この作家のあの短編を挙げてくれ!
たとえば、宮部の「サボテンの花」とか
ホームズの「赤毛・・」とか
作品集の名前とか出版社も書いてくれれば
探しやすいか
そりゃ鮎川哲也『赤い密室』しかないでしょ。
ホント驚いたよ。密室にまだこんな余地があったなんて。
鮎哲の短編はホント素晴らしいのがたくさんある。
そお? 密室ものか。
23日前に鮎川のエッセイ集読んだよ! タイトル忘れたが。
晶文社からでてるやつね。
柄刀一『言語と密室のコンポジション』(『アリア系銀河鉄道』講談社ノベルス)
この短編集はかなり好き。
「秘密の庭」(チェスタトン『ブラウン神父の童心』)
読みにくいけど、好きだった。
「桔梗の宿」(連城三紀彦『戻り川心中』)
どれか一つを選べと言われたら俺はこれかなー。
この人は、良い短編が多すぎて選ぶのが難しい。
「アンフェアの見本」(東野圭吾『名探偵の掟』)
連作短編のうちの一本です。わりとぶっとんだ。
「デルレヴァンガー」byペット大嫌い板
あのどんでん返しがいい
短編の名手って言ったら連城ともう一人、
忘れちゃいけない山田風太郎。
長編ネタを短編へぎゅうぎゅうに押し込んだ「厨子家の悪霊」が良いかも。
『掃除屋イグナチオ』(ジェフリーアーチャー「十二の意外な結末」)
とにかく短いけどぶっとんだ。
「モース警部、最大の事件」コリン・デクスター
やっぱこれだな。
とにかく読んでみるべし。
たしかに幻影城出身の作家ははずせないね。
連城・泡坂とか
短編で好きなのは都筑・北村・宮部・高橋(克彦)・北森・逢坂とか・・
まだまだいそうだが、
なるほど、山風ね。世界にいったら・・
これは、もう、期待大です。
11 :
名無しのオプ:02/05/12 02:28
この短編でだっふんだ!
12 :
名無しのオプ:02/05/12 02:35
「赤頭巾」北村薫(「空飛ぶ馬」所収)
ただしこの本は短編の並べ方が絶妙なので順番に読むことをすすめる。
「白いたんぽぽ」加納朋子(「ななつのこ」所収)
この本は冒頭の2編のできが良くないと思っても投げてはいけない。続けて読了すること。
あとは乱歩かな。「人間椅子」「屋根裏の散歩者」「心理試験」「二銭銅貨」・・・
ちくまの乱歩全短編1〜3で読める。乱歩は別スレがあるので、詳しくは参照されたい。
13 :
名無しのオプ:02/05/12 02:40
「9マイルは遠すぎる」
これ最強
えーっと、外国ものではホームズ・ブラウン神父は定番か。
あとダール・スレッサー・ホック・サキなどが好きです。
J・アーチャーも読んでるはずだが、
短編は3冊あるよね新潮文庫。どんな話? 掃除屋?
>>12 サンクス、読んだよ!
9マイルはおもしろさが理解できない。
16 :
名無しのオプ:02/05/12 02:58
〈ぶっ飛び〉はしないんだけど、
栗本薫の『伊集院大介の私生活』が大好きで。
ほのぼのとして、名探偵、伊集院大介の魅力があふれていて。
特に、「伊集院大介の一日」がとても好き。
ダニエルキイスの「限りなき慈悲」
ぶっ飛びはしないが。
18 :
名無しのオプ:02/05/12 03:14
>>12 「白いたんぽぽ」は確かにいい。
『ななつのこ』は前半でナメてたら、あれで度肝を抜かれた。
あと、写真の奴もまあまあ。万人に受けるとは思わないけど。
>>15 「9マイル」は、確かに「面白い」というんじゃないかもしれないな。
ある意味、ミステリの究極の形というか。「よくこんなこと考えたな」
というのが正解。
>〈ぶっ飛び〉はしないんだけど、
>ぶっ飛びはしないが。
「ぶっとぶ」のを書けよゴルァ!
>>14 ごめん今見たら『清掃屋イグナチウス』だった・・・
ナイジェリアの大蔵大臣が汚職にまみれた公務員を根絶させようとする話
あと『気のおけない友達』もなかなか凄い。ともに10ページちょっと。
ちょーてきとーなこと書いてて鬱だー
21 :
名無しのオプ:02/05/12 03:23
マージャリー・アラン「エリナーの肖像」。
設定が異様。ある意味、それが全て(w
北村薫編「謎のギャラリー」に入ってる。
>>20 さんきゅう。
勲章の話じゃないよね?
本が手元にないんで本屋で見てこよう、明日にでも。
ぶっ飛ぶ短編ってなかなかないよなぁ〜と思う漏れは世間知らずか?
25 :
(*゚ ー゚)<呉もよこ:02/05/12 08:51
ピーター・ラヴゼイ「ジンジャーの終着駅」にぶっとびますた。
なんで見抜けなかったんだろう・・・
26 :
名無しのオプ:02/05/12 09:08
「サボテンの花」だが、あんなこと言われて嬉しい人はいるか?
真保の「再会」(「盗聴」所収)でぶっ飛びましたが、なにか?
28 :
名無しのオプ:02/05/12 09:30
「夜よ鼠たちのために」 (連城三紀彦『夜よ鼠たちのために』)
ブットバサレマシタ!!
29 :
名無しのオプ:02/05/12 12:05
竹本の「恐怖」
30 :
名無しのオプ:02/05/12 12:20
山口雅也の『解決ドミノ倒し』。
すさまじい方向に話がぶっとぶ。面白かった。
>>26 ワラタ
たしかにアレは微妙だ…
31 :
名無しのオプ:02/05/12 12:28
この短編でぶっ飛んだ?そりゃあ大坪砂男の「天狗」しかないだろ?
32 :
名無しのオプ:02/05/12 12:57
ぶっとぶ短編っていったら
「花衣の客」(連城三紀彦『瓦斯灯』)
「親愛なるエス君へ」(同上)かなあ。
やっぱり連城ははずせない。
33 :
名無しのオプ:02/05/12 13:10
「小人闍処ラ不善」(麻耶雄嵩『メルカトルと美袋のための殺人』)
ブラックユーモアとでもいうのかな。ぶっ飛んだとは違うか。
34 :
名無しのオプ:02/05/12 14:55
やっぱりチェスタトンの「折れた剣」(ブラウン神父の童心)。
読むのに苦労したけどすげぇーよかった。
人間椅子
乱歩といえば 押絵と旅する男 気持ち悪いよ
忘れられない
短編集はなかなか売れないそうだから
逢坂剛の「配達された女」 おもしろい!
38 :
名無しのオプ:02/05/13 00:35
阿刀田高の「猫の誘拐」だっけ?別の意味でぶっ飛んだ・・・ あんなのあるか。
39 :
名無しのオプ:02/05/13 00:39
モンキー・パンチ「だんまり」新ルパン三世所収
忘れていたよ!!! 阿刀田高いっぱいある・
「待っていた男」「ナポレオン狂」
41 :
名無しのオブ:02/05/13 01:52
俺も連城三紀彦「桔梗の宿」に一票。たしかに連城は傑作ぞろい。
山風ではミステリではないが(「姫君何処におらすか」『売色使途伝』収録
廣済堂文庫) 絶版かもしれないが・・・。
42 :
名無しのオプ:02/05/13 02:01
俺はオーソドックスに
「戻り川心中」かな(連城『戻り川心中』の表題作)。
あの文体だから最初はミステリを読んでる気がしなかった。
文章うますぎるな!
>>27 俺もあれにはびっくりした。やられたYO!
また読み返してみよっと・・
「再会」って病院の待合室のやつか?
黒後家の「会心の笑み」だったかな?
[名探偵の掟]の警部が犯人!
ぼんやり読んでたんで、ぶっとんだよ。
座りなおしてしまった。
49 :
名無しのオプ:02/05/15 13:10
ディクスンカーを読んだ男 は読んだ会?
やっぱり「ジェミニイ・クリケット事件」ははずせないでしょう。
あとは「うしろを見るな」とか。
51 :
名無しのオプ:02/05/15 17:47
阿刀田高御大といえばなんと言っても「カタン、カタン」。
ホントぶっとんだよこれには。あまりにしょーもなさすぎて。
「手練れになってくると、猫が昼寝してても小説にしちゃいます」という言葉を
自ら証明してみせたというか。フツー思いついても書かないよあんなの。
自選恐怖小説集にも入れてるぐらいだから、あれはもう確信犯ですな。
立ち読みでもいから読んでみて。
牧野修 「逃げゆく物語の話」(『2001』収録)
ミステリーじゃないけど、すげぇよセンスオブワンダーだよ!
>>49 折原 一の「ディクスン・カーを読んだ男<たち>」なら
読みました・・・ってこれは違うか。
でも、この作品も良いですよ。「七つの棺」の中では一番。
ぶっ飛ぶわけではないけど。
>>2 鮎川哲也は良いですね。
わたしは「赤い密室」より、「道化師の檻」のほうが好き。
「達也が嗤う」なんか、本当にぶっ飛べました。
(メール欄)に気づいたとき。
砂絵の先生の短編集はどれも面白い。
中でも、やっぱ第一集の、タイトルが出てこない・・・。
都筑道夫ね。光文社文庫。
昔は角川で出てたはずだが、みんな、絶版?
55 :
名無しのオプ:02/05/16 00:56
>>53 カーを読んだ男 早川ミステリ「密室大全(集)」だったかな。
文庫落ちもしてたが、多分、絶版かと。
有名だから、どっかで、読めると。
折原一おもしろそう、たしか、デビュー作だよね。
今度読んでみるよ。
56 :
名無しのオプ:02/05/16 01:00
短篇なら北村薫だね。
私は夜の蝉と砂糖合戦が好きだな−
57 :
名無しのオプ:02/05/16 01:04
短編ならエリンは外せないでしょう。
「特別料理」「決断の時」とか。
だっふんだ!
59 :
名無しのオプ:02/05/16 05:18
>>53 『道化師の檻』も良いですよね。
ピエロ消失の謎と論理が美しいです。
鮎哲は短編のほうが切れ味するどい大傑作が多いような気がする。
それなりに駄作、凡作もあるんだけど。
この短編でぶっこいた!
61 :
名無しのオプ:02/05/16 07:53
アイリッシュ「晩餐後の物語」
今読むとありがちだが、小学校の時に読んだのでぶっとんだ
62 :
名無しのオプ:02/05/16 10:25
>>55 ありがとうございます。
今度、古本屋でもあたってみます。
ちなみに「七つの棺」は、創元推理文庫ですよ。
>>59 鮎川哲也の場合、一度短篇(中篇)で書いた作品を
もう一度長篇に起こすことが多いから、
短篇では作品の良さが濃縮されているんでしょう。
東京芸術社(だったかな?)からでている短篇集5冊はも捨てがたいですが、
やっぱり創元推理文庫から北村薫の編集で出ている
「五つの時計」「下りはつかり」の2冊がお薦めですね。
こんなにたくさん傑作が読めて良いんだろうか、という
幸せな気持ちでぶっ飛びました。
式貴士「Uターン病」残念ながらSFじゃが
涙溢れるままに名作じゃよ。と、島荘を思い出してしまったが、
個人的には「糸ノコとジグザグ」より「ある騎士の物語」がフィエバリットじゃ。
64 :
名無しのオプ:02/05/16 16:19
アルフレッド・ノイズ「深夜特急」
各務三郎編『世界ショートショート傑作選1』
65 :
名無しのオプ:02/05/16 16:56
>63
「ある騎士の物語」は(・∀・)イイ!!
さんざんガイシュツだけど連城「戻り川心中」「桔梗の宿」「桐の柩」
山風「虚像淫楽」
松本清張「張込み」「遭難」「偽狂人の犯罪」
いろいろ書いたわりにはありきたりでスマソ
66 :
名無しのオプ:02/05/16 19:25
島荘で短編集なら「展望塔の殺人」がマイベスト。
特に「都市の声」「発狂する重役」の二編はぶっ飛びました。
67 :
名無しのオプ:02/05/16 23:45
連城と鮎川 人気だね。
手元に連城「恋文」しかないんで、読み直してしまったよ!
もっとも、これはミステリーじゃないか。
68 :
名無しのオプ:02/05/17 09:26
山風の「厨子家の悪霊」
長編ネタを惜しげもなく使ってくれてます。
69 :
名無しのオプ:02/05/17 10:14
最近乱歩を読んでるんだけど、短編はもうどれも面白いYO!
短編はいまいち面白くない。
ながーーい、ぶっ飛ぶ話が読みたいね。
70がチェスタトンに喧嘩を売ってます。
チェスタトンといえば、
「見えない男」で大笑い。
73 :
名無しのオプ:02/05/18 01:45
なんで大坪砂男の「天狗」の名前が出ないんだ!
74 :
名無しのオプ:02/05/18 01:47
>73
31で出とるよ
「なんで○○が出てないんだ!」ってのは
たいていガイシュツだよね。
76 :
名無しのオプ:02/05/18 12:35
大阪圭吉なんてどうかな。
戦前には珍しくガチガチの本格を書いてた人だったけど
今読んでも十分面白いと思う。
77 :
名無しのオプ:02/05/18 12:38
おいおい、山風なら「天誅」だろ?お上品な他の作家には未来永劫書けないぜ。
78 :
名無しのオプ:02/05/18 13:12
age
79 :
名無しのオプ:02/05/18 13:20
いや、山風なら「うんこ殺人」だよ。
タイトルでぶっとぶって。
80 :
名無しのオプ:02/05/18 17:17
海野十三 「振動魔」 「俘囚」 「点眼器殺人事件」
いろんな意味で「父」です。
幽霊列車はだめですか・・
82 :
名無しのオプ:02/05/19 22:12
山村美紗「夏の密室殺人事件」
83 :
名無しのオプ:02/05/19 22:14
あやつじ「どんど橋おちた」
ぶっくりのあとおおわらひ!
>80
バカミスの父
85 :
名無しのオプ:02/05/20 11:39
フォローくん。
>>39 >モンキー・パンチ「だんまり」新ルパン三世所収
コンビニで売ってる軽装版の6に入ってたよ。
>>54 >砂絵の先生の短編集はどれも面白い。
>中でも、やっぱ第一集の、タイトルが出てこない・・・。
>昔は角川で出てたはずだが、みんな、絶版?
第一巻は「血みどろ砂絵」(光文社文庫では「ちみどろ砂絵」)
角川は絶版だけど、光文社で全部出直したから入手はしやすいでしょう。
>>62 >東京芸術社(だったかな?)からでている短篇集5冊はも捨てがたいですが、
出版芸術社だって。
ここで評価の高い「戻り川心中」読んだ!
うーん、なるほどとオモタ。
これぐらいやらないと、いかんのだね。
>>76 大阪圭吉(・∀・)イイ!!
「人間燈台」がすき。
88 :
名無しのオプ:02/05/21 23:57
「アンフェアの見本」東野 名探偵の掟、に1票。
まんまとやられたとんまなおいら。
89 :
名無しのオプ:02/05/22 00:17
折れも大阪圭吉好き。
「石塀幽霊」「寒の夜晴れ」「幽霊妻」「とむらい機関車」などなど、
名作が目白押し。島荘ばりの謎のスケールのデカさに論理的な解決。
この人戦死してるんだよね。生き長らえてたら戦後の
横正や高木彬光に触発されてどんな本格長編を書いていたろうと
想像すると残念でならない。
去年創元から傑作選が2冊文庫で出てますから、未読の人はぜひ!
もうちょっと、新しいところでは??
91 :
名無しのオプ:02/05/22 23:42
西村京太郎「一千万人誘拐計画」
92 :
名無しのオプ:02/05/23 01:26
いいなあ大阪圭吉。
坑鬼が好き。
あとさんざん出てるけど「アンフェアの見本」。
やられた。
角川からでてた(絶版だがブックオフで見つかる)ルースレンデルの短編集
まじ この人の短編をは買い
「本格ミステリ02」になにかぶっとぶような作品って入ってますか?
「密室大全集」新潮文庫の西沢にちょっとグラリ。
97 :
名無しのオプ:02/05/24 00:44
二階堂禿人編の「密室殺人コレクション」面白いぞー。
99 :
名無しのオプ:02/05/24 14:36
>>55 「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」読みました。
10ページに満たないあの分量で、きれいにオチがついていて、
大喜びしてしまいました。
折原 一の「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男たち」は、
あの作品をパロディーしたものだったのですね。
それを知った上で読んでいれば、もっと楽しめたかも。
北森鴻「7枚は多すぎる」は、「9マイルは遠すぎる」への挑戦か??
101 :
名無しのオプ:02/05/25 15:18
102 :
名無しのオプ:02/05/25 15:50
倉知淳の「日曜の夜は出たくない」を推す。
ほのぼのしてていいんだわ、これが。
倉知淳なら、「『真犯人を探せ(仮題)』」(アンソロジー『不在証明崩壊〈アリバイくずし〉』収録)
を推す。
そういえば、
三浦大 「鮎川哲也を読んだ男」(鮎川哲也編『無人踏切』光文社文庫)ってのもあるね。
104 :
名無しのオプ:02/05/25 22:13
田中啓文 「魔の山へ飛べ!」 ツチノコの正体に挑む話。まぁ読んでみ!
>104
学研M文庫のヤツだな。
買って読む価値あるかい?
田中は嫌いではない作家だが。
106 :
名無しのオプ:02/05/25 23:05
鮎川哲也
「達也が嗤う」
単純にやられたと思った
法月綸太郎
「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」
やりやがったと思った
両方ともまったく逆の意味でぶっとんだ
107 :
名無しのオプ:02/05/25 23:11
>106
確かにぶっ飛んだよ、あれは・・・>法月
あの中なら俺は「懐中電灯」が好きだな。
>>105 短編集としては正直もの足りないのではあるが、わたしは
>>104だけでも
買った価値はあり! と思った。
法月なら、やっぱ「死刑囚パズル」だな。中篇だけど。
>108
情報サンクス。特撮も好きだし買ってみることにするよ。
森博嗣「何をするためにきたのか」
内容的にミステリじゃなくてスマソ
大乱歩「D坂の殺人」
ジャック・フィニイ「愛の手紙」(ハヤカワ文庫『ゲイルズバーグの春を愛す』所収)
不可能状況を破るミステリ的な快感と、恋愛物の興趣が一体になった傑作。
ファンタジーの範疇に属する作品だが、推理小説ファンにこそ読んでほしい。
>113
それって机の引き出しから・・・ってやつでしたっけ。あれは確かによい。
>113
『ゲイルズバーグの春を愛す』の中なら「独房ファンタジア」もイイ!
そういえば、近年の韓国映画にも「愛の手紙」みたいなのがあったなー
116 :
名無しのオプ:02/06/04 18:07
age
117 :
名無しのオプ:02/06/04 20:41
A・ノックス「密室の行者」
一番好きな密室トリック
118 :
名無しのオプ:02/06/04 21:15
石持浅海「暗い箱の中で」
119 :
名無しのオプ:02/06/05 00:36
S君への手紙 連城 少しぶっ飛びました。
120 :
名無しのオプ:02/06/05 01:19
>119
タイトルはちゃんと「親愛なるエス君へ」と書いとくれ。
121 :
名無しのオプ:02/06/05 01:20
森博嗣「卒業文集」(『今夜はパラシュート博物館へ』収録)
ぶっとぶわけではないけど、
このオチには不覚にも泣きそうになった……。
俺的森裏ベスト1かな。
122 :
名無しのオプ:02/06/08 15:53
江戸川乱歩「類別トリック集成」
>91
俺もそれが西京の最高傑作だと思う。
>123
ですよね!
125 :
名無しのオプ:02/06/09 14:31
赤川次郎「裏切られた誘拐」
126 :
名無しのオプ:02/06/09 14:32
ロアルド・ダールの「南から来た男」
127 :
名無しのオプ:02/06/09 14:42
ダールの傑作は、オレ的には「お願い」かな
128 :
名無しのオプ:02/06/09 21:32
>127
娘との結婚を賭けてワインの銘柄当てをやる
やつでしたっけ?それとも奥さんの尻に
しかれっぱなしだったダンナの逆襲の話?
どっちも甲乙つけがたいなぁ。
少年のひとり遊びのお話です
多島斗志之「少年たちのおだやかな日々」に所収の「罰ゲーム」。
それほど話題にはならなかったが、内容の濃い短編集で、なかでも一番お奨めの短編。
これはマジぶっ飛びます。
131 :
名無しのオプ:02/06/10 17:39
今邑彩「弁当箱は知っていた」
>>130 それ読みたいんだけど、たしか絶版でしたっけ?
133 :
名無しのオプ:02/06/10 19:19
>132
確か、双葉文庫で出てたよ。
>>133 いや、それも調べたら絶版だった。
北川といい多島といい、漏れの好きな作家は絶版になるのが早いな。
仁科透 : Fタンク殺人事件
高橋克彦の 記憶シリーズは出てるかな?
137 :
名無しのオプ:02/06/11 06:08
>134
そうなの? 早えー!
138 :
名無しのオプ:02/06/12 22:07
服部まゆみ「時のかたち」
139 :
名無しのオプ:02/06/16 09:01
横溝正史「靨」
140 :
名無しのオプ:02/06/18 19:29
草野唯雄「復讐の導火線」
141 :
名無しのオプ:02/06/18 20:41
狩久の「落石」
142 :
名無しのオプ:02/06/18 20:51
綾辻のフリークス。特に事故にあった夫婦の記憶を無くした妻の話。
あとはハセセイシューの「M」は官能小説。
143 :
名無しのオプ:02/06/19 11:13
>>142 「四○九号室の患者」ですね。
たしかにあれはぶっとんでた。
はじめに映像化されたもの(幻想ミッドナイトだっけ?)を
観ていたので、トリックは知っていたけど、
それでも良くできた作品だと思った。
それにしてもあなた、なんて微妙な表現を・・・。
144 :
名無しのオプ:02/06/20 13:00
綾辻行人「眼球奇譚」所蔵の「特別料理」。
「この短編でぶっ飛んだ!」ではなく、
「この短編はぶっ飛んでる・・・」です。
145 :
名無しのオプ:02/06/20 17:05
ダン・セイニ「二壜のソース」
筒井康隆「薬采飯店」
田中啓文「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け」
津原泰水「水牛群」
146 :
名無しのオプ:02/06/20 18:18
147 :
無名草子さん:02/06/20 18:49
144 嫌いな話ではないがこの話の先駆は山ほどある思う
このての話は「筒井」の十八番
148 :
名無しのオプ:02/06/20 18:55
松本清張「遭難」
149 :
名無しのオプ:02/06/22 14:46
宮部みゆき「とりのこされて」はどうでしょう?
150 :
名無しのオプ:02/06/22 18:40
ウォルポール「銀仮面」めちゃ恐い。
あと、作者忘れたけど「おさる日記」
151 :
名無しのオプ:02/06/22 22:42
香住泰「退屈解消アイテム」
有栖川有栖「登竜門が多すぎる」ワラタ
153 :
名無しのオプ:02/06/24 00:07
泡坂妻夫「紳士の園」
154 :
名無しのオプ:02/06/24 15:24
若竹七海「ロバの穴」(プレゼント)
155 :
名無しのオプ:02/06/24 15:49
ぶっとびゃしなかったけど
クリスティ「火曜クラブ」は面白かった
156 :
名無しのオプ:02/06/25 08:41
麻耶雄嵩「遠くで瑠璃鳥の鳴く声が聞こえる」(メルカトルと美袋のための殺人)
157 :
名無しのオプ:02/06/25 15:08
津島誠司『A先生の名推理』(講談社ノベルス)に入っている「ニュータウンの出来事」。
バカ・トリックの局地。
158 :
名無しのオプ:02/06/25 16:07
>157
あれは良いね!
第2集出ないかな。
159 :
名無しのオプ:02/06/25 21:33
>156
幼少期に読書と言うものをホトンドした事のなかった私は、
麻耶の「遠くで瑠璃鳥〜」が生まれて始めて読んだミステリでした・・・。
ほんとぶっとびました。
ミステリってホームズとワトスンが仲良く事件を解決するものだと思ってたので・・・(笑)。
あとぶっとんだのは東野の「天使の耳」
160 :
名無しのオプ:02/06/25 21:40
>159
「天使の耳」は傑作ですね!
東野では「小さな故意の物語」も良いです。
161 :
名無しのオプ:02/06/26 15:02
竹本健治「ウロボロスの偽書」の中の
トリック芸者シリーズの人間消失のやつ
162 :
名無しのオプ:02/06/26 20:22
浜尾四郎「殺された天一坊」
163 :
名無しのオプ:02/06/26 20:35
星新一「ボッコリちゃん」
165 :
名無しのオプ:02/06/28 10:53
飛鳥高「金魚の裏切り」
166 :
名無しのオプ:02/06/28 14:48
ハヤカワの異色作家短編集のいろいろ。
なかでも特にエリン「特別料理」ジャクスン「くじ」
167 :
名無しのオプ:02/07/01 08:58
海渡英祐「臭い仲」(事件は場所を選ばない)
谷崎潤一郎「少年」
まさかの人間○○・・・。
169 :
名無しのオプ:02/07/01 11:47
名探偵オルメス 名探偵Z
170 :
名無しのオプ:02/07/01 17:28
玩具修理者。
171 :
名無しのオプ:02/07/03 09:19
中西智明「ひとりじゃ死ねない」
172 :
名無しのオプ:02/07/06 01:39
人間椅子には笑った
阿部公房の箱男。
ミステリなのかどうかは不明だけれど
犯人がいつまでたってもわかりません
というか犯人なんてそもそもいないのか・・
174 :
名無しのオプ:02/08/07 12:26
やっぱり乱歩の初期短編はいいな
175 :
名無しのオプ:02/08/07 12:32
>>174 徴兵忌避のヘタレ少年の話が面白かった。 タイトルなんだっけ・・・
>175
それではネタばれ。
(メール欄)
177 :
名無しのオプ:02/08/23 05:39
東野の「天使の耳」はぶっとんだ!
178 :
名無しのオプ:02/08/23 06:16
>>173 文庫本の解説を読むとよく分るよー。
初めにでてくるやつが語る→医者が語る→また違う奴が語る→
また初めにでてきたやつが語る
で、ずっと一人称だけど語り手が変わってるんだよ。
でもあれはミステリーじゃなくて純文学だから謎はないと思うけど。
179 :
名無しのオプ:02/08/23 08:27
横山秀夫の「陰の季節」と「動機」
全作品が傑作だと思った初めての短編集だ。
社会人の人ならその衝撃が分かるはず。
学生の人は一度、社会に出てのち
「組織」というものを肌で実感してから読むと良い。
しびれます。
180 :
名無しのオプ:02/08/25 14:56
午後の恐竜。☆。
発想にぶっとんだ。
181 :
名無しのオプ:02/08/30 00:38
アシモフの「会心の笑み」
182 :
名無しのオプ:02/09/01 23:20
SFなら「夜来たる」なんかも発想の妙。
アシモフはいい短編をいっぱい書いてる。
183 :
名無しのオプ:02/09/01 23:28
「伊園家の崩壊」(「どんどん橋、落ちた」収録)
184 :
名無しのオプ:02/09/18 04:20
一応アゲ
芥川の「藪の中」。
芥川、あんたミステリ書いてたんか…!
というぶっ飛び方だった。
185 :
名無しのオプ:02/09/24 23:19
>>184 を読んで、「籔の中」を読んでみたのだけど、
結局、侍を殺したのは誰だったのかわからない
誰が真実を述べているのか
わからずじまいで終了ってことででいいの??
>>185 あれは状況がほぼ同じなだけの、まったく別々の三つの事件だったのです。
おそらく日本文学誌上初の叙述トリック。
>>186 えー!!そうなんですか!
全く別々の3つの事件なんですか!!
全然気付きませんでした。
1つの同じ事件を
様々な角度から見ているのだけれど、
各人、自分の行動を美化しているから、
なんだか辻褄が合わないことになってしまっているのだと
ばかり思っていました。
どこをどう読めば、全く別々の3つの事件ということに
なるのか、よくわかりません。ご教授願いたいです
188 :
名無しのオプ:02/09/24 23:42
星新一の「おーい でてこーい」を初めて読んだ時は
怖かったなぁ
小松左京「くだんのはは」
>>190 大変、興味深い記事でした。
紹介していただいて
ありがとうございます。
普通、罪をなすりつけ合うだろうに、
逆に、それをしないところが、
この話の面白いところですね。
最近、青空文庫の芥川作品を片っ端から
読んでいますが、さすがに短編の名手だと
感心してしまいます。
192 :
名無しのオプ:02/09/25 23:24
定番だが、吉行淳之介『あいびき』。
短篇というかショート&ショートか。
北村薫も書いてたけど、
あのぶっ飛び感は
作者名とタイトルの組み合わせがなせる業だね。
同作品所収の淳之介短篇集、図書館で借りてしまった。
193 :
名無しのオプ:02/10/06 15:27
山口雅也なら、「解決ドミノ倒し」もいいけど、「曲がった犯罪」も
なかなか完成度高くてよい。
いきなり、うんこの話から始まるんだったけ??
194 :
名無しのオプ:02/10/10 12:42
亜
195 :
名無しのオプ:02/10/11 10:03
亜はマターリ
196 :
吾輩は名無しである:02/10/11 12:31
漫画の「Q.E.D」13巻所収「クラインの塔」
ぶっ飛んだ。漫画でしかできない…。
最近読んだのでは、竹本健治「フォアフォーズの素数」
がいろんな意味でぶっ飛んだ。
197 :
名無しのオプ:02/10/24 16:48
「九マイルは遠すぎる」
「検察側の証人」
「魔の森の家」
198 :
絶対評価チェスタトン:02/11/07 13:45
「青い十字架」△
「紅い絹の肩掛け」○
「キプロスの蜂」△
「堕天使の冒険」△
「茶の葉」○
「密室の行者」○
「イギリス製濾過器」△
「ボーダー・ライン事件」◎
「ズームドルフ事件」○
「オスカー・ブロズキー事件」○
199 :
Z・H・チェスタトン:02/11/07 14:02
「後ろを見るな」○
「天外消失」○
「九マイルは遠すぎる」◎
「魔の森の家」◎
「この手で人を殺してから」○
「少年の意志」△
「ラヴデイ氏の短い休暇」×
「女か虎か」×
「歩道に血を流して」(問題外)
「死者のポケットの中には」△
「一滴の血」○
「ジェミ二イ・クリケット事件」○
「検察側の証人」○
「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」○
200 :
Z・H・チェスタトン:02/11/07 14:02
「虹をつかむ男」△
「エメラルド色の空」○
「死刑執行の日」△
「白いカーペットの上のごほうび」◎
「アスコット・タイ事件」○
「長方形の部屋」△
「最後の降霊術」△
「最後で最高の密室」○
「偶然の審判」○
「二壜のソース」◎
「夜鶯荘」◎
「完全犯罪」○
「ヨット・クラブ」△
「クライム・マシン」○
「ジャングル探偵ターザン」△
「死刑前夜」×
「うぶな心が張り裂ける」○
「北イタリア物語」○
「百万に一つの偶然」(保留)
「銀の仮面」○
「殺人者」×
「W・S」◎
「クリスマスの出会い」○
「三死人」○
「スペードという男」○
「キ印ぞろいのお茶の会の冒険」○
「信・望・愛」○
「オッターモール氏の手」○
「いかさま賭博」○
「疑惑」△
「殺し屋」○
「燕京綺タン」○
「懐郷病のビュイック」◎
「五十一番目の密室」○
「探偵作家は天国へ行ける」○
「燈台」×
「おとなしい兇器」△
「長距離電話」×
「火星のダイヤモンド」△
「選ばれた者」△
「清掃屋イグナチオ」○
「飛ぶ星」○
「ペンドラゴン一族の滅亡」△
「ムーン・クレセントの奇跡」○
「マーン島の喪主」×
「古書の呪い」◎
「ドニントン事件」○
「付けほくろ」△
「山の秘密」×
「火曜クラブ」△
「開いていた窓」×
「毒薬の瓶」○
(「少年の意志」と「銀の仮面」はほぼ同内容だったため先に発表され
た後者を○前者を△としました。また「百万に一つの偶然」はオチの
意味がわからなかったので保留としました。)
204 :
名無しのオプ:02/11/10 08:20
>>199 俺は「ラヴデイ氏の短い休暇」の皮肉な味が気に入ってるんだけど。
197-203
荒らしかと思た(w
荒らしだよ(w
つうか、せっかく書くんなら講評も付けてほしい。○×だけじゃさ・・・
208 :
Z・H・チェスタトン:02/11/16 13:24
「死の日記」○
「誰がカステルヴェトリを殺したか」△
「夕刊最終版」○
「ガーターの夜」◎
「《セブン》の合図」○
「犯罪の芸術家」△
「圧倒的な証拠」△
「ラングトン事件」△
「動機」○
209 :
Z・H・チェスタトン:02/11/16 13:29
>>204 あの作品はあまりにもバレバレだったんで×としました。
>>207 私のチープな語彙力では無理です(笑)
読んだ直後の気持ちを大事にしているので。でも一応の基準は「バレバレ」
でないことと、「必要以上に読者に頼っていないこと」です。だから、「
女か虎か」のようにリドルと称して作者が書くのを放棄しているようなもの
の評価は低くならざるを得ません。ああいうやり方をすれば「名作」なるも
のが生まれるのが容易になるからです。
210 :
名無しのオプ:02/11/17 11:16
>>199 とりあえず、「ジェミニイ・クリケット事件」は◎じゃない?
あと「死者のポケットの中には」もどうということもない話にあれだけのサスペンスを
詰め込んだ話も珍しいと思うが、ちと評価が辛いのでは・・・
211 :
名無しのオプ:02/11/17 12:50
二階堂黎人の「ロシア館の謎」(だっけ?)
久々に馬鹿馬鹿しくてスケールのでかいトリックを見た。
ユリ迷宮かバラ迷宮って短編集に入ってたと思う。
うろおぼえですまん。
212 :
名無しのオプ:02/11/17 17:39
213 :
名無しのオプ:02/11/17 20:46
>「女か虎か」のようにリドルと称して作者が書くのを
>放棄しているようなものの評価は低くならざるを得ません。
それは読みが浅いとしかいいようがない。
「究極の選択」を書きたくてできた話だろう。
214 :
名無しのオプ:02/11/18 16:55
う
>>210 ご意見ありがとうございます。その二篇の評価につきましては再読してみて
改めて判断することとします。
>>213 う〜ん・・・・
とりあえず「最初」という点を評価して×→○に変更することにします。
216 :
Z・H・チェスタトン:02/11/25 14:19
「ギデオンと焼栗売り」×
「暗黒の一瞬」△
「人を呪わば」△
「手の跡」△
「神の使者」△
「神のみわざ」○
「宝さがし」△
「死者の家」△
「安全マッチ」△
「レントン館盗難事件」○
「医師とその妻と時計」◎
>>210 再読したのですが・・・
評価を変えるまでにはいたりませんでした。申し訳ないです。
217 :
Z・H・チェスタトン:02/11/29 14:56
「ダブリン事件」○
「十三号独房の問題」○
「放心家組合」○
「爪」○
「クリスマスに帰る」△
「十五人の殺人者たち」△
「危険な連中」○
「悪夢」×
218 :
Z・H・チェスタトン:02/11/30 17:52
「見知らぬ部屋の犯罪」○
「ある殺人者の肖像」◎
219 :
Z・H・チェスタトン:02/12/02 09:35
「証拠のかわりに」○
「黄色いなめくじ」○
「黄昏の怪事件」○
「奇跡の時代」△
「第十戒」×
「黄金の十字架」×
「魔女と使い魔」×
「金貨」○
「藁人形」○
「浦賀和弘殺人事件」
壁にぶっ飛ばしてから焼却炉で焼いた
この短編がぶっとんだ!
222 :
Z・H・チェスタトン:02/12/06 13:43
「奇妙な足音」△
「神の摂理」△
「禿鷹の目」△
「血の犠牲」△
「養女」○
「ナボテの葡萄園」△
「ブルックベンド荘の悲劇」○
223 :
Z・H・チェスタトン:02/12/13 08:59
「鉄のパイナップル」×
「穏和な殺人者」○
「頼もしい藪医者」○
「不注意な泥棒」△
「忠義な反逆者」◎
>>223 あの味のあるサイコサスペンス「鉄のパイナップル」が×かよ!
225 :
Z・H・チェスタトン:02/12/13 13:47
>>224 いやだって・・・そのまんまだし・・・。
小説的ではないかなって・・・。
R.レンデルの短編はハズレなし。
227 :
名無しのオプ:02/12/13 14:09
>>217 「十三号独房の問題」が○かよ。
ケチをつける訳ではないが、羨ましい。
228 :
Z・H・チェスタトン:02/12/13 14:11
>>227 すいません。自分まだ日が浅いもので・・・ご寛恕のほど・・・。
229 :
Z・H・チェスタトン:02/12/17 08:45
「会心の笑み」△
「死刑囚パズル」◎
230 :
Z・H・チェスタトン:02/12/23 15:38
「ほんもののタバード」○
「絶妙のショット」○
「りこうな鸚鵡」△
「消えた弁護士」△
「逆らえなかった大尉」○
「安全なリフト」○
「時代遅れの悪党」○
「トレントと行儀の悪い犬」◎
「名のある篤志家」○
「ちょっとしたミステリー」○
「隠遁貴族」◎
「ありふれたヘアピン」○
231 :
Z・H・チェスタトン:02/12/23 15:41
「黒衣の家」◎
「カニバリズム小論」○
「切り裂き魔」△
「緑の扉は危険」○
「土曜日の本」○
「過ぎにし薔薇は・・・」○
乱歩の「日記帳」
はじめてああいう話を読んだので素直に驚いた。
今はすぐに疑ってかかるだろう。スレたもんだ。
233 :
吾輩は名無しである:02/12/27 00:48
>>226 同感。長編もね。
ふたたびブーム起きて欲しい。
234 :
吾輩は名無しである:02/12/27 00:50
江戸川乱歩「人間椅子」です。
もしかして既出?
235 :
名無しのオプ:03/01/03 03:34
高村薫「愁訴の花」
人間&公務員不信に陥りますた。
ヒッキーなら、ブラ〜ンになりかねないかと・・。
坂口安吾「風博士」
237 :
Z・H・チェスタトン:03/01/14 19:53
「身投げ女のブルース」◎
「中国蝸牛の謎」○
「イコールYの悲劇」◎
「都市伝説パズル」○
「リターン・ザ・ギフト」○
「世界の神秘を解く男」○
中国蝸牛○は納得。
都市伝説って◎でもいいと思いますよ。
「故郷の緑の……」(小泉喜美子『暗いクラブで逢おう』)
240 :
Z・H・チェスタトン:03/01/18 16:58
>>238 あれは余りにも実用性が低いと判断したので○としました。
241 :
名無しのオプ:03/01/18 19:26
大学に入学して一人暮らしで自炊を始めたのですが、、
1年経ち、2年も経つころには、すっかり自炊熱も冷めほとんど外食か、ホカホカ弁当になっていました。
大学4年になったころ、また少々自炊するようになり、入学した頃に購入した
四角い1リットルくらいの缶入りサラダオイルが再び日の目をあびることになりました。
フライパンに油をチョット垂らしてみると、いやに茶色い。
「まあ、4年も経てばアブラも酸化するしな あ、まあ、火を通すからOKだよね」
なんて一人で納得して気にもとめず、そのまま使い続けました。
大学も卒業間近になって、ようやくそのサラダオイルも無くなりそうになってきて、
缶を大きく傾けなければ油が出ないようになってきました。
ある日、缶の口から油と一緒につぶ餡の小倉の皮のようなものが2〜3枚出てきました。
「ゴミでも入ってたかなあ」などどと軽く考えていたのですが、
次の日もまた次の日もアブラを出すたびにつぶ餡の皮がどんどん出てきます。
不信に思った私は、意を決して、サラダ油の缶の蓋全体を缶きりでキコキコ開けたのです。
その瞬間、目に飛び込んできたものは…百匹はいるであろう大小のゴキブリの大群。
まだ、半分くらいは息がある様子でウヨウヨとうごめいていました。
そう、私が使用していたサラダオイルの缶は4年の間にゴキブリの巣と化していたのです。
そして、つぶ餡の皮はゴキブリの死骸からもげた羽だったのです。
その事実を悟った時、一瞬にして顔面蒼白になったのを感じました。
そして4年間、ゴキブリエキスの入ったサラダオイルを食べ続けたことに改めて気づいた瞬間…
死ぬかと思った。
242 :
名無しのオプ:03/01/23 16:20
>>238 Z・H・チェスタトンさん
私も推理小説初心者ですが、挙げておられるタイトルってどんなアンソロジー
に載っているんですか?
創元の世界傑作短編集とかポケミスの密室殺人傑作選とかはわかったんだけど
(^^)
244 :
Z・H・チェスタトン:03/01/29 21:08
>>242 私が挙げた作品の出典はですねぇ・・・。
「世界短編傑作集」(東京創元社)「37の短編」(早川書房)「ブラウン神父」
(集英社)「探偵小説十戒」(晶文社)「アンクル・アブナーの叡智」(早川書房)
「四人の申し分なき重罪人」(国書刊行会)「トレント乗り出す」(同左)
「法月綸太郎の冒険」(講談社)「法月綸太郎の新冒険」(同左)・・・等です。
245 :
名無しのオプ:03/01/31 04:27
あと、「功績」もね
246 :
名無しのオプ:03/02/03 19:17
つーか、お前の採点などしらんよ。せめて感想を書け。
247 :
名無しのオプ:03/02/10 18:40
小林泰三の玩具修理者に入ってる2本目の奴(名前忘れた)
1本目はクソだったが、2本目はおもしろかった
248 :
Z・H・チェスタトン :03/02/14 00:00
クリスティ「リスタデール卿の秘密」読殺しました。
オススメは
「エドワード・ロビンソンは男でござる」
「ラジャのエメラルド」
「六ペンスの唄」の3本です。それでは来週!んわんっんっ
モリスン「マーチン・ヒューイットの事件簿」読殺。
オススメは、「ディクソン魚雷事件」
「亀の事件」
「<ニコウバー>号の金塊事件」の3本です。それでは来週!じゃんけんぽん!うふふ・・・
250 :
名無しのオプ:03/02/15 22:47
乱歩の「鏡地獄」。小5の身には刺激が強すぎた。
251 :
名無しのオプ:03/02/15 23:15
サザエさんスレッドになる悪寒
252 :
名無しのオプ:03/02/19 16:07
動かぬ証拠よみました
253 :
Z・H・チェスタトン:03/02/23 17:15
オットー・ベンズラー編「魔術ミステリ傑作選」読殺しました。
見事なくらい凡作ぞろいで正直楽しむために読む価値はありません。
もっと真面目に選べ!!と思いました・・・
光原百合著「十八の夏」の表題作、十八の夏
255 :
名無しのオプ:03/02/26 01:16
ローラン・トポール「スイスにて」
ブラックユーモアと銘打たれてますが、まさにブラック!このラストにはぶっ飛びました。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
260 :
名無しのオプ:03/05/11 20:31
下がってんじゃねーよ!
俺に関する噂
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
263 :
不倫の代償!!ウッチャン慰謝料5000万円?:03/05/28 14:49
乙一の「優子」かな・・・。
でもミステリーじゃないか・・・。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
267 :
名無しのオプ:03/07/15 20:20
山田まさきの短編集「シブヤンナイト」は、結構いける!
読んだことある人いる?
268 :
Licker:03/07/20 03:17
>>267 読んだぞぉ〜。自選短編集にしてはいまいちだったぞー。
ちなみに俺の短編ベスト=象と耳鳴り/恩田陸。
10ページであれだけのことを表現できるとは。凄い。100点あげてもよい。
ルーファス・キング「不思議の国の悪意」。
過去におこった殺人がひょんなきっかけで
暴かれる…てのが好きなので
270 :
名無しのオプ:03/07/20 22:59
たぶんミステリマガジンに載ったきりで、本に入ってないと
思うけど、シャーリン・マクラムの「グラミスの妖怪」
ダイアナ妃が息子にあてた書簡(というか秘かに書かれた
遺言状)という形の話。
うろ覚えだけど、「成人したあなたがこの手紙を読む頃、
私はもう生きていないでしょう…」みたいな書き出しだったような。
書簡のなかで、ダイアナ妃は自分は殺されたと訴え、
犯人を告発するんだけど、この話が書かれた時点で
ダイアナ妃は夫の不倫とか王室との確執とかいろいろ
言われてたけど、まだ死んでなかったんだよね。
そういう意味では作中で告発される犯人が犯人だし、いまや
タブーな話なのかもしれない。
271 :
名無しのオプ:03/07/26 16:06
久生十蘭の「母子像」泣けるよ
確か国際短編小説コンクールで優勝したはず
英訳したのはあの吉田健一
272 :
名無しのオプ:03/07/26 16:28
蘭郁二郎の「幻聴」
たった3ページしかないのにぶっとんだ。
(^^)
274 :
名無しのオプ:03/08/08 00:03
(^^)
275 :
名無しのオプ:03/08/08 00:12
>>#188 星新一の「おーい でてこーい」を初めて読んだ時は怖かったなぁ
>>#189 小松左京「くだんのはは」
を受けて……
・半村良「箪笥」
・筒井康隆「熊の木本線」
>>264 俺も「優子」いいと思う。
「夏と〜」より好きだな。
277 :
名無しのオプ:03/08/11 10:49
私は「ボッコちゃん」のなかでは
「おーい でてこーい」よりも「暑さ」の結末の方が良かった。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
280 :
名無しのオプ:03/08/15 15:32
連城三紀彦の『花緋文字』。
何を書いてもネタバレになる気がするので何も書かないが、
とにかくやられた。
281 :
名無しのオプ:03/09/12 01:03
>>185 「籔の中」を読んでみたのだけど、
結局、侍を殺したのは誰だったのかわからない
誰が真実を述べているのか
わからずじまいで終了ってことででいいの??
激しく遅レスだけどあげついでに。
なんで「藪の中」ってタイトルなのか?
名作って言われているのか、よく考えてみよう。
ミステリしか読んでない人間は悲しいね。
282 :
名無しのオプ:03/09/12 12:35
>>62 鮎川哲也の昭和20年代末から30年代半ばにかけての数年間の短編の本格物と
しての密度の高さ(作品数×トリックの質)はおそらく世界ミステリ史上でも
空前絶後だと思われる。
「呪縛再現」なんて、なんであんなに窮屈にトリックを詰め込んだのか
(しかも原稿料なんて出ないガリ版刷りの同人誌)と不思議だったのだけど、
当の作者の「トリックを思いついたらとにかく発表しておかないと誰かが先に
書いちゃうと困るから」という説明には心底驚愕した。まさに特許出願と同じだ。
あの当時の鮎川はトリック案出に七転八倒するどころか、後から後から
斬新なトリックを思いついて作品発表のペースをはるかに追い越していた
わけだ。
283 :
名無しのオプ:03/09/30 17:26
筒井康隆「四枚のジャック」
メースンの「サハラに舞う羽根」のパスティーシュ作品。
結末にメチャクチャスッとした。
筒井氏もオリジナルに対して自分と同じ不満を持ってたんだなぁと。
284 :
名無しのオプ:03/10/05 21:32
筒井なら「メタモルフォセス群島」!
やられた。すごすぎ。
のり月の「冒険」を読んでる最中だが、
こいつがコメディ作家だったとは思わなかった
つうか、まさかこんなハチャメチャなの真剣に書いてはいないよね?
ミステリというより古畑とかの方が近いような気がする
「謎解き」というより「オチ」と呼ぶべきだろ、これは
問題は古畑と違って笑えなくて、むしろ嫌な気分になることだな
とりあえず死刑囚パズル
事件現場にいた香具師ら、気づけよ、とくにお前
後からきた探偵が論理で答えを出す前にさ
そんなことを登場人物たちが気づかないなんて
読者にわかるわけがない
もはや叙述トリックの域に達してる
あと、この死刑囚が収監されていることは
以前からわかっているわけで、
必ずしも「執行の日にわざわざ殺した」ことの
動機としてはいまいち弱いような気もする
まあ、意思が当日ピークに達したってことなんだろけど
あと黒衣の家
都市伝説にこんなのあったな。大真面目に書かれると困るよ
「必ずしも」を消して読むこと
夢野久作『瓶詰地獄』
3つの瓶に詰められた漂流した兄妹からの3つの手紙
今まで順番は【メール欄1】だと思ってたけど、
北村薫の解釈【メール欄2】にも納得してしまった
『ドグラマグラ』のように何度も読んで何度も推理できるぶっ飛んだ良作です
「イコールYの悲劇」(法月綸太郎「法月綸太郎の功績」)
ダイイングメッセージにもちゃんと伏線があるし、犯人を絞り込む論理のキレが凄い
「都市伝説」よりこっちの方が好き
「わらの密室」(柄刀一「OZの迷宮」)
詳しくは語れないんだが、ラストで一瞬寒気がした。見事に技がキマったって感じ。
289 :
名無しのオプ:04/04/12 00:01
連城三紀彦「紫の傷」所収
「落書きの家」
ああ、そういうアイディアもあったのか・・・と関心
近頃だとこんな話or事情(ネタバレになるので言えませんが)も普通にあり得るのだろうか
俺も連城で「過去からの声」 (夜よ鼠たちのために)
というか、夜よ鼠〜は全部ブットブ
綾辻、瀬名、宮部がやった「贈る物語」ってもうやらないのかな?
あれおもしろかったんだけどなぁ。
>>290 どの贈る物語に収録されていたか分からないけど
世にもでドラマ化された「ニュースおじさん」にぶっとんだ
ちなみに原作は違うオチだったナー
筒井康隆「池猫」
怖い
歌野の「正月十一日、鏡殺し」はがいしゅつ?
オレああいう救いようのない話大好きなんだよなあw
もちろんオチはぶっ飛ぶ。おすすめ!
294 :
名無しのオプ:04/06/26 20:10 ID:vkg3L9PT
キングの短編が最高に面白いんですが、これぐらい楽しい短編知らない?
295 :
名無しのオプ:04/06/26 22:20 ID:yDffJwvS
フレッドカサックの「殺人交叉点」でしょう。
騙された・・・・・
やられたぜ・・・・・
>>31,73で既出だが大坪砂男の「天狗」
殺害方法もすごいが動機もすごい。あげくに被害者が生きていると
信じて疑わない主人公のキチガイっぷりにまさにぶっとぶ。
>>295 誰もそれ、短編と思ってないと思う・・・
298 :
名無しのオプ:04/07/01 00:14 ID:3rFWn64d
英米超短編ミステリー50選(光文社刊)
「アリバイ」アンドリュー・ヴァクス
10ページちょっとの話なんだけど、雰囲気といいオチといい、最高。
これだけの枚数でこれだけのものが表現できるのかと痺れたよ。
300 :
空マリオ(´дゝ`):04/07/02 23:12 ID:YzXOwOLW
ミーハーだけど綾辻行人の十角館の殺人 は面白いです
あと泡坂妻夫のは全部好きだけど しあわせの書って言うのがいいです
あと殊能将之のはさみ男とかです。この人の 黒い仏っていうのは色んな意味でビックリします。
島田荘司の御手洗ってのが主役のシリーズとか
301 :
名無しのオプ:04/07/02 23:12 ID:YzXOwOLW
信じられない誤爆ですよ すいません
302 :
名無しのオプ:04/07/02 23:15 ID:q1p6PLX4
>>300 だいぶ短編じゃないな
はさみ男と十角館は好きだけど。
304 :
300:04/07/04 00:02 ID:wsFnPjLN
ラウンジに書き込むところだったんです
で、そこの人で外国のミステリーしか読んでない人が居て、日本のだったら何が良いか聞かれたので
一応よく名前が挙がる、自分でも面白かったのを教えるところだったんです
>>293 鏡殺し、読んだよ・・・
後味悪すぎだよ・・・・
最高だよ・・・・・・・・・
乃南アサ「花盗人」(新潮文庫)所収
「愛妻弁当」「最後の花束」
この作品集は本当に短い短編が多い。「何が起こっていたか」を考えながら
読むと面白いが女性ならではの読後感の悪さあり
同作者「家族趣味」(新潮文庫)所収
「忘れ物」「デジ・ボウイ」
鳥肌が立ちます。
綾辻行人の『どんどん橋落ちた』の
『どんどん橋落ちた』、そして『ぼうぼう森燃えた』
この短編集は全部ぶっとぶ! お勧めなり。
308 :
名無しのオプ:04/08/18 13:17 ID:Ak/MSzQm
連城「喜劇女優」(「美女」所収)
予備知識なしで読んだとき、3人目くらいで唖然とした覚えがある。
あと、おなじ短編集の「夜の二乗」もなかなか良い。
>>307 綾辻初心者はその本をユーモアを持って読むようにしないと…
壁に(ry
館ものを読んでからおすすめ
>>308 連城三紀彦近年の夫婦恋愛もの傾向+ミステリなところが(・∀・)イイ!!
最初の方でも出てたけどチェスタトンのブラウン神父の「秘密の庭」。
トリックにっていうんじゃないけどさ…「マジ?」って声出しちゃったよw
311 :
293:04/08/19 20:04 ID:ioyifl7a
312 :
名無しのオプ:04/09/15 10:40:58 ID:QqJDwcGM
重複age
313 :
名無しのオプ:04/09/15 19:20:36 ID:Ht2zJ1P9
法月倫太郎のカニバリズム小論。
扱ってる題材も題材だが、あの落ちは見事だった。
ざっと読んで結構名前挙がってて嬉しかったけど
東野圭吾「天使の耳」は傑作だよね。
<メル欄>への読者の思い込みを逆手に取ってさ。
小林泰三「肉食屋敷(角川ホラー文庫)」収録「獣の記憶」。
まさに"ぶっとんだ!"としか言えない(゚д゚)
どんでん返しした上にラスト数行で驚かせてくれる短編です。
連城「桔梗の宿」でぶっとんだ
317 :
名無しのオプ:04/10/29 15:34:32 ID:U7oUQBs0
>>316 外出しすぎだが、確かに、ぶっ飛んだ。
戻り川心中も捨てられない。
318 :
名無しのオプ:04/10/29 17:47:08 ID:7z8Vy1K1
>>317 俺も戻り川の方が好きだな
のりりんのカニバリズムもおもしろかったけどね
319 :
読後感:04/10/29 18:18:41 ID:FT48FVQl
城昌幸の「不可知論」
あのセリフにはぶっ飛んだ。恐るべき破壊力。
320 :
名無しのオプ:04/11/01 23:51:15 ID:iv5GFlRG
>315
確かに「獣の記憶」もやられた感じだった。
でも後日、「アウターゾーン」で同じネタを見た。
しかし小林泰三の発想は十分面白いです。
ちなみに同収録の表題作「肉食屋敷」と「玩具修理者」には普通に驚いた。
321 :
読後感:04/11/02 00:07:42 ID:fJb86nK+
>>320 「獣の記憶」読んでないけどそれはたぶん(メル欄)ですね?
>>320 違います。
そちらの系統ではなくて「アレ(某スレを読めば分かると思います)」のどんでん返しが・・・
ポーストの『大暗号』あげる人はいないんだな。
今読んでも暗号物では最高と思える。壮大なストーリーなのにシンプルで無理がない。
知らないのかしらん
あげないからといって自分以外誰も「知らないのかしらん」ちゅーのは
自惚れすぎてないか?『大暗号』の場合、渡辺剣次あたりのエッセイで
ネタバレされた人も多いだろうし。
蘇部タンの「届かぬ想い」
この前、薦めてもらって読んだ「鏡殺し」に
匹敵するほどの読後感の悪さだった・・・最高だよ・・・
まぁ中編なんだけどね
327 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/19 15:49:12 ID:QmOgz6JN
良スレage
ずいぶん外出だが、連城の「花緋文字」
最低の主人公で、読後感最高にぶっとんだ。
トリッキー、最高。読むべし。
328 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/19 19:19:11 ID:R6idRdJX
>>203 「銀の仮面」のプロットは結構あるみたいですね。
日本で同時期に書かれた「ちん(漢字でない)入者」という小説にもありますね。
最近では藤子不二夫の「魔太郎がくる」とか荒木ヒロヒコの「JoJoの奇妙な冒険」にも
そんな話しがありました。
ちなみに私が最初に読んだのは「魔太郎」で凄く恐かったです。
329 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/21 07:09:14 ID:+W/fVfn3
>>310 実は貴方が驚いたであろうプロットには
先例があります。
チェスタトンの独創ではないです。
だっふんだ!
「白蓮の寺」は少々作り過ぎかなと思った。
何となく真相が予想出来る。
>>329 310じゃないけどそれには興味がありますね。
直接タイトルを教えてもらうとネタが割れてしまいますが、
それはミステリなのでしょうか?
それとも他ジャンルの小説や戯作もしくは伝説・説話の類
なのでしょうか?
333 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/27 14:49:20 ID:IdJJSWm4
光原百合、十八の夏
ぶっとばなかったけど、まあ、いい短編だな。
>327
あれはすごいよなあ…
マジでぶっとぶ。
335 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/27 23:30:51 ID:pL7cYpeb
乱歩の「お勢登場」
「接吻」 (・∀・)イイ!
336 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/29 17:02:06 ID:mpKgz0B4
仁木悦子の「金ぴかの鹿」はトリックとかじゃなく、結末の哀しさがすごかった。
337 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/29 18:23:59 ID:VkBKKJFT
第10回ホラー小説大賞大賞受賞作『姉飼』
読んだあと
(´・ω・`)('A`)。・゚・(ノД`)(;´Д`) ハァハァ
が混ざったような複雑な気持ちになる
338 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/29 22:37:17 ID:hTZrrCHd
短編といえばモーリス・リヴェル。夜鳥よんでぶっとびました。
339 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/30 16:38:36 ID:JxWOM0/c
あげてみる…
340 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/30 18:18:02 ID:25tVYWCa
まだこのすれあったんで、ぶっとんだ!
推理小説ではないけど「夢の子供」
342 :
きよし:04/12/17 11:13:39 ID:4h2l6oA/
どんどん橋落ちた、すきですねー
何回も出ているけど「カニバリズム小論」。
綾辻行人が自選短編集に収録してるけど、凄いこの手の作品は好き
「死刑囚パズル」も伏線が上手くてぶっとんだけど、「雪密室」のようにネタバレは事前予告してください・゚・(つД`)・゚・
344 :
ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/05 16:09:18 ID:D24qpOsT
……花衣の客
>>344 何をためらうことがあるんだ。まさか(ry
収録されている瓦斯灯(講談社文庫)も復刊してほしかったな・・・
北森鴻の香菜里屋シリーズは
マスターの台詞がグッとくるなぁ 好きだ
今邑彩の、「双頭の影」。
よもつひらさか、っていう短篇集に入ってるんだけど、うまいなーと思った。
表題になってる「よもつひらさか」も好きだが。
北森鴻つながりで「不帰家」を推薦。
「凶笑面」に収録されてるけど、しんみりいいと思った。
349 :
ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/09 09:48:46 ID:kh6CgRyI
外出
東野圭吾 天使の耳 萌えた……
350 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/19 12:16:12 ID:fNPwPxQH
9ug
小林泰三「攫われて」
オチが…
ごめん。
>351って「殺人鬼の放課後」ってアンソロジーに入ってるやつだよね?
あのオチがどうしても理解できなかったアホに、メル欄でいいんで教えて貰えると嬉しいです。
…みんな頭良すぎだよorz
>353
ありがとう。
もう一度きっちり読み返してみる。
読んだときに、(メル欄)でいいのかどうかこんがらがって、頭おかしくなりそうでした。
もう一度あのグロ描写に耐えられるかなぁ・・・
355 :
ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/03/01 01:01:08 ID:nDTPymPm
>354のメル欄ってそうだっけ?
グロくてそこしか覚えてないけど実際ぶっとぶ?
356 :
353:05/03/01 01:49:28 ID:UefWtBks
それが来ると意識しないでいたから…
もっと凝った作品を後で読んでしまったので
それからはもう味わえなくなりました_| ̄|○
ミステリではないんだが、風太郎さんの『剣鬼喇嘛仏』。
例えあのアイディアを思いついても、書かんでしょフツー。
358 :
355:05/03/01 22:07:34 ID:nDTPymPm
>356
THX。
そうかぁ…。
>>347 双頭の影を読んだ。
冒頭の謎、中盤の運び、結末の上手さ。
確かに、上手い。
360 :
変更投票開始@ローカルルールスレ:05/03/08 00:54:18 ID:jpAY4HVJ
「天使の耳」は「交通警察の夜」のままの題でよかったな。
「通りゃんせ」と「捨てないで」はぶっとんだぜ!!
鮎川哲也「誰の屍体か」
山川方夫「夏の葬列」
曽野綾子「暗い長い冬」
「離れた家」(山沢晴雄)
複雑すぎて、おつむのねじがぶっとぶ!
363 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 13:29:33 ID:clIn+cQG
1
364 :
名無しのオプ:2005/03/24(木) 19:32:18 ID:F4aQ2u7a
ト |
ラ |⌒彡
ミ |冫、)
ス |` /
マ | /
二 |/
ア |
365 :
名無しのオプ:2005/03/25(金) 14:44:50 ID:raO6+uZe
>>361 「夏の葬列」は教科書によく載ってるよね。
中学生の頃に教科書で読んでちょっとしたブームになったよ。
ぶっとんだのは柄刀一「ノアの隣」(「アリア系銀河鉄道」より)かな。
あれはもう、ミステリとか抜きでぶっとんだ。納得。
366 :
名無しのオプ:2005/03/25(金) 15:18:08 ID:YLj+ykna
今邑彩「よもつひらさか」ガチおすすめ
367 :
吾輩は名無しである:2005/04/06(水) 23:34:04 ID:Yjqk9yIY
r
368 :
読後感:2005/04/10(日) 17:47:37 ID:1d6Cq+x6
「よもつひらさか」読んだ。
しかしメル欄じゃないよね。
369 :
名無しのオプ:2005/04/11(月) 16:36:34 ID:eEyvZHyP
好きな人は好きな人でいると思うし
それはそれで無関係なんだけど
短編(集)「6枚のとんかつ」、ぶっとんだ。
読んでて憤怒が湧きあがってきた。
370 :
名無しのオプ:2005/04/11(月) 18:05:49 ID:CHueClw5
乙一の短編は大好き〜
371 :
名無しのオプ:2005/04/12(火) 16:15:57 ID:z1tk5ZPp
>>368 確かに。ま、でも、それは致し方ないといったところだろ。
メル欄だったら展開バレバレだし
372 :
名無しのオプ:2005/04/13(水) 00:12:23 ID:qi0NKJm+
奇形児を見たことはありますか? これは北海道の網走市であった話です。
古塚美枝さん(当時23) は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。
しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに
暴力を振るいました。83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。
原因は妊娠によるつわりなどでした。売春婦であった美枝さんは、
まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事を確信し、
早く報告しようと急いで帰りました。しかし夫は自分の子とは信じず、
中絶を命じました。 それから5ケ月。結局美枝さんは中絶を拒み、
生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に思い、
さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に
膝蹴りをしました。する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。
そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら
........流産でした。夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?
それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、
片方の目は眉毛の上に付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、
口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。
動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりません。
ただ、この話を聞いた人は最低3日間気を付けてください。
うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。
それはあの子があなたを眺めているから。 10分以内にこれを
掲示板の5箇所に貼らなければそのままあの子は離れて行きません。
お気を付けて
373 :
名無しのオプ:2005/04/19(火) 01:43:42 ID:gcypaDto
上の電波コピペ見て思い出した。
朱川湊人「都市伝説セピア」 文藝春秋
厳密にはミステリーじゃないかもしれないけど、
読んだ後、心にドカンと来るものアリ。
おすすめ。
374 :
名無しのオプ:2005/04/21(木) 01:15:17 ID:rNa7sGLH
ちょっと違う意味でぶっ飛んだ・・・とゆうか爆笑したのが
清水義則の「えせ物語」のなかのスノーカントリーです。
まあ、一度読んでみてください
375 :
名無しのオプ:2005/04/21(木) 03:10:32 ID:FXeRFEI9
>>372 ちょ、ちょっとまて
今後ろになんかいそうなんだが
376 :
名無しのオプ:2005/04/21(木) 19:42:08 ID:ES/R2GHp
岡本綺堂『半七捕物帳』の中の「蟹のお角」。
はっきりと書いてはいないんだが、ものすごくえぐい話。
「遠くで瑠璃鳥の鳴き声が聞こえる」◎
「ボッコちゃん」△
「サボテンの花」○
「玩具修理者」△
「あいびき」△
「熊の木本線」△
「落書きの家」○
「天使の耳」◎
「カタンカタン」△
「再会」○
「白いたんぽぽ」△
「解決ドミノ倒し」×
「張込み」△
「天チュウ」○
「愛情弁当」◎
「最後の花束」◎
「幽霊妻」◎
「天狗」○
「落石」○
「糸ノコとジグザグ」○
「ニュータウンの出来事」☆
「恐怖」△
「喜劇女優」○
「紳士の園」◎
「とりのこされて」○
「忘れ物」○
「デジ・ボウイ」△
「どんどん橋、落ちた」◎
「ぼうぼう森、燃えた」◎
「フェラーリは見ていた」△
「伊園家の崩壊」○
381 :
Z・H・チェスタトン:2005/04/30(土) 14:36:43 ID:m4SSPAJg
「正月十一日、鏡殺し」△
「弁当箱は知っている」△
「ロバの耳」○
「逃げゆく物語の話」○
「罰ゲーム」○
「厨子家の悪霊」◎
「眼中の悪魔」◎
「虚像淫楽」○
382 :
Z・H・チェスタトン:2005/05/01(日) 21:20:42 ID:nujzmUXS
「アリバイ」○
「現行犯」○
「花衣の客」○
「親愛なるエス君へ」○
「独房ファンタジア」○
「愛の手紙」◎
「愁訴の花」○
383 :
名無しのオプ:2005/05/04(水) 04:48:25 ID:QMI5OBhZ
れんじょう読んだけど すげー
このタイプの短編これからいけるんじゃないの?
新本格つったって 叙述・フーダニット・色んなトリック系はもうおなかいっぱいでしょ
あっさり且つどがーんなれんじょうタイプがなんか新鮮で(・∀・)イイ!!
でもやっぱあいつにしかかけないのかな
384 :
名無しのオプ:2005/05/06(金) 14:08:28 ID:2BJnHKal
>377-382
もしよかったら、三角のついているやつ
安く売ってもらえませんか?
385 :
名無しのオプ:2005/05/22(日) 03:20:50 ID:N7nNzRwU
確かに連城はすごい。
でさあ、横山の警察小説短編、面白いよな。
386 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 12:39:15 ID:i0OBev+s
s
387 :
名無しのオプ:2005/05/26(木) 23:58:49 ID:qzlXz0ff
>>385 俺も面白いと思う
この人見た目以上に本格スピリット持ってるよな
388 :
名無しのオプ:2005/06/03(金) 13:51:53 ID:Df4tJah5
横山は確かにすごい。時々、半泣きになる。
単行本高いから、文庫落ち読む。
第三の時効、早く文庫落ち頼む。
389 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 11:38:46 ID:lad8ABSL
9
390 :
名無しのオプ:2005/06/25(土) 06:45:11 ID:z+K55yLX
和田誠「おさる日記」
391 :
名無しのオプ:2005/06/25(土) 10:09:43 ID:oQRvknXL
星新一では「ホラ男爵」が好き
392 :
吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 11:47:20 ID:XG0BJ8w3
@pp
393 :
名無しのオプ:2005/07/18(月) 00:17:41 ID:/oRBQs9m
連城のなんて作品よ。
ちゃんと教えろよ。
394 :
名無しのオプ:2005/07/18(月) 09:59:02 ID:im0TYFAc
花緋文字
戻り川心中
395 :
名無しのオプ:2005/07/20(水) 07:28:14 ID:KZmmv7lH
逢坂剛「逃げる男」
396 :
名無しのオプ:2005/08/02(火) 15:09:11 ID:T+twtLj1
ミス板ではなかなか出てこない(というか評判悪いのか)、
山本弘「審判の日」収録の「闇が落ちる前に、もう一度」。
最近読んだ短編の中で一番おもろかった。
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/03(土) 01:25:59 ID:+Wyd81Pc
hg
398 :
名無しのオプ:2005/09/03(土) 20:46:56 ID:dIhB+rIQ
小林泰三の「超限探偵Σ」
399 :
名無しのオプ:2005/09/04(日) 01:44:17 ID:ZdRguQ/F
「ベナレスへの道」 (T・S・ストリブリング)が未出みたいだな。
アンソロジーで読んだんだけど、シリーズのほかの話が未だ読む気になれない。
400 :
名無しのオプ:2005/09/07(水) 23:48:29 ID:UjOKe2FF
安い高いじゃなくて無料だろ
402 :
名無しのオプ:2005/09/17(土) 09:29:32 ID:d4pUaop1
>>400 暇潰しに流し読みしたよ。映画にしたら恐そうだな。
403 :
無名草子さん:2005/09/30(金) 11:27:40 ID:MQkMg2+w
カウンセリングが必要
404 :
名無しのオプ:2005/10/11(火) 20:35:03 ID:7Mo+cZpa
誰かカーター・ディクスンの「妖魔の森の家」出した?
ガイシュツだったら恥ずかしいのでこっそりと
405 :
名無しのオプ:2005/10/11(火) 22:13:57 ID:7Z+yz/yD
406 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 11:36:31 ID:Advepi5f
コンビニ
407 :
名無しのオプ:2005/11/02(水) 17:06:05 ID:+8fA7sS0
408 :
名無しのオプ:2005/11/02(水) 18:18:17 ID:i4vM9mmf
ジャニーさんだろ
409 :
名無しのオプ:2005/11/04(金) 00:05:25 ID:X8Vf+fHu
37の短編読了。
既読も結構あったけど、それも含めて評価。
△ジャングル探偵ターザンエドガー・ライス・バロウズ
○死刑前夜ブレット・ハリディ
△虹をつかむ男 ジェイムズ・サーバー
△うぶな心が張り裂けるクレイグ・ライス
○殺し屋ジョルジュ・シムノン
×エメラルド色の空エリック・アンブラー
×燕京綺譚ヘレン・マクロイ
◎後ろを見るなフレドリック・ブラウン
△天外消失クレイトン・ロースン
◎九マイルは遠すぎるハリイ・ケメルマン
◎魔の森の家カーター・ディクスン
○この手で人を殺してからアーサー・ウイリアムズ
◎北イタリア物語トマス・フラナガン
×百万に一つの偶然ロイ・ヴィカーズ
○少年の意志Q・パトリック
△懐郷病のビュイックジョン・D・マクドナルド
○五十一番目の密室ロバート・アーサー
○ラヴデイ氏の短い休暇イーヴリン・ウォー
410 :
名無しのオプ:2005/11/04(金) 00:07:02 ID:X8Vf+fHu
△探偵作家は天国へ行けるC・B・ギルフォード
△燈台E・A・ポー&ロバート・ブロック
◎女か虎かフランク・R・ストックトン
○おとなしい兇器ロアルド・ダール
×長距離電話リチャード・マシスン
×歩道に血を流してエヴァン・ハンター
△死刑執行の日ヘンリイ・スレッサー
○死者のポケットの中にはジャック・フィニイ
△白いカーペットの上のごほうびアル・ジェイムズ
△火星のダイヤモンドポール・アンダースン
◎ヨット・クラブデイヴィッド・イーリイ
△クライム・マシンジャック・リッチー
○一滴の血コーネル・ウールリッチ
ジョン・ディクスン・カーを読んだ男ウイリアム・ブルテン
◎最後で最高の密室スティーヴン・バー
○アスコット・タイ事件ロバート・L・フィッシュ
△選ばれた者リース・デイヴィス
○長方形の部屋エドワード・D・ホック
○ジェミニイ・クリケット事件クリスチアナ・ブランド
ベストは女か虎か。
ぶっとんだとかそういう種類の話じゃないけど。
411 :
名無しのオプ:2005/11/04(金) 12:13:21 ID:sxVDs0BH
連城――恋文収録――私の叔父さん
泣けた
412 :
名無しのオプ:2005/11/04(金) 19:28:39 ID:IQ6O+qjF
「6枚のとんかつ」の四国の電車のやつにだまされたw
413 :
名無しのオプ:2005/11/04(金) 21:28:46 ID:c8kiH8Ri
沙藤一樹
『不思議じゃない国のアリス』
絶対にぶっ飛ぶ!
エエエェエェエェェエェエェエェΣ(・▽・;)エェエエェエェエェエェエ
という感じで。
オススメ!
とにかく読んでみて!表紙も何かしらキモイから!
読んでね!
414 :
名無しのオプ:2005/11/05(土) 00:58:42 ID:GQhET54/
↑とにかくビックリ
415 :
名無しのオプ:2005/11/05(土) 01:35:23 ID:LNPRLJMp
本格ファンには受けが良くないのかも知れんけど、
大沢在昌「行きどまりの女」は?
416 :
姥痔檻:2005/11/05(土) 22:14:33 ID:ADxCnMvI
「ベナレスへの道」
T・S・ストリブリング
読むならまずは、短編より長編という主義なので、世評の高い短編集しか…もはや、次元ぶっとび
417 :
名無しのオプ:2005/11/07(月) 00:11:39 ID:yoL57sL/
「銀簪」大佛次郎
ことし読んだ中で、一番衝撃のメール欄。
418 :
名無しのオプ:2005/11/07(月) 22:02:04 ID:0+DOEoOu
419 :
名無しのオプ:2005/11/07(月) 23:00:21 ID:zgRZ95ah
それを書くとネタバレになるのでは(417ではないけれど)
420 :
名無しのオプ:2005/11/24(木) 04:20:00 ID:w0pDBwBJ
小林泰三「玩具修理者」かな…上のほうでも言われてるが同本収録の
「酔歩する男」の方が人気あるっぽいんだよな
俺は玩具〜の方がぶっ飛んだが
あとぶっ飛んだわけではないが「海を見に行く日」加納朋子は良いと思う
そして
>>412、俺もそれ好きw その後の一番最後のエピローグが笑った
421 :
名無しのオプ:2005/12/06(火) 19:15:36 ID:z+sRvrcz
「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」
だって・・・だって本格推理で(メル)なんて都市伝説だって思ってたんだもん!
422 :
名無しのオプ:2005/12/07(水) 04:11:09 ID:oqaYpj9t
>>421 某有名長編の似た作品よりも
伏線の素晴らしさと簡潔な内容がいい。
423 :
名無しのオプ:2005/12/07(水) 17:29:36 ID:aBZAwQlA
424 :
名無しのオプ:2005/12/07(水) 23:41:44 ID:p9TTwCem
>>423 確か(メ欄)じゃなかったかな
くだらんオチだが好きだw
425 :
名無しのオプ:2005/12/08(木) 00:43:42 ID:hQ499+cP
阿刀田高の「田代湖殺人事件」が地味に好き。
ガイシュツもいいとこですが「アンフェアの見本」と「小人闍処ラ不善」も
クワッと来ました。
短編集だったら「我らが隣人の犯罪」と「鋏の記憶」と「6とん」w
連城三紀彦を今本屋で必死こいて探してます。
426 :
名無しのオプ:2005/12/10(土) 00:08:11 ID:1JTXGeeV
今、山田風太郎の『妖異金瓶梅』読んでる……
とりあえず「赤い靴」でぶっとばされますた
427 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 13:22:25 ID:LhFuGwrh
r
428 :
名無しのオプ:2005/12/22(木) 03:07:33 ID:uzXLjUps
江國香織
『いつか記憶からこぼれ落ちても』
短編集2つめ。『緑の猫』
凄くない…!!
ちなみにこれは、競作短編集『いじめの時間』にも収録されている。
429 :
名無しのオプ:2005/12/24(土) 11:09:00 ID:P0YyjlQx
>>428 凄いのか、凄くないのか、ちっともわからんw
430 :
名無しのオプ:2005/12/25(日) 10:50:36 ID:35sCzjNP
「凄くない?」ならまだしも
…!!って言い切っちゃってるからなw凄くないんだろ
431 :
名無しのオプ:2005/12/26(月) 17:56:45 ID:iTCVcKS6
昔の日本語は「凄くない」と「「凄くない?」をどう判別してたんだろう。
432 :
名無しのオプ:2005/12/26(月) 23:40:33 ID:zmyP+KOe
昔はそんな言葉使ってない、たぶん
いとおかし
とかそんな感じ
433 :
名無しのオプ:2005/12/28(水) 11:15:18 ID:VFiHwl14
いとおかし?
434 :
名無しのオプ:2005/12/28(水) 19:16:32 ID:YCSw5hQv
をかしって趣があるとかそう言う意味じゃなかったっけ?
435 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 13:13:07 ID:+iFVEKuh
いとおかし
436 :
名無しのオプ:2006/01/05(木) 13:37:11 ID:KMu9geFy
東野圭吾『探偵ガリレオ』のはじめに収録されてる『燃える』
東野の本を読んだのが初めてだったのもあるかもしれないが、俺には強烈にいとをかしかった。
437 :
名無しのオプ:2006/01/13(金) 08:02:48 ID:Mb3gqHgI
阿刀田高さん「来訪者」
438 :
名無しのオプ:2006/01/18(水) 10:57:24 ID:CZextw+K
宮城谷昌光の短編集『玉人』
古代中国を舞台にしたお話。特に「風と白猿」がもろにミステリー。
まさかこの人がこういうのを書くとはねぇ。
あー、でも、エッセイの中でホームズ好きだって書いてたっけ。
439 :
名無しのオプ:2006/01/18(水) 21:26:57 ID:Ijq/f19z
篠田節子の短編で題名忘れたけど、最後に主人公がブタに乗って逃走するのはびっくりしますた
440 :
名無しのオプ:2006/01/24(火) 12:00:25 ID:F3z59gYc
age
441 :
名無しのオプ:2006/01/24(火) 12:53:35 ID:DGeCHwaq
442 :
名無しのオプ:2006/01/25(水) 00:44:57 ID:BNmwBzyL
戻り川心中また出たんやね、光文社文庫から。ありがたや〜
443 :
名無しのオプ:2006/01/25(水) 00:58:57 ID:IaRpoZ8A
乙一の「SEVEN ROOMS」
444 :
名無しのオプ:2006/01/25(水) 14:28:36 ID:0Egru+E2
>>443 それ初めて読んだ時、吐きそうになった。
でも最後泣いた。後味は悪いが忘れられない作品
445 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 12:22:20 ID:Voj4Spyx
ライス
446 :
名無しのオプ:2006/02/07(火) 16:22:48 ID:6gRBMWgJ
447 :
名無しのオプ:2006/02/15(水) 03:26:19 ID:lORdhHVd
連城の「砂のあと」が地味に好き。
448 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 11:11:26 ID:l4Wl8Trr
スマン
449 :
名無しのオプ:2006/03/02(木) 14:07:05 ID:9tUd7/36
短編好き
長編よりも好き
短い分、衝撃が強い
短い文で強烈な落ちを持ってくる所に潔さを感じる
450 :
名無しのオプ:2006/03/03(金) 04:41:11 ID:bqq//WNz
451 :
名無しのオプ:2006/03/03(金) 15:12:10 ID:bKoioBIw
『これが本当の豚ズラだぜ!』そして力石あらわるw
452 :
名無しのオプ:2006/03/03(金) 15:22:16 ID:bKoioBIw
アシモフ先生の『黒後家蜘蛛の会.2』所収『終局的犯罪』厳密にはミステリではないけれど、ホームズファンなら楽しめます。“大の大人が想像力を駆使する粋な遊び”とでも言いますか。最近ちょいと話題の『ヴォイニッチ原稿』研究に似た味わい。
453 :
名無しのオプ:2006/03/09(木) 06:33:16 ID:BFIAqgER
小酒井不木の恋愛曲線
454 :
名無しのオプ:2006/03/09(木) 10:27:59 ID:jTwf//qG
『六枚のとんかつ』は本歌取り作品だけど、
本歌よりも理路整然としていて驚いた。
その本歌作者の短編にはよくわからないものも多くて、
『紫電改研究保存会』はその最たるもの。
その本歌とされる『赤毛組合』も、俺にはよくわからね。
なんであれがああだとああなの?
455 :
名無しのオプ:2006/03/09(木) 11:26:41 ID:/Pz9OGjp
GOTH
456 :
名無しのオプ:2006/03/09(木) 19:51:33 ID:11EsK2fA
>>454 あれは正確には
「占星術のメイントリックをパチったクイズ番組をパクった」ものらすいよ
457 :
名無しのオプ:2006/03/12(日) 13:21:18 ID:w5CY270v
このミスの海外部門1位のクライムマシンに収録の
殺人哲学者、日当22セントはよかった。
ぶっとんではないかもしれないが。
458 :
名無しのオプ:2006/03/14(火) 18:16:14 ID:YtHv6adE
連城の「戻り川心中」読んだよ。
久々に読み終わりたくない本だ。ぶっ飛ぶ
459 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/29(水) 13:50:39 ID:WWFCh58Q
乱れからくり
460 :
名無しのオプ:2006/03/29(水) 14:51:28 ID:XMn9QDDK
『ヨットクラブ』『夜鳥』
461 :
名無しのオプ:2006/03/29(水) 20:40:16 ID:mPs1ckNY
小川勝巳「あなたまにあ」の表題作。
462 :
名無しのオプ:2006/03/31(金) 16:43:16 ID:9Ff9Tfg3
人間椅子
463 :
名無しのオプ:2006/04/03(月) 11:37:10 ID:oU/4tsgu
人間机
464 :
名無しのオプ:2006/04/03(月) 14:10:15 ID:u0K2SMq/
人間三角木馬
465 :
名無しのオプ:2006/04/04(火) 01:04:37 ID:HeYvkpnC
人間回転木馬
466 :
名無しのオプ:2006/04/04(火) 02:25:43 ID:CJ+6omLZ
人間ボブサップ
467 :
名無しのオプ:2006/04/04(火) 05:30:07 ID:xocATrId
人間和田アキ子
468 :
名無しのオプ:2006/04/04(火) 16:04:48 ID:HeYvkpnC
人間ホームズ
469 :
名無しのオプ:2006/04/04(火) 16:43:26 ID:t1JK5wW7
世の中にはまだ俺が聞いた事もない小説がたくさんあるようだ。
470 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/21(金) 13:28:58 ID:ZJ5Hbmm+
明かしてしまう。
471 :
名無しのオプ:2006/04/22(土) 01:25:13 ID:UVeO50Qp
宮部のサボテンの花って、どこにでもある普通の手品の種明かししてるだけじゃん。
472 :
名無しのオプ:2006/04/22(土) 20:27:35 ID:dlhCRJ2l
↑あなたは貧しい価値観の持ち主のようですね
473 :
名無しのオプ:2006/04/27(木) 23:10:01 ID:egtnn+3Q
スレ違いで申し訳ないです。
どなたか「小説現代」誌上のショートショートコンテストの応募要綱、宛先を教えて頂けませんか?
474 :
名無しのオプ:2006/04/28(金) 03:36:39 ID:8+JNLDbM
横山秀夫の逆転の夏
475 :
名無しのオプ:2006/04/29(土) 08:41:01 ID:ON3P27rT
この間読んだ、早川からでてるギャンブル小説短編集に入ってる
草上仁の「ウォーターレース」が面白かった。
特に競馬ファンは必読。といっても競馬小説じゃない。
ヲイヲイっていう競技で冒頭からニヤリとさせられる。
476 :
名無しのオプ:2006/04/29(土) 09:11:04 ID:VXlMjMTS
草上仁って最近知った。地味にいいね
まだあまり読めてないけど
洒落のめしているようで抑制利いてて
センスいいなって思う
ギャンブル苦手だけど探してみます
もし見つかり難い本のようなら
探すにあたっての注意事項や心構えを教えてください
477 :
名無しのオプ:2006/04/29(土) 09:46:02 ID:P+VzRNhT
柄刀一のイエローロード
ロジック型の短編なので、ぶっとぶようなカタルシスは味わえないだろうが、非常によく出来た短編
478 :
名無しのオプ:2006/04/29(土) 10:56:45 ID:6v0Juxk3
便乗して、柄刀一の「太陽殿のイシス」
エジプト神話と、脱出トリックとの融合が鮮やかすぎる。
479 :
475:2006/04/29(土) 22:35:32 ID:ON3P27rT
>>476 早川文庫JAの新刊だから苦もなく探せるはず。(タイトルは「絶体絶命」)
ただし草上オリジナルの短編集「ラッキー・カード」は絶版(アマゾンのマケプレなら用意に入手可能)
図書館にもあったのでこれから読むつもり。
ついでにいっておくと、上で挙げた作品、競馬の知識をまったくなしによむと、オチの意味が
今ひとつよくわからんかもしれない。
480 :
名無しのオプ:2006/04/30(日) 11:27:01 ID:JitkiCQ0
>479
丁寧な回答をありがとう
付け焼刃になりますが
助言に従って予習してから読みます
古参ファンの人も控えめだし
好きになると辛い作家ですね
481 :
名無しのオプ:2006/04/30(日) 11:36:16 ID:ApuxBc2P
>>480 475じゃないけど。
ハヤカワ文庫JAの方は古本屋、ブックオフでも良く見かけるので簡単に揃うと思う。
角川書店から出てた「愛のふりかけ」とかはちょっと苦労するかもしれないけど。
あと五月に早川から新刊出るよ。
482 :
名無しのオプ:2006/04/30(日) 19:43:15 ID:++NPQTYb
中西智明「ひとりじゃ死ねない」
483 :
名無しのオプ:2006/05/04(木) 18:03:26 ID:wyLnYsA4
>481
ご親切に、新刊楽しみです
ブコフ五軒はしごしたけど全滅でした...orz
484 :
無名草子さん:2006/05/20(土) 13:25:26 ID:5EonJkPY
源太郎
485 :
名無しのオプ:2006/05/21(日) 16:17:19 ID:AIAHmlI6
さっき読んだばかりなんだけど、
浅暮三文の「J・サーバーを読んでいた男」の
最後の図形の意味を誰か教えて…。何て書いてあるのか分からん。
486 :
名無しのオプ:2006/05/22(月) 12:41:17 ID:mcD/LasN
蒼井上鷹「九杯目には早すぎる」の中の「大松寿司の奇妙な客」
ぶっとんだ。
487 :
名無しのオプ:2006/06/01(木) 11:28:27 ID:yZ3NQQ/e
↑目欄1が目欄2を殺すような話ね。
488 :
名無しのオプ:2006/06/02(金) 14:05:47 ID:/g9y1qRK
>>487 凄いな。どんな話なのか見当もつかない。
489 :
名無しのオプ:2006/06/02(金) 14:49:30 ID:sreEZ0Yx
490 :
名無しのオプ:2006/06/02(金) 20:29:02 ID:pCcTj0Q6
人格的に井上ひさしは嫌いだけど、井上ひさしの「十二人の手紙」は全編傑作だと思う。読んだ事ある人いないかな・・
491 :
名無しのオプ:2006/06/02(金) 21:06:56 ID:z1AQMSdc
>>486 「登場人物のセコさ」と「ちっぽけな悪意」が評価されたって、茶者経歴の所に
書かれているんだけど、それって誉められてるのか?って思った。
読んでみてまあその通りだったけど。
492 :
名無しのオプ:2006/06/03(土) 04:42:34 ID:usjdISwG
「女の決闘」
ヘルベルト・オイレンベルグ
493 :
名無しのオプ:2006/06/07(水) 15:59:09 ID:TMsSAxc0
加納朋子「虹の家のアリス」収録
「鏡の家のアリス」
擦れた読者ほど引っかかりそうな話。
494 :
名無しのオプ:2006/06/07(水) 16:45:26 ID:H4eswL6F
>>491 >「登場人物のセコさ」と「ちっぽけな悪意」が評価された
ちっぽけってことはないだろうよ、仮にも目欄だぜ。
495 :
名無しのオプ:2006/06/07(水) 17:23:32 ID:TMsSAxc0
蒼井上鷹「九杯目には早すぎる」なら、「キリング・タイム」の方が面白かったな。
サプライズあるし、モヤモヤしたオチも良かった。
496 :
名無しのオプ:2006/06/08(木) 00:40:55 ID:2JSP3OFW
「ちっぽけな悪意」なら西澤保彦だろ。
短編なら「pazzler」の一話目が良かった記憶。
傑作「依存」なんかは短編連作みたいなものですな。
497 :
名無しのオプ:2006/06/08(木) 18:58:28 ID:O9zjw4uB
>>496 パズラーの一話目と言ったら確か「蓮華の花」か。
あれは「悪意」じゃないだろう。どちらかというと「善意」か?
読んでいて不思議な気持ちになったので覚えている。
498 :
名無しのオプ:2006/06/10(土) 19:31:25 ID:8aeWyZFq
>>496 あ、「ちっぽけな悪意の短編」では無いね。スマソ。
単純に「よかった短編」として挙げたつもりだった。
ただ、あの「善意」を現代になってから主人公に理解させるという構成は
作者の「悪意」といえるかもw同様の趣向は「金色の祈り」辺りで(長編だけど)
499 :
名無しのオプ:2006/06/26(月) 14:11:22 ID:B5Er831i
無いね
500 :
名無しのオプ:2006/06/26(月) 15:39:54 ID:Zlb71Yof
500ゲト戦記
501 :
名無しのオプ:2006/06/28(水) 05:43:30 ID:wHQDeEJm
ダフネ・デュ・モーリア「アリバイ」(『破局』所収)
自分の好みにぴったりの話というのを割り引いても名作だと思う。
502 :
名無しのオプ:2006/06/28(水) 20:47:20 ID:xJPo7Vma
503 :
名無しのオプ:2006/07/31(月) 18:04:15 ID:K37kwEEj
ロード・ダンセイニ「二瓶のソース」
結末が…
読後、状況を想像するだけでも…
504 :
名無しのオプ:2006/07/31(月) 18:48:56 ID:K37kwEEj
乱歩の「白昼夢」。
雰囲気がたまらない。
古い薬局の前を通るたびに、この小説を思い出す。
505 :
名無しのオプ::2006/08/14(月) 11:28:06 ID:N6jlsEVR
京極
506 :
名無しのオプ:2006/08/14(月) 13:06:28 ID:WEOfvMZt
カーの妖魔
507 :
名無しのオプ:2006/08/14(月) 19:39:43 ID:IHJZqS6V
三人の双生児
508 :
名無しのオプ:2006/08/24(木) 08:33:16 ID:CxcHSwAp
アシモフ、黒後家〜
の『会心の笑み』
が、このスレでも評価高かったので読みましたが
全然面白くなかったです
ぶっとべません・・
509 :
名無しのオプ:2006/08/24(木) 12:39:49 ID:D01lBYHB
伊坂幸太郎
「透明ポーラーベア」
流石は伊坂…出来ておる喃
って感じ。かなり良い
510 :
名無しのオプ:2006/08/25(金) 16:42:00 ID:FlDB+02F
トマス・バーク
『オッタモール氏の手』
・エラリークイーンより引用
「昨今、これ以上すぐれた犯罪小説は、まだ書かれていない。」
511 :
名無しのオプ:2006/08/25(金) 20:11:16 ID:XEKTfGhD
512 :
名無しのオプ:2006/08/29(火) 17:06:23 ID:n9Yj9K9D
スタンリー・エリン
『特別料理』
最後の「もうオチは気付いているんでしょう?」って感じが良い。
513 :
名無しのオプ:2006/09/02(土) 22:33:17 ID:otbEcVH+
508が感想スレでなくこのスレに書き込んだ、そのぶっとぶ理由とは
514 :
名無しのオプ:2006/09/13(水) 23:56:39 ID:Ol+AQ/7L
松尾由美「いつもの道、ちがう角」収録「麻疹」
この短編集は全体的にアンチドラマ的手法が取られているんだけど、
特にコレは「はぁ!?」みたいな感じになる。
面白いんだけどね。
515 :
名無しのオプ:2006/11/19(日) 07:26:23 ID:E+JUg0GN
二瓶のソース
age
516 :
名無しのオプ:2006/11/20(月) 17:22:21 ID:9CkedhpU
散々ガイシュツかと思いますが、カーの「妖魔の森の家」を。
(凄いショックで一週間嫌な夢ばかり見た。)
あと「ヴァンパイアの塔」も好きです。
517 :
名無しのオプ:2006/11/22(水) 19:25:54 ID:6HM84xL1
西村京太郎「完全殺人」
518 :
名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:12:49 ID:k3HoK0iU
519 :
名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:52:33 ID:BWxc7Lsr
それを書くとネタバレになる気が…
520 :
名無しのオプ:2006/11/23(木) 02:55:35 ID:gEapSogI
ネタバレやーめてー
521 :
名無しのオプ:2006/11/25(土) 01:07:59 ID:bYBE4zXH
フレドリック・ブラウン
姿なき殺人者
あぼーん
523 :
名無しのオプ:2006/12/02(土) 15:43:40 ID:2v3uzKNV
「異人たちの館」の作中作
「Mの犯罪」だったかな
524 :
名無しのオプ:2006/12/04(月) 03:16:29 ID:DOegzikO
ここの住人達編でアンソロジー作るとしたら何を収録する?
海外・国内10作品ずつ選んでみようぜ!
525 :
名無しのオプ:2006/12/08(金) 20:01:53 ID:KsvGaQii
526 :
名無しのオプ:2006/12/15(金) 20:08:44 ID:svEPHosc
527 :
名無しのオプ:2007/02/03(土) 06:24:57 ID:4Mc5H+ov
そろそろ空揚げしたっていいですか?
528 :
名無しのオプ:2007/02/04(日) 11:19:42 ID:2S/WezjL
「三角関係」まだでてないね。
ネタとしては決して目新しいとは思えないのだが
上手すぎる。
ディーヴァーの「クリスマス・プレゼント」所収。
529 :
名無しのオプ:2007/02/09(金) 21:49:43 ID:kD55Wtjt
すいません。「五枚のとんかつ」読む直前で止まってるんですけど
やっぱり占星術よりも先に読まない方がいいんですか?両方読んだ方お願いします。
530 :
名無しのオプ:2007/02/10(土) 01:57:33 ID:clJ7P108
むしろ読んでみたいな。「五枚のとんかつ」
とりあえず占星術を先に読めばいいんじゃないかな
531 :
名無しのオプ:2007/02/12(月) 15:12:58 ID:+hBFwWIg
むか〜し小学四年生とかの付録に付いていた推理クイズで
クリスティの「夜鶯荘」をヒントにしたクイズがあって
本編に興味持ったから買って読んだらすごく怖かった。
今そんなことないんだけどね。
532 :
名無しのオプ:2007/03/12(月) 17:55:34 ID:mhl8c3yT
占星術を先に読まなきゃ
533 :
名無しのオプ:2007/03/12(月) 18:00:28 ID:PHeR7efP
それより6枚のとんかつを先に読むべし。
534 :
名無しのオプ:2007/03/12(月) 18:02:14 ID:PHeR7efP
あ、530は気づいてたのか…orz
535 :
名無しのオプ:2007/03/12(月) 18:54:50 ID:f8qyYjwT
ネッドガイモンの「会話」
括弧記号潰せば1投稿で書ききれる文字数の作品
一分もあれば読めるぐらいなのにミステリを構成するあらゆる要素が詰め込まれている
それでいて極自然に作品が成立している
個人的に限りなく百点に近い作品
536 :
529:2007/03/12(月) 21:43:32 ID:zf6kAJYE
>>532-533 遅いよ!wもう自分はあの時の自分じゃないんだぜ。
まー結果として先に占星術読んだけど無駄にはならなかった。
てゆーか金田少年をアゾートにしてやりたいと思ったのは自分だけじゃないはず。
>>530はとんかつ読んだのかな?自分はとんかつの方がネタとしては面白かった。
537 :
名無しのオプ:2007/03/14(水) 18:31:15 ID:vErAQqkl
草上仁「ディープ・キス」
短い中にエロスとホラーなエキスが詰まってる法廷ミステリー
ラストはぶっ飛んだ!
異形コレクション「コレクター」に収録
538 :
名無しのオプ:2007/03/14(水) 18:32:15 ID:vErAQqkl
草上仁「ディープ・キス」
短い中にエロスとホラーなエキスが詰まってる法廷ミステリー
ラストはぶっ飛んだ!
異形コレクション「コレクター」に収録
539 :
名無しのオプ:2007/03/15(木) 15:54:34 ID:C9p3yyCG
540 :
名無しのオプ:2007/03/23(金) 21:56:15 ID:JvRZRWAh
牧野修の「インキュバス言語」
こいつはすげえw
541 :
名無しのオプ:2007/04/02(月) 21:08:57 ID:498NMwn2
有栖川の『スイス時計の謎』に載ってるの「スイス時計の謎」と
のりりんの『法月綸太郎の冒険』に載ってる「死刑囚パズル」
同じくのりりんの『法月綸太郎の功績』に載ってる「都市伝説パズル」
上の作品はマジ凄すぎと思った。これぞ論理ミステリ!って感じがする
ちなみに、悪い意味でのぶっとんだ、というのであれば
都市伝説パズルと一緒に載せられてる「中国蝸牛の謎」
ちょwwおまwwwって感じが(ry
542 :
名無しのオプ:2007/04/15(日) 19:10:39 ID:Ip5zrMlA
>>541 序盤でエスカルゴ食ってる時はすげーわくわくしたんだがなw
543 :
名無しのオプ:2007/04/16(月) 20:26:41 ID:il9mpcEv
ロバート・アーサー Robert Arthur
「ガラスの橋」 The Grass Bridge
東京創元社 アメリカ探偵作家クラブ傑作選1
角川文庫 北村薫の本格ミステリ・ライブラリー
原書房 密室殺人コレクション
「五十一番目の密室」 The 51st Sealed Room
早川書房 世界ミステリ全集18 37の短編
角川文庫 有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー
544 :
名無しのオプ:2007/04/25(水) 11:10:12 ID:hkZ1lodg
>>542 ぶっちゃけ、あれ、カタツムリ関係ないもんなww
545 :
名無しのオプ:2007/05/31(木) 15:09:48 ID:h0AQmNfs
☆
546 :
名無しのオプ:2007/05/31(木) 15:31:27 ID:Bmz0GLyB
ぶっとんだ!とまではいかないが、
ミステリマガジンに時々掲載されている
真利幸子っていう作家の連作短編が
なんだかどんどん妙な展開になっていって目が離せない
547 :
名無しのオプ:2007/06/01(金) 21:53:37 ID:xxJuI61g
来週までに文学的にも面白い短編を見つけなくちゃいけないんだが
妖魔の森の家ってのは、文学的にも面白いの?
548 :
名無しのオプ:2007/06/01(金) 23:46:49 ID:SvpD8k1x
>>1 今更だけど「サボテンの花」はどうかと思う。
あの花についての記述に間違ったものが多すぎる。
花の色、成長した時の大きさ…。
都合のいいところだけ取り出してトリックに使っている感じがする。
549 :
名無しのオプ:2007/06/09(土) 23:26:44 ID:rg7irAmG
本格最強の短編は、「離れた家」山沢はるを だと思います。まさに本格と心中してます。もちろん連城も凄いけど。あと推理小説以外では「十二人の手紙」。
550 :
名無しのオプ:2007/06/09(土) 23:53:49 ID:3JRh49yV
奈須きのこの「DDD1」って読んだ人いる?
自分は最初の短編「JtheE」しか読んでないんだけど(後はこれから)
この短編は正直ぶっ飛んだ
ヲタク系もあなどれないと思った
551 :
名無しのオプ:2007/06/10(日) 00:26:39 ID:HgRdfq7u
>>549 「離れた家」は中篇でしょ、と一応つっこんでおく
今月、『山沢晴雄傑作集』が出るね
552 :
名無しのオプ:2007/06/14(木) 22:46:48 ID:opM9rtfT
>>546 連載終わったらぶっとんだかどうか書いてくれw
553 :
名無しのオプ:2007/06/15(金) 17:53:59 ID:MQyKeg2+
押し入れのちよ
554 :
名無しのオプ:2007/09/01(土) 10:07:24 ID:jzYGCMM7
555 :
名無しのオプ:2007/09/11(火) 02:07:54 ID:5WnKCI4f
文庫本見たら98ページだった。どっちも微妙かも。でも傑作には違いない
556 :
名無しのオプ:2007/10/26(金) 12:33:22 ID:g735sKpT
「二瓶のソース」とかサマセット・モームの「雨」とかは読んでて、ネタばれして面白くない。
こんな短編でぶっとべる人が羨ましいる
557 :
名無しのオプ:2007/10/27(土) 01:52:43 ID:hgpNVrMq
巽昌章「閉ざされた庭で」 東京創元社「創元推理」11号所収
読了後しばらく意味が分からなかったが、気づいて驚いた。
558 :
名無しのオプ:2008/01/08(火) 19:07:54 ID:lykbR8YN
「南から来た男」を挙げているのが
>>126のたった一人だけかよ
兎に角俺はこれがダントツの1位なんだけどなあ
559 :
名無しのオプ:2008/01/08(火) 19:20:09 ID:nTXHad0x
>>558 あのラストは無理がないか?
あんなことしてやる必要ないじゃん
560 :
名無しのオプ:2008/01/08(火) 21:15:52 ID:9D4strV4
「B13号船室」カー
「桐の柩」連城三紀彦
「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」ウィリアム・ブリテン
最後のは犯人のまぬけっぷりにぶっ飛んだ。
561 :
名無しのオプ:2008/01/08(火) 21:53:11 ID:UehxVp8p
横山秀夫の逆転の夏(動機収録)はなかなか。
連城は傑作多すぎ。
562 :
名無しのオプ:2008/01/08(火) 23:14:13 ID:vtNfSZEa
チェスタトンの「グラス氏の失踪」
563 :
名無しのオプ:2008/01/09(水) 00:56:56 ID:13rKBoPi
「五つの時計」「誰の屍体か」「赤い密室」「白い密室「達也が嗤う」「薔薇荘殺人事件」
創元の鮎川傑作選2冊はやばい
564 :
名無しのオプ:2008/01/12(土) 11:53:00 ID:Vnf2allc
>>561逆転の夏はよかったね。
最後のセリフが切ない
宮部みゆきの「この子だれの子」と阿刀田の「自殺クラブ」
阿刀田のブラックユーモアが好き。
565 :
名無しのオプ:2008/01/27(日) 10:15:59 ID:wUHD20FG
あげ
566 :
名無しのオプ:2008/01/28(月) 17:17:43 ID:5RpjUWIT
>>161 芸者シリーズでは、
元バレーボール選手の芸者、岩鉄だっけ、が出るやつ。
これがすごかった。
567 :
名無しのオプ:2008/01/29(火) 02:31:26 ID:jIrTwloe
やっぱり、短編ならばチェスタートンでしょ。
「ギデオン・ワイズの亡霊」
「緑の人」
「名ざせない名前」
よくもまあ、こんな事を思いつくなぁと心底感心するわ・・・
568 :
名無しのオプ:2008/02/17(日) 00:41:04 ID:wwab91JC
「第三の時効」かな?
569 :
名無しのオプ:2008/02/17(日) 23:36:13 ID:bjdanf7s
このスレ長い〜〜☆彡
足かけ6年続いてるじゃん。
まだあったのか……
でも、ここで、隠れた名作を知った!!!!
でもって、連城三紀彦の恋文収録、
私の叔父さんで、抜いた……
570 :
名無しのオプ:2008/03/03(月) 00:19:44 ID:5JT/HqNP
このスレ日韓ワールドカップの前からあるんだな・・・
571 :
名無しのオプ:2008/03/20(木) 03:56:04 ID:gIDh3IpZ
乙一のZOO収録の「クローゼット」
ホラー作家だけど、短編本格ミステリー
でも、某推理小説家の(目欄)さんの長編(中編か?)とトリックが被ってて萎えた
乙一の方を先に読んだからこっちの方が衝撃度高かったな
572 :
名無しのオプ:2008/04/10(木) 01:20:28 ID:62HnHU2Z
『クレセント街の怪』ピーターラヴゼイ
573 :
名無しのオプ:2008/05/18(日) 22:48:51 ID:nlwEWKXB
連城氏の作品は結末に意外性をもたせることばかりにとらわれて、
構成や物語の組み立てが粗雑。短編小説は読者が驚けば良い、
というものではない。高得点はあげられない。
574 :
名無しのオプ:2008/07/10(木) 03:44:11 ID:XrifyUwg
ファンタジー感、ホラー感、ほのぼの感抜きの
割とちゃんとしたミステリー短編集でおすすめある?
575 :
名無しのオプ:2008/07/10(木) 07:32:56 ID:U1zZj7tI
>>573 短編は構成より切れ味だからあれでいいのだ。
長編に関しては確かにこの方、構成に難があるのは認める。
意外な落としを伏すため、構造上仕方ないのだろうが、
そこは好みの別れるところだろうな。
576 :
_:2008/07/10(木) 10:31:05 ID:LsBPm3CL
壁の穴がどんどん大きくなっていく話。
顔が牛で体が人間。忌み嫌われて座敷牢に閉じ込められてる哀しい話。
いずれも短編。子供の頃に読んで衝撃受けました。題名も作者も不明です。
このスレの住人なら、もしやご存知かと書いて見ました。
スレ汚しすみません。
577 :
名無しのオプ:2008/07/10(木) 11:54:12 ID:X8Y/CbOu
>壁の穴がどんどん大きくなっていく話。
ああ、それクレヨンしんちゃんだろw
578 :
名無しのオプ:2008/07/10(木) 12:26:59 ID:U1zZj7tI
「件の母」?
579 :
名無しのオプ:2008/07/10(木) 21:55:43 ID:cF5JRr8e
正しくは、小松左京「くだんのはは」な。
580 :
名無しのオプ:2008/07/11(金) 19:58:44 ID:k7dk+y48
「邪馬台国はどこですか?」の中のユダの話。
「ダヴィンチ・コード」よりもインパクトがある。
581 :
名無しのオプ:2008/07/13(日) 22:51:59 ID:k3WeJ09i
>>580 収録作品ではそれが一番傑出していたと思うんだが
何故か評判が芳しくないんだよなあ・・・
マジメに謎解きしていて
バカバカしさが足らないからだろうか
582 :
名無しのオプ:2008/07/13(日) 23:14:15 ID:GsIaHD0J
筒井康隆「秒読み」(薬菜飯店収録)の最後の一言で
583 :
名無しのオプ:2008/07/21(月) 02:34:05 ID:k1EXlxVO
麻耶の「こうもり」
読んだ直後は意味がわからなかったけど
しばらく考えて理解した瞬間に興奮して鼻血出るかと思った
584 :
名無しのオプ:2008/07/21(月) 02:42:10 ID:8qpHQ8gE
「九マイルは遠すぎる」と似た短編があると聴いたのですが、
どなたかご存じないでしょうか?
585 :
名無しのオプ:2008/07/21(月) 12:05:45 ID:o7Mh9qUz
九杯目には早すぎる
586 :
名無しのオプ:2008/07/21(月) 12:59:20 ID:L16hPRRd
>>584 恩田陸の「海にゐるのは人魚ではない」とか?
「象と耳鳴り」に収録されてる
587 :
名無しのオプ:2008/07/21(月) 18:27:38 ID:+aM4zy6M
>>584 tp://inomys.net/2008/02/20080224_1711275.html
これとか
588 :
名無しのオプ:2008/07/21(月) 23:30:36 ID:8qpHQ8gE
589 :
名無しのオプ:2008/08/12(火) 19:10:17 ID:tKu5GUJP
age
590 :
名無しのオプ:2008/08/12(火) 23:19:07 ID:w0KvS96u
乃南アサの短編は読み易くて暇つぶしには丁度いいね
591 :
名無しのオプ:2008/08/12(火) 23:23:01 ID:I7XrJ/CO
ミステリー傑作選『犯人たちの部屋』を読んだ人はいますかな?
592 :
名無しのオプ:2008/08/18(月) 11:33:33 ID:QXdn5cy0
伊坂幸太郎のフィッシュストーリーに収録されてるポテチってやつ
593 :
名無しのオプ:2008/08/25(月) 11:33:23 ID:CPACmbpk
>>591 青木知己という初めて聞いた作家の話が1番良かった
収穫あり
594 :
名無しのオプ:2008/08/25(月) 12:50:13 ID:qJgDDttb
有栖川有栖「ホテル ラフレシア」
595 :
名無しのオプ:2008/08/31(日) 13:13:38 ID:R03IPokg
怖かったのは 小松左京 「石」
面白かったのは 海野十三 「振動魔」
泣けたのは 久生十蘭 「虹の橋」
みなそれぞれの意味でぶっ飛んだ
596 :
名無しのオプ:2008/09/22(月) 05:51:54 ID:cx1ydJdy
「迷路」阿刀田高
597 :
名無しのオプ:2009/02/23(月) 15:05:24 ID:gb9zSz7L
「<新パパイラスの舟>と21の短編」読み始めました
598 :
名無しのオプ:2009/02/23(月) 15:59:41 ID:vPv0rBZ5
乙一「血液をさがせ!」(『ZOO』収録)
トリックとか以前に、設定にぶっ飛んだ。
599 :
名無しのオプ:2009/02/23(月) 18:57:39 ID:V5aS2qaJ
佐野洋「銅婚式」「不運な旅館」
600 :
名無しのオプ:2009/02/23(月) 19:20:24 ID:gb9zSz7L
>>599 銅婚式て今まで読んだ中でワースト3に入るレベルの短編だったけどな
トリビュート元の「四月馬鹿の悲劇」共々最低のどんでん返しの見本
601 :
名無しのオプ:2009/04/09(木) 03:32:00 ID:hMtENcaJ
ジェフリー・アーチャー 「ソロモンの知恵」(『プリズン・ストーリーズ』収録)
ミステリではないが、アメリカン・ジョークやショート・ショートが好きならお薦め。
判事の言葉に、思わずガッツ・ポーズしながら「Yes!」と言ってしまう。
602 :
名無しのオプ:2009/04/18(土) 01:09:28 ID:GLmts3pF
ぶっとんだ、の定義ってなんぞ。
ラストで世界がひっくり返る!とか、伏線がガチッと決まって鳥肌!みたいなことだと思ってたんだけど…
「ななつのこ」読んで、普通にふかふかしたよい話だったけど「白いタンポポ」ってぶっとぶ系?
ダールの「お願い」も上で上がってたけど、アレも「あーあるあるw」的な微笑ま系の話だし。
どっちのテイストも大好きだけどね。
アーチャーさんは何テイスト?全盛期の連城さん泡坂さん的な「え?え?お、ああ!」的な感じ?
603 :
名無しのオプ:2009/04/19(日) 12:57:27 ID:ad/jrtaB
アーチャーの長編は未読だけど、短編はO・ヘンリに通じるものがある
604 :
名無しのオプ:2009/05/28(木) 22:12:30 ID:CkxkoMHH
「十二の意外な結末」読んでみたけど何となく合わなかった…
ネタとかギミックの着想は(今ではありがちだけど)面白いと思う。
ただ、枕っていうの?人物の設定やら舞台説明やらが長すぎて、
小説としての格って言うか、小洒落た雰囲気作りは成功してるけど
その分、「意外性」って面では切れ味が鈍ってると思う。アーチャーが
六十ページかけて書いてるネタって、星新一なら十ページで
まとめるだろうな、って感じ。
605 :
名無しのオプ:2009/06/09(火) 13:02:52 ID:2rkqxC6M
スイス時計は中編になるのかな?
606 :
名無しのオプ:2009/12/24(木) 21:06:04 ID:bS76jGnT
クリスマスイヴにはローズマリー・ティンバリーの傑作掌編
「クリスマスの出会い」を読もうぜ
607 :
名無しのオプ:2009/12/25(金) 13:49:28 ID:4eDUGnZc
608 :
名無しのオプ:2009/12/25(金) 14:11:06 ID:pDmXm1OT
「ロアルド・ダールの幽霊物語」(早川文庫)に入ってるよ
609 :
名無しのオプ:2009/12/25(金) 14:19:11 ID:4eDUGnZc
>>608サンクス。
クリスマス物を何か読みたいなと思ってたんだ、
ちょっと探してみるわ。
610 :
名無しのオプ:2009/12/25(金) 18:40:56 ID:mCShhgw0
中2くらいに読んだ小林泰三の酔歩する男
611 :
BLUE:2010/02/12(金) 01:41:41 ID:AVpKjfVE
このスレがまだあることに、ぶっとんだ!!
612 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 04:38:06 ID:knMW3xiM
613 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 21:22:34 ID:ryR1sHqv
>>610 読んだけど、何がなんだか分からなくなる怪作だったな。
614 :
名無しのオプ:2010/02/21(日) 00:50:32 ID:pqtvYMTn
人間椅子はどうだ?
人間椅子は騙されたな
616 :
名無しのオプ:2010/03/05(金) 15:28:01 ID:hJdY6d9h
二階堂 喰顔鬼 残虐だった
横溝 人面疽 とんでも話がきちんと説明されてビックリ
山田風太郎 蝋人 とんでも密室だった
617 :
名無しのオプ:2010/06/02(水) 20:58:13 ID:nopqaYkX
瓶詰めの地獄
618 :
名無しのオプ:2010/06/02(水) 21:14:11 ID:e1EViopY
619 :
名無しのオプ:2010/06/14(月) 17:47:41 ID:lwvM5WaW
フィリップ・k・ディック
「パーキー・パットの日々」
「時間飛行士へのささやかな贈物」
SF小説です。
お勧め!
620 :
名無しのオプ:2010/07/07(水) 12:04:00 ID:1mwm1tSt
age
621 :
名無しのオプ:2010/07/08(木) 00:44:11 ID:SEQzteYM
深水黎一郎
「人間の尊厳と800メートル」
622 :
名無しのオプ:2010/07/12(月) 20:47:07 ID:f0eL4ppq
ぶっ飛ぶというほどではないが、笹沢佐保の「現れない」。
娘の葬式に現れない幻の恋人、住所・氏名・職業一切不明で
存在感の希薄な男の正体ーー言われてみれば、なるほどなの
だが、言われない限り気がつかない真相。ごくありふれたス
トーリー、ごくありふれた真相、でも、聞いてみなきゃわか
んないよな〜〜〜〜と思った。
623 :
名無しのオプ:
戦前の短編だと
羽志主水(はし・もんど)「監獄部屋」
オチのぶっとばされ度(?)だけじゃなく
さらにそれに付け加えられた短いエピローグが効果的。
小栗虫太郎「失楽園殺人事件」
この人は戦前でも特に難解な文章で、読むのが大変だけど、
氏にしては本作は短いのでぜひ挑戦してみて欲しい。
犯人より被害者の方が遥かに外道。何でこんな異常なことをする。鬼か。
久生十蘭「海豹島」
極限状態に置かれた人々が織り成す怪奇探偵小説。
ドンデン返しが映像的に鮮やか。
瀬下耽(せじも・たん)「女は恋を食べて生きてゐる」
真相そのものは読者も思いつきやすいかもしれないが
登場人物「みとり(♀)」にまつわるエピソードが
いちいち別の意味でぶっとんでて面白い。