読書好きの奥様　51冊目

ホラー、伝奇系統でオススメあります？
これのおかげで目覚めた等、目が覚めるようなインパクトのある作品紹介お願いします。

>>952
ちょっとざっくりだなｗ
スプラッタ、幽霊もの、心理ホラー、和物洋物・・・
具体的に条件はありますか？

>>953
そうですね、スプラッタ物意外でしたら何でも平気です。

『ゲーム』を観ていない私は勝ち組ｗ

>>952
グロが平気なら「独白するユニバーサル横メルカトル」
きれいで静かな「秋の牢獄」

子どものころ読んだ「猿の手」が怖かったなぁ

あ、リロッてなかった
スプラッタだめならメルカトルはやめといて〜

>>952
三津田信三とかどうでしょう
京極好きと言ったら薦められたのですが、
ホラー苦手な私には怖すぎた

>>955
さっそくありがとうございます
独白する〜はケッチャム作品と近い感じみたいですね
もしくはオーストラリア映画の、拷問系の(名前忘れ)

秋の牢獄は少し前から気になってました
次借りてくる事があれば2冊とも読んで見ます。

>>957
三津田さんは横溝さん系の最近にしては貴重な作家ですよね
密かに応援しつつ読んでます、ありがとうございます。

>>933
私もそのシリーズ好き。
コージーっぽくないよね、刑事との恋愛とかがないからかな。

ベタかもしれないけど、S・キングの『シャイニング』はどうかな。
ホラーは割と平気なんだけど、夜中読んでたらゾワゾワきたw
それと映画では「？」だった部分も、原作読んで「ああそういうことなのか」って
エピソードもあった。

江国香織の『抱擁、あるいはライスには塩を』読了。
以下ネタばれ







いつもの江国ワールド全開なんだけど、
奇妙奇天烈な登場人物が３世代にわたっているので、
いまいちキャラ立ちが弱く、誰のことを語っているのかわからなくなる場面が多々あった。
作家本人は大河みたいにひとつのファミリーを掘り下げて・・・みたいに
思ったのかもしれないけど、不倫を入り組ませて描いた『家族』には
私はまったく共感できなかったし、素敵だとも思わなかった。

江国さんの神様ぼーとを読んだ、面白いんだろうけど
この作家はじぶんに合わなかった

ゲームには、もうひとつのラストがあるって聞いたけど。
バッドエンドな。
でも、アメリカでは到底受け入れられない後味悪いラストなので、
「どっきりでした〜☆」なラストにしたとかなんとか。
都市伝説かな…。

江國香織は「思いわずらうことなく今日を生きよ」だっけ？面白かったよ
姉妹の性格の違いが身につまされて…（私は4人姉妹w）
それしか読んでいないけど。

>>946>>948
大分類（洋画）小分類（昔）特殊ワード（ラスト、サプライズ、落下etc）で一発
絞れなかったら、小分類を（期待外れ）などに変え
ワードに固有名詞が判れば入れてみると簡単です。

>>965
確かそれ、NHKでドラマになるんだよね・・って、今日からだ。
タイトルが「カレ、夫、男友達」にするとかヒドス。

>>964
バッドエンドが存在したかはしらないのですが

「ゲームを主催した会社から遣わされ、ゲームのナビ役として一緒に苦難を
経験したヒロインと主人公の間に、吊橋効果で恋が芽生える」のを匂わせるハッピーエンド風だったけど、
ほんとはあの曲者監督のことだから、実はその女は…ってな続編作りたかったんだべ？
興行成績振るわなくて出来なかったようだけどさー。

という趣旨の説をさっきネットで読みました。
撮ってなくて牡シナリオには続きがあったのかも。

×撮ってなくて牡
↓
○撮ってなくても

なんかそれ世にも奇妙な物語にありそうｗ＞バッドエンドの方

世にも奇妙〜といえば、最近原作小説ありの映像化をやらなくなっちゃって残念。
星新一筒井康隆とかが好きだった私はエンドロールを見るのが楽しみだった。
まあ放送自体が少なくなりましたしね。

>>964
「死んでしまうとは何事だ、ドッキリだったのに」という方向のバッドエンドだったりしてなw

しかし「ミスト」の結末は、配給会社的にはOKだったのだろうか。ホラーだしキングだからいいのかな別に。

ミスト映画版は、原作を改変してあのラストだけど、正解だと思う。
キングですら、映画版のラストを絶賛していたそうだから。
最近のハリウッド映画は、ヒーローものですら、ちょっと後味悪い終わり方が多いよね。
むしろ、邦画のほうが、無理やりハッピーエンドにするものが最近多いような気がする。

>>969
世にも奇妙な物語で、似たようなの見たことあるかも。
面白い番組を作らない部下を怒ってばかりの上司がいて、その部下達が上司に過激なドッキリを仕掛けて(上司は知らない)、最後は…みたいなやつ。
気のせいだったら、ごめんなさい。

>>965
すごい。私とｸﾞｸﾞるワードが全然違うわ。
ちなみに私は大概見つけられない人。

>>966
眠れなくて来た。酷いタイトルだねw日本語の語感は無視か〜
>>973
>>972を
（世にも奇妙な物語　叱られる部下　上司に過激ドッキリ）これでググる
これでタイトル「ドッキリチューブ」が出ます

ストーリーは、一般人にドッキリをしかけ急成長した制作会社の社長が
反対に部下に次々と過激なドッキリを仕掛けられ、オチも無く転落…
972さんの仰るのではないかもしれないけど。これかも

ある程度の年齢の女性作家にとって不倫ものって避けて通れないものなのかな
若い女性作家が恋愛ものを避けて通れないように
不倫を絡ませると売れるとか？
江國も小池も川上弘美も井上荒野も不倫ものばっかりじゃないか。
それとも世の中ではそんなにメジャーな行為なのか。
不倫ものってだけで嫌悪感を催したりはしないけど、
こんなことしちゃって裁判起こされたら負けるのに、っていつも思ってしまう

>>975
自分は不倫されるのもするのも絶対いやだけど小説やドラマだと
結構面白がって読んでる。それがフィクションのいいところじゃない？
その世代の女性作家だと角田光代とか割と多作だけど不倫ものって
八日目の蝉とかはそうだけど、あれは擬似母娘がメインテーマだし、
不倫作家って感じはしない。

理屈で片付けようにも押さえられないモヤモヤ、王道を目指せば不幸には
ならないのに、そっちの道に行くことがなぜか「負け」のように感じられる矛盾。

巷にあふれる幸福論の型枠からはみ出た、とりとめなく、まとまらない感情に
言葉という実体を与えて文章に書き起こすのが小説家という仕事なら、
その仕事をやり易いのが「不倫という設定」なんでしょう。
今も昔も他人のエロは好奇心を呼ぶものだし（フィクションといえども読みたくなる）

とはいえ、不倫という分かりやすい設定でなしに、男女の無意識下の領域を
すみずみまで照らしあげ、登場人物も救われるような物語を、現代日本を舞台に
書ききってみせる小説家はおらんのかいな。

平和な時期が長かったからだと思う。
負の要素もなく淡々と続いていく日常で起伏のある話を書くのは難しいのでは？
震災・原発・不況…
これからは不倫話減るかもｗ

今舞城王太郎の煙か土か食い物読んでる
次は津島佑子の山を走る女を読む予定
とっても幸せ

江國さん話乗り遅れた
「流しのしたのほね」が一番好きだった
まあ彼女の話はいつもちょっと風変わりな不思議ちゃんとか不思議一家がメインだよね
いつまで経っても自分が育った環境から抜け出せない人なんだなと思う
それが「彼女の世界」と言われてしまえばそれまでだけど

>>979
煙か土か食い物・・・
それ、確かに読んだし、面白かった気もするし
頑固親父のエピにもちょっとうるっとした気もするんだけど
結局最後どうなったのか、全く思い出せない・・・
読み終わったら、感想教えて・・
阿修羅ガールは面白かった

加納明子「七人の敵がいる」読了。
多忙の編集者ママがPTAや自治会の役員する話なんだけど、
今私がPTA役員してて来年は部長するのが決まってるから余計に面白かったな。
ぶつぶつ言いながらも奮闘する様を見習おうっと。

>>982
あの編集者ママ好きになれなかったので読むの辛かった。
敵認定してからのかみつきっぷりがおっさんぽすぎて。
女性編集者って小説の中で大体変な風に描かれてるよね。
元編集としては悲しい。

>>975
川上弘美が不倫ものばっかり？そんな馬鹿なw

980でがありませんが、次スレ立ててみました　↓　お節介失礼

読書好きの奥様　52冊目
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/ms/1320206206/1-100

>>985
乙です

篠田真由美「燔祭の丘」
気づいたらシリーズ最終巻が出てたから読んだ
内容に触れるから改行







なんか消化不良だわー
結局纏めきれなかったのかな
ホモエンドは絶対嫌だから熊が霊能娘と結婚して良かったけど
下手な少女漫画みたいだった

>>985 乙です

モンゴメリ「青い城」読了。

通俗的で甘い話ながら、よくある人情噺の「家族が一番大切」「登場人物が心を入れ
替え悔い改める」にオチを求めないあたりが、流石モンゴメリか。
しかしながら、アン短編集(アンの友達、アンをめぐる人びと)ほどの切れ味はな
かった。
モンゴメリは短編の方が上手いと思う。

モンゴメリは短編いいよね
私は「アン」も好きだけど「エミリー」３部作が一番好き
いろいろ言われてるけどやっぱり村岡さんの訳が一番だと思う

>>983
同じく。
編集者ママが、もう少し共感を覚えるキャラだったら
面白く読めてたと思うんだけど。
独善的で人間狭い気がして、途中全部飛ばして最後だけパラ見して終わった。
自分は既に、子ども会もPTAも大きな役終わった後だから
本当に出来る働くママが、ニコニコさらりとやってのけるのを
自分の目で見てるから、余計にそう感じたのかもしれない。

確かにあの主人公ママは可愛げが無さ過ぎると思う。
カミツキガメみたいに方々にかみついて。

あと、夫と結婚して家族になったいきさつ、
あそこまでドラマチックにする必要があるのかな？
夫のキャラもいまひとつ。

>>990
うん、イトコのエピとあの設定はいらなかったと思う。
つか、ないほうがよかった。

自分は脳内で
主人公…天海祐希　夫…東幹久　ママ友…松下由樹　ヤンママ…土屋アンナ　会長…伊藤かずえ
に変換して読んだら面白かったw

>>991
なるほど。今ちょっと感動してるわ。
ドラマだと多少極端なくらいで丁度だものね。
NHKのドラマ化でも狙ったのかしら？

自分自身ストレス感じてるときって
本は恋愛・不倫・エロ・グロ・どぎついの一切お断りになってしまう。
坂木司とか小路幸也、大倉崇裕みたいな、いい人が出てくるほのぼの系ばかり選んで。
加納朋子も、そういう作家の一人だったんだけど、今回は違ったね。

>>991　奥様、キャスティング上手ですね。
もう二度と読まないと思っていたけれど、
このメンバーを脳内に置いて読み返したくなりました。
空気夫の幹久が良い感じに効いていますw

>>986
ネタバレ感想につき改行









自分は霊能娘が嫌いなんでorzした
ホモエンドの方が良かったと思った話は初めてだったｗ

>>992
坂木さん、和菓子のアンとか歯医者さんのバイトの子の話とかは
好きなんだけど、ひきこもり男子のシリーズは嫌いだった。

>>991
もともとミステリ作家だから、伏線貼ってあれはこういうことだったのかビックリってのをやりたかったのかな。

あの主人公のキャラは本だからこそ許されるんだろうなーと思った。
>>989さんの言うほんとに出来る人でも、心の中で呪詛を吐きたくなることも多かろう仕事だし、
だから働く感じいいお母さんが主人公でニコニコ働きながら腹でムカムカしてるより、
本の中でくらいムカつく相手にバサバサ文句言う人を主人公に据えたいのかもしれない。
現実にこんな人いないしこんなふうになるわけないし。いや小説なんだけどさ。

湊かなえ夜行観覧車読了。
二年くらい前に告白を読んでソッコー売り飛ばしたけど、またハズレだった。
一応文章は上手くなってるのかな？しかしどうしようもない御都合感。
ちょっと調べたら随分筆のはやい人なんだね。評判のいい作品はあるのかな。

湊かなえの新刊、「境遇」も更にレベル落ちしてたよ。
著者が彼女じゃなけりゃ、出版できない内容だわさ。

梅

1000

このスレッドは１０００を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。