1 :
名無しのオプ:
2 :
名無しのオプ:2005/06/28(火) 20:07:35 ID:wZ3lOUnM
新潮選書『日本ミステリー辞典』(権田萬冶・新保博久監修)より
【トラベル・ミステリー】和製英語。
列車はじめ交通機関が殺人現場となったり犯人のアリバイ工作に利用されたりするものと、
主人公が旅先で事件に遭って解決に努力する(または探偵役が救援に赴く)ものとに分かれる。
後者は「旅情ミステリー」として区別されることもあり、内田康夫がその代表格。
前者の代表格は西村京太郎で、1978年『寝台特急殺人事件』刊行の際この惹句が用いられた。
これがベストセラーとなり、津村秀介、草川隆、峰隆一郎らが同じ系譜を追い、
また島田荘司も一時的に試み、80年代以降一大ブームを迎えた。
旅行や通勤の途次に読む読者の気分に合ったようだ。
旅情ミステリーでは木谷恭介も旺盛に活躍している。
また、京都を舞台にした山村美紗の作品など「ご当地ミステリー」も同系と見なされる。
西村以前の先駆的作品として、戦前に蒼井雄『船富家の惨劇』(36)、
戦後に鮎川哲也『ペトロフ事件』(60)以下一連の鉄道ミステリー、
松本清張『点と線』(58)、『ゼロの焦点』(59)、
森村誠一『新幹線殺人事件』(70)、
斎藤栄『黒部ルート殺人旅行』(72)などがあった。
これらのうち初期の作品には、クロフツの影響が無視できない。(新保)
3 :
名無しのオプ:2005/06/28(火) 20:08:24 ID:wZ3lOUnM
傾聴すべき前スレの意見
260 :名無しのオプ :04/06/07 19:51 ID:EjVe9DrB
確かに考えてみると、手塚先生や藤子先生は真に化け物だな
尊敬通り越して恐れ入るしかない
が、考えてみたら、漫画は雑誌連載があくまで基本という形態があり
読者の人気投票というシビアな基準があって
これで支持されなかったら、例え手塚治虫大先生であろうと連載打ち切り!
あの人達が生き残ってきた世界はまさに弱肉強食の世界なんだな
読者の人気だけが全てを決めることの是非はともかく、どんな大家も名前だけで評価しないってのはたいしたもんだ
翻ってトラミスを取り巻く環境のなんと甘いことよ!
ボーっと見とけばなんとなく終わってしまう二時間サスペンス
人気のある観光地を舞台に、お馴染みのキャラの立った探偵や刑事が
スーパーマンか水戸黄門のような活躍をすれば視聴率はとれるんだもの
そこへの原作供給先と成り下がっているのがトラベルミステリーというジャンルだ
もはや自己研讃も糞もなく、作家を甘やかすにはこれ以上のもんはない
そうやって生み出されたものにロクなものがある筈なかろう
4 :
名無しのオプ:2005/06/28(火) 20:09:01 ID:wZ3lOUnM
傾聴すべき前スレの意見
373 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/06/13 00:39 ID:zA/oLelt
たとえば今日付けの東スポ『十津川警部 生命』第五章Hより。
順に「と、亀井が、いった。」「と、十津川は、いった。」
「と、亀井が、きいた。」「と、十津川が、いった。」
「と、亀井が、いった。」「と、亀井が、いった。」「と、十津川も、いった。」
新聞連載で計七回は多すぎだし、やはりまったく状況説明がない。
なによりこのシーンは十津川と亀井だけしかいないのだから、この書き方はやはり問題がある。
また不要な読点が多すぎて、文としても読みにくい。
5 :
名無しのオプ:2005/06/28(火) 20:10:09 ID:wZ3lOUnM
傾聴すべき前スレの意見
ミステリーとしてはあまりにアンフェア
無理のあるトリックを何度も使い
安直で御都合主義のストーリー
リアリティの無いキャラクター
地元の人間が「そんな場所ねえよ!」と言いたくなるほど、的外れな描写
当然、旅情もなにもない
「だって早く読めるんだモン」って平気で言い放つ読者
タイトルの地名の部分だけ変えたら、あとは同じような小説
もう読むのやめにしない?
世の中にはもっと面白い小説があるよ?
6 :
名無しのオプ:2005/06/29(水) 05:31:06 ID:bttco1nL
>>1 乙です
西村、内田以外のトラミス作家一覧も貼ってくれると良かったかな。
7 :
名無しのオプ:2005/07/02(土) 10:07:33 ID:TFVR3YDK
何処かの出版社でサバイバル連載形式を売りにしたトラミスの月刊誌を出すとかしたらどうだろう?
負のフィードバックに陥りそうだな('A`)
8 :
名無しのオプ:2005/07/02(土) 21:14:13 ID:0Rfln1SS
9 :
名無しのオプ:
京太郎ドラマありましたね