電子音楽大全 その1

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11
こっちの板のほうが適しているでしょう。

なんでもいい、とりあえず電気つかって頑張ってる奴らについて。
2名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 00:39
とりあえずメルツバウ
他から集めてくんな。あほうが。
4名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 02:41
最近になって日本に紹介されてくるエレクトロニカ系アーティストって
つまらんのが多いな。
Arovaneあたりから、ツンとすましたお上品よーろぴあ〜んな曲調が
多くなってきて、個人的にはつまんない。
phonemは一瞬イイと思ったけど、やっぱりつまらん。
5名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 03:00
CEX
6名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 03:33
クラウス・シュルツとかタンジェリンドリームとかクラスターじゃ
だめなのね。
7名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 04:13
つーかまず、「スイッチト オン バッハ」だろ。
8名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 05:15
>7
なにそれ
9KUVRVIFV:01/12/21 05:23
>>8 ウォルター・カルロスのCDアルバムで、バッハの曲を電子楽器の音で
アレンジしたもの。電子楽器をもちいた初期の作品なので、電子楽器の歴史とともに語られる。

ところで、電子音楽という言葉は、せまい意味では現代音楽の用語なんだよ?>>1
108:01/12/21 05:25
>9
面白そうだね。興味湧いた、ありがと。
11名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 05:29
ウォルター・カーロスはのちに性転換して
今はウェンディ・カーロスという名前になったのです。
自由に生きようぜっ!
12名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 05:34
>>11
マジ?
キーマガのインタビュー読んで以来、
ずっと女の人がつくったと思ってたよ・・・
13名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 05:44
>>12
ホントだよ(微藁
14KUVRVIFV:01/12/21 05:52
>>10 初期じゃなかった。1968年ってかいてあったし、それからレコード
として最初でたみたいだからCDアルバムというのは訂正。
あと、MOOGを使った初期の傑作アルバムとでも紹介すべきだった。

最初期の電子音楽はテープ音楽だよね。現代音楽でシュトックハウゼンなどが行った。
そうした技法的努力が注目すべきであって、作品の評価はまた別だという気がする。
15名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 05:59
ステレオラブのスイッチトオンシリーズはそこから名前もらったのか〜
16名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 09:01
クラブ板のエレクトロニカスレに質問したのですが、返答を得られなかったので
こちらでお伺いしたい事があります。

http://www.m3rck.net/html/discog/merck1-5.m3u
これは今のエレクトロニカと呼ばれている音なのですが、こんな感じの
シンセメロディーの音を探しています。

エレクトロニカっていうよりは、NHKスペシャルの科学番組のバックで
かかってそうな感じです。こんな感じの電子音楽知ってる人はいませんか?
17KUVRVIFV:01/12/21 09:25
>>16 ずばり富田勲だね。あと、有名な人いるかな〜
18名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 11:10
Boards of Canada
19KUVRVIFV:01/12/21 11:52
>>18 似てなくもないけどNHKでかかってそうにないな。
2016:01/12/21 13:56
>>17
KUVRVIFVさん返答ありがとうございます。
富田勲は名前だけ聞いた事あります。
なんか、カバーアルバムが多いみたいですが、オリジナルのも創っているんですか?
オリジナルのでお勧めのアルバムとかありましたら教えて下さい。
21KUVRVIFV:01/12/21 14:47
>>20
おれも良く知らんのでこっから辿っていってください。
それから富田ではなく冨田でした。うかんむりじゃなくわかんむりね。
http://www.kt.rim.or.jp/~nasu/t_link.html
2216:01/12/21 16:37
>>21
重ね重ねどうもです!
23名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 16:46
age
24名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/21 17:50
NHKの電子音楽スタジオからは相当な数の作品が生み出されているようだね。
唐突だが、1978年頃、湯浅譲二氏に会いにNHKの電子音楽スタジオに行ったことが
ある。
一見、何の変哲もない録音スタジオだったが、湯浅氏曰く
「ここ全体が巨大なシンセサイザーみたいなもんなんだよ」
なんだか知らないけど、スゲェ!と思った。
私の青春の1ページです。
25KUVRVIFV:01/12/22 08:07
>>24 それはいい思い出で。昔は巨大なシステム使ってたんだよね。
今でさえIRCAMとかの最強のシンセは大きいのに。
でも、ハイエンドになると今も昔もサイズ変わらないっていう面も多少あるよね。
高級機では、あえてコンパクト化せずに、全て質のためにどんなに大きくなろうと
気にしない。昔のパッチコンソール持ってる人いないかな。興味あり。
26名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/24 20:49
eno
27pH:01/12/26 21:55
電子音楽と言えば最近聴いたCDのなかでは、

Pauline Oliveros "Electronic Works" (paradigm)
Ryoji Ikeda "0℃" (touch)
Robin Minard "silent Music" (Edition RZ)
Ianis Xenakis "Electronic Music" (EMF)
Bernard Parmegiani "De natura sonorum" (INA-GRM)
Kim Cascone "Cathodeflower" (mille plataux)
V.A. "CCMIX:New Electroacoustic Music from Paris" (Mode)

あたりが良かったです。 興味持たれた方、是非御一聴を。

それから『それはスレ違いだろ』と指摘されるのを覚悟でイギリスのロックバンドの
Radiohead "Kid A" (EMI) も推薦します。 2曲目のタイトルナンバーがとても
美しいと思いました。
28名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/27 11:14
>>27
Oliveros: 60年代電子音楽は他にも色々あるよ
Ryoji Ikeda: +/-の方が好き
Xenakis: Persepolis がスゲエ
Parmegiani: Pop ecletic も別系統だけど面白い

Voice Crack派生もの(Poire Zとか大友良英との共演
とかMarchetti, Noetingerとの共演とか)もいいねえ
29名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/27 11:45
聞いていいですか?

タロット占いしてくれる人の所に行ったら、必ず
シンセサイザー使った音楽が流れているんですけど、
あれ、なんでですか?
30名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/27 13:24
Momusがlittle red songbookというアルバムで
ウエンディー(ウォルター)・カルロスについての曲をリリースしたら
訴えられました。
電子音ポップ。
31KUVRVIFV:01/12/27 19:03
>>27 詳しい人だ。

>>28 ペルセポリスはすごいよね。

クセナキスは電子音楽も器楽曲も両方好き。ノモスアルファとか。

>>29 わらった。神秘的だから?

>>30 電子音ポップは電子音楽ではないと思うけど、まあ関連してるかな。

ところでTELEX面白いよね。
32pH:01/12/28 11:55
>>28
Persepolisは私も大好きな作品ですが厳密に言えばテープによるコンクレート作品
に入るかと思い外してしまいました。
(具体音と電子音響を同列に語っても問題は無いとは思いますけど、一応)
Oliverosは他にも幾つか聴いては見ましたが、いまのところ彼女の作品の中ではあのCDが一番好きです。


それからこのスレに来ている方全員に、今後の購入の参考にしたいのでお尋ねしたいのですが、
今まで聴いて来たこの手のCDで最も気に入っている作品は何ですか?

私は十代の終わり頃に聴いたLuigi Nono "Guai ai gelidi mostri (冷たい怪物に気をつけろ)" (montaigne) です。
(純粋な電子音ではなくLive-electronicsで加工していく器楽作品ですが )
いまだに聞き返しますが、色褪せることが有りません。
そして上の方でリストに挙げるのを忘れていましたがPan Sonic "A" (blast first)
が最近聴いたモノの中ではベストでした。
無機的なpulse-techno(というんですか?)の最高の作品だと個人的には思っています。 
3328:01/12/28 13:41
>>32
Xenakis: なるほど。でも、それを言ったら、pHさんが挙げ
ているCDも、S-907以外は全部アウトではないでしょうか。

Oliveros: 私も、1枚に絞れと言われたらpHさんのやつです。

最も気に入っているもの:Persepolisでなければ、Merzbowのどれか。
1枚だけを選ぶのは難しいけど、VenereologyかNew Takamagaharaか。
Live-electronicsもありなら、Stockhausen: Hymnenの即興入り版も。
34KUVRVIFV:01/12/28 15:00
電子音楽の何がおもしろいのか(反語ではなく)。なぜ電子音楽なのか。
そういった点で電子音楽の境地ともいえるサウンドは聞いたことない。
ややもすると門外漢に新しもの好きだと人間解釈されてしまう。
35pH:01/12/28 20:57
>>33
>S-907以外は全部アウトではないでしょうか。
御指摘の通りですね。 書き込んでから「しまった! ツッコまれる!」
と思いました(苦笑)。

Merzbowは以前から気にはしていたのですがJohn ZornのTzadikから出ていたCDくらいしか
聴いていません。 挙げられた2枚を近い内に購入しようと思います。
Stockhausenは初期(50'〜60' 年代)作品が好きです。 EtudieやStudieは良く聴きました。
ところでHymnenの即興入り版とは本人の運営しているレーベルから出ている4枚組(No.10)
の事でしょうか? 以前所有していたのですが引っ越しの際に無くしてしまったままです。
今度買い直してみようかと思います。
御推薦ありがとうございました。
36KUVRVIFV:01/12/28 22:55
電子音楽に関して気に食わない傾向として、電子音楽とミニマルミュージックを結び付けすぎる人と
電子音への極度の傾倒を見せるリスナー・・・・
しかし後者は反省的に評価すべき態度だと思う。たしかに安易な傾倒は本質をうやむやにするが、
やはり電子音のすばらしさがあるのではないか。
言うまでもなく電子音楽は原初から素材構成していく。
構成の素晴らしい作品があったとする。
それは果たして100%作者の意匠によるのだろうか?
決してそうではありえない。
皆様方も音の情報量の大きさ(ビット数)をご存知だろう。作曲家の手仕事など作品のなかに
ごくわずかの有意性をとどめるにすぎない。
では、力ない人間がどのようにして良い作品を目指しうるのか。
直観、だと思う。音の聞き分け、音のサーチ、豊かな音解釈、等々。
電子音楽にはそうした直観が生のままの形で明瞭に刻まれていると思う。
直観の乏しい作業ははっきりと乏しさを照らし出した作品を生む。
電子音への安易な傾倒はじつはこうした電子音楽の性質自体への傾倒ではないか。
37名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/29 14:28
>>34
電子音楽ではなく、ミュージック・コンクレートですが、
Luc Ferrari: Presque rien (EMF) は根本的に新しい。
電子音は一切使わず、しかしテープなしにはあり得
ない音楽。(音楽かどうかも定義しだいというか)

>>35
Venereology: グラインドコアの有名レーベル米Relapseから出ている
ので、比較的入手しやすいでしょう。Merzbow最凶音源との声が高い。

New Takamagahara: ノルウェーOhm/Jazzasinというかなりマイナーな
レーベルから出ているので、ノイズに相当強い店でないと厳しいかも。

Hymnen即興入り版:No.10の3&4枚目です。1&2枚目はLP時代から知って
いて、まあこんなものかでしたが、これはブッ飛んだ。Stockhausenで
一番面白いのは、実は60年代半ば〜後半のlive-electronicsかもしれ
ないと、最近思い始めています。
38KUVRVIFV:01/12/29 15:33
>>37
>Presque rien
聞いたことなかった。調べてみましたが、どこが新しいの?
http://www.series9.net/defrag/re-frag/review/nd-1/index.php
<引用>
>予測を拒否する音の流れに注意深く耳を傾けているうちに意識の扉が
>開かれていくような感覚は、ヤニス・クセナキスやリュック・フェラーリが
>1960年代にミュジーク・ コンクレートの領域で達成したもの

私の音楽の定義:「あらゆる活動、ただし音に関したもの。」

それはともかく34で言いたかったのは、電子音楽を選ぶ事で生まれる新しさが
どの作品を見てもはっきりしないという事です。
新しい電子音楽がないということではないのです。
電子音楽はひとつの領域として認知されています。
それはいかなる本質に基づく区分なのかはっきりしたほうがいいでしょう。
39名無しの歌が聞こえてくるよ♪:01/12/29 15:52
>>38
クセナキスのミュージック・コンクレートとは全く違います。
というか、他の誰のコンクレートとも違う。一切加工しない
んです。しかし、歴然と編集されていて、ものすごく音楽的。
こういうことをやった人は他にいないと思う。ギャグとして
やった人はいても、ここまでシリアスかつ徹底的には。これ
以上詳細に書くとネタバレになるので、まずは聴いてみてね。
40FlamingJune ◆BtPvd3ik :01/12/29 16:16
ディズニーランドのトゥモローランド(SFのゾーン)周辺でかかるBGMの一つで、
チルっぽい曲があるんだけど、あれ好き。
41KUVRVIFV:01/12/29 16:31
>>39 わかりました。いかなる配置の美学なのか確認します。教えてくれてありがとう。

>>40 テクノ系と電子音楽系のつながりってやっぱりあるのかな。人脈的にも。

ところで日本電子音楽協会の消息をネット上でつかむにはどうすればいいですか。
最近ではDSPサマースクールの協賛だったくらいしか分かりません。
参考 http://dspss.iamas.ac.jp/top1.html
ホームページも久しく工事中みたいですし気になります。
42おいおい:01/12/29 16:51
だれかロバートリポックについて詳しく知ってる方いませんか?
43FlamingJune ◆BtPvd3ik :01/12/29 16:56
所で、世界で初めてテープではなくサンプラーを使った曲って何だろう?
あと、世界で初めてタイムストレッチ機能を使った曲も。
44KUVRVIFV:01/12/29 17:33
電子音楽はサンプラーを使わないんじゃ?
有名なのではイーノなんかが初期。でもほんとの最初は研究者だろう。
タイムストレッチはオシレーターの音をシーケンスするものとして
電子音楽では使われる。決してサンプラー付属のタイムストレッチではない。
たしかテープを用いてもタイムストレッチの操作を行っていたはずだけど。

>>42 電子音楽もずいぶん拡大解釈されたもんだね。
http://www.mapup.net/reviews/
http://plastic.ac/edu.cgi?kaerufm
45KUVRVIFV:01/12/31 17:49
age
46KUVRVIFV:02/01/01 23:08
AGEだぁぁっっ!!!
47名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/01 23:44
DOOPEES……
48名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/03 01:20
David TudorのPulsersってダメ?
49名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/03 11:53
>>48
Tudorいいねえ。俺はありきたりだけどRainforestシリーズかな。
50pH:02/01/05 21:24
>48-49
私もTudorは素晴らしい音楽家だと思っています。
lovely musicから出ている"Neural synthesis Nos.6-9"と"three works for
live electronics" (48さんが挙げてらっしゃるPulsersが入ってるアルバムです)
の2枚が大好きです。
51名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/07 03:08
「電子音楽 in JAPAN」を読んで、あれに載ってるCDが欲しくなったんだけど、
どこか都内でいい店ないかな。
渋谷タワーの5階よりもいいトコ教えて。
ヒュー・ル・ケインとかピエール・シェフェールとか色々聴いてみたい。
52おいおい:02/01/07 03:11
>44
お恥ずかしい。詳しい人いそうだと思ったもんで・・・
本当に助かりました。ありがとうございます。
53名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/08 18:52
>>51
東京に住んでた時は、渋谷だったらウルトラ、ファインダー、ハイファイあたり
によく行ってました。下北だったら、レコファン、フィルモア、サボテン、
ムードなんとか(名前忘れた)あたり。
でも一番いいのはタワー5階だと思うよ。安いし。他の店で中古だと1万、
2万なんてザラだから。
54KUVRVIFV:02/01/08 18:58
個人輸入は?
55名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/08 19:10
分からない。日本で流行る前は海外のフリマで安く買えたみたいだけど。
56KUVRVIFV:02/01/12 03:01
素人が気軽に電子音楽できる時代だけど、低価格帯シーケンサーの
使いにくさには全くあきれる。進歩が見られない。
デザインにせよ高級機の付加価値をつけるためにわざとダサくしてるのか?
デザインはまあいいにせよ機能がまるでだめ。
とくに需要もないんだろうが。
57sd:02/01/13 16:29
 ポップコーン(ペンゴのVGM)か言う題名の曲
を作った人の名前とかアルバムってありませんか?
58名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/13 16:40
>57さん
>  ポップコーン(ペンゴのVGM)か言う題名の曲
> を作った人の名前とかアルバムってありませんか?

ありますよ、作ったのはペリー&キングスレーのどっちか,
どっちか忘れた。「ポップコーン」ならHOT BUTTERのアルバム
に入ってます。
渋谷HMVとかで売ってます。
59名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/13 17:49
ホット・バターはカヴァーが多いので
「あ、これ聴いたことある」
てのがすごく多くて楽しい
「パーコレーター」なんかも知ってた
60名無しの歌が聞こえてくるよ♪:02/01/13 17:57
とりあえずシンセサイザー音楽スレの2だけどあっちに
いくといいよ、クラシックでないのはできるだけ。