 モンタルバーノ&ハイアセン「麻薬シンジケートを撃て」と
クリス・ライアン「襲撃待機」は昔の嫁が殺されて復讐する話
それなりに面白かったが普通といえば普通。
912 :
名無しのオプ:2011/10/11(火) 18:03:48.33 ID:ynfEZwg7
ひとは自分のためにしか復讐しない。
誰かのためって言うなら、ハードボイルドじゃないけど貫井なんか母が息子のために
復讐殺人する話しあったけど、そっちのほうがしっくりくる。
もう、男=強い時代じゃない。
913 :
名無しのオプ:2011/10/11(火) 22:22:31.10 ID:kqDP0gJf
>912
それ面白そうだなwたしかにしっくりくるぜwいい意味でいまは女の人のほうが強い時代だもんな。
914 :
名無しのオプ:2011/10/12(水) 18:14:25.55 ID:J/JaTr06
ハードボイルドものはヤクザ叩きすごいのもあるけど、
逆に美化・賛美系も多い。
特に大阪出身の作家。
いまの警察庁長官の強行姿勢の新暴対法?あれどうすんだろうね。
今後のハードボイルド。
架空の中東のテロ集団とか時代錯誤の人気新興宗教とかが敵になるのかな。
915 :
名無しのオプ:2011/10/12(水) 23:52:24.27 ID:BAax7W0b
元自衛官が妻子を殺されて復讐、というと深見真の「ゴルゴタ」もそのパターンだったな
殺ったのが未成年たちだったので厳罰が下らなくて……という感じの話だった
916 :
名無しのオプ:2011/10/13(木) 00:59:39.77 ID:UQz2IY2a
>>914 鳴海章の「長官狙撃」はオウムをモデルにした武装カルトvs警察の
一大攻防戦で面白かった。
近年の冒険小説作家の例に漏れず、鳴海も警察モノに重点置いてるのは
仕方ないが「さくら銃殺隊」はまだまだ書いて欲しい。
「大阪出身の作家」で思い出したが、黒川博行の「悪果」
外道vs外道の激突はかなり読み応えあり。
たまたま大阪に住んでるからかも知れないがw
917 :
名無しのオプ:2011/10/13(木) 21:23:02.48 ID:pjE95rK5
最近、洋物のアクションでいいものあるですか?特殊部隊モノだとクリス・ライアンばっかり本屋で目立ってるんでよく買うんですが
そろそろ食傷ぎみなんですよ。
918 :
名無しのオプ:2011/10/13(木) 23:14:09.70 ID:UZrW3ybR
ちょい前ですが、あまり期待せずに読んだら面白かった…というエクスキューズ付きでいうと、
「猟犬たちの山脈」上下 ビング・ウェスト
「コブラヴィル」上下 カーステン・ストラウド
が面白かったです。これらも特殊部隊ものではありますが……。
未読のもので楽しみに取ってあるのは、
「砂漠の狐を狩れ」スティーヴン・プレスフィールド
919 :
名無しのオプ:2011/10/14(金) 01:04:11.30 ID:Ib38qPE5
>>917 869で紹介されてる海外作品が参考になるかも。
>>918 大げさかもしれないが21世紀にもなって第二次大戦の戦争冒険小説の
傑作に出会えるとは思わなかった。
920 :
名無しのオプ:2011/10/14(金) 21:09:43.97 ID:poOvsnAM
「砂漠の狐を狩れ」のことかと思ってググったら「炎の門」の人なんだ。
あまりに作中人物の思考が現代人だったけどおもしろかったからな、アレ
>>917 リアリティーなしでも良いなら「極北のハンター」はたのしいよ。特殊部隊と行く怪物狩りの話。
921 :
名無しのオプ:2011/10/14(金) 23:26:52.40 ID:56KJuD2O
>>917 「極北のハンター」と同じ作者の「殺戮者カイン」「凶獣リヴァイアサン」
前者は軍事用に開発された超人が暴走し、元海兵隊員が倒しに行く話。
後者は軍事用に開発された怪獣と米軍が戦う話。
要するに「極北〜」も含めて同じような話だけどどれも面白い。
922 :
名無しのオプ:2011/10/16(日) 09:52:39.60 ID:me9T0XG3
猟犬たちの山脈はよくブックオフで見かける
そうか、いいのかー
923 :
名無しのオプ:2011/10/16(日) 10:59:41.55 ID:8AZz7nH6
「猟犬たちの山脈」っていいの?
猟犬ってことでみんなスルーしてるんだろうな。
猟犬の話なんか普通いらんわな。
924 :
名無しのオプ:2011/10/16(日) 16:33:19.26 ID:NG3H/TZf
文春は一時期冒険小説の傑作を連打していた時期があったと思う。
個人的にロブ・ライアン、カーステン・ストラウド、ロビン・ホワイト
辺りは外れ無しと云っても良かった。
(勿論、「猟犬〜」一作しか紹介されてないビング・ウェストも)
尤も、その流れもサイモン・カーニックの「ノンストップ!」以後は
止まってしまった気がするが・・・
925 :
名無しのオプ:2011/10/16(日) 17:22:09.75 ID:me9T0XG3
文春はロブ・ライアンの第二次秘話ものの続きとか、
冒険ものじゃないけどスタインハウアーの極限捜査の続きとか読みたい
926 :
名無しのオプ:2011/10/16(日) 21:27:06.16 ID:YyfN9D4A
e
927 :
名無しのオプ:2011/10/17(月) 16:47:59.08 ID:f0gBiZ+Q
良スレだ
参考になる
928 :
名無しのオプ:2011/10/17(月) 19:55:24.52 ID:ZtRd3DPV
突然すいませんが、おすすめのスパイ小説ってありますか?
入手の難易度を考えて
最近のやつだと助かります
929 :
名無しのオプ:2011/10/17(月) 21:44:48.20 ID:VyNUF1/Y
殺戮のオデッセイ
930 :
名無しのオプ:2011/10/17(月) 21:58:36.54 ID:4GTsZGOw
エンデュアランス号漂流 事実は小説より奇なり 地でいってるよなぁ 映画はつまんなかったけど アザラシの肉うまそー
931 :
名無しのオプ:2011/10/17(月) 22:11:19.94 ID:VyNUF1/Y
シャクルトンの本はいいよね。何度も読みたい本の一つ
932 :
名無しのオプ:2011/10/17(月) 22:13:33.39 ID:spOU+Nd7
933 :
名無しのオプ:2011/10/17(月) 22:25:04.79 ID:D/W1QcNJ
>>928 ロバート・リテル「スリーパーにシグナルを送れ」
934 :
名無しのオプ:2011/10/17(月) 23:58:52.27 ID:3ev3SM+F
>>928 一口に「スパイ小説」と云われても、正直漠然とし過ぎ。
アクション重視かプロット重視かによって薦められる作家、作品も
違ってくるし。
アクション重視ならコリン・フォーブス、クレイグ・トーマス
ジョン・トレンへイルとか
プロット重視ならブライアン・フリーマントル、ジョン・ル・カレ
ロバート・L・ダンカン、マイケル・バー・ゾウバーとか
ここらの作家の作品読んでおくと大抵当たり。
(ただ、当然ながら冷戦構造がテーマになってるのが多いんで今読むと
多少古く感じるかも)
935 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 00:14:03.09 ID:kaIElqgr
>929
本当にかったらどうするんだよwせめて最後の暗殺者くらいにしておけw
ケン・フォレットの「針の目」スパイアクション風ハーレクインを読みたければ是非w
936 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 00:18:32.56 ID:kBDFDKUa
>針の目
夕べ読んだよ まあ佳作じゃね?
でも「鷲は舞い降りた」や「HMSユリシーズ」といった有名どころの「メジャーデビュー作」にくらべると
やはりディテールが薄いなぁ
戦時中のイギリスはすきな時代なんだけどな
物語は、生きています。
2011年、この国は圧倒的な「現実」に襲われました。未だ疼き続ける傷をのこしたその打撃は、私たちの想像力をも打ち砕いたかに見えました。
しかしそれでも、私たちは立ちあがり、ひとりひとりの物語を紡ぎはじめています。
その営みを駆動するものこそが、これまでただ無心に追ってきた活字の力、「現実」に負けない「物語」の力なのです。
「ハヤカワ文庫の100冊」フェアでは、そんな物語の力を信じ、読書を愛するあなたのために、今年も「強い物語。」たちを集めました。
世代を超えて読み継がれる国内外の名作から、新しいスタンダード、そして旬の1冊まで。前にむかって進みつづけるハヤカワ文庫をおとどけします。
・・・いや、書店でこのポスター見たとき、ちょっとぐっときた
これはいい
すごくいい
938 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 01:17:18.97 ID:dSxZ4UnI
>>934こういうまず一言ダメ出しする奴必ずいるよね
939 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 01:53:35.23 ID:kBDFDKUa
>928
じゃあおれは元ウォールストリートジャーナル中東特派員、現ワシントンポスト上級記者のデビッド・イグネシアスを推薦するよ
wikipediaとかみると親の代から、アメリカ政府中枢に位置する超エリートの家庭だけど
90年代以降、「神々の最後の聖戦(1979〜83年にかけてのCIAによるソ連邦イスラム分離主義への干渉工作)」
「報復回路(湾岸戦争後のフセインの国外逃避資金をめぐるスリラー)」と、どれも文量、文体、プロット、取材内容すべて
相当な出来のスパイ小説をものにしているとくにアメリカ高級官僚のインサイド描写は群を抜いている、と思う。
イグネシアスの最新作は「ワールドオブライズ」(小学館文庫)
ご存知リドスコ監督、デカプリオ、ラッセルクロウ主演の中東におけるアメリカの対テロ諜報活動映画の原作
おれがスパイ小説家としてイグネシアスを評価するのは、
処女作から一貫して「脅迫や買収」よりは「穏やかな説得、共通の目標設定」「情報奪取でなく情報交換」「情報泥棒より情報商人」こそ
優秀なスパイ活動、あるいは現実に望める最上のスパイ活動として認識している点かな。
ロバートベア「CIAは何をしていた?」からルカレの人的かつ優雅な諜報小説が好きな人には
ポスト911後のスパイ小説として、「ワールドオブライズ」は平均以上のものだと思う。
941 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 02:01:16.73 ID:dSxZ4UnI
お前説得力あるな
942 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 02:11:43.19 ID:2MYO/RT1
>>938 うるさい。
しかしやたらと「〜無いですか?」って奴、何で自分で探さない?
探せない程馬鹿なら仕方ないが。
943 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 02:21:59.40 ID:UX2D9ag0
>>939 928じゃないけど、ありがとう。なんだか書店に行く楽しみが増えた
モノによっては新古書店だがw
>>942 おれは雑談のネタ振りくらいに思っているよ
気が向いたら心ゆくまでリストを提供するし
おれはミルクを飲んで寝ることにする 君もそうしろ
944 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 03:42:53.62 ID:KtbR4/bw
アホウ鳥うめー
945 :
名無しのオプ:2011/10/18(火) 21:15:00.97 ID:paNvSJUw
>>933 日が沈むときの音ってどんなんなんだろーね
946 :
名無しのオプ:2011/10/20(木) 21:09:42.91 ID:0jl43rdX
スパイの誇りの続編の文庫化はどうなったんだろう・・・。
947 :
名無しのオプ:2011/10/21(金) 00:02:34.61 ID:zfj0ytxL
そういやそうだなぁ。アレ、続き読みたいよね
そういやお勧めスパイモノということで、俺はマクシム少佐シリーズを
推薦するのを忘れていた、許せ
個人的にはアグネス・アルガー萌えの一言なんですな。まさか英国の
本格冒険小説で、わが人生最高のツンデレをこの目にできるとはおもわ
んかったw
948 :
名無しのオプ:2011/10/21(金) 10:08:39.03 ID:OS+e7qXc
>>947 以前同様の書き込みしたのお前か?
ツンデレ見たさに2作目まで読んだがツンデレのツの字もなかったぞこら
949 :
名無しのオプ:2011/10/21(金) 14:43:55.01 ID:DUY0Hl4N
950 :
名無しのオプ:2011/10/21(金) 19:20:28.25 ID:UqQ5Mozm
カダフィ死亡。
カダフィ絡みの冒険小説は「第五の騎手」「狼たちの標的」位しか読んだ
記憶が無いが、他にもあるだろうし、明らかにカダフィと思しき悪役を
配した小説もあったと気がする。
まあなんだかんだ云って冒険小説を盛り上げた脇役の一人ではあった。
後、柘植久慶辺りが
「今回死んだのは実は影武者。本物のカダフィは欧米での大規模なテロを
企み潜伏中。それを察知したCIAが暗殺部隊を送り込んで・・・」みたいな
話を2年以内に書くと思う。
いや、それは俺が書く
952 :
名無しのオプ:2011/10/21(金) 22:34:05.15 ID:UqQ5Mozm
953 :
名無しのオプ:2011/10/21(金) 23:08:27.05 ID:rxRzbqmA
>>947 この前読み返したら、頭の中でヘルメット被った成原博士が
「危ない、伏せろ!」と叫ぶ光景が過った。
TVドラマの没脚本が原案とのことだが、もし製作されていたら、どん
なことになっただろうか…
954 :
名無しのオプ:2011/10/21(金) 23:12:13.05 ID:nkHG5guf
そういえばネルソン・デミルの「王者のゲーム」も86年のリビア空爆ネタにした小説あったな
カダフィ宅への投下、暗殺未遂。冷戦後、イタリアだかフランスの通報と判明したあれ
でカダフィは報復に、暗殺者をUSAにおくり、実行パイロットを一人一人殺していく話
デミルって読めば質量ともに満足なんだけど・・・誓約とゴールドコーストくらいしか記憶にないな
とくにゴールドコースト(ロングアイランドのWASP高級住宅地に越してきたマフィアの親分がまきおこす大騒動)は
語り手の話法が異常に面白く、なんども爆笑したわ
955 :
名無しのオプ:2011/10/21(金) 23:13:55.56 ID:nkHG5guf
矢作俊彦原作・谷口ジロー作画のサムライノングラータでもカダフィがえらいかっこよく描かれていて好きだ
そうか・・・死んだか
956 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 02:49:29.89 ID:9cyJnUct
>>950 確かに柘植が書きそうなネタだ。
柘植はオバマ大統領が誕生したら「オバマ暗殺」なんて書いてたし。
でもタイムリーなだけでつまらなかったw
957 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 13:16:05.94 ID:ee2V2ia/
「カダフィ」ネタと云うと、『貧者の核爆弾』なんてのもあったな。
>>947 ツンデレなんてあったか?
『クロッカスの反乱』で「えええええええ!?」とはなったけど。
958 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 14:07:31.21 ID:fyRHbnx6
>>957 最終作「砂漠の標的」の最後は、デレと言えばデレ。
本が埋もれてるので怪しいが、「誰もあの人が歩兵少佐であることを
止めることは出来ない」みたいなことを言ってるあたり。
959 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 14:44:26.09 ID:9cyJnUct
そういえば今年はビン・ラディン、カダフィが立て続けに死んでるな。
震災がなければ今年の10大ニュースの2トップだろ。
960 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 15:38:56.59 ID:HOYWVUdW
ル・カレの「サラマンダー」途中で挫折。
どうも冷戦後の彼の作品は今ひとつピンと来なくて
「パナマの仕立て屋」「ナイトマネージャー」に次いで3度目の挫折。
基本的にル・カレ好きだから、またそのうち読んでみよう。
「寒い国から帰ってきたスパイ」やスマイリー三部作はあんなに面白かったのに…。
青池保子のエロイカだって、冷戦中の方が面白かったもの。
「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」は、BBC版シャーロックの中の人が出てるので、ちょっと惹かれるけれど、
結末知っちゃってるから見るかどうか。そもそも日本で公開されるのかしら?
961 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 15:47:49.21 ID:bhY9LYWb
途中までしか読んでない本は語る資格無しだよ。
批評の基本中の基本。
映画もそうだけどな。
962 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 15:49:20.83 ID:cQ7UIaVX
>>959 「アラブの春」それ事体は「原因」としてトップニュースであるが
その「結果」である個人の死は大したもんじゃないよ。
963 :
961:2011/10/22(土) 15:55:54.40 ID:bhY9LYWb
そういえば、俺も「ナイト・マネジャー」は挫折したっけなw
964 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 16:02:49.02 ID:XNzN7MUB
映画TTSSはBBCのアレックギネス版も素晴らしかったが
公開後、海外レビューでは好評らしいよ
予告編でも、原作の亡命失敗劇を香港から、史実通りイスタンブールに変えたくらいで
ケンブリッジサーカスの美術とか見る限り満足している
コリン・ファースが情報部建物内で自転車に乗っているのも、まあ、彼らしいノンシャラン設定だと思う
もっともBBC版のイアン・リチャードソンの悪魔的魅力にくらべると・・・いやまあこればかりは見てみないと
日本公開が遅いのなら、DVD取り寄せだな
965 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 16:17:52.98 ID:bH8Kk2Be
>>961 途中から面白くてもダメなものはダメ
というのも一つの見解
966 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 16:55:33.85 ID:bhY9LYWb
967 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 17:12:10.07 ID:bH8Kk2Be
968 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 17:13:26.32 ID:bH8Kk2Be
そもそも読み始めたからといってつまらないものを義務で読み通すほど暇じゃない
途中でも詰まらなきゃ放り出すし、その時点でダメだと断ずる
969 :
961:2011/10/22(土) 17:18:54.28 ID:bhY9LYWb
ま、決めつけるのもあれだから、
俺はそうやってるってことでいいわ。
梅棹忠夫がそういうことを書いてて、
俺はずっとそうやってる。
970 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 19:00:05.09 ID:lcG3qBtQ
ル・カレ『サラマンダーは炎のなかに』は、ル・カレらしい小説と思う
なあ。最後まで読むと感慨深く感じるものがある。
俺はスマイリー物より好きだ。
最後まで読むと...とは書いたけど、最後で盛り上がると言うタイプでは
ないので、途中まででつまらなければ最後まで読んでもつまらないと思う。
原題は『Absolute Friends』なんだよね。なんでこんな邦題なんだか。
971 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 20:08:52.70 ID:bH8Kk2Be
翻訳がダメで読む気が失せる小説はあるな
これは最初の数ページでわかる
972 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 20:25:58.32 ID:GbO64NgV
>>971 ノベライズだが「トランスポーター」は酷かった。
あれほど読むのが苦痛だったのは今まで無かったと云っていい。
以前の早川だと作家は知らなくても翻訳家で「一応買っとくか」って
のはあったな。
例えばジェラルド・シーモアなんて初耳だったが翻訳が田中昌太郎
だったから「攻撃ヘリ〈ハインド〉を撃て」読んだら滅茶苦茶
面白くてそれ以降シーモアが気になったり。
973 :
名無しのオプ:2011/10/22(土) 21:47:36.96 ID:XNzN7MUB
シーモアは素晴らしいと思うよ
翻訳は出るだけおいかけて、世界各地に材をとっているけど
やはりTV記者として取材したホームグラウンド、サッチャー時代の対IRA戦争ものの
暗殺者のゲーム、テロリストの荒野、密告者あたり好きだな
陰鬱なアイルランドの荒野、
海兵隊のヘリのライトに照らされるI密告者の拷問遺体、
トレンチコートの苦虫をかみつぶしたMI5管理官、
酸いも甘いも噛み分けたアルスター警察の中年刑事、
SASの私服兵士による市街地への潜入諜報活動、
あそぶ子供の姿が見えなくなった途端、破裂する爆弾
こういうの好きなんだ!
974 :
名無しのオプ:2011/10/23(日) 00:29:10.08 ID:3Zvh0Qn2
「テロリストの荒野」は「アンダーフィールド」の題で映画化されてる。
未公開だから殆ど知られてないのが寂しいがしっかりした佳作なのが
嬉しかった。
やっぱりイギリスは007作ってる意地?みたいなのもあって、自国の
冒険小説の映像化はきっちりしようと思ってるのか、他にも
「偽装亡命者キリル」「裏切りの氷河」なんかも良く出来てたと思う。
975 :
名無しのオプ:2011/10/23(日) 01:06:20.35 ID:Wt4++a6d
「テロリストの荒野」印象的な作品で、いまだに忘れられない
好きとか面白いとかいうのではなくて、ううん…
トレヴェニアンの「夢果つる街」を読んだときのような、ちょっと居住まいを正す感じというのかな
プロパガンダ的な側面もあるけど、それを言うのはヤボというものか
ハラハラドキドキの「プレトリア救出戦」「一弾で倒せ」もわりと好き
976 :
名無しのオプ:2011/10/23(日) 10:00:00.32 ID:LUf4H1HK
>>970 うん、おっしゃるように、「サラマンダー」は
最後まで読み通せたら、きっと感動するだろうなあとは思うのです。
ル・カレの、ヒリヒリするような痛みも、しみじみとした味わいも好きだから。
好きな作家でさえ読了できないということは
もしかして、自分の「読書持久力」が衰えてきたのかもしれませんね。
もう少し年を取ってから読もうと思っていた本がいくつかあるけど
(ミステリーじゃないけどカラマーゾフとか)
読書するアタマの体力が退化することは計算していなかった。
977 :
名無しのオプ:2011/10/23(日) 12:50:39.55 ID:pNbI3B6h
判るなぁ
カラマーゾフの兄弟や罪と罰(おそらく犯人はラスコーリニコフ?)買ったけど読めん読めん
ル・カレの新作やオレグ・スタンハウアーとか積読のまま未読
その癖、冷戦時代のスパイノンフィクションは貪るように読めるから困る。
「スパイは未亡人を残した」(50年代〜80年代にかけてのKGBのCIA浸透録)なんて古本
最近、偶然入手したけど・・・冷戦には負けたけどKGBは諜報戦では人的分野で圧勝したんだなと納得
ゴリツィン、ノセンコと60年代につづいたKGB亡命者情報に振り回されたか
巧妙なKGBの情報操作(二重の偽亡命者作戦)なのか
それとも振り回されたCIA防諜部長のジェイムズ・ジーザス・アングルトンがそもそもフィルビーに取り込まれた「もぐら」本人なのか
いもしない二重スパイ狩りの後遺症で70年代末までCIAの対ソ諜報部門がほぼ機能停止した過程は興味深い
ジョンバロン「KGB」もこんど入手してみるか
978 :
名無しのオプ:2011/10/26(水) 04:32:08.42 ID:TPEy0aGr
都筑道夫「紙の罠」
面白過ぎて寝られんw
979 :
名無しのオプ:2011/10/26(水) 10:05:39.29 ID:fXS1D0rY
>>977 自分読んでないが、フリーマントルも
「CIA」「KGB」トドキュメンタリーを書いてたね。
980 :
名無しのオプ:2011/10/26(水) 22:08:49.89 ID:x1Hk3wQt
そういや俺もかったけど読んでネェよ>フリーマントルのCIA
ノンフィクションものなら「CIAは何をしていた」が面白かったなぁ
とか思う
てぇかこれでノンフィクションの面白さに目覚めて
「ブラボー・ツーゼロ」だの「ミュンヘン」だの「スパイのためのハンドブック」
だのハヤカワNVを読みまくったな
最近のノンフィクション、できれば文庫でおもしろいのありますかね?
981 :
名無しのオプ:2011/10/26(水) 22:12:43.88 ID:LOEJNl7h
>>980 今年読んだノンフィクションでは「スナイパー 現代戦争の鍵を握る者たち」、これは強烈に面白かったぞ。
スパイ小説といったらフリーマントルのチャーリー好きだな。
あの推理力とか交渉術がすごい。
小説じゃないのは、
「スパイのためのハンドブック」
「野蛮人のテーブルマナー」
は面白かった。
フリーマントル好きだから今度
CIAやKGB読んでみたいな
983 :
名無しのオプ:2011/10/27(木) 22:00:14.82 ID:a4kx1dJr
>チャーリーマフィン
ハッシュパピーの靴って
革底紳士靴の本場の国イギリスでは
ようは背広に餃子靴ぐらいの安靴イメージなのかね?
閑話休題 TTSSはむこうの腐女子の人気、かなり集めているよな
マスター&コマンダーみたいに夢見がちな(年齢について表現自粛)OLさんとかの人気を集めて欲しいものだ
984 :
名無しのオプ:2011/10/27(木) 22:27:30.70 ID:2GmMapq5
KYで悪りーんだけどさ スパイ冒険物好きなやつって結局何回も読み返すのはノンフィクションじゃね おかしいの俺だけ?
985 :
名無しのオプ:2011/10/27(木) 22:56:25.74 ID:aG+F+FyI
日本語でOK、で終わるのも何なので。
小説・映画・音楽他、大体の著作物は、初見時と2回目以降で捉え方が
変わることは確かだろう。但し、傑作と言われているものは大抵、繰り返
しての鑑賞に耐える。これで答えになっているだろうか。
…それを、暫くまえに呆著作権管理団体のボケが、「本は一度読めば
終わりだが」などと堂々とメディアでほざきやがって、こいつの頭の中
に一体何が入ってるのか一度頭を…あれ、こんな時間に誰か来た
986 :
名無しのオプ:2011/10/27(木) 23:05:38.16 ID:jwXrx5Rt
>985
あ、こんばんわ、こんな時間にごめんなさい。隣のものなんですけど、ちょっとお醤油切らしちゃって、すこし
貸してもらえませんか?
987 :
名無しのオプ:2011/10/27(木) 23:06:06.96 ID:a4kx1dJr
>984
まあいいたい事は判るのよ
おれも自分の書き込みみると2〜3年前とまったく同じ事書いていると赤面したくなるもの
新しい知識仕入れようと伏見威蕃訳の対イラク戦争モノ何冊か読んでいるけど
アブグレイブだ、ジャック・バウアーだって21世紀の戦争はどうも殺伐としすぎる
冷戦時代の諜報戦は、まあ文明人の戦争という事で
988 :
985:2011/10/28(金) 07:34:56.88 ID:OK1GTW/D
>>986 ああ、びっくりした。でも、役に立てたようでよかった。
醤油、返さなくていいよ。
何分にもこちとら独りもんなんで、日頃の消費量が知れてる。
悪くなる前に使い切れるかどうか心配してたとこだったので、渡りに船だった。
何かあったら、また気軽に言ってくれ。
989 :
名無しのオプ:2011/10/28(金) 21:47:33.76 ID:w6e7It7J
>985,986
日本のスパイはこうやって情報のやり取りをするのかw
ケン・フォレットのレベッカへの鍵読んでみようかな。
針の眼は結構面白かったから期待できそう。
ところでもう少しで1000いきますが、スレを立てれる方
次スレよろしくおねがいします。