神秘主義的映画のスレ

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>>62
個人的に、「ノスタルジア」の解釈について色々な人からご意見拝聴したいのです。

>>63
タルコフスキーもそうだけど、ブレッソンは映画に物語としてのリアリティを求めてない、
という気がする。
ブレッソンのリアリティはむしろ、その寓話的な装いの中で象徴的に見せる、
堕落した世界の縮図に求められるような。
『バルタザール〜』で、粉屋が餌をケチってロバから籠をぱっと引き離す場面があるけど、
あんなの一々撮らないと思うよ、普通は(笑)。映画館で見たとき客席から笑いが起きたけど、
むべなるかな、漏れもやっぱ藁っゃったもの。ギャグかと思って。
でもブレッソンはあの粉屋の行為に人間のエゴや残酷性を見るんだろうし、
そのエゴが結果的に無垢なる者を殺してしまう。
ブレッソンの映画は笑った後にふと笑ってしまった自分の内面に向き合わざるを得ないような、
いわば原罪意識を刺激するような、怖いところがあると思う。
ベルイマンはもっとテーマが卑近のような…(笑)。問題の抉り方が半端じゃないけど。
因みに『田舎司祭の日記』が、話として漏れにはよく分からなかった。
解説キボンヌ。

>>65
初期!?初期かあ…。
漏れは数本しか初期の作品は見てないので何とも言えないな〜。
ちなみにどれが高い評価を得ているんでしょう。

『クンドゥン』に何の役でもいいから出演させろ、と監督に迫ったジョー・ペシ爆笑age