もし国家が全力で童貞狩りをはじめたら

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936('A`):04/07/08 23:22
鬼面童貞モーディン、毎週楽しみにしています。

親戚の男の子に、何かおもちゃを買ってやろうと思っておもちゃ屋に行ったのですが、
ふとモーディンブレスレットを見つけてしまい、自分用に購入しました。
カッコイイです。
一人部屋で、「きめーんフラーッシュ!」とか言って遊んでいます。

続きが楽しみです。頑張ってください。
937('A`):04/07/08 23:43
続きキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━age!!!!
938('A`):04/07/09 21:22
やっぱり自分が書いたネタが採用されると嬉しい。
今度はやっぱりヒーロー物のお約束、専用バイクなんてどう?
ありえない程の高速で、童貞しか乗りこなせないとか。
最高出力500馬力、最大速度700キロ。
車名は上で出ていたイソポーダとか。
939('A`):04/07/09 23:36
人類が宇宙にその居住の場を伸ばし、
その繁殖欲がさらに刺激されつつある時代、太陽系142年。
人類がはじめて地球の外に永住可能なコロニーを完成させてから142年目のクリスマスイブ、
人類の中で欠陥個体とされ、迫害されていた童貞と、太陽系政府との戦闘が勃発した。
翌年の6月、童貞連合はその最期の時を迎えようとしていた・・・。
人並み以上の容貌がありながら、「貞操を守るべき」との信念のもと、童貞軍に身を投じ戦っていた一人の兵士も、
最期の戦いに身をおいていた・・・。

「う、うわぁああああっ!?」
「くっ、DO(ドー)3応答しろ!!」通信も空しかった。DO3とよばれたその機体は、
機体のモニターの中で爆発していた。
感傷に浸る暇はない。ロックオン警報が響き渡る。警報は、仰角6度、10時の方向から、
レーザー照射を受けていることを告げていた。機体をひねり、ブースターユニットを全開にする。
Gで体が潰されそうになるが、操縦レバーを必死に操作する。
後方から曳光弾が迫る。避けられない。
機体の武装アームを操作し、でその砲弾を受ける。
ガンガンガン!!敵弾は防いだものの、片方の武装アームが吹き飛ぶ。
「畜生!!」叫ぶが、敵にできた隙は見逃さない。一撃離脱を狙い、高速で離脱しようとする敵機に、
生きているアームに装備されたガトリングガンを浴びせる。弾丸は吸い込まれるように敵に命中した。
(仕留めそこねた!?)それでも、敵機は一瞬の間爆発もせず移動を続けた。
が、その直後敵機は、先ほどのDO3に劣らぬ綺麗な、そして冷酷かつ非情な宇宙の花火となった。
「流石だな・・・」その声は突如、機体内に響いた。
「その声、まさか・・・兄さんか!?」
「そうだ、久しぶりだな。その信念とやらで、父と母を童貞支援者呼ばわりさせ、辱めた罪、ここで償ってもらう。」
重武装の戦闘ポッドが立ちふさがる。
かつて兄弟であった二人は、今己の信念をかけお互いを宇宙の塵にしようとしていた。
940('A`):04/07/10 01:24
>939
新編キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!??
941('A`):04/07/10 02:35
>鬼面童貞GJ!雰囲気的にはダークヒーロー的な感じがする。
>939
宇宙(そら)編キター!コーディ○ーターは童貞しかなれ(ry

スレ違いだがこんなの見つけた・・・orz
ttp://dokuo-ha-hitori.dyndns.tv/~dokuo/cgi-bin/zuru/source/dokuo4422.gif
942('A`):04/07/10 05:14
>>939
ちょっとマテ
> 人並み以上の容貌がありながら
これはちょっと聞き捨てならんぞ
943('A`):04/07/10 12:44
>>942その後火災なんかで顔が崩れるとか?

でも、キモメンは顔がどんなに良くてもキモメンだしな。
今後の展開に期待しようぜ。
944('A`):04/07/10 15:42
>>939
「・・・行くぞ、わが家名の恥さらしめ。」
兄がそうつぶやくと、戦闘ポッドは急加速して迫る。
武装アームからレーザーブレードがのびる。
「ちっ!!」生き残ったアームのブレードが起動する。
ただし、レーザーブレードなどという、高性能・高価格の武装ではない。
一世代前の、高速振動ブレードだ。
もちろん、レーザーブレードを受けたりすれば、数秒も持たずに破壊されてしまうだろう。
(何とかして武装アームのみを切断し、引かせるしかない。)
ブレードが迫る!!ぎりぎりで側面に回りこむ。
がら空きの側面、そして武装アーム。
が・・・、「甘いな」武装アームの外側面の装甲が突如開き、機関砲が発砲される。
戦闘ポッドの正面装甲を、機関砲程度で貫通するのは不可能だが、
センサー類はそうもいかない。外部モニターがあちらこちらで砂嵐になる。
だがそれでもなおポッドを突っ込ませる。
「何!?」驚く声が、通信ではなく機体の振動をつたい聞こえてくる。
「らあああっ!!」ブレードは見事に、兄の乗るポッドの武装アームを捕らえる。
返す刃で、もう一本のアームも、切断した。
ガトリングガンを突きつけ、通信ワイヤーを装甲に食い込ませる。
「兄さん、引いてくれ。」兄のコクピット内に、画像が送信される。
「どうせ、この戦いは負けだ。父さんと母さんによろしく・・・。」
「なっ!?貴様、その顔は!!」
無残としか言いようが無い顔だった。
「これが、童貞を迫害している奴ら、兄さんたちの上官たちが僕にしたことだ。
この戦い、僕らは万に一つの勝ち目もない。けど、兄さん、頼むからこんな世の中を、
どうか変えてくれ。迷惑ばかりかけて、本当にごめ」
そこまでだった。砲弾がポッドに食い込み、爆発四散した。
「隊長!!無事ですか!!」仲間の通信が入る。
しかし、兄はその通信に答えることは無かった。

その年の12月24日、連合政府は童貞の鎮圧宣言を出し、式典を行なった。
そしてその日、童貞対策大臣は「名誉の戦死」を遂げた。
式典を襲撃したポッド群は、武装アームを途中から継ぎ足した、
奇妙な機体に先導されていたという。
ポッドから降り立ったパイロットは、童貞対策大臣の数々の犯罪を明らかにした。
その後、連合政府は童貞迫害が誤りであったこと、
それが童貞対策大臣の情報の捏造により行なわれたものだったと、制式に認めた。
童貞たちの戦いは終わったのだった。
945('A`):04/07/10 20:34
おお、完結している!乙です!
946('A`):04/07/11 02:48
俺童貞だけど、選挙権あるの?
なんかどっかで喪男は選挙権無いって聞いた気がするんだけど。
947('A`):04/07/11 03:08
もし国家がそんな事はじめたら世界各国から非難される。
948('A`):04/07/11 06:37
クソスレを947まで
あげました
949('A`):04/07/11 06:38
税金で筆おろしさせてくれるなら大歓迎
てか、合体しても逝かなきゃ童貞?
951次回予告:04/07/11 22:47
荒廃した時代に咲く一輪の花
その花に希望を託し、戦うモーディン
そして、喪男の淡い想いが蘇る
次回、鬼面童貞モーディン
「愛しのリリー・オブ・ザ・ナイル」
次回もこのスレに鬼め〜んフラッシュ!
952('A`):04/07/12 01:42
「…貴様はイケメンではない…。ただの童貞がここまでやるとは…!
貴様、一体何者だ!?」

「…ただの…童貞だ!」



…みたいなのキボンヌ。
953('A`):04/07/12 03:14
age
954('A`):04/07/13 01:15
死んでたまるか!
955('A`):04/07/13 20:11
俺は、不死身だ!
956('A`):04/07/13 21:04
貼られていたリンクを見て、初めてこの板に来ますた。
イケメソです。
なんでも、童貞のまま40超えると妖精さんになれるとか、魔法が使えるようになるとか聞いています。
みんながんばれ!
957('A`):04/07/13 22:57
1000取りに向けて、スレッドが加速する・・・か?
958('A`):04/07/13 23:03
いくぜぇぇ
ここはI教授の研究所
先ほどのモーディンと毒男の戦闘の映像を眺めていた
毒男の胸に埋め込んだ変身装置からデータが送られている
毒男がDOKUΩへと変身した際に、装置は停止されてたため完全なデータとは言えないが
モーディンの性能を知るには十分であった
「ふむ、体脂肪をスーツに変異させ、力を得る代償として生殖機能を失う
EDインパクト・・・去勢作用のあるナノマシンを打ち込むことで
相手を性的不能に陥らせる・・・たしかに恐るべき技だ、だが」
その決定的弱点をI教授は見抜いていた
そして、I教授の特殊スーツも完成した
そのスーツの適合者となった男は今、エネルギーを貪っているところだ
「ふふふ・・・これで奴に、モーディンにドクターDに勝てる」

反イケメン組織鬼面等のキャンプ
喪男は揺れる焚火の炎を見つめていた
「はぁ・・・」ため息をつく、燃えているのは喪男秘蔵のエロ本、エロ漫画であった
「勃たないもんな・・・それにムラムラともしない、解っているはずなのに・・・」
生殖能力を失った自分にはもう必要のないものだった
「このまま、一生童貞確定・・・か」
自分に恋人が出来るなど期待はしていない、しかし、諦めきれなかったことも事実だ
これで、余計なものに惑わされずに済む、なのに、どうしてこんなにも切ないのか
子供の頃、憧れていたヒーロー、彼等は孤独に身を蝕まれながらも
愛を胸に抱いて戦っていた、どんな苦境も愛の奇跡で乗り切った
自分にはそれが無い、自分が意味の無い戦いをしているように思えて
そのことがたまらなく切ないのだ
960鬼面童貞:04/07/13 23:13
「喪男、こんなところにいたのか」
「ん?ミリか、どうしたんだ、次の作戦が決まったのか?」
「ああ、作戦ってワケじゃないがな、孤児院の慰問だ」
「孤児院?なんでそんなところに?」「なぁ喪男、聖女の噂は知っているか?」
こんな時代だ、童貞だけではなく童貞の家族の肩身も狭い、それを恐れる親達は
子供がある程度成長して、キモメンになるとわかったら捨ててしまうのだ
聖女シスターリリー、彼女はそういった子供達を保護して孤児院を開いているという
「噂だけはな・・・それで、なんだって慰問なんだ?」
「ああ、お前、モーディンは童貞達のヒーローだ、子供も喜ぶだろう
ここの所、明るいニュースがないからな、子供達に希望をプレゼントってことだ」
「それと・・・あまり大きな声じゃ言えないんだが」ミリが声のトーンを低くする
「見境のつかなくなった一部の童貞達が聖女を狙っているらしい・・・
まったく情け無い話だがな、それにイケメン達も狙ってるって噂だ」
「なるほど、慰問ってのは建て前で、聖女を守れってことか」
「まぁ、そういうことさ、聖女の存在は俺達童貞にとっての"美談"となるかも知れんからな」
「とかなんとかいいつつ、本当はウワサの聖女に会いたいだけじゃないのか?」
「そっそういうわけじゃない!俺はただ、今後の鬼面党の活動を考えてだな・・・」
「はいはい、わかったよ、ま、ヒーローなんてガラじゃないんだが
聖女様を守るためとあれば、気合入れない訳にはいかないな」
961鬼面童貞:04/07/13 23:14
森の中にあるシスターリリーの孤児院
「シスターリリー!こっちこっち!!」「こら、待ちなさ〜い」
子供達と遊ぶ、シスターリリー、その姿は白いカラーの花のように可憐で美しい
それを茂みの奥から見つめる影七つ
「はぁはぁ、たまらねぇなぁ清楚な顔していい胸してやがる」
「なぁ、シスターってことは当然、処女なんだよな」「ったりめぇだろ」
「犯っちまうか?犯っちまうのか?」「おう、犯っちまおうぜ」
「おれ処女マ○コな!!」「俺が先だ!」「俺はケツもらうぜ」「あの綺麗なオテテで」
「乳に挟みこみてぇ」「んじゃ口もらい!」「黒髪をチ○コに絡ませて・・・」
口々に欲望を吐き出す
「おっしゃ犯るぞ!」「犯っちゃる」「犯るぞ」「犯る」犯す犯す犯す犯す犯す犯す
7人の男達が茂みから飛び出した

男達は手にした銃を空に向かい撃つ
「おらおら、ガキどもは消えろ!!こっからは大人の時間だ!!」
「なんなのですか?あなた達は!!」
子供達を庇うように男達の前に出るシスターリリー
「シスターリリー、オレたちゃカワイソ〜な童貞でな・・・
是非ともアンタに神のお恵みとやらを頂きだくてなぁ」
シスターリリーを強引に引き寄せる男達
「おいおい、あんま乱暴にするんじゃないよ、俺達の相手をしてもらう大事な身体だ」
「そうそう、ツマンナイことで傷モノにしちゃだめだよ」
そういいつつも群がる童貞達
「この!シスターを放せ!!」子供達がリーダー挌とおぼしき男に噛み付いた
「いででえででえ!!この餓鬼ぁ!!」銃の底で子供達を打ちつける
「子供達に乱暴はやめて!」シスターリリーの叫びが響く
「なぁシスター、俺たちも別に乱暴をする気はないぜ、
アンタがその気にさえなってくれりゃな、ただ・・・この餓鬼どもを気にして
素直になれないってんなら、こいつらにゃ静かになってもらうしかねぇなぁ」
そう言って銃を子供達に向ける
「わかりました・・・従います・・・」シスターは力なく答えた
「おうおう、それでいい、痛くしねぇから安心してくれ」
「っても俺達、童貞だから加減なんてわからねぇけどよ」「ちげぇねぇ」
童貞達が下卑た笑い声をあげる
「ああっ神様・・・」天を仰ぎ見るシスターリリー
「んじゃ、いっただきま〜〜〜」「待てい!!!!」声が響いた
962鬼面童貞:04/07/13 23:15
「っ!?なんだ!?」孤児院の屋根の上に立つ黒い影
「神を信じて生きている人を冒し、己が醜い欲望をかなえようとする外道たちよ!
たとえ神が現れずともいつか必ず心ある者が神に代わって悪を裁く
人それを『天誅』という」
「てめぇ、なにもんだ!!」
「貴様らに名乗る名前は無い!!」
鬼の顔を模した仮面、そのフェイスガードが閉じた

「その魂を蝕む性欲よ、我が魂の炎により、燃え尽きろ!!」
右手に光を称え、童貞達に駆ける
「構わねぇ、やっちまえ!!」童貞達は一斉に銃を撃つ
銃弾の雨を掻い潜り、リーダー格の男へ
「ED・インパクトォ!!!」ナノマシンを打ち込む
だが、こいつらにDDTスーツの力を与えるつもりはない
去勢に必要なだけのナノマシンを打ち込んでいく
「一つ!」次の男へ「二つ!」「三つ!」「四つ!」・・・・・・・
「七つ!!」最後の男へナノマシンを注入「一斉昇化!」
光が弾けた後には股間を押さえ込んでうずくまる男達が残された
「命までは取らん、消えろ」「ちくしょ〜おぼえてやがれ〜」
男達はお約束の台詞を残し一目散に逃げ出していった

963鬼面童貞:04/07/13 23:18
「お怪我はありませんか?シスターリリー」手を差し伸べる
「ありがとうございます、あの・・・あなたは?」
「私は鬼面童貞モーディン、世の貞操を守る為に戦う者です」
「あら?『名乗る名前は無い』んじゃないのですか?」
「ははは、美しい女性には名を名乗るのが紳士の礼儀ですよ」
「あら、うふふ」まるで花が咲いたように微笑むシスターリリー
「では、私はこれで」背を向け去ろうとする背中に声が掛かる
「待って下さい、肩のところに傷が・・・」
銃弾を避け損なったのだろう、肩の装甲が裂け血が流れていた
「これを・・・」白いハンカチを傷口に結ぶシスターリリー
「また、あのような輩が現れないとは限りません、お気をつけて」
「はい、あなたにも神のご加護がありますように」

孤児院から見えないところまで来ると、変身を解いた
「はぁはぁ・・・」息が荒い、心臓がへたくそな太鼓を打ち鳴らしている
なんか妙なことを口走っていた気がするが、何を話したか覚えていない
思い出せるのはシスターリリーの笑顔ばかり
「シスターリリーが梨里子ちゃんだったとは」脱力のあまり尻餅をついてしまう

梨里子とは中学の時の同級生だった、決して目立つ娘ではなかったが
その清楚さ、可憐さゆえに隠れたファンも多かった
当時、クラス中からいじめられていた喪男に唯一、優しくしてくれたのは梨里子だった
放課後の教室で一人泣いていた喪男にハンカチを差し出してくれたこともあった
肩に巻かれたハンカチを見る、あの頃と同じ優しい石鹸の匂いがした
当時から、自分がモテないことを自覚していた喪男はなにもすることが出来なかった
いや、ただ一度だけ梨里子の為に勇気を振り絞ったことがあった
ある日、クラスのイケメンが梨梨子を罠にはめて襲おうとしていることを偶然知った
放課後に一人で図書委員の仕事をしている梨里子を襲おうという計画らしい
喪男はそれを阻止するためにイケメンに挑んだ
当然、ボコボコにされたのだが、お陰で梨里子を守ることが出来たのだった
964鬼面童貞:04/07/13 23:20
翌日、その怪我で学校を休んだ喪男を梨里子が見舞いに来た
「喪男君、大丈夫?階段から落ちたって聞いたけど」
彼女はイケメンの計画を知らない、彼女にはそんな人の汚いところを見せたくなかった
それに男の意地というものもある
「あ・・・うん、階段で思いっきり転んじゃってさ、ははは間抜けだよね」
「もう、そんなこと言わないで、私、凄く心配したんだよ」
「あ、ありがとう」会話が途切れた、沈黙が二人を包む
今すぐ彼女に好きだと伝えたかった、でも伝えてしまったら
もう優しい笑顔を見ることは出来ないだろう
優しい彼女は自分を傷つけまいと無理にでも微笑もうとするはずだ
そんな、彼女を苦しませるようなまねはしたくない
「そうだ、リンゴもってきたの、剥いてあげるね」
シャリシャリと器用に皮を剥いていく、梨里子がつぶやいた
「私ね・・・来週、転校するんだ」「えっ!?」
「お父さんの仕事の都合でね」「そっか・・・急だね」
「うん・・・」リンゴの皮を剥く音だけが流れる
「出来たよ、はい、あ〜ん」「あ・・・あ〜ん」味なんてわからなかった
転校する、その言葉だけがぐるぐると頭を回っている
彼女は転校してしまう、そうなれば、もう想いを伝えることが出来なくなる
いや、これでいいんだ、自分みたいな人間は恋愛に期待しちゃいけない
期待するな、身の程をわきまえろ、鏡に映った自分を見てみろ
必死に自分に言い聞かせる、かすれないように、裏声にならないように身長に声を出す
「新しい学校でもきっと上手くいくよ、梨里子ちゃんは優しいから・・・」
なんとか声を絞りだした
「うん、そうだといいね・・・」そう呟いた梨里子の顔がずっと心に張り付いていた


喪男は思い出していた、かつての淡い想いを
熱いものがこみ上げてくるのを感じる
梨里子は戦っている、こんな時代に押しつぶされることなく
その瞳には揺ぎ無い愛と決意があるように感じた
自分はいったい何のために戦っているのか、それは分からなかった
なら、彼女を守ろう、そのために俺は戦おう
想いを伝えなくてもいい、かなわなくていい、ただ、あの笑顔を守るためだけに戦おう
うおおおおおおおおおおおおお!!!!
モーディン!お前は本当の男だああアああ!!
がんばれ!!負けるなあ!
966('A`):04/07/14 01:35
名前のある味方キャラの陵辱展開だけはやめて欲しい。
そうじゃないと救われない。
967('A`):04/07/14 01:58
泣いた!マジ感動した!
私が師と仰ぐ石ノ森章太郎先生の作品に似た匂いを感じますね。
人間でありながら人間でない(人間と認められない)という喪男の深い孤独と悲しみ、
それが人々を守る力に昇華する。
石ノ森先生の「仮面ライダー」もそうでした。
こちらは改造人間ですが、改造人間の悲しみと孤独は、モテない男のそれに近いと思います。
イケメンだけでなく、同類である童貞さえも時に敵になる…。
それでも、守るべきものの為に戦い続ける、これがヒーローでなくてなんなのか!
とにかく素晴らしい作品である事は間違いないですね。
伏線の巧みさ、意表を突く展開、過去の書き込みの吸収…
どれを取っても私のお気に入りです。
あと少し文章力を磨けば、何も言う事はない(人の事は言えないが)でしょう。
とにかく格好いい!乙です!
こういうのが読みたかったんだよッッ!


さて、あまり人の作品に口を出すのもどうかと思うのですが、
リリーにもらったハンカチを首に巻いてマフラーにする、
というネタはどうでしょうか。
いや、先日見た「アギト」でマフラーを付けたライダーに痺れちゃって。
いや、何でもないです。気にしないでください。
968('A`):04/07/14 19:11
コミカライズキボンヌ
969('A`):04/07/15 00:14

970('A`):04/07/15 15:07
あげてみる。
971('A`):04/07/15 15:15
>>970
童貞発見。
銃殺…バシュッ!!
972('A`):04/07/15 20:33
そろそろ新スレ?
973('A`):04/07/16 18:40
よくここまで伸びたよな。
974('A`):04/07/16 22:14
新スレは980あたりかね
975('A`):04/07/17 00:31
スレの残りで人気投票やろうぜ。
とりあえず鬼面童貞に一票。
976('A`):04/07/17 09:23
980だったら国会で表情罪(フェイス・クライム)が制定される

イケメンマッチョの思想警察が、キモメンを取り締まる
977('A`):04/07/17 09:35
マンコしか売りの無い女は、男達がマンコ以外の事に
熱中されると非常に困った事になる
自分の存在価値が無くなったと勘違いしてしまうのだ
何故その様な前世代的な価値観から脱却出来ないのだろうか
女性の方が人生を楽しむと言う事に長けていたはずだ
978('A`):04/07/17 09:36
リアル鬼ごっこ思い出した
979('A`):04/07/17 16:02
デビルマンの終盤みたいに童貞は迫害される。
で、疑心暗鬼でイケメン同士が殺し合う。
980('A`):04/07/18 14:58
新スレ頼む!
981('A`):04/07/18 19:19
イケメン「いいか、全員よく覚えとけ。
こっちには最後にはガスがあるんだ。童貞どもが
いくらゲリラや特攻で向かってこようとも、
今おまえらがみたこのガスの威力があるんだ。
皆殺しにしてやるんだ。」
982('A`):04/07/19 18:19
だれか立ててく…
いや、このスレ、もうすぐお別れだな…
俺一人で1000目指すわ
983('A`):04/07/19 21:01
新スレ↓
もし国家が全力で童貞狩りをはじめたら Part2
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1090237052/l50
984('A`):04/07/19 21:12
さて、新スレ立ったし、俺一人で埋めて俺が1000取る。
985('A`)
>>983
GJ!