453 :
('A`):2006/03/19(日) 04:34:20 0
つまらなすぎる
高速で斜め読みする気にもならない
455 :
('A`):2006/03/19(日) 06:12:22 0
>>454 悪いが満場一致でジャックはお前よりはマシなコテだよ
456 :
('A`):2006/03/20(月) 00:12:03 0
age
457 :
('A`):2006/03/20(月) 00:15:24 0
続きまだア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
458 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/20(月) 01:07:11 0
「やべえぞ!急いで奴等から離れろ!」
ジャック達は突如遭遇した海軍の船から遠ざかろうとしていた
アイアンフェイス号はイギリス最新の技術が余す事なく組み込まれた船
今までいくつもの船を見てきたモオハ・シネの海賊達は、一目でその船がいかに驚異的かを理解した
「船長、ありゃ無事ですむ相手じゃ無さそうだ。逃げた方がいいな」
「ああ、スピードだけならこっちの方が上だ。追いつかれはしないだろう」
ジャックの指示を受け船員達はオールを降ろしに駆ける、ジャックの言うとおりモオハ・シネはかなりのスピードを誇る船だ
アイアンフェイス号は武装に長けた重厚船。いくら最新の船とはいえスピードではモオハ・シネに一歩譲らなければならないだろう
「イギリス海軍か・・・まさかな・・」
ヘンリーの胸をよぎる嫌な予感。それは、ある男の名前・・・
「報告します。前方に海賊船と思われる船を発見。こちらに気付いたようで逃避を図る模様です」
赤い制服の軍人が敬礼の姿勢と共に海賊船発見の報告をする。
その目の前には、非常にキリっとした顔立ちのイケメンが立っていた
「わかっている、その海賊船は白い色だろう?」
「はい、なかよし提督」
この男こそがイギリス海軍提督、なかよし・イケメニアである
色気のある目つき、そして情熱的な顔つき、まさしく紳士の国の美男子だ
彼の自信と威厳に満ち溢れ態度に、つい報告の兵士も背筋をピンと伸ばしてしまう
「白い船の海賊、恐らく奴こそジャック・スワロウだろう」
「ジャック・・あの不死身の病人の異名を持つ、ジャック・スワロウと?」
「ああ、まさか奴とこんな所で出会うとは・・・目的とは違うが、我が大英帝国の誇りにかけて見逃すわけにはいくまい!
奴等を捕らえるぞ、追う準備をしろ!」
「は!提督殿!」
少しずつ遠のいていくモオハ・シネを アイアンフェイス号は追跡を始める
二隻の船が、夕日を背に太平洋を駆け抜ける・・・いや、二隻ではない
もう一隻・・・霧に包まれた、あの船が・・・
続く
459 :
('A`):2006/03/20(月) 01:28:24 0
GJ
南米-豪州間が一週間しかかからない帆船に
思いを馳せてしまうからダメ人間なんだろうなぁ。
461 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/20(月) 01:53:13 0
オラ時間とかしらね、普通はどんくらいかかるの?
462 :
('A`):2006/03/20(月) 15:59:47 0
普通は半年とか一年かかるんじゃねえの?
地球半周でしょ
463 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 17:14:29 0
スパロウじゃなくてスワロウってとこが偽者っぽくてイカス
464 :
('A`):2006/03/20(月) 17:15:28 0
お前まだ居たのかよ
465 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 17:16:50 0
俺の粘着性はハエ取り紙を軽く上回るんだ・・・。ウザイだろう?それが狙いさ。
466 :
('A`):2006/03/20(月) 17:24:31 0
あっそ
467 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 17:31:34 0
み、見事なスルー過ぎてグゥの音も出ん・・・。お前上級2ちゃんねらーだな!?
>>461 船長達が出発したのがチリの首都、サンディアゴの近海とし、
目的地のラックバックが(近めに見て)フィジー辺りだと仮定した場合、
直線距離は、少なく見積もって9000Km以上ある。
帆船の速さは時代考証によって変わるけど、
19世紀中盤の英国で発達した実用帆船の最終型(有名なのはカティ・サーク)で、
最高速度が17ノット(時速にして、約31km/h)。
で、24時間、最高の風が吹き続けて17ノットを維持できたとしても、
一日辺り744kmが限界という計算になる。
つまり、最終世代の帆船が、最速の状態が四六時中続いて、
さらに直線距離を進むことができたとしても、2週間近くかかるってこと。
帆船の速度ってのは、19世紀初頭になっても、
平均8ノット出せる帆船が「最速」と言われていたくらいだから、
それ以前の時代の設定だと、もっともっと時間がかかるという事になる。
まあ、物語にこういうのを持ち出すのは無粋だったね。
空気嫁なくて、すまそ。
469 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 17:57:46 0
やっぱキモメンは頭良いなー
キモメンって東大出?
471 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 18:27:09 0
ところで1ノットって時速何キロ?・・・ごめん、それすら分からないんだ。俺、馬鹿だから。
472 :
('A`):2006/03/20(月) 18:38:12 O
ぐぐれ
ジャックまだー
474 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/20(月) 18:52:29 0
なーるほどね、じゃあ大体3〜4週間くらいか。
サンクス、後で改定しとくわ
477 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/20(月) 19:00:05 0
という訳で意見を参考に
>>444の手直しを
1部分しか変わってないのでスルーでもいいっす
続きも今日中には書きたいと思うのでお待ち頂きたい
数日が経ち、モオハ・シネは出航の日を迎えた
荒くれ者の島へいざ行かん、ジャック達は南アメリカを後にする
「皆・・・行ってくるよ」
ミラも故郷に別れを告げる、そして広大な大海原へ
それぞれの思いを胸に、モオハ・シネは風を受け走り出した
懐かしき潮風の香りに、船員達は深く息を吸い込む
「さて、皆行き先は分かってるだろうな!ラックバックへ進路を取れ!」
指揮を取るのは勿論我等が副船長ヘンリー、ジャックとかいう馬鹿は横で爪を切っている。深爪すればいいのに
「ラックバックって?」
まだ知識も何も無いミラは勿論ラックバックなんて名前も知らない。船員は脅かし気味にこう話す
「いい所だぞ〜、ラックバックってのはな・・町のどこに行っても酒の匂い
聞こえるのは銃声や喧嘩の怒鳴り声、ゴロツキの馬鹿笑いや若い女の叫び声とかな
男も女も完全に頭がイカレてる。
ヤクもいいもんが揃ってるぜ、お前も試してみるか?案内してやるよ」
「い、いえ・・・遠慮しておきます・・」
どうやらミラにとって最初からインパクトのある旅が始まりそうだ
モオハ・シネの船員達はそんなやくざな街が楽しみで仕方が無いらしい
「向こうに行ったらとりあえず女だ!」
「あの街の女は狂ってるぜ?どいつもこいつも頭が悪そうなツラしてるしな」
「じゃあお前にぴったりじゃねえか、ギャハハハ!」
「グワッハハハハハ!!」
品性の欠片も無いとはまさにこの事、ミラは里帰りを本気で考え始めている
ジャックもあまり乗り気じゃないようだ、そんなジャックの様子を見てヘンリーが釘を刺す
「ジャック、まだあそこに慣れないのか?船の修理のためには必ず行かなきゃいけないんだぞ」
「・・・わかってるさ、ただあそこは嫌いだ。品が無さ過ぎる」
「お前が言うなよ、そういえばジャックは以前にロープで縛られて酒場の二階から吊るされた事があったよな
あれがトラウマか?」
「・・・朝起きたら樽の中に閉じ込められてたりな」
「ハッハッハ!だから俺の側から離れない方がいいと言ってるんだ
結局勝手に行動して災難に遭ってるのはお前だろう」
「うるさい・・・」
ジャックもラックバックにいい思い出が無い様だ、その目は遠くを見つめている
島はオーストラリア大陸の近くにある。順調に行けば3〜4週間ほどで着くだろう
だがモオハ・シネの旅は平穏に進む事はなかった
三日後の夕方、輝く夕日が船を照らす頃
モオハ・シネは海軍の船と出会う
名はアイアンフェイス号、イギリス海軍なかよし提督の船である
続く
479 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/20(月) 19:35:44 0
「クシュン!噂される男は辛いねえ!クワッシャン!」
不思議なクシャミで鼻水がズルズルなジャック、非常に余裕たっぷりである
イギリス海軍最強の船を目の前にしても余裕たっぷりである、めずらしく船長らしい素振りである
「ジャック!どうやら俺等を追跡してくるようだ!」
ヘンリーが声を上げる、海軍の船がこちらに船首を向けてきた
間違いなく自分達を標的にした、と
「いいいいきなり追われてるんですか!?」
つい最近海賊になったミラにとっていきなりのアクシデントである
世界を旅したい、そんな思いで海に出たミラ。まさかいきなり追われる立場になるとは思いもしなかっただろう
「うろたえるなマザーファッカー共!もしくはボンボクラット!
俺達は獣に狩られる哀れなうさぎか?違うだろう。
いいか、モオハ・シネは・・・この世で最速の船だ
今までどれだけこの船と付き合ってきたんだ?わかるだろう
この船こそが最速だ、あんな連中には追いつかれないね!」
不意にかっこつけるジャックが今回もまたやらかした、右手でポーズまで決めている
だが船員達にその思いは伝わったようだ、己達の乗る白い海賊船
幾多の海を乗り越え幾多の敵の手をかいくぐって来た、誇るべきパートナーである
「・・・・フッ、さあ手前等ぼーっとすんな!船長の言うとおり追いつかれはしない!
このまま突き放すぞ!」
ヘンリーが再び声を上げ指示をする、はっとしたようにドタドタと動き出す船員達
「あれ?なんだろう?あの霧・・・」
ミラが見つめる先には、深い霧が立ち込める。そして中にはズタボロの船が・・
「流石に早いな・・・」
アイアンフェイス号はモオハ・シネ追跡を始めていたが、なかよしもそろそろ気が付いたようだ
「これでは追いつけん、この船も決して遅くは無い筈だが・・・」
風を切って走る白い船、海賊ジャックの乗る海賊船
そのスピードは、今まで捕らえてきたどんな船よりも早かった
「提督!霧が!」
慌てた顔をしてやって来た兵士、霧を見て気が動転している
「何!?深い霧か!」
「はい、そして覆い尽くすように・・・中に船が!」
「まさか・・!聞いた話と同じだ、深い霧の中の一隻の船
霧と共に獲物を飲み込み・・・一人残らず消し去っていく
ゴーストシップだ!間違いない!」
「提督!霧が近づいてきます!」
霧の船はアイアンフェイスに近付いていく、ゆっくりと、確実に
なかよしは甲板に出て霧をその目で見る、深い霧が・・夕日の光もかき消している
「ジャック!まずいぞ!海軍が近づいてきてる!」
モオハ・シネにも異変が起こった、突き放せるはずの海軍の船がどんどんと近づいてくる
海軍船と深い霧を見つめるジャックと船員達、しかし・・・ヘンリーはこの状況を理解した
「違う・・・近づいてるんじゃないぞ・・・俺達は、引き込まれている!」
「引き込まれる!?渦潮か!?そんなものは見えないぞ!」
「よく見ろ!あの海軍の船も・・・あの霧に引き込まれているんだ!」
霧が全てを飲み込んでいく、光も風も船でさえも
二隻の船は、少しずつ少しずつ飲み込まれていく
続く
480 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 19:57:10 0
131 :ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/17(金) 15:55:34 0
ハッシュドポテト君は彼氏いるの?私は19の女子大生だけど彼氏いないんだ〜・・・
てどおー?
481 :
('A`):2006/03/20(月) 19:58:15 0
ソースURL
482 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/20(月) 20:01:26 0
うるせーうぽ、黙ってろ
本物かよ。
484 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/20(月) 20:07:45 0
第一ジョークに決まってるだろ、俺はそもそも男だしな
485 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 20:29:28 0
486 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 20:41:00 0
いや、俺は船長を応援してますよ。絵本も作り途中ですしねえ。うくくく??
流れ的には釣るために、
>>480みたいに書いたって思うんだけど。
488 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 20:46:40 0
そっか・・・。やっぱ船長は男って事で納得しておけば良いのか・・・。
やっぱキモメンは頭良いな。
・・・あれ?じゃあ以前ばら撒かれてた船長の画像はどう説明すんだ?ああ?あれ?
489 :
('A`):2006/03/20(月) 20:48:04 0
がいきち
490 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 20:48:45 0
俺は友達いないから携帯もってないんだよ。希少だろ?こんなゴミ。
だから確認取れない。あの画像。船長が布団に入って上目勝ちにこっち見てる画像。
知ってる奴いるだろ?おお?
491 :
('A`):2006/03/20(月) 20:50:19 O
あきらかに模造写真だろ
492 :
うぽ ◆jKGl1GjPls :2006/03/20(月) 20:51:22 0
そうなんだ。
へーへーへーへー
↑8ch
493 :
ヽ['A`]ノ キモメン ◆9d0clOTk26 :2006/03/20(月) 20:52:55 0
あれが模造じゃないのは確かだけど、
男にしては眉が薄すぎるし、女にしては顔付きがゴツい。
微妙な写真。
494 :
('A`):2006/03/20(月) 20:54:04 0
ネタ的にどっちにとられても良いように中性的な写真を撮ったんだろ
495 :
('A`):2006/03/21(火) 06:25:43 O
sage
>>482 山形行って殺人マットと戦うストーリーキボンヌ。
497 :
('A`):2006/03/21(火) 22:31:05 0
落ちるぞ
498 :
('A`):2006/03/21(火) 22:36:27 0
ジャックがうぽやキモメンの攻撃でテンションが下がるのは分かる。
だが、お前を支える名無しは何百といるんだ!それを忘れるな!
499 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/22(水) 01:46:03 0
いや中々書けなくてすいません、ちっとここ最近忙しくて
確実にコツコツと書いてくんでご勘弁を
500 :
('A`):2006/03/22(水) 01:57:34 O
楽しみにしてますo
がんばってねo
501 :
ジャック船長 ◆xBJwrfV1Bs :2006/03/22(水) 20:05:00 0
2隻の船が霧に吸い込まれていく、深く深くよどんだ霧に
やがて2隻は霧の中に姿を消した、太平洋の上。深く深くよどんだ霧に
中は白く酷い視界である、かろうじて仲間の位置を掴める程度
少し離れれば、声を頼りにしないとお互いを確認する事は出来ない
この霧の中では、誰もが孤独。暗がりの恐怖が船員を襲う
ジャック達は動揺しながらも態勢の立て直しを図る
「皆無事か!?無事なら返事しろ!」
ヘンリーは船員の安否を確かめる、声でしか確認は取れないようだ
「無事じゃねえが死んじゃいねえよ!」
「なんなんだこの霧は!うざってえな!」
船員達はそれでもまだ気丈なようである、霧の中を海賊の声が木霊する
「ジャック!ジャックはどうした無事か!?」
霧に入ってから我等が船長の声が聞こえない、彼に何かあったのだろうか
ヘンリーは返ってこないジャックの返事に、何度もジャックの名前を呼ぶ
「おいどうした!ジャック!?無事なのか!?」
何度も何度も叫ぶヘンリー、船員達もジャックの名前を叫び始める
「うわーん!怖いよー!何も見えないよー!」
ジャックの声がようやく聞こえた、その声は恐怖に怯える子供の声となんら変わらない
「ふう・・・取りあえずは無事なようだな」
怯えるジャックはお構い無しにヘンリーと船員はひとまず安心した
今のところ船員に被害は無いようだ、ただこの場所は安全とは言えない
「無事じゃねえよファック共!何も見えないよ!怖いよ!
見えない恐怖、インビジブル。この夏全国ロードショーうるせえ誰か助けてー!」
人三倍ビビリのジャック、最早テンパって当然、テンパる事こそ正義といった具合である
すると・・・ジャックの肩を何者かの手が叩いた
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「うわあ!」
夜道で出会った猫と通行人の如くオーバーリアクションの二人、船員達も何事かと振り返る
「ぼ・・・僕ですよ!ミラです!皆さんなんでもありません!」
「なんだミラか、うるせーぞジャック!静かにしろ!」
心臓を抱え苦しそうに悶えるジャック、流石にこれはビビリすぎだ
「・・・ミ、ミラか・・・・脅かすな・・・」
か細い声でジャックが口を開く、臨終寸前のその顔に生気はない
「ジャックが怯えてたから助けに来たんじゃないですか・・・大丈夫ですか?」
「今のでもう駄目だ・・」
精根尽きたジャックと不安を隠せない船員達、この霧は一体なんなのか?
そして・・・モオハ・シネはまた少しずつ何かに引き寄せられる・・・
続く
502 :
('A`):
やったー更新されてる!
今から読むよo