ナイル・地中海・死海殺人事件

原作のイメージに忠実という点では、テレビシリーズのデビッド・
スーシェに一歩譲るけど、ピーター・ユスチノフがエルキュール・
ポアロを演じた映画版も大好きでした。
生きてる間にぜひ『カーテン』でもう一度ポアロを演じてほしい。

その他『情婦』『オリエント急行殺人事件』『クリスタル殺人事件』
など、アガサ・クリスティ原作の映画化作品について語って下さい。

「オリエント急行」は豪華キャスト見てるだけで幸せ。
個人的には「そして誰もいなくなった」がベスト。
何となくホラーっぽい感じがイイ。

>>2
＞「そして誰もいなくなった」

都合４回映画化されてるようですが、74年版のやつですね。
オーソン・ウェルズが声のみの出演をしているという…。
私は残念ながら未見です。『そして誰も〜』の映画化作品では
89年版（邦題『サファリ殺人事件』）を観ましたが、最悪でした。

ビデオ化されてた様な気はするなあ・・
「サファリ」は製作がキャノンだから仕方がない。能天気な活劇しか作れない所だから。
背伸びして、慣れない物つくると、失敗するんだよなあ・・

オリエント急行殺人（アルバート・フィニーのポアロ役）はいいよ。
冒頭から、１９２０年代の金ぴか時代の豪華さがでていて、みているだけで幸せな映画。
食堂車の食事のシーンなんて、最高。

ナイル殺人事件（Ｐユスチノフ）も豪華で好き。あの悲劇の感覚が大好き。
ラストの（ええやん。古い映画だネタばれごめん）ミア・ファローの自決シーンでの
ユスチノフの
「ああ。救えなかった！」
という悔悟の表情は絶品。

あとは年寄り俳優の映画になるから、あまり見てない

おぉ〜
こんな所にこんなスレが！
クリスティー大好きなのでマジ嬉しいぞ
結構「サファリ」以外は豪華でいいよね
まぁ、一番は「オリエント〜」なんだけど・・（キャスト見るだけで価値あり）
あと、「クリスタル〜」はミス・マープルがジェシカおばさんっていうのが、
ちょっと・・・（ＢＢＣのショアン・ヒクソンが適役、リズ・テーラーとか
トニー・カーチスははまってたけど・・）
それと、うちの近所のＴＳＵＴＡＹＡじゃ「そして誰も〜」の
７４年版が在るには在るけど、なぜか、吹き替えしかない・・・・
かなし〜

メソポタミアかどっかで撮影した「そして誰もいなくなった」も良かったですねえ。
あの泣きのメインテーマ曲がいいのです。

♪ミステリー・ナァーイル（日本製主題歌）

好きだね、あの歌。
もちろん映画も。

ああ。あの信頼するに足ると評されたコテハンの方が、そんなお年だったとは（笑）

ミステリイナアィル。事件ばーかりぃ♪
と歌ったものです

「オリエント急行」は、後味が悪かったな。

いくらなんでも、探偵と警察が事後幇助はマズいだろ

オリエント、舞台は豪華だし、キャストといい最高でした！
が、一つ不満があるとすればポワロ…。
なんかがみがみ怒鳴りながら開設してて、イマイチポワロの上品さが
ないというか…。
TV版に慣れてたせいかもしれませんが。やはりデビットさんのポワロ好きです。

「情事」
短編「検察側の証人」の映画化、たしかビリー・ワイルダー監督で、
デートリッヒが出てた。面白かったな。
ＴＶでやってた「アクロイド」は、フツーの犯人当てミステリになっちゃってたね。

>>12
『情婦』ですね。
『検察側の証人』はクリスティ作品の中でも五指に入る好きな作品。
そういうのって映画化されると期待外れなことが多いけど、
これは戯曲として書かれたものを元にしているだけあって違和感なく、
十分に納得のいく出来でした。

けれど『アクロイド』は…やっぱり映像化は無理ありますよねぇ。

「危険な女たち」は許されて？

>>14
ははぁ邦画のクリスティ映画ですか。未見。
『ホロー荘の殺人』は好きな作品だけど…。
どうでした？

>>14
誰が出てるのですか？
１さんが仰るように邦画なのですか？

ミステリー板のアガサ・クリスティー スレに、こちらのスレへのリンクが
貼ってあったので流れてきました〜。

ちなみにこれがミステリー板のクリスティスレ
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/959343066/l50

「危険な女たち」好きです。すみません、私日本で公開されたクリスティ映画は
「血に笑ふ男」以外全て観ているつもりですが、これが一番好きかもしれません。
「そして誰も」「オリエント」や「ナイル」などトリックやプロットが凝った
作品は、どうしても映画では物語がすごく駆け足になってしまっているように
思えて・・・その点「ホロー荘」はどっちかっていうと心理描写がウリの作品
ですから、しんみりと浸れました。

クリスティ映画の主題歌というと「地中海」の ﾗｧｳﾞ ｷﾙｻﾞﾋﾞｭｰﾃｨｰ♪ が好きっす。

>>16
監督／野村芳太郎
出演／大竹しのぶ　池上季実子　和由布子　藤真利子　小沢栄太郎
　　　北林谷栄　寺尾聰　三田村邦彦　石坂浩二
1985年作品。
上に書いたように『ホロー荘の殺人』の映画化作品のようです。
石坂浩二＝ポアロなのかな？

>>16
邦画です。監督は野村芳太郎。
出演は池上季実子、大竹しのぶ、和由布子、藤真利子、
寺尾聡、三田村邦彦、夏八木勲、小沢栄太郎、北林谷栄
探偵役（？）に石坂浩二など。
確か1986年ぐらいの公開だったと・・・今手元にデータがないので不正確ですが。

がーん。かぶりました。ごめん＞１
逝ってきます。

>>18（1）>>19
どうもありがとうございました！
明日早速ＴＳＵＴＡＹＡ行って来ます。

最近『メソポタミアの殺人』を再読したのですが、
これもユスチノフで映画化してほしかったなぁ。
人気作品だし舞台設定も絵になる素材なのに、
一度も映画化されていないのが不思議。

往年の豪華キャストの
「クリスタル殺人事件」ていう駄作もありました。
ポアロでて無いけど？

僕中では「ナイル殺人事件」がベスト
ナイル川紀行も出来ます。

「そして誰もいなくなった」はリチャードアッテンボローのがベスト
キャストも豪華

>23
6さんも言ってますが「クリスタル殺人事件」は
ミス・マープルものですよ。
「死海殺人事件」は誰も言及してないけど、
レーア姫のキャリー・フィッシャーやローレン・
バコールが出てますよね。

デビッド・スーシェはポアロの原作を全てドラマ化したら
最後に「カーテン｣を映画として作りたい
と言ってる。

「ナイル殺人事件」
同時上映は
「ルパン三世　ルパンvs複製人間」

ナイル殺人事件、正月映画だったようなおぼろげな記憶。
当時小学生だったが、ミアファローに胸キュンした覚えがあります。
ああ、大人の恋愛ってすごいなぁ、早く大人になりたいって。

>>23
『クリスタル殺人事件』ってそんなに駄作かなぁ？
原作の風味がよく出てて、割と好きな作品なのだけどな。
まぁ邦題の付け方はちょっとアレだが。
（いくらなんとなくクリスタルが流行ってたからって…）

マープル役のアンジェラ・ランズベリーは顔がきつくて
ちょっとイメージに合わんが、ＴＶシリーズの
ジョーン・ヒクソンも背が高過ぎてどうかと思う。
マープルには小柄で小太りで人の良さそうなのが良い。

情婦って54年くらいの製作じゃなかったっけ？
ビデオショップで置いてないか探し回ってるんだけど、なかなか見つからない。
あと、「秘密機関」「7つの時計」「なぜエヴァンズに頼まなかったのか？」（全て日本クラウンから発売中）も見つからない。
こっちは80年代だから、見つけやすいと思うんだけど。

>>28
じゃあ、ヘレン・ヘイズ（アメリカのＴＶドラマでマープルを演じた）なんて
合うんじゃない？　私はヒクソンが自分の抱いてたイメージにぴったりで
気に入ってるけど。

>>58
「秘密機関」は良かった。「二人で探偵を」と同じキャスティングだったしね。
ただ、フランセスカ・アニスはタペンスならまだ許せるけど、「なぜエヴァンズ」
でフランキーを演じてるのはちょっと許せないなー。

>>28
そんじゃ、正真正銘の駄作
「ドーバー海峡殺人事件」は
どうでしょうか？

連続ですんまそん
『クリスタル殺人事件』
主題歌はカッコ良かったです。
折れも年だな〜(w
ちなみに３３です

「ドーバー」はホント腹立った。時間と金返せ〜ってね。
原作「無実はさいなむ」はすごくお気に入りの作品だった
から劇場まで見に行ったのに。あれじゃアガサも浮かばれ
ないよ。もう亡くなっていたから、好き勝手やったとしか
思えないほどの出来だったね。あとこれからアガサ作品を
映画化する時は末尾に「殺人事件」ってつけるのは止めて
欲しいと思う。すごく安くなるから。

『地中海殺人事件』の被害者を演じたのは、ダイアナ・リグ。
当時、『女王陛下の００７』の彼女が大好きで、何度も
エアチェックしたビデオテープを観ていた（声：田島令子）から、
顔の皺に時の流れを感じてしまった。

『ドーバー海峡殺人事件』は未見だが、
『無実はさいなむ』を原作としていて
なんでドーバー海峡が関係あるんだ？

クロフツの『英仏海峡の謎』と混同してややこしいぞ。

『オリエント急行』のテーマソングって結構気に入ってるんだけど
MIDIでどこかにない？

>>36
オリエント急行が発車するときにかかる曲？あれはいいよね。

>>32
「クリスタル」の主題歌って、なんとかカルメンって人が歌ってた、
ﾐｽﾃﾘｰｼｬｱｱﾄﾞｰ♪だっけ？私は安っぽい曲だなあって思った・・・ｺﾞﾒﾝ
ちなみにあなたよりちょっと年下です。

>>36初めて買ったシングルレコードがそれだった。
瓶の中に容疑者が全員入っているポスターも懐かしい。
バーグマン、バコール、ウェンディ・ヒラーなど婆さん達が良かった。
容疑者を全員集めて、犯人を指摘するパターンは大好き。

ナイル殺人事件は好きだけど、トリックは無理があるような気がする。
(犯人がアレで走ったら、誰かに見られないか？）。

「ナイル殺人事件」が一番面白かった。
やはり、ポワロはＰ・ユスチノフが一番イメージに近い気がする。

Ｐユスチノフ演じるポアロは温厚で成熟した紳士のイメージがありますからね。

「地中海殺人事件」、傑作ナイルのあとだけに期待して見に行ったら
出演俳優が爺さん婆さんばかりで、ちょっと華やかさにかけてたけど、
ポアロのユーモアが救いだった。

でも、ニーブンとユスチノフがコンビ組んだ「ナイル」はユーモアと
ラストの悲劇の余韻が渾然一体となって、好きだなあ

でも、オリエントのアルバート・フィニーの嫌味なくらい＜優雅＞な演技も
素敵なのよ。

冒頭のイスタンブールのホテルで友人ビアンキ（Ｍバルサム）と落ち合うあたりから、
仕草ひとつとっても、ええ

>>1
「メソポタミア」はスーシェ版で映像化したとか、するという話を聞きましたが。

>>29
「情婦」は５７年製作５８年日本公開です。
ちなみにリメイクされた時の、ディートリッヒの役は、
「地中海」のダイアナ・リグだったと思います。
「情婦」のビデオはクラシック映画のところで探すとあるかもしれません。

>>36
「オリエント」サントラＣＤは輸入盤ならありますよ。

「情婦」はビリー・ワイルダー監督作品として
探してもいいかもしれません。

ん〜、フィニーの方がポアロっぽい気もするけど、
な〜んか、ユスチノフの方が好きなんだよなぁ。

情婦って見たこと無いんで探したんですが、ビデオショップにも無かった（泣）

見た中で、おしどり探偵とか印象にあるんだけど、なんか微妙。
テレビ用だからか、安っぽさが残る。

おは
age

「ナイル殺人事件」のイメージソング「ミステリー・ナイル」を歌っていた
覆面シンガー、サンディー・オニールは元サンディー＆サンディッツのサンディー。