941 :
名無しのオプ:03/06/12 07:14
悪意のあまりの悪意に感心した
とともに面白かった。一番最初の
描写があんなふうに効いてくるとは
思わなかった。
これまで40,50冊ぐらい読んできたけどやっぱり1番「殺戮」がインパクトありすぎ。
>942
う〜ん、その前か後かは知らんが
筒井康隆か星新一でトリックそっくりのSS読んだ気がするんだよね
誰かしらんかね?
そろそろ出尽くしたってカンジかな?
945 :
名無しのオプ:03/06/17 05:54
ageよ
ジェフりー・ディーバー
「コフィン・ダンサー」
東野圭吾
「ある閉ざされた雪の山荘で」
山口雅也「奇偶」
ドルリイ・レーン最後の事件
「眩暈」ってそんなにすごかったかな。物理トリックの雄である島荘
らしからぬ作品だと思ったけど。
↓次スレ立てんの?
初めてミステリと意識して読んだものがコズミックですた。
や ら れ た 。
このスレで好評っぽかった
殺戮にいたる病を買ってきた
まだ途中だけどサイコっぽくておもしろそう
次スレ立てるなら
このスレで好評だったBEST10くらいを
2-10に貼ってくれ
952 :
名無しのオプ:03/06/20 03:20
次スレじゃないけどこのスレのまとめとして・・・
『十角館の殺人』 綾辻行人
『星降り山荘の殺人』 倉知 淳
『しあわせの書』 泡坂妻夫
『占星術殺人事件』 島田荘司
『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司
『ハサミ男』 殊能将之
『鏡の中は日曜日』 殊能将之
『消失!』 中西智明
『殺戮にいたる病』 我孫子武丸
『仮面山荘殺人事件』 東野圭吾
『悪意』 東野圭吾
『ある閉ざされた雪の山荘で』
東野圭吾
他にもたくさん出てるけど、ほんと繰り返し挙げられてるのってこれくらい。
953 :
名無しのオプ:03/06/20 04:24
954 :
名無しのオプ:03/06/20 06:48
やっぱり東野圭吾の『仮面山荘殺人事件』でしょ。
これにはかなりやられた。
まだ読んでない人は読んでみてください。
途中で結末を推理できた人は真の名探偵だと思います。
とにかくスゴイ作品!!
955 :
名無しのオプ:03/06/20 08:27
叙述ものランキング!とかこれぞ4大叙述!みたいなのつくったら
それこそ寝たバレだな・・・
956 :
名無しのオプ:03/06/20 08:40
957 :
名無しのオプ:03/06/20 12:11
>>952 クリスティとかクイーンとかのが入ってないのはあまりに定番だから?
ミステリ初心者さんに真相知らないうちに読んでほしい。。。
958 :
無名式部さん:03/06/20 12:15
東野圭吾の「宿命」最後まで飽きさせずしかも驚愕のラストが
待っています。
あと乃南アサの「紫蘭の花嫁」かなりお勧め!!
こうした物に叙述系が多く入ってくるのは、やっぱり、いかんともしが
たいかもね。
叙述系って、読者の揺さぶり方がかなりダイレクトですからねー^^;
ミステリを舞台劇に例えると、普通の本格は、あくまで舞台上でのお話。
読者は最後まで観客として傍観者なのですが、叙述系というのは、自分
以外の観客が全員サクラだったみたいなもので、気づいたときのビック
リ度が半端ではない。
で、ミステリという小説形態を舞台劇に例えると、叙述系はメタ系とか
なり重なるのではないかと考えることができます。
自覚的にそうした実験を多くやってる人が(メール欄)。やっぱ演劇畑
とつながりのある人の書くものは違いますねー^^
960 :
名無しのオプ:03/06/20 16:02
>>952は日本人作家編ていうことで。
だれか海外編をお願い。
961 :
名無しのオプ:03/06/20 23:24
【8票】
エラリイ・クイーン『エジプト十字架の謎』
【7票】
アガサ・クリスティ『アクロイド殺し』
【6票】
アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
【4票】
アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』
プロンジーニ&マルツバーグ『裁くのは誰か?』
【3票】
エラリイ・クイーン『Yの悲劇』『Xの悲劇』
ウィリアム・アイリッシュ『幻の女』
ディクスン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』
【2票】
アガサ・クリスティ『ABC殺人事件』『ゼロ時間へ』『終わりなき夜に生まれつく』
ビル・S・バリンジャー『歯と爪』
アイラ・レヴィン『死の接吻』
ドロシー・L・セイヤーズ『ナイン・テイラーズ』
ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』
ウィリアム・L・デアンドリア『ホッグ連続殺人』
スコット・トゥロー『推定無罪』
アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』
フランシス・アイルズ『殺意』
集計しておいて何だが、この結果は、読書リストとしてはそれほど参考にならないように思う。
標本が圧倒的に少ないので
・子供のときに驚いた有名古典に偏っている
(実際条件付で「やられた」発言多し)
・非常にレベルの高い作品でも、一つしか名前が挙がってなかったりする
(全て挙げると70近くなるので割愛した)
以上のような結果に落ち着いている。
したがって、
「海外作品は名前があんまり挙がらないので、たいした作品がないのだろう」
「ひとつしか名前が挙がっていない作品は、質もそれなりに違いない」
という結論は早計である。
そういうわけで、不当に見逃されてると思う名作を、ちょっとだけカバーしたい。
アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』(創元SF文庫)
真相を知ったとき、目から鱗が落ちた。
すべての鍵は、これだけあからさまに、目の前にさらけ出されてるというのに・・・
アガサ・クリスティ『邪悪の家(エンド・ハウスの怪事件)』『鏡は横にひび割れて』(ハヤカワ文庫)
クリスティの本領は、このような佳品にこそ発揮される。
超有名作だけで終わるのは惜しい。
リチャード・ニーリイ『心ひき裂かれて』(角川文庫)
作者が最後に仕掛けた罠をはたして看破できるか?
ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』(創元SF文庫)
月面で見つかった5万年前の人間の死体。その正体は?
真相は「時間移動ではない」。
ジョン・スラデック『見えないグリーン』(ハヤカワ文庫)
あまりにも有名な第1の密室トリックだが・・・。
解説にネタばれがあるので注意して!
クリスチアナ・ブランド『ジェゼベルの死』(ハヤカワ文庫)
本格パズラーの重鎮ブランド。
女流作家KのKという作品(メール欄)を読んでいなければ、驚愕してのけぞることうけあい。
犯人と思われる奴の視点で描かれると
まず間違いなく叙述だよね
あれ、なんとかならんのか?
マリオネットの罠を読みました。びっくりだよ。はなから赤川は馬鹿にしてたが、
結構これは評判がいいみたいだから読んでみたら・・・・・。
うーん、もったいないなあ〜。赤川さんにはこういった雰囲気の本また出してく
れないかな〜。
>>963 乙〜。
ジョン・スラデックの「見えないグリーン」は
とても面白い!
この人全然知名度ないのであまり読まれてないと思うが、ぜひ読んでほしい。
出し惜しみせずいろいろと趣向がこらしてあっていいよ。
>解説にネタばれ
には十分に注意。
967 :
名無しのオプ:03/06/21 08:29
もう横溝の金田一シリーズは、金田一が犯人でなければおれは驚かない。
>963
SFにも「やられた」本あるんですね
こんど「星を継ぐもの」読んでみます
969 :
名無しのオプ:03/06/21 17:29
幻の女
誰かメール欄でネタばらししてください。
お願いです。
971 :
名無しのオプ:03/06/22 02:31
やられたという意味ではSFには
やられっぱなしだよ。星新一とか、
だからここは、ミステリーに限定
しているのだろう。
もつれたという意味ではSFには
もつれっぱなしだよ。井上夢人とか、
だからここは、ミステリーに限定
しているのだろう。
973 :
名無しのオプ:03/06/22 03:42
ガイシュツかと思いきや、ざっと見た感じでてないのが意外。
オコンネルの「クリスマスに少女は環る」
謎解きの妙味はないけど、この読後感初体験なり。
「虚無への供物」は3回は読んでるけど、いまだに犯人覚えられず。
アフォなのかしら、私…
ちなみに やられたっ!の初体験は小6の頃の
「そして誰もいなくなった」でした。
>>968 『鋼鉄都市』と『星を継ぐもの』はSFミステリの傑作としてよく挙げられます。
テイストは全然違うのだけれど、
『鋼鉄』=「SFのテイストを大胆に導入したミステリ」
『星継』=「ミステリのテイストを大胆に導入したSF」
というかんじ。
>>973 俺も「クリスマスに少女は還る」はやられた。
今までにない衝撃&感動だった。
確かアシモフの鋼鉄都市って3部作のひとつだったと思うんだけど、
他の2作も面白い?
この機会にまとめて読んでみようかな。
>>976 「ロボット三原則」を頭にたたき込んでおかないと、
不可能状況のどこが不可能か分からなくなるので注意。
978 :
名無しのオプ:03/06/22 21:37
ロボット三原則って単に電気製品の安全である。
正確に動く、壊れにくいの事だって聞いた事が
ある。ってここはミステリーだったけな。
やられたっ!の初体験は何も知らずに読んだ
「私が彼を殺した」でした。
あれだけダラダラ読ませて解答ねぇのかよ!
983 :
名無しのオプ:03/06/24 04:03
「密閉教室」のノーカット版
昔ノーカット版じゃないほう読んでるはずなのに
主人公が殺されたところで素でびっくりした
985 :
名無しのオプ:03/06/25 08:17
次スレまだ?
987 :
名無しのオプ:03/06/25 18:50
うめあげ
988 :
キューエロ:03/06/25 19:24
みんな赤川次郎の「三毛猫ホームズの推理」って読んだのかな?
「やられた」と思うかどうかは別として、あのトリックは一見の
価値あり。これは密室殺人のトリックなんだけど、そもそも密室殺人
のトリックなんてものは手法が限られていて、今ではほとんどが焼き
直しか、ほぼパクリの状態らしい(密室講義って誰かかいてたよね。
カーだったか、ヴァン・ダインだったか)。おかげでここ何十年か
目新しい密室トリックなんて登場してこなかったみたいでね。赤川次郎
の三毛推理はしかし、その何十年間かの沈黙を破る新たな密室トリック
が使われてるんだよね。まあ、暇な人は読んでみ
三毛猫推理自体がかなり昔の作品だし・・・(いや好きだけど)