1 :
名無しのオプ:
俺的ベストは
1位 殺戮に至る病 我孫子武丸
2位 倒錯の死角 折原一
3位 ロートレック荘事件 筒井康隆
かな、みんははどうですか?
2 :
名無しのオプ:2010/03/03(水) 22:04:05 ID:AwmUtVVI
>>1 小説として傑作じゃなきゃ駄目なの?
物語がつまらなくても叙述トリックが凄ければいいの?
前者ならアクロイド殺し
後者なら湖底のまつり
3 :
名無しのオプ:2010/03/03(水) 23:26:44 ID:jCyB6PwK
アルセーヌ・ルパンの逮捕
4 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 00:36:54 ID:lmyGg9K2
道尾秀介「向日葵の咲かない夏」
5 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 01:55:15 ID:j20bfvlx
>>1 殺戮は表現がグロ過ぎてリアリティがないんよ
6 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 01:58:42 ID:qgpjpOrF
1位「葉桜の季節に・・・」
2位「ハサミ男」
3位「殺戮に至る病」
だな
7 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 02:28:56 ID:p5UYT5VU
うみねこのなく頃に
8 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 05:00:03 ID:RnuY4+x8
叙述トリックが仕掛けてあると思わせておいて、実は叙述トリックでは
無かったっていう引っ掛けをした作品。
えーと、タイトルなんだっけ・・・
9 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 12:25:37 ID:u8xNTdA/
>>8 なんかそれ新しいけど効果あるの?
ただがっかりするだけなら読みたくないが…
10 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 14:42:43 ID:Nhy+aD5M
11 :
名無しのオプ :2010/03/04(木) 16:35:06 ID:8RbN8dyQ
地味に
高木彬光の能面殺人事件
横溝正史の夜歩く
12 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 22:04:09 ID:RnuY4+x8
>>8 ないなw
ああ、これ叙述トリックだろ?どうせコイツは実は○○でしたとか、バレバレなんだよ、
折原よりひでえな。少しは連城あたりを見習えよww
なんて決め付けて読むような、すれっからしのミステリーヲタの鼻をあかすぐらい。
でも叙述トリックじゃないけど、同じような試みは、「火刑法廷」や
「ローズマリーの赤ちゃん」なんかで、既にやられてるしな。
13 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 23:21:22 ID:n17pHQAZ
最近、ミステリにはまってて色々調べたら叙述モノってのが面白いと聞いたんですが
具体的にどんなものですか?
推理のなかにグロテスクな殺人描写があるって意味ですか?
ホラー×ミステリってカンジなのかな?
叙述ミステリーとか叙述トリックとか言葉があるけどいまいち正確な意味がわからない。
あと叙述作品は犯人が意外で分からないでラストでびっくりするらしいけど
それは良く出来たミステリならどれでもそうなんじゃないですか?
というか意外な犯人で驚くのが推理小説の醍醐味ですよね?
叙述トリックの定義があったら教えてください。
あと初心者が楽しめる叙述ミステリの作品名教えてください。
14 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 23:32:56 ID:bPl6fRmQ
ハサミ男は驚けなかった・・・というかタイトルに男とか女とかついてると
自然に叙述の可能性を考えて身構えて読んでしまうな
ピュアだった頃に戻りたい
>>13 最初から叙述だと分かってると楽しさが全くなくなるから
面白い叙述ミステリの作品を教えるってことは出来ないんだよね
15 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 23:48:30 ID:0ZNYw4sF
ぶっとい釣り針
16 :
名無しのオプ:2010/03/04(木) 23:59:27 ID:Nhy+aD5M
>>13 別々の人かとおもいきや実は同一人物だったり
男かとおもいきや実は女だったり
息子かとおもいきや実は父親だったり
17 :
名無しのオプ:2010/03/05(金) 00:01:23 ID:/3osg0rO
>>1も挙げてる「ロー○レック荘事件」は、発売時、新刊オビに堂々「前人未到の言語トリック」と
書いてあったせいで、初めから構えて読んでしまい、意外性などをまったく感じなかった。
その程度のネタバラしをされた上で読んでも充分楽しめる作品なんだ、という出版社の自信の表れ
だったのかもしれないが、少なくとも俺にとっては明らかにマイナスでしかなかった。
18 :
名無しのオプ:2010/03/05(金) 08:39:02 ID:WqkUkGyt
>>1の我孫子竹丸ってしらねえな、と思って調べたら
大好きなかまいたちの夜の原作者で拭いたw
19 :
名無しのオプ:2010/03/05(金) 09:57:56 ID:HDGmPcrq
>>8 乾くるみのメル欄1
それを参考?というか逆手に取ったのは、麻耶のメル欄2と朱川のメル欄3
20 :
名無しのオプ:2010/03/05(金) 14:00:39 ID:UuxKUn5E
21 :
名無しのオプ:2010/03/05(金) 18:27:28 ID:/mDgUEpr
連城三紀彦は、短編では質の良い叙述トリックを連発してたけど、
長編ではあまり思い出せないな・・・
「白光」とかはちょっと違うような気がするし。
”叙述”で騙されはするけど。
22 :
名無しのオプ:2010/03/05(金) 18:32:09 ID:/mDgUEpr
井上夢人の「プラスティック」なんて、叙述トリックに入るのかね。
見事に作者の意図どおり思い込まされて、最後に衝撃は受けたけど。
これが入るなら「白光」もそうなるかな。
23 :
名無しのオプ:2010/03/06(土) 01:03:10 ID:1KOWGFGL
京極堂「××××の×」は、あまりにもすぐネタが分かって残りを読むのがつらかった。
24 :
名無しのオプ:2010/03/06(土) 23:12:31 ID:uxYltiep
叙述トリックはやっぱ叙述トリックと身構えて読んでもだまされちゃうようなのじゃないとつらいよねこの時代
25 :
名無しのオプ:2010/03/07(日) 01:56:51 ID:tILkfovB
叙述トリックって正直めんどくさい。
いつも思うのですが、著者は砂漠にまいた米粒を
読者が真面目に探すと本気で思っているのでしょうか?
伏線にも限度ってものがある。
26 :
名無しのオプ:2010/03/07(日) 02:26:12 ID:QabqrFN9
>>25 細かい伏線なんぞ、うるさいヲタや批評家に粗探しされて突っ込まれないための
辻褄合わせと、あとは作者の自己満足程度だろう。
全部を記憶して驚いてほしい、なんて傲慢なことは考えてないだろう。
語り部が男と思ったら女だった・・・みたいな、メインの騙しネタで驚かせればいいや、
ぐらいしか考えてないだろう。
「あのページの主人公のあの仕草は、女だという伏線だったってことを、
驚いてくれなきゃ嫌だ」
なんて、そこまで読者に求める作家はそうはいないよ。
27 :
名無しのオプ:2010/03/07(日) 15:22:38 ID:4fpeI7mR
そうかな
伏線を楽しむ読者だって沢山いると思うが
28 :
名無しのオプ:2010/03/07(日) 18:20:41 ID:u4sputse
>>26 そういう高度な伏線なら大歓迎だよ
たいていは「男とは書いてないよ〜」でおしまい
29 :
名無しのオプ:2010/03/07(日) 18:31:11 ID:/TKikeNQ
このスレ見て思ったが、あまり作品名が出てないね
叙述作品は数あれど傑作と呼べるものはそうそう無いのかも知れない。
30 :
名無しのオプ:2010/03/07(日) 18:34:59 ID:xeRBdaFU
31 :
名無しのオプ:2010/03/07(日) 19:08:15 ID:bppAHAzG
32 :
名無しのオプ:2010/03/07(日) 22:40:22 ID:XEdWqXbO
このスレは・・・危険だ。
33 :
名無しのオプ:2010/03/08(月) 00:14:15 ID:X6NUdHLx
だから最初から叙述ミステリだと分かった上で作品名を挙げるのは
半分ネタバレだと言うに
34 :
名無しのオプ:2010/03/08(月) 07:29:01 ID:5H+xR6dJ
ネタバレとかみんな気にしてるけど
他人の楽しみを奪う行為を嫌がる貴方達はいい人達だと思った。
35 :
名無しのオプ:2010/03/08(月) 09:21:31 ID:nMClSg9m
>>33 確かにそうなんだけど俺は叙述が好きじゃないんでむしろ助かる
葉桜なんて床に叩きつけそうになったわ
読もうかどうか決めかねてた作品でも、ここに挙げられていれば迷わずパス出来る
36 :
名無しのオプ:2010/03/08(月) 21:05:50 ID:LSm7V1PD
>>35 >葉桜なんて床に叩きつけそうになったわ
そのような気持ちになれるのが、ある意味叙述モノの醍醐味ともいえる
十分に元を取れてるじゃないか
37 :
名無しのオプ:2010/03/09(火) 03:16:49 ID:25LkRJOs
「冤罪者」
「鏡の中は日曜日」
「慟哭」
38 :
名無しのオプ:2010/03/10(水) 01:33:09 ID:OtT0VGFo
「ハサミ女」
「姥桜の季節に君を思ふということ」
39 :
↑:2010/03/13(土) 12:15:28 ID:9LW3E4Zr
叙述トリック?w
40 :
名無しのオプ:2010/03/18(木) 18:00:30 ID:z7wBJo88
十角館の殺人は俺が推理小説にはまり始めたきっかけ
41 :
名無しのオプ:2010/03/18(木) 23:17:35 ID:iMPm6YLt
「叙述トリック」と早口で言おうとするとどうしても「じょじゅちゅちょりっく」になってしまう
42 :
名無しのオプ:2010/03/18(木) 23:29:57 ID:SczFSF1v
>>41 果てしなくどうでもいい
俺も十角館のシンプルな破壊力に一票かなあ
43 :
名無しのオプ:2010/03/19(金) 00:49:45 ID:oRuKV56y
44 :
名無しのオプ:2010/03/19(金) 07:58:55 ID:vFOBr7X7
十角・・・・それで?という感想しかなかったなあ
文章ヘタすぎたし
45 :
名無しのオプ:2010/03/20(土) 02:28:27 ID:LZ7v/vFp
「じょじゅちゅちょりっく」ワロス
46 :
名無しのオプ:2010/03/20(土) 02:42:16 ID:/9Uhs94k
てめれめせけぜです
って言うと田村正和の物真似になる。豆知識な。
47 :
名無しのオプ:2010/04/10(土) 23:26:58 ID:5TGy4fOM
曽根圭介の「鼻」が叙述モノらしいけど
具体的にはどういう叙述トリックが使われてるの?
48 :
名無しのオプ:2010/04/11(日) 02:18:32 ID:EejlMA3u
読めよ
日本語で書いてある
49 :
名無しのオプ:2010/04/11(日) 21:21:22 ID:thtScDAD
1位 殺戮にいたる病
2位 葉桜の季節に君を想うということ
3位 ハサミ男
50 :
名無しのオプ:2010/04/11(日) 21:40:35 ID:FSQUol72
乾くるみ(女)
高村薫(男)
柴田よしき(男)
名前が叙述トリック
51 :
名無しのオプ:2010/04/11(日) 22:07:00 ID:cwmXuhAo
挟み男は比較的難易度低いだろ
そもそも言葉遣いに違和感ありすぎだし
52 :
名無しのオプ:2010/04/12(月) 20:16:26 ID:17iOuRQu
叙述はスマートに騙してくれないと。
弁護側の証人とか十角館みたいに
葉桜とかムカつくだけだったし。
53 :
名無しのオプ:2010/04/12(月) 22:13:29 ID:XzT0UJED
ディカプリオの来日で話題になってる『シャッターアイランド』も
映画の紹介を見た限りでは叙述っぽいね。
叙述というか、ナイト・シャマランぽいというか。
54 :
名無しのオプ:2010/04/12(月) 22:13:40 ID:6rAdKALf
殺戮に至る〜
は本当にラストで噴いた
過激な殺人描写も目を逸らすための小道具かと感じた
55 :
名無しのオプ:2010/04/15(木) 03:41:55 ID:1gy0+aSv
叙述トリックで一番驚いたのは予備知識なしに読んだ
ブレット・ハリデイの「死刑前夜」だな。
56 :
名無しのオプ:2010/05/23(日) 05:07:25 ID:hVNVJUs4
>>12 さらにポランスキーが凄いのは、ローズマリーを伏線にしてテナントを作ったこと
57 :
名無しのオプ:2010/05/25(火) 00:48:12 ID:Kb9ZbH78
「物理の北山」なんて二つ名つけられてる北山猛邦が
物理トリックよりも叙述トリックが利いてる作品書くのは色々ずるい
58 :
名無しのオプ:2010/05/25(火) 00:54:17 ID:B69ProyZ
すでによく言われてることだけど、「物理の北山」こそが叙述トリックなんだよねw
神は死んでいない。
60 :
名無しのオプ:2010/05/29(土) 01:49:31 ID:Hebw/vM2
何その
「あなたのお父様は亡くなっていませんね」
みたいな言い方
61 :
名無しのオプ:2010/06/30(水) 22:01:33 ID:LtxwvD5s
「心ひき裂かれて」リチャード・ニーリィ。
参った。
トリックがどうだとか、犯人が誰だとか、
もうどうでもよくなった。
62 :
名無しのオプ:
慟哭が最初の衝撃でそれからは嫌いになったな