横溝正史「獄門島」
これから読み始めます。
仕事が終わったら乱歩のパノラマ島を読もうと思っています
問題はいつ終わるのか、だ
ジェフリー・ディーヴァー『静寂の叫び』
あれだね。図書館へ行くと、借りるだけ借りて返却が間に合わなくなる罠。
法月綸太郎 「ノーカット版 密閉教室」
50ページ程読み終えたところ。
森博嗣「冷たい博士と密室たち」
期待度大。
クリスティの『書斎の死体』。
現在海外ミステリぶーむなので。マイブームですが。
「魔人の遊戯」を読み始めた
書斎魔人がなかなか出てこないけど、ラストに登場なのかな?
D.L.セイヤーズ『ピーター卿の事件簿』
クリスティと比べるとやっぱ遜色かな。
10 :
名無しのオプ:03/03/26 20:47
逢坂剛「カディスの星」。
面白かったけれど、主人公が置き去りにされて、その都度死地から脱出
するというパターンが何度も繰り返されるのには食傷した。
11 :
名無しのオプ:03/03/27 02:59
スティーブン・ハンター『極大射程』
あれだね、初ハンターだけど、銃好きのディーヴァーって感じね。
要はハリウッド臭いと。面白いからいいけど。
東野圭吾「秘密」読了。
最後のどんでん返しが読者の予想を鮮やかに
裏切ってくれて、気分が良いねえ〜。
さてと、改悪前の初版本・高村薫「マークスの山」と
ジョー・R・ランズデール「ボトムズ」と
稲見一良「セントメリーのリボン」
図書館から借りた二週間で全部
読みきれるかな〜
「飛蝗の農場」読み始め
人妻と配管工との情事シーンでハァハァ
14 :
名無しのオプ:03/03/27 03:14
島田荘司「上高地の切り裂きジャック」
上高地と「山手の幽霊」の二編
上高地読了。んーーー猟奇かとおもったら・・・
15 :
名無しのオプ:03/03/27 13:07
ドグラマグラに挑戦。
買うの恥ずかしかったなぁ…
麻耶雄嵩の『鴉』をちょっと読んで放置してるので再開しようと思う。
>>15 創元の日本探偵小説全集の、夢野久作の巻を買えば良かったのでは…。
>>16 それを買ったのだと想われるが。その他に出てんの?ドグマグの単行本。
僕は全集だが。
ちなみに今度はABC殺人事件読んでます。何を今更、って感じだが。
ドグマグは角川文庫版がほかに出てるよ。
あの表紙は恥ずかしい。俺は全集買ったけど。
ちなみにいまは有栖川の「暗い宿」を読書中。
いや、なにもいうな。
19 :
ブランド「暗闇の薔薇」:03/03/27 18:02
【フジテレビ】今夜9時〜10時54分
『FNS最高視聴率祭り国民のチャンスライン電話でもらえる1000万』
という番組が放送されるわけだが、この番組は解答者(ゲスト)が
クイズに答えるのだが、どの解答者がその問題を正解してるか視聴者が
スタジオに電話し答えるわけだ。そして、そこに2ちゃんねらーを出演させようじゃないか!
■手順■
1.番組中に公表される番号に電話する。
2.運良くつながる(つながらない場合は根気よくかけ直す)
3.司会者が「もしもし〜」などと切り替えしてくる。
4.大声で「オマエモナー」と叫ぶ。
5.あとは賞金ゲットのために頑張ってください。
※このレスを見かけたら、できれば5つ以上のスレに貼り付けてください
今は亡き教養文庫』版があっただよ。こないだまで。ドグマグ。
21 :
名無しのオプ:03/03/27 22:16
>>20 あったあった。俺が持っているのはそっち。
おかげで創元の全集(12冊で人形の絵が続いてるやつ)、夢野の巻抜けてる。
ドグマグに加えて、氷の涯と瓶詰めの地獄がついてるだけだからなぁ。
同様に黒死館も教養文庫なんで、小栗の巻もない。
久生十蘭は持ってる。
22 :
名無しのオプ:03/03/27 22:39
図書館で、堂場舜一「キング」、日明恩「鎮火報」借りてきた、面白いかな。
23 :
名無しのオプ:03/03/28 07:10
24 :
名無しのオプ:03/03/29 09:01
ミネット・ウォルターズ『女彫刻家』
映像化するなら、主人公はキャシー・ベイツ以外にないと思われるが
「28歳」ってのがネックだな。
と思ったら、すでに映画になってるんだね。
我孫子武丸の殺戮にいたる病を読破しました。
今まで読んだミステリで一番面白かったです。
でも、叙述トリックを使う必要は皆無だったと思
う。もったいないと思いました。
>>26 叙述トリック抜きでの読みどころとはいったい・・・・・・・・・・・
「家蝿とカナリア」ヘレン・マクロイ(創元推理文庫)を読み始めるところだ。
昨年のこのミスの上位にランクインしたが、さてどうだろうか。
26はミステリファンの皮をかぶった殺し好きだな。
笑えない皮かぶりだ。
はっきり言って一番危ないタイプと思われ。
29 :
名無しのオプ:03/03/30 14:03
森博嗣
犀川&萌絵シリーズの三作目
「笑わない数学者」
30 :
出会いNO1:03/03/30 14:18
>>27-28 殺戮にいたる病みたいな殺人描写がたくさんある本を知っていたら教えて下さい。
アーヤの殺人鬼1&2でも読んどけ。
と、即レス。
33 :
名無しのオプ:03/03/30 15:14
34 :
名無しのオプ:03/03/30 17:08
アラビアの夜の種族
35 :
名無しのオプ:03/03/30 17:18
殺戮にいたる病
なんて読むのか教えて下さい。
36 :
名無しのオプ:03/03/30 17:19
>>35 『さつりくにいたるびょう』と読みます
イタイイタイ病、ハンセン氏病、みたいな感じで
38 :
名無しのオプ:03/03/30 17:44
「さつりくにいたるやまい」じゃねーのか?
ネタをネry
「ブラウン神父の童心」読了。
続いて「〜知恵」に突入。はまっています。
シリーズ一気に読んじゃいそうな勢いですが
5冊しかないしちょっともったいないな。
41 :
名無しのオプ:03/03/30 21:35
42 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆5S5FZYHTXE :03/03/30 21:41
(;´Д`)ハァハァ さつりくにいたるやまいだ。俺も読んだYO
作者の名前の方が難しい漢字じゃねぇか。
あびこ だっけか??
漢字は難しくない
45 :
名無しのオプ:03/03/30 23:29
<半落ち>読んだ。
二階堂黎人を読んで不安になってココに来ました。
マジなのか?ネタなのか?
47 :
名無しのオプ:03/03/31 01:47
綾辻の水車館
48 :
名無しのオプ:03/03/31 02:08
ハサミ男、2回目を読み終わった。
あとミステリーじゃないけど最後の記憶も読み終わった。
忘れようと思う。
>>46 二階堂の何を読んだんだ。
しかしどれを読んでも不安にはなるがw
The Ministry of Fear, Graham Greene
島田荘司の占星術殺人事件を読了しました。
つまらなかったです。著作の評価の高さから
自分の感性がおかしいのかと思ってしまいま
す。つまらなかった理由としては本文が冗長
で、探偵役と助手役の特徴付けが甘いので
会話がどちらが助手役でどちらが探偵役か
わかりずらいからです。
52 :
名無しのオプ:03/04/02 00:45
大もの一発トリックにひかれないなら、島田荘司は不向き。
心配しなくても特別な意見じゃないよ。
文章の冗長さに関しては、デビュー作だからしょうがないな。
『斜め屋敷』とか読んでダメだったら見きりつけて構わないよ。
高田崇史「試験に敗けない密室」
がんばるぞ〜
>>49 「悪魔のラビリンス」です。
むか〜し読んだ幼稚園児が探偵役のは面白く読んだ記憶があるのだけど・・・。
>>51 吉敷ものも一度挑戦してみては?
「北の夕鶴2/3の殺人」などいかがでしょう。
>>54 「悪魔のラビリンス」はたしかに厳しいやね、いろんな意味で。乙カレー。
幼稚園児が探偵役なのは渋柿シンちゃんシリーズ。これは自分もわりと好きだ。
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」
まだ途中だけどなんか微妙。最後に何かありそうだけど…。
W・コリンズ「月長石」
まだ100ページしか読んでないんで、これといった事件は起きてないけど面白い。
筆に余裕がありますね。
「新現実 Vol.2」収録
佐藤友哉「世界の終わりの終わり」第2話読了
ミステリかどうかは、とりあえず置いておいて
内容はともかくとして、版組みが読み辛い
ラヴゼイ、「最後の刑事」。
読みやすい。
面白いかは判断がつかんが。
今月中にエド・マクベインに入ろう。
61 :
名無しのオプ:03/04/03 15:29
綾辻「迷路館の殺人」。殺人方程式や暗闇の囁きはあまり面白いと
思わなかったけど館シリーズは気に入ったので全部読むつもり。
「飛蝗の農場」読了
・・・なんだかTBSでやった「かまいたちの夜」を観た後の
何とも言えないやるせなさみたいなモンが・・・・・・・
途中までは面白かったんだけどなー。
何でこれがこのミス1位なのか納得いかねー。
次は都筑道夫の「七十五羽の烏」
63 :
名無しのオプ:03/04/04 00:55
赤川次郎の「マリオネットの罠」
まだ数ページしか読んでないから何とも言えない。
64 :
名無しのオプ:03/04/04 15:18
読んでるつーか読み終わってしまったが、ハハキギさんの「閉鎖病棟」。
これミステリ?なんにせよスゲー面白かった。
65 :
名無しのオプ:03/04/04 16:11
鮎川哲也「黒い白鳥」
やっと鬼貫登場。これから目が離せなくなりそうです。
「昔僕が住んでた家」東野圭吾
こんなタイトルだったと思いますが、まだ10ページほどしか・・・・
67 :
超真剣です!!!マジで聞いてください!!!:03/04/04 20:40
ほんとの話です!!!!tyuhjytuhjtyh
女の子が40日間渡って監禁され、計100人ぐらいに強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。(深くかかわったのは5,6人)
膣を灰皿代わりにされ、自慰(オナニー)を強制され、hgjgfhgfhfdh
真冬に裸で外(ベランダ)に出され、裸で踊らされ、手足を押さえつけられ、膣やお尻の穴に鉄の棒を突っ込まれ、お尻の穴に花火を入れ爆発させ、20キロの鉄アレイを身体(裸体)になんども落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、
手足を押さえつけて、膣にマッチ棒を入れられ燃やされ、膣の中のや裸体をライターで火あぶり、精液を大量に飲まされ、500ccの尿を飲まされ、基礎の他むちゃくちゃ。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうだ。
女の声だが、人間とは思えない叫び声(悲鳴)(絶叫)を上げ続けた!苦しさのあまり何度も気絶した。
殺された彼女の親友が言うには、監禁され殺される一日前、幽霊(生霊)となって「助けて!」と親友に助けを求めたが、親友はどうすることもできず、泣きじゃくった。
「狂宴犯罪」は 一ヶ月以上 続いた 。
そして(失禁して)死んだ。(殺された)i78i78i78i
専門家によると自死(あまりのつらさに耐え切れず、脳が死ぬことを選択した。(命令した。)らしい。(死体にの脳は溶けていたらしい)
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。
40日間の監禁で極度のストレスのあまり全部髪が抜け落ちた
死体の膣(マンコ)にはオロナミンC2本、入っていた。
grdfgdsfgadgf
「裁判記録」は死ぬほどエグイ内容であった。「コンクリート詰め事件」で検索すればわかる。
(俺は何時間も涙が止まらず、夜も何日も眠れなかった。たとえ99.9%の人が幸せでも残る0.01%の人が(超)不幸なら、そんな世の中、絶対承認しない!!!!!そんな世界いらない!!!!!絶対、絶対いらない!!!!!絶対認めない!!!!!)
l;ok;l(私の心の底からの叫びでした。)
ghjnhgjhfgh
相当ベタだけど…
中井秀夫「虚無への供物」
昔のにしては、読みにくくもないかな…まだ読み始めたとこだわ。
ともかく、期待大だわ^^
英
西澤を読んでみようと「殺意の集う夜」を手に取った。
最近倉知ばっかり読んでたせいかしょっぱなから漢字がいっぱい(w
しかし読点の打ち方がおかしい気がするな…。
あと、なぜ20数ページでこんなに微笑失笑苦笑が浮かぶんだろう…。
岡嶋二人のクラインの壷、読み終わった。
読み易!!!!
多分、過去最速で読み終わったよ。
内容は噂に違わず面白かったです。 満足。
73 :
名無しのオプ:03/04/06 13:38
エラリー・クイーン「九尾の猫」。国名シリーズとレーン四部作以外は
初めてなので先が楽しみ。
レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」でつ。
ドグマグ三度目。
76 :
名無しのオプ:03/04/07 23:05
ジャック・フットレル「思考機械の事件簿V」。
短編集です。「13号独房の問題」を読んでみたいので
収録されている物を探すつもりです。入手できるかな
┌┬┬┬┐
―――┴┴┴┴┴―――――、
. . /  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ || __________
./ ∧// ∧ ∧| || ||| || /
[/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___||| || < こんなのが有りますた
. ||_. * _|_| ̄ ̄ ∪|.|. |ヽ.__|| \__________
. lO|o―o|O゜.|二二 |.| 救済病院 ||
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ヾー‐' | ゞ‐=H:=‐fー)r、) |
| じ、 ゙iー'・・ー' i.トソ |
\ \. l ; r==i; ,; |' .人_
\ ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___
\ ノ ハヽ |_/oヽ__/ /\
\ / / / |.
y' /o O ,l |
80 :
名無しのオプ:03/04/07 23:27
いまさらながら
照柿 読んでます。
ずっと”てるがき”と
思ってました・・・
横溝正史の「三つ首塔」読んでます。
なんかいつもと雰囲気がずいぶん違う・・・
82 :
名無しのオプ:03/04/08 15:01
しまそーの「占星術殺人事件」
トリックには素直に驚いた。ミステリファンなら一読の価値あり。
御手洗君(・∀・)カコイイ!
難点をあげるとしたら
占いを全く信じない私にとって、星座占いがちと鼻についたのと
あと人物の服装や外見があんまかかれてなくて、
景色の描写が多かった気がする。
どうもこきおろしてるかんじしかしないな。
でもほんと面白いよ。
83 :
名無しのオプ:03/04/08 15:13
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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84 :
名無しのオプ:03/04/08 20:59
今日買ってきた舞城の九十九十九
分厚いけど一気に読めそう
Q作の「あやかしの鼓」
「黄金を抱いて翔べ」
87 :
名無しのオプ:03/04/09 11:06
宮部みゆき「龍は眠る」
バークリー「第二の銃声」
89 :
名無しのオプ:03/04/09 21:37
宮部みゆきの「蒲生邸事件」
ジェラルド・カーシュ「瓶の中の手記」
結構面白い。こういう感じの海外の短編で嵌ったのは
ジェフリー・アーチャーの「12〜」シリーズ以来だ。
なんかこんな感じの短編集が他にもあったら
どなたかおせーて下さい。
91 :
名無しのオプ:03/04/11 20:58
川田弥一郎「白く長い廊下」
92 :
名無しのオプ:03/04/11 21:05
>>90 読んでないのでどんな感じかわかりません。
説明汁!
93 :
名無しのオプ:03/04/11 21:32
模倣犯
94 :
名無しのオプ:03/04/11 23:36
95 :
名無しのオプ:03/04/12 00:45
アリスの夜
メアリ・ヒギンズ・クラーク
「見ないふりして」
97 :
名無しのオプ:03/04/12 02:46
パット・マガー
「被害者を捜せ!」
森博嗣
「赤緑黒白」
なんで地雷とわかっても踏みたくなるのか・・・
小森健太朗
『ローウェル城の密室』
史上最年少(十六歳)で乱歩賞の最終選考に残ったとかいう振れ込み。
半分すぎてようやく事件発生。さてどんな結末が……
ピーター・ラヴゼイその他の「猫の事件簿」
「ジンジャーの終着駅」はビビタwこうゆうの好きだな
ついでに100(σ・∀・)σゲッツ!!
ジョー・R・ランズデールの「ダークライン」
殺人事件の真相を探るうちに、世の中の仕組みを知っていく少年・・・漂う郷愁感がいい感じ。
リチャード(と家族)との絡みがもっとあったほうが良かったんでないかと思わないでもないが。
ずいぶんまえにあの世に行ったきりのナブにちょと笑。
C・ディクスン「読者よ欺かるるなかれ」
103 :
名無しのオプ:03/04/13 01:28
山田風太郎『妖異金瓶梅』
途中だけど、山風読んでると、微妙に自分のツボとずれてるっていうことを強く感じる。
北村薫の「謎のギャラリー」
それぞれ 愛、謎、こわい、を中古で購入1冊100円
国内外のいろんな作家の話が載ってる。こんなの好きだな。
カーの「皇帝のかぎ煙草入れ」読了。
途中で犯人の予想はついたけど、探偵役の順序だてた説明に萌え。
謎解きの場面だけ繰り返し読んだ。
これがカー初体験なので、他の作品も読んでみようと思う。
セイヤーズ「殺人は広告する」
解説でさんざん言われていたけど、結構面白い。
個人的にピーター卿のキャラクターがあまり好きになれないのがネックか。
107 :
名無しのオプ:03/04/16 17:26
横溝正史「殺人鬼」
読み始めたばかり、金田一耕助はまだ登場せず。
柄澤斎「ロンド」
多分ラストもそれほど驚愕の事実もなく淡々と終わりそう。
大絶賛に肩透かしのヨカーン。
109 :
一抹の不安:03/04/17 02:58
戸梶圭太「なぎら☆ツイスター」読了。
四冊目の戸梶本だったが、漏れ的には駄作の
部類だった。
学生時代、将棋部所属の漏れとしては
文中「将棋を打つ」というのは、
さすがに激萎した。
戸梶よ、お前さん、生まれてから一度も将棋を指して事ないだろ?
将棋は指すものであって、碁は打つものなんだよ。
全く知らない事は、題材にするなよ・・・
(^^)
112 :
名無しのオプ:03/04/17 17:56
二階堂黎人「増加博士と目減卿」
読了。何と言っていいのやら・・・
QED百人一首
結構読み飛ばしてしましました。
完全無欠の名探偵 西澤保彦
名前が…
>>114 禿同。自分も最近読んだ。なんなんだこの名前は。
ファンタジー色を出すためとあとがきにあったがw
しかしミステリとしてはわりと好きだが。
ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」
ブクオフで偶然上を見つけた。
やべー。カナーリ好みだ。下は売ってなかったから定価で買うしかないか……
泡坂妻夫「妖女のねむり」
いやー泡坂作品は安心して読める。
やっぱり凄い作家だよ。さすがマジシャン。
この調子で次ぎは
「喜劇悲喜劇」を読むぞい。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
「本格ミステリ・ライブラリー」、有栖川編読了。
北村編も明日には読み終わりそう。
ガチガチの本格が好きなので、ラインナップは有栖川編の方が好み。
でも、北村編の吉行淳之介「あいびき」にはマジでやられた。
このショート・ショートが読めただけで幸福。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
コリン・ホルト・ソーヤー「フクロウは夜ふかしする」をこれから読みます
123 :
名無しのオプ:03/04/21 00:27
マークスの山。上巻読了
犯人が分かっていると面白くないな。
かと言って社会派でもないし。
124 :
名無しのオプ :03/04/21 19:11
村上龍「共生虫」
鬱になりそうだ…。
125 :
名無しのオプ:03/04/21 20:52
北川歩実『金のゆりかご』読書中
国内ものなのに、意外に名前が覚えられんな
新本格ほどじゃないが・・・
126 :
名無しのオプ:03/04/22 22:13
クリスティ「ヒッコリーロードの殺人」
僕と言うポアロに激しく違和感
127 :
名無しのオプ:03/04/22 22:17
ガイ・バート『穴』(『体験のあと』改題)読書中
あらすじついてないから、ミステリーかホラーかどうか微妙なラインだけども
驚きのオチタイプの作品らしい。
しかし200数十ページ。
薄いね。一日で読めそう。
128 :
名無しのオプ:03/04/23 00:40
高田崇史「試験に出ないパズル」
ぴいくんの名前…うーん。
>>124 あー分かります。装丁に惹かれて読んだら…。あららーって感じでした。
「共生虫」 は挫折した
130 :
名無しのオプ:03/04/23 14:27
ドグマグ
131 :
名無しのオプ:03/04/23 17:31
エラリー・クイーン「災厄の町」ライツヴィルは自分にあうのだろうか?
132 :
名無しのオプ:03/04/23 19:05
>>131 「災厄の町」は俺のお気に入り!
単なる推理ものとは違い人間的な部分が重視されててイイ!
133 :
名無しのオプ:03/04/23 21:11
殊能将之の「黒い仏」を読み始めた。
評判悪いみたいだけど、どうかなー?
134 :
名無しのオプ:03/04/23 21:15
135 :
名無しのオプ:03/04/23 23:52
10年ほどかけてバラで買い集めてたカドフェルを今ごろ読み進めてたりする。
問題は買い間違えてたらしく18巻が2冊あって17巻がないこと。
16巻読了までに手に入れられるかちょっとドキドキ。
カドフェルオモロイよな
137 :
名無しのオプ:03/04/24 00:11
カドフェルは光文社文庫から新しい解説追加して出てたね
138 :
名無しのオプ:03/04/24 08:09
殊能タンハァハァ
139 :
bloom:03/04/24 08:13
140 :
名無しのオプ:03/04/24 09:17
省11
エラリイ・クイーン「九尾の猫」読んでいます。
とりあえず黒人のことを普通にニグロと書いてあるので時代を感じさせますな
>>141 そんな漏前さんには、古典を古書で読むことを薦めてやろう
アメリカのもぐり酒場が江戸の茶店のような描写でアタマ抱えるから。
143 :
名無しのオプ:03/04/26 22:41
乾くるみ「塔の断章」読了
Jの神話でなんじゃコリャって思ったけど
これは結構楽しめたし、よかったよ。
こっちが先にメフィスト賞を取っていれば
個人的にもっと評価が違ったかも。
ただし、文庫本の解説はイランだろ。
次は高木彬光の「妖婦の宿」を読むナリ。
黒崎緑の「しゃべくり探偵の四季」と、クリスティの「アクロイド殺人事件」(新潮文庫版タイトルカコワルイ…)
読了。
「しゃべくり探偵の四季」収録の50円玉20枚の謎は、アンソロで読んだ時は読みにくく感じたけど、
一冊通して関西人がしゃべくる形式に慣れると面白かった。
シリーズ一作目の「しゃべくり探偵」も読みたいが、中古でも見かけないんだよな……。
「アクロイド」は、幸運なことに今までにネタバレを耳にすることなく手にとったんだが、途中で犯人の
予想がついてしまった。
ミステリを読み慣れる前に読んでおきたかったな……。
145 :
名無しのオプ:03/04/27 23:14
ジョン・スラデック『見えないグリーン』
背中にナイフがささってるのを見て「くそったれめ」という発言は、海外ものならではという感じ。
まだ序章だが、つかみは最高。
146 :
名無しのオプ:03/04/30 21:17
小林泰三「ΑΩ」
今、ガが飛行機につっこんだとこ。
オモスロイ。なんだがよくワカンネーけど、オモスロイ。
何かハイペリオン思い出したよ。
ミネット・ウォルターズ「鉄の枷」
これ面白かったって人います?絶対いないと思う。だってミステリじゃないから。
そのくせ、評論家に評判いいから。でも「女彫刻家」には期待してるよ。
古本屋で買ってしばらく積ん読状態だった「列車の死」(クロフツ)に
取り掛かったところ。
出だし読んだばかりだが、推理物じゃなくスパイ物という感じ。
でも結構面白そうだ。時間かかりそうだけど。
ミステリじゃないが、「月は無慈悲な夜の女王」読了。
昭和51年初版発行って……俺が生まれる前だw
古典SFは運が良ければ安価で手に入るし(これも180円だった)、
もっと読んでみようかな。
150 :
名無しのオプ:03/04/30 23:24
>>147 『女彫刻家』はあらすじから受ける印象や、他の人の感想ほどじゃなかった気がした。
謎解き路線は『氷の家』あたりの評判の方がいいみたい。
あまり期待しないで読むことをお勧めする。
スレ違いの話題で悪いんですが日本探偵全集(全12巻で人形の絵が描いてあるやつ)
がうちの近所で7千円だか8千円で売ってたんだけど内容はどうなんでしょうか?
まだミステリ歴が浅いのでどうも決めかねています。
誰かアドバイスよろしくお願いします。
152 :
名無しのオプ:03/05/01 00:12
>>151 内容はいいよ。
全巻持ってても全然もったいなくないと思う。
探偵小説の基本はしっかり抑えられるし、しかも読んでちゃんと面白いからね。
もし分冊で買う予定で、
他で『黒死舘殺人事件』『ドグラ・マグラ』が読める環境にあるなら、
小栗虫太郎と夢野久作の巻は、優先度を下げてもいいかもしれない。
あるいは江戸川乱歩、横溝正史。
著作が多いから、触れる機会もけっこうあるしね。
逆に、これはぜひ買っとけ、とお勧めするのは、名作集1&2だね。
大阪圭吉の入門、佐藤春夫の良作『オカアサン』、
そして『小笛事件』が載ってる・・・これは凄いよ。
それから、初心者むけの質問は、できたらこっちでしてください
【初心者もミステリーの世界に入りたい・第2夜】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1051016910/l50
153 :
bloom:03/05/01 00:13
>>152 詳しいレス&誘導ありがとうございます。すごい良さそうなんでお金貯めて
買ってみようと思います。
155 :
名無しのオプ:03/05/02 10:28
何でお前らは新刊読まんの??
東野「手紙」
「白夜行」以来、傑作が出てないような気がするな。
むしろ短編のほうが出来がいいかもしれない。
しかしこれは及第点。不覚にもうるっときてしまった。
雫井「火の粉」
うーん。良くも悪くも直球だった。
最後まで一気に読ませるのはいいのだが、そのまま終わってしまった感じ。
これが連城あたりならラストに大どんでん返しがあるのだが・・・
大沢「秋に墓標を」
ダメだった。
俺にはこの人の文体は合わないです。
人はあんなふうにしゃべらないもん。
156 :
muramura:03/05/02 10:36
,,,.-‐‐‐-..,,,
/ : : : : :ヽ _,..-‐‐-..,,,
l::;;-‐‐-:;; : : ヽ//-‐,,__ /: : : ヽ
l:l ヽ: : : : : : : : : : : : : ヽ
ヽ / : : : : : : : : ;-'^~~^'‐; l
~ヽ/ : : : : : : : ヽミ ll
/ /て^ヽ : : : :;;;;;;; : ヽ ,.ノ
/ |o ゝ,_ノ| ::/^'ヽヽ: :l'^~
‐/-,, ヽ( )_,,ノ |ゝ.,_ノ o.| :l
l ~^'' `‐' ヽ..,,_( )ノ :l
'''l^^~~~ ( -‐‐‐--l-
ヽ、 ,,,, `'''''^''''~ ~^'‐..,,_/
/ (:::::} ,,,, イ~''
l: ~~ {:::::) ::l
l: ~~ l
l、 l>
/^‐-,_____;,,,,,,,,,,,,,,,,___,,,.--ヽ
~‐‐'~ ^'‐‐~
見てみて!!丸見え!!
http://www.dvd01.hamstar.jp
157 :
名無しのオプ:03/05/02 16:18
今さらながら、宮部みゆきの「模倣犯」読んでます。
158 :
名無しのオプ:03/05/02 16:40
山田風太郎「帰去来殺人事件」
短編集なので読みやすいでつ。
いまさら「そして誰もいなくなった」
意外と訳文がいける。苦手だと思ってたけど、これからは古典をいっぱい読もうっと。
160 :
名無しのオプ:03/05/02 17:31
>>159 しばらくクリスティで慣らした方がいいと思われ。
井上勇のクイーンやヴァン・ダインは、10ページでおなかいっぱいになるよ。
訳者って大事だよね。
うん、訳者は大事。
カーの「三つの棺」はきつかった。。。
162 :
名無しのオプ:03/05/02 18:44
[シャングリラ病原体]新潮文庫 J・アーチャー
下巻に入った面白い。 このひとは、はずれがないね。
163 :
名無しのオプ:03/05/02 23:37
横山秀夫「深追い」読み終わって
乙一「GOTH」に入りますた。…面白い!(゚∀゚)
164 :
名無しのオプ:03/05/03 18:51
殊能将之「ハサミ男」
これから読みます。
166 :
名無しのオプ:03/05/04 15:26
ジェイン・スタントン・ヒッチコック『目は嘘をつく』(ハヤカワミステリアス・プレス)
書評どおりに「もう一人の偉大なヒッチコック」となるか・・・
さてさて。
綾辻行人「時計館の殺人」
169 :
名無しのオブ:03/05/04 18:41
殊能「九十九十九」
全部立ち読みで読了
突っ込むのも面倒くせえ。
>ジェイン・スタントン・ヒッチコック『目は嘘をつく』(ハヤカワミステリアス・プレス)
あんまり面白く・・・ごめん、読んでるんだよね。おれは、いまひとつだったかな。
ところで、小林泰三の「密室・殺人」読んでるよ。
鮎川哲也『太鼓叩きはなぜ笑う』
主人公が甘いもの好きだったり、苦手だったりするのが謎。
中井英夫「虚無への供物」
まだ読み始め
>>171 なかなか面白かったよ
もちろんこの作品に何を期待してたかによると思うけど、少なくとも好印象だった。
「密室・殺人」
まったくの今ひとつだった。こいつの本、もう買わねえぞ。
今、「梶原一騎伝」読んでます。スレ違いだけど。
176 :
名無しのオプ:03/05/07 19:51
大下宇陀児「石の下の記録」読了
初うだる。読みやすかったです。
何というか、全体的に淡々とした感じがするんだけど
読んでる途中で思考がぶつ切りにされないというか、
言葉に無理がないというか、まあ何が言いたいかって
いうと「虚像」も読んでみたいぞ、ということっす。
探偵っぽい人がいながら探偵役をやらせない、
警察の地道な捜査で犯人を追いつめるのに本格
なのが凄いなあと思いました。
ところで、この時代の小説に出てくる学生って、みんな
同じしゃべり方してるんだな、とちょっと思ったっす。
次は山口雅也の「生ける屍の死」を読むだ。
177 :
名無しのオプ:03/05/07 20:00
178 :
名無しのオプ:03/05/07 21:49
>>176 君が海外ものにどれだけ慣れてるかわからんが、まあガンガレ
それっぽい描写だ。
「封印再度」
微妙だ。風呂敷が小さいのではないかな。
今さらクイーンの「Xの悲劇」。
ジジイがカコイイ
181 :
名無しのオプ:03/05/07 22:47
アや辻の
霧声低よみはじますた
182 :
名無しのオプ:03/05/07 22:50
打海文三「されど修羅ゆく君は」
表紙がカコイイ。
183 :
名無しのオプ :03/05/08 00:10
島荘の「占星術殺人事件」を読んでます。
かなり期待してたんだけどあんまりワクワクドキドキしないね。
人間ドラマのないトリックがメインの小説って自分に合わないのかしら。
184 :
名無しのオプ:03/05/08 12:45
東野圭吾「宿命」
エラリー・クイーンの「ギリシア棺の謎」読んでます。
国名シリーズはオランダ靴しか読んでませんがとっても読みずらいですな。
九尾の猫のほうがずっと読みやすかったのは訳者の違いか。
>人間ドラマのないトリックがメインの小説って自分に合わないのかしら。
またこんなこと言ってる馬鹿がいますよ、アニキ。
187 :
名無しのオプ:03/05/08 20:03
人間ドラマがメインで、作中引用部がほとんどっつーのを読ませてやれ。
かんづめにして、そういうの読ませてやります、アニキ。
190 :
名無しのオプ:03/05/09 21:05
191 :
名無しのオプ:03/05/09 22:10
マイケル・ディブディン『ダーティ・トリック』(扶桑社ミステリ文庫)
とかタイトル出しても、
すごいのかすごくないのか全然わからんのがいいぞ。
192 :
名無しのオプ:03/05/09 22:11
「アリス・ミラー城」殺人事件をさっき読み終わった。
やられたよ。
>>192 「クロック城」読んで、この人のはもうやめようと思ったんだが、
アリス・ミラー城はどんな感じでやられたんだ?
うーむ、ちょっと読みたくなってきてしまった。
↑この時点ですでに北山の罠にはまっている自分。
194 :
名無しのオプ:03/05/11 10:09
「クロック城」少し検索してみたけど
何かつまらなそう・・・。
195 :
名無しのオプ:03/05/11 10:16
テスト
「クロック城」はたしかにあれだけど、「瑠璃城」はまぁ「クロック城」ほど
ではないと思う。
読みたくなったら読んでみると良いと思うよ。
「瑠璃城」は変わった話です。
読んでるのは今邑さんの「裏窓」。
わたしも「『アリス・ミラー城』殺人事件」読了。
犯人が密室を作った理由がなかなかイイ。
198 :
名無しのオプ:03/05/11 15:30
今から横溝「悪霊島」
199 :
名無しのオプ:03/05/11 16:06
今からパトリシア・モイーズ『死人はスキーをしない』を読む。
作者はかつて「第二のクリスティ」と呼ばれた人である。
面白いといいなあ。
薬屋探偵の、銀の檻がなんちゃら〜ってヤシ。
ハイペースで出版されてるから面白いのかと思って
図書館で借りちゃったよ。
すっごく読みにくい上に、わけがわからん。
読み終えて鬱。
201 :
名無しのオプ:03/05/11 18:26
覚悟を決めて清涼院「コズミック」を読んだ…絶句。
貫井徳郎の「慟哭」読んでる。
中々良い感じ。
203 :
名無しのオプ:03/05/11 18:59
島田荘司「奇想、天を動かす」
評判がいいので、かなり期待してます。
204 :
名無しのオプ:03/05/11 20:13
「奇想」最近読んでないな〜
でも、しまそーのこの頃のはイイよね。
社会派な感じが邪魔くさいという人もいるけど。
それはそれで、チョト笑えてイイよね。
おもしろいよ。「奇想」。泣けるかも。
206 :
名無しのオプ:03/05/11 22:47
ハル・クレメントの「20億の針」をゆうべから読書中、、、、だったんだが、
今日買ってきたマイケル・ギルバート「捕虜収容所の死」も併読中だったり。
ギルバートは昨日発売したばっかで、出るの待ってた作品だし、
「20億〜」の方はは”捕り手”と寄生主がいよいよ活動をはじめようとしている面白くなってくる所だから、うう、どっちも優先したいな〜。
あ、クレメントはSFミステリー扱いでスレ違いになりませんよね?
207 :
名無しのオプ:03/05/11 22:54
東野圭吾「手紙」読んでます。
ミステリかどうかは今のところわかりませんが、
三浦綾子の「氷点」を読むような気分で進んでいます。
208 :
名無しのオプ:03/05/11 23:32
>>206 ジュヴナイル版タイトルが『星から来た探偵』だったから
まあいいんじゃない?
209 :
名無しのオプ:03/05/12 00:27
さきほど横山秀夫の「半落ち」を読了
どこかの感想にも書いてあったが 俺も「そんなにひた隠しにするほどの
ことか?」って感じだった
映画「ダンサーインザダーク」を見終わった時のような感想
210 :
名無しのオプ:03/05/12 00:58
今から「木野塚佐平の挑戦」♪
図書館で見つけた時、めさうれしかったぁぁぁ。
これでさっきまで読んでいた「幽霊刑事」のうっぷんを晴らしたい。
211 :
名無しのオプ:03/05/12 01:10
今から「ぼくとぼくらの夏」♪
ブクオフで見つけた時、めさうれしかったぁぁぁ。
これでさっきまで読んでいた「仮面山荘」のうっぷんを晴らしたい。
212 :
名無しのオプ:03/05/12 11:16
>>211 「仮面山荘」俺のお気に入りなのに・・・。
謝罪しる!
伊坂幸太郎「オーデュポンの祈り」
こういうの好き
さっき「暗闇の中で子供」読み終わって
今「テロリストのパラソル」開始。
ううん、読みづらい。
あんな読みやすい小説ないとおもうが・・・。ある意味スカスカだし。ハードボイルドだし。
216 :
名無しのオプ:03/05/12 23:16
打海文三「されど修羅ゆく君は」読了。
面白かった〜。
次は…いよいよユヤタンですかね。
買ったまま積んである“鏡家サーガ”に取りかかるとしますか。
そこらへんで叩かれてるのである意味楽しみ。
>>214 「暗闇の中で子供」私はすごく良かったでつ。
217 :
名無しのオプ:03/05/13 00:00
本格推理モノ読んでる読者って変人多いよね。
219 :
名無しのオプ:03/05/13 00:12
ジョン・ブラックバーン『小人たちがこわいので』を読む。
創元推理文庫だが、これはホラーか?
>>215 「暗闇の〜」の流れる様な文体の後だと全然頭に入ってこないよう。
一行一行はぁこいつ何言ってんだって感じで読み直して読み直して〜…。
はぁ、進まねえ。
今日から横溝正史の「殺人鬼」読みまーす!
>>219 ブラックバーンは俺が大好きな作家の1人だ。
もし読後感が悪くなければ、ぜひ「薔薇の環」も読んでみてくれい。
伊坂幸太郎 『重力ピエロ』
本屋で手にとってパラパラっと読んでたちまちファンになっちまったの久々だなあ・・・・・・
224 :
名無しのオプ:03/05/13 09:30
有栖川有栖「スイス時計の謎」読んでます。
有栖川の本って結構読んでいるんだけどいつも思うのはそっけない文章だし
作家アリスと火村ってなんかいるのかいないのかわからないほど影薄い。
ほかの作家人には評価が高いらしいけど私には地味としか思えない。
こういうのを本格推理ミステリーて言うのだったら合わないのかな。
226 :
名無しのオプ:03/05/13 18:40
有栖川、学生シリーズ復活禿きぼん!
2度と書かないのかな?
火村シリーズは読みたくない! ツマらなそう・・・。
>>226 来月から刊行される東京創元社の新雑誌『ミステリーズ!』に
学生アリスシリーズ「蕩尽に関する一考察」が載るみたい。
>>225 同意見。もう少し面白くなってもよさそうなカンジはするんだけど。
ライトノベル読んでるみたい。
横溝の「夜光虫」
このあたりの時期の作風はちょっと乱歩っぽい?
「暗闇の中で子供」前作同様、始めから終りまで笑った。
友人は「こんなのミステリーじゃない」と途中でやめてしまった。
巨大なアレが出てきたとこが一番うけた。(ラストのほう)
234 :
名無しのオプ:03/05/14 04:00
舞城王太郎て読みにくくないですか? 面白いですか?
『世界は密室でできている』1冊しか読んでないけど
途中でやめてしまった。わけ分からんかった。。。
生垣真太郎「フレームアウト」読了。
なにが史上最大の挑戦だったんだろう???
連城三紀彦「私という名の変奏曲」
解説先に読んだら、未読の海外小説のネタ晴らしされてた。ヽ(`Д´)ノフザクンナ!
>>234 文体にクセがあるぶん、ノったら快感に近い作家ですな。
漏れ的には今んとこ、タイトル、質ともに煙が1番かな。
密室はカットできねーでいるわけだが。
大倉崇裕「TOOL&STALL」
どっかでみたような〜内容に既視感があったが
楽しく、また読みやすかった。いい仕事してた。
黒死館を読みはじめてみた。
・・・読みきれるかどうか不安になってきた。
まだ50ページも読んでないのに・・・鬱。
応援してけれ。
>>239 50頁近く読めたのなら大丈夫。苦行だから覚悟して臨むように。
>>239 先を急がずじっくり読むのがよろしいかと。
斜め屋敷の犯罪読了、
メイントリックより雪の足跡消失トリックの方が好きだったりする
243 :
名無しのオプ:03/05/14 18:51
『検屍官』でパトリシア・コーンウェルに初挑戦。
スレはケナシの嵐だが・・・なんだかんだでみんな読み続けてるのか。
国内作家のSとMみたいなもん?
>>239 万事あの調子というかもっと凄くなるというか。
ここですっぱりやめてみるってのも手ですが、とりあえずがんばれ〜。
ちくま文庫の小栗虫太郎集読んでます。
昨日買って、まだ読みはじめたばっかり。頑張ります。
>>234 煙を読むと良いかもしれないです。
デビュー作だし237の言うとおり一番面白いと思うので。
「世界は〜」が合わなきゃ「煙〜」も合わないんじゃ…
>>240>>241>>244 あたたかいお言葉ありがd(感涙
メフィヲタもどきの自分が黒死館に挑んだというのがムチャだったのか・・・
イヤ、れっきとしたメフィヲタというわけではなくもともとは海外ものが
好きなのですが。
なんとか100ページ進みました。がんがりまつ。
ファイロ・ヴァンスはもちろんのこと、ちょっとだけ清涼院流水を彷彿して
しまった私はヴァカですか?
>>248 清涼院は3大奇書を意識して書いているので、彷彿してもおK。
3年ほど山に埋もれて忘れていたR.クラーク『記憶なき殺人』(講談社文庫)
なんでこんなの買ったのかと思ったら、「惜別の賦」「わが心臓の痛み」を蹴落としての
MWA長編賞だったもより。さて、どんなものやら。
レスありがとうございます。
『煙』を取り合えず読んでみて気に入ったら他のも読んでみます。
ある一家の大河ドラマなんですよね。 何かややこしそう・・・。
>>251 大河というか、相当な濁流がうずまいてるよ。
シャーロックホームズ最後の事件
朝倉卓弥「四日間の奇跡」
「夜の蝉」の人と同じにおいがする。。。
カーの「火刑法廷」読み終わった。
前半すごい読みにくくてうまく入り込めず最後もフーンって感じだったよ。
256 :
名無しのオプ:03/05/16 21:34
>>255 漏れもそう思った。
今読んでるのはリチャード・ニーリイ「殺人症候群」
このタイトルはどうかと思うが、海外ものにしては非常に読みやすい。
乱歩の「魔術師」。
冒頭からこれでもかと強烈な謎が次々と炸裂してます。
芝居がかった文章もよい。
今からニシオイシン読み始めます。
クビキリクビシメクビツリサイコ。
なにか注意点ある?ネタバレはイヤン。
259 :
名無しのオプ:03/05/17 06:22
西尾維新て現役立命館大生だよね?
大学生でメフィスト賞獲るてすごいよね。
俺より大分年下or同い年くらいの若い作家て多いね。
浦賀和宏・山田悠介・舞城王太郎・清涼飲流水 等々。
何か変な気分。。。
260 :
名無しのオプ:03/05/17 06:23
大阪から戻った医師が新型肺炎感染の疑い=日本滞在中に発熱−台湾
【台北16日時事】台湾衛生当局は16日、大阪へのツアー旅行から戻った台湾人医師に、
新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の疑いがあることを明らかにした。
日本滞在中に発熱があったが、自分で薬を服用し、一時熱が下がったという。
感染が確定した場合、日本で発症した疑いがある。
医師は8日に大阪入りし、13日に台湾に戻った。台北市内の総合病院「馬偕紀念病院」の
救急診療部門に勤務しており、旅行前、新型肺炎患者の治療に当たった。この患者は既に
死亡している。医師は現在、同病院内で隔離治療を受けている。
http://accessplus.jp/staff/in.cgi?id=11141
>>258 いろんな意味でイタイから気をつけれ。
後は、フィーリングさえ合えばけっこうハマれると思われ。
そんな自分は西尾ヲタだったりしまつが。
読了後感想きぼん。
262 :
名無しのオプ:03/05/17 13:31
森博嗣「魔剣天翔」
読み始めたばかり。
263 :
名無しのオプ:03/05/17 14:44
クイーンの「エラリー・クイーンの冒険」
昭和33年発行モノなので非常にボロイ。
猿丸幻視行
まあまあ評判がいいので、楽しみ
267 :
名無しのオプ:03/05/17 17:30
「消失!」
読みやすいな、なかなか。
「占星術殺人事件」を読んでいるのですが、
島田荘司の著作って全部こんなに読みにくいのでしょうか・・・?
269 :
名無しのオプ:03/05/17 18:07
「終戦のローレライ」
面白過ぎ。
これ、ホントお勧めです。
>>261 クビキリの途中。イタイね、確かにw
でも清涼飲料水よりかはイタクナイ。
クビキリ読み終わってからクビシメとか判断する。
はまったらどうしようw
昨晩から読みはじめたのはイリーガル・エイリアン。
仕事ちう。残業ケテーイ済。嫉みレス。
>259
では16歳で乱歩賞候補になった高沢則子は?
>>266 非ミステリーだが梅原猛もちゃんと読むべし。
>>268 御手洗ものはまだ吉敷ものに比べると読みやすいはず(一部例外アリ)。
カエリテーー
272 :
名無しのオプ:03/05/17 18:22
氷川透絶賛のアリスミラー。
本当に面白いの?
>>268 冒頭の手記のことかな?
もしそうなら、我慢してもう少し読んだほうがいい。
御手洗登場以降はずっと読みやすくなるよ。
275 :
名無しのオプ:03/05/17 20:03
>>268 できれば、冒頭の手記くらい普通に読めるようになって下され。
『黒死館殺人事件』とかはともかく。
北森鴻のミステリって面白いですか?
お勧めポイントはどこですか?
西尾はクビキリ以降どんどんひどくなってる。
(ミステリとしては)
278 :
名無しのオプ:03/05/17 20:27
黒死館はホント読み進まないね。
なんか入院するとか、特殊なことが無い限り
社会人な今、到底読み切る自信が無い
〜学生時代に挫折して以来ほっぽっている者より〜
>>275 >できれば、冒頭の手記くらい普通に読めるようになって下され。
初読で普通に読むのは無理だろ、あれは。
280 :
名無しのオプ:03/05/17 23:44
>>279 言ってる意味がよくわからん。
275は「占星術」の冒頭手記くらい難なく読めるくらいの読解力を、将来的に身につけてくれって言ってるんだろ?
占星術の冒頭の手記か。読みにくいのは確かだな。
とは言え、あれくらいで挫折するようじゃあまりにも情けないぞ。
282 :
名無しのオプ:03/05/17 23:50
占星術の冒頭手記に限らず
島荘の文章ははまるとスラスラ読め、
はまれないとなんかいちいちひっかかってイライラ
するとゆう現象はあるようだね。
でも大方の人には読みやすい系の文章なように思うし
占星術の冒頭手記が特に読みにくい文章だとゆう意見も
今まであまりきいたことがないね。
>>280 何回も読めばそりゃ理解できるさ。
それは読解力とは言わん。
もう、どうでもいいよ
「占星術〜」の冒頭の手記はなぁ……
御手洗だって「電話帳を読まされたみたいだ」と言ってるし。
286 :
名無しのオプ:03/05/18 01:08
>>283 「何回も読め」なんて誰も言ってないだろう。
287 :
名無しのオプ:03/05/18 01:23
アガサ・クリスティの『エンド・ハウスの怪事件』を読んでいる。
クリスティを読み始めると何だかほっとする・・・
小説としての間口が広いからだろう。
>>287 ほっとするってのはなんか分かる。
読み物としての土台がしっかりしてるんだよね。
「Yの悲劇」読了。
なんか後味が悪かった……。
老婦人が取り仕切るキチガイ一族の話だと、クリスティの「靴に棲む老婆」の方が面白かったな。
次は、「ABC殺人事件」を読む予定。
290 :
名無しのオプ:03/05/18 09:29
>>289 「靴に棲む老婆(生者と死者と)」もクイーンだよ。
>>289 「Yの悲劇」の記憶が新しいうちに岩崎正吾の『探偵の秋あるいは猥の悲劇』
を読んでみることをオススメします。
「靴に棲む老婆」は未読なんで読んでみるっす。
292 :
名無しのオプ:03/05/18 20:07
>>291 『探偵の秋〜』少し検索したところ
何かややこしそうな気がするのですがどうなんですか?
読みやすいですか? 分かりやすいですか?
293 :
名無しのオプ:03/05/18 20:08
『星降り山荘〜』読んでる。
半分すぎたくらいだけど、ちょっとしんどい。
まあ評判いい作品だから、がんばって「読者への挑戦」まで読んでみようか。
「星降り」は別の意味でしんどいな。
>>296 そう。そっちの意味で。
これでトリックまでショボかったら壁に叩きつける。
チャンドラーの『長いお別れ』
299 :
名無しのオプ:03/05/18 20:25
『星降り』最後の推理ていうか論理が
ごてごてしてて読みにくくなかった?
読んでてイライラしたよ。
この作品は最後の意外さ「だけ」が評価されてるのかな?
それ以外て話題にならないよね。
300 :
名無しのオプ:03/05/18 21:24
クイーンの「チャイナ橙の謎」読んでる。国名シリーズが好きなので
残り少なくなってきて寂しい。
301 :
動画直リン:03/05/18 21:24
>>300 吉村達つあんのご当地シリーズはどないだ?
絶対死んでも嫌でつかそうでつか
303 :
SARS 台湾人医師の訪問先を公表!!:03/05/19 00:22
読了
>>299 俺はむしろその部分を考えながら読むのが楽しかった。
ミステリの楽しみ方も人それぞれってことで。
305 :
名無しのオプ:03/05/19 12:51
E・D・ホック「怪盗ニック登場」(早川文庫)読んでます。
サム・ホーソーン以前の代表作ってたら、こっちだよなあ。
帯見ると、モンキー・パンチ推薦なのか〜。
実にポケミスから27年ぶりの待望の文庫化!
自分は新しめの読者だから、そうでもないけど、
古参読者からみたら、これ相当遅い文庫化だね。
ポケミスはブランク長いのが大杉。
来月は、名作「はなれわざ」がやっと出るし、今後の早川古典
文庫化に期待、期待!
306 :
一石二鳥は当たりまえ:03/05/19 12:54
森 博嗣 「封印再度」
とりあえず目次はイイ!!!!
308 :
名無しのオプ:03/05/19 17:37
>>305 ぐおおー『はなれわざ』が出るのか
未確認だが『ジェゼベルの死』も重版って聞いたしなぁ
密かに作品が揃いつつあるね
309 :
名無しのオプ:03/05/19 17:59
ヘレン マクロイ「家蝿とカナリア」
310 :
名無しのオプ:03/05/19 19:05
>>308 自分は去年図書館本で読んだばかりだったので、、
符節を合わせたかのような文庫化で手に入れられるのは感激
>はなれわざ
「ジェゼベル」重版したね。この最凶の双璧が揃うって凄い。
同時にカーの「プレーグ・コート」も重版してる。
復座して当然のような両傑作だからな。
311 :
名無しのオプ:03/05/19 19:45
塗仏の宴 支度 まだ1P目
不夜城を読み始めた。
なんかやけにホモ臭いぞ。ケツがムズムズしてくる。
>>292 本歌とりとか説明されるとややこしそうに聞こえるかな?
文章も読みやすいし、解り易いよ。「Y」を読んで無くても楽しめます。
『星降り山荘』は人物がどれもダメだった。
文体も合わなかったし、これがコイツの傑作ならもうイイヤ。
って思ったけど猫丸は読んでみようかな。
>>314 とりあえず『五十円玉二十枚の謎』の短編を読むべし。
>>315 それ、図書館にあったな。ありがと。読んでみます。
317 :
名無しのオプ:03/05/20 01:16
マージェリー・アリンガム「霧の中の虎」(ポケミス)
クリスティ、セイヤーズと並ぶ巨星らしいのに、乱歩の趣味じゃなかったせいで、紹介がずっと遅れたそうだ。
とりあえず乱歩は凄いと。
>>314 星降りは確かに登場人物イタイ奴ばっかりだね。
猫丸物ではないが『壺中の天国』を勧める。
オリックス谷の人生
320 :
名無しのオプ:03/05/20 10:22
『壷中の天国』面白そうなので今度読んでみます。
猫丸先輩て男ですよね。あとは正体不明でしたっけ?
何かイヤな感じなので読んでません・・・。
倉知淳で他は何かおすすめありませんか?
倉知で猫丸パスしてどーする???
猫丸以外はイイのないの?
>320
猫丸はいいヤシだよ。
みなさんありがとうございます!
最初の短編集『日曜の夜は出たくない』を読んでみて
気に入ったら他のも読みます。
326 :
名無しのオプ:03/05/20 13:41
「百億の昼と千億の夜」数ページだけ手をつけた。
ミステリじゃないっぽいけど。
いちおう大学でミス研入ってるけど去年は5冊くらいしか
ミステリ読まなかった…
山口雅也「マニマックス」読んでます。
そういえばミステリーズもいまいち理解できなかったな。
話は変わるけど講談社文庫の書体ってすごく読みづらい。
>>326 だいじょうーぶだ。俺SF研だったけどミステリしか読んでなかったから。
漫研でしたが会誌に1本も描きませんでした
>>305 怪盗ニック買ってきた。
書店で見かけてたのに完全にルビイの新装と勘違いしてたよ。サンキュ。
どんどん橋落ちたを読み終わったんだけどラストの意味が全然わからない
ちゃんと順番に前から読んだけどそんな指示する理由もわからない。どーゆーことよ!?
現在バークリーにはまってます。
今「第二の銃声」読書中。
クリスピンの「消えた玩具屋」を読み始め、20ページもいかずに挫折。
一緒に買ってきた「お楽しみの埋葬」に移るもこっちも早々と挫折。
仕方なく玩具屋に戻る。
ホントにユーモアミステリの傑作なんだろか?うぅぅ苦痛だ。
335 :
名無しのオプ:03/05/21 18:13
>>334 奇遇だ。漏れも玩具屋読んでる。
ちゃんと進んでるけど。
ユーモアミステリは、日本のとはずいぶん感覚が違うので注意。
クリスピンはミステリとしてはそんなにオモロくないのだが、細かいとこで芸達者というか古き良きコメディ映画っぽいノリの描写がある。
移動時間の時間つぶしにと「しゃべくり探偵」持っていった。
全編関西弁で書かれていて、関西人の私でも少々「くどい」と思ったよ。
普段、関西圏じゃない人には読みにくいんじゃなかろうか。
内容は、まぁ、時間つぶしには良いかと。
アリスの46番目の密室終わった。普通だった。
横田順彌.「銀河パトロール報告」読みはじめました。
「混戦乱戦殺人事件」の時も笑わされたが、
冒頭の「まだらのひもの」のくだらなさ加減からして、
これも本当にアフォな作品集そうw。推理物と見せて、
とどのつまり作者のダジャレセンスだけで話作ってるようなもんだし。
まあ、そのくだらなさが、楽しいわけなんだけど。
340 :
名無しのオプ:03/05/23 17:06
鮎川哲也「死のある風景」
大詰めまできました。
プディングを食べる鬼貫...ほのぼのでいいでつね(´∀` )
さみしさの周波数読了
ミステリではないか…
奥泉光「ノヴァーリスの引用」読んでるけどこれミステリーじゃないなぁ。
グランドミステリーが面白かったので買ってきたけど。
カーの『緑のカプセルの謎』をだらだらと読んでる。
>327
>話は変わるけど講談社文庫の書体ってすごく読みづらい。
禿同
目がチカチカしてくる。
>>340 大地康雄の顔さえ浮かばなければねえ。
いや、火サスでの配役としてはピッタシなんだけどさ。
345 :
名無しのオプ:03/05/24 09:24
九十九十九読書中。なんかスゲー
346 :
名無しのオプ:03/05/24 11:10
ハンドラー「猫と針金」読み終わった。
「笑いながら死んだ男」から4冊連続で読んでるけど、
けっこうはまってるかも。早く「自分を消した男」借りてこなきゃ!
347 :
名無しのオプ:03/05/24 11:59
よこじゅんは小学生時代のバイブルだったな〜
変なギャグ漫画よりよっぽど面白かったし。
図書館に全巻あって金もかかんなかったし。
前から積ん読になってた『ドグラ・マグラ』。今読み始めたばっかり。
この文章読みにくいけど、なんか独特の味があって好きだなあ。
今日は休日なので、部屋を暗くしてこのぁゃιぃ世界観にどっぷり漬かって楽しもうっと。
今気づいたが、もしかして俺ってヤバい奴だろうか。
349 :
名無しのオプ:03/05/24 13:14
>>348 夢野久作を読みなれると、
「チットモ」とか「タッタ」とか片仮名多用病になってしまうぞ。
ジェフリー・ディーヴァー「ボーン・コレクター」読んでます。
映画を見たことがあるけど、確かデンゼルワシントンだったかな。
大して面白くなかった記憶があるが原作はいい感じ。
まだ第一部だけど。
351 :
名無しのオプ:03/05/24 16:28
>>350 「あの原作から、何でこんなクソができるんだ」
というくらいの出来でつ。
352 :
名無しのオプ:03/05/24 22:03
貫井徳郎の短編集「被害者は誰?」読んでまつ。一話目のみ読了。なかなかによい。
353 :
名無しのオプ:03/05/24 22:37
きょう「マニアックス」を買った。
山口雅也以外、本格を読む気がしない。一刻も早く「奇遇」を文庫化せよ。
なにか色々と353に言ってやりたいのだがうまくまとまらん。誰か頼む。
355 :
名無しのオプ:03/05/25 02:51
「20番目のヤシが読むスレ」であたったフェイ・ケラーマン『慈悲のこころ』を。
(しかし上下刊あったとは・・・)
シェイクスピアが探偵役、というよりミステリ風冒険小説か、これ。
もっと小難しいかと思っていたけど意外にすらすら読める。
いい。
>>354 ツッコミドコロがありすぎて無理だ。マンセーのようだからむしろスルーしてやれ。
切り裂きジャック・百年の孤独オワタ。
ふーんそう、って感じだった。なんで○○○視点が必要なんだオイとは思ったけど
でもコンパクトにまとまっててえらいなと思った。
358 :
名無しのオプ:03/05/25 11:27
最近は買った本すべてに裏切られた
“マークスの山”もいまいちだったし、あと“最悪”でしたっけ?
異常性ばっかに趣向をこらして、肝心な細部がいい加減
一回読んで捨てた
今読んでるのは“Yの悲劇”、ネタ知っててもオモロイ
359 :
名無しのオプ:03/05/25 12:45
二階堂「人狼城の恐怖」。いま第二部の序盤。
オカルト方面に走っていって正直興醒め。
前提条件として、このネタはずっと引っぱるのだろうか。うーむ。
最後まで読むつもりではあるけれど、ちょっと不安になってきた。
>>261 ニシオイシン「クビキリサイクル」やっと読了。
面白かったw
流水以後とか言われてる筆頭だっけ、この人。
キャラ萌え系って意味じゃなく俺にはアリな内容だった。
帯と裏表紙さえ目をつぶればモンダイナシ。
表紙がイラスト風じゃなければもっと印象が違ってたかな?
そういやコズミック&ジョーカーって表紙がイラストだったらどうだったかな?
ってなことを思ったり思わなかったり。
361 :
名無しのオプ:03/05/25 20:23
山田風太郎「甲賀忍法帖」
半分ぐらいまで読んだところで、仕事の電話があって中断。今戻ってきて再開する所
ヤンマガUppersのヤツに惹かれて読み始めたのだが、面白い。
もっと早くに読むべきだった
363 :
名無しのオプ:03/05/25 22:33
永瀬隼介の「閃光」
半分くらい。ちょっと説明が多いけど面白い。
3億円事件の話。
>>349 タッタ二日間読んだだけでは、チットモそんな気配はありませんな。
エエ、大丈夫ですとも。ハイ。
>>360 読了おめ。
西尾は流水・森・京極を敬愛してるらしいよ。
> キャラ萌え系って意味じゃなく俺にはアリな内容だった。
あの内容がどんな意味でアリだったのか微妙に気になるが、
自分もアリだと思うw
てかわりと好きな作風だ。イタイけど。
というわけで、クビシメ移行も読んでみてくだちい。
ちなみに、コズミック&ジョーカーが表紙イラストだったら…
そんなに変わらないんじゃないか?(汗
コミカライズされたエキストラジョーカーを見慣れてしまった
せいかもしれんがナー。
ボーンコレクター読了。
確かにミステリーランキングで上位を取った作品であって面白かった。
ライムが自殺志願者って言う設定が映画ではなかったし周囲に当り散らす性格も描かれていなかった。
わずか2,3日の間の事件だったっていうのが信じられないスピーディな展開。
ライムの天才ぶりがきわだってる。
あからさまに続くっていうのが少しなえたかな。
あとは章立てがいまいちはっきりしていないのでいきなり場面が変わってて戸惑った。
367 :
名無しのオプ:03/05/26 17:55
アントニイ・バークリー『ジャンピング・ジェニイ』
読みやすい。
登場人物が仮装姿の名前で呼ばれたりするので、
パーティの場面はちょっとあれだがなー
この被害者ホントにいやなやつだな。
>>365 サンクス。
コズミック&ジョーカーがイラスト表紙だったら、敬遠する人が増えるかなと。
被害が少なくて済んだんじゃないか?w
エキストラ〜はまだ見たことがないもんでよくわからん。
ってな訳でただいま西尾維新「クビシメロマンチスト」読んでます。
え〜と、今のところアリですw イタイけど
「エジプト十字架の秘密」読了。
まあ、古典らしい古典だと思った。
>>368 巻を追うごとにイタ度は増すので心して読んで下さい。クビシメのラストなんて思い出すだけで…トリハダでつ
鮎川哲也「偽りの墳墓」
半分以上読んだけど鬼貫まだ出てこない。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
374 :
名無しのオプ:03/05/28 17:51
横溝正史「八つ墓村」
これから読みます。
375 :
名無しのオプ:03/05/28 19:58
「占星術殺殺人事件」を読み始めました。
もはやレジェンド・オブ・パクられ小説ですが、
知ってても十分楽しめそうなので安心しています。
面白い。
「クビツリハイスクール」読了。
西尾さんは妙につぼにはまる。
読みやすくて面白い。
哀川さんは好感度があがっていくなぁ。
サイコロジカルも楽しみ。
377 :
名無しのオプ:03/05/28 20:30
東野圭吾のある閉ざされた雪の山荘で読んでます。最後の結末がまだ予想できず(*´∀`)
378 :
名無しのオプ:03/05/29 21:05
カーター・ディクスン「魔女が笑う夜(わらう後家)」
読み出してます。
名にしおうカーのバカミスの最たるものらしいですが、
話に聞く脱力系トリックが、どれほどトホホというのか、
今回は驚愕に期待せず、この眼で確かめたいと思いますw。
379 :
名無しのオプ:03/05/29 21:13
380 :
名無しのオプ:03/05/29 21:20
古処誠二「分岐点」
前作に続き、渋いです。
381 :
動画直リン:03/05/29 21:25
山口雅也「奇偶」
まぁ本格ではないにせよ「因果律」にひたすら拘って書くあたりが
非常に鬼気迫っててよろしい。ラストが楽しみでつ。
383 :
名無しのオプ:03/05/29 22:41
>>377 それはトリックどうこうよりも、登場人物の心理でグッと来るよ
384 :
名無しのオプ:03/05/29 22:42
横溝正史「迷路荘の殺人」
小学生の時に読んだからわすれてしまった。
読み直し。
有栖川の『スイス時計の謎』読み中。
収録4作中3作は趣味に合わなかったが
最後の表題作は面白い。
でもやっぱり有栖川は長編の人だよな〜
「嫁洗い池」読了。
池波正太郎を読んだような気分だ。腹減った。
コーネル・ウールリッチの「聖アンセルム923号室」読んでます。
ハヤカワポケミスのロバート・ファン・ヒュ―リック「雷鳴の夜」。
まもなく読了、カー好き、特にカーのバカミス好き(「魔女が笑う夜」、「死人を起こす」とか)
には、絶対のお薦め。
読んで何も得るものが無い本の魅力、気軽に読み捨て出来る素晴らしさがここにある。
390 :
名無しのオプ:03/05/30 21:43
391 :
名無しのオプ:03/05/30 22:05
横山秀 真相
秀の作品はすべて読んでいるので、今作も楽しみ。
392 :
名無しのオプ:03/05/30 22:20
393 :
名無しのオブ:03/05/30 22:30
おいここの住民のQkcJpfdfE出て来い
394 :
名無しのオプ:03/05/30 22:34
西村京太郎『名探偵に乾杯』
やっとこ古本屋で見つけました。
名探偵シリーズどーしても読みたかったのだ。
でも『名探偵も楽じゃない』がけ見つからないんだよね。
注文かな〜。面倒だな〜。
395 :
名無しのオブ:03/05/30 22:39
ここの板のトリップがQkcjpfdfEの奴出て来い
396 :
名無しのオプ:03/05/30 22:40
>>391 一瞬「禿の作品は全て読んでいる」と勘違いした
ゴメンヨー
397 :
名無しのオプ:03/05/30 23:48
>>387 スゲーいいタイトル。
すかさずググッて見ました。
明日買ってみるYO!
でも、芦原すなおはミステリでは無理してるって感じがする。
一般小説の方がいいな。
・・・売れないからか・・・?
蘇部健一の「六枚のとんかつ」、古本屋で見つけたんで読んでます
まだオナニー連盟までしか読んでないけど、定価で買わなくてほんとによかったって感じ
400 :
名無しのオプ:03/05/31 13:01
クイーン「フランス白粉の謎」
なげえよ。
歌野晶午「安達が原の鬼密室」
なんだあの冒頭は?
>>401 折れ的には壁本だ。頑張って読んでくれ。
403 :
名無しのオプ:03/06/01 18:41
桐野夏生 「柔らかな頬」
「OUT」を読んで○○○ったので、今度は「柔らかな頬」
を読む。
404 :
名無しのオプ:03/06/01 18:54
ジェイムズ・バイロン・ハギンズの[極北のハンター]読め
いままで読んだな中で一番かも、もれはこれのせいで赤点取った
405 :
名無しのオプ:03/06/01 23:56
『「吾輩は猫である」殺人事件』
いや、漱石好きだし、いいんだけど、国内でこんな手ごわそうなのは久しぶりだ。
最近は海外ものばっか読んでたから・・・
406 :
名無しのオプ:03/06/02 00:07
有栖川有栖の「スイス時計の謎」
「マレー〜」でがっかりしたけど、今回のはまだ……ね。
>>405 『「吾輩は猫である」殺人事件』は、冒頭にいきなり『吾輩は猫である』の
ネタバレがある……
>>407 それは漏れも思ったけど、これを読む人はほぼ『吾輩は猫である』を既読の人じゃないかな。
それにしても冒頭でことわっとくに越したことはないが。
カー「盲目の理髪師」
字が細かくて読みづらい・・・
408の名前の部分は405でした・・・ごめん
411 :
名無しのオプ:03/06/02 14:20
湯殿山麓呪い村
412 :
名無しのオプ:03/06/02 14:46
マレー鉄道読了
今度は「第四の扉」
東野圭吾「悪意」読中。
久々の東野さんだけど、あいかわらずサクサク読めてよい。
この本が評価高いか低いかは知らんけど、
今のところはなかなかおもしろい。
414 :
名無しのオプ:03/06/02 21:25
志茂田景樹「欲望の大秘宝」
415 :
動画直リン:03/06/02 21:25
416 :
名無しのオプ:03/06/02 22:07
桐野夏生 「柔らかな頬」
現在、三省堂でハヤカワミステリーフェア
開催中です。
海外物のミステリーが中心です。
以上参考までに。
「悪意」読了。
後味のわるい小説だったけど(つまらないと言う意味ではない)
はじめて読むタイプの小説で、かなり楽しめた。
東野作品は結構読んだが、そのなかでも
なかなかお薦めだと思う。
次は積ん読状態が続いてる真耶さんの「夏と冬のソナタ」を読むかな。
貫井徳郎「修羅の終わり」
まだ150Pぐらい
419 :
名無しのオプ:03/06/03 01:52
クリスティー『ポケットにライ麦を』
読み始めたばっかりだが期待してます。
法月綸太郎『密閉教室』
「新冒険」に感銘を受けたので全作品制覇を目論み中。
まだ序盤だけど、初々しくていい感じ。
>>371 西尾維新「クビシメロマンチスト」読了。
うむ、面白い。人物の壊れ方が。
誰かが書いてたけど文章も読み易いね。
小難しい表現を使っていないだけだけど。
ラストはトリハダってほどでは無かった。はまってんのかな?w
さて「クビツリハイスクール」に取り掛かります。
それにしても読むの遅せぇな、オレ。
アルテ「第四の扉」読了・・・
「人間が書けてない」w
キャラがあくまでパズルの駒でしかないわな
まあ日本で綾辻あたりが出てくるのと
同じ頃のもんだし・・・w
本格ってのは常にそういう批判に晒されてるのね
それにあのトリックは(メール欄)に似てる
423 :
名無しのオプ:03/06/03 22:16
西村京太郎 「名探偵が多すぎる」
西村さんの本は初めてですが、なかなかオモロイ。
京極「狂骨の夢」
このシリーズ、この作品から一気に糞になったの?
カドフェルシリーズ「死体が多すぎる」読中。
面白すぎます。
みんな買え。
>>424 とりあえず五作目の『絡新婦の理』までは読んでみれ。
漏れは最初に「魍魎」を読んで彼岸に連れていかれ、「狂骨」でハァ?
という感じだったけど、「姑獲鳥」でやっぱ面白いと感じ、以後シリーズ
全部読むにいたった。
>>421 なんかおもしろそう。俺も読んでみよう
>>424 俺はまだ逝けたよ。途中のダルい所は試練だったけど・・・
島田荘司の「Yの構図」読了。
初めの1ページでやられて一気に最後まで読んでしまった。
時刻表系が嫌いな俺にとってあの単純さは読みやすくてなかなかおもしろかった。
428 :
名無しのオプ:03/06/04 16:11
鮎川哲也「太鼓たたきはなぜ笑う」
ピンタンフールーが美味しそう。こんなお菓子があったんだ。
「Yの構図」、ちょっと前に読み終わった。
最後はうーんと思わないでもなかったけど良かった。
島田さんの別作品と同じ展開になるかと思ってたら違ってて(当たり前
かもしれないが)楽しめた。
今は今邑さんの「死霊」。
面白そう。
>>421 読了おめ。
シメロマ読んでその感じならキミは立派な西尾ヲタになれる!
てかいいよねマジで。自分も新作マジ期待してます。
421さんはこれからツリハイ、その後サイコロを読む楽しみが待ってるわけで。
なんかうらやましいっす。楽しく読んでくだちい。
>>427 面白いよ。オススメです。
まずは1作目のクビキリサイクルからドゾー
S・A・ステーマン「ウェンズ氏の切り札」読書中。
これが出た頃の教養文庫は、レオ・ブルースといった
名手の翻訳も地味に出てたんだよなあ、、、倒産でみんな
絶版かあ、とか思うとなんだか切ない。
>>425なんかを見ると、ピーターズのカドフェル物は思ったより
再刊が早かったので、少しは救われるような気もします。
>>430 たびたびサンクスです。
クビツリは導入部分から飛ばしてますなw
ええ、こうなったら最後までお付き合いしますよ。
>>427 ぜひ読んでください。
島壮とはかなり毛色がちがうけどねw
「スペイン岬の秘密」読了。
自分でも推理して犯人が分かったので嬉しかった。
>>433 オレ犯人が当たってるとあんまり嬉しくない。
オレの予想を裏切ってくれ!って気になる。
スレ違いゴメン
435 :
名無しのオプ:03/06/06 18:46
森博嗣「有限と微小のパン」
これに出てくるゲームハゲシクつまらなさそうなんだけど
大ヒットするかなあ
ポケミスの「バニー・レークは行方不明」
アッというまに 半分すぎた。
1965年に映画化されているが
どなたか観た方は?
437 :
名無しのオプ:03/06/06 21:28
清涼院流水「トップラン 2」
…あんまり読みたくないのに、時々無性に読みたくなる清涼院流水。
さすがにJDCシリーズを読み直す気力はなかった。
「ある閉ざされた雪の山荘で」まだ序盤〜中盤。
読みやすい。
登場人物が事件に対してメタ視点に立ってる感じで、
自分ならどうするかな、と考えたくなる。
>>434 挑戦状の所までにすべての手がかりが出て、
推理の道を間違えなければ犯人を特定できるのが
クィーンだと思ってます。
そこで唯一人を指名できる状態にまで考えれば
どんでん返しは起こりようが無いと言うか。
>>438 昔は必死で考えながら読んでたんだけどね。
今は謎を暴いてやる!じゃなくて
驚きを求めて読むようになった。
だから小難しいことは考えないようにして、
ああ驚いた、面白かった、っていうほうが好きだな。
またまたスレ違い、、、最近よんだのは「秘密室ボン」です。
魔がさしたんです、すいません。
440 :
名無しのオプ:03/06/07 07:18
「今はもうない」、「詩的私的ジャック」を読み終えて、
「封印再度」を読んでます。
441 :
名無しのオプ :03/06/07 23:50
久坂部羊「廃用身」。読みながら、これって小説・・・だよね?と何度か自問しながら読みました。
こんな事あるわけがないと思いつつリアルな書きっぷりに脱帽しました。どなたか読んだ方いらっしゃいませんか?
笹沢左保『炎の虚像』
小説として、つまらないっぽい。なんて随分批判的だな我ながら。
443 :
一抹の不安:03/06/08 03:04
Alone Together 本田孝好 双葉文庫 読了。
せつな系は乙一と言われていたが
この人の方が、はるかに文章が上手い。
すらすら読めて、恋愛小説フリークは
あっという間にはまるだろうな・・・
でも、あまり読後感は残らないな
やっぱりライト・ノベルなのだろうか
444 :
名無しのオプ:03/06/08 03:32
ジョンリドリー「地獄じゃどいつも煙草を喫う」買って来た。
445 :
一抹の不安:03/06/08 06:28
現在「フリッカー、あるいは、映画の魔」
セオドア・ローザック、文芸春秋
読み中。
これは、人殺しが出てきそうにないので
気分的に楽。
モノクロ映画時代のタイトルがビシバシ出てくるし、
ちょっとイメージが湧かないので苦労しそうだなぁ
446 :
名無しのオプ:03/06/08 21:27
ディクスン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』読んでる途中。
絶対犯人当ててやる。トリックも暴いてやる。風邪ひいて頭痛がするが完璧に推理してやる。
しかし、私は何故ここまでムキになっているのか。
447 :
名無しのオプ:03/06/08 21:32
>>440 森博嗣のS&Mシリーズはなるべくなら順番通りに読んだほうが良い。
>441
本田孝好、後に残りませんか?
僕はこの人の、妙に後味が残るキツイ孤独感が、乙一さんとの違いだと
思っているのですが…
マチガイ。上のは443にです。
450 :
一抹の不安:03/06/09 03:02
>>448-449 いやあ、同時並行でジェイムズ・エルロイの
本格ノワールを読んでいたから
感覚が麻痺していたのかも(^^;
あの後、すかさず同じく本田孝好の
MISSINGの中の「眠りの海」を
読んだんだけど、やはり上手いね。
この人と奥田英朗は、いずれ
邪魔さえ入らなければ、直木賞を
取るでしょうね。
自分的には、妙に後味が残るキツイ孤独感についてなら、
東野圭吾の「秘密」の方が上を行っている感じがするね。
>450
抽象と写実のちがいでしょうか。僕は本多孝好のほうが、より孤独を
感じますねー。この人の描く主人公は、世界に対して、たった一人の
傍観者という立場を、最初から持っているという気がします。
「ハーメルンに哭く笛」 藤木稟
なんだか酔っぱらった時に見る夢を延々読まされているかんじがする。
この風呂敷はきれいに畳めるんだろうか。
失楽→はさみ→虚無→ドクラと読んでいく予定
カドフェル「修道士の頭巾」
前の2作に比べると、ややパワーダウン。
でも面白い。
まだ読んでないお前ら、早くこのシリーズ読め。
売り上げが悪いと続かないかもしれないじゃないか!
J・D・カー「囁く影」(早川文庫)読もうかな。
てか、今日仕事帰ってすぐ居眠ったから、
読書時間無駄になてもた。こんな時間だけど、
目も冴えてるし、朝寝過ごさん程度に徹夜で読むかw
>>446 正に「熱に浮かされたよう」といった様子だなw
西尾維新「クビツリハイスクール」読了。
はい、完全にはまってます。
すぐさま「サイコロジカル」へ突入。
「有限と微小のパン」5章までよんで挫折
一月くらい時間置いてから続き読もうと思う
筒井康隆「富豪刑事」
>446
皇帝〜のトリックを当てられたらすごい。ガンガレ。
これは名作だね。
>455
カドフェルシリーズは良いよね、読みやすいし。
ドラマもすごく出来が良かった。
>>460 「皇帝のかぎ煙草入れ」は実に微妙なテクを使ってるけど、
犯人、当てられないほどでもないトリックだと思うけどね。
漏れなんかは比較的初心者の頃にこれ読んだけど、
怪しい記述のところは予測がついたクチだよ。
ああいう一発トリックというか、大胆なトリックものってのは、
伏線が読めると、結構容易く看破されやすいと思うんだけどね。
ただまあ「皇帝〜」に関しては、結末を読むまで、
確信はなかったんだけど。カーはミスディレクションが巧い。
鼻血が出た・・・で、真保裕一の「奇跡の人」読了。
まぁよかったかな。このヒトの小説は初めてだったけど別の作品も
読もうという気にはなった
463 :
名無しのオプ:03/06/11 19:07
ポール・ギャリコ『われらが英雄スクラッフィ』
ミステリかね・・・?
464 :
名無しのオプ:03/06/11 19:38
アントニイ・バークリー「レイトン・コートの謎」。
読みながら、「久々に毒入りチョコレートを読みたいな」と思ってしまった。
465 :
名無しのオプ:03/06/11 20:17
F・W・クロフツ「スターヴェルの悲劇」(創元推理文庫)
クロフツ久しぶりに。
466 :
名無しのオプ:03/06/11 21:09
ディクスン・カー「曲がった蝶番」
読み終わりました。犯人にびっくりしますた。
ここから先のシリーズを集めるのはタイヘンそう
なにせ田舎だから本が置いてないのよぉぉぉ!
田舎の本屋って、確かに創元とか早川とか、
置いてあるなんて、めったになさそう、、、
古本屋も無かったら、もっと可哀相。
>454
余計なお世話かもしれないけど。
失楽と虚無でドグマグのネタバレあるし、
失楽は、虚無を前提に書かれてるから、
順序変えてドグマグ→虚無→失楽の方がいいぞ。
「ハサミ男」は(はさみといったらこれだよな?)は順序関係ない。
469 :
名無しのオプ:03/06/11 22:02
「斜め屋敷の犯罪」を読み始めました。
御手洗ものは占星術→異邦の騎士→斜め、と読んできてます。
楽しみデース
スバラデース!
>>471 自分はかなり好きでした。占星術よりも好きかな。
「不覚にも泣いた作品」スレでもでてるように、感動します
474 :
名無しのオプ:03/06/11 22:20
このまえ通販でやっと手に入った、連城三紀彦『戻り川心中』を読んでます。
ハルキ文庫。
今、桔梗の宿の途中だけど、すごい切ないな、この人の小説。
>>454 あー、オレもその順番で読んでる。ドクマグは戻り川と一緒に届いたんで、
まだ読んでないケド。
個人的には、順番にドグラ→黒死→虚無→匣失で読めば良かったと思ったりもしたけど、
面白いもんは面白いとも思った。
これから、舞城王太郎「九十九十九」を読みます。
清涼院はひさしく読んでないが。
>>445 俺も最初そんな感じで読み始めたが……じつに悪魔的な小説だった。
>>473 泣くほどではなかったと思うのだが。
つか、(メール欄)読んだときにデジャビュかと思った記憶が
泣く奴は軟弱
479 :
独者 ◆7lIkUklBz. :03/06/15 01:16
『メグレと消えた死体』ジョルジュ・シムノン
頭の回転の速い人なんだろうなあ、シムノンって。
小器用というか、職人芸というか。うまいです。
今文庫で倉知淳「壺中の天国」読んでる。
冒頭の電波文が読むのしんどい。
ここにも伏線あるんだろうけどなぁ。
レオ・ブルース「ジャックは絞首台に!」(現代教養文庫)
キャロラス・ディーン物、紹介少なすぎ。
東京創元社、ずっと予告ばっかりしてた「死の扉」の新訳、
ちゃんと出さんかい!
482 :
名無しのオプ:03/06/17 14:07
>>481 それオレも持ってたなぁ
今年の「このミス」でも予告してたのにね>死の扉
ミネット・ウォルターズ「女彫刻家」
さっき読み終わりましたが、ラストはいらんと思う。
でも彫刻家のキャラはステキ。
484 :
名無しのオプ:03/06/17 21:39
>>481 漏れも持ってる
>>483 漏れもそう思った
今読んでるのはポール・オースター『シティ・オヴ・グラス』
ミステリーっぽいフォーマットだけど純文学かね
途中までの印象は、メタミステリっぽいんだが。
485 :
名無しのオプ:03/06/18 00:15
>>484 シティ・オヴ・グラスか。
悪評高い山本・郷原の共訳なんだけど、さほど気にならなかった。
ただ、オースターだから是非柴田元幸訳で読んでみたいな。
柴田元幸訳は最高だね。
「幽霊たち」はハードボイルドに入れてもいいのでは。
487 :
名無しのオプ:03/06/18 11:44
これから「絡新婦の理」読みます。
何とか7月中には読み切りたい。
488 :
名無しのオプ:03/06/18 17:49
『シティ・オヴ・グラス』を読み終わったが、これはミステリではないね。
作家クィンのもとに間違い電話がかかってくる。
クィンを高名な探偵と勘違いした相手は、ある男を尾行して欲しいという。
好奇心から名前を偽り、依頼を引き受けたクィンだが、目的の人物を何日つけまわしても、事件など何も起こらない・・・
この物語は、謎を解かれることが主題になっていないし、メタミステリが往々にして持つ、ミステリに対する批評性にも欠けている。
要するに作者は、「ミステリ」というジャンルは最初から眼中にない・・・単に物語の導入がミステリ的であっただけのようだ。
全然印象が違うが、P・K・ディック『暗闇のスキャナー』を思い出した。
489 :
名無しのオプ:03/06/18 18:48
「くたばれ健康法!」読了
こいつぁアフォでいいや!
西澤保彦「幻惑密室」
文庫版ですよ。
チャンドラー「大いなる眠り」
最近メフィスト系から離れつつあります。
さすがに追いかけるのに疲れた…
492 :
名無しのオプ:03/06/18 19:16
ヘレン・マクロイ「幽霊の2/3」
>>492 おおお、それ蔵書で読んでるんだったら、羨ましく思ふ。
「怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集」(ちくま文庫)読もう。
収録は国書の「火星の魔術師」とダブるところ多しだが、
重複損を感じさせない程度に、補ってある収録作のバランス。
「夢鬼」とかの、変態入った世界の濃い味は忘れ難いんだよなあ。
「鉄鼠の檻」読了
竹本健治「囲碁殺人事件」
半分くらいまで読み終わったけど読みやすくていい。
でも、これの前に読んだ「将棋殺人事件」の方が好みかも。
月サスの横山秀夫シリーズって面白い。監督榎戸耕史なんていいな。最近読んだのはマレー鉄道の謎かな。サクサク読めるが結末は結構重たいな。次なる事件の予告もいいな。
火の鶏。あいかわらずのテンコもり。
御手洗潔のメロディ
卒アルの見る時のような懐かしい気分・・・。
マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー『ロゼアンナ』
『笑う警官』が有名なマルティン・ベックシリーズの第1作目。
サッカー観ててよかった。
サッカーってワールドスポーツだから、スウェーデン選手の苗字とか覚えてると、名前の傾向がおおよそ掴めるので、人物理解の助けになる。
棚に寝ていた徳間書店版山田正紀の女囮捜査官シリーズを読み始めたら止まらない!
502 :
名無しのオプ:03/06/21 11:56
最近は真保裕一の作品はどうなんですか?発火点や繋がれた明日は読んでないけど?
>>501 最終巻読み終わったら感想くれ。
俺の周囲では評価が2分してる。
ポール・アルテ「死が招く」(早川ポケミス)今半分過ぎたとこ。
正直、前作「第四の扉」は文章もヘタレだし、イマイチに感じたんだが、
今作読んで、この作家見切るかあるいは今後期待できるどうか、
判断することにした。でもアルテスレ、さっそく評判芳しくないな・・・
やなヨカーン・・・・・
鋼鉄の騎士読了。
夜中から読み始めたので、夕暮れの睡魔になりましたw
鋼鉄の騎士って舟戸与一の分厚いレーサー物語?
あ、藤田宣永でしたか。
>>509 えーと。殊能→首脳みたいな2ちゃん表記なのかもしれんけど、一応。
舟戸→船戸
宣永→宜永
再三のご指摘すみません。
ブリジット・オベール「マーチ博士と四人の息子」読了
結構楽しめた。折原一の本の読後感と被るかも。
次は山口雅也の「奇偶」を読む予定。
>>507 を。予言者さんですな!w
てなわけで今晩は午後の行商人を読んでるところ。
ただし4時から6時ごろまでは中断する予定。
514 :
名無しのオプ:03/06/23 11:25
キャロル・オコンネルの「クリスマスに少女は還る」
を5分の1まで。
ミステリ初心者なので、友人チョイスで。
北村薫「ニッポン硬貨の謎―エラリー・クイーン最後の事件」
あぁ…もう大好きだぁ。
西尾維新「サイコロジカル」読了。
文中に出てきた「イダチイクヨ(漢字忘れた)」って誰だっけ?
御大「コズミック」の登場人物だったような気がするのだが。。。
コズが手元に無いので調べようが無い。
誰か教えてください。
あ、サイコ〜は大変面白かったです。
517 :
名無しのオプ:03/06/23 17:37
>>514 友人チョイスって何?
「初心者なので、友人にお勧めを選んで貰った」ってことか。
>516
流水師で当たり♪
ドロシー・L・セイヤーズの「ナイン・テイラーズ」
今度こそ 完読目指して 読書中
520 :
名無しのオプ:03/06/24 03:59
『ナイン・テイラーズ』て読みにくくないですか?
521 :
名無しのオプ:03/06/24 04:01
西尾維新『サイコロジカル』て
森博嗣の『すべてがFになる』と似てない?
ドロシー・L・セイヤーズってさ、うんこするの?
>>521 そうですね。
(メル欄1)が出てきて舞台があれで(メル欄2)もあるし。
設定が似てますね。ストーリーはかぶってないと感じたけど。
>>518 ありがとうです。やはりそうでしたか。
レズのお姉ちゃんだっけ。
維新がとりあえず終わったので今は
佐藤友哉「エナメルを塗った魂の比重」読んでます。
京極夏彦「鉄鼠の檻」読了。
坊主がやたら多かったり終盤いきなり数人の坊主がカミングアウト始めたり
なかなかおもしろかった。
古処「分岐点」読了
うーむ・・・・「ルール」のあとでかなり期待したのだが。
どこまで書いていいのかな。
ネタバレじゃないからいいよな。
また戦争ものかよ!「ルール」の出来がよかっただけに間を空けた方がよかったのでは?
しかも(メール欄1&2
誰か読んだ人いないっすか。
526 :
名無しのオプ:03/06/24 18:49
「Zの悲劇」読書中。
X、Yと順番に読んできたのでかなり違和感が・・・
女囮捜査官3巻聴姦まで読み終わり。あと2巻。それにしてもこの頃にも色々なジャンルを書いてるな。美しい蠍たち、神獣聖戦、破壊軍団、仮面戦記、影の艦隊…
>525
古処たんは別に(メール欄)に拘らなくてもいいっしょ。
(メール欄)じゃなくても読ませれるだけの魅力はあると思う。
普通に感動したし、良かったけどな…「分岐点」も。
それと、また…というか、戦争ものは連載もしてるのだが…。
そゆ自分は曾我佳城全集を文庫で再読中。やっぱいいなぁ…。
井上ひさし「四捨五入殺人事件」読了。
技巧ミステリーの傑作「十二人の手紙」と比べちゃずっと落ちるが、
それなりに直球本格興味。アンフェアな点が多いのが難点だが、
小味ながら、どんでん返しもあるし、可も無く不可も無く。
次はC・ディクスン「爬虫類館の殺人」を消化しよ。
貫井徳郎『慟哭』
ロージー・ドーンの誘拐
クイーン「ギリシャ棺」
墓を掘り返したところ。今のところタルい。
533 :
名無しのオプ:03/06/26 18:26
バーバラ・ヴァインの『煙突掃除の少年』が図書館で借りられてたので、
同じ作者の『ソロモン王の絨毯』を。
トマス・ハリス『羊たちの沈黙』
真保裕一「奪取」。第一部読んだがオモロイ
島田荘司「暗闇坂〜」
浦賀和宏「頭蓋骨の中の楽園」
やっと半分読めた。
「たまにはageたまえ、ワトスン」
(‘ε ’)
連城三紀彦「暗色コメディ」
横溝正史「死仮面」
ティン「ロウソクのために1シリングを」
高木彬光「帝国の死角(上)」
とりあえず、7月に入るまでに下巻まで
読み切れるかどうか?
544 :
名無しのオプ:03/06/30 17:56
殊能将之「美濃牛」
まだ50ページ程。
546 :
名無しのオプ:03/06/30 18:07
549 :
ピータン卿:03/06/30 22:40
山田風太郎「十三の階段」、リレー小説集でヘンな話ばかり(w)
その中でもジョブナイル「夜の皇太子」が海野十三「深夜の市長」みたいな雰囲気で面白い。
最後まで山風に書かせてたらどんな話になっただろ。
550 :
名無しのオプ:03/07/01 04:55
殊能将之の『美濃牛』て面白いですか?
必読ですか?
>>550 美濃は展開が遅いというか、全体にまったりとした印象だった。
だからゆっくり風景を思い浮かべながらじっくり読むと面白いと思う。
特に退屈ということもなかったし。
石動シリーズの最初の作品なので、あとの三作を楽しむために読んでおいて
損はない……かな。
>>551 有り難うございます!
長い間敬遠してましたが図書館で借りてみます。
553 :
名無しのオプ:03/07/01 08:26
小池真理子 墓地を見下ろす家
半分くらい読んだけど、まだ怖さは伝わってこないね。
554 :
名無しのオプ:03/07/01 11:12
ジョブナイルあげ
555 :
名無しのオプ:03/07/01 11:17
折原一の模倣密室読了。折原はもう駄目なのか?
最近のは全部はずれだな。
「QED百人一首の謎」読んでます。
自分、子供のころ百人一首が得意だったためか、
(今でも全部の歌暗記してます)なんだか面白く感じます。
557 :
名無しのオプ:03/07/02 02:20
芥川龍之介「藪の中」。
これって解あるのかな。
559 :
名無しのオプ:03/07/02 13:52
小川勝己「僕らはみんな閉じている」
初短編集だそうな。
まだ5P目ーー。
乙一「夏と花火と私の死体」読み終わった。
乙一はじめて読んだけど雰囲気がよいと思った。
大学の教授は、『藪の中』を紐解くカギとして、メール欄を挙げてたなぁ
舞城「九十九十九」
まだ数ページだが…
…また福井ですか。
恩田陸「六番目の小夜子」
プロローグ読んでメチャメチャ引き込まれた。
サヨコ伝説の漠然とした怖さがイイ!
ただ読み終わって「結局なんだったんだ?」ってなったのが残念。
青春小説としては私的お勧めの上位に入るな。
ということで次は泡坂妻夫「亜愛一郎の逃亡」にとりかかる。
皆川博子「彼方の微笑」序盤。
皆川作品のヒロインは壊れぎみな兆候がなんとも。
例にもれずプロローグから早速狂いはじめてまつw
ウェストレイク「鉤」
「斧」より面白いといいな
高木彬光「悪魔の嘲笑」
>>566 それは斧が面白くなかったといってるのか
斧よりさらに面白いものを期待しているのか
どっちだ?
今さらながら『すべてがFになる』を読み始める。
が、読点と「……」が多すぎて、読んでいてテンポが悪い。
途中で投げ出しそうな悪寒。
570 :
名無しのオプ:03/07/04 20:01
「アリス・ミラー城」読み終わったばかり。
ポカ〜〜ン・・・
創元推理文庫の大下宇陀児、角田喜久雄集を読み始め
「情獄」だけ読んだ。
やっぱ大下宇陀児面白い。
宮部みゆき「魔術はささやく」
今日から読み始めました
>>572 角田なら「死体昇天」っていう短編は面白いよ。
創元には入ってたかな?
576 :
名無しのオプ:03/07/06 01:44
森博嗣「有限と微小のパン」
一年ぶりの森作品。読み始めだけど何か読み易いよ?
西尾維新「ダブルダウン勘繰郎」
午前中にこれ読了しました。
ミステリじゃなかた。流石に期待はしてなかったけど。
577 :
名無しのオプ:03/07/06 04:33
乾くるみ「Jの神話」
ダビンチかなんかで、小森健太郎が絶賛してたから読んでる。今、半分ちょいだけど
悪くはないね。
578 :
ピータン卿:03/07/06 10:23
オルセン「黒猫は殺人を見ていた」(ポケミス)
「元祖猫ミステリ」とか宣伝されてるけど、猫はまあ小道具程度。適当に軽くて
通勤電車中でさっさと読了。ミステリとしての瑕疵は結構目立つけど、まあこんなもんかな。
ただ訳者あとがきはネタバレ、自分で早川に話を持ち込んだくせに、
バラしていては世話ないわな。
579 :
名無しのオプ:03/07/06 10:30
乙一「ZOO」
ページが進むごとにブルーな気分になってくよ…
580 :
名無しのオプ:03/07/06 12:27
折原一の「五つの棺」と綾辻の「殺人方程式」
最近外れが多いので期待して読んでます。
581 :
名無しのオプ:03/07/06 12:29
スラデック「見えないグリーン」読み始めた。
期待大。
582 :
59844:03/07/06 12:45
583 :
名無しのオプ:03/07/06 14:11
ミステリじゃないけど「ルナ」読んだ。
まだまだって感じだけど面白かった。
経験をつめば良い作品が書けると思う。
この作者は将来、大物になるよ
坂木司「青空の卵」読了。
悪くは無いが、謎の見せ方が下手。
2作目もよんでみるか。
アシモフ「黒後家蜘蛛の会 1」
バークリー「毒入りチョコレート事件」
西尾維新「ヒトクイマジカル」
佐島ユウヤ「春陽」
買ってきました
とりあえず「黒後家蜘蛛」から読み始める予定
皆川博子『死の泉』
いま途中だけど、ミステリなの??
ジョン・ディクスン・カー「髑髏城」
バンコラン物はかなり久しぶり。
>>586 推理要素はあまり無いよ。
オチがミステリ的な構成という感じ。
カッツェンバック「真夏の処刑人」
ちゃんと現場に立ってる人ならではのディテールに関心かつ嫉妬。
連続殺人犯+その連絡役となるメディア人
という作りは「ホッグ」と同じだけど、あちらより断然厚み有り、という印象。
エドワード・D・ホック「夜はわが友」
高木彬光「霧の罠」
を読了。
近松検事シリーズは2冊目。
容疑者が記憶喪失らしい……という裏表紙の説明から想像してたのとは、ちょっと違った。
次は連城三紀彦「顔のない肖像画」
光文社文庫の幻の探偵雑誌や山田風太郎コレクションの短編をちまちまと拾い読み。
期末試験が近いから長編は読めないぽ
>>590 そーゆー時に読んだ長編が、後々まで記憶に残るんだよなあw
592 :
名無しのオプ:03/07/07 21:46
小池真理子 「墓地を見下ろす家」
593 :
名無しのオプ:03/07/07 22:47
殊能将之「美濃牛」半分で挫折・・
この人の文章、折原一に似てると思った
恩田陸 「上と外」一気読み
高田崇史「QED式の密室」50頁程読んだ
594 :
名無しのオブ:03/07/07 23:13
イーデン・フィルポッツ 「闇からの声」
595 :
名無しのオプ:03/07/07 23:17
遅レス
>>574 そうです。
>>575 ありました。
やっと大下宇陀児の「虚像」を半分まで読みますた。
「情獄」「凧」「悪女」「悪党元一」と読み終わりましたが
いまのところ「情獄」が一番面白かったです。
とりあえず「石の下の手紙」は読んだので、「烙印」を買おうかどうか検討中。
「石の下の手紙」ではなく「石の下の記録」でした。
大下宇陀児が好きな人って珍しい・・・
というか、積極的にフェイバリットに挙げてる人はあんま見たこと無い。
探偵小説家の中でも、大下宇陀児や木々高太郎って、テイストが犯罪小説で、本格好きの稚気っぽいところが希薄だからだろうか。
泡坂妻夫『亜愛一郎の逃亡』読了。
実は亜シリーズ初めて読んだのだけど、後半面白かった。
「赤の賛歌」「火事酒屋」が好き。
転倒→狼狽と逆行してみようかと思う。
次は今頃だが創元の『ミステリーズ!』。
目当ては有栖川と黒崎緑。
>>598 後でよくよく考えると地味な話ではあるな、とは思うのですが
読んでるときはもの凄く物語に引き込まれるんですよね。
あっと驚かされるような本格物も好きなんですが。
>>599 へえ、亜シリーズを最後から読んじゃったのか。
じゃあ大オチは知っちゃったわけだけど、
それでもけろっと楽しもうとする君は大したもん。
亜は初期が一番優れた作品群だから、
逆行は逆行で面白い読み方かも。
大下なら「偽悪病患者」ってのはガチの本格してたな
>596じゃないけど、こないだ買った「烙印」
そろそろ読もうかなと考えてる。
「偽悪病患者」はこれに入ってるんだったな。
桐野夏生『OUT(上)(下)』読了。
こういうミステリの一般的な(カテゴリの)呼称とかご存知の方います?
本多孝好『MISSING』
評判いいので期待。
京極夏彦「絡新婦の理」 とりあえず 2 まで読了。まだまだ先は長いね。
今のところ京極堂シリーズでは一番テンション高い感じでいいかも。
個人的に一番好きな「魍魎のハコ」を越えられるか楽しみです。
超えません。
「ドグラマグラ」読みはじめました。
1週間かけて
アシモフ「黒後家蜘蛛の会 1」
バークリー「毒入りチョコレート事件」
を読み終わりました
上質のミステリの楽しさを再認識しました
毒入り〜かちとオチが弱い気もしますが、最近の国産ミステリに毒されすぎかも
東野圭吾「同級生」読了。
大きな仕掛けもなく、平凡。
610 :
名無しのオプ:03/07/14 17:50
age
畠中恵「しゃばけ」
ミステリか微妙だけど、面白い。
久々にハードカバー買ってしまった。
>611
ミステリかって言われたら違う気がするけど(ミステリ風味?)
「しゃばけ」面白いね。
すらすらっと読み通せる面白さだった。
続刊の「ぬしさまへ」は短編集だけど
「しゃばけ」気に入ったならこっちも面白いと思うよ。
613 :
名無しのオプ:03/07/15 01:06
中西智明「消失!」
コレ誉めてるヤツってネタだよね?
作者のナマイキぶりだけが目に付いて…
>>612 ありがd!!
そして「ぬしさまへ」も購入、読了済みでした(w
私はビー玉のお話が好きだったなぁ・・・。
虚貌
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
618 :
名無しのオプ:03/07/15 20:25
東野圭吾の「パラレルワールドラブストーリー」を読み始め
導入部は凄くいい
ちくま文庫の橘外男「逗子物語」海外実話編、令嬢カミーラの日記読了
こういうの好き。
620 :
名無しのオブ:03/07/16 22:13
クイーンの「ハートの4」
う〜ん、いまいち。
「Yの悲劇」は面白かったのに。
621 :
名無しのオプ:03/07/16 22:32
俺は「Zの悲劇」読み終えたとこ。
Xから順番に読んできたので冒頭からかなり違和感があったが、
まあ面白かった。でもやっぱX、Yと比べると見劣りしちゃうかな。
ペーシェンスはちょっと苦手なキャラでした。
622 :
名無しのオブ:03/07/16 22:36
>>621 ふーん、ZってX、Yよりは面白くないんだ。
次はX読もうと。
女囮捜査官シリーズ読了してました。1・5巻で一冊にして、2〜4巻は全く独立した別ものの一冊にしていいんじゃない?
東野の「パラレルワールドラブストーリー」を読了
これいいなぁ
なんであまり話題にならないんだろか
>624
東野スレに行けば?
626 :
名無しのオブ:03/07/17 22:07
ヴァン・ダイン 「グリーン家殺人事件」読了。
「僧正殺人事件」よりも面白かった。
>>625 他に悪意しか読んだことないので行きにくい
今から生ける屍にチャレンジ
昔、一回挫折したけど、今度こそ完読したい
屍って挫折しやすいタイプだよな
「絡新婦の理」読了。606の予想どうり「魍魎のハコ」は超えなかったけど
かなりよかった。
ドイル『シャ−ロック・ホームズの事件簿』
好きなくせに全巻を読破していないので
1ヶ月に一冊の割で読破中。
先は長いな。
632 :
名無しのオプ:03/07/21 17:48
我孫子武丸「8の殺人」
高野和明「13階段」
まじおもしれー
634 :
名無しさん:03/07/21 18:37
635 :
名無しのオプ:03/07/21 20:03
じゅおん。家にいるときに、見てください。一人の時に・・・・。
636 :
名無しのオブ:03/07/21 22:01
「消失!」読み終わった。
うーん、微妙だ。
最後の告白は要らないんじゃないの。
後味が悪くなった。
637 :
名無しのオプ:03/07/21 22:33
木谷恭介「京都吉田山殺人事件」
法月綸太郎「雪密室」
まだ読み初めだけど、自分には合わないかも。
639 :
名無しのオプ:03/07/23 00:31
「殺戮にいたる病」読了。
トリックはいいけどだから何?
ラストって衝撃受けるトコなの?
まぁホラーな場面は良かったです。
帰郷の新幹線でクリムゾンリバー
帰省中の夜中に第四の扉
帰宅の新幹線でブルーム
フランス人ってほんとバカだよなあ(←ほめ言葉
舞城王太郎の「九十九十九」を読んでる。
虚無三回目。
643 :
名無しのオプ:03/07/24 13:34
岡嶋「99%」
最近は誘拐モノを固め打ちしてます
645 :
名無しのオプ:03/07/24 23:19
>>643 誘拐物といえば、
沢木冬吾の「愛こそすべて、と愚か者は言った」はもう読んだ?
647 :
名無しのオプ:03/07/24 23:54
若竹七海「依頼人は死んだ」
葉村晶に惚れた。ケコーンしてくれ!!
蘇部の「六とん」、文庫になったんで買ってきた。が・・・
最初の一話で800円が心底高く感じたよ。
アホバカなら大歓迎だが、単にしょうもないんじゃないのか? これ?
まあ、これから楽しくなると期待して続き読んでみるか・・・
>>645 まだ読んでません。
ウェブでググッて見たところ、誘拐事件を軸に親子の情が織りなされ・・・
みたいな話しみたいですね。
ちょっと面白そうかも。
探してみます。
ブックオフにあるかな?
ディクスンカー「帽子収集狂事件」
今やっと事件が発生した所。
あまりにも読みにくい文に挫折しそう。
これの前に読んだのがアガサクリスティだったから
余計にそう感じるのかも…
今更ながら、森氏の「そして二人だけになった」を読んでいます。
今まで、読まず嫌いの作家だったんですが、いざ読んでみると、意外と面白いです。
やっと「絡新婦の理」読み終えた。
全体的には普通だったがあの構成は凄く良かった。
次は「変身」読みます。
653 :
GET! DVD:03/07/26 00:32
アントニイ・バークリー「ロジャー・シェリンガムとヴェインの謎」
バークリーらしい作品 彼の作品を沢山読んでる人は真相がわかると思う
655 :
名無しのオブ:03/07/26 22:09
>>650 カーの作品は訳がいまいちなのが多い。
「三つの棺」(ハヤカワ)も読みづらかった。
良訳で読んでみたい。
『そして誰もいなくなった』を初めて読んだ。
すごいね。あの時代にすでにこんな話があったとは。
実はネタバレされてたんだけど、それでも楽しめた。
クリスティの違う作品も読みたいと思った。
>>656 「オリエント急行殺人事件」、「アクロイド殺し」の二作もネタバレされちゃった?
もし幸運にもされていないのなら早めに読んだ方が良い。
オリエント急行はすでに読んでます!
ネタバレされる前で良かったよホント…あれもすごい話だった。
書かれた当時は、色々と賛否両論あったんでしょうねぇきっと。
「アクロイド殺し」、微妙です。ネタバレはかろうじてされてないと思います。
(メ欄)とかじゃないですよね?
明日にでも買ってこようと思います!
659 :
名無しのオプ:03/07/27 19:54
グレイヴ・ディッカー読み終わりました。
どうも最後が今ひとつ。
解決せずに謎が謎呼ぶ終わりって・・・。
660 :
名無しのオプ:03/07/27 20:15
今の時代、そし誰、オリエント、アクロイドを
ネタバレされずに読めるのは非常に幸運なことだと思う。
>>660 激しく同意。
ちなみにオレはグリーン家殺人事件を読んでる。シリーズ順に読んで
いくのもナカナカ。
662 :
名無しのオプ:03/07/27 23:42
クリスティ「満潮に乗って」読んでる。
この時期のだとオリエントの頃とはだいぶ雰囲気違うんだな。
663 :
無料動画直リン:03/07/27 23:43
664 :
名無しのオプ:03/07/28 00:16
東野圭吾「放課後」読了。
犯人の殺人動機ワロタ。
665 :
名無しのオプ:03/07/28 07:29
「龍は眠る」100ページくらい読んだところ。
超能力の話というイメージがあったので敬遠してたが今の所中々面白い。
これからどうなっていくのか楽しみです。
麦酒の家の冒険読了
まあまあ面白かった。
ずっと読まず嫌いにしてた「暗号ミステリ傑作選」
この作家陣の豪華さはなんなんだと驚愕中
クリスチアナ・ブランド『はなれわざ』
ブランドの小説って集中していないと必ずまた最初から読み返すはめになる。
分厚いのや上下巻や上下で分厚い、「コンタクト・ゾーン」「終戦のローレライ」「模倣犯」などなど、買ったはいいがお蔵入りの気合いを入れないと読めない本が溜りすぎ。で読み始めたのが「半落ち」。遅ればせながら。
670 :
名無しのオプ:03/07/29 20:46
「症例A」と「頼子のために」
最近は並行読みすることが多いです。
小沼 丹「黒いハンカチ」(創元推理文庫)
とにかくこの薄さがいい(w)
短い話ばかりなのがいい(w)
話も昭和33年の作品にしちゃなかなかしゃれている。
でも「アズマ」なんて名前の女はいねーよ(w)
>>671 昔は「アヅマ」って表記だったんだけどね。
「亜津麻」とでも字を当てたら一応女性らしくなるか。
でも姓が「ニシ」だし、それに掛けてるとしたら「東」だが。
たしかに外国作品に出てくる日本人みたいな名前だなw
>>671 関係ないけど、例えば夢野久作作品などで、良家のお嬢さんが書いた文面
「A子さんへ お手紙ありがとうよ。」
と書いてあると引く。
(当時はきっと普通の表現だったのだろう・・・)
>>672 妹の名前がミナミコだったから、
西・東・南なのかな、と思ったが。
そうすると北は母親とか?
「笑う怪獣」西澤保彦
最近の彼の小説は重いのが多くて、こういう笑えるのはひさしぶり
ミステリとしては小粒だけど面白かった
676 :
名無しのオブ:03/07/31 22:03
講談社からミステリーランドってどうよ。
島田荘司 透明人間の納屋
小野冬美 くらのかみ
殊能将之 子どもの王様
ってどうでしたか。
呼んだ人、感想お願いします。
677 :
名無しのオプ:03/07/31 23:08
今から死の泉読みます。
「アリス・ミラー城」を読んだんだが…さっぱりわからん。誰か俺に解説してくれんかのう。
山口の奇偶読もうと思うんだが、面白い?
>>673 ワロタ!!
私もそこすごくひっかかった。オッサンじゃないんだから…て。
多分「お手紙ありがとうvvvよ」ってニュアンスなんだと思うんだけどね…。
古き良き時代の言葉と混じって、微妙な感じだよね。
「もよこ(漢字忘れた)」って名前もどうかと思った。
もっと美しい名前が良かったな。
ちなみに、今からいよいよ「黒死館殺人事件」読みます。
三大ミステリの後
うわ、途中で送信されてしまった。
(つづき)
三大ミステリの後二つは数年前に読了してて、これだけ手に入らなかった
ので未読でした。
最近ネットで手に入れたのは良いのですが、旧仮名遣い……ヽ(`Д´)ノウワァァン
読みにくい!!漢字も旧漢字だし。
なのでこの夏に腰を据えて読みます。
スティーブン・キング『グリーンマイル』を読んでいる。
いま3巻の途中。ぐんぐん進む。
さすがベストセラー作家、話を引っ張っていくのが上手い。
685 :
名無しのオプ:03/08/01 23:39
横溝と乱歩を読みたい気分になり、今日は「孤島の鬼」を読んだ。
クイーンの国名シリーズが一番好きなんだけど、謎解きより世界観に
はまるこういう本もやっぱり面白いなぁ。
>>684 近くのブクオフで全巻100円なんだよ。買いかな?
(^^)
>>686 100円で売ってるのはよく見る。
これは買っていいと思う。
つっても、今が安値でチャンス!っていう意味じゃなく、
単純に面白くて、値段ぶんの価値があると思うから「買い」。
今から光文社文庫版の都築「猫舌」読みます(話の筋をすっかり忘れている)
ところで一昔前の小説での女性の会話「何々はよくてよ」みたいな表現には・・・・・
やっぱり引くなあ(w)
>>689 私はむしろそういう言葉遣いしてみたいよ(w
関係ないけど、私の行ってた女子校は「ごきげんよう」が
挨拶でしたよ。
>>689 今でもアニメとかの高飛車なキャラはそういう口調で話してたりするんだよね。
あ、「都筑」だったsage
で「猫舌」2/3、なんだかダラダラした話だな、これでどんでん返しあったっけ?
>690・691、鮎哲の女性キャラはみんなそういうしゃべり方しててよ(w)
いつごろから見かけなくなったのかなー、化膿姉妹とか今でもしてそうだけど(w)
>>682-683 見つからなかったって、創元推理文庫の小栗虫太郎集で
容易に読めるのに?まあ古本入手が対象なのかもしれんが。
旧カナ旧漢字って、沖積舎復刻版・・・じゃ値が張るから違うよなあ?
あ、ポケミス版とかが旧字表記なんだっけ?持ってないから、
よく覚えてないンだけど。
>>693 広島の紀伊国屋書店には置いてなかったよ〜!!検索機でも調べたのに。
まあ発注すれば取り寄せてもらえた訳だが。
私が手に入れたのは早川書房の1956年初版で1996年の4刷目です。
小口が黄色でビニールカバー付きのやつ。
私は現代仮名遣いの物が欲しかったんだけど、ネットのフリマで
購入したので…旧仮名遣いとか書いてなかったから。
がんがって読むよヽ(`Д´)ノウワァァン
695 :
名無しのオプ:03/08/04 11:49
浦賀和宏の「時の鳥籠」
実は評判をあまり聞いたこと無いのだが。
図書館で気になったので借りて来てしまった。
まだ出だしだがそれなりに引き込まれてる。
696 :
名無しのオプ:03/08/04 12:08
宮部みゆき「スッテプファザー・ステップ」
導入部から面白い。
今日、殊能将之の「子供の王様」が届いたので、今から読み始めます♪
牧逸馬「第七の天」読書中。
教養文庫版じゃなくて、山手書房新社の傑作選の方だが。
まあミステリーつうより、この作家らしい、
文章の軽妙さと、ブラック・ユーモアを楽しんでる。
699 :
名無しのオブ:03/08/05 22:04
>>680 うーん。奇偶ですか。
いまいちですね。
いろいろな本からの引用が多くて、もっと自分の言葉で書いて欲しかった。
結局、いったい何が言いたいのかわからないです。
人によっては面白いという人もいるので、どうしても読みたいのなら
止めません。
綾辻行人「最後の記憶」なんてなあどうでしょう?
読もうと思ってるんですが。
702 :
名無しのオプ:03/08/06 00:57
連城三紀彦 暗色コメディ
703 :
名無しのオプ:03/08/06 01:37
>>700 最後の記憶、私はつまらんかった。
森博嗣の封印再度読了。鍵の出し方はへぇ〜と思ったけど、
それ以外はいまいち・・・。
森博嗣は何冊か読んだけど、私にはどうにも合わないみたいなので
もう読まないと思う。
岡嶋二人 焦茶色のパステル読み始めた。
競馬全く興味ないんだけど大丈夫かしら?
クラインの壺が面白かったから、他のも読んでみようと
思ったんだけど。
クラインの壺はドラマで見たんだけど、
かなり怖かったな。精神的に。
706 :
名無しのオブ:03/08/06 13:11
若竹七海「心のなかの冷たい何か」
これから読みます。
707 :
名無しのオプ:03/08/06 13:18
>>703 どの作家でもいいんですけど、その人の本で一冊面白いものにぶつかってしまうと、
面白くないとは聞いていても読み漁ってしまいますよね。
森博嗣もそれにあたってとりあえずSMだけ読んだら足を洗おうと思っています。
そういう作家って意外と多くて、綾辻さんとかもそう感じるのでちょっと淋しい。
岡嶋二人は5w1hがおすすめですよ。
ちなみに今は、クイーンのミニミステリ傑作選を翼ある闇と並列して読んでいます。
708 :
名無しのオプ:03/08/06 13:25
>>705クラインの壷俺も読んだ。
先にすごい昔ドラマ見たんだけど最後の方見逃したんで読んでみた。
実際には最後の方も見てたんだよ。
ビデオ借りれないかな?
昔はミステリなんて読んでなかったからすごい驚いたんだろな、あの程度の
オチで。今はたいしたオチにはならないから。
710 :
名無しのオプ:03/08/06 16:06
今更ながら島荘の占星術読みますた。
何処でもいわれてるけどやっぱり金田一少年が少々憎い一日でした。
いまから若竹さんの僕のミステリな日常に入ります。
『嫁洗い池』芦原すなお
アラメとヒャッカがめちゃくちゃうまそう。
何度目かで横溝にはまってます。
代表作とされてるものはだいぶ以前に読んでましたが
さほど世評の高くない未読作品にも隠れた名作が結構ありました。
現在「幽霊座」読書中。
顔に降りかかる雨。
今更、って感じだが、ハードボイルドは読んだ事無い。
トカジの『未確認家族』呼んでます。
こんな毒舌小説初めて読んだよ。トカジの頭の中って一体……。
ビールを飲みながら西澤保彦「麦酒の家の冒険」を読んでます。
718 :
名無しのオプ:03/08/06 23:17
京極夏彦「陰摩羅鬼のキズ(←ごめん変換できないよ…)」
ページをめくる指が普通に震える。w
これが5年の重みなのか、、
>>718 えっ!?もうゲットしたの!?
発売日8日じゃなかったっけ?
東京の早売りですか?
720 :
名無しのオプ:03/08/07 01:14
>>719 漏れの勤める小さい本屋は、夕方から平積んでいますた。途中仕事が全く手に付かず。w
サイン会の葉書も早速出しちまいました
721 :
名無しのオプ:03/08/07 01:15
あ、すんません、書き忘れ。
東京です
名古屋に来ないかな…
724 :
名無しのオプ:03/08/07 01:17
725 :
名無しのオプ:03/08/07 01:19
まじでか。
もう祈るしかないな。
早く陰摩羅鬼読みたい。
京極夏彦『ウブメの夏』。
最初の50ページで投げようと思った人、どれくらいいますか?
「クビキリサイクル」西尾維新
戯言戯言しつこい。
京極さんの本、いつも途中でリタイア。
西尾維新、正直もう飽きた・・・
「ヒトクイマジカル」西尾維新
今から読もう思たけど表紙で腹いっぱいなった。
731 :
名無しのオプ:03/08/09 11:01
「迷宮百年の睡魔」森博嗣
「クビシメロマンチスト」西尾維新
>>727のいうように戯言戯言うざいですね
いまいち乗れないんで中断してヘクストの「テンプラー家の惨劇」読み始めました
都筑「猫舌」再読了、厨房の時にはよくわかんなかったが、なるほどそういう話か。
レオ・ブルース「結末のない事件」、「おちょくり」黄金本格ですた。おもろい!
>732、「天ぷら」胃にきますぜ(w)
最近は文庫化されるのも早いが、ノベルス版(正しい?)になるのは、もっと早い。「火の粉」も値段結構高かったのにな〜。まあ、最後まで手に汗握ったから文句は言うまい。東直己「探偵は吹雪の果てに」読もう。
>728
京極で挫折すんなよ・・・
>>731 面白かったよ。
森さんのお話の中では、このシリーズが一番色っぽいと思う。
少しずつ二人(?)が変化してゆくのに、ちょっとときめくよ(´∀`*)
鮎川哲也「偽りの墳墓」光文社文庫
鮎哲はあとマイナー長編系がずっと積みに
したまんまだから、ぼつぼつ消化っと。
オンマラキ。
衝撃度が足りない。
ブランド『はなれわざ』いってみようか
「テンプラー家の惨劇」読了
アンフェアなとこもあったけど面白かったね
かなり重厚だったんで次は軽いの読もうと思う
>>738-739 今日、陰摩羅鬼→はなれわざと読んだとこw
『『アリス・ミラー城』殺人事件』北山猛邦
気になってたから本屋行って手にとってみた。
同い年だったのか…。しかも御大と誕生日同じなのか。
思わず買っちゃったよ。
ローレンス・ブロック他『現代ミステリー選集1 自由への一撃』(扶桑社ミステリー文庫)
短編集は個人のものよりアンソロジーが好き。
たまに読みたくなる。
743 :
名無しのオプ:03/08/12 15:08
鯨の「ヒミコの夏」3分の2ほど読み中。
現時点では凄く面白いでつ。篠田節子を凌駕してる感じ。
744 :
名無しのオプ:03/08/12 15:12
鯨の「ヒミコの夏」3分の2ほど読み中。
現時点では凄く面白い。篠田節子を凌駕してる感じ。
745 :
名無しのオプ:03/08/12 15:42
今更ながら宮部みゆきの「模倣犯」読んでます
第3部が少々だるい・・
ヴィカーズ「百万にひとつの偶然」
悲しいことに読後感が「動かぬ証拠」と似てる。。。
>>746 その本は・・・藤原宰太郎のせいで・・・
748 :
名無しのオプ:03/08/12 19:11
今4冊並行読み中です。
並行読みのほうが早く読めると思ってやってるけど
内容が薄くなっちゃんだよね。
内容は変わらないだろ。
変わるのは印象。
750 :
名無しのオプ:03/08/14 15:27
ハコの中の失楽を読み中。登場人物の区別がつきません。。。
751 :
名無しのオプ:03/08/14 15:30
デレック・スミス『悪魔を呼び起こせ』
前置きがわりと長く、まだ前半だが少しダレている
しかし名作の呼び声高いので楽しみ。
倉知 淳「星降り山荘殺人事件」読了。
見事に騙されて気持ちいいくらいでした
次は麻耶 雄嵩「翼ある闇」にいきます。
754 :
名無しのオプ:03/08/14 16:33
「われ笑う、ゆえにわれあり」土屋 賢二
「富豪刑事」筒井康隆
「今夜はパラシュート博物館へ」森博嗣
「Xの悲劇」クイーン(三度目)
を並行中。
755 :
名無しのオプ:03/08/14 16:37
クリスチアナ・ブランド「ジェゼベルの死」
756 :
名無しのオプ:03/08/14 16:47
赤川次郎さんの新刊よんでまーす(^o^)
カー「帽子収集狂事件」
読むのがだるい・・・・・・・・・。
(-_-!!!)…→俺も「ジュゼベルの死」買ってきた。ミステリ買うのも久しぶり。で、どう?
重松清「疾走」
ミステリかな? 装画コワヒ…
>758
ある意味クイーンやカーよりも安心して読める古典だと思うぞ。
760 :
名無しのオプ:03/08/14 23:10
森博嗣のミステリー最高!!
犀川先生とモエちゃんのコンビが好きでつ。
「すべてがFになる」でハマった!
もう全作読む勢いでつ!!!
(・∀・)
(-_-!!!)…→
>>759 そっか!楽しみにしてよ。
>>760 多分この作者は、犀川と自分をだぶらせてるな。女の好みがわかる。
にしても、文章下手だよなあ。
763 :
名無しのオプ:03/08/14 23:40
五条瑛「スリーウェイ・ワルツ」
今回サーシャが出てこない。。サミスゥ〜ィ
764 :
名無しのオプ:03/08/15 05:06
>>762 とかなんとか言いながら、あなたも森博嗣の作品かなり読んでるんでつね?
文章下手か?
俺はすごい読みやすくて、リズム感のある文章だと思うが。
森の文章は終わってる
あのそっけない文章だからこそ黒後家蜘蛛のパロが様になってたのだと言ってみる。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
768 :
名無しのオプ:03/08/15 17:04
∩(´・ω・`)∩<ショボーン
夏厨跳梁跋扈。
森の文章が下手じゃなければ誰が下手になるんだと。
(-_-!!!)…→理工学系作家のいい所と、悪いところが一番出ている作家かな。
いい所→ヒロインがオタク好み
悪いところ→文章がオタク好み
とか言ったりして。
┐('〜`;)┌
「疾走」読了
あっごめん、ミステリじゃなかった。
773 :
名無しのオプ:03/08/16 10:05
>>760 すべF以外はそれほどでもないよ
俺もすべF面白かったからS&Mは全部読んだけど
ま、すべFが楽しめたならそれなりに楽しめると思うよ
S&Mが嫌いで、すべてがFになるを読んで、ほかを読む気にならなかった。
萌が好きになれない。俺理系だけどね。
今、綾辻氏にはまっていて霧越邸を読んでます。
(-_-!!!)…→綾辻の最高傑作は、「時計館の殺人」なんていったら、怒られる
かな。結構読んだけど、どれがいいかとなると、一番驚いた
のが、これなんだよね。
恩田陸『ネバーランド』
読み始めだけでやばい、おもしろすぎる。
あーやのベストが時計館ってヤツは結構いるだろ。
俺は十角館だな。やっぱ最初に読んだし
あーやのベストつーと時計館か霧越かで悩むんじゃないかと思うんだが。
漏れは霧越派。
ちなみに迷路館再読中
クレイトン・ロースン「天井の足跡」(国書刊行会)を読了。
前作にあたる「帽子から飛び出した死」と同様に、
大風呂敷を広げたまま、しょぼく終るという展開である。
このあたりが、解決に至る段階で、センス・オブ・ワンダーさえ感じさせる
ことが多いカーとの差である。
とは言え、カーの場合も、ひとつ間違えばバカミスになってしまうわけである。
この作品で一番感心しないのは、タイトルにもなっている「天井の足跡」が、
ストーリー的には、たいしてポイントにならず、
トリックとも言えない解決で軽く流されしまうことである。
これでは、タイトルに冠す意味も無いし、謎解きに期待した読者を欺く結果にも
なろうかと思う。
ぺーパーバックスで読み捨てにする程度に最適な内容の作品であり、
果して、国書刊行会がハードカバーで出すような本なのかおおいに疑問だ。
また、美女は登場するものの、日本作家のような萌え狙いの要素も無く、
2ちゃんねるミステリー板住人の嗜好には合致しない作品でもある。
>780
自分も、高い金払ってこれかよ〜と思ったけど、しょせんこんなもんかと(w)
古典本格マニア以外は図書館で借りるのがせいぜいでしょ(w)
結城昌治「仲のいい死体」(角川文庫)、古本屋でget、で即読了。
わけのわからない話がラスト10数ページでシュシュシュと唐突なオチに収束(w)
大げさにいえばミッシングリンクテーマなんだろうけど、なんだこりゃ(w)
和製ユーモア本格の古典といえば聞こえがいいが、創元で復刊するほどでは・・・・・
でも文章はいいし、とぼけた味わいも捨てがたい。
ほかの郷原部長シリーズ「ひげのある男たち」とかも探してみよう。
782 :
名無しのオプ:03/08/17 16:16
久し振りに、有栖川の「月光ゲーム」を。
初めて読んだ時、登場人物多過ぎ!と唸ったのを思い出した。
文庫の登場人物欄に、各人の渾名を書き入れたりしたのも思い出して懐かしかったり。
月光ゲーム懐かしいなあ…
紙にタイムテーブル書いて読んでた。
確実にアリバイのある人間を除くと、容疑者が2・3人に絞れた気がする。
784 :
名無しのオプ:03/08/17 21:29
6枚のとんかつよみますた。
……え?
ある意味とても読みやすい一品ですね。
(-_-!!!)…→月光ゲームって、ダイイングメッセージ「y」の謎解きを聞いたとき
読まなきゃ良かったって思ったな。あと、内容が学生っぽいのは、
綾辻の「十角館」と変わらないけど、なんか素人っぽくて、すがすがしかった。
(-_-!!!)…→春陽堂から再発されてる、乱歩の作品は、どれから読めばいいでしょうかね?
(´・ω・`)まぁまぁ
今、霧越邸殺人事件を読んでます。過去に途中まで読んだんですが、
誤って捨ててしまいまして、再び購入してよんどるしだいです。
面白いですな。綾辻氏の館シリーズみたいでいい。
これと同時進行で、島田氏の占星術殺人事件をよんどります。
これもまた面白い。
レポートやらないといけないのに、本が気になって集中できない。
これは非常にやばいですなぁ。
京極夏彦「オンモラキの瑕」
薀蓄いうのは京極堂だけでいいよ
連続になるが私も京極の『おんもらきのきず』。
半分ぐらいの長さで良かったんじゃないかと思う。
ネタは分かってたんで、どう締めるのかと楽しみに読んでいったら
切なくなった。
791 :
名無しのオブ:03/08/20 22:56
「クライマーズ・ハイ」買ってきました。
これから読みます。
>>788 >綾辻氏の館シリーズみたいでいい。
「霧越邸殺人事件」は綾辻氏の作品ですが・・・
青井夏海「赤ちゃんをさがせ」
まだ30ページ程。
埴谷雄高「死霊」
もう3回目だ・・・。まだ纏狂院。
795 :
名無しのオプ:03/08/21 18:29
>>792 いや、そのシリーズの続きみたいだと言う意味で…
796 :
名無しのオプ:03/08/21 22:39
首切り坂 相原大輔
ちくま文庫「久生十蘭集」
いいね〜。冒険モノが素晴らしい!
コリン・デクスター『キドリントンから消えた娘』
『ウッドストック行き〜』と設定似てない?
「世界ミステリ全集18 37の短篇」(早川書房)を読んでいる。
私は、前回のレスで、クレイトン・ロースンの長編「天井の足跡」を酷評したが、
彼の最高傑作と世評高い「天外消失」から読み始める。
果して名誉挽回なるかというわけである。
結論としては、「手品ではなくミステリを読みたいのだが?」という言葉に尽きる。
かって、ある知識人が「エラリー・クイーンの小説は、文字で書いた数学の本に過ぎない」
と論断したが、これに倣えば「クレイトン・ロースンの小説は、文字で書いた手品に過ぎない」のである。
他の収録作品では、クリスチアナ・ブランド「ジェレミ―・クリケット事件」が目を惹く、
創元推理文庫の収録作品とは、結末までの持って行き方が異なっているが、
けれん味が無い本短篇集収録作品の結末の方が優れる。
佐野洋『F氏の時計』
短編集。
SFミステリと銘うっているが、空想科学小説である。
オチが自在にミステリに収束、あるいはSFに昇華したりするのは、作者の広範な実力のたまものだろう。
多岐川恭や笹沢佐保なんかもそうだが、60〜70年代あたりの作家は若いファンの間で評価が定まっていない観がある。
でも改めて読むとやっぱり上手いねー、この辺の人たちは。
800ゲット。口で言うほど簡単じゃない(ry
ageちゃえ!
『アクロイド殺人事件』。
一応ミステリー中級者くらいの読書量のつもりなんだけど、基本中の基本の
コレが何故か穴だったんで潰してます。
あんま関係無いけど、ミステリオタクが皆で「実は読んでいない名作」を
カミングアウトするシーンがある本ってなんだったかな・・・。
新本格の誰かの作品だったんだけど・・・。
カー『読者よ欺かるるなかれ』を読んでたんだけど。
『陰摩羅鬼の瑕』買っちゃったんで、これが先になっちゃってる。
やっぱ、日本のがするする読めるなあ。読み終わった後の満足度とか
とは全然関係ないけど。
805 :
名無しのオプ:03/08/28 20:13
数年ぶりに「黒死館殺人事件」を。辛い。
806 :
名無しのオプ:03/08/28 20:43
>>803 俺もミステリーをある程度読んでから「アクロイド」を読んだけど、
ネタバレ無しで読んだから正直驚いた。
807 :
名無しのオプ:03/08/28 21:29
連城三紀彦「密やかな喪服」
今年に入って初めての連城かな。
前回から半年以上も読まなかったのか・・・
この次は「黄昏のベルリン」を消化したい所だけど、
積みが多くてなかなか連続といけないのが難。
でもまあ、じっくり味わっていこうっと。
歌野晶午 「正月十一日、鏡殺し」
1話目、2話目あたりはまあ普通かな、と思っていたが3話目あたりから半分ホラーが混じってきているような
気がする・・・
あと2話で読み終わる、最後くらいはハッピーエンドになってくれないものかな。
都筑「なめくじに聞いてみろ」(扶桑社文庫版)読了。
面白いけど、なんかヘンだよな〜、田舎もののはずの主人公カッコよすぎ(w)
オンモラキ、読み終わったよ……。
カーを残しといて良かった(涙)。この空しさを慰めてくれるのは
カーしか……て、カーも当たり外れが大きいけど、これはどうだろな。
あまり評判聞かないけど。
812 :
名無しのオプ:03/08/29 23:50
なぜか『川の深さは』
『とぅぇるぶわいおー』より洩れは好きだ。クサイが。
島荘「眩暈」読了。
次はアトポス……ってNageeeeeeeeee!!
814 :
名無しのオプ:03/08/30 00:13
創元のコーナーで「星を継ぐもの」が本格ミステリー!
て書いて大々的に売り出してあったんで買って読み始めまつ
これってミステリとしておもしろいの?
ミステリとしてもSFとしても超一級。
ンむ。その次までは嫁。3冊目は微妙。
>>816 俺へのレスかな?
ガニメデもミステリとして楽しめるの?
>813
大作4部作の中では一番の傑作なので
がんばって嫁。
アトポスって(メール欄)ものだと知らずに読んでたので(メール欄)が
(メール欄2)に乗って現れたときにはぶっ飛んだ。
「8月のマルクス」
借りてきたけど、10頁くらい読んで前読んでいた事に気付いた
よっぽど印象に残らなかったんだな でももう一度読んでみます
アトポスは推理部分より前半の吸血鬼伝説のほうが
面白かったな。
(-_-!!!)…→「宇宙消失」ってグレッグ・イーガンの本買ったけど、
これって、SFミステリだよね?
文庫版にしか手出さないもんで、読むのは古い作品ばっかりだ。
とりあえず、「虹の谷の五月」を本日読了
面白かった。ミステリー不作の2000年度の作品の中じゃ一番のデキかと。
やや物語としての起伏には欠けるが、どんどん男らしく成長していくトシオ
に痺れた。
というわけで、次の「症状A」に突入
精神病患者って奴は単なる過剰なワガママ野郎にすぎないと思ってるので、
個人的に大嫌いなんだが、まあ話題作ってことで手出してみた。
まだまだ序盤だが、ここからどう展開するか、お手並み拝見って感じだな。
スリープウォーカー読了。ちょっと期待とズレた。
カレイドスコープ島を読み始め、5頁目でヤなヨカン
やはりシリーズものの2冊目だった。
たしか1は島荘が帯書いてた→つまり持ってるはずだと記憶をたぐり
未読新書の山を掘りかえす。
・・・2冊目のカレイドスコープ島を発見ヽ(`Д´)ノ
ついでに血食と火蛾も2冊発見・゚・(ノД`)・゚・
すべて埋め戻し、ここに愚痴書いて忘れて、今からドッペルくん宮を読む。
825 :
名無しのオプ:03/08/31 18:22
「模造人格」北川歩美
文庫で買ったが、新品なのにカバーがボロボロだった。
「はなれわざ」クリスチアナ・ブランド(早川ミステリ文庫)
既に定評ある古典であり、昔ポケミスで読んだが、初文庫化記念して再読。
段々、思い出して来たけど、長過ぎる感あり。
現在では、同じ著者の作品では、「緑は危険」の方が高評価と聞くが、
その辺どうよ?
827 :
名無しのオプ:03/09/01 13:23
「倒錯のロンド」折原一
凄いですね。面白い。
本格ミステリーではなく、叙述だが構成がすごいです。
叙述物では最高かも。
>827
倒錯、どこが叙述トリックなのか分からんかった。
教えてほしい。
わかりやすい事件をわかりにくく書いてるだけとちゃうんかと
>叙述トリック
「倒錯の死角」の方がいいよ
京極夏彦「ルー=ガルー」
アニメ、漫画チックで非常に読みやすかった
高村薫「マークスの山」読了
ユリイカのインタビューで「小説の書き方がよく分からない」と
言ってるだけあって、この人の小説はなんだか読みづらい。
はっきり言うと、文章へt(略
また、事件の裏側を遺書(独白)で明らかにする手法は
如何なものか。
話の流れで自然と明らかにすることはできないものか。
リアルな描写が眼を瞠るみたいな捉え方をされていたが、
刑事があだ名で呼び合うなんて、「太陽に吠えろ」かと。
なぜに評判が良いのでしょう?
833 :
名無しのオプ:03/09/01 20:17
『亡国のイージス』はミステリになるのかなあ
834 :
名無しのオプ:03/09/01 20:24
そうそう、援交ものはこうでなくっちゃ。
かわいい少女のツルツルオマンコに生姦、中出し!
映像の乱れは気になりますが挿入シーンはバッチリですよ。
オマンコからトローリ流れ出てくるザーメンはマニアには
たまらないでしょう。これは必見!
素人援交女ばかり!今すぐ無料ムービーを!
http://66.40.59.73/index.html
古川日出夫「沈黙/アビシニアン」読んでる。
う〜ん、「アラビアの夜〜」が推理作家協会賞受賞
したっても、こりゃSF板寄りの話題向けなのかな。
で、そっちをメインに一応併読中なのが、
笹沢左保の「どんでん返し」
会話体のみで構成される叙述ミステリ集。面白いけど、
対話が主だから、オチだいたい読めるなあ。
(あ、叙述っても叙述トリックって意味じゃない)
斜め屋敷の犯罪 島田荘司
ミス板で評判いいから買ってみた。
念力密室→幻惑密室→念力密室→実況中死→念力密室-→夢幻巡礼
おなかいっぱい。疲れた。
ひと眠りして次、「運命の輪」。噂のロボダッチ。
石持浅海「月の扉」読み始めからワクワクドキドキ。
高木彬光 呪縛の家
霧島三郎シリーズ終えて神津恭介シリーズ突入中。
他の長編ミステリや他ジャンルの本に浮気しながら、
早川の「世界ミステリ全集18 37の短篇」をしょぼしょぼ読んでいます(w
トマス・フラナガン「北イタリア物語」を読んだ。
この作品のラストのオチが、すっきりとわかるかどうかで、
真の読書人足り得るか否かの試金石になると思う。
ちなみに自分は、中学生の時読んでわかりました。
生来の知識人足る由縁か。
島荘アトポスそろそろ終わりそう。
御手洗のじらしにはもうウンザリだyo!
田中啓文
「忘却の船に流れは光」読了
過去に起こった事の謎が解けるという意味では、これはミステリじゃないか・・・
まあべつに無理やりミステリだと主張するつもりもないんけど、
ミステリファンが読んでも楽しめる構成ではあると思う。
「UMAハンター馬子 闇に光る目」
これはミステリ・・・だよね?
>>841 いいね。俺は「暗闇坂〜」を読了して
「水晶」「眩暈」「アトポス」が詰んであるよ・・・まだまだ先は長いな
ゲロッパ
舞城王太郎の「暗闇の中で子供」読んでます。
はまる文体だ・・・。
「SAKURA」 大風呂敷。辟易。
「血食」 薀蓄。へえ〜×68。
「黒祀の島」 常世。カルトちゃん。
「同じ墓のムジナ」 馬鹿。化か。
ひと眠りして、次「二進法の犬」
二階堂黎人「人狼城の恐怖」四部作読了
言いたい事は山ほどあるが、とりあえず時間を返せ
>>843 むむ、がんばれ!
アトポス終わって…次はメロディ読むか。短編でマターリ
佐野洋の「不運な旅館」て絶版?
849 :
名無しのオプ:03/09/05 12:51
泡坂妻夫「しあわせの書」
昨日掃除したら出てきた「初ものがたり」(宮部みゆき)
久しぶりに読み返してお腹空かせてます
西澤保彦「殺意の集う夜」
…なんじゃこりゃ
852 :
名無しのオプ:03/09/06 15:26
853 :
名無しのオプ:03/09/06 17:25
明日は「四季春」買って読むぞ。
854 :
名無しのオプ:03/09/07 17:08
855 :
名無しのオプ:03/09/07 17:17
>>851 西澤さんの作品は「7回死んだ男」を読んだけど
面白かったけどな。
東野圭吾「名探偵の掟」読了した。
この人の作品は初読み。
登場人物が、自らミステリのお約束を
ことごとく揶揄しまくる姿勢は面白いな。
キャラに作者は無能とか言わせる自虐ネタにはワロタ。
湯煙り旅情ドラマ殺人の話が一番爆笑。
”お約束”ゆえに敗北せざるを得なかった犯人の姿は不憫だw
次はマックス・アフォード「魔法人形」読む。
”カーばり”の作風のものはつい期待してしまうけど、
最近じゃアルテなんかが、薄味に不満で個人的にコケたんで
今度はつまらなくないよう願いたいもの。
857 :
名無しのオプ:03/09/07 20:41
東野圭吾「あの頃僕らはアホでした」
ウルトラマンの話はついて行けないけどサクサク読めて面白い。
島田荘司責任編集「21世紀本格」
けっこういい。
859 :
ミステリ板住人:03/09/08 21:14
前述したクリスチアナ・ブランド「緑は危険」を入手。
ブランド最高傑作との評が固まっているようだが、
さてどうか。
「はなれわざ」「招かれざる客たちのビュッフェ」(作品集)は、
さほど面白いとは思わなかった。
知識人の鑑賞に耐えてこその優れたミステリだと思うのだが。
860 :
名無しのオプ:03/09/08 21:18
ブランドは「ジェゼベルの死」の方がいいと思います。
861 :
名無しのオプ:03/09/08 21:41
>>859 もうハンドルについては開き直っちゃったのね・・・
えー、はなれわざが最高傑作やん
>862
あいつは相手にしないほうが良いよ。
864 :
名無しのオプ:03/09/09 11:57
>>859 変な人がいるな。なんで板住人を名乗ってるの?
谷崎潤一郎「犯罪小説集」(集英社文庫)
「柳湯の事件」「途上」「私」「白昼鬼語」の4編を収録。
谷崎御大が、知る人ぞ知る探偵小説好きだったのは有名。
江戸川乱歩や夢野久作の短篇、海野十三の初期短篇とか好きな人には
強くお薦めしたい。
866 :
名無しのオプ:03/09/09 12:28
「消失!」読んでます。
今、一気に萎えた所です。
867 :
名無しのオプ:03/09/09 12:48
作者が消失してしまったのも
うなづけるよな。
868 :
ミステリーな事件:03/09/09 12:52
玄界灘漁船「第18光洋丸」沈没事件と水産庁取締船「からしま」衝突事件とは?
2年前の「えひめ丸事故」以来の、今年最悪の海難大惨事!
これほどの海難大惨事であったのに、なぜテレビや新聞ではあまり報道されないのでしょう?
日本のマスコミが持っている一部の国々に対する異常なまでの「配慮」、「自主規制」。それがこうした「偏向」した報道の姿勢に影を落としてはいないでしょうか?
追記:有志の働きかけにより、民主党議員が当局から情報を得て下さいました。6名の行方不明者の捜索は、艦艇160隻以上、航空機18機を動員して行った極めて大規模なものだったそうです。
この情報はテレビはもちろん、あらゆるマスコミでほとんどまともに公表されていません。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/1917/
>>856 >今度はつまらなくないよう願いたいもの。
念をかければ既に書かれた作品も面白くなるのか? コツの伝授きぼん
>なぜテレビや新聞ではあまり報道されないのでしょう?
こんなもん、ミステリーでも何でも無いじゃん。
現在のマスコミ(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等々)は、昔のように自分達から記事になりそうなものを求めて歩き回る、なんてことをしていないからだよ。
じゃあ、どうやって事件や事故などの情報を得ているのか?
実はとても簡単な事。
警察をはじめ公的機関の多くに記者クラブというのが存在している。
この記者クラブは、それぞれの社の記者の為の部屋というだけでなく、実際には各機関からニュース記事が渡されている。
テレビやラジオの場合はそのまま放送で使えるような形になっているし、新聞や雑誌も、ほとんどそのまま掲載できる形になっている。
だから、例えば昼前の11時半頃に民放でやっているニュース番組を見ると、ほぼ同じ内容で同じ順番で、事件や事故が伝えられている。
もし、この記者クラブで配られた物を無視して放送したりすると、次からは貰えなくなったり、ひどい時にはウソの情報を与えられたりすることもある。
あと、記者クラブの連中も、すぐに使える状態の記事を貰う方が楽だからそれに頼っている、という部分もあるね。
ちなみに、記者クラブはそれぞれの機関の中に用意されていて、光熱費や電話&FAX等の代金も、それぞれの機関が負担している。
(田中康夫が長野県知事になった時に「記者クラブを廃止する」と言ったのも、こういった背景があるから。)
浦賀の安藤6冊一気読み。
3まで再読、4から初読。
改めてコイツは天才だと思った。
が、それ以外なにも語るべきことが無い。
人物相関図作ろうかと考えて頭悪くなる気がしてやめた。
>>871 3までが天才というのは頷けるが4を最近読んで浦賀ザセツしそうな自分。
5以降は面白いッスか?
トマス・H・クック『熱い街で死んだ少女』
まだ序盤。
本格マンセーだった時代に、
このミス2位が謳い文句の『緋色の記憶』を読んで
印象が最悪だったが・・・
さてあれは先入観のせいだったか、それとも。
占星術殺人をよんでまつ。
初めての島田作品。
初めのほうだけど、読みやすいっす。
アシベ「怪人対名探偵」
ポプラ少年の思い出を汚された感じ
アシモフ「ユニオン・クラブ奇談」
こっちを書いている期間、ヘンリーの方は止まってたんだね。
「ファントムの夜明け」浦賀和宏
あまり期待せずに読んだら面白かった
フェラーズ「その死者の名は」「細工は流々」連チャンで読了。
フェラ初体験(おいおい)だけどそこそこ面白かった。
トリックはなくても伏線の妙で結構楽しめる。
今、アフォード「魔法人形」一人目が殺されたとこ。
カーの「白い僧院」に似た雰囲気。
まさかしょぼいトリックじゃねーよな(w)
クリスチアナ・ブランド「招かざる客たちのビュッフェ」
底意地が悪い作品集でした
リタ・メイ・ブラウン(&スパーキー・パイ・ブラウン)
『街で一番賢い猫』
シャム猫ココと並ぶ海外ネコ探偵シリーズの双璧。
ネコがしゃべらないか、しゃべるかが大きく違う。
しゃべるっつっても犬とか他の動物と会話するってことだけど。
881 :
名無しのオプ:03/09/12 22:56
「脳男」買ってきました。
これから読みます。
三島由紀夫「音楽」(新潮文庫)も読み始めている。
「羊たちの沈黙」「黒い家」等サイコミステリは多いが、
精神病をネタにしても天才作家の手にかかると、
ここまで深い作品に仕上がるのかと感慨深いものがある。
興味本位で書かれたサイコミステリを読み耽っている輩にこそ、
突き付けて読ませたい作品である。
法月綸太郎「頼子のために」
最高傑作らしいので、初めての法月。第一部で真相が大体
わかるが、それと関係なく素晴らしい。
しかし、メール欄1を潔白にしなかったのは、作者が本格で
あることへのこだわりのせい?こいつが無実のほうが、悲劇(喜劇?)
性がより強調されると思うけど。
光文社文庫版の乱歩全集で『孤島の鬼』を読み始めてます。
再読ですが。
それにしても、この冒頭のはしがきのなんと魅力的なこと。ゾクゾクしてくるねえ。
>884
『孤島の鬼』は、乱歩の魅力が凝縮された作品だと思う。
んで、光文社文庫の全集だと『猟奇の果』の「もうひとつの結末」も
載ってますよね。
私はそっち(「もうひとつの〜」)を目にするのは初めてなんで、
わくわくしながら読んでます。
七百年の薔薇。
上巻終わったところ。
下巻にいくのが苦痛だが、今やめると一生読まないことになりそうなので
がんがって読む。ひぃ。
上の続き。薔薇はやっぱり放棄したw
「紙の迷宮」読了。満足。
威勢を駆って「第六大陸」。最高!
てなわけで久しぶりにSFに戻ることにしますた。
皆の衆、達者でなあノシ
やっと「消失!」読み終えました。
メール欄に「おっ」と思いましたがそれ以外はクソでした。
メール欄というものだけどあまり現実的ではなかった。
発想にちょっと感心した。
891 :
名無しのオプ:03/09/15 16:14
明日から「黒死館殺人事件」4度目のTRYw。
応援よろしく。
892 :
名無しのオプ:03/09/15 17:07
東野圭吾『鳥人計画』。今日から読み始めた。
ちなみに昨日までは『殺人の門』。
>>891 とりあえずがんがれ。
しかし4度目ってw
これまでは途中で挫折してたってことか?
俺も後半は死ぬ思いで読んで、しばらくミステリ読みたくなくなったけどナー
894 :
名無しのオプ:03/09/15 17:19
半分はいくけど図書館で借りてるのではがきが来てしまいます。
石崎幸二「袋綴じ事件」
今まで読んだ密室本のなかで1番面白かった
鮎川哲也「サムソンの犯罪」(創元推理文庫)を読んでいる。
人気の三番館シリーズ第2弾。
アジモフの黒後家蜘蛛の会シリーズが元ネタだろうが、
巨匠の手になるものだけに読ませる。
三番館シリーズが、本格的に面白くなるのは第三弾「ブロンズの使者」から
だと思うが、本作ではまだ軽ハードボイルド風の軽いタッチが本格謎解きの
ストーリーとぴったし馴染んでいない感じであり、ウザイものがある。
しかし、軽薄な萌え中心のノベルスに耽溺したミステリ板の住人には
突き付けて読ませたい一編である。
軽いタッチはその意味では良いかもな。
出た。十八番の「突き付けて」
「魔法人形」にはガカーリ、カーの二番煎じ以下・・・・・
「エロティックミステリー」傑作選(光文社文庫)、意外とオモロイ作品が多い。
川田弥一郎の解説読んだら、この人結構マニアックなのね。
じゃーそういうのもたまには書けよと言いたい(w)
それと文末にやたらと「ね」を付けるのはやめた方がいいですね(w)
谷崎潤一郎「お艶殺し」(中公文庫)
3分の1くらいの分量しかないのに、トンプスンあたりはぶっ飛ぶな。
いわゆる失禁状態。まさに迫真のクライムノヴェルである。
乱歩、正史、鮎あたりは別格としても、作家としての力量に根本的に差が
あるのが文学者とミステリ作家の宿命なのだろうか?
鮎川哲也の「りら荘事件」読んだ。
構成やトリックは面白かったけど
文章がどうも・・・
まだしも新本格のほうがマシと感じるくらい。
柴錬「幽霊紳士」&山周「寝ぼけ署長」
ワンパターン的な趣向ばかりの短編が並べば
巻末ごろにはいいかげん食傷気味になるものだが
ぜんぜんどうして飽きがこない。
これが大家の文章力かと感嘆。
島荘「龍臥亭事件」読んどります。下巻途中。
例の、津山30人殺しには前から興味があったのでおもしろく読める。
暗闇坂〜アトポスがちと肌に合わなかったんだけど、
(ミステリとしてはね。読み物としては相変わらずおもしろいが)
久々に物語に引き込まれてる。
まあ、彼が出てくる気配が無いのがちと寂しい…
903 :
ミステリ板住人:03/09/18 21:28
先に紹介した谷崎潤一郎「お艶殺し」に併せて収録されている「金色の死」。
「お艶・・」の江戸趣味とは、がらっと趣向を変えたディスカッション小説だが、
乱歩「パノラマ島奇談」とか香山滋作品が好きなヤシは必ず読め。
短い作品だし後悔はさせない。
メアリ・H・クラーク『子供たちはどこにいる』
図書館で借りてきた。
殊能将之の「美濃牛」読み始めた。
色んな意味で期待。
竹本の「ウロボロスの偽書」の4/1位。
にしても分厚い
「クリスマスに少女は還る」。
季節はずれだなあと思って読み始めて、む。むむ。むむむむむむ!
本を閉じ山に戻してもう3カ月ほど寝かせることにした。楽しみだ。
代わりに今から「フレッシュアワー氏の蝋管」。
ジェレマイア・ヒーリイ『つながれた山羊』
いきなりシリーズ2作目から・・・大丈夫かなあ。
909 :
名無しのオプ:03/09/20 11:50
黒死館はやっと156p/446p
かなり高い豪華版で読んでます(図書館ので)
910 :
名無しのオプ:03/09/20 16:31
「幻想文学55号 ミステリVS幻想文学」読んでます。
たまにはこういうミステリの概念を考えさせられるようなのもいいなあ。
まだ読み進んでないけど「京極夏彦小特集」も面白そうだ。
911 :
無名草子さん:03/09/20 18:03
ハサミ男
912 :
名無しのオプ:03/09/20 20:19
「匣の中の失楽」を読んでるけど、結構読みにくいな・・・・・・
ちなみに双葉文庫。装丁がイイ(・∀・)!!
913 :
名無しのオプ:03/09/20 23:02
ひょっとしたらスレ違いかもしれないが、
坪内祐三「新書百冊」(新潮新書)を読んでいて、ふと思った。
ミステリなんか読んでいていいのかと。
本書には、まさに「読むべき本」が多く紹介されているが、
本書中にこんな一文がある。
第一次オタク世代である私
(ただし私は青春時代にミステリにもSFにも少女マンガにもはまることはまったくなかった)
我々はミステリに耽溺することにより、他の真に読むべき価値がある本を読まないでいるの
ではないだろうか?
各人が、今1度自省すべき時が来ているようだ。
スルーでよろしく。
えー、今から挑戦するのは、レジナルド・ヒル『秘められた感情』
『秘められた感情』『四月の屍衣』『骨と沈黙』の順に読むのがいい、というのを受けて。
ちなみに初ヒル。
それはいいが、本作ですでにシリーズ途中ではないか・・・大丈夫か?
>ちなみに初ヒル。
いったい他人の話しを真面目に聞く気があるのか(微藁
猟奇・怪奇の類も、川端康成、谷崎潤一郎、芥川龍之介、泉鏡花等を読めばいい。
夏目漱石だって「夢十夜」とか書いてるしね。
貴重な時間を大切にね。
917 :
名無しのオプ:03/09/21 18:01
依井貴裕『肖像画』
文章、下手クソ。読むの止めた方がいいだろうか?
918 :
名無しのオプ:03/09/21 20:41
法月綸太郎「雪密室」
ウォラス・ヒルディック『ブラックネルの殺人理論』を先に読んでしまった。
詳細は海外感想スレにて。
カーター・ディクスン「墓場貸します」
例によって読みにくい・・・
北村薫「街の灯」
求めていたものと違う・・・
北村でもレーベルがマスターズだから
一応本格なのかな?
923 :
名無しのオプ :03/09/22 16:38
双葉文庫のはいいです、なんかおまけが買いですねw
じゃん=クリストフ・グランジェ「コウノトリの道」
クリムゾンリバーの人のデビュー作。
現在、アフリカ行きのところまで読んだ。
主人公や仲間が謎を追う理由がさっぱり?なのと、学者の癖に
アクションシーンで大活躍するのは、どうかと。
鳥飼否宇「本格的 死人と狂人たち」読書中。
「昆虫探偵」のときも思ったけど、変てこな発想
は面白いよね、この作者。
序盤の早漏くんと早撃ちくんのくだりにはワロタ。
てか、読み始めた時に、ちょうど報告スレに感想書いてた
香具師いたんで、ビクーリ。自分も早く読了しよ。
あ、早漏くんじゃねーや、絶倫くんの勘違いだった。
しかし、こんなネタでわざわざ自己訂正せにゃ
ならんとは・・・・w
川端康成「片腕」を再読。
文庫未収録だが、乱歩ファンにはお薦め。
上品な乱歩ちゅう感じかな。
「死体紹介人」、「浅草紅団」と読んで行くつもり。
927
「片腕」は「眠れる森の美女」の表題で文庫化されてますよ。
私も「片腕」大好きです。不気味だけどすごいきれいな話ですよね。
すみません「眠れる美女」でした…。恥ずかしい…。
930 :
名無しのオプ:03/09/25 08:35
泡坂妻夫の曾我佳城全集。
残りは魔術城落成だけ。
六月に大枚はたいて買ったんだけど
その次の週に文庫版が出版・・・
ちくしょー!!
931
うわっ、ごめんなさい、知りませんでした。
以降気をつけます…。
メール欄に番号書いてしまった…もう今日はだめだ…
すいません932=928です。
>>928さん
悪いのはアイツ。
アイツは
>>935のようなことをやるから、鼻つまみなわけで。
(・3・)<キニシナイ
今からヘンリー・デンカー『復讐法廷』にとりかかる。
楽しみ!
ミステリ板では数少ない良スレなのに、
病的なまでにコテハン叩きを意図する者がいるようなのが残念。
川端の「浅草紅団」面白い。もう1回読もうかな。
馳星周の「不夜城」とか好きな人にもお薦めしたい。
昭和初期の不夜城とは、、まさにこの作品の舞台「浅草」だったんだよね。
板違いは出て行け。
940 :
名無しのオプ:03/09/26 20:50
「ハコの中の失楽」一時中断(挫折?
やべえ、割と最近のだと思って馬鹿にしてたら読みにくすぎた・・・・・・
今は「黒い白鳥」(鮎川哲也)を読んでまつ。
941 :
名無しのオプ:03/09/26 22:27
今読んでないけどこれから「白い家の殺人」を読みます。
942 :
名無しのオプ:03/09/27 22:16
東野圭吾「むかし僕が死んだ家」
943 :
名無しのオプ:03/09/27 22:27
京極「オンモラキ」
944 :
名無しのオプ:03/09/27 22:52
村山由佳
945 :
名無しのオプ:03/09/27 23:07
霧島那智
島田荘司「出雲伝説8分の7の殺人」
島田荘司「奇想、天を動かす」
今、電車のおっちゃんのトンデモナイトに関する手記のあたり、
噂には聞いていたけど、すごい展開で、
めちゃめちゃ盛り上がってきてます…。
948 :
名無しのオプ:03/09/28 00:29
今、クリスティーの「アクロイド殺し」を読み終えたところ。
凄い終わり方だね……。傑作なんだろうなぁ。
泡坂妻夫「乱れからくり」
「枯れ井戸・・・」
で ”幻の すごい 財宝”というネタを冬用に思いついたところ
ウケたけど使用は却下された。誰かよければ使ってやってください。
トレヴェニアン『夢果つる街』
まだはじめだが、思ったよりも描写が軽い。
さてさて・・・
951 :
名無しのオプ:03/09/28 22:01
北森鴻 「狐罠」
952 :
名無しのオプ:03/09/29 00:19
島田荘司「死者が飲む水」
ディーヴァー「青い虚空」
石原慎太郎「化石の森」(新潮社)を読んでいる。
このスレの諸君は、
ふと「ミステリばかり読んでいてアホになってしまわないだろうか?」
との不安と恐怖感に囚われることがあろうかと思う。
しかし、刺激があるミステリに代わるような(いや、ミステリには求め得ない
精神的満足感を得られるような)読み応えがある本はないかと。
そういう良心的な読書人にお薦めしたいのが本書である。
テーストは、アイラ・レヴィンの「死の接吻」に近いものがあり、
純文学に馴染んでいないミスヲタにも読むことは出来る可能性がある。
一読、人間というものに関する洞察がミステリとは桁違いだとわかるはずだ。
座して読め!
955 :
名無しのオプ:03/09/29 07:40
迷路館の殺人、人形館の殺人をチャンポンで。
956 :
名無しのオプ:03/09/29 08:33
>>954 純文学>ミステリ
という構図を信じているだけで
俗 物
ミステリィィィィーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
958 :
名無しのオプ:03/09/29 12:19
国士館読めおわらねえぇぇぇぇーーー・…。
>>954 あなたの仰るとおりです。感服しました。センセイのおかげで自分の知識が
ミステリに偏っていることに気がつきました。これからさっそく「化石の森」
買いに本屋に走ります。
ところで魔神さん、他板でミステリ板住人と名乗って海外ドラマ板とかSF板
とか時代劇板等で駄レス書き散らしている人物がいるのですが、魔神さんが説
教してやって改心させてくれませんでしょうか。
なにしろ彼は自分でミステリ板住人と名乗るくらいのミスヲタですから、魔神
さんの仰るとおりの洞察力が無く救い難い人物です。
彼にもぜひミステリでなく純文学を読むように勧めて下さい。きっとまともに
なれると思います。
今後も魔神センセイのグッドレスに期待しております。
かしこ。
>956
一刀両断にしたって意味ねーやな。
ここはミス板なんだから、せめて>954は木々高太郎読んで感想かいてみ。
頼むから相手すんのやめてくれ。
スレが潰れてしまう。
962 :
名無しのオプ:03/09/30 11:26
国士館は算哲タソがヨウヤク眠りに就きます。
ブクオフで100円だったんで薬屋探偵読んでるが、
やはり三十路男にはつらすぎました。
アドヴァイズに従い、木々高太郎を再読中。
結局、この人が目指した純文学とミステリの融合は理想のまま終ったという感が強い。
長編「人生の阿呆」は、ミスヲタにとっては、いまだに直木賞受賞の唯一の本格ミステリ
ということで心の支えなのだろうが、以後の本格ミステリの直木賞受賞が皆無、
芥川賞からは短篇ミステリが完全にスルーされている状況を見れば、
このことは明らかかと思う。
「人生の阿呆」も今読めば、講談社ノベルスの標準作程度の出来栄えに過ぎない。
婆のアクロバティックな犯行という結末には萎える人も多いのでは。
短篇の最高傑作と言われる「睡り人形」も川端の「眠れる美女」の木々バージョンであり、
いかにも医者らしい作品ではあるが、結局それ以上のものではない。
965 :
名無しのオプ:03/09/30 15:50
聞いてくれよ俺のとこのブックオフ遅すぎ。
ようやく100円コーナーに京極の胸骨が出てきたんだけど。
>>965 大金持ちの人が100円コーナーに出る前に買ってしまっているんだよ
>963
薬屋探偵って何?
>>964 へースゴイねたった一日の間に読んだの?
いいね無職の人はヒマで
シオドア・マシスン「悪魔とベン・フランクリン」
復刊フェアオメーな1冊ということで。
972 :
名無しのオプ:03/10/01 00:07
>>972 www.kokushikan.ac.jp/
>963
三十路女にもキツかったですよw
963とは別の三十路。
じゃいったい誰が読んでるんだ?
四十路のヤシでは・・・
各紙書評で話題のフレッド・ウィラード「ヴードゥー・キャデラック」(文春文庫)
を読みだす。
文春文庫がこの数年力を入れているノワールシリーズの最新作だ。
このシリーズは出来不出来が激しいんだよな。
本書も安手のペーパーバックスで読むとばっちし決まりそうな話。