神秘主義的映画のスレ

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>>55
たとえば「鏡の中にある如く」「冬の光」「第七の封印」なんかは主題の観念性が前面
に押し出されている気はするけど、彼にはそうでない作品も数多いはず。
やはり主題が方法を越えて先行される比率や、そこに描かれる思想自体に抵抗があるということなのかな。
まあ、よく考えればハスミ氏の文章を探して読めばいいんだよな〜。
「予定調和的」「退屈な物語」等といった彼の映画への批評は、漏れには思いもよらなかったので、
気になって仕方が無かったわけで。
神秘主義スレなのに漏れ一人でベルイマン語りやってもしょうがないんで、もう余り吹っかけません。
ただ、主題と方法論を巡る問題はこれからの映画そのもののあり方を探る上で面白いと思う
(あれ?漏れだけ?)。
個人的に、現代の映画に足りないのは主題の直截的な訴求力だと思うので。

>>57
「激しく否定」…ああ、また気になってきた…。
あと、「最高の作品」というくくりは投票でもせねば難しいのではないかと。
人によっては「抵抗」や「ラルジャン」が最高だとも言うし…。
漏れは今のところ「ラルジャン」が一番好き。この作品は主題よりも、映画技術そのものに惹かれるなあ。

>>58
恐らくブレッソンは、神の存在を観念的、或いはそれ以上に認めているんじゃないかな。
根拠は作品からそう感じるという以外、何も無いけど。
そうした人が作る作品はどこか神秘主義的な気配を漂わせている気はする。

タルコフスキー基地外はいないのかな?