俺は「殺戮に至る病」だな。
これ以外の我孫子はクソだと思うが
コズミック
平日の昼間っからこんなスレたてるなんて、おまえ暇なんだな
レスしてる俺もだが
>>2 ある意味あれはすごいな。
「ジョーカー」までは何とか許せたが「カーニバル」からはサイコな世界だと思う
>>3 風邪引いて家で暇してるんだ
俺はこれから仕事。
カーニバルは凄まじい。逝ってます。
逝ってらっさい
俺も少し寝よう。ヤヴァいくらい頭がクラクラしてきた。
後できた時に誰かが熱く語ってくれないかなぁ。
他力本願まるだし(w
女郎蜘蛛の理
星降り山荘の殺人。
見事にだまされた。完璧にやられたのに読後感が爽快だったのもポイント高い。
小泉喜美子「弁護側の証人」
今思い出してもいまいましいほどヤラレタ
>8
途中まで、「これ絶対続編でるな」
なんて思いながら読んでたよ。
11 :
名無しのオプ:01/11/20 13:24
>>10 あのキャラならそう思うよね。
俺は「消失!」かな?
いや、あの手のミステリ読んだの初めてだったからって言うのもあるけど。
12 :
名無しのオプ:01/11/20 13:44
重複っぽいスレだけど、まあいいか。
カサック「殺人交叉点」。
似たような作品をいくつも読んでたにもかかわらずやられた。
(もちろんこっちの作品の方が書かれたのは早いけど。)
バカミス王国フランスに、こんなとんでもない技巧派が潜んで
いようとは夢にも思わなかった。
>8
同意。あれ以前では十角館だな
14 :
名無しのオプ:01/11/20 14:42
○○トリック以外では、東野の「悪意」に1票。
15 :
名無しのオプ:01/11/20 17:10
>>14 悪意、昨夜NHKでやってたね。
昔読んだはずなのに,話の流れが思い出せなかった。
まあ続きが楽しみだからいいけど。
16 :
名無しのオプ:01/11/20 17:30
>>14 ○○トリックだと、「アクロイド殺し」かな。
17 :
名無しのオプ:01/11/20 23:19
「ハサミ男」に一票。
18 :
名無しのオプ:01/11/20 23:23
彼女が死んだ夜
19 :
名無しのオプ:01/11/20 23:26
今はもうない
森博嗣
20 :
名無しのオプ:01/11/21 00:00
服部まゆみ「この闇と光」
恍惚・・・
21 :
名無しのオプ:01/11/21 00:03
クイーン「エジプト十字架の謎」
そんなに簡単なことなのか・・?
アクロイド(既出)
ABC
ゼロ時間へ
葬儀を終えて
ナイル
オリエント・・・他
中学から高校時代、ミステリに入りかけでこれらを読んで、
きれいに引っかかったな。
今じゃ、裏読みしちまうから、あのころのようには楽しめない(悲)
我孫子なら「0・・」は楽しめたが?
殺戮は事前に情報知ってしまって評価できず。
明治断頭台
24 :
名無しのオプ:01/11/21 01:44
九つの殺人メルヘン
1編が、「本格推理」用にぐずぐず書いてたのとそっくりでよう
鯨と同じ思考パターンしてたんかと思うと、、、ぷう
ミステリーの定義を誤解したまま読んだ『屍鬼』ですね。どんなトリックで収拾をつけるのか期待して読んでしまいました。あと長編本格推理、島田荘司著と書いた詐欺に引っ掛かった『パロサイなんとか』。悪質な詐欺行為ですよね、これって。マジレスだと『ハサミ男』かな。
26 :
名無しのオプ:01/11/21 17:00
やっぱ「六色金神」
「黒い仏」グロァ!
27 :
名無しのオプ:01/11/21 17:40
「斜め屋敷」のトリックでしょやっぱ。一発トリックの極地では。
28 :
名無しのオプ:01/11/21 17:41
作者名も描いて欲しい〜〜
ほとんど既出だが・・・
島田荘司は「斜め屋敷」だな。
「占星術」は某最低マンガにバラされて・・・(てゆーか、あの作者に会う事があればブン殴る)
我孫子武丸の「殺戮に至る病」もいい。 やられた。
森博嗣「今はもうない」「封印再度」。
30 :
名無しのオプ:01/11/21 19:28
貫井徳郎「慟哭」
これはすごい!
31 :
20世紀少年:01/11/21 21:59
>>12 え??マジでカサック「殺人交叉点」ってそんなに驚いた??
いろいろと読者をあっといわす本として評価されていたんで
俺も読んだんだけど・・・え??これが??って感じで拍子抜けしちまったんだけど・・
そんなによかったかな??
32 :
名無しのオプ:01/11/21 22:18
折原一の「倒錯のロンド」
あの頃は「すごい新人が現れた!」と思ったものだ……
叙述作家の命は儚い。
連城三紀彦の短編はいつもやられます。「依子の日記」とか最高。
森博嗣「今はもうない」は、随所にヒントがあるんだけど、
その趣味のない人には全く分からんヒントだ・・(^^;
折れは(メール欄)で分かった
>>12 そうかあ……
俺も、これが例えば現代の日本の作家が書いたものだったら
騙されなかっただろうと思うんだけどね。フランス人を甘く
見てたってことかな(w
それと、同じ作者に「日曜日は埋葬しない」って本があるんだけど、
これを先に読んだ人は尚更騙されると思う。類似したところが
いろいろとあって、「またこんな話か……」って思い込まされちゃう
んだよね。
それはそれとして、俺は「日曜日は埋葬しない」にもやられたし、
これも好きな作品だから、多くの人に読んで欲しいな。
だけど絶版で結構入手難易度が高いんだよね。ちなみにポケミス。
再版してくれ早川。
まあ実際、現在のこの手の作品のレベルからすれば、そんなに
凄い傑作というわけじゃないのかもしれないね。
アホか俺は。
>>34は12じゃなくて
>>31へのレスね。
12って自分だろ(自嘲
舞城「煙か土か食い物」
37 :
名無しのオプ:01/11/22 04:28
前のレスにもありましたが、私も「十角館」!
あと「殺人方程式」もやられたぁ、と思いました。
綾辻なら「たそがれの囁き」の(メール欄)にやられました。
本を読んでて「あっ!」と叫んだ経験が2回。
どっちも西澤保彦だった^^;
「七回死んだ男」「死者は黄泉が得る」
「七回」は、ある名前がある人物の口から出た瞬間。
「黄泉」は、メール欄が実は…って分かった時でした^^
「ハサミ男」
古典の名作を読んだこともなく、ミステリ小説は
全くと言ってよいほど読んでいなかったので、
物凄い衝撃を受けた。
いわゆる本格ミステリにはまるきっかけになった。
>40
免疫なくて最初にあれならぶっ飛んだだろうな・・・うらやましいかも。
変な知識がなかった頃に戻りたいのう。
そういえば、もう1個あるな。 今更だが「三毛猫ホームズの推理」。
純粋にトリックでのけぞったよ。
「最後の数ページで、それまでの世界(小説の中の世界)が、180度ひっくり返ってしまうような
小説が、すぐれたミステリー」とある評論家が言ってましたね。
そういう意味では「ハサミ男」は、確かに衝撃的だった。
あと、クリスティの「そして誰もいなくなった」の衝撃は、今でも忘れられないです。
ただし、トリックを知った今となっては、もう読み返す気がしないのが、このての本の悲しさなのですが。
43 :
名無しのオプ:01/11/22 14:18
>>42 もったいないなー。
初読で純粋に驚けたら、再読時には著者がどんな風に罠を張り巡らせてるかを
確認しながら読むってのが、俺の理想の楽しみ方。
俺もそう思う。 再読の価値は絶対あるって。
それこそ、ひっくり返った世界の方を歩けるって感じ?
45 :
名無しのオプ:01/11/22 15:28
十角館。
「名探偵 皆を集めて さてと言い」
に慣れすぎていた俺には、いい感じに油断していた所でのあの衝撃だった。
ミステリに傾倒するキッカケになった作品だから忘れられない。
六枚のとんかつ
物によってはちょっと待てやけど、中にはなかなかどうして光るものが。
生理的に受け付けない方も多いだろうけど。新作も僕は好き。
47 :
名無しのオプ:01/11/23 13:22
乾くるみ
生理的に受け付けない方も多いだろうけど、オチの意外性に賭けるその姿勢
も好きだし、とくに「匣」のオチはさいこー
「殺戮」は読んで脳天にガツーンときたYo!
洋物では「そして誰も〜」かな。
49 :
名無しのオプ:01/11/23 13:47
オーソドックスだけど『占星術殺人事件』。
生まれて初めて読んだミステリだったが心底びびった。
海外では「ABC」。純情な頃に読んだから・・・
国内では「占星術」。日本にもこういう作品があるんだな〜と当時は驚いたものでした。
でもくどすぎて、スレの趣旨と異なり「やられない」のが難点?
そして「ハサミ男」。メフィスト賞自体が最大のトリックかと。
あと、勧める人に意外性を強調されすぎると良くない、
という例が私の場合は(メール欄)だった。
「十角館」
味気ない文章だと感じながら嫌々読んでいたら「やられた」。
ガイシュツだけど、「ハサミ男」「七回死んだ男」
古いけど栗本薫の「ぼくらの時代」
「斜め屋敷」はトリックわかったけどな・・・。
53 :
名無しのオプ:01/12/12 22:33
私は「火車」。「パラサイトイヴ」を読んだとき、一つの戸籍を二人が使う「パラサイト」
と言うネタを考えていたので。
54 :
名無しのオプ:01/12/12 22:41
「頼子のために」は何回か読み返した。
55 :
名無しのオプ:01/12/12 22:46
>>50 それ、私も全く同じです!
意外性を強調されすぎたために、判ってしまって悲しかったー
クイーン 「エジプト十字架」
高木彬光 「刺青」「能面」
57 :
名無しのオプ:01/12/13 04:57
おいらも高木彬光「能面殺人事件」。
あと、「破戒裁判」。これは最後のほうにビックリじゃなくて
だんだんテンションが上がっていってジャン!みたいな。
スレ違いかな・・・。
『ギリシャ棺』EQ
『占星術殺人事件』島荘
『歯と爪』バリンジャー(だったっけ?)
『魍魎のハコ』京極(消失シーンではなくて、
冒頭の幻想小説が実は・・・ってとこ)
あと、ミステリーと関係無いかもしれないけど、
『ジェイコブス・ラダー』って映画。
エイドリアン・レーンって監督はスゴイと思う。
59 :
名無しのオプ:01/12/13 20:50
「恐怖の誕生パーティ」
w・カッツ
ラスト1行!
60 :
名無しのオプ:01/12/18 16:54
age
61 :
名無しのオプ:01/12/18 17:22
いわゆる本格ミステリとはちょっと違いますが
「女王の百年密室」
深読みすればわかるんだろうけど、やられちゃいました。
森氏の中ではこれがいちばん好き。
「アクロイド」厨房の時よんで(30年前)ぶっとび
その後「オリエント」や「そして誰も」や「ABC」読んで
ミステリとは毎回違うタイプのトリックなんだ、と勘違い
>62
そうだよな。クリスティ作品を有名順に読むとそうなるよな。
俺も似たようなもんだ。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/19 02:38
昔、火曜サスペンスを見ていてすごく引き込まれたのがあります。
松本清張の「脊梁」最後もビックリしてショックだったよ
清水健太郎と池上季実子が出てたよ
関西地区で一度も再放送してないと思うんだけど・・・
録画したい
スレタイトル見て「書くしかないっ!!」って思ったら、
1がいきなり・・・・(苦笑)
なわけで俺も「殺戮」
スレチガイ P.S
でも我孫子の他がクソとは思ってないけどね
新本格初体験が我孫子さんの「8の殺人」で
順番に読んでいって「殺戮」でのけぞりました。
でも.....ミステリ読んだらすべて忘れて真っ白な頭に戻したいです。
アクロイドも慟哭も殺人交差点も、真っ白な頭で読めていたら....(笑泣)。
68 :
名無しのオプ:01/12/19 06:35
オーソドックスだが、中西智明の「消失!」
これ1作で消えたという神秘性も相まって、かもしれないが。
69 :
名無しのオプ:01/12/19 07:26
金田一少年の事件簿には、毎回やられました。
70 :
名無しのオプ:01/12/19 09:39
あれこれ深読みしてネタが見抜けてしまうと確かにうれしいんだけど、
少し寂しくも感じてしまう。ウブだった頃の衝撃をもう一度、って感じ。
いやー、やられたぜ。
「新本陣殺人事件」が週刊文春ミステリベスト2001の第5位とは…
世も末か^^;;
72 :
名無しのオプ:01/12/19 10:33
国内なら「ハサミ男」
海外なら「そして誰もいなくなった」
>>71 なんと…
漏れは初めてこれで島田荘司を知った
びっくりした。
海外ものならXの悲劇
地味にやられた、と思った(妙な文)
74 :
名無しのオプ:01/12/19 13:03
age
76 :
名無しのオプ:01/12/21 09:35
逢坂剛「燃える地の果てに」
すごいどんでん返しだった。
77 :
名無しのオプ:01/12/21 10:17
高木彬光の「帝国の死角」。
これはもう、下巻のエピローグを読んだときひっくり返った。
78 :
名無しのオプ:01/12/21 18:44
ノックスの「密室の行者」。
消防のころ読んで衝撃を受け、ミステリにはまるキッカケに。
このトリック、某ミステリマンガでパクられってけどね〜
79 :
名無しのオプ:01/12/22 01:06
>76
いい趣味してますね。
80 :
名無しのオプ:01/12/22 01:27
>1
殺戮は、確かに脳天直撃!
個人的には「すべてがFになる」が、昔情報処理の勉強をしていたので、
「あ〜!なんで、ここまで読んでいてFの意味に気付かなかったんだ〜!」
と悔しくなりました。
81 :
名無しのオプ:01/12/22 02:09
「オリエント急行の殺人」
殺人事件なんてよくわかってない小学生時だったけど、とにかくショックだった
「しあわせの書」
え?まさか!? の後の、想像が現実だったときの衝撃。
とにかく、もろ手を上げて全面降伏するしかなかった。おおげさじゃないよw
82 :
名無しのオプ:01/12/22 03:24
東野圭吾「十字屋敷のピエロ」かな。
初めて読んだ館ものだったし。綾辻とはまた少し違うんだよなぁ。
83 :
名無しのオプ:01/12/22 11:18
オースン・スコット・カードの「消えた少年たち」を知ってる人は
いますか? あの結末は凄すぎると思うんだけど。
幻の女
85 :
名無しのオプ:01/12/22 23:22
「殺戮」、みんなマンセーだけど本当? 信じられない・・・
あんなもんでよいのなら折原の努力や殊能の才能っていったい・・・
森博嗣の
「今はもういない」
87 :
名無しのオプ:01/12/22 23:31
おそらく「殺戮」は、「0」とか「8」とか読んだ後だと、作風違うから、よけい、そう感じていまうのでは?
あたしも「殺戮」は好きですよ
88 :
名無しのオプ:01/12/23 00:18
倒錯の死角もハサミ男も、ふ〜んって感じ いいけどね
殺戮はやられたね ズゴーンと
89 :
名無しのオプ:01/12/23 00:37
>88
そう?
もうページがないのに、何も起こらないとでも思ってたの?
90 :
名無しのオプ:01/12/23 10:54
>89
ミステリ読む時はあんまり深く考えないで読まないといかんな。
そうすれば駄作でも結構楽しめるよ。でも流水はだめだ。
91 :
ああいいちろう:01/12/23 11:28
泡坂妻夫『しあわせの書』
92 :
88じゃないけど:01/12/23 11:31
>89
異常心理ものだと思ってたからね。まさか○○トリックとは夢にも思わんかった。
特に最後の○○シーンは鳥肌もの。
殺戮マンセー多いんだね・・ヽ(´ー`)ノ (煽りというわけじゃない)
速水兄弟の、あの変な刑事出てくるほうが好きだな。今泉君みたいで。
11人いる、とか。ミステリじゃないかw
94 :
名無しのオプ:01/12/24 17:13
既出だけど、「ハサミ男」を読み終わったときは声が出なかった。
『殺戮』は、2chでネタばれされてるのを見た後に
読んだけど騙された。
ずーっと「メール欄」と思いながら読んでたYO
96 :
名無しのオプ:01/12/24 23:30
>92
>ミステリ読む時はあんまり深く考えないで読まないといかんな。
なんだそりゃ。
97 :
名無しのオプ :01/12/25 01:13
でもなんか文章的に無理がありすぎるとこない>殺戮
何回読み返しても家内での息子・父親・母親の会話や描写で理解できない
とこが結構あったと思ったけど(大学のとこでも)。
個人的にはマリオネットの罠かな。
あの手のトリックとしてはオーソドックスだけどあの手では初めて読んだ本だったんで。
98 :
名無しのオプ:01/12/25 01:18
99 :
名無しのオプ:01/12/27 16:07
>>97 マリオネットは確かにヤラレタと思ったが、
麻薬組織がどうこうという話で激しくサメタよ
100 :
名無しのオプ:01/12/27 16:18
クイーンの「Yの悲劇」はマジで驚いた。
まぁ一番最初に読んだからっていうのもあるけどこれより驚いたのは他には無いな。
「ハサミ男」は最初の方でなんとなくトリックに気がついたから、やっぱりなって感じだった。
101 :
名無しのオプ :01/12/27 16:57
残りページ数が多かったりすると、ああまたひっくり返すな
とわかってしまう時もある・・・
まさか自分で自分のをパクるか?と思った
しかも最大の欠点が改善されていないし
(文章と語り口は格段に上手くなっているが)
103 :
名無しのオプ:01/12/27 17:41
十角館、評判いいですね。私も好きです。
実は、迷路館も、ゲームみたいで好きです。
アガサ・クリスティの、「鏡は横にひび割れて」。
クリスティはほとんど読破しましたが、あの衝撃は忘れられません。
女性の方がより、この哀しさがわかるのかもしれません。
「ハサミ男」も「殺戮に至る病」も「占星術」も読みましたが、
やっぱり、「鏡は横にひび割れて」がいちばん。
105 :
名無しのオプ:01/12/28 00:07
「鏡は横にひび割れて」おもしろそう
106 :
名無しのオプ:01/12/28 00:54
十角館 「ヴァン・ダインです」で鳥肌、綾辻にとりこ
107 :
名無しさん:01/12/28 00:56
↑ ……
108 :
名無しのオプ:01/12/28 01:20
>106 107
とりあえず、セーフなんじゃない?
109 :
名無しのオプ:01/12/28 01:42
>>108 いや、その名前が頭に残ったまま読んだらアウトでしょう
110 :
名無しのオプ:01/12/28 01:57
>109 同意
あ〜あ
せっかくの良スレかと思ったのにな
112 :
世界@名無史さん:01/12/29 00:00
(・∀・)アワワワワ
114 :
日本@名無史さん:01/12/29 02:16
金田一少年を中学時分に読み、高校時分ミステリに嵌まって失敗しました。
トリックが〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!って人多いですよね・・・??
115 :
名無しのオプ:01/12/29 02:22
綾辻スレでも同じミスをやってたな(苦笑)。
116 :
名無しのオプ:01/12/29 03:10
>106
モーリス・ルブランです
117 :
世界@名無史さん:01/12/29 12:27
あと、赤川次郎の『マリオネットの罠』。
ウブな頃だったんで、みごとにやられた。
『鏡の中は日曜日』
ハサミ男は、気付いただけに・・・・
116もいいのか?
120 :
名無しのオプ:01/12/29 23:38
ガキの頃に読んだ『オリエント急行』(クリスティ)にマジで騙された。
今読み返すとそうたいしたものでもないんだけど。
>>119 いや、下手に喚起すると…
あ、おれも余計な戸とを。
122 :
名無しのオプ:01/12/30 06:40
「鏡の中は日曜日」
建物の見取り図と主な登場人物を見て「今回は館物か」と思い、
あの人がいないのに一安心。
「でもこーゆー館モノって、表紙の折り返しのとこに”主な登場人物”が、
欲しいよなあ」と馬鹿面で読み出したのですが・・・。
123 :
名無しのオプ:01/12/31 23:26
「どんどん橋落ちた」 が、がびょーーーーん!
124 :
名無しのオプ:01/12/31 23:30
北村薫の「盤上の敵」。
なんか読んでて心が痛くてやめたくなったけど
ラストがさらに痛かった・・・。
125 :
名無しのオプ:02/01/01 02:37
「黒猫館の殺人」伏線が見事
126 :
名無しのオプ:02/01/03 22:16
「十角館」も「殺戮]も「ハサミ」も
結局読んだ順番次第だった。
免疫、交代の出来次第で楽しめ方も異なる。
十角館は鳥肌!確かに〜。
殺戮は‥‥う〜ん。違う方向に転んで欲しかった。視点をせっかく三つ作ってるのに。
この前読んだ「薔薇迷宮」か「バラの殺人」とか、そんなタイトル。あれはやられました。
何がって、話が暗すぎて暗すぎて。おどろおどろしいとはベツで、暗かった。
以下メール欄です
寝覚めが悪かった‥‥
128 :
名無しのオプ:02/01/06 00:29
殺戮ってずっと「さつばつ」だと思ってたよ。
今変換して出ないのでやっと「さつりく」だと分かりました。
えっと、今日一気読みしました。
見事に騙された。最後の1ページでガーンと。
叙述トリックはいいんだけど、かなりグロで気持ち悪いですね。
129 :
名無しのオプ:02/01/06 00:32
正直なのは良いがアタマ悪すぎだぞ、
>>128 そーゆーのは心の中にそっとしまって黙っておけ。
>127
それって誰の作品ですか?
すごく気になる
叙述トリックはいいんだけど叙述トリックはいいんだけど叙述トリックはいいんだけど
叙述トリックにはもう飽いたのだ。
>>130 2階堂れ糸のことかな
>>130 127ではないが帚木蓮生の「薔薇窓」のことだろう
134 :
名無しのオプ :02/01/06 01:36
>>132 じゃあ折原一なんて・・・
だから叙述トリックの本のことを叙述トリックってここで書いていいわけ?
かなり有名なの(悪路緯度等)やその専門の(上記作者)べつとして。
135 :
名無しのオプ:02/01/07 01:06
叙述だとわかっていても、どこがトリックなのか、ワクワクしながら読むの、好きだね、あたしゃ。
で、騙されると嬉しい(笑)
作家はそれだけ、大変になってくるとは思うけどね
136 :
名無しのオプ:02/01/07 02:22
横溝の「夜歩く」
同じようなトリックの作品はほかにもあるでしょうが、びっくりです。
137 :
名無しのオプ:02/01/07 03:45
138 :
名無しのオプ:02/01/07 12:37
「黒い仏」読み終わったときは色んな意味で唖然とした。
古今東西のミステリーの中でも、あれを越えるトリックはないだろう(w
ねつてつ 臭いよ放射能でも浴びたんだろ?
140 :
名無しのオプ:02/01/12 20:32
25年前に読んだ「人形はなぜ殺される」(高木彬光)
タイトルがそのまま読者への挑戦だということで
挑みかかるつもりで読んだ。
99パーセント真相に迫ったが、見事にやられた。
「敗北の快感」を味わった初めての体験だった。
あの頃は、見るものすべてが新鮮だったなあ。
今は「すれっからしの読み手」になっちまった。
141 :
名無しのオプ:02/01/12 23:45
殺戮読みました〜!
あぁ、騙された〜(藁
142 :
名無しのオプ:02/01/13 00:51
叙述トリック以外で衝撃を受けたもの
『まるで天使のような』(ミラー)
別の意味で衝撃を受けたもの
『殺意』(アイルズ)
143 :
名無しのオプ:02/01/13 02:06
板違いは重々承知ですが、
金曜日に放送していた「スチュワーデス刑事6」の真犯人には
やられました。
「どうせ、こいつが犯人だろう?」と軽く流してみてたんで、
ちょっと衝撃でした。
144 :
名無しの死体:02/01/13 03:02
145 :
名無しのオプ:02/01/13 23:05
「殺戮にいたる病」読了したが大したことなかった。
「十角館の殺人」と「消失!」、「ロートレック荘事件」には少しやられたと思った。
「しあわせの書」級のぶっとんだ作品があれば教えてください。
あと「鴉」みたいな系統や泡坂妻夫の「湖底のまつり」、「迷蝶の島」、「妖女の眠り」みたいな系統のミステリがあれば教えてください。
147 :
名無しのオプ:02/01/14 01:13
>>145 騙されたと思って「紫骸城事件」読んでみな。
「星降り山荘の殺人」は(メール欄)がアンフェアなんじゃないかと思った。
同じところが気になった人いない?
149 :
ニーリックス:02/01/14 11:13
☆占星術殺人事件
文壇の潮流に逆らった島田荘司のアウト・ロウぶりにまいる。
☆水車館の殺人
二作目のジンクス(つまり見事に駄作になった)にまいる。
☆シベリア超特急
水野晴郎にまいる。
>>148 あれはあれでよかったと思う。
どこにも(メール欄)とは書いてないのだから
151 :
名無しのオプ:02/01/14 17:10
だからどうして誰も「ある閉ざされた雪の山荘で」について述べないのか?
「星不利山荘」ぐらい驚いた。
152 :
名無しのオプ:02/01/14 18:04
岩井志麻子の「夜鳴きの森」!恐かった!
作家で好きなのはダントツ馳星周。「不夜城」でハマった。
良かったよね〜。最近はちょっとパワーなくなってきてる感じだけど、「ダークムーン」は素晴らしい。
同じ道産子出身者として応援したいです。
153 :
名無しのオプ:02/01/14 19:12
「夏と冬のソナタ」
逃げちゃ駄目だ
逃げちゃ駄目だ
逃げちゃ駄目だ・・・を思い出しました。
全部ガイシュツだけど
十角館、はさみ男、この闇と光、星降り山荘。
155 :
名無しのオプ:02/01/15 19:54
十角館読みました。あぁ、>106 のカキコミが頭に
残っちゃってたじゃねぇかよぉぉぉ(藁)!
でも面白かったです。個人的にはハサミ男の驚きには負けるけど…。
シンジ君?
うゆぅさん大好きー。
157 :
名無しのオプ:02/01/15 20:25
さっき読み終わった山田正紀『神曲法廷』。
他人には勧めないが、個人的にはやられた。
158 :
名無しのオプ:02/01/15 20:39
江戸川乱歩の「心理試験」かなぁ。
159 :
名無しのオプ:02/01/15 21:59
ハサミ男の作者と年代を教えて欲しいのだけど?
160 :
名無しのオプ:02/01/15 22:14
ミステリーではないのだが、ジョナサン・キャロルの
「我らが影の声」にぶっとんだ。
161 :
名無しのオプ:02/01/16 19:47
名探偵なんて怖くないは?
大薮春彦の”餓狼の弾痕”にはヤラレタ!
mail欄だと思ったのに〜
163 :
名無しのオプ:02/01/16 20:47
東野圭吾の「仮面山荘・・・」にやられた。
164 :
名無しのオプ:02/01/16 21:58
星不利は巷では「アンフェアギリギリのフェア」だけど、
あれは「フェアギリギリのアンフェア」なんだと言いたい。
165 :
名無しのオプ:02/01/16 22:49
泡坂妻夫「花嫁のさけび」はフェアか?
ポールオースターの「シティオブグラス」にやられた。
167 :
名無しのオプ:02/01/17 04:24
既出ですが
泡坂妻夫「しあわせの書」
最後の数行を読んだ後はしばらく現実に戻れませんでした。
>>159 殊能○之(○の中に入る漢字が思い出せない) 確か20台後半だったと思います。
名古屋大学理学部中退、だったかな?
>>159167をちょっと補足。『ハサミ男』の作者は「殊能将之」。
1964年1月19日生まれ。あ、ということは明後日が誕生日だ。
169 :
名無しのオプ:02/01/17 09:09
|||| ||||
||||=щ=========щ=||||
|||| | | | | ||||
| | ∧_∧ | |
\ \( ゚Д゚)/ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ || ||/ / < 逝ってよし
|ノ \ノ |/ \_________
| .AGE.|
/ /
∫|__.∧_|
| | | /
| / | |
// | |
// | |
U U
>泡坂妻夫「花嫁のさけび」はフェアか?
(メール欄)がないから、ギリギリフェアの範囲内だと思う。
フリッカー式
正直やられたと思いましたね
あれはアンフェアだろ
172 :
名無しのオプ:02/01/17 21:46
173 :
名無しのオプ:02/01/18 02:07
ロートレック荘事件。
こういうトリックは免疫がなかっただけに、破壊力も抜群。
ある種、文学の実験でもあるように思う。
174 :
名無しのオプ:02/01/18 02:28
>>173「ロートレック荘事件」は典型的な叙述トリック(読む前から分かるからネタバラしにはならないと思う)。
ただあれは実験作なので、ミステリーとしても小説としても失敗。駄作。
まあ、ああいう叙述トリックもあるのか、というレベル。
が、どんな奇抜なトリックが用意されていても、小説として失敗は致命的。
最後の筒井のネタばらし(解説)もくどい。
暇人とミステリー作者希望の人以外には勧められない。
筒井の叙述トリックの中身を「フェア」ニ暗示してやろう。
(これくらい許されるだろう)
「会話」と「会話のぎこちなさ」に注目!
ちょっと書きすぎたかな。
しかし
>>173のような純情な人が多数派だからバレないだろう。
176 :
世界@名無史さん:02/01/18 08:48
惰性で読んでた森のサイカワ・モエのシリーズ。
「いまはもうない」でやられた…
蘇部と清涼は別の意味でやられる・・・・神経が。
178 :
名無しのオプ:02/01/18 20:00
叙述トリックの典型は、
「男だと思ってたら女だった!」ってやつだろうなぁ。
性別をごまかす手口って、映像にしにくいけど、(だってすぐ分かるよね)
かつてそれを見事にやってのけてアカデミー賞にまでノミネートされた映画がある。
あれにはびっくりした。
あと、ファミコンの「メトロイド」。エンディングにびっくり。
179 :
名無しのオプ:02/01/18 20:15
批判だけ書きにくる粘着ってうざい。と思ただけ。
180 :
名無しのオプ:02/01/18 20:30
>>174>が、どんな奇抜なトリックが用意されていても、
>小説として失敗は致命的。
小説として失敗か? 俺は暇でもミステリ作家志望でもないが、
非常に楽しく読んだ覚えがあるぞ。
ここ読んで、「星降り山荘」読みました。
もっとピュアな時に読んでいたら驚けたのに。
すぐに犯人わかっちゃいました。やだな〜、やな頭になっちゃったな。
本格読者のサガってやつですか....。
でも倉知さんの小説好きになりました。会話が自然。
「ふん」って相槌うつ登場人物が出てこないし(笑)。
ところで「スチュワーデス6」の真犯人って誰だったんですか?
どなたかメール欄で教えて下さい。ってことでスレ違いなのでsage。
(メール欄)>181
183 :
名無しのオプ:02/01/21 21:29
俺もすぐに犯人わかった....。
というより、このスレにネタばれに近いこと書いてるバカがいる。
>>10とか
>>148とか
>>150とか。
それだけ書いてあれば、カンの良い奴ならすぐわかるだろ。
バカヤロー!!!!!
ハァハァ。騙されたかったよぅ。
つーか叙述も色々あるみたいだけど、
そういうのが察せてしまうような感想も書いてくれるな。頼む。
「やられた!」ってミステリは紹介して欲しい。
でも、なるべく感想は書かないで欲しいよ。
わがままでスマソ。
つまりは(メール欄)って単語を見たら大体察しがついてしまうでしょ。
185 :
名無しのオプ:02/01/22 02:03
俺が1番やられたセリフは
「紹介するわ。私の姪……。この子が、○○です」
読んだ瞬間頭がクラクラした、
やっぱ叙述トリックは(・∀・)イイ!!
>>183 ネタバレにならないよう細心の注意を払ったつもりなんだけど。
アンフェアという言葉にもいろいろな使われ方があるんだから、
すぐ(メール欄)を想像するのはちょっと単純すぎやしないか?
187 :
名無しのオプ:02/01/22 02:40
>>185 ○○○(執事の名前)に聞くところがミソだと思うけど
意地の悪いじいさんだよね。
188 :
名無しのオプ:02/01/22 03:37
そもそも
「やられた!」=叙述トリック
の可能性が強いんだから、このスレの大半は叙述モノだよな。
別に
>>148は悪くないと思うよ。
叙述トリックは騙されるのが醍醐味。
でも、叙述トリックであることを前提に疑って読むとネタがわかってしまう。
だけど、叙述トリックものを紹介して欲しい。
ああ堂々巡り。
189 :
名無しのオプ:02/01/22 09:32
叙述トリックものなら浦賀和宏の「眠りの牢獄」
ただ他の浦賀作品も読んでないと引っ掛からないかも。
190 :
名無しのオプ:02/01/23 20:05
赤川次郎のマリオネットの罠かな。
初心者のころのワタシ。
191 :
名無しのオプ:02/01/23 20:15
やられた!というのは叙述ものばかりではないだろ。↑みたく伏線がないやつとか。
192 :
名無しのオプ:02/01/23 20:15
ミステリー初心者なら、迷わずクイーンの「エジプト十字架の謎」だな
犯人の意外性には当時、唖然とした
名作はなるべく早く読んどかないと駄目だわ
驚けなくなるからな
193 :
名無しのオプ:02/01/23 22:27
浦賀のは全部よむとすごい
浦賀は某サイト管理人とのけんかを見て読む気なくなったがなあ
195 :
名無しのオプ:02/01/23 22:59
ミステリと呼べるかどうかはわからんが、映画「シックス・センス」
196 :
名無しのオプ:02/01/23 23:04
>>192 「エジプト十字架の謎」?
君はマゾが。あのちんたらした退屈な小説を通読するのは業界人かマゾだけだ。
ラストの意外性もなし。
いや「意外性」はある。しかし伏線が弱いのでとってつけたようなラストになった。
ところで犯人は・・・・・・・・です。
197 :
名無しのオプ:02/01/23 23:04
意外性だけでは読者は驚きません。
問題はそこにいたる伏線です。「あっそうか、やられたなあ」と読者に思わせる伏線。
例えばテレビの2時間ミステリーやマンガ。
どれも「意外性」がありますし、犯人も分かりません。
しかし驚かない。伏線を張っていないから。
特に名を秘すが(と言うほどでもない)某作品(山荘物)は、関係者のうち誰が「犯人」であってもおかしくない結末。
だから「意外性」だけはある。
しかし面白くない。「やられた」と思わない。
これではだめなんです。
>>186 ごめん、ちときつかったかな?
言いたかったのは、なるべく叙述モノであることを知れてしまう、
ニュアンスは避けてほしい、ちゅーこと。
そういう先入観があれば、すぐにわかってしまう、
というのは188の指摘するとおり。
自分にとってもみんなにとってもいいスレにしたいぜ。ということでも、
あるわけだ。(良いこと言うな、俺。)
ま、クリスティや東野の(メール欄)を読んだ時のような感動を、
もう一度味わおうや。(まだ読んでなかったらスマン。)
>>198 某山荘モノはちゃんと伏線張ってあるよ。
アレ?おかしいな....という部分は二箇所ほどあります。
(メール欄)と、あと一箇所は忘れたけど。
アクロイド読んだけど、犯人を昔NHKの番組でばらしてたの思い出してしまった。
オリエント急行の犯人も・・・。
誰か!俺の記憶を消してくれ。
202 :
名無しのオプ:02/01/24 01:59
>>201 あれだけ有名な作品だとネタバレもしょうがないよ。
漏れも読む前に、Yの悲劇、アクロイド、オリエント急行等の犯人知ってたもん。
>>198 ほぼ同意。某スレッドで一時話題になった(メール欄)なんて
途中で送信してしまった・・・・
203の(メール欄)にやられたのは、結末の意外性も凄いが、
それ以上に伏線の張り方が絶妙だったからだからな〜。
205 :
名無しのオプ:02/01/24 02:17
206 :
名無しのオプ:02/01/24 03:38
殺戮を驚く人ってのが、わかんないなー、オレには。
あのまま話が終わったら、小説にならないと思うんだけどなぁ。
207 :
名無しのオプ:02/01/24 18:29
>>206 読んでない奴に先入観を与えるようなことは、書かないように。
「エジプト十字架」に驚愕した同志はいないのか!?
209 :
名無しのオプ:02/01/24 20:39
>>208 1人もいませんので(作者も含む)ご安心ください。
>198
それって(メール欄1)でしょ?
あれのすごいとこは(メール欄2)に変わるという小説の定義を
根本から覆す快感にあると思うんだけど。
クリスティー好きが多くてなんか親近感。
わたしは初めて読んだ推理小説がオリエント急行だった。
国内はわたしもやっぱり占星術がダントツだと思う・・・。
212 :
3人称視点 脈絡なく被害者に辛らつな評価を下す:02/01/25 00:10
>210
禿同。
あの小説は(メール欄1)でないという伏線は結構ところどころあるんだよね。
いきなり(メール欄2)ところとかね。
その辺に違和感を覚えながら読んでいくと.....、
ラストでその辺も含めたところに納得がいくという。
だから伏線を張っていないからダメって批判はあたらないと思うな。
まぁ、その辺の伏線に気づいた人も少ないとは思うけどね....。
一体どれだけの人が違和感を持ちながら読めたかという問題もあるしね。
そういう意味でも、奇想天外なトリックという意味でも、
レベルの高い作品ではあるよ。
スマンネタばれた。
一応削除依頼は出しといたけど、ごめん。
言いたかったのは
210
禿同。
あの小説は(メール欄1)でないという伏線は結構ところどころあるんだよね。
いきなり(メール欄2)ところとかね。
その辺に違和感を覚えながら読んでいくと.....、
ラストでその辺も含めたところに納得がいくという。
だから伏線を張っていないからダメって批判はあたらないと思うな。
まぁ、その辺の伏線に気づいた人も少ないとは思うけどね....。
一体どれだけの人が違和感を持ちながら読めたかという問題もあるしね。
そういう意味でも、奇想天外なトリックという意味でも、
レベルの高い作品ではあるよ。
少しでもはやく削除されますように....。
214 :
名無しのオプ:02/01/25 01:46
「翼ある闇」かな。
基本的に犯人やトリックを推理しながら読むことをしないので、
犯人が意外で驚いたことがなかったり(ミステリファン失格)。
「殺戮」、5・6件位本屋回ったけど売ってない。
読みたいよぉ〜。
215 :
名無しのオプ:02/01/25 02:56
>212(もう削除されたかな?)
夜中で、しかも結構真剣に読んでたから、爆笑した。
メール欄での隠しレスが続く中、ミスとはいえ、「スマンネタばれた。」って…。
最初は何のことか分からなかったけど、マジで「やられた」と思った(笑)
いや、本当煽りじゃなくて、おもしろかったよ。
数時間前、妹が香港経由でオーストラリアへ。
機内で読むのもオツなもんかと思って、某山荘貸しました。むこうは夏なんだけど。
本格モノ初心者の彼女の反応が楽しみっす。
あのカタルシス、分かってくれるか?
>182氏
ありがとう。遅感謝スマソ。
217 :
名無しのオプ:02/01/26 01:38
質問あるいは別件なんだけど
「ロジックの美しいミステリ」という質問だとどうなる?
「世界が反転してびっくり」、とかじゃなくて
「そんな点が伏線だったのか」「そこにそんな意味があったのか」みたいに
膝を打つような感じの。
(必然的に叙述トリックではありにくい。)
218 :
名無しのオプ:02/01/26 01:41
ヴァンダインの僧正殺人事件に参った
219 :
名無しのオプ:02/01/26 03:01
ヴァンダインの僧正殺人事件に参った
通読するのが死ぬほど辛かった
ヴァンダインの僧正殺人事件には本当に参った
「殺戮」「クラインの壷」「占星術」「十角館」
個人的に好きなのは、
依井貴裕「歳時記」。
「スティームタイガー」は今日読んだけど、
期待してたぶんがっかりした。
221 :
名無しのオプ:02/01/26 11:38
霧越邸の複線はきれいだと思うよ。
222 :
名無しのオプ:02/01/26 18:55
>214
古本屋や部区オフにあると思う。
223 :
名無しのオプ:02/01/26 21:34
いまんとこ殺戮を薦めてる人が多いねぇ。
自分は「エジプト」に1票。
224 :
名無しのオプ:02/01/27 00:16
殊能将之
ハサミ男
鏡に中は日曜日
巧いよ子の人、黒い仏は別の意味でやられたけど
225 :
名無しのオプ:02/01/27 00:23
殊能将之 ハサミ男 鏡の中は日曜日
上手いというより巧いという印象
黒い仏は別の意味で、やられたと思った
黒い仏を読んだ後で鏡を読むと逆に疑心暗鬼にかられてマトモに思考形成ができなくなる
この人は懐が深いなぁと思いました
226 :
仮面ライダーに石川梨華(モーニング娘。):02/01/27 01:26
乾くるみの「Jの神話」読んで「やられた」と思った人いる?
「この結末は誰にも予想できない」とか帯に書いてあるからどんなすげぇ作品かと思ったら…
まあ、メフィスト賞をミステリー専門だと勘違いしてた俺も悪いが…
『エジプト十字架』、再読したとき、めちゃ面白かった…。
登場人物はあやしい人ばかりで、次々と事件が起き、最後の犯人逮捕は
カーチェイス…。やー、ベタだけどさ。
確かに伏線は弱いが、一点から犯人を導き出す論理はすごいと思った。
(犯人逮捕と全然関係ないのは残念だけど。)
トリックに メール欄 を使っていることも、初心者は早く読んどけ!
って理由のひとつだね。スレてしまったら、あれには驚かないと思われ。
229 :
名無しのオプ:02/01/27 03:56
230 :
名無しのオプ:02/01/27 04:05
>229
まあ、単線より複線の方が便利だな。
『エジプト十字架の謎』は傑作だと思う。
これの伏線が弱いという発言は、理解できないんだけどなあ。
一点だけでも、ズバリ犯人を指す手掛かりが堂々と読者の眼前に
提示されているわけだから。
でも某山荘ものについては、198に共感できなくもない。
233 :
名無しのオプ:02/01/28 03:37
さんざん既出だけど、綾辻行人の「十角館」。
初めて読んだ本格物で、すごいびっくりしたし怖かったの覚えてる。
中学1年生くらいの時で、あの時はほんとに純粋だったなぁ。
その後館シリーズは大体読んだけど、あまりに昔すぎて、
十角館以外はほとんど忘れてしまった。迷路館と黒猫館にはびっくりした気がする。
「全てがFになる」も「魍魎の箱」(初めての京極)もびっくりした。
て言うかさ。オリエントって日本人には理解しにくいと思うな。
きっと、誰もあの意味の深さには気づいてないと思うし。
メール欄を理解して読むと、より真実に近づくんだけどさ。
『エジプト十字架の謎』の謎(メール欄)
ここって、おかしくないか?
犯人限定出来ない気がするんだが…
236 :
名無しさん@1周年:02/01/28 17:27
>234
いや、傷の数を考えればわかることでしょ。
>>227 確かにその意味ではやられた
途中まで真面目に読んだ方が悪い?
このスレで好評な「ハサミ男」買ってきた。
(メール欄)にはすぐ気づいたけどそれ以外は俺の完敗。やられた〜
明日は「鏡の中は日曜日」買ってくる予定。楽しみ。
238 :
名無しのオプ:02/01/30 03:51
がいしゅつしすぎだけど、十角館。
犯人がわかったとこ、鳥肌立った。
239 :
名無しのオプ:02/02/03 02:27
ここのスレってかちゅ〜しゃで見たらメール欄丸見えなのね・・・
240 :
名無しのオプ:02/02/03 03:04
スキン変えればよろし >239
242 :
名無しのオプ:02/02/03 05:47
今日初めてこのスレ読んだんだけど、
>>144のリンク先にやられたよ…
「アクロイド殺し」のもろネタばれ。それならそうとちょっと書いといてくれよ。
自分「アクロイド殺し」は未読で、しかも犯人知らなかったからさ。ハァ…
「そして誰も〜」に関する考察は面白かったけど。
>242とは違う意味で>144のリンク先にやられたな。
つーか、クリスティにやられたな。
「そして誰も〜」は昭和の頃捨てちまったんだよな〜。
買ってきてみよう。
でも、あまり巧妙にやられすぎるって、やられた方が気付かない訳だから
すっげーむなしいような?
消防の頃、家にあった
ハヤカワのポケミスで読んだ
「そして誰も...」がやっぱり個人的には一番。
純粋な頃の衝撃って忘れられない。
「殺戮」は予備知識なしで読了したが
全体の薄っぺらい雰囲気や文中の「...」や縦線が
鼻についてダメだったな。文章が美しくないぞ。
(煽りじゃないよ)
猟奇的表現に終始する作品としても
メール欄作品としても評価できなかった。
>>85にほぼ同意。折原初期の職人的努力からしたら中途半端かと。
いや、別に折原ファンではないが。
245 :
名無しのオプ:02/02/03 18:10
私が信じるに、史上最良のどんでん返しは、ジュール・ヴェルヌ「80日間世界一周」
もし先入観なしに読んだらビックリするよ! キレが良すぎる。まぁ、ミステリーじゃないから、どんでん返しがあること自体驚きなんだけど。
後に読んだ「アクロイド」にしろ「殺戮」にしろ、この本ほどの衝撃は受けなかったなぁ。
246 :
名無しのオプ:02/02/03 18:43
いやーこのスレはじめて見たけど、漏れの好きなタイプの作品ばかりで、読み応えあった。
出てない作品では都筑道夫の「猫の舌に釘を打て」だっけ?
もう20年近く前に読んでとにかくびっくりしたことしか覚えてない(w
ストーリーもトリックも殆ど覚えてないが、とにかくびっくりした。
今どっかで手にはいるかな?
>>245 読んだはずだが、遥か昔のことなので全く覚えてない。
気になるので、できたらメール欄で教えて欲しい。
248 :
名無しのオプ:02/02/03 19:53
某山荘ものって何ですか?
ひょっとしたら読んだことあるかもしらんけど。
249 :
名無しのオプ:02/02/03 23:58
エラリークイーンのチャイナオレンジの秘密って読んだ人います?
俺の中ではあれのおちが一番やられた。
それって・・・
250 :
名無しのオプ:02/02/04 01:36
超有名な「幻の女」ガイシュツ?だったらスマソ。
あと、これも超有名(映画化もされた)死の接吻。
両方とも、初めて読んだ時は、すぐにまた読み返したよ。
すぐ読み返す→秀逸ミステリー。これ私の基本。
>247ギリギリ負けたと思ったが、メール欄
ヴェルヌには神秘の島でもやられた。最後の最後にアレを持ってくる
伏線もきっちり張ってあるしなあ
252 :
名無しのオプ:02/02/06 06:41
「殺しの双曲線」
最後の最後でってわけじゃないけど、途中で「………クソッ!」
フェアだ! フェアすぎる! って思った。
あとは、やはり「十角館の殺人」
「殺戮にいたる病」は、アレに関しては、へ〜ってカンジですかね・・・
アレがなくても、オレは満足だった。グングン読み進めた。
2ちゃんでやたらと殺戮マンセーだったので読んでみたが
ひたすらキモイだけで楽しめなかった・・・
ラストも あっそう、だからなに?って感じだった
2ちゃんの評価を鵜呑みにしちゃいかんのね
「ハサミ男」はちょっとなあという感じ。
あれ(メール欄)使うのだったら綾辻の「迷路館」
の方がスマートだと思う。これでもねたばれ?
255 :
名無しのオプ:02/02/07 17:22
翼ある闇。犯人より探偵当てるのがムズイ。
256 :
名無しのオプ:02/02/09 16:25
age
257 :
ライトウイング浜村:02/02/09 23:44
スパイ小説ですがマイケル・バー・ゾウハーの「パンドラ抹殺文書」や「エニグマ奇襲指令」(早川文庫)はなかなかだと思います。
すっごく初心者の上、若造なので許してください。
「叙述」って何て読むの?漢和辞典なくて調べられないよ〜
じょじゅつ
次からは質問スレで聞いてくれ。
「すべてがFになる」ですかね・・・
261 :
名無しのオプ:02/02/10 21:45
『ハサミ男』は衝撃的でした。
借りて読んでたけど自分でも読み終わってから買ってしまいました。
『黒い仏』はそれよりもすごい衝撃でした。
もう泣けてしかたありませんでした・・・・。
「ジャンプ」
鈍感な牡なもんで…
263 :
名無しのオプ:02/02/12 02:09
264 :
名無しのオプ:02/02/12 03:05
赤いペンキ
人形館の殺人
読んだ友人に(メール欄)のタネを聞かされ「それってありかよ!?」と思ったのが衝撃。早速借りて読んだ。
>265
おれも驚いた。もちろん(メール欄)に。
267 :
名無しのオプ:02/02/15 20:40
いま、ミステリ板でやってる1行小説
268 :
名無しのオプ:02/02/15 20:46
「異邦の騎士」かしらん。
269 :
名無しのオプ:02/02/15 21:07
最後のとこちょっと驚いた。
270 :
名無しのオプ:02/02/18 19:29
ageru
271 :
名無しのオプ:02/02/18 21:29
272 :
名無しのオプ:02/02/18 21:38
・……………
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚;)
U,U )〜
UU
273 :
名無しのオプ:02/02/18 23:36
「ハサミ男」
クライマックス、マジで混乱。
2回読み返しました。面白くて。
274 :
世界@名無史さん:02/02/18 23:37
多島斗志之『密約幻書』。
このひとにはいつもやられる…
「ローウェル城の密室」
(゚Д゚)
「しあわせの書」の真の意味が、今日やっとわかりました。←大馬鹿
読後、二十日ほど経ってからです。
某MLでネタバレしてもらわなければ、今でも知らぬままでした。
そうか、そうだったのか〜。
すげーぜ!
277 :
名無しのオプ:02/02/19 19:09
森博嗣「悩める刑事」
「黒い仏」読んでみた。
…まあ、確かに、やられた。つーか、トリックにかなり笑わせてもらった。
279 :
名無しのオプ:02/02/28 10:41
僕は黒猫館にやられてしまったんですが(苦笑)
280 :
初めて買った小説は「オリエント急行」:02/03/02 01:25
アガサ「終わりなき夜に生まれつく」。トリックよりも作品世界に。
好きな作品は初読より2回目のほうが面白い。
さんざんガイシュツだけど
やっぱり厨としては(?)「アクロイド」かも
あとは「オリエント急行」だな。
無心で読む方だから何読んでも驚く…
小学生の読むようなのだけど
はやみねかおるの本は本当に難しい…「機巧館」とか、
本当に小学生向けか?って思う…ってスレ違いでスマソ。
ミステリ、と言っていいのか迷うのですが…
皆川博子「死の泉」にやられました。読んでいるうちに(メール欄)だということを忘れてしまったせいもある。
283 :
名無しのオプ:02/03/10 15:05
短編ですが、ルース・レンデル
『生まれついての犠牲者』
やられたなー。見事な話だった。
284 :
名無しのオプ:02/03/10 19:35
プロンジーニ&マルツバーグ『裁くのは誰か?』(創元推理文庫)
バカミスですけどね。
285 :
名無しのオプ:02/03/10 19:50
板違いだがEVEのバーストエラー
286 :
名無しのオプ:02/03/10 20:31
ミステリかどうか微妙ですが。
連城三紀彦「親愛なるエス君へ」ですかねー。
読んだ当時は青かったので、まんまと騙された。
287 :
名無しのオプ:02/03/10 23:18
クリスティの「検察側の証人」
今読んだら驚かないけど
288 :
名無しのオプ:02/03/10 23:28
マンションの住所が
冒頭の小包には「牛穴村3575番地」だったのが
警察のホワイトボードには「牛穴村7番6号」なのは何故?
本格ミステリでないしありがちだけど
筒井康隆の「ロートレック荘事件」
ああいう手法でまんまと騙されたのは「メール欄」以来だった。
290 :
名無しのオプ:02/03/11 03:16
バークリー「毒入りチョコレート事件」(長編版)
ラストは口アングリって感じ。最近読んだ「ジャンピングジェニィ」
「最上階の殺人」もよかった。
291 :
名無しのオプ:02/03/11 03:22
オランダ靴
ミステリーと思わずに小学校の頃読んだので、さくっと「やられた」。
人間て色んなことを考え付くんだねーと思ったよ。
292 :
名無しのオプ:02/03/11 13:33
リチャード・ニーリイ「心ひき裂かれて」
最後の1行が衝撃!
気色悪い話です。
293 :
1番は殺戮に至る病:02/03/13 23:24
殺意の集う夜 西澤保彦
コレにも、けっこうやられたね。
294 :
Wham☆Bam:02/03/14 13:08
「殺人処方箋」5ページ目くらいで「まさかこいつ…アレじゃねぇだろな…」とか思って読んでいったら本当にアレだったんでひじょうにたまげました。
295 :
名無しのオプ:02/03/17 21:20
七階死んだ男 by西澤保彦
296 :
名無しのオプ:02/03/25 07:14
島田荘司「寝台特急はやぶさ1/60秒の壁」
ラスト一行のショック! ってやつを初めて体験した本。
山田正紀「郵便配達は二度死ぬ」
読み終わって速攻、読み返し。しばらく頭ポカーン。
カンペキやられた。
おかしな部分はちょっとあるが、細かいことはどうでもいいと思えたな。
クイーンの『フランス白粉の謎』です。ああいう堅固なロジックで
犯人を推理するミステリーを読んだのは初めてだったので、心から
「やられた〜」と思いました。初読は小学生くらいの頃。
密室トリックのあざやかさで「やられた〜」と思ったのは、やはり
鮎川哲也の『赤い密室』。お見事! という感じです。
298 :
名無しのオプ:02/03/25 18:54
>>281 同感。機巧館にはやられました。
はやみね作品は
文体は小学生向けだが内容的には中学生以上対象な感じ。
「頼子のために」法月綸太郎
「慟哭」貫井徳郎
「ハサミ男」殊能将之
全部ガイシュツですが。
「頼子」読後はしばらく人間不信になったYO!
300 :
名無しのオプ:02/03/26 15:26
小5の時、姉ちゃんが頭良さげな本(クリスティだった)を読んでいた。
なんだか羨ましかったのでオススメの本を教えてもらった。
それが綾辻。
一年で館シリーズ読破(でもいっちゃん最初に読んだのは迷路館)しました。
…あれから4年…。
301 :
名無しのオプ:02/03/26 23:30
「やられた」と思ったトリックじゃなくて
「どっひゃぁー!」と思った展開だと
姑獲鳥の夏の中盤憑き物落としラストと
緋色の研究の犯人逮捕シーンだな
特にホームズは当然名前は知っていながら、読んでなかったので
「こんな面白い作品だったのか!」とビックリした。
302 :
名無しのオプ:02/03/28 11:57
仮面山荘殺人事件かな。
東野作品は初めて読んだけど終始面白かった。
ラストの展開も好きっス。
そういえば以前、仮面山荘殺人事件のラストの仮面の描写についての
レスがあったけどあれ見て某少女マンガを思い出した(メール欄1)。
あの描写の意味は(メール欄2)じゃないのかな?
304 :
名無しのオプ:02/03/28 14:55
西沢保彦「依存」。これ。
>303
犯人(じゃないけど)の仮面が割れたってことだと思った。
306 :
名無しの探偵:02/04/04 19:19
ネット初心者なんだが、マンセーってどういう意味よ?
ちなみに俺が驚いたのはXの悲劇。
308 :
名無しのオプ:02/04/07 19:36
蘇部健一の短編集『六枚のとんかつ』に収録されている某作品
309 :
名無しのオプ:02/04/10 10:50
しあわせの書、私もやられました。
泡坂妻夫でこれくらい(これ以上?)凄いのがあったら教えてください。
個人的なことなんだが・・・。
俺、2chブラウザ使ってるからメール欄にネタバレ書かれると丸見えなんだよね・・・。
いや、別にいいんだけどさ・・・。
スレと関係無いのでsage
311 :
名無しのオプ:02/04/27 20:07
殺戮はミステリになれてなかったせいか
(゚Д゚)
だった。けど文章はあんま好きじゃない。
読み返してみてなっとく。
312 :
名無しのオプ:02/04/27 23:50
嶋田掃除
『竜が亭』『ピラミッド』『あとぽす』など
「殺りたい」、とおもった。
313 :
名無しのオプ:02/04/28 00:01
遠慮はいらんから殺れ
314 :
名無しのオプ:02/05/07 13:44
あげ
315 :
名無しのオプ:02/05/07 22:52
はさみ男はここで知って読んだけど、そこまで面白くなかったなぁ。
東野圭吾「名探偵の掟」の中の一篇にやられた。
まさかあそこで(メール欄)かまされるとは。
「ああ、ついにこの作者はこういう本書いちゃったか(涙)」
などと、ストーリーとは別のこと考えて読んでたので、
見事にラスト一行でやられたな〜。
317 :
名無しのオプ:02/05/09 01:59
>309
乱れからくり、11枚のとらんぷ、亜愛一郎の狼狽、亜愛一郎の転倒読んでみては?
しあわせの書も確かにすごい話なんだが、それでも自信もっておすすめできるよ。
318 :
名無しのオプ:02/05/09 12:27
「永遠の仔」
幼い頃の主人公と父の間のの隠された秘密!とか言ってる時点で
「あ、これはヤられたな」と思ったよ。
もうあんまりびっくりしなくなっちゃった。
320 :
名無しのオプ:02/05/27 18:53
ブードゥチャイルドはどうか。
最初から引っ張っていたあの絵(文字)ネタだけはかなり感心したが。
321 :
助教授 ◆Jvau91Ng :02/05/28 05:11
わんばんこー!
海外ミステリしか興味の無い、助教授どぇす!
んで、誰か書いてたけど、
プロンジーニ&マルツバーグ『裁くのは誰か』(創元推理文庫)は
決してバカミスではなく驚愕の真相最高峰!
伏線の張り方ベストは、『証拠が問題』(創元推理文庫)。
絶対「証拠」を見逃す事請け合いや。
ちなみにプロンジーニ&マルツバーグ最新邦訳作、
『嘲笑う闇夜』(文春文庫)は、トリック云々ではないが
一気に読ませる超破天荒な問題作でオススメやで〜!
322 :
助教授 ◆Jvau91Ng :02/05/28 06:09
読後、震えが止まらなかったのが、
ルース・レンデル『ロウフィールド館の惨劇』(角川文庫)やな。
冒頭の一行に「結末」(?)が書いてあるのに、
その「結末」にあれほど心揺さぶられた小説は、他に無いワナ!
>>322 『ロウフィールド館の惨劇』って文盲のやつでしたっけ?
レンデルはサッカーくじ(?)の話しか読んだことなかったので
『裁くのは誰か』(偶然にも今読んでる最中です)読んだら挑戦してみます。
でも角川文庫のレンデルって最近見かけませんよね。
ひょっとして絶版?
>>317 乱れからくり読了しました。いやあ、凄いですね。
ところで泡坂妻夫スレは消滅してしまったのでしょうか。
326 :
助教授 ◆Jvau91Ng :02/05/28 18:39
>>323 おっと?『裁くのは誰か?』読んでる最中とな?!
・・・・結末の感想、是非教えてや〜!(怒らんといてや)
そうそう、『ロウフィールド〜』は文盲の家政婦の話。
そう言えば最近書店で見かけないワナ。
見つけたら即買いやで〜!
327 :
名無しのオプ:02/05/28 18:40
「空から降る一億の星」
328 :
助教授 ◆VbRFMoBg :02/05/28 19:06
>>321 『証拠が問題』(創元推理文庫)の作者は
ジェームズ・アンダースンやで〜!
最後まで読み切った後、問題のページを再読すると・・・?!
必ず「やられた!」と思う事請け合いやで〜!
329 :
名無しのオプ:02/05/28 19:13
迷路館はやられますた
330 :
名無しのオプ:02/05/28 19:36
有栖川有栖の『46番目の密室』でしょうか。
作者の罠に嵌って「犯人こいつだ!」とか安直に思ってしまった。
倉知淳の『星降り山荘殺人事件』。
これは、やられました。かなり。
332 :
名無しのオプ:02/05/28 23:43
がいしゅつだが、東野圭吾「仮面山荘殺人事件」
手軽に読める長さもちょうどいい!
昔「三角形の第四辺」を読み終わる前にかばんごと盗まれた。
これってどうなの?いまだに読んでないんだけど…
333 :
名無しのオプ:02/05/29 00:10
>>332 作家エラリィも作中エラリィも大失敗した作品。そーゆうことを踏まえて
読むのなら、安楽椅子探偵もののパロディに挑戦した作品として駄作とは
言えない作品かもしれない。あくまでかもしれない。
334 :
名無しのオプ:02/05/29 00:11
>329
俺もやられた
俺はやられた
336 :
助教授 ◆VbRFMoBg :02/05/29 00:44
和モノはわかんねぇなぁ・・・・。
月並みやけど、
ドロシー・L・セイヤーズ『ナイン・テイラーズ』(創元推理文庫)は、
展開が古臭くて冗長だったけど、真相には「やられた」ワナ!
337 :
名無しのオプ:02/05/29 01:01
カー「三つの棺」にはやられますた。
「皇帝のかぎ煙草入れ」には完全にやられたよ。
ぐふう、何にやられたか書きてえぇ。
「ユダの窓」にヤラレましただ。
たとえこの密室トリックを知っていたとしても、十分楽しむことができる
ところも好きだが。
340 :
名無しのオプ:02/05/29 01:21
コズミックは、もうこれしか考えられない、て感じだったから
ネタもわかっちゃったし、あんまし衝撃は受けなかったな。
341 :
名無しのオプ:02/05/29 01:53
緋色の研究の後半部分。
いつホームズが出てくるのかと読んでた俺
ヤラレタ・・・
342 :
助教授 ◆Jvau91Ng :02/05/29 03:59
『皇帝のかぎ煙草入れ』
・・・・・ワシも「やられた!」って記憶あるけど、
何にやられたか・・・・忘れてもーた(笑)!
343 :
名無しのオプ:02/05/29 04:34
オリエント急行はやられた!って言うより肩透かし喰らった気がしたなぁ。
アクロイドは先に東野の『名探偵の掟』読んじゃって、「あ〜、これかぁ!」
って思っちゃたんで、↑は初心者には危険な・・。そして誰も〜も入ってるしね。
定番(王道)潰し・・。
>342
助教授しっかりせいや!!
その作品に関して何にやられた普通なら忘れる訳ねえっつーの!!
メール欄見て思い出してくれや。
若竹七海「手紙嫌い」
作品そのものもさることながら
あとがきで「発表当時は生涯最大の駄作と決めつけていた」とのたまう
七海タンの余裕綽々・前途洋々ぶりにまたまたやられる
346 :
名無しのオプ:02/05/29 23:24
カーの作品にはほとんどやられたわな。
モチロン両方の意味でね(w
でもカーって決してトリックだけの作家じゃない、
ということに最近気づいた次第。
347 :
名無しのオプ:02/05/29 23:28
つーか漫画で何かありませんか?
自分文字読むと頭がいあたくなるので
>>343 オリエントに限らず古典の名作は至る所でネタばらしされてるので
早く読んでおいたほうがよいよ。
古典を読んでからの方が現代作品もより楽しめると思うし。
やっと「裁くのは誰か?」読了。
驚愕の真相という話は聞いていたけど、まさかこんなオチとは・・・
まさにマジで「やられた」と思ったミステリ。
でもこれを他人に薦める助教授はちょっと性格ワルイ
鉄ちゃんage
352 :
名無しのオプ:02/06/01 00:29
どっひゃーと驚く結末というのじゃないけど、
ミステリー初心者のときにパット・マガーを読んで
犯人探しじゃなくて被害者探しをするというのにおお!と思った。
それに安楽椅子探偵ものって好きだし。
今でも人にミステリーを薦めるとき必ず入れる作家ですね。
まずは「7人のおば」を。
森博嗣の『すべてがFになる』
そんなん有りかよー(絶叫)って具合に
354 :
名無しのオプ :02/06/01 06:44
東野圭吾の「悪意」
バリンジャーの「歯と爪」
アルレーの「幻の女」
島田荘二の「アトポス」
355 :
名無しのオプ:02/06/01 10:23
高野史緒『ムジカ・マキーナ』
まぁ広義なミステリというか十分ミステリだと私は思う。なんといって
その「音楽」の使い方にヤラレタ
ここで十角館を知って、さっそく読んでみたらころっとだまされた!すごい!
(メール欄)を読んで、しばらく頭がついていかずにぽかーんと
しちゃったよ!意味が分かってから鳥肌!
鮮やかだなぁ。
平均年齢sage(藁
358 :
だまされたい:02/06/01 12:32
>356
今頃十角館読めて羨ましいぞ。消失と星降山荘もだまされるぞ
359 :
名無しのオプ:02/06/01 13:43
森博嗣の「今はもういない」
でゆーっくりとシリーズを通してダマサレタヨ。
キャラ萌え殺し
スタンリイ・エリン「鏡よ、鏡」
筒井康隆の『ロートレック荘事件』、ミステリ初心者の頃に読みたかった〜(;´Д`)
冒頭でわかっちゃったので
んならやられてないじゃん
364 :
名無しのオプ:02/06/01 15:45
島田掃除『ら抜き言葉殺人事件』違った意味でやられた。私の二日間を返せ〜
ミス・マープル最初の事件。
読み終わってからハヤカワ文庫のほうにも入ってるとわかって
しかもそっちのほうが原題に忠実なタイトル。
やられまLた。
>>358 かなりのかなりのミステリ初心者なので、このスレ参考にしていろいろ
読んでいきたいです。消失と星降、今度探してみますね。
今は「獄門島」読んでます。。。
どっかのスレで、「獄門島をまだ読んでない人は幸せだ。これから」うんぬん
のセリフを見たので、あぁとうとうその獄門島を読んでるんだーと、嬉しい気分。
どきどきしながら読んでます。
スレちがいサゲ
『ロートレック荘事件』は障害者差別の小説だから「やられた」っていう爽快感がないよ。
よーしそんなワガママ言うんだったらパパ『ピンチランナー調書』でやられっちゃうぞぉ
370 :
名無しのオプ:02/06/03 23:11
「体験のあと」ガイ・バード
高校生男女5人が学校の地下室に閉じこめられる話。
途中まで、薄ーい、もっと人間関係グチャドロでなきゃイヤンと
と思って読んでタラ、最後にとんでもないエピローグ出現。
371 :
名無しのオプ:02/06/03 23:35
300前後に一回だけ出てきてたようだが、
貫井徳郎の『慟哭』
ぼけらっと読んでいて、どひゃぁ、ヤラレターでした。
あれがデビューなんだから、すごい。
372 :
名無しのオプ:02/06/08 17:57
ちょっとスレ違いですが、ここ読んで、
『ハサミ男』、『殺戮にいたる病』、『星降り山荘』、『十角館』の
4冊をアマゾンで注文しました。おもっきり初心者まるだしw
それが今日届くんですが、どういう順番で読むのがベストでしょうか?
当方、国内ミステリー経験全くなしです。
『アクロイド』と『オリエント急行』の犯人は知ってます。
『幻の女』はやられました。あと、タイトル忘れたけど、
嵐のなんとかって小説にもかなりやられました。
今注文の本が届きました。
アルバイト先の店番で、ヒマ潰しに読むために
購入したんだけど、かなり楽しめそう。
ところで、国内ミステリー、何冊か読んでたことを思い出しました。
『すべてがFになる』、『OUT』、『テロリストのパラソル』、
あとはここでも挙がった『この闇と光』←ミステリーなのか?
どれもあっとおどろくドンデン返しではありませんね。
スレ違い、失礼!
あ、372=373です。
連続カキコゴメソ
>372
俺だったら
十角館→殺戮→星降り→ハサミ
の順だな。
すなわち刊行順。
>>375 なるほど、刊行順ですか。
それも良いですね〜。
トリックとかの免疫は考えなくても大丈夫でしょうか?
>>376 どれから読んでも特に問題はないと思うよ。
僕も刊行順で読んだなあ。
レスどうもありがとう。
それじゃ素直に刊行順に読むことにします。
一番ヤラレルのを最後にって思ったけど、
どれにヤラレタかは人それぞれで読んでみなくちゃわからないですもんね。
でも、最後に読んだ本がつまんなくてヤラレタなんてオチはいやよw
ごめん、ハサミ男。
しかし、ミステリー板の住人さんは親切ですね。
スレ違いの質問に答えていただいて、ありがとうございます。
こんな厨房まるだしの質問したら、
ネタばれされちゃうかも!
なんてびくびくしながらカキコしてましたw
ハサミ男の犯人はバルタン星人
十角館のメイントリックは2匹のヒトデによる毒殺
382 :
名無しのオプ:02/06/08 21:17
あんまり言うとネタバレになっちゃうけど、「星降り山荘〜」って
講談社ノベルスの新刊として出た当時に読んだ人は「やられた!」って思っただろうけど、
出版からある程度年数が経ってから読む人にとっては「やられた!」っていう衝撃は薄れてると思ふ
383 :
名無しのオプ:02/06/08 21:21
殺戮も今や日常茶飯事だわなぁ
384 :
名無しのオプ:02/06/08 21:24
いやん、なんかスイマセン。
私がへんなこと言ったから、
ネタバレになっちゃった?
でも、ちらっとしか見てないから、
大丈夫。
殺戮よんで殺られたがな。
何事も期待しすぎはいけません。
催眠術だって「絶対かかるもんか!」と思っていてはかかりません。
リラックスして・・・素直な気持ちで・・・そう、目を閉じて・・・
すべてを作者に委ねるような・・・そんな気持ちで読むのです・・・
389 :
名無しのオプ:02/06/08 22:09
381は本当に379-380をネタばれだと思ったのだろうか?
390 :
名無しのオプ:02/06/08 22:20
他人がやられるのを横から眺めて待ってるだけの 379-389 逝ってよし!
「星降り山荘」の密室トリックは、一番目の偽きしめん密室が陰明道の
式神を使った呪殺で、二番目の洗面オイル密室が、発剄で壁ごしに殺害。
犯人の猫耳メイド、華京院ミミ(12歳)が、陰明師で中国拳法使いという
伏線もきちんとはってある。
>>391 あれ?「星降り山荘〜」の犯人って名前欄じゃなかった?
394 :
名無しのオプ:02/06/08 22:33
ネタじゃん、熱くなんなよ。そーでなくても熱いのに。
しかし逆ネタバレってのもあるだろうに。
あからさまなネタ>379-380、391ならともかく
>392みたいなのになると、ちと困る。
記述者を疑う必要がなくなるのだから。
「十角館」の叙述トリックは、舞台がフランス、パリのエッフェル塔近辺
だと思わせておいて、実は大阪、通天閣と新世界だったというもの。
フランス語に弱い東京育ちの主人公が、現地の言語に戸惑うシーンで、
それが実はフランス語ではなく大阪弁だったというミスリードも見事。
>>395 記述者は犯人じゃないって書いてあるんだYO!
S=A・ステーマン『殺人者は21番地に住む』
けっこう盲点を突かれたが、動機がよくわからんので薄味な印象。
トリックとかドンデン返しという意味での「やられた」ではないけど
・トレヴェニアン『シブミ』(ハヤカワ文庫、上下)
・D.W.バッファ『訴追』(文春文庫)
といったあたりは「まさかこんな展開になるなんて…」と
涙なくしては読めない。
やられた!400取られた!
ネタバレだけはやめましょう。
ミステリファンなら。
404 :
名無しのオプ:02/06/09 01:56
叙述トリックと言えば綾辻の「フリークス」が最初でした。
あれ、ドラマになってたけどしょぼかったね。
やっぱ無理あるわ。
わしゃリアルタイムで読んだ「不連続殺人事件」かのぅ
とはいへ叙述トリックと純粋な探偵小説の境界線といふのは
那辺にありや?
私はあまりに怖いのとか黒いのはだめなんですが
「ハサミ男」「殺戮に至る病」「占星術」
は不安で読めません。大丈夫でしょうか?
消失!が手に入らない。取り寄せ不可だしブックオフ検索でもない
408 :
名無しのオプ:02/06/09 03:25
>>406 「ハサミ男」「占星術殺人事件」は、えげつないグロ描写はない。
ただし「占星術殺人事件」は、冒頭にとてつもなく読みにくい狂った手記がある。
それを適当に読み流す(まったく読まないのは不可)努力が必要。
「殺戮に至る病」は、その書き方から察するにたぶん無理だろう。
『ハサミ男』、『殺戮にいたる病』、『星降り山荘』、『十角館』
この4冊は連続で読まない方が良いと思うのですが。
なんで? 日本現代ミステリの四天王じゃん
なーーーーんて。
>>407 まさに自らの運命を暗示するネーミング!
マジやられたよ!
413 :
名無しのオプ:02/06/09 04:54
>>409 連続で読まない方がいいということ自体が
ネタバレの範疇に入るということに気付かないのか?
死語だけど言っておこうか。
小さな親切大きなお世話。
414 :
名無しのオプ:02/06/09 05:39
>413
オマエモナー
それはともかくハサミ男読了。
これは面白い。ちょっと驚いた。いや内容にはもっと驚いたが。
この作品に限って言えば「叙述トリックである」というのはネタバレにならないと思う。
明らかな叙述トリック指向な作品で、冒頭からそう臭わせているにもかかわらず唸らされる展開。見事。
漠然と読むよりむしろ叙述トリックを意識して読んだ方が楽しめるほど。
殊能さん好きになった。他のも読んでみよう。黒い仏以外を。
415 :
名無しのオプ:02/06/09 05:45
>>414 おまえな、超初心者の存在忘れるなっつーの。
叙述って何? な段階っつーのが誰でもあるっつーの。
叙述っつー言葉自体、汚れない瞳には毒だっつーの。
416 :
名無しのオプ:02/06/09 22:43
というか
「叙述もの」=「単に伏線の隠し方が下手くそなミステリ」
だと思うんだけど…
417 :
名無しのオプ:02/06/10 00:42
>415
叙述云々も知らない初心者なら、むしろ問題ないような。
414は「叙述トリックと知ってても面白い」と言ってるだけでしょ。
つーかマッタリしろ。
>416
叙述ものの定義が私と違うのか、文の意味がさっぱりわかりません。
ハッ!まさか叙述トリック!?
418 :
名無しのオプ:02/06/10 00:44
日本が勝った。
これこそ最大の謎だ
>>417 読者をだます仕掛けを思いついたはいいけど
それを自然な書き方で書く技量のない作家が
安易に飛びつく手法になりさがっていると思う。
最近の叙述トリックものの粗製濫造ぶりを見てるとね。
最近っつてもここ20年ぐらいとかのスパンだけど(w
>419
なるほど。
言いたいことはわかりましたが、その文脈を416の文で読み取るのは不可能だw
20年とはまた長い期間を指しますね。
でも、その期間内に出た叙述トリック作品全てが駄目というわけではないでしょ。
少なくともココで幾度も「やられた」と挙げられてる作品は、
多くの人にやられたと思わせるだけのものを持ってると言えますし。
まーそう悲観せず良質な叙述(に限らず)作品をマターリ待ちましょう。
421 :
名無しのオプ:02/06/12 09:45
マジで「おお!なるほど」と最後に思ったのが
「殺意の集う夜」・・・あんま、そっち系に免疫なくてさ〜
○原は何冊か読んでたんだけど・・・
ところでみなさん、ミステリ読む時は、メモ取りながら考えて読むんでしょうか?
私は細かいこととかめんどくさくて、漠然とこいつかな〜って思いながら読む
ほうなんですが・・・(だから読みずらい外国ミステリ苦手なのかな
『十角館』『殺戮』『星降り』『ハサミ』の読む順番について質問した372です。
本日までに『十角』と『殺戮』を読了しました。
『十角』はこのスレの(メール欄)が頭にこびりついていた為、
純粋には楽しめませんでしたが、ちょっとやられました。
『殺戮』は読んでる途中に、以前どこか(2ch?)でこのストーリーを
読んで知っていたことに気付いてしまい、やられませんでした。
ミステリ初心者のクセに耳年増になっちゃってる自分がイヤ。
映画だけど、ユージュアル・サスペクツは叙述トリックとしては最高だと思う。
ちゃんと伏線も張ってあるし。誰か見たひといない?
小説ではないのでsage
叙述だと知って見ちゃダメ。
>>424 何で??俺も面白いと思ったけどなぁ・・・。
よく分からんが犯人の演技も上手いなぁと感心したし。
『星降り』読了しました。
皆さんがやられるところに気付かなくて、
最後まで「あれ〜?オチないな〜?もしかして解説オチ?」
と解説もすみずみまで読みましたが、見当たらず。
しばらく考えて、あーそう言うことか、と。
なんかいまいち釈然としませんでした。
犯人の人物描写に関して全く伏線がないし、
それに(メール欄)は一体なんだったの?
ラストで少し、(メール欄)の話に触れてたけど、
なんかとってつけたような感じだったし。
なんだかな〜。
「星降り」。俺も数年前に読んだ。確かにフェアと言えばフェアなんだが、
あんまり気持ちのいい驚きではなかったなあ。
「星降り」ってラストの犯人の(メール欄)で萎えたな。
429 :
名無しのオプ:02/06/15 21:51
なんせ「十角館」にビクーリしました。
●○トリック(もう伏せなくていいか・・。)の洗礼を受けました。
「アクロイド」今読んでるんだけどこのスレを見てしまった事を後悔。
これも○○なのかい?
430 :
名無しのオプ:02/06/15 22:02
殺戮〜って結末が未だよく理解出来ない。自分もしかして賢くないのだろうかと読後悩みました。一種の叙述トリックなんだろうけど…誰か簡潔に教えて下さい
431 :
名無しのオプ:02/06/15 22:13
>>430 何が理解できないの?意味が分からないって事?
>>428 アンフェアって言われないためにそうしたんじゃないか?
(メール欄)、それをどうにかするひとつの方法だと思う
ま、俺も萎えたんだけどさ
433 :
名無しのオプ:02/06/15 23:53
最初から叙述トリックだと思って読むよりも読み終わった後「あ、叙述トリックだ!そうだったのかー」と
気付かされる方が衝撃度は高くない?
そういう意味ではこの作品は叙述トリックですというのは楽しみを奪ってると思う。
だから読み終わってから「叙述トリックだったのか!」と気づく作品なんてほとんどなくて
途中で「何この不自然な書き方? あ、叙述トリックか」とわかって萎えるような水準のもん
ばっかりなんだってば最近のは。
>>434 あんたが察しがいいのはわかった。俺は結構気づかないから気づかせないでくれ。
434が今いいこと言った。今のミステリー業界を支えてるのは434のような純真な読者だよ。
まちがえた。435だよ。
438 :
名無しのオプ:02/06/16 01:04
「隅の老人の事件簿」
漏れは創元で読んだがハヤカワとどっちがいいのだろう?
439 :
名無しのオプ:02/06/16 21:44
んー確かに叙述トリックって文章にクセがあるような気がする。
全体的に生気がないというか抑揚が効きすぎてるというか…
普通の作品よりも作者が神経を使ってるからそうなりがちなのかも。
あと同じ章の中で「… … …」や「= = =」で文章が区切られたり、
文と文の間が不自然に空いてたりすると
(叙述か?…そうなのか?!クソー騙されんぞ!)
などといつも気合を入れるのだが…
やはり騙される(;´Д`)
440 :
名無しのオプ:02/06/16 22:05
綾辻でいいと思ったのは迷路館と殺人方程式ぐらいかな
水車館、殺人鬼、時計館といったあたりは、なんか痛々しい
441 :
名無しのオプ:02/06/16 23:20
442 :
名無しのオプ:02/06/16 23:40
ここと「どんでん返しのすごいミステリ」スレとの違いは何?
443 :
名無しのオプ:02/06/17 00:01
>442
やられた!!
>>442 ここはどんでん返しがすごくなくてもいいのに、いつの間にか
叙述のハナシばっかになっているところが違います。
いまさらだが「三毛猫ホームズの推理」はやられたと思った。
445 :
名無しのオプ:02/06/19 01:52
漏れも「幽霊列車」は好きだな
あれ1作でも赤川次郎はノーベル賞とっていいと思う
446 :
名無しのオプ:02/06/19 02:29
赤川次郎といえばガイシュツだが、「マリオネットの罠」
あとこちらも激しくガイシュツだけどクリスティの「アクロイド殺人事件」
この2つはやられた!系で好き。
そういえば、そして誰もいなくなったとオリエント急行を足して2で割った
ような、夏樹静子の「そして誰かいなくなった」ていうの読んだことある人いる?
「幽霊列車」はむかーし昔ファミコンでやった覚えがw
447 :
名無しのオプ:02/06/19 02:35
日本VSトルコ
トルシエの采配にやられた
448 :
名無しのオプ:02/06/19 07:23
横溝正史の「仮面舞踏会」
終幕のあの底知れぬ後味の悪さはたまらない
また、読後感の近しいものとして遠藤周作「闇のよぶ声」とか
449 :
名無しのオプ:02/06/23 03:20
若竹七海『火天風神』
デビュー作からは予想もつかない路線の作品を
かなり早い時期にものした果敢さと力量にやられる。
ミステリ的な仕掛けもいちおう用意してあるものの、
これは別にあってもなくてもよい。
450 :
名無しのオプ:02/06/23 13:03
>>445 ノーベル賞!!…………へへ…平和賞とか?
451 :
名無しのオプ:02/06/23 13:30
「三毛猫ホームズの推理」、今さらながら読みました。
確かによかったけど、トリックが、わりと最近にある人が出した作品と同じで、
そっちを先読んじゃってたので、分かっちゃいました。
スゲー、残念でした。誰のなんていう作品か書くとネタばれになるので
書きませんが、○○○、テメー、トリックパクるなよ。
452 :
名無しのオプ:02/06/23 13:49
>>451 「三毛猫ホームズの推理」のトリックも×××のぱくりなんだけど・・
453 :
名無しのオプ:02/06/23 21:21
>>452 ありゃ、そうなの? あの密室トリックは、オリジナリティーがあるとばかり思ってた。
455 :
名無しのオプ:02/06/23 23:55
クリスティのゼロ時間へがかなりよかったね。
ルルーの後黄色い部屋のなぞ!
456 :
名無しのオプ:02/07/08 21:51
泡坂妻夫「しあわせの書」って何が凄いんですか?
昔読んだんだけど特にびっくりした記憶がないので、
きっと気付くべきことに気付いていないのではないかと・・・
読了された方、
メール欄で教えていただければありがたいです。
今手元にないんだけど
確かメール欄だったかな?……>>しあわせの書
>457
近い! 近いぞ〜!
真相はメール欄。
>458
でも「しあわせの書」を読んでない人は、
それがどうした!?って思うだろうね
460 :
名無しのオプ:02/07/09 00:32
>>456 気づくも糞も、答え書いてあったんじゃなかった。
461 :
名無しのオプ:02/07/09 06:05
おねがいがあります。読んだのに、理解できまえんでした。んでメール欄でいいですからおしえてください。
『殺戮にいたる病』の犯人です。結局なんだったのかも、わかんなかったのですよ・・・。全部読んだ感想といえば、「(゜д゜)ハァ? ・・・誰?・・・ワケワカメ♪♪♪」
親切な方、犯人をメール欄におねがいします。
>>461 犯人は裏表紙や冒頭に書いてあるとおり、蒲生稔以外にいませんが…
ネタでしょうか。
結局何だったのか、という事についてはメール欄。
>>457 >>458 ありがとう〜〜〜〜!!感謝!!!!
そうだったのかーーーーーーーー!
あちこちで感想を読むと、明らかにみんな私より楽しんでる感じなので
ずっともやもやしていたんです。
ありがとう!!!
>>460 エ?マジ?.....イッテキマス...................
>>460 あった。(メール欄)・・・・・・・。
今度こそ逝ってきます・・・・・・・
>466
ええぇ〜・・・・ (メール欄)が道具として使ってたね。てかそのまま。
あっしまった。凍てきます
しあわせの書のトリックって(メール欄)なの?
少し前に、テレビで言ってたんだよ。
>>456-460のメール欄見れば分かるんだろうけど、
怖くて見れない…
>>469 もうおとなしく『しあわせの書』を読みましょう。
これ以上傷口を広げないうちに…。
472 :
名無しのオプ:02/07/10 20:46
このスレ見てハサミ男読んでみようと思いました
殺戮にいたる病は予備知識なしで読めてやられました
十角館も思いっきりやられました
星降り山荘はすぐ「あ・これ犯人知ってるパターンだ」
占星術は読んですぐ「このトリック知ってる・・・」
人生損してますか?
>472
大丈夫。まだまだ「マジでやられた」と思える作品はあるから。
474 :
名無しのオプ:02/07/10 21:14
ガイシュツだが「今はもうない」ポカーンしてから自己嫌悪。あんだけヒントあったのに
ここ読んで、『星降り山荘』を読んだ。
さんざん、騒がれているけど、これって全然フェアじゃねーじゃねーか。
私がバカなだけかも知れませんけど。
メール欄は、一体何なの?
自己レス。メール欄の意味わかりました。
失礼しました。
たしかに、この小説、フェアのぎりぎりですね。
フランシス・アイルズの「殺意」
ディクスン・カーの「妖魔の森の家」
>>476 えっ、ギリギリも何も、フェアそのものだって(w
(メール欄)に気が付けば、
>>476のメール欄が見出しになっている章が
いかに丁寧に書かれているか判るはず。
>>478 確かにフェアそのものですが、
登場人物表の、スペースがちょっとズルい気が。
480 :
名無しのオプ:02/07/14 10:38
>>479 ズルイというか、
内容がフェアなだけにあれはやめとけばよかったのに
と私は思ってしまった。あれがなければ文章だけで誘導されるのにな。
481 :
名無しのオプ:02/07/14 10:51
『星降り山荘〜』って倉知淳が講談社ノベルスに初登場!っていうのもトリックの一部だったんですよね
今考えるとリアルタイムで読めて幸せですた
482 :
名無しのオプ:02/07/14 10:55
>倉知淳が講談社ノベルスに初登場!っていうのもトリックの一部
ドボジデ?
倉知淳の正体は赤川次郎
484 :
名無しのオプ:02/07/14 10:58
んなアホナ(藁
485 :
名無しのオプ:02/07/14 13:56
カーの『皇帝のかぎ煙草入れ』。
殊能将之の『鏡の中は日曜日』読みますた。
見事に騙されましたけど、
第二章の現代の部分とか、いまいち意味ないし、
全体として無駄な部分が多いと思いました。
トリックとかつまらないし。
でも、まあ楽しめたけど。
>>482 君はお馬鹿さんだなぁ
「星降り〜」が講談社ノベルスで出たときは
東京創元の猫丸先輩に対して講談社では新しい探偵役のシリーズをおっぱじめたのかと
誰もが思ってたからメール欄の設定に騙されたんだよ。
当時は有栖川有栖とか篠田真由美とか東京創元社デビュー組が講談社ノベルスで
新しい探偵役のシリーズを始めるという流れがあったしね。
って信じちゃダメだポ
>>487 すまん、騙される以前に君の文章の意味がわからん。
>>488 違う出版社で出したから新しい探偵での新シリーズを始めた
と思ったら実は一作限りっていうダマシ
>>486 自分も最近読了。ハサミ男と続けて読んだもんだからメール欄だったけども。
しかし梵貝荘事件って単体だったら激しくつまらないだろう、と思うんだが。
あと何が「鏡の中は日曜日」なのかワカンネ…。
>>488 あんた文盲か?
東京創元社で江神シリーズ書いてた有栖川有栖が講談社ノベルスで火村シリーズを始めたように
倉知淳も講談社ノベルスでは新しい探偵キャラを使ってスターウォッチャーシリーズを始めたのかと
当時は皆(少なくとも俺は)思ったわけ。
でも読んでみたらスターウォッチャーが犯人じゃんみたいな。
シリーズじゃなかったのかよ!って感じ。
「黄色い部屋の謎」も探偵役はルルタビーユっていう予備知識があるとおもしろさが半減するけど
フレデリック・ラルサンが探偵役っていうふうに素直に騙されて読むと「おまえが犯人かよ!」っていう
驚きが味わえるっていうのと一緒。
ここまで言ってわからないんならもっと例を挙げてこんこんと・・・
>>491 黄色い部屋読んで、誰もラルサンが探偵役なんて思わないよ
そんなこと思うのは、世界中でオマエを含めて3人くらいしかいないと思うよ。
494 :
名無しのオプ:02/07/16 14:37
とはいえ江神も火村もたいして印象に残るキャラクタではなかった(過去形)から
誰も彼もが 491 のように考えるとは思わんけどな :p
491は読解力が未発達な中学生ということで、この話題は終了。
496 :
名無しのオプ:02/07/16 15:42
497 :
名無しのオプ:02/07/16 15:55
498 :
ギャルギャル集合:02/07/16 15:57
499 :
名無しのオプ:02/07/16 16:22
「黄色い部屋」の場合は、ラルサンを探偵役とは思ってなくて、主人公の
探偵のライバルと思っていたから、「こいつには負けずに先に真犯人を見
つけてくれ」とか思ってた。それが。。。
ちなみに、当時小学五年生くらい。
500 :
名無しのオプ:02/07/16 17:18
三人目は誰?
削除すべきじゃなかろうか
502 :
名無しのオプ:02/07/16 18:12
本題に戻れ
503 :
名無しのオプ:02/07/16 21:17
本題。
高木彬光「帝国の死角」上下巻。
後々いろいろ亜流がでているから今となってはどうか判らないけど、
中学か高校の頃角川文庫版で読んであのエピローグのあの一言でのけぞった。
ねたばれ、いやー
>>491 あなた、必死になって反論するあまり
ネタバレしまくってますが・・・・
そんなに悔しかったの?
506 :
名無しのオプ:02/07/17 13:44
本題。
マルツバーグとプロンジーニの「裁くのは誰か?」。
こんなものを読んだ日にゃ、他の何を読んでももはや驚けぬ。
困ったもんだ。
507 :
名無しのオプ:02/07/17 14:54
萩原浩「噂」
ここ一、二年の作品では、かなり好きなんだが。
このスレを最初からざーっと目を通したけど、
綾辻作品や、「殺戮」、「星降」を、
刊行直後、予備知識無しで読めて幸せだったなぁ、と。
ネタバレって、怖い・・・。
508 :
名無しのオプ:02/07/17 21:29
私も「噂」好き!
最後の本当の一行でやられましたね。
なるほど。「星降り」は
>>382さん(が最初におっしゃったのかな?)のレスで
読後納得のいかなかった(メール欄)の部分も、トリックの一部だったと理解できました。アリガトウ。
ますます思わせぶりですもんね。(笑)
当時にしかわからない雰囲気ってありますよね。背景とかイロイロ。
しかし作者は気の毒だなぁ。何の背景事情も知らない後人(私含む)に読まれ「なんだこれ…チョット、、、」
とかって思われるのは。
510 :
名無しのオプ:02/07/18 19:16
東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」全然期待しないで読んだら
見事、やられた。
まさか、こうくるとは・・・
>>510 俺も白紙の状態で読んだからすげービクーリしたよ。
当時はあの手のやつも珍しかったしな。
512 :
ストラップ:02/07/19 21:34
僕はスティーブン・ハンターの「極大射程」。
最後の裁判のシーンなんて、どんどん頁が薄くなっているのに、ぜんぜん物語が終わりそうに無い。
あっと驚く快感。忘れていた複線を一度に思い出す。物凄く気持ちが良かった。
513 :
名無しのオプ:02/07/19 23:59
占星術読んだんですが、
これって、日テレでやっていたアニメにネタぱくられてます?
あ、あれと同じだとわかってしまったんで、
凄く残念です。
514 :
名無しのオプ:02/07/20 00:04
>>513 いままでに100万回叩かれました。
ついでに同じ島田荘司の「奇想、天を動かす」もモロパクリです。
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/20 00:21
コナンはパクってないよね?
516 :
名無しのオプ:02/07/20 00:28
いくら同じ出版社でも、やってはいけないよな。
初版から50年くらいたってる古典なら、まあありだとおもうが。
このスレで「星降り山荘」を知り、図書館で借りて読みました。
かなり注意して読んだのですが見事にひっかかりました。
ところで509さんは例の事件の事をどんな風に納得されたのですか?
私はいまだに何のことかよく分からなくて・・・。
すいません。過去レス読んで理解できたと思います。
にしてもそこまでトリックにしなきゃいけないもんなのかな。
なんだかスカッと爽快な騙され方ではない感じでした・・・。
519 :
名無しのオプ:02/07/20 19:27
「占星術」って、トリック図解してあるから、何気なくページを広げて見ちゃった。
読む前に。というか、読む前に凄いトリックだってわかったから、呼んだんだけど。
初心者が金田一少年に手を染めることだけは阻止してあげてください。
あんだけ売れたら漫画好きな子はみんなもう読んじゃってるよね……>金田一少年
某名作を手にとって「これ、金田一少年のパクリだよ!」なんていう輩が
山のようにでるかと思うと鬱……つーか可哀想だなあ。
あの占星術のトリックを心から楽しめないなんて。
522 :
名無しのオプ:02/07/21 11:16
キンダニ腹立つ。
でも漏れがミステリを知ったのって
これがきっかけなんだな・・・
523 :
名無しのオプ:02/07/21 11:20
一番可愛そうなのは高木先生だよね
524 :
名無しのオプ:02/07/21 11:23
高木さんの作品も真似されてるんですか?
525 :
名無しのオプ:02/07/21 12:16
派喰ったのは島田センセだよ。
526 :
名無しのオプ:02/07/21 12:18
弟子を盗作する師匠ってどうよ
527 :
名無しのオプ:02/07/22 00:46
正直「緋色の研究」はやられましたよ。
(ネタバレ回避のため変な書き方しますが)
やっぱミステリ読んでる時って、左手が大体の目安になると思うんだけど、
まさか、あの左手で、ああなっちゃうとは思ってなかったんで。
「うっひゃー!!」って感じで。
もちろん、色々つっこもうと思えばつっこめますが、
俺は素直に「古典侮るべからず」と思いましたよ。
528 :
名無しのオプ:02/07/23 23:06
もうここまで、ネタばれのスレだから
ジュッカクカンの殺人は読まないよ。
察しがつくし。叙述でしょ。
誰かメール欄で真相を教えてください。よむのが面倒くさい。
>>528 まあそう言わず読んでみてよ。
物凄く読みやすいからあっという間に読めるよ。
むしろこのスレに作品が出る=叙述みたいなもんだ。
なんか面白いドンデン返しの本ないかなぁって
このスレ参考にして読むと、ネタがわかって結局騙されないという罠。
削除しさらせや! ボケカスアホ! ネタ読む前にわかってもうたやないけ!
>>529 いや、読む価値無いと言えば無いよ。
俺もつい先日読んだけど、何ら感じる物がなかった。
特に淡泊な綾辻の文章だから、なおさら。
やっぱ、一昔前のミステリだよ。
>>528 だが、アレを一言で説明するのは難しい。
つか、叙述とは違う気がするが。
強いて言えば、占星術系。
小学2年の赤川次郎から始まったミステリ遍歴においても、占星術がダントツだなあ。
当時、(10年位前)友人に勧めまくった。今の島荘は惰性で読んでるけど。
それ以来、純然たる「やられた!」には出会ってないような気がする。
プロットが複雑すぎると、すっきりしないんだよね。
新情報ではないので、下げときます。
一番やられたのは、8歳のときに読んだ『怪人二十面相』
当時は漫画やアニメや国語の教科書が自分にとっての全てだったから
屋敷に生き別れの兄弟が帰ってくる
↓
実はそいつは二十面相でまんまと屋敷から宝を盗み出す
↓
(メール欄)
↓
( ゚д゚)ポカーン
幼かったからだけど、「やられた」と思う作品ではこれを超えるのはまだ無いな
面白いと名前があがってた「ハサミ男」と「消失!」
読みました。「ハサミ男」は(メール欄)と聞いていた為に気づいてしまい
あまり驚きはありませんでしたが「消失!」の方は(メール欄)と聞いていた
にもかかわらず「やられた!・・・と思ったらまたやられた!・・・
かと思いきやまたやられた!」というやられようでした。
ええ、とてつもなく面白かったです。
「コズミック」 わかんなかったよ,本当に。
537 :
名無しのオプ:02/07/25 20:40
犯猿は笑った。でも実は原点なんだよな
「四〇九号室の患者」(綾辻行人)
短編集にも入ってるけど、1冊だけで出てたやつ。
面白くて、なおかつ短時間で読めて良かった。
俺は綾辻が全然驚けない。
真相を明かされたとき一瞬ハッとはなるけど、余韻がまるで残らない。
文章も淡白だから再読する気もしないし。
540 :
名無しのオプ:02/07/26 06:47
「今はもうない」読んでみたけど全然面白くなかった。「すべてがFになる」は
面白かった。
「今はもうない」はシリーズ通さず読んでも面白くないと思われ……
泡坂妻夫の(メール欄)の作品は趣向=全体のメイントリックよりも小技の毒殺や密室トリックに感心しましたが皆さんはどう評価されていますか?
543 :
名無しのオプ:02/07/26 23:39
1. コンビニにいく。
2. 普通に買い物をする。
3. なにくわぬ顔で店を出る。
4. 数分後、息を切らしてコンビニのレジにかけよる。
5. 「お、おい!さっきこんな顔をした奴がこなかったか!」と叫ぶ。
6. 「先程、あなたが買い物しに来たじゃないですか?」と店員に言われる。
7. 「ば、ばかもぉ〜ん!それがルパンだ!追えぇ〜!」と、叫びながら店を出る。
おまえらもやれ
>>539 綾辻はもうどこまでも純粋な「本格」って感じだから、
マッチ棒パズルの正解を教えて貰ったときと同じ感覚しかしないね。
545 :
名無しのオプ:02/07/27 00:03
どんどこ橋落ちた
> 7. 「ば、ばかもぉ〜ん!それがルパンだ!追えぇ〜!」と、叫びながら店を出る。
7. 「ば、ばかもぉ〜ん!それがルパンだ!追えぇ〜!」と、
叫びながら、店員と一緒に店を出て追いかける。
8. と見せかけて、自分だけコンビニに戻って、
レジのお金を根こそぎ頂戴する。
これ最強。
548 :
名無しのオプ:02/07/27 12:27
このスレで知った高木彬光の能面を読んでみたいのに図書館にも本屋にも
ブックオフにもない。古本屋巡りするしかないかなー。
549 :
名無しのオプ:02/07/27 14:02
>>548 双葉文庫版はまだ絶版になってないようですが
売り切れでしたか?
550 :
名無しのオプ:02/07/27 14:02
546-547 ワラタ!
551 :
名無しのオプ:02/07/27 18:30
「時計館の殺人」読みましたが良かったです。
綾辻さんのは面白いのが多いですね。館シリーズ大好きです。
「十角館」「迷路館」「時計館」この3つが特に良かったです。
>>548さん、ありがとう!いつも買ってるネット書店で検索しても
ひっかからなかったので気が付かなかった。双葉文庫注文しました。
549さんでした…ごめんなさい
554 :
名無しのオプ:02/07/29 00:11
ここで上がっていた「十角館」読みました。やられました・・・
でもこれまでで一番やられたと思ったのは「占星術」かなぁ、
「殺戮」も読んでやられたけど、内容がかなり衝撃的だったような気がする。
「マリオネット」は雰囲気が好き。あの一言ぞっときた。
「星降り山荘」ってやられます?
>>554 あなたのいう「やられる」でいうと、十分やられると思います。
呼んだらぜひ感想を。
556 :
名無しのオプ:02/07/29 03:27
聞きたいね。
558 :
名無しのオプ :02/07/29 13:49
折原一「水の殺人者」
綾辻行人「迷路館の殺人」「どんどん橋、落ちた」
東野圭吾「十字屋敷のピエロ」
どんでん返しではないけど、「我が人生最大の事件」のラストの手紙の部分はゾッとした。
559 :
名無しのオプ:02/07/29 20:50
一番怖いのはドーヴァー4切断ではないかと
560 :
名無しのオプ:02/07/30 22:48
初めて読んだミステリが、「十角館」
それで、ミステリーに目覚め「館」シリーズを読み漁る。
それから、綾辻を大体完読、東の警護を読み、アリスに手を出し、
その他いろいろつまむ。ただ、西村・赤川は一切読まず、内田はちょっと読む。
森ミステリと京極ミステリにほぼ同時に手を出し見事にはまる。
西澤の酩酊シリーズもはまった。
それだけ読んでおきながら海外ミステリはほとんど読んだ事がない。
そして今に至る。
以上が漏れのミステリ遍歴。(誰も聞いてないって…)
>>560 真夏の夜にぴったりのお話をだうもありがたう
意味不明
ほしゅ〜
564 :
名無しのオプ:02/08/16 23:50
や、やられたー
【不幸のレス】
このレスを見た人間は十三日以内に死にます。
※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です。
>>566 ナイス突っ込み。やられた。
ミステリに嵌るきっかけが「殺戮に至る病」だったので、
これが自分の中では最高峰になってしまってます。
十角館も初期に見たのでヤラレター、ってカンジで。
だけどそれ以後、それ系の内容読んでも先が読めちゃうのが
多い気がしますた。
そういった意味で、「暗黒童話」はなかなか裏をかかれた気がする。
暗黒童話ってミステリなのか?大好きだけど。
横溝「夜歩く」
綾辻「人形館」
ルルー「黄色い部屋」
この三冊はトリックをを見た瞬間本を投げて泣きました。
570 :
名無しの才プ:02/09/13 22:26
穢れなき脳髄でミステリを読みたかったと嘆く諸兄、
大丈夫です。
再読して伏線を味わう楽しみが終了したならば、
忘却の彼方のストーリーを思い出すことを楽しみましょう。
(年をとるといやでもそうなるのです)
ま、それでも忘れ得ない作品もありますが。
高木彬光「帝国の死角」は古い作品ですが、新本格からファンに
なった人の評価を受けるべきでしょう。
>>503さん
遅レスなので駄目かもしれないですが、亜流ってどういうのですか?
実は帝国の死角を読んだときに、これだけ凄いのはこれがパクリじゃ
ないのか、と思ったことがあるんですよね。
571 :
通りすがり ◆IHYrlLB6 :02/09/14 10:50
>>560 かなり似た遍歴にびっくり!
綾辻→島田→折原→森→京極→西澤→東野→宮部
てな感じです。
やられたのは『十角館』が一番。
読書量が増えるほど驚きにくくなる自分が悲しい。
最近は推理より雰囲気を楽しむ。
572 :
名無しのオプ:02/09/14 12:09
>>152 同感。「不夜城」は大評価する。トリックと関係ないから書いても
いいと思うけど、あれほど「ケータイ」を描いた小説はほかにない。
しかし、あのあとに出てくる小説の登場人物がアホばっかりという
のはどういうわけだ? 初心に戻ってくれ。
573 :
名無しのオプ:02/09/14 16:48
大沢在昌「心では重すぎる」
これは傑作だよーん。
読み応えありすぎ。
人物描写はハードボイルドタッチ。
574 :
名無しのオプ:02/09/15 14:46
ここであまりにも頻出するので
十角館読んだ。
すんごい馬鹿質問なんだけど
最期の海の小瓶、何?
575 :
通りすがり ◆IHYrlLB6 :02/09/15 15:00
>>574 プロローグを再読すれば分かるんじゃないかな?
577 :
名無しのオプ:02/09/15 16:53
十角館の殺人にはビクーリ。
しかも唐突に犯人わかったしね。
>575
最初読んでからだいぶ時間おいて読み終わったんで
忘れてた。あんがと
犯人はなんとなく分かったけど、
動機は分かんなかった。
メール欄なんてなー
579 :
名無しのオプ:02/09/15 22:10
海外ミステリファンとしては、十角館の登場人物名はむかつく。
綾辻の文章はボロボロだし、なんで売れているのかよくわからんわ。
(先輩だけにあんまり悪口はいいたくなんだが・・・)
でも、十角館はミステリ入門編としては最適とおもうのだがどうだろう?
>>580 読んだのがごく最近なので、ちょっと判断が難しいですなぁ。
もっと若いころに読んでいれば、面白かったのかもしれないですが。
そもそも、ミステリって「入門編」が必要なほど、
高等なもんですかね?
>>581 こないだ友人にミステリを薦めようとしたが、第一発に何を薦めるかは非常に迷う。
そういう時に「これなんかどう?」と言えるミステリは「入門」として非常に便利。
小学校時代にルパンやホームズや少年探偵団を読んでたんなら要らないんだけどね。
583 :
名無しのオプ:02/09/16 12:19
私はミステリーだと意識せずハサミ男を読んだので
びっくりしまくって、あまりの面白さに感動した。
今は叙述トリックなんて言葉を知ってるから
殺戮を読んでも「ふーん」だった。
ああ、あの初々しいころに戻りたい・・・
584 :
名無しのオプ:02/09/16 22:41
福井晴敏「∀ガンダム」
よもや、アレを出してくるとは・・・(汗
大槻ケンヂ「くるぐる使い(短編集)」に入ってる
「憑かれたな」ミステリじゃないかな?
読んだ方います?あたしはけっこうやられましたけど。
>>585 読んだことあります。
やられたってほどじゃないけど、プロットは意外としっかりしてると感じたね。
表題作のくるぐる使いが、やっぱりダントツでできがいいやね。
>>580 そうそう。「十角館」は読んだ時期によって評価が
変わるものだろうけど、あくまで「ミステリー初心者」が
リトマス試験紙として読むのなら、適度なサンプルですよ。
>>580 疑問なんだけれど、私の場合「十角館」は、江南がコナン・ドイルだったから、かの人は××××だろうと自動的に思ってしまったところがまんまと引っかかったミソだったわけで。
ミステリ初心者でコナン・ドイルとかモーリス・ルブランとかって名前がパッと出てこない人の場合、衝撃度的にはどうなんだろう? もし少しでも衝撃度が下がっちゃうようなら、もったいなくて初心者には読ませたくない(笑)
>>588 言いたいことはわかりますがほとんどネタバレです・・・
うーん、読み返すとそうですね。私が馬鹿でした。すみません。
クリスマス・テロルにやられました
メドューサ鏡をごらん(井上 夢人 著)
ある意味やられたかも・・・・
俺は、江戸川乱歩の「地獄風景」だな。
あぼーん覚悟で、ネタをバラしてしまえば、
連続殺人は、実は猟奇殺人でしたというだけの話だが。
594 :
名無しのオプ:02/10/05 01:17
583もある意味ネタバレだな
595 :
名無しのオプ:02/10/31 00:23
596 :
名無しのオプ:02/10/31 23:50
「摩天楼の身代金」にはやられた!あとは「シャドー81」「北壁の死闘」には作者にやられ泣けた!
597 :
名無しのオプ:02/11/01 00:14
あと一つ「タイタニックを引きあげろ」にもやられた!ちょっと違う?
598 :
名無しのオプ:02/11/01 03:45
綾辻の殺人方程式
599 :
名無しのオプ:02/11/01 03:45
違う意味でカーニバル
600 :
名無しのオプ:02/11/01 18:33
600ゲット!
601 :
名無しのオプ:02/11/01 20:17
クリスチアナ・ブランド「疑惑の霧」
602 :
名無しのオブ:02/11/01 20:23
俺も『殺戮に至る病』
603 :
名無しのオプ:02/11/01 20:23
604 :
名無しのオプ:02/11/01 22:40
十角館は10年ぶりに読んでほとんどネタ忘れていてこないだ再読して
またやられました(w
でも個人的には「ハサミ」も「殺戮」も「星降り」も「占星術」も面白く
よみましたがもっとも「やられた!」度が高かったのは「斜め屋敷」です。
605 :
名無しのオプ:02/11/01 22:56
「星降り」はよかったよね、
って、オレは獄門島が驚いたんだが
606 :
名無しのオプ:02/11/02 07:23
獄門島は「キチガイじゃが・・・」っていう坊さんのセリフがすごいが
あの犯人は個人的に認められない。
だから横溝作品では「悪魔が来たりて笛を吹く」が自分のベスト。
607 :
名無しのオプ:02/11/03 17:29
このスレに触発されて星降りを読んでみたけど、かなり良かったです。
ありゃわからんわ。
608 :
名無しのオプ:02/11/03 17:46
殺人鬼はよかったと思う。ヴァイオレンスだったね。
609 :
名無しのオプ:02/11/04 00:00
クイーンの「Yの悲劇」。
小学三年の時に読んでやられた!と思って同級生に勧めまくったが、
みんな読んでくれずに悲しかった。
610 :
名無しのオプ:02/11/04 00:44
611 :
名無しのオプ:02/11/04 01:12
トライアル&エラー
最後でほんとにやられた
あの手のパターン初体験だったから余計に
ごめん
書き忘れたので念のため
「トライアル&エラー(試行錯誤)」アントニー・バークリーです
>>610 出先の暇つぶしにブクオフでぺらぺらとめくって面白そうなのを買うんだけど
買ったあと途中まで読んで「あれ?これ持ってるよ」と思うことがたまにある。
「やられた」と思うトリックを何度も楽しめて便利・・・なのかなぁ。
614 :
名無しのオプ:02/11/04 08:23
>>613 おいらもそういうの1回ある。年間200冊くらい読んでると、10年前の
作品などタイトルも忘れてるからね。
615 :
名無しのオプ:02/11/04 08:36
「慟哭」貫井徳郎
この前読み終えたばかりだが「あっそうか。くそーやられた」とオモタ
地獄の奇術師。
耐えに耐えて読んで、
後半で主人公たちが工房だと知って(というか、思い出して)驚愕。
うわっ叙述トリックか!?
あまりに幼稚だから消防だと思い込んでたよ。
もちろん、本は投げ捨てた。
617 :
名無しのオプ:02/11/06 00:09
『殺戮に至る病』はやっぱりすごい。
あと若竹七海の『クールキャンデー』。
最後の最後で、まさかーって感じ。
間違えた。『探偵映画』でした
620 :
名無しのオプ:02/11/06 01:41
探偵映画が出た当初、ニフティ推理フォーラムは映画ヲタが乱入して荒らしてたよ。
ミステリじゃないが、貴志裕介「クリムゾンの迷宮」はダメ・・・?
622 :
名無しのオプ:02/11/16 15:03
クリムゾンの迷宮は面白いけど、
オチは結構ありがちやん。
623 :
名無しのオプ:02/11/16 19:43
東野圭吾は好きじゃないけど
東野圭吾の仮面山荘殺人事件
624 :
名無しのオプ:02/11/16 23:59
古い作品だけど「瀬戸内海殺人事件」
小学生だと思ってなめてかかったら実は合気道の達人でいつの間にか投げ飛ばされた感じ
すげーくやしー
625 :
名無しのオプ:02/11/17 05:34
『今はもうない』さんざんガイシュツだが、危険だ。
あれだけ読んだらメイントリック存在しないんだから。
(そういう意味でも前代未聞だと思う)
頼む!シリーズ通して読んでくれ!あ、過去レスみるとすでに被害者が・・・・。
626 :
名無しのオプ:02/11/17 05:43
『ホッグ連続殺人』には驚いたよ。
それ以前にミステリー1000冊は読んでたから、
初心者だったころの感動を久々に味わった。
マジで「やられた」と思ったレスならあるな。ネタバレで。
良スレあげ!と思ったが、よく見ると大好きな作品ネタバレレスがあって、
思いとどまること多し。
特に腹立つのは、トリックを理解してないことに気付かず馬鹿にしたコメントして
結果的にネタバラシしてる厨房!!
628 :
名無しのオプ:02/11/23 00:27
東野圭吾の「仮面山荘殺人事件」を読んでみました。
しかし・・・「ある閉ざされた雪の山荘で」といいこの人は・・・・・・
629 :
名無しのオプ:02/11/23 00:38
「ある閉ざされた雪の山荘で」は舞台づくりが上手いよな。
ああ、こういう方法があったか!って感じだったよ。
タイトルに騙されて単純な孤立物と思って読んでない人がいるのならかわいそうだ。
「仮面山荘」よりもこっちのが新鮮だったな。
『赤い右手』(J・T・ロジャーズ 著)はどう?
あんな「カッコいい」小説を俺は他に知らない。
これのファンの人、他にお薦めがあったら教えてください。
631 :
名無しのオプ:02/11/23 07:26
>630
犯人の実像がつかめない不安、という線で言えば
『ホッグ連続殺人』かな。
632 :
名無しのオプ:02/11/23 13:08
「Goth」
主人公が以外ですた。
そこで終わりかい!
633 :
名無しのオプ:02/11/23 16:43
橋本治『ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件』(徳間文庫)
>>629 仮面山荘はさ、ちょっとメール欄に矛盾がある気がしない?
>>634 俺、629だけど矛盾って感じはしなかったな。
メール欄って感じで納得したように思う。
ってか、読んだのずいぶん前だからそこの所はよく思いせん。
すまん。
636 :
名無しのオプ:02/11/24 00:54
>>633、それ、僕は読み通せなかった。「こんばんはー」辺りでダウン。
637 :
名無しのオプ:02/11/27 00:51
尾崎諒馬の『ブラインド・フォールド』にやられてしまったんだよ。
638 :
名無しのオプ:02/11/27 01:10
筒井康隆
「ロートレック荘事件」
639 :
名無しのオプ:02/11/27 01:11
誰か集計してみ
カーの「白い僧院の殺人」。
テニスコートの謎(だったか?)を先に読んでたんでこっちも面白いかなと
挑戦してみた、ありゃりゃ、とやられた。
「カバーがネタバレだからカバーを見るな!」
と注意するとネタバレになってしまうジレンマのため
作品名を明記できません。怒!
642 :
名無しのオプ:02/12/02 17:20
↑じゃあメール欄にいれてちょうだいな。
とりあえずやられたと言っておこう。
翼ある闇読んでみたけど、つまんね〜〜〜〜〜〜
なにより文章が下手糞過ぎ。
新本格のやつらってほんと文才皆無だね。
これは女子高の根暗なミステリ部員向け。
女子高にミステリ部なんてあるのかよ。
なんか、「女子校ミステリ部」とか聞くと、
「○○女子高校ミステリ部、
夏休みの合宿で孤島に行くが、そこで連続殺人事件が起こって・・・?」
みたいなイメージが思い浮かぶ。
647 :
名無しのオプ:02/12/07 15:09
大阪圭吉の「銀座幽霊」すごすぎ!
特に伏線の張りかた、最後の一文は鳥肌ものです。
とても70年近く前に書かれたとは思えない。
読んだことない方、短編なので立ち読みでもいいので読んでみて!
「夏と冬のソナタ」
本格だと思って読んだのに・・・
649 :
名無しのオプ:02/12/08 03:03
>>648 本格だよ、あれ。
最後のメルの質問で、全ての事象に合理的な説明がつく。
ガイシュツだろうけど蝶たちの迷宮
アルゴノォト先に読んでたから気持ちだけはわかったんだけどね
情熱だけで書いた本と正直に帯に書いて欲しかった。
乾くるみ「Jの神話」…。
久々に大当たりを引きあててテヤンデーバカヤローコンチクショウッ!って感じだった。
もう泣きたい…。
653 :
名無しのオプ:02/12/09 02:25
「慟哭」貫井徳郎
「盤上の敵」北村薫
「頼子のために」法月綸太郎
「悪意」東野圭吾
「聯愁殺」西澤保彦
地味で後味悪いのが結構好き。
654 :
名無しのオプ:02/12/09 13:40
赤川次郎の「三毛猫ホームズの推理」。
超初心で読んで、それから「推理」の再来信じてシリーズ20巻まで買いつづけてた…。
東野圭吾は期待しないものほどやられました。山荘系はわりとヤラレちゃいました。
655 :
名無しのオプ:02/12/10 10:05
>>651 同感! あれ以来○○賞受賞作っていうアオリを信じられなくなりました。
656 :
名無しのオプ:02/12/10 11:03
>>651 中盤で展開が読めた。読めてしまってなお意外。
てゆーか、びっくりはしたぞ。びっくりはな・・・・・・・。
657 :
名無しのオプ:02/12/10 14:36
リアル鬼ごっこ。脳がやられた。
658 :
名無しのオプ:02/12/10 15:30
>>657 漏れは書店の売り文句と本の帯にやられたよ。
659 :
名無しのオプ:02/12/12 17:02
ピーター・ラヴゼイ「マダム・タッソーがおまちかね」。
そりゃないよー、ってオチにやられたよ。
660 :
名無しさん初心者:02/12/14 01:32
「クリムゾンの迷宮」・・・途中までは最高級の作品かと思った。
ラストの章で並みの作品だと思った。
勿体無いと思った。
661 :
名無しのオプ:03/01/03 20:34
スコット・トゥローの「推定無罪」
よく考えてよみゃ意外でもないのかもしれないが
最初に読んだとき犯人がマジで予想外の人物だった。
662 :
名無しのオプ:03/01/03 20:51
俺も驚いた>推定無罪
そういう小説だと思ってなかったからインパクト大。
663 :
名無しのオプ :03/01/03 21:16
赤川次郎の「マリオネットの罠」。
最後にタイトルが効いてきた。
664 :
名無しのオプ:03/01/04 01:00
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
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金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
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665 :
名無しのオプ:03/01/04 16:27
>>1 前から思ってたアイデアがそのまま使われてるから全然驚きは無かった
ってこんな俺は精神異常者みたいだけどさ
>>8 これは同意 ぶったまげた 友人でこの結末に怒り狂った奴がいるけど、なんかねえ・・・アホかと
666 :
名無しのオプ:03/01/13 00:48
25歳。
去年まで牛鮭定食だったけど、大盛りねぎ抜きとギョクで
二ヶ月で店員にマークされた。一度やってみなよ。
何らかのメニューを注文すれば、紅しょうがは(いくらでも)貰える。
150円引きごときで来店する家族はおめでたいし、一家四人の前で
思い切って特盛を注文すればパパの威厳も二倍になる。
金なきゃ並盛でつゆだくにすればいいだけ。安上がりになる。
お新香とか生野菜サラダとかみそ汁とか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.yoshinoya-dc.com/yoshinoya/top.html
コ
ズ
ミ
ッ
ク
・・・やられたよ・・
>667
俺もやられた。
クリスティ「邪悪の家」
クィーン「エジプト十字架」
綾辻「十角館」
殊能「ハサミ男」
…数々のミステリに騙された俺だが、
「やられた」と言う一点においてコズミックに勝るものはない。
しばらく小説不振になったよ。
(^^)
中井英夫「火星植物園」
北川歩美「僕を殺した女」
島田荘司の「眩暈」を読んだ時は、あまりの下らなさに眩暈を起こした。
671 :
名無しのオプ:03/01/28 22:25
あげる
672 :
名無しのオプ:03/01/29 00:15
ボアローの「三つの消失」(『大密室』収録)
なんといっても絵画の消失が・・・
でも囚人輸送車消失は ハァ? だったけど
同じく『大密室』収録のナルスジャック「死体は移動中」もビクーリした
673 :
名無しのオプ:03/01/29 00:32
「聯愁殺」は最近読んだもの中では一番の衝撃。
久しぶりに騙される快感を味わいました。
ミスリードの仕方が凄くうまい。
674 :
名無しのオプ:03/01/29 01:15
うわ〜、このスレすごいね。
今までに挙がった作品、リストにまとまらんか?
675 :
名無しのオプ:03/01/29 01:16
676 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/29 01:38
麻耶雄嵩「翼ある闇」
ある意味やられた。
「あいにくの雨で」は純粋な意味でやられた。
巧い作品だと思う、が、麻耶雄嵩ファンには人気がなく、普通のミステリ好きは麻耶雄嵩を読まない罠。
677 :
名無しのオプ:03/01/29 04:11
678 :
名無しのオプ:03/01/29 05:57
「十角館」読みました。やられた。
「星降り山荘」と「殺戮にいたる病」が正面からの衝撃だとすると
左斜め後ろから突然ぶん殴られたような衝撃でした。
679 :
名無しのオプ:03/01/31 10:31
>>674 内容がひどくてやられた、ってのと上手い内容でやられたっていうのをわけて
まとめてね(w
>675と >679にやられますた・・・
681 :
名無しのオプ:03/01/31 15:38
>>680 ここは諦めてまとめてもらえんだろうか...
682 :
名無しのオプ:03/01/31 15:56
俺は何で
>>677にやられなければならないんだろう・・・?
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>>685 そうか。
そういうことだったのか。
やっと納得がいったよ。
ありがとう。
687 :
680=674:03/01/31 18:26
寄ってたかってイジメやがって〜〜(泣
ほとんどこれから読むヤツだから内容は知らないよ
『殺戮にいたる病』 我孫子武丸
『占星術殺人事件』 島田荘司
『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司
『星降り山荘の殺人』 倉知 淳
『しあわせの書』 泡坂妻夫
『ハサミ男』 殊能将之
『黒い仏』 殊能将之
『鏡の中は日曜日』 殊能将之
『十角館の殺人』 綾辻行人
『消失!』 中西智明
これに次のヤシが付け足してけや・・・
688 :
名無しのオプ:03/01/31 19:35
689 :
無名草子さん:03/01/31 20:35
>>687 『殺戮にいたる病』 我孫子武丸 読んでない
『占星術殺人事件』 島田荘司 読んだ
『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司 読んだ
『星降り山荘の殺人』 倉知 淳 読んだ
『しあわせの書』 泡坂妻夫 読んでない
『ハサミ男』 殊能将之 読んだ
『黒い仏』 殊能将之 読んだ
『鏡の中は日曜日』 殊能将之 読んだ
『十角館の殺人』 綾辻行人 読んだ
『消失!』 中西智明 読んでない
690 :
名無しのオプ:03/02/02 04:30
エラリーのXとYにはやられた。中学1年のときだったかな。
でもこのころ読んでてよかった。
691 :
名無しのオプ:03/02/03 09:02
IDがなんとなくミステリーチック。
いったい何をNOなんだ!
島荘板ってどこ?
ガイシュツだけど「占星術殺人事件」
海外ミステリから日本のミステリに目を向けさせられた。
あと、短編でけっこうやられたのが
竹本健治の「トランプ殺人事件」
単に作者が好きなだけかもしれないけど
やられまちた。
695 :
名無しさんの殺人:03/02/04 16:51
殺戮も良かったけど、私は探偵映画も好きです。
696 :
名無しのオプ:03/02/04 21:47
叙述モノはあまり好きく無いので、
それ以外のをきぼんぬ。
人間の心理の盲点、思い込みを利用したトリックみたいな感じのをきぼん。
697 :
名無しのオプ:03/02/04 21:57
鮎川哲也 「りら荘事件」
横溝正史の「夜歩く」
>>696 京極夏彦「姑獲鳥の夏」ある意味、究極。
701 :
名無しのオプ:03/02/11 17:42
「異常者」
703 :
名無しのオプ:03/02/15 12:48
ガイシュツだけど
ハサミ男
太田忠司「僕の殺人」
読み終わったあとしばらく鬱になった記憶がある。
>>704 太田忠司は「昨日の殺人」のほうが鬱にならない?
てか、僕<美奈<昨日、と読後の鬱度が増す。
「しあわせの書」読んだけど・・・
トリックとかって問題じゃないね、これは。
やられたよ・・・(イイ意味でね)
西尾のクビシメのオチが読めなかったの、多分俺だけだろうな・・・
(める)
あぼーん
709 :
名無しのオプ:03/03/01 18:44
え
なんかデリカシーのない香具師が一人・・・・
711 :
名無しのオプ:03/03/02 04:58
さんっざん既出ですが星降り山荘。
ミステリ読んで、ここまでほんとにうはーと思ったのは初めてだった。
そんなふうにいえるほどミステリ読んでませんが。
ageてすいません
712 :
名無しのオプ:03/03/02 08:11
クビシメは森氏のFに似てると思ったんだけど。
33歳です。
特に思いつかないので
リストより
『殺戮にいたる病』 我孫子武丸 既読
『占星術殺人事件』 島田荘司 既読
『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司 既読
『星降り山荘の殺人』 倉知 淳 既読
『しあわせの書』 泡坂妻夫 既読
『ハサミ男』 殊能将之 既読
『黒い仏』 殊能将之 既読
『鏡の中は日曜日』 殊能将之 既読
『十角館の殺人』 綾辻行人 既読
『消失!』 中西智明 既読
全部読んでました。
納得できるのは
占星術、しあわせの書、鏡の中は日曜日か・・・。
本格とか叙述とか好きなら、
星降り山荘はバレバレだったような。
エンディングにやられちゃったのかな?
簡単にいうと西尾はミスリードを多用する作家なので、偽の下らないオチで
「なんだこりゃ。トリックとか簡単すぎ。犯人すぐ分かったし・・」
と騙しておいて、最後の最後に「実はこうでした」とオチを入れるわけです。
この場合偽のオチ(第八章「審理」の所)ではなく本オチ(終章「終われない世界」のとこ)
のやつを指していると思われ。
というか西尾作品のオチは大抵事件そのものとは関係ない(トリックや犯人、暗号ではない)ので
ミステリーとしては最低の作品です。もしあなたが西尾作品を読む場合はエンタとして読みましょう。
717 :
名無しのオプ:03/03/11 02:35
叙述以外の「トリック」で驚いたのは、
島田荘司の「占星術殺人事件」と、
クリスチアナ・ブランドの「ジェゼベルの死」。
これ双璧。
あと、こういう驚きもあるのか、という点で貫井徳郎「プリズム」も凄い。
よいスレだと思うので、久々にあげ。
「占星術〜」はつい最近になって読んだから、メール欄が
気になって、釈然としないモノが残った・・・
やっぱり「旬」ってのがあるんだろうなあ。
719 :
名無しのオプ:03/03/11 20:03
ドグラ・マグラもある意味衝撃的だったよ。
721 :
名無しのオプ:03/03/11 23:05
>>718 お前ちゃんと読んだのか?
>>719の言うとおり、あんたのメール欄のようなことができない時代だったと
本文にしっかり書いてあっただろ
722 :
名無しのオプ :03/03/12 00:47
麻耶雄嵩「あいにくの雨で」
「さらば、愛しき鉤爪」 E.ガルシア
設定にやられたw
724 :
名無しのオプ:03/03/13 16:00
このスレ見つけてから
「星振り」「殺戮」「しあわせの書」「ハサミ男」読みました。
殺戮>星振り>ハサミ=しあわせ でした。
でも殺戮より更に上が数年前読んだ「十角館」。
お返しに、映画ですが「悪を呼ぶ少年」
(原作ありますが読んでないので)。
見てて声が出る程ビックリしました。
ミステリ板の方にはすぐ分かってしまうのかもしれませんが・・
725 :
名無しのオプ:03/03/15 20:16
>724
そ〜かなぁ?私は、
「ハサミ」>「しあわせ」>「殺戮」>>>「星降り」=「十角館」だね。
東野圭吾の「悪意」「仮面山荘」あたり。
この人は本格タイプじゃないけど、文章がうまい!!
最近はミステリー作家って感じじゃないな…。
727 :
名無しのオプ:03/03/15 22:04
普通に「やられた」と思うのが連城三紀彦。
短編の中にギュッと伏線が詰まっていて、読後感は抜群ではないかと思う。
特にお勧めが『花の七編』より「桔梗の宿」「桐の柩」(「戻り川心中」収録)
あと、綾辻行人「mystery」内に収録されている刑事モノ
728 :
名無しのオプ:03/03/15 22:14
ガイシュツだけど東野圭吾悪意、ある閉ざされた雪の山荘で、綾辻行人十角館。占星術、私も読みますたが先に某漫画を読んでいた為、あまり驚けなかった…驚きたかった…(´・ω・`)ショボーン
729 :
名無しのオプ:03/03/17 11:23
私はハサミ>十角館>殺戮>星降り しあわせは未読
最初にやられたと思ったのはロートレック荘だったかな。
殊能の作品って面白いけど、どれも読んだ事あるようなトリックばっかし。
731 :
名無しのオプ:03/03/17 13:09
殊能の3作目にはぶっとんだが・・・
あの時は本もぶっ飛んだ
はさみ、殺戮、十角館、占星術が飛び抜けてる。
星振るは未読
時計館もなかなか
話題の流れから浮いてて恥ずかしい気もするが
国内なら虚無への供物
海外ならナインテイラーズ
何度読み返しても、「やられた!」と感じる部分がある。
733 :
名無しのオプ:03/03/17 16:31
ハサミ・十角館・占星術殺人事件はイイ!
「星降り」とか「慟哭」は先が読めてしまいますた。
734 :
名無しのオプ:03/03/17 19:27
昨日、十角館にやられた。
アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』を読んだ。
見事に盲点を突かれた。
論理に穴がない。ハウダニットの傑作だろう。
なんか「アシモフというと黒後家蜘蛛の会」なイメージで
「黒後家?あのショートショート?」とか考えてる奴ほど
よけいにやられるんだと思う。
>>735 『鋼鉄都市』は面白いね。
SFって、ごちゃごちゃして分かり難いけど、
アシモフはミステリ風味で分かりやすい。
これの続編(裸の太陽でしたっけ?)は面白いんですか?
読んだことある人います?
>>736 筆がすべった。ゴメソ
言葉通りのショートショートではなくて『会心の笑み』の印象が強かったから。
>>737 『はだかの太陽』も面白いが、『鋼鉄都市』に並びはしても越える出来ではないかと。
『鋼鉄都市』においては、プロット上欠くべからざるファクターだった二人だが
続編では「名探偵」となり、事件そのものから遊離してしまうから。
『鋼鉄都市』の中盤で示される第一の推理とか、かなりスリリングなんだが
『はだかの太陽』ではそういうことはあり得ないからね。
それにしても、
「死体がない、証拠がない、容疑者がない、動機がない、
いたのはロボットだけ、だがロボットは人を殺せない」
よくこんなミステリを成立させるものだ・・・
「夜明けのロボット」もお忘れなく。
740 :
名無しのオプ:03/03/19 21:06
まだ名前が出てないようだが、
大阪圭吉『坑鬼』(短編集『とむらい機関車』(創元推理文庫)に収録)
にはやられたね。
ど真ん中直球の本格でした。
741 :
通りすがりの追跡者:03/03/19 23:38
742 :
名無しのオプ:03/03/19 23:46
大阪圭吉なら僕は「寒の夜晴れ」が好きですね。
史上最高の足跡トリックだと思います。
743 :
名無しのオプ:03/03/20 12:31
初めて読んだ推理小説が流水大説「カーニバル」ですが、なにか?
>>743 安心してください。
それは推理小説ではありませんよ。
流 水 大 説 です。
745 :
名無しのオプ:03/03/24 16:26
EVER17は、どうですか?
746 :
名無しのオプ:03/03/24 19:32
747 :
名無しのオプ:03/03/27 23:45
age
748 :
名無しのオプ:03/03/28 00:34
既出だが
虚無への供物は自分的聖典になりそうだ。
理由はネタばれになるのでやめとく。
しかし、ハサミ男、十角館、占星術、星降りは皆さん上げてますね。
私は十角館にやられたクチの人間です。
ハサミ男は、見破ってやろうと隅々まで読んでいったところ、中盤の
(メール欄)でトリックが判ってしまい(半分以上確信)最後の驚きが
半減してしまいました。
751 :
名無しのオプ:03/03/28 22:30
星降りもいいが倉知なら「過ぎ行く風はみどり色」もなかなか…
いずれにしてもたった一行で世界が逆転する瞬間は、読んでてよかった!と思います。
>>751 「過ぎ行く風はみどり色」はやられたな。
(メール欄)もあんな風に使えば良いんだな。
753 :
名無しのオプ:03/03/30 01:27
ハサミは九割気付くかと
みやぶったくらいでつまらないと云われても
754 :
名無しのオプ:03/03/30 01:44
西尾維新のクビキリサイクルはちょっと感心したよ。
次のクビシメロマンチストはつまらない上に、バレバレだったが。
占星術、やっぱ評価高いな。
今、ロートレック荘を読み終わったんですが、
どこがやられたってトリックなのですか?
犯人がバレバレの気がします。
758 :
名無しのオプ:03/04/04 15:20
ここで評判の良かった「占星術」「仮面山荘」「ハサミ男」「十角館」買ってみました。
手始めに「占星術」読みだしたんですが、すでに挫折気味。
デモン、アゾート・・・なんじゃらほい。
トリック云々以前に、小難しくてついていけない悪寒。
皆さん、すごいね・・・。
759 :
名無しのオプ:03/04/04 16:29
大丈夫、みんなもわけがわからないから
すごいような気がしてるだけ
小学生なの?
両スレでいきましょうよ・・・。 ね?
占星術、結局15ページで断念してしまいました。
我ながら情けない。
また今度、集中できそうな時にでも試してみます。
>759
励まされました。ありがとう。
>760
よく読むのは阿刀田高、貴志祐介、スティーブン・キング(死のロングウォークやIT等)です。
定番中の定番な面子ですね。
これらを飽きずに何度も読み返しています。
たまには違う物をと思ったのですが、トホホ。
>761
一応、成人してます。
「小学生並の読解力の大人」と理解して下さい。
次は「十角館」読んでみます。今度こそ・・・。
長文&自分語り、失礼致しました。
・殺戮にいたるまでの病
・慟哭
・ハサミ男
・殺人鬼w
>>763 占星術の最初の40ページ程の手記は、斜め読みで全然構わないよ。
アゾートや占星術に関わる用語なんかも分からなくって結構。
単なるハッタリですから。
>>763 占星術は俺も最初すごく苦痛でした。
はじめの方だけだから次チャレンジするときはがんがれ。
>765
確かに、あと10ページも読み進めば一気に読みやすくなりそうですね。
何度も飛ばし読みしようかと思ったんですが、どうも気が引けちゃって。
先が読みたいのに、進まない。
お預けをくらった犬のようなハァハァ状態に耐え切れませんでした。
>766
みんなやっぱり初めは辛かったんだ、と分かってちょっと嬉しいよ。
いずれ再チャレンジしてみます。
ありがとう。
768 :
名無しのオプ:03/04/06 01:59
ドグラ・マグラのチャカポコに比べれば・・・
>>767 始めどころか、私なんか、もう10回くらい再読してても
あの初めのところは辛いよ(w
でも、その先は読み辛くないから頑張って!
黒死館に比べれば・・・。
御手洗本人も「電話帳を読まされたみたいだ」
と言っております。
771 :
名無しのオプ:03/04/07 00:26
ひどい翻訳の海外ミステリに比べれば全然・・・
いや、マジで。
全くのミステリー初心者だった半年前に
暇だったので本屋に立ち寄ってみたら、文庫になった『ハサミ男』が。
『クロックタワー』のパクリかよ!wとか思いつつ何故か購入。
ぶっ飛びました。
それ以降、月10冊くらいのペースでミステリを読んでるけど
あれ以上の衝撃はないなぁ…
あ、殊能さんの3冊目はある意味やられたけどw
758=763=767 です。
ご報告までに。
「占星術」以外に買った「仮面山荘」読み終えました。
スムーズに読めました、ホッ。
次は「十角館」だー!
『ハサミ男』のトリックを見破れなかった俺はアフォなんかな?(´Д⊂
ガチでぶっ飛び驚きましたよ。ヤラレタ。
昨日「ハサミ男」読みました。
他の人の感想が聞いてみたくて、初めてミステリー板に来ました。
トリックうんぬんはともかく、はさみ男の“わたし”が憎らしい!むかつく!
読後すごくいやな気分になりました。もちろん素晴らしいミステリですけど。
あの終わり方が個人的には耐えられない。
「殺戮にいたる病」は素直に「やられた」と思いました。
777ゲットズサー・・・っと
>>776 『ハサミ男』は(メール欄)で感想が違うと思います。
俺はまぁ、アレはアレでよかったかな?とも。
『殺戮にいたる病』は変態ですね。キモい。
ハサミ男はアンフェアだと思って楽しめませんでした…
星降り山荘の殺人はOKだったんですが…
779 :
名無しのオプ:03/04/14 20:15
あげとく
780 :
名無しのオプ:03/04/14 20:35
星降りは、あまりミステリ慣れしてない時に読んだから
つまらないと感じた。でも、たくさん本を読んだ今なら、わかる。
初心者さんは読まないほうがいい本だと思いますた。
781 :
名無しのオプ:03/04/14 20:52
あーやとか臭い話が好きなひとは
ハサミを受け入れられないかな?
>>781 わたしはどっちも好きだけど
何?>臭い話 ってさ
いくら殊能ファンだからって醜い書きようだな
正直、ハサミ男は第十三章以降に興奮した
>777.778
「殺戮にいたる病」はえげつない描写も必然的にあるけど、最初から猟奇殺人
の話と思って読んだ(裏表紙のあらすじ見れば犯人の名前さえ書いてあるし)
ので、個人的には満足でした。だけど友達に読ませたら、気持ち悪がってた。
いくつかのスレを読んだけど「殺戮にいたる病」の蒲生稔に嫌悪感を抱く人は
いても「ハサミ男」のハサミ男を嫌う人は見つからず、あてがはずれました。
>781
あーやて綾辻行人ですか。確かに「殺人鬼」は受け入れられたんですけれど。
「ハサミ男」ラスト5ページの“あの野郎”の独白は憎らしくて憎らしくて。
むしろ、この部分なしで終わってくれれば良かったのに、とさえ思いました。
776でも書きましたけど、素晴らしいミステリだと思ってますよ。念のため。
ベタだけど「占星術殺人事件」
これのトリックをパクった「金田一少年の事件簿」
ってのは前から知ってて、おまけにそのドラマ見たことあったんだが(メル欄)
最後までわからんかった。
ハサミ男ってこんなに評判高かったのか……
俺にはなんてことのない作品だったが。
占星術は最初のアレを斜め読みなんてとんでもない!
あそこがトリックに次いでの二つ目の作品の心臓だろう。
確かに。
梅吉の手記部分、結構面白いと思うけどなぁ・・・
どっちかって言うと、文次郎氏の手記の方が面白くない。
ゲームだけどEver17がマジでびっくりした。SF入ってるから
ミステリとしてはアンフェアだけど
なんか調べてみたら今度PC版が出るようですな。
ぱっと見悪くなさそうなんで騙されたと思って注文してみたよ。
はてさて…
綾辻行人「十角館の殺人」
アイラ・レヴィン「死の接吻」
792 :
名無しのオプ:03/04/17 15:05
殺意が集う夜
星降り山荘
斜屋敷
この辺が「フガーーーーーー!!!!」という感覚を未だ覚えてる。
ミステリとしてではない所でもやってくれるのは西澤保彦。
ストレート・チェイサーはヤラレタ!
(^^)
794 :
名無しのオプ:03/04/17 19:35
もうちょいだな
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
「そして誰もいなくなった」。厨房がおでこをペシペシ叩いて、
「あいたー、そうか!そうか!なるほど!」と言っているところを想像したまえ。
798 :
bloom:03/04/21 22:56
アクロイドだな・・・これ生まれてはじめて読んだミステリなんだよな
とんでもないのを最初に読んじまったよ
未だこれを超えるインパクトなし
800 :
名無しのオプ:03/04/22 19:56
アクロイドが初体験なんて羨ましい話だなあ。
俺なんて姑獲鳥だよ…。
いや姑獲鳥は姑獲鳥で面白びっくりしたんだけども。
801 :
名無しのオプ:03/04/24 22:46
激しくキシュツだけど、クリスティの『オリエント急行〜』『終わりなき夜に〜』と
黒後家の『会心の笑み』にやられたとオモタ。
ちょっと違う意味では、斎藤肇の『イノシシを買いにきた男』と、六トンのあの地図
にやられたよ……
僕としては「翼ある闇」を薦めてくれた
このスレを挙げたい
>>782 信者ってキモイねw
そんなに怒りに震えながらキーボード叩かなくてもww
805 :
名無しのオプ:03/04/26 16:32
十日も前のカキコにレスつけるヤツもキモイけどね(w
>804
>怒りに震えながら
なのはお前
そんなにwをくっつけて
「夏と冬の奏鳴曲」
く、くそ…!この作者地雷じゃねーか……!
淡々と進む薄っぺらいストーリー…
MMRもビックリな超常現象…
そして何より…
もっとも重要な2つの謎が解かれないまま終わり…
最後のセリフも伏線なし…
どういうことだ…!?
>>807 どこかのスレで、詳しく解説してるページが紹介されてたよ。
それを読むと納得できるんだけど……。
森博嗣もそうだけど、作中の謎が中途半端に放置されてるとすっきりしない……。
熟読したら気づくようになってても、自分は最後まで絶対にトリックを見破れない
タイプの人間なので、気づくわけがない。
勘違い。作者は関係ないです。
>>801 キシュツってなんだよ(w
ガイシュツだろ
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )】 ( )】 ( )】 【( ) 【( ) 【( )
/ /┘ . / /┘. / /┘ └\ \ └\ \ └\ \
ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
星降り山荘読了。
素直に「ほお」とは思ったんですが、
やっぱり新本格の、トリック一本で支えるような構造と
それに付随する(?)軽い文章が好きになれないなぁ。
ブクオフ100円だから十分元は取ってると思うが。
>>815 確かに再読しようという気に全くならないよね。
あのトリックが全ての作品かな。
あれで驚けなかったら全く時間と金の損。
817 :
名無しのオプ:03/05/04 01:55
「アクロイド殺し」
小4でこんなもの読んだから俺はひねくれちゃったんだ!
819 :
名無しのオプ:03/05/04 03:28
「過ぎゆく風はみどり色」
これ、タイトルに逆の意味でミスリードされた。けっこうヤラれた。
このタイトルは出色でしょう。
「殺戮」は、最後の方で正直わかってしまいました。
「占星術」も、最初の読者への挑戦のところで見当が付き、2度目の挑戦の
ページでは完璧に動機までわかってしまい、そのページの空白部に鉛筆で
犯人を書き込みました。当時のガールフレンドに勧めたら、その子もわか
っちゃったと言っていました。
「星降り」はなんかあるなんかあるはずと思っていたけど、その手かぁ〜!
という新鮮な驚きを得られてよかった。
追加。
「百舌の叫ぶ夜」逢坂剛
これはヤラれたなぁ〜。
「やられた」のを書くスレなんだから、
「やられなかった」のを自慢気に書き込まなくてもいいっすよ>819
>当時のガールフレンドに勧めたら、その子もわかっちゃったと言っていました
犯人の名前が鉛筆で書き込んであったからだろ
まさに黄金週間だな。
『慟哭』読んでます。
なんか十角館or星降りor殺戮系オチな匂いがプンプンしてて嫌なんですが、
ちゃんと「やって」くれるんでしょうか?
>824
なんて答えてほしいんだ? ネタバレを誘ってるのか?
読んでる途中で感想聞かないでさっさと読みなさい。
いや、慟哭はミステリと思って読んだら駄目 序盤からもろばれなんだよ! と本を叩きつける事になるから! 叙述の基本って感じで 初心者とかなら感動するんだろうけど
間違えて名前に824といれてしまった… >824としようとしたのに 携帯からだと勝手が違うな 逝ってくるよ…
>824
んじゃ具体的に
「○○が××するというオチだと思うがどうか」と書いてみれ。
メル欄で答えたりできるし。
多分当たってるが。
829 :
名無しのオブ:03/05/05 11:27
奇遇
黒猫館
時計館
コズミック
っていうか奇遇のメイントリックは一回思い付いた
別に馬鹿ミスじゃねえよ
830 :
名無しのオプ:03/05/05 14:15
浦賀の「彼女は存在しない」
結構やられたんだけど読んでる人いませんか?
あの、星降り荘のネタばれを見てしまったのですが、
今から読む価値ありますか?(買っちゃったんだけど…)
このスレの491を読んでしまいまして…
>>832 491はアホだから気にしないように。
「メール欄」って作中にはっきり書いてあるんだよ。
↑この「メール欄」はもはや見ても問題ないと思う。
そうですか?
じゃあ読んでみますね。
京極の魍魎の匣。
まさかメール欄が事実だったとは。
倉知淳の「過ぎ行く風はみどり色」読みますた。やられますた
でもそれ以上に、猫丸先輩の化石発掘隊の話が面白かった
「慟哭」読了
まぁ、あの登場人物であのパターンの話を書くと
彼が犯人になるしかないなという感じですね。
勿論、仮にトリックが先読みできたとしても、
人物描写などで感情移入できれば、
十分俺的名作になれると思うんですが、
残念ながら「慟哭」にそれは無かったですわ。
ただ、ちょっとフォローすると、
文章的には十角館より好きだし、
あのパターンの作品が初めての人なら、
十分「やられた」と思える作品だろうとは思います。
貫井徳郎「被害者は誰?」読みました。
「やられた」という作品はなかったけど、
1話目は初心者が読めばやられる可能性あると思う。
それより3話目の解決シーンにデジャヴを感じるんだけど、なんだったろう?
思い出せない。
839 :
名無しのオプ:03/05/10 17:37
このスレでおすすめの「十角館」読みますた。
意外性はありましたが、感動がなかったのは、伏線が弱いからです。
あれはそういう意味だったのか!という必然が薄くて、漏れ的にはだめでした。
「星降り」と「殺戮」も買ったのでこちらではガツンとやられたいです。
↑無理かもだ。
でも、十角館よりは来るかもだ。
このスレの前にもちょっと書いてあったけど
ロートレック荘の本当の謎は(メル欄)だよね。
十各館が初心者にお薦めって意見がわからん。
古典ミステリをある程度読んでないと、
設定の意味も仕掛けの巧みさもわからないだろ?
おれあまり古典読んでないから、
例のどんでん返しも「へぇ」程度だったな。
いや、冷静に考えると、読んでても同じ反応だったと思うが。
とくに(メル欄1)は原作者よりキャラクターの方が有名だしな。
そこら辺の人に聞いてみ?意外に原作者は知らないと思うよ。
下手したら(メル欄2)の方が有名だったりするからな。
>>844 意外にも何も普通に知らないと思う。
ちなみにオレは「メール欄」も知らなかった。
>>845 俺も殺されたやつはほとんど知らないな。
役割を振るのは一応選んであるんだね。
(メール欄1)は分かるけど(メール欄2)は知らん!
誰これ?
848 :
名無しのオプ:03/05/12 13:03
ミステリを読み始めたのが小学生の頃だったのだけど、
クリスティのオリエンタル急行はミステリビギナながらにも驚いた。
あとは、中学生の頃に読んだ京極夏彦のウブメです。
今、読んで見ても同じ衝撃は味わえないだろうけど…。
849 :
名無しのオプ:03/05/12 13:04
850 :
名無しのオプ:03/05/12 13:34
すんません。ハサミ男の出版社教えてもらえませんか?文庫化されてますか?
851 :
スナくじら:03/05/12 13:44
ジョーカーにはマジでて思った
852 :
名無しのオプ:03/05/12 14:49
弁護側の証人
評判はきいたことあって
とある古本屋の50円棚でなんとなく拾ってふと読んだら
・・・・・スゲー・・・
こういうのがミステリ読みの醍醐味だなって思った
弁護側の証人の(メール欄)って、
要は(メール欄)だったっていうこと?
はさみ男の文庫、普通に講談社から出てなかったっけ?
856 :
名無しのオプ:03/05/13 13:57
アクロイドはすごいけど、あらすじで犯人解っちゃった。
858 :
名無しのオプ:03/05/13 19:30
859 :
名無しのオプ:03/05/17 19:11
「殺戮」読了。なかなかフェアだね、これは。
感動とまではいかないが、気に入りますた。
次は「星降り」行きます。
ここ読んで、占星術殺人事件読んだ。
そして弟の部屋にあった漫画を読んでいた事に激しく後悔した。
皆様なら何の漫画か分かってくれますよね。
そう、金田一少年の事件簿。
これ読んでなければ、もっと驚いただろうになぁ… アーァ。
>>860 俺もミステリ童貞だったころに「金田一」読んで「このマンガ凄い!」って思ったけど、
後に「占星術」読んだら「あのマンガ最低!」ってオモタなぁ
「ハサミ男」ってさトリックも良かったんし・・・
なんだか主人公にも好感もてたんだよな
逆に真犯人の人間臭い動機に嫌悪感を感じちまったよ
こういう主人公もありなのかってことでも「やられた」
ミステリじゃねーけど半村良「亜空間要塞」。
最終章のどんでん返しにやられた。
『星降り〜』読了。
後半のゴテゴテ論理は考えながら楽しく読めた。
だけどあのラストは・・・ちょっと・・・。
(メール欄)のような作品が読みたくてこの本を選んだのに・・・。
まあ「やられた」とは思ったんだけどさ。
あとこの作者のライトノベル調の軽い文章・人物には最後まで抵抗感があったなあ。
どの場面でもパステルカラーの光景しか浮かんでこないよ。
>>862 ハサミ男の動機ってなんだったんだっけ?すっかり忘れた・・・
866 :
名無しのオプ:03/05/19 19:47
医師(臨時的探偵助手)
理学部3回生
助教授(父親)
第一発見者女(出版社アルバイト)
前妻の娘
猿
867 :
名無しのオプ:03/05/19 20:14
>>865 ハサミ男はホワイダニットの部分はかなりどーでもいいからなぁ。
一応、動機はメール欄だと思われ。
>>864 このスレお薦めの星降り今読了、おおむね864に同意
しかし、この作者、よくこんなくだらねぇこと考えつくねw
思わずずっこけて大笑いしちまったから、やられた、のかな
数日前にハサミ男読了
いろんなスレで寝たばれされてしまってるから
半ば自棄になって読んだんだけど
むしろ「そこだけ」知ってる方が楽しめた
少なくとも俺が知ってた寝たは本質ではなかったから
いくら2chでも本当にやばいことはたいてい書かないのかも
少しミス板の良心を信じる気になったのだが、甘いかな
871 :
名無しのオプ:03/05/20 20:03
「消失!」
私には気付くであろう事すら判りませんでした。
つーかずるい!!騙された!!
872 :
名無しのオプ:03/05/20 21:34
>>871 あれは作家自身が消失したことがミステリ
873 :
名無しのオプ:03/05/20 23:38
中西智明の写真てミステリオタクぽいて聞いたんだけど
どなたかUPして下さい!
「星振り」に続いて、評判の「ハサミ男」読みました。
俺も
>>870同様、ネタバレ気味のレスを読んでアレはわかっちゃってたんだけど
(たぶんネタバレなしでも読んでる途中でわかっちゃったな。俺もスレてきました・・・)
それでも十分楽しめました。
ハサミ男が犯人に向かって言ったセリフ、「たかがそんなことで〜」は強烈だった。
「星降り」読了。読みやすくて、さすがのキャラ立ちでした。
ラストがフェアかどうかは意見がわかれるでしょうね。
漏れ的にはOKです。おすすめです。
>>868 そうかなあ?元々ハサミ男の知能はそうとう高いはずでしょ?
俺は、ハサミ男には(メール欄1)に関するなんらかの幼少時のトラウマがあった上で
(メール欄2)であろうとしたために精神を患ったのだと解釈した。
だから自殺衝動と殺人衝動はコインの裏表であったと。
876の(メール欄1)を書いてなかった。
このスレの(メール欄)がそれね。
十角館オフしてみたひ・・・
ハサミ男が犯人に向かってって・・・
>879
ん?その程度もネタバレになるか?
読み進んでればすぐ「ハサミ男」≠犯人だと出てくるが
「読み進めば」な。
>866
猿だけわかんない?なに?
森の賢人
>881
>884 確かに背表紙に
「シリアルキラー「ハサミ男」が、自分の犯行を真似た第三の殺人の真犯人を捜す羽目に」
とありますな
886 :
名無しのオプ:03/05/25 23:48
ageとこう・・・
ここでは『殺戮』の評価が高いようですが、
自分は『探偵映画』のほうが好きかな。
「してやられた!」と、実に爽やかな気持ちで思えました。
そう意味で『殺戮』と『探偵映画』は対極の位置にあるかもしれませんね。
『消失!』はダメでした。初めて講談社を疑った一冊です。
金田一君のマンガ、やっぱり罪深いよなぁ。
百歩譲って盗用はいいからさ・・・
せめて目立つところに『○○著「○○殺人事件」より』とか、
はっきりとわかるように書いておくべきだよなぁ。
それでも罪深いと思うけど。
で、自分が一番驚いた作品はやっぱり『占星術』かなぁ。
『時計館』の一発芸トリックにも驚きました。
『十角館』の驚きは天下一品なんですけど、
あんまり推理小説の分野には入れたくないかも。視野が狭い自分です。
888 :
名無しのオプ:03/05/27 00:21
ageとこう
889 :
名無しのオプ:03/05/27 03:48
島荘のトリックでは「北の夕鶴」が一番凄かったと思うんだけど
吉敷シリーズってミタライシリーズと比べてあんまり
評価されないんだよなぁ。占星術はトリックはいいと思うけど
まだ文章とか構成が未熟な感じでそんな凄いと思わなかった。
「奇想天を動かす」もトリックとか関係無しに
作品全体のクオリティーの高さにびっくりした。
既出意見かも知れんが、金田一少年の漫画でパクらなければ、
そもそも「占星術」読まなかった人もいるわけで。
漫画>小説と流れた時に、ネタパクリのせいで損したというのは分かるが、
漫画が無ければ、そもそも小説に流れなかったかもしれないから、
「間口を広げた・誘い水になった」という部分は功として認めてもいいとおもう。
もちろん、罪は罪としていけないのは当然だが。
見方変えれば、コナン見て推理小説に手を出す奴がそれほどいると思うか?
個人的だが、俺はクリスティとかエラリィとか読んでから新本格とされる物に進んだ。
正直、振り返ってみて恵まれた読書暦だと思う。
いまどきの新本格以降の物は、刺激を求めすぎた結果、古典名作の味わいをつぶしている気がする、
それはある意味、金田一少年の犯した罪とかぶる部分があると思う。
金田一も占星術も、どっちも講談社だよね?
編集者間でモメなかったんだろうか…
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
893 :
名無しのオプ:03/05/29 06:27
age
894 :
名無しのオプ:03/05/29 22:46
>>889 あれ、「ふざけんなチョン氏ね」としか感想の持ちようがなかったけど
「チョンだからこんな粘着なんだろ?」とか
つまらん社会派を気取るとロクなことにならんなと思った
895 :
名無しのオプ:03/05/30 01:09
イエローモンキー
イエローキャブ
>>890 金田一に関して言いたいことは理解できるけど、やはり寛大すぎる見方のように思うね。
898 :
名無しのオプ:03/05/30 16:34
綾辻・有栖川「安楽椅子探偵の冒険1」にまじやられました。関西ローカルミステリ・ドラマだったけど。観るときは1から観てね。
899 :
名無しのオプ:03/05/30 18:49
小説ではないが、
いにしえのNHK少年ドラマシリーズの原点の一つ、
「五人と一匹」
ほら泣け!
900 :
名無しのオプ:03/05/30 19:01
901 :
名無しのオプ:03/05/30 19:13
902 :
名無しのオプ:03/06/01 21:18
我孫子の「8の殺人」読んでたら「三毛猫〜推理」の密室トリックは凄い
見たいなこといってたけどそんなにおもしろいの?
903 :
名無しのオプ:03/06/01 22:19
>>902 よくも悪くもシンプルだから、あまり期待しないほうがいいよ。
904 :
名無しのオプ:03/06/01 23:13
島田掃除を先取りしたようなトリックではあるがな。
905 :
名無しのオプ:03/06/01 23:44
漏れは厨房の頃読んだからすげえ驚いたけど。
906 :
名無しのオプ:03/06/02 00:12
そして猫がそれを見破ったことにもっと驚いた。
907 :
名無しのオプ:03/06/02 00:24
懐かしいな。片山とか石津ってまだ元気かなあ。
909 :
名無しのオプ:03/06/02 01:37
>>907 おおっ、そーいや三毛猫ホームズって新作出てないんだっけ?
ここまでスレ読んでて思った。
メール欄に答えかかれてると、
2chブラウザ使っちゃうと意味なし。・゚・(ノД`)・゚・。
面白い小説探しに来たけど答えがイパーイ・・・
ネタバレ対応のスキンを使え
912 :
名無しのオプ:03/06/03 00:47
連城の「桔梗の宿」
思いもつかなかった動機が明らかにされて
これにはマジでやられた。
913 :
名無しのオプ:03/06/03 03:06
秘密のラストはやられた。
秘密の内容が残酷すぎる。
914 :
名無しのオプ:03/06/03 11:20
占星術、斜め屋敷、魍魎
クラクラしたよ、酩酊感って言うのかな。
あんなんまた読みたいス。
>910
ブラウザの地の色とメル欄の色を同じにすればいいんだよ
わたしが発見した技だ
>>898 安楽椅子探偵シリーズはいいね。
3は微妙だけど1,2,4とどれもやられるし、オモシロイ。
ただし、解決編の作りには好みが分かれるところだとは思うけど。
こういってはなんだが、漏れの中では綾辻・有栖川のどの作品よりも
好きだったりする
917 :
名無しのオプ:03/06/03 16:00
森博嗣『そして2人だけになった』
始めに示された答えが良かっただけに、真相にはビックリ。
貫井徳郎『プリズム』
何とも言えない終わり方。やられた。
918 :
不倫の代償!!ウッチャン慰謝料5000万円?:03/06/03 21:57
919 :
名無しのオプ:03/06/03 22:12
ガイシュツだと思うけど
「鴉」
920 :
名無しのオプ:03/06/04 15:33
最近だと歌野晶午の「葉桜の季節に〜〜〜」だなあ。
今年のベストかも。
こいつはやられたぜ。
小野不由美「黒祠の島」読了。
いやぁ、やられた。
完全に論理的に犯人を特定する純本格推理なのに、
犯人がわかった時点で「やられた!」と思わせる。
しかも「やられた」ことにステキな理由がある。
そんな星降り山荘に期待されていたようなことを、
実はあっさりこの作品は成し遂げていた。
また、小説として人間が描けているかどうかは疑問だが、
近代国家建設の論理から外れた邪な因習の設定から、
「罪と罰」という社会科学の基礎理論的問題提起が
なされている点で物語に奥行きが感じられる。
物語のおもしろさを通じてそれを表現している点で、
この作品は見事な「小説」といいうるだろう。
「あえて人間を描かない」という言い訳は、
本作に限り成功していると思う。
922 :
名無しのオプ:03/06/05 04:08
>>921 ちんこ剥けかけのガキの屁理屈はどうでもいいから、
素直に書いてくれ。
もう、読みたくなりかけてるんだ。
>>922 剥けかけてるだけましじゃないか!俺なんて真性(ry
小野不由美「黒祠の島」読了。
いやぁ、やられた。
完全に論理的に犯人を特定する純本格推理なのに、
犯人がわかった時点で「やられた!」と思わせる。
しかも「やられた」ことにステキな理由がある。
そんな星降り山荘に期待されていたようなことを、
実はあっさりこの作品は成し遂げていた。
925 :
名無しのオプ:03/06/06 03:10
殺戮にいたる病
我孫子武丸
(かまいたちの夜の作者)
ラストがすごすぎる
>>925 ひと皮剥けたって卑猥な表現だったんだな
そういえば、この前、中学生くらいの女の子が使ってたが
928 :
名無しのオプ:03/06/08 04:26
ageよう
929 :
名無しのオプ:03/06/11 09:59
例えば作者名だけで先入観もって読んでしまう作家(折原一とか)
にものすごいストレートな記述のみのミステリを書かせたら
逆にトリックになるような気がする
930 :
名無しのオプ:03/06/11 10:44
やっぱ島荘の御手洗物 「眩暈」なんてほんとにめまいした
眩暈は5回読み返してもようわからんかった上に重くて
ポテトチップスの山の上にブチ落としてポテチ油染みで小汚くなったから
そのまま鍋敷きにしたよコンチクショー!
933 :
名無しのオプ:03/06/11 18:36
>>929 ポオ『モルグ街の殺人』がまさにそれだった罠
眩暈に興味をもったので
読もうかと思ったけど
ホモ物なんですか?
だったら途中で脱落する予感・・・。
>>934 別にー。とりあえず占星術だけは読んどけ。
あと綾辻の黒猫館は後回しにしとけ。
937 :
名無しのオブ:03/06/12 00:35
館シリーズだと迷路館が1番衝撃受けた
(黒猫は別の意味で・・・)
938 :
名無しのオプ:03/06/12 02:37
殺戮にいたる病は、人生で一番感動した。
安孫子武丸ワールドにはまって、何年もひたすら
新作待ったのに、題名忘れたけどどんどん
巨人になっていく話には驚いた!
ずっと大好きだったのにあまりの駄作に
幻滅した。
939 :
名無しのオプ:03/06/12 02:46
内田康夫は本当に計画も立てずに
話を書いてるのかな?だとしたらすごいよね。
全ての作品にやられたって感じ。
模倣犯は好きだったのに、映画に
やられた!くだらなすぎて原作が
かわいそうになったよ。みてるこっちの
頭が爆発した。あれをよく宮部みゆきは
許したね・・・。
941 :
名無しのオプ:03/06/12 07:14
悪意のあまりの悪意に感心した
とともに面白かった。一番最初の
描写があんなふうに効いてくるとは
思わなかった。
これまで40,50冊ぐらい読んできたけどやっぱり1番「殺戮」がインパクトありすぎ。
>942
う〜ん、その前か後かは知らんが
筒井康隆か星新一でトリックそっくりのSS読んだ気がするんだよね
誰かしらんかね?
そろそろ出尽くしたってカンジかな?
945 :
名無しのオプ:03/06/17 05:54
ageよ
ジェフりー・ディーバー
「コフィン・ダンサー」
東野圭吾
「ある閉ざされた雪の山荘で」
山口雅也「奇偶」
ドルリイ・レーン最後の事件
「眩暈」ってそんなにすごかったかな。物理トリックの雄である島荘
らしからぬ作品だと思ったけど。
↓次スレ立てんの?
初めてミステリと意識して読んだものがコズミックですた。
や ら れ た 。
このスレで好評っぽかった
殺戮にいたる病を買ってきた
まだ途中だけどサイコっぽくておもしろそう
次スレ立てるなら
このスレで好評だったBEST10くらいを
2-10に貼ってくれ
952 :
名無しのオプ:03/06/20 03:20
次スレじゃないけどこのスレのまとめとして・・・
『十角館の殺人』 綾辻行人
『星降り山荘の殺人』 倉知 淳
『しあわせの書』 泡坂妻夫
『占星術殺人事件』 島田荘司
『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司
『ハサミ男』 殊能将之
『鏡の中は日曜日』 殊能将之
『消失!』 中西智明
『殺戮にいたる病』 我孫子武丸
『仮面山荘殺人事件』 東野圭吾
『悪意』 東野圭吾
『ある閉ざされた雪の山荘で』
東野圭吾
他にもたくさん出てるけど、ほんと繰り返し挙げられてるのってこれくらい。
953 :
名無しのオプ:03/06/20 04:24
954 :
名無しのオプ:03/06/20 06:48
やっぱり東野圭吾の『仮面山荘殺人事件』でしょ。
これにはかなりやられた。
まだ読んでない人は読んでみてください。
途中で結末を推理できた人は真の名探偵だと思います。
とにかくスゴイ作品!!
955 :
名無しのオプ:03/06/20 08:27
叙述ものランキング!とかこれぞ4大叙述!みたいなのつくったら
それこそ寝たバレだな・・・
956 :
名無しのオプ:03/06/20 08:40
957 :
名無しのオプ:03/06/20 12:11
>>952 クリスティとかクイーンとかのが入ってないのはあまりに定番だから?
ミステリ初心者さんに真相知らないうちに読んでほしい。。。
958 :
無名式部さん:03/06/20 12:15
東野圭吾の「宿命」最後まで飽きさせずしかも驚愕のラストが
待っています。
あと乃南アサの「紫蘭の花嫁」かなりお勧め!!
こうした物に叙述系が多く入ってくるのは、やっぱり、いかんともしが
たいかもね。
叙述系って、読者の揺さぶり方がかなりダイレクトですからねー^^;
ミステリを舞台劇に例えると、普通の本格は、あくまで舞台上でのお話。
読者は最後まで観客として傍観者なのですが、叙述系というのは、自分
以外の観客が全員サクラだったみたいなもので、気づいたときのビック
リ度が半端ではない。
で、ミステリという小説形態を舞台劇に例えると、叙述系はメタ系とか
なり重なるのではないかと考えることができます。
自覚的にそうした実験を多くやってる人が(メール欄)。やっぱ演劇畑
とつながりのある人の書くものは違いますねー^^
960 :
名無しのオプ:03/06/20 16:02
>>952は日本人作家編ていうことで。
だれか海外編をお願い。
961 :
名無しのオプ:03/06/20 23:24
【8票】
エラリイ・クイーン『エジプト十字架の謎』
【7票】
アガサ・クリスティ『アクロイド殺し』
【6票】
アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
【4票】
アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』
プロンジーニ&マルツバーグ『裁くのは誰か?』
【3票】
エラリイ・クイーン『Yの悲劇』『Xの悲劇』
ウィリアム・アイリッシュ『幻の女』
ディクスン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』
【2票】
アガサ・クリスティ『ABC殺人事件』『ゼロ時間へ』『終わりなき夜に生まれつく』
ビル・S・バリンジャー『歯と爪』
アイラ・レヴィン『死の接吻』
ドロシー・L・セイヤーズ『ナイン・テイラーズ』
ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』
ウィリアム・L・デアンドリア『ホッグ連続殺人』
スコット・トゥロー『推定無罪』
アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』
フランシス・アイルズ『殺意』
集計しておいて何だが、この結果は、読書リストとしてはそれほど参考にならないように思う。
標本が圧倒的に少ないので
・子供のときに驚いた有名古典に偏っている
(実際条件付で「やられた」発言多し)
・非常にレベルの高い作品でも、一つしか名前が挙がってなかったりする
(全て挙げると70近くなるので割愛した)
以上のような結果に落ち着いている。
したがって、
「海外作品は名前があんまり挙がらないので、たいした作品がないのだろう」
「ひとつしか名前が挙がっていない作品は、質もそれなりに違いない」
という結論は早計である。
そういうわけで、不当に見逃されてると思う名作を、ちょっとだけカバーしたい。
アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』(創元SF文庫)
真相を知ったとき、目から鱗が落ちた。
すべての鍵は、これだけあからさまに、目の前にさらけ出されてるというのに・・・
アガサ・クリスティ『邪悪の家(エンド・ハウスの怪事件)』『鏡は横にひび割れて』(ハヤカワ文庫)
クリスティの本領は、このような佳品にこそ発揮される。
超有名作だけで終わるのは惜しい。
リチャード・ニーリイ『心ひき裂かれて』(角川文庫)
作者が最後に仕掛けた罠をはたして看破できるか?
ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』(創元SF文庫)
月面で見つかった5万年前の人間の死体。その正体は?
真相は「時間移動ではない」。
ジョン・スラデック『見えないグリーン』(ハヤカワ文庫)
あまりにも有名な第1の密室トリックだが・・・。
解説にネタばれがあるので注意して!
クリスチアナ・ブランド『ジェゼベルの死』(ハヤカワ文庫)
本格パズラーの重鎮ブランド。
女流作家KのKという作品(メール欄)を読んでいなければ、驚愕してのけぞることうけあい。
犯人と思われる奴の視点で描かれると
まず間違いなく叙述だよね
あれ、なんとかならんのか?
マリオネットの罠を読みました。びっくりだよ。はなから赤川は馬鹿にしてたが、
結構これは評判がいいみたいだから読んでみたら・・・・・。
うーん、もったいないなあ〜。赤川さんにはこういった雰囲気の本また出してく
れないかな〜。
>>963 乙〜。
ジョン・スラデックの「見えないグリーン」は
とても面白い!
この人全然知名度ないのであまり読まれてないと思うが、ぜひ読んでほしい。
出し惜しみせずいろいろと趣向がこらしてあっていいよ。
>解説にネタばれ
には十分に注意。
967 :
名無しのオプ:03/06/21 08:29
もう横溝の金田一シリーズは、金田一が犯人でなければおれは驚かない。
>963
SFにも「やられた」本あるんですね
こんど「星を継ぐもの」読んでみます
969 :
名無しのオプ:03/06/21 17:29
幻の女
誰かメール欄でネタばらししてください。
お願いです。
971 :
名無しのオプ:03/06/22 02:31
やられたという意味ではSFには
やられっぱなしだよ。星新一とか、
だからここは、ミステリーに限定
しているのだろう。
もつれたという意味ではSFには
もつれっぱなしだよ。井上夢人とか、
だからここは、ミステリーに限定
しているのだろう。
973 :
名無しのオプ:03/06/22 03:42
ガイシュツかと思いきや、ざっと見た感じでてないのが意外。
オコンネルの「クリスマスに少女は環る」
謎解きの妙味はないけど、この読後感初体験なり。
「虚無への供物」は3回は読んでるけど、いまだに犯人覚えられず。
アフォなのかしら、私…
ちなみに やられたっ!の初体験は小6の頃の
「そして誰もいなくなった」でした。
>>968 『鋼鉄都市』と『星を継ぐもの』はSFミステリの傑作としてよく挙げられます。
テイストは全然違うのだけれど、
『鋼鉄』=「SFのテイストを大胆に導入したミステリ」
『星継』=「ミステリのテイストを大胆に導入したSF」
というかんじ。
>>973 俺も「クリスマスに少女は還る」はやられた。
今までにない衝撃&感動だった。
確かアシモフの鋼鉄都市って3部作のひとつだったと思うんだけど、
他の2作も面白い?
この機会にまとめて読んでみようかな。
>>976 「ロボット三原則」を頭にたたき込んでおかないと、
不可能状況のどこが不可能か分からなくなるので注意。
978 :
名無しのオプ:03/06/22 21:37
ロボット三原則って単に電気製品の安全である。
正確に動く、壊れにくいの事だって聞いた事が
ある。ってここはミステリーだったけな。
やられたっ!の初体験は何も知らずに読んだ
「私が彼を殺した」でした。
あれだけダラダラ読ませて解答ねぇのかよ!
983 :
名無しのオプ:03/06/24 04:03
「密閉教室」のノーカット版
昔ノーカット版じゃないほう読んでるはずなのに
主人公が殺されたところで素でびっくりした
985 :
名無しのオプ:03/06/25 08:17
次スレまだ?
987 :
名無しのオプ:03/06/25 18:50
うめあげ
988 :
キューエロ:03/06/25 19:24
みんな赤川次郎の「三毛猫ホームズの推理」って読んだのかな?
「やられた」と思うかどうかは別として、あのトリックは一見の
価値あり。これは密室殺人のトリックなんだけど、そもそも密室殺人
のトリックなんてものは手法が限られていて、今ではほとんどが焼き
直しか、ほぼパクリの状態らしい(密室講義って誰かかいてたよね。
カーだったか、ヴァン・ダインだったか)。おかげでここ何十年か
目新しい密室トリックなんて登場してこなかったみたいでね。赤川次郎
の三毛推理はしかし、その何十年間かの沈黙を破る新たな密室トリック
が使われてるんだよね。まあ、暇な人は読んでみ
三毛猫推理自体がかなり昔の作品だし・・・(いや好きだけど)