中古の生テープを袋買いました。

ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝ ∧ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝ ∧ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝ　./　 ヽﾁﾝﾁﾝﾁﾝ ./　 ヽ ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝ 　 /　Ｊし ヽ―――/　　　ヽ 　ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝ／　　⌒ 　　 　 　　　　 　　　＼ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ
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ﾁﾝﾁﾝﾁﾝ　　へ　　　.|　 　へ　　　　 ヽ　　 /　　　　　.|　＜「八ツ墓村・渥美清」まだぁ〜？
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝ　〃＼＼　 ＼〃＼＼　　　 ヽ./　　　 　 ／ ﾁﾝ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝ　へ〃＼＼ 　へ〃.＼＼　　　　　　　　　　ヽ　ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝ　 ＼＼〃＼＼＼＼〃＼＼　　＿　　　　　　 |ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝ .＼￣￣￣￣￣￣￣／　 /￣　　 ヽ　　　　/ ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝ ＼　　　　　　　 ／￣￣ヽ　　　　　　　　/￣￣ ／|　ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ
ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝ ＼＿＿＿／　　　　　 ヽ＿＿＿＿/ 　　 ／　 |　ﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁﾝﾁ

…ちんちん猫が来たよ…。

昨夜は、家族のみなさんが奥さんの実家に泊まりまして
ひとりだけオウチにいたので
リュミエールの短編映画をエンコしながら
82分署解説終わらせて、
リチャード・ギアの「真実の行方」DVDを見てました。

ミステリーとSFの違いは、蚊取り線香でいうと
SFは内から外への螺旋であり
ミステリーは外から内への螺旋である
と、先日読んだ本にかいてありました。
SFファンがミステリー読むと悲しくなるのはソコなんだな。

ちなみに、片面二層のDVDは
重なった蚊取り線香だと、知人は申しておりました。

で、リチャード・ギアの安い笑顔がたっぷり詰まってしまったこの映画は
いい作品になりえたのに…ちょっと残念。面白かったけど。

洋物のミステリを観たので、次はおまたせの和物。

くらえ！「八ツ墓村」だあ！

しかし、こいつをラインアップに入れたのを今、いろいろと猛烈に後悔しております。

先日、夜に観ようと思いまして、デッキにかけました。
高島忠夫パパが出てきて解説
「さぁ、おまちかねの「八ツ墓村」が登場です！
ただいま劇場公開中の豊川悦司が金田一に扮した作品の
オリジナルです。名探偵に先日亡くなった渥美清が扮します！」

この時点で「フライパンスレ」を覗いていた奥さんが

「消して！消してっていうとるやんかああ！！！」
梅図かずおまんがも真っ青の表情で怒っております。
あわてて消しました。
あと3秒かけていたら、離婚していたことでしょう。
「モー！恐い顔みてしもたわ！今晩寝られへんわ！」

…いや、怒った顔のほうが、よっぽど…
「私がおらんときに観て頂戴！」

うう。
ということで、全部観れるのはいつになることやらわかりまへん。

で、今朝、25分ほど観たのですが…
な、名前がおぼえられませーん！土地の名や家の名が多くて…
もちろんキャラも多すぎ！みんな濃いし…。

ですので、そこんところ、しっかり抜かしますよ。

「原作は戦後まもない時期を舞台としていますが
今夜の作品は現代に見事に置き換えています！」
と、高島パパ。
（トヨエツ版は原作どおりらしいよ）

CMは、ジュリーがちっこいコタツを用意して
ビールを飲んでます。

…少しだけ

オープニング。

満身創痍の武士たちが山中をふらふらと歩いてます。
北斎の版画にでてくるような巨大な滝の脇をひとりひとりのぼっていきます。

うああああ！

だれか落ちたようですね。
気にしないで行きましょう。

やがて視界がひらけて、丘の上に立ちます。
そのふもとに見えている、ちいさな山村…

武士たちの目には、希望とも渇望ともつかないものが宿っています。
ここで赤い太楷書のタイトル

「八ツ墓村」

場面は変わって、現代。
空港ですね。

騒音のなか、ショーケンがピンポンのラケットみたいなものを
両手にもって、ジャンボ旅客機を誘導しています。

事務所に戻ると、同僚が「これ、お前じゃないか？」
新聞を見せます。
尋ね人の欄に、自分の名前（両親の名前も書いてます）。

ショーケンは掲載依頼した、諏訪弁護士事務所というところへ行ってみます。

諏訪弁護士（大滝秀治だよ）は「つまらん！」とは言ってません。
ショーケンにいくつか質問をしています。
その後ろのソファには見知らぬ和服の老人。

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「兄弟がおられますな」
「ええ、でも、腹違いで、本当の母は僕が三年生のときに死にました」
後ろの老人が、歯の無い顔をモハハーと哀れな表情になります。

「ではすいません、服を脱いでいただけますか？
いや、シャツを脱いで、背中を見せてくれるだけでいいですから」
言われるままに、ショーケンはシャツをはだけて後ろをむきます。
その右腰近くにある、大きなペケ型の痣…

「間違いない、こちらが、あなたのお母さんのお父さんです。
あなたのおじいさんにあたりますね。
この方は、あなたを迎えにきたのですよ」

老人はうしゃうしゃと寄ってきて、ショーケンの手をとります。

「じゃ、すこし二人だけでお話でもしてください」
弁護士は後ろに引きます。

ショーケンは老人の手をとって、ソファに。

ところが座った老人は、感激が頂点にきわまったのか

うぷ！うぷ！あぱ！
ぷわあああ！

血を吐いて倒れます。
「おじいじゃん！！」
ショーケン慌てて抱きかかえますが、老人はこと切れてしまいました。

まともな会話なかったですね。

抜くなら『プ』がいいかな〜。何となく。

次スレタイ候補

「中古の生テーを袋買いました。」　１票。
「中古の生プを袋買いました。」１票（これは上を参考に考えました）

キングの「ミザリー」みたいに
タイプライターの文字が欠けていくのが結構いいかも。

【副題】も募集。
ここは、内容がわかりやすいものがいいかもね。
【勝手に解説】とか【ネタバレしてます】とか。
それとも【個人撮影だって解説】がいいかな？

新スレ立て記念に、次の袋購入を予定してます。
…いい袋があたりますように。

ところで、参加者も募集してますよ。
友人から借りた古いテープとか、兄の部屋からコソーリ持ってきましたとか。
できれば、25連続カキコくらいの詳しい解説を希望。

ありゃ、さっそく大事なところ間違えました。

＞940
正解は
「間違いない、こちらが、あなたの「お父さん」のお父さんです。
あなたのおじいさんにあたりますね。
この方は、あなたを迎えにきたのですよ」


お母さんのお父さんじゃ、映画おわっちゃうよ。

ショーケンは警察の調べをうけた後、
骨壺とともに岡山の田舎に行くことになります。
迎えにきたのは小川真由美…（ネットリした色気ですね。）
父方の兄弟の嫁ですわ。（ついていってますかー？）

電車は山と山の間を縫っていきます。

「僕には親父の記憶がありません。僕の親父はどんな人だったのですか？」
「あなたのお父さんはね、ちょっと…またいつか時が来たら話すわ」

だれも彼の父親の話をしません。死んだ母親もそうでした。
ただ岡山のりっぱな家の出だとだけ教えてくれました。

（ショーケンの少年時代は、幼い「北の国から」の純くんがやっています。映画デビュー作だって。
母親はこれまた清楚な女優さんがやっています。だれだったっけ？）

朝、名前関係を確認しようとビデオをつけたら
ぶたむしくんが起きました。
無視して観るほど神経図太くないので
今日は、全く見ずにおしまい。うな。

駅に降り立ちますと、車が待っておりまして
そのまま、ずっと山奥に…
やがて、あの武士達も立っていた丘に車が止まります。

小川真由美は、車から降りて風のきつい丘に立ち
スカートをおさえながら、ふもとの村を望んで、ショーケンに語ります。
「東京から来て、この丘に立った時…わたしここに一生すむんじゃないかしら…って思ったの」
「…」
「ちなみに、今は町村合併で名前は変わってしまったけれど昔は八つ墓村って呼んでいたのよ」
「八つ墓村…」
おどろおどろしい音楽が鳴り、車は村のなかに入って行きます。

砂利道を走って行くと、
前から牛をひいた麦わら帽の男。
あわてて、横の駐在所から巡査がでてきて
「ショウケンが、田舎の村の血みどろ事件に、であ、ったー」
とは言いませんが下条アトムです。

「ほら、こっちよって、こっち！」と
牛をどけて車を通します。
「おかえりなさいませ〜」巡査は挨拶します。
日に焼けた黒い顔で睨みながら、ベッ！と唾を吐く麦わら帽…

今度は、片目がおかしな白髪頭のルンペーニャなおばあさんがとおせんぼ。
「たたりじゃ〜！やぁつはかむらぬぉお、たぁてゅありじゃぁ〜！」
不吉な予言者のごとき存在ですが
向こうの茶店では「またやってるよ」とでもいわんばかりに笑っている村民。
車は無視して通り過ぎます。

次に大きな家の前へ。
男が家をでるところで、通り過ぎる車を見ています。
岡倉家のお父さんです。
いや、学生時代キダ・タローとバンドを組んでいた藤岡拓也です。

そしてようやく家につきます。
門を出たところの坂道に目もさめるほどの和服美人がやってきます。
山本陽子ですね。

山本陽子ﾀﾝ(*´Д`*)ﾊｧﾊｧ・・・

山本陽子って、パーツが米倉涼子と一緒なんだけど
どうして、こうも違うかなーなどと思いながら。


この屋敷、一流旅館のような玄関でお手伝いが二人もでてきます。
（って、一流旅館なんかテレビでしかみてないけど）

中庭をのぞむ廊下をスタスタと歩きながら
「おおばあさんはどこ？」

で、ショーケンとおおばあさんとの遭遇です。
ふすまを開けると！








和服を着たヨーダが二人座っています。

「まぁ〜ようきんさったのぅ」
同じ顔をしていますが、小竹さんと小梅さんです。
よくみても分かりにくいですが、一人は市原悦子ですわ、声が。

鯛のおかしらを前にしての食事にて
ショーケンの父方の兄は病気療養中、
妹（いっしょに食事してる山本陽子ね）は子宮筋腫で出戻りなどと
オババらは嘆いております。
「もう、おまえしかないんじゃあ」

そんなに頼られたって、葬式終わったら帰るつもりでいたのに。

「お前にも、はよぉ仕事おぼえてもらわんと」
仕事？
ここで初めて山本陽子が口をはさみます。
「…今夜はやめておいたほうがいいんじゃないですか。
長旅でつかれているようですから。」

夜、塀の上にからすがカァ。
蚊帳を吊られた寝床の中で、ショーケンは悪夢をみています。

丘の上で村を指差す小川真由美
新しい父親を見送る母親
夜中にうなされる母親
優しい顔で幼い自分に語りかける母親
「覚えておきなさい、お前が生まれたのは「竜のあぎと」ってところだよ」
泣き叫ぶ赤ん坊
その小さな背中に押し付けられる火箸
ギャアアア！！

汗びっしょりで起き上がり、ふと外をみると
提灯のあかり…
ふたりのオババが昔あったおもちゃのようにつれだって
（えーっと、二人がたてにならんでヒモが伸びていてオモリがつけてあって
トコトコあるくやつ）
倉の中に入っていくのを見かけます。
こんな深夜に何を…？

嵐だ！
嵐がやってくるぞ！
無駄にワクワク。

昨夜は家に帰ってみると、雨の中、我が家の玄関外に
ねえちゃんが裸足でほりだされて、猛烈にあやまっておりました。

夏休みだねぇ。

…たっくさん雨降ったのに、自分以外だーれも起きないんでやんの。熟睡。
ウチの雨樋がこわれて（外れて）
ガボジャボジャボジャボジャと五月蝿いのは、たまらんです。
下に石でも置いて彫刻でもするかな。（「火の鳥・鳳凰編」）

CM
和久井映見がワープロ。年賀状に本物の花びらをプレス。
ものすごい機能です。こんなのあったんだ…。
おとうさんなら海苔とかスルメもプレスして送っちゃうぞ！

おじいさんの葬式。村が見渡せる丘のようなところで埋葬しています。
ショーケンらは白い浴衣のようなものを着て、頭には例の三角巾（？）
いわゆるウラメシヤの格好で、手を合わせています。
と、後ろから予言者まがいのオババと牛追い麦わら帽が二人してやってきて
「人殺しじゃああ、そいつは人殺しなんじゃああ！」
追い返されます。
カメラは、ショーケンや山本陽子などを映しているんですが
いったい誰が「人殺し」なんですかね。しんだじいちゃん？

小川真由美は、ショーケンを裏山の8つ墓があるところへ
むこうでおとこが一人、草むしりをしているのか
蟻でも観察しているのか
いや、墓を調べているようですね。
彼女は気にもせず、ショーケンに語ります。

「ここには、昔、尼子一族の落ち武者が住み着いていたのよ。
ほら、あの山の方（都はるみの手の動きに近いですかね）。
村の人は、当然怖がったのね。
でも、彼等は、あの荒れた土地を開墾して畑をつくったの。
そうしたら、自然と村との交流もはじまったのね」

ここで、向こうにいた男が麦わら帽を脱ぎハンカチで顔を拭きながら
近付いてきました。
「あのー、村の昔の話ですか？それなら、いっしょに聞かせて下さい」
それは、だれあろう、渥美清。おもいっきり地味な登場です。
小川は、そのまま話を続けます。

「ところが、この山奥にも毛利の手が来て
村人に、莫大な報奨金とひきかえに尼子の首を求めたの」

ここから場面は、戦国時代になります。
この作品の第一のショッキングなシーンのはじまりはじまり！

八人の武士達を、村祭りにさそっての宴。
したたかに飲んだ八人の前で、披露される踊りは
スサノオのオロチ退治…８つの首の蛇ですね。
舞台の裏では、酒に粉薬を…
それをも知らずに、武士たちは舞台に夢中で声をかけています。
「よっ！よっ！よっ！よっ！よっ！よっ！よっ！よっ！」
尼子は夏八木勲がやっています。傍らには田中邦衛も。

突然、田中が「うべっ！」と酒を吐き出してもがき出します。

それが合図で、村人が一斉に竹やりや鎌を持って
丸腰の武士たちに襲いかかります。
スサノオを演じていた男も、刀を取り出し、尼子に切り掛かります。

まさに血みどろ地獄絵図（「事後食えず」と変換されてビクーリしたけど納得）
草鞋を作るときの縄で首をくくり
鎌で腹をビリビリとかっさばき
脳天から噴水のように血を噴き出させ
顔面に竹やりがぐっさ＝！
火だるまになって転がり回る者あり
（スタントさんグッジョブ！けど顔まで布で覆って首太ノッペラボウに見えましたよ）
田中は首チョンパァアアア！　鬼の一念、村人に齧じりつきます。

残るは夏八木尼子一人。集団で竹やりで突き倒されます。

スサノオは「や、やったぁ」

しかし「うががが！」
舞台に寄りかかりながら、身を起こす尼子、槍が首と腹を貫いています。
舞台に上がり、首の槍を

ずぶずぶずぶぶぶぶ

白目をむきながら引き抜いて、恐れおののく村人一同を見渡し
「おのれ…騙したなぁああ、のろ、って、やる…」

スサノオ「の、の、呪えるもんならのろってみろおお！うりやああ！！！」
ズバアアアアアッ！！

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「村人は、酒に毒を盛ったのですね」
渥美清は言います。


…小説は読んでないんですが、本来、現場に立ち会っていない渥美清が
するどい推理力を発揮するという表現で、こういう場面をもってくるのですね。
いわゆる安楽椅子タイプというのですか？
あらかじめ、映像でだされてしまったため、半減してしまいましたね。
ま、すすみましょうか。

雷雨が吹きすさぶ中、祠に８つの首が並んでいます。
鎌をさされたままのもの
焼けただれて原型をとどめないもの
その真ん中に尼子の首…

クワッっと目を開き、どこかを睨みながらニァアと笑います。

無駄に恐いシーン。
小学生が夜中に見たら、寝小便たれること必至。

ちなみに、30歳過ぎて「女優霊」見た後小便いけなくなった私です。
（余談の余談ですが小学生の頃のショウチャンは「蛇女の呪い」が恐くて、二階のベランダから放尿したクチです。）
朝みてるから、だ、大丈夫だもんねー。

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葬式が終わって、屋敷に戻り
ショーケンと各人との顔合わせとなります。
オババ二人が紹介、しかもイチャモンつき。

藤岡琢也は医者をやっていて、ショーケンの従兄弟にあたる。
議員選挙ばかりがんばっている、金食い虫。

この村を西と東に分けて
東の端が東家（ショーケンのところ）
西の端が西家。

その西家の主、白髪の植木好き。ショーケンの父の兄弟、叔父にあたる。
奥さんは若い小川真由美。

そして、床に伏せる久弥。山崎努です。
ショーケンの腹違いの兄弟だって。
本当は、久弥がこの家を継ぐはずだったが
病気なので、ひょっこり出てきた落とし種ショーケンに回ってきたんですな。

「…これでタジミ家も、いい跡継ぎが出来た…
しかし、注意しろよ…遺産を狙ってる奴もいるぞ…ご、ごほ、ごほ、ごほ！
く、くすり！ごっ！」
あわててショーケンが寄りますが、
オババらが「…いつもわしらが面倒みとるんじゃー」
とものごっついスローに薬をのませます。
ところが

「ゴッ！ゴッ！ゴアアアア！」

うつ伏せになったまま、血を吐いて絶命。

場面かわって、田舎の雑貨店で買い物をする渥美清。
「タジミさんとこ、また葬式なんだって？2日続き？」
「いや、葬式はあさって、だからドライアイスを買いに行ったんだって」
「…」

再び、葬式。
そこに、パトカーが到着。
刑事が例の白衣を着たショーケンにいいます。
「あなたが喪主ですな、これを。」
遺体を解剖する許可書です。
久弥の主治医であった藤岡琢也が反論
「診断書も証明書も出したじゃないか！ここで解剖するのか？
正式な解剖は都会の医大でないと出来ないはずですぞ」
刑事も返します。
「大学病院の先生に来てもらっております。ということでこれで、正式な解剖となります」
小川真由美が刑事の横にいる渥美清を発見。
「あなたは、警察の方だったのね！」
「い、いやー、そうでもないんですけど、似たようなものですかねぇ」

大きなつづらのような棺を
穴から出して車に入れています。（田舎は土葬ね）

寺の門の前で、刑事と渥美清の会話。
「刑事さん、解剖したら、どうなるんでしょうねぇ」
「金田一さん、あなたが不審な点があるっていうから、解剖に踏み切ったんですよ」
「ええ、でも、ほんとうのところ、どうなるんでしょうねぇ」
「…」

お、そういえば、戦国時代のオハナシの続きを忘れてました。
いや、大事なエピソードなんで、
墓地に戻って、小川さんにもう一度ご登場してもらって
みなさん一緒に聞きましょう…

（てめえが忘れてただけだろーが、と、亡霊の声が…お盆だねぇ）

「…村は、それで報奨金をもらって
スサノオをやっていたのが今のタジミ家のご先祖なの」

「けどね、彼、ある日、突然狂って村人を７人殺して
自分も首を切って死んだの…
（再現映像、くわー！っと叫びながら、手のひらに刀を滑らせると
次の瞬間、後ろ手にもってうなじからグイッっと刃に力を入れる。
倒れると同時に、転がる首）
これが、落ち武者の呪いって言われたのね。
で、あわてた村人は、犬や猫のように捨ててあった武士の死体をうめ直して
祠を建てたのよ。これが八つ墓村の由来ね」

戻ります…。

中途半端な葬式も終わった夜、ショーケンは寝床で考え事をしています。
法律事務所で倒れる老人、寝床で血を吐く久弥。
外を見ると、またもや、オババたちがこそこそと倉の中へ…。

次の日、ショーケンは倉を調べに行きます。
荷物が沢山ある中を歩いて行き
なにげなしに荷物のひとつに手をかけると、偶然箱が開き中には般若の面
「うわっ！」
おどろいて、向かいの壁に飛びすさると（ここにも老人の面）
壁がぐらりと動きます。

あけてみると、そこには下に降りる穴が…。

…あと30じゃ、解決しないよ。ま、いいか。

手近にあったライトを持って穴の中に
なんと長い長い穴です。
で、大きな洞窟に出てきましたよ。

キキキキキ！
アニメのコウモリに逃げまどうショーケン。

は！向こうに人影！

恐る恐る明かりを上げて行くと、戦国武将の甲冑…



それは顔中水虫だらけの男！よくみると先日死んだ久弥！

水虫だらけという表現は、どうなんでしょうかね。
いや腐ってというか、死蝋化してるそうです。

あわてて、家にもどり水道で水をぶっかけているところを
山本陽子に見られます。

彼女に話して、洞窟に再び向かい、見てもらいます。
しかし、悲鳴は上げはしたものの、彼女は意外な話をはじめます。

「あ、あれは、久弥ではないの…
あれは、私や、久弥や、あなたのおとうさんです」

ジャーン！ショッキングな展開ここに極まります。
このスレの終わりにでこの次のシーンが解説できるのは
偶然ながら大変名誉なことです。

日本映画史上、いや、映画史上屈指の名場面！
日本映画にはこんなにパワーがあったのよ！

「ぎやああ！」
「おとうさん！やめってぇええ！」
女が肩から血を流しながら、庭に飛び出します。
後ろから、刀を持った男（山崎努）が寝間着をはだけて出てきます。
その後ろから、男の子供も飛び出してきます、幼い久弥です。
ズバアア！母親の肉を切り裂く音！
柱の隅から見ている、幼い山本陽子…

暗闇の中、桜が、豪雨のように降りしきり、山崎努が走ってきます。
顔は、死人のように白く青ざめて頬はこけて、死人そのものですが
上目遣いの濁った両目だけが、ギラギラとしています。
頭に二つの懐中電灯を布で巻き、両手に刀と猟銃を持ち
浴衣からふんどしをはみ出させて、凄まじい勢いで走ってきます。
悪夢のようなスローモーション

一件の家に入り、まぐわっていた夫婦の嫁を肩から胸にかけて切り裂き
夫を撃ち殺します。
外に出て、ライフルを乱射し、逃げる男達を追いかけ撃ち殺し、切り裂いていきます。
逃げ遅れて腰が立たないおばんを逃がそうとした女を切り
おばんは、ひきずって井戸に落とし、上からライフルでとどめ、
横で泣いている赤ん坊を見つけ、刀を振り下ろし「ギュウウ！」

夜が明けて行く中、吹きすさぶ桜に逆らって走る男。
逃げて行く男を、後ろから切ると、首が皮一枚のこしてブラ〜ン。
逃げて行く村人を、ライフルで、ダァン！ダァン！

ああ、あんまり、上手にかけませんでしたね。ショボーン。

「おとうさんは村人を32人殺して、行方不明になったんです。
山も探したんですが見つかりませんでした」
「…」
「辻褄があうわ…きっと、おばあさん達がここにかくまって食料なんかを持ってきていたのね。
で、死んでも湿気があるから、このように死鑞化したのね。」
山本陽子なにげにプロ、意外とミステリ読者か？
「おばあさん達は、狂った血が再びでないように、久弥にも毒を盛ったんだわ」


えー、ちなみに、この小説の元になった事件は、ご存じ「津山三十人殺し」です。
詳しくは
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/tuyama.htm
なんかどうですか？とても丁寧な資料です。（このサイト勉強になります）

うーん、そろそろ後半なんですが
ちょっと、考え中。
この映画の結末は、ここで書かずに
余所に置こうかと思ってるのですが…どう？
もちろん個人的には、書ききりたいわけですけど、
ミステリ作品を楽しむ人達にモラルを疑われると、悲しいですからね。

山崎がおかしくなったのは、妾、つまり
ショーケンのお母さんが、村から逃げたからだといわれ
もうこんな村には居られないと、怒ったショーケン、荷造りしています。

バス停までいくと、予言者オババがやってきて叫びます。
「人殺しじゃ！お前が来てから人が死んでいく！八人死ぬぞ！」
オババを押しのけると、茶屋でたむろっていた村人たちが寄ってきて
一発触発の空気…
そこへ、下条巡査と刑事が同行を求めます。

「いや、その薬箱を取る時どの手で…」
「それは、おばあさんがやったんですよ！」
「いずれの事件にもあなたが立ち会っている、これはどういうことなんですかな」
「しりませんよ！」

>>185
なんかそのうちZOOMからも出そう。

UFO /ROCK BOTTOM
'71-'75 LIVE SBD COMPILATION BONDAGE C030704 3500Y (CD) SBD
初期７１〜７５年のライヴを全てサウンド ボード収録したコンピレーションの登場！
ＵＦＯの初期のサウンドボード音源といえばオフィシャルでリリースされたＢＢ Ｃぐらいの存在しか知られておりませんでしたが、
ここにきて殆どが初登場、１ 曲を除きマイケル・シェンカー在籍時というファンには堪らないコンピレーショ ンの登場です！
まず１曲目は初代ギタリスト、ミック・ボルトン在籍時７１年の レア・ライヴ。
２〜４曲目はマイケル・シェンカー加入後のライヴで、彼が加入 したのが７３年６月と言われているので、
データが正しければこれは加入直後の ライヴということになります。
しかもマイケル参加の「PRINCE KAJUKU」のサウ ンドボード音源は初登場のレア・テイク。
５〜７曲目は正確な日付は不明ですが ７４年の夏のライヴで、ポール・チャップマンが加入してツイン・リードとなっ ており、
ここでの演奏はオフィシャルのライヴを上回っており圧巻と言えます。
８〜１１は初の渡米となった７４年暮れのライヴで、このアメリカ公演からは初 めての音源となります。
１１、１２はオフィシャルのＢＢＣ盤に収録されなかっ た７５年１２月のロンドン公演からで、
このライヴのみ過去にリリースされてお りましたが、勿論音質は向上しております。
全てサウンドボード収録の為でファ ンは勿論、マニアとっての資料的な価値からいっても間違いなくお薦めできる１ 枚です。

>>977
＞マニアとっての資料的な価値からいっても間違いなくお薦めできる

…ものすごくマニアック過ぎる誤爆で、気絶しかけました。
（＞185にかかってるところもシュール）
まぁ、そういう趣味の人も、ここを見ているということで
かなりのマニマニさんですね。

ということで
マニアとっての資料的な価値からいっても間違いなくお薦めできる「八つ墓村」です。

　　　 (⌒V⌒)
　　　│ ＾ ＾ │＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　⊂|　　　　|つ
　　　（＿）（＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎パン

980

☆ ﾁﾝ　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　 　 　 ☆　ﾁﾝ　　〃　 ∧＿∧　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　　ヽ　＿＿_＼（＼・∀・）　＜　続きまだ〜？ お盆休みなの〜？
　 　 　 　 　 　 ＼＿／⊂　⊂＿ )　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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