2006年度ベストミステリー

・リアルタイムで順位付けしていく。
・2006年に刊行（奥付が2006年のもの）されたもの。
・広義のミステリー作品。SFっぽくても、純文学っぽくても可。

　2ゲット
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　　　　,,,,,,,,,,ミﾟДﾟ,,彡　　　　　　　 (´⌒(´
　　ど,,,,　　 　 　,,,,,二⊃≡≡(´⌒;;;≡≡≡
　　　　 ~''(,,,,,つﾞﾞﾞ　 (´⌒(´⌒;;
　　　ｽﾞｻﾞｰｰｰｰｰｯ!!

>・広義のミステリー作品。SFっぽくても、純文学っぽくても可。

こういうスレはほかにあるから、本格のみで順位付けしよーぜ

他の板と比較して、ミス板のスレ立て人は立てたら立てっぱなしで放置、
あとは人任せの傾向が著しい。
最初だけでも先導していこうという気もないから過疎スレばかりが日々
増えていくのである。

早くも過疎ってるな。
じゃあ言い出しっぺだし叩き台明日までに考えてくるわ。
ますます過疎りそうだがな

>>3
昨年「容疑者Ｘの献身」が本ミスで1位になり、本格としては初心者向け
なのになぜ？と叩かれたので、無難に広ミスでいこうぜ。

では叩き台

第0回国内編
1位　陰日向に咲く（劇団ひとり）
---------------------------------------------傑作↑
2位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）
3位　終末のフール（伊坂幸太郎）
4位　the TEAM ザ・チーム（井上夢人）
5位　栄光なき凱旋（真保裕一）
6位　黒い太陽（新堂冬樹）
7位　砂漠の薔薇（新堂冬樹）
8位　讃歌（篠田節子）
---------------------------------------------良作↑
9位　魔女の笑窪（大沢在昌）
10位　刑事の墓場（首藤瓜於）
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）
---------------------------------------------及第↑

ちょっと待て。いきなりの一位なんだそれ。
叩き台からして酷い。

>7
陰日向馬鹿にしてるやつは偏見ありすぎ。
フツーに傑作。読んでから文句言え。
陰日向よりいい作品を挙げてみな。
ローズダストとか言うんじゃないだろうな。

>>8
傑作かどうか以前にミステリーじゃないだろ

『涼宮ハルヒの憤慨』が１位。

これ確定事項。

>>8
いや、別に陰日向をバカにするか、とかじゃなくて>>9の言ってるようにミステリじゃないから。
てか砂漠の薔薇も黒い太陽も広義のミステリですらない。
叩き台なんていらんから、2006年の新刊リストアップするとかしなさい。

それから関係ないけど「読んでから言え」ってのは勧め方としては最悪だぞ。
何が言いかを具体的に説明してくれないと読む気が失せる。

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>>7
>>9
>>11
俺も迷ったんだが、伊坂のこのところの連作集がミステリーに入るなら、
これも入れとかないと差別してるみたいなんで入れといたｗ
まあ本格限定じゃねぇんだし、広義のミステリーなんで境界はそんなにき
っちりしないでいいだろう。
俺は別に「読んでから言え」とは言わないが、読む前から否定するのもど
うかと思うよ。
「陰日向に咲く」について言えば、ミステリーな要素は確実にある。それ
を知りつつ無視するのは差別主義者みたいでどうかなと思ったわけよ。
「疑わしきものは広義のミステリーに入る」で構わないと思うぜ。
これは新堂作品についても同じ。

「陰日向に咲く」は連作集なんだが、1章ごとに登場人物や舞台がリンクしていて、
あの時出た誰が誰だったのかが徐々に判明していく作りになっている。その辺を
ミステリーっぽい要素と判断した。あとはネタばれになるので言わないが、これは
完全にミステリー小説の技がちらほらと使われている。

まあ「容疑者Ｘの献身」を初心者向け本格と言うのなら、
「陰日向に咲く」は初心者向け広義ミステリーとなるのかもしれないｗ
ただほんとよく出来ていると思う。本屋さん大賞の方はかなりの確率で
取るだろうね。
連カキすまんね。

陰日向は俺も読んだし、1000歩ぐらい譲って無理矢理広義のミステリに押し込んでもいいけど
色々出てる中で一位になるほどとは到底思えないな。
叩き台見る限りミステリらしいミステリを>>1は読んでないじゃん。
こうやってスレ立てしたいなら、2006年度刊行の広義のミステリをリストアップするぐらいはやれよ、と。

プロのこのミス投票者なんかは「プリズンホテル秋」「ＭＩＳＳＩＮＧ」「始祖鳥記」
なんかをミステリーとしてるんだから、別にいいんじゃね。いずれもベスト10入り(笑
つまらん作品よりはいいよ。

>>16
それなら君が「陰日向に咲く」よりいい作品をあげてみればいいんじゃね？
リストアップしろとか>>1に命令するだけかよ(笑

>>18
>>1は言いだしっぺなんだからそれぐらいは当然でしょう。
命令も何も、1はスレ立てして盛り上げたいんでしょ？ならそれぐらいやらないと、という助言。

>19
恩田陸が脱帽した作品より面白いのまだー
いいから陰日向より面白いの早くあげなさいよ

ひょっとしてここ陰日向に咲くの宣伝スレだったの？
ちょっと面白い企画かな、と思ってたんだが勘違いだったみたいだ。

>>16
確かにあまり本格は読んでない。本格系でいいのあるなら教えてくれよ。
昨年の作品で言えば「摩天楼の怪人」「神様ゲーム」「容疑者Xの献身」
「扉は閉ざされたまま」「女王様と私」「犬はどこだ」「クドリャフカの順番」
ぐらいのがあれば、上の第0回のランキングでも上位に入れた。
まあ真の本格を知るものにとっては、それらは初心者向け本格ばかりらしいけどなｗ

リストアップは良作以上をリストアップでいいだろう。
お薦めがあればランキングに反映させるよ。
はっきりいって「陰日向に咲く」を含め第0回ランキングに執着は全くねぇよｗ
いい作品は偏見なく上位に入れるスタンスでいく。

とかいいつつ俺も「陰日向に咲く」よりいいと断言できる作品には興味があるｗ
しばらくは打倒「陰日向に咲く」でいきたい。

だから『涼宮ハルヒの憤慨』つってんだろーが

>>24
信じていいんだろうなｗ
悪いが試させてもらおうか。
次の質問に正答できたら1位にする。

問.以下の作品の中から傑作と思われるものを2点以上あげよ。

森博嗣「有限と微小のパン」
佐藤友哉「エナメルを塗った魂の比重」
舞城王太郎「煙か土か食い物」
西尾維新「クビシメロマンチスト」
殊能将之「ハサミ男」

素朴な疑問なんだけど、傑作かどうかなんて本人の好みに因るのに
そんな質問してどうするんだ？
あ、もしかして自分だけが正しいって価値観のヒト？

>>25
森博嗣「有限と微小のパン」
舞城王太郎「煙か土か食い物」
殊能将之「ハサミ男」

本ミスにランクインした３つ。
メフィスト賞ばっかｗｗｗ厨房ｷﾀｺﾚｗｗｗｗ

こんなアホ初めて見たｗ
普通「信じていいんだろうなｗじゃ読んでみる」とか言うのにｗ

>>27
仕方がない。約束だ。
最後の1行にはショックを受けたが、言い出しっぺだし俺も
読んでみるよｗ

では、1週たったので、新ランキング

第1回国内編
01位　涼宮ハルヒの憤慨（谷川流）↑(*) >>24
02位　無痛（久坂部羊）↑
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）↓
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）↓
05位　終末のフール（伊坂幸太郎）↓
06位　the TEAM ザ・チーム（井上夢人）↓
07位　栄光なき凱旋（真保裕一）↓
08位　黒い太陽（新堂冬樹）↓
09位　砂漠の薔薇（新堂冬樹）↓
10位　讃歌（篠田節子）↓
---------------------------------------------良作↑
次点　魔女の笑窪（大沢在昌）↓
---------------------------------------------及第↑

*は俺は未読。

あっさり無痛があれだけ絶賛してた陰日向を逆転してる件について。
ﾃｷﾄｰなランキングだなぁ

>>30
正直迷ったんだが、お前が>>21で「陰日向に咲くの宣伝スレだったの？」なんて
書くし、「無痛」も傑作だったので、とりあえず上にしてみた。
でも、読後感とか考えると、「陰日向に咲く」の方が上かもしれない。革新的と
いう点では「無痛」だろうがな。でもどっちも傑作だと思うよ。

>>30
いい加減粘着アンチ行為（>>26>>21>>19>>16>>11>>7）うざいんですが。
あなたはこのミス信者スレで順位予想してればいいじゃないかな。
なぜか本ミス順位予想してるのが笑えますが。

>>29
伊坂の他2作品はどうなの？
直木賞とるかもしれない「砂漠」なんか傑作だと思う。でも奥付昨年だっけ？

砂漠は昨年発売。つかそもそも砂漠も普通にミステリーじゃないのでは？何故か一位のハルヒは勿論。
そもそも>>1氏がどこまでを広義のミステリーに考えてるのかきっちりさせた方がいいと思いますよ。
陰日向に咲くについては私は読んでいないのでなんとも言えないのですが。
あと、宣伝スレだなどと揶揄されただけでランキング変えちゃうのはどうなんでしょ。

ところで
「女ともだち」真梨幸子
「仮面幻想曲」大山誠一郎
「帝都衛星軌道」島田荘司
「骸の爪」道尾秀介
「ストロベリーナイト」誉田哲也
「ゆりかごで眠れ」垣根涼介
「レストア-オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿」　太田忠司
「銃とチョコレート」　乙一
「文章探偵」　草上仁
「配達あかずきん」大崎梢　
「制服捜査」　佐々木譲　
「ぼくのメジャースプーン」辻村深月
「トーキョー・プリズン」柳広司
「厭魅の如き憑くもの」三津田信三
「愚行録」貫井徳郎
「白菊」藤岡真
「op.ローズダスト」福井晴敏
「図書館戦争」有川浩
「東京バンドワゴン」小路幸也
「チョコレートコスモス」恩田陸
「乱鴉の島」有栖川有栖
「トーキョー・バビロン」馳星周
「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎
「いつも朝に」今邑彩
法月綸太郎「怪盗グリフィン、絶体絶命」
辺りは少なくとも現在8位の黒い太陽よりは上にランクインしてもおかしくないと思うんですが如何でしょう？ 　

>>32
粘着アンチとか言われても私は>>21と>>30>>33しかこのスレには書いてないので
妙なこと言われても困ってしまいます･･･わざわざ他スレまでID抽出してご苦労様なのですが。

つか、ここは1にお伺いを立てながら順位を決めるスレなの？

>34
悪いが第３者から見ると同じのバレバレｗ
このミススレに一日中常駐してる人とID同じなのキミだけだしｗｗｗ
小説に出てくる粘着アンチストーカーと一緒だよｗｗｗ
必死にこんな過疎スレつぶしにかからなくてもｗｗｗｗ
笑えるｗｗｗｗｗ

まあまあ、過疎ってるし、またーりいこうぜ。
俺としては、真に面白い作品を選んでくれれば、文句は全くねぇよ。

>>32
俺も「砂漠」は傑作だと思うね。もう1冊は下記ランキング参照ｗ

>>33
「黒い太陽」はまじで面白いよ。
でもとりあえず8位以下入れ替えたわ。

第2回国内編
01位　涼宮ハルヒの憤慨（谷川流）→(*) >>24
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
06位　the TEAM ザ・チーム（井上夢人）→
07位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
08位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↑
09位　陽気なギャングの日常と襲撃（伊坂幸太郎）↑(**) >>33
10位　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↑(**) >>33
次点　Op.ローズダスト（福井晴敏）↑(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

*は俺は未読。
**は俺は特に推さない。
それぞれ苦情は推奨者へｗ

>>37
『Op.ローズダスト』は俺もあまり推したくない。
上巻で挫折したのでえらいこと言えないけどｗ

「骸の爪」道尾秀介よかったよ。本格ならこれがトップだと思う。

>>39
俺は未読だわ。
「向日葵の咲かない夏」はけっこうかってるんだが、それ以上
ってんなら入れとくよ。

第3回国内編
01位　涼宮ハルヒの憤慨（谷川流）→(*) >>24
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
06位　the TEAM ザ・チーム（井上夢人）→
07位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
08位　ストロベリーナイト（誉田哲也）→
09位　陽気なギャングの日常と襲撃（伊坂幸太郎）→(**) >>33
10位　骸の爪（道尾秀介）↑(*) >>39
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

*は俺は未読。
**は俺は特に推さない。
それぞれ苦情は推奨者へｗ

道尾秀介は本格の唯一の希望です

道尾秀介には知性を感じる。

文章もリアル鬼ごっこやハルヒじゃないからな

今週は変動無し。
「涼宮ハルヒの憤慨」はようやく読んだけど、>>24がマジなのか
ネタなのかよくわからねぇ。

第4回国内編
01位　涼宮ハルヒの憤慨（谷川流）→(**) >>24
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
06位　the TEAM ザ・チーム（井上夢人）→
07位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
08位　ストロベリーナイト（誉田哲也）→
09位　陽気なギャングの日常と襲撃（伊坂幸太郎）→(**) >>33
10位　骸の爪（道尾秀介）→(*) >>39
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）→(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

*は俺は未読。
**は俺は特に推さない。
それぞれ苦情は推奨者へｗ

>44
カキコ見る限り24はリアル厨房。
昔他所で禁止のネタバレして叱られてたろくでもないやつ。
ランキングからはずしてヨロ
わざわざ読んで確認して乙ｗ

読んだのなら順位変えればいいんじゃね？
そのままにする意味がわからず

普通にネタだってわかるだろｗ

じゃあ1位差し替えるぞ。純正ミステリーがいまいちパッとしないん
でSF枠から抜擢した。

第5回国内編
01位　アイの物語（山本弘）↑
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
06位　the TEAM ザ・チーム（井上夢人）→
07位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
08位　ストロベリーナイト（誉田哲也）→
09位　陽気なギャングの日常と襲撃（伊坂幸太郎）→(**) >>33
10位　骸の爪（道尾秀介）→(*) >>39
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）→(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

*は俺は未読。
**は俺は特に推さない。
それぞれ苦情は推奨者へｗ

山本弘は完全にSFだろ

いきなり一位が純SFかよｗ
どんなけ範囲広いランキングなんだ。
ところで銃とチョコレートは？各界で大絶賛されてるぞ。
それからTEAMは面白いけど今年の六位って高すぎるのでは。結構小粒だし。

SFだ

>>50
その乙一の、山本弘「神は沈黙せず」へのコメント
「ぼくの、2003年ベストミステリー」ｗ

「銃とチョコレート」と「the TEAM ザ・チーム」の件は
承知した。

2006年は積ん読消化しかしてなくて新作全然読んでなかったわ

ならファンタジー枠で光原百合の『銀の犬』お願いします。
このミス投票者に大人気だった『最後の願い』『十八の夏』はわたしには
いまいちでしたが、これはかなりよかった。ハリポタとかよりいい。

小泉今日子が先日の新聞書評で絶賛してたなｗ

ここって「このミス」スレと何が違うんだ？
俺がどうとか書くんだったら、ブログでもやればよかろうに・・・

>56
このミスに妄執してるかしてないかの違いじゃない？
お前がブログで文句言えばいいんじゃね？
このミススレもそうだけど煽り厨はマジでいらね

>>54
まあ雰囲気あるしな。来年あたり中高生の夏休みの課題図書に
選ばれてもなんらおかしくねぇ。

第6回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
06位　栄光なき凱旋（真保裕一）↑
07位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↑
08位　銀の犬（光原百合）↑(**) >>54
09位　銃とチョコレート（乙一）↑(**) >>50
10位　骸の爪（道尾秀介）→(*) >>39
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）→(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

*は俺は未読。
**は俺は特に推さない。
それぞれ苦情は推奨者へｗ

銃チョコはさすがにベスト級ではないんじゃないかなぁ。
乙一らしさもあったけどあまり読んでて面白さも感じなったし。
文章も子ども向けにしすぎ。乙一だから期待が高すぎたのかも。

『銃とチョコレート』
広くお薦めできる逸品。大人にしろ子どもにしろ、無心に読みさえすれば、
読書の原初的な愉悦を覚えることができるだろう。
……でも、自信満々の大人に育った人は、小説にも自分の思い込みを押し付けて、
「しょせんラノベ」「しょせんジュブナイル」「しょせんエンタメ」とか言うんだろうなあ。目に見えるようです。

大人になっても子供の頃の原体験を忘れない
自称読書の達人がいらっしゃいました

大人とか子供とか関係なく、
純粋に、『銃とチョコレート』がそれほど良い作品だとは思えないんだが。

俺は良い作品だと思うな。ランクインは全然あり。

ではオレが大人向けとして帚木蓬生の『受命』を
作家生命というか自分の命をかけてるような迫力を感じた
子供にも在日の人にも北朝鮮の人にも読んでほしい

読んでもらいたいけど、実際に北朝鮮のやつらが読んだら
(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

なんで？北朝鮮に厳しいのか？

>>66
俺は、北朝鮮を真摯な眼差しでとらえてると思うけど、
専門家じゃねぇし実際のところはよくわからねぇよな。

今週早いけどしばらくこれなさそうなので挙げとくわ
あと、順位を11位までに増やしたｗ

第7回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
06位　受命（帚木蓬生）↑
07位　栄光なき凱旋（真保裕一）↓
08位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
09位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
10位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
11位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

*は俺は未読。
**は俺は特に推さない。
それぞれ苦情は推奨者へｗ

>>67
なるほどねー。ちょっと読んでみるかな。

しかし11位ってそんな半端なｗ

受命を堂々と論ずる評論家が出てこないのが悲しい・・・

本格ミステリが直木賞の候補になるという偉業を成し遂げた
貫井徳郎の『愚行録』はどうですか？
ランクインしているミステリーランドの2作より上ではない
かもしれないけど下でもないと思う。

よく候補になったな。
しかしこの手の作品は、質がよくても、いやなやつばかりでてくるいやな内容
なところがマイナスに作用しがち。
直木賞落ちたのも実はその辺だろ。

愚考録が入ったのは「そろそろ貫井に上げた方がいいんじゃない」というバランス感覚の賜物じゃない？

じゃなく出版社の根回しとレベルの低さの賜物

でも本格ミステリ作家の作品が直木賞の候補になったなんて過去聞いたことない。
直木賞候補作選考委員の最低限の基準はクリアしてるってことでしょ。

本格ミステリ作家て誰のこと？

>>74
は？釣りですか、それともリアルバカですか？

本格ミステリ作家の枠組みを超え直木賞にノミネートされるという
快挙を達成した貫井徳郎に対する嫉妬が感じられますねｗ

>>77
いや、先例があるから呆れてるのでは？

話をぶったぎって悪いが、「図書館戦争」ってのがなんかの1位に選ばれた
らしいけど、これどうなん？

俺は同じ有川浩作品の中でも一番好きじゃないなー。
本の雑誌で一位に選ばれたのには納得できない。前作、前々作の方がはるかに面白いし。

本の雑誌は昨年も上半期かなんかで「ナラタージュ」を1位にしてたし、
少女漫画チックなストレートな女主人公ものが強い傾向があるんですよ。
「図書館戦争」は主人公がキャピキャピしすぎてわたしにもちょっと・・・。
キュピキャピってのはちと違うか。「ストロベリーナイト」の主人公を
大げさにしたような感じ。わたしもこれが1位はないよなあと思った。

本屋大賞もそうだけど、あれって本屋が選ぶというと聞こえはいいけど
実際は、ほとんどがただの女の子の投票でしょ
書店員が優れた本読みかというと、絶対違う気がする

女主人公ものだったら「少女七竈と七人の可愛そうな大人」がいいぜｗ
せっかくだからこれもいれとくｗ

第8回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）↑
06位　終末のフール（伊坂幸太郎）↓
07位　受命（帚木蓬生）↓
08位　栄光なき凱旋（真保裕一）↓
09位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
10位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
11位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
12位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
13位　愚行録（貫井徳郎）↑(**) >>70、直木賞候補
14位　図書館戦争（有川浩）↑(**) >>本の雑誌上半期1位
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

*は俺は未読。
**は俺は特に推さない。
それぞれ苦情は推奨者へｗ

>>80
ヒント：参考文献

受命読もうと思ったら「受精」って作品の続編なのね。

>>85
安心しろ。
俺も読み始めてから何かの続編らしきことに気づいたが、前作の内容も
人間関係も知らなくても特に影響は無かった。まあ俺の場合、98年に
「受精」も一応読んでいたんだがｗ
「受精」の方は、「俺は特に推さない」だ。

帯にもどこにも続編て書いてないから俺も知らずに読んじゃったよ
支障はなかったけど前作読んでみたくなった
それはそうと『図書館戦争』の評価ひくすぎだよ
白馬の王子様の正体のおとしどころなんかは銃チョコレベルにはあるぞ

それじゃ小三レベルだな

>>87
別に俺は銃チョコがそんなに良いとは思わんが、
それはいくらなんでも銃チョコに失礼かと・・・

銃チョコの怪盗の正体と、図書館の王子様の正体の落としどころは
大差ないと思うがな。
どちらも一部の人たちに人気高いのはそこがいいからなんだろ。

『図書館戦争』は作者があとがきで言うように
「月９連ドラ風で一発ＧＯ！」そのままな内容なんで、月９連ドラ好きな人は
はまるんじゃね？　アマゾンでほとんどの人が5つ星なのにはﾜﾛﾀ
俺は2つか3つ星ｗ

『図書館戦争』は、
大森と豊崎と関口の上半期ベスト１０でも選ばれてた
悪いが、大衆人気も専門家人気も絶大なんだよｗ
時代に取り残されたのはお前等の方ｗ

ついでに、現本格ミステリ作家クラブ会長北村薫の『ひとがた流し』をおす
同じく大衆人気、専門家人気も高い
涙なしでは読めない

時代は「図書館戦争」賛美の方向に進んでいるのか・・・。
いやな時代になったもんだ・・・。

うーん、面白くないとは言わないけど、あれが一位ってのは疑問だなぁ。
そこまでのものではないんじゃないかなぁ。

よかった警察もの
１位　ストロベリーナイト　ダントツ
２位　刑事の墓場　ラストの脱力感は異例

評判だおれ
制服捜査　平凡

たまには時代の流れに従うか。「図書館戦争」急浮上。

第9回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　図書館戦争（有川浩）↑(**) >>92、本の雑誌上半期1位
05位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）↓
06位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）↓
07位　終末のフール（伊坂幸太郎）↓
08位　受命（帚木蓬生）↓
09位　栄光なき凱旋（真保裕一）↓
10位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
11位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
12位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
13位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
14位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
15位　ひとがた流し（北村薫）↑(**) >>93
16位　刑事の墓場（首藤瓜於）↑(**) >>96
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

*は俺は未読。
**は俺は特に推さない。
それぞれ苦情は推奨者へｗ

ストロベリーナイトがダントツって人もいるんだー
図書館戦争はただのＳＦだと思ってたし、人の評価っておもしろいね

>>98
警察ものの中で、刑事の墓場と制服捜査と相対的に比べてダントツって意味
ストロベリーナイトよりいいのあったら教えてください

あとは駐在刑事ってのもあるね。
俺はストロベリーナイトと制服捜査、甲乙付け難いと思ってる。

戦争系としては、『図書館戦争』より、『受命』『栄光なき凱旋』
の方が力が入った良作だと思うんだが・・・
『受命』は書評家からの声はほとんど聞こえないが、実際評価は
どうだったんだろうね

>>101
最近、逢坂剛が書評出してくれたみたいだぜ。
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060904bk09.htm

逢坂久々にいい仕事をしたな

『禿鷹4』はいい仕事だったよ
警察ものの話題出てるけどやっぱりこれが1番じゃね？

おっさん人気は高いな。西上とか池上は大絶賛

逢坂剛週プレに「こち亀」のノベライズ書くらしいけど、どんな作品になるんだろ

>>106
両さんがスペインで活躍するとか？

禿鷹は悪くは無かったが、制服〜やストロベリー〜には及ばないだろう。
シリーズ物としてパターンを踏襲したまま終わった感がある。

まあシリーズものの宿命だろうね。俺も「禿鷹狩り」は、クライマックス
がなければ、1、2、3、4の順だったような気がする。
「駐在刑事」は「極点飛行」よりいいのか？「極点飛行」読了難産したん
で、いまひとつ読む気力がわかねぇ。

第10回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）↑
05位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）↑
06位　終末のフール（伊坂幸太郎）↑
07位　受命（帚木蓬生）↑
08位　栄光なき凱旋（真保裕一）↑
09位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
10位　ストロベリーナイト（誉田哲也）→
11位　制服捜査（佐々木譲）↑(**) >>100
12位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
13位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
14位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
15位　禿鷹狩り（逢坂剛）↑
16位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
17位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
18位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
19位　駐在刑事（笹本稜平）↑(*) >>100
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

制服捜査、駐在刑事ってタイトルからしてイマイチ感がある
全く読む気しない
作者は何を考えてるんだ？

制服刑事、駐在捜査ならおｋ？

アイの物語はミステリーなのか？
ＳＦだと思ってたんだが

北上がSFが苦手な俺でも読めたとか言ってたからSFではないのかも

読めたどころか、北上次郎は今年のベスト3は堅い、いやベスト1
かもなんて言ってるね。
マルドゥック・スクランブルと同じでSFだけどミステリー色もあ
るって感じ。人類が激減し真相とか。個人的にはマルスクよりも
ずっと好き

図書館戦争が勢いに乗って続編が早くも出た

今度も本格としては低レベルとか叩かれそうだけど、東野圭吾の
『赤い指』がそれなりによかった。スカスカの『制服捜査』より
は、こっちの方がいいのではないかと

『制服捜査』よりはいいが
『赤い指』も『さまよう刃』あたりよりスカスカだよ
本格度は普通レベルかな

なんで制服捜査と赤い指で本格って言葉が出てくるんだよ

本格度のことを言ったのは『赤い指』だけだよ
上で本格としては低レベルとか書かれてたから
スカスカって言ったのはどっちもだが人物とか
文章とかの点で
そうおもわんか？

全く思わない
横山の短編が評価されるなら「制服捜査」がもっと評価されていい
「赤い指」を高評価してるわけじゃないし平均点だと思っているがスカスカってことはない
読んでガッカリした本は他にたくさんある

確かに横山の短編が評価されてるのに制服捜査が評価されないなんてあり得ないよな。
つかいつも横山は過大評価されてる希ガス。
赤い指はよくまとまったテーマ性のある作品だけど、加賀が無駄に格好良すぎて鬱陶しい。

『制服捜査』の文章が味気ないっていうのは確かにそうかもしれないけど、
『図書館戦争』みたいにイタい文章よりはましなような気がする。
個人の好みなんだろうけど。

でも『制服捜査』はどのへんがいいのかよくわからなかった
『赤い指』は普通に面白かった
被害者が少女で警察ものという点では似てるけど『赤い指』
の方が万人向けなのかもしれない

制服捜査は変わったアプローチの警察小説だからなぁ。
去年で言えば「隠蔽捜査」のポジション。

「図書館内乱」は普通に面白いけどそれだけって感じ。

>>122
>被害者が少女で警察ものという点では似てるけど

はあ？

>>112
「アイの物語」は純正ミステリーに1位級がないんで、便宜上1位に置いてる
1位代行的存在。一応ミステリー要素はある。某作家なら「ぼくの、2006年
ベストミステリー」と言ってもおかしくないｗ　とはいえ「神は沈黙せず」
よりはミステリー性は薄いね。
何にしろ他に1位に相応しいの推してくれればいつでも差し替えるよ。

「赤い指」も楽しめたが、俺は今年の東野作品だと、どちらかというと、
やっつけ仕事っぽかった「夢はトリノをかけめぐる」の方が楽しめた。

第11回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
06位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
07位　受命（帚木蓬生）→
08位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
09位　赤い指（東野圭吾）↑ (**) >115
10位　ストロベリーナイト（誉田哲也）→
11位　制服捜査（佐々木譲）→(**) >>100
12位　図書館戦争（有川浩）↓ (**) >>92、本の雑誌上半期1位
13位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
14位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
15位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
16位　禿鷹狩り（逢坂剛）↓
17位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
18位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
19位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
20位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

読んでないのが多いので
内容については何とも言えないが
小まめに更新してるの、乙。

俺は「夏期限定トロピカルパフェ事件」米澤穂信
面白かったです。

うーん。こうしてみると今年は不作なのか？

あ。三津田信三の『厭魅の如き憑くもの 』はどうだろう？

そのシリーズは良いが、どうもこのランキングは本格は評価低いみたいなので、
ここで入れるかは疑問。

米澤穂信は安定感があるね
伊坂、東野同様外れがほとんどない

一方最近心配なのが大沢オフィスの３人・・・
大沢はそこそこがんばってるが、宮部と京極は心配だ

そういえば、貫井の『空白の叫び』の著者略歴のところに、早速、
「『愚行録』が直木賞候補になる」とか書かれてましたよ。
数多くいる本格ミステリ作家の中から一歩抜け出したか

で、その空白の叫びはどうだったんだい

所詮候補どまりだけどね
実際に直木賞受賞した三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』がいいよ
昨年このミスで圧倒的人気を誇った『愚か者死すべし』が評価されるなら
これが評価されないとおかしい

最近の『このミス』は中年オヤジの応援投票になってるから仕方ないと思う・・・
久々によくぞ出してくれました。がんばってください。
癌闘病感動しました。がんばってください。
内容はさほど問われない・・・
すでに直木賞受賞してるけど『愚か者死すべし』だったら確実に落選・・・

藤原伊織の事を言いたいのかもしれんが、シリウスの道は非常に良かったよ。
俺は20代前半だが。

とはいえ、>>135の指摘している現象はこのミスには確かにあると思う。
天城一が3位になるんだからねぇ

>>136
そうなんだ。俺はダメでした。ちなみに20代後半の社会人です。
仕事場でアルコール臭漂わせている主人公、それを暖かく見守る年上の美人上司、
一見ヤンキー風だが超優秀の派遣社員の女性・・・
あ、ありえねぇとか思ってしまった・・・
『テロリストのパラソル』は好きでしたが、、、
すいません。>>136の意見が一般的なのかもしれません。

でもガン闘病は心からがんばってほしいと思います。

ハードボイルド・ファンだけど、
面白さ、完成度、感動度だったら
『まほろ駅前多田便利軒』＞＞『愚か者死すべし』『シリウスの道』
であるのは認めざるを得ない
ただ『愚か者死すべし』は内容はへっぽこでも文体が特異だから
文体なら『愚か者死すべし』＞＞『まほろ駅前多田便利軒』＞『シリウスの道』

『愚か者死すべし』はごちゃごちゃしてうまく収拾つけられなかったからね
しかも沢崎は驚異的なカンピュータと化すし
本格ファンの俺からしたら失笑もん
でも文体はさすがにいいんじゃね？

シリウスはハードボイルド部分はどうでもよくて、広告代理店の話が面白かったな。
ハードボイルド的に良いかどうかは、ほとんどハードボイルド読まないんで知らんが
去年このミススレで発狂せんばかりにシリウス叩きしてた人はハードボイルドファンだったのかな？

ま、どちらにしろシリウスも愚か者も前年度の作品なのでスレ違いですな。

第12回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
06位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
07位　受命（帚木蓬生）→
08位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
09位　赤い指（東野圭吾）→ (**) >115
10位　ストロベリーナイト（誉田哲也）→
11位　制服捜査（佐々木譲）→(**) >>100
12位　図書館戦争（有川浩）→(**) >>92、本の雑誌上半期1位
13位　銀の犬（光原百合）→(**) >>54
14位　銃とチョコレート（乙一）→(**) >>50
15位　骸の爪（道尾秀介）→(*) >>39
16位　禿鷹狩り（逢坂剛）→
17位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↑(**) >134
18位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）↑(**) >129
19位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）↑(**) >127
20位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
21位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
22位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
23位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

>>131
宮部みゆきの『名もなき毒』はなかなかよかったよ
これならベストセラー売上独走中もうなずける
ランキングにもいれてください

＞ベストセラー売上独走中
なんつう白々しい発言・・・
つかどこが良かったかを書けよｗ

深谷忠記『毒』を読んだ人いますか？

>>143
けっこう長いのにすらすら読めるし、それでいて社会問題を提示
していて、けどおしつけがましくない。さらにいろいろなことが
絡み合って最後にはほどかれる。少なくとも最近の宮部さんの時
代物よりは絶対上

＞143
おまえの感想は？

大沢、宮部は復調気配（売上は相変わらず堅調……）は間違いない。
次はいよいよ京極の番ですね。
再び大沢オフィスの時代が来るのか？

>>146
読んで無いよ。
だからなお更聞きたいんだってばよ。

そういや『まほろ駅前多田便利軒』って関口苑生が腐女子向けとかって
ミステリマガジンで書いてなかった？
実際どうなの？

>>149
感じ方は人それぞれだもの、何とも言えないよ。
腐女子とは思えない人でも絶賛しているケースが目に付く。
俺はダメだったけどね。

直木賞受賞したってことは北方謙三あたりも及第点つけ
てるんでしょ？
個人的には『図書館戦争』の方が腐女子向けのような気
がするのですが・・・
でも関口さんは、大森さんと豊崎さんと一緒に上半期の
ベスト10に『図書館戦争』入れてるんだよね・・・
『図書館』と『まほろ』だと『まほろ』の方が好きです
個人の嗜好性の違いかな

今邑彩『いつもの朝に』は？

腐女子の定義から始めないといけないようだな
まぁ『まほろ』を腐女子向けと言うなら『図書館』も腐女子向けに
なるは同意

>>153
そんな定義付けなど不要でしょ。
本の感想に理屈やコンセンサスが必要になるとは思えない。

『名もなき毒』自分は文章的にちょっとダメでした。
『図書館戦争』の文章がダメだったのに近いかも。
女性作家のハイテンション気味の文章なんか苦手です。
『名もなき毒』はハイテンションとまではいかないが。

>>155
一人称主人公に魅力が感じられないってのはあった
でもトータルとしては今年読んだ中ではいい方かなぁ

プロローグでもの凄く期待した
で、あのシリーズと知ってもの凄くガッカリした
レギュラー陣の性格付けがハッキリしてるから書きやすいんだろうね
何を気に入ってるんだか知らないが、シリーズ化する意味がわからん

周りの人間もそういうことを言えるやつがいないんだろうな
それともあれでいいと思っているのか

第13回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
06位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
07位　受命（帚木蓬生）→
08位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
09位　赤い指（東野圭吾）→(**) >115
10位　名もなき毒（宮部みゆき）↑(**) >142
11位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
12位　制服捜査（佐々木譲）↓(**) >>100
13位　銀の犬（光原百合）→(**) >>54
14位　銃とチョコレート（乙一）→(**) >>50
15位　骸の爪（道尾秀介）→(*) >>39
16位　禿鷹狩り（逢坂剛）→
17位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）↑(**) >129
18位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）↑(**) >127
19位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↓(**) >134
20位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
21位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
22位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
23位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
24位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

『名もなき毒』はこの辺でいいか？
俺も文章で抵抗を感じるところがあったので、善意の中年親父一人称は
宮部とあまり相性よくねぇような気もしたが、総合的には『模倣犯』後
の作品の中では2、3番ぐらいにはあるんじゃねぇの？

>>152
俺は未読なんで、本格系なら、現在ランキングに入っている『骸の爪』
『厭魅の如き憑くもの』『夏期限定トロピカルパフェ事件』『愚行録』
もしくは今邑作品なら『七人の中にいる』ぐらいのレベルにあるなら
入れとくよ。

>>159
正直、善意の主人公が嫌味に感じられて、犯人側に感情移入しそうになった

今年の乱歩賞の2作、どっちも堅実な作りでよかったよ。
ここ数年では1番安定してる。
さすがに13階段に比べると2ランクぐらい下だけど。

三年坂の方は綾辻がけっこう押してたな。
ただ、どっちも昨年のよりはよかったが、ランキング的には圏外レベル。

>>159
名もなき毒はそんなところでは。面白さ的には、ストロベリーナイトより下、
制服捜査よりは上といったところ

>>161-162
一般的な評価は、『13階段』に次ぐのは『天使のナイフ』では？
俺は『天使のナイフ』が好きではなかったので
何でこの本がここまで売れて、ここまで高評価されるのかが
理解できなかったが。
今年は、去年が良すぎたので余計に悪く映るという声が多いと思う。
個人的にはお二人の意見に同調するが、
売れ行きや選考委員、書評家などが出した評価は
真逆にになっていると思う。

「ストロベリーナイト」って、面白いか？
キャラは立ってるけど、オチは途中で気づくし、エピソードもなんのひねりもなくて
読み終わって平均点としか思えなかったな
制服捜査は（深谷＋横山＋東）÷３的な感じでおもしろかった
名もなき毒は、いろんなエピソードが収束していく課程はいいのに、終始軽いのが今ひとつ
乱歩賞はランク外が妥当
今、深谷の「毒」読み始めたが、ところどころ文章がくどく、制服捜査を上回るかは微妙。

綾辻はたしか、三年坂を見つけていく過程が魅力的だった、みたいなこと
書いてたけど、そこは個人的にだるかったｗ
ダモイの方は殺人のトリック自体はいまひとつだった。この辺は井上夢人
の意見と同じ。それ以外はかなり面白く感じた。
天使のナイフはいまや何も覚えてないｗ

ストロベリーナイトは前半いまひとつだったけど、尻上がり型なのが印象
よくしてる。
制服捜査は1話目はよかったけど、ラストの長めの話がいまひとつで、尻
下がり型なのが印象悪くしてる。
名もなき毒は図書館で予約既に100人で今年中に読めそうにない・・・

最近、良質のハードボイルドって無いね
ストロベリーナイトは子どもだまし

>>167
ストロベリーナイトはハードボイルドなの？
サイコサスペンス＋警察小説として読んだけど。

勝手にハードボイルドに押し込んで子供騙しと来たかｗ
もうちょい妥当性のある批判をしろよ。それこそ子供じゃあるまいし。

制服捜査とストロベリーナイトを並べて比較するのはどうなんだろ？
制服捜査と福家警部補の挨拶ならまだわかるけど。

>>169
肝の部分が、そんなのアリ？って感じで
奇天烈な作品を読んでしまったという印象が残った。
人物造形が極端過ぎるのも、俺にはダメだった。

ストロベリーナイトはサイコにしても警察小説にしても小粒
擁護してるやつのほうがおかしい

制服捜査は文章がランキングに入っている中では一番味気ないと思う
小学生向けに書かれた銃チョコの方がまだ文章に味があるよ
キャラもランキングに入っている中では一番個性がないと思うんだが
推してる人たちは文章もキャラも素晴らしいと思ってるわけ？

>>171
『ストロベリーナイト』はクイクイ読めたけどな

>>172
キャラが素晴らしいって何だ？
いろんなとこの、たくさん本読んでる人達の書評読んでみなよ
一見派手で読みやすくて簡単なストーリーが評価されてるわけじゃないよ

>>171
何度も言うけど子供じゃないんだから「〜の方がおかしい」とかもうちょっとまともな事言おうぜ。
>>172
>>173も言ってるが制服捜査はある種の素っ気無さが一番の魅力だろう。
キャラって・・・没個性な駐在が辺鄙な街の闇と対峙するのが評価されているのに。
銃とチョコレートと比べてどうするんだ？

>>175
ストロベリーナイトなんてどうでもいいよ

仕方ねぇな。「ストロベリーナイト」圏外にするか？しかしその場合は、元々
新堂作品の代走扱いだったんで、分かってるなｗ
「底なし沼」が待機している。

第14回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
06位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
07位　受命（帚木蓬生）→
08位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
09位　赤い指（東野圭吾）→(**) >115
10位　名もなき毒（宮部みゆき）→(**) >142
11位　銀の犬（光原百合）↑(**) >>54
12位　制服捜査（佐々木譲）→(**) >>100
13位　銃とチョコレート（乙一）↑(**) >>50
14位　骸の爪（道尾秀介）↑(*) >>39
15位　禿鷹狩り（逢坂剛）↑
16位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）↑(**) >129
17位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）↑(**) >127
18位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↑(**) >134
19位　図書館戦争（有川浩）↑(**) >>92、本の雑誌上半期1位
20位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
21位　愚行録（貫井徳郎）→(**) >>70、直木賞候補
22位　ひとがた流し（北村薫）→(**) >>93
23位　刑事の墓場（首藤瓜於）→(**) >>96
24位　駐在刑事（笹本稜平）→(*) >>100
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）→(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

とりあえず>>1は声がデカい奴の意見を無条件に採用するのはどうかと思うぞ。
あと11位は無いんじゃね。

道尾秀介の『シャドウ』はどっかにひっかからねぇか？

>>179
『銀の犬』はケルト神話とミステリーを融合させて、さらなる高みに昇華
させた意欲作ですよ。
かつて古典文学を近代文学と融合させた芥川龍之介が夏目漱石に評価され
たように、ミステリーファンは評価するべき。

>>179
いや>>1は正しい。
「ストロベリーナイト」信者は擁護しないと陥落だぞｗ
俺ら「制服捜査」信者は高みの見物といこうか。

擁護しづらいね。
ベタな女主人公一味と、嫌な一匹狼の男がそれぞれの持ち味を出すところが
よかったですよ。ベタと嫌の組み合わせがあまりなく新鮮だった。

>>179
んん？なんで俺が苺夜信者に？陥落とかよーわからん。
ざっとスレを読んだ感想を述べただけだが。

アンカー間違えた
>>179→182

>>1は、声が大きい人ではなく
自分自身の感性を一番大切にしている人なのでは？

個々の感想を楽しみにこのスレを開くが
順位は一個人のランキング表としか見ていない。

>>179
13回→14回への順位変動については以下の判断で行った。

・「制服捜査」12位現状維持
アンチの言い分に対し支持者が真っ向から反論。

・「ストロベリーナイト」11位→20位
アンチの物量攻撃（というほどでもねぇがｗ）もあったが、>>164の意見等に対し支持者
の意見も弱かった。
>キャラは立ってるけど、オチは途中で気づくし、エピソードもなんのひねりもなくて
>読み終わって平均点としか思えなかったな

・「銀の犬」13位→11位
「ストロベリーナイト」11位→20位、「制服捜査」12位現状維持のため、漁夫の利で
上に。もともと、誰からもツッコミが入らなかったので、この前後の順位をキープし
ている。

>>180
俺は例によって未読だが、>>159同様、出来がいいってんなら入れとくぜ。

第15回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
05位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
06位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
07位　受命（帚木蓬生）→
08位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
09位　赤い指（東野圭吾）→(**) >115
10位　名もなき毒（宮部みゆき）→(**) >142
11位　銀の犬（光原百合）→(**) >>54
12位　制服捜査（佐々木譲）→(**) >>100
13位　銃とチョコレート（乙一）→(**) >>50
14位　骸の爪（道尾秀介）→(*) >>39
15位　禿鷹狩り（逢坂剛）→
16位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）→(**) >129
17位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）→(**) >127
18位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↑
19位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↓(**) >134
20位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
21位　愚行録（貫井徳郎）→(**) >>70、直木賞候補
22位　ひとがた流し（北村薫）→(**) >>93
23位　刑事の墓場（首藤瓜於）→(**) >>96
24位　駐在刑事（笹本稜平）→(*) >>100
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）→(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

一乙。
「空白の叫び」やっと読み終えたけど、これはかなりいいよ。
次作の著者略歴には「空白の叫び」が直木賞受賞と書かれることになるかもｗ

>>189
空白の叫びはいいけど、あの長さで直木は無理でしょ。
上下巻、きっちり読むのは阿刀田、北方、平岩ぐらいのものだから。

第15回で14位『骸の爪』と同作者の『シャドウ』ってのが
偶然俺が行く先々で評価が高いので
ここで何位に入るのかぼんやりと興味がある。

『愚行録』が直木賞絡みで豊崎由美にメッタ斬りされたから、
正直、見返してほしい。
けど自分も『愚行録』はそんなにいいとは思えなかったｗ
平岩のこんなタイトルはダメもなるほどと思った。
『空白の叫び』は自信を持って推すよ。

個人的にはさほど面白くなかったんですが、歴史ミステリの宇月原晴明の
『安徳天皇漂海記』ってどうでしょうか。
『まほろ』をこきおろした関口苑生がかなり入れ込み、
山本周五郎賞選考では『Op.ローズダスト』に圧勝。

直木賞選考では『まほろ駅前多田便利軒』に完敗したので
賞レース的には、
『まほろ駅前多田便利軒』＞『安徳天皇漂海記』＞『Op.ローズダスト』
これに限ってはあながち的外れではないｗ

ローズダストも安徳天皇漂海記も大差ないと思うが、明暗を分けたのは、
長く苦痛を感じるか、短く苦痛を感じるかの差だろうな

・中学生の心情を表現するには語彙が中学生ばなれしている
・ラストエピソードがなんかしっくりこねぇ
等、俺的には気になる点もあったが、「空白の叫び」は俺もかうわ。

宇月原作品は関口大森豊崎の上半期エンタメベストでも確か1位だったな。
入れとくか。

「シャドウ」は図書館組は読んでるやつまだいねぇだろ。もうちょいまて。

第16回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　空白の叫び（貫井徳郎）↑
05位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）↓
06位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）↓
07位　終末のフール（伊坂幸太郎）↓
08位　受命（帚木蓬生）↓
09位　栄光なき凱旋（真保裕一）↓
10位　赤い指（東野圭吾）↓(**) >115
11位　名もなき毒（宮部みゆき）↓(**) >142
12位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
13位　制服捜査（佐々木譲）↓(**) >>100
14位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
15位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
16位　禿鷹狩り（逢坂剛）↓
17位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）↓(**) >129
18位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）↓(**) >127
19位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
20位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↓(**) >134
21位　安徳天皇漂海記（宇月原晴明）↑(**) 山周賞。直木賞候補
22位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
23位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
24位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
25位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
26位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

発売と同時にマイナな作品を大絶賛する奴等みかけるけど、あれって
おかしくない？
いまをときめく書店員さんなのかな

例えばどんな作品？

今や読書界は書店員さんが動かしているといってもいいくらい
影響力あるからね
読売新聞なんか多くの書店員さんのブログと提携している
本も発売前のサンプル本とか読めるし自分もちょっと憧れる

『空白の叫び』と並行して読んだのでインパクト薄れたけど『デッドライン』
も評判どおりなかなかよかった。冒険小説の良作だと思う。
『受命』『栄光なき凱旋』よりは落ちるかもしれないけどランキングには入
れて大丈夫ではないかと

>>200
そ・そうなの？
書店員の有名ブロガーはいるし、K・Fは信頼度も高いけど
どっちかっていうと無駄にはしゃいで顰蹙買ってる人の方が多くない？
2chではMは糞味噌だし、具体的にはどういう人が影響を与えていると？

「栄光なき凱旋」より落ちるなら話にならないじゃん

>>202
各個人がクローズアップされているわけではなくて
書店員集合体として注目されている
書店員50人＞＞＞エンタメ系書評家1人（例F･I）
は明らかなわけだし

そういや、この前出たキネマ旬報でも、小説原作の映画化特集で、
書店員さんたちにどんな小説を映画化したらいいかアンケートと
られてたよ
「小説のことを聞くなら書店員さん」みたいな考えがいまや世間
一般には浸透しているんじゃないかな
書評家は妙にプライドがあったりするし利害が絡んでくるし

「小説のことを聞くなら書店員さん」

子どもか年寄りの考えじゃん
本屋大賞なんて生ぬるいのばっかだし

書店員の自画自賛を聞かされてるようでむず痒い気分になるなｗ

書店員のなにを気にいってるのか知らんが、ほとんどが「たまたま」書店に勤めてるっていうだけだろ

書店員のライバルF･Iは『デッドライン』を大絶賛してたな

>>203
というか『デッドライン』って内容が『栄光なき凱旋』とかぶってるんだよね。
第二次世界大戦、主人公がアメリカ在住の日系人、アメリカからも日本からも
疎まれる中でアイデンテイティを見つけていく、という根本は同じ
どっちも力作だと思うけど、先行した分『栄光なき凱旋』を支持

第17回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　空白の叫び（貫井徳郎）→
05位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
06位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
07位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
08位　受命（帚木蓬生）→
09位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
10位　デッドライン（建倉圭介）↑
11位　赤い指（東野圭吾）↓(**) >115
12位　名もなき毒（宮部みゆき）↓(**) >142
13位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
14位　制服捜査（佐々木譲）↓(**) >>100
15位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
16位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
17位　禿鷹狩り（逢坂剛）↓
18位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）↓(**) >129
19位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）↓(**) >127
20位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
21位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↓(**) >134
22位　安徳天皇漂海記（宇月原晴明）↓(**) 山周賞。直木賞候補
23位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
24位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
25位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
26位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
27位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

変わったところで西尾維新の『アナザーノート』ってどうだろう
ノベライズミステリの最高峰

『独白するユニバーサル横メルカトル』がキモおもろかった
『GOTH』級なんじゃない？

>>213
以前、某誌の書店員さんたちが選ぶプラチナ本に選ばれてたよ

確かに異色の作品だとは思うけど、騒ぎすぎの感も・・・
アレを認めるとセンスいいと思われるからー、みたいな

>>215
それは結構あると思う。ダヴィンチが好きそうな感じ。
いや、実際俺も読んだし、素晴らしいとは思うけどね。
普段こういう分野の作品読まない人が評判選考で読んでただ絶賛してるって印象は否めない。

はっきり嫌い苦手と堂々と言う人がいてもいいと思うけどな
右にならえは止めてほしいよ
実際この作品かなりきついよ。俺も好きか嫌いかと言われれば嫌い
ニコチンなんてどこが素晴らしいんだ？

>>212
漫画しかしらね。
ノベライズといえば昔バトルロワイアル2の読んだことある
あれは酷かった・・・
以来、松濃の書評は信頼しなくなった

>アナザーノート

ノベライズ化を活かしてるとは思うが、これってメロのキャラ変わってねぇか？

>独白するユニバーサル横メルカトル

実際、唯一無二の雰囲気を纏ってると思うぜ。上位に入れとくか。

第18回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　空白の叫び（貫井徳郎）→
05位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
06位　独白するユニバーサル横メルカトル（平山夢明）↑(**) >213
07位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
08位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
09位　受命（帚木蓬生）→
10位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
11位　デッドライン（建倉圭介）↑
12位　赤い指（東野圭吾）↓(**) >115
13位　名もなき毒（宮部みゆき）↓(**) >142
14位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
15位　制服捜査（佐々木譲）↓(**) >>100
16位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
17位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
18位　禿鷹狩り（逢坂剛）↓
19位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）↓(**) >129
20位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）↓(**) >127
21位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
22位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↓(**) >134
23位　安徳天皇漂海記（宇月原晴明）↓(**) 山周賞。直木賞候補
24位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
25位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
26位　DEATH NOTE アナザーノート ﾛｻﾝｾﾞﾙｽBB連続殺人事件（西尾維新）↑(**) >212
27位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
28位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
29位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100

次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

維新って確かxxxHOLiCのノベライズもやってたけど、あっちはどうなの？
あと、羊の皮を被った狼といえば米澤の小市民シリーズだけど、
実は『ボトルネック』の方が羊狼度は高いと思う。お勧め。

>>214
プラチナ本はダヴィンチ編集部が選んでるから編集者さんだよ。
学歴偏差値が高そうな人たち（早稲田あたりが多いのでは）。
ちなみにプラチナ本は怪奇幻想系が意外と強い。
『夜市』なんかも過去選ばれてる。

で、自分が推すのは森博嗣『少し変わった子あります』。
プラチナ本からも各誌の年末ベストからもスルーされるのは確実
だが、人気作家ものでもいいものはいい。森ならではの異色の
怪奇幻想ミステリィ。

『カクレカラクリ』で出てきた暗号ってなかなかよかったと思う

>アナザーホリック

デスノの方より好きなやついるだろうし一応入れといた。
やの多用が目立ったのが印象だがｗ

>カクレカラクリ

120年をどうやってカウントするかに期待してたんだが、
暗号は堅実な作りだったと思う
まあ今年の森のは単独なら「少し変わった子あります」。
シリーズの方は「λ」なんじゃねぇの。

第19回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　空白の叫び（貫井徳郎）→
05位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
06位　独白するユニバーサル横メルカトル（平山夢明）→(**) >213
07位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
08位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
09位　受命（帚木蓬生）→
10位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
11位　デッドライン（建倉圭介）→
12位　ボトルネック（米澤穂信）↑
13位　少し変わった子あります（森博嗣）↑(**) >223
14位　赤い指（東野圭吾）↓(**) >115
15位　名もなき毒（宮部みゆき）↓(**) >142
16位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
17位　制服捜査（佐々木譲）↓(**) >>100
18位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
19位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
20位　禿鷹狩り（逢坂剛）↓
21位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）↓(**) >129
22位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）↓(**) >127
23位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
24位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↓(**) >134
25位　安徳天皇漂海記（宇月原晴明）↓(**) 山周賞。直木賞候補
26位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
27位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
28位　DEATH NOTE アナザーノート ﾛｻﾝｾﾞﾙｽBB連続殺人事件（西尾維新）↓(**) >212
29位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93

30位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
31位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
32位　カクレカラクリ（森博嗣）↑(**) >224
33位　xxxHOLiC アナザーホリック ﾗﾝﾄﾞﾙﾄ環ｴｱﾛｿﾞﾙ（西尾維新）↑(**)
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

道尾の最高傑作『シャドウ』も入れて欲しいな。
一作ごとに新境地を開拓している。
道尾は本格の希望だよ。

ナイ沈・・・
アマゾンでは不評の嵐ですが、
入る？
図書館2作目はまたまたアマゾンでは大絶賛の嵐ですね

図書館は一体どうなってあんなに大絶賛なのかわからん・・・

図書館は別に悪くは無いけどかなりうっすい出来だと思うなぁ。
面白い以上の何かがない。本を守るはずの隊員が全然本好きなのが伝わってこないし。

ナイチンゲールは前作と比べて大きく落ちるけど相変わらずキャラ小説としては最高峰。

ダヴィンチによると、有川浩は『図書館戦争』で「大ブレイク」したらしいね。

アマゾン侮れないということか。

>>232
まぁ「大ブレイク」は確かじゃない。
評価はその前の二作で既に評価高かったし。
しかしダ・ヴィンチは文壇の上澄みだけ掻っ攫う見せ掛けお洒落の雑誌だからなぁ・・・

>>228
俺は「向日葵」の方が独特の世界を創りあげていてずっと好きだけどな。
件の「本格としての難易度の高低」からするとってことか？

>ナイチンゲールの沈黙
俺的には歌のところがいまいちしっくりこなかったわ。まあ作中
で白鳥に予防線張らせてたが。

第20回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
04位　空白の叫び（貫井徳郎）→
05位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
06位　独白するユニバーサル横メルカトル（平山夢明）→(**) >213
07位　シャドウ（道尾秀介）↑(**)>228
08位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）↓
09位　終末のフール（伊坂幸太郎）↓
10位　受命（帚木蓬生）↓
11位　栄光なき凱旋（真保裕一）↓
12位　デッドライン（建倉圭介）↓
13位　ボトルネック（米澤穂信）↓
14位　少し変わった子あります（森博嗣）↓(**) >223
15位　赤い指（東野圭吾）↓(**) >115
16位　名もなき毒（宮部みゆき）↓(**) >142
17位　銀の犬（光原百合）↓(**) >>54
18位　制服捜査（佐々木譲）↓(**) >>100
19位　銃とチョコレート（乙一）↓(**) >>50
20位　骸の爪（道尾秀介）↓(*) >>39
21位　禿鷹狩り（逢坂剛）↓
22位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）↓(**) >129
23位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）↓(**) >127
24位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
25位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↓(**) >134
26位　安徳天皇漂海記（宇月原晴明）↓(**) 山周賞。直木賞候補
27位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
28位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
29位　DEATH NOTE アナザーノート ﾛｻﾝｾﾞﾙｽBB連続殺人事件（西尾維新）↓(**) >212

30位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
31位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
32位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
33位　ナイチンゲールの沈黙（海堂尊）↑(**)
34位　カクレカラクリ（森博嗣）↓(**) >224
35位　xxxHOLiC アナザーホリック ﾗﾝﾄﾞﾙﾄ環ｴｱﾛｿﾞﾙ（西尾維新）↓(**)
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

やっぱり大極宮は揃っていれてほしいな
言われているほど悪くない

鮫は正直全く面白くなかった。説明ばっか。シリーズワースト。

名毒＞雫＞鮫では？
名毒は読んでて夢中になるところけっこうあった。鮫は残念ながら皆無だった。

雫＞名毒＞鮫かな。
どちらにしろ、どれも年間ベストなどおこがましい程の低レベルさ。
全く評価に値しない。

アマゾン採点だと

鮫　17人　平均3.5点
名毒　37人　平均4点
雫　39人　平均4点

参考
図書館　25人　平均4.5点
アイの物語　9人　平均5点
陰日向　127人　平均4.5点
銃チョコ　21人　平均4点
セカチュー　998人　平均2.5点
生首　38人　平均3.5点
容疑者X　175人　平均4.5点

アマゾンで3.5点は酷いな。
鮫は圏外でいいと思うよ。鮫島と香田や犯罪者たちが犯罪についての思想論を
延々と語るだけだもん。

歴史的傑作扱いされてる生首でも３．５点じゃん
３．５なら年間ベストに入るよ

生首は過大評価されすぎたからな。シャドウ以下だよ。

「空白の叫び」は傑作でしょ。

つうかここ重複だろ
向こうの方が半年以上早い

やっと図書館で借りれた。
「まほろ駅前多田便利軒」めっちゃ面白いじゃん。こりゃ直木賞受賞するわな。
まぁ腐女子向きってのはわからないでもないがｗ

>>248
選考読んだけど北方は１番に推してましたよ。
関口を信じるか北方を信じるかはあなた次第です。

「空白の叫び」みたいな本ってありませんか？
少年の殺人で、友情的なもの。

>>250
スレに則した2006年度の作品だと『空白の叫び』級のはありません。
このミス信者を中心に人気の高い『銃とチョコレート』で我慢してください。

>>249
しをんは次の『風が強く吹いている』で株をあげたしね。
このミスのおっさん投票者を10人引退させ、女性投票者を10人新規採用
すれば、風吹は確実に今年のベスト10入りしたｗ

タンクス

空白の叫びと贄の夜会は、終盤まで文句なしだったんだがなぁ
意外性を求めすぎてる自分にも反省

空白の叫びは文壇では話題にならなかったの？
ラストはちょっと物足りなかったけど、それ以外はすごくよかったのにね
やっぱり作家が本格ミステリ作家だから敬遠されたのかな・・・

ちょっとは話題になったよ。
大森とかのエンタメ書評家からはスルーされたけど。

作風の割に意外なほどあっさりスルーされたよね。結構謎だった。

まだ読んでないって可能性もあるかもね。

あぼーん

闇の底って評価ひくいの？そこそこよかったような。

確かにそこそこって感じだよな。
最近あなどれないことが判明したアマゾン採点だと１２人感想
書いてて３．５点だった。

大極宮の話題３作は
『邪魅の雫』しか読んでないけど、個人的に京極堂シリーズワーストの
印象があります・・・。
『名もなき毒』と『新宿鮫』はこれ以下なの？

『名もなき毒』は悪くなかったよ
最近の宮部作品、かつ今年読んだ作品100冊ぐらいの中で上位にくる

週刊文春の年間ベストでは名毒1位だったらしいね。
３強の雫・鮫よりは妥当だと思うのでちょっと安心した。

年末恒例のこのミス、文春では名毒・雫・鮫とも好評だったみたいだね
本ミスでも雫は上位だったし
アマゾンで3.5レベルでファンからも否定的見解の多い鮫が評論家に祭り
上げられるのもなんだかなぁという気もするが・・・

このミスでは10位以内に入ってないし、好評と言うには少し無理があるかと＞雫
鮫は出来の割にどこでも高位だが。

文春・このミス両者でベスト10入りしてファンからの支持も標準以上なら
認めざるを得ないよ。
それに該当するのは大沢オフィスの３作の中では名もなき毒だけだけどね。

第21回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　無痛（久坂部羊）→
03位　空白の叫び（貫井徳郎）↑
04位　陰日向に咲く（劇団ひとり）↓
---------------------------------------------傑作↑
05位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
06位　独白するユニバーサル横メルカトル（平山夢明）→(**) >213、このミス1位
07位　シャドウ（道尾秀介）→(**) >228
08位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
09位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
10位　名もなき毒（宮部みゆき）↑(**) >142、文春1位
11位　受命（帚木蓬生）↓
12位　栄光なき凱旋（真保裕一）↓
13位　デッドライン（建倉圭介）↓
14位　ボトルネック（米澤穂信）↓
15位　少し変わった子あります（森博嗣）↓(**) >223
16位　赤い指（東野圭吾）↓(**) >115
17位　銀の犬（光原百合）→(**) >>54
18位　制服捜査（佐々木譲）→(**) >>100
19位　銃とチョコレート（乙一）→(**) >>50　
20位　骸の爪（道尾秀介）→(*) >>39
21位　禿鷹狩り（逢坂剛）→
22位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）→(**) >129
23位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）→(**) >127
24位　贄の夜会（香納諒一）↑(**) >254
25位　闇の底（薬丸岳）↑(**) >260
26位　ストロベリーナイト（誉田哲也）↓
27位　風が強く吹いている（三浦しをん）↑
28位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）↓(**) >134
29位　安徳天皇漂海記（宇月原晴明）↓(**) 山周賞。直木賞候補

30位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >>92、本の雑誌上半期1位
31位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >>70、直木賞候補
32位　DEATH NOTE アナザーノート ﾛｻﾝｾﾞﾙｽBB連続殺人事件（西尾維新）↓(**) >212
33位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
34位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
35位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
36位　ナイチンゲールの沈黙（海堂尊）↓(**)
37位　邪魅の雫（京極夏彦）↑(**) >238、闘うベスト1位
38位　狼花 新宿鮫IX（大沢在昌）↑(**) >238
39位　カクレカラクリ（森博嗣）↓(**) >224
40位　xxxHOLiC アナザーホリック ﾗﾝﾄﾞﾙﾄ環ｴｱﾛｿﾞﾙ（西尾維新）↓(**)
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

アイの物語はメチャクチャ素晴らしかったな
こんなのがごろごろしてるのSF界は？
まじでミステリ界もがんばってほしいよ

いつでも次点のグリフィンちゃん

>>270
残念ながらごろごろしているわけでは・・・
今年SF界でよかったのはそれとラギットガール辺りかなぁ。
SFとはちょい違うがマルドゥックも。

つかどう控えめに考えても間違いなくマルドゥック・ベロシティは
陰日向よりは上だよ。空白よりも完成度高いし。

>>272
そうか
でも2、3冊あるだけでもすごいよ
挙げてくれたの楽しみに読んでみる

ちなみに俺は陰日向も空白もアイの物語よりは
落ちるが素晴らしかったと思う

空白がこのミスで全く票を集められなかったのは
ミステリ界の損失だとすら思う

大森推薦帯で−５０点ぐらいのハンディを背負っていた『無痛』の
惨敗は予想できたけど、『空白の叫び』の惨敗は謎だよね。
でもこのミスの結果が全てじゃないよ。特に最近は。

>>274
それいえた。
でも９月後半っていう刊行時期は若干微妙だし、投票した二人はいずれも一位票。
前作も微妙な出来の貫井がいきなり２０００枚超えってことで、食指が動かなかった選者多数と見たのだが・・・

大森、豊崎、関口が今年の1位と吼えてた作品こそ今年最大のハンディ
を背負ってしまったと思う
なんかこのミスは、投票者間のいがみあいとか結託とかひっちゃか
めっちゃかだよ

それでも安徳天皇漂海記は２０点入ってたけどな。

>>277
それでも、ってアンタ。
大森と豊婆が１０点ずつ入れてるだけだろｗ

投票権もってる関口が投票してれば３０点だったけどな

>>196
良く見たら、客観的に数字で計れる投票スレじゃないよねｗ
推薦作を挙げるだけで、あとは1の独断と偏見みたいなものかな。

でもあっちの方が賑わっているように見えるから、ちょっと聞いてみた。
やっぱり６作品挙げるというのは、意外とハードル高いのかな。

すまん。

2chが選ぶこのミステリーがすごい！2006
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1132674140/l50

と誤爆したｗ

第22回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　マルドゥック・ヴェロシティ（冲方丁）↑ (*) >272
03位　無痛（久坂部羊）↓
04位　空白の叫び（貫井徳郎）↓
05位　陰日向に咲く（劇団ひとり）↓
---------------------------------------------傑作↑
06位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）↓
07位　独白するユニバーサル横メルカトル（平山夢明）↓(**) >213、このミス1位
08位　シャドウ（道尾秀介）↓(**) >228
09位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）↓
10位　終末のフール（伊坂幸太郎）↓
---------------------------------------------
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >>33
---------------------------------------------良作↑

『図書館内乱』が予想外に良かった。
前作より好きな人多いんじゃないかな。
一本調子じゃなくって。
会話文は相変わらずだけど。
しかしこれって大森、豊崎の『メッタ斬り』を皮肉ってるよね。

「空白の叫び」確かに俺も今年読んだ本の中では一番良かったけど、
あまりミステリーっぽさが無くない。
だから「このミス」でも入らなかっただけで、なんか賞はとるっしょ。
来年くらいに。
なんか、このスレ見てると直木賞は無理っぽいって意見だけど、
「このミス」よりも直木賞受賞してほしいな。

ごめん。つっこまれるの嫌だから付け加える。
俺もって言ったけど、誰も今年一番良いのが「空白の叫び」とは、言ってないね。
俺は少年犯罪系が好きな分野だから一番今年の中では、良かった。
でもミステリーっぽさがあまり感じられなかったから
「このミス」で入らなくても納得できる。

高村薫で言うと『照柿』的なポジションの作品だからな

それでも照柿は３位だったけどな。

じゃあ『新リア王』的なポジション

新リア王は親鸞賞を取ったけどな。

『照柿』が3位になったころとは、「このミス」の投票者かなり代わっちゃて
るからね。
今は重圧感のある犯罪小説には票が入らなくなっている。現投票者なら
『照柿』も圏外だよ。

最近、このミスから漏れた重圧感のある犯罪小説って何があるの？
ねえ何があるの？

第23回国内編
01位　アイの物語（山本弘）→
02位　マルドゥック・ヴェロシティ（冲方丁）→ (*) >272
03位　空白の叫び（貫井徳郎）↑
04位　無痛（久坂部羊）↓
05位　陰日向に咲く（劇団ひとり）→
---------------------------------------------傑作↑
06位　チーム・バチスタの栄光（海堂尊）→
07位　独白するユニバーサル横メルカトル（平山夢明）→(**) >213、このミス1位
08位　シャドウ（道尾秀介）→(**) >228
09位　少女七竈と七人の可愛そうな大人（桜庭一樹）→
10位　終末のフール（伊坂幸太郎）→
11位　名もなき毒（宮部みゆき）→(**) >142、文春1位
12位　受命（帚木蓬生）→
13位　栄光なき凱旋（真保裕一）→
14位　デッドライン（建倉圭介）→
15位　ボトルネック（米澤穂信）→
16位　少し変わった子あります（森博嗣）→(**) >223
17位　赤い指（東野圭吾）→(**) >115
18位　銀の犬（光原百合）→(**) >54
19位　制服捜査（佐々木譲）→(**) >100
20位　銃とチョコレート（乙一）→(**) >50　
21位　骸の爪（道尾秀介）→(*) >39
22位　禿鷹狩り（逢坂剛）→
23位　厭魅の如き憑くもの（三津田信三）→(**) >129
24位　夏期限定トロピカルパフェ事件（米澤穂信）→(**) >127
25位　贄の夜会（香納諒一）→(**) >254
26位　闇の底（薬丸岳）→(**) >260
27位　ストロベリーナイト（誉田哲也）→
28位　風が強く吹いている（三浦しをん）→
29位　まほろ駅前多田便利軒（三浦しをん）→(**) >134

30位　安徳天皇漂海記（宇月原晴明）→(**) 山周賞。直木賞候補
31位　図書館内乱（有川浩）↑(**) >283
32位　図書館戦争（有川浩）↓(**) >92、本の雑誌上半期1位
33位　愚行録（貫井徳郎）↓(**) >70、直木賞候補
34位　DEATH NOTE アナザーノート ﾛｻﾝｾﾞﾙｽBB連続殺人事件（西尾維新）↓(**) >212
35位　ひとがた流し（北村薫）↓(**) >>93
36位　刑事の墓場（首藤瓜於）↓(**) >>96
37位　駐在刑事（笹本稜平）↓(*) >>100
38位　ナイチンゲールの沈黙（海堂尊）↓(**)
39位　邪魅の雫（京極夏彦）↓(**) >238、闘うベスト1位
40位　狼花 新宿鮫IX（大沢在昌）↓(**) >238
41位　カクレカラクリ（森博嗣）↓(**) >224
42位　xxxHOLiC アナザーホリック ﾗﾝﾄﾞﾙﾄ環ｴｱﾛｿﾞﾙ（西尾維新）↓(**)
次点　怪盗グリフィン、絶体絶命（法月綸太郎）↓(**) >33
---------------------------------------------良作↑

>>283
京極堂も「書評なんて犬でも書ける」とか言ってたぜ。書評を取り上げる
のは最近のトレンドかもな。

>>284
上でも書かれてたが、上下巻の大作で直木賞受賞した作品ほとんど見かけ
ねぇからな。あと暗黒小説と捉えられかねんので、そうなると候補になる
こと自体厳しく、受賞はさらに難しくなる。
まあ、俺は質・量的には今年の犯罪小説の中ではトップだと思うがな。

量を評価してどうすんのよ

どっちかと言うと
犬じゃ書けないって
の方に突っ込み入れてほしかったわ

>>294
ってか、なんでトップだと思ってるのに一位じゃないの？

>犯罪小説の中ではトップ

京極もやるなぁ
けど、書評家批判は、ファンからも書評家からも支持がある作家じゃないと
できないよね

批判とは関係ないけどチョコスモスも入れといて
図書館に比べあちこちの年間ベストでは不遇だったし

不遇っていうかただ単につまらなかったのでは

面白かったけど、図書館と同じで、心に響くとかそういうのはなかったね

タイトルはなかなか思いつかないかっこよさがあったよね
チョコレートコスモス

銃とチョコレートの方がタイトルはいけてるけどな。

制服捜査の投げやりなタイトルの方がいいけどな

翻訳の方はすこし未読のものが多すぎで、もう少し時間が欲しい気も。
国内物は、ネタが少なかった。一応順序抜きで。

本格: 平石貴樹「スノーバウンド＠札幌連続殺人」南雲堂
今年読んだもののなかでは、一番本格らしかった。本格を唱って
いるのだけは多いんですけど。但し、地味。

ライトノベル系: 佐竹彬「七不思議の作り方」電撃文庫
この作家は他シリーズもミステリと SF の中間的作風 (三雲氏のSF
に近い雰囲気) だが、これはライトな学園もの。ミステリの形式をと
っていないが、謎解き気分含めて今年度の収穫に推したい。

サスペンス系: 宮部みゆき「名も無き毒」
あちこちで上がっているので説明不要かな。

お邪魔します、宣伝貼りウザかったらｺﾞﾒﾝﾅｻｲです。

各作家のナンバー１を決めよう！スレにて、「道尾秀介」作品投票中。

締切りは、平成19年2月16日(金)、〜12:00まで。１人１票でよろしくご参加を。

http://book4.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1154275629/l50

投票したい作品を<<作品名>>のように
<< >>で括って投票するのがローカル・ルールになってます。

このスレまだ落ちて無かったんだｗ
今年もひっそりとやらね？
このミススレとかあるが、このミスに関心無い人もいるだろうし、この
ミスの手のひらの上で踊らされてる感が、俺は嫌だ。

＞このミスの手のひらの上で踊らされてる感
自意識過剰にも程があるｗ

いつのまにか書き込みあったんだな。
今年はいまのところ『メタボラ』がダントツ。
昨年の『空白の叫び』同様、最近のこのミスではスルーされる重圧系
なので、ここ向きかな。

踊らされるとかどうでもいいけど、
一応あっちはこのミスの対象が中心だから
もっと境界線上の新刊書籍を語れたらいいね

じゃあひっそりsage進行でやりますか。
このミス対象外の宝島社の海堂尊のシリーズの最新作がそこそこよかったよ。
一作ごとに着実につまんなくなってるけどｗ

そうかな？
俺は最新作が一番面白かった。
順番で言えばジェネラル→バチスタ→ナイチン・螺鈿
かな。

ジェネラルって前作か前々作と内容がかぶってるでしょ？
B面みたいな感じで。
あ、これ知ってるぞって既視感があって何か新鮮味に欠けたな。
自分はバチスタ＞ナイチンゲール＞螺鈿＞ジェネラルの順。

同時進行という仕組みなのにそれを既視感と呼ぶのは正直どうなんだろう・・・
楽しめたか楽しめて無いかは勿論個人の勝手だけども、
それを否定材料にして「内容かぶってる」というのは正気の沙汰とは思えんなぁ。

螺鈿と同時進行になるんだっけ。同時進行を楽しみたい場合は続けて読んだ
方がいいかもな。俺は単独作としてはジェネラル楽しめたが、同時進行もの
としての魅力は、螺鈿の詳細忘れてていまいち堪能できなかった。

螺鈿じゃなくてナイチンね。
俺も>>315と同様で、あえて同時進行にする意味を見出せなかった。
同時刊行でもされれば別だったんだけど。
でも、ジェネラル単体としてはすごく面白かったな。

高野和明の『6時間後に君は死ぬ』がよかった
SF要素が強いけど、『13階段』『幽霊人命救助隊』に迫る感動作
いやー、今年一番泣けたよ
期待していた重松清の上下巻より泣けた
サスペンス度はまあヌルいかな

誰も書かないのでランキング書いとくぞ。名前が出たのだけ。
こんな感じかな。

2007年国内

01位　メタボラ（桐野夏生）
---------------------------------------------傑作↑
02位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）
03位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）

真保裕一の「最愛」読んだがなんか苦手だった。
作者が真面目に訴えようとするものは感じられたが。
真保は最近エンタメから離れつつあるな。

>>318
2と3を逆にしてくれ。
6時間後〜は秀作だが、やはりぬるいところは多い。

真保は副業の映画ドラが大ヒットしたからいいんだよ
かまいたちが大ヒットした人と同じようなもん

いとこ連れて見てきたが真保ドラはよくできてたな。少なくとも「最愛」
よりはいいと断言できる。とはいえこれも既視感は如何ともしがたかった。

本多孝好の『正義のミカタ』がなかなかよかったよ。
本多孝好ぽくなくおされを抑えた感じで。
本の雑誌でも上半期ベスト10に入ってた。
大学の「正義の味方研究サークル」に入って大学内の悪と戦う。

>>323
三流大で将来に夢も希望もないってのが再三出てくるが、これを
早稲田出身で人気作家の本多が書いても説得力ないか？って感じ
た俺は三流大出のひがみだろうか・・・
潜入捜査以降は面白かったね。前半は苦手だった。

『正義のミカタ』意外と好評なのな
俺も前作のA面B面よりは好きだが
しかし何が正義か分からないってのは最近よく見かけないか？
デスノートの影響か

ランキングはこんな感じかね

2007年国内

01位　メタボラ（桐野夏生）
---------------------------------------------傑作↑
02位　正義のミカタ（本多孝好）
03位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
04位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）

本多孝好は主張するところが直接的すぎてやっぱ伊坂幸太郎の方が好きだわ。
あまり話題にならなかったが「フィッシュストーリー」も地味によいよ。

うーん、俺はそこまで好きにはなれん。
てかメタボラも読んだがそこまでよいか？いつもの桐野って印象から最後まで抜け出せなかったが。
>>325の四つなら圧倒的にジェネラル・ルージュ。

『メタボラ』は現代社会の絶望の中に生きる青年を描き切っていて凄い
ことは凄いだろ。筆力も現役作家の中では抜きんでている。こんな記憶
喪失ものは桐野しか書けないだろうという点も評価できる
感動したのは『6時間後に君は死ぬ』の方だったがｗ

入れ替えてみた。ご意見お待ちします

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生）
---------------------------------------------傑作↑
02位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
03位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
04位　正義のミカタ（本多孝好）
05位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）

6時間後はソツなく出来てるけどそこまで感銘は受けなかったなぁ。
完璧な秀作だけど、傑作には絶対ならないタイプ。

俺感覚がちょっとずれてるかもしれない
誰もが感銘する『一瞬の風になれ』もさっぱりだったし
『カシオペアの丘で』もいまいちだった

俺も327に激しく同意。ジェネラルの読後爽快感はすごい。
メタボラは朝日連載時から時々読んでいたが、沖縄弁ホストという設定が
何かひどく耳障りで没頭できなかった。
というわけで、入れ替えてみた。ご意見お待ちします。

01位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
02位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
---------------------------------------------傑作↑
03位　メタボラ（桐野夏生）
04位　正義のミカタ（本多孝好）
05位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）

ひっそりやってたんだからageるなｗ
ジェネラル・ルージュは前前作と内容重なっててどこかで読んだ感があって
新鮮味にかけるでしょ。

すまん、落ちそうだったんで。W
新鮮味に欠けるという意見はなきにしもあらずだが、単独で
読めば、スゲーと思う。実は俺はジェネラルが海道初読み。
で、かぶった部分はあんまり気にならなかったぞ、と。

そう言われると単独で読んでみたかった気もする。
前書かなんかで注意書きが欲しかったよ。「……と同時進行になってます」とか。
先入観無しで読むと絶対あれっどこかで読んだ気がするって思うよ。

えーっと同時進行というのが仕掛けなのだから、
それを取り上げて新鮮味が無いというのはお門違いにも程があると思うのだが。
勿論同時進行だという事が分かり辛いのは問題だと思うけども。
だからといって既視感がある、ってのを欠点に挙げるのは酷くね？

俺は既視感あった点は気にならなく楽しめたけど、
逆に同時進行ものとしての完成度はどうだったのか知りたいな。
記憶があいまいで矛盾してたとしても気付かないからその辺が気になるね。
まぁ海堂ならぬかりなさそうだけどな。

同時進行を既視感と呼ぶことには強く反発した俺だが、
じゃあその同時進行が良い仕掛けかと言えば正直それほど意味のない設定だったように思う。
少なくとも大きな矛盾は無かったとは思うけどね。
あえて同時進行にする必要があったか？と言えば疑問。
ただそういう欠点を補って余りあるほど読ませる作品だと思うよ

決着は後日つけるとしてｗ
相変わらず本格が軽視されがちなので、無難に「片眼の猿」あたりを入れときましょう。
トリックはともかく「シャドウ」より社会性もあり訴えかけるものもある。

ではひとまずトップはこうして傑作ラインは排除してみた
『片眼の猿』は本格の天敵の俺も好きだな。道尾の作品の中では
一番胸をうたれた

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
02位　メタボラ（桐野夏生）
03位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
04位　正義のミカタ（本多孝好）
05位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）
06位　片眼の猿（道尾秀介）

ご意見お待ちします

今年は新人どうなの？
書評家の意見では海野碧が一番評判いいみたいですね。

『水上のパッサカリア』は大森望あたりも評価してたな。
個人的には読んでて面白くも何ともなかった。

【第10回日本ミステリー文学大賞新人賞 選評より】
有栖川有栖氏
読み始めてすぐに、これが受賞するだろう、という手応えを感じた。
北村薫氏
読後、思わず、「パッサカリア」のCDを探し、かけてしまった。要するに、そうさせるだけの作品であった。
高橋克彦氏
海野さんは間違いなく書ける力を持った人で、安心して推薦できる。
田中芳樹氏
文章力、描写力、人物造形力等において、他の候補作を圧倒していた。

他の候補作を圧倒ってどれだけレベル低いんだよｗ

選評は別に嘘は言ってないよね。
それによかった時は「10年に一人の逸材」とかコメント出すよ。

宮部みゆきが好調だな。
昨年週刊文春の年間ベストミステリーで1位、吉川英治文学賞も受賞した「名もなき毒」
もよかったが、「ドリームバスター4」もとてもよかった。
これ巻数を重ねるにつれよくなってるぞ。
「ブレイブ・ストーリー」に比べ知名度は低いものの間違いなくこっちの方がいい。

ドリームバスター4はおもいっきりエンタメしてたな。
こういう宮部作品をもっと読みたい。

ラストが切なくも温かいところが宮部らしいな
仕掛けをちりばめて収斂させるテクもSFミステリとして完成度が高い
最高だ宮部
宮部みたいな新人を発掘しろ

昨年もなんだかんだいって読者、評論家、作家の評価を統合すると
『名もなき毒』がミステリの中では総合1位みたいな感じだったしな。
本屋大賞にまでノミネートされたし。
宮部みゆきは高いレベルで安定しているといってもいいかもね。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
02位　メタボラ（桐野夏生）
03位　ドリームバスター4（宮部みゆき）
04位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
05位　正義のミカタ（本多孝好）
06位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）
07位　片眼の猿（道尾秀介）

こんな感じですかな。ご意見お待ちします
大沢オフィスなら京極の『前巷説百物語』が素晴らしかったと思う

巷説シリーズは一作ずつ劣化中だったが、今回ので盛り返したな。

タイトルが似たりよったりだからしばらく新作だとは思わなかったわ＞前

イエモン＞＞1＞4＞＞＞2＞3の順かな。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
02位　メタボラ（桐野夏生）
03位　前巷説百物語（京極夏彦）
04位　ドリームバスター4（宮部みゆき）
05位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
06位　正義のミカタ（本多孝好）
07位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）
08位　片眼の猿（道尾秀介）

ご意見お待ちします

又市・ザ・ビギニングしびれたな。
あまり期待してなかったこともあってか、去年の京極堂のより楽しめたし感動した。

ランキングに入ってる中では『前巷説百物語』と『メタボラ』が格が違う。
絶望と救済を真っ向から描いてる点も見逃せない。
直木賞をとっても碌な奴はいないが、この二人は本物だ。

最近期待外ればっかだな。
東野も2作連続でいまいちだった。
『夜明けの街で』なんてほとんど2時間不倫ドラマｗ

『夜明けの街で』は最後の番外編が気が利いてるとか。

直木賞とっても碌な奴はいない典型になりつつある

直木賞作家じゃないけど芥川賞作家の吉田修一の『悪人』がよかったよ。
『メタボラ』『前巷説百物語』と比べても遜色無い深みのある犯罪小説。

「悪人」はあらゆるところで絶賛されてるだけあってよくできてるよ。
2007年を代表する犯罪小説であるのは間違いない。
個人的には「メタボラ」の方が斬新的な点で上だとは思うが。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生）
02位　悪人（吉田修一）
03位　前巷説百物語（京極夏彦）
04位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
05位　ドリームバスター4（宮部みゆき）
06位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
07位　正義のミカタ（本多孝好）
08位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）
09位　片眼の猿（道尾秀介）

ご意見お待ちします

帚木蓬生の「聖灰の暗号」読んだ。
帚木先生またまた書評家が誰も取り上げない問題作ですなｗ
歴史検証は他に任せるとして「人間の救済と信仰の真実を問う歴史大作」とは
確かに言えるのではないかと思った。上のランキングには入る力作。

大森豊崎コンビにメッタ斬りで俎上にあげてほしいけど、この二人本当に
やばい作品はスルーするんだよなｗ

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生）
02位　悪人（吉田修一）
03位　前巷説百物語（京極夏彦）
04位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
05位　ドリームバスター4（宮部みゆき）
06位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
07位　正義のミカタ（本多孝好）
08位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）
09位　片眼の猿（道尾秀介）
10位　聖灰の暗号（帚木蓬生）

ご意見お待ちします

今野敏の『果断―隠蔽捜査2』も入れようぜ。なんかの賞とった前作も面白かったが、
今回もよかったよ。
このメンツなら4位ぐらいだな。

昨年、今年の警察小説の中では一番だろう。佐々木譲、横山秀夫に比べると全く評価され
ないし人気ないし同情しちゃうよ。

果断はくいくい読めたな。読みやすくて万人向けでいいんじゃないの。

直木賞の選評読んだが、松井今朝子の『吉原手引草』が歴史ミステリの
最高峰的な評価で驚いた。選考は北村薫や桜庭一樹の評判作を全く寄せ付
けない圧勝劇だった模様。これならランキングにも入るんじゃね？

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生）
02位　悪人（吉田修一）
03位　前巷説百物語（京極夏彦）
04位　果断―隠蔽捜査2（今野敏）
05位　吉原手引草（松井今朝子）[直木賞圧勝]
06位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
07位　ドリームバスター4（宮部みゆき）
08位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
09位　正義のミカタ（本多孝好）
10位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）
11位　片眼の猿（道尾秀介）
12位　聖灰の暗号（帚木蓬生）

ご意見お待ちします

フィッシュストーリーはそんなに上位には来ないんじゃなかろうか。

そういや今期の直木賞は、一応ミステリ系は3つ候補になってたよな。

五木寛之、浅田次郎、渡辺淳一、平岩弓枝、阿刀田高、北方謙三、
宮城谷昌光、林真理子、井上ひさしの投票だと、

1.「吉原手引草」驚異的な支持を集める。ダントツ1位。
2.「赤朽葉家の伝説」中立的な意見多し。渡辺淳一は例によってこき下ろすｗ
3.「玻璃の天」北方謙三が推したが、けっこう否定的意見多し。

の順位になる。

フィッシュストーリーは既に内容忘れちゃったけど、内容覚えてる
正義のミカタよりはよかったよ

吉原手引草と赤朽葉家の伝説は秀作って感じがするけど、正直面白さは
感じなかったね。吉原って宮部みゆきの理由の時代劇番みたいで新しさ
は皆無なんじゃないかなぁ。

吉原は確かにつまんなかったな。
舞台芸術を見てるような印象。
いや評価高いのは分かるんだ。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生）
02位　悪人（吉田修一）
03位　前巷説百物語（京極夏彦）
04位　果断―隠蔽捜査2（今野敏）
05位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）
06位　ドリームバスター4（宮部みゆき）
07位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）
08位　片眼の猿（道尾秀介）
09位　聖灰の暗号（帚木蓬生）
10位　吉原手引草（松井今朝子）[直木賞圧勝]
11位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎）
12位　正義のミカタ（本多孝好）

ご意見お待ちします

本格の扱いが不遇すぎるなｗ
今年の本格の中では西澤保彦『収穫祭』と柄刀一『密室キングダム』が
年間ベスト級だ。あとは正直小粒。5位6位にしてくれ。

アマゾンの5段階評価で4未満のはランキングから除外していいんじゃね？
年を代表するならアマゾンで4以上はクリアしてほしい。

アマゾンはアマゾン、ここはここでいいんじゃね

アマゾンだと、このミスなんかで1位になった『生首に聞いてみろ』や
『独白するユニバーサル横メルカトル』も3.5だからな。
意外と一部の作品には辛口なんだよ。

その２作の３．５は支持できるけどな。その年を最も代表する１作だとは
さすがに思えないよ。

宮部みゆきの『楽園』が入ってないけど、これはぐだぐだだった。
展開がとろく冗長。
『模倣犯』＞『名もなき毒』＞＞＞＞『楽園』ぐらいある。

アマゾン調べてみた。
語尾の数字が評価、()内が評価した人の数。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生） 4(22)
02位　悪人（吉田修一） 4.5(29)
03位　前巷説百物語（京極夏彦） 4.5(11)
04位　果断―隠蔽捜査2（今野敏） 4.5(3)
05位　収穫祭（西澤保彦） 4.5(3)
06位　密室キングダム（柄刀一） 4.5(3)
07位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊） 4(21)
08位　ドリームバスター4（宮部みゆき） 4.5(6)
09位　6時間後に君は死ぬ（高野和明） 3.5(5)
10位　片眼の猿（道尾秀介） 3.5(11)
11位　聖灰の暗号（帚木蓬生）  上3.5(3),下4.5(2)
12位　吉原手引草（松井今朝子）  4(23)
13位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎） 3.5(25)
14位　正義のミカタ（本多孝好） 4(12)

ご意見お待ちします

6時間後に君は死ぬ、片眼の猿、フィッシュストーリーはamazonの
点数が示すように悪くもないけど各作家の代表作と言うほどでもな
いのでランキングから外していいんじゃないかな。

今年発表されたミステリの中でのランク付けだから
代表作と言うほどじゃなくても別に外す必要ないんじゃない

6時間後に君は死ぬ、片眼の猿、フィッシュストーリー、どれも
面白かったのにねぇ。今や大人気作家の道尾と伊坂への妬み
入ってるだろアマゾンでレビューしてるやつらｗ

「6時間後に君は死ぬ」は赤川次郎ぽくね？

いいじゃん。赤川次郎をバカにすんなっ

非ミスだが重松清の『青い鳥』が感涙、掘り出し物
いちおう謎の先生が主役なので広義のミステリ枠に引っ掛からなくもないｗ

>>380
『楽園』そこまで酷くはないと思う。
『模倣犯』の続編ということで『模倣犯』級を期待すると拍子抜けだが。
ただ冗長ってのはその通りだな。上巻なんか読んでて退屈だったよ。
が、おちゃらけっぽいところが苦手だった『正義のミカタ』なんかよりは支持したい。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生） 4(22)
02位　悪人（吉田修一） 4.5(29)
03位　前巷説百物語（京極夏彦） 4.5(11)
04位　果断―隠蔽捜査2（今野敏） 4.5(3)
05位　収穫祭（西澤保彦） 4.5(3)
06位　密室キングダム（柄刀一） 4.5(3)
07位　青い鳥（重松清）[非ミス？]　5(10)
08位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊） 4(21)
09位　ドリームバスター4（宮部みゆき） 4.5(6)
10位　6時間後に君は死ぬ（高野和明） 3.5(5)
11位　片眼の猿（道尾秀介） 3.5(11)
12位　聖灰の暗号（帚木蓬生）  上3.5(3),下4.5(2)
13位　吉原手引草（松井今朝子）  4(23)
14位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎） 3.5(25)
15位　楽園（宮部みゆき）  上4(21),下3(20)
16位　正義のミカタ（本多孝好） 4(12)

[末尾の数字はアマゾン評価、()内が評価した人の数]
ご意見お待ちします。

アマゾン評価必要か？

話題に出てたしネタ対策で参考までにいいかなと思った。

河合祥一郎（東京大学准教授）は読売新聞の書評で
「読み出したら止まらず、読んでいるあいだは圧倒される。充実した読後感のミステリーだ」
と「楽園」を絶賛。
大森望も本の雑誌の書評で星４つと高評価。
書評家には「楽園」おおむね評判いいぞ。

『楽園』はやっぱ長すぎたんじゃないのか？
最近だとコンパクトな作りの金城一紀の『映画篇』や近藤史恵の『サクリファイス』
の方が単純に面白かったな。

『サクリファイス』はスポーツミステリの傑作です。
10位ぐらいにしてください。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生） 4(23)
02位　悪人（吉田修一） 4.5(31)
03位　前巷説百物語（京極夏彦） 4.5(12)
04位　果断―隠蔽捜査2（今野敏） 4.5(3)
05位　収穫祭（西澤保彦） 4.5(3)
06位　密室キングダム（柄刀一） 4.5(3)
07位　青い鳥（重松清）[非ミス？]　5(10)
08位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊） 4(22)
09位　ドリームバスター4（宮部みゆき） 4.5(6)
10位　サクリファイス（近藤史恵） 4.5(3)
11位　6時間後に君は死ぬ（高野和明） 3.5(5)
12位　片眼の猿（道尾秀介） 3.5(12)
13位　聖灰の暗号（帚木蓬生）  上3.5(4),下4.5(2)
14位　吉原手引草（松井今朝子）  4(26)
15位　フィッシュストーリー（伊坂幸太郎） 3.5(25)
16位　映画篇（金城一紀 ） 4.5(8)
17位　楽園（宮部みゆき）  上4(21),下3(20)
18位　正義のミカタ（本多孝好） 4(12)

[末尾の数字はアマゾン評価、()内が評価した人の数]
ご意見お待ちします。

6時間後に君は死ぬ、片眼の猿、フィッシュストーリー
のアマゾン3.5組はもっと下でいい。

根拠は？

「ハッピーエンドにさよならを」歌野晶午が地味ながらインパクトあった。
タイトル通りの短編ミステリばっかで。
こういうネガティブなミステリばっかってのはあるようでない。

このスレを参考にして図書館で
・ハッピーエンドにさよならを
・正義のミカタ
・フィッシュストーリー
を借りてきました。他のも借りようとしたけど全て貸し出し中。
今から読みます。wktk

フィッシュストリーを読んだけど
伊坂作品で初めて期待を裏切られた。
最後にどうやって全部の話が繋がるか期待してたけど
そのまま終わっちまった。

amazonなんてあまり参考にならないだろｗ

イマイチ感もあったけど従来のクローズドサークルと一線を画してた点を評価して
『インシテミル』を本格3番手の7位にしてください。

フィッシュストーリーは確かに読んでから時が経つと何も印象に
残らなかったな。
むしろ1年以上前に読んだ砂漠の方が印象に残ってるぞｗ
まぁ何度か言われてたようにamazonで3.5とイマイチなのも納得ｗ
除外していいんじゃねｗ

>>403
図書館で砂漠を借りてきました
読みますよ〜

インシテミルはフーダニット的にもハウダニット的にも大したことないのに、不思議と評価が高いな。
俺もなんだけど。

『インシテミル』って物語世界の中でもトライアル的な感じで弱点が
あって当然といったたたずまいだから、本格ミステリ的に弱点があっ
ても叩かれにくくなって得してるような気がします。

書いたのが一定の高い評価されてる米澤だから評価されてるっての
あるだろ。
実際は矢野龍王の一連の作品と大差ない。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生） 4(23)
02位　悪人（吉田修一） 4.5(33)
03位　前巷説百物語（京極夏彦） 4.5(13)
04位　果断―隠蔽捜査2（今野敏） 4.5(3)
05位　収穫祭（西澤保彦） 4.5(3)
06位　密室キングダム（柄刀一） 4.5(3)
07位　インシテミル（米澤穂信） 5(2)
08位　青い鳥（重松清）[非ミス？]　5(14)
09位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊） 4(23)
10位　サクリファイス（近藤史恵） 3.5(7)
11位　ドリームバスター4（宮部みゆき） 4.5(6)
12位　6時間後に君は死ぬ（高野和明） 3.5(5)
13位　片眼の猿（道尾秀介） 3.5(12)
14位　聖灰の暗号（帚木蓬生）  上3.5(4),下4.5(2)
15位　吉原手引草（松井今朝子）  4(26)
16位　映画篇（金城一紀 ） 4.5(9)
17位　楽園（宮部みゆき）  上4(27),下3.5(25)
18位　正義のミカタ（本多孝好） 4(15)
19位　ハッピーエンドにさよならを（歌野晶午） 4(1)

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フィッシュストーリーだけじゃなく、6時間後に君は死ぬ、片眼の猿、
サクリファイスのアマゾン3.5組は徐外でいい。

そんなにアマゾンの評価に頼るんならこのスレの意味ないんじゃね？

まぁ非ミスかもしれんが「青い鳥」今年はこれを読めただけでも満足だな

>>407
龍王読んだ事ないけど
インシテミルレベルのミステリ書いてるなら
読もうかな。

龍王って世間でも2chでも全く評価されてないよね。ｶﾜｲｿｽ

『インシテミル』･･･かなり残念でした

『ブラックペアン1988』がよかったわ。『ジェネラル・ルージュの凱旋』より
単純に面白く感じた。海堂作品としてはスタイルはオーソドックスだけどな。
熱いのもいい。3位あたりにいけるやろ。

『インシテミル』は俺は正直はまらんかった。

ブラックペアンてブラックジャックに似たような症例あったのがちょっと

だからブラックペアンのブラックってブラックジャックに敬意を表してるんだってば

真保裕一終わっちまったのかな。『追伸』もいまひとつだった。
真保さんと愛憎劇ミステリはミスマッチのような気がする。

追伸：青い鳥はベスト3には確実に入る

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生） 4(24)
02位　悪人（吉田修一） 4.5(37)
03位　青い鳥（重松清）[非ミス？]　5(15)
04位　ブラックペアン1988（海堂尊）　4(12)
05位　前巷説百物語（京極夏彦） 4.5(14)
06位　果断―隠蔽捜査2（今野敏） 4.5(3)
07位　収穫祭（西澤保彦） 4(4)
08位　密室キングダム（柄刀一） 4.5(2)
09位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊） 4(23)
10位　サクリファイス（近藤史恵） 4(11)
11位　インシテミル（米澤穂信） 5(4)
12位　ドリームバスター4（宮部みゆき） 4.5(6)
13位　6時間後に君は死ぬ（高野和明） 3.5(5)
14位　片眼の猿（道尾秀介） 3.5(12)
15位　聖灰の暗号（帚木蓬生）  上3.5(4),下4.5(2)
16位　吉原手引草（松井今朝子）  4(26)
17位　映画篇（金城一紀 ） 4.5(9)
18位　楽園（宮部みゆき）  上4(30),下3.5(28)
19位　正義のミカタ（本多孝好） 4(16)
20位　ハッピーエンドにさよならを（歌野晶午） 4(1)

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有栖川有栖の最高傑作『女王国の城』を本格トップにしてください

女王国の城絶賛されてるので読んだが苦痛だったorz
根性で読み終えたよ

最近の本格の傑作ってあんなもんなのかって思った

娯楽色があまりないからな。
まあこれがダメなら本格不向きだ
忍耐力のテストに使えそう。by有栖川ｗ

『女王国の城』は分厚い割には小粒だからな。『インシテミル』と好対照。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生） 4(24)
02位　悪人（吉田修一） 4.5(38)
03位　青い鳥（重松清）[非ミス？]　5(18)
04位　ブラックペアン1988（海堂尊）　4(14)
05位　前巷説百物語（京極夏彦） 4.5(14)
06位　果断―隠蔽捜査2（今野敏） 4.5(3)
07位　収穫祭（西澤保彦） 4(4)
08位　密室キングダム（柄刀一） 4.5(2)
09位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊） 4(25)
10位　サクリファイス（近藤史恵） 4(14)
11位　インシテミル（米澤穂信） 5(8)
12位　女王国の城（有栖川有栖） 4(13)
13位　ドリームバスター4（宮部みゆき） 4.5(6)
14位　6時間後に君は死ぬ（高野和明） 3.5(5)
15位　片眼の猿（道尾秀介） 3.5(12)
16位　聖灰の暗号（帚木蓬生）  上3.5(4),下4.5(2)
17位　吉原手引草（松井今朝子）  4(27)
18位　映画篇（金城一紀 ） 4.5(9)
19位　楽園（宮部みゆき）  上4(32),下3.5(34)
20位　正義のミカタ（本多孝好） 4(18)
21位　ハッピーエンドにさよならを（歌野晶午） 4(2)

[末尾の数字はアマゾン評価、()内が評価した人の数]
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桜庭一樹の「私の男」がよかったわ。
とんがりまくってた「少女七竈と七人の可愛そうな大人」ほどではないが
割と普通だった「赤朽葉家の伝説」より独特の雰囲気を醸し出してる。
4位あたりいける。

「ミステリが読みたい！2008年版」（早川書房刊）で本格ナンバー1評価だった
『首無の如き祟るもの』をここでも本格トップにしようぜ。

現在、「2ｃｈが選ぶこのミステリーがすごい！2008」の投票を行っています
こちらに投票お願いします　

2ｃｈが選ぶこのミステリーがすごい！
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1166286465/129-

【以下のルールを守ってください】
・投票スレの>>1-3は無視してください。
・対象作品は奥付表記で２００６年１１月〜２００７年１０月の期限内に発行された広義のミステリー作品。
・６作品以内で順位をつけて投票すること。
・必ずしも６作挙げる必要はない。１作でも投票可とするが上記に書いてるように順位はつけること。
・１位＝10点、２位＝9点〜６位＝5点で集計。
・国内作品と海外作品は別々に投票する。
・一行以上の総評必須（ネタバレ禁止）投票スレ>>129の「各作品に一行以上〜」は間違いです
・宝島社の作品は対象内
・投票期間は１２月６日〜１月１５日まで


今年のこのミス、本ミスなどのランキングです。参考にしてください
国内編　http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1166286465/130-133
海外編　http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1166286465/134-138

ここの上位陣はこのミスでは全くダメだったか。
『女王国の城』本格としては歴史的傑作だったんだな。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生）4(27),早川13位
02位　悪人（吉田修一）4.5(40),このミス17位,文春8位,早川7位,毎日出版文化賞
03位　青い鳥（重松清）[非ミス？] 5(18)
04位　私の男（桜庭一樹）4.5(10)
05位　ブラックペアン1988（海堂尊）4(15)
06位　前巷説百物語（京極夏彦）4.5(14)
07位　果断―隠蔽捜査2（今野敏）4.5(3),このミス4位,文春9位,早川6位
08位　首無の如き祟るもの(三津田信三) 4(6),このミス5位,文春5位,本ミス2位,早川3位
09位　収穫祭（西澤保彦）4(5),本ミス7位
10位　密室キングダム（柄刀一）4.5(2),このミス16位,文春10位,本ミス3位,早川9位
11位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）4(28)
12位　サクリファイス（近藤史恵）4(16),このミス7位,文春5位,早川5位
13位　インシテミル（米澤穂信）5(10),このミス10位,文春7位,本ミス4位,早川13位
14位　女王国の城（有栖川有栖）4(13),このミス3位,文春1位,本ミス1位
15位　ドリームバスター4（宮部みゆき）4.5(6)
16位　6時間後に君は死ぬ（高野和明）3.5(5)
17位　片眼の猿（道尾秀介）3.5(12),このミス19位,本ミス20位,早川13位
18位　聖灰の暗号（帚木蓬生）上3.5(4),下4.5(2)
19位　吉原手引草（松井今朝子）4(27),早川13位,直木賞
20位　映画篇（金城一紀 ）4.5(11)
21位　楽園（宮部みゆき）上4(32),下3.5(35),このミス8位,文春2位,早川1位
22位　正義のミカタ（本多孝好）4(19)
23位　ハッピーエンドにさよならを（歌野晶午）4(2)

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海堂尊どこにもひっかからなかったんだな
下位の「正義のミカタ」「ハッピーエンドにさよならを」あたりは年間ベストって
感じじゃないし圏外でいいだろ。

なんだそのあやふやな理由は

『メタボラ』このミスではさっぱりだったな
去年の『空白の叫び』もそうだったが、青少年の暗い情念を描いたのは
もうこのミスランク入りは不可能だろう。

道尾秀介は、なんだかんだいってどこのランキングでも下位には
顔は見せてたな。「ソロモンの犬」も先が読めない展開でよかった
ぞ。「片眼の猿」と並べて入れといてくれ。
代わりに「6時間後に君は死ぬ」はout

普通に変動するなら「ハッピーエンド」が圏外行くんじゃないのか

「ハッピーエンドにさよならを」は独特で読ませるが読んでたら鬱になってくるｗ
「ソロモンの犬」も気持ちいい内容ではないような気もするが

このミスで1位だった「警官の血」も入れれば
それで今年の代表的なのは揃い踏みになるな

佐々木譲ってこのミスの古くからのおっさん投票者に絶大な人気
があるからこのミスで強いだけって話もあるが、まあ普通に良か
った

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　メタボラ（桐野夏生）4(27),早川13位
02位　悪人（吉田修一）4.5(44),このミス17位,文春8位,早川7位,毎日出版文化賞,大佛次郎賞
03位　青い鳥（重松清）[非ミス？] 5(18)
04位　私の男（桜庭一樹）4.5(11)
05位　ブラックペアン1988（海堂尊）4(15)
06位　前巷説百物語（京極夏彦）4.5(14)
07位　果断―隠蔽捜査2（今野敏）4.5(3),このミス4位,文春9位,早川6位
08位　首無の如き祟るもの(三津田信三) 4(6),このミス5位,文春5位,本ミス2位,早川3位
09位　収穫祭（西澤保彦）4(5),本ミス7位
10位　密室キングダム（柄刀一）4.5(2),このミス16位,文春10位,本ミス3位,早川9位
11位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）4(28)
12位　サクリファイス（近藤史恵）4(16),このミス7位,文春5位,早川5位
13位　インシテミル（米澤穂信）4.5(12),このミス10位,文春7位,本ミス4位,早川13位
14位　女王国の城（有栖川有栖）4(13),このミス3位,文春1位,本ミス1位
15位　ドリームバスター4（宮部みゆき）4.5(7)
16位　ソロモンの犬（道尾秀介）4(3),本ミス13位
17位　片眼の猿（道尾秀介）3.5(12),このミス19位,本ミス20位,早川13位
18位　聖灰の暗号（帚木蓬生）上3.5(4),下4.5(2)
19位　吉原手引草（松井今朝子）4(27),早川13位,直木賞
20位　映画篇（金城一紀 ）4.5(11),本の雑誌5位
21位　楽園（宮部みゆき）上4(34),下3.5(36),このミス8位,文春2位,早川1位
22位　警官の血（佐々木譲）上4.5(3),下0(0),このミス1位,文春3位

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宮部のドリームバスターは楽園があることだしここは除外していいんじゃないか。
完全な続きものだし完結しないことには評価しにくいっていうのもある。

米澤穂信の『遠まわりする雛』がよかった。
古典部シリーズ最高傑作だと思う。
後半の話が高校生ぽくないのがアレですがｗ
『インシテミル』より長く思い出に残るのはこっちでしょう。

「警官の血」は佐々木譲の最高傑作だろ。
「制服捜査」は評判倒れは否めなかったがこれはいい。今年のベスト10には確実に入る。

キャラが全然立ってねぇけどな。
でも圧倒的なカタルシスがあった。
このミス同様1位でもいい。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　警官の血（佐々木譲）上4.5(7),下5(1),このミス1位,文春3位,直木賞候補
02位　メタボラ（桐野夏生）4(27),早川13位
03位　悪人（吉田修一）4.5(50),このミス17位,文春8位,早川7位,毎日出版文化賞,大佛次郎賞
04位　青い鳥（重松清）[非ミス？] 5(18)
05位　私の男（桜庭一樹）4(18),直木賞候補
06位　ブラックペアン1988（海堂尊）4(16)
07位　前巷説百物語（京極夏彦）4.5(14)
08位　果断―隠蔽捜査2（今野敏）4.5(3),このミス4位,文春9位,早川6位
09位　首無の如き祟るもの(三津田信三) 3.5(8),このミス5位,文春5位,本ミス2位,早川3位
10位　収穫祭（西澤保彦）4(5),本ミス7位
11位　密室キングダム（柄刀一）4.5(3),このミス16位,文春10位,本ミス3位,早川9位
12位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）4(29)
13位　サクリファイス（近藤史恵）4(17),このミス7位,文春5位,早川5位
14位　遠まわりする雛（米澤穂信）5(4),本ミス15位
15位　インシテミル（米澤穂信）4.5(13),このミス10位,文春7位,本ミス4位,早川13位
16位　女王国の城（有栖川有栖）4(13),このミス3位,文春1位,本ミス1位
17位　ソロモンの犬（道尾秀介）4(3),本ミス13位
18位　片眼の猿（道尾秀介）3.5(12),このミス19位,本ミス20位,早川13位
19位　聖灰の暗号（帚木蓬生）上3.5(4),下4.5(2)
20位　吉原手引草（松井今朝子）4(29),早川13位,直木賞
21位　映画篇（金城一紀 ）4(13),本の雑誌5位
22位　楽園（宮部みゆき）上4(34),下3.5(36),このミス8位,文春2位,早川1位

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どこにもひっかからなかったのは除外しようぜ。その方がすっきりする

いや、そういうことすると他のランキングの寄せ集めになって面白くないだろ

「私の男」構成は面白かったが義父と養女のやり取りはなんか受け入れられねぇ
直木賞落選したら除外しようぜ

ここにいる人間が面白いと思うかどうかであって
直木賞落選しようがここの順位には関係ないだろう

『私の男』は近親相姦ネタがキツくて直木賞は微妙なところだな
過去に『七竈』がノミネートされてたら堅かっただろうに

近親相姦ネタで思い出したが恩田陸の「木洩れ日に泳ぐ魚」、恩田陸作品では
最近では1番だと思ったが、恩田陸このミスで強いのにさっぱりだったな。
わからん。

>>448
逆に『私の男』が『警官の血』に大差をつけて直木賞受賞したので1位に
しようぜ。

候補になってた「悪果」が時代性に即した問題ありまくりの警察を生活臭漂わせて
身近にリアルに描いてたのも「警官の血」にとってはマイナスだったろうね。

>>452
ttp://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080116/acd0801162125005-n1.htm

>まず、井上荒野「ベーコン」、古処誠二「敵影」、馳星周「約束の地で」の３作品が落ちて、
>残る３作品（黒川博行「悪果」、桜庭一樹「私の男」、佐々木譲「警官の血」）で
>決選投票をした結果、桜庭作品が首ひとつリードして受賞した。

>残る３作品の決選投票は激戦になった。

>ほかの２作品に比べるとわずかながら上をいくことになり

>９人中、桜庭作品だけが過半数に達した。


大差ってほどではないような

「悪果」意外と健闘したんだな。黒川作品の中では普通な感じだったが。
佐々木譲は文章が淡々としてて直木賞向きじゃないだろ。
「私の男」は内容は引くところもあったが、まぁ一番インパクトあったな。

『私の男』1位でいいな。このミスと同じじゃつまんないし。

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　私の男（桜庭一樹）4(23),直木賞
02位　警官の血（佐々木譲）上4(10),下5(1),このミス1位,文春3位,直木賞候補
03位　メタボラ（桐野夏生）4(27),早川13位
04位　悪人（吉田修一）4.5(51),このミス17位,文春8位,早川7位,毎日出版文化賞,大佛次郎賞
05位　青い鳥（重松清）[非ミス？] 5(19)
06位　ブラックペアン1988（海堂尊）4(17)
07位　前巷説百物語（京極夏彦）4.5(14)
08位　果断―隠蔽捜査2（今野敏）4.5(3),このミス4位,文春9位,早川6位
09位　首無の如き祟るもの(三津田信三) 3.5(8),このミス5位,文春5位,本ミス2位,早川3位
10位　収穫祭（西澤保彦）4(5),本ミス7位
11位　密室キングダム（柄刀一）4.5(3),このミス16位,文春10位,本ミス3位,早川9位
12位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）4(30)
13位　サクリファイス（近藤史恵）4(17),このミス7位,文春5位,早川5位
14位　遠まわりする雛（米澤穂信）5(4),本ミス15位
15位　インシテミル（米澤穂信）4.5(13),このミス10位,文春7位,本ミス4位,早川13位
16位　女王国の城（有栖川有栖）4(13),このミス3位,文春1位,本ミス1位
17位　ソロモンの犬（道尾秀介）4(3),本ミス13位
18位　片眼の猿（道尾秀介）3.5(12),このミス19位,本ミス20位,早川13位
19位　聖灰の暗号（帚木蓬生）上3.5(4),下4.5(2)
20位　吉原手引草（松井今朝子）4(30),早川13位,直木賞
21位　映画篇（金城一紀 ）4(13),本の雑誌5位
22位　楽園（宮部みゆき）上4(34),下3.5(37),このミス8位,文春2位,早川1位
23位　木洩れ日に泳ぐ魚（恩田陸）4(11)
24位　悪果（黒川博行）5(4),このミス14位,直木賞候補

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青い鳥は完全に非ミスだろ。もうちょいミステリ寄りの鹿男あをによしと
入れ替え希望。

2007年作品ベスト1は最後の最後に出た伊坂の「ゴールデンスランバー」だったな。
ラスト涙が止まらなかった。

森はランク外

2007年国内（奥付が2007年のもの）

01位　ゴールデンスランバー（伊坂幸太郎）4.5(60),本屋大賞
02位　私の男（桜庭一樹）4(58),直木賞
03位　警官の血（佐々木譲）上4(14),下5(5),このミス1位,文春3位,直木賞候補
04位　メタボラ（桐野夏生）4(33),早川13位
05位　悪人（吉田修一）4.5(64),このミス17位,文春8位,早川7位,毎日出版文化賞,大佛次郎賞,本屋大賞4位
06位　鹿男あをによし（万城目学）4(54)
07位　ブラックペアン1988（海堂尊）4.5(26)
08位　前巷説百物語（京極夏彦）4.5(15)
09位　果断―隠蔽捜査2（今野敏）5(5),このミス4位,文春9位,早川6位
10位　首無の如き祟るもの(三津田信三) 4(10),このミス5位,文春5位,本ミス2位,早川3位
11位　収穫祭（西澤保彦）4(5),本ミス7位
12位　密室キングダム（柄刀一）4.5(3),このミス16位,文春10位,本ミス3位,早川9位
13位　ジェネラル・ルージュの凱旋（海堂尊）4(34)
14位　サクリファイス（近藤史恵）4(24),このミス7位,文春5位,早川5位,本屋大賞2位
15位　遠まわりする雛（米澤穂信）5(6),本ミス15位
16位　インシテミル（米澤穂信）5(16),このミス10位,文春7位,本ミス4位,早川13位
17位　女王国の城（有栖川有栖）4(18),このミス3位,文春1位,本ミス1位
18位　ソロモンの犬（道尾秀介）4(3),本ミス13位
19位　片眼の猿（道尾秀介）3.5(12),このミス19位,本ミス20位,早川13位
20位　聖灰の暗号（帚木蓬生）上3.5(4),下4.5(2)
21位　吉原手引草（松井今朝子）4(34),早川13位,直木賞
22位　映画篇（金城一紀 ）4.5(17),本の雑誌5位,本屋大賞5位
23位　楽園（宮部みゆき）上4(43),下3.5(40),このミス8位,文春2位,早川1位
24位　木洩れ日に泳ぐ魚（恩田陸）4(11)
25位　悪果（黒川博行）4.5(7),このミス14位,直木賞候補

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【2008年度】もまたひっそりはじめときますか？
いまのとこ道尾秀介の『ラットマン』が無難にベストに入る出来ですね。

今年はいまのところ貴志祐介の「新世界より」がダントツだな。
10年に1冊級だぞ。
「ロード・オブ・ザ・リング」が子供だましに思えるくらいすごい。

クライマックスの博物館かなんかの場面涙が出た

まだ落ちてなかったかｗ
海堂尊の『ジーン・ワルツ』がよかった。年間ベスト30には入るな

おちはいまいちだったけど東野圭吾の「流星の絆」が久々の良作だった
容疑者X以降の東野作品の中では1番でしょう

2008年国内（奥付が2008年のもの）

01位　新世界より（貴志祐介）上4(23),下4.5(14)
02位　ラットマン（道尾秀介）4.5(5)
03位　流星の絆（東野圭吾）4(65)
04位　ジーン・ワルツ（海堂尊）4(20)

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保守

そろそろ年間ベストの季節だな。
今年は世間的には東野ガリレオの年だったな。この前同時刊行ででた
「ガリレオの苦悩」「聖女の救済」とも文句なしの出来だった。
良作ミステリがベストセラーになるなんていい時代になったもんだ。

「聖女の救済」は「容疑者X」と並ぶ年間ベスト1級
>>467の2位にはくる

そこまでいいとは思えんが、本格の歴史に残りそうなトリックだったな。
また笠井、二階堂、法月あたりからつっこみ入りそうだが

2008年国内（奥付が2008年のもの）

01位　新世界より（貴志祐介）上4.5(28),下4.5(16)
02位　ラットマン（道尾秀介）4.5(11)
03位　聖女の救済（東野圭吾）4(44)
04位　ガリレオの苦悩（東野圭吾）4(29)
05位　流星の絆（東野圭吾）3.5(102)
06位　ジーン・ワルツ（海堂尊）4(25)

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全然話題になってないけど真保裕一の『覇王の番人』がよかった。
明智光秀を待ち受ける苦難と絶望の日々、壮絶を極めました。
肝心の生死の謎の落とし所はまあまあでしたがｗ
真保裕一さん久々の記憶に残る傑作。
年末恒例のベスト企画では時代ものにカテゴライズされスルーされると
思うので、10位ぐらい希望。

伊坂の総決算・豪華キャストの「モダンタイムス」がやっぱすごかったな。
「ゴールデンスランバー」になかったものが「モダンタイムス」にはあったと。
読んでて疲れてくるのが欠点だが。
「聖女の救済」の次あたりかな。

現在、「2ｃｈが選ぶこのミステリーがすごい！2009」の投票を行っています。
こちらに投票お願いします。

2ｃｈが選ぶこのミステリーがすごい！
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1166286465/266-

【以下のルールを守ってください】
・投票スレの>>1-3は無視してください。
・対象は奥付表記で2007年11月〜2008年10月の期間内に発行された広義のミステリー作品。
・６作品以内で順位をつけて投票すること。
・必ずしも６作挙げる必要はなく、１作でも投票可とするが、上記のように順位はつけること。
・１位＝10点、２位＝9点〜６位＝5点で集計。
・国内作品と海外作品は別々に投票する。
・各作品に一行以上の総評必須（ネタバレ禁止）
・宝島社の作品は対象内
・投票期間は１２月８日〜１月２０日まで

今年のこのミス、本ミスなどのランキングです。参考にしてください
国内編　http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1166286465/267-270
海外編　http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1166286465/271-278

hosyu

test

>>432
ttp://aaabbbccc.s6.x-beat.com/upload/src/up33981.bmp

このスレって、いったい・・・？