赤川次郎 Part2

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87名無しのオプ
>82
出版時期の古いのから順に読んでいくのがいいと思うよ。しばらくはあまりに傑作ばかり続いて
めまいがしてくるはず。
88名無しのオプ:2006/05/06(土) 10:56:38 ID:61PXsD+g
最初から読むのが一番だけど、自分も「騎士道」がお勧め。
「騎士道」ぐらいから三毛猫が好きになった。
最初は猫が何でも知っていることに違和感アリアリだったけど
今はかなり好きなシリーズ。

「騎士道」以外のヨーロッパシリーズ「幽霊クラブ」「歌劇場」「登山列車」
も、ついでに読んでもいいかも。
89名無しのオプ:2006/05/07(日) 23:34:34 ID:hcNVwLk4
>>82
87さんと同じく初期の短編集あたりから読むのをお薦めします。
短編集はいい作品がホントに多いです。
90名無しのオプ:2006/05/08(月) 18:54:06 ID:iQmgF+Im
一時期かなりはまってたけど、最近はほとんど読んでない(-_-;)

個人的に好きなのは「殺人よ こんにちは」「殺人よ さようなら」かな。「華麗なる探偵達」「三毛猫ホームズ」のシリーズも好きだった。

あ、あと早川家の三部作「暇つぶしの殺人」「やりすごした殺人」「とりあえずの殺人」もお勧め。

コバルト文庫の「吸血鬼はお年頃」シリーズだけは未だについ読んじゃう。

91名無しのオプ:2006/05/09(火) 00:16:42 ID:LCYktZ6r
>>87
古いのから読めっていっても、そもそもどれがいつ出てるとか、そういうのがぜんぜんわからん。
92名無しのオプ:2006/05/09(火) 00:33:28 ID:gZQ1szjC
文庫の通し番号順に読んでいけばいいのでは。
931−703:2006/05/09(火) 01:51:36 ID:vnb7kxuA
>>92
角川の番号変更戦略に悩まないでくださいね。

>>82
過去スレで何度か書名あがってたけど、
・『幽霊列車』
・『マリオネットの罠』
・『死者の学園祭』
・『湖畔のテラス』
・『青春共和国』
・『午前0時の忘れもの』
・『魔女たちのたそがれ』
・『ロマンティック』
・『僕らの課外授業』
・『名探偵はひとりぼっち』
・『赤いこうもり傘』
・『黒い森の記憶』
・『孤独な週末』
・『悪妻に捧げるレクイエム』
・『殺人よ、さようなら』
・『そして、楽隊はゆく』
・『鼠、江戸を疾る』
・『怪談人恋坂』
・『さすらい』(以上、順不同)
思い出すままに書いてみた。うざくてスマン。
シリーズものが余り好きじゃない性格が露骨に出てしまった・・・。
あと、何冊か出ているショート・ショートは絶対オススメ!(ヨコジュンとの競作含む)
94名無しのオプ:2006/05/09(火) 03:40:51 ID:iOiN/yTj
ようし、おじさんがうっとうしいとはどういうことかと教えちゃうぞ。

死者の学園祭★★★★★
オール読物でトリッキーで叙情的な短編を書いてた人と思ってたら、いきなりソノラマ文庫で
ジュブナイルを出してびっくり。しかもちゃんとした筋でものすごい傑作でなおさらびっくり。
これではまった。
マリオネットの罠★★★★★
二冊目がすぐに出た!ソフトカバーでおしゃれな装丁 …… 中身はサスペンスの異常傑作。フ
レンチ・ミステリーとかよく言われてたけど、クローニンの『城砦』にも匹敵する物語はむせ
かえるように息苦しく、とてもせつない。
三毛猫ホームズの推理★★★★★
こんどはカッパか。あれ、微妙に地元の話?大掛かりなトリックを描いたいかにも推理小説ら
しい長篇だけど、それを忘れてしまいそうになるような生き生きとした登場人物たち。
幽霊列車★★★★★
待望の永井夕子さんもの連作集。戦後連綿と続く探偵小説の伝統に連なるようなトリックが次
々と繰り出されるも、宇野警部との切れのあるやり取りに、二人はこのあとどうなるんだと……。
赤いこうもり傘★★★★★
一年ぶりのソノラマ文庫は女子高生にスパイ、殺し屋。せつない季節を描くせつない物語。ま
だ子供の頃に読めてよかった。
95名無しのオプ:2006/05/09(火) 03:41:25 ID:iOiN/yTj
ひまつぶしの殺人★★★★★
またカッパ。なんだよこの家族。もちろんこういう家族を思いついた時点で傑作が約束された
にしても、これでもかとばかりに繰り出される危険な状況の連続はもうなんというか。しかも
あの最後。
セーラー服と機関銃★★★★★
思わぬところから出たなあ。……ああ泣いたさ、わんわん泣いたさ。いいじゃん。いいんだよ。
ちぇ。
死者は空中を歩く★★★★★
こんどはトクマノベルス。自分を殺してほしい大富豪が集めた四人のいわくある男たち。大富
豪の娘と刑事。徐々にスピードの上がる文体で緻密に書き込まれたある種のおとぎ話。
三毛猫ホームズの追跡★★★★★
シリーズ二作目はカルチャーセンター。石津さんようこそ。じつは謎解き重視のでんでんとし
た推理小説。
幽霊候補生★★★★★
シリーズ二作目でいきなり夕子が死んだ!どうするオニ警部。
96名無しのオプ:2006/05/09(火) 03:44:29 ID:iOiN/yTj
招かれた女★★★★★
ほほう、長篇の題名もそうきますか。サスペンスと叙述トリックで紡がれる連続殺人……。
幽霊から愛をこめて★★★★★
あれ、コバルトからもジュブナイルか。いなせな女子高生とだめなカメラマン、刑事さんのハ
ラハラドキドキ。宗教は怖いね。
上役のいない月曜日★★★★★
サラリーマンの世界で起こる事件を描く短編集。どれもキレがあって短編のお手本のよう。だ
からこそ一冊ではなく三作品だけを直木賞候補にするあいかわらずくそな賞レース。
駈け落ちは死体とともに★★★★★
せっかくの!駆け落ちなのに死体つきだよ、もう。
幻の四重奏★★★★★
ソノラマ。学習誌の連載だった。謎を解くにつれ悲しみはまし、大人になっていくという、
ジュブナイルの王道。

(省略)

プロメテウスの乙女★★★★★ ★
おどろいたなんてもんじゃないっていうか、あまりの衝撃に呆然として、予備校の教室でふ
るえた。何者だよ赤川次郎……。