1 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :
04/07/11 17:02 ID:tJepNHQ9 あの役者演技うまいよねーとかしたり顔で言う奴いんだけど、 かれこれ15年映画見続けてる俺様ですら、いまだにうまい下手なんて 判別できない。何を基準にうまいとか下手とか言ってくれちゃってんの? 演技の良し悪しなんて、所詮個性に回収されるもんなんじゃないの? それをうまいとか下手とか通ですらほざく状態だよ。 なんか反論あんなら聞くけど、なんかある? ちなみにうまい役者でどんな役者よ、紹介してよ。 まあ下手はわからんでもないけどな。
3 :
名無シネマさん :04/07/12 22:12 ID:AiEen7bU
なんかあるだろなんか
4 :
名無シネマさん :04/07/12 22:58 ID:cBzdoePZ
下手でないやつが上手いんだろう、多分
大地義男だったかな? 通り魔殺人役やってあまりにも はまり過ぎのためにしばらく干されたらしい。
6 :
名無シネマさん :04/07/12 23:10 ID:J/E5oYXF
7 :
名無シネマさん :04/07/12 23:20 ID:AiEen7bU
>5 いわゆるハマリ役ってのは、やっぱ個性に回収されるもんだよな? それはうまい下手とは別もんだよな。 ということは、これまたいわゆるカメレオンといわれる役者のことを 世間では演技派と呼ぶのだろうか?
感情表現の幅と深さ緻密さいかに自然に見せられるかとかじゃないの? それくらいなら普通のひとにもわかるはず
9 :
名無シネマさん :04/07/12 23:43 ID:AiEen7bU
>8 そういう部分に関しても、それがうまいのかどうなのか判別がつかないのよ俺。 結局演技って作品の内部でのことだから、その人の演技がうまいのか、監督の演出・ 編集での繋ぎがうまいのかが分からない。要は映画の各シーンに対してインパクトを 受けると一義的に役者の巧拙に回収したくなると思うんだけど、それは違うなと思うわけ。 まあある程度の感情表現の幅・深さ・緻密さ、なんてのは皆もってて当たり前だと 思ってるから、余計に演技の強弱なんてわからないし、うまいねーとかしたり顔で 言われると、おめーわかんのか演技論が??とか突っ込みたくなる。 普通の人の見てるのは、上で書かれてるような感情表現の幅・深さ・緻密さじゃ なくて、やっぱ個性とかインパクトとかだと思うけどな。 まあ見ててそういう部分でのうまさを感じんこともないけど、そういう役者は インパクトとか個性に乏しいから、一般論の俎上にあがらん気がする。
演技がどうこうなんて邦画はともかく、字幕や吹き替えでしか見れない洋画じゃ語れん。
ようするに俳優がそのキャラにどれだけ 感情移入できるかだな? ブラピのどこがいいか和kラン 誰か教えてくれ
12 :
名無シネマさん :04/07/13 21:32 ID:fmTxGaPq
モーニング娘の映画見れば演技力って大切だと思えるよ。
日本映画は気合が足らないよね。 何この演技?製品レベルに達してるの?って感じる腑抜け作品が多い
15 :
名無シネマさん :04/07/13 22:14 ID:dr7e5WgE
>>1 おまえ15年も映画しかみたことないのかよ?芝居をみろよ芝居
あなたじゃ、お話にもなりませんね^^;
映画だけみてどうこう言えるものじゃないのわかる
>>1 ?
わかんねーだろうなぁ〜
16 :
名無シネマさん :04/07/14 00:38 ID:9kt0sq5v
漏れは
>>1 じゃないが、こいつの言うことはちょっとは分かるよ。
確かに映画は、そう簡単に演技がうまいとか、言えるメディアじゃないよな。
極端な例を出すと、小津は原節子を、「うまい」と言ってたらしいけど、
ハッキリ言って小津の映画で誰がうまくて誰が下手かわからん。
笠置衆は大根だって言うけど、仮に「あれはワザとやってんだよ」と言われれば、
信じてしまいかねない。
黒澤は「三船君はうまい方の役者じゃないけど」とか言ってたけど、
じゃあ誰がうまいのかと言うと、それも分かりにくい。
志村喬? 『生きる』の幽霊みたいな芝居は、うまいのか? 漏れは、わからん。
外人はもっとわからん。もし誰かが「デ・ニーロの芝居って、アメリカ人には
馬鹿にされてんだよ」とか言ったら、信じ込んじゃうかも知れない。
ただひとつ、確信を持って言えるのは、
>>15 の意見は筋違いだってこと。
ここは映画板だぜ? それに舞台でうまい人が、映画でも同じかは疑問だな。
ま、おれなりに思うに、たぶん、映画で「うまい」という資質は、
1.監督の指示した芝居を余計なことなしに、その通りに演じられる人
2.スクリーンの中できちんと動きをキメることができる人
ということかな……とは思うのだが。
でも、それって、一般に「演技がうまい」と言われてるのと、ちょっと違うような……。
あと、滑舌の良さって、映画では舞台やテレビほど、重要じゃない気がする。
細かく演技指導する監督もいれば自由にやらせる監督がいるよ
きょうも元気だ演技がうまい
19 :
名無シネマさん :04/07/14 08:55 ID:eEsz8T8K
自然な演技が上手い演技だと言うならばだ 大河内傳次郎 仕草も台詞回しも不自然の極み! しかし大スター。「だから」大スター? 丹下左膳なんか、仲代達矢とか中村獅童とか、もう足下にも及ばんもんね。 格好良すぎる!不自然に格好良すぎる! こういうのは一体「上手い演技」と、言えるのかどうなのか。 つまり圧倒的な誇張表現でファンの心を掴んでしまうようなさ、そういうのはどうなのか。 少なくとも「良い演技」とは言えるに違いないのだが、 「上手い演技」という言い方が出来るかどうか。俺としてはさ、自然なばかりが映画でもあ るまいと思うから、こういうのも「上手い」と言えると思うのだけれど。 だって例えば歌舞伎なんかだとさ、もう、不自然であればあるほど良い、不自然と突き詰めよ う!とでもいうような意志が感じられない?目玉ひんむいて大見得切るのとかもさ。映画にも そういう方向性があっても良いと思うわけさ。つまりケレン味がさ。そういう意味では、自然 なばかりでちっともファンを喜ばせてくれない当世の役者より、昔の不自然な格好良さの方に 魅力を感じるんだけど。どう思いますこういうの? やっぱし自然な方が良いわけ? 参考までにご意見をば。
うまいのはわからないけど、ヘタなのはわかる。 不自然でぎこちない、見ていて現実に引き戻されてしまう…といった感じ? よく3流ホラー映画とか買って見たりすると感じる。 日本でいうと、ストーリーのあるAVビデオを見ているような感じ?
AV = アダルト・ビデオ AVビデオ = アダルト・ビデオ・ビデオ
黒沢の羅生門を見たときは役者の演技上手いな〜と思ったよ。
23 :
名無シネマさん :04/07/14 18:25 ID:eEsz8T8K
俺は 三船が下手すぎる! と思ったよ。 ちなみに脚本も変だと思った。 「青葉を鳴らして涼しい風が吹き渡った」とか 「(短刀が)冷たく光っていたのでございます」とか 絶対言わん! と激しく思った。 数々の違和感を乗り越えて、良い映画だと思うまでに随分時間がかかった気がする。
臨場感うまい
映画については感想文を書けたりするが、俳優の評価は書けない。 不自然で下手とか程度なら分かるけど。 誰しもが俳優を観れば何がしか感じるだろうけど、それがどういいのか悪いのかを巧く書くってのは難しいんじゃない? そういう文があったら是非紹介して欲しい。
結局「役」をいかに演じることができるか、ってことだから、 役者の素の個性がハマってるっつーのは「うまい」のとは違うだろうな。 そういう意味で障害者の役っつーのは分かりやすい。 「レインマン」のダスティン・ホフマンを見て、同じ自閉症の弟を持つ友達が 「圧巻。本当の自閉症だと信じて疑わなかった。」と言っていたから、 間違いなく「うまい」んだろう。
27 :
名無シネマさん :04/07/14 19:22 ID:P05ZKMNy
宇津井健氏は神経痛 何の役をやってもそれが宇津井健の素に見える。 って、ことは上手いんだろうな、たぶん。 宇津井健氏は神経痛は置いといて 過剰すぎる演技や棒読みの台詞回しだったとしても その作品のなかで生きているのならそれでかまわないんだろうな。 でもそういうのは上手いではなく個性的とか評されるのかな。
28 :
名無シネマさん :04/07/14 20:05 ID:uRvRN/iT
>26 俺、精神とか知的障害者の役を演じるのって意外と簡単だし評価されやすいもんなん じゃないかと思ってる。 過剰な役だからかな? 正直カトリシンゴとかでも演じられる程度のもんだと思ってる。
29 :
名無シネマさん :04/07/14 20:08 ID:aMWRcNww
シュワはターミネーターの演技にかけては右に出る者はいない
30 :
名無シネマさん :04/07/14 20:11 ID:aMWRcNww
俺が先入観無しで上手いと思ったのはロードオブザリングのガンダルフ役の人 俺も演技がうまい役者ってわからん方だが、DVD見てて 「このおっさんうまいじゃないの?」って感じた 後で知ったけど有名な人らしいね
1作目でアカデミーノミネートされてたな
32 :
名無シネマさん :04/07/14 20:20 ID:uRvRN/iT
ガンダルフって誰だっけ? イアンマッケランだったっけ?
イアン・ホルム も上手かった。
>>32 それはお前あれだ、「検死医マッカラム」だ。
洋画の日本語吹替えも”演技”に入るのかな? あれも上手い下手があるよな。 テレビで「アルマゲドン」が放送された時の、 村野武範の吹替えは大根だった。
36 :
名無シネマさん :04/07/14 22:02 ID:lg8ILwBG
それより「性格俳優」ってなんなのさ。 片岡鶴太郎が性格俳優?つまりヘタでもかっこつけてればいいのか。
37 :
名無シネマさん :04/07/14 23:50 ID:P05ZKMNy
>>36 鶴太郎は性格俳優でもなんでもない。
ただの文化人になりたたくてしかたがない田舎者。
でも「異人たちとの夏」での芝居は良かった。
とまったカッコウが決まる人。 あと動きにメリハリのある人
39 :
名無シネマさん :04/07/15 00:39 ID:nQkLiSOy
>>15 /19
言ってること分かりますよ。
やっぱ基本線演技うまいとかいうのは、自然さだと思いますね。
いかに誇張のない自分を演技し分けられるかということだと思います。
ただ、それは両者言われる通り、役者として認められるのか、観客をうならせることが
できるのかというとまた別だと思います。むしろ印象にはとまらないかもとか思いますね。
僕もやっぱハッタリの利いたパンチのある演技とかが大好きなんで、アルパチーノとか
大好きなんですが、それが即演技うまいよねーとかいうことと繋がるのかと疑問に思います。
ただ、世間一般論的には、そういったパンチの利いたインパクトのある演技を見て
感動したりすると演技うまいと言い切られてると思います。
あと、わりと静かな自然な演技で感動したりすることもありますが、映画にはバックで煽る
音楽も文脈も映像も演出もあるわけですから、一様に演技の良し悪しの問題にして
いいのかとも思います。映画というのは複合的な芸術ですから、役者の演技ひとつを
取り出してうまい下手を論じるのは非常に困難だと感じます。
個人的には、そういった煽りの効果抜きで役者の演技力・個性なりを評価できれば
ベストだなーと思いますね。
まあ糞映画でも光る役者っていうのがいれば、資質を読み取りやすいとも思います。
自然を意識しすぎて不自然な奴っているけどね〜
41 :
名無シネマさん :04/07/15 00:48 ID:nQkLiSOy
>16・19だった・・・ あと15の人の芝居見ろっていうのが答えかもわからんね。 確かに映画ばっか見てて、なんか舞台とか芝居とかそういう生でやる演技をみたことが ほんの少ししかない。 芝居をたくさん見てる人には、本物の演技とやらが分かるかもしれませんね。 ただ、ここは映画板なんで、できればその芝居で養った眼力で、映画の中から単純に 演技の良し悪しだけを判断して抜き出すような技術・能力があるなら教えを乞いたい と思います。 ただどうなんですか?映画では演技の際アップや近くからのカットが多いと思いますけど、 芝居だと全身表現含めて、根本的に映画の演技とは違うんじゃないですか? 例えば目とか眉の動きひとつで感情を伝えたりするのは映画特有な気もするんですが? んーでもケートブランシェットとか舞台出身だなー・・・ 表情うまいなあの女優・・・
42 :
名無シネマさん :04/07/15 00:49 ID:PkrFMCHz
キッズ・リターンの金子。 今夜やるから観てない香具師は観れ。 下手だぞ、ほんと下手。 でもそれがいい味出してるんだよね。
作品の質を高めることのできる役者ってのが良い役者だと思う。 例え目立たなくとも映画を支えてる演技ってのもあるだろうし、 逆にオーバーアクトでもそれが作品のカラーと合っていれば良い演技と言えると思う。 それを決めるのは観客なわけだから結局のところ上手い、下手は個人の見解(好み)に因るもんではないかな。 個人的には映画の中であたかも現実世界の人物のような演技をする必要はない思う。 キムタコのような自然を装ってどもったり鼻すすったりしてるしてるの見るとなんだかなーと。 まあこれもあれは見応えのある演技だとする人がいても反論はできないわけで。
44 :
名無シネマさん :04/07/15 21:03 ID:nQkLiSOy
キモタコはほんと下手だよね、下手というか自意識過剰なくせして自然を装おうと してる不自然だがつつぬけで、ある意味痛々しいな。 まあ、キモタコ好きには関係ないんだろうけどね。 個人的にはもちょっと過剰にやったほうが、意外と通受けせんでもないのにとか思う。
45 :
名無シネマさん :04/07/15 21:12 ID:nkTTO94s
>>44 充分過剰でしょ。
「自然な演技」を過剰にしているんでしょ、アレは。
つーか、そうしかできないんでしょ。
46 :
名無シネマさん :04/07/15 21:15 ID:nQkLiSOy
>45 そうかあれは過剰なのか・・・ 普通の演技を過剰にやってるから痛々しいのか・・・ ってことはある層には、はったり効きまくりなんだな。 過剰な役を過剰にやらしたら、やっぱキモいのかな?
自分のそのまんまのキャラを演じてるのがうまいんじゃない? 日本人は? お笑い芸人がお笑い芸人の役をやってるようなもんだろw
木村の話引っ張るのもなんだけど、あの人は私生活から常に自分が想う 木村拓哉像を演じてるような気がする。髪のかきあげ方ひとつとっても。 まぁ俳優じゃなくて、アイドルだからいいんだろうけど。
日本人の俳優って演技をするときに脳を使ってる?考えてやってるのかな? 考えるときの助けになる演技の理論とかって知ってるのかな?
50 :
名無シネマさん :04/07/16 02:26 ID:zi99LGFR
よくわからんがとリビアの泉の司会やってる谷嶋のりひと、って絶対演技へただと思う 演技論の本とか読めばわかるようになるのかね。ならないのかね
51 :
名無シネマさん :04/07/16 04:14 ID:dzlhFaCO
絵の巧い、下手って(まだしも)解かり易いよね ただし一般の人の鑑賞眼のよりどころは多分 「写真のように描けてる」かどうかだと思う。 しかし多少、絵が解かる人たちというのは (乱暴にいうと)「デッサン力」を見るのだ だからこの「デッサン」が正確か狂ってるかを 見極められないと、その絵が巧いかどうかは 評価できない 演技にもこの基本的な「デッサン力」というのが あるのではないでしょうか。「デッサン」ができて、 さらにその上でどういう絵を仕上げるのか パステルなのか油絵なのか、そういうところまで 含めて演技が巧い、下手、と評価するような気が します
「上手い」と「普通」の差は難しいけど 「下手」は分かりやすい。
雰囲気をどれだけぶち壊さないか 怖い奴が怖く見えるか 神経質な奴がが神経質に見えるか 何を考えてるか分からない奴が何を考えてるか分からないように見えるか
>>51 それが全てとは言わないけど、習字で言うところの「楷書」の演技って重要だよね。
指定されたセリフを、キッチリ感情を込めて喋る。輪郭のある芝居。
重要なのは妙に口ごもったり、どもったりして「雰囲気」を作ろうとしないこと。
あと、何か言うたびに「あ」とか最初につけて、変な「呼吸」を作らないこと。
(実はテレビの若手の芝居はこういうの、すごく多い。ここで挙がってるキムタクとか)
澤井信一郎なんて監督はこの「楷書」の演技を重要視してて、「Wの悲劇」では
どっちかというと「草書」系の薬師丸をかなりしごいたらしい。
その澤井も今はモー娘の映画をよく撮ってるわけだけどさ……(笑)。
でも、まあ、下手な「楷書」を書かせてはいるよな。
55 :
名無シネマさん :04/07/16 08:30 ID:8BsjbdPs
>>49 きみが知っているようなこと役者ならたいていは知っていると思うよ。
きみが知らないことも知っているひとはたくさんいると思うよ。
技術で鍛えられる部分、ってのはたしかにあるんだろうけど
やっぱり天性もしくは才能がモノ言うんじゃないかねぇ。
子供の頃の学芸会とか演劇部とか落語研究会とかでも
いきなり上手いやつと下手なやついただろ。
一生懸命なのに見苦しいヤツがいるかと思えば
半ば棒読みなのにしっくりくるヤツ。
>>54 澤井さんは、たしか若い頃は、新劇か何かが好きだった人じゃない? スタンダー
ドなお芝居の基本が好きなんだよね。発声からやり直させるそうだし。
>>55 演技(芸能)はすべて才能では? 才能と言っては身も蓋も無いので、それを科学的・
法則的に技法・訓練法として洗練させていると。才能と訓練の両方が必要。
実際は、演劇部・劇団の多くは発声やトレーニングが自己目的化しているというか、
主客転倒しちゃってる感は無きにしもあらず。
そんなに力んでどうすんですか、みたいなw 今の日本は、そんな作り過ぎ役者とTVでナチュラル
風芝居で手抜きしているタレントがチャンポン。ゴッタ煮でわけわかんない。
57 :
名無シネマさん :04/07/17 21:20 ID:q11dY+hl
菅野美穂は演技論とか好きらしいな。 でも、理屈知りすぎて自然さがないとかタケシに言われてたよ。
>>56 漏れは
>>54 だが、レス、サンクス。
発声からやり直させるって話は、自分もインタビューで読んだ気がするよ。
>>57 その話は知らなかったけど、すごーーーく納得。
菅野って典型的な熱血演劇大好き少女の芝居じゃん。
たまにこの板でも彼女を演技派とか、若手ではうまいとか、
書く人がいるけど、そういう人にこそ、このスレのタイトルを捧げたい(笑)
59 :
名無シネマさん :04/07/23 10:57 ID:YN/ZLbuc
渡辺謙は明らかに過剰演技だよな。 俺には白々しく見えるけど、渡辺謙の演技はいいとか褒められてたよな。
60 :
名無シネマさん :04/07/23 11:39 ID:FRwCyM00
演技のうまさの一部は、解釈の仕方ではないでしょうか。 この人物やシーンをどう演じるのか、感じたり、考えたりした上で、 そこに説得力を持たせる。 過剰演技が、必要だと選択できる技術とか、 その映画なり、舞台なりの世界観に自分の身体(演技方法)を 合わせていく方法を知っていることではないでしょうか。 タレント的な演技が必要な映画もあるし、自然さが重要なこともある。 メディアや、監督によって違うし。 映画の演技は複雑だから、本当にうまい演技が知りたければ、 舞台(特にミュージカル)とか歌舞伎とかを観て、 演技の基礎が何によって立脚しているのか、学ぶのがいいのでは? そういった、基準が、はっきりしている世界で、 下手さと上手さの差異が見えてくるところで鍛えると見えてきますよ。 歌舞伎では、仁とか、口跡、舞いなど、技術もある程度、言葉にされてますし。 本当に知りたければ、楽な方法だけでなく、本を読むなど、 してみるといいのでは? 技術は、出す側と受け取る側と情報錯誤で、変形してしまうので、 特に演技の技術などは、難しい。 バカの壁にも、そこら辺のことは触れられていますね。 もう少し手っ取り早いのは、自分で演じてみることですね。 実際、うまい演じ手のそばにいると、何が上手いということなのか、 だいぶん分かります。 ただ、うまさが、作品にどう反映さされるのかが難しいところで。 それに、ウマイにも,上手い、巧い、旨い、美味いとありますから。
61 :
名無シネマさん :04/07/23 11:47 ID:YN/ZLbuc
>60 そうだね、俺も過剰が悪いわけではないと思うね。 それが作品に生きれば良しということになるよな。 まあ作品を壊すような演技は非かな。
>>59 古い時代劇を知ってる人間から見れば
「ラストサムライ」の渡辺謙なんて盗賊の親玉程度にしか見えないけど
アメリカ人にはあれが「サムライ」に見えるんだろーな
「ミフネ」以来の「サムライ」らしい男
アメリカ人の持つ「脳内サムライ」にピッタリきたんだろな。
日本人でありながらアレが「侍大将」に見えるよーな香具師は
時代劇とかチャンバラ映画そのものに対して
「るろうに剣心」とか「バガボンド」程度の認識しかねーんだろ。
「暴れん坊将軍」すら見たことないよーな…。
「セント・オブ・ウーマン」を初めて観た時 このおじさん只者じゃないって思った。 後であれが演技派俳優のアル・パチーノだと知ったんだが ほんとに上手い人はこんな素人にでも良さが分かるんだなと思ったよ。
64 :
名無シネマさん :04/07/24 15:18 ID:olWpbEAJ
>>62 >「るろうに剣心」とか「バガボンド」程度の認識しかねーんだろ。
>「暴れん坊将軍」すら見たことないよーな…。
まあ結構同意なんだけど、アメリカ人もちゃんと映画見てる人はわかってると思うけどな。
ただ、ああいう演技は一般受けがいいし、大作だし一応入れとくかみたいな感覚は
あるんじゃなかろうか?
>>63 アルパチーノいいよね。
でも演技がうまいというよりは、渡辺兼に近い過剰な演技だと思うよ。
ただ、パチーノの過剰さは作品を丸ごと引っ張るくらいの迫力と迫真さがあるよね。
だから作品うんぬんじゃなくて、アルパチーノの作品になっちゃう。
これはこれで凄いと思う。こういう役者は多くないからね。
まあだから素人が見ても理解できるし、その迫力は手に取るようにわかる。
65 :
名無シネマさん :04/07/24 15:21 ID:olWpbEAJ
>>63 ああ、あと演技派俳優アルパチーノだと俺はじっくりこないけど、
名優アルパチーノならしっくりくるな。
66 :
名無シネマさん :04/07/24 20:54 ID:/xabnQ04
演技派の演技と名優の演技って少々違う気がするな。 スターと役者の違いか?
67 :
名無シネマさん :04/07/24 21:21 ID:XHuSg3hZ
俳優には肉体も重要。 身のこなしから始まって、筋力、発声、表情。 さらには顔がいいかとか背が高いかとか。 演技が下手でも、顔が良くて背が高ければ まあまあ「見られる」状態にはなるわけで、、 つかこうへいが言ってたけど、 「役者の本質は演技じゃない」んだそうだ。 自分の舞台にアイドルを使いたがる つかだから、そんな発言をするのかもしれないけど、 スゴイ人というのは、もう何か演技以外の部分で引っ張るらしい。 まああと、つかが舞台系人間だから特に、そういう発言なのかなあ。 舞台では「セッシュウ」などの小細工は全く通用しなくて 肉体ひとつだもんねえ。 肉体でどれだけ納得させるか。舞台の上は戦場ですね。
68 :
名無シネマさん :04/07/24 21:48 ID:AWMZ9UJf
もともとの顔つきって演技上大きいよね。しかめ面が似合うとか、笑顔が似合うとか。 黙って下向くだけで悲しそうに見えたりとか。いつも何か考えてそうな顔とか、企んで そうな顔とか。 あと、日活ロマンポルノの助監督から育ってきた相米監督なんかは、肉体そのものの存 在感を信じて演出したとか言われているな。役者が意識的に演技するのを嫌って、肉体 そのものから演技が出てくるのを待ったとか何とか。
>>67 >自分の舞台にアイドルを使いたがる
つかがアイドルを使うのは、アイドルの「演技開眼」を請け負うとカネになるからでは?
まあ、つかのところで「演技開眼」したばかりに、ヘンなクセのつくヤツも多いけど・・・。
>肉体でどれだけ納得させるか。舞台の上は戦場ですね。
そういう舞台くささのせいで、映像ではわざとらしい芝居しかできない役者も多いけどな。
ま、発声やらいろいろ修練するのは大事だけど、それに溺れちゃダメだよな。あるいは、
実は本当は修練ができてないから、わざとらしくなってしまうのかもしれんけど。
日本に劇団や演劇学校は沢山あるし、演出家は山ほどいるが、実は俳優にプロの業をきちんと
叩き込める人なんかほとんどいない、とも聞くけど・・・。
俳優の価値なんて幻想ですよ。
>>70 映画の価値なんて幻想になるな。その理論だと。
72 :
名無シネマさん :04/07/25 00:18 ID:cVsJGC2U
日本はTVが主なことも、原因かもな。 当然だが、決まった人の作品だけど、うまいけど、 他はさっぱりって役者もいる。 引き出し方もあるんだろうな。 となるお、演技の技術だけでなく、演出者との相性が重要?
舞台演出家の末席に連なる者ですが… 演出してると見ている側にいるよりも更に「巧いとはどういうことか」ってのが分からなくなるよ。 というよりもむしろ、どうでも良くなってくる。 俺はいわゆる演劇的な演技が好きじゃないので、 "ぶらずにらしくする"ってことを念頭に芝居をしてもらうんだけど、 役者によって"らしくする"俳優と"らしくなるor既になっている"俳優に大概別れる。 (勿論その他に"らしくできない"俳優ってのもいる) で、前者は天性よりも技術に重きを置くタイプで、 後者は天性が味方してくれるタイプってことになると思うんだけど、 技術的に優れてる前者はともかく、後者の天性を「巧い」と言って良いのかどうか疑問に思うし、 前者だって飽くまで俺の演出に叶っているだけであって、他の演出家の元では違う話になる。 "らしくできない"俳優だって演出によっては良くもなるのだと思うし、 もうそうなってくると結果としてのその舞台が良ければそれでOKなわけで、 役者個人が絶対的に巧いかどうかなんてどうでも良くなってしまう。 ある一つの作品・演出にとって良いかどうか、ということは判断が付いても、 絶対的な評価というものが分からないし、またあまり意味のないようにも思えてくる。 まあ、舞台の話なので映画とは違うと言われるのかも知れないけれど、 俺は根本では同じ事だと思うんだよなぁ、って長文失礼しました。
74 :
名無シネマさん :04/07/25 09:59 ID:FiWmFR1J
>>67 それはあるよね、映画史に残るような女優なんてまさにそれかもね。
身長の高低ひとつで絵に左右するものはあるだろうね。
個人的にはナタリーポートマンとかもちょっと身長あれば、美人で演技もできるし
もっと良いだろうなとか思う。なんかチビなぶん損してる気がする。
>>68 坂口安吾の文章にこんなのがある。
文学も同様で、「美しく見せる為の一行はあってはならぬ。これが小説の真髄であり、
あらゆる芸術の大道なのだ。」すべては実質の問題であり、美しさの為の美しさは
素直ではなく、結局は本物ではなく、空虚なのだ。空虚が人を打つことはない。
これは映画にも、演技に固有の問題かもしれんね。
映画見るにつれこのあたりの真贋の差が見えてくるような気がせんでもない。
まあ演技に自然さってのは重要なファクターだと思うけど、こういう部分に対しての
言葉かもね。結局は虚構である作品に対していかに実質を組み込むかという作業が
一番難しいことなのかもしれんね。
75 :
名無シネマさん :04/07/25 10:07 ID:FiWmFR1J
>>69 映画と舞台は確かに別もんだとは思う。
演技に対しても、一長一短あるだろな。
>>73 いや僕も基本的にはまったくの同意見ですな。
舞台に関しては知らないけど、映画に対しても73の文章は著しくあてはまる
と思います。ただ、役者の個性とかでもっちゃう作品とかざらにあるだろうから
演技の巧拙については難しいけど、役者の価値に対してはつきつめていけば
一定の基準なりがでそうな気はする。
そこに立っていて、魅力的なら上手いんだろう 滑舌とか悪くても
ドラマ板とか行くとあいつは演技上手い、こいつは演技下手、としたり顔で書き込んでる馬鹿が大量に居ます。
78 :
名無シネマさん :04/07/25 15:45 ID:Xmia1RKT
じゃ、日本アカデミー賞の俳優本人を対象(その年のすべての出演作品を考慮)と アメリカのアカデミー賞の作品ごとでの演技を対象ってのは、どうなのかね?
79 :
名無シネマさん :04/08/01 13:22 ID:VyV31SxX
>>78 演技賞は微妙だよ。
ぶっちゃけ全然気にしてないわ俺。
私なんかアレの時イッテも無いのにイッタ振りの演技させれば誰にも負けない自身あるわね! ピクピク演技見せてやりたいわ
素人の意見で申し訳ないです 自分は悪役(敵役)がどれだけ憎いかで作品に感情移入できるので(その類の 映画に限)悪役出身の俳優さんは演技がうまい人が多いと思いますです 主役級の二枚目の演技は見ていて面白くないような 脇役万歳!
82 :
名無シネマさん :04/08/01 14:18 ID:VyV31SxX
>81 演技を見るときに、脇役に焦点を合わすのはいいセンスだよね。 主役は演技より格好いいとか個性があるとかいう部分がピックアップされるからな。 でもまあ極端な悪役も同類だとも思わんでもないよ。
83 :
名無シネマさん :04/08/01 16:42 ID:B2kFCQUA
演技がうまいってどういうこと、 すなわち、こういうことが演技がうまい、 の“どういうこういう”を言うスレなんじゃないの?
84 :
名無シネマさん :04/08/02 06:04 ID:1SJrr2IB
結局みんなわかんないんだよ
85 :
名無シネマさん :04/08/02 09:50 ID:JfXM+Y/5
でも下手だ!ってのだけは分かるんだよ。だから、そう思わせないのが上手い、 で良いんじゃないの?
86 :
名無シネマさん :04/08/02 10:23 ID:tZ2tBPz7
セリフが棒読みになってないとか、感情がこもってる とかそういう点だろ? 難しく考えすぎ。
87 :
名無シネマさん :04/08/02 22:36 ID:47tqMyhI
俳優が、俳優を評価する時の基準はなんだろう? 誰かいないの? 何本もある作品から、俳優賞とか選ぶ基準とかさ。
>>86 単純にそう思う。
セリフにその時その時の感情がしっかりと
感じられたりなど色々。
観客が観て感情移入させられる、映画(つくりごと)でありながら
それを感じさせない演技とかでいいでしょう。
下手とか言われる人はそれが出来てないから。
どんな演技しても表情の変化が感じられない人もいるよね。
そのくせ、容姿がいいからというだけで人気があったり。
89 :
名無シネマさん :04/08/03 00:01 ID:TpBO6YYs
台詞だけが演技じゃないでしょう。 存在自体を、実在にさせられるか、どうか。 ある海外の監督が、 巧いだけの俳優は、単なるフィルムキャラクターまでは演じられるが、 真の俳優とは、それを血の通った人間にする。 と言ってたな。
最近の子役ってのはすごく上手いね 昔の上手い子役って言われてた人はこしゃまっくれた感じがした もしくは 数人の子供が「わ〜い」とか言って通り過ぎる演出が多かったな 近頃は子役の演技で泣ける事が多くなった 歳の所為かな
91 :
名無シネマさん :04/08/03 02:53 ID:YY0giezT
>>86,89 問題は、それだとエキストラにも当てはまるじゃんてことでしょ。 演技しないことで、86,89が言っていることを達成できることも あるわけで。 バスケ巧い人って、どういう人?点取れる人。に近いのではないか。 なんか片手落ち感アリ。 絵画の巧さとは違うのかな? デッサン、色彩感覚、誇張化、モチーフを捕らえる力…などなど。
92 :
名無シネマさん :04/08/03 03:01 ID:21sozEjB
>>91 素人が基準にする演技の上手さと、
その筋の人が要求する演技の上手さは
そりゃあ全然違うだろ。
俺ら素人は86の意見で十分。
93 :
名無シネマさん :04/08/03 09:41 ID:Uugm+VjP
謙遜の素人と、卑下の素人は意味が違う。 芸を育てるのは、層の厚い観客に支えられてのことだし、 通が、増えることだと思う。 演技の巧いとは何か、にしては、大雑把過ぎる気もするのよ。 見る力の衰えは、相手のごまかしを容認してしまうと思う。 産地名書き換えとか、賞味期限ごまかしなんかも、 そういった感覚の低下から、引き起こされてるんじゃないかなぁ。 演技は特に、素人に見せるものなのに、玄人しか見えない技術しか無いなら、 自家中毒を起こしている。 私は、演技の巧さは、アンサンブル、一緒に演じる役者と演技上の調和を計れることだと、 考えています。
>>93 例えば四季や東宝、コマなどの商業演劇は、まあ、誰でも楽しめますわな。
ありゃ、芝居というよりはドサ回り歌謡ショーのステージアップや、ディズ
ニーランドのアトラクションみたいなものですから。それはそれでいい。
それ以外は、今は小劇場系も新劇系も、舞台の大半はファンクラブの公演みたいなもの。
安定して切符を捌ける観劇組織で支えるか、役者や劇団に付いているミーハー
なファンで支えるか、ということだね。
日本は観劇やコンサート、映画などの切符が高いので、多くが固定ファンと
ミーハーの集いになってしまって広がりがない。だから閉じてしまう。
固定ファンもミーハーも「優しい」からね、見巧者的人間はあらゆるジャンルで絶滅しているよ。
こうした客層の問題があって、さらに、俳優学校や劇団だけは星の数ほどあるが、
良くも悪くも日本にはスタンダードな芝居の学校が無いそうだ。
TV・映画の演技が混乱している理由は明白なんだよ。
95 :
93 :04/08/03 12:18 ID:uXyQM2DP
絶滅も混乱も、あくまで、一般的な技術の捉え方、考え方が なくなっているという意味ではなく、 広まっていないということにしか取れない。 (しかも、それは日本においてで、自分は海外の事情に、詳しくないけど、 欧米には、見識者も、スタンダードな芝居の学校はあるのだし) 日本で、混乱や絶滅しているとして、その原因の一端は、分かったが、 このスレで問われている、うまさについて、あなたの意見が、聴きたい。 たとえ、あなたが分からなくても、知っている人、考えている人、 見識者の意見や、この人が見識者という紹介は、知りたいんです。
96 :
名無シネマさん :04/08/03 13:13 ID:N94mAtCv
>>1 に激しく同感。
素人が見て演技の良し悪しなんて分かるもんじゃないから。
よほど下手な大根役者は目に付くが。
一般人が『あの俳優さん演技がいいよね』とか言ってるの見るとムカつく。
俺は絶対に演技の良し悪しに関しては言わないよ。
結局、好き=演技上手いで感想語ってるんだろうね
>>96 おおよそ同意だけど、おれは演技の良し悪しを言ってしまうなあ。
で、自分の基準を考えてみると、そのとき良かったか?なんだよね。
もっと狭めれば、そのシーンがうまくこなせていたか?という感じだねえ。
これは当然のことながら演出や脚本も含めての演技ということになる。
だから、事象としての演技をどうこう言えるけど、役者の質ということなら、
ちょっと言えないって感じだね。
監督が良いって言えば良いんだし、台詞がアホならどうにもならんことあるし。
また、一般的に言う演技の良し悪しの正体はミスキャストと言えるんじゃないかと思うよ。
例えば「スマップの木村くんに、これは無理…」とかってよく思う。
演技=成りきるってことだから、 個性的俳優ってのは真逆だと思うのよ。 個性を完全に消して、そのキャラにしか見えないのが良い演技でしょ? ガンジーのベン・キングスレーみたいな。
>>99 個性的俳優っていうと田中邦衛を思い出すけど(笑)
一応、あの人のトラック野郎の青大将は蛍のお父さんには見えないよ。
田中邦衛以外のなに者でもないんだけどね。
原語のリスニングが出来ない日本人が洋画を見て 〜〜は演技が上手い、というのは 上で言ってるような「台詞に感情がこもってる」とか「棒読みではない」という要素は入ってるんでしょうか
102 :
93 :04/08/03 21:12 ID:qnxZ2rmo
セリフだけじゃねぇ。 外人なんか特にボディランゲージぶりばりだ。 表情だったり、動きで伝わることだって、少なくねぇ。 って、セリフも口を動かすてことでは、肉体運動? あと、アメリカの俳優って、アニメの声あてても、巧いよね。
103 :
海外在住 :04/08/03 21:35 ID:Gv0Js2EG
うーん、日本はまず外国みたいに生舞台を観る機会がないよね? お金のこともあり、残業で時間が無かったり。だから観客は 暇なお金持ちのおばちゃんが多い。 映画も映画館で観るべきだし、海外では子どものうちから親がバレエや ミュージカル見せにいく場合も多いよ。そうやって眼識が高まるのだと 思われる。どの人の演技が上手い?って議論はそうなった(目が肥えた)後 各自の好みで決まるのではないかと、、、、。
104 :
94 :04/08/04 00:36 ID:Zclb87Pu
>>95 私が言いたいことは、
>>103 さんが代弁して下さっていますので・・・。目の肥えた(?)
客もいないなかで、貴方の仰る玄人の「自家中毒」と、中毒以前の学芸会が大手を
振っているのが日本の現実だと思います。
それに見識者も、そもそも日本にはいないと思っているし。大半の評論家や記者は業界寄りの住人
ですから、政治的な思惑で批評を左右することも平気ですし。
玉石混淆ですが、まだファンやネットの噂話の方がマシでしょうね。僕自身について言えば、
偉そうに書いてきましたが正直、ナマの芝居についての知識は余りありませんw
105 :
94 :04/08/04 00:38 ID:Zclb87Pu
映画・TVについても、「演技の巧拙」はほとんど観ていません。見抜く力も無いし。 それに、「演技も舞台もバリバリです」系の人は好みでない。 実は技術を使っているのか、それともやはり何もしていないのか、素の延長上にいるような 人が好きです。好みで言えば、昔の池部良や渡哲也ですね。立派に大根な方々ですが。 付言すれば、「演技」派の方で言えば、小林桂樹や森繁、フランキー堺は素直に芸 達者だと思いますね。往年の森繁やフランキーは体を動かせてもイケましたし。 このあたりの匙加減が難しいところだけれど。
106 :
93 :04/08/04 01:41 ID:9LzvhBof
良しを言えずして、悪しは言えず。
んー台詞回しや身振り素振りが自然でうまく役に 溶け込めてたならその俳優はウマいと思うけど・・・
舞台の演技のうまさと、映画の演技のうまさは別物。 一例をあげれば、 映画にはアップがあるが、舞台ではかぶりつきでも映画でいうところのロング にしかならない。そこで、映画に比べてオーバーな演技が要求される。
>>102 >外人なんか特にボディランゲージぶりばりだ。
>表情だったり、動きで伝わることだって、少なくねぇ。
ほんとにそうか?
おれは違うと思うよ。
映画に限って言えば、欧米人俳優の方が表情もボディランゲージも抑えている。
ラブシーンや悲劇的なシーンでもほとんど無表情に台詞を言っていることが多い。
そしてこれが映画のリアリティだと思う。
日本人はやたらと目に力を入れ過ぎて、表情もボディランゲージも過剰。
韓国人の演技は日本人以上にわざとらしい 見ていていつも思う。
111 :
93 :04/08/04 11:03 ID:fbbQRyv1
>>109 無表情も表情だということをわかってねぇ。 (小津とかがやっているように、昔の日本の演技は、 能面的無表情の使い方まで、テキストになってる) 作品の中でも、シーン、シーンでメリハリを利かせらんなきゃ。 それに、確実に下手な日本人俳優の演技、演出と 海外の特定の演技比べてんじゃねぇ。 映画でなくても、海外の人間のリアリティとして、 ボディランゲージが多いのに、役者がわざとボディランゲージ減らしたら、 不自然でしょ。 (コレはアメリカのデータとして実際にある。 アメリカ人は平均的に、バーバル=“口を使った”コミュニケーションよりも ノンバーバルコミュニケーションで意思を通じ合う)
112 :
109 :04/08/04 13:26 ID:Du9kjT7v
>>111 どうしたんだ一体??
生理なのか?それとも暑さでトチ狂ったか?あるいはそもそも馬鹿なのか?
無表情が演技として良くないとは言っていない。
>ボディランゲージが多いのに、役者がわざとボディランゲージ減らしたら、
>不自然でしょ。
さあ、それはよくわからないが、映画の中のようにカッコイイ、
あるいは雰囲気を持った欧米人におれは会ったことがないよ。
つまり、そこが演技なのかも知れないよね。
データだかなんだか知らんが安易に日常と演技を比べると必ずしも正しいとは
言えないよ。
なかなか良スレですね。
>>108 >>舞台の演技のうまさと、映画の演技のうまさは別物。
私も素人ですが、厳密に言うと要求されるテクニックが違う、
ということでしょうか。舞台は映画と比べて場面展開が絶対的に少ない分
相当の演技力で観客を引き付けないと飽きられるので(群集劇は別)
舞台で演技の上手い人は映画界でも名優で通ってますよ。ケビン・スペイシー、
キャシー・ベイツ、ピート・ポスルスウェイト、ダニエル・ディ・ルイス
などなど舞台と映画の両方で活躍してます。彼らの舞台は日本で見られるような
舞台俳優特有のオーバーリアクションな演技ではないですよ。台詞回しも
洗練されていて滑らかに話します。本当に息を呑みます、、、。
上の方で出たように日本は映画のチケットが高い!1800円。
舞台だと2万円もするし、リスクを負いたくない一般人は
宣伝費の大きい映画や劇団四季に流れていくのかもしれません。
それからアイドルファンに多く見られるのですが「頑張ってるのに批判したら
可哀相」という目で見ていては真のエンターティナーは育たないですね。
こっちがお金払って見るのですから。日本の歌手はまだ上手い人が残ってるのですが
(TVに出てる人じゃないですよ)日本俳優の演技力の全体的水準は低いですね。
でも様々な芸術に触れ、自分で訓練すれば徐々に上昇していくと思います。
114 :
93 :04/08/04 15:09 ID:PTzSQZmO
>>109 あなたは、文章がうまく読めなかったようだねぇ。 無表情も、演技として選択したボディランゲージの一種だと言っているだけ。 無表情が良いとも悪いとも書いてない。 前記自体が、私が、台詞がうまい奴が演技うまい奴との意見に反論して書いたもの。 だから、セリフがうまいだけでなく、その状況(作品も含む)に合った 肉体表現を選択できることも演技のうまさとしてみる必要がある。 ボディランゲージ多い輩が、減らしたなら、そのメリハリの幅は 増えるわけだから、そういう選択はあるよね、きっと。 合わないとこで無表情選択するなら、うまくない。 “おれは映画のような欧米人に会ったことがない” 狭い。狭すぎる。 あなたが会った欧米人たちは、皆無表情で、ボディランゲージ少なかった? 日本人より、はるかに多いと思う。 日本人にだって、あるが多彩じゃないだけ。言葉の文化だからね。 それが、台詞重視の演技観につながっているかもねぇ。 目先を変えれば、じゃ、日本人でサムライに会った奴いるわけ? いなくても、時代劇で、俳優がサムライの動きを見せるための演技は 観ているわけだから、それを今の時点の目で判断する。 最近じゃ、ナンバ歩きも満足に出来ない役者も多いのだが。 (ナンバ歩き:刀をさして素早く動く時の歩き方。右足と右手を同時に 動かし、体の揺れを減らすことで、戦闘態勢にすぐ入れる等の利点がある) 日常と演技を安易に比べるの安易はまずいかもしれないが、 日常的な作品で、日常的な演技を出来なかったら、その俳優はある意味、下手。 時代劇の台詞を何でもかんでも現代語で言うのと同じで。 私の意見としては、映画的な肉体表現で物語やキャラクター、感情を 総合的に表現できるのが、演技のうまさ。
>>114 >あなたは、文章がうまく読めなかったようだねぇ。
馬鹿。
自分の文章の下手さをおれの読解力のせいにするな。
>無表情も表情だということをわかってねぇ。
こんなのは日本語として成り立ってねえんだよ。
訂正してやる。
「無表情も演技の一部だということをわかってねえ」だろ?
しかし、おれは「表情もボディランゲージも抑えている」と言っているから、
お前の指摘は正しくない。
演技と「表情」をごちゃにしたお前が間違えているんだ。
わかったか?
ちゃんと反省しろよ。
ボディランゲージに関しては文化の違いを感じるけれども、
根本的に欧米人のボディランゲージが日本人より大袈裟とは全く思わないねえ。
これは例えとして適切じゃないかも知れないが、メジャーリーガーは
ホームランを打っても喜びをあまり表さないよね?
それは相手ピッチャーに失礼だからと言われている。
ところが日本の野球では大はしゃぎだ。中にはホームベースでバク転するやつさえいた。
これをもって欧米人はボディランゲージが乏しいとは言えないだろ?
あくまでも文化の違いでしかない。
あるいは親族を事故や事件で亡くして泣き叫ぶ韓国人をニュースなどで見るでしょう?
それを韓国人は日本人より感情表現が豊かだと思うのかい?
日本人は人前で泣き叫ぶことを恥としているだけじゃないのかね。
こうしたケースが日常的にたくさんあるだけだよ、実際には。
笑った顔や泣いた顔、あるいは驚いた仕草などが国籍が違うだけで大きかったり小さかったり
するわけじゃないんだよ。みんな基本的に一緒。
違うと思っているのはあなたの思い込みだよ。
「演技がうまい」と評価するのは、「食事がうまい」と評価するのと同じことでしょ。 普遍的な基準なんて存在しないでしょ。(あると信じるのは構わないけど) 上手いにしてもヘタにしても、それを判定するのは恣意的な基準に依るしかないでしょ。 あーだこーだ言いながら観るのが楽しい奴もいる。 そうでない奴もいる。 そんだけのこと。
117 :
93 :04/08/04 18:50 ID:PTzSQZmO
>>115 、なんだ、読解出来るジャン。
一応、補足。私が書いてきたのは、台詞だけでなく、“表情やボディランゲージで感情が伝わることが
少なくない”から、台詞回しだけが演技の技術と言うのは足りないと思う。
欧米では、“ボディランゲージぶりばり”使って、演技してる。
実際に、日常生活において、それで会話するわけだから、当然。
普段多いからこそ、抑えることで感情の幅を大きく見せるのも出来る。
だから、台詞も口を動かすと考えたら、肉体表現。
ゆえに海外の俳優って、アニメのアテレコもうまいのかも。
“(演技においては)無表情も表情だとわかってねぇ”は、文語としては
乱暴だけど、口語として問題ないんじゃ?あなたも読解出来てるし。演技についてのスレだしねぇ。
ボディランゲージについて、あなたが読解しきれてないのは、
日本にボディランゲージを抑える文化があるのを知らないから?
日本には、自身の感情を強く外に出すのは、恥ずかしい、という恥の文化ってのがある。
感情が動いても、出し方に文化があって、それがボディランゲージになる。
特に欧米では、言語の差異から、言語よりも肉体言語を大振りにする必要があったわけ。
(フランスの母国語擁護政策なんか、それを証明しているでしょ)
誰も日本人の感情が乏しいなんて、言った覚えは無い。
その抑えた中で、きちんとボディランゲージはあるが、抑えてきた分、種類が欧米とは、比較的に少ない。
外来語の多くが明治に輸入された様に、ボディランゲージは昭和に多く輸入され、歴史が浅いものも多い。
あと、日本の文化のひとつに、自分以外の者も自分と一緒だと思いたがるというのもあるんだけどね。
コレは、いいとこだとも思うが、欧米では、そうでないことも知ってないと、外交とか、し損じるんだよなぁ。
個人個人が違うように、国が違えば、いろいろ違う。
宗教が違えば、特にそれは顕著。だから、当然、感情も違う。
海外行ってみ、よく分かるから。映画鑑賞って、そういうの養えると思うんだけどなぁ。
演技の技術は、台詞だけと言ってしまうのは、
相手を知ろうとしないことのように聞こえてならないんだよなぁ。
118 :
名無シネマさん :04/08/04 21:06 ID:QA3NhHAY
>>101 >原語のリスニングが出来ない日本人が洋画を見て
マレー語がまったく分からない日本人が見ても,P・ラムリーがうまいのはわかるんじゃないかな
119 :
名無シネマさん :04/08/05 03:37 ID:0Ch1L0Ju
アカデミー賞の主演、助演賞なんかをみると かなり役柄次第って気がしますが
120 :
94 :04/08/05 03:50 ID:waG58Iur
>>113 >でも様々な芸術に触れ、自分で訓練すれば徐々に上昇していくと思います。
つくづく、料金の問題は本当に大きいと感じますね。
>>114 ナンバ歩きの話が出ていますが・・・撮影所で定期的に映画が製作されていた時代は、俳優の動きや
所作のバリエーション(この場合はこう動く)が日々の現場で修練されて蓄積された訳です。
例えば、昔の時代劇で背景を歩く町人の動きがリアルなのは、毎日のように大部屋さん
やエキストラさんがその役(動き)をして、体に染みついていたからでしょうね。
また、現場で必須とあれば、殺陣や所作、乗馬や踊りの稽古にも身が入ったでしょう。
福本清三さんみたいな人が、昔はたくさんいた訳です。
まぁ、最終的には、個人の主観による好き好きになるだろう。 絶対的に演技が上手い人も、 絶対的に演技が下手な人も、いないと思う。
122 :
94 :04/08/05 03:51 ID:waG58Iur
いま、そういう蓄積をする現場が薄い。どんなに養成所で稽古に励んでも、端役や通行人でも カメラの前に立つ機会が少ないのでは・・・。実地がいちばん勉強になるはず。 TVだけじゃダメなんだよね。舞台は舞台でまた違う世界だし・・・。 今は映画もTVも、小劇場系からタレントまで背景がバラバラな役者の寄せ集めで、動き もバラバラですからね。昔は撮影所がそれをまとめていたのですが・・・。
123 :
名無シネマさん :04/08/05 09:41 ID:dV4PQXOb
子供の演技を見ると、上手下手がよく分かる。 そこから、見えないかしら。 相手の感情を、現実的役柄的に受け取れるのは、あると思います。
124 :
115 :04/08/05 11:32 ID:fi8gDy2N
>>117 とりあえず、海外の俳優がアニメのアテレコがうまいってのは嘘だね。
まあ、通常は散々たるもので聞くに耐えない。
(あんたがミッキーマウスのアテレコをうまいと言うなら話は別だが)
あんたが言ってるのは、ピクサーやらなんやらの大作アニメのことだろ?
あれはアテレコじゃないからね。
台詞とりのあとに絵作りしてるんだから、役者にとっちゃ普通の演技と大差ない。
以下は他人のレスをちゃんと読め!で済むな。
ついでに、あなたがこれからの明るく楽しい2ちゃんライフを送るために言っておくと
話している相手の人物像を勝手に決めつけるな。
それから、上に関連するが、思い込みが激し過ぎると話の食い違いが生じ易い。
(おれははじめから、台詞のことに関して否定もしていない。
ただ、外国人が表情やボディランゲージが豊かという点にのみ異論を唱えているんだよ)
世の中には様々な観点があることを理解した上で、主張や反論を述べた方がいいよ。
125 :
名無シネマさん :04/08/05 13:42 ID:1P/84TLt
>>115 プレスコもしくは、プレレコのことだね。
アニメの大作でも、まだ一部、アテレコは使われているよ。
(プレスコはメイン俳優だけ、当然だね。残念)
基本的に海外の撮影では、実写は同時録音がメインではないから、
実写も撮影後に、アテレコもしくはアフレコするの。
だから、アニメのアフレコも海外の俳優はうまい。
日本の声優が欧米の声優より、かなり巧いのは、認めるけど、
俳優(声優を本職としてない意味で区別。差別ではない)の方は
比較的巧い人が少ない。
(多分に日本では、同時録音で撮影しているからではないか?)
観点があるのを理解しても、主張はするでしょ。
いろんな主張があるのは、分かってますよ。
>>117 でもそう書いてるでしょ。
「そういう意見もあるよね、はいはい、そうですね」って言う方が、ちと腹立つでしょ。
あと、最初に、こっちの文面以外での人物像を非難したのは、そちらですが。
>>112 参照
文が乱暴なのと、中傷はまるで意味が違うと知ろう。
演技の技術における台詞について反論として、
表情や、ボディランゲージのことを上げたのが最初。
なので、外人の演技について言ってるのではなく、
日本人の俳優との比較(台詞だから、言語が重要だと認識して)のために
それを、上げたの。
それは、読めば分かってるよね。
>>115 で読解出来てるんだから。
あなたは、私の一部への反論をし続け、私はあなたの意見に反論しつつ、
自分の演技の意見を述べてきたの。
個人的なレスだけでは、スレの意図に合わないでしょ。
そこまで、自己中心的になれないものでね。
126 :
名無シネマさん :04/08/05 13:57 ID:1P/84TLt
122さんの言うような蓄積は層を厚くするよね。 一般的に、それが浸透してくれば、トップにいる人間たちも 意識せざる得ない。 バスケのフェイクは上手下手分かる。 あれも、ある種の演技だよね。 マジシャンのミスリーディングも。
127 :
94 :04/08/05 16:23 ID:1mtocIdW
>>126 映画に限れば、撮影所のようなベースが無くなり、ある程度、共通した蓄積が無い
(薄い)ので、動きが統一されずバラバラになってしまう。
あるキャメラマンが語っていましたが、健さんは指示しなくても、シネスコの画面ではこ
う出る、こう動く、といった動作を知っていたと言う。だから無駄が無い。
ロマンポルノが、素人同然の女の子から、小劇場から連れてきた子まで、誰でもそ
れなりに見せることができたのは、まさしく撮影所があったからでしょう?
今は、小劇場系は小劇場系、タレント系はタレント系と、自分の動きしかできませんから、
見ていて調和が取れていない。これが邦画が見苦しい理由じゃないでしょうか?
極論ですが、こうした状態でいくら稽古しようが、舞台を踏もうが無駄ですよ。TVだけじゃ
ダメなんだ、やはり。いまや観客にも基準が無い、俳優にも基準が無いんです・・・。
94さんは舞台関係者なんですか?すごく詳しいですね。 自分の経験で言えば、劇場に5年くらい通えば美意識が高まります。 ジャズ、クラシック、オペラ、ミュージカルなどジャンル・東西 問わず、観てたら感覚でどの人が巧いか分かっくるんです。 ミュージカルなら最初はただただスゴイ!と思うのが→次はダンスの特別巧い人 歌の巧い人に目がいく→構成が気になる、衣装が気になる、、ってきて やっと全体が見られるようになるんです。 日本にお手本になるような一流の舞台が無いのは厳しいですね。
129 :
94 :04/08/05 19:14 ID:7uUake5n
>>128 素人の知ったかですが何かw それに、自分は舞台には無知なので・・・。
芝居には無知なクセに、演技って何だろう? とずっと考えてまして。結局は動きの
パターンの蓄積の組み合わせだと思うんですよ。こういった蓄積がバラバラな状況
で、いくら稽古されても熱演されてもなあ、と、思うわけですよ。
80年代に森崎東監督が、ある舞台系俳優の歩き方がおかしいので注意したら「僕は舞台でも
これが普通なんです」と言われて愕然とした、という話がありました。
昔は映画に限れば、撮影所で映画の仕事をこなすうちに、周囲の影響でだんだんそういった
余計なクセは抜けていったはずなんですが、今はそういう場が少ないですから・・・。
観客にも俳優にも「お手本」が無いのでしょう。だからどんなに稽古や舞台を重ねても
「自家中毒」になってしまう。
>>129 結局は動きのパターンの蓄積の組み合わせだと思うんですよ。
この意見は正鵠を射てると思われます。ジャズダンスもバレエも
基本ステップが何種類もあってそれを繰り返し繰り返し練習。
その後ルーティーンを踊れるようになり、そのステップやターンの種類の
数々をうまく融合して組み合わせ、やっと自分流の踊りが踊れるようになる。
演技もそういう意味では同じで基礎の反復と応用を繰り返して
「役者の個性」が生かされるのは最後の最後になると思うんですね。
それなのにそういう仕組みが分かってない下手の横好き、自己流に拘泥する
俳優が個性派と持ち上げられ大手振っているのが日本ですよね。
あと日本でいい舞台俳優や舞台劇が育たないのは歌舞伎の型に
嵌めたがる伝統から来るのではないか、、、との指摘もあります。
131 :
名無シネマさん :04/08/05 21:08 ID:PgTMnEnk
1>> 馬鹿。よく聴け。 うまいかどうかは普通は大多数が決める。 しかし自分が自分の基準で決めるんでも構わない。 所謂うまいとは、ひとつに俳優個人の人物像を100%消せるかどうか。 だからキムタコとかブラピは脱落してしまう訳だ。 可愛い自分、格好いい素の自分を出してしまう。 それは魅力であって演技ではない。セルフコマーシャルに映画を使って人気を獲得したいだけだ。 ジーン・ハックマン クリス・クーパー フィリップシーモアホフマン ショーン・ペン あたりはうまい。
132 :
94 :04/08/05 21:48 ID:q2awXwjW
>>130 日本の俳優たちは、型の無い自己流と、型に嵌めてしまう技巧の「自家中毒」の両
極に陥ってしまっている。ということでしょうか?
延々と、日本の俳優の動きの崩れや「自家中毒」を偉そうに批判してきましたが、
やはり素人ではダメで、プロの俳優は必要なんですけどね。
欧米は公的な演劇学校があったり、チケットが安くて客の目が肥えていたりで、俳
優と観客にいいサイクルができているのですかね?
>>131 そういった技術としての演技、という観点から見ても、日本の俳優はどうか?
たんに稽古不足なのか、稽古はしているが勘違いした方向に力んでいるのか、どっちなんだ?
133 :
名無シネマさん :04/08/05 22:21 ID:Fdz080dp
日本の声優さんは「日本のアフレコ技術は世界一」と言いますよね。芸達者で あることは確かにそうですよね。日本みたいに、女性声優が、子供や男まで演 じるなんてことは、海外ではほとんどないですし。けど、DVD「となりのトトロ」 の英語音声の声優さんはすごくうまいと思いました。 演技のよしあしは本当に素人には分かりづらい。けど素人に簡単に分かって しまったらそれもまずいとは思うんですよね。 アカデミー賞のノミネートは同業者が行いますが、そうすると同じ役者にとっては、 ジャック・ニコルソンなんかすごく「うまい俳優」ってことになりますね。同業者の 評価が一番ってことはないでしょうが、やはり「その道の人」の意見は大いに参考に すべきでしょう。
134 :
名無シネマさん :04/08/06 10:51 ID:c8QtbMHh
自分の体と記号としての動きのバランスをとれること。 映画の演技には、日常の中の肉体記号(職業や性格)を見つけ出して、 自分のものにする力は必要だと思いますね。
>>132 私は最近の日本の芸能事情に明るくないのですが、、、ちょっと素人なりに
分析してみました(細かいことは分からないですよ
若手→基礎もなっちゃいない。演技は主に感情爆発型、自己陶酔型、自意識過剰型
などに分かれ、どれも「俺は人と違う演技だ!」が売り。しかし演技の幅が
非常に狭く、演じられる役柄のパターンがひとつや二つしかないので
最初は斬新で巧く見えても慣れると視聴者にすぐ飽きられる。TV向き。
古株→伝統の型を継承、しかし新しい発想を取り入れない、もしくは
取り入れても現代風俗・流行のみ。→競争相手がいないので自分の技術を
研磨する必要が無い。→昔の古典芸能のスタイルのまま。→しかし
従来の演技力が落ちてきたことに気づかない→お客さんは喜んでいるのでいい
→そして新規の客は来ず、固定ファンのみの狭い世界に収縮される。
>>132 >>欧米は公的な演劇学校があったり、チケットが安くて客の目が肥えていたりで、
俳優と観客にいいサイクルができているのですかね?
そうですね、向こうの観客は手厳しいですよ。時間とお金をかけて
来てるのでつまらなかったら大ブーイング!の嵐です。良ければ
総立ちで大絶賛、拍手喝采の世界です。
余談ですが私はマレーネ・ディドリッヒの話の舞台を観に行って
まぁまぁいいと思ったのですが、隣の席のご婦人は「マレーネと言えば
脚が売りなのに!それが出てこないのはおかしい」とご立腹。
ミュージカル「シカゴ」(舞台の方)も「あの曲をあそこで使うのは
間違いだわ」と細かいところまでうるさいのです。
こうなるとやってる方も手抜き出来ませんよね?日本で洋楽の大物スターが
手抜きしてコンサートやるのもファンが舐められてるのでしょうね。
顔だけ見れたらイイ!って言うファンもいますものね。
長文書きすぎちゃったよ、、、、。
137 :
名無シネマさん :04/08/06 18:19 ID:JhAk6tDk
大多数が醸し出す雰囲気を自分の意見だと思って、一般論だからとか言いつつ、 自分の目でモノを見ない奴のなんと多いことか。 駄目な奴を非難するより、少数の良質なる俳優を見つけて、 育てていくことの方がマシだし、なかなか出来ないし、大事なことなのに。 しかも、いわゆる淫しないで。 最近の若手では、オダギリジョー、かなり上手いよ。 『あずみ』で目を見張るのは彼のキャラクターのみ。 『新選組』揺れ動く剣豪像を悪も善も混濁した人物にしている。
新撰組で思い出した 「人斬り」で竜馬の役やってた東京都知事の弟 もう最悪だった 前髪が横分けだし高知弁喋ってないし・・・ ほんとに日本を代表する大スター???
139 :
名無シネマさん :04/08/07 09:48 ID:ETpA7u3u
リアルが重要でない時代もあったんだって。 だいたい、高知弁でしゃべる竜馬はいても、 赤穂弁でしゃべる大石蔵之介みたことある? 時代劇で実際にしゃべられていた、言葉なんて、 誰も分からん。
>>138 すでに裕次郎にやる気が薄かった頃、という事情もありますので・・・。
>>139 竜馬が高知弁を喋る、というのもお約束の記号ですからね。とくにNHKの大河など、毎年、
タレントが大真面目に戦国武将や歴史上の有名人の「記号」を演じているだけですし。
竜馬は沢山の役者さんが演じてるけど NHK大河ドラマで藤岡弘が演じてた竜馬 高知弁が完璧に近かった 俺的には一番
142 :
名無シネマさん :04/08/07 18:00 ID:QYp4r/cy
名古屋弁の信長と大阪弁の秀吉が見たい。 ペリーが来た時の、一度、英語をオランダ語に訳して、それを日本語に訳して、 それをまたオランダ語に訳して、英語に…。 バラエティでもいいからこういうシーンをちゃんと観たい。 台詞だけでなくて、こういう方言をちゃんと使えるのも役者の うまいに入るのかなぁ? 大阪とか京都の人とか、うるさそうだよね。
>>142 木下藤吉郎は名古屋弁の方が自然じゃない?
終生三河訛りの大御所様ってのも見てみたいな。
145 :
名無シネマさん :04/08/08 10:06 ID:0WVzno+6
海外の映画祭では、日本の映画スターは、役所と浅野しかいないのか? と言われているそうだ。 TVスターが映画に出るとメタメタなことが多い上、 数が少ないからだな。
146 :
名無シネマさん :04/08/08 23:10 ID:6ArJElW1
まず、映画でもドラマでも、きちんと観て欲しいものだ。 菊川怜のゴジラの製作発表での宝田明への発言は酷いかった。
148 :
名無シネマさん :04/08/09 00:19 ID:RN9R0QxT
宝田明に向かって、 「え、一作目に出てたんですか?老けてて、わからなかった」 主役だぞ、宝田明。
>>148 本当に言ったのですか? 事務所の躾の悪さがうかがえるよ・・・。
罰として次のゴジラで脱げっつ〜の
151 :
名無シネマさん :04/08/10 12:12 ID:W+7K94uR
演技だけでなく、歴史とか、マナーとか、心構えとか、教えないとなぁ。
激しく映画という物に無関心な主演女優の インタビューを聞くと観る気失せる
153 :
名無シネマさん :04/08/10 21:22 ID:+17cONkl
演技は、いい意味でも悪い意味でも、 その役者の人格が影響するよな。
本の受け売り 「観客に、スクリーンの中の人物の心の中が見えていると 完全に信じ込ませることができる」演技が うまい演技
155 :
名無シネマさん :04/08/10 23:19 ID:+0nZRsoV
時代で変わるよね。演技って。
156 :
名無シネマさん :04/08/11 00:19 ID:DATSuh17
話題の芸者映画「さゆり」に渡辺謙が出演! で、どんな役なの? アーサー・ゴールデン原作「さゆり」の映画版に、渡辺謙が出演する ことが分かった。渡辺にとっては「ラスト・サムライ」「バットマン・ビギンズ」に 続いて3作目のハリウッド映画出演になる。 出演女優もチャン・ツィイー、コン・リー、ミシェル・ヨーと次々決 まるなか、日本人は1人も決定していないため、一部の米国メディアからは疑問の声 も挙がっているが、ロブ・マーシャル監督(「シカゴ」)は「スピルバーグと私の2 人が、(ツィイー、リー、ヨーら3人の)作品を見て決定した。日本の同世代の女優 と比べても、3人は素晴らしい」と説明している。主人公のさゆりをチャン・ツィ イー、さゆりをいじめる芸妓の初桃をコン・リー、さゆりが慕う先輩の豆葉をミシェ ル・ヨーが演じるという。本作は、9月から日本で撮影開始される予定。
157 :
名無シネマさん :04/08/11 00:54 ID:wTkBnXcI
>156 確かに世界で違和感なく仕事できそうな日本の女優って少なそうだよね。 日本じゃテレビ>映画が固定化してるから(最近は違うかな?)、どうしても質の向上 がないよね。かわいい・格好いいから入ってズブの素人がどドラマ出て視聴率 とっちゃうからな。必然そういった外見重視の役者が増えてくる。 しかも演技も個性もなくても、イケ面のみで視聴率とってウン億稼いじゃうから努力も 進歩もない。まあ映画もそうかわからんが、ジャッジする人間がいる分違うよな。 テレビは視聴率至上主義だからな。日本の役者の質の低下はここらが問題だよな。
158 :
名無シネマさん :04/08/11 13:13 ID:PCQlYGc8
そこそこの年齢で、可愛いではなく、大人の顔立ちをした俳優が少ない。
159 :
名無シネマさん :04/08/11 13:23 ID:4QTt0Ec8
160 :
名無シネマさん :04/08/11 13:35 ID:PCQlYGc8
下手の反対が上手い。下手だと思えない俳優は上手。 その先に、もっと上手、すごい上手、名人などがいる。
161 :
名無シネマさん :04/08/11 13:37 ID:B6A/B9w9
■ [演劇]劇団開店花火 シジミ寮カバチョ はずれた。2800円の観劇料でしたが、満足度は1800円くらい。-1000円。これくらいなら福岡で1000円台前半で観れそうです。 まあ、あちこちに面白い場面は有ったんですけど、なにしろ脚本がうすっぺらい。これくらいうすっぺらいとみてて飽きる。 飽き始めるともはや悪い方悪い方に印象が形作られて何をやってもいらいらさせられるのが勿体ない。 ベタなのが悪いとは思わないんだけど演出がベタなのはいかんな。
162 :
名無シネマさん :04/08/12 11:34 ID:T3cVycv8
他のスレの神クラスの演技とかのすばらしい演技が見れる映画を観れば、 分かるんじゃないかな? あと、アメリカの演技の本読め。
163 :
名無シネマさん :04/08/12 11:45 ID:Qr5UdEP1
演技をするということは大変なことである。別の人物として台本ど おりに振る舞わなければならないのだ。実際にその場でおきている ように振る舞うなんてことは至難の技である。(自然な演技が簡単 であるかのように思っている人がいるようだけど) だから俳優は 必死に演じなければならない。といっても、その必死さはカメラが 回っている瞬間ではなく、ほとんどが準備に使われる。必死さは結 果として技術として蓄えられるにちがいない。 (つづく)
164 :
名無シネマさん :04/08/12 11:47 ID:Qr5UdEP1
理想を言えば、映画を観ているときに演技の善し悪しが気になるよ うではいけない。観終ってから、作品やその中に登場する人物がす ばらしいと思い、その原因が俳優の演技のせいだと気づくのなら構 わないが。技術・才能・必死さ等を駆使し、且つそれを気付かせな いところまで練り込める俳優、それが上手い俳優と言えるのではな いか。「その役に見える」よりも「その役が居る」ところまで持っ て行きたいね。 (つづく)
165 :
名無シネマさん :04/08/12 11:48 ID:Qr5UdEP1
必死で演技しない俳優もいる。彼(彼女)等は、限りなく自分の日 常に近づけることによりリアリティを獲得しようとする。もしかす ると、自分の日常に近づけるために必死になっているかもしれない が。 要求される振る舞いが日常の範囲内であるにらばそれでいいかもし れないが、例えば強い感情表現が必要な場合などは厳しくなってく るだろう。 (近頃の?)日本映画ではユルい日常的な振る舞いで済むものが多 いのか、浅野くんや窪塚くんなんかが持て囃されている。彼等はユ ルさだけでなくプラスαを持っているからなんとか通用しているの かもしれないが。 (つづかない)
166 :
名無シネマさん :04/08/12 12:58 ID:iuzvvEqW
演技は詐欺師にも必要だよね。 俳優は演技だけが仕事じゃないでしょ。
167 :
名無シネマさん :04/08/12 14:10 ID:JyptWRJ4
役者本人の経験と観客個人の経験の情報によって、 理解の仕方が変わるのが演技。 1は、日と疑うことを知らない正直者。
>>166 一般女性も名女優が多いよね 俺はいつも・・・
ところで一本のハマリ役があってそのイメージが強すぎる役者さんは他の役が
なかなかつかないって事ありますが 両刃の剣でしょうか?
それとも力量不足なのかなあ
169 :
名無シネマさん :04/08/12 21:16 ID:HpUgBdFc
166,168から、推測するに、1は、よほど人と会わない職業?
170 :
名無シネマさん :04/08/15 08:18 ID:KWRGQ+Ac
浅野は二流だろ。
ああ、確かに一ヶ月に一回くらいしか、他人と会話しないなー。
172 :
名無シネマさん :04/08/15 09:31 ID:Dhq8fg9l
何とか通用 = 二流
>>168 役がなかなかつかないってのは「仕事が来ない」って意味なのか
他の役が「板につかない」って意味なのかわかんないけど、
どっちにしても、単に見る側の問題。
174 :
名無シネマさん :04/08/15 14:54 ID:xQmX+rWO
二流もいるが、一流も多いぞ。 海外の賞で見てもな。
175 :
名無シネマさん :04/08/16 00:53 ID:uK4gZyUs
>>174 意味わかんねえよ。
次のうち、どれだ。
・演技派俳優には二流もいるが、一流も多い。
・ユルい演技をする俳優には二流もいるが、一流も多い。
・詐欺師には二流もいるが、一流も多い。
・浅野には二流もいるが、一流も多い。
・何とか通用している俳優には二流もいるが、一流も多い。
・仕事が来ない俳優には二流もいるが、一流も多い。
・一般女性には二流もいるが、一流も多い。
・人と会わない職業には二流もいるが、一流も多い。
・両刃の剣には二流もいるが、一流も多い。
176 :
名無シネマさん :04/08/16 22:33 ID:orw2Cczm
人物造形を行うって意味での演技なら、最近観てすげえな と思ったのは「オアシス」のソル・ギョングだなあ。 ほとんど感情移入不能なろくでなしで、一般人的感覚では 「ありえない」恋愛をする男の役。 ここに一片でもうそ臭さがあれば映画全体が瓦解していたと思うの だが、ものの見事に支えきっていたよ。
178 :
名無シネマさん :04/08/16 23:02 ID:iuWi6WNW
映画や演劇での演技とはちょと違うが 訪販セールスマンのロープレとか見ていると 白々しいとしか言い様が無いわけだが その芝居でほだされて買っちゃうお客がいるっ、って事実もあって いやー、なんすかね?おれの言いたいことは
179 :
名無シネマさん :04/08/17 00:12 ID:R54FadFl
演技見て、この俳優、ホントはコレが地なんじゃないのって思える時、 この俳優、うまいなぁって思う。
>>179 さんまとか浜ちゃんも入りますか? けっこう好きですが
181 :
名無シネマさん :04/08/17 08:34 ID:i2ntQckD
>>180 この二人、たまに上手いよね。 てことは、地に近いとこだけな気もする。 まったく逆の役とかにも、感じないと。 ひとつの作品だけ見ても、上手いかどうか、よく分からないんです、僕。
で、結局なんなんだよ!?
183 :
名無シネマさん :04/08/18 22:09 ID:+uL4QljO
演技上手いって感じるときは映画観てねぇよな。 同様に下手なのを見てる時も。
184 :
名無シネマさん :04/08/19 10:00 ID:gH8ZqlX7
世界一うまい役者は西田敏行。
185 :
名無シネマさん :04/08/19 19:44 ID:VqU8zjkq
この人、ホントは役者なんだと思い出させる役者は上手い。
186 :
コピペ :04/08/22 03:48 ID:YKkMjFeo
かなり長くなるが、演劇板から延々とコピペしてみる。日本の演劇界の特殊構造お よび、なぜ日本の演劇界は堕落したのか? >88 :名無しさん@公演中 :02/12/09 13:41 ID:G5eX7Qzh > 新劇=労演のスピリット(民青系)に寄り添った演劇。 > > それへのアンチテーゼとして新左翼のスピリットに寄り添った演劇が > 小劇場の第一世代(アングラ+不条理)。以降それへの批判・批判で > どんどん発展・袋小路化しているのが現状。 > > 商業演劇はスピリットと関係なく、興行資本の投資のもとに行われる演劇。 > > ...というわけで現在日本には純粋リアリズム演劇はありません。
187 :
コピペ :04/08/22 03:50 ID:YKkMjFeo
>135 :名無しさん@公演中 :03/04/16 02:01 ID:rpmsYZ9o
>
>>132 > 小劇場出の演出家というのも一つの原因なんじゃなかろうか
> 出発点である新劇へのアンチとしての軽みが、いつしか
> チャイルディッシュなものを要求する客層を拡大してしまった
> 小劇場ブームのツケなのかも知れない
このような特殊な成立過程・発展過程にあるのが日本の演劇界。こんな場所で役者は育
っている。そして、実際に映像などの仕事(マスコミ仕事)の実態は? というと・・・
188 :
コピペ :04/08/22 03:51 ID:YKkMjFeo
>214 :213 :04/01/12 07:17 ID:HHTdrgao > ちなみに結局、顔とか言ってる人達の意見は無視していいですヨ。 > たぶんこのスレ、TV〜とうたってはいるけど、要は食えればいいんだよね。 > 演技、つまりは芸で。 > だったら、テレビつけてみ。CMやってるでしょ。みんな顔いい?何人出てる? > ちょっとはしっこに一瞬移るだけでも、ごちゃごちゃ言ってる人の一日のバイト代の5倍以上はもらえる。 > クラ、制作会社、事務所によるけどね。もっともらえることもざら。 > TVっつっても、地方もある。地方のクラのCMは結構金銭感覚狂ってて、仕事的に美味しい。 > 映画、ラジオ、商業演劇、あとこれは演技で食べたいのか芸で食べたいのかによるけど、イベントの仕事もあるよ。 > これも役者は重宝される。 > まあ、どうにでもなるヨ。道ってあるんだよ、実は。知らないで諦め過ぎ。 > > でも、どの事務所に入るかが大きな問題。プロデュース能力のないヘボに入ったらアウト。 > あと、よっぽど特徴的な身体(美形も含む)を持っていない限り、事務所に入る前段階で > 自分自身をプロデュースしておく必要がある。 > それを怠って、素で入っても事務所内の格が下だからオーディションがなかなか回ってこない。 > で、自分自身のプロデュース方法ってので、一番有こ
189 :
コピペ :04/08/22 03:52 ID:YKkMjFeo
>217 :名無しさん@公演中 :04/01/18 01:08 ID:HHYA+4cU > やっぱりプロダクションに入らないとテレビの仕事は入ってこないと思います。 > ただ最近は、小劇団の公演を見に行ってるプロジューサーとかいっぱい > いると聞きました。そこからテレビにちょこちょこと出てる人もいます。 > 最近のドラマは、舞台出身の人が多いですよね?いい脇役の人が増えました。 > 高橋克実さんに八嶋さんに小日向さんに斎藤暁さんに段田さんに渡辺いっけいさん。 > みなさんが舞台の人。そしてプロダクションに入っている人。 > プロダクションのオーディションもあるって聞きましたが > 大体は、知り合いのコネ(?)ツテで入ってるみたいです。 > テレビの人が舞台に出ていて、舞台の人がテレビに出ている。 > 不思議な現象だと思います。 > 長くなりました。すいません。
190 :
コピペ :04/08/22 03:58 ID:SG+Lp19f
>230 :名無しさん@公演中 :04/07/29 04:42 ID:3VbhETxN
>
>>227-228 > 自分は某俳優養成所に通ってる21歳の男だが
> 養成所に入るのもいいとは思うよ。演技の練習にはなります。
> 今まで演技の練習なんてしたことが無いと思うので、勉強には本当になります。
> 自分もそうでした、でもそれだけです。あなたたちがどういう俳優を目指しているのかは
> 分かりませんが、舞台俳優なら養成所からなる人が沢山いるのでいいと思いますが
> テレビ俳優を目指すならオススメはしません。自分も何度かテレビに出たことがありますが
> ほとんどがエキストラです。一番よくても再現ビデオのちょい役でした。ですが才能があればもっと良い役が貰えるかも知れません。
> しかし、養成所に通ってるほとんどの人がエキストラだけです。養成所というのはそういう所ということを認識しといて下さい。
新劇系にも昔ほどの力は無く、スタンダードなコースも無い一方で、ボコボコと養成所・演劇科・
劇団ばかりが乱立。いいマスコミ仕事は力のあるプロダクションが獲ってしまう。
そして、いまや映画界に、映画監督らしい監督も少なくなった。TVドラマが最大のメディアだが、TV
は演出家の力にムラがある。ムラのある俳優たちにムラのある演出家たちが芝居を付けている。
日本の俳優の演技に安定感が無いのも当然と言えようか・・・。
191 :
コピペ :04/08/22 04:21 ID:SG+Lp19f
付記。海外の事情はよくわかりません。しかし少なくとも日本では、(食える
という意味での)プロ俳優になるための確固たるコースはありません。
仮に王道を歩んでも(実力派劇団や定評ある養成所で修練しても)、食える仕事=
>>188 にあるようなギャラの出る仕事 にありつける保証はありません。
演劇ぶっくやぴあ、2ちゃん演劇板を見ると、聞いたこともない(でも演劇ファンには有名な)
劇団は沢山ありますが、どれだけの人間が芝居で食えているのか?
ファンには有名、技術もあるかもしれない、しかし食えるのは一握り、メジャーと組んだ
方が勝ち、バンドの世界にソックリですね。
さらに往年のような、映画の演技を体で知っている撮影所専属俳優もいない
(京都にはそういう系統の人も生き残ってるみたいですけどね)
これでは、演技の優劣を問う以前の状況だと思うけどね。
192 :
名無シネマさん :04/08/22 08:09 ID:DT5w5gwG
食えてる宝塚や四季に、やっぱそこ力は感じるよね。
>>192 やはり「食える」ことは大事でしょう。四季は批判も多く、外で使える俳優がどれだけいるのか?
という問題もあるだろうが、厳しい稽古を勝ち抜けば、いちおうは食える体制は作ってますからね。
さんざんガイシュツだが、日本では、
(舞台)
観客→チケ高い。一般客が観てもよくわからない芝居が多い。芝居の見方に慣れるまで通うのは少数。
俳優→
>>186-191 のように、裾野だけはやたら広いが、育成のスタンダードは無いし、
メシも食えない。マスコミ仕事(映画・TV)や商業演劇などで稼ぐしか無いが、
パイは限られているし、芸能プロなどの影響力にも左右される。
もちろん、有名タレントでなくても、スキマで稼いでいる人もいるだろうが、
>>188 劇壇で評価が高くとも(海外の演劇祭に行く人などもいるが)、正直、永遠のセミプロの人が大半だろう。
(映画) 観客→劇場料金が高い。以下も舞台と同じ。単館もメジャーも、話題作一本かぶりが実状。 ビデオやTV放映ではやはり観客は育たない。 俳優→出自がバラバラで、映画の演技に精通した「映画俳優」はもういない。監督はと りあえず寄せ集めた俳優で撮るしかない。 映画も舞台も基本的にファン中心の盛り上がりで、一般人はTVドラマの演技に慣れて しまっている。観客にも鑑賞眼のスタンダードは無いし、俳優の品質も安定していません。 これが日本の現実。このあたり、海外ではどうなっているのだろうか?
195 :
名無シネマさん :04/08/22 22:37 ID:GKQ6bfsU
>194 日本はテレビが主流だから仕方ないだろうね。 昔は銀幕スターとか言われて、大金稼いでた時代があったみたいだけど、今はそういう 時代ではないだろね。 でもヨーロッパは知らないけど、ハリウッドはまだ機能してるんじゃないの? やっぱ映画産業に富が集中してるから世界から人材が集まってくる。 それに映画としての伝統も長いし、良きにつけ悪しきにつけ、役者論ってのもしっかり してるし、見る人もいるだろうしね。 まあ最近は映画からテレビに落ちるパターンや、テレビから映画にランクウアップ する人も多いみたいだけどね。ただ、映画の資本がしっかりしてて、テレビの資本も 上がってるっていう、いい循環してるから相互に好作用を及ぼしてる。 日本は映画業界が完全に没落して、一般視聴者が中心のテレビが主流になったがゆえの 質の低下でしょうな。
196 :
名無シネマさん :04/08/23 01:02 ID:L3uhUVgp
専門的な事がわからん、ど素人でもハマらせることができる役者。 邦画の戦争モノとかは、女優はあまりにもキレイすぎるし俳優もヒゲすら伸びてない。 内容と役になりきれないのは演技以前の問題。
アカデミー賞で「タイタニック」でディカプリオがノミネートにもあがら なかったのは、演技がオーバーだったから。 感情を爆発させるのは簡単で、それをいかに抑えるかが俳優として重要。 あと撮影現場での横暴な態度。あくまで演技者や監督などの制作者側が選ぶ 賞だから人間性は問われる。 もう一つはまともな演技レッスンなしで、あそこまでビッグスターになって しまったことは、かなりの反感を買う。 この3つが理由だって。 でもディカプリオ演技うまいと思うし、心を打つものがある。 ただ最近の彼にはそれがどんどんなくなってるように思う。
アル・パチーノはオーバーアクト。それが持ち味でもあり、欠点でもある。 が、ゴッドファーザー(Part1ね)やスケアクロウなどの演技に対してもオーバーアクトと言っている奴は、 「パチーノ=オーバーアクト」という先入観でしか見てないだろと言いたくなる。
199 :
名無シネマさん :04/08/24 05:57 ID:wF2AmTIg
昔の華原朋美も演技ってことなら、上手いんでしょうか?
200 :
名無シネマさん :04/08/24 13:48 ID:jHyT4NTh
ディカプリオってなんか品が無い。
201 :
名無シネマさん :04/08/24 16:44 ID:M1H9tXT/
演技がうまいってのはリアルなだけじゃない。 舞台などは、オーバーなモノが要求されるし、その人そのものの存在感が影響がかなり影響する。 子役(幼児)などは素、あるいは型にハメられているだけであり、演技とは程遠いものがある。 演技とは役になる、役を「魅せる」事であって、言われた事をやりゃあいいってもんじゃない。 ただ、それが強みでもある。大人になってできない事があるからだ。子役の素の雰囲気は大人が出せるもんじゃないだろう。
映画はそこで死んでって言われたら、本当に死んでくれる人が最高だね。
203 :
名無シネマさん :04/08/25 01:39 ID:93QjaKzs
>>201 >舞台などは、オーバーなモノが要求される
上げ足取りみたいだけど、厳密には、
舞台では日常より大きいくらいの演技が、ほどよい。
ってことだよね。
舞台でも映像でも「ほどよい」を超えるとオーバーといわれる。
でもそれは主観なので一概にオーバーかどうかは決められないんだな。
204 :
名無シネマさん :04/08/25 01:50 ID:L3HXNJO7
外国の俳優は一度有名になったらあとはずっと食べていけるって聞いたことがあるぞ。 層は厚いけどそこから誰が選ばれるかは運じゃないの? 要するに演技はそんなに見てないと思う
205 :
名無シネマさん :04/08/25 01:53 ID:3VZABCkd
まあ演技よりインパクトが何時の時代も上位だよな。 要は素人は演技なんて見てないってことだな。
206 :
名無シネマさん :04/08/25 02:04 ID:L3HXNJO7
205同意 特に洋画は英語やから動きでわかる位の目などもってないですな
207 :
名無シネマさん :04/08/25 02:40 ID:JizzpzLZ
そういう観客の目が日本の芸を堕落させたのだろう。合掌。
208 :
名無シネマさん :04/08/25 12:51 ID:r7viA4Hf
>>195 >>204 向こうは層も厚く、脱落者も多いだろうが、努力して舞台・映画で成功すれば、それだけ
でそれなりにメシが食えるのでしょうね。「演技」で商売できる。
日本はTVドラマだけならまだしも、バラエティやCMなど、いろいろ器用にやらない
と稼げないでしょ? 舞台や映画中心で生活できてる俳優なんかどれだけいる?
アメリカでもTV俳優は格落ちらしいが、日本に比べればエミー賞クラスの作品・俳優などは
神のようなものだ。向こうはTVの背後の舞台・映画にまだ一定の権威があるから、
スタッフ・俳優も緊張感が保てるのではないか?
>>207 例えば日本の小劇場は、TV・マンガ・アニメなどのサブカルチャーネタが多い。いまや日本
では、舞台の方がTV的現実を模倣している。
日本の俳優が鍛えてない、なんて言うつもりは無い。もちろん、みんなそれなりの修
練はしているだろう。お笑いやTVタレントだって甘い世界じゃない。
ただ、どうも間違った方向に進んでしまったように思えてならないのよね・・・。
211 :
名無シネマさん :04/08/25 21:49 ID:3VZABCkd
ちょっと前までの日本には封建的な階級社会があった。 欧米には、資本主義的な階級闘争があった。 実は日本は今一番中途半端な時代なのではないのか? それによる人間力というか個性というかの質の低下を招いている気がする。 昨今は勝ち組み負け組みなんていう、資本主義特有の闘争形態の突入しようとしてる 気がせんでもないから。まあいい役者達が社会形態の変化によって生み出されてくる かもしれない。 現状はやっぱあれだろ、一億総中流なる平民意識のなれの果てだろ。 あまりに格を示せる若手が少なくなった。
作品にものよるけど映画はちょっと時間をとれば素人でも使えるよ 何が素人っていうのか解らないけど芝居けっていうのは誰でも持ってるから 技術を要する舞台は無理だけど君達だって出られると思うだろう?映画だったら
柳樂くんがカンヌで賞を取ったけど チャイコフスキーコンクールで素人が賞を取るなんて考えられないだろう
>>212 >技術を要する舞台は無理だけど君達だって出られると思うだろう?映画だったら
そんなに甘くないのではw ただ、昔、エキストラに行ったら、監督やカメラマンさんに「キミは
味があるね」と誉められて、けっこういいポジションで写してもらったことがある。
こちとらイケメンではないので、別にスカウトはされなかったけどね。でもプロでやるには相当に
訓練しないとダメでしょう。マイクにはっきり声を通さないといけないし、日常動作にも動きのキレが必要。
今の日本の俳優は、「見た目がつまらない」(もしくは見た目だけ)+「技術が足りない」のじゃないですか?
>>214 映画はよりリアルだから芝居の技術云々より
その役に近づく努力の積み重ね
>>215 >その役に近づく努力の積み重ね
それが技術でしょう? アメリカのアクターズ・スタジオとか、どういう勉強をしているの
かしらね?
>>216 そう言う事を言ってるんじゃなくて
例えば柔道家の役が来たら道場へ通う
舞台役者の役が来たら劇団に通う
こういうので差が付くんだよ
>>217 そうだとすれば、ますます日本の俳優の大半は失格じゃない? 見ればわかるわ。
リアリティが無いじゃない?
稽古場で汗を流し、演出家にシゴかれるのも大事だわ。だけれど、役者でも何でもない日
常的な人間の動作をなぞる、どれだけこの基本に忠実なのかしら?
いったい、演出家たちは何を教えているのかしら? それとも、余裕が無いせいかしら?
そんなに硬く考える事はないよ 映画なんて東映や日活に憬れて入っても 斜陽になればヤクザとかポルノに移行して それがいやなら止めて下さいってなもんなんだから
映画は何度でも撮り直しがきくが舞台は一度だけ。NGはありえない。 映画と舞台で決定的に違うのはそこかな。
221 :
名無シネマさん :04/08/27 23:18 ID:dAWOlIow
映画に自然な演技なんていねねーよ。過剰なくらいが丁度いい。
222 :
あのさ :04/08/28 13:47 ID:Myqrf0cQ
映画やテレビの場合フレームにどう収まってるか 分かってる役者はいい役者と言えるんじゃないか。 のりのりの頃のバーホーヘンがインタビューで、 シュワルツネガーは何台カメラが回ってても一発でOK テイクが撮れるスーパーでエクセレントな天才だと言ってた。 あとジャンデボンは、拳銃を構えてカメラに向ける演技では ブルースウィリスがハリウッド一かっこいいと言ったらしい。
223 :
名無シネマさん :04/08/28 14:35 ID:+suNrJRA
いい演技ってのは何らかの感情を見るものに与えられるかどうかじゃないか? もちろん演技者が意図しない方向に動かしても意味無いけど 元々が演技である以上、自然な演技は「自然を装う演技」だろ 自然を装うにもいくつか方法論はあるけどさ ただ今のTVドラマとかなら、ちょっと稽古すれば素人でも違和感無いと思うよ
224 :
名無シネマさん :04/08/29 01:01 ID:RZS7+YG3
でも、素人(勘がいいとか、才能があるとか無い人)が来ると、 スタッフの苦労は増えている。 作品の向上は望めない。 今、出てるヤツがそうでないとは、言わないが。
225 :
名無シネマさん :04/08/29 09:14 ID:de/DA4C9
顔が良きゃ、素人だって、すぐアイドル
よほどの大根役者以外は精神異常者役さえやれば怪演といわれて実力派の仲間入り
227 :
名無シネマさん :04/08/30 00:30 ID:Sc5Vj1b6
>>226 ああ、よく見てるなー。
精神異常者の役やったら、誰でも名俳優なんじゃねーかと思うくらいだよ。
結局演技がうまいのうまいってのは大して意味のねーことかもしれませんな。
よほどの大根女優以外は乳さえ出せば体当たりの演技といわれて本格派の仲間入り
素人の俺が見ても深田恭子は演技力無いと思う…。 でもかわいいからいいや。
230 :
名無シネマさん :04/08/30 00:56 ID:Sc5Vj1b6
>>229 そういえば、普段まるで映画など見ない俺の両親。
深田恭子の鬼の住処ってドラマ見て、この子の将来は楽しみだねとか言って
絶賛してた。
231 :
名無シネマさん :04/08/30 01:14 ID:W41cu//k
下手すると、アイドルは生活丸ごと演技だしなぁ…。 ていうか、女は皆そうかもなぁ。
>>229-230 『下妻物語』観たか?
漏れはフカキョンってそんなに意識してなかったけど、
かなりのもんだと思ったよ。
滑舌の巧拙とか超えて、ものすごい存在感がある。
ありゃ、誰にでも出せるもんじゃない。
233 :
名無シネマさん :04/08/30 01:58 ID:Sc5Vj1b6
>>232 見てない。
何それ映画?
そういう風に言われれば、オタとして見ないわけにはいかない。
教えてちょ。
235 :
名無シネマさん :04/08/30 07:12 ID:f/wcXYK2
>>156 チャン・ツィイーって演技下手やん・・いつ見ても演技を演じてる様にしか見えない
インタビューとか見てると自分に酔ってる感丸だしだしな。まぁ血筋なのかな・・
アジエンスのCMとかいかにも目薬指しましたって感じで泣いてるしな。
コン・リーはよく演技が上手と言われるが 彼女の役柄は似たものばかりの気がする。 下手だと感じたことはないし好きだからいいんだけどさ…
237 :
名無シネマさん :04/08/31 02:12 ID:a122BQry
はまる役があると、そればっかりになるのは、どこの国も一緒。
238 :
名無シネマさん :04/08/31 09:41 ID:PxYsRn3M
東京の新国立劇場が2週間の「俳優養成サマーコース」を行った。 新国立劇場の3本柱のうち、オペラ、バレエはもう研修事業が始まっているのに、 現代演劇は手つかずのままだ。とりあえず調査研究のため、今夏に試みられたのだ。 男女20人の俳優志願者へ、午前中にムーブメント、ボイスのトレーニング、午後 に座学と演出家・宮田慶子さんによる岸田国士作「音の世界」の演技指導が行われ た。 極めて基本的な「自分の身体を知り、一番自由な状態にしてやる」ムーブメントや 「言葉と音の関係を探る」ボイスのトレーニングが、参加者には新鮮だったようだ。 最終日の発表会の後、ほとんどの若者が泣いた。「これまで泣いたことがなかった のに、(コースで)体も心も解放されて、人前で泣くことができるようになった」 芸術監督の演出家・栗山民也さんは「若者が、演劇における他者との関係性に目を 開いてくれた。総合的な視点からの俳優養成が、新国立劇場に必要と確信した」と語 る。 演劇に限らないが、単なるパフォーマンスでなく、対話こそ重要なのである。 毎日新聞 2004年8月31日 1時31分
でも、「覇王別姫」で夫に裏切られるシーンの表情とか 「紅いコーリャン」の艶笑の目力とか「菊豆」での女性特有の残忍さとか 思い出してみると、やっぱり彼女は女優だなぁと感じる>コン・リー 顔立ちは完璧な美女とは言えないけど存在感やオーラが尋常でない。 「項羽と劉邦」でも彼女の呂后の方が ロザムンド・クワンの虞美人よりずっと魅力があり美人にさえ見えた。 チャン・ツィイーも存在感はあると思うが、 やっぱりコン・リーと比べると何かが劣っている感が否めない。
240 :
名無シネマさん :04/09/01 19:34 ID:aN5f7Nmf
映画になっているのは、選ばれた必要な演技であって、 そこにたどり着くために取捨選択されたものがたくさんある。 その上で、何を残していこうとしたか。
241 :
名無シネマさん :04/09/06 20:18 ID:2H0OkASn
芸術が、技術で無い国の寂しさだな。
242 :
名無シネマさん :04/09/06 21:03 ID:DGS5s7lg
ホアキンってもしかして演技上手い方ですか?
243 :
名無シネマさん :04/09/06 21:16 ID:PnRHRcCT
泣ける作品のときは、思わず視聴者が泣いてしまうような演技。 コメディのときは、思わず見てる人が笑ってしまうような演技。 俺はただ自然な演技すれば良いわけじゃないと思う。 作品にあった演技をして、見てる人に何かを伝えられる人の演技を上手いって言うんだと思う。
244 :
名無シネマさん :04/09/06 21:59 ID:2H0OkASn
泣くような演技や笑うような演技を心がけると、 下手すると、臭い演技になるんじゃないかな。 物語と役に必要な演技で、あるべきだと思う。 コメディアンしか出てないコメディが面白いわけではないし。
245 :
名無シネマさん :04/09/06 22:58 ID:z3ZCoCjG
結局演技のうまい下手なんて基準はない。 すべて主観的な評価。 それが芸術というもんだよ
246 :
名無シネマさん :04/09/06 23:03 ID:W7yd7Mrl
例えば、主観的な評価を、金にした時、ある種、客観的価値になる。 芸術は技術でもある。(アートは芸術だけでなく技術とも、訳される) 技術は継承できる(出来ないものもある)わけだから、 芸術で、それが出来ないというのは、屁理屈。
247 :
名無シネマさん :04/09/07 00:14 ID:YHFewaPn
>246 面白そうな意見だな。 もうちょっと詰めてみたら?具体的にさ。 なんとなくだけど、演技の主観評価を金にするとき、芸術(演技)の技術論ってのは それとは離れていきそうな気がすんだけど。
248 :
名無シネマさん :04/09/07 01:11 ID:m/yt7Tzc
アカデミー賞で俳優賞取ったら、次の映画のギャラ上がる。
249 :
名無シネマさん :04/09/07 01:11 ID:Ekix3/jE
高島弟って、俳優の2世だけどうざくって好きになれなかった。 でもある時期からそんなに気にならなくなったんだな。まあうざいけどうざさが 薄まったというか。 そしたらあとで、ダブルキッチンで山口智子に、もっと自然に演じたほうが いいってアドバイスされてそうしたんだそうな。 典型的な演技の発声とかやめて、素に近い声でしゃべるとか。 でも山口智子ってモデル出身なんだよな。俳優二世がどうしてアドバイスされ てよくなるんだか… コレは俺の考えなんだけど、演技って、舞台と映画とテレビでは微妙に映え方が 違うんじゃなかろうか。高島弟なんかが子供の頃から仕込まれてたのは舞台用の 演技で。遠くのお客さんにも届くような過剰で大きな演技。 山口智子などはテレビ用の力の抜けたはっきりした演技。 ちなみに俺が映画用の演技だと思うのは例えば桃井かおりなんかだけど、 映画館用の大音量向けだろ。テレビで観てると「はっきりしゃべれっ!何 言ってるかわからん!」って突っ込みたくなる。
勝新も何言ってるか分かんないよね それが結構自然に思えたりして・・ 自分は好きです
251 :
名無シネマさん :04/09/07 08:24 ID:HnW5NEHW
>泣ける作品のときは、思わず視聴者が泣いてしまうような演技。 >コメディのときは、思わず見てる人が笑ってしまうような演技。 ここは泣き所、ここは笑い所と、作る側が明確に提示してしまう のは浅い作品だよ。テレビなんかは誰でも分かるように単純に してしまう必要があるのだろうけど。 人間の感情なんて悲しいとか可笑しいとか単純に分類で きるものではないし、複雑な部分を描いてこそ、演じてこそ 芸術だと思う。 単純な感情表現はできて当たり前、 複雑な表現ができると上手いということではないか。
252 :
名無シネマさん :04/09/07 13:55 ID:Ekix3/jE
>>250 そーそー勝新も。
でも日常はぼそぼそしてるくせに決めシーンでハッキリしゃべるところがますますしびれる。
253 :
名無シネマさん :04/09/07 15:08 ID:Nlbp6hcA
>>250 その落差のつけ方がちょっとわざとらしいんで
嫌い。
254 :
243 :04/09/07 18:31 ID:UE5hOy96
>>244 結果的に観客に感動を与えたりする演技を上手い演技っていうんじゃないか?って言ってるんだよ。
よく読んでくれ。
255 :
名無シネマさん :04/09/07 18:40 ID:UE5hOy96
254もなんかおかしいか。 >物語と役に必要な演技で、あるべきだと思う。 これが言いたかったの。
256 :
名無シネマさん :04/09/07 20:05 ID:VWMFWvDM
コメディの演技は、難しいよな。笑えるから演技が上手いとは限らないし。
特別下手な人はすぐわかるけど、 日常的なシーンを演じているぶんには誰が上手いかどうかわからない でも、大笑いするシーンや怒鳴り声を上げるシーンを一定時間やると ああ、下手だなーって思う場合がある
258 :
名無シネマさん :04/09/07 21:58 ID:VWMFWvDM
メリハリと、晴れ着の演技と普段着の演技に境目が無い人は上手いよね。
259 :
名無シネマさん :04/09/08 05:55 ID:/YT7nloO
演技がうまい=個性
電話のシーンは分かりやすいよ。
雨あがるの寺尾聡 剣道、居合い、合気道をたしなむ俺のじいさまが 「 た い し た も ん だ 」と褒めてた
「七人の侍」の宮口精二 侍の役は初めてだったんだって どう見ても剣客にしか見えない 演出家(監督)の力だろうか?
263 :
名無シネマさん :04/09/10 06:51 ID:pdr+htz2
>262 あれは人殺してるよたぶん。
チャップリンの無声映画で、ローラースケートを履いて 滑りながらバイオリンを弾くのがあったね。 俺のじい様がバイオリンを弾くんだけど、 かなりな音が出てただろうって言ってた。 「ライムライト」では作曲編曲もやってるね。
265 :
名無シネマさん :04/09/10 13:47 ID:NpNHwKke
コンリーって乳でかいなー ジョニーデップとシャーリーズセロンって 演技うまいのか?
>>262 宮口精二は現場でなかなか上手くいかず、監督をてこずらせたそうだ。
>>264 デパートみたいな所で目隠しローラースケートだったらおぼえてるなぁ
>>266 へえ〜そうだったんですかーやはり監督の力ですかねー ギャング映画なら
数本見ましたが
誰か 上手い子役について語って欲しいな。。
268 :
名無シネマさん :04/09/11 08:55:25 ID:tQrZ5dWb
>265 どっちも下手。 ジョニーはちょっと神秘性あってかちょいいから売れてる。 セロンは典型的なアメリカ美女でセクシーで乳出すから大人気。
>265 おまえノイズ見ただろ?
270 :
名無シネマさん :04/09/11 18:00:32 ID:63dYnnl3
自分で、ドラマで言った長めの台詞をひとつでも口ずさんでみれば、分かる。 それでさえまだ、序の序。 肉体と状況を使って、表現すること。 それを例えば、数秒の中に凝縮したり、数時間の緊張を耐えつつ、貫くこと。 その表現で、観客を椅子に何時間座らせられるのか。 その先、椅子に座っていた以上を与えられるのか。
271 :
名無シネマさん :04/09/11 18:28:34 ID:ghd8KJtM
大杉漣好きなんだけど
272 :
名無シネマさん :04/09/11 18:32:23 ID:TI/wwQ84
俺も演技の上手い下手はあんまりわかんない方だけど 座頭一の勝新だけは凄みを感じた
273 :
名無シネマさん :04/09/11 18:42:05 ID:ONauWdJd
>>270 禿同
台詞もそうだけど”レナードの朝”の中でロバートデニーロが
痙攣が止まらなくなる患者を熱演してるけどすごい迫力だね
練習してできるもんなのかなぁ?俺には無理だな!!
下手はわかるけど上手いはわからんな。 後すげーどうでもいいけど 俺どうもブスはわかるけど並以上になるとそんな差がわからなかったりするな。 まぁそういう方が人生得な事多いけどね〜。
上手い下手で言うならリアクションを見る。 お笑い出身の人が演技が上手いのもその辺にあると思う。 相手だけじゃなくて場面の状況に対するリアクションとか 関係ないけど、美人って絵が下手だよね。
276 :
名無シネマさん :04/09/11 19:11:58 ID:63dYnnl3
上手いって、そうはいないし、上手いと思わせるのって、 映画の演技だと、ずれてる気がする。 上手い演技だと、思えた時は、映画から少し気が逸れてるってことだから。 そのシーンの役者に集中できた時、その人は、その瞬間、上手かったってことだと思う。 その瞬間的なものが、継続されていく時、そこには、より上の上手いがあるのだと思う。
277 :
名無シネマさん :04/09/11 19:56:48 ID:63dYnnl3
知識と経験、特に人間知識は、演技を理解するのに、影響あるはず。
278 :
名無シネマさん :04/09/12 00:20:41 ID:eDFXsjaA
その人がしてきた経験と興味ってのは、関係ありそうだな。
>>277 俺が言いたかった事を たった一行で言われちゃったよ
そうそう!俺も子供が生まれたり、大切な人を亡くしたりして最近になって
今まで見えなかったものが(ry 〜長くなるので・・
高々演技ごときにオーバーだな。 よっぽど芝居かかった人生送ってんだろうか。
味気ない人生よりはマシ ある程度の演出も人生にとって必要かと
年取ってから映画見直すとまた違って見える、みたいなものかな
283 :
名無シネマさん :04/09/12 17:53:40 ID:PmOJkqUb
年取っても見ると確実に違うよね。作品の味も、演技も。
人生だけでなく、映画とか、他の芸術とかもも、見てからだと、ぜんぜん違う。
たかが演技でも、それを見る力は結局、人生に関わってくる力だと思う。
一事が万事ってのもあることだし。
そういえば、池波正太郎がエッセイで書いてたよ。
多少なりともいい映画を観てる人は垢抜けている、ってなことを。
多く映画を観ても、成長出来ないのは、結局、ただ見ているだけで、栄養にしてないのだろう、
ってなことも書いてたな。
>>280 アメリカ映画の強さって、その人生への演出を日常にもとらしてる点もあると思うなぁ。
映画より小説の方が上。
285 :
名無シネマさん :04/09/13 12:29:23 ID:d/RWEKzB
小説が演技において、映画より上? かわいそうに…
上だよ。 所詮与えられた物を受け取るだけの人生経験の奴には無理だろうがな。
>286 意味がわからん。 あなたが自分は小説を書いてるって話?
日本語が不自由な方ですか?
289 :
名無シネマさん :04/09/13 21:47:49 ID:sVdc1KCf
天花晴れて満開…遅咲きヒロイン藤澤恵麻 演技全くの未経験…「ドラマと共に成長」 今年4月にスタートし朝ドラ史上最低視聴率も記録するなど、今ひとつパッとしなかったNHKの「天花」(月−土曜午前8時15分)。だが、25日の最終回を前に視聴率もジワジワと上昇、演技が酷評されたヒロイン役の女優、藤澤恵麻(21、写真中央) の株も上がっているという。 「天花」は仙台で米作りひと筋の祖父のもとに育ったヒロイン、天花が東京で保育士を目指す物語。 藤澤は香川県出身で現在上智大4年生。ファッション誌「non−no」のモデルとして活躍していたが昨秋、 朝ドラのオーディションで約2300人の中からヒロインの座を射止めた。 「朝ドラといえば女優の登竜門というイメージだが、実は歴代ヒロインのほとんどは 何かしら演技経験があった。まったくの未経験は今回の藤澤が初めてで、 ドラマとともに成長させたいという意図もあった」(NHK関係者)。 だが、当初は「経験不問」が災いし、「演技が下手」「発声がなってない」と 酷評に視聴率も急降下。一時は朝ドラ史上初の13%台にまで落ち込む事態に。10%割れも心配されたが、先月あたりから16−17%台と復活。視聴者からも「感情表現が豊かになった」「本来のさわやかな雰囲気がうまく出ている」などの声が急増中という。 フィナーレ前の急浮上に、関係者も喜びを隠せない。佐野元彦チーフプロデューサーも「朝ドラはヒロインが1人前になって終了し、同時に1人の女優さんを育てる場。今回もクランクアップの日、共演俳優たちが自分のことより藤澤さんのことを気にかけ、 みんなで彼女を育てたという思いだった」と話す。 その藤澤、朝ドラ卒業後の“進路”については決まっておらず、 「しばらくは学業に専念する予定」と所属事務所。雑誌モデル↓朝ドラヒロインといえば、かつての松嶋菜々子と同じ道だが、偶然にも所属事務所も松嶋と同じ。 「背筋の伸びた、人間として潔さを感じる女優さん。今後が楽しみ」(佐野CP)と期待も高まる。 “遅咲きヒロイン”は菜々子に続けるか。
290 :
名無シネマさん :04/09/13 21:57:01 ID:sVdc1KCf
>>286 の説明が聴きたいものだ。
いや、まじで。
彼の言う、演技ってなんなんだろう。
おれは演技とか全然分からないけど ミスティックリバーに出てきた俳優、たしかショーン・ペンだっけ? あの俳優の演技が上手いと思った ただ貫禄に気圧されただけかもしれないけど
映画やTVの演技なんぞ流れ関係無しのぶつ切りのを整形してるだけ。
293 :
名無シネマさん :04/09/14 01:08:15 ID:enBBGcyA
>>292 それを、持続させる技術力があるのを、演技力と言うのだが…。
力ある人が少ないとはいえ。
舞台見に行け。 映画とかTVでの役者の演技力何てその他大勢の力で補える。
舞台演技は強調がきつくてキモいです
>>286 は、ただスレタイを読んでなかった もしくは誤爆だと思われ
297 :
名無シネマさん :04/09/14 01:19:53 ID:enBBGcyA
舞台俳優たちもコラムやインタビュー、本などで、 映画はまた違う演技の方法を使うと書いてるのだが…。 存在感と言うその人そのものと言うべき個性も使うし。 名舞台俳優=名映画俳優でないのは、常識でしょ。
うんうん。
>>297 んでは
>それを、持続させる技術力があるのを、演技力と言うのだが…。
ってのはどっちの話?映画?
では舞台での演技力とは?
この場合の「それ」とは具体的に何を指してるの?
後一々スレを上げなくて良いから。
300 :
名無シネマさん :04/09/14 08:59:29 ID:uySnePaR
>>299 映像作品における、ぶつ切りの撮影や、繰り返されるテイクにおいて、キャラクターに一貫性をもたせること。
持続させるための、物語の理解、キャラクターの生成、顕在させる技術、観客の中に発生させる存在感を機能させること。
舞台は詳しくは無いと思っているが、距離と生の時間をもたせる、抽象の具体化力。
歌手の歌唱力に近い、意味を明確(曖昧さも含む)に届ける力だと。
上げた方が、新たな参加者を得られると思うんだが、どうなんですかね?
少なくとも 「面白い演技」が「上手い演技」の一つの要素じゃねーかな。 笑える村上龍小説とか読み漁れば、なんとなく演技についての理解へのアプローチになるかと。
演技って、人物になりきりことじゃなく その人物が作り出す空気を再現することじゃないかなぁ。特に映画。 実際の人間関係も、人物と向き合っているというよりも その人といるとどういう空気を共有できるのか、またはしなくてはならないのか。 そこに尽きるからである。
303 :
名無シネマさん :04/09/14 22:39:17 ID:Jq+6VXxK
アンサンブルの上手さはあるよね。
上だとは思わないけど、 小説を映画化したやつは大概つまらない やっぱ映画は映画用の脚本・ストーリーってのがあるんだよね 小説を無理やり映画の枠に押し込むとろくな事はない
305 :
名無シネマさん :04/09/16 00:12:20 ID:AOIEDHgL
過去の名作に小説を題材にした名作が多いという事実は無視されているのだろうか? ここが演技スレだという事実も無視されているのだろうか?
トーシロは無視
邦画はいまいち演技の平均レベルが低い。
>>307 そりゃまぁな。
ノリが悪い国民性だからじゃねーのー?
アイドル兼半端役者の需要が多いから、って理由もあると思うが。
映画を文化として見てない(これが良いか悪いかは別として)し。
勿論、イイ役者さんも居るけど。
309 :
名無シネマさん :04/09/16 12:25:16 ID:ene11EOA
バカとハサミは使いようなんだけど、ハサミじゃなくて、バカが多いのかもしれん。 バカ正直とか、バカの一つ覚えの方が。
と言うか英語の演技の良し悪しってどこで判断するんだ? 総合的に判断出来るほど英語堪能?
>>309 違うよ、バカを上手く使える人がいないのだよ。
結局 演技が上手いは 演出家が上手いってこと? 作品や演技に感銘を受けるって事は観る側の感性ってこと? 因みに最近「上手い」と思ったのは「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム です。 CGだけどw
>>274 あなたとは大変に気が合いそうな気がしたが、
よく考えたら俺は一部ブスもストライクゾーンなんだったな。
むしろブスだろ
315 :
名無シネマさん :04/09/16 19:01:34 ID:q27oFZNX
台詞だけで、役者観てるやつは、歌舞伎とかバレエとか見たら、寝るんだろうなぁ。 映画でもサイレントとかも、寝るだろうなぁ。
316 :
名無シネマさん :04/09/16 19:06:57 ID:uyMIDR3F
>>310 評価する所は「英語の演技の良し悪し」じゃないし、
「英語が堪能かどうか」でもない。論点が違うよ。
見ていていかに引き込まれるか。
>>316 まあそうなんだが、310の言いたいこともわかる。
言語がネイティブじゃない人は、限られた部分でしか
判断できないよね、やっぱり。
「なまり」とかだってあるじゃない。
シュワさんは訛ってらっしゃるらしいが、
たとえば日本版のターミネーターみたいのあって、
未来からやってきた殺人機械が東北弁じゃあ
なんか噴くよな。
津軽弁に謝罪しろ 今すぐだ
>317 んじゃあ吹き替えでもOK?
生声無しでも判断出来る要素もあるんでは? 身振り手振りに無駄が多い、とかさー
>>316 そうか?
外人さんの演技で相手の言語を把握してて良し悪しを判断してるのか?
って重要だと思うが。
例えばキルビルのウマとかルーシーとかの
日本語で話してた場面は演技がうまいと感じた?
(例え話なんで元がどうこうは置いておいて)
言葉の発音、なまり、アクセントこういうのは演技を評価する上で非常に重要だと思うけど。
323 :
名無シネマさん :04/09/17 00:03:29 ID:kXB34qqq
逆に訊くが、キルビルのあのセリフが監督の演出なら、どうよ? あの世界観を表現していたことに、演技力を感じないなんてねぇ?
>例えば >例え話 って読めない?ふり仮名ふろうか?
325 :
名無シネマさん :04/09/17 01:04:29 ID:kXB34qqq
“例えば”が入っていたから、どうだというのか? >言葉の発音、なまり、アクセントこういうのは演技を評価する上で非常に重要だと思うけど。 この文章があって、こその返信。
何故改行が入ってるのかよく考えたら? まぁ君が英語音痴でコンプレックスを持ってるって事は良く分かったよ。
327 :
名無シネマさん :04/09/17 01:37:55 ID:kXB34qqq
あなたは、自分の文章に曖昧さ多くを占めてしまっていることを認めないといけないね。 “けど”には、反意もあるが、相手の文章の皮肉にもなるの。 《あなたはそうかもしれないけど、私は違う》のようにね。 主語がないのよ。 英語音痴? これも、その曖昧さの一つだね。英語を上手く聴けるかもしれないじゃない。 聴けても、しゃべれない人はいるでしょ、音痴と同じで。 だいたい私は、英語のことに一つも触れてない。 キミはノンバーバルコミュニケーションが得意なのかもしれないけど。 ようするに、言葉のアクセントとかをあえて、上手くしなかったのでは?と あなたは、演技を台詞だけで捉えていないようだから、 高度な部分での演技かもよ?と、あなたに挑発気味に訊いたのよ。
No fight, please.
>自分の文章に曖昧さ多くを占めてしまっていることを認めないといけないね。
そっくりそのまま返すよ。
俺は
>>322 とは別人だけど?
>ようするに、言葉のアクセントとかをあえて、上手くしなかったのでは?と
>キミはノンバーバルコミュニケーションが得意なのかもしれないけど。
>高度な部分での演技かもよ?
曖昧に決め付けすぎですね。かなり多めに。
そもそも
>英語のことに一つも触れてない。
のであれば
>>322 の論拠とは全然関係ないだろ。
切るビル談義がしたいなら他所でやれ。
330 :
名無シネマさん :04/09/17 02:40:12 ID:kXB34qqq
英語でなく、演技力において、質問であって、キルビル談義ではない。
監督を信じて、その演技方法を選ぶという演技の話。
あえて、補足例から、あげさせてもらえば、
ターミネーターでも、訛りがあるアメリカ人は少なくないのだから、
綺麗な英語の台詞を言わせて、ミスされるより、
別のとこに力を入れてもらいたかったのだと、考えられませんか?と。
これは、監督の演出術だと思うわけだ。
演技力を発揮出来る部分に発揮してもらうための。
それは、映画の世界観を強固にする。
ここに監督と役者の信頼関係がある、と。
そういう演技についての質問なので、演技は台詞がどうではなく、
その信頼関係にあるという話で、台詞や、言語だけではないことの強調をする前ふり。
さて、キルビルだが、実際、クエンティン・タランティーノ自身が、
わざと外人が言ってる風の日本語で言わせたと、インタビューで答えている。
>キミはノンバーバルコミュニケーションが得意なのかもしれないけど。
これは、英語音痴云々という勝手な断定に、同じ方法で返してるだけ。
>俺は
>>322 とは別人だけど?
…なんじゃ、そりゃ。
説明はした。
気持ちは、
>>328 さんに同意なのですが。
そもそも
演技力を推し量る上で使用してる言語を知る事は重要な要素ではないと考えてるの?
>わざと外人が言ってる風の日本語で言わせたと、インタビューで答えている。
と言う部分にはどう考えてるのか?
外人が言ってる風って何故見てる人間がわかるのか。
それは普段から日常的な日本語を「知ってる」からでしょ。
逆に考えて英語で特殊なニュアンスや癖のあるアクセントだって
日常的な英語を「知らなければ」分からないのでは?
そう言う演技や演出については言語を「分かる」「分からない」の差は大きいはずだが?
>気持ちは、
>>328 さんに同意なのですが。
>>327 で「高度な部分での演技かもよ?と、あなたに挑発気味に訊いたのよ」
とか言ってる人間がよく抜けぬけと言えたもんだなと唖然。
まあ、夜中にお前らなにやってんだ、って話だ。
334 :
名無シネマさん :04/09/17 08:20:52 ID:E/Lj3l6D
あくまで自分の演出の範囲ですが 撮る側からすると、「演技」に妙にこだわる役者は「素」を嫌うが、 場面によっては「素」が必要(というかそのほうが有効)になったりする。 だから「役作り」や「演技」に常にこだわられるのは迷惑な場合もある。 100メートルのオリンピック代表は、本当はマラソンのほうが速い、 なんてことはないと思う。自分が得意な部分を伸ばして結果がよければ、 それをうまい役者といっていいのでは。 当然双方を兼ね備えている役者も存在する。 あくまで自分の接してきた範囲だが、基本的には「素」が出来る役者が 「演技」を獲得したケースのほうが、いい役者になる場合が多いと思う。 そういう人の演技は、演技であってもどこかでその人の本質を伝えて いるような迫力があります。
観てて気持ちよかったり、面白かったりすりゃそれでいいよ
336 :
名無シネマさん :04/09/17 10:29:08 ID:5rQFKOq7
>>332 自分が制御出来ることに取り組むことで、台詞に縛られないところでの
演技こそ、重要だと考えている。
言うなれば、クラシックの歌をロックシンガーが歌うことになって、発声方法から変えるか変えないかの選択で、
そのロックシンガーが、ロックの発声方法のままで歌う方を選んで、歌った場合。
(『バルセロナ』におけるフレディー・マーキュリーの選択だ)
>外人が言ってる風って何故見てる人間がわかるのか。
>それは普段から日常的な日本語を「知ってる」からでしょ。
映画で、外人がたどたどしく言う日本語を聞いてるから、
それでいいという判断が出来る。
きちんとした日本語を練習してもらうより、
もっと大事なことがると言う判断。台詞が重要だからこそ。
それで、出てくる心理の状況が、肉体に置ける演技に影響が強いと思う。
激しい意見の交換と悪口の言い合いは違うでしょ。
誹謗中傷合戦したいわけではないので、意味不明の文章
(>俺は
>>322 とは別人だけど?)に思わず、悪態ついてしまいたくなったからさ。
アクション映画監督は、みな戦い好きなの?
アメリカンに言わせると、訛りは演技以前の問題らしい。
>>334 さすが製作側の意見ですね。わかりやすかったです。
ぱっと思いついたのが、シャーリーズ・セロン。
演技演技しすぎていて、彼女自身の存在感というものが希薄に思う。
素でカリスマティックなものを備えつつ、場に合った演技ができる、
そんな役者さんが最高なのかもしれませんね。
>>336 順番がおかしい
俺は
>>322 とは別人だけど?は
>>329 >高度な部分での演技かもよ?と、あなたに挑発気味に訊いたのよ。
は
>>327 訊いたのよって事は当然
>>327 より上の話だろ?
何つうかさ・・・発言がいい加減な奴は何言っても説得力ない訳よ
自分の発言に責任持てと
339 :
318 :04/09/17 16:52:30 ID:7Pft9snT
>>319 津軽弁に謝罪いたします。
ただ、わかっていただきたいのは、津軽弁を
バカにしたわけではないという事です。
「機械がわざわざ極端な訛りをプログラミングしてるのはヘンだよね」
って言いたかっただけです。
まあ、スカイネットの根幹が
東北で作られたって事もありえるわけだが。
340 :
名無シネマさん :04/09/17 16:57:08 ID:VR+OEkZq
341 :
名無シネマさん :04/09/17 17:01:52 ID:VR+OEkZq
つかまえた人間をモデルにTシリーズは作られてるはずだから、 訛りもそれにするんじゃない? と、質問スレで読んだ。 設定(台本とかジャンル)への理解も演技力?
>>340 それは言われなくてもわかるよ
>>327 の
誹謗中傷合戦したいわけではないので、意味不明の文章
(>俺は
>>322 とは別人だけど?)に思わず、悪態ついてしまいたくなったからさ
が意味不明
これの悪態ってどれの事?
343 :
名無シネマさん :04/09/17 17:25:15 ID:VR+OEkZq
>>342 330。
いろいろ至らないところがありました。すいません。
まとめれば、訛りのある人をわざと使うこと、そこに気が行き過ぎる役者を、どう解放してやるかも、
同様に直させたり、のめりこませたりも演出だし、演技の範疇だと思う。
アンカーが多すぎて、ポップしたの読むのすらめんどい
345 :
名無シネマさん :04/09/17 19:47:14 ID:DKFBNlfx
舞台を題材にした映画観ると、どうかな? 舞台の上と下で、演技ががらっと変わる。
恋に落ちたシェイクスピア とか
347 :
名無シネマさん :04/09/17 20:00:49 ID:DKFBNlfx
映画に出る映画でもいいかも。
348 :
316 :04/09/17 22:07:12 ID:oggZiiaM
釣るつもりもないのに、大漁だった場合はなんて言えばいいんだろう?
リリースするのがマナーなんじゃないのか? きっちり責任持てよ
350 :
名無シネマさん :04/09/17 22:21:05 ID:oJ3YTm4d
ちゃんと料理して食いましょう。
>>348 そういうのは釣りとか大漁とか関係ない。
ただ突っ込まれただけ。
>>352 わざわざ教えなくてもいいんだよ、そういうことは
>>341 ちょっと論点がズレちゃいましたが、
僕はシュワさんについてどうこう言いたかったわけではないのです。
だから例として、東北の極端な訛り(他県の人にはヒアリング困難)をあげたのです。
訛りが演出として重要な部分というのは激しく同意いたします。
コメンタリーとか聞いてると、監督が
「●●はコックニー訛りを完璧に再現しているね。素晴らしい」
とか言ってたりしますよね。
訛り一つで、そのキャラクターの出自を想像させると。
で、聞きたいのはね、
「●●は演技うまいよ」
とか言ってる人たちの何%が、そういうの聞き取れてるのかって事。
355 :
354 :04/09/19 14:08:27 ID:BJc0yoTG
上の発言は318=339ですが、そんな事はどうでもいいですか。 ついでに補足。上記みたいな事を言うと 「身ぶり手ぶり」とか「表情」とか、 声を伴わないシーンの事を例にあげて説明されるんですが、 それは 「この俳優は、すくなくとも喋らないシーンの演技はうまい」 という事でしかないですよね。それはそれで正解でしょうが、 全体としてどこまでキャラクターをねりこんだのかという判断は できてないと思う。
自分は素人なので「演技論」みたいなのは解りません (意味はわかるけど、理屈ばっかりで・・) 少し目先を変えて具体的に 「こ の 役 は こ の 人 じゃ な きゃ 無 理 !」 と いった例を挙げて戴ければ有り難いのですが・・・。
357 :
名無シネマさん :04/09/19 17:09:37 ID:lNRO0P5w
コロンボはピーター・フォンダ。
キャプテンアメリカはピーター・オトゥール。
359 :
名無シネマさん :04/09/19 18:45:37 ID:1bNtqHQs
チャップリン役はロバート・ダウニー・Jr
360 :
名無シネマさん :04/09/19 19:23:50 ID:1bNtqHQs
マルコヴィッチの穴のジョン・マルコヴィッチ役はジョン・マルコヴィッチじゃなきゃ!
>>356 以降はスレ違い
ここは「ハマリ役」について語るところではない。
>>1 やその他の「よくわからん派」に
演技の良し悪しについて納得のいく説明をするためのスレだろ。
神クラスの演技スレにでもいけよ。
ま、コロンボはピーター・フォンダなわけだが。
誰でもいいよ 観ておもしろけりゃ
363 :
名無シネマさん :04/09/19 22:23:59 ID:b+ydDTd2
市川コン監督曰く。 「キャスティングで演出の仕事は、8割終わる」
これって、つっこむべきなのかな。 ピーター・フォークだ! って。
>キャスティングで演出の仕事は、8割終わる 編集は演出に含まれないのかなぁ。 編集の仕事は2割超をしめると思うけど。
市川昆>(越えられない壁)
>>365 なので2割超えないと思います。
367 :
名無シネマさん :04/09/20 00:55:30 ID:bXWE/VH2
>>364 やっと気づいてくれた、ありがとう!!
さすがに自分でばらそうかと思ったよ。
368 :
名無シネマさん :04/09/20 01:12:42 ID:ENnAeqqM
うちも演技習ってるけど難しいっ! うちも正直いって何がうまくて何がだめかなんてわかんない(>_<) 好みとはまた違いますよね... 日本人だったら山崎努さんすきです。
広末涼子って演技うまい? 俺けっこう味というか、個性があると思うけど
>>365 編集は編集者の仕事だからじゃないの?
編集者は監督の要望に応えるように仕事するだろうけど。
もしかしたら監督≒演出と考えてるのかもね。
>>369 いささか自己主張が強過ぎる演技だと思う。
録画映像でだけど、舞台ではけっこういいんじゃない?
映画だと見てて鼻に付く感じ。
372 :
名無シネマさん :04/09/20 11:57:51 ID:spsFqZBg
演出は、撮影でいかにどう物語を作っていく作業。 編集は、撮影したものを映画にしていく作業。 アニメのクレジット見れば分かる、監督以外に演出って役職あるでしょ。 監督は全体を統制する仕事。
373 :
名無シネマさん :04/09/20 12:13:44 ID:aS9wOyQj
吉田日出子は?
374 :
名無シネマさん :04/09/20 13:15:43 ID:spsFqZBg
広末は舞台後に映画に出てないから、子育てが落ち着いて復活したら、期待できる。 女優は出産後に変わるし。
375 :
名無シネマさん :04/09/21 10:07:56 ID:APJcZb1Z
演技だけと言うことはありえない気がする。 演出、周りの役者、脚本によって、それは素晴らしいモノになるのでは?
376 :
K++ :04/09/21 12:44:24 ID:UvwGMXxQ
どうか観客もお忘れなく。 あんなのにも役が来るのか、 あんなもんでも客は喜んでるのかと思うと、 そこで停まっちゃいます。 ただでもらった切符だから来てる客は 拍手しちゃいけないというルールないかなぁ。
377 :
名無シネマさん :04/09/21 13:35:12 ID:I7OVfmex
金払ってたって「あんなもん」で客は喜びますよ 文化としての映画は死んだ
378 :
354 :04/09/21 14:11:48 ID:WqscQd7X
と355を書いた者ですが スルーされてるのは僕の言ってる事が 調子っぱずれだからでしょうか?
379 :
名無シネマさん :04/09/23 00:24:13 ID:Kkk7AzLo
>>378 抽象的で悪いけど、音楽を聴いた時、その音や、メロディなどによって、
ある種の感情が喚起される。
人が発する言葉もそれに近いところがある。
意味だけで言葉が通じるわけではない。
アメリカで日本人が、つたない英語で怒るよりも、
日本語で怒った方が意思が通じることがある。
>>379 君上の方で同じ話題で一悶着起こした奴だろ。
ポイントずれてて話訊かないからすぐわかるわ。
381 :
名無シネマさん :04/09/23 02:45:33 ID:Kkk7AzLo
じゃ、ポイントずれてるのがわかるなら、あなたが答えてあげれば、いいじゃない。 鬼の首とったみたいに書くわりには、それじゃ、ただのイチャモンになってしまうよ。
382 :
名無シネマさん :04/09/23 18:38:43 ID:LWKJy/Vr
アニメを俳優がやると技術がある人は分かるよね。 でも、実写だとアニメで吹き替え下手な俳優も上手かったりする。 難しい。
383 :
名無シネマさん :04/09/23 19:46:22 ID:wo0dvo9/
384 :
名無シネマさん :04/09/23 23:45:06 ID:sEK8goQ4
「欲望という名の列車」を観てマジでビビった。 演技以上のものかもしれないが、ものすごい迫力。 何がとか、どう、とかは分からんが、凄いんだ。 鬼気迫るといった感じ。役者が。 マーロン・ブランドーなんか、もう止めてくれって思った。 スレ違いならご免。参考までに。
明け方までロケ 家に帰る 疲れているけど風呂に入る 軽く仮眠 起きてロケバスに乗って衣装に着替える adが台本理解できてなくて押す 昼近くなって撮影開始 演技に集中 こんな撮影現場です
386 :
名無シネマさん :04/09/24 00:39:26 ID:KvSiVNku
韓国のドラマはその倍きつい。 週2回放送。 でも、下を見れば、もっときついのはある。 上を見るのも大事。 だが、上にいる奴もそこを通ったヤツがほとんど。
チラシの裏にでも書いてろ。
388 :
名無シネマさん :04/09/24 01:23:27 ID:KvSiVNku
チラシの裏に書けと言うからには、宣伝効果があると認めたのだろう。
>>385 >昼近くなって撮影開始
>演技に集中
の間に、「よく分からない理由で待たされる」というのが抜けてるよ。
>>388 あなたに言ってないんで話しかけないでね。
391 :
名無シネマさん :04/09/24 11:36:12 ID:X1Y0W+Bo
392 :
名無シネマさん :04/09/24 12:24:15 ID:X1Y0W+Bo
言葉や台詞の言い回しだけでない一つの手がかりに、 上手い声優が俳優になかなかなり得ないことがある。
393 :
名無シネマさん :04/09/24 19:08:04 ID:XysHl1zI
もまえら!ケイトブランシェットとケビンスペイシーはうまいと思わんか?
394 :
名無シネマさん :04/09/24 19:42:21 ID:T/8wBSCv
シッピングニュース観たな。
395 :
名無シネマさん :04/09/26 00:17:24 ID:quhRItgX
無声映画の俳優はトーキー時代になって困っただろうな、 ってそーゆう映画あったね
397 :
名無シネマさん :04/09/26 01:15:21 ID:8F0baIF9
こないだ電車に乗ってたら向かいに居たカップルの会話が なんかすごいわざとらしくて、これをそのまんまドラマとして 撮ってたらドキュメンタリーになるはずなのに 「演技へたくそ!」と言いたくならんばかりにわざとらしかった。 リアルであって演技でもなんでもない素の会話に 演技へたくそもクソもないのに・・・・ 映画だのドラマだのの見すぎかな。
>>397 の話は「自然な演技」という概念への疑問を抱かせてくれるから、面白い。
401 :
名無シネマさん :04/09/26 10:34:22 ID:w76pZ8dl
事実は映画より奇なり。
>>397 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ
l:::::::::. |
|:::::::::: (●) (●) | 日常生活でそんなこと気にしてると禿げるよ
|::::::::::::::::: \___/ |
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
403 :
名無シネマさん :04/09/26 16:05:04 ID:3GAzusrI
現実にはうまいも下手もないよね キムタクはぼそっと喋る感じがいいっていう人がいる ただのナルシスト
404 :
名無シネマさん :04/09/26 17:43:48 ID:PbSrjJx2
それで役者にハゲが多いのか!
405 :
名無シネマさん :04/09/27 10:28:30 ID:jeVVZEGj
理性があれば、単なる魅力と演技力の違いが、多少は区別つくと思う。
三谷が西村邦彦を重用するのがどうしてもわからん。
407 :
名無シネマさん :04/09/27 20:46:30 ID:i/QOl/za
雅彦じゃないのか? コメディアンがいないからだし、自分のリズムがあるし、 自分の劇団の看板役者だ。
408 :
名無シネマさん :04/09/28 10:29:33 ID:mswo7sc/
確かに、コメディアクターは独特の才能がいるよな。 名俳優でさえ、コメディは難しい。
409 :
名無シネマさん :04/09/28 10:59:55 ID:GH2Yc3CE
オダギリジョー、伊藤英明あたりがよろしいかと思われ
監督の好みだからの線が濃いーと思う エキストラから、プチ役者になってわかったんだよね
411 :
名無シネマさん :04/09/28 13:06:03 ID:t7y4KnxM
プロデューサーの好みだから…も濃い。
412 :
406 :04/09/28 15:31:43 ID:CeSgXYZF
>407雅彦でした。。orz 知り合いの役者さんから聞いたんだけど、竹中直人さんは本番中でも、カメラ に映ってない所でも馬鹿な事をやって笑わせてるらしいですね。。 それで、演技ができなくなった役者さんがNG出してるのを、喜んでいるとか。。 とても楽しそうだ。。 脱線しました。スマヌ。。
413 :
名無シネマさん :04/09/29 20:33:29 ID:9n8yiVj3
ハリウッドは陰険! 有名になってる香具師が他の役者と共演する時 ワザとセリフ言い間違えてシーンを撮り直しさせたりするそうだ! で、自分は何度も言い間違えて、共演者が何度も真剣に本番をやらされて 集中力が無くなりヘタになってる時に、突然良い演技をして「カット!」 で、実際の映画を見たら自分の方が相手より演技が上手く映ってるという仕組み。 メイキング・オブ・ミスティックリバーでケビンベーコンと ティムロビンスが若い時にそういう嫌がらせを受けたと言ってた!
414 :
名無シネマさん :04/09/29 22:16:29 ID:R8T8fmwc
どこの国でもあるでしょ。 公言出来るアメリカはマシな方かもしれない。 プロダクションが強い日本じゃ、もっと酷い。 だが、それを越えていくしかないのが芸の世界だとも思う。 もちろん、無いに越したことは無いが、人間の世界を描いてるわけでしょ。
>>413 の例に限って言えば、ハリウッドならではって面もあるだろうね。
フィルムが湯水のように使えるわけだから。
ま、
>>414 の言うのは役者の足の引っ張り合い全般についてだろうけど。
416 :
名無シネマさん :04/09/30 02:04:04 ID:Nfc/LmbT
日本で、デジタルビデオ作品増えて、フィルムは湯水と同じなってる気もする。
417 :
名無シネマさん :04/10/05 19:53:25 ID:XqFeqkbU
>>416 ホテル・ヴィーナスがそうだったらしいね。
>>403 キムタクはジョニー・デップのマネしてるから
ああなるんだろうね。
いい演技≠巧い演技?
>1へ 今日布団の中でおまえが一番好きな映画の1番好きなシーン の台詞を言ってみろ
421 :
名無シネマさん :04/10/05 22:51:59 ID:0wO640lv
演技を料理で考えると分かりやすいと思う。
不味いのは分かるけど、美味いのはってのも、
料理人の技術についても。
>>420 いい料理と巧い料理は違うでしょ。
422 :
名無シネマさん :04/10/05 23:19:03 ID:xySIekxM
男優賞、女優賞ってあるよね。監督賞は厳密に何について与えられるの?
ヘタな演技はすぐにわかるけど、 うまい演技の判断基準って人それぞれだよね。 私は単純に、見てる側が感情を動かされる芝居をやる人が 「うまい人」なんだなと思う。 芝居なのはわかってるのに、本気で悲しくさせたり、ゾッとさせるような、 実際にこんな人にあったらこういう感情になるんだろうなあ。 と思わせてくれるのが、私の思う「うまい演技」の基準かな。
424 :
名無シネマさん :04/10/06 21:34:40 ID:3101uK2r
>>422 監督はその演出力に与えられます。
演出は複雑で、厳密には言えませんが、
物語を映像的にどう構築、表現したか。
作品全体的なスタイルの統一、俳優の出し入れ振り付け、語り口の選択などなど。
さまざまなパートのバランスを取っていき、何を表現したかというところでしょうか。
ちなみに作品賞はプロデューサーに。
406 名前:日出づる処の名無し 投稿日:04/10/06 16:56:42 ID:OZneZfz6
【映画】『ハウルの動く城』試写会で「声優キムタク」に飛んだ「下手クソ!」
週刊新潮10/14号 芸能ワイド記事より抜粋
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/index.html (略)東宝は9月16日、社員の為に日比谷スカラ座で宮崎監督最新作『ハウルの動く城』試写会を開催した。
ところが、「試写会のあと、”なんだ、あのハウルは”という声があがったのです」(東宝関係者談)
「倍賞さんはベテランなのに、女の子の初々しさをしっかり表現していました。
美輪さんは威厳があって、圧巻そのもの。ところがキムタクは最悪です。
セリフは棒読みで抑揚の無い、感情のこもっていない声にみんなガッカリしていましたよ。」(同)
試写会の後、飲み屋に繰り出した東宝社員は”キムタクは失敗だ”とか”下手クソ”などと、散々グチったという。
408 名前:日出づる処の名無し 投稿日:04/10/06 16:58:30 ID:OZneZfz6
>>405 の続き
アフレコが始まったのは4月の中旬だったが、
「アニメでは声だけで演技する事が要求されますが、キムタクは全くなってなかった。
右手をポケットに入れ、左手で台本を持ってぶっきらぼうにセリフをしゃべるだけです。
宮崎監督は、もっと体全体で声を出すように何度も注文をつけたのに、キムタクはただ”はい、はい”と返事するだけで、改めようともしないのです。」(同)
温厚な宮崎監督も、これにはさすがにむっとしたらしい。(略)
「(略)ハウルは最後までキムタクの顔がちらついて、感情移入できなかった。」(ベネチアで『ハウル』を観照した映画ジャーナリスト談)
いまや人気に翳りがでてきたといわれるキムタク、声優なんかやってる暇があったら本業に力を注いだら。
絶対みない
427 :
名無シネマさん :04/10/07 00:34:53 ID:3qffXgny
とはいえ、2046はあるし、オリジナルで30%越えるドラマはキムタク主演のみ。 幅の無い演技とは思うが…。 それにジブリの音やってるのは日本一のチーム、オムニバスプロモーションだぜ。 宮崎駿はメイキング見てもアフレコはどちらかというと音響監督に任せてるところもあるし。 怪しいもんだな。 あまりにも情報が少なすぎる。まだここでは判断まるで出来ないな。 予告編に名前のみで声がないのは気になるが。 俳優によるアテレコはホントに技術力が問われる部分ではある。 スチームボーイはがっかり。イノセンスではプロの技にうなった。 もののけも千もかなりのもんだ。
下手→菅野美穂 上手→深津絵里 この2人を比べるとよくわかる
429 :
名無シネマさん :04/10/08 19:32:50 ID:1NJAh7Tx
菅野美穂って下手なの?
430 :
名無シネマさん :04/10/08 19:34:50 ID:IdzOyOhD
菅野美穂は作品でムラがあるよね。 技術で裏打ちされてない、才能でやってる感じ。
431 :
名無シネマさん :04/10/08 21:35:28 ID:1NJAh7Tx
菅野美穂さんのやったスペシャルドラマ→フジコヘミングの軌跡→なんか圧倒されました。 ヘレンケラーの舞台も見に行ったけど、引き込まれました。。。
菅野は下手だろう。 何やっても菅野。 なんかくせがある演技だよね。
結局並以上になると判断材料は主観以外の何者でもないな。
434 :
名無シネマさん :04/10/09 23:48:06 ID:hlBTSO7d
演技が上手いと言われている時点で下手という解釈もあり
「上手い」と言われたがってる演技ってのもあるよね。 上手い演技かどうかは別として
ケビン・スペイシーとエドワート・ノートン 確かに上手いんだろうけど本人もそれ分かってて自信あるせいか、 演技がやたら鼻についてあんまり好きになれない。 「僕ちゃんの演技どうよ?」みたいな。 はいはい上手いですよ。 上手いけどなんかムカつくなぁって感じ。
437 :
名無シネマさん :04/10/10 16:08:10 ID:sGbnt6Sn
下手ウマもあり。
438 :
名無シネマさん :04/10/10 17:39:28 ID:sGbnt6Sn
上手ヘタもありか。
439 :
K++ :04/10/10 17:56:10 ID:2AVbZsqM
エドワート・ノートンがスコア(The Score)で見せた障害者の演技は、 洞察による掘り下げもなく、ステロタイプで鼻についた。 ストーリー的には、周りに疑われないただの好青年でいわけで、 あんなんだったら、演出的にも、なにも障害者で演じさせなくても”素”いい。 上流階級に生まれベビーシッターに育てられたYale大出の坊ちゃんが考える、 演技とはこんなもんでしょ、ほら僕って上手いでしょ、というだけの”臭い芝居”だ。
上手い演技というのは この役はこの人しか出来ないだろうな、と観てる人に思わせる事だと思う
441 :
名無シネマさん :04/10/10 19:07:56 ID:l4cj7Nam
>>440 それは、このスレ的には個性になるんじゃないの。
442 :
名無シネマさん :04/10/10 19:18:41 ID:sGbnt6Sn
>>441 演技によって、そう思わせる俳優が上手い、って意味じゃないの?
>>440 いろんな役でも同様に、この人でしか、って思わせるのは、確かに上手さだろうね。
喜怒哀楽の表情に乏しい人は( ゚Д゚)マズーというか、役者に向いてないと思う 便アフレックとか
俺もベンアフさんはいまいちだと思う。 なんかどの映画でも同じようなキャラに見えちゃって・・。 チェンジングレーンの小悪党っぷりは良かったけど。
ベンアフは演技以前の問題っぽい。 大した実力もないけどたまたま売れちゃった幸運な若手俳優って感じ。
446 :
名無シネマさん :04/10/11 17:58:22 ID:Z/ct4AuY
上手いって、下手じゃないってことじゃないよな。
447 :
名無シネマさん :04/10/11 18:03:37 ID:4/kfp7HF
下手に見えても監督がわざとそういう演技させてるかもしれないし 観客側がうまいへたを判断することは不可能だと思う
「紅いコーリャン」「菊豆」のコン・リーはこの人しか出来ないと思う。 劉暁慶辺りがやってもそれなりにはなったかもしれないが。 でも今まで見た中での最強は「覇王別姫」のレスリー・チャンかな。
449 :
名無シネマさん :04/10/12 09:27:19 ID:JDbSwKim
「紅いコーリャン」は20点てとこだな いいかげんにしろよ
日本人ならわかるけど外人はわかりにくいよな
451 :
名無シネマさん :04/10/13 03:22:11 ID:nEmZPcE6
こじんてきに演技うまい下手を見分けるのは 飯食ってるシーン。 飯を食いながらいかに台詞をうまく喋れるか。 日本人は下手。どーしても手の動きが止まってる。 食事しにきてるんだから、食いながら話すはずなのに。
口のなかに食べ物があるときに話すんじゃありませんよ。
確かに、できたての料理を目の前にして箸をまったく動かさないって 違和感を感じる。
自分が話してるときならまだしも、相手が話してるときまで 箸がとまってる
何かしながら台詞しゃべるほうが自然に喋れるけどね、普通。 監督の指示なのかな。 「食べることを止めるくらい、重要な会話」ってことを表現したいとか。
日本人の礼儀として、食べながら話しかけたり、話を聞いたりするのは失礼 という考え方もありそう。古い映画ならね。
457 :
名無シネマさん :04/10/13 15:25:03 ID:Pw0h40e5
子供の頃、叱られなかったの? 「口に物入れてしゃべるな!」 時代背景によって芝居は変わる。 監督世界観によって芝居は変わる。
458 :
名無シネマさん :04/10/13 17:12:37 ID:zx7+LSmm
アメリカ人の演技は何故か自然に見える でも日本人の演技は下手さ加減が異様に目立つ・・・
459 :
名無シネマさん :04/10/13 17:57:51 ID:Pw0h40e5
それはキミが日本人だからでは?
460 :
名無シネマさん :04/10/13 18:23:53 ID:py1pSkz3
NHK時代劇を見比べると一番判りやすい。 独眼流伊達政宗を演じた中井貴一 と今、新撰組で演じている香取慎吾 年齢はほとんど同じはずなのになんというか前者には重みを感じるが 後者には普段チャラチャラしてるせいか重みは感じられない。
>>460 そりゃあ歌って踊ってカットリく〜んのイメージがあるから
重みもへったくれも無いでしょ
>>460 中井貴一は武田信玄
今の芸能界はどうしてもジャニーズの力が強いんだな
来年の大河も主役はタッキーだし
どれだけベテランが脇を固めようが全然期待できねー
464 :
名無シネマさん :04/10/14 01:37:42 ID:vZZBD0wJ
時代劇・戦争物などは演技力だけでは表現しきれないよね。 存在感とか、肉体も精神もその世界の人になれるだけのものを持っていないと。
465 :
名無シネマさん :04/10/14 13:30:57 ID:XsNBgJj0
464それが演技力ってゆうんじゃないですか?
単に配役がうまかったのに、演技がうまいと評されたり、 セリフと役がマッチしているところがツボなのに、演技がどうこうと言われたり、 案外評論とはずれるもんなんですな。 むしろ本当にうまいと自然すぎて隠れてしまい、別の表現で評価されてしまうものなのかも。
居酒屋で芝居論を熱く語るどこぞの名も無き劇団のアホなんかみると、 一生そうやって語ってろよ“大部屋!”って思う。 演技とは上手くて当たり前。そこから先の“味”や“華”で皆苦労してんじゃねえの。 当然、そんなものの評価なんて人各々だから、“演技がうまい”なる表現はそこらへんのオッサンのたわ言でしかないと思う。 自分の好きな役者を他人に語り“演技がうまい”と言って、返ってきた答えが「え、そうか〜?」なんて経験は皆あるだろう? みんな各々、お気に入りの役者を応援するってだけでいいんじゃないの。 評論家なんて、いくら沢山の雑誌雑誌に評価を書こうとも、「でもそれは、アンタ個人だけしか思ってないことですから〜!!」だw
468 :
名無シネマさん :04/10/14 15:39:41 ID:DL0PtUXu
>>467 評論をそのようにしか思えないほど、実の無いものしか読んでこなかったか、
知識というものやモノを見るという力を学ばずに来たんだろうか?
茶化しても、鍛えられてない主観でしかモノを言えない人間は
他人にも「結局、主観だね」としか言われないから、世の中には、
それしかないと思い込むんだろうか?
「自分しか思ってないことかもしれないこと、でも伝えたいや、
他の誰かも同じように思ってくれるかもしれない、だから」
が、表現だし、言葉だし、演技だし、評論。
>>468 どうでもいいけど、スレタイに対する自分なりのコメント書いたら?w
470 :
名無シネマさん :04/10/14 17:04:36 ID:DL0PtUXu
>>469 茶化すしか出来ないのかい?
正面切って、物事と向き合えないんだね…。
その上で、あなたの意見はだろうに。
演技がうまい、と言えるのは、
・その表現媒体の基本の習得と表現の解釈の能力、それを支えて表現出来る肉体が
質の高いバランスを持って成される時。
そのどれかの突出によって、上手いと言われることもあるし、
下手といわれる事はあるが、それは主観かどうかの区別がつかない。
この3つがあるかと照らし合わせて見れば、客観としての上手さを評価できる。
もちろん、上手いと評価できる方法は他にもある。
471 :
名無シネマさん :04/10/14 17:17:47 ID:DL0PtUXu
補足: ・表現媒体の基本の習得 → 舞台なら発声、型、舞いなど。 表現の解釈の能力 → 演じる役、物語の理解力など。 表現出来る肉体 → 才能(外見含む)など。 相手役、演出家を選ぶ能力、俳優本人の人間性も含んでも良い。
このage厨は上の英語がどうのって話で釣られまくってた奴と同じか? こいつが来るとくだらない展開になるな。
キャラクタはハマってるけどまともに喋れない国民年金女優とかもいるな。
475 :
名無シネマさん :04/10/16 18:41:48 ID:OYNDGwbW
467の口調はどうかと思うけど、言ってることには同意だな。 演技なんてできて当たり前というか、うまくて当たり前だと思うわ。 よってそっからさきは、その人の個性というか生き方の問題なんじゃないかな。 でもまあ、天才や変人ばっかで作品がなりたってるわけじゃなくて、主役が個性的天才でも 脇の基本演技がヘボじゃどうしようもないってこともあるから、技術論なんてのは 突き詰めていってもいいと思うよ。質で完敗しても、幅でゆっくりと評価されることも あるだろうし。
476 :
名無シネマさん :04/10/16 19:00:23 ID:919nI7ej
すごい人たちだ。 演技が上手いのが当たり前って…。 プロの詐欺師の方かなんかですか?
477 :
名無シネマさん :04/10/16 19:05:57 ID:OYNDGwbW
>476 観衆入れてお金巻き上げるんだから(面白くなくても) 詐欺師より演技がうまくて当然というかなんというか。 詐欺師より演技の下手な役者に表舞台に出てもらっては駄目だというか なんというか。よってうまくて当たり前なんではいうような論旨。
478 :
名無シネマさん :04/10/16 19:22:19 ID:919nI7ej
それなら、演技は出来て当然で、その上のすごい奴らを上手いって、言うんじゃないの? スポーツとか、そうじゃん。 下手だったら、プロじゃないけど、その中でも上手下手があるじゃん。 野球で、ピッチャーが打てないとかさ。
479 :
名無シネマさん :04/10/16 20:58:07 ID:OYNDGwbW
>478 うんそうだね。一般論的にはそうだろうね。 ただ、それは演技でいうと上手い下手じゃなくて個性なんではないの? というのがこのスレの趣旨みたいだね。 ってなわけで、かなり微妙な難しい話なんだと思われまつ。
480 :
名無シネマさん :04/10/16 21:08:00 ID:OYNDGwbW
そう。よって上手い+αなんだけど、+αの部分の点数によって世間的には 突出した存在になっていくんだろうけど、+αはあくまで上手い上での 個性であったり存在感だったりするから、演技の巧拙を超えた部分ではないかと。 その巧拙を超えた部分を、一般的には巧拙論に置き換えることこの上ないので、 そこはどうなんだという話。 野球のうまさは、いくらプロがうまいとはいえ更に技術論の上下で語れるけど 役者の価値観は、演技の巧拙を前提とした上で、初めてそこから始まる何か ではないかと。そんなわけで巧拙を超えると個性だとか存在感だとか いった抽象論が跋扈する領域へと飛躍してしまうので、微妙なんだよなという とこに陥っちゃうですよ。というわけでいろんな意見よろしこ。
で君は結局何が言いたいの?
まとめが
>>479 ならただ長文書きたかっただけにしか見えないんだけど。
482 :
名無シネマさん :04/10/16 21:22:40 ID:OYNDGwbW
>481 いやまあその通りで、というか1なわけで。
483 :
名無シネマさん :04/10/16 21:36:01 ID:919nI7ej
上手いの基準が、プロなら、高校野球における上手いとは、どうなるの? 確実にプロより下手だぞ。 と言い出すと、相対論になってしまう問題なのか?演技って? どちらにしろ、その論では動物は言うことを聞くレベルで、 演技上手いになってしまわないか?
484 :
名無シネマさん :04/10/16 21:38:39 ID:919nI7ej
うそ発見、1000人に1人は9割正解の能力保有と。2 004.10.15 Web posted at: 17:37 JST−REUTERS ワシントン(ロイター) まばたきを繰り返したり、ほんの一瞬顔をしかめたり・・・うそをつく時の表情やしぐさは人それぞれ。 相手が見抜こうとしても、半分は外れるのが普通とされる。ところが、話している人のビデオ映像を見て、 うそをついているかどうかを9割の確率で言い当てることのできる特殊な能力が、1000人に1人の割合で みられるとの研究報告がこのほど発表された。 米カリフォルニア大サンフランシスコ校のモーリーン・オサリバン氏がこのほど、 米国医師会が開いた会見で明らかにした。同氏らのチームは、全米各地に 住む1万3000人を対象に、ビデオテープを使った「うそ発見テスト」を実施した。 テープには、自分の感情や意見、犯罪容疑などについて語る人々の映像を収録。 これを見て、うそをついているかどうかを判定してもらったところ、「究極のプロと 呼べる成績を挙げた人が14人いた」という。 「ほかの人にはない特殊な能力を持っているという意味で、この人たちは 『魔術師』とも言える」と、オサリバン氏は語る。 また、特定分野のうそだけを正確に識別することのできる人が13人見つかった。 犯罪に関するうそだけは8割以上見抜けるが、感情をめぐるうそは苦手という 警察官らがその例だという。 研究チームによると、魔術師グループは学歴も住む場所もそれぞれ違い、 目立った共通点が見当たらない。オサリバン氏は「この能力に実用性はあまりない」と しながらも、「研究結果は、捜査官や心理療法士など、うそを識別する必要がある職業の ための訓練に役立てることができるかもしれない」と語る。 チームではさらに、連邦当局に対し、重要事件の捜査にこうした人々による審議会を 導入したらどうかと提言しているという。
485 :
名無シネマさん :04/10/16 21:56:05 ID:919nI7ej
この上の能力の逆の、嘘をつく能力が演技の技術の一つなんじゃないのか? 書いてある通り、訓練で鍛えられた警察官等もいる訳だから、 訓練次第で、その能力は獲得出来ると言うことだ。 これは演技の巧拙を決定づける能力と言えるだろう。 そう、この能力を発揮している時、嘘(演技)が本当(真実)になっている。 要するに、「上手いってなんだよ」って言う時に技術の曖昧さがその要因になっている。 だが、実際に嘘を見破る技術が存在するわけだから、その逆をやれば、 嘘を本当にみせる技術になる。 そして、それを訓練し、使いこなしている時(能力があるからといって、 常に発揮できるわけではないだろう)に、自然と観客が真実と受け止める瞬間が 発生しており、それが上手い演技だと言う反応になるのではないか? そして、観客にこの嘘判別能力を持つものがいた場合、その観客は、 演技のある面での良し悪しが分かるわけだ。 演技には、確実に才能のあるなしがあり、>>1はこの才能があまりないんだろう。 そういう意味では、実生活でも演技が上手いと言える人たちは、嘘はばれるからと つけなくなっている可能性がある。 もしかしたら、嘘を本当に出来る技術として応用し、詐欺師をやっている かもしれない…。
486 :
名無シネマさん :04/10/16 22:03:02 ID:nwq0gdFR
>>1 例えば、スポーツ選手がドラマかなんかでゲスト出演しても
巧いとは思わないだろ?
下手は分かるでしょ。 要は上手いの判断基準って話でしょ。
488 :
名無シネマさん :04/10/16 22:18:10 ID:OYNDGwbW
>>485 俺が馬鹿なのかな?文章が読み込めない・・・
もうちょっと簡潔にまとまらないかな(煽りじゃなくて)。
わかり易くまとめてほしい。なんかいい論なんじゃないかと思えるし。
俺の演技を見る目がなくて、なんだっけ?結局技術論に回収されると科学的な
援用までして証明できるなら、それはそれで素晴らしいし。
489 :
名無シネマさん :04/10/17 00:15:20 ID:H81r56Ix
>>488 少し増えてるけど、箇条書きで。
・生まれつきの嘘を見破る能力がある。(絶対音感の才能と同じように)
・それは訓練でも獲得できる。(ということは、理論化されている)
・その理論にあわないように振るまえば、嘘だとばれない。
・演技はある部分では、嘘を本当に変える技術と言える。
・ならば、技術として、演技のある部分は訓練等で獲得できる。
・上手い演技者は、その技術の獲得をしている可能性が高い。
・技術なので、失敗もありえる。
・容姿などの見る側の好みで、勝手にだまされることもあるだろう。
・演技が上手いか下手か分からないのは、見る側に嘘を見破る技術が無いからだ。
・当然、その技術にも上手下手がある。
(生まれつきの才能や、訓練の受け方も影響するだろう)
・映画、舞台などの鑑賞経験によっては、その能力は獲得出来るのかもしれない。
・たくさん映画を観ても、演技が分からない人もいるし、
たいして観て無くても、演技が分かる人がいる可能性がある。
結論。
●演技がある部分、嘘を事実にする具体的な技術であるならば、
その嘘を見破る技術の上手下手で、演技力を理解できる。
(演技の上手下手が理解出来ない人には、その技術が無いということ)
490 :
名無シネマさん :04/10/17 00:31:25 ID:MqjGuTE5
OYNDGwbW を支持します。 本来上手くてあたり前、素人に下手なの見破られるレベルは議論の対象外。 あたり前+αが何なの? 個性なの? 巧拙なの? 考えましょ、ってことだよね。
491 :
名無シネマさん :04/10/17 00:34:19 ID:MqjGuTE5
スパイは役者なんか及ばないほど演技(なりきり)が上手いはずです。 でも、スパイがカメラを前にしてばれない嘘をついて面白い作品になるかというと 違うと思う。
492 :
名無シネマさん :04/10/17 00:41:24 ID:r2dG99QW
簡単な話です。 嘘がうまく、保持しているその嘘のバリエーションの数が多い役者を 演技がうまい役者といいます。 では、うまい役者がいい役者なのかというと、それはまた ちょっと違う話です。
493 :
名無シネマさん :04/10/17 00:49:52 ID:H81r56Ix
>>492 その通り。
演技が下手な役者に、いい役者がいるんだ。
一部の大映画スターが、大根役者であったりする事実。
494 :
名無シネマさん :04/10/17 03:28:59 ID:Im5zIIrp
映画は虚構作品だよ。よって演技とは嘘の世界で嘘を演じることでしょ。 嘘の世界で嘘を演じるのに、嘘を見破る力=演技を見る目 ってのがよく分からない。 上手いも下手も演技が嘘で、作品が嘘の世界であるなら、 嘘を見抜くという行為自体が成立しないと思うけど。 詐欺師の世界は真なる世界の中で、他人を騙す為に嘘をつくからこそ、 嘘(演技)の巧拙がでるんであってさ。
大根役者って味がある、という意味にも使われる。って 聞いたことがある。 下手な演技ってのも色々で、力が入りすぎて 空回りしてるような役者とかは味があると思う。 一番救いようの無いのは「棒読み」をする役者かな。
>力が入りすぎて空回りしてるような役者とかは味があると思う どこに味があんだよw ヘタクソはヘタクソ以外の何物でもない。 個性とか味ってのは基本的な技術があることが前提。
497 :
名無シネマさん :04/10/17 08:27:08 ID:r2dG99QW
>>494 虚構世界なら本来そこで演じられていることに恐怖や怒り、憐れみなどを
感じてしまうはずがない。にもかかわらず感じてしまう(ことがある)。
すなわち感動です。
これは、言うなれば嘘をつかれた状態です。したがって、そのような嘘には
あきらかな巧拙が発生します。また、そのような嘘のバリエーションの数が
多い役者をうまい役者と言うのです。
>>1 大根役者でもハマリ役などを演じる際には、その作品に限っては名演だと言えます。
けれでも、それだけでうまい役者とは言えません。
演技のうまい下手というのは、どちらかと言えば役者個人のキャリア全般から
考察できる資質なのであって、作品単体でもって判別するべき
ことではないと思います。
498 :
名無シネマさん :04/10/17 08:48:33 ID:Im5zIIrp
>497 ってことは、そういう感動とかを感じない演技はどういう状態になるの?
臨場感うまい
ちょっと別文脈で考えてみました。
具体的に作品単位における「うまい演技」とは、どのようなものでしょうか?
それは、自分がかかわっている作品を分析し、その作品を良作たらしめる
ために最も適切な芝居を感知する能力に優れ、またそれを実行する技術に
長けているということです。
こういう能力を持った役者は、作品が変っても対応することが
できますから、必然的に芝居にバリエーションが生れます。
彼らは(例えば)全体的なバランスを考えた上で、ここは受けの芝居が
必要だと感じれば、受けに徹することができます。
しかしこのような直感的分析力、ストイックな精神、プロデューサー的な
感覚、表現力といったものを兼ね備えた役者というのは往々にして
「スター」にはなれないようです。スターになるためには、こういった
こととはまた別の要素が求められるのでしょう。
映画というのは、それでいいのだと思いますが、このような業績に対して
「うまい」という言葉で称えてあげたいという気持も常にあります。
>>1 さんには怒られるかもしれませんが・・・
>>496 味があるって言い方は誤解を招いたかな。
がんばり過ぎて浮いちゃってるような役者は憎めないなあ。と
演技はいまいちだけど嫌いになれない役者っていない?
>>501 それは「うまい役者」ではなくて「好きな役者」だね。
まぁ演技がへたでも客が呼べるならそれはそれでいいんでない?
おまえら自称映画好きが映画見て「この人演技うまいな〜」なんて個人的に思ったその役者が“演技がうまい”役者でいいじゃん。 実際賞取りなんかにしても、基準は政治だったり旬だったりとあいまいなもんさ。 実際そんなもんだよw
504 :
名無シネマさん :04/10/19 13:36:07 ID:JcbPR2vL
感情は衝動。
505 :
名無シネマさん :04/10/19 19:31:57 ID:AL/mhjYC
凄いって思ってる役者は「リオブラボー」の足の悪い爺様です。 映画自体の印象を変えるほどの存在だったのにそういえばいた! レザーフェイスもこの基地外どこから連れてきたっ!て感じでgoodです。 そんな演技が気になってます。 個人的に知ってる範囲だと 日本映画の役者は晴れのものだと思い込みすぎ、がんばりすぎ。 だから最近の監督たちが浅野や役所をこぞって使う理由が分ってしまうんですが、 同じ人ばっかりなんで、もうちょっと飽き気味です。 取り合えず古今東西脇役で上手い演技の人ってだれ? 主役と脇役の演技上手下手の違いってなんだよ。根本的に違うでしょ。 ジョニーデップは初めのころは主役をやっても放ってる オーラは名脇役だったなあとしばし回想。あっでも今も好きよ。
演技が下手糞は、見解が一致するんだけどね。
演技がうまいなんてないんじゃないか
要するに、役の存在感じゃないの
↑役の存在感ってなんだよ あの役者存在感あるよねーとかしたり顔で言う奴いんだけど、 かれこれ15年映画見続けてる俺様ですら、いまだに (以下省略)
510 :
名無シネマさん :04/10/26 00:02:46 ID:P2wYkzK0
存在感こそ分りやすいんじゃないの? 「役者」の存在感と演技の上手さは別物だろうけど、 演技力で「役」の存在感を出すことは可能だろうね。 役者の個性を消し、役としての存在をしっかり示すことができれば、 上手いと言えると思う。 「役者」の存在感で無理矢理「役」を見せてしまう大物役者も多いけど。 たった15年で“俺様”か…。(独りごと)
511 :
名無シネマさん :04/10/26 00:51:11 ID:GQhNYXkr
で、存在感ってナンなの?
512 :
名無シネマさん :04/10/26 02:51:46 ID:5+qP/aVf
そもそもゴールデンのドラマとか企画モノって誰々メインでこうゆう本書いて下さいって脚本家に書かせてるから役作りも何もあったもんじゃなぃ。 特にジャニーズ! タッキーとかキムタクとかどっちかと言えば好きだけどアレは演技じゃない
513 :
名無シネマさん :04/10/26 08:52:25 ID:ZC37gSkN
演技、技術、台詞、雰囲気、空気、味、大根っぷり、迫力…。 よくわかんないっすけど、 作品に求められているものをそのまま提供できるのがいい演技なのでは。 監督や脚本家や演出家が求めた作品作りにちゃんと参加できる役者。 小津映画の役者は今の俺には評価できないけど、 たとえば黒澤監督の「生きる」の志村喬は日常生活から癌を患っているかのように 振る舞い、奥さんに本当に心配されたという話を波乱万丈で見ましたが、 そういうことも演技の上手い下手にもかかわってくると思います。 そういう意味では、俺が今一番すきなのは、浅野忠信ですが、 彼のは演技が上手いというより味がすごく強いのだと思います。 あと、作品を作ったことのない一般観衆が評価して下手だと思った 役者の演技には、そもそも、その演技にOKを出した監督や演出にも 疑いが必要ではないかと思います。つまりは、まずは、理想からではなく、 映画と役柄を出してから、役者の演技について語るといいのでは。 まぁ、2chなんで俺はそんなことfucking気にしねぇけどな、ギコギコ。
514 :
名無シネマさん :04/10/26 12:37:31 ID:1w5Ju1Nl
演出家の意図を超えてる時もあるよね。 ロードオブザリングの特典映像見てて ガンダルフ役の人が監督の意図を超えているなと思った。 まあ実際のところは違うのかもしれないけども、 演出家だけじゃなくて役者の方も役に肉付けしていくよね。
515 :
名無シネマさん :04/10/26 12:42:14 ID:P2wYkzK0
いくら監督に要求されたからといっても、観客がダメだと思ったらダメだよな。 まず、観客に通じるオーソドックスな演技が自力でできること。 さらにそれをベースに監督の要求に応えられること。言いなりではなく。 どうあがいてもその両立ができないとすれば、 (1)監督の要求がのみ込めていないか、 (2)実践するだけの演技の巾がないか、 (3)監督のセンスが観客とずれているか、だね。 (3)みたいな監督に当たったら運が悪かったと思うしかない。 監督のねらいとは違っても、やって見せて「これいい」と思わせられれば勝ち ってのもある。 志村喬のはしっかりと役づくりをしたってことだよね。 上手い下手とは関係なく、いい演技をするために真剣に取り組んだ。 浅野は…役に合わせて役づくりしているようには見えないな。 >映画と役柄を出してから、役者の演技について語るといいのでは。 具体例を出して論ずるってのはいいね。
通りすがりですまんが、一人の俳優の仕事を「良い」「悪い」で分けた方が 分かりやすそう。
517 :
名無シネマさん :04/10/26 12:52:46 ID:P2wYkzK0
そんざい-かん 【存在感】 (1)その独特の持ち味によって、その人が紛れもなくそこにいると思わせる感じ。 「―のある俳優」 (2)そこに確かに存在しているという実感。 (大辞林より)
518 :
名無シネマさん :04/10/26 12:57:41 ID:P2wYkzK0
>>516 まず、「良い」「悪い」の判断があり、
その要因が何であるかを分析するといいと思います。
基本的な演技力なのか、存在感なのか、個性なのか、役作りの精度なのか…等。
一々長文書いてageんなタコ。
520 :
名無シネマさん :04/11/03 19:20:12 ID:eOE8NLXK
最近の日本の役者は、演技も下手で存在感も個性もない。あるのはイケ面かどうか だけ
演技っていうのはね、最近じゃ誤解されてるよ。臭すぎる。大げさにやらなきゃダメみたいな定説になりつつある。YOU演じる母親が子供残して出てっちゃうノンフィクション何だったっけ?ああいう自然な演技がうまい演技だと思うな。
522 :
名無シネマさん :04/11/03 21:57:36 ID:iYX9gz/q
>>520 日本の役者に対する変な先入観だな。NHK大河「北条時宗」の
日蓮をやった奥田瑛二とか、同じく大河「葵徳川三代」の天海僧正を
やった金田龍之介なんか存在感あったけど。
存在感に圧倒されたのは、フェリー二「道」のA・クインと
「ニュールンベルク裁判」のM・シェル。
523 :
名無シネマさん :04/11/03 22:02:02 ID:eOE8NLXK
>>522 最近のね。若い世代のこと。奥田えいじみたいな若いのいないよもう。
524 :
名無シネマさん :04/11/03 22:11:56 ID:o4Y9i1+8
作家の故・森瑤子さんがエッセイで書いておられたが、 初めメリル・ストリープの映画を見たとき、彼女のことをひどい大根だと 思ったという。なんだこの人、自分の地をそのまま演じてるだけじゃないか、と。 しかし、何本か彼女の映画を見るうち、大根役者風に見せている、地をそのまま やっているように見せているのなら、これはすごい演技力だと感心したそうだ。 その後も、彼女のことは大嫌いだが、彼女の演技には口もきけないくらいに感嘆する、 メリルって不思議な女だ、と森さんは記していた。
525 :
名無シネマさん :04/11/03 23:51:07 ID:iYX9gz/q
>>523 多分同意しないと思うけど、北村一輝、個性すごい。
段田安則、普通の人をやらせると抜群にうまい。
堤真一、二枚目も三枚目もできる。
30歳以下で本当にうまいのを求めるのは、ないものねだりじゃない?
>>525 北村一輝は同意します。。
自分は大阪人ですが、大阪のヤンキーの役だったらNO1ではないでしょうか。
あと、突然「豹変」する役どころとか。。もっと売れて欲しい。。
527 :
名無シネマさん :04/11/04 18:16:27 ID:OL4qLNGV
>>525 ギリギリ最後の世代って感じだね。堤真一はいいと思うけど、あとの二人は微妙だな。
若くてうまくなくてもいいけど、個性的なのもいないんだよな。
まあそういう意味では、その3人はO/Kだな。
528 :
名無シネマさん :04/11/04 18:40:07 ID:5ZuoT7Vm
高倉健は、セリフさえ読まなければ日本で最高の演技者だと思う。 海外ではレインマンのときのダスティン・ホフマンがスゴいと思った。 あとゴッドファーザーみたあとにスケアクロウを見たときはホントに 同一人物かと思った。アル・パチーノだけど。
水谷豊が「傷だらけの天使」でみせた演技はダスティン・ホフマンを意識 してたと思う。。
530 :
名無シネマさん :04/11/17 18:24:06 ID:j+mK1naC
昨日21グラムって映画見た。ショーンペン・デルトロ・ナオミワッツの演技対決 みたいな映画だったんだけど、このくらいはできてあたり前というか、 ショーン・ペン・デルトロに関しては、個性の面で物足りなさを感じた。 ナオミワッツはいろんな意味で凄いと思うけど。
531 :
名無シネマさん :04/11/17 18:43:52 ID:LSKF249G
ナオミワッツといえばオナニーシーン すごかった
存在感は演技力とは別かなと思う。 その人の存在感はキャラクターや個人の魅力によるものなのか? あるいは演技という技術によるものなのか? なんて考えたりする。
533 :
名無シネマさん :04/11/20 20:10:24 ID:7hJpGMXv
存在感については、非常に難しいけど、アンサンブル演技の力や脚本で 多少は足せることはあると思う。 存在感を消すのは、演技力があれば可能だろう。 『コラテラル』の訓練でトム・クルーズがピザの配達をしてたらしいけど、 全く気づかれなかったそうだ。
>>520 同意
最近の日本の役者ってひどすぎる
演技うまいといえば、
『生きる』の志村喬がすごかった
なんというか、神がかってた
コラテラルは予想に反し面白かった。 トムさんがモノトーンでスピーディーでしゅぱっとシリアスなのがよかった。 ありゃ演出さんの手柄かな?
536 :
名無シネマさん :04/11/22 09:38:17 ID:schY5CN6
時代劇って、上手いのか節つけて喋ってるだけで下手なのか分かりにくい時がある。
538 :
名無シネマさん :04/11/22 21:02:49 ID:9dJFXyPm
歌舞伎の知識があると、そういうのは理解できる。 昔の時代劇でもいいけどさ。
539 :
名無シネマさん :04/11/23 21:07:54 ID:7j2+MyUW
タランティーノ監督の「ジャッキー・ブラウン」で ロバート・デ・ニーロとサミュエル・L・ジャクソンが 凄く上手い味のある演技してた。 特にヨレヨレのおっさん役のデニーロに感動!
漏れ一応監督が本職だから答えられる部分には答えるよ。 現場的な話をすると演技って演じる技だからアップでまばたきしないとか、指定した位置から一ミリも動かない とか、何テイク重ねても同じことできるとか、そういう部分が「うまい」と感じることはある。 そういう意味で「うまい」人は日本にも結構いるが、実はできてて当たり前なので「うまい」と思うこと自体 失礼なんですが。それだけできない人も多いと。 それが見る側からしてみて「うまい」と感じるかは別でしょうね。 オーバーアクトとか自然な演技とかっていうのは役者の持ち味なんで、キャスティングするときに 判断するべき問題ですね。演出の仕事は「物語の世界を統一する」ことで、役者各人の芝居を ある程度把握するだけの勉強はしてますから、ほんと8割終わりますよ。 観客として映画を見て「演技がうまい」と感じることはないですね。 統率する立場からすると、キャストもスタッフの一員で、撮影や録音と同じように芝居という技術で 物語を作る仲間にすぎないので、「技」に魅せられることはあっても役者1人の「うまさ」とは思わないです。 ただセクシーな俳優がうまく見えるときは撮る側が「こいつを魅力的に撮ろう」と惚れている場合はよくありますね。 長文ごめん
541 :
名無シネマさん :04/11/24 18:31:07 ID:EgLWYVA5
では、アカデミー賞の主演助演俳優賞を選ぶ条件はなんだろうか?
542 :
540 :04/11/24 23:47:08 ID:U/xJTu5k
>>541 アメリカの場合はわからんが、日本だったら、選ぶ人間にとって「好き」な人、でしょうね。
でもそれは想像。漏れは選ぶ立場にないから。まあ、いろいろあるんじゃないですか?
>541 あんまり甘いマスクじゃなくて、ちょっとクセのある人かな? ディカプリオは結構上手いと思うけど、未来永劫獲れないでしょうね。 デップは助演なら……。
544 :
22 :04/11/25 08:27:50 ID:a0P3xU9k
演技関係ないじゃん。
結局は会員の趣味と一致するかによります。
546 :
名無シネマさん :04/11/25 08:54:07 ID:a0P3xU9k
米アカデミーの会員て、たくさんいるんでしょ?
547 :
名無シネマさん :04/11/25 11:08:50 ID:9KQCoJzS
>>81 は正解実は主役より悪役のほうが大事
悪役が物ごっつい悪く見えれば
主役は普通にしててもいい人に見える。
レオンとかもゲイリーオールドマンのキチガイぶりで
ホントは殺し屋のはずのレオンもいい人に見えてしまう
ところもある。
548 :
名無シネマさん :04/11/25 11:11:31 ID:rtSdnwsh
悪役なんかは、演技のうまさよりモロに個性な感じがするけどな
549 :
名無シネマさん :04/11/25 11:12:33 ID:9KQCoJzS
あと俺はテレビドラマで奥村英二の演技見て ずっとほんとに気が弱くて大人しい人だと思ってた。 だまされた
550 :
名無シネマさん :04/11/25 13:18:28 ID:GFHfMp32
演技の上手さは理屈じゃなく感性。 「上手いなぁー」と感じた時が上手い演技だと思う。 だって眉の上げ下げがどうとか色々理屈で説明しても その通り役者が演じても、上手いと感じない時あるもの。 で、この役者上手いなぁーと感じた人が沢山居た時 演じた役者を名優と言うのでは?
俺はショーン・ペンを知らないまま「アイ・アム・サム」を観た。 そしたら 精神薄弱者が主演をやっているのか?!?! と思ったよw これのことかな?
>>551 アメリカの雑誌で、米の精神科の医師が
「知的障害者のキャラクターの中で、「アイ・アム・サム」の
ショーン・ペンの演技が一番自然だった」ってコメント
してたよ。逆に「レインマン」のD・ホフマンの自閉症の
キャラクターは違和感があり、じっさいの自閉症の人たちが
取る行動と、かけ離れていることが多かったらしい。
553 :
名無シネマさん :04/11/25 23:08:45 ID:pIPL+zgb
「アイ・アム・サム」のショーン・ペン、本当に上手い。 絶賛ものだよ。で、その後「ミスティック・リバー」を見たら 上手いけど平凡な上手さだった。
精神薄弱とか自閉症ってうまい役者にはおいしい役どころなんだよね〜 なんつうか見せやすいから。 ギルバートグレイプのプリオ、スリングブレイドのビリーボブ、二十日鼠と人間のジョン丸なんかもお上手。
うまいもんはうまい まずいもんはまずい 料理と一緒。
556 :
名無シネマさん :04/11/26 02:09:34 ID:FHzbk/Eu
精神異常者の役なんて、大体やった人皆絶賛されてるじゃんよ。 ああいう役は過剰な分、そんな難しくはないでしょ。 頭の弱い人より、知識人とか演じるほうが難しいと思うけどな。
557 :
名無シネマさん :04/11/26 02:15:39 ID:3bqnt0Kv
んなこたない ショーン・ペンの弟も自閉症の役を演じていたが ど下手だった
558 :
名無シネマさん :04/11/26 02:41:21 ID:FHzbk/Eu
まあ正直アイアムサムは見てないからなんとも言えないけど、 自閉症の役を下手にしか演じれないなんて、最低ラインにも到達してないよ 素人だろそいつ。
559 :
名無シネマさん :04/11/26 02:54:14 ID:zZ1nJjHE
障害者とかの極端な役って役者にとってはやりやすいんだよね。簡単とは言わないけど。
560 :
名無シネマさん :04/11/26 03:03:19 ID:uIWYlstF
障害のレベルに寄る。 キスキスバンバンのクリス・ペンはファンタジーにおける表現だ。 アイアムサムを単純なファンタジーにしてない。 (カメラワークを考えても) その物語のトーンに合ったものを出せることは巧さ。
561 :
名無シネマさん :04/11/26 03:41:47 ID:FHzbk/Eu
結局・障害者の役ってあざといんだよ。いわゆる過剰なのよ。 それをうまいと思うのは、インパクトが強いからだよ。 演技のうまさとはまた別物と言っていいと思うけどな。
>>561 は前提だよ。
その上で、アイアムサムのショーン・ペンは確かにうまかったけど
予想の範囲内のうまさだった。ギルバート・グレイプのディカプリ尾はかなりうまかった。
563 :
名無シネマさん :04/11/26 08:46:49 ID:RLJgkv2c
その役の人間の過去の背景や考え方、生き方などを 全部含めて丸ごと演じられる事。 例えば「ジャッキー・ブラウン」のルイス役 (1)ルイスは今ムショ帰りでサミュエルの世話になっている のですごく恩義を感じている (2)ルイスは銀行強盗で服役していた 同じ悪でも凶暴というより悪知恵の働くプライドのあるワル が、やはり犯罪人故に究極的にはアホ、等など… その人物のキャラを練りに練ってその人物がアル行動を取る時は きっとこんな表情や仕草であろうと、想像力を働かせて演じる。 同じ悲しい演技でも微妙に違ってくる。 そこまで役に成り切れる人が上手い役者だと言える。 ロバート・デ・ニーロはそれが出来る人だと思う。
564 :
名無シネマさん :04/11/26 09:07:42 ID:7i4QqP2e
人の心が読めたりわかったり感じ取れる人でないと難しいのかも
17歳のカルテはアンジェリナ・ジョリーの演技が絶賛されてたけど ウィノナ・ライダーの役のほうが、演じるのむずかしいとおもうし ウィノナのがうまかった
>>556 >>精神異常者の役
↑ちょっと違うとおもうぞ
567 :
名無シネマさん :04/11/26 10:59:53 ID:AmxREb7u
KPAXのケビン・スペイシーみたいに宇宙人で頭がいいが精神病なんてのは、 確実に単純ではない。 日本のドラマでやっている障害者の演技が簡単にやれているとでもいうのかしら。
568 :
名無シネマさん :04/11/27 01:37:19 ID:uwciCPCy
障害者なら、「デアデビル」のベン・アフレックも障害者だ。 精神病なら、「バットマン」の主役敵役はみなそうだ。 障害者、精神病者演技での上手下手ランキングでなら、演技の良し悪しは計りやすいのか?
569 :
名無シネマさん :04/11/27 01:46:31 ID:Jhw/+H7d
>>567 ああ、あれは凄いな。精神関係の病気であれが一番凄いんじゃないの? でも、>宇宙人で頭がいいが精神病。 普通の精神病とか白痴とは違うと思うよ。 すくなことも一作品内で、宇宙人なのか、人間なのか、頭がいいのか、宇宙人だから 頭がいいのか、病気なのか、どうなのかとか、ニュアンスが分かれまくるからさ。 ただの白痴は、まあ白痴演じとけばいいだけだからさ。
571 :
名無シネマさん :04/11/27 10:08:53 ID:VAQ1ohKL
>>570 回りからの扱いが精神病と言う意味も含むよ。
精神病類の演技の話題だったからね。
実際、さまざまなニュアンスを含む精神病を扱う映画も多い。
患者がまともで、世界が病気みたいな映画もあるし、
オーゴッドでは神が精神病患者扱い。
ハンニバル・レクターは確実に精神病んでるが、下手な殺人鬼より、まともに見える。
そこに演技の上手さがある。
573 :
名無シネマさん :04/11/27 19:06:46 ID:PofyqkcK
スレをほとんど読んでいないのだが……
>>1 よ
もっと映画を沢山見ろ。
そのうちに「プルプルっと震える」ような演技に出合える瞬間があるさ。
創作物や芸術を見るには、見る側の「素養」ってもんも必要なんだ。
たかだか15年だろ? いくつから見始めたんだ?
物心付いたときから見させられていたってわけじゃないんだろ?
年齢いけばいくほど、素養を身につけるのに苦労するんだ。
それは仕方ない。その上、人間的な成長も必要だ。
希に素質のある奴はそんな経験や成長なんて関係ないなんてこともあるが、
凡人には無理だ。
とにかく数を見ろ。そこからだ。ガンガレ。
575 :
名無シネマさん :04/11/27 20:43:31 ID:PofyqkcK
巧さも細分化しているというのもある。 ジュリー・アンドリュースも今の演技はより現実に近いから、 難しいとインタビューで言っておりました。
>>503 同意。
ハル・ベリー、D・ワシントンの同時受賞とか、
「戦場のピアニスト」の主演男優の初受賞(他のノミネートの
俳優陣は既に受賞済み。「公平に」授与ってことか?)
J・ロバーツは演技でというより、観客動員数に貢献した
からそろそろ・・・という感じでもらった気がするし。
577 :
名無シネマさん :04/11/28 00:18:15 ID:gFg5gAy/
>>576 技術はあっても、タイミングがあると読めるのだが‥‥。
もちろん、政治はあるだろうが。
自分の好きな役者の演技がいいとは限らないし。
巧くても人気がない役者はいくらでもいる。
最近観ていて一番投げやりに感じるのはジョニー・デップ。 元々上手いわけじゃないけど、最近もう遊びでやってるようにしか見えない。 再びバートンと組むチョコレート工場リメイクは期待しているけど……。
せっかくいい役どころなのに、「もっとしっかりせんかい」 というハル・ベリー。
自分は凡人ではないと思って高みから書いている
>>574 はイタイマニアの典型だな。
そして必ず付くのが”数を見ろ”ってやつね。
数が行き過ぎると勘違いが蓄積されて変になるんだろね。
イタイ...
>>578 俺はデップの最近の演技は好きだけどね。
パイレーツオブカリビアンはストーンズのギタリストをイメージしてたらしいけど
演技の教科書どおり演じて批評家受け狙う演技よりも
個性的な人物に仕上がっていて結果的に強烈に印象に残った。
演技がうまい役者って人間の弱さやダメさを滲み出せる人じゃないかな?
582 :
名無シネマさん :04/11/28 13:18:08 ID:8VypD8hq
好き嫌い以外で語らないと技術は見えんよ。 その上で好き嫌いはしゃーない。 数については、悪貨は良貨を駆逐すってのはあるよな。
583 :
名無シネマさん :04/11/28 13:19:44 ID:QgOQNGav
ロード・・・のガンダルフとかビルボとかサルマンの演技は 何でか分からんケド上手だなあって思った。
584 :
サンバG :04/11/28 13:26:37 ID:m+6/e1QU
「座頭市」の三木のり平はうまいよ。
585 :
名無シネマさん :04/11/28 14:38:13 ID:7A2X6IdK
>>581 続編でキース出演するな。
「21g」のデルトロとかうまいと思うが。まぁ、あれはドキュメンタリータッチの映像やから
なおさらそう思えるのかもしれん。
「楢山節考」の左トン平もうまい。
「ハッシュ!」の片岡礼子は限りなく、「リアル」だが、「演技」としてはどうか?と疑問でもある。
586 :
名無シネマさん :04/11/28 16:10:24 ID:8VypD8hq
映像の演技の難しさは、どのレベルで自然か人工か、見分けられるのかだろうね。
587 :
名無シネマさん :04/11/28 21:31:39 ID:yr22NYdc
エド・ハリスも絶品だ
>>586 よく話が見えない。特に「レベル」ってところ。
ところで……
さんざん既出だが、少なくとも「下手じゃない」演技において、
誰が「うまい」かなんて、そう簡単に分かるものじゃない……というのは、
一面真実だと思う。その中で心惹かれた場合、「うまい」なんて言葉より、
「いい」とか「味がある」みたいな表現の方が、ピッタリ来ませんか?
おれが「いいな」と思うのは、曖昧に流したような芝居じゃないのに、
登場人物の微妙な気持ちの動きが分かる時。この役者さん、「いいな」と思う。
それが若手なら、応援してあげたくなりますよ。
最近じゃ「ニワトリはハダシだ」の肘井美佳とか、「いいな」と思った。
くっきりした芝居で、しかもハッキリした性格の役柄なのに、
細かい気持ちの変化が伝わって、感情移入できた。
竹中直人は竹中直人しかできなくてツマンネな。 竹中を使ってるだけでその映画に期待しなくなってしまう。
590 :
名無シネマさん :04/12/04 05:58:51 ID:FF8NZPr/
どうやって”泣く”の?
591 :
名無シネマさん :04/12/04 09:48:33 ID:vE1Ad14V
>>587 コメディと朝の連ドラと歌舞伎をそれぞれ、ただキャラクタを抜き出して、比べたら、がっちゃがっちゃになるけど、
それぞれのトーンの中で醸し出される自然さというものがある。
それを演じる側(演出側も)が見極めて、演じられるかどうか。
ではないか。
その上で「いいな」とか「味がある」の判断になってるはず。
「いいな」とか「味がある」では個人的趣味に受け取れる。
普遍的な技術がどこにあるか(画家のデッサンと同じ)がまず語られないと。
592 :
名無シネマさん :04/12/07 13:23:12 ID:lQ3QLAYE
>>591 普遍的な技術ってのを語って頂けませんか?
593 :
名無シネマさん :04/12/07 14:53:03 ID:QhKRI+PJ
ニコルソンのサイコ野郎な感じとか上手いと思うし、好きだけどなあ。 最も、元からあんな感じなのかもしれないが。
594 :
名無シネマさん :04/12/07 15:05:44 ID:kBgQ2WX4
自然に感情を表現するとか、実在する人としか思えないほど 人物が立っているときとか。感情移入できない役者さんは 大根だと思う。 名優と言われる人ほどわざとらしくなくて、引き込む力がある。
595 :
名無シネマさん :04/12/07 17:07:40 ID:im0jOL1r
自然に見えれば上手いんじゃね?
596 :
名無シネマさん :04/12/07 17:50:01 ID:DRzJal+U
『フィラデルフィア』でトム・ハンクスが弁護を断られて事務所を出た後、街を見回すシーン(初めて映画で泣いた) 『ビッグ』のトム・ハンクスの全て(地のキャラじゃないかと) 『レインマン』のダスティン・ホフマンの全て(ホフマンはほんとにああいう人なんだと思った) 『ゴッドファーザーU』アル・パチーノの裏切った兄へのキスシーン(怖い) 『トレーニングデイ』のデンゼル・ワシントンの全て(気分悪くなった)
日本人のうまい下手はすぐわかるけど、外国人のは言語の規準がわからないから とりあえずみんなうまく見える。でも、はまり役じゃないかはなぜかわかる。
外国人だとオーバーアクトでも自然に見えちゃうもんなあ。
>>598 でも、J・キャリーとかR・ウィリアムスとか
観てるとお腹イパーイだしクドイよオメー、と言いたくなるが・・・
600ゲト
>597 SFとかファンタジーだと浮いて見える人っつーのはいるね。 LOTR のリヴ・タイラーとかトロイのブラピとか、どうしても「タッキーが義経!」みたいな感じ。 イアン・マッケランやケイト・ブランシェットなんかは、他の映画でもよく見かけるのに馴染んでるのは さすが。 日本人は、なんか浮いて見える人多い気がする。 そういう意味で、及川光博は貴重(藁
ナオミ・ワッツはうまい
603 :
名無シネマさん :05/01/03 23:38:54 ID:o5Z+moYJ
なにげに安達祐美は演技が上手いと思う。
604 :
名無シネマさん :05/01/07 23:41:28 ID:91ZJxw6D
上手い下手は、音楽の場合、かなりの程度わかる。 ラフマニノフやラベルが、ピアニストの試金石だろう。 さて、芝居は? 自分が演じやすいように台本をさんざん いじくりまわすスターたちは、自分の音域と声質に合った 歌しか歌えない、流行歌手みたいなものだろ? では、音楽の難曲に相当する芝居の台本って何? 演技を論じるには、そこから考えないといけないのでは? ただ、簡単な芝居でも、観客が満足すればそれでいい というのも事実なわけだが・・・・
「上手」かどうかの判定は自分には難しくて出来ないが 「明らかに下手」なのはすぐ判る。 問題なのは後者だろう。
>>604 確かに、難易度ってのも考えに入れにゃあかんな。
コブシ入れたり独特の節回しでごまかす演歌歌手には
オペラは歌えんだろうしな。
ただ、声楽家にポピュラー歌わせてもうまく聞こえないこともあるけど。
ジュディ・デンチは映画も上手いな。
607 :
名無シネマさん :05/01/08 22:25:10 ID:aihgJ4AI
演技がうまい=こっちに突っ込む隙を与えない程、リアリティがある事。 尚かつその役柄に息吹を吹き込み身近に実在するかのように、生き生き感じさせる。 それでいて、ベテランであるなら常に、個を消し去り、過去の作品のコピーにならない事。 別人に成り切り、それでいて、アクやら、独特のインパクトがあれば、よりパーフェクト。
608 :
名無シネマさん :05/01/08 23:00:26 ID:+6IwKJcb
>>607 誰もが納得する定義だ。
だけどそれだけのレベルをクリアしてる実例をあげるとなると、意見が別れそうだな・・。
609 :
名無シネマさん :05/01/08 23:58:14 ID:7Hc8AMlh
>>607 台本の役柄にリアリティーがなければ、そもそも上手い演技は成り立たないと
いうことになりますね。ただ、大衆が虚像(絵空事とまでは言わないが)
の美しさ、カッコ良さを求めているのも事実ですが。
俺も演技の上手い下手はわかんなかったけど、 コラテラルでジェイミーフォックスが絶賛されてたのを見て ああいうのを演技が上手いって言うのかってわかった気がする
611 :
名無シネマさん :05/01/09 00:43:46 ID:BS+MmN8Z
映画俳優の演技の価値は「上手い・下手」だけでは論じられないだろう。 上手くは言えないが「強い・弱い」という基準で私は役者を観ている。 例えば,高倉健,丹波哲郎,たけし等は演技が上手いとは思えないが, 何か「強い」ものを持っている役者なので私は好きだ。 彼らが役にハマった映画を観るのは実に気持ちよい。
>>611 >映画俳優の演技の価値は「上手い・下手」だけでは論じられないだろう。
そりゃそうだ。
「強い・弱い」というのは、≒存在感のことだよね。
役者の魅力のなかには存在感を含めて色々な要素があるが、
このスレでは、その中の「上手さ」を定義しようってことでしょ。
音楽の話とも関連するけど、 上手い・下手ってのは実は単純な役・シーン(曲)の方が ごまかしがきかないので分りやすいんだよね。
614 :
名無シネマさん :05/01/10 00:18:43 ID:gnZJi1c1
いま、トヨタの車の宣伝で流れてる名曲「煙が目にしみる」 を歌っているのが、名歌手ジョー・スタッフォード。 美声に加え、高音部でも下品なシャウトをせず、マイルドに歌う。 最近の歌手にはほとんどなくなった稀有の品格があるよ。 役者にもこういう品格のある演技の出来る人を育てるべきだね。 言っとくけど、化石・蝋人形みたいなエセ上品なのはダメだよ。
615 :
名無シネマさん :05/01/10 00:25:57 ID:gnZJi1c1
化石・蝋人形みたいなエセ上品・・・吉永小百合 本物の上品・・・・・イングリッド・バーグマン
存在感とか個性が全面に出てて、しかも上手い人と、存在感はいまいちで、上手さが全面に出てる人ではかなり印象が違うよね。 前者は人によって評価がわかれるし、後者は地味すぎる。 M・ケインが好きなんだけど彼は前者かな。かなりアクが強いけど演技派として認知されてる。 サイダー・ハウス・ルール」で発作を起こして死ぬシーンは唸ってしまった。
アル・パチーノはやっぱ上手いなー 「エンジェルスインアメリカ」でエイズのゲイ役やったけどバーで目をかけてやってる部下に会話しながら何気なく肩に手回してナデナデ肩さするんだが マジで気持ち悪いほどリアルな演技だった。
618 :
名無シネマさん :05/01/11 21:24:38 ID:t0hBbzYG
邦画で語ってくんない?
620 :
名無シネマさん :05/01/24 02:40:53 ID:ILfPpypb
age
別に下手でもいいから、 あの劇団上がり役者に多い舞台しゃべりと アイドルの棒読みだけやめてくれればそれでいい。
病人の役って、よっぽど下手じゃない限り上手く見えるんじゃないかと思った。 だから、難病と闘う役を演じた役者は評価高くなる。 でもそれ以外の役を演じても評価の高い、本当に演技が上手い役者って少数なんじゃないかな?
623 :
名無シネマさん :05/01/30 18:11:49 ID:8pUTR1is
“下手”なのは分かる、という意見が多いように見えるけど、おそらく、それは確か。 ただ、“巧い”演技というのは、全体がうまく調和しているものなので、それだけを取り出すのは難しい。 たとえば、大根役者がいたとすれば、共演者は演技に困る。 作品として見るに堪えうるかもしれないが、そのとき、大根ではない役者には同情すべき存在感がでてしまう。 かといって、当人が巧いかは、分からない。 それなり以上の役者がそろっていれば、共演者は、少なくともそれなりの演技をすることはできる。 このとき、巧い役者が主人公であれば、合わせやすい。主人公は巧くないが、脇役は巧いとき、主人公は引き立つ。 演技の巧拙は、それなりの共演者には、一番よく分かるのかもしれない。
624 :
名無シネマさん :05/01/30 18:19:47 ID:gYcOiKdY
演技の上手い下手を見たければ88年の危険な関係を観ろ。 ジョン・マルコビッチとキアヌ・リーブスにそれが見て取れましょうぞ。
625 :
名無シネマさん :05/01/30 18:28:24 ID:6sj5LkJn
ブラピやトムクルーズ、などは、演技派、実力派と言われることはないけれど 有名じゃない人や個性的なビジュアルの人は演技派、実力派と言われる。逃げ道的なもの
626 :
名無シネマさん :05/02/12 05:43:31 ID:k2XSh1xs
>>625 見た目だけで演技が上手い、下手って決め付けられる場合とかあるな。
本当はどう見ても下手なのに上手いとか言われたりな。
627 :
名無シネマさん :05/02/12 18:23:49 ID:eXX2Hfm4
で、ゴタク並べてるあんたらは実際、映画に出演して演技した事あるんですか? ま、俺もないです。ええ。ないですよ。悪かったな。
>>627 「下手だというんならお前がやってみろ」なんて言ったら
批評や評論といったものは一切成り立たなくなるぞ。
俳優は芝居で食べてるんだから
金を払う観客が満足できる芝居をしてくれないと困る。
演技の上手下手はよくわからんけど、 メソッド演技はもてはやされすぎな気がする。 実際の画面上に映る演技だけで評価されてない。 「なりきるために事前の準備としてこんなに凄い事をやったんですよ!」 ってのがポイントになっちゃってる気がする。
630 :
笠智周 :05/02/18 06:58:57 ID:WeN8GLnt
過去レス見てないけど、1には大いに共感できる。 ただ、その「人」なんじゃないの? やっぱ思慮深げなひととか、物憂げな人 っているわけジャン? ある程度、ほんの少しでも繊細な人なら感じられるぐらいの 、たとえばオダギリジョーとか余貴美子とか、そんな雰囲気あるじゃない? んでそーゆー人らってやっぱ、ミニシアター系の作品によくでてるし。(ミニシアター=質重視って考え方をここではあえて堂々としてみる) だから演技の上手い下手じゃないんでしょ。不細工で何の取り柄もないのになんか雰囲気で モテテル人がいるのとおんなじじゃね?
デヴィッド・ウェンハムの演技が良い
元役者としていわせていただくと、 下手な芝居は以下のポイントで見分けます。 ・せりふを喋ってないときの居方がわざとらしい。 あるいは、素にもどっている ・せりふと感情と身体の動きがバラバラ ・シチュエーションに相応しくない大袈裟な演技が多い ・独りで勝手に決めた演技プランを断固として変えないので 相手がどんな芝居をしようといつも反応が同じ だいたいにおいて、役者はうまくなればなるほど省エネ。 最小の演技で最大の効果を引き出す技術を身につけるものです
633 :
名無シネマさん :05/02/20 02:22:09 ID:9u2Y3iFQ
沢井信一郎
634 :
名無シネマさん :05/02/20 02:25:43 ID:KFFNd2mP
自主制作もんとか見て比べるとわかんだろ。
635 :
名無シネマさん :05/02/20 02:30:30 ID:jJTxV9it
観客に役者の気迫みたいなものが伝われば名演技じゃねーの。
636 :
名無シネマさん :05/02/20 16:05:35 ID:FxISs4TQ
普段は演技が下手な大根役者が作品(監督)によっては名演技をすることもある。
それはない。
ともいいきれまい。 下手な人が上手くなるきっかけとなった作品 というのは確実に存在する
高倉健とか上手いようには見えないけど名優って感じがする。
>>637 あるよ。もちろん逆もだけど。
それで本当に上手くなった役者もいれば、他の役をやらせたら結局ダメだったという役者もいる。
ロバート・デ・ニーロの『アナライズ・ミー』を観て 上手いなーとうなったよ。感情の変化に応じて表情が微妙に変化してゆく様子や 泣きの場面でもじわーっと目が潤んできて最後に大泣きとなるまでの変化が凄い
ケイト・ブランシェットは上手いと思う。 (容貌に関しては評価が分かれようが) 女王の役もあばずれ女の役も違和感がないし 画面から変な風に浮いてくることもない。
>>641 私もその場面見てこの人は上手いと思いました。
実際に太ったり痩せたりという話はもう食傷気味でそこまで感心しないけれど
細かい感情表現を見ると、やはりこの人は役者だと感じる。
>>630 ちょっと同意。
演技の上手い下手とは違うとは思うんだけど、ある程度素の魅力、人として
の魅力じゃなくても表情や声、言い方、立ち居振舞いが目を引く人って
演技する上ではとっても強みになるんじゃないかと思う。
もちろんその素材があって尚かつそれを物語の世界で自然に出せるかどうか
だとは思うけど。
自然、自然といっても、素がもともと芝居がかったような大袈裟な表現する
人の自然な演技ってどーなんだろ?
逆にもともと素が表現乏しくて一緒にいても感情が伝わってこない人とか。
と考えると、やっぱり感情表現が豊かで、それが人を魅了させられる人。
その上で、人物設定、作品の雰囲気、演出家の求める所を理解して
その役を作り上げられる人が上手いのかな?
あと、感情の起伏関係なく自然な演技って難しいと思う。
自然に見える演技じゃなくて、なんと言うかネ申がかっちゃうけど
ある瞬間本当に感じて行動してる。しかも役者の素じゃなくて、
とりあえず頭で理解した人物像がやるだろう行動になってる。
と思わせてくれる人。
前にテレビでハリウッドの役者が「脚本を何回も読んでその世界に
生きてると信じ込む」って言ってたけど、それって役者本人の
資質にもよるかな、と思った。
信じ込める人と出来ない人はいるかなと。
これは演技上手い下手とはまた違うのかもしれないけど…。
その作品観てて、この人上手いなあとか下手だなあとか 微塵も感じずストーリーに没頭出来るのが一番だな。
>>1 わかるなぁ
俺の場合は言語がわからないと演技の良し悪しって殆ど理解出来ない。
日本の映画やドラマなら棒読みだったり上手い下手がハッキリとわかるのに
洋画だと雰囲気のみでしか判断出来なくて下手といわれる人でも俺にはどう下手なのかがよくわからなかったりする。
変な話 洋物AVで演技っぽい事してる人観せられて上手いだろ?といわれたら「あぁ・・そうなのか?」程度しか言えない
647 :
名無シネマさん :05/03/01 22:27:31 ID:Y+F5lGzK
洋画を観てて発見した事は 喜怒哀楽や、恥ずかしがったり、羨ましがったりなどの色んな人間の表情は 国や言葉が違っても、結構同じだって事です。 ですから字幕を見て、その場面に合った表情や仕草が上手く演じられてるか 下手かは見てて分かると思います。
>>647 俺もそう思う。外人は大袈裟だという人もいるけど、
日本人が見て大袈裟に見えたり、下手に見える芝居は、
たぶん外人にも大袈裟に見えてると思う。たとえば
ヴィヴィアン・リーとか。大袈裟っていうよりキチガイ
寄りだけどw お笑い出身の人の芝居が、抑え気味
なのも、けっこう共通してると思う。
649 :
名無シネマさん :05/03/02 02:53:40 ID:y6EMP9N2
650 :
名無シネマさん :05/03/02 05:13:05 ID:dLPd3Eiz
オーシャンズの11を見に行ったとき。 警備室にいるベネディクトと電話してる所に、 怒ったテスがツカツカっと近づいてきたのを見て、 ラスティが電話を切って「Hi!」って言う場面。 うわぁ、これこそまさにブラピ!と思ったんだよ。 演技だとしたら流石だな、と言えるんだけど、 やっぱり素みたいなもんなんだろうな。 というか、ラスティがブラピであること前提の役みだいだし。 分かっててやってるよな。 でも好きなんだよ〜 あと、個人的にいいなぁ、うまいなぁ、と感じたのは、 「ラッキーブレイク」のエンディングの「サニー」の人。
651 :
名無シネマさん :05/03/02 05:23:47 ID:F1kCR/0T
ていうかさー馬鹿だなーと思うのは、この役者、演技うまいな、と思ってしまう時点で、もう駄目なんだと思うな。 結局、切り取られた現実の断片を映画を通して見てるというより、カメラの前で役者が演技してる映像なんだよね。今の映画って。 だ・か・ら・映画はつまらない。 映画にムービースターはいらないんだよ。 俺が監督なら、適当にオーディションとかやったり、街で声かけたり、自分の知り合い出したり、 「役者」は一切使わないね。それで、「くれぐれも演技しないでください」と釘をさす。 出演者の地がもろに出るような撮り方するけどな。やっぱ馬鹿が多いんだよね。
652 :
名無シネマさん :05/03/02 05:39:16 ID:MTOeF5IB
>>648 ジュリア・ロバーツも下手糞だと思う。感情的過ぎ。演技じゃない
日頃のウップンを晴らして金をもらってるなんて
ある意味うらやましい
653 :
名無シネマさん :05/03/02 06:29:50 ID:6m1XZaNM
オネエの役やると、うまい下手がよくわかる。
>>651 こいつバカ?
>>653 素で姉さんってケースもあるからなんとも…。
ビル・マーレイや、マーク・マイヤーズはさすが
○マイク・マイヤーズ ×マーク・マイヤーズ
656 :
名無シネマさん :05/03/02 10:04:12 ID:IcWS6ey8
>>651 演じる、と言うのも一つの芸術だと思う。素晴らしい絵画や音楽に触れて感動する様に
上手い演者に出会った時、しみじみ芸術作品を味わっている気がする。
映画を楽しむ目的の中には、ストーリーの展開を観るだけでなく
役者の演技に酔いしれる、というのも入っている。
651のような撮り方はドキュメンタリーっぽくて、それはそれでイイのかも知れぬが。
>>651 アホか。素人が演技しないで成立する映画って何よ?
仮にドキュメンタリーにしても脚本がある地点で、素人だろうが
プロだろうが「演技する事」に変わりはないんだから、それこそ
「演じてないように演じる事」なんて素人に出来る訳がない。
釣りだったら釣られてゴメン。
658 :
名無シネマさん :05/03/02 10:34:48 ID:SRTcQlVe
演技がうまい代表=渥美清(代表作:寅さん) 演技がへた代表=水野晴郎(代表作:シベ超)
映画を観てて、この人いい演技するなぁっていうのはなんとなくだけど思ったりする。 だけど、この人の演技がこの人より上手いとか下手っていうのは全然分からない。 演技の上手さとかは比べられるものじゃないと思う。
>>658 シベ超で演技が気になるって相当な目だな
内容が面白すぎて水野の演技すらまともに見えてしまうよ ワラ
661 :
名無シネマさん :05/03/02 17:50:51 ID:tzmL79lr
日本人での感想だけど、障害者とつっぱりは誰かを演じるのではなくて、 イメージが固定していて物まねに近いと思う。 よって簡単なのではないか。 それと似ているけど勘違いされてることが多いのがオネエの役。 ひどい時は役者自信がオネエ役を嫌がってるのがみえみえだし、 オネエを演じるという勘違いをしている場合もある。 女を演じなければいけないのに。 こないだのドラマの高橋克典のオネエは以外にもうまかった。
ジュリアロバーツはマグノリアの花たちの頃は上手かったなんだよね。 つか、最近の邦画の若い俳優の学芸会演技はどうよ。 監督のせいなのか。自分の台詞の順番を待って言っている感じ。劇中会話だと 思えない。特に男優はイメージ的にも酷い。泣きすぎへたれすぎ。 ドラゴンヘッドの妻武器、転びすぎですでにうザイ。コントかよ。
663 :
名無シネマさん :05/03/04 00:08:46 ID:BEtCyILJ
上擦り・スナイプスのオネエ見た目もきれいだった。
日本の若い俳優はアイドルと紙一重みたいは人達ばっかだからなぁ。 演技には期待できないよね。あくまでルックス重視って感じ。
665 :
名無シネマさん :05/03/04 04:25:17 ID:pdA0TerQ
バラエティーとかCM出まくってる奴が不幸な役やっても馬鹿にしか見えない。
666 :
名無シネマさん :05/03/04 04:31:16 ID:pdA0TerQ
俺はスター頼みの単純ハリウッド映画より、作品の質やリアリティーで魅せるヨーロッパ映画が好き。アキ・カウリスマキとか
オネエと言えば「プリシラ」 テレンススタンプ最高!
668 :
名無シネマさん :05/03/04 15:16:25 ID:euxnyVBd
>>664 それは日本に限らないんじゃないの?
どこだってそうだと思う
>>632 ロード・オブ・ザ・リング王の帰還の黒門前のシーンで、
オーランド・ブルームが完全に素に戻っちゃってるところがあるけど(かなり目立つ)。
ということは彼は下手なのか。
>>669 その1シーンに限って言えば下手、ってことじゃない?
総登場シーン中上手いと感じる/下手と感じるシーンがどれだけあるか、で最終的な評価が決まるんじゃないかと。
オーランドってレゴラスははまり役だったけどそこまで上手いわけではないと思う。
でも不思議な事にコメンタリーとか聞くと 監督や俳優は誉めてるんだよな。オーランドの演技。 日本人と感覚が違うのかなと思った。
オーランドって、たしかに記憶に残らない役者だね。 指輪では、せりふをしゃべってたかどうかすら思い出せない…
オーランドはパクストンに次ぐ新型ステルス俳優になれるのか?請うご期待。
>673 指輪三部作全部合わせてもトータル30分も出ていないらしい。
676 :
ちずこ :05/03/19 05:00:04 ID:vwA3jNik
お昼のドラマ冬の輪舞でこの前 男がちょっと怒鳴るシーンで持ってるカップからコーヒーが、あきらかに予定外な感じでこぼれたのに演技続行。 あーゆーのはさすがに無理だろ ただうちの母親五十歳は全く気付かず。
677 :
ちずこ :05/03/19 05:02:50 ID:vwA3jNik
てゆか上のレスのやつら、 普通に演技論交わしてんじゃねーよ
678 :
名無シネマさん :05/03/19 05:22:40 ID:eqJoPw0W
オーランドは端的な例。 演技は普通だけど「指輪」では人気が出た。 オーランド自身の、危険で無口でスリムなアンちゃん的個性と エルフ役がちょうどハマッていたと言える。
679 :
名無シネマさん :05/03/19 05:45:08 ID:4y4lQcbq
演技してます。ってのをうまいという場合もあるし、自然体のをうまいというときもある。うまい、へたは個人の自由だと思う。極論ですいません。 ようは作品に引き込むことのできる俳優はうまいとは思う。 もちろん作品にも差はあるし、好みとかもあるから賛否はあるだろうけど。有名な俳優だと個人的には キアヌ、ディカプリオは演技してますって感じでスクリーンから一歩引いちゃう感じ。 もちろん長い年月をかけることで個性になって、味のある俳優というカテゴリーもあるけどね。
その映画で求められる演技を的確に出来るのが「上手」って事なんだと思う。 んで確かに「上手」なんだけど見てて退屈な場合もあって難しいね。
オーランド・ブルームは過去の共演者や監督からオファーを受けることが多いらしい。 本人の人柄なのかもしれないが、それだけで食べていけるほど甘い世界ではないだろうし ここでいわれている「演技(技術)」以外の部分で人を惹きつける才能はあるのかもしれん。 個人的には表情のパターンが限られているような気がするが、劇場でみていて 画面の邪魔だと思ったことはないから下手だとは思わない。
とりあえずキムタコみたいな演技(と呼べるのか?)は嫌だな
683 :
名無シネマさん :05/03/20 03:31:29 ID:ll5P+20o
おれも1みたいな奴なんで演技わかんないんだけど、キムタク演技下手なのか? おれは全然気付かないな 1はキムタクどう思うのかな?
みんなが、どうしてキムタコに拘泥しているのかがわからないw
685 :
1 :05/03/20 03:46:46 ID:gZ5all2S
キムタクはうまい下手以前に、自意識過剰過ぎに見える。(なんか格好つけすぎ) ということは不自然なんで、下手ということになるかも。 でもある女性層とかには、かっちょええとかいうことになるかもわからんね。 ただ、演技賞とかにはほとんど用なしな人だと思う。
686 :
名無シネマさん :05/03/20 13:09:04 ID:xWfRL6oX
>>1 このスレを作った時と684コのレスを読んだあとの気持ちの変化を教えてクダサイ
687 :
名無シネマさん :05/03/20 13:52:49 ID:yFhEPQcQ
キムタクはキムタク本人の役で出演しているだけで、 演技をしているわけではない。
そうそう、演技じゃなくて地のままでセリフ言ってるだけ なのに一部ではいつまでももてはやされてるのがなんかウザい
689 :
名無シネマさん :05/03/20 23:13:07 ID:ll5P+20o
1と同じ考えの者ですけど、ここまでざっと読んでみて意外に思ったのは1に対してそれほど強い否定の意見や、私が教えよう的な意見が出てない事。やっぱりほんとに自信持って演技見てる人なんていないんじゃない?
690 :
名無シネマさん :05/03/20 23:39:33 ID:NxMN/rwM
演出家や作家が予想を超えた演技ができる人、 うまい役者だと思う。 けど、主役級の役者に限った話。 脇役がこれをすると、うるさくなる。
上手い人の条件の一つに自分の役柄をわきまるという事も入るね 脇役ならそれ相応の演技が出来る事も大事だ
そういう意味では脇役が主役を食っちゃったら その脇役はだめだめって事だよね。
単純に気持ちを上手く伝えられる人が上手いんじゃねーの? 20%の疑いと60%の信じたい気持ちと20%の中立的位置を 取りたいとか、入り組んだ気持ちを疑いようの無いほど、表情、体の所作で同時に表現しているとか。 あと、歓喜、怒り、悲しみなどのマックス値が高いとか。
694 :
名無シネマさん :2005/03/21(月) 11:36:22 ID:4LMaswDb
>>693 <入り組んだ気持ちを疑いのないほど表現している
禿同、
例えば、怒りの表現でもその中に悲しみを含んだ怒りもあれば憎しみを含んだ怒りもある。
演者の怒りの表現の中に、その奥の感情まで見えた時、しみじみ上手いな〜と思う
ちなみに、ロバート・デ・ニーロ、エド・ハリスなどにそれを感じます
オーランドブルームの名前が出るだけで胡散臭いスレ
有名演劇学校をそれなりの成績で卒業しているヤシは 演技する技術はあるんだろうな。 でもそれだけじゃダメなんだよなー。たぶん。
最近の邦画(セカちゅ、すいんぐ、げーむ、おどる、等々)の役者の演技はわざとらしい 洋画は見ていてどれも演技は同じように見えるけど邦画よりマシ。 そう感じるのは、邦画はしゃべってる言葉が分かるからで洋画は言葉が分からないから というのが俺の友人の意見。 映画の雰囲気と役者があってるというのはあるかもしれないけど 誰々の役者の演技がウマイって言ってる人は本当に分かってるのか微妙。 そう言ってれば高度な感想文だと思ってるんだろうか。 舞台とかを見てたりやってない凡人にはウマヘタは分からないと思う。邦画を除く。
698 :
名無シネマさん :2005/03/22(火) 05:04:04 ID:xNy2EZko
694>時、しみじみ上手いな〜と思う 俺1じゃねーのに悪いけど そうゆうのやっぱどうしても、「あなたのキノセイじゃね?」て思っちゃう。いや、俺はね。
699 :
※ :2005/03/22(火) 05:12:38 ID:uB0SBoxR
「えっ、この映画のこの役やってる人と あの映画のあの役やってる人って同じ人?! ぜんぜん分からなかった!!」 って観客に思わせられるのが演技が上手い人。 そういう人は俳優じゃなくて役者と呼ぶ。
某俳優みたいに「見たんだけど、どこにいた?」なステルス機能がついてる人も 「演技が上手い」範疇に入るのかな?
702 :
名無シネマさん :2005/03/22(火) 15:55:12 ID:xNy2EZko
699< いやぁ、役者に詳しくなっちゃうとそれは無いと思うし、詳しく無い人がそう感じる事があったとしても、弱いよ、その説は。そもそも699は本気でそれを判断基準にしてんの? 「そうゆう人は役者云々、」ぼんやりした事言っちゃってさぁ 青字はどうやって出すの?
正直、英語わからんから、 外人の演技の上手下手は、極端じゃないとわからん。 英語覚えないとなぁ……
704 :
694 :2005/03/22(火) 19:10:20 ID:eH414cLA
>>698 観る側にも良い演技を見極める力量がないと理解不可能な世界でもある
たくさん見てれば、英語がわからなくても、わかるようになると思うけど。 せりふは、さまざまな演技の要素のうちのひとつでしかないのだし
うむ、たくさん映画見てるうちに外国語でも演技の上手い下手はわかるようになる。
707 :
名無シネマさん :2005/03/22(火) 22:37:24 ID:xNy2EZko
704→本末転倒。
708 :
名無シネマさん :2005/03/22(火) 22:43:56 ID:xNy2EZko
705706→スレ主はたくさん観てるのにわからないらしいよ。更に、君らみたいな意見に強い疑いを持ってるからこんなスレ建てちゃったんだな。
マイボディーガードの子役みてらんない あのキャラ作りのネチネチ間がだめだ
1.スレ主の見方が悪い 2.上手い演技は言語化しにくいので、 上手い演技についてぺらぺら語る奴に限っていい加減
711 :
名無シネマさん :2005/03/22(火) 23:11:43 ID:xNy2EZko
うーーん 超常現象論に近いよねこれは。目に見えないからいくらでもいえるし永遠の平行線をたどる可能性はUFO論なんかよりも全然高い。でも俺はやっぱ演技の良し悪しは個性に、てゆー1に賛成。
712 :
名無シネマさん :2005/03/23(水) 11:33:02 ID:M8i4kdTj
>>711 <目に見えないからいくらでもいえるし
しっかり見えてる人も数多く居るんですヨ
貴方が見えてないだけ…残念だったね
713 :
名無シネマさん :2005/03/23(水) 11:59:08 ID:89h2i/aL
私には霊が見える。 交信している。 ↑これらの意見とそれを否定する論争は永遠に続く。それと同じだと言う意味なんです。1は貴方のような意見に対してこのようなスレを建てたと思いませんか?
>>713 下手なのがわからないのは、あきらかに馬鹿
715 :
名無シネマさん :2005/03/23(水) 13:01:43 ID:89h2i/aL
下手なの?こいつはちょっと下手なのかなって感じる時はあるよ。けど僕はね、それも怪しいもんだと思ってしょうが無いわけよ。 あの役者のあのシーンはちょっとねぇ、って人が言う事に対してそうか?って思う事多々あるし。君もあるだろ?
716 :
名無シネマさん :2005/03/23(水) 13:32:32 ID:89h2i/aL
ピカソの抽象画なんかはわかんない奴にはとことんわかんない。全くとりつくシマがなかったりする。対して芝居は脚本が面白いとか役者が綺麗とか映像美とか1が言うような役者の個性とか、演技とは別のとこでも色々と解りやすくひきつける可能性がある
717 :
名無シネマさん :2005/03/23(水) 13:33:54 ID:89h2i/aL
だからこそ演技論に対して疑念が晴れない。 演技論は捏造なんじゃないかって。
718 :
名無シネマさん :2005/03/23(水) 14:24:05 ID:VSRGcOGz
あなたが「疑念を抱いている」演技論とは、だれのなんていう演技論? 文句をいう前に、文句をいう対象を特定しましょうね。ぼくちゃん♪
笑い方とか泣き方が自然ならうまいとか感じるけどね。確かに下手さはすごいわかりやすい。ストーリーのあるAVビデオの演技みたいな。
720 :
名無シネマさん :2005/03/23(水) 15:13:41 ID:89h2i/aL
718→ あ、説明不足ごめんなちゃい。あの演技上手い下手ゆってる全ての人が対象でちゅ
菅野美穂ってどうなの? 私はああいう演技好きじゃないけど。
演劇好きの女の子が頑張ってますって芝居。自分も好きじゃない。
723 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 12:38:52 ID:QrxmX0Ry
演技が上手いってのを疑っている人 一度カガミの前で自分で演技してみるといい、 泣いてみたり、笑ってみたり、怒ってみたり、おのおのソレに合ったセリフでも言いながら。 上手く出来るかな? 結構演じる事って口で言うほど易しくない事に気づくだろう その後で、巷で上手いと言われている人の映画でもジックリと観てみるといいよ 今までとは少し違った見方が出来るかも?
724 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 12:41:41 ID:FZlT3fXg
トウシローの鏡の前での演技見ても、下手がわかるだけじゃないかな。 上手いの認識には繋がらない気がする
725 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 12:56:26 ID:929WlTIE
役になりきる⇒上手い⇒客を魅せれる⇒名役者。 私はそう思う
726 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 12:57:20 ID:QrxmX0Ry
下手が分かるんだったら その対極の上手い、も認識できないのかな?
727 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 13:20:17 ID:xPLD7tMc
上手い、っていうことと、ルーティンっていうのは紙一重だと思う。 ヤクザ映画で、いかにもリアルにヤクザ演じたとして、それは果たして上手いと 言えるのだろうか。現場でそういう芝居が求められていれば、それに応えることができる 役者が良い役者ということになるのかもしれないが、それでは創造とは言えないのでは ないか。 ルーティンを突き破り、新たな人物像をこの世に作り出すこと。それができるのが 良い役者だと思う。 演技は単に上手さ比べをしているのではないはず。答えのない問いに対して、役者が どれだけ己の世界観で真剣に立ち向かっているか。それを見せる場だと思う。 ルーティンとは、思考を停止させる悪魔のささやきだと思う。でもみんな、苦しくなって 結構ルーティンに走るんだけど。一応それなりに評価されるし。 個人的にはトヨエツが好き。昔たけしの映画で、ヤクザの役やってたけど、あっと思った。 たけしはもちろん、コテコテの東映系ヤクザなど使う気などさらさらなかっただろうが。 長くなって済みませんでした。
728 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 13:28:38 ID:NPlUxAmr
>>727 つまり哀川翔や竹内力は創造力がない役者だと
729 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 13:36:02 ID:FZlT3fXg
ずばり聞くが! ルーティンって何?
730 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 14:40:19 ID:s9IcP0HC
自分にとって楽な芝居って意味かな?>ルーティン
ルーティンて型通りの演技って事じゃない?ヤクザならヤクザ、嫌味な上司なら嫌味な上司。下手ではないけど、それ以上でもそれ以下でもない演技。
732 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 17:50:11 ID:8Mf261Fp
みんな辞書引けよ。 rou・tine [ru:ti:n] ━━ n. 常規的な仕事, おきまり(の手順); 【コンピュータ】ルーチン ((プログラムで,使用頻度が高い特定の処理を果たす機能をそなえた部分のこと)); 【ダンス】一定のステップ[所作]. ━━ a. 決まりきった, 日常の.
ただ、型ができないやつが独創的(だと本人は思っている)なことをやっても 説得力がないんだよね、キムタクよろしく。 ルーティンだってって馬鹿にするのは本当に簡単だけど、"初心忘るべからずby世阿弥"ですよ。
734 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 18:55:38 ID:xPLD7tMc
>>733 ルーティンということと、基本の型を会得する、ということは全然別の次元のことだと思うけど。
たとえば小津は、葬式の参列者がこれみよがしに悲しそうな顔をする芝居を嫌った。
映画を見ている人が悲しくなるような、イマジネーションをかきたてられる芝居をすべきで、
葬式=号泣などというのは想像力の欠如だとみなしていた。
↑ たとえが悪かった。 刑事を演じるとしよう。でも実際の刑事を取材したって、それこそ刑事の数だけモデルがある。 役者が演じるとき、何を手がかりにするのか。 今まで誰かが演じてきた「刑事のイメージ」をなぞって、 いかにも、っていう芝居をするのがルーティンだということ。 役者の芝居の質を問うているのではない。
ルーティンって同じ型の作業を同一人が反復的な運動として繰り返す というニュアンスがあると思う。だから、いまいちピンとこないのでは? >ルーティンな演技
スクービードゥーに出てるメイン4人の演技は明らかにヘタだよな。 それともわざとやってんのか?
738 :
名無シネマさん :2005/03/25(金) 12:58:46 ID:E1bLk1Cj
>>735 とにかく演者は脚本に書かれてある人物像をじっくり吟味して役作りし
自分なりの表現で演じればいいと思う。
新たな人物像をこの世に作り出す、って言っても一人芝居じゃ無いんだから
そういう事は演者一人の力だけでなく、監督や脚本家も含めた人達の力が必要だと思う。
とりあえずギルバートグレイプのディカプリオ見てみろ
740 :
名無シネマさん :2005/03/25(金) 13:19:36 ID:V8gqMImE
だったらギルバートはジョニー・デップの方だろ。 あの静かな表現の仕方はすごいぞ。 と、書いてる途中に思ったんだが ふたりが対称だからいいんだよね。 うまいってのは、ひとりよがりじゃなくて共演者ともうまく活かせ、自分も活かせることでもあると思う。作品に溶け込んでたり、入り込んでる。観客をそこに引き込ませられるスキルの持ち主だと思う。 もちろん、役の幅が広いってのもありだと思う。 ひとりよがりじゃなくて、棒読みじゃなくて、わざとらしく演技してますって人以外はいいと思うよ。 あとは作品に恵まれるかだと思う。
エンド・オブ・デイズ、 シュワとバーンが対峙するシーンの演技を見れば分かるだろう。
コメディでもシリアスなものできるのが演技力高いのかな? 唐沢とか三上ヒロシとかはどの演技でも違和感なく見てしまう 逆に広末は演技派とか言われてるわりにはコメディの演技が下手糞で驚いた
>>742 そういう内容は芸板でやってくれ。
どこがどうだから違和感なく見えるんだ?どこがどうだから下手糞なんだ?
それを解明するために700以上ものレスが繰り返されてきたんだけどな。
>>743 なんつーか喜怒哀楽を表現するときの発声とか声量とかに安定感があるかどうかの違いかな
感情の触れ幅がでかくなるときの声に自信がないと何やっても違和感感じる。
広末はとりとめもない会話するときは別に普通にこなすけど
声を大きくはりあげるときに音程がずれるというか心元ないんだよね。
ま、今の若手女優はこんなの多いけど
演技が上手か下手かを見極めるのにはどうすりゃいいんだ? 演劇を見るとかいうのはナシで。
746 :
名無シネマさん :2005/03/27(日) 07:34:34 ID:+t1ggJ/j
演技が上手い、下手は文章で説明しにくいので アカデミー賞で主演、助演賞取った人の映画なんか見たら参考になると思う 上手い、下手は理屈じゃなく感じるものなので、その様を見て各々が感じるしかない ちなみに最近みた「夜になる前に」の主演男優の演技、上手かったわー
自然か不自然かという観点から見るだけでも、判別できるのでは? 上の広末の例なんかだと、無理してるのが演技に出てるってことでしょ?
Kingdom of Heaven (May 6) A movie about the crusades? OK. We can get our minds around that. And it will no doubt be interesting to see teen idol du jour Orlando Bloom as a knight in 12th-century Jerusalem. What the heck?anything goes in the movie biz. We just hope this isn't a history lesson designed for the readers of Seventeen magazine.
こんなもんは完全に客観に依存するんだから お前らや俺が見て「この人演技うめー」って思ったらそれで完結なんだよ。
>>747 あ、そうか。
簡単にいうと無理してるって感じるかどうかだもんね。
>>749 あなたがいいたいのは、客観ではなく主観のようです
今の映画界に上手い役者が居ないのは当然。 演技の練習していない奴らが多いもの。 演技が上手いというのは、その役になりきるよりも、その役そのものになる事だ。 今の役者は只その役になっているだけ。 この国に未来は無い。 終了。
何も終了せんでも。 ショーン・ペンの演技も好き嫌いが分かれるよね。
ショーン・ペンでも アイアム・サムは上手かったけどミスティック・リバーはイマイチだった 同じ俳優でも合う役、合わない役があるみたい
同じ演技させるコンテストがあれば一発でわかりそうだけどねw
>>754 っていうか、池沼演技はうまくやれば、ほかのどんな役よりうまく見える
俳優の演技に違和感を感じるのは、まず、台詞のテンポやトーンがその場の シチュエーションに合っていないときだろう。人が怒ったとき、嬉しいとき、 悲しいときに、その口調が普段と同じはずがない。 しかし、例えば怒った人間が、早口で高いトーンになりっぱなしの演技には、 棒読み以上の違和感がある。教えられたとおりに演じたり、頭で解釈して 演じているうちは、その回答はけっして出てこない。これは学芸会演技。 カメラの前や、舞台の上で自らをさらけ出すのが、嘘のないナチュラル演技。 これは本人の素のキャラクタに近い役柄を与えた場合に最強の成果を発揮する。 しかし、例えば育てられた環境の中で気持ちを抑制することに慣れてしまった者に、 はじけたキャラクターを演じさせる行為は拷問に等しい。不得手な役柄を 演じさせた場合の結果は、学芸会以下となる。 自らを解放して、脚本から作り上げたキャラクタに入り込むのが、憑依演技。 本人の想像力如何では、どんな虚構のキャラクターでも、リアリティをもって 演じることが出来る。 しかし、例えば舞台の上でリアルに泣いてしまった場合、涙混じりの声は2階席の 奥まで届かず、観客の評価は学芸会以下となる。
演技が上手か下手か見極めるにはどうしたらいいかって聞いてるんだよ〜 演技というものは数学のように答えが決まってるモノなんだろ?
759 :
名無シネマさん :2005/03/28(月) 06:56:25 ID:LhALNLph
俺が一番神懸かってると思った演技は松本人志のキャシー塚本 キャシーやってる時の松本はガキとかで喋ってる松本とは完璧に別の人間に見えた
760 :
名無シネマさん :2005/03/28(月) 11:01:39 ID:jcOri3Ij
演技がうまいってのはさっ、結局喋らずにどれだけ見てるひとに今の心境や言いたいことを表現できるかってことじゃないの?
演技するっていうと「自分が思ってもいないことをする」ってイメージがあんだけど 例えば映画とかの登場人物に深く感情移入してそいつ自体になり切った方がいいの?
762 :
名無シネマさん :2005/03/28(月) 13:11:27 ID:ly0IH6qn
結局「あるある探検隊」 観客が「そーそーあるある、現実にそんな事」と思えば 演技のうまい香具師 「あーあるある、その手の芝居」と思えば 演技の下手な香具師
演技の上手い、下手は、その人の主観でしかないから それを客観的に 判断することは、出来ないと思う。 これは料理の旨い、不味いと同じで テレビでその料理の旨さを表現しているが それは客観的に見せているだけで 主観でしかない。 トマトの嫌いな人にトマトの旨さを伝えることなんて無理だから だから多数のアンケートを取って 演技が上手いか下手かは、票の数が多い少ない により客観的に判断するしかないと思う。 演技が上手い という主観を 何故そう感じるのか?説明したところで その演技が好きでない人には 理解することは不可能。 つまり 演技が上手いか下手かは 好きか嫌いかの理屈でしかない。
子供の演技は下手な訳だが それは好き嫌いの問題なのか?
>>764 それは違う。
料理が上手い人と下手な人は、確実に差がある。
スピードやレパートリーの数など客観的な尺度を与えることが出来るからだ。
演技も、出来上がってしまった映画を見て比べるのは難しいかも知れないが、
脚本を与えて、どれだけの時間でモノにできるか?とか、様々な解釈でこなせるか?など、
主観に頼らない判断を下すことはできる。
これを完成品の映画の中にみつけようとするならば、作品全体に沿ったカタチの演技が
出来ているかいないか?というようなコトになるのだろう。
大抵の映画ではこれくらいはクリア出来ているので、おおむね上手い演技をしていることになるが、
ときにはそうじゃない演技を見かけることはある。
ただしこの場合、その役者ひとりの責任ではないだろう。
まぁいつまでたっても答えが出ないから楽しいわけで。 一つの完成形って話になると黒澤映画って言われるものとか色々あるけど 個人の主観でしか話せない話題は盛り上がってイイ。
>>767 だから、主観でしか話せないのは、その人が他人にも理解できる定義を持っていないからでしょ?
って言ってんだってばさ。
その定義が正しいか間違っているかはさておき、こういう役者は下手、と仮定すれば、
客観的に判断は出来るんだよ。
すごく極端だけれども、台詞を噛む役者は下手、と仮定しよう。
では、映画の中で台詞を噛むシーンがある役者は誰だ?ってことになるでしょ。
おれはそんなのお目にかかったことないから、この定義ならば知る限り、全ての役者は上手いって
ことになる。
客観的で、なおかつ結論も出たじゃないか。
769 :
名無シネマさん :2005/03/28(月) 16:19:21 ID:ZGtj/kop
俺が「上手い」と思えば上手い。 俺が「下手」と思えば下手。 それでいいだろ?>1
770 :
1 :2005/03/28(月) 17:12:23 ID:c6QTtJCP
>>769 いや、まあ768の意見が正論なんだろうとは思う。
個々人の定義を設けて、その基準に従って判断すれば、客観的といえるくらいの
差異の区分けなんかはできると思う。
ただ、それが即演技の巧拙につながるのか、演技論とかの本質なのかと言われると
微妙な問題になってくると思う。それに人それぞれ統一的な定義ってのが
持ちにくいだろから、なおさらだろな。
よって俺は、個性とかインパクト上位で、技術を下位に置いてるけどね。
で、個性やインパクトでうなってるのに、演技が上手いとか技術論に回収されそうな
ことこの上ないようなんで、それはどうなんだ?とスレ立ててみた。
ってか役者としての技術は優れてるのに、個性がなくてパッとしない役者とか
はそもそもどう評価すればいいのかと思うわけ。
>>770 > 個性がなくてパッとしない役者とかはそもそもどう評価すればいいのか
パッとしないのが個性なんだよ、きっと。
これは個人的な意見なんだけど、三浦友和って若いときは煮ても焼いても食えないなーと
思ってたんだけど、最近はその没個性を活かして、小市民的サラリーマンを好演してると
思うんだよね。
こういうケース見ちゃうと、多少難のある役者でも年月や環境が変れば、
充分に上手い役者になれるのかなー?なんて思うよ。
また逆にかつては名優で名を馳せた人が、なんでこんなモノに?ってな場合もあるしね。
マーロン・ブランドーの晩年なんか最悪だったじゃないの。
上手い下手以前に、違和感ありありで。
772 :
1 :2005/03/28(月) 17:50:35 ID:c6QTtJCP
>>771 パッとしないのも個性だと思ってるよもちろん。
不細工も個性とか、地味も個性とかそういう感じで。
ただ、ほんとに地味にも派手にも不細工にも該当しない普通さで、感情表現にも
インパクトはないが、見る人が見れば鍛錬に鍛錬された素晴らしい演技人だとか
いう人は、役者としてどう評価すればいいのかと。
だから、そこらで歩いてそうな一般人が、完璧に演技をマスターしたとき、
その人は、役者としてはたして評価されるんだろうか?という疑問がある。
よって、上手い下手なんてのは、役者としては二義的なことなんではなかろうかと。
わかった。全ての役者にロボットの演技させよう。 これなら合う合わないもないんじゃないか?
774 :
sage :2005/03/28(月) 21:00:28 ID:cecrZfLT
上手いってのは下手との相対的な評価だろ? 飯の好き嫌いとか顔の好みとかと同じで、 基準なんて人それぞれで違うんじゃないのか。 より多数の人が納得する基準はあるかもしれんが、 それが少数にとって納得できるわけでもないし。
ホテル・ルワンダて映画見たけど、主演のドン・チードルの演技に圧倒された。個人的にあの人は 個性の薄い役者だと思うんだが、それでも本当に上手い演技ていうのはやっぱり個人差はあれど 万人受けするもんなんだと思うよ。
>>772 >上手い下手なんてのは、役者としては二義的なことなんではなかろうかと。
それは、そういう場合もあるのでしょうね。
高倉健なんか、誰も上手い役者とは評価してないよね。
でも、おそらく技術力も確かにあるんだろうという気はする。
藤田まことが、ウッチャンの番組でアドリブコントを披露したのを見たんだけど、
普段TVドラマで見せることはない腕の冴えを見せていた。
おれは藤田まことは好きじゃないし上手いと思ったことはないけど、確かな技術は持っているんだよな。
その技術の上に、あのはぐれ刑事が成り立っているってことだね。
だから、技術が一番じゃないけど、やっぱり上手い下手があって、大事なものだろうと思うよ。
藤田まことはもともとコメディアンつーか、てなもんや三度笠の人だから コント上手なのはあたりまえの様な気がするが。
演技なんてさっぱりわからん。 ブラピは下手といわれてるけど上手いよねと言われれば「へぇ、そうなんだ」としか言えない みんなよく演技が上手いとか下手とかわかるな・・・
779 :
名無シネマさん :2005/03/31(木) 08:14:20 ID:sD0N30kH
音楽でも、興味のある人、好きな人は素晴らしい曲とそうでもない曲を聞き分けられる。 絵画の世界でも一緒。 演技というのも音楽や絵画と同じ芸術の一部なので、演技するのを見るのが好きな人、 関心のある人は上手下手を見分けられるが、興味のない人には見分けられにくい。 理屈や言語で説明しても無理な“感性”の世界
780 :
名無シネマさん :2005/03/31(木) 08:50:09 ID:TR8AIjef
役者はどんな練習をしてるんだろう。 台詞を完全暗記し、動きを緊張も意識もすることなく演じられた後、 その次に待ってる演技の壁って何だろう? 個性を誇張化していくのか、はたまた リアリティを求めて細部まで調べ自然体を追求するのか
>>780 台詞を入れて動きを付けて、ってのは基本なので壁でもなんでもありません。
もっと言えば台詞と動きとは別々にではなく一つの所作として作るべきものです。
そこのところを理念だけではなく生理的にも会得できるかどうか、というのが敢えて言えば壁でしょうか。
で、その上で「その次に待ってる演技の壁」と言えるのは演出家の期待にいかに応えるか、
ということになるのではないでしょうかね。
演技というのは、簡潔に言ってしまえば演出家と役者の共同作業で作るものなので、
役者個人で自己完結できるものではないし、また自己完結しようとすれば、
芝居全体と乖離して崩壊してしまうと思います。
なので
>個性を誇張化していくのか、はたまた
>リアリティを求めて細部まで調べ自然体を追求するのか
というのは、演出の方向性によって変わってくるでしょうね。
>>782 なに言ってんだ?
>>779 は典型的な厨房の言い草だろが。
そんな低レベルな話はもう誰もしてないんだよ。
だいたい、音楽や絵画はそれだけで完結する全体であって、部分である演技とは
まったく違うもんだよ。(ここは映画板なので演技は映画の部分と限定させてもらう)
さらに、1の、演技は個性に回収されるのではないか?という命題には
>>779 >理屈や言語で説明しても無理な“感性”
が内包されると考えられる。
これに対しての反論が、このスレッドの主旨。
つまり
>>779 の次元は既に1で通り過ぎているんだよ。その上で、みんな論じているんじゃないか。
784 :
780 :2005/03/31(木) 14:54:21 ID:TR8AIjef
>>781 一つの作品内ならばその通りだけど、
何作も重ねていくうちに役者に期待される演技や
役者の売りとする演技が形成されるのかなと思って。
客の視点を抜きにすると演技の上手さはその辺に起因するのかな?
ムーンチャイルド?を見た ガクトの棒読みが凄かったけど 演技云々はやっぱりわからなかった。。。 演技ってどういう所を見ればいいの?
棒読みでも自然ならOK。不自然なら下手 どちて坊やの相手はもうたくさんなのでさらば
>関心のある人は上手下手を見分けられるが、興味のない人には見分けられにくい。 「下手」の方は結構見分けられると思う。特に日常的なテーマの場合、誰でも自分の 日常生活と比較して、演技が自然か不自然かを判断することは出来る。後で述べる 「嫌い」な役者を除いては。 一方、「上手」の方は、確かに興味のない人は騙されやすい。特にエキセントリックな 題材の場合、作品を一本見ただけでは、型どおりの演技でそれらしく見せているだけの 役者と、努力と才能で内面からビルドアップしてくる役者の区別はつかないだろう。 こればかりは、数多くの実例を見るしかないと思う。 上手下手を見分けるための最大の障害は、「好き嫌い」だろう。特に「嫌い」の方。 演技以外の要素で嫌悪感を持つ役者に対しては、あら探しの目線で評価しがちだ。 フィギュアスケートみたいな、アーティスティックインプレッションが重視される スポーツ競技の採点で、上下の点がカットされるのは、専門家であっても人間は 偏見というものを克服出来ないことが判っているから。
788 :
名無シネマさん :2005/03/31(木) 22:27:09 ID:sD0N30kH
>>787 >上手下手を見分ける為の最大の障害は「好き嫌い」だろう。特に「嫌い」の方
禿同! スレを立てた〈1〉は多分、名優で演技派といわれる俳優で大嫌いな奴が
居たんではなかろうか。で、世間では上手いとの評価がどうしても気に入らない。
「アイツの一体どこがいいのか訳わからん!」てな具合。(間違ってたらゴメン)
自分は「好き」な例だけど、以前ジョニデが好きだった頃は「この役者うめー」
と思い込んでた。いま熱がさめて改めてじっくり見てみると「なんだ、ふつーじゃん」
本当に787の言うように「好き嫌い」は演技を見分ける最大の障害だね。
>>788 1の
>演技の良し悪しなんて、所詮個性に回収されるもんなんじゃないの?
には、
>上手下手を見分けるための最大の障害は、「好き嫌い」だろう。
も、含まれると思うぞ。
>>768-772 を読むと1は考えてなさそで、意外と考えているのがわかる。
少なくとも「アイツの一体どこがいいのか訳わからん!」と衝動的に
スレを立てたわけじゃなさそうだ。
790 :
名無シネマさん :映画暦110/04/02(土) 00:16:26 ID:BB9L/MaU
同じ俳優でも成長するってこともあると思うが。
まだ決着着いてないのか。 じゃあユースケサンタマリアの演技は上手いかヘタか。 トムクルーズの演技は上手いかヘタか。 なんでそう思うのか文章にてみてくれ。 ただし、主観的な表現は駄目。
792 :
1 :2005/04/15(金) 05:51:40 ID:h4vFqZv+
>>791 上手い下手なんてないよ。
ユースケサンタマリアは、駄目ぶりや、いいかげんさや、まったりとした雰囲気とか
といった部分で本質に根ざした個性がある。
トムクルーズは、圧倒的な男前を生かして、いろんな役柄を演じてる。
でも、技術的幅とかではないな(あるのか知らんが)。要は男前だから何やっても
受けがいいって感じだな。
よって、ユースケ・サンタマリア 駄目男
トム・クルーズ 男前(圧倒的)
もうちょっとあるかもわからんが、一応これがこの二人に言える個性というか、本質だろね
上手い・下手なんて技術が、この個性を凌駕してまで、前面に出ることはないだろね。
793 :
名無シネマさん :2005/04/15(金) 11:55:46 ID:l6CDwv1D
男前がブ男を演じてブ男に見えたり、 ブ男が男前を演じて男前に見えたりしたら、最高に演技がうまいことになるよね!
漏れの好きな俳優は、メイキングごとに人格が違う。 役に呑まれてるとも言えるけどw だから、どんな役でも「素でやってるのか?」と感じる。 漏れは素人だからよく知らんが、メソッドって奴なのか?
795 :
名無シネマさん :2005/04/15(金) 18:21:06 ID:igf4uC1K
796 :
794 :2005/04/15(金) 18:48:33 ID:4q4v2Z++
>>795 H.ジャックマン。演技派っぽくなくてスマソw
女の人に人気ある(らしい)から恥ずかしくて名前出さなかったのに…○│ ̄│_
797 :
名無シネマさん :2005/04/15(金) 18:58:18 ID:cNXadQBu
自分の感覚基準。 あ、ココはなんか変…とか、涙出てないじゃん。とか映画の世界から現実に戻される役者はヘタかなーって。 逆に演技が気にならない人はうまいと思う。 映画の世界に最初から最後までトリップすることができる、引きずりこまれて現実に戻されない。そんな役者はうまいかなーって。 自分の好み基準でうまい、ヘタは勝手に決めてます。
798 :
名無シネマさん :2005/04/18(月) 13:43:14 ID:HhWif+xT
ヒュー・ジャックマンは思い切りが良い演技というか、 演じることに対して恥じらいや抵抗がないからどんな役にも入っていけるのでは? アレな例えで悪いけど松浦亜弥の思い切りの良さと同じ類のものを感じる。 加藤あいとかもそんな感じ。
やぱ主観を切り離した基準て作れないものなのか
800 :
名無シネマさん :
2005/04/18(月) 18:26:57 ID:EFKlinHe 無理そう。みんなそれぞれ好みがあるし。 自分ではうまいと思ってても、それを人にゆうと下手ってゆわれたり。 アカデミー(俳優)賞とかも、監督の力、演出の力、助演の力がプラスされてると思うし。 アカデミーとってなくてもイイ俳優いっぱいいるし。