1 :
名無し募集中。。。:
AAまとめ
从*´ ヮ`) れいな♀ ノd*´ ヮ`) たなか♂ ノc|*´ ヮ`) 成人たなかクン♂
ノノ*^ー^) えりりん♀ ノd*^ー^) かめい♂ ノc|*^ー^) かめい先輩♂
从*・ 。.・) さゆみん♀ ノd*・ 。.・) みちしげ♂
カプまとめ
基本♀は名前、♂は名字。
【例】
れなえり(♀×♀)
たなえり(♂×♀)
たなしげ(♂×♂)
♂シンボルまとめ
っ ちびれいな君
n ちびれいな君フルパワー(半角エヌ)
つ 亀さん(かめい君)
∩ 大亀さん
⊃ 弟重君(みちしげ君)
n 新垣てんちょ(全角エヌ)
以上テンプレ終了
( □_□)<初めて建てましたが問題なかったでしょうか?
5 :
名無し募集中。。。:2012/07/07(土) 22:43:57.74 O
乙&蟻
6 :
名無し募集中。。。:2012/07/07(土) 22:46:17.12 0
乙でーす
7 :
名無し募集中。。。:2012/07/07(土) 23:13:09.23 0
8 :
名無し募集中。。。:2012/07/07(土) 23:28:27.66 O
新スレおつ!
光射すとか色々待ってますw
9 :
名無し募集中。。。:2012/07/07(土) 23:48:00.63 0
というか前スレ1000ww
10 :
名無し募集中。。。:2012/07/07(土) 23:57:29.07 0
前スレのたなえりPONPONはえりぽん生誕記念だったのに
今夜中に間に合わなかった…m(__)m
11 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 00:44:36.99 O
ドンマイです
気長に待ってますよー
12 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 01:10:03.10 0
ハロカッサーきもwwwwwwwwww
13 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 01:49:54.76 0
14 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 01:53:40.75 0
ノハ*゚ ゥ ゚)いいなぁ…
15 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:38:40.37 0
保全代わりに前スレ
>>974-978つづき
猿食らったらごめんね
-------
新幹線に乗り込んだ絵里と聖君は、当然のように並んで座る。
学校で話したり、ご飯をいっしょに食べたりすることは会っても、こんなに同じ空間にいることはない。
絵里の隣に座る聖君はなかなか落ち着かず、困ったように頭をかき、窓の外を眺めた。
新幹線は品川駅に停車中のままであるために、外は駅のホームというつまらない風景のままで聖君はほとほと困った。
「……ごめんね」
ふと発せられた言葉に聖君は振り返る。絵里は困ったように笑って両手を目の前で合わせた。
「ケンカに、聖君、巻き込んじゃって」
「え。あ、ああ、だいじょうぶですよ、たぶん」
だいじょうぶとは言ったものの、なにがだいじょうぶなのか、なにも分かっていなかった。
実際、衣梨奈はれいな君に誘われていっしょに里帰りするようだったし、絵里がいなかったら、どうなっていただろうと思う。
れいな君と嬉しそうにいちゃついていた衣梨奈の笑顔がよみがえり、聖君は溜め息を吐く。
せっかくの誕生日プレゼントも、渡せるのだろうかとカバンの中をちらりと見た。
とんだサプライズだなと苦笑していると、新幹線の通路を、前の方から当事者ふたりが歩いてきた。
衣梨奈はれいな君の腕にしがみついたまま、黙って聖君を睨んでいる。
聖君もなにも言わないままに彼女を見つめるが、衣梨奈はふいっと目を逸らし、通路を挟んだ絵里たちの横の席に座った。
当然のようにれいな君も衣梨奈の隣に座る。
16 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:41:01.42 0
「絵里、誤解やって」
通路側の席に座ったかと思うとれいな君は身を乗り出して絵里に謝った。
絵里はれいな君を見ようともせずに雑誌を開いた。
「えりぽんも帰るって言うけん、せっかく同じ場所に行くんやったらいっしょに行った方が良いやん」
れいな君の言い訳を聖君も黙って聞いていた。
まあ至極真っ当な理由とは言えるが、絵里が怒っている問題はそこじゃない気がしていた。
絵里はれいな君に向き直る。
「それで仲良くふたりで里帰りデートなんでしょ?」
「デートやなくてさぁ…いっしょに帰らん方が変やろ」
「じゃあなんで絵里に言わなかったの?」
そう、問題はそれだよと聖君は思う。
デートという後ろめたいことがなければ、絵里に話すのが普通ではないのだろうか。
自分がモテることで絵里が嫉妬することをれいな君はその経験から知っているはずだった。
それの原因として、れいな君がフラフラしすぎなのもあるが、絵里に黙っていることもひとつだった。
えりぽんといっしょに帰るとひと言話せば、絵里も此処まで怒らないだろうになと聖君は思った。
「いや……言う必要ないかなって」
その言葉に聖君はピクッと反応した。
この人ホントに鈍感なんだと溜め息を吐きたくなるが、もう文句を言うのも疲れたので黙っている。
絵里の怒りはいよいよピークに達したようで、そのオーラは赤から静かな青へと変化しつつある。
嫉妬の青の炎に聖君も何気にハラハラしていると、新幹線が動き出した。
さて、博多までの5時間、どうなることやら…と聖君は思った。
17 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:42:29.39 0
e・)ワクワク
18 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:42:36.30 0
-------
新幹線が動き出して3分後、絵里は「はぁ」と溜め息をついた。
「絵里って嫉妬深いよね……」
急に吐き出された言葉に聖君は左側の彼女に向き直る。
絵里はむぅと頬をふくらませ、前髪を弄った。
「分かってるんだけどさぁ……」
絵里の言葉になんて返すべきは聖君は迷った。
聖君は女の子にフラフラしすぎなれいな君のことを尊敬できないし、言ってしまえば苦手だった。
だからというわけではないけれど、聖君は絵里の気持ちがよく分かる。
分かるが故に余計に、れいな君への怒りが募る。こんな可愛い子を、もう放っておくなよと叫びたくなる。
「僕も、嫉妬してますから……田中さんに」
聖君は絵里を通り越し、通路向こうのれいな君の隣、窓側の席に座る衣梨奈をちらりと見た。
彼女は窓の外を流れる景色を見ている。
「……よく分かんないです、女の子って」
聖君がそう呟くと、絵里は暫し考えたあと、話を変えた。
「そういえばさ、この間は結局、なにも言わなかったの?」
「この間?」
「ほら、絵里のこと電車で助けてくれた日。あの朝、えりぽんのこと、追いかけたじゃん」
19 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:43:52.92 0
絵里に言われ、聖君はその日のことを思い出した。
その日は、たまたま電車がいっしょになった絵里と登校し、その途中で盛大な勘違いをした衣梨奈に会った。
結果、衣梨奈を追いかけたのだが、聖君は誤解を解くのが精一杯で、告白は出来なかったのだ。
「タイミング、はかってます…今日とかも、考えたんですけどね」
足元に置いたボストンバッグの中には、衣梨奈への誕生日プレゼントが入っている。
それを渡したときに、告白もできたらと思っていたが、どうもそういう雰囲気ではなさそうだった。
「やっぱ好きなんですかね、田中さんが…あ、亀井さんの前で言うのも、あれですけど」
「ううん、良いよ。それに、えりぽんはれーなのこと、従兄のお兄ちゃんって感じで慕ってるだけの気もするし」
「そうだと良いんですけどね。ただ、あんなにべったりされると……」
「へへ。絵里と聖君、似てるかもね」
絵里と聖君は困ったように笑う。
その姿は当然、通路向こうのれいな君と衣梨奈も見ているわけで、段々と面白くなくなってくる。
―絵里やって、フクちゃんと仲良くしとぉやん……つか、なんで絵里がおるとよ?
れいな君は絵里が此処にいる理由を聞いていないため、余計に面白くない。
絵里に限って、まさか聖君と浮気なんてことはないだろうけど、あんなに楽しそうに話されると少し心配になる。
「れいな君、お弁当食べん?」
急に左側の衣梨奈から声を掛けられれいな君は「ふぇ?」と間抜けな声を出した。
衣梨奈は黄緑色の小さなカバンの中から弁当箱を取り出して広げた。
どうも彼女の手作りのようであり、少しだけ焦げた玉子焼きや、不格好なオニギリがある。
しかし、トマトやブロッコリーのおかげで色鮮やかであり、朝ご飯をあまり食べなかったれいな君の食欲をそそるには充分だった。
20 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:44:50.49 0
「食べて良いと?」
「うん、えりがんばってつくったと!」
そうしてれいな君は衣梨奈から弁当箱を受け取ると、黄色と茶色の混ざった玉子焼きを頬張った。
焦げてはいるものの、砂糖の甘みで中和され、なかなか美味しい。
「うまかよ、これ」
「ホント〜?良かったぁ、失敗せんで」
和気藹々と食事を始めたふたりの様子は当然、通路を挟んだ絵里と聖君にも伝わる。
手づくり弁当だとぉ?と聖君は眉を顰め、鼻の下をだらしなく伸ばすれいな君に絵里は再び笑顔を引き攣らせる。
絵里はポケットから携帯電話を取り出しカメラを起動させた。
なにをするんだろうと聖君が思っているのも束の間、絵里は聖君の左腕にぎゅうとしがみついた。
「写真とろっか聖君」
「へ?」
「ほら、初の小旅行の思い出ってことで!」
絵里は聖君にさらに近寄る。そのおかげで絵里の胸が聖君の腕に当たる。
先ほどから感じていた確かな温もりとその柔らかさに、一気に聖君の胸は高まり、生唾を呑み込む。
思春期真っ盛りの中等部の彼にとって、あまりにも大きな刺激に顔は紅潮し、それと同時に下腹部が徐々に膨らんでいく。
「ほら、撮るよ?」
絵里の笑顔にドギマギしながらも、必死に自分の欲望を抑え、構えられた携帯電話に微笑んで見た。
絵里は器用に指先でシャッターを押すと、「撮れたかな?」と確認をする。
携帯電話を聖君に見せてくることで、彼女の流れる髪からは甘い香りが漂ってくる。
正直、写真どころではないが、聖君はなんとか理性を保ちながら、荒くなっていく息を整えることに集中した。
21 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:45:59.60 0
「聖君なんか硬くない?」
「はっ?!」
「いや、笑顔がさー」
ああ、なんだそっちかと、一瞬でもイヤらしいことを考えた自分を恥じながら聖君は写真を見た。
確かに、憧れの女性とのツーショットに緊張したせいか、写真の中の自分は随分と顔がこわばっている。
なんかもう色々情けないなぁと考えていると、通路向こうから再び声が聞こえてきた。
「れいな君お茶飲まん?」
「うん?」
すると衣梨奈はペットボトルを開ける。
なにもそこまでしなくともと思ったのも束の間、衣梨奈はそれを一口飲み、れいな君に渡してきた。
「はいっ」
笑顔の衣梨奈とペットボトルを交互に見ながら「こ、こ、これはっ……間接キスというやつか?!」とれいな君は考える。
れいな君は顔が紅潮するのを感じながらも、なにも考えずにペットボトルに手を伸ばす。
鼻の下、伸びてないと良いなとボンヤリ思い、衣梨奈の口付けたペットボトルを手に取った。
瞬間だった。
推定距離1メートル弱の地点から放たれた絵里の剛速球は見事にれいなの後頭部に直撃した。
幸いにして絵里の投げたものも同じくペットボトルであったため、衝撃は恋愛事情の缶ほどではない。
とはいえ近距離から放たれた速球の威力は凄まじく、れいな君は見事に前のめりに倒れ、図らずも衣梨奈の胸に飛び込む形になった。
22 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:46:47.75 0
「れ、れいな君っ!」
「ぐぉ…つか、えりぽんっ…」
いたいけな中等部女子の胸に飛び込んだその姿に聖君は思わず立ち上がった。
が、それより一瞬早く絵里は「バカっ!れーなのバカッ、さいてーっ、アホっ、エッチ、ハゲ!!」と叫んだ。
「な、なんがバカかっ!」
れいな君は衣梨奈の胸から顔を起こし、絵里に向き直った。
「さっきからずーーーーっとえりぽんとイチャついて…信じらんない!」
「ばっ、絵里こそフクちゃんと写真撮ったりベタベタしよってなんがアホかっ!」
「それはれーながっ」
普段の聖君なら、すぐに公共の場で大声で言い合うこのふたりを止めただろう。
だが、自分の大好きな人の胸に飛び込まれた聖君の怒りは計りしれない。
たったいまれいな君がした行為が不可抗力であるにせよ、沸々と浮かんだ怒りの感情に思わず殴りたくなった。
それでも、「亀井さん落ち着いて…」と必死に宥め、場を収束させたのは、彼の最後のプライドだった。
23 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:49:07.99 0
-------
新幹線は名古屋を通過し、博多を目指す。
あんな言い争いをした割に車掌を呼ばれなかったのは不幸中の幸いとも言えた。
衣梨奈とれいな君は絵里たちより数列前の席に座り直している。おかげで嫉妬合戦は一時休戦となったが、それでも全く、心は穏やかではなかった。
―なにやってんだか……
聖君は深く溜め息をついてシートに座り直す。
自分がこんなに嫉妬深かったのだということに初めて気付いた。
衣梨奈がだれかと嬉しそうに話したり、だれかのために弁当をつくったり、だれかの隣で笑っているのを見ると、胸が痛む。
付き合っているわけでも、まして告白したわけでもないのに、こんな想いを抱くのは自分勝手だとも分かっていた。
聖君が再び溜め息を漏らしそうになったとき、その肩にコテッと温かいものを感じた。
それが絵里の温もりだと気付くのにそう時間はかからなかった。
絵里は先ほどの嫉妬合戦に疲れたのか、それとも寝不足なのか、聖君の肩に頭を乗せて寝息を立てていた。
瞳を閉じて夢の世界を泳ぐ絵里、流れる髪、潤いをもった唇、整った顔立ちに思わずときめく。
「可愛いなぁ……」
れいな君のことが苦手なのは、自分が愛してやまない人がいるくせに、いつまでも煮え切らずにフラフラしているせいだった。
自分の憧れの女性が、そんな男を好きでいることもあまり好ましくはなかった。
たぶんドラマや漫画なんかでは、こんな場面で男はこう言うんだろうなと聖君は思う。
―僕に、しときませんか?
だけど、聖君は決してそれを口にしない。
それは往々にして、ヒロインからその次に返ってくる言葉が決まっているからではない。
自分たちより数列先の席に座った彼女のことが、どうしようもなく好きで堪らないからだった。
24 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:50:24.83 0
聖君は苦笑して、絵里を起こさぬようにそっと立ち上がり、ボストンバッグを持って通路へと出た。
すると、タイミングが良いのか悪いのか、通路の前の方かられいな君がスーツケースを持って歩いてきた。
同じことを考えたのだろうかと思いながらふたりはぶつからないようにすれ違う。
「……大事にしたらどうですか」
だが、黙ってすれ違わずに聖君は言葉を吐いた。
ずっと心の中にしまい込んできた想いを呟くと、れいな君は怪訝な顔で振り返る。
「好きな人のこと、もっと大事にしたらどうですか」
「……だれに対して口聞いとぉとや?」
れいな君も珍しく退くことなくそれに応えた。
分かっている。自分がれいな君を苦手なのは、好きな人がいるくせに、いつまでも煮え切らずにフラフラしているせいなのだ。
そしてそれが、鏡の中の自分を見ているようでイヤなんだ。
告白することも、気持ちを抑えて引くこともできず、ただ中途半端に衣梨奈のことを想い続けている自分が嫌いなんだ。
好きな人のことを、もっと大事にしなくちゃいけないのは、自分なんだ。
「………すみませんでした」
そうして聖君は頭を下げると歩き出した。
急にケンカを売られ、それを買うこともなく刃を引っ込められたれいな君はどうして良いか分からなくなった。
彼の背中をしばらく見ていたが、大袈裟に肩を竦めたあと、絵里の席へと向かう。
絵里は相変わらず眠っていて、その寝顔は相変わらず可愛かった。
「……分かっとぉよ、大切にせんとって…」
れいな君はそう言うと、羽織っていた薄手のカーディガンを絵里にかけてやる。
そして起こさないように彼女の前を通って座ろうとすると、その肩を掴まれた。
25 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:51:42.70 0
思わず「へ?」と間抜けな声を出すが、その声は一瞬にして絵里の唇に吸い込まれた。
触れるだけのキスのあと、れいな君がポカンとしていると、彼女はだらしなく「うへへぇ」と笑った。
「ありがとね、これ……」
「え、あ、あぁ、うん…」
まさか先ほどの声が聞こえたのだろうかと思うが、れいな君はなにも言わず席に座った。
絵里は優しく微笑んだまま、れいな君の腕にぎゅうと抱きついた。
れいな君の確かな温もりが愛しいのか、絵里は再び眠りに就いた。
結局その寝顔も愛しくて、なんで彼女が同じ福岡行きの新幹線に乗っているのかという疑問も忘れ、れいな君も目を閉じた。
一方、衣梨奈の隣に聖君が座った途端、衣梨奈は頬を膨らませてそっぽを向いた。
完全に誤解している彼女をどうにか宥めないとと思うが、あまり良案も浮かばず、聖君は紙袋を取り出した。
そして半ば強引に衣梨奈を振り向かせると、その手に紙袋を渡す。
「…なんこれ?」
「いいから開けてよ。コレ渡したくて福岡行くつもりだったから」
衣梨奈は言われたとおりにすると、中に入っていた箱とそのメッセージカードを認めた。
思わず顔を上げるが、今度は聖君が照れたのか口をもごもごさせて目を逸らす。
26 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:52:32.69 0
「……これ、わざわざ…?」
「ホントは福岡でサプライズしたかったんだけど……と、とにかく誕生日おめでとうって言いたかったんだよ。
あと、亀井さんとは駅でたまたま会っただけだから。ホントにそういうつもりとかなく…」
聖君が早口で説明するが、その言葉は最後まで出ることはなかった。
衣梨奈は嬉しさのあまり、隣に座る聖君の胸に飛び込み、ぎゅうと彼を抱きしめた。
突然の出来事に呆然とする聖君を差し置き、衣梨奈はその耳元で「ありがとっ!大好きっちゃ、聖!」と呟いた。
あまりにも唐突な「好き」という二文字に聖君の心臓は高鳴り、汗も噴き出る。
恐らく衣梨奈に告白なんて意図はなかったのだろうけど、それでも告げられた言葉に聖君はまさに天にも昇る心地だった。
自分が告白する前に「好き」と言われては太刀打ちできない。
聖君はドラマや漫画でありがちな「僕もだよ」とも言えず、彼女の背中に腕を回すこともできず、ただただ衣梨奈の温もりを感じていた。
新幹線が博多に着くまで、もう暫く、ドラマは続く。
そして恐らく、博多に着いたあとも、恋愛ドラマは続いていきそうです。
たなえりとPONPONの里帰り おわり
27 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:54:18.27 0
-------
「はぁ……絵里、いかんっ…もう…」
「んへへぇ〜…れーなまた出ちゃう?」
新幹線の狭いトイレの中、れいな君は絵里に下腹部を弄られ何度目かの絶頂を迎えそうになっていた。
さすがに公共の場の座席でしなかった分マシとは言えるが、それでも此処はトイレ。背徳の気持ちは少なからずあっても、快感には耐えられない。
「やばっ…絵里……絵里…はぁ…あっ」
耳元で甘く「れーなぁ」と囁きながら絵里はれいな君の竿や玉に絶妙な刺激を与える。
非日常的な場所でイかされそうになっていることや、絵里から感じる女性の香りにれいな君は翻弄される。
絵里は優しく微笑んだかと思うと、すっとしゃがみ込み、れいな君のそれを口に含んだ。
「あぁっ…も、もう…絵里……絵里っ!」
「ひーよれーな……飲んであへるよ?」
そうして絵里はちゅう〜っと音を出してれいな君を吸い、舌を突き出してチロチロ舐めた。
れいな君はもう我慢がきかず、絵里の口の中に自分の欲望を吐き出した。
28 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:55:39.18 0
「はぁ……はぁ……絵里、ヤバい…」
「んへへ〜、れーな可愛いなぁもう」
そうして絵里はれいな君のをごくんと飲みこむと、彼に抱きついて再びキスをした。
れいな君もそれに応えるように舌を突き出してキスを交わす。
だれか入ってくるかもしれないという不安もあったが、そんなことはもう構わずにキスをし、絵里の胸を揉み始めた。
博多に着くまでもう暫く、このふたりのエッチも続きそうですw
「あのふたりさすがなの…」
そして、その一部始終を、道重財閥が極秘開発した壁をも透けて見える望遠鏡でさゆみが見ていたことは、また別のお話ですw
http://aewen.com/momusu/michishige/img/aewen4524.jpg おわれw
29 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 02:57:49.84 0
思いの外に長くなりましたが投下終了です
とりあえずえりぽん遅くなってごめん誕生日おめでとう!!
そして中等部が付き合ったりエッチするのはやっぱりもう少し先でしょうw
30 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 03:10:54.03 0
ちょ最後の画像ww
仲直りしてよかったよかった
初々しいポンポンがかわいいですな
途中に恋愛事情ネタがあってにやっとしましたw
乙です!
31 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 03:11:52.95 0
GJです!!!
たなえり・みずえりの複雑な関係が実に面白かったですw
オマケにたなえりエッチもあり大満足でした♪
もし続きがあるなら期待してます^^
32 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 05:17:56.33 O
笑いありエロありチャイコーと思ってたら最後ww
33 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 06:01:06.34 0
从*・ 。.・)たなえり観察中
34 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 07:56:09.39 0
画像チョイスGJすぎるだろwww
35 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 08:57:12.70 O
さゆもシゲも結局こんなキャラww
36 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 10:36:49.99 0
さゆシゲももうすぐ誕生日だね
ちょっと報われる話を書いてあげたいが難しいw
37 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 12:49:39.32 0
从*・ 。.・)<つまみ食いしたいの
ノd*・ 。.・)<絵里といい雰囲気になりたいの
38 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 12:49:56.02 0
7.13
39 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 12:58:55.70 O
夢落ちとかならまだ書けそうだけど
そろそろ現実に報われてほしいのも事実…w
40 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 13:19:11.90 0
さゆに欲しい物を聞いて鞘師をはじめとした美少女写真詰め合わせと言われ
困るリアル光井
川;´┴`)<なんちゅうもの欲しがるんですか
確かに寝顔いっぱい撮ってますけど・・・
41 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 15:13:25.80 0
いつものパターン→サプライズで皆がお祝い→調子に乗る→やっぱりいつものパターンw
42 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 16:30:55.58 O
ノd*^ 。.^)<みんなに盛大にお祝いしてほしいの!
ノハ*゚ ゥ ゚)。oO(プレゼントどうしよう…)
43 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:39:55.17 0
保全代わりに光射す投下します
「え、私がですか?」
「そう、別に問題はないと思うんだけど」
探偵は喫茶店である女性と向き合っていた。
彼女は同じ探偵事務所の後輩であると同時に、探偵とは少し「特別な」関係にある。
「でもなんで、私が引き継ぐんですか?」
「うん…新しい仕事が入って、そっちに掛かりっきりになりそうなんだ。しかも全国を動きそうだしな」
探偵と彼女が向き合っている理由は、仕事の話だった。
「田中れいな」と「亀井絵里」の身辺調査は、実質探偵と彼女のふたりでの仕事であり、依頼人との交渉は探偵がひとりで担っていた。
しかし、今回探偵に新たに舞い込んだ仕事を理由に、探偵は彼女ひとりに調査を委託しようと考えていた。
「それだけ、ですか?」
「ん?」
「ホントはこの仕事、向いてないと思って降りようとしてるんじゃないんですか?」
彼女の指摘に対し、探偵は否定も肯定もしなかった。
ただ黙って珈琲を飲む姿に、彼女はなんとなく肯定の意をとった。
彼はもともとこの仕事に乗り気ではなかった。
それは自分が探偵に向いていないかもしれないという考えからもだったが、なにより依頼人への不信感、調査人への同情があったからだった。
そんなもの、この職業には必要ない感情のはずだったのに。
44 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:40:32.95 0
「まあ、正式にこの職に就いてまだ日は浅いけど、お前ならできるだろ」
「……できなくはないですけど」
そうして彼女は紅茶に口付ける。
実際彼女もまた、この仕事に乗り気ではなかった。しかもその理由は、目の前にいる探偵と同じものだった。
そういうところが似てしまうなんて、皮肉なものだと苦笑する。
だが、彼女には断ることはできない。彼女は探偵の「養女」であり、恩義があるのだから。
「じゃ、任せた。依頼主には話をつけておくから」
そうして探偵は自分の珈琲代を置くとカバンを持って立ち上がる。
足早に過ぎ去っていく彼の背中を見ながら、彼女は溜め息を吐いた。
受け取った資料に目を通していると、調査対象者が横を通り過ぎ指定の席へと座るのを確認した。
やれやれ、早速仕事かと、彼女はイヤホンを耳につけた。
45 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:41:34.49 0
-------
撮影を終えたれいなと愛佳は、事務所に戻る前に喫茶店に入った。
そこで高校時代の懐かしい思い出話に花を咲かせ、あの頃に戻ったように笑いあった。
「愛佳それあり得んってー!」
「えー、そんなことないですよぉ」
こうして過去を共有した人と思い出を話すのは楽しかった。
同窓会というものにれいなはなかなか参加したことがない。
れいなの職場は当然のように東京にあり、この仕事柄、長期休暇もなかなかとれない。
本当は仲の良かった同級生に会いたいのだが、なかなか会えないのが現状だった。
その分、こうして後輩と久しぶりに会えたことは嬉しかった。
「みんな元気してる?」
「写真部の子とはよく遊びますけど、みんな変わってないですよ。田中さんにも会いたいって言ってました」
「ホントにぃ?そういう割にメールとかこんけど」
「それは遠慮してるんですって。田中さん忙しいですし」
れいなは珈琲を飲みながら顔をくしゃっと崩して笑う。
やっぱり、多少は無理してでも、実家に帰ろうかとこういう時にふと思う。
れいなはもう随分長く、実家には顔を見せていなかった。
女の子なんだから、年に一度は帰ってきなさいと母親はよく愚痴を零すが、れいなはそれを無視していた。
心配されていることは分かっていたのだけれど、仕事を言い訳にいつも帰らなかった。
だけど、そろそろ帰ろうかと思っている。
たぶんそれは、いつでも逢えるという確証など、何処にもないことを知ったからだと、れいなは思った。
46 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:42:33.33 0
「ああ、そういえば田中さん」
ふと話を振られ、れいなは現実に戻った。
「道重先輩とは最近どうですか?」
だが、想定外の質問をされ、れいなは眉を顰める。
道重先輩、すなわち、同じ高校だった道重さゆみのことだ。愛佳にとっても、先輩に当たる人物だった。
「どうって……たまに仕事一緒になるくらいやけん…」
「別れたんですか、道重先輩と」
その言葉に飲みかけの珈琲を噴き出しそうになり、慌てて口をおさえる。
「わ、別れたって……なんで」
「だって付き合ってたんでしょ、高校時代」
愛佳の口から出る言葉にれいなはいよいよ眉を顰めた。
待て待て、待ってくれ。
れいなとさゆみが付き合っていたことは事実だ。だが、高校時代には付き合ってはいない。
付き合いだしたのはれいなが上京したあとのことであり、その事実は当人たち以外はだれも知らない。
「つ、つつつつ、付き合ってなかよ」
「あ、そうなんですか?あんな写真撮るから付き合ってるんかと」
「あんな写真?」
「高校ンときに見せてもらったやないですか、道重さんを撮影したやつですよ」
愛佳の言葉を聞いてれいなは記憶のフタをぼんやりと開けた。
そういえば……と思い当たる節はいくつかあった。
47 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:43:27.40 0
初めて体を重ねたあの日以降、急速にふたりの中は深まり、事あるごとにれいなはさゆみの写真を撮っていた。
コンクールに出品することはなく、表舞台に出ることのなかった写真だったが、同じく写真部の後輩だった愛佳にはよく見せていた。
「あれ見たら分かりますって」
「なにが?」
「田中さんがホンマに、道重さんのこと好きでいてるんやって」
れいなは彼女の言葉を黙って聞きながら珈琲を飲む。
道重さゆみという存在は、れいなにとってあまりにも大きかった。
ただ漠然と日々を送っていた自分を、再び写真の世界に引き戻してくれたのがさゆみだった。
なんとなく過ぎ去る日常を、色鮮やかに輝く世界へと変えたのは間違いなくさゆみのおかげだった。
上京してからも、さゆみとなんどとなく会い、その度に体を重ねた。
歳を重ねるごとに彼女はいっそう美しさを増していき、自分がいかに不定形で曖昧な存在かを思い知った。
同じラインとまではいかなくても、せめて傍にいたかった。
隣にいることが許されなくても、さゆみの美しさを伝える裏の存在として、確かな自分を確立したかった。
だかられいなは相応の努力をし、カメラマンとしての自分の立場を明確化させた。
「……付き合ったンは、れながちゃんとカメラマンになってからやけん」
れいなはぽつりとそう呟いた。
彼女の言葉に、愛佳は思わず紅茶を飲む手を止めた。
「別れたのは、最近……って言っても1年前やね」
「……なんで、別れたんですか?」
「さゆにフラれたんよ。ある日突然やったけん、れなも心の準備もなんもできとらんかったけど」
珈琲を飲み干すと、れいなは天井を仰いだ。
48 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:44:15.72 0
未だにあの別れた日の記憶は曖昧で、正確に思い出すことはできない。
断片的な記憶として、雨が降っていたこと・撮影を終えたあと、さゆみの部屋に行ったこと・体を重ねたことは覚えていた。
だが肝心の、別れ話のこととなるとれいなはどうしても記憶のフタを開けられない。
―――「ねぇ、れいな。別れよっか、さゆみたち」
雨の降る夜、真っ白いシーツにくるまったさゆみは切なそうにそう伝えた。
いまにも泣きそうな彼女の顔にれいなは眉を顰めた。どうして?とカラカラに渇いた口でそう伝えると、さゆみもまた震えながら応えた。
―――「だって、れいなは……」
いつも此処で、記憶が途切れる。
彼女がなんと言ったのか、どうしても思い出せない。
雨の降る音がうるさかった。別れ話を終えたあと、れいなは黙って部屋を後にする。
ザーザーと冷たい雨に打たれながら、夜道を歩いた。彼女はいったい、なんて言ったんだ?
「でも、道重さん、いまでも好きなんですよね、田中さんが」
「……え?」
「今日向こうさんの事務所で会いましたやん。そんときの姿とか見てると、なんとなくそう思いましたけど」
愛佳の言葉に再びれいなの心は動く。
れいなは愛佳のことを高校時代からよく知っている。
会わなかったこの数年で、彼女の性格が急に変わるとも思えない。愛佳が人を傷つける嘘はつかないことをれいなは知っている。
気遣いのできる人間だからこそ、一歩引いたスタンスで物事を見て、知らない心の機微に気付けることがある。
だとするならば、愛佳の話は真実味を帯びてくる。
49 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:45:19.45 0
「……そうやとしても、もう遅いけん」
「なんで、ですか?」
「れなにはもう、好きな人、おるけん」
そうしてれいなは伝票を持って立ち上がった。
さゆみがいま、どんな想いを抱いているのか、れいなには知る由もない。
だが、絵里と出逢った次の日、さゆみが自宅にやって来たとき、彼女は確かにこう言った。
―――「さゆみのこと、どう想ってる?」
れいなは財布を取り出すと、愛佳が慌てて「いくらですか?」と聞いてきた。
「こんなところでくらい、奢らしてよ」と笑うと、愛佳も苦笑しながら「御馳走さまです」と返した。
もしいまでも、彼女がれいなのことを好きだとしたら、どうしてあの日別れを告げたのだろうとれいなは思う。
一時の気の迷いで人を振り回すなんてことをさゆみはしない。
別れを告げるというエネルギーの必要な選択肢を彼女が選んだ理由は、やはりフラれたあの日の言葉にあるはずだった。
結局、それを思い出さないことには、なにも分からないんだなとれいなは自覚する。
―会おう、かな……
れいなと愛佳は車に乗り込んだ。
シートベルトを着けながら手帳を取り出す。さゆみの事務所との合同飲み会はもうすぐだった。
その日の前に、さゆみと個人的に会って話そうかと考える。
会ったところで、なにか変わるものがあるとも思えないけどと考えていると、車は発進した。
「事務所で良かったでしたっけ?」
「うん、そう。安全運転で頼みますよ」
そうしてれいながふざけて返すと、愛佳もまた笑った。
あの日のことを、れいなはもう一度思い返そうとしていると携帯電話が震えた。
着信の相手は里沙で、思わずれいなは身構えた。
50 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:46:15.24 0
-------
ウェイトレスは食器を片付けながら、机の下に忍ばせていた黒い機械を取り外し、そっとポケットに入れた。
すべての食器をトレーに乗せ、厨房まで運ぶと、ウェイトレスは厨房に溜まっていたゴミ袋を取る。
「ゴミ捨ててきますね」
「ああ、ありがとう」
ウェイターの声を背に、彼女は外へと向かった。
ゴミ捨て場には黒いジャケットを羽織った顔立ちの綺麗な人物が立っている。彼女はゴミを捨てようと歩いた。
ふたりがすれ違う直前、互いのポケットに入れていた黒い機械と封筒が行き交った。
ウェイトレスは何事もなかったかのように封筒をポケットにしまい、再び店内へと戻って行った。
「こんなんで良いのかな……」
そう独り言のように、探偵から依頼を委託された彼女―――もうひとりの探偵は呟いた。
探偵はその黒い機械―――盗聴器のスイッチを切り、駐車場に止めていた車に乗り込む。
「道重さゆみ……か」
探偵は助手席に置いていた雑誌を開いた。
長めの丈のワイシャツを羽織り、ショートパンツを穿いた彼女がこちらに笑いかけていた。
その綺麗な瞳に思わず吸い込まれそうになり、探偵は胸が高鳴った。
「田中さんも、悪い人ですね」
そうして笑いながら呟き、エンジンを回した。
夕陽が射し込んできて思わず目を細める。もともと切れ長な目が余計にキツく見えるなと苦笑しながらアクセルを踏んだ。
51 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 17:47:33.56 0
光射す場所へ第19話此処までになります
物語が大きく動かないで申し訳ない…たぶんその内なにか起きますw
ではでは
52 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 18:56:20.41 O
光射すキテる!
帰ったら読みます!
53 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 19:10:21.76 0
続きが気になる…
54 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 20:01:21.60 O
探偵の正体が気になる…
55 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:10:48.19 0
田中クンの恋愛事情27投下します。
56 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:11:00.96 0
風俗店に似合わない、が、不思議とこの店には合う以前どこかで聴いたようなクラシック音楽がゆったりと流れている。
その音の流れに耳を傾けながらなぜ男という生物はおっぱいなるものが好きなのか、考えていた。
2つあってお得だから?柔らかいから?膨らんでるから?
・・・男にも同じようなもんが股にぶら下がってるが好きでもなんでもない・・・女は好きなのかな、金玉。
いや、女も男の金玉なんて大嫌いに違いない。れいなも嫌いだ。絵里は好きらしいが。
「じゃあなんでなん・・・」
「なにをさっきからウンウン言ってるんですか?」
隣に大人しく座っていたはずの、胸にスイカを二つも抱えている女──聖が下かられいなの顔を覗きこんでいた。
ちらりと見える谷間が煩悩をつんつんと刺激してくる。
「なんで男はおっぱいが好きなんやろって」
「・・・。そんなくだらないこと考えてたんですか」
「くだらない言うな。この店に合った話題っちゃろ」
「んー・・・、」
顎に拳を当て、本気で考え始める聖。
くだらないって言ったくせに。
「・・・とある漫画で見ました。男性は女性の胸に触れると安心するんだとか。
だから傷ついたり、心が不安定な時は彼女の胸に包まれるのが一番いいんですよ」
「だから、そうなるのはなんでなんって考えてたっちゃけど」
「理由はわかりません。本能じゃないですか」
本能ねえ。
「ところでさっきから気になっていたんですけど、」
「あ?」
「田中さんのその訛り・・・」
「ああ、福岡の生まれやけん。わかりくいっちゃろけどつい出ちゃうのよ」
「やっぱり!」
57 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:11:33.03 0
「?」
"福岡"という言葉を聞き、突如テンションが上がりだす聖にクエスチョンマークが沸いた。
「うふふっ。知り合いにですね、博多弁で服のセンスも田中さんそっくりな人がいるんです。
あまりにもいろいろ似てたので気になってたんですよ」
「はぁ」
「・・・・・・」
明るかった雰囲気が穴の開いた風船のようにしぼんでいき、れいなを見つめる聖の瞳がゆらめく。
「どしたん?」
「いえ・・・あの、思い出しちゃって」
「?」
「その人、聖の恋人だったんです。今はもういないけど・・・」
「・・・・・・死んじゃったと?」
「生きてますよ。どっか行ったまま帰ってこないだけです。もう4年も」
「・・・」
どこかで聞いたような話だ。なんか胸が痛くなったのは気のせいか。
途端にしーんと場の空気が重くなる。向こう岸は楽しそうだなおい。
・・・帰ろうかな。
「れいなそろそろ帰、」
フッと。
照明が一斉に降り、仄かな青い灯りだけが店内を照らすようになった。
流れていたクラシック音楽がムーディーなものに変わる。
「なんこれ?」
「あ。・・・・・・」
「!?」
58 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:12:52.90 0
ミラーボールの点々とした反射光をなんとはなしに眺めていた時だった。
微細すぎる快感の波が下半身から大脳へと駆け抜けたのだ。
何事かと下を見ると聖がれいなの股間に手を置き、撫でるように手淫をしていた。
あまりに突然すぎるその所作に脳の処理が追いつかず、固まってしまう。
「な、なんすると聖・・・!」
「サービスタイムです。暗くなってからが本番なんですよ。2つコースがあるんですがどうします?
口でするか・・・胸でしてほしいか」
「言ったっちゃろ大人しく座ってればいいって・・・!」
聖の手をどかそうとするがボンドでも貼りつけたみたいにビクとも動かない。
「田中さん・・・察してください。聖はこれが仕事なんです」
「客がいいって言ってるんだ、やめればいいだけのことっちゃろ!」
「ヤです」
「おま、・・・ぅぅっ!」
竿を上下する手の動きが活発になった。
亀頭に布が擦れ、むず痒い刺激が断続的に襲ってくる。
・・・まずい。
「や、やめ」
「ん、お願い・・・大きくなって」
「やめり!!」
止めようとしただけで加減したつもりだった。
が、れいなによって突き飛ばされた聖はいとも簡単に床に尻餅をついてしまう。
しまったと思った時は既に遅く、聖はとても悲しそうな目をしていて・・・
「み、聖が悪いんやろ・・・」
「はい・・・すみません田中さん・・・嫌がってたのに無理矢理やろうとして・・・」
「・・・」
59 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:13:28.06 0
逃げるように席を立った。
*****
「お、アホの田中じゃん。シケたツラしてんなよパラダイスにいるってのに」
「・・・話ってなん?れいな早く帰りたいっちゃけど」
鼻の下伸ばしながら風俗嬢の肩を抱き、酒をかっくらう高橋はハタから見たらただの変態スケベにしか見えない。
だってのにハデな服装の巨乳ねーちゃん達はそんな高橋を溶けそうな目で見つめながらしなだれかかっていた。
オレンジ色のカクテルを半分ほど喉に流し込んだ高橋が据わった目でれいなに睨みをきかせながら、
「つか見てたぞ。聖ちゃんはなーこの店のナンバー1だぜ?しかも2位に背中すら見せないほど圧倒的な。指名料も半端ないくらい高い。
ご奉仕だって最高2分でイかせられるほどのテクをお持ちで顔もボディも最高級。・・・なのになんだよ今のは。聖ちゃんちょっと泣いてたろ」
「・・・」
「ハッ。こんな、女に冷たい冷血野朗がどうしてあんなにモテるのかね・・・」
グラスの中の氷がカランと鳴る。
中身を全て飲み干し、勢いよくグラスをテーブルに置いた高橋がれいなに隣に座れと指示をしてきた。
少々ムカっ腹が立ったが反抗する気力もなく、黙ってそれに従う。
「なんなん一体・・・」
「お嬢さん方、俺とこのヤンキー。どっちと付き合いたいと思う?」
高橋がれいなと自分を指差しながら3人の風俗嬢に深夜2時頃に放送している下劣なバラエティ番組的なノリの質問をした。
風俗嬢たちはれいなに申し訳ないような顔をしながら、
「高橋さんかなー、イケメンだしお金持ちだし」
「そうかそうか!君たちは見る目あるぞ。ほらジャンジャン飲め〜」
「わーい!」
60 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:13:58.44 0
くっ。ムカツク。
「フッ。見たか田中。俺はこんなにもモテるんやよ?」
「あっそう」
「だってのに!!」
今度はなんだよ。
「なんで俺が好きになる女はみーーーーーーーーーーんな!田中が好きなのかなぁ・・・」
「・・・」
「俺のこと好きになるのはどうでもいい女ばっかり・・・どうでもよくない女はみーんなおまえに惚れてる・・・なんでかなぁ」
「・・・」
「なんで、かなぁ・・・?」
両手の平を顔にくっつけ、女みたいにさめざめと泣き始める高橋。
しどろもどろしていた風俗嬢たちに、他のお客さんのところに行っていいよと無理矢理追い出す。
これでまともに話ができるな。
「なんかあったと?」
「・・・・・・フられた」
「フられた?誰に?・・・まさか絵里じゃないやろな。まだ未練たらしく想ってるならそれは無駄なことやけんね。
もう絵里は心も体も全部れいなのもn」
「ガキさんだ!」
・・・ガキさん?
あまりに予想外な名前が出てきて一瞬脳の動きが止まった。
そういえば2人知り合いだったんだっけと異空間に放り投げられた記憶を手繰り寄せる。
親切にしてもらっていると確かガキさんは言っていたな。
なるほど、
「下心があったんやね」
「そりゃあるに決まってる。なかったらあんな面倒な女にいつまでも付き合わない」
61 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:14:52.52 0
「告白したのか」
「見事にフられたがな」
**********
『ガキさんっ!』
抱きしめたガキさんの体が熱い。
いや熱いのは俺の方か。感動やら興奮がいろいろとない混ぜになり、交感神経が焼け爛れそうなほど熱を発している。
小さくて細いガキさんが潰れてしまうんじゃないかってくらい、離したくない一心で力強くその身を抱く。
何も言わずされるがままになっている彼女は俺の背中に腕を回しながらポツリと、
『これが田中っちだったらなぁ・・・』
なんて、俺の心を散弾銃で蜂の巣にした後、ダイナマイトで爆破、おまけにバズーカで粉微塵にしてから
最後の仕上げにコロニーを落とし、無に帰すような一言を発した。
『・・・が、が、がき、さ・・・ん?』
『ごめんね愛ちゃん・・・愛ちゃんのことはそりゃすっごい好きだけど・・・、でもそれは親愛の情であって恋愛対象ではないのよ。
フられちゃったけど・・・やっぱり私は田中っちのことが今でもしつこく好きみたい』
『・・・・・・』
『だから・・・ごめんね?』
するっと、掴んでも手の隙間から零れていく水のように、ガキさんは自然な動作で俺から離れた。
俺はその場でバカみたいに突っ立っていることしかできない。
『都合のいいお願いだとは思うけど・・・友達として仲良くしてほしいな』
『あ・・・うん』
『ありがとう。今日は楽しかったわ。それじゃあまた購買でね!』
62 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:15:59.75 0
元気よく俺に手を振りながら去っていくガキさん。
その背中がだんだんと小さくなり・・・・・・見えなくなった。
『・・・・・・あれ』
この目から溢れ出るしょっぱい水はなんだろう。
おかしいな、拭っても拭っても止まらないや。
『ぐぅうっうっうっ・・・ちっくしょぅ・・・ちくしょう・・・田中の野朗・・・マジでぶっ殺す・・・うっううっ・・・』
*****
「というわけだ」
「結局おまえがれいなを呼んだ理由はなんだったん。今の惨めな話を聞かしようため?」
「おまえを社会的に抹殺するためさ」
「・・・」
澱んでいた空気がますます澱んだ。
「というのは半分冗談で・・・教えて欲しいんだ」
「??」
れいなの肩を掴み、鼻と鼻がくっつきそうになるほど自分の方へと引き寄せる高橋。気色悪い。
「どうやってガキさんゲットしたの?」
「・・・」
捨てられた子犬よろしく、うるうるとした少女漫画ちっくな瞳で情けなさ全開な質問をしてきた。
恋敵にそんなこと聞くなんて・・・相当追い詰められてんだなこいつ。
だが、
63 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:16:55.63 0
「さぁ?わからん」
「なんだおい、わからんはずねーだろ。隠すなよ」
「わからんもんはわからん。だいたいガキさんがれいなのこと好きっていうのも最近知ったことやし、
しいて言うなら・・・一緒に暮らしてたからやない?」
「一緒に暮らしてたぁ!?初耳だぞそれ!!」
「外国で4年くらいな。ルームシェアしてたけん、予め言っておくっちゃけど同棲ではなかよ」
「・・・ガキさんのおっぱい見たことあるのか」
「・・・」
立ち上がり、いい加減帰る準備をする。
最後に勝ち誇った笑みを浮かべ、高橋を見下ろしながら一言。
「あるよ」
*****
帰り際、聖が一人でぽつんと座っているテーブルに立ち寄った。
れいなの姿を確認した聖は申し訳無さそうにペコリとおじぎをしてからシュンと下を向く。
その様を見て、れいなはなんてバカなことをしてしまったんだと自分で自分を殴りたくなった。
もう今更遅いのかもしれないが、言わなければ。このままでは、帰れない。
頭を斜め45度の位置に下げ、最敬礼の姿勢を保ちながら、
「ごめんなさい!」
「・・・え」
驚いたような聖の声。
れいなの視界には磨かれたタイルの床しか見えない。
「突き飛ばしてごめん。冷たい態度とってごめん。聖に酷いことした。聖は・・・ただ仕事してただけやったのに」
「・・・」
64 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:17:56.44 0
「本当は・・・我慢できる自信がなかったっちゃん。聖エロいから・・・だけん、冷たくしたと」
「・・・」
「聖のこと嫌いってわけじゃない・・・けん。嫌な思いさせて本当にごめん」
頭を上げる。
聖はボーっとれいなを見つめていた。
半開きになった口が言葉を発しようと動き始める。
「田中さん・・・」
「なん?」
「頭・・・撫でてください。撫でてくれたら許します」
「え?・・・わ、わかった」
痛くないようにそっと頭に手を置き、サラサラな髪を梳くように撫でた。
「ん・・・」
気持ち良さそうに目を細め、頬を赤らめる聖は風俗嬢という事実を忘れそうなほど幼く、可愛らしい。
れいなに妹がいたら・・・こんな感じなんだろうか。
名残惜しいが、そろそろ帰って寝ないと今日の仕事に差し支える。
「それじゃ・・・もう会うことはないっちゃろうけど」
「また会えますよ絶対」
「そうかな・・・」
聖に背を向け、店を後にした。
**********
「マジであの野朗帰りやがったよ」
65 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:18:46.65 0
残っていたテキーラサンライズを一気飲みし、聖ちゃんを席に呼んだ。
「なんでしょう高橋さん」
「聖ちゃん、あいつどう?ムカつく女男だったでしょ。性悪で有名なの」
聖ちゃんは頬に手を当てながら、とても風俗嬢とは思えない淑女の仕草でハァと吐息を漏らすと、
「田中さん・・・とても可愛らしくて、とても素敵な殿方でした・・・」
「・・・はぁ?」
「この胸の高鳴り・・・聖は・・・もしかしたらお客様に恋をしてしまうという禁断の領域に踏み入ってしまったかもしれません。
また会いたいな・・・。高橋さん、また田中さんをお店に呼んできてくださいませんか?」
「・・・・・・」
溜息を吐きながら瞳の中でハートマークを踊らせている聖ちゃんは完全に恋する女のそれである。
だからさ・・・、なんで・・・なんで、
「なんでいっつもあいつばっかりなんやよおおおおおおおおおおおおーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
*****
大事な話がある、といって吉澤さんに呼び出されたのが今朝の9時頃。
仕事前にどうしても話しておきたいことがあるらしい。
「もう10時回ってるっちゃけどね・・・」
日光が苦手なれいなに容赦なく照りつける太陽。
屋上に呼び出すなんてよほど大切な用件らしいな。
時間にルーズなあの人のことだから1時間も待たされるのは予想通りっちゃ予想通りなのだが。
「お待たせ〜」
66 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:19:22.66 0
「遅いですよ・・・」
「いやーごめんごめん。グラディウスVやってた」
ふざけんなよこのヤロー。
「話ってなんですか」
「あ、もう本題いっちゃう?まぁいいけどね」
「・・・」
「亀井ちゃんにプロポーズするんだって?」
なぜその話を・・・小春か。あいつめ。
「はい。今すぐってわけじゃないですけど・・・まぁ、近い内に」
「それやめてほしいのよね」
思わず吉澤さんの顔を確認してしまう。
祝福でもされるのかと思っていた。
この人は今、なんて?
「急な話で悪いんだけどさ・・・」
煙草に火を点けようとするが強風で炎が揺らめいて上手くいかない。
舌打ちをし、諦める吉澤さんはいつものにやけた顔がナリを潜めていた。
胸のあたりがラードで塗り固められたかのように、重く、苦しい。
嫌な予感ってのは大抵当たるんだ。
「アメリカ行ってほしいんだ」
「・・・」
「早くて3年・・・遅くて5年ほど」
「・・・いつですか」
「たぶん2ヶ月後」
「!! そんな・・・、」
67 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:20:09.90 0
胸が皮膚を突き破りそうなほど活発に動いている。
毛穴からどっと冷たい汗が吹き出した。
10kmの距離を全力疾走した後みたいに呼吸が苦しい。
「アメリカでシェアナンバー1のスタジオがれいなをしばらく借りたいって要求してきたんだよ。
おまえの得意分野のジャパンスタイルのトライバルを学びたいんだとさ。等価交換でこちらも持っている全ての技術を提供するって」
「・・・」
「まだ返事はしてないけど、まぁおまえなら行くだろ。彼女にお別れの言葉考えときなよ」
「・・・」
「話はそれだけ。んじゃね」
颯爽と去っていく吉澤さんの背中を目で追うことしかその時のれいなにはできなかった。
「・・・」
"だから傷ついたり、心が不安定な時は彼女の胸に包まれるのが一番いいんですよ"
ふとそんな言葉を思い出した・・・
68 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:23:19.33 0
以上です。新スレ乙です。
前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。いつも励みになっています^^
こんなにたくさんDLしてもらって感謝感激です。本当にありがとうございました。
番外編は予定しているのがあと2本ほどあるのですがその内の1本がフクちゃんのエッチな話なんですけど、
フクちゃん本人はまだ18歳未満なので書いていいものか・・・。フィクションだからいいのかな?
一応この作品に登場しているフクちゃんは20歳という設定なんですが。
前スレ
>>980の方
素敵な絵をありがとうございます。デフォルメされたキャラがとても可愛いです。
ヒロイン勢に囲まれたれいなと愛ちゃんの対比が素晴らしいですねwありがとうございました^^
次はまた本編になります。
感想レスくださる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますね。ではノノ*^ー^)/~
69 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 21:54:36.16 0
毎週乙です!
愛クンは実に人間臭いキャラで面白いですねw
しかし渡米のお達しとは…えりりんどうなっちゃうんだ
聖は聖であって聖ではないのでOKだと思います
そして聖を待たせてる人物もかなり気になりますw
70 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 22:53:12.99 O
読む前ほ
71 :
名無し募集中。。。:2012/07/08(日) 22:57:20.16 0
乙です
ガキさんは愛クンのこと振っちゃったのか…なんか安心したw
しかしれいなクンのモテモテっぷりは留まるところを知らないなw
渡米したらえりりんはどうなっちゃうんだ…もしかしてクライマックスが近かったりするのかな…?
切ないなあ
72 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 00:04:19.65 O
光作者さんの静かだけど水面下で動く不穏な感じが怖いけど楽しみw
探偵はあの人かなぁ…
恋愛事情のれいなクンもてるなぁ…罪なやつw
徐々にクライマックスかな?こちらも楽しみです
73 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 00:57:10.86 0
>>71 本当終わって欲しくないよねw
もちろん完結して欲しい気持ちもあるけど
74 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 01:37:49.74 0
完結したら日曜唯一の楽しみが…生きる希望が…
75 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 01:41:45.48 0
分かるw
それぐらい日曜連載の恋愛事情は楽しみだよね^^
76 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 01:50:41.22 0
一つの作品としては(中途半端に途絶えて欲しくない?みたいな・・・)綺麗に(?)終わって欲しい気持ちと
作品自体にすごく惹き込まれててまだまだ読んでいたいから終わって欲しくないっていう気持ちが
自分の中で混ざっててなんだか複雑な気分だなぁ〜
でもこれだけは言えるのが
ここの作者さんたちのおかげで日々wktkな気分を味わわせてもらってて
いつもいつもありがたや〜wです!
77 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 02:05:51.90 0
78 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 02:07:55.27 0
>>77 っぽいw
可愛い顔していたいけな婦女子を手のひらで転がしやがって!
なんて罪な男なんだw
79 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 03:35:31.36 0
光射すと恋愛事情の今後を妄想しながらおやさゆみん
80 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 04:49:14.77 O
ノd*- 。.-)サユミモカツヤクシタイノ…
( ■_■)。oO(寝言でしょうか若?)
81 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 08:13:48.61 O
ノd*゜ 。.゜)<さゆみも活躍したいのーーー!!!
(;■_■)<わ、若どうなさいました!
82 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 09:23:11.85 0
(俺´∀`)<昨日のイベント楽しかった人ー?
83 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 10:59:36.92 0
从#` ロ´)<誰もおらんとかいな
84 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 11:11:55.06 O
ガキさん後継者に聞いてほしくてw
ちなみに自分は行けなかったorz
85 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 13:05:03.56 O
ノd*^ー^)<お昼休み終わっちゃった
86 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 13:56:43.60 0
从*´ ヮ`) ニヒヒ
87 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 15:12:20.97 O
ノノ*´ー`)
88 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 16:49:40.72 0
从*・ 。.・)
89 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 17:50:08.27 O
ノd*’へ’)。oO(最近出番がないやよ)
90 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 18:25:33.08 0
最近の出番はたなしげだからねw
91 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 19:10:00.24 0
ある放課後、聖くんは電車で亀井さんと一緒になりました
「それでれーながねー」
楽しそうに田中くんのことを話す亀井さんを見て、聖くんは(何処がいいんだろ、あんな優柔不断な人)と心の中で思います
「田中さんの何処を好きなんですか」
言葉にトゲがないように、なるべく穏やかに亀井さんに問うてみます
亀井さんはふっと笑って、
「まあ、ね。バカだし短小だし早いし包茎だし人のこと言えないけど成績悪いしゆーじゅーふだんですぐ他のコにフラフラするし顔はいいけどチビだしぶっちゃけ絵里もデートドタキャンされて後日知ったら他の女の上で腰振ってたこと判明しましたよええ」
さっき心の中で毒づいた聖くんですら、亀井さんの瞳の奥底が笑っていない笑顔にドン引きです
「でもねえ」
ふと、亀井さんは真顔に戻ります
「あのれーなに何か取り柄があるとしたら、女の子の心の奥底にある何かをキュンとさせるのが天才的に上手いことかな」
「はあ」
「まあそういうのがモテるかモテないかの分岐点かな」
「…はあ」
電車を降りて亀井さんと別れても、聖くんのモヤモヤは消えません
(キュンとさせてもそれ以上に泣かせてるじゃないか)
モヤモヤしたまま改札を出て、駅ビルの行きつけのパン屋さんに直行します
「あ、香音ちゃん。フクちゃんだよ」
聖くんの幼なじみの里保ちゃんが、友達の香音ちゃんの肩を叩きます
「…無表情でクロワッサンがっついてるんだろうね。めんどくさそうだからスルーするんだろうね」
ふたりの先には、ムシャクシャするので行列が出来る店のミニクロワッサン(900グラム)を無表情でバリバリヤケ食いし、制服のシャツにクロワッサンの食いカス死ぬ程散らしてる聖くんがおりました―
从;*´◇`);*´ー´リ
ミニ○ンのクロワッサンはベタベタするから外で食う時は気をつけろーアンド前スレのノーパンシゲの反響にびっくりだよ保全
92 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 19:46:32.70 O
ノーパンシゲの人おつ!
聖くんとえりりんの小ネタ大好きだわw
93 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 20:29:02.89 0
テヘッ 从*・ 。.<)v ←れいな君が腰を振れる唯一の他の女
94 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 21:00:16.54 0
さゆはれいな君を食べて性欲を満たすだけじゃなく
えりりんからのお仕置きも狙うドMな一面も持ち合わせてる子w
从*^ 。.^) えりぃ〜♥ またさゆみ、れーなとエッチしちゃったのぉ〜♪
95 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 21:13:42.90 0
いつぞやの大晦日たなえり話のえりりんからさゆへのお仕置きは燃えたね
96 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 21:28:54.63 0
ところでたなえり世界だと香音ちゃんは香音くん?
97 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 21:56:32.24 0
98 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 22:03:46.37 O
≡|||9|^_ゝ^)<てんちょ遊びにきたっちゃー!
99 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 22:05:13.60 0
(c|;・e・)| 勝手に入ってきちゃダメだから〜!!!
100 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 22:10:22.26 0
(9|*^_ゝ^)| (c|;・e・)|
髪型がお揃いで嬉しいぽん (生祭りより)
101 :
名無し募集中。。。:2012/07/09(月) 23:02:51.96 O
最初は髪型だけだったけど今は色も一緒だもんなw
(;・e・)<黒にしたのは失敗だったのだ
102 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 00:31:30.69 0
ノd*´ー`)フニュー
103 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 01:04:12.59 0
(えりの寝顔かわいかねぇ…w)
o
。
∋oノハヽ ノハヽ
从*´ ヮ`(´ー`*bヽ フニュー
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
| | ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | ♂ ♀| |
| |♀ ♂ | |
| |____| |
|__________|
104 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 01:06:29.95 0
なんという柄w
105 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 01:41:36.63 0
和むわぁ
106 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 01:53:48.14 O
d*`・ 。.・)<クロ!今夜は一緒に寝るの
107 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 03:17:48.30 0
(おやすみなさいませ、若。)
o
。
ノハヽ ノハヽ
ノd*- 。.-(■_■ )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
| | ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | ノハヽ | |
| | ノd*^ー^) | |
| |____| |
|__________|
108 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 03:36:41.59 0
絵里君の続きが読みたくて苦しい。
109 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 06:41:45.82 0
110 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 08:07:20.32 O
里沙がいなくなったところで止まってるっけ?
絵里君とれいなも初体験はあんな形だったしなぁ…
続きが気になる
111 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 10:34:48.67 0
保
112 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 11:12:42.35 O
自分も絵里君の続きすげー気になってた
時間かかってもいいから是非完結して欲しい!
>>107 布団w
かめい君型の抱き枕も持ってるんだろうなw
113 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 12:30:27.84 0
絵里君作者さんがまだこのスレを見ていたら
今でも心待ちにしている読者はいるんだって事を感じて欲しいね
114 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 12:56:51.57 0
ノd*´ ヮ`)がノノ*^ー^)のデートをドタキャンして从*・ 。.・)の上で腰振ってたのっていつ?
115 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 13:28:57.90 0
そういう作品は無かったような
たなえりは常に一緒にいるけどデート自体あまりしてないw
116 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 13:39:41.92 0
あと上で腰を振るのはさゆの方だよねw
れいな君は下でされるがままw
117 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 14:20:33.31 0
フニャァ/// oノハヽo アァンッ ハァンッ
ノハヽ(- 。.-*从
ノノd*´ ロ) ⊂ | ))
( つ y .ノ ))
ヽ__( _つ
. ̄ クチャクチャ
118 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 14:40:25.63 0
119 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 14:40:52.29 0
|
|ノハヽ
|+^ー^)
と ノ
|ノハヽ
|+‘ _l‘)
と ノ
|
120 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 15:33:05.09 O
聖君w
えりりんのこと大好きなんだな本命はえりぽんだけどw
121 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 17:19:36.29 O
>>24で一触即発な空気あったけど
れいなクンは1回本気で殴られるべきw
122 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 17:36:23.62 0
誰から殴られるのが一番効果的かなぁ?w
123 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 17:56:35.34 0
えりりんは散々殴ってるしなぁw
やっぱり聖君?
124 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 18:00:56.67 0
でも殴られて浮気が無くなっちゃうのも寂しいけどなぁw
125 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 18:15:56.18 0
从*・ 。.・)<そうなの寂しいの
126 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 18:34:37.49 0
さゆはたなえりが知らない夜這いがあるから安心w
127 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 19:07:06.63 O
ノd+‘ _l‘)。oO(次亀井さん泣かせたら本気で殴りますよ)
ノd*` ヮ´)<フクちゃん何怒っとーと?
128 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 19:25:32.78 0
でも聖君が殴る前にえりりんが殴っちゃいそう
そしてそれを見てぼう然とする聖君w
129 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 19:31:50.92 0
ノd刀G゜ _l ゜)
130 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 19:52:10.08 0
「フクちゃん、フクちゃん」
放課後、聖くんが帰ろうとすると、校門の所で幼なじみの里保ちゃんに後ろから呼びかけられました
「なに?どしたの?」
「面白い動画撮ったんじゃ」
里保ちゃんが鞄からスマホを取り出して見せてくれます
『ノd*´◇`¶<ハイ、サンニーイチ、キュ!
|||9|*‘_ゝ‘)<好きに…して←※服は着ている
ノリ*´ー´リ<ヒュー!セークシー!』
「ね、ね?いい出来じゃろ?」
「……」
「あれ?ダメやった?」
「……」
ノリ;*´ー´リ<(立ったまま白眼むいとる…)
ノd刀K _l゜)っ¶
聖くん、心の旅への巻(違)
田中くんがデートドタキャンして上で腰うんぬんは勝手に創作しますたすんまそん保全
131 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 19:58:09.69 0
ノーパンの人←キターーーwwww
やべぇ好きだわこういうのww
132 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 19:58:34.73 0
「このキレンジャー!」
「ぼくはあんなにカレーばっか食べないんだろうね!」
「うちのカレー食べたきに!」
「食べられたくないんなら名前でも書いとくんだろうね!」
昼休みに学食で中等部の鞘師さんとすーずきくんがケンカしていました
通りすがった道重さんが止めに入ります
「りほりほも香音くんもやめるの。何が原因なの?」
「香音ちゃんがうちが狙ってたカツカレー、最後の一皿だったのに盗ったんです!」
「学食なんて早いもん勝ちなんだろうね!」
「なにさ!カレーパンマンみたいな顔してさ!」
「今日のカレーは特別辛いんだろうね!」
ネタ振りでもなくただの罵詈雑言なのに、すーずきくんはカレーパンマンが必殺技で敵にブブーッとカレーを吐き出すマネまでします
道重さんも、怒ってた鞘師さんまでつい噴き出してしまいます
「アッハッハッハ!香音ちゃん、ウケるう〜」
鞘師さんは手を叩いて笑います
ウケてすーずきくんは満足げです
「カツカレー半分こするんだろうね」
「うん!うちのカツ丼もあげる」
ふたりはお盆を持って空いてる席に行ってしまいました
「え?さゆみ置いてけぼり?てか何の為に登場?」
从#・ 。.・)<…リア充もげろなの!
道重さんは全学園中の全てのリア充に呪いをかけましたとさ、めでたしめでたし
香音くんがもしいたらぶっちゃけキレンジャーポジション、うわなにをする保全
133 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 20:01:35.83 0
同じ人かな?ww
香音くん里保ちゃん登場でたなえり世界もまた賑やかになってきたねww
さゆドンマイw
134 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 20:29:21.52 0
おうおう青春だねぇw
たなえり世界の9期達は剣道とか空手とか何か共通の武道orスポーツやっててほしいw
さゆは…頑張れw
135 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 21:07:34.32 0
ノリ*´ー´リ人(´◇`*bヽ
136 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 21:24:30.78 O
りほかののイチャイチャが読みたいw
137 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 22:23:43.08 0
剣道部に所属する中等部4人は朝連の真っ最中。
いちばん早く登場した香音君はひとり素振りの練習をしていた。
「早いね、香音」
声を掛けられて振り返ると、そこには胴着の聖君が立っている。
聖君は竹刀を持つと「久しぶりにさ」と声を出した。
「試合、しない?」
彼の言葉に香音君は驚いた顔をするが、すぐに「良いよ」と返し、素振りを止めた。
髪をまとめ、手拭で頭を止め、面を被る。
一呼吸ついて中心へと歩いた。
「勝ったらお昼ご飯奢ってよ」
「じゃあ、カツカレーで」
ニッと聖君は笑ったかと思うとすぐに真剣な眼差しになった。
竹刀を交えて立ち上がり、一瞬の静寂のあと、ふたりは同時に脚を踏み出した。
なんの形にもならない山なし落ちなしでごめんね保全w
ちゃんと形にしますw
138 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 22:42:52.36 0
139 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 23:07:21.82 O
>>137 ちょwww仕事早えぇwwww
竹刀を持った胴着姿似合いそうだったんだもん、言ってみるもんだーw
>>138 やっぱかっけーなw
140 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 23:11:35.44 O
言えばだいたいネタが通るなこのスレww
141 :
名無し募集中。。。:2012/07/10(火) 23:45:49.86 0
>>140 |ー’)。o(なるほど)
ノd*’∀’)<ガキさんとのデート話が見たいがし
|ー´リ。o(でもそうはならなかった!)
142 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 00:37:49.52 0
ノd*-e-)。o(いつか可愛い女の子とデートしたいのだ・・・///)
143 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 00:51:00.64 0
ノd*☆ 。.☆)。oO(騙せるチャンスなの!)
144 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 00:51:38.63 O
マサキくどぅースレが意外と伸びてるw
145 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:11:25.42 O
にーがき君逃げてーw
シゲ君はそろそろにーがき君で遊ぶのやめたげてw
146 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:16:23.01 0
ノd*・ 。.・)<にーがき君の皮被りチムチムをさゆみの優しい指使いでずるんっ!とムッキしたいの
147 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:17:56.64 0
ノd*’へ’)<阻止やよ!!
148 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:30:22.13 0
149 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:32:32.83 0
阻止するのはいいけどそれをたかーし君がしようとするとなると危険だよな
不器用そうだしw
150 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:42:34.64 0
にーがきくんは小学生の頃お風呂場でいじった拍子に一瞬剥けたがあまりの痛みにびっくりしすぐに戻してしまい
それ以来怖くて放置していたらいつの間にか真性になっていたパターンだなきっと
151 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:49:28.74 0
にーがき君仮性じゃなかったのかw
152 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:50:11.52 0
ノd*>e<) ヤメテェ
153 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:55:10.83 0
なんだ真性だったのか・・・
仮性だったら「苛性ソーダでしゅわしゅわぽん!」とか(特に意味はないけど)無駄に言えたのになぁ・・・
154 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:57:24.67 O
淑女がついていけない展開に!
155 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 01:59:28.78 0
以前何個か出てた小ネタでは真性扱いだったな
スレ番忘れたけど黒服さんがああ見えて火星人だとかなんとか
デカチンらしいけどw
真性はにーがきくんとれいなくんだけかな?てんちょはどうなんだろ
156 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:05:42.07 0
157 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:06:31.21 0
あ、目が“?”に・・・
158 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:06:35.42 0
>>154 自分もついていけないぜぇw
ちなみにスレ39だったw
10 : 名無し募集中。。。: 2012/05/07(月) 22:36:56.16 0
ノd*-e-)oO(あんな渋いんだから下の方も完全体で立派なんだろうなぁ…)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
風呂
( ■_■)oO(この皮なんとかならないかな)
12 : 名無し募集中。。。: 2012/05/07(月) 23:01:42.43 0
包茎なのを気にするにーがき君と
包茎でも堂々としている黒服さん
13 : 名無し募集中。。。: 2012/05/07(月) 23:23:30.59 0
ノd;-e-)oO(自信なんてもてないのだ)
14 : 名無し募集中。。。: 2012/05/07(月) 23:28:10.93 0
>>12 サイズが桁違いだろうからなw
っ つ
15 : 名無し募集中。。。: 2012/05/07(月) 23:29:37.11 0
ノd*^ 。.^)<仮性だからガキさんほど酷くはないの
ノd|li・e・)
159 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:09:43.14 0
シゲヒドスw
160 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:10:55.12 0
黒服さんwそうだったのかww
でも世の男の七割は仮性だから大丈夫b
161 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:12:39.64 0
にーがき君がんばってーww
162 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:21:08.31 0
見た目イケメンなのにミニチソ皮被りなにーがき君可愛いw
163 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:22:20.61 0
何気ににーがき君は年上のお姉さま方にモテそうなタイプだよねw
164 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:26:36.11 0
>>148 ノ9|*゜,_ゝ゜)=3 ミズピャイィィィィィ
にーがき君はコンビニ店員とか亀井先生になんやかんやされちゃいそうだなw
童顔だし可愛いしw
165 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:28:30.51 0
>>148 生田君のナマチンが埋もれちゃうサイズだなハァハァ
166 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:29:00.47 0
確かにw
何気に二人とも小学生やら男子生徒やらに手を出した前科もあるしなwww
167 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 02:51:25.96 0
まぁその2人はともかくとしても年上にモテそうだなw
たかーし君の孤軍奮闘は続くww
168 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 04:00:25.63 0
>>137形になったので投下ww
中等部1年の鈴木香音君は、ひとり剣道場で竹刀を振った。後ろでひとつに束ねた黒髪が揺れる。
「72ッ・73ッ・74ッ」と声を出して振るたびに、額から汗が流れ落ちた。
100を刻んだとき、道場の入口に感じた気配に香音君は素振りを止めた。
「相変わらず早いね、香音」
入口には青い胴着を身に纏った譜久村聖君が立っていた。
香音君は天井を仰いだあと、「そうでもないよ」と返した。
「聖君だって、走ってたんじゃないの、グラウンド」
「ああ、見てたの?」
「というかその汗だと気付くから」
香音君の指摘に聖君は大袈裟に肩を竦めた。
2年生の聖君はもともと部活はしていなかったが最近になって剣道部に所属した。
その割に、才能があったからか頭角を現し、いまや剣道部の2番手に匹敵している。
「里保ちゃんは?」
「相変わらず寝坊なんだろうね。里保ちゃん寝起き悪いし」
そうして香音君は苦笑する。
同級生の鞘師里保も剣道部に所属しているが、彼女の寝起きは悪く、朝練に来た試しがない。
それなのに彼女はその名の通り、先祖が刀の鞘を作る名工であるが故か、剣の素質は高い。
全国大会でも結果を残している彼女こそが、剣道部のエースである。
ただし、寝起きが悪いために朝はいつも来ていないため、あまり先輩たちからの評判は良くない。
もともと朝練は強制ではないため、難癖をつけたがるのは僻みと言うべきかもしれない。
169 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 04:01:09.03 0
「えりぽんも相変わらず?」
「うん、朝ご飯作ってたから先に来ちゃった」
聖君はそう言うと胴と籠手を着け始めた。
生田衣梨奈は高等部の田中れいな君といとこであり、同居している。
最近は朝食をつくってはれいな君に提供しているが、それがどうも聖君には面白くない。
イライラが日増しに高くなっていくのも事実だった。
「……ダメだな、なんか」
「ん?」
聖君はひとつ溜め息をつくと竹刀を握った。
空気が一瞬にして変わったことに香音君は眉を顰めるが、思考を進める前に聖君は「久しぶりにさ」と声を出した。
「試合、しない?」
彼の言葉に香音君は驚いた。
聖君からこうして試合を申し込まれるのは初めてだった。
冷静で、感情を表に出さない人、それが譜久村聖を最初に見たときの印象だった。
だが、実際の聖君はそうではなかった。実に自分に正直に生きている。特に好きな女の子のことになると、その感情を爆発させる。
実際、この前ふざけて撮影した衣梨奈のちょっとエッチ(?)なムービー(
>>130)を見たとき、彼は一瞬遠い世界へ旅立った。
どうも衣梨奈のこととなると、彼は我を忘れる傾向にある。
「良いよ、勝ったらお昼のカツカレー奢ってね」
そう返すと聖君も笑って頷いた。
香音君は髪をまとめ、手拭で頭を止め、面を被った。竹刀をぎゅっと握りしめ、道場の中央へと歩く。
ピリッと引き締まった空気は、正直、嫌いではない。
170 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 04:03:03.54 0
「僕が勝ったら、香音に頼みがあるんだけど」
向かい合わせ、面の向こうの聖君はそう呟いたので、香音君は「なに?」と返した。
「里保ちゃんと何処まで進んだか、教えてくれる?」
「はぁ?!」
「手を繋いだとかキスとか……何処までどうやって到達したのか教えてよ」
突然の問いかけに香音君は動揺するが、聖君は笑ったままでいる。
「ちょ、ちょっと待って聖君!僕はまだ……」
「じゃ、つづきは試合後ってことで」
「だからちょっと待ってって!」
香音君の言葉に耳を傾けず、聖君は目を閉じて集中した。
この試合モードに入った聖君はだれにも止められない。こういう妙なところは里保とそっくりだと香音君は思う。
しかし困ったことになったなと香音君も同様に目を閉じた。
竹刀を交えて立ち上がり、一瞬の静寂が訪れた。
―僕、まだ里保ちゃんに好きって言ってないんだろうね
香音君がそう思ったのも束の間、聖君は脚を踏み出した。
ヤバいと思った香音君はいちど退いたあと、再び左脚を踏み出した。
剣道部の朝練 たなえり中等部保全小ネタ おわり
171 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 04:05:16.39 0
172 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 04:35:34.38 0
面白いねぇ
173 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 06:32:35.51 0
>>138 今更だけど生田は和よりも洋が似合う気がするw
174 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 08:33:52.32 0
ノd*^ー^)从*´ ヮ`)
175 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 09:39:35.71 O
从*・ 。.・)
176 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 10:11:59.10 0
从*´ ヮ`)<もうすぐさゆの誕生日っちゃん
从*´ ヮ`)<プレゼント何がいいかいなねぇ
177 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 10:36:51.62 O
ノd*・ 。.・)<えりがほしいの
从*` ロ´)<却下!
178 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 11:11:05.37 0
ノd;^ー^)。oO(引いてだめなら押してみるですよ)
ノd;^ー^)<さゆ〜僕を君に捧げるよ
179 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 11:13:47.28 0
間違えて半角でやってしまった…
180 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 11:24:03.68 O
それ逆効果w
181 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 12:17:27.21 O
\d*> 。.<)/キャ〜!えり〜!
182 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 12:23:58.07 0
1日ぐらいデートしてあげてもいいかもw
れいなと飯窪さんが二人を尾行して
183 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 12:36:26.80 O
ロ´)。oO(ちょっと近すぎやないと!)
ゥ ゚)。oO(いいなぁ亀井さん…)
184 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 13:10:43.29 0
さゆが尾行するとブラックな感じするけどこの2人だと微笑ましいなw
185 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 13:17:03.11 0
クロさんシロさんがサポートしてあげてねw
186 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 13:46:40.77 0
行く店行く店で「可愛い彼女さんですね」
と言われ戸惑うかめい君、大喜びのシゲ君
187 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 14:14:24.74 O
( ■_■)。oO(若のお喜びよう……感無量です)
188 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 14:18:31.27 0
嬉しくてはしゃぎ回りミニスカがめくれるシゲ君。
もちろんノーパンなシゲ君。
189 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 14:19:41.87 0
ノd*- 。.-)<絵里と腕組んで歩けるなんて幸せなの…
190 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 14:24:49.99 0
>>188 シゲの可愛さにドキッとするが、スカートがめくれる度に弟重君がチラリズムで現実に引き戻されるかめい君w
191 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 14:58:21.24 O
とりあえずパンツはけよww
192 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 15:04:35.58 0
|ハヽ
|_■)
とノ
|ハヽ
|_●) 「「「 若… 」」」
と
|ハヽ
|_▼)
とノ
|
193 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 15:27:50.79 0
勝負パンツは常にポケットに入れてあるシゲ君
194 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 16:57:53.31 0
いつ履く気だよwww
195 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 17:05:23.99 O
ノd*・ 。.<)テへ☆
196 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 17:17:34.45 0
从*` ロ´)<れなも負けてられないっちゃ!
从*´ ヮ`)<まずは勝負パンツをポケットに、っと…
197 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 18:20:43.37 O
れーな違う違うww
198 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 18:33:38.38 O
ノd*^ー^)スンスン…
(^ー^*b≡d*^ー^)<れーな? キョロキョロ
壁|ゥ ゚;)。oO(たたた田中さんパンツ履いてください!バレてしまいます!)
壁|ロ´;)。oO(なんでこんなに離れよーのにわかると!?)
199 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 18:48:29.73 0
れいなのあらゆる香りを知り尽くしてるからなw
200 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 19:09:22.78 O
愛しのれいなへのレーダーすごいなww
迷子になったらとりあえずノーパンになればかめい君と再会できるw
201 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 20:12:41.84 O
≡ノd*^ー^)ノシ<れーなー!今行くよぉ!
202 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 21:13:27.69 0
同じようにかめい君の色んな香りを覚えてしまっているれいな
从;` ロ´)<来るっ!!
203 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 21:21:14.97 O
なにそのバカップルww
204 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 22:01:24.46 0
まさかシゲは置き去りくらってるなんてことは・・・
205 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 22:51:02.75 O
ノd;´・ 。.・)<あ、あれ?
206 :
名無し募集中。。。:2012/07/11(水) 23:18:04.42 0
結局いつものパターンww
207 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 00:11:56.09 0
今さっき恋愛事情if読み返してたけど
やっぱりさゆれな結ばれて欲しかった
208 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 00:24:24.06 0
さゆれなは数少ないけどなんか好きなんだよなぁ
亀井先生とか女子大生とか何回か読み返してるw
209 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 00:33:22.10 0
わかる
さゆとれいなクン結ばれてほしかった
けどえりりんとも幸せになってほしい
難しいよねえ
平行された世界では結ばれていることを願う
210 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 01:07:35.60 0
れなえりはもちろん好きだけど
さゆれなもさゆえりも好きで
つか6期をはじめ娘。が好きだからどの話も嬉しくて切ないw
贅沢な悩みだわww
211 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 01:11:59.59 0
さゆれなの女子大生って何スレ目?
212 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 01:30:25.31 0
ごめんマジで間違えた「DESTINY LOVE」だわw
女子大生っぽいさゆれなもあったんだけどなんだっけな…
れいなの誕生日あたりに投下されかけたやつw
213 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 01:41:10.70 0
れなえりもさゆえりもさゆれなもさゆれなえりも全部おいしくいただける
さすがエロッキ
DESTINY LOVEはすげー続き気になる・・・
214 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 01:44:11.76 0
DESTINY LOVEは本当に謎だけ残していったよねw
ちょっと大人なれいな♂とさゆみん
215 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 01:44:32.03 0
212だけど自己解決したw
31スレ目の911だったw
DESTINY LOVEも女子大生の作者さんももしいたら気長に待ってますよ〜
216 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 01:51:05.04 0
>>215 サンクスサンクス
読んだような読んでないようなうろ覚えだったけど思い出したわ
217 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 02:00:05.70 O
意外と未完の作品多いんだなと書こうとしたけど
よくよく考えたら完結してる方が少ないんだなw
光井先生も一応は終わったけど普通に続いてるしw
218 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 04:02:11.66 0
続きが気になる作品が色々あるなw
219 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 04:28:46.06 0
>>209 勝手な話だけど是非さゆルートの続きを書いて欲しいね
恋人さゆとの日常から性生活まで気になる事が多すぎる!w
220 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 05:47:45.58 0
ノd*^ 。.^)<今日はさゆみの誕生日の前夜祭をするの!
ノd;^ー^)。o(また巻き込まれそうな予感…w)
从;` -´)。o(えりとデートはなしっちゃよ)
221 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 07:13:01.81 0
おはみんw
222 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 09:34:23.31 O
朝からキュンキュンした
223 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 09:47:52.98 0
今日関東は風がかなり強いからシゲのスカートがめくれないか心配だな
224 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 09:54:01.18 0
从*^ー^)<強い目の風がスカートを めくってもそんなの気にしな〜い♪
ノc|;´┴`)<…お願いだから気にして下さい
ってやり取りがどっかであった気がするが
シゲはチャンスとばかりに短めのスカートはいてんだろうなノーパンでww
225 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 11:43:22.10 O
おもむろにミニスカをかめい君に見せにいくシゲ
→にーがき君遠くからチラチラ
→強い目の風がスカートをめくる
→弟重君を見てノd*゜e゜)旅立つにーがき君w
226 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 11:55:22.47 0
227 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 12:07:46.41 0
228 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 12:25:43.14 0
ノd;^ー^)<どうして僕のカバンの中にさゆうさ弁当が!?
229 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 12:45:59.33 0
ノd*^ 。.^)<大好きよ〜♪大好きよ〜♪エリチソ大好きよ♪Fuー!
230 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 13:49:04.59 O
从+` 皿´)ガルルル!
231 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 15:40:05.68 O
ノd*`・ 。.・)<さゆみの誕生日前に落としたら許さないの!
232 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 16:38:01.10 O
クロさんたちはパーティーの準備かな?
233 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 17:04:06.10 0
ノハ*゚ ゥ ゚)<道重さんのお誕生会、楽しみです♪
(;□_□)。o(なぜ我々まで手伝わなくてはいけないのでしょうか…お嬢様)
234 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 17:18:31.79 O
道重財閥と飯窪財閥の合同誕生パーティーとか豪華すぎww
235 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 17:26:05.61 0
れーななんか会場で浮きそう
236 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 17:27:03.68 0
237 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 17:35:42.79 O
ノd*・ 。.・)<二人にはちゃんと正装してもらうの
ノd*^ー^)<精巣?みんなの前でエッチでもするの?
从*` ロ´)<するわけないやろ!
238 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 17:56:16.97 O
ところでみちしげ君の正装は……?
239 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 17:58:03.33 0
ドレス?タキシード?ボンテージ?
240 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 18:24:58.11 0
まぁドレスだろうねw
一着で高級外車が何台も買えるような額のw
241 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 18:27:01.88 O
似合うだろうなw
242 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 18:41:54.72 0
ノd*・ 。.・)<(明日はさゆみの誕生日だけど)
ノd*・ 。.・)<(意外に欲しい物っていうのが思いつかないの)
ノd*・ 。.・)<(ぶっちゃけ、さゆみ、お金持ちだから何でも持ってるし)
ノd*- 。.-)<(…そりゃあ絵里がさゆみのモノになってくれたら、言うことないけど)
ノd*- 。.-)<(あーあ、つまんないの)
「道重さん!」
突然声を掛けられ、道重くんは我に返ります
「うわ!なんなのあなた!?」
声を掛けた下級生の飯窪さんは道重くんの慌てように、
「すみません」
と、ちょっと笑いを堪えながら謝ります
「で、何の用なの?」
道重くんがひとつ咳払いして言うと、
「あの、道重さんは甘い物はお好きですか?」
「まあ、嫌いじゃないの」
「よかったー。あの、私明日、ケーキ焼いて持って行きますね!」
「はあ!?」
「明日、7時からパーティーですよね!楽しみにしてます!」
飯窪さんは笑顔で手を振って帰って行きました
「ちょっと!手作りケーキって!?」
243 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 18:43:55.21 0
ノd;*・ 。.・)
何考えてるのあの子、確かにパーティーに招待はしてあげたけど
仮にも道重財閥のパーティーに手作りケーキって、さゆみ甘い物は嫌いじゃないって言ったけどさゆみ的に手作りはアリかどうかなんて言ってないじゃないの
だから女はイヤなのハナシ聞かないしでも心がこもってたら認めてやらなくもないの、まあそこそこ食べられるシロモノだったら
ノd;*^ー^)<(…回想長っ)
>>130のネタ使ってくだすってあざーっすアンド、シゲのドレスの下は多分ノーパンにガーターストッキング保全
从;*` ロ´)<ただの変態やん!
244 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 20:10:53.69 0
≡( ■_■)
245 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 20:31:12.85 0
246 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 21:48:36.02 0
ノハ*゚ ゥ ゚)<道重さん可愛すぎますっ!!!
247 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 21:49:22.89 O
ノハ*゚ ゥ ゚)つ○はうケーキ作りました〜!
248 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 22:27:38.13 0
ノノハヽ
ノハ*゚ ゥ ゚) ☆ あなたの
ノ つ[~~~~~~~] はるなんより♪
 ̄ ̄ ̄ ̄
249 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 23:18:48.44 0
ノd ・e・)<ちーっちちっちおっぱーいぼいんぼいーん
250 :
名無し募集中。。。:2012/07/12(木) 23:35:31.47 O
ノd;’ー’)ガガガガキさん!?
251 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:02:36.83 O
さゆおめでとう!
252 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:04:14.08 0
ちゃゆううううう!!!!!
253 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:06:57.70 0
さて避難所の作品をコピペするかな!
254 :
新狼>>309代筆:2012/07/13(金) 00:08:07.85 0
「んっ……」
ぼんやりと道重さゆみが目を開けると、彼女はシャツを羽織り、窓を開けてカメラを構えていた。
いくら此処がマンションの7階とはいえ、下になにもはかずに外に出るのはどうなんだろうとさゆみは思う。
まぁ自分もなにも身に纏っていないので人のことを言えた義理ではないが、ホントに彼女は写真が好きなんだなとクスッと笑った。
「おはよぉ、れいな」
さゆみがそう呟くと、彼女はカメラから目を外し、振り返った。
田中れいなは柔らかく微笑むと、窓を閉め、ベッドへと座る。
「まだ11時過ぎやけんね」
「知ってるよ、そんなの」
そうしてさゆみが笑うと、れいなはさゆみの前髪を撫でた。
細い指先の感触がくすぐったくてさゆみは「んっ」と甘い声を漏らす。
「きれーやね、さゆは…」
さゆみの裸体は窓から射し込んだ月明かりに照らされて白く輝いた。
完全なる芸術作品にれいなは思わず生唾を呑み込む。
255 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:08:38.77 0
「女神みたいっちゃ……マジで」
「さゆみは女神なんかじゃないよ」
さゆみはれいなに手を伸ばし、キスを求めた。
れいなもそれに応えるよう、カメラを床に置くと、さゆみの唇に軽くキスを落とす。
「さゆみは月に住んでるウサギさんなの」
彼女はそう言うとクスッと笑い、再び唇を重ねてきた。
自分でそんなこと言うか、普通?と思うが、なんとなく、さゆみがウサギのように見えてきた。
逃げ足が速くて、捕まえておかないとひょいひょいと気ままに行ってしまいそうな存在は、手放したくなんてなかった。
「んっ…ふぅ……んっ!」
「はぁっ……ちゅっ…」
「れいなっ……んんっ」
なんどもなんども唇を重ね、舌を絡め、求めた。
れいなはさゆみの頬に手を掛け、指先でそっと輪郭をなぞり、耳朶へと触れる。
「ふぁっ…」と甘い声を口元から漏らしたさゆみに気を良くしたのか、れいなは唇を耳元へと持っていく。
そして舌先でちろりと舐めると「んっ!」と声を出した。
「耳弱いっちゃね、さゆぴょんは」
「もっ……そんな……こと、言わ、ないでぇ…」
「自分でウサギって言うたやん」
256 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:09:23.27 0
さゆみの耳を舐めるたびに、彼女は甘い声を出して悶えた。
その姿が堪らなく愛しくて、れいなは「さゆ…綺麗よ、さゆ…」と呟きながら舌を突き出した。
「はぁっ…れいなぁ……あっ、ん!」
そのとき、枕元に置いてあったさゆみの携帯電話が震えた。
あまりのタイミングの良さに、思わずれいなは舌を引っ込めると、ああ時間かと確信した。
「誕生日、おめでとぉ、さゆ…」
「フフ、12時ピッタリだね、れいな」
「いちばんに逢って言いたかったけん、仕事早めに終わらせて良かったっちゃ」
さゆみの携帯は再び震えた。恐らく仕事仲間や友人からたくさんの「誕生日おめでとう」というメールを受信しているのだろう。
でも、いちばん最初にそれを伝えられたのはれいなだということは、なんとなく嬉しかった。
わざわざ仕事を早めに切り上げて、さゆみの家に上がり込んで、夕食もそこそこにふたりはベッドに向かった。
ちなみにこれが、本日5回戦目となる。
「おめでとう、ウサギさん」
「はいはい、ありがとうなの」
ふたりは顔を見合わせてクスッと笑いあった。
さゆみは体を起こすと、れいなにぎゅうと抱きついてきた。熱を持ったさゆみの体は温かい。
そのまま彼女は体重を掛けると、れいなを押し倒し、キスをした。
257 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:09:55.46 0
「ねぇ、れいな…」
「うん?」
「いっぱい、シてくれる?23歳になったさゆみに」
あまりにもその言葉は唐突だったが、あまりにも彼女が美しくてれいなは言葉を失った。
ああ、やっぱり彼女は女神だと、れいなはぼんやりと頭の片隅で思った。
れいなは答える代わりにさゆみの首に腕を回して引き寄せるとなんどもキスを交わした。
「ふっ…ん、あっ……んっ」
れいなは剥き出しになっていたさゆみの乳房を軽く揉んでやった。
さほど大きくはないが、形の良くて柔らかい彼女の胸は温かい。そっと揉むと、さゆみは「はぁっ…あっ…」と声を漏らした。
もう5回目だというのに触れただけで彼女の中心の突起が硬くなっているのが分かる。
「エッチやね、さゆ…」
「やっ…だぁ…」
さゆみは恥ずかしそうに目を逸らすが、その仕草すらも愛おしかった。
れいなは軽く体をズラし、顔を上げ、さゆみの乳房に噛みついた。
「あっ!ん、ん、あっ…やっ……!」
突起には触れることなく、舌を伸ばして柔らかい乳房を舐める。
さゆみの胸はミルクのように白くて甘く、ソフトクリームのように柔らかい。
「ねぇ…れいなぁ……あっ、触ってぇ……」
258 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:10:30.42 0
さゆみは早くもそこに触れてほしくなったのか、体をズラしてれいなに求める。
子どものようにねだる仕草にドキドキしながらも、れいなは右手でさゆみの突起をピンと弾いた。
「あぁっ!」と声を出してさゆみは体をのけ反らせた。白い首筋に噛みつこうと、れいなはさゆみの後頭部を掴んで、無理やり引き寄せる。
そのまま鎖骨、首筋を舐め上げ、乱暴に胸に刺激を与えると、さゆみは泣きそうな声を出した。
「やぁ、だぁっ…あ、あっ…あん!」
「ヤダってなんね。触ってほしかったっちゃろ?」
「そう、だけどぉ…あぁっ!んっ、あ……ふっ…あっ!」
れいなは力を込めてさゆみの体を反転させ、さゆみに跨った。白いシーツの波に彼女の黒い髪が乱れて泳ぐ。
そのまま右の乳首にちゅうっと吸いつくと、「あぁっ!」と声を上げ、さゆみはれいなの頭を押し付けた。
「んっ、んぅ!あっ……はぁ…あっ、あっ、はぁっ!」
左の乳首を親指と人差し指で挟んでキュッと摘まむと、さゆみは正直に鳴いた。
右の方も舌で転がし、時折噛んでやると、さゆみは惜しげもなく声を上げる。
そのうち我慢できなくなったのか、さゆみは腰を浮かせると、れいなの太股に擦りつけてきた。
クチュっという音とともに、れいなの太股に、さゆみの下腹部から溢れた愛液が付着した。
「23のさゆもやっぱエロいわ」
「はぁっ…ん、ん、やっ……あっ!」
れいなは焦らすことなく、するすると体を下げていき、さゆみの下腹部へと口付けた。
259 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:11:02.80 0
「あぁんっ!あ、あっ…あぁっ!」
なんども体を重ねたおかげか、既に愛液で充分に濡れていたそこは、ひどく敏感になっている。
れいなは指でさゆみの下腹部を広げると、剥き出しの蕾をべろりと舐めた。
「んんあっ!はぁ…はぁ………あっ、そこぉっ!あぁっ…れい…なぁっ…!」
「しゃゆ……きれーよ、バリきれーっちゃ、さゆ」
愛液と唾液が混ざり、れいなの口元から顎へと流れ落ちる。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てたそこは新たな刺激を求めてひくつく。
「やっ…やぁっ……もっ…あっ!はぁっ…あっ、あぁっ!」
さゆみは堪らず腰を振って刺激を求めた。
れいなはニッと笑うと、中指を突き立て、勢い良く掻き回した。
「ああぁっ!はっ…あんっ!あっ、やだっ!ま…あっ、なか、にぃっ……あぁっ!」
随分と余裕があったので、れいなは迷わず人差し指も中に挿し込んだ。
少々キツかったが、それでもさゆみの中はれいなを受け入れ、新たに愛液を分泌した。
「メッチャしめつけとぉよ、さゆ…」
「ふぁっ!んっ、くぅっ……れい、なの…指ぃ……」
「うん?」
さゆみがなにか言いたそうだったので、れいなはいちど動かしていた指を止めた。
260 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:11:47.98 0
「はぁっ……れーなの…細くて、なんか…あっ、可愛い…」
そうしてさゆみは額に汗を滲ませて潤んだ瞳のまま微笑んだ。
ああもう、そんな可愛いこと言うと我慢できなくなるっちゃとれいなは額にキスをした。
指先を軽く「く」の字に曲げると、「あぁっ!な、中でぇっ…!」とさゆみは声を漏らす。
「あっ、ああっ、ん!はぁ……あっ!」
よがるさゆみに合わせるように、れいなは指を注挿した。
それだけじゃ物足りなくなったのか、れいなはさゆみの肩に腕を回すと、ぐっと力を込めて起こした。
「んっ…へ?」
さゆみはれいなにされるがまま上体を起こし、ベッドに座って向かい合わせの体勢になった。
なんとなくこのあとの展開が予想できたが、さゆみは敢えて黙っていた。
「自分で動いて、さゆ」
果たして予想は当たり、さゆみは「はい?」と返した。
「腰振っとったけん、こっちのが良かやろ?」
「……そーゆーこと言うかな普通…」
「ご不満?」
れいなはクスッと笑って入れたままの2本の指をくちゅくちゅと動かした。
一瞬だけ途絶えた快感の波に再び包まれ、さゆみは理性というものをなくす。
なんだかもう、れいなの好きなようにされたくなった。
261 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:12:21.05 0
「はぁっ……ばかれいなぁ…あっ…!」
さゆみはれいなの首に両腕を回すと、震える膝を立たせて腰をがくがくと振った。
「ああっ!ん、んっ!ふぁっ、あぁっ……やっ、あぁっ!」
不器用で下手くそな腰の振り方だったが、それでもれいなはさゆみに合わせ指の注挿を繰り返した。
指先から手首、そして腕へとさゆみの愛液は流れ落ちる。
れいなが親指でさゆみのクリトリスをぎゅっと押すと、さゆみは「はぁぁっ!」と天井を仰いだ。
「れいなっ…れいなぁっ!あんっ!はっ……んっ、さゆみ……あっ、イき、そう…!」
熱い吐息を漏らしながらもさゆみは腰を止めようとしない。もしかすると止められないのかもしれない。
快感を求め、れいなを感じようと本能的に腰を振りながらさゆみは喘いだ。
れいなはその唇を自らの唇で封じ、舌を絡めて息もつかせぬままに指を動かした。
「んっ!……っ!ふっ…んんー!んっ!」
独占欲の塊だと思った。
こんなにも美しい人が自分の指先を感じて喘いでくれる。
それなのになにかが漠然と不安で、すべてを手に入れたくて、その吐息さえも漏らすのが惜しく、れいなはすべてを呑み込もうとした。
262 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:12:54.63 0
「くぅっ!んーーっ!ふっ、んっ、……!」
息苦しさとやってくる快感にさゆみは震えた。
その姿は滑稽で愛しくて、泣き出してしまいそうなほどに麗しく、れいなは長いキスを終えた。
「ふぁっ!あっ、あん!れいなっ、れいなぁっ!あっ、んっ、あぁぁ…はっ、あああぁっ!!」
漸く声を得たさゆみは23歳の女性としての産声を上げた。
腰を精一杯に振り、れいなの指を奥深くまで呑み込み、自分の感じる場所を擦らせた。
「あっあっ!だめぇっ、れいなぁっ!!イ、イくっ、イっちゃうよぉっ!!」
「さゆ……さゆっ、可愛いかよ、さゆっ!」
「れいなっ!あっ、はぁっ、イくぅ!!れいなぁっ!」
さゆみはそうして甲高く喘ぐと、れいなの指をぎゅうと締め付けた。
ビクビクとさゆみの体は震えながらも、れいなの体にしがみつき、その震えがおさまるまで抱きしめていた。
263 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:23:58.98 0
パソ猿くらったんでどなたか続きよろしくお願いします
264 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:25:17.05 0
265 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:25:48.41 0
熱い吐息をれいなの耳元で漏らすと、れいなの中で再び炎が燃え上がる。
誘ってるわけやないよね?と思いながらも、れいなはさゆみの中に入れていた指をそっと抜いた。
「んんっ……」
「はぁっ…さゆ、メッチャ可愛かったっちゃん」
れいなはそうしてさゆみの頭を撫でた。
さゆみはまだ達したばかりで敏感になっているせいか、れいなから離れようとはしない。
必死で呼吸を整えながら、「ばかぁ…」と呟き、お返しとばかりに耳朶に噛みついた。
「……れいなのえっち」
「いまさら気付いたと?」
「知ってたけどぉ……」
さゆみは頬を膨らませると強引にれいなの唇を奪った。
ちゅっという音のあと、ぴちゃっと水音がする。舌と舌が絡み合い、唾液が行き来する。
唇を離すと、唾液が太い橋をつくっていたが、あっさりと壊れて切なくなる。
「さゆ……」
「うん?」
「生まれてきてくれて、ありがとう」
266 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:26:24.62 0
急にそんな言葉を掛けられてさゆみは目を見開いた。
なぜこのタイミングなのだろうと思うが、どうせ彼女はなにも考えちゃいない。
感性で生きているようなれいなに、計算なんて言葉は似合わない。
「きれーよ、月のウサギさん」
れいなはニシシと柔らかく笑った。
その笑顔は子どもっぽくて彼女の本心そのものを映していて綺麗で、だからこそさゆみは切なくなった。
ねぇ、れいな。私が欲しい言葉は、そんなんじゃないの。
私がいちばん欲しいのは、欲しいのは――――――
「れいなも、綺麗だよ?」
こんな言葉じゃなかったのに――――――
「ねぇ、れいな、もう、濡れてるよね?」
さゆみは軽くキスを交わしながら、するするとれいなの下腹部に手を伸ばした。
れいなのそこはさゆみほどではなかったが、確かに愛液を垂れ流し、濡れていた。
「いっしょに、シよ?」
267 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:26:57.00 0
さゆみの妖しい微笑みに、れいなも観念したように頷いた。最も、れいな自身、そろそろ欲望は限界だったのだが。
れいなは膝を立てると、さゆみの脚を挟むように跨ぎ、腰を近付けた。
さゆみも自分のそこを指で広げ、同じように腰を近付けてくる。
剥き出しになった下腹部同士が重なると、「ふぁっ……!」と甘い声が漏れた。
「んっ…さゆっ…!」
れいなはゆっくりと腰を上下に動かすと、さゆみもそれに応えた。
「ふぁっ!んんっ、れいなっ…!」
「はぁっ…さゆぅ……っあ!」
ぐじゅっという愛液が混ざって擦れる音が響いた。
剥き出しの蕾が擦れあい、快感が全身を貫いていく。
「ひゃっ!あっ……あったかい…あっ!あったかいのぉ…!」
「さゆっ…さゆの、あっ……ココ、はぁっ…メッチャ、気持ちよかっ!」
ふたりが腰を振るたびに、形の良い胸も揺れる。
乳首はぴんと硬く主張して勃ち、互いの乳首に当たっては擦れ、快感を呼んでくる。
ふたりは体をぴたりと合わせ、互いの足りない部分を補うように腰を振った。
「んんっ!れい…あっ、れいなぁ……はぁっ…気持ち、イイ……あっ、は…あぁっ…あんっ!」
さゆみはれいなの背中から後頭部へと腕を持っていき、れいなの髪をぐしゃりと掴んだ。
流れるような髪を指先が滑っていき、優しいシャンプーの香りが鼻をくすぐった。
268 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:27:27.01 0
「はぁっ……あっ、ん!さゆ……さゆっ…!んん、んっ!さゆっ、もっと…もっと、はげしくっ!」
「あっ…イイよ、れいなっ!れいな…あんっ!あっ、あぁっ!」
耳元で囁かれる互いの名前、聞こえてくる熱い吐息を感じ、ふたりは昇りつめていく。
下腹部から流れ落ちた愛液は既にシーツをぐっしょりと濡らし、水溜りになっていた。
ぴちゃぴちゃという音とぐちゅぐちゅという音が混ざり、夜の闇に浮かんでは消えていく。
「やばっ…んっ!さゆぅ!さゆっ、もう…あっ、あっ、はぁっ!」
「れいな……あぁん!さゆ、みも…イくよぉ!また……あぁっ、またイっちゃぅっ!」
「さゆ…さゆっ!れな、れなもイきそうっ…!」
ふたりはほぼなにも考えずに腰を振った。
結果のない、ただ快感だけを求めるセックスを、なんども繰り返す。
それを悪いなんて思ったことはない。
思ったことはないけれども、何処かに黒い染みが浮かんでいるのをれいなは自覚していた。
それを打ち消すように、さゆみの体を強く抱きしめ、腰を打ち付けた。
「んっ、あっ!れいなっぁぁっ!!イっちゃ…ああっ、イっちゃうぅ!!」
「さゆっ……さゆっ、あっ、んん、あっ…イくっ!!さゆっ!!」
浮いて離れそうになる腰を抱きとめ、激しく打ち付けあった。
瞬間、ふたりにはほぼ同時に快感の波が押し寄せ、そのまま頂点へとたどり着いた。
さゆみの中に欲しい言葉があったことも、れいなの中に黒い染みが浮かんでいたことも、ふたりは口に出すことなく、ただ息を整えた。
269 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:27:58.41 0
-------
「エロネコ……」
「なんね、エロウサギ…」
深夜3時過ぎ、何度目かの絶頂を迎え、いい加減に疲れたふたりはベッドで裸で抱き合っていた。
口をついた言葉にクスッと笑いながら、ふたりはキスを交わす。
「23歳のさゆみはどうでした?」
「……大変美味しゅうございました」
「ふふっ、れいなさえ良ければ、24歳のさゆみもどうぞ」
さゆみはいたずらっ子のようにそうして微笑んだ。
小悪魔にも天使にも見えるその笑顔に導かれるように、れいなは軽く口付けた。
「喜んで………ウサギさん」
その真っ直ぐな瞳はカメラマンとしての田中れいなそのもので、さゆみは胸が締め付けられた。
カッコ良くて、それでいて美人で可愛くて、だけど、だけど少しだけ、切なかった。
270 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:28:53.88 0
-------
さゆみは珈琲を片手に窓の外を眺めていた。
1年前の今日は、ベッドの上で大きな丸い月を見ていた。
しかし今日は生憎の雨、月どころか星も空も見えない真っ暗な空にさゆみは苦笑する。
「見えないよねぇ…やっぱり」
さゆみがカーテンを閉めてベッドに戻ると、携帯電話がチカチカと光っていた。
ああ、いつの間にか0時を過ぎていたんだと開くと、何人からかのメールを受信していた。
最新の順番からメールを開いていき、友人やマネージャーたちに明日はありがとうと言わなきゃなと考えていた。
そうしてメールを溯り、いちばん最初、0時0分ジャストに受信したメールを開いた途端、さゆみは思わず目を見開いた。
―――さゆっ、誕生日おめでとう!24歳がさゆにとってシアワセな歳になりますよ〜に!これからもよろしくね
絵文字も少なめなシンプルなメールは、いかにも田中れいならしい。
だが、下にスクロールして見えた文章に、さゆみは声を失った。
271 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:29:25.53 0
―――今日は月が見えんで残念やったね、ウサギさん
さゆみは思わず立ち上がり、窓を開けた。未だに雨が降り続く暗い空を見上げる。
ああ、どうして彼女は…とさゆみは目を閉じた。
伝えてほしい言葉があった。
言ってほしい言葉があった。
たったの二文字、それを私自身も口にしなかったのは、どうして―――?
「……好きよ、れいな」
同じ空を見ていてほしかった。
同じ過去を思い出してほしかった。
たとえばそれが、あなたを傷つけるだけのものであったとしても、どうか覚えていてほしかった。
272 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 00:30:07.40 0
「大好きだよ、れいな」
月も星も見えない夜、さゆみは24歳を迎えた。
届かない言葉は暗闇に溶けていく。
それでもさゆみは、れいなを想った。
残酷なくらい鈍感で、残酷なくらい優しくて、それでも愛しているれいなを想った。
Happy Birthday SAYUMI!
誕生日の夜に おわり
さゆの生誕祭記念ということで光射す過去編(第19.5話)です
もともと本編に組み込んでいたんですが誕生日ということで急遽特別編にしました
さゆとれいなの話を散々引っ張っていますが大したことないので期待しないで下さいw
ではだれか気付いて下さった方は13日中に転載して下さるとありがたいですm(__)m
ちょっと早いけどさゆ誕生日おめでとう!!
273 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 01:01:42.42 O
ちゃゆおめ!
作者さん乙!
274 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 01:06:27.59 O
d*^ 。.^)さゆみがメインなの
275 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 01:29:13.01 0
転載乙です!光射す作家さんGJ!!!
さゆれなはれなえりとは違うエロさがあるよねぇ〜♪
276 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 02:16:46.48 0
今夜のおかずキテター!!!
277 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 02:46:27.11 O
明日読むッス!
278 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 06:39:04.92 0
おっと
279 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 07:33:37.54 O
おはみん
280 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 09:21:03.75 0
最近さゆれなにそそられる俺…
281 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 10:15:58.56 O
れなえりが1番好きだけど
さゆれなも良いよねw
282 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 10:21:21.50 0
座っておいでとか白米5杯はイケる
283 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 10:29:32.37 0
相思相愛ラジオはどんぶり飯10杯イケる
284 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 11:33:23.70 0
さゆれなはアロハロ2のダイヤモンドヘッドデートが良かった
285 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 11:52:43.03 0
光射す作家さんいつも乙です
れいなの指を咥えて腰を振るさゆがエロすぎます(≧∇≦)
攻守逆転したさゆれなも読んでみたい!!
286 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 13:14:55.22 O
おつおつ!
切ないけど幸せな時間だったんだなぁ…
エロいし大満足です!
287 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 15:09:31.96 O
光射すさゆに攻められるれいなとかイイw
288 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 16:27:02.03 0
从*´ ロ`)<ちゃゆうううううう
289 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 16:44:44.09 O
あれ?絵里ってれいなが付き合ってたこと知ってたっけ?
290 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 16:50:58.90 0
知らないはず
291 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 17:03:23.56 O
ありがとう!
絵里とどうなるかも気になるけどさゆと復縁してほしいのも事実…w
292 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 17:12:08.48 0
そうなんだよ!前は「早くれなえりくっつけよ」とか思ってだけど
今はさゆれな元に戻れよって思う気持ちも強い…ww
293 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 17:36:39.17 O
さゆれな復縁して
絵里はガキさんや愛佳とくっつけば良いとか思っちゃうw
294 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 18:29:17.78 0
ノノ*´ー`)<れーなぁ…
295 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 18:52:38.91 0
俺はやっぱり「れなえり早くくっついちゃえよ」って思う
んでもっと言うとガキさゆでくっついちゃえばいいのにって思ってるw
296 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 20:02:48.21 O
ガキさゆも悪くないけど
ガキカメもちょっと気になるw
297 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 20:41:31.91 0
298 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 21:13:40.81 O
光井先生は愛ガキも温かく見守ってんのかなw
299 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 22:12:52.56 0
ノd*^ 。.^)<もっと祝ってなの
300 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 22:36:54.45 0
れいなブログでさゆに告白しとるwwww
301 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 22:39:42.29 0
確認してみた
何コレ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━⊂⌒O。Д。)⊃━O(。Д。)O━⊂(。Д。O⌒⊃━⊂(。Д。⊂~⌒⊃━━!!!
302 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 23:02:06.55 O
从*・ 。.・)人(´ヮ `*从
303 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 23:11:52.23 O
ガキカメとかガキさゆとか言ってる場合じゃねぇwww
さゆれなぁぁぁ!!!!www
304 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 23:24:31.56 0
さゆれな祭じゃーい\(☆o☆)/
305 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 23:48:59.17 O
れーながさゆに恋してるww
光射す復縁もアリか?ww
306 :
名無し募集中。。。:2012/07/13(金) 23:51:40.25 0
こ、これは・・・
エロッキネタで書けとの神の啓示・・・!?
リアルさゆ×れいなを書けということですか
307 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 00:01:49.55 0
そうだ!きっとそうに違いない!ガンバルンバ!!!
308 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 00:11:30.63 O
任せたぞ職人!ww
309 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 01:20:15.24 0
ノノ ^ー^) ムゥ…
310 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 02:37:03.68 0
面倒くさがってフライングしてるからだよえりりんw
311 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 02:38:11.58 0
>>309 リアルエロッキ〜お仕置きver.〜も待ってるよw
312 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 04:24:30.86 0
ノd;^ー^) ハラハラ
313 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 06:26:19.85 0
れいな、言っとくがさゆはメンバーのブログ見てるからなw
314 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 06:34:52.70 0
さゆはこのスレ見てるだろうに
315 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 07:01:41.63 0
ノd*^ 。.^)<れーなが柄にもないことするから大雨になったの
おかげでせっかくの誕生パーティー用のドレスがズブ濡れになって
アソコがスケスケなの
316 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 07:37:47.39 O
パンツはけぇぇ!www
317 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 09:45:27.57 0
ノd;^ー^) <シゲお願いだからパンツはいてよ・・・
318 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 09:58:55.00 O
すっかりノーパンが定着したなw
319 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 10:00:32.61 O
ノハ*∩ ゥ ∩)キャー
320 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 10:24:26.84 O
飯窪さんはシゲのなにが良いんだ?w
321 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 10:36:07.48 0
飯窪さんもだいぶ変わり者だからねぇw
322 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 12:02:13.57 0
折角良いシチュエーションになっても「だが断る」とか言っちゃうんだろうな
323 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 12:26:28.04 O
ノd;・ 。.・)←断られて落ち込むシゲ
324 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 13:35:06.00 0
325 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 13:52:19.32 O
ノd*^ 。.^)<見て見て、スケスケ〜w
从*` ロ´)<見せんなっ!
326 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 15:50:24.22 O
从*^ー^)<保全します
ノc|=´┴`)<皆さん3連休はお出かけですかね
327 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 17:32:38.24 0
ノd*´ー`)オヒルネー
328 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 17:41:30.77 O
从*´ ヮ`) エリノネガオカワイー
329 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 18:46:09.74 0
ノハヽ
ノd*´ー`) グゥ
ノハヽo∈
∩ ムクムク (- ´ ;从
330 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 19:59:29.95 0
从;` -´)チョットムラムラスルッチャ・・・
331 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 20:19:14.06 O
ノd*^ー^)レーナオイデw
332 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 21:16:43.52 O
ノ9|‘_ゝ‘)。oO(かめいさん達が羨ましいっちゃ)
333 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 21:22:28.06 0
ノd*^ー^)<恋人って良いもんだよ衣梨奈くんw
334 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 21:33:48.57 0
えりりんが夢の中で言ってると思うとなんか切なくなるw
335 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 21:37:02.84 0
たなえり萌え
336 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 21:38:48.46 O
>>334 たなえりの関係性は好きだけど
前にえりりんが言ってた本音を考えると切ないね
337 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 22:43:34.14 O
ノノ刀e _l‘)<………
338 :
名無し募集中。。。:2012/07/14(土) 23:41:47.54 O
生田×聖も気になる今日この頃
339 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 00:24:54.04 O
すまぬ早めにおやさゆみんノシ
340 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 01:28:03.56 0
ノハヽノハヽ
ノノノ* ^ )` *bヽ
ノ つ∪)
341 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 01:37:12.35 O
前スレ
>>980がかわいすぎてメールの送受信画像にしてしまったよ
342 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 01:45:23.09 0
マジかww
自分もお気に入りフォルダに保存したけどw
343 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 01:54:17.43 0
ノハヽ ノノハヽ ノハヽ ノハヽ ノノハヽ
ノc|+’へ’) ||c|*^e^)|ノc|*´ -`)ノノ+^ー^) C= (・ 。.・`川
ノ <V> | ノ つ⊂ つ⊂二ノ ( ∞ )
恋愛事情れいなとえりりんは左向けないのが悔しい><
344 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 01:57:48.44 0
>>343 おおおおすごい!
AAlistに保存しよう…w
345 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 03:22:23.18 O
職人おつ!
346 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 04:33:59.15 0
おやさゆみん
347 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 08:38:08.76 0
おはエロッキ
348 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 10:05:01.40 O
おはみん
349 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 11:58:24.06 0
ノd*´ ヮ`) ハラヘリコプタ
350 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 12:14:55.03 O
≡|||9|^_ゝ^)<れいなくーん、お弁当食べよー
351 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 12:15:44.19 0
ノd*´ ヮ`)<食べるー♪
352 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 12:26:04.87 0
マチナサイ ノノ+^ー^)つノd;` ロ´) オッ?
353 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 12:44:07.34 0
ノd+`‘ _l‘)田中さんちょっと話が…
354 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 13:00:36.53 0
355 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 14:13:09.00 O
鞘師君タラシだなw
356 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 15:50:56.89 O
ノd;^ー^)レーナモテスギデスヨ
357 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 16:40:09.54 O
ノ9|+‘_ゝ‘)。o(あいつフラフラしすぎっちゃ)
358 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 18:12:46.16 O
■)
359 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 19:01:58.82 O
人少ないねぇ
360 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 19:23:13.40 0
体調不良なんでごめんね
361 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 19:42:51.03 O
从*^ー^)<看病しに行きますよ?
ノc|=´┴`)<ゆっくり休んで下さい
362 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 20:14:04.84 0
リアルではゲネプロ2回分やってんだから変態、いや大変だろうな
363 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 21:00:55.47 O
从*・ 。.・)変態
ノノ刀e _l‘)変態
ノリ*´ー´リ 変態
娘。はどうなるんだ…w
364 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 21:25:16.27 0
安泰だなwww
365 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 22:00:28.36 0
(店・e・) 恋愛事情待ち
366 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 22:19:50.20 O
てんちょw
367 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 22:59:09.98 O
从*^ー^)ワクワク
368 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:11:15.01 0
田中クンの恋愛事情28投下します。
369 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:11:28.50 0
『あ?私はどう思ってるのかって?』
はい。
『おまえまさか選択肢を他人に委ねる気じゃないだろうね。これはおまえの人生がかかった重要な選択だよ。
吉澤さんがこう思うならこうする〜とか情けないこと言うようならそこから突き落とすよ?』
親指でクイっとベランダを指し示しながら笑顔で死刑宣告をする吉澤さん。
いや、そういうわけではないんです。
ただ純粋に、知りたいだけなんです。
『・・・・・・・・・・・・。おまえが、私以上の天才だからさ』
・・・驚いた。
彫り師としてまだペーペーのれいなが、彫り界のカリスマであるあの吉澤さんに天才と言われるなんて。
『初めて会った時からこいつはすげえと思ってたよ。私も自分のことを天才だって自負してるけど、おまえはそれ以上さ』
壁に背を預けながら窓の外で真っ赤に燃える夕陽を眺める吉澤さんの顔はこちらからでは見えない。
最近になってやっとわかったことがある。
この人が度々仕事を休む理由。
本当に彫る事が好きなんだ。
義務化させて、追われて、彫る事を嫌いになりたくない。自由にやって、いつまでも自分にとっての娯楽であり続けたい。
そういうことなんだろうたぶん。
『私を超えてほしいね』
そう言って振り返った吉澤さんは表情こそ笑ってはいたが挑戦的な目をしていた。
・・・。
吉澤さんの見立ては合っている。
話を聞いた時かられいなの答えは決まっていた。
彫りに妥協はしたくない。
370 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:11:49.53 0
行かないという選択肢は元よりれいなには無かったのだ。
*****
「れいな〜!今晩はニンニクのオイル焼きと里芋を摩り下ろしたとろろご飯だよ〜。飲み物はいつものハブ酒だよ。どうぞ♪」
「いただきまーす」
絵里は毎晩ハッスルしたいのか、同棲してから一度もまともな飯にありつけたことがない。
今夜もロクに寝れそうにないな。慣れたもんだし、こちらもバッチコイなのでオールOKだが。
「モグモグ・・・・・・。なぁ、絵里」
「な〜に〜?」
バックに向日葵畑を背負ってそうな目が眩むほどの笑顔を向けられる。
「・・・ん、えと、なんでもない。呼んだだけ」
「なにそれ〜?変なれいな」
「・・・・・・・・・・・・はぁ」
吉澤さんから渡米の話を聞いてから1週間が経った。
未だに絵里どころか誰にも話せずにいる始末。
出立まで日がない。言おう言おうと思っちゃいるが絵里のふにゃっとした可愛いアホ顔を見るとつい言葉を飲み込んでしまうのだ。
「美味しい?」
「うん」
「うへへへ〜♪」
「・・・ニシシ」
だってもうこいつの泣き顔は見たくなかった。
絵里から笑顔を奪いたくなかったんだ。
371 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:12:38.53 0
*****
絵里との事を楽しんだ後の深夜3時頃。
喉が渇いたなと思い、水でも飲もうと絵里を起こさないようこっそりベッドから起き上がると、
気が付けば外にいて足はあのコンビニへと向かっていた。
とにかく誰かに相談しないとこのまま溜め込んでいては己が潰れる。
真っ先に思い浮かんだのは真顔で人の心をやすりで削ってくる毒舌の持ち主、透き通るような肌の色をした雪女の顔だった。
いつも何かに悩んだり迷ったりするとこいつの顔が浮かぶのは・・・なぜなんだろうな。
家々の明かりは無く、全て黒に染まった世界を煌々と照らしているコンビニに辿り着く。
「・・・・・・はは」
入り口前で一瞬止まり、さりげなく中を覗くと案の定、彼女はいた。
あまりにれいなの予想通りすぎて思わず笑いが零れた。
れいなが求める時、絶対にいてくれるのだ、彼女は。
レジ前の定位置で中空にティンカー・ベルでもいるのか全く目線を動かさず一点を凝視したまま微動だにしていない。
「やっぴぃ、さゆ」
なんでもない風を装って話しかけた。
「・・・ん、なんだ、れいなじゃない」
「ちょっと喉が渇いたけん、こんな時間っちゃけど水でも買いに」
「ふぅん・・・」
それ以上は会話も続かず、暇を潰しがてら店内で菓子やアイス等を物色する。
時間も時間なので客はれいな以外いなかった。
店内に流れるBGMが普段より大きく聴こえる。
微動だにしないさゆが不気味で、さゆ目当てで来たというのにとっととこの空間から逃げ出したい焦燥感に駆られた。
適当に一番安い250mlのペットボトルを選び、レジで会計を済ませる。
372 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:12:54.80 0
「・・・」
「・・・」
来たのは失敗だったか・・・。
「ねぇ」
「・・・え?」
「なにか悩んでる?」
「・・・・・・、うん」
途端、不安な気持ちが嘘のように消えた。
なんてこたない。れいなは、たださゆに気付いてもらいたくて焦れていただけだったんだ。
ほんと、女々しいやつだ。田中れいなって野朗は・・・。
「今、お客さんいないし。10分でいいなら外で話くらい聞いてあげられるけど」
あくまでクールに対応してくれるさゆの誘いに迷うことなく首を縦に振った。
「なんかれいながしおらしい・・・。気持ち悪」
「うるさか」
2人並んで店を出る。
外は、光に誘き寄せられ集まった虫たちの羽音と鳴き声しか聞こえなかった。
星空を眺めながらどうやって話を切り出すか迷っていると、
「絵里がねえ、今度さゆみとれいなと熱海行こうって誘ってきたんだけど」
「・・・はぁ」
「行けるわけないじゃんねえ?ていうかさ、さゆみがれいなのこと好きって絶対気付いてないよねあの子。あそこまでしたのにさ」
「・・・」
さゆからの"好き"という言葉に思わず顔が熱くなる。
未だ実感が沸かないのだ。ずっとさゆとは腐れ縁みたいな間柄だったし。
373 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:13:16.14 0
「熱海といえば温泉に海でしょ?行くなら夏だよね。お盆休みに2人で行ってくれば?」
「あー・・・えっと・・・」
「・・・?」
「無理・・・なんよね」
「・・・どういうこと?」
心の中だけで深呼吸をする。
ここで言えなかったられいなは本物のケンタッキーフライドチキンだ。
「れいなアメリカ行くことになったっちゃん」
「・・・・・・え?」
「アメリカ行くけん二ヵ月後に」
「・・・」
「この話はまだ絵里にも話してない。吉澤さんと、さゆしか知らん」
「・・・」
予想に反して、さゆは絶対零度フェイスでなんのリアクションもなくれいなの決死の告白を冷静に聞いていた。
さすがになにか反応してくれないと寂しい。
「・・・どのくらいいるの?アメリカに」
「3年〜5年くらいじゃないかって」
「ご・・・、・・・」
はぁ〜〜っと、これみよがしに盛大な溜息を吐き、だめだこりゃというセリフが聞こえてきそうなほど呆れたように首を振られた。
そんな反応されると、れいながものすごくカッコ悪い男に思えるんだが・・・。
「・・・」
「・・・」
間に気まずい沈黙が流れる。
さゆはれいなを石にしてしまいそうなほど見つめながら、
374 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:13:31.95 0
「また勝手にどっか行っちゃうんだね」
「ぅ・・・」
「絵里にまだ話してないって、馬鹿通り越して大馬鹿者だよれいなは」
「ぅぅ・・・」
「4年間も絵里放っといて、やっと帰って来たと思ったら今度は5年って・・・」
さゆの黒碁石のような瞳が近づいてくる。
「・・・あっち向いて、さゆみに背中見せて」
「・・・は?」
「いいから言われた通りにしなよ」
「あ、はい」
なんなんだいったい・・・。
さゆみ様の命ずるがままに体を180度回転させそのままじっと突っ立っていると、首の下あたりにとん、と何かが乗ったような感触。
視線だけを後ろに向けるとさゆが額をれいなの背中に預けていた。
髪に隠れて表情は見えない。何か見てはいけないような気がして目線を元の場所に戻す。
なんと言っていいかわからず、とりあえずそのまま沈黙を守っていた。
「・・・」
「・・・さゆみのことも・・・ずっと放置しやがったくせに」
「・・・」
「さゆみ置いてまたどっか消える気かよ」
「・・・」
「勝手すぎるよ・・・」
搾るようなさゆの言葉にごめんの一言も言えない。
この背中の感触だけがさゆの精一杯の行動なんだと、微かな震えから感じ取れた。
振り返り、小さな肩を抱きしめ、どこにも行かないよと言えたらな。
「あんたってやつは・・・」
375 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:13:53.10 0
触れたら泡のように弾けて消えそうな、背中の重みがなくなる。
麻痺したように動かなかった自分の身体が嘘のように自然と動いた。
地面に点々とした模様を作っているシミを見て、なんて強情っ張りな女なんだと思う。
泣き声もあげないし、泣き顔も伏せやがって見せてくれない。
素直に弱いところを晒け出してはくれない彼女の、絹のように滑らかな髪をあやすように撫でた。
「れいなのアホ・・・」
絵里にもこんな風に泣かれると辛いなぁと思った。
**********
「かーめーいー!」
「はい?」
ガッとヘッドロックを極められる。
茶髪のボブカットにパーマをかけた今時な感じのこの先輩はいつもなにかと絵里をおちょくってくるのだ。
ちなみに経理担当で30歳、未婚。
「最近なんか肌にツヤがあるけどどうしたんだよええおい?」
「い、痛い痛いです保田先輩。朝からテンション高すぎですよ」
「男か〜〜〜〜男なんだなちくしょうめ〜〜〜〜吐け〜〜〜吐けやこの〜〜〜〜〜〜」
「うむぐぐぐ」
グリグリグリグリグリ。
ほっぺ凹む。
「相手は?お見合いで知り合ったっていうハイスペック男?高橋さんだっけ?」
「まだ何も言ってましぇんよ〜。とりあえず苦しいんで放してくださ〜い」
376 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:14:17.01 0
ようやく解放される。
「ふぅ・・・・・・、違いますよ。その人じゃないです」
「え〜!別れたの?」
「ええ、まぁ・・・」
「勿体なぁ〜〜い!あんな上玉なかなか落ちてないよ?あんたってバカでしょ」
ビシっと人差し指を絵里の鼻っ面に突きつけてくる先輩。
恋愛とかの話になるとこの人は普段の1.5倍ハイになるのでちょっと面倒くさい。
今もみんなどんどん売り場に出ているというのに絵里と先輩だけ事務室に残ってるし。
「中学の時から付き合ってた方とヨリを戻したんです。今も・・・一緒に住んでますし」
「同棲!?」
「そうで〜す」
「はぁ〜〜っ、幸せオーラ振り撒いちゃって羨ましいねこいつ」
「うへへ」
売り場の方から早く出てこいと急かすようにノックがされた。
それに『今行くー!』と返す先輩。
「てことは結婚も秒読み段階なの?」
「・・・・・・・・・・・・え!結婚!!?」
なに驚いてんだこいつとでも言いたげな顔で、
「同棲してんだしそんな遠くもない未来プロポーズされるでしょ〜そりゃあ。
私の友達も同棲して半年くらいしてから結婚の申し込みされたって言ってたよ?少なくとも彼氏にはそんな気がありそうね」
れいなを見たこともないくせになんでも知っているかのように語る先輩が怖い。
でもあながち否定もできなかった。
最近のれいなは節約節約と、お金を使うことに一定の制御をかけている。
今思うとそれってもしかして、
377 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:17:17.14 0
「結婚資金を貯蓄してる・・・?」
「間違いないわね」
「ええええ〜〜〜!?う、うそ〜・・・」
「よかったわね亀井ー!あんたみたいなどうしようもないアホを貰ってくれる物好きがまだ地球にいてー!」
「え〜?えええ〜〜〜!?」
ど、どうしよう・・・
本当だとしたら、嬉しすぎる・・・
「あ、あぅあぅあぅぅ〜〜・・・」
「ちょ、なんで泣くのよ?」
「うぅぅ〜〜〜!ズルズル」
「あたしの服で鼻水ふくな!」
結局、売り場に出たのはそれから30分も経ってからのことで、
おせっかいな先輩と2人してチーフからこっぴどく叱られたのだった。
*****
深夜0時ちょうど。
れいなは今一番来たくない場所へと訪れていた。
おっぱいパブ"胸牛"。
高橋からの再三にわたる要求でどうしても来てほしいとのこと。聞いた話じゃ聖がれいなに会いたいんだとかなんとか。
嫌なわけではないが、絵里のことを思うと複雑だ・・・。
とか言い訳こきながらここに来てるあたり、れいなも意志が弱い。
渡米のこともあって絵里とは会い辛いってのも理由の1つなのだが・・・
まぁそんなわけで、絵里が飲み会で帰るのが遅くなるらしく、隙を見てコソコソとこんなところに来てしまったわけだ。
「いらっしゃいませ田中様。高橋様がお待ちです。17番テーブルへどうぞ」
378 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:17:39.88 0
会社帰りのリーマンがこぞって嬢達のおっぱいをしゃぶりまくってる見たくもない光景が広がる店内を歩く。
客層は見事に頭頂部が禿げ上がったおっさんばかりだった。
しかしハゲでもどこか気品があるあたり、やはりここは金持ちをターゲットにしたセレブな風俗店なんだろう。
「やっと来たか」
そんな中でも一際リッチオーラを醸し出した、紺のスーツが似合う若い男がソファーにふんぞり返っていた。
「人を呼んどいてその態度かよ。・・・聖は?」
「せっかちな奴だな。こりゃ相当聖ちゃんにお熱と見た」
「帰る」
「待て待て待て今呼ぶから。とりあえず座れよ」
高橋がテーブルに置いてあったベルを鳴らすと給仕をしていたボーイがすぐさま対応に来た。
"聖"と要求すると、かしこまりましたと一礼をしてから風俗嬢達が待機する楽屋へと向かう。
本来なら一番人気の聖は呼ぶのが難しいものなんじゃないのか?
「ま、俺はVIP客だからな。俺の要求が一番に優先されるのよ」
「ふーん」
「ほんとは恋敵のテメーなんかもう二度と会いたくはなかったんだが、聖ちゃんの頼みでな」
「恋敵?・・・おまえガキさんのことまだ諦めてなかったん」
「フン。あのくらいではいそうですかと引き下がれるかって」
「・・・諦めの悪い男はカッコ悪いみたいなことほざいてたのはどこのどいつやったっけ?」
「うるせー。お、来たぜ」
コツ、コツと床を上品に踏み鳴らす音が後ろから聞こえる。
音が一瞬止んだかと思うと腕に肉感的感触を感じた。
「こんばんわ田中さん。ご指名ありがとうございます」
「れいなが呼んだわけじゃないっちゃん」
「うふふ、知ってますよ。呼んだのは聖ですし」
379 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:18:05.57 0
れいなの目の前に置いてあったグラスにドンペリを注ぐ聖。
「さ、酒はちょっと・・・」
「まぁまぁ。ドンペリなんてなかなか飲めませんよ?今夜は聖の奢りです。水のように飲んじゃってくださいな」
「んな無茶な・・・」
「飲ーんで飲ーんで飲んで♪飲ーんで飲ーんで飲んで♪飲ーんで飲ーんで飲んで・・・飲んで♪」
容赦なく飲めコールをしてくる聖に断る勇気もなく、グラスに入っていた液体を全て胃の中に入れた。
喉が焼けるように熱い。さっそく頭がクラクラしてきた。ドンペリって度数いくつなんだ?
既に辛くなっているれいなにお構いなしで聖がどんどんグラスに酒を注いでくる。
「田中さんのー、ちょっといいとこ見てみたいー♪」
そーれイッキ!イッキ!イッキ!・・・高橋まで便乗してくる始末。
奢りという言葉に滅法弱いれいなは聖の勧めるがままにドンペリのボトルを何本も空けていった。
*****
「ヒック・・・うぃ〜」
「田中さ〜ん、生きてますか〜?もう閉店の時間ですよ〜?」
生きてません。
ここはどこ?れいなは誰?
・・・高橋がいねえ。あの野朗いつの間に帰りやがった?
「田中さん・・・ちょっとやりすぎましたね。ごめんなさい。酔いが醒めるまで聖、ここにいますね」
「うぃぃ・・・」
「ほーら膝枕ですよ〜」
「・・・」
380 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:18:51.81 0
気持ちいい・・・
悩みとか、嫌なこととか全てどうでもよくなるくらいそれは心地良かった。
絵里のちょっと筋張った枕もいいが、聖のぷにぷにした枕も悪くない。
このまま寝てしまいそうだ・・・
「・・・って、寝たらいかん!聖、今何時!?」
「今は3時です」
「やばっ!もういい加減絵里のやつ飲み会から帰って来とぅ!」
急いで帰る支度をしようと起き上がる・・・が酔いのせいでたたらを踏んだ。
「大丈夫ですか?聖の肩貸しますから、一緒に玄関口まで行きましょう。タクシーも呼んだ方がいいですね」
「わ、悪い・・・」
カッコ悪いが、恥ずかしがってもいられない。
今頃、絵里はカンカンだろうな。帰ったらなんて言い訳しよう・・・
「はい、田中さん。イチ、ニ」
「恥ず・・・」
れいなは足の不自由なおじいちゃんか。
二人三脚のように2人して同じタイミングで足を出し、亀の歩みで歩を進めていく。
ようよう外に出れた頃にはれいなも聖も息が上がっていた。
「あ、ありがとう聖。もう大丈夫だけん。手離してもよかよ」
「ほんとに大丈夫ですか?って、あ!」
「うわっ」
バランスを崩し、思いっきり聖に抱きついてしまう。
豊満な2つのメロンに顔が乗っかり、桃源郷が見えた気がした。
「もぅ、田中さんったら結構ドジですねぇ」
381 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:19:30.83 0
「ご、ごめん聖。ワザとじゃないけ、」
慌てて顔をあげると・・・
「・・・れいな?」
「・・・・・・・・・え、絵里!?」
今一番会いたくない人の困惑した顔がそこにあった。
382 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:22:43.34 0
以上です。
前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。いつも励みになっています^^
最終章に入ってはいますがまだ話自体は結構続きます(たぶん)
ので、もうしばらくお付き合いくださいm(--)m
次は本編で、その次あたり番外編を投下しようと思っています。
フクちゃんエロですが、何かヤバかったらご指摘ください。
感想レスくださる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますね。ではノノ*^ー^)/~
383 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:36:00.81 0
作者さんいつも乙ですm(--)m
黒バラで爆笑した後ソッコーでここに来ましたw
もうえりりん結婚してれいなクンと一緒にアメリカいっちゃえよー
とか思いながら毎週楽しく読ませていただいています
しかしここのさゆはホントにイイ子ですね
どっかのシゲとは大違いw
384 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:48:01.73 0
ダメだ…事情さゆが好きすぎる
後ろからギュッとして「俺じゃダメか?」とか「俺にしとけよ」とか言いたいレベルw
…でも実は聖ちゃんにも会いたいっていうね、サーセンww
385 :
名無し募集中。。。:2012/07/15(日) 23:57:51.38 0
この修羅場やべえええ!!!!
386 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 00:38:54.20 0
さゆもえりりんも可愛すぎるぅ!!!
れいな君は本当に幸せ者だ
しかしこの修羅場はどう切り抜けるのか…
あぁ恐ろしいような、楽しみなようなw
番外編も楽しみにしてますね!
エロのお相手はやっぱりナマポン???
387 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 01:10:38.09 0
お早い感想レスありがとうございますm(--)m
>>386 まだ本編に登場させてないんでえりぽんではないです。
番外編は全部れいながヒロイン勢を美味しくいただいちゃうってだけの話なので
今回もれいなに食べてもらいます。If話の予定です。
388 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 01:18:52.04 0
にゃんと!!!
れーなクンは5、6発殴らせなさいw
389 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 01:35:21.28 0
⊂二ノc|*` ヮ´)二⊃<酒池肉林!
ノノ刀e _l‘)ノノ*^ー^)(・ 。.・*川(・e・*|b||
390 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 01:54:19.20 0
こいつはwww
本当Ifで良かったw
391 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 03:53:18.24 0
oノハヽ ノハヽ
川*; 。ノc|*´ -`)
ノ ノ )
名シーンだね
392 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 05:00:32.06 0
何気にれいな君がガキさんに打ち明けるときはどんな感じになるのかとか想像するとwktkしちゃうw
393 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 05:56:52.81 0
聖エロは個人的に全然OKだぜぃ
394 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 06:32:45.77 O
おはみん
395 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 07:44:36.02 0
>>391 泣ける
というかキュンキュンする
事情さゆはサブじゃなくて裏ヒロイン的位置にいてほしいな
396 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 09:30:22.04 0
>>389 朝からイラっとしたわw
殴られてしまえw
397 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 11:00:59.41 O
( ■_■)
398 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 12:48:33.95 0
( □_□)
399 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 14:57:10.15 0
ノd*^ー^)レーナレーナ
400 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 15:10:33.67 0
从*■ 。.■) スチャ
401 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 15:52:28.49 O
さゆ似合ってるよw
402 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 17:14:39.21 0
アッツー ノd;´ -`(´ー`;从 ジメジメ シスギデスヨ…
403 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 18:11:15.22 O
離れれば良いんじゃないかな?w
404 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 18:26:15.88 0
エリガ ハナレテクレン ノd;´ -`(^ー^;从 ヤダー
405 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 19:13:25.85 O
ノd刀e _l‘)イイナァ
406 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 20:15:12.97 0
汗やら汁やらでベタベタヌルヌルなたなえり
407 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 20:36:48.03 0
408 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 21:21:14.34 0
ベタベタ ベタベタ
ノハヽ ノハヽ
ノd;´ ロ`(ー` ;从
⊂ ⊂ ヽ
ヽ ヽ | ノハヽo
∪⌒ ⊂__ノ (- 。.-;从
いい加減離れなさいよ…
409 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 21:50:01.87 O
久々にたなえり書きたくなるなw
410 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 22:11:19.49 0
たなえりの汗だく汁だくエッチ求むw
411 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 22:16:31.60 0
そんな話あったような
かめれなだっけ?
412 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 23:13:04.67 0
かめれなだね
れいなの腋フェチにはたまらん
413 :
名無し募集中。。。:2012/07/16(月) 23:41:57.39 O
ノd*`・ 。.・)混ぜろなの
414 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 00:00:00.45 0
暑けりゃ(風呂場で)冷ませばいい〜♪
415 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 00:09:57.52 O
んで結局お風呂でイチャイチャですねw
ノd;- 。.-)<もうお腹いっぱいなの…
416 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 00:19:50.55 O
まくどぅ2スレ目いってるww
417 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 00:23:12.22 0
418 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 00:23:39.56 O
あれ落ちたんじゃないのか?
419 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 00:36:55.05 O
今見たら1スレ目は落ちてたw
420 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 00:43:32.72 O
まくどぅスレが別にあるから伸びないのかもな
421 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 01:49:38.22 0
ノdヽ´ ロ`)
422 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 03:43:49.31 0
ノハ*■ゥ■)スチャ <私もかけてみました!
423 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 05:18:55.14 0
(;□_□)!!!
424 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 05:24:45.21 O
シロさん…w
425 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 09:34:33.92 O
( ■_■)<お早うございます皆様
426 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 11:54:30.59 0
■e■
427 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 12:28:38.39 O
ノd*■ー■)。oO(オレもしてみるがし)
428 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 12:29:42.22 O
从*■ ロ■)
429 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 12:48:19.54 0
(店・e・) 猛暑のせいかサングラスがよく売れるのだ
430 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 14:58:02.96 O
新垣マートにサングラスかけたこの世界の住人が大集結したら……
間違いなくてんちょ大混乱だなw
431 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 15:05:32.70 0
ノハヽ ノノハヽ ノハヽo∈
(; ・e・) ノノ■ー■) (■ヮ■从
(| <V>|) (| <V>|) (|<V> |)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
432 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 16:34:47.66 0
ノd*^ー^)*´ ヮ`) 放課後でーと
433 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 16:44:59.45 O
そのまま新垣マートに行かないように…w
434 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 18:23:09.31 O
ノノ*^ー^)ノd*´ヮ`) こっちも放課後でーと
435 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 18:43:45.35 O
|||9|^_ゝ^)<みずきー、放課後カラオケ行かん?
ノd刀e _l‘)<へ、あ、うん
中等部もドキドキ放課後デート
436 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 19:29:56.30 0
聖君渾身の「いとしの衣梨ー」を披露するも気付かない鈍感えりぽん
437 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 20:03:21.31 O
438 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 20:05:49.06 0
ぜひぜひw
439 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 20:05:58.47 0
おk
440 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 20:19:37.55 O
分かった
酔ってるけどがんばるw
441 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 21:16:39.45 0
カラオケにて
ノdヽ´ ロ`)ノノ*^ー^)ノシ <やっほ〜♪二人も来てたんだぁw
ノ9|^_ゝ^)ノd;刀e _l‘)<えぇ、まぁ…(田中さんまたグッタリしてる…)
442 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 21:17:35.57 0
AAまちがたw
|||9|^_ゝ^) でした
443 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 21:40:10.68 O
聖君はたなえりのどこまで知ってるんだ?w
444 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 21:43:33.20 0
少なくともエッチをする関係なのは知ってるだろうねw
えりりんテカテカ、れいな君ゲッソリな姿から二人の主従関係もw
445 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 22:44:55.60 0
屋上でイチャコラしてる姿を何度も見てるよねw
446 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 22:56:59.71 O
えりりんの半裸(下着姿?)も見てるw
447 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 23:05:32.33 0
たなえり・みずえりなのダブルデートで温泉かプールに行って
聖君にれいなのトゥルトゥルやちびれいな君を見せてやりたいw
448 :
名無し募集中。。。:2012/07/17(火) 23:52:01.59 O
その前に憧れのえりりんと温泉ってことで大興奮だなみずきw
449 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 00:01:48.02 0
〜男子更衣室〜
ノd*´ ヮ`)<温泉♪温泉♪(ヌギヌギ
\ u / どん!(←ワンピースの効果音的なアレ)
Σノd;刀e _l‘)。oO(単5電池サイズ!?しかも真性ほっかむりで短小でとどめに生えてないだと!?)
ノd刀e _l‘)<あの、田中さん。写真撮ってもいいですか?
ノd*´ ヮ`)<? うん。ええよハァハァ(←撮られることに興奮)
450 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 00:03:44.43 0
451 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 00:05:06.12 0
452 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 00:10:30.09 0
撮る方も撮られる方もアホだろw
453 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 00:12:19.65 0
ノハヽ
ノd*` ヮ´) カッコよく撮るっちゃよー♪
⊂ ・ ・⊃
| |
|. u |
∪ ∪
454 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 00:25:20.09 O
455 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 00:29:10.04 0
単5wwwwwww
456 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 00:33:39.40 0
なんでそんなに堂々としてられるんだよwww
457 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 01:12:54.65 0
_____
| |
| u .|
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノd刀e _l‘)□<綺麗に撮れました
|ー^)。oO(焼き増ししてもらお)
458 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 01:31:50.03 0
えりりんの携帯はれいな君のエロ写メばっかりなんだろうなw
459 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 01:51:15.28 0
460 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 02:34:11.54 O
ノーパン…w
461 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 04:38:50.87 0
>>458 ノノ*^ー^)<アニャル、タマタマ、チソチソ、ドM顔が一枚に収まった
れいなのちんぐり返し画像はロックかけてますよ?w
ノd*∩ロ∩)<早く消すっちゃん///
462 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 05:03:24.98 0
ちんぐり写真をポスターサイズに引き伸ばして部屋に貼るドSりん
463 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 07:07:55.01 O
おはみん
464 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 09:01:22.63 O
( ■_■)<じめじめしますね
465 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 10:00:13.42 0
昨日やっと録画した15日の分の黒バラ見たんだが
れいなが中居からの質問に答えてる時さゆのこと
見すぎじゃなかった?
「1番かって言われると…」って言ってるとき。
あのシーンでなぜかとても心が熱くなった
466 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 11:17:20.91 0
さゆに夢中
467 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 11:19:00.11 O
>>465 まだ見れてないけど俄然楽しみになってきたw
468 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 12:13:59.58 0
从*` ロ´)<ちゃゆううううううううううううううううううう
469 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 12:49:58.24 0
470 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 13:09:02.97 O
さゆれなが最近好きすぎるw
471 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 13:29:17.00 0
>>469 それ見ながられなニーするんだからえりりんはド変態w
472 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 13:36:50.26 0
そろそろれーなとさゆのラブストーリーも読みたいな…
473 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 14:16:14.51 O
恋愛事情も光射すもれなえり基本のさゆれなだもんなぁ
両方大好きなんだけど純粋なさゆれなも読みたい
474 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 14:52:01.29 0
475 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 15:11:46.73 O
>>465 来週放送か分かんないけど予告編でひぐちの手がさゆに当たって倒れたときに
真っ先に走りよったれいなを見て胸が熱くなったw
476 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 15:26:56.78 0
477 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 15:50:25.34 0
478 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:01:58.62 0
最近さゆれなは両思いな気がする
479 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:14:38.24 0
>>475-477 同志がいて嬉しいw
さっき観たんだがあのシーンだけ何回か繰り返してるw
遅くなりましたが恋愛事情さんいつもおつです!
最終章入ってるんですねぇ…どんなラストを迎えるのか楽しみですが
ずっとこの話を読んでいたいという我儘な想いが交錯しますw
今後も頑張ってください!
光射す19.5話転載して下さった2人ありがとうございましたm(__)m あとで20話投下しますw
480 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:49:15.23 0
光射す20話いきます
里沙はベッドに横になる彼女をぼんやりと見つめた。
だらしなく「うへぇ」と笑う彼女は、やはり同い年には見えない。だが、そうやって冷静に分析する余裕がないほどに、里沙の心臓は高鳴っていた。
ベッドの上の彼女、亀井絵里はごろんと寝返りを打つ。流れる絵里の髪の毛ひとつひとつに胸が締め付けられた。
どうして、こんなことになったのだろうと里沙は思い返す。
ことの始まりは、今日の昼間、病院で絵里の検査結果を知ったときだった。
絵里の検査結果は「異状なし」だった。
可もなく不可もなく、現状維持という言葉に絵里も里沙も頷いた。
だが、次に発せられた医者の言葉で状況は一変した。
「回復の兆しが見えないとも、判断できます」
一瞬、場の空気が凍った。
その言葉を絵里は必死に噛み砕き、代弁するように「それは…つまり」と里沙が聞く。
「酷なようですが、このまま永久に失明することもあり得る、ということです」
カチリと時計の針の音がうるさく聞こえた。
主治医は深く息を吐いたあと、絵里と里沙に説明を始めた。
481 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:50:02.09 0
絵里の失明の原因は不明だが、恐らく精神的な問題だろうというのが医師たちの見解だった。
両親を事故により目の前で失ったショック、それが絵里から光を奪った原因という見方は濃厚だった。
そういうケースは過去に少なからず数例存在している。
過度のストレスに晒され、聴覚や視覚を失ったり、声を失ったりするケースはこれまでにも心療内科などで見受けられてきた。
だが、それらはあくまでも一過性のものであり、ここまで長引くのは得策とは言えなかった。
「なんらかの兆しがみられない場合、このまま……ということも考えられます」
想定されうる最悪の結末は、永久失明という絶望の闇だった。
絵里も里沙も思わず言葉を失い、震えた。ふたりはなにも言葉を発することなく、診察室をあとにした。
「新垣さん……」
診療代を支払っている最中に、里沙は医師から呼びとめられた。
絵里は待合室に座ったままであり、医師の存在には気付いていない。それを確認した医師は、手短に里沙に言葉を伝えた。
「メンタルの問題です、すべては」
「……はい」
「哀しみに寄り添い、彼女の心の傷をひとつひとつ溶かすしかありません」
医師の言葉に里沙はなんども頷く。
分かっている。分かっているのだけれど、どうすれば彼女の心に寄り添える?
どうすれば、彼女の傷を癒すことができるのだ?
482 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:51:10.24 0
「哀しみを超えるほどのシアワセを、彼女は愛されているのだと知る必要があるんです」
「愛されていること……」
「僕ら医者にはできないことです」
そうして医師は頭を下げ、踵を返した。
ひとり残された里沙は頭をかきながら絵里の元へと歩く。
自分にできることを必死に考えるが、なにも答えは出てこなかった。
本来ならば、その役目は、自分ではなく、あのカメラマンなのではないだろうかと、心の片隅で里沙は思った。
だから、というわけではないのだけれど、里沙はその考えを打ち消すように、絵里にこう聞いた。
「今日って時間あるよね?」
-------
ふたりが入ったのは老舗の焼き鳥屋だった。
里沙行きつけの焼き鳥屋は値段もリーズナブルでありメニューも豊富だ。
しかし、あまり若い女性、特に里沙や絵里の世代の客が少ない。ある意味で、穴場だった。
「なんか、ドキドキするぅ」
「そう?普通の焼き鳥屋さんだよ?」
「だって絵里、こーゆーとこ来ないし」
そわそわと落ち着かない絵里を尻目に里沙はメニューを広げた。
とりあえず盛り合わせとサラダ、あとはタタキを頼もうかと考えながら、「なにが飲みたい?」と聞いた。
「えー…絵里分かんない。ホントに久しぶりだもん」
「っても、ビール飲めないんでしょ?」
「んー……でも挑戦する!」
483 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:52:21.27 0
そうして絵里が笑ったので里沙も頷き、大声で店主を呼んだ。
威勢の良い声のあと、タオルを頭に巻いた店員が小走りにオーダーを取りに来た。
里沙が注文を通すと再び店員は威勢の良い声を出し、厨房に戻った。
「ガキさん慣れてるね」
「はぁ?そんなことないと思うけど」
「常連さんって感じ。なんかカッコいいなー、そーゆーの」
絵里がそうしてだらしなく笑っているのを見るだけで里沙は胸が締め付けられる。
彼女の気を晴らそうと飲みに連れてきたのに、こんな邪な気持ちはダメだと首を振った。
どこまでも亀井絵里という存在にハマって行く自分がいて怖かった。いったいなにが、此処まで自分を夢中にさせるのか自分でも理解ができない。
「お待たせしましたっ、生ふたつと御通しのキャベツ塩漬けです!」
里沙の考えは店員の声でかき消された。
キンキンに冷えた中ジョッキとキャベツがふたりの前に出された。
うん、やめよう、あまり深く考えるのは。と里沙は苦笑し、ジョッキを握った。
「じゃー……あれ、なにに乾杯だろ?」
「うへへぇー。じゃあ、ガキさんと絵里の初飲み会に!」
「ん。じゃあ初飲み会に」
勢い良くジョッキを合わせふたりは同時に「乾杯!」と発した。
金曜日でも祝前日でもない平日の17時、店内には人が少なく、ふたりの声がよく響く。
しかしそんなことは気にもせずにふたりは飲み会を始めた。
程なくやってきた焼き鳥盛り合わせを絵里は美味しそうに食べた。
484 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:53:14.46 0
「あ、意外と塩も良いかも」
「でしょ?タレも悪くないんだけど、素材の美味しさそのままって感じで良いよね!」
「やっぱガキさん、オッサンっぽいよ」
「なにそれ〜?カメと同い年だって言ってんじゃん」
ふたりの会話に脈絡はなく、中身もほとんどなかった。
だが、こういう会話を絵里自身が求めていた。
病院で数時間前に告げられた「永久失明」という言葉がふわふわと頭に残って離れない。
光を失ったあの朝から、いずれはと覚悟していたことではあったが、いざ事実を突きつけられるとどうして良いか分からない。
あまりにも大きすぎる現実の壁が反り立ち、絵里は恐怖に震え、泣き出しそうになった。
「カメのそのテキトーさの方が問題だと私は思うんだけど」
「別に絵里そんなにテキトーじゃないですよ。真面目に考えてますよ、日々」
「たとえば?」
「そーですねぇ……えーっと、日本の政治はどうなるんだろうとか」
「ウソですね、完全に」
「ハイ、ウソデス」
「認めちゃったよー」
だけど、そんな絵里の気持ちを察したのか、里沙は絵里の傍にいてくれた。
「美味しい焼き鳥屋紹介するって約束したじゃん」と里沙は半ば強引に、自分の行きつけの店へと歩いた。
途中でれいなに「今日はふたりでご飯行くから、盲学校に帰るの遅くなりそう」とわざわざ電話を入れてくれた。
いつも仕事終わりに盲学校に寄るれいなのことまで考えてくれてるんだと絵里は思ったが、実際の里沙の思惑は微妙に違うことに絵里は気付かない。
「あ、でもビール合いますね、焼き鳥と」
「おお!意外と酒豪じゃないのカメちゃーん」
「でも絵里そんなに前から飲める人じゃないんですけどね。甘いカシスオレンジとかしか飲んだことなかったんですけど…」
「あ、すみません、生ふたつお願いします」
「ねぇ聞いてる?ガキさん」
485 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:54:06.04 0
ふたりはゲラゲラと笑いあった。
こういう生産性のない話をしていると、気が楽だった。なにも考えない時間というのも必要だった。
太刀打ちできないほどの大きな壁の前に佇んだとき、絵里に手を差し伸べてくれる里沙という存在は温かい。
いつも優しく絵里を助けてくれる彼女に、絵里は心の底から感謝をしていた。
そうしているうちに、酒は進み、絵里は梅酒を、里沙は焼酎を飲み始めた。
里沙の芋焼酎の匂いを感じた絵里は、それに興味を持ち、好奇心から一口飲んだ。
結果、一瞬にして酔いが回り、フラフラになってしまった。
里沙は慌てて水を飲ませるが、それ以上に酒を飲みすぎたせいか、絵里はもう完全に出来上がっていた。
「仕方ないかぁ…」
里沙は会計を済ませると、フラフラと歩く絵里に肩を貸しながらタクシーに乗り込んだ。
「うへへぇ、ガキさぁん」
「はいはい、なんですか?」
「ガキさぁんは、ちょー!良い人っ!んー、いぇい!」
「意味分かんないから。あ、すいません、朝陽盲学校まで。はい、4丁目の方です」
酔っ払って支離滅裂な発言を繰り返す絵里を半ば無視し、里沙は運転手に行き先を告げた。
もう時間は23時を回っている。里沙はまだまだ飲めるのだが、さすがに絵里を放り出すわけにもいかない。
とにかく盲学校の彼女の部屋に運ぶことが仕事だと考えていた。
しかし、ふと絵里を見たときに、その考えが一瞬で崩れ去った。
絵里は先ほどまで愉快にはしゃいでいたのに、いまはもうぐっすり眠っている。
いつもより頬を赤らめ、だらしない笑顔で夢の世界を泳いでいる彼女が、どうしようもなく愛しかった。
分かっている。そんなこと、ダメだということが分かっているのに、里沙は下唇を噛んだ。
486 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:55:00.21 0
「すみません、やっぱ2丁目の方行ってもらえますか」
「え?ああ、はい、こっちで良いですか?」
「あ、はいそっちで。えっと、この交差点左で……」
絵里は夢の中で、そんな声を聞いたような気がしたが、もうとっくに現実と夢との境目は分からなくなっていた。
里沙は「ふぅ」と息を吐き、眠る絵里の前髪を撫でてやった。彼女の少しだけ癖のある前髪は、左方向へはねていた。
-------
結果、里沙は絵里を自宅へ連れ込んでいる事になる。
絵里はだらしない寝顔のまま、里沙のベッドの上に眠っている。無謀すぎるその状況に、里沙の胸は高鳴る。
どうしようもない感情が浮かんでは消える。
いつからか、なんていうのはもう思い出せないのだけれど、里沙は絵里に恋をしていた。
ただ純粋に、彼女のことが好きで、ずっと傍にいたいと想って、その笑顔を護りたいって、そう想った。
その感情はたぶん、田中れいなが絵里に抱いたものと同じだと里沙は感じていた。
あれほど真っ直ぐな瞳を向けられては、気付かない方がバカだというものだ。
れいなは絵里に恋をしている。というよりもたぶん、愛している。
だからと言って、素直に引き下がれるほど、里沙は人間が出来ていなかった。
「んー……んぇ」
ふと、眠ってる彼女が声を漏らした。
真っ赤になって寝返りを打ち、安らかな寝息を立てている姿は自分よりも年下に見える。
衣服がズレて見えた白い腹部に思わずドキッとした。
ごくりと生唾を呑み込む音が聞こえる。
487 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:56:01.86 0
分かっている。
それをしたら、どれほど自分が最低の人間であるかということを。
分かっているのに、里沙は天井を仰いだあと、ベッドに上がった。
「カメ……」
里沙はそう呟くと、絵里の流れる前髪を撫でてやった。
その感触が微かに心地良いのか、絵里は「んへぇ」とだらしない声を上げた。
本当に寝ているのだろうかと苦笑しながら髪を撫で、そこにキスを落とした。甘い香りが鼻腔に広がる。
里沙は絵里に体重をかけないようにそっと跨った。彼女の着ているシャツに手を掛けるとゆっくりと捲る。
眠っていて抵抗することのない彼女のシャツは、なんの障害もなく胸元までたくし上がった。
「綺麗……」
絵里が叔父にされたことを里沙は知っている。
れいなも絵里も、里沙を信用して盲学校に入学させたことを知っている。
なのにどうして、どうして里沙はその手を止めることができないのかが分からない。
最低という名の橋を渡り、欲望が加速するままに行為を進めていく自分が止められない。
488 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 17:56:50.31 0
絵里のオレンジ色のブラジャーは柔らかそうな彼女の胸を隠している。
自分よりも大きめなその膨らみに目を奪われ、思わず手を触れたくなる。
里沙は短く息を吐きながら、彼女の上半身を見つめた。真っ白い肌が広がり、穢れなんて知らないようなその姿に息を呑む。
里沙はそっと絵里の腹部にキスを落とした。
ちゅっという甘い音が聞こえたかと思うと、絵里は思わず「んっ…」と声を漏らした。
まさか起きたのだろうかと一瞬焦るが、顔を上げると、絵里は相変わらず眠ったままだった。
―ごめんね……
なにに対する謝罪なのかは分からなかった。
謝るくらいなら最初からしない方が良いことくらい分かっていた。
それでも里沙はその道を突き進む。破滅しか見えない、その道程を。
「カメ……好きだよ」
里沙は舌を突きだし、絵里の腹部を舐めた。白くて柔らかい肌が微かにつぶれる。
絵里はなにかの気配を感じつつも酒の力も相まって深い眠りについているせいか起きる気配がない。
それでも、確かに里沙のそれを感じたのか「ふっ…ん」と時折声を漏らす。
里沙はいったん唇を離し、改めて絵里の体を見つめる。
叔父に穢されてボロボロになったはずなのに、彼女の体はまったくの無垢だった。
真っ白なその体は、絵里の透明な心と同じく、穢されてなんかいないと思った。
里沙はブラジャーの上から絵里の胸をゆっくりと揉んだ。
柔らかい胸が里沙の手によって形を変えていく。
489 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 18:47:23.47 0
「んっ…ふぁっ……」
絵里に起きてほしいのか、起きてほしくないのか、気付かれたいのか、気付かれたくないのか、
そもそも自分はなにがしたいのか、里沙には分からない。
分からないのだけれど行為を止めようとはせず、里沙はブラジャーを少しだけズラすと、乳房に軽くキスをした。
絵里の胸は温かく、そのまま抱きついて眠ってしまいたくなった。
「んー……」
未だに夢の世界を泳ぐ絵里を真正面から見つめた。
軽く閉じられたその瞼に口付けると、心臓が一気に高鳴った。
絵里に触れているという実感が急に湧いてきた。こんな感情、いままであっただろうかと真っ赤になる頬を押さえる。
いよいよ我慢が利かなくなった。
最低だと罵られようとも、里沙は覚悟を決めた。
この身が破滅しても、構わなかった。
里沙は絵里の頬に手を掛けると、瞳を閉じて、絵里の唇に口付けた。
光射す場所へ第20話になります
最後の1スレだけ猿さんくらったのでどなたか代理投下をよろしくお願いいたしますm(__)m
つづきも早めに頑張ります
491 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 19:58:57.27 0
後で読みます
492 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 21:08:54.36 O
ガキさん……。゚(゚´Д`゚)゚。
493 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 21:15:02.65 0
最近各ガキさんキャラのエロ化が進んでるねw
興奮しましたGJです!
494 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 21:33:03.30 O
今日のはやばい!
めっちゃドキドキっす
495 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 21:33:30.68 0
えりりんがぁ!
496 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 21:37:15.51 0
(■e■)続きが気になるのだ
497 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 22:00:10.34 0
/(;`ロ´;)\ナンテコッタイ
498 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 23:03:30.13 0
ノノ*´ー`)
499 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 23:03:54.27 O
最初にキスしたのはれいなじゃなかったのか…
これからどうなるんだろう
500 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 23:07:27.15 0
>>496 この鳥みたいな唇がえりりんの唇に....!
501 :
名無し募集中。。。:2012/07/18(水) 23:57:08.92 O
光射すりんはれいなと付き合ってほしいけど
今回とかさゆの話見るとガキさんとも結ばれてほしいなぁ
502 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 00:46:22.90 0
ノハヽ ノハヽ zzz ノハヽo∈
(* ・e・) ノノ*´ー`) (`ロ ´;从 タチネ?!
. (||<V>|) (||<V>|) (|<V>||)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(ボクト、カメイサンガ…///)
503 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 00:59:04.91 0
お前じゃないw
504 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 01:59:38.75 O
AAは同じだがお前じゃねぇwww
つかこれからどうなるんだぁ!
505 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 03:14:34.28 0
|||9|`_ゝ´)<にーがきさんは衣梨のものっちゃん
506 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 05:31:18.05 0
ノノ*^ー^)<あら、てんちょなら絵里が頂いちゃってもいいですよ?w
Σ(* ゜e゜)!!!
507 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 09:04:00.21 0
おはみん
508 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 09:14:58.07 0
从*´ ヮ`)。oO(オレンジのブラ…)
509 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 09:19:09.97 0
記憶りんも楽しみにしている光指す場所へ
从*^ー^)<ハラハラドキドキの展開ですよ
510 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 09:59:30.51 0
从*・ 。.・)<さゆみの出番がなかったの
511 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 10:33:40.98 O
512 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 11:15:17.73 0
>>511 从;` ロ´)。oO(れなも脱がせたいっちゃ)
513 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 11:40:59.27 0
見えそうで見えないチラリズムも嫌いじゃない
514 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 11:51:15.77 O
515 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 12:09:41.03 0
このスレまだ携帯使ってる人結構いる?
スマホじゃなくてガラケー
516 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 12:26:44.16 0
時々携帯使ってる
517 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 12:42:23.15 O
ノシ
少なそうだけどw
518 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 12:51:49.21 O
使ってますよーw
519 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 12:53:06.02 0
使ってますよ
ポケムー愛用者でもあるんで
520 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 13:03:32.79 0
リリイベ当選通知がきた!
521 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 14:30:27.85 0
おめでとう!楽しんでくれ〜w
522 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 14:49:21.60 0
>>521 ありがとう!
さゆとれーなの公開イチャコラが見れますように。
523 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 14:57:30.79 0
ノノ*^ー^)<公開イチャコラがあったらすぐ報告してくださいねw
524 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 15:12:49.09 0
川=´┴`)<リリイベ公開イチャコラの間に亀井さんと密かにムフフの関係を
525 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 15:21:56.24 O
从*` 皿´)<阻止っちゃ!
526 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 15:44:49.03 0
从*・ 。.・)<何プレイにしようか迷うの
527 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 15:55:07.80 0
>>524 というかリアル光井はえりりんとムフフしたいのか?w
528 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 17:01:36.92 0
从*^ 。.^)<さゆみはみんなとムフフな関係になりたいの
529 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 17:16:29.69 0
>>527 この前のTOYOTAので食事に行く人間で最初の方で名前があがってたのは確か
530 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 17:31:21.98 0
>>529 それ見れなかったんだけど
つまり愛佳が食事に行く人といえば絵里って言ってたってこと?
531 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 17:36:37.45 0
532 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 18:28:26.74 0
(*・e・)ドキッ
533 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 18:55:27.62 0
>>531 从;´・ 。.・)<え…それはちょっと…
534 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 19:01:35.22 0
( ;e;)
( ;e; )
535 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 19:02:54.66 O
こっち見んなw
536 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 19:03:29.56 0
ガキさん……w
537 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 19:35:10.24 0
ガキさんには生田がいるから大丈夫!元気出せよ!w
538 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 19:35:46.83 0
>>530 確認した
川=´┴`)<メンバー、愛ちゃんとかと行ってますし卒業された亀井絵里ちゃんも一緒に行きますし
田中さんも行くし道重さんも行きます。あと後輩の子も結構いきます
ガキさんの名前無かったわ
539 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 19:46:40.94 0
>>538 ありがとう!つか「ちゃん」付けなんだってことが意外かもw
ガキさん大丈夫!ナマタがいるよww
540 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 20:17:51.60 0
>>539 自分もこの部分はONTIMEで見てて「亀井絵里ちゃん」耳を疑ったが
後で落とした動画(削除された)見てやっぱり「ちゃん」付けしててビックリした
ガキさんにはナマタがいるじゃないか!大丈夫だよ!
541 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 20:37:25.20 0
|||9|^_ゝ^)<新垣さんは衣梨奈とご飯行くっちゃ
(;・e・)<遠慮します
从*´ ヮ`)<照れ屋っちゃ
从*・ 。.・)<照れ屋なの
542 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 20:50:15.13 0
543 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 20:53:55.51 0
れいなきゅん!!!
544 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 20:58:03.19 0
ノd*゜ー゜)カ、カワイイ・・・
545 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:02:10.13 O
あぁ!のときくらいの長さが好きだったんでこれはイイ!
えりりん全キャラがキュンキュンしちゃうなwww
546 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:04:11.45 0
かめい君大興奮
547 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:05:18.09 O
ノノ*°ー°)ノd*°ー°)ノc|*°ー°)<れいにゃああああ
548 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:08:14.48 0
川*^ー^)<はい、じゃあ次は田中さ…
川*゜ー゜)キャワイイ…
从;・ 。.・)<絵里先生、出席出席…
549 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:33:57.11 0
ノハヽ
从*` ヮ´) ニヒヒw
550 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:38:39.60 0
川*- 。.-)=3。oO(やっとさゆみの忠告聞いて髪切ったの)
ノノ*´ー`)。oO(切らないでって言ったのにい)
551 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:39:51.60 0
やっべーガチでかわいすぎる
552 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:43:49.86 0
これからこの髪をどうアレンジしてくるのかが気になるな
553 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:51:27.14 0
この前の握手会で初のホンモノれーなに感激して何も言えんかった俺やけど…あん時にこの髪型やったら多分マジ惚れしてたわw
554 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 21:56:58.45 0
从*´ -`)。oO(髪切ったっちゃけん絵里気付かんよなぁ…)
ノノ*´ー`)。oO(なんか今日はれーな違うような…気のせいかなぁ?)
555 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 22:02:11.11 0
繁c|;^ー^)<か、髪!?
从*´ ヮ`)テヘヘ
ノc|*^ー^)。oO(うわー…食べちゃいたいくらい可愛い////)
556 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 22:11:55.52 0
(田中さんの髪がなくなったのだ!?)
。oO
ノハヽ ノハヽ ノハヽ
煤i* ゜e゜) ノノ*^ー^) (´- `*从
. (||<V>|) (||<V>|) (|<V>||)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
557 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 22:14:23.52 O
てんちょがいちいち面白いわww
558 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 22:23:27.01 0
559 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 22:42:27.46 0
ここまで割りと静かなかめい君がどうなってるのか怖いんだがw
560 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 22:46:52.35 0
>>544で目をぱちくりさせて約2時間でしょ?
ショートカットのれーにゃと燃えるようなエッチを楽しんでると思われww
从;´ ロ`)<ちょ、ちょっと休憩して…
ノd;^ー^)<ごめんねれーな、僕今日は我慢できない
从;´ ロ`)<やっ…あっ、あっ!
561 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 23:09:15.32 O
ノd*^3^)<チュッ チゥ チュッチュッ
ノd;^ー^)<はぁ…ナニコレ…ずっと首にキスしてたくなる…チュッ
从*´ ロ`)<んっ…跡つけんでよ?もう髪で隠せんけんね?
ノd;^ー^)<あそっか!うーんじゃあ舐めるぅ ペロペロ
从*´ ロ`)<はぅっ…んぁんっ鎖骨噛まんでよぉ///
562 :
名無し募集中。。。:2012/07/19(木) 23:33:25.38 0
ノd;- 。.-)<今夜は眠れそうにないの
( ■_■)<若、珈琲でも淹れてきましょうか?
ノd;- 。.-)<助かるのクロ
(;■_■)oO(その呼び名だけは……)
563 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 00:22:36.14 O
>>561 (■_■)つ道重家特製の乳液でございます
564 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 00:35:12.53 0
〜(種^ー^) から (´ロ`卵) を (・ 。.・薬) で守るインベーダーゲームやりたいw
565 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 00:48:58.74 0
道重財閥がそのうち開発するな
売れるかはまた別問題だがw
566 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 00:56:09.94 0
(^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^)
(^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^)
(^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^)
(^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^)
(^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^) (^ー^)
(^ー^) * (^ー^) (^ー^) (^ー^)
|
|
┏━━┓ ┏ ━┓ ┏━━┓ ┏━━┓
┃┏┓┃ ┃ ┓┃ ┃┏┓┃ ┃┏┓┃
┗┛┗┛ ┗ ┗┛ ┗┛┗┛ ┗┛┗┛
. i|i
ΞΞΞΞ(・ 。.・)
(卵´ロ`)
567 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 01:12:06.43 0
職人キターwww
それにしても数が多いことでww
568 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 01:13:08.98 0
仕事早すぎワロタw
569 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 01:16:52.81 0
一日に1億匹作られるとかいうからな
それが絶倫かめい君なんだから…あわわw
570 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 01:40:25.21 O
シゲ死ぬなよw
571 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 03:15:54.38 O
おやしげみんw
572 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 03:50:01.13 0
名古屋撃ちのシゲ
573 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 05:50:09.06 0
ノd*´ー从*´ ロ`)
574 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 06:03:13.33 0
575 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 09:10:13.98 0
シゲはそれをれーなから守ってどうするんだ?
自分が受精するつもりか?w
576 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 09:47:12.99 O
ちょww
577 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 10:12:45.97 0
ノd*^ 。.^)<カモンナ!
578 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 12:11:28.60 0
ノd;^ー^)
579 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 14:11:03.63 O
カモンナ!じゃねぇよww
580 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 14:21:58.41 0
ノd*`・ 。.・)<受精準備完了!なの。
581 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 14:39:16.82 O
道重財閥だから出産可能だろうしなぁw
582 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 14:55:33.70 0
(*`・e・)<発射準備完了!なのだ。
583 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 15:35:12.67 O
ノd;’Д’)<待つやよ!
584 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 16:26:20.48 0
にーがき君どうしたんだよww
っててんちょか?!www
585 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 16:38:55.01 0
>>583 ノd*>e<)<待てないのだ!でっ…出ちゃうのだぁあああっ!
586 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 17:01:24.61 0
ノd;゜Д゜) ガガガガガガ、ガキさん……
たかーし君旅立ちのお知らせ
587 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 17:13:35.71 0
どしたw
588 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 17:13:51.95 0
ノd*`・ 。.・)<ガキさんのなんかどーでもいいの
ノd*^ 。.^)<えり種達〜早くおいで〜
589 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 17:16:25.80 0
おまえ散々にーがき君をからかっといてひでぇなw
590 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 18:23:52.78 O
ノd;^ー^)シゲ…
591 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 19:28:53.45 0
ちょい話逸れるがめざましライブ出演するんだな
行ける人はさゆれな公開イチャコラを観に行ってくれww
592 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 19:48:08.89 0
24日じゃ仕事で行けねぇ…
さゆれな公開イチャコラ報告は学生さんに託すしかないな。
593 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 20:02:56.45 O
学生なのに試験で行けない…
594 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 20:27:35.28 0
>>593 ドンマイ(´Д⊂グスン
自分も行けないんだ
595 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 21:31:07.39 0
誰か行ける人いないのか!?
596 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 21:44:04.01 0
ノ
テスト前だけどなw
597 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 21:45:41.74 0
川*^ー^)<試験も大事ですけどイチャコラ見るのも大事ですよw
ノc|;´┴`)<教師としてあるまじき発言ですよ…
598 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 22:45:00.52 O
ノd;` -´)。oO(さゆとえりぽんに似てる子が出演するライブ……授業サボって行きたいっちゃ)
ノノ*^ー^)<なんか考え事してるれーなカッコいいよねぇ!
从;・ 。.・)<いや絵里、それは違うかも…
599 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 23:05:22.23 0
600 :
名無し募集中。。。:2012/07/20(金) 23:18:34.35 0
ノd刀e _l‘)。oO(えりぽんに似てるアイドル……)
ちょっと気になる聖君w
601 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 00:00:28.44 0
|||9|+‘_ゝ‘)
602 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 01:11:30.97 O
アイドル好きだから2人で行くんじゃないのか?w
603 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 02:35:49.72 0
自分にそっくりなアイドルor客をお互いが見てビックリするんだろうなw
604 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 03:08:52.28 0
聖君はナマタに恋しなきゃ良いがなw
605 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 03:52:12.74 O
おやさゆみん
606 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 06:23:16.77 O
ノd;- 。.-)。oO(今日は夜更かししすぎたの…)
(;■_■)。oO(お肌に悪いですよ若)
607 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 08:27:28.13 0
ノd*^ー^)<ねぇねぇれーなれーな!今日は何の日だかわかる?
从*´ ヮ`)<知らんったい何の日なん?
m9ノd*^ー^)<0721の日!つまりオナニーの日!もしくはレナニーの日ですよwウヘヘ
从*∩ ロ∩)<あーあー見えない見えない聞こえない聞こえないっちゃ!
608 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 09:29:10.64 0
ノd*^ー^)<れーなが0721してるところ見たいなぁ〜wウヘヘ
609 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 11:56:57.81 O
そのシチュエーションだけで興奮するww
610 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 13:47:22.59 0
三从;・ 。.・);` ロ´)アーイソガシイイソガシイ
611 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 14:54:50.85 0
ノd*^ー^)<ねぇれーにゃぁ〜w 0721してみてよぉ〜w
从*` ロ´)<アホッ!いくら彼氏でも見せられるわけないやろ!
ノd*^ー^)<ということはボクが見えない場所で0721はしてるんだw
从;` -´)<うっ…/// と、とにかくそんな恥ずかしい事れーなはお断りっちゃ!
ノd*^ー^)<じゃあボクも一緒に0721するからさぁw おあいこだよ?おあいこ♪
从*` ロ´)<ハァ?れーなはそんなん見たくなか、この変態えりぃっ!
ノd*^ー^)<えぇ〜…お願いだよぉ〜…れーにゃぁ〜ん…♥ (←唇ムニムニ目ウルウル攻撃)
从;` -´)<(か、かわぃい…///)
…
ノd;・ 。.・)<あ〜あ、始めちゃった…ホントどスケベ野郎どもなの
( ■_■)<若、撮影は続行されますか?
ノd;- 。.-)<うん撮っといて…まぁ絵里のあの攻撃くらっても無視できる女はこの世にいないわね…
612 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 15:15:02.94 O
変態バカップルめww
613 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 15:29:45.11 0
∋oノハヽ ノハヽ
从*´ ロ`)(´ー`*bヽ
クチョクチョ クチャクチャ
614 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 16:01:03.84 O
リアルさゆれながハロコンで忙しいのにこいつらは…w
615 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 16:13:32.35 0
夏休みマン喫
616 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 16:24:11.09 0
ハロコンにはシゲが出演。
もちろん衣装の下はノーパンで。
617 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 16:28:59.88 O
ノハ*゚ ゥ ゚)<みちしげさーん!
全力でピンクサイを振る飯窪さんw
618 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 17:22:53.39 0
リアルさゆがシゲを見たら何を思うのか
619 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 17:35:39.55 O
変態同士で意気投合するか本気で拒絶するか…w
620 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 18:09:11.48 0
えりりん、かめい君なら絶対意気投合するねw
621 :
さゆみんと (・ 。.・*从 ◆sayuLOVEc6 :2012/07/21(土) 18:47:43.69 0
622 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 18:57:49.27 O
また懐かしいものをw
623 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 19:02:58.72 0
いやいやついさっきのアイドル特集らしいよ
624 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 19:09:40.13 0
二人ともほっぺプニプニしとるw
625 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 19:12:15.57 0
えりりん免許取得おめでとう。
626 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 19:25:28.23 0
運転免許かな
627 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 19:37:20.15 O
>>623 あ、放送がさっきだったのね
画像があまりにも若くてつい懐かしいって言っちゃったw
628 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 20:50:27.16 0
これいつぐらいだ?
629 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 21:02:32.09 0
夏休みが始まったある日、生田くんの家に後輩の工藤くんと佐藤くんが遊びに来ました
みんなで去年の夏ハロのDVD鑑賞会です
「オレ、こん時ファミで推しに爆レスもらったと」
生田くんはソファーにふんぞり返って自慢げです
「それ脳内っすよwww」
工藤くんは速攻否定します
「あ、まぁちゃん今日、『ドラえもん』のDVD持ってる」
佐藤くんがカバンからドラDVDを取り出したので、それも見ました
630 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 21:06:59.77 0
DVDは、剛田さんが仲間を空き地に強制的に集合させ、プレスリーもどきの衣装でボエーな歌を繰り広げるリサイタルを開催したり、源さんの入浴中に野比さんがどこでもドアで乱入するおなじみのストーリーが展開します
「のび太はいいっちゃね…」
生田くんはぽつんと呟きました
「え、なんでっすか?」
「ドラさえいれば、いつでも聖の風呂が見れるっちゃ」
「…ドラえもんはたぶんそーゆー話じゃないと思いますよ」
工藤くんが困惑していると、
「まぁちゃんもたなさたんの見たいよ!」
「バ…!田中さんをそんな目で見るなよ!」
「くどぅーは見てないの?」
「そ、それは…」
工藤くんが更に困惑していると、佐藤くんは工藤くんが手に持っていたどら焼きを
「まぁにもくれよ〜」
とせがみ、工藤くんをぐいぐい押したので、ふたりとももつれ合いながらソファーから転がり落ちてしまいました
「あ」
生田くんは思わず声を上げました
631 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 21:10:41.21 0
「まぁちゃんのバカ!」
工藤くんは涙目でダッシュで帰ってしまいました
「やあ、失敗失敗」
佐藤くんは特に悪びれず、笑顔で頭をかきます
佐藤くんと工藤くんはソファーから落ちた時にキスしてしまい、ファーストキスを佐藤くんに奪われた形の工藤くんは混乱したまま怒鳴って帰ってしまいました
「えーと、とりあえず早めに謝った方がいいと思うとよ」
生田くんは年上としてアドバイスします
「まぁちゃん悪いことしてないし、謝りません」
「え、でも、泣いてた…」
「くどぅーのはじめてのキスがへんな人だったらかわいそうだけど、まぁちゃんだったからそんなに悪くないと思います」
「(ナニその理論)」
生田くんは呆気にとられましたが、佐藤くんが顔色ひとつ変えないので何も言えませんでした
「ふくむらさんは、いっぱいキスしたい人がいます」
佐藤くんは帰り際、こんなことを言いました
「え…」
「さきにキスしないと、だれかがしちゃいます」
「うん」
生田くんはちょっと強く頷きました
「さーて、ママが帰って来るまでに片付けんと」
生田くんは苦笑いします
リビングの床には、佐藤くんと工藤くんが揉み合ってボロボロになったどら焼きのカスが散らばっていました
夏休みは始まったらばかり保全
632 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 21:19:48.43 0
懐かし画像は辻加護卒業前に番組でピンクレディーとコラボした時だから2004年7月くらい?曲でいえば、かしましの頃
そんでノーパンシゲの定着ぶりは異常保全
633 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 21:40:24.87 0
二度もファーストキスをまーちゃんに奪われるくどぅーw
634 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 21:47:31.52 0
さて生田君は聖ちゃんのファーストキスが奪えるのか?w
635 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 21:57:12.28 0
ノd*´ー´リ。o(えりぽんには渡さないやし)
636 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 22:01:02.31 O
香音ちゃんもだーいしもいるのにお前は…w
637 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 22:15:48.31 0
シゲに食われてしまえw
638 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 22:18:29.87 0
鞘師君はシゲの女の子モードも見破ってるし強敵だな
ノd*☆ 。.☆)。o(壁は高いほど良いの)
639 :
名無し募集中。。。:2012/07/21(土) 23:11:16.82 0
ノハ*゚ ゥ ゚)。o(食べられたいです)
640 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:01:59.25 0
641 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:22:06.65 0
久々にかめれな世界の中等部の話w
生田君と聖ちゃんです
放課後、生田衣梨奈君は譜久村聖ちゃんに誘われて、彼女の家に遊びに行った。
「えりぽんいらっしゃーい」
「お邪魔しまーす」
大きな声で聖の家に入る。
相変わらず、彼女の家は大きい。譜久村家といえば、古くから続く名の知れた名家らしい。
祖父は電車マニアで、丸ノ内線の車両を自ら購入してしまったのだとか、お手伝いさんは5人しかいないだとか、爺がいるのだとか。
都市伝説的に囁かれることは山のようにあるが、ハッキリ言ってそんなことは生田君にはどうでも良い。
「じゃ、お茶出すから待っててね」
そうして聖は髪をふわりと靡かせて部屋を出ていった。夏らしい白の制服姿に彼女の長い髪はよく映える。
生田君はぼんやりと部屋を見回した。白とピンクを基調とした部屋は広く、綺麗に整理されていた。
お香でも焚いているのだろうか、優しい香りが部屋を包み込み、心が落ち着いていく。
壁には好きなアイドル、「ももち」と「さゆみん」、そして「えりりん」のポスターが貼ってある。
何処かで見たことのあるようなないような顔立ちだが、生田君はあまり気にしないことにした。
642 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:22:59.68 0
ちらりと携帯を見る。現在まだ夕方の4時過ぎだった。聖の話によると、家族は夜の6時過ぎまで帰ってこないらしい。
そこで生田君はふと、いま置かれている現状に気付いた。
親は夜まで帰ってこない。この広い空間にいまはふたりっきり。
親は帰ってこない。帰ってこない。帰ってこない。此処にふたりっきり。ふたりっきり……
「こ、これはチャンスやないと!」
生田君は思わず立ち上がった。
先日の中1コンビの工藤佐藤のファーストキスのやり取りはさておき、佐藤君の言葉が頭から離れなかった。
―――「さきにキスしないと、だれかがしちゃいます」
そりゃそうだ。譜久村聖といえば、中等部のだれもが知る美少女だ。
顔は普通に可愛いし、天然でちょっとおバカな部分もあるがそれもまた可愛い。
後輩の鞘師里保君は、あの柔らかい肌に触って「ふふ〜ん」みたいな偉そうな顔をしているが、触りたくなる気持ちも分かる。
いまのところだれも告白していないが、絶対に心の中ではみんな付き合いたいはずだ。
「どうせだれかが手を繋ぐっちゃったら、オレが繋いだ方が良いやろ」
カッコいいのかカッコ悪いのかよく分からない論理を構築し始めた生田君。
幼馴染で10年来の付き合いとは言え、そろそろ一歩踏み出したいのは事実。
告白か、手を繋ぐか、抱きしめるか、果たしてキスができるかは分からないけれど、とにかくなにかアクションを起こそう。
今日という今日は、絶対に!!
643 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:23:59.40 0
「ワンワン!」
「ってぇ?!」
生田君の精一杯の決意をぶち壊したのは、一匹の犬の声だった。
部屋の隅で吠えているその犬は、耳が大きくて毛も長く、顔立ちも可愛い。
パピヨンだろうかと眉を顰めていると、「おいでー、クララ」という甘い声が聞こえた。
「く、クララ?」
声の方を見ると、そこには麦茶を持ってきた聖と、彼女に抱きついて尻尾を振るパピヨン、クララがいる。
どうやらこの犬は譜久村家の飼い犬らしい。聖に懐いているのか、クララは嬉しそうに尻尾を振って舌を出した。
「ほらクララ。えりぽんだよ、御挨拶は?」
クララは聖に頭を撫でられながら生田君を振り返る。
しかし、目があったのも束の間「ふん」と言わんばかりに聖に向き直って尻尾を振る。
「いまコイツ、絶対バカにした!」
「あはは。クララ人見知りが激しいからごめんね…そっか、えりぽんには初めましてだもんね」
クララは最近になって譜久村家にやって来たらしく、幼馴染の生田君が知らないのも無理はない。
それは別に構わないのだけれど、生田君はなぜかこの「クララ」が気に食わない。
644 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:24:43.50 0
「ぐぅぅぅ〜」
遂には威嚇し始めた。
ああ、そうかと生田君は気付く。
どうもこの犬、ご主人さまである聖が生田君に取られるのが嫌いらしい。
―落ち着け生田衣梨奈。相手は犬じゃないか。ここは大人の態度であしらうのが普通っちゃ
生田君は平静を装い、「クララー。遊ぼー」と両手を広げるが、クララは一向に懐かない。
それどころか、生田君に見せつけんばかりに聖とベタベタする。
段々とイライラが募るが、それ以上に気になることがあった。この態度、どこかで見たことあるような気がするのだ。
「あっ、こら、クララッ、やぁだー」
そうして色っぽい声に誘われたように顔を上げると、クララは聖の顔をぺろぺろと舐めている。
その姿が妙にエロくて生田君はドキッとする。そして無性に、このバカ犬…いや、クララに苛立ちが募る。
「もぉー、ダメでしょ」
「くぅ〜ん……」
クララはご主人に叱られてしょんぼりという顔を見せるが、その円らな瞳も愛らしい。
聖は怒ってますよという態度を崩さないままでいると、クララはひょいと膝から降りて、ぺこっと頭を下げた。
そして再び膝に乗ると、首を伸ばして、聖の唇にキスをした。
―なぁにぃぃぃぃ?!!
焦ったのは生田君だ。
よりによって聖のファーストキスを犬に取られてしまうとは一生の不覚。
しかも聖もまんざらではないのか「ハイハイ、よしよし」とクララの頭を撫で始めた。
645 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:25:52.58 0
「あー、もう汚れちゃった…ちょっと顔洗ってくるから、えりぽん待っててね」
「え、あ、うん、だいじょうぶ……」
聖はクララに舐められた顔を洗いに洗面所へと向かう。
残された生田君は半ば放心状態であったが、ファーストキスを奪ったクララを睨み返す。
クララはというと、「ふわぁー」と大あくびをして、脚で顎の下をかいていた。
コイツ、ホントに人見知りか?と考えたところでハッとする。
そうだ、さっきからこの態度、だれかに似ていると思っていたら、相当する人物がいるじゃないか。
ノd*´ー´リ<フクちゃんは渡さないやしw
「あいつかぁー!!」
生田君は頭を抱える。
どうしてこうも自分の想い人に都合よくライバルがいるのか。
「里保は香音ちゃんもおるくせに生意気っちゃ!」
そうクララに叫ぶが、知ったこっちゃないといわんばかりの目をこちらに向けてきた。先ほどの愛らしい瞳はどこへ行ったのやら……
生田君は眉をひくひく動かして怒りを押さえるが、ふとここで「待てよ」と思う。
646 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:27:00.36 0
先ほど確かにクララは聖にキスをした。正確に言えば、その鼻と口で聖の唇に触れただけだが。
と、いうことは、いま、クララの口に触れたら……
「間接チューやないと?」
生田君はクララの前に華麗に立ちはだかった。
急に目がいかがわしくなり、鼻息を荒くしている生田君 ノ9|☆_ゝ☆)ハァハァ にクララは思わず脅える。
なんだコイツと思ったのも束の間、生田君はクララに抱きついた。
「クーラーラー!!」
急になんだ、やめろ離せ!と言わんばかりにクララは暴れるが生田君は離さない。
「キスさせるっちゃぁ!」
「ワンワン!ワン!!」
「ちょ〜っとだけ!ね、ちょっとだけやって!!」
理性のカケラもない生田君とクララの攻防は、聖が洗面台から帰ってくるまでつづいた。
当然、愛しの飼い犬がいじめられていると勘違いした聖は生田君をこっぴどく叱り、そのまま家から追い出された。
これまた当然だが、生田君は告白も手を繋ぐことも抱きしめることもできないまま、家に帰ることとなった。
647 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:28:07.91 0
次の日学校にて
ノノ+‘ _l‘)<えりぽんなんか知らない
ノ9|;´_ゝ`)<聖ぃ〜違うっちゃー、誤解っちゃよ〜
从;´◇`)<なんで喧嘩してるんだろうね、えりぽんと聖ちゃん
ノd;´ー´リ<……さぁ?
ファーストキスは程遠い中等部小ネタ おわりw
648 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:30:18.52 0
顔文字とかあんまり使わないんですけど面倒だったので使いましたw
中等部はいつになったら一線越えるのかしら…w
649 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 00:33:10.07 0
ほのぼのコメディ最高www
650 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 01:28:33.03 0
PONPONコンビより鞘鈴の方が早く進みそうw
651 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 02:06:37.24 O
生田くんがバカすぎるww
必死だなww
652 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 03:23:47.42 0
おやさゆみんノシ
653 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 03:52:35.30 0
しげチンお題くれよぅ
654 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 03:57:49.96 0
かめれなニーするシゲ君
655 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 04:00:52.28 O
シゲといえばかめれなニーw
656 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 04:04:18.94 0
監視ルームの沢山のモニターに映し出されるかめれなに囲まれながら自らを慰めるシゲ君
657 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 04:33:09.28 0
ネタテイストが付加されないと描けない事に気付いたぜぇ↑
658 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 05:06:28.70 0
かめれなしげの3P
659 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 05:36:49.36 0
全然関係ないんだけどさ・・・
ふ、と思ったことがある
カオスゾーンに迷い込んだにーがき君が
本当に女の子なさゆみんに出会っちゃったらどうなるだろう?w
どの世界の住人でもいいんだけどとりあえずシゲ(♂)じゃないさゆ(♀)に遭遇したら・・・
まぁ・・・それこそ正にカオスなんだけど
なんか面白くなりそうな予感がしたw
660 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 05:38:27.62 0
661 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 05:45:36.76 0
ちょw普通とか言ってるけどどんなシチュエーションなんですかこれ?!www
662 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 09:24:01.30 O
シゲちん絵師さん?
そうね
664 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 11:32:19.19 0
三三从;・ 。.・);` ロ´)アーイソガシイイソガシイ
665 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 12:56:13.03 0
突然失礼します。
今夜投下する予定だった田中クンの恋愛事情は明日投下します。
急用が入り、おそらく今夜中には間に合わないかなと・・・。
すみませんm(--)m
次のフクちゃんエロは死んでも日曜には間に合わせます。
それでは、スレ汚し失礼しましたm(--)m
666 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 13:33:33.29 0
恋愛事情作家さんお気になさらず〜
>>660 しげチンさんキター!!!
667 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 13:54:59.97 0
>>660 シゲちんさんGJ!!!
熊のぬいぐるみに跨るシゲエローイwww
次は変態的な作品期待してます!
ブレザーのミニスカからはみ出る弟重君とかw
668 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 15:14:06.63 0
ノd*・ 。.・)
⊃ ボロンッ
669 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 15:40:35.67 O
ノハ*/ ゥ \)きゃー
670 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 16:26:24.57 0
>>660 最新さゆ写真集のやつですよね?
今度は是非バニーガールシゲをお願いしますw
>>665 明日楽しみにしてます
671 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 18:02:39.39 0
从*` ロ´)
672 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 18:58:52.64 O
673 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 19:30:39.88 0
恋愛事情さんお気になさらず〜ノシ
じゃあ保全代わりにあとで光射す投下しますw
674 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:14:11.16 O
wktk
675 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:46:31.20 0
光射す21話いきます
道重さゆみはテレビ収録のためにスタジオに来ていた。
リハーサルを終えたさゆみは控室へ戻ろうと廊下を歩いていると後方から声を掛けられた。
振り向くとそこにはマネージャーともうひとり、見たことのない女性が立っていた。
「ごめん、あとで紹介しようと思ったんだけどさ」
マネージャーはそうして話を始めた。
「今日からいっしょに付き人になる佐藤さん。新人だよ」
「初めまして、佐藤恵美です。宜しくお願いします」
マネージャーに紹介された彼女―――佐藤恵美はぺこりと頭を下げ、名刺を渡してきた。
さゆみもつられてお辞儀し、名刺を受取った。
彼女は長めの黒髪を左耳の後ろで束ねていた。黒いリクルートスーツはいかにも新入社員らしい。
薄めの化粧だが、それも彼女にはよく似合っているなとぼんやり思った。
新人というくらいだから、さゆみより年下なのだろう。
なんだか未だ成人を迎えていないような、そんな雰囲気さえ感じた。
「宜しくね、佐藤さん」
「はい。精一杯がんばります」
そうしてさゆみは佐藤と挨拶を交わすと再び控室へと歩いた。
長い廊下を歩きながら名刺をぼんやりと眺めた。
「佐藤恵美かぁ……なんだか可愛い子だったの」
676 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:47:38.31 0
さゆみはクスッと笑いながら、少しだけ緊張していた彼女を思い出した。
佐藤の笑顔はあどけなく、何処か田舎から上京してきた高校生のような印象を受けた。
モデルという職業柄、さゆみの友人たちは一様に可愛いのだが、佐藤のルックスも負けてはいない。
化粧や髪形次第ではいくらでも女性は変化することをさゆみは知っている。
特に彼女のように「素」ができあがっている場合、一躍脚光を浴び、上への階段を駆け上がるのではないかと思う。
「いまからでも表に出たら良いのに」
すっかり大物プロデューサー気分になったさゆみは苦笑しながら控室に入った。
しかし、大勢の光輝くスターたちに出会ってきたさゆみに、これほどの印象を残すとは、あの佐藤恵美という女性は相当恐ろしいなと思った。
そのせいだろうか、さゆみはその「佐藤恵美」という名前を、いちど自分が耳にしていることを忘れてしまっていた。
収録は順調に進み、予定通りに終了した。
プロデューサーの「お疲れさまでしたー!」という声が合図となり、スタッフや演者が次々に声を上げる。
さゆみも例に漏れず、大きな声で「お疲れさまでしたー!」と声を出した。同じ演者らと軽く雑談を交わし、スタジオをあとにしようとしたときだった。
ぐらりと大きな揺れがやってきた。
「うぉっ!」
「おー、揺れてんなぁ……」
地震大国日本において、震度3以上の揺れは珍しくもない。
先の大震災で震度7クラスの揺れを経験し、その教訓があるためか、だれも慌てずに揺れがおさまるのを待った。
照明がキシッと音を立てて左右に振れるが、しばらくするとそれも弱くなってきた。
「結構大きかったっすね…」
「震度4くらいかー?」
スタッフらは携帯を開き、震源地を確認し始めた。
さゆみも揺れがおさまったことを確認するとホッとひと息つき、再び歩き始めた。
677 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:48:57.90 0
「危ねぇっ!」
瞬間、上からスタッフの声が聞こえた。
さゆみが「え?」と思うと、だれかに肩を抱えられ、そのまま前のめりに倒れた。
直後、けたたましい音が響いた。
さゆみが先ほどまでいた場所に小さな照明機材が叩き落ち、派手に損壊していた。
「なにしてんだお前!!!」
「おい、だいじょうぶか?!」
「道重さん!!」
照明スタッフを怒鳴る声、さゆみを心配する声が聞こえるなか、さゆみはゆっくりと目を開けた。
幸いにもさゆみは倒れて膝を打っただけでなんともなかった。
「だいじょうぶですか、道重さん……」
「あ……ありがとう…佐藤さんは?」
「平気です。なんともないです」
そうしてさゆみを救った彼女―――佐藤恵美は笑う。
しかし、その左手の甲には大きな切り傷ができていた。痛々しい鮮血が流れ出している。
「すみません!!」
さゆみが佐藤に話しかけようとしたのも束の間、プロデューサーが走ってきた。
「照明係の不手際で誠に申し訳ありませんでした!!」
大声で頭を下げるプロデューサーにさゆみは慌てて「あ、だいじょうぶ、ですから」と返すが、彼は頭を上げない。
確かに地震の影響があったからとはいえ、あの高さから照明をぶつけられては命にかかわる。
さゆみは困ったように、駆け寄ってきたマネージャーを見ると、彼女はプロデューサーとなにか話を始めた。
678 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:50:08.94 0
「……手、だいじょうぶ?」
なにか「大人の会話」が進行していく中、さゆみは佐藤に話しかけた。
佐藤は急に話を振られ「え?」と返すが、彼女の意図に気付いたのか、手の甲を見て「ああ」と呟く。
「破片で切ったんですかね…」
冷静に彼女は話すがその間にも血は流れ続ける。
騒然となる収録現場だったが、さゆみはそれを無視し、佐藤の手を取って控室へと走り出した。
控室に戻ると、ロッカーに常備してあった救急箱を取り出す。
佐藤が「あの、ホントに良いですよ」と言うのも気にせず、さゆみは消毒液と包帯、ハサミを出す。
「そんなに血が出てるのにだいじょうぶとかないでしょ」
さゆみは持っていたハンカチで佐藤の左手首を強めに縛り止血した。
その後、消毒液を染み込ませたガーゼを傷口に当てた。
「いっつ!」
「あ、ごめん、痛かった…?」
さゆみは思わずガーゼを持つ手を引っ込めたが、佐藤は黙って首を振った。
血が止まると、思った以上に傷が深いのが分かる。さゆみは痛みを緩和させるようにふぅと息を吹きかけた。
前屈みになったことで髪が顔にかかる。彼女のその仕草に、佐藤は思わずドキッとした。
「とりあえずの処置だから、あとで病院行ってね」
さゆみは消毒を終えると、新たなガーゼを取り出し、傷口に当て、その上から包帯を巻く。
ずいぶんと手慣れた作業だが、なにかマネージャーでもやっていたのだろうかと佐藤は思う。
679 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:51:02.69 0
「ごめんね、さゆみを庇ってくれて…」
「だいじょうぶですよ。怪我がなくて良かったです」
「でも、佐藤さんに、怪我させちゃって……」
さゆみは申し訳なさそうに顔を伏せて処置を続けた。
一瞬、包帯を巻く手が止まったことに佐藤が彼女を見つめると、さゆみのその瞳からは涙が零れていた。
「ど、どうしたんですか、道重さん」
「え?」
「や、やっぱ怪我したんですか?」
佐藤の言葉で漸く、さゆみは自分が泣いていることに気付いた。
さゆみは慌てて指で涙を拭うと、包帯を巻く手を動かし始めた。
「ううん、なんか、思い出しちゃってさ」
「……なにを?」
「私ね、こういうのするの得意なの。知り合いにすっごい無茶なことしては写真撮るバカがいたから」
さゆみはそうして包帯を巻き終えた。
痛みはまだあるものの、止血しているせいか、先ほどよりも随分楽になった気がした。
佐藤はさゆみを見ると、彼女は視線を合わせないまま話し始めた。
「高校の時に知り合った写真部の子なんだけどね、撮りたいと思ったら何処でも行っちゃうような子なの。
空の写真がいちばん好きみたいなんだけど、空ばっか見上げてて土手から落ちたり、川に足はめたり……そうして怪我するたびにさゆみが手当てしてたの」
さゆみのその瞳は、過去の思い出を懐かしむようでありながらも、何処か寂しさを映していた。
その人物を、佐藤は知っている。
彼女の記憶の中にいるのは、いまもさゆみを撮り続けているカメラマンの、田中れいなだった。
680 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:52:23.16 0
「ごめんね、急に佐藤さんにこんな話しちゃって」
さゆみはもういちど瞳を手で拭った。
指先が微かに濡れていて、佐藤は思わず目を逸らしながらも、「佐藤で良いですよ」と返した。
彼女の記憶を縛り付けるれいなに対し、佐藤はなぜか、苛立った。
「呼び捨てで良いです。年下ですから」
「うーん、じゃあ、めぐめぐ?」
急に飛び出た言葉に眉を顰めながらも平静を装って「……呼び捨てで良いです」と返す。
「だってこれから長くいっしょにいるんだし、仲良くなりたいもん」
「だからってあだ名の方が本名より長いってどうなんですか?」
「良いの良いの、めぐめぐ可愛いから」
さゆみは救急箱をしまうとそうして笑いかけた。
少しだけ寂しそうな瞳は変わっていなかったが、確かな温もりと安心さを持ったその笑顔に、佐藤は再びドキッとする。
その中には確かに、少しの後ろめたさが入っていたのかもしれないと思った。
-------
佐藤はさゆみを送り届けるために車を走らせていた。
ストーカーやマスコミ対策のために少しだけ遠回りするのがこの業界の常識らしい。
果たしてその通例が何処まで有効かは、佐藤には分からないが。
681 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:53:11.73 0
「此処で良いよ、めぐめぐ」
さゆみの言葉に佐藤はゆっくりと車を止める。
目の前には大きなマンションがあり、此処がさゆみの現在の住所だということが分かった。
「本当にその名前で呼ぶんですね……」
「ダメだった?」
さゆみはクスッと笑ってシートベルトを外し、ハンドルを握っていた佐藤の左手に触れた。
血は止まったようだが、未だに痛むのか、佐藤は一瞬だけ顔を歪めた。
「まだ、痛い?」
「いえ……明日には治りますから」
「ちゃんと病院行ってね、治療費も出してくれたし」
あの事故のあと、治療を終えたふたりのもとにマネージャーとプロデューサー、そして照明係がやってきた。
プロデューサーと照明は深く頭を下げ、治療費の入った封筒をこちらに渡してきた。
今回のことは不慮の事故であるため、道重側が訴える気は一切なかったのだが、それでも向こうは封筒を下げなかった。
これもまたこの業界の通例なのかと考えながら、佐藤はマネージャーの目を確認しながら、その封筒を受け取った。
「分かりました。じゃあ、明日の7時に迎えにきますので、遅刻しないようにお願いします」
「はいはい。じゃあまたね、めぐめぐ。ちゃんと病院行くんだよ」
「……お休みなさい、道重さん」
返答がないことに不満だったものの、さゆみはクスッと笑って車を降りた。
彼女はそのままマンションのエントランスに消えていった。
682 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:54:28.06 0
佐藤はひとつ溜め息をつくと、治療をしてもらった左手をじっと見つめた。
「あ…」
そのとき漸く、左手首に巻いてもらったハンカチの存在を思い出した。
佐藤は右手だけでそれを外す。微かに血が付いたハンカチを持ちながらマンションを眺める。
ぼんやりと、頭の中にさゆみの笑顔がよみがえった。
「……なんでだろ」
そう呟くと佐藤の携帯電話が鳴った。
内ポケットに手を伸ばすと、ディスプレイには彼の名前があった。
「メール読んだか?」
「読みましたよ。田中れいなの件ならなんとかします」
「あまり乗り気じゃなさそうだな」
「……仕事ですから」
そう佐藤が答えると、彼も苦笑した。
結局のところ、自分も彼も本質は似ているのだなと気付く。
血の繋がっていない親子とはいえ、もう随分長く暮したせいか、そういう社会性は似るものなのだなと考えた。
「じゃあ、宜しく頼むよ、里保」
「……分かったよ、お義父さん」
そう答えると、里保と呼ばれた彼女―――佐藤恵美は探偵からの電話を切った。
里保はもういちどさゆみから借りたハンカチを見る。
683 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:55:38.37 0
「仕事、なんだよね……」
割り切れなさが頭に在るのか、里保はまだ車を発進させずにいた。
ハンカチから微かに香るさゆみの匂いが鼻をくすぐる。
どうしようもない痛みとか、どうしようもない哀しみとか、どうしようもない怒りとか、複雑な感情が混在する。
里保はぐしゃぐしゃと頭をかくと、左手首の包帯を外そうと手を掛けた。
しかし、結局はその結び目を解くことはなく、深い溜め息をついた。
全く以って、厄介だなと考えながら携帯電話を見つめ、着信履歴から相手を呼び出す。
3コールあとに、彼女は電話口にやって来た。
「あ、いま何処?」
「ん?何処って事務所……」
「飲み行こうよ、奢るからさ、いつものバーで」
そうして彼女の返答も聞かずに里保は電話を切った。
向こうが「はぁ?」と文句を言う姿が目に浮かんだが、それも気にしないことにする。
なんだか今日は、とても飲みたい気分だった。
684 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 20:57:25.40 0
光射す場所へ第21話になります
前回代理投下して下さった方ありがとうございましたm(__)m
コメントもいつも励みになっています、ありがとうございます!
685 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 21:33:06.57 0
まさかのりほりほキター!!!
全く先が読めませんねぇ
686 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 22:29:50.39 O
黒バラ終わったら読む!
687 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 23:10:56.44 O
まさかのりほりほとは予想外だ
まだまだ波乱が続きそうで楽しみ!
688 :
名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 23:32:40.56 0
まさかのさゆりほwww
从*^ 。.^) 作者さんもっとヤッちゃってなの♪
689 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 00:07:49.28 0
さゆりほ…だと?ww
報われないさゆがついに・・・?ww
690 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 00:26:38.81 0
691 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 00:30:20.35 0
>>690 ナマタがほんとにムっとした顔しててワロタw
692 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 00:38:09.05 0
なにが不満なんだよナマタww
693 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 00:40:24.45 0
694 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 00:47:13.72 O
さゆれなが楽しそうだww
695 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 02:09:20.10 0
ノ9|`_ゝ´)
696 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 03:12:11.09 O
生田君キスはともかく告白してみようかw
697 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 04:45:05.81 0
从*- 。.-)
698 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 09:04:53.98 0
ノノ*´ー`)ネムイデスヨ
699 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 09:47:54.35 0
黒バラでおばけ(髭男爵)から逃げるときさゆれなくっついてたよね
どうせなら抱きつけ!って思ったw
700 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 11:21:06.23 O
あと個人的にペッパー警部9期が答える直前に背中向けて歩く2人が好きだ
私たちについてこいじゃないけど、良いなって思ったw
701 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 13:11:24.68 0
ノリ*■ー■リ <飲みに行くぞ!!
702 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 13:11:26.01 O
ノリ*´ー´リ <初めまして道重さん
从*☆ 。.☆)。oO(可愛い子キターなの)
光射す気になる保全
703 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 13:46:45.57 0
>>699 絶対できてるよねあの2人
トイレとかでコッソリキスとかしてるわ
れいなが攻めで
704 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 13:54:19.47 0
>>703 確かにできてそう!
れいなが攻めとか個人的に一番好きなシチュエーションw
705 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 14:28:01.20 O
706 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 14:48:34.07 0
黒バラはさゆれなめっちゃ多くて最高
モーニングコーヒーの振りを2人で確認しあうところも可愛かった
確かに最近のさゆれなは裏じゃなにやってるかわかんないね
おそらくBは確実に済んでるw
ここにえりりんもいたらそれはもうめくるめく世界が
707 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 15:22:02.17 0
2人だけにならなかったらこうも仲良くならなかったかも
お互いしかいなくなったからね
708 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 15:30:36.34 0
ペッパー警部のフリ揃ってたとこ好きw
やっぱ踊れるの二人だけだよなと思ってたら生田が踊れてて驚いたw
709 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 16:00:18.74 0
さゆがひぐちカッターにぶった切られて倒れたあと
児嶋にセクハラされて「キャー」って前に逃げたけど、
できればれーなに抱きついてれーなもさゆの腰に
腕回しちゃったりして欲しかった。
妄想広がりすぎでごめん
710 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 16:05:59.19 0
昨日のはさゆれなだけでなくみずっきのダブルインパクトがもうバインバインしまくりでウハウハしたよw
>>709 もっとやってw
711 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 16:09:34.69 O
フクちゃん吹っ飛ばされたのは笑ったわww
青春バスガイドもかなり良かったしw
712 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 17:09:01.05 0
>>710 アンコールにお応えして…
イントロクイズのときれーなが前でさゆがナナメ後ろにいるあの立ち位置で
さゆはれーなのジャージの裾を掴んだりれーなの腰や背中に手をあてたり
周りから見えないようにれーなの手に自分の手を絡ませたりしたに違いn(ry
713 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 17:16:32.53 0
714 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 17:51:18.34 0
>>713 GJ!
ヘタレのれいなが守る側だと普段のギャップで萌え度半端ないねw
715 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 18:39:26.32 O
萌えたww
716 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 19:56:06.99 O
ノノ*^ー^)
717 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 20:54:32.10 O
(・e・)今日はなつみさんの日なのだ!
718 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 21:32:57.17 0
イントロクイズの1問目でみんなが走ってマイクに着いたあと
れーなとさゆがモーニングコーヒーの振り確認してるじゃん?
で、れーなが「あー!そうだ!」みたいな感じでさゆのこと指さしたあと
れーなの左手とさゆの右手が絡まりあって、れーなが手をギュッてして
握ってない?
これ妄想かなぁ?
皆様に確認をお願いしたい。
719 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 21:39:03.59 0
絡まってるのは確認した
けどギュッとしてるのはフレームアウトしてギリギリわかんないな
2人共ギュッてしてるように見えるw
720 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 21:54:25.45 0
>>719 そう!ちょうどいいところでフレームアウトしてるんだよ…
黒バラは俺達の妄想をかきたてる番組作りがうますぎるな。。。
721 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 22:38:50.17 O
さゆれなキテるなw
722 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:09:37.06 0
田中クンの恋愛事情29投下します。
723 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:09:49.14 0
「れいな・・・?」
「え、絵里・・・!?」
酔っ払ったサラリーマンとチャラチャラした若者が蔓延る、深夜3時過ぎの繁華街。
偶然と言うには些か眉を顰めるような、宝くじで10万当てるくらいの確立で不運に出会ってしまった。
今確信した。れいな絶対何か憑いてる。
「・・・な、に、・・・してるの・・・?」
疑惑、混乱、怒り等の素材をミキサーに入れ、磨り潰した後で1つにまとめたような負の感情が絵里の顔面にありありと表れている。
とりあえず何か説明すべきだ。
高卒の脳みそが瞬時に計算して出した答えがそれだった。
「あっ、と・・・あ、この・・・この人、聖。ちゃん。高橋の知り合いで、れいなのただの友達」
「聖と田中さんは友達だったんですか?嬉しい〜♪」
「・・・・・・」
ますます眉間に皺が寄っていく絵里。
聖頼む。ちょっとだけでいいから黙っててくれないか。
「フ〜ン・・・道のド真ん中で胸に顔埋めながら抱き合ってたけど友達だよ・・・って?ヘエ、ソッカ〜」
「・・・・・・絵里?ちょい待ち。絶対何か勘違いしとぅやろ」
「してないよ。れいなのこと信じてるもん。れいなは正直者だもん。何がどうしてあんな風になってたの?
って聞いたら正直に答えてくれる潔さと誠実さを兼ね備えた、真面目で律儀で素直で偉大な人格者だもんれいなは」
「・・・・・・」
かくかくしかじかでおっぱいパブで知り合った風俗嬢なんだ。
なんて言った日にゃ翌日太平洋にプカプカ浮かんでしまう。
「・・・・・・・・・・・・・・・、えっ・・・と、」
「・・・もぅいいよ」
「へ」
724 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:10:03.37 0
「今日帰って来なくていいから。おっぱいちゃんとお幸せに」
「え」
絵里の後姿が小さくなっていく。
「ちょ・・・待っ、絵里!!」
追いかけようにも足がもつれて前に進んでくれない。
待て違うんだ。ああ勘弁してくれただでさえ渡米の話をどう切り出すか悩んでるってのにこの仕打ちはナシだろうアポローン。
動いてくれない足の代わりに、縋るように手を前に出した。
「え、絵里〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
願い虚しく。
止まることなく、振り返ることもなく、絵里は行ってしまった。
・・・情けねえ。
「・・・へ?」
と、思いきやUターンして帰って来た。
・・・怒りに打ち震えるサターンと化しながら。
「なんで・・・」
「え」
「なんで追いかけて来ないんだよーーーーーっ!!!!!!!」
「ちょ!、」
迫り来る拳に反応することもできないまま衝撃と共にれいなは意識を失った。
*****
725 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:10:23.95 0
「い、いててて・・・」
「大丈夫ですか田中さん?それにしてもすごいですね今の人。成人男性をコンクリの壁にめり込ませるなんて最早人間じゃないですよ。
生きてる田中さんもすごいですけど」
「もう慣れたと・・・」
珍騒動に鼻を嗅ぎ付けやって来た野次馬共に睨みをくれると蜘蛛の子を散らすように離れていった。
聖がハンカチで体中についた汚れを丁寧に拭き取ってくれる。
こういうところは全く風俗嬢らしくない。
普通の格好・・・例えばワンピースとか着ていたら、お金持ちのお嬢様と言われても全く違和感がない。
れいなの口元についていた泥を優しく拭いながら聖がおずおずと口を開く。
「あの人はもしかして田中さんの・・・」
「彼女よ」
やっぱり。と言いながら息を吐く聖。
「彼女がいなきゃあの反応はおかしいですもんね・・・だと思いましたよ」
あの反応?
って初めて聖と会った時のことだろうか。いやあれはれいなも結構極限状態だったが。
「ちょっと気になってたんです。田中さんのこと」
「えっ、そうなの」
「はい。でもそれは・・・田中さんがあまりにも似てたから。ただ重ねてただけで・・・聖の勘違いだったみたいです」
「?」
似てたって、聖の彼氏のことだろうか。失踪したっていう・・・。
こんな美人な彼女を置いてどこをほっつき歩いているんだその野朗は。
昔のれいなとそっくりすぎて他人のような感じがしないからこそ腹が立つ。一度でいいからツラを拝んでみたい。
「・・・なぁ、聖。いなくなった彼氏のこと、今でも待ってるん?」
726 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:10:41.05 0
他人のような感じがしないからこそ、聞きたくなった。
待っている側の本音ってやつを。
聖はどこか遠くを見るような目を虚空へ向け、しかしハッキリとした口調で、
「はい」
「・・・何年も放っとかれてるのに?」
「はい」
「・・・連絡もなにも寄越さないのに?」
「はい」
「・・・もしかしたら、」
「大丈夫です」
「・・・」
「えりぽんのこと信じてます」
「・・・」
「だから大丈夫です」
根拠もなにもないのに自信を持ってそんなことを言う。
顔も知らないが、聖の彼氏は幸せ者だと思った。
れいな達はどうだろう。聖たちと全てが似ているようで肝心なところが違っていた。
「信じる、か・・・」
「・・・。彼女さんに謝ったほうがいいですよ」
「うん」
「酔いは醒めました?」
「殴られたおかげでだいぶ」
「じゃあ追いかけなきゃ」
あんなに怒ってても絵里はなんだかんだでれいなの部屋に帰っているはずだ。
聖にありがとうと伝えてから早とちりな彼女の足跡を追いかけた。
*****
727 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:11:00.06 0
ノブを回すと施錠の感触。
案の定絵里はれいなの部屋に帰っていた。
れいなは出かけるときはいつも鍵を閉めずに家を出る。閉まってるということは絵里が内側から鍵をかけたってことだろう。
もちろんれいなは鍵なんざ持っていないので完全に締め出されたということだ。これは相当怒ってると見たね。
「絵里ー・・・れいなやけど、謝るけん開けてほしいとー」
・・・返事はない。
だが扉の向こうに確かに気配を感じる。れいなの言い分を吟味するつもりだろう。
「あの女性はただの友達っちゃん本当に。キワドイ格好してたけん絵里が誤解しとぅだけっちゃよ。それに彼氏もおるんよあの子」
「・・・」
「胸にダイブしてたのは・・・ただれいながこけただけやし・・・」
「・・・」
「絵里〜・・・」
今は朝の4時。さすがにれいなの眠気もピークを迎えている。
早く絵里の胸に包まれながらフカフカのベッドで眠りにつきたいのだが・・・
「田中さんじゃないですかぁ。何やってんですかぁこんな時間に」
魔法少女のお助けマスコットキャラのような声色のホストが靴をカッポカッポ鳴らしながらご帰還なすった。
「よぅ小春。絵里が開けてくれんっちゃけん・・・おまえ鍵持っとぅ?」
「持ってないですよ〜。いつも開いてるじゃないですかぁ」
「だよね。じゃあ今夜はここで野宿」
「え〜!?勘弁してくださいよぉ!小春めちゃ疲れてんのに」
「じゃあこのドアなんとかして・・・」
眠いのでドアを背に一眠りすることにする。
初夏の季節でよかった。外で寝てもまず凍え死ぬことはない。
目を瞑って寝る体勢に入ったれいなを余所に小春は一人でドア相手に奮闘していた。
728 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:11:12.98 0
「か・め・いさぁあぁああああああああああん!!開・け・て・くださいよぉぉおおおおおおおお!!!」
ドンドンドン!ドンドンドン!
「うるさか!!」
「ええ〜!?田中さんがなんとかしてって言ったのに!」
「もういい。吉澤さんとこお邪魔しよう。背に腹は変えられんけん」
れいなの部屋から2つ隣にある吉澤さん宅のインターホンを押す。
するとすぐにガキさんから応答の返事が返って来た。こんな時間に起きてるなんていったい何してたんだろ。
「はぁ〜い?あら、田中っちに小春じゃない。こんな時間になんか用?」
2人で腰を低くしながら、
「亀井さんと田中さんが痴話喧嘩したらしくて巻き込まれたんですよ〜。そのせいで部屋に入れないんで今夜泊めてくださ〜い」
「テメ・・・、・・・。えっと、そういうわけなんで、ごめんガキさん、お願いします!この通り!」
「はぁ。別にいいけど、立てこもりなんて厄介ねえ」
ガキさんが菩薩の笑みでれいな達を迎えてくれる。
この部屋の主の意見無視だがここではガキさんが一番の権力者なのだろうかもしかして。
ふとキッチンを覗くとその吉澤さんがうつ伏せで爆睡していた。
なんちゅーところで寝てるのよ。
「田中っちはソファーの上でもいいかな?ベッド余ってないのよ〜」
「あ、れいなは・・・もうちょい絵里説得してみるけん。気遣わんでもいいっちゃよ」
「へ?」
「じゃ!」
「あ、田中っち、」
*****
729 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:11:37.02 0
厚さ数センチの壁がこんなにも遠いとは。
「絵里〜・・・開けり〜・・・あれは誤解っちゃんね〜・・・」
「・・・」
「どうしたら機嫌直してくれるとよ?」
絵里をほっぽって風俗になんて行ったれいなが100%悪いのは明らかなのだがそれには深い理由がちゃんとあるわけで。
一目でいいからとにかく顔を見せてほしかった。
「れいなには・・・絵里だけやのに・・・」
「田〜中っち!」
「うおっ。・・・ガキさん」
「いくら夏でも外だと風邪ひくよ?はいこれ、毛布」
「え・・・」
「中入ってって言っても聞かないでしょどうせ?一度決めたら絶対に譲らないんだから。私も付き合ってあげるわよ」
「・・・ガキさん・・・」
ガキさんが持ってきた毛布に2人で包まる。
絵里に見られたらまた誤解されそうなシチュエーションだが、ガキさんの親切を無下にはできない。
「ガキさん、中で寝たいっちゃろ?無理せんでよかよ。れいなと絵里の問題にガキさんを巻き込むことなんてできんし・・・」
「私が好きでやってるんだからいいのよ。それに田中っちの隣で寝れるなんて超ラッキーだし。野宿も悪かないわ」
「・・・高橋のことはいいと?」
「? 愛ちゃん?愛ちゃんがどうかした?」
「告白されたんやろ?」
途端に押し黙るガキさん。
それこそガキさんと高橋の問題なのになにを野次馬根性丸出しでつっこんでるんだか・・・。
いつもれいなへ向けてくる攻め気な態度とは違い、しおらしくしているガキさんは少女みたいで可愛らしい。
両の人差し指をつんつく当てながら困ったような顔で、
「だって・・・私は田中っちのことが好きなんだもん。しょうがないじゃない・・・」
730 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:11:50.19 0
「ぅ」
「愛ちゃんのことは嫌いじゃないけど、そういう対象では見れないのよ」
「そ、そか」
なんだこいつ可愛いなチキショー。
「田中っちは亀井さんとできちゃって、まぁ私はフられたも同然なんだけどさ・・・まだ田中っちと一緒にポリネシアへ帰る野望は捨てちゃいないわよ」
「・・・あぁ」
そういえばそんなこと言ってたなぁ・・・。
まだ諦めてなかったのかガキさん。健気だなぁ・・・。
でもなぁ・・・
「ガキさん・・・それは無理よ」
「まだわかんないじゃない?私は正妻じゃなく愛人のポジションを虎視眈々と狙ってるのよ。これならまだ可能性あるでしょ?」
「いやそうじゃなくて・・・」
ていうかそうだったのかよ。悪いがれいなには女を複数抱えられるほどの器量と甲斐性は持ち合わせていない。
石油王じゃあるまいし。
「ガキさん・・・、れいなアメリカ行くっちゃん」
「え?旅行?」
「違う違う。ん〜・・・駐在?3年〜5年くらい・・・」
「え・・・?」
ガキさんの純な瞳とれいなの視線が合わさり、沈黙が流れる。
夜明け前の神秘的な空とガキさんの呆けた顔が相俟って、2人だけが時と音の止まった異次元の中にいるようだ。
どれくらい見つめ合っていたんだろう、ガキさんが糸の切れた人形のようにカクリと首を倒し、突然起き上がったかと思うと、
「そっかぁ〜・・・ついに私もアメリカデビューか・・・」
「・・・へ?」
731 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:12:27.65 0
「ポリネシアとは全然違うわよね治安が。アメリカっていうとやっぱり銃持ってないと生きられないのかしら?
ラリっちゃってるゴロツキがそこら中にいそうだし・・・、あ!防弾チョッキも必要よね。あとは〜・・・醤油って向こうにもあるのかしら?」
「・・・ガキさん?」
「アメリカは日本とは違って食べ物がビッグサイズらしいじゃない?私全部食べきれるかしら・・・。三食ピーナッツバターも勘弁よね〜」
うんうん頷きながら一人で納得するガキさん。
「・・・もしかして、ついて来る気?」
「ええ。そのつもりだけど?」
悪い?みたいな。
いやいや。
「悪いに決まっとぅっちゃろが〜〜〜っ!絶対いかん!」
「なんでよ?私の勝手じゃない。そんなの田中っちが決める権利ないでしょ?
私がお金払って勝手に行くんだから。田中っちに迷惑かけないんだからいいじゃない」
「う、・・・むぐぐぐぐ・・・け、けど、駄目ったら駄目!」
「つーん。無視!」
小学生かおのれは!
「あのなぁガキさん。そんなコンビニ行くんじゃないけん軽く言われても、」
「ZZZZZZZZZZ・・・」
「・・・」
言いたいこと言って勝手に爆睡こいていた。
「・・・はぁ」
なんか疲れた・・・。
絵里のことやらガキさんのことやら、問題はさらに増えて山積みどころじゃないが、とりあえず今は寝よう。
コンクリの床でも寝れれば気にならん。
732 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:12:40.52 0
「・・・おやすみ・・・」
**********
「・・・田中っち・・・もぅ寝た?」
「zzz・・・」
「ぷぷ・・・。鼻ちょうちん出てる・・・」
真っ白い頬をフニフニとつつくとこめかみがピクピクと動いた。
スー、スーと規則正しい寝息が微かに聞こえる。こんな場所でも彼は十分休めるみたいだ。
結構逞しいところ、ある。
「キスしていい・・・?」
「zzz・・・」
「フられちゃったけど・・・」
「zzz・・・」
「ごめんね・・・後でたくさん謝るから・・・だって我慢できないんだもん」
無防備に晒されているピンク色の薄い唇を指でなぞってから、ゆっくりと距離を縮めていく。
数ミリ単位で空いていた隙間が徐々に縮まって・・・0になった。
久しぶりの感触に骨まで溶けそうなほど酔いしれる。
何度も何度も啄ばむと口内に田中っちの味が広がっていった。
その味を忘れないよう、ワインのように何度も転がしてから咀嚼する。
「田中っちぃ・・・ん〜・・・」
「何してんですか?」
地獄の閻魔大王が発するような声と−100度くらいの凍えそうな空気があたりを包んだ。
振り返り、声の主を確認する。
いつの間にか田中っちの部屋のドアが開いていて、そこに亀井絵里が仁王立ちしていた。
733 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:13:00.44 0
あのまま振り向かなきゃ背中をそのままゾブリ、と刺されそうなほどの殺気を放ちながら。
「人の家の前で、堂々と、浮気ですか・・・?」
亀井絵里の怒を司るオーラがムクムクと膨らんでいく。
こんな状況になっても田中っちは全く起きる素振りを見せない。
これはまずいことになったのだ。
「田中っち、起きて起きて。あなたの彼女がゴンさんみたいなことになってるから」
「zzz・・・うぅ〜ん・・・絵里ぃ〜・・・」
「あ、」
寝ぼけた田中っちに顔を引き寄せられ、そのまま唇を奪われた。
すかさず入ってくる舌に口内を蹂躙され、まともな思考ができなくなる。
気持ちよくて、嬉しくて、田中っちのされるがままに身を任せてしまう。
・・・その時、血管が切れる音が確かに聞こえた。
「れいなの・・・バカァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
「むにゃ・・・へ?」
ドカーーーーン!
地面が揺れるような爆音と共に田中っちは星になった。
**********
ピンポーン。ピンポーン。
切羽詰ったようなインターホンの音に目を覚ます。
時計を確認すると・・・5時。こんな時間に誰だよ・・・。
734 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:13:22.58 0
デジャヴかな、こんなこと前もあったよね。
「・・・はい、誰ですか?」
「ごめんねさゆ、こんな時間に。絵里だけど入れてくれる?」
「絵里?」
なんだろう?
とりあえずドアを開けて友人を招き入れる。
絵里相手なら寝巻きの格好でも別段、恥ずかしがることなんてないし。
「・・・なにその大荷物。どうしたの」
「れいなと別居する」
「喧嘩でもしたの?・・・ていうか別居するのはいいけどなんでさゆみのところに来るんだよ自分の家帰れよ」
「ここに住む」
「はぁぁ〜〜?」
他人の迷惑おかまいなしかい。
「ちょっと待ってよそんな勝手に住むとか言われてもさぁ・・・とりあえずれいな呼んで、」
「だめ!!」
いつものぽけっとした雰囲気はどこかに引越したのか、今の絵里は締め切りを急かされる漫画家のように余裕がない。
さすがにただ事じゃないんだろうなと察しがつき、落ち着かせようと同じ目線に立つ。
宥めるように頭を撫でると切れ長の目から透明の雫がスーっと痕を残しながら流れていった。
「ぅうう・・・れいなの浮気者・・・バカ・・・バカァァァ・・・」
「・・・よしよし」
あのバカはまた新たに厄介な問題を抱え込んだようで。
このままで後腐れなくアメリカに行くことなんてできるのかな。
「別れる・・・別れてやるぅ・・・」
735 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:13:50.27 0
「・・・はぁ」
ほんと世話のかかるバカップルだね・・・。
子供のようにわんわん泣く友人の背中を撫でながら、何度目かわからない溜息を吐いた。
736 :
名無し募集中。。。:2012/07/23(月) 23:19:43.15 0
以上です。日曜に投下できずにすみませんm(--)m
みなさん仕事帰りで爆睡中かな?面目ないです。
前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。いつも励みになっています^^
次はフクちゃんのえっちな話です。セクシーボディのフクちゃんエロはずっと書きたいと思ってたのですごく楽しみです。
いつかポンポンのちょいエロな話も書いてみたいですね。
あとリアルさゆれなのラブラブした話もかなり書いてみたいです。
感想レスくださる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますね。ではノノ*^ー^)/~
737 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 00:09:55.28 0
田中クン相変わらずのモテモテ&不運っぷりww
羨ましいけど羨ましくないけどやっぱり羨ましい…
738 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 00:24:03.30 0
_, ,_
||c|;・e・)|y-~~<これはまずいことになったのだ
739 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 00:49:54.36 0
事情ガキさんかわいすぎるだろー
てかさゆも大変だなこりゃ
740 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 01:03:36.59 0
毎度の事だが続きが気になるぅ〜!!!
741 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 01:17:19.67 0
>>738みたいなガキさんAA思い出して読みながら噴いたw
恋愛事情りんには悪いけど修羅場楽しい・・・w
742 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 02:19:01.23 0
||c|`e´ )|彡<つーん。無視!
ノc|;` ロ´)。oO(小学生かおのれは!)
ノc|;´ ロ`)=3<あのなぁガキさん。そんなコンビニ行くんじゃないけん軽く言われても、
||c|*-e-)|<ZZZZZZZZZZ・・・
ノc|;` -´)<・・・。
ワロタwコントかww
743 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 04:21:06.33 0
ガキさん可愛い…
744 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 04:36:13.45 0
ヤバイ・・・ガキさんにキュンキュンしたw
745 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 06:35:51.50 0
作者さんいつも乙ですm(--)m
夜勤から帰ってきて今読みました
れいなクンに穏やかで平和な日常はなかなか訪れてくれませんねw
れいなクンにフラれたあげくまたまた2人の痴話喧嘩に巻き込まれるさゆが
不憫です
なんとかさゆにも幸せが来ることを期待しています
746 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 06:51:33.73 0
ノd*^ー^)<おっはー♥
747 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 08:28:21.47 0
从*´ ロ`)
748 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 09:35:50.79 0
リアルさゆれなのラブラブした話超書いて欲しい!!
このスレは楽しいなぁ〜
749 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 09:54:00.58 0
そういえば今日お台場でなんかやるんだっけ?
750 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 11:55:09.63 0
ノノ*^ー^)∩ 冒険王!
751 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 12:59:58.91 O
めざましライブだね
行けた人はいたかな?
752 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 14:06:06.10 0
風邪ひいて行けなかった・・・
さゆれなイチャコラの報告ができず申し訳ありませんえりりん様orz
753 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 14:24:59.20 0
ノノ+^ー^)
754 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 15:09:20.22 0
755 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 16:40:12.15 0
ノノ+^ー^)<なに!?浮気!?見せつけ!?
756 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 18:45:32.64 0
まったくおアツいこと…w
757 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 19:01:14.21 O
どっちにしてもえりりん怒るのかよw
758 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 20:22:13.16 O
从*・ 。.・)人(´ヮ `*从
759 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 21:13:22.67 0
さゆれなキテるなぁww
760 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 21:18:51.90 0
761 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 21:54:05.33 0
ノd*;^ー^;)<れーなとシゲがデートしてるぅ…しかも楽しそう…うぅ…
762 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 21:57:25.55 O
d*・ 。.・)(´ヮ `*从
763 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 21:57:46.77 0
川=´┴`)<2人が仲良くてよかったです
ノノ*^ー^)<そうだね、みっつぃ
そう思っててほしいな
764 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 22:06:15.43 0
765 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 22:18:29.55 0
川=´┴`)<仕事が上手くいかなくても、メンバー間がうまくいっていれば幸せなくらい
メンバーが大好きでした
もしかして・・・
766 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 22:28:13.19 O
さゆれなイチャイチャの裏で亀光イチャイチャだと……?w
767 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 22:46:55.35 0
とりあえすそこのカプは光井先生までにしとけw
768 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 23:02:49.80 0
光井先生作者ですがリアル亀光で書ける気がしないので
>>767に同意w
そしてさゆれなイチャイチャ書きたいけど書けないから黒バラ観て妄想中w
769 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 23:46:20.11 0
保全代わりにかめれな世界のお話w
ベッドの中でキスをしたり抱きしめ合ったり、暑い夏だというのに気にもせずイチャイチャしていたかめい君とれいな。
かめい君はぎゅうとれいなを抱きしめると、ふと思いついたように言った。
「花火がしたい」
「は?」
「ねー花火しよぉよ、花火ぃー」
唐突な発言にれいなはきょとんとする。
「花火って、まだ早くない?」
「だって7月だよ?夏休みだよ?花火しよーよ!」
かめい君はそう言うとガバッと起き上がり、ベッドの下に脱ぎすてていたシャツを羽織った。
言いだしたら聞かないのがれいなの彼氏の悪い癖だ。
普段は眠そうな顔をしてなにをするのも億劫なのに、こういうところは行動派だ。
「れーな、行こっ?」
でも、結局そうやって笑顔で言われてはれいなも頷く以外に術はない。
れいなは笑顔がバレないように顔を引き締め、グッと伸びをしてブラジャーに手を伸ばした。
770 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 23:47:17.43 0
「あー、シゲ?いま、暇?」
かめい君は歯ブラシを片手に携帯でみちしげ君に電話を始めた。どうやら大親友のみちしげ君も呼ぶらしい。
「うん、あと30分くらいしたら行くよ。ガキさんたちも呼ぼうか」
段々とメンバーが増えていっているなと感じながら、れいなは服を着た。
髪を最近短く切ったせいか、寝癖がつきやすくて困る。
シャワーを浴びる暇はないが、とりあえず髪だけ流しておこうとれいなは洗面台へと向かう。
「あー、たかーし君さー、花火しようよ。ガキさんもいるでしょ?」
かめい君がたかーし君に電話をしている間に温かいお湯で髪を流していく。
気分でショートカットにしたのだが、ふたつ結びができなくなったのは少し残念だった。
かめい君は「れーなもう可愛すぎ!!」って言って首筋にずーっとキスをしていたが。
「あ、愛佳もそこいるんだ?じゃあいっしょに行こうよ。うん。え?生田君も?じゃあもう中等部も呼んじゃおうよ、どうせなら」
髪を短くした分、渇く時間も早くて助かる。
手早くセットしたあと、本当に大人数の花火大会を強行する気だなと思いながら歯を磨く。
同じクラスのたかーし君とにーがき君は当然のこととして、後輩の光井君も呼ぶらしい。
そして、電話口の声を聞く限り、中等部にも声をかけるようだ。
にーがき君大好きな生田君に、そんな生田君が大好きな聖ちゃん、さらにそんな聖ちゃん大好きな鞘師君に、面倒見の良い香音ちゃん。
何処が良いのかシゲのことが大好きな飯窪さんに、れいなのことを慕っている佐藤君に工藤君。
そして、鞘師君のことをライバル視しているのか好意を抱いているのかよく分からない亜由美ちゃん。
771 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 23:48:44.59 0
「14人って……すごすぎやろ」
そうして苦笑しながら歯を磨き終えると、かめい君が入れ違いに洗面台へとやって来た。
それはとても楽しそうな笑顔を携えていて、まるでお祭にでも行くようだった。
まあ、こんな大所帯を受け入れる場所なんて、道重家の庭しかないのだから、ある意味でお祭りのようなものかとれいなは思う。
―クロさんとかシロさんとか、屋台でも出すっちゃろか?
そんな想像を膨らませながられいながクスッと笑うと、後ろから急にかめい君に抱きしめられた。
「なーに、れーな楽しそうじゃん」
彼の甘い吐息が耳にかかってくすぐったい。
れいなはもう隠すこともせずに「ニシシ」と笑うと、振り返ってかめい君にキスをした。
唇からは歯磨き粉の味が微かにして、少しだけしょっぱい。
「夏は楽しいっちゃよ?」
「うへへぇ。そうだね、僕も楽しい」
かめい君とれいなはそうして笑いあい、手を繋いで家を出た。
772 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 23:49:42.40 0
40分後、道重家の庭では祭りのような空気の中、花火大会が始まった。
香音ちゃんと飯窪さんがかき氷早食い大会を始めたり、鞘師君と生田君がサイダー早飲み大会を始めたり、
工藤君と佐藤君が射的ゲームで盛り上がったり、聖ちゃんと亜由美ちゃんがちょっとした恋バナを始めたり…
「元気やなぁ、中等部は」
光井君が中等部を見守りながら夜空に上がる花火をぼんやり見上げていたり
「ガキさーん、金魚すくいやろー」
「……この屋台はいつできたのだ?」
道重財閥と飯窪財閥の力で即席に出来上がった屋台にたかーし君とにーがき君が盛り上がったり
「えりー、さゆみの浴衣見て〜」
「カ、カワイイデスヨ......」
「えーりー!!」
みちしげ君の可愛い浴衣姿にかめい君がメロメロになってしまい、れいなが怒ったりしてしまうのはまた別のお話なのです。
かめれな世界は今日も平和です。
かめれなとちょっと早い花火大会保全小ネタ おわり
773 :
名無し募集中。。。:2012/07/24(火) 23:51:58.80 0
名前だけは全員出せたけど
ネタにも走れずエロにも持って行けず申し訳ない……m(__)m
774 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 00:05:58.43 0
かめれなの当たり前の日常描写がステキすぎます!!!
そして二人でいる時は基本的に裸なかめれな最高w
あぁ大所帯ワールドって素晴らしい…
775 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 00:40:55.17 0
すっぽんぽんムチュムチュかめれなをオカズにするシゲも最高w
776 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 01:18:49.03 0
イイヨイイヨー
中等部いるし、かめれなは花火見ながら派手にイチャイチャできないなw
777 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 01:19:17.68 O
見てるだけで幸せだなかめれな世界ww
778 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 02:04:20.75 0
o o
o \ o / o どーん!
o o l o o
o- ○ -o
o o l o o どーん!
o / o o
/ o o \ どーん!
ノd*^ー^)从*` ヮ´)ノd*・ 。.・) )
. (
ノd*・e・)ノd*’ー’)ノd=´┴`) )
. (
ノノ刀e _l‘)ノ9|‘_ゝ‘)ノd*´ー´リ从*´◇`) (
. )
ノハ*゚ ゥ ゚)川c ’∀´)ノd* ^_〉^)ノdo´ 。`ル (
( ■_■) | ̄| (□_□ )
779 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 02:46:38.96 0
和むわーおつ!
780 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 03:07:20.03 0
クロさんとシロさんの共同作業w
781 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 03:38:36.14 O
和解したのかこの2人w
782 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 04:16:34.90 0
若とお嬢のために仕方なく…かなw
783 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 05:20:32.85 O
(#□_□)。oO(納得いきません…)
784 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 06:30:04.06 O
川c+ ’∀’)<てゆーか私の名前間違ってますよ!
ノd*´ー´リ 。oO(相変わらず唇ぷるぷるだぁ…)
从+´◇`)。oO(ちょっとイライラするんだろうね)
785 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 06:53:35.27 0
14人ってすごいな
現実世界ではたかーし君と工藤君 佐藤君は10歳以上離れているのに
みんな中学生高校生になっちゃうのがかめれな世界のイイ所w
786 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 07:56:41.64 0
アニメ化してほしいくらいキャラ濃いし楽しいなw
787 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 09:51:25.21 0
ショートれーながかわいすぎて胸が苦しい
788 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 09:56:36.93 O
789 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 12:13:17.73 0
お昼っちゃよー
790 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 12:13:27.17 0
ノd*^ー^)ウヘヘw
791 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 13:01:47.75 0
ノd*☆ 。.☆)
792 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 13:10:40.55 0
793 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 15:02:41.69 0
794 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 15:24:51.33 0
最近のハロは美少年ばかりで嬉しい
795 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 15:56:45.25 0
れいなが一番美少年だな。
で、さゆが一番美少女。
つまりこの2人は美男美女カップル
796 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 16:07:32.22 0
ノハヽ ノハヽ oノハヽo
ノノ+^ー^)つ⊂ノd*´ ロ`)つ⊂(^ 。.^*从
797 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 17:29:57.76 0
>>793 れいなクンは髪が長いって設定だからたなえりのれいなくんかな。ショートれいなは
にしても最近さゆと2ショット撮りすぎだぞれいなw
798 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 17:53:40.65 0
まぁ10年のなかで今が一番好きらしいからなぁw
799 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 18:27:06.60 0
∋o
ノハヽ before
ノd*` ヮ´)
↓
ノハヽ after
ノd*` ヮ´)
ノノ*^,ー^) <チョンマゲポニテれーなも良かったけどショートれーなもいいですよ…ウヘヘヘヘ♥
从´・ 。.・)っ□ <んもぅ ほら絵里!ヨダレ垂れてるの
800 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 19:37:03.83 O
カルピスと練乳て
801 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 19:39:29.75 O
802 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 20:22:30.89 0
>>799 こりゃ今夜は干からびるほど抜かれちゃうなwww
803 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 20:57:45.82 0
>>800 ノd*^ー^)<れーにゃは白くてトロトロしたものが大好きなんだねぇw
804 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 21:12:55.96 O
从*∩ ロ∩)<違うっちゃ!
805 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 22:24:55.50 O
かめれな漫画化かアニメ化しないかなぁ
道重財閥と飯窪財閥の力でw
806 :
名無し募集中。。。:2012/07/25(水) 23:40:08.86 O
ノノ;´ー`)<アツイデスヨ…
807 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 00:04:22.21 0
>>805 かめれなしげの関係性は完璧エロ漫画向きなんだけど
周りに男キャラが多すぎるw
808 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 00:11:03.24 O
中等部はともかく高等部はれいな以外男だもんなw
809 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 00:24:50.55 0
実写化でも可
810 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 00:42:02.54 O
ハロメンでやらないかなぁ…w
811 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 01:14:08.82 O
ノd’ー’)<じーんせーいらくありゃくーもあーるーさー♪
812 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 01:43:21.78 0
>>806 クソ暑いのに抱き枕状態のれいな君は決して離さないえりりん
813 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 01:51:37.79 0
負けじとじんわりと汗ばんだえりπに吸い尽いて離れないれいな君
814 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 01:52:07.27 O
ノd;´ -`) アツイケン…マアイッカ///
お互い様たなえりw
815 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 03:03:47.36 0
やっと熟睡した二人かられいな君だけ引っ張り出してつまみ食いするさゆみん
816 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 04:19:56.96 0
从;- 。.-)アンアン…///
817 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 04:57:22.52 O
ノd*´ ロ`)フニャァー
818 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 09:53:26.23 0
落ちるの!
819 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 10:09:24.49 O
シゲGJ
820 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 11:51:56.45 0
ノノ*^ーノd*´ ロ`)
821 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 12:28:23.18 0
髪を切って露わになったうなじを
えりりんにペロリと舐められ身を震わすれいな君
822 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 12:56:00.94 0
从*- 。.-)
823 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 12:58:26.88 0
夏休みのある日、生田くんの家にまたまた佐藤くんと工藤くんが遊びに来ました
「悪い、オレの部屋エアコン壊れたと。扇風機回すと」
「いいっすよ」
「せん風機も、楽しいです」
佐藤くんは早速、扇風機の前に正座して、『わ〜れわれ〜は〜、う〜ちゅ〜じんだあ〜』と声を震わせてふたりを笑わせました
「野郎だけやし、パンイチでもいいやろ。暑いし」
生田くんが言い出すと、
「パンイチ、パンイチ!」
佐藤くんは楽しそうにがばっとエメラルドグリーン色のTシャツを脱ぎ、ハーパンから足を抜きました
生田くんもシャツとジーンズをそこら辺に脱ぎ捨て、パンツ一丁になりました
824 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 13:04:03.12 0
(げっ!)
おずおずと脱いだ工藤くんは、ふたりのパンツを見てぎょっとしました
生田くんと佐藤くんは、カラフルなボクサーブリーフを履いていました
生田くんにいたっては、蛍光グリーンみたいな派手な黄緑色のパンツです。どこに売っているのでしょう
一方、工藤くんはお母さんが買ってきた白いブリーフです
しかもウエストのゴムの裏に『6年3組工藤遥』と黒マジックで書いていました
(な、なんでふたりともそんな大人みたいなパンツ履いてんだよ!
なんでまた今日に限って小学校の修学旅行に持ってったパンツ履いてきたんだよ、オレ!
あ〜、オレ、『d* ^_〉^)<くどぅーは白ブリはいてるんだよ!名前も書いてた!』って言いふらされて2学期からは『白ブリ工藤』って呼ばれるんだ!終わった、オレ、終わった…)←この間0.07秒
工藤くんが打ちひしがれていると、
「おっ。くどぅー、白ブリやん」
「くどぅー、カッコイイ!」
ふたりから思いがけぬ声が上がりました
「え…」
反応に工藤くんが困惑していると、
「今、白ブリ流行ってるらしいとよ。白とか色の薄いチノパンとか履く時、中が透けんようにって」
「ベッカムも、白ブリはいてたよ!」
「くどぅー、さすがっちゃ!」
「ベッカム、ベッカムー!」
ふたりに囃したてられ、工藤くんは照れながらも悪い気はしません
825 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 13:07:45.31 0
その時
「えりぽーん、借りてたマンガ返しに来たよー」
聖ちゃんがドアを開けて入って来ました
聖ちゃんも野郎3人も全員その場でフリーズします
「―せめてTシャツくらい着て!」
聖ちゃんは顔をそむけて言います
「ごめんなさい」
「す、すみません」
佐藤くんと工藤くんは慌ててTシャツをかぶります
「え、えーと」
生田くんは冷や汗をかいた笑顔で精一杯のフォローをします
「ノーパンよりずっとマシっちゃろ?」
聖ちゃんは無言でつかつかと近付いて、
「サイテー!」
生田くんを一発ぶん殴って部屋を出て行きました
「うぃくたさん、ガリガリくんでほっぺた冷やしますか?」
「おー」
「女の子ってムズカシイっすね」
生田くんのエアコンの壊れた部屋では野郎が3人、パンツ一丁でガリガリくんをかじっていました
暑い時にノーパンはかえってキケン、そしてまぁちゃんのAAコピペ失敗したすんまそん保全
826 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 13:46:48.62 0
工藤君かわいいなぁw
まぁ別世界には高校生にもなってプリント入り白ブリーフを愛用してる奴もいるから安心してw
ノd*` ヮ´) ←
827 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 15:44:30.36 0
怪盗レーニャのプリント入りがお気に入りっちゃ
828 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 15:51:22.58 0
誰か褌をはく強者はいないのか?w
829 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 16:08:50.40 0
シゲ
830 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 16:21:02.38 0
下着売り場にて
ノd*` ヮ´)<ボクサーパンツってかっこよかね!れーなもブリーフ卒業するっちゃw
ノノ*^ー^)<あっ言っとくけど、れーながブリーフ穿かなくなったら絶交ですよ?w
ノd;` -´)<うっ…
ノノ*^ー^)<れーなはブリーフが一番似合うんだからw ホラこっちも可愛いよw
ノd;´ -`)。o(こりゃ一生ブリーフから卒業できんね…)
831 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 16:44:06.79 0
えりりんはブリーフフェチか…そうかそうか…
じゃあ俺もブリーフにしy(ry
832 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 16:47:39.03 0
あれ、その人前にキティ柄のトランクス穿いてなかったっけ?
833 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 17:20:31.25 0
れいなくんは完全ほっかむりチソチソなのでブリーフ、トランクス、ボクサーパンツなんでも履けるはず
剥きたてホヤホヤになるとトランクスが履けなくなってボクサーパンツへとレベルアップする
834 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 18:27:08.52 0
ノノ*^ー^)<真っ白な身体のれーなには真っ白なブリーフがお似合いですよw
ついでにブリーフの裂け目からチソチソ出してあげるとこれまた可愛い〜ウヘヘww
835 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 19:36:49.30 O
836 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 21:12:16.56 0
ほぜ
837 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 21:21:19.73 0
ん
838 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 22:15:40.16 0
>>769-
>>772のつづきっぽいものあとで投下します
从;´ -`)<それにしても暑いっちゃねぇ…
ノd;^ー^)<シゲの家はお金持ちだし超豪華なクーラーで快適なんだろうなぁ…
そんな道重家では…
ノd;- 。.-)<道重財閥はエコに取り組んでるの エアコンは28℃設定なの
(;■_■)<若、冷たいジュースでもお持ちしましょうか?
エコモニっていたよねそういえば保全w
839 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 22:20:27.88 0
これは期待大!!!
840 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 22:41:42.42 0
エコモニ。さゆりかこんさゆさゆこはどれだっけ?
841 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 23:02:37.83 O
さゆりかじゃないか?
さゆこははレインボーピンク?だっけ?
842 :
名無し募集中。。。:2012/07/26(木) 23:28:37.22 0
エコモニ りかさゆ
レイピン さゆこは
こんさゆは特にない
843 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:00:00.25 0
844 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:14:17.31 0
ちょwww
845 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:50:21.31 0
かめれなのちょっと早い花火大会保全小ネタのつづきっぽいもの
【工藤君と佐藤君の場合】
工藤君と佐藤君はともに甚平を着ていた。
ふたりともまだ中学1年生であり、浴衣を着るには早すぎる。
しかし、工藤君はこんなオレンジの子どもっぽいやつじゃなくて、光井先輩の紫や、かめい先輩の黒といった浴衣が着たかった。
「くどぅー似合ってるよぉー」
なんて佐藤君は言うのだが、工藤君はあまり納得いかない。
佐藤君はエメラルドグリーンの甚平だが、可愛らしい彼にはよく似合っていて、少しだけ羨ましかった。
「はい、くどぅー」
そんなことを考えながらぼんやりと花火を見ていると、屋台から帰って来た佐藤君がひょいと工藤君にリンゴ飴を渡した。
かき氷を買いに行くって走っていったのに、なぜリンゴ飴なのだろうと思うが、工藤君は黙って受け取った。
「あのね、リンゴ飴の方が栄養あるんだよ」
「……ウソだろ?」
「うん、ウソ」
佐藤君はそう言うと悪びれた様子もなく、リンゴ飴を齧った。
彼はなんでも美味しそうに食べるから、見ているこちらもなんだか嬉しくなる。
そうやって言えば調子に乗るだろうから、工藤君は絶対言わないのだが。
846 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:51:09.89 0
「ねーねー、くどぅー」
「なんだよ?」
「なんで花火が上がるとたまやーって言うの?」
ガリっと齧ると歯にザラメが付いた。砂糖の塊が口に広がって甘ったるい。
そういえばなんでだっけ?と考えるが、自分でもよく知らない。
「知らないや」
「そっかぁー」
佐藤君はそう言うが、さして不満そうには見えず、リンゴ飴を齧る。
その姿は到底同い年には見えない。その割にやることは大胆だ。この間もどさくさに紛れてキスをしてきた。
そのうち、田中さんにもアッサリと告白したりキスしたりするんじゃないかって工藤君は心配だった。
「あ、くどぅー飴ついてるよ?」
ひょいと顔を覗きこまれて佐藤君に指摘され、工藤君は「え?マジ?」と口元を舌で拭った。
だが、上手く取れなかったので、指で取ろうとすると、「取ってあげるよー」と佐藤君が言う。
一瞬だけ嫌な予感がしたが、佐藤君がずいっと体をこちらに寄せてきたことでその予感は的中した。
「口で取ろうとすんなー!!」
「えー、だってこの方が早いし美味しいじゃん」
「美味しいのは優樹だけだろーがぁー!つーか離れろ暑い!!」
傍から見たら美少年ふたりがじゃれているようにしか見えないが、工藤君はいたって真剣に拒否している。
佐藤君は猫のじゃれあいのように楽しんでいるのか、工藤君にひっついて離れない。
847 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:52:07.63 0
「優樹お前、田中さんが好きなんじゃないのかよ」
「うん、好きだよ」
佐藤君はへらへらっと笑うと漸く工藤君から離れた。
少しだけ甚平が乱れてしまったので、軽く直す。そのとき、彼の胸元が見えて、なぜか工藤君はドキッとした。
慌てて誤魔化すように飴を齧った。さっきよりも甘さが増した気がする。
「でもくどぅーも好きだよ」
佐藤君は先ほどまでの笑顔を何処かにしまいこんで真顔でそう言った。
あまりにも端正で整った彼の表情に工藤君はなにも言えなくなってしまう。
なんでこうも、彼は真っ直ぐなんだろう。天然で、ぶっ飛んでいて、自分よりも年下に見えるくせに、こういうときは大胆だ。
恥ずかしげもなく好きって言って、照れることなくキスをしてくる。
「あー、たーまやー!」
そのとき、派手に花火が上がった。
夜空を彩った赤や青の大輪の花に向かって、佐藤君は叫んだ。
その姿を見ながら、工藤君は未だに納得のいかないまま、リンゴ飴をなんども齧った。
口元が砂糖でべたついてしまったが、もう良いやと花火を見上げる。
段々と、心の中で、田中さんと優樹の存在が大きくなっていくのが、複雑だった。
848 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:52:52.21 0
【たかーし君とにーがき君の場合】
「変じゃない、これ?」
「いやー、似合ってると思うやよ」
たかーし君にそう言われても、にーがき君はどうも落ち着かない。
浴衣なんてあまり着たこともなかったし、背がさほど高くないため、カッコ悪いと思っていた。
「ガキさん、自分が着たいと思ったら着て良いんやで」
「いや、別に僕が着たいって言いだしたわけじゃないんだけど」
「細かいことは気にせんでー。ほら、かき氷!」
いつものことだが、彼のペースに乗せられているなとにーがき君は思う。
そもそものきっかけは、同じクラスのかめい君に「花火しよう」とたかーし君が誘われたからだった。
どうせなら浴衣着て行こうよ!と言いだしたたかーし君に乗せられるまま、着付けをして会場に来ていた。
みちしげ君の実家が財閥で、とてつもない資産家だとは知っていたが、たった1時間弱でここまで会場設営できるのだろうかと逆に感心した。
「ガキさんなに味がいー?」
「え、えーっと…じゃあレモン味」
たかーし君に注文を聞かれ、にーがき君はそう答えた。
このかき氷屋もどうやら彼の実家の財閥のものらしい。どれだけの権力を持っているんだろうとにーがき君はぼんやり思う。
そういえば、後輩の飯窪春菜も、財閥の一人娘だと聞いたことがある。
確か譜久村聖も、祖父が電車マニアで、ミニチュアだけでは飽きたらず、本物の電車を1両買うほどの資産家だとか……
849 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:53:43.45 0
「うちの学校はお金持ちの通う学校なのか?」
「いたって庶民の通う学校やと思うよ」
「うぉぉ!」
思っていたことを口に出し、いつの間にかその会話に入って来たたかーし君に驚くにーがき君。
彼はといえば、いつもの笑顔のまま、レモン味のかき氷をこちらに渡して来た。
にーがき君も動揺を抑えつつそれを受け取り、適当な場所に腰かけた。
「いやー、夏って感じやねぇ」
たかーし君はそうして笑うと、脚をぶらつかせながら夜空に上がる花火を見た。
確かに、浴衣にかき氷、ついでに花火といえば、これ以上ないほどの夏の風物詩だろう。
夏休みに入ってまだ日は浅いが、こんなに夏らしいことを経験するとは思ってもみなかった。
「たかーし君の夏の思い出ってある?」
「えー…なんやろ、あるかな……」
たかーし君は自分でのメロン味のかき氷をストローでガシガシと崩してすくった。
「こうしてガキさんと過ごしてんのも、夏の思い出、かな?」
そう言うと、たかーし君はかき氷を口に運んだ。キーンと頭が鳴って痛い。これもまた夏の思い出かなと笑った。
彼のそんな姿ににーがき君は図らずもドキッとする。どうしてそうやって、真っ直ぐにいられるんだろうとレモン味のかき氷を食べた。
思った以上に酸っぱくて冷たくて、にーがき君は頭をトントンと叩いた。
850 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:54:33.17 0
「あ、そういえばさ」
たかーし君はそう言うと、かき氷を置き、袖の下を探り始めた。
なにをしても画になる人だなと考えていると、彼はそこから小さな袋を取り出した。
「これ、この前買ったやつ。ガキさんにあげるよ」
「え?え、いつ?」
「ほら、生田といっしょに本屋さん行く前に街中歩いたやん。あん時ガキさんに似合うかなってシルバーアクセサリーの店で」
にーがき君は記憶を掘り起こす。
そうだ、確かたかーし君とふたりで街を歩いていると、あのKYがやってきて本屋にいったんだっけ。
あのときは曖昧なままだったけど、確かにたかーし君はなにか買っていた。
「てかなんで僕に?」
「似合うかなって」
半ば強引ににーがき君の手の上にその袋を置くと、たかーし君は再びかき氷を食べ始めた。
にーがき君は断る余裕もなく、グレーの小さな袋を見つめる。黒い紐を解くと、中からは小さなアクセサリーが出てきた。
「イヤーカフ。ガキさんピアスしとらんやろ?」
その存在を知らなかったにーがき君はマジマジとそれを見る。
たかーし君は綺麗な茶髪を耳にかけると、その耳に鮮やかに光るアクセサリーがある。
それがピアスではなく、彼の言う「イヤーカフ」だと気付いたのはまさにそのときだった。
851 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:55:31.28 0
「耳に滑らせて、ここで挟む感じ」
たかーし君に教わるままに、にーがき君はその小さなイヤーカフを手に取った。
耳に滑らせ、ぴったりと落ち着くところできゅっと挟んだ。痛みはなく、綺麗にイヤーカフは耳にとまった。
「これ、似合ってる?」
「似合ってる似合ってる。ガキさんやっぱカッコいいわ」
たかーし君にそう褒められて顔が赤くなるのを感じた。
誤魔化すようにかき氷をかきこむ。余計に頭が痛くなってトントンとなんども叩いた。
―ああ、もう、なんでだろ……
にーがき君がかき氷と格闘するなか、花火が高々と上がる。
何処かで中等部の「たーまやー」という声が聞こえた気がした。
それに負けじとたかーし君は「たーまやー!」と叫ぶ。
―――「こうしてガキさんと過ごしてんのも、夏の思い出、かな?」
ふいに頭の中に、彼の先ほどの言葉がよみがえる。
そんなこと言われて意識しないわけにはいかなくて、だけど意識するのはなんでだと納得いかない。
852 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:56:10.94 0
心の何処かに「好き」という二文字が浮かんだ気がした。
夜空に咲いた大輪の花を見ているうちに、その言葉は徐々に膨れ上がっていく。
花火と違って暗闇に消えることなく咲き乱れた想いに、にーがき君は困ったように頭をかく。
「―――好きって言ったら、どうする?」
瞬間、大きな花火がなんども咲いた。
夜空を裂くような光と音に、にーがき君の言葉はかき消された。
「え?なに?」
聞こえなかったことが良かったのか、やっぱり聞こえてほしかったのか、にーがき君には分からない。
分からないけど、そういうのもいわゆる、夏の思い出なのだろうかとぼんやり思う。
「夏だなぁって思ってさ」
そうしてにーがき君は笑ってかき氷を食べ終えた。
たかーし君は不思議そうな顔をしたまま、にーがき君を見つめていた。
全く以って、夏は厄介な季節だと、にーがき君は思った。
853 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 00:57:52.03 0
849の改行間違えてますがとりあえず今日はこの2組で終了です
全員出演予定ですが頑張れるかしら…w
854 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 01:20:24.37 O
d*` 。.´)頑張れなのおおおお
855 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 01:27:48.94 0
ぬあああああああなんと綺麗な男共めえええええw
他もどっぷり期待してます
856 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 01:47:08.24 0
この流れはかめしげが来る流れなの
857 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 01:54:00.46 0
ヤロウばっかりなのになんて美しい恋物語なんだ!!!
858 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 02:07:22.77 0
>>856 ノハ*゚ ゥ ゚)<でもそうはならなかった!
859 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 02:33:48.55 O
飯窪さんまさかの阻止ww
860 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 03:14:52.91 0
つ凸【デカビタ】
861 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 04:58:44.28 0
つ 【デカチン】
862 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 05:00:50.72 0
っ 【れなチン】
863 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 05:03:21.54 0
⊃ 【シゲチン】
864 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 05:36:24.82 0
お前らあさっぱらから…w
865 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 06:29:06.59 O
ノd*^ 。.^)<かめしげを期待するの
866 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 06:41:30.58 0
∈ノd*^ 。.^)∋<土用の丑の日うな重の日だから主役はわ・た・し♥
867 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 08:27:35.76 0
ノハ*゚ ゥ ゚)<うな重さん…
868 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 11:31:28.38 0
俺の記憶が確かなら、
うな重ってうなぎがご飯(メシ)の上に載ってて重箱に詰められてるヤツですよね?
869 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 12:35:45.52 0
∈ノハ*゚ ゥ ゚)∋
870 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 13:01:21.65 O
昼休みに吹いたわww
871 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 13:33:12.25 0
ノハ*∩ゥ ∩) 道重さんが私の上に…キャー♥
872 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 14:58:20.93 O
シゲ……w
873 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 17:02:55.10 O
从*` ヮ´)<シゲ良かったっちゃねw
ノd*^ー^)<良かった良かったw
ノd*> 。.<)<良くないのぉ!
874 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 19:05:23.42 O
(+□_□)<お嬢様に指一本でも触れたらただじゃおかないからな
(+■_■)<うちの若に何かあったらそのスーツもメガネも朱く染めてやる
875 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 19:17:18.99 0
まさに犬猿の仲
876 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:14:48.40 O
2人に和解してほしいと思う反面
道重財閥VS飯窪財閥の本気の抗争を見たいとも思うw
ある意味第3次世界大戦かも…
877 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:29:21.28 0
かめれなのつづきっぽいもの投下します
花火大会なのか夏祭りなのか、お前らいつの間に浴衣着たんだ!ってツッコミはナシですww
そして
>>784マジでごめんm(__)m
【生田君と聖ちゃんの場合】
生田君の心臓は先ほどから高鳴ってやまない。それは、聖のピンク色の浴衣姿のせいだった。
淡いピンクと白地の浴衣、それに合わせて髪をまとめ上げ、うなじを見せるその姿は、あまりにも非日常的だった。
小さいころにもなんどか彼女の浴衣を見たことはあったが、中等部に上がってからは初めてだった。
あの頃よりも大人になった聖の姿を改めて見ると、生田君はどうしようもなくなってしまう。
「えりぽーん、日焼けした?」
「へ?え、あ、いや…まぁ……」
顔が紅潮しているが、別に日焼けしたわけではない。
聖が可愛いすぎるせいっちゃなんて言えたらなぁと思うが、到底言えそうにない。
だけど、いつまでもヘタレでいるわけにもいかんよなぁと必死に生田君も考える。
「えりぽんの浴衣、似合ってるよ?」
「へ?」
「なんかカッコいいね、いつもと違って」
生田君も中等部に上がって初めて、というより生まれて初めて浴衣を着た。
白地に淡い緑のラインの入った浴衣は、母親が買ってくれたものだった。
878 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:29:59.56 0
「み、聖も……か、可愛いっちゃよ」
「ホントに?良かった、ありがと」
そうして聖は優しく笑い、生田君に見せるように一回転してみせた。
垂れていた髪がふわりと舞って綺麗だった。
幼馴染という関係でいることはとても心地良いけど、それから変化していきたいとも思っていた。
劇的な変化が起きるわけじゃないと思うけど、それでも一歩進みたかった。
「あ、えりぽん、かき氷あるよ?」
聖は生田君の手を取って屋台へ向かおうとする。
どーんと後ろで大輪の花が咲いた。なんだか後押しされている気がする。
「あ、あのさ、聖……」
「うん?」
屋台へ向かうその足を止め、聖は振り返った。
ただそれだけで、生田君の心臓は高鳴る。ああ、なんという破壊力……
鼻血が出そうになるが、生田君は必死に堪えた。
「あ、あの……」
夏の風が吹いた。どーんという大輪の花が夜空に咲く。
いましかない。夏の力を借りて、今日という今日は伝えたい。
879 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:31:36.42 0
「どうしたのえりぽん?」
必死にコンディションを整えていた生田君を、聖は下からひょいと覗きこんだ。
円らな瞳に吸い込まれそうになる。ああ、もう、ムリ!と生田君は半ば自棄になり強行手段に出た。
生田君は周囲の目も気にせずに、ガバッと聖の体を抱きしめた。
「え、え、ちょ、えりぽん…?」
聖は急に抱きしめられて少しだけ抵抗する。
しかし、腕の力が強い生田君の体はびくともしなかった。
突然の行動に自分自身で焦っているが、抱きしめてしまったからにはもう云うしかない。
精一杯、この心に浮かんだ想いを、ただあなたに伝える以外に術はない。
「聖が好きっちゃ」
どーん。どーん。と花火が咲く。
光と音が何処か遠くで響いている。
世界が一瞬だけ制止したような気がする。勿論それは、気のせいなのだけど。
「オレは、聖が好きっちゃ。世界でいちばん、愛してるっちゃ」
たったの二文字だ。
「好き」というたったの二文字を伝えるのに、生田君は14年間も遠回りをして来た。
だけど、この心の想いを伝えるだけの苦労がこの14年間にはあった。
鞘師君というライバルもいたし、自分のヘタレをなんとか脱却しなくてはいけなかった。
それらはなにひとつ解消されていないけれど、それでも生田君は必死に伝えた。
ただ純粋に、聖のことが大好きだと―――
880 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:32:29.37 0
「えりぽん……」
聖は抵抗するのをやめ、そっとその腕を生田君の背中に回した。
ふいにやってきた温もりに生田君はドキッとする。あれ、こんなに人って温かかったっけ?
「ウソ、とか、冗談とかじゃなくて……?」
探るような聖の声に生田君は大きく首を振る。
短めの髪が激しく揺れるがそんなことも気にせず、「マジ、大マジ!」と言う。
「ずっと好きやったっちゃん……聖が」
心なしか声が震えた。
いつだって、幼馴染という関係に逃げて、鞘師君に嫉妬するばかりで、行動に移さなかった。
幼馴染であることは楽しいけれど、その先に行きたいから、生田君は精一杯の告白をした。
たぶん、順番は間違っているし、やり方も正統派じゃないのだろうけど。
「……えりぽん、あのね」
聖は生田君の肩をそっと押して距離を取った。
とてもじゃないが彼女の顔を真っ直ぐに見ることはできず、生田君は顔を伏せる。
それが聖には不満なのか、優しく子供を諭すようにもういちど「えりぽん」と呼ぶと、漸く生田君は顔を上げた。
真正面から、彼女を見る。ああ、ヤバい。やっぱり、花火なんかより、全然、聖の方が綺麗っちゃ―――
881 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:33:24.28 0
「私も、好きです」
聖がそうして柔らかく微笑んだが、生田君はたっぷり10秒の沈黙のあと「へ?」と返した。
実に間抜けな表情だが、それがおかしかったのか、聖もフフっと笑い、「だから」とつづけた。
「私もえりぽんが好きです」
どーん。どどーん。ぱーん。どーん。と花火が連続で上がる。
光に照らされた聖はどうしようもなく綺麗だった。
整理が追い付かず大パニックな生田君の脳内を無視して夜空に花が咲く。
―寝言?夢?ウソ?冗談?からかい?いや、え、待って、へ?え?うぇぇ?!
「あ、あの……み、聖っ…」
生田君がなにか言葉を紡ごうとするが、どうにも音にならない。
ただ鯉のように口をパクパクさせていると、聖はまた優しく笑った。
そして、その大きな瞳を閉じてそっと顔を傾けた。
―キ、キ、キ、キスして体勢やとぉぉぉぉぉ?!!
あまりにもとんとん拍子に物事が進むことに生田君の思考はショート寸前だった。
しかし、なんとかこの好機をものにしようとロボットのようにガクガクした動きで聖の肩を掴む。
夢でも現実でもどっちでも良い。とにかく、キスしてしまえと生田君は唇をいちど舐める。
そしてゆっくりと彼女に顔を傾けて近付けた―――
882 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:35:24.07 0
-------
ぼんやりと目を開けると、聖の心配そうな顔が飛び込んできた。
「うぉ、聖?!」
「あ、起きた?てゆーかだいじょうぶえりぽん…?」
「え、あ、え、オレ……え?」
生田君がガバッと起き上がると、微かに後頭部に頭痛が走った。
聖は「もう、心配したんだよ」と氷嚢を生田君の頭に乗せた。
なにがなんだか分からないといった彼に、聖は「あのね」と口を開く。
「えりぽん、鼻血出して倒れたんだよ、覚えてない?」
「は、鼻血?い、いつ?!」
「いつって、さっき」
記憶がないが、どうやらあまりの興奮に鼻血を出して倒れてしまったらしい。どうりで後頭部が痛いわけだと納得する。
しかし、問題はいつ記憶を失ったかだった。聖は「さっき」と言うが、「さっき」とはいつだ?!
ぼんやりと思い当たるのは、キスする直前と、聖の浴衣姿を目にしたときだった。
前者ならともかく、後者なら告白より前だが、まさかそのときだろうかと生田君は焦る。
883 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:36:08.59 0
「え、オレ、聖になんか言った?」
「なんかって…浴衣が可愛いねとかだけど……」
瞬間に生田君は崩れ落ちる。ああ、告白の前デスネ……
あんなリアルな夢オチなしっちゃよー!っと叫びたくなるが、到底言えそうにない。
「ほら、まだ気分悪いだろうし、寝てて良いよ」
そう言われ、生田君は聖に軽く肩を押され、そのまま倒れ込んだ。
よくよく状況を整理すると、生田君はベンチに横になり、聖の膝の上に頭を乗せている状態だ。
いわゆる膝枕をされていることに気付いた彼は再び鼻血を出しそうになるがぐっと堪えた。
聖は扇子で生田君を扇ぎながら、「花火すっごい綺麗だねー」と遠くを見た。
―言えんかったか……
生田君は氷嚢で目を覆った。せっかく夏の力を借りて告白できたと思ったのにと唇を噛む。
でも、夢の中で言えたなら、現実で言えないはずはない。
今日はもう無理かもしれないけど、絶対、絶対いつかこの想いは伝えようと決意した。
「―――もういちど告白してくれるの、待ってるからね」
聖はそうして楽しそうに微笑んだことに生田君は気付かない。
大きな花火にかき消された聖の小さな悪巧みは、中等部らしい、恋の音だった。
884 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 20:38:02.04 0
885 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 21:17:17.05 0
ぎゃーーーーぁっ!!!
ぽんぽん甘酸っぺぇーーー!!
イイナァ…
886 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 21:38:54.31 0
カップル成立かと思いきや!w
ノ9|*♥_ゝ♥) ミジュキィ〜♥
887 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:07:32.14 0
つづきですよーw
【鞘師君と亜佑美ちゃんの場合】
鞘師君がその現場を目撃したのはたまたまだった。
トイレを済ませて香音たちのもとへ帰ろうとしたとき、人目につかない場所に立っているふたりを見かけた。
それが聖と生田君だと気付くのに10秒もいらなかった。
なんだか良い雰囲気のふたりだったので、いつものように邪魔をしようかとも思ったが、鞘師君はなにもせずにただ黙って見ていた。
それはあまりにも、生田君の顔が真剣で、聖の顔もまた、彼を待っているような気がしたからだった。
「結局、両想いなんかのぉ、あのふたり……」
鞘師君は事の顛末を見届けぬまま、その場を離れ、ブラブラと歩いた。
このまま香音のもとに戻るのもなんだか億劫で、なんとなくひとりになりたかった。
そこへ現れたのが、ひとつ上の先輩の石田亜佑美だった。
「鞘師君!勝負よ!」
彼女はいつもこうやって鞘師君に勝負を挑んでくる。
たいていはダンス対決なのだが、いまは夏祭り真っ最中。どんな勝負をするつもりだろう?
「……えーっと、なんの勝負?」
「え?あ、えーっと……ダンスの!」
「ダンスって、盆踊りしかないじゃん」
「じゃあ盆踊りの!」
どんな勝負だよそれと苦笑しながら、鞘師君は彼女に歩み寄った。
888 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:08:29.08 0
鞘師君より年上で、身長も幾分か大きいながらも、何処か抜けている天然な亜佑美。
中等部に入ってから知り合った彼女だが、何処となく鞘師君は彼女のことが気になっていた。
特にその、ぷるんとした唇が。
「相変わらずぷるぷるだぁ…」
「だから何処見てるの!」
「え、あ、いやー、そうじゃなくてさ」
そう誤魔化すが、どう見たって誤魔化し切れていない。
亜佑美は不審そうに鞘師君を見るので、彼は大袈裟に肩を竦め、話を逸らした。
「その浴衣、亜佑美ちゃんの?」
「え?あー、お母さんが小さい頃に着てたんだって。やっぱおばさんくさい?」
「ううん、亜佑美ちゃんぽくて可愛いね」
そうして鞘師君はクスッと笑った。いつも細い目がよりいっそう細くなる。
切れ長で少しだけ怖そうに見える鞘師君だが、笑った顔は歳相応で、亜佑美はなぜか心臓が高鳴った。
「鞘師君も……似合ってると思うよ」
「えー、赤の甚平なんて子どもっぽいよ。早く浴衣が似合うようになりたいんじゃけぇの」
「え?いまのって方言?」
889 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:09:18.09 0
言ってしまってから鞘師君は「あ」と思う。
両親が広島出身であるため、鞘師君もいつの間にか広島弁がうつり、時たまこうして喋りに出てしまうのだ。
怖いって言われるから使わないようにしてたんだけどなぁと思うと、亜佑美は目をキラキラ輝かせた。
「私も東北出身だから、方言って凄く馴染みがあるの!」
「え、そうなの?亜佑美ちゃんってあんまり訛りない印象なのに」
「ううん、こっちに引っ越してから使ってないだけで、地元だと凄いよ」
亜佑美との方言トークに盛り上がっているうちに、鞘師君は先ほどまでの暗い思いを何処かへ忘れてしまっていた。
自分の恋の終着点が何処に行きつくのか、鞘師君自身まだ分からない。
だけど、いまはまだ、このままでも良いのかもしれないなと思う。
先延ばしにしているのかもしれないけれど、もう少しだけ、いまのそれぞれの関係のままでいたいんじゃとぼんやり思った。
「……だから何処見てるの?」
「いや、唇綺麗じゃなぁって思って」
890 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:09:57.50 0
【香音ちゃんと光井君の場合】
香音がその現場を目撃したのも、やはり偶然だった。
ずいぶん長いトイレだなと鞘師君を探しに行ったとき、鞘師君が先輩の亜佑美と仲良く話している現場に遭遇した。
しかも相変わらず、彼は亜佑美のぷるんとした唇に目を奪われてしまっている。
「フラフラしすぎなんだろうね……」
香音はふたりに気付かれないように、その場を去った。
鞘師君が聖のことを好きなのは香音も知っている。その好きが、愛情なのか幼馴染としてなのかは分からない。
最近では亜佑美のことも気になっているらしいし、ダンスのおかげで校内ではちょっとした人気者になっている。
別にそれは構わないし、香音には関係のないことなのだけれど。
関係のないことなのだけれど、だけれど、だけれど……
「なんでこうもモヤモヤするんだー!!」
鬱屈した思いを晴らそうと叫んだとき、怪訝そうな目をして現れたのは光井君だった。
「なにしてんの香音ちゃん…」
「あ……光井先輩すみません」
「いや、かまんけど、どしたん?なんかあったん?」
紫の浴衣を着こなした光井君は香音の憧れの存在だった。
だれにでも優しく、気遣いのできる彼のことを香音は尊敬していた。
そんな人から「どうしたの?」と聞かれては、思わず相談してしまいたくなる。このどうしようもない想いを。
891 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:10:34.78 0
「あ、ちょっと待ってて」
香音がなにを言うか迷っていると、光井君は彼女を置いて何処かに走り去っていった。
きょとんとしているのも束の間、彼は屋台で買って来たサイダーを2本指に挟んで戻って来た。
「コイツとなんかあったんやろ?」
サイダーを渡して微笑んだ彼に、ああ、もう誤魔化せないんだと香音は苦笑し、「はい」と答えた。
ふたりはベンチに座り、同時にサイダーを開けた。小気味良い炭酸の音が周囲にじんわり広がる。
「よく分かんないです、私にも」
一口飲んだあと、香音はそう言った。
「里保ちゃんがフラフラしてるのは私に関係ないはずなのに、なんだかイライラするんです。なんでですか?」
「直球やなぁ相変わらず……」
香音の言葉に光井君は苦笑しながらサイダーを呑んだ。
甘い味と炭酸のしゅわしゅわとした爽やかさが口内に広がって、なんとなく夏だなと思う。
「香音ちゃんは、鞘師にどうしてほしい?」
「どうして……うーん、別にどうもしてほしくないんですけど、なんか……なんかイラつくんです!」
「困ったもんやなぁ…」
892 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:11:22.25 0
光井君はその想いの名前を知っている。
しかし、どうすることが正解なのかは、自分自身で見つけ出さなくてはならない。
どうアドバイスしたが良いのやらと考えながら「そうやねぇ…」と返した。
「いまはまだ、知らんでも良いのかもね、香音ちゃんは」
「なにを、ですか?」
「なんでイライラしてんのか、その心にある想いの名前をつけんのは自分やから」
光井君の言葉に香音はきょとんとする。全く、我ながら臭いことを言っているなと思う。
サイダーをもう一口飲んだ。相変わらず、甘ったるい夏の味だ。
「こんなこと言うのもなんなんですけど」
「うん?」
「私は先輩の方が心配です」
「……なんで?」
「だって光井先輩、田中さんのことが好きなんですよね?」
その言葉に光井君は思わずサイダーを噴き出しそうになった。
あれ?いつの間に話がバレているのだと頭を整理する。そんなに分かりやすかったっけ?と苦笑した。
「いつ気付いたん?」
「あ、里保ちゃんが言ってました。あれは絶対好きだって」
893 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:12:00.64 0
ああ、そういえばいつだったか、屋上でサボってた鞘師君と生徒会室に行ったことがあったっけと光井君は思い出す。
あの野郎、すぐに喋りやがって…と思うが、もう後の祭りだ。
どうせかめい君にも話は行っているんだろうなと思いながら、「そう、やね」と認めた。
「いまはまぁ、遠くで見守るのも悪くないかなって思う」
「……寂しく、ないですか?」
「だから、いつか僕だけに振り向いてくれる女の子見つけますよ。僕、これでもモテるんですよ?」
そうして笑う光井君に香音は思わず笑ってしまった。確かに彼は、モテそうだった。
いまは遠くで見守る…か。と香音は彼の言葉を復唱しながらサイダーを飲む。
答えが見つかるそのときまで静観するのも、ある意味で戦法なのだろうかと考える。
「香音ちゃんはだいじょうぶやって」
「なにがですか?」
「さぁ、なんでしょう?」
意地悪く笑う光井君のことを、香音は一瞬だけ、嫌いになりそうだった。
どうしてたったの3つしか違わないのに、高等部の先輩たちはこんなに余裕があるのだろう。
私だって、私だっていつかは、そうやって余裕のある人になりたい。
こんな些細な事で、理由も分からずにイライラするのは、イヤだ。
894 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:12:44.22 0
「もがくのも青春やって、だれか言ってたよ」
「え?」
「足掻いてもがいて苦しんで、それが僕らの特権なんやって」
夜空を光と音が走る。
派手に切り裂いた花火は一瞬で空の主役となり、そして消えていった。
いま、こうしてジタバタともがくのも、中学生や高校生ならではの特権なのだろうか。
随分とひどい特権だなと香音は思うが、何処となく、先ほどよりも軽くなったような気がする。
「青春って大変ですね」
「青春は大変なんよ」
そうしてふたりは顔を見合せて笑った。
すべてに答えが出るときは、足掻いてもがいて苦しんだあとなのだろうか。
だとしたら、この特権を最大限に使って、青春を謳歌しようじゃないか。
ある意味でそれが、中学生や高校生の仕事なのかもなと香音はサイダーを飲み干した。
895 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:14:31.10 0
今日は此処までですw
肝心の高等部は現在鋭意執筆中なのでごめんよシゲ・・・w
夏なので物語が少しだけ進めば良いなと思ってそれぞれ微妙に燃料投下しました
最終的にどうなるかは住人の皆さんの妄想力次第ですノシ
896 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 22:58:52.85 O
897 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 23:32:40.38 0
どれも青春してて最高でした!
高等部も期待してます
898 :
名無し募集中。。。:2012/07/27(金) 23:49:48.84 0
夏やなぁ〜ww
それにしても愛佳の男キャラはみんな素敵やな
俺が女の子なら惚れるわw
899 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 00:13:32.98 0
900 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 00:18:13.08 O
どぅーホントに少年だなw
何年後かにすごい美人さんになりそうな気がするw
901 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 00:39:37.02 0
マネ曰く、しょっちゅう二人でギャーギャーやってるらしいからこの二人で何かできたらなぁ…
でも皆はまーちゃんとどぅーでBLさせたいみたいなのでやめとこうかな
902 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 01:48:25.19 0
>>896 可愛さ三割り増しぐらいになってる
ノd;^ー^)<彼氏としてはれいなが可愛いのは嬉しいんだけどライバル増えちゃいそうだなぁ…
903 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 02:59:04.53 0
れいなをギュッと抱っこして、うなじをチュッチュッしながら
たわいのない話をするのがマイブームなかめい君
904 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 04:57:02.83 0
オリンピック見てたはずがいつのまにかイチャコラってパターンだろ、どーせww
905 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 05:05:06.05 0
ノd*^ー^)<ロンドンえり輪、絶倫ピック開幕ですよ?wウヘヘ
从;´ ロ`)<そんなん始まったられいな壊れてしまうとよ…
ノd*☆ 。.☆)<金タマメダルが欲しいの♥
906 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 05:54:28.89 0
ノd*^ー^)<絶倫ピック開脚式を執り行います!w
くぱぁ
从*∩ロ∩)<ぃやあぁぁん…///
ノd*^ー^)<ボクの燃え盛る精火でれーなに火つけてあげるからねw
907 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 07:12:31.30 0
朝からナニやってんだこいつらw
908 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 07:32:20.39 O
中等部の初々しい青春みたあとだと落差が…w
909 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 08:23:24.83 0
ワロタ
910 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 09:43:48.65 O
>>901 ハo´ 。`ル<書きたいのを書いて良いんだよ!
911 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 10:25:14.34 0
ハル坊.....
912 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 11:07:26.09 0
さらっと910とったなww
913 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 11:58:40.87 0
今日はリリイベなのか
さゆれなイチャイチャ報告宜しく!w (`・ω・´)ゞ
というわけで昨日の続きです保全代わりにどうぞw
【みちしげ君と飯窪さんの場合】
「その浴衣姿似合ってます!」
そうして暑苦しいくらいにみちしげ君のピンクの浴衣を褒めたたえるのは、道重財閥のライバル、飯窪財閥の一人娘だった。
飯窪春菜はなんの衒いもなく、真っ直ぐみちしげ君を見つめてそう言うので、みちしげ君も無下にはできない。
段々と彼女のペースに呑まれていくのを自覚し、慌てて首を振った。
「さゆみが似合うのは当たり前なの」
「そうですよね!みちしげさんなんでも似合います!可愛いからオールOKです!」
強めに押してみれば引くかと思いきや、彼女も負けじとガンガンに押してくる。ある意味で強情だと思う。
こうなったのも、かめい君とれいなを見失ったせいだった。
トイレに入った隙にあのふたりに逃げられるなど、みちしげ君にしては初歩的なミスだった。
しかし、今日のこの「夏」という空気に、彼も少なからず浮かれていたせいか、足元を固めるのに失敗した。
結果、敵対財閥の一人娘に絡まれて、こんな空気になってしまっている。別にどうしても嫌というわけではないのだけれど。
914 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 11:59:26.05 0
「つーか、その袋なに?」
みちしげ君は話題を変えようと、春菜が持っていたビニール袋に目を持っていった。
「あ、これ、差し入れなんです。みちしげさんの家の方にも」
そうして彼女がビニール袋から取り出したのは、1本の缶ビールだった。
中には保冷剤や氷も入っているのか、随分と冷たそうだった。それに比例して、袋は随分重そうだ。
「それ、持っていくの?」
「はい!花火上げてる私の執事と、みちしげさんの執事の方に!」
春菜はそう言って下駄をカラカラ鳴らしながら、花火を上げている舞台裏に歩いて行った。
まだ渡して良いとも言っていないみちしげ君は慌てて彼女のあとを追いかける。
みちしげ君よりも少しだけ身長の低い彼女は、彼と同じくらいに黒い髪を伸ばし、茶色地の落ち着いた浴衣を着ていた。
いや、チョコレート色と言った方が正しいだろうか。
「ねぇ」
「はい、なんでしょう?」
ちょっと話しかけただけで彼女は嬉しそうに振り返る。
小さな顔に、くりくりとした丸くて大きな瞳はよく映える。それは少しだけ羨ましいけど口には出さない。
915 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 12:00:09.58 0
「さゆみの何処が好きなの?」
「好きなものに理由が必要ですか?」
禅問答のように返され、みちしげ君はなにも言えなくなる。
確かに、みちしげ君がかめい君を好きな理由だって、明確には言い表せない気がしたから。
「在りのままのみちしげさんが好きなんです。そのままでいてほしいんです、ずーっと」
「……在りのままのさゆみ、意外と腹黒いよ?」
「腹黒くないと道重財閥の当主は務まりませんよ」
じゃあ飯窪財閥はどうなんだと聞き返そうとして、やめた。
こうして敵対財閥の当主と会話することなど、向こうの財閥当主からすればあり得ないことなのだろう。これは例外中の例外なのだ。
現在の飯窪財閥の権力者は春菜の両親であり、春菜の持つ権力はみちしげ君の比ではない。未だ彼女は、当主の器ではないのだ。
果たして彼女が、そのまま当主の座に座るかは分からないが。
―てかなんでさゆみが考えてるの……
思考が支配されるのが常になっていてどうも納得できない。
飯窪春菜は嫌いではない。かと言って好きでもない。ただの友人のはずなのに、引っ掛かって離れない。
こんなに真っ直ぐに好きと言われるからだろうか。
「さゆみは絵里が好きなの」
誤魔化すようにみちしげ君が話すと、春菜はいまさら?と言わんばかりの目で「知ってますよ」と返す。
こうもあっさり肯定されちゃ、なんて言って良いのか分からない。ああ、もう、なんで今日はこんなに手玉に取られてしまうの!
916 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 12:01:06.11 0
「そういえば、田中さんとかめいさん見かけましたよ」
「ウソ?何処で?!」
「えーっと、ふたりで屋台の奥の方に歩いて行ってましたけど…」
その言葉にみちしげ君の「かめれなセンサー」がピコンと反応する。
あのエッチなふたりのことだ、中等部もいるし人が多いからイチャイチャしないと見せかけて、どうせ我慢できないに決まっている。
ふたりで人目のつかない場所でチュッチュする気だなと直感した。
これは早めに黒服にビールを届けて監視カメラを設置するの!とみちしげ君は俄然萌え…いや、燃え始めた。
【黒服さんと白服さんの場合】
「あー、しーちゃんおつかれさまぁ!」
急に明るい声を出した春菜に、しーちゃんってだれなの?!とツッコミたくなったが、黙っておいた。
彼女に真っ先に振り返ったのは、飯窪財閥に遣える執事兼SP、白い服を身に纏った彼だった。
大方、白いからしーちゃんと呼ばれているのだろう。考えることは、どの財閥もいっしょかと苦笑した。
「お嬢様…その呼び名はいかがなものかと……」
「いーじゃない。私が呼んだ名前があなたの名前なんでしょ?」
そう言われて白い服の彼は恥ずかしそうに顔を伏せて作業に戻る。
なるほど、名を教えてはいけないという掟まで同じなのかとみちしげ君は笑った。
917 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 12:02:30.22 0
「はいこれ、黒服さんにも」
春菜はそう言うと、袋から缶ビールを取り出し、現在はクロと呼ばれている道重財閥の執事兼SPに渡した。
黒服の彼はビールと彼女を交互に見ると、慌てて首を振った。
「いえ、私はこんなものを受け取る立場のものでは……」
「いーじゃん、暑いでしょくーちゃんも?」
みちしげ君が横からしゃしゃり出ると、黒服の彼は顔を紅潮させ、白服の彼は「ぷっ」と軽く噴き出した。
てめぇいま笑ったな?と言わんばかりに睨みつけるが、飯窪財閥の彼はどこ吹く風で口笛を吹く。
「ホント、いつもごめんね、ワガママ聞いてもらって」
「はっ。いえ、お気になさらず。若のシアワセが私のシアワセですから」
そうして道重財閥に遣える彼はは恭しく首を垂れた。飯窪財閥の彼はその様子を黙って見つめている。
春菜も同じように黙って見守りながらも、「これ、飲んで下さいね」と傍にビールを数本置いた。
クロは困ったようにそれを見るが、みちしげ君が笑ったので、素直に受け取ることにした。
「じゃあ、さゆみたちそろそろ戻るの」
「くーさんもしーちゃんも、熱中症気をつけてね」
そうしてふたりは互いの財閥に遣える彼らに背を向けると、彼らは条件反射的に立ち上がってこう言った。
918 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 12:03:24.44 0
「若」 「お嬢様」
「「お気をつけて、行ってらっしゃいませ」」
ほぼ同時に深く頭を下げていた彼らを見て、ふたりは思わず笑った。
なんだ、結局は良いコンビじゃないかとみちしげ君は手を上げて応え、「はいはい、分かったの」と返した。
春菜も同じように頭を下げ「じゃあまたね」と手を振った。
ふたりの当主の姿が見えなくなるまで、彼らは黙って見つめていた。
「お嬢様……」
その姿が闇に消えたとき、そう呟いて深く腰を下ろした。
暫く花火の打ち上げ作業は部下に任せるのか、缶ビールのプルトップを開けた。
「おい、道重の」
小休止をいれようかというときに敵対財閥に強く話しかけられ、彼は思わずムッとした。
なんだとも聞き返さずに視線だけ送ると、彼はくいっとビールを煽り、「私はな」と切りだした。
「私は道重財閥の嫡男に首を垂れる気はない。私の血は最後の一滴まで、飯窪家に遣える者の血だ」
彼は地面の一点を見つめながらそう呟く。
その言葉には彼も同意だった。彼もまた、飯窪財閥の長女に首を垂れる気はない。
あの雨の日の近い以降、いやそれよりもっと前より、彼に流れる血は、最後の最後まで、道重財閥に遣える血だった。
919 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 12:04:25.96 0
「だけどな……」
彼はいちど言葉を切り、つづけた。
「お前と同じなんだ」
「……なにがだ」
「…当主のシアワセが、私のシアワセなんだよ」
飯窪財閥の彼は派手にビール缶を傾けると喉を鳴らして胃に送り込んだ。
夏といえばやはりビールが合う。こんな暑い夜には最高だと言わんばかりの飲みっぷりに感心する。
「気にするな、それが我々の生き方なんだ」
道重財閥に遣える彼はそう言うと、敵対財閥の娘から貰ったビールを開けた。
ぷしゅっと小気味良い音が響くと同時に口をつけ、喉を鳴らして呑み込んだ。
「どういう結末を辿るかは、だれにも分からないさ」
「……道重財閥の当主は、亀井という少年が好きなのだろう?」
「だからと言って、飯窪の長女と結ばれないという結末に至らないとも限らない」
人生なんてどう転ぶかだれにも分からない。
それこそ、我々の道筋など、レティクル座かシリウス座に住んでいるという“かみさま”とやらが操作しているのかもしれない。
その“かみさま”の気まぐれで、すごろくの駒のように何処へ進むかも分からないものだ。
だからこそ、人生は楽しいのかもしれないが。
920 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 12:05:17.35 0
「道重の当主は、自分で亀井少年を手に入れるかもしれんがな」
「どうだろうな……」
「え?」
「若のシアワセもまた、複雑なんだよ」
彼はそうして夜空に上がる花火を見ながらビールを呑んだ。
夏を思わせる苦い喉越しに思わず顔をしかめる。
人生はどうしても、思い通りには進まないものなのだなとビールを1缶空けてしまった。
921 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 12:07:05.90 0
>>918ラスト一文「近い」→「誓い」に脳内変換をお願いしますm(__)m
ホントはかめしげも書いてたんだけどやっぱりこっちでw
ラストはあのふたりに締めてもらいますが今日はムリかもしれないです…
922 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 12:34:23.70 0
GJです!!!
いつもの調子が出ないみちしげ君は可愛いなぁw
黒白の二人もなんだか仲良くなれそうで嬉しいw
923 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 13:11:26.70 O
書きかけのかめしげが気になるんだがww
924 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 14:40:02.69 0
甘酸っぱい話書かせたら天下一品ですね!
つづきも期待してます
925 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 15:56:41.84 O
ノd;・ 。.・)フクザツナノ
926 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 17:10:47.53 0
リリイベ一回目行って来た!
さゆれなイチャコラは残念ながら無かったかなぁ…
れーながMCで何回も噛んでさゆが「大丈夫?w」みたいな
ところはあったけど他は特に無かった…泣
セトリはO・T・Tショートバージョンから始まり、自己紹介・はるなんの
緊急記者会見があって怪傑ポジティブA、元気ピカッピカッ!歌って、
軽くトークしてThe摩天楼ショー、O・T・Tそれぞれフルで歌って終わり
って感じだった。
ついでにはるなんの緊急記者会見の内容は、今回のハワイツアーで
はるなんは卒業するらしいです…
チョコレート色をwww
で、握手会してそのまま退場〜
生さゆと生れーなは超衝撃的かわいさだった!!!
最初手ばっかり見て握手してたら3人目がさゆで、やけに長く握手して
くれるから誰だろうと思って顔上げたらさゆで、思わず「おぉ!さゆ!!」
って言ってしまってちょっと恥ずかしかった。。。
さゆはすぐに離そうとしないから今まで以上にすっごい好感度がアップした。
れーなは1番最後で「れーな大好き!」って言ったら超笑顔で「ありがとー!」
って言ってくれた。
みんなの手、超柔らかかった…
この右手一生洗えねー...
927 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 17:41:56.32 O
レポおつ!
さゆれなイチャイチャなかったのは残念だけど
>>926が楽しめたみたいでなんか嬉しいw
そっか飯窪さんチョコ卒業かぁ…ちょい残念w
928 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 18:02:43.15 0
>>926 ハo´ 。`ル<次の握手までには洗っとけよ!
929 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 18:27:34.04 0
洗いたくねぇよぉ〜(泣)
せっかくさゆが長い時間握手してくれてしかもなかなか
離そうとしなかったこの右手を!!(後半やや妄想かも)
930 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 18:34:54.05 0
レポ乙!&どぅごもっともw
そして黒さん白さんかっこいいなw
ちょっと俺も黒白さんで書いてみたくなったわ…その2人であんな事やこんなエロス…
…は書かないけどさw
931 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 19:00:40.16 O
ノハ*゚ ゥ ゚)(´ヮ `*从
シゲ君のことはれいなに相談してほしいw
932 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 19:12:12.38 0
933 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 19:49:54.02 0
>>932 ノd*^ー^)<これをオカズにレナニーするですよ
934 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 20:13:22.08 0
生田君がリアルになる可能性
935 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 20:15:36.52 O
936 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 20:24:12.27 0
937 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 20:25:18.45 0
938 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 20:28:31.40 0
668 名無し募集中。。。 2012/07/28(土) 18:54:45.79 0
まだ出てないみたいだからグダグダでうろ覚えの弄られぽんレポ
田中<生田はー?(オリンピックネタを振る)
生田<前回のオリンピックのときに6人ラグビーとゴルフがオリンピック競技に入るって話があって
衣梨奈は男じゃないんですけどマスターズに出られるようにホニャララララ…
田中<ゴルフがオリンピック競技になるってこと?
生田<そうなんです、でもマスターズは男の人だけなので衣梨奈は出られないんですけど、
出ても勝てるくらいホニャララララ…
田中<じゃ男になればいいやん、ねっさゆw
道重<そう。“性転換”すればいいんだよ
道重が「セイテンカン」ときっぱり言い切ったことに田中笑い
9・10期笑っていいのか迷いつつ顔を見合わせて笑い
生田<いやっモーニング娘。に居られなくなるじゃないですか!w(汗)
田中<(手を持ち上げて)生田衣梨奈、男になりまーすっっ!
ヲタ<イエエエエエエエイ!
生田<いやいや待ってくださいモーニング娘。じゃなくなっちゃう!
道重<(ヲタに対して)皆も「イエエエエエエエイ!」じゃないでしょ!
ヲタ笑い
田中<はい、生田にはこれからも女の子で居てもらいましょうってことで
6人ラグビーって知らないから調べたら
ゴルフと7人制ラグビーが、2016年(リオデジャネイロ)及び
2020年オリンピックの正式種目に採用されることが、IOC総会(コペンハーゲン)で正式に承認された。
って出てきたから
えりぽんの勘違いか自分の聞き間違えだな
939 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 20:53:04.21 O
2・3回目入ったよ
れいながMC進行のときさゆの方ばっかり見てた気がする
怪傑Aもさゆれなシンメ?でハァハァしたw
あとさゆの口から性転換て単語を聞いてドキッとしたwシゲ…
940 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 21:41:50.39 O
えりぽんww
941 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 21:47:12.16 0
れいながブログにさゆとのラブラブ2ショットを載せてるよ
942 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 22:33:25.29 0
943 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 23:13:25.49 0
かわえぇ…
944 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 23:18:25.98 O
かめれなワールドはたなえりの性別が逆転した世界
たなえりはれいな君ハーレム設定だから逆転したらそりゃ男ばっかりになると思ったけどかめれなワールドの男はなぜれいなを襲わないのか(シゲ除くw)
かめい君の愛なのだろうか
945 :
名無し募集中。。。:2012/07/28(土) 23:45:00.46 O
>>944 たなえりは友達以上恋人未満だけどかめれなは恋人だからってのもあるかも
あとはれいな以外に目移りするくらいの美男美女揃いだからw
946 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 00:38:10.54 0
あとはかめれな世界はえりりんの夢設定だったからなんとなくその空気の名残があるんじゃないかな?
947 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 01:07:03.37 0
れいな君がフラフラしすぎだw
948 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 01:12:11.48 O
えりりんのなにが不満なんだ!
というより断れないのが問題だな…
あと鞘師君なw
949 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 01:24:54.35 0
「DESTINY LOVE」の作者さん続き書いてくれないかな…
または他の才能ある方…
まじでこれの続きが読みたい。
950 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 02:00:19.33 0
れいなクン×さゆ に近い世界観だったね
951 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 02:19:45.99 0
DESTINY LOVEは意味深な終わり方したからね。すごい気になる
謎すぎてちょっとゾクっとした程だしw
れいなクン×さゆは先週の背中おでこコツンが
ものすごーく萌えたからぜひ番外編でなにか書いてほしいな(チラッチラッ
952 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 02:24:52.43 0
DESTINY LOVEどこに読めるの?
953 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 02:27:43.43 0
かめい先輩のやつも意味深な終わり方してたから続きが気になる
954 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 02:33:23.14 0
>>952 まとめサイトの28スレ目を見たらあった
955 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 02:51:29.80 O
「DESTINY LOVE」、「絵里君」、「かめい先輩」…
いつか続きが読みたいからまったり待ってる
コンスタントに更新してくれる恋愛事情や光作者さんも待ってる!w
956 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 03:01:12.26 0
絵里君は深い話だよな
957 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 04:24:13.62 0
黒髪のせいか、どこか儚げで憂いを帯びたちょっと切ない系のさゆのキャラって個人的にツボすぎて…
光指すでも事情でもDESTINY LOVEでも…誰かさゆを幸せにしてやってくれ〜ww
もちろんエロエロ狡賢いさゆも好きやけどw
958 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 06:15:37.53 O
从*`・ 。.・)<作者さん頑張ってなの!
959 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 08:17:00.35 0
おはエロ
960 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 11:45:37.95 0
ノノ*^ー^)
961 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 12:48:33.00 O
もうすぐ完走かー
962 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 13:50:41.91 0
从*・ 。.・) <落としたら許さないの!
963 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 14:53:06.41 0
今日中に埋めちゃおう
恋愛事情投下してくれるかもしれないし
964 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 15:09:01.52 O
>>957 从*☆ 。.☆)<光射すりほりほとイイ感じになりたいの!
965 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 15:29:42.53 O
「DESTINY LOVE」を待っている全住民は新狼に行くと良いことがありますよw
ってもう皆見たかな?w
966 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 16:18:55.36 0
いま見た!
読み返そうww
967 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:11:55.69 0
埋める代わりにかめれなのつづき投下しますw
【かめい君とれいなちゃんの場合】
喧騒から少しだけ離れた場所でふたりは静かに座っていた。
かめい君が後ろからぎゅうとれいなを抱きしめる形で夜空を見上げる。
この体制は互いが互いの温もりを感じられるので好きだった。顔が見づらいのは難点であるが。
「うへへぇーれーなぁー」
かめい君はれいなの露わになったうなじに唇を這わせながらそう囁く。
熱い唇と吐息に心音が高鳴るが、気付かれないように「もぉー、なんよえりぃー」とれいなは振り返った。
「れーなの水色の浴衣、可愛いにゃーって思って」
「そんなんやったら、絵里の黒やって似合っとぉよ」
いつの間にやらふたりは着つけたのか、れいなは水色の、かめい君は黒地の浴衣を身に纏っていた。
れいなは夏らしく爽やかであり、かめい君は和を感じさせる色合いで、互いによく似合っている。
「絵里ってやっぱ和って感じやね。どっちかってゆーとサムライ?」
「えー、僕はれーなを守るナイトになりたいんですけど」
「じゃあお馬さんに乗れるようにせんとね」
そう言われてはぐうの音も出ない。
先日、中等部の佐藤君に愛馬ロドリゲスを見せられてからというもの、かめい君は俄然乗馬に燃えていた。
残念ながら馬も賢いのか、邪な心満載のかめい君をなかなか乗せてくれないのだが。
968 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:12:57.54 0
「れーなはお姫様だねぇ。相変わらずのワガママお姫」
「そのワガママお姫を無理やり連れ出したのはだれよ?」
「うへへぇー、僕だね」
そうしてかめい君とれいなはクスッと笑い、自然と唇を重ねた。
どーん。と夜空に上がる花火をバックにキスなんて、ロマンチックだなぁなんてぼんやり思う。
「ねぇ、えりぃ…」
「うん?」
「お、お願いやけん、我慢してね?」
先手を打たれてしまい、かめい君はぶぅーと唇を突き出して文句を言う。
いーじゃん、せっかく人目につかない場所に移動したんだし、浴衣エッチしよぉーよぉ!と言わんばかりの表情だ。
れいなは「だって…」と眉を顰める。
「すぐ近くにまーちゃんとかくどぅーとかおるし…ね?」
「……見せつける」
「あ、アホッ!教育的にっ―――!」
れいなの言葉はかめい君にひょいと吸い込まれた。
うるさいお口は塞いじゃいますよ?といわんばかりの笑顔でちゅーっとキスをする。
れいなも逃げようと抵抗するが、所詮はかめい君の腕の中、結局はされるがままになり、かめい君の背中に腕を回す。
「んっ……あっ…ちゅっ、え、りぃ…」
「ふぅっ…れーなぁ…れーな」
969 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:13:47.57 0
息が途切れながらも、ふたりはキスを続け、互いの名を呼んだ。
舌が交互に口内を行き来し、唾液を抽挿し、柔らかく溶けていく。
「はぁっ…んっ、だめぇっ…」
「っ、ごめん、我慢とか、ムリ」
かめい君はれいなの浴衣の胸元に手を滑り込ませた。
仄かに熱を帯びた肌を感じながら、ブラジャーの上から柔らかく胸を揉んだ。れいなは瞬間にビクッと反応する。
「れーな、こんなに可愛いんだもん」
「あっ…はぁっ…んっ…せっ、かく、着つけ…したとにぃ……んっ」
「じゃあ、できるだけ脱がさない方向で」
失言だったと思ったのも束の間、かめい君の指はれいなのブラジャーの中に入り込み、その真っ白い胸を触る。
マシュマロのように柔らかいれいなの胸に沿って指が歩く。
絶妙な感覚にれいなは「んんっ!」と声を漏らすが、必死に押し殺し、右手の甲を口元に持っていく。
「我慢しないでれーな」
「んっ、やっ…てぇ……」
「れーなの甘い声、聞きたいよ?」
かめい君はそうねだると、れいなの短い髪を耳にかけ、柔らかい耳朶を口に含んだ。
予期せぬ場所への刺激にれいなは「ふぁっ!」と声を上げた。
970 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:14:53.79 0
「れーな……」
甘く熱のこもったかめい君の声に、れいなの体の奥の方が痺れる。
理性なんてものを一瞬で失くしてしまうようなその声に、れいなは両腕を伸ばした。
正面から抱きしめ合い、そのままふたりは唇を重ね、口の端から吐息を漏らした。
「ふっ…んっ…えりぃ……」
甘い声に理性を失くすのは、かめい君も同じだった。
キスをやめることなく胸元の手の動きを速めていく。ピンと主張した突起を弾き、柔らかい乳房を揉む。
その度にれいなの体が反応し、漏れる吐息が愛しくなる。
「あっ!あっ、ん…え……んっ!」
「れーな……」
「ふぁっ!」
かめい君はスルスルと下に手を伸ばし、浴衣の間から下腹部に触れた。
既に大きな染みをつくっている下着を下ろしてやり、れいなの熱いそこを指でなぞった。
「んっ!ふっ…えり……えりぃ…あぁっ!」
「れーな超濡れてるけど、気持ちイイ?」
「んっ……あほっ…!」
「分かんないよぉ、それじゃー」
かめい君は意地悪く笑うと、わざと音を立てるようにれいなのそこをなぞり、かき乱す。
遠くで花火の上がる音が聞こえるなか、れいなの下腹部から溢れるくちゅくちゅという水音が辺りを支配する。
れいなは顔が紅潮するのを抑えられない。恥ずかしいのに、もっと、もっとかめい君が欲しくなる。
971 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:15:35.62 0
「えりぃ………あっ!あっ……はぁっ!」
大きな瞳に涙を溜め、哀願するようにかめい君を見つめる。
あぁもう、可愛いなぁれーなと優しく微笑んだかめい君は、れいなの中にそっと指を挿入した。
ぎゅうとれいなのそこは指を締め付ける。
「はぁ、あっ……あん!」
ゆっくりと指を抜き挿しし、れいなの中をほぐしていく。
一刻も早く中に入りたいという欲求は既に爆発寸前だった。もうあまり、余裕はない。
かめい君は大きく脚を広げ、そそり立つそれをひょいと出した。
「んぅ……えりのぉ…いつもより、あっ……おっきくない?」
「え、そう?」
かめい君の指に翻弄されながらも、れいなはじっとそれを見つめる。
欲求で肥大化したそれは確かにいつもよりも大きいかもしれない。かと言って、此処で引き返すわけにもいかないのだが。
かめい君はれいなの頬にキスをすると、「いくよ?」と指を抜き、代わりに自分のそれをあてがった。
「はぁぁっ!あっ、あっ、ん!」
972 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:16:21.78 0
対面座位のまま、深くかめい君はれいなの中に入っていった。
れいなも痛みに顔を歪めながらも、深く腰を落とし、かめい君を呑み込んだ。
絡み付くれいなの愛液と、前髪を揺らすれいなの吐息に、かめい君はもう我慢が利かない。
優しくシテあげたいという想いは微かにあったのだけれど、こんな可愛い姿を見せられて、野獣にならない男はいない。
かめい君はれいなの腰を掴むと、そのまま下から一気に突き上げた。
「ふぁっ!あっ!あぁっ!ん、はぁ……あっ、あっ!」
「れーな…れーな、好きだよ……はぁっ…」
「んぅ!絵里……っ絵里!……っあ、はぁっ!あん!」
腰の抽挿をつづけるたびに、下腹部からはぐちゅぐちゅという音が垂れ流される。
夏の夜の暑さは確かにあるのに、ふたりは離れようとはせずに、抱きしめ合って腰を振る。
かめい君にかき乱され、れいなは泣きそうになりながらも快感に喘ぐ。
「やっ……あ、あ、はぁっ!絵里っ…!絵里、もっとぉ!あぁん!」
「れーな…あっ……れーな……!」
「絵里、絵里…!好き……あっ…大好きっちゃ!」
快感にすべてを委ね、ただ自分の欲望のままに腰を振った。
かめい君がぐんと突き上げたのも束の間、れいなは体全体を震わせ、甘く高い声を上げて達した。
急に締め付けられたかめい君も、なんどかれいなの奥深い所を突いたあと、自分の欲望を吐きだした。
973 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:17:26.69 0
-------
「ふへぇ……あっちぃですよ」
「はぁ…はぁ……だれのせいやと思って…」
「んー?可愛いれーなのせい」
「アホっ」
ふたりは向かい合ったまま、乱れた浴衣を整えた。
近くに中等部もいるから今日はシないでおこうと思ったのにとれいなは一抹の後悔を浮かべた。
しかし結局、目の前にいるかめい君にあんな笑顔で求められては断れない。
「やっぱ浴衣ってイイよねー、夏って感じで」
「……エッチしやすいし?」
「そうそう、浴衣がはだけた感じもエロいしサイコーじゃん!」
れいなは盛大に溜め息をつくと、再び彼に背中を向け腰を下ろした。
派手に夜空を彩る花火を見上げていると、かめい君はふわりとれいなを後ろから抱き締めた。
首筋にそっとキスを落としながら、「大好きですよ、れーな」と囁く。
974 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:18:17.67 0
「ずーっとこうしてたいな、れーなとふたりで」
かめい君はそうして微笑むと、れいなの頭を優しく撫でた。
短く切った茶色の髪に指を通されただけで、れいなの体中がきゅんと切なくなる。
ああ、もう。そんなこと言われたら、素直になるしかないやんと、れいなは振り向いて微笑んだ。
「れなも、絵里とずっといっしょにおりたい」
「んへへぇー。じゃあ、来年もこうしてたいね」
ふたりはそうして笑いあって、またキスをする。
同じ夏は二度と来ない。こうして14人で花火大会に来ることも、もうないかもしれない。
だからこそ、この瞬間が大切で、大好きで、愛しく想う。
そして、来年もまた、こうして過ごしたいとぼんやり願う。
たったいちどの夏だから―――
かめれなとちょっとだけ早い花火大会のつづき 14人それぞれの夏 おわり
975 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:19:28.51 0
-------
オマケ
ノd*☆ 。.☆)。o(録画は完璧なの!これでしばらくかめれなニーするの!)
ノd*・ 。.・)。o(っていうのはおいといて、来年もまた、みんなで花火大会したいの)
というわけで今後もよろしくお願いしますm(__)m
976 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:44:57.16 0
いつも作者の皆様には本当に楽しませてもらってます!
というわけでこちらこそ今後ともよろしくお願いしますw
977 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 17:51:24.61 0
素晴らしいかめれな浴衣えっちをありがとぉ〜!!!
978 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 18:16:44.02 0
可愛いかめれなの二人が花火をバックに
浴衣で対面座位エッチなんて、こっちまで幸せ(≧∇≦)
979 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 18:40:04.77 0
今日も暑すぎる…
今頃イベント中のシゲはノーパンで頑張ってるかな。。。
980 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 18:43:42.39 0
かめれなラブラブやなぁ
にやけがとまらん
981 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 19:18:27.57 O
それぞれの物語を最後はかめれなシゲが見事にしめてくれたねぇ
おつ!
982 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 19:32:46.65 0
983 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 20:36:54.60 0
286 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2012/07/29(日) 20:27:07.52 O
さゆの線香花火からの流れで浴衣着て屋台とかいいよねー
ってことで好きな屋台を言うことに
道重…イカげそ
佐藤…わたあめ
工藤…りんごあめ
鞘師…あゆの塩焼き。石田が自分を指差してニヤニヤ。工藤「違うから」
田中…ジャンボ焼き鳥
生田…宝くじ「1等を3回当てたことがあります」
鈴木…キュウリに串差したやつ。田中「キュウリ色だもんね」「緑です!」
飯窪…チョコバナナ
譜久村…(すまん忘れた)
ちなみにだーいしはオムそばだそうでw
984 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 20:40:41.91 0
素晴らしいわー
個人的にPONPONがツボすぎて夢にフクちゃん出てきた
985 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 20:44:04.94 0
さゆは自分で10センチも髪切ったんだ。
確かに昨日の写真と比べると結構短い!
実は裏でできてるかもしれないれーなの影響?w
986 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 20:59:49.76 0
987 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 21:50:16.12 0
ノd*^ー^)<れーなの浴衣すーごく可愛いですよw
988 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 22:06:53.49 0
かめれなの浴衣Hキテター
989 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 22:22:56.90 0
さゆれなイチャコラに期待しつつテレビの前でスタンバイw
990 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 22:27:17.21 0
991 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 22:37:36.42 0
「つ」までOKwww
マジじゃんw
992 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 22:55:25.54 0
ノd*^ー^)<さぁ産めようねw
993 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 22:59:37.32 0
スレ終わりと柔道審判の話題に紛れて奇跡が起きとるwww
994 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 23:00:56.56 0
>>990 なんの映像か分かんないけどまさかの「つ」までとかwww
995 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 23:01:58.02 0
996 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 23:05:36.68 0
寝落ちしてて黒バラ見逃した_| ̄|◯
997 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 23:08:18.88 0
998 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 23:15:40.58 0
おつおつー
埋めますかぁ
999 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 23:19:53.07 O
次スレでもよろしくっ!
1000 :
名無し募集中。。。:2012/07/29(日) 23:21:05.64 0
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。