読書好きの奥様　66冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など

自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください

また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

前スレ
読書好きの奥様　65冊目
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1368208730/

少年ジャンプ

有吉玉青 美しき一日の終わり
久々に美しい日本語の端正な物語を読んだ。
しんと余韻が染み渡る題名どおり美しい小説でした。

>>1乙

>>3
前スレ残ってるよ

北杜夫「マンボウ最後の家族旅行」
ものすごく久しぶりに読んだマンボウ先生のエッセイ。
ここ数年は枯れたおじいちゃんのイメージがあったけど（実際かなりヨボヨボ）、
老いてもマンボウ節は健在だった。
もうこれが読めないのはやっぱり寂しい。合掌。

そんなマンボウ先生には申し訳無いけど、娘の傍若無人な様子にかなりドン引きした。
作中でも「娘には軽躁病の気があるのではないか」と書かれていたくらいで、
弱っているときこんなのが身内にいたらたまらないと思う。
この人が有無を言わせずあちこち引きずり回したせいで命を縮めたんじゃないの？
と邪推してしまう程だった。
入院先では「父は歌人斎藤茂吉の息子の作家北杜夫で、うちは医者一族だ」
と医者にのたまい、「若い医者は知らないようでキョトンとしている」。
すごいDQN臭がして不愉快。
高峰秀子のとこもそうだけど、やたらしゃしゃってくる作家の家族って嫌だね。

スレたて乙です。

>>5
チヤホヤされるのは、その「作家の家族」だからで
あなたが偉いからではない、ってことが分からない人間はそうなるんだろうね。
増してやマンボウ先生娘や高峰養女みたいに、なまじ本まで出せちゃって
自分まで「作家」なんて名乗りだすと手が付けられない。

これだけでは(ry
フォン・シーラッハ「コリーニ事件」
一切の長広舌も美辞麗句もない渇いた文体で淡々とすすめられるが
緊迫感漂い、最後に胸に迫るものがある。
「犯罪」「罪悪」気に入った方、作者初の長編小説だけど「コリーニ」もお勧めします。

>>1乙です

夏なので小野不由美「鬼談百景」読み始めた
淡々とした語り口でじんわり怖い…
めちゃくちゃ怖い！というわけじゃないんだけど
忘れかけた頃にふと、お風呂の中で思い出しちゃったりして
後から効いてくる感じ

百物語系の本では、「新耳袋」が一番好きだな
あっさりしていて、サラッと読み流しつつ、
なぜか知らんが、えも言われぬ味わいがある…

いちおつ。

魔性の子読み終わった。
シリーズ物は入り込んじゃって生活に支障が出るかなーと思って自粛していた。
でももう気にせず読むことにした。
人生で後悔することが一つ減るので良しとする。

夏向きのぞくっとする本〜、でも怖すぎるのはイヤ〜で探してて
目についた「奇談蒐集家」（太田忠司会）。さーっと読めてそれほど
怖くなくてちょうどよかった。それぞれの短編のｵﾁは予想つくけど、最後の
短編でうまくまとめた感じ。

>>7
「鬼談百景」→「残穢」の順で読んだけど、暫く引きずってしまったよ。
家に置いておきたく無い感じ。

>>11
「残穢」は「鬼談百景」より更に怖いんだろうか…
読んでみたいけどホラー耐性低すぎて無理そうだｗｗ

>>1おつおつ〜。

>>10
一話が短くてさらさらと読みやすいよね。
その中の「不器用な魔術師」が好きだったわ。

>>12
同じくｗ
小野主上ファンなので読みたいけれど、年々ホラー耐性が低くなってるorz

それでも涼しくなりたくて、三津田信三読み始めたｗコワイｗｗ

>>8
新耳私も好きだった。
でも面白いと思ったのは山の牧場あたりまでかなあ。
あれも段々噂が広がって
作者さんの持ちネタになっちゃった。

>>12
十二国記を貸してくれた人が、これも面白いよと貸してくれたのが
小野不由美の「緑の我が家 Home、Green Home」
爽やかな表紙とタイトルに油断して読んだらめちゃくちゃ怖くて変な夢見てしまったｗ
返す時に、なんでこれ貸した！って理不尽にキレた想い出ｗｗ

>>12
「残穢」はあくまで自分の感想だけど、かなり怖かったよー。
ネタバレになっちゃうから何が、とは書かないけど
鬼談〜とは桁違いに怖かった。

原田マハ「総理の夫」
途中までは、自分には無縁で難しそうな政治の世界の裏側に
興味津々で期待しながら読み進めたけれど・・・ラストの展開のショボさにがっかりした。
次回作は「旅屋おかえり」みたいな、じんわり感動系を読みたいなぁ。

>>16
残穢気になってたんだー。そんなに怖いのね。読んでみるｗ
夏はホラーが読みたくなるわ。

小野不由美といえば、屍鬼と黒祠の島が好きだ。
屍鬼は村の人間関係がじとじとしてて不気味だし、黒祠の島は土着信仰と
横溝チックな旧家がでてきて面白かった。

今は三津田信三の凶鳥の如き忌むものを読んでる。

「屍鬼」は無駄に長すぎって感じ。
あの半分以下でまとまるだろうし、そのほうが良かった気がする。

あんまり怖くない系で。
安曇潤平の「山の霊異記」シリーズがなかなか面白かったよ。
タイトル通り山に関する怪談を集めた作品。
創話っぽいのもあるからそこは賛否分かれそうだけど。
ちょっと良い話みたいなのもあって、各話短いから気軽に読めると思う。

>>20
最近、そのシリーズのヒュッテは夜嗤うを読んだところ。
ゾクっとくる話もいくつかあったけど、全体的にはいい話にしようと
してる感じのが多くて物足りなかった。
これ以前に出たもののほうが怖かったなぁと思う。
それでも山での遭難物などが好きだから、こういう系統の話が読めるのは
ありがたいんだけど。

怪談実話系でいえば、加門七海や立原透耶、福澤徹三もいい。

まだ名前が挙がってないようなので・・・
平谷美樹著『百物語1〜10巻』おススメ

>>19
まとめようとすればまとまっただろうけど、村人の細かいところまで描写して、
それが変異していくのを読むと、あれだけあってもよかったと思う。
最後の村を出て行くタケムラのばーちゃんの変化とか。
この辺、漫画・アニメ版じゃわかりづらかったなあ、と。
あ、静信の小説部分は初読時は読み飛ばした。
再読時は読んだけど。

「Ｏ嬢の物語」面白いんだけど、表紙絵を見ると乳首がむずむずするｗ

Ｏ嬢はいろんなところがｲﾃﾃﾃになる

>>19
自分は『屍鬼』が新刊で出た頃に読んで同じこと思った。
当時は独身で会社員だったんで仕事の合間に時間を見つけて読んでいたからそういう感想を持ったけど、
例えば学生だったり、ニートやフリーターだったりして時間がありあまっているときに読めばまた違った
のかもとも思う。

英語のschoolやドイツ語のシューレ（スペル忘れた）の語源はギリシャ語で「余暇」という意味を表す単語
からなんだよね。（実学以外の）学問とか（専門書とか参考書以外の）読書とかはもともと時間が有り余っ
てる人のためのものなのかもしれない。

「戦後史の中の英語と私」
鳥飼先生のことは「ニュースで英会話」でしか知らなかったので
興味深く読んだ。
読んで一番強く思ったのは、育つ環境はすごく大事だということ。
他には、先輩に言われた「自分の歌が歌いたくなるよ」という言葉と、
佐藤栄作の言葉を通訳が単純に英訳したため、日本語のニュアンスが伝わらず、
日米関係が悪化した、というエピソードが印象に残った。
お子さんが3人いるようだけれど、できれば、お子さんの外国語教育を
どのようにしていたのかも知りたかったな。

屍鬼は小野さんがスティーブン・キングやりたくて書いたんだろーなと思う
キング調で書いてるから冗長に感じるんだよね

キングはどんなに長くても飽きさせないしその手法が合ってるけど
小野さんとか宮部さん、キング好きでも
真似るのはほどほどにしといた方がいいと思う

小野さんにはぜひゴーストハントの続きを書いて欲しい…！悪夢の棲む家の次をお願いしますよー！

屍鬼はキングの呪われた町のまんまパク、いやオマージュだもんね

>>29
続き書いて欲しいね。
「悪夢の棲む家」のリライトもしてくれないかなー。

>>5
あの娘やっぱりそんな人なんだ
週間新潮のエッセイがどうしようもない
あれで息子もいるとかひどすぎる

全スレで紹介されていた「母の遺産」読んだ。

老後のお金のことが、具体的に書かれてあって参考になった。
後半のホテル滞在（特にパリ帰りの老婦人）の部分がピンとこなかった。
前半や昭和初期の優雅な生活の描写は、好きでした。

ここの読書家の奥様方、教えてください
阪神大震災を扱った読み物(小説でもエッセイでも何でもいい)って、ありませんか？
出来れば、何年か経って、あの頃の経験があって今があるみたいな感じのもの。
表現下手くそですみません。
前向きになるものでなくてもいいです。
御教授ください。

>>34
理系風なのなら高嶋哲夫の「M8」かな。

朱川湊人の「オルゴォル」にも出てくるけど
震災より福知山線事故の方が扱いが大きい。

東野圭吾の幻夜
地震で平穏な人生転がり落ちてく話

私は未読だけど、古市忠夫『還暦ルーキー』の評判が良かった

>>37
途中送信しちゃった。著者は平山譲です

夏だから「怪談新耳袋 」

>>34
村上春樹の『遠い太鼓』は？

「遠い太鼓」は阪神大震災より前に出てるエッセイというか紀行文だよ
村上春樹で大震災絡みといえば「神の子どもたちはみな踊る」
これは私もお勧めしたい

北杜夫の娘のエッセイ
学習院育ちの祖母、商社マンの娘でドイツ暮らしの長かった母、軽井沢の別荘、
母手作りのお菓子、庭のクリスマスツリー、上品な家族、おウチの中は洋風の香り、というキーワードに
婚活殺人のカナエを連想してしまった。

ごめんなさい。
なんか勘違いしてました。

>>34
坂木司のホテルジューシーの中にそんな話があったような

>>34
宮本輝の森の中の海、良かったよ。

小野さんの残穢を読んだときは
丁度引越し先を探してた時だったから
怖かったわー

筒井康隆が大好きすぎて
十年近く前から全集を買おうかどうかずっと迷ってる
家の広さとか考えたら現実的じゃないんだけど…

もうすぐ生まれる子供も本好きな子に育てたいけど、
筒井康隆を中学校以前の子にに読ませるのは絶対良くないと分かっているので、
手の届くところに筒井本が一杯あるのは良くないだろうしなあとも思うしｗｗ

でもふとした瞬間に全集をポチってしまいそうな自分がいるのだ…

中学生以前に筒井を読むの、そんなに良くないかなあ
エロもグロもスカトロもスプラッタもあるけど、それだけを称えてるわけじゃないし、
子供って案外そういうの器用に読み分けると思うけど

子供の時、よく行く親戚ん家の居間の現代文学全集の中に
「脱走と追跡のサンバ」や「熊の木本線」「だばだば杉」が入ってて、
小四くらいからそれを読んで面白いと思ってた私はそう思う

以前このスレで、「ミレニアム」を子供に読ませていいかどうか？って奥様に
面白いよって勧めるような本じゃないけど禁止することはない
親の本棚にあるのをこっそり手にとって読んで、いろんな意味でドキドキするのが相応しい
というような趣旨の回答があった

決して子供向きではない、親の立場からは勧められない、しかしこれはいいものです…
みたいな本は、子供心にもこれって大人の本だ（ﾄﾞｷﾄﾞｷ
という状態が一番いいと私は思います

親が子供の読む本に干渉するのはﾔﾒﾚ、と
言いたいわ。所謂名作と言われる本は
自分自身が読んでないし、読ませようとも思わない。
推薦図書のつまらなさも、読者嫌いな
子供をつくる一因だと思っている。

同感。
それにこのスレでは一応「うちの子には〜〜」ってのは控えて
ご自分の意見や感想メインにしたほうがいいと思うんだけど・・・
一応テンプレにもあるし。
>>47のお子さんもまだ生まれてもいないようですし
もう少しあとでお考えになっては・・・

筒井康隆読むきっかけが時をかける少女や七瀬ふたたびだったし、富豪刑事や美藝公とかなら中学生でも読めるよね。

七瀬シリーズでも男の底なしの性欲をこれでもかと見せつけられて
当時中学生だった自分にはけっこうショックだったっけ
まあ自分は七瀬ほど美しいわけじゃないから大丈夫だとすぐ気付いたがな！

「オディプスの恋人」まで3冊読んだ後、
「心狸学・社怪学」っちゅうのを買ってみたら、
これがまたまさしく、
＞男の底なしの性欲をこれでもかと見せつけられてショック

娘が中学生になった頃、興味深々で困った。
私の本棚の中で唯一冊、異彩を放ってたからなあ。

何回も言うけど
筒井康隆はぜったい「俗物図鑑」
これよこれｗ

自分は大人になってからの筒井康隆だったから
思春期に読んだらもっと楽しかったに違いない
惜しいことをしたと悔やんだ

>>55
高校生の時、俗物図鑑読んだって言ったら男子(筒井ファンの癖に)にドン引きされたわ。

筒井康隆は割と好きな方だけど、読んでいない作品も多くて
俗物図鑑もその一つ。

>>53
私も同じような感じで美人は大変だなと思ったｗ
あと、好意を抱いた男性がなにげなく妄想を抱いたのを知られ
七瀬に会わせる顔がないってのが
体と心の乖離した業の深さみたいなものを感じて切なかったな。
エログロとロマンが同居してるよね。

夏休みだ〜
とりあえず、「震える牛」　「真夏の方程式」　「夢幻花」　「虐殺器官」　読む。

今さらロートレック荘読んだけど、やっぱり叙述トリックは前評判を聞いて読むものじゃないね
表紙にすら、文字のトリックとか書いてあるから読んでる途中、「トリックってこれかな」って違和感があって
結局ああやっぱりってなった
何も知らずに読んでたらもっと楽しめただろうなー

>>60
出てすぐに素の状態で読んだから騙された＞ロートレック

幸せだったんだなあ。

上に出てた小野不由美の緑の我が家、こんな時間に読んでみたら怖いよー(´Д` )
夏にはピッタリですな…

「過ぎる十七の春」もお勧めいたします

阪神大震災にかんする本について尋ねた者です
奥様方、色々情報ありがとうございます
実は、読書家の知人が東日本大震災で被災しまして、阪神大震災から20年近く経った今、改めて震災について書いている作品がないか聞かれ、私はそういった方面の本には疎いので質問させてもらいました
何かまた思い出されましたら、引き続き御教授ください

なんだかな・・・

うん・・・・

もやっとな・・・・

最後まで黙っていればよかったのに
引き続きって図々しいわ

引き続き、か。ｗ
自分でも読むのかしら？　知人に紹介するだけ？

自分が読んだことのない本を、何冊も、どのように知人に紹介するんだろう？
情報源を明らかにせず、「ネットで調べたよ（ﾄﾞﾔ顔）」と言うのか？　それとも
「2ちゃんの読書スレで質問してみたよ」と情報源を明らかにするのか？

ネットで調べたよでいいんじゃないの？
なんでそんなにカリカリしてるんだか

自分は読書好きでもなんでもない奥が
スレチの質問コーナー開催してあの捨て台詞だからでしょw

今更ソロモンの偽証1部読了
続きは気になるものの、全部読んだら後悔しそうな
強い予感。

>>72
あくまで私見だけど、後悔はしないと思うよ。
ただもうちょっと短く書けんか？とは感じると思う。

あもしろさは巻が進むにつれて減ってくる。

勢いで一気に3部まで読んじゃった方が良いかも。

何の情報もなく、姫野カオルコの本に手を出してしまい
深く後悔。40オーバーBBAの私には
もう無駄な時間はあまり無いのよ。

「リアル・シンデレラ」？
私は良かったけどな〜
主人公があまりにいい人過ぎるけど

「ひと呼んでミツコ」は40オーバーでないと面白さわかんないんじゃない？
バブル真っ盛りを経験してるのと弾けた後の世代では違うよね

「ツイラク」や「リアル・シンデレラ」「ハルカエイティ」好き

古いかもだけど、薬丸岳「天使のナイフ」「悪党」面白かった
ちゃんと最後に救いがあるし、悪は罰せられるのが良い

姫野カオルコ、私も好きだけどな
>>78の三作品と「終業式」「ドールハウス」「ちがうもん」が特に好き
↑この三つとも、最初に出た単行本と今のタイトルが違うので
思い出すのにやや時間がかかった。ややこしい……

姫野カオルコの小説作品は大好きだけど
エッセイになるとちょっと・・・

ソロモンの偽証２部まで読んだ
模倣犯はあの長さでも結構おもしろかったんだけど、これはいまいち
ただ長いだけで盛り上がる所もないし、３部は期待していいのかな？
それにしても宮部さんの書く子供はまったくリアリティがないわ

どこのパラレルワールドの中学生？って感じだよねw

「ペコリ」とお辞儀ばかりしてるし。むちゃくちゃ気になったw

宮部さんの書く中学生って若々しい可愛げが無い。
みんなえなりとか橋田ワールドに生きてそう。

宮部みゆきの描く中高生って、平気で知り合って間もない中高年と交流するけど
実際にこの年頃の子って、大人とか他人に対してこんなに心開かないよね。
一生懸命「今どきの若い子」を書こうとしても現実とちょっと違うなと思うことが多い。
ネタバレってほどじゃないとは思うけど念のため・・・






「名もなき毒」の女子高生（その母親も）も、相当個人的な事を
ほとんど初対面の杉村にペラペラ相談するなあと驚く。

でもミステリーのキャラってたいがい
親しくもない探偵役にやたらべらべらしゃべるもんだけどね

浅見光彦シリーズなんかすごいぞ

>>85
うむ、まあペラペラ喋らなきゃ物語にならないけどねｗ

今日はこれから掃除と洗濯したら図書館に行ってくる！
今は妊娠中で時間があるので
今まで手を付けたことがない作家さんの作品も読んでみようと思う。

これ面白いよ！という作品があったら借りてみるので教えてください。

好きな作品の傾向とか書いて貰わないとお勧め出来ない

>>87が手を付けたことがない作家がわからないと無駄なアドバイスになるけど
金原ひとみのマザー
角田光代の八日目の蝉

目立つとこに並んでたのでつい買ってしまった「化学探偵Mr.キュリー」。
東野圭吾のガリレオをカルピスなみに薄めた感じでorz。
ガリレオシリーズを見直してしまった。

向山貴彦「ほたるの群れ」既刊四巻
一巻が出た当初に読んで、「まあ、つまんなくはないけど…」程度で放置してたんだけど、
最近気まぐれで二巻を買ったらいきなりハマって、四冊一気読み
人がバタバタ死ぬし、設定もキャラクター造形もかなりライトノベル寄りだけど、
独特のドライブ感と、思春期のキラキラ＋もどかしさがあってわくわくする
ちょうど季節感的にも今読むのにいい感じ

日本の歴史の陰で暗躍してきた（らしい）十代中心の暗殺者集団、
その抗争に巻き込まれた、ごく平凡な筈の少年少女…という設定の厨二くささに引かない人にはおすすめ
公式サイトにて四コマ漫画形式で描かれてる、クラスメイトたちの日常バージョンと併せて読むと一層いい

>>87
とりあえず、当スレとか過去スレとか隅から隅まで読むと
お宝はゴロゴロ転がってるよ。
わざわざ質問しなくても、色んな人が面白そうな作品をどんどん挙げてくれてる。

森見登美彦「有頂天家族」読んでる
偶々アニメを見て面白かったので読んでみたんだけど、文章回しに味があって面白い

数年前まで、ドラマや映画やアニメ化した小説ってなんとなく敬遠してたんだけど
最近はそんなこだわりを捨てて積極的に読むようになった
そうするとやっぱり面白い作品が多いなと思う

>>60
アイラ・レヴィンの「死の接吻」は読まれましたか？
叙述トリックとは違いますが、巧みな構成で楽しめる仕組みになっているので
もし未読ならばお薦めです。

>>76ですが、姫野カオルコは評判いいんですね。
私が読んだのは「ああ正妻」です。
ぶん投げ本でした。
同じ作家でも名作から駄作までありますからね。
最初の出会いって大切だなぁとしみじみ。

姫野カオルコ、「受難」は面白かった。

三浦しをん「秘密の花園」
好きな作家さんだけどぶんなげ本。
微妙に本人の影がちらつくからだろうか。

>>95
「ああ正妻」は確かに読んだけれど覚えていないわ
印象の薄〜〜い作品。あれが初だと可哀想
40オーバーならミツコ読んでみてね
それから「もう私のことはわからないんだけれど」は認知症の介護してる人の
インタビュー形式で、とても良かったよ

ブリジット・オベール「カリブの鎮魂歌」「森の死神」
推理サスペンスの王道って感じ。さらっと読めて面白かった

姫野カオルコで好きなのは「ツ、イ、ラ、ク」「受難」「ハルカ・エイティ」「リアル・シンデレラ」だ
最初に手に取ったのが「ああ正妻」だったのはお気の毒

「冬のフロスト　上・下」堪能した
フロストシリーズも未邦訳なのは残すとこ一作だけなのが寂しい…

宮部みゆき「初物語　完本」

待ってた新作がいまいちだけれど、すごく待ってたから後悔はない。
今後は時代物だけ早く書いてほしい。現代ものはもういいのよ

>>99 同感

もともとくどい文章を書く人だけど、どんどん酷くなってるよね。
ＳＦぽいのも無理してがんばってる感が見えて途中で投げた。
時代物だけに絞ってもいいのに。
去年だったかな？ダヴィンチで対談やってて（相手は失念）
服がお婆ちゃんが着ているような変な服、地味で安っぽくてビックリした。
まだ50代になったばかりでお金持ちなのに身なりに興味がない人なんだね。

>>99
おお！ちょうど私も今日買ってきたところ。
宮部の時代物は安心して読めるよね。
三島屋シリーズ、続きが気になるから早く書き進めて欲しい。

直木賞を受賞した、「ホテルローヤル」まだ途中（連作の二つ読んだ）だけど
面白くなるかな。設定は変わってるけど、なんかジメジメして、読後感悪いな。

稲川淳二、平山夢明「怖い話ははなぜモテる（怪談が時代を超えて愛される理由）」
こんな対談本が出ていたことを全然知らなかったorz　

高橋ヨシキ「悪魔が憐れむ歌」
故ヤコペッティ存命中にインタビュー出来て良かったな、高橋氏。
原作＆映画版のエクソシストについても色々裏が書いてあって面白かったよ。

>>100
昔聞いた話では
一般庶民の感覚を忘れないために服は全身で一万円以内に抑えているとか
本当なら凄いよねえ

え、でも宮部さんの着てる服って、どう見ても全身一万円に近いようにすら見えないけど…
北村薫のエッセイだったか、宮部さんが千円のセーター着てすっごい嬉しそうに
自慢してたってエピソードもあったし、
何か特別理由がある訳じゃなく、心底、服にお金を使う気のない人なんだと思う

それならそれでいいよ
書くものが面白ければ作者が着るものにこだわりあってもなくてもどうでもいい

>>99
初ものがたり、完本

新作３編、悪くはなかったけれど初ものがたりのお約束の屋台のメニュー、
おやじとの話が事件解決のヒントが入っていない
人物は出てきても、初ものがたりはもう終わりなのかとちょっと残念だ

ところで完本は以前と出版社が違うんだよね
なので、以前のバージョンも別の文庫コーナーに並んでいる
新しく購入される方はお間違えのないように

北村薫さん好きだなー
似た系統の人あまり知らなくて残念

ずっと昔
北村薫が女（しかも若め）で栗本薫が男（おっさん）と信じてたわw

新井素子も着るものに頓着なくて
出版社からもらったアニメのトレーナー着て出かける、
とかいうエピソード読んだことある気が

>>109
私も同じだわｗ

最近読んだのは、コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー
事件そのものよりも事件の周辺がもうグダグダ過ぎて…orz
報道は日本もアメリカも大差ないお決まりのものだし、捜査は滅茶苦茶だし
犯人と被害者を取り巻く環境も最悪だし

>>109
「見なかったらよかった作家」
のひとりです、北村さん。
すみません。

>>110
素子姫はあれでめちゃくちゃこだわってらっしゃるんだよw
気心地や動きやすさが第一なんだとか

作家の顔なんかどうだっていいけどなあ
ワイドショー好きのオバハンみたい

いまさら「悪の教典」上下巻読みました
発表当時ここの奥様の感想にあった、
山田悠介の本をちゃんとした小説家が書くとこうなるって意味がすごくよくわかったw
後半のハスミン無双は暑苦しい夜に読むとけっこう爽快でよかった。
続編の噂があるけれど読みたいような、書いてほしくないような…

そしてyoutubeでＥＬＰの悪の教典を久しぶりに聞いて胸熱

>>115
一緒にモリタートを聞かれるのもよろしいですわよ
小説に出てくる音楽、気軽に聞けるようになったのがとても便利

>>115
>山田悠介の本をちゃんとした小説家が書くとこうなるって意味がすごくよくわかったw

知らなかったけどすごい的確だねｗｗ
ラスト出たら読みたいな
雫井修介の火の粉みたいな感じかな

あと皆殺しぶっ殺しゲームからの連想で高見広春は今どうしているのか気になってしまう

半沢、視聴率すごいねー。ドラマ凄い面白い。
原作も飛ぶように売れてるらしい。
５年ぐらい前に図書館で原作を読んだけど
特に何の印象も残ってないんだけど、こんな面白い内容だったかな？
ドラマの脚本家が凄いのかな？
ドラマで面白いと思って原作を読んだ人達って、どんな感想なんだろう。

小野不由美の「残穢」「鬼談百景」

夏だから涼もうと読んだけど、ちっとも怖く無かった
「魔性の子」は怖かったのになぁ

>>118
ドラマ→原作だと、2冊目読まないと黒崎が出てこないから、
入行組だけ読んで？？？かもね。
脚本が盛りすぎてるんで、原作読んでガッカリしないでほしいなぁ。

書店でも、原作2冊と並べてロスジェネとかロケットとか、
文庫化のタイミングで民王とかが平置きになってるけど、
空飛ぶタイヤとか最終退行とかのほうがｵｽｽﾒだなぁ。

>>118
私はたまたま本読んだあとドラマだったのでどちらも楽しめた

本は黒幕や結末が気になってどんどん読めたけど
ドラマでそのへんわかってから本読んだら面白さ半減かもしれないね

新聞広告で「嫌な女」というのが相当面白そうな感じで書いてあって気になったわ
でも文庫で普通に800円するんだな

「空飛ぶタイヤ」で池井戸潤に興味持ってドラマ化前にバブル組２冊読んだけど
スラスラ読める割に読み終わったらふ〜ん・・・て感じだったなあ
「七つの会議」や「下町ロケット」は文庫化されたら読んでみたい
「最終退行」もオススメなのね

>>118
まさに昨晩、読んだばかり。

ドラマは、原作をうまく膨らませてあるなって感じで、
まったく違和感はなかった。
妙な改変がなかっただけでもいい。

たぶん、半沢とか浅野支店長を演じる役者が、
ちゃんと銀行員ぽく見えるのが大きいと思う。
ただ、重要なキーマンを赤井が演じるのはどうかと思った。
これは原作のほうが、すんなり納得できた。

１０年ぶりにばなな先生の｢Ｎ･Ｐ｣読んだ
やっぱり最高〜
ばなな先生の作品はこれのみで良いわ
真夏に読めて良かった
夏の物語だから

私が高校生ぐらいの頃に、ばななが大ブレイクしたけど
なんとなく食わず嫌いで手を出さなかった。
今にいたるまで、一作も読んだことないのだけど
読んだ方がいいかなぁ・・・。

いや、読まなくて充分だよ
キッチンもツグミも今読むと古くさいし

ばななはみどりの指だけ好きだ

気になるなら公式ブログの日記読んでみれば？
ひっかかるなら一度読んでみればいいと思う

川瀬七緒の「シンクロニシティ」をようやく読んだ。と言うか一気読み。
法医昆虫学シリーズ２作目で、今回もはっちゃけた赤堀センセーが抜群によかったな。
旦那は前作のほうが好みと言ってたけど、私はこっちが好きだ。
物語という意味では、前作の説明臭さが抜けて、人物含めて広がりを見せてる感じ。

これ、ドラマが映画にしたら面白いと思うよ。グロがあっても、それを上回るエンタメ性がある。

>>129
的確なアドバイスありがとう。
さっそく読んでみました。
すべりそうになる目を必死で押えつけて読んだけど
私には合わないことが分かりました。

ブログと小説って違わない？
有川浩の自衛隊ものや三匹のおっさんが好きで
空飛ぶ広報室のドラマも良かったので情報漁りに本人のブログ読んで
読まなかったことにしようと思うくらい引いたけど
小説はやっぱり面白い

私生活と作品が共通してる人もいるけど
また別な人もいるからなぁ
作品は色々修正も入るしね

作家本人のことはどうでもいいや

内容が合わないというより、文章の書き方が合わなかったです。
スッと入ってこない感じ。

ばなな作品どれか忘れたけど
家族？だからといって雑に扱っていい訳じゃない的な主人公のつぶやきだけ
すごいハッとさせられたなー

ばななはワイン騒動で嫌いになったわ。

吉本ばななは、つぐみみたいなタイプなのかな（内面だけw）

TUGUMIは装丁に負けて買った一冊

初ものがたり出たんだ。買おう。

最近小説が読めなくなってる。（時代小説は除く）
なにが切っ掛けだったか忘れたけど
海難、漂流ものにはまって、賎民ものにはまって、
最近は山岳遭難ものにはまって、すっかり山に詳しくなっちゃった。

暑くなると、山岳ものが読みたくなります。特に冬山、遭難はしてもしなくてもw
今は谷甲州「遠き雪嶺」読中。なので、
>>139さん
ぜひおすすめ教えて下さい！

>>139
私は賎民ものが気になります…

｢聖(さとし)の青春｣ 大崎善生 読了

師弟の絆とかがメインだけれど親子愛、兄弟愛の部分に反応してしまい泣けた
母親が息子のためにとあれこれ世話を焼くのを自立したがっている聖が拒絶する描写は
まさに今春から大学進学で一人暮らししている我が子と被って涙･･･

一年くらい前にこのスレで、サンカや水上生活者の出てくる本を
尋ねてた奥様がいらした筈
>>139さんとは別の方かな？

一年も前になるのか

>>140
サンケイ文庫からいろいろ出てますよね。
一般登山者の遭難の記録の｢生還」が良いですよ。羽根田治はジャンル分けして
いろいろな遭難ドキュメントを書いています。
遭難までにいたる淡々とした課程や、地形の描写がわかり易くて
ひきこまれます。
ドラマチックなドキュメントといえば、山野井夫妻の生還を書いた｢ソロ」が面白かった。
評判は良くないみたいだけど、山野井信者じゃなければ楽しめる本だと思います。
あとは、｢ミニヤコンカ奇跡の生還」
生還したご本人が書いています。壮絶だけどカラッとしてますね。

>>141
私は、浅く広くなので、もっと詳しい方がいないかなー。最近の作家のもので
｢日本の路地を旅する」が面白かったですよ。
部落出身の作家なんですけど、現代っ子だなーってかんじです。
マイノリティが自分のルーツを題材にしてるわけなので、感傷的な部分はありますが
いい塩梅にドライで、この作家の本はこれからもっと読みたいと思いました。

>>143
そうかも。でもレスしてただけかもしれない。
ここは小説の話が中心なので、あまり盛り上ってなかった覚えがあります。

ジョン・クラカワー「空へ」

うだる夏に身が凍る。1996のエベレスト大量遭難物はたくさんあるけど
これは実際に隊に参加した物書きの手によるものなので
何が起こったのかかなり解りやすい。
いろいろ賛否もあろうが、私の感想ではかなり公平で推測を減らし
事実を積み重ねていると感じた。

山岳ではないけど古典で　アスプレイ・チェリー-ガラードの
「世界最悪の旅」もお勧め

>>137
本人が、後書きか何かのインタビューで「つぐみは私自身です」って言ってたよw
写真を見た私が、それ以降は一冊も読んでないくらい衝撃だったから覚えてるw
相当なレベルのブスで自信満々の人って、二世とか大金持ちとかスポーツ選手とか、
育つ過程で一般的な感覚を育めない何かがあったんだろうね。

冬山遭難ものでいえば、有名だけど、八甲田山死の彷徨は外せない。
真冬の夜、布団の中で読んで激しく後悔した。
寒さで凍える気分になるし、怖いしで、真夏の昼間に読めばよかった。

山岳遭難ものだと新田次郎もいい。
実際に起きた山岳遭難をモデルにしたものとかいくつかある。

>>140
書籍ではありませんが　「そして５人は帰らなかった」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm6847149

良質ドキュメンタリーです。

>>148
ばなな、ますます嫌いになったわ
痛いね本当に

ばななはスピリチュアル色が濃くなってついて行けなくなった。

>>148
私もそのインタビュー覚えてる
そしていまバナナの画像ググって驚いた・・・
衝撃的だ

ぐぐった
昔よりよくなってました。

山モノ、沢木耕太郎の「凍」と、NHK取材班の「白夜の大岩壁に挑む」どちらも主人公は同じ、山野井夫妻。面白かったよ。

>>145
レスありがとうございます
「日本の路地を旅する」探して読んでみますね

「凍」自分は、いまいちだった。あの夫婦がいけすかないからかもw

タイトル忘れたけど井上靖のチベットの高山へ行く話、琵琶湖の観音めぐりと
ひっそりした寺院にかかる月の描写が美しくて良かった

最近本を読んでいてもなぜか集中できなくて何度も読み返しては積読を繰り返してて、
ちょっと読書は休止中。
読みたいのに気が散るときはここで新たなおすすめ本をチェックする作業に没頭します。
山物涼しそうで良いですね。

山岳もの、たくさんおすすめありがとうございます！
ノンフィクション系はほとんどノーチェックだったのでうれしいです
一夏存分に山ごもりしてきます

「狭小邸宅」
図書館で150人待ちくらいだったのに、結構早く回ってきたから驚いたけど、
読んでみたら改行が多くて中身薄だった。皆あっという間に読み終えたのね。
家を売るための手練手管みたいなの、私が家さがしした時不動産屋が全部やってたわｗ
と面白かった。わざとらしかったので引っかからなかったけど。

山岳もの、ちょっと遅れたけれど、夢枕獏の神々の山嶺もよかった
岩登りの描写がとても生き生きしていた

この人、伝奇小説のイメージが強く買ったけど、これとシナンを読んで
印象が変わった

神々の領域、私も読んだ。
実在した人物、エピソードをモデルにしてるだけに
既存のノンフィクションにある描写が、そのまま使われてる箇所があって
おいおい、と思ったことはある。
ノンフィクションとフィクションの中間みたいな作品で、両方の良いとこどりした作品だな、とは思う。
でも、すっごく面白いよね。

漫画化された谷口ジローのほうも面白い。

空飛ぶ広報室
最終章読み進めていくとどきどきした。
まさか・・空井さんが・・・震災で・・・


以下略

塔山郁の「７０５号室」
まあよくあるホラー話なんだけど、文体がまんま金井美恵子だったｗ。ファンなのかな？

誉田哲也のブルーマーダー読み終えた。姫川シリーズなんだけど彼女が過去のトラウマを語る言葉に違和感。以下少々ネタバレ



レイプされたことを「受け入れてしまった」「身体を開いてしまった」って表現、女だったらしないと思うんだけどな〜。誉田の別の小説でもレイプ被害者が「私は彼に抱かれたんだ…」ってモノローグがあったけど、そんな言い方しないっだろう。
その辺の言葉選びがやっぱり男だな〜って思う。

リクエスト含め図書館で借りられる収容所物と文革物ほぼ読み尽くした
最近では飢餓の娘が一気に読めて面白かった。
一時期向田邦子や高峰秀子や石井好子のエッセイにハマったりしてたんだけど
今度は全く毛色の違うロシア文学とか挑戦してみようかしら

>>166
収容所ものといえば、やっぱりソルジェニーツィンの収容所群島だよね！

>>165
おっさんってレイプに変な幻想持ってるよね

>>167
読み応えありすぎww
でもあれが地下で出回ってたおかげでその後ラーゲリ送りになった知識人なんかは
取り調べから輸送先での心構えとかがある程度できて助かったとか書いてた
ある意味命がけの生活マニュアル本・・

レイプの話だけどおっさん作家はファンタジーとして描きすぎ

受け入れてしまった、だと「最初は嫌だったけど感じちゃった」みたいだよね
そんな意識は書き手はしてないのかもしれないけど

この暑いのに、ソロモンの偽証の順番きた
集中できない…

感じちゃったよりも迎合してしまったって感じで嫌だわ
ネタバレ？



姫川シリーズ好きだったけどヤクザと恋関係のところで放り出した

>>170
でも裁判シーンは、この季節だからこそ臨場感もって読めるかも
ちょっとうらやましい

「ほかならぬ人へ」白石一文


初めての白石一文。
二篇入っていて、どちらも不倫・浮気系の恋愛小説。
結婚する前は不倫・浮気も恋愛の形としては有りなのかなと思っていたけど、
結婚してからはそういう関連には潔癖になった。

だから結婚前に読んでいたらもっと違う感想を持ったのかもしれないけど、
夫ある身の今読んだ感想は登場人物が欲望に忠実すぎ、
結婚する・したなら他の異性に心を揺らすなんてふしだらだと思う。

ds

性的な描写で凍りついたのは大地の子での生き別れになった妹の下り
実際にこういうことは過去も現在も色んな国であることなんだろうなと思うと
妙に泣けてきてしょうがない

ふと本棚からイソラを取り出してみたが、怪談めいたところが季節にぴったりｗ

>>171
私もヤクザと乳繰り合ったところで白けたｗ

菊田がああなってしまったのもなー。

俺たちバブルシリーズ二作がベスト1、2位に入っているのは
理解出来るが、何故民王が10位なんだｗ
そこはロスジェネじゃないんかい、と新聞に
突っ込みを入れそうになった。

>>178
民王面白いじゃん

>>175
あれ、さらっと書いてあるわりに妙に生々しい描写だよね
嫌悪を感じさせるのが巧い、と言っちゃなんだが

>>179
面白いか面白くないかの問題じゃないんだけど。

でも敢えて言うなら民王は面白くなかったよｗ

高村薫の冷血の冒頭で、2002年の女子中学生のモノローグで
「先公」なんて言葉を使ってるのがどうにも受け付けない。
昭和のスケバンじゃあるまいし。高村さんってちょっとずれてるよね。

高村薫の小説でお寿司？と牛乳一緒に食べるシーンなかったっけ？
助六寿司だったかな
どちらにしろ微妙な組合せ

>>183
黄金を抱いて翔べ　だね
バッテラと牛乳じゃなかったかな

>>178
やっぱ文庫だからじゃね？

>>185
そうだったｗ
確かに文庫のベストテンだったわ。
的確な突っ込みありがとう。

「桜ほうさら」なかなか進まん。なんでや？

>>182
高村さんて言葉使いが妙に古いよね。でも違和感ありつつも若い女の子の熱というか勢いみたいなのはちゃんと表現出来てて、彼女のその後が悲しかった。
宮部みゆきのおまえさんをやっと読んだ。
好きなシリーズだけど今回は長く感じたなぁ。ていうか宮部さんは美形を優遇し過ぎ！あの兄弟が万能過ぎて鼻についてしまったし、加害者側の美形もやった事の大きさを考えたら随分軽いな〜と。
他のキャラクターは魅力的なんだけど。

>>182
先公って、不良がズベ公とか呼ばれた時代の言葉だよね
高村薫本人はお嬢様女子校出身だっけ？昭和の不良漫画から得た語彙なんじゃないだろうか。

先公はまだ使われてるみたいよ
youtubeでも先公って言葉引っかかる
2002年ごろには高校生だった私も同級生が言ってたの聞いたことあるし

>>188
私も「おまえさん」を漸く読み終わったところ。
で、同じく今回は長く感じて、同じく兄弟が万能過ぎると思った。
美醜が強調されすぎて、時代物の味わいがなく軽くなってしまってるよね。
おでこちゃんとか、贔屓のキャラはいるんだけど、
次はもう要らないかなって気がした。

>>188
高村さんもさすがに最近はズックとは書かないね。スニーカーだ。
10数年前にファンサイトでズックやアノラックってなんだ、とお嬢さんたちが検証していて、
ﾌｯ、お若いのね…。と遠い目になったわ。

真保の連鎖を読んでるけど
後半からごちゃごちゃしてきた

時代小説とか武将とか戦国時代とかまったく興味ないんだけど、
のぼうの城が面白かった。
映画もみてみようかな。

>>194
原作読んでないけど、
映画は、のぼうだけ頑張ってた。
全体的に戦国モノのTVゲームのコスプレした人達が
劇をしてるみたいな雰囲気だった。
原作が漫画みたいで面白かったなら、見たらいいと思うし
感動した・心を打たれ系だったら、やめたほうが良い。

気持ちが落ちていたので
イン・ザ・プール
空中ブランコ
町長選挙
一気に読み返し。
元気でるー。

夏なので京極一気読み
もちろん、まだ2冊目

>>195
キャストみてみたけど、石田三成が上地がやるのは絶対ありえない！！と
思った。
野村萬斎ののぼう様は見てみたいかも。

>>198
上地の石田三成はよかったよ。あと山田も
とにかく最初から最後まで萬斎劇場wで私は面白かった
榮倉奈々と成宮寛貴が現代ドラマとまったく同じ演技で、それが残念

>>164
毒殺魔の教室　塔山郁

二人称。
まあお勧め。

ズベ公www
変なチークと黒めの口紅ぬってマーティフリードマンみたいなパーマが瞬時に浮かんだ

>>180
まさしくそれです。
元記者だけあってこういうのを客観的に描写するのはさすがだと思うと同時に
無力感とか非情さがより強く伝わってきてやるせないです

柚木麻子のランチのあっこちゃんの予約がすごかったんだけど
映画かドラマにでもなるんだろうか

>>202
いろいろな新聞・雑誌、TV番組で紹介されていたからかな？
私は他の柚木作品の方が楽しめたけど。
サクサク読めるから何か軽い小説が読みたい時におススメです。

折角の猛暑なんだから、という言い方は変だがくらくらするような夏の
小説ってなんかないかと本棚と図書館を物色中

何かあった気がするんだけどな

乗り遅れた話題だが、池井戸潤なら、
最新文庫「ようこそ我が家へ」も面白かったよ。

今、密林の文庫ベストは、1・2位がバブル組で、
「空飛ぶタイヤ」が14位くらい。
堀越二郎「零戦」や堀辰雄「風立ちぬ」も、ジブリ効果か人気だね。

>>205
「ようこそ、わが家へ」今読んでる。
池井戸潤って初めて読んだんだけど、なんだろう文章の書き方が苦手だ。
あと主人公の家族のキャラ、というか描き方にも違和感。
ツッコミ入れたい部分も結構あった。
ただ銀行や中小企業の内部事情は詳細に描かれてて
こういうジャンルは得意な作家なんだなとは思う。
他の作品は読んだことないし、一作品の途中でエラそうな事書いてしまったけど。

マーガレット・アトウッド「侍女の物語」を読んでる
管理出産のディストピアものと聞いて興味がわいたので

石原慎太郎の「国家なる幻影」を読んでる。
この人の書いたものを読むのは初めて。
面倒臭そうな人だってのは文章から伝わってくるｗ
けど、政治に関する回想録で言いたい放題なので結構面白いし、
たまに知らない言葉が出てきて勉強にもなる。
参議院選挙の全国区制とか今考えるとスゴイなｗ

エマだかってアニメの歴史監修やった人が書いた
イギリスのメイドのあれこれについての本が意外と面白かったので
立て続けに昔メイドやお手伝いさんをしていた人の手記なんかを読んでる
国内外、ジャンル問わず昔の人が書いた手記とかって本当面白いわ
形式はちょっと異なるけど最近面白かったのは「あるミルク売りの日記」

>>207
フォルカー・シュレンドルフ監督で映画にもなったんじゃなかったけか？
キリスト教原理主義支配の恐怖。
米国は 53% がキリスト教原理主義者なんだよね。
マケインのときの副大統領候補だったペイリン女史とか。

ドラマの影響で「名も無き毒」を読んでみたいと思っている
前も読んでみたいと思っていたんだが
このスレであまりにもボロカスの批評だったからやめたんだけど、気になるからやっぱり読んでみようかな

私、宮部けっこう好きなんだけど読書歴が長くて深い人からは
「フッ、宮部好きなの？」みたいに言われることが多いw分かり易い物語が好きだからなー

でも、そんな私でも彼女が描く少年少女は出来すぎ君過ぎて受け入れられないw

名もなき毒、私は好きだったよ
いい人や出来のいい子供は、それ以外の人物のエグい部分を際立たせるためにいるのかも、と最近思う
全員を宮部みゆきが本気だして「人間くさく」描いたら、ちょっと怖すぎるかもw

という感想をもったのは、今日「ソロモンの偽証」を読み終えたからです
上で「夏に読めるのはいい」と言ってくださった奥様ありがとう
思い切りひたれました
暑さ倍増w

>>206
自分もまだ５〜６作くらいしか読んでないからあまり偉そうには言えないけど
この人の作品は銀行や中小企業内部の話は推理小説的で面白く読めるのに
（おそらく人物や話に深みを持たせるために書いてる）家庭や女性の話が薄っぺらくて苦手
いっそ割り切って仕事の話だけに絞って欲しいくらい
経歴から銀行の話が得意なのかもしれないけどそれより中小企業やメーカーの話の方が好き

津村記久子の「とにかくうちに帰ります」
暑い中、図書館に通うのが面倒だから借りようか迷ったけど、借りてよかった。
無印の「部屋でくつろぐ」シリーズが無性に食べたい。

桜木紫乃の「凍原」読み終わった。
地元が舞台だとこんなにはっきり風景が頭に浮かんでくるものなんだ、と
初めての感覚だった。
もっと地元が出てくる作品を探して読みたくなった。

>>215
北海道が舞台？
あそこが舞台の話はあまりハズレがないね
９０年代の藤堂志津子がお勧め

>>213
＞家庭や女性の話が薄っぺらくて苦手
＞いっそ割り切って仕事の話だけに絞って欲しいくらい

全く同感。
銀行や企業を詳細に描いた、骨太の路線でいけばいいのにと思う。
家族や家庭を描くのはあまり上手くないみたいだから
その辺は無理に挿入しなくていいと思う。

今更ながら京極夏彦に興味を持ったんだけど、
文庫本が厚すぎて持ち運べない‥厚すぎる本は分冊して欲しい‥

>>218
講談社文庫の京極堂シリーズは分冊あるよ
角川の巷説シリーズも分厚いかな

>>216
北海道が舞台の話はいくらでもあるけど、>>215さんは釧路なんじゃない？
釧路が舞台だと、桜木さん以外は、「挽歌」みたいな古ーい原田康子作品と、
内田康夫あたりの全国行脚系ミステリぐらいしか思い当たらないもんね
あ、恩田陸の「麦の海に沈む果実」は、架空成分多めの釧路湿原らしき場所が舞台だった

北海道、で思いついて、山田風太郎『地の果ての獄』を読み始めた。
読むのはもう何回目かだけど、面白くてたまらないわ。
時代を超えて残る小説だなと思う。

そこで吉村昭の熊嵐ですよ。

>>220
215です。釧路なんです。原田康子さんの作品を探してみます。
恩田陸にも初挑戦してみます。

>>216
子供の頃に藤堂さんがされていたラジオ番組が、落ち着いてるのに面白くて好きでした。
最近のではなく90年代の作品を探してみます。

お二方ともありがとう。

雫井氏の途中の一歩を読んだけどとてもよかったよ。
合コンを描いた話だよ

高田さんの「あい」を読んだ。
後半かなり駆け足だった。
以下ネタばれ




カンサイのその後をwikiで読んだらがっかりだった。
正義感が強くて潔癖な人って、人の意見を聞かずに壁に激突してから
やっと壁の存在に気がつくのかなぁ。

海堂尊
桜宮サーガシリーズ
「スリジエセンター1991」
ちょいネタバレかも。








読み流してたつもりが、いつのまにかものすごく感情移入してたようで
ラストで思わず号泣してしまった…。
子どもが寝た後に読んでてよかった。
シリーズの中では、かなり切ない作品で一番好きかも。

「つむじダブル／小路幸也＋宮下奈都」を読んでるんだけど 可愛い小学生の妹と格好いい高校生の兄、お母さんは周りが羨む程若くて美人、高校生兄はバンドをやっててプロにスカウトされて…って一昔前の少女漫画みたいに甘くてぬるい設定にウンザリしてきた…。
作者二人とも初めて読むんだけど、甘い作風な人達なの？

カズオ・イシグロの『わたしたちが孤児だったころ』を読了。
読むんじゃなかった、しばらくの間気分が鬱々しそう。
胸糞悪いの一言、時間を無駄にしたわぁ。

「本格小説/水村美苗」
久々に物語に入り込んでしまい、読み終えるのがもったいなく感じた
以下ネタばれ



フミ子と太郎の関係を全く疑わなかった
純粋な姉＆弟みたいな二人と信じてしまった
まだまだ人生経験が足りないと思った

「君のために今は回る」白河三兎
半分くらい読んだところだけど、登場人物の誰ひとり好きになれない。
上司に初めて連れて行ってもらったイタリアンレストランで
イタリアに３年修行しに行ってたという店主にいきなり
「性欲はどうやって処理してたんですか」って聞く27歳女子の思考回路が
理解も想像もできないｗ

>>229
私も。読み返せば、匂わせるような記述があるのにね。
自分の中では、どんでん返しのすごい小説ナンバーワンだな〜。

>>231
私も。たとえば、以下ネタばれ


あの鋭い源治叔父が、太郎の渡米を助けて欲しいと訪ねていった
富美子と太郎を見て「血迷ったのか」と驚いたところとか。

>>230
＞上司に初めて連れて行ってもらったイタリアンレストランで
＞イタリアに３年修行しに行ってたという店主にいきなり
＞「性欲はどうやって処理してたんですか」って聞く27歳女子の思考回路が
＞理解も想像もできないw

ワロタw編集突っ込めよw

>>230
勝手なイメージだけど、江國とかばななの登場人物にありそうｗ

ああ、江國はやりそう
ふんわりとした文体に包んでさも「突飛で、そこが魅力的な女の子」であるかのようにｗ

>>230
ｸｯｿﾜﾛﾀ。
いっそ読もうかなw

>>230
なんだそのセクハラ質問www

そのセクハラ質問にどう返答があったのかだけ教えて！w

>>230
この作家の
「私を知らないで」
は読んだ。主人公男子がスカしててムズムズした。
スカしてる理由は後々わかるんだけど。
感想が言いづらい作家だ。
書評家が絶賛していたらしい。

「マスターベーションです。バスルームでね。」
とか横文字まじえて倒置法で答えれば
イタリアンレストランの雰囲気を壊さずに済むだろうかw

垣谷美雨「夫の彼女」がドラマ化決定（10月〜）
文庫化待ってるんだけど、放送と同時期かなー

>>240
壊してる超壊してるw

>>239
感想が言いづらい、に激しく同意。
『君のために〜』もなんと言っていいのか分からない読後感だったわ。
読中も読後も、どこか座りが悪いような感じ。

お盆に読もうと思って楽しみにしていた「冬のフロスト」
何故かページが進まないままに他に移ってしまった。
お馴染みの展開すぎて新鮮味がなかったからかな。
　
「緑衣の女」「ゴーンガール」は面白くて一気読み。
「消滅した国の刑事」もそうくるかーのオチでなかなか。
この三作品はミステリ系のベストテンに絡んでくると思う。

東野圭吾「麒麟の翼」

ストーリーはまあいつもの事なんで、可もなし不可もなしなんだけど
装丁の日本橋の麒麟に完全に痺れちゃった
東京は数度しか行った事が無く、まして橋の欄干など注目した事も無く
はりまや橋のような「がっかり感」しか有名な橋のイメージを持っていなく

もうヤラレターと言うしかない
どなたか、橋の写真集や昔の建造物の気にいった写真集あれば教えて下さい

私も今季イチオシ、『ゴーン・ガール』
先が読めなくて、下巻を買いに走ってまた衝撃。
小児性愛とか虐待ドロドロにはうんざりしてたので、普遍性のテーマであれだけおもしろいってすごいと思った。
後、『ジェイコブを守るため』
リアルな息子に苦悩翻弄される父親が切なすぎ。母の静かな壊れ具合にぞっとした。でも本人は意外にアッケラカンとしてFBに夢中だったりして。
コージー系の『アガサ・レーズンの完璧な裏庭』もよかった。主役が性格悪くて新鮮。

>>228
完全に同意です。
カズオ•イシグロは好きだけれど、「わたしたちが孤児だったころ」は合わなかった。
「わたしを離さないで」「日の名残」「夜想曲集」がいいな。

買ってはあったしゃばけ新刊「たぶんねこ」をようやく読んだ。
話のネタ自体は前巻より妖関係が多くなって上手いこと作ってあるんだろうけど…
なんだかキャラにも話も魅力がなくなった。

いつまでもウジウジと子どもみたいに悩んでる若だんなも歯痒かったが
悩みもしない丈夫にもならないけどたいして寝込みもしない若だんなというのもなんの面白味もない。

「どうぶつのこゝろ図鑑」　D[di:]ディー

表紙や中の挿絵がいいなと思って買ったけど、なかなかシュールな
内容でおもしろかった。ちょっと動物を見る目が変わりそう。

>>247
取り敢えず惰性で買ってる＠しゃばけシリーズ
でもここ3年分、読みもせず積んだままになってる。
買うのをやめるべきか、一応毎夏悩むんだけど。

しゃばけなら１、２日で読めるからまとめて読んじゃえば？
と、今年はとうとう買ってない自分が言ってみる

>>244
求めているものが何なのかわかりませんｗ
とりあえず「美しい　日本の橋」で検索してみると良いかも。

中公新書の「月経のはなし」という本をタイトル買いしてきた
医学的だけでなく、民俗学や社会学的な視点もあるみたいで期待

帯に「毎月1回×平均5日×約42年＝2500日を占める、男女最大の格差」と書いてある

しゃばけは読みやすいから文庫化するたび買ってるけどｸﾞﾀｸﾞﾀﾞしてきたよね
にしても腐女子受けしそうだよなといつも思う
作者が元漫画家というのも納得
つくもがみの新作は無いのかな

スカーペッタくらい突き抜けてくれれば切りやすいんだけどね＞しゃばけ

>>249>>250
簡単に読めるといってもそれなりの時間はとること、
まとめて読む必要はないんじゃないんでしょうか…
それどころか買うひ…げふんげふん

来年もまた切ろうかなぁと思いつつ買いそうな自分が
シリーズ展開に動きがあったときにはお知らせしますね。
スカーペッタシリーズのマリーノの近況のようにw

>>246　「わたしたちが孤児だったころ」
今、上海編の親探しのところ読んでる
情景が全く目に浮かばなくて文字を追ってるだけだ
唐突に幼馴染の日本人がでてきたり…なんじゃこりゃな展開
最後まで読んだら時間返せと思うだろうが、読む

旦那にすすめられて読んだ「忍びの国」が面白い。
忍者は特に好きじゃないジャンルだったが忍者というものに
興味もった。
他に忍者もので面白い小説あったら教えてください。

>>256
忍者小説で一番最初に思い浮かぶのは司馬遼太郎の「梟の城」かな。
司馬先生のデビュー作だったはず。

忍びの国は前半がややこしすぎて頭に入ってこなかったなあ。
もっと軽い話だと思ってたけど意外と難しかった

>>257
司馬遼太郎はまだどれも未読なので「梟の城」でスタートしてみようかな。

>>258
同じく。というかこの小説に限らず時代物とか歴史にそもそも疎いので
誰と誰の戦いとか武将とかどこの合戦とか頭の中で全然理解できない。
いつか日本史をもう一度勉強しなおしたい。

>>256
忍者といえば山田風太郎の忍法帖がオススメ。
『くノ一忍法帖』『柳生忍法帖』『風来忍法帖』とかが
個人的には好きです。

池波正太郎の「忍者丹波大介」「蝶の戦記」などの忍者ものはどれも
超お勧めですわ。
池波正太郎　忍者ものでぐぐって一番上のサイトで、好きな時代の物から
読まれるのもいいかも。

遅ればせながら京極夏彦読んでる
「姑獲鳥の夏」と「魍魎の匣」を読み終えて今は「鉄鼠の檻」に挑戦中
榎木探偵の言動がツボにはまりすぎて困るｗｗｗ

最近児童書ばかり読んでいる
「糸子の体重計」
小学生のダイエット話？と思いきや　友情もののオムニバスだった
面白かった

児童書は最近は読んでないなあ。
柏葉幸子とか大好きだったんだけど。

親や親戚が本好きな人たちだったので
小さい頃からよく色んな本読ませてもらってたなあ。
家の本棚にぎっしり世界名作全集が詰まってたので、
中学生のときには「チャタレイ夫人の恋人」をドキドキしながら読んだりｗｗ

>>264
我が家にもあったチャタレイ夫人w
しかし肝心なところがカットされてる版で悔しい思いをしたものだ

児童書だとクレヨン王国シリーズは好きだった
子供の頃病気がちだったから
児童書は小児科の待合室でもよく読んだなあ

クレストブックスの新刊「美しい子ども」、
創刊15周年の短編集らしいんだけど、収録されてる作家の顔ぶれが渋くもすごい
ジュンパ・ラヒリ、ベルンハルト・シュリンク、アンソニー・ドーア…
買って、毎日少しずつ宝物みたいに読みたい

ソロモンの偽証3部まで読んだ
裁判始まってからは一気読みしたけど、おもしろいつまらない以前に読み切ったことに
なんか満足
次は古典に挑戦しようと思って、雪国読み始めたけどよくわからない・・・

クレヨン王国、柏葉幸子好きだったわ。
もちろんコロボックルシリーズも。

最近読んだ児童書はここで教わったルーマ・ゴッテンのバレエダンサー
しばらくルーマゴッテン祭りでした。

クレヨン王国の花うさぎは泣いてしまう

夢より短い旅の果て　柴田 よしき

鉄道愛好会に入った女子大生の旅行短編集で、全体を失踪した叔父の行方
探しでつないでいる。

つなぎの部分はいつも通りと言う感じだけれど、今時の鉄オタに便乗した
鉄道の度の部分は無理なく楽しい

飯田線で出てくるソーツカツ丼、たまたま最近食べる機会があったので
余計感情移入したかも

初めて林真理子の本を読みました
「聖家族のランチ」
藤野真紀子さんのファンだったので
一気に読め、面白かったです。
林真理子の本で他にこんな感じでお勧めのものがあったら
どなたか教えて下さい。

>>148
亀だけど衝撃…orz
つぐみ、ばななの中で唯一好きな作品なのに。
牧瀬里穂のイメージのままでいたかった…。
N.P以降は全く読んでないけど、今はどうなんだろうね。

>>271
読書好きの人は林真理子は読まないと思うなあ‥･

昔の林真理子は結構読んだけどなｗ
ただ>>271の言う「こんな感じ」がどういう意味なのかわからないんで答えようもない。

サリンジャーの未発表作品出版が、とくにグラースサーガの新作が楽しみすぎる。

私はユニヴァーサル野球協会と第三の警官の復刊が楽しみで楽しみで。
白水社、えらい！

白水社は「エクス・リブリス」シリーズもいいね

最近だとハリー・マシューズの「シガレット」が大層面白かった
パズルのピースが少しずつ嵌っていく感じがたまらない

>>275
ままままじですかっ
もしかしたらと思ってたけど夢だと思ってた
わたしもグラース家が読みたい

中山七里『贖罪の奏鳴曲』読了。
面白かった!
中山七里作品は最新作の『七色の毒』を除いて全部読んだけど、
この『贖罪〜』が一番面白かったかも。






複数のトリックが合わせ技で使われ、最後の最後でどんでん返し。
ただ、救いが全くない。

>>275
ね！もう何十年待ったことか！（大げさ）
でも誰が訳すんだろう…あの人、かなぁ

>>227
亀だけど、小路幸也は温いよ。
水戸黄門のドラマか居眠り磐音のシリーズか・・・ってくらい鉄板だから
心が疲れた時にサラっと読んでたけど、さすがにもう飽きてしまったわ。

>>281
小路幸也はメフィスト賞とったやつだけすごく好きだったなー
東京バンドワゴンシリーズは何作か読んでみたけど
主人公一家マンセー状態にうんざりして脱落した
ドラマ化で父親役を玉置浩二がやるのがちょっと気になる

>>282
東京バンドワゴンシリーズは、
新刊が出たら取り敢えず図書館で予約して読んでる。
でも、主人公一家マンセーというか、イケメン・元スッチー・IT企業社長のお金持ち
日本を代表する女優に伝説のロッカー・〇〇家令嬢・医者・・・・と
こちらも色々都合が良すぎて、もうお腹いっぱい。

ドラマは70年代風ホームドラマ路線かしら？

>>280
あの人w
翻訳はわりと癖がなくて上手いと思うんだけどどうだろう。

>>284
同意

ただちょっと年代を感じさせる訳も雰囲気あって好きだった
それを再現するのは無理だろうけど

読もうかどうしようか迷って読み始めた「本にも雄と雌があります」。
早くも読み終わる自信がなくなってきた…
読んでるとどこで息していいかわからない感じだw

>>286
わかるｗ
自分は１０ｐくらいで挫折したわｗ

>>286
さらにわかるｗ

ひたすら文字を追って読了したけど、
最初のうちに挫折すればよかったかもとは思った。

佐藤賢一の「新微組」が中盤で止まってる
読みたくないわけじゃなくて、終わってしまうのが惜しくて読み進められない

「鸚鵡楼の惨劇」真梨 幸子

ラストはこういうトリック使う作家が他にもいたなあと
モヤモヤした気持ちで読んだ。というより、話全体、どこかで
読んだような内容。

ドンキホーテ読みたくなったので検索したら
古典だけにいろんな訳が出てるんだよね。
皆さんどうやって選んでますか？

他スレコピー
俺んちの田舎、在日朝鮮人学校があるんだわ。で、そういうところって必ず朝鮮人部落ってのがあるんだよね。
朝鮮人なんかが犯罪犯してそこに逃げ込まれると、警察も手出しが出来ないくらいの暗黒街なんだわ。
親から『あの近所には絶対近づくな。どうしてもあの近所に用があるときは、包丁でもなんでもいいから、必ず武器を持っていけ』
って言われたくらいだからね。俺が小学校高学年の時かな。

下校途中の中学生の女の子が、在日朝鮮人学校の生徒にレイプされる事件があったんだよ。
たまたま一緒にいたクラスメートの男子が助けに入ったんだけど、彼はバットか何かで頭を殴られてしまったんだ。

女の子の方は、部落に引きずり込まれてさんざん嬲られた挙句、あそこに電球つっこまれて、それが中で割れちゃっててひどい事になっていたらしい。

結局、頭を割られて血まみれになったクラスメートの男子と一緒に、ほとんど全裸で通りに放り出されていたのを通行人に助けられたんだ。
頭を割られた男の子は、頭蓋骨陥没骨折と脳挫傷で３日後に死亡、
女の子もレイプされたショックから立ち直れず、半年くらい後に、『お母さん、ごめんなさい』
って遺書を書いて自殺しちゃったよ。

俺はその時、子供ながら
『何で、あの女の子が“お母さん、ごめんなさい”なんて書いて自殺しなきゃなんないんだ？悪いのはみんな在日朝鮮人だろう！！』
って、物凄い怒りを覚えたよ。

警察も動いたけど、結局、部落には踏み込めなかったよ。
最後に警察が掴んだ情報は、『犯人は総連にその日のうちに保護されたもよう、２〜３日後に総連の保護のもと、北に逃げたと思われる。』
という情報だけだったそうだ。

女の子が自殺して二年くらい経った時かな。
被害者の遺族あてに差出人不明のいやがらせの手紙が届いたんだ。
内容は『お前達の息子を殺し娘を犯した者達はわが祖国で労働英雄となった。いい気味だな日本人』という内容だったそうだ。

結局、被害にあった家族はみんな町を捨ててどこかに引っ越していった。
(例の日本人小学生を斧で殴った朝鮮人も無罪になりました。)

>>289
えっ、ほんと？
佐藤賢一、女信長で日本物はダメと自分の中で仕分けしてしまったんだが
読んでみようかな

>>286
ホントわかるわｗ
初期のくどさは50Pくらい読めば少し薄まるよ
そこまで読んでたらゴメンｗ
私は初め苦労したけどミキさんの話になってからはすんなり最後まで読めた

個人的には最後まで読んで満足だったけど
個性的過ぎて人には勧められないなと思った

>>293
面白いよ
佐藤賢一って、カエサルや信長よりマイナーな人物や事柄を書く方が向いてるんじゃないかと思った

>>294
私もすごくハマったけど、人には薦めにくいのもわかる

>>291
自分の場合、翻訳ものは原文の参考にするので、訳注の多いのが都合良いですね。
（露文は無理ですが。）

『レ・ミゼラブル』は翻訳が沢山ありますが、一番新しいちくま文庫のを使っています。訳注が多い。

『ドン・キホーテ』、ググッたら堀口大学の翻訳（全部ではないのかな？）がありますね。
読んでないので無責任ですが、堀口大学の訳は原文より良い場合があるようなｗ
いずれにしても図書館とかで、ご自分の好みの訳を探してご覧になっては？

どの翻訳がダメということはないですが、古いのは限界あったりします。
トーマス・マンの『ブッデンブローク家のひとびと』。
岩波文庫（今は絶版）のでは「バウムクーヘン」が「カステラ」になっていました。
でも、だからその訳がダメということでは全くないです。

ﾏｽｺﾐは大嘘つき！有名な凶悪犯罪のほとんどが朝鮮人の仕業だった！

麻原彰晃 →ｵｳﾑ真理教教祖｡ｻﾘﾝを撒き無差別殺人｡坂本弁護士一家惨殺｡海外新聞がkoreanと表記｡週刊現代がｽｸｰﾌﾟ｡事件前の対談で自ら語っている｡
宅間守 →大阪 池田小学校の児童殺傷｡8人殺害 15人が重軽傷｡朝鮮人部落出身
東慎一郎 →酒鬼薔薇聖斗｡神戸の首切り小僧｡生首を校門に飾る｡2人殺害｡元在日朝鮮人
林真須美 →和歌山 毒入りｶﾚｰ事件｡4人毒殺 63人が負傷｡帰化人
織原城二(金聖鐘) →神奈川 帰化人､英国人 豪州人女性を強姦､ﾋﾞﾃﾞｵ撮影､ﾊﾞﾗﾊﾞﾗ殺人
関根元 →埼玉の愛犬家連続殺人犯｡4人を殺害｡肉片を削ぎとりﾄﾞﾗﾑ缶で焼却､川へ流す
丘崎誠人 →奈良 岩を数回､少女の頭部に投げつけて絶命させた 在日朝鮮人
ｷﾑ･ﾐﾝｽ →韓国人留学生 強盗殺人犯｡大分 日本人老夫婦を刃物で殺傷
李東逸 →韓国人 檀国大学教授｡芝居観覧のため来日中､東京で日本人女優Nを強姦
金允植 →韓国人 強姦罪で指名手配中に逃亡目的で来日｡大阪で主婦を100人以上連続強姦
金大根 →韓国人の強姦魔 連続児童虐待暴行殺人｡6名の女児死亡
李昇一 →韓国人 東京 ﾃﾚﾋﾞ｢ｶﾞｷの使い｣関係者を名乗り少女140人をﾚｲﾌﾟ
沈週一 →韓国人 鳥取 大阪 和歌山 ﾍﾞﾗﾝﾀﾞから女性の部屋へ侵入し9人を強姦
張今朝 →韓国人 長野 ｢一緒に猫を探して｣と小学校4年の女児をﾚｲﾌﾟ
ぺ･ｿﾝﾃ →韓国人 横浜 刃物で脅し､女子小学生14人をﾚｲﾌﾟ
宋治悦 →韓国人 東京 ﾅｲﾌで脅し手足を縛り下着で目隠しの上､主婦19人を強姦
崔智栄 →北朝鮮籍の朝鮮大学校生 新潟 木刀で傷を負わせ､18歳少女2人を車の中で強姦
金乗實 →北朝鮮籍の朝鮮大学校生 同上､共犯者｡他にもう一人19歳の共犯者(朝鮮籍)あり
鄭明析 →韓国人 ｶﾙﾄ｢摂理｣教祖｡日本人1000人､台湾人100人､米英仏人などを強姦
徐裕行 →韓国籍 ｵｳﾑ真理教ＮＯ２幹部･村井秀夫（こいつも在日）刺殺事件の刺殺犯自称右翼｡

他板で「最近の事件の尼崎の角田被告は在日なのにマスコミは隠してる」と言うスレも有るね！
先日のインナーネットニュースで尼崎の連続殺人の角田美代子被告の親族の李容疑者が6人で沖縄で無理やり崖から飛び込ませた強要の罪で再逮捕されたね、保険金を取るためだって、

中山七里『贖罪の奏鳴曲』

キモのところは使い古しなので途中で大筋が想像ついてしまう。
取材が粗い。

残念でした。

佐藤賢一、女信長を読んでどうしたのかと思ったが、新微組は面白い。
個人的には王妃の離婚が好きだけど。

大江健三郎の万延元年のフットボールやクンデラの存在の耐えられない軽さ等が好きなんですけど
周りの友達はミステリーや恋愛物が好きな人しかいなくて困る

団塊のオジサマは大江健三郎好きだよ
そっちと仲良くすれば〜〜〜

つか、ここで友人の読書傾向を愚痴られてもなーｗ

本には雄と雌がいます
まだ読みはじめだけど文章がギュッギュッって詰まった感じ
ぼーっと読んでるとわからなくなるな

去年、高校生クイズで日本人以外のノーベル賞作家を出来るだけ多く答えよ
が出た

高校生は多く答えていた。

ソルジェニーツィンと答えたのを見て、さすがと思った

>>302
やっぱり女性は読まないんですかねー
三島由紀夫でも女性は潮騒をよく挙げますが豊穣の海辺りが好きなんですけどねぇ


ソルジェニーツィンはイワンデニーソヴィチの１日は面白いですよね

ソルジェニーツィンというノーベル賞作家がいることを知ったのが、21年前の1992年春。
歳がばれるけど当時高校3年生の受験生で、読売新聞の夕刊に載った記事を見た。

「亡命作家ソルジェニーツィン氏　18年ぶりにロシアへ」

小さく顔写真も載っていて、記事「ソ連と共産党の解体を経た歴史的帰還となる」
「エリツィン大統領も帰国を歓迎する立場で、歴史的なエリツィン・ソルジェニーツィン会談が年内にも実現しよう」
と記事は結んであった。

20年経って同じ高校生の男の子がミラン・クンデラ、バルガス＝リョサとならんでソルジェニーツィンと書いていて
おっと思った。

アレクサンドル＝イサエヴィッチ＝ソルジェニーツィンは2008年死去。

新潮文庫で『イワンデニーソヴィチの１日』や『収容所群島』（収容所列島）を訳した
木村浩（静岡県立大学教授）は1992年急死。

ロシア文学者に原卓也さん（当時の東京外大の学長）や小笠原豊樹（『ガン病棟』）がいた。
その後、東京外大の学長に中国文学者の中嶋嶺雄（国際教養大学学長。今年死去）。

歴史物や戦争物が好きで海外のハードボイルドばっか読んでたけど
40すぎて生まれて初めてハーレクインを読んだらメッチャ面白くてハマったｗ
今更すぎてもっと早く読めばよかった
ﾘﾝﾀﾞ･ﾊﾜｰﾄﾞとかｽｰｻﾞﾝ･ﾌﾞﾛｯｸﾏﾝのFBIや米軍系のエンタメ度はかなり高いと思うわ（プロットの精度はともかく）
ウフフシーンも細かくて大満足

小谷野敦「ムコシュウト問題」
もっとまともな文学史を読んだほうがはるかにましだと思った。
壁本。時間の無駄。

終りのほうに小谷野のネット婚活の話が載ってるけど、これがひどい。
さらに不妊治療で男が病院で精子を取り出すためにどんだけ大変な目に
遭ってるのかと自己憐憫ぷんぷんに書いてるけど、それ以上に女は
つらい思いをしてますがなにか？と突っ込みを入れたくなった。
もう小谷野の本を読むのはやめようと決意した。

奥様方本どこで買ってます？
最近ネットだとポイント付くお店がいくつかあって気にはなってるものの迷ってます

>>308
評論も酷いけど、小谷野の私小説もどきの小説はもっとひどいw
一応、芥川賞候補になったけどあまりの面白くなさとナルシストぶりに壁本
不細工の自己憐憫ってこれほどムカつくものはないわww
やることなすこと全部三流のくせにそれでいて、
ライフワークであるアマゾンのレビューでは三島を「通俗小説家」と扱き下ろす
お前は三島の純文学・通俗小説・評論の何一つ足元にも立ててないよと言いたい

貴志祐介の角川ホラー文庫新作書き下ろし「雀蜂」10月25日発売とな
待たされたよー
好きな貴志祐介だといいんだけど

昔読んで大好きだった
カポーティーの「クリスマスの思い出」が読みたくなって、
村上氏翻訳のを書店で少し見たんだけど
なんかスカしてる気がする…。
古い方のはもっと子供っぽい語りだった気がするけど
思い出補正かな。手元にないからわからん。

私は山岸涼子のしか読んだことない

>>311
情報ありがとう。
ここのところ資格試験のテキストばかり読んでいたから、
頭を休めるのに丁度良さそうだわ。

>>309
ポイントつくお店で買う。
ポイントプレゼントキャンペーンとか利用すると、上手くすれば文庫1冊分位のポイントがすぐたまるから重宝してるよ。
時々応援の意をこめて近所の小さい書店でも買うけどね。

ちなみにhontoでした

hontoはジュンク堂とかとポイント共通だよね。
いまはリアル書店でもたいていポイントカードあるからなあ。

>>312
むしろ春樹訳でスカしてない方がおかしいんじゃ

>>318
そうなの？
「さすがハルキ訳、うめー」的な書評ばかりだったから。
大昔に「パン屋再襲撃」しか読んだ事無いから
春樹節がよくわからない。

>>303
>>本には雄と雌がいます
うーん惜しいｗ

最初のほうの一反木綿ネタで電車で噴き出した思い出が…

夫婦の描写はかなり好きな感じです
かわいらしい。
50ページやっと読んだー

>>305
「イワンデニーソヴィチの１日」は面白いけれど、
その他のソルジェニーツィンの小説ってゲンナリ。
パステルナークの「ドクトル・ジバゴ」は好き。

>>297
詳しくありがとうございます。
図書館が近くにないので、お店で見つけられたらチラッとみて判断できるかな。
確かに昔過ぎる翻訳は限界ありますね。
その辺も忘れてたのでありがたかったです。

今更だけど小野不由美の「残穢」「鬼談百景」まとめて読んだ

家買うの怖くなったw
中古でも新築でも家買うときは土地のことを十分調べようと思った

村上春樹はほとんど読んだけど「パン屋再襲撃」は読んだ事なかったわ
スカした春樹には珍しくタイトルが筒井康隆みたいだけど、どなたか内容を三行でお願い

そういえば同級生のお母さんが入水自殺した後引越しして、越してきた一家の次男が
入水自殺したな。

>>324
私、うちが建つまでは新興住宅地のまっさらの空き地＆その前は数百年以上
ただの原野だった場所の新築だから平気、と思って読んでたけど、
最後の方の展開だと、それでも伝染ってくる穢れはあるんだよね……

「残穢」初読の感想は「気にしてたらきりがない」だったｗ
直近の事故物件はいやだけど、明治までさかのぼってもなあ

チャンドラーの春樹訳はハマってたと思うけど

思い入れがある作品だと抵抗あるかもな
特にライ麦の野崎訳とかは愛読されてるしね

>>311
角川文庫でホラーなんだ
この辺りで原点に戻って黒い家を超えるホラーにして欲しいわ

スズメバチは作品に良く出て来るんだよね
黒い家でも犯人の怒りをスズメバチのような、と表現していたはず
昆虫の冷たい怒り、とか
楽しみだ

ここで話題になってたので十二国記読んで今更はまった
新潮文庫で新しく出たのを次々買って九月まで待てなくて
講談社x文庫を注文して買ったわ
いくらでも描けそうな景麒の背景が数行しかないってのが小憎らしい。
かと思うと泰麒の物語の「風の海〜」で重要なシーンが差し込まれてたとは
読み直して初めてわかった

アメリカ文学好きなんだけど春樹以外の新訳で読みたい
どうしてもフィルターかかってしまうので
読みやすいのも時代に合った表現や言い回しだからなのか春樹だからなのか比較できないし
もっとニュートラルな状態で新訳を楽しみたいんだよねー

>>329
村上春樹の小説の文章やセリフなんかが元々チャンドラーっぽいもんね。

>>311
情報ありがとう。
貴志は「クリムゾンの迷宮」と「天使の囀り」が好きなんで
その路線だったらうれしいな。
「黒い家」は個人的にはピンとこなかったんだけど・・・
とりあえず楽しみ！

もちろん春樹の訳が全体が悪いってわけではないんだけど、
それよりはむしろ、ただ新鮮な気持ちで僕らは作品に向かいあいたいというか、
ひとりの作家の文体に染まらない、ニュートラルなところから
物語を出発させていくということもありなんじゃないかな、とと僕は思ったりもするんだ。
やれやれ。

春樹氏、翻訳はいいと思うけどな
レイモンド・カーヴァーの『夜になると鮭は・・・』の単行本、
装丁のデザインが作家と同じ大きさで訳者の春樹氏の名前があり
てっきり春樹氏が書いたものと勘違いし、素晴らしい感性の持ち主だとファンに。
でもその後、間違いに気付き改めて春樹氏の作品を読んで、
翻訳の方がうまい人なのかも？と思った

翻訳、いいよね。
キャッチャー イン ザ ライとグレートギャツビーはとても好きだ。
ライ麦畑は昔読んだのより読みやすかったよ。スッと物語に入れた。
チャンドラーは読んだことないから探してみようかな。
この人、翻訳の方が良い出来な気がするw

確かにノルウェイ以降の作品は読む気しないけど

風の歌を聴け、世界の終わりとハードボイルドワンダーランド、羊をめぐる冒険辺りは凄く面白いよ

私が一番面白かったのも「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」だわ

>>337
チャンドラーは春樹氏翻訳ではない「長いお別れ」しか読んでないけど
ノスタルジックなハードボイルド小説って感じでした
春樹氏がチャンドラーが好きってちょっと不思議な気がしたけど、
ハードボイルドという様式美やブレない男の生きざまみたいなのが好きなのかな？

>>339
春樹の主人公からは相対化された善悪を前提とした
無根拠な生の耐え難さ感じるな

春樹がチャンドラーの作品に惹かれるのはその正反対だからじゃないかなぁ

生の耐え難さっていったら作品によってはカズオ・イシグロの方が痛いほど感じるわ
原点はカフカでしょうけど、カズオ・イシグロの方が洗練されているって印象

「さらば愛しき人よ」は春樹より旧訳のほうが良かったよ

>>341
カズオ･イシグロの耐え難さはその原因が外的なものじゃないかな
遠い山並みの光なら原爆に象徴されるようにさ

春樹のは内的な原因のように感じるんだよね
価値の絶体性を喪失しているけど生理的欲求により行動する
その矛盾や迷いだったりさ

春樹が好きでないので、春樹の翻訳もの読んだことなかったわ。
チャンドラーは好きなんだけど、
チャンドラーと春樹って全然違って、想像つかないｗ

村上春樹の翻訳新作、中公から来月出るんだね

東野圭吾のさまよう刃、今さらなんだけど読んだ。
止められなくて一気読みだった。
東野圭吾じたい初めて読んだんだけど、温度が低くて硬質で好みだ。
もっと早く読めば良かった。
話題になってると避ける天邪鬼はよくないねw

言われてみれば「あ〜あ」って気もする。
村上春樹のチャンドラー好き。
表層が似てるというか。

>>346
東野圭吾って作品によって違うから温度差あるかも。

>>311
ｷﾀｰ！
けど
文庫化までﾏﾂｰ！

>>349
最初から文庫なのでは？

慌てん坊さんだなｗ

たった独りの引き揚げ隊　石村博子


満州引き揚げの話はこれまでにも多く語られていて、
この本も悲惨で苦難に満ちた経験談だろうと構えて読み始めたら、
好奇心と自然を愛でる気持ちを失わず、持てる能力をフル回転させて日本を目指す少年の話だった。
わずか10歳にして、独りで生き抜く知恵を携え発揮させた少年には心底驚かされた。

>>340がミサワで再生されてしまったw

>>331　奥様、私もここで話題に出てて図書館で借りてみていたけど
じっくり読んでみたくなりとりあえずブックオフで大人買いしてみました
がやっぱり新刊が良かったかと悩んでみたりしてます。
ｱﾗﾌｫｰにしてはまるとは。でも20代とかでははまらなかったと思う。
早く長編書下ろしでないかな。

宮本輝の慈雨の音、いつになったら文庫化するんだ
今までのシリーズを文庫で揃えてるからハードカバーでは買いたくない…
でも読みたい
早く文庫化してくれ〜

>>355
あれまだハードカバーなのか！
新作はいつかなぁ。あれ完結するのかしら。

上でチャンドラーが出てたから、久々に長いお別れを再読してしまった

ソルジェニーツィンもだけど戦前〜戦後あたりの体験記って本当に面白い
ロシアは色々体験したひとが多い割に
大人の事情であまり発刊されてないんだよねえ
レニングラード封鎖に関する本が最近発売されたとAmazonでみて飛びついたけど
５０００円近くしていて泣く泣く諦めてダメもとで図書館にリクエスト入れた

十二国記、図南の翼が新潮文庫で10/1発売。
持ってるのがWH版なので、新潮は新しい挿絵と漢字が増えてルビで表すのを味わってる。
でも、月日の劣化に強そうなのはWHの方だな。

ソルジェニーツィンといえば、『イワンデニーソヴィチの１日』や『収容所群島』
『ガン病棟』『煉獄のなかで』

『煉獄のなかで』はＮＨＫなど4カ国共同制作ドラマ化された。
イノケンティ・アルテミエヴィッチ・ボロディン。

今日図書館でエイラの新刊発見！
しかし巻を追うごとにつまらなくなるのでまだ１ページも読んでない。

>>352
新田次郎氏の奥様が書かれた壮絶な引き揚げの記録
「流れる星は生きている」を読んだばかりなのでぜひ参考にさせていただきます

七つの海を照らす星
なかなか読み応えがあった。
きっと今の文庫本にしては字が小さかったからだろうｗ

>>361
エイラって「大地の子エイラ」？
15年位前に書店で勧められて読んだけど、
何でもかんでもエイラが起源なのと、愛こそ全て
な展開に嫌気がさして「大陸をかけるエイラ」の途中でやめてしまった。
とっくに消えたと思ってたのに、まだ続いてたことにビックリ。
あれ、今でも児童書なの？

>>362
昔、花王愛の劇場で、島かおりが主演でやっていたのを見た。
DVDで、またみたい。


ちょっと変わった本を紹介。
「サイコパス　秘められた能力」
学者が書いた本だけど、一般向けに書かれていて読みやすい。

その上で、貴志祐介のサイコパスもの「悪の教典」「黒い家」を
読み返すと、よく調べてあるなあと感心する。

>>360
>>365

うおーそんなドラマあったのか！超絶観たいけどガッカリもしそうw
流転の海の熊吾は自分の中でイメージ固まっちゃってるからドラマあったとしても観ないぞ

>>364
大人向けとして出されたシリーズあるよ
起こってることは大体同じなんだけど
なんか性描写が長いｗ

ほかの描写も細かくなってるので
情景が浮かびやすいし
当時の生活が細かく分かるので個人的には面白いですが
ハーレクインぽさが増してるかもねー

『超・格差大国アメリカの真実』小林由美
ちょっと古い本だけど、図書館で借りて面白かった。
米国について色々なことが解った。
第二次大戦中、日系人収容所は有名だけれど、ドイツ系も迫害はされていたのね。

米国の事態はリアルにもっと悪くなっているみたいで、
堤未果の一連の本を読もうと思っている。
日本だって他人ごとではない。

上で北海道、特に釧路の小説を探してる方へのレスで原田康子さんを知った
それで借りて来た「海霧」上下巻

佐賀の少年が、江の戸末期から大正初期にかけて一家を成した年代記になってるんだけど
乃南の「北の〜」主人公のように、東北から逃げて開拓に活路を見出した必死さは無く
明治時代の明るくて前向きな気配を具現化したような主人公がいい

娘のリツ、宮尾登美子「蔵」の娘を強烈に男化した性格が潔くて好きになった
後半は新聞連載時から推敲して書き直したらしいけど、いい収まり方だったよ
良い本に巡り合えて、このスレに感謝。

高村薫「晴子情歌」
上巻の半分で挫折してしまいました…orz

>>370
どんまい。
わたしもレディージョーカーは
最初の5Pで挫折しました…。
（あとから読み直せたけど長かった）

今、太陽を曳く馬を読んでるんだけど、難解すぎて全然頭に入って来ない

おぉ、貴志祐介の新刊楽しみだな。
だけど、新世界よりが数十ページで挫折してほったらかしになってるんだよな。
どう頑張っても読み進められなかった。
文庫で上中下巻まとめて買ってあるのにもったいない。

>>370-372

福田家三部作は、全部読み終えたらそれなりに面白かったよ
達成感の方が大きかったけどw
「春子情歌」が一番つまらない

「冷血」は図書館で順番回ってきたときにどうしても気分じゃなくて読まずに返してしまった

ほとんど図書館から借りて済ますという人は、気分に関係なく目の前の本を読めるんだろうなぁと尊敬します

>>373
うわ！ここに私の分身がいる…。
まとめ買いして読み進められなくてほったらかし、一緒です。
SFものが苦手だけど、ひょっとしたら面白いかもしれないと思って買ってしまった。
やっぱりダメなものはダメだった。

朝鮮王朝最後の王女、徳恵翁主の伝記を読んだ。
結婚相手が対馬の宗氏の息子と聞いてショックを受けたのが印象に残っている。
庶民から見たら旧大名の華族だから名門には違いないけど、一国の王女だから
ただの領主の息子が結婚相手だからショックだったと思う。
日本側としては、悪意はなくて、江戸時代以来付き合いの深い家柄だからと
軽い気持ちで気持ちで決めたと思うけど、皇族か公家華族を結婚相手にしてやれば
精神的な安定も保てたかもしれない。あと、結婚相手の家柄にこだわるのは
昔の人だから仕方ないと思う。

>>369
自分好みの話なのでメモメモ。

>>373
気持ちはわかるｗ無駄に細かい描写が続くしね
私は夏季キャンプであるものに遭遇してからぐっと話が進んで面白くなり一気に読めた
まだそこまで読んでなくて、「せっかく買ったしもったいないな」という気持ちがありましたらまたお時間のある時にでも
そこまで読んでもつまらないならもう合わないんだと思うので諦めます
ＳＦ苦手な人だとあれはダメそうだから>>375には勧めません

って私の立ち位置なんだ？

>>371
逆にというか、私は「レディ・ジョーカー」の下巻の真ん中まで読んで挫折したよ・・・
上・中は頑張ったんだけど、やっぱりどうしてもダメだった。

>>370
半分も行ってすごい。
私は１０ページでｗ

>>374
予約は何が何でも読みたい本なので、気分関係ないけど、それ以外で「ちょっと読みたいなー」 で借りたやつは、気分によって進まなかったら返しちゃうよ
また読みたくなって見つかったら借りる、とか繰り返す

>>378
アレに出会ってから話が大きく動くからね。
立ち位置は多分、私と同じ「読み進めれば面白いのにもったいないｵﾊﾞｹ」だと思います

レディ・ジョーカーは私も途中で挫折したわ

>>379
下巻の途中まで読んだんなら最後まで意地とか
もったいないという気分になるので読んでしまう。
もうそうなると、あと何ページとかカウントダウンしてるｗ
趣味で読書をしてるはずなのに、これじゃ修行か苦行みたいなもんだけど。

>>384
もちろん私もそれまで読んでた時間も本代ももったいないから
頑張ったんだ、頑張ったんだ・・・がんば・・・っ・・・

桐野夏生「ハピネス」
自分にないものをネチネチ書くのが大変だったろうな。
アマゾンレビューではこの手の話は角田光代の方が上手いという
意見が多かったけど、角田さんはやりすぎてる感があるので、
桐野さんくらいでよく描けていると思った。
世間が思ってるより幼稚園受験やママ友関係に拘ってる層は少ないと思う。
義実家との関係はとても上手かった。泣いてしまった。

昔読んだ本で題名が思い出せない物があるのですが
ここで質問しても大丈夫でしょうか

>>387
とりあえず一般書籍板の該当スレ↓

この本のタイトル（題名）教えて！　その11
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/l50

>>376
面白そう
タイトルを教えてください

>>388
ありがとうございます
いってきます

>>385
もういいっ…！
もういいっ…！
休めっ…！

高村断念派多くてワロスｗ

>371なんだけど
話の流れ的には
マークスの山→照柿→レディだ、
と言う事を知り、その順で読んだらなんとか読めた。

同じく高村さんの
「神の火」と「我が手に〜」はなんだかすらすら読めた。
何なんだろうね。

ちょっとブーム遅れだけど
そしてここではフルボッコだけどw
有川浩の「図書館戦争」どうですか？
あの人の本は台詞回しや恋愛描写が少女漫画並で寒いと「植物図鑑」で感じて以降触れてなかったんですが
あれだけシリーズ本出てるし「本を守る自衛官」という設定が気になります
この本も寒いですか？

私はレディジョーカーまでは本当に好きだけど、晴子〜以降はダメだなあ
冷血と太陽を〜はなんとか読めた
新リア王は挫折

太陽を〜は、小説というより「オウムは宗教か否か」をひたすら論じているだけ、みたいな感じ

>>393
図書館戦争もべたべただしせりふ回しもあれだけど、そのシリーズの
そのあとの本に比べたらまだましだと思えるレベルかな。
自分は図書館戦争シリーズの最終巻までの作品を全部読んで
有川に見切りをつけたけど。

高村薫、私も晴子〜以降は諦めた。
初期の「リヴィエラを撃て」とか「わが手に拳銃を」とかも
なんというか全体には面白く読めたんだけど、
内容は今ひとつ理解できてなかった。
誰がどの組織で誰がスパイなの？みたいな。
「マークスの山」が一番シンプルで好きだな。

>>393
ヒロインマンセーがどうも都合よすぎなのでダメでした
こう運びたいのねってありありと分かっちゃって…
世界観も飲み込めなかった

他にもっとやりようがあるだろ！という展開に持ってくなー不快だなと感じるので、単に肌に合わないのかも

東野圭吾「カッコウの卵は誰のもの」

最後で思わず「こりゃないわーーー」と声に出してしまい
夫に笑われたw
人から借りたものだったので、心の中で壁本にした
以下　一応改行




キーパーソン皆殺しで、事情諸々を手紙で説明するって小説としてどうなのか。
物語を作る気なさすぎ

>>395>>397
やっぱりご都合主義なのかなw
相手はヒロインの望み通りのセリフを言って甘やかしてくれるのでしょうか…

全部読み切ったのに見切りをつける決心つけたとかw
説得力ありすぎw
本好きとしては気になる設定だけど、読むの進まなそうだなあ
たまたま手に取る機会があれば検討してみます
ありがとうございました

浅田次郎の「一刀斎夢録」がやっと文庫本化されたので購入
ずっと待ってたので嬉しい

>>389
朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主 権丕暎(クォンビヨン)、 齊藤勇
基本的には日本が悪役だから、ネトウヨは読まない方がいいかも。
あと、発狂については、元々、情緒面で不安定な人だったという説もある。

「図書館戦争」の敵組織は、どこかの評論でも批判していたけど
現実感がないな。せめて、過激な団体や組合が役所の部署を牛耳っている設定に
した方がリアルだと思うけど。

東野圭吾ってそんなにいいかな。
上の「カッコウ〜」は彼にしても駄作の内で、
もっとマシで、それなりに面白い作品も沢山あるけど、
だからといって、世間で言われるほど良いとは感じられない。
好きな方ごめんなさい。

東野圭吾は読みやすいよね
読んでる時は面白いけど読み終わった後に何も残ってない感じ
落ちが下手なのかな

皆川博子「双頭のバビロン」
なんか進まない･･･読書力落ちてる気がする。

『双頭のバビロン』面白いよ〜
途中からは加速度的に読み進めるから頑張って！

たまにテンプレ確認しようと自分に言い聞かせた

>>403
池井戸潤もそんな感じ。
夫に借りて「鉄の骨」と「空飛ぶタイヤ」読んでそういう感想を言ったら
毎日仕事のことでほぼ頭の中がいっぱいなので
スラスラ読めて後に何も残らない系の小説が良いみたい。
私は何も考えずに生きてるから読後の余韻が大きい小説の方が好きw

中国毒　柴田哲孝

タイトルからわかる通り、中国から輸入される毒フードに絡む犯罪小説
社会背景がちゃんとしているのと中国ならあり得るかも、という所で
迫力が出る。

サブネタの口蹄疫は中国のバイオテロなんていうのもありそうで怖かった

>>407
さっき「下町ロケット」読み終えてそういう感想書き込みに来たとこｗ
スラスラ読めるのはいいけど都合よすぎ！と何度突っ込んだことか
池井戸読むのはこれでもうおしまいにしようかな

映画もそうだけど
娯楽作は最中はハラハラドキドキ
あとには綺麗サッパリ残らないのかいいところさー

本にだって雄と〜
序盤はどうしようと思ったけど
中盤からはこのくどい感じの濃密な描写が生きた！

>>404
先日「薔薇密室」を読んだけど、最初は凄く読みにくかったけど読了後残像イメージが強く残って、
また読みたくなる感じ、短編集は普通に読みやすいけど。
「双頭のバビロン」 読んでみよっと

>>400さんありがとうございます
ずっと文庫化を待っていたのでようやく読めます
情報をありがとうございました!!

>>404
あーなんか分かる
自分は一生懸命読むんだけどなんか目が滑る…
世界や物語には興味があるから最後まで読むけど
人物に興味が持てなくて結果話がわからなくなる

よそみしちゃうと壊滅的にわからなくなる本と、ちょっとぐらい読み飛ばしてもつながる本があるな

>>412
いいえ〜ﾉｼ
ただ読み始めたら止まらなくなるのでお気をつけて

文庫化といえば貴志祐介のダークゾーンもつい先日文庫化されたね

東野圭吾、さまよう刃に続いて
「赤い手」と「レイクサイド」を読んだ。
さまよう刃が良かったせいか、ちょっと物足りなかった。スラスラ読めすぎる。
レイクサイドの俊介が目を剥いたり見開いてばっかりでﾜﾛﾀw

ああ、あるある、そういうの。
宇江佐真理の描く女主人公はみんな一時期「きゅっと」睨んでばかりいたw

東野圭吾の作中の女性はミルクティばかり飲んでる

江國香織の書く女性はお酒ばかり飲んでいる
お茶もだけど

＞読んでる時は面白いけど読み終わった後に何も残ってない感じ

思ったんだけど、ハッピーエンドの小説って、ほぼこれ↑じゃないかな。
逆に不幸な感じで終わったり、オープンエンド（あえてはっきりさせない）の場合は、
本が終わってから色々考えたりするなー。

泰麒はきょとん

>>420
だから悲しい結末にする人もいるね

面白かったという印象は残るので
楽しい本のほうが好きだな
現実はなかなかそうはいかないけど
創作だからハッピーエンドにできるというか…

東野は新参者を超える小説を出すことはもはや無理かな

「双頭のバビロン」を検索してたら、「開かせていただき光栄です」が文庫になってることが分かった。
文芸書の時は高いと思って買わなかったから、今回こそ買う。

>>420
後々まで気持ちが残ったのって、盛田隆二の「夜の果てまで」だな。
考えさせられたっていうより、この２人この先どうなるの〜？という興味だけど。
はっきりした結末じゃないので、未だ気になって仕方がないｗ

買ったまま置いてあった庄野潤三の「インド綿の服」を読み始めたんだけど
長女さんのリア充っぷりに頭がクラクラするわw
私に彼女のバイタリティの1/4でもあったら、私の人生変わってたと思う
でも、初めて読む庄野潤三としては不適だったのかも
実質の著者はこの娘さんじゃないか…

>>401
ありがとう。
写真を見たら旦那はかなりのイケメンだね。

川上弘美「真鶴」

よくわからないけれど、わからないのが良かったのかも

桜木紫乃の「硝子の葦」

とにかく文章が駄目過ぎた。
この人特有のジメッとした感じがとことん自分にはあわないと感じた。
話自体も起承転結がなく、くどくどしく冗長な心理描写を省いたら
３行で済むくらい、内容が薄い、というか、無いに等しい。
内容無くても、せめて魅力的な文体なら最後まで読みたいと思うけど
これはダメ。褒めるところ全く無し。

桜木さん、もうラブホシリーズはいいや、って感じ。

山口果林「安部公房とわたし」
文豪も一人のスケベな男だと分かったし、果林が朝ドラ主演前に安部公房の子供を中絶したり、口絵に安部が撮ったと思われるヘアヌードがあったり。とにかくびっくり、若い体に溺れる安部に不快感まで覚えてしまった。
ブサイクな文学男がひたすら原稿用紙に向かってるのを想像してたから、当時から一流の店や旅館を行きつけにして、車もベンツで果林を京浜沿いのラブホに連れ込んだり…描いてたイメージと大分違っていたわ。

山口果林は象印クイズヒントでピントしか知らんわ

西部警察の前。

そういえばこの前、毎日新聞の読書欄に大門圭介参上の写真集が載っていた。

>>429
私も、名前で読まず嫌いしてたのが正しかったんだという感想しかなかったw
そのへんにやっぱりセンスとか自我とか出るもんね…あとは無駄に気取ったタイトルとか。
そこが合わないと中身も合わないのは必然なのかも。もし本名だったら申し訳ないけど。

>>432
名前とタイトルから受ける印象って結構大切だよね。
桜庭一樹もペンネームから厨二病臭さを感じてダメだったからよく分かる。
桜木紫乃って多分ペンネームだと思うけど、ピンクと紫の取り合わせってのがいかにも
場末のラブホっぽい雰囲気。
作品の内容も名に負けず劣らず、安っぽくて薄暗い感じ。

名前で読む気が失せる作家といえば有栖川有栖だ

私は嶽本野ばら
でもちょっと読んでみたいw

私は京極夏彦
一回も読んだことないｗ

>>435
最後に読んだのは
けいおん！にハマったという作者の体験記？だった

ターゲットにあったものを書く作家だと思う

高校の時に紫乃という名前のおばちゃん先生がいたから
桜木紫乃の名前を見るとその先生の顔や声、体型、発言などなどが
連鎖的によみがえってくる…ラブホとか駄目、絶対

秋山香乃「歳三　往きてまた」読了
面白い、確かに面白いんだけど…
時々ぼそっと出てくるＢＬ表現さえなければもっといいのにと思わずにいられない

>>438
もう桜木紫乃読めなくなったww

前にここでオススメされてたほたるの群れを読んだよ。硬派なラノベって感じでなかなか面白かった！

>>430
情報、どうもありが�d
何かの記事?に公房が自分の病気の事をどうしても知られたくない、
みたいな記事があって、山口果林が今更になりバラした…
それだけでも、人の言いたく無かった事を今頃バラすなや!と思っていたが
まさか本にそんな事まで書き散らかしていたとは…
果林、そー言う事は墓場まで持って行けや…何故我慢出来なかったんや…言わぬが華なのは解かってるだろーに…

京極夏彦は、巷説百物語シリーズが好きだわ。

>>401
本馬恭子『徳恵姫』も面白かったですよ。

写真見る限り、旦那さんの宗氏は超イケメン。
絵に描いたような華族的な美貌で。
徳恵の娘さんも雪山で行方不明になったままなんだよね。
お母さんと同じ病気だったのかな？
宗氏はいろいろ酷い事を言われたそうだが、ひたすら耐えてたらしい。
徳恵さんの発病前までは、夫婦仲が良かったみたいなのが救いだけど
日本から朝鮮皇太子妃になった李方子様が、日本を悪く言ってて悲しかったけど。

新しい本を手に入れてここにあって、
でもこれから数日はかなり忙しいから読み始めるのは我慢している。
焦らしプレイのようなこの感じ、嫌いじゃないわw

>>440
わー、あの面白さを分かってくれる人がいて嬉しい
良かったら公式サイトの「五倉山中学日記」もぜひ！
本編にちょっとずつしか出てこないクラスメイト達中心の日常４コマ漫画で、
あの中学生たちがなんだかすごく愛おしくなります

評判の良かった『ゴーン・ガール』、面白くて一気読み！
帯に「イヤミス」って書いてあったけど、個人的には後味は悪くなかった。
突き抜けすぎて、清々しい気さえした私は心が病んでる？w

>>446
ここで知って、昨日からゴーン・ガール読み始めたところ。
まだ内容に引き込まれる所まではきていないけど、楽しみ楽しみ。

「安部公房とわたし」、アマゾンだと「ホテルローヤル」と一緒に買っている人が多いw。

「安部公房と〜」が面白かった人への副読本、「セゾン文化は何を夢見た（永江朗）」。
安部・山口の関係を知っていた、本の登場人物のひとりのインタビューがある。
当然その関係に言及はないが、安部公房スタジオの話もある。

「ヘミングウェイの妻」
四人いる内の一人目の妻の話。垢抜けない二人が芸術の街パリに住んで、ヘミングウェイだけが才能を開花させて、仲間がどんどん増え、地味でヘミングウェイを支えるだけに一途な妻が自分の立ち位置に自信をなくして不安になるのが胸につまる。
ヘミングウェイに裏切られた時なんて、本当にかわいそうで…。

ゴーン・ガール、やっぱりというか映画化されるんだね。
リース・ウィザースプーンが権利買って（映画には出ないらしい）、フィンチャーが監督、ベン・アフレックが主演てw
妻は誰がやるんだろう？

「厭な物語」
後から意味を噛み締めて、ぞわぞわする感じの話が多かった。
カフカのやつとか、もうたまんなかった。

>>434
性別すら謎のキラキラネームで私も敬遠してたけど、（男性だったのね）
最近火村教授のシリーズものを読む機会があって、結構楽しく読めた。＞有栖川
主に関西が舞台というのが私にとっては取っつき易かったのかも。

「薔薇とビスケット」読んだ。「蒲生邸事件」みたいな話だった。
以下ネタばれ


千菊さんは主人公の助言で幸せになったけど、板前さんにももう少し救いが欲しかった。

村山由佳の「Wファンタジー」、なんじゃこりゃ！？久しぶりの壁本！

主人公の中年女の前にいい男が現れ、身体も心も満たしてくれて、でも何か違う… と自分勝手にお別れすると、都合よく別の男が現れ、また身体も心も満たしてくれて、でもやはり違う… とお別れすると次の男がまた都合よく…
の繰り返し。アホらし！！
渡辺淳一が大推薦するのも納得だわ

>>453
五年くらい前に読んだ。
一番目の演劇関係者のワイルドおじさんがすごく好みのタイプだった記憶があるｗｗ
官能描写が多くても心にぐさりと刺さる恋愛小説は沢山あるけど、
これはただ単に頭の軽い女性が主人公の単純なエロ小説だったなあと思う。

官能描写で思い出した
実家に帰省した時父が読みかけの本を放り出してて
あら今度は何を読んでるのかしらと手に取ってみたら
カチカチカクテルとかジュニアとか蜜とかいう単語満載のアレだった
だから中古本なのに珍しくブックカバーかけてたのねーと気まずかったw

まあ男の描く官能で吹きださずいられるのは重松さんの渚シリーズくらいだな

なぎさの媚薬で笑わずにいられる人は、かなり寛容だと思います

宮部みゆきの「おまえさん」読んだ。

ここであまり評判よくなかった弓之助兄は私は結構好きかなぁ。
久々に名前が出てきた黒豆ぽくなってほしいかも。

丸助とかご隠居とか新登場の男性キャラはいいのに、
女性キャラで共感できるというか好きになれるタイプが
いなかったのが残念。

>>453
随分前だけど、ここで壁本だけどインテリアだけ素敵ってレスしたら
「ご本人の部屋もそうだった」と教えて下さった奥様いらしたわ〜

江國香織「ちょうちんそで」
下巻があるのかと表紙を見直した。
なぜあそこで終わりなんだ。余韻というにはゴツすぎる。
あと中年の女性に可愛らしい名前が付いてると混乱する。
だからって江國で主人公が民子とか幸江だったら違和感ありまくるんだけどもさw
なんだか最近のは後味がグロテスクになってきた気がする。

>>451
女王国の城とか双頭の悪魔とかの学生アリスが好きだけど、有馬マリアが出てくるからネーミングが苦手な人は
手が伸びないかもしれないw

壁本といえば佐々木丸美の館シリーズ！読み進めるのが苦になる本なんて久しぶり…

もうすぐ発表だけど、東京決まるかな？
「オリンピックの身代金」を買ってきたので、遅ればせながら読んでみよう。

初めて、みをつくし料理帖読んでみた。
八朔の雪。
涙が止まらん。がんばれ澪！
現代の便利で合理的な暮らしの中で、忘れてた健気さや人情を思い出した。

友人がジェフリー・アーチャーの『時のみぞ知る』（文庫本２冊）、
英国で出たばかりのペーパーバック版、最新のハードカバー版までを
「趣味の押し付けでごめんなさい」と送りつけてきた。まだ途中だよ。

こちらは他に沢山読む本あるのに・・・

昨日会ったら、今は「細雪」を読んでいるって。こういうのってどうよ？

>>455
「カチカチカクテル」ってなに？ｗｗ

>>463
密林　豊田行二　野望戦士
商品説明：田坂元太郎は、大手の家庭電化製品販売会社の開発係長。
33歳。バリバリ働いて、女性にはモテモテなのに、評判の恐妻家であった。
ところが、ある夜、不倫の味を知り、人生観が一変した。
女性はすべて恋人である。彼はカチカチカクテルを発明し、OL、社長秘書、
モデル…と次々に昇天させ、その結果、出世の糸口を掴んでいく。…

なんていう、中年男性ドリームw

カクテル関係ないけど島耕作思い出したｗ

>>464
ありがとうｗ
滑稽やら哀しいやらｗ
しかもオッサンの話かと思ったらまだ33歳なのに・・・

やだ・・カチカチカクテルが頭から離れない・・

中年というより中学生か小学生レベルな気がする＞カチカチカクテルを発明

>>469
小中ならカチカチカクテルは必要じゃないと思う
体験的にも衰え的にも

そういう使い方＆名称なのねw
女性に飲ませるのかと思ったわwww

>>464
すごいwwwいっそ清々しい

カチカチってギンッギンってことかww
秒針がカチッカチッと音を立てる間に酔いつぶれさすようなカクテルかと思ってたw
よく考えたら二秒で失神するカクテルとか普通に毒だったわ

男ドリームはエロと仕事がセットなんだねえ
仕事はからきしだけど、女にモテるとか、喪男だけど仕事バリバリ、だとドリームにはなりえないのか
英雄色を好むというし、成功欲という意味では同じなんだな

図書館休みだった
積ん読を片付けていこう

>>471>>473
あっ
そういいうのじゃなくお約束の生卵とか入ってるｸｻｲ系です
カチカチカクテルは人類最強の強壮剤であり
男らしく飲み干すことが出陣の儀式みたいなやつです
説明不足すみませんでした

またつまらぬことを知ってしまった

カチカチカクテルを商品化したほうが儲かるんじゃないかなｗ

アマゾンでカチカチ売り切れの予感・・・！

オリンピックの身代金
高度成長期のあの時代、当たり前だけど、誰もが幸せな訳じゃなかったんだよなぁ。
ぐいぐいと物語の世界に入ってしまって読み進めるのがつらかったな。

自分も今日は「オリンピックの身代金」を思い出してた
東北から出稼ぎで来ていてヒロポンで死んだ男の妻が言った
「東京は祝福を独り占めしている」と言う言葉が何とも哀しい

永遠の０読み終わった。
恥ずかしながら前知識全然無くて、図書館で借りてみた。
背表紙も読んでなかったから太平洋戦争の話だとはまったく思わず、いつ現代の話になるんだよ〜()と思いながらも読みだしたら止まらなかった。

まったく興味無い世界でもよい本はグイグイと引き込まれて行くね。

学生以来本から遠ざかってたけど、またいろいろ読みたくなった。

カチカチカクテルw
じわじわくるねえｗｗ
ギンギンジンとかじゃだめすか。

中村うさぎ「壊れたおねえさんは、好きですか?」
面白いんだけど表紙も中身もアレで
人前で読めないよ…。

みんなが幸せな社会なんかない訳で。
友人が言ってた、東京出身の子は人生のシード権がある
という言葉を思い出した。

>>483
乃南アサの「涙」の萄子を思い出した。

"カチカチカクテル"と""でくくって検索したらサンプル出てきたw
肝心のカチカチカクテルの登場までは読めなかったけどなんだこりゃあwww

カチカチカクテル
なんか語呂がよくてワロタｗｗｗ

生卵を入れる・・ﾒﾓﾒﾓ
アルバート街の子どもたちを書いたアナトーリルイバコフの自伝「重い砂」
タッチが軽いせいかグイグイ読めた。

等伯が読みすすまない……。

【文芸】小説家の原田宗典容疑者、覚醒剤など所持容疑で逮捕
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1378697658/

あああああああショック

>>489
びっくりしたね

>>489
ええええぇぇ！！！

>>489
鬱じゃなかったっけ？

ｴｴｴ
びっくり、けど、ちょっとヤッパリとも。

>>478
密林、中古品１円かコレクター商品500円しかなかったぞ。
お父さんんお古本売ってくれ。

>>489
不倫もやってたけど薬物もか。

薬物など、だから他にもあるのかな。
ショック。

>>496
「大麻、覚醒剤を所持」だから、覚醒剤“など”

高村薫『冷血』読了


う〜ん…
私の理解力が足りないんだろうが、「…で？」という読了感。
事件発生以降はサクサクよめたが、前半は結構辛かった。





タイトルの「冷血」を連想させるエピは何ヵ所かあるんだけど、
個人的には最後に登場した被害者姉の発言にドン引きしたわ…

>>489
うわ〜中高時代、めちゃくちゃ好きだった
１７歳だった！は腹抱えて笑わせて頂いたのに・・・
原田マハのお兄さんだよね

最近はすっかり妹の影っぽかったよね＞原田宗典
専ら三十代以上に「昔好きだった―」「面白かったよね」で語られる作家ってイメージだけど、
近年新しいものは書けていたんだろうか
元々やってたシリアスな戯曲や小説より、お気楽エッセイの方が圧倒的に人気だったし、
ああいう売れ方しちゃうと本人はつらいんだろうなーとはずっと思ってたな

原田宗典エッセイで家族の話良く書いてたのにね。
もともと父親がアウトローぽいから血筋かな。
３８の私が女子高生時代お世話になりました。

ムネノリびっくりだわ。
インデックスだとマハと宗典って並んでるけど
最近は、明らかにマハのほうが筆乗ってる・ハッキリ言うと
売れてるの丸分かりだったよね。

うわあショック。マハが兄弟と初めて知ったわ。
ムネノリって昔、担当の編集孕ませたりしてたよね……

豊田行二　懐かしい。
１０代の頃　図書館で手に取ってしまい　パラパラ見て
　うへぇ、となった記憶が。
背表紙に　ユーモア☆ピカレスクロマンと書いてあって
　ピカレスクってなんだ？と。表紙はハイレグだったような。

２０年近く前は　図書館に平気でこういう本置いてありましたよね？
少し前までは　ボーイズラブの本とかもあった。今考えるととんでもない。

原田宗典、群ようここのあたりは一昔前にお気楽エッセイとして人気だったような
エッセイ好きなんだけど米原万里さん以来あまり読んでないなあ

桐野の「優しいおとな」が文庫に落ちたから手元に置こうかなとパラパラっとした
雨宮処凛が（作家、活動家）と名乗って自民党disプロ市民age派遣村ageageの、該当作に絡めようとして諦めて
私怨垂れ流した解説がついていてげんなりして棚に戻した
反政府活動は勝手にどうぞだけどいくら政治的にアノミー憧憬してても「小説の解説」にそれはないと思うの

新聞連載時のイラストが好きだったなー

>>503
原田ムネノリって、小心者で小市民で家族を愛しててて恐妻家のイメージを売りのエッセー書いてたのに。
アイジンってびっくりー。
表と裏の顔があったのかな。

アイジンって角川出版？もちろん、離婚したんだよね？

2002年9月号】特集6：出産した愛人のフォローから逃げた人気作家・原田宗典の不徳の人間性
http://www.papy.co.jp/act/books/1-18593/
【2002年11月号】特集3：コピーライターから人気作家になった原田宗典の愛人トラブルに見る“悪業”
http://www.papy.co.jp/act/books/1-7216/

ご本人の事はどうでもいいです
作品じゃないなら興味ない

>孕ませたりしてたよね

こういう表現ちょっと嫌だ…

今日9時20分「女性板」で書き込もうとしたなら「本文が長過ぎます」表示画面が出てばかりで書き込ませないでも回数に入れ「〇回連続ですか」表示で書き込ませないよ

「骨の祭壇」
有名作家が覆面で書いたらしいんだけど誰なのか気になって仕方ない。
普通にダン・ブラウンだったらちょっとがっかりw
評判通りとてもおもしろいです。

図書館で原田宗典借りてこようとおもったら休みか・・・
買うほどじゃないんだよな

穂村弘の面白さがわからない。エッセイの何がそんなに受けたんだ？

浅田次郎の「王妃の館」、面白かった。
でも、
現代部分の結末はまぁいいとして、
昔部分の結末の理解に難渋してしまった。
ひ孫の王太子が賢いとか（子のお馬鹿描写が強烈だったので、
その子孫が賢い？いやいや２代まともな血が入れば、とか、頭の中で調和させるの面倒だった）
料理長からの「メルスィ、モン・ペール」とか（なんとか国のために賢い妾腹の実子を
後継として迎え入れようと言うテーマだったので、すっと「国家国民の父」という意味に理解できず、
料理長も隠し子だったの？なんて馬鹿な事を思ってしまった）、
え？え？　と頭をひねってやっと理解できた。
私が阿呆の子のせいだけどね。

>>462
本屋さんのレジ前にあったから、久しぶりだなあと文庫上下2冊買ったんだけど
下が終わりそうなのに話が解決しなくって、よくよく表紙を見たら小さくシリーズ1とか書いてあった。
「英国で出たばかりのペーパーバック版、最新のハードカバー版」はシリーズ2-3なのね。
奥さまは原書で読めるってことですよね、素敵だわ。

ああ・・・「優しくって、少しばか」が好きだったな。

最近は原田宗典祭りだね、このスレ。

びっくりしたとか書き込んでる人にびっくり。誰この人？という感じ。

全く読んだことのない作家がタイーホされようが亡くなろうがどうでもいいって感じ。

ごめんな。

初期の小説は結構良かったから、懐かしい作家ではある。
どうでもいいエッセイを量産するようになってから読まなくなった。

知らないことを自慢する人ってけっこういるね。
「へ〜私テレビ見ないから知らないわ」とか多いw知らないなら黙ってればいいのに出てくる。
スレ違いで盛り上がってるわけでもないのに、わざわざ私知らないアピール何なんだろ。

時代小説好きな人いる？
池波正太郎、藤沢周平、宇江佐真理、畑中恵はほとんど読んでて、
あさのあつこもポチポチ。
お勧めあったら教えて下さい。

>>519
時代小説だと真っ先に出てくるのはやっぱり司馬遼太郎かな。
最近だと「国盗り物語」読んだよ。斎藤道三のやつ。
私は「功名が辻」と「燃えよ剣」が好き。

これまで読んだ中で一番好きな時代小説は浅田次郎の「壬生義士伝」。
小説読んであそこまで号泣することは後にも先にもないと思うｗｗ
でも台詞が岩手南部弁で書かれてるから、東北弁がちんぷんかんぷんな人には難しいかもしれない。
生粋の東北人の私にはそれがまた感情移入できてとても良かった。

あとは、大河ドラマ篤姫の原作になった「天璋院篤姫」を書いた宮尾登美子とか。
時代小説はどうしても男性がクローズアップされがちだけど、
女性が書いてるだけあって、激動の中を強く生きた女性の生き様に心打たれるような作品が多い。

女性作家の時代小説をあげるなら、「氷点」を書いた三浦綾子の「細川ガラシャ夫人」。
この人くらい時代に翻弄された女性もいないだろうっていう人だから、
読んでおいて損はない作品だと思う。

長くなっちゃって申し訳ない。
時代小説大好きなんです…ｗｗ

>>520
をを、こんなに早くレスが。
いろいろご紹介ありがとうございます。
司馬遼もいいですよね、私は「花神」が一推しです。
ご紹介いただいた中では、「壬生義士伝」と「細川ガラシャ夫人」と「国盗り物語」が未読です。
浅田次郎が先日読んで面白かったので「壬生義士伝」から行ってみようと思います。
時代小説があまり上がらない中、
同じファンがいて嬉しいです。

>>521
風野真知雄は？

>>522です。途中で…。

風野真知雄の「耳袋秘帳」とか「妻はくの一」とか、さらっと読めて好き。

六道慧の「御算用日記」も面白かったです。

藤沢周平が好き。一番はやっぱり「蜩しぐれ」かな。用心棒日月抄 もオススメ。
私も壬生義士伝 には泣かされました。電車の中で読んでて困りました…。

あ、藤沢周平はほとんど読んでるんですね。失礼しました。いつか鶴岡の記念館行きたいです。

>>524
壬生義士伝は本当に涙腺クラッシャーでしたｗｗ
映画のほうも見たけど、やっぱり原作の方が描写が濃くて、涙と鼻水でぐしゃぐしゃに。
最後の手紙のところなんてもう悲しすぎて泣けすぎて
もう勘弁して！もういいから！もうやめて！これ以上泣かせないで！ってなってしまった。

>>524
奥様、ひぐらししぐれになってますわ
なぜそんなことに

壬生義士伝、いいのかー
映画見たんだけどイマイチよくわからないままだった
浩市奥だからそっちも気になるし
本で読んだ方がいい物語ってあるよね
今度読んでみよう

>>527
映画は細かい描写をかなり端折ってるから、
原作読んでないと？？になるところが結構あると思う。

私は原作読んでから映画を見たから映画でも足りないところは脳内補完できたけど、
原作読んでない&歴史に興味ない旦那は
え？どういうこと？何で嫁ちゃんは泣いてるの？一体何が泣けるの？状態だったし。

>>519
隆慶一郎…濡れ場多いけど。
北原亜以子
高田郁の銀二貫も良かったよ。

追加
時代小説作家じゃないけど、
百田尚樹の「影法師」

どこが良かったのかくらい、一言でもいいから書けよ。

読書の参考になるかもと時々覗いてるけど、参考になる書き込みとかほとんどないな。
本の感想より、作家がどうしたこうしたとか、カチカチなんとかの下らん話題の方が
盛り上がるとか程度低くてげんなりする。
ゲスいスレだわ。しょせん既女だからしょうがないか。

ローカルルールと空気読んで欲しいな。

別にどこが良かったって説明なくても
「へーじゃ読んでみるか」って思わない？
図書館利用すれば無料で読めるし、
自分にとってつまらなかったら
「ああハズレだったな」程度の話。

>531さんは何かおすすめある？参考にしたい。

>>533
どう見てもローカルルール違反な相手に、何誘いかけてんの。

日常に潜む恐怖がテーマの作品でお勧めはありませんか？
サイコサスペンスや、心理ホラーで。
小池真理子、乃南アサ、新津きよみ、永井するみ、
永嶋恵美、唯川恵、桐野夏生、篠田節子は
ほとんど読んでしまったので。

釣られる方も釣りの片棒かついでるって気づかないのかね

>>535
女流作家以外はだめなの？
とりあえず女作家で沼田まほかる、皆川博子（短編）

>>535
翻訳物は読みますか？
ちょっと古いけど、マーガレット・ミラーやシャーリイ・ジャクソンは？
『悪魔に食われろ青尾蠅』とかも（個人的には）オススメ。

>>535
海月ルイ　　「子盗り」　「プルミン」
面白かったよ。

レスありがとうございます。
>>537
男性作家（エンタメ系）も読みます！
ただ日常の中に潜む恐怖といったテーマは男性作家に見つからないんです。
よろしければ紹介してくれませんか？
>>538
翻訳物はあまり手を出したことがない分野ですので、
まずは紹介してくれた作品から挑戦してみます。

お二人ともありがとうございます。

>>537
ああ、スミマセン！失礼しました。
沼田まほかる、皆川博子さんですね。
チェックします。
>>539
ありがとうございます。
初めて聞く作家さんです、読んでみます。

>>535
春口裕子の「火群の館」「イジ女」もそんなジャンルだった気がします。

>>542
春口裕子さんも初耳でした。
「火群の館」、「イジ女」、要チェックですね。
ありがとうございました。

>>526
壬生義士伝はいい意味で反則だよね
私もあの手紙で泣いて泣いて、干からびちゃうんじゃないかと思うくらい泣いた
あーだめだ、思い出したらまた泣けてくるわ…

壬生義士伝は鼻垂らしながらえぐえぐ泣きましたわ…
未だにお申しわげなござんす、の一言だけでうるっとなる

蝉しぐれは学生時代に教科書に載ってるので興味持って、文庫で読んだなあ
壬生義士伝、借りてこよう

乾ルカの夏光を読んでる
ホラーっぽい無難な短篇集でおもしろいんだけど、装丁がダメだ
汚い肌と毛穴と眉毛が気持ち悪くて・・・
こんなに読む意欲を失わせる装丁は初めてだ

>>546
気になってぐぐってしまった
文庫の方の装丁はふつーだから文庫で読めばよかったねｗ

松本清張の砂の器を読んだ
これが名作扱いされてるのは、よっぽど映画版の出来がよくて、そっちの影響なんだろうな〜と思った

乾ルカは夏光が一番良くて、次のプロメテウスの何たらがまあまあで
それからどんどんつまらなくなっていった印象がある
蜜姫村はグロ描写しかほめるとこない古臭いメロドラマで記憶に残る壁本だった
この作者は性格がとても優しいんだろうなと思うけど、このジャンル（ホラーファンタジー）
に優しさはあんまり要らないわ私は

こちらで知った原田康子の海霧借りてきましたわ。
文体が読みやすくてスイスイいけそう。
三浦綾子もこの時代の話うまいんだよねえ

1984年に角川書店から発売され、全52巻、累計1000万部を記録した「宇宙皇子」シリーズ。
ダ・ヴィンチ読者には、その名を記憶している方も多いことだろう。
残念ながら現在は絶版のため、もはや伝説化していた本シリーズだったが、
このほど復刊を望むファンの熱意に後押しされ、待望の新装版で再登場することになった。

ソース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130911-00002831-davinci-ent

昔読んでたけどもうすっかり忘れてるわ

うつのみこ、いのまたむつみが挿絵担当ではないのか…

>>527
「壬生義士伝」は、映画よりテレビ東京のドラマの方がいいかもしれない。
個人的には、テレ東正月時代劇の金字塔だと思う。
貫一郎がケン・ワタナベなので、ちょっと原作主人公イメージより強そうすぎるかもしれないけど、丁寧に原作ストーリーを
追っていてわかりやすい（多少オリジナルエピが追加されているが、それもまたよい）。
あの長さの小説を映像化するなら、あのくらいの放映時間は必要だと思った。
ドラマでも泣きすぎて、正月から顔がパンパンになったよ。

>>548
荒れた海辺を親子で歩くシーンなんかは心を打たれたよ。
それと刑事が犯人の父に会いに行くところも。

原作もそこそこ好きだったので、「震える牛」が「砂の器」の再来と言われていて、読んだけど
期待はずれだった。
清張はタイトルの付け方が上手いと思う。
球形の荒野とか点と線とか。
きた

>>540
ルース・レンデル「ロウフィールド館の惨劇」も怖い



NHK大河ドラマ＝歴史小説
銭形平次や大岡越前など＝時代小説
なイメージ。
江戸時代の庶民を描いた時代小説は多いけど
それ以前の時代を扱ったものってあるかな？

>>555
＞それ以前の時代
杉本章子にいくつかあったんじゃないかな、「穢土荘厳」他。
あと黒岩重吾には奈良前後のものが複数あるようだけど、
黒岩嫌いなんで書名まで覚えてない。

>>555
「国銅」はどっちかな。
架空の庶民が主役だけど、大仏を作っている（国に駆り出された作業員の一人として）・・・。
やっぱ歴史小説かな。
自分は歴史小説が好きで、「穢土荘厳」からの流れで「国銅」を読んだ。
実在の人物の話ではないのであまり期待していなかったんだけど、びっくりするくらい面白くて一気読みしたな〜。

>>556訂正。
杉本章子じゃなくて、杉本苑子だったと思います。ごめんなさい。

>>557
あ、ちょうど「穢土荘厳」が・・・。
でも、>>555さんのカテゴリーだと「穢土荘厳」は、歴史小説に入るんじゃないかな。
黒岩重吾のものも実在の権力者を描いているので、やはり歴史小説かと。「天の川の太陽」「天翔ける白日」など。
全部知ってるわけじゃないから、時代小説っぽいのもあるのならごめん。

>>559
そうですね。歴史小説かも。

>>554
たしかに心を打つ場面はあるけど、小説全体の中で分量的に少ないんだよね
そしてその他の部分（風俗小説っぽいところや、刑事の日常生活など）があんまり面白くない上
推理小説としてはあまりにご都合主義
「あまちゃん」で言うと、若き日の春子が広い東京で拾ったタクシーがたまたま正宗の車、
というレベルの偶然が二度も三度も起こる感じ

杉本苑子ときたら永井路子も。
古代日本史好きにとっては外せない。

あと、古き良き少女小説ノリの吉屋信子。
古典の翻訳・翻案なら田辺聖子のお世話になった人は多いはず。この人はエッセイもいい。

歴史小説の流れで信長でお勧め、あります？
ちょっと読んでみたくなったんだけれどどれから始めようか、迷っていて

女信長はＮＧ

>>548
自分もそう思う。
原作はどうしても、色々な意味で古いな、という印象が先立ってしまった。
社会派推理小説としては先駆者なんだろうとは思うんだけど。
映画は、演技・映像美・音楽、すべてが揃っている。
特に、小説では想像するしかない親子のお遍路回想シーンが素晴らしすぎて涙が止まらなかった。

フォーサイスので佐々淳行が実名で出てるそうなんだけど、どの本のどのあたりですか？
フォーサイスはネゴシエーターあたりまでは好きだったんだけど、それ以後はあまり面白くない。

>>555です。
>>556さん >>557さん
どちらも知らない作品なのでググってみます。
ありがとうございました

>>549
そうなんだ
なんか伊島りすとを思い出したわ
ホラーを極めるか、耽美に徹するかすればよかったのに

>>555
岩井三四二の「清佑、ただいま在庄」はどうかな
室町時代の荘園を舞台にした代官と農民の日常を描いた連作短編集

宮本輝の血脈の火を読み始めた。
流転の海のシリーズは第二部まで読んだはずなのに忘れてる orz
最初から借りてくればよかったよ…。
秋は読み応えのあるのが読みたくなるわ。

>>563
織田信長の歴史小説でこれ！と言ったら
山岡荘八の「織田信長」だと思う。
織田信長の伝記みたいな感じ。

あと、前半は斎藤道三がメインだけど、
司馬遼太郎の「国盗り物語」も織田信長の話で、面白いよ。
斎藤道三の娘の濃姫が織田信長の奥さんだから、
若かりし頃の織田信長がのし上がっていく過程をハラハラしながら楽しめる。

「スーツケースの中の少年」読了　

北欧ものはまだどうも登場人物の名前に親近感がわかない、違和感がすごいw
ところで小説の共著ってどういう役割分担なんだろ？

国盗り物語いいよね！
まだ未読でわくわく読んでたころが懐かしい。
これから読む奥様がうらやましいｗ

「ゴーン・ガール」読了
そこそこ面白く一気に読んだけど、最後のほうはいくら何でも無理があるんじゃ？
ネタバレ気味なので改行








殺人なら解剖するよね？　そしたら血液成分から、正当防衛なんかじゃないとばれるよね？
あれで警察が納得するというのがおかしすぎる

ダメ元で図書館にリクエスト出していた戦時下のベルリン・レニングラード封鎖３冊、見事ゲット
やっぱり頼んでみるものだね。
軍隊や戦闘についてものというよりレニングラード封鎖の９００日を
市民がどう生き抜いたのかに重きをおいた物だけど
例のショスタコビッチの交響曲７番の逸話とか
飢餓状態に陥っても劇場に立つオーケストラ、役者、満員の客席
道路のスピーカーからは戦況を伝えるだけでなく音楽や詩の朗読
レニングラード封鎖というとカニバリズムとかそんなものばかり目に付くけど
極限状態で芸術が糧になるって人間てすげーと唸ってしまった

>>574
レス読んで面白そうと思った。探してみよう。

> 極限状態で芸術が糧になるって人間てすげーと唸ってしまった
これは人によるだろうね…。

誰だかの実話を元にした小説でも
重労働と心労と飢餓で髪も肌もバサバサになった女性たちが
１人ずつ今まで読んだ物語や戯曲を記憶から呼び起こして毎晩語っていくうちに
目が輝き髪や肌すら改善し身なりに気を使うようになって
人間らしさを取り戻したってくだりがあって
そういう状況の中では一見どうでもいいことなんだけどそういう余分な部分て人間大事なもんなんだねえ
自分も日々の生活に音楽や本が無かったら屍だわ

似たような話として、WW2で捕虜となったフランス人たちが
過酷な生活の中でこのままではいかん、皆ここに一人の可愛い女の子がいると
仮定するんだ！（そんな子がいたら汚い格好やみっともない真似できないだろう）
と共通の空想事をもち、監視役すら本当に誰かいるんじゃないかと疑うほどに真面目に
やりきった話を思い出す。

腹は膨らまないが心は満たされるもの、って大事だね。

「美しい家」（新野剛志）読了。
前半ぐいぐい読ませて面白かったのに
結局何の解決も説明もなく、結局誰が主人公だったの？
後味悪い一冊だった。

>>576の話は米原万里の本で読んだ

皆川博子「海賊女王」上巻半分まで読んだ

一冊５５０ページ弱というボリュームと、登場人物の多さに怯んだ
でもやっぱりグイグイ読ませるわー
船上の海賊の戦いなんてその場にいたかのような臨場感と迫力、自分にも血しぶきかかってきそうだった
登場人物みんな個性や感情が生き生きして、多くてもわからなくならない
耽美幻想要素はいまのところ全然ないけど、海と空の描写がすごく眩しい
ただ地名だけはややこしくて混同する

>>577
その話を読んで、フランス人らしいなーと感心すると共に、イタリア人なら
架空のママンを設定するかなと思ったことを思い出したｗ
当時の日本人は心の中に天皇陛下がいたんだろうか。

悩みがあって毎日スカッとしない昔は読書で救われたのに。
自分と同じような境遇の話を読んだりしてた。

>>577
ちょっとみてみたいw

311で被災地で一冊のジャンプが回し読みされた話を思い出した。
男の子で日本中がダメになったんじゃないって分かって嬉しかったってコメントがあったな。
本や音楽はご飯の代わりにはならないけど、心の糧も大切なんだよね。

>>580
皆川さんすごいね。私も読んでみよう。
新著を出す度にサイン会をするのも勢力的だわ。

新著もいいけど、最近は前に読んだｱｶﾞｻ･ｸﾘｽﾃｨをもう一度巡回中。
むか〜しの文庫本は色もあせちゃったから、買い直したり。
でも文庫って高くなったなー、字が大きくなったなーと。

クリスティ文庫は字が大きすぎるよね
値段も高くなかったっけ

私はキンドルで読んでるんだけど、それでも高めだわ。
クリスティ、今読んでも面白いのが多いね。

クリスティ最近読み始めけど面白い
がもっと早く読んどけばよかったよ
有名すぎてネタバレしてる作品が多すぎてビックリ

>>589
まったくだ。
アクロイドのネタバレはもはや教養（死語）レベル。
中学時代にクリスティ読破して良かったとつくづく思う。
老化のせいで、何度読み返しても、初読のようにたのしめるけどね…

筒井康隆の短篇集「笑うな」の中の「怪物たちの夜」を久しぶりに引っ張り出してきて読んだ
フランス人の放射能汚染に関する風刺画を受けて思い出した
こういう風刺の効いたショートショートって昔はたくさんあったけど、最近もあるのかな？
日本大使館が講義したらしいけど、フランスの風刺画がＮＧならこれもだめなのかな？
抗議する相手が違うというフランス人の主張がますます理解できた

>>591
風刺画騒ぎで私もその小説思い出してた。
でも先方にユーモアといわれるとなんか違うと思う。

>>574>>575>>576 人間が極限状況に追い込まれるのは、何も歴史上の出来事だけではなく、今の日本でもありうることだ。

去年発覚した尼崎連続変死事件（主犯は自殺した角田美代子容疑者）で亡くなった仲島茉莉子さんなどに顕著に見られる。
ことし6月にＮＨＫスペシャルで放送された未解決事件・尼崎連続変死事件で殺された人に何が起こったのか
多少は存じている。
監禁され、暴行された仲島茉莉子（角田瑠衣被告の実の姉）はマイラバのハローアゲインを歌ったそうだ。

事実は小説より奇なり。スレ違いごめんなさい。

気持ちわる…

>>594
申し訳ない

裏切りのサーカスってDVD観たらすごくおもしろかったので ル•カレのスパイ小説を読もうと思うんですが、お勧めはありますでしょうか。

東野圭吾のガリレオシリーズ読んだ。
他のシリーズでもあったけどこの作者は水商売の女性をやたら美化して書くんだよね。
プロとして職業上誉めるんじゃなくて、元キャバ嬢だけど実は良い嫁でどうとかそういう設定で。
今回も優しい元水商売の後妻に影響された継娘が同じ道に進んだってエピソードがあって、何なんだかな〜。
別に水商売を貶すつもりはないけど不自然に誉められるの読むと引く。そんなに作者はお水が好きなのかと。

>>596
古いけど、「寒い国から帰ってきたスパイ」が鉄板だと思います

あと、裏切りのサーカスの原作が「ティンカーテイラーソルジャースパイ」だけど
ちょっと訳文が読みづらくて、途中で挫折した過去がw
思い出して密林見たら新訳が出てたけど、こっちも評判悪いんだね…

筒井康隆って核戦争後の放射能で生まれた奇形赤ちゃんの話もあったよね
お母さんのおなかを破って出てくる話
あれ面白かった
風刺を真正面から受け止めて抗議するのもアホらしいね
あれは福島県民をバカにしてるんじゃなくて、日本政府に対するアンチテーゼの１つじゃないのかね
題名がわからないけど、古い本棚を探せばあるかな・・

>>599
「幻想の未来」かな、あれはずっとグロかったけど
ラストは美しかったな。

>>599
「幻想の未来」だと思う。
お母さんだけが普通の人間の姿をしてて、
旦那さん含めたそれ以外の人間は皆核戦争の影響で奇形の姿で、
お腹の赤ちゃんも奇形で、お母さんのお腹を食い破って生まれてくるんだよね。

短編集の中に入ってる中編のお話だったかな。

>>598
ありがとうございます。
やはり寒い国から帰ってきスパイを最初に読んでみます。「ティンカーテイラーソルジャースパイ」って題名もとってもいいですよね。なんかマザーグースみたいで。

>>597
銀座のクラブで「ケイゴリン」と呼ばれてモテモテらしいから、
キライではないと思う。
「幻夜」の解説で黒川博行が書いてたのがソースなので情報古いけどｗ

東野と渡辺ズンズンはそっち(お水)関係で確執があったとかいう噂だしね

昨日、松本清張賞獲った山口恵以子さんの特集やってたけど、
作家さんの私生活みたいなのをテレビとかで見てしまうと、
どうしても読書中にそれを思い出して(あの人がこれ書いたんだよなぁ…)と思ってしまうのであんまり見ないようにしている。
個人的には文庫の最初か最後についてる作者近影もいらないｗｗ

でも昨日の山口さんはお人柄が興味深くて結局見てしまったわ…。

>>597
山田詠美が「母の様な娼婦」という表現に対して
「つまりはおばちゃんなんだな」と語ってた事を思い出した。

在日への生活保護　役人発表では800億円（韓国・北朝鮮籍）　
※しかし川崎市と大阪市の異常過多分だけでもこの数字は軽く超えており、
　本当の数字はタブー。個人的には１兆円は超えていると推測。
(帰化朝鮮人や、それによる不正受給を含めて)
※民主党政権の３年間だけでも0.9兆円増

オリンピック招致(決定までの費用)　70億円　予測経済効果３兆円超
IPS細胞関連研究予算　　　平24年度民主党政権時　45億円　
　　　　　　　　　 　　 　平25年度自民党政権時　90億円
がんワクチン研究予算　 13億円（平成24年度）
※米国では莫大な国家予算を注ぎ込んでいる。　by NHK
がん関連予算全体では、日本の約20倍。
そのため、日本のがん研究の権威は、日本に見切りをつけて米国へ
日本の製薬会社は投資リスクを恐れて、新薬開発に躊躇しているそうです。

誰が在日の生活保護を拡充させ、国の成長分野への予算投入に
反対してきたか？ もう想像つきますよね？
ポイントは公明党（与党にくっついてる野党）

民主党は、パナソニックやシャープ、ソニーを潰す気だった？
http://www.youtube.com/watch?v=iG_oaqU0pEM

帰化朝鮮人ばかりが政治家を目指す国？日本
https://www.youtube.com/watch?v=JVhHeMqNPHY

そもそも、日本に借金をこさえさせたのは小沢一郎（たぶん在日帰化）。

小沢が４３０兆円
村山（旧社会党：こいつも在日帰化？）内閣がプラス２００兆円　
トータル６３０兆円
（詳しくは日米構造協議で検索）

今ある借金は、これとその利息では？

小沢は、自民党時代に日本に爆弾を抱えさせた上に、そのバラマキ公共投資で得た
支持基盤をごっそり自民党から引き抜き（仲間を引き連れ離党）、
自民を単独過半数割れに追い込んだ。
そして、第３極政党（新進党→公明党）を介入させ、韓国や在日へ利益誘導してきた。
※自民党以外の議員は、日本姓を名乗る在日帰化か、その影響下にあると仮定。

という流れではないでしょうか。

山田詠美ｗ
そういえば熱血ポンちゃんの最新刊を図書館で借りてきてたんだ。
この人のエッセイは変わらないけど面白い。
変わらずつまらない某林先生とは大違いだわ

そう言えば風葬の教室が好きだったなぁ

やっぱり東野はお水にはまってるのか…。
それとは関係ないかもしれないけど、「不幸な女」が好きそうだなと常々感じてた。

「駅物語」朱野帰子

有川浩みたいな設定＆文章だけどほかの作品もこうだったっけ？
たまに気恥ずかしくてウヘアってなる自分が汚れちまったオバサンなのか…

壬生義士伝、読みました！
紹介して下さった方、有り難うございます。
久々に、読み応えのある本に出会いました。
２度読んで、２度とも泣きました。
もう一度読もうと思います。
感動やら感傷やらに流されて、読み落としがありそうなので。

>>613
お〜壬生義士伝感動仲間が増えたｗｗ
初めて読んだときは独身子無しだったんだけど、
既婚子有りの今読むと吉村さんの苦悩がひしひしと感じられてまた泣ける。

三浦しをん「舟を編む」

やっと借りられたけど、ちょっと期待外れだった
池井戸潤みたいだった…

三浦しをんは、エッセイの人だと思ってる。
エッセイは大好き。
でも小説は、それなりに面白いんだけど完成度が低い気がする。

三浦しをん、「ロマンス小説の七日間」や「仏果を得ず」は面白く読めた。
「小暮荘物語」はいまいち合わなかった。

>>616
＞エッセイの人
同意。エッセイだけなら大好きな作家さんだ。

ただ、不思議と小説は読む気にならない。
設定にエッセイで扱ってる要素持ち込まれると萎えまくる。
会社勤めのＯＬが社内で腐女子丸出しの言動だったり。
三人称で読まされると、あり得なさがキツイ。

壬生義士伝は
かきうつすくらい
好きすぎて
先週函館にも行った私です
五稜郭で泣きそうになったよ
千代ヶ岡に行き損ねたのが悔しい。

>>619
わたし、雫石って地名聞くだけでちょっとビクッとなるわw

>>618
まるっと同意

あと小説に出てくる女性がほとんどなんか変なんだよね
喪女が書くドリーム女、というか、なんというか

>あと小説に出てくる女性がほとんどなんか変なんだよね

そうそう。
なんでそこでその反応？ってよく思う。面白くはあるんだけど。
変に生真面目でパサついてるっていうか、おとこ女ぽいっていうか。
女子度の低い私ですら女子力低いなって思うw
小説も好きなのあるんだけどね。エッセイの方が面白いね。

プラットホームのキノコの話、好きだったのよ
あと、「風が強く吹いている」と「月魚」
エッセイ読んでみるね

>>620
わかる。
また　、「しずくいし」っていう響きがいいよね。

>>622

女子力低い、まさにそう
それならそれでいいんだけど（エッセイは女子力の低さがおもしろいし）、なのに何もしなくても美人でモテてるとこが「変」の正体かもしれない

「風が〜」は好きなんだけどな

そういや三浦さんの女子高生の話途中で読むのやめたんだ。
＞喪女が書くドリーム女
まさにこれだった。どの話でもそうなのか…。

三浦さんは「私が語り始めた〜」みたいなタイトルのが面白かったから、
まほろ駅前読んでびっくりした。作家違いしたかと思った。

まだ読んでないけど、ドラマは凄く好きだったなー＞まほろ
演出と音楽と配役がツボなせいかもしれないけど

>>596
ロシアハウス面白かったです！これも映画化されていますが、映画は裏切りのサーカス程面白くは無いです。

高村薫「冷血」
残忍な犯人なのに、感情移入させらせてしまった。物語の中で犯人では無く「冷血」と主人公の合田が形容した人物に納得。
人として許されるべきでは無い犯人は当然の罰を受けるが、真に冷血な人間は誰なのかという点に於いて、吉田修一の「悪人」の問いかけと類似するか。

浅井リョウ「チア男子」
スポーツ青春小説では三浦しをんの「風が強く吹いている」の二番煎じな感が否め無い。でも、この作家は人の劣等感や負の感情を言葉ですくい上げるのが上手いなと感心する。

>>627
同じく作家違いかと思う程、「光」は暗くてドロドロした話でした。桐野夏生の作風と似ていたので、色んな面を持った作家さんだと思う。

しをんのまほろ駅前
読んで、ドラマは1話しか見てないんだけど配役が逆だと思うのは私だけ？
瑛太がなんでも屋で食ってくのって無理ぽにしか見えない

>>633
行天は松田がぴったりだと思ってみてたが、
話の内容がいかんせんオリジナルだらけだったのが
残念すぎた。

三浦しおんは当たり外れというか作品によっても合う合わないが大きいなぁ。
作家読みには向かない人だと思う。

私は「仏果を得ず」と「舟を編む」は大好きで
「神去なあなあ日常」と「風が強く吹いてる」はまぁ面白く読めた。
「木暮荘物語」ははじめなんだかなぁだったけど最終的にはそこそこ面白く読めた。
「格闘する者に○」と「きみはポラリス」はダメだったなぁ。
エッセイはダメだった。

>>622
> 変に生真面目でパサついてるっていうか、おとこ女ぽいっていうか。
> 女子度の低い私ですら女子力低いなって思うw

三浦しおんの出身校をさっき知って身内に系列校生徒がいる私は「あぁ…」と思ってしまったｗ

中村うさぎのニュースみてビックリしてきたんだったわ。

中村うさぎさん、病状急変で一時心肺停止　ＩＣＵに入室
スポニチアネックス 9月18日(水)16時15分配信

小説家の中村うさぎさん（５５）が現在、集中治療室（ＩＣＵ）で治療中であることが分かった。
中村さんの知人で、タカナシクリニックの院長・高梨真教氏がブログで明かしている。
中村さんは、手の震えなどを訴え８月頃から入院していた。

高梨氏が１７日に更新したブログによると中村は１５日午後に病状が急変し、
数分間の心停止と呼吸停止を起こしたという。
幸い救急蘇生により心拍は戻ったが、現在は大学病院のＩＣＵに入室している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130918-00000091-spnannex-ent

>>610
私も風葬の教室 大好きです
学生時代に出会っていたらどんなによかったか

>>636
今日発売の文春のうさぎのコラムを読んだら、状態がかなりやばそうだとは
思ってたけど、まさかここまでひどかったとは。

生還してこの体験をぜひとも出版してほしいところ。

>>638
ほんとだ
付いていけないところがあっても、さびしいまる、とか結構好きだった
ああいう本をもっと書いて欲しい

>>637
自分はあれを読んだから中高乗りきれたと思ってるよ！子供に読ませていい本だよね…多分。
引っ越しで行方不明になっちゃったから探さなきゃ。

風葬の教室いいよね。
私は現国の先生に勧められて読んだ。
山田詠美の、なにか教科書に載ったのあるよね。
風葬の教室かどうかまでは思い出せないけど。
あれから入って他の読むとびっくりしちゃうんだけどw

>>629
ありがとうございます。さっそく読んでみます！！映画も良さそうなのでDVD借りますー。

>>641
「僕は勉強ができない」じゃなかったっけ＜教科書

亡国のイージス、読んでるけどすっごく長い…
これは年末にじっくり読みたい感じ。

今、森村桂読み返してる。
初期から読んでるから、青春のキラキラ感半端ない…

>>644
亡国のイージース、すっっごくおもしろいです。私としては蒼穹の昴くらい好き。

あ、イージスね。

>>644
わっ、いいな森村桂！
ケーキ屋さんのお気に入りのケーキは端っこが大きい、とか、
フランスかどこかで食べた生チョコがおいしくて、持って帰ってきたら、
ぜんぜん「生」じゃなくなってておいしくなかったとか、
お菓子の話がおもしろくて好きだった。
わたしも読み返そうかなー。

まちがってもイージスよ

>>648
ありがと。ペコリ。

黒人との恋愛小説で「私たちはうさぎー」とかいうのも山田詠美？ラビット病だっけ？あれもなんか印象的
風葬の教室は普段思っていたことがそのまま書かれていてすっきりした

893 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/05/27(日) 19:51:13.38 ID:LZD6kp5WP
在日特権とは日本政府からの在日朝鮮人への優遇措置のことである。

簡単に紹介。
・生活保護優遇
月額最低１７万円無償で支給。在日朝鮮人６４万人中４６万人が無職。
なお仕事を持っていても給付対象から外されることはない
・国民年金全額免除（“掛け金無し”で年金『受給』が可能）
・保険診療内の医療費は全額タダ（通院費も全額支給）
・市営交通無料乗車券給与
・仮名口座可（脱税の温床）
・上下水道基本料金免除
・ＪＲの定期券割引
・ＮＨＫ全額免除
・特別永住資格（外国籍のまま子々孫々とも日本に永住できる）
・公文書への通名使用可（在日隠蔽権獲得）
・公務員就職の一般職制限撤廃
・永住資格所有者の優先帰化
・公営住宅への優先入居権
・外国籍のまま公務員就職
・犯罪防止指紋捺印廃止
・朝鮮学校、韓国学校の保護者へ年間数十万円の補助金援助（所得に関係なく全額補助）
・大学センター試験へ韓国語の導入（朝鮮語受験者への異常な優遇）
・民族学校卒業者の無審査公私高校受験資格付与
・競争率の低い帰国子女枠で有利に進学可能
・朝鮮大学校卒業者の司法試験1次試験免除
・民族学校卒業者の大検免除

つまり、一世帯あたりに無償で６００万円がプレゼントされる制度。
それによって在日朝鮮人６４万人中４６万人が自称無職である。

>>644
最後まで読んだけど糞つまんなかったよ。
時間のムダ。

森絵都「永遠の出口」

人（♂）に勧められて、なんとなく読んでみた。
読後感が良いし、サクサク読めた。
ここのところ、半ドキュメンタリー的は殺伐としたものばかり読んでいたから
余計にじんわりきた。
似たかんじで「横道世之介」も良かったのですが、他におすすめ本ありますか。

勧めてくれた人の性別を明記する理由はなんだろう

男の人に本を紹介してもらったアテクシ☆
恋空でも読んでればいいのに

男女で読書傾向やツボも違うし、あったっていい情報じゃない？
男なのにこういうのが面白いんだ、とか、感想出て来るし。
本人もそう思ったからわざわざ書いたんでは？
まぁ、自らそのへん絡めた感想とか、その男の人のお勧めポイントとか
書いてあったら良かったのに。とは思うけど。

むしろ>>655みたいなレスの方が下種でゲンナリする…

いじわるww

>>656
最後の一行がなければよかったのに

「永遠の出口」って女性向けだと思ってたんだけど男性でも琴線に触れるんだね
最終章の大人になっていくことみたいなのを綴った文章がとても好きだ
森絵都は短編がすごく好きだけどこの長編ではこの作品が一番好き

男の人に本勧められるなんてズルい妬ましい
って意味？
読書好きな異性の知り合いの1人や2人居ないのか？
って普通に思ったw

うん、私も「男の人でも永遠の出口を面白いと思うんだ」
と妙なところに感心してしまった。
自分の子どもがこんな風になったらどうしよう？
とハラハラし過ぎて、一回読んだきりで書棚に置いてあるから
家族にも勧めてみようかな。

永遠の出口は最初の方が読んでてしんどかった。
女子の面倒くさい部分がすごく出てて、良いんだけど、読んでて面倒くせーーと思ってた。
でも森絵都は大体好きだな。

すみません、皆さんのおっしゃるとおり、
永遠の出口が男性でも『おもしろい』思うんだ！と思ったので性別を記入してしまいました。
読書が趣味ということで、お互いにベスト10を教えあって、その中にあったんです。
読書好きの他人が、これ、いいよ！と勧めてくれるものって、いいものがありますね。
森絵都は未読でした。
ちなみに、その男性は全くタイプではないし、むこうもその気は全くないと思います。
ただの読書友。

ベスト10教えてー

ディビッド・ベニオフ「卵をめぐる祖父の戦争」
個人的にレニングラード包囲祭りの最後に読んだ本なんだけど
作者の祖父が語ったことをもとにしたなかなか面白い冒険物語だった
１７歳の祖父はドイツ軍に包囲されて物資が全く手に入いらない状況下で
大佐に数日の猶予をやるから娘の結婚式のために卵を手に入れろと命令され
牢獄で相部屋だった青年と探し回るんだけど
どの時代でもあの世代の考えてることはだいたい決まっててワロタ
大人が読むには薄っぺらいかもだけど映画化したら面白いかも

>>663
ちなみに情報いらねッス〜ｗ

>>663
そういう理由か、ありがとう
森絵都未読だったから女性向けとは知らなくて素でなぜだろうと思ったので

うさぎさん呼吸器外れたんだって！
良かったね

>>665
おもしろいよね、あれ
少年らしい下ネタもあって、友人はイケメンでモテ男だったっけ
私も映画にむいてるなーと思ったよ

>>669
読んだ人いてうれしいw
オチもアメリカ人の好きなハッピーエンドだったね。あの狙撃手がかい！

>>668
それはよかった
是非臨死体験をまじめ切り口で書いて欲しい

笙野頼子「硝子生命論」読んでる
これは…読解力が問われるというか…何から何まで抽象的でわけがわからない
でも個人的には面白い
好き嫌いはめちゃくちゃ分かれそう

夢を売る男を読んでるけど
パターンの繰り返しでさくさくよめる。

読破したけど出版界の小説部門はほんとにじり貧なんだなあ
小説誌なんかのしくみも学べたよ

「無垢の領域」桜木志乃

この人はほの暗い湿った話を書くのはほんと上手。
出てくる人みんなが豆電球の明かりの下で暮らしてるような、なんとも
言えない暗さ。
でも好き。

>>673
「夢を売る男」は面白かった。
で、それを地でいく事件が、おこってワロたw



自費出版大手悪質手口の一部始終　「印税で払える」「カネは戻す」とウソ連発

http://www.j-cast.com/2013/09/20184355.html

わろたｗ

ベストセラーがでないと作家だけでは食えないってよく聞くけど
どのくらいのレベルのひとなら作家１本でいけるんだろうか。

瀬尾まいこレベルでも作家と教師と２つの仕事してるしなあ。

『月下上海』で松本清張賞をとった山口恵似子さん
昨日ＴＶに出てたけど、喋りが達者過ぎてビックリした。
本職は食堂のおばちゃんらしいけど、喋りと貫禄が、まるで大女優みたいだったｗ
昨日はじめて見たけど、賞の受賞時のドレスも女優ドレスだしｗ
興味湧いたから、月下上海を読んでみたいと思ったけど、評価を見てみるとイマイチな感じも･･･
誰か読まれた方います？

　
【経済】消費税を支払っていないアマゾン　出版業界など「不公平だ」と怒る
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1379917903/
　

>>630
高村先生にはちと食傷気味だったんだけど私も「冷血」は
すんなり読めた。
歯痛の描写がすごくて痛かったw
尼崎の事件にも興味持ってるみたいだから
将来、これにインスパイアされた作品が読めるかも。

いい加減BL風味は諦めて、専門の人に任せてほしい>高村

本人が好きなら自由にしたらいい
そこは別に読者があーだこーだいう部分じゃないし
いい加減諦めてとかちょっと何様って思っちゃう

風味どころじゃない作品も多いのに、今さらw

冷血はリア王より読みやすかったし、何を言いたいかも（なんとなくだが）わかった
何よりずっと歯が痛かった

歯が痛い話こわい…

個人的浅田次郎ブームにて。
「赤猫異聞」、面白かった。
が「壬生義士伝」の直後に読むと、同工異曲で、
今ひとつに思えるかも。

ちょっとラノベ寄りで悪いが、
ＲＤＧ完結編読了

遅くまで読んで朝起きれなかったけど、家族の朝食犠牲にするほどの結末でなくて悔しい。
うすうすは予感していてたとおりの結末だったorz

>>685
図書館で借りて読んでたら、
登場人物とか前巻の話とか、色々忘れてしまってる。
完結編はもう直ぐ順番がくるけど、楽しめるか少し不安。

>>681
高村薫氏曰く、自分自身の小説にはハンディを持った人が多い。被差別部落、障害者、同性愛者にしろ、ハンディを持っているという事は人を優しくする。

BL風味と短絡的な言葉で一括りにするのは暴力的ではないですか？

蒸し返してごめん。
壬生義士伝、読んだ。
初浅田次郎です。今まで読まず嫌いな作家さんだったのを後悔しました。

皆様と同じく、涙涙。
特に下巻後半は号泣。

ホントに泣けるの？ｗって気軽に図書館で借りて良かった。

亡国のイージス、つまんないのね・・・
図書館で借りてるけど・・・借りなおしを繰り返して2ヶ月。
上巻の半分くらいから、まったく進まない。
もう返そう。

ありがとう。可愛い奥様。

>686
ﾅｶｰﾏですわ奥様(=ﾟωﾟ)人(=ﾟωﾟ)
本にも人物・あらすじがあるけど、ｗｉｋｉ　が詳しくてネタバレもしてなくてよろしいかも
萩原作品は中盤の盛り上がりとか期待感がキモだなあ

>>684
浅田次郎って自分で自作品の二番煎じみたいな話書くよねw

>>689
おおお！wikiがあるとは知りませんでした。ありがとう！

荻原規子は「空色勾玉」が面白かったので
その流れで、新しい作品が出たら取り敢えず読む
という感じです。
他では、『樹上のゆりかご』が好きです。

>691
私も出たら読むクチです。
彼女のファンタジー作品は結末を知ってから「あそこ伏線だったのか」と気づく部分があって、
上手い作家ですよね。

樹上のゆりかご、唯一読んでなかった。読んでみます！

>>690
テーマを書き切った！と思ってないと
同じような話ばかり書いてしまうという説がある

>>682
作者に直接言うわけでもなく、ただ掲示板に感想や希望を書き込むことが何様かって・・・
かりに高村が知ったってこんな高慢なこと思わないだろうね

>>687
そういう創作的スタンスは尊重されて当然とは思うけど、
一般化もまた乱暴だ思う。

>>692
『これは王国のかぎ』と主人公が同じです。

>「あそこ伏線だったのか」と気づく部分
ということなら、是非オススメしたいです。
でも「樹上〜」はファンタジーではない、高校生の話。
読んでいると、自分の高校時代と重なって
懐かしかったりキュンとしたりで、何回か読み返しました。

>>678
本人が面白そうだったから読んでみた。
読みやすくて気をそらさないお話でした。
緩急にムラがあったけど、面白かったよ。
私的には星四つ。

待ちに待った、梓崎優『リバーサイド・チルドレン』。
文章は端正だし、熱意も感じるし、丁寧に書かれた小説だとは思うけど、
こういうテーマでミステリにする必要があるのかという違和感。
やっぱりデビュー作が凄すぎると後が辛いね。
古処誠二みたいになっていくのかな？

ノイハウス『深い瑕』、力作だけど既視感ありまくりのストーリーかな。

特捜部Qシリーズもピンと来ない。

ミステリに関しては擦れっ枯らしになってる自分が悲しい‥･
（あ、『ゴーン・ガール』は面白かったです）

>>677
林真理子が今日本で物書きだけで食えるのは50人位と話していたよ

>>677
瀬尾まいこは相当頑張って先生になったクチだし、最早先生であることも
売りになってる（そういう本を出してる）からそう易々と辞めないだけで、
執筆だけでも食べてはいけるレベルだと思う。

「食える」レベルにもよるよね。妻子養って私立行かせて、秘書雇ってレベル
は難しくても、自分ひとりだけなら年収400万でも食べてはいける。
一般的に名前は売れてなくても、ちょっと書店が仕掛けて文庫が10万20万
売れれば年収１千万は越えてくるわけで、その位だと意外に沢山いるよ。

>>698
「ゴーンガール」面白いよね。

今年は海外ミステリは傑作ぞろいだと思う。
「喪失」「緑衣の女」「ジェイコブを守るため」が暫定トップスリー。
ヨハン・テオリンとアン・クリーヴスのシリーズ物も安定の出来だった。
フロストとディーヴァー短編集は期待が大きすぎて若干失速。
このあとはジャック・カーリィの新作が楽しみ。

確かに林真理子は結構贅沢なレベルを想定していそうな気がする
50人なんてちょっと有名な人を指折り数えていったらすぐに埋まりそうだ

50人はありえないよねｗ
まあ林真理子の言うことなんて信憑性ないのはわかってるけど

>>700
文庫が10万20万売れるってのは、ある程度の作家だったら時たまありうることだけど
それを毎年続けるっていうのはけっこう難しい気がするなあ…

>>704
そうだねー。
書店員が気まぐれに押して当たっても
それはボーナスに過ぎないね。

ところでたまにTSUTAYAなどのチェーン全店でプッシュする本は
誰がどういう風に決めてるのかしら。
カリスマ（ ）書店員がやるのとは違う組織的な
ものを感じるし。
やっぱりロイヤリティ？

東野圭吾って読んだことないんだけれど、
そうやって考えると凄いのね。
出せば売れる。

東野圭吾はいくら出しても売れない時期が長かったから
本当に極端な人だよね

今期は海外もの、かなりいけてたよね。
ゴーンガール、ジェイコブを守るため、青雷に光る秋、は入り込みすぎて呆然となった。
それ以外にも、骨の祭壇、クラッシャーズ、崩壊家族…ハイレベルだった。
期待していた、シーラッハの長編は私的にはイマイチでした。

シーラッハの「コリーニ事件」は私も今ひとつ…

というか、今年ドイツ語圏のミステリをいくつか読んでみたんだが
残念ながらどれも自分には合わなかったなあ

>>704
一冊が10万20万売れるのはめったになくても
既刊10冊が一年のうちに1万部ずつ増刷するくらいはざらにあるよ

多くの作家はそうやって食ってる

「骨の祭壇」って有名作家が覆面で書いたんだよね。
なんとなくダン・ブラウンかなーと思った。
私もシーラッハはイマイチ。
「クラッシャーズ」は未読なので読んでみよう。

今年のドイツ語圏ミステリといえば
「白雪姫には死んでもらう」と「消滅した国の刑事」かな？
前者はドイツ版八つ墓村って言われてたねw
後者はドイツ版羊たちの沈黙みたいだった。
どっちも楽しめたけどちょっと事件の展開が無茶だった。

ネレ・ノイハウスは一作目をいま翻訳中だから順番に読もうと待ちなんだけどいまいちなのかぁ

>>710
まさにその２作ｗ
あとフォルカ・クッチャーとセバスチャン・フィツェックの作品も
背景となる舞台設定はどれも魅力的なのに、全体的に展開が強引すぎ＆何かと大雑把すぎる感

>>712
クッチャーの「濡れた魚」は上巻で脱落したよw
フィツェックはなんだかんだ言って全部読んだけど確かに強引で大雑把だね。

骨の祭壇の匿名作家は、ハーラン・コーベンとの噂。
未読だけど、ソフトバンクから今月出た、脅迫という上下巻、がかなり期待できそう。
来月もかなり沢山出るね、楽しみ。

>>709
>既刊10冊が一年のうちに1万部ずつ増刷するくらいはざらにあるよ

今の時代はこんなに増刷して貰えないから
あと文庫10万部じゃ年収一千万いかないよ。
私が聞いた林真理子の講演では、作家だけで食べていけるのは
全体の2割位って言ってたよ、2.3年前だけどね。

東野圭吾は売れる作家だけど
ちょっと読書を深く趣味にしてる人にはあまり評判よくないよね

>>705
書店本部と取次や版元が共同で仕掛けるのでは
話を持ちかけるのは多分後者

個人で気まぐれにプッシュして何万も売れるようなカリスマ書店員て実際するんでしょうか…

>>716
いやそんなことはないよ
新参者が傑作なの

東野さんのは後味が悪いのが多い
容疑者Ｘの献身とか赤い指とかゲームの名は誘拐とか

>>719さん
とかの好きな作品いくつか教えてほしいな

図書館でも東野圭吾は、ごそっと棚ごと空いてることが多い。

私が一番最初に読んだのは「容疑者X」で、
今までミステリーというもの食わず嫌いできたせいか、
ものすごく面白く感じて、それからというもの一気に他の作品も読んだ。

「赤い指」、「白夜行」面白かったなー。
「手紙」皆が言うほど泣けるとかはなかったけど
最後はかなり印象に残ってる。
読んでるそのときは、引き込まれて一気に夜通しでも読んじゃうんだけど
あとで「えーっと、どんなだっけ」となる作品も多いｗ

他、短編も結構好きだけど、エッセイはイマイチだった。

「白夜行」「幻夜」の女がきらい
上昇志向で男を利用してのし上がるのがなんとも古臭くて
女を描くの下手だと思う

「手紙」は被害者遺族の反応がリアルで
ありきたりにハッピーエンドにならないのは良かった

新参者は、イメージとちがっててけっこう面白かったし、ホロッともさせられたんだけど、
あんまり期待させちゃうと大したことないって思われそうだなー

東野圭吾はとりあえず読みやすいから通勤電車とかで読むにはいいんだよね
夢中になって乗り過ごすほどの面白さは求めてないので

東野の作品で言えば、「秘密」の評価が高い理由がわからない。
夫婦愛に感動した、との感想をよく見かけるけど、
あの夫婦、自分らの欲望のために娘を踏み台にしようとしたＤＱＮカス夫婦じゃん。
いくら中身が妻だからって、娘に対してあの反応はないわー。
とにかく気持悪くてたまらなかった。

池波正太郎の剣客商売が大好きなんだけど
ハードカバーのほうは一巻とか二巻とか番号がついてないからどこまで読んだか忘れてしまって、
中学生の頃に読み始めたのにまだ読み終わってないｗｗ
でも大治郎と三冬が結婚するところまでは読んだ。

>>724
「秘密」の話になると荒れる

>>722
>女を描くの下手だと思う
禿同。
「容疑者X」は結構面白かった。
あれは、基本男の話だから良かったのかな。
いくらトリック？が良くても、
やっぱり人が上手く（感情含めて無理無く）動かせてないと、
ミステリーも味わいが損なわれるよね。

>>715
＞年収一千万いかないよ。

わかってる。「食べていけるか」の方を問題にしてるの。
増刷がもっと小刻みなのも知ってるよ。
何度も増刷すればトータルでこれくらいくこともあるって話。

この男性作家、女書くのうまい！
なんでそんなに女心がわかるの？なんて人、いるかなあ…

むしろ下手な方がおっさんドリームに合致して
売れる傾向にある気がする

過去スレでオヤジドリームあるあるあったような

>>727
宮部みゆきはトリックというか謎解き自体は大したことなくても
深い深い人間描写で話を面白くしてるもんね
確か「理由」で餃子のことでもめた嫁姑のくだりとかすごくリアルでざわざわした
それが鼻につく人も多いと思うけど私はなんだかんだであの回りくどくてねちっこい描写が好きだわ
宮部みゆきの後に東野圭吾「手紙」を読んだらすごくアッサリしてると感じたっけ

堀田善衞は、作者の世代的に知性ある女を描こうとすると男勝り…というか作者成分が高くなるんだけど
それでも「異性として好意を持つ男」「親しい上司」「親しい女友達」「単なる他者」に対してそれぞれ口調が違ってたり
誰の目も意識してない独り言が女成分極端に低かったりとリアリティがあって
ヒロインの結局選ぶ幸せが別に恋愛でも結婚でもなかったり、それを男性キャラも受け入れてたりするのも
とても気分がよかった覚えがある…
作者の奥さんがいわゆる男の夢的なイイ女ではないタイプだったからかも？
小説作品がほとんど絶版なのが惜しい限り

>>731
宮部みゆきのくどい描写にウンザリしながらも
その後に他の作者の小説を読んだら、すごく物足りなくて
その文章力すら稚拙に感じてしまうことがあるｗ
確かに宮部作品ってストーリーそのものはさほどすごいとは思わないけど
人間描写はかなり厚く描くよね。
個人的には「誰か」「毒」の夫婦が嫌いなんだけど
逆に、架空の人物を嫌わせるってやっぱりすごいのか？と思う。
宮部みゆきは嫌われキャラとして書いてるわけじゃないかもしれないけどｗ

心情をリアルに描くってのとは違うけど、内海文三の描く女の人がすごく好きだったな
そういえばもうすぐ命日だったかな？
覇者と覇者の続き、本当に読みたかった

>>729
いま細雪読んでるんだけどやっぱ谷崎うまいなあと思う（古すぎ？）
四姉妹それぞれ性格がちゃんと色分けされてるのに
良いところも嫌なところもリアルな感じで
むしろ唯一のメイン男キャラな貞之助が一番ドリーム臭いほど

>>733
その「誰か」「名も無き」なんだけど
主人公が小泉孝太郎で決まり、宮部さんの指名だとわかったとき
「イメージとちがう、宮部が好きだからごり押し？」とぶーぶー言ってたのはこのスレだったかなあ（ちがってたらごめん）
すごい孝太郎評判いいから、あれ？役者を見る目あったじゃんと思ってしまった

>>735
細雪って長いのに飽きないなあ。特におもしろいこと書いているわけではないのに
どっちかというとダラダラしているのに何故か読んでしまう。やはり名文家なのかな
私は「貞之助＝谷崎の視線」だと思ってたなあ
でも最後よりによってああいうシーンで終わるかなあ？とは今でも思うけどそこはリアリズムwというやつか？

>>733
杉村夫婦のどの辺が嫌いですか？
優等生すぎるから？

>>736
そうそう。特におもしろいこと書いているわけじゃないし
きれいなオチあって終わりってわけでもない話もおもしろいし読後感がいいんだよね
川端康成もそんな感じ

>>737
優等生過ぎるとは全く思わないな。
杉村なんていい人っぽいけどちょっと屈折してるし、会長の娘婿ってことに自意識過剰気味だし
妻も出自どうこうじゃなくて
清楚で上品な女性に描かれてるけど、個人的には少し品の無さを感じる。
多分私がひねくれてるからかも。
もしドラマの孝太郎版はあれはあれで評判いいのもわかるけど
原作の杉村ではないなと思った。妻も。
でも次回作も楽しみ。出版まだかな。

×もしドラマの孝太郎版
○ドラマの孝太郎版

「もし」が余計です、すみません。

>>739
なるほど
実は今「名もなき毒」読んでるから、そこら辺も気にして読んでみます
レスありがとう

>>729
山本幸久は、女性の描写が上手いと思う。
全作品を読んだわけではないけど、いわゆる「男ドリーム」な女は見たことが無い。

竹吉優輔『襲名犯』

乱歩賞作品。
新人ゆえに構成等ブツ切れで難があるが、結構面白かった。
ただ、この作者だけではないが最近の新人作品は「よく勉強してるんだろうが…」
とシラケる事がある。
どの場面も既視感があるような作品が多いような…

>>736
私はラストの雪子は彼女の自覚以上に体が結婚を拒否ってたのかなあ
という感想だったかな
まあ登校拒否みたいなもんで
そこを通過して新しい人生に踏み出す雪子の表現として読んでた
ああいう時代だから男から見た処女性が喪われる表現でもあるんだろうけど

貞之助兄さんの完璧超人ぶりはオンナの世界のあれこれを描きたい谷崎が
姉妹を引き立てる黒子に徹したキャラクターを欲しがった結果かなあと思う
だから貞之助視点が谷崎視点にも見えたりするのかなと
もしそうだとしてもあれは極限まで綺麗な谷崎だよねｗ

今日の日経夕刊のドミンゴ公演広告見て呆然。
赤川次郎の写真が出てるんだけど、間違いじゃないのかしら。
何年か前のパーティースナップでは、容貌維持してたのに。

イアン・マクドナルド「黎明の王　白昼の女王」
バレ


妖精に夢中になった娘と、宇宙人の存在を証明する事に
夢中になった父が辿る悲劇が、手紙や日記、司法機関の報告書、新聞記事で
語られている一章が良かった。後の章は、ファンタジーというよりＳＦ。
タイトルときたのじゅんこのカバー絵で騙された。

池井戸先生は今回どんだけもうかったんだろう。
本の印税だけで。

>>743
そういう本あるねー
そこそこ面白いけどなんかがっかりする
バターを使ったクッキーが食べたかったのにマーガリンやショートニングで誤魔化された、みたいな

Ａ・アナトゥーリ「バービィ・ヤール」
４０年前の戦争物だけど面白い。なんとなく悪童日記思い出した

他スレコピー
日本のマスコミが外国の支配下に有るから日本が可笑しく成っているのです。統一教会など外国勢力が日本のマスコミを支配しています。
フジTVのヒエダ会長は『ソフトバンクの孫の腹心』だとも言われ一緒に食事している仲です。
読売のドン渡辺恒夫は、読売の株の３８％を持つ支配者ですが、昔はただの読売の記者だった男です。それがどうして３８％のグループ企業の３８％の株を持てたのか？謎です。
桜田淳子の韓国での統一結婚式では、教会発表で３万人以上の日本人が参加したと言っています。
彼らの教えは『企業で出世し韓国の為に尽くせ』が教義です。オウムは２００人の出家信者であれだけの事をしました。統一教会は社会の中で『出世しろ』と教え『社会の中に入っています。
ですからマスコミでは『オウムの教祖松本ちずお』は在日ですが誰も知らされていません。
カレー事件の林真須美も在日・ルーシーさん事件の織原城二も在日・教育大事件の宅間守も朝鮮部落出身です。
エリート夫バラバラ殺人の詩織容疑者も他スレでは、『男の親が勘当してまで結婚に反対した（美人・年下・親は大金持ちで社長・お嬢様学校）これで反対は在日だと書かれていますが、マスコミは韓国の良い事は派手に書きまくりますが知らせないです。

韓国籍の男による大阪市生野区無差別通り魔事件 （5月の事件、日本人なら誰でも良かった）

NHK＝完全スルー
日本テレビ NEWS ZERO＝完全スルー
テレビ朝日 報ステ＝ストレートニュース。氏名・国籍・犯行動機(生粋の日本人を殺す)等はスルー。
TBS NEWS23＝完全スルー
フジテレビ ニュースJAPAN＝完全スルー

無差別通り魔事件という通常トップニュースで報道されるべきものが
19時以降主要メディア全てで報道がされなくなった。
唯一報道したテレビ朝日では氏名すら報じなかった。

つい先日、貴志祐介のエッセイ本が出たらしい
が、なんとなくエッセイを２０００円近く出して買う気にならない
けっこう面白そうなので読んでみたいのに
文庫化されないかなー

書評で「オールクリア」が面白そうだったから読み始めたけど
あれって「ブラックボックス」っていう前作があるんだね。
頑張って読み続けたけど、やっぱ前作から読まないと分からん。

前に「非常持ち出し袋にどの本を入れるか？」って話題が出てたけど、
私だったら『細雪』だな。水害シーンがあるのが難点だけど。

谷崎は性格の悪い女性を愛情たっぷりに書くから、
読んでいて心地良いｗ
谷崎自身が雪子が結婚するのが悔しくて、
だから汚してしまいたくてあのラストなんじゃないかな。

貞之助は精いっぱい美化した谷崎だよね。
実際に雪子のモデルになったひとに憧れていたらしいし、
市川昆版の映画だとふたりの関係を匂わせていた。

男性作家で女性の描写がいいなーと思うのはヒキタクニオ。
校正の仕事をする女性がヒロインの「角」、アイドルを目指す
ヒロインが出てくる「ベリィタルト」、広告代理店で働く
台湾人女性がヒロインの「青鳥」など、働く女性の描き方が好き。
「青鳥」は、ヒロインが作る台湾料理やお茶の描写もツボ。

>>752

節子、それ「ブラックアウト」や。

篠田節子のブラックボックスの続編かと思った。

>>746
そのあらすじだと凄く面白そうで、読みたくなったw

死神の浮力

やっぱり長編になると井坂節だね。
言葉遊びしとる場合か！

貫井徳郎「愚行録」は
桐野の「グロテスク」より女の怖さがじわじわ来た

誰も本当に悪くは無いのに

>>753
細雪のラストって雪子が「汚された」と解釈する人多いよね
谷崎の個人的意地悪だっていうのも何回か読んだし
文庫本の解説でもそんな風に書いてあった
その前提として雪子は「マドンナ」「永遠の女性」でないといけない訳だけれども
読んでいてまったくそんな印象を受けなかった私はいつも置いてけぼりな気持ちになるｗ
婚期遅れの焦りはあるし相手の事は上から目線で吟味するけど
結婚そのものを楽しみにしてはいない雪子とすればああなるのはごく普通で
淡々とした話運びの自然なラストという感想しか持てなかったから
あれを「意地の悪いオチ」として読む感想を聞くたびに軽く驚いてしまう

>>752
あれは頭から通して読むと本当に「うわあああ！」となるのでぜひブラックアウトからどうぞ

「ブラックアウト」「オールクリア１・２」は個人的に2013年のベストだ

今年まだ残すところ3ヶ月もあるけど、これ以上の作品に巡り会える気がしない

>>751
図書館にリクエストすれば？

細雪の雪子は最初の方からあまり良い印象を持たずに読み続けたので
汚されたって感じはないなー（嫌いなわけではないの）
大人になってから読み返したら、鶴子さんが何故か上沼恵美子になってしまって
困ったｗ
雪子は断じて吉永小百合ではない。

谷崎は厨二の頃読んだ。
ひねくれてたから細雪じゃなくて
「人魚の嘆き」を読んだ。

内容うろ覚えだけど、今でも文庫が手元にあるから
文章と挿絵が気に入ってたんだろうな。

B足らん

篠田節子のコミュニティって文庫を買って読んでたんだけど
なんだか読んだことがある気がしてよくよくもくじを見てたら

単行本の夜のジンファンデルってやつの
タイトル変えただけのやつだった

まぎらわしい。金返せ！

雪子は吉永小百合ではないよね。もっと細くて儚げな感じ。
映画版で石坂浩二演じる貞之介兄さんがやたらと女好きで、雪子に対する好意もあからさまだったのが冷めたわ。イメージ違いすぎ。

雪子が儚い？？無口で大人しげに見せといて強引に好きなようにする我儘娘よ
自分で何もせず他力本願なだけじゃない
タエコだっけ？末娘のほうが生活力もあっていい女だと思う

B足らんのかなぁ

>>767
いやいや、妙子の方がよっぽど…
わたしも途中まで雪子どうにもならんな、それに比べて妙子はしっかりしてる、という風に読んでいたんだが
結局、妙子は一番先端を走っているように見えて恋愛も仕事もすべて中途半端に終わって
姉たちに尻ぬぐいしてもらってるんだよね。人形作りで自活できるって素敵な設定だと初めは信じたが
読み進めていくにつれて結局は最初の婚約者に経済的におんぶにだっこで
…あー、そりゃあ、人形作りはお嬢さんの趣味だもんなあ、と納得した

何か妙子ってバブルの時代に何でもできると思って、周りを引っかき回すだけ引っかき回して
結局何にもできなかった女の人みたい
同じ「何にもできない女」だったら、流されているように生きても周囲と調和して
最初の計画通り見合い結婚できれいに終止符打った雪子の方がマシなんじゃないかな

でもこの後の時代を考えると洋裁の腕がある妙子はかなり有利だよね
雪子も旦那の実家が京都だからまさかの場合には逃げ込めるけど
芦屋の家は駄目だろうなあ
そして終戦時にはこの物語の男性陣いったい何人生き残ってるだろう？
特に東京の長女一家

根拠は無いけど奥畑はちゃっかり徴兵逃れしてそうな気がする

細雪は春琴抄より面白いですか？

細雪、読んだことないんだけど
久世番子のコミックエッセイ「よちよち文藝部」に取り上げられているのを読んだせいで
「下痢の話」というイメージしかない…

雪子のモデルになった女性の夫はわりとすぐ死んで、実家に戻ったんだよね。
そして谷崎が死ぬまで同居していて、「雪子のモデルでございます」みたいなでかい顔してた。
写真で見たかぎりだと、あんまり美人ではなかったな。

永遠の0読んだ。
小説っていうより映画のノベライズみたいだし、文章も巧みじゃないけど引き込まれたよ。
途中何回もポロポロ泣いた。
人気番組の放送作家だから人の心を引き付けるのがうまいね。

>>768
同意
あの姉妹の中では雪子が一番好きだな

>>729
定番だけどトルストイとか。
「アンナ・カレーニナ」のアンナとキチイを書き分けた上で掘り下げているし、
どちらの女性も偶像化でない美と女性蔑視的でない短所が与えられている。

ただ、下手だと言われてもドストエフスキーの描くソーニャ辺りの方が
女性の目で見ても「こうした女性もどこかにいて欲しい」と思わせるキャラクターの気がする。

チャンドラーの「リトルシスター」村上春樹訳読んだ。
ちょっと事件が分かりづらかったけど面白かった。ディテールの昔っぽさも良かった。
マーロウのやれやれって余計な事を背負い込むのと内向的な表現が春樹の好みなのかもね。
次は大いなる眠りを読む予定。

>>773
「永遠の0」は読んでないんだけど
最近よく見る人だからちょっと興味持って「モンスター」って文庫を買ってみた。
ちょっとストーリーとしてはどうなんだろう・・・
フィクションにツッコミ入れても仕方ないけど、もうちょっと整合性は欲しかった。
美容整形手術については色々知って面白かったけど。

あまりに外見重視の社会で、ずっと主人公みたいな経験してきたら…と恐ろしかった。
ブスに対する男の態度とか、そういうことで病んだ人を描きたかったんだろうね。

ジェフリー・ディーヴァーのポーカーレッスン、
短編集だけど、どの話もどんでん返しがあることを
予想しながら読んでしまえるのが残念。
たまに読者の意表をついてどんでん返しがない、という話が
あったら面白いのにと思ってしまった。

>>771
あのエッセイ面白くて私も好き。

>>777
百田尚樹なら「風の中のマリア」おすすめ
オオスズメバチが主役なんだけど、夢中になって読んだよ
終わるのが惜しかったくらい
すすめた友人みんなにも好評だった

永遠の0は普段本読まない人とかは感動するかもしれないけど、
読書が趣味で、左翼教師に揉まれた私には物足りなかった。

うん、初めての読書のきっかけとかにはいいと思うよ。

>>765
改題といえば藤本ひとみ。
タイトル変更が多いのに、巻末の著作リストでは全然触れてないのが腹立つ。
もし見慣れない題があっても、単に改題かもしれないので
アマゾンなどで確認しなきゃならない。

>>782
そんなひねくれた例出されてもな

>>781
あれ面白かった
ミツバチマーヤの大人版と言うか
ヴェスパ・マンダリア（大スズメバチの学名）の戦士
かっこよかった

下町ロケット、面白かった
鉄の骨、バブルも読んだけどこれが一番かな
いろんな障害が次々と現れるのが池井戸の定番だけれど、
特許侵害からロケット部品開発まで流れがうまくつながっている

「風葬の教室」、このスレで高評価だし、
こどもにどうかと思って読んでみた。
読書としては面白かったけど、
厨２こじらせてるうちの高校生に与えるのは危険だと思ったw

私は厨二真っ盛りに読んだよ。
確かに色々とw
男子だとぼくは勉強ができないあたりはもっと危険かもw

池井戸の「ルーズヴェルト・ゲーム」
都市対抗野球とか社会人野球を見るのが好きなので楽しく読めた

>>782
左翼教師に揉まれてはないけど
もともと戦争ものが好きで、零戦戦闘もの等々に親しんでた私にも
物足りなかった
「資料の羅列だけ」って感じで
でもラストは泣けたよ

それより主人公の姉がアホすぎてイライラしたな

東野圭吾「むかし僕が死んだ家」
面白かった。
軽いのが読みたくて久しぶりの東野圭吾だったし、期待してなかった分良かった。
秘密とか時生とかのSF方向に飛んでくかと思いつつ警戒したけどｗ

永遠の０は昔、平和授業で読まされた「きけ、わだつみの声」とかで
見たことがあるエピソードが一杯あってかなり萎えた
今の子には逆にああいうのは新鮮かもね

http://www.47news.jp/news/flashnews/
作家の山崎豊子さん死去、「白い巨塔」など　

「白い巨塔」や「大地の子」などの作品で知られる作家の山崎豊子さんが２９日、死去した。８８歳。 2013/09/30 13:13 【共同通信】

うわぁ、ショック。
盗作騒動とかあったけど、やはりすごい作家だったと思う。
映像化されなかったから知名度は低いけど「仮装集団」も面白かった。
共産党や労音とかの仕組みがよく分かった。

私もかなりショック・・・

ご冥福をお祈りします

今「二つの祖国」読んでたとこだわ・・・

週刊新潮で連載始まったばっかりなのに・・・

>>797
続きはあの大物作家が！とかやりそうだね
伊藤ケイカクみたいな感じで

山崎豊子、盗作騒動を先に知っちゃったんで敬遠してたんだけど
やっぱり読んでみよう。でもこれで図書館は当分予約いっぱいかなー

かもめ食堂と食堂かたつむりが当たったからって、類似タイトルで
本出すなんてこの新人バカだなーとしか思えないｗ
よしもとばななまでスナックちどりとかやっぱりアホだｗｗ

ショック…。
社会を背景にした作品は力強さや勢いがあって面白かったね。
大地の子か沈まぬ太陽を読み返そうかと思っていたとこだよ。

山崎豊子、どれも傑作だけれどやはり白い巨塔、不毛地帯、沈まぬ太陽が
自分的にはベスト３だ

>>800
どの新人？

そう言えば食堂カタツムリはダメだったな。

何だか突然、下田治美が読みたくなって検索したら
お亡くなりになってた。
死因は詳しく分からないけどショック。

最近ここでお勧めされてた「女系家族」借りて来たけど
まだ上巻の半分
登場人物がどいつもこいつも可愛くないのよ!
読むの早い私だけど、さすがにこれは足踏み
後半に面白くなるのかな〜

ジェフリー・アーチャーのクリフトン年代記、第二部が発売されたので購入。
今読書中、相変わらずアーチャー節炸裂だけどご都合主義がやや目立つかな。
でもまあ安心して読める数少ない作家の一人ではある。

山崎豊子…合掌。
『大地の子』は涙腺大決壊して読み、大泣きしたせいか翌日は頭痛が酷かったな。
平岩弓枝、杉本苑子、永井路子先生方はお元気でらっしゃるのだろうか？

>>804
え、知らなかった･･･
昔文春のエッセイ読んでたよ
>>805
女系家族面白かったよ〜
大阪の言葉はリズミカルで楽しい

確かにジェフリーアーチャーはそうだね。
図書館行って迷った時、手に取れる作家が
あると助かるんだよね。

昔は宮部みゆきとかだったけど、
ショタが鼻につくし
今ではちっとも安心出来ない。

>>755>>760
亀だけど兄ちゃんおおきに

>>804
えー！そうなんだ…。愛を乞うひと、読んだなぁ。
脳腫瘍で納得のいく病院を探して治療を受ける話ってもう
随分前だよね？

>>793
さっきやってたニュースで知った。ショックすぎる。
高齢だとは思ってたが、88歳だったなんて知らなかった。
新潮の連載が始まったばかりだから、元気だとばかり。

同じく高齢の佐藤愛子が長生きすることを祈ってしまう。

佐藤愛子のエッセイ大好きだわ
田辺聖子と双璧

自分を完全に客観視してる感じがいい

私は皆川博子先生がいつまでもお元気で今の執筆ペースで書き続けられることを祈ってる

>>814
私も！

>>814
私もです！

下田治美二年も前に亡くなってたなんて知らなかったよ。
息子さんの件での精神的ショックなのかな・・・。
ヨドバシカメラって今はまともになってる・・・わけないか

>>817
下田さんは脳腫瘍の闘病生活も長かった記憶。

上のほうで出てた「食える」作家云々の話流れで、越谷オサムの「陽だまりの彼女」
が100万部突破したらしい。書店員押し→映画化の成功例だと思うけど、
２年前には越谷オサムがミリオン作家になるなんて想像もできなかったのに！
何が起きるかわからんもんだよねえ。

下田さんのは脳静脈瘤じゃなかったっけ？
愛を乞うひと、ぼくんち熱血母主家庭…好きだったな

>>808
「女系家族」読み終わりました
養子あっぱれ！ですね
結末はある程度予想通りだけど面白かったです

>>812
第1部20回分は書き上げてあるそうですが
未完になってしまいましたね。
残念です。

下田さん、亡くなってたんだ

やっと名医をつかまえた、を読んだ
検査で動脈瘤が見つかり、その手術をしてくれる医師を捜す奮闘記
どうやってつても何もなく名医（少なくとも自分の納得できる医師）に
出会うか、までの話だけれどその医師と出会った後、動脈瘤を手術すべきか
どうかの最終決断の時、

自分はこれが破裂して死ぬならそれは寿命と思ってもいい、という気持ちを
最後に1人暮らしの自分が自宅で倒れたら、発見するのは一人息子だろう
多分死後数週間後ということになる、息子にそんな思いをさせたくはない
と手術を決めるくだりが思い出されるわ

全国に報道される程傑作を残した山崎豊子はすごいわ

>>818
坂木司の「和菓子のアン」も100万部超えてるよね、たぶん。

越谷オサムや坂木司なんて、きっとそんなに一般的には知られてないだろうに。

山崎豊子作品未読だな。大地の子はそんなに
泣けるなら読んでみたい。

雫井の新作「検察側の罪人」も泣けた。
途中までは嫌な気分になって飛ばし読みするところも
あったけど、最後は胸熱だったわ。

>>823
あー私も坂木司は「和菓子の餡の人」って言われないと無理かも…
でも代表作があると思い出すよすがとなっていいね
陽だまりも和菓子も、いつまでも残る本とは…思えないけど…

くだらん書き込みでしかも息も絶え絶えみたいでごめん

ﾜﾛﾀw
頑張って息してw

大地の子は本で滅多に泣かないのに泣いたな。
ああいう作品を書ける人はこの先にでてこないかも知れないね。
図書館いったら貸し出し中だった orz
買うと全部欲しくなって本棚圧迫しそうで迷うけど、買っておいた方がいいかもとも思いまた迷う。

山崎豊子は、最初こんな分厚いの読めねーぞと思うんだけど、読みはじめたらあっという間に読ませてしまうのがすごいと思う。

佐藤亜有子の遺作「ママン愛人」を読んだ

緩慢な自死を描いた三作が収められている
こんなに生きるのが辛い人間がいるなんて、と暗い気持ちになる

>>828
確かにそうだわ。
白い巨塔も沈まぬ太陽も一気に読めたな。

そういえば、山崎豊子で読んでないのがまだ２つあった。
｢2つの祖国」と「大地の子」。
なんでこの2作品読んでなかったのか自分でも謎。
買いに行かなきゃ。

創元から出てる坂木司とか大崎梢とか吉永奈央とか読みやすくて
時々読みたくなる作風なんだけど、こういう作風の作家さんで
お勧めの方いますか？
それこそ山崎豊子の後に読みたくなりそうです。

トム･クランシーも亡くなってしまったね
CIA分析官の話を、若い頃一通り読んだのを思いだした
レッドオクトーバーは映画は何度も観るけど、本は昔一度読んだきりだ
再読してみようかな

長野まゆみ 「チマチマ記」読んだ
とにかく出てくる料理がすごくおいしそうだった〜悪い人が一人も出てこないのも良かった
長野作品なのでちょっと同性愛要素もあるけどw
猫目線でぼやかして書かれてたので読めた 猫兄弟かわいい

長野まゆみ「45°」
最後1ページで世界がひっくり返る系の短編集
面白かった！あまり長野まゆみっぽくなかったけど、すごく上手だった
読み進めるうちにどんどん「あれ？あれ・・・？」ってなる不穏な感じがよかった

>>829
佐藤亜有子氏って、勝手に藤本ひとみ氏みたい西洋を舞台にした小説ばかりを書く作家だと
なんか勘違いしていたので、読んで見ようと思います、情報�d
>>832
長野まゆみは個人的にアテクシ臭が鼻に付く事が多く敬遠していましたが
短編集「レモンタルト」は好きなので、さっそくポチりました。情報�d

橋本治「初夏の色」　橋本治の長編はどーも自分には合わないけど
短編集は何故か合う作品が多いので購入してみたが、これは当たった。
橋本氏独自の言い回しの畳み込む感じが、壺れて良かったw

>>835
> 佐藤亜有子氏って、勝手に藤本ひとみ氏みたい西洋を舞台にした小説ばかりを書く作家だと
それは佐藤亜紀氏ではなかろうか…
私にとっては彼女はいつまでも、架空日本を舞台にした「戦争の法」の作者なんだけど

ユッシ・エーズラ・オールスンの特捜部Qシリーズ4作一気読みした
リアルにいたらローセは面倒臭すぎるし主人公は恋愛脳かついつまでも引きずり過ぎで鬱陶しいんだけど
この作風だとあとあとそれ自体が話の真ん中に持ってこられそうだからこれからも楽しみ！
あと胡散臭いことこの上ないアサドが、主人公好きっぷりとトボケた敬語のせい＆主人公の戸惑い振りで
アシモフのR=ダニール・オリヴォーと印象がダブるｗ

>>834
面白そう！
短編集って冗長にならないところが好きだ。
長野まゆみって読んだことないので、取り敢えず図書館で予約。
ありが�d

>>836さん
そうです、そうです、佐藤亜紀氏と混同していたのですね　色々お教えて下さりありが�d

それからアンカーも間違えていて、ポチッたのは
>>834さんの長野まゆみ「45°」です。

間違えたり連投したりして、本当にすまんです。皆さんの色々な情報に感謝です。さっそく佐藤亜紀氏のも買って見るべ。

ゴーン・ガールを読んでる最中だけど
最近の文庫本の字の大きさに辟易してる。
ページをめくると、ひと目で何となくそのページに書かれていることがわかってしまって。
昔、字の小さな文庫本に覆いかぶさって読んで
最後のページを閉じて「はーっ（くたびれた）」ってなってたのが懐かしい。

>>839
老眼入り始めている身としては大きい活字は有り難いんだけどw、
たしかに細かい字がびっしりの文庫には愛着あるね。
福永武彦の「忘却の河」の文庫を小さい活字、大きい活字で２冊持っているんだけど、
この本は小さい活字の方で読みたくなる。

長野まゆみを森まゆみと見間違えてて
「へー短編小説も書くのか」と思ってしまった

活字は小さい方が好きだな、私も
でも電車で隣に座っている人が読んでる本の字が大きくて
ちらっと目に入ってしまったときに面白そうだとテンションあがるw

>>840
確かに老眼入り始めはそうだったわ。
でも、どっぷり入ってしまっで眼鏡使い出すと
また大きい字というか、広い行間にウンザリし始めた
眼鏡の度が合わなくなると、大きい字を有り難がってたりしてw

「アーサー王の墓所の夢」アリアナ・フランクリン
女医アデリアシリーズ3作目。
今回も面白かった〜
「大聖堂」とかこのへんの時代の歴史ミステリ大好き。
作者が亡くなっているので次の4作目で終了で残念。

｢赤毛のアン」シリーズの最終作の「アンの想い出の日々」を
読んだ。
この本が出てたこと自体、最近知った。

登場人物のその後がわかるのと、炉辺荘のスーザンが相変わらずで
なんか嬉しい。

戦死したウォルターの詩や、彼を失くしたあとのアン一家の語らいが
断片的に出てくる静かな作品なので、秋に読むのにふさわしかった。

最後の、アンが長男だけにウォルターの作品を見せて、もし彼が
帰還したら、、のくだりの会話は、アンの母親としての洞察力に
泣けた・・。

しゃばけシリーズ再読
妊娠したらなんか若旦那の寝込みっぷりに共感してなんかなごむ

自伝でおすすめないかな？

>>846
佐藤愛子の血脈が面白かったけど、あれは自伝扱いでいいのかな。佐藤愛子というより、佐藤家の物語

ちょっと前に話題だった文字の大きさ。

新聞とかでも文字の級数あげたり、その業界でも話題だったよ。
私がいたのは月刊・週刊誌だったけど、基本的な本文の級数が12Qから13Qになったりしてたよ。

まあ、本を読む余裕ができてきた年代がそうなんだと思う。

>>835
橋本治の長編合わないのってわかるわ〜。
ちょっと前に出てた光浦靖子が元ネタの小説は珍しくさくさく読めたけど、橋本治にしては軽すぎる感じだったな。
短編集は蝶のゆくえがすごく良かった。あと、タイトルをど忘れしたけど、家出してレズビアンと暮らす主婦の話が入ってる短編集も良かった。

後のは「愛の矢車草」かな
小学生なのに、よく分からないうちに一児の父になってしまった男の子が、
高校生になって五歳の我が子を引き取ろうとする話が表題作
レズビアンの話は「愛の牡丹雪」

>>846
自伝と言えるかどうか、小林多喜二の母親の手記「母」（聞きとり？）
随分前に読んだのでタイトルもウロなんだけど

大田蘭三「破牢の人」で蟹工船に稼ぎに行く話を読んだので思い出した
↑これはショーシャンクのように無実の罪で服役するけど
戦前の刑務所だから、酷い扱いされて耐えかねて脱獄を繰り返すの
実在のモデルがいるらしく、とても面白かった

>>849
>>850
短編集　橋本治『夜』も良いでござります
特にこの中の一編『暁闇』が橋本治の中で一番好き
橋本治以外にもゲイ題材の作品は色々ありますが、
これだけ逼迫して内情に喰い込んでいる作品は他にあまり無い気がします。

>>852
ほう、横だけど面白そうだな
久しぶりに治ちゃん読もうかな
広告批評の巻頭のコラム地味に好きだったよ

他スレコピーしときます。＜２ちゃんねるでの内部告発らしき書き込み＞

某窓際放送局社員の独り言“ウチの局がこんなになってしまった経緯”

（１）1960年代〜
テレビ放送が始まってまもなくの頃、放送中のちょっとした言葉づかいの問題
（例えば「朝鮮民主人民共和国」を“北朝鮮”と呼んでしまった、など）に対して、
朝鮮総連から会社及び経営幹部の自宅に対して脅迫に近い抗議行動が繰り返される。
抗議行動に対する「手打ち」として、採用枠に“在日枠”が密かに設けられる。
総連幹部の子弟を中心に入社試験無し（カタチだけの面接）での採用が毎年続く。
在日枠の密約を所轄官庁に対して内密にしてもらうよう局側から総連に「お願い」をして
さらに弱みを握られるなど、素人のような甘い対応で身動きがとれなくなっていく。

（２）1970年代〜
政府を叩きさえすれば世論が喝采する狂った時代。
在日社員の「反日番組」を「権力に対するペンの戦い」「調査報道」と勘違いした経営幹部が
社内で在日を積極登用。「日本人社員と在日社員に昇進の差別があってはならない」などと
理想論を述べたのは良かったが、結果を見れば昇進差別をしなかったのは甘い日本人幹部だけで、
課長、部長と昇進した在日社員は、帰化した在日二世を理不尽なまでに優遇する逆差別人事を徹底。
異を唱えた日本人社員は徹底的にマークされ、営業や総務など番組制作の第一線から退けられる。

>>851
それ、モデルは白鳥由栄？
あの人は冤罪じゃないけども、それしか思い浮かばない

吉田修一の「愛に乱暴」

ネタバレになるから細かい感想は置いといて
妻が怒れば怒るほど
気がふれた変人扱いして自らを正当化しようとする夫と義母が
うちの夫とトメそっくりでそこだけ同情した

>>852
ゲイ小説（BLではない）で逼迫した感じがしたのは、つかこうへいの「ロマンス」だなー
全くきれいじゃないんだけど、ぶざまな切実さが美しい

つかこうへいは、「蒲田行進曲」あたりでも、
男が男に憧れて尊敬して尽くしまくる心情が激しすぎて
それもう精神的にはゲイだよね、と思ったけど（しかし実際の男にも
そういうことは割とあるとも思うけど）、
そこにガチの性欲や恋情が絡むとこうなるのか…とげんなりしつつ感動した

坂木司のワーキングホリデーを読んだけど
とてもよかったよ。
宅急便の話

坂木司と有川浩のラノベ臭に耐えられないw
どっちもオンナ丸出しの文体・作風なのに、性別不詳みたいな名前にしてるところも似てる…

>>843
アデリアシリーズ、出てたなんて全然知らなかった。
奥様、ありがとう！！

作家が早く亡くなって残念なのは、19世紀イギリスを
舞台にしたミステリーを書いたケイト・ロス。
たしか、4作中1作が未訳なんだよなー。


建築探偵桜井京介シリーズ「胡蝶の鏡」まで読んだ。
以前、3作目の「翡翠の城」が一番良かったと書いてらした
奥様がいらしたけど、同意見。
前2作に比べて急に面白くなった。
しかし、シリーズが進んでも、登場人物がうだうだぐだぐだ
同じループを繰り返してるしてるのが段々うざくなって
ちょっと読むのが辛かったわ。過去を考えたら仕方ないんだけど。

残り4作中、3作が電子化されてあと少し。
頑張って読破する。

>>846
日本なら「１００年前の女の子」が読みやすかった。有名人なら高峰秀子さんのとか。
タイトル失念したけど戦中〜戦後に神戸に生活した
ロシア人だかユダヤ人だかの未亡人のもかなり面白かったな
海外は沢山ありすぎて時代設定とか教えてもらえれば
最近読んで無茶苦茶面白かったのは戦時下ヨーロッパの話がほとんどだけど
現代だと料理評論家のルースライクルの自伝は文章がうますぎて一気に読んでしまった

うおー。
今日図書館で100年前の女の子目に止まったのに、迷って借りなかった…。
山崎豊子も白い巨塔しか借りれなかったしいまいちの日だったわ。
他の本はみんな一巻目だけ貸し出し中で生殺しだった orz

>>855
犯罪の部分は完全に創作で、
脱獄方法や潜伏の過程がその方をヒントにしたのではないかと
片っ端から忘れてしまうので、後書きもウロでご免

ドロシー・ギルマンのおばちゃまシリーズが大好き。
誰か、市原悦子主演でドラマ化してくれないかと
密かに願っているｗ

>>831
加納朋子はいかが？

>>859
分かるｗあと桜庭一樹も

寝る前にぼーっと読めるような感じの本で、お薦めのものってありますか？
悪人が出てくるものや、殺人に巻き込まれたり、猟奇的なシーンがあると変に続きが気になってしまって…

群ようこや穂村弘のエッセイが好きだったけど全部読んでしまったので
小説、エッセイ何でもＯＫです

>>867
一般には上村松園と並ぶ美人画家と言われる、
鏑木清方のエッセイ集「明治の東京」「東京の四季」なんか上品ですよ。

私は夜寝る前は短編を読むことが多いんだけど、
山本文緒の短編集が大好き
この人は長編より断然短編がいい
題名覚えてないけど、服買いすぎの従姉妹の話と
同僚男性に片思いしてる話と教え子に手を出す大学職員の話が好き

乙一のGOTH読んだ方いますか？
暗黒系の章の犯人が店員だったのですが、僕は何故店員だと割り出せたのでしょうか？
水性のペンでかいたから、拾った人物が雨に濡れて文字がみえなくなって通報していない
と推測したにしても客にも均等にその可能性があるのでは？
何故店員に絞れたのでしょうか？？

ネタバレじゃん

>>867
いしいしんじの「ポーの話」あたりまでの小説は入眠前に向いてる気がする
あと川上弘美、作品にもよるけど「神様」「椰子・椰子」とか
「パスタマシーンの幽霊」「どこから行っても遠い町」なんかの、
あまり重くない短編群やエッセイは気持ちよく眠れそう
穂村弘が好きな人には岸本佐知子や北大路公子のエッセイもおすすめ、

>>860
はーい翡翠の城が一番良かった奧は私です
あのシリーズは翡翠の城〜原罪の庭までが一番脂が乗ってると思う
電子書籍になってるんですね、もう一回通して読んでみようかな

坂木司「ホテルジューシー」が良かった。読んでると絶対に沖縄に行きたくなる。

最近、平安寿子の作品も好きだ。
最新作の「こんな私で、ごめんなさい」軽い小説を読みたい時におススメ。
作品の感じが、ゴマブッ子に似てるかも...

>>831
初野晴 ハルチカシリーズ
いかがでしょうか

>>867
柳田国男の「遠野物語・山の人生」は昔の不思議な話だけど細切れで寝しなにおすすめです
囲炉裏端でおばあちゃんの昔話を聞くような懐かしさがあります
中勘助の「銀の匙」も昔の子供の幼少期をひたすら美しく描くので一度読んだら夜適当な場所を開いて読み直すと気持ちいいです

>>876
入手できるかわからないけど、図書館や古本で出会えたらおすすめ

池内紀訳「ガレッティ先生失言録」
数百年前ヨーロッパのお堅いギムナジウムのインテリ教師、教科書や専門書をいくつも書いてる町の名士
でも授業となるとなぜかテンパって、思ってることと全然違うことを言ってしまう
頭より先に口が走ってどこか異次元へ行ってしまう
生徒達によってその言い間違いは収集され、編纂され、書写されて、その学校の内緒の副読本と化して今に至る…
「ガレッティアーノ」というと「言い間違い」をさすようになってしまった

カレル・チャペック「園芸家12ヶ月」
チェコの長い湿っぽい冬の後の輝かしい春！ああいう花を植えようかこういう花を植えようか
エキゾチックな庭にしようか古民家風の庭にしようか
虫が！草が！あきれた目をした妻が！腰痛が！ああもう園芸誌の次号が出てしまう！

ビル・ブライソン「ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー」
イギリス育ちのアメリカ人がアメリカに戻ってきての異文化生活
記者ならではのやり方でデータを駆使して理論的に…言ってるようで大法螺吹きながら
アメリカをディス…るようでいてこよなく愛してる

>>877
>>867じゃないけど、紹介文が上手で私も読みたくなった！ありがとう！

私も寝る前おすすめ本を
川上弘美「椰子・椰子」
幻想的でシュールな日記形式。イラストも美しくて不思議な夢が見られそう

小池昌代「弦と響」
あるカルテットのラストコンサートの一日を、メンバー・スタッフ・マネージャー・観客など
様々な立場の人の視点から描いた連作短編集
全体を降りしきる雪が包み込み、しみじみと落ち着いた気分になれる

エッセイなら川上未映子や小川洋子、小説なら宮下奈都や長嶋有かな

「本格小説」主人公カップルがあまり好きじゃない。
一番好きなのは語り手の富美子。
太郎はあの後どうなったんだろう。

本格小説は太郎の日本の話が始まったあたりで挫折した。
評価はすごく高いからこれから面白くなるのかもしれないし、私自身と相性が悪かったのかもしれないけど
壁本になった。

図書館で何となく手に取って読んでみた湯本香樹実「岸辺の旅」がすごく好きなタイプの小説だった。
絲山秋子「海の仙人」も好き。
どこかに移り住んだり、流れ歩いたりする静かな小説でおすすめ本がありましたら教えてください。

斗南の翼、いつのまにか出てた！

半沢直樹ドラマの最終回だけみて、
原作も読みたいんだけど二冊続けて読んだほうが良い？

>>881
瀬尾マイコの天国はまだ遠くがおすすめだよ。
女子が自殺しようと田舎にいったんだけど田舎のしゅうらとたわむれるはなし。

>>880
確かに「本格小説」は、あの長い長い前書きのおかげで入りにくかった。
世の中に同じ感想を持つ人は多いみたいで、
斉藤美奈子氏が著書で披露された方法が好評みたい。

「本格小説」の正しい読み方　　でｇｇってみて。