>>916-918 少なくとも現代において、骨法十箇条ってさ、ある程度の有効性はあるけどさ、
たくさんクリアしてるからいい(逆に数が少ないから劣る)ってもんでもないと思うな。
ある映画を批判するときに、「(こういう映画ならば)もっと骨法十箇条で言うところの
○○の要素が欲しかった」とか言うときに、有効に働くんじゃないの?
実製作面じゃ、脚本を叩き上げるときに、「○○の要素があった方がいいんじゃない?」とかね。
「幾つクリアできてる」とか、けっこう馬鹿げてると思うなあ。
「カタキ」がいなければいないで、作劇は成立するんでないの?
おれの感覚じゃ、骨法十箇条ってさ、
笑いの要素が欠けてること、「オリン」「ヤブレ」の強調などから言って、
近松から黙阿弥に至る日本の戯曲のドラマツルギーに沿ったものと思うよ。
だから、もちろん、基礎として知っておくべきものだとは思うけどね。
今の若い人にとってはそうしたものと同時に、十箇条とは無縁なハワード・ホークスの
映画とかも古典なわけだしさ、具流八郎なんかも経由してるわけだしさ、
笠原を尊敬する高橋洋の構築的な傑作シナリオの「蛇の道」は、また違った足場を作ってるしさ、
クドカンのシナリオは十箇条的じゃないから非難できるもんでもないと思うしさ、
(クドカンを評価するという意味じゃないですよ)
あんまり、「たくさん守った方がいい」なんて感じで捉えるのも、良くないんじゃないかな。
それこそ「カセ」になるだけだと思うよw
923 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 01:18:12 ID:US24ve7j
マニュアルを絶対視して面白い作品が出来るわけない
むろん先人の知恵を基本として押えとくことは重要だと思うがいい作品を作るには
それを叩き台にしてさらに面白くする手法はないかをとことん試行錯誤して
自分なりの個性を味付けする必要がある
時にはマニュアルを踏まえてそれをあえて壊す作業も必要だろう
映画は単なる商品ではなく芸術作品としての側面ももっているのだから
そういうセンスを身に付けられなければ創作活動の分野においては
大成しない
>>923 ちなみに、笠原師のくだんの「骨法十箇条」の文章の最後の部分は……
大事にしなくてはいけないのは骨法などではない、
体の内側から盛り上がってくる熱気と、
そして心の奥底に沈んでいる黒い錘(おも)りである。
十箇条を伝えつつ、この金言で締める。さすがですな。
925 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 06:25:43 ID:DRG9La2N
脚本に限った話ではないが「基礎があってこそ応用がある」というのが正論。
クドカンのコント路線が受ける理由は基礎があるからこその作劇であると思われる。
歌舞伎や落語を研究した末に今の木更津キャッツアイがあることは否めない。
つまり極めて古典的基礎を踏襲しているのがクドカンなわけだ。褒めすぎ?
脚本では柱というのがあってな。
それはカメラを置く位置なんよな。
つまり脚本書くってことは、そこでもう映像も流れているってこと。
脚本家本人はゴダールみたいなのを想像してても、中学生日記みたいに
なっちゃったりするのは演出の腕でしょう。だから文句が出る。
演出も大事ってこった。
927 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 07:01:37 ID:DRG9La2N
テレビドラマは顕著ですね。特に社員Dの演出。
社員の編集もトホホ。ただ単に繋いでるだけの糞編集でぶち壊し。
オフライン編集しかやったことない連中には何を言っても無駄か・・・
やっぱり基礎だよ、基礎。脚本も演出も。
>>925 >>927 自分は
>>922だが、骨法十箇条の一読を勧めた者(
>>908)でもあるわけで、
基礎は不可欠だと思うよ。
ただそれは消化すべきものであって、ルールとして縛られるものではないと思う。
現実の創作のための要は、
「優れた先例を知っているか」「考え抜かれているか」ということだよな。
だから、今のつまらないドラマがあったとして、それがつまらないのは、
「骨法十箇条のうちの半分ぐらいしか守ってない」からというより、
「骨法十箇条(か、それに準ずるもの)を知ってる人が作ったとは思えない」
「面白くしようと考え抜いた跡がない」からだと思うね。
知ってる人が作れば、「カタキ」が無くても、説得力はあるんだよ。
929 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 14:51:45 ID:8fsQ6LQw
・面白いストーリー
・魅力あるキャラクター
優れた脚本により重要なのは、どちらだと思いますか?
>>829 どっちも大事に決まってるけど、
「どっちかを選べ」という「遊び」として答えるなら、
魅力的なキャラクターの方。
単純に言って、「男女が出会って別れる」だけの話でも、
キャラクターの練り方でいろんな面白いシナリオになるから。
もちろん、その場合、キャラクターの性格によって、
それを生かす枝葉が生まれるわけで、その部分までも
「ストーリーの一部」というなら、もう答えようがないけどね。
>>925 >つまり極めて古典的基礎を踏襲しているのがクドカンなわけだ。褒めすぎ?
逆なのでは? クドカンこそそういう教養のない次元で書いて、そういう感覚が新鮮なように
見えて受けているのでは? だから良し悪しは別として、やっぱり創り手・受け手双方の中でも骨法なんかもう崩れているんだよ。
>>928 う〜ん、でも、既にそうしたある種の基礎があるべきという幻想自体が過去の遺物に
なってしまっているんじゃないかねえ・・・。
その結果が「ベタ」も「ベタ」な映画・ドラマがそれ故にこそヒットする奇妙な
現象とか、映像・ディテールだけ凝りまくり脚本は軽視という作品が濫作される元凶になっているのでは?
ただ、そういう作品でも興行的(視聴率的)に当たったり映画祭で賞をもらったりできれば
勝ちなんだよね。何が正しいか何が間違っているかの基準(に対する幻想)自体がもう無いというか・・・。
>>931 何が「勝ち」かということでなく、君自身が一観客として、
そういう基礎のないものの方が面白いってんなら、別に話すことはないよ。
933 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 16:04:34 ID:US24ve7j
>映像・ディテールだけ凝りまくり
脚本軽視云々はともかくこんな映画むしろ稀だけど?
照明にしろカメラワークにせよ駄目駄目な映画のほうが圧倒的に多い
>>932 誤解があるようですが、自分は必ずしも「そういう基礎のないものの方が面白い」と
は言ってないですよ。
ただ創り手も受け手も、そうしたある種のカッチリしたドラマツルギーに
対する渇望(幻想)がもう無いような気がするんだよね。
単なるレベル低下なのか、感性が変わってきたのかは不明ですが。
>>934 >ただ創り手も受け手も、そうしたある種のカッチリしたドラマツルギーに
>対する渇望(幻想)がもう無いような気がするんだよね。
それは君自身にとっていいことなの、憂うべき事態なの?
そこの立場をハッキリして欲しいんだよね。
補足すると、
「いま、こんな問題がある。これは困ったことで、もっとこうあるべきだ」
と誰かが書いているときに、「でも、いま、こんな問題はあるんだよね」
なんてレスされても、白けるだけなんだよな。
その問題への態度を表してくれないとな(あるいは「問題」と思うか思わないか)。
937 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 16:22:59 ID:US24ve7j
乱暴な言い方をすれば
音楽でいうクラシックとポップスを比べてどちらがいいかという感じかな
938 :
934:2006/11/21(火) 16:27:00 ID:dn3hZzfc
939 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 16:27:30 ID:DRG9La2N
>>928 箱の時点でチェックすべきルールとして機能させたほうが便利だぞ。「カタキ」はあったほうが面白いし。
>>929 そりゃ、キャラに決まってるだろ。キャラの起っていないストーリーは問題外。
>>930 誤爆してっぞ。
今一番日本で面白い脚本家はボクシングの亀田。
あいつを誰か超えてみろ。
サムペキンパーばりにかっこいいじゃん。
クドカンなんて亀田に比べたら屁でも無いと思うが。
クドカンは内舘牧子といい勝負。凡庸な人はお引き取りください
って感じでしょ。
941 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 17:16:23 ID:DRG9La2N
また変な奴が来たな・・・
>>941 言っちゃなんだが、君も変。何が誤爆だよ。
あと、「カタキはあった方が面白い」という一般論と、
「基礎を知った上であれば、カタキが無い面白い本もあり得る」
という可能性の話は別だぞ。
骨法十箇条なりの基礎を知ってる人が、分かった上で「カタキが無い話」
を書く場合の話をしてんだよ。
そういう人は、「どうでもカタキが必要だ」と判断すれば、書くよ。
得々と知った顔で一行レスを連ねる前に、よく人の意見を読み込んでくれ。
>>938 じゃあ、その問題意識から出発してもいいんじゃないか?
それとも、憂いてる自分自身が過去の遺物とでも?w
944 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 18:02:33 ID:b4vQ+roD
>>942 自分は脚本家見習いの若造ですが「カタキ」は必須だと教えられています。
「カタキ」のない傑作を御存知でしたら、是非とも2、3作品教えて下さい。
PS 930で誤爆されてるようですが・・・
945 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 18:13:50 ID:9WPmnPk6
>・面白いストーリー
↑これを重要だと考えるのは俳優のジャン・ギャバンさん。
>・魅力あるキャラクター
↑これを重要だと考えるのはシナリオセンター講師の柏田道夫さん。
私はジャン・ギャバンさんに賛成です。
>>944 誤爆じゃなく、アンカーミスね。それに関してはすまん。
誤爆っていうのは、普通、別スレに間違って書いちゃうことを言うんだよ。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%ED%C7%FA >自分は脚本家見習いの若造ですが「カタキ」は必須だと教えられています。
なら自分も言っちゃうと、そこそこキャリアのあるプロですけど、
(いまも執筆中……何やってんだろうねw)
例えば世間で言われるところの「大きな事件の起きない静かなドラマ」の類にあるでしょう。
「やかまし村の子供たち」とか「八月の鯨」とか……小津の映画にはあるかな?
笠原氏のくだんの文章では、十箇条を説明するときに、「あの夏いちばん静かな海」を俎上に乗せて、
(この映画には欠けている)○○をもし設定したら……という風に例を挙げているんだけど、
「カタキ」を設定するとしたら……の部分は、正直、無理矢理感があります。
でもね、本当に自分が言いたいのは、骨法十箇条を知った上で、
「カタキのない優れた脚本を書く」というのも、「アリ」だということなんだよ。
お若いのに「カタキなしでいい脚本になるわけない」と断言されるとしたら、
ちょっと心配だな。
あと、笠原氏は骨法十箇条をハコとか全て終わった上での執筆時の心得として
書いてるのは、分かってるよね?
分かった上で、敢えて「ハコの段階で使える」と言ってるんだよね? なら、いいんだけど。
つまりだな、左手が憎しみ、右手が愛。一人腕相撲
今は憎しみが勝ってます、しかし愛が負けずと頑張ってます、
ああ、憎しみがまた・・・憎しみが勝ちそうだ、愛はどうする・・
愛が勝ちました、チャンチャン。
その程度のことを法則にしてもだめって事。
真に脚本を書くならば国を描けってこったろう。
亀田は国を描いてる。「日本でいじめは無くならない」と。
948 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 19:56:40 ID:ullys27j
>>946 冗談はそれぐらいにして、早いとこ傑作の実例を挙げてくれや。
前から気になっとったが、ワレ、人を見下したようにしかレスできんのか?
レス違いも痛いで、ホンマ。
ワレ、ホンマ、痛い
950 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 20:23:37 ID:DRG9La2N
>>946 ID:lOlvDZwR
>「カタキ」が無くても、説得力はあるんだよ
ヒット作から列挙してくれないか? 説得力に欠けるぞ。
>言っちゃなんだが、君も変。何が誤爆だよ
誤る相手を間違ってんじゃいのか? 別に謝罪してくれなくてもいいが。
>いまも執筆中……何やってんだろうねw
妄想ニートだろ? 早くデビューしろよ。
951 :
訂正:2006/11/21(火) 20:28:08 ID:DRG9La2N
間違ってんじゃいのか?→間違ってんじゃないのか?
952 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 20:49:13 ID:G+liRQ28
人が生きるってことは闘いなんだぜ! 必ず何かと闘ってるんだぜ、ベイベー!
つまり「カタキ」のない傑作映画など有り得ない!(「カタキ」が曖昧な映画は有るが)
そこそこキャリアのあるプロにしてはチープな説得力だぜ! (嘘は駄目だぜ、ベイベー)
953 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 22:02:27 ID:US24ve7j
>「カタキ」のない傑作映画など有り得ない!
ルノワール「ピクニック」
ヴィゴ「アタラント号」
ベルイマン「冬の光」
成瀬「おかあさん」
小津「秋日和」
ロメール「緑の光線」
レネ「去年マリエンバートで」
タチ「プレイタイム」
アントニオーニ「太陽はひとりぼっち」
リンクレイター「ビフォア・サンセット」
ありえないなどと言い切る奴はただの馬鹿
954 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 22:18:32 ID:L4SRqinR
最近、トミー・リー・ジョーンズとケイト・ブランシェッとの「ミッシング」と
いう映画をDVDで見たが、これは映画にとって脚本がいかに重要かの最高の
テキストだよ。
トミーもケイトも最高の演技を見せてるし、子役も敵役も最高に頑張っている。
特に子役はよくこんな演技が出来たと感心するよ。
演出も銃撃シーンなど、キレがあっていいし、雄大な自然を空撮や遠距離からの
カメラで撮った絵作りも美しい。さらに、あらゆるシーンが格調高く撮られている。
演出と役者は最高レベルなのに、この映画どう考えても駄作なんだよね。
脚本がダメだから。いまどきインディアンを単純で残酷な悪役に設定したり、リアル
な作品のはずなのに「呪い」でケイトが苦しむという失笑もののシーンがあったり、
さらわれた娘が余計なことをするので仲間が死んだりするというイラつくシーンが
あったりとにかく脚本がダメ。これ、脚本がよければ間違いなく年間ベスト級の映画
なのに脚本がダメだから駄作にしかなってない。他の要素がいいだけに脚本のアラが
目立っちゃう典型例。どうしてこんな脚本で企画を通しちゃったかなぁ。
955 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 22:43:59 ID:DRG9La2N
>>953 ヒット作から列挙してくれないか? オーロラOK?
956 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 22:47:51 ID:9WPmnPk6
>>955 貴方のようなヒット作に拘る人をミーハーと言います。
957 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 22:49:31 ID:US24ve7j
>>955 ヒット作=傑作なんてのはお前の脳内だけw
958 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 22:58:57 ID:DRG9La2N
傑作の価値基準は人それぞれ。傑作がヒット作とイコールだと言った覚えはない。
近年のヒット作の中から「カタキ」不在の傑作を挙げてみろ。逃げてんじゃねえよ。
959 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 23:01:11 ID:9WPmnPk6
>>958 私もUS24ve7jさんもlOlvDZwRさんじゃないわけですが?
960 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 23:37:19 ID:tjrpKYzo
>>953 カビの生えた旧作から傑作例をあげても、例示方法としては如何なものか・・・
それでは「カタキ」がない作品はヒットしないということを裏書きしてるようなもの。
ていうか、そんな旧作を傑作だと思ってる人って脚本では食っていけないでしょwww
貧乏なプロの真似はしたくないから「カタキ」のある脚本を書くことにするよ、オイラ。
反面教師ごくろうさま。
961 :
名無シネマさん:2006/11/21(火) 23:52:07 ID:US24ve7j
>>960 ぷっw
お前みたいな創造性の乏しい奴が創作の分野で食っていけると
本気で思ってんのか?
カビの生えた旧作などとほざくならこれらの作品より一本でも質の
高い作品を書き上げてからいいなw
962 :
誰か次スレを立てて下さい。:2006/11/22(水) 00:17:55 ID:qEuAJnMU
映画そのものの面白さより役者の魅力を重視する奴の特徴。
・物(=映画や演劇、脚本、音楽等)のレベルより人間(=役者、歌手等)のレベルを見る自分が崇高な人間であると思い込んでおり、それに酔い痴れ、そうじゃない奴を見下している。
昔の欧州では声は人間が発する音で、インストは物から出る音の音楽だと言う理由で声楽が高尚で器楽は低俗な不良の音楽という考え方が強かった。こいつらの頭の中は中世の人間と同レベル。
脚本家や照明技師も人間で映画や演劇を創るのは人間だってことが分からない馬鹿が多い。
・何を言ったかよりも誰が言ったかを重んじる。
・穴だらけの論理を連発するのだが、決して屁理屈をこねているわけではない。そこが逆に痛かったりする。
・相手を無理矢理論破して自分の価値観を押し付けるしつこい奴が多い。
・自分と自分の身の回りの人間の常識を宇宙の法律と勘違いしている。
・前向きに後ろ向きなことを言うのでとてもタチが悪い。
・しつこい質問攻めが好きなくせに、質問の答えに対して文句を垂れてばかりいる。
・誘導尋問に引っ掛からない相手に対して逆ギレする。
・他人には「どうして?」を連発するのに、自分は「ノーリーズン」で済ます卑怯者が多い。
・理由の理由を訊いてくるのでウザい。
・自分の憶測と違う答えを嘘だと決め付ける。
・YESと答えてもNOと答えても反論してくる。
・役者の評論が好きなくせに華と存在感の違いも分からない。
映画は脚本が一番大事
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1152325295/l50
963 :
名無シネマさん:2006/11/22(水) 00:20:50 ID:CDzl39h4
>旧作を傑作だと思ってる人って脚本では食っていけないでしょ
「カタキ」とは離れるが「丹下左膳 百万両の壺」だって山中の70年前の傑作のリメイク
だし黒澤の「椿三十郎」もリメイクされるってのにねぇw
傑作に旧作も新作も関係ないんだってw
>貧乏なプロの真似はしたくないから「カタキ」のある脚本を書くことにするよ
いずれにせよ直ぐにこんな安易な方向に流れる奴なんて
いいように使い捨てにされるだけだろうけどw
964 :
名無シネマさん:2006/11/22(水) 00:29:40 ID:7ua7c0aR
965 :
名無シネマさん:2006/11/22(水) 00:51:24 ID:CDzl39h4
ヴェンダースの「パリ、テキサス」やジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」
なんかも「カタキ」とは無縁ですね
他にもいくらでも挙げられそうですよ
これらもカビの生えた旧作で今さら省みるには値しないんでしょうかねw
966 :
名無シネマさん:2006/11/22(水) 01:19:25 ID:CDzl39h4
>>964 まぁ起伏のない静かな映画の場合、演出が駄目だと脚本の出来だけでは
カバーするのは難しいかもしれませんね
「カタキ」がいた方が話にメリハリがきいて
観客も盛り上がりやすいですし派手な演出もしやすいですから
一本の作品として仕上げるには「カタキ」がいない作品のほうが一般的には
難易度が高いでしょう
作り手のセンスの問題(そういう作風が得意な人もいる)もありますから一概には
言えませんが
昨日のlOlvDZwRだけど、ちょっと控えていたけど、
まあ話の分かる人も出てきて良かったです。
>>946で小津で何かあるかと書きましたが、
自分も後から
>>953同様、「秋日和」を思い出してました。
ヒット云々と言ってる人には、話をすり替えるなと言えば充分だし、
旧作だの言ってる人は、さらに頭が悪く、
もともと昔ながらのルールの話だから、
むしろ「旧作にさえ、それがない有名作はある」と指摘しときゃいいでしょう。
骨法十箇条は、横並びに同じではなく、以下のように分けられるでしょう。
1.作品の土台としての「オダイモク」
2.流れの基本的な骨子である「コロガリ」「ヤマ」「オチ」
3.Bに準じるもので、流れに変化を与える「サンボウ」「ヤブレ」
4.行動の動機や、心理の変化の要となる「カセ」「オタカラ」「カタキ」
5.作品に感情的な色彩を与える「オリン」
非常におおざっぱに言ってしまえば、
若い番号ほど普遍的にどんな作品にも当てはまり、
4や5あたりになると、作品によってかけられてくるウエイトが変わります。
(そしてまた、定義しにくいものとなります)
しかしながら、東映の時代劇の基礎から叩き込まれた笠原氏の経験が生き、
カラーが明確なのは、4や5あたりなのが、面白いところといえます。
このあたりのカラーが、(当時の、ですが)現代調にうまく生かされたのが、
傑作「県警対組織暴力」でしょう。
大傑作「総長賭博」よりも、いまのVシネあたりに直結している世界なので、
真面目に脚本を考える人が、骨法十箇条を読んだ後に観るには、
最適の映画ではないでしょうか。
上の書き込みの3番、「Bに」は「2に」の間違いです。失礼。
969 :
俺も次スレが立てられない:2006/11/22(水) 03:23:33 ID:tPZz/ChN
映画そのものの面白さより役者の魅力を重視する奴の特徴。
・物(=映画や演劇、脚本、音楽等)のレベルより人間(=役者、歌手等)のレベルを見る自分が崇高な人間であると思い込んでおり、それに酔い痴れ、そうじゃない奴を見下している。
昔の欧州では声は人間が発する音で、インストは物から出る音の音楽だと言う理由で声楽が高尚で器楽は低俗な不良の音楽という考え方が強かった。こいつらの頭の中は中世の人間と同レベル。
脚本家や照明技師も人間で映画や演劇を創るのは人間だってことが分からない馬鹿が多い。
・何を言ったかよりも誰が言ったかを重んじる。
・穴だらけの論理を連発するのだが、決して屁理屈をこねているわけではない。そこが逆に痛かったりする。
・相手を無理矢理論破して自分の価値観を押し付けるしつこい奴が多い。
・自分と自分の身の回りの人間の常識を宇宙の法律と勘違いしている。
・前向きに後ろ向きなことを言うのでとてもタチが悪い。
・しつこい質問攻めが好きなくせに、質問の答えに対して文句を垂れてばかりいる。
・誘導尋問に引っ掛からない相手に対して逆ギレする。
・他人には「どうして?」を連発するのに、自分は「ノーリーズン」で済ます卑怯者が多い。
・理由の理由を訊いてくるのでウザい。
・自分の憶測と違う答えを嘘だと決め付ける。
・YESと答えてもNOと答えても反論してくる。
・役者の評論が好きなくせに華と存在感の違いも分からない。
映画は脚本が一番大事
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1152325295/l50
骨法十箇条なんて興味ないが「県警対組織暴力」が傑作なのは同意
971 :
名無シネマさん:
どなたか次スレを立ててくれ。