766 :
どこの誰かは知らないけれど:
まあ、たしかに。
円谷は戦争の記憶があったためか
炎のスケール感が身に付いていた
そのために、はじめのゴジラの円形の炎は
スローモーションで撮影した炎をさらに
スローラックして背景に合成して
かくかくした動きになったがスケール感はあった。
平成ゴジラはたき火。
いまならCGで再現するか、コマ間を埋める等するだろう。
その技術があっても平成ゴジラはたき火。
>>766 それができりゃやってましたがな
みんな貧乏が悪いんです
768 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/23(土) 02:26:33 ID:7Y+IVaRw
>>767 失礼。円形じゃなく遠景だった。
しかし、撮影時のビデオをみたが、
ホリゾントの麓にガスバーナーならべて火をつけていた
死ねって感じ。
火事の設定なしにすればいいじゃないかと思った。
火事の炎や煙は「にぎやかし」だから。
あれが無いなら無いで画面が寂しくなるよ。
全ては
>>767が正解。
描写力の低い昔のフィルムと同じ事を
今のレンズ・フィルムで再現しようとしたら
初代ゴジラ程度のいいかげんな合成では済まされない。
それに初代のアレはあの規模の炎をコントロールする技術が無かった頃の代替手段でしかない。
『ラドン』の頃からは既に今と同じ方法でやっている。昔の人にも死んでもらうか?(w
>いまならCGで再現するか、コマ間を埋める等するだろう。
しない。
プレーンな炎はハリウッドでもまだ「たき火」が主流。
理由がない限りCGで再現なんてリスクもコストも高い方法は採らない。
爆発の炎とかは見慣れている人も少ないのでCG率は高いが、見慣れている炎をCGで作るのはまだ大変だ。
「コマ間を埋める」←もっとしない。
第一意味がない。そんな意味のない手間が掛けられるのなら「たき火」を別撮りして合成に手間をかけた方が良い。
ノーマルで撮った素材を気まぐれな監督が「二倍で見せたい」と言う事はあるかも知れないが
それなら元に写っている素材を消して他の素材を合成した方が仕上がりは断然良くなる。
死ぬほど予算が無くてクォリティー度外視の現場ならビデオエフェクトでお手軽にやっちゃうかも知れないが。
>>766 また懐古厨が戯言を。
あのゴジラの背丈より高く上がった炎のどこにスケール感があるんだよ?
リアリティよりインパクトを優先した演出だろうに。
そしてビオランテのデッカイ火の海はどう見てもあの初代ゴジラの火の海
のオマージュだ。それ以上の意味なんて無い。スペゴジの頃はもうちょっと
スケール感を気にして炎が小さくなっている。
今現在の技術であえてスケール感のみに注力するとしたら
>>769の言う
ように合成に手間をかけるだろう。
まずゴジラも街並みも別撮り。街は実景がいいかも知れないが建物同士
の間にマスク作るのが難しく炎の照り返し照明も出来ないのでミニチュア
セットを何回も撮る方が効率的か。
そして炎や煙の素材をハイスピードで山ほど撮って背景や建物の間に
小さく縮小して合成する。
もしカメラが移動すれば手間が何十倍にもなる事は言うまでもない。
更にこの手の画が1カットのはずはないのでカットごとのクオリティに
違和感が出ないよう全てに同じ手間をかける。
ここまでやったとしてもそれがベストと言い切れないのが映画の難しい
ところだ。ミニチュアセットにゴジラを立たせて火を炊いた従来の映像の
力強さや一体感までもが合成で再現出来るとは限らない。
結局は表現力がすべてなんだよな
参考までに書いておく。
初代のあの炎がカクカクしていたのは、当時の東宝にあそこまでの高速度撮影が出来るカメラが無かったから。
仕方がないので出来るだけ高速度で撮ったものをプリントで倍に落とすしか手がなかった。
そういう事情だったので戦争体験は全然関係ない。
今だったらカメラを好みの速度で回すだけ。
CGもデジタルによるコマ埋めも必要ない。
>>772 今でも(いや、今だからこそか?)カメラで出し切れない高速度はコマ埋めとかしてるけどね
戦後でも町の大半を焼くような大火があったよ。
その点でも初ゴジのシーンはリアルだったのじゃないかい。
今でも臨場感が一番あるね
>>773 そんなに回転上げて何を撮るんだろ?(w
フォトソニックでも速度が足りないとかって聞いたことないなぁ。
尤も、その域に行ってしまうと今度は光量が絶対に追いつかないが。
>>774 モノクロだからね。それが一番大きいのだと思う。
戦争体験とかは特撮に関しては殆ど関係ないと思うよ。
だってその体験を活かせるほどの技術はまだ持ってないもの。
>>773が言ってるのは等速かせいぜい2倍までしか高速度撮影出来ない
ビデオカメラを使わざるを得ない貧乏な撮影現場の話だろう。ウルトラマン
とか超星神とか。
話の繋がり上何が言いたいのかイマイチ意味不明だが。今のテレビ特撮
は没落したという話かな?
モノクロで迫力がでるなら、色消して観ればなんでも迫力が増すってこと?
778 :
773:2007/06/24(日) 10:53:50 ID:Kt+Ecce5
>>773 では実は「リターナー」で十倍で撮った映像をデジタルで二十倍にしていたのが念頭にあった
>>775 >尤も、その域に行ってしまうと今度は光量が絶対に追いつかないが。
だからこそのデジタル中割り
>>776 何か言いたかったかというと、今は違和感のないコマ埋めができるようになった、と言いたかった
貧乏どころか、潤沢な予算がないとできない技法ではあると思うけど
>>777 な訳ない(w
モノクロとカラーではコントラスト比が違うもの。
カラーの色情報が無いものがモノクロだと思ったら大間違い。
カラー映画のライティングとモノクロ映画のライティングは根本的に違う。
カラー映画初期の製作者の苦労なんて、わかんないんだろうなぁ・・・・・・
>>777
今モノクロでゴジラ撮ってもチンケな映画しかできないのじゃないか
白黒撮影に慣れている技術者がいなくなってるから
予算は通常の倍くらい無いと難しいかもね。
炎が建物を襲う、人が焼け死ぬ、激しい火災の描写と
遠くの火災の音だけが聞こえる夜の東京、鳥小屋の向こうのゴジラ、惨劇の中では
むしろ静謐ともいえる描写が交互に交わり東京大空襲を彷彿させる惨劇を描いている。
ここに赤があればもっと強烈だっただろうな
784 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/25(月) 22:16:08 ID:KfxOkpR7
日本の特撮はちゃちい。
日本の家はウサギ小屋
786 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/26(火) 01:08:01 ID:RJdh7Wxo
何が言いたいのかというと
頭の中にビジョンがあるかないか。
戦災経験者は大火のイメージが明確にあって
それをなんとか再現しようとした。
平成ゴジラの作り手は
ぬいぐるみおいて後ろでたき火しとけば
物はそろう。それだけ。
作り手も見る側もイメージ貧弱なので、お前らが喜んで擁護して終わり。
未来は無い。
ただの煽りなのか、真剣に頭膿んでる御老人なのかよく分からんな
>>786 >頭の中にビジョンがあるかないか。
今も昔もビジョンが無いとそれを実現しようとするモチベーションは生まれない。
こんなのは当たり前。無くてそんな作業が出来ると思う方がおかしい。
今は「大火事のシーンが欲しい」となれば山のように映像資料が用意出来る時代。
ほとんど実体験しか叩き台になるものが無かった世代とスタート地点は実はそんなに変わらない。
ちなみに「昔のゴジラが凄いのは戦争体験があったから」というような解釈は
「じゃあ、殺人場面の演出が上手い人は人を殺した経験があるんですか?
そういう場面を演出するためには人を殺さないと駄目だと言うんですか?」として
円谷英二の協力者であった有川貞昌さんが忌み嫌っていた考え方だ。
誰も想像もしなかったイメージを実現化し続けてきた技術者としては当然の事だろう。
もちろん、言ってる方は円谷英二やそのスタッフを褒めているつもりなんだろうが
言われている方にとっては自分たちの創意工夫ではなく過去の体験だけが凄いのだと
言われているのと同じ事だからだ。
何にしても観客の立場から火事のシーンの物足りなさに文句を言う分には全然構わないと思う。
だけど、ビルのミニチュアの裏に火皿を並べて火をつければおなじみの火事のシーンが撮れる
と思っている間は、スタッフが何をやっているか全然理解できて無いわけだから
メイキングを少々見ただけの知識で観客の分を超えたスタッフ批判なぞするべきではないのではないか?
790 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/28(木) 03:05:23 ID:gbp5n76m
>>789 スタッフの考えは
内部に床も天井も無い、窓が乳白色の
デパートのおもちゃ売り場のビルのディスプレー程度の
手間のかかっていないミニチュアをポンとおいておいて
後ろで何でもいいから火を焚いておけば
物を正確に見極める事の出来ないオタクさんやガキは
わあ火事だあと喜んでくれるだろう程度。
っていうか頭の中にビジョンがないから
ビル!火!という記号でしか物事をあつかえない。
791 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/28(木) 05:50:02 ID:V3EFSkG+
平成では、特撮がルーチンワークになってしまった部分はあるのじゃないかな?と
そいや、ガメラ3の、京都炎上 五重塔でイリスとガメラにらみ合いシーン
の炎は良くできていたと思うけど、あれはCGなんかいな?
ガメラ=炎だから、こだわりがあるんだろうな。
>>790 内部を正確に作ったビルに電飾を入れたりしたら動かすのにも細心の注意を払わなくてはならない。
て事は撮影期間が限られている場合、脚本が要求する絵を撮りきれないという事が起こりえるので実際の撮影には不向き。
仕事でやっている人は「仕事の効率よい進め方」まで考えられないと失格。
そこまで考えられるのが「物を正確に見極める事の出来」る人。
出来ないのは「オタクさんやガキ」。
仕事というのは理想ばかり追求していられるものじゃない。
そんな当たり前のことを考えられない
>>790みたいなのが口を出せる問題じゃないな。
と、こんな人たちがスタッフをやってるわけですからw
頑固なお年寄りだなぁ
796 :
釈迦厨:2007/06/28(木) 21:59:26 ID:q2lSeKBd
まあまあw
ハリウッドにいったVSシリーズのスタッフの裏話の本があったよね。
時間も予算もない悲惨な状況だったらしいけど、それを
観せられるのは観客ですからね
798 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/29(金) 01:41:02 ID:43rbOXJ5
>>792>>793 違うね。効率は単純に金と時間だけでなく
パフォーマンスに対しても求められるものだ。
それが理解出来ないということは才能がないということ。
そして実践出来ないのは能力がないとうこと。
つまり脚の遅くて運動神経の無い馬鹿が、サッカー選手をやってるようなもの。
君たちが言ってる事は、脚が遅くても試合に負けても一生懸命やってるからいいじゃないかと、言ってるのと同じ。
それは世間では無能と呼ぶ。
>>798 アホの極み。
他人の生命や安全を預かる仕事以外なら、まず優先すべきは納期と予算だ。
これはどんな仕事でも変わらないのは社会人なら誰でも知っている。
パフォーマンスとやらは、それを優先出来て余力がある場合にのみ求められる。
ま、学生さんは社会人の批判なんかせずに勉強をしっかりしておくんだね。
と、こんな人たちがスタッフをやってるわけですからw
>797
ハリウッドでもそんな現場があるのか
VSの撮影現場の裏話ってことです。
もちろんアメリカだってメチャ低予算の映画はある。
日本じゃ公開しないだけ。
>>802 メチャ低予算の映画でも意外に時間は掛けられていたりするんだよね
>>790だったらビルの窓の中はどんな風に作る?
素通しの窓にしたら夜のシーンの撮影が大変そうだけど。
>>799 もう、お前だめ。アホ。パフォーマンスにも効率が求められると言っているのである。
そして、特撮マンには才能が要求されるのである。
納期と予算と結果の間には、才能と能力が介在するのである。
お前の話だと、誰がやっても同じ。予算と納期で全てが決まる事になる。
実際は同じ予算と納期でも、使う人の能力によってその結果は異なるのである。
才能は不可能を可能にする事もあるのである。
俺は君の公式から抜け落ちてるその才能と能力というものについて言及しているのである。
ていうか、君がもしそっち関係なら、完全にダメだろうね。
才能という物の存在を理解出来ていないという事は、
才能の実在を信じていない。つまり君に才能が無いという事だ。
>>804 夜のシーンというくくりだけで、出る正解なら、それは途方も無く
コストパフォーマンスの悪い物になる。
アホなプロデューサーがいくらでも金を出してくれるならいいけど
そんなシステムはコッポラですら失敗している。
夜のシーン一つでも、破壊するビルの窓なのか?高速で飛行する背景なのか?停電の設定か?移動の必要はあるのか?
クローズアップか、遠景か?
これらの条件により全く異なる。
そこらを考えないと平成ゴジラになる。
>>805 >夜のシーン一つでも、破壊するビルの窓なのか?高速で飛行する背景なのか?停電の設定か?移動の必要はあるのか?
>クローズアップか、遠景か?
>これらの条件により全く異なる。
何で甘ったれた条件出してるの?
そんな親切な発注があると思う?
「25分の1のビル50棟。昼でも夜でも使えるように。来月の半ばまでによろしく」
崩れたりしないビルの発注なんてこんなものだよ。
「何に使うか」なんて発注する方も知らない場合が多い。
最初のビル発注の頃は脚本もコンテも上がってないんだからな。
おまけにそのビルは別の作品でも使い回す事が前提になっている場合も多い。
そんなアバウトな条件でも仕事を進めなくてはならない人がいて
それを「何も考えてない」と決め付ける人がいるわけだ。
君はもっと良い方法を採れるんだろ?
求められる条件は書いておいた。良い方法があったら書いてみな。
807 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/30(土) 10:05:46 ID:Kzs/nJ+3
>806
それは本物に見せたいのか?
それともおもちゃですぅと自己主張するビルでいいのか?
808 :
釈迦厨:2007/06/30(土) 10:15:40 ID:8nlh07TP
まあ昔の大映京都みたいな贅沢は今は無理ですよw
当時でも他社ではぜーーーーったい無理だろ。 永田ラッパが凄すぎるんだよ・・・・
>>806 てか、窓の中って言ってるんだから=仕掛けなし=破壊なしって事ぐらい察せられるようになってから大口叩けって話だな。
目欄で言い訳する前に必要最小限の知識くらい持ってろよ。
東宝特撮黄金時代の「モスラ」でも円谷は
「一年かかる合成作業をたった3ヶ月でやる冒険をあえてやって
みました」と田中Pに皮肉をいってますね。
812 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/30(土) 16:54:07 ID:Kzs/nJ+3
>810
窓の中って言ってるんだから=仕掛けなし=破壊なし
なんて決め付けてる時点で、君の頭は動脈硬化を起こしている証拠。
君は、ここ塗っといてとかいわれた仕事だけしておけばよい。
考えるのはほかの人に任せておいたほうがいい。
ついでに言うと才能も、能力もない。
はよ仕事にもどれ。
どうやら「なぜ間違っているか」を指摘する知識も無いようでw
知らない事には口を出さないほうがいいよ。
論理的に説得できなくて「アホ」「だめ」と罵倒語を入れている時点で
冷静じゃない。それでは論争にならず、双方罵りあいで泥沼化するだけだ。
互いに理解できない会話をぶつけているだけではアホ同士の口喧嘩にすぎない。
いったん休んで頭冷やしてから仲良く喧嘩しな。
815 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/30(土) 20:36:32 ID:Kzs/nJ+3
このスレは、如何にして没落したかを語るスレである。
つまり現状を嘆いている人が集うスレである。
そして、予算と納期で結果が決まると言い切り。才能や能力を否定する方々が多数出現。
結論としてこういう方々がはびこる事によっていい結果を出せなくなり
没落して行ったことが良くわかる結果となった。
また、上から下までノルマをこなすことに汲々として
アートを手がけているという意識がないこともはっきりした。
確かに、そんな現場では才能のあるやつは、ほかに行ってしまうのは当然の結果だ。
カーレースに勝てない男がいるとしよう。
そいつは車が悪い、スタッフが悪いからしょうがないなどと言っている。
もちろん、それもあるだろう。だが、自分に才能が無い、腕が悪いという可能性に考えが及ばない。
車がよければ、運転の下手な奴でも勝てると思っているのだ。
その男の腕がいいか悪いかはわからない。だが、ドライバーの腕に考えが及ばないその男の脳みそは
確実に動脈硬化を起こしていると感じ無いか?
才能の必要な仕事と、そうで無い仕事があるのだ。わかるか?
↑
こういう意見を読むたびに「日本の事故調査がなぜ本当の原因に迫れないか」という話を思い出す。
本当なら事故の調査というのは「なぜ事故が起きたか」を追求せねばならないはず。
なのに日本ではすぐ「誰が悪いか」という話になってしまい、本当の原因究明が疎かになるという話だった。
物言いが偉そうだけど
>>815の言うことはよくわかるよ。
ただ、映画製作に金をかけたがらない日本映画界の悲しき現状というか、
そういう「腕があっても能力があっても、思うようにできない」
人材もいるわけで。
結局日本映画の衰退は、体制的な問題と結論づけてしまえるのかも知れない。
さらに、ものすごい才能があって、実行力も本当はあっても
他人に対して無礼な言い方しかできない(社会人としてダメな)人
には思い通りの仕事は任せてもらえなかろう。
「納期を守る予算を守る云々」にはそういう部分の主張がはいって
いるんだよ。気づこうよ。
>>815 ピントのズレた例え話を持ち出す時点で何も知らないのがモロバレだな。
具体的な特撮の話が出来ないなら黙ってた方がいい。
どうせミニチュアの窓の中も文句は言えても具体的な代案は出せないんだろ?
なら観客らしく観客なりの不満程度にしとけ。
他人の仕事に口を挟みたいならせめて最低限の知識くらいは持っておくこと。
メイキングビデオをちょっと見た程度の知識で内幕を語れるとか勘違いしてはならない。
>>818 それじゃ誰も語れなくなる(w
何にしても「何が悪いか」じゃなく「誰が悪いか」ばかり探すのは勘弁。
「戦犯」を確定しなきゃ落ち着けないやつ、大杉。
で・・・「何が悪い」の?
で・・・「何がいいところ」なの?
文句言うだけじゃ何も変わらないよ。
>>820 別に変わればいいなんて思ってないだろ。
「昔の偉大な特撮を褒める俺様も偉大なんだから敬いたまえ」
って思ってる彼にとっては昔の特撮が全てで、今の特撮がそれ
を超えてもらっちゃ困るから。
老害って やつですね
そりゃ落ちぶれるよなとしか言いようが無いねえ。
消防士でも、医者でも、弁護士でも訓練すればそれなりに納期と予算に収まる仕事が出来る。
誰がやっても。
だが、映画を作るという仕事は、その類いの仕事とは全く性格を異にする。
アートなのだ。
誰がやっても出来る仕事ではない。才能と訓練と能力を必要とする。どれが欠けてもダメだ。
そりゃ、教育映画位は撮れるだろうが、そんな話はしていない。アートの話だ。
納期と予算を守るだけなら、コンビニのレジ打でも出来るさ。
ちなみに、
>>806に対する
>>807の答えが無いのはなぜだ?
825 :
釈迦厨:2007/07/01(日) 00:32:45 ID:qLOSH5OH
まあ黒澤が納期と予算を守らない事は有名だが。
他のジャンルなら手塚治虫とかも締め切り破りで有名だし。
「予算と納期を守るだけなら云々」なんてのは何も判っていない証拠だよ。
予算内に収める。納期内に収める。
これは大前提だからね。
>>826 動脈硬化という言葉が比喩的すぎたかな。
思考停止と言い換えてみようか。
戦災を経験してないから今のスタッフはリアルな特撮を撮れない
なんて言い分は思考停止もいいとこですな。今後戦争が起きない
限り未来永劫無理ですか。
助監督時代の中野昭慶は円谷英二に「特撮はスケジュールでやるもんじゃない!」
と怒鳴られたそうだが今はそんな優雅なことを言ってられる時代じゃない。
今の時代は雨が一日降っただけでチーフ助監督が頭を抱えちゃうほど
タイトなスケジュールの中で撮影が行われているわけだが、
その中で納期と予算を守るのが「誰でも訓練すれば出来る」ことですかね?
知らないでいい加減な事を言うにも程がある。
予定表を組むまでは確かに訓練すれば出来るかも知れない。
だけどそれを通すのは誰にでも出来る事じゃない。
「今日も徹夜!」と言いだしてもスタッフが「バカな事言ってるんじゃねぇ」そソッポ向いたらお終い。
渋々付き合わせてもクォリティーを落とさないように尻を叩かなくてはならない。
誰にでも嫌われるような事を言ったりやったりしながら、皆に嫌われたらやっていけない。
「作品のある一定のレベルを維持したまま納期と予算を守る」というのは
実は知らない人が想像も出来ないほど大変なことなんだな。
そういう仕事には才能が必要だったりする。腕利きの技術者たちは才能が無い人間にはついていかないからだ。
「自分たちが苦労してもこの人のディレクションなら報われるはず」という確信だけが
「一定のレベル、納期と予算」を守ることを可能にするわけだ。
要するに今の時代、納期と予算が守られているって事はそれだけで才能があるって事なわけ。
共同作業とかと縁の無い人にはピンと来ないかもしれないけどね。
あと。
「映画製作はアート」なんて言ったら、経験した人間は誰でも笑い出すだろうね。あまり大声で言わない方がいい。
映画製作には芸術的審美眼が必要ではあるけど、撮影現場の作業の大半は他でもない、ただの土方作業だ。
これはプロデューサーから末端のスタッフまで等しく変わることがない。あまり夢は見ないように。
映画はアートかも知れない。だが、それを作る作業の98%は「アート」とは縁のない作業ばかりなんだな。
変な妄想は思考停止よりタチが悪いですよ、ホント。
なんといっても円谷の作品は海外でも
確実に稼げる状況だったからね。
そうであっても本人が満足できる状況ではとてもなかった。
>>829 だから、没落したんだね。
土方が手術してれば患者は死ぬし、
土方が映画とれば映画界は衰退する。
土方は土方をしなくちゃ。
ま、意識の問題だけど。
なんかもうgdgdだな、このスレwww
上から物を言いたがる自称スタッフのような人と、過剰反応する人双方がいなくなればすべて解決だ
834 :
釈迦厨:2007/07/01(日) 10:14:53 ID:qLOSH5OH
まあまあw
>>831 とこが邦画の黄金期を作り上げたのはドカタとヤクザと高卒だったんだな、これが。
836 :
釈迦厨:2007/07/01(日) 10:53:53 ID:qLOSH5OH
だな。
永田ハッパはヤクザだし。
黒澤は中卒。
円谷英二は専門学校卒。
>>831 それは
無知なトンチンカンが見当違いな批判をするのは無意味ってこと?
無知なトンチンカンはトンチンカンらしくしなくちゃ。
ってこと?
838 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/01(日) 19:36:45 ID:UsmbV+fM
/二__,--、r'"___、 ヾト、.ヽ
レ'"~,-,、 ! ! ' '" ̄ .ノ\ヾ:、
K/ー'~^~_/ ヽミ:ー‐‐'" ヽ i
!〉ー―'"( o ⊂! ' ヽ ∪ Y」_
i ∪ ,.:::二二ニ:::.、. l 、...
! :r'エ┴┴'ーダ ∪ ! !l
.i、 . ヾ=、__./ ト=.
ヽ 、∪ ― .ノ .,!
10分以内に3つのスレッドにこのAAをコピペしないと
樋 口 真 嗣 が あ い に い き ま す
>「作品のある一定のレベルを維持したまま納期と予算を守る」というのは
>実は知らない人が想像も出来ないほど大変なことなんだな
このスレで「没落」と呼ばれているのは「納期と予算を守る」事だけを最優先したために、
「一定のレベル」を遥かに下回る物しか生み出せなくなっている状況の事なんだけどな。
840 :
釈迦厨:2007/07/01(日) 21:23:57 ID:ynQ93s/c
「納期と予算を守る」
その納期と予算自体が品質と両立が不可能なレベルにまで桁違いに厳しくなった。
釈迦厨って、さすが厨と名乗るだけの厨発言しかしてないよね。
芸達者じゃないかw
>>839 つーか「納期と予算を守る」人を別に褒める必要はないが責めるのは
筋違いだな。「納期と予算を守る」事だけを最優先させてるのはその上
の人たちなんだから。
844 :
釈迦厨:2007/07/01(日) 23:44:44 ID:ynQ93s/c
チャンピオン祭りの一番組になっちゃったら「納期と予算を守る」最優先は仕方ないっしょw。
時代がぽんぽん飛ぶな
ぽんぽん砲でも使ってるんだろう
ってゆーか予算も時間も無いのに特撮のボリューム増やしていたアホプロデューサーが
いるよな。平成ゴジラには明らかにな。
>>839 「作品のある一定のレベルを維持したまま」を読み違えているよ。
映画というのは時間軸に沿って「作品のある一定のレベルを維持」しなくちゃいけない。
最初のカットが良く出来ていたのに次のカットがダメとか、その逆じゃダメだってこと。
全体的に出来のレベルを揃えるって事を指しているわけ。
なのでこれを「遙かに下回る」っていうのは「?」って事だ。
ところで
>>806の答えは未だなんだろうか?
まさか
>>807に答えないと先に進めない程度の判断力の人が大口叩いてた訳じゃないよね?
849 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 02:42:03 ID:yCKR1uj6
>>847 平成ゴジラは川北紘一が撮影所内での力関係に物を言わせて、予算オーバー当然で撮っていたフシもあるからね。
それが許されたのは当時のバブル景気のおかげw。
中野時代と違って、尺合わせの最終的な編集権も川北が握っていたというし。
850 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 03:13:26 ID:qIktrEps
樋口真嗣もガメラの時は1日に1カットの撮影という超のんびりペース。
そりゃ時間かけりゃ、どんな馬鹿でもいいものが出来るよな。
で、そのガメラの撮影ペースをまんま東宝に持ち込んだのがGMK。
ガメラの時はそれで良かったかもしれないが、東宝のシステムと合うわけもなく
撮影スケジュールを消化できずじまい。
結局、撮影最終日のスタジオに富山省吾Pがやって来て
「皆さん、もう撮影はやめてください!」のP命令で
クランクアップを迎えるという前代未聞の結末に。
まあ、所詮はヲタク仕事・・・
851 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 03:57:19 ID:yCKR1uj6
>>850 富山Pはロジャー・コーマンの著書を愛読する一方で、
ファイナルウォーズでは20億円台の制作費を投入したりと、
田中友幸Pよりも大らかな金銭感覚の持ち主らしいが・・・
GMKの特撮班ってそこまで酷かったのかw。
1日に1カットって・・・とてもプロの仕事とは思えんな。
撮影スケジュール自体は日本映画と大して変わらない(その代わり、
撮影前の準備と撮影後の仕上げには膨大な日数をかけている)
ハリウッドの現場でも、それじゃ通用せんよwww。
円谷英二の時代は下手すりゃ2日で2カット。
しかも上手くいかなかったらやり直す余地もあった。やっぱプロの仕事とは思えん?
そんなペースでも「円谷組」の中で何班にも分かれて作業が進められたし
2シフト制で24時間稼働も可能だった。人的資源が豊富だったからね。
今と撮影期間が変わらないと勘違いしている人も多いが、撮影延べ時間は全然違うんだね。
今はそんな事なんか出来やしない。一班で1シフト。こなせる仕事は限られている。
それに樋口組の「1日に1カット」って一日にカメラが一回しか回らない事じゃない。
ちょっと考えれば分かると思うけど、今の特撮って昔と違って1カット1テイクじゃ成立しない。
前景、後景、怪獣、煙なんかの素材、マスク素材など、沢山撮ってやっと1カット。
普通に怪獣が組み合って戦うのを撮ればオッケーな時代じゃない。
樋口組でもそういうカットなら一日8カットくらいは軽い。
ちなみにハリウッド。当たり前だが円谷組よりもっと班編制は多い。
バートン版『猿の惑星』のポッドがジャングルに墜落する1カット。
「ドライ」と呼ばれる空ステージの状態でポッドの動きとカメラモーションを決めるのに一日。
グリーンマンやプロップメーカーやデコレーターがセットを飾るのに二日。
カメラクルーが入って実際のカメラをセットし、ライティングするのに一日。
本番初日にスーパーバイザーが手直しを要求、撮影せずに手直しで一日。
やっと本番で飽きるほどテイクを繰り返して一日。
一晩経ってラボから上がってきたフィルムを見てやっとオッケー。
そんな事をMAX3班同時にやれるだけの金も設備もある。
おまけにポスプロ重視なんでカット数は物凄く少なく、撮影スケジュールはユルユル。
奴らは「タイトになった」と言ってるが日本から比べれば羨むに値する。
そして、それはプロとして通用している。
853 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 06:20:25 ID:wgVxvbcy
>>852 アメリカという国が最新技術と人海戦術を併用する事で、
仕事を片付けるのは先の世界大戦でも証明済みだよな。
で、円谷英二の時代は日本映画の最盛期故に人的資源は勿論、
制作本数(興行の回転数)も現在とは桁違いだったからね。
ドンブリ勘定の予算が許されていた上に完成が遅れても、
その穴を簡単に埋めてしまう程のプログラム・ピクチャーがあの時代には溢れていたから、
2日で2カットなんて贅沢な殿様仕事も通用したんだよ。
そんな時代でも東映の特技課辺りは、
東宝とは比較にならない程の厳しい環境で撮影を強いられていたのだが…
そういえば矢島信男が独自の撮影法を考案したのも丁度この時期でしたね。
樋口組の1日に1カットがいわゆるポスト期間用のカットである事は分かったが…
そっちに時間を割きたいのなら矢島みたいに知恵を使って、
現場での撮影期間をその分だけ減らして行くのがプロの仕事じゃないのか?
川北紘一は予算を守らなかったみたいだが、
ポスト期間も含めた納期は守っていたので富山Pも許してくれたんだろ。
ポスト期間も含めた納期も守れないんじゃ、GMKの特技班は顰蹙を買って当然だよ。
アニメの制作現場だって納期を守れなきゃ、
プロ失格の烙印を押されて仕事が絶えてしまうわな。
ちなみに黒澤明が「トラ・トラ・トラ」の監督を降ろされたのは、
撮影スケジュールを守れない黒澤に20世紀FOXのプロデューサーが呆れたらしいがw。
854 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 07:18:00 ID:yCKR1uj6
知恵を使った撮影法といえばピープロ時代の石黒光一は、
「スペクトルマン」の特撮パートを1日間で100カット以上撮ったりと、
驚異的な仕事をやっていたらしいね。
855 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 08:41:59 ID:W8Edm6GO
>>848 あれ?納期以外に予算も大事じゃなかったっけ?
その辺を聞いてるんだけど。
君は予算聞かずに仕事はじめちゃうの?
違うだろ。
引っ掛けるためにごまかしてるんだろ。
それとも、マジで言ってるの?
大変だね、付き合う人は。
856 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 09:32:15 ID:yLhUZMbd
窓の中の飾りに別予算なんかでないよ
照明と美術の予算から折半して二十万出れば御の字
もちろんビル一つじゃなくトータルで
事情通を気取っている人はとりあえず黙れ
どれだけ儲けられる監督か、当然これで許されるリスクもちがうでしょ?
確実なリターンが期待できますからね。
円谷の場合、製作中にすでに海外からの買い付けで
制作費はペイできていました。
859 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 10:21:05 ID:91WSv8Ug
「映画作りはアート」とか知ったかぶりな論理を並べててみた所で、
所詮は「机上の空論」に基づいた妄想でしか無いんだな。
脚本というのは映画を作る上での見積書に値する存在なんだが、
肝心の見積書(脚本)がある程度の形にならないと予算や納期も決められないんだから、
そういう「映画作りの基本」こそ勉強し直した方がイイと思うよw。
>>855 そんな専門的な事までは求めないよ(w
好きなように考えてごらん。
窓の中の家具とかはスタジオに落ちている廃材とかを使えばほぼ無料で作れる。
ま、予算がある程度わからないとイメージしにくいならビル一軒2万でいいや。
実際にはそんなに出るわけないけど、大甘の条件にしてあげよう。
家具とかが必要ならそれは無料だとしてその先を考えてみせてくれ。
>>856 だいたいどの辺の人かわかった(w
>>853 ん?GMKの特撮ってポスプロ期間もオーバーしたの?
それって聞いたことないけどなぁ。オーバーしたのは撮影でしょ。
公開日には間に合ったはずだけど。
東京国際映画祭に間に合わないのは川北時代からのお約束だし(w
862 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 11:29:57 ID:GMi4dv0t
>>858 円谷英二の時代は1ドル=360円で固定されていたから、
海外からの買い付けだけでも十分ペイ出来ますよ。
実際にギララやガッパも外貨の獲得を目的に、
当時の日本政府から融資を受けて作っていた訳だし。
ドル・ショック後に作られた「恐竜・怪鳥の伝説」も海外からの買い付けが良好だったので、
撮影前に結構な金額が調達出来たと聞いていますが・・・。
平成ゴジラからはバンダイとのタイアップを積極的に図る事で、
マーチャン・ダイジングによるリターンも期待していたらしいですね。
864 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 15:40:58 ID:jq6oosY7
>>852 >それに樋口組の「1日に1カット」って1日にカメラが一回しか回らない事じゃない。
いや、本当に1日に一回しか回らないんですよ。
ただ怪獣同士が取っ組み合うだけのカットでもね。
このビルのミニチュアを画面の右側でなめるか左側でなめるかで
監督とカメラマンが夜まで揉めあって(どっち側でなめようと画面的にも物語的にも全く問題無しにも関わらず)
その間、撮影がずっとストップしていたりとかね。
もうアホかと。
865 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 17:05:26 ID:ju8yHE31
平成『ガメラ』の樋口組=1日1カット
『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』の石黒組=1日100カット以上
ちなみに前者は特撮パート専門の監督だが、後者は本編パートも兼ねた監督である・・・。
日本映画専門chでは「スペクトルマン」も近日中に放送されるので、
本編撮影後の残り1日で100カット以上もの特撮場面を撮り終えた伝説のエピソード
「交通事故怪獣クルマニクラス!!」&「危うし!!クルマニクラス」
はまさしく必見ですな。
>>864 それは「回らない時もあった」では?
さすがに毎日それじゃ一年経っても撮り終わらねーべw
拘らなければならないときは命がけで拘る。
それを特撮魂と呼ぼう
そのこだわりが正しいかどうかが才能ということに
なるわけじゃろうが。
樋口を連れてきてコントロールできないプロデューサーが馬鹿なのか?
自前のスタッフを使わずにわざわざ呼び出すぐらいだからオレのペースで撮っても
いいんだと思うほうが馬鹿なのか?
会社組織として考えれば明らかに富山は馬鹿。
クランクアップまでコントロールできなかったのかよ?
富山は何やっていたんだ?
869 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 20:35:27 ID:qIktrEps
でも、ビルを右になめるか左になめるかなんて
こだわらなくてもいい、どうでもいい事だろ?
そんなのは監督とカメラマンの好みの問題であって、
お互いの意見を譲らない単なる意地の張り合いで現場を止めるなんて
特撮魂でもなんでもないよ。
湯浅監督が泣いとるわ
871 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 21:18:11 ID:ju8yHE31
>>868 異常事態に気付いた富山Pが強引にクランクアップを命じたんだろ?
角川春樹みたいな独裁型Pならともかく、
日本映画特有の調整型Pに現場のコントロール云々を期待するのは酷だよ。
872 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 21:27:58 ID:W8Edm6GO
なるほど、こりに凝って予算も時間もオーバーさせるのが才能でアーティスティックな行為と勘違いしてんだね。
それは単なる独りよがりだ。もちろん巨匠と呼ばれるようにでもなれば好き放題できるだろうけど、
だいたい枷が外れた人は緩くなるね。
さっき、いい言葉が出て来たね。知恵だ。
知恵も才能だよね。知恵を使って手を抜くところは抜くのも才能。
ビル一つに2万もかけていいなら、雑魚ビルとしては上等じゃないか。
1/25なら家具なんか要らないよ。写らない。省いてよし。
ただ、大きなビルで夜の撮影を考えるなら、◯◯◯は外せない。
しかし、これは予算を食う。面白い事に小さなビルではこれが要らない。
なので、町なみとしてとらえた場合、背の高いビルに金がかかる分、
低いビルは手を抜く。しかし低いビルでも外せないところがある。
それを振り分けるのが知恵だ。
873 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 21:58:35 ID:DTH++uJ3
>>869 深作欣二監督も「傷だらけの天使」の撮影を巡って、
カメラマンの木村大作と激しい口論になった事もあったが…
それでも現場を止めるような処置だけは避けている。
特撮魂とか呼ぶ以前に、
樋口や神谷はプロ失格の甘えん坊でしかない。
874 :
釈迦厨:2007/07/02(月) 22:02:26 ID:oOkbiaAs
だな。樋口は本編の監督やって馬脚露呈した。
しょせんはヲタ上がり。
まさか川北・佐川がプロだとでも?
フレームの中のレイアウトは演出に絡んだ部分があるからカメラマン任せじゃ
話にならないよ。
877 :
873:2007/07/02(月) 23:16:30 ID:moNIqh5d
>>876 監督の狙いよりも、
カメラマンの狙いが正しい場合もある。
後に「傷だらけの天使」のラッシュを観た深作監督は、
木村カメラマンの狙いが正しかった事を素直に認めていますよ。
878 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/02(月) 23:36:16 ID:qIktrEps
樋口組や雨宮組のカメラマンやってた木所寛は馬鹿だよ。
「ゼイラム1&2」「タオの月」「ミカヅキ1話」「ガメラ1&2」
全て、監督が頭から終わりまで描いた絵コンテ無しにはフレームが決められない。
つまり、脚本(文章)から自分なりの絵をイメージすることが出来ない。
本当に監督の絵コンテ通りのカットを撮るんだよ。(それも一種の才能と言えなくもないが)
所詮、あいつもヲタ上がり。
>>872 伏せ字なんか使わないでちゃんと書け。
言い合いを我慢してやってるんだから長引かせるような真似すんな。
ところで納期予算じゃなく結果が全てとか言ってた人がいつの間にか
樋口神谷叩きに回ってないか? 別に映画が完成しなかった訳じゃないし
ガメラもGMKも出来た映像は悪くないだろ。話はともかく。
ここを現代特撮アンチスレとしか思ってないんじゃないか?
GMKの金子監督は神谷監督に「言うことを聞く樋口真嗣」の役を求めてたんだから
いつもの東宝スタイルで早く仕上げるわけにはいかなかったんだろう。
もともと東宝の予定していたスケジュールが金子監督のビジョンを実現するのには短すぎたんでは?
いずれにせよ、金子監督のもとを離れた神谷監督はその後予算やスケジュールでトラブルを起こしていないと聞く。
>>879 伏せずに書くのが怖いんでは?(w
いずれにせよ、文の要を伏せている文章なんか「意見」として受け取れんわな。
未回答と認定しておこう。わざわざ推察なんてしてやんない(w
882 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/03(火) 14:42:51 ID:kSY49nZ8
技術や人材というより時代と言うか時勢にもよるのではないのか?
特撮番組は30分番組が基本である。
しかし今のテレビは2時間でも短いくらいだから、30分番組こそ
視聴率や制作費に関係なく邪魔者。
(製作側だけでなく視聴者にも言えること。)
まして夜7時代のレギュラー番組なんて有名無実。
だから切り捨てられた。
1月1日にウルトラマンや仮面ライダーをリアルタイムで見れた
世代が幸せである。
>>881 てか、伏せ字埋めても全く答えになってない。
もともと
>>790が始まりだろ?乳白色の窓の代案にはなってないな。
乳白色の窓を止めてどんな窓にすれば良いかちゃんと書かないと。
884 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/03(火) 17:34:12 ID:x8wPUMXq
全てはCGのせいだよ
これが特撮を崩壊させてしまった。
ダンボールに写真を張ればお安いんじゃない?
886 :
釈迦厨:2007/07/03(火) 21:59:34 ID:SAfZP06B
>>884 違うな。CGが万能である。CGはミニチュアに勝る。
等の変な勘違いが特撮を崩壊させてしまったんだよ。
>>885 その場合カメラ動かせなくなるけど、それでもいいならどうぞ
889 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/04(水) 00:48:15 ID:TrdzK9Zj
げげ、乳ビ板貼付けた窓でミニチュアとして成り立つと思ってる人が居るんだ。
おどろき。
あれって、プラレールか、交通博物館のジオラマの背景にしか
見えないんだよ。普通の人には。
結局才能の無い奴のセンズリを金払ってみる馬鹿は居ねえってこった。
いや、まじで、どう?あれみて。本物にみえるの?
信じられん。いつも何見て生きてるの?不思議。
>>885 今のところ「どうすれば出来るだけ安く上がるか?」って話は誰もしてないんだけど?
とりあえず段ボール使ったら一週間程度しかもたないでボロボロになる。
あと、写真はどんなに艶消し加工しても完全にマットにはならないので
角度によっては光ってしまう。ベニアに写真っていうのなら確かに遠景には効果的だが
>>888の言うとおりカメラを動かせなくなる理由が沢山出てくる。
>>889 だからどうすれば良いのか?って話なんだけど。
まず乳ビ板の代わりに何を使えば良いかな?
なかなか話が進まないな(w
「誰もあれが一番だとは思っていないが、そうせざるを得ない理由」まではほど遠いね。
実際の話をしちゃうと窓の中まで作ってあるビルのミニチュアの方が珍しい。
「1941」「ブレードランナー」「ゴジラ(エメリッヒ版)」などではビルの窓は殆ど乳白処理。
それにカーテンやブラインドを足して誤魔化している。その辺は日本も変わらない。
クローズアップになるビルなんかはちゃんと窓の中も作っているが、これは日本も同じ。
ミレニアム以降のゴジラでは気をつけて見ていると窓の中を作ってある大ナメのビルがよく出てくる。
ゴジラのスケールが小さくなったのでこういう細かい事が出来るようになったんだろうね。
ガメラの方はこういう処理が必要なシチュエーション自体が少ないようだ。
1カットビル内のミニチャーを見せておけば
後は観客側の頭で補ってくれる。
893 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/04(水) 09:42:29 ID:Yr31pjWj
すまん言い過ぎた。
1941は戦闘機の背景だからよし。
ブレードランナーのスピナーの上昇シーンはたしかに背景のビルが
ちゃちい感じはする。が、香港のようなちゃちいビルの再現だから
見る方は納得する。
ハリウッドゴジラってミニチュアセットあったんだ。見てみよう。
問題はただひとつ
予算も時間も十分の一なのにハリウッドと同じような絵を作れという馬鹿な製作委員会がいるだけです
895 :
釈迦厨:2007/07/04(水) 20:42:48 ID:MRKw2r8z
問題はただひとつ
永田ハッパもいないのに大映京都とと同じような絵を作れという馬鹿な製作委員会がいるだけです
896 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/04(水) 21:23:38 ID:yXokoAGk
897 :
釈迦厨:2007/07/04(水) 21:37:06 ID:MRKw2r8z
誤字脱字探ししか能がないお人がいるようでつねw。
ハッパと言えば角川春樹w
>>893 >香港のようなちゃちいビルの再現だから見る方は納得する
じゃあゴジラVSデストロイアの香港シーンも納得だな。
900 :
釈迦厨:2007/07/04(水) 22:47:00 ID:MRKw2r8z
ハッパと言えば岩鬼正美w
901 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/04(水) 23:04:26 ID:Yr31pjWj
>>899 なぜかしらんが
あれは手抜きのおもちゃにしか見えん
なぜだ?
>889
興味あるんでその手法で撮った映像見てみたい。静止画でもイイから
>901
ニコ動からキャプろうと思ったら消えてら
合成主体の場面だったから、引きの撮り切りだったあのカットだけ浮いちゃったんじゃないかな?確かハイスピードじゃなかったし
ちゃんとローアングルだったんだけどな。カメラのすぐ前に逃げる人の頭でも入れときゃ変わったかも
別にゴジラがチャチくないと言うつもりは全く無いが、同じくらい
チャチいのに海外の有名作というだけで評価が甘くなる辺りが
情けないね。ミーハーな一般客ならまだしもこんなスレに来る
ような自称特撮ファンが。
>>903 引きのカットは変と言うかいつも通りだがその前の看板群を破壊
するカットは案外見れるよ。当然ハイスピードかかってるし手前に
逃げる人々も合成されている。
じゃあ引きの撮り切りのカットは何が変なのかと言うとちょっと難し
いな。いつもよりは微妙にミニチュアの作りも凝ってるし、もちろん
ハイスピードかかってないなんて事ではない。ビルの窓の中など
気にならない引きだし。
思うに画面の奥行き感じゃないかな。置かれてるビルの数があまり
にも少な過ぎる。手前もスカスカだし奥にも高いビルが欲しい。
もしくはあのビルの数ならEDに入ってるビオランテの大阪シーン
くらいにもっと煽った方が良かったと思う。
905 :
釈迦厨:2007/07/05(木) 20:02:17 ID:6232hoT9
>>904 海外の有名作で平成ゴジラ並みのチャチさの作品は無いだろ。
カット単位で言うならともかく。
まあ今してるのはカット単位の話だからね。ブレードランナー冒頭の
ビルの出来とゴジラのミニチュアビルはそんなに差がないと。
そのチャチさが作品の何%を占めるか、それが作品の出来にどれだけ
影響するかはまた別の話だ。
まぁ平成ゴジラ1本1本のそれぞれの特撮のホケリュームからして
あの予算であの撮影期間を強いるのは問題があるよね。
あの脚本(そんなにたいしたホンじゃないけれど)であの量の特撮
シーンを製作するんならそれなりのお膳立てをしなきゃ。
アホなホン書かせて まともな予算を組めない禿プロデューサーの
問題が平成ゴジラにはあるね。
908 :
釈迦厨:2007/07/05(木) 21:05:02 ID:6232hoT9
まあバットマン一作目のバットウィングなんか川北特撮と同レベルだったが。
禿プロデューサー ワロタwww
>>892 その点ではブレードランナーのしょっぱなのタイレルビルは素晴らしいな。
遠景用モデルのディテールも凄いが徐々に寄って行きながら本編の
部屋のセットとアップ用のミニチュアビルとをカットバック。良く見ると
ミニチュアの窓の中でファンが回っており同様にファンが回っている
部屋のセットとスムーズに繋がる。
ミニチュアと本編を一体化させる理想的な特撮だと思った。
例えばこれが84ゴジラだとビルの窓にリアプロを仕込みそれを何故か
斜め上から撮ってしまうから頭が痛い。素直に正面から撮るかもしくは
リアプロを斜めに取り付けるか出来なかったのだろうか?
ミニチュアと本編が見事に分離し以降コントと化してしまった恐るべき
特撮だった。
>>907 >アホなホン書かせて まともな予算を組めない禿プロデューサーの
前年のほぼ末に続編製作が決まってクランクインが来年の4月。
その間に怪獣のデザインを決めたりキャスティングしたり。
んで、決定稿とコンテが上がるのがクランクイン直前か下手すりゃ後。
これでちゃんとした予算を組めたらネ申です。
じゃあ、予算も無いのに書きたいこと書かせておいて実際はかろうじてこなせる程度の予算しか
引っ張ってこれない敏腕プロデューサーって言えばいいのかい?
1回や2回じゃなくて毎年同じ失敗を繰り返すことがルーティンワークになった禿プロデューサー
って言えばニュアンスが伝わるのかいな?
>例えばこれが84ゴジラだと
別にンな悪くなかったぞ
まあ人形か斜め取り付けでよかったとおもうけど
明かりの色も他の窓と少し違ったか
>>912 >じゃあ、予算も無いのに書きたいこと書かせておいて
これが間違い。予算枠というものは例年決まっているわけなので
それから超過しないように執筆の段階で脚本をコントロールするのはプロデューサーの役割。
レベル的には満足いくものではなくても、脚本を絵にする作業は例年大した予算超過も無しに行われていた。
それは元を辿れば脚本執筆の段階で手綱を締めていた人がいればこそ。
「なんであんな出来で?」と言われたら「お金が無いから」としか言いようがない。
お金があれば脚本家を二班体制で組むことも出来たろう。
1年度の脚本執筆が始まっている間に2年度目のシナリオ会議を始めるくらい余裕が持てたら
あのシリーズは例年「脚本執筆にみっちり一年をかけた作品」を送り出す事が出来たはず。
でも実際には半年掛けたかどうかの急拵えの脚本で済ませるしかなかった。
前年の興行成績がある程度確定しないと続編制作の決定が出なかったんだもの。
じゃあ、隔年で公開していれば良かったか?
これも問題が多い。巨額の宣伝費が掛けられない状況では「また今年も」という
「年中行事」にしないと客が逃げてしまう。
アメリカ版が作られている間の何年間かで逃げた客足は二度と戻らなかった。
ま、要するにシリーズを続けたければ毎年やるしかなく、毎年やるならあの程度で精一杯って事だよ。
しかし、君みたいな人って多いねぇ。物事の原因を探るときに戦犯捜ししか出来ないやつ。
機械が不調の時に工具を持っていかずに首縄を持っていくような真似をしても仕方なかろうに。
俺もあのPが居たからこそゴジラが続いたんだなぁとは思うんだが、
とは言えもっとマシな脚本家引っぱって来れなかった物なんかね。
別にゴジラ以外の映画にも携わってただろうに。
それとも予算に合わせて角を削って行ったら誰が書いてもあんな
脚本になるという事だろうか? それにしたって前ダメだった脚本家
をいつまでも使ってるのはなんか弱みでも握られてるようにしか見
えなかったが。
そもそも予算に合わせて特撮場面を削るのとストーリーを面白くする
のは同一の方向性だと思うのだが、結果そういう映画になっていない
のは何故なんだろうか?
>>913 一応84ゴジラのフォローをしておくと、後にも先にもあんなにミニチュアビル
の窓に拘った作品は無いと思ってる。窓の色を微妙に変えたり蛍光灯風の
電飾をなんとか表現しようとしてるが、その努力は映像の中で多少なりとも
成功しているのが見て分かる。
それを台無しにしたのがあのリアプロカットだが。スタッフの拘りを監督の
センスがぶち壊しにした例だと思う。
しかし何だかんだ言っても俺はあの映画好きなんだ。アレで許容してしまう
俺みたいなファンが日本特撮を没落させたのかもしれないね。
予算と納期が最重要ってのは、契約が成立しているビジネスにおいての
話だよな。決められた商品を納めればOKな。
映画とかは、最終的に消費者が売買契約を結んでくれるかどうかが不定
なビジネスなんだから、同様な比較は無理があるような。
もっとも、末端な制作現場は、映画ビジネスそのもののリスクを負ってる
ワケじゃないので予算と納期が最重要なんだろうけど。
結局は、「日本特撮が没落した」というよりは、資本と技術が集中し、
競争原理が働く市場を持っているところが飛びぬけて、同じ土俵では
太刀打ちが難しくなっただけで、ハリウッド以外はみんな似たような
もの。
>>916 まだ電飾専用の予算枠があって専門家のスタッフを雇うことが出来た時代の話だな。
その後そんな予算枠は無くなってしまった。
日本でカンフーハッスルみたいなのできないのかな
どうしてどろろみたいになるんだろう。
戦犯探しじゃないよ。
禿Pに企画力も宣伝力も政治力も管理能力も欠落しているのは明らか。
毎年チャンスが与えられていながら、毎年失敗の連続。
しかもゴジラ単体での映画化は平成に入って一度も達成できず。
シリーズをリセットして再開しても毎度毎度延命処置としてリバイバル怪獣
モスラ・キングギドラ・メカゴジラのローテーションという馬鹿の一つ覚え
を確立した能無し。
そのあたりのムックを見てごらん、どれもこれもあほう面した馬鹿が巻頭を
飾っているよ。
それは本人のせいじゃないんじゃないのか
GMKの怪獣変更は富Pの仕業だったっけ? もっと上だったような。
あとゴジラ単体の映画は84とUSがあるからやるタイミングはなかっただろ。
923 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/07(土) 00:34:00 ID:6cSCTjwY
>>920 平成ゴジラからはマーチャン・ダイジングもシリーズ継続への重要な収入源となっていたので、
ゴジラ単体での映画化が出来ないのも当然でしょ。
>>920 その例年のチャンスって富山プロデューサーが好き勝手出来るチャンスだと思ってんのか?
東宝映画の社長と言ったって東宝グループの中ではトップじゃないんだよ。
セカチューみたいな映画や洋画の配給があれば良い東宝は特撮映画なんて止めさせたい。
スタジオは特撮映画が入るとCMや他社作品に貸せば正規料金が取れるステージを
長期間「お友達価格」で貸さなきゃいけないし、特撮はステージを汚すから良い顔をしない。
重要なスポンサーは
>>923のような事を言って来る。
映画が出来上がったって東宝は宣伝費を惜しむからジャニタレ出したって話題にもならない。
そんな中で何が出来るってんだ?「社長=何でも出来る」と思ってる時点で能なし以下じゃん。
ムックで泣き言言える立場じゃないんだから、インタビューとか真に受けて阿呆な事言ってるなよ。
ゴジラ最終作での富山プロデューサーが最初に出した企画は
「ゴジラと人間のガチンコバトル」だ。もちろん監督は他の人を予定していた。
最初の企画通りなら怪獣を何体も作った予算をそっくりゴジラ単体と人間のバトルに注ぎ込める筈だった。
そういう企画をああいう賑やかな映画にせざるを得ない程の圧力を知ってて言ってるのか?
知ってる上でプロデューサーの責任を云々するならともかく、知らないで言ってるんだから呆れる。
>>922 怪獣変更は東宝本社の方からのオーダーだね。
地味な怪獣の復活に金子監督以上に乗り気だったのは実は富山自身。
映画という芸術がリアル一辺倒に傾くのはいかがなものか。
邪魔なものを極限までそぎ落とし、あるいは過剰なまでに装飾し
何かを表現することもある。
ゴジラオタクの知ったか合戦もっとやれ
928 :
釈迦厨:2007/07/07(土) 15:05:46 ID:uQqjoIYh
まあ所詮は大映京都の足元にも及ばないw
929 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/07(土) 15:47:18 ID:2hmQVnyH
>>928 その永田ラッパも調子こいて無謀な球団経営に手を出したあげく、
計画倒産へと追い込まれてしまったのだがw。
昭和ガメラの脚本家としても有名な高橋二三は、
大映の倒産直後に永田ラッパの入院先へと乗り込んで
「ギャラの未払い分を今すぐ支払わんかい!」といった、
男気溢れる武勇伝を残していることは余り知られていない。
特撮映画 といえば、 ゼイラムという映画が大昔にあったけどなぁ
映像のできが世界観とうまくマッチングしていた作品だった
演出や話の出来が良いと 映像がしょぼくてもおもしろい作品に仕上がるのだが。。
永田はブルーバック用に、ランプを並べた大スクリーンを特注で作らせたのに、
それを使った映画は数本しかなかったとか。
ワンマン社長のドンブリ感情でしかそういうことは実現不可能だったのが
日本映画界であり、日本経済そのものでもあるんだろうな。
932 :
訂正:2007/07/07(土) 21:00:11 ID:SXllIfeM
ランプはおかしいな。 ライトです
東宝が馬鹿なのは大昔に黒澤が監督していた頃でも変わらないんだがな。
禿が馬鹿なのは衆目の事実だよ。あんなアホを有難がるなよ。
>>930 しかしその監督もいざ大金を手にして特撮大作を作れるチャンスを得た
と思ったら結局ろくでもない物しか作れなかったが…。
今後ゴジラやウルトラじゃないオリジナル企画で巨大特撮物の大作が
作られる事は無いんだろうなぁ。
>>932 いや、どちらかと言えば「ランプ」の方が正しい。
裏に並べてあったのは剥き出しの光源(ランプ)です。
反射板の前に沃素球と呼ばれる細長い電球が剥き出しになっているものが並べられた。
936 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/09(月) 20:15:22 ID:b0wHrbai
そういや「モスラ」では崩れる建物のカーテンまで有ったな
GMKのナメビルの窓の中の飾りに比べたらまだまだ。
カーテンぐらいテレビのウルトラマンのナメ用ビルにだってあるし。
まあ壊れビルは四角く硬い箱が爆破されるだけの記号的な物だけど。
ナメビルってナメルだけのビル?
モスラみたいに壊れてひらひら落ちてかなきゃだめだよ
”『モスラ』のカーテン”らしきものは東急百貨店とフルーツパーラー辺りで散見できるが。
あれ、ビル壊しの仕掛けを隠しているだけじゃん。飾りでも何でもない。
要は「カーテンっぽいバレ隠し」でしかないんだね。
なので、本来はあの布の中に家具などを飾るのが「リアル」な筈だが、何もやっていない。
おまけに東急百貨店の倒壊などをよく見ると、壁一面を一枚布で処理しているだけっていうのが良く分かる。
実寸大に直すと80m×80mくらいの大きな一枚布だけで壁一面の窓をふさいでいるのね(w
さすがにこんな荒技は珍しい。細かく切れ込みを入れたみたいだけど「一枚布」がバレているカットがある。
本当はこういうのは窓一面に布一枚の方がリアルなんだろうけど。
その後のフルーツパーラー倒壊になると、もう少し布が細かく割ってあるのが見て取れる。
だけど「カーテンのミニチュア」ではなく「バレ隠し」が優先されている惜しさよ。
布の端がめくれたりしないように窓の上下の壁にしっかり固定されているので「壁+カーテン+壁+カーテン」と
繋がったまま崩れているのがよくわかるカットがある。どんだけ丈夫なカーテンだよ(w
セロファン丸出しの窓ガラスとか意外に気になる部分が多いシーンだと思うが
そうは思わない人が多いっていうのは縮尺のお陰かね。
ちなみにこの映画の夜の特撮のビルは殆ど完全に乳白処理と、その発展型でしかないカーテンへの透過光。
ニューカークシティーのショーウィンドウ以外に窓中を作っていた記憶が無い。
つまんないことに拘ってるな
ってゆーか、昭和33年に作った映画の素材を今の目で見ちゃダメだよ
それ以前に正確な観察眼や知識を持たない人間が技術を語ってはダメだろ。
昔は何でも良かったと思っている老害は出てこなくてよろしい。
つまんないことに拘ってるな
あ、ほんとにカーテンが壊れてるよ
でかいミニチュア?
ダイナミックな効果音や古関さんの流麗な音楽と相まった、
一大崩壊図絵を楽しめばええんでないか。
実にスピーディーで豪快なぶっ壊しで、とてもよく出来た特撮だと思うが
たしかに上の階と下の階のカーテンがつながってんなw
>>947 日本の特撮ファンは基本的にそういう人たちだと思う。
ただ古い作品はそういう目で見れるくせに新しい作品だと血眼になって
貶す人がたまにいるから話がこじれる。昔の特撮を冷静に批判される
とキレるし。
盲目的に「昔は良かった」しか言わない人は議論に参加せず昔の作品
だけを楽しみ続ければいい。技術的に突っ込むなら対等に評価する
べきなのに「昔の作品だから」と甘くなっては話にならない。
「昔はよかった」が嫌いなのはよーく判った。
で、だから?
「昔の作品だから」を検証するのは当然でしょ。
今は当たり前のように出回っている素材でも当時は無かったものもあるよね。
それから、技術を云々するのもいいけれど「演出面」からの視点でもモノを
言っておくれよ。無理ならいいけどさ。
セットの窓の中なんて演出面で語る問題じゃねーだろw
それにカーテン作る素材なんて昔と今で変わると思うか?
というか当時の特撮技術は海外の同時期のに比べたらよく出来てるよ
背景が書き割りでOKだった頃の映画のミニチュアのカーテンくらいになに文句言ってるの?
まぁ、昔の作品を今のレベルで評価しようって発想自体、無理があるけど。
比較するなら同じ時代のもんと比較しなきゃな。
逆に、新しい作品は古い作品と比較されるのが宿命だから仕方が無い。
昔の作品と認識されるまで待つしかないと思われ。
じゃあ次は団地のミニチュアに干してある布団について
窓の中にカーテンがあるくらいで昔の作品を持ち上げるような事を書く懐古厨が原因。
>>940みたいに思い込みだけで「昔の方が凄い」みたいな事を書いているのがバレバレ。
昔の作品を自分から今の作品と比較するような真似してるんだから逆襲食らって当然ですがな。
956 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/15(日) 09:28:33 ID:RhnKtC7M
フォトリアリスティックな海外の作品が出る時代になっているのに
旧態依然の対応をしている現在の日本のスタッフを責めているだけ
昔をほめている訳ではないが、昔は海外と対等だった
957 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/15(日) 09:54:27 ID:oQh2WQ61
そう言えば批判するだけじゃなく代わりの案を出せって話があったな。
窓の話もそこから始まってるんだろ?
結局老害が伏せ字で逃げて終わりか?
>>956 >昔は海外と対等だった
何で対等で有り得たか、その理由を考えた事ある?
そのレスを見ると考えた事さえないか、間違った答えを出しているだけと見たが。
評価は対等だったかもしれんが方向性は真逆だったんだよな。
向こうの怪獣物がヒトの形をしていない事に拘ったモデルアニメが主流
だったのに対して日本の怪獣は着ぐるみ。評価としては「人が入ってる
のバレバレだけどコレはこれでアリ」ってとこだったんじゃないかと。
それが数十年の時を経ても「コレはこれでアリ」…だと思い込んで作り
続け観続けてきたのはやはり妥協であり、更にコレで行かざるを得ない
台所事情も重なって問題は根深い。
昔は良かったと言いたい気持ちも分かるが、昔の何が良くなかったのか
という点に長年目をつぶり続けてきたツケが今なんじゃないかと思う。
今の人だけに没落の責任を擦り付けるのはおかしい。
>>959 こらこら、視点が怪獣物だけに偏ってるよ。
>>960 分かりやすいように話を怪獣に絞ってみただけで、ミニチュアの撮り方とか
合成とかも似たようなもんですよ
>更にコレで行かざるを得ない台所事情も重なって問題は根深い。
結局邦画全体が凋落したのが原因だな。
ハリウッドの特殊効果担当者は「どこかで見た事があるような画を作ったら恥だ」と思っている。
日本の特撮関係者は「どこかで見た画にどこまで近づけられるか」しか考えられなくなってる。
大体'70年以降はこう言い切って間違いないんじゃなかろうか。
だな。
965 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/15(日) 20:12:26 ID:vQI3BCeM
>>963 ・・・・・・なんとなくいろいろと心当たりがw
>>959 と言うか昔のハリウッドに於いて、特撮っていうものは
「実物では出来ないから」という消極的な理由で使われる代用品に過ぎなかった。
その地位がどんなだったかは、責任者の名前しか表示されないクレジットからも伺える。
特撮の地位が低ければ当然、特撮を大々的に使った「特撮映画」の地位も低い。
地位が低い作品にはそれなりのスタッフや俳優しか集まらなかった。
一方、日本では外貨を稼ぐ事が出来る特撮映画の地位は高かった。
地位が高ければ集まるスタッフや俳優の質も当然に高くなる。
これが黒澤映画を始めとする巨匠作品と対等に扱われた日本の特撮。
昨日までは巨匠の元で文芸作品を作っていたスタッフが特撮に来たりする。
アメリカと対等どころじゃない、質的に勝っていたのは当然なわけ。
要するに、アメリカでの特撮の地位が低かったのが幸いしてたわけよ。
アメリカでも「特撮は金を注ぎ込むに足るものだ」という認識が生まれたらもうダメ。
円谷英二やそのスタッフがどんなに凄くたって「上手くいった隙間産業」に過ぎなかったわけだ。
>>963 >大体'70年以降はこう言い切って間違いないんじゃなかろうか。
間違いだな。
似た題材、昔と同じ設備、昔より劣悪な制作環境で「新しい物」が出来るほど
物作りは甘くないという現実があるだけだ。
>間違いだな。
すまんが、どこがどう「間違い」なのかがそのレスからは全く読み取れないんだが。
最後の2行は963の2行目の背景説明になりこそすれ、「間違い」の指摘には全くなりえていないと思う。
>>967 >ハリウッドの特殊効果担当者は「どこかで見た事があるような画を作ったら恥だ」と思っている。
まずこれを「ハリウッドの特殊効果担当者は」と限定する所から間違っている。
物作りをする人間なら誰だって「見たことないもの」を作りたいのは当然。
どうせ苦労するなら「既出だ」とか言われたくないのは当たり前だろ。
というわけで
>日本の特撮関係者は「どこかで見た画にどこまで近づけられるか」しか考えられなくなってる。
は必然的に間違いとなる。
逆にこんな決め付けがどこから出てくるのか知りたい。
「俺にはどこかで見た絵にしか見えないから」ってのはナシな。
同じ絵が出て来たとしても「それをやりたかったから」と「それしか出来なかったから」では大きく違う。
ガメラ三部作の進化を見るだけでも前と新しい画を作ろうとしてるのはわかるよなぁ。
>>966 円谷特撮よりも遥か昔のキングコングなんて地位が低い映画とは
とても思えないけどなぁ。
質的にも素晴らしいしスタッフのレベルも高いと思うよ。今見てもあんな
複雑なコンテをスタッフが理解して撮ったとは信じられないくらい。
>>970 >昔のキングコング
確かモデルアニメの部分に時間を掛けたので製作に3年掛かった
って話を聞いた覚えがあるなぁ・・・。
真偽はわからんけど。
>968
そういう主旨があるなら最初からそう書くべきだろう。
あれじゃ「お前【間違いだな】って言い切りたかっただけやん」と思われてもも仕方ない。
でだ、
>というわけで
↑
が全然論理的に繋がっていないので「必然的に間違い」への脈絡が全くない件。
「前に見たことのある画」てのは過去の名作のワンシーンてことか
実際にあった事故、事件、自然災害のことか
後者なら決して悪い意味ではないが多分前者だろうな
>>970 残念ながらスタッフもキャストも二の線ばかり。
スタッフの経歴を調べてもパッとした人はいないでしょ。
映画音楽の発達とともに第一線に躍り出ることが出来たマックス・スタイナーや
片手間でコングに関わっていたメリアン・C・クーパー以外に
「名作」と呼ばれる映画で名前を目にする人はいないと思うけどね。
昔のハリウッド映画ではA級とB級のスタッフはスタジオ内でも完全に分かれていた。
文芸大作を撮ったカメラマンが怪物映画を撮ることはまず無かったし、逆もまたしかりだったんんだよ。
カメラマンなどのメインスタッフだけでなく、かなり下のスタッフまで分かれていたそうな。
尤も、この辺のスタッフは意図的に分かれていたのではなく「親方がこっちの人だから」という理由らしいが。
「黒澤組も成瀬組も本多組も円谷組もやったなぁ」というオヤジがいる東宝の方が稀な存在なわけ。
>>972 >が全然論理的に繋がっていないので「必然的に間違い」への脈絡が全くない件。
よく読みなんせ。「その考えはハリウッド映画のスタッフ特有ではない一般的なものである」なら
日本のスタッフが特殊なことを考えているというのは間違いだろ。
実際の話「あの映画みたいな感じ」という言い回しが打ち合わせで出て来たとしても
そう言ってる奴が「あの映画みたいな絵」をゴールにしていると思ったら大間違い。
限られた時間の中で共通の出発点を見付けるのに便利だからそういう言い回しが出てくるだけで
これはあくまでも出発点にしか過ぎないんだな。勘違いする人が多いようなので一応。
で、
>>962の言い切りの根拠はまだなのかな?
>>963 そういやピーター・ジャクソンのキングコングって旧作の画を再現するのに
命削ってる感じだったな。
>974
>よく読みなんせ
これはそちらにこそ望みたい事ではある、>963をコピペするから「よく読」んでみてくれ。
>ハリウッドの特殊効果担当者は「どこかで見た事があるような画を作ったら恥だ」と思っている。
>日本の特撮関係者は「どこかで見た画にどこまで近づけられるか」しか考えられなくなってる。
君はどうやらこの文章に勝手な限定条件を付け、その条件を根拠に「反論」している。
1行目に対しては、
>物作りをする人間なら誰だって「見たことないもの」を作りたいのは当然。
>どうせ苦労するなら「既出だ」とか言われたくないのは当たり前だろ。
と「反論」しているが、これは1行目の内容を一切否定する物ではなくそのまま肯定しているだけだ。
そして君の言う、
>似た題材、昔と同じ設備、昔より劣悪な制作環境で「新しい物」が出来るほど
>物作りは甘くないという現実があるだけだ。
というのも2行目の状況についての背景説明でこそあれ、全く「反論」になっていない。
2行目の最後を「しか考えられなくなっている」としているのは「状況」を語っているからであり、
「彼らが本心で何を望んでいるか」についてこの2行目はいかなる意味でも言及していない。
要するに君の反論は>963の1行目がハリウッドスタッフ「だけ」に限定した物であり、
かつ2行目の最後が「恥だと思っていない」といった表現になっている場合に成立する。
つまり、君の>966における「間違いだな」という言い捨ては、>963に全く書かれていない内容、
言ってしまえば君の「脳内補完」を根拠としている。
自分が書いてもいない事に反論されても困るとしか返答のしようがない。
977 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/16(月) 03:20:25 ID:P+STBWoo
>ハリウッドの特殊効果担当者は「どこかで見た事があるような画を作ったら恥だ」と思っている。
>日本の特撮関係者は「どこかで見た画にどこまで近づけられるか」しか考えられなくなってる。
これ、特撮マンというより、映画の企画そのものの考え方の違いという気がする。
「誰も見たことい映画をつくって世界のマーケットで金稼ぐから出資してください」というプロデュースと
「かつて大ヒットしたあの超大作映画に匹敵する映画をつくって日本国内でそこそこ小銭を稼ぐので出資してください」というプロデュースの違い
それと現場レベルでの「前とおなじことはしたくない」という職人魂とは、また別でね
川北鉱一が「VSギドラ」で「ギドラに連れ去られるゴジラが動いていないのは今後の課題」と発言して
「VSモスラ」では、パトラ&モスラに連れ去られるゴジラがちゃんと動いてんだね
これを「前とちがって進化してるぞ、すげえ!」と思うのか
もっと大きなくくりで「また今年もゴジラVSシリーズか」と思うのか、で判断はちがってくる
実際の現場では「パイレーツ・オプ・カリビアン」で最新のデジタルエフェクトを駆使したディビィ・ジョーンズの
イカ顔をつくるスタッフが「キングコング対ゴジラ」のタコを思い出したりしているぞ(シネフェックス参照)
特撮とは温故知新
>>977 ゴジラが動いてるか動いてないかははっきり言って気にならなかったな。
それよりも「また海に捨てるのかよ」っていうなんか繰り返しギャグみたい
に感じただけと言うか。
川北監督といえばメカギドラのマシンハンドがちょっと主観ショットだった
のに対してメカゴジラのGクラッシャーは長距離主観移動に、更にモゲラ
のミサイルは主観カメラを追い越して行く、といったような微妙に演出が
進化して行くのが面白かった。
あとVSモスラでゴジラの頭が上を向くようになったのがVSスペゴジでは
左右に振れるようになったり。CGの恐竜が走り回ってる時代なのにエライ
妙な部分を進化させるなぁ…とある意味感心した。
>>976 言葉遊びは不要だから。
サッサと「日本とハリウッドスタッフの考え方の違い」の根拠を教えてくれよ。
980 :
釈迦厨:
盛り上がって参りますた!!!