キューブリックの芸術性を誉め称えるスレ

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1名無シネマさん
あの映像は究極です。
左右対称マンセー
2名無シネマさん:2001/01/09(火) 13:34
>>1. nanka kawaisou...age.
3荒らしだよ☆:2001/01/09(火) 13:54
シンメトリー 陳ポ子 ポゴマル!!!
4キューブリック:2001/01/09(火) 19:35
もっと、誉めて、、、
5名無シネマさん:2001/01/09(火) 19:47
もっと、嘗めて、、、
6やすお:2001/01/10(水) 00:34
キューブリック最高ですが、あの不可解なラスト。皆さんの解釈教えてほしい。
特に「シャイニング」の壁に掛けてある写真の意図。
7アレックス:2001/01/10(水) 02:27
キューブリックで最高の作品はなんだろ?
俺は時計仕掛けが好きだ。
8やすお:2001/01/10(水) 02:46
俺も時計仕掛けが一番好きだな。人の一番リアルな部分が的確
に表現されてると思う。自我。暴力とか、性欲とか倫理感で抑えて
てるけど、誰もが潜在的に持ち合わせてると思うし。
9名無シネマさん:2001/01/10(水) 11:47
俺は「アイズ ワイド シャット」だな。
仮面パーティが結構好き。
10疑問:2001/01/10(水) 12:30
仮面付けてたら、ク○ニ出来ないと思うんですが・・・。
11名無シネマさん:2001/01/12(金) 05:22
>>8
でもあの作品って最後に(刑罰と更正)両方ともにフォローいているのがどうにもつまんないね。
監督自身の結論を我々はどうとらえるべき?
12名無シネマさん:2001/01/12(金) 06:16
俺は「2001年宇宙の旅」がいいな。
まさに映画にしかできない作品。
13名無シネマさん:2001/01/12(金) 06:35
>12
映画以外に表現できるような作品なら映画にする価値がない。
つまり、貶しているわけだな。
142001:2001/01/12(金) 16:40
あまり映画に詳しい者ではありませんが・・・
「2001年」「時計仕掛け」「シャイニング」「アイズワイド」
何かが・・・凄いです(笑)っていうか「違う」んですよね、
「奇を衒う」ではなく、計算されたモノを感じます。
具体的に説明できなくてスンマソン。

ところで・・・「2001年・宇宙の旅」の
ラストの意味(メッセージ)って?て何なのですか?お教えください。
15名無シネマさん:2001/01/12(金) 16:43
セットがアニメっぽくて安物風なのが良い。
実際はかなり金かけてるだろうけどね。
16名無シネマさん:2001/01/12(金) 21:10
天才agege
17名無シネマさん:2001/01/12(金) 23:18
>>14
人類は宇宙人の創造物であるモノリスと接触したことで
神の概念の呪縛から脱却し、新しくうまれ変わる
だから「ツァラトゥストラはかく語りき」(哲学者ニーチェの同題の著作をイメージした曲)
なわけ
詳しくは原作見ろ、あと今出てる秘宝で特集してた
18ののりん:2001/01/13(土) 00:11
シャイニングにしろ2001年にしろ
赤と白の色がよく使われているね。
19どっこらせ。:2001/01/13(土) 00:30
「誰も見たことのない映像をつくる」って使命感が、元フォトグラファーとしてあるからね。
キューブリック。

「2001年」の<無限の宇宙>なんて割と人口に膾炙してるけど、
「ロリータ」のまるでアンセル・アダムスのような<平原に聳え立つロッキー山脈>とか、
「フルメタル」の兵士が彷徨する<地下迷宮(煙幕で覆われた夕暮れのユエ市内のホテル)>とか
ヒエロニムス・ボッシュの黙示録のように<燃えさかる夜の街>とか。
20名無シネマさん:2001/01/13(土) 00:33
EWSの仮面パーティで女が身代わりになるやつ。
あれは、やっぱり狂言という解釈でよいのでしょうか?
21名無シネマさん:2001/01/13(土) 00:47
>>20
否。やはり、あれは冒頭のパーティで薬物過剰摂取であやうく死に損なった
マンディ嬢(死体置き場でトム・クルーズと再開しますね。死の接吻のシーン)
だったのではないでしょうか。

死体を見た、というところで、シドニー・ポラック扮する億万長者の<狂言説>
が嘘だ!ということになります。

・・・じつは、この手のギリギリまで登場人物の妄想か、それとも本当に起きたことか
と主人公と観客を翻弄する手法はキューブリック映画では2度目です。
「シャイニング」で、あの幽霊たちがぎりぎりまでニコルソンの妄想か、本当にいるのか
わかりません。
食料倉庫にとじこめられたニコルソンが幽霊の手によって、物理的に施錠をとかれ脱出に成功する。
あそこではじめて真相があきらかになります。
22名無シネマさん:2001/01/13(土) 00:53
あとね、EWS、冒頭のパーティ場面。壁に簾(すだれ)にように電飾が
ぶらさがりニックがピアノを弾く、という場面からはじまると記憶します。

あれ、クリムトの「ピアノを弾くシューベルト」という絵画からの引用です。
EWSは今世紀初等のウィーンの作家シュニッツラーの「夢小説」の映画化ですが、
そのとおり、場面のあちこちにウィーン的なものが飾られています。

薬物過剰摂取で死にかけているマンディ嬢も、あれ、クリムトだかエゴン・シーレだか
の引用じゃないかな?部屋のインテリアも緑と赤と、20世紀後半のNYというよりは
世紀末ウィーンを思い出させるし。

・・・NY出身のユダヤ人キューブリックとハプスブルグのユダヤ人シュニッツラーというのは、
多分、ある種、共通の了解事項がいろいろあるのでしょう。
23荒らしだよ☆:2001/01/13(土) 01:13
>>22
原作の主人公の名前はユダヤ系の名前だったのに(フリードリンとかいった確か)
映画だとビルってなありきたりな名前になってたぞ。
あとジーグラーの家のパーティーのシーンで家の家紋だと思われる
星型の印が電飾で光って大きく映してあった。
この星型はユダヤの星の変形した形のような気がするんだけど?違うかな。
なんにしろ初めて見たとき連想した。
シン
24荒しですかい(笑):2001/01/13(土) 01:56
>>23

前述の絵です。1945年に消失してましたが、元絵では、画面右手の壁を
光のカーペットが覆っています。
http://www.os.xaxon.ne.jp/%7Emyn/Klimt/musik2.htm

うーむ。ユダヤの6虻星(ろくぼうせいって、この字だっけ?)とは、多少違ってますが、・・
25名無シネマさん:2001/01/13(土) 14:01
キューブリックはこういった映画マニアの心をくすぐる。
そういう僕もすき。
26ビギナー:2001/01/13(土) 22:43
「2010」って、ありですか?
まだ、観てないけど・・・
「2001」の続編なんスよね〜
違ったっけ?
27名無シネマさん:2001/01/14(日) 01:25
>26
カントク別
ピーター・ハイアムズ(だったか?)
たしか「カプリコン1」撮った人じゃなかったけ?
いずれにしても「2001」とはまったく別の作品といっていいと思う。
28名無シネマさん:2001/01/14(日) 03:29
「博士の異常な〜」もいいな。ドキュメンタリーっぽい基地での戦闘シーン
29荒らしだよ☆:2001/01/14(日) 03:35
>>28
あそこはイカスね手持ちカメラかな?
プライベートライアンがリアリティー云々言ってるけど
博士のこのシーンに比べたらリアリティーないよ。
あと丸い天井の会議室が良い。左右対称マンセー
30カメラ:2001/01/14(日) 03:40
キューブリックはパナではなく、アリフレックス
「バリーリンドン」では50mmf0.95という
明るいレンズでロウソクの自然光だけで撮影
31645:2001/01/14(日) 04:31
フルメタルジャケットまんせ〜!!
32名無しシネマ:2001/01/14(日) 04:41
>31
そうか?俺はあれが一番嫌い。
つうかベトナム戦争もんドキュンばっか。
キューブリックにはとって欲しくなかった。
33名無シネマさん:2001/01/14(日) 05:04
理屈はともかく「2001」のオープニングにはとにかくしびれるのみ
34名無シネマさん:2001/01/14(日) 12:16
フルメタルジャケットは、ベトナム映画もんっていうより、
ドンパチじゃない、人間の狂気を表してると思う。
特に前半部分。
35名無シネマさん:2001/01/15(月) 02:03
「まんせ〜」って何だ?

「フルメタル」の「ミッキーマウスマーチ」もそうだけど、音楽の使い方がうまい。
「博士の〜」のラストとか。
「2001」はツラトウストラ&美しき青きドナウ
36名無シネマさん:2001/01/19(金) 00:51
時計仕掛け好き!
37名無シネマさん:2001/01/19(金) 03:05
意外にキューブリックってオーバーアクトぎみな俳優を使うよね。
なぜ?
38名無シネマさん:2001/01/19(金) 03:53
>37
つーか、狂気を描くのが好きよね。
39名無シネマさん:2001/01/19(金) 05:58
age
40名無シネマさん:2001/01/19(金) 06:21
いまだに時計仕掛けのオレンジを見ていない。
なぜか避けてしまう。音楽は大好きなのになー。
ウォルター・カーロス萌え。
41キューブリックは:2001/01/19(金) 14:17
最後のユダヤ知識人です。彼は、たとえばフロイド、ツヴァイク、シュニッツラー
につらなるウィーン的のものを愛します。
ウィーン的、とは何か?
故郷喪失者、自身のアイデンティティをなくしたもの。ユダヤであることを憎むあまり、
コスモポリタンであり、それゆえに誰よりも著名なユダヤの知識人であること。

余談でした。
「時計仕掛けのオレンジ」のアレックスの原型は、WW2中、ナチス宣伝省のゲッベルスが
こさえた「ユダヤ人フリッツ」というプロパガンダ映画です。
ユダヤ人がいかにこずるく、警察につかまっても最後まで「おれは無実だ」と叫びつづけるところなんか
そっくりです。

たぶん、キューブリック研究本の何冊か、彼のゲッベルスへの傾倒がのっていると思います。
42名無シネマさん:2001/01/22(月) 14:43
age

43名無シネマさん:2001/01/22(月) 21:12
「時計じかけのオレンジ」
を観たのですが、何故最後主人公が治ったのか
わかりません、おしえてもらえませんか??
44名無シネマさん:2001/01/22(月) 21:16
アタマ打ったからじゃん?
45名無シネマさん:2001/01/22(月) 21:26
シャイニングが一番好き。

一瞬だけ見える双子姉妹マジで怖い。
46名無シネマさん:2001/01/22(月) 21:55
>>43
医師達が僕のガリバーをいじくってる夢を見たっていうアレックスのセリフがある。
非人道的なルドヴィコ療法によってアレックスが自殺を図った(って事になった)ので、
あわてて治したって事でしょ。
47名無シネマさん:2001/01/22(月) 22:09
>43
44の通り「墜落のショックで彼の条件付けは消えてしまった」だって。
(イメージフォーラム・キューブリックより)
>35
自分も、音楽の使い方がうまいと思う。
「時計仕掛け・・」の「雨に唄えば」とかも。
(元々シナリオの指定では無かったらしいけど)

4847:2001/01/22(月) 22:13
>46
あ、そんな台詞ありましたか。
本を鵜呑みにしてはいけませんね・・・
かなり前に観たきりなので、近々また観よう。
49名無キネマさん:2001/01/23(火) 00:58
天才とバカは紙一重
ピカソみたいなもんだな
50荒らしだよ☆:2001/01/23(火) 01:07
>>37
何かで読んだんだけど、ジャックニコルソンがリアリティー重視した演技をしたら
キューブリックは「リアルだ、しかしツマラン」と言ったそうだよ。
リアリィティーよりも面白さ、見た目の楽しさを重視してるんじゃないのかな?
51キューブリックってさ:2001/01/23(火) 01:22
わりと書割みたいなセットや、大根役者のオーヴァーアクトつかうよね。
前者「フルメタルジャケット」
後者「バリーリンドン」

自分が語るSTORYに絶大な自信を持ってて、それが観客につたわるなら、
上手な演技やリアルで豪華なセットなんか、いらぬのよね。
52荒らしだよ☆:2001/01/23(火) 01:40
>>51
バリーリンドンはキューブリックの娘達がファンでキューブリックに
使うように頼んだらしい。確かにオニールは大根だね。
クルーズとかオニールとか集客率が高そうな俳優を使うのは、興行収入
が全てを左右するハリウッドならではの作戦なんだろうね、次作に金をふんだん
に使うためにはスター俳優で一般客も見に来させる戦法なんだろう。

セットは芸術的だと思うよ、実際にあんな左右対称だったり白かったり
するものは存在しないと思うけど映画ならではの美しさがあるよ。
53名無シネマさん:2001/01/23(火) 01:46
何の予備知識もなく「2001年」見るとキツイよ…。
ここのカキコ読んで初めて理解できた。

それにしてもキューブリック監督、ニコルソンに負けじと顔恐いよね。
54名無シネマさん:2001/01/23(火) 01:49
「アイズワイドシャット」も映像が究極か?カスじゃんかよ。
55微笑みデブ:2001/01/23(火) 02:01
左右で腕立てしているその真ん中でドーナツ喰ってる奴がいいねぇ
56名無シネマさん:2001/01/23(火) 06:18
>35
「まんせー」は韓国語で万歳の意味
57名無シネマさん:2001/01/23(火) 11:09
俺のイチおしは「ロリータ」。

冒頭と結末を額縁(ブックエンド?)のように締める
クィルティの屋敷の殺人シーンのスタイリッシュさとか、
ハンバートとロリータの「アメリカ横断」ドライブのシーケンスの
不吉な予徴をはらんだ緊迫感とか、好きなところはたくさんある。

キューブリックのSF作品にくらべてそれほど前衛的では
ないかもしれないが、「擬古典的」な中にもテクニックの洗練度は
究極までいってるんじゃないか。

そこらへん、誰か映画の技術面に詳しい人、語ってみてくれないかな。

58名無シネマさん:2001/01/23(火) 20:06
キューブリックの映像は、強い。
チャンネルをあちこち替えているときに「ロリータ」の白黒画像が出てくると
(見たことなかったのだが)引きつけられて、替えられなくなって、
けっきょく最後まで見てしまった。
「突撃」における晴天下の刑執行シーンの、皮肉と告発に満ちた強烈なコントラスト。
「フルメタル・ジャケット」の、兵士の視線を再現する進軍のカメラワーク。
「アイズ・ワイド・シャット」の、徐々に怒りを発散させる妻の表情。
……あぁ、頭の中でショスタコーヴィチが鳴り始めた。
59名無シネマさん:2001/01/23(火) 23:27
キューブリックってNYのフォトグラファーから始めたから、光と影の感覚、
すぐれているよね。

リドリー・スコットなら煙りたいて、印象派的に撮っちゃうところ
(でも、デビュー作のヂュエリストはバリーリンドンの圧倒的影響下にあります)
キューブリックは空気がけしてぼやけないハイパーリアリズムの映像で撮っちゃう。

2001年の無限の宇宙の映像(木星とモノリス)、あそこ何度みてもすごいわ・・・
60名無シネマさん:2001/01/24(水) 01:05
well well well
61名無シネマさん:2001/01/24(水) 01:13
age
62えなりかずき:2001/01/24(水) 01:18
ファックファックじゃップジャプウ
ちんちんぼーぼー^^;
63名無シネマさん:2001/01/25(木) 02:07
誰かシャイニングを解説してれぇ〜(泣)
64名無シネマさん:2001/01/25(木) 02:17
>>55
あれは凄いね、ある種>ほほえみデブ@ちぇりーどーなっつ
65ロッシーニ作曲<泥棒とカササギ>:2001/01/25(木) 02:28
時計仕掛けのオレンジで、ロッシーニかかりながら、廃墟のカジノで、
ナチ服きた不良と大喧嘩するシーン。

あそこでナチ服がデボチカ娘とインアウトしようと、体を左右にひっぱる。
背景はロココ朝風。
あれ80年代にレナウンのTVCMでぱくられたけど、知ってる人いるかな?

レーナウン、レナウンレナウン♪
66シャイニング解説:2001/01/25(木) 02:31
>>63
よろしい。まずOPにヘリ撮影だが、ベルリーズの断頭台への行進第三楽章
がかかるなか、舐めるように湖のうえを滑っていく。
失敗したら、ブレードランナーのラスト・シーンに転用される。
撮影監督は気がきじゃない・・・。
(以下 次回)
67名無シネマさん:2001/01/25(木) 02:48
ステディカムというので撮っているね>シャイニング
68荒らしだよ☆:2001/01/26(金) 01:05
>>66
馬鹿だねお前知ったかぶりしてさ。
幻想交響曲の第5楽章だろ?それとも転用してんのか?おい。

しかも「ベルリーズ」ってなんだよ?(藁
「ベルリオーズ」だろ?無知は怖いよ本当に、しかもソウユウ奴に限って知ったかぶり
をしたがる・・・恥ずかしい奴。
6966:2001/01/26(金) 01:15
おや。こりゃ恥ずかしい(^^)
猛反省して、調べてかきこしましょ。

しかしキューブリックってのは、本当、いい映画監督ですな
70完璧主義者:2001/01/26(金) 01:30
トムクルーズとニコールキッドマンは仮面夫婦。>IWS
71名無シネマさん:2001/01/26(金) 01:35
IWS>EWS
・・・しかし、まあ、ねたですな
72名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:10
ベスト10のスレでは
2001よりも時計仕掛けの方が人気あるみたいだね。
73名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:12
キューブリックの死因は?
74名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:15
Dr.strangeloveサイコー
75なまえをいれてください:2001/01/26(金) 23:57
age
age!!
76荒らしだよ☆:2001/01/27(土) 00:27
>>73
腹上死
77名無シネマさん:2001/01/27(土) 04:17
「オレンジ」は永らくビデオでも発売にならなかったからねー。
マボロシ度がけっこう高かったというのもある。
78かまヴぉこ:2001/01/27(土) 20:42
今、自室のLDで「時計仕掛け」見ている。
これは何回みても面白いです。アレックス
以外のメンバーはショボイ顔だな。ディム(でぶ)は笑えるが。
アレックスは言わばカリスマですかね。
アレックスが仲間に制裁を加えるスローモーションシーン
大好き。セリフも素晴らしい。
あのシーンでヨコ走りで逃げるヤツ笑える
7966:2001/01/28(日) 00:25
あ。ぼくも、そこ好き。
あと、学校の先生がアレックスを自宅にはじめて訪問するとき、カメラが一度
行きすぎてから、戻るシーンがあるじゃん。

あそこ、見てるほうも<アレっ?>って思って上手いです。
全体に「オレンジ」はハイテンションだなあ。
80名無シネマさん:2001/01/28(日) 00:32
これって原作のほうもものすごくおもしろいよ。
アンソニーバージェスは偉大な作家なのだ。
81かまヴぉこ:2001/01/29(月) 22:37
原作も面白かったけど、個人的には映画版がすきだ
映画は完璧
8247:2001/01/29(月) 23:07
「オレンジ・・」の原作読んだ後、「スコリー」「ビズムニー」「トルチック」
「マルチック」「ドルーグ」などの言葉がしばらく頭に残ってしまった。
83名無シネマさん:2001/01/30(火) 00:11
>82
あの単語ってロシア語から来てるって聞いたこと在るけど、実際はどうなの?
自分は“ノズ”“ブリツバ”“ボルシー”ってのがわからんです。
8447:2001/01/30(火) 00:19
>83
原作の「訳者あとがき」によるとロシア語を元にした新造語
らしいです。
その辺りの苦労話?が書いてあります。
85名無シネマさん:2001/01/30(火) 23:50
>84

どもです。やっぱ原作も読んどいたほうがいいのかな?
86名無シネマさん:2001/01/31(水) 04:59
俺もオレンジおもしろかったし好きだけど、
スラングの意味がわからないってのがイタかった。
誰かスラングの意味解説してくんない?
お願いします。
87>荒らしだよ☆:2001/01/31(水) 05:05
およびだよ
てめえの番だ
88sage:2001/01/31(水) 06:23
britva = knife@` bolshy = big@` noz?
89かまヴぉこ:2001/02/01(木) 21:32
>86
今思い出せる範囲だと(勝手な自分の解釈なんだけど)
ガリバー → 頭
デボチカ → デカ乳
インアウト → セックス  位・・。
ああー あんま書くほどでもなかった スマソ
90名無シネマさん:2001/02/01(木) 23:07
もっとハラショーに語ろうぜ、兄弟。
9186:2001/02/01(木) 23:23
>89
サンクス。
スラングで混乱しちゃうんだよね。
わからなくても十分おもしろいんだけど。
92名無シネマさん:2001/02/03(土) 06:14
モロコ      ミルク
ベスチ      物
モズク      頭
スメック     笑う
マルチック    男の子
グルーディ    胸
ロット      口

ごめん疲れた
93名無シネマさん:2001/02/03(土) 15:34
ナッドサットまんせー
94名無シネマさん:2001/02/04(日) 13:53
age
95名無シネマさん:2001/02/07(水) 00:26
http://www.geocities.com/Athens/Forum/3111/aco.htm
英語だけど、ナッドサット=スラングの対訳のってるぞ。
9695:2001/02/07(水) 00:27
映画と日本語版の時計仕掛けで削除された21章ものってるし。
97名無シネマさん:2001/02/10(土) 15:59
あうー
98荒しだよ☆発見:2001/02/12(月) 06:25
『オレンジ』がらみで原作者のバージェスをもちあげる奴
99名無シネマさん:2001/02/12(月) 10:30
 「2001年宇宙の旅」の真相を解明したので、発表する。この映画を観ていない人にはスポイラーとなるので、これを読むことを禁止する。
 この偉大な映画は、その謎めいた構成で知られているが、幾十通りもの読み取り方がある、という言い方は多分に誇張で、大体次の様な解釈に落ち着くのではないだろうか。これはクラークによるノベライズ版とほぼ一致しているが、それを読むまでもないと思われる。

 地球上にホモ・サピエンスが出現する以前の太陽系に、「神と見紛うばかりの超知性と超科学力を持った超人類(又は超文明)」(以後便宜上『』付きで、『神』と呼ぶことにする。所謂宗教的な意味での神ではない)が訪れ、3種類のモノリスを設置した。第1のモノリスは、これに触れた類人猿に知恵を与えるために、地球上に設置された。第2のモノリスは、目立つ為に強力な磁気を帯び、太陽光線に触れると木星に信号を飛ばす様セットされた上で、月面に埋められた。月には大気も生命も無いので、これが太陽光線に触れるということは、即ち母星である地球から誰かがやってきて、発掘したということである。即ち、第1のモノリスの使命が終わり、宇宙空間を越えられる程に、類人猿が進化したということを示すスイッチになる。そして、そこまで進化した生物ならば、必ずや信号の後を追って木星に来るはずである。そこで、第3のモノリスが木星の衛星軌道上に仕掛けられた。月面のモノリスを掘り出したばかりの類人猿の子孫は、まだ宇宙にのりだしてからまもないと見て間違いなく、その時点で木星に派遣された類人猿の子孫は、その種族中、特に優れた個体と看做してよい。『神』が採取するサンプルとして適切である。そして採取を行うのが、第3のモノリスである。『神』は「彼」を採取し、光の洪水(として類人猿の子孫には知覚されたもの)の中でブラシュアップして生命の垢を削ぎ落し、スターチャイルド(胎児)として、高次の次元に引き上げた。このたったひとつの「花」を摘むために、ただそれだけのために、人類とその文明が作られたのである。そして用済みとなった地球は、「彼」に玩具として与えられる..

 この他に、心理学的あるいは隠秘学的解釈なども、おそらくはあろうかと思うが、それらの方面には暗いので省略させて頂く。

 さて、あなたは妙に思わないだろうか? この映画の中核をなしているHALと人間との戦いは、このストーリー上、なんの意味があるのか? クラークの小説中では、それは乗員たちに旅の目的を隠し、嘘をつかなければならなかったHALが、それ故に狂ってしまった、という形で説明されているが、不自然だとは思わないか? どう考えても、とってつけた様なサイドストーリーではないか。有り体に言って、(雄大な規模のメインストーリーに対して)不要な枝葉ではないか。大体、映画を観て、クラークの言う「嘘をつかねばならず云々」が読み取れるか? こじつけではないか?

 私は、遂に真相を解明した。HALは殺されたのである。恐るべき殺人事件の下手人として利用された挙げ句。
 「人類の夜明け」の章で、モノリスに知恵を与えられた類人猿は、骨を手にして、まず手近の骨を砕き、次に獣を、そして対立するグループの首領を殺す。冒頭から、死と殺人のテーマが流れていることに注目したい。これは重要な伏線である。

 人類は宇宙に進出し、月面上でモノリスを発見し、木星探査船「ディスカバリー」を建造し、派遣した。全て『神』のプラン通りである。しかし、ここで思いがけぬ事が起ったのである。

 デイヴ・ボウマン船長が、副船長フランク・プールに殺意を抱いた理由は判らないし、知る必要もない。過去も背景も一切説明されずに登場してきた彼らである。動機などは百万通りも考えられるであろう。以下に、深宇宙を飛ぶロケットという、閉じた舞台で演じられた完全犯罪の全貌を、解き明かしてみせよう。


100名無シネマさん:2001/02/12(月) 10:31
飛行中に起る最初の事件が、通信用のAE−35ユニットの、「故障」である。これが故障している(72時間後に壊れる)とHALが報告したにも関らず、それは故障していなかった。これが、HAL自身の「故障」を示す最初の兆候であるとされている。

 これが実は擬装なのであった。クラークの小説、並びに様々な解説書の類では、嘘をつかざるを得ないストレスから、壊れてもいない部品が壊れている、と報告したとされているが、これは不自然すぎる。映画を観れば判ることであるが、この時点では、HALは(仮にそういう繊細な神経を持っていたとしても、まだ)余裕しゃくしゃくである。つまり、AE−35は、本当に「壊れていた」のである!

 このことに気がつけば、後はすらすらと解ける。この時、AE−35を交換しに行ったのは、ボウマンである。彼は(勿論)良品のAE−35を携えて行ったのだが、これと交換する振りをして、そのまま持ち帰ったのである。(個々のパーツにユニークなIDが刻まれているか否かは、映画では一切記述されていないので、解釈はこちらに委ねられている−つまり、IDは刻まれていなかったとする−訳だ。)この後、地上のHALのサブシステムは、AE−35は故障していない(即ち、ディスカバリーのHALが間違えた)と報告するが、地上システムはボウマンが持ち帰った良品を検査したと考えられる。これにより、HALを発狂までには追い込まずに、不安な状況(自分に自信が持てない)に置くことが出来る。そして、これを根拠として、プールにHALが狂い始めたと信じこませ、ふたりの間でそういう合意が取れたということをHALに見せつけたのである。即ち、通信回線を切断したポットの中での、ボウマンとプールの密談である。彼らの密談の内容(HALを切り離そう)は、HALに読唇術で知られてしまうのだが、HALにこういう能力があることを、ボウマンはあらかじめ知っていたと断ずる、有力な根拠が有る。それは、ボウマンには絵心があり、人口冬眠中の隊員達をしばしばスケッチしては、HALにそれを見せていたことである。その過程で、彼はHALの恐るべきパターン認識能力に、慄然としたに違いないのである。(「大分うまくなった」という、HALの評価!)実に巧妙な伏線である。

 さて、そこでHALによって「故障している」とされたAE−35(実は、故障していない交換パーツ)を元に戻すために、今度はプールが出向く。ボウマンの陰謀によって心理的に追い詰められたHALにとって、最後のチャンスである。なんの攻撃兵器も持たぬHALが、自己防衛のために2人の人間を始末するためには、彼らを分断し、個別に宇宙空間に放り出す他に手はない。

 船外でポッドがプールに襲いかかる! わざわざこんなことをしなくても、プールがポッドから出る前に、ポッドごと捨ててしまえば良いと思うかも知れないが、木星探査の使命に燃えるHALにとって、貴重な探査装置を捨てるに忍びなかったのであろう。それにしては、プールが宇宙空間に投げ出されたあと、当のポッドも、狂った様に飛んでいってしまうが、これはさすがのHALも、人を殺したという衝撃で、操作を誤ったと考えられる。

 プールは死んだ。ここからがボウマンの正念場である。目的は達したとはいえ、彼自身も殺されてしまったり、または地球に帰ってから(彼は当然、帰れるつもりであったはずだ)悪事が露見したりしては、何にもならない。彼らの行動は、地球からリアルタイムにモニターされてこそいないが、当然、全て記録されているはずなのだ。

 何よりも、プールを回収にいかなければならない。万が一助かる可能性もあるのだから、当然である。(ポッドに襲われた結果、宇宙服との通信も切断されたと考えられ、従って、生きているか死んでいるかのモニターも出来ないはずだ。)本音としては、勿論、飛び去るままにしておきたいのだが、それでは、地上センターに不審の念を抱かれる。(地上のスタッフは、ボウマンとプールの密談の件は知らないはずなので(HALにも聞こえないほどオフラインにされた)、HALがどれほど危険な状態なのか、判らないのだ。)しかし回収に行くのは、これ以上ない程、危険な行為である。ポッドに乗って出たとして、HALがポッドを捨てる決意をすればそれまでである。
101名無シネマさん:2001/02/12(月) 10:32
 そこで、彼はHALを油断させる作戦に出た。即ち「ヘルメットを置いていった」のである。まさに悪魔の智慧である! ポッドに乗って、プールの死体を回収し、帰ってくる。HALは予想通り、ドアを開けない。しかし、それ以上のこともしない。する必要が無いのだ。ヘルメットを忘れていった以上、ボウマンは非常用エアロックから入ることも出来ない。プールを殺した際、動揺してポッドをひとつ失ってしまった点から見ても、HALとしては出来れば手を汚したくないことが判るし、ボウマンはそこまで読んでいた。また、既にひとつポッドを失っている以上、今ボウマンが乗っているポッドまで失ってしまうと、探査用ポッドが残りひとつになってしまう。HALとしては、このポッドは無事に回収したいはずだ。そこで、制御を奪って深宇宙に飛ばすこともせず、ボウマンにコントロールを渡したまま放置していたのである。何も出来ないボウマンは、数週間以内に死ぬはずで、それからゆっくり回収すれば良い。

 ところが、ボウマンはヘルメット無しで、非常用エアロックから入ることに成功した。(この映画全編中−人類の夜明けの章を除けば−唯一の活劇シーンと言えよう。)彼の勝利である。もはやHALには打つ手が無い。そしてボウマンは、ここまで危険な状態になっているのを明らかに出来た以上、正々堂々と、HALを殺すことが出来る。完全犯罪の成立である! HALを心理的にコントロールしてプールを殺させ、それを理由としてHALをも殺す。ボウマンの犯意はどこにも残らない。証拠は一切無い。私が真相を暴くまで、映画を観た人も、誰一人気付かなかったはずだ。
 しかし、ここで思わぬ破局が訪れたのである。ボウマンが、勝利の歓喜に酔いしれてHALにとどめをさした、まさにその時、あらかじめ録画されていたVTRが回りだしたのである。そのテープの中で、フロイト博士は、18ヶ月前に地球外にも知的生命体が存在する証拠(即ち、月面のモノリス)を発見し、それは木星に向けて強力な電波を発していた、と述べたのである。そう、この時、旅の目的地、木星圏に到着していたのだ。

 ボウマンがこの時、何を思ったかは判らない。また、木星軌道上で待ち受けていた第3のモノリス(即ち『神』)が、何を考えたかも判らない。『神』が果たして、地球から飛来してきた生命体を「超越」させ、採取する(あるいは、自分たちの次元に引き上げる)意志があったかどうかも..しかし結果は明らかである。『神』は、彼を地獄に落としたのだ!

 ボウマンは、流れる光線群の神秘的なシャワーの中、原始星雲の誕生、または崩壊、想像を絶する天体現象、宇宙種族の超文明の遺跡、未知の惑星や恒星の表面等などを引っ張り回される。これは地獄堕ちの過程に他ならない。そして行き着いた先が、全く生気の無い、影ひとつない、美しいロココ調の部屋だ。ここが地獄である。彼はこの部屋で急速に歳を取り、死ぬ間際に再びモノリスと出会い、胎児に帰る..

 生命を弄ぶ者、生命を蔑ろにする者に対する最も厳しい刑罰とはなんだろうか? それは、決して「死」ではない。「死」は救いでしかない。それは「不滅の生命」である。これを見事に描いた作品に、手塚治虫の名作揃いの大シリーズ「火の鳥」中でも、小規模ながら異様な迫力で一際異彩を放つ、「宇宙編」がある。

 「火の鳥 宇宙編」は、この映画の後半の展開と、舞台設定が酷似している。手塚作品の方が、遥かに複雑なストーリーではあるのだが、疾空するロケットの中での不可解な殺人事件、宇宙漂流、不思議な惑星への漂着、そこで明らかになった「永遠の刑罰」、というモチーフ群が、不気味なほど共通している。「2001年」の公開が1968年、「火の鳥 宇宙編」が描かれたのが1969年であるから、キューブリックがこの漫画に影響されたという可能性は、なさそうである。むしろ、手塚治虫による、この映画の換骨奪胎が、「火の鳥 宇宙編」なのではないだろうか? 彼は、この映画に秘められた、犯罪の香り、生と死のモチーフを、見事に読み取っていたのである。

102名無シネマさん:2001/02/12(月) 10:32
「火の鳥 宇宙編」に於いて、生命を蔑ろにするという許されざる罪を犯した牧村は、罰として「火の鳥」に永遠の命を与えられ、流刑星に閉じこめられる。同様に、生命を蔑ろにしたボウマンは、『神』に永遠の命(老衰で死ぬ瞬間に、胎児となって蘇る)を与えられ、ロココ調の監獄に閉じこめられたのだ。(『神』が、プール殺しとHAL殺しと、どちらをより重大視したかは、興味深い問題である。)
 これまでの考察により、この映画のミステリー、あるいは犯罪映画としての本質を、明らかに出来たと思う。単に、ボウマンによるプール殺しとHAL殺しが、完全犯罪として見事に描かれているというだけではない。それだけでは凡百の犯罪映画と、なんら変わるところはない。これは数百万年というタイムスケールのSFに完璧に組み込まれており、かつ、犯人が『神』によって罰せられる、という結末を持っている。人智を越えた力によって決着が与えられるが故に、ミステリとしては邪道である、と言う人がいるとすれば、あまりにミステリを知らなさ過ぎる、ミステリの懐はあなたが想像している以上に深いのだ、とお答えしよう。と同時に、これほど意外な「人智を越えた力」が登場するミステリは滅多にあるものではなく、その意味では、実にユニークな地歩を占めていると言えよう。

 そもそもの事件の発端である、数百万年前の第1のモノリスの出現が、人類最初の殺人事件を導出しており、そのモノリスが使命を果たした結果のディスカバリー号の内部でもまた、殺人事件が起こるのだ。実に雄大な規模の伏線である! さらに言えば、ボウマンを地獄に堕とした『神』(又は『神』の手先である、第3のモノリス)にとって、もはや地球は不要であり、この後地球を破壊した可能性が高い。(最終シーンはそれを暗示しているかも知れない。)すると、実にこの映画は、人類の「最初と最後の殺人事件」を描いたことになる!

 以上の考察から、HAL事件は、不要なサイドストーリーどころか、この映画全体のメインテーマであることが判る。HAL事件の収まりが悪いクラークのノベライズ版よりも、遥かに妥当な解釈であると主張したい。
 ここまで考察した私は、突然、恐るべき可能性に思い至った。つまり、これまでは、せっかく「超越」させてやろうとしていたボウマンが、同じ種族の別の個体を「殺す」のを目撃し、それは許しがたいことだからと、『神』が「人類にも理解できる倫理基準で」彼を罰したの「かも知れぬ」、と、考えてきた訳である。つまり、『神』と人類とは、ある種の価値観は共有出来ている「かも知れぬ」、と。

 しかし、かつて、この映画中、最も美しく戦慄的なシーン、即ち、類人猿が骨を投げあげ、それが宇宙船に変貌するシーン、人類の「道具」が骨から宇宙船にまで進歩したことを感動的に表現したシーン、一瞬にして数百万年をジャンプした偉大なシーンを指して、「なんと恐ろしい。このシーンは、人類の手にした道具(例えば宇宙船)の本質は、人殺しの道具(即ち骨)であることを示している」と述べた評論家がいたことを思い出した。これを聞いた当時は、なんとうがった見方であることよと嘲笑っていたのだが、実は彼こそ、この映画の本質を正しく捉えていたとすればどうだ。

 モノリスが現われる度に流れる音楽は、リゲティの「レクイエム」であり、これは「死」のモチーフに他ならない! この曲の不吉な響き−どうして気がつかなかったのだろう、これは明らかに呪詛だ!−を聴くとき、『神』が類人猿に与えたのは、「殺人」のための知恵ではなかったのか、と、改めて慄然とせざるを得ない。そう、『神』は、その「地獄」にサンプルを収集するために、人類とその文明を発生させたのである。

 つまり、ボウマンの「殺人行為」を罰するために地獄に落としたのではない。「どのみち、地獄に落とすつもりだったのだ!」ボウマンの「殺人行為」は、呪われた種族である人類の業、この様な(人類的倫理感からみれば「邪悪な」)『神』によって産み出された種族の業を、象徴しているのに過ぎないのである。

 スター・チャイルドは、最後に地球に帰ってきたのでは「ない」。あれは、スター・チャイルドの「夢」である。彼は帰りたくてたまらない故郷を、もの哀しい瞳で夢見ているのだ。(これが地獄の責め苦の最たるものであることは、言うまでもない。)背後に流れる音楽は、「超人」の誕生を暗示する「ツァラトゥストラはかく語りき」。背筋も凍る皮肉である。

 かくして、人類のチャンピオンであるデイヴ・ボウマンは、ロココ調の美しい監獄の中で、胎児から成長して身動きも出来ぬほど朽ち果てた老人へ、そして再び胎児へと、繰り返し繰り返し、虚しくその生命を浪費し続ける。永遠に。永遠に..
103名無シネマさん:2001/02/12(月) 13:04
またわたるだ
104名無シネマさん:2001/02/16(金) 01:11
新手の荒し出現
105名無シネマさん:2001/02/16(金) 01:15
あ。荒らしか(笑)
面倒なので、「なんか真面目な奴が長文書きこんでるな。えらいな」
ってスクロールで飛ばしちゃったよ。
106名無シネマさん:2001/02/16(金) 01:16
コピペごくろーさん。しかし、ずいぶん懐かしいネタだな、おい
107名無シネマさん:2001/02/16(金) 01:29
確か 倉田わたる とかいう人のホームページのコピペだよ。
108名無シネマさん:2001/02/17(土) 13:07
キューブリック最高!
109名無シネマさん:2001/02/17(土) 13:11
おたくの神様わたる
110名無シネマさん:2001/02/22(木) 10:51
kuburikkusaikou
111名無シネマさん
kuburikkusaikou