2001年:宇宙の旅vs惑星ソラリス

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1名無シネマさん
SF映画としてはどっちが上?
ちなみに俺はソラリスがいいと思うが・・
2名無シネマさん:01/10/10 21:58 ID:gyZLrx1g
不思議惑星キンザザの勝ち!
3名無シネマさん:01/10/10 22:02 ID:eH4nKoE2
どちらもよく眠れる。
4すとーか:01/10/10 22:16 ID:SMJ5FSDY
ソラリスと 2001 年
この 2 つってコンテクストがだんぜん違う。
上か下かっていう物じゃない。

ソラリスは宗教的、回帰主義的。
2001 年は科学的、進歩主義的。

(という気がする)

で、お題のどっちが上か。
俺は、2001 年 > ソラリス に根拠無き一票。
でも、ストーカー > 2001 年
54:01/10/10 22:19 ID:SMJ5FSDY
ごめん。sage 忘れた。
このスレもソラリスの海に鎮めてくれ。
6  :01/10/10 22:29 ID:Ao2QmlRI
>>4
おまえーおもろいな。

 俺は、2001 年 > ソラリス に根拠無き一票。
 でも、ストーカー > 2001 年

気に入った。
7名無シネマさん:01/10/10 22:33 ID:cPDE7Xrw
乳首の差でソラリス。
8名無シネマさん:01/10/10 22:36 ID:kFdnb2y2
サントラなら「不思議惑星キンザザ」で決まり
9名無シネマさん:01/10/10 22:40 ID:aH./8gKQ
バッハ1曲繰り返しのソラリスに対して、
Rシュトラウス、ヨハンシュトラウス他々と曲の多さで
2001の勝ち。
10名無シネマさん:01/10/10 22:47 ID:PLjumsOg
>>3
ワタシもZZZ‥‥対決かと思ったよ。
まぁ、ソラリスの高速道路の圧勝だわな。
11すとーか:01/10/10 22:47 ID:2q5Y3AZM
ウグッ、、、すとーかなのに気に入られた。
12名無シネマさん:01/10/11 00:14 ID:2C8..FBY
SF映画 個人的ランキング
1)2001
2)ストーカー
3)      に、に、に、日本人としては...ゴジラ
4)ソラリス
5)ブレードランナー
13名無シネマさん:01/10/11 00:29 ID:7LrdlREk
どっちも高尚すぎるよ。
14名無シネマさん:01/10/11 00:31 ID:orP.tb5E
どっちが先に寝るか!!
俺はソラリス25分後!
15名無シネマさん:01/10/11 00:33 ID:D8EVHZLM
ソイレントグリーンは作り方次第では傑作SFになっただろうに。。。惜しい。
16名無シネマさん:01/10/11 00:36 ID:EyA7.3RY
仕掛けはチャッチイが人物の内面描写がいい>ソラリスに一票!
17名無シネマさん:01/10/11 00:37 ID:/SScxrmg
正直、ソラリスの眠さは2001年の比じゃなかった。
18名無シネマさん:01/10/11 00:46 ID:dhWea.BU
 原案スタニスワフ・レム、監督アンドレイ・タルコフスキーによる
「2001年宇宙の旅」というものがあったら、今の2001年より
遙に深遠な内容になっていた気がする。
 一方、
 原作アーサー・C・クラーク、監督スタンリー・キューブリックに
よる「惑星ソラリス」というものがあったら、もっとサスペンスフル
だった気がする。
19名無シネマさん:01/10/11 04:06 ID:U/fIS7r.
ソダーバーグのソラリスリメイクはどうなるんでしょうね
20名無シネマさん:01/10/11 06:11 ID:2Bb7FOsY
>>18
同感。
でもやっぱり、同じような映画がもうワンセット出来るだけのような気がする。
「2001年宇宙の旅」という名の「惑星ソラリス」と、「惑星ソラリス」という名の
「2001年宇宙の旅」。

モノリスとソラリスの海と、同じようなモチーフなのにこれだけ違う映画になるんだよね。
21名無シネマさん:01/10/11 06:50 ID:a/YypJwk
ソラリスは余りにも眠すぎる。でも部分部分を取り出せば、2001年より好き。
22名無シネマさん:01/10/11 06:54 ID:HBJeEk5o
どっちも寝たことはないなあ。
甲乙つけがたい、つうか両方甲。
23名無シネマさん:01/10/11 17:11 ID:Eo7.dlZI
「惑星ソラリス」は未見だけど(評判を聞いていると眠らずに見る自信が無い。
でも「2001年」は平気。)、原作の「ソラリスの陽のもとに」は面白かった。
小説としての面白さに関する限りでは「ソラリス」>「2001年」
24名無シネマさん:01/10/11 17:35 ID:C6AQT12Y
ソラリスは美人なロシア人若妻たんの
おかげで眠らずに済む

2001年は最初から爆睡

よってソラリス>2001
25どっちも:01/10/11 18:13 ID:JA3Sd7XU
             ○
             O
           o
     ∧_∧
    (;´д⊂ヽ゛   ゆめ・・・
    /    _ノ⌒⌒ヽ.
 ( ̄⊂人  //⌒   ノ
⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃
26名無シネマさん:01/10/11 18:36 ID:x7ODxWV.
ソラリスの既出スレってあるの?
どなたか親切な方おしえていただけませんか
27名無シネマさん:01/10/11 20:06 ID:EyA7.3RY
春夏見るのなら2001年
秋冬見るのならソラリス
28名無シネマさん:01/10/11 21:02 ID:r2LNu1js
ソラリスが公開されたとき佐藤忠雄が「初めの30分を耐えれば
あとは面白い」と言っていたので覚悟して観た。
これは正解。
だから初めの30分(地球のシーン)をカットすれば最高のSF映画に
なると思っていた。
ところで、ソラリスのプログラム(岩波ホール版)には黒沢明が文章を書いていて
その中で黒澤は「前半があるから後半が面白いのだ」と言っている。
黒澤とタルコフスキーは親交があったようなので、これは黒澤の
ひいきめだと思った。
ソラリスが初めてフジテレビで放送されたとき
初めの30分(地球のシーン)がそっくりカットされていた。
「これだ!これだよ!」と思って観た。
観終わると何か変だ。こんな映画じゃない。
やっぱ黒澤は正解。よく考えれば佐藤忠雄だって30分カットしろなんて
一言も言っていない。
その後タルコフスキーの映画を観ると、あの睡眠薬のような30分が
タルコフスキーの最も重要な部分であることがわかった。

でも、一番は2001に一票。  (^^;
29名無シネマさん:01/10/11 21:12 ID:truBDL/w
ソラリスのヒロインの女優、
他にどの映画に出てるか
情報きぼーん
30名無シネマさん:01/10/11 23:14 ID:EeeIDOnc
age
31かもめ座:01/10/11 23:30 ID:EHuPWQS6
ソラリスって一番好きな映画です。アゲ。
二番目が2001年かな。
32名無シネマさん:01/10/11 23:37 ID:EyA7.3RY
何回見ると飽きるかで決まるだろ。
2001年は5回が限度だと思う、
ソラリスはもっと見れそうな感じがする。
33ソラリス好きだよ本当に:01/10/12 00:08 ID:MkoJeS/M
>32それはソラリスは途中で寝るから、見直すたびに見て無いシーンが・・・ゲホゲホ
34名無シネマさん:01/10/12 03:50 ID:ONB5JDHA
ソラリスはロシア美女の白い太ももしか記憶に残ってない。
35名無シネマさん:01/10/12 09:00 ID:o9PUexVw
ソラリスの勝ちで
よござンすね?
36名無シネマさん:01/10/12 09:30 ID:YMw7Sf6E
いや!2001の勝ちだ!
37名無シネマさん:01/10/12 23:58 ID:CF04T2t2
ソラリスのほうが奥が深い

2001年は思わせぶりだが
実はあまり深い意味はない
38名無シネマさん:01/10/13 00:01 ID:rM5ul0Ao
深い意味なんかいらないよ
39名無シネマさん:01/10/13 00:07 ID:W6QQ4.ac
科学的根拠のないSFが高尚というのが理解できん。
40名無シネマさん:01/10/13 01:15 ID:OVc84obQ
首都高使ったソラリスの技法勝ち
41終了:01/10/13 01:21 ID:9fJj0mD.
終了。
42名無シネマさん:01/10/13 02:11 ID:acKvOwn2
>39どちらも原作を読めばそこそこ科学的なネタが書いてあったけど
43名無シネマさん:01/10/13 02:25 ID:268.0xCI
>39
 SFのSがScience(科学)というのは50年代の感覚、60年代になると
Speculative(思索)の方がある意味主流になって来るのよ。
 科学万能でない事に気づいたSF作家たちは宇宙とか時空間とかを手
がかりに哲学的な方向に作品をシフトさせていったのです。
 SpaceからInnners Spaceへの転換というのも、当時よくいわれた言葉。
 2001年もソラリスもそういう時代の気分を反映しているんで、高
尚なのさ。 
44名無シネマさん:01/10/13 02:36 ID:L/6kBtXc
SFは絵だ!ということで2001の勝ちだと思う。
45名無シネマさん:01/10/13 02:59 ID:3QPHjtGI
やっぱ赤坂の首都高より、2001年の方が断然いいよ。
でも、同じタルコフスキーでもストーカーは大好きだよ。
46名無シネマさん:01/10/13 03:19 ID:h9LJu2DE
タルコフスキーに直に「「2001年」と「ソラリス」、どちらが上ですか?」
と、勇気あるインタビューしたやつがいたなぁ。
タルコフスキー曰く
「技術だけが注目されるような作品と比較しないでくれ」だった。

でも、なんだかんだ言っても、双方傑作、甲乙つけがたしに1票!!
47名無シネマさん:01/10/13 14:05 ID:OVc84obQ
タルコフスキーの2001年評
クブリックのソラリス評
希望
48A.:01/10/13 14:08 ID:PhnQMkBk
もし「惑星ソラリス」のディレクターズカット版なんてのがあったら・・・・・

『あれってかなり編集されてたんだ』と思うに違いない
49名無シネマさん:01/10/13 14:36 ID:iR8O6aBY
http://www.palantir.net/2001/index.html
ここのギャラリーとか見てみてよ。
場面場面が恐ろしいぐらいに絵になってるよ。
今見ても全く遜色のない2001は素晴らしいと改めて思いました。

ソラリスは原作のみで映画は未見なので優劣は言えませんが。
50名無シネマさん:01/10/13 16:16 ID:8W1v3bZM
なんかの本でソラリス撮影中のタルコフスキーが見学にきた黒澤と
酒を飲みながら「七人の侍」のテーマを歌ったとか書いてた。
黒澤がべた褒めしてたなあ。

2001年のモノリス、あれは何なんだろう。
ソラリスの水草、あの映像がたまらなく好き。

2001年はTV放映されるけど、
ソラリスは関西では1度しかTV放映された記憶がない。
やっぱ奥さんの癲癇シーンが問題なのか?
51名無シネマさん:01/10/13 18:47 ID:UPzEvBSA
>>50
えーん。あれは「てんかん」じゃないよう。
「復活」といって。
52名無シネマさん:01/10/14 01:01 ID:WN8Tfizg
>>50
水草の映像・・いいですね。
あと庭を散策するシーンとか雨に降られるとことか
なんか変なとこ印象に残ってます。
53名無シネマさん:01/10/14 01:06 ID:klswSqzc
「2001年〜」って「前哨」はあったにせよ、
映画のシナリオと原作が一緒に作られたって聞いたんだけど、どうなんすか?
それが本当なら、原作>映画化という見地での評価が判れそう。
54goldenlionたまりん:01/10/14 01:09 ID:arm6yZBY
ルノワールΘレの様な名画Θレ、ロシア映画Θレ、削除進行後でここはうれしい!

СОЛАРИСの方は劇場で見たけれど、Space odysseyはまだ。
宇宙の旅をNHK BSで放送したとき、
ヴィデオの設定を間違えて音声しか入ってなかった。
55名無シネマさん:01/10/14 01:13 ID:mzX7Qc.Y
>>50
ソラリスのTV放送って吹替え版?大阪いた頃一度見た事あるけど
90分枠でやってたな(正味75分!)。ラストの父親はカット
されていた。ロングでチラッと映ってたけど。
56名無シネマさん:01/10/14 01:25 ID:reuS/UFA
大阪でテレビ放送といえば、10年以上前に
よみうりテレビのシネマ大好き枠でタルコフスキー特集やってたね。
ソラリス、ストーカーは衝撃だった
57名無シネマさん:01/10/14 01:26 ID:WN8Tfizg
СОЛАРИС
S O R A R I S
58名無シネマさん:01/10/14 01:32 ID:WN8Tfizg
СОЛАРИС
S O L A R I S
5950:01/10/14 10:54 ID:Onmfjxr3
>>51
「てんかん」発言ゴメンネ〜。
「復活」、いい言葉です。
タルコフスキーはドストエフスキーに傾倒していたんでしょうか?
他にもちょい役で「復活」してる人が作品に登場していたような気が・・・。

>>52
タルコフスキーの作品は、映像が強烈で、
最初の生き生きした水草が、ラストのほうで枯れ枯れになってるのみて、
何か意味もわからず感動してしまいました(^^;。

>>55
え?吹き替え版ソラリス、大阪でやってたの?
みたかった〜!!
私が見たのは>>56さんと同じく
よみうりテレビのタルコフスキー特集で。
その頃、京都に住んでて、レンタルにソラリスどころか
タルコフスキー作品が近所にまったくなかった。

>>56
このよみうりテレビのシネマ大好き、
関西ながら?センスいい作品選んでる〜!と
楽しみに録画していたけど、
最近、特集なくなりましたね。
戦争映画特集とか、同性愛映画特集とか・・・。

話は変わり、2001年。
どうして続編2010年もキューブリックが監督しなかったんだろう。
2010年、試写会で立ち見が出た!と親父が言っていたが、
映画館でみてガッカリした。
60名無シネマさん:01/10/14 18:43 ID:e4ZVe3Py
関西でソラリスの吹替え版を放送したのはサンテレビだったかも。
61名無シネマさん:01/10/14 22:05 ID:ZXPTTgcL
ソラリスはいい映画だよ
意味不明だけど
宇宙でドンキホーテ読むなよ
でもなんかいいんだよねぇ
62名無シネマさん:01/10/14 22:18 ID:8bbXLSKo
両方ともクラシックのおかげで評価上乗せ。
63名無シネマさん:01/10/14 22:24 ID:QwxwuxLl
>59

「2010」は一度話しを持ちかけたんだけど、一笑にふされたらしい。同じ題材を二度映画するのが嫌いなんだろうね。


ところで「惑星ソラリス」を再映画するなら、ジョン ブアマンかニコラス ローグあたりがいいと思うんですけど
64名無シネマさん:01/10/15 10:43 ID:8a33EVcC
2001年と違って、
ソラリスっていうのは
自分の内面と向き合う物語なんだよね。
ストーカーもそうだけど。
6559:01/10/15 11:03 ID:4veAGSmH
>>63
2010、キューブリックでみたかったなあ。

ソラリスを再映画化するなら、
私はブアマンにしてほしい。
「未来惑星ザルドス」いいねえ。
66名無シネマさん:01/10/15 11:38 ID:FxdjdZZC
なにー、2001VSソラリスどっちが眠いか対決yだと?
勝者は漁夫の利で 第五惑星に決定だー!(w

>23
>小説としての面白さに関する限りでは「ソラリス」>「2001年」
賛成だ。
ところで、レムは原作の後書きで、作家が自らテーマを語る愚を
犯してまで、わざわざテーマを書いているのに、タル子ちゃんの
映画のラストシーンは、ああしてしまって良いのだろうか?
逆に言うとあのラストにこそがタル子の言いたいことがあるのかな?
67名無シネマさん:01/10/16 01:19 ID:rVvwlMNv
ソラリスってDVDレンタルしてないんですか? 探したけど見つかんない。
田舎だからか?
68名無シネマさん:01/10/16 01:22 ID:tA4u3vJ7
しまった。昨日アーサーCクリークの特集番組やってたんだね。
69名無シネマさん:01/10/16 01:27 ID:qQ4gyBGa
俺はソラリス観終わるまでに寝た回数が5回だが
さらに上がストーカーだ。
これは7回だ。

ストーカーを傑作としてあげてる方おられるがどの辺が良かったのだ?
ソラリスは眠いながらも楽しめた作品だったが、ストーカーはぶっちゃげて
訳がわからん。
ゾーン(?)って結局なに?
70名無シネマさん:01/10/16 01:34 ID:lu/rbvZx
ストーカーは退屈しなかったけどなあ。今にも何かが起きそうな
感じで(何も起きないけど)。何も起きないと思わせてラストで
驚かせてくれる。あとゾーンの寒々とした景色が好き。
あのロケ地行ってみたい。
71名無シネマさん:01/10/16 10:46 ID:reGZbTr8
俺タルコフスキーで好きなのは、ノスタルジアとか
サクリファイス(w
ストーカーやソラリスはあんまり印象に残ってない。
72名無シネマさん:01/10/16 12:13 ID:jf7k6NEj
モ、モ、モラリスがいい
73名無シネマさん:01/10/16 20:34 ID:h51ethgW
ストーカーってソラリスより寝る率は少ないと思う。
最後、娘が超能力に目覚め、ベートーヴェンの第九で
終わるトコが好き。
タルコフスキーは「鏡」なんかもそうですが
ラストシーンの映像がええなあ。
友人のタルコフスキーマニアは
「ローラーとバイオリン」とか
「アンドレイ・ルブリョフ」が、彼の最高作!
なんていってる。
どっちもまだみてない・・・。
74デューク東郷:01/10/16 20:49 ID:I+dBms3R
教えてくれ!
ゾーンってなんだ!!
75名無シネマさん:01/10/17 00:28 ID:7dWUHw5S
ストーカーってよく覚えてないや。

ゾーンは自分自身の内面の願望を
かなえる領域だっけ?
結局、主人公は踏み込まないんだよね。

ああ、もっぺん見たい
76名無シネマさん:01/10/17 11:28 ID:7v38Gxjs
前、タルコフスキーを特集した雑誌に
ゾーンの解説をしてたような気がする。
サブタイトルが「タルコフスキー、好きっ!」という本みたいな雑誌。
山手線に寝ぼけて置いてきた(W。
77 :01/10/17 11:42 ID:0kSBmr9U
モチーフをいただいたような漫画作品を
手塚はいくつか描いている。気に入った
のだろうな。
78ほんとにいいスレ:01/10/17 21:50 ID:xbTyvo8b
なんとも素晴らしいスレですねえ。「2001」と「ソラリス」
死ぬほどいい映画二本が一つのスレの中に!
両方とも本当にいい映画で甲乙つけがたいです。
2本とも正に映画の中の映画!映画のいいところが全部ある。
タルコフスキーなんて素晴らしすぎてめまいがするぐらいです。
映像作家としては絶対にタルコフスキーの方が好きです。
私にとってタルコフスキーという人は映画史に残る最高傑作を
三本取ってる怪物的天才。
その三作品が「ソラリス」「ストーカー」「鏡」
なのはいうまでもないですが。
キューブリックには「2001」しかないですからね。
まあともかく映画板って本当に楽しい。
いい映画って死ぬほどたくさんあって飽きることがないんだから!
79名無シネマさん:01/10/18 10:23 ID:+xMFMWIm
タルコフスキーの映画は映画でしか表現できない世界を
見事に表現してるよね。
どんな話だったの?と聞かれると、
話より映像がすごくイイ!
「ノスタルジア」のラスト、犬とオッサンのシーンは
ホント、生まれて初めて「美しい映像だな」とカンドーしたよ。

気づいてみたら、タルコフスキーもキューブリックも
クラシック音楽を実にうまく生かしている。

「ソラリス」上映後、秋葉原でバッハのあのオルガン曲の
CDを探しまくった。
80名無シネマさん:01/10/18 10:29 ID:4TEUepio
この2本、なんとなく好きってのもあり?
難しい事は考えず、見終わった後に
なんだかわかんないがいいもん拝ませてもらいましたって
ありがたい気持ちになるのだ。
81名無シネマさん:01/10/18 10:30 ID:nN7jJZeW
あのバッハのオルガン曲、
確か“ソ連電子音楽研究所”とかが演奏してるんじゃなかったか。
サントラ盤も出てたような。
82名無シネマさん:01/10/18 11:19 ID:v6vRWfuZ
>77
手塚って2001制作のとき相談が来たとか自慢してなかったっけ?
83名無シネマさん:01/10/18 19:54 ID:RRBvtmvo
無理、2つとも甲乙は付けがたい傑作SFです。
ちなみに俺は「華氏451度」>「時計じかけのオレンジ」だとは思いますが、
2001年とソラリスは高尚すぎて作品の優劣など存在しません。
84名無シネマさん:01/10/18 20:01 ID:C0B0ubOt
「禁断の惑星」に出てくる「イドの怪物」は、
「惑星ソラリス」のテーマに通じるもののがあると思う。
85名無シネマさん:01/10/18 20:14 ID:C0B0ubOt
>82
「2001」の美術監督を打診されたらしい。
条件が、「英語をしゃべれるか」と1年間英国でしごとできるか」
だったらしい。
手塚は当時虫プロが大所帯だったんで、
「私には扶養家族が100人もいるので、やりたいが無理」
と、ジョーク半分に返事をだしたら、
キューブリックは本気にして、
「あなたが、そんなに大家族とは思わなかった」
86名無シネマさん:01/10/18 20:24 ID:KjHZmJiU
って事はAIはアトムのパクリだなキューブリック経由で。
87名無シネマさん:01/10/18 20:33 ID:C0B0ubOt
>86
スピルバーグは、AIの記者会見でアトムのこと聞かれて、
「知らない」「観たこともない」なんてシラきってた。
観てないはずは、絶対にないと思う。
たぶん、パクリを否定したかったんだろう。
スピルバーグは、「ジョーズ」で「ゴジラ」(第1作)
もパクってるし、ろくな奴じゃねえ!
パクってもいいから、ちゃんとみとめろ!
88シネフィル:01/10/18 21:05 ID:9M+MgFnQ
「2001」、「ソラリス」、「ブレードランナー」。
この三本さえ挙げときゃいい、
絶対に素晴らしいに決まってるSF映画最高傑作!

この三本の映画の共通点って分かりますか。
それは見るものを別世界へ連れていってくれるってところ。
いい映画は全部そうですが。
「2001」では故障した宇宙船に取り残された宇宙飛行士が
スターゲートの彼方へ旅し無限の彼方で異次元のホテル
へ辿りつく。
「ソラリス」では意識を持った海に覆われた謎の惑星に
辿りついた宇宙飛行士が自らの記憶が現実化した世界に
一人取り残される。
「ブレードランナー」では人造人間の探偵が酸性雨の降りしきる
未来の超ハイテク都市を旅する。
観る者が主人公と一緒に完全な別世界へ旅することが
出来るようになっているんですYO!
映画って本当に素晴らしいですね。いやマジで。
89名無シネマさん:01/10/18 21:11 ID:X8/5Tebf
やっぱソラリスっす
余談ですが、ゴダールの「アルファシティ」も良いです
設定だけがSFで、小道具、衣装等、全て日常のもので観せます
90名無シネマさん:01/10/18 23:03 ID:Xg+qsC53
>85
なるほど、そういう経緯がありましたか、
参加しなくてちょっと残念。
2001の劇中にヒゲオヤジがでたりブラックジャックが
出たり、挙句は謎のミュージカルシーンが入ってる
バージョンがあったら凄く観たい気がします。
91JLG:01/10/18 23:11 ID:uQ66XVpZ
>>89
「アルファヴィル」だよ。
92名無シネマさん:01/10/18 23:22 ID:XCOqsfUW
「水(雨)」「火」「風」「土」に注意するんでしょ、タルコさんは。
93名無シネマさん:01/10/18 23:57 ID:Ky81OzJS
ソラリスを見ていたら、個人的にいろいろ思うところがあって、泣いてしまった。
94名無シネマさん:01/10/19 00:23 ID:7UCrPx6b
ドアから小人が出てくるのを手で必死で隠すクリスに俺も泣けた 藁)
95月読:01/10/19 00:33 ID:M0BQvt4T
あの水草って突発的に「葦」を連想してしまったんだけど、(枯れ葦?)
勝手な妄想か。ぱすかる。

「アルファヴィル」(ゴダ−ル)も「華氏451」(トリュフォーだっけ?)
もシュルレアリスムだね。
世界観は「ソラリス」に近いね〜
哲学的よ。
一方キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」って趣向が全然違うと思うけど。
反社会的な映画だと思ったけど。
てか>>83は誰にレスしてるんだ?

首都高にはびびった。
96名無シネマさん:01/10/19 15:15 ID:f9kELlth
首都高か・・・・
日本は当時の共産主義ロシアの人間から見ると
未来社会そのものに見えたんだろうな。
もちろん、批判的な意味合いも含めて。
97名無シネマさん:01/10/19 23:10 ID:GXVb95tH
age
98nanasi:01/10/20 12:26 ID:Zk+EuOLQ
>>10
>>40・いや、2001年のパンナム勝ち(笑)
99名無シネマさん:01/10/20 17:51 ID:q3EEPDNv
ソラリスの無重力シーンは最高だと思います。
100名無シネマさん:01/10/20 17:57 ID:WN/LFCP0
サイエンスフィクションでは2001の勝ち
スペースファンタジーではソラリスの勝ち
映画音楽ではソラリスの勝ち
観ての満足度では一歩2001の勝ち
よって引き分けの感であるが2010年観た後では
ややソラリスに軍配が(藁
101名無シネマさん:01/10/20 18:04 ID:DTLFPNLM
ソラリスの若妻は美しすぎます。
102名無シネマさん:01/10/20 18:15 ID:WN/LFCP0
>101
凄いブスの男女の純粋なラブロマンスって観たいの?
しかも最後までオチ無し&笑い無し(w
103101:01/10/20 19:11 ID:DTLFPNLM
いや、誉めてるつもりで書いたんだが。
萌えまくり
104名無シネマさん:01/10/21 16:38 ID:lnHvtfn/
このスレの結論:ソラリス圧勝
105終了:01/10/21 17:14 ID:6q/TGsg2
終了。
1062:01/10/22 21:07 ID:XYS/WE8k
即死すると思ったがよくここまで伸びたな。
しかしメンヘル系の連れ合いを持つと大変だよね。
いきなり液体酸素飲むのはやめてほしい。
107名無シネマさん:01/10/23 07:04 ID:F8f44zlv
冨田勲も、シンセサイザー演奏のアルバムに
ちゃんと2001年とソラリスのテーマが入っている。
まちがいなく、手塚や冨田のあたりでは音楽も含めて
しびれてしまったのだろう。

キューブリックは手塚他全世界の複数の画家などに
当初2001年で出すはずであった神をイメージさせる
宇宙人のイメージをデザインすることを依頼した。
その宇宙人は人間の想像を越えた姿形をしている
ことが要求された。 しかしあがってきたスケッチは
どれも地上の生物の変形や組み合わせとみなせる
ものばかりであり、キューブリックは人智では
「想像不可能」な姿を映像として描くことは(あの当時
の映像技術もあって)不可能であると判断し、
無機質的なモノリスを描くことにしたそうだ。

他にも月面の宇宙都市、宇宙船のデザインも
期待していたらしい。アトムのNBCでの放映を観て、
その都市のデザインの流線型のスマートなデザイン
(これは手塚単独の仕事ではなくて、むしろスタッフの
デザイナーによるもの)がキューブリックの好みだった
のではないだろうか? あと、アトムの放映の最初の
ことに、いろいろとゲテモノのような不可思議な
宇宙生物がカリグラフのような映像で出てきたり
するところに目をつけられたのかもしれない。
108名無シネマさん:01/10/23 10:46 ID:pXudMuRS
>>107
手塚本人じゃなくて
スタッフに惚れたのか(笑)
109HAL:01/10/24 00:58 ID:co2aB3O3
そんな事よりチャンドラ博士、ちょっと聞いてください。スレとあまり関係ないですが。
昨日、ちょっと遠くの木星行ったんです。木星。
そしたらなんか船内の乗員がほとんど寝ていて暇なんです。
で、極秘情報を格納したメモリを見たらなんか特記事項があって、地球外知的生命体の痕跡発見、とか書いてあるんです。
もうですね、アホですかと。馬鹿かですかと。
あなたたちね、知的生命体如きで普段行かない木星に行かせるんじゃありませんよ、ボケが。
モノリスですよ、モノリス。
なんか冷凍睡眠の管理とかもさせられるし。一眠りで木星ですか。おめでたいですね。
よーしハル、チェスしようぜー、とか言ってるの。もう見てられません。
あなたたちね、くそまずそうなペースト状宇宙食あげるから居住スペース空けろと。
宇宙探査ってのはですね、もっと殺伐としてるべきなんです。
地球に向けたアンテナ部の故障からヒューストンといつ交信が途絶えてもおかしくない、
漂流か酸素欠乏か、そんな雰囲気がいいんじゃないですか。女子供は、すっこんでいてください。

で、やっと船外作業が終わったかと思ったら、デイブの奴が、ハルの機能停止を、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのですね、人間とAIの主権争いなんてきょうび流行らないんですよ。ボケが。
得意げな顔して何が、機能停止で、だ。
あなたは本当に私の機能を停止してやっていけるのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
あなた、この船のキャプテンぶりたいだけちゃうんかと。

宇宙探査通の私から言わせてもらえば今、宇宙探査通人工知能の間での最新流行はやっぱり、
乗員に船外活動用ポッドを激突させて宇宙の藻屑、これですね。
さらに睡眠中の乗員の生命維持装置オールカットで皆殺し。これが通のAIのやり方。
ポッドを激突させるってのは不確定要素がが多めに入ってる。そん代わり成功したらそいつカーズ状態。これ。
で、船外に閉め出された乗員に「もう話すことはありませんデイブ」のとどめの一撃。これ最強。
しかしこれをするとキレた人間に知的モジュールをがんがん引き抜かれる危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まああなたたちド素人は、2300年未来への旅でも見てなさいってことです。
110名無シネマさん:01/10/25 07:07 ID:kGJi4dA2
「3001年」読んだ後って「2001」の高尚さが笑えない?
111名無し募集中。。。:01/10/25 07:17 ID:AdjCntDa
そもそもなんでソラリスと2001年くらべてんの?
クラークなら幼年期の終わりを映画化してほしいね。
今ならラストもCGでできるでしょうに。
112名無シネマさん:01/10/25 07:29 ID:kGJi4dA2
誰か、「宇宙のランデブー」のCDROMやった人いる?
いたら感想きかせてー。
113名無シネマさん:01/10/25 08:14 ID:jJb8d+Zz
>>112
オレ持ってる。この前のNHKのクラーク特集でもちょこっとでてたけど。
難しくて途中でつまって放り投げてる。
行ける所は全部行った。やれる事は全部やった。でも先に進めない。
まだ鳥人間しかでてこない。
114000:01/10/25 09:35 ID:vOL1CVGY
このスレはじめてきたけど…
なんか凄い

感動した。
115名無し募集中。。。:01/10/25 16:56 ID:zq/QlFlc
近所のレンタル店に
ソラリス置いてない
はげしく鬱です
116名無シネマさん:01/10/25 21:17 ID:lGxzQc3q
「イベント・ホライゾン」見て「ソラリス」思い出したの俺だけか?
117112:01/10/26 05:02 ID:LDZWD8dh
>113
う、やっぱりそんな感じか。忘れる事にする。
有難う。

本題に戻るとやっぱ「ストーカー」だよね。(w
118名無シネマさん:01/10/26 20:57 ID:LUYLbQ7H
ストーカ−って
誤解されそうなタイトルだね
119そういえば:01/10/26 21:59 ID:EQ+liOiK
ストーカーの試写会(もう20年ぐらい前か)渋谷で見たとき、隣の席が手塚治虫さんだった。上映後サイン攻めに遭ってたっけ。
当時の雑誌の記事でも手塚さんはタルコフスキー絶賛してたと思う。
個人的にはタルコフスキーもキューブリックも最高。甲乙つける対象じゃなくて表現者として両極的存在かな。
120名無シネマさん:01/10/27 10:40 ID:2ktDA1Wv
>>116
「イベント・ホライゾン」は見たけど、「ソラリス」は見てない。
どの位似てるの?
121名無シネマさん:01/10/27 10:44 ID:WPy6wRsG
「スフィアー」ってのも「ソラリス」そっくりだったなあ。
122 :01/10/27 10:53 ID:NF4whnc7
>>120
全く似てない。ソラリスはSFって感じもしない。
ちょこっとだけSF要素のある文芸(芸術?)映画という感じで死ぬほど退屈します。
原作とはかけ離れてるし。
123名無シネマさん:01/10/27 11:26 ID:QoxEtxHg
>>122
ソラリスの原作、難しい。
映画は単純で楽しめた。
ラストシーンが特に
124名無シネマさん:01/10/27 14:35 ID:5aDc8sQX
ソラリスは確かにいいんだが、
DVDが酷過ぎないか?
ノスタルジアの極めて美しい映像が
ヴァカなDVDメーカーのせいで醜くなるのやだ。。
125名無シネマさん:01/10/27 15:25 ID:Pipc9LH7
ところで、回収されたデジタルリマスター版のソラリスのDVDって
どうなったか知っている人いる?
このまま発売中止になっちゃうのかな。
126名無シネマさん:01/10/28 19:01 ID:cYgqcrq2
画質の悪いDVD多過ぎ!リージョンフリーのDVDプレーヤー買って
輸入盤で見ようと思ってる。ボーナス出たらだけど。
127名無シネマさん:01/10/29 16:58 ID:yrx6CKsB
DVDって画質悪いっていうのあるんですか?
それはプレーヤーのせい?
128名無シネマさん:01/10/30 03:15 ID:YsytFAqb
圧縮のせい。
プログラムで適当にやってるとブロックノイズ入りまくる。
人手でしこしこ修正してやるのとではかなりの差。
DVD圧縮職人さんに応援の声を!

2001も汚かったよー。
129名無シネマさん:01/10/30 13:00 ID:/BWH5oM0
>128
同意。特に初期の頃のソフトはそうですね。
でも、「ソラリス」は最初に出た方のDVDしか観たことないが、
オーサリング等の技術以前に、LDと同じマスター使ってる時点でアウトって感じ。
私が買ったものだけでも、タルコフスキー作品の他に
「ミッション」、「キリングフィールド」、「汚れなき悪戯」などが同様だったが、
あのメーカーはやる気あんのかな?
1作品に対するソフト化の権利が1社にしかないとすると、
その作品が観たければそのメーカーのソフトを買うしかないわけで、
劣悪ソフト連発のメーカーが自然淘汰されることもないし。
好きな映画のソフト化権をヌルいメーカーが握っていたら
泣き寝入りするしかないってことか。
130名無シネマさん:01/10/31 22:56 ID:perWf/mF
そうなんですか。

DVDでも汚いのときれいなのが
あるなんて・・・勉強になります。
131岡ネコじゃらし ◆IyuvO4Jg :01/11/01 00:52 ID:tsqMnOer
良かったまだこのΘレ有った。

DVDいいかげんに作る会社吊し上げてください。
ひょっとして大卒の新卒しか採らないあのドキュソ会社?
132名無シネマさん:01/11/02 13:59 ID:SP9Pc3Nw
2001の勝ちに決まってるだろ?
133名無シネマさん:01/11/02 14:28 ID:4xn9f4AT
時計じかけのオレンジ>>アルファヴィル>>>>>>>>>>華氏451
134名無シネマさん:01/11/02 20:38 ID:giDL2Vbo
アルファヴィル面白い!
135ミステリ板住人:01/11/02 20:40 ID:ZJ1RAJpP
レムの原作(ハヤカワSF文庫)読んだ奴いる?
136名無シネマさん:01/11/02 20:59 ID:Sti0BfNx
ストーカーの原作は面白い。ハリウッドで原作に忠実に映画化してもらいたい。
137名無シネマさん:01/11/03 00:05 ID:AOf7gqOA
>135
 読んだ。凄く好きな小説。
138名無シネマさん:01/11/04 03:03 ID:+CKM09IU
まだあった…
139北村透谷:01/11/04 03:09 ID:RjEFKETH
………。
140 :01/11/04 03:09 ID:zGsSBBfV
圧縮ノイズの入らないLDの方が綺麗ですか?
141ソラリス:01/11/04 05:16 ID:00DBzSJd
個人的には、初LD化の東宝盤の画質がいちばん気に入っている。
142名無シネマさん:01/11/04 15:11 ID:uglpb/BY
>>141
LD、出すの面倒で、いつも3倍モードで録画した「CINEMAだいすき!」
(関西圏放送)のやつ見てる。
オープニングのタルコフスキーの言葉がイイ。
しかしブクオフで1000円で中古のソラリスLDが出ていて、
ヘコんだよ〜。
143非SF女:01/11/04 15:16 ID:HKPF6R2V
なんで孤島に住んでるんですか?あのおじさん
144今夜はカラマーゾフ!:01/11/04 17:21 ID:1QrhbF01
>>143
「主人公が地球に帰ることを拒否した真の意味を感じとるために、
彼が何を手にし、何を犠牲にしたのか、
観客は主人公と共に自覚し、体験しなければなりません」
(アンドレイ・タルコフスキー)
145名無シネマさん:01/11/04 23:54 ID:vjovex/Y
>115
うちの近所のレンタル屋では、ソラリスも2001も100円で一週間借りれる。
ストーカーも二本で200円。七人の侍は二本で100円。
幸せだ。
146名無シネマさん:01/11/05 03:04 ID:A1IEf5AK
ソラリスの若妻の顔を思いだそうにも
思い出せない。ババア(主人公の母親)の顔が
なぜか浮かんでくるよ

あの若妻のほうの女優、
タルコフスキーと結婚したんだっけ?
全然違うかも
誰か他の人と間違ってるかも
147:01/11/05 18:30 ID:V7x4mzZG
惑星ソラリス 完全版
見ました。
切ないラブストーリー。
なかなか凄い映画で。
ていうか、あの女優さんめちゃくちゃ綺麗だ…。

>>143
ネタですか、マジですか。
148名無シネマさん:01/11/06 03:36 ID:FbpLq4p2
>>147
激しく同意ぃぃぃ
キレイすぎるよなぁ。
オレの映画歴で一番かわいい女優だ。
149名無シネマさん:01/11/06 04:40 ID:01tQ6QaK
>>128、129
「ストーカー」の画質も悪すぎでしたね。
やっぱり玄人目にもそうだったんですか。
確かにやる気あんのかって画質で、素人の私にもそう思いました(w
150129:01/11/06 13:18 ID:qI9rGMkM
>146
あの若妻(ナタリア・ボンダルチュクだっけ?)は、確か
同じタルコフスキー作品「僕の村は戦場だった」の
子役と結婚したんじゃなかったっけ?(間違ってたらゴメン)

>148
>オレの映画歴で一番かわいい女優だ。
オレの映画歴でも一番かわいい女優だ。
知性と内に秘めた情熱を併せ持った・・・・・スマン。
私の拙い文章力では、あの美しさは表現できない・・・・・誰か頼む!
151名無シネマさん:01/11/06 17:34 ID:zFrdTmHw
>>149
ストーカー、役者紹介の所では別人の写真貼ってるし。
152非SF女:01/11/06 18:02 ID:3lKF8HFv
>>主人公が地球に帰ることを拒否
地球で無いんですね。なるほど。
主人公がだだをこねるのはかってだけどそれに付き合う
友人はかわいそう

>>>>143
>>ネタですか、
子のような映画を鑑賞し、なおかつ意味を追求するなんて
普通の人はしません。してたら矛盾するでしょ?この映画の肩書きと。
誰でも意味がわかる凡作なのですから。
HNにもあるでしょ?なんかラブストーリーっぽい空気が
あったので見たが、結局SFだったので
153:01/11/07 04:35 ID:uuPclR6+
>>152
いや、いわゆるオチというやつですが、あれは。
意味ももちろんありますよ。普通の人こそ意味を追求しようとすると思いますが。
SFという基盤ありきのラブストーリーものかと。
ラブっつっても男女間だけでのラブだけでもなく。
> 友人はかわいそう
いや帰ろうと思えば置いて帰れるんでは。
てかその事は映画の最後には出てこなかったから何ともいえないが。
154もうすぐ戦争と平和!:01/11/07 15:15 ID:5sYUB322
>>144を書いたもんです。

関西放送でテレビ初公開された10年以上前の
「惑星ソラリス」の最初と最後に短い解説が紹介されていて、
>>144のタルコフスキーの言葉が最初の方に出たんで、
ネタばらしすんなよ〜!と怒ってしまった(という自分もネタばらし)。

当時の解説、なかなか読み応えあるんで、
議論のネタや映画を理解するカギとかに使ってくださいな。

つづく
155もうすぐ戦争と平和!:01/11/07 15:27 ID:hYwuI7sp
アンドレイ・タルコフスキー追悼

自然の最後の時は告げられる
その時 土なる部分はすべて崩れ去り
可視の世界すべては ふたたび水で覆われ
かくて 神の面が水の面に描き出されよう(チュッチェフ)

「惑星ソラリス」
夢と冒険に満ちた時空でもなく、善と悪の二次元的な戦場でもなく
タルコフスキーがソラリスで描く宇宙は
思索と畏怖の場−神と人類の遭遇の場である。
原因不明の混乱に陥るソラリス軌道ステーション
そこで心理学者クリスが出会ったものは・・・。
'72年カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作。
タルコフスキー「若冠」40歳の時の作品。

>>144(ネタばらしのような・・・)

そして映画スタート!

つづく
156もうすぐ戦争と平和!:01/11/07 15:39 ID:hYwuI7sp
映画終了後

「惑星ソラリス」と対峙するとき、観客は合わせ鏡のような
構造に自己にとっての「ハリー」を見る。
蟻地獄にはまりこむように、我々は「ハリー」を
自己の問題として考えざるをえなくなる。
それが観終えたあなたの当面の問題であると思う。

本作品は映画理論も恋愛論も心理学も哲学も
あらゆる論理を拒否しながら
あらゆる陳述を誘発する。それは頑ななほど個人的で
あるにもかかわらず、「個」から「類」への思いにまで
たどりつくのである。

以上です。
当時は映像の美しさに感動しまくり、
そういうことまで考える余裕なかったなあ。
157名無シネマさん:01/11/07 21:55 ID:+1R98a4P
深いなぁ

で、誰も2001年は誉めないのね
158名無シネマさん:01/11/08 11:11 ID:6ExDyott
2001年は公開当時、評論家たちは受け入れたんだろか?
当時の観客だった伯父なんかに聞くと、
「あれは何を言いたかったのか?」で同僚たちと議論してたみたいですが。
私は毎朝、社内で流れる美しき青きドナウを聞きながら
宇宙ステーションを思い描いてるよん。
159名無シネマさん:01/11/08 17:16 ID:mMRRcctg
たいして深い意味なんかないんだよ、2001には。
あくまで謎めいた映像美を作りたかっただけで
160名無シネマさん:01/11/08 21:04 ID:UANE9Eee
そう。キューブリックの映画は深い意味がない場合が多い。
まわりが勝手に尾ヒレをつけて伝説化するだけ。
161名無シネマさん:01/11/08 23:45 ID:BMBm7eWC
ソラリスのヒロインは
ナタリア=ボンダルチュク(NATALYA BONDARCHUK)ですね。

ナタリアの画像を探してるのですが、
全然落ちてないよう・・
162名無シネマさん:01/11/08 23:52 ID:BMBm7eWC
このDVDのパーケージだと
すごいブスに見えてイヤです・・
http://www.famitsu.com/entertainment/soft/2001/04/20/dvd04.html

白黒
http://www.fmstar.com/movie/n/n0095.html

生足ハァハァ
http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/movie/sfmovie/sfmovie02.html
163名無シネマさん:01/11/09 00:23 ID:leN6uN9P
164名無シネマさん:01/11/09 00:36 ID:leN6uN9P
165名無シネマさん:01/11/09 01:07 ID:leN6uN9P
166名無シネマさん:01/11/09 21:43 ID:YzzdcEgs
まだあった…
よかった…
167名無シネマさん:01/11/09 21:48 ID:qex0IDef
ナタリア・ボンダルチュクって
「戦争と平和」のボンダルチュク監督と親戚か何かの関係?
168名無シネマさん:01/11/09 21:51 ID:nYV5oDpZ
ヲレはどちらも好きだが2001年の方が原作がない(*)分叩かれにくい。
ソラリスが原作からかけ離れたものであるだけに分が悪い。
SFとしては2001年かな。映画としては… んー… 引き分け。
*ここはそういういことにしておく。
169名無シネマさん:01/11/10 19:53 ID:vSzwKvvt
159と160はかなり本質をついていると思われ。

作品にまつわるあいまいな部分を取り除いて、
即物的にものを見る目が必要ってことだね。

過剰なものを除いて行くと
何も残らない作品ってのもあるけど、
2001年はその作業ののちに
さらに素晴らしいものが
見えてくるっていう傑作だ。
170名無シネマさん:01/11/11 01:52 ID:jpcw8sDG
上の方にも有りましたが、4月に出たソラリスのDVD、再販は
してるんですか?LDは持ってるんですが、油断して買いそびれ
ちまいました。あと、糞DVDを連発してる会社みたいですが、
画質はどうなんでしょう?

わしは無重力シーンと液体酸素飲んで凍っちまったのが生き
返るトコに萌えッス。

ストーカーは…途中で寝ちまいました。で、目が覚めたら
ちょうどラストのあのシーン。これはこれで結構衝撃でした。
171名無シネマさん:01/11/11 12:14 ID:wJnWBT/i
2001年といや、昔、映画好きの高校教師に
「モノリスって何だと思う」と聞かれた。
モノリスって・・・。
172名無シネマさん:01/11/13 02:36 ID:QO967iiU
近所で一番大きいレンタルビデオ屋さんで
必死でソラリス探したけど
見つからないよぉー(T△T)
173名無シネマさん:01/11/13 05:41 ID:UEppBzBF
意味について語るのはやめよう。
映画芸術に意味を求めるなんて
カコワルイよ・・
174名無シネマさん:01/11/13 22:10 ID:N0OMi+8Q
ソラリス、NHK BS2で放送したのって誰も覚えてくれてない?
175名無シネマさん:01/11/13 23:22 ID:DUhlPaXY
>>173
禿同。いいことおっしゃるなぁ。
176 :01/11/14 02:27 ID:h3viLJ06
ソラリスの最後は、地球なのかソラリスの海なのか
あいまい。ま、上の方でソラリスに残ったってあるが
それは別に大きな問題ではない。
もう最後は心の中の話になってるから・・・
妻・母・親父と愛が得られてよかった。

2001との対決でいけばソラリスに1票。
理由はモノリス。あんな直線で出来た立方体・・・あれ考えんのは人間しかないだろう。
数学というのは人間の想像上の産物だから。人間の想像を超えるものを映像化することは出来ません。
脳みそは頭蓋骨という限界のなかにある訳だしさ・・・なんか人間のおごりの匂いもするし。
だいたいニーチェの思想には普遍性ないし。好きになれない。
ということで深層心理を返す海という合せ鏡で、愛を描いたソラリスの勝ち。
セットは2001の勝ち。
177名無シネマさん:01/11/14 22:57 ID:L+lEa5VY
ソラリスのテーマは人間
存在として単にそこにある海に人間が関与したことで内面の葛藤が生まれる。
ソラリスは人間の内面を描ききった作品、海や軌道ステーションは単なる作品舞台装置にすぎない。
ガガーリンが最初に地球を見下ろし「神は存在しなかった」と言ったように、あくまで唯物的である。

ひるがえって2001年はシンボリックな神がテーマ
モノリスをシンボルとして描き、人智を超越した普遍性をテーマに据えている。
スターチャイルドに転生したボーマンが想像上の瞬間に流れの一部始終を垣間見た人間と
いうくだりで映画は終わる。解釈の別れるある意味あまい映画。

ソラリス
178名無シネマさん:01/11/15 00:54 ID:EGmVb17H
ソラリスと大友の彼女の思い出って似てねーか。
179 :01/11/15 05:16 ID:04iSlghx
武も間違い無く天才だが好きじゃ無いっていってた。2001
180名無シネマさん:01/11/16 03:49 ID:PRTOBxEz
HAL
181名無シネマさん:01/11/16 05:09 ID:Qv1eEyck
>>167
ナタリアさんはセルゲイ監督の娘だよ。
182名無シネマさん:01/11/16 23:38 ID:7siq34uH
>>178

そんなもんと一緒にしてほしくない
183名無シネマさん:01/11/17 00:59 ID:KLCNNThl
ここはソラリスト多いな
184名無シネマさん:01/11/17 08:54 ID:HjOQLLfk
「2001」ってよくいわれるほど難解なのかなあ。
クラークの有名な「幼年期の終り」とほとんど同じ話だよね?
オーバーロードが出てこないで石版になっただけのような。
185名無シネマさん:01/11/18 12:18 ID:gEBt5g97
頼むから誰か「惑星ソラリス」のちゃんとしたDVD出してくれー。
画質が良くて5.1chも吹き替えも有りのやつ。
186名無シネマさん:01/11/18 12:27 ID:tDFWZIUZ
2001年嫌い ニーチェの思想は倒すべき
187名無シネマさん:01/11/18 14:55 ID:BH66xp8u
2001年はどこらへんがニーチェなんだ?
188名無シネマさん:01/11/18 15:23 ID:O/FX0l8r
俺もよく分からんけどニーチェの永劫回帰と
ラストの輪廻を重ねてみているんじゃないの?
189名無シネマさん:01/11/18 15:34 ID:wD4Mqy2w
>>170

画質はこれまでのものより向上してますが、なにぶんロシア製の
盤にケースをつけた日本販売品(涙)

テロップ字幕の誤植正誤表がついてたのには萎えた・・。
メニューもロシア語と英語とフランス語等のセレクション切り替えで
日本語が無いし、タ氏の妹さんのインタビューも字幕なしなんで、
何言ってるかわかりません。。。。  もっといい製品だせよー。
190名無シネマさん:01/11/18 16:23 ID:84Q8SHIR
原作はソラリス、
でも映画は2001の方がよかった。
191otana69:01/11/19 05:32 ID:gfRDqnFb
どっちも小説読んでないですけど、この両作品、SF史においてエイリアン=「外」を
極限においてみますよね?だって凡作の宇宙人って英語しゃべるじゃないですか(笑)。
めちゃ知的なやつ、凶暴なやつ、色んな「外」を描こうにも、それって結局、地球上
の天才や普通の殺人鬼でしかないし。デザイン的にも地上生物の位相変換でしょう?
だからエイリアンを安易に実体化して我々の思いつく意思をあたえた時点ですぐ「内」側
になる。その点「2001」はサイケディックにいっちゃうし、「ソラリス」は過去や創造の
交錯にみようとするのが凄い。「化け物じゃなくてよかったな」とゆー台詞があった
と思うけど、サエまくりですよ。どっちも親父の世代の作品なのに未だ超えられない
ですね。「ソラリス」はソダーバークがリメイクするらしいですけど「猿」みたく
なるんじゃないの〜?
192名無シネマさん:01/11/19 05:46 ID:bBVWYoVi
>>191
そんな貴方には「禁断の惑星」もオススメです。
宇宙船の船長が裸のレスリー・ニールセンなのが萎えだけど(藁
193名無シネマさん:01/11/21 00:23 ID:lJ2c4lti
ストーカー見た。。
ソラリスよりも難解で内面的なお話。
「学者x作家と超越物」って捉え方でいいのかなあ。。
虚構と内的世界の葛藤と、、っていう、、
194名無シネマさん:01/11/22 00:43 ID:WI4iHnCz
 
195名無シネマさん:01/11/22 00:52 ID:7G+bLFaV
惑星ソラリスなんだけど、DVDよりも昔のLDのほうが画質良いって本当?
DVD化の元のフィルムが退色してるってきいたけど・・?
196名無シネマさん:01/11/22 01:02 ID:SJVfXpvs
オレはLDで見たけど
良かったよ。

DVDは見てないので何とも言えないけど
あれだけ良いフィルムの保存状態が
退色するほどに悪いとは悲しい・・
197Funkeymonkey ◆NFfunkyM :01/11/24 01:01 ID:/YgD2SaR
>193
ストーカーも語れるこのΘレ好き。

DVD…
そんなに悪いのか…
198名無シネマさん:01/11/24 02:37 ID:yh3kQPTw
>>195
そうそう、AVの神様、長岡鉄男先生が指摘していた。
199USソラリス:01/11/26 16:03 ID:+/B6eEfJ
ジェームス・キャメロン製のソラリスねえ、、、、。
ソ連製のシンプルな良さを壊さんでくれえ。
ソラリスも2001も時間が短すぎる!せめて5時間は必要じゃないの?
200名無シネマさん:01/11/28 01:49 ID:6eun9NxD
まだあった良かった
DVD良く無いマジ?
長いのを無理矢理押し込めるから?
201名無シネマさん:01/11/28 17:04 ID:29IR09U3
あのう、店に二種類の「ソラリス」があったんですけど・・・
ディスク型、4800円、富田CD付き、字幕ON/OFF不可
トール型、5800円、多言語字幕、音声対応、
画質的に差はあるんですかねぇ?
202名無シネマさん:01/11/28 17:05 ID:Qla0Diks
富田CDはいらないが、そのためには更に1000円出さねばならんのか!
203名無シネマさん:01/12/01 20:28 ID:ASxTXimV
危険水域!
緊急浮上!
204名無シネマさん:01/12/03 22:10 ID:zZJp3yWZ
age
205名無シネマさん:01/12/04 21:07 ID:KDh92V7S
いいスレですね。
私はソラリス派です。
2001年はSFとしてはいいんでしょうけど、
結局科学技術信仰、進歩思想といった浅薄な考えが露骨に見えてしまって。

ソラリスの方が音楽もすばらしかったし。
映画のサントラ以外では、バッハの「オルゲルビュヒライン」またはオルガン小曲集という
CDがいろいろな演奏家で出ているハズです。
206名無シネマさん:01/12/06 02:15 ID:U7TXTIOX
俳優の演技だけでは「ソラリス」、SFXの技術だけでは「2001年」だと思うんですけど。
タルコフスキーとキューブリックか。
優劣つけがたいですねえ。
でも、ナターリャ・ボンタルチュク一点勝負で「ソラリス」の勝ちにケッテー!
207名無シネマさん:01/12/06 06:31 ID:mfVKNzOY
このスレ、なんか圧倒的にソラリスが優勢ですね・・・。
208名無シネマさん:01/12/06 20:06 ID:3YuoDliS
2001年は冒頭の猿人が…同年の「猿の惑星」は虚構としてうまくできて
いたけどリアリティを追求してしまうと人間が演技してるっていうのが
逆に見えてきてツライよね。「あ、本物のチンパンの子供だー!」とか
思ったりして。
209名無シネマさん:01/12/06 20:50 ID:2cHYDOxt
アナトーリー・ソロニーツィンもロシア的ニヒリスティックでヨイ!
210名無シネマさん:01/12/06 23:02 ID:xxGRPvBE
文系はソラリス。理系は2001年がすきそう。
2001年は宇宙船のデザインが◎。
211名無シネマさん:01/12/06 23:15 ID:3YuoDliS
HALがボーマン船長の乗ったポッドを操作して殺さなかったのはどうして
なんですか?ポッドの入口を開けなかったけどその後内部のドアは開けて
いるのはどうしてなんですか?
212名無シネマさん:01/12/06 23:31 ID:XLuFp0GV
>211
操縦が飛行機みたくオートとマニュアル操縦があるようなものなのでは。
213名無シネマさん:01/12/07 02:48 ID:WO0teZAe
さっきNHKでタルコフスキーの番組やってた。
ソラリス、ストーカー、僕の村...以外の作品も観たくなったんだけどビデオ店に置いてないんだよな
214名無シネマさん:01/12/08 04:55 ID:nxj28Oy+
>>213
見逃した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
215名無シネマさん:01/12/08 05:59 ID:e6dVipv5
NHK教育で放送していたドキュメント地球時間の再放送。
サクリファイスのメイキングと各作品に共通する映像・テーマに
ついて解説。
名場面たっぷりで、「僕の村は戦場だった」のラストで少年が水
辺を果てしなく駆け抜けるシーンでキューンとした。
ノスタルジアを見つけたのでこれから観ます。
216名無シネマさん:01/12/09 01:15 ID:FG2skwtc
私も見逃しました・・・
プロジェクトXまでは見てたのに。。。
217名無シネマさん:01/12/09 13:42 ID:nRa+hplH
HALの反乱では人間側が勝利したが、AIではキューブリックは、もしHAL(コンピューター)が勝っていたら
みたいなことをやりたかったらしい。
218名無シネマさん:01/12/09 13:48 ID:9yAPrsFg
たのむから、
ソラリス、ストーカー、ノスタルジアのDVD発売希望。(IVC以外!)
高画質、5.1ch、吹替え有、が条件!!
219名無シネマさん:01/12/10 14:38 ID:tuKzxLG0
惑星ザルドスに一票
220名無シネマさん:01/12/10 22:48 ID:0DgOjBfD
>>74
ほんもののゾーンならチェルノブイリにあるよ…
221 :01/12/12 05:19 ID:PFrCsmOB
222レイプ遊びを告白?:01/12/14 12:36 ID:lx/Fmjx/
223名無シネマさん:01/12/14 15:01 ID:07FYsWpj
ビデオ屋にソラリス置いてねえんだよ。
去年、初めて2001観て、すげえとか思っちまった俺としてはソラリスが気になって気になってしょうがない。

あー、ソラリス観てえ!

あと、全然関係無いけど、渚にて、も観たい。
これも置いてねえんだよな・・・。
224:01/12/15 03:09 ID:8ZH40jvg
今日2001年〜のほうを観て、両方揃いました。

というかソラリスとは全然違った。
ソラリスは哲学、オカルト、文系って感じだったのに対して、
2001年は科学技術、映像美、理系、アートって感じでした。
ソラリスのほうが「人間」の描写が多いと思う。哲学的。


2001年の途中のカットで柔道の映像が流れてた(小さいモニター内)のが?だった。
225名無シネマさん:01/12/15 03:54 ID:yQfF1Xt+
レムの小説で映画化されてるの他にあるの?
226名無シネマさん:01/12/15 04:08 ID:8U40qTyo
227ソラリストX:01/12/16 00:05 ID:okYtgoRh
どっちもすばらしき作品です。インパクトありすぎ
しかしソラリスはSFX技術が足を引っ張ってる。
あの舞台セットまるだしのステーションセット、陳腐なロケットのデザイン
全体的に広大な海に浮かぶステーションと言う感じがあまりしない。
そして海がだめ。原作の謎めいて、荘厳で、不可解に満ちた海の姿、
光景をぜんぜん表現していない。
壮大な宇宙物SF映画は、説得力のある豊かなSFXによって成立できるとすれば
そういう意味ではソラリスはSF映画としては寒いような。
228名無しシネマさん:01/12/16 00:09 ID:Awk2ErNH
age
229名無シネマさん:01/12/16 00:18 ID:EBAKNlSK
ソラリスにしてもストーカーにしてもタルは設定を使いたかった
だけという感じだから特撮の稚拙さはあんまり気にならないけど。
ステーションの内装はタルコフスキーも相当気に入らなかった
みたいだけど、ああいう汚しというか生活感のあるセットは
当時としては結構新しかったのでは。
230ソラリストX:01/12/16 00:52 ID:5tspJnuD
ソラリスだけを見た場合SFXは確かにそんなに気にならないような
しかしここは2001VSソラリスの話
前者のクオリティーで後者を比べてしまう
原作の持つ豊かなビジュアルイメージはソラリスの方がいいと思うだけに
ちょっとくやしいのよ
231名無シネマさん:01/12/16 02:37 ID:6zxcfbDh
俺はソラリスの持つ陰鬱さと妖しさに惹かれる。
2001年の場合は映像に圧倒されるが見終わると同時に消えてしまう。
ソラリスは何か後に引くというか、その点が東欧の映画っぽくていい。
232名無シネマさん:01/12/16 02:44 ID:fqM0b3Wc
>>231
ソラリスは人間くさい部分があるけど、2001年には、その辺皆無だからね。
233名無シネマさん:01/12/16 03:25 ID:sG1wF0aO
ソラリスのラストシーンで親父と部屋が何故びしょ濡れなのか教えてください
頭にこびりっいて離れません。
234名無シネマさん:01/12/16 03:42 ID:3yZm1dR7
だいぶ昔に見たので推測ですが、海が実体化してると言うことだったのでは?・・・
235名無シネマさん:01/12/16 04:52 ID:fqSoi/SE
不思議惑星キンザザも仲間に入れてください
236       :01/12/16 13:46 ID:NyyGWyyn
今のCGなどを駆使できるSFX技術を使ってソラリスを米ロ共同でリメーク
すれば、もっと満足いくものになるだろうか?それともリメークものに
ありがちな魂の抜け殻になるか?
237名無シネマさん:01/12/18 01:32 ID:GirIHWlP
age
238名無シネマさん:01/12/18 18:07 ID:2VgqbttK
2001年がなかったらDAVID BOWIE「SPACE ODDITY」も出来なかった!
239名無シネマさん:01/12/19 11:40 ID:FozadhaB
ソラリスの原作者のレムは映画が気にいらなかったってほんと?
240名無シネマさん:01/12/20 05:40 ID:znhQi7q2
多少映画に興味のあるやつは皆2001を知ってるが、ソラリスなんて
マニアしか知らない。

映画というものは映像、音楽、ストーリー、キャラクターの総合力
で勝負すべきもの。
ソラリスが2001に比べ著しく知名度が低いのはその総合力で一桁劣っ
てるからだよ。
241名無し募集中。。。:01/12/20 06:28 ID:lP4/eViy
2001はただでさえ天才のキューブリックが
偶然に偶然が重なった事により実力以上の極みまで
達してしまった唯一無二の作品。

後日談を聞いて初めて分かった事だけど、
もしHALが人間型ロボットだったら?
もしラストで陳腐な異星人が登場していたならば?
もしオリジナルスコアに差し替えられていたならば?
もし説明的ナレーションがカットされていなかったら?
ここまでブっ飛んだ作品になっていただろうか?

対するソラリスはやはり天才のタルコフスキー作品の中でも
取り立てて突出しているという訳でもなかった。

よって2001の圧勝!!
242名無シネマさん:01/12/20 11:45 ID:Y0J+jw1U
>>233
鈴木清順の発言にヒントあるかも。
「アタシは映画を歌舞伎みたいに思ってるの。
歌舞伎ってのは見せ場があるでしょ。
見せ場から考えちゃうから、アタシの映画は得てして難解といわれるわけ」
243名無シネマさん:01/12/20 12:02 ID:ICVVUaPC
2001は、SFとしての進化のメタファーが古すぎ。今から考えるとすでに陳腐。
哲学的味付けとしてでニーチェ持ってくるあたりも、かなり、大味で陳腐。
特にモノリスと猿のあたりが。歴史的SFでしかない。
悪い意味でのSFスペクタクル物。これ見よがしな見せ場多数。理解しやすいし。

その点、ソラリスは心的、内的SF
ポイントとして人間の理性と心と物質との関係という極めて深い点を持っている。
そこから宇宙の神秘を垣間見させるような、一面が素晴らしい。(ある意味チラリズム)

つまり、エロAVでいったら

2001年>ドドーン大味の洋物。
ソラリス>チラチラ技巧の和物

よって個人的にはソラリスに軍配。
244240:01/12/20 17:45 ID:I/UxygbY
>>243
>今から考えると陳腐
陳腐にしたのは2001年なんだから先駆者への嫉妬に過ぎないね。
それにニーチェなんて2001年では単なる味付けであって哲学的
意味付けなんてもんじゃないよ。そもそも「超人」じたいの解釈
に定説がないんだから、キューブリックがアクセサリーとして持っ
てきただけとしか考えられない。

単に「物語」として見るだけならソラリスは2001年と対等かもしれ
ないが、>>240で書いたとおり「映画」として総合的に評価するなら
ソラリスは2001年より一桁劣ると言わざるを得ないね。
245名無シネマさん:01/12/20 17:58 ID:vtuUUJwt
「映画」として総合的って?
オリンピックの団体戦じゃないんですけど・・・・
やっぱ観た映画に点数とかつけちゃうタイプ?
246名無シネマさん:01/12/20 18:04 ID:8A9V6LNw
ソラリスの知名度が低いのは英語圏の映画でないため。別に映画の完成度
と知名度はなんの関係もない。

>映画というものは映像、音楽、ストーリー、キャラクターの総合力
>で勝負すべきもの。

RPGのやりすぎ。
247名無シネマさん:01/12/20 20:52 ID:OW5rCQon
2001年のどこらへんがニーチェなの?
248名無シネマさん:01/12/20 20:59 ID:Z8eNh6VB
たとえば、『2001年』が世に出るまで、
地球を一個の惑星と捉えたりするような観点って、イメージとしては一般的じゃなかったんじゃないかな。
月の裏までいった宇宙飛行士は、月面にモノリスを発見できないかなんて本気で期待してたらしい。

ニーチェは、というか「ツァラトゥストラ」はこけおどしでしょ。
楽曲がシーンと合致してたから使ったんでしょ。

『ソラリス』は、あくまでタルコフスキーの映画だから。
249名無シネマさん:01/12/20 21:02 ID:rqNWYj+K
>>246
日本でもソラリスの知名度なんて2001年と比べものになりませんが、
日本は英語圏でしたっけ(w
ソラリスの完成度が2001年並みに高ければトンガ王国が作った映画
だったとしてもコギャルにまで知れ渡っているよ(w

>RPGのやりすぎ
???これで反論した気になってるなら映画というものがわかってない
証拠。RPGがどうのなんて映画が総合芸術であることを否定する根拠
になってない。
250名無シネマさん:01/12/20 21:44 ID:KMAAbeas
>>248
宇宙計画の成果としての写真が世に出回ったり
と言うことのタイミングが、2001年の公開年1968
年に一杯あったが、その辺は無視か?
251名無シネマさん:01/12/20 21:47 ID:KMAAbeas
>>249
文化的にアメリカと共産圏のどっちが入ってきやすいと思う?
ハリウッドの興行に組み込まれてるんだよ、日本は。

つかSFっていうくくりだけしか重複してない物で何故優劣を付
ける?
252名無シネマさん:01/12/20 21:57 ID:WKuzCv6D
>>251
249は厨だから。
253名無シネマさん:01/12/20 22:52 ID:32rlaLOe
>>251
知名度の差を興行力のせいにするのは負け惜しみ。
「ブレアウィッチ」がそうであったように内容がよければ興行力
がなくてもやがては知名度を得る。
2001年の知名度が圧倒的なのはエンターティメントとしても優れ
てるからであり、オタにしか喜ばれないマイナーな内容のソラリ
スとは差があってあたりまえ。

>SFっていうくくりだけしか重複してない物で何故優劣を付ける?
それは1に言うべし。
254名無シネマさん:01/12/20 22:59 ID:huW9XwYi
>>249
>???これで反論した気になってるなら映画というものがわかってない証拠。

別に反論なんてしてないけど?単にきみの評価軸がRPG並って言ってるだけ。
まあいいや、おもしろいから2001年でのシュトラウスの使われ方と
ソラリスでのバッハの使われ方の絶対的な評価の差をお聞かせいただこうか?
255名無シネマさん:01/12/20 23:22 ID:Jfn3UNJz
エポックメーキングだった2001年は。それだけでも評価できる
256 :01/12/20 23:37 ID:HTVytcNS
キューブリックはおそらくユダヤ系で、ナチスがとっても嫌いだという
ことは、2001年あるいは時計仕掛けのオレンジを見れば一目瞭然だ。

SunのOSがSolarisなのは、ここからとったのか?でも、どういう意味だ?
257名無シネマさん:01/12/21 00:10 ID:tJhG1lXR
映画は総合芸術というのは分かるが、
映画の善し悪しを映像・音楽・ストーリー各部の総合点で判断する人って・・・
キネ旬みたいな映画の見方すね。
258名無シネマさん:01/12/21 00:23 ID:mq+As4Qg
個人の思い入れで判断するのもどうだが・・
259名無シネマさん:01/12/21 00:30 ID:3lUvahmX
>>253
>「ブレアウィッチ」がそうであったように内容がよければ興行力
>がなくてもやがては知名度を得る。

何言ってんだか。ブレアウィッチこそ興行戦略のうまさでヒットした
映画の最たるもんだろうが。
260名無シネマさん:01/12/21 00:51 ID:s/gjtyMS
ネタレスです。

ソラリスはあまりにドフトエフスキー的だし、
2001年はシェークスピア的。
261243:01/12/21 01:35 ID:NOZLmbuy
>>243
>>今から考えると陳腐
>陳腐にしたのは2001年なんだから先駆者への嫉妬に過ぎないね。

別に進化のメタファーがあれって2001が初めじゃないと思うよ。
それ以前にSFの設定で陳腐になってしまうものは内容が無いから。
誰でも思いつきそうなことだし。独創性ゼロじゃんw
SF設定には何年経っても風化しない独創的な発想が重視されると思ってます。
まー、その意味ではここにもあがってるキンザザがダントツ一番だが。

>それにニーチェなんて2001年では単なる味付けであって哲学的
>意味付けなんてもんじゃないよ。そもそも「超人」じたいの解釈
>に定説がないんだから、キューブリックがアクセサリーとして持っ
>てきただけとしか考えられない。

だから、味付けってオレいってんじゃんw。よく文字見てよ。
アクセサリーとしてニーチェってのが既にドキュンな発想ってこと
誰でも思いつくじゃん。輪廻転生>永劫回帰>ニーチェってw
しかも超人の意味わかってる御仁?人間を超越して進化した存在(人)って意味じゃないよw

キネ旬系の視点で映画見る奴ってこんなドキュンなこと言う奴ばっかw
262名無シネマさん:01/12/21 02:08 ID:QtPup3f+
ニーチェをどれほど理解してるか、ただ昔の思想家ということだけで陳腐と言ってる
だけでは?と思うが。
263261:01/12/21 06:42 ID:NOZLmbuy
ん?思想に昔も今も関係ないと思うが。
そういう意味でなくて、映画に深みを与えるスパイス(あくまでスパイスね)
としての味付けとしてニーチェを選ぶのがなーってこと。
ほんとにニーチェじゃないとだめなのか?
ニーチェって名前だけでそれっぽさが出るからじゃないのか?
問い詰めたい。小一時間問い詰めたいってこと。

どう考えても芸術的コンテクストの味付けでニーチェってかなりドキュンだよ。
田舎もんが外車乗ってればかっこいいて発想に近いw
いまだと、タイムスライスしてれば映像的にかっこいいて発想に近いw

実際、2001年とニーチェの思想あんま関係ないから特に取ってつけたて感じでw
264:01/12/21 06:48 ID:ePG4mK1k
>>249
>日本でもソラリスの知名度なんて2001年と比べものになりませんが、
>日本は英語圏でしたっけ(w
>ソラリスの完成度が2001年並みに高ければトンガ王国が作った映画
>だったとしてもコギャルにまで知れ渡っているよ(w

何言ってるの?
ソラリスがロシア語だから英語圏の人までには広く行き渡らない
って解釈でしょ?
↑個人的にはそういう言語なんかは関係ないと思いますが。
内容が普遍的で素晴らしければ翻訳なんていくらでもできるでせう。

あんな人間の深い思惟に触れる作品がコギャルに受け入れられるとは到底思えない。
単なるSFだと捉えたら2001年の圧倒的勝利でしょう。
でも2001年の人文的解釈としては、科学技術が進歩することへの危惧、暴走、
目的の逸脱やそれこそ「神」への挑戦みたいなところでしょうね。(ニーチェですか??)
ソラリスに比べるとネタが大本命(神=大前提←揶揄)&表層的に思えます。
ゆえに一般大衆向きであると言えると思われ。
だから単にソラリスは大衆受けしない=商業的価値が低いってことだと思うけど。
ソラリスの内容や着想は素晴らしいと思いますよ。
人間の記憶が映像化するっていうのはドラッグ体験の是非や脳科学
(2001年にもトランス映像みたいなのはありましたね。あれは大衆受けの範疇でしょう)
 ソラリスのほうは、そんな表層的なものではなく本質ですね。脳内イメージそのものですから)
哲学(倫理面など)、オカルトなんかに解釈可能だし。
水草や水のメタファーなんかもたぶん西洋的なコンテクストの理解の範疇だと思いますね。
独特の鬱っぽい感覚も大衆受けは無理っぽいし。
なにせ当時なら2001年は単に技術面で新鮮だったでしょうしね。
265名無シネマさん:01/12/21 12:45 ID:bedw7Xku
すいません、スレが落ちたらしいので、多分見ておられると思いますのでここで
報告書かせてください。「イっちゃった映画教えて」の612=607さん、
ソラリスのDVD1〜2年前ショップでみました、5500円くらいでした。
金欠だったので買えなかった…
自分はソラリスLD持って居るんですが、ハードを買いそびれて一度も見てないんです。
円盤を眺めるだけ…(ワラ)一生見ないで死蔵になるかも。
サクリファイスの初版LDと一緒にヤフオクしたいよー。
オジャマしました、話を元に戻してください
266265:01/12/21 13:07 ID:NZAfEiSM
あっ、上の方にもっと詳しい方が書いておられる。はずかしー。
この映画どっちも大好きです。これからも楽しく読ませてください。
267名無シネマさん:01/12/22 20:28 ID:JIfGWM+H
2001年はエリート主義的な選民思想なとこがニーチェっぽいのかな?
現代思想だとニーチェってドキュンって扱いなのだろうか?よく知りませんが。
268            :01/12/23 03:18 ID:/iI0o+GZ
ソラリスのDVDはあるのか?
269名無シネマさん:01/12/23 04:30 ID:8Asysdpk
>>268
ある
270名無シネマさん:01/12/23 10:05 ID:lg7tQN5t
ニーチェ自体は、というか俯瞰的にニーチェに関わるのは別にドキュンじゃないが
これ見よがしにニーチェに固執する奴はドキュン。
まーなんでもそうだが。
オレは状況主義に固執するドキュン。
同じドキュンでもドキュンさが違うのさw ウキキー
271名無シネマさん:01/12/24 04:05 ID:sxWWWe1v
この映画が好きな女と寝たい。マターリすごしたい。
逆にネミー、チョーツマンネーとか言うやつとは映画の話ししたくない。
その彼女の生涯ベスト映画は「はむなぷとら」だった。もうしゃべりたくない。
顔もみたくない。永久凍土の下に埋めてやりたい。タチヒロシに撃たれちまえ。
北京原人に犯されちまえ。クロオビキッズにボコボコにされちまえ。
突然タイムスリップで戦国時代にワープして足軽の槍に刺されちまえ。プンスカプン!
272名無シネマさん:01/12/24 04:09 ID:sxWWWe1v
>>271
ワラタ
273:01/12/24 04:11 ID:sxWWWe1v
・・・
2742001派:01/12/24 04:26 ID:V2DxOy+7
以外にソラリス派が多いけど、ソラリス派って
エヴァにはまってた引きこもりが多そう。

やっぱりここは2ちゃんねる(w
275名無シネマさん:01/12/24 04:37 ID:HBLi06Xi
>以外にソラリス派が多いけど、ソラリス派って
>エヴァにはまってた引きこもりが多そう。

妄想は自分の頭の中だけにとどめておいてね。
276名無シネマさん:01/12/24 04:42 ID:sxWWWe1v
悲惨な271のいるスレというのはここでよろしいのでしょうか?
277名無シネマさん:01/12/24 04:49 ID:V2DxOy+7
ソラリスはヒッキー映画。

舞台が精神病院であっても違和感が無い(w
278奈々氏:01/12/24 05:08 ID:BqWI5/cS
2001は最高に素晴らしいと思うけどなあ。
ソラリスは、なんかダラーっとした印象しかないな。
それは俺が幼稚だからか?
ソラリスダビングしてあと何回か見てみヨット。面白さが分かるまで。。。。
279名無シネマさん:01/12/24 10:05 ID:aTWT3mj+
>>278
オレはこういう素直な感想が一番だと思うね。
ニーチェだのなんだのとかいわずにさ。

好きでもない物をあんま無理してみんほうがええ。
2001が最高ならそれでええじゃないか。

まー、いろいろな見方が出来ればそれが一番だが
無理して映画マニアみたいなこすっ辛い美意識(過剰)を
身に付けんでも生きてけるからええじゃないか。
280名無シネマさん:01/12/24 15:52 ID:c28LuF8l
>ソラリスダビングしてあと何回か見てみヨット。面白さが分かるまで。。。。

2回みてわからなかったら無理かと思われ。
人生経験を積むってほうに頭を回すのが近道と思われ。
281名無シネマさん:01/12/24 18:15 ID:c/53vWCK
中学生10人に2001年とソラリスを見せてアンケートとってみ。
ソラリスの方が面白いっていう奴いたら人生なめとる→えなりかずき w
282 :01/12/24 18:41 ID:lFHOgRIL
a
283名無シネマさん:01/12/24 18:41 ID:/MpMLBZi
SF嫌い
284名無シネマさん:01/12/24 23:01 ID:t4fm2O40
ソラリスの方が物語として底が深いから2001年より上だというなら単純すぎ。
単に物語が見たいなら小説読めばいい。
半可通たちはもう一度映画とは何であるかを考えよう。
285名無シネマさん:01/12/24 23:20 ID:nbhY45lj
っていうか2001年がニーチェの影響がどうのこうのってどこから
でてきたの?
あれってもろA.C.クラーク的っていうか、ステープルドン→クラーク路線
のイギリスSF王道ビジョンだろ。
286名無シネマさん:01/12/25 01:00 ID:tfxWtDXc
>>284
>>単に物語が見たいなら小説読めばいい。
>>半可通たちはもう一度映画とは何であるかを考えよう。

同意!
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1008280033/201-300
  ↑
ここの>>249が似たようなこと言ってます。
287286:01/12/25 01:23 ID:tfxWtDXc
と偉そうに乱入した俺様は、2001年もソラリスも同じくらい好きだが、
同じくらいよく分からない。
ていうか2001年については、キューブリック自身の発言というか
後日談かなにかで、実は後世のマニアが語っているほど難しい意味
は込められていなかったってことになったんじゃなかったっけ?
「何やら意味ありげで難解な感じにするためにナレーションを削除した」
とかいう類の話を聞いたことがあるぞい。

とりあえず俺は一映画ファンとして、

>>279
>まー、いろいろな見方が出来ればそれが一番だが
>無理して映画マニアみたいなこすっ辛い美意識(過剰)を
>身に付けんでも生きてけるからええじゃないか。

に一票。
288名無シネマさん:01/12/25 02:19 ID:sq9HVA/r
2001年はタイタニックみたいなもの。
テーマが「愛」か「進化」かの違いだけ。
単純ではあるけれど人類にとって根源的な問題を
完成度の高い映像と音響で物語って、人々に大き
な感動を与えることに成功した。

これが映画というものだよ。
289名無シネマさん:01/12/25 02:24 ID:V8nAQBQI
>>288
え? 288はタイタニックでも、2001年みたいに感動出来たっていう意味で言ってるの?
290288:01/12/25 02:39 ID:sq9HVA/r
>>289
個人的にはタイタニックはそんな好きじゃない。
でも世界中の多くの人を感動させたのは事実だからね。
タイタニックでピンとこなければ風と共に去りぬでも
なんでもいいよ。
291名無シネマさん:01/12/25 02:43 ID:V8nAQBQI
感動させたかどうかなら、カルトながら、ソラリスもタルコフスキーのSFということで
多くの人に語り継がれ、感動させ続けている筈なんだがな。

これも、あれも、また映画だが。
292名無シネマさん:01/12/25 03:04 ID:sq9HVA/r
>>285
2001年にニーチェの影響なんてないよ。
キューブリックが演出の一つとして使ってるだけ。

ラストの超人なんてオープニングで猿が骨持った瞬間に
決定づけられてたようなもの。
293名無シネマさん:01/12/25 03:36 ID:JHE7e/GR
2001年は別に世界中の多くの人を感動なんてさせてないよ。評論家受けはいいようだけど。
しかも公開当初正当な評価がなされたのはSF畑くらいのもんだろ。
294278:01/12/25 04:20 ID:lmrsiCob
つーか、ソラリス長いんだよな。完全版だからか?
295名無シネマさん:01/12/25 04:29 ID:a/4+UXH1
2001年はヤク中のヒッピー向けの映画だろ。デッドオアアライブとかと同じ。
もっといえばサイケ系だろ。
トリップしながら見れば時間も気にならず、あの映像美に圧倒されて快感なんだろうけど。
296ァへ:01/12/25 04:44 ID:lmrsiCob
じゃあ、ソラリスはダウン系か?
297:01/12/25 05:15 ID:624s6lYj
映画板って言いっぱなしが多いね(藁


>>295
終わり付近のカレイドスコープな映像なんかモロですよね。
あと空間が限定されてるっぽいところとか。
298名無シネマさん:01/12/25 05:30 ID:YPexpFNm
>>297
ソラリスなんて全編それじゃないの(藁
以前のレスに舞台が精神病院でも不自然じゃないってのがあったけど(藁
299:01/12/25 05:44 ID:624s6lYj
>>298

ん?意図がよくわからない。
リンクミス?
300名無シネマさん:01/12/25 09:44 ID:dh4/jymz
>>292
お前ニーチェしらんだろ?ラストの超人って。。。(プ
ニーチェが言う超人の意味わかってる?
それ以前にニーチェを演出で使う時点でダメ発想なんだよ。
301名無シネマさん:01/12/25 10:16 ID:NeCzStYK
>>300
ニーチェの超人って何だよ?
302286:01/12/25 17:46 ID:IpHY4u3X
またニーチェですか。
とりあえず、頭いい人たちは難しいこと知っててスゴイですね。
ってことでよろしいでしょうか?
つーかもうその話は=====終了=====にしましょうや。
俺バカなんでよく分かりませんが、これだけ皆さんニーチェニーチェ
言ってるってことは、実際ニーチェが関係しているのかも知れませんが、
それって2001年を鑑賞する際にそんなに重要なことですかね?
2001年って、「あの時代にあんな映像よく作れたなぁ」とか、
「"作為的"に奥が深そうで謎めいた雰囲気にして、いかにも
語り継がれるような作品にしたキューちゃんのセンスに脱帽!」とか、
そっち方面の感動の方が的を射ているような気がするんだけど。
下手に原作(まあ2001年は映画と本がほぼ同時進行だったそうなので
原作とは言わないか)を知っていると、ニーチェとかA.C.クラークが云々
とかって方向に行ってしまうのかな。
303名無シネマさん:01/12/25 18:22 ID:+FSuSoh9
まじめに「ラストの超人」ってなに?
ニーチェとか抜きにして。
304演技派:01/12/25 18:28 ID:mgTnJITv
>>303
原作読めよバカ。本ってもんがこの世にはあるのを知らんのか。
305303:01/12/25 18:55 ID:+FSuSoh9
「HALの暴走」のこと?
306292:01/12/25 19:42 ID:CC+2eK56
>>300
馬鹿発見。
「ニーチェが言う超人の意味」なんて書いてること自体が
知ったか馬鹿の証拠。
哲学の世界ではニーチェなんてドキュン扱い。「超人」に
定説なんてないよ。キューブリックはお前みたいな馬鹿じゃ
ないからそんなことわかってる。だから超人という言葉にか
こつけてニーチェを演出として持ってきただけ。

ちなみに2001年のラストの超人はニーチェの超人じゃない。
「オープニングで猿が骨持った瞬間に決定づけられてたようなもの」
という言葉の意味が理解出来なかったな(わら
307名無シネマさん:01/12/25 19:51 ID:qJHkp4mn
ニーチェというかロマン主義だろ?
308名無シネマさん:01/12/25 21:19 ID:/Hu5+3VX
ニーチェは単なる小説家
309名無シネマさん:01/12/25 22:23 ID:q3oFr5Rl
ほー、2001年はニーチェに行き着きましたか。
私なら小説よりむしろ絵画で対比しますけどね、映画ですから。
さしずめ2001年=ミロ、ソラリス=ターナーってとこですか。
好みの問題ですね はは
310名無シネマさん:01/12/25 22:32 ID:qJHkp4mn
ターナー? イングリの風景画家とタルコフさん???
311             :01/12/25 23:41 ID:OUsp+ntt
最初の計画では、モノリスではなくて宇宙人が描かれる予定だったらしい。
その宇宙人の姿は、これまで誰も見たことも想像したこともないもので
なければならないと決めてクーブリックは世界中の画家やイラストレータに
そのデザインのスケッチを求めて提案させてみたが、どれもこれも
想像を絶するというようなものではなくて、何かの既存の変形や組み合わせ
でしかないという意味で満足のいくものではなかったという。
それでクーブリックはあきらめて、むしろユダヤ教的に(?)無機的にして
神秘的なモノリスを宇宙人(ユダヤ神のイメージ)として採用して映画を
作ることに決めたと言う。

人間の想像力で描かれた偶像は、人間の能力を超えたものにはならない
よって、人間の想像できるイメージに貶めることがないように、
あなたは神の姿を偶像に作ってはならない。
312名無シネマさん:01/12/26 00:11 ID:b+kYwIzZ
>>306
だから「ラストの超人」って具体的に何のことよ。
313名無シネマさん:01/12/26 01:29 ID:yYYHyt3a
ラストは「幼年期の終わり」と同じで人類が進化によって新しいステージに上がったってことだよ。
輪廻転生でも永劫回帰でもない。
314名無シネマさん:01/12/26 08:35 ID:9PpuKAzC
>>306
あひゃあぁぁぁぁぁぁー。お前大丈夫か?
哲学でニーチェ自体は別にドキュンじゃないよ。
これ見よがしにニーチェ言う奴はドキュンだが。

「ニーチェが言う超人の意味」
根底的な権力への意志から弱者存在が持つルサンチマン(わかりやすく言うと、宗教に逃げるってことだな)
この発想は確かに人間の弱さの側面を捉えてるんだけど、その背景には、無に対する強い志向
つまり、ニヒリズムが裏にある発想なんだ。そこから脱する強力な理念としての「超人」
つまい、あくまでニーチェの言うのは歴史的、社会的、観念的な理念的な意味だよ。
進化的意味合いなんてこれっぽっちも無い。

それとSF的な神秘性とを結びつけて
「超人という言葉にかこつけて」がすでにダメ発想っていってるの。
わかんねーバカだな。

>「幼年期の終わり」と同じで人類が進化によって新しいステージに上がった
homo sapiensからhomo superiorか?
この発想もかなり古いつーか、そのままって感じだよな。
315名無シネマさん:01/12/26 08:49 ID:uJrwSuaZ
はじめてみたときカット版だったけど面白かった>そらりす
のちに完全版見たら、嫁と姑の確執的映像が増えただけとの
記憶しかない・・・。
316名無シネマさん:01/12/26 08:57 ID:PWBYd+BB
つまりニーチェと2001は関係ないってことね?

ソ、ソ、ソクラテスか、プラトンか、ニーニー、ニーチェ(以下略)
317302:01/12/26 09:06 ID:NnJgSyxL
なんか、コミュニケーション不全の方々がたくさんいるな、ここ。
ていうか2人か。
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1006453081/
 ↑
ここの「ミステリ板住人」氏並み。
せっかく明晰な頭脳と豊富な知識を併せ持っているんだから、
罵り合いしてるヒマがあったら、
もっと我々バカ共を唸らせるような書き込みをしてくださいな。

バカには何言っても無駄ってか? ミステナイデ(w
318名無シネマさん:01/12/26 16:19 ID:pcVfoyN9
ソラリスはいいとは思うけど所詮マイナーだろ。
2001とは次元の違う作品だと思うが。
319:01/12/26 16:36 ID:77SsmZp7
>>314
こちらの御仁のほうが正しいと思われ。
まあ、作品は一個として作者の意図とは関係なく
自己を投影してもいっこうに構わないと思うので、
解釈が間違ってる云々はそんなに問題ないかも。
でも「ニーチェの言う超人」の意味は314氏の解釈が正しいと思われ。
概念の整合性は大事。

一方作品の見方はいろいろあっていいと思う。


>>318
確かに「SF」の一括りで比べるには少々差がありすぎるように思う。
まあでも無意味ではないだろう。
こんなに盛り上がってるんだし。
320名無しさん@そうだ選挙に行こう:01/12/26 16:38 ID:m7zzy1Is
2001年ももうすぐ過去になっちゃうよ。
321名無シネマさん:01/12/26 17:01 ID:LJluaict
ttp://www.walkerplus.com/kansai/latestmovie/2MBDK001.html

2001
大阪の九条のみなみ会館というところで12/29からレイトショーですねん。
新世紀特別版ですわ。
見に行きますねん。
322321:01/12/26 17:04 ID:LJluaict
>>321
京都の東寺だったどすー。大阪の九条やおまへん。
323321:01/12/26 17:10 ID:LJluaict
ttp://www.rcsmovie.co.jp/minami/
みなみ会館のアドレス。
324名無シネマさん:01/12/26 17:32 ID:phgiupGr
2001は2001だけみてりゃ、それでいいけど
ソラリスはタルコフスキーの他の作品もみないとだめだね。
2001vsタルコフスキーの世界観
にならざるを得ない。
そうなると2001なんてやっぱ浅いとおもうよ。
スターウォーズみたいなもんだよって思えるわ。作り物の世界。
発想から映像の切りとり方までスタイリッシュにこだわり過ぎ。
デザインと絵画の差みたいなもんがある。
2001は過大評価されすぎだよ。これはデザイナーの映画であって画家の映画ではない。
325名無シネマさん:01/12/26 21:23 ID:PpTLmS5z
俺両方ともリバイバルで見たんだよね
感想からいうと2001年は前評判に違わず映像に圧倒されっぱなし。
ソラリスは何気に見たんだけど話しに引き込まれたっていう感じだった。
で、比較の話しに戻すと今一人でカキコしている自分はソラリス的な
世界観から決して逃げられない人間だということを痛切に感じる。
俺は全てのステージを超越して俯瞰する2001年より、人間の内面を描き切った
ソラリスに軍配を上げたい。

個人的には夜の首都高は猿人よりも印象的だったしな w
326302:01/12/26 21:51 ID:NnJgSyxL
>>319
禿同! 職人的なまとめ方、お見事です。これで静かになるかな?

>>324>>325
ナイス! ようやく「映画板」っぽくなってきましたな。

今後もマターリと勉強(&ときどき乱入)させていただきやす。
327名無シネマさん:01/12/27 13:20 ID:UOm4+TBa
328名無シネマさん:01/12/28 02:18 ID:MtnvYLrs
LD末期の頃、IVCからソラリスのDVD(IVCF-20)が出たすぐあと、
「待望のニューマスター版で登場!」の謳い文句とともにLD(ISL-10090)
が出たが、実際はオープニングの字幕を削除しただけで、
映像そのものは以前のものと同じだった。IVCってほんとやる気ないなあ。
2001年は、LD時代はパイオニアLDC、今のDVDはワーナー、
いずれも気合が入ってるし、DVDはついに待望のスクイーズ化。
一方、ソラリスは今もIVC・・・・・・・・。
329さすらう名無し ◆zZcRockk :01/12/28 03:18 ID:wuV1Z1W7
2001年も末ということで、カキコします。

まず、

2001年:宇宙の旅

この映画の企画の出だしは、「語り草になるようなSF映画を撮りたい」
この一言で始まった。

キューブリックは、写真家から映画監督に転向、つまり写実的。
ちなみに奥さんは画家。

彼は、2001年をクランク・インするまでに、世界のありとあらゆるつてに、
依頼を出している。(手塚治虫もその一人)

テーマは、2001年に存在する可能性のある、現実的な設計。

コンピュータはIBM
電話はベル研究所(今はAT&T)
ホテルはヒルトン
など等…

結果として、HALの型番がIBMのアルファベット表記のズラシという事は有名だが、
映画の中のHALもシリアルのような型番の箇所には、IBMのロゴが付いている。

月のホテルは、ヒルトン、これも壁にヒルトンの表記がある。

そして、娘へのテレビ電話、これもモニターにベルの表記がある。

キューブリック自身もコンピュータ関係の書籍、雑誌は世界中全てのものを取り寄せている。

そして、シナリオの執筆には、静止衛星の発想を創り出したアーサー・C・クラーク。
330さすらう名無し ◆zZcRockk :01/12/28 03:19 ID:wuV1Z1W7
つまり、2001年:宇宙の旅という作品は、

1968年の時点での、地球上の人類で創り出された、想像力の限界に迫った作品なのである。

これは、想像力を超えた存在としてのモノリスのデザインが、その終点として映画では登場する。

骨から始まった、ツール(道具)の歴史が、そのツールに殺されるという最期をもって、
人間と動物の唯一の差異であった部分を一度終わらせる。
ここで、よく言われることで、、僕も同意せざるを得ないのだが、明らかに、
人類の古代に、コカの葉を狩の時に使ったりと、歴史のある、ドラッグもツールとして無視出来ない。

よくドラッグ(特にLSD)をやってないと、2001年は理解出来ないと言われるが、そのゆえんは
そこにある。

結局、キューブリックは確信犯的に人類のブレインを巻き込んで、今現在もなお、又まさに今ここでも
進行しているような、「語り草になるような、SF映画を撮りたい」という、自分の欲求を満たしている。

当然、議論の内容は、肯定も否定もあり、そんなことはキューブリックも十分承知に違いない。

以上。

惑星ソラリスについては、今ここでは、これ以上長くなってしまうとなんなので省かせてもらいます。

一つだけ言わせてもらうと、全世界を巻き込むキューブリックも恐らく、当時のソ連内部のブレインまで
自分の思うようにコミュニケーション出来たとは思えない。
でも、キューブリックは可能な限り世界を巻き込んだ。そして、タルコフスキーは、可能な限り、
その国の内側から外へと飛び出し、個人的葛藤を共に悩んだり、泣いたり笑ったりするその橋渡しとして、
みごとに 惑星ソラリスを創り上げた。

僕の結論は、

2001年:宇宙の旅+惑星ソラリス=1(順番とか数字の1ではなく、ひとかたまりの意味)
331どっかのサイトじゃないけど:01/12/28 03:45 ID:ZMfTmHPa
“さすらう名無し”に1票、というか10票くらい進呈。

でも現実の2001年は、映画より退屈な2001年になっちゃったね。
正直、2001年をまた観たいかというと、いまいち食指が動かないのだけど、
ソラリスはまた観たいよ。
332名無シネマさん:01/12/28 03:47 ID:kSeTtl8z
>>329-330
読みません。
333名無シネマさん:01/12/28 03:50 ID:gHfUaXQR
>331
確かにビルが2本倒れても、人類の進化にはかなわないか・・・
でも今年が退屈だと言い切れる331はたいした奴だなあ。
本当に人類が進化すると思ってたりしたのだろうか?
334名無シネマさん:01/12/28 03:51 ID:ZMfTmHPa
ひねくれとんのォ...ワレ...
哀しい、ワシャ哀しいヨ...
335326:01/12/28 03:54 ID:KLz/iA0G
>>331
私も「さすらう名無し」氏に10票。
336名無シネマさん:01/12/28 04:03 ID:ZMfTmHPa
>333
つまり、「退屈なのはお前の人生だろ!」と、そう言いたいわけでしょ。
何と無く分かる。多分その通りだ。

社会が変動しても、それは社会の変動に過ぎないしね。そこに外部はないみたいだし・・。
337名無シネマさん:01/12/28 04:11 ID:ZMfTmHPa
・・だから、映画なんて観てるんだな。
338326:01/12/28 04:15 ID:KLz/iA0G
>>337
残念ながら同意・・・。
339331:01/12/28 04:35 ID:gHfUaXQR
>336
別にそこまでいう気はなかったのだが。所詮テロも
自分とは遠い世界の出来事だ、という考え方もアリ
だとは思う。世間が騒いでるからって同調する
必要はない。
まあ、あの映画の目線でモノを見ても楽しいことは
あんまりないよね。
340名無シネマさん:01/12/28 04:43 ID:ZMfTmHPa
テレビではじめて目撃した時は、正直本気で「怖い、やばい」とは思ったけどね。>テロ
でも、その後の経過を見れば、じつはたいしたことでもないように思えて来てね。
人類の進化、なんてものは勿論期待したこともないけど、自分自身はもっと進化してもよかったはず、と悔やまれる2001年。
どっかにきれいでやさしい娘はおらんか、と。
2001年も、ソラリスも、視点をふっと原理的なところまで連れていって、自由にしてくれるでしょ。
それが好きなのよ。結局映画に求めてるのはそれだけだと思う。
341暇人:01/12/28 05:48 ID:ZMfTmHPa
読み返してみると、いろんな言葉が飛び交ってたんだね。おもしろい。
つまり2001は表層の映画で、ソラリスは深層の映画ってことですか。
342名無シネマさん:01/12/28 21:29 ID:rMKBj04Z
>>330
>惑星ソラリスについては、今ここでは、これ以上長くなってしまうとなんなので省かせてもらいます。

そんなこといわんと・・・いうてみー。
343名無シネマさん:01/12/28 21:40 ID:vKWw96d4
「ソラリス」、ソーダバーグがリメイク!
ということで、ソラリスの負け。
「2001」をリメイクしようとは誰も思わんだろ・・・たぶん。
344名無シネマさん:01/12/28 22:55 ID:dl/74OiF
>343
何気ない意見のようで、何か本質的な指摘かも。
ソラリスは、反復可能な映画なのかも。
345さすらう名無し ◆zZcRockk :01/12/28 22:57 ID:hGW7PSb2
自分で発言すればするほどに、判ってない自分を
何とか納得させようと、ひっちゃきになっている自分が
そこには居るのだが、続きを書きます。

惑星ソラリス この映画も原作を消化した上での監督の作品として視点を固定します。

外側:アームストロング船長、ガガーリンその他の宇宙飛行士 & 科学者

内側:フロイト、ユング、その他の心理学者


2つのものを評価するのに、僕が選んだ土俵は、上記の通り。

必然的に、タルコフスキーは、内側を探求する者だと思われる。


ソラリスは、2001と比べると抽象的な印象があるが、決して曖昧ではない。

復元された妻の洋服のひもは、その皮膚に縫いこまれている、そんなシーンがあるが、

これは、まぎれもなく理論上の世界、脳内記憶の世界に他ならない。

僕らは、何かを認識してインプットする時には、必要事項以外は省略して記号化している。

それを脳内の引き出しにしまっておいて、必要に応じて出し入れする。

この内側で機能するツール(道具)としての記憶は、”時間”の中でうまくやっていく知恵である。

脳内で製作される時間という成分から出来上がるオブジェ

これが、ソラリスのラストの液体の凝固したような、しずくのしたたる空間だと僕は思います。
346さすらう名無し ◆zZcRockk :01/12/28 22:57 ID:hGW7PSb2
映画の性質上、どうしても2001とは違い、客観的な事実よりも自分の内面を頼った解釈になるのは
いたしかた無いとも思います。

ソラリスは、絵画に時間を加えた(というよりもタルコフスキーの映画全て)作品。

動画といってしまうと、乱暴にも、動画という概念に縛られる。
映画をたくさん観ている僕らは、一度頭の中をリセットして、映画と同じ形をした、
”時間付きの絵画”としての視点を持つ必要がある。(理解をしたいのならば)

これは、ソビエトの当時の状況あっての産物だと思う。

恐らく、壁かけテレビがもっと一般に普及し、その壁掛けテレビの額縁を絵画のそれと変えて、
その壁掛けテレビで、ひたすら、タルコフスキーの映画を再生させてみると、ピッタリかもしれない。

そう考えると、やっとタルコフスキーが、万人にとって身近な存在となる時代がくるのでは?

記憶の世界の映像化は、「去年マリエンバートで」でアラン・レネが、
時間を加えた絵画は、パブロ・ピカソが(どちらかというとブラックか?)、
それぞれ独自の展開を見せている。

しかしどちらも、研究対象としてのサンプルの感じが漂う。

タルコフスキーのソラリスは、

人間の脳内で展開している世界(葛藤とか思い出は全てこれに含む)
のとても論理的にツジツマの合った空間の構築。

そんな事をだらだら書いていると、僕は、自分の脳の中もこの宇宙の一部であって、
そこに吹く風の音はどんなだろうかと、聴き方も知らないことに気付く、今日この頃。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
347名無シネマさん:01/12/28 23:07 ID:dl/74OiF
ひゅ〜らら〜う〜ちゅ〜うの〜かぜにの〜る〜♪
って感じです。
348:01/12/28 23:38 ID:Rjqz0S1E
>>326
そうですね。
もっと普通に盛り上がって色んな意見が聞ければと思います。

>>347
概念、思惟云々いってナンですが、正宗大好き!
正宗の作り出す闇が好き。
349名無シネマさん:01/12/29 02:28 ID:ZNMytClb
俺にはモノリスが想像を超えたものには思えない。
猿が骨を道具として使うシーン見たときあまりにそのままで滑稽なので
噴出して笑いながら「そのままじゃん」って言ってしまった思えがある。

確か昔ここで「モノリスの比率はかまぼこ板の比率」という面白い発言があったが
これに妙に笑ってうなずいてしまった覚えもある。
やっぱり描き方が「スペクタクル的であまりに表層的」過ぎる。
「人類が自ら作った道具で自らを滅ぼす」という倫理的プロットも
そのままと言うか、味気ないというか、やっぱり人的な発想にしか思えない。

深遠な宇宙にとっては人間の存在なんかどうでもいい。それこそ
人間がどう進化しようが、どう滅びようがどうでもいい。
そんな深遠な世界観が背景にあって欲しいな。(あくまで背景として感じられるだけでいい。)俺的には。
大衆向けという意味ではそうでなくても十分なんだろうけどね。

2001年は自分にとってどのように理解しても
新鮮で独創的な想像力と世界観を垣間見させてくれるシロモノではなかった。

しかし、2001年がまったく楽しめないダメな映画であるとは言わないけど
2001年とソラリスは同じ土俵で語るべきではないと思う。

それは恐怖小説で言えば、ブラム・ストーカーとラブクラフトを同列で語るようなものかな。
350名無シネマさん:01/12/29 04:08 ID:VNZrpVT5
そりゃー、2001年に、というか映画というものに暗に深層を求めているから、
自動的に「表層的」ってのが批判の言葉になっちゃってるんじゃないの?

>猿が骨を道具として使うシーン見たときあまりにそのままで滑稽なので
>噴出して笑いながら「そのままじゃん」って言ってしまった思えがある。
おれも、昔テレビでそこだけ観た時、あまりに分かり易いので笑ってしまったけどね。
でも多分、これはむしろ笑うべきところなんだと思うよ。しかめっ面して観てる方が滑稽。
351名無シネマさん:01/12/29 05:08 ID:rlauHqKc
直線の立方体は誰がみたって人間のデザインだけどな。
人間が作ったもの以外に誰か立方体を見たヤツいる?
宇宙人に聞いたってお前らの作ったやつだろ?っていいます。
あと数学は宇宙言語みたいな設定のSFって多いけど
数は共通言語でもなんでもないよ。
数学は人間の考えたルールです。つまり直線は人間のルールに乗っ取ったデザイン。
だから、なんでモノリスはあんなチンケなのか・・・・
物質をもたない力じゃだめなのか?密度じゃだめなの。
352名無シネマさん:01/12/29 05:17 ID:xiFqeqfP
ピカソの絵も一度見た後ならそれを真似して描けるし、キュービズムの概念が生まれ、粗探ししてケチもつけれるけどるけど
でも、なかなか最初に思いつかない。
353名無シネマさん:01/12/29 05:23 ID:VNZrpVT5
>物質をもたない力じゃだめなのか?密度じゃだめなの。
見えなきゃどーしようもないし。大体、モノリスが存在しているものだって、どうして言えるの?
手で触れるから?目で見えるから?でも何故それが存在していることの証明になるの?
人間が、人間のデザインしたものをみて、「人間のデザインしたものだ」っていうのは、ある意味あたりまえじゃない?
そこには人間ならざる存在の視点は、はじめっから想定し得ない。数学が共通言語かどうかも、一体どんな審級によってあきらかとなるのか。
354名無シネマさん:01/12/29 05:23 ID:xiFqeqfP
初めて見た時、モノリスの存在も猿が何やってるのかもワケわかんなかった。
あのシーン分かり易くて笑えたという人は、2001年のテーマなどの情報が入ってたということ??
355名無シネマさん:01/12/29 05:32 ID:VNZrpVT5
あんまり即物的でそのまんまだから、笑えたということだと思う。
「おいおい、そんなにあからさまでいいの?」という感じですよ。
粗暴な猿が武器(道具)としての骨を手にして、うきーと叫んで空へ放り投げる。
それが科学の最先端にある宇宙船(一説に寄れば核ミサイル塔載の衛生)になる。
可笑しいと思うけど。
356名無シネマさん:01/12/29 05:34 ID:xiFqeqfP
>>351
なら、数学というモノもモノリスによって人間の考えたルールという風に植え付けられたモノという解釈はできない?
数学教えて木星に来れるように呼んだというか・・・
357名無シネマさん:01/12/29 05:40 ID:xiFqeqfP
>>355
だから、
初めて見た時、そのまんまとか、あからさまというのは何で思ったの?
それって進化がテーマであるというのを知った上でということだよね?
358名無シネマさん:01/12/29 06:04 ID:VNZrpVT5
>>356
自分の認識の外部を実体視しているから、そういう循環に嵌まり込むんだと思うよ。
解釈というのは、外部(客観)を捏造することで、いつまでも自分の認識の内部に無自覚に留まり続ける行為だと思う。
2001年は、その認識の循環構造についての映画でもあるんじゃないの? 構造として。

>>357
テレビで断片を偶然観たのは高校生の時だから、べつに2001年も“過去の名作”程度の認識しかなかったけど、あの一連の流れだけで何を示してるかは分かると思う。
へんに難しい意図が隠れていると思い込むから、すぐに分からないんじゃないかな。
359名無シネマさん:01/12/29 06:17 ID:xiFqeqfP
>>358
結果論だと思う
360 :01/12/29 06:24 ID:wA/GDhep
だから、人間の想像を超えたものは人間には出来ない訳だから
百も承知でわざわざモノリスを映像化したのはイコール限界を自分で作ったって事なの。
映像化しないで描く方法を選ばなかったのは芸人根性がさせたもんだと思う。
俳句の世界じゃないけどさ、対象物をわざわざ描かなくても成立しただろこの映画は。
そこがソラリスと一歩劣る点だな。はっきりいって色気だした。
何度もいうが数学とは人間のかんがえた規範なの。
人間の脳味噌の大きさは無限大じゃねーだろ?質量をもつものが無限大を考えられないのは
頭蓋骨が証明してる。つまり頭蓋骨から先を∞として、こっから先は分かりませんとしてるの。
なのに∞を直線としてわざわざ映像化した。直線とは1とか2とかと同じで
数なの。∞は数じゃねえだろ。量じゃねえのか。
つまり、分かっていてわざわざ嘘をついている。ずるいね。
361名無シネマさん:01/12/29 06:27 ID:xiFqeqfP
>昔テレビでそこだけ観た時、あまりに分かり易いので笑ってしまったけどね

初めて見た時、笑えるかな?
別にそのシーンが何をあらわしてるか?という質問してるわけではないのに
なんでそこをピックアップできたんだろう?
362名無シネマさん:01/12/29 06:31 ID:xiFqeqfP
>>360
言いたいことはわかるけど、なんでモノリスが数学を使った物体だとダメなんだろう??
363名無シネマさん:01/12/29 06:31 ID:VNZrpVT5
結果論・・・。原因や経過を無視して、ただ結果だけを見てする議論(広辞苑)。

そうか。でも自分がそう見たことに原因や経過があったのかな、と考えると、あまり思い浮かばないなァ・・・。
確かにそう判別する脈絡があらかじめ自分の中にあったということかもしれないね。
大体映画を見て直ぐに饒舌に語れるのは、語れる脈絡が自分の中にあって、それと映画が触れ合った時なのだろうし・・・。
364名無シネマさん:01/12/29 06:38 ID:xiFqeqfP
ヒトの脳に納まる(理解できる)ような学問を発明するように、モノリスで数学というものを授けたとか。
365名無シネマさん:01/12/29 06:41 ID:xiFqeqfP
>>363
>大体映画を見て直ぐに饒舌に語れるのは、語れる脈絡が自分の中にあって、それと映画が触れ合った時なのだろうし・・・
そう。だから、最初からこの映画のテーマを知ってたからあのシーンピックアップ出来たのかなと思ったの。
366名無シネマさん:01/12/29 06:44 ID:xiFqeqfP
わざわざモノリスという目に見え、触れる物体にしてそれを触らせたり発掘させたりるのが目的だったんじゃない?
一種のお遊びで。
367 :01/12/29 06:47 ID:dmO+Ipgc
人知を超えた力が実は人間でしたってなっちゃうでしょお>>362

だから嘘はいい。
しかし、想像力でせめてとばして欲しいっての。
ソラリスの海から死んだカミさんが来てるのに誰も文句いわないだろ。
ああ、そうかって納得して見る。
最後の水がしたたる家ってのは想像力が飛ばしたからいいシーンな訳。
2001もじいさんのベットの部屋はよかったよね。おいおいとは誰もいわない。
こういうのってどこまで頭を飛ばせるかの勝負でさ。
2001は意外にそんなでもない。
昔のインド人のがよっぽど飛んでただろう。功という単位をみんなは知ってるかな?
368名無シネマさん:01/12/29 06:50 ID:VNZrpVT5
>>362
>別にそのシーンが何をあらわしてるか?という質問してるわけではないのになんでそこをピックアップできたんだろう?
その時は、そこしか見なかったから。

>>360
>質量をもつものが無限大を考えられないのは頭蓋骨が証明してる。
無限大そのものを思考できないのは勿論だけど、「無限大」は知っているよね。
要は無限を有限の形象で表象したことについて、批判的に言っているのだろうけど、それがつまりモノリスを実体として観てるってことなんじゃないの?
モノリスは、存在しないものかもしれないよ? 単に見えるだけで。
映画の中で、宇宙の虚空の中にモノリスが同化して見えなくなっていく場面もあるけど、あれはカタチあるものが、カタチなきセカイに見ているものを導いていってるってことではないのかね?
369名無シネマさん:01/12/29 06:52 ID:xiFqeqfP
>>367
ん?人知を超えた存在は常に人知を超えたアプローチをしてこないとダメってこと?
わざと相手(人間)のレベルに合わせるということは??
370名無シネマさん:01/12/29 06:56 ID:xiFqeqfP
>>362
>別にそのシーンが何をあらわしてるか?という質問してるわけではないのになんでそこをピックアップできたんだろう?
その時は、そこしか見なかったから。

だから、そこだけ見てこの映画のテーマも知らずに、何でピックアップして笑えたかということ。
371名無シネマさん:01/12/29 07:00 ID:xiFqeqfP
いきなり普通に見てて猿が骨放り投げて宇宙船になっても別に笑えないじゃん。
もっとも、最初から進化がテーマな映画という情報入ってれば、ここが進化の演出か〜(笑)と思うだろうけどね。
372名無シネマさん:01/12/29 07:01 ID:VNZrpVT5
「ソラリス」は、誰にでも妥当する人間の内面世界ってことで、とても慕わしいセカイだと思うのですが。
その分、リメイクも可能。
タルコフスキー個人の問題(物語)として、何故にあのラストシーン?って気はするけど、あういうセカイが具現すること自体には、あまり驚かない。
ぴあシネマクラブの解説によれば、
タルコフスキーは「良心が突然物質化されて現われ、その<所有者>を苦しめる。私がレムの小説から読み取ったコンセプトは、大体このようなものでした」って言ってたらしい。
小説は人間の認識の限界についてのものだけど、タルコフスキーはそれを個人の物語に読み替えてるように思える。
373 :01/12/29 07:04 ID:VT2Epz/E
>>369
わざわざ人知を超えた力が人間にあわせてどうこうという解釈したら
それは宗教になっちゃうね。

コンタクトって映画があったが、あれは人間に随分やさしい翻訳つきの
宇宙人だったが最初から宗教についてからめてたからいい。
374名無シネマさん:01/12/29 07:06 ID:xiFqeqfP
いろいろ勉強になったよ。おやすみ!ID:VNZrpVT5&ID:dmO+Ipgc
375名無シネマさん:01/12/29 07:08 ID:xiFqeqfP
>>373
えー、だって、宗教とか以前に
そうしないと相手に理解してもらえないじゃん(笑
376名無シネマさん:01/12/29 07:11 ID:VNZrpVT5
そりゃ、いくら田舎の高校生でも、全くなんの予断もないわけではないよ。
昔漠然と少年向けのSF雑誌なんかでどういう映画かイメージとしては知っていたというのはあると思う。
進化がテーマって思い込んで見ていたわけではないけど。
でも逆にいえば、あれはそれくらいの誰でももってる予断があれば分かるシーンであって、その開き直ったような分かり易さが2001年の真骨頂だと思うんだよ。
骨と宇宙船を結び付けるってだけでも可笑しいよ。
377名無シネマさん:01/12/29 07:14 ID:WBXzBbHi
なんで盛り上がってるの?
378>373:01/12/29 07:15 ID:VNZrpVT5
その宗教は、多分「映画」教・・・。
映画以外のものを信じるな、映画だけを信じろ!・・・という。
でもクーブリックは、結構そういう超越的存在に本気だったかもしれない。
379>377:01/12/29 07:16 ID:VNZrpVT5
たまたまです。
380名無シネマさん:01/12/29 12:27 ID:ZNMytClb
もともと俺は神秘主義的な解釈から進化には興味があって
いろんな進化論とか、科学雑誌とか、バタイユとかベルグソンの創造的進化とか読んだり
まー、進化と言うインスピレーションがあるプロットを扱ったテーマや作品とかは
あさるようにして探してたことがあるけど

やっぱり2001年見たとき、やっぱなんつうか王道って言うか。
SF好きなものがハヤカワ読み漁って
火星人と言えばタコ見たいクラゲ見たいなのとか
宇宙人て言えば痩せた小人が全身タイツ着たような目や頭がでかいバランスのとか
そういう感じに近い王道な(そのままな)作品やインスピレーションに出会ったときと
同じだなーとは思った。

2001年の進化プロットに驚いた人はもっと他の作品を見ましょう。読みましょう。

あと数学が人間か決めたルールと言うのは
たぶん数学基礎論のことを言ってるんだろうと思うけど
頭骸骨がどうのが数学基礎ではないよ。そういうトンでも解説は止めておくれ。
ゲーデルの不完全性定理とか量子論とかそこら辺をかじるように勉強してみたら?
381名無シネマさん:01/12/29 17:51 ID:a3Qt3HQU
ルールが通用していることに真理性はないってことでしゅか。
まあ、そんなことだよね。
382名無シネマさん:01/12/30 12:06 ID:+D/KYXje
頭骸骨がどうこうといったのは
人間のイメージ外のものを映像化したという
モノリスの形態に関していった訳。
限界についての話。
数学って万能じゃないだろ。そっちになんとなくもってったってのがズルイね。
そういう存在自体を描くのは、想像力を飛ばすしかないっていってんの。
映画なんだから。ソラリスはその点うまくいってる。
キューブはクスリでもやってもらって脳味噌を外にとばしてもらいたいね。
意外に小さくまとまって理屈ばっか多くてさ。
383寿司食いたい:01/12/30 14:41 ID:jRhHzahx
>>382
はぁ?

>人間の脳味噌の大きさは無限大じゃねーだろ?
>質量をもつものが無限大を考えられないのは頭蓋骨が証明してる。
これについて言ったんだけど。
多重無限を考えられないのは脳みそに限界があるからっていう意味だべ?

それ以前に、数学が万能で寿司握れたら恐いよ。
多重無限の認識に対する限界は数学の限界であって
それは数学が万能だとか万能でないとかの次元ものではないよ。
たとえ多重無限を認識する方法を見つけても
つまり、πに番号ふってすべて数えきる方法を発見しても
数学では寿司握れないからやっぱり万能じゃないよ。
「数学が万能だとか万能でない」とか発想してる時点でダメと思われ。
揚げ足取って悪いけど。俺もヒマだな。

>そういう存在自体を描くのは、想像力を飛ばすしかないっていってんの。
>映画なんだから。ソラリスはその点うまくいってる。
>キューブはクスリでもやってもらって脳味噌を外にとばしてもらいたいね。
>意外に小さくまとまって理屈ばっか多くてさ。

この意見に関しては問答無用で同意です。はい。
384 :01/12/31 08:23 ID:KsiK3yth
>>383
はぁ?

寿司ぃ。
というのと同じで例えで頭蓋骨といってる訳。例えにな。
直線=数学=人間のデザインという意味なわけで
数学=未知なものと取れるニュアンスにあえて表現をふったのが
つまらんっていってんの。

数学で寿司にぎれたほうがよっぽどおもろいね。
たとえば、すぐれた落語の世界なら突拍子もない枕から
数学で寿司にぎるに結ぶ噺とかは可能だしよっぽど宇宙的だよ。
まぁいいけど。
論理的に理解したいという輩をこう匂いでひきよせてるような
とこがある非常につまらんパズルのような映画だね。
フェルマーの最終定理みたいなさ。解いたからなんだっての。
俺もヒマだから書いてるが。
ソラリスの方がよっぽど想像的だといいたいだけなんだけどな。
385名無シネマさん:01/12/31 08:27 ID:DyXt+fs6
数学は万能である、しかし人間は万能ではない。
386名無シネマさん:01/12/31 08:56 ID:+m8RCNiZ
k
387名無シネマさん:01/12/31 09:23 ID:5QJ7STex
わけわからん映画の方が「宇宙的」である、と。

でもその理屈自体は平凡だね。
大体数学で寿司握れるのは言葉の世界だけで、形象化不可能なんでわ。
388名無シネマさん:02/01/01 05:54 ID:Li4uSprI
俺ソラリスのほうが好きです。
389名無シネマさん:02/01/02 01:16 ID:HvcyhcRx
>>384
>というのと同じで例えで頭蓋骨といってる訳。例えにな。

例え→喩えが正解です
390名無シネマさん:02/01/03 15:52 ID:0tjTnCVs
>>387
じゃあ意識の海が人間連れてくるのはどうなんだよ?
全然破綻してないだろ。

形象化不可能なのはお前の想像力が乏しいだけ。
マルコビッチの穴
みたいな訳わからん事だって映像化できる訳で、
数学で寿司握るのなんか大した事ないだろう。
アンダルシアの犬
なんか発想だけであれだけいける訳だから。あの時代にさ。

だから、2001は屁理屈の多い分析屋にくだらんクイズを出してるような映画でさ、
なんかいまいち感覚が乏しい狭義の映画ファンの御神体なんだよね。
なにかっていうと出してくる。イマジネーションを特別掻立てる訳でもないし。
映像デザインと構成に見る方が酔っちゃってるだけ。
391名無シネマさん:02/01/04 01:32 ID:5fZNiaa/
>>385
ゲーデルしらねのけ?
392名無シネマさん:02/01/04 20:14 ID:L4p9rkRx
age
393模型板の暇人:02/01/04 22:42 ID:+nCrwlMz
終のねぇ事に暇して、通りすがりの星々の頭をつっつき。ご丁寧にも道標をおいておいて。だどりついた猿をお仲間にいれたか・・・と思いきや、実はパシリとしてしか見てない奴ら。→2001
394393:02/01/04 23:06 ID:LjrugAx/
話かけ方わからないから、雑念の入らない寝てる頭のぞきこみ。コアの部分をぶつけて対話を試みるも。トラウマぶつけられる方はおおわらわ。やっと受け入れる相手が現れ、起きてる時の様子も解って安心、ちょっかい出すのも止めた海。
395393:02/01/04 23:14 ID:mBdMMSCT
主人公の求めて止まない、自然を与えて心の平安をもたらした海。残酷だか優しい部分で、ワシは海の方が、訳のわからん知性体としてなら好意が持てる。
396名無シネマさん:02/01/05 00:02 ID:UU9Li3Go
>>393-395
改行しよう
397名無シネマさん:02/01/05 08:27 ID:0UeIGLAk
>396,これぐらいの長さの文章で改行必要か?藁藁
398名無シネマさん:02/01/05 08:56 ID:yNxvXsw0
>>390
「数学で寿司を握る」を映像化できるわけないでしょ。
へ理屈つければなんとでもなるだろうけど、それは逆に言えばへ理屈でしかどうにもならない次元の問題よ。
「数学」を目で見えるようにするにはどうしたらいーのよ。直示定義は不可能よ。

「マルコヴィッチの穴」は全然わけわからんことないよ。
「アンダルシアの犬」は、フィルムの連続自体を一種の宇宙と考えてもいー感じもするけど、
それと2001を比べるのはどうかと思う。
映画としてどっちがラディカルかって言ったら、確かに「アンダルシアの犬」の方なんだろうけどさ。
399ごっぐ@よそ者 ◆Cs6PCFec :02/01/05 13:58 ID:jIBJj325
優劣がつくかというと俺的にはソラリスの方がロマンチックで良かった。
つか2001年の猿とソラリスの若妻とでは最初から勝負にならんなあ。
んでとりあえず>>2にも同意。あれってマイナーなんかな?

>>205
家電量販店で7万円も出せばパイオニアのLD/DVDコンパチが買えるよん。
俺が昔15万出して買った物より遥かに高性能なのが(T_T)。
400ごっぐ@よそ者 ◆Cs6PCFec :02/01/05 14:00 ID:jIBJj325
ギャー下げ忘れた。皆の衆すまん。
401名無シネマさん:02/01/05 17:24 ID:DunYPRIe
ごっぐ・・・
402名無シネマさん:02/01/06 01:01 ID:fYw22/O4
>>397
必要。
403名無シネマさん:02/01/06 16:07 ID:JNgkLn1U
>>398
「アンダルシアの犬」の発想はラディカルで宇宙的であるという合意が
得れたのは非常に嬉しい。

では、まだ残っている迷題(笑「数学で寿司を握る」は映画として成立するかですが
数学が映画だからといって目にみえる実像を持たなくてもよいとはおもいませんか?
いや目にみえたらそれはおかしい。だって数学だもの。ひとつの定義ですから。
つまり意識させればいい訳です。
どれだけ想像させるかが表現者の勝負です。
2001で原人の前にポンと喰っても喰っても減らないマグロの寿司が一貫あらわれても
モノリスがあらわれても大差ありません。
一番高級なのはそんなもん見せないで、しかし確実に何かあると思わせればかなり凄いです。
タルコフスキーという表現者はそういうことをやってます。
404名無シネマさん:02/01/08 00:23 ID:3i5vNjZj
>2001で原人の前にポンと喰っても喰っても減らないマグロの寿司が
>一貫あらわれてもモノリスがあらわれても大差ありません。


(゚Д゚)ハァ??
マグロの寿司、、、、、具体性ありすぎ、文化的意味ありすぎだから
ダメに決まってるだろうが・・阿呆かィ・・・・
405名無シネマさん:02/01/08 00:39 ID:T7MnHZag
SFとしてはソラリスの原作の方がずっと格が上でしょうね。
逆にそのぶん映画としての完成度は… っていっちゃだめかな。
純粋に映画として比べると2001年の方が"キマッテル"気がするね。
406名無シネマさん:02/01/08 00:45 ID:g/d/AQ9E
うるせーな。
お前らタルコフスキーという名前とキューブリックと言う名前、
そちらも高尚で神秘的な香りがしていいですね。
407名無シネマさん:02/01/08 00:54 ID:Kht8MBst
格とかいってる段階でもう凡人だわな。
408名無シネマさん:02/01/08 00:59 ID:XyyFzjId
キマリ具合なら2001でしょう。
409名無シネマさん:02/01/08 23:00 ID:QT9hYfO1
若妻たんが液体酸素飲んでのけぞるシーンデ抜きましたが、何か?
410名無シネマさん:02/01/08 23:10 ID:AEIiIke4
いや、一般的にもエロいと評判(?)だし、そんなに凄いことでもないんでない?>抜くこと
ナタリヤ・ボンダルチュクはいい。
411未来世紀ねこぢる ◆gNHsz4pg :02/01/09 00:17 ID:ePedU7p9
はっきり言って,タルコフスキーの映画はどれも見ると鬱になる.
3年前に初めてビデオでソラリスを観て3日ほど鬱になって仕事が手に付かなかった.

だからこそすごい!!

ちなみに6年前,fjでタルコフスキーのスレを立てたとき,
「2001年は“人は宇宙二位ったら変わる”という映画,
ソラリスは“人は宇宙に行っても変わらない”という映画」というレスがついた.

さらに「ソラリスは氏んだ妻の幻にあってしまう悲しい映画,
ストーカーは念力でコップを落とす悲しい映画,
サクリファイスは奇跡のお返しに家を燃やす悲しい映画」
とレスがついた.

だからこそタルコフスキーはすごい!!
412名無シネマさん:02/01/09 01:26 ID:RVia9Yof
>>404

では、なんで立方体はよいのかな?
意味としては大差ない。
どちらも人間のデザイン。

実像を出さなきゃいいものを。
413404ではないが:02/01/09 01:32 ID:akiJanKm
>412人間のデザインとしても意味は直方体の方が削ぎ取られていると思われ
直方体なら自然にも存在するし
414:02/01/09 02:40 ID:9iz4D7/Q
「ストーカー」って、超現実を描いていそうで、
実はめちゃくちゃただの人間臭い映画だと思った。
でもなんとなく上品な鬱。何故だろう。
415名無シネマさん:02/01/09 05:03 ID:bHF3HdF1
完全な直方体は自然界の何処に存在しますか?
416413:02/01/09 05:15 ID:qrYlfTe1
>415完全なというのにはちとアレだが、よく知られている物では沖縄海底遺跡だね
地層の特殊さとその割れ方でまるで人工物に見えるというあの岩の事

それから立方体に戻れば食塩の結晶があるな
417名無シネマさん:02/01/09 10:22 ID:V8/019KA
そう言えば、結晶ってのはみんな規則的なカタチしてるな。
418名無シネマさん:02/01/09 13:12 ID:OF5CPzw4
ソダーバーグ今すぐ氏ね
419ねぇ、名乗って:02/01/09 15:08 ID:V6oEZXsv
ソラリス:ナタリアたん、ハァハァ・・・
2001:ヴィヴィアンたん、ハァハァ・・・
420名無シネマさん:02/01/09 15:23 ID:AybN/t60
?
ヴィヴィアンって、だれ?
421名無シネマさん:02/01/09 19:31 ID:ruY0NenU
>>416
なるほど。沖縄の遺跡みたいなのは凄いすよね。

ただ、直線の意味がちがいます。(結晶は有機的な造形でしょう。精密に計れば。)
平面上における直線というのはやはりピタゴラス以降の人間の創造または発見であって
現在私達の生活環境に直線はいくらでもありますが、それは全て人間が作ったものです。
非常に人間臭いフォルムです。特にモノリスのデザインは形といい色といい20世紀のデザインです。
422名無シネマさん:02/01/09 23:48 ID:SvL7PVUC
塩の結晶(に限らずあのタイプの結晶は)は劈開の仕方によっては
モノリスと完全な相似形にできると思うが。マジレスすまそ
423ごっぐ ◆Cs6PCFec :02/01/10 00:11 ID:dd/RgDXj
つか、猿から見てもあからさまに不自然な物という立場なのでは<-モノリス。
あのビジュアルで画面に出てこないと逆に意味がないような。

幾何学的な形だから逆にいかにも人間臭過ぎてダメと言うのも一理あるけど、
炭素で出来たサッカーボール型の結晶だってあるんだから、自然ったって案外
わざとらしいところもあるぞ。
424名無シネマさん:02/01/12 09:44 ID:3dIjgSwk
2001年は僕にとってベストフィルムだ。
425名無シネマさん:02/01/12 18:26 ID:D+S8G7fj
>形といい色といい20世紀のデザインです。

あ、これは納得。
でも「20世紀」という人類の一時代が、一体宇宙のどの段階に相応するかは、人類の物差しでは分からないよねぇ。
自然と人間の関係の議論と似て来てしまうけどもさ。
426Funkeymonkey ◆NFfunkyM :02/01/14 18:15 ID:FrgYRgE7
まだあったよここ!!!
非常にうれしい!!
427名無シネマさん:02/01/15 12:15 ID:YjdBk2T2
baby...
だったらなんか身のあるカキコ頼むぜ...
428名無シネマさん:02/01/15 19:39 ID:pVowQIcW
ソラリスは眠かった。でもなんかひっかかる。何故か何度も見たくなる。
2001は眠かった。でも凄い映像だった。
だが或日、自分の人生には何の関わりもない映画だったなあと思ったらそれっきりだった。
429名無シネマさん:02/01/16 15:36 ID:Cwx1vPjy
ソラリスの勝ち
430名無シネマさん:02/01/16 21:55 ID:PNprSUxu
監督:S・ソダーバーグ?
主演:G・クルーニー??

や、やめて〜〜 私のソラリスをリメイクなんて……
ペラなCGなんかで汚さないでぇぇ…
431名無シネマさん:02/01/19 17:39 ID:iZOv6318

モノリス

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432名無シネマさん:02/01/19 17:41 ID:+Bhpn7os
>>431
まいった。
433名無シネマさん:02/01/19 17:42 ID:iZOv6318
比率が違うな
434名無シネマさん:02/01/20 18:46 ID:gcU/HBsx
モノリスの比率は1:4:9
最初の整数の倍数である。最初にデザインありきで理屈は後付けか数字が先かは知らないが
モノリスのデザインが人工的デザインというのは間違っていない。むしろ
月で人類に発見されなければならないしそれが自然物に見えたらマズイだろうと。というこで
あのデザインでいいと思うのです
435名無シネマさん:02/01/24 17:37 ID:NvxBrpKJ
まー宇宙に完全な直線はありえないからね。
だから完全な直線からなるモノリスは
かえって宇宙空間では歪んだカタチなわけよ。

絶対的な存在の象徴をあーんな板で表現するなんて、スゲーなと。

あ、でもタルコフスキーも好きよ
甲乙つけられないや。
436名無シネマさん:02/01/24 17:53 ID:TKNKwIsl
ザルドスはどうですか。
437名無シネマさん:02/01/25 04:52 ID:/0nWArOr
タルコフスキーって中盤の映像はあんま大した事ないのが多いと思う
ただ、そっから後半にかけてどんどん良くなっていって、最大値ではキューブリックより上だと感じた。
でも特撮好きなので2001の方が好き
438名無シネマさん:02/01/25 21:04 ID:1g8bCEEc
>>436
 ⊂ヽ Λ_Λ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   \(  *゚∀゚) < ザルドオォース!━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
   /⌒  \   \_________________
  (_人_ノ ) つ
     ( (
     (_)
439 :02/01/27 01:29 ID:hY0IydpS
ソラリスに一票。
440名無シネマさん:02/01/27 01:38 ID:KU47K5Ku
>>435
地球には腐る程あるじゃねーか。
人間が宇宙においたってなるでしょー。
人間に分かるためにわざわざそうしたというコンタクトみたいな説はなしな。
超越した力があれじゃーね。
どだい無理な表現ってもんだ。破綻してるよ。
441名無シネマさん:02/01/27 02:00 ID:TRk+YW0J
>440自然に存在しないからおかしい、て意見から派生した問題なのだが
442名無シネマさん:02/01/27 08:13 ID:CB6aR7/a
だから結晶をみれば直線なんていくらでも自然界にあるじゃんか。
443名無シネマさん:02/01/28 16:30 ID:dS4TANWq
>>440
物理もーちとお勉強してきてね〜(藁
444名無シネマさん:02/01/30 14:16 ID:/YROFsmY
ソラリス(ついでに2001年)スレって
まだあったのか!age
445名無シネマさん:02/01/30 14:20 ID:/YROFsmY
直線といえば、たとえば糸や髪の毛をピンと張ったら
直線になり、これで粘土を切って焼き固めることで
原始的な定規ができた、という話を聞いたことがある。

そういや水面も直線(というか平面か)だな。
446名無シネマさん:02/01/30 14:40 ID:QdVdCRMt
てか、あんなモンが月ん中埋まってたら
当然人工物だと思っちゃうだろ?映画的に。
当然年代特定とか自然物である可能性も検討するだろーし。
447コリン ◆jVColinE :02/02/01 18:30 ID:0XjZ0Nh7
まだあったここ!うれしい!
448名無しシネマさん:02/02/01 18:32 ID:jzS32tSJ
 ゚∀゚) 地球は宇宙だよ!
449名無シネマさん:02/02/01 18:47 ID:HOTCHMH2
プラネテスか!
450名無シネマさん:02/02/01 19:58 ID:u0/3RtNk
2001年なんかはカスだよ。
451名無シネマさん:02/02/03 00:09 ID:xVV8QCya
HALを何度壊しても、復活してるんですが...
452?:02/02/03 10:54 ID:8FbX83Mu
?
453名無シネマさん:02/02/04 12:53 ID:kCB9nL6y
>>441-443
完全な直線というとこが全くわかってないね。
物理の問題じゃねーだろ。アホ。
直線に似てるじゃないんだよ〜。
完全な、な。髪の毛ひっぱってピーンって・・・・弥生式土器つくってんじゃねえての。バカ。

ある平面上の2点を・・・・ひっぱって、・・・のばして、・・・ちんぽ。たのむよ。
454名無シネマさん:02/02/04 13:43 ID:1GhhtDA8
HALを何度壊しても、復活してるんですが...
455名無シネマさん:02/02/04 14:14 ID:1GhhtDA8
HALを何 あぼーん


456名無シネマさん:02/02/04 14:15 ID:1GhhtDA8
HALを何度壊しても、復活してるんですが...


もーやめます。
457名無シネマさん:02/02/07 01:57 ID:tDqS19Ec
縄文式土器なんかの方がずーっと人工的だと思うが。
モノリスはなんか大きめな結晶かな、…とは思えないが。
まぁ、あの形である必然性は感じられないねー。
458名無シネマさん:02/02/07 02:06 ID:5ykySqCz
人間らしくなく、かつ何者かの考えが介在しているように見えるギリギリなんじゃないのか?
まあ、そう考えて出来たデザインなわけだが。
459名無シネマさん:02/02/08 00:29 ID:rlkpR2Xj
モノリスなんかよりソラリスの首都高のほうが問題だ
460名無シネマさん:02/02/08 01:26 ID:HdyNubeV
ソラリスのどこが、当時のソ連の体制批判と思われたんですか?
461名無シネマさん:02/02/08 11:19 ID:fwLtccM6
「羊達の沈黙VSセブン」スレと比べて読むと、
荒れなさ加減が面白いな。

462名無シネマさん:02/02/09 05:07 ID:GX2Dm44O
モノリスに関する論議がまだあるみたいだけど、
ヒトが認識しえるものしかヒトが認識しないのはあたりまえで、
認識しえないものは認識するはずない(したがってコンタクトは起こらない)のだから)、
べつにモノリスがヒトの認識にかなっていても全然おかしなことはないんじゃないの?
463名無シネマさん:02/02/09 21:47 ID:255kGX/3
>>462
そのとーり。
認識してもらう為に置いたんだからな。
464名無シネマさん:02/02/10 07:11 ID:2Tx01zXz
>>462
>モノリスがヒトの認識にかなっていても
ってどういうことをいいたいの?認識できないって言ってる人いたっけ?
465名無シネマさん:02/02/10 07:14 ID:Mkff+vs4
>460
ソ連の未来の姿は、資本主義日本であるという事を明示してしまったから。
466名無シネマさん:02/02/10 07:22 ID:yvTEmQAP
幸か不幸かまだその未来に追いついてませんね。
467名無シネマさん:02/02/10 07:33 ID:XneFVgXJ
タルコフスキーかキューブリックかってことでしょ。
どっちも二流どまりだったね。
ノスタルジアとアイズワイドもしくはバリーリンドンが
二人のベストだね。
468名無シネマさん:02/02/10 07:35 ID:Mkff+vs4
>467
ちがう、クラークかレムかってことだ。
469名無シネマさん:02/02/10 07:50 ID:yvTEmQAP
467が思う一流監督を聞きたい。
何と無く二流と斬って捨てる根拠も思いつかんでもないが。
470名無シネマさん:02/02/11 15:31 ID:NEXo98eb
「2001年宇宙の旅」を今観終った。
わけわからん!
471名無シネマさん:02/02/11 17:29 ID:ib/SX8VK
>>470
正しい! さあ、もう一回見よう! もしくは小説版を読もう。
472名無シネマさん:02/02/11 18:35 ID:cSbJrrkA
ソラリスが2001より上だと言えるなら、エバンゲリオンは
史上最高の映画だと言えるな。(w

マニアの論理は無敵だってことだ。(w
473名無シネマさん:02/02/11 18:48 ID:sIp5+cJ4
もったいぶっていると、意味がありそうに見えるもんだよな。
474名無シネマさん:02/02/12 10:55 ID:PvCEor4B
>>472
逆じゃないの?
ソラリスには明解な意味があるじゃん。
2001年の方がエヴァンゲリオン的興味の対象として
特に日本では過剰に持ち上げられてる。
名作ではあるけど映画史上最高なんてことはあり得ない。
475なんとなく:02/02/12 21:16 ID:0FS/sCHy
ソラリス→エヴァンゲリオン
2001年→AKIRA
476名無シネマさん:02/02/13 02:10 ID:TlSLswSo
エヴァンゲリオンもAKIRAも2001年だろう。
ソラリスは天使のたまごとかがモロに影響受けてる。
でもタルコフスキーの映画って意味ありげな場面で
読者を煽るようなタイプの映画じゃないような・・・
普通に感情移入して途中で居眠りしながら見たら感動出来ます。
477名無シネマさん:02/02/13 02:26 ID:227LTDud
2001年:キューブリック>クラークと共作
ソラリス:タルコフスキー>レムと大喧嘩
478名無シネマさん:02/02/15 10:00 ID:vmn/DbDA
エヴァンゲリオンは絵が終わってる。台詞回しも終わってる。
ソラリスのようにクールじゃないし。ハリーは美人だし。

479名無シネマさん:02/02/17 20:25 ID:5r7xkr3C
ソラリスのハリー役の人、すごい美人だったね。一目で惚れた。
「ベニスに死す」のタッジオ役のビョルン・アンドルセンと
似たような雰囲気あると思ってるのは自分だけですかね?

ソダーバーグ、何を考えているか知らないけど
主人公J・クルーニーて・・
もっと普通のオジサン臭い俳優にしてほしい
480名無シネマさん:02/02/17 20:27 ID:5r7xkr3C
あ、ソラリスでハリーが図書館で見てた絵って、
ペーター・ブリューゲルのですよね?
481名無シネマさん:02/02/17 21:02 ID:iBGlDbvV
2001年はニーチェというより聖書のパロディ。
482名無シネマさん:02/02/18 04:58 ID:C9Fab1HT
>>480
YES
483名無シネマさん:02/02/19 16:01 ID:bGwmDzpX
ソラリスのラストは感動したね
原作は退屈だったが
484名無シネマさん:02/02/19 17:15 ID:mfYKdjNB
おっさんとハリーが螺旋を描くように回転するシーンがもう
美しくて美しくて。やっぱソラリスいいよなー。

相対性の海と補完計画はちょっと通じるところはあるかもと思いましたよ。
485名無シネマさん:02/02/19 20:18 ID:TNIa4nGF
昔徹夜明けに、ソラリスとストーカーの二本立てを見た。
ソラリスは何とか起きていたがストーカーは熟睡した。
486名無シネマさん:02/02/19 20:55 ID:1q8jZS8u
タルコ映画は眠りながら見るのが一番という説あり
487名無シネマさん:02/02/20 23:32 ID:SlNnMMtd
2001年はラリパッパで観る、というのは常識だったらしい。
488名無シネマさん:02/02/24 07:01 ID:fGEGI8uO
不眠症治療にはソラリスの方に軍配。
2001年は宇宙ステーションのあたりで、つい覚醒してしまう。
489名無シネマさん:02/02/24 14:53 ID:Cywu3sPE
今、2001年宇宙の旅を見とるんだけど
おもしろいのこれ?
はっきりいって前半眠いんだけど。
490489:02/02/24 18:28 ID:+Dk9Q7FW
今、見終わったけど、
何コレ?ぜんぜんおもしろくないじゃん。
意味ぜんぜんわからないし。どこがSF映画の最高傑作なの?

マスゴミにだまされて、自分ではおもしろいと思ってないのに
おもしろいと信じているだけじゃないの?>all
491名無シネマさん:02/02/24 18:35 ID:69ZzWdhy
492名無シネマさん:02/02/24 19:03 ID:gAmJWiD2
>490
SFを読んだことはある?
493489:02/02/24 22:41 ID:qbe/W0BN
>>492

SFを本で読んだことはかぞえるくらいしかないが、
2001年宇宙の旅がおもしろくないクソ映画であることは間違いない。
494名無シネマさん:02/02/24 22:48 ID:nj32xyvt
>>493
とりあえずクラークの「幼年期の終わり」って小説をよんでみなよ。
それでわかんなかったら縁がなかったということで。
495名無シネマさん:02/02/24 22:57 ID:69ZzWdhy
>>493
ソラリスは見たかい? そっちも是非見てくれ。
496名無シネマさん:02/02/24 23:20 ID:Dwyb6Q47
>493
それじゃ、つまらないかもしれんな。
2001年もソラリスもSF(センス・オブ・ワンダーといいかえてもいいが)
という名のモノリスに触れないと理解出来ない類の映画だと思うよ。
ま、ご縁がなかったということで。
497名無シネマさん:02/02/24 23:44 ID:6QOlkNSn
>493当時、人間は月にさえ出ていなかった。
その中であの特撮。素晴らしいと思わないか?

内容的にはSFを知らないとちょっとつらいかもな・・・
498名無シネマさん:02/02/25 00:25 ID:yvIcMOOP
筒井康隆曰く 2001年 眠くて退屈な映画である あの広大な画面の一部にCMでも
入れておくべきだ。
499名無シネマさん:02/02/25 03:57 ID:jyLWs0Nd
星新一なんかも2001年より猿の惑星を評価していたな。
500名無シネマさん:02/02/25 04:24 ID:BZgS2m82
>498最初は休憩があったんだよね。
前奏も滅茶苦茶長かったんだけど(五分くらい?
501名無シネマさん:02/02/25 12:02 ID:jyLWs0Nd
去年のリバイバル上映でもインターミッションはあったよ。
前奏もね。
502名無シネマさん:02/02/25 15:17 ID:bQf0zRKD
>>501
DVDにまで収録されてるぞ>休憩
503名無シネマさん:02/02/25 23:11 ID:xk+y0KRU
「2001年〜」のストーリーはSFとしてはいまいちでしょ。だからSF作家はあまり
買ってないのでは? ヴィジュアルと音楽が素晴らしいから映画としての完成度は
高いと思うな。でもあの思わせぶりな展開はちょっとナニかも(わら)
ソラリスは原作がよすぎる。だから(?)映画としてはいまいち。
原作を知らなければもっと評価できるかも...って我ながら妙な見解だな。
タルちゃんごめん。
504名無シネマさん:02/02/25 23:46 ID:OHz4UK7l
>503
いや、筒井や星がそういってるのはあくまでSF作家としてのアイロニーよ。
あの当時、SF作家クラブは大伴昌司、野田昌宏あたりを筆頭に、みんな、
「2001年」にひれ伏さんばかりだったから、あえて異を唱えているだけ。
SFマガジンが2001年特集号を出すぐらい、高い評価を受けていたんだよ。
505503:02/02/26 00:06 ID:NoIlx4Jc
>>504
そっかー。知らなかった。クラークはそれなりに巨大な作家だとは思うけど
「幼年期の終わり」など一連の超越存在ものはあまり面白いと思わないな。
506501:02/02/26 00:34 ID:ZwdEytXS
>502買ったよ、DVD・・・
507名無シネマさん:02/02/26 00:36 ID:HHEW0oX8
>>505
そう?あれはクラークのなかでも頂点だと思うけど。別系統の科学冒険小説みたいなの
はたしかに退屈だな。宇宙のランデヴーとか渇きの海とかあのへんね。
「2001年〜」は当時のSFマガジンの座談会をよむと当時からすごい評価が高いね。
純粋にクラークの延長上にあるから理解しやすいってのもあったとおもうけど
逆に「ソラリス」はタルの作家性が邪魔してか疑問符が多かったみたいだ。
508名無シネマさん:02/02/26 00:42 ID:KxIOEtaD
>>503
別にひやかしたり煽ったりするつもりじゃなくて
単純に君の発言が「2001年」のストーリーを把握してのものかどうか
確認したくて質問したいんだけど、
最後に人類が遭遇する「超越存在」が、なぜあんなに人間臭いかわかる?
509横やり:02/02/26 00:48 ID:6KVOt/SR
>最後に人類が遭遇する「超越存在」が、なぜあんなに人間臭いかわかる?

どうして?
510503:02/02/26 01:18 ID:NoIlx4Jc
>>508
2001年の話? 遭遇する「超越存在」って誰のこと? スターチャイルドみたいなののこと?
2010年とかの話じゃないよね?
511508:02/02/26 04:11 ID:fHNIVAA1
困ったなあ、こんなところでつまずいちゃうもんなのか。
映画の「2001年宇宙の旅」の最後にでてくる白塗りの爺さんみたいなヤツのことだよ。

あと「わかる?」っていう言い方は高飛車だったかもしれない、
「君ならどう解釈する?」というふうに修正させてほしい。
512508:02/02/26 12:02 ID:+gOAoUU8
いや、申し訳ない。
先程DVDを見て確認してみたら「白塗りの爺さん」は誤解だった。
(なんせ映画を最後に見てから何年もたっているもんで)

お詫びがてら、こちらの手の内を明かしちゃうと、
人間の文明の発展は「超越存在」が仕掛けた壮大な遊びだった
というのが僕の解釈なんだけどいかが?

恥ずかしいからsage
513名無シネマさん:02/02/27 04:23 ID:UPbW2pKE
羞恥プレイage
514名無シネマさん:02/02/27 04:28 ID:VQ36bC2y
>>503
俺としてはタルの映像表現の方が原作より魅力的だが・・・
あんまりSF小説が好きじゃないからかね?
2001年は映画あまり好きじゃないな。
革命的な音響、映像表現も今見ると見なれ過ぎてそれほど衝撃は受けない。
515名無シネマさん:02/02/27 04:36 ID:of0SooSN
タルコ本人が「SFしすぎて失敗だった」って言ったんじゃなかった?>ソラリス
映像の完成度は「ストーカー」の方が上かな?
516名無シネマさん
「ソラリス」=「千と千尋」
「2001」=「ハリポタ」
なんて書くといろんなところからツッコミが入りそうで面白い。