1 :
名無シネマさん :
2007/09/15(土) 01:10:32 ID:Mg6m+Vyp
2 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 01:37:24 ID:KkPJKCpX
低予算のなかでできるだけ 売れてる雰囲気を狙う ここ数年は韓流の影響受けすぎで お涙頂戴ものばっかのような気がした あとはスポ魂 けど金払ってでも大したことない内容の邦画を 劇場にまで見に行く人って老若男女いるんだよね
3 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 01:50:10 ID:KP+lSGwJ
バッテリーの小説読んでたから映画化したと聞いてすぐに見に 行っちゃいました。これって策略にハマったってやつなんですかね?
4 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 06:40:24 ID:crvapab/
中にはいいドラマを持った 作品もあるのだけれど あえて劇場にっていう 勢いがつきにくいところは あるかな
5 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 07:17:47 ID:aEPMwCdM
小っさい話を低予算で作って、恋愛からめて、役者の泣いてる1カット入れて、適当に繋いだCM流してりゃ客が入るんだもんな。
6 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 08:07:09 ID:tqE2leaT
浅野忠信・永瀬正敏・オダギリジョーのどれかを出せばどんなゴミ映画でもOKな空気
7 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 16:09:10 ID:dFAAbrnq
8 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 17:08:47 ID:igmclZg6
個人的に永瀬より妻夫木の方がしっくりくる
9 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 17:17:01 ID:Vel32p6w
つまらない内容が多すぎる。 もっと、国民に関心のある、たとえば社保庁などの巨悪を倒すような 設定のサスペンスアクションでも作ればヒットするだろうに
10 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 17:43:24 ID:w8PZCrzj
>>9 日本にはドキュメンタリ長編があんましないんだよな。
ノンフィクションの話になるが、前は原一男のような優れた映像作家がいたんだがねえ
彼もどちらかといえば社会派ではなく特定の個人の人間描写を得意とするまあ個人派とでもいうべき人だったが
日本にもマイケルムアーのような奴が一人必要だよね
11 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 17:53:47 ID:r6q95Kmy
>>9 伊丹が生きてりゃその類の娯楽作作ったかもな
12 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 18:27:25 ID:CCZC8fVI
社保庁問題みたいなのは、巨悪っていうか、やる気のない公務員の先送り主義が長年累積したものだからなぁ。 巨悪よりは足元から取り組みましょう、ということでヒットしたのが、県庁の星w
13 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 20:57:40 ID:Vel32p6w
>>12 > 巨悪よりは足元から取り組みましょう、ということでヒットしたのが、県庁の星w
24、プリズン・ブレイクみたいなのが見たいのに…、少し違う トホホ
14 :
名無シネマさん :2007/09/16(日) 01:53:20 ID:219KuXi+
金融腐食列島(呪縛)て映画見た? 途中まではすごく面白い 当時の大蔵省や都市銀行の旧態依然のどうしようもない変えられない現実を目の当たりにする でも後半突然トーンが変わって、ミンナで協力して銀行を救って大団円 これ?シナリオ無理やり変えてない? て感じの強引さで一気に冷める こんなゆるい映画見てると「あー日本は誰からも文句の来ない作品しか作れないんだな」てマジ思うね さすが和を重んじる国日本!(なんて自虐的に言ってもどうしようもないが) 普通の国は政官の横暴を、マスコミがあばく感じで是正してる 日本は政財官マスコミ、みんな仲がいいからなあ〜・・
15 :
名無シネマさん :2007/09/16(日) 02:33:34 ID:kZ0lboKo
>>14 公園の周りを走り回っている話だっけw
映画は身体的なアクションにしないとダメだから、情報系は映画に向かない話しだなぁと思った。
16 :
名無シネマさん :2007/09/16(日) 09:32:54 ID:cz1DTtla
角川春樹
17 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 00:08:55 ID:aVDXJnH/
撮影や編集に良い人材がいないのも大きい 映ってるというだけでその場の臨場感をまったく感じさせない映像 これは撮影監督や編集者がカメラやフィルムを扱う技術だけで 映画を見るセンス見せるセンスをまったく持ってないから
18 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 00:34:06 ID:jbHacO8r
やたら恋愛ものを乱発したりと女性層しか狙ってないかなり層限定な作品が多い。 大体日ごろ2時間サスペンスなどそこそこの作品を作っているというのに何故に 今の邦画の様なお涙頂戴系やユーモラス要素むんむんの作品しか出来上がらないのだろうか? まぁ2時間サスペンスがなかなかと言っても所詮地上はドラマだからそのまま劇場に持って 放映したらそれは駄目だろうけどね。
19 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 00:39:49 ID:48HeUdZ5
全体的に地味なんだよね だけどアメリカ映画で日本を舞台にした映画は綺麗なんだよなぁ なんなんだろこの違いは…
20 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 00:50:36 ID:Jdcn0187
ブラックレインとかそうだな
>>17 の言うとおり技術だけではない感じがする
21 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 02:00:27 ID:HNEzACSi
映画を撮りおわった後の現像所での画像調整に掛けられる金額を比べてみたら やはり手間とお金の差だったりする。アメリカ映画にとって映画撮影というのは 単に「編集素材をとにかく沢山得ておく場」でしかないので仕上がり気にせずとにかくフィルムをガラガラ回す。 結果、現像所に突っ込んでそのまま上がってきたフィルムを見ると、かなりレベルが低い。 カットごとに明るさが違うなんてザラ。酷いときは色まで違う。 同時に回しているはずの複数のカメラの画像で明るさが違ったりするというお粗末さ。 日本で同じ仕上がりを出したらカメラマンは間違いなくクビ。そんな技術的にムチャクチャな仕上がりのフィルムを あれだけの画像に仕上げるために、あちらの大作では日本の低予算映画一本分くらいの予算が注ぎ込まれる。 一方、そんな予算がない邦画では現像所で調整をする前に、ある程度以上のレベルである事が要求される。 多分、調整前のフィルムを見比べてみたら誰もが日本の方が技術的に上だと思い込むだろう。 ところが日本では長くて一ヶ月半、アメリカでは長ければ半年の調整を経て比べると大逆転が起こっている。
22 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 02:22:26 ID:atyOabAV
>>21 >あれだけの画像に仕上げるために、あちらの大作では日本の低予算映画一本分くらいの予算が注ぎ込まれる
編集する段階で、色調整や部分的な明るさの調整を行っているという意味?
23 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 02:35:33 ID:HNEzACSi
>>22 そう。
正確に言うと編集とは別の作業になる。
エディターが編集に専念する一方、撮影監督と現像所の担当者が細かく調整を行う。
最近ではビデオのように自由な調整がフィルムでも出来るようになった。
例えば芝生の上に主人公が立っているカットがあったとして
主人公の肌色や服の色に全く影響を与えないまま芝生の緑だけをグッと鮮やかにしたりできる。
範囲を指定すれば一部の芝生だけを調整出来る。
コストが高いので日本ではまだ大作の一部でしか使えない技術だが
アメリカ映画ではかなり予算的にきつい作品でもこの技術を使う事が可能だったりする。
24 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 03:45:51 ID:atyOabAV
>>23 なるほど。そこまで丁寧とは知らなかった。
とすると、邦画における照明が平板で深みがないといった批判は、このような作業で解消される場合もあるということだろうか?
ともすれば、照明機材の貧弱さ、監督の気まぐれに付き合うために一律な光の当て方をしておく、といった問題点が指摘されがちだが。
このような色味の調整は専用の装置があるのだろうか?
使いこなすのは誰でも出来るものでもないのだろうか?
もし装置があるのであれば、装置の使用料、色調整するスケジュールが設けられていないといった問題があるのだろうか?
質問ばかりで申し訳ない。ご存知でしたら回答を乞う次第。
25 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 04:40:00 ID:HNEzACSi
>>24 >邦画における照明が平板で深みがないといった批判は、このような作業で解消される場合もあるということだろうか?
批判はともかく、原因は解消されている場合がちゃんとある。
リメイク版の日本沈没ではそのDIという技術がかなりの効果を上げている。
Before→Afterを見比べる機会があったら驚くと思うよ。
>監督の気まぐれに付き合うために一律な光の当て方をしておく、といった問題点が指摘されがちだが。
そんな話は聞いたことがない。スーさんと浜ちゃんのアドリブを絶対に逃がしたくないので
釣りバカシリーズではそういう光にしておくという話は聞いたことがあるが。
今の邦画のフラット気味な照明はセッティング時間の短さが原因だと思う。
昔の映画撮影の照明はハードライトと呼ばれる照明をだけを使っていた。
ハードライトというのは機材の名称ではなく技法の名称。
ライトのレンズが役者から直接見えるような状態でライトが当てられる。
これは快晴の日の太陽と同じ性質の光になるので影が生まれやすい。
影が生まれやすいって事はイコール余分な光を切りやすいという事だ。
役者に当てているライトの背景に当たっている部分が簡単に切れて
役者のライトだけを独立して調整する事が出来る。
ただ、問題点は太陽光を模したライトなどはリアルに再現できるが
影が出来る筈のない日陰のなどの場所まで影が出来ちゃう事だった。
フィルムの再現能力が上がった今ではこういう照明技法は通用しない。
26 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 04:41:19 ID:HNEzACSi
今では太陽光なんかは昔と同じハードライトだが、 太陽光が当たってない場所や蛍光灯の部屋などではソフトライトを使う。 ライトの前に和紙のような紙や薄手の乳白フィルターなどを貼りライトを当てる方式、 白い発泡スチロールの板にライトを当てて照明する間接照明の方式がある。 ライト前に貼る方式では、紙をどんどん大きくしてライトから離せば光はそれだけ柔らかくなる。 曇りの日の太陽光と同じ性質の光で、影は出来にくい。 と言う事は、余分な光を切りにくいので先に述べたような「役者のライトだけ」という処理がしにくくなる。 やろうとしたら大掛かりな「切り込み作業」が必要になる。 その時間が無かったら全体的にフラットな照明になるしかない。 「何だかわからん」な人に例題。ただし、西日や朝日が部屋に差し込む人限定となる。 部屋の奥にまで光が差し込んだ状態で窓のそばに立ち、奥の方にある化粧品の瓶などの光を切ってみよう。 化粧品の瓶に近寄る事は不可。そこはカメラに写っていると仮定する。 晴れの状態なら化粧品の瓶と同じ大きさの切りがあれば十分だと思う。 では光の差し込まない時間帯や曇りの日では? 窓辺で化粧品の瓶と同じ大きさのものを翳したって、瓶には何の影響もない事に気付くだろう。 カーテンを閉めてやっと影響が出るくらい。が「カーテンを閉める」は正解とはならない。 真っ暗では撮影はできないもんね。 >このような色味の調整は専用の装置があるのだろうか? >使いこなすのは誰でも出来るものでもないのだろうか? DIと呼ばれるのがそのシステム。日本ではイマジカなどにあり、高額の設備使用料が必要になる。 物凄く操作が複雑なので専門のオペレーターが付く。
27 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 05:43:46 ID:atyOabAV
>>25 >>26 詳しい説明に感謝します。
「デジタル・インターミディエイト」でググってみましたが、現場を知らない素人ではなかなか理解しにくい世界w
DIを使えば、部屋の奥にある瓶だけを明るくすることも出来るのだろうか?
「監督の気まぐれに付き合うために一律な光の当て方〜」は、スタッフ同士の連絡調整が不十分な現場での話だったように記憶している。
なので、取り上げるのは不適切でした。
DIの使用料を安くすれば普及して邦画の画も良くなるのに、と考えるのは素人だけかなw
28 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 10:24:05 ID:CR/FrXrH
ブラックレインが引用されていたが、DIだけで解決する問題じゃないだろう 邦画の場合。 例えば2000年前後に一定数輸入されていた韓国映画の映像が DIを施していたかと言えばそうじゃないだろう。 それでもルック的に内容にそぐわないことも無かったし、イケてないということも無い。 邦画を観ていて、ルックさえ良くなればいい映画なのにと思えるもの自体が ほぼ無いに等しい状況なのをどう考えるか。
29 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 10:33:05 ID:zCUuMFr6
>27 > DIを使えば、部屋の奥にある瓶だけを明るくすることも出来るのだろうか? できるよ。 「ロード・オブ・ザ・リング」の一作目で、中庭かなんかでみんなが 会議やってる場面あるじゃない。 あれ、指輪の置かれた台の周辺だけ微妙に明るくしてる。 あとわかりやすいのは「アメリ」かな。 ほとんどピーカンの空の下みたいな映画だけど、 撮影時はほとんど曇り空だったそうな。 それをDI通してカラータイミング完全に作り替えちゃってる。
30 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 11:01:04 ID:TH42O4HP
>>28 >邦画を観ていて、ルックさえ良くなればいい映画なのにと思えるもの自体が
>ほぼ無いに等しい状況なのをどう考えるか。
ほぼ無いって状況なのか?
俺は、田舎に戻ってから、映画を見る機会が減ったけれど、
ほぼ無い状況だとは思わないけれど。
どのぐらいの日本映画を観てそう言ってるのか分からんが。
気にある映画だけしか観てないから、俺はそう思うのかもしれないけれど。
これは制作サイドと観客サイドの見せたい映画と見たい映画のズレの大きさによるところが大きいよね。
観客が悪いとは思わないけれど、日本映画の内容に関しての批判を聞いたり読んだりしてると、
日本が舞台で日本人が演じてる映画ってだけで、もう評価の基準が高くなりすぎてるよう気がするけれど。
31 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 13:35:58 ID:kiW634Ot
「三丁目の夕日」なんかは、バランスが悪い映画の典型だな。 原作からしても、CGの9割以上は昔の書き割りセットで十分だった。 子供の目線を考えて、ポイントをしぼった画面づくりをすれば、 同じ予算で、もっとまともな映画にすることができた。
32 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 14:14:05 ID:gBrsgZ98
どう見ても「当時の風景を出来るだけ多く観客に見せる」が主眼となっている映画に 何をポイントを外しまくりの事を言っとるんだね? 「観客はドラマを見に来ているのであって昔の風景を見に来ているんじゃない」と 時代物の美術費用なんかをケチる老害プロデューサーと同じ発想だな。 映画の見せ物としての側面を無視しちゃ駄目だろ。
33 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 17:02:15 ID:97fUT7ZV
>>32 まぁ、確かに「三丁目」はドラマを見るための作品ではなかったなw
「懐かしい〜」も興業が成り立つ重要な要素なんだろうね。
自分も「懐かしい〜」の感情を持つ歳になったということかorz
34 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 19:56:14 ID:HNEzACSi
>>27 DIに関してのメイキングが収録されているDVDがちゃんとある。
知っている限りでは『小さき勇者たち・ガメラ(メモリアル・エディション)』と
『ロード・オブ・ザ・リング(スペシャル・エクステンデッド・エディション)』。
他にもあるんじゃないかと思うが、この二つ。
当然、専門家向けじゃないので説明は分かり易いと思う。
>>28 >>21 にはDIのデの字も書いてない筈だが?
DIは「あちらではこんなに手間とお金を掛けている。最近ではDIという方法もある」
という文脈で出したに過ぎない。現像所における画像調整の時間の差は昔からある。
高間賢治の書いた本だったと思うが、ゴッドファーザーの現像を担当した技術者が
冒頭の室内シーン(娘をレイプされた父親が復讐を願う場面)の話をしているうちに
ガラスの机を指差しながら「奴(ゴードン・ウィリス)はこんなネガを寄越しやがったんだぞ!
俺たちがどんなに苦労したと思ってるんだ、糞ったれめ!」と怒り出す話が書いてあった。
「ガラスの机のようなネガ」というのはつまり、極端な露出不足で何も写ってない状態の事だ。
その場面のセッティングの写真を見る限り、光量は十分にある筈だ。露出のせいとしか考えられない。
だが、仕上がりを見る限りは落ち着いた良いトーンに仕上がっているし
無理に増感して粒子が荒れた印象は全く感じられない。
ま、DIが生まれる以前からアメリカ映画はラボの高い技術力に助けられていたって事だ。
日本でも同じ事くらいは出来る技術はあるだろうけど、こんな強烈なケースは聞いたことがない。
35 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 21:36:32 ID:ncqlh+fB
ロード・オブ・ザ・リングは殆ど全編手を入れていたみたいだよ。 芝生は鮮やかな緑になるように、洞窟内では顔色が沈んでしまうから顔だけを明るくしたり。 金があればこれだけ出来るのかと思うけど、3部作を一気に撮影することでコストを節約してもいるんだよね。 モブはスタッフやニュージーランド軍の協力を仰いだりエキストラかき集めたり(エルフ役は美形で長身とか選別して)。 個人的に、邦画の場合、役者の演技が画一的で面白みが無いように感じるんだがね。 女性の悲鳴はみんな一緒、泣き声もみんな一緒、なんつーか、わざとらしくて詰らない。
36 :
名無シネマさん :2007/09/17(月) 22:21:00 ID:wulJCxeO
無理やりにでも100億ぐらいつぎ込めないのかな? コケるのが恐いのか、100億ひねり出す事もできないのかな? 金掛けたら売れる!!って訳ではないけど、、、、。
37 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 02:09:11 ID:pZYieCeB
宣伝費90億。本編10億の映画を作りそうだ
38 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 03:23:30 ID:pJ7vLCnG
日本映画ってどうしても弱腰だからね、特に資金関係にはね。 安く仕上げてがっぽり儲けることしか頭に無いと思われ。
39 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 03:49:33 ID:hME54Swi
ロードオブザリングよりも釣りバカ日誌の方が映像的に上だからなあ。 そんなもん例に出されてもしょうがないよ。
40 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 05:12:51 ID:9Wz0bGug
>>25-26 フィルムの性能は変わって(向上して)いるのに現場の余裕がなくて使いこ
なせないということですかね。現像・DIなどの後処理もアメリカ映画などの方が
余裕がありそうですし・・・。
逆に言えば、少ない予算でもそこそこの画面を作ってしまうという費用対効果の高
さでは日本の映像産業は世界一だと思いますね(代償は現場の過重労働ですが)
>>33 三丁目はあれぐらいユルい方が逆に観客が入るわけで、それに「ドラマがない!」
と怒ってみせるのも大人げないような気がしてきた。
>>36 回収できないものに予算を突っ込んでも無意味。
41 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 06:31:14 ID:E6DbptbQ
ハリウッドは海外興行やTV放送、ビデオ化まで見越して予算を確保する。 邦画は国内興行だけで元を取ろうとするから予算を確保できない。 予算を確保できないから十分に作りこめない。 映画なんて金のかかるものを国内だけで売ろうとすれば限界があるってことだねえ。 とはいえ、海外に売るにも邦画はなかなか一般受けしないらしいので。
42 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 08:06:25 ID:AHYvVHCT
>39 全世界的にお前みたいなのの方が少数派なんだから、 お前の「しょうがない」は「誰にも理解されなくてごめんなさい」 でしかないぞ。
43 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 15:08:36 ID:UXOZBB0n
邦画、話がスケール小さくてどうでもいいよな。 スーパーがどうした、思い出がどうした、就職がどうした、 全く引き込まれない退屈さ。 明日の記憶とか「北の零年」「誰も知らない」みたいな興味あるテーマの物もあるが。
44 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 15:16:14 ID:hME54Swi
>>42 ほお、キミはロードオブザリングと釣りバカの映像がどちらが上か、
世界中の人に聞いてみたと主張するんだね?
45 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 20:32:29 ID:nXLGSXfs
釣りバカの最終作もアカデミー賞取るかもしれないでしょうが!!
46 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 20:42:43 ID:kDN5W6yA
>44 聞いてみなけりゃ判らないのがお前の限界。 いいからカットごとにくるくる変わる露出と揺れまくりのフレームを楽しんでろ。
47 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 20:48:19 ID:A/wPckrJ
48 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 20:52:54 ID:hME54Swi
>>46 はあ、釣りバカ観とらんね。観ないで言ってるキミの負け。
49 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 21:12:28 ID:e6T6WKhD
本物の釣りバカが現れましたね。
50 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 21:18:57 ID:rh77aWGp
スレ住人が釣られたというオチ ・・・ジャンゴ観てきたけど、恵まれたキャリアを誇る栗田氏でさえ どう見ても邦画の画しか撮れてませんけど、あれでいいので? おまけにDI施してるといっていいカラコレ(タイミングじゃない電気処理)を して散々な事になってましたけど、ああいう事でも普通のラボ仕上げより DI施した方が邦画の画が良くなるとおっしゃるので?
51 :
名無シネマさん :2007/09/18(火) 21:20:06 ID:JxnGspl2
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|うまいねぇシパシパ |
|
>>49 さんに座布団一枚! |
\_ ________/ ∧_∧
|/ ∧ ∧ (´∀` )ヤッタ!
∧_∧ ナカナカヤルナ[ `w´] (o o) ∧_∧
( シ中シ) ヽ/ | ( )( ) (^ω^;T)負けてられないお
( ⊃/ (__∪∪) < ̄ ̄ ̄> (o o)
┏━━━┓ < ̄ ̄ ̄> < ̄ ̄ ̄> ( )( )
┃ 焦点 ┃ < ̄ ̄ ̄> < ̄ ̄ ̄> < ̄ ̄ ̄>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
52 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 07:45:47 ID:QEyLi2fI
>50 DIは実はプロダクション・デザインと密接に連携していないと宝の持ち腐れ。 映画のトーンとルックを完璧に把握出来ていればこそ、 「色」や「明暗」を指針を持ってコントロールできるんだから。 そういう意味では「ジャンゴ」みたいな完全作り物の世界って、 DIで補正しやすい世界の筈なんだけどね。 監督のゴッタ煮指向が裏目に出ちゃったか?
53 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 08:03:17 ID:1ILOpsYF
日本人だけ相手には売れてるからいいんじゃないんですか 海外興行成功なんて夢だよ そんな映画文化がないんだから 天才現るとか奇跡がおきないと 無理 映画はアメリカの一人勝ち ロシア映画もドイツ映画もフランス映画もイタリア映画も ぜんぶ負けておる
54 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 10:07:39 ID:oRn9D7lO
てか、オフ・ハリウッドの「アメリカ映画」も負けてるんだけどなw アメリカ土着の映画をアメリカの観客向けに作りたいだけの作家たちは 「映画=世界向け商品」が前提となっているシステムの中でものすごい不自由を感じている。
55 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 10:17:41 ID:1ILOpsYF
>>54 いや、そりゃそうでしょ そういう意味も含めて言ったんだが
映画文化の分厚さが違うよ 優秀な人材集まりまくりだろ?俳優から監督まで
そのうえ非アメリカ出身の映画監督だって集まるし
日本はなんとかサブカルチャーアニメでくらいしか勝てるわけないんだから
それすらも最近の国内アニメの極オタ低質化、外人監督にもアニメ作れる人が出てきて将来ピンチだしね
56 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 11:17:31 ID:oRn9D7lO
含めたつもり≠含まれている
という事だな。
正直、
>>53 のどこに含まれているのか俺にはサッパリわからん。
大事なのは「文章にそれが含まれているか否か」だ。
「どんなつもりで書いたか」は全然関係ない。
57 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 15:02:29 ID:9A+lOV5t
ゆるーい感じの邦画は成功してるような気がする。 亀は意外と速く泳ぐとか。 緻密さは要求されないしチープさも気にならないし まさに邦画向けの題材と言えるかも。 これが海の向こうではアメリになったりするのかな? アメリ見てないから分かんないけど
58 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 19:36:04 ID:1ILOpsYF
>>56 おまえは単にいちいち突っかかりたいだけだろw
日本は映画文化が乏しい 映画はアメリカの一人勝ち
これだけで十分
おまえのさ、その一人で勝手に穿ってとにかく人の意見を否定してみたいだけ
ってのがどうかと思うが?
59 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 20:35:01 ID:oRn9D7lO
>>58 否定されても仕方なかろ。
言っても無い事を「含めた」とか嘘ついてるんだから
少なくともその部分に関しては否定するさ。
嘘じゃないと言いたいなら、どの辺で「アメリカの映画界の二重性」に触れてるのか教えてくれ。
とりあえず複雑な話をする時に言葉を惜しむな。
惜しんで突っ込まれたなら言い訳するな。
それが面倒なら黙ってろ。
60 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 20:48:08 ID:4kY01bMB
61 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 21:20:48 ID:tI23yQ4o
二匹目のドジョウ狙いすぎ しこふん、ウォタボイ、スイガー、フラダン あげ出したらきりがない
62 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 21:26:20 ID:TUOn+JTJ
日本には映画のための俳優、女優がいないと思う。
63 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 21:55:44 ID:iq9XqrL8
仕事選ぶと干されちゃうんでないの
64 :
名無シネマさん :2007/09/19(水) 22:50:56 ID:1ILOpsYF
>>53 では「ハリウッド映画」と言明していないのに
勝手にハリウッド映画だけを言っている って妄想解釈しているのはなんなんだよ?
ハリウッド、オフ・ハリウッドと53では区別していない 敢えて
勝手にハリウッド映画だけを言っていると決め付けてるんだろ?
そういうのがムカつくんだよ 俺は「映画」と言ったんだよ
65 :
名無シネマさん :2007/09/20(木) 00:59:32 ID:6kXRRdFv
演技がわざとらしい。 例えば刑事、侍、兵士の演技とか。普通絶対こんな挙動しないよ。
66 :
名無シネマさん :2007/09/20(木) 02:35:35 ID:R7tg6QN6
>>53 >>58 >>64 (1)劇場用商業映画はアメリカの独り勝ち。これは世界最高の商業映画のノウハウを
持つ国なので当然。アメリカ国内のオフ・ハリウッド映画もその余禄で作られているに等しい。
(2)それ以外の国は、せいぜい「国内市場向け」「周辺国市場向け」「海外の映画祭向け」
程度で生き残ればそれでいいのではないだろうか?
(3)観客も映画の原産国と無関係に自分の好きなものを観ればそれでいいのではないか?
(4)どうしても「自国の劇場用映画の保護が必要だ」というなら、行政がお金を出せば?
ちなみに大半の国はそうしている。経済学的には自由貿易の利点を失う愚策だが、
国民の「自国文化が滅びてもいいのか」という問題意識まで葬ることは出来ない。
んで、今の日本映画は(2)でまあまあやっている(TV局映画がヒットしているだけとか、
玉石混淆で大半の作品は赤字とか、スタッフは過重労働で瀕死とかいう問題は別にして)
あんまり日本映画の盛衰とかそういうものを語ることに意味があるとは思えない。昔の作品も
衛星やDVDをきっかけに細々とではあるが新しいファンを維持している。
(3)の観点でいえば日本ほど世界中の映画を鑑賞可能な国も珍しいと思われる。
入ってこないものはさほど「面白くない」だけだろう(本当に面白ければ研究者・映画祭ディレクターや
配給屋さんが何かの機会に持ってくる。それでも入ってこないのは単に「面白く」ないのだ)
67 :
名無シネマさん :2007/09/20(木) 12:41:46 ID:jgFfFc5n
今の日本映画は平均年間400タイトルぐらい作られるが少し多すぎるような。 そんなに人材がいるのかね
68 :
名無シネマさん :2007/09/20(木) 18:47:29 ID:s9PDuLa5
IMDbってさ、各国でその映画にどの程度の年齢規制が掛かったかまで書いてあるんだよね。 欧米が暴力表現にうるさいというのは聞いていたけど、細かく見るとほんとに厳しい。 あの「エクソシスト」がイギリスで(99年まで)成人指定だったというから驚いたよ。 刺激的な内容を含んでいるけど、18禁ってこたぁないよな。 邦画が駄目でも映画を観る環境は日本が一番いいんじゃないかって思ったね。 日本人でよかったよ、ホント。
69 :
名無シネマさん :2007/09/21(金) 06:17:11 ID:eVAJdp7Y
400タイトルってVシネマも入れてだよね。
70 :
名無シネマさん :2007/09/22(土) 09:26:20 ID:2JqtjN1s
>>68 世界の映画料金を比べれば、日本は最悪の環境だと思う。
71 :
名無シネマさん :2007/09/22(土) 09:52:57 ID:bJh2LUkg
監督に独自の視点やアイデンティーティーみたいなものが感じられない。 映画に意外性を持たせるより適当命の大切さや友情がどうのとかワンパターンな 青臭いセリフ言わして最後はハッピーエンドで小さくまとまるような さしさわりのないストーリーにしておけば最低限これだけの客は呼びこめれるだろう ぐらいしか考えてないと思う。
72 :
名無シネマさん :2007/09/22(土) 11:35:32 ID:32zKfasb
確かに、1000円くらいだったら見やすいのにと思うときがある。 1800円って、ひょっとしたら外れかも知れんという映画を見るには重い料金だと思うよ。 スキヤキウェスタン・ジャンゴ見に行こうかと思ったけど、 どうにも微妙な出来らしいし、それで1800円払うのはなあ、とね。
73 :
名無シネマさん :2007/09/22(土) 15:23:30 ID:7FgRlOdS
>>67 やっぱり映画を撮りたい人って世間には沢山いるんだよ。製作委員会方式だと
出資社も分散投資するしね。それで何となく企画が成立する。
>>69 一応は劇場公開作品だけで400タイトル。もちろん「Vオリに限りなく近い
劇場用映画」「ピンク映画」「劇場公開された短編・自主映画」まで含めての数字。
>>72 興行界がその辺を改める気がないからどうしようもない。
74 :
名無シネマさん :2007/09/22(土) 16:03:47 ID:GPVNKBOJ
>>35 個人的に邦画の場合、役者の演技が画一的で面白みが無いように感じるんだがね。
女性の悲鳴はみんな一緒、泣き声もみんな一緒、なんつーか、わざとらしくて詰らない
コレまったく同意見だ。自分が見てきたドラマの演技の真似をしているとしか思えないほどに
喜怒哀楽の表現が一緒。
あと普段と映画の中とで髪型が一緒なのもなんか気になる。
75 :
名無シネマさん :2007/09/22(土) 17:04:07 ID:9p3aoIk5
中学生日記の方が面白かったりするからなあ。
76 :
名無シネマさん :2007/09/22(土) 23:48:41 ID:pIrYc57e
>>71 映画が低予算でしか作られなくなってから、監督が独自の視点やアイデンティーティー
を出そうとしすぎて監督のオナニー映画が多かったのも事実。
ごく一部の才能のある監督だけしか成功しない。
才能のない監督が自己顕示に走ると、ろくなものを作らない。
制作者主導だと、そういう博打は打たず映画を商品と割り切って
作るから、結果として命の大切さや友情がどうのとかワンパターンな
青臭いセリフ言わして最後はハッピーエンド、という事になる。
ハリウッドの大作も金掛けてるだけで、制作者主導の商品でしかないけどね。
77 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 01:34:29 ID:q9NxWEzr
低予算高利益前提なところがだめだな。 ただでさえイメージだけでも安っぽさが滲み出ているのが日本映画なんだから 金をかけて少しでも高級感を漂わせる演出をしないとな。 外人を使わずに日本人だけでやろうとする鎖国的な感じも改善の余地有りだな。 日本映画も世界公演前提で映画作らなきゃ駄目だろうに・・・。
78 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 01:39:28 ID:1+P06kuj
カンヌ目標の映画くらいあるじゃん。 って事は一応、世界公開前提はあるわけだ。良かったね。 「そうじゃなくて娯楽作品とかもさぁ」と言いたいのなら 「何のためにそんな無駄なことを?」と聞きたいが。
79 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 01:42:23 ID:1+P06kuj
あぁ、無駄じゃなかったか。ゴメン。 ちゃんと世界公開前提で映画を作れば日本映画界はもっと好況になるし かなり簡単に世界に通用する娯楽作品を生み出せると思うよ。
80 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 01:54:40 ID:zpTntZdO
HEROは韓国公開を視野に入れて作ってるのは 確かだな。
81 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 07:33:29 ID:j1U0mk+Z
>>76 >監督が独自の視点やアイデンティーティーを出そうとしすぎ
それにもいくつかパターンがある。
(1)にっかつロマンポルノのように「お金がない代わりにエロされ入れれば
好きなようにやっていい」ということでプロデューサーがそういうものを積極的に許容する。
(2)「とりあえずスターが出ていればいい」ということでプロデューサーが
作品を管理できず監督を放置(Vオリ系低予算映画によくあるパターン)
(3)(1)(2)の混同型として、発注元のメーカー・製作委員会側のプロデューサーが映画のことを何も知
らず、下請け側のPが「じゃあ好きなように撮っちゃえ」と監督をケシかける。
(4)監督が自分でプロデューサーを兼任。自主制作などは完全にそう。
>制作者主導だと、そういう博打は打たず映画を商品と割り切って
>作るから、結果として命の大切さや友情がどうのとかワンパターンな
>青臭いセリフ言わして最後はハッピーエンド、という事になる。
それが今のキー局主導映画でしょう? それとハリウッドはさすがにそんなに単純な
場所ではないよ。いかにもハリウッドなそういう映画はドン・シンプソンや
ブラッカイマーぐらいでしょ? 大作でも捻ったものが多い。
あそこは昔からプロデューサーシステムの中で監督がいかに自分のやりたい方向に持
っていくかという戦いの場所ですからねえ。
82 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 07:42:21 ID:j1U0mk+Z
>>77 >低予算高利益前提なところがだめだな。
なんで「だめ」なの? 予想される公開規模・二次利用収入から逆算して映画を
作るのは当然のことでしょ? 赤字で仕事しろとでも?
外人云々だと、日本にシステムの違う外国人を呼んでも余り意味がないってだけだよ。
最近は台湾の撮影監督や韓国人の監督を呼んだりもしているけどね。
>>79 「邦画で世界制覇」なんか幻想なのにおまえらも飽きんな。相変わらず「閉鎖的な
日本映画界」の幻影を追っている。そんなものは90年代後半以降のここ10年
余でほとんど崩壊したのに。
83 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 07:50:56 ID:2PSIw7/D
84 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 10:54:01 ID:1xrqz4NS
>>83 侍もそうだが、
刑事だって兵士だって、日常生活で目にすることは殆ど無いわな。
85 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 12:28:11 ID:wxuRqtoW
日常生活で目にする事の無い侍を「侍でございます」と表現する手法が、 今の日本映画では画一化され過ぎてる、ということでしょ。
86 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 21:29:07 ID:1+P06kuj
>>82 >「邦画で世界制覇」なんか幻想なのにおまえらも飽きんな。
ところが幻想でも何でもないんだな、これが。
「世界向けの映画を作る」という本当の意味を理解していれば難しくも何ともない。
そして、現実の日本映画界がそれをしないのは、夢を見ずに「本当の意味」をちゃんと理解しているからだ。
「世界向けの映画を作る」というと、例えば金と手間を掛けて「七人の侍」を作る事を夢見るかも知れない。
どちらかと言えば、そういうパターンを思い浮かべる人が多いだろう。だが、それは間違いだ。
「世界向けの映画を作る」というのは「七人の侍」ではなく、例えば「ラスト・サムライ」を作る事を指す。
主役はハリウッドのスター、台詞は英語、テーマも価値観も日本のそれではなくアメリカのそれに倣う。
要するに日本映画界がハリウッド映画界の下請けになるという、屈辱に甘んじる事が出来るなら
日本映画が娯楽映画の世界でも、それなりの地位を占めることは意外に簡単だったりする。
「呪怨」を思い出してみるといい。主役をアメリカ人に変えただけで
日本人スタッフが中心となって撮影された映画は、簡単に世界向けの商品となった。
ニュージーランドの映画界を見たらもっと分かり易いかな。
同じ英語圏という強みを活かして「ハリウッドの下請け工場」になることを受け入れたとたん
あの国の映画界はそれまでの不振が嘘のように大きく変貌した。設備拡充が間に合わないくらいにね。
そして屈辱に甘んじるのは映画界内部の人間だけじゃない。
いつだって主役はハリウッドのスターで、日本人はいつも引き立て役。
台詞は基本的に英語で日本公開版には字幕か吹き替え版がある。
そして描かれる日本は「外からの視点」に合わせた現実味のないものばかり。
そんな「日本映画」を見せられて観客が満足できるなら「邦画の復活」なんてすぐの話だ(w
87 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 23:28:12 ID:zpTntZdO
韓国のD−WARSは、全米で2000館以上で上映され 第1週は全米5位の成績だった。
88 :
名無シネマさん :2007/09/23(日) 23:42:49 ID:kIp3DJL9
東洋人キャストのみで同じ成績なら快挙だが。 どれだけのアメリカ人が韓国映画と知った上で見てたのやら。
89 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 01:37:05 ID:0O3G//bO
>>86 屈辱云々は余り関係ないと思うよ。日本映画がハリウッドの下請けにならないのは、ロケ地
として日本を使う意味がほとんどないからでは?
カナダはアメリカの都市部にも郊外にも見立てられるし、ニュージーランド・オーストラリアは広大な自
然を活かしてどんな設定にもセッティングできる。街並みもアメリカと言い張れる。
イギリスや欧州もスタジオセットやオープンセットにエキストラを撒けばアメリカやどんな時代にもなる。
どうせ同じ白人だし。古い建造物や街並みを活かしてコスチュームプレイの時代物も撮れる。
(この辺はマカロニウエスタンの時代と感覚は同じ)
アメリカ人は欧州に憧れている人が多いから観光映画として現代もののロケ先にも選ばれる。
タイやフィリピンは「南米」「ベトナム」に見えるからハリウッドも使うってだけ。
しかもアメリカ人はあの辺をいまだにアメリカの植民地ぐらいにしか思っていないので、
現代ものアクション映画のロケ先になっても余り違和感がないみたいだし。
日本でもハリウッドがちゃんとお金を出せば仕事したい人は沢山いると思うけど?
「日本はロケしにくい」とかはむしろ枝葉末節の話だと思うし。
ハリウッド映画で日本でロケする必然性がある? ないから使わないだけだと思うよ?
「呪怨」は一瀬氏が清水崇の起用を強硬に主張したから「じゃあいっそ日本を舞台にして同じ
ことをやればいい」というので日本で撮ることになっただけでは?
90 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 01:54:39 ID:0O3G//bO
>>86 >>78 にもあるけど、「世界向けの映画を作る」が映画祭向け映画の意味なら今の日本にもいくらで
もあるしねw 日本の珍品が欲しい映画祭ディレクターやバイヤーなんかいくらでもいるし。
でも娯楽映画が興行的に世界を制すなんてのはやはり無理でしょ。
北野・三池・黒沢とかも向こうの映画オタクに受けてるだけだしな。リメイク権が
売れるのはパイロットフィルム(企画書)の代わりに映画の現物が買われるってだけ。
>「日本はロケしにくい」とかはむしろ枝葉末節の話だと思う
これは仮に「ロケがしやすく」なっても日本ロケがそんなに恒常的になるとは思えないという話ね。
ただこれもお金を払えば態度が変わるところも多いと思う。
日本の映画・ドラマは値切るでしょw ちょっと高い値段を言えば「ケチで貸さない方が悪い」
みたいに言われるし。そら値段が上がれば考えも変わるさw
警察も役所も国家の財産である道路を預かってるんだからたかが映画のために道路なんか封鎖しないよ。
逆に海外ではなんで道路封鎖が出来るのかそこが不思議だね。
91 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 01:55:58 ID:uJkOUWLI
>>89 日本が舞台となる映画なら日本でロケする必要はあるだろう。
『ミスター・ベースボール』という映画を知ってると思うが
あれは殆ど日本で撮影している。
実はあの映画は日本の映画人が無報酬で多数参加しているんだが
その殆どが日本発のハリウッド映画の可能性を探るためだった。
結局は『ミスター・ベースボール』が振るわなかったのと
そんな映画を作ったところで日本映画の地位がどうなるわけでもない
という事を悟ったために多数の企画が没になって終わった。
ハリウッド映画に於いては日本はただ背景であることと
主人公を際だたせる異人種以上のものを求められてないという事が
多くの企画を詰めていく段階で明確になってしまったからだ。
92 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 02:12:23 ID:0O3G//bO
>>91 >ハリウッド映画に於いては日本はただ背景であることと
>主人公を際だたせる異人種以上のものを求められてない
それがまさに「日本でロケする必然性がない」ってことだと思いますよ?
どんな場所にも時代にもセッティング出来る国の方がロケ先として便利。日本はそういう国
ではないから下請け仕事もほとんど来ない。
企画としてもオリエンタリズムをウリにした内容しか設定できない。そんな企画
を無理してハリウッドが撮る理由はないし、日本側から提案する意義もないってこと
でしょ? たまに「ロスト・イン・トランスレーション」とか撮って帰るだけ。
リップサービスとして「日本で撮りたい」と言ってくれる監督やスターは沢山いるけどね。
一瀬さんが「MI3が日本で撮れなかったのは日本人の頭の堅い役人が道路使用許可を
出さないからだ」とか怒ってたけど、逆に言えばオリエンタリズムの味付けが
欲しいだけの映画に日本人がそこまで協力する必要あんの、って話でもある。
93 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 02:23:19 ID:uJkOUWLI
>>90 >逆に海外ではなんで道路封鎖が出来るのかそこが不思議だね。
管理者が自分の役割を心得てるからな。
あちらでは官民ともにセコい所有者意識を振りかざす人間が少ない。
たぶん
>>90 氏は海外のロケにものすごい夢を見ているんだと思うが
大都市の大通りでの大規模なロケとかでない限り
道路を封鎖したりしてもそんな大金は取られない。
ちゃんとした計画書を添えて許可を申請すれば日本並みの金額で済む。
なぜそんなに安いかと言えば無許可で撮影して事故を起こされるより
使いやすくして撮影を管理した方が得策という考え方なんだな。
「道路を預っている」と口では言いながら実際には
金を取ることばかり考えているような連中とは出発点が違う。
不勉強な担当者ばかりの日本と違い、本当に撮影の事に詳しい担当者ばかりなのに
日本より安い場合が多いのは本当に不思議だが。
94 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 02:34:38 ID:0O3G//bO
>>93 >たぶん
>>90 氏は海外のロケにものすごい夢を見ているんだと思うが
別に夢なんか見てないよ。純粋に不思議なだけ。
>不勉強な担当者ばかりの日本
いや、だからなんでたかが撮影のために勉強せにゃあかんの? そんなの
警察や役所の仕事の優先順位としては全然低い。
恐らくは欧米と日本の「所有」「私有」「公共」意識の違いということなんでしょうけどね。
欧米では道路・公園・施設はパブリックなものという意識が強いんだろうね。
それは別にして日本の映画屋・TV屋みたいにヤクザな奴にはやっぱ貸したくないよ(笑)
ひどい奴はいまだにひどいもん。
95 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 02:39:44 ID:uJkOUWLI
>>94 >いや、だからなんでたかが撮影のために勉強せにゃあかんの? そんなの
>警察や役所の仕事の優先順位としては全然低い。
仕事だから。それ以上の理由が必要か?
優先順位が高かろうが低かろうが仕事である以上知識くらい仕入れるだろ、普通。
勉強したくない。面倒は嫌。でも金ちょうだい。
乞食かよ(w
96 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 02:48:25 ID:0O3G//bO
>>95 やっぱり分かってないな。撮影なんか客観的にはたかが私企業(映画屋・TV屋)の金儲けなんだよ。
そんなことに役人や警官が労力を使う必要なんかあるのか? しかも道路を封鎖
すれば苦情電話はどこに掛かってくると思っているんだ?
釣りバカや朝ドラみたいな例外もあるけど、地域住民みんなが映画屋を歓迎しているわけではないんだぞ?
そういう「貸してもらって当然」みたいな態度が余計に世間とのズレを生むんだよ。
逆に言えば、欧米ではこの辺はどうなっているのかが不思議だってことでもあるんだけど。
97 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 02:56:19 ID:0O3G//bO
>>95 >勉強したくない。面倒は嫌。でも金ちょうだい。
→撮影させろ。面倒は嫌。カネは値切った方が勝ち。
映画屋の方が乞食だろw 「あちらでは官民ともにセコい所有者意識を振りかざす人間が少ない」
「道路を封鎖したりしてもそんな大金は取られない」「本当に撮影の事に詳しい担当者ばかり」
と言われても、逆になぜそんなに寛容なのかその理由が知りたいぐらいだよ。
日本で「もっと寛容になれ」と言われても、一部(?)の業界人が態度をあらた
めない限りは無理だな。FCが出来て協力的になっただけでも前進と思って欲しい。
98 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 03:05:13 ID:uJkOUWLI
>>96 >そういう「貸してもらって当然」みたいな態度が余計に世間とのズレを生むんだよ。
「警察も役所も国家の財産である道路を預かってる」と口先では言いつつ
言葉の端々から「貸してやる」が滲み出ている態度は何を生み出すんだい?(w
まさに
>恐らくは欧米と日本の「所有」「私有」「公共」意識の違いということなんでしょうけどね。
>欧米では道路・公園・施設はパブリックなものという意識が強いんだろうね。
ってことだな。私企業や個人の金儲けの上前で作ったものを自分の所有物のように思ってやがる。
だから「貸す」という言葉が出てくるんだろうな。
道路を使いたいとき願い出るものは何だ?「借用許可」か?
ただの「使用許可」だろ。
99 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 03:09:14 ID:0O3G//bO
>>98 >私企業や個人の金儲けの上前で作ったものを自分の所有物のように思ってやがる。
映画屋は、
→私企業や個人の金儲けの上前で作ったものを自分のオープンセットのように思ってやがる。
映画屋さん・TV屋さんにもこのあたりに誤解があるんでないかい?
>>99 確かに現場の小役人にハラが立つこともあるだろう。でも映画屋さんもしばしば忘れ
てしまうのは、地域住民みんながロケを歓迎しているわけではないってこと。
(もちろん寅さんみたいなのは除く)
そういう苦情はどこに来るかというと、貴方が目の仇にしている小役人に全部来る。
だからこそ「なんで欧米はそんなに寛容なのか?」が余計に不思議なの。
役人のダメな所を語るスレかよwww 絵に描いたような役人根性丸出しだな。
>>100 >だからこそ「なんで欧米はそんなに寛容なのか?」が余計に不思議なの。
ちゃんと以前に書いてあるが?
管理の行き届かないところで無茶されて大事に至るより
全てを手の内に置いて安全を期す方を選んでいるってだけ。
別に寛容なわけではない。
逆に事前に届け出てない事は何があっても当日許可はない。
これが「管理している」って事だ。
本来なら不思議でも何でもない。
>>101 役人はなぜ「役人根性」になるかキミは分かっている? 役人はエコ贔屓だけは
絶対にしてはいけない建前になっているからだよ。そうなると無難に「それは出来ません」と言うしかない。
>>102 ロケ問題に関せば、映画屋さんTV屋さんに率先して便宜を図る意味って実はあんまりない。
(NHKの朝ドラみたいに自治体ぐるみで受け入れたようなものを除く)
「あそこが使えないぞ」「撮影なんか知るか」という市民様の意向も聞かなくてはいけない。
「欧米はロケに寛容の不思議」というのは、そのあたりをどう処理しているかがよく分からないからなんだけど。
>>103 >「欧米はロケに寛容の不思議」というのは、そのあたりをどう処理しているかがよく分からないからなんだけど。
実に簡単だよ。
苦情を受けるのも仕事のうちと割り切っているだけだ。
それで泣き言を言ったりはしない。
>>102 >全てを手の内に置いて安全を期す方を選んでいる
日本ではいちいち映画屋さんたちのワガママに付き合わないことで安全を期していると
もいえるw 役所はともかく民間で「もう貸さない」ってのはそういう人ばかり。
>>104 >それで泣き言を言ったりはしない。
そんなはずはないでしょうw 欧米のコームインのモラルなんか別に高くないもん。
貴方は否定するだろうけど、欧米は警察も役所もロケビジネスと割り切ってるだけだと思うよ。
「使用料もあんまり高くない」のは「安くしてどんどん借りてもらおう」ってだけでしょ。
向こうは自治体の自主財源としてそういうのも期待されているみたいだしね。
アメリカでも「大切な道路を映画なんかに貸すな」「通れないだろ」という批判は結構あるらしいよ。
106 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 08:19:30 ID:kQCz/7KE
なんだここ、映画のこと書けや。 小役人は死んでろ。ファビョるなウジ虫
人止めしてる制作部の若い奴らの態度もヒドいもんな。 当然のように「撮影やってるから止まれ」ってさ、 道路仕様許可をもらってても、通行を妨害する権利はないんだから、 せめて、お願いします、って一言いえよ。 あれじゃ反感かうよ・・・
道路仕様許可→道路使用許可
>>107 ウダウダ書いてきたけど、日本で役所でも民間でもロケに非協力的なのは「映画屋TV屋のワ
ガママにいちいち付き合えない」ってそんだけだよ。民間は「もう貸さね」で済むけど、役所だと「小
役人が意地悪する」というネタにされてしまう。
それでも観光などが目当てで「来て欲しい」という自治体や民間も多いから、双方の繋ぎ
役としてフィルムコミッションが流行ってきたわけですけどね。
映画・TVの影響力ってやはり大きいですし。とくに映画やドラマだと二次利用で何度
も観てもらえる利点がある。ホテル等がタイアップに応じるのもそれが目的。
TVの情報番組だとロケ先が逆にお金を払うことも珍しくないみたいだな。朝ド
ラや大河もロケ先の方が「来て欲しい」と熱心(もっともロケ先の方が「来て頂く」側になると、
制作側の態度が妙にデカくなってこれはこれでトラブルの元になることも多い)
これは皮肉でなく、文句を言うよりはロケ先に歓迎されるような作品を頑張っ
て作った方がいいと思います。まあロケ先潰しはむしろTV屋に多いので映画屋
さんはトバッチリだとは思うんだけどw
110 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 15:04:17 ID:4bkKMzK2
>109 > 借りる権利が当然あるものを「ワガママ」と言ってしまう役人体質そのものを > 指摘されてる事にいい加減気付け。 「面倒は嫌だから許可したくない」って言ってるだけじゃん。 面倒を片付けるのが仕事のくせに。
111 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 15:06:17 ID:4bkKMzK2
いかん、引用符いらなかった。
>>110 >借りる権利が当然ある
そんな優先的な権利なんか「ない」よ。道路も施設も国民と地域住民の利用が最優先。道路
やハコモノは映画屋さんTV屋さんの金儲けのために作ったものじゃないんだよ。
>面倒を片付けるのが仕事のくせに。
具体的には「役所は苦情も処理しろ」ということか? 住民に「地元民よりも
私企業の金儲けに協力するのか?」と言われて反論できるか?
「文句を言うよりはロケ先に歓迎されるような作品を頑張って作った方がいい」
ってのはそういう意味も含むんだけど。
仮にアンタらがホンモノの映画屋だとすれば、そんな思い上がった本音(役人は俺たちに
協力して当然)を持っているようでは駄目だな。民間の個人・企業だと「貸さないよ」「こんな
撮影の仕方は許さん」とハッキリ断れば済むからラクなんだけど、おまえら断った民間人にまでウジウジ言ってそうだなw
てーか、自分が貸してるような気分になってるのは問題じゃないか? 無意識にそう思ってる様子が滲み出てる。 自分が管理してるだけの物という自覚がないのは 保険金使い込みと根は全く同じじゃないか。
>>113 >自分が管理してるだけの物という自覚がない
逆。「自分が管理してるだけ」だからこそ貸し出しに慎重になる。というのは、役所は
地域住民の苦情に実はとても弱い。議員とか使ってくる人もいるし。
「地元民よりも私企業の金儲けに協力するのか?」と言われて反論できるかというとできない。
だから「文句を言うよりはロケ先に歓迎されるような作品を頑張って作れ」となる。
あるいはNHKの朝ドラ・大河のように誘致してやっと来てもらったような作品でも文句は言われな
いだろう(こういう作品だと逆に制作側が好き放題する「NHKロケ公害」が起こるw)
「自分が貸してるような気分」それはお互い様でしょう。自分の職域に意固地な
人はむしろ映画屋TV屋といった人種の方に多いように思いますが?
本格的にダメ役人のスレになったな。 間違いをしてきされたら開き直りかよ。
116 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 18:20:09 ID:kQCz/7KE
>>115-116 つか、もしこのスレにいる連中がリアルの映画屋さんなら、そういう「貸してもらって
当然」意識がどこに行っても嫌われる理由だっていい加減に分かれよ。
公の道路もハコモノも納税者のものなの。別に映画屋さんに使ってもらうために作ったものじゃない。
>>117 貸してもらって当然なんて考えてるのは
昔の石原プロぐらいで、今の人たちは考えていないよ。
昔のツケで現在ロケで使用させてもらえなくなった場所は沢山あることを知ってるから。
ただもっと撮影に使いやすい制度が出来ればなぁとは思ってるだろうけれどね。
俺自身は業界離れて数年経つけれど。
アメリカみたいにとは行かないまでもね。
ロケーション撮影をもうちょっと大っぴらにやりたいと思うことが
我儘の一言で片付けられたら、産業も育たないわ。
住民も、役所も警察も、撮影隊も協力できる体制、制度が作られればね。
これは政官主導じゃないと作れないし。
映画業界に偉い人が働きかければ良いんだけれどね。
アメリカみたいに撮影隊が巨額の金をロケ先に落としてくれるわけじゃないから難しい面もあるだろうけれど。
119 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 21:31:16 ID:rY3jvZ6V
スレチだが小役人の腹の内が見れて面白い。
だけど公務員がこんなのばかりと思わないでほしいな。
自分は仕事柄で公務員と仕事をする事が多いが
みんな仕事のことなら専門外のことでもよく勉強してるよ。
>>94 みたいな事を考えてるやつの方が少ないんじゃないかな?
どんな世界にも楽することばかり考えてるやつはいる。
全員がそうだとおもったらかわいそう。
てか、貸してもらって当然なんて思ってたら交渉に臨めないって話だ。 「駄目かも知れない」くらい考えておかないといちいち断られるたびに ショックを受けて仕事にならんわ。 それより公僕が公共施設を“貸す”と認識してる方が問題じゃないか。 単に“公共の目的以外に使用することを許可する”だけじゃないのか? いつから道路を貸せるほど偉くなったんだ?勘違いも甚だしい。
122 :
名無シネマさん :2007/09/24(月) 22:17:56 ID:KWDvqtNc
おまけに「文句言われない様な種類の映画作れ」だもんなあ。 検問管かなんかのつもりだよこいつ。
役人はエコ贔屓しちゃ駄目ならNHKの大河ドラマも釣りバカも他の映画も等しく扱えよ。 俺の住んでる県の公園はずっとロケ禁止だったのに、大物監督が来て県知事からの口利きがあったら 手のひら返したように全面協力になった。公園の樹木を傷つけるような事も黙認。 長いものにはすぐ巻かれるやつらが原則論ふりかざしても説得力ねーっての。
>>118 >今の人たちは考えていないよ。
リアルではさすがにそうだろうけど、仮にこのスレにいる人たちが映画屋さんだと
すれば失望するってそんだけの話だよ。
>アメリカみたいに撮影隊が巨額の金をロケ先に落としてくれるわけじゃないから難しい面もある
問題は結局はそこに尽きるわけ。今はFCがブームだけど、ぶっちゃけ大半の作品は地域
振興としてはあんまり協力するメリットはないのよ。ホテルでも何でも値切っていくし、
エキストラもタダで使っていくし(しかも地元民の好意に散々甘えて)
それでも映画・TVの現場には独特のお祭り気分があるし、公開(放送)後の
影響力には期待したいから官も民も一生懸命やってるだけなんですよ。
このスレの連中が映画屋だとすれば、その辺にちょっと誤解があるんじゃないの?
>>123 そら、その監督には協力するだけの価値があるからでしょう。何も間違った
ことはしていないですよ。
>>122 それは「官も民も協力するだけの価値のある作品を胸を張って作れ」という意味ですよ。
地方ロケ作品だと、一生懸命、役所も地元民も採算度外視で協力したのに一向に公開されないな
んて話もたまにある。いざ公開されるとなるとチケットを買ってくれだの、田舎の
人間の好意を利用するのもいい加減にしろと。
映画屋さんTV屋さんに厳しい言い方になるのは、一部(?)の業界人の世間の
人間の好意を平気で利用する態度にムッときているからなんだけど、それさえ
「小役人の傲慢」と言われちゃな〜。
126 :
名無シネマさん :2007/09/25(火) 20:07:21 ID:xaTJKzMC
>125 > それは「官も民も協力するだけの価値のある作品を胸を張って作れ」という意味ですよ。 だからそれが思い上がりだって言ってんの。 税金払って作った道路なんだからさ、 税金払った奴なら誰でも使えるのが当たり前なんだよ。 でもそれじゃ使いたい奴同士で混乱しちゃうから、 仕方なくお前らに整理させてんの。 誰が「使い途の価値判断までしろ」って言った? 効率と安全だけ考えて粛々と事務手続きしてりゃいいんだよお前らは。
>>126 >税金払って作った道路なんだからさ、税金払った奴なら誰でも使えるのが当たり前
自分で自分の書いていることの意味が分かっているか? その理屈を貫徹すると
「なんで映画屋が優先的に道路を使うのか」「通れないだろ」って話にまた
なってしまうから、映画屋さんにかえって勝ち目はなくなるよ?
>効率と安全だけ考えて粛々と事務手続きしてりゃいいんだよお前らは。
「効率と安全」だけ考えたらますます映画屋さんTV屋さんに道路・施設の仕様許可を出す
意味はないですね。許可を出さなければ壊す奴も汚す奴も来ないし、住民の苦情もない。
「粛々と事務手続きしてりゃいい」なら片っ端から断った方がいいんですよ?
現に民間で貸したくない人はそうしているんだから。
アンタが映画屋さんなら、やっぱり「自由にどこでも撮影できて当然」という
誤解があるとしか思えないな。リアルの映画屋さんはもう少し賢いとは思うんだけど。
まあ世間にはTV屋さんに散々な目に遭わされて「二度と来んな」「塩撒いとけ」
って人が多いんだけどね。映画屋さんはもちっとマシだと思っていたけど、
このスレに来る連中が業界人ならその期待は完全に裏切られたな。
>>118 >住民も、役所も警察も、撮影隊も協力できる体制、制度が作られればね。
だから最近はFCとかで協力的になって来ているのじゃないの? このスレの奴みたいに「まだ足りない」
って言われても、それは「アメリカみたいに撮影隊が巨額の金をロケ先に落としてくれる
わけじゃないから難しい」という一点に尽きるよ。
それでも協力するのは「映画・TVが地元を宣伝してくれるから」って理由はそこにしかない。
民間のホテル・飲食店だともっと露骨にタイアップ絡みだったりもするだろう。
それと「小役人が意地悪する」場合、大抵は同業者の前科があることが多いです。
まあ悪さするのは大半はTV屋なので、映画屋さんには気の毒だけど。
小役人に怒るよりはギョーカイを疑った方がいいぜ、という話。
>>118 ちょっと考え直してみたのだが、仮にこのスレにいる人がマジでギョーカイ人
だとした場合、どうも根本的なところに誤解があるように感じる。
映画屋VS縄張り意識の強い小役人
という図式しか見えていないのではないか? しかし現実にはむしろ、
映画屋VS世間
なんだけどな。小役人が「意地悪」するように見えるのは、その向こうに「映画屋なんかに貸
すなよ、迷惑なんだよ」という地域住民がいるからなわけで。そういう地域住民にせよ、
釣りバカや朝ドラだと文句を言うどころか喜んで協力するわけで。
つまり、まだまだ映画屋は世間に歓迎されてないよ、って言うに尽きるんではないか?
それを少しでも協力的な方向に持っていくためにFCとか出てきたわけで、
それだけでも認めるべきなんではないか? このスレにいる連中が本当に業界人だとすれば、だが。
ま、能書き垂れるなら
>>123 のようなケースの時にでも
「公園を保護するためですから」と県知事の要請を突っぱねてからにするんだね。
地域住民が反対するから反対。
県知事がやれと言えばやる。
そこには何の主体性もない。そんな連中が何かを長々と主張してもね。
「ワタシらは強きに媚びるのが習性ですから」と素直に言った方がまだマシ。
>>130 >そこには何の主体性もない。
ん? アンタたちは「小役人が縄張り意識を振り回すな」と言いたいんじゃなかったの?
そこで「主体性」を持って県知事の要請を突っぱねたら、まさに「小役人の縄張り意識」そのものじゃん。
それと知事さんは一応は選挙で選ばれてますから、民意を背景にして権力を付託されてい
る存在なわけ。つまり知事さんの意思≒地域住民の意思。「強きに媚びるな」とか的外れもいいとこだね。
このスレにリアルの業界人は余りいないと思うけど、仮に日本で「ロケのしにくさ」を感
じているとすれば、それは官も民も
(1)映画屋TV屋が無茶苦茶やった前科があるから(もっとも迷惑を掛けるのは主にTV屋ではあるが)
(2)協力メリットが少ないから(せいぜい若干の使用料収入+観光宣伝の2点にしか
ならない。民間だと露骨にタイアップ目的のロケもあるだろうが)
繰り返すがこの2点しかない。最近のFCブームは主に(2)の観光目的。小役人の意地
悪をどうこう言われても、小役人がそうなるには往々にして理由はあるわけで、その程度のこ
とも分からない人が映画屋さんにいるとはちょっと信じたくないんだけど。
132 :
名無シネマさん :2007/09/26(水) 07:56:18 ID:lbAgSqDB
>129 > 映画屋VS世間 これはありえない。 世間一般は、道が塞がってれば別の道を通る。 道を所有してると勘違いしてる奴だけが目くじら立てて文句付ける。 >127 >「なんで映画屋が優先的に道路を使うのか」「通れないだろ」って話にまた > なってしまうから、映画屋さんにかえって勝ち目はなくなるよ? 勝ち負けの話なんて誰もしてないだろ? 「優先的に使わせろ」なんて誰も言って無いだろ? なに勝手に思い込んでんだよ。 撮影も通行も滞り無く進めるのがお前らの仕事なの。 両者の不満を最小限に抑える事を期待されてんだよ。 公僕が道路の本当の所有者に注文突ける事自体が傲慢だって言われてるのが まだ判らないのか?
133 :
名無シネマさん :2007/09/26(水) 07:58:38 ID:lbAgSqDB
>131 都合のいいときだけ建前を引っ張り出すな。 「≒地域住民の意志」だから県知事の要望を通すと言うなら、 地域住民そのものが要望を出したら常に通せよ。 実際にそれが出来てないから毎度叩かれてるんだろ?
134 :
名無シネマさん :2007/09/26(水) 08:04:16 ID:NHce8eof
椿三十郎はどうなんだろうね。個人的には用心棒のリメイクをして貰いたかったけど… 三池監督のスキヤキウエスタンジャンゴとかぶるから回避したって他スレで聞いたけど、それがホントなら興醒めだなあ。 また、あの予告編の編集も興醒めだorz 織田と豊川の主役級よりも脇の演技が旨く見える編集の仕方はどうかと。 楽しみにしてたのに、ワクワク半減した
>>132-133 アンタらが映画屋さんならやっぱり勘違いしてる。まあリアルの映画屋にここまで
バカはいないだろうけど。
>これはありえない。世間一般は、道が塞がってれば別の道を通る。
「ありえない」ってオマエこそ何様だ。現に各地のロケでいちばん苦情が来やすい
のはそこ。「なんで撮影隊が道路を占有しているんだ?」ってな。
>撮影も通行も滞り無く進めるのがお前らの仕事なの。
その仕事に忠実であればあるほど、道路使用許可を出す意味は消えていく。
初めから許可を出さなければ地域住民と揉め事になることもない。
>公僕が道路の本当の所有者に注文突ける事自体が傲慢
「道路の本当の所有者」=納税者全体。撮影隊ではない。
>地域住民そのものが要望を出したら常に通せ
撮影隊は地域住民でさえない。その他の地域住民の要望はケース・バイ・ケース。
>実際にそれが出来てないから毎度叩かれてるんだろ?
役所を叩く人間が誤解しているのは、「貴方の意向」=「地域住民の総意」では必ずしもないこと。一握
りの人間の意向を優先は出来ない。そこを断ると「役人が意地悪している」話にされてしまう。
>>132-133 リアルの映画屋さんはここまで頭が悪くないと思うけど、もしアンタたちがどっかの
制作部さんや演出部さんなら、
>>131 の(1)(2)をよく考え直して欲しい。
「日本でももっと公のロケが出来るようにして欲しい」と言われても、結局は
この2点がネックになってくる。納税者や議員さんに面と向かって「撮影隊に道路を占
有させる意味がありますか?」と言われたら、はっきり言って「ない」と答えざるを得ない。
それでも協力するのはメリットがあると信じるから。
逆に言えばメリットの薄い作品には協力しにくい。
メリットvsデメリット その損益分岐点とは?
138 :
名無シネマさん :2007/09/26(水) 19:52:56 ID:nZEojSjM
>135 > 「ありえない」ってオマエこそ何様だ。現に各地のロケでいちばん苦情が来やすい > のはそこ。「なんで撮影隊が道路を占有しているんだ?」ってな。 その苦情を理路整然と片付けるのがお前らの仕事だろうが。 何の為に税金から給料払ってると思ってるんだ? 自分の仕事を片付ける能力が無いのを棚上げして、 利用者の所為にするなんて何様だって言ってるんだよ。 > その仕事に忠実であればあるほど、道路使用許可を出す意味は消えていく。 > 初めから許可を出さなければ地域住民と揉め事になることもない。 地域住民だけが「利用者」か? 地元の人気取りしか考えないから不公平が増えるんだろうが。 > 「道路の本当の所有者」=納税者全体。 と言いたいんなら、撮影隊も除外するな。
同意。 道路を使うための基準を満たしていれば使う権利はあるよな。 一方、一般の利用者にも当然使う権利はある。 両方の権利が対立した時に「どちらか一方の権利だけを優先」という発想しか無いのが不思議なんだが。 特定の利用者にしか肩入れできないで何で「公」務員が名乗れんの? 「撮影隊に使わせる=撮影隊に占有させる」という発想で仕事してりゃ苦情が来て当たり前じゃん(w
映画のような大掛かりな撮影隊がくれば、 事実上、そのあたり一帯は「占有」に近い状態になるだろが。 一般市民からすれば迷惑この上ない。
だけど撮影隊なんて滅多に来ねーし。 それより毎年同じところをほじくり返している道路工事の方がよっぽど迷惑。 去年は水道、今年はガス。いっぺんにやれば地域住民への迷惑も出費も最小限で済むのに。 市長宅や国会議員邸宅の周辺では出来ることが何で他の場所では出来ないんだ? 苦情言っても梨のつぶてだし。 結局は「じもとのゆうりょくしゃ」と読み仮名が振ってある「一般市民」の迷惑しか考えられないんだろ?(w
すり替えかよw
>>140 そりゃ撮影隊だけのせいじゃないだろ。
許可だけ出して撮影隊を放置してたら苦情言われても当然だわな。
普通なら撮影隊に協力しつつ、撮影隊にも市民の通行へ妨害を最小限にするように協力させるのが筋だろ?
撮影隊に好き勝手させたら迷惑になるのは目に見えているのに何もしなかった側にも責任はある罠。
対応もなにも、いつも通ってる道路でロケやってて通れないってだけでも住民は迷惑だろ。 どうやったって迷惑なんだから、最初から許可出すなよって話しになる。
言語自体がだめ。 文章にすると日本語は綺麗だけど、聞く分にはちょっとね。 あと、女優の声の出し方がへたくそ。 地声で出さないし、作った感じで自然さを感じられない。
146 :
名無シネマさん :2007/09/27(木) 03:34:00 ID:0U326U0U
だって長澤まさみが“女優”だからねWWW
>>137 映画なら今は「釣りバカ」でしょうね。興収は大したことないけど、地上波で放送すると視聴
率がかなりいい。スーさんとハマちゃんが来ていると聞けば、道路が通れなくても
住民も文句は言わない。それと朝ドラ・大河もいいね。
まあこの辺は逆に誘致して制作側に「来て頂く」作品なので、制作側の要求が過大に
なってロケ公害が起きやすい諸刃の剣でもあるけどw
>>140 >>144 まったく仰る通りで、このスレにいる連中がもしホンモノの映画屋さんなら、こんなバカば
っかりではそら映画屋は嫌われて当然でしょう。さすがに現実にはこんなバカはいないと信じたいけど。
>撮影隊にも市民の通行へ妨害を最小限にするように協力させる
そこで細かいことを言うと「小役人が意地悪している」と言われるんだよ。
「その苦情を理路整然と片付けるのがお前らの仕事」とか書くところを見ると、
どうも制作部の真似事までしろと言っているような感じ。
もしガチの映画屋さんもこの程度の認識だとすれば、FCブームはいずれ醒めるよ。映画
屋さんTV屋さんはしばしば無理な要求をしてくるので、「どこまで応じるべきか」というのはFC
関係の交流会でもいつも問題になるみたいだしね。
撮影隊そのものにはほとんど経済効果はないから(もちろん彼らはそれなりにお金を
使ってくれるけど、実際にはロケ先の人間が有形無形の持ち出しをしている)、
日本の映画・TVのロケは
>>131 (2)の「若干の使用料収入+観光宣伝」の2点で協力
を得ているに過ぎないのに。後はああいうロケ独特のお祭り気分だよね。
無茶をやるのは主にTV屋さんで映画屋さんはマシだと思っていたので、万が一、これが映画屋
さんの本音だとすればまた日本映画は世間に見捨てられますよ。
149 :
名無シネマさん :2007/09/27(木) 14:20:00 ID:0U326U0U
もういいよ。だいたいロケの協力得られたら面白い映画撮れるのか?金があったら面白い演出ができるのかよ。論点が違うだろ
面白い映画が撮れないのは無理解で保身しか考えない小役人のせいだって事にしとけば、少しは溜飲を下げられるんじゃねえの
>>149-150 映画屋さんTV屋さんが少しでもいい絵が欲しいのは当たり前で、それは理解できる。
でも日本では難しいのは
>>131 (1)(2)のような理由があるから。海外の事情はわからん。
それでもFCとかやるのは「観光客が来てくれんかな」という程度の思惑で協力するだけなんで。
逆に言えば首都圏は観光依存度が低いので、余りロケに協力する積極的な意義がない。たまに「首都圏
の自治体は協力してくれない」とか愚痴を聞くけど、それは当然ではある。
(キー局の情報番組とかでは朝から晩までお店やグルメの紹介をやってますけど、ああいうの
は民間とTV屋さんの間で適当にやってもらえればいいことだし)
ドラマ等を見ているとたまに「あれはまた同じところかな?」というビルとかありますけど(ハウス
スタジオではない民間の建物)、よく理解があるな〜と思う。映画屋さんTV屋さんの要求ってエスカレ
ートするからイヤなんだよね。あれでは依頼される側も壁を作らないと身が持ちません。
>>151 >首都圏は観光依存度が低い
横浜とかはそうでもないかな? でもああいう所は一般のTV番組でもよく
取り上げられるから、あらためて映画・ドラマに協力する積極的な意味はあんまりない
(と思う。一応は横浜にもフィルムコミッションはあるけど)
慎太郎が「都内でもカーチェイスを撮らせたい」とか言ってたけど、現実には無理。
そんなことのために道路は封鎖できない。
「相棒」で大掛かりなロケをやったとか聞くけど、「役所の担当者もクルーも
大変だっただろうな」と思う。
暗い映画が多い、クドい、DVD化しても高い
>>148 >そこで細かいことを言うと「小役人が意地悪している」と言われるんだよ。
それで市民へのケアを放り出したら職務怠慢だな。どうやら大きな問題点が見えてきた。
許可だけ出して映画屋まかせにしている方にも問題があるんじゃないかい?
通行止めされるこちら側からすれば、映画屋も許可出した役所も呉越同舟だよ。
迷惑にならないロケなんて無いかも知れない。だけどどうして「少しでも迷惑を減らそう」という発想がないの?
それでは世間側に付こうとしたってこっちからすれば納得行かない。
撮影現場で少しでも混乱を無くす努力をしてから映画屋を非難したら?
許可出して撮影に立ち会っている以上、自分たちも映画スタッフなんだと自覚すべき。
だって最後のロールに「協力」として載ってるんでしょ?
155 :
名無シネマさん :2007/09/28(金) 03:03:28 ID:rxkD1zer
大人が観る映画が少ない
156 :
名無シネマさん :2007/09/28(金) 07:48:49 ID:RPrYn1Xx
157 :
名無シネマさん :2007/09/28(金) 10:10:39 ID:tcR2FJxV
> 「その苦情を理路整然と片付けるのがお前らの仕事」とか書くところを見ると、 > どうも制作部の真似事までしろと言っているような感じ。 ばかもん。道路の管理は製作プロダクションの仕事じゃない。 お前らの仕事だ。 結局許可出す出さないの書類仕事しかできずに丸投げするお前らの問題なんだよ。
158 :
名無シネマさん :2007/09/28(金) 13:40:21 ID:YAY8he4e
話がつまんなかったり筋が通らないところがあってもいい それでも映画に魅力と娯楽をもたせるのは役者の力につきるかと。 それなのにTVドラマでもみたいとも思わない程度の俳優が日本映画界には多すぎる。
「花田少年史・幽霊と秘密のトンネル」 今日放送だけどこれも駄目な部分が集結していそうな映画だな ハリーポッタでも目指したのかな
日本映画のアクションシーンはショボい
161 :
名無シネマさん :2007/09/30(日) 01:46:25 ID:wLsd5is+
>>160 あぁ、あからさまなワイヤーアクションとかリアルとは程遠いCG表現などなど。
日本映画には突っ込むべきポイントが山のようだな。
162 :
すまがり :2007/09/30(日) 02:09:32 ID:LofNnyIS
登場人物がすぐ泣くところ。人間ドラマならより顕著。
>>160 ショボいというか
何かいつも一昔前のアクションという気がする
164 :
名無シネマさん :2007/09/30(日) 02:34:29 ID:lPVGHwiB
スーパー35をDIした画質はフルHDの六倍だから、日本映画では太刀打ち出来ないレベルだよな〜
165 :
名無シネマさん :2007/09/30(日) 02:36:03 ID:d8OTsano
明るすぎるのが多い(近作)
>>154 >許可出して撮影に立ち会っている以上、自分たちも映画スタッフなんだと自覚すべき。
役人や警官はスタッフなんかじゃないよ。朝ドラとかああいう作品ではかなり
スタッフに近いことまでやってるけど。
つか、そこまでやって欲しいならハリウッド並の経済効果を持ってきてくださいな。
現に「眉山」とかああいう映画では行政も警察もかなり協力しているでしょ?
海上保安庁や自衛隊もゴジラや海猿には協力したでしょ? 「日本沈没」とか
映画屋の予算では出来ない撮影をさせてあげている。これは海保や防衛庁の広報になるからだけど。
大して経済効果もない作品に役所はそこまで肩入れできないよ。
>>157 まだ丸投げとか言ってる。もしアンタが映画屋なら、「日本ではロケがしにくい」
のは単なる業界の力不足のせいだって素直に認めた方がいいよ。
相手が民間であれ役所であれ見返りがないと協力なんか出来ないの当たり前じゃん。
役所の場合は官庁の広報や自治体への経済効果はそりゃ考えるよ。
>>154 >だけどどうして「少しでも迷惑を減らそう」という発想がないの?
本当に迷惑を減らすだけなら許可を出さなければいい。それで全部解決。
そこまで役所に要求する方がある意味では筋違い。役所も警察も人員は
限られている。映画のためにコーディネイトや交通整理のバイトでも雇うのか?
税金で?
>>154 >>157 ちなみに映画屋TV屋って何でもタダで使おうとするし、値切るし、甘い顔すると他人の好
意はトコトンまで絞り尽くすし、映画屋だとチケットの引き受けまで泣きついてくるし、
世間の人間にとっては付き合いたくない人種だよ。世間が非協力的なのはむしろ当たり前。
それでも協力する理由はこのスレにも散々出ている通り。
「許可出す出さないの書類仕事しかできずに丸投げするお前らの問題」って
いうことはどうも役所にかなり踏み込んだことまでやって欲しいらしいけど、
税金で作った道路・施設を使うだけでは飽き足らず、なんでそんなに自信満々に
「公僕は俺たちの面倒をもっと見ろ」「俺たちにもっと税金を注ぎ込め」と要求できるんだろ?
これがガチの映画屋ならバカ丸出し。そんな制作部はリアルにはいないと信じるが。
170 :
名無シネマさん :2007/09/30(日) 05:21:21 ID:WQq59ebN
ウンザリって言葉知ってますかー 糞スレになったな
>>170 すまそ。映画屋の世間の常識と掛け離れた感覚にビックリしているから粘着してしまったよ。
見返りのないものに協力できないなんて一般社会では当たり前なのに。
まあマジの映画屋さんなんかこのスレにはいないだろうけど、こんな感覚ではまた
どこも貸してくれなくなるだろうな。
172 :
名無シネマさん :2007/09/30(日) 08:25:38 ID:Hycghl4s
>169 > 本当に迷惑を減らすだけなら許可を出さなければいい。それで全部解決。 そら誰も通れない道路でトラブルは起きないわな。 同時に道路の意味もなくなるがw 勘違いするな。 お前は「撮影隊を優遇しろ」って言われてるんじゃないんだよ。 お前は「きちんと公正に道路を管理しろ」って言われてるんだよ。 「それがお前の仕事だろ?きちんと働け」ってね。 別に撮影手伝えなんて言わないさ。 納税者様が道路を使う時に、滞り無く使える様にしとけって言ってるのさ。 なぜか納税者様の一部である撮影隊が使う時にはそれができないから、 ここでお前らは叩かれてるの。 無能を他人のせいにするな。無能を認めて精進しろ。
>>168 >限られている。映画のためにコーディネイトや交通整理のバイトでも雇うのか?
>税金で?
これが「映画のため」になっちゃうのがまず認識不足。
撮影場所で通行がスムーズになると得するのは映画屋だけか?
もっと大事な人々の事を忘れてない?
これが本物の役人なら(ry
あ、別に「バカ丸出し」じゃないか。
市民なんてどーでも良くて、地元の有力者とか偉い議員や金落としてくれる人の為だけに働いてるんだもんねー。
だったら都合の良いときだけ「地域住民」を担ぎ出さないで欲しい。
あと、もう一つあんたのバカなところ。
なんでそういう業務を「映画屋が」か「自分たちが」以外の発想が出てこない?
本気で市民の通行を確保しようと思ったら「どちらか」だけじゃ上手く行かんのはわかると思うが?
>>169 >ちなみに映画屋TV屋って何でもタダで使おうとするし、値切るし、甘い顔すると他人の好
>意はトコトンまで絞り尽くすし、映画屋だとチケットの引き受けまで泣きついてくるし、
あんたは知らないだろうけど、民間て言うのはそんなもんだよ。
誰もが出来るだけ安く出来るだけ得するために一生懸命になっている。
黙ってふんぞり返ってれば、無駄遣いしても痛くもない金が懐に入ってくる連中には想像も付かないだろうがね。
174 :
名無シネマさん :2007/09/30(日) 15:00:34 ID:1vFjOkOA
>>167 儲け話以外は乗りたくないって確かに人情だよな。
でもそれが理由として通ると思っているとしたら甘い。
世間ではそんな甘い考えじゃやってけないぞ。
今は少しでも儲けが出るならどんな仕事でも受ける時代だ。世間では仕事なんて選べない。
もし儲けが出なくても次の大きな仕事につながる可能性があるなら
持ち出しでもその仕事を受けたりする。誰もがそうやってコツコツと儲けを作ってるんだぞ。
入って来る税金を当たり前と思う前に少しはどんなに苦労して納めてるか考えたらどうだ?
営業努力という言葉を知らないからそんな甘いこと言えるんだよ。
金のない映画に良くしてやったらその評判でハリウッド映画が来る可能性は0と言い切れるか?言えないだろ?
外人にロケ地を紹介するのは日本人だからな。
お前は世間の味方みたいな面してるが、俺から言えば世間知らずはこっち来るなだ。こんな時だけ一般人みたいな面してるんじゃねえ。
175 :
名無シネマさん :2007/09/30(日) 23:09:36 ID:Hycghl4s
例えばリドリー・スコットという監督は外国ロケの映画が多い。 彼はロケする時には必ず現地雇用を心がけ、ロケ地の住人との折衝を きちんとやって円滑に撮影できる環境を確保してから撮影に臨む。 そんな彼に「あそこではもう撮りたく無い」と言わしめた 唯一の国がどこだったか、みんな知ってるよな? その時の彼の折衝の相手がどこだったかも良く知ってるよな?
>>174 官主導でコケちゃうベンチャーと根は同じなのかもね。
とにかく役人ていうのは儲け話には敏感なんだけど
その儲け話の下にどれだけの屍が転がってるかが理解できない。
成功例だけしか見ないから、ちょっと失敗しただけですぐ守りに入っちゃう。
だからそういう人達が入ってくると大きく化ける話なんて絶対に出てこない。
失敗しないかわりに大して儲からない話ばかりが幅を効かせることになる。
>>175 その当時は今と事情が違ってロケ隊の受け入れ態勢が出来上がってなかったみたいだし
例として持ち出すのは不適当なような気がしないでもない。
今はFCなんかも発達してるからそんな事もないんじゃない?
そのFCの上の組織の連中の体質は相変わらずみたいだけどね。
177 :
名無シネマさん :2007/10/01(月) 00:27:33 ID:vJmkNJD8
>>176 確かに、ローリスクローリターンやってるな。
そういうことばかりやってるから日本映画は制作費ケチられて凝った映画が
作りずらくなってるんだろうね、てか作れないのか。
>>177 汚職しようが何しようが税金が入る連中とは違うもんな。
開き直るか相手が諦めるまで同じ言い訳繰り返してればいいんだから楽なもんだ。
>>176 ワイルドスピード途中で追い出しちゃったんだから
何も変われてないと思いますが…
180 :
名無シネマさん :2007/10/01(月) 13:26:54 ID:zReoxteP
ここスレタイ変えた方がいいんじゃねえ 日本映画のロケ地を語るスレとかさ
撮影隊誘致について語ろう 〜FCvs制作担当〜 の方がいいだろ。
182 :
名無シネマさん :2007/10/01(月) 19:57:20 ID:qSJFhtxn
静かな映画が多すぎる 全体的に暗い ストーリーも面白いのが少ない ドラマと映画の差がない なんかつまらん
色んな邦画スレにリドリースコットが出てきててワロタ
日本映画は涙をとるために簡単に人を殺すよね(´・ω・`)
>>184 殺してもいいけど、ねちっこすぎるのが俺は嫌。もっとさらっと流してくれよ。
家族や恋人が死んで泣く美少女やイケメン俳優の泣き顔が肝なんだから そこをサラっと流したら売りが無くなっちゃうじゃんw
187 :
名無シネマさん :2007/10/02(火) 13:06:07 ID:m91JyYkT
映画好きの一般人の書くレビューのほうが いい年したボンボンの批評家のよりあてになるところかなw
188 :
名無シネマさん :2007/10/02(火) 13:11:23 ID:zGWcHPRm
そんなのどこの国も一緒でしょ
どの映画が何点だとか、どんな場面が見どころだとか、そんな形而下のことが書かれているのは批評ではない。 「人より先に試写会で映画を見た人の感想」でしかない。 そういうのを書くことを仕事にしている感想屋もいるにはいるが、そんなのをあてにしようかと思う方が頭がおかしい。 ポーリン・ケイルや佐藤忠男の批評は、読む人が「あてにする」ようなたぐいのものではなかった。 おすぎさんや「王様のブランチ」のリリコは、一種の「話術屋」なんだから別問題。
190 :
名無シネマさん :2007/10/02(火) 15:40:10 ID:m91JyYkT
あと頭でっかちのくせに文章書くのはヘタクソな人のもあてにしないよw
自分と意見が合わないってだけでカチンと来ちゃうような人は批評は読まない方がいいよねたしかに 自分と違う見方をする人の意見も面白がる姿勢がないとボーリンケイルとか佐藤忠男みたいなのは読んでも意味ないよね
ポーリンケイルだった
193 :
名無シネマさん :2007/10/02(火) 16:21:27 ID:m91JyYkT
だせ
194 :
名無シネマさん :2007/10/06(土) 01:26:22 ID:rQsCglIA
実際海外ドラマやらが日本でも受けているわけなのだから日本映画も脚本など海外ドラマ のような傾向にしていくのも悪くないかもしれない。海外映画はもうワンステップ先かな? とりあえず日本映画の恋愛もの、感動ものなどの泣かせ系はツマンネからやめろや!
>>194 でもそれって映画だけのせいか?
お笑い芸能人がマラソンするだけで「感動」が成立しちゃう社会で
広範囲に受け入れられる「ドラマチック」ってその程度という気がするけど。
196 :
名無シネマさん :2007/10/07(日) 03:57:32 ID:UYgB7/yg
>>195 受け入れられるのが目的じゃなくて楽しむのが目的なのさ。
感動ものや恋愛もの見てても楽しくないしさ。
197 :
名無シネマさん :2007/10/07(日) 04:12:47 ID:4+ohoDZO
泣かせ系なら泣かせ系で、もっとうまくとってほしい。日本映画の問題は監督の能力不足。5分も見るに耐えない映画ばかり、それを見に行く人がいるから日本映画は好調だって事。イイ監督もいるのかもしれないけど、世界で通用する監督は少ないのが現状。
198 :
名無シネマさん :2007/10/07(日) 08:25:22 ID:fxOvt33f
具体例を出せよ
「未来予想図」って、どういう経緯で製作されたんだ? 企画が安易、脚本がパー、俳優も下手 三拍子そろってダメダメだが
200 :
名無シネマさん :2007/10/10(水) 08:15:43 ID:zC1pp2xQ
魔界転生とか見てらんない作品を量産出来る日本映画ってある意味スゴ!
201 :
名無シネマさん :2007/10/10(水) 09:52:58 ID:V/XcJCsC
日本語そのものが映画にマッチしない。 スケールの小さいストーリー。 そのストーリーも実につまらない。 金貰っても観ないわ。糞藁
逆説的に、日本映画のいいところを語ってみるのはどうだろう うーん……すぐTVでやるところ?
>>202 見ずに貶してるだけで通になった気分になれるところ。
>>202 見慣れた俳優たちばかりだから安心感が強い?
まぁ、見飽きた、またこの組み合わせ、
テレビドラマで十分とも思われやすいので諸刃の剣だが
205 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 00:40:40 ID:X/3bxItg
>>202 すぐにTVでやるのって映画館でみた奴からしたら酷だと思う。
それにすぐにTVでやるのって浅い映画の証拠だと思う。
日本ももっとオープンに日本人だけで作らずに脚本やらなにやらは
積極的に腕の立つ外人に任せた方がいいと思われ・・・。
とりあえず日本映画は赤字覚悟大作を作り日本映画をもっとグローバルな
ものにする必要があると思う。国内だけで採算を取ろうとするから泥沼に
ハマってくんだよ。
206 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 01:06:55 ID:r9fI1H6t
勃起が足りない
捻りが足りん 単純で浅すぎる
208 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 02:17:08 ID:2Be7oVCL
>>199 ガイシュツだろうけど昔から映画界って不思議なところでね。仮に収益リターンがなくても、
制作側⇔出資社(者)
の二者間が納得していればいくらでも映画など作れるんだよ。観客なんかどうでもいいんだ。
極端な話、出資者を騙せばいくらでも映画なんか撮れる(広く薄く騙す新しいカラクリが映画ファンドだ)
宗教のキャンペーン映画みたいに出資側も「赤字でもええわ」という場合もあるし、何かの記念
映画などのように出資側も納得尽くでチケット買い上げまで飲む場合もある。
出資社としても、「リターンがあった場合、銀行に寝かせる利息よりは大きい」
ということで出資に乗ってくることがある。意外に思うだろうが映画への出資はリーズナブル
な投資と思われている部分もあるんだ(もちろん、映画屋にダーティに絞られた奴は
「二度と映画なんかにカネ出すか」となるけどw)
昔も今も観客無視の過剰供給が容易に起こり易い業界なわけ。90年代後半以降に製作委員
会方式になって小口出資が可能になったので、この傾向が近年は加速している。
映画製作は9本の赤字を1本の黒字で取り戻すビジネスなので、「こっちでは損したけどこっち
では得した」ということで利幅がまだあると判断されれば出資は続くことになりますよね。
>>205 すぐにTVでやる→今は劇場公開は顔見世でTV放映とソフトもグロスしての
収益なので仕方がない。日本では映画興行の伸びが頭打ちなので(これは
興行組合が窓口原則\1800の料金に固執し、値下げという決断を下せないため)、
余計に二次利用に依存する構造がある。
あとガイジンはシステムが違うので呼ぶ意味がない。また赤字覚悟で
商売をやる頭の悪い人はいません。日本の映像コンテンツが国外でも利益を出す
と信じているのは商売に無知な官僚と学者だけだね。
ポケモンなどの例外を除けば国外ではそんなに高い値段では売れていない。
だから業界もコンテンツの海外進出には実は醒めている。マンガやアニメは放
置するとコピー品を作られるから正式な輸出体制を整えてるだけ。
>>205 >>209 では知ったかぶって書いたけど、収益構造とは無関係に「売れる時
に売る」のが商売なんで・・・映画も古くなって鮮度が落ちると売れなくなる。
アメリカ映画も有料チャンネルは割と早い。
劇場で観た人はハラが立つと言われるが、「どうせTVでやるからいいや」
って人はTVの視聴率を押し上げてくれる(映画を売る側としては高い視聴率が
見込めそうな映画は高く売れる)ので、売る側としては別にどこで観てもらっても
(劇場だろうがTVだろうがDVDだろうが)構わないんですよ。
劇場で観てDVDで観てTVで観て三回も観てくれる「信者」がいちばん有難い。
映画館では観客はスクリーンだけを観てるわけじゃないからな。 音響の違いは言われるほどの有り難味は実は無いと思うけど、 不特定多数の人達と真っ暗な閉鎖空間で規定時間縛られ 映画を共有する感覚というのが実は肝なんだよな。 物事の感じ方が、特定の人と自宅で見る感覚とは同じにはならない。 つまりその感覚共有をしたくなる映画が良い映画だろうし、稼げる映画だと思う。 スケールとかスペクタクルとか音響とかちょっとピンボケたことに拘るんじゃなくて、 そこに着眼した映画作りをしないと、いつまで経っても堂々巡りで 同じ間違いが繰り返され資金の無駄使いになる。
>>211 ただ最近思うのが、今の日本では「感覚共有をしたくなる映画」→TVドラマ
みたいな映画 となってきているのではないかということ。
これは劇場版の「踊る大捜査線」(98)がヒットした頃には完全にそうなったと思う。
実はアメリカでもこれは同じ。日本とアメリカは二大TV大国。ただしアメリカはTVドラマ
がハリウッド映画並に凝っているから、双方で面白いものが出てくる。日本を
あそこまで底上げするのは難しいと思う。アメリカのTVドラマが面白いのはあの巨大な
経済大国が抱える巨額の広告費と有料チャンネル契約者数に支えられている。
つかね、そもそも日本の映画界は観客なんかどうでもいいんだよ。当たる当たらないよりも
制作側⇔出資社(者)の二者間の取引に依存する部分が大きいから。
>>208 (アメリカや他国ではこの辺がどうなっているのか不明だが)
あいつらは客のことなんか何とも思っちゃいないし、観客がいなくても映画を作りたいとい
う自分の欲望のためだけにどこかからカモを集めるその繰り返しをやるだけだ。だからこのスレに
いる連中も日本映画の心配をするフリなんか止めた方がいいよ。
文化庁も自国文化の振興という名目で映画制作に補助金を出すのはもう止めろw
映画屋にカネを与えるなんざ盗人に追い銭と同じだw
ダメ公務員を税金で喰わせるよりはマシだろ。
214 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 05:44:11 ID:B+iOHRub
・オーバーリアクション過ぎる ・女性が女言葉を使っていること ドラマでも十分当てはまっているし、どちらも現実味がない
>>213 芸術文化振興基金からの製作費への助成は近年は総額で1年に2〜3億程度のよう。
また助成金の原資も基金の運用益(もちろん出資金の大半は税金だけど)・完成後に
支給ということで怒りは少し収まった。
ttp://www.ntj.jac.go.jp/kikin/gaiyou/index.html それでもこういう助成は商業的に成立し難い記録映画などに限って欲しい。この制度を批判している
のが「パッチギのような反日映画に税金を使うな」と称するネウヨだけなのには笑ったよw
>ダメ公務員を税金で喰わせるよりはマシだろ。
マジレスすると、あらゆる映画は後世への映像遺産として存在価値は認められると思う。でも商業映画への製作費
助成は意味がないから止めた方がいい。製作費融資とかに変えた方がいい。貸してきっちり返させる。
返さなかった制作会社・プロデューサー・監督は名前を公表の上、以後の融資は中止。
タカリ上手な映画屋にカネを渡すなんて強盗にチャリティするに等しい。
216 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 06:41:06 ID:i3uLZjFY
50年前の技術でも十分・・・・・脚本さえ良ければ。 最近のプロデューサーは脚本を読み込めないので、監督(演出)に頼りすぎてしまう。 脚本という骨格がグラグラだから、肉付けしてもスタイルの酷さが際立つだけ。 近例としては「スキヤキWJ」−キャストとスタッフに高額予算を注ぎ込んだが、 脚本が糞だったので三池のワルノリ演出でグダグダになった。 企画段階から三池を加えるとロクなことにならない。
>>215 ・タカリ上手な映画屋にカネ
・強盗にチャリティ
カス役人に税金払うのはこれより酷い事だと思う
悪事がバレても平然としていられるのは役人だけだからな
愛する人が生き返ってつかの間のひと時を過ごすが、また死ぬ。 こんなの誰でも悲しいっての・・・。
>>218 でも他の「悲劇」って今の日本にある?
もっと悲しいことはいくらでもあると思うが
「誰でも悲しみを共有できる悲劇」って少ないと思うよ。
特に何でも(少なくとも表向きは)均一化されてしまっている今の日本ではね。
220 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 19:29:37 ID:X/3bxItg
>>209 まぁ
>>205 で述べたことは単に理想、願望なので実際そうなるとは思ってい
ませんがそうなったらいいと思いませんか?
>>210 本当に映画好きじゃないと三回はちょっとね・・・。特に劇場では2000円近く
払うので本当に見たい映画じゃないと足を運びませんね私としては。
221 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 20:53:13 ID:HDWH9bfz
ロケシーン、少ないと思わない? 人ごみを疾走するシーンとか カーチェイスとか、駅で追いかけっことか、ビル爆破とかみたことない。 行政側の映画ロケへの無理解、非協力が最大の原因だろうけど。 おかげでスタジオセットのなかでちょこまかとしたシーンばっか。 まるで舞台演劇を見せられているよう。 時折、野外のシーンがあっても、人や車がいない早朝や夜間ばっかり。ゲリラ的に撮ってるんだろなと痛々しさが伝わってくるときもある。 ロケの許可取るの大変なのは分かるけど、製作側も粘り強く行政と交渉を続けてほしい。 そうしないといちまで経っても進歩はないよ。 東京都や倉敷市とかが映画ロケの窓口作ったけど、機能してないでしょ。どうなのかな。 石原慎太郎じゃないけど、銀座を91式戦車が走ってるシーンを見てみたい。 新宿新都心のビル群をアパッチが縫って飛んでるシーンを見てみたい。 CGはイヤ。 そもそも日本のバレバレCG技術でなんか迫力もリアリティもでませんので。
222 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 21:09:48 ID:yN/ZvpdA
周防が先鞭(もっと前にもいるかもしれんが)をつけた路線もしつこいと思うな。 学生相撲やら社交ダンスやら男のシンクロやら女子高生のジャズバンドやら東北でのフラダンスやら。 ああいう作品は「愛すべき小品」とか言われて見てる人の点数が甘くなる傾向にある。 「難病哀話で泣かせましょう」と並ぶ邦画の柱になっちゃってる印象だな。
>>209 アニメは対外的に赤字。コンテンツ産業で黒字なのはゲームだけ。
>>212 ハリウッドは昔いろいろあって、TVドラマを映画会社が作ってるからな。
その辺のこともあるんじゃない?
あと文化庁が出す補助金のことを心配してるようだが、その通り!
ロクな使われ方されていませんからwwそれ以前にロクな補助がないですからw
たとえば「現場インターン制度」。
学生(大学生、専門学生)を映像コンテンツ制作現場でインターンさせる、という
制度だが、これが製作現場でいいように悪用されてる。
ポイントは「インターン生を受け入れると国から補助金が出る」ということ。
だからたとえばある日突然プロデューサーが現場に「助監督2人クビにして。かわりに
インターン生5人つけるから」とか言い出す。
製作サイドからすれば人件費浮くし頭数はそろうし補助金はもらえるしで大助かり。
しかし現場では、役に立たない素人を押し付けられても困るだけ。
そもそも、せいぜい一ヶ月程度しかない撮影現場でインターンしたところで、技術なぞ
身につくはずもない。学生も不満、現場も困る、税金も無駄、喜ぶのは製作サイドだけ。
こんな制度を考えるほうもどうかしてるが、この程度ですら散々議論した上で決まった
やつらしい。
スタッフは苦労、製作サイドは不良、役人は無能というのが日本映画業界の現状。
詳しくは映像産業振興機構(VIPO)のページでどうぞ。
http://www.vipo.or.jp/jp/intern/index.html
>>223 他国の事情は不明だけど、70年代以降の日本映画は観客不在の過剰供給が慢性的に
続いている特殊な業界。
>>208 >>212 そこに補助金を注ぎ込むのはまさに盗人に追い銭。
補助金ではなく制作費融資に代えて欲しい。記録映画などでさえ融資でいいと思う。商業的に
難しいのは理解できるが、補助金を配ると補助金目当ての安易な作品が増える。
というかドキュメンタリーなどはNHKや民放がもっとしっかりすべきだと思う。
局制や下請け制作のうち、優秀作は劇場版に再編集して公開とかそういう仕組みは作れるはずだ。
採算は封切りとその後の二次利用でトントンして制作会社の不利にならないように取り計らう。
NHKや局はカネを持っているんだからそういう部分で社会貢献しろよ。地方局や制作会社でも
そういう仕組みが作れるなら乗りたい会社は多いだろう。ドキュメンタリー屋
でもTVに飽き足らずに劇場版を公開する人が増えているからな。
現場インターンがそこまで酷いことになっていたとは・・・まあ予想はしていましたけど。
てか無能役人がバラ撒いている金がカモられてるってだけでは。 出す方に問題有りだわな、これ。
>>225 つか、日本映画界自体がおかしいからね。基本的に観客不在だし、とにかくカネ集めて
作っちゃえってことしか考えてないし。それでも出資する奴さえ続けば回るし、現に回ってるし。
映画やVオリは出資者もリスク回避の為に分散投資を好むので作品数が増えるってこともある。
「とにかく作りゃいいんだよ」「難しいこと言わずに働けばいいんだ」(まさに働きマンかw)
という体質は映像やマスゴミの業界では顕著だな。
日本の大企業自体がいかに労働時間を投入して生産するかってそれしか考えてないし、ついてこれない社員
は根性がないと切り捨てられる。だから過労死はなくならない・・・別の話になったが。
227 :
名無シネマさん :2007/10/16(火) 12:41:18 ID:WIotJFgL
>>223 ゲームならハードがよくなればクオリティーもよくなってくけど
映画の場合、監督の才能はもって生まれたもんだから釣りアホみたいに
シリーズ化してもバージョンupにはならねーな
>>226 >別の話になったが。
そう。全く関係のない別の話だ。
>>225 は「金を出す側の監査能力の欠如」を問題にしているだけからな。
そんなに酷い業界があるとして、それにポンと金を渡すアホ共の無能さ加減ってどうなのよ?という話だ。
壊れたレコードみたいに「盗人に追い銭」を繰り返している奴がいるが(憶え立てで嬉しいのか?)
世間ではどんなにアコギな商売をしていても、何らかの能力が無ければ金は集まらない。
つまり「相手に出させる」という作業が必要になるわけだな。
奪ってるのではなく相手に出させているんだから、どんなにあくどい手段を使っても「盗人」にはならない。
増して間抜け面して金を差し出している連中から頂いたって罪にはならんだろ?
ところが世の中には無能であろうとも労せずに金を集められる連中がいる。
そいつらは「金を出さねばならない」という制度に寄りかかってどんな無駄をしても罪に問われない。
「盗人」と言うならそっちの方なんじゃないか?
229 :
名無シネマさん :2007/10/16(火) 14:40:15 ID:1v49ZZ4X
>>228 途中から官僚叩きになっているけど(世間の人間はここまで役人が嫌いなのねえ)、
某基金の運営委員の名簿を見れば(これはネットにあるから誰でも見られる)、
どこかで見たような業界人や学者の名前がゾロゾロと・・・w
>>227 映画も年々、ハードやCGソフトのクオリティは恐ろしく進歩しているよ。難を
言えば現場の職人的な基礎的な技量が落ちている。
それと日本映画はお金がないからアメリカ映画では普通に使える機材とかが
簡単に使えないのねえ。
>>228 >増して間抜け面して金を差し出している連中から頂いたって罪にはならんだろ?
やっぱ「罪」だろうw まあ映画作りなんかどこの国でもそういうもんかも
しれないが。映画屋に関わるとホンマ、ロクなことにならんもん。
>>229 >どこかで見たような業界人や学者の名前がゾロゾロと・・・w
で、そいつらに金を渡しているのは誰だ?
「管轄以外の事を何で勉強しなくてはならない?」と言い切れる駄目役人ばかりだから
外部の人間の選定にも失敗するんじゃないか?
232 :
名無シネマさん :2007/10/16(火) 15:26:13 ID:mqTto2B8
日本の官僚に何期待してるんだよ 国民から預かってるものと 自分の持ち物の区別つかない奴らばかり だから無駄金使っても平気 道路を自分の物みたいに思ったり 年金の掛け金を着服する やってる事は違っても根は同じ 盗人根性はかわらない
>>232 またコームイン叩きか。そういうつもりで問題視しているんじゃないんだが。
235 :
名無シネマさん :2007/10/16(火) 17:51:35 ID:zb5pBIYl
日本ドラマにも言えることだが日本映画って基本的に原作があるよね。それって あまり良いことではないような気がするのだが・・・。 話題性だけで勝負って感じがしてやる気のなさが伺えるし恐らく原作無視だろう から原作と比較すると目劣りするだろうし良いこと無いのに。 俺としてはオリジナルが欲しいんだよね、オリジナルかどうかは知らないが リターナーは数少ない日本映画の良作だったな〜。SF指向だったし・・。
>>235 「原作」としてホンやマンガがあると企画書代わりになるので企画が
通りやすい。「大体はこうなる」というイメージが共有できる(もちろん、
結果的に完成品が原作と違ったものになっても構わない)
「三丁目の夕日」は「昭和30年代の東京タワーをモチーフにした映画が出来ないか」
という企画から逆算して原作を探したと言われている。
間違った。「漢字」だな。 金出す方がしっかりしてりゃ変な使われ方しなくて当然だ。 変な使い方されてる現状がある以上、その責任は最終的には金を出す方に帰結する。
つまり、あんな駄作に金やロケ許可を出して俺達の所に回ってこないのは無能な役人のせいだ!てこと?
一観客が補助金を期待するわけないだろw
>>239 要するに
>>238 みたいな奴は何でも役人のせいにしたいだけなんだよw
こういうバカは放っとくにせよ、「とりあえずカネ持ってくりゃいいんだよ」
「タダで使えるものは使え」
>>223 体質のギョーカイに補助金やロケ許可を出す
のは確かに間違いだろうな。映画屋TV屋のタカリにはウンザリ。
242 :
名無シネマさん :2007/10/16(火) 19:59:04 ID:mqTto2B8
たかられたって財布を預かってるやつが有能なら金は出ていかない これ真理
>>241 「ウンザリ」と言いつつ弁護もしておくと、これもアメリカ以外の大半の国では
映像制作がもはやまともな産業としては成立していないが故だろうな。
だからタカったりタダで使ったり騙すことしか考えない。
映画屋はともかく、TV屋でもNHKとキー局はカネ持ってるんだからケチるなよと
は思うけどね。それでも仕事を請ける制作会社が諸悪の根源だな。
>>242 そういう短絡的な役人批判にはしたくないわけだが。どっちにせよこんなケチ
くさい連中に国民の財産(道路や施設)の使用許可を出す理由もないな。
あいつらは極力、何でもタダで使うこととタカることしか考えてねえ。
>>243 >あいつらは極力、何でもタダで使うこととタカることしか考えてねえ。
民間なら当然の発想だな。コストダウンに命削るのはどこでも同じだろ。
そうやって懸命に作った金を巻き上げて平気で無駄遣い出来る連中には
「ケチくさい」と思えるかもしれないが、そう思うこと自体が税金の価値が分かってない証拠。
言いなりになる業者と楽ばかりしてるから海千山千の相手が耐えられないだけでは? 正直言って公共施設を出来るだけ安く使おうとする事の何が悪いのかわからん。
>>244-245 >コストダウンに命削るのはどこでも同じだろ。
映画屋TV屋がいかに他人をタダで使うことと他人からカネを巻き上げることしか
考えていない人種か、キミは知らんからそういうことが言えるんだ。
>正直言って公共施設を出来るだけ安く使おうとする事の何が悪いのかわからん。
ロケ地論争はもうやりたくないのだが、映画屋TV屋はロケ地をスタジオセットか
何かと勘違いしているからイヤなの。連中を弁護しておくと、これも日本の
映像産業がもはや真っ当な商売として成り立っていないためだろうな。
だから業界外の人間の寛容な持ち出しや協力で辛うじて何とかしている。
247 :
名無シネマさん :2007/10/17(水) 16:33:59 ID:+oUyGUjZ
入場料金が高すぎるんだよ。大人1800円だからね。 アメリカでも8〜9ドルくらいだろ。 1000円が妥当な所じゃね、その位ならもっと気軽に 映画館に行けるのにな。
248 :
名無シネマさん :2007/10/17(水) 16:52:37 ID:8WgnpEFq
外国映画でも同じ料金ですがね スレタイを読み込んでください
249 :
名無シネマさん :2007/10/17(水) 18:42:39 ID:5//eUInB
わざわざ邦画に金出して見にいくのは、もったいないに尽きるかな…。 「レンタルまで待てないw」って程の内容じゃないし迫力もないしね。
250 :
名無シネマさん :2007/10/17(水) 19:14:55 ID:crfcv8uf
また小役人が帰って来たか。 映画屋であろうとなかろうと、腹黒い奴は徹底して腹黒い。 "そんなこととは全く関係無く"、誰でもコスト削減を求めるのは当たり前。
>>247-248 この種のスレでは毎度ガイシュツだけど、興行組合が優柔不断で値下げの決断を下せない。
日本の映画興行の伸びが停滞している理由はそこに尽きる。アメリカはシネコン化で入場料を押さえ
て物販(飲食物)で利益を出すモデルをきっちり作っている。飲食物も外で買うのと値段は変わらないらしい。
日本でも東宝等の興行大手が決断すれば出来るはずだし、大手が先導して値下げすることで映画人口を
拡大することが結果的に小資本の映画館を守ることにも繋がるのではないか?
さらに言えば、残酷なようだけどそもそも小資本の映画館そのものが反時代的というか、
もうどうやっても儲からない商売なわけで、この際キッチリ引導を渡した方がええんではないか?
シネマヴェーラとかも経営者(本業は弁護士)の趣味なわけだし、ミニシアターや名画座も
オーナーを辿ると不動産屋やパチ屋だったりは普通にあるし、中堅や地方の興行主も他に不動産とかレジャービルとか
持っている場合も多いようだし、もはや道楽商売と化しているのが現実。
結果的にそういう人たちだけ残ればいいと思う。
>>249 これもガイシュツだけど、自国の映画産業が元気なのはもはやアメリカだけ。
どの国の映画ももはや世間にタカることでしか生きていけなくなっている。
日本はまだマシな方で、他の国はもっと露骨に補助金漁りしているはず。いまだに
外国映画の輸入制限をやっている国もあるし。
だから日本映画の復興だなんて眠たいことを考える必要はなく、観たくない
人は観なければそれでいい、と皮肉でなくこう思うようになった。
>>250 つかね〜、映画屋さんの場合、もう世間にタカることでしか生きていけなくなってるの。
そういう連中にどれだけ寛容になれるかって、要するにそういう話だね。
自分は寛容になる必要はないと思ってますけど(ああいう人たちと付き合うと何かと面倒なんだよ
ね〜)、キミがそんなに映画屋に親切にしてあげたいなら、そうすればいいんじゃないの?
>>246 >映画屋TV屋がいかに他人をタダで使うことと他人からカネを巻き上げることしか
>考えていない人種か、キミは知らんからそういうことが言えるんだ。
世の中はそんな連中同士の奪い合いですが何か?
何も考えなくても他人からカネを奪い上げられる人達には分からないでしょうけど。
正直に言わせてもらうと全てにおいて考えが甘すぎると思います。
生存競争なんて言葉と縁がない場所で楽している人が商売批判なんておこがましい。
自分たちが民間と同じ土俵に立たされたらどれだけ持ち堪えられると思ってますか?
日本の官僚組織なんて駄目な映画界以上に「終わってる」の。もちろん、その構成員もね。
なのに生き長らえていられるのは「他に代わりがないので仕方なく」でしかないんですよ。
他に代替組織があるのならあなたが路頭に迷おうが関係無しにそっちを選びます。
>>253 なんでそこで役人叩きが始まるんだ?
>世の中はそんな連中同士の奪い合いですが何か?
「世の中はそんな連中同士の奪い合い」だとすれば、ますます映画屋に世間が
親切にする意味はないと思うが? もちろん国民の税金で作った貴重な道路や施設を映
画屋のように「汚す」「壊す」連中に使用許可を出す意味もなくなるな。
もちろん地方ロケの際にタダのエキストラを頑張って集めてあげる意味もないわけだ。
自分で自分の書いていることの意味がよく分かってないんじゃないの?
このスレの住人には、中庸ということを知ってほしいと願うばかりです。
>>254 >自分で自分の書いていることの意味がよく分かってないんじゃないの?
それは自分でしょう。
世間の常識からズレまくっている人がまるで「世間」の側であるような錯覚をしてはいけない。
日本映画ぜんぶつまらん B級ハリウッドアクション映画よりねられてない糞脚本、演出ばっか 制作費で負けてるんじゃなくて内容で負けてる
>>256 「世間の常識」に従うと、映画屋に「世間」が親切にする理由は全くないし、貴重な
道路や施設に使用許可を出す理由もない(いちばん「汚す」「壊す」可能性が
高いのが映画屋TV屋なんでね。許可を出さなければ危険も面倒も一切ないわけで)
もちろん補助金なんてのは論外だなw でもこれも何故か役人だけが悪いことになるらしい。
>>255 何でも役人叩きに結び付けたい人がいるだけだよw
>>257 だから日本映画なんかつまらなくても誰も困らないんだし、同時にそうしていちいち
「つまらん」と触れ歩く必要もないってことじゃない?
また役人叩きか(w 相手は言い訳と責任転嫁だけには骨身を惜しまない生き物だぞ。 言うだけムダムダ。
おもしろさと無関係なことばかりに拘りすぎだな キタノブルーだのシュールだの誰々が脱いだだの 変わり映えのない出演者たちも
>>259 つかねえ。今でさえ世間(役所含)は映画屋TV屋にはそれ相応の協力はしていると思う
けど、これ以上に何をして欲しいのかがわからんよ。補助金は税金の無駄遣い
だから止めた方がいいとは思うけどなw
はっきり言って今の日本では映像産業に大した経済効果はないんだから(観光などの
パブリシティ面を除く)、ないものにはそれなりのことしか出来ません、ってだけの話じゃない?
>>260 そういう映画屋の自己満足は鼻で笑ってやればいいんじゃないかね?
>>261 >これ以上に何をして欲しいのかがわからんよ。
世間でこれを言ったらお終いですね。
ニーズというものは自分から探りに行くものですよ。
ご意見箱を覗いていれば事足りると思ったら大間違い。
それが面倒で協力したくないならしなければいい。それだけの権限があればね。
無いなら文句を言わずに与えられた役割を果たしているしかない。
この二人を足して2で割りたい
>>262 >ニーズというものは自分から探りに行くものですよ。
「役所はもっとロケに協力しろ」って話なら、今はFCとかあるよ?
>無いなら文句を言わずに与えられた役割を果たしているしかない。
「与えられた役割」を果たしていない人なんかいないと思うよ? このスレの人は「役所が
ロケに非協力的なのは許せない」と言いたいらしいが、逆に言えば住民の利益を
考えると消極的な態度を取った方がいい場合もあるわけ(ロケは迷惑だからね〜)
むしろ今は地方などでは役所の方がロケ隊側に就いて協力的なことも多いと思うけどな?
結局、日本の映像産業はその実力に見合った処遇を受けているだけ、というだけだと思
うんだよね。
>>261 本当に産業として力が付いてくれば自ずと世間の態度も変わるのではないかな?
今は世間の好意に甘えている状況だよね。だから出来ることに限りがある。
ミーハーなファンや地元民の好意に甘えないとエキストラさえ集められないわけだし・・・。
>>264 >このスレの人は「役所がロケに非協力的なのは許せない」と言いたいらしいが
外れ。他の人は知らないが私は「他の業界を批判する権利の無い組織の人間が偉そうに語るな」だけ。
しかも語ってる内容が甘ったれて傲慢な言いぐさばかりで「だから金に対する感覚が変なのか」と思えるものばかり。
自分の感覚が民間で通用すると思ったら大間違いだよ。
所詮小役人ふぜいに映画の事などわからないんだから、グダグダ言わずに使用許可を出せ、 くだらない作品に出す金があるなら、俺様の傑作に回せと、つまりこういうこと?
>>265-266 仮に日本の官と民が「民間感覚」(要するに自分たちの損になることはしない)を
徹底させたとすると、映画であれTVであれ、制作可能なのは、
(1)多少は製作費が膨らもうが各方面への支払いをきっちり出来る作品。
(2)パブリシティとして持ち出してでも協力したい作品。
この二つしか残らないだろうな。まあその方がビジネスライクになって世間としても
映像屋さんとしても双方にいいことなのかもしれん。
ロケ地についても、全てお金で決めることを徹底すればスッキリしていいんじゃないかね?
スタジオやハウススタジオはそうしているわけで(商売だから当然だが)
もちろん(2)目的でタダや持ち出しで協力したいところはこれまで通りそうすればいいだろうし。
力がない(お金がない)ので世間の好意で何とか制作出来ているのが今の映像産業の現状でしょ?
芸術文化振興基金の補助金ももちろん中止だろうな。製作費融資に切り替え。ただし今は公的融資の 焦げ付きにうるさいので、取り立ては厳しいものとなるだろう。 個人的には審査は緩く、代わりに返せなかった制作会社・プロデューサー・監督を 次回から名前を公表の上締め出しがいいと思う。そうすれば民間も「こいつらに カネ出すな」という目安になる。未収金も出るだろうが代わりに国のカネで業界を浄化出来る。 浄化したら誰も残らなかったりしてなw
>>267 >力がない(お金がない)ので世間の好意で何とか制作出来ているのが今の映像産業の現状でしょ?
「世間に寄生してる連中が偉そうな事を言うな」はスルー?w
それからどーせ出来もしないことを書いても何もならないと思いますが。
浄化なんて言葉とは無縁であるのに。
>>269 言いたいことがさっぱりわからん。役人叩きがしたいだけなら余所へ行ってくれないか?
ただ「民間感覚」を徹底させるとこうなるよ、と言っているだけなので。
>>269 「民間感覚」を徹底させると、
(1)可能な限り協力は断った方が得(協力しなければ初めからトラブルは起きない)
(2)お金で協力するしないを決める。
(3)もしくはお金以外のメリットがある場合には協力する。
この(1)(2)(3)を貫徹することになるので、映画屋さんTV屋さんには余
計に不利になるよ、と言ってるだけなので。
まあ日本の映像産業をまともにするにはこうした方がいいのかも。中途半端に世間が
無償や廉価で協力するからいつまで経っても自立できない。
だんだんコピペ荒らしと変わらなくなってきたな。 同じ文章の繰り返しに連投。ウザイ。
>>270 いわゆる役人叩きじゃなくてお前さんが叩かれてるだけなんじゃないか?
ここで勉強してます
275 :
名無シネマさん :2007/10/20(土) 14:24:51 ID:Dap3yDGv
映画を撮る上で投資者側からの要求とかってあるの? 例えば恋愛指向にしろとかヒューマンドラマじゃないと投資しないとか・・。
・・・・・厨房か
277 :
名無シネマさん :2007/10/20(土) 17:10:23 ID:bamCfapa
日本映画は編集が下手 2時間のものはほとんどが90分に短縮できる
278 :
名無シネマさん :2007/10/20(土) 19:38:32 ID:ts6jTByl
青山真治キモイby沢尻エリカ
日本映画全否定してる奴は昔のを観てないんだろうな 60年代はもちろん70年代のプログラムピクチャーなんかやたら面白いぞ
プログラムピクチャーは、後にテレビドラマに受け継がれました。
281 :
名無シネマさん :2007/10/22(月) 02:18:09 ID:si94H1Rl
>279 昔の映画はもう見れんって。 レンタルにもあまりないのに。
283 :
名無シネマさん :2007/10/22(月) 18:14:50 ID:MRoTx+0L
>>282 TSUTAYAになぜかたくさん入荷してるぞ、他のレンタル店にも結構あるんじゃないのか。
今はCSもあるしその気になればいくらでも観られるだろ。
284 :
名無シネマさん :2007/10/23(火) 00:18:27 ID:4Y19g5pD
>>283 だがどうしても海外ドラマや洋画に手がいってしまう。
最近の邦画の最新コーナーはチェックすらしない。
ちなみに家の近くの某TUTAYAでは最近入荷したばかりの邦画より
数週間前に入荷したナイトミュージアムの方がレンタル数が多かった・・。
これは洋画人気と邦画人気の差を端的に表した結果なのだろうか?
まぁケースバイケースだよな。
285 :
名無シネマさん :2007/10/24(水) 19:36:39 ID:GbG50R/I
なんか今度邦画でXファイルザムービーみたいな映画やるっぽいけどちょい期待。 邦画はやたら青春ものやラブコメ要素を取り入れるから映画館で見る気にならん。てか見る気にならん。 まぁよほどの大作じゃないと映画館ではみないけどね。
286 :
名無シネマさん :2007/10/24(水) 19:55:51 ID:h1uI5TUA
ハリウッド批判、日本映画礼賛してる監督には期待できない
その逆も同じ。
海外映画も大損だけどコンピューターグラフィックスCGコーポレーションジャイアント特別撮影デジタル特殊名句が丸晴れ騙され
>>275 俺の会社(映画とは全然分野が違う)が某邦画の制作委員会に加わったことがある。
担当部長と事務担当が制作委員会のクレジットに載った。担当部以外にも関係部門
(俺の社の広告、販売など)に担当者が置かれて俺もその1人。公開の1年ぐらい前から
月に1、2度集まって、各部の要望を出し、制作会社に伝えた。撮影中に脚本が回ってきて、
各部でチェックしてくださいともいわれた。
各部がそれぞれいろんなことをいってきて、毎回会議はもめた。
ようやくまとまったものを担当者が映画会社にもってくと、他の出資会社と
意見が違ったりする。内容よりも、PR方法やグッズなどが原因だったけど、
何カ所か追加撮影にもなったはず。
最終的に世評の高い監督、キャストもそろったのに悲惨な内容で、客は不入り。
でも、宣伝効果(うちの社の関連商品が売れた)でトントン。その後も出資してる。
俺の部署が変わって、1回しか経験がないけど、周りを見渡し映画をろくに見たことの
ない連中の意見で、作品そのものがダメになっていくのは残念だった。
290 :
名無シネマさん :2007/10/28(日) 22:14:02 ID:ls25HjSj
ハリウッドは早期からスタジオと重役室が分離されてたからな。
291 :
名無シネマさん :2007/10/29(月) 12:57:06 ID:GrkUaXqg
なるほど興行収入じゃなくて広告収入でもってんのか映画って じゃあタイアップ企業のための2時間CMみたいなもんだね
>>289 ヒントでいいので何ていう作品かおせえて
293 :
名無シネマさん :2007/11/01(木) 19:16:12 ID:7KSrZPOY
ドラマ映画だとドラマで宣伝しながら映画と両方で金を稼ぐって言う技とか 使ってそうだよね、西遊紀とかってまさにそれっぽいよね? 西遊紀といえばやたら宣伝がやかましかったのが記憶に新しいな、27時間TVも まるまる宣伝に使ってたしね。
演技が糞すぎる 女優が醜い
女子高生が「邦画って、つまらん映画を指す言葉のこと」と思い込んでいた、というレスを読んだことがあるな
296 :
名無シネマさん :2007/11/02(金) 09:39:50 ID:qxrAuhMQ
テレビで煽った局関連映画(ジブリも含む)が 大ヒットしてるけど、違うだろ。 つまらない物でも宣伝でヒットさせてるだけで中身がない。 ヒットしないのも駄目だけど。
297 :
名無シネマさん :2007/11/02(金) 09:41:07 ID:qxrAuhMQ
大人が見れる作品がない。 米国は大人向けの作品もあり、市場の幅広い。 日本はガキしか見れないものばっか。
脇役と主役がはっきりしすぎ。 脇役が作品のためにいるんじゃなく主役のためにいる感じ。 まんが脳。 CGのおかげでアクションの部分はまだごまかせるようになったが、 会話の部分が下手すぎ。役者も撮るほうも。
日本人の台詞を洋画の声優に吹き替えてもらいたいときがある
セカチューのヒット以来、糞恋愛作品を連発しているTBS 難病死の次はレイプ妊娠がお約束のケータイ小説を次々と映画化予定
テレビのドラマとかでもそうだけど、なんていうか俳優の演技がいかにも台 本読んで演技してますって感じで、自然さが感じられないんだよね。 うまく言えないけど、舞台とかの芝居をテレビドラマでカメラで撮影してる みたいな。 舞台とかだとその場でちょっとわざとらしい位に誇張してセリフ読んだり大 きなジェスチャーとかで芝居してて、それはそれでいいけど、テレビドラマ の演技って動きもセリフも全部決まってますみたいな感じで、ライブ感が無 いんだよね。 例えば外国の映画だと、家の中の演技も、本当に普通に家にいて、それをた またまカメラが隠れて撮影してるみたいに、役者の仕草とかも自然に見える。 けど日本だと、ここまで歩いて来てここで一言喋って、次にここに来て振り 向いてから喋るみたいに全部マニュアル通りに演技してるように見えるんだ よね。 それでもうまい人ならいいけど、例えば反町たかしみたいなのって、完全台 本棒読みにしか思えない演技だからしょぼく見える。いかにも演技頑張って るぜって自分で思い込んでるだけの演技。
>>301 役者が大根ばかり、と云えば終わる話じゃね?
いや、大根にすら成っていない。芝居が出来てないという話だろう。 アメリカ映画俳優陣は演技教育受けてる方が多いからな。 肉体表現と感情の整合性取れることからして日本のなんちゃって俳優とは違う。 動きや位置を守って尚且つ感情載せてくるからな。 でも、その載せ方の着地がいつも同じ場合はハリウッド俳優でも大根と呼ばれるが その「安定感ある大根」を観に行ってるんだよな、結局。 日本でそれが出来てるのはごく一握りでしょう。
部屋とか衣装に全然リアリティがないことが多いのが気になるなあ。 金がないんで知り合いの家でロケしました、みたいな低予算映画のがマシだったり。 スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴなんかも、衣装が全然埃や土にまみれていいない上、裾とか袖口がほつれたりもしていないのが ものすごく不自然で苛々させられた。
>>301 アメリカ暮らしを体験する前の俺を見ているみたいだ。
俺も昔はそう思ったりしてたんだけど、ネイティブの中で暮らして
実際の会話に慣れてしまうと、あっちの役者もけっこうアレに感じたりする。
大体が芝居がかってるし、台詞自体もクサいのが多い。
昔は名シーンだと思っていたところで赤面したりしてるw
>>303 そう、大根というよりそもそもが演技ってものになってない。
最近の若い俳優って名乗ってる人って結局演技について基本的な事って何も
学んでないじゃない?
独学だなんだってさ、モデル上がりの人がテレビドラマとかいきなりやって
、知名度が出てくるだけでもう映画の主役とか。
演技って言うよりただ台本覚えてるだけで、結局テレビドラマのかだと通用
しちゃうから、似非俳優ばかりになっちゃう。
反町の名前出したけど、こいつもその典型的な何も学んでないただちょっと
有名なだけの人。
反町の見てると、ただ眉間にシワ寄せてセリフ言ってたりするだけで、本人
の、俺は凄いんだぜって思い込みの部分だけで演技してるから、なんか見て
るこっちが耐えられなくなるんだよね、恥ずかしくて。
更に絵造りも同じ、立ってセリフ喋って、決まった立ち位置決まったアング
ル決まった仕草ばかりだから全然リアリティとか映画の中に入り込めない。
教育テレビの中学生日記とかと殆ど撮影方法とか一緒みたいなチープさがあ
る。
海外のさ、DVD特典の舞台裏とかだと、もう光の加減とかカメラのアングル
とか全てを緻密に計算して、それで撮影してるみたいな感じがあるじゃん?
日本だと、適当なロケ地見つけてちょっと光とかの露出考えるだけで、カメ
ラ置いて、俳優が立ってすぐ撮影みたいなチープさがあるよね。
307 :
名無シネマさん :2007/11/06(火) 13:41:34 ID:17XKGf82
>>306 海外のやつさ、緻密に計算していいけどさ、なんかミス出さないための計算
にしか思えなくて見てて飽きるよな...
日本のはさ、出てくる俳優が同じ系列のプロダクションでさ、やっぱり飽きる
308 :
名無シネマさん :2007/11/06(火) 20:53:32 ID:UBa2/arG
>>306 >教育テレビの中学生日記とかと殆ど撮影方法とか一緒みたいなチープさがある。
自分の観察眼のなさを披露して嬉しいか?
どう見たって大部分の映画の方が丁寧に作ってるぞ。
ビデオとフィルムの違いでわかりにくいかも知れないか見分けろよ。
お前が書いてる事って自分が批判してる演技のレス版みたいだw
不勉強で思い込みだけ。こっちが恥ずかしくなるところまで同じだ。
>>308 演技のレス版って?
演技に関するレスの映像版って言いたいの?
俺のばあちゃんもずっと水戸黄門みてたのにビデオ取りになったの知らなかったくらいだから見分けつかない人も多いかも。
312 :
名無シネマさん :2007/11/06(火) 22:47:08 ID:2BZBSk8O
「○空」音楽の使い方が下品だった 「○〇〇〇〇ノート」の方は良かったと思ったら、めいなCo.だった
313 :
名無シネマさん :2007/11/06(火) 22:48:33 ID:S3JtDJxu
カメラワーク 本当に寒気がする時があるw センスがなさすぎる…。
>>313 どんな風にセンスが無いの?
逆にセンス有るカメラワークってどういうの?
俺の同僚でアルマゲドンみたいなカメラワークが良いと思い込んでるのがいる。
絶えずカメラが動き回る方が優れてると勘違いしてるんだな。
俺は意図が感じられない移動撮影は大嫌いなんだが
ハリウッドの大作やPVにスポイルされちゃうとそんな感性になっちゃうんだろう。
もちろん
>>313 がそうだという訳じゃないが、そういう奴って多いんじやないか?
確かにPV出身監督には常にクレーンやステディカムでカメラを動かしてないと映画を撮ってる気になれない人が多そうだ。
絶え間なく移動させているとカメラポジションの意味が弱くなるので 好きなところで編集しやすくなるんだな。 編集の事なんか考えずにマルチで撮れるだけ撮って 編集室ででっち上げるには最適な方法ではある。 一つ一つの絵は弱くなるけど編集でテンポを付けられるので 良い絵を見てるような錯覚を観客に与える事ができる。
センスないカメラワークと言われてすぐに思いつくのが セカチューのカメラぐるぐるだな アホかと
あずみのカメラぐるぐるも
320 :
名無シネマさん :2007/11/09(金) 15:26:04 ID:Fz2kjCym
日本映画って無駄なシーンで尺稼いでるよな 男女が畳に横になってことをおっ始めるんかと思いきや無言のまま静止してそのシーンを 10分ほど垂れ流す、何か意味をもたせたいんだろうが結局は観る側に委ねてるだけの シュール気取りの手抜き
興行収入を捏造するところ チケットを弱み握ってる企業や出入り業者に無理やり買わせるところ 始まる前から大ヒット上映中が決まっているところ 桜にコメントさせること 映画賞が八百長なところ 暴力団に利益供与しているところ
323 :
名無シネマさん :2007/11/10(土) 08:46:20 ID:GOp35iOI
324 :
名無シネマさん :2007/11/10(土) 09:23:30 ID:mIihXjj5
>>308 その逆って言うか、例えば教育テレビの中学生日記みたいなのも、テレビの
カメラじゃなくフィルムで撮影したら、普通の邦画と同じように見えるんじ
ゃないか。
つまり邦画の映像とかって結局その程度に見えるって事。
ロケ地での撮影もただ適当な場所見つけて、役者が出てくる位置とか大体の
決めてそれで撮影してるみたいな。
なんていうか、絵的に臨場感も何も無いって言うの?カメラの画質もアング
ルも何もかもテレビドラマとかで使い回されてる同じ手法のものばかりって
言うかさ、邦画とかって役者とか映してても撮影してるカメラの位置とか反
射板?掲げてるスタッフの存在が感じられるっていうか、なんか安っぽく見
えるんだよね。
だから中学生日記とかとあまり変わらないって言った。
絵的に中学生日記とかニュースとかでカメラ持って街の中ロケしてる映像と
かと一緒みたいに見えるんだよね。
役者の演技がしっかりしてたら、それでも「引きしまって」見えるけど、役
者の演技もテレビドラマの延長みたいなのが多いからリアリティも薄く感じ
ちゃう。
要するにハリウッド映画と邦画の違いくらいの差がないと違うって思えないって事だな。 ハンバーガーと寿司の違いはわかるがコンビニの寿司と高い寿司の違いがわからないようなもの。
いや、プロ目線ではそういうことなんだけど、 見てる素人にとっちゃ一周回って同じ事なんだと思うな。 結局さ、照明してないかのようなライティングで、かっちりした「映画的な」決まり画の 連続で退屈なわけだよ。 たまに動いたらテレビドラマのレールワークと大差ないし、ステディカム使った日にゃ 無駄にワイドだわ、ヘロヘロだわでハリウッドとの落差がありすぎ。 ライティングとかカメラワークとかに一々理屈とか思いとか言い過ぎて、 意味合いが空回りしてるんだと思うよ、結局は。 向こうの連中はもっと感覚的に撮ってるのを、ド素人こそが無意識的に感じ入ってるんだよな。
勝手にプロ目線にすんなよ。 俺だって素人だ。だが見ればわかる。 理屈で考えたってわかることだ。 中学生日記と同じように撮ってて何ヶ月もかかると思うか?
この前ニコニコで見た「非・バランス」って映画はモロ中学生日記って感じで、 こんなの金払って見るのバカらしいわ
あんまり中学生日記を引き合いに出さないでくれ 俺は中学生日記が好きなんだ
中学生日記は日本人が作るにしては優れてるよ
>>326 >向こうの連中はもっと感覚的に撮ってるのを
「向こう」というのは異次元かどこかの話なのか?
それとも撮影の勉強なんかできない後進国の話か?
ハリウッドの話だとしたら大笑いしちゃうが。
芸術面でも実務面でもこれほど理詰めな場所はない。
無駄のない綿密な撮影プランを要求される場所で
感覚的なコンポジションなんかやってたら蹴り出される。
DPのインタビューの聞きかじりで勘違いしてるのかも知れないけどな。
芸術面でこれほど理詰めな場所はって日本のこと? 理詰めでやってつまらない、安っぽい映像じゃどうしようもなくない? 百本譲って理詰めでやってたとしても、クオリティとして低く見えたら意味 ないよね? というより日本のって、一つの理詰めで考えた手法やらそれだけしかないよ うな感じがする。 日本映画はこういう考え抜かれた撮影方法に全て乗っ取ってやりなさいみた いな。それ一つだけならいいけど、バリエーションが無いって言うか、他の やり方理詰めで考えてるから一つのものしか出来ないみたいな、そんな感じ。 パターン化されすぎてるっていうのかな。
普通に読んだらハリウッドの話にしか読めないが?知りもしないで憶測だけで変なこと言うなって話だろ。 それに対してまた憶測で返してどうするんだよ(w 「感じ」とか言わずに言える範囲のことを語るか、「感じ」と言わなくてすむ知識を身に付けてからにしろよ。
334 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 12:32:00 ID:MZIE8SeZ
ハリウッドは感覚的で邦画は理屈っぽいと講釈垂れたくせに ハリウッドの方が理屈詰めだと言われると邦画もそのくらい理屈で撮れと批判。 もうね、中学生日記に出てろと。
>>289 そういう話が出てくるとリアルだなあ。今はそういうカネの集め方で映画なんか
出来てしまう。これが「日本人が日本映画を馬鹿にする・ヒットするのはキー局の大きな映画だけ
なのに製作本数だけは異常に多い謎」の秘密なんでしょうね。
TV番組だの文化映画だの企業VPだのも含めて日本が世界有数の映像大国だと分か
ってない奴多杉。こんなに国産の映像コンテンツを昔から現在まで山のように作り続けている
国って世界でも数えるほどしかないんだよ。
(もちろん個々の会社はスタッフは大して儲かっているわけではないが)
>>331 こういうスレに来る人の大半が
>>335 のような現実すら知らずにイメージで「日本映画=駄目」
と言っているだけ。確かに今の日本映画なんか別に面白いもんじゃないのは事実だけど、
自分が興味のないものの悪口をなぜ言い立てる必要があるの?
ちなみに戦前からこの類の日本映画批判って延々とあるらしいね。70年代からはとくに
そうだけど、日本はこれだけ国産映画の悪口を言われ続けても観客に無視され
続けてもそれでも無関係に映画が量産される謎の国なんだよね。やってる人間は儲かってないのに。
こんなに(少なくとも量的には)映像コンテンツが膨大に蓄積・生産され続けている国
ってそんなにないと思うけど。日本はまさに「映像の世紀」を体現する国なのだが。
337 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 15:12:37 ID:dqK2dRn5
うまく言えないけど、 この映画って…2時間ドラマか、連ドラでも十分じゃね? みたいな感じ。
338 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 16:29:43 ID:m7RVTF+1
>336 量だけ溜め込んだって使い方知らなきゃ偉そうな事言えないんだよ。 実写日本映画は「使い方」に関しては素人レベルなんだから、 謙虚に大人しくしてればいいの。
>>338 >>335 とかを見る限り「素人レベル」はもっと低そうだぞw
本当はもっとこういう珍説くんは大事に見守ってあげて欲しいのだが。
>>338 >謙虚に大人しくしてればいいの。
具体的にどうしろと? キミの家に強引に押し掛けて「観ろ」と押し売りでもされたのか?
>>339 どこが「珍説」なのか具体的に指摘してください。建設的な話をしたいわけではなく
悪口のための悪口を言いたいだけなら別に構いませんが。
ですから観たくない人は観なければいいんですよ。自分が興味のないものの
悪口をわざわざ言う神経というのが理解できません。
341 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 21:19:14 ID:9tvI9ySZ
>>333 いや、ごめん。流れイマイチ掴んでない所があって理詰めってのは邦画かと
思った。
理詰めで計算しつくして、このレベルなのかって。
それと「感じ」ってのもあくまで映画ファンとして映画を見てのイメージだ
ったりもあるし、使ってるカメラとかそんないちいち全部知らない部分もあ
るし、そういうの言われたら映画撮影した経験ある奴しか批評出来なくない?
それにそこは単なる書き方の癖って言うか、感じを思うでも置き換えても意
味通じるし、いいでしょ?
342 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 21:27:07 ID:9tvI9ySZ
>>336 悪口…かな?336自身も今の日本映画はつまらないと思ってるって書いてる
よね?
そのどうしてつまらないのか、つまらなく見えるのかをみんなで言い合うっ
て、そんなに悪い事かな?
それって結局つまらないものより面白いと思う映画を望んでるから、今の現
状に満足してないからでしょ?
343 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 21:50:19 ID:0/zTr76G
日本映画の決定的な欠点は台詞が日本語であるため 劇場の音響が悪いと何を言っているのか判らない ことが時々あることです。
>>340 アンミスだ。すまん。珍説くんというのは
>>332 な。
>>341 知識がないなら「絵がつまらない」程度で済ましゃいいじゃん。
それが無いから意味が通じない。滅茶苦茶ばかり言って「いいでしょ」じゃないってw
批評のためなら嘘言ってもいいのか?
345 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 23:36:19 ID:m7RVTF+1
>340 > 具体的にどうしろと? キミの家に強引に押し掛けて「観ろ」と押し売りでもされたのか? 映像コンテンツがどうのこうのなんて話持ち出して、他人の褌で相撲取るなって事さ。
>>341 >そういうの言われたら映画撮影した経験ある奴しか批評出来なくない?
技術批評というのは本当はそういうものなんだよ。知らなかった?
歌舞伎やらバレエやらの批評とか読むと判るが、技術を体験したやつと体験してないやつの
書いている事には雲泥の差がある。もちろん、技術を知ってる奴の方が「雲」だな。
こういう人は「泥」の方が演出論とか概念的な言葉をこねくり回して書いている事を
アッサリと「足の運び方のミス」とか簡単なことを通して明らかにしちゃう。
映画技術の批評だって本来はそうあるべきだ。
例えばカメラワークを批評したかったとする。
「あのカメラワークはダメ」までは誰だって言える。だけどそれは批評にはなってない。
だってそれは「嫌い」って事でしかないんだもの。
それにいくら言葉を費やしたって「嫌い」は永遠に「嫌い」でしかない。
本当に「ダメである」と言いたいならまず、そこでカメラが何を要求されているか把握してなくてはならない。
そして、その要求に対してどんな種類の解決方法があるか知っていて、
「じゃ、その中でこの方法を採ったのは正しかったのか?」を経て初めて「ダメ」と言える。
本当はもっと複雑なものだろうが、最低限でもそこまで考えなければ批評にはならんと思うが?
技術批評というのは本当に難しい。
だからどの分野の批評家でもなかなか技術の領域には踏み込まない。
>>342 >336自身も今の日本映画はつまらないと思ってる
今の日本の映画・TVドラマが駄目なのは、シナリオの骨格がいい加減でそれを観
客(視聴者)が許してしまっている点に尽きる。ただこれは今さらどうにも仕様がない。
だってその方が受けるんだし。映像についてはもう少し陰影がつかないかとは思うけど。
>>344 >アンミスだ。すまん。珍説くんというのは
>>332 な。
それならいいんですが。制作量だけなら日本が映像大国だと知らない人が多いんですよね。
これがどんなに凄いことなのかどうして分からないのか? 質や制作現場の事情はともかく、
日本は自分たちの力だけで膨大な映像コンテンツという文化遺産を後世に残せる国なのだ。
>>345 相変わらず言いたいことが分からん。観たくない奴は観なければいい。別に「謙虚」がどうこうは何の関係もない。
アンタが押し売りでもされて迷惑したのなら話は別だが。
ただ観客の多寡とは別に映画にカネ出してもいいって人は今も昔も絶えないのが日本映
画の不思議なんだけどね。アンタがどう思おうが日本映画はこれからも永遠に作られ続けるだろう。
>>346 >だからどの分野の批評家でもなかなか技術の領域には踏み込まない。
不思議なことに映像についてはそれが許されるんですよ。素人にはなかなか
分からない部分が多いからでしょうね。
>>347 で「もう少し陰影がつかないか」とは書いたけど、これはまあ
願望のようなもので、現場的に難しいのならそれ以上は踏み込めないしね。
>>342 どうしてつまらないかが分かって言ってればいいけどな。全然分かってないと思うが?
学生時代にアルバイトでエキストラやったけど、ドラマと映画の撮影の時間は段違いだったよ。
ドラマがいい加減ってわけじゃないが、映画は待ってるのが苦痛なくらい時間がかかった。
それで感心するほどすごい絵は撮れてない。だが、何をやってたか見てた俺には
それだけ時間をかけなかったらどんなに酷いことになってたか想像はつくわけだ。
その時にスタッフの人に紹介してもらったスタッフの専門誌とか読んだりしているけど
日本映画だってずいぶんと考え抜かれて作られてるもんだぞ。でもそれを知らなければ
>理詰めで計算しつくして、このレベルなのかって。
これで終わってしまう。お前が言ってる「このレベル」まで持っていくのって大変なことなんだぞ。
だから日本が酷いってことじゃなくて、それ以上を達成しているハリウッドがどれだけ凄いかって話なんだ。
だけどそれが理解できなければお前みたいに日本映画は手抜きとか簡単に思ってしまう。
それで原因とか言い合っても意味なくないか?叩きたいだけなら何も言わんが。
大スクリーン用に、女優さんのメイクが手間隙かかってるだけだったりして
>>351 テレビも映画もそんなにメイク方法は変わらんと思うよ。
時間掛かるんだったら、その分先に入ってもらってメイクさせるし。
>>349 まぁ、2ちゃんなんだから
別に技術批評をする必要は無いんで、
素人の感想を言い合うことは構わないと思うんだけれどね。
その感想に、少し或いは多く技術的な事が分かる人が反証してきたときに、
素人の俺たちが、反発するんではなく、
その割には大したことなく見えるのは何でなのさ
って語っていけば良いだけで。
感想が感想で済めば最初から問題ないわけだが。 自分の印象を事実のように語る人がいるからねぇ。
邦画と一口に言ってもカンヌ受賞の「芸術作品」もあれば、フジテレビ製の「工業製品」もあるわけで、十把一絡で話してもね。 互いの頭の中にあるものが違うわけで。
カンヌ受賞といっても普通につまらんが
357 :
名無シネマさん :2007/11/18(日) 18:58:40 ID:kpsnT2vx
アカデミー賞受賞した映画が必ずしも面白いとも限らない原理と同じだろ。 ロー○オブザ○ングとかさ・・・。
強いて「原理」を挙げるなら「面白い、面白くないは個人の嗜好に拠る」じゃなかろうか?
>>358 そんなことはないんじゃないかな?
例えば極端だが、あなたの寝顔を延々2時間映した映画があったとしよう。
これを個人の嗜好で割り切ることは難しいのではないかな?
仮にあなたの肉親や知人がおもしろがったとしても、これはおもしろくないだろう。
商業映画は基本的に不特定多数を対象にしている。
これを裏切るものはおもしろくない可能性が高いと言えるだろう。
戦場カメラマンが米軍の特殊爆弾から48時間以内に日本を救う話など、
荒唐無稽過ぎて、不特定多数の人がおもしろがるわけがない。
ショッカーが世界征服のために幼稚園の送迎バスをジャックするのと大差ないからだ。
こういうのを好きな人もいるだろう。しかしやはり一般的ではない。
極論に寄りかかるのは詭弁の特徴。 荒唐無稽なアクション大作を「オモシロい」と思う人もいるし、 アート志向の人間ドラマを「面白い」と思う人もいる。 邦画の場合、そういう 「どのような客層をターゲットとした映画を作ろうとしてるのか」 という段階で迷走してる作品を度々目にする、 というのも事実だけど。
>>342 >例えば極端だが、あなたの寝顔を延々2時間映した映画があったとしよう。
>これを個人の嗜好で割り切ることは難しいのではないかな?
>仮にあなたの肉親や知人がおもしろがったとしても、これはおもしろくないだろう。
あなたの肉親や知人がおもしろがった → あなたの肉親や知人の嗜好
面白いと思わない → 面白いと思わなかった人の嗜好
簡単に割り切れましたが。
>>360-361 それらは
>>359 の文中に書いてある。発言に意味がないよ。
うちの猫の寝顔を2時間映したものをおれはおもしろいと思う。これは嗜好だ。
しかし、これを「こんなにおもしろいのにどうして全国一斉ロードーショーしないのか?」とは
考えないってことだ。
個人の嗜好が合致していても、客観的にこれはつまらないと判断できるだろ?
だから「面白い、面白くないは個人の嗜好に拠る」とは限らないと言える。
恋空ごときがヒットしてる時点でだめ。
>>359 「ショッカーの幼稚園バスジャック」は80年代に入り、
リアリティのないエピソードの代名詞として多くの人にコケにされましたが、
コケにした人たちは、「幼稚園バスジャック」がもし実際に行われたら
どれほど恐ろしい犯罪なのかを理解する想像力に欠けていたともいえますね。
と、2000年福岡で起きたバスジャック事件のニュースをTVで見た
時に思いました。自戒をこめて言うんですけどね。
現実はショッカー以上に情けないって実例だったもんねえ。
てか、
>>362 が全然理解できん。
「個人の主観はその人の主観に拠る」という話をしているところに
なんで「客観的」とかいう言葉が登場し得るのか?
>366 >362は「普遍的な面白さの基準がどこかの空の下にあるに違いない」 と思い込んでるんだよ。
368 :
名無シネマさん :2007/12/01(土) 16:42:50 ID:YFQvIjCo
369 :
名無シネマさん :2007/12/01(土) 17:28:40 ID:an5XuK/0
春樹みたいな基地外がでかい顔してる時点でお終いだろ。
なんでもかんでも 安っぽいコント仕立て、コメディタッチに逃げること
コント仕立てで役者の演技や演技指導を誤魔化すのはよくない 役者そのものも低質なアイドル程度のものばかりだ
コメディってシリアスなものをやるより難しいと思う。 大仰な身振りやがなりたてをやらなくても良いのに、 緩急や細かいさじ加減を知らないから吉本新喜劇を 見てる気になる時がある。
緩急や細かいさじ加減?w ガリレオでの品川さんですかw? とにかく邦画は、まずコメディ、コント仕立て、から離れろと
コメディ仕立てにしたいなら 最低限の伊丹十三レベルを見習えよと 若手芸人やアイドルタレントの適当コント 見たいなのはやめろ
「亀も空を飛ぶ」ってイラン映画を見たけど、 子役が無茶苦茶上手くて仰天した。シリアス芝居をやってるメイン3人が 上手いのはまあ当然なんだけど、脇役のコメディリリーフをやってる 主人公の腰巾着みたいな子と片足の無い子のギャグ芝居がとても上手い。 それなのにその子達はみんな現地調達した素人だったそうだ。 ハングリー精神の差なのかねー。
監督のセンス 演出のセンス 演技指導とかの差だろ
「亀は意外と速く泳ぐ」ってそっからつけたタイトルなのかね
ペイッ
「誰も知らない」の素人子役の演技は良くなかった? YOUもちょっとしか出てないけど悪くは無かったし けっきょくさ、撮影する側が指導して 役者のいい部分をどうカメラで切り取ってやるか にかかってるんじゃないかな んでそんな面倒なことやりたくないから コントにすれば指導も演技もしょぼくても 「コントだからいいんですよ」って言う逃げに出来る そう言うのが嫌い
>>368 邦画の助成金って、角川が仕切ってるんだな・・・・・初めて知った。
文化庁の天下りを受け入れているってことか
税金ドロボーだよな
>>375 その素人たちとプロの役者が同じ事をやってると思ってたら間違った結論しか出ない気がする。
吉本新喜劇くらい空気読めてたらまだいい 役者のコメディ脳っておそろしく低いから見てらんない
「ミッドナイト・イーグル」を見て来た。 日本映画はダメな所よりも良い所探す方がずーっと難しいわ。
日本の娯楽大作映画って言おうな ミニシアター系ではいい映画はそこそこあるんだし
385 :
名無シネマさん :2007/12/09(日) 19:07:43 ID:tjfG8h0E
>>383 ミッドナイト・イーグル駄目だった?まだ見てないけど密かに期待してたのに・・・。
雰囲気的にはお涙頂戴でも話題性狙いでもなさそうだったから期待してたんだけど。
>385 383だけど、メリケン製の似た様なポリティカルサスペンス見慣れてると、 話の脈絡の無さが気になって仕方が無い。 人物設定・性格設定をきちんと押さえないで、 イベントだけで話繋げてるのが見え見えなんでもの凄くしらける。 映像的にも見るべき物なんて何一つ無いし。 >384も言ってるけど、サスペンスとかアクションとかの分野は 日本映画には期待しない方がいいよ。
387 :
名無シネマさん :2007/12/10(月) 04:08:44 ID:a3j7QOOS
>>386 なるほどね、所詮日本映画は日本映画だったのか。
自分的にはリターナーのような日本映画としては一風変わった作品を期待していたのだけど
やはり日本ではアクションモノは無理か・・・、ちょいがっかりだぜ〜。
無理かと言うか、どんどん作っていくべきじゃないかな? 「今すぐには無理」なだけであって、日本人にも作れると思うが そもそも、今までそう言うのに挑戦する風潮すらなかったわけで 批判しつつも生暖かい目で見るべきかと 邦画ホラーを見ると、無名の作品とかいっぱいあるでしょ? 「世にも奇妙な」とか「本当に会った怖い話」系のホラー文化があるからこそのリングとかなわけで 「高い山の裾野は広い」って言う リングとか呪怨みたいな頂点があるのも そういう下がいっぱいあったからだと俺は思う サスペンスアクションはそう言う裾のがなかったわけで これからそう言うのを目指す人にどんどん頑張って 裾野を広げて作っていってもらわないといけないなと思うんだ
389 :
名無シネマさん :2007/12/10(月) 05:33:29 ID:JSMKf9T7
偉そうなこといえる立場じゃないけど とにかく撮ってる場所のスケールが狭っくるしくみえて映画にみえない 建造物とか人間の見た目や言語もダサいショボすぎ
確かに映画に対してワンパターンなイメージしか持ってないみたいだから偉そうな事は言えないかもね。
まず海外の映画が日本人の目に触れないようにする ↓ 海外で作られた映画の人物に日本人の役者を合成する ↓ 邦画として公開する 例:バッドボーイズのウィルとマーティンに柴田恭平と舘ひろしを合成して あぶない刑事の新作として公開 日本もついにココまで来た!→大ヒット
392 :
名無シネマさん :2007/12/17(月) 03:16:24 ID:HIELbSt/
あぶデカぐらいのアクションは欲しいけど銃社会じゃない日本で日本人の警察が 犯人に向かって問答無用で銃を乱射・・・。 ちょっと受け入れ難いところがあるのかも知れないな。まぁ自分は問題ないけど・・。
393 :
名無シネマさん :2007/12/17(月) 04:12:31 ID:GiAURyIT
フジのドラマのアンフェアでやってんじゃん それでもショボいけど あと、アメリカでも銃はいっさいでない刑事コロンボみたいなのとかもあるし これもこれで古畑任三郎にパクラれてたよな 日本なら探偵物語みたいなのがかっこ良かったけど 今じゃ無理かな なんかろくな俳優もいないよね なんかろくでもないな いまの日本って あたまでっかちだし 頭でっかちで 自分らは本当は凄いとかって脳内鎖国しちゃってる日本人多いし なんなんだろうね
あぶデカよりやっぱ西部警察だな俺は
俺ははぐれ刑事純情派
昔は邦画でもサスペンスアクションはあったのに。 「天国と地獄」の黒澤明はいうに及ばず、新幹線大爆破なんて、スピードの元ネタ といわれたし、皇帝のない八月とか。80年代半ばから、自分の半径10 メートル以内の小ぢんまりした映画しか撮らなくなったし、映画界もそう いうのしか評価しなくなったのが元凶。ミッドナイトイーグルは失敗作だけど こうした作品にどんどん挑戦してほしい
「殺人の追憶」や「ゾディアック」みたいな実録物やって欲しいよ ネタだけなら結構あると思うんだけどな
398 :
↑ :2007/12/18(火) 21:35:57 ID:hZ7x9IEG
どちらもパクリですが、何か?
それが何か?
3億円強盗事件の映画はいくつかあるよな
連合赤軍もあるが、イマイチ。実録ものなら「クライマーズ・ハイ」に期待か。 「太陽を盗んだ男」みたいに、完全オリジナルでもいいんだけど
女子高生コンクリート詰め殺人事件もやってたな、観てないけど
日本映画のダメな所ですか・・・・ふむ。 まともな脚本家が育たない。 プロデューサーが脚本を読めない。 監督も脚本を読めない。 俳優が映画に興味がない。遊んでるよりまし、ぐらいの感覚で仕事を請けてる。 観客に学習能力がない。何度だまされても懲りない。 ・・・あとなんかありますかね。
また「俺の脳内映画界」の披露か。
日本映画はツマラナイ ただそれだけ
才能がない
407 :
名無シネマさん :2007/12/20(木) 22:54:01 ID:KP2Zr2b/
最近の邦画はつまらないが、古い邦画は面白い。最近見たのは「花の渡り鳥」(1956年大映)と「江戸へ百七十里」(1962年大映)。 どちらもハリウッド映画よりはるかに面白かった。特に「花の渡り鳥」は白黒の上に薄暗くてよく見えないような映画だったが、それでも面白いんだからすごい。
408 :
名無シネマさん :2007/12/20(木) 22:59:23 ID:O2YKYDGW
古い映画マンセー脳しかいないから 若い才能が伸びないw
409 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 11:35:43 ID:0A0HZf6c
ちょっと変わった映画ができたら 「こんなのは映画じゃない。」とか言い出す古株映画監督がいるからな。
>>401 クライマーズ・ハイはNHKのドラマを越えられるかな。
NHKドラマはハゲタカも良かった、映像や照明に掛けた金が邦画レベルを超えてるんでは。
日本映画のいちばんダメなところ すぐコントに逃げる悪いクセ
412 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 22:55:07 ID:/mgILJLI
まあ今は邦画だけじゃなくてハリウッド映画も相当落ち目になってきてるな ただつまらないだけならまだしも明らかにストーリーが破綻しまくってる 監督の常識を疑いたくなるような目に余る酷い作品が最近多いような気がする。 アイアムレジェンド観てきたけど、あれに比べたらまだミッドナイトイーグルの方が けなげに頑張ってるような気がしてくる程の駄作だったぞ。日本もハリウッドを 映画界をとりまく大衆メディアそのものが狂っておかしくなってきてる気がする。
413 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 23:20:39 ID:3ncizmBb
ジャニーズの存在
414 :
↑ :2007/12/21(金) 23:24:13 ID:t6v/KBZ0
鉄板
>409 むしろ、「ちょっと変わった映画」ばっかりで、本流の映画をキッチリ作ることが出来なくなってるような気がするが。 で、そのちょっと変わった映画が、本当に「ちょっと変わっている」以外の価値を持ってるかどうかも微妙だったり。
>>410 映画での時代劇が大河よりダメだったりするしな。
NHKはスタッフの層が厚いんだろうか。
417 :
名無シネマさん :2007/12/22(土) 12:07:10 ID:KLWNVvtb
役者っつうか、こんだけ日本が腐ってんのに臭い演技やられると背徳感を感じるんだよな。どいつもこいつも上手い演技やってるように見えるが目に魂が隠ってない。嫌気が指すのはくっきりしない目からくるもの。後体が貧弱すぎるのもダメだな
418 :
名無シネマさん :2007/12/22(土) 12:49:41 ID:5llwVETz
>>412 そもそも映画に対する態度の違い
外人は2ちゃんの実況目線のように軽く見ている
日本人は映画と言うと高尚で重厚なストーリーの仰々しいドラマを期待しすぎる
変な意味で真面目すぎる
変な意味で映画と言うものを真に受けすぎてる
だからミッドナイトのような作品しか作れない
一方ではお笑いコントみたいな作品になってしまう
真面目なドラマでももう少し肩の力を抜いて作るべき
コントはコントだから適当にチャラチャラしててもOKではなく
むしろ真面目にコントするべき
そうすると真面目さがより際立つし、お笑い要素も引き立つ
これは見る側でも同じことが言える
料理に砂糖、おしるこに塩を隠し味で振って、甘さやコクを引き立てる精神が必要
いまの日本は、塩味なら塩だけ、しょうゆ味なら醤油だけ、甘いものなら砂糖だけ
と言う風な作り方、見方しか出来ていないのが欠点
劇場版よりTVシリーズの方がイイのも有るな。 例えば「あぶない刑事」 劇場版は薄ら寒い上に、はしゃぎ過ぎて正視に耐えない……
420 :
名無シネマさん :2007/12/22(土) 15:20:30 ID:xLoD2f+g
リメイク5年間禁止しる
子供っぽい 臭い 泣かせようという考えしかない 貧しい国や紛争や戦争がある国の映画に比べて、ストーリーに説得力がない 役者の演技が下手 役者に魅力がない 画面が暗い センスがない 気の利いたセリフや脚本が書けない
422 :
名無シネマさん :2007/12/22(土) 17:33:59 ID:cgVqBpfv
映画なのにテレビ並みの内容 脚本が安易 無用にエロを混ぜる ポリシーゼロ 役者不足(テレビ露出過多タレント、同じ役者が同じ役回り、、)
423 :
名無シネマさん :2007/12/22(土) 17:50:05 ID:Z6vfgJBj
やっぱり愛国的な映画を作れないってのは致命的だな どうしてチョンやチャンコロを徹底的な叩きのめす映画を作らんのか? あちらは、腐るほど作ってるだがね 一体誰に遠慮しとるんだ?
評判の良かったTVドラマの上位互換
つーかスポンサーの金で作ったTVドラマ映画化して80億とか稼げるんだもの、 笑いが止まらないだろうな。 「ナースのお仕事」でさえ10億稼いでいたんだぜ。 一方、オリジナル脚本のそこそこの良作がスマッシュヒットすることなんか、 5年に一回、10年に一回あるかないか。 「ウォーターボーイズ」のあとが「フラガール」ではないかと思う。他にある?オリジナルでヒット。 次は医龍あたりが映画化されると思う。 これらがヒットして客を集めるのはいいんだが、その客が他の映画に行かないのが難点。 嵐が出演した「黄色い涙」はコケちゃったの? 題材もキャストもヒット作の要素あると思うが、つまらなかったのかな??? 原作がマイナー過ぎる?原作はいいんだけどな。
日本人の観客も馬鹿だよね 感動するものしか見ない 映画を頭でっかちに真面目に見すぎでアレコレ人間ドラマがどうだの中二病批評する 映画を見たあと何か教訓だのやメッセージじみたものだのがないと批判する まあ1800円も払うからそれなりのものを得たいっていうあれがあるんだろうけどね そう言えば1800円も取るのもダメなところだな まあこれは洋画も同じだが
>>425 映画の良し悪しをどう捉えてそういう答えが出るの?
>>427 ???
えっと、映画の善し悪しなんか捉えていないよ。純粋に儲かったか儲かってないか。
儲ければ良いってことはないが、儲けられず赤字になるような映画は駄目と言えるだろう。
だってそれで食っていけないんだもん。プロ失格。
どんなに良くても淘汰されちゃったら意味ないからね。
それから答えも出してないよ。プロ失格でもパトロンがOKしてりゃそれで成り立つわけだからね。
そんなのおれらにとっちゃカンケーブー。勝手にやってろってだけだよ。
淘汰(笑) まーた視野狭窄起こしてる僕の考えたエセ社会学かw 世の中そんな単純じゃねーんだよw 儲けられなくても 良い作品が作れればプロ失格でもなんでもない 新しい撮影技術とか映画にはアカデミカルな部分もある そう言う理不尽さは受け入れられない幼稚さから早く脱却しろよw
>>428 映画を語らなくていいよ。レベルが落ちる一方。
>>429 いや、別にそういう作品は淘汰されないってだけだが??
淘汰されちゃったら意味がないってことは、淘汰されなきゃいいってことだ。
プロ失格でも成り立つ場合もあるとも言ってるんだが。
言うまでもないが、それが全てとも言ってない。
>>425 では、興行の収支のみを語っているんだよ。
内容の善し悪しは語っていないと言ってるんだよ。
論理的思考ができんのか?
432 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 10:51:24 ID:dUugYtj5
「淘汰されちゃったら」ってなんですか?そりゃ?w 作品は作られた時点で永遠に残りますけど? 儲けれなくても名作だったら固定ファンがついてそれこそ永遠に語り継がれますけどね? 例えばブレードランナーのように当時は興行はボロボロでした でもマニアの間で再評価されづつけ、後続の映画にも影響を与え今では新しくDVD出せたりできてます どこがプロ失格なのか 興収だけで計りきれるそんな単純なものじゃないんすよ 映画を興行の収支のみで語ろうと言うこと自体が破綻してるんですよ その方がわかりやすいからってそう言う逃げ思考に走る人は多いけどね 「淘汰」だの「強者の理論」だの借り物言葉で安っぽく単純二元論のエセ社会学は時代遅れですよ?w 中途半端な俺様理論は論理思考じゃありませんよ? あんたは映画語るの失格ですよね
433 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 11:00:35 ID:ur3vohwR
どんなに脚本が素晴らしくても、ジャニタレが出るだけで駄作になります。 事務所の圧力で思うような演出ができなくなります
論理的に考えられないものを、無理やり論理で考えようとすると君みたいに破綻する 「映画は商売だから儲けられなきゃプロ失格」とか偏ったこと言いたくなるんだよね そして、そこにしがみつきたくなる こういう頭の固まった発想しか出来ないのも日本映画のダメなところかも知れんな 「売れればいいそれが善だ」見たいなのとかね ミクロ視点で正しいことがマクロ視点では間違いなことはいくらでもある 世の中には赤字でもやっていける会社がある 赤字ではあるが生産性があり関係会社を巻き込んでいるから倒産しなくて済んでいるような 一企業内でも赤字部門をあえて抱えるということもやる 黒字じゃないからプロ失格ではないんだよ それでもプロなんだよ 経済の世界ですら単純じゃないんだよ?
435 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 11:31:20 ID:FTp9H/6D
>>433 そんなことはないと思うよ。
『硫黄島からの手紙』
『花よりもなお』
436 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 11:35:46 ID:7pxciXgd
>>435 硫黄島は洋画だから事務所が圧力かけようがない
アメリカの映画会社に本気で盾突くなら潰れるのは
ジャニ事務所の方。
437 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 12:00:16 ID:FTp9H/6D
>>436 でも『花よりもなお』は岡田准一がちゃんと演技してるよ。
役者なんてのは極論言うと素人でも出来るんだよ ミニシアター系ではゴロゴロあるだろうそう言うの 別に被写体がスーパーモデルじゃなくても カメラマンが良い瞬間を切り取れば良い写真になる 映画での役者も同じ
>>432 だから、興行面のみを語れば…って話だと言っているんだが??
興行だけが全てとは言ってないっての。
どうしておれが言ってないことを勝手に付け足して、おれに文句を言うんだ?
440 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 14:43:49 ID:MJA1Ztlk
映画=欧米映画的な固定観念があるのが問題なんだろ 日本はアクション映画自体全く作らんのに対しアメリカは銃、爆撃、惨殺、拷問 なんでもやってるだろ。邦画にはそれを生かせるアクションヒーローもいない。 アクション面については邦画はチャンバラでえいや、たあって剣振り回してるのが関の山 ホラーは普通に面白いんじゃね?ホラー映画ってのは単純に日常茶飯事に小細工織り交ぜてるだけの もんだからな。貞子とかブームになってるしな。 後、エロ映画は難しいだろうな、日本の女はブスが多いのに対し欧米の女は何やってもエロく魅せられるからな 美容板行けばどれだけ日本人女性がコンプレックス持ってるのが一瞥できるし、叩かれまくってるからな まあ邦画総体を見ての欠点としては ・体が貧相、ガリ、顔デカ、ブス、日本全国探しまわればもっと秀逸な人材はいくらでもいるだろ ・脚本が糞、セリフに重みは深みを感じない。もっと哲学性やカリスマ性を重視すべき ・下手なセックスとかやるなよ、小便臭え若造がやっても猿の交尾にしか見えねえよ ・動きに躍動感がない。体をもっと鍛えさせろ。 ・だらだら淡々とストーリーが進むのが嫌気が差してくる。もっと奇想天外にしろや
>>439 じゃあ「プロ失格」と言う全否定的な極端な言葉を使うなよ その手の映像作家に失礼だ
全員がプロデューザー手腕があるわけではないんだよ
>>440 日本映画界には「ハリウッド娯楽大作はくだらないお馬鹿」と言う見下し感があったんだよね。
単なる鎖国脳だったわけなんだけれども。
確かにミニシアター系では見れるものは多いのも事実
娯楽ジャンルの中でも唯一ホラーは世界とタメを張れるものがあった
しかし、あったのはちょっと昔で今はもうタイやら韓国やらに
リング風アジアンホラーはお株を取られてしまっている。
いまアクション大作とかに手を出しているが
今までのノウハウがないのに急に手を出してまともな出来るものでもない
育つまで生暖かい目で見たいというところだがそうも行かない
テレビ局主導の国内興行主義先行だから
脚本も育たないし演出も育たないむしろ焼き畑農業
バブル弾けて邦画ショックみたいなことになったら目も当てられないリスク
443 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 18:11:39 ID:7pxciXgd
そのうち映画バブルは弾けると思うよ。 今の大作邦画は大衆に媚びてるような映画ばかりで今のところは儲かってるけど、 大衆は飽きやすいからそのうち映画から離れていく。
椿コケたり続三丁目が1位とれなかったり、その兆候は既にあるような。
>>442 >日本映画界には「ハリウッド娯楽大作はくだらないお馬鹿」と言う見下し感があったんだよね。
具体例を教えて。
>>445 監督のコメントとか聞けば軒並みハリウッドに批判的
そのくせ自分はたいした映画作れてない
447 :
名無シネマさん :2007/12/25(火) 08:37:29 ID:Ti/SOIUG
キメてくる画がない。キメてきてもたいした画じゃない。シナリオに懲りすぎ、もっとシンプルでいいと思う。一定の時期にしか観られない。音楽が糞。 カットわりが多すぎて説明的すぎる。ホント最近の日本映画は糞
音楽っていうか、BGMよりもMEが死ぬ程陳腐だよな。 ギャグしてジャンジャン!ってレベルだものな。 ウキウキな場面でかわいらしい音楽を平気で付けてくるのは閉口させられる。 センスがクレイジーキャッツで止まっとる。 釣りバカで久石が無闇に勇壮なテーマ曲つけたりして、逆にシラケたりもある。
>日本映画界には「ハリウッド娯楽大作はくだらないお馬鹿」と言う見下し感があったんだよね。 でもこれは事実
「負け惜しみ」という言葉を知らないんだろうか。
どんな映画だろうとベタホメ・・・。これじゃスポイルされちゃうよね。
面白くないのに笑う間を取ってたり。テンポ悪いし恥ずかしくなっちゃう。
453 :
名無シネマさん :2007/12/26(水) 15:40:34 ID:shy92q62
フランス映画(スイミング・プールとか)やドイツ映画(ストリングスとか) でも面白いのある。 日本の映画はつまらないのばっかだと思う。やっぱり日本人の生き方に由来 してる。楽しく生きるのはだめなこと、苦行や無に喜びを感じるものが多数 派。「こうした方が面白い」ってアイデアが現場から出たら、上のものが「や り直し」って却下するんじゃない?
BIG RIVERっていうバンダイ・ビジュアルから出てて、日本人 俳優が出てるけど、アメリカを舞台にしてて、外人女優も出演してる っていうんで、期待して見たけど、最悪だった。監督の意図が理解で きない。ただ何も無い世界、何の感動も面白い脚本も何もない作品だ った。
まずカットがつまらないものがほとんどだと思うから(いつも見てるどんより した気候の日本、汚い景観 いつもと同じもの見せられても)、ハワイとか カリブ海を舞台にしてる映画なら面白いかなって思って、そういうのは 実際カットがいい。あとは脚本。Catch a Waveは全てが良かった。 ワーナー・ブロスから出てるだけあって、新島やハワイなど最高のカット シーンが撮れてた。
「見下し感があった」のは事実だが、 ハリウッド娯楽大作を「くだらないお馬鹿」と一括りにするのは大間違いだな。 くだらないお馬鹿映画だけがハリウッド娯楽ではなかったし、 そもそも邦画は「くだらないお馬鹿」で楽しませる技術すら持っていなかった。 例えば「ヘアスプレー」を日本で作れるか?となると、 もうどうやったって何百億かけたって無理だろう。 馬鹿にしてふんぞり返ってるだけで何も学ばないと、こういう事になる。
>>456 >そもそも邦画は「くだらないお馬鹿」で楽しませる技術すら持っていなかった。
鈴木則文…
てか、ハリウッド映画の価値観の単純さを批判している意見は読んだことあるが。 あと、金に物を言わせているが実際には効率のあまり良くない製作方法とか、 「ハリウッド映画って」という言葉が出ても文脈を辿れば ハリウッド映画の中の特定の部分を批判しているだけだったりして ハリウッド映画そのものを批判しているのなんて読んだ事ないなぁ。
459 :
名無シネマさん :2007/12/27(木) 05:26:04 ID:nBUz7/b6
スマステの映画を語るコーナーでなんちゃって評論家ぶりを見せる香取や稲垣あたりは なにを思って日本映画べた褒めなコメントしてんだろ?言わせられてんのかな?
素に製作側の友人を持つとそんなに悪く言えないし なまじ頑張ってるのが見えるため悪く思えなくなる。
邦画の脚本はスケール感に欠ける。 こじんまりとまとまっていると言うより、みみっちさから抜け切れないのだろう。 脚本はデカくなければならない。 例えばヒュー・グラントのくだらないラブコメでも、当たり前のようにデカさを備えている。 ちゃんと恋愛物語を通して人生を語っているわけだ。(出来不出来は別として) こういう芸当が邦画ではまったく見られない。 物語が登場人物たちの状況に留まっているからだ。観客にまったく向かって来ない。 感情移入させようとして手招きばかりするが、こっちに来る事を怠けている。 結果的に主人公たちだけの、まとまったひとつのおハナシ、になってしまう。 例えばフラガールなど、人にとって職業とはなにか?労働とはなにか?が語られるべきだった。 一応、炭坑夫と踊り子の対比がそのような構図を見せているが、訴えるほどの描写は出来ていなかった。 踊り子の成功と炭坑夫の負けっぷりをもっと交差させるべきだったと、おれは思う。 これをやると映画が暗くなってしまうので怖じ気づいたのだろう。みみっちいのだ。
脚本とは映画の設計図なのだ。 予算考えずに設計図だけ壮大にしちゃうやつは 設計図を書く人間としては無能に当たるのだ。
金掛けろとは言ってないんだが…。 語弊を恐れずに言えば、普遍性に欠けるってことだよ。
>>463 >金掛けろとは言ってないんだが…。
言ってるのと同じだよ。
どう見たって現存している数少ない往時の風景を何とか遣り繰りして
当時の炭坑街を再現するのが精一杯な映画にあれ以上を求めるのは
「炭坑街のセット建てろ」と言ってるのと同じだ。
炭坑夫の働いていた場所の大半は観光用の施設になってる。
長期占有は無理だね。そんな条件の中では「炭坑夫の負けっぷり」なんて
さわり程度でしか描けない。
いま「半落ち」ちら見しているけど、なんだ?この安っぽさは?? 照明が安い、セットが安い、台詞回しが安い。 もう、大バーゲンだな。 ま、そもそも日本の事務所の造りにしても安っぽいんだけど。 にしても、ナントカならんのか。 これで1800円じゃ怒るぜ、ほんと。
>464 >461は「炭坑街のセットが無くても実現出来る事」の話しかしてないぞ。 それでフラガールが面白くなるかどうかはともかくとして。 脚本の「大きさ」ってのはイメージのスケールの話だろう。 それは必ずしもバジェットに結びつかない場合もある。 (結びつく場合の方が多いだろうけどね。) 「イメージの大きさ」=「予算の大きさ」としか捉えられない 硬直思考そのものが問題なんじゃないかな。
>>466 >(結びつく場合の方が多いだろうけどね。)
てか、そういう場合しかないので。
現実が変えられないという事実は思考とは何の関係もない。
抽象論はもういいよ。 フラガールを例にして、どのシーンをどう変更すればイメージが大きくなるのか教えてくれ。 予算が増えてもいいよ。
469 :
名無シネマさん :2007/12/28(金) 05:56:21 ID:YfQzLu9A
今の時代ハリウッドが大作で大味でアクションでCGな食傷“ムード”だけは共感できる でも適当にチョイスして実際見てみるとやはりハリウッド映画はそれなりの脚本レベルで それなりの役者の演技、映像レベルをクリアしていてそれなりに関心するとこが多いし、 見て時間を無駄にした感が邦画に比べてはるかに低い というか邦画のスカスカ感は異常だろう だから一般人が口癖のようにハリウッドは食傷気味で・・・というのはOKだと思うが 現場の人間どもがハリウッド軽蔑してる(劣等感?)ようじゃいかんだろ
>467 > てか、そういう場合しかないので。 そんな事は無い、という事でサンプルをあげておこう。 1972年の「激突!」と1978年の「ゾンビ」。どっちも低予算映画だ。 この日本は、「主人公を取り巻く環境」を限定する事で、 世界を「主人公の世界」だけに絞り込んでみせた。 前者はトラック一台。後者は無人のショピングセンター一件。 これだけで後者なんて世界の破滅まで描いちゃうと言うw 「フラガール」も限定された世界ではあるけれど、 観客に「限定された世界の中の"広さ"」を感じさせる事も、 「限定された世界の"外側"」を意識させる事も無いんだよね。 >461のお求めの「炭坑の閉塞感」を描きたいなら、 映画の結末で閑散とした炭坑を映すとか、炭坑夫のエキストラの数を 半分に減らすとかするだけでそれは見せられる。 (繰り返すけど、それであの映画が面白くなるかどうかはともかくとして) やり様なんていくらでもある。 それを思いつけるかどうかの差でしかないんだよね。 自分の思考の及ぶ範囲内だけで「そういう場合しかない」なんて 言い切っちゃうってのは、それこそイメージの小ささを露呈してる様なもんだぞ。
>>464 いやだから脚本の話しをしとるの。セットやVFXの話しじゃないの。
具体的に言うと、志賀勝の死がシズちゃんのエピソードになっているでしょ。
これはとんでもないミスだよね。仕事のために死んだ男の話なのに、娘の話になってしまってる。
だからって炭坑崩落のスペクタクルを撮れって言っているんじゃないよ。
炭坑というのは人が死ぬ事が織り込み済みの施設だ。
我々の生活を支えるエネルギーを得る為に、命を犠牲に成り立っていると言ってもいい。
この重さが垣間見えるのが志賀勝の訃報のシーンだよね。
ところが志賀勝の人物像が描き込まれてない。知らない人が死んでもピンとこないに決まってる。
そのために志賀勝の死も炭坑を舞台にした映画のありがちなシチュエーションでしかなく、
シズちゃんに持っていかれちゃってるわけよ。
ほんのちょっぴり15秒から30秒の志賀勝の人となりが表れたシーンのニ、三を散りばめ、
代わりにシズちゃんの泣きを抑えるだけで、ぐっと広がったと思うよ。
危険な仕事に従事しながら娘を育て、娘が自立すると共に自分は逝ってしまった、
という構図が描けていれば、衰退する炭坑とその後の人々を象徴できたと思うんだよ。
この方が観客の涙を誘えたとも思うし。
>>470 ひとつ聞きたい。
箱庭世界を描くに当たって、「限定された世界の中の"広さ"」
「限定された世界の"外側"」を意識させる必要があるの?
>>470 両方とも「ミクロを通じてマクロを描く」と言う所謂「裏技」的な映画じゃないか(w
「フラガール」という正攻法の描き方が必要とされる映画を持ち出したのに急に裏技に逃げるわけか?
>映画の結末で閑散とした炭坑を映すとか、
そんなものありませんから。人が入れる場所は施設化されていて荒らすのは無理。
寂れている場所は危険地帯で入れない。なら、セットを組むしかない。
後は金出して視覚効果に頼るか。
>炭坑夫のエキストラの数を半分に減らすとか
画面を炭坑夫で埋めるのに苦労しているのがミエミエの映画に何を求めとるんかね?
「寂れた炭坑」にも言える事だが「寂れている」を表現するためには
隆盛も描かないと説得力ないよな。それが出来ない映画で「炭坑夫を半分」とかやったって
「このカットはケチったな」と思われるのがオチだろ。説得力なんか有り得ない。
人がまばらな炭坑街に説得力を持たせたかったら、一度は賑やかな炭坑街を
エキストラを動員して見せておかなければならない。それに金が掛かるのは当然の事だ。
思い付きだけなら誰でも出来る。
でも少しは思い付きを実際に行う時のことを考えてみたらどうかな?
それを考えないから「減らすだけなら簡単だろ」とか思って
「じゃ、減らす前ってどうするんだ?」まで頭が回らないんだよ。
473が答え出しちゃったw
横レスだけど >「ミクロを通じてマクロを描く」と言う所謂「裏技」 ではないよ。 映画は基本的に一つの事象しか描けないのだから、その事柄の背景を思わせる描写をするのは ごく当たり前のことだよ。場合によってそれがマクロ的見地になるわけで。 で、しつこいようだが、脚本のハナシだからね。 エキストラの人数のハナシじゃないんだけどなあ。
>「ミクロを通じてマクロを描く」と言う所謂「裏技」的な映画じゃないか(w それは違う、むしろ逆。それこそが映画の正攻法 全部説明しなくても絵の並びで文脈を描くってのがモンタージュ技法の映像言語 例えばロッキーで、腹筋背筋腕立て走り込みなど トレーニングの短いカットをいくつも連続で音楽とともに流せば 「数ヶ月もの間、物凄い猛特訓をした」と言う背景を描くことになる 映したものだけそのままの説明映像は映画ではないんだよね そういうものから発展して、たったワンシーンでその背景をいろいろ想像させて、見せる それがエイゼンシュタイン以来の確立されたモンタージュ映画の醍醐味であり 正道であり、映画のすべてだよ まあ、フラガールで外の世界まで描いて見せる必然性があるかないかはまったく別問題だが。 「ミクロを通じてマクロを描く」ってのは「裏技」じゃなくそれこそ映画の真髄ではある。
明暗のコントラストを付けることは演出の基本だから、暗を描きこんで明の輝きを強調する方法はあり得る。 しかしフラガールは、暗を引っ張って「重くする」ことは避けたのではないかな。 たとえばNHKのプロジェクトX(ノンフィクションではあるが、現実をピックアップしてドラマに仕立てるという点では映画と似たようなもんだ)であれば、暗のエピソードをしっかり描いたであろうがw フラガールは、明の方でエピソードを重ねることで、万人向けに「色調」を整えたのではないか。 製作者によって、明暗のバランスの付け方は分かれる点だと思う。
横から割り込んで話題を限定すんなよw それに脚本と予算の関係がわからない人がそんな話してもしかたない。 それ以前に脚本を読み違えてるし。 >具体的に言うと、志賀勝の死がシズちゃんのエピソードになっているでしょ。 >これはとんでもないミスだよね。仕事のために死んだ男の話なのに、娘の話になってしまってる。 どう考えても娘の話だろう。何の映画か考えてみればいい。 再生される町の話で、死んだ人間とその悲しみを乗り越える人間とどっちが大事だ?
こういうスレで批判する人って、映画撮るときは出たアイデアは全部実現できると思ってんのかな? そうだとしか思えない批判が多いよね。 だから「やってないこと=やろうと思わなかったこと」という前提で話をしちゃうのか?
>>478 シズちゃんは脇役であり、志賀勝とセットなんだよ。
炭坑で死ぬ親父の娘という役柄なんだ。
あなたの言う再生する活力を表現するのは蒼井優の役目なんじゃないかな。
ちなみにフラガールを持ち出したのはおれ。
邦画としてはよく出来ていると思う。
ウォーターボーイズやパッチギなど、近年の若者群像劇の中で一番まとまっていると思う。
しかし、イマイチ青春物語から脱し切れてないのも事実。
ひらたく言えば、大人が見て満足できる内容ではないのだ。お子ちゃま向けから脱しきれてない。
もうひと押しが欲しかった…。
おそらく普遍性のようなものが足りないのだと思う。
そしてそれは、邦画が抱える典型的な欠点の一つのように思うんだ。
何でもいりの「一押し」が入ると一気に駄作になる
>>472 >箱庭世界を描くに当たって、「限定された世界の中の"広さ"」
>「限定された世界の"外側"」を意識させる必要があるの?
映画による。
例えば「ゾンビ」や「激突!」の場合、
前者「どこまで逃げてもここ同様空虚で絶望的な世界」
後者「ここでこんなに酷い目にあってる俺に無関心な世界」
を意識させる事で、登場人物の"世界への処し方"を規定する事ができる。
「フラガール」の場合も、「炭坑を置いてけぼりにして高度成長を続ける日本」
に言及する事で、似た様な効果を上げる事も出来た訳だ。
ただししつこい様だけど、それで「フラガール」がもっと面白くなったかは謎。
そういうやり方もあったよという事なのね。
>473 > 両方とも「ミクロを通じてマクロを描く」と言う所謂「裏技」的な映画じゃないか(w どっちも正攻法だよ。 大抵の映画は一握りの登場人物を通じて世界を描き出すのだ。 試しに君が「正攻法」だと思う良質なハリウッド映画をあげてみるといい。 そこにどんな風に「ミクロ」と「マクロ」が同居してるか指摘してあげよう。 > そんなものありませんから。人が入れる場所は施設化されていて荒らすのは無理。 なきゃ作る。CGでボタ山再現するよりずっと安くあがるぞ。 最初から「無理」「駄目」「できない」なんて言い続けてるうちは、 邦画は永遠にハリウッドには太刀打ち出来ないね。
>>483 >なきゃ作る。CGでボタ山再現するよりずっと安くあがるぞ。
結局金掛かるじゃん(w
ハッキリ言ってCG製のボタ山の方がずっと安上がり。
この辺の金勘定がわからないのなら口を出すべき事ではないのでは?
>>482 別に社会的に明確なメッセージとして言及しなくとも、
「炭坑を置いてけぼりにして高度成長を続ける日本」は日本人であれば
”なんとなくな背景”としてニュアンスを感じられるんじゃないの?
フラは全く好みの映画ではないけど、これ以上社会派としての匂いが
強い作風になると極端に娯楽性を損なう気がしないでもないけど。
つまり全体のトーンが暗くなりすぎてしまうってこと。
NHK BSで伊丹作品やってたが 今あそこレベルに楽しみめるものが無い 似たようなコメディテイストは多いんだが 見ていてテンポや演出セリフ回し そういったものの横の広がりが無いんだよね なんと言うか幼稚というか、深みが無いというか
伊丹作品は小汚くて全然楽しめないけどね
そりゃお前に映画の見る目が無いだけw
489 :
名無シネマさん :2007/12/29(土) 02:29:38 ID:u2qznN9j
今の若手女優は泣くばかりで脱ぎやしねーからなwwこんなんじゃリアルな映画はできないぜ^^ スィーツ思考なんだわ
映画を見る目ねw そーやってレッテル貼りするのって楽でいいよね。私は理性的な反論が出来ませんと言ってるのと同じだけど。 伊丹作品は無駄にエロいギャグ入れてくるところが、いかにも駄目な邦画くさいんだよねえ ああいうのって誰かと見てると気まずいだけなんだよな まっとうなラブシーンならまだ「ロマンチックだね」って方向に誤魔化せるけど、あれ、ラブシーンじゃなくてエロイだけの ギャグシーンだから、あんなんで笑ってるとこ見られたら人間性疑われるわ。 あと、「巨悪に立ち向かう女査察官」という一見サスペンスフルなプロットを使っても、ハリウッド製サスペンス映画の ような手に汗握る出来には絶対ならずに、結局コメディに落ち着いちゃうところとかも ああ、所詮邦画だなw って感じ
491 :
名無シネマさん :2007/12/29(土) 05:03:50 ID:/MY7tp3b
ハリウッドのシリアスサスペンスそれはそれ コメディで楽しませるのが邦画のよさ でも伊丹はコメディに丸投げしない、コメディに安易に似逃げてない 芯があった だから良かったの 伊丹十三がいなくなったのは邦画界の最大の損失 最近じゃあコメディタッチに安易に逃げるってのばっかりで 幼稚で下世話でガキじみたものばかり お前は映画を見る目が無いのに否定的に否定したいだけのただのバカw
まあその邦画的コメディ劇のテイストで 伊丹を継承できそうなのが三谷幸喜だったが なんか最近は三谷幸喜ぜんぜん出てこないね なんなんだろうね 邦画界はハリウッド以下の癖にハリウッド並にグダグダなんだよね
>>484 >結局金掛かるじゃん(w
まさか「タダで映画作りたい」とか思ってないだろうなw
それから、「閑散とした炭坑」を映すのに実は金はかからない。
それまで出て来た場面に「人がいない様子」を撮っとけばいんだから。
例えば豊川のラストカット、トロッコに乗り込んで坑内に入ってく絵があるけど、
全く同じアングルで「トロッコに人満載の絵」を序盤に撮っとけば済む話。
で、ラストカットの所では人減らすのね。
それでもCGのボタ山より高くつくって?
思考が硬直し過ぎだ。
>485
> ”なんとなくな背景”としてニュアンスを感じられるんじゃないの?
なんとなくな背景だけじゃ、なんとなく感じるだけでおしまい。
切迫感を出したいなら別の手が要る。
繰り返しになるが、切迫感を出したからってこの映画が(ry
>>491 >最近じゃあコメディタッチに安易に逃げるってのばっかりで幼稚で下世話でガキじみたものばかり
その通りだが、伊丹作品だってその範囲から一歩も抜け出ていない どんぐりの背比べだよ
日本映画は脚本、演出、俳優の演技力、音楽全てにおいてスケールが小さく、安っぽい、幼稚なのばっか
例 外 は あ る ん だ け ど ね (売れないんだろうな)
所詮 見る側、消費者の好みに合わせてるということで、これは国民性の問題だな
たとえば、人間の描き方(脚本、演出、演技全て)がステレオタイプな傾向が強すぎ
たとえば善人と悪人 おっちょこちょいな人間のいかにもパターン化されたチンケな描き方...
>>493 >切迫感を出したいなら別の手が要る。
出したいなんて君しか考えてないことだろ。
なぜ切迫感が必要なのかまで言及しないと、君のレスは無価値だよ?
>「巨悪に立ち向かう女査察官」という一見サスペンスフルなプロットを使っても、 で、思い出したんだが「悪夢探偵」で歌手のhitomiが刑事として登場するのだが、 なぜかミニスカートなんだな。 翌日のシーンでもミニスカ、翌々日のシーンでもミニスカ…。 その度に「hitomiのミニスカポリス映画版・・・」と想像して笑いの絶えない作品だった。 塚本晋也監督を誰か叱ってやれよって思いました。
>>495 >出したいなんて君しか考えてないことだろ。
いや、俺すらも考えてない。
俺は「フラガール」は何をどうやっても駄目だと思ってるんでね。
それを考えてるのは>461
彼は、「炭坑夫の先の無い生活を描写する事でもう少しなんとかなったのではないか」
と思ったのね。
ところがそこに>464が噛み付いた。
「日本映画は予算がないんだからそんな事妄想したって無駄なんだ」
と言い出したのね。
「お前らの妄想は金がふんだんにある現場じゃないと無意味なんだ」ってさ。
だから俺は、「そんな事もないよ?」と、
一切追加予算をかけずに>461の希望を叶える方法を幾つか提示した訳。
つまり、「完成したフィルムとは別の展開を想像し、その結果どうなるか」
を考える事は、決して無意味なものじゃない、って事なのよ。
実現手段はきちんとある訳だから。
>464みたいに「金無いから無理」と言い続けるよりは、
ずっと建設的な話だと思わないかい?
★日本犯罪史に残る"三億円事件"の実行犯は女子高生だった、という大胆な解釈で事件を描く こんなアホな設定の映画を誰が見たいと思うのだろう
>>498 でも、容疑者に少年が挙っていたのも事実なわけで、
すると女子高生でもさほど突飛ではないってことになるよ。
>>493 人が歩いてないだけで寂れた町に見えるなら楽だよなw
安くて何も考えてない映画の方法論そのままじゃないか。
>>499 それほど突飛ではないということがいえるだけで、わざわざ映画にするようなものか
という疑問は残る。
503 :
名無シネマさん :2007/12/29(土) 20:12:53 ID:AMS3fOwe
>>489 北京原人で脱がされたような女優には同情するけどな^^
>>493 >例えば豊川のラストカット、トロッコに乗り込んで坑内に入ってく絵があるけど、
>全く同じアングルで「トロッコに人満載の絵」を序盤に撮っとけば済む話。
>で、ラストカットの所では人減らすのね。
発想が安杉。これで誰も文句を言わないのは2時間ドラマだけだ。
こんな発想で撮られた映画がここで批判されてるんだろ(w
「最近はここも寂しくなったなあ」って役者に説明クサイせりふを言わせるといいよw
>>504 発想が安いか高いかなんて話はしてないんだ。
493の論点とまるで違う。
キミは頭がバカ杉w
関係あるだろ。 ただでさえ安っぽい映画をもっと安っぽくしてどうするんだ。 それならあのままの方が良い。 観客を白けさせても「金使わずにできる」って言い張りたいならいいけどな。
>>507 だ・か・ら、安っぽいかどうかって話はしてないんだっつーの。
セリフで説明するのは最低
黒澤の「乱」も台詞過多でダメだったなぁ。 名匠老いたりの観があった。
しかし今まで最悪のセリフ説明は洋物D級スプラッタホラーTVスペシャル物で 逃げる主人公女がジープに乗って逃げようとするんだけど、あせり過ぎて門にぶつかって公道に出れなくなり 「もう、、戻るしかないのよ!」ってつぶやいて、殺人鬼帰ってくるであろう家に戻っていったやつだな これを超える最低セリフ説明は今までお目にかかったことは無いw
>>510 名匠黒澤(笑)
羅生門でのトリッキーな手法(相矛盾するシーンの挿入で真実は何かという謎を増幅)
で、映画先進国の度肝抜いたというか新鮮な驚きを与えて、それが評価されただけだろ。
まぁ当時の三船やその他俳優の演技のレベルの高さも驚きだったんだろうな。
日本人がこれまでやれるのか、って。
黒澤がそういう背景で通用したのは荒野の用心棒あたりまで。
それ以降は日本映画の幼稚さがモロに出た駄作ばかり。
>501 > 人が歩いてないだけで寂れた町に見えるなら楽だよなw >504 > 発想が安杉。これで誰も文句を言わないのは2時間ドラマだけだ。 それを可能にするのが演出技術。 例えば「エイリアン3」のラストでは同様の事をやってきちんと成立させている。 (まああれはあれで別の部分で散々な映画だった訳だがw) まさか日本映画には"その程度の事"が出来る奴すらいないって訳でもないんでしょ?
>511 アメリカ映画は「バカにも判る様に」が大前提なんで、 要所要所で登場人物が状況説明する台詞が必ず入って来る。 「アイ・アム・レジェンド」見てたら、 地球最後の男という設定のウィル・スミスが「犬に向かって」 状況説明してたんで思わず吹いてしまった。
フラガールがスウィングガールズやリンダリンダリンダなどの青春映画と異なる点は、 産業を舞台にした職業の物語であることだ。 これが社会性、開かれた間口となり、決定的な観客層の違いに繋がっているんだ。 フラガールは青春ものとは構造的にはじめから違いを持った作品なんだな。 ところがその社会性が活かされず、結局は青春映画に留まってしまったことが問題なんだよ。 ハリウッドでは、普通の映画と青春映画には見えない壁がはっきりある。 少年少女達の閉じた世界の価値基準で描かれる青春映画は、違った扱いになっている。 普通の映画の登竜門、二軍のような位置に置かれている。 邦画の良作とは、この二軍レベルなんだよな。 二軍を脱出するためには社会性や普遍性とがっぷり組み合わないといけないんだよ。 蛇足だが、脚本とは台詞まわしだけのことじゃないからね。
>>514 >アメリカ映画は「バカにも判る様に」が大前提なんで
バカ向きの映画は多数あり、そういうのはバカの耳目を集めるように造りこまれてるから
バカを惹きつけるわけだよ。
映画も商売だから、2−6−2の原則からして、世の8割を占める凡人・バカ相手に
する映画が多いのはアタリマエ。儲けるにはそれが一番の作戦さ。
で、オマイはまさにそんなのばかりに惹きつけられて見てるようだから、オマイの程度も
知れる、ってことだ罠w
少しはマトモな映画に触れて御覧。
ただまぁ、そういう映画みてもサッパリ..ちんぷんかんぷんかも知れんがw
たかが娯楽に選民思想ですか?
>>517 「選民思想」の意味と2−6−2の原則(正規分布の簡略形)の意味を
も一度オベンキョしてから出直してこい、厨房。
まぁ、こんなことも区別がつかないバカでも楽しめる映画がイパーイあるから
市場原理って素晴らしいよねw
「バカにも判る様に」してあってもバカ向きの映画ではないと思うわけだが…。 まあ、本当は、アメリカは多民族国家で価値観が千差万別に広がり過ぎているから、 ハッキリ説明しないとウマくないんだろう。 結果的に多少アホっぽくみえても、内容を取り違えられるよりはマシってことなんだろうな。
>>513 >それを可能にするのが演出技術。
こんな抽象的な理屈じゃ説得力が無いね。
「撮り方で何とかなる」とかな。
具体例を思いつけない人でも言えること。
「昔栄えていた場所が今は寂れている」というその両方を見せろという要求は
「栄えている場所を作れ」か「寂れている場所を作れ」のいずれかよりハードルが高い。
両者に極端に差を付けないと観客にはその差が伝わらないからね。
出てくる人を減らしたり増やしたりしたって、そんな差はなかなか観客には伝わらない。
ニュー・シネマ・パラダイスの後半で廃館になった映画館の内部が出てくるが
あそこで映画館中央に積み上げられた椅子がどれだけ効果を上げているか思い出してみよう。
「単に観客がいないだけ」であれだけの効果が現れるか?「演出技術」とやらであれに対抗できるか?
表現というものは作り手が「出来た」と思っても観客に伝わらなければ何にもならないんだよな。
俺はそういう所まで考えられずに(もしくは実行する金が足りずに)
「人を増やしたり減らしたりするだけで炭坑街の移り変わりを表現しよう」という
観客をナメた発想が邦画の駄目な部分の一つだと思ってるんだけどね。
まさか「もっと良くする方法」の中で同じ発想に出くわすとは思わなかった(w
まぁ、その発想の内容に関しては散々言われているみたいだから追い打ちはかけないけど。
まぁ、確かに「人が多いので繁盛してます」「人が少ないので寂れてます」だけじゃ、ありきたりかな。 邦画で槍玉に上げられるのって、「人が死んだら悲しかったので、その場で泣きました叫びました」「くやしかったので手近にあった物を叩きつけました」で芸が無いよね。 噺家が自分で笑ったらダメだろ、みたいなカンジ。 せめて「危篤の母親へ会いにいくために病院までの坂を一生懸命走りました」くらいの演出は見せてほしい。
演出でどうにかしようっていうのは予算会議でよく聞く敗北宣言だなw 演出でカバーしようとプロデューサーが言ってみんなが寂しく笑って次の話題。 小手先でカバーってセコすぎる。
>>522 空前の売り上げがありながら閉塞している邦画の状況が分かる素晴らしいコメントだ。
その予算会議の出席者は揃ってデクの坊だな。
それから、演出が小手先のもので節約のためにあると考えるキミもだがw
つーか、マトモにダイレクト出来るやつを監督に、マトモに演技できる奴をそれぞれの役に ちゃんとキャスティングしてるのかよ、日本映画 いもねぇちゃん、いもあんちゃんがミーハーにミーハーな人気があるだけで主たる役にキャスティングする なんてのがデフォなんじゃないの? この前だってジャン・レノに演技のエも出来ない芋ぶりを呆れ返られたねーちゃんがいたよなw 名前忘れたけど 監督だって金とミーハー人気持ってるだけで簡単にやれたり(武、松本その他) まぁマスコミも含めて程度が低すぎる、ミーハーすぎるからなんじゃないかな 本当に優れたものとそうじゃないものを「見る目」が元々ない そういう「見る目」みたいな「本物趣味」のようなものは逆にウザがられたりする これは一面国民全体の平均値の表象でもあるわけだがw 世界史的にもめずらしい「豊かさ」と「大衆的」が両立した文化なのかな?
>>524 上で自分で書いてたじゃん。一般大衆の皆様向けに作らんと回収できないのよ。
映画は今や投資対象だからね。
製作会社は、自社だけでリスク取って作るほど裕福じゃない。
製作委員会をこしらえてカネ集めをしなきゃならない。
大宣伝されている邦画が小説や漫画の原作モノ、続編モノで中身も貧弱なのは、脚本が読めない委員会の皆様に中身が(なんとなく)分かるようにネタを選ぶから。
企画会議に企画書も持ってこないで、「これ」って云って文庫本を投げ出す強心臓のプロデューサーもいるらしいがw
売れてるタレントと出来上がってる原作を混ぜ合わせて番宣をジャンジャン流せば一丁上がり、客は来る、という按配。
「ヒットする」ってことは、普段は映画を観ない人が劇場に来るからヒットするんだよ。
目が肥えている人を相手にしたんじゃパイが小さすぎて商売にならんわけ(ミニシアター系とか単館ロードショーは全然儲かりません)。
普段は映画を観ない人でもTVは観てるから、TV局を委員会に入れるのは必須条件だわなぁ。
>>523 演出そのものが小手先なんじゃなく
無理な事を演出に押しつける事が小手先。
これが読めない人が一番木偶の坊だと思うけどね(w
演出で何とかなる範囲なら予算会議で問題にはならないよなぁ。
>>525 だな、典型的な大衆化社会だからな 日本
何より製作者がチンマリとしたサラリーマソばっかりw
映画に対する経験・見識・美意識があるから製作者になれるわけじゃない。
サラリーマンの階段をうまく上がった人間がなんと「映画製作者でござい」(大笑
まぁ、クラシックのレーベルでも同じようなことがあって、だから日本発の世界的な
レーベルは事実上皆無w
まぁ日本の映画は未来永劫チンチクリン決定と言うところかねw
>TV局を委員会に入れるのは必須条件
で、水戸黄門みたいな壮絶ワンパターンが規範になるってかw
つーか、日本人の文化・芸能って 縮みの美学というか、箱庭的あるチイサナ類型におさめるのが好きというか
そういう傾向があるんだよな
というゆなボランティア精神
>>518 ぷぷ
娯楽作品に市場原理は基本なのにw
すばらしい選民ですねw
せいぜいぼくちゃまにしか分からない作品を愛でていてください。
結局、現状追認するだけなのか。 仕方がない…と諦めるだけしかないのかいな。 そんな制作側の言い訳なんか汲み取る必要なんかないと思うがなあ。
>516 悪いけどこの話に2-6-2の原則は関係無い。 アメリカ映画の「商売っけ」が面白い副作用を生んでるよってだけの話なんだから。 ここで注目すべきなのは、 バカにも判る様に作られた映画とバカ向け映画の違いについて、 そしてその違いを理解できないが故に、 日本映画が未だにアメリカ映画を超えられない、という事実について。 つまりは>442の指摘に立ち返る訳さ。
>520 > こんな抽象的な理屈じゃ説得力が無いね。 とか言い出すだろうと思ったんで、俺は例を挙げといたのさ。 具体例として俺は「エイリアン3」という映画を提示した。 君はそれを踏まえて反論しなきゃならない。 > 「昔栄えていた場所が今は寂れている」というその両方を見せろという要求は > 「栄えている場所を作れ」か「寂れている場所を作れ」のいずれかよりハードルが高い。 その「ハードルの高さ」も、融通の利かない君が勝手に設定したものでしかない。 予算内で集まった炭坑夫の総数をMaxとすれば、それを映画の起点に持って来て、 終盤に近づくにつれてエキストラの数減らしてけばいいだけの話でしょ? まさに「ニューシネマ・パラダイス」でやったのと同じ手を使う訳だ。 (で、普通それを世間では"演出"と呼ぶのだよ) 君はそこまで考えなかった。 考える前に「ダメ出しの理由」を考える方に頭を使い始めた。 これって実社会では典型的な「何も生み出さない人の発想」なんだよね。
で、まさにそういう発想こそが「サラリーマン的」発想でもある訳で。 リスクをまず考えて、リスクを生みそうな事には手を出さない。 何故なら「手を出した自分の立場が危うくなるから」。 何もしなければ危険にあう事もない、って訳。 一本の中であんなものを見せたい、こんな事を見せたいって要求が出た時に、 「それを実現するにはどうすれば良いか」を考えるのか、 「それを実現"しない"理由が何か無いか」を考えるのか、 そこにサラリーマン的日本映画人とハリウッドの違いの一端もあるんだろうね。
533 :
名無シネマさん :2007/12/30(日) 22:17:16 ID:bG36hlQ8
自殺、売春、虐待、大量殺戮、女性差別、ホームレスは農耕社会になってから始まりました 天皇はA型で朝鮮の出身です。A型は2000年前に日本に来たから帰ればいいのに。 A型は100%農耕民族とはいえないがO型かB型にぜんぜん好かれないA型は 農耕民度が高すぎるから2000年前に日本の先住民族を大量に殺してきた 遺伝子、多そうだね。 遊牧民族は厳しい自然の中を小さい家族で移動しながら生活してきたので家族と他人の線引きをはっきりさせたと思う。 これをクールと感じる。だから、そのぶん身内にはあつくなるのか。 B型は遊牧民族、O型は狩猟採取民族。 A型は農耕民族。農耕民族は2千年前(つい最近)に、中国から日本に来た。A型は2万5千年ごろ誕生して農耕社会を 作ってきた。農耕民族社会になってから狩猟採取民族が大量に殺され滅び吸収され、ホームレス、虐待、売春、 女性差別 が始まり、強制的に横並び結婚し横並び子作りしないと女が生きていけない社会になる。 横並びの群れ社会(農耕民族社会)は無理やり敵を作り差別しないと作れない。これが、いじめ。 ブサイクで、もてない農耕民族はとくに性欲として横並びの群れ社会を作りたがる。 農耕民族社会はA型女も不幸になります。
ジャン・レノに演技のエも出来ない芋ぶりを呆れ返られた例のねーちゃんの件が象徴的なように、 有力芸能プロダクションがメインキャストに自分の所の売り出しアンチャンねーちゃんを力任せではめ込み、 それを芸能プロとつるんだマスコミが大々的に宣伝し世間の話題を盛り上げ、 そうなって初めて観衆が群がってくる。 キャスティングなんて単に話題づくりのネタでしかなく、言ってみればメチャクチャ。 そもそも日本の観衆の大多数が、原作脚本、監督、メインキャストなどが自分の 好みに合ってるかどうかといった動機よりも、世間での話題の大小で動き群がる傾向があるからな。 特に日本の芸能活動は諸外国とくらべてもそういう傾向が顕著。 だからメチャクチャなキャスティングでも興行的にはある面合理性があるとも言える。 で、製作者側も元々ヒラメサラリーマンの階段上り組で、映画に見識があるがゆえに 製作者になれたというわけでもない単なるチンマイマネージャでしかない。 だから、売れないリスクから少しでも逃げられるのならそれで満足。 で、自分の息のかかったねーちゃんを何とか役にはめ込む程度のことしか考えてない。 監督だって何か映画と関係ない所で話題になってたり何かコネがあったり、みたいな やつばかり、才能と映画テーマへの適性で選ばれてるわけでもなさそう。 でまた、なぜその映画にあの監督なのか、なんて話題になる文化も社会全体に希薄。 ...てなわけで、いつまでたっても日本映画の先行きは暗いね。 脚本、演出、演技、音楽全体にわたってチンケきわまりない映画ばかりが多く湧いて来るのも 仕方がない。 まぁそもそも話題がないと目もくれないという観衆のレベルもアレだしね。 そういうのも含め、日本の映画文化はいまだに後進国モデルにとどまってる ということしかいえないんだろうな。w
戦うつもりがないんだろ。 大して撮りたいもんもないんなら ひっこんでりゃいいのにな。
それに比べてアニメってまだ戦ってるな
>>531 >具体例として俺は「エイリアン3」という映画を提示した。
もうここでアウトなんだよね。
予算が無い映画で思い通りの背景を作り出す事が可能か?という問題に
物凄い制作費を使ってどんな背景でも作り出せるフル・セットの映画を持ち出して来てるんだから。
>まさに「ニューシネマ・パラダイス」でやったのと同じ手を使う訳だ。
次にここでもアウト。
あの寂れた映画館は単純な引き算で成り立っている訳じゃない。
見る人が見れば分かる事なんだが、寂れたように見せるために
ちゃんと以前のセットに手を加えているんだよな。
最低でも二日はかかる作業によって「営業中」→「廃館」が成り立っている。
何にしても演出をちゃんと成り立たせるための舞台装置がそれなりの金を掛けて作られているわけだ。
「人を減らせばいい」なんて単純な考え方では作られていない。
>予算内で集まった炭坑夫の総数をMaxとすれば、それを映画の起点に持って来て、
>終盤に近づくにつれてエキストラの数減らしてけばいいだけの話でしょ?
この方法を成り立たせたいのなら物語の大半を占める部分に
エキストラを大量動員しておかなければ効果がない。
フラガールのように最初から寂しいエキストラを減らしたところで
観客は「ああ、この辺で予算が尽きたんだな」くらいに思ってくれればまだ良い方で
下手すりゃ「寂しい」という印象が変わらないので減った事にも気付かない。
とりあえず自分のアイデアが実際に絵になった時の事を想像できるようになってから出直しておいで。
つーか、フラガールの制作費は8億円だと聞く。 邦画としちゃあ予算は潤沢な方だ。 これで予算が足りませんなんて言うなら映画は作れないな。 もっともハリウッドのいわゆる低予算映画の予算は約10億円らしいから、 比べるまでもないんだが。 ついでに、長文の二人の罵り合いは、他の住人にとっちゃエライ迷惑だ。 どんなに正論であったとしても、罵り言葉がついてたらゲンナリする。 少し頭を冷やしてはいかがかね?
539 :
名無シネマさん :2007/12/31(月) 00:47:44 ID:pBU+vqih
邦画は予算があっても 娯楽大作は作れないよ ノウハウが無いもの どうやって金使っていいかわからず グダグダになるのがオチ 100億円クラス使って映画作ったノウハウの蓄積はやっぱハリウッドにはかなわない でも日本人向きのマッタリ映画は日本人のほうが有利だろう 例えば小道具でコタツを使った味のあるマッタリ演出なシーンは コタツなんか知らない外人には不可能 俗文化的な雰囲気もそう それがうまかったのが伊丹と三谷だったが 伊丹は死んじゃったし 三谷はあまりでてこんし
>>538 東京周辺で撮れる現代劇だったら8億あれば潤沢なんだろうが
地方で撮らなくてはならない時代劇となるとそうは言ってられないんじゃない?
おまけに本当に8億あったのかって疑問もあるしw
宣伝で制作費を水増しするのはいつものことだもんな。
>>540 なんとも言えないねえ。
昔は映画の制作費のほとんどはフィルム代だと言われていたけれど、
フィルムの単価もわからないからね。
地方ロケの場合はスタッフの人数にもよるだろうしね。
なににどう使われて8億なのかは、素人にはさっぱりわからない。
でも、邦画の中では高い方なのは確か。中の上あるいは上の下くらいだろう。
543 :
名無シネマさん :2007/12/31(月) 06:17:33 ID:VqBXi533
日本映画は小さい映画かお祭りイベント映画しかないよな で、小さい映画は一般人に知られることは無い 所謂普通の映画って言える映画って何なんだろ? 何か癒やしとか感動とか脱力系とか宣伝されると此処は薬局か!とげんなりしてしまう 自分がおかしいのかな 娯楽性でTV、ネット、ゲームとかに勝てると思えないんだよ
「フラガール」の話題は平行線で終わりそうだな。目標のレベルが違いすぎる。 できると言ってる方は人が減ればいいだけで観客がわかるかは考えてないみたいだが無理と言ってる方は観客にわからなければ仕方ないと思ってるようだ。 観客の立場から言えばどちらが良いか言うまでもない。無理なことを無理と言うのは当たり前だと思う。 予算をかけないと無理なことを工夫で何とかしたと監督が自慢する日本映画は見飽きた。スケールを小さくしても隅々まで予算がいき渡ってる映画がみたい。
内容的にも 天使にラブソングを のパクリのような「ダメダメーズが頑張って何かを達成する」って話し出しな スポコンテイストの
バカでも通でも泣ける映画の企画を考えた。 白血病で死に掛けた美少女が 小型犬シロとの触れ合いでなんとか生きる希望を見出すが 小型犬が事故死して絶望。 そこに一年前に死に別れたイケメン彼氏タカシが 幽霊となって帰ってきて共にバンド活動を再開しようと持ちかける。 戸惑う少女、、少女のお腹には新たな命が宿っていた。。 その父親は出会い系で知り合ったDJ兼モデル兼IT社長のハーフKEN。 ドラッグにおぼれていたKENはタカシとひょんなことから意気投合 バンド活動にのめりこむ。そこに小型犬の幽霊もくわわって。。
まあ恋空に泣ける女子高生続出って状況を受け入れていかないと 今後の邦画は商売にならないな。 その世代が間もなくOLになって金バラまき出すんだから。
精薄者の犯罪とかの社会問題を扱うにしても、日本人が作ると想像すると、一方的な弱者擁護 お涙頂戴、チンケな偽善丸出し=臭さプンプンの映画が出てくるイメージしかないネ。 アメリカならスリング・ブレードみたいな「全的な人間丸出し」の映画が普通に湧いて くるんだけどな。見る側の好き嫌いは別にして。 ちなみにスリング・ブレードは無名の製作/監督だったせいで超絶低予算だったということだが、 映画見てもそんなことは微塵も感じさせないネ。 ま、リアルな現代社会が舞台だから特に金がかかる部分も元々無い、ということもあるが。
そういう風にバカにあわせて製作しようとするから、ろくなものが出来ないんだ
>>549 つーか、女子高生向けとか「特定の層向けにヒットを狙う」とかいうのは別にアリだと思うよ。
問題は、チョンブームもそうだが、そういうワイドショーネタにばかり群がるメディア、そういう
低俗ジャーナリズムばかり求める大衆の側=なおかつ、そういう世間の低俗な話題の大小で動き、群れる
大衆・観衆の側にあると思う。
日本という国全体とした時の、映画文化の質の問題だろ。
バカに合わせたおバカ映画はそれはそれ、
自分はこういう映画が好きだから世間の話題になろうがなるまいが好みの映画が出てくれば高くても見る、
という観衆の一定の層が存在して初めて映画界全体の厚みにつながる。
そういうのがあるようには見えないんだよね、日本。
作り手はあくまで大衆の好みに迎合するのではなくて、 自らの内なる世界を観客に問うべきだろ。それが出来ないのであれば もはや創作者とは呼べない。 大衆に媚びてばかりいれば、作品は低俗にならざるをえなくなるのは必然
それは二律背反であって、どちらがより重要というものではないよ。 観客が入らなければ映画界自体が廃れるし、大衆に迎合し続ければ映画自体が廃れる。
だからバランスの取れたクリエイターは所謂「通俗映画」で金を稼いで、 そこで得た地位と資金を糧に個人的な映画を撮る、を繰り返すね。 「スリング・ブレイド」の監督兼主演は「アルマゲドン」の脇役でもあり、 恐竜CG映画撮った監督が白黒ホロコースト映画を撮ったりする。 日本映画界の問題点は、例えば「踊る大走査線」をヒットさせた 監督とプロデューサーと主演男優が一丸となってカンヌを目指そうとしても、 たぶん企画にGOが降りない事だw
さてまた長文だ。興味ない奴は読み飛ばしてくれ。 >537 > もうここでアウトなんだよね。 > 予算が無い映画で思い通りの背景を作り出す事が可能か?という問題に > 物凄い制作費を使ってどんな背景でも作り出せるフル・セットの映画を持ち出して来てるんだから。 だから見てから反論しなさいって。 その「もの凄い予算」、俺の指摘してる場面には1セントたりとも使われてないからw (かかったのはフィルム代と現像代と電気代くらいか?) ちなみにこの「エイリアン3」という映画、撮影に入ってから監督が3回交代し、 三人目のデヴィッド・フィンチャーがやって来た頃には、膨大にあった筈の 制作費はほとんど底をつき、制作期間もあらかた無くなっていた。 おかげで映画全体のイメージがまあ安い事安い事w そんな状況下でも、クリエイターはアイディアを駆使してなんとか 「見られる絵」「見られる話」にしようと奮闘する訳だ。 目と耳塞いで「アーアー聞こえない」ってやってると置いてかれるばかりだよ。 一度DVDについてるメイキング見てみると良い。 ある意味痛快なハリウッド大作批判になってて、本編よりもよっぽど面白い。
>537 > あの寂れた映画館は単純な引き算で成り立っている訳じゃない。 > 見る人が見れば分かる事なんだが、寂れたように見せるために > ちゃんと以前のセットに手を加えているんだよな。 まず1点、たった二日の作業にかかるお金さえ捻くり出せない様なら、 もう映画作りそのものを諦めた方が良い。 金の出しどころを間違えたらどんな映画も駄作になるのは当たり前。 そして2点目、 「フラガール」の場合、炭坑に手を加える必要全くないでしょ? 全盛期も映画のラストでも炭坑は「操業中」なんだから。 それが「追加予算が無くても可能な方法」たる所以なのね。 舞台装置ってのはさ、 "演出をちゃんと成り立たせる"為に必須な項目じゃないのさ。 必須なのは舞台装置の目的を把握して使いこなす知恵と技術なの。 (ここでも例示。「ドッグヴィル」って映画見て来てご覧。) 悪いけど、君にはその知恵と技術が圧倒的に欠けている。 欠けているから、「ニューシネマパラダイス」という似て異なる映画を持ち出して、 「あの映画にはこれがあったけどこっちには無いから・・・」なんて 想像力の欠けた結論しか出せず、 相違点を俺みたいな素人に突っ込まれちゃう訳だ。 たぶん君って業界の人でしょ? それも、たぶん現場じゃなくて予算のやりくりする製作とかの方だね。 君みたいのの「想像」に基づいて企画が取捨選択されてるなら、 そりゃ日本映画の将来は暗いわw
長文が駄目なんじゃないの、罵り合いが見苦しいと言ってんだ。 二人ともお尻に必ず煽りが入ってるじゃないか?それをやめれ。
ごめん癖なもんでw じゃ次回はちょっと気をつけてみよう。
>>553 なぜカンヌを目指さなければならないかは謎だが、
踊るシリーズのヒットのおかげで本広は「サマータイムマシンブルース」の
企画も簡単におりたとか。
ヒットがなければ自分のやりたい映画も撮れないってことだ
>>558 > 企画も簡単におりたとか。
> ヒットがなければ自分のやりたい映画も撮れないってことだ
いや、それは当然。
名も無い人の企画に簡単に乗れないでしょうw
恋空に泣ける女子高生続出って状況 え?どこに? 話題だから見に行ったけど、ありえなくて笑えるw って言う女子高生続出な状況は知ってるけど? 時かけに感動した一般人続出 ゲド戦記に感動した若い世代続出 レベルの そんなのどこにあるの? だw
>>ID:Jx9QbcZ 横レスですまんがメイキングの理解度があまり高くないようだ。おそらく撮影の仕事に関わったことないよな? メイキングでそう言ってたとしてもハリウッドの大作の「制作費が底をつく」というのを真に受けちゃダメだ。 機材は大量にストックしてあるし、資材も買い込んであるし、人も遊ばせている、そして隠し金もあるというのが ハリウッドの「制作費が底をつく」という状態だ。邦画のそれとはレベルが違う。必要ならセットの一つくらい余計に建てられる。
どんな巨匠もはじめは名もないはずだが
作った映画ぜんぶ利益出しても巨匠になれない監督もいたしなw 99の駄作作っても、1つの名作を作れば巨匠だよ 創作の世界なんてそんなもの
>>561 メイキング見ただけで映画の作り方を講釈できるってのも凄いよなw
邦画でいい映画が出来ないのは金のせいというのは社会経験の無い厨房。 金があってもつまらない物はつまらない。 ハリウッドと比べて邦画は〜とつぶやくのは見た目勝負の厨房 ハリウッドにも糞はある。日本に来てないだけ。 最近の邦画がつまらんというヤツは厨房 80年代の邦画を見てから言え。 さて邦画のダメな所を語ろうか。
>>565 社会経験積めば金の威力って嫌でも思い知らされないか?
金がある方が面白い物を作れる可能性はずっと高いだろ。
>>565 100万の予算なら100万の映画を作る
それが社会経験の有無の差では?
作ってたら150万の映画になりそうになったのならその予算をかき集める事も含めて。
金がないから商品価値のない物になりましたじゃ子供のお使い。
それに金があってもつまらん物はつまらん
の方が言いたかったんだがな。
連レスすまん それにはいらんかったね 「金が無いせいだと文句を言う前に手持ちの金でできるいい物を作ってみろ たとえ金があってもつまらん物はつまらんぞ」 が言いたかったのよ。 あとは意訳でよろしく
言ってる事がめちゃくちゃだな。。。。 金が中ったら無いだけのものしか作れないだろ常考。
社会経験が予算にどう関与するのか・・・
>>566 可能性「だけ」ね
自分がダサいのは金掛けられないからとファッションに疎かった奴に100万円渡して
オシャレになれる「可能性だけ」はあるよな
現実はイタタタファッションになるだけだが。
実際邦画もそうだろう 30億もの予算使ってもしょぼいのしかできてないし
100億掛けても無理だろうね
>>571 100万あればその中の金でファッションコーディネーターを雇えるよな。
その人に任せればオシャレになるのは「可能性だけ」の話じゃなくなる。
さらに金があれば自分である程度のコーディネートが出来るように仕込むのも可能。
これが金の力だ。100億あるならハリウッドの監督やスタッフを連れてこられる。
または日本人の監督に50億くらいで撮れる題材を撮らせて
あとの50億は仕上がった映画の気に入らない部分を作り直すのに使わせる。
それだけ余裕があるなら実写の経験がないアニメの監督にも好きに撮らせられる。
少しも無理ではないと思うがどう思う?
逆にまともに撮ったら100億かかるところを50億だったら?
中にはそれでも面白い映画を撮れるやつもいるだろうが一般的には難しいだろう。
50億くらいあるなら一度企画をストップして50億で無理なく作れる企画を練り直す時間は取れるが
同じ予算半減でも出せる金が10億→5億→1億と減ればどんどんそんな余裕は無くなっていく。
その影響は説明するまでもないよね。
あと、30億というのは庶民には一生縁のない夢のような金額だけど
映画の内容次第では役に立たないはした金にもなりかねない。
映画の予算というのは内容と相対的に考えるべきで絶対値のように捉えない方が良いと思うよ。
いかにもハリウッド的 普段金を使い慣れてないものに大金を渡しても使い道さえ考えつかないだろ 金さえかければという考えからは何も生まれないことを、少しは過去のハリウッドから学べば?
574 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 09:16:44 ID:AMF0/+qL
>>572 ハイハイ机上の妄想もそこまで 金の力 厨房な空想世界のお話はそこまで
ハリウッドの監督やスタッフを連れてきた時点で「邦画ではない」
>100万あればその中の金でファッションコーディネーターを雇えるよな。
ファッションコーディネーターを雇うセンスはどこで買うんだ?w
得体の知れないドン小西やオスギ見たいなのを雇って
それこそモサッたい
ファッション覚えたてが、よくやる間違いなんだよw
あのね、2万円掛けて美容院サロンに行っても
思い通りには行かないものなのw わかる?それがファッションw
妄想やイメージの中だけで机上の理論どおりに思い通りに行くと思ってる だからヴァカなんだよw
575 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 09:19:08 ID:AMF0/+qL
100億掛けて ハリウッドのどこの監督を連れてきて、どの役者を連れてきて、何をどう作るの? その時点で、もうわかってないんだよね それこそ金の世界のハリウッドに100億いいように騙され しょぼい野暮ったい映画だけが残る FFムービーが良い例じゃないの だからヴァカなんだよwww
>好きに撮らせられる 160億掛けて好きに撮らせられた映画が FFムービーwwwwwwwwwwwwwww
577 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 11:19:03 ID:KVGiOa0Q
日本映画は アート系の作品ではけっこう良作があるんだけど 娯楽作品がつくれないんだよね。 日本映画界には芸術家系の人材はいるんだけど 娯楽作品がつくれる人材が少ないと思う。 まあ あんまり 金が儲かる業界じゃないからね。今の日本映画界は、 あんまり いい人材が集まってこないんだよ。
最大の問題は役者のウンコ具合だろ。 制作費を貪り喰う法外なギャラ、観客を爆笑の渦に巻き込む演技力、 「映画」を見に来るお客様の減少、それに伴い悪循環に。 しかも、創〇やジャ〇ーズから借りてる商品を傷付けるわけにもいかんから、 アクションどころか役作りさえ夢のまた夢。 しかし使わないと宣伝すらしてくれないんだよな。
>>577 はあ???なに正月から寝ぼけたこと言ってんだ?
ヒーローの興収は60億とも70億とも言われているんだぞ。
金が儲かる業界じゃない?こりゃ嘘だ。
今までそのアート系とやらの業界人達が金が儲からない業界に
してしまっていたんだよ。こいつら駆逐すれば金回りの良い業界になる。
つーかハリウッドからは上客の扱い受けているってことは、
そもそも潜在的顧客がいたってことだ。これに気づかなかった人達がアホなの。
>>573 >普段金を使い慣れてないものに大金を渡しても使い道さえ考えつかないだろ
大金の使い方を知ってる人を雇えばいいじゃん(w 100億あるならハリウッドで良質の作品を作っている
中堅どころのプロデューサーなら雇えるよ。わかるかな?ノウハウというものは金があれば人ごと買えるんだ。
>>574 >ハリウッドの監督やスタッフを連れてきた時点で「邦画ではない」
じゃ、アメリカの「呪怨」はどこの映画なんだ?カメラマンが台湾人だった「春の雪」は?
>ファッションコーディネーターを雇うセンスはどこで買うんだ?w
センスなんか要らないだろ。雑誌の中にはスタイリストの事務所の名前が掲載されているものもある。
あとは行動力と「どうして欲しいか」をちゃんと相手に伝えられるコミュニケーション力。
ディスカバリーチャンネルで普通のダサ男やイモねーちゃんをモデル並みに仕上げるという番組が
以前あったけど失敗例を見たことが無い。テレビなんか見てても分かるよな。極貧の生活をしていたお笑い芸人が
売れ始めたとたんに急にセンスの良いコーディネーションをしたりする。彼らはもともと例外なくセンスがあったのか?
どう考えても違うよな(w フォーカスされたりする時はどうしようもないくらいダサい格好をしていたりする。
で、FF。
肝心要の監督が劇場用映画で何のキャリアも持たない人間だったから映画そのものはああなったが
CGは掛けた金なりのものが作れた。言うまでもなくこれも金の力。
何よりも映画制作の経験の無い連中主導の映画が世界規模で公開できたっていうのも金の力だよな。
てか、連投する前に落ち着いたら?(w
>>580 >
>>573 > >普段金を使い慣れてないものに大金を渡しても使い道さえ考えつかないだろ
> 大金の使い方を知ってる人を雇えばいいじゃん(w 100億あるならハリウッドで良質の作品を作っている
> 中堅どころのプロデューサーなら雇えるよ。わかるかな?ノウハウというものは金があれば人ごと買えるんだ。
そうやって、金をどぶに捨てるわけ? 有能な奴を金でそろえりゃいいものができるだろうなんて、
完全な成金趣味だな。そんなのカモにされるだけなのがわからないのかねえ
んで金の問題はほっておいて たしかハリウッドは監督が撮影して編集専用の監督?みたいな人がいるんじゃなかったっけ?_ その編集監督が試写会なんかの反応を見たあとに再編集すると。 自分で撮って自分で編集するとあまりに一つの作品に 長時間とらわれすぎて何がいいのか悪いのかわからなくなる事があると思うんだ それでつまらなくなってる映画もあると思う それを防ぐだけでも 日本もそう言う編集監督を入れた方がいいんじゃないかな 少なくとも訳のわからない演出の映画は減ると思うんだが
>>581 >そうやって、金をどぶに捨てるわけ? 有能な奴を金でそろえりゃいいものができるだろうなんて、
>完全な成金趣味だな。そんなのカモにされるだけなのがわからないのかねえ
よくわからんな(w
どんな映画だって予算の範囲内で出来るだけ良いスタッフを集めようとしているんだが
それが「金をドブに捨てる」事だって話は聞いたことないよな。
>>583 そりゃ良いスタッフをそろえようとするのは製作者の共通の意識だろうさ
しかし、金をかければかけるほどいいものが作れる、というほど映画作りは単純では
ないということをいいたいのよ
585 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 17:09:12 ID:X7Kxkdqb
18 :名無シネマさん:2007/11/07(水) 02:21:43 ID:PdiiPjE5 邦画なんて話題性だけで客から金を取ってる ドラマの映画化ってホントにクソばっかだな ...ンム 話題性に飛びつく観客ばかりじゃ低級ドラマの映画化以上のものは出てこないな 日本じゃ映画では儲けにくいし、映画で当てて大金持ちみたいな地合もないし、 まぁ人材が集まりにくい、というのは誰かが書いてたとおりだし 製作者、監督、役者は人材不足というか「層の厚み」が無いからトータルで薄っぺらい 方向に流れがちなのはいたしかたないし 自分のところの芋役者をメインキャストに嵌め込むことがお仕事の芸能プロは健在だし それでも喜んで見に行くミーハーファンも多いし そういう連中に限って金落としてくれるし 貧富の差が世界一少ない大衆化社会では、商売抜きで自分の好みに大金を出せるような酔狂な 金主(製作者)も湧いてくるはずも無いし コアな映画ファンはもちろん(マイナーな存在であっても)いることはいるんだが、 たいてい貧乏人で経済的にも社会的にも影響力ゼロだから、変革の力にはまるで役立たず 邦画(すなわち日本語ネイティブをプライマリ観客とした映画)作るのに、外人呼んできても 限界ありまくりだろうしな これで何重苦かな? つーか八方塞がりってとこか? →まぁだから別に自分の好みの(洋画とか諸外国の)映画みてればいいだけの話なんだよ
>>582 ハリウッドでは、一般的に監督に編集権はない。
撮ってしまったフィルムは編集者及び制作者のもの。
どこをどう繋いでも監督は文句言えない仕組みになっているらしいよ。
もちろんはじめの契約で、監督が編集権を得る場合もあるらしい。
まあ現実には、フィルムには監督の意図したものしか映っていないのだから、
シナリオに沿って普通に編集すれば、とんでもなく違うものにはならないみたいだ。
587 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 19:00:22 ID:6tp6ab1G
登場人物がどれも純朴で善良な奴ばかりで面白みが無い。 ちょっと世間から浮いていて自分探ししているような凡庸な輩が 人の輪に入って小さな事を力をあわせてやり遂げるみたいな学園祭レベルの 陳腐な作品が多すぎる。もっと人間同士のしがらみや葛藤とかの群像劇を入れて 俳優の演技力で魅せる作品を撮って欲しい。
>561 > 横レスですまんがメイキングの理解度があまり高くないようだ。 > おそらく撮影の仕事に関わったことないよな? そりゃそうさ。俺素人だもん。 その素人ですら「あーこりゃどうしようもないな」と思わせる事態が、 「エイリアン3」では起きてたって事。 まあ、あれについてこれ以上話を続けたいなら、 とりあえず本編を見て、「寂れた工場」を表現するシーンに、 本当に巨大なバジェットがかかってたかどうかを確認してからにしておくれ。 底をついた筈の予算で、本当にセットを余計に作ってたかどうかをね。 最後の5分だけ見とけば充分だから。 ていうか>537いなくなっちゃったのね。ネタが尽きたか。 >575 その話なら「クライシス2050」というもっとふさわしい例があるぞw ハリウッドの高給取り達が能力の限界まで頑張るのは、 それが自分のキャリアアップに繋がるからなんだよね。 邦画のマーケットで頑張ったってなんの評価にも繋がらない。 だから「ムシる」方に頭が回っちゃう奴も出て来る訳だ。
>>587 たださ、日本には「表現者を自己検閲に追い込む」ような「空気」の支配が
いまだに濃厚だしさ 放送禁止用語なるファシズムだって堅固に社会全体に暗雲
かけ続けたままだし
まぁ政治家ではコネズミクンが「妙な偽善や大人ぶりの所作」の政治家の陳腐なパターンを
破りかけ、それで人気を掴んだのにね
で、...例えば、スリング・ブレードみたいな映画(内容、表現ばかりじゃなく
スラングの使用など同程度に)作ったら、あちこちの市民団体(という名の
エセ市民の左巻き偏向思想団体)やらシッタカ文化人やらから非難の嵐になる
んじゃないかなぁ?で、上映中止に追い込まれたりしてw
まぁ、日本じゃ製作者はチンマイサラリーマンだから、そんなリスク犯せないよなぁ
観るほうだってなぁ、日本で一番愛されているフィルムネタは水戸黄門だろw
絵に描いたような勧善懲悪、表面上法治を装っていても実は人治、陰謀・チャンバラ・
権威を振りかざしての大見得、善人救済の大団円...
善人、悪人、それぞれの子分連中の、絵に描いたようなステロタイプの演技、表情、台詞発声しゃべり方www
日本の観客(製作者w)の多数派がドラマ(ひいては映画)に心ひそかに求めているのは、結局そういうワンパターンだろ
ま、アメさんにもオイロパさんにも大衆レベルでは似たような何かしらワンパターンのニーズはそれぞれあると
思うんだけどさ
アメサンでいえば、娯楽作品にはカーチェイスとかその種のシーンが100%入ってるとかw
590 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 20:12:22 ID:K7rfqv+K
素人で撮ってyoutubeにあげようぜ
591 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 20:36:25 ID:gV3MNo78
>>582 邦画は80年代以降締まりがない編集が増えた、理由として考えられるのは
・二本立て興行から一本立て興行に移行した為かつての作品に比べ上映時間を水増ししなければならなくなった
・邦画黄金期は巨匠クラスのみが自ら編集をしていたがそれ以外の監督も自ら編集するようになった
・冴えていたベテラン編集マンも加齢の為か勘が鈍るようになった
監督が編集までやるようになるとだいたい長くなりリズムが悪くなる傾向にある。
黒澤も晩年はそうだった、深作も80年代以降は長い、北野武も初期はともかく『HANA−BI』からはあてはまる。
長いのが生理になってしまうと修正出来なくなるんだと思う。
592 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 21:02:37 ID:xuY9qqfe
エイリアン3て廃工場みたいなセットだろ? あれで金使ってないのか?
593 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 21:20:30 ID:9gnOB9iz
ここの人たちが理想とする日本映画って結局どういうものなんだ? 「娯楽映画」って簡単に言うけど具体的に何? ハリウッド的なアクション映画全般のこと? 北村龍平とかはダメなの?
・演技が下手な役者が多すぎる ・シナリオがご都合主義で単純で、展開がめちゃくちゃなのが多い ・人物描写が浅い ・CG映画の場合、ちゃちなのが多すぎる 要するに、センスがない。
595 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 21:44:47 ID:KVGiOa0Q
俺は577だけど、 ここのすれにいるやつらってレベル低いよね。あんまりにも
頭悪いレスしかないからレスする気にもなれないよ。
>>593 娯楽映画っていろいろあるけどね。ようは 誰が見ても単純に楽しめる面白い映画ってこと。
ターミネーター2とかエイリアンとかロッキーとかグラディエーターとかスターフォーズとか、、、
日本では七人の侍とかかな。 踊る大走査線とかは国内ではヒットしたけど
海外で売れないだろ? まあ そういうことなんだよ。
娯楽映画をつくろうとして ハリウッドのアクション映画の猿真似をやってても
はずかしいだけだね。 そういうことじゃないんだよ。
企画としては 踊るよりもファイナルファンタジーのほうがよほどセンスがいい。
ちゃんと世界マーケットを視野に入れている。 ファイナルファンタジーは内容が
だめだめで大コケしたが、 企画のセンスはいい。
まあ 極論してまとめると、
日本には 芸術家はいるけど 娯楽映画がつくれる映画界におけるエンターテイナーがいないということだね。
そしてもうひとついうと 北村龍平は おしい。 あともう一歩。
彼の着眼点は 正しいと思う。
>>595 アート系の映画でもそんな良作ってあるかな?
特に比較的最近の映画で良作ってほとんどないよ。
「ジョゼと虎と魚たち」ぐらいじゃね?
597 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 22:05:33 ID:AMF0/+qL
いくら金があっても、センスが無ければいいものは作れない 100万積んで「イケ面にしてください」って美容整形のプロに頼んだところで 「なにをどうしたいのか」 この部分の根本的なセンスが無ければ ビューティーコロシアムみたいに、おもちゃにされて終わり
結局ね、日本には幼稚なクリエイターしかいないってのが理由だと思うよ。 人生経験が豊かでなく、教養もなく、幼稚な恋愛観、幼稚な人生観の奴しかいないってのが。
けっきょく根本的な部分でセンスが無ければ 10億使おうが100億使おうが1000億使おうがFFムービーしか作れないのがオチ 言い方変えればこうだ「資本100億あれば、金儲けの才能無くても儲けられる」 無理無理 金儲けに強い奴を雇う?そいつを選ぶ才能はどこ?けっきょくセンスが問われる 金さえあって、「金儲けうまい奴きてください」と言ったら100%確実にくるわけが無い そんなアマちゃん世の中じゃない けっきょく金を使うセンスが無ければ騙され食い物にされて終わり
>595 それは流石に釣り糸が太すぎて食い付く気にもなれんw >598 そういう精神論で片付けちゃう点も問題のひとつだと思うぞ。 "人生経験が豊かでなく、教養もなく、幼稚な恋愛観、幼稚な人生観の" クェンティン・タランティーノが何故客を呼べるか考えなきゃ。
>>600 客を呼べるのなんて、ごく単純の理由だよ。
「パルプ・フィクション」がたまたま意味もなく、賞をとってしまったから。
ただ、それだけ。
タランティーノ作品なんてろくなのがないじゃん。
ヒット曲やヒット映画と、その作品のクオリティーは必ずしも直結しない。
ジャニーズが売れてるからって、歌手としてのクオリティーが高いわけではないだろう。
602 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 22:23:10 ID:9gnOB9iz
593です、レスどうも。 違うかもしれんけど、つまり脱現実的な要素があるってのがポイントなんだろうか? 一番可能性がありそうなのは怪獣映画だと思うけどな。 スキヤキウエスタンジャンゴなんかも企画的には良かったはずだけどイマイチだったし・・・。 作家レベルで言えば個人的には高橋洋が一番可能性感じるかな。 いきなりターミネーター2とか求めてもつらいと思う。 気持ちは分からないでもないが、まずアメリカ映画以外でどんなもんがいいか、から始めた方がいい気がする。 日本映画は世界的に(娯楽という意味でも)全然マシな方だということを忘れちゃいけない。 最近話題になってるクソ映画だけが日本映画じゃないし。
それに、こんなの精神論でもなんでもない。 登山について知らない奴が、まともな山岳小説を書けるわけがない。 人生経験のない小学生に、まともなドラマを書けるわけがない。
賞はとったがクラッシュはぱっとしませんでしたが? ディパーテッドも賞とった割には 賞とればいいってもんでもない 客を呼べるなんて単純な理由ではない 難しいことだよ
>>603 それは少し違うな 妄想力が突出してればOKな部分もある
「もちろんマッタク無い皆無」と言うのだと困ると思う
科学の知識が無ければSFかけないわけじゃない
逆にあったほうが、「映画にして楽しめる科学空想」にならないこともある
実際の知識や経験が邪魔をして、「映画にしたら面白くならない」と言うこともある
>>604 誰も、賞をとればなんでも客を呼べるなんていってないじゃん。
タランティーノの場合は、たまたま賞をとったことがきっかけで話題になったといってるわけで。
>客を呼べるなんて単純な理由ではない 難しいことだよ
だからさ、客を呼べる=優れた作品ではないといってるんだけど?
ベストセラーの書籍でも、くだらない本なんてくさるほどある。
売れるかどうかなんて、複合要因だ。宣伝がうまかっただけかもしれないし。
何、このスレは何を目指してるの?
ヒットすることを目指してるのか?
客を呼べる=優れた作品 ではない そうだよ 日本映画がダメなところはいっぱいあるのに 認知不協和的に 金がどうとか 儲けられているからいいとか そういう極論を言って逃げをうつ奴がいるからね 日本映画ダメなものはダメと言ってやらにゃあな
608 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 22:39:15 ID:KVGiOa0Q
西川美和の ゆれる とかはアート系の良作。 海外でも評価された。 このように、日本映画界では アートちっくに文学ちっくに 人間の内面を ねちねち描く暗いアート映画は作れるんだけどね。 娯楽映画がつくれないんだよね。 日本映画みるよりも 日本の漫画とかゲームをやってるほうが面白いからな。 日本ではマトリックスのような映画を実写+CGで作ることはできない。 単純にそんな大金を集められないということもあるが 仮にあつまったとしてもそんな超大作を つくりなれていなし そのノウハウもないから いいものができない。 アート映画とは違って 娯楽映画はそれなりの予算がないと作れなんだよね。 日本で タイタニックやマトリックスみたいな娯楽大作映画を作ろうとおもったら アニメにするか全編フルCGで作る以外に方法がないからね。
609 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 22:39:38 ID:KVGiOa0Q
まあ 日本の娯楽映画がしょぼくてつまらないのはすべて作り手の責任なのであって、 ハリウッド娯楽映画のように世界中で売れて巨大な利益を生むことができない日本映画には ハリウッド娯楽映画のような大きな予算がつかなくて 日本映画の作り手は 安い給料で あほみたいに働かされ。 そのような現実を見て 日本のクリエイターたちはみな 広告や漫画やゲーム業界に 集まるようになり。 センスも才能もある若いクリエイターは 日本映画業界のような貧乏業界には集まってこなく なってしまったのですよ。 若い才能があつまらないから 当然日本映画は旧態依然としたクソ映画しかつくることが できず。 たくさんの観客が見てくれてお金が儲かる映画をつくることができず、 だから 映画業界にお金が集まらず。 若いクリエイターに投資するどころか満足にギャラも 支払うことができず。 そんなんだから若い才能あるクリエイターはそんな日本映画界には行きたがらずに 他の業界へ行ってしまって、、、、、、、、 、、、、、と、このように 無限の だめだめスパイラルに陥っているのが 現在の 日本映画業界です。
>>597 >いくら金があっても、センスが無ければいいものは作れない
センスがあったって金が無ければ何も出来ない(w
で、ファッションの話が通用しなくなったら整形の話に逃げるわけ?
整形した芸能人って自分のセンスだけでやってんのか?まさかな。
お金があればあるほど腕の良い整形外科に行くことが出来るぞ。
センスがあって客観性を持っている助言者も雇える。
それにそれだけお金があるなら顔以外に魅力を増す方法をどんどん採れるよな。
次はどうする?「金があっても先祖の霊力が弱ければいいものは作れない」とかにしとくか?(w
>>599 >無理無理 金儲けに強い奴を雇う?そいつを選ぶ才能はどこ?けっきょくセンスが問われる
世の中には「実績で選ぶ」という方法もあるのを忘れたのか?
で、HEROだの踊るだの テレビ局主導の力が入ってきて ますます映画業界が搾取対象になりかねませんよね いまのアニメのように 製作は中国韓国になるのかな 単純なパワー理論ではなく、ちゃんと後続を育てる意識を持たなきゃダメってことだ
612 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 22:49:04 ID:myiXnt/2
>>609 なんか勘違いしてない?
漫画やゲーム業界なんて、安い給料であほみたいに働かされる業界の代名詞なんだけど?
漫画は一人で簡単に作れるものだけど、映画ってのは、一人では作れない。
それなりの映画を作ろうとしたら、チームワークが必要なんだよ。
613 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 22:49:54 ID:myiXnt/2
614 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 23:05:51 ID:myiXnt/2
>>610 >お金があればあるほど腕の良い整形外科に行くことが出来るぞ。
>センスがあって客観性を持っている助言者も雇える。
そのセンスのある人を見つけるセンスがなければダメなんじゃん。
キャシャーンなんていい例。いくらお金をかけても、センスのない人が、センスのない人間を集めて
映画つくったってろくなものができない。
逆に、お金はそんなになくても監督にセンスがあれば、工夫していいものができる。
すべてはセンスですよ。
615 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 23:22:36 ID:9gnOB9iz
もーわけわからん。 「日本映画をハリウッド映画にするためには」スレなの結局? 何を目指してるんだか本気でわからん。
616 :
名無シネマさん :2008/01/01(火) 23:23:26 ID:KVGiOa0Q
クリエイターのクリエイティブセンスと ビジネスマンのビジネスセンスが 合わさってはじめて映画は成功する。 お金とクリエイティブセンス両方が必要。 クリエイティブセンスがあってもお金がないと 当然映画は作れないし。 お金だけあっても それを作る作り手がセンスよくなければいい映画はつくれない。 映画はビジネスです。 映画を作るということはわかりやすくいうといろいろな ところから借金して作るわけです。 だからお客さんが入ってくれないと借金を 返せないわけですよ。 お金儲けを否定する映画人は 映画つくりなんぞやめて ひとりで 漫画か小説でも書いていればよろしい。 映画は芸術ではなくてビジネスです。 金を儲けなければならないのです。
>>614 >そのセンスのある人を見つけるセンスがなければダメなんじゃん。
普通に実績で選んじゃだめなのか?
金を積めば手に入りにくい情報だって手に入るわな。
それにキャシャーンは「いくらお金かけても」の例にはならんでしょ(w
見るからに金銭的な余裕のない映画だろ。
>>614 実績のある人を選べばいいんじゃないの?
そういうのはセンスとは関係ないし
あと、「どういう顔にすればいいか」もできるだけたくさんの人に顔を見てもらって、
どこが欠点かどこをどうすればいいと思うかを指摘してもらうようなリサーチすればいいじゃん
そこで得た意見の最大公約数に従えば良し
そのくらいは金の力でなんとか出来るよね
ファッションのコーディネーターにしてもそう 部数が売れてるファッション誌を取り寄せてそこでよく仕事してるスタイリストをリストアップすりゃいいじゃん どっちにしろファッションにしても顔にしても「理想像」ってのは 「自分がこうでありたい」か「他の誰かや何かにとって好ましい」かのどちらかだから、前者に頼れないなら後者を基準にすべし 後者は金さえあれば簡単に落としどころ見つかるんでは
620 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 00:30:34 ID:CTTV7m75
金だけがあっても無理 けっきょくプロデューサー行としてのセンスが問われる最終的に いくら金積んで外食店作ろうとしても やっぱり外食に関する知識や感やセンスが無ければ 単に潰れてしまう売れてないレストランを所持する馬鹿オーナになるだけなのと一緒 けっきょく問われるんですよ能力やセンスが 金だけあれば何でもついてくるなんてろくに社会経験の無いガキの発想だよw
>>614 キャシャーンの場合、スケジュールが短すぎた。
おまけに監督が忙しすぎて打ち合わせがなかなか進まない。
だから集まってるスタッフも準備が進められない。
いわゆるお仕事映画なら監督いなくてもどんどん進められるけど
一応作家的なスタンスを持っている監督の作品ではそれは出来ない。
その結果各所に準備不足が目立ちああいう結果となった。
これがセンスで解決出来れば凄いことだが
確実なのは制作費を増やして準備と撮影の期間に余裕を持たせる事だろう。
邦画の低迷の原因をセンスに求めるのは無理があり過ぎる。
邦画の斜陽期が始まったのは黄金期を築いた巨匠やスタッフが
まだ現役で働いていた時期だったが「すべてはセンス」ではこの事を説明出来ない。
上は巨匠から下は末端スタッフまで日本の映画人が一斉にスランプに陥ってセンスを失ったのか?
そんなSFじみた現象が起こるわけがない。どう考えても映画会社の資金の減少が原因だろう。
622 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 00:39:48 ID:CTTV7m75
>映画は芸術ではなくてビジネスです。 金を儲けなければならないのです。 娯楽映画はね でも芸術映画のジャンルもある アカデミカルな部分もある それもゆるぎない事実 音楽に関してもそうだ 音楽はビジネスです?音大で現代音楽を研究しているのはビジネス? いやいやアカデミカルな部分もあって成立している そもそも両極端な部分をあげて ひとつが正解だと言うほうがバカ 芸術映画のジャンルも認められるセンスに余裕が無い器の小ささではダメ
>>620 ハーバート・イエーツは映画人ではないただの成り上がりだったが
ヒット作と巨匠という肩書きに目が眩んでジョン・フォードを雇った。
そしてフォードに軽蔑されながらも二本のヒット作を飛ばす。
そしてフォードに一番撮らせたくなかった映画("芸術的な"映画)を
契約条件に従って撮らせる事に渋々同意。
美しいカラー映像を見せられても「でも緑ばかりじゃないか」という
見る目のない発言をして周囲を呆れさせた。この成金の興味はひたすら
「いかにこのロクでもない映画に注ぎ込む金を少なく済ますか」しかなく
そのためにフォードと何度も対立。撮影が終わってからも
出来るだけ映画を短くするようにフォードに執拗に要求し手痛いしっぺ返しまで食った。
試写での好評を聞いてもこの映画を毛嫌いし続けたが「儲かりそう」となると豹変。
結局、フォードの『静かなる男』は高い興業成績だけではなく
B級専門だったリパブリック社にアカデミー賞の作品賞を含む7部門にノミネート、
うち2部門受賞という栄誉をもたらした。
624 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 01:10:27 ID:cKuBkjns
本当に芸術映画を作りたいのなら 自費で自分ひとりで、もしくは自分の友達とか家族とか に手伝ってもらって映画を作らないといけない。 出資してくれる人間がひとりでもいればそれはもはやビジネスであって 純粋な芸術ではなくなる。 そう考えると純粋な芸術映画のジャンルにあてはまる映画なんて自主映画だけだね。wwwww とても劇場でながして 一般のお客さんからはお金もらえないなー。 DVDも自分でかってに作って 道端でただで配るとかね。 それくらいやって初めて 芸術映画とよべるんだよ? 芸術映画撮りたいのなら一人でそこらへんの野良犬か野良猫でも撮っていればいいのです。 そんなのが世間一般の人たちに知られることはない。 一般の劇場で流れた時点で もうその映画はビジネスになる。 なぜなら 劇場主や会社が第三者としてお仕事としてその映画に関与するのだから。 そしてビジネスとして当然お金儲けをしなければならない。その人たちの生活のためにも。
625 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 04:05:40 ID:24zoshRV
技術も金もないのにCGを使うのはいかがなものかと。 一目で手抜きとわかるものはネタとしてありだけど 頑張った感が伝わって来るものは痛々しくて…
626 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 04:16:25 ID:CTTV7m75
>出資してくれる人間がひとりでもいればそれはもはやビジネスであって >純粋な芸術ではなくなる。 簡単に平気で嘘を付く 醜い芸術コンプレックスからお芸術映画を貶したところで、お前が売れる映画取れるわけでもなく >そしてビジネスとして当然お金儲けをしなければならない。その人たちの生活のためにも。 世の中そんな単純じゃないよ? マッタク関係ない他の部門で利益を出せれば簡単に成立する 芸術全否定すんなよ? 現実に「芸術」ってのは存在してるんだよ お前がいくら否定しても 現実に存在するの 現実に それに、どんだけ芸術系映画コンプレックスだよwww みっともないよなー その余裕の無さが 「金儲けのために作り、さらに金かけた上に、さらに売れもしないどうしようもない映画」に結びつくんだよ 芸術映画でマッタク利益を出せないわけでも無いし 商業映画で確実に利益出せるわけでも無いんだよ どんな単純発想だよ 芸術映画=確実に赤字 商業映画=確実に黒字 ガキじみた理論から速く脱却しろよw
儲けようと作っても儲けられない映画もある 儲けようと作らなくても儲けられる映画もある じゃなければ、映画一本ニ本で配給会社が潰れないっつーの もっと勉強しろよな 数年前に有名な配給会社ギャガは潰れたけど 何も芸術映画に投資して潰れたわけじゃありませんよ???? 立派な商業映画に手を出して潰れたんですよ??????? 無知、無勉強、芸術コンプレックス、ガキじみた単純脳内理論 マジでついていけんわ
ハリウッド的なアクション映画が出来ないってのは観客の問題でもあるんじゃね? ハリウッド的〜のほとんどは銃を使ったアクションだけど日本では銃はリアリティが無い (やくざ系除く)そこに自分の代弁者たる主人公が銃を持ってアクションしても嘘くささが目立って つまらなくなる。 また命のやり取りも「病気」「事故」くらいしかリアリティが感じられ無い。 (アニメでアクション映画が受けるのはアニメは最初から「嘘」だから入り込めるのでは?) もし現代日本アクションを作るなら剣劇を現代劇にした映画を作るべきだと思ってる ハリウッドになるけどハイランダーみたいな感じになるのかな? それなら出来ると思うんだけどな。
629 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 09:07:37 ID:e9NFyLQU
観客の問題というか、日本社会の体質みたいなものもあるな。 羊の沈黙で アイ キャン スメル ユア カント(オマエのオマンコ臭ってるぜ) というセリフがあって、字幕では単に「性器がにおう」だけだったと思うが、 字幕上の改変ならともかく(字幕だって駄目というやつもいるだろう)この種の「生身の リアルな人間のセリフ」は日本じゃ製作段階から自己規制だろ。 このセリフの不自由みたいなものは一例に過ぎないが、映画が人間や人間社会を表現するアート(芸能)であるかぎり、 このような抑制や糊塗は致命的な欠陥になりうる。 ま、セリフ(登場人物が吐く言葉)というのは映画のキモだし、どういう表情・発声・発音で吐くかは演技の要諦だし。
630 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 09:37:44 ID:u/NYtSu6
三丁目の夕陽2を観て、登場人物に「金が人生の全てじゃない」みたいな 低脳極まりないセリフを声高に主張させる事態日本映画は終わってるよ。
631 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 10:28:02 ID:e9NFyLQU
>>630 なーるほどねw
漏れはどうせ時間の無駄にしかならないと思ってるから(特に最近)全く邦画
見てないから、三丁目の夕陽も当然みてないけど....目に見えるようだなw
そういうセリフ、たとえばもう人生が黄昏た老人に吐かせ、周囲の若壮年のそれぞれの
「微妙な」表情との対比みたいな形で描くのなら、テーマやストーリー展開次第によってはありだろうが...
つーか、製作・監督連中のチイサナ脳みそでは、あの時代を「美しく」表現するための方法として
そういうチンチクリン極まりないシーン・セリフが適当と判断したんだろw
いかに邦画界の人材が貧しいかを象徴してるな
まぁでも見方かえると...そんなシーン・セリフに感動してる観客層もいっぱいいそうw
美化し始めると完全にバランスを失って、何もかも嘘・捏造・思い込みフル動員して
そういう風に持って行きたがる傾向が、この国には確かに存在するからねぇ
そういうのに「小ずるく迎合した」シーンの挿入と見れないこともないw
要するに邦画は糞ばっかり多く湧いてくるから、見るだけ時間の無駄ってことなんだろな
>「微妙な」表情との対比 そんな「微妙な」演技力持ってる役者日本映画界にいねーよ
なんか最近ドラマも邦画も雰囲気で押し通す感じのものが増えた気がする。 漫画みたいに、劇中の人間だけが納得して観ている人にもそれを強制するような。 よく「それっぽい台詞言ってるだけでみんな納得してるけど(曲調も変わる) それでいいんか?」と思う。
634 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 23:30:26 ID:RlpYOxpj
特にドラマは酷いな。 1人の脚本家が5ヶ月程度で7時間分も8時間分もシナリオ作るのは無理があると思う。
桃井かおり監督の「無花果の顔」ってのを観た。 もうダメブリウンコビチビチ〜!って感じだった。 やっぱり役者さんとか、基本的にこの業界、邦画とかが好きでやってるわけだから、 その感覚で押されたら、ダメなモンしか出来なくて当然なのかも知れないねえ。 独特な感覚を標榜しているんだろうが、死ぬ程在りきたりなんだよね。むしろ定番。 よくある個性的なカット割り、色使い。 もうね、ゲロゲロゲロッピっすよ。映画をなめてるのかな?と思った。
>601 > 「パルプ・フィクション」がたまたま意味もなく、賞をとってしまったから。 > ただ、それだけ。 はい間違い。 彼にはその前に「レザボア・ドッグズ」があったでしょ? タランティーノは典型的「負けっぱなし人生」な奴だったが、 秀逸なフィクションを作り出す能力があった。 その"能力"の結果を世間は認めた訳。 観客は映画人の人生観とやらを拝聴しに行くんじゃないんだよ。 優れた物語や優れた映像表現を求めて映画館に行くの。 そこを履き違えると、「人生経験」なんて付属物を有り難がることになる。
何を求めて行くかは個々によって違うと思う。
製作スタッフの人生が見たくて行く奴はいないだろうさ。
「人生観を見に行く」と「人生を見に行く」では全然違うだろうさ。
「人生観」なら昇華されて作品になる事もあるだろうけどね。 昇華され体裁を整えられ物語としてあつらえられたなら、 それは観客が求める物にもなるだろう。 要するに観客が欲しいのは「昇華され体裁を整えられた"何か"」であって、 その何かが必ずしも「誰かの人生観」である必要なんて無いって事。 >603とかはそこを勘違いしてるね。
641 :
名無シネマさん :2008/01/04(金) 04:11:11 ID:NDQxH+AF
ゲド戦記なんてあれだけアニメーションは素晴らしいのに、脚本・主題歌 以外の音楽がひどい。 あれじゃ海外で賞とれない。 それでも日本人は興行収入トップにさせるからなー。
643 :
名無シネマさん :2008/01/04(金) 04:23:01 ID:5w5B1nxs
デスノートのCG担当の人達にはマトリックスリローデッドのCGスタッフを 見習って欲しい。
>>642 つーか、日本人って所詮伝統的な西洋音楽ではいまだ「お上りさん」だしな
コンポーザー(作曲家)とメロディ・ライターの区別すらついてないのがほとんどw
最近はそれに加えて、教育の質の低下は音楽にまで及んでいるらしい
邦画はドラマの延長みたいだから金払ってまで見たくない 後映像が全体的に暗くて見る気無くす。コメディも内輪受けの痛い奴しかない
青年の主張 ボクがんばる!アタシがんばる!ムンツクムン! みたいな内容の独白なひとりセリフを言わせる演技ばっかりだよな んで、その幼稚さを痛々しいコントで茶を濁し お金かけて作った高校生の学芸会みたいな内容ばっかり
「包帯クラブ」観賞。 冒頭から前半部分はいい感じ。絵もきれいだし、役者もうまい。 しかし後半ウジウジして一気にくら〜い画面、いつもの邦画。 結局、自分が自分が…の内容で終わってしまった。 せっかく外に関わる内容だったのに最終的に内に向かうのは病的な感じがする。 まあ、子供達の物語だからアイデンティティーの確立をもって完結とする、というのは わからないでもないが、それでは大人の観賞に耐えないんだよな。 おもしろそうなのに、子供向け。 邦画はこんなのばっかりだ。平たく言えば幼稚。
韓国のパク・チャヌクの復讐3部作見て今の邦画にはこんなの出来ねえなとオモタ。 「復讐者に憐れみを」聴覚障害者が誘拐事件起こす、セクースシーンあり、池沼も登場 「オールドボーイ」近親姦、長回しの乱闘シーン 「親切なクムジャさん」女囚同士のレズレイプ、拷問でなぶり殺し 在日・池沼が出てくるレディ・ジョーカーですら石原プロモーションドラマだったし・・・・
今年のゴールデンウイークとかにやる中国の「王妃の紋章」だっけ?この予 告とか見たら、ああ日本は駄目だなって。 セットとか衣装とか画面から伝わってくる臨場感とかが、ハリウッドの大作 とかとそう劣ってないような雰囲気を感じた。 いや、ハリウッド映画がいいのかとかそういうんじゃなくって、例えば日本 だってハリウッドの超大作みたいな映画作りたくても作れない感じじゃない? 金かけて作っても、画面全体がしょぼかったり安っぽかったり。 でもこの中国の映画とかって普通にそういうハリウッドと同じようなレベル の作れてる気がする。 日本でもちょっと頑張ってるなって映画はちょっとカメラの色調アレンジし たり、ちょっといいカメラとか使う位のレベルのばっかり。
>>650 >金かけて作っても、画面全体がしょぼかったり安っぽかったり。
「金かけて作ったもの」なんて最近あったか?
制作費が億単位だったら金がかかってるってものでもないだろ。
同じ10億だとしてもセットを完璧に建てて普通のドラマを撮るのと
場所を何とかやりくりして地球滅亡の話を正攻法で撮るのとでは
「金のかかり方」って全然違うと思うが?
そういう考え方で見れば「金かけて作った邦画」なんて特に最近はないと思う。
・台詞が幼稚 ・容姿で性格が決まっている ・主役意外はどうでもいいと思える作り ・スタントマンの演技が下手 ・CGを有効に使えない ・プロ(設定上)などのすごさを画で見せることができない ・人が死ぬ=感動という発想 ・チープなのが逆にいいと思ってる節がある ・感情表現がみんな一緒。見てきたドラマの真似をしているだけ
邦画は作品冒頭に現れるロゴがダサい上に、遊びがない 観客を喜ばせるサービス精神の欠如が、こんなところにも現れているのではw 予告編からして観る気が起きない 洋画で予告と本編のギャップが著しいのがあるが、邦画の予告は観たまんま たまには「予告で騙された」というものも作って欲しいw
654 :
名無シネマさん :2008/01/06(日) 04:36:52 ID:k1yCSCR5
前にも言ったがタイトルを口走るのやめてくれよマジ。 洋画(オー○ャンズとか)でも時々やるけど邦画はかなりの頻度でやっている。 だからこの映画のタイトルはこうなったんだって無理やり納得させようとしてる ようで汚い感じがするな。
655 :
名無シネマさん :2008/01/06(日) 05:08:31 ID:spLPQnjE
低 予 算 邦画の永遠の課題だろw
656 :
名無シネマさん :2008/01/06(日) 07:03:31 ID:Y7DFURdi
今月号の日経エンタで日本映画の元凶3人がトークしとるよ。
同じテレビタレントばかりでてるね 金の回収しか考えないで映画作ってるんだろうな
>>652 以外と意外の区別くらいつけられるようになってから意見言えや
659 :
名無シネマさん :2008/01/06(日) 10:36:53 ID:fSi7qd0o
>>650 「Loversラヴァーズ」や「HERO英雄」や「墨攻」などにも ボロ負けだよなwwwww
同じくらいの予算 30億かけて作った映画が 「どろろ」
いやはやwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
660 :
名無シネマさん :2008/01/06(日) 10:42:24 ID:PY8p17aB
えええっ? どろろって 30億かかったの? うあああああっ!!! 塩田はもう当分映画とれねーんじゃねーの? あのカス。
なんかどろろ続編作ってるらしいけど?www そういや反町チンギスハンのやつも30億だったなwwwwwwww ロケ代でほとんどだろうけどwwwww
サヨが絡んでる限り無理。 自称人権屋が口うるさくでしゃばり、映画では 聞きたくも無い思想を垂れ流す。
ネプリーグで2007年に公開した邦画答える問題で 一人目から詰まってたぞ。映画好きの関根なのに。
664 :
名無シネマさん :2008/01/06(日) 16:33:56 ID:hFaVQZkD
カンナさん大成功です!の予告観たんだがカメラワークや 映像の質感がそこらの邦画とはひと味もふた味も違うと感じた。 完全にエンタメ映画のそれになってた。 そういう所に邦画はもっと真面目に取り組まなきゃ駄目だよね。 日本でも映画化(ドラマ化?)するらしいけど、どうなることやら。
666 :
名無シネマさん :2008/01/06(日) 18:43:20 ID:hFaVQZkD
原作でもぱくりでもいいから日本も面白い映画もっととってくれ
667 :
名無シネマさん :2008/01/06(日) 19:47:25 ID:Vs8g/JV3
たけしが東スポで映画について語ってたけど この間東京芸大生の作った作品いくつか見たらしい、でどいつもこいつも 既成の映画はヤダってようなやつばかりでいい悪い以前のぶっとんだ風な映画ばかり 絵で例えるといきなりピカソのキュビズムを描きにいってるようなの でも結局既成の映画はヤダ、といえるほど既成の映画に詳しくないやつばかり だとさ ハリウッドという型にはまりたくない症候群で逆に妙な型にはまっちゃってる邦画監督たちに通じるね
監督はオナニストであるべきだが、商売なんだから先ずは客に受けるものを撮れよ いまの黒沢清みたいにキモい厨ニ病ファンつくまでは、客受けメインのあざといものを撮る必要もあるだろうに。
黒沢清なんて全く入ってないわけだが。
>>669 当たってるとは書いてないだろ?日本語わかるか?
キモい厨ニ病でも固定ファンがついてると言ってるだけだ。
揚げ足とったつもりだろうが、小学生の国語からやり直せ
固定ファンだけならどんな監督にもついてるわけだが。 客に受けるもの=一般受けするもの、でないなら何が一体言いたいのやら。
>>671 おまえの文盲さは以上
俺はそんなことは書いてない。
ときどき、勝手に論理展開して、書いてないことまで いちゃもんつける奴いるんだよな。
674 :
名無シネマさん :2008/01/07(月) 00:54:28 ID:hQ/o+qp0
「どろろ」「ゲド戦記」「西遊記」 ここら辺の 「いちおう客は入ったらしいが、確実に評価に値しない映画」 を叩くべき
>>667 タケシが逝ってることって自分の映画とどんぐりの背比べじゃんw
商売っ気やら芸術趣味、思想喧伝やらが何かと先走ってて 「まあこらへんはこうガァーッと行くかぁぁ〜!」 みたいな勢いや 「こらへんにはギャグを入れてダレさせないように」 みたいな気配りが足りない。 最近の邦画はそういうイメージ。
677 :
名無シネマさん :2008/01/07(月) 04:09:27 ID:hQ/o+qp0
「娯楽だからこれでいいんだよ」っていう逃げが見える 特にテレビ局主導の奴な
ドラマの映画化もいいのだけれど 間延びし過ぎ。 ・踊る〜 ・トリック ・ケイゾク もテレビシリーズ割と好きだったんだけど映画は糞。 ドラマのスタッフが再結集(笑)してるのにつまらないのは たぶんドラマの「面白さ」の中に「スピード感」があって 1時間で起承転結が出来て「面白い」と感じてるのに 映画になるとはそれを約2倍に引き延ばす。 それがつまらなくしているのでは?と思う。
>>675 北野武はゴダールやジャック・タチ、日本のヤクザ映画の影響を受けてるし、
青山真治とか黒沢清も70年代のアメリカ映画に感化されて映画を作っている。
彼らは古典とか既成の作品の蓄積があってこそ自分たちのスタイルを確立している
わけで、古典も名作も知らない若い人たちとはかなり違う。
…無論映画の面白さとは別問題だけどさ。
680 :
名無シネマさん :2008/01/07(月) 12:14:28 ID:hQ/o+qp0
うーん でもタケシは変に欧州映画に傾倒してるだけで 自分のダメなところを学生にも見出しているようにしかみえんなぁ 実際に作ってる映画みればわかるっしょ Takeshisと監督ばんざいは まさにタケシが学生に言ってることそのものだろう と言いたい あと若い学生が古典も名作も知らない と決め付けて言うのはどうかと思うが? 学生のころに古典名作見まくったけどねw
観てるのかどうか実際に学生と話をしてて、その上で言ってるのかも知れないし
決めつけるなと言いつつ
>>680 自身が思い込みで決めつけてるという
不毛なスレだ。
ハゲって言うな。
過去の名作が多すぎると何を作っても車輪の再発明になってしまう。
再発明と言えるほどのモノだったら誰も文句言わないだろ。 今の邦画は粗悪品、不良品レベル。使い物にならない。
687 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 21:50:54 ID:mSwlTpjI
>>680 >>学生のころに古典名作見まくったけどねw
お前の話なんか聞いてねえよ馬鹿
主役だろうが脇役だろうが人物描写がまず手抜きだよな どの邦画観ても立ってるキャラいねーし 俳優もろくな奴がいないんだよなぁ
>688 「デビルマン」は違う意味で立ってるキャラ満載だったが駄目だったぞ。
>>688 >俳優もろくな奴がいないんだよなぁ
って何も考えずに決め付けちゃう駄目プロデューサーが、人気だけで俳優を選んでるんだろうね。
顔だけがいいテレビタレントばっかり使うから、俳優が少なくなってきてる
ヤバい しずちゃんが美人に見えてる人だ…
映画は俳優を抱えるだけだけの余力がないもの
695 :
名無シネマさん :2008/01/10(木) 08:00:11 ID:RjQSw+gh
アメリカで一週間ぐらい興行収入トップになったっていう「THE JUON」 もつまらなかった。日本人が監督やったやつ。日本人は映画作る才能無いね。 監督も脚本も音楽も西洋人にやらせて、俳優、女優だけ日本人使えば、いい 映画作れるかも。
ageで書くなんて釣る気マンマンだなw
697 :
名無シネマさん :2008/01/10(木) 13:49:06 ID:BvI3Nl48
正直な話、今は世界的に映画の質が悪い もう映画産業そのものに若い才能が集まらなくなっているのかもしれない
>>695 あれは怖いもの見たさのアメリカ人を釣るための映画であって、
見事に第一週でその役目を果たしたんだから、それでいいんじゃないの?
費用対効果も良かったようだから、サム・ライミも喜んでいるだろう。
つまるつまらんって話になると、そりゃつまらないに決まってる、
観ちゃったお前さんもバカだなあってことになるよ。
例えるなら、ポケモンの映画と一緒だ。
子供の冬休みや夏休みのイベントとして作られ、ちゃんと興収を得る映画だ。
これをわざわざ観に行って「つまらん!」というオトナはいないだろ?
まあ子供の付き添いで行った親御さんには気の毒な話だけどな。
日本は単に監督の勉強不足じゃないの。 映画的な表現なんて使わないじゃん。知識がなくて使えないからだろ。 素人に平屋の家くらい建てられても、高層ビルの設計は無理。
>>699 カネの掛け方を知らないのはプロデューサーも同罪
701 :
名無シネマさん :2008/01/11(金) 07:28:59 ID:kDpDepMH
駄作にケチはつけられるが良作はほめられない、2ちゃん気質が結実したような不毛極まりないクソスレ
そんなことないよ。おれはちゃんと褒めるべきところは褒めているよ。 邦画を擁護したいなら、正攻法でちゃんと論じるべきだ。 そんな風な言いっぱなしなら、なにも言う資格はない。
703 :
名無シネマさん :2008/01/11(金) 08:14:35 ID:kDpDepMH
ていうかね、「邦画vs洋画」っていう対立自体が無意味に思えるんですけどね。 別に「邦画全体」を擁護する気もない。 ただ「邦画全体」を叩こうというのがこのスレの趣旨でしょ? だからこのスレが不毛だと言っているだけで、あなた個人がどうこういう問題ではない。
>>703 > 駄作にケチはつけられるが良作はほめられない、2ちゃん気質が結実したような不毛極まりないクソスレ
そんなくそスレに文句をつける事しか出来ない2ch脳w
705 :
名無シネマさん :2008/01/11(金) 08:25:19 ID:kDpDepMH
まあ、その通りだね。 こんなスレに文句つけること自体無駄だったよ。 これからは人間らしく無視します。
706 :
名無シネマさん :2008/01/11(金) 10:31:55 ID:jqqQX3BK
>>705 じゃぁオマイの思う良作ってのを、どこがいいのか晒してみなよ
日本はやる気が無いだけでしょ。 それに同じ思想でないといけないってな感じがして 気持ち悪いし、説教臭い台詞にもウンザリ。 毎回コネのある俳優を使いまわし、演技はそっちのけ。
>>703 >「邦画vs洋画」っていう対立自体が無意味
このスレはそんな対立図式で見立ててはいない。
>「邦画全体」を叩こうというのがこのスレの趣旨でしょ?
それはあなたの解釈。少なくとも1にはそんなことは書いてない。
1は意見と議論を求めている。叩けとは書いてない。
おれは、ダメな所を語ることで問題点を明らかにしようという試みだと思っている。
邦画特有のダメダメなあの感じ、暗い、笑えない、燃えない、しらけた空気、
これらを引き起こすものは一体なんなのか?・・・を考察するスレだと思っている。
709 :
名無シネマさん :2008/01/11(金) 14:47:02 ID:K85M8GCy
ビーバップハイスクールって面白いじゃん。
>>708 邦画には無いっていう外国映画って
どのくらい作られてるんだ
字幕なしで見てる?
711 :
名無シネマさん :2008/01/11(金) 20:04:18 ID:kDpDepMH
705だけど。 結局また来ちゃった、バカだね。 勘違いがあったことは謝る。 スレの趣旨も理解したし、趣旨とはあまり関係ない話が多いことも分かった。 ダメな邦画の分析議論よりいい映画の分析議論した方がよくね?とは思うがそれはまあいいや。 おれがおもしろいと思う日本映画は、思いつく限りだと「ガメラ(平成)」「どこまでもいこう」「荒ぶる魂たち」「ロボコン」「DEAD OR ALIVE三部作」「とらばいゆ」「六月の蛇」「アカルイミライ」「花とアリス」「下妻物語」「空中庭園」「亀は意外と速く泳ぐ」あたり。
712 :
名無シネマさん :2008/01/11(金) 20:05:46 ID:jhD4thqB
>>708 >邦画特有のダメダメなあの感じ、暗い、笑えない、燃えない、しらけた空気、
これはお前さんの主観だから何とも言わんが
「そう感じさせるもの」がダメという前提がまず間違ってると思うが?
明るくて笑えて燃える映画が見たいなら、そういう映画が得意な国の映画を見ればいい。
日本映画が万が一ハリウッドと同じようになっても面白くも何ともないと思うね。
何の感動も呼び起こさないような映画はだめだと思うな
>>710 意味が分からない。
邦画のダメなところと、洋画の字幕に一体なんの関連が??
>>713 ダメという概念はダメに決まっている。
暗くて良い、笑えない燃えないで良いんなら、それはいいんだ。
例えば今村昌平の「うなぎ」などそういう映画だったと思う。
笑いも微妙、暗さも微妙とちょっと観客を惑わせる。その際どさにポイントが
置かれていたと思う。これは良い例ね。
悪い例は「包帯クラブ」かな。前半おもしろかったのに後半はいつもの邦画だ。
観ていていやになっちゃう。おまけにそれが大した話でもないんだな。
たたみ掛けるようにラストシーンのまとめ方が異常に幼稚。ため息が出ちゃうよ。
716 :
名無シネマさん :2008/01/12(土) 00:07:46 ID:PxKZp8yy
それはただ単に脚本、演出がヘタというだけで、議論するほどのことじゃないんじゃ? 別に邦画に限らず、ヘタな映画、ダメな映画は腐るほどある。 ダメだから日本に入ってこないものもたくさんある。 なのになぜ、邦画だけが許せないのかが分からない。
そのダメなところに類似性を感じないかい? 邦画に共通したダメさが見られるように思うんだ。 例えば暗いこと。上でも述べたとおり、暗くていいんならそれでいい。 でも、明るく楽しい映画まで、なぜか似たような暗さがあるんだよな。 これって一体なに??ってことなんだけど。
こんだけ資源も食料も無い国なのに、映画で外貨稼ごうとしないのかね。↓
いや、知恵もないですから↑ 資源も食料も無いのは戦争をする気がない、というアピールとして適切かと
720 :
名無シネマさん :2008/01/13(日) 09:20:35 ID:uv5hxCqe
感動ドキュメンタリーしか作らないから日本映画はダメダメ! まぁそう考えるとデスノートとかはギリで許せる。内容は 悪くなかったしね。
721 :
名無シネマさん :2008/01/13(日) 09:29:04 ID:NPlqmlvD
良くも悪くも地味過ぎるんだろうな。 かといってド派手な大馬鹿映画やっても ハリウッドの劣化コピーにしかならんので駄目。 あと、前衛的(笑)で何がやりたかったのかわからない作品もたまにあるな。 (ナイトヘッド見たときは、「?」だった) 予告編見ただけで観る価値なしと ぶった切ることができてしまうような作品まであるのは 何とかならんのか。エクスクロスとか。
722 :
名無シネマさん :2008/01/13(日) 11:52:20 ID:T9WVPZAN
ダメだと思うならどこがダメかもう少し説明してくれよ。 エクスクロスはあの手の映画としては合格ラインだったと思うぞ。 日本のホラーって、無い知識を振り絞って変に知性的にトリックを作ったりするのが多いけど、エクスクロスは終始バカを貫徹してた。
何だかんだ言っても娯楽系映画の水準は上がってると思うがなあ。 邦画で娯楽大作と言えば首都消失とかさよならジュピターみたいなのしか無かった頃からは夢みたいだ。 この正月に家族の付き合いで踊るシリーズを全部見なきゃいけなかったんだけど 出演者のアレさとか脚本のつまらなさは別にして 純粋に脚本を映像に置き換える技術だけを見たらそんなに悪くないと思った。 あんな穴だらけの脚本をテンポの良さでそれなりに見せるのは評価してもいい。
デスノートや踊るシリーズで満足できる人は、 このスレに書き込むべきではないと思うがなあ?
たかが娯楽を崇高な物と勘違いしてる「映画人」「映画通」が ダメにしてると思うんだが… んで流行らない責任を個人に押し付ける。 監督とか脚本家とか。 どれが面白いつまらないではなく 映画界というスケールで語るなら映画作りのシステムの問題点を考えるべき とりあえず監督はあくまで映画の方向性のみを決定する存在にして 実際の撮影や編集を専門の人にまかせて撮る方向にしてみてはどうか?
バブルへGoは色々と惜しい映画だった。いや面白いんだけどさ。 例えば料亭での乱闘シーンなんかの芸者の絡めかたや 乱闘の中一人だけ落ち着いて酒飲んでるジジイ等々いい部分もあるんだが いかんせん洗練されてなくてギクシャクしてるんだよね。薄っぺらいというか。
>どれが面白いつまらないではなく そうすると抽象論だけになってしまうよ。 具体的に映画を挙げて、これのここは、こうだった、という話でないと 詰まるところ「悪いところを良くする」ぐらいの大雑把な見解になっちゃうよ。 これじゃ意味ないっしょ? >とりあえず監督はあくまで映画の方向性のみを決定する存在にして >実際の撮影や編集を専門の人にまかせて撮る方向にしてみてはどうか? その方法にすると、あなたはなにがどう良くなると思っているんだい?
728 :
名無シネマさん :2008/01/13(日) 18:05:40 ID:QX6e3ong
あのさ、「たかが娯楽」って簡単に言うなよ。 あんたの考える娯楽がどんなもんか知らんけど、いかにもみんなが喜びそうなアクションものでも作ればそれでうまく行くと思ってるわけ? アメリカ映画ですら娯楽映画の方向性を見失ってるこの時代に、簡単に用意できる「娯楽」なんかないんだよ。 一級の娯楽映画を作ろうと思ったら、それこそ膨大な映画の知識や豊かな発想が必要とされる。 まあ、日本映画全体でそれを目指すべきだとは思わないけど。 映画はいろんな種類があって然るべきだと思うからね。
>>723 >出演者のアレさとか脚本のつまらなさは別にして
それって「味と見た目はともかく、この料理は材料を生かしている」って云うのと同じくらいハチャメチャだぞw
出演者と脚本を除外して褒められるのなら、TVドラマでも秀作はいくらでもあるだろ
>とりあえず監督はあくまで映画の方向性のみを決定する存在にして >実際の撮影や編集を専門の人にまかせて撮る方向にしてみてはどうか? 今現在、「撮影や編集を専門の人に」任されてるのは 当たり前だと思うんだが。 そうじゃない、なんてダレが言ってるんだ?
>>729 ハチャメチャに思えちゃうのは君が技術の良し悪しと映画の面白さを分けて考えられないからだよ。
「CGは凄いけどつまらない映画」って不思議か?その逆だって不思議じゃないだろ?
>>731 君塚良一の脚本が作品にとってCGと同じ程度の価値だ、という意見なら同意だw
ま、一般論としては、出演者と脚本に難があったら、大黒柱が引っこ抜かれたようなもんだと思うが
>>732 「脚本そのものの質は別として」という話にそんな事を言うのは不思議だね。
ふと思ったんだが、アニメは初めからぶっ飛んだ設定を突っ込んでも許容されるが、 実写はそういうことをすると訳が分からないとかマンガ的とか言われるのはなぜだろう?
コレからお話をします。 コレから嘘のお話をします。
736 :
名無シネマさん :2008/01/14(月) 18:03:50 ID:b7p4LIF1
邦画はプロの業界の世界だけで励ましあってそこに観客が介在しないから進歩がない アメリカは結果重視で現場のプロがどんなに高度なことやってようと観客にノーを出されたらそこで終わりだからね
ゴメン、「空の境界」を見て、アニメって良いなあと思ってしまった。 実写に絶望してしまった俺を叱ってくれ。
738 :
名無シネマさん :2008/01/14(月) 20:33:43 ID:RivKLSPa
実はね 実を言っちゃうとね 娯楽映画を作るのが一番難しいんだよ 突出した個性や才能はあるが、癖があって理解できるのはごく限られてるタイプだよな ってのは まわり見ても結構いると思うけど 「こいつは万人に好かれる人間だな!」 ってのはなかなかいないし、一番難しいだろ?
739 :
名無シネマさん :2008/01/14(月) 21:53:05 ID:KYEzhdU4
日本人には心がないと思う。 真の哀しみ、真の怒り、真の渇望がない。 要求がないから、できあがるものもどこを目指しているのかわからないようなものばかり。 日本人俳優を使い、日本を舞台にした映画でも、イーストウッドはあれだけのものを作ったのに、肝心の日本人自身にはできないんだからなあ…。
映画ってのは作品自体が産業なんだよ。 小説、漫画等で通用することも映画では通用しない。 なんつーかイメージとしては邦画は職人のカンで作ってて ハリウッドはプロダクトとして作ってるって感じか。 結果後者の方が一定のクオリティが保証されてて安心して見られる。 邦画の場合は本物の職人なら当然高品質な物になるが なんちゃって職人だとさんざんな出来になる。で、本物の職人は極わずか。 その職人も環境やコンディションしだいではいい物は作れない。
>>739 >日本人俳優を使い、日本を舞台にした映画でも、イーストウッドはあれだけのものを作ったのに、肝心の日本人自身にはできないんだからなあ…。
アメリカ人が作れば圧力はかからない。
なんで教科書やメディアへの圧力は誰でも知ってるのに
映画だけは別に考えられるんだろう?
基地外シャブ漬けのプロデューサーが頑張っても
反戦映画にしないと戦争映画を作れない状況も知っておこう。
SFなんちゃって映画にしないと潜水艦映画の企画が潰されてしまう現状も知っておこう。
テンポが遅すぎる、見せ場が無い、役者が糞
>>741 現状を知る者という、ワケわからん擁護が悪い
>>738 突出した個性だって少ないよ?
みんなに好かれる映画もたくさんあるよ?
10年くらい前、パソコンがどんどん高性能になればハリウッドのVFXだって邦画で使えるようになる と期待したのは一体なんだったんだろう。
>>745 正夢だろ。質はともかく使えている事は事実だ。
高価なコンピューター制御された機材を揃えないと何も出来なかった頃よりはずっと進歩している。
CGは、アメリカ人の作ったソフト使っている限り、アメリカに勝てるわけがない。 追いついても、向こうは更に先を行く。 当たり前と言えば当たり前だわな。
制作期間が短すぎるよな。 金の使いどころが曲がってるとしか思えない大作は、いらない子。
>>747 国産ソフトでCGを作ればアメリカに勝てる、と云っているようにも聞こえるが?
>>749 まさか。
国産CGソフトなんて(あるけども)作れません。
芸術や美術に関して金の使い方がわかってないから、映画も作れなきゃ、
CGソフトも作れまへん。
その前に作るメリットも無いし。 お金が無ければ使い方とか言っても始まらないし。
現状で一番CGに金をかけた邦画って何になるんだろ(実写FFやアニメ除いて)
それは西遊記だろ、西遊記単体だと軽く見えるけどフジは産学副業体に資本入れてんだよ
>>753 WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
755 :
名無シネマさん :2008/01/17(木) 18:47:17 ID:4s5jxJjl
最大問題は、日本の女性が1日中セックスのことばかり考えてること。 インドのナイール、イランのサミーラ・マフマルバル、エジプトのハニーファ、 インドネシアのハキム、香港のメルビル・チャン、米国のカンピオン・・・・、 今、女性監督が世界の映画を興行的にもリードしてる。 つまりその国の女性の能力が、映画産業の実力と比例する時代。映画の質が、優秀な女性の多さで決まってる。 女性監督の興行収益・実力がゼロの日本は、もう映画表現の破滅した国。 ドイツじゃ1930年代から女性監督が映画産業引っ張ってきたのに、日本の無能女性達と来たら。 セックスのことばかり夢中なりすぎ(笑)
756 :
名無シネマさん :2008/01/18(金) 03:19:51 ID:VVKibpUm
恋空に夢中だからなw
757 :
名無シネマさん :2008/01/18(金) 04:28:41 ID:MmLpiC8u
スイーツw
758 :
名無シネマさん :2008/01/18(金) 07:38:20 ID:YpYHv09R
西遊記って、最初発表された製作費は10億円だったから、それが本当ならCGにそれほど金はかけてないはずだよな。 中国へのロケ費用だって凄かっただろうし。
中国ロケが難航してそれを補うためにデジタル処理をバンバン増やしていったんだよね。 ロケ地が雨続きで一向に晴れないから塗れた地面を丹念に修正したとか。
>747 今ハリウッドで使われてるデジタル群衆ソフトは、 ジュージーランド人が作ったものを製品化した奴だ。 これで硫黄島の米軍上陸シーンをフルデジタルで作り出してる。 使い方ってのも大事なんだよ。
761 :
名無シネマさん :2008/01/18(金) 14:34:22 ID:3k+uTqlW
>755 かなり鋭く且つ的確な見解だと思う
763 :
名無シネマさん :2008/01/19(土) 09:46:01 ID:nu0x25VC
イスラム世界で女性監督が大活躍してること、考えてるともう差別のせいじゃない。 レバノンなんて、33歳のナディーン・ラバキーが最高の映像作家と認められてる。 大体、日本の女性差別なんてイスラム世界にくらべたらほとんどないに等しい。 それでも、イラン、エジプト、レバノン、インドネシアの女性達は 実力ですさまじい差別乗り越えて、興行的にも映画界引っ張ってる。 ドイツでは1930年代に、ロミー・シュナイダー、レ二・リーフェンシュタールが 世界の先端行く映像芸術を残してる。 本業が映画学校講師(作品の興行性ゼロ)の河瀬がえばってる日本は、女性の実力が無限小。
>762 それ単なる昔ながらの「素材撮って来て多重合成」じゃん。 「もうちょっと画面中の群衆を右に寄せて、手前の爆発に反応させて」 なんて監督が言い出したら撮り直し。 MASSIVE使うかどうかに関係なく、ハリウッドはもう少しましな方法で やると思うぞ。
そりゃ、方法を選べるほど金があるからね。
また金がないですか?市ね
768 :
名無シネマさん :2008/01/20(日) 09:53:50 ID:FN6WNPfr
金あってもろくなの作れん。 西遊記、青き狼見ろよ。
>>768 両方とも金がない映画じゃん。
制作費が増えたってお金を掛けなきゃいけない要素が増えていけば
投下された資金の密度はどんどん低予算映画と変わらなくなる。
10億円で10個のセットを建てた映画と
100億で100個のセットを建てた映画では
単純に言ってしまえば一つのセットあたりの単価はそんなに変わらんだろ。
771 :
名無シネマさん :2008/01/21(月) 15:05:52 ID:q4dWWaPy
ま、仮に凄く面白い映画撮っても 主演が東洋人じゃ世界的ヒットは無い。 ハリウッドで東洋人が黙殺されてる現状見れば瞭然。 これじゃ現場もやる気でないよね
772 :
名無シネマさん :2008/01/21(月) 15:55:52 ID:odi03THb
内容重視、オリジナル性重視じゃなくてなんつうか…センセーショナリズム重視、映像美重視で更に安易に原作付きに頼る風潮がここのところずっと顕著だよねー邦画は。 安易な利益に乗っかり過ぎ!
773 :
名無シネマさん :2008/01/21(月) 17:34:29 ID:oZF1D6Wm
「日本沈没」で穴に落ちるサラリーマンがスタントマン丸出しの演技
774 :
名無シネマさん :2008/01/22(火) 09:03:21 ID:cp+TYIaL
別に凄いの作っても外国じゃ相手されない。 東洋人の顔は、放送禁止画像。 ハリウッドでも、東洋人は相手にされない。
775 :
名無シネマさん :2008/01/22(火) 09:05:45 ID:cp+TYIaL
どうせ映画じゃ、東洋は世界の頂点に立てない。 ならゲーム・アニメに人材注いだ方が国益じゃね? 東洋映画なんて、世界的に売れないだろ。 東洋人で世界中大人気の俳優いねーだろ。 稼げない物に人材資金注ぐ意味は無い。
ガンダムで世界の頂点に立てるとでも?w
777 :
名無シネマさん :2008/01/23(水) 10:09:41 ID:+StdQ+qm
古い映画にはたまに面白いのがある。ときどきセリフが聞き取りにくいのがあるのは問題。
778 :
名無シネマさん :2008/01/23(水) 19:00:16 ID:Z2dD7RNz
たまにどころか、半世紀前の日本映画は質も量も世界の頂点にいた。 その頃の日本映画を世界中の映画作家が研究している訳だが 日本の映画監督はそんな研究は一切していませんw
779 :
名無シネマさん :2008/01/25(金) 01:42:36 ID:nGJ2scQB
当時は腐るほど映画作ってたから、 面白いのにあたるのはやっぱりたまだと思うぞ。
アメンボだって
地元のGEOでの勢力図 洋画 :5 米ドラマ :2 韓国ドラマ:1 邦画 :1 日本ドラマ+バラエティ:0.8 中古ビデオセールコーナー:0.2 年末に米ドラマと韓国ドラマが逆転した 日本映画のだめなとこは作り手が儲け方を知ったことかな。 内容じゃなくキャスト・宣伝で客が入る。
784 :
名無シネマさん :2008/01/27(日) 01:25:46 ID:28k7viUh
最近はラブコメ系やその要素を含んだスポコン系や感動ドキュばかりだからな。 もう少しSFチックなのを作らないと海外進出できないと思われ。
あと、理屈臭いの多いから スカッとする爽快感も必要だよ
日本映画にSFは無理だろー
つさよならジュピターwww
788 :
名無しさん :2008/01/29(火) 16:23:17 ID:9/nZGRFm
日本のSF映画ならインディーズ映画の「一万年後・・・。」があるよ!
789 :
名無シネマさん :2008/01/29(火) 23:46:33 ID:W+HtTqde
790 :
名無シネマさん :2008/01/30(水) 00:51:13 ID:ab+sbfTZ
いろいろ無理しすぎ
>741 いや、硫黄島は反戦映画だし、「男たちの大和」とか「俺は君の為にしにゆく」(だっけ?忘れた)が許されるならアレなんか 楽勝だよw
792 :
名無シネマさん :2008/01/30(水) 07:05:39 ID:jP9aE190
バカ女に媚びることしか能がないからだろ。 子供と女は簡単に騙せるからな。 大人の男が一人で見れる映画が今の日本にどれだけあるか。 年に一本でも出ればいい方だ。 これは映画だけでなくて日本の産業のほとんどに言えるね。 映画、音楽、ゲーム、自動車、食品、ほとんどに言える。
博報堂とテレビ局とオマエラが悪い
>>791 「反戦」という要素しか見えない人には同じ傾向の映画にしか見えないんだろうね。
硫黄島はハリウッド映画としてみたらまずまずだけど、日本兵を描いた映画としてみたら こんなに薄っぺらいものはない。
幸いにしてあれは「日本兵を描いた映画」じゃないからなあ。 「許されざる者」がカウボーイを描いた映画じゃなかった様に。 テーマに沿って語るべき事を語る、余計な夾雑物を入れ込まない、 そういう事が、今の日本映画界では難しいのかもしれない。
>>796 スイーツとゆとりには理解できないから、無理
日本兵があれだけ出てきて、「日本兵を描いた映画」ではないとはこれいかに
799 :
名無シネマさん :2008/02/01(金) 00:04:45 ID:CefpQO0l
硫黄島は出てくる日本兵がみなアメリカ人気質w ミクロがないから、当然マクロもない。 何のドラマもなく終わった作品だよ。
硫黄島がこんなに評価高いのが意味不明。 星条旗と違ってメッセージ性も低いしただただ撮っただけというか。 まぁ星条旗のメッセージ性が強すぎるとも言えるけど
>798 ゴジラは「自衛隊を描いた映画」かい?
802 :
名無シネマさん :2008/02/01(金) 12:03:47 ID:rEgqGisS
日本映画製作者連盟は31日、2007年の映画興行収入を発表した。 全興収に占める日本映画の割合は47.7%にとどまり、外国映画を下回った。 日本映画 1 HERO(81.5億円) 2 劇場版ポケットモンスター(50.2億円) 3 ALWAYS続・三丁目の夕日(45.6億円) 4 西遊記(43.7億円) 5 武士の一分(41.1億円) 外国映画 1 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(109億円) 2 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(94億円) 3 スパイダーマン3(71.2億円) 4 硫黄島からの手紙(51億円) 5 トランスフォーマー(40.1億円)
>>801 そんな見当ハズレな例出されても困るけど、
脇としての「自衛隊」は描けてたんじゃないの?
自衛隊が頑張る所のBGMは印象に残ってるしな
>803 > 脇としての「自衛隊」は描けてたんじゃないの? それがゴジラを評価する最重要要素になるか? お前さんが「硫黄島」について言ってるのはそういう事。
この人いったいなに言ってるんだろう
808 :
名無シネマさん :2008/02/07(木) 04:07:11 ID:AYHzXP4n
リアル鬼ごっこっていう映画を今度やるらしいけどこういう変わったネタの 映画を最近作るようになってきたからこれからの日本映画にも少しは期待 出来そう。
809 :
名無シネマさん :2008/02/07(木) 10:15:12 ID:tdHvMJDQ
811 :
名無シネマさん :2008/02/11(月) 10:17:36 ID:muKKvywP
日本映画界の“最大”の課題は何だと思いますか?
一度崩壊する事じゃないか?
813 :
名無シネマさん :2008/02/11(月) 20:26:44 ID:4aVFIDYX
>>811 アニメ映画じゃ成功してるんだから課題は資金と俳優だろ。
SFや史劇をやるほど資金が無い。
金の掛からない現代劇はスイーツかDQN。
さらに広告費を削るために「話題性のある人物」の出演。
「攻殻機動隊を実写映画化したら」というスレがあるが
今の日本映画界ではアニメ版を超えるのは無理だろう。
>>813 アニメをッ実写化とか言うと、またアニメですかwwwみたいな人間がいるが、押井の攻殻や劇場版パトの脚本より優秀な脚本の映画ある?(まあ活劇だけでいいよ。)
書き忘れ 近作でね。
>>811 映画業界よりも先に観客を育てなきゃいけないんじゃない?
上から物見てるような言い方で恐縮だけど、
多くの製作会社は営利目的で世間様の流行に合わせて作るから
恋空みたいに制作の人間でさえクソだって分かってても
原作がヒットしてるって理由で作られる映画があるわけでしょ?
それで儲かれば業界のことなんか知ったことじゃないし。
要は大多数の観客の趣向が変われば
業界も合わせて変わらざるを得ないわけで。
でもどうやったら観客の趣向が変わるのかや、
どのような作品が業界にとって好ましいのかは、
自分にもよくわからない。
なんか投げっぱなしでゴメン。
育てるなら真っ先に監督でしょう。 いくら金かけたっていい俳優使ったって監督がダメじゃろくなもの出来ないなんて歴史が証明している。 映画理論を学んでいない他分野の人間に監督やらせるなんて論外。
>>817 もちろん製作側を育てることも大事だと思うよ。
だけど監督が良い作品を作っても
受けてである観客が同等の認識力を持たないと、
正当な評価もされず客入りが悪かった駄作として忘却に帰すのじゃないかと。
良い種まいても土壌が腐ってたら根付く前に枯れ落ちてしまうと思う。
>>814 その前に、押井の攻殻や劇場版パトの脚本がどう優れているのか教えてくれ
>>819 それは単純に面白くなかったってこと?
逆に聴きたいんだけど、
今まで観た作品と押井作品で違いを感じる点とかなかった?
おそらくそこが押井作品の醍醐味であって、
ファンが優れてるとか面白いとか言ってるとこだと思う。
ただこれはどうも好き嫌いがあるみたいで、
台詞や展開が鼻につくとか画が暗いだけって人もたくさんいるので、
一見して面白いと感じなかったのであれば、
一概にここが優れてるんだと言っても疑問に感じるだけだと思う。
自分はこの脚本は従来の作品と比べるとここが違うっていう
相対的な感想は言えるけど、
もし押井作品を観てその違いや新鮮な感動を全く感じてないのなら、
ここがスゲぇとか面白いとか言っても全く分かってもらえないと思う。
819はマトリックスの後に攻殻観たり、踊る〜の後にパト観た人?
>>820 いやアニメなんて見ないからw
>もし押井作品を観てその違いや新鮮な感動を全く感じてないのなら、
>ここがスゲぇとか面白いとか言っても全く分かってもらえないと思う。
こういう保険かける人が、優秀な脚本の映画ある?と尋ねているのはちょっとおかしいな
優秀な脚本の映画ある?とか俺が言ったんじゃないよ。 819だけに答えたくなったので途中から横やり入れてしまったんだ。ごめん。 押井作品は本当にどこが面白いのかと言われると困るんだよ。 逆にどこが面白くないんだと聴くと全部って言うヤツもいるしさ。 台詞回しに感銘を受けたら、小難しいとかクドいって言われるし、 テーマ性かと思ったら共感できないとか独りよがりだとか。 万人ウケしないのは分かってるのでズルいと思うけど観て判断してほしい。 もはや日本映画で良い脚本というのは大衆向けではなく 一部のファンにしか通用しないマニアックなものなんじゃなかろうか。 言いすぎかな。
うる星2だけは見たことアル
邦画のダメなところっていうか、硬質な冷たさというか、冷徹な視線が足りないと感じることはある。 カメラが常に感情をまとっているというか。
825 :
名無シネマさん :2008/02/12(火) 23:55:53 ID:iKPS+22Q
そうそう無駄に浮かれたテンションが多いよね ジャジャジャーンってBGMも多いし なんかハリウッドを馬鹿にする割には古臭いハリウッド的なもったいぶった見せ方をしている ここは感情を抑え、自然にリアル描写にたんたんと徹する という演出がなかなか無い
いやアニメなんて見ないからw 上から目線がわからんな。昔のSFファンみたいだ。そのうち衰退するだけ
イノセンスの脚本はかなり低レベルだろ つまらないよ ハイクオリティのアニメーションと 斜に構えた気取った台詞で埋め尽くして内容の無さを誤魔化してるだけ 確かに絵は綺麗だが、映像としての真新しさは無い 高級材料を使って丁寧に仕上げたオリエンタル風カレーライスを出されても 不味くは無いだろう、まあまあおいしく食べられるんだろうが、真新しさなどはいっさい感じないだろう そこで「新進気鋭の料理」を期待した人は、その普通さ、小賢しさ、にむしろ憤慨するだろう
ではイノセンスより面白い萌芽のタイトルをどうぞ
伊藤和典は「ピストルオペラ」で鈴木清順監督と組んでますな。
すりかえですな
831 :
813 :2008/02/13(水) 10:36:24 ID:3UDeoKin
「アニメなんて見ないから」っていうのは
「アジア人が主演の映画なんて見ないから」というのと同じ。
アジア人が出ていないだけアニメの方がマシだ。
これだと水掛け論で話にならないな。
「GHOST IN THE SHELL」と「イノセンス」を観る時は「未来のイヴ」と
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を事前に読んでおいた方がいい。
それにイノセンスの台詞は引用元を知っている人間には何も鼻につかない。
>>818 の言うとおり今の日本の観客は監督と同等の認識力が無い。
>>814 「ハンニバル」「テキサスチェーンソー」「アンダーワールド」
でもイノセンスは商業映画としては失敗作だよ。
ウン十億かけて一般の客を引かせる映画作ったらアカン。
誰かが言ってたけど、押井は「商業映画」とか「お客の目」という縛りがないと
途端に暴走する人。
実際劇場版パトはその何分の一かの予算だけど、それでもあれだけの映画になったのは
間違いなく自覚的にエンタメに徹したからだろう。
しかし
>>828 みたいな質問する奴ってどんな邦画のタイトル挙げても
「はぁ?あんなの××じゃん」と返してまともな議論しないんだよな。
>>831 邦画スレですよ
>>832 よくあるね。俺はするつもりないけど。
ようは、アニメだろうが漫画だろうが斜め上から見る奴らがきらいなんだよね。学ぶ所は学ばないと、アイデアをどんどん外国が先取りしてるよ。
マトリクスの銃撃シーンとかT2の(予告)の工場シーンとかさ
脚本の面白さだったらゴロゴロあるだろ 運命じゃない人とか 伊丹十三作品なんかは脚本としていい アニメを語りだすやつって、脚本の面白さを雰囲気で語るやつ多いよな 雰囲気がいいってだけなのを=脚本がいい に摩り替えるやつ イノセンスは確かに雰囲気はいいだろうし 演出は無駄に凝っている(俺はやりすぎだと思う。くど過ぎて引く) アイテムや小物のデザインなどやアニメーションのクオリティも高い つまり雰囲気は良いのだろうが ロボットが事件を起こして、エージェントが謎を追って、どうたらこうたらって 脚本自体は何の魅力も無い凡庸な内容じゃないの? 「こういう話につながるなのか」「そう展開していくのか、こりゃやられた」 そういうものがさっぱり無い
・やたらと叙情的 ・金かかってない ・役者オーディションが有名無実化
アニヲタはよそいってくれ
837 :
名無シネマさん :2008/02/13(水) 17:19:33 ID:qR82cjrt
演技がお笑のコント化してることかな 駆動感苦労の人気の影響だとおもふ
838 :
名無シネマさん :2008/02/13(水) 19:53:41 ID:3UDeoKin
>>834 「イノセンス」は人間、人格とはなんなのか、人造人間の創造、といった
人類古来からの命題を扱っている映画であって目先の新しさや初見の際の
脚本の意外性を期待して観る映画でないよ。
冒頭でガイノイドが殺人をした時点で「われはロボット」、サイボーグが
ガイノイドを破壊した時点で「ブレードランナー」の、ガイノイドの名前が
ハダリの時点で「未来のイヴ」の影響下にあるのがわかるから
その時点で大体の脚本が読める。
ここで「こういう話につながるなのか」「そう展開していくのか、こりゃやられた」
なんて脚本だったら奇をてらった駄作になる。
「イノセンス」の話ばかりだがここのスレ的には「GHOST IN THE SHELL」は
議論の必要がない良作なのか。
だから、脚本の面白さってのはそういうもんなんだヨ それじゃなければわざわざ「脚本がよい」とは言わない アニヲタは凡庸でオーソドックスな脚本にすら 雰囲気がよいだけで「これは脚本がよいのだ」とかしたり顔でいってるのが笑えると言うだけ イノセンスは脚本は本当にありがちで退屈でツマラナイ 脚本としてツマラナイ物は、脚本としていいものでもなんでもない 絵の構図やアニメーションのクオリティや美的センスなどの 雰囲気がいいと言うだけでは脚本が良いことにはならないんだよw
では脚本の良い実写邦画というと何がある? アニメの場合、脚本の面白さというより設定の面白さが魅力になっている部分もあると思う。 「Ghost in the Shell」も「イノセンス」も、ああいう設定を映像化するという時点で 一定の勝利を収めることが出来ていたと思う。 個人的には押井よりも今敏の方が、派手さの無い設定を手堅く映像化しているという点で 注目するに足ると思うんだが(とはいえ千年女優とパプリカしか見てないが)。 実写邦画とアニメ邦画のどこが違う?脚本以前に設定の自由度が違う。 まあ、おいらは「空の境界」の「俯瞰風景」にやられたクチなんで。
ただアニメだけを叩いて、邦画のタイトル一つださずに皆逃げちまう(>_<)
アニメと実写の大きな違いは、役者の演技に頼れない点だろ。 リアルな表情出すアニメもあるが何か気持ち悪い。 かといって言葉で全部説明してしまっては深みがなくなる。 そこで、その部分をモンタージュ効果など映画的な表現を駆使 することで補おうと努力する作品はアニメでも質が高くなるかと思う。 逆に言えば、今の日本映画には、このあたりの努力が足りない。
>>841 いや、叩くものすらないのが邦画の現状なんだよ・・・・・
じゃ、問題ないじゃん。
なんだかんだ言って海外だと、ジャパニメーション>その他邦画、だしな。 アニメ叩きしか能のない奴が何を言っても邦画の評価が上がるわけでなし。 観客のレベルが低いから製作側もレベルの低いモノを作るのか 製作側の作るモノのレベルが低いから観客のレベルも低いのか 鶏が先か卵が先か。 それとも同じ「映画」という括りにまで格差ができつつあるのか。
なぜ樋口の映画に客が入るのかわからん。 ゆとりの「面白い」はなんか違うのか?
日本てさ、元々アクションやサスペンス映画に向かない土壌だよね。 銃の数が人口を上回ってるどっかの国だと 銃撃戦やら猟奇的な犯罪映画も成立するけど、 日本じゃその手のアクションは時代劇や未来に置き換えて 治安が荒んだ設定にしないと撮れないし、 ノートに名前書いて人殺すとかファンタジーな案を用いなきゃならない。 定番の戦争映画にしても近代戦とも言えない泥くさい過去しか持ってないから、 ローレライみたいなエセSFなんかに頼ってしまう。 いわゆる眠たくてゆとりウケしないのは その退屈な土壌にあるんじゃないかな。 こんな国に生まれてハリウッドの大作になれちゃったら 日本映画クラいしツマンネってことにもなるわな。 てかさ、スキヤキウエスタンって一体なんだろう。 この製作スタッフたちに黒澤明や橋本忍の100分の1でも 発想力とモラルと羞恥心があればなと思ったよ。 そして何より作品観るまでちょっとドキドキしてた俺なんか死ねばいい、ホント。
ファンタジーでもSFでも良いと思うよ。 ただ、日本の場合それすらきちっと作れてないというか 難しくすると観客が分からないからといった逃げが見られるんだよねえ。 いや、今日観た空の境界の「痛覚残留」は良かった。
スイーツとゆとりとテレビ局が悪い
ファンタジーやSFをきちっと作るのは、普通のドラマの10倍以上の知性と技能を必要とする。 日本には無理。それこそアニメに期待するしか無い。
>>851 それって実写に関わる連中が馬鹿って言ってるもんじゃ?
現場の限界がクリエイティビティを疎外する要因がそれだけ多いってことでしょ
日本人は識字率が世界最高のくせに先進国の中で読書時間が最低。 欧米だと普通の人が聖書を暗唱したり古典を諳んじる。 この差は大きい。 テレビの見っぱなしで読書をしない、テレビの延長の邦画。 これでは実写に関わる連中が観客も含めバカと言われてもしょうがない。
>>854 映画の行間を理解できないゆとりが映画板にも増えてきた。
それがりゆうだろ。直感でわかる動物相手の映画が面白いわけがない
何気なく書いた皮肉や悪口にも知性はでてしまうものだな。
あずみとか、邦画のアクションってなんか動きにシャープさが無いというか 緊張感が無いのはなんでなんだろう。 アニメは凄く上手いのに、実写になるとどうも、ね。
あと、どうも気になってるんだが、いや、数日前に空の境界を見たんで許して欲しい。 この空の境界の三作目なんだが、少女がクソ虫DQN連中に半年間強姦されまくり、 挙句にバットで殴られたりナイフで刺されたりする(ちなみにDQNは悲惨な死に方をするが)。 アニメだからなのか、割としっかりと描写されているけどR15指定とかにはなってないんだな。 実写だと描写できなかったりするのかなあとなんとなく思った。
>>831 今も昔も日本でも海外でも、大半の観客に監督と同等の認識力はないよ。
>>859 揚げ足だけなら、誰でもとれるな。死ねば?
>860 ただの揚げ足取りじゃないだろう。 >859は「作り手と受け手の認識力の差をどう吸収するか」という問題定義だと受け取ったけど。 ディックを読んでなきゃ楽しめない映画を作ってしまうということ自体が、 既に"ディックを読んでなくても楽しめる"「ブレードランナー」を作った ハリウッドに体する敗北でしか無いって言う。 まあ別に「イノセンス」を楽しむのに特別な教養なんて要らないと思うし、 その辺>831は勇み足だったね。
>>858 そういうアニメがあるからアニメに対する偏見がなくならないのです。
それに暴力映画なんていくらでもあります。
>>861 「イノセンス」に対する悪評の多くは教養の無さに由来していると思うが。
>862 > 「イノセンス」に対する悪評の多くは教養の無さに由来していると思うが。 娯楽映画として売り込んだ映画に不相応な教養を要求すること自体に、 業界の変な偏りがあると考えるべきじゃないか? 単館公開ならともかく、全国ロードショーでアクションSFとして売ってたんだから。 ハリウッドはその辺きっちり手綱を締める。 押井守が敬愛するテリー・ギリアムの「ブラザース・グリム」と 「ローズ・イン・タイドランド」の差を見てみると良い。 まあその功罪は意見の別れる所だろうけど。 つけ加えると、あの映画の基本的なプロットは 碩学的なうんちく抜きでも普通に通用する。 うんちくを取っ払った「無教養な」悪評があったのなら、 それこそ映画の芯を捉えた批評とも言える訳だ。
うんちくも楽しめないの?
一部の教養ある人に褒められる映画作ってりゃいいんじゃない。 「理解できない奴はアルマゲドンみとけ」とでも言いながら。
しかし日本はアルマゲドンがヒットする世界でも希有な市場なのであったw
宣伝と制作は別に考えないといけないだろう。 「イノセンス」を娯楽映画として売り込んだのは広告会社がやったこと。 映画の中身には何も関係ない。 「マスター・アンド・コマンダー」でも同じことが起きて 公開当初はバカ女中心に悪評ばかりだった。 「無教養な」人間に批評する能力はない。
マスター・アンド・コマンダーはつまらなかったよ
>867 映画は大衆のものだよ。批評能力はなくても、好き嫌いは誰にでも言える。 そして大衆の好き嫌いを無視した映画は「欠陥"商品"」になりやすい。 宣伝と製作を別々に考え過ぎるから、本来見てほしい人に届かない。 まさに日本映画界のダメな所だな。 目利きの玄人だけを相手にした商売なんてみんな先細り。 目利きの玄人だけに迎合した作品も、表現の幅が狭く陳腐になる。 今の日本で映画を"批評"する連中が、目利きでも玄人でもないって現実もある。 教養の有無を言い訳に不評の分析から逃げてちゃ、同じ轍を踏み続けるぞ。
>>869 大衆迎合の低俗な作品を連発して飽和状態なのが今の邦画じゃないのか。
前提として今の邦画がダメなのは国内にしか市場のない作品ばかりで
世界中から興行収入が見込めるハリウッド映画と比べ見劣りするから。
これに尽きる。
だから海外に市場があるアニメ映画だけが元気。
あなたの言葉を借りれば
国内の大衆だけを相手にしてるから先細り。
大衆迎合で表現の幅が狭く陳腐になる。
海外で日本映画を批評する人間は玄人、だから邦画は海外で通用しない。
>宣伝と製作を別々に考え過ぎるから、本来見てほしい人に届かない。
これは同感。
今の宣伝は目先の利益に囚われてどういう映画なのか伝えられていない。
>870 国内でも海外でも、玄人の批評に釣られて映画見る奴なんて一握りだよ。 ほとんどの観客は、テレビスポットの広告に釣られて見に来るのさ。 でなきゃ「トランスフォーマー」が全世界大ヒットの理由がつかないでしょ? だからこそ、製作広報には「作品を正しく伝える」責任がある訳さ。 「イノセンス」はその責任を果たし切れなかったのね。 観客に対しても、ドリームワークスに対しても。 和製ホラーの例を見てもわかるとおり、 プロットのレベルまで落とせば日本映画が「国内でしか通用しない」 というのは必ずしも正しくない。 作る側が「国内の観客をいかに騙すか」しか考えていないというのが 正解じゃないかな。
作る側が「国内の観客をいかに騙すか」しか考えていないというのが 正解じゃないかな それが広告屋の本分
公開中に騙しがバレちゃう様じゃ広告屋としては失格だわな
「トランスフォーマー」は俺の友人ではマイケル・ベイってだけで 誰一人見に行かなかったよ。 見に行こうとしている人間に「パール・ハーバー」の監督と同じ監督だと 教えたら皆見に行くの止めたし。 どんな人間が見に行ったんだろうな。 マイケル・ベイのファンなのか「パール・ハーバー」が好きなのか。
マイケル・ベイ=パールハーバーってか、いまどきW まあ邦画ではトランスフォーマーレベルの作品も作れないのが現状
てか、あれだけのレベルになったらアメリカ映画だって作れるヤツは少ないだろ(w
877 :
名無シネマさん :2008/02/27(水) 11:40:04 ID:VQDSp9vJ
日本 『Shall We Dance(Shall we ダンス?)』 アメリカで950万ドル、世界全体は不明 『Princess Mononoke(もののけ姫)』 アメリカで238万ドル、世界全体で1億5938万ドル(日本は192億円?) 『Spirited Away(千と千尋の神隠し)』 アメリカで1006万ドル、世界全体で2億7493万ドル(日本で2億2961万ドル) 『Howl's Moving Castle(ハウルの動く城)』 アメリカで471万ドル、世界全体で2億3518万ドル(日本で1億9000万ドル) 『Pokemon: The First Movie(劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲)』 アメリカで8574万ドル、世界全体で1億6364万ドル(日本は80億円?) 『Pokemon: The Movie 2000(劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕)』 アメリカで4376万ドル、世界全体で1億3395万ドル(日本は53億円?) 『Pokemon 3: The Movie(劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI)』 アメリカで1705万ドル、世界全体で6841万ドル(日本で38億円)
878 :
名無シネマさん :2008/02/27(水) 11:40:50 ID:VQDSp9vJ
中国/香港 『Crouching Tiger, Hidden Dragon(臥虎蔵龍、グリーン・デスティニー)』 ← アメリカと合作 アメリカで1億2808万ドル、世界全体で2億1353万ドル 『HERO(英雄)』 アメリカで5371万ドル、世界全体で1億7739万ドル(中国で3000万ドル、香港で342万ドル、台湾で422万ドル) 『House of Flying Daggers(十面埋伏、LOVERS)』 アメリカで1105万ドル、世界全体で9286万ドル(中国で1000万ドル、香港で181万ドル、台湾で103万ドル) 『Kung Fu Hustle(功夫、カンフーハッスル)』 アメリカで1711万ドル、世界全体で1億0091万ドル(中国で2029万ドル、香港で810万ドル、台湾で653万ドル) 『Curse of the Golden Flower(満城尽帯黄金甲)』 アメリカで657万ドル、世界全体で7593万ドル(中国で3750万ドル、香港で254万ドル、台湾で128万ドル)
879 :
名無シネマさん :2008/02/27(水) 11:44:52 ID:VQDSp9vJ
韓国 『Silmido(シルミド)』 アメリカで30万ドル、世界全体は不明 『The Host(グエムル -漢江の怪物-)』 アメリカで220万ドル、世界全体で8900万ドル(韓国で6462万ドル) 『Dragon Wars』 ← アメリカと合作 アメリカで1098万ドル、世界全体で6909万ドル(韓国で5519万ドル)
>>874 パールハーバーのどこがイヤかによると思うよ
「作品自体は基本的にダメダメだけど爆撃シーンの特撮だけは迫力あって良かった」って人ならトランスフォーマー観に行くと思う
ていうか映画ファンでもない大多数の日本人は、 「トランスフォーマー」はスピルバーグが作ったんだと思ってる。
大多数はCM見てなんとなく面白そうだから見に行くんだろ。 マイケル・ベイやその過去作品を気にする奴なんてほんの一部だし、 原作ファンの数だってたかがしれてんだろうが。 映画なんてただの退屈しのぎなんだから、 いちいち目くじらたてんなよ。 その時なんとなく面白かったらそれでいいんだよ。 みんな内容なんかすぐ忘れんだから。
2時間退屈を忘れさせるというのは相当な高等技術なんだけどね。 「ただの退屈しのぎなんだから」という意識が、 退屈を凌げない駄作を作り出してしまうという事もあるんじゃなかろうか。
885 :
名無シネマさん :2008/02/29(金) 19:07:51 ID:aAljJJCM
日本はCGに金をかけたくないのか単に技術がないのかは知らんが 丸わかりの違和感ありありのCGはどうにかして欲しいな。
たけしが出てたTVドラマ「点と線」のCGは良く出来てたね。 見せ方(と言っても背景だけど)もさりげなくてうまかった。 日本人でもTVドラマレベルのCGは使えるんだなあ…と思った。 それなのに映画になると…あれれ???どうして???
887 :
名無シネマさん :2008/02/29(金) 19:24:20 ID:j+rOhQUi
>>884 作ってる側はそこまで自分のこと蔑んでないだろう。
そういう輩もいるかもしれんけど。
見る側でしかない者にとっては確かに
>>883 の言う通りかもね。
作り手がいかに技術と心血を注いでるかなんて気付かない。
でもそれは映画に限らず、あらゆることがそうだよ。
世の中そんなもん。仕方ない。
オレだってうまいラーメン屋の高等技術には(具体的には)気付かない。
>>885 広告にばっかり金かけて現場に回らないから技術や人が育たないんだよ。
考えてみれば「トランスフォーマー」というタイトル自体に宣伝効果があるな。
>>882 の指摘はかなり鋭い。
最近の原作付映画は宣伝費の抑制に効果があるかもしれん。
いくら原作無視の駄作でもタイトルさえ同一なら客が入る。
>>考えてみれば「トランスフォーマー」というタイトル自体に宣伝効果があるな。 考えなくたってそうだ。 デスノート映画化決定!これだけでちょっとしたニュースになる。 ドラボンボールがハリウッドで映画化されていると、出来てもいないのに いろんなところで話題になっている。 つーか角川映画は、映画にすることで原作本の宣伝まで兼ねていたではないか。 一方、映画オリジナルである悪夢探偵などTVCF打っても、知らない人多数。
890 :
名無シネマさん :2008/03/02(日) 04:33:34 ID:q1tDZUFQ
日本映画しか見てない奴は毎回毎回ワンちゃんドキュメンタリーやラブコメ 映画しかみてないだろうからデスノートレベルでも十分衝撃的だったんじゃない?
衝撃度ではキャシャーンの方が上だろう。
デスノートもハリウッドでリメイクされそう お金と時間かけるから映像面では日本のやつより上回るだろうね
CSで映画撮影風景をよく流してるけど、そこに映ってる映像からすると すごいセットという訳でもなく、演じてる人も邦画と大して違わない。 なのに作品になってみると、セットとは分からない様なライティングだし 役者の醸し出してる緊迫感が全然違った。何が違うのだろうか。 カメラマン?ライティング? 邦画だと作品として仕上がっても、そのメイキングレベルの画しか無いんだよな。
金。 メイキングというのは「ファンが見て楽しめる範囲」しか写さないので そのセットの外にどれだけのトレーラーや機材がひしめいているか、なんて写さない。 なのでトータルの製作規模の違いなんてわからないでしょ。
>>894 だね。
昔、「ターミネーター」のメイキング映像を見たことあるけど、
さんざん「低予算のアイディア勝負で大ヒットを勝ち取った映画」と
公開当時は宣伝されていたけれど、
こんな大がかりな撮影をやってたのか、と驚いたものだ。
ハリウッドでの「低予算」=邦画での「大作」、
と同程度と見ていいぐらいなのかもしれない。
>>894 勿論そうなんだが、メイキング映像=日本の本編みたいな映像だったから、
やっぱり腕っていうのがあるんだろうなと。勿論、かけるお金も違うから
スタッフの育つ環境も違うというのもあるだろう。層の厚さも含めて。
ハリウッド映画の低予算映画の基準は制作費約10億円以下だよ。 邦画なら充分大作。ハナシにならんよ。
香港映画のインファナル・アフェアも邦画とそう変わらない予算だけれど、 ハリウッドでリメイクしたディパーテッドは、予算がかかっていてもはるかに しょぼかった。 (インファの出来が良すぎるのだが) 邦画の場合予算だけではないと思うが?
>>898 たくさん見てる訳ではないが、洋画はともかく香港映画や韓国映画より
邦画の方が画面から伝わってくるものが希薄な印象。淡々としたものなら
それが生きる場合もあるんだろうが、緊張感やダイナミックなシーンだと
ダメダメになってしまうというか。なんでもっとビシッと締まった画を撮らないのかと思ってしまう。
>898 いやあの二本の「どっちが金かかってるか」という話になったら、 さすがにディパーテッドの方がかかってる様に見える。 というかどちらも大作予算を見せびらかさず要所に使った所が偉いんだが。 日本の製作会社にあの脚本持ち込んでも、低予算で撮らされそうだ。
>>896 日本のスタッフというのはCMや海外作品と行き来しているからあちらと顕著な差はないよ。
総合的な練度では日本の方が高いかも知れない。あっちの底辺は本当に機材の名前くらいしか知らない。
でもそれだけ練度が高くても撮影当日に慌てて準備してヘトヘトになってから撮影するのと
前の日から当たり前のように準備班を投入できるのとを比べたら仕上がりが劣るのは当然でしょ。
>>901 たぶん本人たちもそういう風に思っているんだろうね。これが大きな間違いのもと。
邦画とハリウッドのスタッフを比べたら、月とスッポン、雲泥の差というのが現実。
つ−か同じ土俵に乗れてないよね。
アメリカの自主制作映画みたいな映像だもん邦画って。アメリカ製TVドラマ以下。
スケジュールや予算を勝ち取るのもその人の能力のうちに決まってるのに。
他に誰がやってくれるというのか?考え方がまるで素人なんだよな。子供かよ?っての。
海外でハリウッド映画のロケ隊に出くわしたことがあるけど、 大型トレーラー何台もずらりと止まってて、スケールのでかさに驚いた。 スタッフがいっぱいいて、その場の空気がいかにも映画撮ってます!って 感じだったな。 日本で何度か見た映画ロケ隊は、中型のトラック2台と テレビドラマ撮影とあんまり変わらない雰囲気だったけど。
Death at a funeralっつーイギリスコメディ映画みたんだよ キャストは20人前後、大半はエキストラ セットも一軒家の中と庭、あとは別シーンのマンションがワンカットぐらい なのに最高に面白い、邦画にない面白さ 理由として: @脚本がブラックユーモア 葬式でホモセックスや幻覚剤の使用などの描写 また、それらがある程度リアル説明(ケタミンなど 日本だったら大麻の正しい描写もしなさそう(脚本家がどんなもんかわからない またその描写に合意するスタジオもナイス A俳優の演技力 有名俳優なのにユーモア用な裸になったりする しかもみんな情けない役や馬鹿な役を上手くこなしてる 日本だったら事務所の圧力でNGになってるだろ まあ、他にあるけど一旦これで
>>901 そのわけわからん自信が原因じゃねーの?
映画を作ってるのは監督や脚本家じゃなくて企画製作会社でしょ。 作品のドラマツルギーや演出技術についていくら言及しても仕方ないと思う。 クソくだらないアイドル映画に高い料金払って観に来るバカがいる間は、 製作会社はそのレベルに合わせた駄作を作り続けるだけ。 最小限の苦労でいかに売れるものを作るかがプロデューサーの課題だから、 面白さなんて二の次なんだよ。 作品のクオリティに関しては、 その気になれば海外の技術者連れてきて撮らせることもできるし、 別に国内の技術者でハリウッドレベルの作品を作れないこともない。 ただ製作会社にその必要がないだけ。 ショボいCGと使い古されたホンで十分客が入るから無駄な苦労はしない。 俺たちにできることは 売れ線狙いで作った作品をいかに観にいかないかという努力と 広告にフラフラとつられてしまう客を観にいかせない努力をして 製作会社に思い知らせることだと思う。 ・・・考えすぎかな?
>別に国内の技術者でハリウッドレベルの作品を作れないこともない。 作れないってば。 例えば、スターウォーズの一作目の制作費は20億円程度だったという。 最近の邦画では10億円程度の制作費も珍しくなくなったが、 では、それらにスターウォーズ半分の値打ちがあるように見えるか?見えないよな。 (物価の変化は技術の向上で相殺できるものとする) 絶対に超えられない壁がハッキリあるんだよ。
それは比較する対象が違うんじゃない? 現代の10億円規模ならハリウッドのSFでも 日本に負けず劣らずショボいのばっかで スターウォーズの半分の値打ちもないでしょうが。 むしろたった14億円で3丁目の夕日なんて クソ映画を作ってる日本人をほめてあげたいよ。 スピルバーグの宇宙戦争の制作費が確か200億円超。 日本人にそっくり同じ額をあげれば匹敵する作品を作れるって。 ただそんなリスクを背負わなくても日本の客は観に来るからさ。 必要性がないでしょって話。 映像技術は採算の合うゲームでしか活躍してない。 結局、一般的な消費者に合わせて作ってるから、 観たり買ったりしてる奴等を何とかしないとねってこと。 俺もその一人だけどさ。
エキストラの演技力の差は大きいかも。 というかエキストラに話の展開上重要なことを話させるような脚本が多い。
>>908 ハリウッドでは10億円でSF映画を撮ろうとしないよ。
ごくフツーの、いわゆる人間ドラマの映画で最低10億円なんだよ。
シックスセンスは低予算映画と言われているから、およそ10億円くらいだろう。
登場人物も少なく小さくまとめてある。あれくらいの映画だよ。
シャマランの映像は奇麗だからね。日本人にはとても撮れないよ。
あんな巧い子役もいないし、また探せないし育てられない。
>日本人にそっくり同じ額をあげれば匹敵する作品を作れるって。
そんな仮定のハナシは意味がない。
同じような制作費で、同様のクオリティが現実に得られているのか?って話だよ。
>908 >日本人にそっくり同じ額をあげれば匹敵する作品を作れるって。 まあ、確実に無理。 経験が無い、技術が無い。何にも増してセンスが無い。 「三丁目の夕日」が14億? 「E.T.」はその半分程度の予算じゃなかったっけ?
スターウォーズの面白さのほとんどは金かけたからじゃないよ ベースになってる「隠し砦」があるから。 黒沢や多くの映画を研究したルーカス、スピルバーグ 何も勉強しない日本の映画監督。 違いはそこ。金なんか二の次。
>>912 例えば一作目のソウの脚本を持ち込んだとしてGOサイン出す映画会社は日本にあるのかな?
なんかわけわからん実績がないと、いい作品でも簡単に没にしそうだね。
製作会社には多くのオリジナル脚本や企画が送られてくるけど、 そのほとんどは見向きもされない。 Pは原作探しに躍起になってるから そんなもん読んでる暇がない。 下っ端にさっと読ませて、 そいつにピンと来るものがなかったら 即シュレッダー行き。
>>914 プロデューサーに才能あっても下っ端にはなさそうだね。
なんかかなり勿体無い事してそうだなあ。
原作探しも長編より短編に的絞ったほうがよさそうなのに大作と言えばorz
>>905 両方で働いてみての結果だけど何か疑問でも?
金をふんだんに使った仕事をした経験がなければ「金の力」なんて言えるわけないじゃん(w
その「両方」のタイトルと自分の関わった分野をあげ、 タイトルクレジットのどの辺に自分の名前が登場するかを明示出来ない限り、 君は「かわいそうな脳内映画人」でしかない。
「本名書け」って言ってるようなものだwww アホかw
脳内じゃなくても、邦画のスタッフならかわいそうであることに変わりないよ。 いや現実である分悲惨かも知れないな。
制作費を調べてみたが思ってたよりも制作費が安い映画が多々ある。 「アンダーワールド」2200万$ 「E.T.」1050万$ 「キューティ・ブロンド」1800万$ 「テキサス・チェーンソー」920万$ 「ドーン・オブ・ザ・デッド」2800万$ 「羊たちの沈黙」1900万$ 「プレデター」1800万$ 「ブレード・ランナー」2800万$ 「ユージュアル・サクペクツ」600万& これらは私が思っていたよりも制作費がかなり安い。 考察するに、ある程度以上になると制作費は映画の出来には比例しなくなる。 その「ある程度」の金額は考えられている額よりも安い。 今の日本映画会にハリウッドと同じ制作費出しても同じ物が作れるとは思えん。 3丁目に14億かけるので世界に通用する映画が作れたはず。 参考に上に上がっている 「イノセンス」20億円 「GHOST IN THE SHELL」6億円 「パール・ハーバー」1億4000万$ 「アルマゲドン」1億4000万$ 「ディープ・インパクト」7500万$
>918 名乗る勇気もないのなら、最初から「スタッフでござい」なんて背伸びしなさんな。 みっともないぞ。
すたッフ〜〜
>>921 俺は映画スタッフでも何でもないが。勘違いしてないか?
>923 失礼。アンカー先を間違えた。
925 :
名無シネマさん :2008/03/06(木) 07:30:03 ID:po2KHsum
>>906 でも、それって作り手のプライドが無いって事だよね?
例えば低予算のアイドル映画を請け負ったとしても、
それを作品として成り立たせる力量があるのなら、
作品として良いものが出来るはず。誰もしらないとかは
良い例なんじゃないか?名優を使わなくても、監督の
方向性がキッパリ決まってるから、ブレが無い。
お金が無いとか、名優が居ないとか、そこを言い訳にしてるだけじゃ。
>>926 アイドルを売り込むための広告映画から良作が出る可能性は低い。
映画の目的が違う。アイドルを売り込むために映画を作る。
アイドルを売り込むための広告手法に映画が選ばれているだけであって
プライドが低いとかの問題でない。
美人なら顔がよく映る映画にするだろうし、顔よりも体が売りなら
脚本に無理をしてでも水着になるだろう。
>>927 そうかな?例えば一見さんの味も分からない感じの客が
単価の安い料理を頼んだとしても、そこは料理人が手を抜く
っていうのはプロの仕事ではない。
どうせアイドル映画だろうという事で、自分の持てる力を
出す気も無いなら、それはバイトと言われても仕方ないんじゃ?
顔を良く撮るにしても、撮る人の腕で全然違うよ。
でも現実には船場吉兆のように利益重視で 客なんか何食わせてもわかりゃしねぇってのが今の日本の企業でしょ。 現場の技術者がプロとしての仕事をしたくても、 雇用側がその環境を作ってやらない。 細かい味付けよりも有名高級食材でも使っておけば 客は喜ぶからそれでいいじゃんっていう。 そこにはプロとしてのプライドや意識なんて必要ない。 無意味な苦労をするよりは儲けることを考えろってのが出資者。 他業種と同じで被雇用者である技術者はそれに従うだけ。 映画製作も作る人間と作らせる人間がいるからね。 是枝さんみたいに有り余る熱意で障害を跳ね除けて 作品を撮ってくれるなら申し分ない。 だけど一般的には低賃金無休暇無保証で働かされて、 演出・脚本にも厳しい縛りを設けられてる。 こんな状況でどれだけの人が良い仕事できるよ。 映画に対する情熱とウデだけで超えられる壁じゃないよ。 芸術的に評価が高い作品でも当たらなかったら次はない。 それなら客におもねるでしょ。 今回はアイドルだけ出して無難に撮ってりゃいいか。 次がんばろってな感じで。 余計なことして失敗すると 雇われプロデューサーが監督を戦犯に上げるのが常套手段だしさ。
一方アメリカは、 「ボディビル世界チャンピオン」という一種のアイドルの人気だけに頼って SF映画の金字塔をごくごく低予算で作り上げてしまった。 熱意と志の差だな。
>>929 映画の観客はほとんどが一見さんだろう。
アイドルのファンアイテムとしてのDVDが速やかに発売される程度。
いわばアイドル映画は縁日の屋台。
うまかろうがまずかろうが一発勝負。
勝負の決め手は味ではなく祭りの人足しだい。
誰もたこ焼き屋の腕なんて知らないし知ろうともしない。
どうせ明日になれば店もなくなる。
>>931 「低予算」のレベルの差でもあるがw
日本のレベルから言えば「ごくごく低予算」でも何でもない。
お、プロが来てるな…
日本のスタジオにも払える金額だもんな
国内のコミックや小説だと ハリウッド映画に劣らない企画力や内容を持つ作品を見るのに、 そいつらが映画業界に流れてこないのはなんでだよ。
怒ってる場面が胡散臭い 外人は本気でキレてるのか狂犬みたいにファックユー言ってるのに
それは作品と俳優によるけどね。 テレビ映画なんか全てのシーンに説得力がないよ。 台詞・演技・演出・どれをとっても臭すぎ。 小学校のお遊戯会はもうたくさんだ。
>>937 媒体や表現方法によって良い企画と悪い企画があるからだよ。
マンガで読んでおもしろいからといって映画になると限らない。
例えばデスノートなんて、実写にしたら“死神”という設定だけで
アホ臭いお子ちゃま向け映画になっただろ?
ありゃ内容どうこう言う以前にアニメが限界の企画だったんだよ。
デスノートをまじめに撮るならリュークを出さない方法もあったと思う。
しかしそれでは内容が変わってしまうし、原作ファンが許さない。
せっかくの原作付きなのにファンに黙殺されては意味がないからしょうがないね。
結局、その程度のモン、と。
>>940 マンガを単純に3次元化しようとするからだよ。
原作におんぶにだっこで良いという姿勢に現れ。
それこそ予算が違うからって言われるだろうけど、
あり得ないマンガ設定でも、演出と脚本次第だと思うね。
もっとも、どうせ低賃金で一生懸命やる方がバカだというのが
通念の環境なら、マンガにおんぶでそこそこ稼げたから万々歳なんだろうが。
>>932 でも映画なら名前がちゃんとクレジットされて、しかもそれが
しっかり履歴として残るというのに。
自分は見るだけで作る側には一切関わってないから、低賃金で
過酷な労働条件ならやる気が起きないと言われたら、そういうもんかとも
思うが、同時にそういう人ばっかりならやっぱり良い作品は出ないなとも納得するよ。
やりたくない仕事を嫌々やってるだけの状況なのに、創造なんてあり得ない。
格闘シーンで臭い音楽流して安っぽい血糊つけて安っぽいうめき声上げてるのはもううんざり ファックユーと聞いてディパーテッドを思い出したがあれのレオナルドの三連続パンチは良かったな。素早いしマジで痛そう
「デスノート」がダメなのは死神とかリュークのせいでないだろ。 洋画だと天使とか悪魔を主題にした映画がいくらでもある。 コスプレした俳優がいきなり「Lです。」の方がよほど笑える。 原作とアイドル映画の妥協が駄作を生むんだよ。
945 :
名無シネマさん :2008/03/08(土) 12:21:17 ID:izNwXpZf
要するに日本人の国民性なんじゃないかな。チープなのは。
>942 ハリウッド映画で今大作撮ってる連中は、低賃金で過酷な労働条件の中、 必死で下積みやってた奴が大半だよ。 そういう奴らが才気を見せた時に、すかさず拾い上げる仕組みが 今の日本映画界には存在しないのさ。
>>944 企画のハナシをしとるんだ。企画の。演出とか演技以前の問題。
作品全体の大枠、概略、概念からしてデスノートはダメなんだよ。
あれで喜ぶのはせいぜい十代どまりで、大人に通用する内容じゃない。
もちろん対象を絞り切った作品としてそれでいいんだろう。ヒットして結構なことだ。
アイドル使ってヒットするならドンドンやればいい。
でも、オトナも楽しめなきゃ娯楽作品としてマズイ。
「名前を書くと書かれた人が死んじゃうノート」っていうアイディアだけで、 もっと自由に発想させれば映画向きの話になったかもね。 ホラーでもコメディでも社会派でも何にでも化けられる。
でもデスノ−トはマンガ実写化で唯一大成功といっていいんじゃねえの ラストの締め方なんか原作よりよかったって声多いからな ハリウッドでリメイクすれば映像面ではもっと上回るかもしれんが
デスノ−トは成功してるから、アジアでも認められている。
映画としてもよくまとまっているから、
日本映画の全体のレベルが頭に入ってるなら、悪い意味で引き合いに出す作品じゃない。
>>944 いきなり「Lです。」って原作でも面食らって笑えるとこだからあれで正解。
951 :
秋田幕府将軍 ◆JEhW0nJ.FE :2008/03/08(土) 21:01:07 ID:We9MlIIg
ゴースト、ベルリン天使の詩だって子供じみたファンタジーだけど 名作になってる。 要は作り手の力量だろう。
>>949 大詰めでガキ向けの説教垂れる映画の絞めが良いって???
原作はよっぽど酷いのかいな?
>>950 >>932 が言っているように、縁日のたこやきとしては成功しただけ。
アジアの知名度もタレントと原作によるもので映画の功績ではないから、評価に値せず。
>>951 とんでもない話を持ってきて、あとは演出で名作にして下さい…
なんていう企画はダメな企画なんだよ。
今>952がスター・ウォーズを全否定したw
えっと、とんでもない企画を演出でなんとかするってのはダメ、というのが、 スターウォーズを否定したと?? そうは言ってない。 とんでもないダメ企画でも良い映画はある。しかしそれはホンの一握りだよね。 借金の取り立てで生計を立てる無名のボクサーが世界チャンピオンに挑戦するなんていう トンデモ企画の映画もあったな。 これも良い映画だったけど、バジェットを見れば誰も期待していなかったことがわかる。
名作と呼ばれる映画の多くは、たわいも無い話だったりもする。 椿なんて良い例じゃ?ストーリーの骨子なんて、ドタバタ劇でしかない。 それを上手く見せるか見せないか、俳優への指導も含めて演出が要。
原作の馬鹿らしいやりとりと比べたら映画デスノのラストは迫力あっていいだろ
デスノなんかで満足してる客がいるのが駄目
結局はそこだと思う。
デスノートの原作のラストは人間による神殺しなんだよ。 人間が神の正体を暴き殺す。 月がキラという神として神格化されて多くの人々に崇拝されるようになる。 比べて映画「デスノート」の絞めはかなり低レベルな話だ。 かといって原作通りだとキリスト教圏だといい大人には受け入れられない。 ガンダムがアメリカで受け入れられないのと似たような理由で拒絶される。 あれは始めから日本と周辺国を狙った原作便乗のたこ焼き屋なんだよ。
そうだったのか〜。知らなかったよ。
原作もそんな大層な内容じゃないしテーマなんて無い 頭の悪い信者を得て神を気取ったアホが人形みたいな完璧キャラと戦い因果応報で死ぬだけ 映画は原作にはほとんどない人物描写があった。だから評価されてる。ミサイルとかも出なかったしな
縁日のたこやきとか、デスノなんかでと言ってる人がいるが、 まずは君らが言う高品質の基準となる映画言ってくれ、話はそれから。
>>959 神殺しではないでしょ。人間がやった事なんだから、神と人は別。
死神の道具が無いとどうしようもない神などいないし。言うならイカロスか、バベルの塔だろ。
せいぜい、いかに人は宗教を作り出すかって程度じゃないの。
>>961 え?デスノートって評価されてるの??誰が評価してるの?おすぎ??
>>962 縁日のたこやきという表現は、つまらないものの例えではないよ。
映画館へ行くという事をイベント、祭りと捉えた場合に、ならば映画はたこやきかな?
という具合に、現象をややシニカルに表現したんだろう。
基準とするのはセガールの「沈黙の戦艦」あたりでいいよ。
こんなB級映画にさえ、邦画は脚本、演出、演技、撮影、編集、音声などの全ての面で
まったく歯が立たないんだからね。せめてこれくらいはクリアして欲しいものだ。
「沈黙の戦艦」とはいいの出したなw セガール否定できても、この映画はよくでくている
いちいち?を二つ三つ付けるあたり基地外っぼい
レビューサイトや2chのスレではそれなりの評価だよ。 実写化の中ではかなり一般ウケいいんじゃね
>>966 公の場でデスノ評価されてるって言う方がよっぽどアレだぞ。
>>967 そりゃ、好きな人たちがワーワー言っているだけじゃないか。
それはそれで、なんらかの価値がやるやも知れないが、評価されているとは、言わない。
おれが知っているマンガ原作もので一番一般受けしてるのは釣りバカ日誌だけどな。
おまえの評価されてるの定義はなんなの? 実況で騒いでる好きな奴が多いってのは評判がいいんじゃないの?
一般受けや賞狙いとは違う部分で、一部の人に熱狂的支持者が居るっていうのも評価の一つの形だね。 何らかの映画賞受賞となると箔が付くが、一般がハァ?となるものも多い。 広く支持されて尚且つ映像や脚本の評価も高くて、しかもマニア受けも良いとなると なかなかそういう映画はハリウッド込みでも少ないよ。
実際スピンオフが作られそこそこ人も入ってるみたいだし、 「デスノート」は"商品"としては優秀な部類に入るんだろう。 "作品"としての評価はどうだか知らないが。 日本映画の場合、まずその「商品としてお金を稼ぐ」という 最低レベルをクリアするのがもの凄く難しいという現状があるから、 クリアできただけまし、と考えても良いと思うが。
デスノートうぜえ あんなもんに作品的価値は無い。 ジャニ映画と一緒の金儲け作品を評価すんなよ、ゆとりとヲタども
バトロワとキャシャーンはお前ら的にどうよ?
月が神を気取った痛い人ってのは作者自らが言ってるしな 13巻で信者達を馬鹿にしたような子と書いてたりこの漫画は宗教批判も入ってるのかもしれない
>>974 関係無いキリストを正当化の為に利用すんな。お前はキラかよ。
977 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 00:55:17 ID:c4ibHNZ2
>>974 関係無いキリストを正当化の為に利用すんな。お前はキラかよ。
ゆとりwww
馬鹿みたいな煽りしかできないんですね
次スレは「デスノート(日本映画)のダメな所を語るスレ」でいいのかな?
デスノアンチしたいだけなら専用スレ行けよ サイレンやバトロワ2など演技も演出も脚本もゴミレベルな映画は他にもあるから
982 :
名無シネマさん :2008/03/12(水) 01:54:19 ID:ByelJhjI
デスノート自体はそんなに悪い映画じゃなかったと思う。 死神等のCGも駄目じゃないけどマトリックスのスミスと比べたら チャチだな。要はシナリオは良かったけど演出等に問題があると思う。
バトロワはテンポ良くてなかなか面白いと思うけどなー エヴァみたいな音楽と生首は笑ったが演技と動きは良かったんじゃないかな デスノートで良かったのは心臓麻痺の演出と主演達の演技かな。Lとワタリは原作そのままで吃驚した
エヴァみたいな音楽 エヴァみたいな音楽 エヴァみたいな音楽 信じられんわ。ゆとりには知識というものがないのか?
>>982 Lはキャラだから置いておいても、大げさな舞台演技ばかりで
昔の劇画っぽいのは良かったのか?自分はいちいち萎えてた。
マンガ原作だからマンガっぽく大袈裟にするのも演出なのかもしれんが。
デスノの映画のファンって他のまともな映画も観てるのかねえ? 百歩譲って邦画なら北野作品とか、こないだ亡くなった市川崑作品とか、 キムタクの武士の一分でもいいや。邦画でもこのあたりは割りとまともなんだが。 米アカデミー賞をとったコーエン兄弟作品なんかどうかね? 多少若者向けだけど、まあまあ許せる範囲だと思うよ。バートンフィンクはよかったな。 あと大物監督では、スコセッシやウッディ・アレンなんかもいるし。 シャマランやフィンチャーは子供っぽいけど娯楽作品と思えば悪くない。 この辺のデートムービーに使えて、なおかつホンモノっぽい映画を探して欲しいな。 おっとそうだ。「狼よさらば」は観たかい?<デスノファンの人達。
>>984 実際あの監督影響受けてるみたいだし散々言われてる事だが
もうどうでもいい揚げ足取りはいいよ キャシャーンやデスノみたいなPVを真剣に見る方がどうかしてる デビルマンだってそう
989 :
名無シネマさん :2008/03/12(水) 19:22:35 ID:ByelJhjI
>>985 昔の日本映画の演出もそんなに好きじゃなかったけどね。
個人的にはハリウッドをはじめとするアメリカ映画の派手な演出を
見習って欲しいわけなんだ。
スピード2だと船が突っ込んできたりと向こうの作品は派手な
演出が多彩で日本映画にない魅力があると思う。
まぁ派手にすれば良いというわけではないんだけどね。
でも結構映画に非現実的なものを求めている人って多いと思うよ。
>>989 なんでスピード2みたいな駄作をもってくるんかアホw
スピードでいいじゃん。ヤンデボンの演出はキレがあってサイコー。
デスノの演出も悪くなかったぞ。ポテトチップの袋にあんなにドッキリしたのは
初めて。
>>984 そもそもバトロワにはミヤムーがでてたりとかな。
ゆとりを攻撃しようとして自分の無知をさらすバカw
埋め
うめ
梅
スピード<<<<<新幹線大爆破
ウメウメ
996 :
名無シネマさん :2008/03/13(木) 00:38:06 ID:fKNHpS4n
デスノの話題はもういいから
どろろ(笑い) 西遊記()笑い
998 :
名無シネマさん :2008/03/13(木) 03:38:42 ID:MIadfwnN
>>990 確かに、なんで俺スピード1を例えに出さなかったんだろう・・。
バスが航空機に突っ込む方がよっぽど派手だしね。
次スレよろ↓
1000 :
名無シネマさん :2008/03/13(木) 03:50:38 ID:G0QFymrI
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