80 :
名無シネマさん:2012/01/29(日) 06:12:36.85 ID:wyBv3CBZ
とはいえ、洋画・邦画をこれだけ網羅し、しかも廉価な書物というのも他にはなく、
しかも著作権保護期間のきれた50年以上前に作られた映画がいろいろなメーカーから安く販売されているので、
それらを選ぶとき、見るときの参考書になる。
(くどくなるかもしれないが、ミュージカルや冒険、喜劇などは相当に漏れているのが残念。)
81 :
名無シネマさん:2012/01/29(日) 06:16:15.82 ID:wyBv3CBZ
似たような映画リストには文春文庫のものがあるけど、決定的に異なるのは収録された映画の数。
こちらのほうが圧倒的に多い。
数がおおいと、検索に使えるし、趣味や趣向が変わった時に新しさを発見できる機会を増やす。
82 :
名無シネマさん:2012/02/20(月) 17:34:58.25 ID:EyGHerva
名著あg
83 :
名無シネマさん:2012/03/04(日) 05:06:00.32 ID:fVcA+Xvf
やっぱり猪俣先生の功績は大きいよ。
84 :
名無シネマさん:2012/03/14(水) 15:06:11.99 ID:kpDpDupH
「ポセイドンアドベンチャー」の作品そのものは褒めているが
最後にやっぱりアメリカの悪口が書いてあった。
85 :
ハチコック:2012/03/14(水) 21:30:25.14 ID:Am69Sdbq
映画の評価と、個人的な『好き嫌い』を
混同している嫌いはありますね。
86 :
名無シネマさん:2012/03/18(日) 05:29:52.93 ID:La1sQbQN
>>85 そうなんですよね。
「風と共に去りぬ」「スケアクロウ」でも
そうじゃなかったかな?
面白いHNですなw
87 :
名無シネマさん:2012/04/07(土) 07:26:56.74 ID:fqM+wUxd
折りしもアメリカが十年の歳月と巨額の金と貴い若者の血を流したベトナムは、信じられない惨状と共に崩壊した。
アメリカの栄光は一転して泥にまみれた。
そして数十万、数百万のベトナム難民の怨嗟の眼が声もなくそそがれている事を、アメリカの庶民はどう受けとめようとしているのか。
88 :
名無シネマさん:2012/04/07(土) 07:30:25.07 ID:fqM+wUxd
その反応は意外に冷たいと言う。アメリカはどうなってしまったのだろう。
この映画の題名のように、スケアクロウ、役立たずの案山子野郎に成り下がってしまったのだろうか。
89 :
名無シネマさん:2012/05/20(日) 08:41:53.14 ID:WpfDHLtt
「名もなく貧しく美しく」
松竹から飛び出した松山善三の事が詳しく書かれている。
猪俣氏も松竹から独立したんだよね?
90 :
名無シネマさん:2012/05/20(日) 11:20:12.53 ID:zoMHmqEq
「現代人」って「赤と黒」のパクりじゃん
91 :
名無シネマさん:2012/05/24(木) 15:39:49.69 ID:/IKI87q+
>>90 そうなんですか・・・・。
脚本家としての才能は・・・・?
92 :
名無シネマさん:2012/05/24(木) 16:46:06.87 ID:4SQyzGg6
パクリというよりも翻案だな。
93 :
名無シネマさん:2012/05/27(日) 15:05:51.16 ID:aA7o+2FH
94 :
名無シネマさん:2012/05/29(火) 14:21:03.45 ID:17fIyZkO
シャルル・ボワイエの事を褒めていたな。
95 :
名無シネマさん:2012/06/10(日) 14:34:48.71 ID:n0BYTMnA
やっぱり尊敬します。
96 :
名無シネマさん:2012/07/14(土) 04:00:33.46 ID:+ovJhY6T
相変わらず古い映画を初めて見た後に猪俣先生の著作を読みます。
勉強になります。
97 :
名無シネマさん:2012/07/16(月) 23:24:01.99 ID:cZ6rGb1K
昔持ってたが
今は流行らない(と思う)
ベルイマンには分からない映画撮るな、とか書いてあった
たぶん「叫びとささやき」だったと思う
98 :
名無シネマさん:2012/07/16(月) 23:36:18.13 ID:BtRhysc6
この本、『ウェスト・サイド物語』の最後を
「マリアは死んでトニーの死体と重なる」って書いてなかった?
結構、事実誤認が多かった記憶。
99 :
名無シネマさん:2012/07/21(土) 05:57:00.08 ID:mLiFGu5q
>>98 その通りです。
ジョン・ギルバートの最期に関しても嘘が書いてあったね。
100 :
名無シネマさん:2012/07/26(木) 03:30:19.39 ID:bapv1whO
今ほど資料を揃える事が出来ない時代だったし。
ネットも無かったし。
101 :
名無シネマさん:2012/08/09(木) 03:58:45.87 ID:6CroYret
「ボー・ジェスト」は第一作の解説でした・・・・。
102 :
名無シネマさん:2012/08/16(木) 15:52:47.75 ID:/9WPTPm0
淀長も誤認や誇張が多かった。
103 :
名無シネマさん:2012/09/11(火) 13:59:54.92 ID:OrLEfUBb
「ザ・ヤクザ」に関しても
アメリカの悪口を言いたい放題だったな。
104 :
名無シネマさん:2012/09/16(日) 07:01:32.56 ID:fH0J2uIH
日本のヤクザ映画に便乗した金儲け主義を批判していた。
105 :
名無シネマさん:2012/09/22(土) 05:08:12.42 ID:mdSlPjY9
赤狩りの批判もしてたな。
106 :
名無シネマさん:2012/10/09(火) 17:01:39.94 ID:G2Oa4SVr
「ジャガーノート」を褒めていたな。
107 :
名無シネマさん:2012/10/31(水) 04:29:18.92 ID:8iIikswd
108 :
名無シネマさん:2013/03/10(日) 06:41:50.17 ID:u10ni1CB
やっぱり名著。
109 :
名無シネマさん:2013/08/04(日) NY:AN:NY.AN ID:s+AqQE/v
もしかしてアカ?
110 :
名無シネマさん:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN ID:Sf3jJ+hj
にっかつロマンポルノの評論をして欲しかった。
111 :
名無シネマさん:2013/09/21(土) 04:01:10.89 ID:tLEbmidM
たけしの映画は酷評したかな?
112 :
名無シネマさん:2013/11/25(月) 16:10:35.66 ID:EseI00OT
ほ
113 :
名無シネマさん:2013/12/05(木) 20:51:40.96 ID:krUVFcw/
>大阪府三島郡島本町の小学校や中学校は、暴力イジメ学校や。
島本町の学校でいじめ・暴力・脅迫・恐喝などを受け続けて廃人同様になってしもうた僕が言うんやから、
まちがいないで。僕のほかにも、イジメが原因で精神病になったりひきこもりになったりした子が何人もおる。
教師も校長も、暴力やいじめがあっても見て見ぬフリ。イジメに加担する教師すらおった。
誰かがイジメを苦にして自殺しても、「本校にイジメはなかった」と言うて逃げるんやろうなあ。
島本町の学校の関係者は、僕を捜し出して口封じをするな
>島本町って町は、暴力といじめの町なんだな
子供の時に受けた酷いイジメの体験は、一生癒えない後遺症になるなあ
114 :
名無シネマさん:2014/01/03(金) 07:27:50.61 ID:DZiopyhx
昔の洋画を初めて見る。所謂名画。
見た後にどうしても猪俣勝人の著書を読みたくなる。
115 :
名無シネマさん:2014/01/03(金) 07:34:26.24 ID:8ki7oPgY
そんなことよりも自演バレてるのに続けることが信じられないぞチョンカレーwww
116 :
名無シネマさん:2014/02/22(土) 05:51:32.52 ID:FupHd5E4
邦画に対する評論もなかなか面白いですよ。猪俣先生。
117 :
名無シネマさん:2014/03/23(日) 06:21:07.60 ID:Q9jkbNMy
いえい
118 :
名無シネマさん:2014/04/29(火) 06:17:06.22 ID:J+ZfXpXN
今でもたまに読みたくなる。
特に古い映画を見た後だね。
119 :
「道」:2014/05/20(火) 16:26:02.46 ID:f6AUUwvo
こんな映画をわれわれは見たことがなかった。
どんなに高級な芸術映画でも、かりにもスターの演ずる主人公にはどこか必ず人に優れた何かがあるのが常だった。
それがこの映画にはないのである。
あるのはただ哀れな白痴女のみじめさと、無知な男の獣のような粗暴さだけだ。
120 :
「道」:2014/05/20(火) 16:31:48.43 ID:f6AUUwvo
しかもその間に人間的な心のふれ合いとか、素朴なよさとか、そんなものはいっさいない。
われわれは可哀相な白痴女の地に這い蹲るような姿に次第に暗い思いにひきこまれるだけだ。
哀韻嫋々たる主題曲のメロディがまたいっそう心をしめつけ、どうにもやりきたない思いに誘われる。
せめてもの救いは、一番ラストにあらくれ男がこの白痴女を思い出して男泣きに泣くシーンがあることだ。
自然主義文学の悲惨に徹した酷薄さとはやはりこのへんが映画の違いかもしれない。
121 :
「道」:2014/05/20(火) 16:36:11.86 ID:f6AUUwvo
イタリアン・リアリズムから人生派的ヒューマニズムへ移行した最初の名作と称されるゆえんも、全篇に漂うもの悲しい情緒ゆえか。
この白痴女の底ぬけの無欲、無垢、純粋さ、それはいつか路傍に埃にまみれて咲く一片の草花をみつけたときのような小さな感動を呼びかけずにいない。
こんな映画を作ったイタリヤ映画人に敬意を表さずにいられない。
122 :
灰とダイヤモンド:2014/05/22(木) 14:45:55.89 ID:5x3Euv1o
日本とポーランドはほとんど何のつながりもないようだが、この映画の鮮烈な印象は両国間に強い紐をつないだ。
この前にも同じワイダ監督の「地下水道」や、カワレロウィッチの「影」などという作品が紹介され、
日本にも強い印象を与えていたが、この「灰とダイヤモンド」はいわゆるポーランド派といった一つの評価を定着させた。
123 :
灰とダイヤモンド:2014/05/22(木) 14:50:56.77 ID:5x3Euv1o
ポーランドといえば、古くは楽聖ショパンを生んだ国であり、近年では巨大なるピアニスト、パデレフスキーを大統領と仰いだ国として知られている。
そのいずれも芸術史上に華を飾る一頁だが、この作品では、ポーランドの国土を血で染める愛国テロリストの激しい抵抗のすがたを描いて感動的である。
そういえばこの国の歴史は、北方の羆熊ロシヤの制圧に対する苦しい抵抗の連続であったことを、まざまざと思い出す。
124 :
灰とダイヤモンド:2014/05/22(木) 14:55:11.92 ID:5x3Euv1o
そしていままた、第二次大戦下では、開戦劈頭いきなりナチ機械化部隊の電撃作戦に蹂躙され、そして最後には、ソ連の大軍団に怒涛の如く一呑みされた。
そんな小さな独立国の中で精一杯抵抗、生命を賭けた若者の闘いをこの映画では熱烈に伝えている。
この作品はやはり弱小国のものであった。
125 :
名無シネマさん:2014/08/02(土) 10:20:32.06 ID:+9N14PXT
126 :
名無シネマさん(catv?):2014/09/16(火) 05:30:04.20 ID:BPaOlbr9
ドラマ創作の本に猪俣勝人の名作全史を読むのがプロットの勉強に効果的と書いてありました。
一本のドラマのプロットを2000字で書かせて、プロットがまともにできるまではシナリオを書かせないという先生の本です。
名作全史では一作品あたりどのくらいの文字数のプロットが書かれているのでしょうか?
127 :
名無シネマさん(中部地方):2014/10/14(火) 15:18:34.13 ID:8H22K94b
数えた事がないです。
ごめん。また今度・・・。
128 :
名無シネマさん(群馬県):2014/11/06(木) 23:26:08.10 ID:TbkVnxGq
「レーゼシナリオに就いて」という論稿を書いた人だね
どこかでそれを読める?
129 :
名無シネマさん(中部地方):