ディクスン・カー(カーター・ディクスン) Part10

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358書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
>>355
>ホントに読んだ事あるのかよ、カーを
この言葉、ひょっとこなお前にそのまま返してやる(w
初期ジョン作品は、ダークなムードのアンリ作品も含めて怪奇色を強調したドタバタ劇が
その本質である。
これが中期以降は、怪奇色を排除・抑制する等、さっぱり目の作風へと変遷してゆくが、
(アンリ・シリーズの「夜歩く」「絞首台の秘密」「髑髏城」等の初期作と後の「四つの凶器」を
比較しても、その違いは顕著である)、大きな魅力であったこってりした重厚感は失われてゆき、
この時点で「ジョンは死んだ」とも言い得る。

>>357
「曲った蝶番」「緑のカプセルの謎」「皇帝のかぎ煙草入れ」(創元推理文庫にあり)
「プレーグコートの殺人」「三つの棺」(早川ミステリ文庫にあり)
一応、この辺を読んでみれ。
全部が面白くなければ、ジョンには縁無き者と思うてもらってよい。