BFI シネマクラブ 〜まったり語ろ〜 その壱

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無シネマさん
一〇年に一度選出されるBFIベスト一〇を肴に
みんなのお気に入り映画の話にまったり花を咲かせましょう。

関連スレは >>2 に纏めました。
2名無シネマさん:02/08/18 04:27 ID:Wcv9t7yq
3名無シネマさん:02/08/18 04:30 ID:Wcv9t7yq
4名無シネマさん:02/08/18 04:35 ID:yy9jRt4k
>>1
お疲れさまです。まったりと行きましょう!
5名無シネマさん:02/08/18 04:36 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >1さん おつかれさん。まったりまったり推奨やぁ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
6名無シネマさん:02/08/18 04:40 ID:9Xr2e1ba
どうもありがとう >>1 さん。

いちおう前スレ。
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1028866925/
7名無シネマさん:02/08/18 04:43 ID:MSdkH80n
1です。なんか結局再起動してもうた。どうしたんやろ?
>>6
痛恨のミスや。前スレわすれとった。
8名無シネマさん:02/08/18 04:46 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >7 どんまいどんまいやぁ 
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
9名無シネマさん:02/08/18 04:46 ID:9Xr2e1ba
ほんとはニュー速+に元祖スレがあったんだよね。
あれhtml化したらまたリンクしましょう。

禁句「ナショナルパスタイム」「心して待て」
韃靼人と関西人オンリーとかモナー (w


10名無シネマさん:02/08/18 04:48 ID:MSdkH80n
>>9
そうやな。はあ、軽く鬱入ってもうた。
11名無シネマさん:02/08/18 04:49 ID:9Xr2e1ba
16時半過ぎてから、重くなったよ。そのせいかも。
12名無シネマさん:02/08/18 04:51 ID:sJ4n6QOM
すみません、こんな時間になんですが、「アタラント号」って
どういうところが歴史的に評価されているのですか?
監督のパーソナル性が現れているということなのでしょうか。
うまく言えないでスミマセン。
13名無シネマさん:02/08/18 04:59 ID:9Xr2e1ba
フランス映画の歴史のなかのヌーヴェル・ヴァーグの源泉、
つうことかしらん。3本撮って28歳で死んじゃうし。
14名無シネマさん:02/08/18 05:01 ID:MSdkH80n
>>11
そうそう。うちも突然重たくなったんね。まあ、気い取り直して逝きますわ。

>>12
「アタラント」好きや。撮影がすばらしいんもあるけど、登場人物が
活き活きしとるやろ。あれ30年代前半やろ? ヌーヴェルバーグの父言われとる
ルノワールの「素晴らしい放浪者」が30年そこそこやったから、
まだデビューしたてやな。当時としてはそら新鮮に映ったんとちゃうかなあ。
15名無シネマさん:02/08/18 05:02 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >12 「アタラント号」はうちもあんましうまく説明でけへんのやけど、
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  新婚さんの当時のフランスのユーモアや時代性を反映してるんと
        違うんかなぁ。それとジャン・ヴィゴの遺作やし、ギタギタに検閲で
        カットされたのが長い年月の末、復元されていく作品自体への
        ドラマチックな運命もあるさかいかなぁ。ようわからんから、詳しい
        ひと頼むわ。
16名無シネマさん:02/08/18 05:11 ID:yy9jRt4k
山中貞雄と同年代で、死んだのも同じくらいの年だよね。
感じとして、自分の中では山中-マキノ-ヴィゴというラインで
つながってる、当時のまさに「天才」として。
って説明になってないな。
17名無シネマさん:02/08/18 05:18 ID:MSdkH80n
>>12
「素晴らしき放浪者」はルノワールの原点なんやけど、あれ、タイトルから
ある程度想像つくと思うんやけど、チャップリン、キートンといった
愛すべき浮浪者像とでも言うべきものをルノワール的な新しい切り口で
描いたものと言えなくもないんね。絶対的な新しさがあるんだけど、
観衆は映画新時代の到来をそれと認識できていなかったのかも知れへんなあ。
私見やけど「素晴らしき」「アタランタ」と揃ったときに、
何かが動き始めたんやないかと…。
18名無シネマさん:02/08/18 05:26 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  時代を反映している作品って当時を知らない世代にはわからない
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  もんやと思うねん。しかも異国やし。そういうハンデを超えて何か感
        じるもんがあったらその人にとっていい作品やないですかねぇ。
        一回観てよおわからんかってもなんか引っかかるもんがあったら、
        もう一回観たらまた何か発見するかもしれんし。
19ミステリ板住人:02/08/18 05:38 ID:gHrYTlq9
知識人が選ぶ原作と映画ベスト10、このスレアプするね!
タタール人や関西人も必見だよ!
20名無シネマさん:02/08/18 05:40 ID:MSdkH80n
あれ? またブラウザが重うなった。

>>18
そうやな。映画観ててよかった思うのは、そういう発見の瞬間かも知れへん。

スレ立てておいて何やけど、さっきから頭痛もしとるんで、
おやすみなさい。また来ますわ。
21名無シネマさん:02/08/18 05:43 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >20 おやすみなさい お大事にぃ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
22名無シネマさん:02/08/18 05:46 ID:yy9jRt4k
でも、確かにジャン・ヴィゴとかルノワールとかロッセリーニとかの
凄さって、一番説明しづらいところがありますよね。
最近の映画で言うと、「冬冬の夏休み」とか「友だちの家はどこ」あたり(もう
「最近の映画」ではないか)に一番近い感覚を感じるけど・・・
いずれにしても、あまり「歴史的評価」にはこだわらないほうがいいと思う。
23名無シネマさん:02/08/18 05:49 ID:9Xr2e1ba
というわけで、前スレの 993-1000 で、
蓮實重彦氏が1985年に挙げた160本を写経しました。
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1028866925/993-
24名無シネマさん:02/08/18 05:54 ID:9Xr2e1ba
>>16
蓮實先生が「山中とヴィゴが同い年で死んだことを発見した!」
と昔騒いでいたよ。ヴィゴ28歳、山中は29歳で死んだことになっているが、
山中が数え年であることから、映画史から隠れていた事実である、
といったことを。なんか文章にも書いているはず。

新婚の話でせいか、ボゼージの「第七天国」とイメージが重なるんだ。
こっちはサイレントだけど。それにしても>>12はどこへ行った?
25名無シネマさん:02/08/18 05:54 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >23 もしかして 997のJはタイトルの入れ忘れ??
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
26名無シネマさん:02/08/18 05:59 ID:9Xr2e1ba
>>25 ノー!
J = 代表作を一本選ぶことが多くの理由で困難であり、
   その結果これまで顔を出すことのなかった作家ベスト10

だそうです。蓮實先生、いいかげんだ…。
27名無シネマさん:02/08/18 06:00 ID:yy9jRt4k
もしかして、>>12は前スレの>891(909)?
28名無シネマさん:02/08/18 06:03 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >26 なーるほど。1監督さん1本以上選ばれている場合もあるようやけど
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  Jの監督さんは2本選ぶほどでもないけど、1本だと決めあぐねるってこと
        かなぁ?
29名無シネマさん:02/08/18 06:04 ID:9Xr2e1ba
なんでも漏れたちに聞く、って根性が気にくわねえ。
まず観ろ。てめえで考えろ。考えてわかんなかったら、
孤独に本を読むなり写経するなりしろ、つう気がするんだけどね。
30名無シネマさん:02/08/18 06:07 ID:9Xr2e1ba
>>28
ところがそれよりあとで、このJの監督から、
数本えらばれてるんだよね。

あとラングがなんでこんなにあちこちに!
とか、なんで黒澤も成瀬もないのさ、マキノも!
みたいな。即興で短時間につくったものと思われ。
31名無シネマさん:02/08/18 06:08 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >30 あはは、もっかいやったら半分くらい変わったりしそう。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
32名無シネマさん:02/08/18 06:11 ID:9Xr2e1ba
>>22 禿同!!
こいつ >>12 が決定的に勘違いしてるのは、
漏れたちに歴史的評価とか、客観的ななにものかを聞いてくる点だね。

たしかに余技としてそういう知識はないではないが、
漏れたちほど感覚だけで書いている人間はいない、つうくらい、
自分の観たこと、感じたことしか書いてないんだよ。

歴史的評価なんて、ぶっちゃけどうでもいい。
33名無シネマさん:02/08/18 06:14 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  そうやなぁ 歴史的評価と言い出したらお勉強みたいになってきて
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  観たくないもんも観なあかんようになって一番大事な楽しく観るこ
        とがでけへんようになる。
34名無シネマさん:02/08/18 06:29 ID:yy9jRt4k
まあ確かに、「自分にはまだ理解できないけど、この映画(あるいは
監督)には何かある」と感じた時に何度もくらいつく、とかは大切
なんだけど、それは歴史的評価とは違うことだしね。

引っかからない作品は、極端に言えば自分にとってどうでもいい
わけで、例のベスト10の中でも、「ゴッドファーザー」と「2001年」
と「ポチョムキン」は自分の中ではとりあえず消えているし(いつ
か「再発見」されるかも知れないけど)。
35名無シネマさん:02/08/18 06:29 ID:9Xr2e1ba
このリストはそれぞれのパートに意味があって、
つうかまるで聖書の世界の起源説話とかみたいにはじまるんだよ。オモロ。
A.フォード、ルノワール、小津だけで3本、3本、トーキー3本、通底する1本
B.もっともらしく本格的ベスト10
C.Bと同時期のサイレントベスト10
D.トーキー以降の決定的ベスト10
E.新たにベスト10
F.唐突にカラー映画のベスト10
G.映画史の真の傑作十本
H.処女長篇ベスト10
I.70年代ベスト10
J.問題の >>26
K.「なぜか、その映画を思い出すだけで悲しくなり、
  深く沈み込んでしまわねばならないことで忘れがたい映画」10本
L.偉大な失敗作ベスト10
M.「大した監督でないことはわかっているが、それでもこれだけには
 一票投じておきたい映画」ベスト10
N.「本当は隠しておきたいのだが、実はさめざめと泣いてしまって
  悔しい思いをした映画」ベスト10(実は11本)
O.「美しい作品を残して世を去った監督たちの遺作」ベスト10(実は11本)

なんだって。先生アホです。

ちなみに http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1028866925/993- のリストは、
いまでは「映画狂人、神出鬼没」に収録されています。
36名無シネマさん:02/08/18 06:35 ID:4bsemTdn
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >35 なんでグループになってるんやろ思たら、そないな秘密があったんや。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  よぉーくリストを見ておくわ。
        うちはそろそろ朝ごはんのしたくがあるさかい落ちますね。
        朝までお付き合いくださったみなさん おおきに。
37名無シネマさん:02/08/18 06:40 ID:9Xr2e1ba
むむ。なんで朝になったんだろう。>>36 さんおやすみ。
38名無シネマさん:02/08/18 06:58 ID:9Xr2e1ba
前スレをどっかに置いておくことできないのかなあ。
39名無シネマさん:02/08/18 07:31 ID:9Xr2e1ba
漏れも寝ます。じゃネイ。
40ミステリ板住人:02/08/18 07:38 ID:gHrYTlq9
原作がある映画は、古来から常に原作と比較される運命にある。
ここでは、「映像と書籍は、別なメディアであり、作品の比較は出来ない」
といった、2ちゃんねるの映画厨がのたまうような甘えた言い逃れは通用しない。
原作を持つ映画は、事の良し悪しは別として、
原作と常に比較されるという冷厳たる事実が存在するからである。
今日も、ハリウッドのプロデュ―サーの机の上には、映画化可能と思われる原作が山積して
いるのである。

「知識人が選んだ原作がある映画」
本稿では、映画オリジナルの作品はもちろんのこと、
映画化されたが、出来映えが原作に及ばなかったものは除外した。

1 ゴッドファーザー
  第1作だけなら原作の持つ重量感(映画ではパート2で描かれるビト―の幼少期も
  描かれていて読み応えあり)に及ばない。
  パート2、3まで含めた一連の大河ドラマとして見ると原作を凌駕していると言える。
  原作 早川NV文庫(上・下巻)

2 ジョーズ
  ピーター・ベンチュリーの原作は、怪物退治が始まるでが、やや冗長で散漫な展開である。
  映画は、この原因となった警察署長のカアちゃんと若い海洋学者の情事を完全にカットし、
  登場人物のキャラも若干の変更を加えるなどして、物語全体のテンポも良くなっている。
  原作 早川NV文庫

3 ポセイドン・アドベンチャー
  原作者ポール・ギャリコは、野球小説でも知られる1流の文芸作家である。
  登場人物たち(神父や警部)のプロフィールが詳細に書き込まれており、
  映画より人間ドラマの要素が濃いものになっている。
  エンタメとしてはスペクタクルな見せ場が連続する映画が上だろうが、
  原作は別物という感もする。
  原作 早川NV文庫
41ミステリ板住人:02/08/18 07:39 ID:gHrYTlq9
4 ブリット
  原作者ロバート・L・パイクは、ロバート・フィッシュという筆名による
  ミステリー作家として著名であり、軽快な作風が持ち味である。
  このため映画に原作よりも重厚な感じを受ける(普通は逆)。
  主人公の刑事のキャラ等かなり原作と異なるが、本作のようなストーリーライン
  であれば、映画の設定の方がよろいしいかと思う。
  原作 早川NV文庫

5 シエーン
  ジャック・シェーファーの原作は、シェーンのキャラが映画とは大きく異なる。  
  黒づくめのニヒルな感じのおのこである。むしろ、映画の敵役ウイルソンに近い感じだ。
  ラストは、シェーンの死を暗示して終る。
  原作も悪くは無いが、キャメラワークの美しさ、シェーン以外の登場キャラの魅力等も
  あり、総体的に見れば、映画が上だろう。
  原作 早川NV文庫

6 夜の大捜査線
  前スレでジョン・ボールの原作との比較を詳細に行ったが、映画が真っ向勝負で、
  原作を凌駕した稀有な例である。
  しかもジャンルが映画では成功しにくい謎解き中心のミステリである。
  原作 早川ミステリー文庫(「夜の熱気の中で」)

7 刑事マルティン・ベック
  地味なスウェーデン映画だが、原作に忠実なストーリーラインと映像による
  アクションシーンの魅力がマッチした佳作である。
  原作は、人気があった警察小説のシリーズの一編だが、シリーズ中では
  社会告発の色彩が濃すぎ、エンタメとしての魅力(ミステリとしての魅力)
  が薄まった点が指摘されていた。
  この点を映画では、省略が巧くきいている。
  原作 角川文庫(唾棄すべき男)
42ミステリ板住人:02/08/18 07:41 ID:gHrYTlq9
8 天国と地獄
  原作をはるかに上回る面白さである。
  人気の87分署シリーズ初期の一編の映画化だが、
  原作はシリーズ中の異色作であり、警察の捜査活動より、
  誘拐事件に巻き込まれた実業家の視点で、その苦悩を描くことに主眼がおかれている。
  映画は、この点もきちんと描くとともに、仲代達矢演じる戸倉警部を初めとした個性的な
  捜査陣の活動をスリリングに活写して間断するところがない。  
  本来の87分署シリーズの魅力はこちらにあるのだ。
  異色作である原作の設定を十分に生かしたうえで、さらには原作の属するシリーズの
  魅力も存分に投入する。このあたりが、私が原作をはるかに上回ると形容する所以である。
  原作者マクベインも映画の方が上と明言し、
  87分署シリーズの映画化作品では最高傑作と折り紙をつけている。  
  もっとも他にたいした作品が無いせいもあるが。
  原作 早川ミステリー文庫(「キングの身代金」)
  
43ミステリ板住人:02/08/18 07:42 ID:gHrYTlq9
9 砂の器
  原作を抜いたというよりは、原作とは別物として成功した作品である。
  ミステリーとしては、清張先生がこんなことを、と驚かされた、
  超音波を使用したSFミステリーまがいのトリックに関するエピソードが
  カットされ興趣を殺いでいる。
  しかし、有名な親子ホームレスのシーンは原作には無い。
  やはり、あのシーンは音楽も含めて映像的に見事。
  日本人で心を打たれないものはいないであろう。
  ただし、清張先生が、原作より映画が上という発言をしたというのは俗説。
  その証拠は皆無である。
  原作 新潮文庫(上・下巻)

10 あした
   赤川次郎の原作を、大林宣彦がその独自のハートウオーミングな作風で映像化し、
   原作を凌駕した。
   基本設定をバス事故から海難事故に変更したのがよかった。
   これにより物語全体にスケール感が出て、場面のポジショニングの良さ
  (特にゴ―ストが桟橋から次々と現れるシーン)が生きた。
   植木等、地井武男、岸辺一徳、出番は少ないが大前均…大林監督のキャスティング
   には、いまさらながら感心させられるものがある。
   原作 集英社文庫(「午前0時の忘れ物」)
44名無シネマさん:02/08/18 08:25 ID:EwXFfiXx
皆さんが寝入った後にムクッと起きてきて孤独にレスするのは少々淋しい・・・

前スレで、撮影の構図や編集のリズムを研究してコピーすれば、ブレッソンやドライヤーの
映画など簡単に作れる、という説がありましたね。
あまりにも大胆な説なので逆に当人に悪気が無いことが分かりますが、映画に限らず
表現というものが何も分かっていない意見だと断定せずにいられません。

あまり大袈裟な言い回しをすると笑われてしまうかもしれませんが、
本物の映画作家の演出は、魔術とか魔法に近いものだと私は思ってしまいます。

「アタラント号」のファーストシーン、(修復版では少し後になっていますが)
画面下から白い煙が舞い上がるだけで、なぜ何度見ても鳥肌が立つような感動を覚えてしまうのか、
あの画面の肉感性はどこから生まれるのか・・・

映画史上には、表現の秘密、表現の神秘にじかに触れてしまったとしか思えない、人智を超えた
映画を作ってしまった映画作家が存在しますが、
ルノワール、ロッセリーニ、ドライヤー、ブレッソン、小津、溝口、フォードといった
そうした天才たちの源流に遡っていくと「アタラント号」の存在が突如として重要性を持つ、
ということがあるのではないでしょうか。

もっとも私が「アタラント号」を大好きな理由は、
ただひたすら隅から隅まで好きだから、に尽きますが・・・
45名無シネマさん:02/08/18 08:27 ID:EwXFfiXx
スミマセン、ageてしまいました。
例の人に同調したわけでは決してありません。
46名無シネマさん:02/08/18 08:38 ID:EwXFfiXx
余計なお世話かもしれませんが、前スレに
「消えたセクシーショット」がアルメンドロスの遺作というレスがありました。

公開当時、気の毒なくらいガラガラの映画館で見たのですが
ベントン、アルメンドロスという トリュフォーゆかりの2人が組んだ
小味の効いた小品佳作として大好きでした。

アルメンドロスの撮影監督としての遺作はおそらく やはりベントンの
「ビリー・バスゲイト」だと思います。
80年代後半のアルメンドロスは長編ドキュメンタリー作家としての
活動が主だったようですね。
47名無シネマさん:02/08/18 09:11 ID:nXm4QuZX
真正キティとシゲピコのマインドコントロールがぬけていないキティの
集うスレみたいだな・・・。

参考すれ
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1029280008/l50
48名無シネマさん:02/08/18 09:36 ID:EwXFfiXx

下品な荒らしとして、100点満点で・・・せいぜい6点かな
芸が無さ過ぎる。
49名無シネマさん:02/08/18 10:12 ID:nXm4QuZX
>48
おまえ、涙目になってるぞ。(藁
50名無シネマさん:02/08/18 10:29 ID:Lxw8Eb4f
あまりにも大胆な説なので逆に当人に悪気が無いことが
分かりますが(  ´,_ゝ`)プッ、映画に限らず表現というものが
何も分かっていない(°Д°)ハァ? 意見だと断定せずにいられ
ません。(°Д°)ハァ?
あまり大袈裟な言い回しをすると笑われてしまうかも
しれませんが、(  ´,_ゝ`)プッ本物の映画作家の演出は、
魔術とか魔法に近いものだと私は思ってしまいます。(°Д°)ハァ?
「アタラント号」のファーストシーン、(修復版では少し後に
なっていますが)画面下から白い煙が舞い上がるだけで、
なぜ何度見ても鳥肌が立つような感動を覚えてしまうのか、(°Д°)ハァ?
あの画面の肉感性はどこから生まれるのか・・・(  ´,_ゝ`)プッ
映画史上には、表現の秘密、表現の神秘にじかに触れてしまった
としか思えない(  ´,_ゝ`)プッ、人智を超えた映画を作ってしまった
映画作家が存在しますが(  ´,_ゝ`)プッ、ルノワール、ロッセリーニ、
ドライヤー、ブレッソン、小津、溝口、フォードといったそうした
天才たちの源流に遡っていくと「アタラント号」の存在が突如として
重要性を持つ(  ´,_ゝ`)プッ、ということがあるのではない
でしょうか。(°Д°)ハァ?

51名無シネマさん:02/08/18 10:39 ID:EwXFfiXx
異常者って、回線切ってID変えても同一人物だって分かるんだね。
ミステリ板住人と共演してくれよ
52名無シネマさん:02/08/18 11:08 ID:I4wiXXZo
ま、どうでもいいよ。むはははは。
53名無シネマさん:02/08/18 12:00 ID:74YWxsD7
遅ればせながら新スレおめでとーといいたいところだが、
何だ?ここ。ミス重のジサクジエーンか?
>>40->>43>>50だべ?
54名無シネマさん:02/08/18 12:04 ID:64nkRL1g
sage推奨・・秘密クラブみたいでキモ〜いワ
55名無シネマさん:02/08/18 12:26 ID:M1LhMsbt
ま、優香くらぶみたいなもんかな?
56名無シネマさん:02/08/18 12:45 ID:DHA17Lzn
いいじゃん、いよいよ映画板でも居場所がなくなったミス住にはお似合いだよ。
57名無シネマさん:02/08/18 12:52 ID:zLQFdrTj
さらしあげ

58名無シネマさん:02/08/18 13:02 ID:B+ju5KDw
アメリカ連邦捜査局の製作した交通安全映画を語るスレって
ここですか
59名無シネマさん:02/08/18 13:07 ID:P2mkRqnS
ここはダメ人間が集まるスレです。
60名無シネマさん:02/08/18 13:14 ID:QrpB8msw
ま、次スレ立てる奴がいるとも思わなかったけど
丑三つ時の密談てのは、得てしてこういうもんでしょう、、
サムいっす。
6112:02/08/18 13:25 ID:te4altOj
書き込んだあと寝てしまいました、すみませんでした。
「アタラント号」は好きな映画ですが、格別凄いとは思いませんでした。
それだけにS&S誌1992批評家投票部門でポチョムキン、ジャンヌと並んでの
6位には驚きました。後の2本の凄さと合わせれば、好き好きより映画史的な
大きな評価を受けてのこと、そしてそれがどんな点やろな思ったわけです。
だから32さん意見もっともなのですが、その感覚的なものを
解き明かすとそれは何なのか?と聞いてみたかったのです。
(本読め写経しろとかより、まずはアトランタ号に乗ってこい!
 くらいの反応が欲しかったですなあ)
結局それが映画のもつマジックだよ、ということなのでしょうが、
15、17さんのおっしゃることには納得いきました。
3人ものの原点でもありますし。
私自身はロードムービーの嚆矢じゃないかと感じました。
どうもお騒がせしました。

62名無シネマさん:02/08/18 13:25 ID:WrB7VMpB
ここの住人でさこんなこと書いてる奴いるんだよ

>こいつ >>12 が決定的に勘違いしてるのは、
>漏れたちに歴史的評価とか、客観的ななにものかを聞いてくる点だね。

二重に勘違いしてる奴っているもんだな。
自分らだけで「お話し」したいのなら、別の手段とりなよ
結局、自分らは選民意識はもってませんよというポーズだけ
63名無シネマさん:02/08/18 13:32 ID:swy8ejfr
書いてる言葉とか映画のタイトルが、ハスミのしょぼいエピゴーネン
みたいなヤシばっかりなのが痛すぎる・・・。

64名無シネマさん:02/08/18 13:41 ID:EwXFfiXx
>63
卑しい荒らし風情は、まず自分の醜い姿を鏡で覗いてみることだな
65名無シネマさん:02/08/18 13:48 ID:Db5XO91M
EwXFfiXx必死だな。(  ´,_ゝ`)プッ


66名無シネマさん:02/08/18 14:01 ID:EwXFfiXx
>65
卑しい荒らし風情は、まず自分の醜い姿を鏡で覗いてみることだな
67名無シネマさん:02/08/18 14:11 ID:LCZ0EejG
お。釣られて来たのが何匹もやってますな。はっはっは。
68名無シネマさん:02/08/18 14:18 ID:74YWxsD7
荒れてるから、ぼくちんのベストテン書き込むならイマノウチ…。

カサブランカ
天国への階段
ニッポン無責任時代
レディ・イヴ
プライベート・ライアン
リオ・ブラボー
元禄忠臣蔵・前編
グリード(無声映画の方ね)
禁じられた遊び
レベッカ

いいじゃん、好きなんだから。ハスミンに洗脳とかいうヤシ、アッタマおかしーぞ。
ミスの親戚かぁ?
69名無シネマさん:02/08/18 14:22 ID:74YWxsD7
それから、ここにミスとして参加してるヤシ、お前アレだろ?
監督板の方で「忠臣蔵なんて今の若いヤシら誰も知らない」とか言って
深作ヲタと忠臣蔵ヲタにさんざんいじめられたヤシだろ?
70名無シネマさん:02/08/18 14:45 ID:LCZ0EejG
スミ痛、こんだけ大量に書いてても、いっこうに文章がうまくならないのな。
くだらん落書きでも、だいたい洗練されてきたりするんだが…。
71名無シネマさん:02/08/18 14:50 ID:Z3zRK4vT
>>70はげど〜(W

↓洗練された文章を貼っとくから、これでも見習え!

あまりにも大胆な説なので逆に当人に悪気が無いことが
分かりますが(  ´,_ゝ`)プッ、映画に限らず表現というものが
何も分かっていない(°Д°)ハァ? 意見だと断定せずにいられ
ません。(°Д°)ハァ?
あまり大袈裟な言い回しをすると笑われてしまうかも
しれませんが、(  ´,_ゝ`)プッ本物の映画作家の演出は、
魔術とか魔法に近いものだと私は思ってしまいます。(°Д°)ハァ?
「アタラント号」のファーストシーン、(修復版では少し後に
なっていますが)画面下から白い煙が舞い上がるだけで、
なぜ何度見ても鳥肌が立つような感動を覚えてしまうのか、(°Д°)ハァ?
あの画面の肉感性はどこから生まれるのか・・・(  ´,_ゝ`)プッ
映画史上には、表現の秘密、表現の神秘にじかに触れてしまった
としか思えない(  ´,_ゝ`)プッ、人智を超えた映画を作ってしまった
映画作家が存在しますが(  ´,_ゝ`)プッ、ルノワール、ロッセリーニ、
ドライヤー、ブレッソン、小津、溝口、フォードといったそうした
天才たちの源流に遡っていくと「アタラント号」の存在が突如として
重要性を持つ(  ´,_ゝ`)プッ、ということがあるのではない
でしょうか。(°Д°)ハァ?



72ミステリ板住人:02/08/18 14:51 ID:gHrYTlq9
荒れてるね。しかしこれがあるべき2ちゃんねるの姿だよ。
一時期の馴れ合いムードの方がルール違反濃厚。

68はカキコしたベスト10を見る限り、相当頭イタそうだが、
まあそれはそれでいいんじゃない。
後、俺はこのスレでも既述したとおり、
深作映画好き・忠臣蔵は日本人の必須科目というスタンス。
この2つが好きな人間とは、残念ながら敵対する可能性は無い。

俺が倒すべき相手は、今でも無声映画が一般大衆に支持されてるとか書くインチキ野郎だ!
73名無シネマさん:02/08/18 15:14 ID:QzZ32yoH
スミ痛燃えてますね。
74ミステリ板住人:02/08/18 15:59 ID:gHrYTlq9
今、映画オリジナルベスト10を作成中だ。
つまり、原作が全く無く、オリジナルシナリオによるものだ。
これが映画の真の実力なんだな。
75名無シネマさん:02/08/18 16:01 ID:QzZ32yoH
スミ痛ファイト一発だな。
76名無シネマさん:02/08/18 16:58 ID:qYbV4v5L
なんでbfiのベスト10を1に貼り付けなかったの?
77名無シネマさん:02/08/18 17:20 ID:7fnGEkMl
なるほど、ミス住にお似合いのスレだわ。ついに楽園を発見したな。
78名無シネマさん:02/08/18 17:50 ID:nQHyVL5k
   ∧∧
  (゚Д゚) 常時AGEダ! ゴルァ
(( ━─OO─━ ))
   ∪∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

79名無シネマさん:02/08/18 17:52 ID:X41qGD33
今でも無声映画は一般大衆に支持されてる。
80名無シネマさん:02/08/18 18:24 ID:74YWxsD7
>>77
お札みたいなもんで、ここに封印しとけば他所のスレに迷惑かけんでしょ?
81名無シネマさん:02/08/18 18:34 ID:SK3ApEEq
>>76
「痛恨の」なんて言い訳してるようだが、
前スレなどどうでもよくてミッドナイト老人倶楽部を
作りたかっただけだろな
しょせんbfiはそのカモフラージュなんじゃねぇの?
82名無シネマさん:02/08/18 18:57 ID:e8kVwuAa
今でも無声映画は一般大衆に支持されてる。
83名無シネマさん:02/08/18 19:21 ID:kH5euqIE
アハハ、わかった、わかった。
きょうのミッドナイトは荒れそうなヨカーンてか
84名無シネマさん:02/08/18 19:39 ID:4Ve1iNpL
no pain , no gain .
85名無シネマさん:02/08/18 19:56 ID:aC9512FO
>>72
ミスちんちんは、ぼくたんのベストテン見ていないか、見てても理解できなくて
ドタマ痛くなっているかのどっちかでち。
だいたいミスまんこに批評してほしくなんかないでち。出来もしないくせに。
穢れるからよらないでほしいでち。
86名無シネマさん:02/08/18 20:30 ID:BAcGtNWY
今でも無声映画は一般大衆に支持されてる。
87名無シネマさん:02/08/18 21:00 ID:mtgIMPqE
前スレで終わってりゃ綺麗だったのに。散り時を見失ったゾンビスレだな。
ついでに言うと、深作も忠臣蔵もカスばっか。今でも無声映画は一般大衆に
支持されてる。
88名無シネマさん:02/08/18 21:21 ID:H1EL1+vW
「ちんこの14不思議」
1.骨がないのに固くなる
2.もぐらじゃないのに穴が好き
3.牛じゃないのに乳が出る
4.ギャル男じゃないのに黒くなる
5.イカじゃないのにイカ臭い
6.アメじゃないのに舐めれちゃう
7.年寄りじゃないのに朝は早起き
8.バナナじゃないのに皮がある
9.借りてないのに’カリ’がある
10.ゴムじゃないのに伸び縮み
11.親じゃないのに息子さん
12.働かないのに金持ちだ
13.酒がはいるとあばれんぼう
14.ビールじゃないのに生が好き


89名無シネマさん:02/08/18 22:05 ID:ia76y/j/
カナーリ、悲惨なスレになつてきました
90名無シネマさん:02/08/18 23:10 ID:aFn0NXb1
今でも無声映画は一般大衆に支持されてる。
91名無シネマさん:02/08/18 23:31 ID:p5N0qKle
・・・なんだかミス住にも見離されたみたい
92名無シネマさん:02/08/18 23:55 ID:FABv/ysV
ミス住じゃないよ、だってトリップがないもんね
93名無シネマさん:02/08/19 00:08 ID:T820FmcD
ニセミス住なんだね。
94名無シネマさん:02/08/19 00:20 ID:yYsuJfJR
ミス住も大変だねえ。
まともなスレでは放置食らってるし、たまに相手してもらえるのはこんなクソスレだし。
95名無シネマさん:02/08/19 00:56 ID:XI/ifrUM
>>81
精神分析的錯誤行為かも知れんな。
というかただもうひたすら眠いやろ、あの時間やったら。

そうです、わたすがヘンな1ですわ。
96名無シネマさん:02/08/19 01:17 ID:XI/ifrUM
誰も書いてないが「新学期 操行ゼロ」も滅法おもしろかったなあ。
こっちは反響が大きすぎて本国では直ぐに上映禁止になったんやろ?

>>46
なにが「セクシーショット」やねん(!)と突っ込まずに入られない
ラストシーンやったな(w
97名無シネマさん:02/08/19 01:39 ID:hbNpzMqX
>>1 タソは、どうみても眠りかけていたようですからな、


と援護してみるテスト…。
98名無シネマさん:02/08/19 01:52 ID:XI/ifrUM
「市民ケーン」が1位〜スレの 925 さんへにレスし忘れとったんで。
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1028866925/925
> 愛すべき相米、凄さの武
そうやな、相米はひたすら「愛すべき」つう感じなんね。
最期が最期やったし、なんか、たけしに比べて恵まれなかった感じがしてね。
つうことで最近個人的に相米推しな気分なん。
漏れのなかで相米に似たポジションなんは、藤田敏八やな。
相米以上にどれだけ評価されとるかよう分からんのやけど(海外なんぞ特に)、
藤田の映画ってのは、胸が締め付けられるような、ツラいんやけど愛おしい
映画やね。
>>97
ぼけぼけやった漏れも悪いからな(w
99名無シネマさん:02/08/19 02:18 ID:XI/ifrUM
三羽がらすみたいに一人よか二人三人と揃ったほうが、批評も扱い易いし
(それ故の誤解もあるやろが)映画史的インパクトにもなり得ると思うんやが、
相米の場合それをやろうとすれば「ディレカン派」とでもしたらいいんやろか?
黒沢や今回bfiに参加した長崎、万田もそうやったと思うんやけど、
周防はどうかなあ、…、うぅ、しかしあれか、あの井筒はんが多分そうやな(w
100名無シネマさん:02/08/19 02:31 ID:R+GOgynC
>>98
相米は、本当に若い女優を育てるのが上手でしたよね。薬師丸、工藤、牧瀬
そして田畑智子まで。
この辺、女優(特に若い女優)をほとんど使わない武と好対照ですね。

藤田って、何本かしか見ていないけど、まだピンと来たのがなくて・・・
一番印象に残ってるのは「ツィゴイネルワイゼン」だったりして(w
後から追いかける世代としては、神代とか曽根とかと一緒に見る機会が多くて、
そっちの方が印象に残ってしまうんですよね。
その辺で、一時の成瀬と同じように損をしているのかも知れませんね。
お勧めの映画とかは何ですか?
101 ◆qCXoSAKA :02/08/19 02:33 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  今日は日本映画のおはなしですかぁ?
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
102名無シネマさん:02/08/19 02:47 ID:XI/ifrUM
あやうく落ちかけてました。
>>100
キリ番おめ。そうやね「八月の濡れた砂」とか秋吉久美子三部作「バージン
ブルース」「赤ちょうちん」「妹」になるんかなあ。最期の二つは四畳半
フォークやね(w「修羅雪姫」とその続編も好きなんやけど。
>>101
こんばんは。そやな、でもとくに日本映画にこだわらなくてもいいでしょね。
103 ◆qCXoSAKA :02/08/19 02:54 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  相米さんは「お引越し」が好きやなぁ。敏八さんは「炎の肖像」かなぁ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  
104名無シネマさん:02/08/19 03:01 ID:XI/ifrUM
>>100
神代、曽根も好きやな。相米は曽根の助監やったんでしょ?
寺山は映画監督としてはそれほど凄いと思わないんやけど、
助監としてついていた相米はそこで、ケレン味みたいなものとか、
いい勉強をしたのんやないかなあ?
清順はやっぱり凄いやね。絶対清順派宣言したる(w
105名無シネマさん:02/08/19 03:08 ID:R+GOgynC
>>102
そう言えば100getしてる(w
四畳半フォークの世界って、どうしても南こうせつの歌が思い出されて、
何となく食わず嫌いしていたんですよね(好きな人にはごめんなさい)。
あと、一番映画を観た大学時代が、名画座の少なかった関西だったんで、
「文芸座」あたりの定番メニューも、結構欠けていたりして。
>>103
「お引っ越し」は、あの緩い感じがなんとも言えず良いですよね。
「ションベンライダー」や「台風クラブ」の呪縛を逃れ、これから再び充実期
かと思っていただけに、早すぎた死は本当に残念です。
106名無シネマさん:02/08/19 03:09 ID:XI/ifrUM
>>103
相米はオペラ好きで、映画のなかでも歌がとてもいいんね。
「お引っ越し」やと「月は流れて東へ西へ」でしょ。
しかも映像のほうは田畑智子が「東へ西へ」彷徨しはじめてから月、
しかもまんまるい満月や、それを意識的に捉えようとしてるのね。
多分月なんね、満月なんね、田畑智子は。
107 ◆qCXoSAKA :02/08/19 03:15 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >130 「お引越し」は後半が断然好きやねん。智子ちゃんが彷徨い
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  だしてからの流れはだーれもマネでけへんよねぇ。
108 ◆qCXoSAKA :02/08/19 03:17 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >129 関西では文芸座みたいなとこないねぇ。うちは学生じぶんは大毎地下
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  劇場とかでよお2本立て観てました。もう今はあらへんけど。
109名無シネマさん:02/08/19 03:24 ID:R+GOgynC
>>108
「大毎地下」、懐かしい名前です。自分は京都でしたけど、京都ではああいう名画座
が本当になくて、良く行きました。
あと、任侠映画(マキノとか加藤泰とか)を見るため、新世界まで行ったりとか。

110 ◆qCXoSAKA :02/08/19 03:28 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >109 うちは新世界はこわーてよお行かんかったなぁ。任侠ものはさいわい
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  レンタルビデオによおさんおいてたから不自由はせぇへんかったんやけど
111名無シネマさん:02/08/19 03:38 ID:XI/ifrUM
映画を観はじめたのはこっち(東京)へ来てからなんでようついていかれへん(w
>>109
仁侠映画は勿論好きや。加藤泰の「江戸川乱歩の陰獣」みたいなのも好きやけど。

相米はやっぱ「お引っ越し」か「台風クラブ」かなあ。「台風クラブ」は
なんかすべてが分かるんね(w 漏れなりに。
112名無シネマさん:02/08/19 03:40 ID:R+GOgynC
>>106
相米の歌で一番びっくりしたのは、やはり「ションベンライダー」の
「ふられてバンザイ」で、「マッチかよ!!」っていう感じでした。

完全に夢想なんですが、もしも相米と武の活動開始が同時期であったら
もっと世界的にインパクトがあっただろう、という気がします。世界が
いっせいに注目する時って、大体世界的な映画監督が2人くらい同時に
出たりするじゃないですか(ネオレアリズモならロッセリーニとデ・シ
ーカ、ヌーヴェルヴァーグならゴダールとトリュフォーとか。侯孝賢と
エドワード・ヤンとか。50年代の日本映画も黒沢と溝口が同時期に世界
に注目されているし)。
その点で、相米と同時期というと大森とか澤井、武なら阪本とかで、
決して悪い監督ではないけど、「世界的」と言うには少し弱い感じなん
ですよね。
113名無シネマさん:02/08/19 03:48 ID:XI/ifrUM
>>112
そう、なんでマッチ(?)なんだよね(w でも妙に合っとる。
>>107 に近いのは「雪の断章」で斎藤が彷徨う場面の笠木シヅ子。
その直前に中原中也の有名な「ゆやーんゆよーんゆやゆよん」を
なんとも不可思議な宙づり(サーカスのブランコ?)の状態で復唱するの。

ディレカンの連中や周防が作家的には相米と同世代になるんかなあ。
もう台湾ニューウェーブとかそういう「括り」は要らんくらい成熟したんか
どうかは分からんけどな。
114 ◆qCXoSAKA :02/08/19 03:50 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  しかし、うちはどうして、>107-108のレス番号間違えてんねんやろ??
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  正しくは >106 と >105やなぁ
        >111 任侠ものは「総長賭博」や「遊侠一匹」が好きやなぁ。
115名無シネマさん:02/08/19 03:53 ID:XI/ifrUM
>>112
思い出したんだけど、澤井がモー娘。撮るんでしょ。どうなるかなあ、怖い(w
116 ◆qCXoSAKA :02/08/19 03:55 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >113 「雪の断章」もそうやなぁ。「台風クラブ」はバービーボーイズがちょうど
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  うちの世代では流行ってたんでオープニングからノリがよかったわ。
117名無シネマさん:02/08/19 04:02 ID:ioFkVOCO
>>115
「澤井がモー娘。」は、例の団地の子犬美談モノなんで、
「日本一短い母への手紙」路線と思われ。

「総長賭博」はギリシャ悲劇みたいで最高。
よそでがいしゅつだが、これはワラタ。
http://www.t3.rim.or.jp/~s-muraka/tshirt/star/socho.jpg
118名無シネマさん:02/08/19 04:03 ID:ioFkVOCO
失敗!ageてしまった!
119 ◆qCXoSAKA :02/08/19 04:09 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  澤井監督はうちはあんまし印象に残ってるのんないなぁ。まだ森田芳光
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  のほうがええなぁ。
120名無シネマさん:02/08/19 04:12 ID:ioFkVOCO
>>119
「Wの悲劇」は、あきまへん?
121名無シネマさん:02/08/19 04:13 ID:XI/ifrUM
>>117
激藁。
相米推しは蓮實はんもやり残した思いがあるようなこと、どっかのインタビュー
で言ってたなあ。漏れも教養過程くらいまでは蓮實虫言われてもしょうがない
ところがあったんやが(w、それでも映画論しか読んでないし、あと
前にも言うたけどちょいと踏ん張ってドゥルーズ読んだんね。ちなみに理系や。
それで自分なりにうまいこと相対化できたようなきがするわ。まだまだやろけど(w

ううむ、澤井はんは多少説教臭い路線にはまり込んじゃったかなあ。
でも好きな監督ですよ。
122名無シネマさん:02/08/19 04:15 ID:R+GOgynC
>>115
まあ、でもあの松田聖子でも「野菊の墓」を撮れたんだから(w
ただ、モー娘って、メンバーによって演技力が全然違うからなー

>>114
「遊侠一匹」も素晴らしいですね。
でも、自分の永遠のベスト1は「次郎長三国志」シリーズですね。マキノとの
出会いで、最初は唖然としたけれど、何度も見直す内に色々なことを教わっ
た感じがする映画です。自分の中で、マキノと山中は別格なんですよね。
123 ◆qCXoSAKA :02/08/19 04:20 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >119 かんにんなぁ。「W〜」はあんまし好きやないねん。薬師丸さんがあんまし。
.l::ト、.ヮ,.ノ::! 澤井監督は「めぞん一刻」観てひっくりかえったからなぁ。
124名無シネマさん:02/08/19 04:26 ID:cgvsQQy1
>>122
新しくオーディションした小学生グループと、モーの年少組中心らしい。

>>123
「W〜」のポイントは三田佳子なんすよ。
「めぞん一刻」はどこか相米を思わすような。
脚本陽造、カメラ仙元誠三つうことなんでしょうが。
澤井としてはとってもイレギュラー。
125名無シネマさん:02/08/19 04:29 ID:kP6naRHU

    ∧ ∧         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄( ゚Д゚) ̄ ̄|   <  寝言は寝てから言え!
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\   \
|  \           \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |________|



126 ◆qCXoSAKA :02/08/19 04:31 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >124 三田さんもなぁ。知世ちゃんの「早春物語」と河合美智子の
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  「恋人たちの時刻」はそんなにキライやないけど、ゴクミのはちょっと。
127名無シネマさん:02/08/19 04:32 ID:ioFkVOCO
また上げてしまった。

>>122
マキノは「次郎長」は白黒/東宝の第一シリーズがいいな。
あと「血煙高田の馬場」、「昨日消えた男」、「鴛鴦歌合戦」、
大好きなのが山ほどあるなあ。
128名無シネマさん:02/08/19 04:33 ID:ioFkVOCO
>>125 カワイイ
129 ◆qCXoSAKA :02/08/19 04:35 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >122 マキノ監督の次郎長は「暴れん坊」が好きやなぁ。山中監督は
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  3本しか観られへんからなぁ。うちは「紙風船」「壺」が好きやなぁ。
130名無シネマさん:02/08/19 04:43 ID:R+GOgynC
>>129
森繁なんて別に好きでもなんでもないんだけど、マキノと小津の映画では
良いんですよね。本当に不思議です。

山中であえて順番をつけるとすると、僕も壺>紙風船>河内山になるかも。
131名無シネマさん:02/08/19 04:46 ID:ioFkVOCO
>>113
最近ビデオでだけど「雪の断章」見直したんだ。
あんなに暗くていびつで絶望的な映画、
東宝の正月映画だったんだよな。考えられない。
132名無シネマさん:02/08/19 04:52 ID:8UV410s2
>>130
昔、第一回東京映画祭のころ、
アテネで「山中貞雄まつり」てのやって、
数分で終るフィルム断片とかふんだんに観たんだけど、
観てないっすか? 土手で大立ち回りする水戸黄門とか、
すんげえおもしろかったんだけど。
133名無シネマさん:02/08/19 04:52 ID:lOnJp2rf
>>129
ageでやったらいいじゃん
なんか不都合でもあるのかい

さ来週あたりから、テアトル梅田でマキノ、加藤泰なんかを
何本かやるようだ。知ってた?
134 ◆qCXoSAKA :02/08/19 04:56 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  うちの近所は邦画の50年代以前は全然置いてないから観るのがたいへんやねん。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  マキノ監督のふるーいのはNHK−BSぐらいしか観る方法が無かったねん。
        「鴛鴦」もええねぇ。志村喬こんな仕事もしててんやんって思ったもんなぁ。
        「高田〜」はチャンバラのスピード感が凄かったわぁ。
135名無シネマさん:02/08/19 05:01 ID:qkayWDoC
うーん、老人ホーム状態を楽しむんならスレタイ間違えたね。
「トスカの接吻」とか「恍惚の人」の方が良かったかもね。

ところで、ダグラス・サーク好きやねんて言うたら、またヌーヴェルヴァーグが
どうしたとか言われそうですが、「悲しみは空の彼方に」とか「風と共に散る」
「心のともしび」「天は全てを許し給う」なんかは大好きですよん。
結構山あり谷ありのドラマで、最近の「真珠夫人」なんかのハシリって気がする。
136 ◆qCXoSAKA :02/08/19 05:02 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >133 テアトル梅田はオープン時に大学生やったからLoft行って時間潰して
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  よお観たわぁ。「リトルマーメイド」が初めて観に行った映画やったかなぁ。
        うちはあんまり丈夫やないから外出しにくいんで調子良かったら久しぶりに、
        行ってみるわ。おおきに。

        sage進行推奨やないけど話題にしてることが最近のおはなしやないから
        上にいるとウザイってゆわれそうやからそうしてただけなんやけど。
137名無シネマさん:02/08/19 05:05 ID:c+5RyX/Q
あ、失礼したかもしれない、、
でもまぁ、気にせずageでやってもいいんだと思うのだが・・
138 ◆qCXoSAKA :02/08/19 05:28 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >135 ダグラス・サークはうちは勉強不足で2本しか観てへんねん。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  「第九交響楽」と「風と共に散る」だけやわ。かんにんなぁ。
        「風と〜」は妹役の女優さんがエエ味だしてたなぁ。
139名無シネマさん:02/08/19 05:42 ID:R+GOgynC
>>138
サークは「悲しみは空の彼方に」が一番好きです。堂々としたメロドラマ
で、個人的には流麗なタイトルバックだけで痺れます。
成瀬の「浮き雲」とかルビッチの「天国は待ってくれる」あたりが好きなら、
きっと気に入ると思いますよ。
140 ◆qCXoSAKA :02/08/19 05:52 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >139 「浮雲」もルビッチェも好きですよぉ。「悲しみ〜」は是非今度観てみます。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  でも、なかなか機会が無さそうやなぁ。観たいけれど未だ観れてないリストがまた
        増えました。おおきに。
141名無シネマさん:02/08/19 06:05 ID:R+GOgynC
>>140
「観たいけれど未だ観れてない」作品って、本当に星の数ほどありますよね。
まあでも、DVDもBS・CSもあって、昔よりはだいぶ恵まれているんでしょう
けども。
朝になって、また色々と言う人たちが来る時間になりそうなので、そろそろ
寝ます(今日まで休みなんです)。
お付き合い、ありがとうございました。
142 ◆qCXoSAKA :02/08/19 06:07 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >141 観たいものがなくなったらそれはそれで楽しみも半減なんやけど。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  痛し痒しやわ。おやすみなさい。
143 ◆qCXoSAKA :02/08/19 06:32 ID:KnKEkAiN
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  さぁ、うちも朝のしたくや。お仕事の人は頑張ってやぁ。さいならぁ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
144名無シネマさん:02/08/20 00:41 ID:77/4iuwm
ヒソ-リやってまいりました。クロード・シャブロルは昨今なにをしているのでしょう。
145名無シネマさん:02/08/20 00:43 ID:r5zTXOAY
わかりにくくなるといけないから、
ちょっとageてあげるね。
146名無シネマさん:02/08/20 02:14 ID:YyeJeFMo
>>144
当時は世間的にもそうだけど、ゴダールあたりも高く評価していて、
65年の「解放以降のフランス映画ベスト10」では『伊達男たち』を6位
に選んだりしているんだよね。
今観ても、何か時代を感じる気がして、あまり印象に残らないんだけど・・・
147146:02/08/20 02:21 ID:YyeJeFMo
ちなみにその時(65年1月)のゴダールのベスト6
1・快楽(マックス・オフュルス)
2・人間ピラミッド(ジャン・ルーシュ)
3・オルフェの遺言(ジャン・コクトー)
4・コルドリエ博士の遺言(ジャン・ルノワール)
5・スリ(ロベール・ベレッソン)
6・伊達男たち(クロード・シャブロル)

ルノワールやブレッソン、J・ベッケルらを押さえてM・オフュルスが1位という
のが面白いけど、『快楽』は確かに素晴らしい映画だったね。
148名無シネマさん:02/08/20 02:58 ID:Cg64NvS8
>>147
ローラ・モンテスでも快楽でもカメラ落下させるんですけどオフュルス。
149名無シネマさん:02/08/20 04:50 ID:R2NRjUbO
さて、寝ます。
150名無シネマさん:02/08/20 15:50 ID:M2RCkQ8Y
bfiの話に戻るが、オリヴェイラに投票している人がたった1人しかいない、
っつのが納得できない。なんなのいったい。しかも作品は「フランチェスカ」。
「アブラハム渓谷」が最強だと思うんだが。ちなみに投票しているのは、
シャルル・テッソンつのがまた…。

Charles Tesson: editor of Cahiers du Cinema, France
Top Ten
La Regle du jeu (Renoir)
To Be or Not to Be (Lubitsch)
Ordet (Dreyer)
El (Bunuel)
Beyond a Reasonable Doubt (Lang)
Vertigo (Hitchcock)
Sounds from the Mountains (Naruse)
Miss Oyu (Mizoguchi)
The Music Room (S. Ray)
Francisca (Oliveira)

ジャン・ルノワール「ゲームの規則」
エルンスト・ルビッチ「生きるべきか死ぬべきか」
カール・テオドール・ドライヤー「奇跡」
ルイス・ブニュエル「エル」
フリッツ・ラング「条理ある疑いの彼方に」
アルフレッド・ヒッチコック「めまい」
成瀬巳喜男「山の音」
溝口健二「お遊さま」
サタジット・レイ「ミュージック・ルーム」
マノエル・デ・オリヴェイラ「フランチェスカ」
151名無シネマさん:02/08/20 15:52 ID:M2RCkQ8Y
sage
152名無シネマさん:02/08/20 16:14 ID:TAQHwqWf
「フランシスカ」も傑作。
153名無シネマさん:02/08/20 17:29 ID:x+Zhvtjs
>>150
× フランチェスカ
○ フランシスカ
154名無シネマさん:02/08/20 17:30 ID:x+Zhvtjs
sage
155名無シネマさん:02/08/21 00:18 ID:lxO4qVze
>>150
オリヴェイラは「階段通りの人々」にしろ「メフィストの誘い」にしろ、
まあ要するに、観たのは全部(・∀・)イイ!! 最初に打ちのめされたのは
やはり「アブラハム」やけど。オリヴェイラのキャリアからしたら、
清順の「ツィゴイネルワイゼン」とかゴダールの「パッション」に
相当する位置付けなんかも知れんな。テッソンのベスト10には納得や(w
ブニュエルはやっぱ「エル」やろな。

>>146-147
はじめてベッケル言われたんやけど、漏れ的にはベッケルはある意味
パーフェクトなんね。どんな映画にも、漏れがこの監督だったらこう撮る
的ところが多かれ少なかれあったりするんやけど、ベッケルにはそういうとこが
あまりないの。全作品においてね。演出、撮影、編集…がツボに入るの。

ただベッケルを監督ベスト10ベスト20に入れようとは思わない。ベスト50
タイトルにも選ばんかも。 好きなんやけど、師承のルノワールやその他の
敬愛する監督ほどじゃないのね。天才肌の師承に比べたら職人肌だからやろか?
でもパーフェクトなんね(w

漏れ自身に奇妙に近しいところを感じる監督ということかなあ。
156名無シネマさん:02/08/21 00:28 ID:MKobaKB7
「神曲」「ノン、あるいは…」とかもうあのころのオリヴェイラは、
まあ、いまもそうだけどヴァカでヴァカでヴァカですんばらしいんだがな。
157名無シネマさん:02/08/21 00:38 ID:lxO4qVze
>>156
オリヴェイラは纏めてもう一度見直して、作家論的なところへ踏み込んで
行きたいんやけどな。あのチカラはなんなんだろね? 風土というか
ポルトガルの映画作家であることも多少関わってるのかしら。
日本人には住み易いといわれとるな。おすぎかピーコが醤油一本で住めると
言いよったわ。
158名無シネマさん:02/08/21 00:47 ID:MsAlzJkB
オリヴェイラ、ヴではじまる監督の「リスボンなんとか」って映画に出ているんだが、
もうすっかり老いてしまったリュディガー・フォーグラーと比べて、
狂ったように若々しいんだな。ふざけてチャップリンの真似して、
スクリーンの奥に去っていったわけだが、あの若さが可能にしていることはたしか。

あと、この人は、昔カーレーサーだったんだよね。
159名無シネマさん:02/08/21 01:06 ID:gIuu1Wlu
>>131
漏れ的には春の予感みたいなもんを感じたんやけどな、ラストでかろうじて(w

ミステリーvsサスペンスやないけど、「雪の断章」は原作が推理小説なんね。
「Wの悲劇」みたいな劇中劇ではなく一応、ほんとに一応謎ときもやってる
みたいなんやけど、聴き取れない(w 相米が謎解きに興味ないんね。

さらに言うなら「雪の断章」はまさにサスペンス映画なんや。サスペンス、
つまり宙吊りね。主題論的なことを言うと、この映画は主人公の均衡感覚の
喪失とその回復を描いてるんね。均衡感覚の喪失は既述の中原中也
「サーカス」の宙吊りに端的にあらわれてんねんけど、斎藤はそこから
バランスを取り戻そうとするのね。それは、斎藤の「ジュールとジム」みたいな
両手を横に大きく広げる所作に見受けられ、またそれは、冒頭の
時空のひん曲がった無茶苦茶な長廻しの場面、かつての幼い自分が
小川に掛かる渡り木を渡るとき(サーカスの綱渡りや)には保っていたハズの
バランスの恢復とも言えるんね。
160名無シネマさん:02/08/21 01:22 ID:gIuu1Wlu
スンマソン。寝まふ。
161名無シネマさん:02/08/21 02:31 ID:8zU98wu7
漏れも寝まふ。
162名無シネマさん:02/08/21 02:52 ID:3U9AZMEb
現在、サイコを色々見比べているんだよ。
ガス・ヴァン・サントの「サイコ」って、作品自体じゃなくて、こういう試みが
面白いよね。オリジナルとほとんど同じにリメイクするのってね。逆にサイコじゃ
ないとウケないだろうね。ネタがサイコだったから、何とか商業映画として成功
しているのかもね。「市民ケーン」はポール・トーマス・アンダーソンにリメイク
してほしいな。

ところで、日本でリメイクするとしたら何がいいかな。
「天国と地獄」を、三船=役所浩司、仲代=佐藤浩市、山崎=大森南朋、
三橋=大杉漣、ボースン=菅田俊、香川=岸本加代子、運転手=本田博太郎
が妥当な線かな。黒沢そっくりにリメイクしてほしいっす。
163名無シネマさん:02/08/21 03:36 ID:fql/kaJE
>>155
今、起きてしまった(w・・・ 明日、仕事大丈夫だろうか?

ベッケルがパーフェクトというのは分かります。
「穴」なんて、普段それほど映画を観ない人を含め、誰にでも絶対の自身を
持って薦められる映画だと思うし。
でも、他の大家たちと違い、自身の「文体」みたいなものを画面上の色濃く
残す映画監督ではないですよね。職人魂と芸術家魂が奇跡的なバランスを
取っている、というか。
そういった意味で、僕の中では似た系列であるH・ホークスや山中と同じように、
1作品をベスト10に入れる、ということが難しい監督かも知れないですね。
でも、個人的には、好きな監督のベスト10には必ず上位に入る人です。
164名無シネマさん:02/08/21 06:50 ID:L1COvtXm
菅田俊てのがてのがてのが。
165名無シネマさん:02/08/21 07:20 ID:OqbZVlkJ
sageもsage
166名無シネマさん:02/08/22 01:05 ID:Rwdtv2LD
実際、ジャック・ベッケルって、
不当に忘れ去られている。
167名無シネマさん:02/08/22 01:20 ID:alKtsreN
>>163
正直スマンカッタ(w 些か誇張して貶めるようなことを書いてしまったんや
けど、ベッケルが好きったら、そら好きなんや。
好きな監督のなかにも(失敗作含め)全作品が好きな監督も居ますやろ?
ベッケルの場合その上を行ってるっちゅうか、さしたる失敗作がないどころか、
作品中ほぼ全てのショットが、それまでの流れからしたらここはこう撮るべきや
というベストショットにみえてしまうの、漏れには何故か。波長が合うんね。
厨房を省みず言うなら「これ撮ったの漏れとちゃう?」みたいな(w
だから逆になんとなく怖いというか、自分自身を曝すような気がしてね。
自分自身の妙に近くまで入って来ちゃうんで、客観視できないところが
あるんね。けれど、あなたのように正当な評価が下せるようにならないとね。
そやな、漏れの隠れ1位ということにしときましょうか。

たけしや相米やったら同じ国の同じ時代を生きてるわけで納得するんやけど、
ベッケル言うたら、アポロ11号が月へ行ったって言うそのずっと前に「穴」
撮って死んどるフランスのおっさんやろ? 不思議というか気色悪いというか、
映画のおもろいところやなあ。
168名無シネマさん:02/08/22 01:32 ID:alKtsreN
>>164
ホークスも好きで好きで堪らんのやけど、ホークスには荒唐無稽なところが
あるやないか? 突き抜けたところが。「ヒズ・ガール〜」「赤ちゃん教育」
それに「ハタリ!」や「ピラミッド」のキテレツな機械仕掛けね。
山中は漏れにとって永遠の謎ね。映画が不意に形作られ、それにたまたま
山中という名前が与えられたかのような(w そういう匿名性があるんね。
169名無シネマさん:02/08/22 01:45 ID:alKtsreN
そんじゃ、ちょいとおさきに。
170名無シネマさん:02/08/22 01:55 ID:5903c5IJ
>>166
確かに、こういうBFIのベスト10の功罪として、ウェルズとかルノワールとか
小津とかの位置を確固たるものにする、というのがあるとおもうけど、一方で
ベッケルとか山中とか、あるいは前に話題に出ていたオリヴェイラやルビッチ
とかもそうかも知れないけど、映画監督としては全く劣っていないのに、様々
な理由で1本だけを代表作としてベスト10にあげづらい、というタイプの監督
の評価を相対的に貶めてしまう、というのがあるのかも知れませんね。
「穴」とか「現金に手を出すな」とか本当に凄いと思うけど、その凄さを分からせ
ないように撮っているところもあって、逆に「面白かったけど、どこが凄いの」
という人に説明しようとすると、説明できない自分の無力さを思い知る、とい
うか・・・
171名無シネマさん:02/08/22 01:59 ID:JVF0Fkiz
( ´-`).。oO( ハスミふうのことを書けば、自分がアタマ良くなったみたいな
       気分になれるのかな…?

172名無シネマさん:02/08/22 02:16 ID:5903c5IJ
>>167
>163ですが、全然謝る必要はないですよ。誰が凄い映画監督か、まではある程度
議論できたとしても、自分にとって大切な映画監督は誰か、という話になると、
伴侶選びと一緒で(w、完全に個人的な話になるはずですしね。
むしろ、あれだけ>167さん自身とオーバーラップさせながら、
>ベスト50タイトルにも選ばんかも。 
というのも面白いな、と思っていました。

>>168
>映画が不意に形作られ、それにたまたま山中という名前が与えられたかのような
すごい上手な表現ですね。僕が山中やベッケルが大好きなのは、ストーリーを語る
行為に徹したプロという面があるとともに、そういうストーリーテラーが往々に
して陥るあざとさからも自由である、という点に凄い感動するんですよね。
同じような感じは、この2人よりはかなりぶきっちょだけど、イーストウッド
とかにも感じます。逆に、ワイルダーとかヒッチコックになると、確かにう
まいんだけど、いかにも「うまいだろ」というあざとさを感じる時があるん
ですよね(けなすつもりはないし、やはり作品は凄いと思うのですが)。

>>169 おやすみなさい。
こちらは、夏休みの後、生活のリズムが崩れっぱなしで困ってます(w
173名無シネマさん:02/08/22 02:25 ID:8wrhL4kT
ワイルダーだったら三谷幸喜のほうがマシと思うときがあります。
テレビドラマですが「振り返ればヤシがいる」(三谷脚本)は、
いろんなもののパースペクティヴを狂わす作品です。
174名無シネマさん:02/08/23 02:37 ID:/n+60Qjg
ピッケル?
175名無シネマさん:02/08/24 02:25 ID:FIrDncVA
誰も来ねえのかヴァカヴァカヴァカヴァカ!!!!!!!!!!!
176 ◆qCXoSAKA :02/08/24 02:26 ID:nw49emDz
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  誰かいてるん??
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
177名無シネマさん:02/08/24 03:14 ID:FIrDncVA
あ。
178名無シネマさん:02/08/24 03:48 ID:wBrqpOWc
急にあがってますね
179名無シネマさん:02/08/24 18:16 ID:n0mc0Ts4
下火ですな
180名無シネマさん:02/08/25 04:22 ID:ZaJ8jB+6
まったくの下火
181 ◆qCXoSAKA :02/08/25 08:40 ID:wCNYPl3V
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  ここんとこ寂しい感じやなぁ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
182名無シネマさん:02/08/25 20:37 ID:4cF/4/gv

  (゚д゚) ボクフミヤ!! http://www.fetica.com/unix.swf ミテ ナイタヨ
  ゚(  )−          
  / > 

映画ヲタなみんなも観てね。
183名無シネマさん:02/08/25 20:38 ID:4cF/4/gv

  (゚д゚) ボクフミヤ!! age テモタ, スマソ.
  ゚(  )−          
  / > 
184名無シネマさん:02/08/25 21:04 ID:7A5qB8ZU
ヽ('`)('.`)('_`)('v`)('0`)('c`)ノ
185名無シネマさん:02/08/26 00:08 ID:KkZh26Xr
ミス住を追い払うのにこういう手があったとは。
186名無シネマさん:02/08/26 00:10 ID:aSX5FrUb
黒澤やるのね。NHK-BSで。
187名無シネマさん:02/08/26 00:53 ID:e17GZpO0
>>186
さっきまで「荒馬と女」つい観よったんやけど、最後に告知してましたな。
ヒューストンで好きなのはやはり「アフリカの女王」やけど、
「荒馬〜」はゲーブルとモンローの遺作やろ? 思わず感傷に浸ってもた。
ラストシーンで夜空を眺め「あの星のところへ帰るんだ」と二人で眺める
ところ、まさしく二人はスターになったんやな。
188 ◆qCXoSAKA :02/08/26 01:02 ID:9Ik8YhSs
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  黒澤監督といえば、ゆうべNHK衛星でやってた小堺さんの番組で仲代達矢氏の
.l::ト、.ヮ,.ノ::! 黒澤作品出演のエピソード語ってたのは結構面白かったですう。
189名無シネマさん:02/08/26 01:11 ID:gypKJ01T
「荒馬と女」で思い付いたんやけど、ある登場人物が双眼鏡で何かを覗いてる
とするやろ、みんなならその人物の見た目の映像をどう撮るやろか?
ここで、まんまる一つのくり抜きで双眼鏡の見た目を表現する人と、
まんまる二つの重なりで(くっ付いた団子みたいにや)表現する人に分かれる
んじゃないやろか?
実際に覗いてみればまさに一目瞭然なんやけど、実は前者が正しい双眼鏡の
見え方なんや。ヒューストンは正しかったな。
つまり、後者は映画的な嘘で、これは結構昔から確立された紋切り型みたいや。
少なくともルビッチはこの嘘のほうを使っとった。
190名無シネマさん:02/08/26 01:14 ID:gypKJ01T
>>188
残念、それは見逃しましたわ。昨日(土曜日)は溝口の命日やったな。
191名無シネマさん:02/08/26 01:36 ID:gypKJ01T
今ちょっと調べたんやけど、溝口はやはり「雨月」「山椒」「西鶴」に
票が集まってるな。分散しとるとも言うが。
四方田の揚げた「残菊物語」はやや捻っとるが、確かに溝口が堪能できる
名作。これより前の「祇園の姉妹(オリジナル)」のほうが漏れ好み
ではあるけど。テッソンの「お遊さま」も結構良いところを突いてる。
やっぱりメロドラマは良いなあ。
192名無シネマさん:02/08/26 01:41 ID:gypKJ01T
しかし、「山椒」「残菊」(まあ「お遊さま」もか)なんかを観て感じるのは
凄い自己犠牲の精神やな。溝口の女性像には「夜の女たち」「赤線地帯」
といったある意味奔放なところもあるんやけど。
193名無シネマさん:02/08/26 01:47 ID:PK6xYk7L

      ( '.`)y--~~
      (へへ



194名無シネマさん:02/08/26 02:03 ID:gypKJ01T
>>193
   ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (ω・ )ゝ < なんやて? ?
.  ノ/  /     \_____
  ノ ̄ゝ

ヒューストンが撮った「アニー」は、映画としてはたいしたことない
んやろけど、日本人にとてもよく受け入れられたミュージカルの一つやね。某局主催で毎年のように上演され、子役の登竜門のようになっとる。映画のほうは随分前に観たきりなんやけど、ヴィゴの「新学期〜」鑑賞以来、
寄宿舎の子供達がベッドで騒いだり、ましてそれで布団や枕に詰めた羽を
まきちらしたりしていると、どうしても連想してしまうようになったわ。
このへんで。
195名無シネマさん:02/08/26 03:27 ID:1WhKViqJ
>>188
そう言えば、BSで、今週黒澤の「蜘蛛巣城」と「影武者」やりますねー。
特に蜘蛛は結構楽しみ。
196名無シネマさん:02/08/26 04:17 ID:ieI0MJCq
むむ。おニャン子クラブ再結成でもりあがっていたら、
こんなことに。

>>191
トリュフォー生きてたら70歳できっと「雨月」に入れてたでしょう。
197 ◆qCXoSAKA :02/08/26 04:24 ID:9Ik8YhSs
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  黒澤監督はしょっちゅう特集してくれはるのに、溝口監督はあんまりあらへんなぁ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  祇園姉妹や浪速悲歌やのうても戦後の作品やったらもうちょっとひんぱんに衛星
        放送でやって欲しいなぁ。
198名無シネマさん:02/08/26 04:35 ID:ieI0MJCq
た〜しかに
199名無シネマさん:02/08/26 04:49 ID:1WhKViqJ
最近では成瀬を結構放送しますね。世界的な成瀬再評価の波・・・でしょうか。

でも、今年の4月には一番好きな「近松物語」をやってくれてるんですよね。
200名無シネマさん:02/08/26 04:54 ID:ieI0MJCq
あっと、さきほど失敗してageてもた。
成瀬の「山の音」に投票していた人はだれだったか失念。
201名無シネマさん:02/08/26 05:04 ID:iurXal9J
      ('-`)y--~~
      (へへ



202名無シネマさん:02/08/26 05:15 ID:SMLCBoPm
>>201
小僧
203名無シネマさん:02/08/26 05:20 ID:iurXal9J
    o。('。`)y--~~
      (へへ


204名無シネマさん:02/08/26 05:25 ID:iurXal9J

   Oo。('。`)y-・~~
      (へへ


205 ◆qCXoSAKA :02/08/27 01:34 ID:ngrFIQv5
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  「フェリーニのローマ」さっき久しぶりに観ました。今夜は「Wの悲劇」が関西ローカル
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  でもうすぐ放送するので、もう一度観なおしてみますぅ。
206名無シネマさん:02/08/27 02:12 ID:rVw7uaTm
よくみるとこのころの澤井さんて、
どこか相米的なんだ。脚本とカメラだけのせいかな?
207名無シネマさん:02/08/27 02:13 ID:rVw7uaTm
sageたつもりがスマソ
208名無シネマさん:02/08/29 02:00 ID:aULQgA8C
ねむ
209名無シネマさん:02/08/31 02:00 ID:6HYj8Vo9
いまはもう誰も。
210 ◆qCXoSAKA :02/08/31 04:30 ID:yvcoSjGM

  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  ずいぶん下にあるし、閑散としてるなぁ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  「Wの悲劇」やっぱり、うちにはあいませんでした。ごめんやでぇ。

211 :02/08/31 09:10 ID:3MJx/Ufj
>>210
寂しくなりましたね。
「Wの悲劇」は、悪い意味で演劇チックな感じがして、澤井ファンの僕も
あまり好きではありません。公開当時評価が高く、不思議な気がしてました。
澤井作品なら「野菊の墓」をお勧めします。デビュー当時の松田聖子主演
というハンディ(w つきながら、特に野外シーンの抒情性は、昔の清水宏とか
「恋恋風塵」の頃の侯孝賢に通じるものがあって、素晴らしいですよ。
212名無シネマさん:02/08/31 09:57 ID:1zdZb3ai
>>210
ブラウザで検索すればいいんですよ。下にあっても「BFI」で出てきますよ。

>>211
「野菊の墓」と清水宏、「恋恋風塵」の頃の侯孝賢との比較、
なるほどなあ、と思いました。
213名無シネマさん:02/09/01 02:45 ID:mCZlFrQ6
今夜もだれもいなかったり。ま、漏れは今週、
JLG観た。フレディビュアシュおらなつかす。
214 ◆qCXoSAKA :02/09/01 05:20 ID:c/ooIPow
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  うちは関西やから、以前は東京の単館系だけで公開される映画が多くて
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  ずいぶんと羨ましかったねん。
        
        映画館で繰り返し観たのがゴダールの「勝手にしやがれ」で、10回も通って
        いたら、お店のひとに顔を覚えられてしまい恥ずかしい思いをしたなぁ。
        それでも飽きたらんと、何回も観るためにLDプレイヤー買うたし。
        うちとゴダールの思い出でしたぁ。
215名無シネマさん:02/09/01 23:30 ID:NBkoflUN

   ∧_∧
    (ω・ )) キョロ
.  ノ/  />
  ノ ̄ゝ

   ∧_∧
    (・ω・)
.  ノ/  /ゞ ゴソゴソ
  ノ ̄ゝ

   ∧_∧ 只今参上!
    (・ω・)丿 ッパ
.  ノ/  /
  ノ ̄ゝ
216名無シネマさん:02/09/01 23:43 ID:NBkoflUN
>>211
そうやな、澤井はん好きやけど「Wの悲劇」はさほどやなあ。
最後のほう、薬師丸が空き部屋の畳の上でピョンピョン跳ねるあたりは
痛々しさと清清しさで印象深かったんやけど。
「イヴの総て」言う名作もありますしな。
217名無シネマさん:02/09/02 00:23 ID:5DbMaTtU
>>213
BFIやけど「JLG」に一票入っとるな。投票したのはパリ第三大学の学長で
ドゥルーズの研究本にも執筆しているJ-L・ルートラやった。

>>214
今調べよったんやけど「勝手に〜」が得票数ではダントツやな。
次点が「軽蔑」。ちょいと意外やけど、まぎれもない良い映画や。
後は票が割れとるんやけど、漏れの好きな「女は女である」がなんでないんや?
「勝手に〜」以前から構想を練っていたっちゅう、言わばもう一つの
処女作なのになあ。

「映画史」のDVDは高くて手出しにくいわ(w
218名無シネマさん:02/09/02 00:52 ID:5DbMaTtU
昨日(土曜日)はジョン・フォードの命日やったな。

BFIでは「捜索者」がダントツ。当然やな。後は票が割れてる。
意外やったのが「駅馬車」にあまり票が入ってないこと。
完成度ではピカイチやと思うんやが。

信者が結構おる「クレメンタイン」やけど、「カリオストロ」は
クレメンタインをやりたかったんやと宮崎駿が昔言いよったそうな。
前スレやったか話題になった、アメリカ製アクション映画の編集じゃ常套手段の
アクション繋ぎやけど、宮崎はんはそのアクション繋ぎをちゃんとやっとるな。
それに移動体勢に入った人物のカッティングが非常に多い。
アメリカ映画を肌で知っとる人やな。
219名無シネマさん:02/09/02 01:04 ID:5DbMaTtU
もう一つ気付いたのが、「駅馬車」以後の作品にしか票が入ってないこと。
当然ったら当然か? 観る機会が少ないからなあ。
けれどフォードの監督デビューは1917年であって、「駅馬車」以後、
換言すればウェインのブレイク以降の映画は、全作品の3分の1に
過ぎないわけやろ? 大抵の人間は後期フォードしか観てないんや。
勿論漏れもそうで、フォードが好きなんておこがましい言うたらそうやな(w
220名無シネマさん:02/09/02 01:21 ID:5DbMaTtU
漏れは「駅馬車」「捜索者」の次あたりに「周遊する蒸気船」入れたいなあ。
これ撮った'35年に最初のアカデミー監督賞を「男の敵」で貰ってるやろ?
あれも素晴らしかった。どうしようもない愚か者の主人公が、みずから
墓穴を掘って行くのやけど、うわーこの人どうなっちゃうんだろう、
もう知らんで、と思ってる内に何時の間にか引き込まれて、主人公に
同情しちゃったりしてるの。サスペンスやね。
多分全部セット撮影で、屋外撮影をふんだんにとり入れた「〜蒸気船」とは
好対照やね。内容も対照的で、かつ完成度も高い。フォードの天才ぶりは
'35年のこの年には疑いようのないものになっとるわね。
221名無シネマさん:02/09/02 01:41 ID:5DbMaTtU
'35年にはもう一本撮っていて、「俺は善人だ」と言うんやけど、実は密かに
お気に入りの一つなんや。善良な一般市民が瓜二つのギャングのボスに
間違われたことから起こる悲喜劇なんやけど、それを一人二役で演じるのが
エドワード・G・ロビンソン。そりゃおもしろい罠。
結局あれね、ジャンルを一つでっち上げてしまうと、「入れ代わり劇」
とでも言うんかいな? チャップリンの「独裁者」やフライシャーの
「王子と乞食」みたいな、そういう「入れ代わり劇」の傑作なんね。

だから、かなり大掛かりな(そして見事な)合成画面で二人のロビンソンが
出会うんやね。しかも、おもしろいことに、最初ロビンソンは自分の鏡像に
関心を示すの。カフェの壁一面の大きな鏡とか、オフィスのグニャグニャした
鏡に映る自分にね。鏡像言うたら、ラカン派がほっとかんと思うんやけど(w
映画では鏡像と分身というのは「プラーグの大学生」の頃からある主題やね。
222名無シネマさん:02/09/02 01:56 ID:5DbMaTtU
関連するんやけど、鏡像でもう一つ思い出されるのはドゥルーズの分析や。
とくにウェルズの「上海から来た女」の有名なミラールームでの銃撃戦。
粉砕する鏡の破片でもう何が実像で、何が虚像なのか、混乱のあまり
自分自身の姿と鏡に映る自分の姿が識別不能になる状況ね。
そうね、「上海〜」は投票になれば他のウェルズの作品に埋もれて
しまいがちやけど(BFIでは1票や)、傑作やね。

何か、久しぶりなんで語り過ぎや(w ほな、このへんで。

【問題】
ウェルズの「上海から来た女」が引用されている映画作品名をあげよ。


223名無シネマさん:02/09/02 01:59 ID:5DbMaTtU
ああ、駄目や。正確には「上海から来た女」のミラールームのシーンが
引用されている映画やね。それでは、おやすみなさい。
224名無シネマさん:02/09/02 02:14 ID:prT+X9mS
>>217
寝てしまったね。「映画史」は買うべし。買ってよかった〜と思うよ。
「FOR EVER MOZART」にも「JLG/JLG」にも引用されてるし。
225名無シネマさん:02/09/02 06:11 ID:7NFtGt0M
 ('ー`)o。 ('_`.)y-・~~
      (へへ


226名無シネマさん:02/09/02 06:12 ID:7NFtGt0M

 ~     ('ー`)y-~~
  ~    (へへ :_


227名無シネマさん:02/09/02 08:13 ID:2VrzxCcs

       - ~ ~
       ~ ~
228 :02/09/02 09:13 ID:35cd5kx4
>>220
フォードと言ったら、僕も「駅馬車」「捜索者」「周遊する蒸気船」に、「リバティ・
バランスを射った男」と「荒野の女たち」かなー。でも、戦前の「幌馬車」や「香も
高きケンタッキー」等は観ていない(というよりこの時代のは観ているのが圧倒
的に少ない)ので、全然ですね。
前にフィルムセンターで特集していた時は、関西にいたし・・・
あと、「荒野の決闘」「男の敵」「わが谷は」あたりは絶対に入らない、というより
むしろ嫌いな方です。ホークスだったら出来のよくない作品も好き(少なくとも
嫌いにはならない)なんだけどフォードは嫌いになるんですよね、どうしてか。
229 :02/09/02 09:21 ID:35cd5kx4
P.S
問題の答えは、ブルース・リー?
良く知らないんだけど、あれは監督の趣味なんですか?
まさかブルース・リー本人の趣味とか。

あと、「映画史」ならよくWOWOWでやってくれますよ。
3日にはバッド・ベティカーの「暗黒街の帝王」を、24日にはN・レイの
「エヴァグレイズを渡る風」をやってくれたりとか、たまに良いのを
してくれて助かります。
230名無シネマさん:02/09/02 10:19 ID:mZz14uaG
「エヴァグレイズを渡る風」未公開だよなぁ?
231名無シネマさん:02/09/02 10:26 ID:vnagqUGi
( ´-`).。oO( つまんない映画でもハスミがほめてれば「名作」に、
       ハスミがけなしてれば「駄作」になるのかな・・・?

232名無シネマさん:02/09/02 11:02 ID:6jIoNDf2
>>231
蓮實虫
233名無シネマさん:02/09/04 00:19 ID:RX7FbWkS
少し前までは映画なんて一期一会やと思ってたから、一回観るのに
ものごっつう気合い入れたもんや。DVDをぼちぼち買うようになった今も、
基本的に未見タイトル優先や。ゆくゆくは個人的に執着のあるタイトルは
揃えてみたいなあ。

>>224
あのシナリオ採録付きパンフは買ってるんやけど、DVD製品版の
付録っちゅうか、絵でみる注釈ね、あれがどういう案配か気になってたんや。
貧乏臭いんで、一枚当たりの単価が六千円っちゅうのに躊躇してまう(w
でも、そうかあ、いい感じなんね。羨ましいわあ。
234名無シネマさん:02/09/04 00:35 ID:RX7FbWkS
>>228
「俺は善人だ」は多分お気に召されるんやないかなあ。ホークス言うたら、
エドワード・G・ロビンソンは同じ'35年の「バーバリー・コースト」でも
良い演技してましたな。忘れてましたけど「俺は〜」のヒロインは
キャプラ映画でお馴染みのジーン・アーサーやったね。
235名無シネマさん:02/09/04 00:47 ID:RX7FbWkS
>>229
「燃えよドラゴン」でっしゃろ? あれは連想されるやろと思うてました。
実はもうちょい、あからさまにあのシーンを引用しとる映画を見付けたんや。
監督はBFIで数票入ってるお馴染みさんで、しかも'90年代と比較的新し目
やから、御覧になってるかたは結構おるハズやけど。

そういや「燃えよドラゴン」でミラールームに誘い込まれてしもた
ブルース・リーやけど、彼もまた「死亡遊戯」で黒子にとって代わられることに
なるわけやな。映画にあっては、鏡を覗き込むものはその分身に身を譲ることに
なるんか? 恐ろしい法則やな。
236名無シネマさん:02/09/04 01:09 ID:RX7FbWkS
「Wの悲劇」のとこで、バックステージものっちゅうことで連想した
「イヴの総て」の終幕間際の一連のシーン、みなさん覚えてますやろか?

ベティ・デイヴィスを追い落としスターの座に付きおおせた
アン・バクスターが、部屋に入り込んでる付き人志願のバーバラ・ベイツに
気付くのは、女優さんの使うあのおおきな鏡を何気に覗いたときやったな。
そして最後に、ベイツはバクスターの衣装を(かつてバクスターがしたように)
あてがい鏡の前に立つんやね。

あれも時間経過を挟んだ自分の分身との出合いやとも言えんことないなあ。
かたちをかえた入れ代わり劇やね。
237名無シネマさん:02/09/04 01:33 ID:RX7FbWkS
あれにちょっと近いのがロージーの「召使」。ダーク・ボガード演じる
召使がその主人を陥れ、破滅させて、ついに立場がすっかり逆転しまうという
話やけど、その「召使」で鏡がそらもう登場しないわけないやろ(w
あちこちで画面に顕われるんやけど、そんなかでもとくに、最初に主人が
召使の本性に気付く場面が印象的やった。
まんまるい鏡に少し歪曲気味に映し出される召使の姿ね。

そういやあ、ロージーの「パリの灯は遠く」もまさに入れ代わり劇やったね。
分身さがしをする内に、何時の間にか分身になり切ってしまう、
これも怖い映画や。換言すればドッペルゲンガー(自己像幻視)の映画やな。
それが顕われるようになると死期が迫ってると言われていたっちゅう。
238名無シネマさん:02/09/04 01:34 ID:RX7FbWkS
ほな、きょうのところは。
239 ◆qCXoSAKA :02/09/07 00:38 ID:fn7/4SVc
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  たまには救済上げしとこ。ゆうべは「七人の侍」を何も「北の国から」の裏に
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  持ってこんでもええのに。
        でも、うちは「地下鉄のザジ」と「裁かるるジャンヌ」観てたけど。
240名無シネマさん:02/09/08 00:06 ID:dK9/RbmW
そやな。たまに上げとかなあかんな。ときに

昨日(金曜日)は黒澤の命日やったな。

命日に「七人の侍」を持ってきたわけやな。奇しくもこの日はベネチアで
「羅生門」が金獅子賞を受賞した日でもあり、溝口の「西鶴一代女」、
たけしの「HANA-BI」も同じ日であって、つまり、映画界的にはこの辺が
ベネチア映画祭の千秋楽なんね。

漏れのお気に入りは「七人〜」「隠し砦の三悪人」そして「蜘蛛巣城」あたり。
「隠し砦〜」は上原美沙の猛々しい姫様がいい。これが銀幕デビューやろ?
凸凹珍道中も楽しい。「蜘蛛巣城」ばかりか、ロシア文学の翻案ものも
割にいいと思うわあ。
241名無シネマさん:02/09/08 00:32 ID:dK9/RbmW
ちょいと参考になるホームページ見付けたんで御報告や。
様々の機会に様々の監督が選んだベスト10タイトルを掲載してはる。

ttp://www.tcp-ip.or.jp/~iwamatsu/home.html

幾つか御紹介させていただこうと思うんやけど、比較的これならわかるぞ
というお二人から。

青山真治

「許されざる者」イーストウッド
「ガートルード」ドライヤー
「天国の門」チミノ
「ラルジャン」ブレッソン
「断絶」ラーフリン
「万事快調」ゴダール
「イージー・ライダー」フォンダ=ホッパー
「さすらい」ヴェンダース
「ザ・シャウト」
「ポーラX」カラックス
「悲愁物語」鈴木清順
「乱れ雲」成瀬巳喜男
「三里塚・岩山に鉄塔ができた」小川紳介
「曽根崎心中」増村保造
「わたしのSEX白書・絶頂度」曽根中生
「棒の哀しみ」神代辰巳
「日本春歌考」大島渚
「毛の生えた拳銃」
「スローなブギにしてくれ」藤田敏八
「ニンゲン合格」黒沢清
242名無シネマさん:02/09/08 00:34 ID:dK9/RbmW
中田秀夫

「忘れじの面影」オフュルス
「レベッカ」ヒッチコック
「わが谷は緑なりき」フォード
「キートンの一週間(マイホーム)」
「ピクニック」ルノアール
「牝犬」
「M」ラング
「キートンの大学生」ホーン
「The Caught」
「マイ・フェア・レディ」キューカー
「赫い髪の女」神代辰巳
「赤線玉の井・ぬけられます」神代辰巳
「天使のはらわた 赤い教室」曾根中生
「輪舞」小沼勝
「箱の中の女」小沼勝
「おんなの細道・濡れた海峡」武田一成
「恥辱の部屋」武田一成
「実録・阿部定」田中登
「発禁本「美人乱舞」より 責める!」田中登
「めし」成瀬巳喜男
243名無シネマさん:02/09/08 00:39 ID:dK9/RbmW
納得するところもあるが、何かはぐらかされたような気もするお二人(w

北野武

「七人の侍」黒澤明
「フェリーニの道化師」フェリーニ
「ガラスの墓標」コラルニック
「女は女である」ゴダール

相米慎二

「治郎吉格子」伊藤大輔
「カルメン故郷に帰る」 木下恵介
「鴛鴦歌合戦 」マキノ正博
「ニッポン無責任時代」古沢憲吾
「小原庄助さん」清水宏
「血槍富士」 内田吐夢
「切腹」 小林正樹
「女が階段を上る時」成瀬巳喜男
「硝子のジョニー 野獣のように見えて」蔵原惟繕
「男の顔は履歴書」加藤泰
244名無シネマさん:02/09/08 01:02 ID:PBN0CduE
蓮實スレで見付けた講演録。ちなみに漏れは行ってないぞ。

http://www.bowjapan.com/feg/news/talk01.html

これ、ほんとにそうね。ゴダールは何故かあまり鏡を撮らない監督なんね。
そして、逆に、ロージーが鏡を撮る(というか鏡への執着をあらわにする)
監督であると言っておきながら、コクトーに触れてないのヘンだったかも
知れんなあ。コクトーは鏡を撮る監督やな。
「美女と野獣」の魔法の鏡なんかも勿論やけど、「オルフェ」なぞまさに
鏡の映画やろ? 異世界、あの世への扉としての鏡やな。

ほな、このへんで。
245名無シネマさん:02/09/12 12:43 ID:7GncEd6e
>>243
相米さんのリスト、個人的にショック。
246 ◆qCXoSAKA :02/09/14 00:07 ID:qz3xEJne
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  救済上げ よいしょっと!
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
247名無シネマさん:02/09/17 10:29 ID:QChRdthF
秀夫ロマンポルノアゲ過ぎ
248名無シネマさん:02/09/20 00:31 ID:0sJ2HlIg
>>241
そのサイトよいね。地味だけどよいね。
249名無シネマさん:02/09/24 02:56 ID:xN74qfwB
黒澤溝口小津が入ってないのがいいね、相米
250名無シネマさん:02/09/24 14:38 ID:qkyYRN1F
中田のラインナップは古いタイプの蓮實虫。
251名無シネマさん:02/09/27 13:56 ID:G4cYDdFD
ときどき書かないと消えちゃうので書くんですがね。
252 ◆qCXoSAKA :02/09/27 14:08 ID:B9zxU2Z0
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  そう、たまに書かんと無くなりそうやねぇ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!

253名無シネマさん:02/10/02 23:09 ID:deY+ocMz
保全
254 :02/10/03 02:15 ID:e2S3k2cr
下げても書いてれば保全されるよ
255名無シネマさん:02/10/09 01:42 ID:YM4pRhPS
保全
256名無シネマさん:02/10/12 00:17 ID:eMmHSGrd
>>6の前スレ、HTML化したよ。いつしたかはわからんが。
http://tv.2ch.net/movie/kako/1028/10288/1028866925.html
257名無シネマさん:02/10/19 00:28 ID:BgBq7W5S
保守
258名無シネマさん:02/10/19 10:48 ID:nEwnhuMq
259 ◆nJqCXoSAKA :02/10/26 10:52 ID:T7Y/9y+7
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  保守しておこう。黒澤監督のDVDBOX買うてん。そやけど「続姿三四郎」は
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  観返す気になられへんねんなぁ。
260名無シネマさん:02/10/26 23:33 ID:Ef3TD29v
 ageますよ?
  ∧ ∧  .
 ∩*゚ー゚)') 
 丶   ノ 
 と_  /  
   U  

ここまで保全に勤めていただけるとは >>1 として感謝せなあかんな。
留守中も相変わらず映画は観とるで。
ばかりか勢いでDVDレコーダー買うてもうた。
買うてから気ぃ付いたんやが、TSTAYAのレジの横でもDVD-R売ってるのね。

事前に打診しとったんやろけど、発表後わずかの間にゴダールを呼び寄せて
しまう世界文化賞って、某国際映画祭より権威あるんとちゃう?(w
261名無シネマさん:02/10/26 23:56 ID:Ef3TD29v
長い間 >>222 の解答するのを忘れとったんで、取急ぎ。

【問題】
ウェルズの「上海から来た女」が引用されている映画作品名をあげよ。
【答】
ウッディ・アレン「マンハッタン殺人ミステリー」。

これはもう、そのものズバリ。沢山の鏡が並べられた倉庫で銃撃になるんやが、
そこで「上海〜」の該当シーンがそっくりそのまま映写されとるの。
意外に盲点なんやろな。「マンハッタン〜」を検索してみたら
銃撃シーンがおもしろい言う感想が沢山出てくるんやけど、元ネタはあまり
知られてないみたいや。我々が知らんのは愛嬌やが、パンフレットに執筆しとる
らしい筈見はんや篠崎はんが気付いてなかったら洒落にならんな(w
ま、ウェルズやリタ・ヘイワースがバッチリ映っとるんで直ぐ分かるやろ。

'九三年の映画やね。アレンは「キートンの探偵学」やったりベルイマンに
傾倒したりして、厨房らしさをいつまでも失わないんやね(w
そういう漏れも映画厨言うたら映画厨に他ならないから、同類なんたらで、
一応観るには観てるし、それなりに評価してまっせ。
少なくとも同じように「〜探偵学」と「第七の封印」を引用しとる
「ラスト・アクション・ヒーロー」の監督よりは。
262 :02/10/27 03:33 ID:94FK89/t
>>261
ああ、そうだっけ? 「マンハッタン殺人ミステリー」大好きなんだけど、
忘れちゃってるなぁ。封きりで観たきりだもんな。

ゴダールは来日前日に松浦寿輝も、
「来ないらしいんですが」と言ってたのに、
実際来た。驚いた。
263名無シネマさん:02/10/30 00:30 ID:S9Z6cf5l
ナオミ・ワッツ――ナオミはヘブライ語で愛らしいという意味だッたと思う
――は松島奈々子よか背低いんね。
ま、とにかく彼女主演の「マルホランド〜」――長崎俊一がBFIベストテンに
入れとった――のもう一人の女主人公は上述のリタ・ヘイワースから
とったリタという役名やったな。
実は漏れ、何故か「リング」はイマイチだったんや。松島奈々子が
合ってないような気がしたんかも知れんね。

>>262
「マンハッタン〜」は漏れも悪くないと思う。
例の引用箇所以外は寧ろ軽妙なヒッチスタイル――日常のふとした疑問に
好奇心旺盛な主婦が深入りしてまうという――やったね。
264名無シネマさん:02/10/30 00:58 ID:S9Z6cf5l
相米の命日にも、山中貞雄の命日にも出て来んかったんやけど、
実はBFIベストテンで一番――じゃないにしても相当――悔しい思いをしたんは
山中が英国映画協会にどうもマトモに認知されてないと思しきことや。
こういうのはやっぱり我々日本人がおもしろいと言い続けなきゃならんのね。
国内はそれなりにようやっとる。大部の本から加藤泰まで出版されとる。
山中の匿名性と前漏れが言うたんは、みんなが山中っちゅう監督がおったんや
おったんやとあまり熱心に語るんで、逆に騙されとるような妙な気になる
――虚構性を感じる――からや。
外国への紹介にゃ映像出版つうのが無視できんと思う。我々が気になる
未見作品を輸入しとるように。山中の三本なんてすぐコンプリートや。
日活と東宝とやったか――とにかくしっかりリリースせい。
とくに日活。いかにも日本人好みのロメールがアメリカよりリリースされてない
のはあんたのせいか?(w 頼むわ、ほんまに。
265名無シネマさん:02/10/30 01:16 ID:S9Z6cf5l
世界文科賞にはロメール、オリヴェイラを激しくきぼーんや。

相米の「あ、春」藤田敏八の「赤ちょうちん」の脚本家でもある
中島丈博が「真珠夫人」で一山当てとるやろ?
あのダイジェストが一月前くらいにオンエアされとったんで、
何か雑用しながらチラチラ観てたんね。
餡惨たる編集は数十回分の放送を無理矢理くっつけたせいやろが
一つおもしろかったのは、物語の前半と後半を繋ぐプロットと特番用に
撮り足されたエピローグが「めぐり逢い」やったんね。
あの約束の時間、約束の場所で落ち合うはずやったが
女性のほうが交通事故に巻き込まれてすれ違うっちゅう。
同じレオ・マッケリーの「邂逅」でもいいけど、「君の名は」のつもりかも?
266名無シネマさん:02/11/07 01:34 ID:LFus2yuC
1週間経ったんでsageモードで保守。

ロメールの新作はやく観てえなあ。
267 ◆nJqCXoSAKA :02/11/08 04:18 ID:SVh0THTB
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  今年は身体の調子が悪うて映画館に全然行かれへんかった。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  その反動でDVDを輸入する機会が増えて頑張って英語で観るのに
        慣れてきました。ヒアリングはまだまだ厳しいんやけど、原語が英語で
        英語字幕付いていたら観たことある映画は何とかこなせるようになった。
        レンタル屋さんには古い映画がほとんどあらへんので大阪の繁華街まで
        出かけるのよりDVD輸入したほうが安いのはずいぶん助かりました。
268名無シネマさん:02/11/08 09:38 ID:GmwVGCL2
久し振りに燃料がきますた。(°Д°)ハァ? な結果でつ。(W

ttp://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story2&cid=493&ncid=493&e=3&u=/ap/20021108/ap_en_mo/britain_film_awards
269 ◆nJqCXoSAKA :02/11/08 16:37 ID:SVh0THTB
1. "Apocalypse Now" (Francis Ford Coppola, 1979)
  「地獄の黙示録」 コッポラ
2. "Raging Bull" (Martin Scorsese, 1980).
  「レイジング・ブル」 スコセッシ
3. "Fanny and Alexander" (Ingmar Bergman, 1982).
  「ファニーとアレクサンデル」 ベルイマン
4. "GoodFellas" (Martin Scorsese, 1990).
  「グッドフェローズ」 スコセッシ
5. "Blue Velvet" (David Lynch, 1986).
  「ブルー・ベルベット」 リンチ
6. "Do the Right Thing" (Spike Lee (news), 1989).
  「ドゥ・ザ・ライト・シング」 スパイク・リー
7. "Blade Runner" (Ridley Scott (news), 1982).
  「ブレードランナー」 リドリー・スコット
8. "Chungking Express" (Wong Kar-Wai, 1994).
  「恋する惑星」  カーウァイ
9. "Distant Voices, Still Lives" (Terence Davies, 1988).
  「遠い声、静かな暮し」 テレンス・デイヴィス
10. (tie) "Once Upon a Time in America" (Sergio Leone, 1983).
  「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 レオーネ
10. (tie) "Yi yi (A One and a Two ... ) (Edward Yang, 1999).
  「ヤンヤン夏の想い出」 エドワード・ヤン


  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >268 過去25年でのBEST作品で「地獄の黙示録」とは。
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  全部観てるんやけど、3位まではありがちな選択で4位以下はおやおや
        な感じやなぁ。侯孝賢、張芸謀、クストリッツァ、アンゲロプロス、
        タルコフスキー、ギリアム、キエシロフスキー・・・。「ブリキの太鼓」くらいわ。
270 ◆nJqCXoSAKA :02/11/14 05:39 ID:Ut4ufrid
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  今週はNHK−BSで、AFIのベスト100いうのんを特集してるんで、見て
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  みたんやけど、あんまし面白うないわ。ハリウッド系はどうしてこんなベタ褒め
        番組が好きなんやろ
271名無シネマさん:02/11/17 03:08 ID:gfl+kWIo
向田邦子 栗本 薫 重森孝子 杉江慧子 中島丈博 山浦弘靖
山田正弘 早坂 暁 倉本 聡 内田栄一 長谷川和彦
石松愛弘 大津皓一 矢作俊彦 井戸晶雄(いどあきお)
山田信夫 国弘威雄 神波史男 笠原和夫 山元清多 長田紀生
須川栄三 阿井文瓶 田村 隆 山浦弘靖 大川タケシ

さてなんのリストでしょう? 
272 ◆nJqCXoSAKA :02/11/17 03:17 ID:6XRWjVEy
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  >271 「七人の刑事」の脚本家さん
.l::ト、.ヮ,.ノ::!
273271:02/11/18 00:26 ID:a5yHFB7y
>>272
あれま。なんてあっさり。

すごい顔ぶれですよね。冒険心溢れるスタッフィングだなあと。
274名無シネマさん:02/11/19 11:23 ID:SMQ1onlk
あ。自然に上がってる。下の下まで下がったんだな。
275名無シネマさん:02/11/22 05:27 ID:u/vNiYwS
でもまあ、「世にも奇妙」はこんな感じ>>271かもな。
276 ◆nJqCXoSAKA :02/11/27 16:10 ID:Y0evPjps
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  伊藤大輔監督の作品って坂妻の「王将」と「大江戸五人男」くらいしか観たことない
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  ttp://www.nikkansports.com/news/flash/f-et-tp0-021127-13.html

277名無シネマさん:02/11/28 08:40 ID:i5Tth89X
「忠次旅日記」は観たYO〜

http://www.jmdb.ne.jp/person/p0031730.htm
278名無シネマさん:02/12/03 19:06 ID:634MKvNV
保守の仙一
279名無シネマさん:02/12/03 20:36 ID:6kv5N0Jn
あ、上げやがった。下げ保守してんのニイ
280名無シネマさん:02/12/11 01:51 ID:dPMb17Ob
これを下げ保守という
281名無シネマさん:02/12/17 01:47 ID:y2d/ns8g
保守
282名無シネマさん:02/12/23 20:54 ID:cOge8SYJ
保守の王子様
283名無シネマさん:02/12/31 17:18 ID:j/e7GB28
保守新一
284山崎渉:03/01/06 13:46 ID:3CI3sYDg
(^^) 
285 ◆nJqCXoSAKA :03/01/10 02:47 ID:lyArdrEY
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  お久しぶりに来たんやけど、だーれもいてへんねぇ。
.l::ト、.ヮ,.ノ::! 

286 ◆nJqCXoSAKA :03/01/10 03:27 ID:lyArdrEY
  ,. -- 、
.,:',ィ;ノ、!;::':,
.i::l'O Oi::i  と、何も書かんと消えるのはどうかと思おたんで、わたしの去年のDVD
.l::ト、.ヮ,.ノ::!  ベストテンを。(去年は体の調子が悪くて映画館へは行けませんでした)
        順不同です。(英語タイトルは北米盤)
        レニ : かっこええ人生や
        お引越し : わたしの90年代日本映画ベストです
        勅使河原宏の世界 : 貴重な短編も観れました
        羅生門 : ついつい何度も観てしまう
        Children Of Paradise : こんな綺麗な天井桟敷は初めて観ました
        In The Mood For Love : 雰囲気に酔います
        Tokyo Olympiad : かっこええ
        Solaris : 実はノスタルジアのほうが好き
        Complete Monterey Pop Festival : ジミヘンは痺れます
        Citizen Kane : 日本盤も出して欲しい

        映画以外では、
        プリズナーbU : 吹替え音声カット部分は残念でした
        じゃりン子チエ : 一生もん
        ユーリ・ノルシュテイン作品集 : 小さい頃に観た御伽噺のようでした

287名無シネマさん:03/01/15 04:23 ID:7pihEUz9
♪保守より密かに
288山崎渉:03/01/19 04:16 ID:lvdje6e9
(^^)
289名無シネマさん:03/01/31 01:31 ID:2Eaojwsx
保守
290名無シネマさん:03/02/05 02:01 ID:QeTY6J1v
保守しておきましょう
291名無シネマさん:03/02/10 18:04 ID:ZkxUeiEG
黄泉がえりええで
292名無シネマさん
>291
?