†††松本清張が好きな奥様††† Part.3

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過去スレ
†††松本清張が好きな奥様†††
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†††松本清張が好きな奥様††† Part.2
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2ゲット

あげます

短編がよくできてるわ
ここで終わり？みたいな結末もいい

>>4
「顔」とか「地方紙を買う女」「１０円硬貨」「再春」等。
他にもたくさんあるが短編を映像化すると膨らむ。
骨格がしっかりしているのだと思う。

私も短編好きだな。「偶数」「捜査圏外の条件」
周到に練った犯罪計画が蟻の一穴から崩れるのが人間臭くていい。
怖いけど、一番好きなのは「家紋」

>>6
家紋はドラマで見たけど原作はまだ読んでいないわ。

短編といえば、一年半待て
昔一時間ドラマやってたなあ

今、こういう作品に近いもの書く作家って誰なの？

良ｽﾚ

中学生のときに初めて読んで（両親がファンで本が家にあった）、
「二号さん」という言葉を初めて知ったなぁ。
大人になってから、母に「実は何冊かは子どもが読むのにふさわしくないと判断して隠してた」
と言われました。
福岡にある記念館には、壁一面に清張の本が飾ってあって圧倒されました。
こんなに出版してたんだなあと。

「書道教授」とか「鴎外の卑」など短編好きです。

「告訴せず」見てる。青島幸男主演。
スレチだったら申し訳ないけど、ドラマ化された松本清張作品が好きで
読むよりも見てます…

ドラマ化されると厚みがあるね。
短編でも骨格がしっかりして厚みがあるからだろう。

最近読んだ短編集の証言が良かった。
長編より短編がおもしろい。

告訴せず、って選挙の裏金を持ち逃げする話だったかな。だとしたら結構面白いよね。
映画も見たことあるけど、若いころのキキキリンや徳光アナも出てるし面白かった記憶。

>>11
＞福岡にある記念館には、壁一面に清張の本が飾ってあって圧倒されました

あの壁は圧巻、そして芸術作品ですよね。
そして、その壁の前に清張さんのお庭にあった大きな石。
生前、その石によく座っておられたそうだ。
今でも、ふらっとその石に座られているような気がする。

高等小学校卒でも知識持ちだな

>>18
新聞社で活字を組む仕事をしていたんじゃなかったかな？

今でこそ指摘される差別的な表現を読むとプっとなる。
30過ぎの年増女･･･とか

>>20
３０歳代後半で中年扱い。
５０歳そこそこで初老の女とかね。

>>20-21
だよねｗ。

途中送信してしまった。

でも、すんなりそのザ・昭和的な世界に入り込めるから凄いよね＠清張作品

息子さん、電通にいれたけどクスリで逮捕されたね。その方もすでに65歳を
越しているでしょうね。

色々知りたいのに、3スレあわせて87レス？
本読みって少ないのね
統合してもいいんじゃないのｗ

>>23
その時代の社会情勢を反映した犯罪だとドラマ化する時に時代を変えると動機が理解され難くなる。
例えばゼロの焦点。
やむなくパンパンになった過去を隠したいがための犯罪。

清張作品て数冊しか読んでないけど、序盤は物凄く面白いんだけど
中盤以降は割とあっさりな印象。

>>27
何よんだの？

女の人の着物の描写が細かいね。
ああいいものを着てるんだろう、と思うんだけど自分に知識が無いから
全然想像もつかない。

こんなスレがあったとは。
20代半ばで清張に目覚めてからは他の作家の読むとすごいだるくなる。
清張作品はとにかく小説の世界にどんどん引き込まれていく感じ。

うん、自分もこんなスレあったのかと、初めて気がついた
自分も20代半ばころから、清張読んでる
恋愛小説なら、山田詠美だけど、それ以外なら、清張一押し
清張は女性が男のエゴで描かれないところとかも、好感が持てるしね
ドラマや映画は砂の器以外はやっぱり原作だよね〜

推理小説も好きだけど
初期の頃の「或小倉日記伝」が好き。
主人公とその母親に感情移入してしまってとても辛くなるけど、なんか好き。

語呂がよくて読みやすいというか、描写が綺麗というか。
早く次の頁をめくりたくなる程、ぐいぐい引き込まれる。
人間心理も、特に女性の心理をよくここまで書けるなあと感心する。

上にも出ていたけど書道教授みたいな短編もいいね。

「指」「声」「顔」などの短編が印象に残っている。
顔はわりと最近に谷原章介でドラマ化されたけど
犯人の心の移り変わりが、よく描かれていたと思う。

昭和の世界にしびれる。清張は女に容赦ない目線を送ってるよね。
横溝も好きなのだが、こちらはなにもかもどろどろ、清張はどろどろの世界でも
さらりと書いている印象。

昭和30年代の話とは思えないほど今と通じるようなストーリーが多い。
いろいろ読んでるけど「黒い福音」は印象に残ってる。
元スチュワーデスが神父の恋人に殺される話。
あと「湖底の光芒」。この主人公、楚々とした美人社長なんだけど
清張ってどんだけ美人が好きなんだろうって思う。

>>36
その神父、カナダでまだ生きているってカトリックの友人が言っていた。
（２０年くらい前。）
スチュワーデスの遺体が見つかった橋ってうちから歩いて行けるところらしい。
本は読んでない。文章が・・・
清張はあくまでストーリーで文章にはこだわらないと明言していたから、
もっぱらＴＶです。

そのスチュワーデスの勤務してた病院が今もあるんだけど
そこで働いてたことがあるよ。
たまに患者さんでもこの話をする人がいました。
今はカトリック病院では無くなってしまって雰囲気替わってるんだけどね。

「黒い福音」、今度読んでみる。

実際の事件を元にした小説なんですね。
そういえば学生の頃、「小説　三億円事件」を読んで衝撃を受けたのを思い出した。

短編いいよね。

短編は視線が鋭いと感じる

｢けものみち｣｢わるいやつら｣｢告訴せず｣｢強き蟻｣
この四つばかり繰り返し読んでる。
あ、短編も好きです。

家政婦は見たも松本清張だっけ

>>43
違うと思う

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E6%94%BF%E5%A9%A6%E3%81%AF%E8%A6%8B%E3%81%9F!

第一作はそうだったのよ
あとはオリジナル

「再春」だったと思うが短編なのに印象に残っている。
文学新人賞を受賞した女性が第二作を書けなくて地方文壇の婦人を訪ねる。
その婦人は知人の話として仔細に語ってくれたので新人はそれに基づいて書く。
ところがトーマスマンの小説だった事を指摘され盗作者とされた。
前途ある新人を巧妙につぶす婦人の嫉妬が怖かった。

>>29
「黒革の手帖」で敵役の女の「雪のような襟」に顔が乗ってる、
みたいな描写が印象的だった
もう冷たく輝くほど真っ白なんだろうなと
白い色を雪のようというのはよくあるはずなのに何がうまいのか
人物はみんな汚くて恐ろしいせいかｗ

芥川賞の選者に、
｢この人の筆は殺人犯をも追い詰める力がある｣
って寸評があるんだね。ソースは小林信彦。

>>47
すごい描写だよね

　∩∩
　(*'A`) ＜50
c(_ｕノ

清張を読む度、清張先生はあのブサ顔で恋愛経験豊富なんだなあとビックリ
ドキドキさせられる鋭い描写に驚かされる
こんな上手い作家は平成ではもう出ないかと

ここの板住人は皆読むべきhttp://c.2ch.net/test/-/entrance2/1338759185/1-
拡散すべき真実

あ、ｳｻﾀﾝ。
ｷﾘ番ｹﾞｯﾄのﾊﾞｲﾄ復活したのねｗ

>>51
遅刻魔の女性編集者に、さりげなく腕時計を買ってやったエピも好き。

待ち合わせにとんでもなく遅れて、今度こそクビになる！と思ったら、｢少し歩こうか…｣
高級時計店に入って、上等な腕時計をプレゼントしてくれた。
君は社会人なんだから、時計にも気を使いなさい、とやんわりたしなめて、遅刻がやんだ話。

成功するセンスの人って、そういう処がエレガントよね。

ステキですね、そのエピソード。
持って生まれた才能なのかな

犯罪者がひょんな事から過去の犯罪を露わにされてしまうものが多々あると思う。

現実に起こった事件への取材力も凄いね
「空の城」とか

「地方紙を買う女」で地方紙の購読をやめる時に小説が面白くなくなったと言ったが、
展開し始めたのに不審に思った小説化が真相に迫る話が印象に残っている。

清張さん、そうかとマル共さんとも繋がりあったんですね
マル共さんはまだ分るんですが、そうかさんもでしたか

>>34
谷原章介、よく頑張っていたよね。
主人公の設定が、きれいな顔の二枚目じゃなくて、「これからは、君のような
個性的な容貌が注目される時代になるだろう…」という、谷原的ではないものなのに。

あと、私は「影の車」を水谷豊が演じたのも、好きだった。

映画「ある遭難」見たよ。面白かった。読んでないけどｗ

>>59
「地方紙を買う女」、同じく印象に残っている。
地方紙に小説を書いていた作家が、これから面白くなるところだったのにって
訝しく思ったんだよね。
作家の落胆ぶりがﾁｮｯﾄおかしかったりしたのを覚えている。

>>61
主人公は生瀬勝久にすべきだったね。

>>62
原作から読むべき。
俺の知ってる限り原作に匹敵する映像は霧の旗ぐらいしか思い浮かばない。
てここ男はダメだっけ？ｗ

>>42
何そのループ？ｗ
強き蟻の主人公の人物設定、描写は同性としてどう思いますか？
個人的にはリアル感があって一気に読んでしまった。
ベッドシーンまでリアルで興奮したｗ

映画「砂の器」は原作を超えていたよ。

映画未見ですが、たしかにあの長い話をまとめれば
やたらと刑事が出張する印象ばかりが強い

砂の器まだ見てないんだよなあ。
中居のドラマも原作越えしてるの？

砂の器は空襲で戸籍が消失してしまった、というのが重要なポイントだと思う。
最近の和賀＝蔵之介ドラマでは戦前の和賀家を知る人の証言を得ていないのが不満だった。

>>64
私(＆身内の女性)とは正反対だなー、と。
｢嘘じゃないけど真実でもない｣日記をつけ始めるあたり、リアリティを感じました。

主人公がかわいがっていた若い男、仲間内で｢ババアｗｗ｣｢財布乙ｗｗ｣しなかったのかしら？

良スレあげ

>>61
谷原章介の「顔」はモノローグが多く原作の良さが活かされていたと思った。

>>46
「再春」いいねー。

トーマス・マンの元ネタ小説が「欺かれた女」なのだけど、
清張版では老夫人に欺かれた小説家志望の女、という二重構造になってるのね。

昔の１時間サスペンスで老夫人役を加藤治子、小説家役を檀ふみが演じててなかなか面白かった。

>>72
二重構造なのですね。
ドラマでは檀ふみ、加藤治子が共演したのを観ました。
加藤治子がしれっとして友人の体験談として事細かに話していました。
「ラッパ管には云々」等

>>71
声の良さもあったね。

>>65
たしか淀川センセイも、原作より映画がずっと良いと書いていたね。

キャスティングがまた、ね
加藤剛に加藤嘉…映像も本当に綺麗
小学生で親に連れて行かれた映画館では、
何が何やらさっぱりわからなかったがw

>>76
＞加藤剛に加藤嘉…映像も本当に綺麗

ですよね。
特に加藤嘉さんの演技は今思い出しても辛くて胸が苦しくなる。

ぎわく「疑惑」も清張作品でしたね。
「毒婦」の名が鬼塚球磨子で夫が白河福太郎というネーミングがすごい。
鬼でクマって。夫は白と福。

>>78
最初の「ぎわく」が余計でした。