地味に(・∀・)イイ!アルバム・・・パート2

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1名盤さん
前スレがdat落ちしちゃったので立てておこう。
こういう良心的なスレも必要だ。
「(・∀・)イイ!ものをおしえて」さん、是非おいで下さいませ。
以上、俺のお薦めでした。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/musice/1003135599/が前スレね
2ウンコマン:01/12/03 20:41 ID:PJbGtsDc
2
3(-_-):01/12/03 20:47 ID:PQfxY6n6
J.J.CALE / SHADES
USシンガーソングライターで地味なんだけど
けっこう曲にグルーヴがある。
このアルバムはジタンのパクりジャケもオシャレ。
(CD MERCURY 800 105-2)
4名盤さん:01/12/03 20:53 ID:A/2kO1Nx
Fluid Ouncesって良くない?
何故かエイベックスから出てるけど。
5名盤さん:01/12/03 20:57 ID:5Ibqau8G
ピーター・セテラのWorld Falling Down

ヒット曲全くなしだけど、なんかアルバム全体に連なるひんやり感が心地よいよ。
6名盤さん:01/12/03 22:40 ID:jTaUOx+i
1さん、乙カレー。
しかし、1日半ほど書込みがなかっただけでdat落ちとは洋楽版恐るべし。

さて、ピーガブ時代のジェネシスは「眩惑のブロードウェイ」が最高傑作というのが定説ですが、
確かに名曲も多いものの、単なるストーリー説明みたいな歌も多く、個人的にはあんまり。
むしろ最高傑作は「ナーサリー・クライム」(怪奇骨董音楽箱)でしょう。
シュールでグロテスクかつ美しい歌詞と緻密に構成された楽曲。
長い曲も短い曲も出来が良く、メンバーもそれぞれいいところを見せています。
プログレが産み出した最高の作品と言っても差し支えないと思います。
7名盤さん:01/12/03 23:18 ID:PMP+qafW
LINKINPARKのHYBRID THEORY
(・∀・)イイ!!
8YM☆CA:01/12/03 23:20 ID:TRldMzMk
She Haunts My Dreams / Spain
9名盤さん:01/12/04 00:05 ID:o/hEpcHW
俺のお薦め。
新スレ立てたけど、まだ元スレの(・∀・)イイ!! さんが来ないですな。
まあいずれ気づいてくれることを期待して本日のお薦め盤を。
さて、シカゴの7が気に入ってくれたようで何よりです。6〜8てのも俺が初期にお薦めしたんですね。
あの頃は俺のお薦めなんて書いてなかったので。
で、今日は忘れ去られてしまった感のあるトラヴェリング・ウィルベリーズを是非お召し上がり下さい。
ジョージが逝った今こそ聴くべきです、今日は「Vol’1」をプッシュ。
発売当時は大変な話題になりましたが、今や中古盤屋でしか見ないアルバムになってしまいましたね。
ジョージ、トム・ペティ、ボブ・ディラン、ジェフ・リン、ロイ・オービソンのベテランの見事な合体。
つーかジョージとロイがこの世にいないってのも寂しいもんです。
音楽性は実に各人の個性が色濃く反映された楽しいロック。
コーラスが実にイイ!また、リードシンガーとしても個性溢れる連中なので、みんなで歌う曲がイイ!
「ハンドル・ウィズ・ケア」「エンド・オブ・ザ・ライン」なんかはうきうきする名曲。
あと、ドラムがジム・ケルトナーってのが個人的には好きですわい。
ブートではロイ逝去後のデル・シャノンが入った音源があるらしいのですが、残念ながら俺は聴いたことがありません。
知ってる方情報プリーズ。
ではではまた次回です。
10名盤さん:01/12/04 00:54 ID:M06Q6O1Z
エリック・カルメンの1st。カコイイ
11(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/04 03:06 ID:JEIWmhEh
元スレの1です。昨日今日と仕事で緊急事態が起こってしまい、カキコ出来なかったら
落ちてた。。ごめんなさい。
新スレを立ててくださった俺のお薦めさん、本当にありがとうございます。
この新スレでも皆さんにレスしてもいいのでしょうか?前スレを今みると結構失礼なレスしてる部分があるな、俺。。。
取り合えず今回はお薦めの感想のみで。

皆さんのお薦めの感想:ディランでジョン・ウェズリー・ハーディング。
frankyleeさんのHNはこのアルバムから取られたのでしたか。「見張り塔からずっと」は
こんなにも渋い歌だったのですね。確かに地味だけど、「滋味」ともいうべき味わい深い
作品でした。ディランのお薦めは常時募集中です!
12名盤さん:01/12/04 12:47 ID:3mQionPj
>11
おお、帰ってこられましたね。
第2弾でもレス継続お願いします。
13名盤さん:01/12/04 13:16 ID:m26g7Ikz
とむヴァーレインさんのドリームタイムage
14名盤さん:01/12/05 02:41 ID:ObjkCkj+
俺のお薦め。
(・∀・)イイ!ものをおしえてさん、遠慮せず色々感想や御意見をプリーズ。
みんな自分のお薦め盤がどんな感想されるかが楽しみでレスしてるんだと思いますよ。
さて、今日はJ・ガイルズ・バンドいってみましょう。つーか実家帰省編パート2です(つまりは学生時代集めたアルバムってことで)
何と行ってもアトランティック時代がノリがいいんですが、商業的評価はEMI時代ですね。
以前ライブ盤をお薦めに書いたような気がするんですが、やっぱスタジオ盤をお薦めしないとね。
そんな俺はEMI移籍後出た「サンクチュアリ」を今日はプッシュ。
このバンドの音ってのはガッツ溢れるロックンロールの一言ですかねえ。
ファンキーなリズム隊、カッティングがきまるリズムギター、カッコイイブロウのハーモニカ、何かチープなキーボード、豪快一直線のボーカル。
売れた時代もそうでもない時代も基本は何も変わりません。音づくりがちょっとこぎれいになっただけですよ。
「サンクチュアリ」もゴリゴリのロックンブルース時代のアトランティック時代とそんな大差は無く、相変わらず豪快。
ちょっと勢いが和らいだ感もしますが、ピーターの歌声はとばしまくり。
ゴリゴリのロックからほのぼのした曲までバラエティに富んでます。聴いてて飽きません。
アトランティック時代のスタジオ盤なら反則技ですがライノから出てるヒストリー物を聴いてはいかがでしょうか?
ピーター・ウルフのソロも結構イイもんでしてね、その辺を次回はお薦めしようかな。
ではではまた次回。
15(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/05 02:51 ID:bGzhw5Lv
>>12 お言葉に甘えさせてもらいます。それでは、、、

>>3 J.J.Caleも未聴なんです。スピリチュアライズドがアルバムでカバーしてたから興味はありましたが、
聴くきっかけがなくて。。。教えて頂いてありがたいです。
>>4 ピアノが特徴的なバンドですね。最近珍しい。試聴しただけなんであまり深く語れなくてすみません。
確かにエイベックスの雰囲気にはそぐわない気が。。。
>>5 ソロになってからは聴いた事ないんですが、私好みの声質です。
>>6 ジェネシスは英国情緒というか、マザーグース的な寓話の世界の感じがしますが、
とくにナーサリー〜とかフォックストロットはそれが強くて良いです。
>>7 彼らはリンプやコーンの人気を追い落とす勢いですね。
16(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/05 02:57 ID:bGzhw5Lv
つづき
>>8 元レンタルズの人がいるバンドですよね。アルバムをきっちり聴いた訳ではないですが、試聴\
した限りでは良い感じ。アルバム探してみます。
>>9 前薦めてくださったのもあなただったのですか。いや、シカゴはカッコ良かったです。
今まで知らなかったのがもったいなかった! 何度か手にいれる機会はあったのに、敬遠してたのが
もったいなかった。。。
ウィルベリーズはジョージの人徳で集まったようなバンドだったんですね。
以前も薦めてくれた人がいて探したら廃盤だった(TдT)。なんとか手にいれたいものです。
>>10 エリック・カルメンはラズベリーズのお薦めも是非教えてください!
>>13 ヴァーレインはソロはフラッシュ〜を薦めてくれた方もいました。テレヴィジョン解散後は
パッとしませんが、地味にいいですね。ドリームタイムも探してみます。
17(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/05 03:10 ID:bGzhw5Lv
まだつづき
>>14 J.ガイルズは前スレでレスを間違えてしまいましたね。ごめんなさい。
ピーターの声も私好みの良い声をしてます。ライブ盤が見つからなかったので、
まだ試聴しかしてないんですが、いいですね。彼らのようなアメリカンバンドは、雑誌とかでは
なかなか再評価されないから、こういう掲示板とかでの評判を頼りに聴いていくことが多いです。

皆さんのお薦めの感想:ヨ・ラ・テンゴでAnd then nothing itself〜
前スレでこれも複数の人に薦めてもらいました。
一曲を除いて静謐な曲ばかりでしたが、リズムにヴァリエーションがあって何時の間にか時間が
経ってました。最終曲は催眠術にかけられてるような感じになりましたが。
音は静かですが、印象に強く残るふしぎなアルバムでした。
18でんぷん:01/12/05 17:01 ID:tSadAI32
知ってる人は知っているブリティッシュ・フォークの重鎮
ロイ・ハーパーを出しときます。
ジミー・ペイジとのデュオ・アルバムとか、「HQ」辺りが
メンツが豪華なんで有名ですが、はっきり言って、この人
が歌っている限り、駄作はないというか全部同じというか(^^;。
今年の「グリーン・マン」はアコギ弾き語りアルバムで渋
くていいです。
ちなみに新作が出たようですが、これはバンド・サウンド
のようです。クレジットにゲストで以下のような名前があります。

Alvin Lee,Tony Levin,Linda McCartney,Paul McCartney
Jimmy Page,Chris Spedding,Kate Bush,David Gilmour
19(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/05 19:25 ID:bGzhw5Lv
>>18 むーん。知らない私は一体。。。(;´д`)
ブリティッシュ・トラッド、フォークはあまり詳しくなくて前スレで教えてもらったトンプソン夫妻を
今物色してる所です。ですが、この新作凄まじい面子ですね。>ロイ・ハーパー
トニー・レヴィンやスペディングは特に好きなベース&ギタリストなので興味津津です。
ケイト・ブッシュは自分のアルバムはどうなってんでしょうかね?

新スレなんで私も久しぶりに:マックスウェルでエンブリア。1stは生音指向でしたが、こっちは
プログラミングもばりばり使ってます。でも上音に気をつかっていて、音が素晴らしくよいです。
いわゆるロックの音響派も顔負けの凝りようだと個人的には思っているんですが。。。
彼とディアンジェロは最近のR&Bアーティストのなかでも特に気に入ってます。
20名盤さん:01/12/05 19:55 ID:ZoPXEkoO
でんぷん氏のブリティッシュ・トラッドに対抗するのでもないんですが。
エリック・ダーリンの「トゥルー・レリジョン」。
1曲目のタイトル曲、イントロのスライドギターからシビレさせてくれます。
ところで。
4曲目「バージン・メアリー」って、昔、なんかのCMでつかわれてなかったかな?
知ってる人いたらおしえて。
21ななし:01/12/06 00:41 ID:01adIZe8
良かった復活したのですね。
久しぶりなので緊張しますが、
AMBITIOUS LOVERS「GREED」はどうでしょう。
最高傑作なのかどうかよくわかりませんが。
arto lindsayのノイジーなギターが炸裂するファンクや
今のartoにつながるブラジル風味の曲があったりと
一時期大変愛聴したアルバムです。
22名盤さん:01/12/06 00:54 ID:kfS4vPzs
23名盤さん:01/12/06 02:46 ID:n297fIqc
俺のお薦め。
シカゴは「11」までで打ち止めしておいてください。テリー・キャスが生きていた時代のアルバムはここまでですので。
あと、「4」と「9」はいりません。ライブとベスト盤のため。
では今日は実家帰省シリーズパート3、キンクスでもいってみるか。
元スレの最初の方で語られているので歴史については省略。
で、個人的にはアリスタ時代が大好きなんですよね。ポップ且つハードでロケンロ〜ル!
「ロウ・バジェット」を今日は諸手をあげて万歳三唱。
一曲目からラストまで捨て曲無しのアルバムですが、評論家筋には不評ですねえ、何故かしら。
やっぱ商業的に成功したのと、皮肉度が減ったのが原因か?
けど、音の方は全開バリバリ。デイヴのギターのノリの良さはこれがキンクス史上サイコーかな。
レイのお得意なおセンチソングもほっとします。小曲にイイものが多いアルバムですね。
アリスタ時代はキンクス史の中では軽視されてますが、どれもイイと思いますよ。
これが良かったらアリスタ時代は全部揃えて下さい。俺はデビューから最新(つーてもトゥ・ザ・ボーンなんて何年前だか・・・)まで揃っておりますぞ。
ニューアルバム一体いつになったら出るのかな?
ではではまた次回です。
ところで一体どの国からレスしてるんですか?来週俺アメリカに買い付けいくかもしれませんけど。
24(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/06 19:09 ID:n033LhmC
>>20 このアーティストも未聴でしたが、検索をすると丁寧なHPをみつけました。
伝説的な人物のようですね。ここで紹介してもらわなかったら知る事もなかったかも
しれません。多謝!
>>21 アート・リンゼイは坂本龍一との競演でしか知らない。。。
坂本厨だったもので。。。でも彼のギターの音は独特ですね。お薦めを試聴してみます。
>>23 アリスタ期は殆んど知らないんですよ。ロウ・バジェットはこの前見掛けたので
是非手にいれてみます。キンクスは以外とアメリカでも人気があるのが不思議。。。
私はハワイの片田舎に住んでいるので、CDを手に入れるのも一苦労。一昔前は
日本に出張した時や、ネットで細々と手に入れてました(;´д`)
最近ボーダーズが出来たので割とそこでみなさんのお薦めを手に入れています。

皆さんのお薦めの感想:ザ・バンドでロック・オブ・エイジズ。バンドは2ndしか聴いてませんでしたが、
このライヴ盤はいいですね。私はリマスター盤を買ったのですが、なんか
曲目が増えてるなあとおもったら、ディランとの競演つきかよ!
非常に得をした気分です。演奏自体も脂が乗っててお腹一杯の至福の2時間を過ごせました。
25名盤さん:01/12/07 00:57 ID:rWtVKap/
キンクスはTo The Boneが良かったなー、意外と。
期待しないで買ったけど結構ハマった
26名盤さん:01/12/07 01:26 ID:8wS1vd1H
今日はジミージャム&テリールイスのプロデュース作から地味目なものを
SOSバンド「サンズ・オブ・タイム」
アレクサンダー・オニール「オール・トゥルー・マン」
SOLO「SOLO」
それぞれ初期、中期、最近(でもないか)から選んでみました
ザ・タイム「パンデモニアム」も捨てがたいが、ジャム&ルイス単独プロデュース
じゃ無かったような気がするので。
どれも黒人音楽の伝統を感じさせる好作品だと思います。
27名盤さん:01/12/07 02:30 ID:fC70o9zS
俺のお薦め。
ハワイですと?俺の友人でハワイ人でまるでカメハメハみてえのがいますよ。
一応某有名バンドのメンバーだったらしいっす。俺が今までお薦めしたあるバンドのドラマーだと。
さて、本題。実家帰省シリーズパート4、ニール・ヤングいきましょう。
大物中の大物ですが、この人ほど傑作と駄作が入り乱れる人もいないでしょう。
傑作も駄作も全て聴いてこそのニール大王かと思いますが、地味で目立たない「リアクター」81年を今日はまな板にあげましょう。
クレイジー・ホースとの共演盤で、音は想像通りがさつで蓄膿症気味ヴォイスのニール大王が吠える内容。
曲が以外とイイんですね、出だしの「オペラ・スター」とかで気分がノリます。
B面は好きですねえ。ポッポ〜と汽車の汽笛の音からガタコンガタコンと走る様子が曲になる「サザン・パシフィック」。
車好きな彼らしくダットサンなんて歌詞に出てくる「モーター・シティ」とかが特にイイなあ。
ところでこのアルバムはCDになってたっけ?なってないような気がするんですけど・・・。
個人的にはアコースティックなニールよりもエレクトリック炸裂なニールが好きなんですけど(・∀・)イイ!さんはどちらですか?
この人はアルバムがとにかく多いので、さらにお薦めしようかな。
あ、でも「ニールより他にももっと色々レスしてくれ」ってなら他のお薦め書きますがね。
ではでは又次回です。
28(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/07 05:13 ID:4bSI6Yy4
>>25 そうなんですか、ボリュームに圧されて敬遠してましたがなんとか手に入れたいなあ。
>>26 パンデモニアムはけっこうプリンスの手もはいってますね。ジャーク・アウトは
割とヒットしましたのを覚えてます。
お薦めのなかではSOLOは聴いた事がないです。最近のR&Bには詳しくないので、ぜひ試聴してみます。
>>27 HDCDで大分再発されてますが、そのアルバムはまだ未CD化のままですね。
中古LP探してみるかなあ。彼のお気に入りは気分によって変わりますが、エレキ曲で
長尺の曲に好きなのが多いです。最近だとスリープ〜に入っていたチェンジ・ユア・マインドが
特に好きです。
ニールのアルバムは全部持っている訳ではないので、是非御薦めを教えてください。
もし自分がもっているものでも、ほかの人がそのアルバムをどう思っているのかは
興味もありますし。
ところでお知り合いのドラマーとは。。。?

皆さんのお薦めの感想:コステロでブルータル・ユース。スパイク以降はなんとなく聴いてなかったんで
すが、お薦めにより購入。おおっ!一曲目から弾けてますね。しっとりした曲もいい。
個人的に6曲目のサビが歌詞と相まって切ない気持になりました。最近のも良いのですね。
スパイク以降も集めてみたくなりました。
29名盤さん:01/12/07 06:01 ID:+hgqZ/UZ
Matthew Sweet ”100% fun”
30(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/07 19:39 ID:4bSI6Yy4
>>29 このアルバムも人気ありますね。以前にも薦めてもらいました。
まだ試聴で曲の触りしか聴いてないのですが、なんとか手に入れたいな。

ageついでに、自分も一つ:Auteursでナウ・アイム・ア・カウボーイ。
ブリットポップの頃に出てきたバンドで、個人的に現在も聴ける数少ないバンドの一つです。
目新しい所のあるバンドではありませんが端正な曲とひねくれた歌詞が良いです。
彼らの傑作はアルビニプロデュースの3rdでしょうか。
31名盤さん:01/12/08 01:14 ID:O2+R7iJH
最近ミックの新作が出ましたが受けがいまいちのようです。
相棒キースのソロ2作目「メイン・オフェンダー」を勧めます。
ストーンズ独特のユルい音かと思ってたら、この盤では結構ソリッド
な演奏をやってます。歌も上手くなっててちょっとびっくり。
1作目ほど評価高くない(というか駄作扱い?)けど
僕は凄く好みの音でした。本家ストーンズも無論好きだけど。
32名盤さん:01/12/08 02:02 ID:C8tzpEyB
bisのSocialDancing
既出かも…
33名盤さん:01/12/08 02:47 ID:7hd5EyBi
俺のお薦め。
友人のドラマーの現在のバンドメンバーだけ教えます。アルバムは出てないもんでしてねえ・・・
ギター・元EW&Fのジョニー・グレアム、ベース・元ウォーのルーサー・ラブ。
んでドラマーがご本人です。トリオながら強烈にファンキー且つブルージーな音を出します。
さて本題。昨日に引き続きニール御大ご紹介。
今日は86年に出た「ランディング・オン・ウォーター」ですかね。うひゃ〜こりゃ地味且つ駄作って言われるかな。
俺は結構お気に入りのアルバムなんですけど、ロック名盤本とかだとけちょんけちょんにけなされてますね。
メンバーは御大とダニー・コーチマーとスティーブ・ジョーダン。
このメンツから想像つく通りソリッドな音づくりが特徴的。ベースがいない分シンセに頼る部分が多いですね。
でもドラムがスティーブだけあってリズムはかなりしっかりしてます。
曲も何気にイイ曲多いですね、ポップさと実験精神(ニール自身がそう思ったか否かは別として)入り乱れます。
3人で作った音だけにスカスカなんですが、当然エレキも唸っております。ここが個人的に高ポイント。
ところで長尺曲がお好きなんですか?
俺の長尺曲お気に入りは「デンジャー・バード」「ダウン・バイ・ザ・リヴァー」「オーヴァー&オーヴァー」あたりですね。
エレクトリック・ニールなら「傷だらけの栄光(ラギッド・グローリー)」90年が一番イイアルバムですよ。
ではではまた次回。
34名盤さん:01/12/08 03:19 ID:2aF5h0ym
一時期あちこちの洋楽板でも書かれていたけど、Plushの「More You Becomes You」
っていうアルバムがよかった。
なんつんだろ、声と曲調がレディオヘッドみたいで、全曲ピアノの弾き語りです。
染みます。冬にちょうどいいかも。
35(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/08 06:50 ID:oECmEpdd
>>31 ミックソロはどれも未聴なんですが、確かに新作は売れてないようですね。
試聴した感じはそんなに悪くなかったし、聴き込めばいい所もありそうなのに。。。
>>32 いえ、既出ではないですよ。グランドロイヤルもつぶれたみたいだし、彼らも
いまどうなってるんでしょうね。昔1stを試聴しただけなんですが、2ndも試聴してみます。
>>33 音楽関係のお仕事をなさってらっしゃる?まあ詮索するのは野暮ですね。
御友達のバンドはなかなか面白そうなバンドだ!そのうち聴ける機会がありますか?
ニールのお薦めですが、丁度今回お薦めしてくれた2枚が抜けてる(wので是非購入してみます。
傷だらけの〜はウェルドで一部曲も聴いた事あるし、良さそうですね。
80年代はどれもいまいち手がでなかったんですが、まずはランディング〜からいってみます。
>デンジャー・バード&ダウン・バイ・ザ・リヴァー これは無茶苦茶大好きです。歌詞も含めて。


皆さんのお薦めの感想:ジョーのガレージbyザッパです。とことん阿呆な歌詞の曲もありましたが
アルバムが進むに従ってシリアス度が増してきて、最後は結構グッときました。
後半のギターソロ群は素晴らしいの一言に尽きます。
雑誌とかでの評価では変態とかいろいろいわれますが、個人的な感想としては
彼のギターの音はそうした印象と違って、高貴な響きがするというか、変態とは対極に
あると思うんですが、どうでしょうか?
36(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/08 07:25 ID:oECmEpdd
>>34 ほう。こちらは一年中夏〜春なもので季節感がなくなってるから、それを取り戻すためにも
是非聴いてみますよ。ちょっと調べてみたんだけどアルビニプロデュースですね。おもしろそう。
37名盤さん:01/12/08 09:31 ID:S3LfO3oz
Cotton Matharの「Kontiki」
個人的に90年代パワーポップ(一応このジャンルに入れときます)で一番聴いた。
日本では相当地味な存在でしょう。
パワーポップ界のディラン!?(ウソ)
なんでもライナー読んだらソングライターのロバート・ハリソンは神学を専攻
していたのことです。歌詞の意味は私はさっぱりですがなんか面白いです。
影響を受けたのはキンクス・クラッシュ・フレッド フリスなど等。
エッジの効いた演奏とプロデューサーにあのブラッド・ジョーンズを迎えての
音遊びとちょこっとサイケな感じは数あるパワーポップバンドの中でも
奇異な存在ではないでしょうか。どうでしょう。
38(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/08 15:25 ID:oECmEpdd
>>37 1stを持ってるんですが、それ以降音沙汰がなかったのでフォローしてませんでした。
なんと新作を出していたのですね。知らなかった。1stはサイケな感じはあまりしませんでしたが
曲の方はスクイーズみたいなカッチリしたポップソングが小気味よかったです。ペイデイとか。

ageついでに:トム・ウェイツでソードフィッシュトロンボーン。三部作だとレインドッグが一番よく語られるし、
最高傑作もレインドッグだとおもいますが、個人的にはソード〜のほうが好きです。
収録時間40分程度でよくまとまってるし。〜ネイバーフッドが特に好きです。
39でんぷん:01/12/08 23:22 ID:QBUVxAWL
13枚しかないグレイトフル・デッドのスタジオ盤について、しばらく
語ろうと思います(^^;)。まずはサイケでさえない1stですね。
CCRにも似てカントリーとブルースをさりげなく取り入れた西海岸らしい
爽やかなロックをやってます(^^;)。カヴァーが多いんですがいい曲ばか
りで、初期の彼らを代表する楽曲も多数収録。全盛期の「LIVE DEAD」の
ようなライブ盤から比べると違和感がありますが、彼らのルーツを考える
上では外せないし、単純に聞いてて気持ちいいアルバムです。
40名盤さん:01/12/09 01:47 ID:AbTQk3JL
俺のお薦め。
音楽関係の仕事じゃなく、酒関係の仕事なんですね。昔は音楽関係の仕事でしたけど。
さて、どうやら「傷だらけの栄光」持ってないようなのでこれをお膳立てしておきましょう。
90年にニール&暴れ馬軍団が発表した名盤がこれですね。
当時俺は聴き狂った記憶があります。いわゆるエレクトリック・ニールの最高傑作と言っても過言ではありますまい。
「Feedback Is Back!」とアメリカでは大変話題になりました。
お得意の長尺曲から、ちとホッとする小曲まで全編ギンギンのエレキなヤング御大。
馬軍団ものたうち回ってます。
いつも通り御大とのコンビネーション抜群のパンチョのギター、ルート音大好き(つーかこの人はそれしかひけない?)ビリーのベース、
シンプル一直線エイトビートの魂(それほど繊細なニュアンスを出せないからっつー説もアリ)ラルフのドラム。
やっぱこの豪快ゴリゴリ且つがさつでハードな音こそが御大の帰るべき場所ですね。
この頃から御大も落ち武者カットになりビデオを見るとリアップをプレゼントしたくなりますが、魂はいつまでもその名の通り「ヤング」!
長尺曲が近年のアルバムでは多い方ですし、「ウェルド」お持ちでしたら是非聴いて下さい。
ではではまた次回です。
41(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/09 08:11 ID:3yFlngeb
>>39 でんぷんさん、ぜひデッドについて語ってください。うちの近所のCD屋、さすが
アメリカだけあって、デッドが大量に置いてあるのですが、どれから手をつけようか
途方にくれていたところなのです。
>>40 今日買ってきましたよ!もう少し聴き込んでから感想を書きます。
取り敢えずはF*!#in' up最高です。ウェルド版も良かったですがスタジオ版も(・∀・)イイ!ずっしり重いギターだ!
でもランディング〜は置いてなかったです(TдT)。

お薦めの感想:キンクスでロウ・バジェット。アリスタ時代は持ってなかったんですが、
まずこれから聴いてみました。確かにデイヴのギターが凶暴だ!彼のギターがいつもより
荒っぽく、それに加えて少し下品な感じがするところが逆にいいです。
もしかしたらこれもアメリカンバンドに対する皮肉?
でも8曲目にはやはりホロリとしてしまうなあ。キンクスはこれがあるからはまってしまいます。
42名盤さん:01/12/09 08:21 ID:qgYRlEe0
>>41
LITTLE BIT OF EMOTIONですよね
あれは私も泣けます
43でんぷん:01/12/09 20:52 ID:GLon0d1g
ライブが本領のグレイトフル・デッドのスタジオ盤を語るコーナー
(^^;)、2nd"ANTHEM OF THE SUN"行きます。1stと違ってバンドが主
導権を握って好き放題に実験して、制作費がかかり過ぎて膨大な借
金を抱える事になったアルバムです(^^;)。
A面がスタジオ、B面がライブ音源を使用していますが、ポイントは
2つあって、1つは、楽器の位置(パンという奴)がしょっちゅう動
き回っている事。モノラルかと思ったらステレオに拡散し、ボーカ
ルが左右に動き回りギターが遠くに行ったり手前に来たりと、まぁ
何かと動き回ってます。リバーブも深くなったり浅くなったりは当
り前。2つは、全曲ジャム・セッションで、歌メロらしいものがほ
とんどない事。イントロがあってAメロが来てサビが来て、なんて事
がない。固定しているのはベース・ラインくらいで、後は好き勝手
演奏してます。
ヘッドホンで聞くと、これらサイケデリック・バンドの真髄とも言
える飛びっぷりが理解できますが、普通にステレオで聞く分には、
録音技術の未熟さで、何がどうなってるのかわけわかんないです
(^^;)。このアルバムがデッド初体験だとしたら、なるほどサイケだ
な、で終わって2度と聞かないんじゃないでしょうか。デッド自身
も、完成したレコードを聞いて、マスター・テープとの落差にがっ
かりしたそうな。
最近出たBOXでは、音質が改善されているそうですが、私はまだ聞い
てません。ともあれ、これはジャム・バンドとしてのデッドを最も
フィーチャーしたスタジオ盤ですし、どの曲も初期ライブの定番に
なっています。ただ、ここでの反省から、以降のアルバムはぐっと
手堅くなります。そしてバンドの本領もここからと言えます。
44名盤さん:01/12/10 03:05 ID:RsVEcigN
俺のお薦め。
おっと!キンクス入手しましたか。しかも御大のアルバムまで。お薦めした甲斐があったってもんで嬉しいですねえ。
では感想を待ちつつ今日のお薦めを。実家帰省シリーズの続きです。
そう言えば大物って言えばこれを忘れていた、イーグルスの「オン・ザ・ボーダー」74年。
このバンドと言えば誰もが「ホテル・カルフォルニア」なんでしょうね。
前期はカントリーロック、後期じゃちょっとハード風味を加えたアメリカンサウンドに変化したバンドですが、前期の音の最終型って感じの3rdアルバムを今回はプッシュ。
LPで言うところのA面B面の最初の曲が特に俺はお気に入りです、生きのいいロックサウンドはノリ良し。
こういうスカッとしたサウンドは後期では殆ど影を潜めるので、余計お気に入りなのかもしれませんけどね。
まだカントリー風味が色濃く残っていて、コーラスワークもばっちり。
演奏もイーグルス史上最もロケンロールしているんではないかと。
しかしながらこのアルバム、あんま話題にならんですねえ、確かに他のアルバムみたいに「これぞ!」ってな曲が無いですけど。
でも「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」全米一位みたいな曲もあるので、そんなに軽視しなくてもイイかと思うんですけどね。
あ、でんぷんさんがデッドについて語っているので、俺も関連アルバム一枚イイですか?
デッドのカヴァー集で「Deadicated」91年がよろしいかな。地味なので誰も知らないかも・・・・・。
結構参加メンツはイイですよ、以下主なところを列挙。
ロス・ロボス、ブルース・ホーンズビー、コステロ、スザンヌ・ヴェガ、ウォーレン・ジヴォン&デヴィッド・リンドレー、Drジョン、ジェーンズ・アディクション等。
これだけで聴きたくなる内容でしょ?
デッドの曲をこの参加バンドが己の解釈で演奏する、これは隠れた名盤です。
この手のヴェアリアス・アーティストものは廃盤になる確率が高いので、中古盤屋さん探してみて下さい。
ではでは又次回です。
45(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/10 06:31 ID:PqZHG3zK
>>42 ええ、それです。小曲も聴き逃せないんですよね。
>>43 詳しくありがとうございます。1stとはガラリと趣を変えているということですか。
3rd以降もよろしくお願いします。これから1stか2ndを買ってきます。
ところで今住んでる所はヒッピーの残党が割と多いんですが、やはりデッドとフロイドは
人気があります(w
>>44 イーグルスは初期は聴いた事がありませんでした。ホテル〜の重苦しさが印象に強いので。
初期はポコみたいな爽やかな感じなのでしょうか。彼らはビッグネーム故に自分の中では後回しに
してました(;´д`)。呪われた夜を薦めてくれた方もいらしたので、それとともに聴いてみます。
デッドのトリビュートの方はジェーンズ〜が参加してるのがなるほどというか、聴いてみたいです。
でもスザンヌ・ヴェガは意外だなー。面白そうですね。

お薦めの感想:ディランでプラネット・ウェイヴズ。ザ・バンドの演奏も控え目で、
彼の歌が十分堪能できました。永遠に若くはスローバージョンのほうが好みです。
この曲の歌詞はシンプルにディランの優しい所がでてていいですね。
ディランのお薦め他にもきぼーん!
46(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/11 02:31 ID:t/CAbi92
今日は誰もいないのか。(゚д゚)サビスィ。

気を取り直してお薦めの感想:ニール・ヤングで傷だらけの栄光。ニールがギター弾きまくりですね。
ウェルドでのライヴバージョンに負けず劣らずの荒い演奏がかっこいい。この一言ですね
でもよく聴くと1曲目とか8曲目はアコースティックでやってもいいような優しい曲をあえてエレキでやってる
あたり、エレキギターに対する拘りをこのアルバムで見せたかったのでしょうか。
とにかくニールが弾きまくってて大満足でした。
47名盤さん:01/12/11 02:48 ID:5K+WSxzS
俺のお薦め。
イーグルスは初期3枚がカントリーロックなので、そこいらがポコと共通しております。
さらに言うなれば、ベーシストは2人ともポコ出身だったりするのでこれも因縁ですなあ。
さて、実家帰省シリーズの続き。何故かプログレも書いてみたりして。
EL&Pとくれば?エマーソン・レイク&パーマーですね。
けど「P」の人が違うELPもあるわけです。さて、頭文字Pのあいつとは誰?
そう、高速道路の分離帯に神風特攻隊をして見事散ったコージー・パウエルですね。
この人ってハード&ヘヴィな印象が強いですが、結構はまり役だったりします。
元々ELPはギターレスなバンドではありますが、曲調はノリがイイ曲も多いバンドです。
今回はPが違うELP86年の「エマーソン・レイク&パウエル」を分析してみましょう。
クチの悪い俺なんかは「別にPにこだわるんだったらイアン・ペイスでも良かったんでないの?」なんて不届きなこと言ってしまいます。
けど、A面出だしの曲なんかはごつい感触でキーボードの音色も懐かしのハモンドではありませんか。
ドラムもPが頑張ります、ズゴ〜ンと響くこと響くこと、やっぱヘヴィだわ。
Lのリリカルな点も70sと変わりません。Eの派手派手しいキーボードも相変わらず。
世間一般では酷評されているアルバムですが、俺は良く聴いたこともあって愛着があるアルバムですね。
完成度もそんなに悪くないですよ。けど、アルバム最後の曲は相変わらずのクラシック楽曲の焼き直しってのはどうもイカン。
正直プログレ系はそんなに凝っておらず、一般的なミュージシャンしか持っておりません。
でもELPとイエスとフロイドとムーディー・ブルース(個人的にはこれはプログレとは思わないけど)は何故か全部持ってたりしますねえ。
ま、プログレとは言っても曲のイイバンドが好きなんですかね。小難しいのは苦手なんでして。
ではではまた次回です。
48名盤さん:01/12/11 02:53 ID:x5xh/CAe
プログレといえば、UKの「デインジャー・マネー」は良い作品だと
思うな。独りよがりになっていなくて、メロディーも耳に残るところ
も好きさ。
49でんぷん:01/12/11 07:02 ID:4rh44je6
ああ。寝過ごしてしまいました(^^;)。
グレイトフル・デッドのスタジオ盤を語るコーナー、3rdの"AOXOMOXOA"
行きます。"St.Stephen"、"China Cat Sunflower"とライブでの
重要な定番曲が2曲入ってますが、逆に言えば2曲だけなんです。
これまでライブのレパートリーをそのまま録音して来た彼らとして
は、初めて意識してスタジオ盤の製作に取り組んだと言えるのでは。
大幅な実験は影を潜め、楽曲・アレンジの練りこみ、微妙な演奏の
ニュアンスによって白昼夢的な空気感を出そうとしていて、派手さ
のない所にかえってバンドの成長が感じられます。一般に、サイケ
・バンドとしての彼らを感じる事のできる代表作として挙げられる
アルバムです。これを最初に聞いて、え? デッドってこの程度なの?
と思われるとそれはそれで癪なんだけど(^^;)、聞きこめば単なる
雰囲気サイケではなく、ガルシアのギターなりボーカルなり、アレ
ンジの妙なり、バンドの多彩なセンスが滲み出して味わい深い1作
です。
50でんぷん:01/12/11 08:51 ID:BHsymeQV
>48
「デンジャー・マネー」は地味にいいアルバムですね。
プログレは客観的に言って、歌がダメな事が多い。
評価されてる人でもヘタウマかエキセントリックなの
が多い。その点、メジャーなバンドはどこもまともに
歌えるボーカリストがいるんです。
UKはその点、ジョン・ウェットンが歌ってて、もっと
売れてもいいバンドだったんですが、パンク全盛の時代
で評価されなかった不遇のバンドでした。
51名盤さん:01/12/11 08:54 ID:9wmr1jmy
このスレ皆めちゃ長文だね。すげぇ音楽愛してるって感じでイイ!
52(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/11 17:48 ID:t/CAbi92
>>47 ELPは未聴です。日本に帰れば西新宿で簡単に手にはいるのに(w ここにはフロイドぐらいしか置いてない。。。
私はプログレ系だと、クリムゾン、フロイド、ジェネシスです。前者二つはロック名盤みたいな感じで買って、
気に入りました。でもジェネシスはポップバンドとして一世を風靡した頃にリアルタイムで聴いたので、
個人的にガブリエルはSo、ジェネシスはインヴィジブル〜に思い入れがあります。
洋楽を聴き始めて数年目ぐらいだったなあ。。。(遠い目)
>>48 >>50 UKは未聴なんですがクリムゾンのVoはウェットンが最強と思っている私にもOKかも。
53名盤さん:01/12/11 17:49 ID:hEuIUyCu
54(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/11 17:56 ID:t/CAbi92
>>49 待っておりました。先日買いに行ったら1stは置いてあったんですが、2ndはなかった。。。
アオクソモクソアも置いてないし。プソプソ。でも1stは買えたんで昨日今日と聴いています。
明日詳しく感想を書きますがなんか想像していたデッドのイメージとはちょっと違ってました。
でもこれはこれでなかなか良かったです。
>>51 私も皆さんの思い入れのある文章が読めるのを楽しみにしてます。

あと他板をみてたらこんな物をみつけました。まだdatの前スレもこれを使えばみえるようです。
ttp://www.raiji.net/bbs/kaku.cgi
55(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/11 18:03 ID:t/CAbi92
連続になって申し訳ありませんがここでお詫びを。
せっかく薦めたのに聴いてないのか(゜Д゜)ゴルァ!とお怒りの方もいらっしゃると思いますので、
ここらでお詫びををさせてください(;´д`)。
基本的に薦めて頂いたアルバムは、ネットで試聴できる物は
全て試聴していますが、近くのCD屋で簡単に手にはいる物から優先的に購入しているので、
ちょっとレアな物や、新しいアーティストはどうしても後回しになってます。(田舎なもんで。。。)
ネットでのさわりの試聴だけで感想をかくのは失礼だと思いまして書いてないもの多数ですが、
そこは平に御容赦をm(_ _)m。

特にでんぷんさんは初期からお世話になってますが、まだあまりお返事できてなくて心苦しいです。
申し訳ない。
56名盤さん:01/12/12 02:06 ID:0okdby7Z
俺のお薦め。
実家帰省シリーズ、さらにプログレ(いや、こりゃ良質のポップスか)。
ムーディー・ブルースをいってみましょう。
歴史が長いバンドですね、何せ第一次ブリティッシュ・インヴェイジョン時代からやってるもんですからね。
35年以上の歴史がありまして、デニー・レイン(元ウイングス)なんかも初期メンバーでした。
その後メンバーチェンジもキーボードくらいで地道に活動をしておりますが、一貫してポップで綺麗な音にこだわっています。
元イエスのパトリック・モラーツがキーボードとして加入してからが、アメリカでは売れていたようです。
つまりは80sがアメリカにおけるセールスの頂点だったのかと。
世間一般では71年の「童夢」や72年の「セブンス・ソジャーン」あたりが名盤みたいですね。俺も同意しつつ・・・当然違うアルバムをプッシュです。
俺は81年の「魂の叫び(ロング・ディスタンス・ヴォイジャー)」が好きですね。
大ヒットシングルの「ジェミニ・ドリーム」も入ってます。まあ彼らにしてはフツーの曲ですけど。
モラーツのキーボードが分厚くきらびやかなので聴いていて「こりゃ凝ってるわい」って感心しますね。
ジャスティン・ヘイワードの優しい歌声も相変わらず。
曲も一曲一曲が良く練られていて、流れるように続きます。
特にB面の流れはイイですよ。ムーディー節を堪能出来ます。
ちょっと影のある感じのポップな音はブリティッシュバンドの特色なんですかね。
90年代に入ってからは創作ペースがガックリ落ちてしまいますが、昨年には「ストレンジ・タイム」ってアルバムを出してます。
やっぱり変わらず優しいポップロックを展開してました。和みたい時には是非。
しかし、最近はこういう作りこんだ音のバンドってないですね。ジェネシスもまたしかり。
あ、ネットでの試聴程度でも感想をレスしても構わないんではないですか?
全部を買ったら天文学的金額になりますよ、このペースだと。
ではではまた次回です。
57でんぷん:01/12/12 02:25 ID:KoqHSRrF
>55
デッドの1st聞かれたんですね。なかなか奇妙でしょう(^^;)。
でもこの違和感みたいのが、ずっと以後のアルバムの根っこにも
なってますね。あと、私のお勧めもマイナーなの多いので御無理
なさらんでくださいね(^^;)。

GRATEFUL DEADのスタジオ4作目"WORKINGMAN'S DEAD"行きます。
デッドに何らかの先入観を持って聴くと最も肩透かしを食らう一
枚(^^;。そして、1、2を争う名作でもあります。
実験を捨て去り、限りなくシンプルな、ある意味ストーンズの
「ベガーズ・バンケット」と同様のモチベーションで作られまし
た。この頃オルタモントの悲劇、メンバーの逮捕、脱退と凶事続
きで、バンドの建て直しが必要だったんですね。このアルバムの
イメージは最初のフォーク・ナンバー"Uncle John's Band"で決定
づけられます。で、これがヘタレな3声コーラスとよれたギター
で(^^;、デモ・テープかと思いますが、要は難しい曲なんです。
他の曲を聴けば彼らの技術水準の高さはわかります。デッドの曲
は一風変わったコード進行をするし、実際、この曲歌ってみると
実に間が取り難い。しかし印象的なメロディーで、以後看板的な
曲になって行きます。この曲のちゃんとした演奏がないかと探し
たけど、なんと90年代に発掘音源が発表されるまでライブ盤にも
登場しない!!こんな風に影の薄い名曲が多数あるのもこのバンド
の特徴で(^^;。だから理解されないんですね。他にシンプルな
"Dire Wolf"もライブ中盤の要になるし、ラストの"Casey Jones"
こそはライブのトリで演奏される事も多い重要曲。というか、彼
等ならではの個性が発揮された、曲らしい曲、というものが登場
するのはこのアルバムからだと言えるでしょう。
58(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/12 04:35 ID:zZOHisj3
>>56 ムーディー・ブルースってクリムゾンを発掘したぐらいの知識(by宮殿のライナー)しかなかったですが、
試聴してみるとなかなか良いですね。
さらっと試聴した印象は叙情的な曲がメインなのかなと思いました。
>>57 これはありましたよ。また後程感想を書きます。デッド関係のHPをちらりとみたりもしましたが、
みんな深すぎて初心者にはとっつきにくいです。一度はまるとズブズブ逝ってしまう人が多いのか。。。

お薦めの感想:グレイトフル・デッドで1st。でんぷんさんがおっしゃったとおり、サイケがかってはいるけど、
軽快な曲が多くて、デッドと聴いて私が想像していた感じとはことなってました。若さに溢れた、瑞々しい感じが
よいです。ちょっとモビーグレイプっぽい? 最終曲はジャムっぽい曲で今後を予感させる感じがしますね。
収録時間も短く、さらっと聴ける愛らしい小品でした。ここからどんな風に変わるのか期待させますね。
59(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/12 16:14 ID:zZOHisj3
細かい事ですが>59 は最終曲がモビー〜ぽいと言う意味ではないです。あしからず。

ageついでに紹介:デヴィッド・ホームズで3rd。club系の人で、一般にはアヴァンギャルドな
2ndが評価高いみたいですね。3rdはゲストをたくさん呼んで歌物が多くなり、非常に
聴きやすくなってます。個人的にはカール・ハンコック・ラックス参加の2曲は無茶苦茶カッコよく、
このアルバムの白眉だと思ってます。超合金版ギル・スコット・ヘロンみたいになってます。
60でんぷん:01/12/12 21:13 ID:706/zGi+
GRATEFUL DEADのスタジオ盤を語るコーナー、次はこれまた
地味なんですが、前作の好評に気を良くして更にカントリー
色を強め、結局スタジオ盤として最も完成度の高いものにな
りました。すなわち、デッドは前作の反省を必ず次作に生か
すバンドで、1stでレコード会社の言いなりだった不満を2nd
にぶつけ、やり過ぎた反省で3rdが生まれ、そこでのサイケが
負のイメージになると、それを払拭する為に4thを作る。しか
しシンプルを意図した結果、デモのようなそっけないアルバ
ムになった、それを課題にして作られた今作は、ついに「こ
れでいい、これなら文句ない」と言えるものになったわけで
す。ここで彼らは自前の独自のメロディー・ラインとカント
リーというかブルーグラスを隙なく融合して、ルーツ・ミュ
ージックへの造形の深さが半端なものではない事を証明して
います。特にアルバム前半の流れの自然さは極上、ライブの
定番になる"Friend Of The Devil"他、軽快な"Sugar Magnolia"
はライブ前半のつかみ的な存在から、最終的に山場を飾る重
要曲にまで成長して行く代表曲。アルバム最後の"Truckin"
も初期の数々のジャム曲に代わってライブ後半の要になりま
す。そしてライブで滅多に演奏されない(^^;)"Ripple"こそは、
隠れた名曲の中でも珠玉のひとつ。西海岸の奇妙なサイケ・
バンドは、このアルバムでアメリカを代表するバンドになり
ました。"AMERICAN BEAUTY"。ジャケは1輪の薔薇です。
61名盤さん:01/12/13 03:24 ID:8rAtiU7i
俺のお薦め。
ほほ〜、ムーディー聴きましたか。叙情的なバンドと言っても過言ではありますまい。
いわゆる「癒し系」?ま、それは人それぞれってことで・・・
では実家帰省シリーズ(これも長いな)、今日はトッド・ラングレン関連です。
才能が溢れているんだか、単なる器用貧乏なんだか、理解に苦しむトッドですが彼がソロと並行して組んでいたバンドがユートピア。
今回はそのユートピアにスポットを当ててみましょう。
ユートピアはどことなくプログレっぽかったり、ポップに走ってみたり、はてさてニューウェーブに走ってみたりする節操の無さが魅力なんですね。
ソロでトッドが出来ないことを具現化する実験場だったのかな?
まあ、でも基本はプログレがかったポップロックです。70sのアルバムはどれも名盤。
傑作としては「RA」が何と言ってもお薦め。これが77年。
傑作と言っても、大して売れておりませんし、世間的には知られていないアルバムなので今日はこれをプッシュ。
ユートピアはメンバー全員でばっちり決めるコーラスワークが実にイイです。
演奏もテクニシャン揃いで、凝った構成の曲もきちんとプレイしてます。
77年という時代はプログレは凋落していた時代ですね。
あえてそんな時にこれほどきっちりしたプログレ音源を出したのはさすがにトッドです。
一応コンセプトアルバムらしいんですが、そんなの気にせずに楽しめますよ。
閑話休題。職場のバイトで音楽専門学校生がおりまして、そいつが「シカゴの17を学校の先生に聴けと言われて買ったら結構良かったですよ」と報告されました。
しか〜し、俺は(・∀・)イイ!さんにお薦めした通り「11」までのシカゴが大好きです。
そこで「お前よぉ、2と5と7は絶対聴いておけよ。イメージ違いまくりだぜ」と教えたら・・・
本日彼は興奮の面もちで「いや〜!ありゃすげえイイっすね!今のバンドとノリが全然違うっすよ」だそうです。
気づいてくれて実に嬉しいことです。
シカゴっちゃあこれからの時期「25」はイイですよ。ネットで試聴出来たら是非どうぞ。季節アルバムなもんで。
ではでは又次回です。
62名盤さん:01/12/13 03:30 ID:kcQ+Hg5F
トッド乱紅蓮忘れてたなー。
A Wizard, A True Starがいちばん好き。メドレー形式っていうのもいいし。
1曲目って実はトッドの曲でいちばん好きかもしれない。
ちなみに存在は比較的地味なほうだと思うが、音は決して地味ではない(そういう
意味では一枚目と二枚目でしょう)。

代表作はSomething, Anythingでしょう。
63(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/13 03:54 ID:+mBeiMH+
>>60 最近映画のタイトルにも引用されてたアルバムですね。これは1st買いにいったときに
その他のアルバムのジャケと違って、地味だけど美しいジャケで目につきました。
カントリー色濃厚なのか。ジャケ買いするべきだった。
>>61-62 シカゴはIIも実は見付けたんですよね。今週末にでも手にいれるつもりです。
すごく楽しみだー。
トッド・ラングレンはサムシング〜しか聴いた事がないのですが、これで次に
狙うべきアルバムが絞れてきました。サムシング〜だと、私はバラード系の曲に
好きなものが多いです。トッドのフリーソウルと銘打ったコンピも日本では
売られているようですね。

お薦めの感想:ダンカン・シークで1st。最近はベテランミュージシャンばかりが続いたので、割と最近の人の感想で。
歌い回しは少しくさい所もあるんだけど、ジャクソン・ブラウンやジェイムズ・テイラーを思わせて
しんみりしてきます。夜にあいますね。バックをピノ・パラディーノとかの腕利きに任せてるあたり並
の新人ではなさそうだ。ってこのアルバム'95年発表なのか。。。新人ではないな。
3rdも薦めてくれた人がいたので、そちらも手に入れたくなったぞ。
64でんぷん:01/12/13 12:38 ID:R+vasCJ0
GRATEFUL DEADのスタジオ盤を語るコーナー。前作の成功に
より余裕の出来たバンドは新たな冒険として自主レーベルを
立ち上げます。それが潰れるまでに三枚のスタジオ盤を制作。
低予算ではありますが、彼等のいちばん幸福だったのがこの
時期で、それを反映して内容的にも充実し、安心して薦めら
れる佳作揃い。ただ、メジャーじゃない為、入手が難しいの
です(^^;。これまた彼らが理解され難い一因であります。
というわけで第一弾アルバムの"Wake Of The Flood"行きます。
1曲目"Mississippi Half-Step Uptown Toodleoo"は泥臭い
南部ノリが西海岸のカラッとした太陽に包まれたような景気
のいい曲。アーシーな"Row Jimmy"も定番曲で、"Stella Blue"
は彼らが初めて積極的に書いた叙情的なバラードと言えるで
しょう。"Here Comes Sunshine"はスローな春のまどろみを思
わせる彼らならではのほのぼのした曲、と地味ながら印象的
な楽曲がずらりと並ぶんですが、このアルバムの特性は、後
半の"Eyes Of The World"と"Weather Report Suite"で、ここ
ではブルース〜サイケから、ジャズへと飛躍しようとするプ
ログレッシブな試みが形になっています。難易度は高めなん
ですが、以後のライブでも果敢に挑戦され、数々の名演を生
み出しています。幸いな事に(^^;、この曲に関しては発掘音
源を漁らずともライブ盤"Without A Net"で熱演が聞けます。
65(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/13 16:48 ID:+mBeiMH+
寝る前にあげます。
>>64 なんと、ここから自主製作なのですか。それにしてもデンプン氏のレスを読むとデッドは
アメリカ伝統音楽+ロックの集大成のようなバンドなのですね。ただの熱狂的なファンがいる、
ジャムバンドとしか思ってなかった自分が恥ずかしい。ということで引続き解説お願いします。
私もゆっくりとですがデッドを集めて聴いてますので( ´∀`)。

お薦めの感想:若手?編その2はエイミー・マンでI'm with stupid。はやりの女性歌手のキーッと
高音をおしつける感じの声は苦手なんですが、彼女は抑制の効いた声でじっくり
歌っているので、好感度大です。そんなに歌はうまくはないと思いますが、聴き惚れました。
ゲストが豪華ですね。スクイーズの2人と元スウェードのバーナード・バトラーがいい仕事してます。
66名盤さん:01/12/13 20:36 ID:8rAtiU7i
俺のお薦め。
実家帰省シリーズです。そ〜言えばこんなのも持ってたんだっけ。
トラッドなんだかプログレなんだかワケわからんバンド、ジェスロ・タル。
まあイギリスらしい音を出すバンドですね、でも全米No1アルバムもあったりしますけど。
傑作は71年の「アクアラング」、72年の「ジェラルドの汚れなき世界」ってとこですかね。
どっちも大ヒットアルバムですが、今や顧みることも稀なこの傑作を今日はプッシュ。
ジェスロ・タルの頭脳たるイアン・アンダーソンの声が嫌いで聴かず嫌いな人が実に多いですね。
後、曲が回りくどいっつ〜か難解だとか色々な御意見が出ております。
しかしながら、トラッドとフォークとロックをブレンドした音にイアンの声とフルートが重なると、全く独自の世界が繰り広げられます。
特に「ジェラルドの〜」(原題Thick As A Brick)は是非聴いて頂きたいところです。
アルバム全体で一曲というトータルコンセプトアルバムなんですが、流れるように曲が進みます。
針を落とすと最初は静かで牧歌的なメロディー、この導入部が俺はもう辛抱たまらんのですわ。
それからロック的なダイナミックな展開になり、変拍子バリバリ、並のプログレバンドには手に負えない構成になります。
その他地味なんですが77年の「Songs From The Wood」、トラッド色が最も色濃く出ているアルバムです。
これも是非余裕が有ればいかがなものでしょうか。
ではでは又次回です。
67(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/14 05:36 ID:adUJaKMQ
>>66 名前は良く聞きますが、最近はあまり再評価もされてないようですね。
こういう昔のバンドにももう少し光は当たらないものでしょうか?
全然売れなかったバンド(60年代のガレージバンド系)には再評価の動きはよくありますが、
こういう一度売れたバンドだとなかなかそういったことはありませんね。

お薦めの感想:若手?編その3はプラッシュでmore you becomes you。
レディオヘッドと言うよりは、スキップ・スペンスやシド・バレットのピアノ弾き語り版といった感じで、
繊細なピアノにこれまた繊細なヴォーカルが自在に歌ってますね。
アシッドな雰囲気がただよう妖しいアルバムでした。たしかにこれははまる。。。
夜に一人きりで聴きたいアルバムでした。
68ヘッドホン:01/12/14 05:50 ID:rN792Eaf
文章ナゲー
69名盤さん:01/12/14 06:28 ID:0uMD07N9
10CCと言えば、「オリジナル・サウンドトラック」が最高傑作ですが、
ゴドレー&クレーム在籍時の4枚はどれも素晴らしいです。
4thの「びっくり電話」は前スレで外出なので、2ndの「シート・ミュージック」を。
10CCは、ひねくれポップのゴドレー&クレームと王道ポップのスチュアート&グールドマンという語られ方をされますが、
このアルバムの時点ではまだコンビ同士の個性が分裂しておらず、ひねくれ度が強く、
後にアルバムの完成度と引き換えに失われるバンドとしてのまとまりが感じられます。
反面、後につながるような映画的なストーリー&ギミックたっぷりといった曲も多く、
グループとして成熟していく様子もよく見えるアルバムです。
また、2ndにアルバムとしてのまとまりでは劣りますが、既存のロックをパロディにしまくった1st「10CC」も傑作で、
特に収録曲の「The Dean and I」は複雑な転調とあほなコーラスが絡み合い絶品です。
初期2枚の10CCこそ史上最強のコミックバンドと言えるでしょう。
70でんぷん:01/12/14 10:56 ID:4aoqquZN
>67
PLUSHいいよねー。

GRATEFUL DEADのスタジオ盤を語るコーナー、今回は自主
レーベル第2弾"Mars Hotel"です。これは恐らく最も存在
感のないアルバムで(^^;、特徴がないのが特徴。前作のリ
ラックスしたハッピーな調子をそのまま受け継ぎ、でも特
に目新しい事はしていない。簡単な曲が多いのか、ライブ
で取り上げられる曲は多いです。選曲を考える上で、どこ
に入れてもはまる無難さが取り柄ですね(^^;。デッド本来
の音楽性が、この辺りにあると考えていいでしょう。忘れ
てはならないのが"China Doll"で、もの哀しいメロディー
はガルシアの書いた最も美しい曲と言っていいと思います。
この曲は割とライブでも取り上げられますね。自主レーベ
ルの買い難ささえなければ(^^;入門用にお薦めできる、安
心して聞ける1枚です。
71(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/14 16:41 ID:adUJaKMQ
>>69 あの4人でもう一度アルバムを作らないのでしょうか? 10ccならそういう再結成をみてみたいっす。
たもとを分かった原因を知らないので私の言ってる事はとんちんかんかも知れませんが(;´д`)
>>70 プラッシュは確かによいです。デッドは週末にまた購入の予定なんで感想を書かせてください。
今解説なさってる3枚も店に置いている事を願いつつ、引続き解説をお願いしますm(_ _)m

ageついでに私も一つ:ペイル・ファウンテンズで...From across the kitchen table。
1stはネオアコの名盤と呼ばれて久しいですが、ストリングスが減ってキーボードが
増えたこっちもなかなか切ない好アルバムだと思います。歌下手なんですが、切迫した
うわずったヴォーカルが好きでした。最近日本では再発されてるんでしょうか?
72名盤さん:01/12/15 02:45 ID:yfdvyMB/
俺のお薦め。
確かにジェスロ・タルは好き嫌いがはっきりしているバンドのため、再評価もムズイかもしれませんね。
さて、実家帰省シリーズも長いですが、もう少しってところです。おつき合い下さい。
こういうバンドをお薦めしてイイものか否か考え所ですが、キッスなんぞいかがでしょう?
化粧バンドの中では最も有名ですね、俺は見かけよりもその音楽性が好きなんですけど。
傑作は75年の「デストロイヤー(地獄の軍団)」が挙げられますね。
何で邦題は「地獄の〜」ばっかりなんでしょうねえ?ま、見た目がアレだからか。
でも音楽性はシンプル&ファンファンファンなロケンロール。単純にのれますよ。
今回は傑作「デストロイヤー」に続く76年のアルバム「ロック&ロール・オーヴァー(地獄のロックファイヤー)」をプッシュ。
確かに彼らの音楽は大したことありません、影武者ミュージシャンをたっぷり使っているそうですし、メンバーの演奏技術はそんなもんなんでしょうか?
ライブを見た俺からすると、やっぱりそれなりにエンターテイメントしていますし、音楽性云々と言うよりは大衆芸能の分野で語ってもよろしかろうかと思います。
そんなキッスがロック魂を炸裂させたのがこのアルバム。
メイク時代のキッスのアルバムでは一番痛快且つ豪快且つノリノリです。
出だしの「I Want You」でKOされたのも懐かしい。
前作が作りこんだ音だった反動が来たらしく、全編シンプルな演奏ですが、その分曲がイイ。
こいつぁロッド・スチュワートか?ってな出来の「ハード・ラック・ウーマン」は名バラードです。
ライブ感覚を取り入れたいとかの意向で、スターシアターとかいう古い劇場でライブ形式で録音されたとか。
何となくホールエコーっぽい響きはその点に秘密があるそうです。
何も考えずに単純にノリたい時にはこのアルバムがイイっしょ。
ライブならオーバーダブが大分されているとは言っても「アライブ」シリーズはまあ聴いておいて損はないでしょうね。
メイクを落とした後のアルバムなら「リベンジ」92年がよろしいのでは?
つ〜かこの人たちはどれ聴いても同じだけど。
たまにはこういう馬鹿っぽいアルバムも薦めてみました。つまらんかったらすんません。
ではでは又次回です。
73Tom Thumb:01/12/15 03:01 ID:TKrxx8Sz
ウォールフラワーズの『ブリーチ』
ザ・バンドの『カフーツ』
ディランの『タイムアウトオブマインド』or『奇妙な世界に』
レヴォンヘルムの『レヴォンヘルム&ザRCOスターズ』
地味にということなんで…
74こどもと魔法:01/12/15 03:03 ID:dLNGCaV+
RED HOUSE PAINTERS,DAKOTA SUITE地味にイイ。
あんまりアルバムごとのはずれなし。
3行でスミマセン・・・
75(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/15 04:08 ID:zTglD52o
>>72 ヤター、KISSだー。馬鹿大いに結構です。こういうバンドもイイ!
ライブも御覧になったそうで羨ましい! さぞや楽しいライブなんだろうなあ。
私はアライヴシリーズを聴いただけなので個々のアルバムは深く語れないんですが、
スタジオアルバムも聴いてみます。リマスターも出てますよね。
>>73 バンド、ディラン、ヘルムのそのアルバムは地味に人気がありますね。前スレにも
名前が出てきてました。タイム〜はこの前買ったので後程感想を書かせてください。
ウォールフラワーズはまだ聴いた事ないんですがPV見てると若いのに渋めなバンドですね。
これもちゃんと試聴してみます。
76(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/15 04:12 ID:zTglD52o
>>74 いえいえ、教えて頂いて感謝です。ダコタ・スイートは初めて名前を聞きました。
試聴してみます。レッド・ハウス・ペインターズ! このバンド凄い好きなんですよ。
彼らのKISSのカバーには腰がぬけました。マーク・コズレクのソロでAC/DCのカバーアルバムが
ありましたがこれも原曲を最近聴いて爆笑してしまったよ。。。

お薦めの感想:ジャクソン・ブラウンで、I'm Alive。
私は彼が政治活動にのめり込んでいた時代の作品を聴いた事がないので、その時代と比べる事は
できませんが、明るめの爽やかな曲が多いのがいいですね。でも能天気に明るい訳ではなく、
歌詞はヘヴィな部分もあるようですが。ここらへんが年季のちがいでしょうか。
それにしてもレゲエの曲が意外と似合ってるのにびっくり(w
773つ目がとおる:01/12/15 12:38 ID:/P69ooDo
通りすがりのものですが・・・
俺もRED HOUSE PAINTERS,DAKOTA SUITEあとマークのソロに笑ったクチです。

http://music.2ch.net/test/read.cgi/musice/1002273597/l50
(このスレは、この辺の地味な音中心でイイかんじっすよ。)
78(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/15 18:02 ID:zTglD52o
>>77 読ませてもらいました。いやー、知らない名前ばっかですな。最近のバンドには疎いもので(;´д`)。
ダコタ・スイートは評判いいですね。もとスペースメン3の人のバンドなのか。ちょっと納得&欲しくなりました。
レッド・ハウス・ペインターズも人気があるようでなかなか嬉しいな。私も名盤さんで時々レスさせてもらおう。
三目がとおるさんも何かありましたら気軽にレスしてください。

似たような感じのを私も:マジースターで1st。代表作はおどろおどろしい2ndでしょうかね。
女性ヴォーカルですが、1stはまだ可憐な感じを残しつつ気怠く歌っていてなかなかいいです。
ベルベッツの曲のラインを借用したり、遊び心もある可愛く暗い(w一枚です
793つ目がとおる:01/12/15 18:41 ID:WilVRp6Q
では、お言葉に甘えて。
ホープ・サンドヴァルのニュー・アルバムさっそく聞いたけど、 変わらず、イイ声してます。
オススメデス。
何気にマイブラの?コルムも参加。
マジースターどぉなってんでしょう?
80でんぷん:01/12/16 02:06 ID:OOYx46uv
GRATEFUL DEADのスタジオ盤を語るコーナー、今回は自主レーベル
3作目"BLUSE FOR ALLAH"になりますが、実はこのアルバムを製作
した75年はデッドにとって唯一のライブ休養期間にあたります。
実際74年のライブはバンドにとって頂点とも言える充実振りで、
どこかやり尽くした気分があったのではないかと。で、このアルバ
ムは休養中のテンションを反映してか野心作。じっくり作りこんだ
濃い出来です。冒頭数曲はジャズへの関心が復活、更にはファンキ
ーなグルーブも取りこんでいて、ソウルというか、ブラコンですか、
そういう路線が今作から顔を出しています。後で難易度の高さに音
を上げたのか、実はこれらの楽曲はライブを再開して数年の間、ほ
とんど演奏されず、忘れられたアルバムになってたんです(^^;)。
80'sになってから、キーボードがブレット・ミドランドに変わると、
彼がクロスオーバー系な為か盛んに取り上げられるようになるんで
すけどね。で、ラストにタイトル曲が入ってるんですが、これが久
々サイケなアドリブセッションになっていて、堅実なアルバムに慣
れた耳には曲数が足りずにごまかしたように聞こえますが(^^;)、
この路線もライブで以後、急に復活するんですね。これについては、
ツイン・ドラムの片割れだったミッキー・ハートがカントリー路線
の頃に脱退していたのが、ここから復帰して、彼の中近東興味を持
ちこんだ結果です。正規のライブ盤ではカットされていますが、発
掘ライブ等では、彼のサイケデリックなパーカッション・ソロが以
後定番になっている事がわかります。で、自主レーベル運営は大変
だったのか、ここで終わり、アリスタと契約します。
81名盤さん:01/12/16 03:13 ID:+CHcMb7k
俺のお薦め。
さて、実家帰省シリーズ、今日はまたなんですがアリスタ時代のキンクスをまたもやいってみます。
アリスタ時代は聴いたことがないとの話なので、まあお許し下さい。
「ロウ・バジェット」は結構イイでしょ?元気ヴァリヴァリの絶頂期アルバムなんですよ。
が、しか〜し、その前のアルバムは地味でしっとりでなよなよ系だったりします。
そのアルバム「ミスフィッツ」78年を今日はプッシュ。
アリスタに移ったキンクスは傑作「スリープウォーカー」を発表します。
蛇足ながらホントにこれは傑作ですよ!是非頼みます、聴いて下さい。
さて、このまま傑作をボカンボカン出すのかと思いきゃ、そういかないのがさすがひねくれ者。
メンバーが脱退してみたり、休んでみたりと世の中うまくいかないようでして・・・。
で、セッションミュージシャンを入れてみたりして強引に完成に導いたのがこの「ミスフィッツ」。
涙物バラード「ロックンロール・ファンタジー」が入っているだけでOKとの評価もありますが、この曲はおセンチでどうもねえ・・・いや、イイ曲なんですよ。
同様にこの手の曲が多い、ほろりとさせられる曲が多いのもこのアルバムならでは。
そんな中一人デイヴの曲は気を吐いてロケンロールだったりします。
まあでも勿論レイ節ロケンロールも健在なんですけどね。
ドラムとベースに不安定だった時期なようでして、オリジナルドラマーのミック独特の超シンプルリズムが無いのが俺にはツライとこです。
この人のドラムは「ロウ・バジェット」なら「プレッシャー」「ミザリー」みたいなビートです、つまり簡単一直線。
これが無いとキンクスじゃないんじゃ〜・・・と言いつつ今のボブも悪くないですけどね。
ベースはアンディ・パイル、この人はうねるタイプですねえ、個人的には好みのフレーズなんですけど。
で、すぐ脱退して(例によって例の如くレイの独裁振りがイヤだったそうな)ジムにベーシストチェンジします。
この人はキンクスに馴染んだのか今でも在籍中。日本公演でも元気に弾いておりました。
うむむ、こうなると80sの諸作も語ってみてもよろしいでしょうか?
色々と全アルバム語ってみたいミュージシャン多いですからねえ。
しかしそうすっとスレの目的とずれるような気がせんでもないし、どうなんでしょうね。
ではではまた次回です。
82(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/16 06:08 ID:ApYKuKSJ
>>79 ニューアルバムはまだ聴いてないんですよ。マイブラのドラマーは健在で良かった。
マジースターは解散したのでしょうかね? 彼女はもう脱退したみたいですが。彼女がいないとさすがに
マジースターは名乗れないような気がします。。。
>>80 デッドのボックスを発見しました。店の奥に大量に積んであった。。。しかも予約済み多数。
さすがに予算の関係からあれは手が出ない。。。自分は細々と集めようとおもいます。
ワーキング〜とアメリカン〜は今聴いてます。両方ともコンパクトに曲がまとまってて
聴きやすい。また感想は後程詳細に書きます。
83(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/16 06:11 ID:ApYKuKSJ
>>81 キンクスのアリスタ期はアメリカで売れたそうですが、あまり言及されませんね。
一般的にはパイ時代での評価がほとんどの様ですからアリスタ期の解説をお願いします。
ただあまり店には置いてないので、日本に帰省したときに手にいれる予定です。

お薦めの感想:ディランでタイム・アウト・オブ・マインド。まず音の処理が独特で(音響派も顔負け?)、そこに耳を惹かれます。曲調はブルースを基調としたものがわりと多いのですが、独特な音処理と
相まって、何とも奇妙な感じがしました。スロウコアスレの人にもぜひ聴いてもらいたい。
彼の声もしわがれてますが、力強く歌いあげていて引き込まれます。傑作でしょう、これは。
ニールといい、ルー・リードといい、アメリカの爺さんはすごいですね。
84名盤さん:01/12/16 06:44 ID:trFk/OT1
ニール・ヤングってカナダ人じゃなかったっけ?
ま、どうでもいいんですけどね(みつまJAPAN)
85(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/16 12:47 ID:ApYKuKSJ
>>84 おお、そうでした。でも彼はいまカリフォルニアに住んでるみたいだし大目に見て下さい(w

今日はCD屋へ行ってお薦めのいくつかを買う事ができました。最近はストレスが溜ることが
多いので爆音系を多めに手にいれました。今聴いてる所ですがどれもおもしろい&カッコいいです。

で、お薦めの感想:爆音系にいく前に和みます。グレイトフル・デッドでアメリカン・ビューティ。
ペダル・スティールも流麗なシュガー・マグノリアが取り敢えず気に入りました。
どの曲も割とコード進行は複雑で凝ってますが、自然と曲が流れて行きますね。
このアルバムは天気のいい日に外で聴きたいです。10曲目はジャムバンドの本領発揮の
グルーヴィーな曲でカッコいい!フェイドアウトが早いのがもったいない。
86でんぷん:01/12/16 21:36 ID:PNjk+QSa
>85
10曲目「Truckin」はライブにより長さは違いますね〜。時期の近
いEUROPE'72で13分であります。

GRATEFUL DEADのスタジオ盤を語るコーナー、今回はアリスタ移籍
第1弾の"TERRAPIN STATION"です。バンドとしては休養期が終わり
元気一杯の頃ですが、スタジオ盤ではしばらく迷走します(^^;)。
移籍直後という事でレコード会社の要求に多少は応じてみようかな、
という判断が、やっぱりというか裏目に出てるんですね。まぁ一筋
縄で行く連中ではなくて、1曲目がいきなりレゲエです(^^;)。77年
だから一応、時代に合ってはいます。2曲目では、初期のライブで
よく演奏されていた"DANCIN'IN THE STREETS"のカヴァーをついに
スタジオ盤に収録、なんですが、これがファンキーなダンス調(^^;)。
曲単体で聞けば中期ストーンズを思わせるR&Bであって、ライブ映え
はするんですが、アレンジでビージーズに聞こえます(^^;)。他にも
この調子の曲が続いてA面が終わり、B面は組曲"TERRAPIN STATION"
になってます。これはバンドの歩みをテラピンに例えた渋い曲で、
彼ららしい不思議な印象のリフに導かれて静かなジャムから始まり
静かなジャムで終わるというライブ中盤を盛り上げる曲なんですが、
スタジオ盤ではこの長い曲の山場でプロデューサーが勝手にオケを
導入して壮大なエンディングにしてしまいます(^^;)。バンドは後
で知らされて、"ま、いっか"で済ましたそうなんですが、長い曲イ
コール・プログレというような安直さがこの曲の深みを殺してしま
っている事は否定できません(^^*)。こうして彼らの迷盤がまたひと
つ生まれたのでした(^^;)。
87名盤さん:01/12/16 21:39 ID:D0xDTmq/
スティーヴィー・ニックス STREET ANGEL
パティ・スマイス SAME
88nanasi:01/12/17 00:02 ID:bowtLAVr
また間が空いてしまいました。いつも皆さまの投稿を参考にさせてもらっています
久しぶりに投稿します
今夜のお薦めはRodger「Bridging the Gap」です。
これがロジャーの名で出された最後のアルバムとなってしまいました。
兄に射たれてしまうという悲劇が無ければ今でも一線で活躍できた人です。
いろんなミュージシャンにリスペクトされているのをみればわかると思います
上記のアルバムはレコード会社の思惑もあり一度完成したものをボツにされて
スクリッティ・ポリッティのデイビッド・ギャムソンとの共同プロデュース
で作り直され、ロジャー本人は非常に残念だったようです。
しかし、大ヒットした前作「アンリミテッド!」より僕は好きでした。
基本的な路線はほぼ踏襲されているのですが、ハードなファンクや売り物の
ロマンティックなバラードも音色が洗練されています。しかし泥臭い部分が薄く
なっているわけじゃないので、この方向性は正解だ!と当時も思っていました。
一度聴いてみてください。
89名盤さん:01/12/17 02:44 ID:IsxgTgaG
俺のお薦め。
ほんじゃアリスタ時代全部いってみましょうね。
まず前日絶賛した「スリープウォーカー」は説明不要ですから・・・
80年のアリスタ絶頂期におけるライブ盤「ワン・フォー・ザ・ロード」を今日はプッシュ。
来日公演を見た俺からすると(93年だったかな)、これを聴くとレイのステージ上の姿を思い出してしまいます。
特にこのライブ盤、アメリカで録音されたのですがやっぱアメリカ人はノリがサイコーです!
特に「ローラ」での観客大合唱は感激物。お馴染みバナナボートの「デ〜オ」も健在。
当時ヒット中だった「ロウ・バジェット」からの曲が多いのも、先日それを購入した(・∀・)イイ!さんには嬉しいかも。
ストレートにライブバンドとしてのキンクスが楽しめるので、ひねくれ者度はあまりありません。
60s初期の名曲がまたイイんですな、「グッド・タイムス」「オール・デイ・オール・オブ・ザ・ナイト」「エンド・オブ・ザ・デイ」「ヴィクトリア」「デヴィッド・ワッツ」そして・・・「ユー・リアリー・ガット・ミー」!
これを聴いて興奮せずにおりゃりょうか!
とにかく元気なレイとバンドが楽しめます。
お馴染みのほろりタイムもご用意されております、「ミスフィッツ」「セルロイド・ヒーローズ」なんかね、さあ泣きましょう。
LPでは2枚組でしたが、CDなら1枚なのでお手軽に聴けるのもポイント高いかな。
同タイトルの映像作品もあり、これはこないだDVDになって発売されてましたね。
俺は買おうか否か迷っておりますけど・・・。
次回はこの次のアルバムのお薦め文をレスしますよ〜。
ではではまた次回です。
90(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/17 05:18 ID:mWw19VnV
>>86 13分バージョンもあるのか、聴いてみたいです。アメリカンは派手な所はないけれど聴いててすがすがしいです。なんと、次はアリスタに移籍するのですか。
テラピン〜はでんぷんさんの解説を読む限り、手にいれるのは後でもいいですか(;´∀`)?
>>87 ストリートエンジェルは人気がありますね。前にも薦めてもらいました。
これは90年代のアルバムですよね。ところでこの人何歳なんでしょう?この前もシェリル・クロウと競演してたし。
>>88 ロジャーは本当に痛ましい最期でしたね。一世を風靡した人があんな死に方をしてしまうとは。。。
お薦めしてもらったアルバムも探してみます。これからもブラックミュージック系のほうも是非お願いします。
感想もなるべく書きたいと思います。
91(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/17 05:21 ID:mWw19VnV
>>89 む、そのアルバムは見掛けましたよ。半分ベスト盤としても聴けそうですね。
いまから買いにいこうっと。アリスタ編の続きをこれからもよろしくおねがいします。
あと、ジェスロタルは置いてなかったので、試聴を少ししたんですが、唾がとびそうな
フルートのソロに驚愕。。。

お薦めの感想:爆音物その1、AC/DCでIf you want blood,you've got it。ボン・スコット時代は
聴いたことがなかったのですが、ブライアンと声は似て非なるものなのですね。どの曲が
特にいいというよりも、全曲ギターリフの嵐でとにかく壮快でした。お客さんとの掛け
合いも楽しそうでいいな。ライブに行きたくなりますが、彼らのライブは観客が恐そうだ。。。
92じょにじょに:01/12/17 05:56 ID:FlaAc3MM
じょにーさんだーす
はーとみー
これいがいいらない
93名盤さん:01/12/17 08:09 ID:U75b7hfS
はたして何時になったら彼はデッドのライブに辿り着けるのであろうか?
94でんぷん:01/12/17 16:13 ID:Zzb6J32t
>90
テラピンは後でもいいです〜(^^;。
>93
デッドのライブ盤って、常に発掘され続けているので、こっちに
はまると恐ろしい事になるんですよね〜(^^;。

Grateful Deadのスタジオ盤を語るコーナー、今回は"Shakedown
Street"。リズムを強調したファンキーなアルバムです。ただ、
ブラック・ミュージックに接近するにしても、それらのアルバム
は大抵、方法以前にアクの強い統一感があるじゃないですか。こ
のアルバムはそうじゃない。前回同様のディスコ調あり、ストレ
ートに泥臭いR&Bあり、トロピカルなラテン調ありと、バラエティ
に富んでます。緻密なリズム・アレンジが面白く、スタジオ盤ら
しい良さのあるアルバムだけど、彼らのリズム隊本来の味である
緩い横ノリが聞かれない、という意味で彼等らしいとは言えない。
外部プロデューサーを起用した、これも結果でしょう。プロデュ
ースはリトル・フィートのロウエル・ジョージで、彼らしいファ
ンキーな味付けなわけですが、得意のスライド・ギターは聞かれ
ない、というのは薬漬けで作業が進まず、途中で倒れて入院した
そうで(^^;、残りは自分達で仕上げたそうな。
それぞれの曲は良い出来で、特にお祭りソング"Fire On The Mou
ntain"は始まったらいつ終わるかわからないノン・ストップ・グ
ルーブで、これが演奏されるとライブの曲数が大幅に減るという
恐ろしい曲です(^^;。ちなみにロウエル・ジョージはこのアルバ
ムが出た翌年に故人となっています。トータルでは異色な一枚っ
てところでしょうか。
95(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/17 17:47 ID:mWw19VnV
>>92 ジョニー・サンダーズは詳しくないんですが、このアルバムは全編アコースティックだそうですね。
一部しか試聴できませんでしたが。。。ジャケットは素晴らしい。
>>93 まあ気長にかまえてますんで(w
>>94 こちらはなんか良さそう(・ρ・)ジュルリ。ローウェル・ジョージはなんて野郎だ(w
それにしてもデッドって人がいいバンドというか何というか。。。人間的にできてる人が多いんでしょうか?
ところでスタジオ盤も残すところ数枚ですね。こちらはBlues for Allahも手にいれたんで後程感想をば。

お薦めの感想:爆音物その2、メタリカでAnd justice for all。
リフでがんがん押しまくるところが非常に爽快! 彼らのギターソロは未だに苦手ですが。。。でも
昔のヘビメタにありがちな、ドラムに変なリバーブもかけてないし、今でも十分聴けますね、これは。
ヽ(`Д´)ノ ストレスハッサン! ただ、後半思い出したようにアコースティックな間奏をいれるのはちょっと
テンションが落ちてしまうのがちょっと残念。
96名盤さん:01/12/18 02:05 ID:Qd4+J+nE
俺のお薦め。
「ワン・フォー・ザ・ロード」買いましたか?結構イイでしょ。
尚かつAC/DCまでですか〜。客層ですか、今年の来日公演は客層に怖そうなのは居なかったですよ。
でも少なくともスティーリー・ダンやジャクソン・ブラウンのライブの客層よりはちと危なげな気はしましたがね。
それはさておきアリスタ時代のキンクス編、今日は81年の「ギブ・ザ・ピープル・ワット・ゼイ・ウォント」をいってみましょう。
アリスタ時代は元気のイイバンドとして再生したキンクスですが、その元気度が絶頂を極めたのがこの時期です。
まあ、とにかく「ロウ・バジェット」と並ぶ豪快ハードっぷりです。
曲の充実度もイケてます、ほろり系も当然あり、ポップ系で心上天気にもなります。
出だしの「アラウンド・ザ・ダイヤル」はラジオのチューニングの音から始まる洒落っ気。
タイトル曲もドカドカズギャンズギャンきめてます、キンクス流ハードロックかな。
問題作「デストロイヤー」、このフレーズは・・・「オール・デイ・オール・オブ・ザ・ナイト」じゃないか!う〜む、自らをパロディ化するとはさすがひねくれ者です。
とは言え、俺がこのアルバムで個人的に一番好きなのはラストの「ベター・シングス」。
ポップでほろりとしていて、実にレイという人の魅力的な一面を語ってくれます。
チャートでもそこそこのヒットとなったこの佳作、見かけたら是非どんぞ。
閑話休題。シカゴ「2」はありましたか?シカゴのHPで聴けるっぽいんですよ、確認しておりませんけど。
ジェスロ・タルはフルートがスゴイですよねえ、何せあだなが「狂ったフラミンゴ」とか「狂犬フェイギン」らしいっすよ、イアンは。
これはフルート吹くときに片足で立ってソロをとるからなんですね。
ではではまた次回です。
97(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/18 15:44 ID:C+71rJlN
>>95 シカゴのIIも手にいれましたよー。爆音物の感想が一段落ついたら感想をかきます。
70年代の刑事映画を思わせるようなハードボイルドさがカッコいい。
キンクスもこれから聴き込みます。私が買ったのはエンハンストCDになっててライブ映像も少し
入ってました。オールデイ〜でのレイのパフォーマンスがカコイイ!パンクバンドのようでした。
しかしジェスロ〜はなんで片足でという疑問がふつふつと。。。

お薦めの感想:爆音物その3、AC/DCで悪魔の招待状。本当はブロウ〜を買うつもりでしたが、
置いてなかったので代表作として紹介されていたこれを購入しました。
まず大砲の音でヽ(`Д´)ノストレスハッサン!その後も全曲タテノリギターリフ全開なのに、テンションが
最後まで落ちないのがすごい。なんも考えずにギターリフのカッコ良さを楽しめました。
でもVoはルーズな感じのするボンの方が好きかな。
98でんぷん:01/12/18 16:16 ID:TxqvvKQK
そういや私もAC/DCのライブは行ったんですが、スタジアム
なんで客層を心配する程のことはなかったですね。バンドの
ノリからしてユーモアたっぷりでしたし。

"いい人"の話ですがデッドはジェリー・ガルシアの人徳で成
り立ってました。他のメンバーはぶっ飛んだ連中で、社会の
はみ出し者がガルシアの懐に居場所を見出したという感じな
んです。梁山泊というか鶏鳴狗盗というか。

Grateful Deadのスタジオ盤を語るコーナー、今回は"Go To
Heaven"です。今回からキーボードがBRENT MYDLANDにチェン
ジ。彼はAOR系の人で、早速自分の曲でVoもとってます。彼の
参加がライブに新風を吹き込み、ジャズっぽい曲もやるよう
になっていくのですが、ともかく、このアルバムはガルシア
が2曲しか提供していなくて、大部分は2ndギタリスト兼Voの
BOB WEIRの曲です。"Feel Like A Stranger"なんて彼らしい
いい曲ですが、残念ながらガルシアの曲が醸し出していた深
みというものがない為、なんか印象の薄いアルバムになって
います。

このアルバムの逸話として、BRENT MYDLANDは前のバンドに
居た時、「まじめにやらないとデッドみたいになっちまうぞ」
と言われてたバンドに入ってしまって複雑な気持ちだとか、
"Feel Like A Stranger"がテープが切れたようにブチッと終
わってしまうのはミスではなく、BOB WEIRが指示に従わない
のに怒ったプロデューサーのGary Lyonsが言う通りにしない
とこの曲、途中で切っちまうぞ、と言ってもWEIRは従わなか
ったとか。でほんとに切ったという。ほんまかいな(^^;。て
な話があります。ちなみにこのアルバムはジャケで遊んでて、
白いスーツに身を包んだバンド・メンバーというものなので、
とうとうおかしくなったかと(^^;、とても不評で、さすがに
こたえたのか、次のアルバムまで7年ものブランクが空いてし
まいます。その間にはガルシアがドラッグの治療の為入院を
余儀なくされてバンドが休止状態になるなど、80'sはデッド
の空白期と言われます。かわいそうなBRENT MYDLAND・・・。
99名盤さん:01/12/19 03:23 ID:Pg18UGG3
俺のお薦め。
おっと、シカゴ「2」入手しましたか。アツイ時代のシカゴにはまる幸せ、ガンガン聴きこんで下さい。
特に「25or6to4」、カコイイでしょ?
さて、アリスタ時代のキンクス、今日は83年「ステイト・オブ・コンフュージョン」です。
元気いっぱいに回復したキンクスですが、なかなかシングルチャートで大ヒットを飛ばすには至りません。
しか〜し、このアルバムからは大ヒットが生まれます!
それは「カム・ダンシング」、全米で6位まで確か上がったような気がします。
なんちゅうかテックスメックス調でほのぼのしており、且つダンサンブルな出来の名曲です。
レイのヴォーカルも優しげでイイですよ、これのヴィデオがまたイイ。
ダンディを気取ったレイが登場するヴィデオ、MTVクラシックスなんかでかかることがあるかもしれませんので、一度見てみるとよろしかと。
ん〜、しかしですね、このアルバム他にはあまり飛び抜けてイイ曲が無いのが欠点。
平均点な出来なんですよ、ノリノリ系もおセンチ系も。
ちょっとしたマンネリなんでしょうか、俺は個人的には聴き返すことが少ないです。
でもあるロック評論本では「傑作!」とか言う人もいるし・・・。
まあ、歌詞が判らんとその良さが理解出来ない類のアルバムなんでしょうなあ、タイトル曲は当時のイギリス国歌を皮肉った内容らしいですしね。
ジェスロ・タル、片足なのはそう言えば何なのかなあ?やっぱカッコつけでしょうか。
ありゃま、AC/DC買ったですか。そのアルバム、2曲目の「フィンガー・オン・ユー」が俺は大好きでしてね、ヘッドバンギンやりすぎてクビが回らないのも懐かしい思ひ出です(いや、借金でクビが回らないとかそういうワケではなく・・・)
ではではまた次回です。
100でんぷん:01/12/19 10:13 ID:HmIpe1Co
イアン・アンダーソンの片足奏法ですが。
普通、ミュージシャンて、音や演奏に連れて体を揺らすんですが、
彼のような激しい奏法で、かつフルートだと、結構、かっこ悪い
んですよ。想像してみてください。フルート吹きながら腰くねっ
てるとこ。
かと言ってしゃちほこばってフルート吹くなんてできませんから、
軸足に体重を乗せて、もう片方の足でバランスを取るようにすると、
身体が動かず前傾姿勢で安定するんです。イアンの場合、演奏が
激しくなるに連れて、それがどんどんエスカレートしてって、
しまいに軸足じゃない方の足が浮いてしまう。そこからあーなる
んだと思うです。
101(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/19 17:34 ID:6V2uwZT1
>>98 そういう事ならばAC/DCのライブは是非行きたい!新作が出るという話もあるようだし。
ガルシアは宋江のようなものですか(w なんか、デッドはスタジオだとなかなか実力を発揮できないのですね。
それよりも真面目にやらないとデッドみたいになっちゃうぞといわれて本当にバンドに入っちゃうとは。。。
名誉な事かもしれないけど。
>>99 25or6to4はイントロのベースラインからしてカッコいい!
ハードなキンクスは初期しかあまり言及されないですが、80年代もハードにやってたんですね。
ワン・フォー〜を聴いて目から(耳から?)ウロコです。カム・ダンシングは昔ベストヒット〜とかで見た気がします。
ちょっと懐かしい。。。
AC/DCはとにかくストレス発散にはもってこいです。
>>100 なるほど、サックスやトランペットなら体に対して左右対象に近いけれど、
フルートならそうなっちゃうのかなあ。

お薦めの感想:爆音物その4、At the drive inでrelationship of the command。
レイジ〜みたいなバンドのようですが、ギターとドラムが初期U2を思い出させるような音を出してますね。
そこが気に入りました。途中イギーポップとのデュエットも入っててその曲もなかなか気合いが乗ってます。
でもこのバンド活動休止しているようですね。。。
102でんぷん:01/12/19 19:59 ID:ZOS6yJoG
GRATEFUL DEADのスタジオ盤を語るコーナー、今回は最も売れ
たアルバム"IN THE DARK"です。前回の"GO TO HEAVEN"から考
えるとひでータイトルですが(^^;)、前回書きましたが80'sの
彼らの不調を思えば結構マジなんですね。バンドがライブを
しないというのは、彼らを追っかける事が生活の一部になっ
ているデッド・ヘッズ達にとっては居場所がなくなるという
事でもありました。中には会場でグッズ売って生活している
連中もいたわけで(^^;)、シャレになんない。入院中のガルシ
アは一時は生死の境をさ迷ったとも言われ、もうバンドは終
わりだと思った人も居た中での復活作。シングル"TOUCH OF
GREY"のサビで"I'll get by/I'll survive"と歌うガルシアの
メッセージにファンが応えた結果が、初のシングル全米1位、
アルバム4位となったわけです。この曲はプロモビデオも作
られ、バンドも観客も全員白骨で歌い踊るという強烈なもの
でした(^^;)。
さて、久々のスタジオ盤という事でバンドも慎重。ついに外
部プロデューサーを止め、曲も小規模ながら行ってきたライ
ブで演奏し慣れたものばかり、しかもホールで観客無しのラ
イブ録音をしたというアルバムです。そんなわけで久々にバ
ンドらしさの感じられる地味ないいアルバムになりました(^^;)。
ただ、ここまでじっくり聞いて親しんで来た人なら、気付く
と思います。病み上がりのガルシアのパフォーマンスが衰え
てしまっていることに。いいアルバムで、最初に聞いてもい
いけど、もう全盛期ではないのだという、哀しさを感じさせ
る一枚です。そして、次が最後の一枚です(^^;)。
103名盤さん:01/12/19 20:15 ID:L1Dw1yZe
タミアのファースト・アルバム
104名盤さん:01/12/19 23:05 ID:Pg18UGG3
俺のお薦め。
そうでしょ〜、25or〜はカコイイですよねえ。ギターソロが痺れまくりです。
AC/DCは取りあえずライブヴィデオを見てみてはいかがなものかと。
ライブ・アット・ドニントンなどサイコーですよ。アンガスの変形ダッグウォークがイイんですよ。
さて、アリスタ時代のキンクスもこれが最後となりました。
84年の「ワード・オブ・マウス」、これがあまり売れません地味なアルバムです。
何せジャケがねえ・・・どうもアリスタ時代のキンクスはジャケがイマイチなんですが、これはその中でもサイコーにイマイチです・・・。
バンドにも一大転機が!ぬぁんとオリジナルドラマーのミックが脱退!
てなわけでボブ・ヘンリット(元アージェント)が加入、ミックのズッドッズッドッしたドラムから端正なエイトビートに変化しちゃいました。
俺はミックのシンプル且つ特徴的なドラムが好きだっただけにちと残念。
曲の方はと言いますと、前作よりはイイ曲が多いかもしれませんねえ。
出だしの「Do It Again」や「Word Of Mouth」「Sold Me Out」なんかはハードなキンクスが楽しめます。
そうかと思えばお馴染みほのぼの路線「Good Day」「Going Solo」なども実に和むワケです。
特に「Good Day」は俺のキンクスにおける80sベストトラックなんですよね。
てなわけでこれは聴いても損はしない佳作かな、と思いますよ。
さて、アリスタ時代のキンクスは終わりましたが、どうなんでしょう、このままロンドンレコード時代に移行してイイもんでしょうか?
それとも別なバンドの一つのレコード会社時代を語った方がイイですか?(例えばシカゴのコロンビア時代とか、70sビーチ・ボーイズとか)
以前のようにテーマを設けずばらばらの方がイイならそれもまた楽しいですしね。
ご希望あったらどんぞ。
ではでは又次回。
105きぐるいミカン:01/12/19 23:08 ID:BGmrod6N
長文だらけだな
106名盤さん:01/12/19 23:13 ID:zlvGLP+o
ここは長文だから良いのじゃよ。
アルバムのライナー読むより参考になるぞい。
107名盤さん:01/12/19 23:43 ID:zGLP80U2
grateful deadスレが無いのでここで聞きます。
live/dead、grateful dead(live)の次は何がいい?
108名盤さん:01/12/19 23:55 ID:8aCkSavr
>>107
デッドはトリップミュージック的な側面とルーツミュージックの伝承者としての部分があるから
前者が一連のライブ作品だとすると後者はでんぷん師匠が解説してる
「ワーキングマンズ・デッド」と「アメリカン・ビューティー」あたりなんで
ここらが良いと思うよ。

ライブで攻めるなら「ヨーロッパ72」「フロムヴォルト」なら入手し易いかと
109(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/20 10:47 ID:Gg20BZHK
>>102 おお、このアルバムは良さそうですね。PVおもしろそう。どっかで見れないかな。
でも結構残酷な一枚ですね>病み上がりのガルシアのパフォーマンスが衰えてしまっていることに。
病に倒れるミュージシャンは悲壮ですね。。。
>>103 この人はもとはクインシーのとこの人なんですね。テヴィン・キャンベルみたい。
まだ聴いた事無いんで試聴してみます。
>>104 ミックはここで抜けるのか、知らんかった。キンクスの一面である凶暴なハードロ
ックの部分は彼のドラムも多いに貢献しているなと言う印象でした。
>次 そうですね。バラバラか、または70sビーチボーイズがいいです。私はオランダ以降聴いてないもんで。。。
110(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/20 10:57 ID:Gg20BZHK
>>105-106 私は長いレスを読むのが好きですが、レスを下さる方は別に短くてもいいですよ。
>>107-108 ライブは参考にさせてもらいます。スタジオ盤の2枚ですが、オーソドックスな
カントリーロックのようで、彼らは結構複雑なコーラスとコード進行をしているので
聴きごたえがありました。

お薦めの感想:爆音物その5 AC/DCでPower Age。AC/DCもワンパターンなようで、微妙に
各アルバムで違ってますね。自分が聴いた中ではこのアルバムは前感想を書いた2枚よりも
オーソドックスなブギーっぽいなと思いました。リフ・ラフがやはりカッコいいな。
111でんぷん:01/12/20 13:59 ID:8A5r5xHS
>107
108さんのレスが順当なところです。
「フロム・ヴォルト」の場合は「ワン・フロム・ボォルト」からかな。
「トゥー・フロム・ヴォルト」でも悪くないです。

*もっと濃ゆい音が聞きたい場合>「2-11-69 Live At The Fillmore East」
*ラフでもいいからもっとロックしたやつ>「Fallout From The Phil Zone」

という選択肢もあります。上は文字通り初期69年のライブ。
下は新旧のライブ・トラックばかり集めたベスト盤になっています。
112名盤さん:01/12/20 14:45 ID:f2uxG5+h
デッドの終着駅は「Grayfolded」

素人にはお勧めできない。
113名盤さん:01/12/20 18:21 ID:tt5pOpyx
デッドは通販でディックス・ピックスシリーズ
現在Vol.23しかもほとんど3枚組。全てライブ。これ最強。
しかし買い続けると財政破綻に陥る。諸刃の剣。素人にはお勧めできない。
114でんぷん:01/12/21 01:09 ID:RwFDMTdT
GRATEFUL DEADのスタジオ盤を語るコーナー、最後は"BUILT
TO LAST"です。作ったときには最後にするつもりはなかった
ようですが、結果的にこれが最後になりました。皮肉なタイ
トルです。このアルバムも前回と同じようにライブで作ろう
という計画だったのが途中で変更、メンバー1人が自分のパ
ートを好きなように作ってから次のメンバーに交替するとい
う、スタジオ盤としては普通にあるが、デッドとしては珍し
い方法で作られました。結果的には成功で、個々の曲が作り
こまれた良い出来になっています。ガルシアは3曲と多くは
ないがいい曲だし、"GO TO HEAVEN"より参加のBRENT MYDLAN
Dが頑張って(ボーナス含め)4曲提供しボーカルも取っていま
す。BOB WEIR作曲の2曲中"PICASSO MOON"では、PHIL LESHの
ベース・ラインが効果的で、普段目立って語られる事のない
彼の個性を聞く事ができます。更に聞きこめば、キーボード
の旋律や管楽器のフィーチャーがさりげなくガルシアのソロ
・パートをフォローしている事もわかるでしょう。この時点
で、1人の天才ジェリー・ガルシアが他のメンバーを引っぱ
って行くというバンドのあり方から、ガルシアの不調をメン
バー全員がフォローしていく、という方向に変化しているの
だと言えましょう。

ちなみにBRENT MYDLANDはアルバムが出た翌90年にドラッグで
死亡。デッド・メンバーで3人目の故人、しかも3人ともキ
ーボード(^^;)であります。それでも後5年、ガルシアを助け
てバンドが存続したのは、この時すでにフォローの体制がで
きていたからだと思えます。しかし、さすがにガルシアが亡
くなった時には続けられず、"誰も2度とGRATEFUL DEADは名乗
らない"と残りのメンバー全員で約束して、バンドは終わりを
告げる事になりました。

その後のメンバーの活動もそれなりに面白いんですが、それ
は置いといて、ひとまず連載は終わります(^^;)。また何か小
ネタがあったら出しますね。ちなみにデッドのライブ盤に関
してはキリがないので、ね(^^;)。
115名盤さん:01/12/21 02:39 ID:dlVl+iH4
俺のお薦め。
ではリクエストに応えて70sビーチ・ボーイズを語りましょう。
「オランダ」以降はお持ちでないとか。じゃあライブを抜かして「15ビッグ・ワン」からやりますよ。
76年「15ビッグ・ワン」、これは大ヒット作です。ジャケはちょーダサイけど、ディーン・トーレンスがデザイン。
ディーンってジャン&ディーンの片割れです。
「Brian Is Back!」のテーマの元、一応ブライアンがカムバックしました。
んがっ!本調子ではありません。声ダメ(ガラガラ声)、見た目ダメ(これをデブと言わずして何と呼ぼう)、演奏がイケてない(ま、リハビリの最中だったし)。
このブライアン復帰はベスト盤「エンドレス・サマー」が1位になった為、看板商品たるブライアンを戻そうとの営業的理由です。
この件ではマイクが悪者扱いされてますが、未発表曲集「エンドレス・ハーモニー」には「Brian's Back」ちゅう曲もあり、これを聴くかぎりは肉親として彼を立ち直らせようとの意志もあったのかもしれません。
それはさておき内容です。
出だしの「Rock&Roll Music」は御存知チャック・ベリーのカバー、アルバムから一番ヒットしたシングルとなりました。
俺は「It's OK」が好きですね。他にオールディーズのカバーが半分を占めております。
ドゥーワップのカバーなんぞはかなりイケてまして、さすがのコーラスハーモニーですよ。
ただ、オリジナルに切れ味が無いのが欠点と言えば欠点。
某評論家(N山)はこのアルバムを「無かったことにしておきたい」と酷評しております。
でも俺は好きですよ、このアルバムは。
確かにブライアン不調かもしれませんし、オリジナルも大したこと無いかもしれません。
でもここにはあのハーモニーとメロディがある、それで充分じゃないですか。
少なくとも「オランダ」よりはビーチ・ボーイズの色が濃いかと思いますよ。
ではではまた次回です。
116(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/21 03:27 ID:ILr/AaMY
>>111-113 デッドのライブのお薦めありがとうございます。自分はまだ素人(w
なんで108さんとでんぷんさんのお薦めからまずは試そうと思います。
それにしてもディックス・ピックスシリーズってすごい。。。これはまだ手が出せません。。。
>>114 ありがとうございます。大分参考になったし、なによりデッドに興味をもつことが
できて良かったです。デッドのライブもいろいろ聴いてみます。深みにはまりすぎない程度に(w
>>115 マイクはいろいろ悪くいわれますが、私にとっては彼の声がビーチボーイズの
トレードマークです。オランダとカール&ザ・パッションズはちょっと地味すぎたので
15ビッグワンに期待。。。

お薦めの感想:スティーヴ・ミラーバンドの鷲の爪。彼らは初めて聴く事も
あって、お薦めで他に名前のあがっていた代表作からとりあえず聴いてみました。
サイケからカントリーまで曲調はバラエティに富んでてきいてて楽しいアルバムでした。
アルバム全体では少しいなたいところもありますが7、8曲目の並びがよかったです。
117名盤さん:01/12/21 04:32 ID:mkHHmSh2
>(・∀・)イイ!ものをおしえて さん
デッドばかりで他のお勧めが買えなくても可哀相なんで、
こういったところを利用するのも得策かと

ttp://www.gdlive.com/
118名盤さん:01/12/21 05:09 ID:QqLrGHXJ
スレの流れに乗り遅れてますが、ジェスロ・タルなら75年の「Minstrel in the gallery」
(邦題:天井桟敷の吟遊詩人)が地味にイイです。
しばらくコンセプトアルバムが続いた後に出た普通のアルバムなので地味な印象を与えますが、
佳曲ぞろいの上、10分を超える組曲もきっちり聴かせており、入門用にも最適です。
タルはよく言われるトラッド風味とともに、中世ヨーロッパで吟遊詩人が歌っていたような民俗音楽というか、
物語の弾き語りというか、そういう雰囲気を持っているバンドなのですが、
このアルバムはずばりそのもののタイトルのため、いつにも増してそうした雰囲気が強く、それもまた美味です。
なお、タルを語るときによくモンティ・パイソンが引き合いに出されますが、
パイソンに限らずイギリスの田舎の方でロケされたコメディ。イギリス特有の曇った空、荒涼たる荒野、鬱蒼と茂る森、
そこで繰り広げられるブラックだったり間抜けだったりするコントにタルの音楽は本当によく合います。     
パイソンを見た後にタルを聴く(逆も可)これ最強(以下略)
119(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/21 16:58 ID:ILr/AaMY
>>117 これは凄いというかなんというか。。。何曲か落させてもらいました。
教えて頂いて感謝します( ´∀`)。これも全部聴こうと思ったらどれくらいかかるのだろうか。。。
>>118 私がたまたま試聴した曲はフルートをばりばり吹きまくる曲だったのですが
そういう一面もあるのか。ベストはわりと置いてあるんですが、なかなかアルバムが
見つからないんですよね。

お薦めの感想:グレイトフル・デッドでワーキングマンズ・デッド
アメリカン・ビューティと比べ、こちらの方が軽快な曲が多かったです
演奏は簡素でスカスカといってもいいくらいですが、コーラスワークがでんぷんさんの
おっしゃるとおり味わい深く、爽快でした。
最終曲のケイシー・ジョーンズも地味に盛り上がれる名曲!
120joi ◆mxbxsB5k :01/12/21 17:52 ID:7bszhmH3
サイダ―ハウスルールのサントラ。
全てレイチェルポートマンの手によるものだけれども
とても良いアルバムだと思います。
静かになりたいときはこれでしょう。
121(( ;゚Д゚))ブルブル:01/12/21 20:10 ID:DxaoCo7W
セマンティクスのパワービルなんてどうかな?
個人的にはオウズリーのソロよりこっちの方がいい。
しかし、アメリカのバンドなのに日本でしかCD出してないなんてね・・・。今はわかんないけど。
122名盤さん:01/12/22 02:28 ID:kt/Oh0dT
俺のお薦め。
鷲の爪ですか。これ傑作ですよ、「Rock'n Me」みたいな超シンプルな曲が全米1位ですしね。
他に「Take The Money & Run」、これも大ヒット曲で歌詞が強盗の曲ってのも面白いですね。
あとギターの音が実に独特。生ギター的な弾き方のエレキですね。
さて本題。今日は77年の「ラヴ・ユー」のお時間。
ヒョーロンカのN山は「傑作!」と褒め称えておりますが、そこら辺探ってみましょう。
実は俺はこのアルバム、ちと問題アリと捉えております。
何故?演奏がシンセなので音がチープに聴こえるんですね、これが。
特にベースやギターが無いあたりが、ちとツライ。つまりはシンセで代用、と。
曲がぬぁんとブライアン全曲関係しているだけに、サウンドプロダクションをきちんとしてくれれば俺も万歳なんですがね。
ま、つまりN山さんは「ブライアンの想像力さえあれば後は何もいらね〜よ」って人なんでしょうな。
俺は「ブライアンもそうだが、他のメンバーの色が無いとイカンのじゃね〜の」って感想なのでして。
でもこのアルバムにはブライアンの一瞬だけ戻った作曲能力が封じ込まれておりますので必聴!
特にメロディに冴えが見えますし、コーラスも楽しげです。
このアルバムが出た後、デニスが初ソロを発表します。
その「パシフィック・オーシャン・ブルー」ですが、これがビーチ・ボーイズをイメージ出来ない作風なんですね。
男臭いSSW、例えるならウォーレン・ジヴォンみたいな感じでピアノ中心のサウンド。
今は廃盤らしいですが、見かけたらアナザーサイド・ビーチ・ボーイズとしてお試しあれ。
ではではまた次回です。
123名盤さん:01/12/22 02:46 ID:kt/Oh0dT
http://gratefuldead.rhino.com/index_flash.html
何かこんなの見つけました。
デッド関連ぽいですよ。
ま、ライノは俺みたいにクラシックロック好きな者にはサイコーのレコード会社ですねえ。
では。俺のお薦めでした。
124(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/22 08:36 ID:rf1fseKX
>>120 サントラか、新しい分野ですね。ありがとうございます。サントラはあまり持ってないなあ。
地味ではないけど、私の好きなサントラはロッカーズです。
>>121 パワーポップ系のバンドですか? 日本でしか売っていないのだとちょっと
入手しづらいです。試聴してみます。
>>122-3 ブライアンさえいればいいというのは私も賛成できないです。そういう意味で
ペットサウンズよりもサンフラワーとかフレンズのほうが個人的に好きです。
デニスのハスキーな声はたまりませんね。ブートでいいのがあるそうですが、
パシフィック〜は正規盤で再発を是非してもらいたいです。
ライノといえばストゥージズボックスは圧巻だった。。。

お薦めの感想:ザ・バンドでカフーツ
冒頭のホーンと絡んだ曲がまずカッコいいです。このあとは地味にいい曲が続きます。が、しかし!
圧巻は5曲目のリチャードと"ベルファストのカウボーイ"との掛け合い。男ならつい熱くなってしまうはず!
少くとも私は興奮しました。その後の中国風の曲は愛敬でしょうか(w
昔はバンドなんてオッサン臭くて聴けねえと思ってたけど、今聴くと無茶苦茶かっこいい。
125(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/22 18:03 ID:7zxHQW1z
何か圧縮が近そうなんでage。
久しぶりに私からも地味なアルバムを紹介させてください。

パレスブラザーズでアライズ・ゼアフォア。ウィル・オールダムという人のユニットらしい
ですが詳しくは私も知りません。
簡素なリズムボックスをバックに、カントリー風な曲を暗く歌っているんですが、ずぶず
ぶとはまります。彼はかなりな枚数リリースしてるみたいですが、私は4枚程しかもって
ないので代表作はちょっとわかりません。でも地味にいいので紹介してみました。
126名盤しゃん ◆4VweY22c :01/12/22 18:26 ID:QS1J8Voh

.   ,へ、        /^i
   | \〉`ヽ-―ー--< 〈\ |
   7   , -- 、, --- 、ヽ
  /  /     i      ヽ  ヽ
  |  ( ●    ●  )  |   < 邪ネットのTHE VELVET ROPEかな…
 / 彡   ▼    ミミ   、
く彡彡   _/\_    ミミミ ヽ
 `<    \/      ミミ彳ヘ
    >       ___/   \
127名盤さん:01/12/22 18:26 ID:xH5lMMXc
>>124
「昔はバンドなんてオッサン臭くて聴けねえと思ってたけど、今聴くと無茶苦茶かっこいい」

カナダ出身で世界的に(もちろん英米語圏中心で、だけど)影響を与えた
ミュージシャン/グループのうちでも、ザ・バンドは、
「ラスト・ワルツ」のような傑作ドキュメンタリーを残すくらいだから、
現地では別格の存在かと思ってた。
ところが、忘年会の帰り道に職場のカナダ人に彼らについて聞いてみたら、
「ああ、いたねー、そういう人たち。」みたいな返事。
思わず酔った勢いで小一時間問い詰めてしまった年の瀬の今日この頃、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

まあ、カナダ出身のミュージシャンにメジャーな人、伝説的な人ってのは
彼らの前後にもいっぱいいるわけだし、「ラスト・ワルツ」以後にも余計な活動して、
かえって現地の人にとってはどうでもいい存在になってっちゃったんだろうけど。

時の流れというのは苛酷なものであるなあ、という思いとともに
「Tears of rage」収録の『Music from Big Pink』を推しておきます。
128名盤さん:01/12/22 18:30 ID:xH5lMMXc
↑あまりにもメジャーなアルバムゴメソ。
ついでに同曲収録のジーン・クラーク『Gene Clark (White Light)』も
このさい推しておきます。
「With tomorow」に男泣き。
129ドレミファ名無シド:01/12/22 19:55 ID:f6oFQpVM
レニー・クラヴィッツのベスト盤
130joi ◆mxbxsB5k :01/12/22 21:16 ID:nRtWMdKZ
>>124僕もノリが良いのが好きデスがこれはピアノが中心の
静かなのばかりなので、たまにノリ過ぎて疲れた時にどうぞ。
131nanasi:01/12/23 01:49 ID:UdxG6IG1
ラストワルツ関連で、エミルーハリスを挙げます。
EMMYLOU HARRIS「WRECKING BALL」
日本盤が出なかったのが不思議なくらいの地味な名盤です。
プロデュースをあのダニエル・ラノワが手掛け、いつものアンビエント風の
音響世界から深みある楽曲が流れてきます。タイトル曲はニール・ヤングの
カバーで本人もバックコーラス参加してます。他曲もカバー中心ですが、
11曲目の「BLACKHAWK」が特に印象深いイイ曲です。(これはダニエル
ラノワの曲)実はカントリーシンガーとしてのエミルーには詳しくないのですが、
ここでの歌唱は渋くてとっても気持ちいいです。
もう一枚サントラで「フェノミナン」。メジャーすぎるというツッコミがきそう。
「チェンジ ザ ワールド」を収録していますが、他の曲もいい。と思ってよく
見たらなんと音楽プロデューサーにロビー・ロバートソンの名前が!
7曲目のマービン・ゲイが特にいいです。それにしてもソロになってからの
ロビーの活動はあまり省みられてないなあ。
132名盤さん:01/12/23 02:17 ID:PT89VZNG
俺のお薦め。
今日はこれぞビーチ・ボーイズ隠れ名盤の誉れ高き78年の「MIUアルバム」です。
いや〜、これ語りたかったんだ!
さて、前作にて完全復活と思われたブライアンですが、さすがに常人と違うらしくすぐに元の引きこもり状態に戻りつつありました。
で、そのヒッキー状態のブライアンのケツをけとばして曲を作らせております。
尚かつ「MIU=マハリシ大学」、マイクが大好きなインチキ臭さプンプンのマハリシ・ヨギの主催する大学での録音。
こんな状態で傑作になるわきゃね〜よ、ってのが大体の見方。
チャートや世間もそう思ったらしくトップ100にすら入りませんでした。
が、しか〜し、このアルバムはビーチ・ボーイズらしさに溢れた傑作と俺は見ております。
60sフレーバー溢れる内容はまさにビーチ・ボーイズです。
曲がとにかくイイ!コーラスも演奏もイイ!俺的には70sアルバムの中では一番です。
収録時間が短いのが難点ですが、そんなこと気にせずこの世界に浸っていただきたい。
必ずやビーチ・ボーイズファンならば歓迎すべき出来のアルバムだと気付くはずですよ。
このアルバム製作前に彼らはクリスマスアルバムを製作して発売しようとしておりました。
が、レコード会社の「おい、お前らこいつぁ売れねえからボツ」攻撃をくらい幻のアルバムとなっております。
で、そのクリスマス用の曲を改作したのがこの「MIU」になるわけです。
ちなみにそのボツったクリスマスアルバム、今現在は「Ultimate Crismas」つうアルバムに収録されておりますので、興味有ったら是非。
時期としても今がタイムリーですしね。
ではでは又次回です。
133(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/23 07:35 ID:4teA6vtJ
>>126 Got til it's goneだったかは聴いた事あるよ。確かジョニ・ミッチェルをサンプリングしてたんで
記憶に残ってます。アルバムもちゃんと聴いてみます。
>>127-128 バンドってやはりもう古臭いと思われているんでしょうか。残念な事だ。
ビッグ・ピンクは1stアルバムとは思えない程完成度が高いですね。私は有名なウェイトとかが好きです。
ジーン・クラークの名前が出てきた所で何かバーズのお薦めもありませんかね?
>>129 ベストアルバムは派手な感じもしますが、レニーは最新アルバムはどうでした?
>>130 映画も見てみたくなったよ!ビデオ探して借りてみます。
>>131 エミルーといえば、グラム・パーソンズとのデュエットしかしらないんですが、
彼女の声は透明感があっていいですね。ラノワがプロデュースしているとはおもしろそう。
以前薦めてもらったディラン、ネヴィルズの作品が良かったので期待大です。
ロビーはGAPのCMに出てましたね。びっくりしました。
134(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/23 07:37 ID:4teA6vtJ
つづき
>>132 ビーチボーイズはスマイルの他にも没アルバムが大量にあるそうですね。
MIUアルバムは以前にも薦めて下さった方がいらしたんですが、まだ買ってはないんです(;´д`)
クリスマスアルバムはいいですね。古いバージョンのはもってるんですが、売ってるのを見たので
手にいれてみます。季節物ですし(w

お薦めの感想:今日もザ・バンドで南十字星。取り敢えず4曲目が良すぎる!その他の曲ももちろん
よかったですが、この一曲が聴けただけでも満足なり。お薦めしてくれた人も書いてましたが、
なんとなく郷愁をさそい、涙腺を刺激するアルバムでした。あと、よく聴くとシンセの
使い方が独特ですね。ライナー読むとドラムマシンまで使ってるようで。実は先鋭的なバンドだった?
135名盤さん:01/12/24 02:37 ID:u7qyBR8b
俺のお薦め。
世間一般ではどうやらクリスマスらしいですな。
俺は商売人なのでこの時期は稼ぎ時です、まあどうせシングルベルなので関係ないですが寂しいもんですわ。
さて、寂しいと言えば今日のまな板の上のアルバム「L.A」79年も実に寂しい出来のアルバムです。
これを傑作と呼ぶ人はまずおらんでしょ。
一つ明るいニュースがあったとすればブルース・ジョンストンが復帰したっつ〜ことくらいですかな。
ジャケがまた色々な画家に収録曲のイメージを描かせたものなんですが、その中にネオン・パーク(リトル・フィートのジャケをいつも描くので有名)があったのが「ほほう」と思うんですよ。
ブライアンはこの頃はさらに鬱だ氏のう状態だったようで、実に覇気のない曲しか作っておりません。
スタジオでも置物状態だったようで、ブルースやカールの頑張りがなければ駄作中の駄作として残ったことでしょう。
肝心の内容ですが、ワケわからん日本趣味の「スマハマ」・・・ビーチ・ボーイズ一の迷作ですかねえ。
何せ「スナハマ」じゃなく「スマハマ」ですよ、歌詞も間違い全開の日本語歌詞はワラタ〜。
マイクが一生懸命歌っているだけに余計にツライものがありますです。
但し、アルの傑作「レディ・リンダ」があったりして、これが一服の清涼剤的効果を放ちます。
他は平々凡々な曲が続きます。
チャート的にもありゃま〜な結果となりましたのは当然と言うべきか?
ところで・・・ボツアルバムって呼ぶか否かって感じではありますが、アルがこう発言しております。
「僕らは世界中のどのバンドよりも濃密な未発表曲のカタログを持ってると思うよ」と。
ライブやテイク違いもまあイイんですが、純然たるスタジオ録音未発表曲がたくさん聴きたいと思うのは贅沢っちゅうもんですかね。
でもこないだ出た「ホーソーン」はその手のアルバムとしては痺れました。
ではではまた次回です。
136名盤さん:01/12/24 03:28 ID:F3yrXIgD
キュアのアルバムは毎回地味に良い
まぁ存在忘れられてるからね
137名盤さん必死だな ◆POCOmpHE :01/12/24 03:39 ID:I1pNW+gZ
>>133
バーズはいいっすね
ジーン・クラークを追い求めるなら、バーズ時代よりも
ディラード&クラークというバーズ脱退後に彼が作ったユニットもお勧め。
ファーストにはイーグルスがカヴァーした「今朝発つ列車」も収録。
まあソロの『ホワイト・ライト』は別格の完成度の高さですが。
ザ・バンドの「怒りの涙」も演ってるし。

バーズではラスト・アルバムの『ファーザー・アロング』が地味だけど良い。
どうも後期バーズっていうと『ロデオの恋人』と『アンタイトルド』に
隠れてしまいがちだけど、アーシーな名盤。
138(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/24 05:36 ID:kx20H7VM
>>135 私もクリスマスから10日程、大仕事が入って大忙しです。お薦めしてもらったBB5のクリスマス
アルバムを昨日買ってきて気分だけでもクリスマスです。。。
L.A.はなかなか悲惨なアルバムなようですね。買うのは後回しにします。。。
ホーソーンは良かった! ブラザー時代以前のアルバムは全て持っているんですが、ホーソーンを
聴いてつい聴き直してしまいました。ホットロッド時代とかもやはり素晴らしい。
>>136 キュアーは全てを聴いたわけではないんですが、個人的に好きなのはエントリートです。
ブラッドフラワーズもいいですね。最近ベストがでてましたが、こちらでは結構売れてましたよ。
139(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/24 05:43 ID:kx20H7VM
>>137 お薦めありがとうございます。後期のバーズを特に聴いてみたいと思っていたので参考に
させてもらいます。最近ロデオの恋人を買い直して聴いているんですが、ベタだけどヒッコリー・ウィンド
が好きです。何より歌詞が泣けますね。グラム・パーソンズに興味をもった思い出深いアルバムです。

お薦めの感想:パーラメントでモーター・ブーティ・アフェア。
4曲目は聴いたことある!このアルバムにはいってたのか。ディスコグラフィーをみると
このアルバムは割と後期にあたるようですね。Pファンク独特のエグみとともに、
水がテーマになってるせいか(w 洗練された雰囲気もありますね。
歌詞も含めておもしろく、楽しめるアルバムでした。
140でんぷん:01/12/24 15:35 ID:0r80rJjw
ageよう。
キュアーだけど、自分は音数のとっても少ない
セブンティーン・セコンズが和んで好きなんですが。
141(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/24 18:59 ID:kx20H7VM
日本はクリスマスイヴか。
>>140 フェイスとかもジャケットのもやっとした絵(写真?)の印象と、音数の少さがあいまって
独特なムードがありますね。ポルノ〜までいくとリズムが多彩になってきたと感じるんだけど。

お薦めの感想:ハリー・ニルソンで夜のシュミルソン。シナトラばりにオーケストラを
バックに郎々と唱いあげてますね。ほとんどがスタンダードナンバーで私の知らないものばかりでしたが、
単純にニルソンの声に聴き惚れてるだけで、時間が過ぎてきます。
不満なのはもう少し収録時間が長ければいいのにと思いましたが、これは人それぞれでしょう。
クリスマスソングではないですが一人きりのクリスマスには合うかも知れませんね(TдT)。
142KOKI ◆aKwX/viw :01/12/24 19:04 ID:iHdNEAuv
>でんぷん
プログレ風味のKISS×3も良くない?
143(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/25 06:46 ID:WlRXUujr
>>142 キス^3はどちらかと言うとあの曲のおかげで派手な印象があります。
CDしかもってないので、オミットされた曲は聴いた事無いんだけどどんな曲なんでしょうか?

お薦めの感想:お薦めしてくれたアルバムの中でもクリスマスに2ちゃんやってる人向けに、
レナード・コーエンでヴァリアス・ポジション。
彼のだみ声が染みました。最近のライヴアルバムにも収録されてた一曲目と、
ジョン・ケイル、バックリーの息子のカバーで有名なハレルヤが個人的には白眉でした。
惜しむらくはキーボードの音がちょっと安っぽいところが気にいらないんですが、
時代が時代だしそれはしょうがないか。ハレルーヤ、ハレルーヤ。。。
144(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/25 16:57 ID:xNMs4Hfs
日本ではホワイトクリスマスのところもあるそうですね。私の住んでる所でも山の上は雪化粧をしています。
今日にちなんだアルバムの感想でも。。。

お薦めの感想:ビーチボーイズでUltimate Christmas。これまでのクリスマスアルバムに、
オクラ入りになったというM.I.U.アルバムでのセッションからのクリスマスソングをコンパイルしたものでした。
M.I.U.からの曲はシンセの音がチャチですが、コーラスは何時も通り分厚いですね。
66年のアルバムの曲も、私が持っている盤に比べ音が良くなっていて改めて感動している所です。
コナとか馴染みの地名もでてきてなかなかいいです。
キャピトルはリイシューをこまめにしないで、一気にどんとだして( ゚д゚)ホスィ。。。
145名盤さん:01/12/26 03:01 ID:F+EPUThS
俺のお薦め。
先日はレス出来ずに申し訳ない。この時期酒関係は地獄の年末進行なんですわ。
で、今日は今年最後の休みだったし、給料日だったのもあってレコ屋めぐり。
「ステイタス・クォー・25th記念盤」が一番の収穫物でした。
さて、本題いきましょう。
今日は80年の「キーピン・ザ・サマー・アライブ」です。
前作「LA」が見事に駄作だったビーチ・ボーイズもさすがにこいつぁイカンと思ったようです。
プロデュースにブルース・ジョンストンを据えてタイトル通り「夏よ、カムバックアゲイン!」てな感じで製作に入ります。
ジャケの絵がまたよくわからんです。
南極っぽい所でカプセルに入り、その中だけは夏。んで、水着のおねえちゃんがオプションで描かれている、と。
ピアノの前に座るブライアンは絵の中でもあさっての方角を向いており、相変わらずの状態です。
音の方ですが、まあ前作よりは少なくともイイ出来ですよ。
出だしのタイトル曲他イメージ通り「夏」って曲がこのアルバムを印象つけております。
バラードに佳作が多いのもポイント高いです。
んがっ!しか〜し、このアルバムは売れませんでした。
しょせんビーチ・ボーイズは夏のサントラだよな、って意見に見事に肯定的な内容だった為なんでしょうか?
俺は個人的に一番最初に購入したアルバムがこれだったためか妙な愛着があるんですけど。
蛇足ながら、LPの解説は山下達郎と評論家の木崎さん(昔あったポプシクルっつー洋楽雑誌の主宰)。
この解説の中で山下達郎が「僕のバンドのメンバーにペット・サウンズ聴かせたらすごい!って云々・・・」みたいなことが書いてあった記憶があります。
80年当時はビーチ・ボーイズ再評価なんぞまだまだでしたし、当然ペット・サウンズだって今のような超名盤扱いされてはいないわけです。
その頃から達郎氏は「ペット・サウンズは最高」って言うあたり、ホントにビーチ・ボーイズ好きなんだね〜と今にして思います。
さて、次作を発表する前にビーチ・ボーイズには一大事件発生!
詳しくは・・・・ではではまた次回です。
146(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/26 08:33 ID:P/5524Ir
>>145 お忙しい所いつもレスをありがとうございます。あまり無理はなさらないように。
達郎氏はポップミュージックのリスナーとして尊敬してます。でも彼の歌自体は
あまり知らないんですよね。。。ビーチボーイズは彼のおかげで興味を持ちました。
キーピン〜はわりと佳作っぽいようですね。一大事件とはあのことですか。。。。

お薦めの感想:オールマンブラザーズバンドでブラザーズ&シスターズ。
少しカントリー風味が加わってますね。デュエインの神懸かったスライドはないですが、
ディッキーのレイドバックしたギターはこのアルバムの雰囲気にあってていいです。
リズム隊は相変わらずグルーヴィーですが、マタ−リのびのびした演奏を楽しむ一枚でした。
147名盤さん:01/12/26 23:49 ID:R+1D0lG6
C.C.Rって評価低いんですかね?
メジャーなバンドなのに、「ああ、彼らにもいい曲たくさんあるよね」って感じで、
ミュージシャンとしての注目度はものすごく低い気がします。
日本ではつい最近、コンプリートボックスが発売されましたが。
ヒット曲の多さが悪いほうに作用してるのかな。

で、C.C.Rのアルバムのおすすめといえばやはり「Willie and the poor boys」です。
ロックンロールを演奏しながらロックンロールを生んだすべてを語り尽くしている、
本当にすばらしいアルバムだと思います。

中でもレッドベリー作の「コットン・フィールズ」。
歌詞そのものは、貧しかった少年時代を回想するような、ある意味ものすごくわびしい内容。
なのに、あんなに楽しげなアレンジにしている。
それがかえってつよい郷愁を感じさせて、思わず男泣き。
148nanasi:01/12/27 01:24 ID:XWJpsAar
今夜のお薦めはDr.Johnの「TANGO PALACE」です。
Drといえば誰もが挙げる名盤中の名盤が「GUNBO」ですが、‘79年発表のこの作品は
幾分洗練されたというか、流行のAOR風にニューオーリンズサウンドを演奏しています。
というのも、前年Dr.Johnは「シティライツ」というまんまAORという異色作を発表し、
売れ線を意識したサウンド指向になっていました。でもやはりルーツのニューオーリンズ
を忘れられなかったようで、まったりした時間が流れる4曲目「フォンキーサイド」や
じわじわと感動させるラスト「ルイジアナララバイ」を聴くとこの音がやはりDr.には適っ
てるなあとしみじみ思います。
149名盤さん:01/12/27 01:31 ID:wcZ8kB1V
>(・∀・)イイ!ものをおしえて
あんたホントに偉いよ
ちゃんと詳しくレスに返信してるしさ
150(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/27 05:50 ID:veL7cXMv
>>147 たしかに、C.C.R.はCMとかで使われる頻度が多い割に、アルバムだとどれがいいのかな?という
印象だったんで私もベストを聴いただけで済ましていました(;´д`)。。。
もうボックスが出てるのですか! でも予算の都合上(TдT)、フォガティのソロとともにまずはお薦めから聴いてみます。
>>148 Dr. Johnはこれまた殆んど未聴でなんでお薦めがありがたいです。私は数年前に彼が若手ミュージシャン
と競演したのを聴いてグリグリとガンボを購入、あとはアルバムが多くてそれっきりだったもので (;´д`)。。。
競演アルバムではスピリチュアライズドとやってた「ジョン・グリ」という曲が呪術的なノリでカッコ良かったです。
でもマターリ系もよさそうですね。ベス・オートンとの競演もよかったです。
>>149 ありがとうございます。でも皆さんのお薦め文とそのアルバムを聴くと発見することが多いので
こちらの方こそ感謝してます。

お薦めの感想:ジョン・ハイアットでスローターニング。まず塩辛ハスキーな声が(・∀・)イイ!
'88年の作品だけど、この当時ありがちなドラムに変なエコーとかかかってなくて
ガチンコバンドサウンドなのがさらにかっこいいですね。乾いたカントリータッチの曲が特によかった。
151でんぷん:01/12/27 19:07 ID:bey+KeAA
こんばんわ。東京へ買出しに行って来ました。ロニー&ザ・ディトナス
とか買いました。漠然とプレスリー後の米国白人R&Rはどこへ行ったん
だろうなんて思ってたんだけど、サーフィン&ホットロッドってR&Rです
ね。気付いてなかった(^^;)。
GRATEFUL DEADもDICK'S PICKSのVol.23を買いました。

今日は以前、話が出てた気がするんだけどDEADのトリビュート盤"STOLEN
ROSES"を買ったのでその話を。
トリビュートって、まともなものは滅多にないけど、これは良質ですね。
前半は良き見本というかアメリカの良心とも言える渋いできで、ボブ・
ディランやエルビス・コステロなんて大したはまりようです。もう最初
の5曲だけで買いでしょう。で、後半は一転してオーソドックスなカヴ
ァーはほとんどないという(^^;)。特にロリンズ・バンドなんて誰か止め
ろよってな代物だし、Leftover Salmonの"Pasta On The Mountain"って、
お祭りソング"Fire Of The Mountain"のパロディで、ロス・ロボスがジ
ャム・バンド化したような景気のいい曲。更にはブラス・バンドでマー
チ化した"Uncle John's Band"には目が点になります。でも、ジェリー・
ガルシアは空の上で面白がってるんじゃなかろうかという、こんな茶目
っ気まで含めて、デッドってどんなバンド? という問への答えとして実
に似合ってて、素晴らしいと思いますよ(^^;)。
152でんぷん:01/12/27 19:13 ID:bey+KeAA
>>142
自分はストラングラーズとか好きなんで、キュアーは
いい曲はあるけど、基本的には線が細いなと思ってる。
153joi ◆8ZVoiFaQ :01/12/27 19:14 ID:MK7RaEvW
地味かどうか分からないけど、ザフーのトリビュート。
154ギタリスd:01/12/27 19:47 ID:16oCtqdn
Jeff BeckのThere and Back
155名盤さん:01/12/27 21:14 ID:s6hLdDJI
Quincy JonesのQ's Jook Joint
(地味でもないか?)
Killer Joe とか、Moody's Mood とかも、さらにカッチョよくなってて
聴くたび感激しちゃうなあ。Tamiaのデビュー作でもあるしね。
156名盤さん:01/12/28 02:35 ID:dIzKo5dj
俺のお薦め。
年内は俺みたいに酒関係の仕事はキツイ・・・。大晦日まで休みが無いっすよ〜。
さて、他の方の情報でCCRが出ておりますが、以前申し上げたボックスセット発売中です。
今度金が出来たら(つ〜かヒマが出来たら)買ってきてインプレしましょうかねえ。
さて、ビーチ・ボーイズ後期を語る今回は85年の「ザ・ビーチ・ボーイズ」です。
世間一般では「85」とかいう副題が付いているみたいですね。
そう、83年12月28日・・・丁度今日が命日ですか。なんまいだ〜・・・・。
デニスは酔った挙げ句冬の海にダイブして、その39年の生涯を終えました。
これには泡喰ったのがメンバー達、その有様はヴィデオ「アン・アメリカン・バンド」でも伺えます。
これでブライアンとカールは気合いが入ったようです、レコーディングは久しぶりにブライアンが頑張りました。
プロデュースはカルチャー・クラブを手掛けたスティーブ・レヴィン、その関係かボーイ・ジョージが曲提供をしてたりします。
その他ゲイリー・ムーア、スティービー・ワンダー、リンゴ・スター等が参加。
出だしの「ゲッチャ・バック」でKOでしたね、この展開・コーラス・メロディはまさしく黄金のカルフォルニア・ゴールドたるビーチ・ボーイズです。
そして「カルフォルニア・コーリング」、ドラムがリンゴって豪華じゃないですか。曲もイイ!
ちと打ち込みっぽいデジタル臭さがただようサウンドはイマイチですが、曲は捨て曲無いですよ。
但し、ゲストが書いた曲はやっぱイメージに合わないんですけどね、メンバーが書いた曲はサイコーです。
とにかくコーラスの分厚さは特筆もの。
この調子でどんどんアルバムを発表して欲しかったなあ・・・・。
てなわけで、次は遂に22年振りとなるNo1ヒットを飛ばしたあたりから語ります。
ではではまた次回です。遅れたらスマンこってす・・・。
157名盤さん:01/12/28 03:29 ID:knrcgvxB
Dr.Johnなら迷わず、[ Dr.John plays Mac Rebennack ] 聴いトケ
鍵盤弾きは必聴盤。現代に蘇った洗練されたブギ・ウギが聴ける。
パイントップ・スミスへの追悼心も忘れない…合掌
158(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/28 07:52 ID:p683TNaZ
>>151 ロリンズバンドも参加してるのですか!>トリビュート盤
私も探してるんですが見つからないので、日本にいったときに手にいれるつもりです。
ホットロッド系も掘り始めると深いんでしょうね。私はまだ手が出せないです。。
デッドのライブは私も一枚手にいれたんですが。。。感想を御覧下さい。。。
>>153 フーのトリビュートとは最近でたやつでしょうか? 昔、無名バンド達のトリビュート盤は
あまり良くなかったんですが、最近出た奴はメンバーがなかなか豪華ですね。
キャストがシーカーをカバーしてますね。未聴なんですがこの曲凄い好きなんで試聴をしてみます。
あとフィッシュとパール・ジャムも興味深いなあ。
>>154 ベックは有名なのしか知らないんです。試聴してみます。ワイアードしか知らないもんで。。
159(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/28 07:57 ID:p683TNaZ
>>155 Tamiaを薦めて下さった方もいることですし、是非聴いてみたいです。
クインシーといえば、テヴィン・キャンベルをフィーチャーした曲が印象に残ってます。
>>156 おお、本当にお忙しい所ありがとうございま。このスレを気にかけて頂いて恐縮です。
ゲッチャ・バックだけきいたことあります。少々バックの演奏が変でも、彼らのコーラスがあればイイ!
ゲストがこんなに参加しているとはしらなかったです。ボーイ・ジョージの曲はどんなのか興味津々。
>>157 はい。見つけたら即買います! 今ガンボを聴いてますが、彼のブギ・ウギピアノを
堪能したい気分です。

お薦めの感想:グレイトフル・デッドでグレイフォールデッド。このアルバム、2枚組なのに
他のライブアルバムと比べてずいぶん安かったので、素人にはお薦めできないと警告されたにも
かかわらずつい買ってしまいました。きいてみて( ゚д゚)ポカーン。慌ててライナーを読んでみたら、
デッドのライブをつかったコラージュ作品なんですね。
ジャズ的な展開を聴かせる部分はのりのりですが、単にノイズを数分間延々聴かされる部分も
あった。。。確かに素人の私には荷が重い。。。でも最近のノイズ、音響系に興味がある人は
聴いてみるといいかも。
160でんぷん:01/12/28 10:12 ID:5SVAOK5D
>159
グレイフォールデッド(笑)。ここでその名前が挙がったのは、
ずばり最後に買うべきだという意味ですね(^^;)。自分として
は、infrared rosesも双璧だと思いますが。これはドラム・
ソロを中心にギターがフィーチャーされてないジャム部分を
コラージュしたものです。
他に気をつけるべきなのは「グレイトフル・デッド・ライブ71」
というもので、音質・演奏ともに劣悪で、コレクターでない限り
買う必要ないです。

デッドはライブ・バンドですから、余程の事がない限り、何買って
もそれなりの良さは発見できるんですが、おおまかに言って、77
年までの音源なら、何買ってもいいです。80〜90'sになると、
パワー・ダウンしていきますので、ものによって出来不出来があり
ます。黄金期は74年と77年だと言われていますが、初期の67〜69年
頃の音源も、音質さえ気にしなければサイケなジャム・バンドの
本領を聞く事ができます。
161でんぷん:01/12/28 23:48 ID:OPlEEJQa
下がりっぷりが気になるので書きます(^^;)。
ファンカデリック。最高傑作と言われるのは「ワン・ネイション・アンダー・ア・
グルーブ」とか、タイトル曲の美しい「マゴットブレイン」ですけど、他にもい
ろいろ名盤があります。特に中期の地味な時期に、今のうちに好きにやってしま
おうと(笑)、頑張ってバーニー・ウォーレルが変態キーボードを爆発させている
「TALES OF KIDD FUNKADELIC」は1度聞いたらちょっと忘れないインパクトが
あります。何しろ、同じようなアルバムが他にないんですね。大抵はリーダーの
ジョージ・クリントンか、出なけりゃギタリストが中心に音作りしてるんで。
バーニー・ウォーレル個人としても最高傑作だと思います。
162(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/28 23:48 ID:p683TNaZ
>>160 情報ありがとうございます。ドラムソロ主体のコラージュとは。。。
そっちよりは良かったかもしれません(;´∀`)。ギターが主体のジャズっぽいジャム部分は
それなりにスリリングでしたし。ハウリングのサンプリング部分とかはちょっときつかったです。
でも前衛的なミュージシャンからも一目置かれている所がデッドのすごいところですね。
次は素直にお薦めを手にいれようとおもいます( ´∀`)。ライヴを聴きながらマターリしたい。。

私からもサントラの紹介を:Airでヴァージン・スーサイド。結構有名な映画だったんで
みなさん見たかも知れませんが、サントラも良かったです。暖かいシンセの音色が懐かしい
気分にさせる、地味めのインスト曲がよいです。
彼らの代表作は1stでしょうか。2ndも地味めでよいです。昔は彼らのスレがあったんですが
無くなっちゃいましたね。。。。
163(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/29 00:21 ID:9ZA4jmYL
>>161 殆んど同時に書き込んでしまったようですね(w 書き込む前にリロードを忘れてました。
ありがとうございます。個人的にはファンカデリックはギターがギャンギャンなってる曲が
好きですが、お薦めはまだ未聴なんで、それを聴かないで結論を出すのは早計ですね。
是非聴いてみます。
ファンカデリック/パーラメントはデッド並にはまると抜けられなくなりそうな予感が。。。
164名盤さん:01/12/29 01:19 ID:oRSks54f
俺のお薦め。
明日からは地獄の12時間労働です!帰ってきたらバタンキュ〜が予想されるので今日はレスしとかんとね。
さて、デニスの命日をいかがお過ごしでしたか。
仕事中頭の中でデニスのソロ「パシフィック・オーシャン・ブルー」を再生しまくって一人で追悼。
では本題。89年の「スティル・クルージン」です。
う〜むむ・・・これオリジナル盤とはちと言い難いような気がせんでもないなあ。
何故?それは60sの曲が無造作に突っ込まれているからなんですね。
「アイ・ゲット・アラウンド」「素敵じゃないか」「カリフォルニア・ガールズ」の3曲です。
特に再録されたワケでもなく、ポコッと入れられてもねえ・・・確かに名曲ではあるんだが、何もニューアルバムに入れるこたぁないでしょう。
で、肝心の新曲ですがこれもちと難あり。
ま、「ココモ」は当然No1ヒットなので問題なく名曲です。
その他が困ったもんです。ブライアンの「イン・マイ・カー」はタイトル見ると「こ、これはイン・マイ・ルームの続編か!」って期待しちゃう。
実際はノリのイイロケンロールでした。でもこれはこれでこのアルバムのベストトラックですよ、ホントにイイ曲です。
で、「サムホエア・ニア・ジャパン」、タイトル見ると「スマハマ」の悪夢再びって感じですが、今回はそういう事もなく平凡な曲でホッとしたりします。
アル作「アイランド・ガール」はどことなくトロピカルで「ココモ」路線をまた狙ったようです、まあ平凡。
ファット・ボーイズの曲にゲスト参加してコーラス聴かす「ワイプ・アウト」、まあこんな機会でもないとこういう曲は聴かないわな。
だってファット・ボーイズをこの一曲の為に購入しようとは思いませんものねえ。いくらゲスト参加してても。
そういう意味ではこのアルバムは「ココモ」「ワイプ・アウト」という企画品が入ってるのでお得なのかもしれませんね。
ちなみに88年ブライアンはソロアルバム「ブライアン・ウィルソン」を発表。
これはまた別の機会にブライアンは全アルバム語ります、いや、語らせて下さい。
年内はおそらくこれが最後のレスになるかもしれません、少しでもヒマが出来たら書き込みますよ。
ではではまた次回です。
165名盤さん:01/12/29 01:49 ID:jKYTW492
がいしゅつの可能性が高い気もしつつ、
TOMORROW featuring Keith Westなどを推してみる。
166nanasi:01/12/29 02:01 ID:l4dINdya
今晩のお薦めは・・
Faith Evans「Faith」です。
‘95年にでたデビューアルバムで大ヒットしましたので、代表作といえるかもしれません。
しかし内容は実にスローな曲が多く渋い仕上がりです。一般的には彼女はHIP-HOPのシンガー
にカテゴライズされるのでしょうが、ここではまるでブルース、ゴスペルシンガーのようです。
詳しいバイオグラフィーは知りませんがゴスペルの影響は大きいと思います。
いま聴きながらこれを書いていますが、夜中にぴったりハマる楽曲群です。SEXYな意味でなくて
深い精神性を感じさせる歌唱です。このまま夜の闇に吸い込まれてしまいそうな・・
僕のお気に入りは12曲目「GIVE IT TO ME」9曲目「ALL THIS LOVE」です。
蛇足ながら6曲目ではMARY J. BLIGE とデュエットしたりしてます。
167名盤さん:01/12/29 04:14 ID:t9YRqAgK
このアルバムは地味だ!ではなく、地味なのはこのアルバムだ!という勢いで地味かつすばらしい、
John Renbourn Group の『John Berleycorn』を推薦。

ジョン・レンボーンは60年代イギリスのフォーク/ブルースシーンの俊英の一人で、
やはりこのシーンを代表するミュージシャンのバート・ヤンシュと競演したギターアルバム『Bert and John』、
さらにバート+女性ボーカリスト+2人のジャズセッションマンで結成したPentangle(五芒星)で有名ですね。
その彼が結成した、ブリティッシュフォークと中世音楽を融合させた音楽を聴かせるグループの
2枚のオリジナルアルバムから選曲したベスト盤が『John Berleycorn』です。

アルバムは16世紀のフランス王アンリV世の作といわれる宮廷舞踏曲、
「Pavane: "Belle, qui tiens ma vie"/ Tourdion」で幕を開けます。
そこから、ノースカロライナの巨人 Doc Watson のパフォーマンスに独自のアレンジを施した
ラストの「Talk about suffering」まで、なにしろ激渋のアルバムです。
・・・まあ、ワー音板逝けとか言わずに。( ̄▽ ̄;)ゝ

ツェッペリンはファーストアルバムでインストナンバー「Black mountain side」を演奏していますが、
その元になったトラディショナル曲「Blackwaterside」もこのアルバムにはボーカル付きで収録されています。

ちなみに「Blackwaterside」は先に述べたバート・ヤンシュもデビューアルバムで演奏しており(ボーカル付き)、
バートのギター演奏から少なからず影響を受けているというフォーク小僧のジミペはそれを元にしたのではないでしょうか?
さらに言うと、ジョン・レンボーンのはタブラなどを入れた「Black mountain side」を髣髴させるアレンジになっていて、
よく考えるとなんだか三角貿易のような話です。

ところで、アルバムタイトル曲はTraffic の『John Barleycorn must die』に
収録されているのと同じ曲だと思うのですが、そっちは聴いたことがないのでわかんないです。
知っている人がいたら教えてください。
わたしのfunniestな英語力ではようわからんのですが、John Barleycorn というのは麦を擬人化した表現で、
歌詞の内容は聖書の一節 "一粒の麦落ちて死なずば・・・" と似たようなことを言ってるぽいのですが。
168名盤さん:01/12/29 05:16 ID:lnJRoPP4
In the New Old Fashioned Way / Fluid Ounces
既出かな?ベンフォールズみたいなピアノロック。

Musicforthemorningafter / Pete Yorn
アメリカの新人。今を生きるソングライター。

Love Is Here / Starsailor
イギリスの新人。若干21歳のボーカルがイイ!
バックも渋い演奏を聴かせてくれるよ。

よろしければどうぞ。
169(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/29 12:00 ID:ef3YVLwJ
>>164 お仕事ごくろうさまです。私はデニスの命日は徹夜で仕事で、ちょっとサボって2ちゃんを
眺める程度でした(;´д`)。パシフィック〜はCD化激しく希望の一枚です。スティル〜は未聴ですが、
ココモは流行りましたねー。今聴いてもリゾート・ポップの名曲ですね。
ブライアンのソロは私も少し持ってますが、ぜひ語って下さい!
1stは持ってるんですが、再発盤に買い替えようか迷っているところです。
>>165 数年前に再発されたのは見た事あるんですが、手がでなかったです。サイケの名盤の
名高い一枚だそうですね。なんとか見付けたいなあ。
>>166 トライブ〜との競演曲しかしらなくて、けっこう売れ線の人かと勘違いしてた所がありましたが、
違うんですね。反省。最近、他スレ等を読んでの影響でR&B系の女性ヴォーカルものを物色中なんで
お薦めありがたいです。しっとりとした女性ヴォーカルが聴きたい今日この頃。。。
170(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/29 12:03 ID:ef3YVLwJ
>>167 おー、トラッド系の大御所ですね。詳しい紹介ありがとうございます。
トラッド系の作品はこのスレでもなんどかお薦めしてもらってるんですが、身近の店には
おいてないのでまだ試聴に留まってます。。。興味はあるんですけどね。
リチャード・トンプソンといい、はやく手に入れたいです。
>>168 フルード〜は前にも薦めてもらいましたがまだ試聴の段階です。スマソ。
最近のミュージシャンに結構疎くなってるので新人の情報はうれしいです。ありがとう。
早速試聴だ!

お薦めの感想:マイケル・ペンでマーチ
この人の事よくしらないまま試聴して良かったので購入したんですが、ショーン・ペンの兄貴なんですね。
びっくり。あとここでも名前の挙がったウォールフラワーズのプロデュースや映画音楽の方も
結構手掛けてるみたいだし。見くびってて正直スマンカッタ。
内容の方はマシュー・スウィートを彷彿とさせる甘い声と切ない曲がよかったです。地味によい。
171名盤さん:01/12/29 23:12 ID:59O+hplw
Dave van Ronk のファーストアルバム、
『Folksinger』であげときたいのですが。

デビュー当時のディランの兄貴分にして、還暦をとっくに過ぎた今も
現役バリバリのフォーキーとして活躍する、彼の63年のデビューアルバム。
当時はフォーク/ブルースのリバイバルが全盛だったこともあり、
ほとんどのフォーキーたち同様、収録曲はトラディショナルばかりで自作曲なしですが、
演奏/歌唱/アレンジのすべてが秀逸で、オリジナリティにあふれています。

このアルバムの最大の聴き所は、やはり「He was a friend of mine」でしょう。
エリック・フォン・シュミットもやはりファーストアルバムに収めたこの曲は、
ヴァン・ロンクのバージョンがもっともよく聴かれているのではないでしょうか。
彼のしわがれ声のもつ力の大きさを感じます。

それから、「Come back baby」。
渋いイントロからスローに流れ出す、別れた恋人に対する思いを訥々と語る歌。
未練がましいようではあるけれど、なにしろ(o^∀^)oカコイイ!
フォーク、ブルースだけでなくジャズにも造詣が深かったヴァン・ロンクの本領が
十分に発揮された名唱です。

ところで、このアルバムには「Motherless children」も収録されています。
ブラインド・ウィリー・ジョンソンのような戦前ブルースマンからエリック・クラプトンまで
いろいろな人に演奏されている曲ですが、じつは>>167にあげたJohn Renbourn も
ファーストソロで演奏しています。
ヴァン・ロンクの懇々と説くような、リズムを明確にとる歌い方に対し、
レンボーンのプレイは流麗ななかにさりげないスライドを交えていて、
それぞれが両者の個性をはっきり出した、すばらしい出来だと思います。
172(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/30 12:13 ID:8QBUdOE7
>>171 教えて頂くまで名前を知りませんでした。詳しく書いてもらってて興味深いです。
ルーツ系のミュージシャンにはあまり詳しくなかったので参考になります。マザーレス〜を聴き比べてみたくなりました。
その他にもお薦めがありましたら、ぜひこのスレで紹介して下さい。

お薦めの感想:シカゴでII。結構前に手に入れてたんですが、感想が遅くなりました。今聴きながら書いてますが、
改めて、プログレ並に複雑な曲構成と熱いホーン、ギターがいい!
最近こういう濃いかっこいい曲はなかなか聴けないからなあ。複雑なアンサンブルの
組曲も分厚いホーンが吠えて頭でっかちな感じがしませんね。
長い夜はベースライン、ギターソロ、ホーンのバックアップもみなハードボイルド!
70年代刑事物映画に合いそうな男臭さがよいです。
173名盤さん:01/12/30 12:59 ID:3KjCMj6w
Robin Zanderの同名ソロ。
バラエティにとんだ楽曲(Cheep Trickぽいのだけじゃない)、
力みのないヴォーカル、
ま、Cheep Trick自体がりきみのないバンドではあるんですけど。

Linsey BuckinghamのOut Of The Cradle
Mac離脱後に出したソロ。徹底的に凝りまくりの楽曲、
彼以外ないデショってな微細ギター。
才能あるんやからもっと作品だせい!
174名盤さん:01/12/31 01:51 ID:29DM4BQT
俺のお薦め。
12時を越えたのでもう大晦日です。今日が最後の一踏ん張りってとこですかねえ。
さて、シカゴ2はお気に召した様で何よりです。
アツイ時代のシカゴって今の空気にあってる感じもするんですよね、まあ単純に曲と演奏がイイってのが一番なんですけど。
これが気に入ったら最新作「26」も是非いかがでしょ。
初期の曲がライブで演奏されてますよ、これがまたカッコイイんですね。
では本題、92年の「サマー・イン・パラダイス」です。
これはまあどうでもよろしいアルバムですねえ、何せメンバーのオリジナルが少ない・・・ってかカールやアルの存在感が無いですよ。
最早ソロとして活動していたブライアンは除いても、せめてオリジナルはたっぷり聴きたいのが人情ってもんですわい。
ここには「夏のサントラ」に思い切り割り切ったビーチ・ボーイズの姿しかありません。
ジャケはクリスチャン・ラッセン風の絵、んでタイトルもこの通り、あ〜夏よのう・・・とアメリカの伝統芸の域に達したのか達観したのか意味不明。
音もデジタル臭いし、健在なのはコーラスくらいでしたねえ。
一応これが今のところ最後のオリジナル盤ですか、コンプリート目指すなら購入してもイイかなって扱いでよろしいでしょう。
んで、新年になったらブライアン・ウィルソンのアルバムを語りはじめましょうか。
あ、そうそう、デニスのソロ「パシフィック〜」聴きたいんだったらCDRに焼いてもイイんですけどね。
でもハワイ在住じゃあなあ・・・日本にお帰りになる際には是非ご一報を!
CDR作ってお待ち申し上げます。
ではではまた次回です。
175(・∀・)イイ!ものをおしえて:01/12/31 19:59 ID:sOF8tJVS
年末年始は仕事上山籠りせねばならず、CDを買いに行けない&試聴の時間をとれないのでストレスが
たまっています。ヽ(`Д´)ノウワァァン!。早く年が明けて開放されたいYO!

>>174 あら、あまり良いアルバムではなさそうですね。買うのは後にしよう。>サマー〜
パシフィック〜は音質劣悪のを昔聴いたことがあるのですが、高音質のものが喉から手がでる程
欲しいっす。日本に帰る機会がある際には是非よろしくお願いします(*´∀`)。
新年のブライアンの作品についてのコメントを楽しみにしてます。

お薦めの感想:バーズでファーザー・アロング。クラレンス・ホワイトのギター&歌が染みます。
ブリトーズも取り上げた「ファーザー・アロング」と、あと「ビューグラー」が個人的に白眉でした。
ローディー参加の曲も楽しい。マッギンはあまり目立ちませんが、その他のメンバーが持ち味を
発揮した作品のようですね。お薦めのとおり、地に足のついた落ち着いた傑作ですね。
176(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/01 04:00 ID:pGQrPDBa
明けましておめでとうございます。

    ┏━━━ / |━━━━━┓
    ┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛
      ┃┃ /  ヽ     ┃┃
    ┏┻┻ |======| ━━┻┻┓
    ┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛
      ┃┃ (/)     ┃┃
      ┃┃ (/)     ┃┃
    凸┃┃ (/)     ┃┃凸
    Ш┃┃ (/)     ┃┃Ш
    .|| ┃┃ (/)     ┃┃.||
  ∧_∧   (/) ∧_∧  ∧ ∧
  ( ・∀・)  (/)(´∀` )  (゚Д゚ ) 今年一年が皆さんにとって良い年でありますように。
  (つ  つミ (/)(⊃⊂ ) ⊂  ⊃ 今年も素晴らしい音楽と出会えますように。
  |_|_|_I(/)_|_|_|__|  |
  /////ノ,,,,,,ヽ ////||  |〜
////////////  |∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
|        奉  納        |
177(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/01 04:13 ID:pGQrPDBa
>>173 チープトリック、マックは単体でそれぞれ代表作を聴いたことがあるのみなので、
お薦めを聴いてみます。年を越えたレスになってしまって申し訳ありません。
チープ・トリックも今年は新作出さないかなー。

お薦めの感想:今年最初の感想はポール・マッカートニーでRAM。
彼のソロは今まで聴いた事がありませんでしたが、このアルバムは聴いててビーチボーイズの
スマイリー・スマイルを思い出してしまいました。彼の印象としては、作り込んだアルバム、
楽曲で魅力を発揮する人というものだったのですが、このアルバムでは曲自体はまとまってないけど
自由気ままな感じがしてリラックスして聴けました。
178ensuk:02/01/01 04:20 ID:CFThrNGZ
>>176
おお、2chのぞいてヨカタ。
にしても人すくねえな。
179名盤さん:02/01/01 22:34 ID:DrogTjlq
あけましておめでとうございます。
なにか新年にふさわしいものでも・・・と思ったのですが、
とくに思い浮かばないのでErik Darling の『True Religion』(62年)いきます。
以前一度推薦させてもらったのですが、長文OKのようなので、再度。

エリック・ダーリンは長いキャリアの中でフォークのキーマンとして様々な仕事を残している人なので、
詳しく書こうとすると大変ですから、『True Religion』の内容にだけ触れます。

さて1曲目、タイトル曲の「True Religion」です。
初めて聞いたときはぶっ飛んだ、というか、脳ミソの芯にまで突き刺さるような鋭いスライドギターの音に
失神しそうになりました。・・・いや、マジで。
このアルバムは通常のスタジオではなく教会の講堂のようなところで録音されたということですが、
それによって複雑なエコーがかかり、編集で手をくわえることではけして実現できない深みを音に与えています。
歌詞の内容じたいはブルース(というかスピリチュアルですね)によくある、信仰についてのものですが、
ストイックな曲、完璧な演奏、ハイトーンボイスの相乗効果で、なんていうか、もう、だァって感じで、
言葉を失います。

ところでこの人、12弦ギターにとっても恩人なのです。
12弦ギターは第2次大戦後生産が止まっていたのですが、レッドベリーの録音に衝撃を受けたエリックは
ギブソンにオリジナルデザインで特注し、それがギブソンのカタログに残されたことが、
ひろく普及していくきっかけになったのです。
エリックがいなければ、ひょっとしたらバーズの「Mr. Tambourine Man」の成功もなかったかもしれません。

その12弦ギターでの演奏は、11曲目「Franky and Johney」、13曲目=ラスト「Lonesome vally」で
聴くことができます。
とくに「Lonesome vally」での力強い演奏は、12弦ギターの威力を語って余りあるものです。
アルバムのシメとして配するにも最適の選曲/演奏でしょう。

また、「Lonesome〜」は、去年の7月に他界したグリニッジ・ビレッジの12弦ギター男、Fred Neil が
Vince Maritn とのデュオで出したデビューアルバム『Tear down the wall』でカバーしています。
もちろんフレッドの12弦はエリックから影響を受けたもので、このアルバムでは『True Religion』2曲目の
「St. John's River」も「Baby」というタイトルで収録しています。
エリックがバンジョーのみで淡々と演奏したのに対し、フレッドはブルージーかつヘヴィなアレンジを施しており、
両者の素養の違いなど考えさせられて興味深いです。

ハア長い・・・。毎度毎度、読んでいただいてありがとうございます。
180179:02/01/01 22:35 ID:DrogTjlq
あ、省略された。
失礼。
181名盤さん:02/01/02 02:01 ID:e45sfttX
俺のお薦め。
まずは新年のご挨拶から。
新年明けましておめでとう御座います。本年も一緒に素晴らしき音楽を語り合いましょう。
んで本題。
ほほう、デニスのCD聴きたいんですね?では帰省する際にはフリーメールでも教えて下さい。
そこで打ち合わせでも致しましょうね。
で、新年一発目は公約通りブライアン・ウィルソンを語りましょう。
9月の来日公演が延期となって涙を流した俺ですが、まあ飛行機ツッコミじゃしゃあないですね。
この2月の来日が待ち遠しいですよ、後は一緒に行ってくれる女を作らんと・・・
さて、88年の「ブライアン・ウィルソン」ですね。
同時期に「ココモ」がヒットしたせいでブライアンのこのアルバムはセールスがイマイチに終わりましたが、内容の方は名盤!
音づくりがシンセ中心の為、バンドサウンドをお求めの方には寂しいのですが、その曲のメロディやコーラスはさすがにブライアンです。
出だしの「Love&Mercy」は涙腺直撃の名曲、99年の来日ではアンコール2回目でピアノ中心で静かに演奏、これが感動せずにおりゃりょうか!
悪評高きDrユージン・ランディと共同で作ったとされるこのアルバム、ライノから出たデラックスエディションでは彼の名は削除されてます。
マインドコントロールされていたとの裁判でブライアン側が勝訴して、その関連なんでしょうね。
本編についてはお持ちの様子なのでこれ以上は語りません。
では再発されたデラックスエディションは買いか?
答えは「買い」です!ボーナストラック大盤振る舞いでマニアは嬉し泣き、ライノ方向には足を向けて寝られません。
インタビューやシングルB面、デモテイクなどブートでは入手出来るんでしょうけど、俺みたいに正規盤しか買わないタイプにはありがたや〜。
特に「He Coudn't Get His Poor〜」「Let's Go To Heaven In My Car」がお気に入りでしてねえ。
前者はぬぁんとリンジー・バッキンガムとの共作、後者はノリの良いオリジナルのロケンロール。
まあリンジーはブライアンを尊敬しているらしく、色々なインタビューでその影響や曲作りについてコメントしてますね。
そんなワケでブライアンの1stソロは是非、お薦めでっせ。
ではではまた次回です。
182でんぷん:02/01/02 22:34 ID:Dyt84FsJ
江口寿史がブライアン・ウィルソンの1stソロ聞いて
落涙しているマンガあったなぁ。それで興味持って買
いました。良かったですage。
183(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/03 00:32 ID:7zFH6gUO
>>178 昨日はさすがに少かったですね。自分だけかと思った(;´д`)。
>>179 長文大歓迎です。こちらこそありがとうございます。興味深い話が聴けて勉強に
なります。うーん、エリック・ダーリン、聴いてみたい。
前回紹介して頂いた時にCD屋をまわってもなかったもので。フレッド・ニールは
あったかも。両方買って聴き比べしてみたいなあ。12弦ギターの話は初耳でした。
12弦ギターが無かったらバーズもスミスも無かったと思うと。。。偉大な人だ。
>>181-182 私はレコード屋の閉店セールで非常に安くなってたのをなんとなく買ったんです
が、これはいいですね。ちょっと今聴くとシンセの音がチープな気もしますが、多重録音の
コーラスとメロディは素晴らしいです。「Meet Me In My Dreams Tonight」みたいな
明るい、軽めの曲もいいです。再発盤も買ってみます。


お薦めの感想:ディランでslow train coming。
バックにダイアー・ストレイツの面々も参加しているんですね。しっかりした演奏に、
渋くてかつ力強いディランのヴォーカルがのって聴き応えがありました。
レゲエ調の曲やバックコーラスがあったりと今まで聴いたディランのアルバムとは
印象が異なりますが、これも良い。歌詞は少し辛気くさいですけど。
184名盤さん:02/01/03 19:44 ID:8T+HZUu2
俺のお薦め。
本日バイト君と中古CD買いまくりツアーを実施、何軒か回ったのですが事態は思わぬ方向に・・・。
このバイト君、音楽専門学校生でありながらLPを鳴らしたことが無いそうです。
まあ19歳じゃしゃあないですね、てなわけでプレーヤーが1000円(ジャンク品だけど針も結構まとも)だったので購入。
LPもジャンク品コーナーから大量に購入、ジャンクっても傷一つないアルバムが多いんですね、しかも100〜200円ですよ。
特にバイト君にパット・ベネターの1st買わせたら(150円!)出だしの「ハートブレイカー」で悶絶。
スプリングスティーンの「ザ・リバー」なんかピカピカの状態で100円ですよ、これが興奮せずにおりゃりょうか!
てなわけで俺も30枚ばかり買いました、でも5000円いってない・・・今やLPはリサイクルショップで買うのが利口ってことですね。
では本題。
ブライアンを語る、第二弾、95年の「駄目な僕」こと「I Just Wasn't Made For These Times」です。
こりゃタイトルからしてダメな気がしちゃいます、内容もセルフカバーばっかでした。
近年シンセ中心のサウンドだった彼が久々にバンドサウンド、何となくアンプラグドっぽいんですが、こういう音で再びシーンに帰ってきたのは嬉しいことです。
しかし、新曲が無いのはいかがなものかと・・・例の如くN山さんはべたぼめですけどね。
てなわけでこれはソロ作の中では最後に入手すればよろしいのではないでしょうか?
それよりも俺が気になるのはホントは91年に出る予定だった「スウィート・インサニティ」ですね。
ブートでは色々出ておりますが、残念ながら未聴なんですよ・・・ブートには手を出さない主義なのでしてねえ。
でもこれだけは聴きたい。ライノあたりで正規盤として発売してくれないかなあ。
そしてこの「I Just Wasn't〜」直後にブライアンは傑作を発表します。
それは又次回です、ではでは。
185(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/04 00:31 ID:bOoEpbx0
>> 5000円で30枚! スプリングスティーンのリヴァー( ゚д゚)ホスィ。。。
私も学生時代、大学の生協で中古CD100円の物だけ選んで買った事がありますが、それ以上だ。
羨ましいなあ。こっちは車もレコードも中古でも割と高いんですよ。
ジャケットはなかなかカッコいいなと思ったんですが、殆んどセルフカバーなんでなんとなく買わなかったんですが
>「I Just Wasn't〜」 後回しでもいいのですか。うむ。
スウィート・インサニティはよく噂を聴きますね。ライノはちょうどワーナーの傘下に入ったようだし
ワーナー系の作品は彼らが丁寧に発掘してくれることを期待してます。
私もブートは手が出しにくいです。昔プリンスにはまってた頃に彼のブートで何回か痛い目にあってるし。。。
デッドみたいに容認しているバンドならともかく。

新年なんで私からも推薦盤を一つ紹介させて下さい。
フランク・シナトラでオンリー・ザ・ロンリー。
友達が仕事で缶詰中の私に差入れにと買ってきてくれたんですが、新年早々気が滅入るタイトルの
アルバムを買うなよ(゚Д゚)ゴルァ!と言っておきました。でも内容は素晴らしかったです。
シナトラはベストをもってただけですが、歌詞とともに彼の歌は今の身に染みました(TдT)。
個人的なベストトラックは2曲目でした。彼の代表作は数多く出てるベスト盤で聴くのがてっとり
早いでしょうかねえ。
186名盤さん:02/01/04 00:59 ID:CVwexADF
pearlfihers/across the milky way

渋谷WAVEで買いました。詳しくは知りません。
地味と言えば地味。シンプル。
ときどき聴きます。
187186:02/01/04 20:38 ID:Cfx7aOBx
“s”が抜けていた。
pearlfishersです。
188nanasi:02/01/04 22:02 ID:AoTSY585
今年初書き込みです。本年も宜しく。
新年早々濃いのを一発。
Dan Penn「Do Right Man」
ダン ペン(カタカナはちょっと変だな)は本人は余り有名じゃないですが、
曲は広く知られています。南部の有名ミュージシャンたちに幅広く曲を提供し、
ざっと挙げただけでもウィルソンピケット、ジェームスカー、パーシースレッジ
ロジャーマッギンと錚々たる顔ぶれ。なかでも最も有名なのがソウルの女王アレサ
フランクリンに提供した「Do Right Woman Do Right Man」と前述のジェームス
カーに提供した「The Dark End Of The Street」です。
このアルバムは‘94年発表のソロ2作目で上記2曲の他、提供曲をセルフカバー
した趣の作品集です。実にソウルフルな仕上がり!
この後、彼はライブアルバムを挟んでもう一枚オリジナルアルバムを発表していますし
1999には来日もしました。残念ながら行けませんでしたが・・
ちなみに彼は白人です。ちょっと驚きですがそのフィーリングはまさにソウルミュージック
への深い理解と愛情に裏打ちされた素晴らしいものです。是非一度聴いてみてください。
189名盤さん:02/01/05 02:46 ID:IlBBE7lR
俺のお薦め。
大学生協で?CD世代っつうことは俺より年下なんでしょうか?当方28ですが。
まあそれはさておき、今度の月曜日再度ジャンクLP発掘ツアー結成。
今度も大得出来るかなあ・・・・。期待しましょ。
さてブライアンを語る第三弾、今日は95年の「オレンジ・クレイト・アート」です。
このアルバムは実にイイ!ぬぁんとヴァン・ダイク・パークスとの共演盤です。
ヴァン・ダイク・パークスは未完に終わった「スマイル」の相棒で名曲「Surf's Up」の共作者でもあります。
ま〜こんなこととっくに御存知かと思いますので早速アルバムの内容紹介と参ります。
このアルバム、収録曲はパークスの曲ばっかでブライアン作曲のものは一曲の含まれておりません。
つまり音楽はパークス、ヴォーカル・コーラスはブライアンって内容なのです。
ブライアンが作曲に関わっていなくともあのヴォーカル&コーラスは正しくブライアン節です、こりゃ涙なくして聴けませんね。
そういう点ではパークスはブライアンの良いところを抽出するのに成功したと言えるでしょう。
曲の方もバックの安定した演奏が実にウマイ!
パークスは普段ちとクレイジーな曲調が多いのですが、このアルバムに関しては専任ヴォーカルがブライアンってこともあり実に心和むポップスになっております。
出だしのタイトル曲なんかはイントロからして夕暮れを思わせるっつうか、歌が始まるとクリスマスっぽいつうか、とにかく名曲であることは疑いようがありません。
近年の音楽シーンにはまず無いタイプの音楽であり、ロックだのポップスだのの範囲を超えた普遍的な魅力を持つアルバムですね。
え〜、いつもの評論家N山は「ブライアンの音楽を聴いたという充足感は無い」と相変わらずの酷評。
やはりこの人にとってビーチ・ボーイズ=ブライアン、ブライアンが作曲してないと参加をいくらしてようがカス、ってのがN山さんなんでしょうね。
でも俺はこれ大好きなアルバムですし、出来れば来日公演でこのアルバムから一曲だけでも・・・って思います。
あとですね、ブライアンを語るは次回が最後だったりします。
次は誰がよろしいですか?60s〜80sならまあ何とかやりますけど。
以前みたいに適当にやりますか?
そうそう、昨日の買い出しツアーでバイト君がシカゴの初期ベスト買いまして・・・
「うわああああ!こんなにベースがうねってる!ラッパがアツイ!これが本物のシカゴだったんですね」だそうです。
ふふふふ・・・信者一人増やしたな。
ではではまた次回です。
190(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/05 17:17 ID:kjldjEQ2
>>186 初めて聞く名前なんで試聴させてもらいましたが、丁寧な曲作りをするバンドですね。
まだ少ししか試聴してないんですが、落ち着いたスローの曲が良いです。
ジャケットもおしゃれで(・∀・)シブイ!
>>188 こちらこそよろしくお願いします。ダン・ペンについては
ブリトーズ・バージョンのドゥ・ライト〜とダーク・エンド〜を先に知ったのですが
素晴らしい曲ですよね。ダーク・エンド〜は特に気に入ってます。
ダン・ペン自身はブリトーズバージョンはあまり気に入ってないという話ですが。
ソロアルバムをこんな最近に出してたのですか。知りませんでした。探してみます。
>>189 私は25なんで、すこし年下です。ジャンクLPオフ会とかやってみたいなあ。
次なんか良いのを手にいれた際は、このスレでぜひ紹介して下さい。
私もブライアンの作曲が無いし、ヴァン・ダイクはちょっと苦手なので
あとで良いかなと思って買ってなかったんですが>オレンジ〜
これは買いでしょうかね。私はブライアン至上主義者ではないので(w
今後ですが、ランダムに紹介をしていただけるとありがたいです。またいろいろな
アルバムのおすすめをお願いします( ´∀`)

お薦めの感想:ピンク・フロイドでアニマルズ。私はフロイドは神秘〜雲の影が好きだったもので、
アニマルズ以降は聴いてなかったんですが、お薦めもあって聴いてみました。やはり、
説教臭いロジャーの歌詞があまり好みではないですが、それを無視するとギルモアのギターの音は
何時聴いても気持いい事を発見。プログレ系ギタリストの中では彼は技巧的にうまい方では
ないですが、私は彼が一番好きです。
191(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/06 01:32 ID:zXlpaqyZ
圧縮が近そうなので保全age。ついでに私からも地味にいいアルバムを。
ビーチボーイズといえば、ショーン・オヘイガンがプロデュースをするという噂もありましたね。
それにちなんでhigh llamasからロロ・ロッソはどうでしょうか。リミックスアルバムですがコロコロした
音が耳に気持良いです。最近のアルバムでは少し覇気がないですが、個人的には
まだもうひとがんばりしてほしいバンドです。彼らの傑作はハワイとかギデオン・ゲイでしょうね。
192名盤チャン:02/01/06 01:41 ID:Y4Ew/vKl
映画のオープニングの曲で聞きたいんですがタイトルを忘れました。
確かいろんな人の足(靴)だけ映ってて曲が流れてました。
誰か教えて!!!
193名盤チャン:02/01/06 01:48 ID:Y4Ew/vKl
ごめんなさい
http://music.2ch.net/test/read.cgi/musice/1009660930/l50
↑ここに聞こうと思って間違えてた。
本トにごめんなさい。。
194名盤さん:02/01/06 02:29 ID:eT1GZaof
now aint the time for your tears / wendy james

全曲コステロ。コステロ嫌いな人にはどうでも(・∀・)イイ!アルバム。
懐かしのトランスビジョンバンプ。
195名盤さん:02/01/06 02:34 ID:pbPM9xfd
俺のお薦め。
ほほ〜、ジャンクLP発掘隊をやりたいんですね?
帰国の際にはご一報を。一日ヒマ作ってくれれば何軒か行けまっせ。埼玉ですけど、イイですか?
がしか〜し、それまでにめぼしいアルバムは俺が買ってしまうかもしれんが・・・だったらスマンです。
さて、ブライアンを語る最終回は98年の「イマジネーション」です。
何故かTV番組でバックによく使われているので、選曲担当にファンでもいるのでしょうか?
昨日のどっちの料理ショーでも流れていたなあ。
で、内容ですがこれはイイんじゃないでしょうか。傑作ではないにしても佳作ではあります。
バンドサウンドを貫いてはいますが、カントリー人脈のせいかAORっぽいちゅうかそんな感じのサウンドなんですね。
その点がイマイチなんですけど、曲には光るものがあります。
出だしの「イマジネーション」、このメロディ、このコーラス、これぞ正にブライアン節!
何故かセルフカバーが2曲あったりして、このへんが安直つうかまさに「ダメな僕」状態に感じるのは俺だけ?
取りあえずハワイにお住まいでしたら速攻ゲットするべきです。
光と影が同居するブライアンの音楽は壮大な夕暮れが見えるハワイに良く合うことと思いますよ。
で、翌99年の来日に繋がるワケです。
俺は当然見に行きましたよ!不運にも前日車を盗まれまして、チケットがダッシュに入ってた為正直諦めておりました。
すると翌日警察から車が見つかったとの連絡が!
いや〜、この時はあたしゃ神を信じましたね、この時だけですけど。
で、コンサートチケットが無事手元に戻ってきたのもあって、感慨ひとしおでした。
ただねえ・・・ブライアンは置物状態になってる時間が結構あって、ひょっとして本人の前のキーボードには電源入ってなかったんじゃないのかな?
今年のコンサートはベースを弾くパートがあるらしいので、ベースをやる俺としてはちと期待しております。
で、次回からはランダムですね、了解です!
ではではまた次回です。
196(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/06 15:49 ID:WlJwVJHG
>>192-193 そんなにかしこまらなくても、、、
これを機会になにかありましたらこのスレにもレスをおねがいます( ´∀`)。
>>194 全曲コステロなんですか! ジャケットを見てみたら往時の面影がないですね。
ちょっとびっくり。トランス〜は私が洋楽を聴き始めた頃にいろんな雑誌で煽ってましたが、
彼女は今でも活動していたのか。
>>195 ジャンクLP発掘隊、機会があったらぜひやりましょう。
イマジネーションは発売時に凄く話題になったので、わたしも購入しましたが、
ライブには行けなかった(TдT)。。。それにしても感動的なエピソードですね。
私が泥棒だったら車は返してもチケットは返さなかったかも(w
今年のライブにも行かれるのですか、、、( ゚д゚)ウラヤマスィ。。。「イマジネーション」は私も
確かにアレンジはあまりいいとは思えませんでしたが、曲自体がそれを補ってあまりありますね。
特に一曲目は文句なしの名曲だとおもいます。

お薦めの感想:ディランでshot of love。
ディランには詳しくないのですが、ネット上でいろいろと評論を読むとこの時期の
ディランの作品はあまり評判が良くないようですね。たしかにバックの演奏が作り込み
すぎてて、ディランらしくないかも知れませんが、私は結構楽しめました。
個人的に三曲目のもろゴスペル風な曲は気に入りました。この曲は(・∀・)カコイイ!
197(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/07 06:26 ID:d8oL+WV+
ひさしぶりにCD店でみなさんからのお薦めを買い集める事が出来ました。
ずっと仕事で缶詰になってたものでずいぶんと買い込んでしまった。
皆さんからのお薦め以外にも、他のスレに出張してで聞いてきたお薦め盤の中に
これは!と思った物が数枚あったので、今日はそれの中から紹介を。

マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルのコンプリートデュエッツ。
3枚のオリジナルアルバムとボーナストラックで構成された2枚組ですが非常によいです。
永遠の名曲の「Ain't no mountain〜」をはじめ、二人の声が瑞々しいです。
もってる人も多いかも知れませんが、これは本当に良かった。今の所これを一日中聴いてます。
198nanasi:02/01/07 23:53 ID:B539r28b
ブリトーズとはまた渋い・・・
残念ながら僕は未聴です。ブリトーズバージョンは。
こんど聴いてみよ。

今晩は大物です。
Pall Weller「STANLEY ROAD」
実はポール・ウェラーはジャムもスタカン時代も苦手で敬遠してました。
曲はカコイイのですが声がちょっと・・・あわない・・
アルバムを買わないままスタカンは解散してしまい、僕自身もしばらくブリティッシュ
ロックから離れてアメリカ南部のディープな音にはまっていったため、彼のことも
すっかり忘れてしまいました。
そして数年後・・・
ふと懐かしさからきまぐれに買ってしまったこのアルバム。

トレードマークだった性急さは表向き影をひそめ、年相応の渋さがあって好きです。
でもやっぱりポールはポールで詞をよく読むと、やっぱり怒ってます(w
ここに来るような方はもうみんな聴いてるかとは思いますが・・
音は本当にもう格好いいので、もし未聴なら是非!!
199名盤さん:02/01/08 00:01 ID:7FvKKWhF
ベリーの「スター」は良い!
ほんとに地味にだけど。
CAD系さいこー!
200nanasi:02/01/08 00:17 ID:tPa9+KoK
失礼!スペル間違った。
Paul Weller「STANLEY ROAD」が正解。
201(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/08 10:20 ID:vQukgDNV
>>198 ダン・ペンの2曲はブリトーズの1stに収録です。機会がありましたら是非どうぞ。
ウェラーは私はスタカン後期にぎりぎりリアルタイムで聴く事ができましたが、ソロは
まだ聴いた事無いんです(;´д`)。話にはよく聞くんですけどなんとなく聴かないまま
この年まできてしまった。。。ぜひ聴いてみます。
アメリカ南部の音は自分も今はまりかかろうとしてますが、なにしろ奥が深い物で、、、
これからも御教授おねがいします( ´∀`)。この辺の音楽は数年前は見向きもしなかったんですが
今の自分の耳にはしっくりきます。
>>199 4AD系のUSバンドと言えばまずピクシーズとブリーダーズを思い出しますが、
以前にも薦めて下さった方がいたスローイング・ミュージズとかもそうですね。
ベリーの人もメンバーだったようですが。ベリー自体はまだ未聴です。試聴してみます

お薦めの感想:ライ・クーダーで紫の峡谷。
お薦めの通り確かに地味ですが、それにしても彼のスライドの音はいいですね。地味だけど聴き惚れて
しまいます。あと聴きながら思ったのはかれも稀代のリフマスターだということです。派手ではないけど
(・∀・)シブイ!イブシギン!なリフをいとも簡単に紬出すところがカッコいいです。
歌がすこししょぼいところも愛敬があって逆にいい味だしてます。
202名盤さん:02/01/09 02:36 ID:0dTCtGsa
俺のお薦め。
いや〜、昨日はレス出来ずに申し訳ない。
ジャンクLP発掘隊を決行して祝杯をあげたら眠くなってしまいまして・・・
結果?大漁でしたねえ!100〜200円で30枚ほど購入、ジャケはぼろいが中身は何ともないです。
しかもプレーヤーも2000円で入手!
いえねえ、持ってないワケじゃないんですが、今現在使用しているのより上級機種が針つきでこの値段だったら買いますわな。
めぼしい所をあげますと・・・コモドアーズ、マイケル・マクドナルド、ELP、ビッグ・カントリー、サンタナ、スザンヌ・ヴェガ、バリー・マニロウなんかは一々CD買うのも何だしなあってのが安かった!
あと珍品としては、ナックの全く価値の無いとされる3rdやらフットルースサントラとかグリースサントラ(シャ・ナ・ナが結構演奏しているので買ってしまいました)とか何でしょうねえ・・・ま、安いからイイか。
まあそんなワケで帰国したら一緒に発掘して喜び&ガガーリしましょう。
さて本題。
こんな腐れLPにも名盤は埋もれておりましたのでこいつぁ紹介せねば!
リッキー・リー・ジョーンズの1stです。
名盤の誉れ高きアルバムですが、あまり話題にもあがらないのでこの機会に是非。
とにかくゆったりしたリズムの「恋するチャック」(原題Chuck E's In Love)、こりゃヒットするワケですな、とにかくスンバラシイ曲です。
一流のバックメンバーに負けないリッキーの歌声、元気があるとかそういう性質の声ではなく、クールに気持ちよく歌うってスタイルですね。
バックの主なメンツはドラムがスティーブ・ガッド、アンディ・ニューマーク、ジェフ・ポーカロ。
ギターはバジー・フェイトン、フレッド・タケット(現リトル・フィート)。
キーボードにマック・レナベック(すなわちDrジョン・・・どういう人選じゃ〜)、ランディ・ニューマン。
まあこれはあくまで一例なんですが、このバックの人選からも伺える通り79年当時のLAサウンドですね。
何にせよリラックスして聴くにはもってこいのこのアルバム、ハワイにも馴染むのではないでしょうか。
女性ミュージシャンはお好みではないかもしれませんが、こりゃ聴かねば損かも?
メロディはかなりのレベルですね、全曲リッキーの作曲となっております。
評論本ではデビュー作のこれが最高傑作とされてますが、それもそうかもな〜てな内容です。
これで200円か・・・一円あたりの仕様満足度はえらく高いと言えましょう。
ではではまた次回です。
203(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/09 12:35 ID:mn81RLQ0
>>202 ビッグ・カントリーはタイムリーですね。私はヒット曲しか聴いた事無いんですが。
私も安いプレイヤーが( ゚д゚)ホスィ。。。
リッキー・リー・ジョーンズですが、1stがそんなに豪華ゲストで製作されてたとはしりませんでした。
特にドラマーは超豪華ですね。このアルバムが1枚200円とは。。。何といってよいか分かりません。
売った人も浮かばれないでしょうな。こういう掘り出し物を見るたびに私は中古屋にCD、レコードを
売るもんではないなとつくづく思います。買う側としては願ったりかなったりですが。

お薦めの感想:ディランでstreet legal。
バックの分厚い演奏に負けない彼のヴォーカルがカッコイイです。楽曲のアレンジがゴスペルっぽい
のはこの後のゴスペル3部作への布石なのでしょうか? 今までは、ディランの曲は骨と皮だけの
ような簡素なアレンジの曲の方がいいと思い込んでいたのですが、このアルバムとかスロートレイン〜
をきいて、その考えを改めました。バックが派手なディランもまた良し!
204171:02/01/10 00:05 ID:dPQzzeUa
わたしが去年、>>171で紹介したデイヴ・ヴァン・ロンクが、現在、結腸癌で危険な状態にあるようです。
ワー音板のスレ「フォークの仙人・ピート・シーガーを語ろう!」で、今日、知りました。
一応、スレのURL→http://music.2ch.net/test/read.cgi/wmusic/1006060622/l50
関連ニュースの載っているページのURLは
http://www.culcom.net/~shadow1/http://www.christinelavin.com/ など。
関心があったらのぞいてみてください。

これを知るまでは、ジョン・スチュアートかトニー・ジョーについて書こうと思っていたけど、
いまはそんな気になれない・・・。
激鬱です。
気が落ち着いたときにまた書きます。
次回、よろしく。
205デーモン :02/01/10 00:06 ID:PTPHdWUD


29 名前:ねぇ、名乗って :02/01/09 19:40 ID:4JrY7i9q
矢口は前川清とつきあってるから、老練なプレイを楽しんでいると思われる。


30 名前:ねぇ、名乗って :02/01/09 20:16 ID:qcZYf9WA
モー娘。みんな、処女だったらいいのに。


31 名前:. :02/01/09 21:12 ID:SqTZsfPU
類似スレが腐るほどあるが・・・


32 名前:ねぇ、名乗って :02/01/09 21:15 ID:nezPm462
俺が童貞を捨てるときが石川が処女じゃなくなる時。


33 名前: :02/01/09 21:33 ID:SqTZsfPU

(^∀^)ゲラーリ
206(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/10 08:57 ID:Qc/o4jl9
>>204 リンクを読ませてもらいましたが経済的にも苦しい状態にあるようですね。
もう手術は終っているようですが、快方に向かうといいですね。。。
最近まで演奏活動を行ってたそうですが、突然すぎる。

お薦めの感想:キンクスでワン・フォー・ザ・ロード
以前にもちらっと書きましたが、私の買った盤はおまけでライブ画像のついたエンハンストCDが
付いてきました。ここでレイのステージアクションが見られるのですが、とにかくカッコいい!
デイヴはもろハードロックスターという感じで笑えます。こんなライブはもう見られないんでしょうか?
アルバム自体は、しんみり風刺を利かせるだけがキンクスじゃ( `ー´)ネーヨ! というべきか、
ハードな楽曲はとことんハードにデイヴのギターが暴れてて爽快!
パイ時代で満足してちゃダメだと思わせる一枚でした。
207名盤さん:02/01/11 04:27 ID:P88uL3Ph
俺のお薦め。
年末年始の過労状態のせいか最近レスが遅れがちで申し訳ないです。
それでも昼飯喰いに出たついでについついジャンクLP発掘しているのが困りもの。
今日も発掘調査突入1時〜脱出4時ですからねえ、また50枚くらい買っちゃいました、重い・・・。
それでも8000円くらいなのでこれまた一円あたりの使用満足度が高〜いのであります。
では本題。
ビッグ・カントリーの話が以前出たので、こいつぁ語らねばイカンでしょ。
83年のデビュー盤「ザ・クロッシング」、これが200円とはお得です。
このアルバムを貫くのはケルト音楽っぽいフレーズ満載のギターです。
その音色もバグパイプを模したもの、これが実にカコイイ!
ベースが随分ファンキーだな〜と思ったら黒人だったりしまして、ケルト且つファンキーってある意味ミクスチャーです。
そんなバンドサウンドに大してヴォーカルがちと弱いような気もしますが、そんなもの曲の良さで帳消しです。
大ヒットした「In A Big Country」はギターの音とフレーズが実に印象的な名曲です。
同系統の曲として「Fields Of Fire」も必聴。
まあ一般的にはこの1stが最高傑作とされてますが、これしか聴いたことないのでそこらは何とも言えません。
けど、こういうケルトっぽいロックってのがアメリカでもヒットしたのはイイ時代でした。
よくケルトっぽいロックの名盤としてウォーターボーイズの「フィッシャーマンズ・ブルース」をあげる人が多いのですが、あれはアクースティックじゃないですか。
ビッグ・カントリーはエレキがガンガン鳴り響きながらもケルト。リズムももっとロックですし。
その点で俺にはビッグ・カントリーの方がお好みですねえ。
ちなみにプロデューサーはスティーブ・リリホワイト、彼独自の音の録音です(ギターの音なんか)。
最近はジャンクLPを探すのにご執心で心にも財布にも嬉しい日々でございます。
てなわけで今はCDよりLP、時代に逆行しておりますが懐を痛めないのがナイスでしょう。
ではではまた次回です。
208(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/11 08:50 ID:GdNJq5wq
50枚で8000円! いつ聞いても( ゚д゚)ウラヤマスィ。。。
私も最近行きつけのCD屋で、ワーナー関連の古いCDが一枚9$なんで
割とたくさん買いましたが全然かなわないっす。でもそのせいで
最近聴くアルバムは殆んどワーナー関連の古いものになってます(w
タワー・オブ・パワー、ウォー、イーグルスのお薦めも無事ゲトできました( ´∀`)
ビッグ・カントリーは曲名も定かに覚えてませんがヒットした曲のフレーズが
記憶にのこってます。ヴォーカルの人は最近なくなられたそうで。。。合掌。

お薦めの感想:ジョニ・ミッチェルでミンガス。これはそのワーナーシリーズの一つです。
昔知合いにテープをダビングしてもらいましたが、薦めてもらったし、HDCDになってたので
思い切って買い直しました。良い音で聴くと昔聴いた印象とはまた違いますね。
ゆったりした曲でも緊張感がすごいです。バンドの面々も凄まじい。
ジャズファンからみてこのアルバムはどうなんでしょうかね。意見を聞きたい気がするけどジャズ板は怖そう。。。
209(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/11 18:19 ID:GdNJq5wq
C.C.R.のボックスを買うべきか否かで迷っているこの頃です。
ageついでに他のスレで教えてもらった盤でよかったものがあったので紹介させて下さい。

他スレからのお薦めの感想:デルフォニクスで同名の3rd。こんなのも再発されてんのか。再発万歳!
ラ・ラ・ミーンズ〜の入ってる1stもよかったです。本当は3rdの方が完成度が高く、
傑作と呼ばれているそうですが、1stの方が知名度ありそうなんで許して下さい。
一曲目のDidn't Iがヒットしたそうですが、その他の曲も甘いコーラス、流麗なストリングのアレンジ、
フィリーソウルの真髄が味わえます。結構安く買えると思うんでよかったらぜひどうぞ。
210名盤さん:02/01/12 02:33 ID:8V4nzne/
俺のお薦め。
う〜む。CCRのボックスですか。では資料を供出。
http://www.cc.jyu.fi/~petkasi/ccr-jcf/で紹介されておりましたぞ
おっと、タワーやウォーやイーグルス入手しましたか!
んでは今日はさらにその辺のバンドにはまるようにお薦めしましょう。
ファンク系を久々にお薦めしたいと思います。
ベスト盤ってのはちと反則技かもしれませんが、元々ファンクバンドってのはアルバム一枚通して傑作ってのは少ないかと思うんですね。
勿論アルバムとして傑作ってのはありますが、それにしてもロック系に比較して話題にはなりにくく、その為かオリジナルがCDになりにくい傾向にあります。
なので、今日はファットバックのベスト盤「The Fattest Of Fatback」を猛プッシュ!
ファットバックなんざそんな有名じゃないかもしれませんが、実に黒いビートをレコードに刻みブラザーどもの腰をシェイクさせたバンドです。
このベスト盤はライノ編集なので音よし・選曲よし・解説よし、と三拍子揃った名選手のごときCDです。
まず出だしの「Yum Yum」でKOされちゃって下さい、JBばりのビートにファンキーなギターカッティング、これだけでメシを三杯は余裕ですな。
んで、以下名曲がずらり!ま、ベスト盤なので当然か・・・。
俺が強烈に好きなのは「King Tim 3」です。
解説によると「レコード化された初のラップだぜ」てなこと書いてあるのですが、ホントかよ?
それはさておき確かにこいつぁスゴ〜!ってなノリです。
ラップって言われるとデジタル打ち込みビートをすぐに考えますが、何せ80年の音源だけに当然人力ビートです。
強靱な人力ファンクビートにアルバム一枚無駄なく酔えるのを保証しますよ。
あっと、でもCD終わりの方の曲はデジタルビートになってしまい、急にバンドの魅力を失いますがね。
生涯一ダンスファンクバンドとして活躍したファットバック、ベスト盤くらいしか現在は入手出来ませんが、是非お試しあれ。
ところで・・・この手のベスト盤くらいしかないバンドってのも今後紹介してイイもんなんですか?
ではではまた次回です。
211(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/12 18:27 ID:0m72Fmcu
>>210
最近ライノ監修のベストアルバム多く見る機会があります。ブラックミュージック系が
非常に充実してますね。私もミーターズのを買いました( ´∀`)。
ファットバックですか、はずかしながら初めて名前を聞きますが、試聴してみます。
実はWarもライノからの再発を買いました。うーんライノは偉大だ。
C.C.R.ボックスはオリジナルアルバムは全て網羅してるんですね。+ボーナストラックか。
まじ( ゚д゚)ホスィ。。。お金貯めます。。。情報ありがとうございます。
最近他の方のレスも少ないんで、地味な良盤なら何でもOKにしましょうか?

お薦めの感想:トーキング・ヘッズでトゥルー・ストーリーズ。
リメイン・イン・ライトでの複雑なリズムからは一転して、比較的シンプルなバンドスタイルでの
アルバムですね。ピープル・ライク・アスはペダル・スティールとフィドルの音色も優しい
軽いカントリー風の佳曲で気に入りました。ワイルド〜もユーモラスな楽しい曲で好きです。
映画は未見なのでみてみたいです。
212名盤さん:02/01/12 21:57 ID:HICS7faj
前回、ヴァン・ロンクの近況について書いたときに予告したとおり、
今回はフォークではなく、Tony Joe White の『The Train I'm On』を。

このアルバムはワーナーの名盤探検隊シリーズのなかの一枚なので、
ここを訪れる皆さんはすでにご存知かも。
また長文なのですがご容赦を。

エルビスもカバーした名曲「Polk salad Annie」で実質的なメジャーデビューをしたトニー・ジョーの
ワーナー移籍後2枚目、通算5枚目のアルバムが本作。
All Music Guide のホームページを見てみると、
http://www.allmusicguide.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=Bwpfpxql5ld0e
のような具合で、4枚目の『Tony Joe White』が星4ツ半の評価なのに対してこのアルバムは3ツ。
しかし、これまでのトニー・ジョーのアルバムにくらべて、やや肩の力を抜きつつ全体のバランスをきっちりとった
大変まとまりのいいアルバムだと思います。

ファンキーな「Beouf river road」、「As the crow flies」があるかと思えばしみじみした情感をたたえた「The familly」、
ギターとブルースハープだけの演奏がわびしさを掻きたてる「Sidewalk hobo」。
ため息の出るようなすばらしい曲ばかりです。

曲順は前後しますが、このアルバム最大の聴きどころ「Even trolls love Rock'n Roll」をガツンと語っておかねば。
トニー・ジョーが「Even trolls love... Rock'n Roll.」と、ボソッとMCを入れて始まるこの曲、
かわいいというかふざけているというか、あるいはL食ってるのかと思うような歌詞、
ラップ調に歌うトニー・ジョーの渋いボーカル、ファンキーにうねりまくるリズムセクション、
エレピとワウギターを中心にしたクールな演奏と、もうサイコーです。

ちなみにトロールとは北欧の伝説・伝承に出てくる妖精で、ここでは小人として歌われていますが、
場合によって小人だったり巨人だったりするようです(←byライトハウス英和辞典)。
コイツがギターを弾くシークエンス、なんとも地味というかどうってことないフレーズなんですが、
逆にライブではこのパートをギンギンに弾き倒したんだろうなあ、と思うと、
妙にコーフンさせられるものがあります。
ライブ盤聴きいて Swamp Fever に罹りたいぞ( ゚д゚)ゴルァ!と逆切れしたくもなります。

そして、シメの「The gospel singer」。
"オレはしがない歌い手に過ぎない、誰を救う力もないんだ"と言いながらも歌い続けるゴスペル・シンガー。
(o・∀・)oカコイイ!
英語得意じゃないんでアレなんですが(←どれだよ)、歌詞の内容を知ったとき、聴きなおして、泣きました。

トニー・ジョー自身は去年の初めに音楽活動を停止していますが、そのラストアルバムもとてもすばらしいものです。
ほとんどギター一本の伴奏で静かに歌う、まさにゴスペル・シンガーの幕引きにふさわしい作品でした。
いつかまた活動を再開してくれないかな、と思いつつage。


最後になったけど、"(・∀・)イイ!ものをおしえて" さん
>>204のリンク先を読んでくれてありがとう。

あ、それと、CCRボックスセットは買いだと思います。
アルバムを順に一枚一枚買っていったら、結局全部ほしくなると思うので。
わたしもアルバム全部持っているんでなかったら、速攻買いたいところなんですが・・・。
213名盤さん:02/01/13 00:56 ID:ZpvmAPRP
>>199
やっぱり地味に(・∀・)イイ!といったら4AD関係の事ですね。
ブリーダーズなんて私にとってスルメアルバムの代名詞です。
アンプスのマターリ感も捨てがたいが
214名盤さん:02/01/13 03:13 ID:OMxQKI21
俺のお薦め。
CCRボックスの話題で最近はホットな(?)このスレなので、俺もボックスを語りますかね。
てなわけで「僕ボックス好きなんですパート1」、今日はビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション・ボックス」語るかねえ。
そっちで入手出来るのは恐らく5枚組かと思いますが、日本ではおまけが付いて6枚組になっております。
とは言えおまけの6枚目は悪評高き「スマハマ」なんかが入っているので特にいりませんけど・・・。
このボックスの目玉は何と言ってもあの「スマイル」音源が正式に発表されたことですね。
それまではブートで満足していた人が多かったんでしょうけど、俺なんかブート否定派なんでこの音源はやられました!
勿論、スマイル音源はその後「エンドレス・ハーモニー」「ホーソーン」あたりでも出てくるのですが、初回の衝撃であるこのボックスの優位は今でも揺るぎないです。
ディスク1、いきなり「サーフィンUSA」ピアノ弾き語りに悶絶!
音程が怪しかろうって意見もありますが、涙もんですよ。
「これが原型!そしてレコードではああなるのか〜!」って感動の涙を禁じ得ません。
そして問題のディスク2!「スマイル」音源については・・・・もうこりゃ俺がなんだかんだ語る余地はありません。
最高にいかれていた時期のブライアンの創造性の一端を垣間見ることが出来る貴重なものです。
ディスク3以降もベスト選曲に加え、未発表曲が満載で「こりゃ何故ボツ?」みたいなものも出てきます。
ディスク5はスタックス・オー・トラックス(演奏だけ)やレコーディングセッションの模様がたっぷり味わえます。
「ペット・サウンズ・ボックス」の出た今やディスク5のセッショントラックの貴重性は薄れましたが、ここでしか聴けないものもあったりします。
それが「神のみぞ知る(God Only Knows)」のエンディングアカペラヴァージョン!
何故にこれで発表しなかった?俺は初めて聴いたときひっくり返りましたぜ!
てなわけで「ボックス」「エンドレス・ハーモニー」「ホーソーン」3点セットで揃えれば貴方も立派なビーチ・ボーイズ信者です。
ちょっと書いた「ペット・サウンズ・ボックス」は次に語るのでお待ちを。
ではではまた次回です。
215nanasi:02/01/13 03:25 ID:QN6zvhBl
またちょっと間が空いてしまった。
今日はJ.Blackfoot「City-Slicker」です。
地味とは言えない代表作ですな。あのTAXIが収録されております。
TAXIは大変有名な曲で、J.Blackfootは知らなくても聴いたことは
ある方は多いはず。ブライアンフェリーもカバーして同名のアルバム
までリリースしてます。
ラフにしてスウィートなJ.Blackfootの持ち味がこのアルバムでは遺憾なく
発揮されています。もともとラフシャウターとしてならしたBlackfootですが
甘過ぎずにそして野性味溢れるヴォーカルで歌われるバラードは特に絶品です。
音づくりは前にMavisStaplesの時にもふれたホーマーバンクスが担当。脇を
固める布陣もかつてのスタックス人脈で固められ、悪いわけがない!
まあいま聴くと安っぽいシンセ音がしょぼい印象もぬぐえませんが(w
曲およびヴォーカルは完成度高いです。
>>212さん
Tony Joeは僕もファンです。でも音楽活動引退なんてはじめて知りました。
ちょっとショック。
216名盤さん:02/01/13 03:29 ID:mnecN9MH
長文の所スマそな感じだけど、上がってきたので(スレが)
自分的一枚お薦めはchris stillsの100year thingというアルバム

で、アコースティックなのです。スティーブン・スティルスの息子。スティーブンスティルスは
超有名なギターバンドだけど、正式名称はど忘れたのですまそ・・(泣)
217(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/13 14:14 ID:UWjSly8/
>>212 トニー・ジョーも興味はあるんだけどどれから買ったらいいのか分からんミュージシャンの
一人だったので、長文のレスは非常に参考&勉強になります。ありがとうございます。
もう引退しているのですか。まだ軽く試聴しかできてませんが、南部の香り(・∀・)イイ!
ヴァン・ロンクについてはまだ続報はないようですが、手術が成功している事を祈るばかりです。
C.C.R.ボックスについてのコメントもありがとうございます。決心がつきました。見付けたら
即買う事にします。
>>213 アンプスはまだ聴いた事無いんですが、ブリーダーズは私も好きです。
ディヴァイン・ハンマーを聴くと購入当時のことを思い出して切なくなります。。。
>>214 スマイル復元は小説のテーマになったりと我々のようなポップミュージックファンにとっては
永遠の謎なのでしょうね。ヴァイブレーションボックスといい、他にも欲しいボックスは山程あります。
(・ρ・)ジュルリ。C.C.R.ボックスはまだ入荷してないようなのでフォガティソロ(ブルームーン〜)を
買って渇きを押えている所です。。。
218(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/13 14:17 ID:UWjSly8/
>>215 TAXIの元曲のことは今まで良く知りませんでした。この人だったのですか。
フェリーバージョンしか知らなかったもので。。。
ところでnanasiさんがお薦めしてくれたフェイス・エヴァンスを今日購入する事が出来ました。
もう少し聴いてから感想を書きますのでよろしかったら読んで下さい。
>>216 今ちょうど親父(スティーヴン)のファーストソロを聴いている所です。こっちもいいですよ。
息子もデビューしてたのか!知りませんでした。試聴してみます。
スティルスがいたバンドで有名なのはバッファロー・スプリングフィールドですね。
ボックスを買いましたが、ニール、リッチーを押えてこのころのスティルスはカッコいいです。

お薦めの感想:レオン・レッドボーンでダブル・タイム。
トンでもなく古いレコードの復刻盤かと思ったらそうでもなく、'77年のアルバムなのか。
内容は、名称は詳しくないんだけどラグタイムとかの古いアメリカ音楽のようですね。
ノスタルジックかつ、彼の特徴ある声のおかげでユーモラスな印象を持ちました。
ゆったりと和みたい休日によく合う一枚でした。
219名盤さん:02/01/14 02:47 ID:lrxoNo+N
俺のお薦め。
フォガティのソロですか、そう言えば以前お薦めしましたっけ。
ブルームーンはアメリカンロック好きには辛抱たまらん名盤ですねえ。
ところで小説って「グリンプス」ですかね?
あれは泣けます!主人公がブライアンと出会い、スマイルの為に色々するってのは音楽ファンにしかわからないロマンですね。
さて「僕ボックス好きなんですパート2」、今日は「ペット・サウンズ・ボックス」です。
アルバム一枚でこれほどのボックスを作れるのもスゴイ事なんですが、内容の濃さもスゴイですよ。
4枚組なんですが、ディスク4はペット・サウンズ・モノミックスなので実質3枚組と考えてよろしいでしょう。
まず、ステレオ化された「ペット・サウンズ」で驚きます。
細かい部分まで聴こえるのはさすがステレオ、特にヴォーカルにその効果が顕著です。
そして問題のセッションズ・・・一言「これを聴いて感動しないならファン失格!」って感じかな。
セッションズはいかにしてレコードの最終テイクにたどり着いたかを聴くものです、すなわち舞台裏を覗くことです。
ブライアン以外のメンバーは演奏に参加していないため、この演奏セッションは純粋な意味でビーチ・ボーイズではないかもしれません。
しかし!このバックトラックセッションはいかにしてブライアンの想像力が頂点に達していったかを物語る最高のものなのです。
コントロールブースから「おい!グルーヴなんだ!」なんて指示を飛ばす彼の声が入ってるなんて、まさに舞台裏。
ブライアンが弾くピアノのみの「ドント・トーク」なんて涙が出て仕方がないぜ、チクショ〜ってなテイクです。
ヴォーカルのみのテイクも含まれており、これまたビーチ・ボーイズのコーラスワークのすばらしさを何よりも雄弁に伝えてくれます。
ま、セッションズの為だけに購入したとしても損はしませんよ。
尚、ブックレットがこれまたえらく充実しておりまして、読み始めたら眠れぬ夜を送ることを保証したしますです、はい。
ではでは又次回です。
220BONI:02/01/14 02:50 ID:aGBkEGe4
フラッド/ゼイマイトビージャイアンツ
はダメですか???
221名盤さん:02/01/14 03:36 ID:6n/rxY3f
地味にとはいかないと思うが
ガンズの2ndの酷評ぶりには納得がいかない
222(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/14 08:26 ID:oL0xdjjM
>>219 グリンプスです。あれはいいですね。著者のクラシックロック大好き具合がたまりませんでした。
ペットサウンズボックスはその豪華さっぷりに圧倒されて、まだ購入には至ってません(;´д`)。
でもセッションズは興味あります。スタジオから指図するブライアン。。。想像するだに萌えますね。
関係ないですが、単一のアルバムでボックスを作るとは凄いと思ってたら、ライノの出した
ストゥージズ・ファンハウスセッション10枚組にはもっとびっくりしました。買ってないですけど。。。
私が最近買ったボックスでよかったのは、ちょっと書きましたが
バッファロー・スプリングフィールドボックスです。未発表曲盛り沢山でお腹一杯でした。
>>220 うーん。それは最高傑作との評判がたかいですね。私もFLOODだけもってます(w
でも彼らは自体地味なのでOKでしょう。最近あまり元気が無いようですが、今の活動状況は
どうなっているんでしょう?
223(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/14 08:31 ID:oL0xdjjM
>>221 2ndとはライブですか、2枚組の方ですか? 2枚組の方は長い曲が少し苦手なんですが
そんなに酷評されてるんですか? 自分はは友達からダビングさせてもらっただけのリスナーで
あまり詳しくないので。個々の曲は好きなのはいくつかあります。

女性ヴォーカル苦手だったんで、それを払拭しようといろいろと皆さんのお薦めの中から選んで
購入したものの感想をこれから少し続けます。
お薦めの感想:アリーヤでワン・イン・ア・ミリオン。
最近(でもないか)のR&B系のミュージシャンには疎かったものでまずこれを。
ティンバランドも元気が無いようですが、このアルバムをPro.してた頃はまさに飛ぶ鳥を
落す勢いでしたね。このアルバムを最近聴いた私が言うのもなんですが(;´д`)
彼女の声は非常に抑制が効いてて聴いてて心地よいです。日本の女性歌手が、自分の出せる音域を自慢する
かのごとく((( ゚Д゚)))キャー!と声を張りあげるのとは対称的ですな。バックトラックも6曲目とかは80年代と
現代を対比させておもしろい。マーヴィンのカバーもやってますね。この曲はいまいちなんだけど
これに懐かしのスリック・リックも参加したりしててちょっとびっくりでした。
彼女も若くして亡くなってしまいましたね。残念です。
224でんぷん:02/01/15 00:48 ID:5hNAZsWU
ageます。
ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツに「ジョン・ヘンリー」
ってアルバムがあるんです。このバンドは基本的にJohn Flansburgh
とJohn Linnellという2人のジョンで成り立っているんですが、
果たしてJohn Henryとは何のシャレかとずっと思ってたんですが、
つい最近、黒人カントリー・ブルースかつゴスペル歌手である、
レッドベリーという人の持ち歌にジョン・ヘンリーという歌がある
と知りました。伝説の穴掘り作業員で、工事機械に職を奪われんと
する労働者の1人として、ハンマーを手に機械と穴掘り勝負を挑み、
見事勝利したんだそうです。
で、このアルバム・ジャケでは少女がデカいハンマーを持ってるん
ですね。5枚目のアルバムですけど、ツアーに同行したバック・バ
ンドをフルに起用した、しっかりした音作りのアルバムで、遊びも
ふんだんにあります。傑作だと思っているんだけど、どうでしょう。
225名盤さん:02/01/15 00:54 ID:2KZ/YJat
>>223
2枚組です
長い曲苦手ってのはわかります
てかファンの中でもかなり好き嫌い分かれるんです
あのアルバムは
226BONI:02/01/15 01:42 ID:mj5Yt/6Y
>>224
ゼイ マイト ビー ジャイアンツって地味やけど
音楽のセンスめちゃイイよね!!
おもちゃのピアノ使ったりと、けっこう音に遊びがあってこだわってそう
クロビーで80年代のビートルズなんて紹介をみたよーな…。
マシュースィートの「ガールフレンド」、音、ジャケともにサイコー!!
227名盤さん:02/01/15 03:19 ID:GWaN6nk4
俺のお薦め。
随分とまあ懐かしい名前ですなあ、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツたあ盲点を突かれた。
俺は「アポロ18号」ですかね、彼らのアルバムで好きなのは。
邪道と言われようと何だろうとこれが最強。相変わらずのアホらしい歌詞も笑えます。
さて「僕ボックス好きなんですパート3」です。
今日はザ・バンドの「グレイト・ディヴァイド・ボックス」です。
これもリマスター盤が出て今やその存在意義を失ったボックスですねえ。
だってリマスター盤ってボーナスがてんこ盛りじゃないですか!
ボックス買った俺でもリマスター買いますよ、あれだけボーナストラック付けられちゃあ・・・。
とは言え代表曲をリマスターされたこのボックス、発売当時は相当話題になりましたね。
1st、2ndの曲なんかが一番リマスター効果がありました。
ロニー・ホーキンス&ザ・ホークス時代の「Who Do You Love」が入っているのが便利っちゃあ便利ですかね。
この曲は「ラスト・ワルツ」でも演奏されてますが、オリジナルヴァージョンではロビーのギターが刺さりますぜ。
このボックスが出た当時ワトキンス・グレンの録音ってのは初めて公開されたのですが、ボックス発売翌年には「ライブ・アット・ワトキンス・グレン」が正規盤で出たりする暴挙が行われます。
うをををを!俺は何のために高い金払ってまでボックス買ったんじゃ〜・・・とガガーリすることしきり。
すなわち今このボックスは全く買う価値が無いと言えましょう。
とは言え代表曲をまとめて体系的に聴くことの出来るのはありがたいものでして、それだけの為に俺も大事に取っておいているようなもんです。
ちなみにザ・バンドと言えばつい先日ガース・ハドソンの初ソロが出た様子です。
この人のキーボードプレイがザ・バンドの音の特徴を担っていたのは疑うべくもありませんので、もし興味があったらどんぞ。
さらに言うなればビデオ「メイキング・オブ・ザ・バンド」は必見です!
リックの生前のお姿拝見出来ますし、ロビーの珍しいピアノを弾く姿、レヴォンのドラムを叩きながらスティックを回す瞬間、そしてガースが自分の弾くキーボードに没頭しつつ「う〜ん、これだこれだ!」と唸る映像・・・正にファンなら宝物です。
亡きリチャードを語るメンバーのセリフや表情にはこちらも心が締め付けられます。
ま、どっかで機会があったら見て下さい。損はさせませんぜ。
ではではまた次回です。
228(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/15 17:23 ID:CeylPABf
>>224 >>226 ゼイ・マイト〜はよくXTCと比較されますけど、アメリカ育ちのせいか
どうか分かりませんがユーモアもカラッとしたところがあってそこがいいです。
FLOODしか聴いた事の無い私が偉そうに言うのもなんですが。
レッドベリーからアルバムタイトルとってたとは知りませんでした。ルーツ音楽にも
精通してる上でああいう音を鳴らしているのですか。
マシューのガールフレンドは傑作ですね。バックバンドも最高です。
フレッド・マーの弾けるようなドラムの音が特に(・∀・)カコイイ! ロバート・クワインのリードギターもよい!
>>225 一枚にギュッと圧縮すれば大傑作だったでしょうか?それよりも
ガンズが責められるべきはスパゲッティ〜のあとオリジナルアルバムを出さない所
ですね。音楽以外の所でのゴタゴタが多すぎました。。。
229(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/15 17:25 ID:CeylPABf
>>227 ザ・バンドのリマスターはここで皆さんにも色々薦められたのでこつこつ
そろえている所ですが、本当にボーナスだく大盛りといった感じで初めて買う
素人の私には非常にうれしいです。特にロック・オブ・エイジズはディランとの
競演部分も素晴らしい。私は昔の音源をもってないので、音質を比べる事はできない
のですが、「南十字星」とかはクリアな感じがしてよいです。
南十字星のライナーを読んでると、ジュピター・ホロウでシンセとリズムボックスを
つかってるそうですが、そこら辺もガースが活躍してたようですね。チェスト・フィーバー
とかのキーボードソロとかも特徴的で耳を引かれました。

お薦めの感想(女性ヴォーカル編) :フェイス・エヴァンスでフェイス。
彼女も抑制がきいたヴォーカルをじっくり聴かせるタイプのシンガーですね。
ブルージーな節回しが渋い。バッドボーイレーベルだからと後込みしてたのですが
聴いてみて考えを改めました。nanasiさんの紹介文にもありましたがゴスペル風な
雰囲気が漂う曲が多く、正統派のシンガーとしての風格があります。個人的には
3曲目のトラックマスターズPro.の曲が往年のグラウンド・ビートっぽくて懐かしい。
あと気に入ったのは6曲目のLove don't〜でした。
230名盤さん:02/01/15 17:47 ID:x1YYG3Hg
>>228
ガンズは基本的にはDQNなんです
それさえ無ければ…
とりあえず「CIVIL WAR」「DON'T CRY」「ESTRANGED」「NOVEMBER RAIN」
「YOU COULD BE MINE」は絶対に名曲だと思います
スレ違いな話題を申し訳ありませんでした
でもガンズライズは地味にイイ!アルバムかも…
231名盤さん:02/01/16 02:22 ID:y0yPxUcD
俺のお薦め。
ザ・バンド関連と言えばロビーのソロもそのうちお薦めせにゃイカンでしょうなあ。
さて本題の「僕ボックス好きなんですパート4」です。
今日はこれまた最新リマスターが出てその存在価値がガクッと落ちたスティーリー・ダンの「シチズン」です。
これが出た時の衝撃はビックリでした。
「これは・・・従来盤は何だったのよ?」てな感じです。
今ですか、最新リマスター且つ紙ジャケでオリジナル盤が出まして、音質の違いは結構あるんです。
しかしながら音質の違いを除けばオリジナル盤全曲が手軽に全曲詰まったボックスもまたイイもんです。
ちなみに音質はLPも針次第でCD以上の音が出せることがアルバム「ガウチョ」で判明致しました。
俺の父ってのがオーディオエンジニアでして、その父に言わせると以下の如くです。
「ドラムが常に一定のビートを刻んでいる。よって聴いていて疲れない」
「女性バックコーラスが実によくリードヴォーカルにからむ」
「録音方法は全音域を録音するのでは無く、耳に一番飛び込んでくる音域を強くしている。これが並の録音だと全音域をそのまま録るためここまでクリアな音にならない」
とか抜かしておりまして、確かにロック評論家とかの視点では語らない部分の意見ではあります。
スティーリー・ダンはまたステレオによって音が良くもなり悪くもなるバンドでもあります。
ラジカセじゃ曲は楽しめてもこのバンドの音質は楽しめませんので、ちょっと良さげなステレオで聴いてみて下さい。
その為のリマスターですからねえ。
ありゃ〜、何か音質の話ばっかになって肝心の内容について話をしてないや。
全アルバムがぶち込まれていますので、このボックスあればオリジナル盤はいりません。
ま、ジャケが実にセコイのでその点だけが恨めしいのですが・・・ブックレットも大して充実してないような気がせんでもないし。
で、各々のオリジナル盤については恒例の「オリジナル盤語っちゃうよコーナー」で別の機会にやりますか。
音質の話ばっかでしたが、その音楽性も一流だと思いますよ。
ではではまた次回です。
232sara:02/01/16 02:29 ID:Ri28gYZb
レナード・コーエンのテン・ニュー・ソングス(このあいだ
出たやつ)
チープで、隙間のあるシンセサウンドに乗せて、
美しい女声コーラスに、いつものように膝枕してもらって、
68歳のセクシーなだみ声が・・・たまりません。
ハレルヤにかなう曲はないのだけれど、
ゆったりとした(似たような)曲が、これでもか、これでもか
という感じで、、、佳曲ぞろいです。
233(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/16 15:38 ID:6MgkASTt
>>230 ライズは確かにいいと思います。彼らのアルバムの中では地味な方ですよね。
「You could be mine」はいい曲だと思います。高校の時友人のバンドが文化祭で演奏したんですが
友人達のヘタレ演奏でもかっこいいと思い、アルバムを借りて聴いたなー。
>>231 自然界の音や映像を正確に再現するのは本当に難しいです。音ではなくてCCD等を使った
画像関係のことを少しやってるんですが、ノイズ等に気を使いながら電気信号に変換された
データをどれだけ劣化させずに取得、再生するかというのは困難なことが多いです。
特にオーディオ関係だと正確に再現するだけではなくて、どうすれば人の耳に一番よくきこえるか?
という事も加味せねばならないわけで、大変な仕事だと思います。>お父上
スティーリー・ダンは私はオリジナル盤をちょぼちょぼ持ってましたが、昨年くらいからの
リマスター盤に買い直しました。でもエイジャの「I Got〜」に変なノイズが入ってました(TдT)
これってUS盤のみなのでしょうか。でもそれ以外はクリア!
個人的に、特に「さわやか革命」と「うそつきケイティ」は鍵盤の音がよくなったように感じました。
そのボックスは私が高校3年の時くらいに出て、ポリスのボックスとどっちを買うか迷って
結局ポリスの方を買った記憶があります(w
234名盤はん ◆Z6G0yP9Q :02/01/16 15:45 ID:uzAtFPZa
( ´,_ゝ`) ローナの1st、意外と良かったよ。
235(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/16 15:46 ID:6MgkASTt
>>232 コーエンてもうそんな年なのですか! Various Positionを薦めて下さった方がいて
ときどき夜中に聴いてます。老いてますます盛んなようですね。
新作でてたとは知らなかった。これまた鬱。。。ハレルヤはジョン・ケイルも、ジェフ・バックリーも
よかったですが、本家の声が一番落ち着きます。

お薦めの感想(女性ヴォーカル編):ジョニ・ミッチェルでDon Juan's reckless daughter。
一曲目の( ・∀・)マターリとした盛り上がりから疾走感溢れる2曲目への流れは素晴らしいです。
ジャコのベースも饒舌すぎず、それでいて無茶苦茶難しいラインをさらりと演奏してて凄い。
オケをバックにした大曲あり、パーカッションメインの曲ありと実験的なアルバムでしたが
心地よく聴く事ができました。彼女の声は透明感があって好きです。
236名盤さん:02/01/17 02:47 ID:3Bj5oxxo
俺のお薦め。
スティーリー・ダンは中期がお好きな様ですね。
俺も中期〜後期が好きでして、ガウチョだけでも100回は聴いたかと思います。
再結成されたアルバムがグラミー取りましたが、日本においてはさほど話題になっておりませんでした。
まあ、ここいらの音楽は若者向けじゃないってこってすかね。
さて「僕ボックス好きなんですパート5」です。
今日はオリジナル盤は以前お薦めしましたが、この人は是非聴いてもらいたい「リンダ・ロンシュタット・ボックスセット」です。
これは欲しくて欲しくてたまらんかったのですが、ある大会での優勝賞金で入手したんですよ。
そんなわけで思い入れがあるボックスセットです。
内容もヴェリーグー!レアトラックがナイスでございます。
ディスク1と2はソロアルバムからの代表曲をセレクト、メキシコ音楽編とスタンダード編もここに入っております。
当然70sの名曲もここに入っておりますし、80s〜90sの地味ながら心に染みる音源もここです。
問題となるのはディスク3以降、ディスク3はデュエット編、ディスク4がレアトラック編となっております。
ディスク3は普通にオリジナル盤集めていれば聴ける曲が多いのですが、それ以外はサントラとかセッション参加曲があってちと嬉しいですね。
個人的に腰が砕けましたディスク4,これだけでもボックスの価値はアリ!
例えばランディ・ニューマンの「ファウスト」参加曲(まあこれはファウスト買えば済むこってすがね)、TV参加したときの曲(かえるのカーミットとのデュエットって・・・)。
アカペラで凛とした「ザ・ブラックスミス」には感動します、ピアノだけをバックに歌う「バンディット&ハートブレイカー」はピアノがアンドリュー・ゴールド。
ローウェル追悼コンサートでの熱唱(これはフィートの「ホイ・ホイ」に入ってますが)ではフィートをバックにシャウトしております。
何故にこれが未発表なの?というくらいの「ボーダータウン」「フォーリング・スター」はファン歴が長い俺もビックリものの名曲。
とまあ懐に余裕があったらいかがなものでしょう、これだけで俺はメシを3杯は余裕って内容ですけど。
しかしながらオリジナル盤全部揃えた者からするとディスク4だけで良かったかな・・・と思うのも事実だったりして。
ではではまた次回です。
237(・∀・)イイ!ものをおしえて :02/01/17 17:45 ID:G2QhJt43
>>234 すみません、リロードし忘れてました。ローナってロドニー・ジャーキンス秘蔵っ子だそうじゃないですか。
期待できそうですね。ちゃんと聴いたことがないんでとにかく試聴してみます。
>>236 ダンだと最高傑作だと思うのは私はエイジャです。ディーコンブルースが特に。最近は高校生くらいの子も
彼らを聴いているみたいですよ。楽器をやってる方からすると、彼らは凄いらしいですね。私は出来ないんで
そこら辺の細かいニュアンスが分からないのが残念です。
 リンダのボックスですか。彼女のお薦め盤はただいま入荷待ちという事で、聴けるのを楽しみにしてるところです。
ベースを演奏されるそうですが、その優勝賞金もそれ関係のコンテストかなんかなんですか?いいなあ。
私は親父が尺八の師範なんで昔少しそれを習ったんですがすぐに止めてしまったもので。。。
楽器の弾ける人が正直うらやましいです。

お薦め盤の感想(女性ヴォーカル編):ジャネット・ジャクソンでヴェルヴェット・ロープ。
彼女のアルバムを通して聴くのはリズムネイション以来です。やはりこのアルバムではガット・ティル〜が
かっこよかった。昨日感想を書かせてもらったジョニをサンプリングしつつ、Q-tipのフロウが絡むんですが
これが一番好きです。でもこのアルバムも5年近く前なのにあまり古く感じるところがないです。
彼女の声も割と細めで、あまり巧いわけではないと思いますが、バックトラックとの相性がすこぶるいいです。
あと個人的に気に入ったのは11曲目のトゥギャザー〜です。少し懐かしめのハウスっぽいところがつぼに
はまりました。
238名盤さん:02/01/18 01:10 ID:jtwreoL1
俺のお薦め。
「AJA」ですか!俺も高校の頃買ったんですよ、しかもLPで。
あの頃ワーナー系のアルバムが「フォーエヴァー・ヤング・シリーズ」ってCD2000円、LP1600円で再発ガンガンやってたんですね。
それで「まずは名盤と言われるこれからいってみよう」てな感じではまってしまいました。
「AJA」が好きならヴィデオ「メイキング・オブ・AJA」を是非見て下さい!
損は絶対しませんぜ!
さて「僕ボックス好きなんですパート5」です。
今日はランディ・ニューマンの「ギルティ・30イヤーズ」を猛プッシュ。
ランディ・ニューマンと言えばシニカルなんだけどヒューマニズムに基づいた曲を出す人です。
名盤と言われる「セイル・アウェイ」や「リトル・クリミナル」辺りを聴いてイイと思ったらこのボックスは買いです。
4枚組でして、ディスク1と2はアルバムからのセレクション。
清水の舞台から飛び降りたくらいの勢いのレアトラックはディスク3。
デモテイクやCD化されてない曲ばっかで占められております。
元々この人はピアノの弾き語りが基本なので、デモテイクも弾き語りです。
ビートルズアンソロジーやペットサウンズボックスの例と同じく、このデモテイクもスタジオ盤と比較出来る楽しみが味わえて実に美味しさ満点です。
ディスク4はサントラ集となっとります。
ライ・クーダーと同じく80s以降はサントラが増えるんですね、「ナチュラル」「トイ・ストーリー」等。
その中でもウルトラクイズの最後に流れる「ラグタイム」からの曲がランディの曲とは・・・・
俺がこのボックス買って一番嬉しかったのがこの曲だったりするあたりが情けない・・・
「何と!こりゃウルトラクイズの曲じゃねえか!」って、どうも本筋から離れた収穫に喜んでしまうあたりまだまだ修行が足りないようです。
このボックスはライナーが充実しておりまして、息子同伴のナンパの話などはちょっとした読み物となっております。
ランディと言えば地味にイイ「ファウスト」についてはその内語る機会を設けましょう。
本日のジャンクLP発掘隊の収穫品の報告。ルパート・ホームズ、カーラ・ボノフ、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、イエスってな感じです。
その他合計9枚買って税込み945円・・・もうCDには戻れないなあ。
ではでは又次回です。
239名盤さん:02/01/18 01:39 ID:Maw7Xlf1
ランディ・ニューマンのBOXは1みたいに英語聞きとれる人はいいけど
対訳どころか英詞も付いてないんでマニア向けだな。
240(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/18 17:45 ID:FmmWDUR/
>>238 AJAは逸話が多いアルバムで、そこら辺の話の真相も聞けるのでしょうか>メイキング
このメイキングシリーズってU2とかスティーヴィーのとかもありますよね。
友だちにU2のは見せてもらったことあるんですが、ダンのもあるのか。見たい!
ランディ・ニューマンってトイストーリーのサントラもやってるのか。
バッド・ラヴ以来、自分自身の歌ものアルバムを出してないですよね。
私はこのスレで以前お薦めしてもらったGood Old Boysを今聴きこんでるところです。
歌詞カードを見ながらですが、結構辛辣ですね。>彼の詞
>>239 えっ、歌詞ついてないんんですか。私も英詞の聞取はできないから歌詞は欲しいです。
でもあなた、それ知ってるということは持ってるんですね。マニアじゃないですか(w
このボックスは見たことはあるんですが、ジャケットというか装丁がおもしろいですね。

お薦めの感想(女性ヴォーカル編):エミルー・ハリスでレッキング・ボール。
表題曲はニールのフリーダムの曲でした。彼も含めてゲストが豪華でしたが、U2のラリーが
参加してるのが以外というか、ラノワつながりなんでしょうね。聴く前は、グラム・パーソンズと
のデュエットから想像するような可憐な声を想像していたんですが、少ししわがれた声でびっくり。
でもバックの演奏によくあってて、逆に色気と凄みを感じさせられました。
あと、気に入ったのはディランのカバーのエヴリィ・グレイン〜です。元曲より
彼女のカバーの方がよかった。。。
241nanasi ◆ZR3U7dmA :02/01/18 23:57 ID:fDSBCklz
お薦めした「フェイス」、「レッキング・ボール」の感想を読みました。
結構気に入っていただけたようで嬉しいです。
今晩は外出だった気もするけど
TheDirtyDozenBrassBand「Voodoo」です。
コステロの「スパイク」にもゲスト参加して名を知られる彼等の
‘89年発表のアルバムです。
まあジャズになるらしいんですが、(どこが?)
とにかく演奏のノリはニューオーリンズ仕込みでおどろおどろしくてかつファンキー(w
ユーモア溢れる楽曲ばかりで頬が緩んできます。ホント楽しそう。
Dr.JohnやDizzyGillespie、BlanfordMarsalisもゲストで登場します。
ちなみに国内盤と輸入盤のジャケットが違います。(ハワイでは勿論、輸入盤ジャケットですよね)
事情は解りませんが多分気色悪りいので差し換えられたのでは・・・面白いジャケットです。
僕は輸入盤の方が断然好きですが。


242名盤さん:02/01/19 01:58 ID:tEBRQ+/P
俺のお薦め。
メイキング・オブAJAは必見ですよ。
バーナード・パーディーの大ぼらにはにやっとしますし、ラリー・カールトンの話にはほほうと頷けます。
その他も・・・要するに全部見所なんですよ。
メイキングシリーズはデッドもありまして、これも見ておいたほうがよろしかろうと思います。
さて、ボックスシリーズも打ち止めとしまして(いやあ、他にも色々持ってますが単なるベスト盤っぽいのが多いんですよ)通常ヴァージョンにします。
今日は昨日とちとリンクしてランディ・ニューマンの「ファウスト」95年をお薦めいたしませう。
商業的にはずっこけたアルバムですが、本人の言葉を借りると「僕の子供達に歯磨き粉を買ってあげる金すら稼げなかったよ。おまけに有名人にたくさん参加してもらったので、その後かなりの不景気になったんだ」だそうで。
では誰が参加したのでしょうか?
ドン・ヘンリー、エルトン・ジョン、ボニー・レイット、リンダ・ロンシュタット、ジェイムス・テイラーなんですね。
確かにこりゃ豪華メンツですし、お呼びする費用もヴァカになりませんね。
曲の方は相変わらずのランディ節でして、フルオーケストラをバックにしたものや、シンプルにピアノ中心のバンド演奏が基本です。
ボニー・レイットが歌う「フィールズ・ライク・ホーム」はこのアルバムとほぼ同時期にリンダ・ロンシュタットのアルバムでタイトル曲として発表されてます。
どっちがイイ?ってなるとリンダの方がしっとりとしていて、やっぱバラード歌わせるとボニーよりリンダだねって感じはせんでもないのですが。
そのリンダは参加3曲全部オーケストラをバックに歌い上げます。感動的。
ジェイムス・テイラーは語り部みたいな役割をしているようでして、相変わらずのジェントルな歌声は染みますな〜。
エルトンは一曲のみの参加、ちと髪が・・・もとい影が薄いです。
このアルバムで浮いた存在の曲が2曲あって、それはハードロック調です。
もっともランディの曲ですから、きちんとしたメロディはありますけどね。
で、その曲を歌うのはドン・ヘンリーでして、これが実にはまってます。ファウスト役です。
ランディ本人は悪魔の役だったりして、いかにもこの人らしいですなあ。
演奏陣も当然LA人脈使いまくりで手堅いです、安心して聴けます。
何故これが売れない?・・・って言っても時代はこの手のアルバムは求めておらず、あえなく撃沈した悲惨な名盤です。
過小評価は仕方ないとしても、せめて一回聴いてみて下さい。
こんなセールスが続くとランディはサントラ世界だけの人になっちゃいますぜ(つ〜か最近はディズニー専属っぽくなってきたぞ)
ではでは又次回です。
243(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/19 13:39 ID:6nL3ZHLS
>>241 正直、フェイス・エヴァンスは試聴の段階ではあんまり気に入ってなくて、
安売りしてたので買ったんですが、いい意味で期待が裏切られました。良いです。
エミルーは期待通りによかったです。ラノワは(・∀・)イイ!
でもちょろっと試聴だとやはり本当のよさは分からん事も多いです。
ダーティ・ダズン〜はスパイクで初めて知りましたが、彼ら自身のアルバムはまだです。
ジャケットだけ見ましたが確かにおどろおどろしい。いわゆるセカンド・ライン・ファンク系に
あたるのでしょうか。
>>242 ランディ作のサントラって結構ヒットした物が多いですね。これなら自身の
リーダーアルバムは作る気にはならないのかな。。。
このアルバムもゲストのギャラがあからさまに高そうだ。
映画音楽で小銭を儲けてぜひ趣味に走りまくりの自分のリーダー作品をバーンと
作ってもらいたいですね。でも売れるかな?

お薦めの感想:ヴァン・モリソンでビューティフル・ヴィジョン
神秘的なジャケットがまず印象的です。一曲目はタイトル通りのケルト音楽の匂いを感じさせる
佳曲でした。3曲目は軽快なギターカッティングが爽やかな曲で気に入りました。歌詞は
チベット関係の書物から取られたようですね。2曲でバックにロブ・ワッサーマン、
ゲイリー・マラバー、マーク・ノップラーと地味に豪華なメンバーで渋く決めてますね。
これこそスルメ盤でしょう。
よく日本でアイリッシュ・ミュージックがブーム!とか報道されることがありますが、
アイルランドの至宝のこの人が取り上げられる事はあまりないですよね。
筑紫はエンヤばっかりインタビューせずにこの人を番組で紹介しる!
244sara:02/01/19 23:36 ID:til4a+RR
ビューティフル・ヴィジョン、いいですよね!
次は、ノーグルー?
最近は、ジョニー・キャッシュのアメリカン3部作に
はまっていました。
一番すきなのは、最新作です。
実家でレコードをあさっていたら、
フェアポート・コンヴェンションの
「リッジ&リーフ」が出てきました。
これはスコットランド系?
245名盤さん:02/01/20 01:13 ID:R/urEVvS
本日は Don Nix のファースト、『In God we trust』をおすすめしたい気分です。

ドンはジェフ・ベックのBBAに収録された「Sweet sweet surrender」の作者、
また同アルバムの収録曲数曲をプロデュースしていることくらいが知られていますが、
その他では名前の挙がることがあまりないようですね。

メンフィス生まれで少年時代に教会の聖歌隊に入っていた彼は、
いくつかのグループや軍楽隊での経験を経たのち、プロデューサーとして
ロスアンジェルスと南部を往復しながら活動するようになります。
レオン・ラッセルと似たようなことをしていたわけですから、当然のようにして知り合うこととなり、
レオンがデニー・コーデルとともにシェルターを設立した際に契約を結んで、
今回紹介するファーストを’70年にリリースするのです。

そうした彼の音楽的背景は、1曲目の「In God we trust」から明確に聴き取れます。
ピアノを中心にした幻想的なイントロから大胆に上下するフィドルに導かれて始まるこの曲は、
南部の香り豊かである一方で非常に上品な雰囲気をもっており、それがアルバム全体を包んでいます。
前回紹介したトニー・ジョーホワイトなどのロックンロールを強く匂わせたマッチョな感じとはまさに好対照です。

そうした上品さがもっともよく発揮されたのが「Long way to nowhere」。これは上にもちょっと書いた
「Sweet sweet surrender」(’73年『Hobos, heros and street corner clowns』収録)にも通じる作風の
甘い感じのバラードナンバー。
彼のボーカルはうまい部類に入るものではありませんが、やや高音で、しかも非常にさわやかな声質なので、
こうした曲でも嫌味なく聞こえます。
逆にいえば、それが自分の歌う曲を作るさいにもマッチョな雰囲気を与えさせないのでしょうか。
とはいえ、『In God 〜』には南部の埃くささが充満しているような曲「Iuka」もあり、
なかなか聴き応えのあるアルバムだと思います。

ところで、彼のプロデュース作品には、ディレイニー&ボニーのデビュー作「ホーム」がありますが、
彼はそのときにボビー・ウィットロックと出会います。
実はボビーも少年時代に聖歌隊に入っていたことがあり、それで意気投合したのか、
ゴスペル・フレーバーあふれる名曲「He never lived a day without Jesus」を共作しました。
信心深い青年が兵隊に取られ、そうして戦死してしまったことへのやりきれない嘆きを歌ったこの曲は、
『In God 〜』では4曲目に、作者名をボビーとの連名にして収録しています。
一方のボビーも彼の’72年のファーストソロで「Lived a day without Jesus」というタイトルで収録していますが、
こちらではボビーの作としか書かれていないのです。いったいなぜ(゚д゚;)ゝ?

ちなみにボビーは『Layla』のクロージングナンバー「Sorned tree in the garden」で聴かれるとおりの
とてもうまいボーカリストなので、こちらの出来も大変すばらしいものです。
 
246245:02/01/20 02:08 ID:fJkGOJfJ
>一方のボビーも彼の’72年のファーストソロで「Lived a day without Jesus」というタイトルで収録していますが、
「Lived a day without Jesus」→×
「A day without Jesus」→○
でした。
247名盤さん:02/01/20 02:20 ID:92/Xc6TQ
俺のお薦め。
ケルトと言えば最近はビッグ・カントリーな俺ですが、ウォーターボーイズもイイんですよね。
ゲイリー・マラバーの名前が出ましたが、この人はスティーブ・ミラー・バンドの正ドラマーですねえ。
元々は名セッションマンとしてビーチ・ボーイズやジャクソン・ブラウン、ブルース・スプリングスティーン等に参加してます。
何気にウマイですよ、この人は。
まあそんなワケで本日はスティーブ・ミラー・バンドの「Book Of Dreams(邦題はペガサスの飛翔)」です。
以前お薦めした彼らのアルバムはある意味駄盤ですから、大ヒットしたこのアルバムを聴いてみませう。
とは言え近年全く顧みることの稀なバンドですわな、地味だから・・・。
前作「鷲の爪」からシンセを多用するバンドですが、このアルバムでは専属キーボードのメンバーを補充。
スティーブはギターに専念するのです。
で、大ヒットした「ジェット・エアライナー」「ジャングル・ラヴ」等イイ曲多いのが嬉しいですね。
しか〜し・・・・作曲者がスティーブ本人じゃないじゃん。
どうもご本人はこのアルバムの地味な曲ばっか作曲しており、ここらへんが納得いきませんな。
ゲイリーは相変わらずの芸達者なドラムをプレイ、「スウィングタウン」のドラムなんかは実にイイ!
全体的に前作よりブルージーな曲が増えたのが地味に感じる原因かもしれません。
けど、元々スティーブはブルースバンドからスタートしたわけですし、60sサイケに沸くサンフランシスコから登場してきたワケですから、この地味でスペイシーなサウンドはアリなのです。
どんな曲をやろうともスティーブはスティーブ、あの声さえあればイイや〜って気にさせてくれますのも人徳なのか?
しっかしこの人もやる気があるんだかないんだか93年以降アルバムを出しませんね。
ポール・マッカートニーのアルバムに参加してみたりとワケわからん辺りに出没しますけど、たまにゃリーダーアルバム出しておくれよ。
そのポールのアルバムだってえらく昔じゃん・・・何せフレミング・パイだからなあ。
ではではまた次回です。
248sara:02/01/20 04:05 ID:UePW8uR9
すこし前にロビロバの話題が出ていました。
ファーストもセカンドも結構すきで、
さすがに曲はいいなあと思ったものですが、
意外とはやりませんでした。
やはり歌が下手なせいか?
ゲストボーカルに食われっぱなしという
感もなきにしもあらず。
で、サードではアメリカ原住民テイストに
なったという話を聞いていますが、
怖くて聞いたことがありません。
これはいかがなものなのでしょうか?
それから、最近出たらしい、
ガース・ハドソンのソロも聞いてみたいのですが、
ちょっと怖くて!!
tell me mama!
249245:02/01/20 10:12 ID:aIMZHZKO
>『Layla』のクロージングナンバー「Sorned tree in the garden」
「Sorned tree in the garden」→×
「Thorn tree in the garden」→○
   ∧∧
   /⌒ヽ)鬱・・・。
  i三 ∪
 〜三 |
  (/~∪
  三三
 三三
三三
250(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/20 12:05 ID:XNIaWAf9
>>244 No guru〜も未聴です。80年代の彼には詳しくないんですよね。でもこのスレで薦められて、
チーフタンズとの競演アルバムを最近買いました。これも良いです。No Guruもいいのですか。
聴いてみるっす。
ジョニー・キャシュはリック・ルービンがプロデュースしたのがあると聞いた事があるのですが、
そのアルバムなのですか? フェアポート〜、ペンタングルとかのトラッド系はこのスレでも
色々薦めてもらいますが、なかなか置いてなくて。。。4月に日本でまとめ買いする所存です。
円安ですしね。
>>245 このミュージシャンも未聴です。南部と聞いて私がイメージするのは、泥臭く、男臭い
カコヨサなんですが、確かにマッチョすぎるきらいのある時も感じます。
でもこの人は上品な雰囲気をもっているとはおもしろそうだ。ぜひ聴いて確かめてみます。
ついでにボビーのと聴き比べもやってみますね。
あと、誤字はそんなに気になさらず、今後もお薦め盤をおながいします。
>>247 ウォーターボーイズ! 私はカールのワールド・パーティも好きなんですが、マイク・スコットの
声は唯一無比ですね。私はロック色の濃い「This is the sea」がやっぱり好きです。世間的にも
これが最高傑作でしょうか。
スティーヴ・ミラーバンドですが、このアルバムのジャケの馬がベスト・アルバムにも登場してる
ということは彼らにとっても自信作だったということでしょうか。
こいつはゲトせなばなりませんね。
251(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/20 12:09 ID:XNIaWAf9
>>248 ロビーはザ・バンドの中では悪者扱いされますが作曲の才能はやはり一番の様な気がします。
曲単体で言うならば私はアケイディアの流木が大好きなんですYO! あんな曲を書けるのだから
私は彼の事を悪くは言えません。ソロはゲストを呼んでるのですか。
最近GAPのCMで彼が出てるのをみてついテレビを凝視しました。

お薦めの感想:久々にグレイトフル・デッドでブルーズ・フォー・アラー。
一曲目のメドレーから複雑な曲の連発でした。確かにライブは難しそうだ。
妙にクールな曲調がデッドのイメージとはちょっと違うので最初聴いた時には戸惑いましたが
これはこれでおもしろいアルバムだと思いました。最終曲は確かに( ゚д゚)ポカーンって感じですが
他の曲はどっちかというとブラックミュージックorジャズ寄りでデッドに似合わず
お洒落(wな印象をうけました。5曲目とかレゲエもやってますね。
252nanasi ◆3PwVTH5s :02/01/20 15:55 ID:UsaGmdpV
今日は最近では映画「小説家をみつけたら」や「テルミン」の音楽で名前をみかける
Hal Willnerの企画4部作のなかから
「Lost in the Stars〜The Music of Kurt Weill」邦題(〜星空に迷い込んだ男〜クルト・ワイルの世界)
です。
‘85年の発売当初はかなり話題になりました。というのもロック系のミュージシャンがかなり
参加していたからです。Sting,TomWaits,ToddRundgren,VanDykeParks,LouReedなど。
ハル・ウィルナーの人選はいつもの如くハマりすぎて恐いくらいです。僕がこれを手に入れた
のは実はスラップハッピーのダグマークラウゼーが参加していたからなのですが、ごく最近の
ことでして、それまではよくあるコンピ盤だと思っていたのでした。
ハルのプロデュースの凄さは鋭い企画もさることながら、それにあったミュージシャンを探し
だしてきて本人も驚くほどぴったりあてはめることにあります。単なる寄せ集めとは全然違います。
コンピ盤というとどうしても散漫になりがちですが、彼のは例外なく統一感がとれていますので
聴き応え十分です。はっきりいって僕も参加ミュージシャンの全員を知っているワケではなく初めて
聞く人も多いのですが、あんまりそんなことは気にせず楽しめます。
253名盤さん:02/01/21 03:28 ID:w96bZMjr
俺のお薦め。
そう言えばロビー、確かにCMに出ていましたね。
ザ・バンドと言えばラスト・ワルツの4枚組が出るとか、ライノから。
ん〜、イイ仕事してますね〜、さすがライノ!速攻ゲットです。
しっかし、4枚組って・・・かなりの追加音源があるってことだな。
さらにニール御大が春頃新譜を出すらしいですよ、この春はアメリカンロック好きには嬉しいことが多いのか?
さて、本題。
今日はこんなのやってもイイのだろうか・・・華麗なる一発屋ナックの「ゲット・ザ・ナック」79年です。
一発屋と思われがちなナックですが、実は3曲程ヒットを飛ばしており厳密な意味で一発屋ではありません。
ま、ヒットしたアルバムは1stの「ゲット・ザ・ナック」だけなので一発屋と言えばそうなのかなあ。
何ってったって「マイ・シャローナ」でしょう!これ最強。
ノリよし、メロディよし、コーラスよし、覚えやすい、んで全米1位は当然ですね。
初心者バンドが最初に取り組むべき曲なんですが、今時のバンドやる連中はナックなんて知りませんから残念なことです。
「マイ・シャローナ」以外にもイイ曲が多いので聴いてて楽しくなります。
初期ビートルズと比較して語られる事が多いのですが、確かにひたむきなパワー感とポップ性はビートルズ直系っぽいかな。
でもイイ曲と駄曲がはっきりしているのがちと残念ですけどね、でも揃えておいて損は無いでしょう。
こういう直球一本勝負なバンドってのは最近あまり見かけませんが、理屈抜きで楽しめるこの手の音楽ってのは今の時代に欲しいもんです。
ちなみにジャンクLPの中から発掘した2ndは100円でした。
内容は・・・こりゃ確かに駄盤だなあ、100円だろ〜って感じです。
1stだけで才能を使い果たしたとは恐るべし。
再結成もしたことがあるのですが、それもアットいう間に話題から消え去りました。
やっぱ「マイ・シャローナ」級の名曲を求められるのは宿命とは言えツライものがありますね。
ではでは又次回です。
254名盤さん:02/01/22 01:04 ID:J+bDfWmG
悲劇のバンド、バッドフィンガーはアップルの歴史と共に語られることが多いため、
アップルでの4枚のアルバムの後のワーナーでの2枚のアルバムはほとんど語られませんが、
この2枚、5th「Badfinger」(涙の旅路)も、6th「Wish you were here」(素敵な君)も素晴らしいアルバムです。
特にお薦めしたいのは、ラストアルバムである「Wish you were here」です。
バッドフィンガーは、甘く、美しく、哀しいメロディがトレードマークですが、
このアルバムでは、哀しい雰囲気はそのままに、ギターバンドとしての面を前面に押し出した、いつになく骨太の曲を聴かせてくれます。
プロデュースがクリス・トーマスなので、当時の彼の妻、加藤ミカが日本語のナレーションを入れたりするのもご愛嬌。
従来路線の5thも、とてもいいアルバムです。
このバンドは1枚のアルバムで数曲は、溜息の出るほど美しいメロディの曲を聴かせてくれるので、どのアルバムもお薦めですが、
中でも最高傑作は2nd「ノー・ダイス」でしょう。
「ノー・マター・ホワット」「ブラッドウィン」「ウィズアウト・ユー」と名曲揃い。
最後の曲は、ニルソンやマライア・キャリーで有名ですが、オリジナルはこのバンドというのはここでは蛇足でしょうね。
もちろん、オリジナルはどのカバーバージョンよりも素晴らしいです。
中心人物2人の自殺でバンドは幕を下ろしましたが、不謹慎ですが、それが不思議でないような、
本当に魅入られるような美しい曲を書く不世出のバンドだと思います。


255(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/22 06:00 ID:CrgV7Uim
こちらでは休日に合わせたように山に雪が降って、かなりの人が山に遊びにいってます。
日本は雪の降り具合はどうなんでしょうか。

>>252 ハル・ウィルナーは最近ルー・リードとつるんでいる人ですよね。
クルト・ワイルって、ドアーズのアラバマ・ソングぐらいしか知らないんですが、
人選が確かに豪華&私好みの人が多いな。(・ρ・)ジュルリ。
>>253 そいつはいわゆるコンプリート・ラスト・ワルツってやつですね。出る出ると噂されてまし
たが
遂に登場ですか。最近のライノは本当にすごいですね。私も当然ゲトさせてもらいます。
ニールも出すんですか。それは初耳です。エレキ系でヒリヒリするようなのを希望しますが、
どうなるんでしょうね。
ナックは一、二年前に再結成盤を見ましたけど、確かにほとんど誰も話題にしませんでしたね。
1stはマイ・シャローナ以外にもいい曲があるのですか! 正直一曲だけの正真正銘の一発屋だと
思ってました。
256(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/22 06:02 ID:CrgV7Uim
>>254 バッド・フィンガーははずかしながら未聴です。最高傑作と合わせて聴いてみます。
バッド・フィンガーはその不幸なエピソードだけは割と聞いているんですが、
肝心の音の方を聴かないまま今に至っています。
ピート・ハムの未発表曲集も出てたの見た事あるんですが、ジャケットがまた
印象的だったんですが、これも聴かずじまいでした。。。

お薦めの感想:ウィングスでバック・トゥ・ジ・エッグ。
このアルバム密かに人気高いですね。このスレで教えてもらわなければ多分自分では聴こうとは
思わなかったです。内容の方はロックンロールあり、ポール得意のヴォードビル調の曲あり、
とヴァラエティに富んでました。目玉の一つはやはり、ロッケストラでしょうか。メンバーが
異常に豪華ですが、これは費用対効果という意味ではあまりうまくいってないかも。
その他の曲の充実ぶりの方が印象にのこってます。
後、私が買った盤にはボーナストラックでワンダフル・クリスマスが入ってました。
この曲ってこの頃に作られたのか。小学生の時に初めてラジカセをかってもらって、ラジオから
ダビングした思い出の曲にこんなところで会えるとは。スレたててよかった。。。
257(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/22 16:03 ID:CrgV7Uim
寝る前にage。 ニールの新作はブッカーT& M.G'sとの競演らしいですね。クレイジーホースと
でなくてもこれはこれで凄く(・∀・)イイ!ものになりそう。まあダック・ダンとは結構今まで競演してたし。

久々に私からもなんか一枚。前スレを立てる時に例にだした、スティーヴィー・ワンダーの
ミュージック・オブ・マイ・マインド。やー、このアルバムは私の思い出とも重なっていて
(厨房時好きだった子の家で初めて聴いたのです。。。( ゚д゚)イタイヤツダナ、オレッテ。。。)、冷静に
評価出来ないんですが、三部作よりも個人的には愛着があります。特にガール・ブルーや、3曲目の
I love〜はもう良すぎてタマリマセン。スーパーウーマンも、オザケンがパクッたキープ・オン・ランニン等々曲がよいです。冷静になってみても、なんでこれを含めて4部作としないのか不思議です。
最近リマスターを買い直したんですが、音も良くなってますます(・∀・)イイ!です。
258nanasi ◆/H0DtBs2 :02/01/22 22:39 ID:W8hM6TIJ
今晩は恥ずかしながら好きすぎて冷静でいられない一枚
BLIND MERON 「SOUP」です。
本当は紹介しなくてもいいかなと思ったけど(みんな知ってるだろうし)
ガイシュツでも、なにを今さら・・・と言われてもイイ!
シャノンのVo.は心を打つ何かがあります。
10曲目「The Duke」はこのあと急逝したシャノンを思うと
涙なしでは聴けない名曲。他も駄曲は1曲もありません。
いろいろニューオーリンズ録音によるバンドサウンドの変化とか
語れそうな材料もあるけど、理屈抜きに最高に僕のツボに入った
バンドでした。こんなにいいのに限っていなくなってしまう・・・
259nanasi ◆/H0DtBs2 :02/01/22 23:05 ID:W8hM6TIJ
BLIND MERON→×
BLIND MELON→○
   ∧∧
   /⌒ヽ)好きなのに・・・。
  i三 ∪
 〜三 |
  (/~∪
  三三
 三三
三三
260名盤さん:02/01/23 00:18 ID:2oDqjFl3
このスレの雰囲気には非常にそぐわないバンドで大変申し訳ないですが、
アイルランドが生んだ超変態大馬鹿パンクバンド、サルタンズ・オブ・ピン・F.Cを、
地味というより存在自体忘れられたバンドとして紹介させていただきたいと思います。
音としては、ラモーンズと少年ナイフを足したようなキュートなポップ・パンクですが、
勢い一発の数多のバンドとは違い、必ずサビや曲の展開に一捻りがある、本当にイイ曲を書けるバンドでした。
彼らは91年から93年にかけて、2曲のUKインディーチャートbPヒット
「ホエアズ・ミー・ジャンパー?」「ステューピッド・キッド」同2位の「ヴェロニカ」
さらにそれらを集めた1stアルバム「CASUAL SEX IN CINEPLEX」を発表し、
全英チャートでもTOP40以内に顔を出します。
この時期は音楽的には、凄くキャッチーでポップな普通のパンクバンドという感じですが、普通でなかったのがヴィジュアル面で、
惑星SEXYLOVEから来たサッカーとパンクロックと女装をこよなく愛する4人組の異名どおり、
ロッキーホラーショウのフランケンフルター博士を安っぽくしたようなヴォーカルの変態馬鹿パフォーマンスに、
これまた安っぽいボンデージとB級SF映画の衣装を合わせたような出で立ちのギター&ベース。
なぜかいつもサッカーのユニフォーム姿で坊主頭の田舎の中学生みたいなドラマーが繰り広げるライヴの盛り上がりは凄いものでした。
で、彼らは少年ナイフの影響を強く受けているため日本びいきで、
「ジャパニーズ・ガール」「ミチコ」(いずれも超名曲)といったタイトルの曲を作ったり、アルバムの冒頭に日本語でナレーションを入れたりしています。
この時期、彼らはけっこう日本に来ているのですが、日本での活動としても、
高校の学園祭をライヴで回りつつ、校内で彼らを審査員に「SEXY仮装コンテスト」を開催したり、
メンバー全員がセーラー服を着て各誌のページに収まったりしておりました。
ファンのほうも悪ノリし、彼らのライヴでは名物のセーラー服女装男が登場してダイヴを繰り広げるという地獄絵図を繰り広げました。
そして、93年末に2ndアルバム「TEENAGE PLANET SEXY WAR」を発表となります。
このアルバムがとにかく大傑作で、キッチュな馬鹿さ加減や変な勢いはそのままに、
どの曲も1度聴いたら忘れないキャッチーなメロディに、サビと曲展開で一ひねりもたせ、
アルバム全体を気持ちよく聞かせてくれます。
カバーでも自曲の中にオノ・ヨーコの「シスターズ」をはさんだり、トラッドのカバーを入れたりと工夫しており、
元々強烈なヴィジュアルイメージと合わせ、凡百のインディー、パンクバンドとは明らかに違う実力と個性を見せ始めていたのですが、
セールス的に今一だった上、突如解散となってしまいました。
長々とスレの雰囲気を汚して申し訳ないですが、「TEENAGE〜」は本当に素晴らしいアルバムなので、何かの機会に見つけられたら是非聴いてみて下さい。
261名盤さん:02/01/23 01:46 ID:61h5Zla8
俺のお薦め。
今俺は猛烈に感動しているっ!・・・てえのは今日レコード屋行ったですよ。
長年探していたベックリー・ラム・ウィルソン「ライク・ア・ブラザー」が見つかったので狂喜乱舞ですよ。
早速聴いてみたら・・・・うをををを!これについてはお薦め盤でいずれ聴きこんだら書きます。
さて、本題。
今日はちとプログレっぽいような環境音楽ぽいようなお方、ヴァンゲリスをご紹介。
これもジャンクLPで100円で見つけました、「チャリオッツ・オブ・ファイヤー」サントラ盤、81年です。
邦題では「炎のランナー」でしたっけ、感動する映画ですよ。
で、ヴァンゲリスと言えばリック・ウェイクマンの次にイエスに加入するとその昔噂されたそうです。
それも伺えるキーボードプレイが楽しめますこのアルバム、とても81年製作とは思えません。
まずは誰でも知ってる全米No1ヒットとなった映画のタイトル曲、これはいつ聴いてもスケールの大きさ、メロディの良さ、曲の綺麗さに感動します。
この曲はホントに誰でも知ってる割には「これって誰の曲だっけ?」ってものの代表格です。
その他の曲はやっぱサントラだけあって映画のシーンを彷彿とさせます。
しかし、この人の曲ってサントラとしてではなく独立して聴くことが出来るんですよ。
シンセによるインストってのもあるんでしょうけど、聴いていて疲れない。
そのゆるやか且つ優しい曲調を目をつぶって聴いているとリラックスしますね。
なんでもヴァンゲリスってギリシャ人なんだとか、意外な土地の人ですが、でもこのスケール感はイギリスみたいな島国根性ではムリだろうと一人納得。
色々なアルバムを出しているようですが、基本的にこの手のシンセ音楽ってのは何聴いても同じですから、まずは代表作とされるこれからいかがなもんでしょう。
全編インストって言うとマイク・オールドフィールドを思い出しますが、彼とは根本的に何かが違います。
ん〜、それが何だろうと思ったらトラッド・フォークをベースにしてるか否かの違いなんでしょうね。
マイクは何かっつうとトラッドに戻りますしね、近年では「遙かなる地球の歌」ってアルバム良かったですよ。
ではではまた次回です。
262(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/23 06:11 ID:xqntGDz4
>>258 ブラインド・メロンはハチの恰好した女の子が踊るPVが印象的でしたが、その時は
私はどちらかというとイギリスのバンドに夢中になってたので、アルバムは聴き逃してました。
でも、私も骨太なバンドの方へ嗜好がシフトしてきたので、今まさに聴くべきかもしれません。
見つけたらぜひ聴いてみます。
>>260 サルタンズは覚えてます。懐かしいYO! いつのまにか話題を聞かないなあと思ったら
やっぱり解散してたのですか。多分私が工房なりたてくらいの頃にお薦めの2ndは出てたなあ。
当時はお金がなかったので買わなかったんですが(w 音楽的にもパンク一辺倒だったわけでは
なかったのですね。知りませんでした。
音楽性&出身国は違うけど同じ変態系にリンボー・マニアックスとか居ましたね。
当時の私の中ではなんか印象がかぶってました(w
263(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/23 06:25 ID:xqntGDz4
>>260 つづき
でもこういう系統のバンドもいなければおもしろくないですね。別にどんなバンドでもいいので、いいのがありましたらこれからもお願いします。
>>261 「炎のランナー」ってマラソン選手の牧師さんの話ですよね。あのタイトル曲って
ヴァンゲリスだったのか。知りませんでした。この曲は本当によくつかわれますね。
環境音楽系というとイーノぐらいしかちゃんと聴いた事無いんです。どうも気持良ければ
気持良い程眠気を誘い、聴きながら寝てしまって最後まで聴けない事が多い(;´д`)
最近?だと私はエイフェックス・ツインのアンビエント・ワークスに眠気をとんでもなく
誘われました。
でもこれも100円とはいつもながら( ゚д゚)ウラヤマスィ。。。
お薦めの感想:イーグルスでオン・ザ・ボーダー。
ホテル〜しか聴いた事無かったんですが、ドロリと濃く、暗いホテル〜に比べて
劇的に明るく爽やかなのにちょっと驚きました。ハードな曲もカラッとしててドライヴにぴったりです。
実際にこれをカーステで聴きながらコナまでドライヴしましたが、風景に良く合うこと。(・∀・)イイ!
トム・ウェイツのOl'55が爽やか&切ない感じにカバーされていてこれもこれで良。
個人的にはカントリーっぽい3曲目が良かったです。
264(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/23 16:44 ID:xqntGDz4
寝る前にage。 今日は皆さんからのお薦めをいくつか買うとともにおもしろそうなのも少し買って
きました。マーヴィン・ゲイのデラックス・レッツ・ゲット・イット・オンって、こんな物もいつの間にか
でてたノカー。リマスターされてるのはともかくとして、
ボーナストラックがもともとのアルバムの収録時間の2.5倍程もあるし。。。まだ全部聴いてませんが
最近のリイシューの気合いの入り方はすごいなあと感心しました。
新譜でもお薦めがありましたらよろしくお願いします。

お薦めの感想:パット・メセニーでカルテット。
実はパット・メセニーをちゃんとアルバム通して聴くのは初めてでして。今回の感想は
門外漢の戯言として無視して下さって結構です。>メセニーに詳しい方すみません。
このアルバムは想像してたフュージョン系のイメージではなく正統派ジャズアルバムの
ように感じました。中盤のフリーな展開部分がこのアルバムの肝でしょうか。
この部分は正直なれてない私はちょっと辛かったですが、もうちょい聴き込んでみます。
前半と後半のリラックスした感じの曲群はよかったです。ギターもピアノも
音色に無茶苦茶気をつかって録音、演奏してるんだろうなあ。
265名盤さん:02/01/24 03:17 ID:FLGJ8DCs
俺のお薦め。
コナですか!ビーチ・ボーイズの曲に「コナ・コースト」って曲がありますので是非お聴き下さい。
MIUに入っております。
コナって言えばコーヒーがウマイですねえ。
以前話をした元Warに在籍した俺の友人ってもの実家がハワイでして、あいつはハワイ島だったかな。
里帰りするといつもコナコーヒーを買ってきてくれます。
脱線しました、では本日のお薦め盤をば。
今日も今日とて例によって例の如くジャンクLPから「ファイアフォール」の1st、76年です。
これもある一種のスーパーグループなんでしょうね、メンバーにあの人が!
バーズの初代ドラムのマイク・クラーク、フライング・ブリトー・ブラザーズのリック・ロバーツ等が組んだバンドなんですね。
勿論この人達が中心となれば当然カントリーロック大会となりますね。
リックと一緒にアルバムの曲を書き下ろしているラリー・バーネット、彼は今何をやってるのでしょう・・・。
そのラリーの曲は5曲、確かに標準的カントリーロックではありますが、イマイチ平凡ではあります。
やっぱリックの曲がイイんですなあ、ヒットした「You Are The Woman」なんて涙もんの名曲ですよ。
ゲスト参加のデヴィッド・ミューズのフルートがアルバム全般で活躍するのですが「You Are〜」ではこのフルートなくしてこの曲は成り立たないだろうってくらい印象的フレーズを吹きます。
粘っこい「Mexico」でのギターワークにはブルースも感じますね。
んで、アルバム出だしの「It Doesn't Matter」も実にナイスで御座います。
この曲名で「?」って思ったら相当ツウだね、何せこれはマナサスのカヴァーですからね。
なんちゅうか本中華マナサス原曲をアコースティックでプレイした様な感じですね。
ま、正直マイク・クラークは「だから何?」ってな程度のドラムでしかありませんが、リックはさすがの存在感。
そう言えばベースのマーク・アンデスってどっかで聴いたような名前だと思ったら産業バリバリ路線時代のハートのベーシストになってたりしますね。
う〜む、何ちゅう変わり身の早さなんだろうか・・・・。
ちなみにこの名盤も100円でした、誰も欲しがらないんでしょうねえ、この手のジャンルは。
イーグルスは気に入ってもらえたようで何よりです。
3曲目って「ミッドナイト・フライヤー」ですね、ありゃ〜サイコーな曲ですね。
一番ロック色が濃いアルバムなのでドライヴには最適かと思いますよ。
ではではまた次回です。
266(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/24 16:15 ID:MiGwdg+r
>>265 日本だとブルーマウンテンだけが値段が高いですが、高級コナコーヒーは同格か、
それ以上だと思います。もちろん好き嫌いはありますが。コーヒー豆つみを一度やらせて
もらった事がありますが、コーヒーの果肉は甘いということを知りました。

むーん。知らないバンドです。>ファイアフォール。でもマナサスのカバーしてるのか、
聴き比べてみたいなあ。マナサスは私も好きです。1stは激名盤ですね。この頃のスティルスは
本当にかっこいいと、後追いで聴いてる私も思います。
ところで、マイケル・クラークって「名うてのバード兄弟」リマスター盤の
ボーナストラックで、ロジャー・マッギンにボコボコに言われているシーンが何故か収録されていて、
これがおもしろいやら悲しいやら。何でブリトーズにもすんなり入れたんだろう? 不思議な人だ。

お薦めの感想:リプレイスメンツでティム。
ハードな曲としっとりした曲のバランスがよいですね。個人的にはハードな曲がよかったです。
イントロのリフのかっこいい7曲目とか。オーソドックスだけれども良い曲が多いですね。
少しいなたい感じがする所と、熱い演奏が正統派アメリカンバンドの風格を感じさせてイイ!
日本だとR.E.M.に比べて人気が無いのはなんでかな?
267名盤さん:02/01/25 02:15 ID:YLNUenCv
俺のお薦め。
今日も今日とてLP探しに行きまして、収穫は少なかったです。
近隣のレコード屋はめぼしいのは探したから遠征が必要なのでしょうか。
マイク・クラークがバーズを脱退したのは演奏技術がダメなので辞めされられたってレココレで読んだ記憶があります。
その辺の事情が判ってる人にはリマスターの言い争いは面白いでしょうねえ。
ただ、人柄はイイらしく、それで色々なバンドに加入したのではないでしょうか。
では本題。
人柄と言えば、この人を忘れてはいけません。
同じくドラム使いで人柄大将、リンゴ・スター。
演奏技術が目立ってスゴイわけでもないリンゴですが、バックビートは大したモンですよ。
そんなリンゴは豪華ゲストでオールスターバンド営業ツアーが名物ですが、今日はソロアルバムをご紹介。
98年の「ヴァーティカル・マン」は実に心和むアルバムであります。
当然全曲リンゴのドラムが聴ける・・・・のですが、一曲だけ意外な人のドラムが!そりゃ後で説明します。
出だしの「One」はビートルズっぽいメロディが実にイイ!
その他の曲もメロディやコーラスのばっちり決まった曲ばかりなので損はしませんね。
ではゲストのご紹介です。
ポール、ジョージは当然として、ジョー・ウォルッシュ(まあオールスターバンドに入ってたしね)は相変わらず豪快ギターです。
で、ブライアン・ウィルソンは前作も参加してたのですが、ここでも存在感あるコーラスを披露。
オジー・オズボーンは「?」ってな人選でして、どういうコネクションがあったんだろう・・・・。
さらにトム・ペティはジェフ・リン人脈の繋がりなんでしょうかねえ。
超レアなのはスティーブン・タイラーの参加です。
いや、バックヴォーカルの参加だけならまだしもハーモニカ吹くわ、ぬぁんとドラムを叩くわ!
どういう経緯でこうなったのか判りませんが、ヘタウマなドラムを披露してくれちゃってます。
全曲ポップで固めたこのアルバムもチャートでは反応ナッシング。
後期ビートルズっぽいサイケ展開がちらほら見える辺りナイスなんですけどねえ、残念な結果でした。
裏ジャケなんて「アビイ・ロード」もろ意識してるし、アンソロジーの熱冷めぬウチに話題にしたかったんでしょうか。
隠れた名盤です、是非いかがなもんでしょう。
ではではまた次回です。
268(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/25 15:39 ID:3oYVwoLV
>>267 ロジャーに4文字言葉で煽られてましたね(w >マイク・クラーク
リンゴっすか。私がソロアルバムを聴いた事無いビートルです。
オジーとスティーヴン・タイラーは興味深い。リンゴの交遊関係は広いなあ。
リンゴのソロは今まで興味がありませんでしたが全作品色々と調べてみようかな。
リンゴのイメージと言えばビートルズではカントリーっぽい曲でひょこっと
ヴォーカルを取ってる印象があります。もちろんあの特徴的なドラムは別として。

お薦めの感想:ザッパでワン・サイズ・フィッツ・オール。
これはザッパの代表作の一つだそうですが、はずかしながらザッパはこのスレで薦められて
聴き始めたので、そういった有名作も聴いてみました。
このときのマザーズが最高のラインナップと呼ばれているそうですね。確かにどうやって
演奏してるんだろうと思わせる複雑なアンサンブルは凄い。個人的にはインカ・ローズと
のハードな4曲目のギターソロが特にキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!浮遊感あふれる8曲目も好きです。
正当にザッパの凄さが伝わってくるアルバムでした。歌詞は相変わらず訳分かりませんでしたが。
裏ジャケットのあほな星座もおもしろい。ザッパのお薦めは他にもありましたらおながいします。
269名盤さん:02/01/25 15:51 ID:LVwJC9nO
なんかきもちわりーなこのすれ
270名盤さん:02/01/26 00:52 ID:XkQFY9kx
age
271nanasi ◆/H0DtBs2 :02/01/26 01:14 ID:ESC+sxaE
今晩のお薦めは
AARON HALL「inside of You」
今まで僕が紹介したなかで最も最近のアルバムです。
'98年に発表された彼の2枚めのソロアルバムです。
アーロンは言わずとしれたニュージャックスウィングの立役者テディライリーや
弟のダミオンとともにGUYで一世を風靡したわけですが残念ながらソロ活動では
大きな成功を収めるには至っていません。しかし出来の悪いアルバムでは決して
なくむしろ本来のアーロンの姿はやはりソロの方に色濃くあらわれ、そのディープ
ソウルシンガーとしての実力を遺憾なく発揮しています。収録曲のほとんどがバラード
で占められているのもアーロンの比類なき声を活かそうとしてのことでしょう。
非常に地味な印象をあたえる作品集ですが聴き込むほどに味がでます。
ちなみに3曲めはフェイスエヴァンスとの共演!
272RHP:02/01/26 01:44 ID:Y5NDh2h0
このスレはすばらしいですね!!
参考になります。

>> 74,76
Red House Painters が話題になっているなんて!!

僕もShockMeに驚かされました(Kissのカバー、というのは後で知りましたが)。
HaveYouForgottenも映画VanillaSkyに使われているみたいで(見たけど、どこで
流れていたのだろう?)ちょっと嬉しいです。
最近はMarkのクリスマスライブなどを買って楽しんでいます。
ちなみに当方北米在住で、昨年夏に彼らのライブを見ましたが、1曲10分以上の
曲を延々と演奏していました(店の都合で12時過ぎに終わりましたが、3時間くらい
演奏していたのでは?)。


DakotaSuiteもなんとなく惹かれているバンドです。今度聞いてみようかな。
273名盤さん:02/01/26 01:57 ID:XwR/w5uA
LIMPの「スリーダラー〜」
は全く話題に出ないけどいい。
274名盤さん:02/01/26 02:04 ID:eQLyqku/
METALLICAの通称ブラックアルバム
なんか聞いてるとクセになる
275名盤さん:02/01/26 02:10 ID:7kWO06C4
俺のお薦め。
今日は給料日で御座います。来週月曜にジャンクLP発掘隊再出動を本日決定。
隊員は俺を入れて3名です。
よ〜し、張り切って目標50枚買っちゃうぞ〜!
さて今日のお薦め盤はニューアルバムも出たことですし、俺のフェイバリットたるNRBQやりますよ。
つ〜かQはアルバムが多いので、何回かやりますのでよろしいでしょうか?
さてニュー・リズム&ブルース・クァルテットが正式名称らしいNRBQ、彼らも実に活動が長いバンドであります。
もう30年以上やってるんですね、その割にグレイト・アンノウン・バンドなのがいかにもです。
ジョン・セバスチャン曰く「世界最高のバーバンド」、正に言い得て妙。
存在自体が地味なのですが、駄作は不思議と無いバンドだったりします。
77年の「At Yankee Stadium」を今日はお薦め。
まず出だしの「Green Light」、こりゃ名曲ですねえ、ボニー・レイットもカバーしました。
キース・リチャーズお気に入りのベーシスト、ジョーイの涙ものバラード「I Love Her,She Loves Me」はラヴィン・スプーンフル直系のほのぼのっぷり。
ヴァリヴァリのロケンロールで迫る「I Want You Bad」はギターソロが実にイカスのでして、百貫デブのビッグ・アルのギタープレイを楽しめます。
全体的に彼らのアルバムはポップ且つお茶目なものばかりでして、たまに実験精神が爆発したりします。
この「At Yaankee〜」はジャケからして笑えますね、タイトルからするとライブ盤みたいじゃないですか。
実はただ単にヤンキースタジアムで撮影しただけでして、しかもあのだだっ広い球場にメンバー4名だけ。
ではではまた次回です。
276(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/26 17:06 ID:P0mA3a/1
>>271 アーロン・ホールのソロはまだ聴いた事無いんですが、GUYは「The Future」を持ってました。
引越しする時に他のCDとも合わせて泣く泣く売ってしまったんですが、売るんじゃなかった。。。
GUYの頃はジャンプナンバーもカッコ良く決めてましたが、おっしゃる通り彼はスローの方が似合いそうだ。
GUYも中古で買い直してみようかな。Faith Evansとのデュエットだけでも何とか探してダウソしよう。
>>272 ライブを見たとはマジ( ゚д゚)ウラヤマスィ。。。 そんなに長尺のライブをするのか!
私はショック・ミーは元曲を先に知ってたんですが、一聴したときは気づきませんでした(w
vanilla skyとはトム・クルーズが出てる映画ですか? これで一躍有名に!ならないか。。。
ダコタ・スイートは試聴したんですがかなり良かったんで私も買おうと思ってます。
>>273 リンプは3枚目をスルッと出しましたからね。
1stは先輩から聴かされたんですが、そのときはこんなにビッグなバンドになるとは想像できなかった。。。
277(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/26 17:13 ID:P0mA3a/1
>>274 メタリカのそのアルバムは代表作では? 過去レスではジャスティス〜を薦めてもらって聴いたけど
今聴いてもギターリフとかカッコ良かったなー。工房時にブラックアルバムの曲を文化祭でカバーしてたけど
うちの高校では結構流行ってました。エンターサンドマンとか、懐かしいなあ。
>>275 NRBQって名前は良く聞くんですがこれも未聴です。ミュージシャンの間での人気が
高いですね。結成30年とはこのバンドも奥が深そうだ。
このバンドもいろいろと調べてみよう。

お薦めの感想:ランディ・ニューマンでグッド・オールド・ボーイズ。
このアルバムは複数の方に薦められました。地味に人気のあるアルバムなのですね。
一曲目から歌詞で飛ばしてますね。皮肉にしてもこりゃきつい。音楽的にはこれが
バーバンクサウンドというのでしょうか? 弦楽器をバックに彼の弾き語りで、ノスタルジックな
メロディがよいです。特に気に入ったのは「Marie」でした。オケをバックに切々と歌う。
ほろりとしました。
278名盤さん:02/01/26 21:07 ID:qZcHmB8s
>275
ありゃ。Q新譜出てたのですね。
知らなかったす。
さて、早速捜してみっか。
役に立つなぁ。このスレ。

最近きちんとログ読んでないすが、ワタクシのおすすめは
BuddyMiller&JulieMiller夫妻の新譜です。
オルタナカントリーだとかなんだとか言われても、ルーツロック好きなので
いいものはいいのです。
地味ですがね。
279名盤さん:02/01/27 02:35 ID:TUIv5fPm
俺のお薦め。
>>278さんへ、タイトルは「Atsa My Band」です、ニューアルバムは。
ジャケのテリーの強烈な壊れっぷりにある種感動を覚えましたです、はい。
さて、Qを語る第二弾は「Tiddly Winks」81年です。
これが俺のNRBQのフェイバリットアルバムでして、ジャケがなんともほのぼのしてまして心和みます。
内容も名曲ぎっちり!
「Feel You Around Me」は実にポップでほのぼのしていて、とてもギターを抱えた横綱ビッグ・アルの曲とは思えません。
しかしながらビッグ・アルは暑苦しい見た目に反して、Qでは一番ポップセンスに富んだ曲を作ります。
「Me&The Boys」はQ流ロケンロールの傑作でして、テリーのクラヴィネットがイイ味出してます。
このテリーはいつもハチャメチャでどっかへ頭がワープしてったかのごときポップ且つアヴァンギャルドな曲を作ります、いわばQの前衛担当。
コステロもカバーした「Never Take The Place Of You」はまたもやビッグ・アルの泣きのバラード、男臭い彼の歌にこっちも涙。
グレイトなロケンロールの「You Can't Hide」はただただノリまくるしかありません。
全体的に駄曲無しのこの名盤も日本では殆ど見かけることがありません。
ですが、Q入門にはこれから入るのがよろしいかと猛プッシュしたいなあ。
ではではまた次回です。
280(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/27 12:43 ID:Yx6K+hHk
>>278 最近皆さんが薦めて下さる物は殆どが未聴のものなので、私もこのスレをたててから
趣味の幅が広がった気がします。バディー&ジュリー・ミラーは未聴ですがこれも早速
試聴させてもらいます。カントリーデュオなのでしょうか。
>>279 コステロもお気に入りなのですね。>NRBQ ますますちゃんとアルバムを聴いてみたいな。
でもNRBQ、昨日CD屋に行きましたが、こっちにもあんまり置いてなかった。。。( ´・ω・`)ショボーン。
見つけたら即買いということでいろいろと探してみます。

お薦めの感想:グレイトフル・デッドでグレイトフル・デッド(ライブ)。
王道のライブアルバムをちゃんと聴いてみようということでここで名前の出てて、
安かったこれを買ってみました。
おぉ。私が想像していたデッドのライブはこんな感じですよ。軽快なロックンロールあり、
だらだらジャムあり、のびのびカントリー風の曲ありといいとこどりですな。
と思ったら何か所かのライブを集めたものなんですね。一度ライブも実際に体験してみたかったなあ。
281名盤さん:02/01/28 03:09 ID:ULtSujGX
俺のお薦め。
さてQを語る第三弾、今日はライブ盤いってみましょう。
一体アメリカを何周したんだか本人達にもわかるめえ、ってな具合のQですが、ドサ周りツアーのライブ盤は何枚か出ております。
その中でも白眉は「Honest Dollar」92年と「TOKYO」96年でしょうか。
まずは前者から。
さて、このアルバムは色々な会場で録音されたものでして、年代が見事にバラバラです。
とは言え年代の差など殆ど感じません、相変わらずのほのぼのマターリ路線でして、カントリーありロケンロールありジャズありとバラエティ豊かです。
ビッグ・アルの超ポップロケンロールの「Ridin' In My Car」から「Batman Theme」へと流れる展開はいつ聴いてもゾクゾクです。
バットマンのテーマなんてえのは古くはベンチャーズのレパートリーですが、古典的ロックバンドの基本ですよね、名カバーと断言しちゃいます。
そうかと思うと「Amy's Theme」はラヴィン・スプーンフルの曲でして、ゲスト参加のジョン・セバスチャンが本人自らあのハーモニカを披露、これも涙。
残念なことに一つの会場で録音されたものでないので録音が細切れなのですが、それを除けばイイライブ盤ですよ。
ビッグ・アルのカントリーマナーに基づいたギター、トリッキー且つクレイジーなテリーのキーボードが印象的なアルバムですね。
引き続き後者参りましょう。
このアルバムからはビッグ・アルが脱退したため、ベースのジョーイの弟・燃えるサウスポーのジョニーが参加。
見た目はさえない中年にしか見えませんが、結構達者なギターを聴かせます。
なんちゅうか実にオリエンタルなジャケが笑えますが内容はイイですよ。
代表曲を一気にプレイ、初来日公演からベストプレイを収録してあります。
実は俺もこの公演を見に行きましたが、メンバー全員が楽しんで演奏している姿が印象的でしたねえ。
おそらくハワイにもたま〜に行くのではないでしょうか?
何せ全米一のバーバンド、呼ばれりゃどこでも行くぜ・呼ばなくても行くぜってなもんらしいので。
一聴したところ酔っぱらって演奏してるんじゃね〜の、ってくらいヨレタ演奏する時もあるのですが、そこは暖かい目で見守ってあげて下さい。
そこが彼らの持ち味ですから・・・、いやこれ誉め言葉なんですよ。
ではでは又次回です。
282(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/28 12:11 ID:f05KhpX1
>>281 アメリカのバンドはドサ廻りが厳しく、それで鍛え上げられるバンドが多いそうですが
NRBQなどはその王様みたいなもんでしょうか。日本にも行った事があるんですか?
小さなライブハウスでビールとか飲みながら見てみたいっす>ライヴ
今日はもしかしたらLP発掘をされてますか? また報告おねがいします。
こっちもCD屋の安売りセールで新品一枚9$のセールがあったので、HDCD化された
ジョニ・ミッチェルを大量に購入してしまいました。

お薦めの感想:ザ・ルーツでThings fall apart。
ディアンジェロ、エリカ・バドゥ、コモンも参加してました。豪華だ( ´∀`)ヤホーイ!
ここのドラマーがディアンジェロのアルバムに参加&フィラデルフィア・エクスペリメントという
ジャズ系のセッションアルバムがなかなか良くて、前から興味があったのですが、
アルバムを通して聴くのは初めてです。生演奏バリバリかと思ったら、そうでもないようで、
自分達の演奏をサンプリングして色々使ってるみたいですね。2曲目はJBのターン・イット・ルース
のベースラインを借用してました。熱いフロウに硬質なトラックがカコイイ。
さすがにライムが全部分かったわけではありませんが、
レディオヘッドのOKコンピュータを揶揄してたところがあり、おもしろかったです。
283でんぷん:02/01/28 12:57 ID:JujjyMDb
NRBQ、試聴したらなかなか良さそうなので、ここでのお薦めを
待ってまとめて注文しようと思います(^^;。

>280
「グレイトフル・デッド」聞かれましたか。デッドは正規の
ライブ盤では大抵、選曲も変わるし寄せ集めになってます。
その為もあって、一夜のライブをそっくり納めたDPシリーズ
が重宝されるんですが、後から発掘された音源については、
一夜を丸ごと収録したものも多いです。ライブ・ビデオも出
てます、これは80'sのライブが主ですが、雰囲気は味わえる
かなと。
284名盤さん:02/01/29 02:38 ID:LqcDIqoC
俺のお薦め。
本日は予告したとおりLP発掘隊出動いたしました。
結果報告、34枚で6000円です。2枚高いのがあって700円と1400円、それ以外は殆ど100〜300円ってことです。
高いのは長年探していたジョン・セバスチャンの2ndとフリートウッド・マックのライブ盤でして、さすがにこりゃ100円じゃ無いだろうって買っちゃいました。
まあその内聴いたらぼちぼちお薦めいたしますので、しばしお時間を下さい。
ジョニ・ミッチェル大量購入ですと?70sのジョニは何聴いてもイイですよねえ。
さてQを語る第四弾、97年の「You're Nice People You Are」を今日はお薦め。
これはジョニーが参加した初のスタジオ盤でして、ちと異色の出来となっております。
何が変わっているかともうしますと、お子さま向けのアルバムなんですね。
ジャケも妙にカワイイし、歌詞もそれっぽいですし、イラストもそれっぽい。
じゃあ大人が聴いてもよろしいものかと申しますと、そりゃ聴くべきと断言しちゃいますよ。
俺個人としてはQの90年代一の傑作と思いますし、こんなイイもん子供に占領させてたまるかい!
まあ子供向けってことで曲も判りやすく、メロディはあくまでポップを貫いて、歌詞は判りやすくってなもんです。
例えば「Encyclooedia」とか「The Music Lesson」なんて曲はタイトルからして何となく何をやっているか想像つきませんか?
ほのぼのマターリ路線の究極の一品と俺は定義付けるアルバムなんですけど、見つかったら是非。
ニコっとしたねこの顔が目印のジャケなので、女性に受けるアルバムでもありますぞ。
まあメンバーの写真を見ると「ジャケは可愛くても年齢はごまかせね〜ぜ」ってなこと言われそうですが・・・。
あとでんぷんさん、俺ごときの紹介文でNRBQ聴いてみる気になったとは実に光栄です。
ではではまた次回です。

285(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/29 16:56 ID:UnAVTCfJ
>>283 DPはvol.1を見掛けたんですが、後でいいかと思って買わなかったもので。。。
なるほど、買っとくべきだったな。これからもデッドは見掛けたらチビチビ集めるつもりです。
アオクソモクソアもやっと買えました。これから聴き込みむところです。時々、deadを聴いて無性に
マターリしたくなるもので。
>>284 LP発掘隊お疲れ様です。お薦めをまた教えて下さい。34枚!移動が大変ですな。
ジョニは昔、友人から有名なやつを借りてカセット(古っ!)にダビングしたのを今まで
聴いてたんですが、ここでお薦めしてもらったドン・ファン〜のあまりの音の良さに驚愕し、
未聴の物も含めて買いました。どれもおっしゃる通り良いです。はまった。。。
子供向けのアルバムとはNRBQも粋なバンドだなー。そういう遊び心のあるバンドだから
長い間つづけられるのかな。

お薦めの感想:ウォーで世界はゲットーだ!
ベストしか持ってなかったので、代表作として薦められたこれから購入。
ラテンの影響が入ってるせいでレゲエっぽく聞こえるのかな?泥臭く、
ネッチョリとしたノリがよいですね。バンド全体でグリグリ押し出してくるような
グルーヴが気持いいです。代表曲の長尺バージョンをちゃんと聴けたのでよかったです。
私がもってる昔のベストだと編集されてて大分短かったので。なかのライナーをみると
最近ライノが初期作品をリイシューしたみたいなので、お薦めの1stもCDで手に入れます。
286名盤さん:02/01/30 02:16 ID:KO/47W2Z
俺のお薦め。
ついにWarに触手を出しましたか!
例のハワイ島出身のWarの元ドラマーは残念ながら「世界はゲットーだ」には参加しておりませんで・・・。
しっかし、これは名盤ですねえ、俺は2曲目が好きでして。
何かロックっぽいノリじゃないですか、ロックっぽいくせしてファンキーさは隠せないという。
んでハーモニカとサックスが特徴的ですね、全くWarってバンドはオリジナルな音のバンドですよ。
さてQを語る第五弾、今日はちと違う傾向のものを。
脱退したビッグ・アルのソロアルバム「Pay Before You Bump」96年です。
Q脱退後ビッグ・アルはナッシュビルに行き、売れっ子ソングライターとなり夢の印税生活に突入します。
元々カントリー志向だったのとポップセンスに富んだ作曲センスが結びついたので遅い春を迎えたわけですね。
そこで久々に作成したアルバムが上記のアルバムなんです。
ゲストはコステロにロン・セクスミス、デルバート・マクリントンと何気に豪華。
ドラムにはチャド・クロムウェルです、この人はニール御大の「フリーダム」辺りのドラマーですね。
全曲ビッグ・アルのギターが豪快に唸りまして、売れっ子になると楽器を持たない人が増える中好感を持てます。
勿論相変わらずの渋〜い喉も披露しておりますので、ギター&ヴォーカルで大活躍、実に痛快ですね。
曲の方はノリの良いロケンロールから男らしいバラード、カントリーぽいのまで多種多様。
でも基本的にはどこを切ってもビッグ・アルという内容でして、これ以降ソロが出てないのが残念でたまりません。
このCD、かけてみるとわかりますが最初と最後にちょっとした洒落っ気がありまして・・・・。
CDのくせしてスクラッチ・ノイズが入っていまして、何かLPかけたような気になりますよ。
その他「朝日のあたる家」を思いっきりヨレタ演奏で聴かせた後、気合いの入ったロケンロールにいきなり突入するとかお遊びも満載。
地味な存在の人だけにレコード屋でも見つかることが稀かもしれませんが、見かけたらいかがでしょう。
ビッグ・アルことアル・アンダーソン、見た目と音楽性がこれほど違う人もそうはおりませんぞ。
ではではまた次回です。
287(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/30 17:48 ID:NKQPkhQT
>>286 お友達はWar後期のドラマーなのでしたね。後期も聴かねば。
Warは確かに他のファンクバンドに比べてノリが奇妙ですね。ラテンやカリブの音楽の影響でしょうか、
エキゾチックなところが良いです。
アルのソロアルバムですが、コステロもいろんな所に顔をだしてるなあ。本当にNRBQやアルのことが
好きなんですね。 NRBQの方は試聴しましたが、緩急自在のロックンロールといった感じで良かったです。
オリジナルアルバムはまずお薦めのものから揃えていこうと思います。

お薦めの感想:ネヴィル・ブラザーズでファイヨー・オン・ザ・バイヨー。
おー、モナリザはこのアルバムに入ってたのか。ナット・キング・コールバージョンでないモナリザを
昔から誰が歌ってるんだろうと思ってましたが、こんな所で出会うとは。
その他の曲は祭だ( ´∀`)ワショーイといった感じの一曲目とか、少し呪術的なノリの3曲目とか
Dr.ジョンとやってる6曲目が特にいいですね。なぜかこれを聴いてると日本のお祭りを
思い出してしまいました。楽しくワイワイやってる感じが似てるからか?
288名盤さん:02/01/31 02:50 ID:Yhxdk4yN
俺のお薦め。
最近またレスが少なくなりがちでして正直危機感が募っております。
頑張ってひたすらレスするぞ。
てなわけで今日はWarの話題が出たついでに、リー・オスカーのアルバムを。
Warにおいてハーモニカってのは重要な位置を占めておりますが、そこら辺はいかがお感じでしょう。
そのハーモニカプレイヤーのリー・オスカーのソロは何枚か出ておりますが、傑作と言われるのは78年の「Before The Rain」かと思います。
それを今日はプッシュしましょう。
タイトル曲は有名な割にこれまた「誰の曲だっけ?」の代表格です。
雨をテーマにした落ち着いた曲調でして、リーのハーモニカの音色が心に染み渡ります。
ある種スタンダードナンバーとなっている節もありますが、確かに名曲!
その後はアラビアックな曲があったりファンクあり、落ち着いた大人のバラードありと飽きさせませんね。
どの曲でもハーモニカが大活躍しており、Warではバンドアンサンブルを気にして吹けなかった分を一気に吹いているっぽいです。
バックの演奏陣も何気に渋くてツウ好みなメンツです。
ドラムはグレッグ・エリコ、この人はプロデューサーも兼ねております。
実にサイコーなノリのドラムを叩くこの人、スライ&ファミリーストーンの全盛期のドラマーだったりします。
やたらとグルーヴィーなホーンセクションが出てきたらタワーの出番です。
タワー・オブ・パワーのホーンセクションがアルバム全編で大活躍しておりまして実にカッコイイ!
ベースはボビー・ヴェガ、この人も実にいたないファンキーなベースをプレイしまして、チョッパーやらすとウマイですよ。
何故かチェンバース・ブラザーズなんかが一曲とは言え不気味なバックコーラスを聴かせるあたりも面白いです。
1stソロではWarのメンバーが殆ど参加していたのに対して、このアルバムでは殆ど参加しておりません。
このあたり何があったのか知りませんが、1stに比べて洗練された音づくりにはなっております。
Warってバンドは泥臭いノリが身上なので、それをソロには反映したくなかったのでしょうか。
確かにクリアー且つグルーヴィーなサウンドにハーモニカが生き生きとのっておりますけどね。
ではではまた次回です。
289(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/31 12:06 ID:HsUgwRyI
>>288 たしかに寂しくなりましたね。
私も4月からは日本で勤める事になったのでそれまではこのスレも持つかなあ。
リー・オスカーはWarの白一点の人ですね。ソロも出してたとは知りませんでした。
彼のハーモニカはウォーでもトレードマークの一つですよね。タワーのメンバーも参加とは
期待大です。ところでこのアルバムを探そうと思って検索してたら
この人ハーモニカ屋さんやってて、自分のHPを持ってて、'97年に新作も出してたみたいですね。
ハーモニカ屋の方にかなり力をいれているみたいです。HPの半分がハーモニカ屋としてのページでした。

お薦めの感想:タワー・オブ・パワーでバンプ・シティ。
ようやくこいつの感想を書けました。
一曲目から複雑なリズムにのって「You got to funkifize」ですか!(・∀・)カコイイ!
スローナンバーも洗練された感じは無いけど、熱く歌いあげ&演奏していいです。
「Down to Nightclub」これはカッコ良かったっす。分厚いホーンセクションも歯切れ良く
複雑なラインを演奏してて爽快でした。収録時間が少し短いのが唯一の欠点でしょうか。
45分くらいのアルバムでも良かったかも。
290(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/01/31 15:41 ID:HsUgwRyI
最近レス数が少なくなったんでがんばってage。
久々に私からも地味にお薦めを:ステレオMC'sでディープ・ダウン・アンド・ダーティ。
たまには新譜(とはいっても去年のアルバムですが)もいいでしょうか。去年買った数少ない新譜の一枚です。
イギリス産のヒップホップグループで、去年は富士にもきたそうですね
彼らで有名なのは3rdでしょうか。コネクテッドがヒットしました。2ndとかはアフリカ・バンバータとも
競演してたはず(今手元にないので。。)ですが、今作はどうもゲストなしのようです。
このアルバムは8年ぶりくらいのオリジナルアルバムだそうですが、変わらず良いです。
ヴォーカルはどちらかというとストーン・ローゼズのイアン・ブラウンのように、あまりうまくないんですが
ずっしりとしたバックトラックには逆に良く合ってます。意外にもジョン・フォガティの曲もサンプリングしてたりします。
個人的には冒頭のタイトル曲と「runnning」という曲が、重たいビートですが疾走感もあり、カッコいいです。
291nanasi ◆/H0DtBs2 :02/01/31 23:56 ID:nH4KzcGY
確かにちょっと最近さびしいですね。
今晩のお薦めは
Kipper Jones「ORDINARY STORY」
90年に発表されたアルバムです。
キッパー・ジョーンズは80年代に3枚のアルバムを残したティーズの
リードヴォーカルだった人で解散後に出されたソロデビュー作にあたります。
といってもこれ以降、アルバムは出ず彼の動向も不明なのですが。
確かに今聴くと多少古臭いどファンクなサウンドといえます。まあ
まだニュージャックスウィングすら世間で流布する前ですから・・・
全曲聴くと飽きがが来るかもしれませんが、ラスト曲!これは大傑作です。
「Watch Over Me」これは僕のオールタイムベストの常に上位にランクイン
しています。これ一曲だけでも聴く価値がある!と断言してしまいましょう。

292名盤さん:02/02/01 01:43 ID:iKxE36IG
みなさん、古いものが多いので90年代以降の紹介をやります。
temple of the dog 「Temple Of The Dog」
Pearl Jamの前身バンド、Mother Love Boneのvoがオーヴァードーズで亡くなり、
それを追悼するため、残ったメンバーと盟友sound gardenが合体して作られたバンドです。
その後の彼らのグランジブーム時の作品とは違ってメタル、ハードコア色は薄く、
追悼盤なので売れ行きを気にしなくて良かったのか、70'sアメリカンロックをやってます。
しかし、クリス・コーネルのvoがHRそのままなので奇妙に感じるかも。

ちなみに1曲だけエディ・ヴェイダーが参加してますが、クリス・コーネルとの絡みはサイコーです。

293名盤さん:02/02/01 02:09 ID:IOXTZ3K/
俺のお薦め。
何ですと!4月には帰国なさる!
つ〜ことはLP発掘隊に合流ってことですね、お待ちしております!
リー・オスカーの97年のアルバムってのは「ハーモニカ日和」ってタイトルだったような気がします。
これはほのぼのマターリ路線のアルバムでして、Warやソロ1,2作での緊張感よりは心地よさを追求したものでしたね。
タワー遂に聴きましたか、どファンキーでしょ?
リズムセクションの複雑且つグルーヴィーさは全タワー中最高と俺は思っております。
さて今日のお薦めはそんなファンキーさとは関係なくボブ・ウェルチの77年「French Kiss」です。
この人は今何をやっているんだろうって人の代表格ですかな、フリートウッド・マックのメンバーだったんですけど。
とは言えリンジー&スティービーの参加前のメンバーでしかたら知名度はイマイチなんですが。
このアルバムが発売当時マックは全盛期、その余波がボブにも及んだのか、かなりのセールスになったアルバムです。
内容はシングルヒットが2曲、いずれもイイ曲ですよ。
まずは「Sentimental Lady」、実に綺麗なメロディにコーラスが印象的です。
この曲はマックのメンバーが参加しており、すぐにそれと判るコーラスを披露してくれます。
そしてボブの本領発揮「Ebony Eyes」、ハードな曲調に流麗なストリングが絡むというノリの良さ。
アルバム全部を通して聴くと「Ebony Eyes」の様にハードなギターにストリング、そして素晴らしくポップなメロディな曲だらけ。
こりゃ本家マックよりイイんでないかい?って思う人がいても不思議ではないです、ホントにメロディが最高。
ドラムとストリング以外はボブが一人で録音したらしく、何気にファンキーなベースはなかなかのもの。
でも本領はやっぱギターですね、全曲ヴァリヴァリのギターを聴かせますなあ。
俺が好きなのはA面では「Lose My Heart」、B面では「Lose Your Heart」と同じ曲を違ったアレンジで聴かせるセンスですね。
前者はノリの良いロケンロールで、後者は涙物のバラードに仕上げてあります。
これを聴くと埋もれさせておくにはあまりにも惜しい人だと痛感します。
やっぱジャケのダサイのが難点なんでしょうか、本人も何かカッコイイとは言い難い人ですし、そこら辺が受け入れられない原因か?
ちなみにこの名盤がジャンクコーナーで例によって例の如く100円とはお買い得っす。
このアルバムは名盤と巷で言われる割にはなかなか見かけませんので、中古屋さんで探してみて下さい。
ではではまた次回です。
294(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/01 10:07 ID:nrqdeR/1
>>291 Teaseはその昔、久保田利伸(厨房のときファンでした)のラジオで紹介されてたのを
覚えてます。アルバムは持ってないんですが。懐かしいかも。こっちの3rdは最近見かけました。
キッパーのソロも未聴ですが、旧譜のリイシューが進む今聴くとそんなに古くさいとは感じないかも
知れませんね。これジャケットがかっこいいなあ。
>>292 パール・ジャムやサウンドガーデンが、スーパーアンノウンやVSをリリースしてドカンと
ブレイクした頃は、私は今度は工房期でした。その頃は丁度自分の聴く音楽がR&Bよりから
ロックよりにシフトした頃なんですが、当時はサバスやツェッペリンより先に彼らのアルバムを
聴いたもんで、逆に70年代のハードロックバンドも新鮮に聴けるようになりました。
今聴くと、両バンドとも、パンクと言うよりはハードなドアーズといったイメージの方が
合ってますかね。テンプル〜もぜひ聴いてみます。
295(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/01 10:10 ID:nrqdeR/1
>>293 AORっぽいタワーも悪いとは思いませんが、初期の熱気溢れる演奏の方が私好みです。
帰国したらLP発掘隊にはぜひ参加したいっす。
マックといえば私は「噂」しかちゃんと聴いた事が無いんですがボブ・ウェルチ、探してみます。
マック組だと最近でも頑張ってるのはスティーヴィー・ニックスですかね。
彼女のアルバムも複数の人に薦められてるんで聴こうとは思いつつ、まだ入手してないな。

お薦めの感想:ヴァン・モリソンとチーフタンズでアイリッシュ・ハートビート。
ジャケットはアイルランド版農協の慰安旅行の一コマみたいで、冴えないオジさん連中といった
感じでしたが、内容は素晴らしかった。前感想を書いたビューティフル・ヴィジョンからも
Celtic Rayを再演してますがこれもパワーアップしててよいです。ケルトの民族音楽と言うと
エンヤとかの癒し系が有名ですね。向こうも日本と同じペンタトニックを基本音階として使うので
日本人も馴染みやすい、癒されるとよく聞きますが、確かに聴いてて奇妙に懐かしい気持になります。
しかしそこはヴァン、彼の熱血ヴォーカルを聴いてると、癒しでマターリというよりも
ガンガンに盛り上がれました。

旧譜も新譜も関係なく、地味にいいのがありましたらこれからもレスをお願いします。
296(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/01 14:25 ID:nrqdeR/1
ageついでに
お薦めの感想:アレサ・フランクリンでI never loved a man the way I love you。
このアルバムは直接みなさんに薦めてもらった訳ではありませんが、ダン・ペンを薦めて下さったときに、
「Do right woman〜」の元曲が気になって購入しました。十分ど派手な名盤ですが、アレサを
本格的に聴くのは初めてな厨房なもので。。。さて、お目当ての「Do right〜」は改めて聴き直すと
アレサのオリジナルの方がブリトーズのバージョンより良かったです。ブリトーズバージョンの方も
いいんだけど、アレサと比べると少し女々しいかなあ。彼女の歌には威厳のようなものが感じられました。
ダン・ペン自身のフルバージョンも聴き比べてみたいなあ。試聴だと一部だけだったし。
この曲の他にもリスペクトとかチェンジズ・ゴナ・カムとか超有名曲てんこもりで良いです。
10曲目のリズムパターンはゼムのグロリアそっくりだけど、ゼムが引用したのかな?
地味なアルバムではなく、スレの趣旨からは外れますが、名盤はやはり(・∀・)イイ!ですな。
297sara:02/02/01 17:15 ID:jKcoO5x+
ロビロバのソロですけど、
ファーストでは、U2のリズム隊、ガース・ハドソン、リック・ダンコ、
ピーがぶ、などが参加していました。
セカンドでは、ニール・ヤングとのデュエット、あーろん・ネヴィルに
喰われた曲、それからブルー・ナイルもゲストに呼ばれていたかな?
なんか他にもたくさんゲスト参加があった気がします。
やっぱり2枚とも、曲はいいです。中古でよく見かけます。
298(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/01 17:29 ID:nrqdeR/1
>>297 うーん、中古が多いとは寂しいですね。でも1stと3rdを最近見つけたので購入しようと思います。1stは顔と風景がかさなったジャケットですよね。お薦めしてもらったジョニー・キャッシュのアメリカン〜も
1枚目だけ買って今聴いてます。まだ聴き込んでないですが、全編弾き語りなのに緊張感がすごいですね。
後彼の声は渋みがあって非常によいです。キャッシュって去年危篤状態にあったと聞きましたが、
もう大丈夫なんでしょうかねえ。もうあの人70近いんでしたっけ。
299nanasi ◆/H0DtBs2 :02/02/01 23:06 ID:VplSAVEn
ロビーロバートソンのソロは他の方が詳しそうですが・・・
ソロアルバムは今のところ4枚発表されています。年代順に
87年「Robbie Robertson」
91年「Storyville」
94年「Music for Native American」(正式にはRobbie Robertson&The Red Road Ensembleの連名)
98年「Contact From The Underworld Of Redboy」
一枚めはあのリチャード・マニュエルの死を悼む「堕ちた天使」で始まります。
ダニエルラノワがプロデュースしていることもあり、U2の全員(エッジとボノも参加してます)
ピーターガブリエル、そしてリックとガース・・ロビーは他のザ・バンドメンバーと喧嘩別れ
したみたいに言われていますが、レヴォン以外とは結構解散後も共演あり。(レヴォンとの不仲は決定的)
2作めでも、この2人は協力しています。
この1作めは映画音楽に精出してたロビーだけに、アメリカの神話的なものをコンセプトにしたサウンドトラック
のような構成になっているようです。(対訳ないのでやや不安)
ダニエルラノワも相手がロビーだけにちょっと遠慮がちなプロデュースのような気がします。(僕だけ?)
ちょっと消化不良気味の印象が拭えず残念ながらザ・バンドのアルバムのような香気は味わえません。
いい曲もあるのですが・・・むろん買って損はないですよ。あのロビーにしてはという1ファンの勝手な
思い込みですから(w
長くなったので2作め以降はまた明日にします。
300名盤さん:02/02/02 01:48 ID:aqhkUa7W
俺のお薦め。
LP発掘隊大歓迎です!
ところで(・∀・)イイ!ものをおしえて さんが日本に帰ってきたら関東なんですか?
当方埼玉につき関東だと嬉しいですねえ。
さて今日の本題、マックは「噂」しか聴いたことがないそうなので他のアルバムをプッシュしてみましょう。
てなわけでマニアックに「ライブ」80年をお薦めです。
まあ何せ2枚組、選曲もベストっぽい雰囲気プンプンですし、リハーサルテイクも含まれております。
やはり「ファンタスティック・マック」「噂」「タスク」からの曲が殆どを占めておりますが、そこは古くからのファンにちょっとしたお楽しみもあったりします。
ピーター・グリーン時代のマックの十八番「Oh Well」がガツ〜ンとプレイされておりまして、ピーターのドロドロとしたギターに対しリンジーのカラッと痛快なギターが楽しめます。
そしてリハーサルテイクは未発表つ〜か新曲扱いなんでしょうか、これがまた実にイイ曲です。
新曲は3曲入っておりまして白眉はアルバムの終曲を飾る「The Farmer's Daughter」と思います。
リンジーがブライアン・ウィルソンの影響をタプーリ受けているのは周知の事実ですが、このビーチ・ボーイズの名バラードをカバーしております。
スティービー、クリスティン、リンジーのハーモニーは涙が出るほど素晴らしく、チューニングがちと狂っているギターなんぞ全く問題ではありません。
そしてこの一文が添えられてます、「To Brian Thank you for THE FARMER'S DAUGHTER you're the greatest」と。
正直この一曲の為にアルバム買って良かったって思いましたよ、ファンとしては。
その他の曲も勿論全盛期のマックのライブ演奏のうまさが満喫出来ます。
「Dreams」「Sara」「Landslide」「Over My Head」「Rhiannon」「Go Your Own Way」「Don't Stop」と正にヒットパレード状態です。
ベスト盤的な聴き方の出来るアルバムなので安かったら聴いてみて下さい。
ちなみにスティービーは80年代に突入してから声が太くなって、以前の様に高音が出ないのでアルバム出すごとに聴くのがツライものになっております。
まあベスト盤で充分じゃないですかねえ、日本に帰ってきたら100円でLP転がってますし・・・。
ではではまた次回です。
301名盤さん:02/02/02 03:44 ID:W+s995+b
>>300
レコ漁りも良いんだが
いつボトルサービスしてくれるんだよ?
302(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/02 07:14 ID:YAFe4UqR
>>299 あ、3rdと4thを勘違いしてた。私がみたのは1stと4thだな。ロビーのソロはザ・バンドを
想像しないで聴くと良いという事でしょうか(w 2作目以降もよろしくお願いします。
1stは今日かってくる予定です。これは試聴しないで買ってみようっと。
ガブリエルの参加が意外ですが、ラノワが縁なのでしょうね。
>>300 関東なんでぜひぜひ。楽しみだなー。
マックといえば他の方がタスクも薦めて下さいました。この頃が全盛期なんですね。
マックの演るビーチボーイズ、聴いてみたいなあ。これってCD化はしてるんですよね。
スティーヴィーソロですが、昨日ストリート・エンジェルは安売りしてたんで買っちゃいました。
まだ聴いてないんですが声がつらいことになってんのか。
>>301 俺のお薦めさんのお知り合いの方ですね。( ;´∀`)マァマァ(w

ジョニに前後してお薦めしてもらった女性ヴォーカル物をまた集中的に聴いてみました。
お薦めの感想(女性ヴォーカル編):ベリーでスター。
90年代初頭のアメリカン4ADバンドですが、4ADっぽい霞のかかったような曲もあれば
明るめの曲もありで良いです。ジベットって曲が特に良かったです。
繊細なギターのカッティングと相反するような、意外とハードなギターソロがカッコ良かったです。
303(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/02 14:18 ID:YAFe4UqR
ageついでに
私が自分から買った女性ヴォーカルもので地味に良かったのを一つ。
ベス・オートンでセントラル・リサヴェーション。
これは彼女の2ndです。1stはアンドリュー・ウェザオールが結構噛んでました。
このアルバムはより地味に、フォーキーになってますが良いです。ゲストが豪華、テリー・キャリアー、
Dr.Johnから元ブロウ・モンキーズのDr.ロバート、EBTGのベン・ワットと盛り沢山。
ベン参加の2曲は打ち込みですが、後の曲は彼女がしっとりと生演奏の上で歌いあげます。
彼女の無情感ただよう声はエミルー・ハリスの若い頃を思わせます。(エミルー程美声ではないですが)。
イギリスの人ですが、アルバムはアメリカ南部の香りを漂わせてて良いです。
304sara:02/02/02 14:20 ID:45+/6UXN
>>299
ロビロバ、出しているのは3枚だと思っていました。
3枚目以降、手を出すのが怖くて・・
感想おしえてください。
それと、ファースト収録で、確かイギリスの
テレビドラマかなんかの主題歌になったせかいな?
イギリスのみでスマッシュヒットしていた
「サムウエイ・ダウン・クレージー・リバー」
でデュエットしていたのは誰だったでしょうか?
レコードを売ってしまったので(ToT)

このあいだ、ジェニファー・ウオーンズの
レーナード・コーエン曲カバー・アルバムを
中古で手に入れました。
これまた、なかなかよろしいです。
ボブ・ディランと同様、
オリジナルはメロディがないですが、
メロディをつけて歌われると、やっぱり
いい曲なんだなと、実感できます。
305sara:02/02/02 14:25 ID:45+/6UXN
ヴァン・モリソンの「賢者の石」
2枚組みの未発表曲集ですが、
1枚分の長さにいい曲だけ集めてテープを
作ると、
あら不思議、ヴァンの最高傑作が出現します。
まあ、邪道ですけど・・・。
ちなみに、ロビロバのプロデュースで有名な、
ワンダフル・リマークは、
こちらのバージョンの方がはるかに良いです。
テュペロ・ハニーそっくりのアレンジで、
頼むから没にしてほしくなかった名曲です。
306(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/02 17:38 ID:YAFe4UqR
>>304-305 ロビーの1st買って来ました。音の感じはガブリエルのSoを思わせますね。
ってバックバンドがガブリエル・バンド(マヌ・カシェ、トニー・レヴィン)だからかな。
〜クレイジー・リヴァーのデュエットはボディーンズというグループのサミー・ボディーンという人らしいですが
私はよくこの人の事をしりません。4thはなんとハウィーBが参加してるみたいです。こっちはまだ聴いてないです。
299さんほか詳しい方解説を私からもお願いします。
>オリジナルはメロディがない。 確かに(w。彼らの歌い方のせいですね。
賢者の石も探して来たんですが取り敢えず近くのCD屋にはなかった。。。ヴァン・モリソンは、今ディランとデッドと
ともに少しづつ聴いていってるのでそうやって薦めてもらうと無茶苦茶欲しくなる。。。
お薦めありがとうございます。
307名盤さん:02/02/02 18:37 ID:YDrhrJ7V
ディランとデッド繋がりで1枚
David Bromberg「Wanted/Dead or Alive」

アコギの達人として’60年代Jerry Jeff Walkerの諸作のバックを務め
それを気に入ったディランもレコーディングに招いたりしてました。
ディランは余程お気に入りなのか’90年代のツアーにも起用したはず。

これは74年の作品で地味ですけど例えば1曲目はジョージハリスン
との競作(再演)でバックはデッドがやってるという異常な豪華さです。
明らかにミュージシャンズミュージシャンで次作「Midnight on the Water」に
至ってはエミルーハリス、D.Rジョン、ボニ−レイット、リンダロンシュタット
、ジェシエドデイビス、バーニーリードンが参加というラインナップです。

デッドとの直接的な関係は私も知りたいところなんですが、想うに彼は
71年にJohn Hartford「Aero-Plain」(これも傑作)をプロデュースしており
これは当時低迷期にあったブルーグラスをなんとNYで録音するという
暴挙に出て彼のセンスにより新しいブルーグラスを提示しました。
これがジェリーガルシアの「Old In the Way」に発展したのは
火を見るより明らかでそういった所でお互いバイヴする部分が
あったのでしょう。 

アルバムの説明する前に長くなりすぎてしまいましたが
これは「アメリカ音楽の旅」という感じであらゆるアメリカンミュージックの
エッセンスが詰まっており、それをスミソニアン博物館的に
解釈するのでなく楽しいスウィングミュージックに仕立て上げる
粋なセンスはお見事です。

ディランのニューアルバムなんかはこの人あたりがプロデュース
すればもっとおもしろいものができたんじゃないだろうかと
個人的には思ったりします。

308nanasi ◆/H0DtBs2 :02/02/03 00:20 ID:OcXCkIm0
1st買われましたか。そういえば確かにSoとの関連を感じる部分がありますね。
残念ながら僕もSammy BoDeanについては情報がありません。
>すいませんsaraさん。
さて2作め「Storyville」ですが、タイトルはニューオーリンズの中心部にあった繁華街の名前らしいです。
酒場や娼館が立ち並び、朝までバンドの演奏が続く不夜城地帯だったようです。ジャズ生誕の地としても
知られています。
タイトルから判る通り今回ロビーはザ・バンドのアメリカ音楽再発見の旅というコンセプトにまた接近し、
実際ザ・バンドを彷佛させる音づくりになっています。僕のようなファンには前作では期待外れだった部分
を今回はしっかりやってくれた!というので狂喜した思い出があります。実はこの作品、個人的にも非常に
思い入れのあるアルバムです。
豪華ゲスト陣はネヴィルズを始めとしてニールヤング、マイクミルズ(REM)、ブルーナイル、リックとガース。
そして録音が行われた地元ニューオーリンズのミュージシャンたち。
曲の出来はもう素晴らしいもので、一曲を取り上げてどうとは言えないのですが聴いてほしいのはロビーの
ヴォーカルです。世評では下手とされていますが、個人的にはザ・バンド時代からロビーの声が好きでした。
「キングハーヴェスト」や、「ブルースから逃れて」での味のあるヴォーカルはリックダンコよりよかった
と思っているのです。(最も好きなのはリチャードだけど)
このアルバムでのロビーのヴォーカルは魅力的です。ニールヤングやアーロンネヴィルとデュエットして
いますが、お互い持ち味発揮して楽しめます。
もう一つ特筆すべきは音のよさです。僕も買った当時驚いたのですが、僕の貧弱なオーディオセットでも
きっちり音が定位して、バンドの演奏形態が容易に把握できました。プロのスタジオでもオーディオチェック
に使われたそうです。このへんにも妥協がないのがいかにもロビーらしい気はします。
ということで前作よりもずっと好きな2作めでしたので長くなっちまいましたが、この後悪名?高いネイティブ
アメリカン的音づくりになっていきます。僕は結構この路線好きです。クオリティは落ちてませんし、なじみ
にくいのは確かですが。
3作めはまた明日。


309名盤さん:02/02/03 02:07 ID:un9VNm4Q
俺のお薦め。
はいよ、301さん、いつでも連絡くれれば差し上げますのでどんぞ。
さて今日は節分でありまして、そう言えば俺の誕生日でした。
もう29歳・・・そろそろ身を固めたい時期ですが、相変わらず音楽と車と酒に金をそそぎ込みすぎまして女の気配すらありません。
こういうダークな気分の日にはスカッとしたものがイイので今日は爽やか系を。
こないだ買ったベックリー・ラム・ウィルソン「ライク・ア・ブラザー」本国では2000年、日本では去年の6月発売になりました新譜です。
ファーストアルバム兼ラストアルバムになったのは御存知の通りかと思います。
カール・ウィルソンの逝去により(そう言えば命日は今月6日ですなあ、俺の誕生日のすぐ後だったので記憶がハッキリしてます)彼のラストレコーディング作となったアルバムですね。
さてメンバーについて一々紹介するのも何ですが一応しておきましょ。
アメリカのジェリー・ベックリー、シカゴのロバート・ラム、そしてビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンです。
どのグループも大物中の大物ですし、どの人物もリーダー格なのでCSN&Yの如く自己主張が激しいユニットかと思いきゃ、んなこたぁありません。
メロディ、コーラス、作曲センスとどれをとっても3人の持ち味が融合しあって素晴らしい出来です。
どの曲も各人のセンスが反映されており、特にメモリアルの意味もあってかカールがフューチャーされている曲が印象深いと言えますか。
ちと残念なのは3人の楽器演奏が聴こえないって点ですかな、スタジオミュージシャンと打ち込みの音が大半。
シカゴのベーシストのジェイソン・シェフがさすがのベースでバックアップはしておりまして、演奏面で傾聴に値するのはこれくらいでしょうか。
とは言えコーラスと曲の良さでそんなもんたっぷりカバー出来てますのでご安心を。
タイトル曲の「Like A Brother」はカールがブライアンに向けて作曲したとされるバラードでして、こりゃ実に涙が出てくるくらいの名曲です。
アメリカ盤ではこの「Like〜」が終曲となってますが、日本盤ではボーナストラックが3曲追加されておりますので、帰国してから聴く方がお得と言えましょう。
さて・・・関東なんですね?お待ちしておりますので、是非探検隊出動しましょう!
ではではまた次回です。
310(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/03 08:41 ID:kGM1u5px
>>307 いつもフォーク〜ルーツ系をお薦めして下さる方ですね。毎回長文でありがとうございます。
お薦めしてもらったものは試聴はしましたが、まわりで売ってないのでつい買うのは後回しにして
しまってます。ごめんなさい。でもDave Brombergはわりと近くのCD店にもおいてあったので
お薦めを探してみます。ところでディランスレをROMってたらデッドがディランのトリビュート盤
出すみたいですが本当なんでしょうか。本当なら私が今年買う初めての新譜になりそうです。
>>308 1st以上にゲストが豪華ですね。ブルーナイルまで!彼らも今何しているんでしょうか。
作品の出来の方も1st以上と言う事ですね。うーん、期待が募ります。
1stだと正直ボノやガブリエルのバックヴォーカルに食われているような感じもしてたんですが
2ndは彼のヴォーカルにも注目してみます。実は私はザ・バンドではダンコの声が好きなんですが(w、
キング〜とかは味がありますね。残り2作もよろしくお願いします。
>>309 おぉ、誕生日おめでとうございます。車も趣味なんですか?私も学生時代少しバイクに
はまりかけたんですが、車もバイクも何だかんだと金がかかりますよねえ。
>ベックリー・ラム・ウィルソン 恥ずかしながらこれしらなかったです。カールが亡くなったのは
知ってたんですが。。。彼の遺作になるんですね。ビーチボーイズの中では私は個人的にデニスの
次に彼の声が好きなんです。カールのソロもまだ再発されてないようですが、出してくれれば
絶対買うのになあ。このアルバムはボーナストラック目当てで日本盤を買った方が良さそうですね。

お薦めの感想(女性ヴォーカル編):リッキー・リー・ジョーンズで1st。
一曲目は聴いた事ある!これって彼女の歌だったんですね。アンニュイなヴォーカルがなかなか好みです。
バックが新人の1stアルバムにしては無茶苦茶豪華ですね。スティーリー・ダンなみだ。
ジャズっぽい曲よりも、ポップな1曲目や4曲目のYoung Bloodsが気に入りました。
スローナンバーならLast chance Texacoがいいなあ。淡々としてる分余計に良いです。
私はこれをセールで新品を9$で手に入れたんですが、俺のお薦めさんは200円なんですよね。
中古LP恐るべし。
311( ̄▽ ̄):02/02/03 13:51 ID:lefHGE1R
(・∀・)イイ!ものをおしえて さん、残念ながらわたしは>>307さんではないデス。
紛らわしいようなので、今後は( ̄▽ ̄)←でいきます。

しかし>>307さん、
デビッド・ブロムバーグは未聴なのですが、以前から興味を持っていたミュージシャンです。
しかも、2ndアルバムにジェシ・エドを招いているというのは、非常におもしろそう。
というわけで、これから探します(できればネット通販よりも店頭で買いたいので)。

えー、今回のわたしは、Procol Harum のファースト『The whiter shade of pale(=青い影)』を推薦です。
タイトル曲自体がものすごく有名なので"いまさら"という感じもありますが、
ノ; ̄▽ ̄)ノ マアマア。
プロコル・ハルムといえば、世間では3rdの『A salty dog』のほうが高く評価されることが多いので。
しかしわたしは、アルバム全体の雰囲気じたい、ファーストのほうがずっと好きなのです。

このバンドは「イギリスのThe Band」といったような表現をされることが多いようです。
たしかに、たかい評価を受けている3rdアルバムの雰囲気には近いものがあります。
それは「熟成」というものかもしれませんが、逆にいえば、世間の評価によって漂白されてしまって
「ほら、アレみたいなもんだよ・・・」という安易な表現を許してしまうことでもあった気がします。
だから、あきらかに他に見られない個性を持っていたこのファーストこそ、かれらの最高傑作だと思うワケで。

このアルバム、冒頭はいきなりアノ曲です。
バッハの管弦楽組曲3番のアリアを組み入れたアレンジ、すばらしいです。
ギャリー・ブルッカーの渋いボーカルと控えめなピアノ、イントロから曲全体を支配するマシュー・フィッシャーのオルガン、
そしてワケわからないけれども華麗な陰鬱さをもったキース・リードの歌詞と、
ロック史上でもまれな個性と美しさをもつ曲です。←言い切ります。

この「青い影」をはじめとして、『The whiter〜』で顕著なのは、「いかにもヨーロッパ的な」クラシカルな雰囲気です。
2曲目「Conquistador」や6曲目「Cerdes」などはその端的なものでしょう。
前者は(タイトルからもわかるとおり)ヨーロッパから飛び出して新大陸を"征服"した入植者たちを歌ったものですし、
後者には歌詞の中に古典的な幻想のイメージが多く挿入されています。
アルバム中でも激しいうちに入るであろうこの2曲ではロビン・トロワーのギターも大活躍です。
こうした曲なら、彼の大げさなギターワークがクラシカルな雰囲気を大いに盛り上げることがわかります。

ところで、プロコル・ハルムの前身であるParamountsは、じつは割とふつうのリズム&ブルースをやるバンドでした。
そのバンドの休眠中にギャリーが作詞家のキースと出会い、「青い影」が生まれて、
メンバーが入れ替わったりもとに戻ったりしたすえプロコル・ハルムへと変身したわけなのですが、
キャリアを重ねて「イギリスのThe Band」といったような形容をうけるまでのあいだに、
よかれ悪しかれ先祖がえりしてしまったような感じもします。
彼らのファーストが大好きな私としては、とても残念なのです。


遅レスですが>>188さん
Dan Pennにもかなり興味ありました。
で、さっき「Nobody's fool」買ってきました。
まだ聴いてないんですけどね。
 
312でんぷん:02/02/03 21:59 ID:wRZFIIbE
プロコルハルムの1stは「青い影」は最初未収録で、後から追加された、
みたいな話を聞いたことある。自分はやっぱ2ndの方が好きです。バンド
としてのノリがずっといいと思う。

というわけでageます。今ORLEANS聞いてますが、1stは売れ線ではないけ
ど曲の粒が揃ってて地味にいいですね。このバンドとPOCOをほぼ同時に知
り合いから薦められて、POCOを聞かずにこっちを聞いてるのは、このバン
ドは西海岸的なハーモニーを売りにしてはいるけれども、実際はファンキー
なリズム感とそれを融合というか、半々というか、割と異色なとこがあって、
それが自分的には面白いんです。1stはその辺りのまぜこぜな所が割と違和
感なくていいのです。西海岸ポップとしては「DANCE WITH ME」や
「LET THERE BE MUSIC」が完成度高いです。その後はちゃんと聞いてない
のだけど、2色に分裂してくような感じかなぁ。
313nanasi ◆/H0DtBs2 :02/02/04 00:01 ID:yBxFdfa7
今日はロビーの3枚めのご紹介です
これはライナーによるとTVで放送されたドキュメンタリー「The Native Americans」
のサウンドトラックにあたります。この番組自体については全く情報はありません。
またサントラか。という感じですな。
ロビーはご承知のとおりネイティヴ・アメリカンの血をひいています。自分のルーツ
の追求については実はソロ1作めの時から意識していたようです。
またネイティヴ・アメリカンのアーティストをフューチュアしているのも目をひきます
参加アーティストで僕が知っているのはせいぜいリタとプリシラのクーリッジ姉妹くらいなのですが。
どちらか言えばロビーは主役から引っ込んで彼等の引き立て役に廻っています。
リードVoも全曲で取ってるわけではありませんしロビーの曲も半分くらい(それも共作が多い)です。
あとはネイティヴ・アメリカンのトラディショナルのようです。
でもこのアルバムなかなかいいです。はっきりいって売れるアルバムではぜんぜんありませんが
相変わらずいい曲ばかりです。また前作ではロビーのVoに注目といいましたが、今回はギタリスト
のロビーに注目してください。結構ソロパートが多いです。こんなに弾いてるロビーは久しぶりかも。
別にネイティヴ・アメリカンの知識も不要ですし、難しいことは何もないので敷居が高く感じて
いた人も是非ご一聴をお薦めします。
明日はいよいよ4作めです。実は僕は2作めについで好きなアルバムです。

>>311
「Nobody's Fool」は僕も買いのがしたままなんです。ぜひ感想をお聞かせください。
314名盤さん:02/02/04 03:19 ID:baT45Hvy
俺のお薦め。
うをを、でんぷんさんオーリアンズでっか。
俺も好きなので結構持ってますが、3rdと4thを一緒にした「Still The One」が便利なのでよく聴きますね。
とにかくファンキーなノリと爽やかなコーラスがサイコーなバンドですね。
今日のお薦めはオーリアンズとはウッドストック繋がりって事でAORですがランディ・ヴァンフォーマーの「Warmer」79年です。
この人は一発屋として音楽ファンに名前を覚えてもらっている人です。
しかしながらその大ヒット「Just When I Needed You Most」があまりに名曲すぎて名前をいつまでも残している人でもあります。
さてこの曲は原題よりも邦題の「アメリカン・モーニング」って言った方がしっくりきますので今後こう呼びます。
「アメリカン〜」もイイ曲なんですが、アルバム出だしの曲「Losing Out On Love」も負けないくらいの曲だと思いますね。
「Losing〜」「アメリカン〜」と冒頭2曲でこのアルバムは決まりです、切なくも美しいメロディに心が和みます。
コーラスも綺麗ですし、バックの演奏も控えめながらツボを押さえた実に味のあるプレイ。
近所のNYCでのセッションではスティーブ・ジョーダン、ジョン・トロペイ、トニー・レヴィン等売れっ子セッションマンが参加。
そしてこの手のアルバムに欠かせないジョン・セバスチャンが参加しておりまして、この辺ウッドストックコネクションがあるんでしょうなあ。
アルバムの内容は心を打つメロディの曲とかポップスやらフォークベースの曲とか所謂SSW系の路線に沿った出来です。
デビュー盤でこれだけのアルバムを作った彼はこの後地味な活動になってしまい、一応今でもやっているようですが大したこたぁないようです。
ちなみにこれも100円で・・・いや、300円の7割引きだから90円か、大変お得でした。
冒頭2曲の為だけでも買い、のアルバムでありましょう。
正価で買うのは勿体ないのでこれも帰国したら安くど〜ぞ。
リッキー・リー・ジョーンズ買いましたか、「恋するチャック」は有名な割に誰の曲だか知られていない曲ですよね。
じっくりつき合えるアルバムなのでゆっくりお楽しみ下さい。
中古LPは帰国したら一日で10軒は回りますよ、俺のポンコツ車で。
一万円でまあ最低20枚は確実でしょう、これだと平均一枚500円なのでそれなりに貴重盤も混じりますかね。
ウマクいけば70〜80枚はいけます、まあカスも名盤も色々混じりますが。
ではでは又次回です。
315(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/04 14:46 ID:XnGQoPeL
>>311 ( ̄▽ ̄)さん。どうもすみません。間違えてしまいました。
ところでプロコル・ハルムとは確かに、盲点をつかれたという感じです。自分も「蒼い影」一曲しか
しらないもんな。詳しい解説ありがとうございます。彼らのアルバムは一年ぐらい前に再発されてた
と思いますので簡単に手に入るかも知れません。1stも含めて初期3作品くらいまとめて聴いて
聴き比べるとおもしろそうですね。
>>312 オーリアンズも名前しか聴いたことがありません。ポコと似たような部分もありつつ
より黒っぽいのりを出すグループとは美味しそう(・ρ・)ジュルリ。
でんぷんさんにもいつもいろいろ教えてもらって感謝しています。今日は以前お薦めしてもらったデッドの
「2-11-69 Live At The Fillmore East」を買って来ました。まだ聴いてないんですけど
裏ジャケの部分の写真がなんか良さそうなのと、薦めてもらったのが決め手です。
これから聴くのが楽しみです。
>>313 正式にはロビーの3作目というよりも、共作アルバムなのですね。
ロビーのギターが堪能できるというのがいいですね。彼のギターは癖になります。
彼がピッキング・ハーモニクスの祖といわれている事の証拠をあげたHPがあって
その中に山本精一がいたのをみて、半分意外、半分なるほどなあと思いました。
四枚目はなんかゲストが意外なんですが、音の方は実際どうなんでしょうか。
解説よろしくお願いします。
316(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/04 14:48 ID:XnGQoPeL
>>314 うえーん( ´Д⊂ヽ。この人の事も良く知りませんでした。
皆さんのお薦めにいろいろと偉そうに感想をつけている割には、70年代アメリカ音楽はここ一年くらい
の間にはまり始めたもんで、有名どころの作品くらいしか知らないんですよね。
それまでは80〜90年代イギリス物が主で、アメリカ物といえば彼らが影響を受けたといってるような
ありがちなヴェルヴェット・アンダーグラウンド(w、バッファロー・スプリングフィールドとかの
有名なのしか聴いてなかったもんで。本当、参考になります。
中古といえば、私が大学時代、年に4回程、大学の生協に中古CDセールがあって、何処から
やってくるのか知りませんが、ときたま100円でとんでもないCDが売っている事がありました。
(ex.エルヴィスのサンセッションズ、ブルーナイル2nd、etc。)
そこで30枚買ったのが一度に買った最大のCDの量なんですが、中古LPはそれを上回れそうですね(w

お薦めの感想(女性ヴォーカル編):ジャニス・ジョプリンでI got dem ol'kozmic blues again, mama。
彼女のような歌い方はちょっと好みに合わないと思っていたんですが、ボーナストラックのサマータイム
に惹かれて購入。昔この曲がCMに使われていた事がありますね。まずはリマスターされてて音がいい。
ジャンプナンバーよりもスローな曲の方が気に入りました。アップテンポなロック色強い曲だと
歌い方が派手すぎるきらいがあるんですが、スローだとそれが程良い感じで良かったです。
トゥ・ラヴ・サムバディとかリトル・ガール・ブルーが特に気に入りました。
彼女はその悲しい最期のせいで過大評価されてる気がしてたんですが
ちゃんと聴いてみると、やはり良い物はよいということわかりました。薦めてくれた方、多謝!
317(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/04 23:47 ID:XnGQoPeL
ageついでに
お薦めの感想:グラハム・セントラル・ステーションでAin't no bout a-doubt it。
お薦めが無かったので代表作として薦められていたこれを買ってきました。
一曲目からグビグビとうねるベースがカコイイ。スローな曲では歌に合わせて自然に演奏してますけど、
ラインは無茶苦茶難しそうですが、実際に演奏するとどうなんでしょうか?
3曲目とかはしつこいくらいベースを全面に出してブイブイやってて、逆に爽快です。
ライブなら、さぞや凄まじいベース演奏が聴けた&見れたのでしょうな。羨ましい。。。
318292:02/02/05 00:19 ID:K2YBhJAN
グランジの思い出、第2弾。今回はコンピネーションもので
V.A 「The Beavis and Butt-Head Experience」
そうです。厨房二人が毎回アホなことをして、大人気だったアニメの企画もので
いかにも二人が好みそうなでかい音をだすバンドが参加しています。
何と言ってもお薦めなのが一曲目の「I Hate Myself And Want To Die」 Nirvanaです。
Nirvanaの3rdのタイトル曲になるはずだった曲で、その後の事を思うと色々感慨深いです。
他のものも、ビーバス達が気に入るようなうるさくpopな曲ばかりです。

ただ難点は曲間にビーバスとバットヘッドのMC(藁、が入っていて、アンスラックスとショートコント
までしており、アニメの方を見たことないとつらいかも。
319名盤さん:02/02/05 00:33 ID:CcZb+Ryh
グラディス・ナイト∩ピップスのスタンディング・オヴェイションがお勧め。
オープニングのメイク・ミー・ザ・ウーマン・ザット・ユー・ゴー・ホームなんか百回以上
聴いていますが何度聴いても鳥肌が立つ程素晴らしいです。
320名盤さん:02/02/05 02:57 ID:qtNP5r4v
俺のお薦め。
ぬぬっ、GCS買いましたか!
ファンキーでイイっしょ、ライブはサイコーっすよ。
ベースソロに移る前に観客が「ラリィ!ラリィ!・・・」と彼の名を連呼したところラリーは「ヨヨヨ〜」と泣きまして、そこから怒濤のベースソロ!
ありゃあしびれました。
今や廃盤となって久しい「ライブ・イン・ジャパン」持ってますので、帰国した際には一緒に聴いて燃えましょう。
さて、今日はインストでもやってみますかね、ディキシー・ドレッグスで「Dregs Of The Earth」80年です。
ドレッグスって名前は知らなくとも、ここのリーダーやってたギターのスティーブ・モーズは御存知かと思います。
現在は抜け殻と化したディープ・パープルのギターをやってる彼ですね。
彼がその昔率いていたバンドがディキシー・ドレッグスなんですよ。
ディキシーなんて名前がつくわりには特にディキシーランドジャズとかああいった曲をやるわけではありません。
どことなくプログレっぽいような、ロックっぽいような、フュージョンがかったような曲をやっているわけです。
メンバー編成はギター、ベース、ドラム、キーボード、そしてヴァイオリンです。
このヴァイオリンがドレッグスの音を特徴づけており、ヴァカテクギターと共にメインをはっているのです。
スティーブはドレッグス後、カンサスに加入するわけですが、彼が加入した後のカンサスはハードポップ方面に走ります。
70s全盛期のカンサスはドレッグスにもう一人ギターがいたメンバー編成でして、ヴァイオリンもメンバーにいました。
ひょっとしてドレッグスはカンサスのメンバー編成に影響を受けたのではないでしょうか?
そう言えばドレッグスのサウンドは全盛期のカンサスからヴォーカルを抜いた様な音ですし、カンサスに加入したのも流れから言って自然なのかな。
ちなみに全盛期のカンサスはプログレと言った方が通りがよろしいかと思います、少なくとも産業ロック扱いするのは失礼な気がしますねえ。
で、肝心のこのアルバムは今申しました通りヴォーカル抜きカンサスと表現出来ますかね。
何故かカントリーというかエレクトリック・ブルーグラスをやってはいますが、その目指す方向はあくまでロック。
スティーブのギターがヴァリヴァリに冴えてまして、これはなかなかに痛快。
これも当然100円コーナーからの救出品でして、最近はこの手で長年探していたバンドを入手しておりますねえ。
ではではまた次回です。
321(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/05 14:31 ID:A2Gfk5V+
>>318 私もヴィーヴァス〜は覚えてます。気に入らない(古い)ミュージシャンをこきおろしてたり
したやつですね。ニルヴァーナのその曲は、最初タイトルを聴いてドキッとしましたが、
カートが生前は「ジョークだ」と断言してたからなんとなく納得してたので、今になると複雑です。
>>319 グラディス・ナイトはピップスと競演してるときが一番良いと聴きますが、お薦めのアルバムは
その良い例なのでしょうね。ぜひ試聴してみます。
>>320 ドレッグス自体は知らないんですが、カンサスは最近リマスター盤が安くなってセール
されてました。彼らの事もあまり知らないんですが、いわゆる産業ロックと呼ばれるバンドも
いろいろありますね。ここで昔薦めてもらったTOTOとかもそう言われた事あるし、
音楽性の幅が広すぎますが、一括りで馬鹿にされますね。
でも私が思うに産業ロックと呼ばれるものの共通点はただ一つ、
80年代につくったヴィデオクリップを今見るととんでもなくカコワルイことぐらいでしょうか。
音の方はいいのもいっぱいありますね。

お薦めの感想:ポール・ウェラーでスタンリーロード。
彼はソロ1st、ワイルド・ウッドでなんとなく打ち止めにしてたんですが、このアルバムは前2作より
サザンR&B色が濃いですね。泥臭くてそこが良い。特にDr.ジョンのウォーク・オン〜がカコイイ!
何かトラフィックぽいと思ったらウィンウッドまで参加してるんですね。
ポール自身のギターもメイスンがのりうつったかのようだ。生き霊か?
最終曲は爽やかにゴスペルっぽく決めててアルバムもビシッと締めて、充実してる一枚でした。
322名盤さん:02/02/06 01:41 ID:uDEvA9XX
俺のお薦め。
今日はファンキーに参りましょう、とは言えブリティッシュ・ファンクを。
ブリティッシュ・ファンクと言えばAWBやココモが有名ですが、この人もファンクの範疇に入れても構いますまい。
つ〜ことでイアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズ「Do It Yourself」79年です。
最近紙ジャケで再発されて話題を呼びましたが、はたしてハワイではこの手のバンドのCDはあるんでしょうか?
そもそもアメリカで売れたミュージシャンではないので無かったりして・・・・。
本国イギリスでは国民的ヒーローなんですけどね、イアンおじさんは。
12種類の壁紙ジャケットがあるってので限定版でCD化された割には未だに新品が入手出来る、と。
焦って買った俺としてはちと悔しい気もしますが、内容がサイコーなのでファンク好きにはたまらんです。
バンドの一体感、曲の充実度は彼らのアルバム中最高の出来かと思います。
特にリズムセクションのグルーヴィーさは超ファンキーでして、ベースのノーマンは後にウィルコ・ジョンソンと行動を共にします。
主役のイアンおじさんは音痴ながらも味のある歌いっぷりで、豪快且つノリノリです。
これが彼らの最高傑作かと俺は思いますが、何せ知名度はあっても聴いてる人の少ないバンドなので、まずはこれからお試し下さい。
ところで彼らの大ヒット曲はシングルのみってのが実に多いのが困りものです。
オリジナル盤集めても「Sex&Drugs&Rock&Roll」「Hit Me With Your Rhythm Stick」「Reason To Be Cheerful」等はベスト盤でしか聴けません。
なんて罪作りなんだ・・・てなわけでこのファンク世界にはまったらベスト盤も併せてどうぞ〜。
ではでは又次回です。
323nanasi ◆/H0DtBs2 :02/02/06 02:31 ID:7Qlbd2t7
今日は予告どおりロビーの現在のところの最新作の紹介です。
このアルバムに収められているのはなんというか形容しがたい音楽です。
ハウイーBが2、3曲でプロデュースしていたりDJプレミアがリミックス参加したり
(日本盤のみのボーナストラック)なんだかわけわかりません。
詞の内容は前作に引き続き、ネイティヴ・アメリカンの歴史・文化をひも解く内容です。
しかしこのダンサブルなサウンドはかつてのファンにはまったく馴染めないのでは
という危惧をいだかせます。多分ロビーにはこのアルバムをザ・バンドファンに売ろう
という意志はもとよりあまりないような気がします。
なぜなら今回のロビーはVoもさほど目立たず、Gもあまり弾かずダンスサウンドの音像
の向こうに埋もれています。だまって聴かせればロビーのソロだとは誰も分からない位の
変貌ぶりです(まあ声聴けばわかるけど)
ではこのアルバムが駄作かというと、そうではないです。実験作とはいえるかもしれませんが。
僕は非常に楽しめました。もともとテクノ・ダンスミュージック好きというのもありますが(w
従ってやはり万人向けではやはりないですね。これはあくまで僕の推測ですが、ロビーの意図は
ネイティヴ・アメリカンのサウンドに色濃いリズム・ダンスの要素を現代に甦らせるのにテクノの
手法を用いたのではないかと思います。ロビーの資質はやはり音楽探究の学究肌ぽいところに
あるように僕には感じられます。ライ・クーダーやタージ・マハールのようです。
まあ売れる音ではないので、興味ある方だけにお薦めします。
324でんぷん:02/02/06 10:40 ID:m3xU+aMh
>315
「2-11-69 Live At The Fillmore East」、買われたんですね。これは
駆け出しの西海岸バンドは脱したが、まだサイケどっぷりになってもいな
い、他のどの時期とも違うデッドのロック・バンドとしての本領が聞けます。
音はそんなに良くないので大きな音でどうぞ。

で、自分も聞き直しとこうと思ってたら、amazon.comからNRBQが2枚届い
たので、夕べはそればかり聞いてしまいました(^^;。「Honest Dollar」と
「TOKYO」。後者の方が曲は良くて入り易いですが、慣れてくると前者の
スカスカでダラけた演奏(^^;が染みてきますね。ライブ盤ならではの、くだ
けた歌いっぷりといい、部屋でのんびりしたい時には良いです。他のアルバム
も早く来ないかな。
325(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/06 16:20 ID:cjsSSRUZ
>>322 以前にもイアン・デューリーはライブ盤を薦めて下さった方がいました。彼は残念ながら
亡くなられたんですよね。イアン・デューリーはこっちではあまりCDが置いてあるのを
見かけません。まあ田舎だということもありますが。彼に限らずイギリス産のアルバムは輸入盤と
いうことになって少し高いです。日本に帰ってからゲトするつもりです。
>>323 おお、問題の4枚目ですね。やはりダンス・ミュージックの影響が色濃いのですか。
私は興味ありまくりです。
ハウィーBといえば、やはり自分はソウルIIソウルの1stが印象に残ってますが、
どういう風にネイティヴ・アメリカンの音楽と融合してるんだろう。私は喜んで聴きますよ。
これから買いにいってきます。
>>324 デッドのフィルモア〜、今聴いてます。熱気が感じられてよいです、これ。ライブに行きたい。。。
でんぷんさんは通販を利用されてるのですか。通販は昔HMVでエライ目にあったので
控えてたんですが、NRBQ欲しくなったのでもう一回やってみようかな。。。

デッドといえば、、、最近買ったデッド関連のアルバムで良かったのはデヴィッド・クロスビーの
If I could only remember my name...です。タイトル通りジャケットのクロスビーは
彼岸の人みたいですな。クレジットをみてるといろんなゲストを呼んでますが、
興味深いのはアルバムの半分をデッドと競演してたことです。曲調はバーズ、CSN(&Y)の
絶好調の頃の彼の十八番の、幻想的なものがほとんどでした。クロスビーはこの後薬にはまって
アルバム名の通り、ダメダメになるそうですが、そうなる前の最期の輝きでしょうか。
全曲素晴らしかったです。ガルシアのギターも冴えててお得な一枚でした。
一曲目はヤングとナッシュが参加してますが、スティルスはどうしたんでしょうか?
326( ̄▽ ̄):02/02/06 21:49 ID:qILibWB4
でんぷんさん@>>312
 プロコルハルムの1stは「青い影」は最初未収録で、後から追加された、
 みたいな話を聞いたことある。

よくごぞんじで。
まず「青い影」が吹き込まれて、それが好評だったためにアルバム制作の話になったらしいです。
で、たしかアメリカ盤以外は「青い影」のかわりに別の曲−何という曲かは忘れましたが−を収録し、
曲順も、「青い影」収録盤では3番目になっている「She wandered through the garden fence」を
冒頭にもってきていたと思います。

2ndがすきとはまたシブいですね。
わたしはあのアルバムでは「Quite rightly so」が特に好きです。


nanashiさん@>>313
 「Nobody's Fool」は僕も買いのがしたままなんです。ぜひ感想をお聞かせください。

聴きました。
ミシシッピ川に架かる橋の袂に旧いけどピカピカのキャディラックを停めているジャケが非常にヽ(* ̄▽ ̄*)ノステキ!ですが、
そこからうける先入観とは反対に、けっこう都会的な雰囲気の音だと思いました。
もともとわたしが彼に興味を持ったのがトニー・ジョー・ホワイト→ドニー・フリッツ→ダン
という流れだったせいもあるでしょう。
たいへん渋くていいアルバムですが、フォーク好きなわたしとしてはもっとシンプルなアレンジが好きだなあ・・・。

ちなみにC.C.Rの名曲「Lodi」が入ってます。
『Green River』収録の原曲は、ノスタルジックな、素朴な味わいを持っていましたが、
ダンはそれを都会的なソウル風に料理していて、とても(o ̄▽ ̄)oカコイイ!


(・∀・)イイ!ものをおしえて さん@>>325
 デッドといえば、、、最近買ったデッド関連のアルバムで良かったのはデヴィッド・クロスビーの
 If I could only remember my name...です。

実はこれまでにも何回かこのアルバムについて紹介しようとしたのですが、どう書こうかなァ・・・と思って
書きそびれていました。
ものすごくきもちのいいアルバムだけど、アルバムの半分くらい、ボーカルのパートがスキャットのみ/歌詞なしだから、
なんだかこう、悪い意味ではないのですが、「身を入れて聴けない」感じになってしまうのです。

とはいえ1曲目の「Music is Love」、きれいな曲なのに端々でボーカルにダイナミックな力感を埋め込んでいるから、
とても聴き応えがあっていいですね。
 
327名盤さん:02/02/07 03:57 ID:/TJ7hkSG
俺のお薦め。
いや〜、でんぷんさんがQを購入したとは!
やっぱ前者の方がイイかと俺も思います、ビッグ・アルの魅力ってでかいですねえ。
ヨレタ演奏もまたよろしいもんでして・・・・
てなわけで今日は復活、Qを語る第六弾「Wild Weekend」89年です。
このアルバムにおいてQは念願の(?)メジャーと契約を結びます。
それはこの手の音楽に理解を示している・・・・んだろうか、ヴァージンとの契約でした。
ま、結局これ一枚で契約御破算になってしまうあたりが、いかにもQらしいっちゃあそれまでなんですがね。
要するに売れなかったので、契約続行がムリだった、つ〜ことですね。
でも内容がどうなんだと言われると、さすがQに駄作無し!
相変わらずの路線なんですが、予算があったらしくかなりクリアーな音になってます。
ゲストにはお馴染みのジョン・セバスチャンの名前があったりして、レコード会社が変わってもやるこたぁ変わらんようです。
まずタイトル曲がスゴイですね、ビッグ・アルのトリッキーなギターソロが実に快感!
メロディが綺麗な「Little Froater」「If I Don't Have You」辺りはさすがにQと唸らされます。
かと思えば「Boy's Life」「Boozoo That's Who」みたいにほのぼのポップ路線もさすがの出来です。
豪快且つトリッキーなギターが楽しめる「Immortal For A While」みたいなのもあったりして。
まあバラエティに富んでいるのはメジャー第一弾ってことで気合いが入ったのかと思われます。
ところがここですんなりいかないのがさすがにQどもでして・・・・。
当然メジャー発表ですからMTV作るわけですよ、予算も過去最高なんでしょうし。
するとタイトル曲のヴィデオはメンバーがただ単にたくさんの犬とたわむれているだけって内容でした。
こっ、これは・・・・何のヴィデオなんだって出来に初めて見たときびっくりしましたよ。
ちなみにCBSドキュメントでQの特集やったときありまして、その時のヴァージンの担当者のコメントが笑いましたねえ。
やる気なさそうに出来上がったヴィデオを見ているメンバーに対して「もうちょっと犬を減らすことも出来るけど・・・いや、興味ないよね、ゴメンゴメン」なんて言ってました。
どうやらレコード製作で気合いを出しまくったらしく、ヴィデオに関してはやる気無しだったようです。
そのせいかこの後94年までスタジオ盤は出さなくなります。
空いている期間はドサ周りツアーでもして気合いの注入を計ったのでしょうね。
でもこのアルバムはポップさではQ史上一、二を争うので聴いても損はしますまい。
ではでは又次回です。
328(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/07 14:47 ID:9k8JrSGI
今日は昼休みに本を買いにいくついでにCD屋をのぞいたら、ディックス・ピックスvol13〜18までが
全て19.99で売ってる!衝動で適当にvol14をひっ掴んで買ってしまったら、これが4枚組みっちり
曲が入ってて聴く前からお腹が一杯になりそうです。フィルモア〜をもっと聴き込んでから
こいつは聴こう。。。

>>326 ( ̄▽ ̄)さんが紹介してくれるまで待てばよかったかなあ。>クロスビー
私はこの作品の背景とかをあまり知らないで書いてしまったから底の浅い感想になってるかも。
>「身を入れて聴けない」感じになってしまうのです。
確かにハミング、スキャット多いですよね。自分も一部BGM的な聴き方をしてしまいます。
ダン・ペンのアルバムの感想も興味深い。自分も都会的ソウル風「Lodi」、聴いてみたいです。
>>327 ビッグ・アルは名前通り存在感のあるひとなんですね。ヴァージンと契約してたなら
これは手に入りやすいでしょうか。うーんフルで聴きたい。試聴だとやはり本当のよさがわかりにくいですね。
仕事場のパソコンにはウィンドウズが入ってるから禁断のMXをインストールしようかな。。。

お薦めの感想:ジョン・フォガティでブルー・ムーン・スワンプ。
これまたお薦めが見つからなかったんで、最近の作品で名前の挙がってたこれを聴きました。
フォガティはこのアルバムで'97年にグラミー賞もとったそうですね。
ズブズブのスワンプロックという訳ではなく、軽妙な味を残しつつ彼のギターが味わえました。
5曲目とかはヘヴィーなリフを聴かせますが、アルバム全体ではカントリーやロカビリーの風味
も取り混ぜて楽しく聴けました。ドラマーにチェスター・トンプソンやヴィニー・カリウタとかの
ザッパ系列の人も絡んでて渋い演奏を手堅く決めてて、まさにいぶし銀の味だ。。。
329名盤さん:02/02/08 01:51 ID:Wepsu5wQ
俺のお薦め。
ジョン・フォガティのそいつぁ傑作だと思います。
CD表面のイラストが何気にカワイイんですけど・・・・
屈強のシャウターたるフォガティももう少しアルバム出して欲しいですね。
さてさて、Q関連の人を今日はご案内しましょう。
ようやくこの人のソロ作が全部揃ったので嬉しいのですよ、まあLPで1400円もしやがりまして最近100円LPに慣れきった財布にはキツイ買い物でした。
その人は元祖ほのぼの大将ジョン・セバスチャン「The Four Of Us」71年です。
これだけは長年探してましたが見つからなかったんですね、10年ほど前に全作品CD化されて他の作品は当時すぐ買ったのに、何故かこれだけどこもナシ。
期待して針を落としましたら、やっぱジョンの世界ですね。
ラヴィン・スプーンフル時代と変わることなくフォーク、ブルース、カントリーをブレンドした絶妙なサウンドでした。
時代が時代だけにスカスカな音は仕方のないとこですなあ、30年前のアルバムですもん。
A面は短めの曲が7曲、お馴染みのハーモニカが染みますなあ。
ハードにギターをかき鳴らす曲があっても、やっぱほのぼのとしてしまうあたりが何ともにこやかな彼の顔が浮かびます。
バックのメンツはダラス・テイラーがドラムです。
この人はCSN&Yのドラムですね、てなわけでグレッグ・リーヴスがベースで参加してたりもします。
他にフェリックス・パパラルディとケニー・アルトマンがベースとして参加、やたらとベーシストだけは豪華ですね。
B面はタイトル曲が4部構成で長尺曲として入ってます。
片面一曲なんてプログレ並の長さですが、そこら辺はさすがにジョン、世界を音楽で回るってな感じの内容でしてプログレみたいな展開には全然なりません。
こっちのメンツはドラムがジョン・バーベイタ、ベースはケニー・アルトマン、ピアノにマック・レナベック(=Drジョンですね)です。
そしてカリプソ的展開を聴かせる箇所ではエッソ・トリダニード・スティール・バンドが参加。
ぽわわわ〜ぴよよよ〜とスティールドラムの軽快な音に酔いしれてしまいます。
曲はフォーク〜カリプソ〜ロックと流れていくのですが、どこを切ってもジョン節炸裂です。
以前お薦めした「Tar Beach」もイイんですが、これもなかなか好盤ですよ。
ベスト盤からこの人は入るのもよろしいでしょうね、全米一位の「Welcome Back」なんかも入っているわけですし。
ではではまた次回です。
330(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/08 16:14 ID:91DB5Cf7
前スレでシャーデー「ラヴ・デラックス」の名前が挙がったとき、私はえらく感動したんですが、
シャーデーのライヴ盤が出てた!( ´∀`)ヤホーイ!!私の今年初の新譜購入はこれとなりましたが、
皆さんも今年でた新譜でも何かよいのがあったらおしえてください。

>>329 ラヴィン・スプーンフルは昔100円CDで買ったオムニバスアルバムにはいってた「サマーシティ」?
ぐらいしか知らないんですが、まだ前のお薦めも手に入れてません。
ベスト盤からはいろうかな。お薦めのアルバムだとやっぱりそのB面を聴いてみたいです。
ジョン・セバスチャンのアルバムは後キング・ビスケットライブが出てたのを見た気がします。
実はこの辺のミュージシャンは、当地アメリカよりも日本の方が手に入りやすいようです(通販除く)。

お薦めの感想:キンクスでGive the people what they want。
こりゃハード。パンクバンドなみにリフとドラムが激しい。リマスターされてるからか
結構音もいいです。前半はがんがんに攻めますね。問題のデストロイヤーでは笑いを取ろうと
してるんですか? ヴァースがまんま「All day,〜」ですね(w。その他の曲もリフが本当にかっこいい。
お約束というか今回ホロリときた曲は9曲目でした。Little bit of emotionに似てる気がするし、
歌詞も逝っちゃってる気がするが(´ε`;)キニシナイ!! ラストも爽やかなリフが気持いいです。
アリスタ期を聴かずにファンを名乗ってた自分が恥ずかしい。。。
キンクスはRCA期までについては割と日本語でも紹介してるページがあるんですが、
アリスタ期もこのリマスターが出た事で再評価されるんでしょうね。
331名盤さん:02/02/08 22:09 ID:cLlv6lWI
こういうスレ(・∀・)イイ! age
332名盤さん:02/02/09 02:51 ID:jimqUO/8
俺のお薦め。
「サマー・イン・ザ・シティ」でしょうな、(・∀・)イイ! さんの言う曲は。
キンクスのそれは俺のアリスタ時代における隠れ一位なんですよね、ノリの良さがサイコーです。
さて、今日はジャンクから掘り出した相変わらずの一品かつ逸品いってみましょう。
ファンキーに決めますCAMEO「Machismo」88年です。
これまた廃盤となって久しいアルバムですが、ジャンクCDコーナーで250円で救出!
ちゅうか俺もかなり長年探していたんですが、まさかジャンクコーナーで見つかるとは驚き桃の木山椒の木。
内容も実にファンキーでいかしております。
前作「Word Up」が大ヒットして、その余韻があるせいか内容の充実度はかなりディープですね。
ベースがファンキーにうねりますが、シンセベースではなくエレキベースが多いのがポイント高い!
あと、ラリー・ブラックモンのドラムも重心が低くてファンキーですね、この人はホントに良いドラマーだ。
コーラスもホーンも相変わらずのキャメオ節全開でして「そうそう、やっぱキャメオはこうだろ」って一人で頷いてしまいます。
豪華ゲストとしてマイルス・ディヴィスが一曲ラッパを吹いておりまして、イントロでそれと判る存在感を示しております。
時節柄ギターがファンクに似つかわしくなくライトハンドやら早弾きなんぞやってる曲もありますが、そこらはブラック・ロックンロールと自らを称する彼らならではなんでしょうね。
しかしながらギターのチャーリー・シングルトンは実にテクニシャンでありますし、バッキングなんか実に巧いです。
キャメオはいつも焼き直しの曲が多いのですが、これも前作からの大ヒット「Candy」をまんま再現した「Honey」とか苦笑ですな。
他に出だしの「You Make Me Work」のホーンはまんま「Word Up」だったりして・・・・。
しかしながらこのアルバム、ファンク度が濃い感じを受けるのは何でしょうか?
実はこのアルバムはバラードが一曲も含まれておりません。
バラードコレクションを出すくらいのキャメオにしては珍しいですよ、これは快挙です。
キャメオとくればラリーの「ア〜オ!」を忘れてはいけませんね、アルバム一枚で10回は吠えるでしょう。
聴き終わった後、「良かったぜ、ア〜オ!」とつい言ってしまうのが困りものでして。
ではではまた次回です。
333nanasi ◆/H0DtBs2 :02/02/09 15:45 ID:gPkmA9r0
今日はちょっと板違いかも。
マラヴォワ「ベスト第2集」
完全にワー板のネタですが。彼等は80年代半ばのワールドミュージックブームの時に
カリブ音楽の代表格としてカッサヴとともにもてはやされましたが、僕もご多分に
もれずこのときハヤリっぽく聴いてました。
しかし彼等の真価はこれ以前の82〜85年頃の録音を集めたこのベストアルバムを聴くと
よくわかります。その洗練されたアンサンブルは全く絶妙です。編成は弦楽器メイン
(ヴァイオリン、チェロ、ベース、ギター、ピアノ)+太鼓(ボンゴ、コンガ、ドラムス)
です。バンドというより楽団ですね。
第2集というからにはむろん第1集もあるのですが、ヒット曲メインに集められた第1集も
楽しめますが、フォルクローレが多く収録されているこのアルバムはさらに良い感じです。
マラヴォワの売り文句はアマチュアリズムに溢れたバンド(メンバーは全員公務員)とか
カリブの観光気分を盛り上げるエキゾチックなサウンドになっていますが、実際はもっと
深いルーツに根ざした音楽をやる骨太さにあると思います。
ヒット作「ジュ・ウヴェ」「スーシュ」以来、僕も新作は聴いていませんが、ネットで
調べたらまだバンドは存続しているようです。ただリーダーのポロ・ロジーヌが他界した
らしくかつての勢いは望めぬようです。
このベストアルバムも89年にオルターポップからでたものですが、果たしていまでも
容易に手に入るのか怪しいです。でも機会があればぜひ聴いて欲しい。そんな音楽です。
334(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/09 17:55 ID:gX5R1YmV
オリンピックの開会式ではロビー・ロバートソンが登場したようですが、私は見逃してしまった。
腹いせにこの前買ったロビーの1stと4thを聴いてる所です。

>>331 ありがとうございます。331さんも何か思いついたらのがありましたら気軽にレス下さい。
短いレスでもOK ですよ( ´∀`)。
>>332 >「ア〜オ!」を忘れてはいけませんね。
そうそう!あの「ア〜オ!」は嫌でも耳に残ります(w これは繰り返しになりますが、私の厨房時に
洋楽の扉を開いたのが久保田利伸でありまして、彼がラジオでよくカメオを流してました。
その頃のFMからダビングしたテープが実家に転がってます。 チャーリー・シングルトンは確か
久保田の曲でもギターを弾いてたのがありました。これもブックオフなら100円で手に入るみたいですが(w
キャメオはこっちでもベストしか転がってないんですが(悲)、全アイテム再発しないかな。
最近のリマスターでぶっとい彼らのファンクをきいてみたいですよ。
335(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/09 17:58 ID:gX5R1YmV
>>333 やや、このミュージシャンは初めてです。が、別にワー板ネタでも大歓迎です。
私としてはジャズでもクラシックでも何でもこい!といった気分なのですが、そちらの方面は
いかんせん疎いもんでトンチンカンなレスしか出来ないのが悲しい所ですが。。。
とりあえずこのバンドについては「ジュ・ウヴェ」を今試聴したんですが、なんか聴いた記憶がある。。。
多分これが流行った?頃は私がリア厨だったと思います。ちょっと懐かしくもあります。
なかなか興味深いグループの紹介ありがとうございます。

お薦めの感想:ロビー・ロバートソンでContact from the underworld of redboy。
nanasi◆/H0DtBs2さんに紹介してもらった後、早速買いに行ってまだ数日しか聴いてませんが
これは気に入りました。確かにザ・バンドを想起させるものはひとつもないです。強いていえば
個人的にはマッシヴ・アタックの2ndに印象が近いですが、音自体は似てないです。
同じハウィーBがプロデュースしたU2の「Pop」は期待の割にいまいちでしたが、こっちは
それよりずっといい。ネイティヴ・アメリカンの詠唱が陳腐にならないで自然にバックトラックに
溶けこんでました。ロビー自身のヴォーカルも抑制が利いてて渋い。
ところでDJプレミアのリミックスは何故か私の買ったUS盤にも入ってました。これを機会に
ちょっと調べましたが、どうもこの曲はハウィーBの1997年のアルバムにも入っているようです。
ロビーはハウィーの新作にも参加しているようですね。どちらも未聴なんですが。。。
336名盤さん:02/02/10 01:58 ID:5WM0YeDi
俺のお薦め。
チャーリー・シングルトンのソロ作がこないだジャンクLPで発掘されまして、こいつぁ50円でした!
しかも国内盤ですよ、歌詞解説付き。
内容は・・・・いずれ紹介する価値がなさげなので今言っちゃう。
こいつぁ駄作ですぜ、さすが50円。
つ〜かキャメオを期待して聴いてしまうとガクーリしてしまうと思われます。
プリンス並のマルチぶりを発揮していますが、イイ曲もあるけどその曲の良さが全曲に及んでないのが残念。
やっぱこの人はキャメオでの活躍の方が性に合うみたいですよ。
さて、今日も今日とてファンクを語るとしますかね、前フリは終わったし(長い前フリでした)。
ブリティッシュ・ファンクの最高峰ですね、アヴェレイジ・ホワイト・バンドの「Cut The Cake」75年です。
これは彼らの最高傑作と俺は思うのですが、評論家は次作の「Soul Serching」を推する方が多いです。
ファンク度の充実度はこっちの方が断然上ですぜ、絶対!
平均的白人バンドなんて名前の割には超ファンキーな音を繰り出すのが実にユニーク。
メンバーのヘイミッシュ・スチュワートは後にポール・マッカートニーのバンドに加入したりしますしでミュージシャンズ・ミュージシャンでもあります。
特徴としてはギター2本のからみが絶妙ってことがあげられますね。
それとサックスを忘れてはイカンですな、ファンクからメロウまで何でもOK。
前作からの全米一位、インストの名曲「Pick Up The Pieces」に代表されるようにファンキーなカッティング専門と単音リズムギターとでも形容すべきなリードギターが耳に残ります。
このアルバムはその路線をさらに拡大再生産した内容でして、ドラマーが交代した為さらにファンク度が増したのです。
ちなみにオリジナルドラマーは事故死と言われておりますが、実のところ殺人事件に巻き込まれたらしいっすよ・・・お〜コワ。
ここで加入したドラマーはスティーブ・フェローン、今や売れっ子セッションマンです。
タイトル曲はイントロのカッティングで決まりでしょう!超絶悶絶ファンキーチューンです。
ひたすら動き回る単音リズムギターが実にカコイイですよ。
全体的にミディアム調の曲が多いのですが、早い曲も少しは交じってましてサイコーのグルーヴを味わえます。
お得意のバラードは「If I Ever Lose This Heaven」「When They Bring Down The Certain」と攻められるのが快感です。
まあここまで充実したファンクアルバムってのもなかなかありませんし、ベスト盤で済ますのが惜しいバンドであります。
ライノから再発されているのでいかがなものでしょう。
他のお薦めとしては74年の2nd「Average White Band」80年の「Shine」あたりですかね。
ではではまた次回です。
337sara:02/02/10 14:32 ID:yjc7FxnM
ロビロバ見てしまいました。暇なもので、リアルタイムで開会式を見ていたら、
先住民の五族協和劇?みたいなパートのバックミュージックが、
えらいシンセ+民俗音楽で、おやおやと思っていたら、
見たことある顔が大写しで、思わず家族に「この人、ロビーロバートソンって
いうんやで!」と自慢して、顰蹙を買いました。
NHKは、「ロビーロバートソンさんは、母親が米先住民で、、云々」の解説で、
ザバンドのザの字も言わず、自分のことのように腹が立ってしまいました。
スティングよりずっとえらいんだぞ! と言いたかったけど、誰も聞いてくれないので
沈黙・・・。
何か、ノイズを出して世界でまとまろう・・みたいな曲をやっていましたが、
果たしてノイズでまとまるのか?
やっぱり、アメリカ人にとっては有名人なのでしょうか?
3枚目、4枚目はああいう感じなのかな?
(3枚目。4枚目の紹介ありがとうございます。中古で見つけたら、
買おうかなと思っています)

個人的には、レナード・コーエンと、ジェニファー・ウォーンズばかり
聞いています。比べてみると、最新盤は、哀しみのダンスや、ロマンシェードに
引けをとらないどころか、さらに深みに達しているような感じがします。
禅の修業の成果か?
338(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/10 16:31 ID:7IYFFXGe
>>336 アヴェレイジ・ホワイト・バンドはサンプリングネタで大量に引用されてますよね。
私はそのサンプリングされた断片しかまだ聴いたことないです。確かにギターカッティングが
多くサンプリングされてるんではないでしょうか。元曲聴いたことのない私でも「ああ、アレ!」
と気がつくような印象的なフレーズが多いですよね。お薦め探してみます。
これもライノなんですね。最近のライノは過労死しそうな勢いで旧譜をバンバン出してますな。
>>337 仕事が終わり、ニュー速をちらりと見て気付いたら、もう開会式は終わってました。
( ´Д`)ハァ−。開会式のお話ありがとうございます。 開会式ではシンセ+民俗〜だと
いうことだそうですが、それプラス打ち込みビートみたいな感じだと思います。>4枚目
こっちの人はさすがにザ・バンドのリーダーだったことは知ってるみたいです。
やはりおじさん世代は盛り上がってた人もいましたよ。
コーエンは旧作が今安く売っているので集めようとしています。新作は女性との
2ショットのジャケットですよね。見つけたので今度の買い出しで手にいれよう
と思ってます。でもコーエンは禅僧というよりも破戒僧のような気も(w

お薦めの感想:キンクスでスリープウォーカー。
複数の方に薦めてもらったキンクスのアルバムです。ギターソロもリフもかっこいい
一曲目は、歌詞は笑いも誘いつつ、やがて悲しくなるキンクスの十八番全開ですね。
Give the people〜とかLow budgetのリフが剛だとしたら、このアルバムでのリフは柔のような
感じがします。タイトル曲はこれまた歌詞は逝っちゃってますが、とにかくカッコイイ。
最終曲は個人的にグッときました。いい曲ばっかりだ!
アルバム全体ホロリ曲とカッコイイ曲がバランス良く並んでていつ聴いても飽きません。
今の所、個人的にマスウェル〜と並んでキンクスの最も好きなアルバムです
339名盤さん:02/02/11 02:32 ID:4cuRwu++
俺のお薦め。
スリープウォーカーまで購入ですか!
いや〜、お薦め盤をボンボンと聴いていただいてお薦めした甲斐があるってものです。
このアルバムはキンクス史上最もバランスがイイんでないかと思うんですよね。
ハードな部分とおセンチな部分が絶妙にブレンドされている感じ。
俺も個人的にはキンクスの最高傑作と思っており、布教活動に勤しんでおりますが、信者が出来ね〜よ・・・何故だぁっ!
本日は一応最新アルバムをご紹介しましょう。
つ〜ても去年のアルバムですから脳裏から消えたかもしれませんが・・・・
エロもといELO「Zoom」を今日はプッシュ。
これが出た時は話題になりましたねえ、その割にちっとも売れなかったのが不思議でたまらん。
内容の方も全盛期のあのきらびやかなメロディがタプーリ堪能出来ます。
一ひねりしたメロディ、ビートルズ直系のメロディ、ちょっとしたロケンロール風味とケチのつけようがありません。
ゲストにリンゴ・スターとジョージ・ハリスンが参加、特徴的なプレイが印象に残ります。
その他はジェフ・リンがマルチプレイヤーぶりを発揮して、実に見事なサウンドを聴かせてくれます。
全盛期のELOと言えば派手なストリングと豊かなメロディセンスに富んだ曲がバンドカラーでした。
この最新盤においてもそれは継承されております。
でもストリングが少ないのがねえ・・・そのせいで昔からのファンがそっぽを向いたのがセールス不振の原因のように思います。
ストリングが少ない分ギターが前面に出てきており、そこらは二番煎じを作りたくなかったってことなんでしょうか?
売れなかった地味なアルバムなんですが内容の充実振りはさすがメロディメーカーたるジェフの面目躍如ってところです。
ビーチ・ボーイズっぽいコーラスも相変わらずでして、一人多重録音コーラスがばっちり決まってます。
でもこのサウンドでELOを名乗るのもちと違うような気もせんでもないんですね、あくまでストリング入ってこそのエレクトリック・ライト・オーケストラですから。
ま、しかしこういうメロディ博覧会つ〜かメロディ大安売り状態のアルバムってのも最近少ないと思いますので、古典的ロックに浸りたいときは是非。
でも70sの全盛期のアルバムを先に聴いてもらいたいところですけどね。
「A New World Record」「Out Of Blue」「Discovery」「Time」あたりのアルバムは揃えて損は無いでしょうなあ。
ではではまた次回です。
340でんぷん:02/02/11 11:03 ID:2TRTg/k1
>>328
(・∀・)イイ! さんがDP14を買われたという事で、レスしようと聞き直していたら
ズブズブとはまって手が止まってしまいました(^^;)。何せ4枚組。73年だから
この時期はデッドが自身のレーベルを立ち上げて、実にまったりとしていた時期
で、良いですよ。1曲目ですでにほのぼのとしてしまいます。シュガー・マグノ
リアなんかの元気な曲は少なめかつ演奏も大人しめ。むしろ当時の新作からの
「HERE COMES SUNSHINE」「WEATHER REPORT SUITE」「MISSISSIPPI HALF-
STEPUPTOWN TOODELOO」辺りのまったり加減が聞き物でしょう。そしてクライ
マックスはCD4のサイケなJAMですね。2日分の公演なので偶然ながらも、最
後が冒頭と同じ「MORNING DEW」で終わるのも味があっていいです。
「グレイトフル・デッド」や「フィルモア69」とは音楽性も要になる曲も違っ
てて、次に聞くにはちょうどいいところではないでしょうか。急がずにじっく
りと聞いて欲しい逸品ですね。

ちなみにNRBQの続きが4枚、Amazon.comから届いたのですが、今、大阪へ買
い出しに行って未聴が計31枚なので、すぐには聞けないかもです(^^;)。
341sara:02/02/11 14:40 ID:OCNMWzzk
確かに、レナード・コーエンは、破戒僧の方が正しいかも?
レココレのバックナンバーに、インタビューが載っていて、
アメリカのどこかの禅寺に電話をかけてのインタビューだった
のが笑えました。多分、ロックミュージシャンで、
禅寺インタビューやったのは彼だけでは?
彼の新しい方のライブ盤を探していますが、なかなか見つかりません。
5年前、何度も手にとって買おうかどうか迷って、結局買わなかったのが
悔やまれます。

実家に帰ると、その5年前に手持ちのCDとレコードをうっぱらったときに
残しておいたものが埋もれていて、少しずつ聞きなおす毎日です。
昨日は日曜映画劇場のコマーシャルで、『息子の部屋」とかいう
映画の紹介をしていて、いきなりブライアン・イーノの
科学以前・以後に入っている曲が流れたので、さっそく聞きなおしました。
A面は結構ハードでぽっぷだったので、
食わず嫌いでB面しか聞いていなかったことを思い出して笑いました。
昔聞いたときとはイメージが違うというのが、面白いところです。

5年前にリバイバルしていたのは、ニック・ドレイクやビッグスター(アレックス・チルトン)
ビッグスターの3枚目、『姉妹愛人」は今聞いてもいいです。
ビートルズがサージェント・ペッパーを出した年に出た
ディランのジョンウェズリー・ハーディングもそうだけど、
そのアルバムが発表された時代を考えると、
背筋がぞっとするというか、屋上から下を見下ろして、お尻の毛が逆立つというか、
これもそういう感じがする作品です。
しかし、やはり、魂のこもっている音楽と、そうでない音楽の違いって
あるんでしょうね。
魂までいかなくても、独特の『空気」というか? 偽者と本物というか?
やっぱり禅寺?
342(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/11 16:26 ID:DBNERUTd
>>339 >キンクス史上最もバランスがイイんでないかと思うんですよね。
激しく同意します。スリープウォーカーと比べると、マスウェル〜やヴィレッジ・グリーンは
少しマターリ、センチメンタルに比重を置きすぎかな思う事があります。もちろん両方とも好きですけど。
ELOっていうと「テレフォン・ライン」、これしか知りません。。。でもこの曲も切ないいい曲ですな!
お薦め盤にはジョージが参加してるのですか。私は一枚もオリジナルアルバムを聴いた事ないんで
まずは代表作として名前が挙がってるものから聴いてみようと思います。

>>340 今日は私も休日なんで、これを今聴きながら書いてます。おっしゃる通り地味めな
演奏が多いですが、ガルシアのさざ波のようなギターを聴いてると気持良くなります。
やっぱり長いもんで、途中寝ちゃったりとかしつつ、今2周り目を聴いてます(w
フィルモアをちゃんと聴き込む間もなく買ってしまいましたが、お言葉どおりじっくり聴こうと思います。

>>341 >昔聞いたときとはイメージが違うというのが、面白いところです。
私も聴かないだろうと思って実家に置きっぱなしのがありますね。なんだか聴きたくなってきました。
ところでビッグ・スターの3rdはいい。って私は3rdしか持ってないんですが。最初はラフな演奏と
崩れそうなシャウトがなんとも不安な感じがしましたが、なんとなく耳を惹き付けるものが
あって以前はよく聴いてました。
コーエンは朝一で新作を買って来ました。今日はデッドデイとして、グレイトフル・デッドばかり
聴いてて、まだ聴いてなくて申し訳ないです。フライングして歌詞だけ読みました。
未だに色恋沙汰の歌をこれだけ書けるということはある意味悟りをひらいているというか、
とにかく凄い。これから聴き込もうと思います。

お薦めの感想:ザ・バンドでミュージック・フロム・ビッグ・ピンク。
これは天下の名盤の評価が高いですが、私はこのスレで薦めてもらう直前に偶然にこれを買ったもので。。。
このアルバムもsaraさんがおっしゃるような独特の雰囲気がありますね。作られた時代が特別だったのか
作った本人達が意識してたのかどうかわかりませんが、歌声や演奏の一つ一つに心打たれます。
となんかエセ評論家のような感想になりましたが、単純に「Weight」や「I shall be released」は
聴いててグッとくるものがあります。まとまった感じのする2ndもいいですが、まだ混沌とした
雰囲気を残した1stの方が個人的に好きになりました。
343(丁▽丁):02/02/11 21:58 ID:QuKEEkp6
Dave Van Ronk が、きのう亡くなりました。
術後の経過は良好という医者のコメントをみて安心していたのに・・・。
ちょうどアルバムを2枚注文した矢先だったこともあり、少なからずショックです。

というわけで、彼の『The Folkways years 1959-61』を聴きつつあげ。
初期のみずみずしい演奏と歌をおさめたLP盤についてはそもそも多くの枚数が残っていないと思われるので、
こうした編集盤は非常にありがたいものです。
とくに彼の代名詞のような曲とも言われる「Willie the weeper」が聴けるのがうれしい。

今回は短くしておきます。
344名盤さん:02/02/12 02:48 ID:Vr8BNo+J
俺のお薦め。
ほうほう、でんぷんさんQを4枚も購入ですか!
一体何を購入なされたんでしょうか?
もしお気に召したら幸いで御座います。
さて、ビッグ・スターの名前が出たので俺もビッグ・スターをお薦めしましょうかな。
やっぱ「No1 Record」「Radio City」の初期2枚のアルバムははずせませんね!
これぞ正に名盤中の名盤と言えましょう。
ポップなメロディ、絶妙なコーラス、絡み合うギターとどれをとっても文句の付けようがありません。
しかもこの2枚、2イン1って形で発売されており、これをお得と言わずして何をお得と言えと申しますのかって感じです。
しか〜し、ファンでもこれはなかなか持っておるまいってアルバムを今日はお薦め。
ビッグ・スター93年の再結成ライブ盤「Columbia」です。
コロムビアなんてタイトルですが、特にコロムビアと契約して出したアルバムってわけじゃないっすよ。
アレックス・チルトンとジョディ・スティーブンスのオリジナルメンバー2人の他はポウジーズのメンバーがバックアップしております。
絡み合うヘタウマなギターはスタジオ盤そのままですし、ライブ盤なのにコーラスもキチンと決めております。
手数の多いジョディのドラムもライブだと効果満点でして、ドラムという楽器の原始的魅力が楽しめるのはドラム好きな俺にはサイコーです。
ギターは所々ヨレておりながらも、ギターポップ系の元祖たるメロディ満タン状態の美味しいフレーズを繰り出します。
出来れば故クリス・ベルが在籍時のライブも聴いてみたいところですが、このライブ盤はこれはこれでアリですね。
バックが若い連中なので、チルトン大先生がリフレッシュしたように感じるんですよ、だから余計このライブ盤は染みるわけですね。
選曲の方は1〜3作までのベストヒットとでも言えますね、こりゃあ実にイイ!
「Back Of A Car」「Way Out West」「The Ballad Of El Goodo」「Feel」・・・・
そしてカバーされることの多い名曲「September Girls」と素晴らしい曲がずらり揃うのは圧巻。
さらにクリス・ベルのソロ名曲「I Am The Cosmos」がライブで聴けるとは!
この曲を演奏するあたりチルトンのベルへの思いが反映されており、男心がイキに感じられます。
ひょっとして廃盤状態にあるかもしれませんが(レコード屋でも最近とんと見かけませんので・・・)見つけ次第即ゲットする価値のあるライブ盤です。
ではではまた次回です。
345名盤さん:02/02/12 16:40 ID:5hHonN7s
ここ好きな方多そうなんでよろしくっす。

■ザ・バンド Music from Big Pink■
http://music.2ch.net/test/read.cgi/musice/1013498693/

Ramblin' Jack Elliotで『Young Brigham』
ロックじゃなくて申し訳ないけど地味におすすめ。
346(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/12 17:15 ID:mYY6zho1
>>343 なんとお亡くなりになったのですか。ご冥福をお祈りします。
フォークシンガーの祖の一人なんですよね。まだ試聴しかしておりませんが、彼の残した音源が
しっかりと管理されて、散逸されない事を望みます。
>>344 1stと2ndも名盤の評価が高いんですよね。こっちは未聴です。
3rdとは違った感じなのでしょうね。ところでライブ盤の方はポージーズの二人が参加してるそうですが
ポージーズも解散してしまいましたね。フロスティング〜ってアルバムは良かったです。
>>345 おおっ、立てたのですね。是非私もレスさせてもらいますよ。ラストワルツ楽しみ。
ロックでなくても多いに結構です。 Ramblin' Jack Elliot、この人もフォーク界の偉人ですか?
早速視聴してみます。

お薦めの感想:グレイトフル・デッドでアオクソモクソア。
スタジオでお金を掛けたそうですが私が購入したスタジオ盤の中ではブルーズ〜の次に
ライブっぽい曲をやってるなと感じました。しかしこれは「St.Stephen」の印象が
強いせいかも知れません。サイケ的な要素はライブ盤から想像する程強くはないですが、
曲毎にアレンジに凝ってて聴きやすいです。でもやはり彼らはライブ盤の方が魅力ありますね。
347でんぷん:02/02/12 18:24 ID:Il5PxypH
以前書いた買い物のうち、今、John HartfordのAereoplane Band
の初期セッション音源(?英語に疎いので違うかも)を聞いてますが、
どっかで話題が出たようなと思ってたら>>307ですね。
アルバムAereoplaneの方はまだCDNOWから届いてまへん(^^;)。

David Brombergも記憶にあるなと思って探したらベストを1枚持っ
てました。「Mr.Bojangles」のカヴァーとか入っておりますね。
デッドとも繋がりがあるとは知りませんでした。また探してみない
といかんなぁ(^^;)。この人、歌はとりたててどうとは思いませんが、
確かにリズム・ギターはいいですね。フォークっぽい曲が多いですが
もっとギターを前面に出してガンガン弾いて欲しい気もしないでも
ないです。

>344
NRBQはAT YANKEE STADIUM,GOD BLESS US ALL,TIDDLY WINKS,
YOU GOTTA BE LOOSE を買いました。まだ聞いてないですが、
急いで聞くのも合わない気がしてとってあります(^^;)。

>346
「アオクソモクソア」は、おっしゃる通りですね。一聴ではライブっ
ぽいかなと思うのだけど、実際のライブ演奏よりはずっと作りこんで
あることが、慣れるに従ってわかってきます。そういう意味ではとっ
つきにくいアルバムですが、デッドの場合、2ndや後期のアルバムから
聞くよりはマシだと言わざるを得ないのが哀しいところで(^^;)。
348名盤さん:02/02/13 02:14 ID:IsGvD807
俺のお薦め。
おお、でんぷんさんの購入したのはスタジオ盤2枚にライブ盤2枚ですね。
ちなみに「God Bless Us All」と同時期録音の「Diggin Uncle Q」ちゅうライブ盤もあります。
表裏一体なアルバムなので「God〜」がお気に召したら是非どうぞ。
「Diggin〜」は何故かカラオケで「素顔のままで」なんぞ歌っているアホっぷりがさすがQ!ってなアルバムです。
「You Gotta〜」は98年のライブ盤ですね、現在のメンツでの2枚目のライブ盤となっております。
さて、本日の推薦盤は大メジャーバンドです。
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース「Four Chords&Several Years Ago」94年です。
これは邦題が「バック・トゥ・ルーツ」とある通りバンドがアマチュア時代から演奏してきたであろう名曲の数々が楽しげに聴けます。
とにかく生き生きとしたバンドの演奏、絶妙なコーラス、ヒューイ兄貴の歌声が快調に飛ばします。
50〜60年代のR&Bやロケンロール等をアルバム全編でカバーしまくっておりますが、渋い選曲には唸ってしまいますね。
彼らのイメージとしては大ヒットアルバムの「Sports」「Four」辺りでのポップ且つ豪快なアメリカンロックが一般的であります。
また映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマ曲での印象も強く思います。
そのイメージを期待して聴くと必ずや肩すかしを食らうこと必至、でも地味名盤!
何と言っても演奏力のあるバンドです、このスタイルが本来の彼らなのではないでしょうか?
元々バーバンドからスタートしているわけですから、楽しげなこのアルバムは原点回帰と共に今後の決意表明だったように今にして思えてなりません。
80sは飛ぶ鳥をもっと飛ばす勢い(深く考えないように)だったわけでして、その時に一生分の稼ぎは手にしたんでしょうね。
でなきゃこれだけ趣味に走ったアルバムは出せるわきゃありませんぜ。
ニュースのベーシスト・ヴィデオではいつもお笑い担当・常にタバコをくわえた(海の中でもふかしているヴィデオなんてのもありましたね)マリオ・シポリナは相変わらずカコイイベースプレイで惚れてしまいます。
マリオとビル・ギブソンのリズム隊ってのは地味ですが、相当実力派でして、俺の目標でもあります。
曲の方は名曲が詰まっております。
駄曲は無いと思いますが、このあたりは好みの問題になりますかな。
このアルバム、見事にコケまして80sの猛威がウソの様にマイナー落ちしてしまう彼らでした。
その間にマリオは脱退、7年間アルバムは出さないわで苦難の日々が続いております。
去年「アヴェニューB」って久しぶりのアルバムを出しましたが、これまた見かけないもんで未聴です。
痛快なアメリカンサウンドを今一度聴いてみたいなあ、と思う今日この頃です。
ではでは又次回です。

349名盤さん:02/02/13 10:24 ID:IsGvD807
俺のお薦め。
仕事に行く前にage。
ヒューイ・ルイスのニューアルバム、タイトルは「プランB」でした。
アヴェニューBって確かイギー・ポップでしたっけ?
なんか紛らわしいなあ。
http://www.hln.org/albums/planb.shtml
彼らの公式ページ発見しまして、ここで試聴出来ることが判りました。
おひまならど〜ぞ。
350sara:02/02/13 15:06 ID:pzOfO6+H
>>344 
このあいだ、中古屋で、コロンビアを見かけました。
かおうかどうか迷って、結局、棚に戻したのですが、
やっぱりに買いに行こう! でも、どこの店だったか???
クリス・ベルのソロも昔持ってましたが、売り払ってしまいました。
結構、聴いていたのに・・・

昨日は、四国の片田舎の古本屋のCDコーナーで、
なぜかランディ・ニューマンのファーストを見つけて、
買ってしまいました。
これって、ランディ・ニューマンの『ライブ」や、
「ニルソン・シングス・ニューマン」と、曲目がかぶるのだけれど、
やっぱり、ニルソンのが一番聴きやすい。
10年前、このあたりのレコードを探し回って、
でも、どれも廃盤で、結構な値段で中古で手に入れました。
数年前に、『ニルソン・シングス・ニューマン」のCDが、
ボーナス・トラックつきで出て、しかもCD屋で試聴までできたので、
時代が変わったもんだと思いました。
新宿や渋谷をさがしまわった末に、昼飯を抜いて貯めた小遣いを
はたいて買って聴くからこそ、心に残るというのもあるのかも。
自分にとっても、
音楽の有り難味というのも変わってきたような気がします。
何でも聴ける時代になって、
かえって何にも聴けなくなっているのかもしれません。
351(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/13 20:24 ID:myftY+Gd
>>347 デヴィッド・ブロムバーグは今日感想を書こうと思ってたまたま聴きかえしていた所です。
私はデッドはスタジオ盤はワーキング〜が今の所気に入ってます。すかすかで音のすき間を
充分にとってて、今の所自分がもってるライブアルバムにはあまりない感じがするからかな。
でも聴き込むにつれて、これからも好みはころころと変わるとは思います。
>>348-349 ヒューイ・ルイスは流石に流行った曲は覚えてますね。コステロの1stアルバムは
ザ・ニュースの面々が参加していたように思います。売れてた頃からドサ周りが似合いそう
な風情だったので、そういうオールドナンバーのカバーこそがはまりそうですね。
最近は本当どこいったんだと思っていたら地道に活動しているみたいですね。
これから教えてもらったサイトで視聴してみます。
>>350 お金にある程度余裕が出来るようになると、ついあれもこれもとほじくり返して
結局あまり聴かないということがままありますね。私はここで教えてもらった
アルバム達はじっくり時間を掛けて楽しみたいと思ってます。少くとも高校生の頃とかに
一枚のアルバムを何回も何回も繰り返して聴いてた頃のことは忘れないようにしないと
いけませんね。

お薦めの感想:デヴィッド・ブロムバーグ・バンドでミッドナイト・オン・ザ・ウォーター。
お薦めのwanted dead or aliveは見つからなかったのですが、同時に名前の挙がっていたこのアルバムを
購入しました。彼の斗惚けたような感じの声は和むなあ。バックコーラスの女性陣はど偉く豪華ですね。
でもコーラスが入ってる曲は彼のヴォーカルが喰われている部分が無きにしもあらず(w 個人的には
フィドル大活躍のブルーグラスっぽいインストが意外と良かったです。アイルランド音楽っぽい
所も感じられて、カントリー/ブルーグラスのルーツをかいま見た感じがしました。
その他8曲目でのギタープレイは特にカッコ良かったです。
352名盤さん:02/02/14 12:47 ID:qUW0W1Z7
俺のお薦め。
昨晩レス書こうとしたら友人の呼び出しが・・・バッテリー上がりは仕方がないが、埼玉から国立まで呼ぶとはツライのう。
てなわけで本日は休みなので今ゆっくりと書き込みます。
今日はあと一週間後に迫りましたブライアン・ウィルソン来日公演に向けてのお薦め。
たまにはこんなのもいかがでしょう、映像編です。
ビーチ・ボーイズ「An American Band」85年です。
ビーチ・ボーイズには「エンドレス・サマー」というヒストリーものが98年に出ております。
こっちの「An American Band」の方が元祖ヒストリーヴィデオでありまして、今ではヴィデオとLDでしか見れない貴重なものでもあります。
内容の方は衝撃度が高い!
例えば幻の「スマイル」からの音源が映像付きで見れるたぁ、とんでもないことです。
思わずグリンプスを思わせるんですね、ヴァン・ダイク・パークスの発言もそのまんまグリンプスに繋がるし。
TVのコメディ番組に出演した際の楽しげなメンバーを見れるのも大収穫です。
カールが「俺は車が大好きなんだ」ってホットロッドカーを買いに行くシーンは車好きの俺には辛抱たまらんです。
名曲「Surf's Up」をブライアンが弾き語りするシーンがこのヴィデオの存在価値を高めているのは言うまでもありません。
このシーンだけのために購入してもよろしいかと思います。
チェコ公演(ソ連侵攻直後!)での映像もびっくり、メンバーの発言も面白いですよ。
「新聞によるとライブは夜行われる、とさ」「だから何さ?」「フツーはライブは夜だ!」とかって。
70s中期にブライアン復帰の映像も、現在あの時期は狂人ブライアンだったと判明しているからこそ違った視点で見ることが出来ます。
そしてデニスのソロアルバム製作風景なんかは(・∀・)イイ!さんは涙もんでしょうなあ。
カールのソロアルバムからの曲も見れまっせ。
悲しみのデニス死亡ニュースやメンバー記者会見なんかはここだけでしか見られません。
全体的に「エンドレス・サマー」より貴重な映像が多いので順番としては「エンドレス・サマー」から「An American Band」へいくのがよろしいかなと思います。
ではではまた次回です。
353(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/14 21:33 ID:kkED67qC
>>352 私も今日忙しくて今初めてスレをみましたよ。
エンドレス〜の方は一部?NHKか何かでやってたのを見ました。Do you wanna danceでデニスが
フロントで踊っている映像が記憶に残ってます。あとブライアンとマイクが割と仲がよかったので
安心しました。サーフズ・アップの弾き語り!うーん見たい。DVDになりませんかねえ。
ところで以前薦めてもらったブラザー期ビーチボーイズはだいぶ最近聴き込んできたので
感想をぼちぼち書いていきます。

お薦めの感想:ビーチボーイズでLove You。
2in1で買ったのですが、15 big onesと一緒に語るのもあれなんで別々に。
15 big onesも悪くないですが、個人的にはこっちの方が好きかなあ。
シンセの評判があまり良くないみたいですが、ハイ・ラマズとかステレオラブとかから
ビーチボーイズを後追いしたような私にとってはとても楽しく聴けました。玩具箱のような感じで楽しい。
なんといってもBB5には前2者にはない分厚いコーラスがあるので別格です。
しかしこの時期のブライアンの声の皺枯れ具合は、トム・ウェイツのスモール・チェンジと
その前のアルバムを聴いたときぐらいびっくりしました。声が変わりすぎ。。。
354名盤さん:02/02/15 01:30 ID:qoNAxP7Y
俺のお薦め。
そうでしたね、日本H協会の番組で2回に分けてエンドレス・サマー放送されましたね。
ありゃ確か2年くらい前だったかな。
当然ヴィデオに録ってありますが、DVDで発売されたエンドレス・サマーはおまけ映像が入っているのです。
つ〜ことは買わにゃイカン、という結論に達しますな。
さて本題の今日のお薦め盤はまたもやファンクのアツイ血潮がたぎってしまうものをお一つ。
コモドアーズ「Heroes」80年です、これまた100円コーナーからの救出品。
コモドアーズと言えば歌うたらこ唇・リチ夫ことライオネル・リッチーのバラードが有名です。
しか〜し!彼らの本領はファンクだって御存知ですかい?
元々初期は「マシンガン」「ザ・バンプ」等インストのファンクが流行っていたわけでして、ヴォーカル入りもナイスな名曲が多いんですな。
例えば「ブリック・ハウス」とか「スリパリー・ウェン・ウェット」なんて超弩級ファンクもあったりします。
これらの曲は大ヒットしておりますが、やはりバラードにイイものがあるのも事実。
「スウィート・ラヴ」「スリー・タイムス・レディ」「セイル・オン」「スティル」等は名曲ですね。
てなわけで本日のお題目「Heroes」もファンク&バラード路線の円熟期アルバムです。
前作「Natural High」から全米一位のヒット「スリー・タイムス・レディ」が生まれたこともあってバラードに重きを置きました。
・・・なんてところを感じさせないところが実に憎い。
いきなり出だしからノリノリのファンクで攻められます。
リズムセクションの一体感は実にスゴ〜って思いますし、チョッパーがまたテクがよろしい。
リチ夫のバラードタイムは黒人バンドにしては珍しくアコースティックギターが目立つ作りとなっており、この辺新鮮に感じます。
「Jesus Is Love」なんて曲もありますが、タイトルからして想像つくでしょうけど、もろゴスペルです。
切々と歌い、次第に感情の高ぶりを伝えるリチ夫が実に素晴らしい出来ですわ。
ところで、コモドアーズってリチ夫の他にもう一人ファンキーブラザーがおります。
ドラムのウォルター・オレンジがその人でして、実にイイ感じの歌声を聴かせてくれます。
「ブリック・ハウス」でのあの声がオレンジだったりしまして、ファンク系だとこの人の出番なんですな。
ホントは初期コモドアーズをお薦めしたいんですが100円コーナーには転がっておりませんで・・・・。
ではではまた次回です。
355(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/15 17:14 ID:yRuOPKnd
>>354 えーっ、ボーナス映像が入ってるんですか。DVD買わねば。>エンドレス〜
ライオネル・リッチーといえば悪評ふんぷんのWe are the worldぐらいしか知らなかったんですが、
昔はグレートな仕事をしてたんですね。コモドアーズもベスト盤くらいしか見掛けませんなあ。
昔はインストバンドだったのか。知りませんでした。
バラードでアコースティックをうまく使うファンクバンドといえばアイズレー・ブラザーズとか
好きです。彼らも70年代の6人編成期くらいしか聴いた事無いんですが。
でもここら辺の人は実にエロい(w、いい声をしてますね。

お薦めの感想:ジョニー・キャッシュでアメリカン・レコーディングス。
ジャケットの写真は死神博士みたいですな。全曲彼の弾き語りで、淡々と曲がつづいていきます。
弾き語り自体も技巧を凝らしていたりという訳ではないのに、一曲一曲彼の深みのある声で
歌われるとついつい聴き込んでしまいます。BGMにはなりにくい種類の音楽だと思います。
コーエンやトム・ウェイツのカバーもしてるみたいですが、彼の自作曲のようでした。
IIとIIIはまだ聴いてないんですが、是非聴いてみたいです。
356名盤さん:02/02/16 01:23 ID:nzfGzzzF
俺のお薦め。
そうなんです、ボーナス映像入っております。一応以下に記しておきましょう。
「Surfin」「Things We Did Last Summer」「Little Deuce Coupe」「In My Room」「Sloop John B」といかにもベタなボーナスですが。
そういう事実をお伝えしつつ今日はすっとぼけたアルバムを紹介しましょう。
愉快痛快なメキシカンバンド、ロス・ロボスの「Papa's Dream」95年です。
何と言ってもロス・ロボスは「ラ・バンバ」が超有名、このアルバムでも再演しておりますが趣向がちと違います。
何故ならこのアルバム、子供向けのアルバムなんですね。
Music For Little Peopleちゅうシリーズの一環となっております。
てなわけでオールドスタイルの50〜60sのロックばかりをカバー、その合間におしゃべりが入るって内容です。
正直ジャケ買いでした、何とも言えぬほのぼのしたジャケでしておじさんが子供達と歌っているバックでメンバーが演奏しているって絵。
にわとりは歌うわ、太陽はほほえむわ、馬(?)型気球は飛ぶわのこの絵は見ていると和みます。
初期のロス・ロボスってこういう音楽やってたな〜って感じのルーツロックやメキシコ民謡をほのぼの演奏するのは聴いていて楽しいです。
合間のおしゃべりはパパことLalo Guerreroおじさんが子供達とメキシコなまりの英語で話をしております。
あたしゃ英語はよう理解出来んのですが、旅しているって感じの話なのかな?
帰国したら(・∀・)イイ!さんに解読してもらおう。
しかし彼らも「コロッサル・ヘッド」みたいな怪盤出してみたり、こういう超ほのぼの盤出してみたり幅が広いなあ。
ある意味NRBQみたいな気がしますよ。
ではではまた次回です。
357でんぷん:02/02/16 12:19 ID:f4kaJWez
>>348
NRBQの4枚、だいぶ頭に入ってきました。「YOU GOTTA BE LOOSE」は
初めのうちはギターが寂しい印象だったんですが、慣れると平気ですね。
基本的にはリズム隊のしっかりした音が好きなので、そちらを聞いてる
分には気持ちいいアルバムです。スタジオ盤は、そういう意味でリズム
が軽いかなという気もするけど、全体のスカスカまったりな感触と飄々
とした歌声が合っていていい感じです。「Diggin Uncle Q」はAmazon
から届くはずの最後の一枚であります。

レスだけというのも、あれなので、ここに書くのはどうかなぁと思う
けど、最近よく聞いてるものに
World Tour / Joe Zawinul & The Zawinul Syndicate(1998年)
というものがあります。ウェザー・リポートを率いていたキーボード
奏者の最近のライブ盤ですが、アフロっぽいリズムでひたすら疾走す
るかっこいい曲から、同様にアフリカンなVoによるまったりした和み
系、スペーシーなシンセが活躍する曲からザヴィヌルのシンプルな
ピアノ・ソロまで。様々な音楽性をライブという自由な空間で奔放に
展開しています。ウェザー・リポート時代の革新性とは違うと思いま
すが、これはこれで洗練されたジャズとは違う、ライブならではの大
らかなノリがあって好きなんですよ(^^;。
358sara:02/02/16 15:39 ID:QH4XT+EV
>>355
ジョニー・キャッシュのアメリカン時代、個人的にはVが一番好きです。
そのなかでも、ラッキー・オールド・サンの弾き語りが最高。
デッドもライブでやっているそうですが、
友人が最近まで同じ曲とは気付かなかったと申しておりました。
未発表曲集を合わせて、4枚組みのアメリカン・ボックスが
出るとか出ないとかいう話もありましたが、
最近は続報を聞かないので、立ち消えかも・・・。

ジョニー・キャッシュの弾き語りを聴いていて、なぜか思い出すのは、
ロックじゃないんですが、
パブロ・カザルスの「無伴奏チェロ組曲(バッハ)」
1936年あたりの録音なのですが、
「本当に一人で弾いているの?」と思う一方で、
音はそんなに良くないのに、
何か熱いものが伝わってくるというか、
聴いているこちらの心が洗われるような気がします。
スレ違い?だけど、なんとなく頭をよぎったので・・・。
あ、カザルスに匹敵するのが、高橋竹山の津軽三味線の独奏。
特に、即興曲「岩木」はすさまじい。
10年前に大阪でライブを見たけれど、MCはほのぼのしているのに、
演奏は鬼気迫るものがあって、涙が止まらなかった。

この二人の独演に匹敵しそうなロック音楽は?
と思ったら、ふと思いつくのが、ボブ・ディランの
ロイヤルアルバートホール・ライブの1枚目。
ライナーに「蜘蛛の糸のはりめぐらしていくようなハーモニカ」
みたいな表現があったけれど、
特に、ミスタータンブリンマン、ヴィジョンズオブジョハンナ、
女の如く、のハーモニカは、あちらへ逝ってしまっているという感じ。
カザルスも、竹山も、そしてこの時のディランも、
あっちの世界で音を鳴らしているというか、
この世のものではない音を、この世におろして奏でているという感じ。
音楽のカテゴリーを超えて、何か言葉にはならないものを伝えようと
しているのだろう。
なんかえらそうなこと書いてしまって、すみません。
359名盤さん:02/02/17 01:45 ID:E8rRCPOh
俺のお薦め。
でんぷんさんがQをこんなに購入するとは嬉しい限りです。
てなわけで本日はまたもやQを語ります。
DIGでの評論ではこれが一番の傑作と言われております。
俺は前作「Tiddly Winks」派なんですけどね。
名門ベアズヴィルレコードからの唯一のアルバム「Grooves In Orbit」83年です。
CD化に際して未発表曲が2曲追加されており、お得感がアップしております。
このアルバムでのビッグ・アルは割とカントリーに根ざしたプレイを聴かせます。
勿論彼のルーツがカントリーなのは今まで散々語ってきたのですが、このアルバムはより顕著。
何せ「Get Rhythm」のカバーがあるくらいですからね。ビッグ・アル大爆発。
しかし、ビッグ・アル自作曲が一曲も入ってないのがちと残念・・・・。
今まで語りませんでしたが、ベースのジョーイってえらく巧いですね。
キース・リチャーズお気に入りのベーシストだってのも頷けます。
ビル・ワイマン脱退後に後がまになるんでないかって噂もありましたが、自由気ままにQでプレイしたかったらしく、この話は流れましたのはファンには知られた話です。
このアルバムでの主導権はキーボードのテリー・アダムスでしょうね。
収録オリジナル曲の半分以上を占めております。
しかし、この人は歌わせると実にヨレた歌い方する人でして、自作曲でもビッグ・アルやジョーイに歌わせるのが多いんです。
テリー入魂のもう涙腺直撃のポップな出だしのナンバー「Rain At The Drive-in」で決まりでしょう!
お馴染みのほのぼのバラード「My Girlfriend's Pretty」やハチャメチャな「Smackaroo」、テリーのヨレたはずしっぷりがイカしている「When Things Was Cheap」等Q節全開。
すっとぼけた可笑しい味わいの「Daddy-O」なんか聴くとロックバンドでこの手の音だすのはQしかいね〜なあって気になります。
ゲストプレイヤーはやはりこの人か・・・いや、この人くらいしか来てくれないのかジョン・セバスチャン。
珍しくハーモニカではなくドブロやバンジョーをプレイしてます。
もし興味があったらこれも良い出来なのでいかがでしょう。
(・∀・)イイさんは帰国したら俺の家で浴びるほどお聴かせ致しますので、まあ覚悟して下さい(w
ではではまた次回です。

360でんぷん:02/02/17 23:31 ID:g7qEDRm7
ええっと〜。
元トライアンフのギタリスト、リック・エメットの2000年のライブ盤でage!!
361名盤さん:02/02/19 01:51 ID:XXJU091N
俺のお薦め。
・・・・?
はてさて(・∀・)イイ! さん仕事がお忙しい様子ですね。
あまりレスすると感想書くのが面倒でしょうから、取りあえずageだけしておきましょう。
362でんぷん:02/02/19 22:47 ID:VuxArC5X
しばらく空ageの方がいいんでしょうか。
今grateful dead「nightfall of diamonds」89年ライブ音源を聞いてます。
音質とても良いし演奏もパワフルでいいです。ここんとこのDPはあまりピン
と来なかったがこれは久々のヒットか。
363kara:02/02/20 18:39 ID:TxeObkpI
age
364ななし:02/02/20 19:01 ID:3tVxepxc
このスレつまんねー
個人所有すんな
365名盤さん:02/02/21 13:08 ID:sg/nA8Yo
俺のお薦め。
よっしゃ!今日は待ちに待ったブライアン・ウィルソン来日公演だ!
感動の涙を流してきて感想でもレスしますよ。
つ〜ことでage。
366名盤さん:02/02/22 02:08 ID:838f1+U3
ageっす。
367(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/22 13:12 ID:t/gi2sL1
プロクシ規制のとばっちりを受けて、今日まで書き込めませんでした。
レス遅くなりまして申し訳ありません。m(_ _)m
プロバイダが公開串つかってるみたいでした。jp串じゃないと書けないみたいですね。

>>356 >>359 >>365 ロス・ロボスはミッチェル・フルームと組んでる作品が軒並評価高いですが、
未だにちゃんと聴いた事はありません。しかし、ラ・バンバは聴いた事がありますよ。
彼らも子供向けにアルバム作っているんですね。でもそういうのこそあなどれませんね。
ところで英語はもう私も適当に会話してるんでそんなにスキルは高くありません(´д`;)。。。
こっちの人はなまりがきついんで、下手な英語でもあまり気にしないみたいです。
NRBQは帰国した際にはぜひぜひ。
ブライアンの公演の方もどんなだったか聞きたいです。
>>357 >>360 >>361
ザヴィヌルは、ウェザー・リポートとビッチェズ・ブリューは一応聴いた事が
あります。ここら辺はファンク&ロック色が強いから私の様なジャズ初心厨でも興奮できました。
現在でも一線で活動してるんですね。以前もどなたかがパット・メセニーを薦めて下さいましたが、
ジャズもOKですよ。ワー板関連の音楽も色々と聴いてみたいんですが、ジャズの方がすぐに
手に入る環境にあります。ただ私が厨房な感想しかレスできないところが難ですが(w
ナイト〜も売ってるのみましたが、今の所わたしはDPvol.14を聴き込み中です。
次はそれにしようかな。
>>358 キャッシュはボックスの代わりに曲テーマ毎のベスト盤がでてますね。
竹山さんは私の先輩にあたる人が聴かせてくれましたが、私も、鬼気迫るとはこのことか、
と思わせられました。私が最近聴いてそういう感じを受けた音源といいますと、
超有名盤かつロックではありませんがマイルスのカインド・オブ・ブルーです。
パット・メセニーを聴いていらいジャズも少しずつ聴いてますが、これは私にとっては
特に印象的でした。
>>364 そのレスであなたのストレス発散ができたならこのスレの存在価値も
いくばくかはあるということで。。。

お薦めの感想:リンダ・ロンシュタットでHasten down the wind。
お薦めみつからず&初めて聴くので代表作として紹介されてたこれを。
カーラ・ボノフ作の曲が良かったです。とくにIf He's ever nearが好きです。
アップテンポな曲よりもスローな曲のほうが伸びやかで、凛とした彼女の
歌声が映えて個人的には好きですね。
スペイン語の曲は何歌ってるのか分からなかったけど(´д`;)、これもいい。
368名盤さん:02/02/22 23:14 ID:VutFgFi9
ウェッブ・ブラザーズのマルーンとか
369名盤さん:02/02/23 02:47 ID:8zFB12HS
俺のお薦め。
いやいや、お帰りなさいませ。
では早速ブライアンのライブレポートをば。
前回、すなわち99年の来日ではライブ前に15分ほどバンドとブライアンの歴史みたいな映像が流れて、これが実に効果的でした。
今回もそのパターンかな、と思っておりましたが違いましたねえ。
アメリカ国旗の黒いトレーナーっぽい服装のブライアンとバンドが出てきて演奏が始まりました。
ベアネイキッド・レディースの「ブライアン・ウィルソン」ちゅう曲のカバーでスタート。
う〜む、自らを賛美した曲をカバー、しかもアカペラとはなかなかのスタートです。
で、例のヴァイブの音が効果的な「ティル・アイ・ダイ」は素晴らしい出来!
デニスの曲「フォーエヴァー」なんかをやってくれるあたりなかなかツウ好み。
俺の私的ビーチ・ボーイズのバラードフェイヴァリットな「プリーズ・レット・ミー・ワンダー」でついに涙腺がゆるみます。
アンディ・ペイリーとの音源発売してないはずの新曲「デザート・ドライヴ」はサックスソロがイカしているロケンロールです。
「サーフズ・アップ」がまさかライブで聴けるなんて!
「ヘルプ・ミー・ロンダ」は会場のみんなでサビの大合唱です。
で、ペット・サウンズ全曲になだれこみます、これは一言「生きてて良かった!」
アンコールは怒濤のヒットメドレーでして、一曲ブライアン自らベースを抱えるシーンも!
全体的にブライアンの声のよれよれっぷりをバックバンド(これが実に巧い!)が支えているって感じのライブでした。
ブライアンは殆ど楽器は使わず、手をひらひらとさせたり、糸巻き巻きみたいにくるくる胸の前で回したりするのがいかにも楽しそう・・・つ〜かヴォケ老人一歩手前みたいな感じもせんでもない。
いや、でもブライアンは全曲歌い通しましたし、「アリガトー」とほぼ一曲ごとに申してました。
コーラスもさすが11人編成のバンドだけあって分厚くて大満足。
またブライアンには来て欲しい・・・でももうすぐ60歳だからこれが最後なのかな?
ではではまた次回です。
370(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/23 18:01 ID:0TTI9765
うわー、また串規制。やっとこ串をみつけた。。。

>>368 このミュージシャンのこと良く知らなかったので調べたら、親父がジミー・ウェブなんですね。
丁度5th ディメンションを最近買って愛聴してるんでタイムリーです。試聴してみます。
>>369 フォーエヴァー、サーフズ・アップにペット・サウンズ全曲とは!
いいなあ、(д)ウラヤマスィ。私が串を探している間にそんないい目にあってたのか。
ブライアンも元気なうちは今みたいに積極的にライブをやってもらえるといいですね。
ところでバックバンドはやはりジェフリー・フォスケットとかワンダーミンツの面々だった
のでしょうか?それとも新バンドなんですか?
どちらにしろ彼らはBB5フリーク中のフリークなんでしょうね。

お薦めの感想(女性ヴォーカル編):スティーヴィー・ニックスでストリート・エンジェル
フリートウッド・マックでの美声は見る影もなく、皺枯れた声でした。
でもゲストは結構豪華でディランも「女の如く」でハーモニカを吹いたりしてました。
シンプルな歌詞は陳腐な所もあるけれどなかなか良かったです。
ジャケットはえらく若作りしてますがこの人一体何才なんでしょうか。
371名盤さん:02/02/24 00:21 ID:ZgVc0KR2
俺のお薦め。
串規制ですか、だったらかちゅ〜しゃを導入してはいかがでしょう。
俺も串規制をきっかけとしてかちゅ〜しゃにしたらこれがまた楽ちん。
ブライアン公演、バックは前回同様ジェフリーとワンダーミンツが基本です。
で、アンディ・ペイリーも加わるという豪華布陣、リズム隊超絶巧かったし。
スティービー・ニックスは・・・でしょうなあ、声が荒れているって言ったじゃないですか。
よって近年のスティービーは俺はツライものがあります、年齢も50代半ばだったような気もせんでもない。
で、今日のお薦めはスティービー関連でフリートウッド・マックの「Tango In The Night」87年です。
これは大ヒットしたアルバムでして、メンバーがソロ活動でバラバラとなり「最早マックもこれまでか」と思われた時期に出たアルバムなのです。
アルバム全体を通してリンジーの活躍っぷりが印象に残りますが、彼はこのアルバム発表後脱退するので有終の美を飾ろうとしたのでしょう。
まあとにかく上質のポップロックが繰り広げられておりまして、頭3曲の流れなんか最高です。
リンジーの「Big Love」、スティービーの「Seven Wonders」、クリスティンの「Everywhere」、これはヒットして当然な傑作かと。
クリスティンってキーボード弾きながら歌うせいか、リズム感が抜群なヴォーカルをとりますね。
で、スティービーは歌うのとステージでヒラヒラするのが専門なので、どうもイマイチノリが悪いというか何というか。
思うにスティービーの声がダメになる境目ってのは以前お薦めした「ライブ」とその次作「ミラージュ」の間だったのではないかな、と。
「ライブ」ではまだ高音が出るんですよ、例えば「Dreams」でのオクターブ上がるあたりなんかの再現ですね、あの声が「ミラージュ」では出ていないのです。
どうもドラッグやらアルコールでダメになったくさいですよ、ヴィデオでの本人発言によると。
おっと、アルバムの内容の続きを書かねば。
で、ヒットした「Little Lies」、こりゃあイイ曲です。
クリスティンのヴォーカルが実に雰囲気ありまして、サビでのスティービーの復唱がまたイイ。
アルバム最後を飾る「You&I Part2」、これがちょっとした小曲ながら小粋でポップで言うこと無し、実はアルバム中一番気に入った曲だったりします。
ところでこのアルバム、キーボードにオリエンタルなフレーズが随所に聴かれますが、どこからヒントを得たんだろうと思ったら・・・・。
THE ALBUM IS DEDICATED TO JUDY WONGって書いてあります。
ひょっとして・・・・これはジュディ・オング?つ〜かそうとしか読めないんですけど。
もしジュディ・オングだとしたら随分変わったつながりがあるんだなあ、と。
ではではまた次回です。
372(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/24 20:36 ID:4UJcwOUv
最近はソニー系の安売りをしてるので、ちょっと板違いですが
マイルス・デイヴィスをちょろちょろ買い集めてます。
ELOも「ディスカバリー」が安く売ってたので早速ゲットしてみました。

>>371 私はLinux+mozilla使ってるんで、かちゅーしゃが入れられないんですよね。
navi2chも試してみましたが、ついついmozillaを使っちゃいます。
皺がれたスティーヴィーの声もマリアンヌ・フェイスフルみたいで味がありますが、
高音も出た上でそういう声がだせると尚良いのにと思うのはさすがに贅沢を言いすぎでしょうか。
ジュディ・オングとどういうつながりなんでしょうね。ジュディは華僑の人に人気があるから
アメリカでも公演を開いたりしてたのでしょうかね? スティーヴィーのスタイリストと
ジュディ・オングのスタイリストは被ってそうな感じもしますが(w
案外そこら辺で知り合ってたりして。

お薦めの感想:ロビー・ロバートソンの1st。
これは確かにザ・バンドのサウンドを期待するとちょっと期待外れかもしれませんね。
ラノワつながりでアイヴァン・ネヴィル、ピーター・ガブリエル、U2が参加してましたが
それぞれもち味を出しててカッコいいです。ちょっとロビーは喰われ気味かも。。。
4thでのヴォーカルは力み無く渋い声なのが、ここでは少しうわずり気味なのがちょっと
残念でした。でもリチャードに捧げた一曲目は間違い無く名曲だと思います。
2ndも探したら是非聴いてみます。
373名盤さん:02/02/25 02:26 ID:3UgUhtpq
俺のお薦め。
実は明日は給料日なので御座います。
すなわちLP発掘隊の出動ってことです。
丁度休みの日になっているので都合がイイわい。
つ〜ことで朝から出撃するため寝ます。
報告致しますのでしばしのお待ちを。
374(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/25 17:46 ID:UWL8YHrL
>>373 私も今日は$50を握りしめてCD屋にむかいました。
何枚か買って店を出ようとしたところで、フィルモア・イーストの写真集を見つけたんですが、
やはりというかデッドのライブ写真が結構載ってました。ジョン・セバスチャンも見開きで載ってたり
してミュージシャンの人選がちょとマニアック。でも時間旅行ができるなら行ってみたい場所の
一つではあります。

私からも久々に紹介をひとつ:サム・クックでキープ・ムーヴィン・オン。
他のスレで言及されてたんで興味があって買ったんですが、昔でたベストと
あまり重複もなく、音もよくなってて、しかも未発表曲が2曲!+激しくソウル+な逸品でした。
でもスレの趣旨とはちがってあまり地味ではないですね。。。
375sara:02/02/25 18:31 ID:oxEyFWAm
>>367
kind of blue かあ・・・。
なぜか、一枚だけ自分で買ったジャズのレコードがこれ!
うーん、そういえば雰囲気?似ているかもしれない。
聴きなおしてみよう・・・
それから、オヤジが昔買ったやつで、ガキのころ訳もわからず
聴いてた、サンタナとジョン・マクフラリン??の競演アルバム、
あれもイタコ弾きだったような・・。
コルトレーンをカバーしていたけど、発掘して聞いてみます。
376名盤さん:02/02/26 02:27 ID:LMxU9J+d
俺のお薦め。
掘ってきましたよ、発掘隊。
てなわけで以下は報告に当てて、これをそのうちお薦めしていきましょう。
ライオネル・リチ夫「オール・ナイト・ロング」、コモドアーズ「ナイトシフト」、ジェフ・ベック「ワイアード」、
アイズレー・ジャスパー・アイズレー「同タイトル」、スパンダー・バレエ「トゥルー」、スーパートランプ「ライブ・イン・パリ」、
トム・ジョンストン「真実の響き」、イエス「究極」、クリスティン・マクビー「同タイトル」って感じですかね、主立ったところは。
今回は色々何軒か回ったのですが、何せ先月俺と子分達で散々掘り起こしたあとだったので、ろくなもんが発掘出来ませんでした。
次回は都内に出撃してこなきゃいけないかもしれません。
でも(・∀・)イイ!さんなら埼玉でも美味しいLPをたくさん発掘出来るかもしれませんね。
俺は60〜80sが専門なので近年のものはあまり発掘してませんので・・・・。
で、今日の発掘品から取りあえずこれからいかがでしょう、ポーグス「墜ちた天使」88年です。
ケルト風味のロックと言えばビッグ・カントリーやウォーターボーイズが思い浮かびますが、なかなかどうしてポーグスは実に濃いケルトロックです。
ものすごくケルト風味濃い曲がある一方、ケルティックパンクとでも形容すべきスピーディーな曲が愉快痛快です。
もごもごと歌うシェイン・マクゴーワンのヴォーカルがカコイイのですが、バックの演奏も上手い連中が固まってます。
エレキギターを一切使わないくせに(ベースだけエレキかな)これだけロックを感じさせるアルバムってのもなかなかありません。
感動的なバラード「Fairytale Of New York」はクリスマスソングの定番と言われていますが、美しい曲で思わず涙腺がゆるみます。
不慮の事故で亡くなったカーティス・マッコールがゲストでデュエットしており、これがまた効果的。
その他すっとぼけた曲もあったりしてお買い得でした、ずばりジャンクCDコーナーで掘り出して100円。
ではではまた次回です。
377(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/26 23:20 ID:+12hbI0R
>>375 カインド・オブ・ブルーは私も本当に深い所までは聴けてないのかも知れませんが
3曲目のビル・エヴァンスのイントロは思わず息を飲んでしまいます。
サンタナ+マクラフリンのアルバムもあるんですね。これもおもしろそうですな。
>>376 ポーグスのそのアルバムは私は定価(1700円?)でかいました(涙
この2作ぐらい後でシェーンはバンドを追い出されるんですよね。
このアルバムは昔結構聴きました。そのころはルーツ系のロックはあまり好きでは
無かったんですが、これだけは何か演奏のスピード感が気に入ってました。
Fairly Tale〜はいいですよね。クリスマスの定番ソングだ。
あの掛け合いはいつ聴いても楽しいです。歌詞がすごく好きです。
カースティ・マッコールはあとスミスでのコーラスで好きになりました。
改めて合掌。

お薦めの感想:ビーチボーイズで15 Big ones。
日本盤のブライアン「イマジネーション」にピチカートの小西氏がこのアルバムを
引合にして言葉を寄せてたので気にはなってましたがようやく聴けました。
肩の力を抜いて聴ける楽しいアルバムでよいです。確かにバックの演奏が薄いところが
無きにしもあらずですが、あまり気になりません。
でもオールディーズのカバー曲の方が出来がよいかも。。。
378名盤さん:02/02/26 23:22 ID:r49VTwDE
ベートーベンの3RDアルバム
379名盤さん:02/02/26 23:23 ID:W1piXEO1
バッハとモーツァルトのスプリット7’
380名盤さん:02/02/27 01:17 ID:kjMVZcTS
俺のお薦め。
サンタナと枕不倫もといマクラフリンの共演盤「魂の兄弟たち」はなんつ〜かムズイ内容ですぜ。
俺もこないだ100円で掘り出してきたのですが、スリ・チンモイっていう宗教指導者に捧げる内容の為、ロック的な要素があまりないのが特徴ですかね。
ラテンでギラギラ油ギッシュなサンタナが好きな俺にとってはこういう線香臭いアルバムは正直苦手でした。
ま、でも100円だし損はしてないから・・・・帰国したら聴かせますよ。
さて、今日はサンタナの名前が出たのでラテンで油ギッシュな時代からこれをお一ついかがでしょう「Abraxas」70年です。
サンタナの定番中の定番且つロック史に残る名作ですが、まずはこれからこのバンドの色を感じるのが得策かと思われます。
他に3rdやら「Caravanserai」「Amigos」「Moonflower」なども聴いて欲しいところですが、定番からまず。
まあこのジャケのすごいことすごいこと。
実に濃いジャケですよ、裏ジャケのグラサンの人は意味不明ですけど。
内容も濃いわ濃いわ、代表曲がずらりと並ぶ様は圧巻です。
「Black Magic Woman」「Oye Como Va」「Neshabur」「Mother's Daughter」「Samba Pa Ti」等いやはや。
お馴染みの「Black〜」は元々フリートウッド・マックの曲ですが、これをラテン風にアレンジしてサンタナ得意のギターソロで一丁上がり。
マックといえどもピーター・グリーン時代なので、ブルースロック時代の曲です。
「Oye Como Va」「Samba〜」はもろラテンな内容の曲にギターがギュイイイ〜ンと鳴るという、もろサンタナの世界です。
「Neshabur」はイントロが実にイカス曲でして、各々がソロを取り合うのがスリリングです。
全体的にはラテン、ジャズ、ブルース、ロックを雑煮にしたような内容となっており、彼らのアルバムの中では一番濃密な世界が繰り広げられております。
演奏のテクとしては大したこたぁ無いのでしょうけど、とにかく勢いが勝っておりぐいぐい聴き進むことが出来ます。
特にドラムのマイク・シュリーブは情熱的なプレイが得意でして、ウッドストックにおけるドラムソロなんかはスゴイっすよ。
サンタナと言えばパーカッション隊が大活躍ですが、映像で見ると圧巻ですね、パーカッション2もしくは3、ドラム1、ベースと合計4名はリズム隊がいるわけです。
パーカッションってのは大舞台に映えるもんだな〜と改めて思った次第。
ではではまた次回です。
381名盤さん:02/02/28 01:24 ID:HfT6Zcu6
ノルウェーのバンド、ポゴ・ポップスの92年の1st『ポップ・トリップ』を。
中期から後期のビートルズを彷彿とさせるポップな音なのですが、
母国のヒットチャートで上位を荒らした曲が多数収録されており、曲の粒のそろい具合が半端ではありません。
曲の土台はギター×2、ベース、ドラムというオーソドックスな編成で組み、
そこにでしゃばり過ぎないスタジオでのエフェクトで味付けがされ、良質なメロディーを引き立たせています。
英米のこうした音のバンドの場合、ひねくれた感性や毒の部分を強調したり、ノイジーなギターを前面に出したりして、
故意にメロディアスな部分を隠したりしがちですが、このバンドは母国ではアイドルとしての側面も強いため、
非常にポップな面を強調した甘酸っぱい感じを持っており、モンキーズなどにも通じるいい意味での中庸の良さがあります。
この後、海外進出に伴ってギターを強調するようになり、上記のサウンドのバランスが崩れた上、
ソングライティングの面でも1stの時期の充実度を再現できずにいるのが残念ですが、
1stは文句なしの名盤なので是非聴いていただきたいです。
382(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/02/28 18:56 ID:D6ykMToX
>>380 マクラフリン+サンタナが宗教じみているのはコルトレーンをやっているせいも
あるのでしょうか?マクラフリンはマイルスとやってるのは聴いたことあるんですが、
そっちは結構攻撃的な感じがしました。
サンタナっていうとあれですね。野口五郎が最新作からなんかカバーしてましたね。
あのアルバムで大復活といった感じでしたが、あれはどうなんでしょうか?
アブラクサスはよく名盤ガイドとかにも載ってますが、もう少し早く薦めていただいていれば!
つい最近までソニー盤は2枚買うと3枚目ただセールをやってたのです。
これを機会にELOとかジャコパスとかキャロル・キングの名盤をかってみました。
>>381 1stって女の人がジャケットにのっているやつでしょうか?
ノルウェーのバンドというとアバをすぐ思い出しますが、ビートリッシュなバンドだったのか
>ポゴ・ポップス
名前からなぜか北欧パンクバンドを想像して聴かなかったんですが、試聴してみます。


お薦めの感想:ビーチボーイズでM.I.Uアルバム
前教えてもらった新装クリスマスアルバムのボーナストラックに似た曲が。。。
なるほどビーチボーイズは色々苦労しているんだなあ。このアルバムは俺のお薦めさん
だけでなく、他の方からも薦めてもらった記憶がありますが、このスレのタイトルに
ふさわしい小品といった感じでかわいらしい曲が多いですね。
マイクとカールが元気一杯なのがいいです。
383381:02/03/01 03:14 ID:YMHKJa2c
>>382
ポゴ・ポップスで女の人のジャケットなのは、2nd『クラッシュ』ですな。
このアルバムも悪くないです。
お薦めした『ポップ・トリップ』のジャケはメンバー4人で写ってます。
384名盤さん:02/03/02 00:58 ID:T0TO55qm
俺のお薦め。
月曜日買ってきたLPを何枚か聴いたのでその辺を攻めてみましょう。
さて一発目はトム・ジョンストンの「Everything You've Heard Is True」79年です。
トム・ジョンストンと言っても若い皆さんにはピンとこないかもしれません。
前期ドゥービー・ブラザーズのリーダーだった人なんです。
豪快一直線なサウンドのまさに生みの親だけあって、この初ソロも実にカコイイ!
ドゥービー時代の面影がたっぷり反映されてまして、お馴染みのギターのカッティングが嬉しいなあ。
ヴォーカルも相変わらずでして、のびのび歌うこの人の声がホントにドゥービーの牽引車だったんだなあ、と改めて実感。
バックメンバーもやっぱ西海岸のメンツで固められております。
ドラムはジム・ケルトナー、リック・ショルター、キース・ヌードセン(この人はドゥービーのドラマーです)。
ベースはポール・ストゥールワース、ボブ・グロウブのベテランが参加。
同じワーナー繋がりってことでリトル・フィートからポール・バリアとビル・ペインが参加。
マイケル・マクドナルドもキーボードで一曲だけですがやってきました。
何たって俺が「!」だったのはタワー・オブ・パワーがバックを勤める曲があるってことです。
その一曲だけが超絶リズム、すなわちファンキーなリズムとホーンにドゥービーっぽいギターがからむ内容でして、この一曲で買い!です。
アルバム全体を通して聴くと、前期ドゥービーにホーンを加えてもう少しリズムをファンキーにしたって感じがしました。
ホントにドゥービーそっくり、つ〜か前期ドゥービーのギタリスト&ヴォーカリスト&ソングライターなトムですから当然ちゃあ当然ですけど。
しかし、ベースがファンキーなフレーズを奏でるんですが、やっぱこの人のサウンドにはドゥービーのベーシストのタイラン・ポーターお得意のランニング・ベースが欲しいところなんて思いました。
そうそう、バックコーラスでニコレット・ラーソンが活躍してるのも見逃せませんです、はい。
これだけの充実した内容でありながら、セールス的には平凡に終わったようです。
時代が79年ってことはグラミー賞取ってドゥービーがお洒落AORの頂点を極めた年なんですね。
つまり、世間はあの豪快なドゥービーサウンドより耳辺りのイイドゥービーサウンドを求めていたんでしょう。
で、これは100円でうち捨てられておりました。いや〜超お得だった!
ではではまた次回です。
385(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/02 17:25 ID:LxJY1kjL
>>383 試聴しましたよー。すこしいなたい所もありますが、イギリスのバンドよりも
素直な感じがして、私は好きですね。でも周りに置いてないんですよね。帰国したら是非手にいれます。
ジャケットは確かに勘違いしてました。わざわざありがとうございます( ´∀`)。
>>384 トム・ジョンストンてドゥービーを体調不良かなんかでやめたんでしたっけ。
これは地味な名盤なようですね。でも100円と聞くと新譜を買うのがためらわれてしまう。。。
ところで結局誘惑に耐えられずサンタナ買っちゃいました。まだちゃんと聴いて無いんですが
ジャケットは電化マイルスのジャケを思い起こさせるド派手さ&おどろおどろしさですね。
ついでにビッグスターも買っちゃいました。1st&2ndの方ですが。こっちは今聴いてる最中ですが
ティーンエイジ・ファンクラブの元ネタ満載といった感じですな。3rdよりはストレートな曲が多いですね。
こっちも聴き込んだらちゃんとした感想をかきます。

お薦めの感想:先日に引き続いてビーチボーイズでライト・アルバム
こっちはあまり元気がない地味な曲が多くて、究め付けはHere comes a nightのディスコミックス。
脱力してしまいました。M.I.U.は可愛い地味な曲が多いといった感じでしたが、こっちは
本当に地味な曲がおおい。音楽性はにてないですが、オランダの地味さ加減を思い出しました。
でもデニスヴォーカルの曲は、ワンパターンにも関わらず凄く気に入ってたりします。。。

386名盤さん:02/03/03 02:20 ID:hqwhwulr
俺のお薦め。
トムは体調不良で脱退したのが一応理由になっておりますが、マイケル・マクドナルドの音楽性にやられたって見るのは伺いすぎでしょうかね?
おや!サンタナもビッグ・スターも購入ですか!
う〜む、サンタナはLPで良ければ300円で売っているんですけど・・・・
さて、今日はこれぞ地味名盤の極み、シルヴァーの1stをお薦めしましょう。
76年に出たこれ一枚だけのバンドなんですが、心温まる名盤であります。
キーボードは故ブレンド・ミドランド、そう後にデッドに加入する彼です。
まあとにかくメロディのイイアルバムですね。
特に出だしの「Musician」は泣ける名バラード!
歌詞もまた泣けるんだ「Musician It's Not An Easy Life To Live」なんて一節はもう涙モノ。
ブレンドが切々とエレピを弾きながら歌うのがしみじみします。
一転して明るい曲調の2曲目、コーラスが綺麗な3曲目・・・と駄曲が少ないように思います。
ヒット曲と言えば「Wham Bam」ですけど、これもポップスの極地を行くような曲であります。
しかし、この曲の邦題「恋のバンジャガラン」って何・・・・?
時代的にはウエストコースとサウンドが頂点を極め、且つ頂点を極めたモノは墜ちるしか無いっていう崖っぷちの年が生んだアルバムの様に思います。
何と言いますか、果実は腐り落ちる寸前が一番美味いって言いますがそれみたいな気もせんでもない。
このシルヴァーはデッドファンが触手を伸ばすバンドの様ですが、それよりも真っ当なポップバンドを聴きたいなら是非。
ではではまた次回です。
387でんぷん:02/03/03 11:26 ID:VMtXKjtL
シルヴァーってのは良いんですか。それは欲しいなぁ。
手に入るかなぁ。トム・ジョンストンのソロも、買え
るものなら欲しいですねぇ。去年のドゥービーの来日
公演は観に行きましたよ。新作からの曲もガンガン演
奏したし、かなりの歳のはずですが、みな元気一杯で
素晴らしかったです。
388(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/03 13:32 ID:YCRbpQDT
>>386 ドゥービーはマクドナルド時代も悪くないと思いますが、バンドの名前がドゥービーの
ままだったのはちょっと引っかかりますよね。ところでサンタナも300円なんですか(TДT)?
一応ボーナストラック付き+リマスター仕様だったんで買ってもよかったと自己暗示をかける事に
します。。。LP探検に出た時にはあまりの悔しさで卒倒するかも知れません。。。
シルヴァーは初耳です。
>>387 現在のドゥービーはメンバーってどうなってるんでしょうか。最近の彼らの動向には
疎い物で。。。以前薦めて頂いたデッドの「nightfall of diamonds」ですが、89年のライブなんですね。
私はこの時期はスタジオアルバムも、他のライブアルバムももってないんで凄く欲しくなって来ました。
いま売ってるの見掛けたんですが、財布の中身と相談中です。。。

お薦めの感想:ヴァン・モリソンでフィロソファーズ・ストーン。
未発表曲集ですけど、いやあ、濃い。少し冗長な曲も混じってますが、
何で正式に発表しなかったんだろ?というような曲までさまざまでした。年代順に曲が
並んでるので、彼の声の変遷も楽しめました。彼のディスコグラフィーを見て気付きましたが、
ほぼ毎年、ニューアルバムを出しているんですね。匹敵するのはニール・ヤングぐらいでしょう。
これってunreleased tapes vol.1と書いてあるんですけど、2ndも今後登場するんでしょうか。
彼の滋味あふれる歌声と、シャウトでおなか一杯の2枚組でした。
389(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/03 17:53 ID:YCRbpQDT
以前、マノ・ネグラをえんりげさんと、その他多数の方に薦めてもらいましたが、
残念ながら試聴しかできてません。ところが今日マヌー・チャオという人のCDを見つけました。
この人ってマノ・ネグラのリーダーだった人ですよね。どなたかこの人について情報きぼんぬ!
390名盤さん:02/03/03 18:03 ID:J/xh1LsT
>>389
マノネグラが欧州で火が付きそうになり、レコード会社もこれから
さあ売るゾって時に、音楽業界の商業主義に反旗を翻しバンドを解散して
仲間何人かとボヘミアン的に各国を放浪しながら、路上ライブの旅に出た
マヌー。その時期、ROにインタビューが載ってた。
「スゲー男だな〜、しかし。」
と当時マヌーにロックを感じたのを憶えてます。しかしその後の
活動の詳細は全く耳に入ってきませんでした。
ちなみにそのソロアルバムはどんなカンジでしょうか?興味津々。
391でんぷん:02/03/03 22:31 ID:KfpK7B4P
>388
今のドゥービーはマクドナルドのいない初期型ドゥービーで、新作も
初期ノリのまんまです(^^;)。いいアルバムっす。

ケヴィン・エアーズのライブに行って来ました。良かったです。この人も
地味にいいアルバムを出してますね。「フォーリン・アップ」とか。

で、トムさんのソロは買えなかったですが、シルバーは買えました。
シングル・ヒット曲は時代を感じますが、他の地味な曲がいいですね(^^;)。
分厚いコーラスにほのぼのしたメロディーで、個性はないけど素直に耳に
入ってきます。
392名盤さん:02/03/04 02:44 ID:79/4/bKp
俺のお薦め。
いやいや、でんぷんさん!
Qの他にシルヴァーまでですか!
何か俺の口車に乗せているみたいで申し訳ないです。
でも地味名盤だったでしょ?
(・∀・)イイ!さん、発掘隊出動すると今まで高い金出して買ったCDは何だったんじゃ!と思うことしきりです。
どうでしょう、(・∀・)イイ!さんとでんぷんさんと俺の3人で発掘隊決行しませんか?
4月に帰国するんだったらもうすぐじゃないですか。
さすがにデッド関連はあまり見かけないですが、地味名盤は100円〜500円とかでゴロゴロしてまっせ。
さて今日のお薦めはこれまた発掘品のご報告です。
バックマン・ターナー・オーヴァードライブの「Freeways」77年です。
バックマン・ターナー・オーヴァードライブ、略してBTO、70年代に活躍した豪快一直線のバンドです。
カナダ出身のゲス・フーというバンドから派生したのがBTO、ゲス・フーと言えば「American Women」の全米一位ヒットもあるくらいの存在。
そのメンバーが独立してやってたバンドですから悪かろうはずがありません。
BTOも全米一位がありますよ、「You Ain't Seen Nothing Yet」が74年。
音楽性はドゥービー前期の音をもう少しハードにして、そこからベースが平凡になるかなって感じです。
とにかく豪快ノリ一発勝負。
そんな彼らのアルバムはどれを聴いても同じって気もせんでもないですが、この「Freeways」は趣向がちと違う曲があったりします。
何となくファンクに挑戦したようなものとか(でも何気に良かったりして)、ボサノバっぽい曲も他のアルバムではやったりしてます。
メンバーを見ると、元々は木こりをやってたなんて噂も出たくらいのむさい連中が写真に写ってます。
今が旬のWWFのビックショーみたいな見た目と言えば判りやすいでしょうか。
何も考えず豪快なロケンロールに浸りたい時にはよろしんではないかと思います。
ちなみにこれは値札には600円と付いてましたが、どれでも100円箱に入ってまして、すなわち500円引きだったという。
ああ、100円箱が有る限り俺のコレクター魂は休まるヒマはないようです。
ではではまた次回です。
393(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/04 11:45 ID:1SZUCytU
>>390 なるほど気骨のある人なんですね。>マヌー
情報ありがとうございます。私は試聴して気に入ったのでつい買ってしまいました。
タイトルはProxima estacion esperanzaというアルバムです。
音楽性の方はパンク色は殆ど無くなっていますが、いろんな効果音のサンプリングと、
哀愁のラテンメロディが融合してる感じでしょうか。アップテンポなお祭り曲ももちろんありますが
これもパンクっぽくはないです。どうも私が買ったのは2ndのようで、CMJランキングにもランクイン
し、結構ヒットしたようです。ごった煮感覚が心地よく、最近自分が買った新譜の中では久々のヒットでした。
マノ・ネグラも欲しいっす。
>>391 ケヴィン・エアーズとはソフト・マシーンの方でしたっけ。
ここら辺はぜんぜん知らないんですよね。ジャズの影響が強いプログレと
雑誌で読んだくらいの知識しかないんで、ソフトマシーンから聴いてみようと思います。
ドゥービーは現在は初期メンバーなんですか。新作も出てたとは知りませんでした。
394(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/04 11:47 ID:1SZUCytU
>>392 確かに旧譜は買い控えようと思います。帰国するまではアナログの出てなさそうな
新譜限定に買物しよう。。。
ゲス・フーは最近殆どCD化されたみたいですが、ここら辺もなんとか
安く手にいれたいなあ。それにしてもDJの人達ってこういうLPは買わないんでしょうかね。
私のイメージから言って、ブラックミュージックの地味な名盤は結構人気があって
100円コーナーは少かったりするんですかね。あと、自分は日本を出るさいにコンポもプレーヤーも
一斉処分したんでそこら辺も安く買える所がありましたら教えて下さい(w
オーディオスレも参考にしてるんですが、やっぱ結構かかりそうで。。。

お薦めの感想:カエターノ・ヴェローゾでNoite do norte。
昔買ったレッド・ホット+リオという編集盤でなんとなく興味はあったんですが、
今の今まで本格的に聴く機会がなく、ここまで来てしまいました。
以前薦められたのは「Livro」とかその辺だったんですが、なぜかお店で取り寄せを頼んだら
こいつがやって来ました(;´д`)。お金的に損した訳ではないのでとりあえずこのアルバムで
我慢しようと思ったら、、、これが良かったです。曲自体は落ち着いたものが
多いんだけど、リズムが多彩で飽きることがありません。彼は70年代の作品はもっと凄いそうなんで
期待が高まりました。
395名盤さん:02/03/04 11:48 ID:z6XqQomY
嵐に匹敵する長文だ・・・
396(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/04 17:39 ID:1SZUCytU
>>395 いや、一行レスでもいいですよ。なんか地味な名盤を教えてください。
>>390 昨日の今日ですが、マヌー・チャオはまったんで1stも探したんですが、これもなんとか発見しました。
1stはClandestinoというタイトルで、2ndよりも少しおとなしめで、メロディを大切にしているようです。
もはやどこの国の音楽か分からなくなってて、かろうじてラテン系の音楽と
いう事ぐらいしかわからんくらいごった煮になってます。カエターノといい、ラテン系の非英語圏の音楽も俄然興味が湧いて来ました。
397でんぷん:02/03/04 22:00 ID:0c/0f32v
>392
私の場合、交通費だけでCDが20枚くらい買えそうなんで(^^;)...。

>393
ソフトマシーンの1stでベース弾いてますね。実質的にはケヴィンが
脱退してヒュー・ホッパーがベースになってからがソフトマシーン
と言っていいのですが。ケヴィンはもっといーかげんでダルダルで、
でも歌うとジェントルな渋い低音という、よくわかんねー人です(^^;)。
試聴する場合、初期のダルダルサイケより、後のポップに洗練されて
からの方が勘所がつかみ易いと思います(^^;)。
398名盤さん:02/03/05 01:38 ID:IIVVv7fN
俺のお薦め。
本日衛星放送でペットサウンズの世界なる番組をさっき放送してました。
んで、内容は大したこたぁないんですが、ゲストのミュージシャン(誰なんだか聞いたこともない人でした)が取材受けてた場所がイイんですよ。
どっかのレコード屋だったんですが、壁にずらりとビーチ・ボーイズのLPが並ぶというパラダイス。
しかもその中にひょっこりNRBQの「アット・ヤンキースタジアム」が飾ってあるという悶絶ぶり。
21日のライブ会場の映像よりも、そっちの方が驚きだった・・・・いや、でも21日は俺も見てきたわけでして画面にかじりつきでしたが。
何か最近はでんぷんさんがソフト方面に走っておりますが、レココレ買いましたか?
カンタベリー特集という正にタイムリーな内容でして、当然ケヴィンも触れられておりました。
んで、ケヴィンと言えば俺はこの人を思い出します、オリー・ハルソール!
サウスポーから繰り出すフレーズが実にツウ好みなギタリストでしたね、惜しくも亡くなって10年になりますか。
で、彼関連のこのアルバムを「The Rutles」78年です。
まさかオリーでこれをお薦めするとは、はずし技もイイところなんですが、オリー無くしてこのアルバムは出来なかったと思います。
御存知の如く、このアルバムはモンティ・パイソンのエリック・アイドルがニール・イニス(ボンゾ・ドッグ・バンド)と組んでビートルズの歴史をパロった映画のサントラです。
もう全編ビートルズ節全開なんですが、でもオリジナルというウルトラひねり技。
ギターソロの手癖やサウンドの雰囲気なんかもわざわざ時代がかっているという凝り性っぷり。
何故かリッキー・ファター(元ビーチ・ボーイズ)もジョージ・ハリスン役で出ているという、でもこの人の本業はドラマーなんだけどなあ。
もうどの曲がどれに似ているとかいうレベルは超えてまして、例えば「Help」は「Ouch」になってたりするというパロディっぷり。
映像の方も大爆笑の渦でして、これは帰国したら是非御覧になって下さい。
ラトルズはこの後本家ビートルズが「アンソロジー」を出したのを受けて「アーキオロジー」なんてえのを出したりします。
これまた大傑作なので1stと「アーキオロジー」は揃えても損はしますまい。
ではでは又次回です。
399(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/05 18:58 ID:3v5sb+pT
>>397 なるほど、ソフトマシーンとは別と考えた方がいいのですか。
ケヴィンのソロはでは後期からにしよう。これも中古盤であるといいなあ。
>>398 ラトルズは、まず映画も見た方がいいですよね。
私はそれも見た事が無い。。。曲の方は単体で何曲か聴いた事があります。
チーズ&オニオンとか。映画の方はDVDになってたら是非買ってみたいなあ。
アーキオロジーは聴いた事はないんですが、ジャケは( ̄ー ̄)ニヤリとさせられます。
関係ありませんが、ビッグ・カントリーのクロッシングがリマスターされて
売られてました。しかし、ここは堪えて中古LPを探すぞ!

私からも最近買った物でお薦めを一つ:5th dimentionでMagic garden。
代表作はアクエリアスとかポートレイトとかですかね。
新品だけど割と安かったんでかいましたが、コーラスが素晴らしい。
曲の方もこのアルバムはジミー・ウェブが殆ど書き下ろしててなかなか。
バックは当時の腕こきが勢ぞろい(ラリー・ネクテル、ハル・ブレインetc)という感じで
    ∧S∧
   ( ・∀・)◎ <ゴジャースで良い!
   .[SSSSS] ||
  /::::::|S  (つ
  |::::::/-=-)::||ヽ_
  /::::/∧  ヽ::||::::::::::ゝ
 /::::/_)(___)||::::::/
400名盤さん:02/03/06 01:27 ID:3PnYEvFi
俺のお薦め。
そう言えば安いステレオ欲しいんでしたっけ?
中古でもよろしいのならシステム一式(アンプ、CD、カセット、スピーカー)で10万以下でそこそこの揃います。
ミニコンポは所詮その程度の音でしかありませんので、少々面倒くさくてもキチンとしたステレオ買った方が後々幸せです。
てなわけで安い中古ステレオは穴場がありますので、お任せ下さい。
ちなみに俺がこの正月に買ったレコードプレイヤーは2000円でしたよ。
ま、針がイマイチだったので俺の場合は実家からシュアーのカートリッジ持ってきましたけどね。
安くて使い勝手の良いオーディオテクニカのカートリッジなら新品が3500円だったかな。
すなわちLPはそこそこ聴けるレベルまで5500円でOKつうことですね。
さて今日はガッツのあるロケンロールをお薦めします。
ピーター・ウルフ「Long Line」96年です。
J.ガイルズ・バンドのヴォーカリストだった彼が独立して今でも頑張っているのは嬉しい限りです。
いつまでもガッツ溢れる「男だぜ!」ってな歌いっぷりがサイコーなんですが、ソロでの最高傑作はこれでしょう。
とにかく曲の出来が充実しまくりでして、ロケンロールから感傷的なバラードまで駄曲ナシ。
演奏の方も豪快なギターを中心に、流麗なピアノ、的確なドラム、と無名ミュージシャンを中心に作ったわりにはカコイイ!
しかし、内容とは裏腹に全然話題にもならなく埋もれているアルバムでもあります。
そりゃ時代はこの手のロケンロールは求めていませんけど・・・・ファンとしては悔しいなあ。
今や伝説となった来日公演、アンコールは怒濤の8連チャン(だったような記憶がします)、お陰で電車に乗れなかったのもイイ思い出です。
「一晩中やってるって俺は約束しただろ〜?もっとやってやるぜ!」なんてアジってましたし。
もう一度見たいライブの筆頭にあがるんですなあ、老け込むことを想像しにくいピーターなので、今日もどっかで吠えているんでしょう。
ではではまた次回です。
401でんぷん:02/03/06 19:34 ID:3oddAxa3
>398
そうですね。ケヴィンと言えばオリー・ハルソール!
テンペストでのアラン・ホールズワースとのツイン・リードこれ最強。
でも正規盤では聞けない(^^;)。
自分の中でジェフ・バクスター、マーク・ノップラー、オリー・ハル
ソールで三大フェイバリット・ギタリストであります。
レココレはカンタベリー特集なんですか。デッド特集の時は買ったん
ですが。確かにロバート・ワイアットのリマスター、ケヴィンや
キャラバン、イン・カフーツの来日と、タイムリーではある。しかし
誰が執筆してるのやら(^^;)。チェックしてみます。
ラトルズは「アーキオロジー」のジャケは知ってます。あのジャケ最高。
402(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/06 19:36 ID:v5y21HUM
>>401 私はいままでマトモなコンポをもった事がないので教えて頂けると本当にうれしいです。
どうせ借屋住いだから大きな音は出せないけど、いいコンポなら小さい音でもいい音がするそうですね。
(AU板の受け売り)。よろしくおねがいします。
ピーター・ウルフのそのアルバムはジャケットだけ覚えてますよ。当時は(゚Д゚)ハァ、ダレ?
といった感じだったんですが、今考えると勿体無いことしてました。
それにしてもアンコール8連チャンとはサービス精神ありまくりですね。
私が日本にいた頃にいってたUKのミュージシャンのライブの短い事!
もう少しやってくれてもよいものを。。。いまだともうあまりああいうのには行きたくないなあ。
お薦めの感想:ビーチボーイズでキーピン・ザ・サマー・アライブ。
ライト・アルバムとはうって変わって瑞々しい曲満載でよいんですが、なんか足りません。
デニスが足りません。ブライアンの曲もいいんだけどやはりデニスが足りません。
この当時はマイクと喧嘩してたそうですが、ペット・サウンズのとき以上に腹が立ちます。
実際はデニスは調子悪かったのかも知れませんが。このことを除けばいいアルバムだと思います。
403(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/06 19:44 ID:v5y21HUM
ごめんなさい >402 は>>400です。おれのお薦めさん、でんぷんさん失礼しました。
>>401 なんかカンタベリー周辺は結構今熱いのですね。辺境の地にいるとそこら辺は
ネットやっててもなかなか分かりません。でんぷんさんはカンタベリースレでも時々レスされてますね。
私はROMるのが精いっぱいですけど。
404(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/06 19:49 ID:v5y21HUM
カンタベリースレじゃなくてケヴィン・エアーズスレだった。大間違いすみませんsage
405名盤さん:02/03/07 02:26 ID:Ungo793m
俺のお薦め。
でんぷんさんのフェイヴァリットギタリストは随分ツウ好みですねえ。
ジェフ・バクスターと言えばスティーリー・ダン時代の方がとんがっていて最高です。
何か最近ではジェフはアメリカ国防省にアドバイザーとして通ってるらしいっすよ。
実は超軍事おたくらしいですぜ、なので特別作戦参謀の任務についているとか・・・。
そのジェフのプロデュースしたアルバムってのが今日のお薦めです。
確か2枚程しかアルバムを出さなかったはず、スニーカーの1st81年です。
まあこれはAORの範疇で語るバンドなんでしょうけど、演奏も曲もなかなかイイものを持ってます。
バンド名はスティーリー・ダンの「Bad Sneaker」から取られていたり、プロデュースもスティーリー・ダン初期ギタリストのジェフがやってるあたりがナイス。
すなわち現在の認識としてはスティーリー・ダンのフォロワーだった・・・程度の扱いの様です。
この1stからはヒット曲として「More Than Just The Two Of Us」というほのぼのしたバラードがあります。
いや〜実にイイ曲なんですが、トップ40に入った程度だったみたいです。
あとスティーリー・ダンのカバーをやっているのですが、これがスゴイ。
まだフェイゲン&ベッカーがスティーリー・ダンを組む以前ソングライターチームだったころの曲をカバーしたりしてるのです。
その「Don't Let Me In」はフェイゲン&ベッカーが無名だったころの曲にも関わらず、どこをどう聴いてもスティーリー・ダン節全開だったりします。
この冒頭2曲で正直このアルバムは決まりでしょう。
他の曲は出来はイイんですが、地味な曲が淡々と続きます。
しかし、1stでこの内容はスゴイことでして、解散してなかったらひょっとしてTOTOくらいにはなれたかも?
ところで(・∀・)イイ!さん、帰国予定日は決まりましたか?
今の内に中古でナイスなステレオを探しておきますけど・・・・。
70sビーチ・ボーイズを大分揃えたみたいですねえ、帰国したらデニスのソロを大音響で聴いてもらって涙してもらいましょう。
ではではまた次回です。
406(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/07 17:17 ID:xzoWGc2I
ジェフ・バクスターて違う意味ですごいですね。そもそも顔が極右っぽい。。
ところで彼の「スカンク」と言うあだ名は何処から来たんでしょうかね。
スニーカー。。。うーん知りませんでした。「More Than Just The Two Of Us」って
なんかパロディソングぽくもあるタイトルですね(w ビル・ウィザースに怨みでも
あるんでしょうか(w
帰国ですが3月20日頃ですね。土曜頃にでもホットメールかなんかの垢を取って
ここで晒しますのでよろしければメールを下さい。

お薦めの感想:ビーチボーイズでビーチボーイズ。
ビーチボーイズは俺のお薦めさんが解説して下さったのをきっかけに
ブラザー時代は2in1でコンプリートしました。これが最後です。
ああ、デニスは完全にいないんですね。。。と落ち込みましたが気をとり直して聴くと
リマスターが割とうまく行ってるのか、シンセの音は古くさく感じますが、
そんなにショボクはないです。なるほど、カルチャークラブっぽい音も
ちらほら。個人的に気に入ったのはスティーヴィーが参加してる曲でした。
もろスティーヴィーという曲調とハーモニカはあからさまですが良いです。
公式アルバムはあとstill〜とsummer in〜ですが、これはありませんでした。
帰国して機会を見つけてゲットします。
407でんぷん:02/03/07 20:56 ID:K+MDcQuq
スカンクの由来は、素直に顔からだと思いますが、言って
はマズいんでしょうか(^^;)。
スニーカーは知りませんでした。ディーコン・ブルーとい
うバンドなら知ってるんですけど。欲しいなぁ。
スティーリー・ダンのバクスター在籍時のライブ音源でも
あれば欲しいんですけど、田舎なのでそういうものに目が
利きませんです。菩薩のギターとかいいですよねー。
408名盤さん:02/03/08 02:48 ID:tmPnOztm
俺のお薦め。
えっ?今月の20日に帰国なさると?
ええと今月の休みは・・・・25日の月曜が休みになってますので、その辺でいかがでしょう。
俺も物売りなので土日は休めないんですよ。
さて今日は久しぶりにキンクスをプッシュ。
地味なアルバムですが「UK Jive」89年です。
これはキンクスのデビュー25年目に出たアルバムです。
フツーは25周年なら盛大に何か記念盤とか企画をやってもよろしいかと思うのですが、ごくフツーにポッと出ました。
ジャケットもあまりにもシンプルちゅ〜か陳腐。なんじゃこれは手抜きか?
評論家は「空虚なイギリスの空気を中身が空っぽのスーツの紳士が表現している」なんて言ってますが、そりゃ普通の人には判らんよ。
で、内容も空虚かと言えばんなこたぁないのがレイのイイところです。
全12曲レイの曲が9曲、デイヴが3曲、珍しくデイヴが頑張ってるのかなと思いきゃ・・・。
デイヴの曲にレイの存在感が希薄だ・・・いや、こりゃ録音に参加してないかもなあ。
何せ頭9曲がレイ9連発、残り3曲がデイヴ、と見事な曲順だもんなあ。
兄弟仲の悪いので有名な兄弟だけにムリもありませんね。
レイの曲は傑作が多いです、「UK Jive」は痛快でノリノリなロケンロール、お馴染みおセンチな「Now&Then」「Loony Balloon」はぐっときます。
もろにマージービート風の「War Is Over」は曲調と裏腹にえらく皮肉っぽい歌詞がレイならでは。
全体的に曲にバラエティのあるアルバムの感じがします。隠れた傑作。
ではではまた次回です。
409(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/08 11:14 ID:O8EIKBJA
>>407 やっぱそうですか(w >スカンク
ギターをやらないんで具体的なテクニックは分かりませんが、彼の豪快なフレーズは
かっこいいです。
ディーコン・ブルー、いましたね。普段あまり音楽を聴かないともだちが何故か
そのバンドだけ持ってました。彼らはダンを尊敬してたみたいだけど音楽的にはまた
違った感じで、良いグループでした。いまも活動してるのかな。

>>408 25日、OKです。メアド晒しましたんでよろしくお願いします。
ロンドン時代のキンクスって廃盤ですよね。中古しかみたことないですが、
「いつか再発されるだろう」とおもってまだ聴いたことがありません。ビー板のキンクススレ
ROMってたらこのアルバムも地味に人気ありますね。キンクスは地道にコンプリートしたいです。
410でんぷん:02/03/09 01:15 ID:zZG3OhZi
age。
UK Jiveは持ってます。ジャケ買いだったりして(^^;)。
411名盤さん:02/03/09 02:21 ID:FV49HvKB
俺のお薦め。
今日は昨日の続きでまたもやキンクス。
これが今のところ最後のスタジオオリジナル盤となってます「Phobia」93年です。
ぬぁんと大メジャーのコロンビアから出たこのアルバムですが、何せこれ一枚で契約破棄とはいかにもレイらしい。
前作から4年も待たすとは随分じゃねえか、って思いましたが70分以上入っていたからまあイイか・・・・。
内容は相変わらずのレイ節全開でして、前作より元気バリバリな気がします。
惜しくもキーボードのイアン・ギボンズの名前が消えておりまして、これでメンバーは4人になったようです。
曲では「Drift Away」は前作の「Loony Balloon」の続編ってメロディで始まりまして、いきなりハードになるという素晴らしさ。
おセンチタイムには「Still Serching」「Only A Dream」あたりがお薦めでして、ほろ苦さ満点。
俺は一番好きな曲としてラスト曲の「Scattered」を推薦しましょう。
アルバム最後の曲はレイお得意のおセンチ且つポップな曲が収録されるのがお約束ですが(前作は例外)、これもお約束通り。
期待を裏切らない名曲です。歌詞もまた良し。
「Hatred」は憎しみあうデイヴィス兄弟が自分たちを歌った内容でして、何故か日本H協会がJリーグ番組宣伝曲として使ってのが記憶にあります。
このアルバム発売後、待望の来日公演がありました!
もうこのライブの良さったら・・・・言葉では言えないです。
そのすぐ後日に見たドゥービーのあんまりなしょぼさに比べて、キンクスはあまりにも素晴らしかった!
ほんじゃメール送っておきますよ。
でんぷんさんもメールを送っておいてはいかがですか?一回みんなで酒を酌み交わしつつ音楽談義をしたいですね。
ではではまた次回です。
412名盤さん:02/03/09 02:31 ID:jHQAiv88
失恋するから音楽を聴くのか、それとも音楽を聴くから失恋するのか
413(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/09 18:10 ID:zuvNzXpJ
>>410 ageありがとうございます。UKジャイヴほしいなあ。
>>411 メールありがとうございます。NHKはどうも一人か二人そういう人がいますね。
スミスとかを何げに番組中でかけてたり。キンクスとはいい趣味してる!
でもサカーの番組の趣旨とはちがった意味あいの歌だと思いますが、思いっきり個人の趣味みたいですね。
>>412 誤爆でしょうか(; ´д`)
自分は前者は経験ありますが、後者の方はいまだ経験がございません。
お薦めの感想:グレイトフル・デッドでvol.14
まだまだ聴き込んだとは言えませんが、聴いてると時間を忘れます。
でんぷんさんのおっしゃる通り、ジャムが聴きどころでしょうか。同じ即興でも
グレイフォールデッドはきつかったですが、こうして流れのなかで聴くとよいです。
プレイング・イン・ザ・バンドもいいですねえ。
414名盤さん:02/03/10 01:24 ID:vCdUo85G
俺のお薦め。
メールの返事ありがとうございます。
では帰国したら是非合流して楽しみましょう。
さて、今日は今のところキンクスの最新作をお薦めしましょう。
「To The Bone」96年の2枚組です。
これはキンクス所有の困苦スタジオ、もといコンクスタジオでのややアンプラグド風味のライブが中心のアルバムです。
名曲もあれば地味な曲もやってたりでさすがひねくれ者だなあ。
コンクスタジオでのスタジオライブはパラパラした拍手がサミシ〜のですが、出来はなかなかのもの。
名曲の部「Apeman」「Muswell Hillbillies」「Celluloid Heroes」「Village Green」辺りはしみじみしたアコースティック曲でして、涙モノです。
地味な曲も結構入ってまして、これは「Better Things」が白眉の出来。
大会場でのライブも含まれておりまして、それは観客の大合唱がイイ味出してます。
そう言えば来日公演でも最初はこうだったのを思い出します。
レイがふらりと一人でステージに出てきたらアコースティック弾き語りで数曲プレイ。
勿論会場のみんなで大合唱でしたね、もう一度見たいなあ。
「Sunny Afternoon」「Dedicated Follower Of Fashion」での観客のサビ大合唱はついつい俺も歌ってしまいますよ。
そしてエレキに持ち替えて「Set Me Free」「Lola」「Come Dancing」「End Of The Day」そしてこれははずせない「You Really Got Me」、いや〜名曲がてんこ盛りです。
全体的にバンドの歩みをベスト盤的にライブで聴かせて、そこにちょっとひねくれた選曲も加えたって感じです。
で、スタジオ新録曲が2曲入ってますが、まあ可もなく不可もなくって感じかなあ。
このアルバムに先駆けること2年前、すなわち94年にキンクスは自主制作でライブ盤を発表してます。
そのアルバムは「To The Bone」って今日お薦めしてるのと同名タイトルなんですが、これが発展したのが2枚組の96年のアルバムなのです。
で、その最初の方の「To The Bone」、2枚組に入ってない曲が一曲だけあります。
これだけの為に最初の方のアルバム買うのはばからしいので、2枚組の方がお得でしょうね。
俺なんか94年に出た当時すぐに買って、後に2枚組が出たときがっかりしましたから・・・・
「なんだよ〜、これ前のアルバムの追加音源じゃねえか」って。
でも追加された曲がイイので素直に喜ぶあたり俺もまだまだです。
ではではまた次回です。
415名盤さん:02/03/10 13:08 ID:00ZIvl1h
416(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/11 14:58 ID:mUBY+R66
>>416 トゥ・ザ・ボーンの一枚ものは骸骨の写真のやつですね。
わたしはどのミュージシャンもブートを買ったりする程聴いてないので
流石に一曲の為だけに一枚もののほうは買わないだろうなあ。
キンクスはBBCものが出てましたがあっちはどうなんでしょうか。

お薦めの感想:バッドフィンガーでストレイト・アップ。
薦めてもらったのは「no dice」と後期2枚ですが、なかったものでついこれを買ってしまった。。。
でも内容はよかったです。主にミドルテンポで叙情的なしっとりとした曲が多いですね。
ライナー読むと製作は大変だったようですが。
2曲目の「Baby Blue」が特に気に入りました。95年頃にこういう曲をやるバンドが
たくさん出て来た気がしますが、それらの元ネタになったりしたんでしょうか。
他のアルバムも欲しくなって来ました。


417名盤さん:02/03/12 01:15 ID:L9rK1vwn
俺のお薦め。
今日はバイト君達とスタジオで戯れてきました。
で、練習した曲は「長い夜」「マイ・シャローナ」「カット・ザ・ケイク」「ロング・トレイン・ランニン」等です。
久しぶりにドラムを叩いたら何とも体が追いつかない・・・・
次回は(・∀・)イイ!さんが帰国した頃スタジオ入りしますけど、ご一緒に参加しませんか?
何か楽器が出来るなら大歓迎致しますです、はい。
そうそう、今日の参加メンツはスタジオミュージシャン目指しているのがいまして、彼は実に巧かったですよ。
最近の音楽よりは昔の音楽の方がメロディがハッキリしていたって意見で一致したので思い出したこのシリーズをお薦めしましょう。
何たってライノですね、この手のシリーズは「The British Invasion」です。
これはVol1〜9までありますので、今日から一枚づつお薦めしていきましょう。
さて、ブリティッシュ・インヴェイションと言えば日本においては60sリバプールサウンドという認識となっております。
まあはずれてはおりませんが、性格にはちと違う。
すなわちロンドンもバーミンガムもその他の町、イギリス全土から出てきたバンドがたくさんあるため「リバプール」の括りで語るのは違うのではないかな、と。
今日はVol.1です。
聴き所はGerry&The Pacemakers「How Do You Do It?」ビートルズに提供予定だったが、ビートルズがオリジナル曲にこだわった為、彼らに回されて大ヒット。
ジェリーのヴォーカルってはつらつとしていてイイですよ。
Freddie&The Dreamers「I'm Telling You Now」これは全米一位のヒット。楽しい曲ですね。
The Fourmost「Hello Little Girl」レノン&マッカートニーが曲を提供。確かに曲のレベルが違うなあ、初期ビートルズのイイ所が感じられる曲です。
余談ながらメンバーが白血病で亡くなって解散した悲劇のバンドでもあります。
The Swinging Blue Jeans「Hippy Hippy Shake」言わずと知れたヒット曲はこれが一番有名なヴァージョンです。
The Yardbirds「For Your Love」有名な曲ですがそんだけ。クラプトンもこれじゃやる気無くすわな。
The Honeycombs「Have I The Right?」おそらくロック史上初めて女性ドラマーを擁したバンドではないでしょうか。楽しいイイ曲ですよ。
The Searchers「Needles&Pins」これまた説明不要の名曲。演奏が上手いや、こりゃ。
Vol.1の聴き所はこんなものかと思います。
ではではまた次回です。
418名盤さん:02/03/13 00:36 ID:KcFec2ky
俺のお薦め。
もうそろそろ帰国のため荷物をまとめている時期でしょうか?
引っ越してえのは面倒ですから、まあ頑張って下さい。
本日は「British Invasion」シリーズのVol.2です。
いきなりKinks「All Day&All Of The Night」から突入!サイコーの導入だ。
そしてManfred Mann「Do Wah Diddy Diddy」これ全米一位のヒット曲ですね。
オルガンのカコイイこと!またヴォーカルも迫力があってイイ!コーラスもバッチリ。まさに名曲。
Chad&Jeremy「A Summer Song」地味ながら今でも評価が高いフォークデュオ、この曲は何か全盛期のA&Mっぽい音です。
The Roulettes「Bad Time」リバプールサウンドの典型的な曲と演奏、どうも一発屋くさいんですがこれ勢いがあってイイ曲です。
Donovan「Catch The Wind」イギリスのボブ・ディランと言われた男の初期のヒット。
サイケ時代にはサウンドがガラッと変わりますが、この頃はフォークスタイルでした。
Peter&Gordon「I Don't Want To See You Again」彼らもまたフォークスタイルのデュオですがかなりポップ寄り。
ピーター・アッシャーは後にウェストコーストの大物プロデューサーとなってリンダ・ロンシュタット等を手掛けます。
The Hollies「I'm Alive」いまだに活動中という息の長いバンドです。
グレアム・ナッシュが在籍したのは最早説明不要でしょう。
抜群のコーラス、巧いドラムス、流麗なメロディ、と個人的には60sブリティッシュバンドの中で1,2を争うくらい好きです。
The Zombies「Tell Her No」上品な雰囲気漂うバンド。
ジャージーなロッド・アージェントのオルガンがポイントですね。
そのロッドが組んだバンド「アージェント」からベースとドラムが現キンクスのメンバーとなってまして、スモール・サークル・オブ・フレンドって感じですね。
ではではまた次回です。
419(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/13 18:49 ID:1RUO5vmB
>>417-418 私は楽器はできないもんで、、、親が管楽器をやってたんで
管楽器を何かやってみたいとはおもってるんですけど
なかなかふん切りがつかない。。。というわけで趣味でバンドやってる人には憧れます。
ライノって編集盤も大量に出してますよね。vol.9までとはなかなかヴォリュームが。
こういうのって権利関係はどうなってるんだろうか?と音楽に関係ないことを考えてしまいます。
ところでホリーズってまだ現役だったのですか!知らなかった。

お薦めの感想:ウォーターボーイズでフィッシャーマンズ・ブルース
カセットで持ってたんですが中古で安かったんでつい購入してしまいました。
昔聴いた時はアイリッシュ・フォーク臭いなあと思ってましたが、今聴くとそうでもなく、
特に前半部は熱いのがカコイイ!マイク・スコットの歌い方は癖があるけど凄く好きです。
後半は少し落ち着いた曲が多いですけど。
420名盤さん:02/03/14 01:21 ID:/Pnxk4z1
俺のお薦め。
むむっ!鋭いですな、権利関係をつつくとは。
実はこのシリーズ現在は1〜5くらいまでが廃盤になってるんですよ。
どうやらキンクス音源の権利関係が切れたとか切れないとか・・・・。
しかしながらこのシリーズは貴重な音源を含んでいるため、探す価値はあるかと思いますよ。
そうそう、ホリーズは未だに現役ですよ・・・ってもたま〜にチャリティやるとかオールディーズショーに出てるレベルなんでしょうけど。
最早シーンに名を残す曲を生み出す力は残ってはおらんでしょうけどイギリス中年の期待の星ではあるんですかね。
さて今日は「British Invasion」Vol.3です。
この時代になると少しスタイルが多様化してきたように思います、すなわち60s中頃ですね。
The Sarchers「Love Posion No.9」からスタートするこの盤も名曲一杯てんこ盛り。
Manfred Mann「Sha La La」は実にグルーヴィーなオルガンと迫力のヴォーカルに痺れまくりっす。
The Kinks「Tired Of Waiting For You」は歌詞がたいしたこと歌ってないんですが、曲の雰囲気は歌詞にぴったりですねえ。
Sound Incorporated「In The Hole Of The Mountain King」このバンドはデビュー前のジョン・レノンと親交が厚かった連中らしいですね。
で、この曲はお馴染みクラシックの名曲「はげ山の一夜」の一部をロック仕立てにしたものです。
つ〜ことはロック史上初?のクラシックのロック化なんでしょうか。
The Hollies「Bus Stop」ブス・ストップではなくバス・ストップ、いや〜実に名曲だ!
これぞホリーズの最高傑作として良く言われますが俺は別な曲が好きなんですけどね、でも傑作なのは間違いないです。
The Troggs「Wild Thing」映画「メジャーリーグ1」のテーマ曲としてもお馴染み。
かったるそうに歌うヴォーカルのレグ・プレスリーがまたイイ味出してます。
Freddie&The Dreamers「Do The Freddie」ぬぁんとヴォーカルのフレディが編み出したダンススタイルがタイトルになってるという珍曲。
実に楽しげな曲でして、この曲にノリながら踊ると笑いが取れたとか・・・・どんなダンスなんだか。
Peter&Gordon「I Go To Pieces」相変わらず綺麗なメロディに乗せて綺麗なコーラスが聴けます。
涙腺直撃のメロディってのはイイもんでして、今のシーンにはまず無いタイプですね。
ではではまた次回です。
421でんぷん:02/03/14 19:50 ID:gwacCSeq
>413
デッドって聞いてるとズブスブはまっていい悪いとかどーでも良く
なってくるんですよね(^^;)。バッドフィンガーは、アルバム毎に
多少、雰囲気が違うけど、どれもいい曲が入ってて駄作のない印象
です。好きなのは「without you」の入ってる「NO DICE」かなぁ。

オムニバスは一旦店から消えたらそれっきりってのが多いみたいで
難しいですね。「ブリティッシュ・インベイジョン」ですか。覚え
ておきます。

ウォーターボーイズは最近新作が出ましたが、あのVoは不変でした。
地味ながらなんか勇気が出る音でした。

今日はNRBQ/Diggin'Uncle Qが届きました、やっと。
シンプルで全部似たよーな曲でまったりダルダルで。でもリズムのキレ
は最高という。もー一生やってろって感じでいいですね(^^)。黒人R&B
だと、こういうまったりなノリも結構あるよーな気がしないでもないけ
ど、白人だとあまり知らないです。

今はJAZZ IS DEADというデッドのカヴァー・バンド・プロジェクトを
2枚注文してます。インストなんですが、こいつらも面白い連中なんで
すよ。ドラムとキーボードはスティーブ・モーズの居たバカテク・バン
ド、ディキシー・ドレッグスのメンバー。ベースはウェザー・リポート
で初期とジャコパス加入の間を繋ぐ時期に居たアルフォンソ・ジョンソ
ンという人で、当然腕利き。ギターはディッキー・ベッツに代わって1
時期オールマン・ブラザーズ・バンドのリード・ギターだったJimmy H
erringです。1stではドラムに元マハヴィシュヌ・オーケストラのビリ
ー・コブハムも居たという、ベテラン集合体なんですよ。で、デッドの
カヴァーしかやらないという(^^;)。元々はデッドのベースだったフィ
ル・レッシュが社交家で、彼を通しての人脈らしいですけど。
422(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/15 13:30 ID:Hx83fBDF
>>420 最近レスが遅くてすみません。ちょっと忙しくなってきたもので。。
ところで、このオムニバス、やっぱ廃盤が多いんですか。中古でそこそこの値段なら買ってみたいですね。
名前だけ知ってるグループがテンコ盛り(マンフレッド・マンとか良さそう)ですが、
一発ピカっと輝いて消えたバンドも多数のようだ。。。
トロッグズのワイルド・シングは、最初聴いたとき酔っ払ってんのかと思いましたよ。
サーチャーズ、ホリーズも一曲ぐらいは聴いた事はありますが、ちょっと
どういう曲をやってるか感じが掴みたい時にオムニバスは重宝しますね。
>>421 デッドは聴きながら寝ちゃったりもしてしまいますが、掛けてるとリラックスします。
デッドの曲は腕利きの人がカバーするにもやりがいのあるものが多いのでしょうね。
サイケスレでデッドがサイケかどうか少し話が出てましたが、そういう視点だけでデッドを
聴くのはもったいない気がします。
やはりバッドフィンガーは「No dice」が人気ありますね。ジャケットもなんかいいし
是非欲しいです。ウォーターボーイズはマイク・スコットの暑苦しい声を聴いてると
無闇に燃え上がれてよいです。なんか焦燥感にかられます。
でんぷんさんはじわじわとNRBQを聴き込まれているようですね。
私も帰国したらじっくり聴いてこうと思ってます。

私からも最近かったもので良かったものを:黒いオルフェのサウンドトラック。
コクトーの奴ではなくてカエターノ・ヴェローゾが音楽を担当したものです。
前にサウンドトラックの話が少し出ましたが、カエターノに最近はまったもので。。。
前半はヴォーカル曲、後半はオーケストラを中心としたインストといった構成になってます。
一曲目はベースはサンバですが、スクラッチやポルトガル語のラップもさりげなく
入ってて、これがなかなかカッコいいです。
山場は6-8曲目では、まず弾き語りでカエターノが歌い、次にジョビン作のフェリシダーヂを
少女が歌い、次にカエターノがまた弾き語りをするのですが、ここは聴いててじわっと盛り上がれます。
後半のインストもオケの曲の合間に先鋭的なパーカッション曲をいれつつ
最後はびしっとテーマ曲で締めてます。
423名盤さん:02/03/16 02:01 ID:g1QrnRjO
俺のお薦め。
そろそろ引っ越しの荷物はまとまった時期でしょうか?
その前にハワイのレコ屋を掘ってくるとよろしいのでは。
まあレコ屋よりはリサイクルショップの方が発掘の確率はありそうな気もしますけど、その辺いかがなんでしょう。
ところで、でんぷんさん、今月のレココレはパイ・ヘイスティグ&デイヴ・シンクレアのインタビュー載ってますよ。
カンタベリー好きには見逃せませんね。
遂にQ届きましたか、それを手に入れたなら今度は追加音源タプーリのデラックスエディションなども是非。
その内お薦め文レスしまっせ。
さて「British Invasion」今日はVol.4です。
出だしが俺の嫌いなヤードバーズか、所詮実験場だからなあ、このバンドは。
The Kinks「A Well Respected Man」邦題「きざな奴」ってのが言い得て妙ですね。
この頃からキンクスもアコースティック感覚の曲が増えていきます。
The Hollies「Stop Stop Stop」バンジョーをロックで使うのもカントリーロックでもないのに珍しい。
且つバンジョーがロックでフューチャーされたのは最初期のものではないでしょうか。
The Spencer Davis Group「Keep On Running」「Gimme Some Lovin」まだ10代だったスティーブ・ウィンウッドがフロントに立つバンドですね。
実にR&Bフィーリングに溢れノリもイイ名曲です。どっちもイントロがカコイイぜ!
Gerry&The Pacemakers「Ferry Across The Mersey」60sブリティッシュバンドのバラードの名曲中の名曲。
情感をこめて歌うジェリーの声が実によろしいなあ。
The Seekers「Georgy Girl」何ともほのぼのしたフォークスタイルのコーラスが気持ちイイです。
CMにも使われたので御存知の人も多いかもしれません。素朴でハートウォームな曲です。
Manfred Mann「Pritty Flamingo」ブルース・スプリングスティーンもカバーしたという名曲。
彼らにしては珍しくオルガンよりもギターが目立つ音づくりで、間奏のフルートがイイ味出してます。
イイ!さんは俺のメアドはメモってますか?
何せメアドが判らんと合流出来ませんからねえ、是非バックアップは願いますよ。
ではではまた次回です。
424名盤さん:02/03/17 00:44 ID:TXRUjTD+
俺のお薦め。
あんまりレスしておくと(・∀・)イイ!さんがレスを返すのが大変でしょうからひとまずageておきましょう。
帰国するまでは残しておかないとイカンからねえ。
425(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/17 17:37 ID:MhUI3Jhn
>>423 どもすみません。ちょっと忙しすぎるもんで。
メアドはもちろんメモってありますよー。
ヤードバーズはお嫌いですか?私もあんまり好きでは無いっす。Vo.が野暮ったいのがどうも。。。
ところでこっちの中古情報ですが、本土だとどうか分かりませんが、ハワイだと中古は高すぎです。
ホノルルにブクオフがあるみたいですが、ホノルルは実は空港以外には行ったこと無いんですよね。
新品を色々値引きしてもらって買ってます。
スペンサー・デイヴィス・グループの方はウィンウッドカッコ良すぎですね。
私もキープ・オン〜とギミ・サム〜しか聴いたこと無いですが。

お薦めの感想:ビッグ・スターで#1レコード
2in1で売ってましたが、取り敢えずは分けて感想を。
いやあ、2曲目の切なさといったらたまりません。後半のドラムレスの曲も聴かせますね。
前にも書きましたけど、ティーンエイジ・ファンクラブって初期は彼らにずいぶん影響を
受けてたんだなあと聴いてて思いました。ギターの鳴らし方とか。3曲目とかモロだ。
バッドフィンガーを聴いても思いましたが、この手のギターポップバンドに限っては
個人的には昔のバンドの方がいいです。
426名盤さん:02/03/18 02:13 ID:vFJ7dy0z
俺のお薦め。
うををを、ビッグ・スター購入おめでとう御座います。
どうです?やっぱ世間一般で「名盤」と言われるだけあるでしょ?
つ〜かこれだけのメロディセンスに富んだアルバムが商業的に成功せんかったのが不思議。
さてさて、今日は「British Invasion」のVol.5です。
一応Vol.4までで第一回発売分は終わりらしく、このVol.5から後期発売分になるのです。
そんなわけで何故か60s初頭にいきなり戻る選曲もあったりしますが、メロディの良さは相変わらずですので。
では聴き所のご紹介と参りましょう。
いきなり無名時代のBeatles「Ain't She Sweet」からスタートたぁ何とツウ好みなんだ。
奇才プロデューサーのジョー・ミークがからんでいるThe Tornados「Telster」はソ連のスプートニクの宇宙時代にひっかけて発売した曲です。
えらく時代がかった効果音やらオルガンの音に60s初頭を感じますが楽しいインストです。
無名時代のビートルズがバックをつとめたTony Sheridan「My Bonnie」はイギリスのトラディショナルをロック仕立てにした曲。
これまたえらくカコイイ曲ですねえ。
Petula Clark「Downtown」は言わずと知れた大ヒット曲、カバーも実に多いですよ。
このペトゥラ・クラークはこれがヒットした当時既に30歳を軽く越えていたとか。マジかいな〜!
Wayne Fontana&The Mindbenders「Game Of Love」はブルースフィーリングに溢れたカコイイロックです。
Them「Gloria」は若かりし日のヴァン・モリソンの図太い歌声が楽しめる曲です。
これまたリズム&ブルース臭い曲ですね。
The Moody Blues「Go Now」は切なくもポップな実にサイコーな名曲ですよ。
後にポール・マッカートニーの片腕になるデニー・レインが中心だった時代の曲でして、デニーの歌声も素晴らしいですわ。
このころはまだプログレの範疇に括られる前の時代なんでして、いわゆるポップソングを演奏してますが必聴!
Donovan「Sunshine Superman」いよいよサイケに突入したドノヴァンの代表的ヒット曲。
サイケと言いつつもやっぱフォークスタイルな点がルーツを重視している彼の姿勢が伺えてよろしいですね。
さて帰国が20日ってことはいよいよもうすぐですね。
帰国したらまず俺宛にメールは下さいね。
そうそう、ひょっとして25日は急に出張になるかもしれない、と今日言われました。
もしもそうなった場合は28日になるかもしれませんが、それでもよろしいでっか?
ではではまた次回です。
427俺、昨日河童見たぜ! ◆TCS/bMqw :02/03/18 04:19 ID:qr4f34H1
>>426
俺もビッグスター大好きなんだけど、アレックス・チルトンのソロアルバムを
聴いてみて、ビッグスターって、クリス・ベルのバンドだったのかも、って思う。
どちらも好きだけど、クリス・ベルのI Am The Cosmosは超好きです。
428通りすがり:02/03/18 19:08 ID:aM/8czNQ
最初からよんだけどなかなかおもろいのもあるね。
俺の場合は
ペイヴメントのワーウィー・ゾーウィーが地味だけどスルメ盤だった。
429(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/19 18:33 ID:8zPU0S2/
>>426 今回のお薦めで知ってるのはゼムとドノヴァンです。グロリアの「じぇろああいえー!」
というヴァン・モリソンのシャウトが「G・L・O・R・I・A」と知った時は思わず感心してしまいました。
>>427 クリス・ベルのソロは未聴です。I Am The Cosmosですか。覚えときます。
>>428 ワーウィー〜は確かに一聴目が地味ですね。ラトルド・バイ・ザ・ラッシュが好きです。
お薦めの感想:ビッグ・スターでラジオ・シティ
1stに比べるとアコースティックな曲が減って、ギターロック曲の比重が大きくなってますが
相変わらず良い。でもクリス・ベルはもう抜けてしまってるんですか?
それにしても3rdに比べると1st、2ndともカチッとしたバンドだなあという印象がつよいなあ。
3rdは聴いてると、なんともいえないルーズさがあります。
でも3枚とも素晴らしいですねえ。
430名盤さん:02/03/20 01:04 ID:2rHjldTW
俺のお薦め。
いよいよ帰国ですな、さらなるレコ魔境にようこそ!
さてさて今日は例によって例の如く「British Invasion」Vol.6です。
イントロのコンココ〜ンってカウベルっぽい音が特徴的なUnit4+2「Concrete&Clay」はボッサっぽい曲でして低音コーラスがイイ味出してます。
これまたイントロのエレキの響きがサイコーなThe Hollies「Look Through Any Window」は相変わらずコーラスがサイコーです。
あとドラムの録音がイイのか、60sブリテッシュバンドの中ではビートが割とハッキリ聴こえますね。
この方も相変わらず吠えておりますThem「Here Comes The Night」は彼らにしてはえらくポップ。
ブルージーなくせしてメロディがなんかカワイイのが面白いんですが、名曲と言われるだけあって飽きません。
ダサくて臭くて大げさでそれがサイコーなThe Walker Bros「Make It Easy On Yourself」、スコットの太〜い歌声が痺れます。
これぞロケンロール!なノリが最高に素敵なSmall Faces「Sha-La-La-La-Lee」こいつぁ名曲です。
故スティーヴ・マリオットのグルーヴィーな歌声、よくスウィングするロニー・レインのベース、ファンキーなイアン・マクレガンのオルガン、後にキース・ムーンの後がまでフーに参加するケニー・ジョーンズのドラム。
今にして思うと何てスゴイバンドメンバーなんでしょうか。
押さえた曲調なのに徐々にわき上がるフィーリングが尋常では無いManfred Mann「Come Tomorrow」。
やっぱ初代ヴォーカルのポール・ジョーンズは実にカコイイヴォーカリストだなあと実感。
The Tremeloes「Here Comes My Baby」は楽しいノリ(何か「天使のハンマー」にそっくりなメロディ展開なんだけどね)間奏の口笛がイイ味出してます。
こりゃソウルちゅうかファンクだろうって思うくらい黒いノリのThe Foundations「Baby Now That I've Found You」、何てイイ曲なんだろう!
まあヴォーカリストが黒人なのでこのノリも判るんですが、メロディがとにかく素晴らしい。
ヴォーカルのエモーショナルっぷりも実に染みます。
これも今でもFEN辺りでよくかかります、Lulu「To Sir With Love」はバラードなんですがルルは女性シンガーの中でも黒っぽさがウリ。
なので、淡々とした曲調なのに聴いてるこっちがいつの間にか燃え上がるという不思議な曲。
説明不要の名曲The Mindbenders「A Groovy Kind Of Love」、いや〜泣ける。
歌うキューピー人形フィル・コリンズがカバーしたことでこの曲の命は永遠となったのかな。
さて、今度レスをくれるときは無事帰国した後って感じですかね?
レココレに影響されてキャラヴァンなんか久々に聴いているんですが、でんぷんさんは「グレイとピンクの地」なんか好きなんでしょうか。
キャメルの「スノーグース」なんかも最近妙に染みるんですよね。
どうも季節の変わり目は気分がおセンチになるようですわい・・・・。
ではではまた次回です。
431(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/20 19:19 ID:ZZCwbgAo
>>430 今回の「ブリティッシュ〜」のでタイムリーなのはスモールフェイセズです。
丁度イミディエイトからのアンソロジーをかったんですが(2枚組10$新品!)、な、なんと「シャ・ラ〜」が
入ってない!こんなアンソロジー初めてです。この辺のバンドって権利関係が無茶苦茶だから
そのせいでしょうか。でもティン・ソルジャー、イチクー・パークはさすがに入ってました。
いままでラジオでしか聴いた事なくかったんですが、さすがの名曲ですよね。
ちなみにこのアンソロジー、「スモール・フェイセズ」と「オグデンズ〜」は
全曲収録なんですよ。謎な選曲だ。。。「オータム・ストーン」は完全には入ってなかったです。

さてキャラヴァンもキャメルもカンタベリー系は全くしらないんですよね。
帰国してから聴きたいのは、以前詳しい方が教えて下さったルーツ、トラッド系、カンタベリー系、
あとはブラジル物がいいなあ。どれも日本がリイシュー&中古の本場みたいなもんだから
今から楽しみです。
432でんぷん:02/03/20 22:05 ID:yh0ImJD.
>430
「グレイとピンクの地」と言えば名曲「9フィート・アンダーグラウンド」
ですね。デイブ・シンクレアの歪んだオルガンがたまりません。あれ、ライ
ブ盤だとあまりオルガンが大きく聞こえないのが残念です。キャラバンの
来日は見てないのですが、現在のキャラバンに不参加のリチャード・シン
クレア、つまり「グレイとピンクの地」のボーカリストはソロで来日して
大阪公演もあるので見に行く予定です。キャメルも大好きですよ。人によ
ってはあまりに淡々とした楽曲なんでピンと来ないみたいですが、慣れる
とあの静けさ加減がジワジワと来ます。「スノーグース」はポール・ギャ
リコの原作を読んでから聞くと涙無しには聞けないです(^^;)。重要なメ
ンバーだったキーボードのピーター・バーデンスはつい最近訃報を聞きま
した。合掌であります。今のキャメルを支えてるギターのアンディ・ラテ
ィマーの方は現役バリバリで新作出る度に来日してくれてます。しかし
ヒット性とは無縁な音楽だから、これからもプログレ好きにしか聞かれな
いのだろうなぁ。ちょっとブルース・フィーリングがあって、だからエン
ヤみたいには売れないという(^^;)。
433名盤さん:02/03/21 10:23 ID:phYA5cR2
俺のお薦め。
「グレイとピンクの地」は俺の場合A面の牧歌的ポップロックが好きだったりします。
勿論「9フィート」もイイんですけどね、リチャードとパイのほのぼのした歌声が好きなもんでやっぱA面。
ありゃ〜、ピートもついに鬼籍入りですか・・・・
さて本題の「British Invasion」Vol.7です。
いきなり出だしがThe Easybeats「Friday On My Mind」ですよ。
イントロのギターが何となくインド風、曲は見事なビートナンバー。
ぬぁんとこのバンドはAC/DCのヤング兄弟の兄貴が参加していたとか。
いよいよサイケ全開、Donovan「Mellow Yellow」はラッパのほわ〜んとしたソロがよろしいです。
John's Children「Smashed!Blocked!」は無名時代のマーク・ボランがいたバンドです。
でもただそんだけって気もしますね、曲が平凡なんですよ。
Dusty Sprigfield「You Don't Have To Say You Love Me」は晩年のプレスリーもレパートリーにしてました。
そのことから想像がつくかもしれませんが、大げさなバラードです。
イントロのドラムのドドドドドドッてので「キタ〜!」ってのがSmall Faces「All Or Nothing」。
ベスト盤買ったのなら説明不要でしょうけど、こりゃ名曲中の名曲。
Eric Burdon&The Animals「See See Rider」、これもイントロが印象的です。
いつもながら吠えまくるエリックがカコイイ。
The Tremeloes「Silence Is Golden」は何てったってコーラスが素晴らしい。
ビーチ・ボーイズとはまた違った魅力のコーラスです。
The New Vaudeville「Winchester Cathedral」は楽しい曲です。
どことなくすっとぼけていて、ほのぼのしていて、それでいてノリもイイ。
ヴォーカルが潜水艦の中から歌っているような聴こえ方するんです。
ではではまた次回です。
434名盤さん:02/03/22 02:42 ID:DAVH4sg.
俺のお薦め。
帰国したばっかりではPC環境も整っていないでしょうからレスも大変でしょうね。
取りあえずageだけしときましょう。
25日は多分OKかと思われます。
で、詳細はメールにて連絡しますけど、あのメアドは帰国しても有効なんですよね?
435名盤さん:02/03/22 02:47 ID:TCqS3Wds
地味にいいアルバム。。
ドン・エイリー「K2」
436名盤さん:02/03/22 02:50 ID:TCqS3Wds
地味にいいアルバム。。。
ジノ・ヴァネリ「ナイト・ウオーカー」
437名盤さん:02/03/22 02:58 ID:TCqS3Wds
地味にいいアルバム。。。。
ディヴ・シンクレア「ムーン・オーヴァー・マン」
438でんぷん:02/03/22 20:30 ID:KXUrn9W9
>433
「グレイとピンクの地」のA面がお好きですか。なんともホンワカしてま
すよね、あれ。キャメルにリチャードが参加したアルバム「ブレスレス」
も同様のほんわか加減で聞いてると恥ずかしくなるくらいで(^^;)。
>436
ヴィニー・カウリタの傑作はないかとある人に聞いたら、ザッパ以外じゃ
これと言われたのが「ナイト・ウォーカー」でした。それでつい最近買っ
たんですけど。いいでねぇ。テクを誇示するようなドラムでは全然ないの
に全体のテンションがググッと上がってるという凄いドラムです。
歌もやたらソウルフルで、半端なAORが避けて通りそうなかっこ良さですね。
>437
デイブ・シンクレアのソロは持ってないです。一度聞いてみたいです。
439名盤さん:02/03/22 22:01 ID:mRBtbC1U
Donnie Iris/King Cool
顔はまずいがハード・ポップ好きは買って損はしない。
ソングライターとしてはいい線いってたと思う。

Fleetwood Mac/Future Games
Bob Welch時代は売れなかったけど、この時期にしかない叙情性があってイイ。
440名盤さん:02/03/23 01:56 ID:eVK8QVIY
俺のお薦め。
イイ!さん、メール送っておいたので見ておくんなまし。
でんぷんさん、100円コーナーからリック・ウェイクマンの「地底探検」発見しました!
しかも国内初回盤の豪華ブックレット付きでした。
大げさな内容が実に何ともリックらしい感じですねえ。
プログレ系では他にイエス「究極」「トーマト」を各々400円でゲット。
いえね、この辺の時代のは何故か持ってなかったもんで遅ればせながら・・・
何故かエイジア「アルファ」が国内初回盤未開封で100円であったのでこれもゲット。
ではではイイ!さん、月曜お待ちしてますよ〜。
発掘隊出動ですぜ。
441でんぷん:02/03/24 02:07 ID:y0faIJ0s
GONGの新作ライブ聞いてます。カンタベリつながりではある
けど、さすがにこれを地味とか渋いとかは言えないだろうな
(^^;)。でもage。エイジアは紙ジャケ出たから安いのかも知
れないですね。「アルファ」も地味じゃないけど(笑)いいア
ルパムです。
442名盤さん:02/03/24 02:11 ID:WEzMNqEQ
俺のお薦め。
レス無いので一応ageておきます。
明日夜まで連絡来ないと一人で発掘作業になるなあ・・・・
あと車で荷物は運んであげれそうなので、ステレオも一気に揃えて大丈夫っすよ。
ほんじゃイイ!さん、お返事お待ちしてます。
でんぷんさん、エイジアは派手だけどやっぱ曲が良いですわ。
443名盤さん:02/03/25 21:55 ID:olWYON.E
age!
444でんぷん:02/03/25 22:04 ID:Jzs5uTlU
上がってる。
エラーで書き込めなかったのでテスト。

ジョン・ウェットンがケン・ヘンズレーのソロ新作で2曲ベース
弾いてるんですが、このアルバム、曲もVoもヘンズレーなんです
が、雰囲気がウェットンのソロにそっくりで、リラックスしてて
なかなかいいアルバムなんですよ。歌メロはいかにもユーライア
・ヒープなんだけど。
445(・∀・)イイ!ものをおしえて:02/03/26 20:47 ID:7oB2tdkU
どうもお久しぶりです。俺のお薦めさんにはお世話になりました。ターンテーブルも使えました。
>でんぷんさん
上げて頂いてどうもありがとうございます。でんぷんさんが薦められているのは
今回は見つかりませんでしたが、地道に探してみます。

中古レコード漁りの結果、ここで教えてもらった以下の地味にいい作品が見つかりました。
・ウエンディ・ジェイムズのコステロが曲を書いたアルバム(タイトル失念)
・サルタンズ・ピン・FC
・テンプル・オブ・ザ・ドッグ
・トム・ジョンストンのソロ
・フリートウッド・マックのタスク
などなどです。この中ではテンプル〜を聴き終わりましたが、ブルージーで思ってた以上に
よかったです。
446名盤さん:02/03/27 02:25 ID:K3FeHtZA
俺のお薦め。
昨日はイイ!さんと発掘隊出動しまして、乱れ買いをしてしまいました。
針はどうです、新品のと俺があげた針とだと音が違うでしょ?
俺のあげた方は高音よりは低音の多いLPに効き目があるかと思います。
さて「British Invasion」のVol.8の聴き所を参りましょうか。
いきなりイキのいいイントロがカッコイイSpencer Davis Group「I'm A Man」はサイコーです。
ドラムの入り方が実にイイですよ、ちょっとロールしてからリズムを刻み始めるあたりゾクゾクもの。
もの悲しいメロディが印象的なSimon Dupree&The Big Sound「Kites」、メロトロンを使うのが先進的。
演奏が上手いバンドだな〜と思ったらぬぁんと、このバンドからジェントル・ジャイアントに発展するらしいです。
どうりでヴァイブとかメロトロンとかドラとか使うわけですね、でんぷんさんが好きそうな話題になってました。
さらにでんぷんさん向きのバンドが入ってます、Tomorrow「My White Bicycle」。
いかにもサイケな演奏、特徴的なギタープレイがさすがスティーブ・ハウです。
70s初期に叙情的なSSWとして人気を博するCat Stevens「Matthew&Son」はポップな曲。
後の姿はこの曲からは伺えないところが興味深いです。
誰でも知ってるこの曲Procol Harum「A Whiter Shade Of Pale」、こいつぁコメント不要ですね。
後にELOに発展するThe Move「Flowers In The Rain」、ポップ・ポッパー・ポッペストな名曲です。
どうもこのバンドはジェフ・リンの存在ばっか言われますが、ロイ・ウッドの方も忘れてはいけませんね。
実はロイの方が才能あったんでないか、と思う瞬間が多いですよ。
こいつらは当然ブギーだろう・・・と思ったら全然違うStatus Quo「Pictures Of Matchstick Man」。
サイケポップをやってまして、どこからあのブギー一筋になるんだが想像がつきません。
Eric Burdon&The Animals「San Fransiscan Night」はヒッピーとサイケの聖地サンフランシスコのことを歌ったみたいです。
曲はこの人らしくないバラードで間奏のアコースティックギターがホントに綺麗。
The Moody Blues「Night In White Satin」は現在まで通ずる彼らの音楽性を決定づけた名曲。
クラシックとポップスの融合ならこの曲を真っ先に挙げたいところです。
ではではまた次回です。
447でんぷん:02/03/28 00:42 ID:/G3Bncjk
昨日はロジャー・ウォーターズ行きました。
明日はリチャード・シンクレア行きます。
デビッド・クロスビーIf I could only remember my name
買いました。サイケでした。バーズのメンバー
だったんだなぁと(^^;)。
というわけでage。
448名盤さん:02/03/29 01:20 ID:V1IqIjP6
俺のお薦め。
イイ!さんがネットにつなぐ環境になるまでageましょう。
今はネットカフェでレスしてる状況らしいので。
ところででんぷんさん、ロジャー・ウォータース見たんですか。
俺も見たかったなあ・・・・しかもリチャード・シンクレアまで!
449でんぷん:02/03/29 22:31 ID:T.3/bE3c
ロジャーは気合の入ったいいライブでした。
リチャードは脱力したいいライブでした(^^;)。
今日はNRBQのGROOVES IN ORBITが届きました。スタジオ盤にしては
リズムの重たいシャキッとした内容ですね。Qは新作も出たばかりな
んですが、こちらは「It's a beautiful sunday」をカヴァーして
たりしていつもの脱力した内容です。
そんなこんなでage。
450でんぷん:02/03/30 23:13 ID:ZIxs4G0g
age。
今聞いてるのは元レイナード・スキナードのSTEVE GAINSの
「OKIE SPECIAL」というソロ・ライブ音源集。ネット通販
オンリーのものを新星堂が入荷したもので、音はそんなに
よくないが、内容はとてもいいです。
451名盤さん:02/03/31 00:54 ID:Vr..lcRc
俺のお薦め。
British Invaisionの続きでもやろうとしましたが、イイ!さんが帰還するまで保留。
てなわけで、でんぷんさんの為にQの話題。
どうやらQにはまったみたいなのでこれもいかがでしょう。
「Message For The Mess Age」94年のアルバムです。
ビッグ・アル在籍ラストアルバムになります。
内容は問答無用のQ節全開。
ベースラインが結構うねっていましてカッコイイですよ。
つ〜ことでage。
452でんぷん:02/03/31 13:04 ID:7pyNwIaM
そう言えば、今nrbqのスレが立ってるんですけど、
伸びないですねー(^^;)。私ゃ初心者なんで書くこと
ないし。
453名盤さん:02/03/31 13:07 ID:BMJcFpZU
ビリー・アイドル CYBERPUNK
出た当時は無視してたけど、先日ブクオフ500円だったから買ったら、
曲は意外とポップで聴き易かった。
ただ70分以上は長い。2〜3曲減らせばもっといいかも。
454名盤さん:02/04/01 01:17 ID:Hecf8EDg
ビリー・アイドルって見た目は派手だけど
やってる音楽は堅実だよねぇ(^^;)。
455でんぷん:02/04/01 01:18 ID:Hecf8EDg
↑ハンドル抜けた
456名盤さん:02/04/02 01:23 ID:O4rRWw3o
俺のお薦め。
さてageておきましょう。
Qのスレ立ってましたね。
覗いてみたら・・・そう言えばコステロの他にデイヴ・エドモンズもカバーしてたんでしたっけ。
コステロはステージで歌ったとの記述をどっかのファンページで読んだんですけど。
エドモンズのバージョンは聴いたことないなあ、探してみよう。
他にイアン・ゴムやニコル・ウィルスもカバーしてます、「Never Take A Place Of You」は。
つ〜ことで名曲。
ビリー・アイドルと言えば近所のレコ屋でLPが50円だったな、つい衝動買いしました。
457でんぷん:02/04/02 01:23 ID:18qG9gfM
80'sのプログレ系ハード・ポップでIT BITESというバンド
が居たんですが、煌びやかなキーボード、テクニカルなギター
に変拍子、ピーター・ゲイブリエル的なVoという事でプログ
レ・ファンにはそれなりに歓迎されたバンドでしたが、音楽性
の違いでギター/VoのFrancis Dunneryが脱退、バンドは解散
しています。その後、ドラムとキーボードはジョン・ウェットン
のバック・バンドで来日したりもしてるんですが、当のFrancis
はずっと地道にソロ活動をしています。最初のソロはまだプログ
レ的なダイナミックなアレンジのハード・ポップをやっていまし
たが、今ではほとんど弾き語り中心のシンガー・ソング・ライタ
ーと化しています。
これが、いいんですよ(^^;)。昨年末に、「MAN」というソロ新作
と、アコギ弾き語りのライブ「Hometown 2001」というのを自主
製作で出しています。私は新宿レコードで通販しましたが、特に
ライブがいい。IT BITESという存在を知らなければ彼を知ることも
なかったでしょうが、バンドよりも今の方がずっといいです。英国
もまだ捨てたもんじゃないと思います。最もこんないい音楽やって
る人がマイナーだというのも現実ですけど。
458でんぷん:02/04/02 01:25 ID:18qG9gfM
ニアミス(^^;)
459名盤さん:02/04/02 01:49 ID:O4rRWw3o
おっとでんぷんさんとニアミスだったか!
弾き語り中心のSSW系ですか、偶然今俺が聴いてるのがSSWのLPです。
その名はブルース・コバーン。
ジャズっぽい音づくりながらフォークっぽさも満開という地味ながら素晴らしい人です。
地味すぎて日本では知ってる人がほとんど皆無って感じですが、見かけたら是非。
460名盤さん:02/04/03 01:06 ID:/tfROkfE
俺のお薦め。
ageついでに今聴いてるのは・・・・誰も知らんか、この人は。
Commander Codyのソロアルバム。
コマンダー・コディ&ヒズ・ロスト・プラネット・エアーメンでの活躍が知られてますが、ソロもあるとはこれ買うまで知らなかったです。
内容や参加メンツについては後日改めて書きます。
461でんぷん:02/04/04 00:30 ID:n0EpL7HM
age。
Bruce Cockburn、検索してみました。ミシシッピ・ジョン
・ハートに影響受けたというだけあって、渋い中にもほのぼの
としたものがありますね。いい音で聞いてみたいですが、
あんまりそういうこと気にする人じゃなさそう(^^;)。
462名盤さん:02/04/05 12:43 ID:zKWqDhkc
コマンダー・コディマンセー!
好き好きラブチュウ!
463名盤さん:02/04/06 02:00 ID:4NnEsXkU
俺のお薦め。
ほほ〜、コマンダー・コディ好きな人が痕跡を残していったので先日のアルバム紹介しますか。
「Frying Dream」78年です。
これカット盤のくせに何故か100円コーナーから発掘しましたよ。
しかも元値が1000円だったみたいで、これをお買い得と言わずして何と言おう。
曲はこの人のイメージらしからぬちょっと小綺麗な感じの音です。
お得意のセイム・オールド・カントリースタイルはやっぱロスト・プラネット・エアーメンと一緒じゃないとやらないみたいです。
やってるカバー曲のセンスが面白いですよ。
「Life Is A Carnival」はお馴染みザ・バンドの曲でして、あの泥臭い曲が軽快になっちゃってあらまあ。
「Cry Baby Cry」はビートルズのホワイト・アルバムに入っている曲ですが、こんなんカバーするとはマニアよのう。
「Stranger In A Strange Land」はレオン・ラッセル&ドン・プレストンというスワンプ怪人コンビの曲。
この人のルーツはこの辺なのか?
いやいやただ単に好きな曲なんだろうなあ、楽しくひょうひょうとやってるし。
オリジナルはいつも通りの内容なんですが、先述の通りカントリー臭さがちょっと洗練された感じです。
メンバーが濃いっすよ。
ベースはスコット・エドワーズにアブラハム・ラボリエル。ドラムはエド・グリーンにジョー・イングリッシュ。
キーボードはニール・ラーセン(ツウ好みだ・・・)
ギターはダニー・ガットン(うをっ!)、バジー・フェイトン(何っ!)、ジェフ・バクスター(でんぷんさんが泣いて喜ぶ)。
いやあ、こりゃあ濃いわ濃いわ。
まさかこんなにツウ好みなメンツが演奏してるとは・・・こりゃ100円ってのは申し訳無いですなあ。
ではではまた次回です。
464名盤さん:02/04/07 00:36 ID:4re8h2x6
message for the mess ageってことでage
465でんぷん:02/04/08 00:48 ID:ORF6jIrw
age。
>463
文章から察するにカントリー系のアーティストなんですね。
しかしバジー・フェイトンだけわかりますが、この人、フュー
ジョン系の人でしたっけ? バクスターもそうですが、いまいち
位置付けのよくわからん人で。まぁギタリストってそんな
もんかも知れないけど。で、バクスターは、彼のことだから、
後ろでチャッチャッとリズム・ギター刻んでるだけだったり
するんだろうな(涙)。
466名盤さん:02/04/09 02:01 ID:pi92nVNc
俺のお薦め。
本日発掘隊出動。
一番の掘り出し物はスティーブ・フォバートの「Alive On Arrival」。78年。
こういう爽やか且つノリが良いフォークロックなSSWは久しぶりに聴きました。
ハスキーなヴォーカルもまたしみじみとしてイイなあ、はつらつとしていてカッコイイや。
世間一般で名盤と言われるのが判りますねえ。
こんな名盤が3枚100円コーナーにあるとは恐るべし!
あとでんぷんさん向けの話題も少し。
マイク・オールドフィールド「エクスポーズド」300円、イエス「海洋地形学の冒険」300円、サントラ「風が吹くとき」100円。
ま、プログレ系はこんな感じでしょうか。
特にサントラはロジャー・ウォータース関連ちゅうことですが、初めて見ました。
467名盤さん:02/04/10 02:03 ID:ifdHq/5k
最近誰も来ねえなあ・・・・
やっぱ主のイイさんが来ないとねえ・・・
468名盤さん:02/04/11 12:26 ID:b.HRZmqE
昼にageてみよう。
469名盤さん:02/04/12 01:30 ID:Wfmt9VgY
それじゃ俺は夜にageちゃうぞ。
たまにゃあ誰かネタ振って下さいよ。
470名盤さん:02/04/14 00:56 ID:6Bvklg7k
俺のお薦め。
アトランタ・リズム・セクションが安かったので3枚ほど買ってみました。
う〜ん、こりゃ結構イイですねえ。
サザンロックなのは勿論ですが、メロディがしっかりしているのがイイです。
見た目はこれほど田舎軍団ぽい連中もいませんが・・・・
特にベースはファットマンでまいう〜な感じです。
かっちりしたギターアンサンブルは聴き応えありまっせ。
つ〜ことでage。
471(・∀・∀・)ヌッヘッホー♪:02/04/18 20:17 ID:4d8CcOf2
おいおい、落ち過ぎだろ。
472名盤さん:02/04/20 03:24 ID:PEsL8Suk
monoral の in stereo
473名盤さん:02/04/22 04:18 ID:x5Gka66s
あげ
474名盤さん:02/04/22 04:28 ID:r2zQgp2E
third eye blind のthird eye blind
ファーストね。
かなり昔のだけど、今だに聞き飽きない。
475名盤さん:02/04/25 02:06 ID:olWYON.E
スレの主、イイ!さんはまだ復帰しないのでしょうか?
476名盤さん:02/04/25 03:28 ID:SWxER8Ws
>>475
本人はもっと早く止めたかったんだと思うよ。
477でんぷん:02/04/25 20:32 ID:rnDfk0Pw
>476
レス側の負担がやたら大きいスレだからなぁ。

でもせっかくまだ残ってるんで書いておきます。

ポール・ウェスタバーグの新作「ステレオ/モノ」、今日、通販で
届きました。スレもあって盛り上がっているが、いいですよこれ。
2CDで「ステレオ」は一聴すると地味な弾き語りなんですが、一通
り聞いて、次に「モノ」を聞くと、こちらはストレートなロックン
ロールで満腹になります。そしてもう一度「ステレオ」を聴く。そ
したら今度は渋い歌メロがジワジワと染みてくるんですね。至福です。

一緒にGrateful DeadのDP24とView from Vault IIも届きました。
こちらもじっくり聞く予定です。
478名盤さん:02/04/25 23:35 ID:BN826D0Q
479名盤さん:02/04/26 01:40 ID:MDOtZ9UU
俺のお薦め。
でんぷんさん、随分のご無沙汰でした!
イイ!さんは就職したため現在忙しくてこのスレに来るどころではないんでしょうなあ。
とは言え476さんの意見にもちと同意しますけどね。
俺も最近の発掘品からお一つ書いておきませう。
Adrian Belew「Disire Caught By The Tail」86年です。
これはぬぁんと3枚100円コーナーからの救出品でした。
内容は・・・クリムゾンを期待して聴くとガッカリしますね。
でもギターインストゥルメンタルのワールドミュージックと思えば面白いです。
何つ〜かレジデンツを思い出させる感じの音づくりですね。
アルバム内の音の殆どがギターで作り出されたってのが実験精神ヴァリヴァリ。
ポップでも何でも無い実験作品ですが、値段を考えたらよろしい買い物でした。
ブリューと言えばやっぱクリムゾンやトーキング・ヘッズなんでしょうけどね・・・。
480名盤さん:02/04/26 02:04 ID:dW/pskPw
元GUNS N' ROSESの
ギルビー・クラーク「ポーンショップギターズ」
481でんぷん
>479
エイドリアン・ブリューは持ってないアルバム多いです。
「ヤングライオンズ」とか好きですけど、アルバム一枚
通して聞くにはちょっと、て感じのもある。100円なら
欲しいですけど(^^;)。