1 :
ばきゅーーん :
2006/12/18(月) 01:50:50 ID:n3PmGGIl
2 :
名無シネマさん :2006/12/18(月) 02:03:09 ID:2LrWupFt
カラミティジェーンはドリスディだよな
3 :
名無シネマさん :2006/12/18(月) 12:42:15 ID:9LUCCMyf
ウエスタンはビリー・ザ・キッド21歳の生涯にはじまりビリー・ザ・キッド21歳の生涯に終わる。 これだけ観ておけばオウケイ。 ウエスタンは…。 ウイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4 :
名無シネマさん :2006/12/18(月) 13:14:36 ID:deXbuk9H
Jim Kitses著Horizons Westという西部劇の研究書の監督セレクトが、 ジョン・フォード John Ford アンソニー・マン Anthony Mann バッド・ベティカー Budd Boetticher サム・ペキンパー Sam Peckinpah クリント・イーストウッド Clint Eastwood の五人だった。なんか納得した。
5 :
名無シネマさん :2006/12/18(月) 20:26:34 ID:U702nJZf
レオーネは?
6 :
名無シネマさん :2006/12/18(月) 20:33:43 ID:deXbuk9H
レオーネいいね。 その本の場合、元は アンソニー・マン、バッド・ベティカー、サム・ペキンパー の三題噺だったようだし、 特にマンとベティカー論で有名みたいですよ
7 :
名無シネマさん :2006/12/19(火) 21:04:47 ID:muvuNfeW
「プロフェッショナル」のCCがえろくてよい
8 :
名無シネマさん :2006/12/23(土) 22:11:18 ID:dhbcZ7jR
ワイルダーにコメディ西部劇を撮って欲しかった
9 :
名無シネマさん :2006/12/24(日) 20:12:55 ID:Fhss4p4W
『帰らざる河』で理由なしに襲ってくるインディアンがどうも納得いかなかった けど主演二人がよくて楽しめた
10 :
名無シネマさん :2006/12/24(日) 20:41:54 ID:LzAlgu1x
くどいようだが、 ゴーストタウン、友情ある説得、誇り高き男 はよDVD化せよ ヴエラクルスはもっと安くしろ。
11 :
名無シネマさん :2006/12/24(日) 22:15:31 ID:poee3Q49
蛇皮の服を着た男 大いなる西部 向こう見ずの男 片目のジャック バッファロー大隊 テキサスの五人の仲間 荒野の決闘 白昼の決闘 荒野の用心棒 ワーロック ダンス・ウイズ・ウルブス ヴェラクルス 荒野の七人 リオブラボー 許されざる者(ヒューストン) 駅馬車 七番目の男 左ききの拳銃 プロフェッショナル 明日に向かって撃て です。・・・決定!
12 :
名無シネマさん :2006/12/25(月) 19:49:28 ID:+XSIDMcP
80年代以降だと「ペイルライダー」「ハイロー・カントリー」「バック・トゥ・ザ・フューチャー・PART3」「楽園をください」だなあ
13 :
名無シネマさん :2006/12/25(月) 21:57:09 ID:Es3zno5n
ゴーストアウトローズ 出演者が皆渋めで結構面白かった。 ストーリーもなかなか良し。ウェスタン好きにはニンマリできるキャラも出てくる。
14 :
名無シネマさん :2006/12/25(月) 22:14:36 ID:3si7YhZF
スキヤキウエスタンジャンゴ これは傑作だった
15 :
名無シネマさん :2006/12/26(火) 21:40:50 ID:imvATLwn
「バッド・ガールズ」 B級だけどマデリーン・ストーがカッチョよくてドリューバリモアはピチピチしててとてもよかった。
16 :
名無シネマさん :2006/12/27(水) 21:03:34 ID:+5ZyLyod
そういえばスピルバーグは撮ってないね
17 :
名無シネマさん :2006/12/27(水) 21:59:38 ID:nXf68rGu
ジェロニモは渋すぎる。
18 :
名無シネマさん :2006/12/31(日) 13:52:34 ID:FtN2C61D
おでんのことを上方の人が「いーすたん」って呼ぶという話は本当ですか?
19 :
名無シネマさん :2007/01/01(月) 11:37:21 ID:caDNAWeP
正月は西部開拓史か荒野の七人だな
20 :
名無シネマさん :2007/01/01(月) 12:32:13 ID:DiIRkm3n
ペキンパーが生前に「自分の作品で唯一、自分の企画が通った作品」と 評していた「砂漠の流れ者〜ケーブル・ホーグのバラード」はどう? 痛快アクションでもスローモーションでの大銃撃シーンもないけど 主演のジェイソン・ロバーズの渋さに痺れるぜ。新時代の象徴である 自動車にはねられて、愛しのヒロインの胸に抱かれておおらかに死んでいく ラストシーンも秀逸。
21 :
名無シネマさん :2007/01/01(月) 20:40:31 ID:YMQx90bP
今、製作中の西部劇は何があるんだろ? たしかラッセル・クロウがあったはず…順調に進んでるのだろうか? 「許されざる者」のような西部ドラマになるのか? 「クイック&デッド」のようにガンアクションなのか? 気になる(´ー`)y─┛~~
22 :
名無シネマさん :2007/01/01(月) 20:53:44 ID:YMQx90bP
今、ググッたら3時10分のリメイクなのね 「決断の3時10分」は名前しか聞いたことないからなぁ 監督はマンゴーだったぜ…期待 オリジナルの3時10分はどんな作品かな?
23 :
名無シネマさん :2007/01/01(月) 20:59:08 ID:oRNdN+Q6
>>21 『決断の3時10分』のリメイクでジェームズ・マンゴールド監督だから西部ドラマ系かなァ
24 :
名無シネマさん :2007/01/01(月) 21:00:44 ID:oRNdN+Q6
ダブリ情報ですまん… 詩嚢…
25 :
名無シネマさん :2007/01/01(月) 22:17:03 ID:YMQx90bP
ドラマかぁ 新作で西部アクション分が足りないなぁ アメリカン・アウトローで補充するかな(´・ω・`)
26 :
名無シネマさん :2007/01/03(水) 09:42:26 ID:ioDL0x7s
「決断の3時10分」はめちゃめちゃ渋くてかっこいい西部劇だと思う B級西部劇では最高レベルのクオリティ 何であんま知られてないのか不思議なくらい アクションシーンがちょっと地味だからかな?
27 :
名無シネマさん :2007/01/03(水) 12:37:25 ID:BuTFKktk
>>26 んなこと言ったら「拳銃王」だって「赤い矢」だって
映画好き・西部劇好き以外には知られていない。
両方とも最高の映画なのに。
やっぱり西部劇自体への認知度が低いのかもね。残念だけど。
28 :
名無シネマさん :2007/01/04(木) 00:23:23 ID:TIsJaD0k
モーリンオハラのカラミティジェーンがみたかった。
29 :
名無シネマさん :2007/01/04(木) 01:18:57 ID:kzKKoyW7
ボブ・ホープとジェーン・ラッセルの「腰抜け二挺拳銃」だが、DVD出たのは よかったが如何せん高すぎる。(税込価格5,040円) ジャケ写も以前のVHSの方が全然いいし、何よりTV放映用の吹き替え音声 も収録してくんなきゃ意味無いっしょ!
30 :
名無シネマさん :2007/01/04(木) 22:18:51 ID:LDzxDkkd
80年代以降はTVドラマ西部劇の方が充実しているような?
31 :
名無シネマさん :2007/01/04(木) 22:32:46 ID:VzX3/SLJ
あんま西部劇は詳しくないが「決断の3時10分」はむちゃくちゃおもろいよ。 四十代の映画ファンからすすめられたんだけど、昔蓮實重彦が絶賛してたらしい。 テーマ曲がまた渋いんだ。♪ぜぁいずあろ〜んりとれ〜ん、こーるどすりーてんとぅゆま〜 確かDVDがもうすぐ再発される(された)んじゃなかったっけ。
32 :
名無シネマさん :2007/01/07(日) 23:55:06 ID:T/GArIVz
ヘンリー・フォンダとジョン・ウェインが喧嘩別れしなかったらなあ
33 :
名無シネマさん :2007/01/08(月) 03:55:22 ID:51vUO2Ae
>>4 ヴィクター・マクラグレンも居ても良いと思うんだが・・・
34 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 03:36:16 ID:d0SPQayM
>>33 思わん。その息子ならともかく…………いや、息子でも思わんな。
35 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 17:08:36 ID:x9hrJHw7
>>31 スクリーンで歌ってたのはフランキー・レインだよな。
フランキー・レインはジヤズ歌手のくせに西部劇の主題歌多すぎ。
あまりに多いのでよくクイズで「真昼の決闘」までフランキー・レインと答えて
失格になる奴が多い。
正解はBウエスタンのスターでカウボウイシンガーのテックス・リッター。
36 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 18:05:19 ID:x9hrJHw7
ワイアットアープ物では 荒野の決闘 OK牧場の決闘 墓石と決闘 ドグホリデイ トウムストン ワイアットアープ 以外に何か面白いのがあれば教えて欲しい。 連投すまん。
37 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 19:53:56 ID:PDcrUKq2
拳銃王に名前だけだけど登場する>アープ
38 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 20:14:29 ID:x9hrJHw7
>>37 なるほど・・
でもその線でいくと西部開拓史や小さな巨人などぞろぞろでてくるなあ。
アープが主役、もしくは準主役で子供の頃なにか見たような気がするんで
皆さんに聞いてみたんだけど・・・・
37さん、即レス多謝。
39 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 21:48:32 ID:sDGRn8NG
>>36 ウインチェスター銃73にも最初のほうだけだけど登場するよ
40 :
名無シネマさん :2007/01/09(火) 22:05:28 ID:x9hrJHw7
≫39 そうだったよね。ロックハドソンがインデアンでトニーカーチスがペイペイの 騎兵隊員で、確か2人とも台詞が一言か二言の映画だったよね。 アープの登場は競技会のシーンだったな。懐かしいな。 どうもありがとう。
41 :
名無シネマさん :2007/01/10(水) 13:54:57 ID:PQ9FfnEd
この板では同じ西部劇フアンとしてひょっとしたら大部分の人から袋叩きに あうのを覚悟で発言してみたい。 俺はマカロニウエスタンが大嫌いである。 レオーネなんてクソ食らえだ。(素晴らしいエンターテイメントな監督であると いうことはおおいにみとめる。) 大体、ポールニューマンやヘンリーフオンダのような一見してイタリアンと判る 風貌をした連中が腰に45をつるしてクオーターホースにまたがってほしくはない。 勿論、彼らは最高の俳優で俺も大フアンである。それに西部劇ではアイルランド人 しか使わないかのジョンフオードもフオンダだけは使った位の名優だからしかたがない。 しかし、原則として西部劇の顔はジョンウエイン、ランドルフスコット、ロィロジャース等の 風貌が望ましい。大体アメリカでイタリア系が白人として認められたのは戦後の事で、 それまではラテイノ扱いだった。西部画家で有名なレミントンが初めて西部劇を見に行って 「出てくる役者が皆イタ公とユダヤ人ばかりだ」といってそれ以降、観にいかなかったという。 長くなりそうなので続きは又、あとで。
スウエーデンのピンク映画「片目と呼ばれた女」はどうですか?
43 :
名無シネマさん :2007/01/11(木) 01:06:11 ID:IP1TCvph
41は人種差別丸出しで笑えるな それ言ったらリアル西部のカウボーイは1/3ぐらい黒人がいたっつうの。 マカロニぐらい許容しろ
44 :
名無シネマさん :2007/01/11(木) 08:50:01 ID:AYRWNj8m
>>43 こういう反論をまっていた。
おっしゃるとり当然黒人も5%強位の牧同業に従事していた事は判っている。
人種差別といわれるが、アイリッシュもまた現在も差別されている人種である。
仕方がないので彼らは民間ではなく差別の無い政府関係の軍隊、騎兵隊、警察、消防、などに
職を見つける以外に無く、今でもキャラハン、オハラ、モンロー等やマックが頭につく苗字の人
が、この職業に多い。又在日の人と同じようにイタリア系ユダヤ系と共に映画俳優や芸能界入り
する人が多い。
私の言っているのは差別ではなくイタリア系がアメリカに来るのが遅すぎたといいたいんだ。
彼らが移民できたのは西部劇時代がすぎた1890年代から1900年代初頭で、大体日系と同じ
位である。しかも仲間意識の強い彼らは、大都会からあまりでなかった。
ヒコック、アープ、ジエームス、ダルトン、マックマトリー、マックマホン、ホーン、カスター、キャシディ等
史実の中にある悪人、善人の苗字にも圧倒的にイギリスとゆうよりアイリッシュ系が多い。
45 :
名無シネマさん :2007/01/12(金) 19:27:22 ID:ArEVSurn
>ポールニューマンやヘンリーフオンダのような一見してイタリアンと判る 本当にわかるのか
46 :
名無シネマさん :2007/01/12(金) 20:27:33 ID:dWdKCOa0
>>45 ヘンリーフォンダは洋画好きだと大体わかる。
あの手の顔は「自転車泥棒」とか戦後ネオリアリズムの頃、脇役やエキストラ等で
似たようなのが一杯いたような気がする。
ただハンクは容貌はそうだが、物静かで思慮深くステレオタイプのイタリア人イメージじゃないね。
ニューマンはマーロンブランドなどの線をひく典型的なイタリアの二枚目だ。
ただこの頃のスターはあまり名前でカミングアウトしていないものだから、ハンクや
ポールのようにはっきりしたイタリア人の容貌でないと判りにくいのは確かだ。
この頃は大手が潰れた性で、皆イギリス人ぽい芸名をつけなくてもよくなりデカプリオとか
タランテーノ等、舌を噛みそうで年寄りにはハリウッツドじや無いような気がする。
でも考えてみればこれこそ昔からの現実だろうね。
言っておくがこの二人が典型であって、日本人、韓国人、中国人のように全然判らないのと
はっつきりと韓国人、中国人の容貌をしている人もいる。
容貌が人種をクッキリとあらわしていなければイタリア人だって西部劇はオーケーだ。
47 :
名無シネマさん :2007/01/12(金) 22:03:06 ID:K5SWPk3r
さすがにキモイな
48 :
名無シネマさん :2007/01/14(日) 20:16:56 ID:8NFDlVd7
>>47 キモイのを承知で書いていたんだが余り人気がないので書き込みをやめる。
もっと罵倒や反対、賛成、の意見がでてくるだろうと思ったんだが・・・
昔とちがって西部劇フアンが少ないので新しい板をたてるよりここでやった方が
整合性があるとおもったんだが一寸間違ったようだね。
この問題は昔からアメリカやイギリスそれに昔の西ドイツ時代において、西部劇
フアンの間で論争を呼び起こし、日本でも1960年代スクリーンや映画の友の
誌上などで喧々諤々の意見交換をやっていたが70年代にはいって西部劇フアンが
50歳、60歳代と高齢化したのとマカロニの本数が急激に増加したのを気に、
消滅した。ただ、欧米ではいまだに西部劇フアンの間で論争が繰り返されている。
49 :
名無シネマさん :2007/01/14(日) 20:59:56 ID:ER0VZ61e
>>48 そのヨーロッパの大勢はどっち寄りなん?気にしない派が多数?
50 :
名無シネマさん :2007/01/14(日) 21:21:07 ID:qnPB1Rt0
>>49 聴いてもムダ。お前らみたいな無知な連中には何も教えてやらんとさ。
ただし、みんなが職員室まで行って謝れば機嫌直すかもしれんがな。
51 :
名無シネマさん :2007/01/14(日) 21:48:53 ID:KBGSXBpq
時代劇に非日本人が出たらどうか?ってのと同種の議論だろ? 個人的には、 マカロニの存在がウエスタンを米国を超えた普遍性に高めたと思うけど
52 :
名無シネマさん :2007/01/14(日) 22:54:16 ID:8NFDlVd7
>>51 そうですね。ただ極東の人種だが、日本語さえ母国語の人ならズラを被って刀を構えたって
一向に構わない。ただし東南アジアの人はいくら日本語が母国語でも侍役は一寸勘弁して欲しい。この差です。
そして貴方のおっしゃった「米国を超えた普遍性」これは非常に正しい。
しかし新たな映画フアンを増やしたのは間違いないが、西部劇お宅にとっては
音楽が大げさすぎたり、決闘が多すぎたりでひいてしまうのもたしかですね。
53 :
名無シネマさん :2007/01/15(月) 01:00:59 ID:249frJw2
>>52 いやさ、そういう人種論的な議論を超えたのがウエスタンなわけだよ。
たしかに東南アジア侍はキワモノになりそうな予感がする。
ところがマカロニは、
まさにそういう形式で真正な作品を多数残したわけだ。
この偉大さは無視しちゃいかんだろ。
54 :
名無シネマさん :2007/01/15(月) 01:17:13 ID:DRfYQh0+
西部劇は詳しくないですが、、自分は黒澤「用心棒」より「荒野の用心棒」の方が好きですね。 非常にウサン臭いんだけど、そもそも映画ってウサン臭いものなんじゃないかと。
55 :
名無シネマさん :2007/01/15(月) 01:23:18 ID:249frJw2
ところが、 ある種のジョン・フォード&ジョン・ウエイン信者は、 西部劇をいかがわしいものとしては認めようとしないんだよね。 それはもったいないと思う。
56 :
名無シネマさん :2007/01/15(月) 02:28:13 ID:DRfYQh0+
「駅馬車」「リバティ・バランスを射った男」とかも好きだけど・・・。 映画に限ったことじゃないけど、ヘンな党派主義・セクト主義(って通じるかな。 これでも30代前半です)に囚われるのはつまらないと思う。雑食で良いじゃない?
57 :
名無シネマさん :2007/01/15(月) 17:21:15 ID:249frJw2
でも41みたいな奴が「コアなファン」なんだよね。 マニア趣味だと必ずこういう排他的な感性が現れるんだ。
58 :
名無シネマさん :2007/01/16(火) 01:41:05 ID:FPO2vh34
>>41 さんはあくまで個人的な好みとしてマカロニ嫌いを表明しただけで、
むしろ前向きな問題提起だと思うけどなあ。別にマカロニファンを攻撃してないっしょ?
59 :
名無シネマさん :2007/01/16(火) 02:28:11 ID:Z8ExPhrl
いや、批判の根拠が俳優の人種だから、 作品に対して外的な要因にしか触れていない。 41は西部劇なるものの純粋性をそこに見たいんだよ。 でも西部劇の意義は、 史実と関係のないところに見出さないと駄目だと思う。 ネイティヴアメリカンに対する云々といった古典的批判を超えて、 その先を見ていくためには、 フォード&ウエインの西部劇の良さを、 昔のアメリカ人が悦に入っていた「アメリカン・スピリット」 などとは別のところに見出す方が、 変な攻撃にも耐えると思うんですよ。 そういう意味では、 思想的にはほぼジョン・フォードと同じといっていい、 クリント・イーストウッドが、 マカロニを経由したことの意味が重要だと思う。
60 :
名無シネマさん :2007/01/16(火) 15:13:33 ID:GmbiIiSU
53〜59まで皆さん非常に真面目な御意見とともに、また西部劇を愛しておられる方達だという ことが良く判ります。59の方、ご指摘通り、年寄りのファンは結構史実にうるさい所はありますが そうかといってシエーン等のフイクションも大好きですし皆さんはどうか知りませんが、二ユーマンの 「ハッド」や「ジャイアンツ」「ラストショウ」等も西部劇の範疇に入れて楽しんでいます。 今の年寄りの史実好きは、100歳から60歳以上の先輩達の影響が強く、又現在と比べられない程フアンの数も 多く各県に幾つもの同好会が出来、海外とのフアン交流も盛んでした。 スタージエスの「OK牧場の決闘」を2番館に連れていってくれた蕎麦屋のアンちゃんなど、「リンゴーキッドが決闘場面に いるのはおかしい。あの時はクラントンにたのまれてソノラに馬を見に行ってた筈だ」等と小学生の私に薀蓄を傾けておりました。 >>36 ジョエルマクリーの「法律なき町」がアープ主演です。(1月13日は、アープの命日でしたが36さん、線香をたむけましたか?)
61 :
名無シネマさん :2007/01/16(火) 16:14:39 ID:GmbiIiSU
>>49 返事が遅くなってすみません。どっちでもいい、もしくは基本的には反対だが 面白ければ良いという意見が大半です。 但し、こういったアンケートになると西部劇フアン以外に、恋愛物や戦争物のフアンなどまで 参加してくるので判りにくいところがあります。 ただイタリアと違って,他の欧米諸国、および中国は実際に西部の開拓の歴史に重要な役割で参加 しているのです。中国人は西部劇以前の南北戦争の敵味方双方に、60名以上の名前が記載されており 中には軍曹、及び伍長でリストアップされているところから40名から50名の白人の部下を抱えていた 可能性があります。 私のもっている資料の中にも、デイックホーという中国人のガンマンが雑貨商殺しで、1876年タルサの 絞首台に立たされているところと、つるされた後の写真を持っています。 大体、ラーメン丼の縁取りの様なガンベルトの模様などはメキシカンが中国人の影響を受けて白人にも伝わった といわれています。
62 :
名無シネマさん :2007/01/29(月) 19:02:18 ID:/MIjqRVG
新作「ジエーシージェームス」の詳細求む。
63 :
名無シネマさん :2007/02/03(土) 00:12:39 ID:9+8Iilte
昔見た西部劇で女ガンマンがものすごく強くて男が情けない映画を ご存じの方はいらっしゃいますか? 最後に女ガンマンが馬車で去ろうとしたら馬と 馬車が繋がっていなくてズサーと引きずられるのが印象的でした!
64 :
名無シネマさん :2007/02/03(土) 00:52:52 ID:9gDt2XQX
65 :
名無シネマさん :2007/02/03(土) 20:54:57 ID:9+8Iilte
ありがとう!
66 :
名無シネマさん :2007/02/17(土) 01:45:52 ID:hCaBjg6s
西部劇でDVDがやすくて音楽がかっこいいおすすめ作品あったら 教えてください
67 :
名無シネマさん :2007/02/17(土) 13:56:09 ID:7wqzKtff
夕陽のガンマンとかじゃね? モリコーネが音楽やってるマカロニウエスタン
68 :
名無シネマさん :2007/02/17(土) 16:41:31 ID:8vMWqj28
>>66 は、ほとんど西部劇を見たことがない人なのかな?
安い西部劇のDVDなら、1コインDVDだな。
「シェーン」あたりなら、カラーだし最後まで退屈しないと思うよ。
音楽はかっこいいと言うよりは、雄大・牧歌的といった感じだけど。
69 :
名無シネマさん :2007/02/17(土) 18:48:59 ID:iBEAjMlS
なにしろ「遥かなる山の呼び声」だからな、シェーン。 でもある時期日本でも一世を風靡した名曲だよ。
70 :
名無シネマさん :2007/02/17(土) 23:01:52 ID:kIn7N4Dt
66です ありがとうございます あまり見たことないんです ギターがジャンジャン鳴ってるのを見たいです
71 :
名無シネマさん :2007/02/19(月) 22:20:28 ID:c+NBE/n3
>>70 690円でリオブラボーなんかどうだい。リッキ-ネルソンのギター伴奏で
ライフルと愛馬やシンデイなどなかなか良い雰囲気でデーンマーチンやブレナンが
が歌っている素晴らし場面画ある。
72 :
名無シネマさん :2007/02/24(土) 00:02:05 ID:aUf+JSCq
「ヤングガン」は1、2のどちらもお薦め。レンタル店には大抵置いてると思う。 特に2の方は音楽かっこいいよ〜♪
73 :
名無シネマさん :2007/02/24(土) 03:33:20 ID:95L3zA0X
74 :
名無シネマさん :2007/02/24(土) 09:03:55 ID:4IRuS/NF
ウォーターヒル作品の音楽はかなりよいよ 映画自体はつまらんけど
75 :
dday :2007/02/24(土) 14:51:33 ID:TX/1t9eZ
tes
76 :
名無シネマさん :2007/02/26(月) 22:59:03 ID:NXOIO/pt
ガンヒルの決斗はなかなか面白かった
77 :
名無シネマさん :2007/02/27(火) 22:05:58 ID:GIudRA/9
おお!ガンヒル燃えるよねえ。オレは四十代だが、これを映画館で 観たというのが自慢だ。今思えばよくフィルムが残っていたと・・・ これでスタージェスのフアンになった。「ブラボー砦」さえ観られたら 思い残すことはない。
78 :
名無シネマさん :2007/02/28(水) 09:16:05 ID:wog5NRY7
騎兵隊モノ?
79 :
名無シネマさん :2007/02/28(水) 21:10:21 ID:VczYW3Av
諸先輩方、教えてください。 アランラッドは撮影の時、背が低かったので、 踏み台に乗って撮影してたというのを何かの雑誌(多分、スクリーン)で目にしました。 これって、本当?
80 :
名無シネマさん :2007/02/28(水) 21:16:37 ID:Cp2B+cmr
小説でいいのない?
81 :
名無シネマさん :2007/02/28(水) 23:30:34 ID:yjoMfFmN
本当です。公称1m75cm 実際には1m63cm
82 :
名無シネマさん :2007/02/28(水) 23:49:45 ID:JDzG5ofy
雪舟
83 :
名無シネマさん :2007/02/28(水) 23:53:25 ID:VczYW3Av
やっぱ、本当だったんですか。ありがとうございます。 遥か遠くに去っていくラストシーン(最後の最後)でシェーンは落馬してるみたいですが、 これも死を暗示してるんですね。
84 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 00:28:04 ID:Dm354COz
映画オタクの妄想の可能性も…
85 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 00:52:04 ID:nr5XMnpD
>>80 逢坂剛の「アリゾナ無宿」「逆襲の地平線」
86 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 01:40:38 ID:dPLaBeEo
66です みなさんありがとうございます 今後ゆっくり見ようと思います
87 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 14:12:53 ID:G9bPq/Ie
続・夕陽のガンマンのDVDが安くで売ってたから買おうかどうか迷ったが、 結局買わなかった。 あれって面白いの?
88 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 14:32:04 ID:w20Z2K+E
「クイック&デッド」の拳銃を買うシーンで きれいなガラスのショーケースが出てきたが、 もう少し厚くて歪んでるようなガラス板だったらもっと良かった。
89 :
名無シネマさん :2007/03/01(木) 18:19:16 ID:nr5XMnpD
専らマカロニだけどたまに普通の西部劇も観てみるかぁ〜と思って 「テキサスレンジャーズ」「バッドアウトロー」「沈黙の大地」の3本 観たけど「テキサス〜」がダントツで面白いな。
90 :
名無シネマさん :2007/03/02(金) 10:20:58 ID:9BV0sFg9
西部劇とジャンル分けできるのか微妙だが、 先日「ダンスウィズウルブス」をやってた。長い映画だけど ついつい最後まで見てしまうな。ジョンバリーの音楽もすごくいい。 バッファローの暴走シーンがあったけど「チザム」には 敵わなかったかな。 「シルバラード」でもミミッチイ暴走シーンがあったような?
91 :
名無シネマさん :2007/03/02(金) 14:28:38 ID:F31X318T
>>87 前、前々作とは別物だよ
スゲー長いし完全にロードムービーと化してるけど
これが最高傑作と言ってる人もいる
音楽は良いよ。
92 :
名無シネマさん :2007/03/03(土) 01:04:59 ID:fstFO6MS
マカロニ・ウエスタンは夕陽のガンマンと続・夕陽のガンマンしか観たことない んだけど、どちらも女っ気ゼロだよね。 他のマカロニ・ウエスタンもそうなの?
93 :
名無シネマさん :2007/03/03(土) 10:20:43 ID:nSoBkB8L
続・夕陽のガンマンはクリントの顔の皮膚が火傷したみたいな状態だったり、 暴力シーンが多かったりで、かなりエゲツナイよね。 イーライが出てなかったら、この映画の魅力は10分の1以下だっただろうなw
94 :
名無シネマさん :2007/03/03(土) 15:45:53 ID:3JwnMKNH
>92 むしろマカロニのほうがエロい女が出てくる気がする。 特にエロいシーンがあるわけじゃないんだけど、化粧が濃くて 妖艶な雰囲気を漂わせながらも中身は清純、みたいな女。 アメリカのはオテンバでチャキチャキしてるか、学校の先生タイプの スラリとした美人、というイメージ。で、中身は清純。 すげー大雑把な印象ですいません。
95 :
名無シネマさん :2007/03/05(月) 00:02:18 ID:SR4HgATZ
唐突にすまないが マカロニとはどういう意味なんだい? 他にもフレンチとか聞いたような… 無知ですまないorz 西部劇の観賞数が少なくて(´・ω・`) 5〜6作品しか観たことないんだ('A`)
96 :
名無シネマさん :2007/03/05(月) 00:15:05 ID:idTOv+1m
無駄に顔文字使う奴には教える気にならない。 てか、マカロニって名前を聞けばピンときそうなもんだが。
97 :
名無シネマさん :2007/03/05(月) 00:55:10 ID:G0GN7/U5
イタリアンな西部劇のことだよ
98 :
名無シネマさん :2007/03/05(月) 04:31:16 ID:yWoXSzoD
99 :
名無シネマさん :2007/03/05(月) 09:47:25 ID:smrlRlhw
100 :
名無シネマさん :2007/03/05(月) 21:47:54 ID:idTOv+1m
あ
スパゲッティ
102 :
名無シネマさん :2007/03/06(火) 13:20:34 ID:AAbNMfMd
マンダムのCMに出てた人って西部劇の俳優?
104 :
名無シネマさん :2007/04/15(日) 23:28:04 ID:eH98rffE
105 :
名無シネマさん :2007/04/30(月) 08:03:20 ID:1iwub0GT
確かに「続・夕陽のガンマン」面白いよね。あのBGMの「アエアエア-、ホァンホアンアン-♪」って奴、着メロで欲しいね。おいらはヘンリー・フォンダ、リチャード・ウィドマーク、アンソニー・クインの「ワーロック」が好きで(親父が好きだったから)、10回以上観てるが、観てない人は観てくれ!
106 :
名無シネマさん :2007/04/30(月) 08:39:52 ID:xaMnRYKo
新作で地味でもよいから面白い西部劇みたいなあ
107 :
名無シネマさん :2007/04/30(月) 09:48:35 ID:1iwub0GT
最近の作品で面白いのは95年のシャロン・ストーンが女ガンマンを演じた「クイック&デッド」だな。ラストのラッセル・クロウのガンさばきはネ申!監督は「スパイダーマン」のサム・ライミだよ。この作品以降の西部劇は観る価値なし
108 :
名無シネマさん :2007/04/30(月) 09:59:23 ID:CAiQDlyO
ワイルドレンジは良かったぞ
シェーンは死んでないよな? 『交渉人』でケビン・スペイシーが「シェーンは死んだ説」を語った時の衝撃と言ったら…
110 :
名無シネマさん :2007/05/02(水) 10:59:23 ID:pt5z6ACG
エル・トポ面白かった ビジュアルがすごいね
>>109 作り手側は「死んだ」ないしは「もうすぐ死ぬ」という解釈だが、
観客が「死んでない」と思えばそれでもOKという風な描き方をしてある。
だから、あなたにとってシェーンは死んでない。
ちなみに「交渉人」で語られる死亡理由は、いい加減。
ワイルド・レンジはコスナーとジーン・ハックマンが渋くて最高だ クイック&デッドはシャロン・ストーン&ラッセル・クロウ好きだから楽しく観れたな ディカプリオもカッチョいいぜ あと好きなのはアメリカンアウトローだな
113 :
名無シネマさん :2007/05/06(日) 13:08:45 ID:w4jUwl44
仲代達矢出演のマカロニウエスタンを見たよ あまり違和感なくマカロニの世界に馴染んでていて驚いた
114 :
名無シネマさん :2007/05/07(月) 13:27:24 ID:+FvmbaLF
俺の好きな西部劇ベスト5は「ウィンチェスター銃'73」「リオ・ブラボー」「ワーロック」「プロフェッショナル」「クイック&デッド」
115 :
名無シネマさん :2007/05/09(水) 23:27:54 ID:Uw6gU6Lh
イーストウッドで最後にもう一本 娯楽に徹したやつを作って欲しいな
んだね それはおれも見たい もう 時代考証にうんとこだわった 糞リアルな西部劇を見てみたいね
117 :
名無シネマさん :2007/05/16(水) 09:00:39 ID:mwXn5d1n
>>116 ケビンコスナーの「ワイアットアープ」。衣装から小道具、台詞、事件の経過、全て当時をリアルに再現している。
ただしガンベルトだけは何故か1900年以降のを使用していてジョンウエインが「捜索者」等でよく着けている様な当時のガンベルトではない。
コスナーに限らずアメリカ人は良くわかっている筈なのに、どの西部劇でもガンベルトに関してだけは1920年代終わりからのシンギングカウボーイ物の影響を
受けたハリウッドスタイルのベルトを使用している。
台詞も重要な部分は過去の2人以上のアープに関する証言、新聞、裁判記録等から出来るだけ取り出している。
だがコスナーは自分で作る西部劇は「ダンスウィズウルフ」にしても時代背景や細部に迄凝るので、どうしても冗漫で長時間の作品になるのは仕方がない。
118 :
名無シネマさん :2007/05/17(木) 22:46:25 ID:CFXdVyHD
ビリーザキッド21才の生涯 良かった 死んだビリーに触れようとした奴にギャレットが「やめろー」ってシーンで泣いた 主役二人がカッコよすぎる コバーンがリーバンクリーフみたいだった
昔見た映画で題名を思い出せないのですが、右手の悪魔と左手の悪魔といわれる 二人の兄弟が出てきて、弟のほうがやたらと飲み食いするシーンが印象的な映画です。 どなたかご存知ありませんか?
>>119 それは「風来坊 花と夕陽とライフルと…」(70年)という、テレンス・ヒル&バッド・スペンサー
主演のマカロニです。
続編も作られ、この作品がイタリア本国でヒットしたのに対抗する格好で「ミスターノーボディ」
(原案セルジオ・レオーネ)が作られました。
正、続共にSPOからDVDが出てますよ。
122 :
名無シネマさん :2007/05/27(日) 22:02:09 ID:m7PmNHcD
ジョン・ウェインも生誕100年か・・・ 亡くなった時はショックだったなぁ わたしの ジョン・ウェインのベスト5は 1 捜索者 2 勇気ある追跡 3 リオ・ブラボー 4 ラスト・シューティスト 5 赤い河 です・・・
123 :
名無シネマさん :2007/05/28(月) 01:13:28 ID:rzVBZrUf
ヤフオクでジョン・ウェインビデオセット(「三人の名付親」「騎兵隊」「捜索者」「リオ・ブラボー」「エル・ドラド」「戦う幌馬車」「リオ・ロボ」「リオ・グランデの砦」)を購入。この名作8本で落札価格410円は嬉しかった!西部劇好きな親父と観るぜぃ
124 :
名無シネマさん :2007/06/02(土) 00:14:23 ID:gE8AUaed
お聞きしたいんですが、コルトSAAキャバルリーの銀色が出ている映画をいくつか教えていただけないでしょうか?
125 :
名無シネマさん :2007/06/02(土) 18:51:39 ID:bcPJ73Px
>>124 米ウエスタンでは、「シェーン」で主役のアラン・ラッドが使用。
マカロニだと「続・荒野の1ドル銀貨」でジュリアーノ・ジェンマが、「ウエスタン」でヘンリー・フォンダが使っていた。
126 :
名無シネマさん :2007/06/06(水) 04:02:08 ID:W33ynLUH
昨日のステファニーパワーズが出てた
127 :
名無シネマさん :2007/06/14(木) 21:47:07 ID:KxHRtto0
マーベリックのよなコメディたっちの西部劇を今の若手で作ってくれないかなあ
ガーナーのマーベリックが見たいんだけど ビデオとかあるんだろうか…? BS辺りでやってくれないだろうか…見た事ある人ウラヤマシス。
>>128 『許されざる者』のスペシャル・エディションに
イーストウッドが出てる回がおまけで入ってるよ
>>129 まじっすか!!
DVD屋に行って来る!
ドク・ホリディは結核だったんだろ? じゃあ、恋人のチワワやクレメンタインも結核感染で 亡くなった可能性もあるんじゃないかなあ。 ワイアットアープなんかも感染してなかったのかな? 誰か詳しい人教えて。
133 :
名無シネマさん :2007/07/27(金) 23:16:19 ID:D0jmwuJj
ヒットするとよいですなあ
134 :
名無シネマさん :2007/07/28(土) 05:13:58 ID:m7Ey2unD
舞台がメキシコだったから、正確には西部劇じゃないのかも知らんけど、 『群盗荒野を裂く』って映画がメチャ面白かった。 深夜テレビでやってたのを、何の気なしに観始めたんだけど、あっという間に 惹きこまれてしまったよ。 目の離せない展開、衝撃の終盤、そして深く印象に残るラストシーン。 久々に面白い映画を堪能した気がした。 主演俳優の、ジャン・マリアって人が、またイイ顔してんだ。
136 :
名無シネマさん :2007/08/03(金) 18:48:37 ID:b5WiMLJA
137 :
名無シネマさん :2007/08/03(金) 22:31:32 ID:FTAVVxFu
>>136 そうみたいですよ
=====
ブラッド・ピットが次回作で、かねてから候補に挙がっていた伝説のアウトロー、ジェシー・ジェームズの伝記映画に主演することが決定した模様。
作品はロバート・ハンセンの『The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford』を原作にしたウエスタンで、南部の英雄ジェシー・ジェームズを背後から撃ち殺し卑怯者と呼ばれたボブ・フォードにも焦点を当てた物語。
CFやミュージックビデオ畑で活躍するオーストラリアのベテラン映像作家アンドリュー・ドミニクが脚本と監督を担当する。
ジェシー・ジェームズは、南北戦争後、戦勝軍である北軍側政府の圧政に苦しむ南部州民の不満を背に、銀行や列車を次々と襲い抵抗を示した、いまなお南部の人々に愛される伝説のアウトロー。
フィリップ・カウフマン監督の「ミネソタ大強盗団」やウォルター・ヒル監督の「ロング・ライダーズ」をはじめ多くの映画でたびたび取り上げられている人気キャラクターで、最近でもコリン・ファレル主演で「アメリカン・アウトロー」という作品が作られている。
=====
監督脚本 アンドリュー・ドミニク
原作 ロン・ハンセン
撮影 ロジャー・ディーキンス
出演 ブラッド・ピット ケイシー・アフレック サム・シェパード メアリー=ルイーズ・パーカー ジェレミー・レナー ポール・シュナイダー ズーイー・デシャネル サム・ロックウェル
138 :
名無シネマさん :2007/08/07(火) 21:04:52 ID:Z+/6gFPq
ヒロイン二人がよかったよ>「テキサスの4人」
>>137 サミュエル・フラーの「地獄への挑戦」I SHOT JESSE JAMES(49)のリメイク?
まあ「地獄への挑戦」って観たことないんだけどw
>137 邦題は「ジェシー・ジェームスを撃った男」にして欲しいな。 新作といえば、ロバート・B・パーカーの「アパルーサの決闘」を エド・ハリスが監督主演で映画化、10月からクランクインするらしい。 主人公の雇われ保安官がハリス、その助手がヴィゴ・モーテンセン、 ヒロインがレニー・ゼルヴィガー。これは期待できそう。
141 :
名無シネマさん :2007/08/13(月) 07:52:31 ID:PNSCNFf/
なにげに話題作が続々とではないですか!
142 :
名無シネマさん :2007/08/14(火) 10:08:33 ID:O4eZ919h
エド・ハリスか。面白い物になりそうだし期待できそうだな。 しかし一歩間違えりゃ理屈ぽくてなんかダラダラいきそうな気もするけどね。
143 :
オナニーカウボーイ :2007/08/17(金) 20:38:57 ID:ttW3b46E
西部劇の格好をして悪党に捕らえられて縛られてお尻の穴に指を入れられてあそこをマッサージされたら気持ちいい
144 :
名無シネマさん :2007/08/18(土) 23:11:27 ID:nkyySUGZ
「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」も忘れるな?
146 :
名無シネマさん :2007/08/20(月) 23:13:37 ID:NUyeS1r2
これだけ注目作が続けばブームも と少し期待
147 :
名無シネマさん :2007/08/20(月) 23:19:28 ID:jegScHXd
オオ 西部劇フアンのカルト作品、遂にリメークか・・・。 グレンフオードの役をクロウがやるんだな。 ブアンヘフリンの役は誰がやるんだ? 前回劇中で使われたフランキーレインの「3:10 To Yuma」 久しぶりで聞いてみるか。
アメリカンアウトローやクイック&デッドのようなガンアクションが見たいよー
149 :
名無シネマさん :2007/08/21(火) 21:34:21 ID:h9l3z+3w
ジェーンフォンダとブリジット・フォンダにピーター・フォンダで西部劇を作ってくれ
駅馬車面白いね 今見るとステレオタイプな人物なかりだけど それでもそれらが掘り下げられていく様には見入ってしまう 最後の決闘は蛇足だったと思う まあでも決着の付き方とか格好良かったし良いか
151 :
名無シネマさん :2007/08/28(火) 23:19:31 ID:MKCY7nLj
「西部に賭ける女」面白かった〜 ソフィア・ローレンの存在感と色気は凄いやね〜
荒野の決闘見た 詩情的で良い映画だね
153 :
名無シネマさん :2007/08/30(木) 13:31:27 ID:toCVLqAE
154 :
名無シネマさん :2007/08/31(金) 00:13:25 ID:sOt8Wxz3
カラミティージェーンをシャリーズセロン主演で作れ
10月はBS2 でジョン・ウェイン特集みたいね
TV映画だけどWOWOWで今週やる 「ブロークントレイル」はウォルター・ヒル監督なので楽しみ
157 :
名無シネマさん :2007/09/07(金) 00:13:46 ID:eAEt3PEQ
>>155 前回と同じ作品じゃないとよいね
BSは繰り返しが多すぎる
158 :
名無シネマさん :2007/09/07(金) 00:32:27 ID:1/kgUAih
>>157 近年のNHK-BS2は二回放映を原則に放映権を購入しているし、公共放送なので
基本的には視聴者が知っている範囲内の作品しか買えない。
余りマニアックな映画は流しにくい。
159 :
名無シネマさん :2007/09/07(金) 01:21:24 ID:oTTJEfe0
昔は黒澤明が選ぶ100本とか面白い特集やってたのにね
>>159 あれは93年頃でしょ? 黒澤本人の映画の好みはスタンダードなので、そんな
に奇を衒った映画は選んでなかったはず。
それに黒澤がリストアップした映画の中からNHKが買える作品を100本やっただけだし。
買えない作品はどうせ放送できない。
あの頃はまだ黒澤が元気だった頃なのでNHKに協力してくれたんだろうけどね。
黒澤の100本って同時期に文春に発表したものとは違うんだっけ? フォードの「果てなき航路」やルビッチの「生きるべきか死ぬべきか」はあの時はじめてみたなあ。 あの頃は大映時代の若山富三郎主演作とか変なの放送してたよな。
162 :
ふつうの婦女子 :2007/09/08(土) 13:26:05 ID:U2gPX2mP
古いウエスタンって、「夕陽の。。。」とか「荒野の。。」とか、いかにも砂埃っぽい 邦題ついてるのが多くて、たいていの婦女子は興味そそられないと思います。 しかし、食わず嫌いでした。 あるきっかけがあって、「夕陽のギャングたち」観て、泣きました。コバーンかっこよすぎです。 音楽切なすぎます。 婦女子でも「男泣き」できる映画でした。 ションションが頭の中をぐるぐるまわってます。
163 :
名無シネマさん :2007/09/10(月) 09:47:58 ID:W1+dutdW
>お尋ね者と彼を護送することになった男を描く「決断の3時10分」(57年)のリメイク西部劇『3:10 to Yuma』(ジェームズ・マンゴールド監督)が大歓迎されている。 >オリジナルに敬意を払いつつ、よりパワフルさを感じさせる仕上がりになった成功リメイク。描かれる暴力には意味があり、 >なおかつ西部劇のハートが絶妙の匙加減で掬い取られている。サスペンス溢れる展開、叙情的な画面、緻密な人物描写… >マンゴールドの演出はシャープという言葉がピッタリ。役者の演技も的確で、ラッセル・クロウが凄味と愛敬を発散させて魅力全開、 >クリスチャン・ベールも役柄に厚みを感じさせる好演。ピーター・フォンダの存在感やベン・フォスターのシーンスティラーぶりも素晴らしい。 あるサイトに載ってた3:10 to yuma海外メディアレビュー 現時点では日本公開未定だけど見たいなあ…。 ボックスオフィスで週末1位、西部劇映画の中では史上3番目のオープニング成績だそうです。 新世代の西部劇ファンをこの映画で獲得出来るだろうとも言われてました。 ロッテンの評価も高いです。
ごめん。上の記事続きがあったので貼っときます。 >Baltimore Sun、Chicago Sun-Times、Film Threat、Miami Herald、Los Angeles Times、San Francisco Chronicleが最高レヴェルの評価。 >賞レースではリメイクという点はマイナスだが、演技賞、撮影賞、編集賞、録音賞あたりでチャンスがあるだろう。初日売り上げは455万ドル。 >アラン・テュディック、グレッチェン・モル共演。
ジェシー・ジェームズはいつ公開だっけ?
>165 今月の21日
>>144 観てきた。ガッカリ。
マカロニの表面的な記号はそろっているものの、
中身はまったく異質なごった煮映画(要するに「キル・ビル」と同じ)
初めからごった煮のつもりで観るならどうだか判らないが、
マカロニウエスタンの上質なパスティーシュを求めて観にいくと失望する。
その点、サム・ライミの「クイック&デッド」は実によくできていたんだな、
と今になって実感してきた。
168 :
名無シネマさん :2007/09/25(火) 01:12:45 ID:J2fqTiYr
絶頂期の岡本喜八に西部劇とって欲しかったなあ
169 :
名無シネマさん :2007/10/18(木) 20:17:23 ID:b5ciXUfN
評判高いようですがDVDスルーのようですね
劇場で見たかった
==========
<プロポジション - 血の誓約 - / THE PROPOSITION>
サム・ペキンパーに捧げる!
血と暴力に溢れたバイオレンス・アクション!
19世紀末のオーストラリア。
荒くれ者が移住者たちの社会を脅かし。
血を血で洗う残酷な殺し合いが繰り広げられていた。
そんなある日、悪名高きバーンズ兄弟の次男チャ^リーは警部から「死刑される弟を助けたくば、兄アーサーの首を引き渡せ」と持ちかけられ、兄が弟か選択を迫られた彼は、さまざまな葛藤が渦巻く中、兄が逃げた荒野へと旅立つのだが…。
監督:ジョン・ヒルコート
脚本:ニック・ケイヴ
撮影:ブノワ・ドゥローム
音楽:ニック・ケイヴ
出演:ガイ・ピアース / レイ・ウィンストン / エミリー・ワトソン / ダニー・ヒューストン / リチャード・ウィルソン / ノア・テイラー / デヴィッド・ガルピリル / ジョン・ハート / デヴィッド・ウェンハム
http://sonypictures.com.au/movies/theproposition/index.html ==========
クイック&デッドでコルトのリボルバーを手にとって見るとき、 銃身のねじれを見るような仕草をしてたのが妙に新鮮だった。 (銃の照準を合わせて構えたあと、銃を横に向けて銃身を見る) ラッセルクロウが意外とあの衣装や銃が似合ってた。 シャロンストーンは酷かったがw あの仕草って昔の西部劇でもやってた?
171 :
名無シネマさん :2007/10/18(木) 22:03:54 ID:NOq6r8Xk
North To Alaska Way up north (north to Alaska) way up north (north to Alaska) 北の果てアラスカへ 北の果てアラスカへ North to Alaska a-go north the rush is on ゴールドラッシュだ、いざアラスカへ Big Sam left Seattle in the year of ninety-two 1892年、サムはシアトルを出た。 With George Pratt his partner and brother Billy, too 相棒のジョージとその弟、ビリーを連れて They crossed the Yukon River and found the bonanza gold ユーコン川を渡って、金塊を見つけた Below that old White Mountain just a little southeast of Nome ノームの南東にある山のふもとだった Sam crossed the majestic mountains to valleys far below サムは谷を目指し、山を越えた He talked to his team of huskies as he mushed on through the snow 犬と語らいながらソリを走らせて With the northern lights a-running wild in the land of the midnight sun 真夜中の太陽が雪道を照らしていた Yes, Sam McCord was a mighty man in the year of nineteen-one サムは1901年、億万長者になった Where the river is windin' big nuggets they're findin' 川が曲がっていれば黄金があるぞ North to Alaska a-go north the rush is on ゴールドラッシュだ、いざアラスカへ Way up north (north to Alaska) way up north (north to Alaska) 北の果てアラスカへ 北の果てアラスカへ
172 :
名無シネマさん :2007/10/29(月) 00:04:39 ID:wVS82uQe
今、「ロング・ライダーズ」を見てる。
173 :
名無シネマさん :2007/11/01(木) 15:39:56 ID:Gr7X3dAq
「ハイヨー、シルバー!」でおなじみ - 『ローン・レンジャー』が再映画化か
Hollywood Insider誌によると、1950年代に一世を風靡したテレビドラマ『ロー
ン・レンジャー』の映画化プロジェクトが進行しているという。プロデューサー
は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを手がけたヒットメーカー、ジェリ
ー・ブラッカイマーだ。
『ローン・レンジャーは』1930年代にラジオドラマとして始まり、50年代には
故クレイトン・ムーア主演でテレビドラマ化。白い帽子に黒いマスクをし、愛
馬シルバーにまたがるテキサスレンジャー(騎馬警官隊)の主人公が、ネイ
ティブアメリカンの助手とともに西部の平和を守るというストーリーで、日本
でも放映され一大ブームを巻き起こした。
『ローン・レンジャー』のリメイクに関しては、1981年に一度映画化され失敗
に終わっているほか、最近ではワーナーブラザースが米ドラマ『One Tree
Hill』に出演しているチャド・マイケル・マーレイ主演で新しいテレビシリーズを
製作しようとしたが頓挫している。
脚本は『パイレーツ〜』や『デジャヴ』を担当したテリー・ロッシオとテッド・エ
リオット。キャストや公開時期などは公表されていない。今度こそ新生・ロ
ーン・レンジャーに会えるのだろうか。
[マイコミジャーナル]
Yahoo!ニュース関連記事
ブラッカイマーが往年の西部劇「ローン・レンジャー」リメイクを企画
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000004-eiga-movi ソース:2007年10月26日22時0分配信 マイコミジャーナル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071027-00000089-myc-sci
174 :
名無シネマさん :2007/11/01(木) 15:44:44 ID:k9nGdCcI
>>173 トントは助手というより相棒って描き方しないと色々五月蝿いだろうな。
175 :
名無シネマさん :2007/11/01(木) 21:31:42 ID:HBuwOrGw
どちらかと言うと、ケビン・コスナーは嫌いな俳優なんだが なぜか奴が出てる西部劇には外れが無い
ケビン・コスナーはかっけぇよ
俺はトム・ベレンジャーで西部劇作って欲しいな
20世紀フォックス(スタジオクラシックス・シリーズ)から出てる「大いなる決闘」(チャールトン・ヘストン、ジェームズ・コバーン) を買ってみましたが、評判通り面白かったので未見という方にはお薦めします。 主役のヘストンはひたすら渋いけど、悪役のコバーンは怖過ぎだよ〜。 ただ、せっかくの納谷悟朗、小林清志両氏による日本語吹替え音声で、インディアン関係のセリフを ピー音処理してるところが何箇所もあり、それが興醒めでした。もちろん英語音声はカット無しです。
179 :
名無シネマさん :2007/11/03(土) 23:10:53 ID:Ya8PbFc4
ブラッカイマーにパイレーツの脚本家じゃスカスカな作品になる確率が… 話題にはなるだろうから西部劇的にはよいのかもだが…
180 :
名無シネマさん :2007/11/04(日) 13:53:54 ID:KWosEfeZ
どうしてリアル西部劇好きなコスナーが「ローンレンジャー」なんかに手を出すのかな。 あれはどちらかというと弾込めなしで何発も出て、当たっても血なんか絶対流れないタイプの作品だぜ。
181 :
名無シネマさん :2007/11/04(日) 14:38:29 ID:x3gjIeV4
>>177 べレンジャーのウェスタンなら「沈黙の大地」は外せない。
観てたらスマン。
>>1781 TVMだよね?観たことないんだ〜(TT)
あの顔はウエスタンに合うと思うんだ
177
184 :
名無シネマさん :2007/11/04(日) 21:21:32 ID:x3gjIeV4
185 :
名無シネマさん :2007/11/04(日) 22:33:15 ID:KWosEfeZ
「ワイルドレンジ」の銃撃戦は中々良かった。
186 :
名無シネマさん :2007/11/04(日) 23:11:25 ID:VZ3Ttl2P
>>185 激同、「ワイアットアープ」の銃撃戦もリアルだった
187 :
名無シネマさん :2007/11/05(月) 00:18:24 ID:dSEejwB1
>>187 「馬と呼ばれた男」に対する「サウスダコタの戦い」みたいになるんだろうか
189 :
名無シネマさん :2007/11/06(火) 19:46:37 ID:Y5BiFB9a
190 :
名無シネマさん :2007/11/07(水) 03:07:58 ID:PdiiPjE5
ワイルドバンチの銃撃戦はすごかったな
191 :
名無シネマさん :2007/11/07(水) 03:56:05 ID:2aW3ez3f
ウェスタンといえば、セルジオ・レオーネの邦題が同名の作品があった。 ただし、原題というか英語タイトルは、Once upon a Time in the West。 日本ではあまり、名作だとは認められていないみたいだが、 世界中で、カルト的な魅力をはなっている。 70年代の作品なのに、いまだに外国に行くと、映画館でやっているのに でくわす。 NHKのなかにファンがいるらしく、BSで何回もやってたよ。知らない?
>>191 だいじょうぶ。知らないのはお前だけだから
>>185 「ワイルドレンジ」、銃撃戦も良かったが、町の朝の空気の匂いがただよってきそうで
大好きな作品なのだが、あまり話題にならなかったなぁ・・
R・デュバルは西部の顔って気がするな、なんとなく。
「荒野の1ドル銀貨」ビデオ借りて観た。 面白いアイデアはそこそこあったけど、なんか物足りねー。 レオーネ以外のマカロニウエスタンでオススメない?
195 :
名無シネマさん :2007/11/08(木) 01:35:35 ID:XyGHtZeo
「ウエスタン」と「プロフェッショナル」のカルディナーレは最高だよなあ
196 :
名無シネマさん :2007/11/08(木) 01:43:47 ID:Rm+GwPCz
>>193 大した映画じゃなかった「ジェロニモ」もデュバルのおかげで何とか
見られる映画に仕上がってた。
>>194 一連のコルブッチ作品。
197 :
名無シネマさん :2007/11/08(木) 08:24:03 ID:O/oXfEL5
>>193 同意する。とにかくどの場面にも空気や冷気がただよっていた。皆が撮影している西部の風景を映す時コスナーの
画面は独特である。
今後20年後ぐらいにはマカロニではなく米国純正西部劇を語るとき、コスナーの名前は
落とせなくなるんじゃないかな。
とにかくダンス・・と・・アープの凝りようは柔順じゃなかったし、アープの場合は撮影シーンを
別途に映した高価な写真集が、見ることが出来なかった当時の動きあるシーンを今カラーで蘇った
と好評をはくした。日本でも2800円の廉価版で発売された。
198 :
名無シネマさん :2007/11/08(木) 08:44:41 ID:A/0ucJ4k
タイトルは「ワイルドレンジ」よりも原題通り「オープンレンジ」だよなぁ、やっぱり。 ケビン・コスナーは監督業(兼出演で)に専念してもらいたい。
193と197は文体が似すぎじゃね?
201 :
名無シネマさん :2007/11/08(木) 12:06:26 ID:Rm+GwPCz
202 :
名無シネマさん :2007/11/08(木) 21:45:37 ID:A/0ucJ4k
うんにゃ、193=198=202だよw
203 :
名無シネマさん :2007/11/09(金) 00:34:32 ID:n17LzxK6
このスレでだけ評価が高いんで変だなと思ったらそういうわけか…>ワイアットアープ
「ワイアットアープ」は普通に駄作では?
いくら細部に凝ったところでドラマとしてつまらなければ意味が無い。
アープの人生を4時間かけて描いたって尻が痛くなるだけ。
実録系アープものなら「墓石の決闘」や「トゥームストーン」のほうが面白い。
「映画は長ければ長いほうがいい」的な気負いの無くなった「ワイルドレンジ」は
自分も好きだけど
>>194 「怒りの荒野」は必見。"ガンマン十戒"を暗記したくなること必死。
>>204 同意同意。
トゥームストーンは面白かったけどワイアットアープはクソ映画だった。
206 :
194 :2007/11/09(金) 19:32:59 ID:QY9zHqdK
>>196 >>204 オススメありがとう!
でも市内のレンタル屋全滅だった
(そもそも西部劇がほとんど無かったり、あってもレオーネ以外のマカロニウエスタンはレアぽい)
1ドル銀貨が見れただけでも御の字かも
セルDVD検討してみるわー
207 :
名無シネマさん :2007/11/09(金) 23:17:26 ID:Y3Ddqnzx
>>205 えぇ!「ワイアットアープ」良かったじゃん
確かにダッジシティの保安官補になるまでは緩かったけど
エドが殺されてダッジシティの保安官に復帰
ワイアット、バージル、モーガン、バド、シャームの5人で
乱痴気騒ぎの酒場に乗込むシーンは何度観てもシビレルね
208 :
名無シネマさん :2007/11/10(土) 00:42:09 ID:SVeyiLMa
西部劇フアンで「墓石と決闘」や「トウムストーン」が面白かった人は「ワイアットアープ」には 違った意味で 観ている間中、一場面毎に絶対ドキドキした筈。 但し映画フアンとして観れば「トウムストーン」の方がかっちり纏っていてこちらが上位だろう。 これは一見独断と偏見な意見にみえるかもしれんがね。
209 :
名無シネマさん :2007/11/10(土) 03:20:00 ID:gsEYW9WH
日本では、あんまり問題にならないけど、 ジョン・ヒューストンの「ロイ・ビーン」は、どうなの? 僕の中では、ウェスタンにかぎらず、映画全体の中で すごく好きな作品なんだけど。
>>209 最高だね。クライマックスの馬上のビーン……。
アンソニー・マンが一番好き 全盛期のジャンプ漫画みたいな感じ ウィンチェスター銃'73と裸の拍車は特に
212 :
名無シネマさん :2007/11/10(土) 20:34:13 ID:JsrzgMRZ
「裸の拍車」はムチムチのジェネットリーがよいよなあ
213 :
名無シネマさん :2007/11/10(土) 23:29:15 ID:yJcY1AD7
西部劇の傑作は、なんと言っても「マルクスの二挺拳銃」だろ?
214 :
名無シネマさん :2007/11/10(土) 23:46:16 ID:uby1GVyk
頭からスレ読んだけど 「トムホーン」が挙がってないのが意外 リアル西部劇なら外せない作品と思うがな
あと、誰も112に突っこんでやらないの?
西部劇ファンは大人なんだよ
217 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 00:11:26 ID:pUSkB//r
「プロフェッショナル」の面白さは神レベル
219 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 02:50:14 ID:OV3/n5Vh
>>217 久々に観たくなってツタヤ行ったらレンタル中だった。
アクションの派手さも然ることながら、面子がいいよなぁ・・
特に武器のエキスパートにリー・マービン、追跡&潜入のエキスパートに
ウッディ・ストロードってのはツボ抑えすぎw
元々西部劇はマカロニから入ったんで、正統派の西部劇は食わず嫌いなトコが
あったけど「プロフェッショナル」はホント嵌った。
220 :
名無シネマさん :2007/11/11(日) 14:35:26 ID:18fnXtsP
>>214 同感、「トムホーン」良かった。風景もロケ場所は全然違うが「グレイフォックス」と同じような感動があった。
ところでもう覚えていないんだがあの映画ビリーザキッドやパットギャレットは出てきたっけ。
同じリカーン戦争から題材をとった「天国の門」ではちらっと出ていた。
あの時の逮捕者153名の中から釈放後、名保安官や西部名うてのを多数輩出している。
それにしてもホーンは普通の絞首刑だったのに映画ではヤケに凝ったことをしていた演出意図がもう一つ判らん。
それからDVDの字幕に一言、絞首台に着いて知人に言う台詞字幕では「しけた面するなよ」と記されていた気がするんだが
台詞では「俺も必死で緊張をおさえてるんだから、そんな顔をして挫けさせないでくれ」のようなこと言っている。
前者だと最後まで強がっている様に聞こえるが映画の台詞では死刑直前の恐怖に必死に耐えているのが良くわかる。
221 :
名無シネマさん :2007/11/12(月) 11:24:26 ID:Ye2iR4DB
「ブロークン・トレイル」をDVDで見たが いわゆる「西部劇」とは違うなあ。 その時代のロードムービーって感じだな。 でも、食事シーンだけはどんな貧相なもん食ってても憧れる 「コーヒーもう一杯どうだ・・・」
222 :
214 :2007/11/12(月) 22:30:56 ID:qpr9mw7L
>>220 ジェロニモは本物の写真が出てましたが
ビリー・ザ・キッドやパット・ギャレットは出て無かったかと
本物のトム・ホーンはキューバに行ったり流離ってますけど
映画の「トム・ホーン」は舞台が北のワイオミング限定でしたし
南のテキサス、ニューメキシコ辺りで暴れてたキッド、ギャレットとは
接点無かったかと思います、時代的にもトムホーンの方が少し後だし
リンカーン郡戦争って153名も逮捕者出してたんですか
キッドを扱った映画や小説には大抵リンカーン郡戦争が出てきますが
そんなに規模の大きい争いだったとは知りませんでした
ホーンの執行前のセリフですが、今度観るとき確認しときます
223 :
名無シネマさん :2007/11/12(月) 22:39:40 ID:qpr9mw7L
>>221 >食事シーンだけはどんな貧相なもん食ってても憧れる
ポーク&ビーンズ、ラードに浮かぶベーコン、茹でたジャガイモ
そしてチンチンに熱いコーヒー
>>222 >220はジョンソン郡とリンカン郡を間違えてる悪寒
225 :
名無シネマさん :2007/11/13(火) 01:00:19 ID:est3BU5I
映画の中の不可解なセリフというならば 「ワイルドレンジ」のスーは医者先生の妹って事になってるけど どう見てもあれは姉だろ、映画の中では単にシスターとしか言ってなくて エルダー、ヤンガーがついてないからハッキリとは断定出来ないけど ありゃどう見ても姉だぞ それにしてもアネット・ベニングは良い女だな、年増の美人は大好きだ
226 :
名無シネマさん :2007/11/13(火) 02:02:04 ID:ZuaF26YO
少し前にハリソン・フォード主演でピンカートン探偵社を描いた 西部劇作る企画があると聞いたが、IMDb見た限りでは何も進行 してないような気がするが大丈夫か? 「インディ4」も楽しみだがこっちも期待してるんで企画倒れ にだけはなりませんように・・
227 :
名無シネマさん :2007/11/13(火) 12:39:35 ID:XOgKRObO
>>222 ごめんなさい。トムホーンはジョンソン郡戦争で、リンカーン郡戦争は少し前でしたね。
有難うございます。
リンカーン郡戦争は双方がおりからの就職難のなか西部中のガンマンを集め最終的には
オープンレンジ(牧場共有法)を錦の御旗とする牧場主たちと後から入植して柵を張り巡らす人達との
闘いで最終的にはベンハーの作者であるウォーレス知事が収集役で乗り出した事件でしたね。
当時の政府が開拓すれば全部お前達の物という言葉を信じてインデアンの妨害や不毛の地をようやく開拓したと思ったら
後からきた人間が柵で所有権を宣言するという事件でしたね。
この逮捕された拳銃遣いたちの中からパットギャレットやカントンなどの保安官やビリーザキッドなどの悪人が多数輩出しました。
このオープンレンジ法の名残はよく西部劇のテーマになり「シエーン」だと柵を張ったほうが善人役になり「ローハイド」や「ワイルドレンジ」だと
自由に平原を移動するほうが善人になります。
いずれにしても間違いを指摘して下さりありがとうございます。
>>227 「オープンレンジ」って「牧場共有法」という意味だったのですか。
辞書で調べてもどうもよくわからなくて・・・
牧場主と入植者の争いの構図も大変わかりやすかったです。
どうもありがとう(^^)
229 :
名無シネマさん :2007/11/13(火) 16:50:16 ID:XOgKRObO
>>228 正式には開拓した人間だけがその土地の権利があるという「ホームスッテド法」なのですが当時のカウボーイの俗語でこのことを「オープンレンジ」といっていました。
従って米国の辞書にも載っていませんが俗語辞典には載っていますし、日本でも米国西部劇華やかなりし頃、研究社から
発売された400ページのウエスタン英和辞典にはのっています。
この法律が最後に効果を発揮したのは「シマロン」などで有名なオクラホマ州での一斉に並んで号砲一発の土地の争奪戦でしょう。
400ページのウエスタン英和辞典・・ そんな辞典が発売されていたとは・・欲しい・・・
俺も。 欲しくて調べたら「アメリカ・ウエスタン辞典」といって、最後の出版が81年で¥2300。 当然絶版のようだ。 こんな本を側に置いて西部劇みたら、面白さも広がるだろうな。 まめに古書店のぞいてみよう。
350ページぐらいだから別物じゃないの?
研究社だから同じじゃね? あるいは改訂版とか
234 :
名無シネマさん :2007/11/17(土) 22:40:46 ID:uo0+wDgx
昔、店頭では発売されなかったがタイムライフ社が通信販売で大判で出版した「大西部物語」全10巻も西部劇フアンに取っては宝物だったね。 最初「ガンファイター」を含む5巻のみの予定だったが売れ行きがいい為後5巻追加で合わせて10巻発売した。 アメリカでは全部で26巻発売されたが、向こうでも通信販売のため店頭では買えなかったし、日米ともシリーズで申し込まないと単品では通信販売してくれなかった。 ハードカバーで唐草模様の表紙も良かったが珍しい当時のクリアーな写真や記事が満載で今でもあんな素晴らしい本は出版されないな。 それに当時日本はバブルの最中で日本版の方が紙質が良かったのが珍しい。
235 :
名無シネマさん :2007/11/20(火) 13:34:16 ID:WM5xwMRQ
アメリカeBAYで26巻セット〔the old west〕ででてるが確かに表紙いいね。 26巻目の表紙はウイリアムSハートだが西部劇や当時の歌、文化の紹介だろうか? 知ってる人教えて。
236 :
名無シネマさん :2007/12/18(火) 00:42:35 ID:eqiKU45m
あんじぇりーなじょりー主演でエロイ西部劇が見たいよな
237 :
名無シネマさん :2007/12/18(火) 03:21:39 ID:FClEpTIf
「華麗なる対決」のリメイクと思しき「BANDITS」 ペネロペ・クルス&サルマ・ハエックのW主演なんだから劇場公開しても 良さそうなもんだがな・・ 未公開でもいいからDVD出してくれ。
238 :
名無シネマさん :2007/12/18(火) 23:18:40 ID:VqqLpKJy
うわ、それ見たいわ・・・
ブロスナンのセラフィムズ・ロストもせめてDVDをだしてくれ
240 :
名無シネマさん :2007/12/19(水) 11:11:36 ID:oFvwT8X/
20世紀フォックスは「悪の花園」「ワーロック」をなぜDVD発売しないのか?この2作品マジで欲しい
241 :
名無シネマさん :2007/12/19(水) 13:42:40 ID:INluVz1q
どなたか教えてください。 西部劇を見てるとブーツのかかとの少し上あたりに、手裏剣のようなギザギザの ついた滑車のようなものがありますが、あれはいったい何でどんな用途があるのでしょう?
拍車でググれ
>>242 ググりました。
はぁ〜なるほど、乗馬の・・・
ありがとうございました^^
241
90年代以降の作品は、マーヴェリックとクイック&デッドしか観てないなー。 あとBTTF3も一応そうか。 とにかく近年は数が少なすぎる。 他にここ10年くらいの作品でチェックしといた方がいい西部劇ってありますか?
>>244 上でも出てる「ワイルド・レンジ」は良いですよ
西部の空気が画面から漂ってくるようでオススメ
決闘シーンも迫力あるし^^
246 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 00:16:30 ID:IWsvU4LF
「ガンヒルの決闘」
247 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 00:21:16 ID:VARn61qm
ワイルドレンジは最高だった ケビンが一瞬目をそらした相手を…
248 :
名無シネマさん :2007/12/24(月) 01:49:23 ID:ffWHgYC4
テレビ映画だけどジョンキューザック主演の「ジャックブル」が面白かったよ
249 :
名無シネマさん :2007/12/24(月) 02:10:33 ID:YNzL3LP9
天国の門だな。ひたすら景色がいい。
250 :
名無シネマさん :2007/12/31(月) 12:08:15 ID:uL1ld1/1
ペキンパーが映画会社と戦って敗北した『ダンディー少佐』 特典の、ジェームズ・コバーンやセンタ・バーガーのトークが その間の事情を知るのに貴重だ。 出ているDVDは、何とかペキンパー版を復元しようとしたものだが 残念ながらスローモーション・シーンは残っていない。 ペキンパーは自らをダンディー少佐に投影していたらしい。
252 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 08:52:32 ID:q+2t1n2e
アホな奴が出てきて折角の流れが止まったな。
253 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 12:15:08 ID:MeGCvmBZ
夕べ『片目のジャック』をはじめて観ました。 激安DVDで画像が良くないですが、マーロン・ブランドの 凄みは若いころから既にあった、ということがわかりました。 モンタレーの海岸沿いの町が舞台で、斬新な気がしました。
254 :
名無シネマさん :2008/01/02(水) 23:05:26 ID:MeGCvmBZ
さっき『白昼の決闘』を観た。同じく激安DVD。 凄かった。(素晴らしいということではない) セルズニックというやつは、良くも悪くも大物だ。 自分の妻(?)を主役に、何人も監督や脚本家をクビにして 『風とともに去りぬ』以上の金を注ぎ込んだマニア。 激安DVDしか手に入らないし、映像もコントラストが悪い。 1,500円くらいで正規盤出して欲しいものだ。
255 :
名無シネマさん :2008/01/03(木) 01:14:42 ID:/cb9g17v
>>254 「白昼の決闘」俺も好きでビデオ時代からビデオ、レーザー、輸入盤と買ったんだが
マスターの保存が悪かったのか正規版も良くない。
マスターさえ良ければ冒頭のメキシカンダンスの場面や大人数での緑の平原を駆ける追跡場面、
夜の西部の風景、灼熱の太陽など見所満載なんだがな。おまけに役者が全員素晴らしいときている。
「黄色いリボン」と同じでアメリカ、日本を探しても肝心のマスターの保存状態が悪いのであきらめる以外に無い。
256 :
名無シネマさん :2008/01/03(木) 10:02:09 ID:RP7Ecs0x
残念ですね カサブランカのように1コマずつ修復するのがペイするか、ということですね
「ヴェラクルス」を20数年ぶりで観たのだが・・・・ 当時G・クーパーよりB・ランカスターのほうがカッコイイと思ったけど 今観てもやっぱりランカスターのほうがカッコ良かった! E・ボーグナインにC・ブロンソン(C・ナントカスキーとクレジットされてた)も 出てたんだねぇ。 90分そこらでこんなにも内容の詰まった映画なのにも驚いた。 最近のは長すぎるよ・・・
258 :
名無シネマさん :2008/01/04(金) 21:42:44 ID:foLHKlnQ
ヴェラクルスはランカスターに食われまくってるよなあ
259 :
名無シネマさん :2008/01/05(土) 00:35:59 ID:mHZ17PyY
あのニヤッっと歯を出して笑うランカスターが忘れられない。フォックスのスタジオクラシックシリーズDVDで、唯一所有している作品だ
260 :
名無シネマさん :2008/01/05(土) 03:06:07 ID:1//kBPq5
友人どうしの決闘で忘れられないのは「ガンヒルの決闘」。 A・クインの「いい子に育てろよ」というセリフ、憐れで哀しかった。 ところで「ヴェラクルス」だが やっぱりランカスターの銃のほうが先に火をふいてるよね? わざとはずしたのかなぁ・・? だとしたらランカスター、最後までクーパー食いまくりw
261 :
名無シネマさん :2008/01/05(土) 15:46:15 ID:FgtAfsYz
グレゴリーペックてのは当時「ローマの休日」に出る前から全世界の女の子に騒がれたにも関わらずいわゆるミーハー映画より渋い映画出演の方が 多いな。「アラバマ物語」「紳士協定」「頭上の敵機」等や西部劇にしても「白昼の決闘」「勇者のみ」「拳銃王」「大いなる西部」 「無頼の群れ」等、悪役や変わった性格の役が多い。
263 :
名無シネマさん :2008/01/05(土) 17:46:20 ID:uq/jFXA7
正月早々御目出度い人がいるものですな しかも西部劇スレで
264 :
名無シネマさん :2008/01/05(土) 17:48:15 ID:uq/jFXA7
>>261 西部劇ではないが『白鯨』は忘れられない
『ダンディー少佐』のキャラに影響を与えたらしい
265 :
名無シネマさん :2008/01/05(土) 18:36:54 ID:FgtAfsYz
>>260 死んだランカスターの銃の撃鉄にきちんとトラップが掛ってるのもいい。
撃って倒れる前に銃をホルスターに収めてトラップまで掛けている死体を見て
信じられないように首を振るクーパー・・・・。
266 :
名無シネマさん :2008/01/05(土) 19:26:18 ID:1//kBPq5
>>265 > 死んだランカスターの銃の撃鉄にきちんとトラップが掛ってるのもいい
それには気づかなかった。まったく食えない御仁だねぇ>ランカスターw
今度気をつけて観てみます。
ありがとさんでした♪
260
267 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 00:18:55 ID:uWTwkJ88
今年の初西部劇は「ガンヒルの決斗」 雲の撮影がたまらんええねえ
268 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 01:17:51 ID:dasSHJJF
さっき「ゴーストタウンの決闘」観たよ。本編が短かったけど、中々面白かった。特にウィドマークの悪役ぶりがハマッてた!DVD出ないかなぁ…
269 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 01:50:43 ID:7AmM9luB
>>253 『片目のジャック』は好きだなあ。
ブランドやマルデンもいいんだけど、あのメキシコの女優さんがタイプ。
格安DVDじゃなくて正規版出してほしいよ。
ハムナプトラとかいうミイラもののラストって マッケンナの黄金に似てないか? パクッったのか?まあどうでもいいんだけどな。
271 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 20:56:40 ID:6NXcCusz
マッケンナ以前にもあのオチはありそうな? 冒険物の定番というか 元祖は何なんだろう
272 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 22:43:39 ID:eltdQ+CJ
『シルバーレークの待伏せ』というドイツ製西部劇も同じ趣向だった マッケンナはシネラマ上映だった
273 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 22:54:55 ID:eltdQ+CJ
シルバーレイクの待伏せ(1964) マッケンナの黄金(1969)
274 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 23:26:15 ID:9vP+I5QY
>>272 そうか、マッケンナはシネラマだったのか。
どうりで公開当時リアルタイムでみた今は亡き親爺が
最後の地震のシーンの音響が凄くて観客席の椅子がガタガタ揺れ、
おっかないくらいだったて言ってたっけがシネラマなら確かに
迫力があったろうな・・・・。
マッケンナ以前に似たようなのがあるのか。なんにでも元祖があるんだな。 デップのパイレーツに猿が出てくるが、確かエロール・フリンの海賊も 猿をつれてたな。フリンの西部劇は残念ながらまだ見たことない。
276 :
名無シネマさん :2008/01/10(木) 02:24:24 ID:fE9ulEOs
上で話題になった「ガンヒルの決闘」\500(KIC)で買ってきた。 PD版は画質が悪かろうーと今まで手をださなかったのだが、 これすこぶるきれい! 冒頭にパラマウントのマークはなかったけど、PD版でこんな画質に出会えるとは思わなかった。 今日は「大平原」と「シェーン」を買ってきた。 水野センセのスマイルマーク入りのPD版は画質がきれいでも、いまいち買う気が・・・・ いっぱい出てるんだけどなぁw
277 :
名無シネマさん :2008/01/10(木) 20:33:37 ID:CZz5sZyl
最後の飽きれてポカーンとしてるイーストウッドがよいなあ>真昼の死闘 ああいう笑える西部劇をまた撮って欲しい
278 :
名無シネマさん :2008/01/11(金) 17:37:36 ID:bQkynEDu
星のない男のカークダグラスがカタログカウボーイに 拳銃の使い方を教えるシーンがいい。 色々なガンプレイを見せた後、「こんなものは実戦では役立たない。銃は一丁で落ち着いて抜き 腹を狙え。撃った後はゆっくりホルスターに収めろ」 YOUTUBE の「MAN WITHOUT A STAR」でこの場面が見れる。
279 :
名無シネマさん :2008/01/13(日) 18:00:20 ID:nTRUy9GW
明日は新文芸座で『荒野の七人』をやるので行ってきます。 併映は『大脱走』。こちらはまあ、どうでもいいけど。
280 :
名無シネマさん :2008/01/13(日) 20:38:02 ID:kNxrhE83
おおなんとも正月らしい二本立てぢゃ
281 :
名無シネマさん :2008/01/13(日) 23:15:32 ID:7Q6lGfEr
俺の今年最初の西部劇は「ロングライダーズ」 観るのは3,4回目ぐらいか ライ・クーダーの音楽に併せて草原を疾走するOP映像から見入ってしまった あと、ジェシー役のジェームス・キーチは独特の色気があるね 今度ブラピがジェシー・ジェームス役やってる映画が出るらしいが どうなんだろう? イマイチ、イメージが湧かないな
282 :
名無シネマさん :2008/01/14(月) 12:45:31 ID:lhnEYTQX
>>279 2本だと5時間くらいか?体力あるなぁ。
でもこの2本立てならあまり苦にならないか(^^)
マイベスト西部劇ヒーローは「大いなる西部」のグレゴリー・ペック。 本当の勇気や強さは人に見せびらかすもんじゃない、自分自身に証明すればいいのだ っていう哲学に最高にしびれた。
284 :
名無シネマさん :2008/01/14(月) 17:32:34 ID:2Qc+lGRf
>>282 9時半から15時ちょっと過ぎでした。
年寄りが多かったですよ。
むかし観たことある人ばっかりだと思います。
あまりの客足の良さに、各回の開始時刻遅らせていました。
帰るときは、1階外から3階の券売機まで行列。
285 :
名無シネマさん :2008/01/14(月) 18:34:42 ID:lhnEYTQX
>>284 レポ、サンクスです。
こういう映画が盛況なのはうれしいかぎりです。^^
「荒野の七人」に「大脱走」、やっぱりスクリーンでみたいよねぇ。
うちのほうでも上映してくれないかなぁ・・・
282
286 :
名無シネマさん :2008/01/14(月) 19:58:49 ID:oE+as6V0
>>283 わしもわしも
一度大画面で見てみたいなあ
287 :
名無シネマさん :2008/01/14(月) 22:21:38 ID:A432RbmQ
>>281 助演のケイシー・アフレックが映画賞にノミネートされまくってるね
撮影賞も幾つかノミネートされてるし
評判はよさそう
>>286 ギンレイホールが銀鈴だったころ観たことがある。
あまり覚えていないですが。。。
「ジェシー・ジェームズの暗殺」、 西部劇って感じは無かったなあ。 人それぞれかも知れんが。 ただ、拳銃は質感豊かに撮られてた。
290 :
名無シネマさん :2008/01/15(火) 10:27:08 ID:E/b9BuWf
>>289 俺は未だ見てないんだが宣伝用のオフィシャルホトでボブフード役が
ボブフードがジェシーを射殺した拳銃を握って座っている本物の写真と
そっくりそのままの格好で写っているのを見て笑った。
もっとも実在のほうがもっと幼い顔でハンサムだがな。
>>290 ところで、これ、作品スレにも書いたんだけど。
普通は、絵の傾きを直していて……だよな?
あの映画では微妙に違うんだ。微妙にだけど、違うんだよ。
こっちのスレの方が詳しい人いそうなので、
どうしてああしたのか、知ってたら教えてほしい。
あっちの方が史実に忠実だとか?
292 :
名無シネマさん :2008/01/16(水) 16:00:28 ID:PzZpqj5S
DVDでワイルド・ビル・ヒコックの映画「ワイルド・ビル」見たけど、なかなか良い映画だったな。
293 :
名無シネマさん :2008/01/16(水) 16:31:30 ID:Vyz90/0e
裸の拍車もDVD発売してほしい。 しかし、ワーロックみたいに、フオックススタジオ・クラシック・シリーズの発売リストに入っていて、発売されないのはもっとつらい。
294 :
名無シネマさん :2008/01/16(水) 19:10:03 ID:ht8kL74m
「ワーロック」フオンダとクイーンの関係は 一寸アープとドクホリーデイに似てたな・・・。
296 :
名無シネマさん :2008/01/18(金) 00:49:17 ID:XyEzFLtS
「片目のジャック」のヒロインってアラタマミチヨやウルトラマンの女隊員にそっくりだな
年末に300円で買った『アパッチ砦』をもう一度観たが、 何回観ても素晴らしい、という類の映画だ。 300円のせいか画質が悪く、ピンとも扱く甘いのが残念。 "黄色いリボン"と "The Girl I Left Behind Me" は ジョンフォードのお気に入りアイルランド民謡で無理やり といえるほど印象的な使い方。
298 :
名無シネマさん :2008/01/20(日) 23:13:13 ID:0BnYxVE9
最近、西部劇にハマっています。 お勧めのやつがあったら紹介してください、お願いします。 もう、見たやつ→夕陽のガンマン、怒りの荒野、許されざる者、ワイルドレンジ これから見る予定→続・夕陽のガンマン、荒野の七人、荒野の用心棒
>>298 ジョン・フォードの作品はぜひ見ていただきたい
特に騎兵隊3部作
300 :
名無シネマさん :2008/01/20(日) 23:56:39 ID:r29DgofZ
「ベラクルス」「ワーロック」「リオ・ブラボー」「プロフェッショナル」「戦う幌馬車」「シルバラード」「クイック&デッド」はオススメ!まぁ俺は西部劇でもアクション系が好きだからwwwあと、(月)(火)の午後ローは録画しなよ!西部劇をやっからよ
301 :
名無シネマさん :2008/01/21(月) 00:03:06 ID:obSubDMh
やはり「大いなる西部」と「真昼の決闘」は観てもらわんと・・・
302 :
名無シネマさん :2008/01/21(月) 00:18:54 ID:hP6DPc//
しかし午後ローの「大いなる西部」はちょっと… 約半分だよ。
303 :
名無シネマさん :2008/01/21(月) 00:38:20 ID:obSubDMh
午後ローの「大いなる西部」はヤメテ!!
304 :
名無シネマさん :2008/01/21(月) 10:21:37 ID:oTXaGOrS
午後ロー「大いなる西部」は貴重な城ペック&納谷ヘストンの吹替えだから、録画するよ!DVDには吹替え収録はしてないからね
>>298 「シェーン」「赤い河」「駅馬車」「ワイルドバンチ」等々の
有名作はまあ、繰り返し挙げられるだろうし、お勧めだが、
傑作で、しかも影響力も強いのに、いまひとつ名前が出てこない奴を一本。
「拳銃王」
これは見るべき。
306 :
名無シネマさん :2008/01/21(月) 16:56:17 ID:ULDlySGP
そう「拳銃王」はシチエーションが俺の現在に一寸似てるな。 かってのガンマンがもう家族と平凡な生活を送りたいのに、次から次へと挑戦者が現れる。 俺も歳なのでもう家族と平凡な生活を送りたいのに、昔のプレイボーイ時代の名声に惹かれ次から次へと容貌とテクに自信がある女が 挑戦してくる。 相手になってやてるが、もういい加減ゲップがでそうだぜ。
>>298 「トゥームストーン」「ヤングガン」「ヤングガン2」だな
308 :
名無シネマさん :2008/01/22(火) 21:22:54 ID:I0Gho4zH
>>298 俺にも言わせてくれ
アクション系なら、「トムホーン」「ビリーザキッド21歳の生涯」「ロングライダーズ」
少し毛並みが違うが「ウィルペニー」「追跡者」
賛否両論あるだろうが、「ワイアットアープ」「明日に向かって撃て」
あげますよ
309 :
名無シネマさん :2008/01/22(火) 21:43:16 ID:jpz1UYy2
駅馬車のクライマックスで、インディアンから逃げるシーンで、ある記者が監督に「なぜインディアンは馬を撃たなかったんですか?」って質問して、答えが「だってそれをしたらそこで終わりじゃん」 たしかに(-_-;)
>>309 それはそうだし、フォードがそう言ったのも知ってるが、
でも理屈の上でも馬は貴重品だからと言うこともできるんだよな。
311 :
名無シネマさん :2008/01/22(火) 21:51:27 ID:jpz1UYy2
いや…当たり前の話をすると あの監督の腕なら、馬に当たって倒れ込むようなシーン位、作れるだろ それを前提に、なぜそんなシーンにしなかったという質問だろ?
>>311 そうじゃないよ。
あの映画で、馬を撃たないのはおかしい話は、
いろんなところで指摘されている。
(まあ、俺が書いた
>>310 の反論もできるのだが)
古いところじゃ公開当初にダグラス・フェアバンクスが
得々と指摘してみせたそうな。
313 :
名無シネマさん :2008/01/22(火) 23:32:59 ID:FuLlRbxc
イーストウッドなら「ペイルライダー」も忘れずに!
315 :
名無シネマさん :2008/01/23(水) 01:48:22 ID:St+yh12q
>>298 「エル・ドラド」「ダンディー少佐」「バッファロー大隊」「シノーラ」
「荒野のストレンジャー」「真昼の死闘」「テキサス・レンジャーズ」も
お薦め。
316 :
名無シネマさん :2008/01/23(水) 09:31:25 ID:3lJtGMEY
インデアン金宝石いらなない。馬欲しい。 馬目的。馬殺さない。
インデアンはトイレットペーパー使わないんですか? インデアン、クソつかない
318 :
名無シネマさん :2008/01/26(土) 13:17:31 ID:Tcz446DN
インデアン禿げいない
319 :
名無シネマさん :2008/01/26(土) 17:17:22 ID:aUphHlr+
「ならず者」を観た。ハワード・ヒューズが道楽で作った怪作って事になってるが、 ホークスがどこを撮ってる、みたいな話抜きでも結構面白かった。 かったるいシーンが幾つもあるが、冴えたシーンもあるしウォルター・ヒューストンの演技が救ってる。
320 :
名無シネマさん :2008/01/26(土) 21:05:06 ID:a1sczRcL
NHKBSで「マーベリック」放送中 こういう西部劇をまた作って欲しい
>>320 この作品は、テレビでジェームズ・ガーナーの『マーベリック』を毎週見た人たちにとって
ある種の感慨をもたらすものです。
メル・ギブソン自身も昔テレビで見ていたとのことで、ガーナーを引っ張り出したのは
快挙というべきでしょう。
DVDは売れていないと見え、超廉価盤に堕していますが、私は買いましたよ。
私にとっては超お買い得でした。
NHKで西部劇というと「少年カウボーイ」 やたら元気のいいテーマ曲しかおぼえてないが
323 :
名無シネマさん :2008/01/27(日) 21:52:15 ID:uN3lrivu
>>321 オリジナルにとても敬意を表した映画だったよね。
リメイク作てのはああであって欲しい。
これと比べると『ワイルド・ワイルド・ウェスト』はオリジナルの残り香が少ないです。 まあ、元ネタが『マーベリック』より数等落ちるものだったので構いませんが。
ドラマの「マーベリック」BSでやって欲しいなあ。ケーブルでも可。 アメリカにも、もうフィルムは無いのだろうか。 今の人にはJ・ガーナーの知名度が低いからダメなのだろうか。
326 :
名無シネマさん :2008/01/28(月) 00:45:29 ID:1w27KfnS
NHKといえばドクタークインやヤングライダースも好きだったなぁ。 久しぶりに新作のテレビ西部劇も放送して欲しいすわ。
327 :
名無シネマさん :2008/01/28(月) 21:31:51 ID:yRJmXtpe
NHK&西部劇なら、「ロンサムダブ」は外せないだろ?
328 :
名無シネマさん :2008/01/28(月) 21:52:46 ID:LNbAdDaB
「折れた矢」のデブラ・バジェット NHK今日の料理のアシスタントやってるアナウンサーに似ててかわいかった。
うえすたん…ハァハァ (´Д`;)
330 :
名無シネマさん :2008/01/30(水) 21:46:21 ID:kb5G9G4B
先日見た「ブラボー砦の脱出」予想以上に面白かったっす 捕虜がハーモニカ吹きながら唄う挿入歌も心に響きました ただインディアンに囲まれている間のヒロインが気になったというか トイレはどうしたのかなと?
331 :
名無シネマさん :2008/01/31(木) 13:48:18 ID:DbwZrWGA
「ブラボー砦の脱出」 西部劇好きのお年寄りの話では日本公開当時は立体映画でフロントで渡されるセロフアン製赤青の眼鏡でみると インデアンの矢が多量に降ってくる場面なぞキラキラして恐怖を感じたと言っていたのを思い出した。
332 :
名無シネマさん :2008/01/31(木) 20:36:48 ID:U4D9Yo66
>>331 弓矢のシーンは立体映画
しかもスクリーンだと凄い迫力だったでしょうねー。
まんまでリバイバル上映をやってほしいなあ。
333 :
名無シネマさん :2008/01/31(木) 22:49:05 ID:GVC4ogbS
BS2はマイナーな西部劇やってくれるからいいよな 「無法の拳銃」とか
放映権を買い付けるときにパッケージでまとめて買わされるからです。
335 :
名無シネマさん :2008/01/31(木) 23:11:21 ID:GVC4ogbS
いや、何と抱き合わせで? クラシックばっかだけど?
セット販売ということ
337 :
名無シネマさん :2008/01/31(木) 23:13:30 ID:GVC4ogbS
国内初放送じゃなくてもそういうのあるの?
338 :
名無シネマさん :2008/02/01(金) 08:34:53 ID:xaJLCtMr
いい映画一本につき無名映画二本とかそういう形で買わされる。 例えば東宝がテレビ局への放映権を販売する時、黒澤の映画一本につき他の映画二本無理やり買わされる。 DVD販売会社も同じ。 ワーナーやユニバーサルなどのDVD日本支社も日本で人気の有るDVDを発売の為 本社と契約すると必ず欲しい映画とともに米国で売れない三流映画や未公開映画を買わされる。 販売契約年数が切れると又再契約時下らない映画を抱き合わせで買わされる。 抱き合わせの中にはカルトめいた日本のフアンに受けそうなのもあるがフアン層の人数が限られているし 儲けが出ないことがはっきりしているので発売しないで契約金だけ支払ったまま権利を消滅させる。
339 :
名無シネマさん :2008/02/01(金) 19:34:18 ID:7iDrtmv6
それにしちゃ邦画はマイナーな作品が放送されないな。 それなりの作品ばかりをまとめて購入してるのかと思ってた。
340 :
名無シネマさん :2008/02/01(金) 19:37:22 ID:7iDrtmv6
あ、マイナー作品は放送されずに終わることもあるのか
60年代前半までは、西部劇は着実に客を呼べたはずですから、 B級作品も多く作られたと思います。 ジョエル・マクリーとかジョン・ペインみたいなB級作品専門のスターもいました。 あっ。かのレーガン大統領も???
342 :
名無シネマさん :2008/02/02(土) 01:19:39 ID:ODW2o7Wi
ランドルフ・スコットのB級作品を一本だけ見たことがありますが、テレビ作品並の撮影だったというか、とにかく酷い作品でした。 あれはB級の中でも特別に酷いデキだったのかなぁ。
できの悪いものがあることによって傑作が引き立つのでしょう。 かのペキンパーも初期の頃は映画会社に振り回されて駄作をものしています。
344 :
名無シネマさん :2008/02/02(土) 16:59:42 ID:eH3hl4b2
評価は低いようですがポールニューマンの『太陽の中の対決』にぐっときましたよ 強欲なフレドリック・マーチにギラギラ親父のリチャード・ブーン、懸命に生きるダイアン・シレントと脇役もよくて 絵の具のような血しぶきは笑っちゃいましたけど
駅馬車の最後の酒場のシーンにクレジット無しで新人だったジョエル・マクリーが出ているそうですが?
346 :
名無シネマさん :2008/02/04(月) 01:39:49 ID:v/8wj1vR
「バンドレロ」のラクウェル・ウェルチよいね〜 しかし連れ去られるのってラテンなエロ姉ちゃんが多いなぁ
347 :
名無シネマさん :2008/02/04(月) 02:48:55 ID:GbSxlxMK
ラクエルはあの褐色の肌に汗ばんでる感じがたまらんね
348 :
名無シネマさん :2008/02/04(月) 19:58:20 ID:QaMGJwTi
モニカベルッチかキャサリンゼタジョーンズでそんな西部劇を作って欲しいな。
349 :
名無シネマさん :2008/02/04(月) 20:22:13 ID:GbSxlxMK
モニカ・ベルッチで「ウエスタン」のリメイク作れ
350 :
名無シネマさん :2008/02/04(月) 21:25:48 ID:PwnCcQIN
351 :
名無シネマさん :2008/02/08(金) 22:29:33 ID:ylyTr9iU
モンローとロバート・ミッチャムの『帰らざる河』もええなあ
これらの映画が作られた時代、まだアメリカには『西部』が残っていたんでしょうね。 40年代、50年代は特に秀逸な作品が集中してますね。
どういう意味か知らんが、いまも行ったらバリバリに西部、残ってるぞ。 長距離バスで走ったら目が眩みそうに延々と荒野が続く。 40・50年代は、西部劇だけでなく、ハリウッドのトーキーの充実期だよね。 (50年代は名残の光芒めくけど)
フロンティアスピリットって意味でないの? おれは「シェーン」とか「幌馬車」みたいな映画、またみたいなぁ。 「シェーン」に出てくるヴァン・ヘフリン、ああゆう顔が出てくる開拓者映画がさ。
355 :
名無シネマさん :2008/02/08(金) 23:43:52 ID:ylyTr9iU
ビリー・ワイルダーに一本西部劇を撮って欲しかったな
そっか。俺が鈍かったが、「アメリカ人の魂には」と書いてくれれば分かった。 ヴァン・ヘフリンは「決断の3時10分」でも素晴らしいよね。
357 :
名無シネマさん :2008/02/09(土) 00:08:29 ID:kRDNF/gV
フロンティアはとっくに消滅してるよ
ヴァン・ヘフリンいいですね〜 日本ならさしずめ井川比佐志かなぁ
359 :
名無シネマさん :2008/02/09(土) 09:56:31 ID:P8aZ0GrL
カーク・ダグラスの「ガンファイター」 ラストのロック・ハドソンとの決闘シーンは 「ヴェラクルス」を彷彿させてたね。 ダグラスの銃がデリンジャーだったのも ウエスタンとしては珍しかったのを 覚えている。
ジョン・フォード親分御用達のビクター・マクラーレンはいつもいい顔していた。
361 :
名無シネマさん :2008/02/09(土) 22:41:39 ID:Olh5mZBk
女優はやっぱりモーリン・オハラでしょう
ここ最近のレスからは50年代の香りばっか 60年代生まれの私には判らん
60年代生まれだが40、50年代が好きだな。
364 :
名無シネマさん :2008/02/10(日) 10:45:03 ID:icBzLUYL
「ガンフアイター」キャロルリンレイの唄った主題歌、なんともいえず良かった。 一寸近親相姦スレスレの映画だったがな・・・。
365 :
名無シネマさん :2008/02/10(日) 14:29:02 ID:gZlb9pqX
オーストラリアが舞台だけど「プロポジション 血の誓約」 悪くなかったよ サム・ペキンパーに捧げるとあるだけあってペキンパーな展開だった
ペキンパーが40〜50年代的西部劇を解体した。 もちろん解体とは破壊ではない。 新しいものを生み出すためには必要なことだ。 『ダンディー少佐』〜『ワイルドバンチ』への道程。 この後、映画史には見るべき西部劇はあるのだろうか? 見つからないから、フォード、ホークス回帰に帰着する。
367 :
わがよ :2008/02/11(月) 12:30:08 ID:iLK3nqio
30年以上前の話ですが、TBS系の月曜ロードショーで盲目の主人公がダイナマイトを 武器にして戦う映画を見ました。内容からしてもうテレビ放映されないでしょうが、何と いうタイトルかわかる方お教え下さい。(私の記憶の中ではリンゴ・スターが出ていた マカロニとごっちゃになっているのですが)。
盲目ガンマンだと思われ DVD化され一度しかTVでやらなかった吹替音声も収録されてるよ たまにレンタル屋さんでみかける
>>367 マカロニの「盲目ガンマン」ですね。
SPOから日本語吹替え入りのDVDがリリースされています。
リンゴ・スター出てますよ。役名はキャンディです。
劇場公開当時は「めくらガンマン」という邦題でしたが、DVDの方の
商品名は諸事情で「もうもくガンマン」になってますので悪しからず。
370 :
名無シネマさん :2008/02/11(月) 13:41:50 ID:v+SUNIFj
ロバート・デュヴァル主演の 「ブロークン・トレイル 遥かなる旅路」てのをレンタルで発見 ロードムービー風西部劇で面白そうなのだが監督がウォルター・ヒル・・・ 90年代になってからは微妙な作品ばかりだからなあ 音楽の趣味だけはよいのだが(今回はヴァン・ダイク・パークス!)
371 :
名無シネマさん :2008/02/11(月) 22:39:02 ID:bJzPgFuQ
366に同意する。 但しペキンバーの西部劇主題の見つけ方と彼の西部への興味は 我々が好きな西部劇の時代より15年から20年後の時代に異常な興味を持っている。 丁度トムクルーズが「ラストサムライ」の官軍のライフルと機関銃に刀で対抗する侍達を描きたかったように・・。 もう拳銃一丁と度胸だけでは世渡りが難しくなってきはじめた時代,又馬以外の移動手段などが出始めた時代。 一般の人達が自分の力だけを頼りに逞しく生きる人々に憧れた日々が急速に消えていく時代、などに彼は執着していた。 「昼下がりの決闘」での「もう俺達の時代は終わったんだな」と寂しく呟く二人の老ガンマン、機関銃に立ち向かいながら「生まれてくるのが10年遅かった」という「ワイルドパンチ」。 極めつけは今までどんな困難にも銃と自分の力だけで立ち向かい勝利してきた「ケーブルホークの伝説」での主人公が生まれて始めてみる自動車の暴走にあっけなく轢き殺されてしまうラストなどにペキンバーの主張が良く現れている。
372 :
名無シネマさん :2008/02/12(火) 00:43:19 ID:ZD8UGncV
「アルバレス・ケリー」の牛!牛!牛!のクライマックスに圧倒されたです。 女優陣のエピソードは余計つーか、中頭半端だったけどそんなことはどうでも良くなった。
373 :
名無シネマさん :2008/02/12(火) 02:41:49 ID:f2d20Kep
>>366 アメリカンニューシネマがあるじゃないか
40年代〜50年代の西部劇なんて、いわゆる勧善懲悪の冒険活劇
リアルじゃないしツマラン
>>373 >40年代〜50年代の西部劇なんて、いわゆる勧善懲悪の冒険活劇
きみ、映画観てないなあ。
>>373 『アパッチ砦』の再評価は何を意味しているか考えると良い。
この作品は勧善懲悪の世界とは隔絶している。
376 :
名無シネマさん :2008/02/14(木) 00:13:09 ID:t/V0jg4z
336みたいな書き込みがあると 373みたいな反論があって 罵り合いが少し続いて過疎化すると 結局は好みの問題なんだよなあ まったりしようぜ
だけど
>>373 は好みの問題以前に事実誤認だからなあ。
378 :
373 :2008/02/14(木) 02:41:31 ID:lTKfUmlQ
「アパッチ砦」は大昔に観た記憶があるが ストーリーは憶えてないから、勧善懲悪じゃないにしろ まぁツマランかったんだろう ストーリー的に一部の例外をもってこられてもな ツマランもんはツマランよ、40年代50年代の西部劇は まぁ中には面白いのもあるけどな
それ以降の時代が勧善懲悪で無くてリアル、ってのも決め付けじゃないかな。 善悪ガッチリじゃ無くてもその時代のルーティンに阿ってたらガッカリするし。
>>378 君にツマランかったことはともかく、「アパッチ砦」は名作と言われてるし、
例外的な作品じゃないよ。
それに昔の傑作と言われるものには「拳銃王」も「死の谷」もあるんだが。
事実誤認を指摘されたことと、自分にツマランかったことは関係ないでしょ。
あと、「アパッチ砦」は大人になってから見直すことを勧めるよ。
381 :
名無シネマさん :2008/02/14(木) 15:54:38 ID:BAFBxWx6
371のペキンパーの作品にたいする視点に同意。
でもつまんないこと言ってスマソだけど、
>>372 ってその肝心のペキンパー作品のタイトル、
間違いまくってるよね。
俺ってちいせえ? ファンなもんで、許せや
決闘、パンチ、ホーク、ここまでくると釣りだって分かるだろ あんたら2ちゃんにむいてねーよ
「マッケンナの黄金」が好きな私はここにいてもいいでしょうか?
387 :
名無シネマさん :2008/02/15(金) 00:17:59 ID:9335j4Id
「マッケンナの黄金」ではオマー・シャリフはメキシコ人の設定? この人、ベドウィン族の長、ロシアの医師、イギリス客船の船長、スペインの警察署長とか 何人(なにじん)をやってもそれらしく見えるね。
388 :
名無シネマさん :2008/02/15(金) 11:30:50 ID:NJSGpVrI
誰か、リー・ヴァン・クリーフが出ている作品でお勧めのやつを紹介してください。 夕陽のガンマン、続・夕陽のガンマン、怒りの荒野は見ました。
389 :
名無シネマさん :2008/02/15(金) 13:24:27 ID:6MX67QHS
「OK牧場の決斗」 チョイ役ながら、カーク・ダグラスと酒場で一騎討ち
390 :
378 :2008/02/15(金) 17:00:32 ID:Mj+Xy3fz
>>380 アパッチ砦を観るつもりだったが無かったので
ヴェラクルスを借りて観た(ランカスター好きやし)、でもツマラナかった
>>390 君はどういう西部劇が好きなの?
具体的にタイトルを挙げてみて。
とてもつまらなそうなタイトルだけどヘンリー・フォンダ主演なので借りたら当りだった>「牛泥棒」 これイーストウッドがフェイヴァリットに挙げてる作品なんですね。 なんとなく納得。 アンソニー・クインも出演してたけど 痩せててのっぺりしててインチキ外人みたいだった(笑)
>>388 「新・夕陽のガンマン/復讐の旅」
「西部悪人伝」
「西部決闘史」
「復讐のガンマン」
>>388 『真昼の決闘』(HIGH NOON)を忘れては困るな。
この顔が良くてイタリアに引っ張られたとも言える。
>>388 「無頼の群」グレゴリー・ペックに命乞いするも哀れ射殺
「胸に輝く星」ヘンリー・フォンダに殴り倒され豚箱入り
「リバティ・バランスを射った男」ジョン・ウェインに脳天ぶん殴られて昏倒
>>388 「荒野の七人/真昼の決闘」(なんちゅう邦題orz)三代目クリス役。
リー・ヴァンって無名時代は巨匠・一流どころの監督作品にも出ていたけど
レオーネに見出されてからは監督にイマイチめぐまれなかったような。
せいぜいジョン・カーペンターくらい?
ゴードン・ダグラスとかジョン・ギラーミンとかは微妙な線だし・・・
300円で買った『白昼の決闘』また見てしまった。 PowerDVDのカラープロファイルをブライトにしたら、少しは見られる画像になった。 このグレゴリー・ペックの無頼ぶりは実にいい。
みんなアメリカ正統派西部劇が好きなんだな。 俺はマカロニウエスタン派だけど。 さすらいのガンマン観た人いるかい?
むかし見た気がするが、みな似たり寄ったりで区別できない。
俺もマカロニは好きだが、別ジャンルだからなあ。 言ってみれば香港映画に近い感触。
生まれる前にマカロニもニューシネマもあったから特に区別なく同じ西部劇として見てるよ。
ドイツ製のウェスタンもあったが、こちらはイタリア製と違って画質は良かった。 ターザン役者のレックス・バーカーなどが出ていて、ある面で面白かった。
403 :
名無シネマさん :2008/02/20(水) 01:19:36 ID:f+eM405T
昔はタイでも西部劇が作られてたらしいね。 娯楽映画の主流だったらしい。
404 :
名無シネマさん :2008/02/20(水) 02:41:39 ID:wKRDX8/8
子供の頃に(40年位前だw)和製ウエスタン見たような気がするぞ。 小林旭の無国籍風ウエスタンじゃなくて、もろ和製西部劇。 ありゃなんかのドラマだったんかな〜?
405 :
名無シネマさん :2008/02/20(水) 10:46:44 ID:zqYcIKjz
>>402 ドイツ製西部劇、当時の西部ではアイルランド系とともに牧童,保安官,悪人など
ドイツ系も多かったのでむしろドイツ製は先祖返りみたいなものだろうな。
大体的テキサスからカンサス、モンタナなどブラゾス川沿いは西部劇時代からジャーマンベルト地帯といわれるほどドイツ系が多く移住していた。
但しイタリア系の移民は1900年初頭が最初で西部時代には米国にはいなかった。
西部はアイルランド系を中心にドイツ系,フランス系などが当たり、イギリス系など先に来た連中は既に東部辺りで良いポジションにつき西部開拓など
する必要が無かった。
>>404 1960年代の日活は和製ウエスタンでも結構稼ぎ,裕次郎以外は小林旭を中心に宍戸錠などの作品を50本以上製作したのでフランスで出版された500ページ以上の研究大著「西部劇」にも
日本製西部劇の項が独立して設けられている。(絶版になったが日本でも翻訳出版された筈だ)
なかでも珍品は和田浩二、清水まゆみ主演の「大川牧場の決闘」。和田がアープの孫、宍戸がクラントンの孫で北海道の牧場を舞台に闘う。
故赤木圭一郎が「日本では西部劇は無理、ケツが出てないので激しい格闘や走る場面ではガンベルトがずり落ちてくる」と語っていた。
従って米国の警察の様に男女の警官が手錠、拳銃、懐中電灯、無線機等を、吊ベルトなしで腰に巻くなんてことは日本の警官は出来ない。
>>401 でも、見ているうちに別ジャンルと思うようになるよ。
>>405 「西部劇」翻訳持ってる。確かに和製ウェスタンについて書いてあるよね。
和製ウェスタンじゃないけど、鈴木清順の日活アクション「東京流れ者」は
酒場のケンカのシーンが突然ウェスタン調になって笑える。
>>405 「大川牧場の決闘」て「俺の故郷は大西部」のこと?
最近WOWOWで観たけどすごいぶっ飛んでた
クラントンの孫は宍戸じゃなくて岡田真澄の兄ちゃんだった気がする
408 :
名無シネマさん :2008/02/20(水) 20:01:07 ID:PfjqMeEP
岡本喜八のアクションも西部劇みたいなもんだな。 晩年に西部劇も撮っちゃたけど
409 :
名無シネマさん :2008/02/20(水) 20:35:47 ID:zqYcIKjz
>>407 そうか、EHエリックだったのか。サンキュウ。
410 :
名無シネマさん :2008/02/20(水) 20:52:19 ID:/g9LQXdd
>>400 こないだ「片腕ドラゴン」を見たんだけどコメンタリーで似たような事言ってたよ。
411 :
名無シネマさん :2008/02/21(木) 03:14:29 ID:lyt1Q1XD
>>405 404ですが、あったのですかー!
バラエティかドラマでも見たのかと思ってました。ありがとう!
和製西部劇、作りたくなる気持ちはよぉ〜くわかるw
「西部劇」古書店をまめにのぞいてみよう。
それにしてもOKならぬ「大川牧場」・・・味があって良いなぁ・・うれしかったんだろうなぁw
DVDだしてくれんかのう。
412 :
名無シネマさん :2008/02/21(木) 22:00:03 ID:avBnofad
黒人の視点で描いたという「黒豹のバラード」を見たよ。 リアル志向なのかと思ったらマカロニのノリで予想外だったが楽しめた。
>>412 俺は映画館で見たが、
絵がことごとく決まってない感じでダメだったなあ。
マカロニは好きだし、MTVっぽい絵が全て駄目なわけでもないんだけど。
波長が合わなかったのかもね。
ちょっとぼやかせてくだされ。 娘(27才)が西部劇に興味を持ったみたいで、私の西部劇コレクション(というほどのものでもないが)から 「これかして」とちょくちょく持っていっては部屋で観ているようです。 西部劇に関心を抱いてくれるのは大歓迎なのだけれど、持っていくのが「荒野の用心棒」「ワイルドバンチ」 「夕陽のガンマン(正続)」「無頼の群」「捜索者」・・・ もちろんこれらが名作であることに異論はないが、父としては「荒野の決闘」や「シェーン」「大いなる西部」 みたいな詩情溢れる西部劇から入ってもらいたいものなのだが。
415 :
名無シネマさん :2008/02/22(金) 01:34:16 ID:YPttUV5h
そのセレクトで「捜索者」が入ってるって事はタランティーノファン?>娘さん
416 :
名無シネマさん :2008/02/22(金) 01:58:05 ID:o0uG05gv
アラモ(J・ウェイン)のDVDを買ったので、実に久しぶりに再見した。 やはりドラマの部分が弱いのは記憶通りだったけど、 クライマックスの攻防戦は大した迫力だねェ・・・今回改めて見直したよ。 あと、ティオムキンの音楽が素晴らしいのも記憶通り。 ラストのコーラスで静かなテネシーベイブから、 力強いフィナーレに移るところはグッと来るなァ。
マカロニはキルビルやらジャンゴやらで再評価の機運が盛り上がってるけど・・・ (マカロニ大スターのイーストウッドも監督で大活躍だし) 正統派ウエスタンはその意味では不遇の時代なんかもしらんね リメイクのアラモも確か大コケしたんだよね?
>>414 「捜索者」「無頼の群」の2つは、
「荒野の決闘」「シェーン」「大いなる西部」なんかよりも、
よっぽど詩情にあふれてるじゃないか。もちろん復讐劇だけどw
420 :
名無シネマさん :2008/02/23(土) 00:04:36 ID:YxeCNZXx
421 :
名無シネマさん :2008/02/24(日) 00:00:45 ID:oXTvKDdf
スピルバーグに西部劇を撮って欲しいな
なんでスピなんだよ。廃れたジャンルだぞ。
423 :
名無シネマさん :2008/02/24(日) 13:54:04 ID:dhqJKmBm
西部劇の話題が出てたんで 菊地秀行の「ウエスタン武芸帖」とか「賞金荒らし」とか「硝煙街道」 あたりの映像化はどうだろね。結構イケるんじゃないかと思うんだけど。
424 :
名無シネマさん :2008/02/24(日) 21:21:06 ID:KGLqZ/0E
黄金期ハリウッド作品を今風に作り直すのが好きなのに西部劇はやんないね>スピルバーグ バクトゥザフューチャー3で満足したか
425 :
名誉カラス :2008/02/24(日) 22:02:36 ID:YvdTNlna
主人公が火のついた葉巻を投げ捨てる。 ↓ 偶然風で飛ばされてきた枯れ草玉に引火し回転。 ↓ そのまま馴染みのバーへ入店し、アルコールに引火。 ↓ バーで寛いでたお尋ね者が焼死しFIN こんな西部劇じゃだめ?
それじゃ末期のマカロニよりも酷いでしょ…。
427 :
名無シネマさん :2008/02/24(日) 22:12:12 ID:io9rNgpx
使ってもオープニングだなもし
428 :
名誉カラス :2008/02/24(日) 22:23:54 ID:YvdTNlna
ウィンチェスター銃’73はどうなの? ジェームズ、スチュワート主演と歌ってるけど、「銃」が主人公っぽくない?
429 :
名無シネマさん :2008/02/25(月) 16:01:40 ID:ORUh8Ns9
「ウインチェスター銃73」 最後の岩棚での骨肉の銃撃戦,お互いの撃つ弾丸が岩に当たる音が最高に良かった。 この音でアカデミー録音賞を獲得したんだな。 まだ売り出し前のロックハドソンがインデアンの酋長、トニーカーテスが騎兵隊の一員で チラッと顔を出している。 「銘銃」を巡るいい西部劇だった。
430 :
名無シネマさん :2008/02/25(月) 16:15:02 ID:j8PY4ZlR
西部劇小説のお薦めは?
BSで「勇気ある追跡」
やっぱいいねぇ〜J・ウェインは。この男といっしょなら何も怖くないってかんじw
相棒がグレン・キャンベルなのは覚えていたけど、適役がロバート・デュバルなのは忘れてた。
まだいくらか髪の毛が残ってましたなw
>>430 逢坂剛がいけるよ。まじで。
逢坂剛はジョン・ウェインが嫌いらしいじゃないか。
そうw 川本三郎も。
434 :
名無シネマさん :2008/02/27(水) 14:31:54 ID:C43pBtpi
どなたか教えて下さい。 レオーネのウエスタンではロングコートのガンマン達がでてきますが、実際 あの頃あんなコートがあったんでしょうか? 昔の西部劇では見たことありませんが、あの映画のころから、ロングコートの でる西部劇が作られているみたいなので‥
435 :
名無シネマさん :2008/02/27(水) 21:16:42 ID:gUXT7dvp
日本の西部小説かよ! それなら西部漫画の「荒野の少年イサム」もええよ!
>>434 レオーネのはウェスタンじゃない。マカロニ・ウェスタンだ。チウイ。
437 :
434 :2008/02/28(木) 00:22:19 ID:vn+/KqUh
??? レオーネ監督、ブロンソン主役のウエスタン (1969/米=伊)の話してんだけど、なんか話が 噛み合ってなさげ
438 :
434 :2008/02/28(木) 00:32:27 ID:vn+/KqUh
マカロニはスレチって話?
いや436が自爆してるだけ。
まあ、でも
>>434 も
レオーネの「ウエスタン」では
と書くべきだったな。
>>431 続編の「オレゴン魂」は、まんま"ジョン・ウェイン版「アフリカの女王」"
なんだけど、個人的に本家のボギーよりもこっちのほうがヘプバーンとの絡みが楽しい。
442 :
名無シネマさん :2008/02/28(木) 21:34:00 ID:JWMkF+u/
カーティス・ハンソンが西部劇撮らないかな。 地味だけど渋い作品を見せてもらえそうな気がする。
443 :
名無シネマさん :2008/02/28(木) 23:55:44 ID:jq4imcia
「ラスト・シューティスト」をみた。 別にJ・ウェインのファンでもないのだけれど、主役がウェイン自身と重なって涙腺ゆるみっぱなしだ。 脇にJ・スチュアート、ローレン・バコールなのも泣かせる。 でもバコールの役はK・ヘップバーンかA・ディッキンソンにやってもらいたかったな。 もちろんL・バコール、とても良かったんだけどさ。
444 :
名無シネマさん :2008/02/28(木) 23:56:23 ID:t1R7MfIh
今電車なんだけど作業着の設備屋ぽい集団がウンコ臭まき散らしながら座りやがってる マジでくせぇマジでマジでくせぇ まわりの迷惑もかんがえろっつの。 泥まみれのハイエースでボロアパート帰って安酒のんで死ねっつの もうマジで死ね 死ね。氏ねじゃなくて死ね。 つーか公共の場に出現するんじゃねぇよ。 ド底辺が
>>430 片岡義男の 「友よ、また逢おう」
何ということもないストーリーだが
西部の情景描写とカウボーイの生活描写は秀逸
446 :
名誉カラス :2008/02/29(金) 23:00:35 ID:KjiFb+L6
西部劇初心者なんだが、やっぱジョンウェインにたどり着いちゃうんだよな。 明日は駅馬車と拳銃無宿を観て過します。
447 :
名無シネマさん :2008/02/29(金) 23:08:38 ID:PhU6KtEB
逢坂剛は他スレでもやたら薦められるから何冊か見てみたが 全部少女視点じゃねえか そんなん乗れないぽ
Ernest Haycox, "Stage to Lordsburg" 『駅馬車』の原作。 以前早川文庫から翻訳出ていたが・・・
「11人のカウボーイ」 ウェインが、腕白ガキ供にカウボーイのイロハを教え込むのが面白い。 子供が復讐のため人殺しする、というので公開時は、かなり問題になったみたいだね。 でもこれは制作者の意図通り、子供達がウェインの西部魂を引き継いで逞しく成長した、ということでOKじゃない?
450 :
名無シネマさん :2008/03/01(土) 18:32:01 ID:1FmOFUQn
「ガンヒルの決闘」キープの500円廉価版でさっき見たが正規版と変わらないクリアな画面だった。 いやあ、西部劇でもスタージェス作品でも上質な作品だな。 筋がしっかりしている上に西部劇フアンの喜びそうなツボをしっかり抑えている。 役者が皆いいし、特にアンソニークインの中年にも係らずすっきりした立ち姿(俳優になる前はダンサーだった)、 彼の出ている西部劇じゃスタイルとコスチュウームだけでいっても、この映画が一番じゃないかな。 牧場で雇い人を待つ姿、カークのいるホテルを取り囲むために指図しながら長い脚で動き廻る場面など中々のものだった。
451 :
名無シネマさん :2008/03/01(土) 21:23:05 ID:NbkzvJ2L
>>448 それ古本屋で見かけたんだけどあまりにボロボロでさ。
でも買えばよかったなあ
452 :
名無シネマさん :2008/03/02(日) 01:15:23 ID:7+fCnggO
ヤマダ電機でスタクラの「墓石と決闘」を買った! かなり渋くてカッコよくて物語もしっかりしてて、久々に楽しんだ。 ジェイソン・ロバーズのドク・ホリディはハマリ役だった
黄色いリボン見た。 まあ普通かな。河を渡るシーンや馬を脅かして大移動させる映像はすばらしい。 音楽はどこかで聴いた事ある。
>>453 音楽はアイルランド民謡で、アパッチ砦でも使っている。
以前は「黄色いリボン」は退屈な映画だったのだけど、今ではフォード作品のなかでも もっとも好きな作品になっている。 年取ったせいか、J・ウェインがメガネ(老眼鏡)かけるところや、夕焼けの中、 妻の墓に語りかけるシーンだけで涙腺がゆるんでくる。 飲んだくれの軍曹との友情も良かったなぁ〜
ビクター・マクラーレン、フォード一家の常連 毎度良い味出してますね
そうそうビクター・マクラーレンでした! たしか「アパッチ砦」にも出てましたねw
458 :
名無シネマさん :2008/03/02(日) 12:26:42 ID:Qe3nl1/I
洋画/邦画】 洋画でした 【何年前に見た】 35年位前 【どこで見た】 テレビ 【覚えてる事】 カラーの西部劇 南北戦争直後に北軍の未帰還兵を探しに西部に来た婦人と、 用心棒として雇われたガンマンのストーリーです。 宿であるホテルの部屋の入り口で、婦人の着替えかシャワーを鏡に反射させて、 覗くガンマンのシーンを憶えています。 アメリカかイタリアが製作したと思われます。 思い当たる映画があれば教えてください よろしくお願いします。
>>414 思うにそういった普通の娯楽西部劇から
だんだんと叙情豊かな大作に入っていくのもいいと思うぞ!
BSなどでたま〜に西部劇をやるとしても有名な作品ばかりだけど、
もっと普通のやつを無性に見たくなる。
お気に入りはヘンリーフォンダの「胸に輝く星」とか。
461 :
名無シネマさん :2008/03/02(日) 19:52:15 ID:k3MD8ers
>>455 わしもはじめてみた時は退屈に感じたですよ。
「黄色いリボン」だけでなくフォードの作品の多くはまったりゆったりしすぎて苦痛だった。
それが、ある時期からあのまったりゆったりがとても心地よく感じるようになったんだよなあ。
462 :
名無シネマさん :2008/03/02(日) 19:58:07 ID:aYEIv3WY
>>461 わかる。
そしてあんなに夢中になって見た「荒野の七人」の
単純明快さが逆に物足りなくなってきたり・・・
いや、荒野の七人も大好きなんだけどね、それとはまた違う意味でね。
俺もだなぁ。 昔はOK牧場ならぜったいスタージェスの「OK牧場の決闘」だったのに いまくりかえし見てるのはフォードの「荒野の決闘」だよ。 決闘シーンより、西部の朝の匂い、空、ひろい大地、ダンスのシーンなどが沁みてくる。 そしてW・アープの精一杯の愛の言葉、 「私はクレメンタインという名前が好きです」 ・・・・これ、ほんとにいい映画だなぁ。たまんないよ。
>>464 あれはおじさんのハートを萌えさせますねえ。
あとヘンリーフォンダがテラスで椅子に座って、ヨッ、ヨッと
バランスを取るところがあるでしょう、
「映画の大好きな一場面」なんてアンケートがあると
真っ先にあのシーンを思い出す・・・。
私が小学生のときに見たLBカラー版は、最後の別れの場面で、 フォンダがクレメンタインの頬にキスをするバージョンでした。 こちらは映画会社が無理やり変えさせたバージョン。 「実にいい名前だ。クレメンタイン」と言うのはオリジナルバージョン。
467 :
↑ :2008/03/03(月) 23:51:03 ID:XmGbAVnj
映画会社が無理やりキスさせたおかげで、 アープが、スマートにはなったけど西部男の純朴さが薄れたように思う。 あと、「I sure like that name・・Clementine」は、 どちらのバージョンでも言ってるハズだけど・・
>>465 はいはい、あのシーンw
ヨッ、ハッってバランスとりながら足はダンスのステップを踏んでるんですよねw
そのすこし前の、弟(ビリーだったか)が朝の空気の匂いを嗅ぎながら「花の香りがする・・」
それに対して香水をつけたアープが「That‘s Me(俺だ)」w
クレメンタインにも同じこと言われてやはり「That‘s Me」と答えてましたなw
>>467 そうでした。
私の見たときの字幕は「あんたの名前は忘れないだろう、クレメンタイン」とかでした。
俺は若いからジョン・フォードは退屈すぎる。 マッドマックスのほうがいい。
25過ぎるまで待つのじゃ
>470 そんなアンタにペキンパー
>>472 そう。ペキンパーが分水嶺だと思う。
そもそも『西部劇』とか『ウェスタン』という言葉が一般的だったのはは『荒野の七人』あたりまでかな?
このあと『マカロニ・ウェスタン』が登場し、ペキンパーが出て『ニューシネマ』が台頭する。
『明日に向かって撃て』はペキンパー以前の意味での『西部劇』ではない。
おりしも黒人公民権運動の盛り上がりとダブっているように感じる。
474 :
名無シネマさん :2008/03/05(水) 20:44:32 ID:LVTnmD0O
ネバダスミスはどうよ! マックイーンが持つ独特の哀愁がいちばんよく表現されている映画だと思う。 自分の家が燃えるのを見ながら膝を抱えて座り込んでるとこや、 ラスボスを追い詰めてラストは(略)な終わり方とか、 あれマックイーンだからこそ、という気がするんだ。
ペキンパー以前以後の話はもういいや
>>474 『ネバダ・スミス』はマックイーン(ならでは)の映画ですね。
ハサウェイを引っ張り出して何とか『西部劇』にしようとしたが、時代がそうさせなかったのだと思う。
ケネディ暗殺事件の記憶がまだ覚めやらぬがごとき暗く重い雰囲気が充溢している。
もう少し後の『マッケンナの黄金』あたりで漸く“らしさ”を取り戻すが、時代錯誤の感は否めない。
結局、ジョン・ウェインの死とともに『西部劇』は滅んだのだと思う。
477 :
名誉カラス :2008/03/05(水) 23:53:25 ID:1K0uiHG6
マックイーンといえば「荒野に七人」か「トムホーン」だろう。 一番イカしてた頃と、ガンに侵されてた頃の作品だが、、、
「ジュニア・ボナー」は西部劇スレで名前を出してもいい気がする。
479 :
名無シネマさん :2008/03/06(木) 18:40:57 ID:OfdkmvoI
「ジュニアボナー」 いいね、西部の雰囲気そのものの映画だな。 きついロデオで金をためてオーストラリアへ行こうと頑張る親子。 封切り当時、能学者で日本語の古典にも詳しいダンケニーさんが 「昔から現在に至るまで米国人の憧れは東洋やヨーロッパではなく 何も無い広大なオーストラリアである。」と語っていた。 確か「明日に向かって撃て」でもレッドフオードが「オーストラリアに行こう」と言って 「陸続きじゃないから駄目だ」とたしなめられる場面があったな。
「トムホーン」も悲しい話だったなあ。 マックイーンの哀愁漂いまくり。死に対する捉え方が普通の西部劇と ずいぶん違ってた。 肉屋のオヤジの頭がスパーン!と無くなるシーンはすげえw
481 :
名無シネマさん :2008/03/07(金) 21:14:29 ID:UIx8UOqf
ウォーター・ヒル×ロバート・デュヴァル 「ブロークン・トレイル」を見たよ。 二枚組でしたし、また無駄にだらだらとした西部劇じゃあるまいか…と不安だったけど 派手さはないけど丁寧に作られた作品と云うか 中国人がここまで深く絡んでくるのも珍しいですし、 役者も味のある俳優が揃ってて、酒をチビチビ飲みながら見るのに最適でした。
>>445 読んだ事あるな、ビリー・ザ・キッドの話でしたね
片岡義男の感情描写を削ぎ落とした乾いた文体(本来のハードボイルド)は
西部劇には良くマッチしてましたね
西部の風景を叙情的に描写しながら、一方そこで生きる人間の生き様を
感情描写を排して淡々と描く
淡々と生き、淡々と撃ち合い、淡々と死んでいく
リアル西部人の生き様はそんなモノだったような気がする
後半部、ロングトレイルでの牧童達の生活描写も良かったです
ガンファイトシーンの描写も良かったです
流石、まがい物とはいえ片岡義男は米国人だなと思いますね
>>480 確かに哀愁感漂う映画です「トムホーン」
死に対する捉え方、そして自由に対する捉え方が違うような気がします
つーか、「トムホーン」が特別他の西部劇と違うと言うより
当時の西部人の捉え方が現代人と随分違うかと
それにしても「天国の門」といい「トムホーン」といい
ワイオミングの牧場主は悪党ばかりだなw
484 :
名無シネマさん :2008/03/07(金) 22:43:49 ID:3xF/Ud5w
ジュニアボナーが出たから挙げるけど レッドフォードの「大いなる勇者」が好きだなー!
確かに見てるのだが、内容を思い出せないのばかりだorz ちょっと上に戻っても、ガンヒルの決闘、黄色いリボン、大いなる勇者、など 高校生の頃にテレビで見てけっこう感動した記憶があるのになぁ・・・ ずっと前に仕事先で下請けの大工の親方(75歳ぐらい)と映画の話になって、 「昔この近くに映画館があってな、誇り高き男がいちばん良かったなあ。 あれは確かロバートライアンだったかなあ・・・」と遠くを見る目で話してた。 以来、親方には一目置いてる。
>>485 いい話だな。巷の普通の爺さんが純粋に西部劇を好きなことってあるよな。
いまの“シネフィル”が名前さえ知らないような超B級役者も知ってたりするもんな。
487 :
名無シネマさん :2008/03/08(土) 17:28:58 ID:t8EUntL3
>>485 >>486 二人に同意。おれの親爺も70歳近い(68?)が西部劇についてはやけにくわしく
親爺の友達連中が遊びにきて飲み始めるとまるで養老院状態になるが、話題が洋画や洋楽の話になると
やけに盛り上がり収拾がつかなくなるほどだ。
特徴はスキップホメイヤー、ドフォレストケリーやシェブウーリー、ジャックエラム等の脇役に非常に詳しい。
それから一寸変わっているのはブロンソン、ジェームスガーナー、マックイーン、等のTV上がりの役者を下におくクセがある。
但し彼らの個々の映画については褒めるしイーストウッドについてはマカロニ以降の彼自身の製作作品には非常な敬意を払っているみたいだ。
又この年齢は上手くはないがギターを爪弾く爺さんも多く純粋のカウボーイソングを歌詞カードなしで数十曲位唄えるのがいてこの人からは
「峠の我が家」の正調を聞かせてもらったが、その爺さん曰く「これは学者以外は一般のアメリカ人もあまり知らない」と自慢していた。
そのお歳で凄いですね」と褒めたところ「何言ってんだよ、もうこういう馬鹿なことをしってんのは俺達の世代で終わりだよ。パソコンで音楽や映画の
各ジャンルをたたいてみな。カントリーやジャズ、タンゴ、シャンソン、各国の映画に詳しいブログを作ってるのは皆60歳以上だよ」とのこと。
ためしにみてみるとたしかにそうで皆社会からリタイヤした60代70代でバンドをくみ中にはアメリカまで遠征している連中までいる。
親爺の話によると「俺達の青春時代は遊ぶたって何も無く青山のボーリング場だって米兵以外は禁止だったし映画と本、レコードそれに進駐軍放送以外
楽しめる物はなかった」とのことだった。
皆も自分の親爺が65歳以上なら試しに聞いてみるといい。但し50歳代だと多様な遊びが可能になった連中なので個々についてはオタク以外はあまり詳しくないかもしれない。
あと認知症になられた方も残念ながら駄目でもっと早く聞いてあげるべきだった。
長々と書き込んですまん。
>>487 謝ることはありません。こういう書き込みを期待しています。
むかしはどの町にも映画館があって、テレビなんかは金持ちしか持っていなかったから
みんな映画を見たものです。
おっと、私はもうすぐ60歳だから、テレビが各家庭に入ってきた頃です。
だから、ララミー牧場やローハイド、幌馬車隊なんかを観ていました。
そういやバブルの頃まではゴールデンに「シェーン」とかやってたよね? その頃に「ベンハー」「十戒」を二日に分けてみた記憶がある いつのまに過去の名作はゴールデンで放送されなくなっちまったんだろう
当てずっぽうですが、NHK-BSと関係あるのでは? それとも高島降板の影響・・・
マジレスすると、バブル全盛の4,5年前ごろから 家庭用ビデオデッキが普及しはじめ、ビデオレンタル屋が 増え始めたのが要因。 本当に見たい人はレンタルしてくるし、テレビ局も長い映画を 深夜にダラ〜と流して録画してもらうほうが良いということに。 古い名作どころかゴールデン枠の映画番組すら人気が落ちていき、 解説者を使わなくなったのも予算削減の一環。
492 :
名無シネマさん :2008/03/09(日) 14:38:01 ID:zJ37ZaKn
それに日本の洋画フアンの場合吹き替えを 嫌がる人達が圧倒的に多かったからな。 爺さん婆さんも対象にして吹き替えにしたんだが 当時字幕希望の投書が殺到した。 でもゴールデンタイムの時間帯で視聴率を稼ぐ為には 年寄りや子供のためにも吹き替えにせざるをえなかった。 同じ頃月に一度か二度NHK教育で字幕付きを放映したが 古い名作中心にもかかわらず結構洋画フアンには人気があった。 491さんも言うとおりビデオやレーザー時代になってからは CMやカットの多いTVを見るより作品を購入したりレンタルする方が多かった。
そうそう土曜の昼間に教育テレビで名作放送してたよね。 マイナーなアジア映画も取り上げてたっけ。 タイトルに惹かれて見るけど途中で寝てしまうことが多かったよ。 にしても過去の名作に自然に出会う機会がないとはある意味不幸だよなあ。
若い人は、激安500円のDVDの棚、素通りして行くようですね。
NHK・BSが好きそうな名作とか大作はそりゃ見応えあるし面白いんだけど、 実は「昼のロードショー」なんかで流してる いわゆるB級西部劇のほうがあっさりしてて楽しめたりするw
496 :
南林間 :2008/03/10(月) 12:04:27 ID:qdr3CLQp
>>495 仰るとおりですね。
私も一西部劇フアンとしてあまり一般には人気のなかった西部劇ももう一度見せて欲しいと思います。
所謂良い西部劇の殆どは、欲しければ安価でソフトを購入することが出来る時代ですからね。
ただ「B級西部劇」といいかたは他のジャンルでは通じても本家アメリカを含む世界の西部劇フアンには誤解される恐れがあるので
西部劇フアンは使用しないほうがいいと思います。
西部劇フアンには「Bウエスタン」という世界が確固として存在しドイツやイギリス等にはそれ専門のフアンサイトが数多く見受けられます。
また日本にもB級専門のフアンクラブが1950年頃から現在に至るまで存在し続けております。
特に米国のOld Corralというのは個人でやっているHPでは最大でロィロジャース等、B級西部劇のスターや脇役、スタントマン、ヒロイン、愛馬等膨大な資料が掲載されています。
そこにはジョンウエインを除きゲイリークーパーやカークダグラスなどは一切掲載されてはおらず、いわゆる有名どころは一人も載っていません。
ジョンウエインのみは1930年の「ビッグトレイル」以降、1939年の「駅馬車」まで役がつかずその間B級西部劇の世界に身を投じておりましたが歌が下手だったため駅馬車で人気がでるまで大変な苦労をしています。
アメリカを除きヨーロッパや日本でもB級西部劇は一度も上映されたことはなくロィロジャースの場合も「愛馬トリガー」など映画屋さん達のいう「本編」しか上映されたことはなく彼の真髄である「B級西部劇」は一度も上映されたことはありません。
日本でも戦後米国「B級西部劇」の真似をして高田浩吉などで歌入り道中物の時代劇を多数製作しましたがこれらも製作予算といい上映時間(B級は50分前後)といいB級ではなく本編(A級)です。
497 :
南林間 :2008/03/10(月) 13:40:16 ID:qdr3CLQp
>>495 仰るとおりですね。
私も一西部劇フアンとしてあまり一般には人気のなかった西部劇ももう一度見せて欲しいと思います。
所謂良い西部劇の殆どは、欲しければ安価でソフトを購入することが出来る時代ですからね。
ただ「B級西部劇」といいかたは他のジャンルでは通じても本家アメリカを含む世界の西部劇フアンには誤解される恐れがあるので
西部劇フアンは使用しないほうがいいと思います。
西部劇フアンには「Bウエスタン」という世界が確固として存在しドイツやイギリス等にはそれ専門のフアンサイトが数多く見受けられます。
また日本にもB級専門のフアンクラブが1950年頃から現在に至るまで存在し続けております。
特に米国のOld Corralというのは個人でやっているHPでは最大でロィロジャース等、B級西部劇のスターや脇役、スタントマン、ヒロイン、愛馬等膨大な資料が掲載されています。
そこにはジョンウエインを除きゲイリークーパーやカークダグラスなどは一切掲載されてはおらず、いわゆる有名どころは一人も載っていません。
ジョンウエインのみは1930年の「ビッグトレイル」以降、1939年の「駅馬車」まで役がつかずその間B級西部劇の世界に身を投じておりましたが歌が下手だったため駅馬車で人気がでるまで大変な苦労をしています。
アメリカを除きヨーロッパや日本でもB級西部劇は一度も上映されたことはなくロィロジャースの場合も「愛馬トリガー」など映画屋さん達のいう「本編」しか上映されたことはなく彼の真髄である「B級西部劇」は一度も上映されたことはありません。
日本でも戦後米国「B級西部劇」の真似をして高田浩吉などで歌入り道中物の時代劇を多数製作しましたがこれらも製作予算といい上映時間(B級は50分前後)といいB級ではなく本編(A級)です。
498 :
名無シネマさん :2008/03/10(月) 20:41:31 ID:C28c92RT
ランドルフ・スコットはB級専門だったとよく耳にしますが、497さんの云うB級とは違うのかな? 紹介されている「Old Corral」にも掲載されてませんし ランドルフ主演「群盗の町」はセットも内容もスッカラカンでこれぞ低予算って感じでしたけど 本物のB級西部劇(?)は更に安い作りになってんでしょうか?
もともと大規模制作映画がA(級)クラス大スタジオ 制作費の乏しい低予算・早撮りの映画がB(級)クラス小スタジオで 作られていたことから言われるようになったんだべ、B級映画 西部劇のB級映画は、 ほとんどがロケ撮影、スタジオ撮影でも粗末なセットってのが定義だべ
>>479 邦画だと二本立て興行用に作られたSP(シスターピクチャア)が近いような?
低予算で上映時間も一時閑弱
大都市の一流映画館では上映されなかったとか
日活の「事件記者」シリーズとかなにげに名作も多かったりもしますが
むか〜しアメリカからB級西部劇が次々に仕入れられるようになった頃、 届いた大量のフィルムの中に「シェーン」が入ってて驚いた、 という話を映画雑誌で読んだことがある。 書いたのは当時配給会社に勤めてた評論家だったと思うけど、 「シェーンは日本ではとても有名で名作扱いだ」と持ち込んだ アメリカ人に話したら、そのアメリカ人にとってシェーンは「B級」で、 だからと言って「B級」を下に見ているわけではなかったとか。 今の時代、B級アクション映画と言うと安っぽいしょーもないイメージで 語られてしまうことが多いけど、 若い人が言うB級と、昔から娯楽アクションが好きな人の言うB級って 意味するものが違う気がするね。 「B級アクション!」←なんつーかこう、たまらなく魅惑的な響きがあるもんねw
502 :
501 :2008/03/10(月) 23:01:58 ID:lw9db1Bu
あ、持ち込まれたのは新作ではなく テレビ局などに売り込むためのフィルムだったと思う。
販売業ではB級品という言葉を使いますね。訳あり品のこと。 これとは違うでしょうが。。。
アメリカの西部劇マニアの間には『シェーン』はホームドラマであって西部劇ではない!という評価もあるらしいですな。 ダスティンホフマンの「卒業」もあちらではコメディだったりして その感覚の違いが面白かったりもします。
505 :
南林間 :2008/03/11(火) 00:19:52 ID:e5V8sx7Z
B級西部劇とは主に子供相手のため上映時間を50分内外ときめ、ダイム(10セント)でみれ、 親を安心させるため、デイプキスはなし、撃たれても血が出ない、馬を大事にする。主人公は卑怯な真似をしない、等の制約をもうけました。 そして内容が似たり寄ったりの為、50分の間に主人公が必ず歌を3曲から7曲位挿入するというスタイルをとったのです。 この歌の為に日本やヨーロッパなど、一本も上映されたことがない国にまで多くのフアンをつくりました。 B級西部劇の時代は1930年代にはじまり1950年代で終わりをつげましたが、米国では未だに子供の時間帯や深夜枠でTV放映されるのでお年寄りだけでなく現在の20代の若者にとっても Bウエスタンの主人公は米国民のヒーローです。 B級西部劇は子供相手に映画館での回転を良くするため上映時間を絶対一時間以内で収めるのと、もう一つの特徴としてキャステングロールには主人公の次に必ず愛馬の名前があり、ヒロイン役者はどんなに 有名女優でも馬より下の三番手にしか名前が載りませんでした。 映画でコンビを組んでいたロィロジャースの奥さんのデイルエバンスも、タイトルクレジットはどの映画も愛馬トリガーの次になっています。 尚、B級西部劇スターで日本人の熱狂的フアンを持っている俳優は以下の人たちです。 ロィロジャース、ジーンオウトリー、エデイデーン、ジミーウエイクリー、レックスアレン、スペ−ドクーリー テックスウィリアムス、テックスリッター、サンズオブパイオニアーズ達が日本人の間で人気があります。
506 :
南林間 :2008/03/11(火) 00:56:02 ID:e5V8sx7Z
498さん、その通りです。 ランドルフスコットやオーデイマーフイ達はどんなつまらない映画に出演しても 大スターの為、製作予算や上映時間、それに本人ギャラもB級西部劇スターの何倍かを獲ってる人たちです。 但し,B級西部劇のスター達はギャラは安くとも自身のキャラクターを商品にし、最終的に彼らの大部分はハリウッドのトップスターたちなど 逆立ちしても叶わず、死後20年,40年たっても未だに遺族へは莫大なキャラクター商品(弁当箱,文房具,ギター,ブーツ,玩具の銃,コミック本)や 未だに世界中で発売される彼らの音楽やDVDの著作権料がガッポガッポと入ってきています。 それに大抵のB級西部劇スターは自分の博物館を所有しているのも一つの特徴ではあります。
「3:10 トゥー・ユマ」(原題)、この新作がすごく気になります。 ラッセルクロウとクリスチャンベイルの共演、2人とも実力派なので 見応えあるんじゃないかな。ピーターフォンダも出てくるしw
>>507 あっちで見たよ。
土埃の匂いも西部の町特有の雰囲気も味わえる、
最近では珍しい「これぞウエスタン!」って感じの映画。
ラッセル・クロウはふてぶてしくも知的なワルで本領発揮だし、
クロウ手下のキレた野郎が(役者の名は失念)、印象的だ。
まあオリジナルの方が素晴らしいんだけど、健闘してる。
とはいえラストの変更には、文句言う奴が出てきても仕方ないかも。
>>505 機会があれば見てみたいけど
内容的には微妙なのかな
なんとなく東映で作られていた旗本退屈男を想像したりして(汗)
510 :
名無シネマさん :2008/03/12(水) 00:46:04 ID:+yQgdjyE
>505 ジョン・ウェイン主演の「ユタから来た男」という映画のDVDが ダイソーで315円で売られていたのですが、これは B級西部劇に該当しますか。 55分の映画で、ジョン・ウェインが歌を歌いながら登場します。 ただし、馬の名前は出てこなかったと思います。 Lone Star Production というところの製作で 監督はロバート・ブラッドベリという人なんですが。
511 :
南林間 :2008/03/12(水) 11:17:00 ID:JIVi8WyR
>>509 内容的には微妙か?非常に微妙であまり興味がなければご覧にならないほうがいいと思います。w
かくいうフアンである私もこれらの人達のLPは米英独オランダ等で発売されるたびに購入しておりましたが
肝心の映像の方はビデオ時代の到来まで目にすることは出来ませんでした。
完全な映像として観たのは二十数年前,ジーンオウトリーとロィロジャース各々の箱入り10本ずつをホノルルのダイエーにて10本入り26ドル99セントという
安価で手に入れたのが最初です(無論ビデオ仕様はSPでした)
その後買った他の人達のも荒筋は誠に陳腐でどれも似たり寄ったりでしたが,昔から彼らの歌のフアンだったので筋は早送りで唄うシーンだけを楽しんでいました。
恐らく他の国のフアンも私と同じ様な観方をしているのではないでしょうか・・・。
米国の大人のフアンも同じでしょうが、但し彼らは子供の頃は筋のところは目をこらして鑑賞し,歌の部分にくればトイレに行ったりポプコーンなど喰いながら友人と私語を始める,
そして成人してからは私達と同じ様に,ビデオやDVDから筋を飛ばし歌の場面だけを取り出して鑑賞したりコピーしたりしているのだと思います。
尚,旗本退屈男は立派な本編で米国でいえばA級作品です。
A級,B級作品というはっきりした分類の仕方は,米国でも西部劇のみでサスペンス,ドラマ,ホラー史劇などでは公式的には一切使用されません。
西部劇のみに公式的にこういう分類をしているということはこの西部劇というジャンルがいかに米国民にとって大事な物かということが良くわかります。
512 :
名無シネマさん :2008/03/12(水) 21:00:15 ID:qWAYFh66
グラインドハウスで上映されてたて西部劇も見てみたいな 残ってないようだけど
「駅馬車」ってゆとりでも楽しめそうですか? たぶん一番有名なやつです。
『映馬車』はゆとりで見ても、面と向かって観ても楽しめます。 ただ、状態の良いプリントが残っていないため、VHS、DVDともに画質は悪いです。
古い作品に馴染みがないとあの荒れた映像はチトつらいような気も?
さすがにつまらんだろ。
つまらんと感じる人もいるでしょう。 でも、それはどんな映画にもいえることです。 500円(場合によってはもっと安く)で買えるのだから試してもどうということないでしょう。
高校生の時、劇場で初めて見た駅馬車のフィルムはひどい状態だった。 ところが、フォードは元々ノスタルジーを喚起する作風なので、 擦れた画面と音曲が自分には一層の効果となったらしく、 開幕早々胸に込み上げてくるような感情を覚えた。 近年DVDを買ったら想いの外に画質が良かったので、 新たな気分で鑑賞できてそれはありがたかったけれど、 あの時ほどの郷愁は沸いてこなかった。
519 :
名無シネマさん :2008/03/14(金) 18:09:59 ID:Ff3HVtHq
でも西部劇フアンのスレ板で「駅馬車」を見るべきかどうかなんて 質問があること事態,40歳近い俺には驚異なんだが・・・。 好き嫌いには関わらずジョンフオード、ホークス、スタージェス、ペキンバー辺りの全作とは言わないが 少なくとも代表作くらいは映画館でなくともビデオやDVDで観てる物だとばかり思っていたよ。
>519 同意・・・ でもこういった類の質問は極めて稀な例だと思うけどね。 興味持ったらまず見ないと気が済まないもの、普通は。
いわゆるゆとり世代にはってことだから、ジョン・フォードの名前すら知らない 若い子にも楽しめるかどうかって話だから。
あと思い出したけど何年か前2ch以外の映画の掲示板でパイオニアかどっかの 映像ソフト事業部に勤めてた人の話でそこの課長はジョン・フォード知らなかったらしい。 年齢で言えば少なくとも40歳以上。日本での映画の位置なんてそんなもんなんだねえ。
30以上には ジャズに興味なくてもマイルス・デイビスの名前は知ってる ロックに興味がなくてもビートルズの名前は知ってる のと同様に西部劇に興味がなくてもジョン・フォードの名前は知ってるぐらいの存在だと思ってたけど違うのか…。
>522 まあそんなもんでしょう。 昔NHKで、淀川さんを講師にして有名大学の映画部や映画専攻の学生らを 集めた映画を語る番組があったのだが、その学生らの映画の知識といったら 悲しくなるほどだったよ。 次々に有名な名脇役や作曲家や往年の大スターの名前が出てくるんだけど みんなポカーン。淀川さんも「今の若い人は〜」という言い方でなく、 それでも映画好きなの?という感じで半ば呆れてた。 実際「おれ、映画マニアなんすよー」って人ほど怪しいもんだしな。
525 :
名無シネマさん :2008/03/14(金) 22:01:00 ID:Ff3HVtHq
>>523 そう、その通り。
俺だってジョンフオードはリアルタイムからは少しずれているんだが
それでもビデオや名画座などで日本で公開されているのは全部観ている。
俺は決して513さんを馬鹿にしたわけではなく驚いただけなんだから誤解の無いように・・。
例えば俺自身は西部劇フアンだが、リアルタイムではないいわゆるヨーロッパの新旧の名作やアメリカの
ギャング物、コメデイ物、ドラマ等、映画オタクとしてではなく、過去に普通にみてるんだが・・・・。
それとも今の若い人達は西部劇なら西部劇、ホラーならホラーとジャンルをきめ、それ以外は余り触手が
動かず簡単な知識も入ってこないのだろうか?
ダスティン・ホフマンとアーサー・ペン 「小さな巨人」が面白かったです。 こりゃ西部劇板フォレストガンプ? 黄金期の西部劇へのパロディといってもよそうで 阿川泰子がフェイ・ダナウェイに似てることにも気がつきました。
基本的に「昔のもの→古臭い→かっこわるい→悪」みたいな図式を 作っちゃったからね。誰がって言われてもわかんないけど。 ロックでさえそんな感じだからね。全然無知。 まあ一部の団塊の人でしょう。マスメディア経由でね。 今一瞬頭に浮かんだのは中野翠だけどw まあ関係ないか。
「一昔前のものが格好悪い」ってのは経済発展&成長してる国なら何処でもそんなもんじゃね? 日本の場合は極端だと思うけど 特にバブルの頃はその傾向が強くてうんざりだったな。 90年代の渋谷系の時代に少し緩和されたけど、最近また元に戻ったような気がする。
>>527 ロックは上の世代を否定して発展してきた文化だからそれは仕方がない。
否定は違うだろ。それはパンクだけ。
531 :
名無シネマさん :2008/03/15(土) 03:33:42 ID:KMe5UbLl
ニューウェーブやオルタナだってある意味、前の世代を否定してたようなものだからなあ 渋谷系だってバブル期を否定したような文化だったしさ ロックと言う言葉を広めた「暴力教室」も上の世代への反抗がテーマだったような?
否定するには、否定の対象を知らないといけないでしょう? ある種の今の若い世代は、そんなレベルじゃないと思う。 知る前に、まず生理的に受け付けないんだから。 歴史への反抗ではなくて、歴史の無化に向かっている気がする。 もっとも、発端の>513氏については、今のゆとり教育を受けた世代 でも楽しめるだろうか、という趣旨でしょうから、当人はゆとり世代 ではないかも知れませんね。 >514氏は、「ゆとり」が世代を表す言葉だとは気づかなかったんじゃ ないでしょうか。 >ゆとりで見ても、面と向かって観ても楽しめます >516氏は、それを漫才などでいう「ボケ」だと受け取って、それは >さすがにつまらんだろ。 と言ったのではないかと。
533 :
514 :2008/03/15(土) 10:25:44 ID:xLfDhaP/
>>532 ゆとり教育をうけた世代とは気付きませんでした。
30年代の映画を観たことがない人は、時代遅れと思っているかも知れませんね。
実際は、カメラやフィルム等の撮影機材の性能が古いだけで、映画製作者のやることが
未開発だというわけではないんですがね。
ジョン・フォード名物の追跡疾走シーンなどはカーチェイスの原形だと思いますが、
撮影機材の古さを除けば、決して古臭いとは感じません。
>カーチェイスの原型 正義の保安官像は次第に刑事・警察モノのヒーローへと 移行していったんだろうね。 銃の腕前を競ったり、自慢したりするシーンなど見ても 「西部劇と同じだな〜」と嬉しくなってきます。
535 :
名無シネマさん :2008/03/15(土) 13:23:06 ID:O/n1W8en
ピーターフォンダ監督主演の「さすらいのカウボーイ」にしびれました。 ジャン・ジャック・ベネックスに通じるものがあったというか 父親主演で一本映画を撮って欲しかったな。 映画会社が好き勝手に編集したという当時公開された版も見てみたい。
>>535 ピーター・フォンダが監督した映画は、初期のまぐれ当りの作品以外はダメとかよく聞く。
観たことないが。。。乞情報。
『グランドキャニオンの黄金』は父親が顔を出しているようだが、どうなんだろうか。
「さすらいのカウボーイ」は時期的に 先頃亡くなった市川崑監督の「股旅」と近くて、 両方ロードショーで観たジジイの俺としちゃ、 この二本は印象が重なる。
538 :
名無シネマさん :2008/03/16(日) 20:29:04 ID:OnoFDL4k
>>536 あれま、他の監督作は評判悪いんですか?
ま、でも「イージーライダー」の脚本と「さすらいのカウボーイ」の二つをまぐれ当たりって云うのはなんなんで
ドラッグに溺れて才能を腐らせたと思うことにしときます。
だいじょうぶマイフレンドがあるぢゃないか。
それ村上龍だし
おお、やっと俺の好きな「さすらいのカウボーイ」が出てる。公開当時は話題にも のぼらなかったとかいう映画だけど‥ このスレで俺の西部劇ベスト5が出揃いましたよ。 ちなみに他の4作は、シェーン、牛泥棒、夕陽のギャングたち、ブラボー砦の脱出 ピーター・フォンダはこの映画を市川崑監督から激賞されて感激したらしい。 そもそもこの映画をみてくれている事自体意外だったらしい。 詳しいこと、知りたい方はDVDの特典をごらんあれ。 いろんな面白いエピソードを知ることができるよ。 Pフォンダは主人公の生き方に、自身の生き方を投影させてたらしいね。自由奔放 に生きていこうとする反面、家庭のぬくもりを求めているという部分。 彼は監督業に対してはそもそも意欲的でなかったようで、これと「グランドキャニ オンの黄金」の2本しかないし、グランド‥の方は日本での劇場公開もされてない ようだ。 結局お坊ちゃまの道楽みたいなところがあったのかも‥
>>542 おっと、俺、
>>537 だけど、
そのエピソードは全く知らずに「股旅」を持ち出したんだ。
なんか嬉しいね。
ピーター・フォンダはもう一本、1973年にSF映画を撮ってるようですよ。 キース・キャラダイン以外は聞いたことのない俳優ばかりでB級映画の香りぷんぷんですが・・・。 そういや「3:10 to Yuma」に出演してんですね。 公開が待ち遠しいな〜。
>>544 「3:10 to Yuma」のピーター・フォンダはあんまりパッとしないからその点で期待しないように。
ゲーリー・クーパーとリチャード・ウィドマーク共演の「悪の花園」見ましたよと。 少々盛り上がりに欠ける内容で ヒロインのスーザン・ヘイワードが男たちを虜にするにはチト妖艶さ不足というか、 綺麗ではあるのだけど役柄にはあってなかったような? 古いビデオにありがちですが、テレビサイズだったのもマイナス要因だったかと(本来はシネマスコープ) 撮影のよさや空間の広がりを台無しにしてしまいますから 特にロケが魅力な西部劇だと痛手が大きいやね。 狂言回し的な役のウィドマークと冒頭のリタ・モレノは印象に残りました。
547 :
名無シネマさん :2008/03/19(水) 23:00:41 ID:QUYzNIis
>>546 原フィルムではなく、VHS用のトリミングしたマスターを使ったのでしょう。
PDでもフィルムが紛失していたり、製作会社が提供しなかったり。。。
『白昼の決闘』なんかも同様。 残念です。
549 :
名無シネマさん :2008/03/22(土) 13:19:00 ID:1OTBr67O
BS-2 3月27日(木) 13::00-14::49 「オレゴン魂」 ジョン・ウェイン、キャサリン・ヘプバーン BS-2 3月28日(金) 13::00-14:42 「テキサス」 ディーン・マーティン、アラン・ドロン
550 :
名無シネマさん :2008/03/22(土) 13:42:24 ID:m+CahljT
アラン・ドロン出演の西部劇なんて・・・と思ったけど「レッドサン」があったね。 あの黒ずくめのドロンはかっこ良かった。 けっこう好きな映画なんだけど、インディアンがどーらん塗った白人さんなのはいただけない。 「テキサス」って観たことないのだけど、どうなのでしょう?
『テキサス』は、どう考えてもディーン・マーチン・ショウですな。爆笑ものでした。
「レッドサン」は今やカルト扱いだけど、俺も好きだなァ。 ドロンだけでなく、三船とブロンソンも持ち味が全開でカッコいい。 アンドレスもキャラが立っていたし、おっぱいも見せてくれた(艶笑) あと、音楽と撮影も良かった。
553 :
名無シネマさん :2008/03/22(土) 22:04:31 ID:xcGxXLn6
オバQに「レッドサン」をパロディにしたような話があったのを思い出した。
>>552 「レッドサン」のアーシュラ・アンドレス必要以上に露出しすぎw
プレイボーイのヌードからけっこう経っているけど、まだほらこんなに、とアピールしたかったんだろな。
もちろんうれしかったがw
ケーリー・グラントの西部劇てないのかね? あの時代の俳優だから一本ぐらいはありそうだけど 記憶にないのか?未公開なのか?
556 :
名無シネマさん :2008/03/23(日) 17:17:27 ID:2EfbnCLn
明日に向かって撃て!を見たんだけど、なんか微妙だな。 知名度高いから結構期待してたんだけど。
「レッド・サン」面白かったよね。三人の組み合わせがいいな。 ドロンが来日した時に、三船と再会して二人で写真に納まっているのを 「ロードショー」で見ました。
「レッドサン」はポスターもえらいカッコ良かったよ。 刀を振りかざした(たしか2刀流だったような)三船が中央で 両脇に銃を構えたブロンソンとドロンが立ってるやつ。 子供心にワクワクしたなぁ。
561 :
名無シネマさん :2008/03/24(月) 15:47:33 ID:oeyYzlqx
>>555 馬に乗れなかった(あるいは乗馬が下手だった)から出られなかったんだよ。
「ヴェラクルス」は最初クーパー&グラントだったんだけど、この理由で
仕方なくプロデューサーの1人でもあったランカスターが自分で出たんだよ。
どっちも有名な話だ。少しは勉強しな。
562 :
名無シネマさん :2008/03/24(月) 18:07:28 ID:u3k7WNvT
ホークスはフレッド・ジンネマンの「真昼の決闘」に対抗して 「リオ・ブラボー」を撮ったらしいが、俺的にはどう観ても 「真昼」のほうがコンパクトで緊張感高くて出来がいいと思うん だが、「リオ・ブラボー」を支持する人って、どんなとこを評価 してるんだ?まあホークス自体は好きなんだが・・・。
>>562 『対抗して』じゃなく『批判して』という方が近いだろうね。
ジョン・ウェインと一緒になってね。
あんなもんは西部劇じゃない、あんな軟弱な保安官はいなかった、、、と。
西部劇じゃないけどホークスは「遊星よりの物体X」でも 原作にある仲間同士で疑心暗鬼になる描写を削除したり マッチョイズムな人だったんでしょう
正義の象徴である保安官バッジを叩きつけたのが、ホークスやウェインの逆鱗に 触れたらしいね。 「真昼の決闘」はハリウットのアカ狩りを批判した映画だと言われてるけど… 「リオ・ブラボー」も「真昼の決闘」も、クライマックスまでの盛り上げ方はうまい (時計の使い方など)けど、銃撃戦がショボイ。 「リオ・ブラボー」は悪漢の人数は多いくせに、弱すぎて迫力なさ杉だ。 決闘などの銃撃戦は西部劇の肝だと考えてる自分としては、いただけない。 ただ、どちらも音楽はいいね。
35,6年ほど前にゴールデン洋画劇場で「真昼の決闘」をみてしびれました。 「ハイヌーン」を歌っているテックス・リッター、俳優でもあったんだねぇ。 505氏のレスではじめて知りました。
567 :
562 :2008/03/25(火) 16:59:20 ID:5k9ppS33
なるほど。マッチョ思想の人とか右よりな人なんかには「真昼の決闘」 のゲーリー・クーパーはびびりすぎて、いらいらするのかもね。 でも逆に、あの当時に西部劇で「弱さ」というリアリティを出せた「真昼」 は画期的な傑作だよね。
グレース・ケリーじゃなければもっと傑作になっていた。
西部劇らしさの話題の中にポンと「クイック&デッド」なんかを 放り込んだらどう分析されるのだろう・・・。 あ、いや、おれは好きですよ。コテコテのマカロニウェスタンから 派生したものと考えるとけっこうよく出来てる。
570 :
名無シネマさん :2008/03/26(水) 12:00:52 ID:oVOTdFjR
>>566 Tex Ritter(1905年1月12日〜1974年1月2日 享年68歳)
テキサス大学法律学部政治学科卒のインテリでしたが1931年からニュウヨークのブロードウエイのステージで大当たりをとるかたわら
ラジオ番組を持ち,毎日15分番組のなかで伝承的なカウボーイソングばかりを唄っていました。
レコードは1933年から1942年にかけてコロンビアやデッカ等に多数吹き込んでおりましたが,Bウエスタン主役の口がかかりそれを機に
40本以上の主役作品を撮っていますが日本では一本も公開されませんでした。
「真昼の決闘」の吹き込みではバックにドラムが入るとの事で彼は最初断ったのですが監督とプロデュサーのたっての依頼で引き受けることにしました。
結果当時のヒットチャートの上位にランクされましたがイギリスやドイツのテックスフアンがドラムなんか入れやがってと大騒ぎになりました。
そこでテックスは英国に渡りロンドンでドラム抜きで再吹き込みをしこれをヨウーロッパで発売,好評をはくしました。
同時に米国でもサントラ盤とそこからドラムだけを抜いた盤(チャンネル録音だから可能だったのですね)を同時発売しております。
尚,日本ではトントコ,トントコというドラムが入ったサントラ曲のみしか発売されてはおりません。
YOU-TUBUでは彼のCBS番組「ランチパーテイ」での歌や司会ぶりを見ることができます。
「ニューヨークの恋人」「ニッケルオデオン」「イット」「チャイルドプレイ」などに出演して2003年に若死したジョンリッターは
テックスと美人女優ドロシーフェイの間にできた長男です。
571 :
566 :2008/03/26(水) 23:10:16 ID:FbnVjzQt
>>570 やぁこれはすごい!
「ハイヌーン」しか知らないけど凄い人だったんですねぇ。
「ハイヌーン」では声がひょろひょろ震えている感じがするけど、
あれが伝統的なカウボーイソングの歌唱法だったのかなぁ・・・?
youtubeとジョン・リッター、今度チェックしてみます。
ありがとうございました(^^)。
米映画俳優のリチャード・ウィドマークさんが死去 2008年03月27日10時04分 リチャード・ウィドマークさん(米映画俳優)が 24日、コネティカット州の自宅で死去した。93歳。 AFP通信などが26日報じた。 舞台俳優を経て、映画デビュー作「死の接吻(せっぷん)」(47年)で不気味な笑みを浮かべる殺し屋を熱演。 アカデミー助演男優賞にノミネートされた。 「アラモ」「シャイアン」「オリエント急行殺人事件」など60本以上に出演した。
マカロニ大好きの自分としては、最近の「キルビルvol2」やら 「スキヤキウエスタンジャンゴ」やら「レジェンド・オブ・メキシコ」やら なんかよりもよっぽど上出来なマカロニパスティーシュとして 評価できると思うけど、プロデューサーも兼ねているシャロン・ストーンの 自意識が出すぎているのが玉に瑕。 元ネタである「ウエスタン」のブロンソンみたいに、最後まで感情を 抑えた謎めいた復讐者を貫き通してくれてればもっと良かった。
>572 というか・・・とっくに死んでると思ってたス。
ウィドマークのウェスタン出演は記憶ないのだが・・・何かありましたか?
ジム・ボウイ役はカッコよかったな 「ゴーストタウンの決斗」とか「西部開拓史」もちょっと出てたか
「悪の花園」のR・ウィドマークが最高にかっこよかった。 ラスト、G・クーパーとカードをきって負けたほうがその場にとどまってインディアンを迎え撃ち(当然死を覚悟) 逃げるほうの時間をかせぐ、という勝負をするんだよ。 そしてウィドマーク(トランプのイカサマ師でもある)はわざと負けて、クーパーとその恋人を逃がしてやる。 かっこええのぅ〜〜
カードを谷底に投げ捨てていく ブラッドダイアモンドとかぶったー
カッコいいというのではないが「ワーロック」のウィドマークが好き。 必死に職責を果たそうとする薄給の保安官の役で、実によかった。 アラン・スミシー作品ではあるが、「ガンファイターの最期」というのも ある。昔NHKで見たけど、俺にはちゃんと面白かった。
ちょっとスレチなんだけどウィドマークといえば「刑事マディガン」をぜひ見て欲しい。
582 :
名無シネマさん :2008/03/30(日) 11:05:56 ID:KB7T8eKs
583 :
名無シネマさん :2008/03/30(日) 13:37:46 ID:w8sz2dgR
ウィドマークへの追悼の意を込めて、「悪の花園」「ワーロック」のDVDを発売してほしい 頼むぜ、スタクラシリーズで発売してくれよフォックス!
>582 あうっ、「最後のガンファイト」というのが、別にあるのか。 知らんかった。
この人 日本映画(大映)にも出演してたらしいね。 知らんかった。
587 :
名無シネマさん :2008/04/01(火) 14:17:47 ID:4r+gswIh
ジョージチャキリスの日本語ブログがあるなんて・・・。
588 :
名無シネマさん :2008/04/01(火) 22:10:41 ID:itL1zVhT
「六番目の男」のウィドマークはすばしっこくて、悩ましくて、かっこいい。 「襲われた幌馬車」も同様。見てない奴らは何とか頑張って見てみろ。 それだけの価値はある。 575は釣りでなきゃ、ただのアホだ。山ほどあるぜ。
589 :
名無シネマさん :2008/04/01(火) 22:13:48 ID:3Y4fhMxC
ゴーストタウンでのウィドマーク、かっこいいよな! ワーロックも渋くていい
風格のゲイリー・クーパー 貫禄のジョン・ウェイン 正義のヘンリー・フォンダ 執念のカーク・ダグラス 知恵のバート・ランカスター ストレスのリチャード・ウィドマーク
淀長さんはウィドマークの笑い方を ハイエナみたいと言ってたなw
>>590 > 正義のヘンリー・フォンダ
俺はじめて見た西部劇が「ウエスタン」だったからさぁ・・・
>591 「ハイエナの笑み」といえばウィドマークのトレードマークだけど 淀川さんが最初に言ったのかな?
594 :
名無シネマさん :2008/04/02(水) 10:50:53 ID:VFrxLUYC
You−Tubeでは良くアメリカ製西部劇をイタリア人がうpしてるが 同じヨーロッパ系だけあってイタリア語吹き替えの声質が本物とよくあってるな。 それに較べて日本はどうだろう。 TVなどで途中で原語に戻すとまるで別物の映画に感じるんだが・・・。
595 :
名無シネマさん :2008/04/02(水) 11:15:48 ID:B828NYcY
599 :
名無シネマさん :2008/04/02(水) 18:50:26 ID:3X3FczAG
237で言及されてる「BANDITS」がDVD発売決定。 できれば劇場で観たかったが、まあいいや。
600 :
名無シネマさん :2008/04/06(日) 16:42:30 ID:agGsSjYh
昨日チャールストンヘストン氏ビバリーヒルズの自宅にてアルツハイマーで死去 享年84歳 「大いなる西部」「ダンデイ少佐」など彼の西部劇についても語ってくれ。
あのタフな男も亡くなったか・・・・ C・ヘストンというとやっぱりSFや史劇がうかんでしまうな。 かつてスクリーンで親しんだ俳優さんたちが次々と亡くなられて淋しいかぎりだよ。 合掌。
『ダンディー少佐』はヘストンが出演料返上で、新人監督のペキンパーに入れ込んだ、 という意味で画期的な作品だ。 ソニーのDVDはペキンパーの没後、原形修復を図ったバージョン。 ジョン・フォードの騎兵隊3部作に対するアンチテーゼのような作品だが、 ヘストンの本性である英雄的マナーがややペキンパー・ワールドとミスマッチ。
>>602 >ヘストンが出演料返上で、新人監督のペキンパーに入れ込んだ、
ヘストンって、そういうところあるよね。
「黒い罠」でウェルズにメガホン握らせる機会を与えたし。
全米ライフル協会の元会長で非難の的だったけど、
面倒見のいい、理想家肌の男ではあったんだろうな。
合掌。
604 :
名無シネマさん :2008/04/07(月) 22:48:04 ID:6ITVyaU8
ひゃ〜明日NHKBS9時から「ワーロック」放送だって!! DVD出てないので(たしか)、みなさん録画お忘れなく(^^)
今日の深夜にも西部劇やるね [映]「悪党谷の二人」 (1969年アメリカ) 日本テレビ 26:29〜28:00
さっき『ワーロック』観た。感想書くほどの作品ではなかった。 どんな役でもやるところがヘンリー・フォンダのすばらしいところだ。
C・ヘストン合掌あげ。 DVDで観た「ウィル・ペニー」 40歳になろうとする毒男には身につまされる映画でしたw
「ワーロック」のヘンリー・フォンダ。 当時すでに50歳過ぎなのにガン捌きは俊敏だな〜。 フォンだがこれ以前に演じたガンファイター系の役って 「地獄への道」「荒野の決闘」「胸に輝く星」くらいかな?
俺も西部劇のヘストンは「ウィル・ペニー」の印象が強いな まぁ俺も40過ぎの毒男だw
610 :
名無シネマさん :2008/04/12(土) 17:37:47 ID:cAxtB1VA
カークダグラスの「死の砂塵」って正規版で出てる? 出てなきゃ1951年製作なので廉価版でもいいから出して欲しい。 バージニアメイヨが「死の谷」とそっくりな鉄火肌の女で出ているし ウォルターブレナンも良い役ででている。 星の無い男と同じようにカークのバンジョー弾きながらの歌も聴ける。 子供の時テレビでみて印象が強かったので・・・・。
>>608 ヘンリーフォンダは奥さんの自殺っていうスキャンダルがあってちょっと離れたからね
その後直ぐに再婚した3番目夫人が、2008年にウィドマークの最期を看取たっのかな
ヘストンの西部劇というと「ワイオミング」ぐらいしか思い浮かばんorz 「大いなる西武」のむしろヘストンじゃないほうがいいと思ってる くらいだし・・・っつーのはどうしても他の映画でのイメージが 強すぎるからなんだろうなあ。 「ワイオミング」はブライアンキースの胸に矢が刺さってるのに 豪快に笑いながら矢を手で折り、そのごバタンと倒れるところが好き。 そのときのヘストンの狼狽ぶりも哀愁漂ってていい。
613 :
名無シネマさん :2008/04/13(日) 17:30:36 ID:7TktBB/j
>>612 ブライアン・キース!
「ネバダスミス」でマックイーンにガンさばきを教える
ガンスミスの役が良かった。
名脇役であることが多かったけど、西部劇によく似合う風貌と体格の
持ち主なんだ。
この人ヤングガンにも出てたのねw
>>613 >ブライアン・キース!
ペキンパー監督デビュー作の「荒野のガンマン」だと
なんともいえない微妙なキャラの主人公だったな・・・
「ネバダスミス」のジョナス・コードはカッコよかったけど。
>>613 >この人ヤングガンにも出てたのねw
賞金稼ぎのバックショット・ロバーツ役は最高だったね。
自警団のリーダー役のチャーリー・シーンを便所から射殺。
その後、便所越しに一斉射撃を受けるが、あれで果たして死んだのだろうか?
616 :
名無シネマさん :2008/04/17(木) 02:15:21 ID:YhU90/ds
617 :
名無シネマさん :2008/04/17(木) 10:00:17 ID:qx3M8UX/
>>616 勘が悪くて御免。
小泉と西部劇が何か関係あるのか?
両者とも真昼の決闘が好きなんだっけ?
619 :
名無シネマさん :2008/04/18(金) 18:54:34 ID:dRdn5kqp
>>610 「死の砂塵」いいですね。「チャンピオン」「三人妻への手紙」「情熱の協奏曲」など
問題作の連発だったカーク初の西部劇ということで、当時日米のカークフアンが期待半分、不安半分で
封切りを待ったという、前年「死の谷」を撮ったウオルシュの作品でしたね。
結果は上出来とは言えませんでしたが,あの強烈な性格描写と顔でもカウボーイスタイルには違和感がないと判り
それ以降「果てしなき蒼空」をはじめ西部劇の仕事も来るようになった記念すべき作品です。
以前、浅草に「東京倶楽部」という3本立の名画座があった。 中に入るとカビとアンモニアの混ざった匂いがする、古くて汚い映画館だった。 そこで見たのが「リオ・ブラボー」。 で、ラストの銃撃戦で、 スタンピーが「ヒッヒッヒ」と笑いながら助っ人に現れた時は館内中が大爆笑、 敵のアジトを爆破した時は拍手も起こった。 観客は何やら柄の悪そうなオッチャンが多かったんだけど、 あの時の共有感はハッピーだったなァ。
DVDじゃそうはいかないものな
浅草東京クラブに朝初回に行ったら、映画が途中から始まった。 もう20年以上も前の話だけど、いまはどうなんだろ・・・?
もう無い。フットサル場の辺りがそうじゃないか? 映画が途中から始まるのは、複数の館で同じフィルムを使うため。 昔の3番館あたりは皆そうだった。
>>624-625 ありがとうございます。
ああもうないのですか。趣のある映画館だったのに残念。
名画座はよくかよったけど、東京クラブに限らず浅草は途中上映(初回)がことに多かったような記憶。
名画座で思い出したけど、飯田橋の佳作座閉館最後の作品は
「荒野の決闘」と「リオ・ブラボー」という泣かせる2本立てでした。
上にもあるけどあの共有感、連帯感はやっぱり映画館ならではですね。<623
>>626 スレチですが、昔は、仁侠映画の最後の健さんなんかが出入りに赴くシーンで
「待ってました!」と声がかかったものです。
『荒野の決闘』の決闘シーンで、ワード・ボンドがつるべ打ちで連射すると
客席から「うぉーう」という嘆息があったのを覚えています。
>>627 >昔は、仁侠映画の最後の健さんなんかが出入りに赴くシーンで
>「待ってました!」と声がかかったものです。
スレチの話を引っ張ってすまないが、
そういうのって、こっちが想像するほど、いいものだったのかな?
昔のキネ旬の読者投稿欄なんか見ると、上板東映あたりでは「ヨシ!」という掛け声が、
“通”の間で流行っていて、「けんかえれじい」みたいな人気作品では、
感興をそぐぐらいに連呼されていて、かなりウザイみたいな投稿が載ってる。
観客の自己主張が押しつけがましいみたいな状況だったと想像する。
大島渚の「日本の夜と霧」だったと思うが、関係ない映画で
「健さん、こいつを叩っ斬ってくれ!」なんて声が上がるワルノリがあったというから…
もしそんな場にいたら本当に嫌だな、俺は。
>>628 そりゃァ、“通”が「ヨシ!ヨシ!」連呼したり、
関係ない映画が健さんに叩っ斬られたり(苦笑)、したら嫌だろうな。
でも、そういう不自然な状況は、当時の映画館でも多くなかったんじゃないか?
西部劇や仁侠映画には、観客の歓声がピッタリする状況が多いと思うぞ。
いっせいに歓声が湧きあがるような西部劇、劇場でみたいよぉ もちろん新作で
歓声はパターンがないと上がらない。 ハイ・ヌーンなんかは「待ってました!」は言いにくい。 マカロニウェスタンなんかはあってもおかしくないが、どうだろう。。。 昔の片岡千恵蔵の多羅尾伴内シリーズで、 「あるときは片目の運転手・・・」なんてのを一緒にやったらしいが、真偽は不明。
どよめきならいいけど、映画に掛け声ってよっぽど自然じゃないと嫌だな。
掛け声ってのは昔の文化ですよ 芝居と同じ 現代の話じゃない
昔/今より、生かそうでないかの違いの方が大きい。 掛け声は、目前の演者に対するのが普通。 文字通り声を掛けているわけだ。 Perfumeのライブで「のっちー!」と名を呼ぶのも、 映画に出たばかりのミュージシャンがMCに入るときに、 「映画観たよー!」と声を掛けるのも、 芝居のカーテンコールで役者の名を呼ぶのも、 別に今の文化として通る。
映画館での掛け声の話 ライブ歌謡ショーの話じゃない
636 :
名無シネマさん :2008/05/02(金) 16:18:00 ID:b/yO4FVT
イーストウッドが相手を倒したら俺達は一斉に「クリント屋ァ!!」と叫ぼう。
嫌な西部劇だなw
エド・ハリスが西部劇映画を撮ったらしいのでそれが楽しみ エドはハゲだがカッコイイハゲだから好きだ
ただ脊が低いから俳優としては西部劇に向いてないな。
アラン・ラッドの立場はどうなる
オーディー・マーフィーもチビだけどね。 戦争で米国最高の勲章もらった英雄。少し西部劇にも出てたって聞いたが。 それと早撃ちでも事実上のNo1ってホント?
>>639 そんなに低いの?と思って調べたら5' 9"だった。
175前後ならジョニーデップくらいか。
カウボーイハット被ったら禿げも隠れるし背も高く見えるねw
>>638 ラッセル・クロウの西部劇みたいに
日本未公開で終わる予感
いや、大丈夫だ(多分) 共演者調べたら日本人に知名度のある ヴィゴ・モーテンセンとレネー・ゼルヴィガーが入ってたから ミニシアターくらいなら…(多分)
その誰より、ラッセル・クロウの方が知名度があるだろ。 ヴィゴ・モーテンセンは、西部劇テイストを盛り込んだ「オーシャン・オブ・ファイヤー」で すごく良かったから、観たいけどね。
ラッセル・クロウは知名度あるけど人気ないからなあ…
ラッセル・クロウの西部劇、 もう日本公開は とっくに諦めたから せめて 日本版DVDだけでも販売しておくれ
大昔に観た「夕日の群盗」が観たい でも何処のレンタル屋にも無い
アメリカから取り寄せたら? きっとあると思う。
黒澤リメイクの割りに知名度の低いポール・ニューマン主演の「暴行」を見た。 意外と原作に忠実だったけど、逆にそれが失敗してる感じ。西部劇に翻案すりゃ いいってもんじゃない。 いくら開拓時代だからって、仮にもアメリカの殺人事件の裁判で インディアンの呪術師を呼んでイタコやらせねーだろ。 千秋実の役がカーク船長だったり、他にもエドワード・G・ロビンソンや ローレンス・ハーヴェイが出てたりして、なかなか配役は良かったけどね。
>650 でも、ポール・ニューマンは「暴行」での演技が、自分で一番気に 入っているらしい。 「ポールとジョアン」という本に書いてあった。
ワイルドレンジ評価高いね 俺は駄目だった 特にラスト もう笑うしかなかった
>>652 ラストで笑うような場面あったか?
途中、一部CGがずれてて笑った場面なんかはあったが
トムセレックの「クロスファイアトレイル」ってのも なかなか良かった。 トムセレックが好きかどうかで映画の印象も大きく変わるかもしれんが 丁寧に作られた西部劇というのはそれだけで満足。
655 :
名無シネマさん :2008/05/17(土) 22:57:34 ID:o/AI66n9
トムセレックは最後に「トウムストン」で男をあげて死んでいったな。
657 :
名無シネマさん :2008/05/19(月) 12:55:42 ID:Y2wBoEu6
昔、毎回日曜洋画劇場のオープニングでチラッと写っていたJ・ウェインとC・ダグラスの「戦う幌馬車」
>>647 あれ日本公開決定してなかったっけ?>3:10 to Yuma
あとヒルコート新作はモーテンセンやゼルヴィガーだけではなく
ガイ・ピアースも出てるし、原作者もノーカントリーで知名度が更に広がったから
悪くてもビデオスルーくらいされる…と思いたい。
659 :
名無シネマさん :2008/05/22(木) 01:39:51 ID:o6zvGxzp
>>658 それ別の映画混ざってる。
アパルーサはエド・ハリスが監督兼主演。
ヴィゴ・モーテンセン、レネー・ゼルヴィガー、ジェレミーアイアンズ他。
ヒルコート監督のはモーテンセン、ガイ・ピアーズが出演する
ザ・ロード。
今日、浅草で『荒野の渡世人』見てきた。1968東映作品。 日本もイタリアに負けずに作っていたとは、やや感動。
661 :
南林間 :2008/05/26(月) 18:20:21 ID:4htrwNEh
モーテンセンの「オーシャンオブフアイアー」は西部劇としては実話物の中でも本当に珍品だったな。 実在のフランクホプキンスはカウボーイハットを被り大柄でめがねをかけた、さえない中年の写真しか残っていないが バッファロービルのワイルドウエストショウでは荒馬乗りの名手として人気者で有名だった。 インデアンの血が半分入っているが容貌は完全な白人だった。 このアラビアのレースにヒダルゴと共にレースに参加しさまざまな妨害にあいながらも優勝したのは本当だし、アニーオークレー、シッテンブルなど 仲間が旅費の一部をカンパしたのも事実だが、あんなに激しい妨害は無かったろうと思われてる。 アニーも当時の「サンフランシスコ二クルス」紙上で「優勝したのは本当だけどフランクの話は話半分位に聞いといた方がいいわよ」と苦笑しながら語っているし、 シッテンブルも「フランクはいい男だが、いつも話を実際以上に面白くする癖がある」と述懐している。 しかし、この話はアメリカでは有名で向こうでは「ヒダルゴ」の原題だけでどういう話か判かる。 冒頭のウッデンドニーの虐殺の場面も珍しく、西部史上インデアン虐殺では最後の一番大きな事件だったにも関わらず、他の虐殺事件は映画化されてもこれだけは 取り上げられなかった。 アープやビリーザキッド、アニーやカラミテイ、ジェシイジェームスなど西部劇好きの中でも、西部史実物オタクは映画が面白いかどうかに関わらず、是非持っておくべきだ。
改行が変だから目が滑るんだが… ヒダルゴは北米公開時に フランクホプキンスのネガティブキャンペーンみたいなのやった奴らがいたから 興行成績が上がり難かったと聞いた ホプキンスに否定的というかホプキンスの栄光?は全部デマだ!みたいなやつ ホプキンスと交流のあった老婦人とかが出てきて 結局それが解決したのが公開の1、2年後だったかな? 作品としては練り方が甘い感じでイマイチだったな 悪くは無いんだけど
「うちの旦那は帰ってコナーズ♪」のCMの 旦那がチャックコナーズだったらあのCMに満点を差し上げる。
ウェスタンについてまとまったいい本ってないかな? マカロニに関してなら二階堂の本があるんだけど。 『西部劇を読む事典』が駄目だったので。
ついに!嗚呼、ついに!! 来月スタチャンにて「ブラボー砦の脱出」「決断の3時10分」放映!!
Jスチュワートの「ララミーから来た男」ってどうです?
アンソニー・マンは見れる限り全部見るべきだろう 俺はジョン・フォードより好き
クレメンタインっているのかあ?こんなメロドラマ的なところはなあ・・ と思ったけど、やっぱりラスト、 「とてもいい名前だ、クレメンタイン」 のところはよかった>荒野の決闘
クレメンタインはドク・ホリデイの女だから 手が出せなかったんだな
私はあなたの名前が好きです
↑こういうカクカクした直訳だと感動どころか噴いちまうわ。
♪ゆーきーよー、いーわーよー、わーれらーがやーどりー
673 :
名無シネマさん :2008/08/02(土) 19:18:47 ID:i1iPXCn8
mam sure i like that your name。clementaine・・。 マム、私は本当に貴方の名前が好きです。クレメンタインという名前が・・。 劇中、アープは他の女性に対するのと違い、彼女にだけは ずっと丁寧語を使用しているので670の訳が一番適当だろうな。
チトちがう Ma'am! I sure like that name... Clementine!
「赤い河」を20年ぶりぐらいに見た。 中学生のときはえらく感動して、いちばん好きな西部劇の一つだと 思っていたんだけど、なんだろう、今回は感動はいまひとつ。 でも若者と頑固ジジイの心の変化はヒシヒシと伝わってきた。 あとチザムの名前が出てきてますます感動した。 昔見た西部劇も今見るとだいぶ印象変わりそうなので もっかい片っ端から見てみようかな。
676 :
675 :2008/08/03(日) 12:20:20 ID:a+ZMZvte
あ、すいません。 感動のポイントが全然違ったという意味です。
エド・ハリス監督の"APPALOOSA"の予告編
ttp://movies.msn.com/movies/movie/appaloosa/?icid=MOVIES2>1=MOVIES2 原作既読だけど、こっちもなかなか雰囲気出てるしキャストも豪華で楽しみ
だけど、問題は日本で公開されるかどうか。
"3:10 to Yuma"すらいまだに公開されてないという体たらくだから…。
内容的に問題があるならともかく、有名スター主演で本国では興行的にも
批評的にも成功しているのに公開されないのは、「西部劇だから」という
理由以外に考えられない。
これは西部劇じゃないけどベン・アフレック監督で、モーガン・フリーマンや
エド・ハリスも出ていて批評家受けもよかった「ゴーン・ベイビー・ゴーン」も
DVDスルーにされてしまった。これもおそらく地味で重たい題材の私立探偵もの
と言う内容のせいだろう。
西部劇ファンも「ホテル・ルワンダ」や「ほっとファズ」みたいに
上映嘆願運動をしなけりゃいけない時代になってしまったのか。
DVD出るだけマシじゃね?
679 :
名無シネマさん :2008/08/08(金) 18:25:12 ID:FXYCY1Bp
チザムが来ます
「ウェスタン」に、何でヘンリー・フォンダは出たんだろ。 世間に忘れかけられてるからこの辺で一つ、お金に困っていた、 単に悪役を演じてみたかった、あと何かあるかな。 あんな役はやって欲しくなかった。 映画の中ではいつも「高潔の人」であり「聖人」のような人であって欲しかった。 ああいうのはちょっと年が合わないかも知れんが、コバーンがやりゃーよかったのに。 ハマるがな。ベルトにサスペンダーが気に食わなくて、そこを撃ち抜いたり、 なんと言ってもハーモニカにあんな目に合わせる冷酷非道な男の役はね。
別に良いじゃん ミスマッチぐらい許容するべき
俺は適役だと思うな
同じマカロニの「ミスター・ノーボディ」で演じた、引退することにしたガンマン、 ジャック・ボーレガードの方がおいしい役だったよな。
> ベルトにサスペンダーが気に食わなくて 「熱中時代・教師編」で情けない男の象徴として、校長(船越英二)が 「昔見た映画で、ベルトにサスペンダーは情けなかったですねぇー」 と言ってたが、「ウエスタン」のことだったのか!? スレチごめんよ。謎がとけて、ちとうれしかったもんで。
ベルトしてサスペンダーしてたら、私だってバカじゃないの?と思うわ。 「西部二人組」というテレビ映画?を覚えている人はいませんか? 西部劇オタが多そうなこのスレにも上がっていませんが、70年代の初め頃に NHKで土曜の夜にやってたと思うんですが。 その頃は小さかったので、内容が難しくてよくわからなかったんですが、 お尋ね者の若い二人のガンマンが出てくる娯楽性の高い西部劇でした。 よくわからないながらも面白かったので、今見られるならちょっと見たいです。
ヘンリー・フォンダがあの映画で悪役をやったからこそ、神映画になった。
エドハリス監督のAPALOOSAのスチール&コメントが出てきてる 昨今アメリカでは西部劇は当らないけど それでもパーカー原作に惚れ込んでこの映画を作った、ってコメにしびれた どうか日本でも上映して貰いたいもんだ
>>680 最初に「ウエスタン」の出演依頼があったとき、フォンダは無視したらしい。親友のイーライ
・ウォラックと食事中ふと思い出して、「この間、何とかいうイタリアの監督から西部劇の出
演依頼があったなあ」ウォラック突然興奮して「まさかレオーネじゃないだろうな?!」、「そう
そう」、「絶対に出ろ! 最高に楽しいぞ!」(ウォラックは「続・夕陽のガンマン」でレオーネと
気があって、完成版では実質的な主役になっていた)
フォンダはレオーネの西部劇のプリントを取り寄せて個人試写。すぐに出演を決めた。
悪役へのイメチェンのためにブラウンのコンタクトレンズをしてイタリアに行ったら、レオー
ネ激怒。「おれはこいつのブルーの目を買ったんだ!」
だが、それ以降はプロに徹したフォンダの態度に感服したレオーネと、レオーネの意図を理解
したフォンダの関係は良好だった。
カラーコンタクトは眼を痛めるから医学的にもレオーネの判断は正しいw
690 :
680 :2008/08/24(日) 11:28:40 ID:2ZY4y4AB
>>688 「ウエスタン」出演の経緯を教えてくれて、どうもありがとう。
親友に、レオーネなら出ろ、と勧められたんですね。
監督はフォンダのブルーの瞳を買ったのかあ。
きれいな、とても印象に残る青い瞳だもんね。普通、西部劇の主演が
あんなに青い瞳だとどうなのかな、ワイアット・アープだとちょっと
違うような気がするし。(白黒だからわからないけど)
ブロンソンはなんというか灰緑色の瞳ですね。すごいアップがあったので
よーくわかりました。
フランコ・ネロの瞳も キラキラしたブルーだよね
ジャン・マリア・ボロンテも目がとても綺麗だったような・・・?
マカロニは認めん、みたいな人もだいぶ減ったよな
リアルタイムで西部劇見てた人たちが高齢化してるからじゃない? 2チャンやってる人は、マカロニが西部劇初体験というのがけっこういると思うな。 (マカロニ=西部劇かどうかはおいといて)
イーストウッドがアメリカ映画に返り咲いたのも大きいと思う。
ワイルドバンチとか、マカロニなしにはあり得なかったしな
この前「捜索者」を見たら、ジョン・ウェインがベルトにサスペンダーしてる 場面があった。レオーネは「捜索者」を結構研究していたようだから(DVDの 音声ガイドにあった)、気になっていたのかなと思ってみたり。 でもまあ普通によく見られた格好かもしれない。
698 :
名無シネマさん :2008/08/31(日) 15:40:00 ID:2/qZMY6g
ブラピのジェシー・ジェームス物を観た ガッカリだ、失望した いくら史実を忠実に再現するにしてもアレは無いだろ 西部劇ファンが何を求めてるか、アイツは理解しとらん
西部劇ファンが求めているものとは難しい問いではなかろうか
あれは西部劇っつーか愛憎渦巻く心理ドラマ
そういう古参信者の神経を逆撫でにするってのも一つのやり方としてはアリだろ
新作を期待するより旧作を掘り起こしてもらいたいんだが。
怪獣・特撮映画とかもそうなんだが このジャンルはこうあるべきである という固定観念はいろいろ厄介だな
ハリウッドにもイタリアにもスペインにも旧作が山程埋もれてるのに新作なんか構ってるヒマ無いっしょ。
固定観念がこのスレを生み出したんだよ。 厄介なものにこそ楽しみが多い。 固定観念が嫌な人は混ぜ返せばよい。 これが2ちゃんねるの文化というものだ。
706 :
698 :2008/08/31(日) 18:28:27 ID:2/qZMY6g
銃撃戦といえば後ろからの騙し撃ちばっか
いくら史実がそうでも、ジェシーを英雄扱いしない意図があったとしても
アレは無いわ
アレは西部劇では無い、
>>700 が言ってるような心理ドラマ
胸糞悪くなるような後味悪い心理ドラマ
にしても少しはスカッとするような銃撃戦を入れろ馬鹿が
さすがにお前には賛同できんわ 罵倒の仕方がなんというか
708 :
名無シネマさん :2008/08/31(日) 18:42:14 ID:2/qZMY6g
707じゃないが俺は映画館で2回見て、DVDも買う位気にいったけどなぁ 不満点はサム・シェパード演じるフランクが ジェシーの死後にもう一度出てきて欲しかった位だな
あれを「西部劇の醍醐味がない」と言って、ピンと来る人はやっぱり多いと思うよ。
歴史あるジャンルなのだから、そういう固定観念はひとつの文化ではある。
まあ、作っている人自身が
>>700 の言うような意図なのだから、
そのことが批判にはならない気もするけどね。
まあ題材柄、そういう批判は避けられないんだけどw
もちろん、過去の「西部劇」のジェシー・ジェームズものを踏まえる意識はあったみたいだね。
踏まえた上で、いわゆる「西部劇」ではないものを作ろうって考えたんだろうね。
俺自身は、普通に「映画」として観てつまんなかった。
やたらもったいぶってる割には、会話シーンなんかの演出は平板だったしね。
心理ドラマは心理ドラマだけど、「退屈な心理ドラマ」だと思ったな。
逆に屋根裏部屋の銃撃戦シーンが意外と切れ味があったのを見ると、
もっと思い切って「西部劇」にしたらって思ったな。
長文スマソ。ここまで嫁。
そういう意味では、史実とはかなり違ってるけど「ヤングガン」は神だったんだな。
712 :
名無シネマさん :2008/09/01(月) 00:55:45 ID:yn3AoOLb
昨日「シルバラード」を観たが、すげぇ面白かったわ! 80年代の西部劇作品って地味で駄作が多いものだと思っていたが、この作品は間違いなく神だね
俺は公開時に劇場で見たが盛り上がらなかった。 でも「イキイキしたケビン・コスナー」という、 今じゃ珍しいものが楽しめるなwww
一口に時代劇と言っても、チャンチャンバラバラもあれば、愛憎劇、政治劇、人情物、シリアスな物から荒唐無稽な物まで、いろんな物がある。 時代劇とは、こうあるべきだなんて一々言う奴はいない。
俺は、ブラピのジェシー・ジェームスをとても気に入った。 途中までは、なにやらダラダラした展開で、登場人物の誰にも感情移入できないような 居心地の悪さが苦痛だったけど、ジェシーが死んでからの終盤がすごく好みでツボった。 3:10 to Yuma はまったく逆だった。スピーディーな展開と緊迫感のあるアクションで 引き込まれたのに、ボスを慕って必死になってた部下を…あのラストはねーわ。
>>714 西部劇という概念は時代劇よりチャンバラという言い方に近いと思うよ。なぜ西部を舞台にして人気ジャンルになったのか、なぜそれをベースにマカロニが派生したのかを考えれ。
>>716 そしたら314の時代劇をチャンバラに置き換え読み直してくれ。
と言うのは冗談で、俺が言いたいのは、そのジャンルの主流、本流から外れているからって『俺は認めねえ』なんて短絡的に言うなって事。
ホークスはスローモーションを多用したワイルドバンチを、あんなの邪道だと酷評したが、お宅らはガンファイトの一つの到達点として崇めているだろ?
時代時代によって、監督によって、或いは保守派かリベラルかによって様々な『西部劇』があっていいはずだ
>>717 狭隘なガチガチの保守派が多いから衰退したジャンルなわけだろ
本音ではインディアンぬっころしが見たいんだし、
現実のように黒人がけこう混じってるカウボーイなんぞみたくないって奴は多い
で、それを現在のアメリカの現実と調停できる才能が少なさ過ぎる
イーストウッドは「良心的保守」ゆえうまくやれたが、
素直にPC路線で作ると心理劇とかいわれてフルボッコ、
でもだからといってコンサバな奴がいまさら捜索者の続きを物語れるかというと無理
で、俺はファンの頭が固いのは仕方ないと思うぜ たまにそれをかいくぐるやつが出るから楽しいとも言える
720 :
716 :2008/09/02(火) 12:07:58 ID:dSfVgYsJ
「ワイルドバンチ」とオールド・ウェスタンを分かつものは 時代による美学・モラルの違い、西部劇というジャンルの成立の上での、本質的な違いではないと思うよ。 >なぜ西部を舞台にして人気ジャンルになったのか、 >なぜそれをベースにマカロニが派生したのか を考えたとき、「ワイルドバンチ」はその本道から外れてないことが分かるでしょ。 もし「西部劇」が作り手側にも観客側にも、ただ単に「昔の西部を舞台にしたドラマ」だったら、 アメリカ映画の歴史の中で一大ジャンルとして成立しなかったわけだよね。 作り手側がそこで何がウケるか(どのような「映画に向いた」要素があるか)を考え、 観客側では「このジャンルにはこういう魅力がある」と期待する。 そんな共通認識の上で、ジャンルというものは形成されていくわけだ。 その意味で「ワイルドバンチ」は、例えばフォードの無声西部劇「三悪人」と同じように、 西部劇であるわけで、実際いまの観客が見てこの二本は同じジャンルだよ。 ホークスの意見は旧世代から新世代への苦言であって、 「暗黒街の顔役」を撮った監督は「俺たちに明日はない」に対しても同じことを言うだろうし、 無声映画のチャンバラの監督がスプラッタ時代劇「子連れ狼」に対して同じことを言うかも知れない。 しかしこの二つの例で、新しいものがそれぞれのジャンル内にあることは明らかでしょ?
721 :
716 :2008/09/02(火) 12:09:15 ID:dSfVgYsJ
長くなってゴメン。続き。 もちろん君の言う > 時代時代によって、監督によって、或いは保守派かリベラルかによって様々な『西部劇』があっていいはずだ というのは当然だが、ジャンルの成立を本質的な点で見誤らせるような > 一口に時代劇と言っても、チャンチャンバラバラもあれば、 > 愛憎劇、政治劇、人情物、シリアスな物から荒唐無稽な物まで、いろんな物がある。 という言い方と同一にされるものではないと思うね。 昔の西部を舞台にしても、西部劇というジャンルの成立から外れていたら、西部劇ではない。 そしてもちろん昔の西部を舞台にしたからといって、西部劇を作る必要はない。 イーストウッドは「ダンス・ウイズ・ウルヴス」は優れた映画だが西部劇ではないと言ってる。 「ジェシー・ジェームスの暗殺」だって「西部劇ではない」と言われても、作り手としちゃ 「そうだよ、西部劇を作るつもりはなかったもん」てなもんじゃないだろうか。 別に心理劇でもいいじゃん。それ以前に、俺は映画としてあまり買わないけどね。
722 :
716 :2008/09/02(火) 12:11:59 ID:dSfVgYsJ
ちょっと訂正。
>>720 の
>時代による美学・モラルの違い、西部劇というジャンルの成立の上での、本質的な違いではないと思うよ。
は、
>時代による美学・モラルの違いであって、西部劇というジャンルの成立の上での、本質的な違いではないと思うよ。
の間違いね。スマソ。
723 :
716 :2008/09/02(火) 12:19:01 ID:dSfVgYsJ
蛇足ついでに言っておく。 別に「心理劇だから西部劇ではない」と言うつもりはないからね。 両立はするでしょ。 「心理ドラマの面白さは狙っているが、西部劇としてのジャンルの魅力はない」 ってところ。 そしてその魅力があろうがなかろうが、映画として良ければ構わない。 俺はいいとは思わないけどね。
人種問題ネグるなよ
725 :
名無シネマさん :2008/09/03(水) 14:02:57 ID:Kj5s/5Fe
「プロフェッショナル」は何度観ても面白いね(^O^) リー・マービン、バート・ランカスター、ロバート・ライアン、ウッディ・ストロード…渋すぎる!
726 :
698 :2008/09/03(水) 21:58:22 ID:aYtBVK+n
俺が一番気に入らないのは、銃撃が後ろからの騙し撃ちばっかって事 ウッド殺し以外は全部暗殺だろ、暗殺映画なんぞ見たか無いんだよ 人間模様も中途半端だし、あれじゃ「ゴットファーザー」の劣化コピーだな 西部劇なんて謳わずにギャング映画にでもしとけや 西部劇って奴は、マカロニに出てくる大悪党でさえも 最後は正面きって撃ち合って、命のやりとりするもんだ 西部劇なら西部劇らしく撃ち合って死にやがれ
>>726 同意。小生の見解と同じです。固定観念かもしれないが。。。
ペキンパーの『ダンディー少佐』とフォードの『リオグランデの砦』の2本、
シチュエーションは近いのだが、後者の方が西部劇らしいと思う。
>>726 「ビリーザキッド21才の生涯」」とかも卑怯な撃ち方ばっかりだったけど、
あんなのも西部劇じゃないのか?
729 :
名無シネマさん :2008/09/04(木) 00:27:33 ID:SQ4Gy6Nu
>>728 俺もそれは考えた
確かにあれも卑怯な撃ち方ばっかだった
でもビリーザキッド21才の生涯は好きなんだな、なんでやろ?
記憶が正しければ、あの映画での銃撃戦は
ビリー達が包囲された時の銃撃戦、看守2名殺し
決闘で裏切り者の仲間を騙し撃ち、パットのビリー殺しだったか
10歩いて振向いて撃ち合う決闘シーン、相手は9歩目でビリーを殺そうと振向くが
ビリーは2歩目くらいで振向いて銃を構えて待ってる
「ビリー汚いじゃないか」
「お前だって9歩目に振向いたじゃねえか」
みたいなセリフがあってで死んでいくんだよな
あれは西部劇じゃ、奇麗事ばかりじゃないニューシネマの西部劇じゃ
ただの権威主義だろ ペキンパーにはオーソリティーの後押しがあった
>>728 全然違うじゃん。
「ビリー・ザ・キッド21才の生涯」でずっと描かれてるのは、
撃つか撃たれるかの男同士の対決でしょ。
卑怯な手段も辞さないだけで。
トロントでエド・ハリスのappaloosaのプレミアあったけど ヒロイン役のレネー・ゼルヴィガーの評価が良くないみたいだ 好かれる役ではないけど仕方ないか
>733 最初、ダイアン・レインにオファーされてたらしいね。 原作の通りの役なら、ダイアンのほうがイメージに合ってたのに。
北米でベティカーBOXついにktkr
再来週、テレ東昼の映画番組でイーストウッドの西部劇特集やるんだね
737 :
名無シネマさん :2008/10/20(月) 13:22:46 ID:d/8mDwkC
もうすぐだ
荒野の用心棒面白かった 決闘シーンの緊張感が素晴らしいね 震えてしまう そして音楽かっこえー、モリコーネ天才だわ
荒野のドラゴンの音楽が素晴らしすぎる
やはりマカロニは苦手なことがわかりました。荒涼とし過ぎ。
そういえば北斗の拳ってマカロニ・ウェスタンの香りがするね
マッドマックス経由だけどな
マカロニは所詮マカロニですからね。『西部劇』じゃないんです。 ジンネマン、ペキンパーからニューシネマへの系譜は『西部劇』ですが、 イタリア製、ドイツ製、スペイン製はイーストウッドを出そうが、亜流です。 亜流が面白くないということでなく、正統がつまらないことも当然ありますが。
まだそんな事言ってる奴がいるのかw
いや、その通りだと思うよ。 マカロニに西部の風土はないからな。 そしてマカロニのバッタモンの面白さを、 「これも西部劇」なんて言い方で見過ごしてもらうと マカロニ・ファンとしては困るな。
俺もマカロニは駄目なんだよな 土埃と油汗と血をマジェマジェしたようなギトギトした連中ばっかだし やっぱ寒々とした荒野を舞台にした西部劇の方が好きだ それとマカロニはガンファイトをしても、なんか一発一発が軽い ラテン系の作る西部劇はどうしても愛憎渦巻くギャング映画になるし まぁ偏見だけどな
料理のマカローニは好きだけれどね。。。。
好き嫌いは誰にでもあるさ 俺の場合はマカロニ以外の西部劇で「これだ!」ていうのが無い 荒野の七人って正統派に分類していいのかな? どことなくマカロニが入ってる気がしないでもないんだが
>>735 観たい作品はたくさんあるのに、ソフト化されない
(日本版が出ない)というのがもう何とも癪ですね。
リチャード・フライシャー作品だとか…。
バッド・ベティカーBOXは絶対に買えよ
>>748 「荒野の七人」にマカロニが入ってるというのは本末転倒だよ。
本場の西部劇にはメキシコやその近辺を舞台にしたものがあって、
「荒野の七人」もそのひとつ。
んで、マカロニはメキシコ舞台の西部劇の設定を取り入れたものが多いから、
逆にマカロニっぽいなんて風に感じるだけ。
だいたい、マカロニの人気に火をつけた「荒野の用心棒」の方が、
後の作品だぞ。
>>750 「七人の無頼漢」のアメリカ盤は観た。ものすごい傑作だよね。
ベティカーのDVDって、日本盤は何が出てるのかな?
「平原の待ちぶせ」ぐらい?
>>751 日本ではあと灼熱の勇者っていう闘牛ものが糞画質で出てる
予約した。 話変わるが、日本版DVDが出ピアース・ブロスナン+リーアム・ニーソン の「セラフィム・フォールズ」がなかなかよかったよ。
755 :
名無シネマさん :2008/11/03(月) 09:49:26 ID:OJQ/qIBH
映画の名前がわからないんだけど 冒頭に男が二人でてきてそれぞれ 俺悪いやつ 俺いいやつと画面かきこまれて 大金の在処をいいやつが死にそうなやつから聞いて 悪いやつがいいやつを捕まえてしまう内容だったんだけど
夕日のガンマン(The Good, The Bad and the Ugly)じゃないか?
悪い。『続・夕陽のガンマン』と勘違いした。 3部作のひとつ。
758 :
名無シネマさん :2008/11/03(月) 10:46:30 ID:OJQ/qIBH
757 続・夕陽のガンマンですね ありがとうございます
759 :
名無シネマさん :2008/11/03(月) 14:30:00 ID:lBghX7Dc
古典的な西部劇の醍醐味はなんと言っても、西部の大地、メサとかが聳えて いるアリゾナや、オレゴン、テキサスの大地、青い空、サボテン そして何と言っても勧善懲悪(水戸黄門と同じだね)見た後がすっきりする もの。マカロニ(正確にはスパゲッティ・ウェスタン、マカロニ命名は 淀川長治さん)も嫌いでは無いが、全く別ジャンルと思っている。 インディアンがどうのこうという議論で西部劇は廃れちゃったー分からんで もないが。(大戦もので悪役日本人がばったばったと殺されるのを見るのは やっぱり嫌ですがね)時代劇で理屈を持ち込むのはどうもね。
ファンがそんなスタンスだから廃れちゃったんじゃないの
別に廃れたのは西部劇だけじゃなく、チャンバラ映画や仁侠映画、ドラゴン映画も同じ。 多分、ゲーリー・クーパー、中村錦之助、ブルース・リーなどの死とともに一般人の嗜好が 変わったのだと思う。 愛好家は常に変わらないが、興行を支えるのは一般人だから映画会社も作らなくなる。
762 :
名無シネマさん :2008/11/04(火) 10:09:39 ID:S+8GIuI5
>>760 映画ファンに時代の趨勢を変えるほどの力があるとでも思ってるの
かい。買いかぶりだよ。
荒涼とはしていても、もっと北部の寒々とした舞台の方が良いわ ワイオミング辺りが良いかな、荒涼とはしてても景色が良いし。 ワイオミングを舞台にした「天国の門」も映画としてはイマイチだったけど 景色の素晴らしさだけで見る価値があると思った。 「トムホーン」もワイオミングだったな
ワイオミングといえば「シェーン」だべさ
いえ「ララミー牧場」かと(映画じゃないし観たこと無いけどw)
ララミー牧場は見ていたが、ウェスタンというより実はホームドラマだった。 余りワイオミングの自然といった印象はなかった。 映画が終わった後の、淀長さんの『西部こぼれ話』が面白かった。 最初にアサヒビールをグラスに注ぐ場面が映り、一杯になるとこぼれる。 そこで「はい。みなさん、こんにちわ」ってな具合に始まる。。。 この延長線上に日曜洋画劇場でのトークがある。
「3:10 To Yuma」と「APPALOOSA」を 二本立てにしてくれたら通うんだけどなぁ 両方買っちゃう豪気な配給会社はいないものか
768 :
765 :2008/11/05(水) 22:43:11 ID:Fz9LIX/J
>>768 確かに、アキバのラジ館の2階でDVD売っているのですが、リージョンフリーの
プレーヤーを買うのもどうかと思い、毎度横目で見ながら別のものを買ってしまいます。
今もう一度観て、同じ感銘を受けるかと言えば、無理かなと思います。
>>753 そのバッド・ベティカーBOXは
日本の市販のプレーヤーでも観れるんでしょうか?
>>762 ジャンル映画の流行を終わらせるのはファンではなく
もっと幅広い一般大衆だよな。
だが
>>760 の言う意味も分からんではない。
ジャンル映画を量産するとき、
作り手が想定する観客タイプはそのジャンルのファンだからだ。
アンソニーマンのDVDBOXって出てますか?
「決断の3時10分」ってどうですか?タイトルに惹かれるのですが。
ベティカーBOX届いた あとで見よう超楽しみだ
>>775 ベティカーBOX
日本のプレーヤーで観れるの?
リージョン1プレイヤーを確保するのは基本でしょう
質問してもいいでしょうか。 「荒野の決闘」はラストシーンを別の監督で取り直したものが公開されたそう ですが、元のフォード監督が撮ったものはどういったものだったのでしょうか。 具体的でなくても構いませんので、よろしかったら教えてください。 また、二つを比べて、どちらのラストの方がよかったかもお願いします。
>>779 スタジオ・クラシックスで出ているのは両バージョン収録ですね。
比較は、ググれば記事があります。
>>761 日本じゃ万年勧善懲悪パターンの水戸黄門が
代替わりしながら40年近く続いてますが
>>782 TVでしか作られなくなって久しいですが
>>661 知らなかった、、
>>759 なるほどね
西部劇って70年代の休日テレビの定番だったなぁ
785 :
名無シネマさん :2008/12/03(水) 09:04:08 ID:zXi+vhLB
チャック・コナーズは、フルサイズのウインチェスターM92をスピンコックしてただよな、ジョン・ウエインは短く切り詰めたM92をスピンコックするのがやっとだった。 『ワイルド・バンチ』 『アウトロー』 『ヤング・ガン2』 ジョン・ウエインの作品では 『リオ・ブラボー』 『勇気ある追跡』だけした好きになれない。
ジョン・ウェインの「捜索者」は大味な映画だった。譬えるなら冷凍の鱈。不味くはないけどって。
787 :
786 :2008/12/04(木) 19:45:47 ID:ANWzWF/6
不味くはないけどを、食べられるけど、に訂正。
788 :
名無シネマさん :2008/12/07(日) 17:12:31 ID:GWV2rer7
『カウボーイ』 『必殺の一弾』 『決断の3時10分』 『去りゆく男』… '50年代次々公開されたグレン・フォード西部劇については、 誰も語ってないんだね。
>>788 『決断の3時10分』については語っている人多数ですが。
さかのぼって読んでみー
790 :
名無シネマさん :2008/12/07(日) 17:36:18 ID:GWV2rer7
うん。 『決断の3時10分』については語ってるんだけど、 グレン・フォードについて語られてないって意味。 やっぱり、忘れられたスターって事か…
グレン・フォードは西部劇映画の歴史に残る俳優ではないと思う。
『決断の3時10分』を観ましたが、よかったです。ここの人が何人もよいよい 言うだけのことはありました。最後の方は、泣けてしまって・・泣ける西部劇 っていうのもあるんですね。 リメイクも観たいなあ。最近の俳優はほとんど知らないけど、ラッセル・クロウが グレン・フォードの役だったらいいんじゃないでしょうか。 邦題はちょっと違うんじゃないかなあ。列車に乗せるか、諦めるか決断 したのは3時位だし、まあ「決断の結果の3時10分」ではあるのですが。 ここは原題をそのまま「ユマ行き3時10分」のほうがいいと思いました。
>>792 泣ける西部劇ってたくさんあるよ。有名どころでは
「シェーン」「荒野の決闘」「黄色いリボン」(ウェインが時計を贈られるシーン!)……
てか、西部劇って俺の中では涙比率高いwww
リメイクは、最近の西部劇としちゃ悪くないけど、やはりオリジナルには劣る。
特にラストは大問題。まあ、確かに役者陣はいい味、出してるけどね。
>>793 う〜ん、「ラストは大問題」というのが気になりますが、これ聞いたら
大変なネタバレになりそうなので黙っておきます。
795 :
名無シネマさん :2008/12/11(木) 21:27:42 ID:JVYB3vyj
今のところリメイク版は未公開ですか? やっぱり西部劇はお客が入らないってことですかね…
エド・ハリス&ヴィゴ・モーテンセンの「APPALOOSA」 来年日本公開かもしれない。 配給元はわからないけどバラエティジャパンのモーテンセンのインタビューの所に 「来年公開予定」って書いてある。
797 :
名無シネマさん :2008/12/20(土) 01:26:52 ID:s5830cbu
ある漫画のキャラなんですが、西部劇が元ネタっぽい気がする んですが、そうでもないですか? なにかあったら教えてください。 ドクQ(死神) 病弱な体質(愛馬ストロンガーも同様)。食べると爆発するリンゴを普通のリンゴと混ぜて配る危険人物。ドラム島の回想シーンでのシルエットや普段から背中に刀の袋のようなものを背負っている事から、剣士である可能性がある。 ヴァン・オーガー(音越) 長い銃身が特徴である「千陸」を使い、遥か遠方を飛ぶ鳥を打ち落とすほどの狙撃の実力を誇る。落ち着いた面持ちをしているが、エースがティーチの勧誘を断るや否や真っ先に発砲するなど好戦的な面を窺わせる。時折、詩の一節のような言葉を吐く。 口癖は「それもまた、巡り合わせ」 ジーザス・バージェス(チャンピオン) 大変好戦的な性格をしている覆面の大男。家一軒を丸ごと持ち上げエースにぶつけるなど、常人を軽く越す怪力の持ち主。笑い声は「ウィーハハハ」。 ラフィット 「西の海」で度を越えた暴力で国を追われた元保安官。シルクハットを被りステッキを持つ。
そうでもないな。 ドクQとやらは西部劇っていうより白雪姫のお妃だし。
799 :
名無シネマさん :2008/12/20(土) 13:36:57 ID:0yhvr9P0
「大いなる西部」(昔の白黒) 主演はゲーリー・クーパーだったかな。 最後に流れる♪愛しのクレメインタイン♪の曲も良かった。 西部劇は、ジョン・ウェイン、ジョン・フォード監督の、インディアン悪役で騎兵隊が良い役的な単純な物より、上記の様な じっくり人間関係を描いた、哀愁漂う西部劇が好きです。
「西部の男」じゃなくて?
801 :
名無シネマさん :2008/12/20(土) 17:20:54 ID:3dw8YF5t
「大いなる西部」はカラー作品で、 チャールトン・ヘストン&グレゴリー・ペック主演じゃなかった? じっくり人間関係を描いた、哀感漂う西部劇が好きなら、 クーパー主演の「縛り首の木」なんていいかも。
インターネットムービーデータベースでのファンのつける評価だと 一位と二位がレオーネ。5位も。 1. 8.9 Buono, il brutto, il cattivo., Il (1966) 112,636 2. 8.7 C'era una volta il West (1968) 54,416 3. 8.5 The Treasure of the Sierra Madre (1948) 25,544 4. 8.3 High Noon (1952) 26,963 5. 8.3 Per qualche dollaro in piu (1965) 30,666 6. 8.3 The Ox-Bow Incident (1943) 6,610 7. 8.3 Unforgiven (1992) 73,720 8. 8.2 The Gold Rush (1925) 15,582 9. 8.2 Butch Cassidy and the Sundance Kid (1969) 45,219 10. 8.2 The Wild Bunch (1969) 24,279
黄金と黄金狂時代って西部劇じゃなくね? つーか正統派の西部劇がないのが笑える。
日本でいう正統派西部劇って 白人主義の有色人種迫害のドラマだから いまのアメリカでは正統派西部劇こそ迫害される分野なんだよね。
マカロニがけっこう人気なのも、そのへんを明示した悪人のドラマだからだな
倫理観は、場所と次代によって変わるものだから、現時点で過去の 作品がどのような意味を持つかということが歴史認識というものだ。 この辺が古い映画を観ることの面白さだと思う。
>>806 そういう意味じゃ
>>799 が単純と切り捨てているウェイン=フォードの作品
のインディアンの描き方こそ興味深いよね。
戦前の「駅馬車」では、非個性的な悪の群れだったのが、
40年代末の「黄色いリボン」等の騎兵隊ものでは、
ウェインと一対一で話したり友好関係を持ったりする存在として描かれ、
56年の「捜索者」では、敵役ながら人間としての強烈な個性を見せた。
その後、ウェインは絡んでないが、フォードは64年の「シャイアン」で、
完全にインディアン側に立った映画を作ったね。
>>807 アパッチ砦では、白人がインディアンを敵にしてしまったという物語の骨格があり、
製作された時代としては画期的だった。
809 :
名無シネマさん :2008/12/23(火) 01:05:55 ID:16WKkXwQ
来年公開される「サーチャーズ2.0」 ラストはマジ笑えるぞ!
ウエスタンラリアット〜〜
>>809 なにこのユルそうなの。観に行こうかな。
あっユルそうなのは「サーチャーズ2.0」という映画のことです。
813 :
名無シネマさん :2008/12/31(水) 22:20:49 ID:IWLOaSVs
もうすぐ2008年も終わるが、初めてここにきて、ざっと読んでみました。 西部劇に詳しい方がいっぱいいて、非常に興味深い内容ですね。 個人的には、「荒野の七人」「ネバダスミス」「シェーン」「続夕陽のガンマン」が好きです。 面白くなかったのは、「ワイルドバンチ」「真昼の決闘」「片目のジャック」あたりです。 特にワイルドバンチは面白くなくて途中でやめた。血が飛び散るというのが違和感ありでした。 ちなみに、マカロニウエスタンについては、なぜ区別する必要があるのか私にはよくわかりません。 上のほうにもありましたが、初めて見たとき、既に両方ありましたし。 さて、正月休みにはまた西部劇を見たいのですが、近くのレンタル店のものはほとんど見たし、現代西部劇は好みじゃないんですよね。 それにしても、20年前の昔のビデオ時代にはたくさんの西部劇があって、「荒野の1ドル銀貨」とか見た記憶がありますが、 今はほとんどないですよね。まあ、20年の間に星の数ほど新作がでてるし、見たきゃネットショップでも買えるから仕方ないですけどね。 たいていのレンタル店で借りれるお勧めを教えていただければ幸いです。 よいお年を。(だれも今年は開けないでしょうけど。)
とりあえず大晦日なんで、「荒野の用心棒」と「夕陽のガンマン」と「燃えよドラゴン」の3本立てで行っとけ!
815 :
名無シネマさん :2008/12/31(水) 22:59:41 ID:IWLOaSVs
うわっ!見てくれた。 ビツクリ。 荒野の用心棒・夕陽のガンマンは見ました。夕陽の・・・はDVDもってます。 燃えよ・・・は違うのでは?デブゴンよりは近いですけど。。。
大晦日、アンチ紅白の皆さんは映画を観る片手間にネット・ウォッチングしてるよ。
817 :
名無シネマさん :2008/12/31(水) 23:43:13 ID:OSftQ/vL
駅馬車 続荒野の用心棒(残酷シーン多し) 夕陽のギャングたち ウエスタン イーストミーツウエスト(邦画、岡本喜八監督) 辺りかなあ
818 :
【大吉】 【76円】 :2009/01/01(木) 00:14:59 ID:O/6NtvqI
明けましておめでとう 今年はたくさん西部劇が製作、公開されますように
819 :
名無シネマさん :2009/01/01(木) 00:42:13 ID:vruwiIQJ
813です。いちお、あけましておめでとうございます。
>>817 ありがとうございます。
駅馬車とウエスタンは既に見てます。
駅馬車は最高ですね。特に最後のアクションシーン、ジョンウェインがあんな若々しい姿はあの映画でしか見たことありません。
他は見てませんので探してみます。ツタヤにはなさそうな気もしますが。
あけおめ ペイルライダーみたお。実録風のシェーンって感じかな。 イーストウッドが撮ると叙情性が漂う。ブルース・サーティーズの撮影も美しい。 それにしても主人公強すぎだお。
駅馬車の最後の決闘シーンは蛇足だと思ったけどなあ シーンとしては面白いけど、映画全体として見ると浮いてる
822 :
名無シネマさん :2009/01/01(木) 11:38:18 ID:vruwiIQJ
819です。
>>821 書いた後気付いたのですが、最後の前のアクションシーンです。
決闘シーンについては同感です。
そろそろレンタル屋いくか。
わかってないなあ。あのお約束感がいいのに。 デュエルは様式美でしょ
落馬したインディアンが馬車の下を転がっていくシーンが驚いた 何というど根性スタントマン
あれは、撮影のために特に車幅の広い駅馬車を作ったそうで、 演じたのは、当時有名なスタントマンだったそうです。 ああいう失踪シーンの高速移動撮影は、もうできないでしょう。
何よりも馬が偉いでしょ
「駅馬車」って上映時間99分なんだねぇ。 もっと長いかと思ってた。 あの時間であの密度はすごいな。もう、なんでも入ってるし。 最近のは長すぎるよ。
828 :
名無シネマさん :2009/01/02(金) 12:01:15 ID:7u1hdL1W
リメーク版は2時間くらいあったが、うんざりした記憶がある。
>825 >当時有名なスタントマンだったそうです ヤキマ・カヌート。 後にアクション監督になって数々の西部劇や歴史劇での馬や馬車を 使ったアクションを撮ってるけど、一番有名なのはなんと言っても 「ベン・ハー」の戦車競争。 知ってから観ると、なるほどって思えるよ。
830 :
名無シネマさん :2009/01/03(土) 20:25:07 ID:Y8aik4LC
オーディーマーフィーが見れるDVDを教えてください。
813へ他の人が列挙してるお勧め作品って・・・・・・・・・・・なんかツマラン作品ばっかり 西部劇好きと言っても色々タイプがあるんですね、ワイルドバンチは否定されてるし なんか西部劇好き同士でも、西部劇というジャンル内で全く趣味が合わんのは 西部劇嫌いより余計ショックやわ
まあ、西部劇という文化の世代による受容の違いといったものでしょうね。 良いじゃないですか。 このスレに来るということは、好き嫌いは別にして西部劇を認めているわけだから。
833 :
名無シネマさん :2009/01/04(日) 05:59:35 ID:7P1Z4EA1
このスレに来る人は、9割以上は西部劇が好きな人でしょ? その中で好みに違いがあるのは当然ではないですか? むしろその中で、その違いに付いて語るのが面白いと思うんですが、、、
まあそうだね。西部劇に限らず、映画の好みなんてね。 でも、俺も「ワイルドバンチ」は大好きだな。「真昼の決闘」も好き。 ちなみに、俺のベスト10本。 「アパッチ砦」 「ワイルドバンチ」 「拳銃王」 「赤い河」 「ロイ・ビーン」 「大砂塵」 「許されざる者」 「さすらいのカウボーイ」 「死の谷」 「殺しが静かにやってくる」
あ、「許されざる者」はイーストウッドの方ね。
836 :
名無シネマさん :2009/01/04(日) 22:19:09 ID:w5FrAppy
1975年8月号の米誌LOOKでインデアン人権擁護連盟会長のバンクスが ハリウッド西部劇について面白いことをインタビューで語っている。 「我々インデアンは無声映画時代から映画と言えば西部劇しか観なかったし 両親の時代にリザベーション内の映画館で上映されるのも西部劇以外は客が 入らなかった。 カウボーイとインデアンのおっかけっこが最高に面白かったし、負け様が どうしようが我々の先祖達がウォーボンネットを被り最新のライフルを胸に 抱き、崖上に立つ姿を見て誇らしく思った物だ。 我々は誇り高い民族だが実際にはあんなに格好良くもなく、あんなに強くも なかったので、白人が映画の中で真の敵として描いてくれたのが慶びだった のだろう。 1960年代になると西部劇が急に難解になりはじめ、一般のインデアンは 映画館から徐々に離れていった。」 映画の世界の受け手側というのは、こんな程度じゃないのかな。 我々だって「硫黄島の砂」などを観ている間は、日本軍じゃなく ジョンウエインに肩入れしているのと同じだと思う。
う〜んおもしろい。 最悪なのは無視したり隠蔽したりして表面化しないってことかな。
838 :
名無シネマさん :2009/01/05(月) 08:32:57 ID:ve43wn40
クリント・イーストウッドは、子供のころ見てたときは、カッコイーと思ったが、 大人になって見返してみると、かなり大根(失礼)だよなー。 表情やしぐさに面白みがないし、アクションも派手さが無い。 もっとも、そういう演技をしていたというのもあるし、それが魅力なのだが。 逆に同い年のスティーブ・マックィーンは非常に表情・しぐさに変化があり、 セリフの言い回しがうまい。西部劇ではないが、大脱走の演技は秀逸。
わざとらしい演技をするので、続荒野の七人では降ろされたというのは有名な話。
840 :
名無シネマさん :2009/01/07(水) 20:30:59 ID:tvLfXzbS
>>830 抜き射ち二挺拳銃
テキサス群盗団(日本未公開)
許されざる者
夜の道
勇者の赤いバッヂ
841 :
名無シネマさん :2009/01/07(水) 20:37:08 ID:X7pDdGdc
「3:10 to Yuma」をとっととDVD化して
842 :
名無シネマさん :2009/01/07(水) 22:58:58 ID:fNCpzvF2
>>840 ありがとうございました。ほとんど諦めてました。
843 :
名無シネマさん :2009/01/08(木) 01:34:07 ID:2ZrPw+6Z
『ノーカントリー』って西部劇の残滓を感じるのは俺だけか。
844 :
名無シネマさん :2009/01/08(木) 19:34:55 ID:oJ7NG2IZ
>>843 まったく正しい。
米国でのサイトでもこの映画のジャンル付けとして
「ドラマ、スリラー、ウエスターン」としている。
「イージーライダー」なんかもそうだけど、 アメリカ映画のロードムービーって西部劇の影響、濃いよな。 イーストウッドなんか、西部劇でないロードムービーも 全部西部劇っぽくなっちゃう。 「センチメンタル・アドベンチャー」「ブロンコ・ビリー」「ガントレット」 監督作じゃないけど、「ダーティファイター」シリーズなんかも。
846 :
名無シネマさん :2009/01/10(土) 00:48:49 ID:CHA43kBG
そういえばハードボイルド小説は、西部小説から派生したなんて話を聞いたことがあるな
847 :
名無シネマさん :2009/01/10(土) 12:39:50 ID:84iOSHia
ヘンリー・フォンダ、リチャード・ウィドマーク、アンソニー・クインの「ワーロック」が5月にDVD発売するそうだね! 待ってた甲斐があったよ(^O^) あの作品は俺の中で西部劇のベスト5に入る位好き
848 :
名無シネマさん :2009/01/11(日) 08:56:06 ID:AqPMYD0H
「ワーロック」 いいね! ウイドマークが儲け役の映画だったな。 フオンダの二挺拳銃のシルバーメッキした銃把がやけに格好いいね。 クイーンとフオンダはアープとドグの関係に一寸似てなくも無い。
849 :
名無シネマさん :2009/01/11(日) 09:11:09 ID:AqPMYD0H
追伸「ワーロック」 ウイドマークが利き手である右手甲を、ナイフでグッサリやられるところで 彼の顔が見る見るうちに茹蛸のように真っ赤になるとこなんざ、全くリキの 入った演技だった。 普通どんなに苦痛な演技をしても、なかなか瞬時に顔の色までは変らない。
100挺のライフルも発売
851 :
名無シネマさん :2009/01/11(日) 10:24:20 ID:INvI1asx
「悪の花園」も発売されるみたいだね! 「ワーロック」と同時発売。 後は「バファロー大隊」「ゴーストタウンの決闘」をDVD発売してほしい
852 :
名無シネマさん :2009/01/11(日) 20:37:17 ID:z2xkMRvR
ワイルドバンチを否定した愚か者だが、、、 この映画は、なぜかマカロニファンには受けず、正統派西部劇ファンに受けるようだ。 なぜ?
役者が皆、正当派西部劇の顔をしてるから
>>852 西部が開拓されてガンマンの時代が終わりを告げるという、いわゆる挽歌系の
ウエスタンをマカロニファンは敬遠する傾向にあるね。
それに対して、「シェーン」なんかは好きだっていう人多いよな。
ペキンパーは、なんといってもジョン・フォードやハワード・フォークスに連なる アメリカ西部劇のゴールだからね。 これ以後はニュー・シネマに突入するが、マカロニはどこにも源流がない。
ハワード・フォークス ……ご、ごめん、でも突っ込まずにはおれなかった
汗)
858 :
名無シネマさん :2009/01/11(日) 23:50:48 ID:CRfzLAN1
859 :
名無シネマさん :2009/01/12(月) 18:59:05 ID:ILiqysVx
860 :
名無シネマさん :2009/01/12(月) 19:11:53 ID:diMQ88Tz
ただホークスはペキンパー批判してたけどな
俺はマカロニの方が好きだけど正統派も嫌いじゃないよ そういう視点だとペキンパーは初期の方がいいな
862 :
名無シネマさん :2009/01/13(火) 01:07:19 ID:3EGjOhMY
ペネロペ・クルスとサルマ・ハエック共演の西部劇がわりかしよかった 二人ともあの時代が似合いすぎ
ガルシアの首見たよ 後半の、もう主人公が誰かと会うたびに撃ち合いになる様な、アクションの連続する展開が良いね その代わり、前半の、後半への布石やら、主人公と女とのぐだぐだした会話がちょっと退屈だけど… (特に女との会話は…、これが後半の主人公ぶち切れに繋がってるのは分かるんだけど…) そしてアクションシーンのカット割の見事な事 カットの積み重ねが非常にリズミカルで美しい まあ正確にはこれ西部劇じゃないんだけど…
864 :
南林間 :2009/01/15(木) 18:00:55 ID:t9B0iFQc
>>858 オートラリア製西部劇面白そうだね。
大体、昔から現代に至る迄、アメリカ人にとって、何も無いオーストラリアは
憧れの地なんだそうだ。
日本に住んで40年以上、能研究者で日本の古典芸能に通じているダンケニーという
米国人が日本の雑誌に下記のようなことを掲載している。
「アメリカ人の究極の憧れの地は、京都や北京のようなオリエンタルではなく、
ましてや、パリやロンドン、ローマのようなヨーロッパでもない。
何も無いオーストラリア、こここそアメリカ人が未だ見ぬ一番愛すべき地なのだ」
そういえば「明日に向かって撃て」でもラストのストップモーションがかかる寸前、
ニューマンが「オーストラリアに行こうぜ、あそこは英語も通じる!」と叫んでいたし
「ジュニアボナー」ではしがないロデオライダーのマックイーンが弱った親父に向かって
金が貯まったら一緒にオーストラリアへ行こう」と慰めていた。
大体アメリカと言う国は、無理やり連れてこられた黒人や、昔から住んでいるインデアン達を除き、
日系、中国系、ヨーロッパ系に関わらず、教育や財産も持たず、ガッツだけを持った一旗組のDNAを
持った人達だけが集まって出来た珍しい国だ。
だから現在でもまだまだ開拓の余地があるオーストラリアに羨望の目を向けるのがよくわかる。
ケネデイの父親もアイルランドから4ドルだけを帽子に縫い付けて米国に上陸、大富豪になったうえ、
息子を大統領にまでした男だが、晩年は「オーストラリアでもう一苦労したい」としきりに言っていたそうだ。
こういう2ちゃんならではのまっとうな 根拠なしの馬鹿な類型化にはほとほと辟易する。
「プロポジション 血の誓約」もオーストラリア舞台の作品だったな 島送りになった人たちの物語に近いものがあった
オーストラリアの西部劇といえば、マッドマックス2
868 :
名無シネマさん :2009/01/15(木) 21:53:32 ID:j6gfTQtx
西部劇?何で劇?
劇映画の『劇』でしょ
870 :
名無シネマさん :2009/01/15(木) 23:48:23 ID:bNvAInEH
>>867 マッドマックス1の方が正統派西部劇ぽいかな
2はありがちな近未来廃墟系サイバーパンクというか
北斗の拳系というか、西部劇ならマカロニ系
で、上げますね
>>853 >役者が皆、正当派西部劇の顔をしてるから
オーツは微妙だな
あと敵役のマパッチ将軍って、敵に対しては残忍ではあったけれども
部下の少年兵を気遣ったり、最終的にはパイク達との取引の約束を守ったり
(エンジェルが殺されたのも武器を敵側に横流ししたパイク側に非がある)
部下達からの人望もありそうだったし、そう悪い人間では無かったな
872 :
名無シネマさん :2009/01/18(日) 14:32:37 ID:sW7RGDjj
アーネストボーグナインのほうが微妙だと思うが。 ポセンドンアドベンチャーの石頭オヤジのイメージしかない。
>870 ありがちとか言うけど、マッドマックスからこの手のものが流行ったんだからな。 北斗の拳系って言い方も逆だから。
そうだよwマッドマックス2の影響をモロに受けているのが北斗なのにwww
>>870 マッドマックス2は近未来廃墟系ではあってもサイバーパンクでは無いな
サイバーパンクは電脳やらサイボーグやらが出てくる
攻殻機動隊とかブレードランナーみたいな奴
>>873 、874
マッドマックス2以前からこの手の映画はあったような
>>875 >マッドマックス2以前からこの手の映画はあったような
>>873 はマッドマックスからこの手のものが流行ったと言ってるんだぞ。
イタリア製西部劇は以前から作られていたけど、
荒野の用心棒から流行りだしたってのと同じ。
以前からあったとかそういう事じゃない。
877 :
名無シネマさん :2009/01/24(土) 00:25:55 ID:Jlwzn2az
オーストラリア実在のアウトロー、ネッドケリーを主人公とした映画は 日本では一本も公開されてないのか?
「太陽の果てに青春を」(70)は劇場公開されてる。ビデオ化の時に 「ミック・ジャガー/ネッド・ケリー」とタイトルが変わったので 紛らわしいが。ヒース・レジャーの「ケリー・ザ・ギャング」は DVDスルーだったが。
879 :
名無シネマさん :2009/01/25(日) 00:10:20 ID:pdVlXuhN
スカパー!で「荒野の用心棒」初めて見たんだけど、ほんと全っっったく「用心棒」と同じ話なのなw 時代が時代とはいえ、よくぞこれ程そのまんまを、黙ってやったもんだ。 これはこれで面白かったけどね。
黙ってやったわけじゃなく、ちゃんと金払っているでしょ。
東宝から苦情が来て払ったんやなかった? 「荒野の七人」はちゃんと契約して作ったようやけど
でも最後の決闘は荒野の用心棒の方がすげーだろ
>>882 の言う通り
黙ってやったけど、世界的大ヒットして、隠せなくなって、払ったのな
>>884 いや、撮影中に黒澤プロから抗議の手紙が来た。レオーネは「黒澤から
手紙が来たよー!」と分けもわからず、見せびらかして周りに止められ
た。製作側は汚い手を使って(詳細は『セルジオ・レオーネ/西部劇神話
を撃ったイタリアの悪童』参照)、裁判を回避。和解したものの結果とし
て作品はヨーロッパとアジアでだけ公開され、アメリカ公開は遅れた。
自分は知らないうちに"世界(アメリカ以外)最大のスター"になっていた
イーストウッドは後で仰天。
でも、そうやって無断でパクったものが、正式に権利を取得して作られた 「荒野の七人」や「ラストマン・スタンディング」などよりも はるかに独自の面白さとパワーを持った作品になることが往々にしてあるから 世の中わからない。
>>885 荒野〜DVDの東和社員のインタビューだと向こうに駐在してた東和社員が気づいて、東宝と東和に連絡して東和の社長がイタリアに乗り込んでったってなってたけど、
文章に黒沢プロが絡んでた事ほとんど触れてないし微妙にそっちと言い分違うね。
888 :
名無シネマさん :2009/01/28(水) 15:56:34 ID:O1iKzkv6
「血と怒りの河」のテレンス・スタンプの存在感は半端じゃない パラマウントでdvdも出してるのに誰も語ってくれんから淋しい 西部劇っていいよなぁ、ロマンがあるし風景もきれいだし
DVDの背表紙はリカルド・モンタルバンだがな
890 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 00:45:13 ID:CGT44Y57
「戦う幌馬車」「大脱獄」 が好きな俺がきましたよ
891 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 08:09:24 ID:CGT44Y57
マイナーだけど面白い西部劇って無いかな? 「チザム」とか「アルバレス・ケリー」とか面白いよね。 チザーム♪ジョンチザーム♪
892 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 13:58:33 ID:AttoznA8
さっき親父と「馬上の二人」のLDを観た。 中々面白かったぜ! さすが神様J・フォードさんにJ・スチュアート&R・ウィドマーク! そんな俺は21歳(^O^) この後は、 「ゴーストタウンの決闘」 「ワーロック」 「アルバレス・ケリー」とウィドマーク作品を観ますわ
893 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 14:50:29 ID:CGT44Y57
ゴーストタウンは悪役勢がいいね。 特にヘンリー・シルバw デフォレスト・ケリーも出てたっけ
894 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 15:07:34 ID:CGT44Y57
500円のやつっていいのあるよね。 ホパロング・キャシディ、オーディ・マーフィ、「遠い太鼓」とか。 ダイソーには「スポイラーズ」「ユタから来た男」なんてのもある。
895 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 19:06:05 ID:CGT44Y57
ホパロング・キャシディじゃなかった。 「愛馬トリッガー」なんてどれだけ売れてるんだかw
896 :
名無シネマさん :2009/02/08(日) 20:21:39 ID:MND8wM1Z
「愛馬トリッガー」俺、輸入盤持ってるにも関わらず、 ご祝儀がわりに発売と聞いた途端、すっとんで買いに行った。 ロィロジャースの数少ない本編なので、Bウエスタンのシリーズと違い 歌が少ないのが難点だが・・・。 西部劇フアンであると共に、カウボーイソングフアンでもある俺としては 予告されていたテックスリッターやジーンオウトリーなども発売してから 事業撤退して欲しかったな。 Bウエスタンのロィロジャース、ジーンオウトリー、テックスリッター、ジミーウェークリー、レックスアレン エデイデーン、テックスウイリアムス、スペードクーリー等、アメリカでも各社からセットやなんかで どんどん廉価盤ででてるんだから、一人一枚に2作品位に詰め込んで(Bウエスタンの場合、一本50分 以内)是非発売して欲しい。 米国に限らず、英国やドイツ、フランスなどではどんどん発売されているのに、日本では全然発売されない。 内容なんかどうだっていいから、50分以内に5曲以上歌の挿入されているやつを希望。
897 :
名無シネマさん :2009/02/08(日) 22:44:51 ID:EMcC8JUl
日本ではBウエスタンはコアなマニア に限られるので、リリースしても売れないだろうねぇ。 西部劇好きな若い人でもBプログラム(1時間以内)の 西部劇に興味持つ人ってなかなかいないだろうなぁ。 それにしても「季刊映画宝庫・さらば西部劇」で紹介されてたB作品 が今では観やすくなるなんて隔世の感があるな。いやはや。 この本、ウィリアム・エリオット特集とか B西部劇スター名鑑とか濃すぎw
ベティカーのボックス出すべき
899 :
名無シネマさん :2009/02/08(日) 23:41:56 ID:MND8wM1Z
>>897 やはり駄目ですかね・・・。
廉価盤各社とも同じ作品をあんなに競って出すのなら一,二枚くらい
出してくれてもいいと思うんだけどな。
50代から70代までの人達で一度もBウエスタンを見たことは無いのに
若い頃、音楽や彼らのコミック雑誌から大フアンになった連中が多いので
かすかな期待を抱いたりしている。
かれらのコミックやLP,CDをコレクトしているお年寄り達に聞くと
俺と同じように彼らも輸入盤は揃えているが、「廉価盤で発売してくれりゃ買うよ。
但し正規盤の値段じゃ年金暮らしとしちゃ苦しいけどね」とのことだった。
900 :
名無シネマさん :2009/02/09(月) 19:49:30 ID:ulCL4W94
901 :
名無シネマさん :2009/02/09(月) 20:02:00 ID:Y0v3mUPH
六番目の男 必殺の一弾 地平線から来た男 五枚のカード をソフト化しろ
902 :
名無シネマさん :2009/02/09(月) 20:15:13 ID:ulCL4W94
500円で出てるJ・ウェインの『西部地獄街』って『荒野の激闘・モンタ ナの掟』のことだったのか。国内ソフトで見れるウェインのBウエスタン ってこれと『ユタから来た男』くらいか。 これ確か「映画宝庫・さらば西部劇」(実家に置いてるので手元にない) での座談会で“幻”扱いされてたような・・・(日本のポスターには アラン・ラッドの名前があったのだが、実際には出演していないことが 話題になってたな)。 厨房のとき、この本見て「あぁ、一生観れないんだろうなぁ」と 思ったものだったが、今じゃ500円で観れるとは・・・ つか我ながらオヤジ臭い中学生だw
903 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 00:18:58 ID:L1lN0OZn
ダイソーの「ユタから来た男」、安いんだが、 後入れの今風のBGMはけしからん。 高くてもダイソー以外のものを買うべき。 映画は単純明快な娯楽作品で楽しい。 フォード作品もいいがBウエスタンスターとしての ウェインもいいもんだよ。
904 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 10:57:21 ID:yvWm63V3
テックスリッターはガキのころ新宿の三越で買い物しているのをみた。 チェットアトキンスや「エンドオブザワールド」のスキーターデイビスを引きつれ 団長としてきていたように思う。 テックスウイリアムスはやはり新宿のいまはなきウイッシュボンという カントリーのライブハウスで一時間半の彼のショウをみた。 演奏中リクエストで彼の初期1940年代の全米ヒット「フォーリンリーフ」を リクエストした人がいて大感激していた。 60歳をとっくに過ぎているにも拘らずハンサムで素晴らしい低音とサビでスインギーに 15,6曲、あっというまに唄いこなしていた。 終演後サイン会だったが余りにも希望者が多いので一人一回ということだったが 皆彼のLPやEPを沢山持参しているのが多く、日本側スタッフの制止にも関わらず 喜んで全部にサインしていた。 私も6枚の彼のLP全てにサインして貰い、握手までしてくれた。 見た時代は違うが、二人とも素晴らしいカウボーイハット、カウボーイスーツ、ブーツを 着用していた。 彼のフアンで当時アメ横でモデルガンやカウボーイグッズを売っていた人が「あのバックルは 今じゃ10万以上するぜ」と言っていた。
905 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 15:31:44 ID:yvWm63V3
ジミーウエイクリーの「モンタナの夜」は、私の子供の頃 小坂一也が日本語で唄い、このマイナー調の曲は日本では 小坂が「モンタナの歌」と言うタイトルに替え、哀愁を帯びた 声で日本国中大ヒットさせた。 もちろん映画はBウエスタンだったので日本未公開 ♪つーきのモンタナー あわーいひかーり♪
906 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 16:29:28 ID:L1lN0OZn
今の若い人に「Bウエスタン」と言ってもわからないだろうなw 一応解説すると昔のハリウッド映画では公開の仕方として 普通の尺数の映画(本編)に添え物として上映時間1時間以内の作品を付けていた(Bプログラム)。 BウエスタンとはBプログラム枠で作られた西部劇のこと。 「荒野の激闘・モンタナの掟」、IMDB見たらかなりの好評価だな。 ウェインの自惚れ屋キャラが楽しい映画なのに 日本ではマイナーだよなぁ。 今日は「ブルースチール」買いにいくか。
907 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 18:55:03 ID:yvWm63V3
そう、当時米国でのBウエスタンブームを聞き日本でも 田端義夫や高田浩吉主演で「歌入り道中シリーズ」を次々 製作、映画だけでなくレコードでも大当たりしたが、 これらはBではなく予算、上映時間もたっぷりとった本編。 大体シンギングカウボーイのBウエスタンスター達は、有名でも映画出演ギャラは 極端に安いが、副次商品であるレコードやコミック、キャラクター商品で 大稼ぎでき、本人達はとっくに死んだにもかかわらず、未だにCDやキャラクター商品の 莫大な金が遺族達に流れ込んでいるし、アメリカ国民にとっては全員が未だに神扱い。 東京デイズニーランドでもコーヒーマグやバンダナ、ランチボックス等、かれらのキャラクター商品が買える。 ジーンオウトリーはベガスにサンズなど高級ホテルを四つも所持し、長谷川のいた大リーグ、エンジェルスの オウナーで、球場レフト側フエンスにはジーンの顔が大きく描かれていたし、外野中央にはサボテンと岩が置かれていた。 ジミーウエイクリーは金があまってしょうがないので、トミードーシー楽団など有名なバンドを多数所持していた。
908 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 22:13:44 ID:gT2arZ1L
笠間しろうのハードボイルドシリーズを単行本化して欲しい 国会図書館行っても連載当時の漫画天国は軒並み欠号してる 60年代の劇画雑誌には西部劇の読み切りがたくさんあったんだよな
909 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 22:27:41 ID:5KndmPzf
まぁ、このスレの過疎っぷりが今の西部劇不人気を物語ってるなぁorz
だってマカロニは認めないとかそんなのばかりでめんどくさいんだもん
俺は西部劇ファンだが、マニアじゃねえし
912 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 22:46:07 ID:L1lN0OZn
児玉数夫大先生はマカロニもチェックしてるのにな。 マカロニでもハリウッドでも面白いものは面白い。
913 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 23:01:35 ID:5KndmPzf
アマゾンで↓のCD注文した・・・。 「Singing Cowboys Collection」 1. Sioux City Sue - Gene Autry 2. Cool Water - The Sons Of The Pioneers 3. (I Dreamed Of A) Hill-Billy Heaven - Eddie Dean 4. No One To Cry To - Foy Willing and The Riders Of The Purple Sage 5. High Noon (Do Not Forsake Me)- Tex Ritter 6. Cowboy’s Night Herd Song - The Sons Of The Pioneers featuring Roy Rogers 7. If You Ever Come To Texas - Dale Evans 8. It’s My Lazy Day - Smiley Burnette and The Ewing Sisters 9. Saddle Pals - Jimmy Wakely 10. Cimarron (Roll On) - Johnny Bond 11. In My Stable (There’s An Empty Stall) - Monte Hale 12. Let Me Ride Down In Rocky Canyon - Ray Whitley 13. I’m A Young Cowboy (Streets of Laredo) - Rex Allen 14. Shame On You - Spade Cooley & The Western Swing Dance Gang, Vocal by Tex Williams 15. Which Way’d They Go - The Cass County Boys (From the Republic picture Saddle Pals, 1947)
914 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 23:14:30 ID:5KndmPzf
The Sons Of The Pioneersといえば、ケン・カーティスだが、 この人、なぜかクズ映画として名高い『人喰いネズミの島』 『大蜥蜴の怪』(共に1959年)を製作している。この2作品の 監督はレイ・ケロッグという人物で、後にウェイン御大と連名で 『グリーン・ベレー』の監督として名前を連ねている。 「なんで『人喰いネズミの島』の監督が『グリーン・ベレー』 のような大作の監督を任されてるんだろう?」と思ったもの だったが、ケン・カーティスがウェインにケロッグを紹介 したのかもしれんなぁ。
915 :
名無シネマさん :2009/02/10(火) 23:24:58 ID:5KndmPzf
西部劇ネタでなくてすまんが、『人喰いネズミの島』という 作品は「巨大ネズミ=犬にヌイグルミを着せたもの」という事で 悪く評する人がいるが、映画自体はそれなりに楽しめるもので、 ドラム缶(?)の中に人間が入って、巨大ネズミの襲撃に耐えながらも 安全地帯までなんとか移動するクライマックスは必要以上に盛り上 がる。 幌馬車をインディアンの群れが襲撃するようなものだなw ウェインが『グリーン・ベレー』の監督にケロッグを決めた際、 ウェインも参考として『人喰いネズミの島』を観たのか?と思うと なんだか笑えるんだよなw
916 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 00:29:06 ID:aGUNvwJX
>>913 14曲目のスペードクーリーについて。
多くのシンギングカウボーイ達が酒煙草もやらず、離婚もせず、大金持ちで
長生きしたのに比べ、このチェロキーインデアンのスペードクーリーだけは
ロィロジャースと自分の女房の仲を邪推して泥酔した挙句、子供達の前で殴り殺してしまった。
一級殺人で電気椅子のところを、当時俳優組合会長で親友のロナルドレーガンが各社撮影所内を
駆けずり回り、役者、スタッフ、経営陣達の署名を集め、終身刑に減刑して貰った。
そして10年後役者をやめ、カルフルニア州知事になると同時に彼の仮釈放にサインしてやった。
尚クーリーの奥さんはロィのフアンではあったが、生前一度もあったことはなく、面会に訪れた
ロィロジャースに、誤解して悪かったと陳謝した。
ジーンオートリーは米国や日本のフアンには「鞍に戻ろう」が有名だが、彼の作った歌で世界的に
有名で今だに毎年世界中から著作料が彼の遺族にながれこんでくるのは「赤鼻のトナカイ」
917 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 00:58:14 ID:aGUNvwJX
>>914 サンズオブパイオニアーズはロィロジャースとボブノーランが作った
コーラスグループだが、ジョンフオードが昔から彼らの大フアンで、
遂にフアン気質が昂じて彼らの歌だらけの「幌馬車」等を作ってしまった。
「リオグランデの砦」でも彼らを全面的に出演させ♪家へ帰ろうキャサリン♪では
ボブノーランではなく珍しくケンカーチスがソロパートを取っていた。
フオードとパイオニアズの面々は家族付き合いしていたが、フオードの娘がケンカーチスに
惚れ結婚してしまった。(後 離婚)
そういったわけで、ケンは歌の世界から離れ、「捜索者」なんかでは何時もポーチに座っている
変なオヤジや、「ガンスモーク」では斜視で蟹股のフエスタス役で大当たりした。
918 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 15:32:27 ID:oP4y065i
「捜索者」のケン・カーチスって変な役どころだったが、あれはなんなんだろうな。 「サンズ・オブの人なのになんかイマイチな役だなぁ」と思ったものだ。 ゲテモノ映画を制作したりと、やや独特の嗜好があるのかもしれん。 児玉数夫いわく「西部劇はBに始まりBに終わる」んだとかw
919 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 16:11:09 ID:oP4y065i
往年のハリウッド西部劇の楽しさって明朗な道徳観なんだよな。 マカロニの面白さはエグさと過剰なサービス精神。 両方好きな俺なんだが、近年の西部劇はどうも苦手(そういや「テキサスSWAT」は面白いね) 近年のやつでも「トレマーズ」や「フロムダスクティルドーン2」のような変形西部劇は好きだな。 現代西部劇といえばスタージェスの「日本人の勲章」って 面白いんだがDVD化遅いな。 スペンサー・トレイシーが片腕のカラテの達人って、よくよく考えたらバカ映画なんだがw
俺は明朗な道徳観に一切興味ないから一部マニアの言うことがピンと来なかったのか
921 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 16:56:04 ID:oP4y065i
ハリウッド西部劇でも「折れた矢」とか「無頼の群れ」とか「真昼の決闘」のような作品は 映画としては面白いが、ノーテンキな道徳観が無いので西部劇作品としては好みじゃないな。 単純娯楽西部劇のノーテンキな道徳観はハマれば麻薬性があるお。
いや、それを盾に色々な作品や若者世代に説教垂れるマニアがいるじゃん ああいうの余計
つまり、PCによって叩かれていた価値観の持ち主だったりするわけだ 「やっぱ死んだインディアンだけが良いインディアンっしょw」みたいな常識ねw そういう心地よさってわかるけどさ、 あくまでも俺から見るとキワモノ映画の一種に見えるぜ
924 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 17:12:59 ID:oP4y065i
まぁ古典西部劇であろうがマカロニであろうがゲテモノ西部劇であろうが 楽しんだもん勝ちだけどね。 説教なんてする気は起きんw
昔のエンタメに詳しいマニアのイメージって、 粗っぽく言うと「ジャズ喫茶」でしょう そのへんの芸術分野以上に不明瞭な評価基準があるというか 日本で西部劇がその域を超えなかったのは本当に残念
残念かもしれないが、古い人にとってはTVの水戸黄門みたいな安心感があった。 時代遅れかもしれないが、、、、 西部劇には水戸黄門のように引きずっている何かがない。。。。と思う。
927 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 17:52:55 ID:oP4y065i
Bウエスタンってアメリカ本国では基本的に子供向けプログラム。 だから単純で楽しい作品ばかり。 今の日本でたとえれば「なんとか戦隊なにレンジャー」に近いかもしれんw ああいう戦隊モノで主人公が劇中J-POPとか歌ったりすると すんごく楽しそうと思うんだがなぁw
928 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 18:07:27 ID:oP4y065i
往年のハリウッド西部劇(特にBウエスタン)とか 若い人も見だすとハマると思うんだが、見させる きっかけが無いよね。 ソフトが多すぎる中で古典西部劇をチョイスさせるのは どう考えても難しい。 Bウエスタンの国内のファンなんてあと何年もすれば かなり少なくなると思う。 こういうものの継承はなかなか難しいもんだよな
929 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 18:23:03 ID:oP4y065i
ホラー映画でもあるよな。 昔のユニバーサルホラーやハマーホラーは好きだが、 スプラッター・ホラーは嫌いっていうタイプ。 あと「ドリフや欽ちゃんは好きだが最近のお笑いは嫌い」とか。 まぁ気持ちはすごくわかるんだが、 自分の趣味を人に押し付けようとするばかりか、 「こういうものを好むヤツはアフォ」 みたいな論をかますのは慎んでほしいな。
930 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 18:31:24 ID:oP4y065i
ロイ・ロジャースやジーン・オートリーが 酒飲まなかったってホントかなぁ。 ちびっこのヒーローのイメージを演じている事情から「表向き」 ではないのかな。
Bウエスタンのテレビ物ってどうやって見ればいいのさ?
932 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 20:51:38 ID:rK5bE2R+
好みでない西部劇は「西部劇である必要がない」ようなやつ。 舞台が西部ってだけの作品ね。西部劇のフォーマットを借りて社会派ドラマ (人種差別問題が多いかな)を展開するようなやつね。 「真昼の決闘」はアクション・サスペンスとしては面白いが、なんかヌーベ ルバーグ的、ニューシネマ的だよなぁ。 ニューシネマ的といえば、リーヴァンクリーフの『荒野の七人/真昼の決闘』 は意外と面白かった。 このシリーズで一番つまらんのは『新・荒野の七人/馬上の決闘』。 なんも魅力のない映画だった。 『続』はエミリオ・フェルナンデスが悪役なのがよろしい。
さっそくこういう人が来たよw 社会秩序固定ものが好きなんだろ? チャイナとかジャップは隅っこでガタガタ震える商店主とかな
934 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 21:37:10 ID:rK5bE2R+
>>933 ん?
自分は「単純な娯楽」が好きなのよ。西部劇に“社会派テイスト”は別に
持ち込まんでいいだろーって感じ。まぁ、目くじら立てて嫌うほどでは
ないけどね。「面白いけど、西部劇の楽しさじゃないなー」って感じ。
「真昼の決闘」って市民が事勿れ主義者ばかりなので、典型的な「古き
良きアメリカ映画」では無いからね。ニューシネマとしては面白い作品
だと思うよ。もちろん主題歌も名曲だし。
935 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 21:43:22 ID:rK5bE2R+
SF映画には異星人とのドンパチや交流の様子を期待するけど、 「地球人とX星人との人種間差別問題を扱った問題作」とかは あんま期待せんのよ(面白かったりするかもしれんが・・・w)。 西部劇もそれとおんなじかな。 「面白いと思う」のと「好き」とは別物でしょ。「面白くないけど、 個人的には好きな作品」ってあるでしょ。そういうことです。
936 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 21:48:06 ID:rK5bE2R+
ガキのとき、イーストウッドの「アウトロー」ってすごく嫌いだったが、 中年になった今観ると印象が違うかもしれないな。 「シノーラ」とかスタージェス作品としては評判悪いけど、単純明快 で面白いよね。 「荒野のストレンジャー」とか古典西部劇ファンは激しく嫌いそうだな。
937 :
名無シネマさん :2009/02/12(木) 00:06:02 ID:VlO+6r8/
昔に観た映画で「荒野のアニマル」ってあったなぁ。 なんかどうしようもないレイプ劇だったが、ビデオ出てたんだよな。 当時「アニマル」とかいうエロ映画があったのかな。 それにあやかって「荒野の」って付けたんだろうな。
938 :
名無シネマさん :2009/02/13(金) 22:46:15 ID:dF9H0Lw1
ていうか「真昼の決闘」は社会派どうこうより演出があざとすぎて見るに耐えなかったな。 ティオムキンのねちっこい音楽に合わせて町の人々のクロースアップの連続、そして時計。 あれはすごいイライラした
エグザイル 絆 『ザ・ミッション』の続編的作品。前作は黒澤や北野へのリスペクトが感じられたが 今作はペキンパーやレオーネへのリスペクトをひしひしと感じた。 時代背景、設定こそ香港ノワールだが、脚本、演出が西部劇のそれ。ベースはワイルドバンチ。 ペキとレオ好きにはオススメ。
940 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 14:23:41 ID:39iAAY3J
若い頃はペキやレオ好きだったが、歳取ると単純なドンパチがいいなぁ。 フォードもいいけど、もっとノーテンキなやつがいい。 そういやアンドリューVマクラグレンってフォード直系のはずだが、 後年は平凡なアクション映画撮ってたよな。 器用以上でも以下でも無かったということか。
>>940 「シェナンドー河」見ればそんなこと言えなくなる。
「真昼の決闘」はゲイリー・クーパーの情けなさそうな顔が観る気を削ぐので観てない。
真昼の決闘を象徴的に叩く奴って多すぎないか? 趣味の共同体って感じだな 任意の一本にすぎないだろ わざわざ目くじら立てないでも
捜索者、面白い
945 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 17:33:33 ID:39iAAY3J
ジミー・スチュワートの「スタンピード」って あまり話題にならないけどいい映画だよな。
>>942 結婚という最良の日に悪漢と決闘しなければならない矛盾と
市民の裏切りで単独の決闘、相手は複数、情けない顔どころか
俺なら泣いて土下座して謝るよ。
947 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 17:43:58 ID:39iAAY3J
マクラグレンはいい作品撮ってるのに映画史における扱いが なんかイマイチだよな。 よく言えばフォードタッチの後継者、悪く言えばフォード作品の亜流。 そこのところに彼の限界があったのか。 それとも天狗になって同業者から嫌われたのか。 1970年代後期の一連のイギリス産アクション映画 観てると、かつて西部劇作品を撮ってた人物と同一人物か?と思ってしまう。
948 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 17:54:26 ID:39iAAY3J
西部劇ファンになりたての頃に見る映画って「駅馬車」「荒野の決闘」「真昼の決闘」なんだよな。 そういやクレメンタインことキャシー・ダウンズって 1950年代のAIP製ゲテモノ映画(「海獸の霊を呼ぶ女」か 「原子怪獣と裸女」かなんか)にイマイチな役で出てたなぁ。 結局三流女優で終わったが、映画史に残る作品のヒロイン としてその名が残ったので幸運だわな。
949 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 18:11:45 ID:39iAAY3J
「真昼の決闘」は好きだが嫌い。 そういう人多いのでは。 西部劇マニアからすると「ジンネマン?けっ」「こんな市民、古きよきアメリカ映画のそれじゃない」となる一方で、 「ファンになりたての頃に観て興奮したなぁ」「主題歌はいいよね〜」 と思ってる人が多いだろうし。 確かに西部劇を多く観ていくと「真昼の決闘」は正統派西部劇ではないことに気づくからね。
950 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 18:22:14 ID:39iAAY3J
バート・ケネディは晩年は「マイホーム・コマンドー」 というハルク・ホーガン主演のユルいファミコメ作ってたが、 「夕陽に立つ保安官」でも見せた職人的ユルさは健在だったなw
951 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 20:22:50 ID:5URVS0bB
>>950 つうか、「マイホーム・コマンドー」とか観ると、
何でこんなもんがこんなに楽しいんだろうと不思議になる。
ジャンル映画を作り続けてきた人の強さなんだろうか。
953 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 21:35:14 ID:5URVS0bB
USでは「夕陽に立つ保安官」「地平線から来た男」の2in1パック でDVD出てるのに日本はどうしたもんかね。
現在の視点で見れば、正統も異端も(古い)西部劇ということになる。 私などはどちらも楽しめるからラッキーと思う、それでいいや。。。
955 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 22:02:25 ID:5URVS0bB
そういやクリストファー・ジョージって俳優、ウェインにかなり 可愛がられてたようで、共演作が数本あるが、ウェインの威光が 陰ってくるにしたがい、役に恵まれなくなり、晩年には『エクスタ ミネーター』なんつうゲテモノアクションに出たり、イタリア行き してスプラッター『地獄の門』で脳味噌グシャリとされる役なんて 演じている。 死因は心臓発作で、TV「ラットパトロール」での撮影中の事故が遠因 といわれているが、役者として落ちぶれていくのをヒシヒシと感じて たであろうことも関係してそうだよな。
最初に見た西部劇がそれだったせいか、今でも好きな西部劇ナンバーワンは『ウエスタン』なんだ。 若き?ブロンソンがハーモニカ吹きながら唐突に現れるシーンは今見ても痺れる。
957 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 22:38:51 ID:5URVS0bB
「真昼の決闘」ってJ・ウェインが激怒したんだっけか。 ジンネマンが45歳の時の作品か。 この作品に映画的魅力を感じるのは、その実体は社会批評ドラマなの に、西部劇(=娯楽映画)としてキチンと成立していることだな。 主張・メッセージだけの頭デッカチな映画じゃなく、「映画は楽しめて ナンボ」と、映画人の志が感じられるのがうれしい。 映画監督志望の人って演出力が未熟なくせに思想的な映画を作りたがる 人が多いというイメージがあるが、そういう人にこの映画を見てほしいな。
958 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 22:43:46 ID:5URVS0bB
好きな西部劇ナンバーワンは『戦う幌馬車』。 俺が子供の頃に初めて「西部劇」と意識して観た作品だから。 ジョン・ウェインの追悼番組としてゴールデン洋画劇場でやった んだよな。月曜ロードショーでは『ブラニガン』だった。
959 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 22:59:09 ID:5URVS0bB
>>956 「ウエスタン」ってTVの洋画劇場枠で観たんだが、面白かったけど、
だいぶカットされてるんだろうな。
「続・夕陽のガンマン」も洋画劇場枠で観たが、すんげー面白かった。
しかし、後になって正しい上映時間を知ってビックリ。こんだけ
長いと絶対ダレそう!と思っていまだ正式版を見てない。
正式版よか正味90分前後の洋画劇場バージョンのほうがコンパクトに
まとまってるので絶対面白いはず!w
>>959 まああのうだるような長さがレオーネの魅力なんだけどねw
「ワンス・アポン・イン・アメリカ」とか3時間半wwwでも無駄なシーンがあるのかといえばそうでもないんだよね。
まあ舎弟がケーキ食うシーンはいらんといえばいらないがw
「ウエスタン」も冒頭や決闘シーンのとてつもない長回しが逆に好きなんだ。
人によっては飽きるけど個人的にはああいう緊迫感を持続させるねっとりこってりな演出が大好き。
961 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 23:09:29 ID:5URVS0bB
「続・夕陽のガンマン」洋画劇場バージョンは「3人のガンマンが 繰り広げる西部活劇」って感じでコミカルで面白かったんだけどね。 詩情とかそんなのはほとんど無かったような。とにかく「活劇性・娯 楽性が強くて楽しかったなー」という印象。 おそらくは正式版とは別物になってるんだろうなw
962 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 23:09:48 ID:KdlpTsB9
西部劇なら 明日に向って撃て! がすき。
>>962 「俺も明日に向って撃て」は好きなんだが
ここでは否定されがちなんだよね
マニアさん達には不評なようで
>>957 ウエインは知らないがハワード・ホークスは激怒した。「プロの保安官が
町の住民に頼るのはおかしい」と、「真昼の決闘」へのアンチテーゼとし
て「リオ・ブラボー」を作った。「アメリカン・シネマ/ウエスタン」の
中で、ジョン・スタージェスも同じ理由で「真昼の」を貶してたな。
でも、「真昼の決闘」はホワイトハウスでもっとも数多く上映された
映画だってキネ旬に書いてあったなあ。
ウエインがマカロニ嫌いだったのは確か。「クリント・イーストウッド/
アウト・オブ・シャドーズ」で、「「ラスト・シューティスト」撮影中
にドン・シーゲルが致命的なミスを犯した。敵を後ろから撃つことを嫌が
るウエインに、「クリントならやる」と言ったら、ウエインは「イースト
ウッドはいい奴だが、あいつの映画は嫌いだ!」と激怒したんだ」とイース
トウッドが楽しそうに語ってたな。
965 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 08:11:20 ID:ZlZsNXzn
「明日に向かって」観てないな。 あれ一応西部劇なんだよなw 「新・明日に向かって」は観てるんだが、これはお気楽な青春活劇 で楽しかったな。 「記憶には残らないけど暇つぶしにはなる映画」 って好きだ。
966 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 08:22:53 ID:ZlZsNXzn
「真昼の決闘」は西部劇のパロディーだからねぇ 保安官が「助けてくで〜」とあちこち廻るがオールシカト状態。 決闘ではなんとか勝ったが、それで保安官が市民に 「おまいらイラネ」って、マトモな西部劇じゃないよなw そういうリアルなところゆえに時代を超えて 楽しめるというのはあるだろうね。
967 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 08:35:26 ID:ZlZsNXzn
そういやダーティハリーって最初はウェインに 声がかかったんじゃなかったかな。 当然断ったが、イーストウッド主役でヒットしたので それに対する対抗心があったと見えて イングラムをぶっ放つウェインが楽しめる「マックQ」が出てくるんだよな。 近年のワンマンアーミー物ってマッチョな 主人公が最新銃器を持って悪を倒すというスタイルがあるが、 「マックQ」あたりがその先駆け的な作品かも。
真昼の決闘はペキンパーも嫌ってるな。 実際、西部劇として見たら最後の決闘はショボいし、 悪党は魅力ないし、あの線路のショットを何度も何度も出すから活劇性も阻害されてるしな。 「荒野のストレンジャー」見たら、ちゃんと悪党を描いてる。
嫌わなければいけないぐらい印象が残るしヒットしたって事なんだろうな
970 :
次スレ :2009/02/15(日) 10:29:53 ID:Zfm2i1Td
971 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 10:30:03 ID:ec+PCYw2
でもウェインの「戦う幌馬車」はなんかマカロニ意識してたと言うか対抗しようと必死こいてた印象しかない。重装甲の馬車なんてもろマカロニばりのギミックだし。
972 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 10:52:25 ID:ZlZsNXzn
ウェインって生粋の映画人なんだよ。 マカロニ流行れば「ガトリングガン装備の装甲幌馬車」登場させるし、 刑事モノ流行れば自ら荒くれデカ演じるし、 ベトナム戦争が起きるとコマンドアクション物を作る。 このカツドウヤ気質って好きだねぇ
973 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 11:03:01 ID:ZlZsNXzn
「戦う幌馬車」はマカロニの象徴たるガトリングガン操る悪役を ウェインらが倒す、という内容だが、 「王道西部劇がマカロニをやっつけたぜ!」 というメッセージがあったのかもなw
ガトリングガンは「ベンガルの槍騎兵」に出てきたし、 別にマカロニの専売特許というわけじゃない。 むしろ「ベンガルの槍騎兵」をマカロニが意識的、無意識的にパクったというほうが正しい。
975 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 22:10:56 ID:ZlZsNXzn
「ベンガルのソウキ兵」だなんて懐かしい名前を…(うるうる) 今の若い人に知って欲しいなぁ… 今日は「ブートヒル」っていうアメリカのBウエスタンマニアの本を 入手したが、 アメリカにも「オタク」っているんだね。 なんかうれしくなった
976 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 22:23:21 ID:rdORSi2O
ガトリングガンといえば日本では幕軍の河井継之助が使ったのが メジャーだが新政府軍も直ぐに入手して軍艦に備え付けたりしてるん だよな。函館戦争では入港しようとする軍艦に攻撃仕掛けてきた幕軍 を蹴散らしたりとかなり活躍したらしい。
なるほどねぇ。日本もそのへんを題材にして活劇作れそうだね。
西部劇を舞台にした小説探してるんだが 見つからん
西部小説でググれ
980 :
名無シネマさん :2009/02/17(火) 14:18:58 ID:5dFwFKK0
>>978 逢坂剛が何作か書いてる。
「アリゾナ無宿」「逆襲の地平線」とか
981 :
名無シネマさん :2009/02/17(火) 19:52:51 ID:9/CaVnov
うめるぞ
ハヤカワ文庫から出てた西部小説の短編集を古本屋で買ったよ 駅馬車の原作が読めたので嬉しかった しかも100円
日本では西部劇とSFとはあたらないと言われたそうです
984 :
名無シネマさん :2009/02/18(水) 11:16:31 ID:35rpwvwm
>>978 海外だと最近はロバート・B・パーカーが「ガンマンの伝説」
「アパルーサの決闘」「レゾリューションの対決」を書いてる。
それからスティーヴ・ホッケンスミスの「荒野のホームズ」。
これはシャーロキアンの兄貴と弟が主人公の西部劇ミステリー。
>>982 それ読みたいなぁ。
昔は色々と叢書も出てたんだよね。
>>984 そのリストに入ってるアパルーサ(APPALOOSA)って
今年日本公開って噂あったけどどうなったのかな
どこかが買い付けたとかいう話聞いた人いる?
986 :
名無シネマさん :2009/02/19(木) 00:08:10 ID:sEMrF7DU
DVDスルーになりそな予感・・・
>>982 アレ、「駅馬車」って短編だった?
36年位前、やはりハヤカワ文庫で「駅馬車」買ったような記憶が・・・?
「シェーン」と勘違いしてたかもしれん・・・
>>987 同じものかと
表題作が「駅馬車」で、それを含めて8編が収録されてました
訳者の中には田中小実昌の名も
989 :
名無シネマさん :2009/02/19(木) 21:52:08 ID:S4gkxtiu
>>988 学生時代に読んだのでもう忘れてしまったが
確か、若くして死んだビリーザキッドの伝説を
語るよぼよぼの爺さんが、最後のほうになると
どうも爺さんこそ死んだ筈のビリーザキッドじゃ
ないかっていう短編も入っていた気が・・・・。
990 :
名無シネマさん :2009/02/19(木) 22:15:39 ID:25BLScgg
991 :
名無シネマさん :2009/02/19(木) 23:20:17 ID:3asUcC/Q
>>989 収録されてますよ。
「ビリイ・ザ・キッドの幽霊 / エドウィン・コール」ですね
実物のビリー・ザ・キッドってエミリオ・エステベスみたいなイケメンじゃないんだよな。
993 :
名無シネマさん :2009/02/20(金) 01:17:14 ID:TxrguD0m
エミリオ・エステベスだって、そう美男子というわけじゃないがな 好きな俳優ではあるけど
美男子というか可愛い顔系じゃないの?>エミリオ 今は顔はあのままでぷっくり太ってるがw 日本人が好きそうな顔立ちかなと思う 「ヤングガン1,2」に出てた俳優で今一番ブレイクしてるのって キーファとヴィゴ・モーテンセンなんだそうだ モーテンセン出てたっけ?と探すのに手間取った ありゃファン以外は注意して見ないと気付かんよ ルーダイヤモンドフィリップスはビリー隊長の通販番組で見たw
995 :
名無シネマさん :2009/02/20(金) 09:09:11 ID:0EPhW2PF
>>992 身長も低くイケメンではなかったが、複数の目撃証言で
女性にはメチャもてたことが記録されている。
1920年初頭、アメリカ政府は大幅予算を組み、国会図書
に命じ、全国の地方史、カウボーイソングなどの古謡、民話
移民史などの調査を学者達に命じた。
その時、女性歴史学者の一人が、ビリーザキッドの仲間や、
小学校時代の同級生、近所の人、彼と立ち話をした人、子供
時代彼と遊んでもらった人、パットギャレットや他の保安官、
通りすがりに彼を見ただけの人、など、とにかく彼を実際に
目撃した人だけ125人の証言を採集し、その内45人分の
証言をまとめ、「私はビリーザキッドを知っている」という
本を出版した。
永らく絶版になっていたが1990年代に復刻された。
996 :
名無シネマさん :2009/02/20(金) 09:59:26 ID:0EPhW2PF
この時の調査により、全滅した為白人側の目撃者がいなかった、「カスター将軍の 最後」の状況が、闘ったインデアンの生存している酋長や戦士達によって初めて判明した。 それまで40年間政府がいくら聞いても処罰を恐れ証言しなかった連中が、学者達に戦闘の 詳細な状況を語り始めた。 もう少し遅ければ生存者もいなくなり、最後の真の状況が判らなく成るところであった。 た
子母沢寛の「新撰組始末記」みたいな本やね
998 :
名無シネマさん :2009/02/20(金) 15:30:44 ID:0EPhW2PF
>>997 その通り。
但し研究者用なので歴史家の地文は一切なし。
録音機に収録した会話をそのまま文字にお起し
証言者達の名前、ビリーと証言者が会った時の
証言者の年齢、日時、場所などが一つ一つの
証言の頭に付記されている。
お前らマジで全員死ね
次スレは糞
1001 :
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