【なずな・民族派右翼を斬る その1】
Q いきなりの民族派右翼の登場ですね。なずなさんは嫌いなものの一番に
いつも「右翼」と答えていますが?
A 右翼は大嫌いです。右翼というのは大きく分けると、民族派右翼と、
元総会屋みたいな経済系や暴力団崩れのような思想性のない右翼に分かれ
ます。
これを「右翼」でくくるとややこしくなるので、まず後者はここでは触れ
ません。嫌いですけど、彼らには思想なんかないんですから。
【なずな・民族派右翼を斬る その2】
Q そもそも民族派右翼って何ですか?
A きちんとした定義ではありませんが、まず思想性が非常に強い。
さらに天皇中心主義だということがあります。細かい話は興味がな
いでしょうからおおざっぱにいうと、三島由紀夫みたいなのが民族
派右翼だと思えば間違いないでしょう。
【なずな・民族派右翼を斬る その3】
Q 彼らはどんなことを主張しているのですか?
A 以前は、日教組解体と北方領土返還が二つの柱でした。ところが、
総評や社会党が消え、日教組も名ばかりの存在になった今、まず
前者の目標は結果的に果たせたわけです(歴史が変えたんですけど)。
北方領土は返ってませんがあまりにも以前から言い過ぎて、言う
ほうも聞くほうも飽きている。
そこで段々と違う方面にも目を向けてきたのです。正確にいつとは
言いにくいがこの十年くらいではないでしょうか。
【なずな・民族派右翼を斬る その4】
Q 民族派右翼は新たにどんなテーマを見つけたのでしょう。
A 「従軍慰安婦」とか「強制連行」とか、そんなものはなかった。主に
アジアの国に謝罪しすぎる。やってもいない、史実にもないことに
なぜ謝るのか。靖国神社だって、A級戦犯はさておいてほとんどが
戦争に狩り出され死んでいった若者の霊ではないか。
日本人よ、誇りを持て。ナチのガス室もついでになかったことにしよう。
【なずな・民族派右翼を斬る その5】
Q えっ! 最後の一文は冗談ですよね。
A いいえ。本当にこういう論文を掲載した、文藝春秋社の「マルコポーロ」
という雑誌があって、大ブーイングでいきなり休刊(雑誌は廃刊とは
言わない)しました。
>>170に書いたことも、かつては常識、いや、今でも常識なのに
教科書に掲載するなと圧力をかけたりあほなことをやってるのが
民族派です。