【CG】特殊・視覚効果 SFXVFXを語るスレ3【特撮】
1 :
兎:
2 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 02:19:32 ID:TL6fZC9V
3 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 02:20:18 ID:TL6fZC9V
4 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 02:21:21 ID:TL6fZC9V
5 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 02:36:51 ID:hIsNbu9N
『どろろ』を見てきました。
>>613 >>673-675に書いてあるとおり、CG,VFXの出来はダメでした。
また、チャウ・シンチーのようにハリウッドにかなわなくても、演出力でハリウッドVFX映画
を越えるところが無い。
監督がVFX、アクションの使い方が解らないのが、欠点ですね。
正直に言って、平成仮面ライダーの映画のほうがアクション、VFXの見せ方は上手いと思う。
6 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 02:40:05 ID:KfRDEMsW
7 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 02:55:50 ID:23y5UCW0
843 名前:名無シネマさん[] 投稿日:2007/01/28(日) 12:19:05 ID:YtoQdKWl
>>841 否定出来なのが辛いですね(苦笑)。
>不思議なのは『どろろ』のVFXは3DCGなのに2DCGにしか見えないこと。
監督が漫画的なCGを目指したと言うよりも、リンクスの技術では2DCGにしか出来なかった、と言うことでしょうね。
>香港からのワイヤー・アクションも「ライダーキック」(笑)が最大の見せ所なのが監督のアクションの見せ方の限界でしょうね。
845 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 22:19:41 ID:HhBp5V4X
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi72301.gif.html デジカメのシャッタースピードを落として動かしながら撮った写真を5枚使ってつくってみました
これの大掛かりで複雑なやつがモーションコントロールでしょうか
8 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 02:56:41 ID:23y5UCW0
861 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2007/01/29(月) 14:17:28 ID:jOhnc45X
昨夜の「ムーンレイカー」、
スペースシャトルがオレンジの閃光引きながら打ち上げられるところとか
あれは実写なのかな。かっこよかったんだが
あと、グローブが大気圏突入したときの火花もしびれた
864 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2007/01/29(月) 19:02:44 ID:ll7XKVI7
流れ切ってすまん
CGの事とかサッパリ知らないんだけど、ここの人達はキャシャーンの映像はどう評価してるの?
いい方なのか悪い方なのか。
865 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2007/01/29(月) 20:55:00 ID:+zEgUZu3
>852
どろろは最近の中華系武侠ファンタジーっぽい、無難な方向でまとめようとしてるけど(それでも駄目っぽいが)、鬼太郎は
割と原作も活かしながら……って感じっぽいから余計ヤバそう。
とりあえず、今の予告で流れてる、祭壇?っぽいセットのクオリティは相当キツイ感じ。ギャグかな?と思うレベルで……。
9 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 04:07:45 ID:v6oI3i9u
>1 乙
前スレの埋め連発は一体何だったんだ??? 嵐?
10 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 05:35:35 ID:TL6fZC9V
>>9 なんだったんだろうね、謎。
どろろかキャシャーンに反応したのかなと思ったけど。
時間空いてたのであわてて新スレ立てますた。
11 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 08:22:14 ID:8RTkpt0m
>>10 ここのスレッドはSFX,VFX語るスレッドなのに、キャシャーンやどろろに
対して否定されたことを怒って、荒らしたとしか思えませんね。
とにかく、作品のSFX、VFXの出来に対して語りましょう。
こういうときこそ、「工作員乙」と言うべきだろうな。
>キャシャーン→連続埋め
13 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 17:02:29 ID:DaK/RPSU
1乙。
いやー前スレ終盤は焦ったよw
14 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 20:03:16 ID:hTaQVtse
個人でVFX語れる時代が終わった、と思い知らされたのは
「SWファントム・メナス」かねえ、
ポッドレースの場面で「ほら、ハイライトに色の収差があるからミニチュアだよ」
得意げに言ってたらなんとCGで、レンズのエミュレーションしてた・・・
15 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 21:45:13 ID:6gF/Pnly
「武士の一分」でVFXのクレジットがあったが、どのシーンかな?
決闘で相手が屋根から飛び降りて斬りかかるところかな?
16 :
名無シネマさん:2007/01/30(火) 22:05:14 ID:TL6fZC9V
最近のCGで一番たじろいだのはX-MEN3の冒頭プロフェッサーとマグニトーの
若い頃の顔の皺消しでしたwwwww
照りがなくて微妙にマットで妙に気持ち悪かったです。
17 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 00:12:28 ID:Y7eAJadn
>>16 シネフェックスでは『X−MEN3』のデジタル若返りは
革命的なVFXとなる、と書いてあったけれど、確かに60代の俳優が
40代にすることが出来るのなら、回想シーンはデジタル若返りが主流になるだろう。
個人的には今年のアカデミー視覚効果賞のノミネートでは『スーパーマン・リターンズ』
ではなく『X−MEN3』をノミネートしてほしかった。
しかし、『X−MEN3』はVFXスタジオ&VFXアーティストの数が半端ではなかった。
VFXスーパーバイザーは複数のVFXスタジオを監督するのがとても大変だと思った。
18 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 00:49:11 ID:acI8Lwok
X-MEN3の金門橋のシーン見て、受賞まで間違いなしと思ったんだがな・・・。
19 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 00:55:45 ID:jij6tnib
LOTRでは引っ張ってただけだからな
20 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 01:12:49 ID:Y7eAJadn
>>18 X−MEN3の金門橋はフルCGだけど、クローズアップのシーンに
ミニチュアを使っていたところは嬉しかった。
また、フェニックスがプロフェッサーXを殺すシーンの宙に浮く家も
ミニチュアの出来もいい。
X−MEN3はCGショットの出来もいいが、ミニチュアワークも出来が良く、
ショットが思っていたよりショットが多かったのが嬉しかったです。
21 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 07:10:11 ID:l9vx3VaK
どうでもいい事だがシネフェックス日本語版の「クロースアップ」という書き方が
妙に気になる。
>>15 前スレでホタルのCG合成の話が出てた。
22 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 12:58:08 ID:Y7eAJadn
>>21 CGでホタルの合成は『どろろ』でもやっていたが、
異様に違和感が大きい合成で驚いた。
あれはわざとやっているのか、それとも技術力が無かったからこうなったのか
どちらだろうか?
23 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 13:19:12 ID:+Sjdn1ox
>>21 英語の発音により忠実にしたいなら、濁らない方が近い。
なぜクロー「ズ」アップ発音が一般的になったかというと…
クローズアップ技法黎明期に、そう発音してた人がいて、それが広まったらしい。
24 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 13:35:04 ID:tzPNoIDb
>>22 だいがい技術よりセンスが全てをぶち壊す。
25 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 13:42:14 ID:mjPNhsOr
デフォルメしてわかりやすくするか、わかりづらくなっても現実をそのまま撮ってきたようにするか
どちらを選ぶかにもよりますな
26 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 14:35:57 ID:P/lY+qr4
これはすごい。
パイレーツ・オブ・カリビアン」のCGエフェクツ
加工前の映像と加工後の映像を重ねて公開している。
http://www.ilm.com/theshow/ まず、上のメニューから
★EXPERIENCEを選ぶ。
しばらく待つと、劇場で観たのと同じ映像が流れるが、
マウスでサークルを移動させると、サークルの中だけCGで加工
★REAL OR ILMに行くと、どう見ても実写にしか見えない景色が出てくる。
それが「本物」か「ILMが作った映像」かを当てる。
27 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 14:53:50 ID:ufeQutUr
>>22 担当者がホタル見た事ないんじゃないの?
だいたいリアルに考えれば
ホタルなんて映らないし
28 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 18:27:15 ID:UB+WSw2I
>27
見てないけどさ、ズレまくりなんかな?
それとも蛍には見えん出来映えなんすか?
29 :
名無シネマさん:2007/01/31(水) 18:45:03 ID:mjPNhsOr
光の玉が漂ってるようにしかみえなかったのかな
30 :
名無シネマさん:2007/02/01(木) 01:13:50 ID:vk4FoO1r
>>29 そのとおり。
私は子供のころホタルの光を見たことがあるけれど、いかにもCGで作りました
光の玉が舞っているだけだった。
確かに現実のホタルは違うけれど、抑えた、映画ならではの表現の仕方があるのに、
チープなCGで描いているので、興ざめした。
31 :
名無シネマさん:2007/02/01(木) 01:50:57 ID:vk4FoO1r
32 :
名無シネマさん:2007/02/01(木) 09:27:36 ID:cDu/Ld0H
明日からなので一応もっぺん貼っとく
■イベント名
WOWOW開局15周年記念
アカデミー・シネマフェスティバル in 丸の内
〜SFXで観るアカデミー賞の世界〜
アニマトロニクス展 “IT'S ALIVE!"
■会場
東京・丸ビル1階 マルキューブ
■期間
2007年2月2日(金)〜2月14日(水)
※無料でご覧いただけます
■展示予定キャラクター
ヨーダ「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」
エイリアン「メン・イン・ブラック2」
ドック・オク「スパイダーマン2」
ギズモ「グレムリン2 新・種・誕・生」
エイリアン、プレデター「エイリアンVS.プレデター」
ほか、約20体 展示予定
http://www.wowow.jp/CGI/autoup/autoup_dsp.cgi/eventinfo/j1/0001349
33 :
名無シネマさん:2007/02/01(木) 19:29:12 ID:uend+UD8
自分の目には本物の蛍はストリークを引くようにみえてたな。
スーッと光をひいては途切れ途切れに光ってた。
本当に蛍を見た事のあるスタッフが居なかったのか。
「沈黙の春」的に怖いな
34 :
名無シネマさん:2007/02/01(木) 23:49:49 ID:3qq2Dyvx
アジア映画賞ってのが出来たみたいなんだが、
視覚効果賞の候補作
【視覚効果賞】
「Curse of the Golden Flower」(香港/中国)
「The Restless」(韓国)
「日本沈没」(日本)
「グエムル −漢江の怪物−」(韓国)
「嫌われ松子の一生」(日本)
35 :
名無シネマさん:2007/02/02(金) 03:06:10 ID:S2Wh6A4a
>>34 個人的には中国、香港の視覚効果作品が興味がある。
ところで『少林サッカー』『カンフーハッスル』のセントロ・デジタル・ピクチャーズ
は今どんな作品を作っているのでしょうか?
36 :
名無シネマさん:2007/02/02(金) 04:00:58 ID:CoFnyu9b
4月公開のウェンツの「ゲゲゲの鬼太郎」はVFXがセントロだった筈
あと、チャウ・シンチーの次回作で宇宙飛行士が主役の奴も当然ここがやるだろな
37 :
名無シネマさん:2007/02/02(金) 07:04:09 ID:3SugkCbJ
38 :
名無シネマさん:2007/02/04(日) 16:02:27 ID:fZ7NcieY
丸ビル見てきた。
皆が「キングコングだ!」って言うのが悲しかった。
39 :
名無シネマさん:2007/02/04(日) 19:11:33 ID:jfhlgwuZ
来週行く予定だが、北京原人の展示があるのか!?
40 :
名無シネマさん:2007/02/04(日) 19:13:48 ID:pO2RV9oR
あれは迷作だった。
Geoでレンタルさえしてない。
41 :
名無シネマさん:2007/02/04(日) 20:31:19 ID:VGZsRDBK
昨日見た『墨攻』はVFXの出来はアジアの標準的なクオリティーだったが、
途中で油彩画のようになるFXが面白かった。
VFXを担当した会社は読めなかったがセントロ社ドメイン社ではないことは
解った。
中国軍を使ったエキストラとマッシブを使ったVFXの出来は良かった。
この分野のVFXは中国、香港に比べて日本のほうが劣っているような気がする。
日本のVFXスタジオも白組だけでなく、他の会社もがんばってほしい。
42 :
名無シネマさん:2007/02/04(日) 20:34:28 ID:VGZsRDBK
>>41 訂正、VFXを担当した会社は読めなかったがセントロ社ドメイン社ではないことは
解った。
セントロ社ではないことは解った、でした。申しわけありません。
『墨攻』のVFXを担当したスタジオはどこなのか教えていただくとありがたいです。
43 :
名無シネマさん:2007/02/04(日) 23:27:29 ID:b5g69SJn
44 :
名無シネマさん:2007/02/05(月) 21:20:53 ID:NTHTI3ED
昨日バラエティで蛍の映像やってたね
高感度VTR、外国種という条件だから、映画でCG蛍出す時はそのまま模倣というわけには行かないだろうけど
45 :
名無シネマさん:2007/02/06(火) 12:50:40 ID:gonnInLa
46 :
名無シネマさん:2007/02/06(火) 18:54:21 ID:kNK44WNy
>45
日本人出るのか。ますますクライシス
47 :
名無シネマさん:2007/02/06(火) 19:58:59 ID:g0YdUTa1
2001年 宇宙の旅
TVでみたけど 神の映像!
オーパ というか 失われたテクノロジーという気がする
48 :
名無シネマさん:2007/02/06(火) 21:06:45 ID:F37Fl3DL
Moving Picture Company リトルマンやったとこなのか。
あれ6400万ドルの制作費みてどこに使ってるのかとびっくりしたが、
全編ちっこいからだとオッサンの顔を合成するのに相当
かかったんだろうか。
49 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 01:42:23 ID:laBg7Ud/
CGが大目の作品だと、カネかかるのはやっぱ人件費なの?
レンダリングするマシンなんて大したことないのかな?
50 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 09:28:19 ID:7PzhBJ7o
CGメインの映画なら、
金掛けずにまず、フリーソフトレベルのCGで脚本を充分練って欲しいよね。
脚本が駄目ならぼろ負けなのはわかってるはずなのになあ。
51 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 09:39:35 ID:zceXjHrS
見る目がないのが邦画CGクォリティー
52 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 10:48:32 ID:frejBwlH
>49
以前はSGIのレンダリングサーバとか専用のハードが必要で維持費なんかに
金かかってたけど、今は市販のPCを大量に並列処理させて同等の処理スピード
出せるからな〜 結局はソフトやそれ使う人間のスキル・ノウハウが映像の
仕上がりに直接影響してくるし最後は人件費って事になっちゃうんだろうねぇ
53 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 11:01:12 ID:7PzhBJ7o
脚本家にも扱えるCGIソフトがあれば、もちっとマシかもしれない。
つか、プレビズの習慣はないのかねえ?
54 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 13:36:38 ID:ivS2zGlc
ハリウッドのプレヴィズ並みの予算で本編CG作らされてるようなもんだよ 邦画は
55 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 13:52:58 ID:FnzCCyZl
うえええええええええええええええええええええええええええええん
56 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 14:56:58 ID:frejBwlH
自分もちょっと前まで日米の制作費の差が出来栄えに表れてると思ってたが、
グエムルやSUNSHINEのような低予算でもあれだけのモノが出来るってのを
見せられると、また別の原因が関係してるんじゃないかって気がしてきてる。
もちろん過去にビッグバジェット映画に携わって得たスキルやノウハウの差が
一番大きいってのは確かなんだが、もっとこう精神的な要素に関して。例えば、
フォトリアルに対するこだわりの西洋人と東洋人の捉え方や考えの違いとか、
先人の技術をありがたがって新しい技術の開発が進まないといった感じのね。
57 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 15:02:57 ID:/M9uEwLK
子供の頃に何を観て育ったかの違い。
58 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 20:12:01 ID:naFIv203
>>56 チャウ・シンチーの『カンフーハッスル』の製作品はは米ドルで2000万ドル。
つまり『どろろ』と同じ制作費です。
ところが出来上がったフィルムのVFXやアクションの出来を見比べると格段の差がある。
制作費もVFXのクオリティーの一つですが、センスはそれ以上にもっと重要なのでは?
59 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 20:24:40 ID:bvtEiKtV
そうかな。CGなんて既に工業製品のレベル。誰がやっても訓練を受けた者なら
ある程度の品質が達成できる。どろろの品質はそれ以前だと思ったから
お金か時間のどちらかが無かったのでは。日本映画の制作費は半分ぐらいが
宣伝費だったり、代理店がマージン抜いているんじゃ?
60 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 20:30:31 ID:XMf88os0
>>58 総制作費だけで比較しても何もならんのでは。
全てを作り物で賄わなければならない時代モノと
有りモノのオープンセット+αで撮れる映画とでは
VFXに掛けられる予算のパーセンテージは変わってくるでそ。
日本と中国とでは同じ事をやっても掛かる額は違うだろうしね。
61 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 20:47:36 ID:ivS2zGlc
中国のCGソフトはほとんどが違法コピー物
物価も人件費も違うから費用は日本とは単純に比較できない
62 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 20:52:19 ID:GP1dbP4J
映画のCGって一コマ一コマ手打ちしてるの?
63 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 20:56:14 ID:RdxOzCp5
たとえ絵自体のクオリティーが高くても、TV特撮ヒーロー物等にありがちなアングルやカットだと萎える。
64 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 21:01:06 ID:XOXaTuTD
このスレに限らず 視覚効果のすべてがCGによって構成されているように
感じるのは漏れだけ?
実際には いろいろと複合技が使われている
65 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 21:26:17 ID:naFIv203
>>60 中国とNZの人件費がそれほど違うのでしょうか?
VFXはCGのクオリティーだけではなく、見せ方も大きく関係していると思います。
>>64の意見に賛成ですね。
SFX、VFXというより特撮の世界ですが香港映画『東方不敗』『風雲再起』は
ワイヤーアクションとミニチャアワークで荒唐無稽な時代劇世界を作り上げています。
>それと、よく『どろろ』について「スーパー戦隊や仮面ライダー並みの特撮」と言う評価がありますが
、2,3億円の予算の現在の仮面ライダーの映画のほうが遥かに戦闘シーンのアクション、VFXの見せ方は上手いです。
『どろろ』に関しては邦画で破格の予算を使えたから、CGをたくさん使って総合的な絵作りが出来ていないような気がします。
66 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 22:04:41 ID:vzEoz2CD
例えば ALWAYS 三丁目の夕日 という映画で蒸気機関車が 走るシーンがあるが
本物の鉄橋の映像とミニチュアのSLの合成
知らない人は きっとCGもあっというまに出来ると思っているんだろうな
67 :
名無シネマさん:2007/02/07(水) 22:19:53 ID:naFIv203
68 :
名無シネマさん:2007/02/08(木) 01:01:31 ID:wK4IDxMi
センスだよセンス、いちばん大きな違いは。
それとフォトリアルの維持にかける緊張感。
金の問題じゃない。
センスにない歌手や画家に金出しゃ上手くなるか?
69 :
名無シネマさん:2007/02/08(木) 01:11:33 ID:12b22y84
>>68 同じ楽器を使ってもセンスがない者はいい音楽が作れない、と言うことですか。
よく考えてみると、ティム・バートンの作品のSFX,VFXはフォトリアルとは遠いのですが、
彼にしか出来ないFXフィルム(作品としての)を作っていますから、やはりセンスの問題ですね。
70 :
名無シネマさん:2007/02/08(木) 01:23:00 ID:4yYzLCsO
>>65 てか、制作費が同じでも本編の撮影に掛かる費用が違うなら
自然とVFXの予算は変わってくるんじゃないの?って話。
ロケ→香港にある常設オープンセット(香港には世界最大級のものがある)を借用
メインのセット→取り壊し予定の施設を安く流用
衣装→現代劇なのでほとんど借り物を使える
という『カンフーハッスル』と
ロケ→時代劇を撮れる場所を転々(撮影効率が悪い)
セット→新たに建てなければならない
衣装→時代劇なので小道具ともに作り物の比率が高くなる
な『どろろ』を比べたら制作費が同じでも
本編を撮り終わった後にVFXに回せる予算って変わってくるでしょ。
71 :
名無シネマさん:2007/02/08(木) 01:35:17 ID:wK4IDxMi
>>69 んださ。
センスがある人は見せたい(見たい)映像が撮る前から全て頭の中にある(直感像)
フォトリアルを目指すのであればそれに立脚した完璧なパースペクティブを持った人。
そういう想像力と創造力のある人じゃないと、すでに表現したいものをすでに見たように
演出、構築出来ないだわさ。
ローレライのCGがアニメ構図で動いてしまうのも、イージスの想像力を必要とされる
(つまり既視映像でも見たことのない)沈没シーンに明確な演出意図を感じさせず曖昧
なのも、監督が明確なパースペクティブを事前に持っていないせいでしょう。
あと仰る通り、ティム・バートンはシナリオ以前に直感像の再現が映画を撮る目的だと思う。
同じように、ID4と宇宙戦争のメイキングを見比べると、やはりPCディスプレイに貼り付いて
演出しているスピルバーグが印象に残る。
そのあとスピルバーグはイマジネーションを生み出すセットの有用性を力説し、夢見心地な
目をして「すべてみたことないもので構成されたSFを撮ってみたくなった」と少年のように語る。
たぶんこの時スピの頭の中はあり得ないパースペクティブでいっぱいだったんじゃないかな。
72 :
名無シネマさん:2007/02/08(木) 02:01:26 ID:H3DFmD9G
センスの良し悪しって決めようがないと思うんだがな
結局は見る側が決めるものだから、洋の東西から個人の趣味趣向年齢性別その他で大きく変わってしまうだろうし
あんまり他所様と比べてあれこれというのはよくない
73 :
名無シネマさん:2007/02/08(木) 10:22:04 ID:e5e2VxUF
欧米のVFX現場ではモデリング,マテリアル設定,アニメート,シーンレイアウト,
ライティング,レンダリング,コンポジットでそれぞれ担当と責任者が分かれてて
役割分担がハッキリしてるが、日本ではシーン,カット毎に全部の作業を一人の
担当者がやってるってのも全体として映像の仕上がりに影響してると思うんだが…
人によって作業に得手・不得手があるから、シーン,カット毎の出来にバラつきも
出るだろうし
74 :
名無シネマさん:2007/02/08(木) 13:15:18 ID:Ad+DjN1l
センスのある人間が日本のVFXの現場にいないのも結局は金の問題なんだがな 判ってんのかお前等
75 :
名無シネマさん:2007/02/08(木) 18:28:52 ID:t0Umm1Bm
>74
まあ、落ち着いて、憂えていればですよ。
>67
実にいいドキュメントうpサンクス。
これがあるから頑張れる(何を?)
76 :
名無シネマさん:2007/02/09(金) 18:05:26 ID:d61HZhiD
>>71 スピルバーグの作品のメイキングを見ていて思ったのだけど、彼は現場を歩くだけで実際のカット割がドンドン出来てしまうみたいだね。
きっと脚本を読むと頭の中でプレビズが仕上がってしまうんじゃなかろうか。
彼の作品は、ドラマがイマイチでも画だけはバッチリ決まっているのが多い気がする。
もっとも、ベストショットの連続が、ある種のつまらなさを感じさせる時もあるけど。
77 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 00:14:11 ID:X4Oe7s+s
>>67 やっぱ模型が小さすぎるな。
遊園地で子供乗せて走ってるやつくらいの
サイズだと、はるかに本物っぽくなるのに
78 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 01:23:41 ID:hpZkLac8
あのサイズはダメだ。デフォルメされている。
79 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 05:50:58 ID:y8S5g+3I
「ローレライ」でどうしても気になったのは、
主役たる潜水艦のピントが全体に合って無かったことか。
造り込んだミニチュアの
頭から尻までの被写界深度を取れなかったのか。
ピントを絞ってモーションコントロール、てできなかったのかねえ。
80 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 07:00:27 ID:Jknh5nxu
長時間露光で撮るって知らなかったんだよ。
81 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 09:09:47 ID:2sMu1xp0
>>79 むしろ奥がボケた方が大きく見えると思ってたりして
82 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 12:17:06 ID:ksDrqCYG
>>79 ローレライは数カットを除き潜水艦はCGだそうですよ。
ミニチュアはモデリング&テクスチャ用だとか。
83 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 13:34:57 ID:Jknh5nxu
じゃああれだ、水中がから遠くをぼかし(ガウス)たんじゃ???
ふつう水中は遠くは透明度上げて背景に溶け込ます処理なんだけど
それを知らなかったんだよ。
84 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 13:42:12 ID:Jknh5nxu
あと、
501 名前:名無シネマさん[] 投稿日:2007/02/10(土) 12:56:53 ID:+DzKXAqd
黒澤監督が特別賞に輝いたときに日本からの中継が入った。
この中継は大失敗だった。日本の映像に対する取り組み姿勢と、ハリウッドが映像作りに対する取り組み姿勢には雲泥の差があった。
はっきり言って、日本からの中継の映像は恥ずかしかった。
日本の映画人が創作する映像と、世界の一流人が集うハリウッドが創作する映像には、まるで大人と幼児のような差が存在していた。
この差は、太平洋戦争に突入していった日本人と米国人の指導者の差をホウフツとさせた。
「硫黄島からの手紙」を、日本の指導者の犠牲となった哀れな国民の物語として見ると、どうしようもない不条理がフツフツと音もなく沸いてくるだろう。
基本的に絵面が貧相というのもあると思う。
CG特撮ではライティング、陰影の深さ、配色設計が下手。
単なる和風のタンパクさと捉えてもいいけど。
85 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 14:07:16 ID:G34oc7LV
>>84 日本のカメラがいい位置を割り当てられなかっただけの話じゃねぇの?
あと、スタッフは現地雇いとか
86 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 14:19:01 ID:0hsD39ZZ
確かにそのあたりの裏事情が判らないとね。
単純に叩くだけじゃな・・・結論先にありきの適当な引用でしかないからな。
87 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 14:43:03 ID:9vazDCq5
88 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 16:29:08 ID:okBBRqzz
その中継って何を中継したんだ
89 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 16:58:55 ID:i3U5RloA
センスは映像的なセンスの他にも金銭センスも大事だと思う。
金が湯水のようにあるならいいけど、限られた予算の中でベストの映像を作り出す
リソースの割り振り方、というか。
多少たとえは違うけど、アニメの背景美術なんかでも
大友アニメのAKIRAとかスチームボーイなんかは画面の端から端までみっちり細部まで書き込んでいてこれはこれでリッチな画面だけど
エヴァンゲリオンなんかは画面の中でも密度の濃い部分と殆ど書き込まない部分がある。
ただ効果的に密度の濃い部分を描いているから画面全体ではきっちりしているように見せている。
邦画は金がないのはしょうがないけどその予算の中で如何に魅せるものを作るかの技術も必要だよ。
90 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 19:43:49 ID:1l06uFuq
そのセンスある人間が作った実写作品があれじゃ・・・
91 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 19:56:23 ID:nOTUtXQn
丸ビル行って来ましたよ。
思ったより小規模なイベントで少しガッカリでした。
92 :
名無シネマさん:2007/02/10(土) 22:11:21 ID:Eqf8wXMo
>91
でも、
「被写体」としてのミニチュアを見られただけ、
収穫があったんじゃない?
93 :
名無シネマさん:2007/02/11(日) 01:13:37 ID:BAfOSeYd
>>84-89 これを読んでいて思うのですが、去年なくなった実相寺昭雄監督は
低予算のTVシリーズでも絶対に「安い絵」は撮らなかった。
映画でもTV番組でも作品は「映画」として撮っていた。
邦画の復活と言われているけれど、実はTVのように安い絵しか撮れない
監督も多くなってきているのでは?
『どろろ』なんか悪い意味で邦画のを体現しているような……
94 :
名無シネマさん:2007/02/11(日) 04:36:44 ID:b5tM2jht
どろろ見て思ったのは、CGだけじゃなくて特殊造形、特殊メイクも
ヤバイ。
近年の邦画で、質の良い視覚効果はHINOKIO。
95 :
名無シネマさん:2007/02/11(日) 04:59:58 ID:Usm99li0
>>92 91とは別人だけど、あの展示は色々と勘違いを招く部分が多いような気がする。
アニマトロニクス展と言いながら、ド真ん中に置いてあるのはイベント用のAVPプロップだったり
サイトや現場で配布してるパンフの説明だとJPのコマ撮り用モデルに
「映画の中で暴れ回った恐竜たちが実はこんなに小さかったなんて」とか書いてある。
それでも珍しい物見れたし、そんなのに拘るのは知ってる奴の自己満足だろーけど。
しかし撮影禁止だからこっちは噛り付いて見てるのに、反射的に携帯で撮る奴大杉
どーせブログで「タイトル:キングコングだぉ!」とか書くんだろ、マイティ・ジョーだっつの
96 :
名無シネマさん:2007/02/11(日) 05:07:05 ID:fdXZAQa9
なんか・・・・ガッカリです
97 :
名無シネマさん:2007/02/11(日) 11:04:47 ID:BAfOSeYd
>>95 つまり、展示会を主催している人にSFX、VFXの
基本的な知識がないということか……
>>サイトや現場で配布してるパンフの説明だとJPのコマ撮り用モデルに
「映画の中で暴れ回った恐竜たちが実はこんなに小さかったなんて」とか書いてある。
それは、80年代のSFXのミニチュアの説明。
パンフの解説の人はSFX,VFXの区別もついていないのでは?
98 :
名無シネマさん:2007/02/12(月) 17:00:41 ID:XZWZvTEP
行ってきた。
ほんとに「キングコングいるよ、見に来てよかったねー」と言ってる人がいて、
お約束すぎて、笑った。
99 :
名無シネマさん:2007/02/16(金) 01:23:30 ID:hVhXYwBp
ローレライの何がすごいって、ウリの潜水艦より
小ミニチュアの爆撃機のほうがよっぽど良かった事
100 :
名無シネマさん :2007/02/16(金) 01:57:29 ID:+x3nyBLq
『守護神』を見てきました。
海や波のVFXはほんの数年前はILM、DD、WETAのような
大手VFXスタジオが独断場でしたが、この映画のメインVFXの
フラッシュ・フィルム・ワークスの波や海のCGは良く出来ていました。
ほんの数年でここまで発達したことに感心しました。
>>99 あのB29爆撃機は、「父親たちの星条旗」の燃えながら着陸しようとするB29にも
劣っていなかったと思う。
それ以外は失笑もののCGだったけど。
102 :
名無シネマさん :2007/02/16(金) 02:40:05 ID:+x3nyBLq
>>101 日本のVFX業界はCGでクリエイトするより、
ミニチュアのほうが遥かに出来が良いということか。
イギリスFXの『007 カジノロワイヤル』でも、クライマックスの
ミニチュアFXは出来が良かった。
ハリウッド以外の国はCGよりもミニチュア&CGのコラボレーションの
ほうが出来が良いのでしょうね。
特に樋口さんなんかはミニチュア畑が長いんだから、潜水艦なんでCGに
しなきゃならないんだと観ていて悩むほどw
実写にCGでリタッチする形をなんで取らないんでしょうね。
なんでフルCGにしちゃうんでしょうかね。
例えば「スターシップトルーパーズ」の宇宙戦艦が出航?するシーン。
2本のエネルギーチューブだけCGで追加。
戦艦同士が斜めに衝突するシーン。
衝突部分だけCGでメリメリ潰れていく様子をリタッチ。
すごくリアリティがあった。
105 :
名無シネマさん :2007/02/16(金) 03:00:51 ID:+x3nyBLq
>>103 私の個人的な推測ですが、樋口氏もフジや東宝からの出資を受けて、
両社からCGで潜水艦を描くという約束を取り付けて予算が下りて、
CGで潜水艦を描くという形になったのでは?
結果としてはフルCGの潜水艦は失敗だったのですが……
106 :
名無シネマさん:2007/02/16(金) 03:16:20 ID:ia1v76QN
「監督、この辺はCGでひとつパァーと派手にお願いしますよ。そうしないと予算取れないんスよ」とPに言われたとかw
今は同程度の効果を出そうと思ったらCGよりミニチュアの
方がコストが高い。
>>105 大人の事情ですか。
>>107 じゃあよっぽどコストが低く抑えられたんでしょうね>潜水艦のシーン
109 :
名無シネマさん:2007/02/16(金) 03:42:46 ID:BrPLytIl
>>73 >>103 >>104 >>108 日本の特撮でよく出てくる単語「お金」。
訳すと「時間」か「人件費」になる。
これを増やすと1秒24フレームをちまちまレタッチ作業する人材か時間がとれる。
もし対象カットが10秒だとしたら画像240枚だよ。
例えば『パイレーツ・オブ・カリビアン』とかで、船上のタイツ姿の役者10人をペイントソフトで消す作業がある、そのカットが25秒だったりした事態を想像してみんねえ。
ぶっちゃけ、いなくても映画は完成する部署よ、想像してごらんねえ、日本の環境でギャラ出すPが多いと思う?
この作業する部署、人が日本ではすっぽり抜けてるんだよ。
このポジションが無いと、
やっつけ、無意識に、以前同じ事をしてノウハウが有った、その事に関して偶然詳しいスタッフがいた、勘でやったミニチュア(CG)が偶然良い物ができた、偶然実景とライティングが上手く合った
みたいなカットだけクオリティが高くなるわけよ。他がガクンと落ちる。
本人も気づいているようで、
『日本沈没』ではコンポジッターだか最終画質調節者みたいな人を置いたのではなかったっけ?
>『日本沈没』ではコンポジッターだか最終画質調節者みたいな人を置いたのではなかったっけ?
それは多分役職を誤解してる
>>109 偶然・・・・・だったのかB29。
>ぶっちゃけ、いなくても映画は完成する部署
そういう認識ならいっそCG特撮は用いない方がいいね。
112 :
名無シネマさん:2007/02/16(金) 12:40:51 ID:BrPLytIl
>>110 「コンポジッターだか最終画質調節者」というのは
意味をとりやすく敢えてこういう書き方をしたまでで、
誰か置いたという記事を読んだ記憶はあるんだけど。
こういう時は一言コメントではなくソース書いてくれないと。
>>111 だから邦画ってそういうの多いでしょ。
113 :
名無シネマさん:2007/02/16(金) 12:56:01 ID:Pczz87uG
>>102 B29は殆どがCG、ミニチュアだと出来がよくなかったらしい。
ソースはメイキング本。
114 :
名無シネマさん :2007/02/16(金) 14:05:10 ID:+x3nyBLq
>>113 そうでしたか、あれはCGだったのか。
そうなるとあの作品、最後のB29だけCGの出来が良かった、ということに
なるのか。
潜水艦や洋上の艦艇の出来はあの出来だったし。
個人的には樋口真嗣氏はミニチュアワークとCGのコラボレーションで実力を発揮する
タイプのFXマンだと思うのですが……
115 :
名無シネマさん:2007/02/16(金) 14:24:02 ID:5O3dkp8B
>例えば『パイレーツ・オブ・カリビアン』とかで、船上のタイツ姿の役者10人をペイントソフトで消す作業がある、そのカットが25秒だったりした事態を想像してみんねえ。
そんな作業は無いだろ。
ローレライおおむねよかったと思うんだが(もちろん変なとこもいくつかあったが)
ここの会話見てると同じ映画を見たとは思えん
ついでに書くと 同じ映画でも劇場でみるのとTVで見るのとでは
印象が異なるというか 写りが違う場合がある
>>112 うろ覚えでそこまで批判出来るのもすごいな
DVDのメイキング見れば説明あるよ
コンポジッターでも最終画質調節者でも無い
119 :
名無シネマさん:2007/02/17(土) 01:34:50 ID:svXjfAct
>>115 ボーンデジタル版のシネフェックス#3をお持ちなら
13ページの渓谷は誰がナニをしているか(まあこれは静止画だったか?)
22ページより引用
「俳優の目と鼻の周りのTゾーンに色を塗り、35個のトラッキング用のドットを配置して、デジタル・アーティストらが必要に応じてCGをブレンドできるようにした。だがそれが必要になることはなかった」
結局使用はしなかったようだが、もし使うことになっていれば誰がどんな作業を行っていたか。
28ページの青い棒はどこへ消えたか。
何より同書の『父親たちの星条旗』の記事読んでくだされ。
109の例は「例」とはっきり書いているが…
>>118 え?批判?何も批判なんてしてないよ?
何が言いたいのか、よくわからないんですけど(俺の何かを批判しているのかだけ分かるんだけど)
批判対象を明確にしてください。
そんな妙にあいまいにしたり、ボソっと書いたりしなくていいから。
そういうあいまいな一言コメント書く人を相手するの苦手なんです。すいません。
>DVDのメイキング見れば説明あるよ
だから、それを書きなよw。110もそうだけどさ。
書かないければ君の投稿何も意味無いじゃん。
120 :
名無シネマさん:2007/02/17(土) 01:48:29 ID:H5lMrZC2
日本のCG技術は嘘っぽすぎて駄目だよな。実写と変に組み合わせてるからだろうが………
特に戦国自衛隊。
おい、ピーター・エレンショウが死んだぞ。
>>120 大丈夫。
ハリウッドでCG全部作り直して再公開するそうだから。
123 :
名無シネマさん :2007/02/17(土) 02:21:15 ID:HGRz/Au6
>>121ええ、本当!!
具体的なソースを頼む。
>>120 フィルムとしてのウソのつき方が下手と言うことですね。
手塚監督、ゴジラではそれほど問題ではなかったのですが、
この手の作品になると結構問題が出てくるようです。
これは金子、樋口作品にも言えることですが……
できないんじゃなく、わざと派手派手な見せ方をしてるように見える。
光の玉が輝くシーンとか、もっと抑え目にした方がリアリティがあると
思うんだが、これでもかって感じでやってるよね。
誰の好みなのか、それが一般客には受けるのか
>>119 >109の「本人も気づいてるようで」と言うのは『日本沈没』の関連スタッフを明確に指して
その前の「このポジションがないと」から「ガクンと落ちる」と言うのはその前の文章から
続いて批判文ではないの?
しかもその根拠が曖昧でいい加減だから書いてるわけ。
>>124 出来ないから派手な光とか動きで誤魔化すんだろ。
>124
それが日本人の感性ならそれでいいんじゃないだろうか
>>120 どのシーンがどう変なのか 書いてもらわないと
ぜんぜん わからない
それに 本当にそこはCGなのか!
129 :
名無シネマさん:2007/02/17(土) 15:35:03 ID:svXjfAct
>>125 >前の文章から続いて批判文ではないの?
ない。
うーん、批判というか『日本沈没』に限らず
近年の特撮映画を見て、様式美ではなくクオリティを求める目で見れば
「全般的に特撮の出来が悪い、だがたまに良い物がある」なんて誰でも気づく現実だし。
という上記の現実があって『日本沈没』では樋口監督はこういう対処をした、という
俺のこの文章って、むしろ樋口監督を誉めてると違いますか?
なんか俺と真逆のとらえ方されてますなあ。
ソース元に関しては、ちょっと検索したけど見つからないw読んだ記憶はあるんだけど。
>>129 > うーん、批判というか『日本沈没』に限らず
> 近年の特撮映画を見て、様式美ではなくクオリティを求める目で見れば
> 「全般的に特撮の出来が悪い、だがたまに良い物がある」なんて誰でも気づく現実だし。
特撮映画に限らないが、あまりに自然すぎて 指摘されないとわからないという
現実もある
> 「全般的に特撮の出来が悪い、だがたまに良い物がある」なんて誰でも気づく現実だし。
そうは 思えない。 ちなみに洋画でも しょぼい特撮の作品はある。
>>129 >なんか俺と真逆のとらえ方されてますなあ。
それは君の表現が間違ってるからだよ
「本人も気づいてるようで」と言えば
どう見ても樋口監督の日本沈没の前は悪かった
と言う表現にならないか? (まあ樋口監督と前の文では特定してないが)
132 :
sage:2007/02/18(日) 00:42:22 ID:OgICJ31t
>130
>あまりに自然すぎて 指摘されないとわからないという
『フラガール』の合成とか?
スタッフには悪いけど、そういうカットってハレとケで言えばケだからね。
おたく視点でそういうカットを発見するのは楽しいけど、
やはり観客としてはハレの時いい物を出してもらいたいし、目に付きやすい。
例えばおたく視点は脇に置いて『スパイダーマン』とかで、ニューヨークの合成が実に精巧で実地と見分けがつかなくてもだ、肝心のスパイダーマンがヘロヘロだったら嫌な気分にならないw?
あと、同じ言葉を繰り返すが
具体的な作品で挙げてくれなければ水掛け論になるだけだと思う。
最近の邦画で特撮を使用した映画が数え切れないほど多いわけでもないのだから難しくもあるまい?
>そうは 思えない。
だから 作品名を あげてくれ。 そうしないと もうレスしないよ。
>ちなみに洋画でも しょぼい特撮の作品はある。
あたりまえ。なうえに作品名を挙げてないのでちなみになってない。
>131
『ローレライ』からって意味?それならあるよ?全てではないが。
だから「本人も気づいてるようで」と続くのでは?
大体樋口監督自身『ローレライ』で満足してると思うかね。
で、それを私は「一作毎に向上か向上心がある」という意味のつもりで書いた。
123と131(同じ人?)はそれを「『日本沈没』以前は出来が悪かった」と受け取った。
じゃあ不満足な作品を連発するのってどうよ?
客は見放すよ。
134 :
名無シネマさん:2007/02/18(日) 02:09:53 ID:OgICJ31t
>>133 >客は見放すよ。
だろうね。
まあ、世の中万人に100点の映画なんてないし(特撮に限ればあるかな?)
それ以上の話は特撮の話じゃなくなっちゃうしw
この雰囲気・・・イヤな予感がするな。
>>132 だからさ
日本語として破綻してるんだってば
>大体樋口監督自身『ローレライ』で満足してると思うかね。
ローレライがどうこうってのは>109の前文とどう繋がりがあるのさ。
137 :
名無シネマさん:2007/02/18(日) 10:00:35 ID:+6/kH+Mx
いつから日本語の使い方スレになったのでしょうか。
それはともかく、「バブルでGO」のSFXはなかなか自然でよかった。
昔の六本木の再現は大変だったろうなー
ただラストの場面はあと一秒長いとすべて台無しな感じでした。
139 :
132:2007/02/19(月) 01:41:51 ID:DgiPR63s
予告で見る限り「蒼き狼」の赤と青をモチーフにした騎馬の大軍が
ぶつかり合う空からのショットは良いと思うんだが、どうかね。
日本語の使い方スレと言うより、
中途半端な知識をひけらかすスレになっとるがな。
前スレは良かったなあ。
142 :
名無シネマさん :2007/02/19(月) 19:02:56 ID:p7UdQwMR
ここは、初心に戻って前のスレッドのように、
SFX,VFXの話題を語るスレッドに戻りましょう。
正直に言って、
>>141さんの言うとおりになっているのが悲しいです。
143 :
名無シネマさん :2007/02/19(月) 19:06:55 ID:p7UdQwMR
強引に話題を変えることをお許しください。
今年のアカデミー賞、視覚効果賞の受賞作の予想をしませんか?
私は10年以上オスカー受賞から遠ざかっていたILMが『パイレーツ2』
で受賞すると思いますが。
また、ノミネートされていない作品で印象に残ったFXフィルムは皆様は
どれでしょうか?
いいだろ、細かいこと言うなよ
真面目なネタが書き込まれればヨタ話は引っ込むさ
145 :
名無シネマさん:2007/02/19(月) 19:13:45 ID:woxRDcAL
ネタをふる。
このスレの人はワンフェスとか行くの?
今度の日曜だけど。
何年か前のワンフェスで、ローレライの潜水艦を展示してた
記憶があんだけど。10メートルぐらいの。
146 :
名無シネマさん:2007/02/19(月) 19:52:02 ID:beJeXL50
>3名無しさん
に感謝。
何について語るべきか、は
スタジオの映像を見てから、だよね。
今度の土曜フジで9時からローレライやるし「VFXだけを語る実況スレ」ってのも面白いかも
自分もそうだが劇場でしか観てないので、TV画面で見ると更に萎え〜って事になりそな予感…
148 :
名無シネマさん :2007/02/23(金) 21:49:10 ID:flprnKwD
>>147 映画館で『ローレライ』を見たものからすると、海中の潜水艦のCGは違和感は
ありませんでしたが、海上の潜水艦や艦艇はかなり雑でした。
はたしてTVではどう見えるか?
それが映画館以上に劣化するんだなこれがw
なにがwなんだ?
ジョークで書いてるんだろうけど一族郎党卑しいやつだと誤解されるぞ
勉強になると思うので、やって欲しいです(ロムしてます)。
154 :
名無シネマさん:2007/02/24(土) 23:03:13 ID:z2tvMBhU
な? テレビだとさらに劣化しただろw
実況しなくてヨカッタと思いましたw
HDで見たら髪の毛とかのマスク抜き、かなり大雑把でいいかげんだった
本物はもっと違う見え方するんだろうなとはおもったけど雑だとは思わなかったな
波しぶきとかのエフェクトなんかは「その場の水がはねてる」というより「エフェクトを重ねてる」印象だとは思ったが
ローレライのSFXは海上と海中でそれぞれ別のチームが
担当していたはず。ちょっと画質の統一が出来ていない感じでしたね
ローレライはアニメにした方が幸せだったんじゃ……。
妖怪大戦争→どろろ→鬼太郎
視覚効果は右肩下がりと言う事で宜しいですか?
予告みたら凄く不安なんですが。
162 :
名無シネマさん:2007/02/25(日) 20:20:51 ID:jUaWvWtb
>>159 日本のFX業界はSFX,VFXの連携が上手くとれていないのが弱点か……
FX業界のインフラと経験が完成したフィルムに出てくるのですね。
>>161 やはり、鬼太郎もやばいか。
先日放送したドリームキャッチャーで、ナマコ型エイリアンの動きが
よくてびっくりした。本当に生き物が床を這ってるように見える。
鬼太郎、予告見る限り、セットの出来もヤバそうなんだが。
なんなんだ、あのスモークガンガンに焚いた岩場は……。
パイレーツオブカリビアンの蛸男みたいなメイクかCGか分からない
レベルのCGは日本には無理なん?
CG使ってますって感じが流行りなん?
鬼太郎は漫画といかアニメっぽくしてますって言い訳するんだろうけど
手抜きちゃうのw
なんで水木しげるの点描を表現しようとはならんのかねw
166 :
名無シネマさん:2007/02/26(月) 11:03:48 ID:R7YBxaI8
>>165 >>68-72で書かれているとおり、フォトリアルなVFXよりも、
その作品にあったセンスを持ったVFXをうまく使えない人材が日本は主流
なのが問題だと思う。
上のスレでも上がっていたけれど、チャウ・シンチーやティム・バートンの
作品のVFXをみてチープだと思う人はいない。
ところが日本の場合アニメ、マンガぽいCGというと、悪い意味でそのものCGを
作ってしまう。
パイレーツ2のようなフォトリアルなVFXで目玉の親父をやったらホラーにしかならなくて。
でも、予告編を見ると見せるセンスが欠如しているな、と痛感してしまう。
日本のFXフィルムはフィルム(作品)にあったFXを上手く出せないのが多いような気がする。
特にクリーチャーFXにその傾向が大きい。
結局、BEST VISUAL EFFECTSはパイレーツか。
しかし
日米のアカデミー賞を見比べてみるに
映像センス、演出センスの差は歴然としているわな。
170 :
名無シネマさん:2007/02/26(月) 12:48:18 ID:R7YBxaI8
>>167 ILMは1994年以来、オスカーをずっと逃してきましたから
今回の結果は納得できます。
去年は『SW EP3』がノミネート落ちというILMにとって屈辱的な
結果でしたから。今回はILMのジョン・ノールとILMのクルーに乾杯!!
タイトルは『ILMの帰還』。
>>168 TVのバラエティーの延長上でやっている日アカと映画のための祭典の
本家アカデミー賞では映像センス、演出センスの差が出るのでしょうね。
しかし、同じTVのライヴ中継なのにここまで差が出るとは……
いや単純に今回は相手に恵まれた
>>170 バラエティとして見ても今年のは酷かったね。日本アカ
日本版はそもそも映像なんか興味ないんだよね。
スター役者だけあればいい、と言う。
アメリカ版の名場面フッテージなんか見ても思うけど
日本はまず、白箱レベルの素材からなんとかしろと。
173 :
名無シネマさん:2007/02/26(月) 12:58:26 ID:R7YBxaI8
理解できないのが今年のノミネート作品。
VFXの出来はスーパーマン・リターンズよりX−MEN3のほうが
遥かに出来が良かった。
なぜ、ノミネートでX−MEN3が落ちたのか?
デジタル若返りは蛸男のCGメイクに匹敵すると技術だと思うのですが?
>>166 リアルにしようとするとホラーにしかならないのもセンス悪いからだよね。
水木しげるの重厚な怖さって表現できないのかな。
単純にわかりにくいからでしょ
技術的に凄くてもそれが映画の面白さに貢献してないとね
>>175 でもチャチくてB級なCG出ると反射的に「面白くない」って脳が判断するんだよ
わざとださくするのはもうやめてほしい
>174
鬼太郎は見てないから分からんが、妖怪大戦争は妖怪は(CGの一反木綿含めて)かなり好評だった気がする。
単純な特殊メイクなんだけど(竹中直人なんか顔を黒く塗っただけw)、役者の選択が上手かった。
リアルでホラーな鬼太郎を企画すんのは無理なんだろうね。。。
昨日の夜、NHKで水木しげるのドキュメントやってたけど、
元々、水木が描いていた鬼太郎像と、子供向けで正義の味方の、
出版社や世間が望む鬼太郎像との葛藤を語っていたね。
俺は水木しげるの漫画は読んでいるほうだとおもうけど、
子供のころ読んだ漫画はトラウマだね。デビルマンや漂流教室
じゃないけど、そんな類。そういう個人的なところから作らんと
作家の視点が不在でつまらんものになってしまうのかな。
予告みたけど、とりあえず墓場に火の玉みたいな軽いノリで残念。
妖怪大戦争は三池や荒俣の怨念を感じる。
よくわからないものをなんでも「センス」で片付けるなんて
楽だなあ。苦労して作っている人が浮かばれないよ。
>>179 だって日本の苦労って予算が少ないとか納期がきついとか
「わざと下手に作った言い訳」だもん。
ハリウッド映画の苦労と全然違う。
>>179 >よくわからないもの
それは分かり易い意見だなあw
ここで最近話題に上がってる、ローレライや鬼太郎とか、
なんのために作っているのか正直分からん。商売なんだろうけど、
それ以前に作品としての作家的な視点が伝わってこない。
よくわからないものという指摘は、観客の勝手な誹謗中傷じゃないだろ。
観客に伝わってないだけじゃないかと。
182 :
名無シネマさん:2007/02/27(火) 12:45:56 ID:78hGYRfU
>>179さん
FX関係の仕事をしていますがセンスとはそのようなものです。
糞邦画の話が続くと気が滅入る
ILMとかWETAの話をしてくれ
185 :
名無シネマさん:2007/02/27(火) 21:28:19 ID:96tfr+eY
アカデミーにノミネートされていた特殊メイクの人って、
リック・ベイカーの所にいた人?
187 :
185:2007/02/27(火) 22:02:40 ID:96tfr+eY
蒼き狼の予告見たけど、騎馬軍団の群集シーンは頑張ってると思う。
でも、キングダムオブヘブンやアレキサンダー(物語自体はアレッ?だが、戦闘シーンのCGはかなりのもん。特に上空からの俯瞰映像はほぼ実写)などのハリウッド歴史大作にはやっぱり遠く及ばないかと
189 :
名無シネマさん:2007/02/28(水) 00:32:54 ID:d7J/jbsG
190 :
名無シネマさん:2007/02/28(水) 00:52:17 ID:Yd7irIv6
特研では初めてってことでしょ。
あるブログによると試写会の舞台挨拶で、
角川春樹がCGは使わないっていってたらしいけど
やっぱり使ってたのか。
>>189 でもローレライの海上部分担当は特撮研究所なんでしょ?
194 :
名無シネマさん:2007/02/28(水) 07:31:41 ID:5vtUSbbK
まともな内容の「クライシス・・・・」なのかねえ?
「パトリオット」の戦闘シーンで、
遠景からのロングショットの兵士が皆CGだとコメンタリーで聞いて驚いた。
全然気がつかなかった。エキストラかと思ってた。
>>192 特撮研究所は素材撮りで、合成はマリンポストじゃないの?
180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2007/02/18(日) 13:08:34 ID:EyktnGMf
一回やってみるといいんだよね。>映画の仕事
きっと元素材のすごさに驚くよ。
こんな事になってるのか!!って。
>>166の言う事の意味が判るよ。
撮影段階からCG/VFXの人にも発言権と関与できる
制作体制がないとどろろの様な事はなんどでも起きるよ。
181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/02/18(日) 14:06:09 ID:JiGOCTcS
>>180 お、御同輩でしょうか?
そーなんだよね、日本映画って旧態依然としていて、撮影現場の人たち
って未だに60年代(の方がまだ最新技術にどん欲だった)みたいなワーク
フローで、最新技術なんてオマケくらいにしか思ってないしね。
それに制作予算だって
まず俳優ギャラ>撮影セット>編集で、余ったお金がCGの予算だから。
しかも撮影でのヘマや編集で出来ない事を全部CGに振って来て言うに
事欠いて「CGなら簡単に出来るんでしょ?」とか平気で抜かしやがる。
それでいて制作時間もギリギリまで追い込むしいいことないよ。
聞いた話で一番酷いのは「クレジットに名前出すからタダでやってく
れないか?」ってやつ・・・自分も似た様な事言われた事あったけど
「名前なんか出さなくてもいいから金出せ」って言って追い返したw
CG板のスレから、日本映画の特撮軽視は…もうちょとどうにかならんか。
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/cg/1169365425/
ハリウッドとくらべらどこの国の映画産業だって見劣りすると思うんだが
やつらのは世界支配の一環でしょう
日本語でおk
テレビタロウって雑誌に蟲師のVFXについて古賀氏のインタビューがあった。
たいした話じゃなかったが、メイキングの部分を一部抜粋
「大友監督が蟲のイメージを顕微鏡で見たプランクトンのような、と話していたので
空を泳ぐ感じを出そうと。釣り糸でしらたきを結び、水槽の中を泳がせたものを
素材撮りし、デジタルエフェクトを施してつくったものなどが登場します。このほうが
CGで1から作るより速いという利点もあるんです。冒頭にある崖崩れのシーンも素材
撮りとCGを駆使して作った映像です」
201 :
198:2007/03/01(木) 14:52:49 ID:t48Sn69Z
>199
スマン
とりあえず二行目は無視してくれ
>200
そういう話聞くと、どこからどこまでをCGと呼ぶかアナログと呼ぶべきかわからなくなってくるね
3DCGでもミニチュアをテクスチャ素材にしてる場合もあるし、ULTRAMANでも光線を落ちる砂で作ってた
モーションキャプチャもある意味アナログだけど、そこまで入れたらキリないし
202 :
名無シネマさん:2007/03/02(金) 06:39:56 ID:ve7atS4j
WETAでも「ロード・オブ・リング」3部作では造れるところは造ってたね。
ミニチュアならぬ「ビガチュア」。
滝とかのCGもパーティクルのカードに、
ループさせた実写の水の映像をマップするやり方だったとか。
>>198 ならイギリス映画やフランス映画と比べよう
日本映画は
・年間制作本数・・・インド、アメリカに次ぐ3位
・年間制作予算・・・アメリカに次ぐ2位
日本は実質世界2位の映画大国
余計に悲しくなる
205 :
198:2007/03/02(金) 20:51:32 ID:03S5VH5F
いかにハリウッドが異常かってのがわかるな
>>203 なんか・・・・ガッカリです。
ほとんど宣伝費や飲み食いに消えるのかな制作費W
なんていうか…
今の日本映画って確実に世界に笑われてると思うんだ…
アニメ以外。
このスレで叩いてる人間て今よりよくなって欲しいから苦言を呈してるだけだよな?
まさか楽しくて叩いてるやつはいないと信じたいが
フランスは最近リンチの映画に出資したりとかしてるけど、そういうのは>203 の予算には入っているんだろうか。
211 :
名無シネマさん:2007/03/09(金) 17:53:24 ID:R3F8cFg9
>>210 公式HPで予告編を見てきました。
特攻シーンのFXの出来は確かにいですね。
この映画のVFXはどこが担当しているのでしょうか?
でも、映画の出来は予告編を見たり、都知事のあの発言を読むと
期待はしていません(笑)。
212 :
名無シネマさん:2007/03/09(金) 23:46:52 ID:jngEURFO
『男たちの大和』シフトでしょう。
どんな発言?
このスレの住人は「特撮ちゃちいけど映画は最高」
なんてのより「映画はつまらんけどVFXすごいぞ」という映画を
絶賛せよ
「どろろ」の次回作は
他はともかく予算だけは日本特撮史上1位?
とほほ
217 :
名無シネマさん:2007/03/10(土) 15:22:16 ID:md3Skv79
昨日ソードフィッシュやってたけど
結局マシンガン撮影を使ったことがある映画ってマトリックスとこれだけなのかな?
221 :
名無シネマさん:2007/03/11(日) 13:01:07 ID:0TigZ5fl
あの時期、ブレット・タイム(マシンガン撮影)はパロディーで
フルCGで作るものが多かったので、どれがマシンガン撮影なのか意外と
解らないものが多い。
撮影方法は違ったけれどTV特撮タイムレンジャーでは
擬似ブレット・タイムと言うべきテクニックを使っていた。
パロディで、リアルタイムで作ったのもあるよなw
クンパオとか。
ウィング・コマンダーが初だっけ?
あとロスト・イン・スペースとか
タイムスライスとか言ってなかったけ?
225 :
名無シネマさん:2007/03/11(日) 17:09:17 ID:0TigZ5fl
マトリックス以前にもタイムスライスというテクニックで
あの撮影方法はあったのは知っています。
マトリックスで作品の中で演出でも効果的に使われて、『ブレット・タイム』
で有名になり、マシンガン撮影、ブレット・タイムで定着したのでは?
>>218 1998年のロストインスペースでバレットタイム(ブレットタイム)つかっていたと記憶してる。
227 :
名無シネマさん:2007/03/11(日) 18:24:27 ID:0TigZ5fl
1997年の『バットマン&ロビン』でも
同じようなテクニックを使っていたようなシーンがある。
あれもタイムスライスでは?
すげぇ昔、新宿MY CITYのCMで外人モデルの女がトランプを放り投げてるのを
カメラが回り込んで撮影したのを見たことがある。
コマ飛びは酷かったけど確かにタイムスライスしていたな。
タイムスライスは静止した訳者の画像をテクスチャにしてモデルに貼付けた
だけのもので、それに対して対象が動き続ける方式を考案したのが
「マトリックス」のバレットタイムだった筈。
「マトリックス」以前には、オブジェクトを動かすのは不可能だった。
最近はいちいち実写でやらねーしホントに使われたの一瞬だけだったんだな
231 :
名無シネマさん:2007/03/13(火) 02:41:01 ID:fztLdVki
マトリックス・リローデットでも、ブレットタイムFXは撮影が面倒だから
ヴァーチャルシネマ撮影に変わってしまったし、ブレットタイムFXは過渡期の
FXテクニックになってしまったのが残念。
マトリックスのメイキング見たことあるが、
単にスチルカメラの絵を繋いだだけだと
位置も露出もズレまくり、動きもスムーズじゃなくて
最終の絵に持っていくまでにかなり手間がかかっている感じだった。
究極のアナログ技術やね。
233 :
名無シネマさん:2007/03/13(火) 12:20:50 ID:49uVLUcG
ファイトクラブ最後の発砲映像も縮小版マシンガン撮影みたいな感じだった
235 :
名無シネマさん :2007/03/14(水) 00:14:57 ID:ULjRTAk1
>>234 ファイト・クラブではブレット・タイムの背景のデジタル中割を使った、
OPの画面がパンするVFXが見事だった。
やはり、VFXはセンスが重要だな。
特殊効果とは直接関係無いかも知れないが、日本のスペクタクル-アクション作品には
「独創的な小道具を配した危機的状況の演出」が足りないと思う。
うまく説明できないんだけど。
有名どころでは例えば、「ジュラシックパーク」のコンクリ崖自動車ズリ落ちアクションみたいな。
やっぱ独創的なシチュエーションにばっちり嵌った特殊効果が欲しいところ。
アトラクションとしての映画っていうのかな、そういうのが欲しい。
それが無いから平板な合成ばっかりな印象になっている気がする。
>>236 そんなこと言ってると
平成モスラのキッチンウォーズもってくんぞ
あれはなかなか面白い特撮だったな
それまでのVSゴジラじゃ確かに出来ないシチュだった
239 :
名無シネマさん :2007/03/15(木) 00:35:52 ID:mbGbKJpT
>>237 あの、トホホ演出はともかく、チャウ・シンチーに代表される、
独自のアクション演出をSFX,VFXで日本ならではの演出で
出来ることが、J−FXの問題では……
ファイトクラブはベッドシーンもバレットタイムだったな
つーかCGでベッドシーン撮った映画なんてこれくらいじゃないのか
エンド・オブ・デイズ
242 :
名無シネマさん :2007/03/16(金) 00:31:19 ID:dP5tPNLL
>>236 何度も書かれているけれど、チャウ・シンチーは日本のマンガ、アニメを
VFXを使って、実写で見事ビジュアル化に成功している。
マンガ、アニメ大国の日本が実写でそれをビジュアル化できないのが
最大の問題点だと思う。
243 :
名無シネマさん:2007/03/16(金) 03:10:58 ID:23jvJzD/
日本のアニメが元ネタってよく聞くけどただのリップサービスだろ?
日本向けのインタビュー以外でもそういう発言ってあるのか?
アニメやマンガが好きな連中はみんな映画方面じゃなくそっちに行っちゃうから?
実写映画界には濃いアニヲタが必要なのか?
いまだに実写現場は徒弟制度が厳しくてCG班とのコラボの障害になるし、
そのわりに大してお金も落ちないしの、経済的理由じゃないか?
その点漫画やアニメは若い人ほど優遇されるという、逆の形になってるよね。
かといってアニメ畑の人が実写作品撮ってもどうしようもない出来になるのはキューティーハニーやローレライで証明されちゃったからな。
248 :
名無シネマさん :2007/03/17(土) 10:03:49 ID:myia5xr7
>>247 まだ『蟲師』は観ていないのですが、庵野、樋口、押井などのアニメ畑の人材は
実写で撮ると確実に生身の人間が撮れない、と言う欠点があります。
日本のアニメは実写の変わりにアニメで独自の進化をした歴史があるのですが、
これが実写で生身の人間を撮ると言う事になると、絵コンテどうり俳優は動いてくれない
と言う現実になります。
ティム・バートンもアニメーター出身の監督ですが、それでも実写の仕事のほうがキャリアは長いので
実写にアニメ的なセンスを上手く持ち込めると言う利点があります。
その落差がかなり大きく出ているのではないでしょうか?
蟲師はVFX自体は悪くなかった
っていうかキャラクターアニメーションじゃない分、出来はイイ方だと思う
それ以前に脚本がどうにもこうにも…orz
絵もどうかなぁ
「どうよすごいべ どうよ特殊効果で見せてるんだぜ」って感が
アリアリとしててなんか野暮ったい
もっとこうナチュラルに見せられないもんかねぇ
それが日本特撮の個性ならその方面を伸ばしたら凄いモンが出来るかもしれん
PVの監督がもっと映画撮ってくれりゃ変わるかもしれんね
デジャヴ
映像の表現方法が面白い 再作成された画像を見ながら操作をおこうなうのだが
ぐるんぐるん視点は変わるは、階層?飛び越えるは うまく表現している
映像とは関係ないが それらをオペレートするインターフェースが現実的なのも良い
それなりのリアリティを感じる
>>253 CGのセンスに関しては確実に見るものがあっただろう
今日のヘルシングについては特に言うことは無いですかな
ヘルシングのクリーチャーは「ハリーハウゼンへのオマージュ」が
焦点だろうから、品質的な部分を突いて行くとアラが幾らで出ると思う。
スティーブン・ソマーズ監督作品っていつもそうだけど。
ILM二級部隊だから、あんなもんでしょ。
260 :
名無シネマさん :2007/03/19(月) 17:52:13 ID:P7yKqpRL
>>259 『ヴァン・ヘルシング』はスクリーンで見たときも、ILMにしてはいまいち
の出来だと思った。
ILMでも、ピンからキリまであると言うことか……
261 :
名無シネマさん:2007/03/19(月) 19:23:27 ID:HuP/po2D
でも祖マーズ作品なんかはリアリティなんて二の次で言いわけだし
適材適所って奴だよな。
ワーウルフの変身のソフトは日本人が作ったんだっけ?
262 :
名無シネマさん:2007/03/19(月) 19:31:47 ID:IQ5gWvO1
またネガティブなスレになってるね。
>>263 ピッチ変えるにしても、めちゃ大変そうだ
むしろ「シャーロットのおくりもの」「ベイブ」方式で
口だけCGハメコミはどうだ
265 :
名無シネマさん:2007/03/19(月) 22:26:19 ID:HuP/po2D
>>264 それだとかなり大変そうだが…
あらかじめ曲を映像のスピードと同調させて
それに合わせて歌ったら上手くいきそうな気がする。
この程度は何回かリハーサルやれば
簡単だろ。
音に合わせればいいだけだし。
全部逆回し(セリフも)に撮影した映画があったけど
あっちの方がはるかに大変そう
【トップシークレット】でそんなシーンありましたね。
犬が歩くだけで大爆笑したわ。
>>266 大スターがそんなリハーサルする時間あるか
CGの方が楽楽
自分の歌とはいえ、倍くらいのスピードで口を動かせるかどうかという問題もあるよね。
早口が苦手だと大変そうだ。
270 :
名無シネマさん:2007/03/20(火) 20:44:21 ID:/dp5/FR/
よ〜く見ると口パクが結構ズレてる部分もある
(最後公園に入ってくる辺りとか)
撮影風景を見てみたい
やはりPVの監督は偉大なのだよ
272 :
名無シネマさん:2007/03/20(火) 21:51:38 ID:PIm2orHz
キリヤとかな
273 :
名無シネマさん:2007/03/21(水) 12:05:55 ID:0xwL5wdT
春休みはレベルが下がるね。
274 :
名無シネマさん:2007/03/22(木) 07:25:17 ID:335fKP0V
>>247 >>271 >>272 PVとか異業種にチャンスを与えて、
天才をすくい取っていくのはハリウッドも同じ。
ただ回数が違う。
日本みたいに5年とか10年に1回奇跡的になんかやらせて、何もおきなくて
2ちゃん程度でキリヤキリヤFFFF蟲師蟲師と悪態つかれてるようじゃ、やっぱいかんよ。
一回やらせてみて「やっぱ駄目でした。」「そうか。」みたいな。
次のチャンスは景気の良い時か社長が交代したとき、みたいな。
そう考えると大林は奇跡中の奇跡だな。
ハリウッドでも、PV 出身監督は死ぬほどデビューしてる割にモノになってるのはごくわずかだし……。
そもそもD・フィンチャーですら、『セブン』がなかったらどうなってたことか…
ツイスターはやっぱ良く出来てたな
さすがに今見ると小さいオブジェクトののっぺり感が気になったけど、
やっぱりあの竜巻は凄い。
280 :
名無シネマさん:2007/03/23(金) 13:19:31 ID:JHegS9t5
>PV出身監督
勘違いしているやつは多いが、D・フィンチャーやガイリッチーなんかは、
映画業界と関係のない異業種じゃないよ。映画現場からスタートしてる叩き上げ。
D・フィンチャーはスターウォーズのジェダイの復讐の雑用スタッフから業界入り。
ジョン・フォードが小道具からスタートして、業界の最下層の安い西部劇の監督
したのとなんも変わらん。
CMやテレビやポルノ、PVなのかは時代によって違うだけ。ある意味正統派だよ。
しかしキリヤは問題外だな。映画への愛なんかないだろ。
>しかしキリヤは問題外だな。映画への愛なんかないだろ。
それを言ったら、日本の映画業界のほとんどは問題外になってしまう。
愛のある業界人は少ないぞ
キャシャーン面白かったぞ
メイキングでも一所懸命作ってるようだったが
そもそも愛の形は人それぞれで(キリなくなるからやめ
映画への愛は半端でいい。
今の業界は「若人の映画愛」の上に成り立ってしまっている。
搾取する側が「愛があるなら無理も無茶もしろよw」ってな。
284 :
名無シネマさん:2007/03/24(土) 18:11:31 ID:BgFkj/v0
285 :
名無シネマさん:2007/03/25(日) 01:32:19 ID:RSmBdzoK
>>282 キリヤだけポツンといるから異質に見えて叩きやすくなっちゃうんだろう。
もっとたくさんいて新陳代謝があれば
「ま、こういう監督が一人いてもいいか」と思うだけな気がする。
日本だと
「この人あとは死ぬまで『三丁目の夕日』みたいな映画しか撮らせてもらえないんじゃないかしら」
みたいな不安感があるよねw
>>280 いつもと少し視点が違うだけで
「邦画界は排他的」
と言われる所以そのままな投稿に見えるのだが、、、
286 :
名無シネマさん:2007/03/25(日) 10:32:53 ID:Bn07inRj
287 :
名無シネマさん:2007/03/25(日) 20:15:08 ID:muEcznW8
>284
>286
荒らしに変質しとるわ
>285
280は、いわば
「小説」は「散文」の集まりじゃねえ、
と言いたいんでね?
これ以上突っ込んだら、
「映画」ジャンルに対しての論戦に発展するし
別スレ立てるべきでね?
288 :
名無シネマさん:2007/03/27(火) 03:13:07 ID:P+aeNp7p
>>287 あなただけの問題じゃないけど、このスレの常連、ちょっと保守的すぎない?
自分好みじゃないトーク始めると「暗い」とか「質が落ちましたね」とケチつけだしたり。
何も言わない常連にもそんな空気感じる。
ときたま降臨する現場の人たちのラベルが高すぎるからな、仕方ないよ。
でもオレみたいな単なるファンや素人にも語らせてほしいけどね。
「トゥモローワールド」見た。すごいんだけど、よくわかんない部分が・・・
車内で元嫁が銃で撃たれるシーンがワンカットで延々回されてるんだけど、
カメラは運転席側にあったり助手席側にあったりで、しかもパンしまくり。
クレジットにARRIがでてたけど、D20で全部撮ってるのかな?
それとも車載の超小型カメラとかあるの?
つーかどうやって撮ってるんだろう
ようつべにメイキングあったよ
293 :
名無シネマさん:2007/03/27(火) 13:11:44 ID:etL6xPxM
>自分好みじゃないトーク始めると「暗い」
それは見たことないよ。
根暗コンプレックスか
294 :
名無シネマさん:2007/03/27(火) 23:38:51 ID:P+aeNp7p
>>293 「暗い」というのは、発言でなくそういう排他的な姿勢の事を指してね。
>>138 >>142 >>183 >>262 >>247 他のスレ番指定しずらいレスでも今までの流れをわざと潰そうとしたり。
逆に今とか、常連はみんなダンマリ決め込んだりしてるでしょ。
こういうことをしたがる理由もよくわかるんで、否定もしずらいんだけど・・・
局所で舌足いけどそれまでらずな一言投稿する人が多いので、そういう印象を受けやすいのかもしれんね。
とにかくちょっとだけ客あしらいのセンスとか余裕がほしい。
>>294 >逆に今とか、常連はみんなダンマリ決め込んだりしてるでしょ。
掲示板というのは各人が自分の空いてる時間に書き込むもの。
たまたま常連の忙しい時期っていうだけの事を、
「みんなで示し合わせて書き込み控えてる」と思い込むのは、
被害妄想の初期状態だぞ。
別に特殊効果のスレはここだけじゃないし、
専門性の高いスレがあるなら俺の様なドシロウトは
まれに質問する程度に書き込みとどめおく方がいいと思ってたがなぁ。
キリヤが悪いのかと。
スレの流れが物作りの素晴らしさにはならんだろ。
>>295 >「みんなで示し合わせて書き込み控えてる」と思い込む
そんなこと思った覚えも書いた覚えも無いよ。
いくらなんでも、、「排他的な姿勢」「客あしらいのセンス」
を指摘した人間に、自虐か叩きにしてもこの投稿はないだろ。
>各人が自分の空いてる時間に書き込(んでいる)むもの
>たまたま常連の忙しい時期っていうだけの事
これこそ誰から聞いたねん。
299 :
名無シネマさん:2007/03/29(木) 12:05:05 ID:BcglTdQF
俺らド素人がああでもないこうでもないとダベってるところに、
たまにプロやマニア登場して俺らには意味不明な専門用語連発の長文書き込んで、
俺らもそれ読んで知識が増えて楽しい。
このスレの基本的な流れは↑こんな感じじゃないかと思うが、
俺は好きだぞこのスレ。
ま、素人さんは素人さんなりに、ここ覗いてるようなプロの
関心買うような良質な燃料を投下することも考えようって事だな。
お互い分際や分限忘れずに、な。
301 :
名無シネマさん:2007/03/30(金) 01:14:09 ID:uwDHc8ne
CGとかデジタルとかが全般になってからの特撮は
動きや見た目はリアルになった分、
深みや奥行きが無くなったと思う
どんなけリアルで凄い映像見せられても
見てるこっちには全く臨場感がない
頭で凄いと思ってるだけで
感覚で凄いと感じることが無くなった
CG映像で驚いたのはT2が最初で最後
これ以後のは感覚的には皆、同じ
ストップモーションで撮ったミニチュアとか
実物大のモデル作って撮ったってゆー映像のほうが
感覚的な迫力はずっと上
やっぱ”実物”の説得力は大きいんだと思う
ここで電波な意見をひとつ。
「アナログ〜光学撮影」
気象条件、大気の状態によって様々に異なる、一度として同じ状態がないであろう
太陽光が対象物に反射して様々なブレンドのレンズから入光し、多用なポジフィルム
へ照射。
照射された自然光はフィルム上の感光剤に化学変化を起こし画像を定着、現像後
映画上映時には逆のプロセスで映像をスクリーンに光子を投影することにより、
2次元的に撮影された風景を再現する。
再現された映像は実風景の数次に渡る反射を介した自然物(アナログ生成物)であり
自然物に準じた現実の再現として現れる。
その映像の中には様々な未知の、または予測不可能な多岐に渡る物質の反射が含
まれ、オリジナルの風景に含まれる反射要素が大量に含まれるため、人の既視感を
喚起し経験知を刺激することによる映像の説得力は絶大となる。
アナログ撮影は以上のように自然界の助力によって、言い換えれば自然界の資産を
最大限利用して再現する「準現実(2次元化、解像度ダウン)」と言うべきものだ。
「デジタル〜CG」
撮影ですらない。
全てはシミュレーションによって構成されるため、既知の光学的予測しか再現され得ず
よって観察者の既視感を刺激する要素に欠けるため、現実感を喚起しない。
全てをCGクリエイターの観察眼に負うため、その才能により仕上がりが著しく制限される。
アナログの項において述べたように自然界の援護に頼らないため、膨大な作業を要求
される。
さらに言えばCGは絵描きが描く絵画ですらない。
撮影されないからだ。
CGとはプロセスだ。
我々はそのプロセスに感銘を受けるのであって、現実に圧倒されることはない。
これがCG鑑賞に付きまとう「イライラ感」の正体だ。
・・・とゆってみるテストw
カメラで撮影した現実の映像といえども、
結局スクリーンに投影されたスペクトル分布でしかないからなぁ。
マジレスするけど、CGは映像的にうんぬんとか話してもあまり意味ないのでは?
最近、ダーククリスタルを久しぶりに見たんだけど、アイデアがものすごいん
だよね。今ならCGでやっちゃえとなるけどね。
どうやって表現するか?という部分が抜けてるのが問題なんだよ。CGであっても
パイレーツのイカ男の顔とかにはアイデアを感じるよね。
映画は見世物としての歴史があるわけで、観客を驚かせなくてはならない。
メリエスやキングコングがそうであったように。
>302 はダ・ヴィンチ・コードのCG再現された寺院を見て「やっぱり歴史のある建物の重みは違うなあ」とか
思ってるタイプ……と言ってみるぜ。
観て乃至w
CGといっても完全にコンピュータだけで作ることは少ないのでは
素材としてアナログな要素が多分に使われていると思うんだが
爆発にしてもテクスチャにしても
ハァ?
310 :
名無シネマさん:2007/03/30(金) 20:41:32 ID:zZ+PcmAF
CGが当たり前になる以前は(というか今でもかw)
>>301のような痛い意見を何の臆面も無く言う人が大勢いたよね。
業界の人ですら。
あと一番下の「こんなスレも見ています」に
「ハードディスク復旧センター」があったワロタw
ガンガレ。
311 :
sage:2007/03/30(金) 21:06:30 ID:f6kMHZCM
トランスフォーマーの変体シーンは日本人が担当してるんだってね、
ILMの。
二万箇所が動くから、凄く大変だったんだって。
すると今までのCGのトランスフォーム映像も大変だったんだろうか
313 :
名無シネマさん:2007/03/31(土) 01:42:14 ID:uIxxIBti
ぶっちゃけ、CGは頭打ちでしょ
実写との合成パターンとか
全てやり尽くした感が強いし
オールCGアニメも同じようなものしか作れず
見る気を全く起こさせない(日本人は特に)
宮崎駿の次回作はCGを一切使わない全編手描きと発表され
ディズニーでさえ手描き長篇作復帰を発表した
世の中がCGに飽きてきたことは間違いないよ
>>313 アメリカでCG駆使した古代史劇「300」が大ヒットしてるよ。
トレーラー初めて見た時に凄いインパクトだった。
これが大ヒットしたことでまたCGに新しい道が開けた感じ。
>>313 アメリカの映画サイトをチエックすることをおすすめする。
アメリカ人の映画への反応や興行成績は日本のそれとは全然違うし。
CGアニメはアメリカでは相変わらず大人気でヒット作いっぱいだよ。
ワーナーのCG駆使した古代史劇300の記録的大ヒットに続いて
ワーナーのフルCGアニメ「TMNT」も好調。
アメリカ市場は3週連続でCGがらみ映画が1位を記録。
今週末はディズニーのCGアニメの新作ミート・ザ・ロビンソンズが公開。
アメリカでは絶好調!
あと世界興行もCGアニメは強いね。家族で安心して見れるのがポイントかな。
シュレックとか、ぱっと見同じ絵柄なんだけど、よく見ると回を重ねるごとに
確実にクオリティー上がってんだよな。
>>313 お前がやったことは
スマップのスレに、スマップはもう終わりとか
書き込んだのと一緒だ
>>313 この前のNHK見逃したのだが、ジブリ次回作は、「山田君」の時のような”手書き風デジタル彩色”じゃないの?
紙に一枚ずつ色塗って、フイルム撮影してたら、とても来年までに出来ると思えない。
あと、「山田君」って、(当時としては)3Dもけっこう使ってたので、今回もこっそり使いそう。
千尋も手描き部分は普通にあるしな
何がどう「全編手描き」なのかいまひとつわからん
>320のいうとおりセル画とフィルムつかうというならメリットが少ない気がする
全編手描きというと、横須賀令子の墨絵アニメを思い出すなぁ。
323 :
名無シネマさん:2007/04/01(日) 01:39:25 ID:rMzLdzle
「CGなんてどーでもいい!」
日本人のほとんどはそう思ってる。
若者限定で考えても同じだね。
2006年はパイレーツオブカリビアン2こそメガヒットしたものの
キングコング、Xメン3、スーパーマンリターンズ、カーズ、グエムルなど、
ド派手なCG映像を売りにした大作、話題作が次々に大コケした年だった。
今年はそれに増々、拍車がかかってる感つよい。
ハリウッドの宣伝担当だってさすがに
もうCGを売りに日本人釣ること出来ないと確信してるね。
そのまま行けばスパイダーマン3も日本で大コケする可能性大だったから、
世界最速公開なんて英断に踏み切ったんだと思う。
ただいまCGという言葉に拒否反応を起こす日本人が増加中
その手は日本人にとってはキャラに馴染みがないから
CG好きはゲームでもやってろ
自分個人の考えを世間の総意だと主張する発言は、概して的外れ。
327 :
名無シネマさん:2007/04/01(日) 08:17:49 ID:0iLR55JG
批判するのはいいけど、自分が好きなものも書こうぜ。
>キングコング、Xメン3、スーパーマンリターンズ、カーズ、グエムルなど、
>ド派手なCG映像を売りにした大作、話題作が次々に大コケした年だった。
みんなふつーに売れてた映画だった気がするんだが。
グムエル以外はな。
330 :
名無シネマさん:2007/04/01(日) 12:33:57 ID:KmhLz8H5
>>323 >>ただいまCGという言葉に拒否反応を起こす日本人が増加中
その割にはショボイCG満載の『ローレライ』『どろろ』が大ヒット。
>>323は何か勘違いしているようだが、CG=VFXではない。
最近の大ヒット作でオスカー受賞作となった『ロード・オブ・ザ・リング』は
インキャメラFX、ミニチュアワークとCGの見事なコラボレーションが評価された。
そしてストーリーはもっと高く評価された。
また、ハリウッド製日本映画『硫黄島からの手紙』もDDによる自然なVFX
が満載だった。擂鉢山がフルCGなのは知っていましたか?
CG,SFX,VFXは映画のための面白くする要素であって、それだけを前面に出したら
確かにダメだが、ハリウッドでもその時代はすでに過ぎている。
むしろショボイCGに頼ろうとしているのは現在の邦画では?
>>328 かけた宣伝費とかかった期待からすると
大コケですよ
>>331 そんなすぐバレるような嘘つくなよ。
ああ、今日は4月1日か。
>331
配給会社入ると頭が硬直化するのかね。
もっと映画を楽しめ。
みんな硬直化してるよ
335 :
名無シネマさん:2007/04/02(月) 17:06:36 ID:dWSwpCgV
CGって大概が光源の問題で不自然に見えるらしい
昔NHKの番組で恐竜のCG作ってるアメリカ人が言ってた
光源までCGで作る場合は別だけど。
木や土、草からの反射光を考えなきゃいけないからね
あと、CGの表情にこだわった映画でロストインスペースってのがあって
それにはアニマトロニクスで動かしたモーションをCGに適用したらしい
「トゥモロー・ワールド」の最後の7、8分の長回し1カットで
途中血しぶきがカメラレンズにくっついて、いつのまにか綺麗に消えるんだけど
あれは後処理で画面に血を加えて、消したって事なのかなぁ?
現場で血が偶然ひっついて後処理で消すのって大変だろうし…
>337
建物に入る直前の所ね。
たぶんあれは複数のテイクを繋いでるから、建物に入った後のどこかで
カメラごと入れ替わってるんだろうと思う。
>336
それはインタビューにもあるようにもう昔の話で、あの頃はレンダーマンなど
スキャンラインベースのレンダラが主流だったため、間接光源を独自に配置して
やるなどしてもリアルに見せるには限界があった。だが現在はその辺の大気の
反射光等をシミュレートしたGI(グローバル・イルミネーション)レンダラが
主流になりつつあり、かなり劇的に改善されてる。一応、このGIという考えは
昔からあるにはあったものの、映画みたいに高解像度の動画をレンダリングする
には時間がかかりすぎるので、やっと近年になってマシンパワーが上がった事で
実用的になってきた。それでもハリウッドと比べるとまだ設備の乏しい日本では
一昨年の「三丁目の夕日」のDVDのメイキングにもあるが、このGIのレンダリング
ボタンを押すかどうかで監督やVFXスタッフが悩んでる様が面白い。
>>339 サンクス。
そうだったのか、なるほどね
>>323 >「CGなんてどーでもいい!」日本人のほとんどはそう思ってる。
逆。一般人だと一見では気づかないくらい技術が成熟したの。
どーでもいい、ではなく市民生活へのコンピュータの浸透みたいに、映画制作になくてはならなくなった。
>今年はそれに増々、拍車がかかってる感つよい。
もし君がそう思ってるなら、より浸透したって事。
数年前「コンピューターなんて世の中にいらないわ」と言ったとたんスーパーの商品が全て消えるCMと同じやね。
もう後戻りはできない。
アメリカで公開が始まったディズニーの最新CGアニメ Meet the Robinsons
興行も批評家評も好調です。
今アメリカで公開中の歴史アクション「300」
CGがてんこ盛り。全編スタジオ撮影で背景が全てCG。ただ非常に過激なアクション自体には全くと言っていい程CG使わず、生身で。
アメリカで今とてつもない大ヒットかましてます。
「トゥモローワールド」の出産シーンで
赤ちゃんが丸ごとCGだったのには驚いた
トゥモローワールドはなんか凄いのかな
今度観てみるか
>>340 それで日本のCG技術が遅れてたのか、
CGにこだわる割にはマシンにはこだわらないな
あと血しぶきのほとんどが合成だと考えた方が良い
確かショーンオブザデットのメイキングであったぞ
>>346 すごいけど技術をわかってないと退屈かもしれん。
349 :
名無シネマさん:2007/04/06(金) 20:14:55 ID:L5QKjwcn
>>347 >>340にも書かれているとおり、日本ではGIをやるにしても予算がかかるのが
ネックでは?
DIも『日本沈没』で全面的に使われた技術だし。
日本人のCG技術者でハリウッドでソフト開発に活躍している人は多いと聞いています。
VFXが産業として確立しているアメリカと日本の違いが大きいのでは。
個人的には90年代後半のハリウッドのインキャメラFXなら現在の日本映画で効果的に
使えるので、それを磨けば良いのでは?
シネフェックス4号の『007 カジノロワイヤル』でミニチュアFXとVFXを
上手く融合させたテクニックは現在の日本映画でも十分使える技術だと思う。
予算もだけど。
アナログにあまり頼らないのも原因か、
そう言えば、アニマトロニクスのモーションデータをCGで表すやつがあったけど
日本では一切無いの?(パイレーツオブカリ〜2のクラーケン見たいな感じ)
すまんロストインスペースの猿だった
352 :
名無シネマさん:2007/04/08(日) 12:38:51 ID:55TJtQol
>>351 あの猿のCGは出来は悪かった(笑)。
>>350 むしろ欧米のFX業界はストップモーション・アニメーションのノウハウが
CGに上手く昇華されているのでは? フィル・ティペットはその代表だし。
日本の場合、着ぐるみだけになってしまいストップモーションにそれほどいい人材が
こなかったことも大きいと見る。
勘違いしてほしくないのだが、私は日本特撮の着ぐるみは大好きだ。
353 :
名無シネマさん:2007/04/08(日) 13:03:22 ID:pVaEnama
CGとしては微妙だけど手法としてはいいんじゃないかな。
ストップモーション世代が現在活躍してるなら
CG世代はどうなるみたいね。
エイリアン3のエイリアン、全身が映るシーンも出来がいいと思うんだけど
あれはゴーモーション?
356 :
名無シネマさん:2007/04/08(日) 14:34:25 ID:55TJtQol
>>355 エイリアン3のエイリアンVFXはロッドパペットをブルースクリーンで撮影して
実写映像に合成するというテクニックで、当時VFXを担当したボスフィルムでは
モー・モーションと呼ばれていました。
簡単に言うとNHKの人形劇と同じ操り方のパペットを実写プレートに合成した
テクニックです。
トイズプレス版シネフェックスによるとゴー・モーションよりもロッドパペットの
ほうが融通が利くので当時はこのテクニックをつかったそうです。
詳しい詳細は『エイリアン3 アルティメットDVD』の特典ディスクに収録されているので
それを観てください。
尚、このロッドパペット方式のFXは『ID4』でもID4のエイリアンにも使われています。
(コストの問題で当時はCGよりもパペットのほうが安かったそうです)
357 :
名無シネマさん:2007/04/10(火) 15:59:37 ID:NvUvx1hX
80年代の話だがスーパーガールのトラベリング・マット技術は凄かったな。ある意味で。
グリーンのマットライン出過ぎでワロタよ。
今はクロマキーっていうの?
サイレントヒルのクリーチャーが全部特殊メイクなのにはびっくりした
アームレスは特に。
…
360 :
名無シネマさん:2007/04/12(木) 13:03:23 ID:siBau8rj
お前らセレニティ見た?
101見た?
大和がけっこう良かった
出来る事だけ力を入れて,最低ラインで踏み止まって
テレビだからかもしれんが妙な部分があったな
現代側の船の上の人物の顔、グラデーションが層別れしてた
夜の大和のロングが妙に緑が勝ってたのとこもあった
こういうのってテレビ放送で初めて出てくるのかね?
364 :
名無シネマさん:2007/04/15(日) 03:16:25 ID:gQxzTp/m
あげとくよー
365 :
名無シネマさん :2007/04/15(日) 03:41:45 ID:jK9NJbBv
>>364 ありがとうございました。
しかし、今の時期VFXに関する話題が意外と無いな。
スパイダーマン3公開までお預けか。
無理やり話題を振るけれど、シネフェックス4号は表紙、巻頭特集の
『エラゴン』よりも『007 カジノ・ロワイヤル』の記事のほうが面白かった。
インキャメラFXを中心にしたFXワークは見事でした。
新型旅客機もCGではなくミニチュア&デジタル合成を上手く使ったFXだったし、
クライマックスのヴェニスも1/3スケールのミニチュアワークが見事だった。
あの記事を読んでいると日本で東宝大プールをつぶしたのはつくづく惜しいと思う。
監督のマーティン・キャンベルのデレク・メディンスに捧げるFXワークスはとても
嬉しかった。
広告で白組がスタッフの募集をしていたけれど『続・三丁目の夕日』のポスプロの
仕事が多くなったので、募集をしているのだな、と思った。
層の薄い日本FX業界の苦労がしのばれる。
366 :
名無シネマさん:2007/04/15(日) 10:49:27 ID:nWQNhjrS
300って、実写とCGを使ってアニメ作品を作ってみましたって感じがするよね。
368 :
名無シネマさん :2007/04/15(日) 17:09:08 ID:jK9NJbBv
>>366-377 300の日本公開は6月か。
スパイダーマン3が5月の1週目。パイレーツ3の公開が
5月の末だから、5月からVFX大作が続けて公開されるのか。
ボーンデジタル版シネフェックスも季刊ではなく隔月で発行
してもらいたいな。
>>365 ラストの建物崩壊はミニチュアと分かったけど、飛行機と格納庫は「してやられた」と思ったよ。
4号と言えばWW1物の戦争映画が紹介されてたね、題材も好きだし特撮も良さそうだ。
>>369 >CG作品なのに、わざわざカメラの手ブレや、フィルムの粒子荒れを再現してます
こういうの露骨に自己満足丸出しでウゼー
>>369 >カメラの手ブレ
>フィルムの粒子荒れ
今時珍しくないよね、こういう演出。
作品の一部の効果として使われるのは珍しくないが、作品の広範囲にわたってというのは珍しい。
しかしこれってDVD製造時に圧縮率が悪くなるよなぁ。
スパイダーマンのプレミアで、本物のスーツとスタントマン吊るしてたが
胸元の小さな金具だけで、体型全然崩さずに吊れるんだな・・・
それとも筋肉に見せかけた硬いコアがスーツに内蔵されてんのか?
なんにせよ、ワイヤ1本消すだけで済むんだから楽だわな。
>372
珍しくなさすぎてすっかり食傷気味
アニメでも乱発されてる印象が
今朝ズームインでスパイダーマン3のSFX紹介されてたんだけど(ビルから落ちそうになる女性をスパイダーマンが
助けるシーン)、なんか背景と女性の色味が合ってなかったり破片のCGがものすごく不自然だったり、逆に驚いた。
まだ最終調整前の映像だったのか……?
大帝の剣のCMを見かける度に、日本の駄目さにげんなりしてしまう。
そんなにダメなのかあれ?
ハリウッドとタッチが違うから駄目とか思っちゃってんじゃないすか
見る側としての感性が硬直化して「良い映像」の幅が狭くなってる
まさかな
つーか、映像で勝負してる映画じゃないだろアレは。
>>380 ハリウッドとタッチが違うから、ではなく
テレビで放送してる仮面ライダーや戦隊ヒーロー物とタッチが同じだから、
かも知れません。
タッチが同じでもクオリティはダンチなんだからいいじゃん
ねえ
段違いか?
そう
転げ落ちるほどに
特撮映画は、イベント等の先行上映版と、全国公開版とでポスプロ面が微妙に違うものがあると聞いたのですが、
その場合、パンフに載ってる画面写真なんかは先行版のものが使われるのでしょうか
東京ファンタのゴジラとかちょくちょく聞いたなその話。
まぁ、先行と封切がどんだけ離れてるかに依るんじゃね?
編集が入ったシーンを狙ってパンフに乗せるわけでもないだろうし。
パンフの写真って宣伝用の別撮りのスチルなんじゃあ
焼き抜きって言うのかな
フィルムから抜き出したのもある
昨日の海猿のフェリーは良かったはなかなか良かった。
実況スレでも「CG?それとも実写?」なんて書き込みが結構あったな。
でも映画館で見たときは結構不自然さが目立ったのだけど。
テレビだとわからなくなっちゃうのか。
沈没船、随分と金のかかったミニチュアだったな。
映画館で見たけど個人的には違和感があったのは沈没シーンだけだな
395 :
名無シネマさん:2007/04/22(日) 20:35:45 ID:kZ7UlknZ
ほんとに負けてるのかって言う疑問がわいちゃうぜ
>>395 自然で気がつかないVFXは他の作品でも たくさんあると思うが?
ただ だれも気がつかないだけで
不自然な特撮を様式美とか言い張っていては永遠に追いつけないだろうな。
399 :
名無シネマさん:2007/04/22(日) 22:57:56 ID:kZ7UlknZ
>>398 TV特撮作品、仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマン
などは様式美の中で上手く見せることが重要ですが、『どろろ』
などの予算をかけた大作でチープなFXを良しとする現在の邦画界の
FXに対する姿勢は問題ですね。
http://www.eiga.com/buzz/070417/06.shtml eiga.comによると少林ラクロスを日本の人材でやるそうですが、
正直に言って、シンチーのような卓越したセンスを持った人材ではないかぎり
フジの製作のバラエティーの延長の映画作りと人材では期待ができません。
シンチーにセンスあるか?
CG浮きまくりだし、いかにもな使い方で興ざめだったわ
コメディだから許されるんだろうけどな
>>399 良しとしているわけでなく 大人の事情で仕方なくそうなっているだけでは
402 :
名無シネマさん:2007/04/22(日) 23:25:45 ID:kZ7UlknZ
>>400 反論をしてもよろしいでしょうか?
漫画、アニメの世界をハリウッドのようにフォトリアルにやるのなら
あなたのような意見もありでしょう。
ですが、シンチーの場合はフォトリアルなVFXではできないから
漫画、アニメの世界を上手く実写に溶け込ましているのです。
逆に、日本のアニメの人材、庵野、樋口、押井の実写作品は生身の人間が
撮れないうえに、アニメ的な演出と実写映像が乖離しています。
>>400さんはフォトリアルなVFXでないと気がすまないようですが、
私はそうは思いません。
むしろマイケル・ベイのように物量に任せたFXフィルムを撮っているほうが
遥かにセンスがないと思いますが。
尚、これは私の個人的な意見です。
不自然と言っても、「300」みたいな切り口ならアリかもしれない。
あれは原作がコミックだから、わざわざアニメタッチにしたのでは。
スカルマンの実写はTVなのにがんばってたぞ
1話限りだけど
>逆に、日本のアニメの人材、庵野、樋口、押井の実写作品は生身の人間が
>撮れないうえに、アニメ的な演出と実写映像が乖離しています。
この部分がよくわかんない
人間が撮れないとか演出の薄利って具体的にどういうことなんだろ
>>399 どろろ、デスノートはあの制作費であれだからなあ。
何か納得いかない。
大帝の剣くらいだと
「お金なかったんだねえ」
と生暖かい目で見守れるんだけど。
408 :
名無シネマさん:2007/04/23(月) 13:29:40 ID:tNgotxkG
お前らって不幸な時代に生まれたよな。
>>406 ・役者のアンサンブル・バランスに余り拘らない(押井は仕事仲間とか平気で起用するし)
・生身役者の演技の巧拙を掴んでいない。悪い意味で役者の演技にまかせっぱなし。
・頭の中の「イメージ」優先で、実際現場でどう映るのかをあまり計算していない。
アニメだから通用する表現(萌えやグロ表現でも可)をそのまま実写で再現しようとする。
萌えキャラのつもりが、ただの××な人にしか見えなかったサトエリ(「キューティーハニー」)とか。
…といったところかな。もっともこれは実写畑の監督でも起こりうることだろうけど。
実を言うとその中じゃ樋口しか見てないんだが、ローレライでも沈没でも大して感じなかったな
役者の芝居はあんま重視しないからかもしれんが俺の場合
ただ
アニメだから通用する表現
に関しては見る側の感性もあると思う
アニメその他を見慣れた人間のほうがその辺垣根を作らずおおらかに受け入れるんじゃないかな
見慣れているからこそ感じる違和感もあるような。
キューティーハニーのアニメ表現無理矢理再現具合は、珍品としか言いようがなかった。
アクションシーンのカット割だけは普通に評価出来るが……。
マトリックスみたいに
CGで間を補完すればもうちょっと
見える物になったと思うんだけど…
ホントただのパラパラ漫画だったもんなぁ…
>>410 アニメを観る人でも垣根を気にする人と、そうでない人って結構別れそう。
でも漫画的というかアニメ的な演出が合う役者っていそうだよね。
及川光博って漫画・アニメ原作の映画の方がしっくり来るし。
実際キャシャーンやキューティーハニーでは頑張ってた。
>>412 アレ当時観たとき、「ピットファイター」という言葉を思い出したのは内緒だ。
でも実際のところ下手なフルCGで表現されるよりはまだマシ、
と言えなくもないかな…
>413
パラパラ漫画を狙った、というか一種の実験だったんじゃないかなあれは
新しい表現を狙ったと言うか
ハニーは本編見てないけど、空撮の客船がボンボン火を噴くとかは何故か違和感あった
爆発の炎を重ねてるだけにしか見えなかった
どこをいじればもっと馴染んだかな(照り返しとか?
本編見てなくても部分的なことは語れるもんだよ
見た人間と同じ目線ではないけど
>417
本編では、その違和感が解消されていたかも知れないのに?
本編を見ていないって事は、その違和感を感じた部分が、
本編に使われた物と同一かは判らないんじゃないの?
>>417 >ハニーは本編見てないけど、空撮の客船がボンボン火を噴くとかは何故か違和感あった
そもそも根本的な間違いに気づいてないくらい、物を見ていない発言ですyo
まぁ、船っぽいけどね。
謎の円盤UFOのオープニングをひさびさに見たけど
かっこいいなぁ
センスに光るものを感じる 1900年代とはとても思えない
>417
では訂正します
テレビのメイキング特集で見た限りでは、空撮の船(だったと思う)が爆発するカットに違和感があった
爆炎を重ねてるようにしか見えなかった
照り返しとかが入ってなかったからかな?実際の作品じゃもっと作りこまれてるんですか?
>>422 そもそも映っているのが船だかなんだか
爆発するのがなんなのかわからないのに
何に違和感を覚えるのか理解に苦しむ。
そもそも船じゃないしね。
>>423 いやなヤツだな。違和感感じたものは仕方ないだろうが。造りが悪いから何が映っているワカランのだろう。
落ち着いてスパイダーマンについてでも語ろうじゃないか
サンシャイン観てきた。
なかなか良かった。
427 :
名無シネマさん:2007/04/26(木) 01:56:38 ID:zU3gPkZq
>>425 まず、セントロ・デジタル・ピクチャーズがVFXを担当する
『ゲゲゲの鬼太郎』と、その3日後に公開される『スパイダーマン3』
を語りたいですね。
スパイダーマン3のワールドプレミアを見に行った人はこのスレッドに
いますか?
いたら感想を教えてください。
ワールドプレミアで観たけど、VFXについてはサンドマンのパーティクルが
大変そうだなーと思ったくらいで完成度もこれまでのスパイダーマンと
同じ程度のレベルは保ってるし別段、酷いシーンとかは無かった。
ただスパイダーマンスレにも書いたが、ハリーの火傷の痕がシーンによって
明らかに全然違ってて撮影した時期が違ったのかもしれないが、ちゃんと記録
とってなかったんだろうか? 一般公開までの2週間でデジタル修正したのか
気になるので1日は映画の日だし、もう一回観に行くつもり。
脚本や内容も含めた感想は、何でピーターがあんなにも尻軽なMJに惹かれる
のか理解できないので感情移入できなかったし、キャラクターの数が多すぎ
なのに2時間20分じゃ描ききれてなくてイマイチ。 個人的には2>3>1
それより映像的にも脚本的にも300の方がよっぽどカッコイイし面白かった。
>>424 自分の無知を「作りが悪い」に転嫁する馬鹿発見
「予算か技術か、それともセンスか」って尺度は泥沼論争になる危険性ありだけど、
でも、「サンシャイン」のイカロスIIはセンスで勝ってた、と思う。
(作品自体は微妙)
太陽が見せるアホのようなすさまじい光量と反射鏡の裏側の暗い暗い生活ブロックの
コントラストとか。
それなりの予算と技術と伝統のあるスタジオへの依頼を前提とすれば、
SFX/VFXの優劣ってひょっとしたら脚本段階から決まってきてしまうんじゃ
なかろうか。
サンシャインの制作費ってimdbfだと
Budget
£26,000,000 (estimated)
$50,000,000 (estimated)
以前は10万ポンドだったと思うんだがいつのまにかアップしてる。
訂正 10万ポンドじゃなく1000万ポンド
sfx映画評論に「俺は君のためにこそ死にに行く」のメイキング来たね。
スチール見た限りでは被弾して分解していく隼なんか凄いよく出来てる。
やっぱりポスプロに時間をかけれればそれなりの物ができるみたいだ
六本木ヒルズの51階の森美術館でスパイダーマン展開催中。
展示物数少なすぎだが、まぁまぁ面白い。
映像効果の話よりは、セットやコスチュームの話題がメインですた。
435 :
名無シネマさん:2007/05/02(水) 03:49:04 ID:MxhyXvJH
436 :
名無シネマさん:2007/05/02(水) 11:44:55 ID:VC2TVr58
ちゃんと本編見ないとさ、
なにがデジタルでとかわからないと思うし、
知る意味もあんまりないと思うけど。
どうせ本編で修正される
スパイダーマン3見たけど、やっぱこのシリーズのCGはなんかイマイチ……。
サンドマンの砂の対流がアップで描写されるシーンはちょっと「おっ」と思ったけど、なんか色のマッチングが変な
シーンが割とある。
あと破片CGは今時有り得ないくらいウソくさい。
チャウ・シンチー作品だと思えばいいんでないの
441 :
名無シネマさん:2007/05/03(木) 00:50:00 ID:7vhxb6xZ
>>438 映画は製作者と観客の共同作業です。
脳内補正(する〜りょく、と読む)という作業がなければ映画は完成しないのです。
>>441 まあたしかに
どんだけニューヨークニューヨーク言われても
所詮日本のど田舎のスクリーンの平面を見つめているだけだからな。
>>438 破片のCGって、砂の粒が超ドアップで映されるシーンの事?
なんかヌルっとした粒だなーとは思ったが、実際にあの倍率で砂粒を観察したら
あんなカラカラ音がする訳ないし、転がり方も変わってくるんじゃね?
砂粒のモデリングはリアルにしたのに、解り易くするための
演出で不自然になっちまったパターンじゃないだろうか。
リアルとはかけ離れた描写にしたほうが効果的だったかもな。
そこじゃなくて、クレーンがビルに突っ込むところのビルの破片です。
>>438 >あと破片CGは今時有り得ないくらいウソくさい。
あり得ないから嘘くさいとわかるが
きっと君はあり得る絵はCGでもわからないと思う
「大作映画でこのクオリティは有り得ない」って意味。
っつーか蜘蛛男3、見たのか?
見て来たけど、全般的にクォリティは高いよ。
ただアメコミ原作映画で、しかもバットマンみたいに影でごまかせないから、
力及ばずで嘘くさく見える場面も多かった。
特に今回、マスク脱いで闘ってるシーンまでCGアクター使ってるから、
そういう所で弱かったね。
>444の言う暴走クレーンがビル破壊するシークェンスは、
それほど違和感感じなかった。
むしろ終盤の空中にぶら下がってるトラックとかがやばい。
>>443 自然な動き?
なんらかの意思やエネルギーで動いている以上 不自然な動きは
そういうものだと理解しないとというか 不自然で当たり前ではないかと
音の話をメインにしたかったんだけど・・・。
なんか泥試合になりそうだから、チミがそう理解したならそれでいいんじゃないかな。
451 :
まあ:2007/05/04(金) 11:40:51 ID:Tg1/UWjD
しょせんジャップの負け惜しみにしかならんな。
VFXに関しては。
まれに例外もあるけど、予算とCGのクオリティーは、ほぼ比例するよ。
日本だと、一カットと一人の個人がやるみたいに、分業制が
確立してないって点だけでも、産業として未熟だってことが
わかる。
所詮、やくざの興行時代から全然進化してない。
まだ、ゲーム方がハリウッドに近い。
分業制を確立するためには資金力と絶え間ない仕事が必要って事だな。
日本にはそれが不足しているから、必然的に「何でも屋」の集団にならざるを得ない。
453 :
名無シネマさん:2007/05/06(日) 10:14:22 ID:Xn27azH2
>>451-452 なんだかんだ言っても、日本では映画会社やプロデューサーは
本当に必要なものに金をかけるという発想がないのが大きいと思う。
VFXの人材もアメリカに行く人が今でも多いのはそれが一番の理由でしょう。
最近はアメリカのVFXスタジオだけでなく、欧州、豪州のVFXスタジオも
良い出来のVFX、CGアニメを製作しているから、日本も適切なコストとポスプロ
に関する時間をかければ、そこそこいけると思うのですが……
FX業界も組織論になるのかな。
やっぱ愛国心だな
ものを作るやつにも環境を与える側にも必要だ
スパイダーマン3見てきた。
サンドマンなかなか素晴らしかったぞ…
あとハリーの顔の傷は特殊メイクじゃなくて
CGだと思ったんだけど実際どうだったんだろう?
>>455 CGだったらそれこそ傷の形が統一されているはずでは。
思うに、(既出かも知れないけど)ピーターとの2ショットの撮影と
執事との2ショットの撮影はそれぞれ別の日に行われたもので、
だから傷のメイクアップに不統一が生まれたのではないか、と。
もっともそれなら尚のこと傷の形を決めてろよ、という話になるけど。
>>453 >本当に必要なものに金をかけるという発想がないのが大きいと思う。
説明の必要はないはずだが「本当に必要なものに金をかける」ためには
まずお金が無ければ始まらないのだ。
発想だけじゃお金は湧いて来ない。
>>457 分母が桁違いなのはしょうがないとしても、割り振りにはもうちょっと気をつかってほしいな。
役者のギャラで消えるんだろ
本当に必要なものは 脚本だろうな
役者のギャラで消えるならまだしも、スタッフの飲み代で消えちゃたまらんわな。
スタッフに降りて来る訳無いじゃん。Pが全部持ってっちゃうよ。
俺は君のために〜はどうだったのかな
464 :
名無シネマさん:2007/05/18(金) 01:41:15 ID:cyG1WaPU
>>457 私の文章が下手で
>>457さんに誤解を与えたかもしれませんが、
80年代から現在まで日本人でハリウッドのVFXスタジオへ行く人材たちは
、日本の原価を割り込むコストでやりくりしなければならない状況なので
ハリウッドに渡って、CGアーティストとして活躍する人材が多いのです。
90年代のゴジラ映画は大ヒットしていましたが、特撮クルーや機材への
投資はほとんど行なわれなかったそうです。
(日本人のFXアニメーターで、そのことを書いた本がありました)
>>説明の必要はないはずだが「本当に必要なものに金をかける」ためには
まずお金が無ければ始まらないのだ。
でも、ゴジラでヒットしても特撮現場はお金が還元しません。
これが日本特撮&FX業界の問題点では?
死にに行く見た奴はいねーのか?
>>464 ちゃんとしたSFXカンパニーがあるならともかく
毎年違う顔ぶれのフリーランスの集団に還元してどうしろと?
「来年は参加しません」と言われたら持ち逃げって事にならぁな。
それに機材や設備を拡張したってメンテまで手が回らなきゃ何にもならない。
ゴジラ頼りで設備投資しても「来年はゴジラはやりません」って事になったらアウトだしな。
「機材や設備に投資する」ってところまでは誰でも考え付く。
でも、実際にお金を出す側っていうのは「それを維持できるか?」まで考えなきゃ駄目なんだな。
ゴジラはいつまで続くか判らない。かと言って代わりの企画があるわけじゃない。
そんな状況で「投資しよう」なんて考える人がいたら、お大尽かアホかのどちらかだ。
結局、東宝はお大尽でもアホでもないので機材や設備に投資する事はなかった。
それだけのこと。
で、人材への投資。
こういう仕事っていうのは年に何本もある訳じゃないので、「人材」の側にとっては
「毎年こういう仕事がある」というのが経験値を上げる上で重要だったりする。
その結果、ガメラシリーズを始め、今の特撮映画のスタッフの中に
チラホラとゴジラで下積みをしたと思しき名前を見られることとなった。
こういう部分への投資ってお金だけじゃないんだよ。
つまり日本には永遠にまともなSFX会社は出来ないって事ですね。
10億かけて18億売れても大ヒットじゃないからな。もっと少ない予算で
もっと儲かるアニメを持ってるから東宝はゴジラから手を引いた。
怪獣映画しか作れないけど怪獣映画は売れない。これが日本特撮の
問題点だと思う。
私、10年くらい前、造形屋(映像専門ではない)でバイトしておりましたが、
東宝は、他の映画会社よりも金払いは良かったですよ。
(その会社では、メインの怪獣とかではなく、背景に置くものを孫受けで作ってました。)
映画関係は、本当にお金がないけど、デザイン画とか、割とちゃんとしていて熱意はありました。
TVは、金払いはそれなりだけど、納期が早すぎ。デザイン画とか、落書きレベル。
アトラクション関係は金払いは良いけど、版権モノなどはチェックが物凄く厳しかったです。(特に浦安にあるとこ)
>>468 来年の正月映画では特撮班が組まれるらしいよ。
だけど怪獣映画でもSF映画でもないそうだ。
「怪獣映画しか作れない」わけでもなさそうだが。
言ってしまえば「まず特撮の使用が前提」という特撮映画というジャンルそのものが
すでに役割を終えてるし、制作側も作る気が無いんじゃないだろうか。
「ミニチュア特撮を堪能したい」って層は限られてるもんねぇ。
これからは「実写では無理なのでミニチュアで」という特撮本来の方向に向かうんでは?
それは致し方ないことであると同時に、特撮にとって幸せな事でもあるんじゃないかと思う。
それはミニチュアに限った話なんですか?
すごく大ざっぱに言うとアメリカ特撮は微速度撮影、日本特撮は
高速度撮影。
例えばミニチュアを巨大に見せなければならない場合パンフォー
カスにするため微速度撮影が必要だが、そのミニチュアセット内
で物が動いたり何か現象が起きたりする場合は高速度撮影が
必要になる。
その際アメリカ特撮はパンフォーカスを優先させ、高速度撮影し
なければならない被写体は合成技術を併用する。それに対して
日本特撮は高速度撮影による重量感や迫力を優先しフォーカス
に関しては”目をつぶる”。ここが歴史の分かれ目だったのだと
思う。
そして長い歴史の積み重ねによりアメリカはさまざまな素材を
合成して1フレームを作り、その1フレームずつを繋ぎ合わせて
映像を作り上げて行く技術を磨いて行った。それが現代のCGを
使いこなしたリアル特撮の礎になったのは間違いない。
対する日本はミニチュアがリアルに見える事よりも緻密に作ら
れたジオラマの楽しさを、怪獣が巨大に見える事よりもまるで
自分が着ぐるみを着ているかのように感情移入できるカッコ良さ
をそれぞれ表現するための技術を磨いて行った。
その方針にも確かに魅力はあるがそれが許されるジャンルは
「怪獣映画」しか無い。スターデストロイヤーが巨大に見えなか
ったらスターウォーズは成り立たないしスーパーマンがジオラマ
のビル街を救っても今や誰も感動してくれない。
「怪獣映画しか作れない」とはそういう意味で言った。俺は怪獣
映画好きだが少数派であると自覚してるので「怪獣映画は売れ
ない」とも言った。
もちろん今の日本特撮技術者がリアル特撮の撮り方を知らない
はずはないが、アメリカとは歴史の積み重ねによる意識の違い、
そして熟練度が桁違いなのでそれを埋めるのは生半可な事で
はないと思う。予算も桁違いだが予算だけで埋められる物では
無いだろう。
>>472-473 自分でも乱暴な論と分かっているようなので、あまり突っ込まないが。
>その方針にも確かに魅力はあるがそれが許されるジャンルは 「怪獣映画」しか無い。
「その方針」で撮られた怪獣映画以外の特撮映画だって少なくないんだが。
それにアメリカだってミニチュア一発撮りが全く無いわけじゃないし、
日本の特撮がそう言う方向に向いてしまったのが、怪獣映画のせいとも思わないな。
単純に制作環境のせい。
怪獣映画は 日本以外はほとんどないのでは
アメリカのヒーロー等身大だし
怪獣映画を日本独自の娯楽路線として定義づけて
徹底的に磨いて、商品としてアピールすればいいんじゃないの。
>>476 巨大なものが都市を暴れるのはすくない
怪獣映画といえばグリードとかでっかい船のなかで暴れるやつ
ぐらいしか思いつかない
>>477 50〜60年代の黄金期には、そういう風に輸出してたんじゃない?
ドラマ部分を白人で撮り直したり、あくまでB級として公開だけど、当時は結構儲けていたみたいだよ。
少年時代のスピルバーグやカーペンターはそれを見て熱狂していたと言うし。
70年前後の映画産業斜陽化や、円高で輸出してもまったく儲けがでなくなり、
さらにルーカス、スピルバーグからのハリウッド復活についていけなくなった。というところじゃないですか?
>>474 何か色々と話が噛み合ってない気がするが…。
>それにアメリカだってミニチュア一発撮りが全く無いわけじゃないし
別にそういう話をしている訳じゃないんですよ。
アメリカがミニチュア一発撮りするとしたら当然パンフォーカスで撮る
だろうしそれが出来るサイズのミニチュアを作るだろうという事。
日本のように最初から1/25サイズのミニチュアを3倍のハイスピードで
撮れって前提で撮影始めたりはしないだろうと。
それも制作環境のせいと言えるかもしれないが日本の特撮マンは
フォーカスについて無頓着過ぎる。ハイスピードじゃなくフィックスの
画なのにフォーカスがボケてる映像を堂々と映画館に流す。
意識の差ですよ。
上層部も同じ。フォーカスを合わせるために時間をかける、イコール
金をかける必要なんて無いと思ってる。だからストーリーを練り込もう
とせず40分怪獣バトルぶっ続けなんて異常な映画作りを横行させる。
確かに初代ゴジラが着ぐるみになったのはコマ撮りで時間かけて撮影
する予算が無かったからだと聞く。しかしその後はその撮影法が妥協
であった事を忘れ逆に売りにしてしまった。それは怪獣ショーであって
「特撮」じゃないでしょうと。理想の画作りへの探求はどこへ行ってしま
ったのという話。
>>478 ロストワールド
キングコング
巨人獣
放射能X
デッドリーマンティス
クロノス
地球へ二千万マイル
原子怪獣現る
ジャイアント・ウーマン
エイリアン2
まだ足りない?
>>480 そこまで分かってるなら、初めからそう書けよ。
必要以上の省略は誤解の元だ。
それでも俺は「地球防衛軍」や「宇宙大戦争」はどうした(非怪獣映画で「日本的アプローチ」をしている)
と言いたいし(もちろん主流にはなってないけどね)。
アメリカでも70年代に入っても「ローガンズラン」みたいののが作られてるってことが言いたかった。
まあこれらは例外と言えば例外だけど。
>>484 う〜む、やっぱり噛み合ってないな。俺はあなたが何を怒ってるのか
サッパリ分からん。
俺は宇宙大戦争も2300年も大好きだが今話してるのはそんな事では
ないし例外の話をしてる訳でもない。現代特撮の話ですよ。
これ以上長文書いてもアレなんで一言で言うと、意識の差が現代に
至ってると。
>>480 一発撮りというのが前提になっているようだけど。
怪獣の身長の設定が50mだとする。
それを一発撮りで撮るとなると、中に入る人間のサイズっていうのは日米でそんなに変わるわけじゃない。
人間の大きさが変わらないんだから、同じ設定ならアメリカで撮っても日本と殆ど同じ縮尺になるよ。
怪獣映画の一発撮りに限った話なら
>アメリカがミニチュア一発撮りするとしたら当然パンフォーカスで撮る
>だろうしそれが出来るサイズのミニチュアを作るだろうという事。
これは不可能だね。ミニチュアのスケールは怪獣の(設定上の)大きさに左右されるんだから。
じゃ、怪獣映画に限らないならどうか?
これは日本もアメリカも変わらない。予算の許す限り大きなミニチュアを組むね。当たり前でしょ。
こちらの縮尺は純粋に予算に左右される。なので日本でも予算があるなら大きいミニチュアを組む。
仕上がり云々もあるが、それ抜きでもそっちの方が作業がやりやすいもの。
特撮のイロハなんて日米でそんなに違うものじゃないよ。
物理法則は世界のどこに行っても同じだからね。
ちなみに昨今の怪獣映画などでは、昔ながらの一発撮りっぽい絵に見えても
実は昔以上に手間が掛かってるものが多かったりする。
昔ならボケてた手前の電柱を別撮り(当然フォーカスは合わせる)して合成するなんて当たり前。
奥行きがある街並みの絵が必要だと、距離毎にビルを別撮りして街並みとして合成したりしている。
ビル街の向こうに怪獣がいる絵だったりすると、まず普通にビルを並べたセットを組むまでは昔と同じだが
1)一番手前のビルにフォーカスを合わせて撮影→そのビルの向こうにブルーや白の板を置いてマスクを撮影
2)そのビルをどかして、その奥のビルを撮影→同じ手順でマスク撮影
これを必要なだけ繰り返す。一発撮りより手間が掛かるのは説明するまでもない。
撮影だけじゃなく、当然ポスプロにも時間が掛かるからね。
奥で爆発があったりすると、それに合わせて手前のビルに照り返しを書き込んだりする。
デジタル合成の発達+低コスト化が、こういうショットの連発を可能とした。
手前のビルにフォーカスが合わない場合、当然ながらアイリスを絞り込んで微速度撮影になったりする。
移動ショットだと(MCが気軽に使えない日本では)通用しない手だけど、実はこういうショットは多い。
まぁ、こういう事が為されている事に気が付いていたら「日本の特撮マンは」なんて最初から言わないだろうし
気が付かなかったとしたら撮影現場は一足先を行っていたって事だね。
具体的にどの作品でなんカットくらいそんなシーンがあるの?
それだけやってるのに安っぽく見えるなんて、色んな意味で可哀想。
ライティングが下手なのでは?
491 :
名無シネマさん:2007/05/20(日) 08:25:24 ID:AgpN0o8A
GMKでバラゴンが木々の間から顔を出すカット。
ポスプロの人が、
バラゴンのプレートを撮影するときに
かぶさる木も周囲に配置して撮影してくれてて助かった。
とか宇宙船のムックに載ってたな。
それまではやってなかったんかい。
他にも例はあるけど、
総合的に請け負える組織が欲しいな。
>>486 >怪獣の身長の設定が50mだとする。
まずそんな設定にしないのがアメリカ人のやり方ですな。彼らは
描写可能な範囲で設定を作る。無理はしない。2万トンの巨大生物
や14万トンの巨大ロボなどという無茶な物に説得力持たせようとは
最初から考えない。
>>487 そこまで知ってるあなたなら俺がどの特撮班の話をしているかは
分かってるでしょう。もちろんガメラやGMKの事ではありません。
>>489 手間掛けられるからって前後のつながり関係無しにリアルに仕上げたらプロ失格。
どうせ移動ショットになったら「いつものトクサツの絵」以上のものは難しいんだから
その仕上がりから大幅に逸脱しない絵にするのは当たり前なのです。
映画には時間軸ってものが存在するからね。
トータルで見て水準を揃えるために必要なら安っぽくもする。
ちょっとワラタw
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/cg/1169365425/ 765 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2007/05/16(水) 21:04:40 ID:QICAYhG9
クライアント「ピクサーみたいにしてよw」
766 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2007/05/16(水) 21:23:05 ID:5xX/Dold
クリエイター「ピクサーみたいな会社なら作れますよww」
767 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2007/05/16(水) 23:16:44 ID:bPuLRqYz
まず電通をどけてください。
768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2007/05/17(木) 00:52:34 ID:zZjzfVKg
広告代理店?
なんすかそれwww
日本の映像が安っぽいなんていうのは主観や思い込みにすぎないと思う
敗戦国の思考というかね
何という暴論w
ざこば師匠は
「専門知識がない」「学歴が低い」「徒弟制度を生きた」
「たぐいまれな師匠に仕える」「話にオチをつける」
「普遍的一般人的な発想を持つ」「不幸な生い立ちを持つ」
等々結構さまざまな立場で物言える希有な存在。
他のパネラーに対しての礼節もわきまえてるが激高もする。
俺なんか「非常にたかじんの番組向き」って思うがなぁ。
>498
確かに暴論だけど戦後の歴史を見ればある程度当たってるよ。感性の欧米化という面で
これは日本に限ったことじゃない。国が違えば趣向も感性も概念も違うはずなのに、
ハリウッド映画(一つの国の映画)が世界中で受け入れられているというのが、冷静に考えれば実は相当異常なことでしょ
そういう受け手の感性も判断材料の一つに入れないと見誤ると思うんだ
ようするに、物の良し悪しの判断がいつのまにか「ハリウッドと同じか、同じでないか」になってはいないか?
ということを言いたかったんだ
日本の映像が安っぽくないなんていうのは主観や思い込みにすぎないと思う
盲目的な愛国心というかね
>>491 重大な勘違い。合成するオブジェクトと、その周囲の小物を同時に撮るか撮らないかが
ポスプロにどう影響するかというのはショットごとに変わってくる。
だから一概に「どちらが良い」というものではない。
周囲に小物があるから合成がやりづらくなる場合もあるからにして。
単にその場合は小物があったから助かったってだけのことだ。
戦争論持ち込む奴は荒らしにしか見えんな
>501
こんな具合に結局人間は主観でしかものを見れないし、自分と違う主観を受け入れるのも難しい
お互いの存在をとりあえずいいんじゃないの?そういう考えがあっても的に認めておくのが一番落としどころなのかも
>503
俺も書き方が唐突すぎたすまん
>502みたいな特撮の裏話や技術話の方が好きなんだ
自分の偏った意見が認められないと分かると、次は両論併記を主張か。
どこかの国みたいだな。
>505
譲ってやばこのざまだ
自分たちの偏った意見が認められないと分かると、次はレッテル張り
>>504 >>501に関しては、
>>497のような主張に意味がない事を理解してもらうために
同じ書式で全く逆の事を書いただけで、私がそう思っているという訳ではないよ。
>507
そうだったんですか。流れが流れだけにそこまで読みきれなくて申し訳ない
主張に意味がないってのもだんだんそんな気がました
こういう場所で声高に主張したって確かに意味がないかも知れません
そうじゃなくて君の主張自体に意味がないって事だよ
わかりたくねえんだったらわかんなくていいよもう
めんどくせえや
つ鏡
じゃ安っぽくない日本特撮ってどれよ?って具体的な話に持ってけば
いいんじゃないか?
513 :
名無シネマさん:2007/05/22(火) 23:14:43 ID:aw+qu7V4
日本の特撮は全て幼児番組。
釈迦もキスカも夜叉ヶ池も全て幼児番組。
黒澤映画でも蜘蛛巣城や影武者は幼児番組だ。
特撮使ってるからな。
ただし夢は特撮使っていても幼児番組では無い。
特撮部分を海外(ILM)が担当してるからな。
この辺の見極めが難しい。
___ ━┓
/ ―\ ┏┛
/ノ (●)\ ・
. | (●) ⌒)\
. | (__ノ ̄ |
\ /
\ _ノ
/´ `\
| |
| |
>513
お、釈迦厨か?
516 :
名無シネマさん:2007/05/23(水) 21:48:53 ID:k6Wf5b8b
映画やドラマより商品や企業のCMに金をかけるという変な国ですから 日本は
観客のレベルもプロデューサーのレベルも低くて低くて涙が出てきます
それはどこの国も一緒じゃないのか?
ぜんぜん目的の違うものを
比較する方が変だよ。
叩くことそれ自体が目的なんだろ
520 :
名無シネマさん:2007/05/24(木) 20:22:05 ID:jkPCETMh
そこまで言うなら、頑張ってるCMも評価するか?
数十秒間の「大作」は、評価に値すると思うけど。
JR-SKIのダチョウのシリーズは好きだったな。
ポカリスエットのスマップがでてるCMの立方体がぐるぐるとかは結構自然に見えた。
JRのペンギンが人と一緒に階段をおりたりするシーンは、どうやってるんだろう?と思う。
523 :
名無シネマさん:2007/05/24(木) 21:56:41 ID:06PiQjEg
巨大ゴマキのCMって下手な怪獣映画より巨大感出てたな。
怪獣といえばあれだ。金貸しか何かのCMのヒーローが超巨大になるやつ
あれも怪獣撮る時の参考になりそうだ
というか、日本では、もう怪獣映画は終り
と週アスでヒグチ氏が書いていた
そんな事偉い人にわざわざ言われるまでもなく、見ての通り
とっくに終わってますがな。
押井も何年か前に言ってたな。「結局怪獣映画なんて根付か
なかった。あったのはゴジラ映画だけ」とか何とか。
527 :
名無シネマさん:2007/05/25(金) 01:21:04 ID:IPXuSSbo
大日本人
日本人ていつからそんなみっともない国民に成り下がったんだろう
自分たちが生み出したものをその場の空気で平気でドブに捨てる
天動説なんか要りません
毎週日曜の朝に、巨大ロボと怪獣が戦ってる国は日本ぐらいじゃないんですかな。
伝統は形を変えて残ってるっしょ。
ていうかウルトラマンのCGバトルはガチ
低い予算で何倍もの利益を強いられる現代の映画産業に金食い虫の
怪獣映画はそぐわないんだろうな。
テレビでは今後も生き残るだろうが、テレビ予算で作られた特撮じゃ
幼児期の通過儀礼の域を出ないし。
特撮を愛してやまない酔狂な出資者が現れてその期待に答えられる
スタッフがその時揃えば時流も変わるかもしれないが、そんな奇跡が
起きる確率は極めて低い。
何とかなるさ
くよくよしても始まらん
アイロボット見たんだが、CGのアングルとか質感とかやっぱりすげえな。
でも、実写の俳優と絡むシーンだとやっぱり違和感を感じるのはなぜだろう。
特に、背景と俳優の絡む場面。
うーん、そうかな?
俺は逆に「意外に安っぽいなあ」と思ったなあ。
ロボットに関しては邦画のHINOKIOの方がよく出来てたよ。
あと、カーズ見た後だと車の質感がちょっと……。
HINOKIOは異常によく出来てた
まぁヒノキオとは質感とか材質が全然違う
538 :
名無シネマさん:2007/05/28(月) 01:19:15 ID:zqdmurPC
私も、アイ、ロボットとHINOKIOではロボットの素材は違うので
>>531と同意見です。
アイ、ロボットは異形なものを伝えたいデザインのつもりで
あの素材になったような気がする。
>『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』
VFXの出来は前作に引き続き見事でした。
ILMもこの2作に物凄い力を入れているのが良く解ります。
エンドロールではILMだけでも横5段組のアニメーターの表示で
物凄い数のアニメーターが参加しているのがわかります。
VFXのアシストではデジタル・ドメイン(DD)も参加。
エンドロールをみるとDDからもかなりのアニメーターが参加している。
トランスフォーマーもILMとDDの共同でVFX担当なので、大作となると
1社だけでFXワークをこなせるのが難しいのが解る。
539 :
名無シネマさん:2007/05/29(火) 20:08:49 ID:ROWi3FyU
HINOKIOはラスト近くの電車で別れのシーンでそれまでの全てが糞化してしまった珍しい作品
そんなに酷かったっけ
惨いなんてモンじゃない 出来ない事はやるなといいたい
542 :
名無シネマさん:2007/06/01(金) 00:39:56 ID:hw2WzleZ
でもマイケル・ベイ
ベイはやれば出来る子なんです!
ザ・ロックはよいマイケル・ベイ
スピが上手く手綱を引けばそれなりの仕事はするだろう。
ただこの人にTFのガチンコ対決がきちんと演出できるかどうかは疑問。
ベイ映画は「派手だけど何が起こっているかサッパリ分からない」という
イメージがあるからなぁ。
ベイにダメな印象があるのは企画、脚本に恵まれなかったせいだ!
何人かで集まってビデオを見る時、ベイやエメリッヒの映画は重宝しない?
とりあえず派手で盛り上がるし、途中見なくても話はわかるし、トホホな描写にはみんなで突っ込めて楽しめる。
そういうパーティー向け映画としてはとてもよく出来ているのではないか。
よくもわるくも職人なんだろう。
根っからの職人でないところが、またちょっと・・・・
ベイの駄目なところは
科学的な説得力が皆無なところだ
まあ好きだけど
ロボットといえば、最近、車がロボットに変形するCMがあるけどあれくらいのレベルで日本もSF映画つくれないかな
552 :
名無シネマさん:2007/06/02(土) 13:39:45 ID:xry76DC4
リターナーは?
映画としてのデキは置いとくとしてw
>>553 リターナー出すなら
その前のジュブナイルが先じゃないか?
555 :
名無シネマさん:2007/06/02(土) 13:56:43 ID:xry76DC4
>>547 メカの描き方の演出は、同じ山崎貴監督の前作『ジュブナイル』の
ガンゲリオンのほうが上手かった。
リターナーは変形するハリアーは
質感は向上しているものの、なぜか印象に残らない。
単に変形すると言うだけでなく、そのロボットが作品の中でどう活躍するのが
問題では?
TFの実写版はそれをどうやって見せるかが勝負だと思う。
(この流れでうっかりガンヘッドなんて言った日にゃあ…)
557 :
名無シネマさん:2007/06/02(土) 14:19:19 ID:xry76DC4
変形はしないけれどケーブルパペットでクリエイトした『エイリアン2』の
パワーローダーの戦闘シーンは今見ても上手い。
日本はロボットアニメでロボット同士の戦闘シーンを見慣れているから
TFも期待も大きいが、不安も大きいです。
それとVFXとは関係のないことでしょうが、実写版TFについて
河森正治さんの意見も聞いてみたいですね。
>>556 いいじゃんガンヘッド
今でも特撮シーン”だけは”萌える
>>556 いいじゃんガンヘッド
今でも主題歌”だけは”燃える
560 :
名無シネマさん:2007/06/03(日) 01:16:21 ID:lCL1GLsr
個人的にはILM,DDだけでなく、フィル・ティペットが
TFのCGをクリエイトしたものを見てみたかった。
「大日本人」が凄い事になってるんだが・・・。
具体的に
CMの目のアップからだんだん引いていくカットはなかなかの出来だったな。
マブタの微妙な動きも再現されてた。
>>562 実写背景にフルCGの巨大生物同士の戦い。
晴天、夕焼け、夜景、ビル街なんでもアリ
生物のデザインはギャグなので動きや質感を語るだけ無駄
でもやたら生々しい肌のテクスチャ
あんな映像はこれまで誰も作ってない、と言うかこれからも誰も作らんだろう。
終盤も一応・・・特撮なんだが・・・うーん・・・
マジメに構えるとバカどころか泣きを見る映画なので、サービスデーにでも見てくれ。
監督万歳の方はどうだった?
>>565 >PS3とかXBOX360どころかwiiでも出来そうだ。
無理。
テレビモニターの解像度ならともかく。
>巨大なスクリーン(平面20×28m、全天周ドーム直径28m)に耐えられる高精細な3Dアニメーション作品に仕上げました。
これだけの画面に必要な解像度は無理でしょ。
リアルタイム出力じゃなくても既存のシステムにとってはかなり重い処理が必要になるはず。
ドーム映像というのはフィルムの場合だったら8P上映だもんねぇ。
同じ絵を出力するにしても一般映画の4倍くらいの時間はかかるんじゃないの?
あと、こういう映像は小さい画面や静止画の印象で語ってはイケナイ。
動き出すと意外に印象は変わるものだよ。
IMAXでもCGを使った作品があるが、あれも静止画で見ると意外にヘボかったるする。
大型映像というメディアは「鑑賞」というより「体験」に近いので、一般の映像と同じ感覚で考えない方が良いかと。
でも静止画レベルでもそんなに酷いか?
原作の絵が「縛り」になってたらこんなものだと思うけどね。
アニメや漫画の雰囲気は壊したくない、でも恐竜とかの部分かあるのでトーンシェイドにも逃げられないとしたら
この辺が落としどころという気がする。
つーかあんなちっちゃい静止画像からじゃなんも評価できんよ。
>>565は何か別の事で恨みでもあるんじゃないかと。
いったいどこで どのように見たのだろうか 試写会?
実はIMAXとかいまだかって見たことないとか
品川のIMAXも潰れちゃったんだよな…
>>565が言ってるのは別に解像度とかでなくテクスチュアや汚しなんかの作りこみに関してだろ。
http://www.motekabu.jp/company_file/f_20070525111053_1.pdf ↑で他の画像も見れるが確かに解像度を別にすればPS3や360でリアルタイムに動かせそうな気もする。
まぁ、元がアニメ絵なのでこの作品だけを急に超リアルに仕上げても、これまでに築いたイメージが
崩れるので、あのレベルが妥当な感じじゃないかな。
それに解像度って言っても、この作品どれくらいのサイズでレンダリングしたんだろう?
今現在IMAX-DMRで上映されてる映画も元のフィルムは4kスキャンでもVFX部分はまだ殆んどが2kで
処理されてるから、その意味では1024p出力と解像度そんなに変わらないし次世代機なら可能かも。
先日日テレでやってた番組{ドリームビジョンとかってやつ?)で電子顕微鏡
で等倍画像から数万(?)倍まで自由にパンしながらズームする映像をやってた。
スピの「宇宙戦争」の冒頭みたいなやつ。
もうああいうのもCG使わないで実写でやれるんだね。
あれだってCGでつないでんじゃないのか
googlemap見れば
>>582 しみじみと思ったけど日本特撮って巨大メカ物やらないよね
584 :
名無シネマさん:2007/06/11(月) 01:47:59 ID:wcZlPRl5
>>577 以前はスーツメーションではスーパー戦隊のクオリティーが限界で、
アニメには敵わず。
現在はCGがあってもコストとテクノロジーの積み重ねがハリウッドに大きく
劣っているので、出来ない。
実写版TFに期待するしかないか。
まあ、18年前には『ガンヘッド』があったが……
585 :
名無シネマさん:2007/06/11(月) 02:02:56 ID:wcZlPRl5
>>577の続き。
以前、ガンダムの富野監督がCGでロボットを描く場合、20メートルでは
大きすぎると言っていました。
『マトリックス・レボリューション』のAPUの4〜5メートルや
TFの10メートル前後が実写でフォトリアルで描くことが出来る
ベストな大きさではないでしょうか?
>>583 戦隊やウルトラの防衛隊じゃダメなんか
…ダメなんだろうなあ
艦船の出てくる戦争映画なら良いか?
宇宙戦争の最初の襲来場面みると、高さ30mくらいでも見せ方によっては
それっぽく見えるんじゃないかと思える。
>>587 宇宙戦争は
最初に感覚として認識しやすい対象物、高速道路(?)が
壊されるシーンでわかりやすいんじゃ?
現実っぽく見せるって事は、現実に巨大な物体があって、それをカメラマンが撮ってきたような絵作りをするってことだよな
確かに巨大すぎると無理があるというか、いろいろ制限が出てきそうではあるな
>>583 アニメでは いくらでもあるが
予算の問題それに実写の場合でその巨大なものを
活かせる話を作れるかどうかだな
国産でもハードSFなら 優れモノはいくつもある
古典では骨折星雲とか。。。
今更ながら「2001年宇宙の旅」見た。
60年代であの映像はありえない。
今みてもまったく古くない。
有る意味 神がかりみたいな作品だし
>>586 戦隊やウルトラは巨大に見えないからな。もう最初から巨大物
じゃなく玩具のつもりで撮ってるように見える。
他のスレならともかく、このスレ的見地から言えば「今でも古くない」はないだろーw
大したものではあるが、やはり60年代の技術だ。
戦隊やウルトラの場合は、まずミニチュアのビルをやめて実景にCGメカを合成すれば
飛躍的に良くなると思うんだが、やっぱ予算の問題なんだろうな。
でもミニチュア壊してるわけじゃ無し簡単なような気もするけどな。
アルバトロス・フィルム,プライムウェーブとかの
作品はぜったいでてこないなぁ
あいた口がふさがらないような、作品がてんこ盛りなのに
>>595 ミニチュア造形師の職が無くなるからとか、そんな理由だったりして。
>593
現実とは違うの巨大感てのを感じないのか
ミニチュア特撮が現実に見えない=ミニチュアにしか見えない
て人もいるのか
多分それが多数派…
本物に見えりゃミニチュアでも着ぐるみでも良いんだよ
>>595 ここ数年のウルトラなら実景にCGメカの合成は幾度か見られたが、
やはり時間かけてないせいかそれがリアルに見えた覚えはないな。
良くてミニチュアそっくりに見える程度。その他のミニチュアカットと
の違和感を避けるためあえてそこまでにしたとも考えられるが…。
>>599 巨大感とはちょっと違うかもしれないけど例えばインディジョーンズ
のトロッコのセットはミニチュアならではの不思議な存在感があって
好きだな。CG見てて感じる平面を重ね合わせたような違和感では
なく現実の空気感と言うか空間の奥行きと言うか。
これと同じ雰囲気を感じたのが川北監督の撮った神戸震災のミニ
チュア映像。別に日本だから無理って事は無い。円谷はあえて玩具
の国に留めてる気もする。
クリムゾンタイドの潜水艦ってミニチュアなのな。
スモーク炊いた部屋にミニチュア吊って撮影してた。
604 :
名無シネマさん:2007/06/13(水) 03:29:13 ID:maP0FFuS
>>597 CGが発達したJP以後のVFXでも、90年代はまだミニチュアと
CGのコンビネーションのFXがクオリティーが高かった。
『タイタニック』で現在のタイタニック号を調べる潜水艇ミールも
クリムゾン・タイドとおなじドライ・フォア・ウェットで撮影していました。
タイタニックの潜水艇はミニチュアを操演ではなく、ミニチュアを棒で支えて
ドリーを動かして撮影していました。
90年代は意外とミニチュア&CGの融合が多い時代でしたね。
現在は『日本沈没』のわだつみ6500はフルCGになっていて、ドライ。フォア・ウェット
も使われなくなってしまったのが寂しいですね。
ドライ・フォア・ウェットとかいきなり言われましても。
606 :
名無シネマさん:2007/06/13(水) 09:35:04 ID:maP0FFuS
>>599 ドライ・フォア・ウェットとはスモークを炊いて、模型を撮影して水中の
シーンを撮影するテクニックのことです。
昔から良く使われているテクニックですが、最近は水中の沈殿物などを
CGでクリエイトして、効果を高めています。
『アビス』はドライ・フォア・ウェットと水槽で水中の中で模型を撮影した
ウェット・フォア・ウェットを併用して使っています。
詳しくは『アビス』アルティメットDVDの特典ディスクを見ると良く解ります。
>>606 わかりやすい解説ありがとう。こういう人がいると初心者には嬉しいねぇ
>>606 テレビのウルトラだと普通に使われてるよ
ハイドランジャーもドライフォーウエット
>>608 円谷だと
手前に水槽まで置いて泡たてるけどな
コポコポ・・・
>>610 最近の円谷はそんな手間かかる事しません。フォグ撒いて終わりです。
円谷プロの深海って意味もなく泡が出てくるんだけど、
そもそも深海に自分が出す以外の泡なんてあるのか?
記号的な様式美の世界にツッコミは不粋ですよ
「泡がコポコポしてるのでここは深海という体で」と納得するのが礼儀です
そうやって視聴者に見立てを強いてるから、いつまでたっても日本の(ry
視聴者の知的レベルが下がったからな。
いちいち映像として説明されないと
作品の世界観や話の流れを追えないタコ助ばかりだ。
邦画のALIVEのVFXはどうだったんですか?
映画そのものには全く必要なかったけど、
VFXそのものの出来はどうだったのかと思って。
制作年度は2002年なんだが
それを聞いてどうするんだ?
必要なかったとは思うけど見た目が派手で面白かったので、
詳しそうなこのスレの人たちならどんな評価をされるのかな、と思って聞いてみました。
制作年度の事ですが、2002年制作でも今になってはじめて見たので。
スレでも昔の映画の話が出ているし、まずいですか?
昔の映画の話は無問題
ただ質問の意図が不明なためと極めて珍しい質問なため
>>614 なるほど
俳句や川柳、歌舞伎や狂言が廃れるわけだ
単なる様式美とは限らないよ
アクセントや画面効果として本来ありえないものを入れることは良くある
泡の話な
泡といえばVSギドラのラストのゴジラ
熱線と一緒に口から出る泡はどうやって撮ったのかいまだにわからない
マペットを実際水の中入れて中から空気を出したのかな
俺円谷もので手前に水槽技法を使ってる作品が思いつかないんだが
どれなんだ?
だいたいが深いところは
>>612式の方式で
水面からの入射光や、水中に突入するときはウェット・フォア・ウェットでってイメージしかないんだが
手前に水槽といえばアンダーソン物、小魚まで泳いでるのが印象的だw
>>622 単純に黒バックで水槽の泡を撮ってそれを普通のセットで撮ったゴジラに
ダブらしたように見えるが
黒バックだったのか
泡の位置は口の位置にあってるように見えるけど、よく見ると同じ位置から動いてなかったな
WETA創立の歴史が知りたい
PJってあんな立派な工房作れるほど金持ちだったの?
確かに乙女の祈りまでは、低予算の馬鹿ホラーばっか作ってるって印象しかなかったしな
三部作で指輪物語作るって聞いて、ホントにできんのかよって思ったのも今は昔
テレビシリーズでこのレベルが出来るなんてうらやましいな。
これは映画館で見てみたい。
曲は何故かサンシャインのだな。
画質が悪いからはっきりとは言えないけど、それほどリアルというわけでも無いような。
>>628 最新版って言ったって、最初のミニシリーズはもう数年前だろ。
>626
又聞きの話。
「さまよう魂たち」でILMと面識のできたジャクソンが、
「キングコングをこの技術で作りたい」とランディ・クックを
ニュージーランドに連れてってwetaを創立した。
コングが流れてWETAに仕事が無くなっちゃったので、
代わりに立てた企画が指輪物語。
そうなるとミニチュアと人形アニメ主体じゃ限界が出て来たので
WETA DEGITALも追加で創立した。
>>632 ついでにニュージーランド政府から支援を受けていたはず。
英語圏で、カナダやオーストラリアより人件費安いうえ、ロケ地に不自由しないので、
国が補助出して引っ張ってきた。
しかし、おなじニュージーランド出身でも硬派だったリー・タマホリがいろいろあって没落したのに
バカホラー専門だったPJが今や巨匠なのだから、世の中分らん。
『ダイ・ハード4.0』見てきたが、ミニチュアとかアナログ特撮の割合が意外にも多くて驚いた。監督が映画の美術スタッフ出身だからかな?
↑テーマがアナログなだけで映像もアナログ重視とはかぎらないぞ
最近はアナログデジタルの境はわからなくなりつつある 君も騙されているだけかも
ちょっとスレ違いだけど、『ゾディアック』はビデオ撮影なのに、もう完全にフィルムにしか見えなくて驚いた。
>>634 ミニチュアやアナログ?な手法が低レベルな手法だと思っていたら大間違い
>>636 あれって従来の撮影法とは全然違う方法で撮ったとか聴いたけど
上空からヘリをナメて、地上で車がドカドカ事故起こしまくるシーンがグっとキタ
ドーンオブザデッドのアレより地味なんだけどそれが逆にリアル
発電所の爆発シーンがミニチュアでワロタ。最大の見せ場である『トゥルー・ライズ』ミーツ『宇宙戦争』なF-35とトレーラーのチェイスシーンは実物、ミニチュア、CGの使い分けが絶妙で効果的だったな。
うお、何か観たくなってきたな
644 :
名無シネマさん:2007/06/25(月) 01:04:08 ID:KHcAzskm
>>636 私は発電所の爆破は従来どおりのミニチュアで迫力があってよかった
と思います。
1作目で今は亡きボスフィルムのミニチュアワークは本物に見えた。
4.0はそのオマージュですね。
逆に、CGで破壊される建物が、劇中で作り物の映像なのが
面白かった。
CG万能に対する皮肉かな、と言うのはかんぐりすぎだろうか?
ダイ・ハード4.0はあまりメジャーではないVFXスタジオが集まって
かなり出来の良いVFXをクリエイトしていました。
しまった
>642
>>645 このオヤジは T1000か 、これだけのダメージうけても
立ち上がるのはすごい
648 :
名無シネマさん:2007/06/26(火) 06:17:53 ID:TXhEbWHb
>>639 先行上映で『ダイ・ハード4.0』を視て来たけれど、
>>639のFXはCGオンリーだけでなく、フルスケールモデル、
CG、ミニチュアの組み合わせで作っていますね。
フリーウェイの崩壊やF-35はCGだけれど、他は結構
ミニチュアが多いと見たが、どうだろうか?
>>649 メイキングちらっと見たけど、F-35もCGと模型併用みたいよ。フリーウェイ崩壊も一部は模型じゃないかな。
650 :
名無シネマさん:2007/06/26(火) 21:28:49 ID:6FHRnUMD
今夜10時からのリンカーンは、CG合成はどっちだ!?の第2弾がありますよ。
結構どっちがどっちか分かんない
リンカーンはOPのアニメが素晴らしい
ビルぶら下がりの奴はすんなりわかった。
ビルぶら下がりの奴はすんなりわからなかった(´;ω;`)
ビルはわかったけどトラックがわからなかった…
分かった人はどこを判断基準にしたのかも書いてくれないと。
何か不自然だったとしか言いようがないな…
ビルの方は同じ場所で撮影してないから
日のあたり方が若干違って違和感があったとか
658 :
653:2007/06/29(金) 18:41:38 ID:zLwAkP3Y
風で揺られているタキシード?の裾と下界との間にかすかに縁らしきものが
あったような…。
MOVIE MAGICのナレーターでおなじみ、中江真司さん死去。
660 :
名無シネマさん:2007/06/30(土) 05:55:49 ID:AYQHdVtV
>>653 むしろ、仮面ライダーのナレーションで知られる
中江真司さんが死去、だと思う。
もう、あのカッコイイ、ナレーションが2度と聞けないのか。
インダストリアルライトアンドマジックオーケストラ
662 :
名無シネマさん:2007/06/30(土) 17:54:34 ID:Yg2jHP86
>>662 これぐらい豪華な海賊TVドラマやって欲しいw
>>662 日本語のテロップがいかんのだろうなあ
「フジテレビ」とか入ると途端に安っぽい感じになるなあ
>>662 >この辺に邦画の決定的な弱点があるとしか思えない。
何だか言いたい事がわからない。
「ワンピース」って絵も話も軽めなアニメだろ。
「海賊」というキーワードだけは一緒でも
作品自体ののテイストは全然違うと思うが?
それが何で「邦画」を背負ってなければならんのかが分からん。
もし「ワンピース」が「パイレーツ・オブ・カリビアン」と
全く同じテイストを目指しているのならその主張も通るだろうが。
アニメをバカにするなー!
>>662 それは662に偏った固定観念が染み付いてるからじゃないの?
俺にはよく出来たワンピースの実写化だなあという感想しかないけど
しかしまぁOPの映像は どう見ても
お金かかってそうにしか見えないが、
うん。
ウルトラマンまったく興味ない俺だけど
少なくとも本家よりはみてみたいと思わせる物があるな。
本家なんか何の考えもなしに撮ってる様にしか見えないし。
まぁシリーズ通してこのクオリティを維持できるのかどうか知らんが。
構図が煽りばっかりなのは少し気になるけどね
674 :
名無シネマさん:2007/07/01(日) 00:19:47 ID:+EcZRvSo
>>656 上手い編集だ。
上の意見で戦隊物のような、と言う意見があるけれど、
戦隊のOPの編集や効果音を入れるとこうも印象が変わるものなのか
、と感心した。
>この辺に邦画の決定的な弱点があるとしか思えない。
それは、TVと言うフォーマットでライダーや戦隊を作って見せているからでは?
平成仮面ライダーの劇場版は戦闘シーンはかなりカッコイイ。
問題は『どろろ』や予告編だけで見る気が失せるフジ版『西遊記』のFX、
俳優の演技が問題だと思う。
TVなら許せるが、あれを映画で見せると言うのは今のライダーや戦隊の
スタッフに対して失礼だと思う。
西遊記は、今頃レイダースの岩ゴロゴロをやってるのはある意味感心する。
黒沢清のドッペルゲンガー以来か?
676 :
名無シネマさん:2007/07/01(日) 13:16:44 ID:+EcZRvSo
>>669 >今頃レイダースの岩ゴロゴロをやってるのはある意味感心する。
日本のFX界は何かを極めて、面白く見せようとする姿勢が少ないですよね。
東映特撮や平成ガメラのようにミニチュア特撮を極めようとがんばる姿勢を
見習ってほしいのですが、フジ版『西遊記』はそのような志は皆無なのが問題
なのでしょうね。
■ダイ・ハード4.0
エンドロールを視たら「VFX&アニメーション」よりも「ミニチュア撮影」
のほうが先に出ていたので驚いた。
監督もスタッフもCGよりもミニチュアFXを大切にしているんだな。
こういう姿勢を邦画のFX界も見習ってほしいのですが……
特にTV局主催の大作邦画は。
>>662 を安っぽい日本製に見えるという奴も多いが
俺には民放地上波海外ドラマに付けられた勘違い主題歌にしか見えない
途端に安っぽく見えると言う点は同意だが
レイダースの岩ごろごろは
ギャバンと里見八犬伝からパクったろwwwwwwwwwwww('w`)
679 :
名無シネマさん:2007/07/01(日) 22:57:02 ID:+EcZRvSo
>>672 問題は26年前の映画のパクリを今年にやって、予告編からも
本家より迫力のない映像を映画でやられることに問題があると思います。
680 :
名無シネマさん:2007/07/03(火) 19:24:15 ID:cwAGOY6Q
『シネフェックス』6号を読んだ。
ゴースト・ライダー、300に記事も面白かったがデヴィッド・フィンチャー
の新作『ゾディアック』の自然なVFXは驚いた。
1979年のサンフランシスコのベイエリアをカメラが空撮するシーンは
現代のサンフランシスコをデジタル加工したものだと思っていたが
フルCGだった。
また、真上から見た90度に左折する車がCGだったり、血糊をCGで処理したり
インビジブルなVFXが上手かった。
自然なVFXを見破るのは難しい。
もはやインビジブルになると見分けることは難しいね…
トゥモローワールド見たんだが、
アニマトロニクスにしては赤ちゃんよく動くなーと思ってたら
CGだったとは…出産シーンとかライティング合わせるの大変だっただろうな
682 :
名無シネマさん:2007/07/03(火) 20:14:25 ID:cwAGOY6Q
>>675 『トゥモローワールド』はあるサイトでVFXの解説を読みましたが、
襲撃される自動車内、ワンカットだと思っていたら複数のカットを合成した
ショット。
>>675の赤ん坊の出産シーン。
これらがハリウッドのメジャーVFXスタジオではなく、欧州のVFXスタジオ
がクリエイトしたのが凄いと思うます。
これからはスパイダーマン、パイレーツ、ダイハード、ハリー・ポッター
トランスフォーマーなどリアルでもVFXと解る映画と、インビジブルな
VFXを使う映画とで見せ方が分かれていくのでしょうね。
というかもう分かれていますね。
映画じゃないけど、新しいリゲインのCMおもしろくね?
高速道路のシーン、背景を合成してんのか、それっぽいロケ地なのか。
>>684 ありがと、高速道路に関しても書いてあったわ。
CMコンセプト→ココが見どころ!→(もちろん安全に配慮した方法で撮影しています)
で別画面開くと
道路カット
●建設途中の高速道路での完全貸し切り撮影だったため、交通事故の危険性はありませんでしたが、安全面の確保という観点から警備員を配備しました。
●予め出演者には、撮影の危険性とケガの要因となる無理なアクションは控えるように、などの 説明を行っています。
●演技では、クルマを飛び越えるなどの激しい動きがあったため、アングルに映らないように毛布やタオルなどの養生をし、転倒などのケガに備えました。
しかし、このクドいまでの安全に対する説明はなんだ?
最近はここまでやらないとクレームが来るのか?
>>686 高速道路愛護団体からクレームが来るのです
”高速道路に虐待は行っていません”と断り書きも書くのが現代の常識
>684
よじ登りのカットとかどうやって増やしたんだろう
何パターンか撮影しただけであんなに増やせるのか
690 :
名無シネマさん:2007/07/05(木) 12:25:13 ID:no55HHKK
>>680 自分もゾディアックはCG全く気づかなかった。
CGが多用されるような内容の映画じゃないし、そこまで使ってるとはびっくりだよね。
制作費が6500万ドルもかかってて、何にそんなお金がかかったんだろう?って
アメリカ公開時から不思議に思ってたけど謎が解けた。
691 :
名無シネマさん:2007/07/05(木) 19:06:49 ID:MntzWcje
>>684 VFXマン出身の監督は結構自然なVFXを使う監督が多いですね。
デヴィッド・フィンチャーもジェームズ・キャメロン、ジョー・ジョンストン
などは自然なVFXの使い方が上手いです。
VFXは自然な見せ方と、派手な見せ方の両極端に分かれましたね。
しかし、フィンチャーはILM出身なのになぜか今までの作品ではILMを
起用していませんね。
むしろデジタル・ドメインのほうが多い。不思議だ。
すれ違いだが ジョーズは今見ても おもしろい
ジョーズはメカニカルな模型を使った特撮だが
今見ても迫力あるな。
「さよならジュピター」で、これをパクッたと思われるサメが
出てきたが、一瞬しか映らないにも関わらずハリボテ感
丸出しだったのは悲しかった
ジョーズの何が怖いかというと
あの100%近い黒目だな。
ちょい古いけど踊る大捜査線2でも、ベイブリッジのほとんどがCGで作られてるんだな。
最近メイキングを見て初めて知った。公開当時は話題になった?
>>695 青島がベイブリッジ上を走るみたいなシーン
当時、京都近辺で開通前の高速道路で撮影して
背景やらをCG処理した話は
封切前のメイキング番組でやってたような。
>693
なんかしわだらけだったなあのサメ
英二が駆けつけた時にはピーターが既に浜に打ち上げられてて、去っていくサメの背びれだけが見える
てのを考えてみたんだが、これはこれで叩かれそう・・・
ジュピター教団に敵対する何者かに襲われる、でも良かったような気がしたな。
あんなショボいサメ出すくらいなら…
アノ映画を「こうすればよかった・・・」と言っていたら、「最初から全部作り直したほうが早い!」となるぞ。
まあ、その結果が「クライシス2050」だったりするが・・・。
良くねえじゃん
あの映画悪く言ってるのは当時見て勝手に失望した人間だけだからな
702 :
名無シネマさん:2007/07/12(木) 00:27:35 ID:dIoiApZ+
予告編を見るとフジテレビの『西遊記』は『どろろ』と並んで
今年の爆弾映画になりそう。
山崎貴や中島哲也の作品のようにVFXやデジタル撮影を上手く使った
フィルムがある一方で、ダメダメ映画は90年代以上に多くなりそう。
皆さんは『西遊記』は予告編で見て、どう思うますか?
堺正章版へのオマージュ…って訳じゃないんだろうなぁ。
かるーい映画だから、今三ぐらいのVFXでも見れちゃうよ、銀閣との対戦はいい意味で漫画してる
ラスト近くの龍はけっこういい。龍と言えばカッパの夏休みでも龍がポイントの一つになっているのがちょっと面白い
705 :
名無シネマさん:2007/07/12(木) 05:56:17 ID:dIoiApZ+
>>697 SFX、VFX以前に老人の堺正章のほうが30前の香取より
棒術遥かに上と言うのが……
悪い意味で『どろろ』とためを張りそうな映画になりそうで怖い。
ネットで調べていたらこんな記事が。
http://www.crescentvideo.co.jp/news/20070529.shtml ベイがデジタル・ドメイン(DD)の新しいオーナーになっただけでなく
スコット・ロスは辞めてしまい、今のDDは全く新しい経営陣になって
いたとは。
なんにせよ、アメリカでのトランスフォーマーの大ヒットはILMと
新生DDにとっても良いことなので、8月の日本公開が楽しみだ。
そして、TFの第2弾も楽しみにしています。
706 :
名無シネマさん:2007/07/12(木) 12:06:05 ID:49YHiCFr
ガンダムもエヴァも実写化できる時代になったんだね。
おもしろいかどうかは 別問題だが
708 :
名無シネマさん:2007/07/13(金) 00:39:20 ID:s6kP3NSS
USゴジラの何が不満なのかね
初代以外の全てのゴジラなかった事にしてもいいくらいの出来だったじゃん。
本家がしょぼ過ぎるだけってのはあるにせよ
先日ダイハード4を見に行ったが
最近の映画は画面を揺らす量が
多すぎる気がする。
編集モニター上ではそれほど揺れてないの
かもしれんが、劇場のスクリーンで見ると
揺れすぎだろ、ってのが増えてる。
SFXを多用しているシーンは特にそう感じる。
まあSFXについては素人同然の私だけど
ここの住民のかたはどう感じてるんだろう
と思った次第。
それは最近の傾向だね。
アクション部じゃなく会話のカットバックでも微妙に揺らしてる。
完全なフィックス画面なんてほとんど使ってないね。
>>711 機材と技術の進歩でかなり自由なカメラワークが可能になってきたのでとりあえ
ず使いたいこともあるだろうし、今の観客は絶えず何かが動いていないと耐えられない
のかもしれない。もしも不評なら自然と消えるでしょ。
映画じゃないけど90年代以降の日本のTVドラマはどうでもいい場所でこれ
見よがしに特機を使ったりするのでイライラする。
特機のレンタル代の元を取る為に、シーン的に意味なくても使いまくるとかだったら嫌だなw
714 :
名無シネマさん:2007/07/13(金) 07:29:36 ID:s6kP3NSS
>>706 マトリックスやロード・オブ・リングで動くVFXをやるようになって
他の監督たちもそれをやったほうがいいと、勘違いしてしまったことも
大きいですね。
以前、岡田斗司夫が言っていたことですが、80年代のFXのように
止まった画面のほうが迫力のある映像が撮れることがあるのですが
最近はデジタルで何でも動かすことが出来るので、逆に迫力の無い
映像が増えてしまったことも大きいのでは?
これは日本もアメリカも共通している問題だと思います。
715 :
名無シネマさん:2007/07/13(金) 10:13:53 ID:qNf8fNsA
普通の画面での「揺らし」はドラマ「24」なんかの手持ちカメラによるリアルさが受けたので取り入れたんじゃないかな。
爆発シーンでの揺らしは、最近、顕著だよね。
「カメラを通したリアル」は、かつては、せいぜい太陽光のハレーションくらいだった。
最近は衝撃波を頻繁に使う。
ちょっとした銃撃戦でもガタガタ揺れるのには笑ってしまうが。
716 :
名無シネマさん:2007/07/13(金) 11:00:49 ID:s6kP3NSS
>>709 >>普通の画面での「揺らし」はドラマ「24」なんかの手持ちカメラによるリアルさが受けたので取り入れたんじゃないかな。
ダイハード4.0の前作ダイハード3でも手持ちカメラで臨場感を出す演出はありました。
問題は
>>709さんの言うとおり、普通の銃撃戦でもカメラを揺らすことが問題だと思います。
アポロ13のサターンX発射で臨場感を出すために画面を揺らすのとは違う意味ですからね。
【7月4日に生まれて】の頃から戦場でのカメラワークがガラリと変わった印象あったなぁ。
「従軍カメラマンによる映像」ってな感じで、爆発が起こった後にカメラがそっちに向くカメラワークが多くなった。
ダイハード3はそれまでと撮影監督が替わったので残念なカメラワークだった。
ヤンデボンならもっと面白かったろう。
深作が「手ぶれ画像に合成出来んのか!」と吠えてた時代が懐かしいですな。
(【宇宙からのメッセージ】の頃だったか?)
「従軍カメラマン」的なカメラワークはキューブリックが「博士の異常な愛情」で取り入れていたね。
ただあれは本人の作風もあってか、後のストーンとかスピルバーグのような
臨場感とはまた違った味わいだった。
ダイ・ハード4.0そんなに画面揺れてたかな?
そんなに手持ちカメラって感じで揺れてるのが多くなかったような
俺も映画館で観たが、そんなに気にならなかったよ
後、トンネルの中でマクレーン達に飛んでくる車は実はCGではなかったんだな(飛ぶ車をさけるマクレーンと相方は別撮りしたものの合成ですが)
実際に車を飛ばしてたとは、てっきりあの車CGかと思ってた
揺れると感じるかどうかは個人差と体調も多きい
ラース・フォン・トリアーとU93もへーきだったし
個人的にここ数年一番辛かったのはトニー・スコット「マイ・ボディーガード」
「パーフェクトストーム」は、カメラというより内容の大半が揺れてる場所なのでキツかったなw
戦闘シーンの揺れといえば、旧ソ連映画「炎/628」が当時は斬新だったなぁ。
なんせ、ソ連軍全面協力なので、本物の爆破による揺れが見れる。
723 :
名無シネマさん:2007/07/13(金) 21:39:44 ID:K0WpGfRt
「エネミー・オブ・アメリカ」のラストの近距離での撃ち合いの揺れっぷりは凄かった。
大地震だったなw
邦画では「修羅雪姫」の短銃一丁からの発砲を釈由美子がかわすシーンの揺れ方は迫撃砲で撃たれたかのようだった。
西遊記のVFXはどうでしたかね?割とよかった、カンフーハッスルレベル
なんていうレスも見たが、カンフー〜レベルなら見てみたいかも。
704あたりに
アップデートしたらいけた。
実際どうなんどろうね、本当にゴジラかな?
東宝が一枚噛んでる古典的モンスター映画というところは確定らしいけど。
それにしてもこの予告、ホームビデオ的な映像で特撮も盛り込んでいて、なかなか見せ方が上手い
ソースPLZ!>東宝が一枚噛んでる古典的モンスター映画というところは確定らしいけど。
>>733 ソースと言えるほど確かな情報源ではないが…
>>726でも上げてる、ようつべのファンによる検証動画を見てると
・なんらかの形で日本が関わっている怪獣ものらしい
・パラマウントはゴジラの版権を持っていないから、ゴジラではないだろう
・じゃあ出てくるのはクトゥルーか?ティラノサウルスか?はたまたやっぱりゴジラか?あるいはほかの怪獣か?
程度のことしか分からないな、これも確定と言えるほどのものじゃないし
ちなみに公式サイトは
http://www.1-18-08.com/ なんじゃこりゃ…
しかし、あの短い予告と公式サイトの数枚の画像だけで、ここまで推理するアメ公はさすがだな、
関係者が予定に従って少しずつ情報をリークする宣伝戦略かも知れないけど
この気のもたせ方、「ブレアウィッチ・プロジェクト」を思い出した。
心理学専攻してます
遅レスだけど、揺らし・静止の使い分けは『宇宙戦争』が上手かった気がする。
トムクルが主役のシーンはカメラを揺らしながら臨場感を出して、トライポッドが主役のシーンではあまりカメラを動かさないで
威厳のある恐怖(変な表現かな?)を演出していた。
画面シェイクの使い方で一番感心したのは『ハンバーガー・ヒル』だな。
デジタル時代の幕開けの遙か前の作品だが
オプチカルのシェイクで上手いこと「爆発で消し飛ぶ人間」を描いていた。
それをデジタルでもっと緻密にやると『フォレスト・ガンプ』の機関銃射手になる。
こういう画面ブレまくりで合成使ってる映像見ると
宇宙からのメッセージで深作が「合成じゃ手ブレできねえのか」と言ってた時代が懐かしく思える
741 :
740:2007/07/18(水) 03:29:31 ID:2OO1oOPh
うおおおおおお!
ダグラス・トランブルが俺に降りてきた!
>>741 神光臨!!モノリスキターーーーーーーー!!
でも監督すると演出地味ですね。
今観ても『ブレインストーム』のオープニングタイトルの文字は凄い!
CG無いときに光学的にあれをやったなんて。
VFXはあの冒頭だけで本編は大怪獣東京に現れるみたいな話だったりして。
>>743 古い作品だな おもしろいことには変わりないけど
3D映画をめぐる攻防。ドリームワークスが公開ずらす
http://eiga.com/buzz/show/8059 ドリームワークスが配給する3D-CGアニメーション「モンスターズVSエイリアンズ
(Monsters vs. Aliens)」と、20世紀フォックスが配給するジェームズ・キャメロン監督の
最新SFスリラー「アバター(Avatar)」は、再来年の09年5月22日に全米公開される予定
だったが、ドリームワークス側が直接対決を回避。公開を1週間前倒しにし、5月15日に
公開すると発表した。
2本はともに両社が莫大な成功を目論む期待の超大作だが、どちらも“3D映画”のため、
これまでも映画館数不足が指摘されていた。というのも、3D上映機を持った映画館は、
全米で現在700スクリーンしかなく、1週間公開日をずらしたところでそれらを食い合う
ことに変わりはないからだ。
748 :
名無シネマさん:2007/07/20(金) 13:37:21 ID:R5MXhGWw
3D映画って具体的にどんな感じの映画なの?
立体的に画面から飛び出して見えるようなもの?
IMAX-3Dでぐぐれ
>>748 百聞は一見にしかずだ
実際に見てみるのが一番早いぞ
適正に撮られた立体映画は本当に体が反応するくらい飛び出て見える
俺の目だとディズニーランドのミクロアドベンチャーでもすごく飛び出して
見えるんだけどあれ以上?
IMAXは地方在住者だとなかなか見る機会がないんだよねぇ。
>>751 別に
>>750は立体映画全般の話で、IMAXに限った話をしてるんじゃないんだが…
>ディズニーランドのミクロアドベンチャー
あれはいい立体映画、昔のキャプテンEOも良かったが
立体映画はIMAXのように視界を全面覆うスクリーンで観た方がいいね。
まるで自分がその場に居るような気分になる。特に「スペースステーション」
のようなドキュメンタリーがお薦め。
「スーパーマンリターンズ」は普通の映画を立体にしただけなのでカットごと
のレンズ効果によって被写体の大きさや立体感に一貫性が無くなるので
やや見辛かった。
USJのBTTFとか?
755 :
名無シネマさん:2007/07/20(金) 20:24:06 ID:LU7xOKme
756 :
名無シネマさん:2007/07/20(金) 20:27:30 ID:LU7xOKme
アバターは日本ではどういう上映形態にするのかが気になる。以前の
記事などによるとかつてないCGクリーチャーをつくると意気込んでいるようだが、
IMAXなど特別な劇場でなければ、3D上映ができないのではちょっともったいない。
758 :
名無シネマさん:2007/07/20(金) 20:43:18 ID:LU7xOKme
>>751 今年の春にIMAX品川がつぶれた。
東京のような大都会でこの状況だから、地方のシネコンでは
3D上映は難しいのでは?
3D上映どころか、デジタル上映の施設も、まだ少なくて
見る機会が無いのに、3D映画は時期尚早のような気がする。
舞浜に行きやすいんで無問題
「13日の金曜日3D」とか「ジョーズ3D」とか、
全国の一般的な映画館で普通に上映されてたじゃん。
上映の為に劇場の設備を改装したとか聞かなかったし…
赤青メガネで見て騒いでたような、あの頃とは技術が全然違う
それにハイビジョンが普及してる今じゃ客が画質的にも満足しないだろ
現時点で普通の映画館レベルでも導入できるDisney Digital 3Dは
まず第一にDLPじゃなきゃダメだし、偏光メガネをかけるので
少し暗くなるから、スクリーンも反射率の高いものに代える必要がある
「13日の金曜日3D」「ジョーズ3D」「空飛ぶ十字剣」も偏光メガネで観てたじゃん。
赤青メガネなんかで観たのは「仮面の忍者・赤影」の時代。
763 :
名無シネマさん:2007/07/22(日) 02:41:12 ID:Iuww8ASl
人造人間キカイダー 劇場版も赤青メガネでした。
でも、DVDで見ると全然立体に見えないですよね。
でも、あのチープさがたまらなく良い。
764 :
名無シネマさん:2007/07/22(日) 03:17:23 ID:3wpDFX7p
3D映画なんてくだらん。映画のアトラクション化はもういいよ。
キャメロンの映画、壮大に爆死してくれないかな。
PS3みたいな運命を辿って欲しい。
765 :
名無シネマさん:2007/07/22(日) 03:34:31 ID:NsCC6LHI
スパイキッズも赤青だったよ
俺はオバQとウルトラBで見たな<赤青
当時のコロコロでオバQは二作目で技術が上がってより立体的になったとか書かれてたけど、どう変わってたんだろ
D-WARwwww
また目にするとはおもわなんだ
>>767 確認しておくがグエルムの怪物が韓国製だとは思ってないだろうな?
>>767 重たいサイトだな、おい
それにせめて英語じゃないと何がなにやら分からないな、どんな話?
予告見たけど面白そうだね。
以前見た予告ものよりもかなり垢抜けてる感じ。
でもこれホントに公開されるの?
最初の予告見てからかれこれ2年くらいになるんだが
分かってるさ、Orphanageだろ>769
D-WARも韓米合作らしいけど、制作費で約¥90億もかけてるみたいだし
俺からすればVFXが自国製であろうとなかろうとスゴイ映像見せてくれれば
それで良いのだ
話も面白ければそれに越した事はないが、IMDBのUserRating:7.8/10ってのは
投票数もまだ少数だしイマイチ信用できんがな
http://www.imdb.com/title/tt0372873/ 韓国の伝説の龍がL.A.で復活して暴れまくるそんな話らしい>770
韓で8/2、米で9/14公開だと 日本は来年くらいかな?>771
773 :
名無シネマさん:2007/07/23(月) 01:49:15 ID:x8VP2eDq
リアルで、映画に関しては日本は韓国に負けてるよね。スレ違いだけど。
んなことはない
日本も韓国も良作はある。
ただ、スケールの大きい映画になると
向こうの方が若干手馴れてる感じはする
>>767 ちょっとチープなところもあるがなかなかにいいな
標識で視界を塞がれたヘリが墜落するシーンがお気に入り。
ただ同系統の画作りのスペクタクルものとして
トランスフォーマーと公開時期がカブっちゃったのは痛い。
龍はのCGは結構いい感じだけど、ロード・オブ・ザ・リングを思わせるような構図が・・・
>>772 ポン・ジュノ抜きでVFXも韓国製と、オリジナルの良いとこ無しになるらしい続編が逆の意味で楽しみだ。
『D〜』はこのスレ的には注目だけど、映画としての出来はどうなる事か。
監督が『ヤンガリー』の奴だし。
D-WAR、いいね。
予告の印象では何が受けるか良く分かって製作しているように思える。
樋口版・日本沈没よりは面白そうだ。
予告はなぁ。
しかしマジで公開されるんだな。そのままお蔵入りかと思ったよ。
なんかただのハリウッドのモンスターモノみたいだ
予告見たのどんだけ前だ。。。懐かしい
>>781 サウンド・オブ・サンダーよりはイイんじゃないか?
>>775 トランスフォーマーをプレミアで観たけど、舞台も同じLAだし確かにD-WARとカブってるわ…
しかもTFはハンパじゃない程にVFXスゴ過ぎで、予告編で見れるシーンなんかほんの一部だったし
もうお腹いっぱいって位に魅せてくれる。
ILMのスタッフが世代的にもホントTF好きなんだろなって観てて分かる作り込みの深さだった。
今年は300といい映像革命とも呼べるビジュアルで引っ張る映画の当たり年なのか?
これまでの怪獣が市街地を本能の赴くままに暴れてるのと比べて、巨大ロボットが自分の意思で
武器弾薬が飛び交う中を戦う様はマイケル・ベイの演出もあり、なんかスンナリ騙されてしまう
リアリティと臨場感があった。
この映画のヒットでエヴァの実写映画化に続き巨大ロボットものの企画が増えれば面白そうだ。
300程度かぁ
786 :
名無シネマさん:2007/07/26(木) 02:03:59 ID:CQU7RfWi
今年の映画程度で「映像革命」なんて言ってしまう人間がいるほど、
このスレのレベルって低下してたの??
「今年の映画程度」なんて意味不明なことを言われても・・・
788 :
名無シネマさん:2007/07/26(木) 02:22:29 ID:CQU7RfWi
>>787 今年公開された映画(現時点でスパイダーマン3〜TF)ってことね。
そんなに難しい日本じゃないと思うけど。
そうだそうだ。「難しい日本」よりは簡単だと思うぞ
>>787
なんだか、酔っ払いが絡んでいるみたいな
>786
レベル云々言うって事はお前はトランスフォーマー見たのか?
俺もプレミアで見たがあれは映像革命って言って良い出来だったぞ
来年のアカデミー視覚効果賞はこれで決まりだろ
まあ、こういう連中はどんな凄い映像が出てきても
「この程度を凄いなんてレベル低いね」と死ぬまで
言い続けるんだろうよ。
それで、どの作品ならそれに値するのかは絶対言わないんだよな
てか、飛躍の幅が大きかったとしても、それが「革命」と呼ぶに相応しいかだな。
基本的な技法に変化が無い場合、それがどんなに凄くても「革命」とは言わんと思うけど。
すぐに「映像革命」と言っちゃうのは宣伝部の人に任せておけばいいんじゃないの?(w
実際のところ、「映像革命」と呼ぶに値する出来事は映画史の中にそんなに無いと思う。
別に突っ込むような事でも無いので黙っていたが、話題になったので一応。
もちろん
>>786を擁護しているわけじゃない。それは分かると思うけど。
795 :
名無シネマさん:2007/07/26(木) 18:19:33 ID:IYvwSsYT
>>784や
>>791によると、トランスフォーマーは映像革命だそうです(笑)
映像の歴史を変えたんですよ!!!!
反論は許しませんwwww
>>795 おまえの方が、あわれに見えるが、
反論は許しませんwww
797 :
名無シネマさん:2007/07/26(木) 18:38:43 ID:IYvwSsYT
>>796 何おまえ。トランスフォーマーが映像革命なことになんか文句あんの?
専門家の
>>784が映画を変えた作品として映像革命だと宣言してるのに。
P2Pでトランスフォーマー落として見た人がVFX絶賛するスレはここに違いない
>>799 おぉ、次々と歴史ファンタジー系が登場するなぁ。
食傷気味だが、とりあえずワクワク。
「ベオウルフ」って由緒は正しい文学なんだよね(概要しか知らんが)。
が、予告を観ると、「エラゴン」みたいに心に残らない大作っぽい気もw
もう完全に趣味の世界だな。
特撮ファンとしてはこういう凄い映像見れて嬉しいんだけど
本物の役者と顔が同じでCGってなんか意味あんの?
こんだけリアルにしてもまだどこか違和感があるし
>>801 意味は大ありなんじゃないの?
こういうデーターだけ持っていれば簡単に3-D映画を作れる。
原版が2Dデータでしかない実写映画には出来ない芸当だな。
将来的にどんなフォーマットの映像が出て来ても
すぐに対応できるのがこの方式の利点。
対応できるのは映像だけじゃない、バーチャルリアリティーにも対応可能だ。
てか、この作品の場合3D公開が主な目的じゃないの?
よく見たら公式に3Dって書いてるな
>>799 ゼメキスって3D好きだよなぁ。
トム・ハンクスと組んでもやってたよね。
こんなに入れ込むのって、なんか「勝機」(商機?)を見出したのかな。
こういうのって、俳優のギャラって抑えられるんじゃない?
有名俳優のギャラは高騰しているもんね。
浮いた分だけVFXに回せるとか。製作スタジオにとっては有難いかも。
パフォーマンス・キャプチャーだと確かに役者の拘束も減るし、CGだから老人を若返らせたりなんかも可能なので今後流行るのでは。
IMDb情報だと『Beowulf』の製作費は7000万ドルと、この手のファンタジー映画としては比較的安い。
>>805 なるほど、安いんだ(それでも80億円か)。
実写なら大変な編集後の追加撮影も、モーションならラクかもね。
そもそも撮りなおしという事態があり得んよな。
スタントの人数も少なくて済むし。俳優絡みの人件費はかなり削減できそうだな。
そのうち、俳優は声の音声データやモーションデータを登録するだけの商売になっちゃうんじゃないw
トランフォーマー見たよ
レベルは高いが、これを他の映画でどう使うかと言われると困るw
パフォーマンス・キャプチャーって
大日本人でもやってたやつ?
809 :
名無シネマさん:2007/07/27(金) 00:27:50 ID:tdemuC4a
以前読んだ本の情報によると(現在は手元にありません)、
ベオウルフはポーラ・エクスプレスで失敗した目のCGの表現に
イメージワークスが成功したそうです。
パイレーツ2、3もそうだけれど、目を自然にCGで表現できる
ようになると、技術の壁の突破は早いな。
ILM,DD、イメージワークスが自然なCGキャラクターを表現できて
キャメロンのアバターはどこまでインパクトを与えることが出来るのだろうか。
>799はなんかビジュアルセンスが思いっきりアメリカ製RPGみたいで笑ったw
ロード・オブ・ザ・リングなんかのソフティケートされたビジュアルとはかなり違うなあ。
812 :
名無シネマさん:2007/07/27(金) 02:45:49 ID:Y8haTRyU
映画版ファイナルファンタジーがいくら進化しようが、評価は変わらないと思うな。
技術的な問題とは別次元の話。やっぱり生身の俳優の演技が見たいんだよ。
ポーラー・エクスプレスの3D版を観るまでは俺も同じ事を思ってたなぁ。
一般劇場で見た予告編とIMAXで観る3D版はまるで別物。
以前にも似た話題が出たが、3Dを意図して作られたものを2D上で評価しても始まらない。
品川のアイマックスも亡き今、日本での上映形態はどうなるのかねえ。通常スクリーンへのプロジェクションとか可能なのか?
昔の『13金3D』とか『ジョーズ3D』はどんな感じだったんだろう
815 :
名無シネマさん:2007/07/27(金) 08:31:32 ID:tdemuC4a
日本ではIMAXなどの3D上映施設が少ないうえに、デジタル上映も少ない。
それで3D映画だけが作られるのは、結果として3D映画だけを作っても
普及しないとも思う。
まずはデジタル上映の充実から始めたほうがいいと思うのですが。
>>804 そういう技術をイメージワークスが開発したのを始めて知りました。
教えてくださってありがとうございます。
フルCG映画をハリウッドがかなり作るのは制作費の削減も大きいのでしょうね。
『ゴーストバスターズ3』もCG映画で作ったほうが安くつくので、
ソニー・ピクチャーズはイメージワークスに命じて、現在製作中とか。
>>810 確かに予告冒頭の男が近づいてきてチラと見上げる仕草は妙にリアルに感じられる(気のせいか?)。
不気味の谷を超えるポイントは眼の描写なのかな?
817 :
名無シネマさん:2007/07/27(金) 09:22:45 ID:tdemuC4a
>>810 >不気味の谷を超えるポイントは眼の描写なのかな?
そうだと思います。
ファイナル・ファンタジー、ハムナプトラ2のサソリ男、ポーラ・エクスプレス
も目が不自然で、不気味の谷を越えられなかった。
「目は魂の窓」とはよく言った例えだと思うます。
ギャラ、安くなるのかな?ハリウッドだと例えCGでも同じくらいの
ギャラを要求しそうな気がするが。優位なのは役者のスケジュールを
押さえずに済むくらいなんでは。
>>818 そう思うな だいたい組合がだまっていないと思うが
820 :
名無シネマさん:2007/07/27(金) 10:42:58 ID:Yc+EM+4n
>>714 >以前、岡田斗司夫が言っていたことですが、80年代のFXのように
>止まった画面のほうが迫力のある映像が撮れることがあるのですが
>最近はデジタルで何でも動かすことが出来るので、逆に迫力の無い
>映像が増えてしまったことも大きいのでは?
同意。
「宇宙戦争」の起動シーンなど、結構「じっくり見せてる」よな。
それがあの「真昼間に街のど真ん中から怪獣が出てくる」ことの異様さと
圧倒的な巨大感を出していたと思う。このへんがスピはやることが違う。
砂煙の向こうの陥没した地面からトライポッドのつま先がヌッと出てきて、
それが上に伸びてトム・クルーズの目の前の車を踏み潰すまで
の長い1ショットでは、映像設計のあまりの巧さと
「まあ凡百の監督ならここは手持ちブレ映像&編集しまくり細切れカットで
迫力出そうとするんだろうが、俺様は違うんだよな」
とニヤニヤしてるスピを勝手に想像して鳥肌が立った。
アクションシーンの揺れまくり映像ブームは
「プライベート・ライアン」の冒頭の手持ちカクカク映像あたりから始まったけど、
そのスピ本人が「宇宙戦争」の起動シーンで固定&長回し多用だからな。
もう円谷の怪獣映画が好きで好きでたまらないってのもあるんだろうがw、
とりあえず天才としか言いようがない。
ギャラが安くなるのかどうかは、誰か詳しい人が教えてくれい。
俳優に高額ギャラを払って、なおかつVFXスタッフを大量動員したら、今度はプロデューサーが黙っていないようなw
CGの時代になってから、爆発の大きな破片が必ずカメラに向かって飛んでくるねw
>>821 デジタル・バックロットで撮影した『シン・シティ』はオールスターキャストだけど製作費は4000万ドル。
グリーンバック撮影だからロケ撮影の必要が無くて俳優の拘束時間が減る(一人あたりテキサスのスタジオで2日のみ)。スター同士の共演シーンもポスプロで合成すればいい。数ヶ月にわたって俳優のスケジュールをブッキングしなければならない従来の撮影とは大きく差が出る。
さらにロドリゲスのコネと作品の志への共感から俳優達が進んでギャラをカットしたから、ハリウッド映画の平均予算が1億ドルという現状でも低予算で完成させる事が出来た。こっからは推定だけど『ベオウルフ』の製作費が安いのもおそらく同じ理由。
しかしスターには「客寄せパンダ」としての側面がもちろんあるから、契約次第ではギャラは高いまま。同じゼメキス監督作品でも『ポーラー・エクスプレス』だとトム・ハンクスは(一人五役とはいえ)高額のギャラ+歩合を手にしていたはず。
824 :
名無シネマさん:2007/07/27(金) 14:02:21 ID:tdemuC4a
>>871 同じようにブルーバック合成で背景を撮影した『300』も
6000万ドルという最近の作品にしては低予算でした。
ただ、300の主演のジェラルド・バラードはこのヒットでギャラが
上がるので、次回作はもっと制作費が上がるのでしょう。
あくまで推測ですが、サンダーバード、キャプテン・スカーレットのような
マリオネーションをCGに代わりにするという側面はあると思います。
>しかしスターには「客寄せパンダ」としての側面がもちろんあるから、
契約次第ではギャラは高いまま。同じゼメキス監督作品でも『ポーラー・エクスプレス』
だとトム・ハンクスは(一人五役とはいえ)高額のギャラ+歩合を手にしていたはず。
むしろ、大勢の俳優を使わないで安く上げる方法をとるのではないでしょうか?
>>815の言うとおり、詳しいことが解る人がいれば教えてほしいです。
>>824 >あくまで推測ですが、サンダーバード、キャプテン・スカーレットのような
>マリオネーションをCGに代わりにするという側面はあると思います。
側面はある、っていうのは可能性があるということ?
CG代わりの意味が良く分からないけど。
CGの代わりに人間のモーションに合わせてギニョールが動くということかな?
ディズニーランドのカラクリ仕掛けなんか、そうなんじゃないかな(生き物がいないという意味では、ある意味、不気味な代物だが)。
でも、マリオネーションは、あの動きのぎこちなさを生かした(?)ものになるんじゃないかな。
「チーム☆アメリカ ワールドポリス」みたいな。
話が横道になったんで無視してくれてもいいやw
826 :
名無シネマさん:2007/07/27(金) 15:41:15 ID:rja+qWIt
>>824 マリオネーションの代わりにはならないと思うが?
シンセサイザーがあれば生楽器はいらないと言っているようなもの
>>799のどこがCGアニメなのか分からない・・・
この映画の存在知ってたけど、アニメ扱いだったのは知らなかった。
>814
IMAXが無くなったのはホント残念。
3Dじゃなくても、セットとかCGがよく出来てる映画は、仮にシナリオがイマイチでもIMAXで見るだけで楽しいw
チャリチョコなんて、本当に自分が工場に入ってるみたいな感じだった。
今ならトランスフォーマーがIMAXでやってたら最高なのに……。
『ベオウルフ』は無理としても、再来年の『アバター』の頃ならデジタル上映が普及して気軽に3Dが楽しめるようになってるのかなあ
ベオウルフは今秋公開なのに日本では来春だからな。
最近の大作にしては公開間隔がしょぼい。
>832
日本公開までのタイムラグを利用して上映設備整えてくれたら万々歳
ところでDVD化される時、立体映像版とか出るんだろうか。ベオウルフの3D技術は『スパイキッズ3D』みたく家庭で再現可能なの?
押入れに設置するんだい
入らなかったらドラエモンに何とかしてもらおう
困ったときのドラちゃんだ
なんか昨日ローカル局の映画紹介番組でTFのメイキングやってた。
ポルシェカイエンにクレーンつけたカメラカー作ったり
フレームパイプで装甲車みたいになった撮影車の上から車落としたり
100キロで走行中のバスを真っ二つに爆破したり
凄かった。
爆風で吹っ飛んだ車が回転しながら建物の2階に突っ込んでいくシーンって
狙って撮ってんだよね?ハプニングじゃないよね?
838 :
名無シネマさん:2007/07/29(日) 00:40:04 ID:ka34cvkT
>>831 TOHOシネマズのロビーでもTFのメイキングビデオを流していたれど、
カーアクションが本物を使ったSFXで、動くTFをポスプロでCGに合成させる
テクニックだった。
ダイ・ハード4.0のカーアクションや自動車が飛んでくるシーンもCGより本物による
SFXが中心だった。
いかにCGが発達しても物理的な効果はSFXのほうが効果的なんだな。
SFX、VFXのコンビネーションはたいていの人が思っているより重要ですね。
トランスフォーマー
未見ですけど、予告を見て
幼女がぬいぐるみを抱えて道路を歩いていくと、ロボットがせり上がってきます
この時、幼女のリアクションがないのが不自然な気がします
だからどうした話でした
昔、黒柳徹子がまだ駆け出しだった頃、NHKの歌番組で
街中で歌手が歌うというシチュエーションの通行人として
出演したそう。そこで徹子さん「こんな街中で人が歌っているのに
誰も注目しないのはおかしい」と自分一人だけその人をじろじろ
見ながら通り過ぎてディレクターにこっぴどく怒られたそうな。
つまりそういうことでしょう。って、ここは理不尽スレじゃなかったか。
>>839 からむのもアレだが、リアクションなくても
不自然だとは思わないが、
今日公開っすね
観た人感想よろしく
トランスフォーマー見てきたよ
映像革命というのも まんざらでもない
特撮のみならず現行の兵器がいろいろ出てくる
真昼の大都会でハイスピードバトルすごいとしか言いようがない
>>843 おーい、このスレの趣旨に合わせて、もう10行くらい書いてくれないかw
俺も見てきた。>トランスフォーマー
これまでに見た事のない映像って意味では革命って言っていいかもな。
今読み返すと上の方で絡んでたID:CQU7RfWi=IYvwSsYTが無様で笑える。
846 :
名無シネマさん:2007/08/04(土) 18:15:20 ID:A/lJVoOs
>>845 お前、インディペンデンスデイ公開時にも「革命」なんて言って口だろw
数年後にお前の恥ずかしいレスを読み返すと無様で笑えるぞ。
必死だなwww
ID:CQU7RfWi=IYvwSsYT=A/lJVoOs
848 :
名無シネマさん:2007/08/04(土) 18:31:47 ID:t+yJ7mdq
>>847 ちゃんと夏休みの宿題やれよ。そうしないと「革命」なんて言っちゃう痛い人になるから。
個人的にはいくら技術的に凄くてもロボット映画にしか使えないようなものを革命とは呼びたくないね
個人的にはいくら技術的に凄くても恐竜映画にしか使えないようなものを革命とは呼びたくないね
って15年前も言ってたんじゃね。
>>849 必死だなwww
ロボット映画にしか使えないとは どうすればわかるんだ?
>>849 映画は高尚なものであって、お子様ランチばかり作ってるマイケル・ベイなんて問題外だと思ってるだろ。
もちろん、何を思おうと個人の自由ですw
854 :
名無シネマさん:2007/08/04(土) 18:46:31 ID:t+yJ7mdq
やたら必死な擁護が目立つなw
トランスフォーマー信者は巣にお帰り下さいw
今、このスレでトランスフォーマーの話をしないでどうするw
856 :
名無シネマさん:2007/08/04(土) 18:59:39 ID:t+yJ7mdq
もちろんしてもいいけど、「革命」みたいな痛い発言や、
信者ならではの香ばしいレスはお控えくださいってこと。
いや革命なら革命でいいけど、どこが従来とちがうのか、
その技術的背景を挙げたりしてほしいんだが。
革命、革新と言ってるのは映画会社の宣伝だからね
香ばしいぞw>t+yJ7mdq
860 :
名無シネマさん:2007/08/04(土) 20:41:18 ID:t+yJ7mdq
>>859 お前この流れでまだそんなレスしてるのかよ。空気読めないのも信者の特徴だなw
変形には日本のアニメーターも関わっているらしいが、その辺りの話を詳しく願いたい。
お前もいちいちageてんじゃねえ。 空気嫁
>>860 だから必死だって書かれんだ。
トランスフォーマ観てきた。
いや〜よくもま〜あんだけのロボットを違和感なく実写とからめたもんだ…。
巨大感や重量感も申し分なかったし、スピやベイよりもCGのスタッフを誉めたくなった。
ただクライマックスで戦車が変形した奴が1カットだけ他のシーンと比べてえらくゲームのCGっぽく見えたのが気になったんだけど何故だろ?
革命って単語が適切かどうかは分からんないけど、今までに見た事無い類の映画なのは確かだ。
>>863 あと、中盤の夜中に自宅にコッソリ帰ってきたシーンで、
彼女がロボットの手に乗せられて2階の窓から入ってくるシーンも
なんか色合いがヘンだったな。
光学合成の頃の「そのシーンだけ画質がザラつく」的な違和感。
このぐらいなら確かに動いたらわからんな
映画のCGってポリゴンで表現されているんですか?
>>865 ぜんぜん 気にならない 映画の中では
ほとんどハイスピードで動いている
>>867 ゲームだろうと映画だろうと基本的にCGIでの形状はポリゴンで表現される。
違いはリアリティを上げるため曲面を表わす際の分割数(=総ポリゴン数)。
何年か前、有機形状のモデリングにNURBSが流行ってた時期もあったけど、
この手の自由曲面も内部処理的にはポリゴン化してレンダリングされるし、
サブディビジョンサーフェスが主流になってからはあまり聞かなくなったな。
>>865の小手部分のパーツにマップ用のガイド?が残ってるけど消し忘れ?
やっとまともな流れに戻ったか・・・
>>786で映像革命って単語に過剰反応して難癖つけてきたのが発端だろ?
「映像革命」でググれば今の時期トランスフォーマーと300が上位にひっかかるのに。
結局自分では、どの映画なら映像革命にあたるのかは言わずじまいだったな。
興味あったのになぁ。
873 :
名無シネマさん:2007/08/05(日) 10:31:26 ID:V9twZPtO
日本語不自由みたいだし勘弁してやれw
874 :
名無シネマさん :2007/08/05(日) 11:04:45 ID:J1kqqyIM
TFの私の感想としては、映像革命と言うよりILM,DDの
技術の集大成が上手く出て出来ていている、感じだった。
あと、日本のロボットアニメや時代劇の殺陣を参考にCGをクリエイトした
とウィキに書いてあったが、完成したフィルムはまさにそれをうまくやっていた。
コンボイVSボーンクラッシャーのフリーウェイの戦いや、終盤のサイバトロンVS
デストロン軍団の戦闘シーンは演出的に良かった。
マスコミが映像革命と言えば、映像革命なんです。
そういうこと、結局は宣伝文句にしか過ぎない
「ワンカットはは意識してやった。観客にはごまかしナシで変身のすべてを
見せたかったからだ。それを可能にした影の功労者はILMの日本人スタッフ、
ケイジ・ヤマグチ(山口圭二)だよ。彼はオプティマス・プライムのデザインで
行き詰まっていた僕たちに『こんなの日本人に対する侮辱だ!オレが全部
やり直す!』と叫んで、実際やり遂げたんだ。あのルービック・キューブのような
トランスフォーム・シーンは全部ケイジの功績。彼は天才だよ。。」
マイケル・ベイのコメント。なにげにいい話だ。
日本人なら、TFの変形プロセス描写を
実際に模型作って変形させて、観察する所から始めると思う。
大河原とか河森は実際そうしてたし。
トランスフォーマーは、人間の視点からみる映像では、ほとんど違和感なかったけど
最後のあたり、コンボイがディセプティコンのロボと組合いながら通りに落ちたのを俯瞰で見る場面や
戦闘機が密集してビルの合間をぬっていくところを後ろからカメラが追っていく場面は
いかにもVFXっぽい感じがした。カメラをどこに据えてどう動かすか?ってのも
重要なんだってのを改めて実感
あとロボット以外は実際に車飛ばしたり、爆破したりとロケ、スタントはかなり大掛かりだった
と聞いたけど、それにあれだけロボットを合成して制作費が$150 million(※mojo 、imdbでは
$147,000,000 )ってのは意外と安く感じる。
880 :
名無シネマさん:2007/08/05(日) 15:04:54 ID:LtHqCsrT
役者がカスばっかりだから、それで製作費が抑えられたんでしょう。
トランスフォーマーに刺激されて「ガンダムの実写化を〜」とか叫ぶオタが多いけど、
現実の背景や実在する機械、人間との絡みがあるから映像的にこんだけ観れるわけで、
ガンダムじゃ宇宙空間でロボットがドンパチやるだけで物凄い稚拙な映像になると思う。
無意味に歩兵を絡ませたり、市街戦で人間が死ぬシーンばかり入れるのも全編は無理だろうし。
CGで何でも表現できるようになった時勢だからこそ、現実的な要素が多くを占めないと
特撮としてのクオリティが維持されないってのもコレ観て良く分かったわ。
>>881 オタはガンダムが実写化したのを覚えてないのか?
ロボットアニメの象徴として出してるんじゃないの、ガンダム
>>882 みんな無かった事にしてるんだよ>Gセイバーとかケツあごシャア
まぁ全天周囲モニターのコクピットなら多少は絵になるだろうけど。
MSの戦闘だけなら、数年経てばPS3のデモムービー辺りで十分なのが観れると思う。
ガンダムよりゾイドがいいな
でもCGで全部やったら面白みがなさそう
でもCGじゃ無きゃ無理だよな
>>881 CGで何でも表現できるのは? だけど
自由にできる分 演出なり レイアウト 仮想カメラ?の位置設定などは
アニメ同様 無から生み出す必要がある
ちなみに今日 NHKBS で 攻殻機動隊をやります
既出だけど マトリックスのインスパイア元の作品
見ていない人は見るといいかも!
っつーか、リアルにすればするほど「なんで人型ロボットなんかで戦争やってんの?」という疑問が湧いてしまう
気がする……>ガンダム
ある意味、一番実写化しやすいのはGガンかもしれない。
アニメの話ならベクシルはどうなのよ
視覚的にリアルでも、科学的(物理的・効率的)にもリアルじゃないと疑問が湧いてしまうよね。
俺はその傾向が強すぎて、トランスフォーマーズですら観に行くのを躊躇っている。
>>888 リアルに考えれば
なんで平面薄幕に投影された二次元の嘘の映像にココロ振り回されなければいけないんだ?
と考えてしまうので
多少のココロのごまかしは必要
>>890 と学会精神で楽しみましょう!
「これなら科学的にもリアルでOK」なSFXモノってあります?
最近なら『サンシャイン2057』がかなりハードコアに「サイエンス・フィクション」してたな。
宇宙空間に音があるのはご愛敬。ついでに一本の映画としての出来もご愛敬。
あの、おすぎですら↓こう言っちゃってるからな〜
_,,,,,,,,,,,,,,,__
┌''ニ三三三三三ミミミ=、,
,.-┤三三三三三三ミミミミ,\
,/,彡l三三三三三三ミミミミミミミミ\
/〃,彡レべキ三三三三ミミミミミミミミミヾ、
,//〃彡{" ~゙''=ニ三ミミミミミミミミミミミ;;}
レ〃三l; ,, ~゙"''ーーー=弌ミミ三;}
l/彡三;j , . - ' ' , :._,,..-―‐‐、ヾ;三j
,!;三;三j ,.-'''~ ̄`ヽ i ::.,,..-―‐'' 、_!'i"
'ヾ;三;;j ,.:-'ニ二ニ'⊥ ≡~ ̄ !i
ヾツ ; .:;l i;_ !l <この映画(トランスフォーマー)をつまんないと言う人は映画を楽しめない人
l! ;!:: ':;l,_;;.. r-' ヽ、, l !
.} ;{:::. ,  ̄ ヽ, |"
{,,.j::::;:: ::'' _,. -― ''''ユ∧ !
゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" /
,入.ヽ, 、 = = = ,/
_,,.:ぐi. ゙ヾ:; ゝ.. ノト、
,,,.. --::ァ'':::::::::::l#ii_ ゙ヽ:;,_ ,.-'' j#;lヽ
:::::::::::/::::::::::::::::::!####llliii~~゙""~,,,,.::iii##l::::\
::::::;/:::::::::::::::::::::::::l#################!::::::::::::ヽ、
その人はアイランドすらほめた
おすぎはガチで褒める場合とお手盛りで褒める場合とが区別つかんからなぁ。
去年はゲドを酷評して東宝から試写状贈られてこなくなったらしいが。
>>864 そのシーン、コンボイ司令官の顔プロジェクターで映しているっぽかったな。
そこだけコンボイ司令官の顔がくすんで見えた。
TFすごかった
300はゴミ
>>892 2001年宇宙の旅
あとは台風ものぐらいか、特に海面などは流体力学に基づいていると動いていると思うし
>>865 そんなことにこだわる馬鹿者たちが作ってるから日本は駄目なのよ ホントに
ミッション・トゥ・マーズ
これも結構リアル
>>900 人面岩を扱っている時点でOUTだと思うが。
ブラックホーク・ダウン
SFXモノかどうかはともかく 一部のヘリのカットCGだし
>>865 他の曲面と比べるとわかるが
タイヤがカクカクするのは意図的だろ
何故に?>タイヤがカクカクするのは意図的だろ
左肘の赤いケーブルがカクカクしてるのも意図的なん?
>>905 あれは タイヤというより、変形後の部品の一つにすぎないわけだが!
>>904-906 まぁまぁ、皆さん、お茶でもどうですか。
熱いですから気をつけて。
そうそう、ふーふーしてくださいね。
あ、人にぶっかけるモンじゃないですよ!
ハッピー・ターイム!!!
909 :
904:2007/08/07(火) 00:51:21 ID:xva/Ys+u
>>905 >何故に?
外周がカクカクしているのは、トレッド部がきちんとパーツが分かれているからだろ
同じタイヤのリム部分は丸いじゃないか
映画のCGは動いて何ぼの世界だろ
静止画にこだわる奴はshadeでもやってろや
あれだけの仕込みしてあるモデルデータの重さを思い知れ
っつーか>865って本当に映画のモデルなのかなあ?
目を凝らして見たけど、別にタイヤカクカクしてなかったよ(っつーか今時、ゲームのキャラモデルでもここまで
カクカクしてないと思う)。
「カクカク」の話だけでスレが終わりそうな予感
>>911 質感とか見る限り映画用のデータっぽいけど、サイズのせいか
サブディビのレベル低くしてレンダリングしたんだろ
シカジカ
動いてなんぼならゲームやアニメでも見てろや。
それを静止して見ても実写と見まがうばかりのレベルまで高めてこその映画だろ。
そんな事に拘らない馬鹿者たちが甘やかしてるから日本は駄目なのよ。
ホントに 。
アニメは動いてナンボだろうけど映画のCGはねー
>>915 静止画で見ても被写体ブレでボケるのが実写の世界だよ
ホントの馬鹿はどっちなんだか?
静止画像はともかく 高速移動しながら 車からロボットに変わる
カットはすごいけどなぁ すさまじいとしかいいようがない
俺みたいな素人には「映像革命」な映画はもう出ない気がする。
技術屋にとってはそうでなかったとしても。
カメラが常に捉えられない程せわしなく被写体が動き回るってどんな映画だよ( ´,_ゝ`)プッ
>>920 高速シャッターで撮影しない限り秒間24コマの映画のひとコマひとコマで動体は常に何所かで大きく被写体ブレが生じている
ところがこれを連続再生するとあら不思議、くっきりシャープに見えるのだよ
おそらくブレが生じる箇所が毎フレーム違うためだと思うが、映像マジックの一つだよ 覚えときな
逆に高速シャッターで被写体ブレを全く取ってしまうと動きがカクカクしてしまって監督の好みで意図的に使うことはあっても
まったく自然には見えない
>>922 三船敏郎が殺陣をやると剣さばきが映っていない、と黒澤明が唸った話は有名だよね。
そんな殺陣でも普通に映写すると何の問題もない。不思議だ。
映写カメラのシャッターが区切ることが関係しているのかな。
リドリー・スコットとか、アクションシーンでブレを取った映像を使うよね。
跳ね上がった土くれが明瞭に見えて違和感があるけど。
長時間、観ていると目がチカチカしてくる。
アホか、そんなもんハリーハウゼン見てる奴は全員知っている。
他のスレならともかく ココでそんな基本的な事を得意気に語られてもねぇ… なんか論点がズレてる気がする。
>910からの流れを読めば会話とか動きの少ないシーンでカクカクが分かるようなローポリCGは映画としてどうなのよ?って事だろ。
近い将来CG処理を4Kでやるようになるだろ
そうなったら今の特殊視覚効果は全て時代遅れになるな
927 :
名無シネマさん:2007/08/08(水) 16:46:48 ID:zTMVjvHK
4kってなに?
最近のハリウッド大作映画はDigital Intermediate(DI)といってフィルムを
4k(4096×2160)サイズでスキャニングしデジタル化してからVFX処理や
編集などの作業を行うのが主流になってるが、CGIの部分はレンダリング品質や
時間の関係から未だ殆どが2k(2048×1020)サイズで処理されている。
なので元から2kで上映してるDLPでは分からないが、フィルムや4k pure Cinemaでは
実写のみのカットとVFX処理されてるカットでは解像度の違う画を見ている事になる。
キレイ
コマカイ
コウソクド
コウガシツ
>>925 カクカクが分かるようシーンなんてないけど?
>>933 2chに頼らずに
映画の本でも読めば
もっと勉強になると思うよ
ありがたい
今度探してみよう
今のcinefexはけっこうあちこちに置いてるんだな。
前の版は西山書店だかにしか置いてなくて
確認しづらかったんだよな。
中子本もなぁ、英語が達者なのか日本語が不自由なのか知らんがかなり
理解しにくいものがあったよな。
でも厨房の頃読む分にはあの訳分からなさがカッコイイと思ってたんだよね。
日本に無い未知の技術って感じで。
941 :
名無シネマさん:2007/08/11(土) 22:34:03 ID:B+LPqPi2
トイズプレス版シネフェックスも翻訳文がけして解りやすいものではなかった。
FX用語は専門用語が多いので、適切な訳が無いのは仕方が無いが、合成=コンポジット、
消去作業=リムーバルを解説無しで記事にするのはどうかと思った。
今出している、ボーンデジタル版はかなり改善されているが……
>>933 スターログと言えば、大口孝之さんのVFXスタジオやSIGGRAPHの紹介記事は面白かったし
解りやすかった。
皆さんは大口氏の記事はどう思いますか? 私個人としては解りやすくて好きなので、
ボーンデジタル版シネフェックスにスターログと同じ記事のコーナーを引っ越して
きてほしいのですが……
「トランスフォーマー」のスタッフクレジットをぼぉーと観ていたのだが、スターウォーズやマトリックスの時よりも、えらく人数が少ないんじゃない?
CGで描くのが四角っぽい物体だったから?
ソフトやハードが長足の進歩を遂げたから?
細かい仕事をやったバイト君は名前を出してもらえなかったから?
無知蒙昧な私に教えを乞う。
943 :
名無シネマさん:2007/08/12(日) 02:08:22 ID:SXVLC+vK
>>936 私の推測ですが、マイケル・ベイのインタビューによるとTF全体の
VFXショットは450ショットと答えていました。
TFの変形と戦闘シーンにILM、DDが新しいソフトを開発して、
VFXショットは意外と少なめにしたのではないのでしょうか?
戦闘シーンはSFXとVFXのコンビネーションが多いようですし、
ウィキに載っていた制作費150M$も新開発のテクニックに費や
されたのではないかと思われます。
一つの例ですが1993年にデジタル革命を起こしたジュラシック・パークの
CGショットは全部で50でした。
また、マトリックスの1作目は500以下だったそうです。
おそらくTF2は1000以上のVFXショットをDDがクリエイトすると思われます。
これは私の推測なので、詳しいことを知っている人がいたら教えてください。
でも、パイレーツ3のエンドロールのILM、DDのクルーの多さから見ると
確かにTFのクルーはかなり少ないですね。
CG WORLDの記事ではILM以外に数社、300人以上のスタッフがいたと書いてあった。(立ち読みなので明細は憶えてない)
変形は手作業が多そうだし、煙などのエフェクトも多かったし、結構人手はかかってんじゃないのかな。
エンドロールを長々と流しても、感動に浸ってじっと見るなんてタイプの映画じゃないから、適当なところで切り上げた気がする。
VFXの話ではないが、最初は物語の肝になるかと思われた解析チームのラストのあまりにもしょぼい役回りには笑った。
あと、おっぱい>>>CGな映画だったのはたしかだ。
945 :
名無シネマさん:2007/08/12(日) 02:52:26 ID:SXVLC+vK
>>938 と言うことは、ILMだけでは全てのVFXをさばけれない。
ベイがオーナーになったDDは新体制で、新しく外部からアニメーターや
デジタルアーティストを雇って、新生DDを立ち上げた。
でも、今回はエンドロールには参加したクルーを他の作品ほど載せなかった。
と言うことでしょうか?
>>944 >エンドロールを長々と流しても、感動に浸ってじっと見るなんてタイプの映画じゃないから、適当なところで切り上げた気がする。
・・・そんな理由で長くしたり短くしたり出来るものなら
エンドロールなんてとっくの昔に無くなってると思わん?
「誰も読まない名前をズラズラと並べること」と
「その時間を端折って客の回転率を上げること」を比べたら
世の中の映画製作者がどちらを選ぶかなんて説明するまでもないだろう。
>>946 昔の話だけどSWEP4のエンドロールは当時としてはとても長かった。そのころはまさに「客の回転率」のために短くするのが主流であったが、
ルーカスは安い給料で働いたスタッフへの配慮と、まあ、それ以上に大作っぽく見せるためにあえて長くした。
ところが、これが観客の間で好評となり、その後の大作の”流行”になってしまった。
何だかんだいって結局そんな理由で長くしたり短くしたりしてるよ。
端折った可能性はあるわけですね。
でも、スタッフ名を端折ったら組合が黙っていないという気がする。
90年ごろからエンドロールが長大になってきたのは、組合の要求なのではないのか?(私の妄想だが)
VFX/SFX技術者の組合があるのかどうかは知らないが。
誤っていたら訂正してください(何度もクレクレ君ですみません)。
VFXの類ってスタッフ数が多いから、ロールも段組表示が普通。
SWやMATRIXでは4段組、5段組で、滝のようでしたw
トランスフォーマーでは多くても3段組でしたね。
>>947 おおっと、秒単位の差で「ルーカスの配慮」という答えがアップされていましたねw
組合は無関係なのかな。
サンクス。
>>947 事の始まりはそうだとしても今は違うよ。
一度長くなって載る方がそれを「権利」として自覚してしまうと
余程の金を積まない限りこれを短くする事は出来ない。
EP4の頃のスタッフユニオンと映画会社の契約書の中の
クレジットの記載に関する項目にはメインスタッフのクレジットに関する項目しかなかった。
今では末端スタッフに関する事まで詳しく規定されている。
「出来るだけ全員の名前を流さなくてはならない」に対して「猛スピードで流す」
という逃げ道を選んだ「アビス」の手はもう通用しない。
現在では各スタッフが画面上を占有する時間まで細かく規定されてしまったので
「アビス・完全版」のエンドクレジットは6分を超える長さになってしまった。
また、一時期「出来るだけ全員の名前を載せる」が後退して
載る人数は減ったけど名前が大きくなった時代があった。
これは「ビデオだと画質が悪いので名前が読めないじゃないか」という苦情が組合から出たため。
大きな名前を延々と流す事はさすがに興行に響くので、名前を大きくする代わりに
名前が出るランク等の規定が緩和された。その線引きは長い間問題にはなっていたけど
高画質のDVDの出現に伴って議論は収束の方向に向かった。
クレジットというのはスタッフ側と映画会社側の法的な専門家が
延々と話し合って作り上げられたルールに基づく厳密なもの。伊達や酔狂の世界ではない。
「ロード・オブ・ザ・リング」の全長版DVDではファンなどの名前まで収録されているが
これは組合側から問題にされていた。その後の話し合いの結果は知らないが、
ひょっとしたらこういう「酔狂」は二度と見られない物になっているかも知れない。
(映画本編じゃないので可となった可能性もある)
という訳で
>>948の「妄想」は正しい。
「クレジットに載る」というのはスタッフの「名誉」以前に「当然の権利」である。
奪い取りたいならそれなりの金を積まなくてはならない。
それが出来るのは大作ならではのこと。
VFXの会社の場合は制作側と会社との話し合いで決まる場合が多い。
この辺は少々複雑で「会社の強さ」や「その仕事量」や「会社に渡る報酬金」
などの要素を加味した話し合いで決まる。
例えば、A社は大手会社がこなしきれないマスク切りを手伝ったとする。
補助的な下請けって事だね。会社としては技術力を売れるような仕事ではない。
なら自発的に「うちの社名とスーパーバイザーの名前だけで良いですよ」として
契約金を上乗せしてもらおうと働きかける事が出来る。
こうしてA社は「大作に参加」という名誉と上乗せされた金をゲット。
その金がどう動くかは「業界」ではなく社内の問題となる。
もう議論は終わってるようですが、実例として『キル・ビルvol.1』のアニメパートを
担当したプロダクションIGの石川社長のインタビューから引用
――タランティーノ側に要求したことは。
石川 とにかくI.Gを評価してくれということです。契約書にも入れてもらいました。
「日本のアニメーション」ではなく、ちゃんと「プロダクション I.G」を評価してく
れと。また、エンドクレジットの掲載人数について、作品に関わったスタッフ40人
の名を、すべてを載せてほしいと要求しました。当初、プロデューサーのローレンス・
ベンダーからの回答は、15人以上は無理だというものでしたが、粘った結果、40人
全員を掲載してもらうことができました。
――勝利ですね。
石川 たかがクレジットだと思われるかもしれませんが、僕らがやっている仕事は、
世界トップクラスだという自負があります。それに関わっているすべての人に、今後
も作品作りを続けていこうと思ってもらうことを、大切にしたかった。驚いたのは、
実際に出来上がった作品を見たら、冒頭の場面にもI.Gの名前があったこと。
これには胸が熱くなりましたね。
954 :
名無シネマさん:2007/08/12(日) 17:58:26 ID:vo9g9vxM
>>932 どうでもいいけど「Bring it」だと思う
955 :
名無シネマさん:2007/08/12(日) 18:09:15 ID:vo9g9vxM
>>953 これっていつの映像だろう
3,4年前から映画のCGもこれくらいのクオリティだったような気がするけど
それ以前にYouTubeの映像では画質が悪すぎて、どのくらいのクオリティーなのかはっきりしない。
どこかに高画質版は無いのかな。
EP2のクローン兵士思い出すなあ
あれも映画館だと全くわからなかった
DVDだとバレバレなんだけど
>>955 これほど 周囲に溶け込んでいるのは 数少ないと思うが
着ぐるみかと思ったぞ(W
白っぽいデザインが治安維持軍風 未来はこんなやつが
戦闘するんか。。
トランスフォーマーってヲタの動体視力をテストする映画なのか?
アイロボットも
>>953みたいな感じだったら、日常に存在するロボットという感じが
出てよかったな。
>>960 あと記憶力。たった一度しか紹介されない敵キャラを全部覚えきれるかどうか試される。
>>962 むしろクライマックスで劇中の兵士たちが敵味方ちゃんと区別して
攻撃してんのか心配になった
>>960 2回見ると 敵味方の識別ができるんだけどな
動体視力とは無関係
動くものを見る能力はすべて動体視力だよ
普通の視力検査は静止視力をテストしてる
CGだろ。
素人にあんな見事なフォローパンは無理ぽ。
>>966 おもしろいなぁ 「UFO Mi-24」 もナイスだけど
来年の米アカデミー特殊視覚効果賞でトランスフォーマーの対抗馬になりそうな映画ある?
来年から長編アニメーション部門で主要キャラの動きがモーキャップの作品は
選考の対象外になったらしいからBEOWULFがこっちに入ってくるとか?
あとは前作がそれぞれ獲ってるSPIDER-MAN 3とAT WORLD'S ENDあたりかな
映像革命なんだから300かトランスに決まってんだろ
やっぱTFが有力だよね。
それにしてもここ30年のILMの受賞率の高さといったら…。
しかし最近は取ってなかった世ね
974 :
名無シネマさん:2007/08/15(水) 20:48:24 ID:EkVg2Q4S
>2のテンプレにあるリンク先の方のリストには受賞作以外のノミネート一覧も載ってるけど、何で受賞こっちじゃないん?ってのがいくつかあるよな。
後に一般化するような革新的な技術より見た目が真新しい派手な映像のが獲ってる感じ。
結局この手の賞レースはパワーゲームだから、これまで受賞しまくってたILMに対して抑制しようって会員の心理も働いてた気ガス。
あんなマンガ映画がとれるの?
インデペンデンス・デイだってとったわい
関係ないだろ。ストーリーやコンセプトが漫画でも特殊効果がすごけりゃ取れる
それでは次スレではエピソード1がマトリックスに負けた理由を考察してみようか
980 :
名無シネマさん:2007/08/15(水) 23:02:47 ID:DT7cwjdo
エピソード1はもはやピクサーみたいなCGアニメ状態な感じ。
特殊効果がどんなに凄かろうとあんなに客をガッカリさせた映画は無いからな。
審査員に賞取らせちゃいかんという心理が働いても不思議はない。
あとマトリックスは目新しかったし。
SWの新版はSFX・VFXを鑑賞するために存在していた気がした
ep3だけ、ep1とつながって良かったね的、同窓会映画
ワイヤーアクションもナントカタイムもマトリックスが初めてではないのだろうけど
ヒット作の中で分かりやすい形で提示したことに意義があるのでは
エピソード1はまあ凄いけど、何ていうか
お腹一杯な感じで、その意味ではトランフォーマーと似ている
そろそろ日本アカデミー賞でも視覚効果賞とか作ればいいのに
悲しくなるだけか‥‥
次スレたのんだ
オーシャンズ13見に行ったら予告でベオウルフ見れた。
CGだと気付いてない奴多かったろうな、いや、ここで予備知識無きゃ俺も気付かなかった。
オーシャンズのラストに花火が打ち上がるシーンがあるんだけど、あれ全部CG?
光だけじゃなくて、煙の筋とかも出ててリアルだったんだけど
光の消え方が妙に揃いすぎてて不自然に感じた。
988 :
名無シネマさん:
>>978 それに近いものは過去にもあったけれど、受賞作品が『ゴジラVSキングギドラ』
だった……
川北紘一の特技監督作品ではもっといいのがあるのだが、と思うました。
だから日本アカデミー賞の視覚効果部門は期待していません。
>>981 多分CGだと思うけれど、Vフォー・ヴェンデッタは花火のフッテージを合成した
物だから、同じワーナー作品だからその可能性も有るんですよね。
個人的にはCG丸見えのエレベーターのシーンで身軽な中国人のキャラが前にやった
映画の仕事がCG合成だった、という楽屋オチが笑えたけれど。