さゆえり「れいなはココが感じるの？ｗ」36

このスレのプロローグ――
さゆえりレズSEXを不意に目撃してしまったれいな
拒否反応を示して嫌悪感をあらわにするれいなを捕獲するさゆえり
抵抗するれいなを口封じのために２人で気持ちよくさせて一言
さゆえり「れいなはココが感じるの？ｗ」
れいなは抵抗するものの、自然と漏れてしまう甘い吐息
れいな「ハァハァ」

キャラ紹介兼相関図最新ver.
http://image02.wiki.livedoor.jp/m/9/mdpg119/4a3d6cffa630dabb.jpg

前スレ
さゆえり「れいなはココが感じるの？ｗ」35
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1328365057/

まとめサイト
http://wiki.livedoor.jp/mdpg119/

規制で書き込めない方はこちらの避難所へ
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1305815840/

AAまとめ

从*´ ヮ｀) れいな♀　ﾉd*´ ヮ｀) たなか♂　ﾉc|*´ ヮ｀) 成人たなかクン♂

ﾉﾉ*＾ｰ＾) えりりん♀　ﾉd*＾ｰ＾) かめい♂　ﾉc|*＾ｰ＾) かめい先輩♂

从*・ ｡.・） さゆみん♀　ﾉd*・ ｡.・） みちしげ♂


カプまとめ

基本♀は名前、♂は名字。

【例】
れなえり（♀×♀）
たなえり（♂×♀）
たなしげ（♂×♂）

♂シンボルまとめ

っ　ちびれいな君

n　 ちびれいな君フルパワー（半角エヌ）

つ　亀さん（かめい君）

∩　大亀さん

⊃　弟重君（みちしげ君）

ｎ　 新垣てんちょ（全角エヌ）

新スレおめでとう

　　　　　　　　　　　　　　　 ／　￣￣￣￣　＼
　　　　　　　　　　　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　 '⌒⌒⌒⌒ヽ　
　　　　　　　　　　　　/　　　　･ 　　　　　　･（::::::: ::::........ ...　）　　
　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　〜ー─〜´~
　　　　　　　　　　　　|　 ∧ ∧　　　　　　　　　＊　 |
　　　　　　　　☆ﾉハヽ（*｀ ヮ´）　　 ｡.　　　　　　　　|　　　おつでーす
　　　　　　　　ﾉﾉ*＾ｰ＾)（　　,,ﾉ　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　（　　つｰo皿皿　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　（＿￣）'＾◎　　　　　　　　　　　 ／⊂⌒⊃
　　　　　　　　 |／（＿）　　＼　＿＿＿＿　／　　　""
　　　　　　　　◎
＿＿＿,⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣
　　　　 ＼ ' ヽ )　　　　　　　　　　 　 　 　 ｜　田　　田
　田　田|　　　)　）　　　　　　　　　　　　　 ｜　田　　田
　田　田|　　　　）　　　　　　　　　　　　 　 ｜　田　　田

>>1
乙

おやさゆみん

新スレおつ！
書きたいことは色々あったけどもう限界……

とりあえず良い1000でした！おやさゆみん

おはみん

新スレおつおめ

>>5
なごむなぁ

ｳﾍﾍﾉﾉ*＾ｰ＾)ﾉdヽ´ ﾛ｀)ﾍﾄﾍﾄ

新スレおつです！
前スレは作品ラッシュだったし
キャラ投票やイメージ曲小ネタで盛り上がって楽しかったｗ

カプ歌の王道、GAM『メロディーズ』はどのキャラが一番似合うだろう？

やはり亀井先生か

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜こんなことばぁかり するために生まれてきたぁ〜♪

从*´ ﾛ｀)＜はぁん はぁん///

自分も亀井先生かれなえりイメージかな

メロディーズ 歌詞
http://www.uta-net.com/song/46514/


>絞りたてジュースを あなたに手渡す
>ハブラシの後だし キスが先

の部分がたまらないｗ

サビおわりのミキサマの『アン アン♪』が好きｗ

从*´ ﾛ｀)ｱﾝｱﾝ

ニヤけるｗｗ
かめれなとかも沢山ありそうだなー

れなえりのエロディーズが見たい

6期三人とも素肌にシーツとかすんげー似合いそうだな…ハァハァ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)

「愛されすぎることはないのよ」はかめれなっぽいなぁと思った

「シルバーの腕時計」は光井先生と記憶りんにしか聴こえなくなってきたｗ

ﾉc|;´┴｀)＜………

「愛の炎」はかめれなorかめい先輩なイメージ

かめい先輩イメージ分かるわｗ

ちょい早いけどおやさゆみん

かめい先輩はGive me 愛とか近いかなと思ったり
れいな→かめい先輩

>>28
あーわかる

かめれなの
れいな→亀井くんもそうかも
かめい先輩れいなほどツンツンしてないけどかめれなれいなも結構ツンデレｗ

エロエロな雰囲気が漂うとかめれなれいなは一気にツンデレになるねｗ
普段はデレデレなのに

http://pds24.egloos.com/pds/201202/28/44/qga.gif

ガキさんの後ろで何やってんだてめーらｗｗｗ

くそぉ…見たいのに見れん…

あ

おはよーさん

>>31
かめい君どんまい☆

ﾉd*｀・ ｡.・）＜さゆみの曲も紹介するの！

むずかしいなぁｗ

亀井先生世界のさゆとか思いついたけど
ハロプロじゃないんだよねｗ

ﾉd*｀・ ｡.・）

曲自体ではないんだけど
続美勇伝「ONLY YOU」のさゆがシゲ君ぽくて好きなんだよなぁ
特に2010正月コンは男前なのに衣装エロいし

m9ﾉd*｀・ ｡.・）＜ONLY YOU お前だけに〜♪

好きな彼を振り向かせたい恋する女の子ソングとか多そうだけどね

曲を題材にして小ネタを作るとか楽しそう

それいいねｗｗ

前にたなえりで「片想いの終わりに」の小ネタあった気がするし楽しそうｗ

レモン色とミルクティの歌詞のストーリーで
しげ→かめい君
っておもしろそうｗｗ

思い付いたけど全編ギャグだわｗｗ

ギャグ好きよ

というかかめしげでギャグになんない方がおかしいｗｗ
まさかシリアスでチュッチュさせるわけにいかんしｗ

从+｀ 皿´)＜ギャグでも嫌っちゃ！

バカエロ不足

男だけどかめい先輩になら抱かれてもいい

ﾉc|；＾ｰ＾) できれば女の子がいいかなぁ…ってかれーな以外ない♪

新参で申し訳ないんだけどかめい先輩シリーズは作家さん１人なのかな？

はい、１人の方が書かれてましたがどこかへ旅立たれたようです…ｗ
ただ１話、２話としてるような続きものではないので他作家さんが自由に書いて問題ないと思います

ちなみに先輩とれいなはキスすら済ませていないエロッキスレ唯一の清純カプですｗ

wikiのキャラ設定についてご相談

かめれなのたかーし君の欄を新しく作ったのですがいい画像が見つかりません
そこで恋愛事情の愛クンのアイコンが成人にしては幼すぎるのでたかーし君に移動という事になりました
↑は大人の役なので最近の男前愛ちゃんを探しているのですがなかなかいい画像見つけられません
何かいい画像がありましたらお願いします

これなんかいいかなと思ったのですが小さすぎ＞＜
http://www.helloshop.jp/itemtopics/gift/G011232.jpg

では、おやさゆみん

从*・ ｡.・）ﾉｼ

>>56
了解

おつです！

保全なの

>>55
ありがとうございます！
さっき読んだけどまさにピュアｗ だれか続き書いてほしいｗ

>>56
大きいの
http://www.seospy.net/src/up2112.jpg

金髪だけど恋愛事情作家さん的にはいいのかな？

ほられーな
　トイレでお仕置きしてあげるよ〜

　 ノハヽ
　(＾ｰ＾+从つ∋o
　　　　　　　　ノハヽ ∩
　　　　　　　ﾉd*;｀ ﾛ´;)　ｲﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞ!!
　　　　　　　　ヽ　つ　ﾉ
　　　　　　　　　ヽ　 っ⊃　　　　　　　　　　　　ノノハヽ
　　　　　　　　　　し´　 ))) ｽﾞﾙｽﾞﾙ　　　ﾁｪｯ (’へ’+川

从*・ ｡.【◎】 ｼﾞｰｯ

从*;´ ﾛ｀;)＜地震でれいなの胸が揺れたっちゃん

ﾉd*＾ｰ＾)＜れいなの胸が揺れるのはボクが突いた時だけだよｗ ﾊﾟｺﾊﾟｺ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜れーなのﾁｿﾁｿはﾌﾟﾙﾌﾟﾙ揺れましたよｗ


ﾉd*´ ﾛ｀)　ﾌﾆｬｧ///

　　 "っ゛ ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
　　　ω

>>56
>>62
恋愛事情を書いてる者です
金髪でも全然おｋです。スーツ着てりゃなんでもいいやって感じなので
その愛ちゃん大人っぽくてカッコイイですね
わざわざ画像を探してくださりどうもありがとうございました。まとめ人さんも乙です

>>68
了解しました＾＾

たかーし君とにーがき君ついにキャラ設定入りかｗｗ出世したなあｗ
かめれな世界がすごいことになってきたねｗ

ﾉd*＾ｰ＾)っ[] ﾋﾟｺﾋﾟｺ

从*´ ヮ｀)＜なんしてるとー？

ﾉd*＾ｰ＾)っ[] ＜数学女子学園のゲームだよｗ

从*´ ヮ｀)っ[] ＜れーなもやろうっとｗ


ﾉd*> ｡.・）９ｍ ＜今すぐGREEに登録して数学女子学園のゲームをやるの！

始めてみたものの遊び方が分からんｗ

しげ君て水泳の授業の時はスク水着て来るの？

ﾉd*・ ｡.・） 乙女は胸を隠すのが当然なの

ﾉd*> ｡.･)
　人人
　)　　(
　＼／

ﾉd*゜ｅ゜） ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

ﾉd；＾ｰ＾)＜ガキさん、シゲは男ですよ…ｗ

ﾉd*’へ’)oO(さゆめ……)

表
ﾉd；＾ｰ＾)＜ガキさん、シゲは男ですよ…ｗ

裏
ﾉd；＾ｰ＾)｡ｏO（さゆのあの透けるような白い肌ともち肌は目に毒だ〜い）

从*｀ ﾛ´)＜えりっ！鼻の下伸びとーよ！

　 ＼ﾋﾟｺｰﾝ／
　 ─ （m） ─
　　／ 日 ＼

　ﾉd*’∀’)＜あっしもスク水着ればいいんやよ！

だめぇーｗ

ﾉd；゜ｅ゜）｡ｏO（ヤバイのだ。勃ったのだ）

準備体操中に飛び込んでムスコを鎮めるも体育教師に怒られるにーがき君

しかし元のサイズが小さいので鎮める必要が全くなかったにーがき君

やべぇ
さゆの水着姿想像して吹いたのはじめてなんだが

>>85
シゲに消されるぞｗｗ

>>84
にーがき君ドンマイｗ

ﾉd*´ ヮ｀)

きみも同じサイズだぞｗ

むしろそれ以下ｗ

れいな君ドンマイｗ

両極端なサイズなんだなｗ

ﾉd*＾e＾）9m＜ハハッ田中っちのちんちん小っさすぎなのだ

比較

　　 n　　　　　　　ｎ　　　　　　　 つ

れいな君　　にーがき君　　かめい君

ひどいｗｗｗ

ﾉd*・ ｡.・）oO(全部美味しそうなの......)

ﾉd*♥ ｡.♥）　　ﾉd*;｀ ﾛ´;)d*；e；）d；＾ｰ＾)

逃げてぇぇぇぇｗｗｗ

ﾉd+･ ｡.･)＜チッ…逃げられたの

気付けばおみくじの季節ですね
最近は不調のかめい君に期待ｗ

早めにおやさゆみん

エロッキ

ﾉd*＾ ｡.＾）＜おみくじ楽しみなの

ﾉd；｀ ﾛ´)＜大吉やったら俺のムスコさんもかめい君みたいに大きくなると…！

はい残念ｗｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜れーなのは小さくて可愛いから小吉がお似合いですよｳﾍﾍｗ

从*´ -｀)＜大吉やったら亀井せんせぇの風邪が良くなりますように

ﾉc|=´┴｀）＜もう少しかかりそうやからちゃんと授業出てくださいね

れいなドンマイｗ
光井先生はおみくじしないのかい？ｗ

ﾉc|；´┴｀）＜……悩んでますｗ

ﾉd*’ー’)＜大吉やったらガキさんに告白するやよ

作家さん後は頼んだ

だれも書かなかったら書いてみますｗ

ぜひぜひ！

相変わらずしょうもないものになりそうだけどｗ

まとめ職人様にお願いいたします

光井先生の記憶りんですが
http://www.hayasoft.com/reina-her-ways/cgi-bin/src/rena-pai0552.jpg
これのFでお願いできますか？

あと前スレの亀井先生ですが>>932に【】の文を入れて読んで下さい

れいなは愛佳との約束通り、5時限目の授業には出席した。
【本来の授業を担当する予定だった絵里の代わりに、別の教師が家庭科の授業を行った。】
正直、絵里のことを考えると気が気ではなく、授業の内容はほとんど…

勢いに任せていたら整合性がなかったので一応付け加えていただけると助かりますm(__)m

おつー
今日はかめい君もえりりんも静かだね…

从*｀ ヮ´)＜忘れてればいーっちゃ！ｗ

　　　n　　　　　　　　　　　　　つ
【れいな君】　　　　　　　【かめい君】

　HP：10　　　　　　　　　　　HP：∞
　MP：50　　　　　　　　　　　MP：100000
　攻撃力：5　　　　　　　　　攻撃力：10000000
　防御力：1　　　　　　　　　防御力：6000000
　素早さ：5000000　　　　　素早さ：4

　スキル：女難　　　　　　　スキル：絶倫

>>116
了解しました＾＾

>>118
こうも明暗くっきりとは…ｗ
れーな君もえりりんに対してのみ絶倫かもだが？ｗ

えりりんが無い汁を無理矢理絞り出してるからねｗ

攻撃力
ﾉd*＾ｰ＾)＜れいなを毎晩ｱﾍｱﾍ言わせてます
ﾉd*´ ﾛ｀)＜絵里に攻められて毎晩ｱﾍｱﾍ言ってます

防御力
ﾉd*＾ｰ＾)＜カチンコチンです
ﾉd*´ ﾛ｀)＜ふにゃふにゃです

素早さ
ﾉd*＾ｰ＾)＜本気を出せば24時間は耐えられます
ﾉd*｀ ヮ´)＜すぐ出るっちゃん！

24時間耐えた亀ミルクってどんだけ濃厚なんだろｗｗｗ

ﾉd*･ ,｡.･)ｼﾞｭﾙﾘ

逃げてー逃げてーマジで逃げてーｗｗ

ﾉd*☆ ｡.☆）。o（フィニッシュの瞬間にドM猫どけてさゆみのお口でﾊﾟｸｯとしてやるの！ｗ）

ﾉd*´ｰ｀)＜れーなっ…出すよっ…！

ﾉd*♥ ,｡.♥）＜え〜〜〜りぃ〜〜〜！！

从；｀ Д´)。o（れーなもイキそぉ/// って…あれはさゆっ？！
　　　　　　　　　あの目は絶対絵里の狙っとぉ！…嫌だけど、変態ウサギには一滴もやらん！）

ｶﾞﾊﾞｯ!!


ﾉd*´ｰ｀)ﾌﾜｱｧ…///

　　　つ( ｀ *ﾉ从
　　ﾊﾟｸｯ ﾝｸﾞﾝｸﾞｯ


oﾉd+｀ ｡.´）o＜あっ泥棒にゃんこ！てめぇーなの！

ﾉd；＾ｰ＾)＜れーな大丈夫？かなり濃いと思うんだけど…ﾅｶﾀﾞｼ ﾃﾞｷﾅｶｯﾀ

从*´ -｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ 。o（いつもは練乳みたいだけど、今日はﾌﾟﾙﾌﾟﾙしててゼリーみたい…）

oﾉd+｀ ｡.´）o＜あーもう悔しぃ〜！

ﾉd；＾ｰ＾)＜シゲなにしにきたの…？

かめい君気付こうよｗｗ

H中のかめい君は目の前のれーなしか見えてないんだよｗ

れーなもよく気付いたなｗ
てかさゆは常にHしてるふたりのそばにいるんだねｗ

きっと窓の外でスタンバイしてたんだろうｗ

　＿＿＿
　|ハヽo
　|｡.☆）
　と　ﾉ
　| ノ
　￣￣￣

たなえりで24時間もあったら何発出せるかわからんｗ


Σﾉdヽ゜ ﾛ゜) ｲｸｲｸ... ﾋﾟｭｯ... ｸﾞｯﾀﾘ...

ﾉﾉ*＾ｰ＾)つn゛ ＜ありぇ？だんだん水みたいになってきたんだけどｗｗｗ

从*・ ∀.・）＜ちょｗｗｗマジ透明なのｗｗｗ絵里搾りすぎｗｗｗ

ﾉdヽ;゜ ﾛ゜;) ﾋﾟｸﾋﾟｸ... ｼﾝｼﾞｬｳ...

それでも反応してしまうﾁﾋﾞれーな君ｗ

絶対えりりんの手からはナニか出てるｗ
愛情とかそういうレベルじゃないナニかがｗ

从；・ ｡.・）　研究する価値がありそうなの…





∩ﾉﾉ*＾ｰ＾)∩　ﾐﾃﾐﾃ? ﾚｰﾅﾉﾃﾞ 両手ﾍﾞｯﾄﾍﾞﾄｗ ﾚﾛﾚﾛｗ ﾝｰｵｲﾁｨｗ

ﾉd*∩ﾛ∩) ｴﾘ ｴﾛｽｷﾞｯﾁｬﾛｫ…///

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　春休みが始まるということで、これから1ヶ月間の絵里とれーなの予定をおみくじで決めますよｗ
　　　　　　 ちなみにこの場合のHとは最低3ラウンドのことですよｗｗ

・大吉だったら毎日H
・中吉だったら2日Hして1日休み
・小吉だったら1日Hして1日休み
・末吉or吉だったら1日Hして2日休み
・その他だったら土日のみH＆1ヶ月間二人でノーパン生活ｗ


ﾉﾉ*＾ｰ＾)９ｍ　おみくじの神様よろしくぅ！ｗ

ﾉd；´ ﾛ｀)　どれ出てもれーなキツいやん・・・ﾉｰﾊﾟﾝｯﾃ///









|｡.・）つ凶or大凶だったらさゆも入れて毎日3P
　　　ｻｯ

あっ・・・

逃げたなッ

どう転んでもひでぇｗ

さゆえりがレズレズしてる間オアズケくらうれいなきゅんﾊｧﾊｧ///

昔さゆえりがれなチン弄って発射距離を競ってた様なｗ

>>139
アホすぎるwww

昔は今ほどえりりんが嫉妬してなかったからねｗ
寝てるれいな君にさゆと二人でゴムつける練習とかしてたしｗ
ゴム使わないけどｗ

川=´┴｀)＜大吉なら亀井さんとやり直せる

ﾉd*´ｰ｀) ﾀﾞｲｷﾁ ﾀﾞｯﾀﾗ ﾎﾞｸﾄ ﾚｰﾅﾉ ｱｶﾁｬﾝ ﾃﾞｷﾙﾝﾀﾞﾅｰ （小声）

ﾉd*;´ｰ｀;) ｵｼｶｯﾀﾅｧｰ…

>>142
光井先生おつ……ｗ

>>144
惜しくねえｗｗｗ

だいきち
だんきち

一文字違いだから惜しいｗ

そうなのかｗ
いままで「だん吉」の意味がよく分かってなかったからスマンｗ

ﾉc|；´┴｀)＜一緒に寝てて布団と一緒に亀井さんを蹴飛ばしてしまってるみたいです・・・

おいまさか別れた原因それじゃないだろうな？ｗｗ

えりりんも蹴飛ばしそうなキャラだけどねｗ

ふたりして気付かぬうちに蹴り合ってケンカ？ｗ

相手がれいな君の場合、朝起きると廊下まで蹴り飛ばされてそう

ﾉd*;｀ ﾛ´;) ぶぇっくし！えりひどいっちゃん

なんて文句言いながらも再度えりりんが独占してる布団に入り込むれいな君
横向きに寝てるえりりんのヌクヌク胸元にスッポリ収まり二度寝する贅沢な朝

かめれなの場合は説教か？ｗ

从+｀ ヮ´)＜なんで蹴り飛ばすっちゃん！

ﾉd；＾ｰ＾)＜ごーめーん…寝相はどうしようもないんだよぉ

れいなと寝られなくなったら死活問題だから土下座で謝るだろうなｗ

逆にれいながかめい君を蹴り飛ばしていたとしても絶対文句言わなさそう

ﾉd；´ｰ｀)＜イテテテテ…

とか言いつつ黙って布団かけてやってれいなをぎゅっと抱きしめて眠りに就くかめい君ｗ

れいなを抱きしめられる幸せに比べれば蹴飛ばされた痛みなんて何て事ないね

亀さん蹴られることもあるんだろうなｗ

ﾉd*・ｅ・)｡ｏO（大吉だったら童貞卒業、大凶だったら処女卒業なのだ後ろの穴の）

後ろの穴とかあるのか

ﾉd*゜ｅ゜)Σ


ﾉd*゜ｅ゜)｡ｏO（うぉっぉおおおおおお相手は誰なのだっぁああああああ）

111:【大吉】 03/01(木) 16:23 0
ﾉd*’ー’)＜大吉やったらガキさんに告白するやよ



これは………ｗｗｗ

作家さーーん！ｗｗ

まさかのたかーし君受けかよｗｗｗ

てことはたかーし君がネコでにーがき君がタチ？ｗｗ

ﾉd*’ー’)ｏO（ボラギノールやっとかないと）

たかーし君とにーがき君は爽やかだったはずなのに……ｗ

ヤバい流れだなｗ
じゃあ俺はにーがき君の妹の衣梨奈ちゃん♀と近親相姦で妄想してやる…ﾌﾌﾌｗ

それはそれでどうよ？ｗｗ

从*´ ヮ｀)＜大吉やったら絵里に光が射しますよーに！

ﾉﾉ*´ｰ｀)＜大吉だったられーながしあわせになりますよーに

ﾉc|=´┴｀）＜大吉なら皆幸せになれる

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　大吉だったら待望のれーなとの赤ちゃんができる！

この流れｗｗｗ

>>168-170
なんだよこのミラクル…夜中に本気で泣きそうじゃねぇか
最後が光井先生ってのが特に…

oﾉﾉ+｀ｰ´)o　いい流れで来てたのに何でぇー!!! ﾌﾟﾝｽｶ

从；・ ｡.・）　欲張って２回もやるからなの >>134

ﾉd*´ ﾛ｀) ﾎｯ

>>171
えりりんだけハズレｗｗ

見事なオチだったなえりりんｗ

主役はさすがだなｗｗ
感動のラストにまさかのハズレｗｗ

他の3人がだれかのためのお願いだった中
1人だけ自分のお願いだったからかも…ｗ

おやさゆみん前に

>>116
記憶りんの画像をうｐしようとしてるのですがwiki側のエラーでうｐできてません
多分いつかは治ると思うのでお待ちください

さっきしたやん… ≡ﾉd；´ ﾛ｀)つ⊂ﾉﾉ+＾ｰ＾) もういいもん！ほられーなエッチするよエッチぃ〜！

>>179
いつもおつです！感謝してますよー

今日はなんか良い夢見れそうｗ
おやさゆみん

ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜この怒りはれいなとのエッチにぶつけるべき・・・！

ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜手始めに48手×2を2セットね

今日一日空けてたらすんげー楽しい流れになってたー！
くっそーとりあえずれいな君イキロｗ

理不尽ｗ
れいな君ガンバレー

明日の朝にはﾁｿﾁｿが真っ赤に腫れてちょっとだけ大きくなってるかもよｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜腫れたら舐めて治してあげるからねｗ

それ悪化するｗ

二人でお買い物中

ﾉd*・e・）これどう？似合う？
ﾉd*’−’)へ！？あー…なんかちがうやよ…
ﾉd*´・e・）じゃあどんなのがいいのだ？
ﾉd*’ー’)露出度高いやつ！！！

（ﾊｯ！ゆっちゃったやよｰｰｰｰｰｰｰｰﾉd*°へ°)ｰｰｰｰｰｰｰｰ）


ﾉd*・e・）この寒いのに風邪引くのだ！

ﾉd；’へ’)ガキさん全然意味わかってないやよ…

ほぜん

　 　_, ,_
ﾉd；・e・）｡ｏO（露出度高いやつってなんなのだ。HOT LIMITで西川さんが着てるような服？）

http://images.ados.fr/bd-manga/photo/6345296634/tm-revolution/hot-limit-3687861b3.jpg

从*´∇｀）
ノつ[テプ男]

ﾉd*’へ’)ががガキさんに似合うのはこんなんじゃないがし！これは俺が着るやよ！

ﾉd*☆ ｡.☆）ｽﾃｷ♪

おはよ

なんか凄いことになってたんだな色々とｗ

|||9|‘_ゝ‘)＜てんちょさんのことおみくじするの忘れてたっちゃ…

http://stat.ameba.jp/user_images/20120302/10/tanakareina-blog/f6/00/j/o0640048011826778868.jpg
...

かめいくーん
れいなが浮気してるよー

しかもくそイケメンじゃんこいつ
かめい君ドンマイ

矢島くん登場ｗ
どーしてこうもイケメン揃いかねぇｗｗ

イケメンぶりで言うとかめい君最大のライバルになりそうだｗ

>>196
れいな幸せそうだwww
矢島くんは下もかめい君に負けなさそう

ﾉd*つｰ｀;)＜背はボクより高いし、脚も長いし、爽やかだし、頭良さそうだし…

勝てる要素が…ｗｗ

かめい君が勝てる（or勝てそうな）要素
・可愛いさ
・甘え上手
・性欲
・テクニック
・ムスコのサイズ
・ﾑﾆﾑﾆのｱﾋﾙ口
・れいなへの愛情

かめい君が負ける（or負けそうな）要素
・イケメン
・背
・脚の長さ
・足の早さ
・爽やかさ

いい勝負しそうな要素
・歌唱力
・ダンス
・学力
・天然ボケ
・ケンカ

か、歌唱力だ…と…

どったの？
えりりんは上手かったけど舞美って下手かな？

>>206
ヲタには悪いがどちらかというと残念な部類に入ると思う
とはいえさゆや小春の部類に入れるのはちょっと違う気もw

自分はDDとして書いたんだけどそれは厳しい意見だなｗ
ま、こういう話は争いの元になるからここで止めておこうｗ
上手い下手なんて所詮個人の主観だし

亀井矢島が残念となるとハロのほとんどは残念になっちゃう気がするけどねｗ

れいな君が一番うまいのかね

从*・ ｡.・）＜歌は気持ちなの
ﾉd*・ ｡.・）＜そうなのそうなの

さゆしげが言うと説得力がハンパないぜ！

>>211
あの4期最年長のAAを思い出したw

www

歌唱力はれいな君がトップか
良かったねｗ

かめい君心配するなｾｼｰﾙの量では誰にも負けないからｗ

ﾉd*＾ｰ＾)　濃さと量には自信あるもんっｗ ｴｯﾍﾝ

　　　つ

ﾉd*｀-ｅ-)｡ｏO（１ヶ月オナ禁した今ならかめい君に濃さで勝てるはず・・・量も）

昨日たっぷりHした後の今日の亀汁＝1ヶ月オナ禁した新汁


結局こうなりそうｗ

ﾉd*♥ ｡.♥）＜さすが絵里なの！パワフル亀さんﾊｧﾊｧ！！
从*´ -｀)。o（たしかに絵里のﾀﾏﾀﾏは尋常じゃないほどズッシリしとーけんねぇ…）

ﾉd*＾ｰ＾)＜そんなに重い？ちょっと測ってみよ ﾖｯｺﾗｼｮｯﾄ

ﾉd；゜ｅ゜)＜い、１ｋｇ・・・！？

ここまで来るとふぐりんとしか言いようがない

後ろから突かれる時にｽﾞｯｼﾘﾀﾏﾀﾏがｸﾘちゃんにﾋﾞｼﾋﾞｼ当たるのが実は気持ちいいドMれーな
でもそれを言うとかめい君が調子に乗るから絶対に言わないツンデレーナ

ふぐりんｗｗｗｗｗｗｗ

れいな君がウズラのタマゴならかめい君はグレープフルーツ

ちょ、それキモいｗ
かめい君はタマタマもイケメンであってほしいｗ

ﾉd*＾ｰ＾)　じゃあ縮めま〜すｗ

　ﾆｭﾆｭﾆｭﾆｭ…

変幻自在ｗ

くそワロタwww

ごめんキモいｗｗ

ﾉd*＾ｰ＾)ﾉd*･ ｡.･)ﾉd*’ー’)ﾉd*・ｅ・)　　　連れションなう

ﾉd*＾ｰ＾)＜今日は3月3日、桃尻せっくすの日だねｗ

从*｀ ﾛ´)＜ひなまつりやろ！

ひなまちゅり♩

ﾉd*＾ｰ＾)＜バックでピストン３０３回やるぞー

いつも思うが過剰な絵里の愛情を受けても元気なれーなはタフすぎるｗｗ

毎日フラフープやって体力つけてるからね

夢中になったれいなのフラフープ腰振りで翻弄されちゃうかめい君とかキャワイイだろうなぁ

れいなのフラフープAAどっかいっちゃった

　∋ｏﾉﾉハヾ　
　　从*´ ヮ｀）　ﾌﾗﾌｰﾌﾟﾔﾙｯﾁｬ
　　（つ　　つ　
⊂≡≡≡≡≡⊃
　　　し'⌒∪



　,　彡 三 ミ
（ （ ((.*｀ ﾛ´）) ） ) 　
　　ヾヽﾐ 三彡, ソ
　／　）ﾐ三彡ノ
　／ （ﾐ　彡゛
　／　＼ゞ

竜巻れいなｗ

怖いからｗｗ

この竜巻に巻き込まれて飛ばされていくにーがき君とか見てみたいｗ

にーがき君を巻き込んでるの知らずにかめい君のとこに飛んでくんでしょ？ｗ

昨日プラチナ9聴いてて思ったんだが
情熱のキスを一つは絵里君っぽいなあと思った
サビとか特に

ﾉd ＾ｰ＾) すきだよれーな

過去はわからないけど
未来は見えないけど
この瞬間 こんな 燃え上がるからいいの

深いなぁ……

ちょっと見ない間に凄い展開ｗ

>>179
本当にいつもありがとうございます！先ほどwiki見たらちゃんとうｐされてました！
記憶りん可愛いｗ

光射すつづき今夜あげます
相変わらず暗いですが…ｗ

楽しみにしてます

ﾉd*・e・）

ﾉd*’ー’)

遅くなりましたが光射す場所へ12話あげます

「大丈夫だよ、絵里ちゃん…」

男の声が聞こえた。
普段は絶対に聞かないような猫撫で声に絵里は震えた。

「怖くないからね」

そうして絵里は上着を脱がされた。
怖くて抵抗が出来ない。動くことができない。その男が叔父だと認識したのは、そのときだった。
だが、認識したところで絵里はどうすることもできない。

「いやっ！」

叔父の手が絵里の乳房に触れると、絵里は高く声を上げる。
だが、叔父はそんな絵里の声ひとつで欲情し、ニタニタ笑いながら胸を舐めまわした。
絵里は必死に抵抗するように腕を突き出したが、あっさりと叔父によって組み敷かれた。

「大丈夫、すぐ気持ちよくなるから」

そうして叔父は空いた手で絵里のズボンに手をかけた。
だれか、だれか、だれか助けて―――！
声にならない声を上げるが、それはだれにも届くことなく、絵里は欲望で貫かれた。

絵里は猛烈な吐き気と頭痛に襲われて目を覚ました。
当たり前ではあるが、周囲は暗い。光など、ない。そんなもの、存在しないのだ。
絶望にはまだ生温いのだろうかと思いながら、絵里は荒くなっている呼吸を自覚しながらも、此処は何処だろうと考えた。

「絵里…」

声が聞こえ、絵里は体を震わせた。
だが、その声は確かな温もりと優しさを携えていることに絵里は気づいた。

「れな、此処におるけん」

空気を震わせた持ち主は、紛れもなくれいなだった。
れいなの声の位置、絵里の感じることのできるれいなの色から判断し、その距離はさほど遠くない。
彼女の色は、普段の水色でも、まして嬉しいときの黄色でもない。

これは…

「此処、引っ越した家やけん、ちょっと匂いとか違うかもしれんけど」

れいなはそう言って絵里の傍に近寄る。
ひとつひとつの言葉を理解するように、絵里はゆっくりと頷く。
れいなの纏う色、その感じる重さが、絵里には、怖かった。

「……れーな」
「うん？」
「お願い……来て…」

絵里の小さな声に、れいなは応えた。
彼女が横になっていたベッドのすぐ目の前のにれいなは片膝を立てて座る。
絵里はそれを感じ取ったのか、そっと右手を前に出すと、れいなはそれを掴み、両手で握り締める。

「此処におる。だいじょうぶ」

れいなの強く真っ直ぐな声に絵里はなんどとなく頷く。
絵里の感じたれいなの色は、怒りの灰色などではなかった。
それは、なにものにも染まる、『無色透明』だった。
怖いくらいの清純なその色が、れいながなにを思い、なにを考えているかが分からずに、怖い。

「ごめんなさい…」
「なんで謝るとや。れなこそごめん。急に撮影やって、無理、させたけん」

れいなはそうして寂しそうに笑い、絵里の頭をそっと撫でた。細くて長い指が絵里の髪を梳いていく。
れいなに触れられると、心が落ち着いていくのが分かる。
あの男に触られた痛みや苦しみがゼロになることはなくても、徐々に軽減していくのが実感できる。

でも、絵里は、怖かった。
れいなが絵里に、絵里の汚い体に触れることが。

―……絵里は汚くなんかないとよ

れいなと出逢ったあの日、れいなは迷わずにその言葉を絵里に渡した。
それが本心であると、彼女の何物にも代えられない優しさだと、絵里でも分かる。
だけど、それでも絵里は怖かった。

「れーな…」
「うん？」

優しい声が降ってくる。
あの雨の日に差し出された温もりはいまもなお、絵里を包み込み、絵里の唯一の支えになっていた。
その優しさに、彼女の降らせてくれる無償の雨に甘えて良いのだろうかと絵里は思う。
れいなが絵里の頭から手を離し、ゆっくりと立ち上がろうとしたとき、絵里は彼女の手首を掴んだ。
不意にやって来た衝撃にれいなは目を向けるが、絵里はなにも言わずにただ手首を握り締めている。
れいなは「どしたと？」とも聞くことなく膝を折り、絵里の頭を再び撫でる。

「……お風呂、入りたいの」

絵里の言葉に、れいなは胸が締め付けられる。
過去の蓋を、故意にではないとはいえ開けてしまったがために、記憶の波に絵里は呑み込まれた。
そのために彼女が苦しんでいて、それから逃れようとするための策ならば、れいなはなにがあっても、逃げてはいけない。
彼女の、亀井絵里の痛みも哀しみも、真正面から受けなければならない。

「分かった…」

れいなはそう呟くと、絵里の膝の後ろに腕を滑り込ませる。
もう片方の腕で肩を抱くと、絵里の体は簡単に持ち上がった。どうしてこんなにも、絵里は軽いのだろうとれいなは不意に目頭が熱くなった。
そのまま脱衣場へと歩き、絵里を右脚から下ろす。

「此処がお風呂場やけん……シャワーはこれ。蛇口はこっち」

れいなは絵里の手を握り、新しい風呂場の使い方を説明する。
絵里はれいなの言葉に耳を傾け、ひとつひとつ頷く。
シャンプーとボディーソープのボトルの説明を終えたところで、れいなは「じゃあ、ゆっくり入っとって」と脱衣場から出てこうとする。

しかし、その腕を再び絵里に取られ、それが叶わなかった。
れいなは「え？」と振り向くが、絵里はなにも言わず、ただ床をじっと見つめているだけだった。
絵里がなにを考えているのかが、れいなには分からない。彼女はいま、なにを言おうとしているのだろう？

―絵里……？

れいなが言葉を紡ごうとしたとき、絵里はおもむろにシャツのボタンに手をかけた。
なにをする気だろうと思ったときにはもう遅かった。絵里はボタンを外し、するりとその服を脱ぎ始めた。

それは、最初に出逢ったあの日と同じ光景のようだった。
叔父にすべてを奪われ、光を失い、希望を失い、自暴自棄になってれいなにさえ体を曝け出したあの夜。
そんなこと、もうそんなことするなと、れいなはスカートに手をかけた絵里の手を握った。

「っ……なん、でよ…？」

息が荒くなっているのが分かる。手が震えているのが分かる。それでもれいなは、絵里を止める。
こんな彼女が見たいわけじゃない。ただ、ただ絵里の優しい笑顔が見たかっただけなんだ。それなのに、どうしてこんなことになっている？

「違うの…れーな」
「え…？」
「……お願い…離して…」

絵里がなにを伝えようとしているのか、なにを思っているのか、れいなには分からない。
だが、彼女が過去の記憶を振り払おうと必死に闘っているのだとしたら、やはりれいなはそれを見届けなくてはならない。
たとえそれが、正攻法でなくても、ただ痛みしか残さない結果になったとしても、逃げるわけにはいかない。
最初に引き金を引いたのは、自分だったのだから―――

震える手を絵里から離すと、ぶらんと力なく落ちた。
絵里はただ小さく「ごめんね…」と呟くとスカートのホックに手をかけた。

するりと床に服が落ちていく。1枚落ちていくその度に、絵里の姿が露わになる。最初に出逢ったあの夜のように。
絵里が下着を脱ぐと、彼女はなにも身に纏っていなくなった。
生まれたままの、絵里の姿。真っ白い肌には、なんの痕もない。それなのに、どうして彼女の心には、無数の傷痕がいまでも残っているのだろう。
れいなは知らぬ間に、右の拳を握り締めていた。だが、決して目を逸らすことはしなかった。

「れーなにはさ…」

絵里をぽつんと呟き始めた。

「絵里の体、どう見える？」

その言葉はナイフのように光ったかと思うと、ぐさりとれいなの胸に突き刺さる。
血は流れることはなかったが背中に嫌な汗はかいていた。
どう答える？なんて言ってやることが、彼女のためになる？
れいなは瞬時に頭を回転させるが、なにも出てこない。言葉が浮かんでも、音として外に出すことが出来ない。

なんで、なんで、なんで？

分からない。どうしてこんなにも、なにも言ってやれないのか。
どうしてこんなにも、自分が成す術なく立ち尽くすしかないのか。

れいなは一歩前へと踏み出し、絵里の左手をそっと取る。
そのまま目線の高さまで持ち上げ、ぎゅうと両手で強く握った。
額に両手を重ね合わせるその姿は、さながら、神への祈りのようにも見えた。

なにも返してやることなんてできなかった。
だが、それでも絵里には伝わることがあった。
無茶苦茶なことを言っているのは分かる。困らせていることも分かる。
だけどその中で、れいなは必死に考えて、絵里を傷つけないように一歩ずつ進もうとしていた。

それが、怖い。

れいなが降らせてくれる、無償の優しさの雨。
絵里に最初に手を差し伸べてくれたあの日から、冷たくて心を殺すような雨に傘を差し出してくれたあの日から。
れーなが迷うことなくくれる温もりが、愛しくて、怖いの。

ねえ、どうして？
どうしてれーなは、絵里のために……

「れーな…」
「うん？」

絵里の言葉にれいなは顔を上げた。

「……抱きしめても、良い？」

絵里の言葉にれいなは揺れた。
急にやってきた彼女の言葉の真意を探るが、それをれいなは掴むことが出来ない。
だが、迷うことは赦されなかった。いま躊躇することは、絵里をひとり、闇の中に放り出すことと同じだとれいなは息を呑む。
れいなは「かまんよ」とだけ言うと、絵里の次の動作を待った。

絵里は、その言葉を受けると、震えながらも、自分の両腕をそっと伸ばした。
絵里の腕がちょんとれいなの肩に触れると、絵里はぴくっと指を引っ込めようとするが、暫くしたあと、再び伸ばす。
そして、ある程度伸ばしきると肘を畳み、右手で左腕を、左手で右腕を掴んだ。
最後に絵里は頭をちょんとれいなの肩に乗せる。れいなの髪から柔らかい匂いがした。

絵里はれいなの温もりを確かめるように、腕に力を込める。
泣きそうになりながらも、絵里はれいなの名を呼び、必死に自我を保とうとしていた。
自分がなぜこのようなことをしているのか、どうしてれいなを抱きしめたいと思ったのか、絵里にその答えは見つけられなかった。
それでも絵里は、その腕を外そうとはしなかった。
ただ、ただ絵里は、れいなを優しく抱きしめ、その耳元で「れーな……」と囁いた。

怖かった。
れいなに触れることも、その温もりを確かめることも、その優しさを感じることも。
れいなが絵里に触れられることで、れいな自身までも穢してしまうのではないかと思った。

それなのに。
それなのに、離したくないと思ってしまう。
もう、ひとりにしないでと。
この暗闇の中、れいなというたったひとつの光りが、凍っていた絵里のすべてを溶かしていくから。
だからもう、お願い。

一緒にいてほしいの………


「れなも、抱きしめて良い？」

不意に発せられたれいなの言葉を絵里が理解すると、絵里は無意識のうちに頷いた。
恐怖も絶望も、確かに存在しているのに、いま、絵里はれいなを感じたかった。

絵里が頷いたのを確認したれいなは、両腕を絵里の背中に回した。
なにも身に纏っていない彼女の体から、鼓動が聞こえた。必死に生命を奏でている、絵里の心臓がそこにはあった。
絵里の香りを胸一杯に吸い込むと、れいなはその隙間を埋めるように強く抱きしめた。
たったの少しの隙間さえも許さないほどに、心まで重ね合わせるほどに、れいなは腕に力を込める。

「絵里……」

絵里の体は温かかった。
どうしようもなく温かくて、どうしようもなく愛しかった。
それなのになにも言うことが出来なかった。
どう足掻いても、絶望しか見えなかった。
こんなにも言葉が無意味で、自分の行動が陳腐だと思ったことはない。

自分が大きな人間だとは思ったことはない。だけど、写真で人の心を変えることが出来ると信じていた。
自分の撮影する青空や、木々の色や、光の屈折や、鳥の羽ばたき、人の笑顔、必死に走る姿で、
人々の思いを変え、悩みを軽減し、生きる意味を見出すことが出来ると、そう信じていた。

だけど、それは間違いだった。
此処にいるたったひとりの女の子でさえ、れいなは救ってやることが出来ない。
それは、光りを失ったからでも、叔父に襲われたからでもない。
ただ単純に、れいなが無力で、ひとつの想いも伝えることができなかったからだった。

だかられいなは、抱きしめる以外に方法がなかった。
こんなやり方しか、れいなには分からなかった。
絶望を知らない自分が、絶望を知っている絵里に、いったいなにをしてやれる？

「絵里さ…」
「うん」
「…ずっと、このままかな」

絵里の発した言葉にれいなはなにも返せなかった。
だが、絵里はさらに続ける。

「見えないまま……あの人に襲われたことに怯えながら…ずっと生きていくのかな」

その言葉を、絵里の絶望を否定できたら、どんなに良かっただろうか。
そんなことはない。必ず目は見えるようになると、強く言えたら、どんなに良かっただろうか。
れいなのその言葉を、絵里が待っていることも分かっていたのに、れいなは思わず言葉を詰まらせた。

なんて言ってやれば良い？
闇を知らないれいなが、絶望を知らないれいなが、希望の光りを失った絵里に、なんて言ってやれば良い？

「ごめん…困らせて……」

結局、絵里は諦めたように寂しく呟いた。
彼女の言葉に、れいなは最後までなにも返せることができず、ただ強く抱きしめた。
怒りと哀しみに震えるその腕は、たったのひとつも、絵里の想いを掬ってやることなどできなかった。

れいなにできることは、ただこの腕を離さないことだった。
この腕を離してしまえば、なにもかも諦めてしまえば、れいなは絵里を見失ってしまうと思った。

なにも分かってやれないけど、救ってやれないけど、それでも、どうか、とれいなは祈る。
無力な自分を知っているから、なにもできない自分を知っているから、れいなはただ、絵里のために想いを紡ぐ。

それだけしかできない自分を恥じながらも、れいなは絵里を真っ直ぐに、想った。

光射す場所へ第12話 ここまでになります

光射す作者さん乙です！！！
はぁぁぁぁえりりーーーーん
叔父まじ許せんな＾＾

　[] ノハヽ　　∋oノハヽ　 ノハヽ
　o（｀e´+）o　　从；｀ ﾛ´) (＾ｰ＾*从
　 ｀|<V>||´　　　(|<V>||)　(|<V>||)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

「てんちょってたまにさ、いきなり機嫌悪くならん？」
「そうですねぇｗ」
「絵里なんかしたんやろ？ｲﾀｽﾞﾗとか」
「今日は何もしてませんよ？ｗ」
「そう…なんか携帯見て凄い顔でﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言っとぉ…ｱｧｺﾜｯ」
「すっかり入りこんじゃってるようですね…（ｗｗｗ）」


「ｺﾉ ｳﾗﾐ … ﾊﾗｻﾃﾞ ｵｸﾍﾞｷｶ … !!!」

てんちょもハマる光射すｗ

いつも乙です
私もてんちょと同じように腸が煮えくり返りそうに…ｗ
幸せになってくれ！！

光射す作者ですが暗いの以外も書きたいんですけどねーｗ

>>168-171の流れはほっこりしました
最後のえりりんのオチが特にｗ
がんばりますｗ

今から読みますっ！

　　　 ｎ.__ｎ
　ﾉハヽ☆ﾉ
c(＾ｰ＾*从っ ﾎﾟｹｯ
￣￣￣￣￣

どこから落ちてきた？ｗ

　　　　　　　　│＼　　　ノハヽヽ
　　　　　　　　│　 ＼　(´ﾛ ｀；b从　ｶｲｼｭｳｶｲｼｭｳ･･･
　　　　　　　　│　　　＼//　　)
　　　　　　　　│　 　　　　ﾋ!ﾋ!
　　　　　　　　│　　　　|￣￣￣￣￣
　　　　　　　　│
　　　　　　　　│
　　　　　　　　│
　　　　　　　　│
　　　　　　　　│
　　　　　　 　ｎ.__ｎ
　　　　　ﾉハヽ☆ﾉ
　　　　c(＾ｰ＾*从っ



　　　￣￣￣￣￣￣￣

ご苦労様ですｗ

ちょい早いけどおやさゆみんﾉｼ

ﾉd*’∀’)d；-ｅ-)d*♥ ｡.♥)d*＾ｰ＾)(｀ﾛ ´*从

かめい君の世界は見てて楽しいｗ

にーがき君は間に挟まれて大変そうｗｗ

にーがき君はシゲ→かめの気持ちは否定しないだろうけど
自分へのたかーし君の気持ち知ったらどうなるんだろ…

そこは書いてくれる方に期待だね

わくわく

おはみん

t

お

今日は人少ないねぇ

ﾉd*・ｅ・)＜コッソリいるのだ

にーがき君は好きな人いないの？ｗ

えりぽんがいいかなと思ったけど夢の中では性別逆転して♂になっちゃうし
聖君はフクちゃん♀になるけど生田君とくっ付くだろうし
にーがき君には相手がいないねぇ

ﾉd*・e・）＜恋とかボクにはまだ早いのだ///
ﾉd*’∀’) ｷｬﾜﾜ!!

ﾉd*-e-）｡ｏO（しいて言うならクラスの女の子みんな僕の恋人・・・がいいのだ）

むっつりしてんなｗ

从*´ ヮ｀)←クラスの女の子

でもれいなとは無いでしょうｗ
えりりんの夢だもんｗ

今日、
教師だか生徒だかわかんないけど若干マッドサイエンティスト気味の白衣を着たコンコン（♀）に
にーがき君が理科室でマドラーみたいな実験器具を使って後ろの穴を開発される・・・
なんていうなかなかカオスで変態チックな夢を見た


どうなってんだ自分の脳内!!!orz

開発してぇ…ｗ

>>292
お前はひょっとしてえりりんか

キャラ設定のにーがき君がきゃわいすぎるｗ

田中クンの恋愛事情１２投下します

「"ここのホテルで出される食事は全てミシュランの元コックやフランス、イタリアで修行を積んだ経験豊富なプロが作っているんです。
　材料にも気を使っていて舌の肥えたグルメ家の方々からも評判いいんですよ"」
「どうでもよか。次」
「"どうです絵里さん。ご感想は"」

小春はクネクネしながら裏声で、

「"とても美味しいですぅ。絵里ぃこんな美味しいの初めて食べたかもぉですぅ〜んふっ♪"」
「・・・・・・」
「いだだ！ヒール！ヒールで踏まないでくださいよ田中さん！」
「でかい声で田中さん呼ぶなアホォ！今は黒田やろうが！」
「さっきからるっせーぞ新入り！黙って皿洗いせんかい木偶共！！」
「「はいっすみません！」」

くそっ小春のせいでまた怒られた。これで何度目だ。
股がムヒを塗った後のようにスースーして気持ち悪い。早く終わらせて着替えたい。皿の洗いすぎで手がふやけてきた。
れいながこんな惨めな思いしてるのも全部高橋のせいだ。早くあいつをコテンパンにのして絵里を奪還して家に帰りたい。
監視を始めてから３０分弱。
さぁ、いつだ。いつ動き出す高橋愛。

とまぁいきなりなんだが、ここらで回想タイムとまいろうか。


＊＊＊＊＊


ご存知の通り、絵里の恋人(一応)である高橋愛がれいなの前で堂々と絵里にプロポーズすると宣言したのが１週間前。
もちろん、そんな痴漢行為をやると言われてれいなが黙っているはずもなく、未然に防いでやろうと意気込んだものの肝心の
場所も日にちも全く把握できていない状況にいきなり崖っぷちに立たされ、絶望していた時だった。

『絵里が有頂天LOVEホテルに高橋愛から誘われたらしいんだけどなんとかして』

さゆからのメールだった。
絵里本人から聞いた情報なのか、れいなにリークしてくれたのだ。
毎回毎回れいなのピンチに颯爽と助太刀してくれるさゆはさながら満月を背負った月光仮面のようで、れいなは本当に感謝している。
有頂天LOVEホテル。
名前でエロホテルなのかと誤解されがちだがれっきとしたシティホテルだ。
シアターやらゲームセンター、カジノ、スポーツクラブなど様々なレジャー施設が混在されており、中でも大展望台レストランは有名。
地上３０階から見える都会の夜景を眺めながらの一流の食材、一流の料理人が織り成す西洋料理は味にうるさい美食家たちをうならせるほどのもの。
だがここのレストランはなにも料理や夜景で有名になったというわけではない。他のシティホテルでも同じレベルのレストランは多々あるだろう。
あるジンクスがあるのだ。聞くところによると『展望台ホテルで愛を誓い合ったカップルは生涯幸せになれる』だとか。
まぁこういうのは捻くれたれいなから見ればただのホテル側のステルスマーケティングみたいなものだろうとしか思えないのだが、
世の恋に浮かれたアホなカップル共は例に漏れずこういうジンクスには滅法弱いもので、
有頂天LOVEホテルの売り上げに貢献し続けてくれていることは言うまでもない。

さて、話を戻すか。
そしてその有頂天LOVEホテルが、高橋が絵里にプロポーズをかます計画場所ということを知ったれいなは当然のごとく一日中入り口にて張り込みを開始した。
なにせ決行日がわからないのでずっと監視をしていないと、いつ高橋がコッソリ現れて絵里に迫るかわかったもんじゃない。
寒空の下、ホテル入り口前にブルーシートを引いて毛布に包まりながらの監視は上手くいくかに見えた。
が、１日目にしてホテルの運営に追い出されてしまったのである。なにも迷惑行為は働いていなかったはずなのだが。
だがそれでめげるれいなではない。今度は大金はたいて買った小型カメラを入り口に設置して監視をする方法を取った。
今度こそ上手くいくかに見えたが、結果は警察に通報されてしまう事態に。
サイレンが鳴り響くパトカーから警棒を持った警官達がサバンナのバッファローの群れのごとく集団で襲い掛かって来た日には、
さすがのれいなも股がスーっとする思いだったよ。
それが原因なんだろう、その日から有頂天LOVEホテルの正面玄関に警察が配置されたのだ。
これでは手も足も出ない。どうしようどうしよう。ああ万事休すか。

『なにをウンウン悩んでるんだよれいな』

吉澤さんだった。
神の思し召しだろうか、なんと吉澤さんは有頂天LOVEホテルの料理長と面識があるらしい。
その吉澤さんのツテで料理長と連絡を取り、かくかくしかじかで予約表を確認してほしいと頼み込むと二つ返事でOKをくれた。
本当はいけないことなんだろうがさすがはギリギリアウトな生活を送っている吉澤さんの知り合いだ、話がわかる。
苦労の末、ついに高橋のホテルの予約日を知ったれいなは乗り込むことを計画するのだが、

『まぁ待ちなって。ほんとおまえはよく考えもせず勝手に突っ走っちゃう悪癖があるな。それいい加減直せよ。
　バカ正直に乗り込んでも顔が割れてるおまえじゃ
　入り口に立ってる警官にひょいっとサルゲッチュされて終わるのが目に見えてるだろ？そこでだ』

と言って渡されたのが、

『そう。ウェイトレスだよ。それ着てあたかも従業員のフリして乗り込むのさ。社員用のIDカードがこれね。
　これがあれば裏口の社員用玄関から入れるよ。そこなら警官もいないから安心だろうし』

いやいやちょっと待ってくださいよ吉澤さん。れいなはウェイトレス（♀）じゃなくてウェイター（♂）の方なんですが。

『バッカだね〜。ウェイターの格好なんてしたらもしあの２人にバッタリ会っちゃったら即行でバレちゃうでしょ。
　れいなの外見ならウェイトレスの格好しても違和感全くないしむしろ似合うくらいだからこれで合ってんだよ。
　あ、ウェイトレスの格好だけじゃまだバレる可能性あるから化粧と、髪も真っ黒に染めてね。つかそんな茶ッパじゃおんだされるから』

てな具合で吉澤ひとみ総司令官殿の命令によりれいなは女装して潜入することになった。拒否権？んなもんない。
・・・長くなってきたしもう面倒くさいからいろいろハショってパパっと説明する。
いると便利だっつって小春も一緒に連れてけと言われ渋々承諾する。
あまり期待していなかった小春だったがなんと読唇術ができるとのこと。忍者かおまえは。
そして当日、吉澤さんの息のかかったホテルマンによる手引き等で無事潜入成功。向かった先はもちろん展望台レストラン。
そこにいたのはもちろん・・・


＊＊＊＊＊


「ここのホテルで出される食事は全てミシュランの元コックやフランス、イタリアで修行を積んだ経験豊富なプロが作っているんです。
　材料にも気を使っていて舌の肥えたグルメ家の方々からも評判いいんですよ。どうです絵里さん。ご感想は」
「とても美味しいです。絵里こんな美味しいの初めて食べたかも・・・」
「喜んでいただけたようでなによりです。何か飲みます？ワインとか、どうですか？」
「ワインよく知らないので高橋さんのオススメ選んじゃってください」
「オススメかぁ。やっぱりボルドーですかね・・・」

手を挙げるとすぐ側に控えていたウェイターが、
いや、それを遮って一人のウェイトレスがズカズカとこちらにやって来た。勢いに若干気圧される。

「ご注文は？」
「え、えっとシャトー・ラトゥールを・・・」
「・・・・・・」
「あのシャトー・ラトゥール・・・」
「シャトウラトウルですね。畏まりました。少々お待ちください」

ズカズカズカ。
ウェイトレスなのに大股歩き・・・。
それにやけに声の小さいウェイトレスさんだったなぁ。

「今の、随分愛想のない子でしたね。可愛かったけど」
「そうですね。目が据わってましたが可愛らしい方でした」
「なんかちょっと知り合いに似てる気がするな〜あの子」

と言ってグラスに入っていたシャンパンをグイーっと一気にあおる絵里さんはとても男らしかった。
こういうムーディな場所でも気取った感じを全く見せず、いつでも自分のペースでいく絵里さんに最初こそは戸惑ったものの、
今ではそれが絵里さんの味なんだと思っている。
心を許した人には素の自分を見せてくれる、そう考えると私にも少しは気をやってくれているんじゃないかと淡い期待すら抱いている。

「今までたくさんのお店に絵里さんを連れて行きましたがここは中でも特別な場所なんです。
　周りがカップルの客しかいないことに気付きましたか？」
「そういえば・・・、なんでだろ？なにかあるんですかここ？」
「有名なジンクスがあるのです」
「ジンクス？へ〜」

さてと、どういくかな。
少しペースが速いかもしれない。もう少し酔わせてから口説いた方がよさそうだ。
自分だけが頑張って雰囲気作りに勤しんでも肝心の絵里さんがさっきから食べることに気を向けていてあまりこちらに集中してくれていないのだ。
ここでいきなり『結婚してください！』なんて言っても食べることをやめてくれなさそうで、そんなことされたらショックで泣く。

と、思っている間にもパクパクと口が忙しい絵里さん。

「・・・・・・、ふぅ」
「ここ眺めいいですね。夜景がすっごい。・・・、この海老ぷりぷりだ・・・！」
「・・・・・・」

いや、これが絵里さんの味だってわかってたじゃないか。酔った絵里さんを口説くなんて卑怯な真似できるか。
今を逃したら、もう二度と言えないかもしれないんだぞ。

「絵里さん」

はい？と無垢な少女のような笑顔で応える。その綺麗な瞳をじっと見つめながら、

「私はあなたに伝えたいことがあって、今日ここに誘いました」
「・・・」

さすがの絵里さんも、私の今までにない真剣な雰囲気に気付いたようで、やっとフォークを置いてくれた。

「伝えたいこと？」
「・・・・・・・・・私と、」
「お待たせしましたーシャトルライスワイン・・・だっけ？です。お注ぎしますねー」
「・・・・・・」

こんな最悪のタイミングでさっきのウェイトレスがラトゥールを運んできた。
やっと絵里さんをこっちのペースに引き込めたと思ったのに・・・もうワインとウェイトレスの方が気になるのか目がそっちにばかりいっている。
ウェイトレスの方はというと明らかに慣れていなさそうな手使いで危なっかしくて仕方が無い。

「あの、自分でやりますので別にいいで」
「あっ手が滑ったですわ」
「うわっ」

バシャッ！

ワインが一張羅にぶち撒けられ、気が長い方だと自負する自分でもさすがにイライラしてきた。
おしぼりで拭こうとするも背後から肩を叩かれ、なんだと振り返る。
そこにはこの展開がまるで計画通りの犯行だったかのような優雅さで待機していた、
タレ目が特徴的なスマートなウェイターがニコっと微笑みながら、

「お客様、お召し物のクリーニングは私にお任せください。ささ、こちらへ」
「いやいいですよわざわざそんなことしなくても」
「まぁまぁそう言わずに。粗相をしてしまったお詫びですので受け取ってくださいな」
「ちょっ、」


＊＊＊＊＊


行ったか。
全く、本当に油断も隙もあったもんじゃない。やつは早々に勝負をかける気のようだ。
小春が上手く立ち回ってくれてよかった。やつが消えてる隙に絵里に注意を促さないといけない。
慌しい光景に全くついていけず一人取り残され、キョトンとしている絵里に、

「失礼ですがお客様、当レストランの"ジンクス"をご存知でしょうか？」
「え？ あ、いいえ。ジンクスって、高橋さんも言ってたなぁそれ・・・。一体なんなんですか？」

予想通り、絵里は知らなかったか。

「これはスタッフ内だけの秘密なんですがね。ここで婚約を交わすと不幸になっちゃうんです。女性の方が」
「えーそうなんですか！？」

こんな簡単に騙されるとは・・・もしかして絵里は未だにサンタクロースやムー大陸を信じているのでは？
目をまんまるに見開いてすっかり信じきっている絵里に追撃をかける。

「だからくれぐれも、プロポーズはお受けにならないようにしてくださいね」
「あ、それは大丈夫ですよ。結婚なんて全く考えていないので。私も彼も」

「・・・。油断大敵ですよ。男って生き物は羊の皮を被った狼なんですから。例外なく、ね」
「うーん・・・高橋さんは狼というよりワンコっぽいけど・・・」
「いや〜わかりませんよ？」

コホン。咳払いを一つしてから真っ直ぐに絵里を見つめた。
そして、

「結婚してください」

「・・・・・・え？」
「俺と結婚してくれなきゃ今すぐここで死にます」
「えっえっ？どうしたんですかいきなり」
「とまぁこのように。脅しにかかる手口もございますので。あの男にはあまり隙を見せないようにお気をつけください」
「・・・あ、冗談だったんですか。なんか真剣な顔で言うもんだからマジなのかと思っちゃった。女の子同士なんだからそんなわけないのにね」

マジだよ。
こんな格好で言っても全く格好つかないが、今言いたかった。
ただの自己満足だけど高橋に先に言わせるのは嫌だったから。

「そろそろ戻ってくる頃ですね。くれぐれもプロポーズには気をつけてください。それでは失礼します」

と言って絵里に背を向けたところだった。

「お待たせしました絵里さん。すみません、お恥ずかしいところをお見せしてしまって」
「あ、高橋さん。おかえりなさい」
「あの、いきなりで申し訳ないのですが、部屋を取ってあるんです。そっちの方が落ち着いて話ができるので移動しませんか？」
「え、部屋？」
「！！」

そう来たか高橋・・・！
そうはさせるかと声をかけようとしたのだが何者かに肩を掴まれる。

「おい新入り！いつまでサボってる気だおまえ！そろそろ皿洗いに戻れ！」
「そんな場合じゃ、」
「さぁ早く、絵里さん。ここに長居するとなにかしら邪魔が入りますので」
「は、はい」
「あっテメーこのやろ！」

無理矢理部屋まで連れてく気かよ！
レストランから出ようとする２人を追いたいのだが肩をがっちりホールドされていて身動きが取れない。
せめて声だけでもと、行くなと叫ぼうとしたのだが、

「・・・」

出口の大扉から出る瞬間、高橋がれいなの方を振り向き、ニヤリと微笑むのが見えた。
あの野朗、気付いてやがる・・・！
叫ぶことも走って追いかけることもできないまま扉が閉まり、完全に２人が見えなくなる。
早く追いかけるべきなのだがさっきからしつこく絡んでくるこのオッサンの力が強すぎて暴れてもビクともしない。

「くっそ、離せ！」
「おとなしくしろ新入り！」
「・・・・・・、おとなしくするけん離してほしいっちゃけど」
「だめだ、またサボる気だろう」
「・・・・・・」

こいつ、まさか・・・？
昔の嫌な感覚が一瞬だけ蘇り、この男の手が、指先からジワジワとなめくじに変化していくような幻を見た。

「・・・ちっ」

さっさとどっか行ってくれんかなと思いながら黙ってその場でおとなしくしていると突然、肩にあった気持ち悪い感覚が消えた。
後ろを振り向くと、

「田中さーん、あの人ら行っちゃいましたね。早く追いかけましょうよ」
「どこ行っとーたと小春！？・・・つか、このおっさん白目向いとぅっちゃけど・・・」
「気にしなーい気にしない。そんなことより、なんか注目浴びてるし逃げるのも兼ねて早く出た方がいいですよマジで」
「そやね。でも高橋がどこ行ったかわからんけん」
「部屋ですよ。さっきキーの番号チラ見したんですけど４０階の１号室でした。行きましょう」

４０階・・・最上階じゃねーかあのキザ男が。
予想外の小春の優秀っぷりに内心驚きつつも全速力でレストランから出るとエレベーターへ急いだ。


＊＊＊＊＊


「あの、高橋さん。部屋ってなんのことですか・・？」
「部屋は部屋ですよ。ここはホテルですからね。これがどういう意味なのか絵里さんもわかるでしょう」
「それって・・・」

絵里さんの歩くペースが遅くなった。俯いていて、なにかと葛藤するような表情が見える。

「"恋人"になるまでは・・・そういうことしないって約束じゃ・・・なかったんですか？」
「・・・。それの答えはですね・・・」

言って、上へのボタンを押してから絵里さんの真正面に立った。
そして・・・

「結婚しましょう絵里さん。恋人には、今日ここでなればいいんです」
「えっ！？」

本当はあの場で言いたかったのだが、"彼"がいたのだから仕方がない、ムードもなにもないが今は急ぎだ。

「これが言いたくて・・・今日、ここに絵里さんを誘ったんです」
「・・・・・・」
「指輪も買ってあります」
「！」

本人の前で値段を言うような無粋な真似はしないが、ぼかして言うなら普通車１台まるっと買えるくらい。
絵里さんが切れ長の目を見開いて、目の前でＵＭＡを見つけた冒険者かのような驚愕の表情で私を見ている。
私は悠々とそれを受け止め、口の開いたエレベーターに身を滑り込ませる。もちろん絵里さんの肩を抱きながら。
絵里さんは下を向いていたが何かに気付いたのか突然、顔をあげた。

「えええええええええええええええええりいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！」
「、ウェイトレスさん・・・？」
「早いですねーもう来ましたか。しかし」

絵里さんにあなたと会話させるわけにはいかないんですよ。

「あと一歩ってところでしたね田中君。安心して家に帰ってバラエティ番組でも見ていてください。
　絵里さんは私が幸せにしますので」
「行くなあああああああああああ！！！！」
「Adios」

田中君の努力むなしく無常にも閉まる扉に笑みが止まらない私と、困惑する絵里さんを乗せてエレベーターが上昇する。
これじゃまるでヒール役だな。意識してやっているわけではないのだが人間、優位に立っているとどうしても格好をつけたくなるもの。
とは、ただの言い訳なのだが。

「田中君・・・？高橋さん、今、田中君って・・・、どういうことですか？」
「なんとなく気付いているのでは？あのウェイトレスは女装した田中れいな君本人ですよ。
　髪が真っ黒だったので最初は私も気付きませんでしたがね」
「！！　・・・・・・やっぱり・・・」
「気になりますか？彼が」
「・・・・・・」
「私が忘れさせます」

「え・・・？」
「あなたから」

絵里さんの顎を持ち上げ、親指で唇をなぞった。

「田中れいなを」

何をされるのか悟った絵里さんが制止の言葉を発しようとするがそれを無視して唇を重ねた。


＊＊＊＊＊


「あのヤサ男が〜〜〜・・・・！！カッコつけすぎてシベリア以上に寒くなっとうっちゃろが〜〜！」
「エレベーターなんて待ってられませんね〜・・・。階段でいきますかぁ？１０階上ることになりますけど」
「１０階ぐらいで怯んでられん。急ごう」

ヒールなので走りにくいったらありゃしないがモタモタしてる間に絵里が高橋にあんなことやこんなことされたりしたらたまったもんじゃない。
今も走りながらかかとがつりそうな程痛いのだ。それでも走れてるんだから愛の成せる技だよ。

「ところで田中さん、突入すること前提で話しますが鍵とかどうすんすか？マスターキーなんて持ってないでしょ？」
「それはちゃーんと考えてあるっちゃん。心配せんでもよか」
「おーすごい。けどなんか犯罪のニオイがするのは気のせい？」
「なりふりかまってられんけんね」

もうここまできたらパクられるのも覚悟の内だ。
れいなが行くまで高橋が絵里に手出ししてませんように。
神に祈った。

以上です。

前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。いつも励みになってます。
次は高橋とれいなの一騎打ち後編です。
今、田中クンの恋愛事情全体のちょうど中盤らへんになってます。

読んでくださる方、感想レスくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますのでお付き合いよろしくお願いします。
それでは〜

いつも乙です！
今日も楽しかったｗ

乙です！
れいなクンの祈り届かずえりりんと高橋クンが…
早く迎えに行ってあげて＞＜

作者さん乙です。毎週楽しみにしながら読んでます
つかとうとう高橋さんがえりりんの唇を.......！！！れいな負けるなぁぁぁぁぁぁ！！！
小春が色々とGJすぎて頭なでなでしたくなった

えりりんのくちびるが〜；；

ﾉc|+;｀ ﾛ´;) うおおおおおぉぉぉ！！！

長編はどれも熱いねぇ…
れいな君がんばってー！

　　　　　　　　　 ,ｨ^!个/)
　　　　　　　 　 《y'´⌒｀ヽ　 （
　　　　　　　　　 /ノノハヽ　　 )
　 　 　 　 　 　 ﾉc|+｀ 皿´) c立
　　　　　　　 　 　 f(lつつ￣￣￣
　　　　　　　　　　んi___iヽ
　　　　　　　　　　 ~し'ﾉ~

こえぇよｗ

でも可愛いｗ

また夢世界を飛び越えてアイツが来そうな予感…ｗ

一流ホテルにあるレストランの料理長と面識のある彫師って・・・吉澤さんって何者なんだろう？ｗ

彼女さんの方の繋がりかもよｗ

（　＾▽＾）＜呼ばれた気が！


>>318
ﾉd*☆,｡.☆)＜呼ばれた気が・・・

歌唱力残念な２人なんだなｗ

>>320
彼女さんの経歴まだ不詳だもんな

>>321
帰れシゲｗｗ

>>322
フイタｗ

>>322
ﾉd+▼ ｡.▼）＜道重財閥を敵に回したの

おやすみなの

>>326の時間が「いしよしよ」ｗ

恋愛事情来た後でこれかｗｗなんてタイムリーなｗｗ

>今日の夜ご飯はやっぱり
>牛タ〜〜〜〜〜ン
>テールスープ付き
>やっぱり牛タンおいしーな
http://stat.ameba.jp/user_images/20120304/22/tanakareina-blog/f9/fc/j/o0240032011832502897.jpg


ﾉd*＾ｰ＾)＜ねぇねぇれーな？ボクね、牛たんより食べたい舌があるんだぁｗ
从*｀ -´)＜…れーなとキスしたいだけやろ
ﾉd*＾ｰ＾)＜あららｗ よく分かったねｗ
从*´ ﾛ｀)＜絵里の考えとーことなんてれいなでなくても分かるっちゃん…ﾏｼﾞｱﾎｽｷﾞ
ﾉd*＾ｰ＾)。o（喋ると小っちゃい舌がﾁﾛﾁﾛ見えて、唇がﾌﾟﾙﾌﾟﾙって…あぁ、おいしそー＞＜）
从*´ -｀)＜…どしたと？

ﾉdっ＾ｰ＾)っ＜ちょっと味見っ！ｗ ｶﾞﾊﾞｯ
Σ从；｀ -´)＜うわっ！ちょっ！まっ！


　 ノハヽノハヽo∈
　ﾉﾉd* ＾)｀ *从　　　はあぁっ…んぅぅーっ///
　ノ　　　つ∪ﾉ

　
ﾉd*＾,ｰ＾)＜ごちそうさまｗ れいなのよだれスープもおいしかったよ？ｗ
从*∩ﾛ∩)＜こっ…この変態っ/// ｼﾞｭﾜｯ




ﾉd+・ ｡.・） 【ﾓﾆﾀｰ】　＜…キスだけで濡らしてんじゃねぇの変態猫

年中ｲﾁｬｺﾗしてんなーｗ
どうせいまもベッドの中でｱﾝｱﾝ言ってんだろなｗ

>>329
れいなのテールスープは付いてこないの？

キスだけでイカせることが出来ることはかめい君ぐらいなもんだｗ

にーがき君じゃ絶対無理だなｗ
むしろ逆にイカされそうｗｗ

>>331

ﾉd*＾ｰ＾)＜れーなに尻尾がついてたら良かったのにねｗ
从*´ ﾛ｀)＜いやいや、れーな人間やし…
ﾉd*＾ｰ＾)＜しょうがないからお尻ペロペロしよっとｗ ｱﾆｬﾙ〜ｗ
从+｀ ﾛ´)＜アホっ！まだお風呂にも入ってないのにそんなんさせるか！
ﾉd*＾ｰ＾)＜あ、お風呂入ってキレイキレイにしたらペロペロしていいんだｗ
从;*｀ ﾛ´)＜なっ！そ、そういう意味じゃ…///

≡从*∩ﾛ｀)つ⊂ﾉd*＾ｰ＾) ﾎﾗﾎﾗ ﾊﾔｸ ﾊｲﾛ〜ｗ

いつも思うがかめれなはいつ寝てるんだ？ｗ

えりりんが起きてる間じゃない？

ﾉﾉ*´ｰ｀) ｸﾞｩ…ｱﾆｬﾙ〜…ｳﾍﾍ...zzz

えりりんはずっと寝てるイメージ…ｗｗ

えりりんの寝言が危険すぎるｗｗ

>>333
ﾉd*’ー’)＜俺の出番やな……

ﾉd*´・e・）？

にゃぁ

ほ

>>340
あまり勢い余って突っ走らないでねｗ

ﾉd*´ｰ｀)

えりりんが起きてる時間は寝てるかめい君ｗ

ﾉd　-ｅ-)＜・・・・・・。


ﾉd　-ｅ-)｡ｏO（誰か僕を癒してほしいのだ）

川o・-・)＜こんな私でよかったら・・・///

ﾉd；゜ｅ゜)Σ　ﾀﾞﾚﾅﾉﾀﾞ!?

>>292の紺野です・・・

ﾉd；>ｅ<)＜おしりの穴は痛いのだ！

|’へ’)ﾑﾑ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)

ｴﾛｴﾛ

真ん中がかめい君だったらなぁ
http://sayu.no-ip.com/fairy/img/rabbit4002.122.jpg
http://sayu.no-ip.com/fairy/img/rabbit4005.235.jpg

シゲくんがセーラー服なのは・・・ｗ

間違えた。ブレザーか
でも女子用ｗ

れなしげ二人とも女生徒用ブレザー来てエッチして欲しい
というかミニスカートからはみ出たガチガチの弟重君が見たいんだけどｗ

れいなとシゲのエロはなかなか難しいよね

２人ともかめい君ふぉーりんらぶだから・・・ｗ

基本的にれなしげはハプニングありきだからね
たまにかめれなH中におこぼれでお口でしてもらってそうだがｗ

れいなちゃんに学ラン、かめい君にはれいなの制服着させてウヘヘ…ての妄想したことあるけどな
頓挫頓挫ｗ

まず２人共その気がないからエッチまで持っていくのが難しい・・・
ほんと酔った勢いじゃないと無理だなあこの組み合わせはｗ
３Ｐが一番ありえそう

シゲ君の方かられいなとHしちゃうとかめい君が嫉妬しちゃいそうだけど、
エロモード入って朦朧としたれいなの方からしちゃえば「エロいなぁれいなはｗ」になるかもねｗ
もちろんかめい君の目の前限定で、隠れてHしたらシゲ君ボコボコにするけどｗ

れいながシゲ君に欲情しちゃえば話が早いだろうなｗ
顔赤らめてかめれなニーしてるシゲ君とか可愛いだろうし

女ブレザー着てムスコしごいてるシゲ君想像したらどうしようもなく興奮したｗｗｗ

　変　態　紳　士　の　集　い

淑女もいるわよ

ﾉd*´ ｡.｀） 欲情ｼｹﾞ

>>367
ちゃゆ？ｗ

ﾉd*＾ｰ＾)9m　＜ちゃゆ！見ているな！？

この間聞いた時には女子も多かったけどねｗ

おやさゆ

おはみん

>>369
残念はずれっ！ｗ

从*´ -｀) ｳﾄｳﾄ……

ﾉc|=´┴｀)＜…田中さーん

从；´ ヮ｀)＜はっ！

ﾉc|=´┴｀)＜次寝たら放課後、図書館の整理してもらいますよ

从；´ ヮ｀)｡oO(どうせなら家庭科室が良いっちゃん)



ある日のれいなと光井先生保全

从*´ -｀)

（　-e-）

从*- ｡.-）

从*｀ ﾛ´)ﾊｯ!


从；´ ﾛ｀)＜なんだ夢か

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜どんな夢見てたんですか？

Σ 从；´ ヮ｀)＜せ、せんせぇ…

ﾉd*’ー’)ﾉd*＾ｰ＾)　　　＼ｷｬｰｷｬｰ♥／


ﾉd´・ｅ・)｡ｏO（モテる人が羨ましいのだ）

にーがき君もモテてるよｗ

ﾉd*＾ ｡.＾)＜ｷｬｰｷｬｰ♥　　　　　ﾉd；-ｅ-)｡ｏO（全然嬉しくないのだ）



|’ー’)ｏO（ｷｬｰｷｬｰ♥）

ドンマイｗｗ

http://stat.ameba.jp/user_images/20120306/20/tanakareina-blog/0a/d4/j/t02200407_0378070011836096390.jpg
http://stat.ameba.jp/user_images/20120306/20/tanakareina-blog/1f/73/j/t02200407_0378070011836096436.jpg
http://stat.ameba.jp/user_images/20120306/20/tanakareina-blog/1f/4e/j/t02200407_0378070011836096452.jpg

またライバルかよｗ

れいなちゃん浮気っすかｗ

ﾉd*´ｰ｀)…

从*´ ヮ｀)＜絵里が一番っちゃん

まさかの岡井少年

ﾉd*☆ ｡.☆）岡井くんもステキ〜！

誰でも良いのかシゲｗｗ
少年岡井逃げてーｗ

少年の後ろの愛理がカワイイｗ

細かいなｗ
可愛いけどさｗ

6期- Morning Musume 6th generation
http://www.youtube.com/watch?v=IMdjAALgqqo

いつ見てもおもしろいなぁこれ

エロッキかわいすぎる

亀井先生というか光井先生書けたけど…もう眠気が限界なので明日か明後日投下します
おやさゆみんですﾉｼ

http://pds21.egloos.com/pds/201203/07/44/dfasd.swf

>>398
（* ゜ｅ゜）作者さんの焦らしプレイ//


从*｀ﾛ´)て、てんちょ…？

てんちょハマりすぎだろｗｗ

ﾉﾉ*´ｰ｀)

ﾉd*´ ﾛ｀)

>>399
れいな君イケメンｗ

お昼なの

先生何してるんですか？
http://aewen.com/momusu/mitsui/img/aewen1845.gif

先生まさかの浮気ですか？ｗ

というか…これは愛佳と絵里？

Dマガだよねこれ
右誰だっけ・・・

>>409
Dマガ29で絵里と愛佳だった
亀井先生を守る光井先生にしか見えなくなってきたｗ

从+｀ 皿´) ｶﾞﾙﾙﾙ！

川=´┴｀) 洗面器被ります？

ﾉﾉ*＾ｰ＾)洗面器じゃない!

防災訓練？の亀井先生と光井先生で妄想が膨らむ
http://www.youtube.com/watch?v=zPaqWy8vNWw&t=1m45s

実際に震災が起きた時も光井先生は亀井先生を守るだろうね
妄想楽しいｗ

>>413のpart4の震度7での亀がｱﾌｫ過ぎるw

　　　　　　　　ﾖｼﾖｼw
ﾊﾟｺ　　 ノハヽ
　ﾊﾟｺ ﾉﾉ*＾ｰ＾)O゛o∈
　　　　ﾉ 　つノハヽ
　　(( (　 y (´ﾛ ｀*bヽ
　　 と(_/＿と_ノ ,ﾉ

れいな君のポニテ頭をナデナデしながらパコパコ

れいな君ﾌﾆｬﾌﾆｬだなｗ

たなえりニヤニヤだし光井先生は妄想楽しいしｗｗ
ヤバイなｗｗ

たなえりにとっては騎乗位が正常の体位ｗ

かめれなはバックが正常の体位かな？ｗ

かめれなは対面座位のイメージｗ

対面座位はﾁｭｯﾁｭできてﾓﾐﾓﾐできて深く挿るからねｗ
かめい君なら大好きな体位だろうｗ

れーなもかめい君の顔が見えるし好きそうｗ

バックはしげれな

そしてかめい君にフルボッコｗ
しげれなも良いけどシチュエーションがねぇ…って前にもこの話題したけどさｗ

かめい君にとってのしげれなは

エッチはれいなが良いなら許す
その代わりかめい君のいる前で
隠れてするのと生とキスは絶対禁止

って感じかなｗ

３Ｐしか選択肢がないじゃないかｗｗ

れいながシゲに欲情する機会も滅多にないしねｗ
それがかめれなしげらしいけどｗｗ

れなしげがエッチしてる時も
かめい君はれいなへの愛撫は止めないだろうなｗ
逆に夢中になるかもｗ

>>427
あくまでかめい君にとって、だからバレなきゃ何してもいいぞｗ
あとで必ずバレてみちしげ君がフルボッコにあうだけだｗ

ﾉd*･ ｡.･)＜バレなきゃ何してもいい・・・


ﾉd；- ｡.-)＜・・・ｺﾞｸﾘ

かめいくーん
シゲを止めてくれーｗ

光井先生待ちながらおやさゆみんｗ


ﾉc|；´┴｀)｡oO(読みたいような読みたくないような…)

えろっき

ｵﾊﾍﾟﾛ

おはようなの

うぅ…風邪引いたから今起きたｗ

ヽﾉd*＾ｰ＾)ﾉ

かめい君今日も楽しそうだな

えりりんはお昼寝中だねｗ

ﾉﾉ*´ｰ｀)＜れーにゃ……えっちぃ……


ﾉd；｀ -´)｡oO(寝言聞こえとーよ…)

ﾉd；｀ -´)　　えりりんの甘い寝言に反応しちゃうちびれいな君

　　　 n ﾋﾟﾝｯ

｜ｰ＾)

|｡.☆)ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･

シゲか？さゆか？ｗ

ﾉd*☆,｡.☆)＜もう我慢できない・・・襲うしかないの・・・ﾋｯﾋｯﾌｰ

その呼吸法違うｗ
れいな君逃げろーｗｗ

>>413で妄想楽しいｗ

>>398ですが21時あたりに投下しようかと思います
相変わらずなので苦手な方は全力でスルーして下さいｗ

ﾉd*＾ ｡.＾)＜産まれちゃったの♪
http://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/0879a05a_640.jpg

>>449
ﾉd*＾ｰ＾)＜・・・・・・。

ﾉd* ｰ )゜ ゜

>>448
ｗｋｔｋ

>>449
一体何がどうなった？ｗ

ママ重ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!!!

誘惑に負けてりほりほのフクちゃんﾊｧﾊｧ音源聞いちゃったんだけど
かめい君ワールドでのエロエロさやみず等を妄想してしまった

れいな君　　かめい君

|||9|‘_ゝ‘)　　ﾉ9| ‘_ゝ‘)

ﾉd�刀e _l‘）　ノﾉ�刀e _l‘）

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ　　 ﾉd*´ｰ´ﾘ


いくた君とさやし君は聖ちゃんを巡ってバトルか

香音も忘れないであげて下さいｗ

なんか良い流れをぶった切って申し訳ないけど投下します


雨の降る土曜日の今日、愛佳はひとり、学校に来て試験問題を作成していた。
もうすぐ期末試験が行われるのだが、果たしてあの子はちゃんと勉強しているのだろうかとふと思った。
先週の月曜、れいなは絵里と向き合った。
なにを話したかまでは知らないが、火曜日に学校で見たれいなを考える限り、ちゃんと想いを伝えたことだけは分かった。
自分の心の奥にある確かな気持ちを伝えられたなら、それ以上はない。愛佳はひとつ息を吐いて、彼女の背中を見つめていた。

―「あなたの前の学校での話は聞いていますよ」

瞬間、頭に生徒指導部長の声がよぎった。
万事うまくいっていると思った矢先の出来事だった。
あの噂が耳に入るのは時間の問題だとは思っていたし、覚悟もしていた。
だが、よりによって、あの生徒指導部長に聞かれたかと愛佳はパソコン画面から目を逸らす。

あの日以降、生徒指導部長と愛佳の仲は急速に悪化していた。
互いに「大人」の対応をしてはいるものの、あの噂が尾鰭をつけて広がれば、どうなるかは目に見えている。
絵里とれいなをこの件に巻き込むわけにはいかない。
そうであれば、なにかしらの対応はしておくべきだろうかと考える。
しかし、過去を消すことはできないし、消すつもりもない。
あの記憶は、たとえ痛みと哀しみしか残さないものだったとしても、大切な、ふたりで歩んだ道だったから。


愛佳はふと目を瞑った。そうや、あの日もこうして、雨が降っていたんやっけ。
記憶の迷路へと通じる扉は突然と現れるものだと愛佳は思う。
今日もまた、そこへ導かれてしまった自分は、なんて弱い存在なのだろうと思う。
だけど、あの記憶の中で、たとえ哀しみの中であったとしても、あの笑顔に逢えるのは、やっぱり嬉しいと感じた。
瞼の裏で、あなたはいつも、優しく微笑んでいた。ただ最後まで、その笑顔を護りたかった。ただ、それだけだった―――

なんどとなくキスを交わし、熱い息が部屋に浮かんでは消える。
互いの吐息が艶っぽくて、それだけでふたりは徐々に駆り立てられ、興奮していく。
冬だというのに身に纏っているのもはなにもない。それなのに暖房器具もろくにつけずに、ふたりはキスを交わし肌で温め合っている。
原始的で、だけど最も温もりを感じられるこの時間が、堪らなく好きだった。

「んっ！」

胸に噛みつくと、絵里は高く甘い声を上げる。
今夜だけでもう何度目だろうと思うが、愛佳はなぜか止めようとは思わなかった。

「亀井さん……っ」
「せんせ…あっ……！」

硬くなった右胸の突起を舌で転がしては噛んで弄ぶ。
その度に肥大化していくそれを愛佳はまた楽しそうに転がす。子どものように遊ぶ愛佳に絵里は息を荒くしながら感じる。
愛佳は右手で左胸を優しく揉みし抱き、時に中心を人差し指の腹で擦る。

「もっ……ん…」

絵里は我慢が出来なくなったのか、愛佳の右手首を掴み、自分の濡れたそこへ誘導する。
愛佳の指先が触れた瞬間、そこは新たな愛液を垂れ流しているのか、太股から下腹部へと滴り落ちる。

「やっぱ亀井さん、エッチですよね…」
「んっ、あっ……そんなこと、な…！」

絵里が言い終わる前に愛佳はその唇を唇で塞ぐ。
絵里も待っていたかのようにすぐに口を開き、舌と舌が絡み合う。粘着質のある音が響き、愛佳は迷わずに絵里のそこに指を突き立てる。

「んっ――！」

―だってほら、もう何回もイッてるのに、まだこんなに濡れてますでしょ？

そんなことを言おうものなら、絵里がすねてしまうことは目に見えていたので、愛佳は黙っておく。
代わりにクチュクチュと絵里の中を人差し指で掻き回すと、絵里はなんどか背中を反らして応える。
口の端から漏れる甘い声さえも独占してしまうように、愛佳は絵里の舌を逃さない。
酸素が回らなくなり頭がボーっとしてくる。感じるのは、愛佳の指から与えられる不規則な快感だけだった。
乳首とクリトリスを同時に弄られ、絵里は早くも限界を迎えようとするが、それが嫌なのか、絵里は僅かに抵抗する。

「っ、はぁ……」
「ふぁ…んん……」

いちど唇を離して愛佳は絵里を見つめる。
息を整えるように肩を揺らし、大きな瞳に涙を携えている姿が堪らなく愛しい。
人はこんなにも、人を好きになれるものなのかと改めて愛佳は思う。

「ねぇ……せんせぇ…」

出し入れを繰り返す愛佳の右手を掴み、絵里は訴える。

「せんせぇの…ちょーだい？」
「……ほら、やっぱりエッチですやん」
「…もう、それでもいーもん」

絵里はそう拗ねたように言うと、愛佳の首に両腕を回す。
ぎゅーっと強く抱きしめると愛佳は一瞬だけ苦しそうな声を上げるが絵里はそれを聞こうとしない。
ただ、彼の温もりを確かめるように、恥ずかしさを堪えるように、絵里はその耳元で「好きぃ」と呟く。
そんなことを言われては、いじめる力もなくなってしまう。
愛佳は耳たぶをペロッと舐めたあと、絵里の両脚を少し大きく広げる。

「いきますよ…？」

絵里が頷いたのを確認すると、愛佳は自分の腰を推し進めた。
たぶん、いちばんエッチなのは、何回もシているのにこんなにも元気な自分だと思いながら。

「っあ！」

脈打つそれに貫かれ、絵里はビクッと体を反らせた。
絵里のそこは容赦なく愛佳を締め付け、呆気なく絶頂へと誘おうとする。
もうなんども繰り返された行為なのにこんなにも元気な自分は、若さゆえだろうかと苦笑しながら、愛佳は腰を動かした。

「んっ…ん、あ……あっ！」

ゆっくりと前後するたびに、絵里の口から喘ぎ声が漏れる。
切なそうに零した吐息は、何処となく、「女性」だと、思った。
大人になっていく絵里の姿を見ていくのは、楽しい。
彼女自身はもう、ほとんど「完成」しているのだけれど、さらにこれからもっと大人の女性になっていくのだろうなと思う。
だけどその姿を、僕は本当に、身近で見ていられるのだろうか？

「ふぁっ！ああっ！」

余裕なんていつでもなかった。冷静さなんてこれっぽっちもない。
常に不安定で、気持ちだけが先行して、護りたいものも、護れないかもしれない。

「あっ……やぁ…あん！」

いつかは来る、その選択の瞬間。
僕はそれでも、彼女と、亀井さんと一緒にいる未来を選びたかった。
教師としての信用も、自分の社会的地位も、なにもかも捨てても良いと思い、彼女を抱いたあの日から。
この気持ちだけは、揺るがずに存在したこの想いだけは、だれにも侵されることはない。

「せん、せぇ……せんせぇっ！」

絵里の切なそうな声にふと我に返った。
気付かぬうちに、絵里のことを考えずに激しく腰を打ちつけていることに気付いた。
愛佳は少しだけ腰の速度を落とし、絵里に優しく口付けた。
世界でいちばん、甘いキス。この瞬間だけは永遠だと信じられるような、子どもっぽくて、だけどシアワセなキス。

「好きですよ……亀井さん…」

そのとき、僕は泣いていたのだろうか。
亀井さんは一瞬だけ切なそうに眉を下げ、そのあと、すべてを分かっていたように微笑んだ。
両腕を首へと回し、「絵里もだよぉ……」と優しく囁いたあと、亀井さんは少しだけ、腰を動かした。

「一緒に……ね？」

途切れ途切れのその吐息だけで、僕はすべてを理解したかった。
彼女の優しさ、彼女の愛情、彼女の気持ち、亀井さんがどんな想いで僕を抱きしめているのか。
僕は軽くキスを落としたあと、亀井さんの腰を掴み、ぐんと打ちつけた。

「あんっ！あ……はぁっ！」

夜の闇に浮かんだ吐息。
切ない声に誘われるように、必死に腰を振って欲望を吐き出すように、愛佳は絵里を抱く。

「んっ…はっ、あっ…あっ！」

好きだった。
どうしようもないくらいに、亀井さんが好きで、忘れることなんてできないくらいに。出逢ってしまったことを、後悔してしまうかのように。
それなのに、それなのに、僕らは互いの名前を呼んだ。
刻むように、痕をつけるように、忘れないように、この瞬間は永遠だと、信じているかのように。

「せんせぇ……あっ！光井せんせぇ！ぁ……好き…好きだよぉ…！」
「はっ…好きですよ…亀井さんっ…」
「あ…せんせぇ……！」

嬌声のあと、絵里の体が痙攣し、愛佳もそれに釣られるように欲望を吐き出した。
緊張していた体がゆっくりと解れていくのが分かった。愛佳はすべてを吐き出すと、そのまま絵里の体に倒れ込んだ。
心地良い温もりが、ふたりを包み込んだ。

絵里がぼんやりと目を開けると、愛佳は優しく微笑み髪を撫でていた。

「あ、起きました？」
「ん……」

絵里はもぞもぞと体を動かし、愛佳の胸の中にすっぽりと収まった。
愛佳も抵抗することなく彼女を受け入れ、柔らかい絵里の体を抱きしめた。細いその体は、ちょっと力を入れてしまえば折れてしまいそうだった。

「好きだよ……光井先生」

胸元で呟かれたその言葉に愛佳は目を見開く。
絵里を見ると、彼女は柔らかく微笑み、もう一度だれにともなく「好きなの」と呟いた。
愛佳もそれに応えるように額にキスを落としたあと「好きです」と囁いた。
腕に込める力を強め、互いの温もりを感じるように、ふたりは再び眠りに就いた。


雨の降るその夜が、僕らが最後に肌を重ねた瞬間やった―――

「光井先生…」

ふと聞こえてきた声に、愛佳はふっと目を開けた。
この短時間で眠っていたのだろうかと目をこすって顔を上げると、そこには、渦中の人物である、亀井先生の姿があった。
マスクを外す彼女に、愛佳は思わず立ち上がった。

「風邪、だいじょうぶなんですか？」
「あ…本当に心配をおかけしました……もうだいじょうぶですよ」

そうして絵里はニコッと笑い、カバンを机に置き、中から書類を出した。
彼女もまた、休日出勤して試験問題を作成するようだ。1週間風邪で欠勤していたから特に忙しくなりそうだ。

「あの……」
「はい？」
「…ちょっと、お時間、良いですか？」

パソコンに向き直って作業をしようとしたとき、愛佳は絵里にそう話しかけられる。
真っ直ぐな彼女の瞳に射抜かれた愛佳は、断る理由もタイミングも失い、ひとつ頷いて立ち上がった。
ふたりはそのまま、家庭科準備室へと向かった。

珈琲を手にしながら、ふたりは向き合って座った。
春の光が差し込む午後、家庭科準備室の空気も時間もまるで止まっているかのようだった。
こうして彼女と珈琲を飲むのも久しぶりだなと思いながら、愛佳はぼんやりとカップの中の黒い液体を見る。

「本当に、ありがとうございました」
「え……ああ、だいじょうぶですよ。僕はなにも…」

愛佳がそう言うと、絵里はふっと微笑む。
その笑顔はどうしても、記憶の中にいる彼女と重なってしまう。そんなこと、亀井先生も彼女も望んでいないだろうけど。

「ひとつだけ…教えてくれますか？」

絵里は微笑みを崩さぬまま愛佳に問いかける。
その笑顔の持つ意味を計りかねるが、なにも掴めないまま、愛佳は静かに頷く。

「あのとき、先生は私にキスしましたよね？」

絵里にそう言われ、愛佳は思わず口元を覆った。
そうだった。ドタバタして勢いに任せて忘れていたが、愛佳はこの部屋で弱っていた絵里にキスをした。
弱みに付け込むなんて最低にも程があると思うが、どうしてもあのとき、愛佳は自分の中に在った欲望がおさまりきらなかった。
目の前にいた彼女をその腕に抱きしめ、もう二度と離したくないと想ってしまった。
愛佳は困ったように笑いながらも「はい」と返す。
絵里はそんな愛佳を見たあと、静かに応えた。

「先生は、だれにキスをしたんですか？」

絵里のその言葉に、愛佳は顔を上げた。
彼女は笑っていながらも、真っ直ぐに愛佳を射抜く。その表情がもう、答えなのだと愛佳は気付いた。

「……気付いてたんですか？」
「まぁ……なんとなく…」

絵里の自信のなさそうな表情に、愛佳は苦笑しながらも珈琲に口付ける。
やはり、この中途半端な想いでは、真剣に向き合っている人には見抜かれるんだなと頭をかいた。
この人の前ではもう、嘘はつけない。今日のこの瞬間まで巻き込んでしまったのならば話そうと、愛佳はもう一杯珈琲を飲む。
空になったカップを片手に立ちあがり、「もらいますね」と新たに注いだ。熱くて黒い液体がなみなみと入って揺れる。
愛佳は再び座って絵里と向き合う。ひとつ息を吐いて天井を仰いだ。そして、覚悟した。

「護りたかったんです、だれも傷つけんと、精一杯に」

呟いた言葉はぽつんと浮かびあがる。
絵里はそのしっぽを掴もうと音を追うと、自然とその言葉は意味を付与して絵里の手元に落ちた。

「なのに、置いてきたんです。遠い過去の記憶の中に」

愛佳はそうして胸ポケットから1枚の写真を取り出し、絵里に渡した。
それを受け取った絵里は思わず「……え？」と声を漏らした。

「きっかけは、他愛のない、ただの噂話でした。だけど、結果的にはそれが原因で、僕は彼女を置いてきたんです」

愛佳は再び、記憶の扉の前に立った。
最後の扉を開けたとき、なにを失うのかは、まだ分からない。
だけど、向き合わなければ意味がない。もうこれ以上、だれも傷つけたくなかった。

愛佳はひとつ息を吐き、扉に手をかけた。

>>467　
スイマセンさいごの一行抜けてコピペしてもうた・・・＿|￣|◯　
逝ってきます・・・


「なのに、置いてきたんです。遠い過去の記憶の中に」

愛佳はそうして胸ポケットから1枚の写真を取り出し、絵里に渡した。
それを受け取った絵里は思わず「……え？」と声を漏らした。

「きっかけは、他愛のない、ただの噂話でした。だけど、結果的にはそれが原因で、僕は彼女を置いてきたんです」

愛佳は再び、記憶の扉の前に立った。
最後の扉を開けたとき、なにを失うのかは、まだ分からない。
だけど、向き合わなければ意味がない。もうこれ以上、だれも傷つけたくなかった。

愛佳はひとつ息を吐き、扉に手をかけた。





最後の雨　おわり

乙！あとでじっくり読ませてもらいます

乙です
次回の更新が読みたいでも辛いかもしれない
暫くこの気持ちの繰り返しかも

作者です 毎度猿さんくらってホントに申し訳ない……
次で光井先生シリーズを区切ろうかなと思ってますがまだ分かりませんｗ
とりあえず別れた理由はちゃんと書きます

17才くらいの絵里の画像とか載っけようとしたんですがあまり良いのがなく拾ったのがこれ
http://mambow.s12.xrea.com/wallpaper/su_albums/17_60_1.jpg

なんとなく光井先生っぽいなと思ったのはこっち
http://uppix.net/7/8/6/e5ed290ee1bf029213df2af1448c2.png

参考になればｗ

次を想像するだけで涙が出そうになる…（ ；e； ）

てんちょ泣くなよ…ｗ

>>471
乙です！
光井先生と生徒えりりんの恋好きだから切ねぇー涙
次も楽しみにしてます

三ﾉd*’∀’)　三ﾉd；-ｅ-)　三ﾉd☆,｡.☆)　三ﾉd*＾,ｰ＾)　三从*´ ヮ｀)

>>471
おー読みたいけど読みたくないような…
切ないッスね

おやすみなの

>>456
香音も好きなんだけどまだ性的にﾊｧﾊｧできないｗ
昔のガキさんもそうだったなぁ

自分は9・10期にはまだﾊｧﾊｧできないｗ
でもみんなこれから楽しみだよね（性的な意味じゃなくｗ）

ﾊｧﾊｧというかﾎﾟﾜﾜって感じかなｗ
でもフクちゃんだけは別格でﾊｧﾊｧだわｗｗｗ

フクちゃん中3で来年高1だっけ？
同級生であんなに色気ある子いなかったぞｗ

高１でも普通に浮くｗ
りほりほの例のベタベタ音源も母性を感じるからなんだろうｗ

ﾉd*´ｰ´ﾘ＜あー、フクちゃんの肌が大好き。ふわぁ〜♪フクちゃん気持ちいい♪
　　　　　　　フクちゃ〜ん♪フクちゃんフクちゃんん〜♪んん〜･･･気持ちいい♪んーー♪


さやし君はれいな君並のドスケベ小僧になれそうだなｗｗｗ

>>483
その音源聞いてないけど文字見るだけでも相当なもんだよな…
どうしたんだりほりほｗ

>>484
文字で見る分には楽しいから一応全文のリンク
http://logsoku.com/thread/hayabusa3.2ch.net/morningcoffee/1329522131/31

でもイメージが崩れる可能性があるから恐い人は聞かない方がいいかもｗ

お昼休み、中等部屋上にて。
聖ちゃんにベタベタしっぱなしの鞘師君にイライラして剥がそうと必死な生田君
聖ちゃんにとっては鞘師君は可愛い弟みたいなものなので結構際どい所とか触られてるけど気にしていない
むしろ「えりぽんの方がお兄さんなんだから」と怒られてしまう生田君
凹んだ生田君は泣きながら逃走、してやったりと微笑む鞘師君

そのまま高等部の校舎までやってきて憧れの先輩である新垣君に相談する生田君
女心とか恋愛とかワケワカメな新垣君はかめれなに助けを求めるのであった…



オマケ

そして一人、中等部の校舎へ走るシゲ

≡ﾉd*☆ ｡.☆） メロメロになってる鞘師君が見られると聞いて！

前半良かったのにオマケでぶち壊しｗｗｗｗ
シゲ節操無さ過ぎｗｗ

みちしげ君、どんな男も一度は騙せた『超女の子モード』で初対面の鞘師君にアタック
ところが「お姉さん、男ですよね？」とあっさりバレてしまいショックのみちしげ君
何か良い手はないかと考えていたら既に鞘師君は聖ちゃんの腕の中で豊かな胸でﾍﾞﾀﾍﾞﾀﾊﾟﾌﾊﾟﾌ
自分のスカスカの胸に手を当てたみちしげ君はその場に座り込み、人生初のどん底を味わうのであった





オマケ

ﾉd；＾ｰ＾)＜帰りに甘いものでもおごってあげよ…ｗ

相手がホモといえど一番の親友に優しいかめい君

シゲが負けた……ｗｗｗ

たなえり世界でPONPON保全小ネタ書いたけど
>>486,>>488に触発されてかめれな世界でもなんか小ネタ書きたくなったわｗｗ

帰りに立ち寄ったクレープ屋さんにて


ﾉd*； ｡.；）　やっぱりさゆみには絵里しかいないの！

ﾉd；＾ｰ＾)　 早く食べないと中のアイス溶けるよ

ﾉd*； ｡.；）　抱いて！さゆみを抱いて！好きなだけ！

ﾉd；＾ｰ＾)　 丁重にお断りしておくね

ﾉd*； ｡.；）　ありがとう絵里っ！早速ホテルの準備を！

ﾉd+＾ｰ＾)　 人の話聞けや





　|ハヽ
　| ﾛ´+)o　なんかデートみたいやん！ﾑｷｰ
　|ハヽ
　|e・*）
　とノ　　。o（どうでもいいけど田中っち近いのだ…///）
　|

>>489
PONPON面白かったんで期待しちゃいますｗ

>>490
ﾉd*’へ’)｡oO(れいな場所変わるやよ)

かめれなワールドも複雑に絡んで来たなｗｗｗ


あ、ひとり勝手に小ネタで盛り上がって申し訳＾＾；
おやさゆみーんﾉｼ

>>491
安請け合いし過ぎかなと思うけど書けたら保全代わりにでも投下しますｗ

>>493
夜中に楽しかったですよー
おやさゆみんですﾉｼ

なにこの光井先生からの夜中の楽しい流れｗｗ

アレだ光井先生がエロ切ない分バカエロがエロ笑えるんだ

　

いやどっちも大好きなんだけどねw

泣いて笑って忙しいなこのスレｗｗ

まさか光井先生にここまでハマるとは思ってなかったがｗ

シゲ君は相変わらずがんばれｗｗ

おはようなの

>>489だけど書いてみましたｗ
保全小ネタなのでさらっと読み流して下さいｗ


「失敗だったなぁ…」

雨の降る放課後、譜久村聖は靴箱でぼんやりと空を眺めていた。
「降水確率30％」というお天気おねえさんの言葉の言葉を信じ、残り70％に賭けた結果、聖はこうして立ち尽くしている。
やっぱり母親の言う通り、傘を持って出るべきだったといまさら後悔した。

「あ、みずきー」

そのとき後ろから声をかけられ、振り返るとそこには生田衣梨奈が立っている。
中等部に入学当初は同じくらいの身長だったのに、最近では彼の方が高くなり、なんだか面白くない。
その割に、声をかけられて自然と笑顔になっていることに、聖はまだ気付いていない。

「もしかして…傘、ないと？」

生田君の言葉に聖は肩を竦めて笑った。

「うん。折り畳みでも持ってくれば良かったけど、朝遅刻しそうでさ」

聖の言葉に生田君は「あー…」と間延びした声を上げなんどか頷く。
生田君はこめかみの部分をなんどかかいたかと思うと、手にしていたビニール傘を聖に差し出した。

「貸すっちゃよ、これ」
「え……でも、えりぽんは…？」
「だいじょうぶ。もう1本折り畳み持っとぉの忘れてビニ傘持ってきてしまったけん、そっち使う」

生田君がそうしてニッと笑うと、聖もぱあっと顔が明るくなる。

「じゃあ、一緒に帰ろっ」
「え。あ…ちょっと高等部の先輩ン所に用があるけん、聖、先に帰っとって」

聖のせっかくの申し出を生田君は断った。聖はきょとんとしたあと「そうなんだ…」と寂しそうに俯く。
前髪が垂れ、大きな瞳が伏せがちになったその瞬間に、生田君の心臓が高鳴る。
あ、ヤバい。聖、可愛い。とその髪を撫でたくなったときだった。

「あー、フクちゃーん」

後方から世界でいちばん聞きたくない声が追ってきて、生田君は思わず「あぁん？！」と眉を顰める。
そんな視線も生田君の存在も華麗に無視した鞘師里保は、聖の目の前にやってきてその手を握った。

「フクちゃんいまから帰る？」
「え。ああ、うん、そう」
「良かったぁ。ボク傘なかったから、一緒に帰ろっ」

鞘師君の言葉に生田君は思わず「はぁ？！」と声を上げる。
傘がない？一緒に帰る？それはつまり、いわゆる、まさかの「相合傘」ってやつか？！
ちょっと待てこの広島野郎。そんな話は聞いてないっちゃ！この衣梨奈が許さん！

「あ、そーなんだ。じゃあ帰ろっか」
「ちょっ！ちょ、待った聖！」

聖が傘を広げた瞬間、生田君は慌てて声を上げるが、そんな想いも知らない聖は再び目を丸くする。

「えりぽんは高等部の先輩に用があるんでしょ？じゃあ早く行かなきゃ」

鞘師君はそう言って初めて生田君と目を合わせた。その笑顔はとても「してやったり」と言いたげで、満足そうであった。
さてはコイツ、さっきからずっと見てたな、漸く鞘師君の策略に気付いたが、時すでに遅し。
鞘師君は聖の横をちゃっかりキープし、傘を差す右手にべったりとくっついている。

「じゃあ、またね、えりぽん」
「ばいばーい」

そう笑顔で去っていくふたりを、生田君はただ呆然と見つめるしかなかった。

あ、あ、あの広島野郎！この万年Bクラス！福岡なめるなっちゃ！日本一やぞー！アホー！！

と、心の叫びは空しく響くだけであり、ふたりに届くことは当然なかった。

「新垣さん、聞いて下さいよぉ〜」
「もー、なんだよ、生田ぁ」

生田君は半ベソをかきながら高等部の教室に来ていた。
にーがき君はクラスメートであるたかーし君やかめい君、れいなやみちしげ君たちと談笑していたのだが、
そんなところにやってきたのは、まさに心が濡れ鼠な哀れな後輩、生田君であった。

「で、ヤッシーはフクちゃんと一緒に帰っちゃったと」
「うぅ……はぁい」
「でもさ、なんで一緒に帰ろうって誘われたのに、帰らなかったの？」

かめい君の至極当然な質問に生田君は思わず言葉に詰まる。
それは、その…と指を擦り合わせて答えに窮するその姿に、たかーし君はまさかと思い言葉を発した。

「折り畳み、持ってないとか？」

その言葉に生田君はビクッと肩を上げ、いっそう小さくなるので、れいなは「あちゃー」と声を上げた。

「好きな子の前で良い格好しようと思ったら、失敗した上にとられてしまったと」

返す言葉もなく、生田君は「ううぅ〜」とにーがき君の机に伏して声にならない声を上げる。
どうしてこんな回りくどいことをするのかよく理解できないながらも、にーがき君は生田君の頭を撫でてやる。

「え、待って。好きな子って、生田はフクちゃんが好きなの？」

そういまさらな声を上げたにーがき君がこの後、全員からブーイングを喰らうことになったのは言うまでもない。


―鈍感でへたれなところは師弟そっくりなの…


みちしげ君はやれやれと思いながら、窓の外を見ている。
さて、この6人の中で何人が傘を持っているのだろうと、みちしげ君はいまさら心配になった。



雨の放課後　かめれなPONPONピンポンダッシュ保全小ネタ

普段は♂♀関係なく下の名前で書くけど分かりにくいかと思って生田君・にーがき君っていう書き方にしてます
えりぽんはりほりほに出し抜かれてそうなイメージｗ

ちなみに作者はアンチ広島ではありませんｗ
9期全員の出身がプロ野球本拠地だなあと思って書いてみただけですのでご了承をｗ

うおおおお
なんて甘いんだ
これぞまさしく青春

いいよいいよー！！！
自分の妄想が理想的な形で作品になってて嬉しいｗ

聖生鞘は幼なじみでこの攻防は幼児の頃から続いてる雰囲気ｗ

生鞘は負けず嫌いでリアルにライバルっぽいからイメージしやすいね
ハロチャンのダンス対決やわんこそばなど露骨に競い合ってるしｗ

おおお全員登場おつ！

便乗

雨の降る校外を見て下駄箱で立ち尽くすれいな・かめい君・にーがき君・たかーし君・生田君・みちしげ君たち６人
「僕はちゃんと折りたたみ持ってきてるのだ」
と言って鞄から折りたたみ傘を取り出そうとするお利口さんなにーがき君
しかし傘を持ったその腕はガシッと誰かに掴まれた
「行こうガキさん！こんなん降ってるうちに入らんって！」

えっ？と思う間もなく、顔をクシャクシャにして笑いながらにーがき君の腕を引いて走り出すたかーし君
「うぇええええっ！？愛ちゃん本降りだよ？！本降りぃぃいいいっ！！」
「あっ！！待ってくださぁ−−−い！！」
オジサンくさい色の傘を片手に雨の中へ連れ出されてしまったにーがき君と慌ててそれを追う生田君
男ヤモメ３人は、屋根のある商店街まで濡れて走ることになってしまいましたとさ

【雨宿り中】
ﾉd；-ｅ-)＜まったく…愛ちゃんのせいでびしょ濡れなのだ…
ﾉd*☆,∀☆)｡oO(ガキさんの可愛いチクビが濡れたシャツに透けて…ﾊｧﾊｧ)
ﾉ9|＾_ゝ＾)＜雨に濡れた先輩もカッコイイですぅ〜ｗ
ﾉd*’へ’)｡oO(こいつがジャマやよ)

一方、残された三人はというと…
今の一部始終を見て真似したくなったかめい君
目をキラキラさせてれいなの腕を取るが
「れーなっ…」
「やだ、れいな濡れたくない」
と敢え無く撃沈
かめい君はアヒル口になりながられいなの腕をぶらぶら揺らす
「ぶう…いーじゃあん、せぇしゅんじゃあーん…あ、ほらこーやって僕がブレザーで屋根作ってあげるから…」
「さゆんちのひとー、傘貸してくれませんかー？」
かめい君を無視してどこぞに向かって声をかけるれいな
言い終わるや否やシュタッとその場に黒い人（not 梨華ちゃん）が現れた
口をパクパクしているみちしげ君に一礼し、持っていた黒い傘をれいなに差し出す
「どうぞ」
「ありがとーございます」
れいなが傘を受け取るとその人はもう一本傘を取り出し、今度は方膝をついてみちしげ君に差し出す
「若」
「あ…じゅ順番が逆なの！てゆーかなんでれいなに呼ばれて出てくるの！？帰ったらお仕置きだからね！！」
「しっ失礼致しました！！」
ピンクのうさちゃん傘を受け取りプンスカしているみちしげ君を尻目にポンッと傘を開くれいな
まだブーたれてるかめい君にそれを持たせて一緒に外へ出る
まだこの季節の雨は冷たく、れいなは寒さで体を縮こまらせる
「ひゃーっ寒いっ！早く帰ろ！」
と肩をさすってかめい君を見上げると今だにあー…とかうー…とか唸って唇を尖らせていた
れいなは一つため息をつき彼の耳元へ唇を寄せ
「早く絵里んちのお風呂入りたい…一緒に入ってさぁ…絵里にあっためてほしいな…」
れいなの囁きに目を見開くかめい君
パッと笑顔になると嬉しそうに頷きます
「うんうんｗ早く帰ってエッチしよーｗ」
「ちょっ！声大きい！」
慌てながらも彼の機嫌が直ってホッとするれいな
こちらはいつも通りラブラブしながら帰りましたとさ

【お風呂で対面座位中】
ﾉd*＾ｰ＾)＜冷えたれいなの体を抱きしめながら突くのがこの季節の醍醐味ですよｗｸﾞｲｸﾞｲ
从*´ ﾛ｀)｡oO(絵里の熱い…きもちイイと…)ｱﾝｱﾝ

【それを監視しながらお仕置き中】
ﾉd*- ｡.-)＜いつもこうなの…ﾋﾞｼｨ!ﾊﾞｼｨ!
(;-■_■)＜はぁはぁっ…わっ若ぁ！お許しを…ぐあぁっ！

みんな青春してて羨ましいｗ
かめれなお風呂エッチもっと読みたいよぉｗ

書いてみたけど男ヤモメって使い方あってる？

ﾉd*＾ｰ＾)＜ちょっと意味が違うかもしれないけど気にしな〜いｗ

結局最後はラブラブかめれなに持ってかれたｗ
主役の座は渡さないって感じかなｗ
湯船に浸かりながられいなと対面座位…かめい君ｳﾗﾔﾏｼｽｷﾞ＞＜

黒い人は逃走中のハンターを想像すれば良さそうだ

便乗ｲｲﾖｲｲﾖｗｗ

>>515
そんな感じですよね。
ついでにこの人たちは若様の夜伽の相手もしてそうだなーと思ってますけどｗ

あー余計な改行いれちゃったし「片膝」間違っちゃったし
黒い人の台詞「もっ申し訳ございません！」のほうがよかったな…
失敗したー

>>517
＞夜伽
これ読み書きできる生徒はいなさそうだなw
　
ﾉc|；´┴｀)＜これ誰も読めへんのですか

幼い頃の道重君は大金持ちで家を留守にしてばかりの父母から、あまり親の愛を受けずに育ってそう
その代わり黒服達が親代わりとなって、朝の着替えからおやすみ前の童話の読み聞かせまでしてくれた
そんな黒服達は道重君の幸せを誰よりも祈っていてるから、手がかからない歳になっても仕え続けていて、
道重君もあまり言葉には出さないけれど、その事を理解し感謝している
女の世話係を雇わなかったのは道重君が美少年なので手を付けられないようという親の判断
ところがそんな男ばかりの環境で育ったもんでいつの間にか女嫌いの男好きになっちゃったｗ

なんて妄想してみたよ＾＾


>>515
ハンターだから「半田さん」かなｗ

話が広がって楽しいｗｗ

>>519
泣けるじゃないか
おい、かめい君たまにはシゲを抱いてやれ

ﾉd；＾ｰ＾)＜ハグぐらいは良いけどそれ以上の『抱く』は無理だなぁ…

それでも男なの？！

>>523
さゆ乙ｗｗ

間違えたシゲくんだorz

かめしげ…ﾊｧﾊｧ

>>526
ﾊｧﾊｧなんてしねぇし！




しねぇし！ｗ

かめれな世界のキャラでバンドとかやったら楽しそう
と妄想

れいな　vo
かめい君　gu
たかーし君　ba
にーがき君　dr
シゲ君　key

しっくりくるかもｗｗ

>>528の妄想を自分なりに考えてみたけど
れいな：ヴォーカル
しげ：キーボード
たかーし君：ドラム
までは割とすぐに決めれたけどベースのイメージがかめい君とにーがき君でかぶっちゃった；；

鞘師君と生田君をギターに入れて
ツインベース・ツインギターの大所帯にするっていう手もあるっちゃあるんだけど・・・；

oﾉd*＾ ｡.＾)o＜ボーカル頑張るの♥

ヴォーカルのれいな以外男所帯ｗ
なんかジュディマリを連想した

ﾉd*´ｰ｀)＜…あぁ〜エッチしたい、れーにゃとエッチしたい

ほとんど口癖なかめい君ｗ

現実ではえりりんの寝言なのよねｗ

過激な寝言を呟く女子高生ｗｗ

ﾉd*｀ ヮ´)←過激な女子高生にたぶらかされるヘタレ男子

光井先生書いたけどいつ投下するか悩む午前1時……ｗ
ということで早めにおやさゆみんｗｗ

>>538
待ってます！！！

光井先生ではなくたかにぃ保全小ネタ
相変わらずしょうもないｗ



あー……見なきゃ良かった…
って言ってもなあ……どーしよ…
うん、分かってる。分かってるって。
でもさぁ、無理なんだって……分かってや。オレやってなんとかしたいんやって。


……ああ゛ー……もう！

にーがき君は雨の降る道を鼻歌交じりに歩く。
本降りではないものの、小雨とは到底言えないほどの雨足。
春が待ち遠しいこの季節の雨は、まだまだ冷たいのだと、ズボンに手を突っ込んで歩く。

「……あれ？」

商店街に入りふと顔を上げると、スーパーの前にひとり、見慣れた男が立っている。
それがクラスメートのたかーし君だと気付くのに10秒もいらなかった。
買い物かな？と思ったのも束の間、たかーし君はレジ袋を片手に雨の中、走り出した。その右手に、傘はない。

「……傘持ってなかったっけ？」

にーがき君はふと、数十分前の彼を思い出す。
掃除当番であったにも関わらず、「買いたい本があるんやって！」とたかーし君は放課後になるや否や教室を飛び出した。
その右手には、確かにビニール傘を携えていたような気がしたが……
つーか、ココ、本屋さんじゃないよねと、不思議に思ったにーがき君は、なんの気なしに走り去った彼の背中を追った。

「あーぁ、本買う予定やったのになぁ…」

たかーし君はそうして、ビニール袋から真新しいタオルを取り出す。
簡易の屋根代わりにしていた傘を退け、薄汚れた小さな段ボールの中にいたそいつの頭を拭いてやった。
分かりもしない愚痴をこぼすと、そいつは「ん？」と目を向ける。
まったくもって、憎たらしいなあお前と思いながらも、たかーし君は全身を拭いていく。

「高級だぞコレ。味わって食えよー」

もうひとつ、袋から缶詰を取り出すと、たかーし君はそれを開けようとする。
普通ならなんの力もいらずに開けられるのに、雨に濡れて滑るせいか、それとも手が震えるせいか、なかなか開かない。
んなろぉ……と暫く缶詰と格闘しているうちに、不意に雨がやんだ気がした。
「え？」と思い天を仰ぐと、そこには薄い緑色の傘を差したクラスメートが立っていた。

「……なにやってんの？」

雨の降る中、傘も差さずにヤンキー座りをして缶詰と格闘している同級生に対し、それは至極当然の質問だった。
それを向けられた張本人はどう答えたものかと暫し考えたが、その内に思考を止め、右手をぐいと差し出す。

「ガキさん開けてくれん？」

なんの曇りもない瞳を向けられては、返す言葉もなかった。
にーがき君は大袈裟に溜め息をつくと、缶詰を受け取る代わりに、自分の傘を差しだした。
黙ってたかーし君が受け取ったのを確認すると、ポケットからハンカチを取り出し、水滴を拭いたあと、缶を開けた。

「愛ちゃんのネコ…じゃないよね？」

缶詰とともに受け取った言葉にたかーし君は大袈裟に肩を竦め、困ったように笑った。

「なんの屋根もないとこで濡れてたんやもん。しょうがないやん」
「だからって、愛ちゃんが濡れる必要はないでしょ」

にーがき君の言葉に応えることなく、たかーし君は高級キャットフードを差し出す。
泥や雨で灰色に汚れたそのネコは、見たこともない食材に驚いたが、暫く匂いを嗅ぎ、食欲に応えるかのように口をつける。
味が分かったのか、嬉しそうにひとつ鳴いたあと、キャットフードにかみついた。良い食べっぷりだなとボンヤリ思う。

「とりあえず、だれか拾ってくれんか、飼い主探してみる」
「……いまから？」

一心不乱に食事を続ける捨てネコの頭を優しく撫でるたかーし君を、にーがき君は呆然と見つめる。
捨てられたネコがいた。雨に濡れたそのネコの鳴き声を聞いた彼は、迷うことなく傘を屋根代わりに貸してやった。
買いたい本を我慢し、キャットフードとタオルを買い、さらには飼い主を探そうとしている。
どうしてそこまで、見知らぬネコのためにできる？

「だってさ、ガキさん…」

食事の合間のひと呼吸を置くように、ネコは「うにゃぁ」と鳴き、口の周りを舐める。
ずいぶんと汚れてるなあと苦笑しながらも、たかーし君はひょいとネコを抱く。
そして優しくその腕に抱いたかと思うと、にーがき君に笑いかけた。

「かわいーやん、こいつ」

その言葉に、思わずにーがき君は言葉をなくす。
ネコは食事を中断され、急に抱かれたことが不服だったのか、「うにぃ」と声を上げ、腕から逃れようとする。
「あー、生意気な奴」と苦笑しながらも、たかーし君は段ボールの中に戻してやると、ネコはまだ食事を続けた。

損得勘定とか、そういうものはこの人にはない。
理由なんて、そこにはない。
ただなんとなく、その声が聞こえたから、彼はなにも考えずに手を差し伸べたんだろうなと、にーがき君は思った。

叶わないなあ、もう……と半ば呆れながら、それでも多大な尊敬感情を持ちながら、ふっと傘を持って立ち上がる。
たかーし君が「ん？」と顔を向けると、にーがき君は口を尖らせて言った。

「夜にならない内に飼い主さがそ。クラスの女の子とか、当たってみる？」

彼の言葉に、たかーし君はいちど目を見開いたあと、肩を竦めて嬉しそうに笑った。
そうやっていつだって、無茶苦茶なことをする自分のあとに、黙って賛同してくれる人がいる。
なにも言わなくても、彼は自分の思うことを分かってくれるし、理解しようとしてくれる。
だれよりも優しくて、それでいて、だれよりも厳しい。
そういうところが、結局は好きなんだろうなとたかーし君は思った。

「れいなとかどうかな？」
「田中っちはもう飼ってるんじゃなかったっけ？ま、聞いてみよっか」

そうしてたかーし君はネコを抱き、そんな彼ににーがき君は傘を差す。
ふたりは他愛のない話をしながら、家のないネコの新たな家を探し始めた。
いまはまだすれ違っているそんなふたり。

心が重なり始めるのは、もう少し先のおはなし。



雨とネコ　たかーし君とにーがき君保全小ネタ

告白ネタ書こうと思ったけどもう少しこのふたりの初々しい感じを味わいたかったので変更ｗ
相変わらず駄文で申し訳ない……寝不足の勢いなんですｗ

今度こそおやさゆみん

・・・まて、二人の心はいつか重なっちゃうのか？！ｗ

あ、忘れてた
乙です！

いやぁイイね！
たかにぃのこれからの純愛ぶりにｗｋｔｋですよｗ
心と唇ぐらいは重なっても全然おｋだぞー！

ネコは反則だーｗｗｗ
たかーし君のひとつひとつの仕種がすごくいいなぁ
にーがき君の雰囲気もすごくわかる
乙です！

愛ちゃんは男の子の方がキャラが生きるような気さえしてくるｗ

ﾉd*･ ｡.･)＜さゆみのラブコメがあってもいいと思うの

シゲ寝ろｗｗ

シゲ君には誰にも負けないコメがあるじゃないｗ

コメはあるがラブはないのか…
亀井先生や光指すでも思ったがさゆシゲが報われてほしいｗ

ラブにしてあげたいけどさゆのキャラ的に難しいんだよｗ

ﾉd*； ｡.；）＜みんなひどいの…

>>519
これを広げてみたら何か生まれるかもね
幼なじみのかめい君との出会いから恋に落ちるまでとかｗ

えりぃ

ﾉﾉ*＾ｰ＾) れーなぁ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)人从*´ヮ｀)人从*･ ｡.･)

三ﾉd*＾ｰ＾)ｸﾞﾌﾌ

ﾉd*＾ｰ从*´ ﾛ｀)

ﾉd*´ ﾛ从*- ｡.-）

>>563
！？

背面座位だな

ﾊﾟｺ　　oノハヽo
　ﾊﾟｺ 从*- ｡.-）o∈
　　　　ﾉ 　つノハヽ
　　(( (　 y (´ﾛ ｀*bヽ
　　 と(_/＿と_ノ ,ﾉ

そして騎乗位

お、おいおい......

从*- ｡.-）＜夜這いならぬ夕這いだったの…ﾌｩｗ

ﾉd*´ ﾛ｀) zzz

>>563はれいな君が襲っちゃってるように見えますが・・・ｗｗ

ﾉd*＾ｰﾉd*- ｡.-)

Σﾉﾉ；゜ｰ゜)　ﾊｯ!!


ﾉﾉ；´ｰ｀)　なんだ夢か…

ｗｗｗｗｗｗｗ

現実ではさゆと平気でレズレズできるのに
夢の中ではシゲとホモホモできないえりりんｗ

ﾉd*･ ｡.･)＜ﾁｯ･･･なの

>>570
普通にびびったぞw

　　 _, ,_
ﾉd*･ ｡.･)＜胸が生えれば絵里を誘惑できるの
　　つ)(と　　ﾎﾐﾎﾐ

生えるという発想が男子だなシゲ君w

ﾉd*･ ｡.･)＜そういえば胸はれいなも生えてないの。無くても支障がないの

れいなはかめい君と付き合ってからは確実に胸が大きくなっただろうなｗ
元々AだとしてBぐらいにはサイズアップしてると思うｗ

ﾉd*＾ｰ＾)σ＜一番の変化はサイズよりも感度ですけどねｗ ﾁｮﾝｗ
从*´ ﾛ｀)＜ふにゃっ///

最初は揉む胸すらなくかめい君も悪戦苦闘したに違いない・・・

間違えて肋骨を・・・w

お前らニャン斗水鳥拳食らっても知らんぞｗ

>最初は揉む胸すらなく
だから乳首ばかり責めて感度抜群になっちゃったのかｗ

かめい君に出会う前のれいなの胸はまな板同然だったのに
今ではかめい君の激しい突きならﾌﾟﾙﾌﾟﾙ揺れるぐらいに（;´Д⊂ヽｳｩｯ…

ﾉd*＾ｰ＾)＜肋骨さわさわ〜
从*｀ ヮ´)＜ｗｗｗｗくすぐったか！
ﾉd；＾ｰ＾)｡ｏO（感じてくれない・・・どうしよ）

最初は感じるよりもくすぐったいものよねｗ

今では身体のどこを触っても簡単にお股を濡らすほどに（;´Д⊂ヽ

かめい君の努力の賜物だｗｗ

从*´ -｀)。o（れーなはｲﾝﾗﾝになってしまったとかいな…）

>>589
ちょwかわええeeeee

かめい君以外の男に触られても全く感じないんじゃないかなｗ
あれでもシゲ君としちゃったときは・・・

ﾉd*・ ｡.・）∩ れいなはココが感じるの？ｗ

うまいこと言うなシゲｗｗｗｗｗｗｗ

>>591
ライバルでケンカばかりだけど内心嫌いじゃないからかなｗ

三从*｀ ﾛ´)/ｺﾗｰ　　三ﾉd*＾ｰ＾)ｸﾞﾍﾍ

実際肋骨と乳を間違えて相手に暫く口聞いて貰えなかったヲレが通りますよ

お、おう…ｗｗ

ﾉd*＾ｰ＾)＜どどんまいｗ

ノノ＊＾　ｰ　＾　)　　　　　　　　Σ(｀ﾛ ´*从

ノノ＊　　　　　　＾　ｰ　＾　　　　　　　　　　　　)　

从*;´ ﾛ｀;)＜さゆ〜絵里が太った〜　　　　　　(･｡. ･*从＜大丈夫、すぐしぼむの

从*- ｡.-)从*- ヮ-)ﾉﾉ*-ｰ-)＜黙祷

http://stat.ameba.jp/user_images/20120310/22/tanakareina-blog/b3/c9/j/o0478064011844097046.jpg
http://stat.ameba.jp/user_images/20120310/22/tanakareina-blog/fc/7e/j/o0478064011844097056.jpg

ﾉd*´ ヮ｀) ＜うへへw綺麗なおねえさんと写真撮ったっちゃ

大人の魅力にメロメロだなれいな君ｗ

れーなのお姉ちゃんになってあんなことやらこんなことやらしてほしいっちゃん

おっと

从*・ ｡.・）

田中クンの恋愛事情１３投下します

かかともつま先もこれ以上は無理ですと危険信号を発していた。
地に足をつけるたびに中足がヤスリで削られて、ナイロン紐で血が死ぬまで縛り上げられたような痛みが走る。
１段上るたびにそれが顕著になってくるんだからもうふざけんなって次の瞬間にはヒールを脱ぎ捨てていた。
帰るときのことなんてもちろん全く考えていなかった。

「はぁっはぁっ、絵里・・・っ、ふぅ！」

今何階だ？

「８っ、階、ですっ」

ノンストップでずっと走ってきて今まさに１０階もの階段を上っていて、体力のないれいなは喋ることもままならなかった。
小春はれいなの視線だけで意図を察したらしい。鋭いな意外に。

「はぁはぁっ」

絵里。おまえが過去、高橋とヤったかどうかは知らんし１年も付き合ってりゃそりゃそういうことあっても不思議じゃないと思うが、
れいなの見える範囲内では、しないでくれ。
れいな以外の男を知らない、処女でいてくれ。
自分勝手だとは思うがやっぱりムカつくんだよ。
好きだからな。


**********


１号室の扉を開くと視界いっぱいに１００万ドルの夜景が広がった。
最上階は外壁一面がガラス張りになっていて、眼下にこの街が一望できる。
悪の秘密結社の社長がバスローブ姿でホテルの最上階からワイン片手に薄ら笑いで夜の街を見下ろす、なんてシーンが映画でよくあるが、
自分もその人と同じ場所に立ってみると街を掌握したような気分になって心地がいい。
この眺めの例えが１００万ドルじゃ安いな・・・そう思わせるほどの圧巻としたダイヤモンドの煌き。
天からの眺めはやはり壮大であった。

「なのに、暗い顔してますね。絵里さん」
「そんなこと・・・ないですよ」
「私と寝るのが嫌ですか？」
「そんな・・・嫌なんて、そんな、」

嫌だって顔に書いてある。
それに気付いていてもわざと気付かないフリをする自分は本当に・・・悪いやつだ。
むしろ絵里さんがもっとも嫌がること、例えば田中君が見ている前で絵里さんを抱く、なんてシチュエーションを夢みているほど。
よく、"恋は人を狂わせる"とは聞くけど本当にその通り。
この世に私と絵里さんの２人しか人間がいなかったのなら・・・私は悪に染まらず、もっと冷静で、安心していられたのに。

「・・・・・・高橋さん、さっきの、結婚してくださいってのは・・・」
「本気ですよ。１年もかかってしまいましたが、もうそろそろいいのではないかと」
「でも、私達はまだ本当の恋人には・・・」
「今からなります」
「・・・」
「今からあなたを抱きます」
「・・・」
「こちらに来てください」
「・・・」

だめか・・・。
私の方から絵里さんの方に近づき、その手を取った。

「とても細いですね。乱暴にしたら壊れてしまいそうです」
「・・・」
「大丈夫、優しくします。絵里さんも、初めてというわけではないでしょうし勝手がわかると思いますが」
「・・・」
「・・・、顔をあげてください。黙っていられると・・・罪の意識に押しつぶされそうになってしまいます」
「あ、」

絵里さんがやっと顔を上げてくれた。
私も辛いという事実に今更ながら気付いて申し訳ないというような、そんな微妙な表情で。

「ごめんなさい・・・ちゃんと、します。高橋さんの気も知らずに自分勝手でした・・・」
「いえ。こんな儀式は、ゆっくりでいいんです。一人だけ突っ走っても仕方ない。お互いのペースでいきましょう。いくらでも私は待ちます」
「大丈夫、です。もう、大丈夫ですから・・・」
「・・・では、服を脱がせてもいいですか？」
「・・・・・・はい」

室内の明かりを反射させ、キラキラと輝くスパンコールの赤いパーティードレスを鎖骨からへその部分まで指でなぞっていく。
肩紐を焦らすようにゆっくりと外し、背中のチャックを限界まで降ろした。
ここまで来て、臆病風に吹かれた自分の手が止まる。本当にいいのか。

「・・・脱がしますね」
「・・・」

無言なままコクリと頷く絵里さんを見て、私の手がぜんまいを巻かれた人形のようにゆっくりと動き出し、
双丘に引っかかっていただけのドレスを床に落とした。

「・・・・・・」
「・・・綺麗です。とても」

カップのついているドレスだったため下着はパンティ１枚しか身に着けていなかった。
陰部以外全てが丸見えで、見ているだけで暴発してしまいそうだ。無論、自分の股間はさっきから膨張しっ放しである。

「田中君はこの光景をいつでも目にしていたのですね」
「・・・」
「嫉妬します」
「あっ」

もう、止まらなかった。

＊＊＊＊＊


「はぁはぁ、ぜえぜえ・・・おぇ」

果てしなく続くと思われた階段を抜け、VIPしか宿泊することができない最上階に辿り着いたのも束の間、
れいな達は１号室に向け最後のダッシュをかけた。

「はぁ、はぁ、はぁっ・・・１号室ってなんで一番端にあると！？」
「５０ｍはっ、ありますねーっ、遠っ！」

体力ギリギリの中、スライディングで１号室に到着後すぐさまポケットから"便利なもの"を取り出し鍵穴に鎖しこむ。

「ピッキング、ですか」
「そう。独学で習得したっちゃん。ちょちょいの・・・ちょい！」

ガチャっという音が小春にも聞こえただろう、開錠成功の音だ。
小春と２人、目線を合わせて頷く。突入の準備はできたか？なんて会話は無駄だ、お互いとっくに準備は整っている。
さぁいくぞ、１、２の、

「さんっ！！！」

と言ってドアを開けたれいな達の目に飛び込んできたものは・・・

「あら。美味しそうな美青年とスケが迷いこんできたわよ」
「ノックも無しにいきなり開けるだなんて乱暴ね、あたしたちになにかご用かしらホテル員さん」

・・・・・・。

バンッ
とは、ドアを閉めた音である。
端的に言おう、部 屋 を 間 違 え た。

「おい小春」

とりあえず諸悪の根源であるノッポを締め上げる。

「ぐえっ。おっかねえっす田中さん。殺人光線が出そうな目で睨まないで〜！誰にだってミスはありますよヘヘ」
「おまえってやつはちょっと見直したと思ったらこんな大事な所でポカかましよって〜・・・！
　し、しかも、今の、おっおしりっ、穴にっ、てっ手首までっ」
「生で見るゲイのフィ○トはキッツイですねー。間違いなくトラウマで１週間は夢に見ますね。うふふ」
「うふふじゃねえええ！！うえー！」

今も目蓋を閉じれば、手首までズッポリハマっているというのに平然と喋り合う二人のゲイカップルの姿が、

「違う違う違う違う違う！！！そんなことより部屋！本当の部屋はどこよ！？」
「１号室じゃなくて７号室ですねたぶん。ほら、１と７って似てますでしょ？それで間違えちゃったんですよ小春」
「・・・・・・・・・・・・」
「ほんとですって信じてくださいよ〜！」

もうどうにでもなれだ。
７号室が乱交現場だったとしても動じない、そうなったら当たりが出るまで全ての部屋を確認するまでのこと。

「ああくそっ７号室ってまた一番端まで行かないかんと！？小春のあほおおお」
「すいませーーーんっ」

Ｕターンで猛ダッシュ、スライディング、ゴール。
この時ばかりはいくら足の遅いれいなでも５０ｍ９秒を切ったんじゃないか。ヒールじゃなかったらもっと上の７秒台だったに違いない。
誰かタイム計ってない？

「ちょちょいのちょいっ！開いたっちゃん！行くぞ小春！」
「今度こそ当たりであってくださいよ〜」

ノブをひねるのももどかしいぐらい勢いよく１号室の扉を開けた。

「絵里っっ！！！」
「！」

そこにいたのは・・・
なぜ部屋に入れたのかと驚きの顔をこちらに向けるＹシャツ姿の高橋と、ほぼ裸のままベッドに座って顔を隠しながら泣きじゃくる絵里の姿が・・・、

「・・・、」

認識してからおそらく５秒も経ってない。
気がつけばれいなは右拳で高橋の顔面をおもいっきりブン殴っていた。
メリケンサックもセスタスもしていない生身の指が、殴った衝撃で切れて血が滴り落ちる。
ぴゅーんと宙を舞った高橋を見て、本気出せばれいなもモハメド・アリーの足元あたりには及ぶかもしれないな、
なんてすっきりした頭でそんな感想を持った。

「・・・ぐっ、」
「・・・・・・」
「あわわあわわ田中さん落ち着いてくださーい！」
「・・・つつ」

起き上がった高橋が手の甲で唇の血を拭いながら、肩を竦める。
小馬鹿にされた気がしてまた一つ青筋が立ったのでもう一度殴ろうとしたら小春に後ろから羽交い絞めにされた。

「田中さん、どうどう。ピッキングに傷害事件まで起こして、通報されたらマジで牢の中で臭い飯食べるハメになりますって」
「・・・・・・」

別にいい。

「ちょっと、ダメですって！落ち着いてくださいよ！えーと、高橋？さん？逃げた方がいいですよ。この人あなたのこと下手すりゃ殺しちゃうかも」
「・・・、今日は厄日ですね」
「・・・・・・」
「れ、いな・・・？」

絵里の声がしたので目をそちらに向ける。今初めてれいなたちの存在に気付いたのか。
涙の跡と赤く腫れた目が痛々しい。
何されたのか知らんがちゃんと喋れることにとりあえずは安堵して、つい近付いて抱きしめてしまった。
こそばゆいのか、固まってうさぎのようにピクピク反応していた絵里だったが、
れいなが大丈夫と耳元で囁くと力を抜いて体重を預けてきてくれた。安心したんだろう、と勝手に解釈する。

「・・・、ふふっ。なんだか、ピエロですね私は。完全に。お二方をこれ以上見ているのは辛いだけなので、
　フられ野朗はさっさと退散することにします」

椅子にかけてあった背広を羽織って高橋がさっさと部屋から出たのを見てれいなも追いかけた。絵里は小春に預けて。

「おい、ちょっと待ちーよ。なにズラかろうとしとーと」
「追いかけてくると思ってましたよ。２人になりたかっただけです。聞きたいこと、あるでしょうし」
「絵里になにした？」
「特になにも」

ふざけてんのかこいつ。

「パンツしか履いてない女がベッドの上で泣いてた。これで何もしとらんって話を信じろって無理あるっちゃない？」
「別に信じろとは言いませんが・・・、まぁ理由は簡単に言えば・・・萎えました」
「なんだとこの贅沢者。あんな可愛い子前にして萎えたとはどういう了見よ！？ただのインポっちゃろそれ！」
「違いますよ。・・・、あなたの名前をね、呼んだんですよ」
「あ？」

高橋は腕を組んで、床に恋でもしたかのようにじっと１点を凝視しながらぽつぽつと語っていった。
好きな女の子の裸を目の前にして萎えた理由なんて一つしかない、と前置きを置いて、

「肌に触れようとしたら小さな声で『れいな』って、呟いたんですよ。聞いた瞬間打ちのめされましたね。
　絵里さんの目には初めから私なんて映ってはいなかったんだって」
「・・・」

「そう思ったら、今までの自分の行動が全てピエロのワンマンショーのように思えてきてですね・・・もう、無理でした。
　しかも私がやめましょうと言ったら彼女、『なぜですか？絵里になにか問題でもありましたか？』なんて言うんですよ。
　気付いてなかったんですよね、意識せずにふいに出ちゃったんですよ。君の名前が」
「ふーん・・・」
「その後なぜかポロポロ泣いちゃって・・・ちょうどその時なんですよ。君たちが現れたのは。なので私は殴られ損です。
　なにもしてないのにまさかフっ飛ばされるとは。口の中切れてるし、歯も折れてるんですよこれ」
「あそう」
「・・・ふふ」

話は終わったと言いたげに高橋がさっさとれいなに背中を向けたものの途中で忘れ物に気付いたのか首だけをこちらに向けてきた。

「そうそう、絵里さんに伝えておいてください。お見合いの方は私の方から破談にしておきますと。
　それから・・・"ごっこ遊びはもう終わりにしましょう。今まで本当に楽しかったです。さようなら"と」
「覚えてたら伝えとく」
「どうも。ああ、まだあった。これは田中君への私からのメッセージです」
「なん？」

ポケットに手をつっこんだキザな出で立ちで一言、

「勝った気になってんじゃねーぞガキ」

と、雑魚がいかにも好みそうな捨て台詞を吐いて手をヒラヒラさせて去っていった。
最後の最後で最高にカッコ悪い退場の仕方で、なんか抜けてるというか、どこか二流な感じが拭えないやつだなという印象を残した野朗であった。


**********


もう、綺麗な自分を装う必要もないのか。

「はー・・・たるいな」

最悪の結末。ある程度は予想していたものとはいえあそこまで自分の想いを一刀両断された後、バズーカで粉微塵にされ、
あげくの果てには核爆弾を落とされ無に帰されたともなればもう一度チャレンジしようという気がノミの毛ほども起こらない。
つまらんな、だるいな、あーあー、やっちまった、福井に帰るか。
ワックスで固めた頭を手櫛でかきながらホテルの明るい雰囲気に合わない独白をぽつりぽつり。
エレベーターという密室で、さらには一人ともなると出したくなくても愚痴が出てしまう。
一回吐くとまた吐きたくなって、落語家のごとく口から出るわ出るわ鬱な言葉の数々。
吐いてる内に自分で自分の言葉に耐えられなくなって片手で顔を覆ってしまう始末。

「高級レストランさんざん連れてって、ブランド物を貢いで、仕事に空き時間作ってまで会いに行って、できた好青年を演じて・・・
　そこまでさせといてそりゃないぜ・・・悪い女だなぁ・・・」

本物の悪女だよ。始めからその気なんてなかったくせに俺と付き合って、期待させといて、あれだよ。
それに全く気付かずに彼氏ヅラしてた自分。黒歴史だな。高橋愛の人生年表があったとしたらそこの部分だけ油性マジックで塗りつぶしたい。
ほんと、酷い女だったぜ。

「でもなあ・・・好きやったんよお・・・あああ悔しいよお・・・なんで俺じゃダメやったんかなあ・・・」

熱いものがこみあげてきたのを、我慢はしない。もう綺麗で完璧な高橋愛はいないのだ。
今ここにいるのは元の、情けなくてすぐ泣く、田舎者のカッコ悪い高橋愛だけ。
頭の端で、貯金崩してまで買った指輪のことを思い出して、さらに男泣きした。

さようなら、絵里さん・・・


＊＊＊＊＊


「吉澤さんがハイヤー飛ばして迎えに来てくれるですって。絵里さんも送ってやると」
「そか」
「・・・、小春あきらかに邪魔なんで外で吉澤さん待ってますね。来たら田中さんに電話入れまぁす」
「うん」

ベッドで抱き合ってる男女前にしちゃ、いくらあの小春でも気まずくていつまでも同じ空間に居れんだろうな、とドアが閉まる音を聞いて思った。
絵里の心音が身体ごしに伝わってきて、その音が時計の秒針の音を想像させる。
もちろん止まることがないのでこうしてから今だいたいどのくらいの時間が経ったのか把握できたりするので便利・・・ではない。
そんなもん数える余裕などない、即物的だが絵里が高橋を選ばなくてよかったという事実で頭がいっぱいなのだ。
だからといってれいなの元に帰って来ると決まったわけではないが。

「れいな・・・」
「ん？」
「なんで、ウェイトレスの格好なんてしてるの・・・」
「・・・ちょっと、警察にマークされたけん。こんな格好でもせんとここに来れんかった」
「いつも無茶しすぎだよ・・・」
「それは、」

絵里のことだからじゃん。

「・・・でも、れいなの姿見たら、安心したよ。ありがとう。大丈夫、もう落ち着いたから」

と言って離れて見つめ合う。
キスできる雰囲気だなあと思ったところで視線が外れた。

「なんか手、血が出てるけどどうしたの？」
「・・・。皿の洗いすぎであかぎれした」
「痛そう」
「平き、」

出た言葉は最後まで言うことなく一時停止した。
なぜか。絵里がれいなの怪我している部分を、ソフトクリームを与えてもらった子供のようにペロペロ舐め始めたからだ。

「ん・・・」
「え、絵里、ばばば、ばっちぃ、っちゃん、」
「・・・」

ピチャ　ピチャ　チュ　ジュル

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

ここはホテルだ。そしてれいな達はベッドの上にいて、
しかも絵里はほぼ全裸姿に掛け布団で身体を隠しているだけという、簡単に例えるならば裸Ｙシャツのような格好。
再確認するまでもないがれいなは絵里が好きだ。
つまり、

「もう無理！いただきますっ！」
「あっ！」

ちょっとれいな！なんて声が聞こえた気がしないでもないがもちろんそんなの無視でおっぱい揉み揉み。

「ぅ、っん、ちょ、ちょっと待、」
「絵里が誘ってきたんやろーが！絵里のおっぱい久しぶりっちゃん気持ちよか〜」
「はぁぅぅ・・・」

あんまり嫌がってるように見えないのだがこのまま勢いでできちゃうのだろうか。
これこそが本場のラッキースケベというやつなんだなと納得したところで、さてパンツ剥ぎ取るかと手を伸ばすと、

「ばかああああああああああああああああああああ！」
「ぶっ！！」

脳天に絵里チョップをしたたかにくらって１ＲいきなりのＫＯでれいなは沈むのだった。

痛いオチではあるが、
まぁ、絵里が元気そうでよかった・・・

以上です。
前回の話に感想レスくれた方ありがとうございました。

この話は作り的に視点がコロコロ変わるのでその点について少々仕様を変更しました。今更なのですが。
"＊＊＊＊＊"
↑これがついた時はこれから田中クンの視点に入りますよって前置きです。
"**********"
↑これは田中クン以外の人の視点に入るときの前置きです。

ややこしいですがよろしくお願いします。

高橋くんとの話はこれで終わりです。次からは普通の田中クンメインの日常パートみたいな話に戻ります。

感想をくれる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとう＆おつかれさまです。
また来週投下しますのでお付き合いの程よろしくおねがいします。
それでは〜

毎週乙です！すっかり恋愛事情のおかげで日曜日が楽しみになってますｗ
高橋クン負けちゃったかぁ…本気で好きだったのに、少し可哀想な気もしてきた…ｗ
でも昔のれいなクンとえりりんにちょっとだけ戻れた気がして嬉しいです
まだまだ波乱がありそうですし来週も楽しみにしてますね！

自分も毎週楽しみにしてます！乙です！
れいなに感情移入しすぎて高橋くんの行動に前回イラッと来たけれど
えりりんが本当に好きだったんだろうなって思うと切ないなぁ
指輪まで買っちゃってるし.....

高橋くん…
田中クン応援してたはずなのにちょっと寂しいｗ
次回も楽しみに待ってます！おつです！

とりあえず、えりπゲットおめでとうれいなクンｗ

>>621
おつです！高橋くんの本気が伝わってきて切なくなった…
田中くんとえりりんが好きなのに…ｗ


こんな素敵な話のあとにアレですが22:30頃に光井先生投下します
長いしひどいしなので苦手な方はスルーして下さい

吉澤さんハイヤー乗ってるんだｗ
恋愛事情はところどころクスっとくる場面があっておもしろいｗｗ
フィストってｗｗ

>>626
wktk

ゲイカップルのシーン想像してしまったwww

>>626
うほっ楽しみ

光井先生過去編行きます 猿食らったらゴメンナサイ


「タバコ、吸ってたっけ？」

上から聞こえてきた声に、愛佳はふっと顔を上げた。
そこにいたのは、同僚の教師であり、片手には珈琲カップを携えている。
愛佳はそれを受け取ると、「違いますよ」と返した。

「体育館裏で吸ってた生徒がいたんで、預かったんですよ」
「あー……それって、あいつら？」

彼の言葉に愛佳は頷く。
受け取った珈琲は随分熱く、舌を火傷してしまいそうだった。

「気をつけろよ、あいつら、市議会議員のバカ息子たちだろ？」
「あー……ま、ある程度は覚悟してますけど」
「ったく、見ない振りすりゃ良いのに、真面目だからねえ、光井先生は」

そうしてからかうように言う彼に愛佳は肩を竦める。
彼のように飄々とした性格の方が、社会的にも長生きできるんだろうなと思った。
彼は思いついたように「あっ」と言うと、愛佳の耳元で囁いた。

「関係ないかもしれないけど、噂になってるよ」
「…なにがです？」
「お前と、カメちゃんが付き合ってるんじゃないかって」

思わず珈琲を噴き出しそうになるのを堪えた。
噂に？僕と亀井さんが？え、なんで？

「まー、まだ小さい噂だし、放っとけば良いと思うけど……とにかくカメちゃん泣かすなよ」
「…どういう意味ですか？」
「付き合ってるんだろ？」
「なんの話ですか」

そういうと、同僚は肩を竦め、珈琲に口をつけた。
春の風に揺れる茶色の髪が、一瞬だけ絵里と重なって綺麗だなと思った。

「とりあえず、気をつけなよ」

同僚がそうして去ってからも、愛佳の心は落ち着かなかった。
彼が絵里と自分との関係に薄々感づいていることは愛佳も知っている。彼とは付き合いはまだ短いが、愛佳は信頼を置いている。
だからこそ、感づきながらもその「噂」を教えてくれたのだろう。
だが、この「噂」がどれほどのものかを、愛佳はまだ知らない。もし仮に、火種が大きくなればなんらかの布石を打つ必要がある。
それにしたって、なぜその「噂」が広まったのだろう？
確かに週末、絵里が愛佳の家に泊まりに来ることはよくあったが、それは毎週ではないし、学校でも仲良く話すのは控えている。
まさか、だれかに見られたのだろうか？それとも本当にただの「噂」なのだろうか…？

愛佳はぐしゃりと前髪をかきあげた。窓から春の木漏れ日が射し込んでくる。
どうしてこんなにも穏やかな日なのに、心はかき乱されるのだろうと、ぼんやりと冷めた珈琲を見つめていた。

その2日後、噂はさらに拡大し、校内中に知れ渡ることになった。
平凡な日常生活を送る高校生にとって、生徒と教師の禁断の恋という話は、格好の退屈凌ぎになる。
日常を消費する退屈凌ぎとして、自分たちの話が勝手に使われて堪ったものではなかった。
だが、下手に否定して騒ぎを大きくするよりも、興味を失って自然と話が立ち消えるのを待つ方が得策だった。
噂が立って以降、絵里とこの話をしたことはないが、彼女もなんとなく分かっているのか、表立って愛佳と必要以上に話したりすることはなかった。

―このまま、終わってくれるといいんですけど……

愛佳はそうぼんやり思いながら珈琲を注いだ。
図書室から眺める空は青く、そして高い。愛佳たちの悩みなんか知ったこっちゃないと言わんばかりに晴れ上がった空が、憎かった。
愛佳は書類を作成しながら、冷静に、今後取るべき策を考え始めた。

このまま噂が収束してくれることがベストだが、もしそうならなかった場合は問題だ。
これ以上に噂が拡大し、職員会議が開かれることにでもなった場合、どう対応するのが正しいだろう。
確かに、最初から分かっていたことだった。
いずれはやってくる、選択の瞬間。
自分の教師という職を取るか、亀井絵里を取るか。
その瞬間は、もう待ってはくれない。

愛佳はある程度、覚悟はしていた。
もし本当に、その瞬間がやってきたならば、愛佳は迷わず絵里を取るつもりだった。
教師という職を捨てる覚悟はある。絵里をシアワセにしたいという気持ちもある。
だが、ひとつだけ気にかかっていることがあった。
それは、職員会議が開かれたとき、愛佳と絵里が付き合っていることを認めた場合、“処分を受けるのは果たして愛佳だけだろうか”ということだ。

亀井絵里の立場。
彼女はまだ、17歳の高校2年生だ。
考えられ得る、ふたりに下される処分は、多分に、甘くない。
最悪、愛佳はこの学校を追われ、職を失う。それは覚悟の上だが、絵里に下される処分は？

愛佳の頭の中に、「退学」という二文字がよぎる。

まだ先のある、未来のある彼女。
長い人生の中で、挫折や失敗はなんども繰り返される。
だが、まだこれからという彼女を、いちどレールから脱線させることが得策だとはどうしても思えない。
退学の原因がしかも、教師との恋愛沙汰なんて、彼女の人生にマイナスを及ぼす以外にあり得ない。
大学に進学するにも、企業に就職するにも、「高校中退」というレッテルは重く圧し掛かる。
愛佳の人生ならまだしも、彼女の人生を狂わせて良い理由なんて、なかった。


―――背負えへんのか？


瞬間、頭の中で声が聞こえた。
それは紛れもなく、自分自身のものだった。
そうだ、彼女とともに未来を歩もうとすることは、彼女自身も、彼女のこれから先の未来までも護ろうとすることだった。
亀井絵里のシアワセ、亀井絵里の人生、果たして僕は、背負うことが出来るのか？

「せーんせっ」

瞬間、外から声が聞こえ、愛佳はハッと顔を上げる。
図書室のカウンターの前で、絵里はニコッと微笑みながら1冊の本を携えていた。
愛佳は苦笑しながら立ち上がり、カウンターへと歩く。

「貸出ですか？」
「はい。お願いします」

絵里からその本を受け取り、バーコードで読み取っていく。
返却期限の書かれた栞を挟み、「来週の水曜までですよ」と絵里に渡した。

「うん。ありがとうございます」

絵里は本を大事そうに抱えると、くるりと踵を返し、図書室を後にした。
本当は、その背中になにか声をかけるべきだったのかもしれない。
渦中の人物であることを自覚しながらも、彼女は今日、此処へやって来た。その意味が、愛佳にも分からないわけではない。
だが、その優しそうな背中に、愛佳はなにも言ってやれなかった。
たったのひと言、「だいじょうぶですよ」も「護りますから」も「好きですよ」も、なにも言うことが出来なかった。

意味なんてなくて良かった。
ただ少しだけ、彼女と話せれば良かった。
そんなこと、愛佳にだって分かっていたはずなのに、それでも彼は、絵里を追いかけることは、出来なかった。

「なんや…コレ……」

週末の金曜日の朝、愛佳は呆然と中央掲示板の前に立ち竦んだ。
そこには、絵里と愛佳がラブホテルから出てくる写真やそのコピーが一面に何枚も貼りつけられていた。
中央掲示板を埋め尽くす勢いで張られたその枚数は、実に100枚はくだらない。
その写真の上には、「辞めちまえ！淫乱教師！」と汚い文字が書かれている。しかも「淫」の字は間違っている。

「光井、なにしてんだよ！」

衝撃的な光景に言葉を失い、立ち尽くしていた愛佳は、同僚のその声にようやく我に返る。
慌ててその写真やコピーを剥がし始める。無数の押しピンが床に散らばり、紙は無残に破られていく。

「ほら、教室に帰れ！早く！」

生徒指導部長や教務主任の声が廊下に響く。
それでも野次馬の生徒たちは帰ろうとせずに、写真を剥がす教師たちを遠目に見ている。
その視線は真っ直ぐに、愛佳の背中に突き刺さる。愛佳は写真を剥がしながら、その視線を静かに受け止める。
覚悟はしていた。だが、言われなき中傷を受けることは、精神的に参る部分があるなと冷静に分析する。

そのとき、生徒たちの間でざわめきが起きた。
愛佳はまさかと思い振り返ると、そこには、渦中の人物である絵里が黙って立っていた。
絵里はなにも言わずに足早にその場を立ち去ると、ざわめきはひと際大きくなる。何人かの絵里の友だちがその背中を追いかけた。
愛佳は掲示板に拳を突き立てたい想いがあったが、必死にそれを堪え、写真を剥がす作業に戻る。

「合成だよな、どう見たって」

怒りに震えながら写真を剥がしていると、同僚はポツリと呟いた。
思わず顔をそちらに向けると、同僚は目を合わせることなく作業を続けた。

「こんなもん、見りゃ一発で分かるっつーの」

そうして同僚は黙々と作業を続ける。
愛佳もなにも返すことなく作業に戻った。
そう、この写真は合成だった。愛佳も絵里も、わざわざラブホテルまで行くことは一度もしなかった。
だが、合成にせよなんにせよ、こうして写真が出回った以上、もう、職員会議は避けられないなと、愛佳は覚悟した。

愛佳は家に帰った途端、ベッドへ飛び込んだ。ガシガシと頭を掻き毟り、なんどか寝返りを打つ。
今朝の一件以降、状況は最悪だった。
今日担当だった授業は4クラスだが、どのクラスでも好奇の視線を浴びた。
その中に絵里のクラスがなかったことは不幸中の幸いとも言えた。
だが放課後、愛佳は遂に教務主任から呼び出しを受けた。

「なぜ呼ばれたかは、もうお分かりですよね？」
「…写真の件でしたら、調べてもらえば分かります。あれは合成です」
「それで済まされるとお思いですか？」

教務主任の言葉に愛佳は片眉を上げた。
やはり、それで通してくれるほど甘くはないかと、愛佳は次の言葉を待つ。

「こういう写真が出回ること自体が、問題なんですよ」
「仰る意味が、よく分かりませんが…」
「あなたも、あの噂はご存じでしょう？」

返す言葉は、ない。
噂は沈静化するどころか、脅威をもって校内中を駆け回る。
格好の退屈凌ぎは、留まることを知らず、人から人へと感染していった。下手なウイルスよりも、たちが悪い。

「近々、教育委員会の視察も入るかもしれません。
ですので、来週の月曜、私と生徒指導部長、教頭と、そして校長とあなたで会議を開きますので御予定を空けておいて下さい」

なるほど。教育委員会の出てくる前に決着をつけるということかと、愛佳は素直に頷く。
会議という名の吊るし上げになることは分かっていた。だが、逃げることは許されない。その日までに対策を練る必要があった。
最初に噂を流した生徒、そして今回の合成写真騒動の犯人の目星は大方ついていた。
同僚の話や、授業を行った中で、あの市議会議員の息子たちが何らかの形でかかわっていることを愛佳は気付いた。
体育館裏でタバコを没収して以来、噂話は拡大し、捏造写真がばらまかれた。
ターゲットは絵里ではなく愛佳1人、写真に書かれた筆跡などを鑑みても、それは疑いようはなかった。

だが、それを知ったところで現状の打開策にはならない。
犯人捜しをしたところで、教務主任の言うように、問題の根本解決にはならない。
やはり、これから愛佳が絵里とどうしていくか、選択の瞬間が来たということだった。

背負いたかった。
彼女の人生も、これからの未来も、シアワセも。すべてを背負って生きていきたかった。
だが、本当に背負えるのか？ともうひとりの自分が囁く。
護ることはそう容易くはない。言われなき中傷を、彼女はいまも受け続けている。
そんな彼女を、果たして本当に、護りきれるのか？若造の、歴史教諭ごときの自分が―――


瞬間、携帯電話が鳴り響いた。
愛佳はビクッと肩を竦め、手に取ると、表示された相手は、母親だった。
滅多に電話をしない相手だが、なんの用だろうと愛佳は「通話」ボタンを押した。

「はい。………え？」

それはまさに青天の霹靂だった。
愛佳は思わずコートと財布と定期入れ、そしてカバンを手に取り、家を飛び出した。

新狼支部支援準備完了

毎度お馴染み猿さんくらいました…ｗ
本スレ>>638つづきです


父親の枕元に、愛佳は正座をした。

「なんだ、帰ってたのか」
「帰ってくるよ、そりゃ」

久しぶりに見た父親の姿は、随分小さくなっていた気がした。

「母さんには、心配するから黙っとけって言ったんやけどな」

父親が倒れたという震える電話口の母の声を、愛佳はなんども頭の中で反芻した。
確かに父もさほど若い歳ではないが、倒れるほどの重病を背負っていたのだろうかと夜の新幹線の中で考えた。
結局、父親が倒れた原因は、過労とストレスによる一過性のものだったが、久しぶりに会う父親に、愛佳の胸は締め付けられる。

一人息子の自分を、両親は大切に育て、大学まで送り出し、教師という職に就けさせてくれた。
家業である寺の住職を継ぐことも一度は考えたが、そのとき父親は「お前の人生だから」と賛成も反対もしなかった。
結果、愛佳は両親を残し、単身で上京し、就職した。

「働きすぎなんやろ、父さんも歳やしムリせんといてや」
「バカにするな。まだ現役やぞ」

愛佳はそうして笑う父親に苦笑し、台所で自分の夜食を作ってくれている母親の背中を見た。
ああ、いつの間に母さんも、あんなに背中が小さくなったんやろとボンヤリと思う。
愛佳は太股の上で拳をぎゅっと握りしめて考えた。
もし、自分がこのまま、絵里と付き合っていることを認めてしまえば、間違いなく、辞職に追い込まれる。
仮に教師という職を失わず、学校を追われるだけで終わったとしても、別の高校の採用試験を受ける必要がある。
だが、国語や数学、英語などとは違い、地歴公民の資格を持った教諭の採用数は極端に少ない。
地方ほどではないが、果たして次の就職先を見つけるまで、何年かかる？その何年の間、だれが両親を支える？

「できたよー、ご飯」

母親の声で愛佳はふと我に返る。
いくつかの皿が並べられているのを認めると、愛佳は眉を下げて笑い、立ち上がった。

「なあ、愛佳」
「うん？」

台所へ向かおうとしたとき、父親に声をかけられ、愛佳は振り向く。
父親は真っ直ぐに愛佳を捉えていた。その瞳は、昔から苦手だった。嘘を見抜くことに関しては、父親の右に出る者はいない。

「俺や母さんのことやったら気にすんなよ。父さんたちやって、お前の世話になるほど、落ちぶれとらんよ」

言葉は真っ直ぐに胸に突き刺さる。父親のその真意も、見える。
それが分かっていたからこそ、愛佳は大袈裟に肩を竦めてみせた。

「……倒れた人間がなに言うてるんや。はよ寝りぃよ」

そうして愛佳は父親の部屋を後にした。
たぶん、自分の瞳が揺れていることに、あの人はもう気付いているんだろうなと愛佳は思う。
相変わらず、あの人には嘘は通用しないなと、夜食の味噌汁を啜った。

「…ちょっと薄ない？」

塩気の少ない味噌汁に苦言を呈すと、母親は「そう？」と笑った。
近くで母を見ると、その髪には白髪も目立ち、寝不足な様子も伝わってくる。
余裕なんてないことくらい、もうずっと、分かっていた。
愛佳は黙々と箸を進めた。久しぶりに食べる手料理は、質素な割に、温かかった。

決断の時は、刻一刻と迫っていた―――

日曜日の朝、新幹線で戻った愛佳は、シャワーを浴びたあと、真っ直ぐに学校へと向かった。
仕事があるわけではないが、学校へ行く用事はあった。
職員室へ向かわずに図書室へと向かい、専用の鍵で扉を開ける。「閉館」のプレートは、かけたままにしておいた。
珈琲メーカーのスイッチを入れ、窓を開けると、春の光と風が柔らかく入り込んできた。
つんと鼻の先が痛くなり、思わずガシガシと頭を掻き毟る。
自分で決めたこと、自分で決めた道。だれも責めることは出来ない、すべては自分の責任。
なんどもなんどもそう言い聞かせ、時計を見る。

昨夜、愛佳は絵里に「話がある」とだけメールを入れた。
すぐに返信があり、日曜日の今日、午後2時に図書室に行くと連絡があり、愛佳もそれを受け入れた。
現在時刻は、午後1時45分。約束の時間まで残り15分だが、のんびり屋で優柔不断の彼女が、時間通りに来るとは思えない。
寧ろ、来てほしくないと思っているのかもしれない。
この期に及んでまで、悪あがきをするその様は、無様という以外にないなと思う。

愛佳は溜息を吐き、書庫の鍵を開けた。
すべては、此処から始まったんやっけと奥の方へと歩いていく。
古い本特融の香りが鼻を衝く。喘息持ちの人間は絶対に入ってはいけないほどの埃が舞う。
それでもやはり、愛佳は此処が好きだった。
本好きだからかだろうか、喧騒がなく静かだからだろうか、それとも、絵里との想い出が刻まれた場所だからだろうか。

そのとき、扉を開ける音がした。
時計を見ると、13時55分。まさか指定の時間より早く来るとはと思いながら、愛佳は書庫をあとにした。

「こんにちは、先生」

休日とあって、いつもとは違う私服の彼女の姿に、愛佳は思わず胸が高鳴る。
此処に来てまで決心が鈍ってはいけないと必死に別のことに思考を転換させるが、鼓動は変わることなく、耳に残る。

「これ、返却で」
「読み終わったんですか」
「うん。今週は、暇だったから」

彼女の言葉に愛佳はなにも言わず、黙って頷きバーコードを読み取る。
未返却リストなしとパソコンに表示されたのを確認すると、愛佳はひとつ息を吐く。

「すみません、休みの日なのに」
「ううん。どうせ本返したかったし、だいじょうぶですよ」

絵里はそうして優しく微笑み、図書室の奥へと歩く。新しい本を選びたいのか、本棚を指先でなぞっていった。
どうしてこんなことになったのだろうと愛佳は天井を仰いだ。
過去を修正すれば、こんな想いをする必要はなかったのだろうか、僕も、彼女も。
どうすることが、正しかったのだろう。
あの告白を受け入れなければ良かったのだろうか。あの日、彼女を抱かなければ良かったのだろうか。
両親の勧めるように、見合いでもして、恋人でもつくっておけば良かったのだろうか。

だが、歴史にifなどない。
それと同じように、過去には戻ることもできないし、現実を、いまを生きるしかない。
あの日の選択が正しい選択でなかったとするならば、今日、いまこの瞬間、正しい選択をする必要がある。
だけど、それが「正しい」かどうかなんて、だれにも分からないのではないか？
もしかしたら、そう信じているのは自分だけで、結局は無意味な行動ではないのか？
いまなら、まだいまなら戻ることができる。嘘だったと、冗談だったと笑って済ませることができる。
あのシアワセだった時間に、戻ることができる。

瞬間、絵里の笑顔と両親の笑顔が浮かんだ。
振り向くなと、逃げるなと、先延ばしするなと、だれかが叫んだ。
その一瞬で、僕は天秤にかけてしまった―――

「亀井さん……」

図書室のいちばん奥の本棚で本を選ぶ彼女に歩み寄った。
絵里は「うん？」と振り返ったそのとき、風が吹いた。
柔らかい春の風は彼女の髪を撫で、ふわりと舞い、通り過ぎていく。
その姿が、もう、単純に、綺麗だと思った。
二の足を踏む自分を鼓舞するように、愛佳は下唇を噛み、拳を握り締める。
手の平に爪が食い込み、血が流れそうになるが、それでも愛佳は震える拳を握った。
もう、戻ることなど、赦されない。

「噂になってますね、亀井さんと、僕」
「……そう、みたいですね」

絵里は困ったように視線を落として笑う。
噂が立ってから、絵里とこうして話すのは久しぶりだったが、その間、彼女はどれほどの痛みを受けてきたのだろう。
あの写真が貼られたときに一瞬だけ見た彼女の背中は震えていた。
いまもまだ、言われなき中傷を受けているのだとしたら、もう、そんなこと、止めなければならない。

「明日、緊急の職員会議が開かれます。状況によれば、亀井さんも呼び出されるかもしれません」

用意してきた言葉の通りには出てこない。
だがそれでも、言わんとすべきことは伝えなくてはならない。
たとえばそれで、否定されるのが僕だけであったとしても―――

「別れましょうか、そろそろ」

愛佳の声は、震えていた。
それを悟られないように、愛佳は絵里の奥、狭い窓から見える青空へ視線を向けた。
こんなに心は揺れているというのに、空は相変わらず青く晴れ上がっている。まったく、皮肉なものだなと思う。

「火遊びはもう終わりですよ。僕も、職を追われるのは、ごめんですからね」

息が短くなり、吐きそうだった。
信じられないくらいに胃痛がし、おまけに頭痛も誘発している。
決めた道。自分で決めたこと。だから引き下がらない。たとえばそれが、心に反していたとしても。


「……そっか」

ぽつんと、絵里の声が聞こえた。

「うん。そうした方が良いかもしれませんね。なんか絵里たち、ヤバいことになってるし」

あっさりとした絵里の言葉に愛佳は拍子抜けした。
そう、これで良かったんや。亀井さんやって、そういう結末を望んでいたんや。
ふたりで一緒に歩こうとした未来なんて、最初から存在せんかったんやって。
愛佳は天井を仰ぎ、ひとつ息を吐いたあと、名を呼ぼうとして、ふと絵里を見た。


だが、名を呼ぶことは叶わなかった。


絵里は確かに、微笑んでいた。
真っ直ぐに愛佳を見つめ、その瞳に大粒の涙を携えていながらも、優しく微笑んでいた。
なにかを堪えるかのようにスカートを握り締めている彼女の体は、微かに震えていた。

心臓が、締め付けられた。
追い込んでいることも、どれほどの勢いをもって傷つけているかも分かっている。
だが、優しくすることは出来なかった。
そうしてしまえば、どちらも未練が残り、結局はふたりとも辞職・退学に追い込まれてしまうかもしれない。
それは避けなくてはならなかった。絵里のためにも、愛佳の両親のためにも。

愛佳は彼女に背を向け、1歩、脚を進めた。
だが、すぐに立ち止まる。背中越しに伝わる彼女の痛みや想いを、踏みにじりたくなかった。
中途半端な優しさが最も残酷なことくらい、分かっている。分かっているのに、彼女を置いていけなかった。
ああ、どうして僕はこうも、弱いんやろ。
身勝手な理由で亀井さんを傷つけて、泣かせて、それでもなお、置いていけないほど信念が弱い。
突き離す勇気もなく、抱きしめる勇気もないんやったら、最初から亀井さんを抱く資格なんてなかった。
先の見えないこの恋を、身勝手に楽しんでいただけのどうしようもなくちっぽけで無力な存在やったんかオレは！

愛佳が必死にもう1歩を踏み出そうとしたときだった。
その背中に微かな重みを感じた。絵里に抱きしめられていると気づいたのは、その直後だった。
絵里は愛佳の背中に顔を受け、彼の腹部に腕を回し、ぎゅうと抱きしめた。
背中から感じる彼女の温もりは、なにものにも代えることのできない優しさだと、思った。

「信じてるから……絵里は、先生のこと…」

途切れ途切れながらも、涙で震えながらも、絵里は愛佳に言葉を渡す。
それが彼女の、精一杯の強がりでもあり、精一杯の愛情でもあった。

「絵里のためだって……全部全部、絵里のためだって……絵里は、知ってるから……」

涙が、両の瞳にぐあっと集約された。
瞬きをひとつすれば零れ落ちてしまいそうなほど、その器に溢れかえっている。
振り返って、この腕に抱きしめて、狂おしいほどに、名を呼んで、好きだと囁いて、その髪を梳いて、キスをしたかった。
だが、それのどれかひとつでさえも、赦されはしなかった。
涙を見せることも、抱きしめることも、名を呼ぶことも、キスをすることも、愛佳には赦されなかった。
すべてを、今日のこの日までにあった出来事すべてを絵里に話せば、絵里は間違いなく愛佳を庇うだろう。
それが分かっているから、愛佳はなにも言わず、ただ淡々と別れを告げた。
そんな非道で非情な男に、あなたを、亀井さんをこの腕に抱く資格はないんです。

愛佳がなにもしないでいると、絵里もなにかを分かったのか、すっとその腕を解いた。
離れていく温もりが恋しく、思わずその腕を掴みたくなるが、愛佳は必死に最後の理性でそれを堪える。
絵里は愛佳の横をすり抜けて図書室の扉へと向かう。
彼女はすっとドアノブに手をかけ、開けようとして、躊躇する。
なにか言葉を探しているようにも、これ以上泣くのを堪えているようにも、出て行きたくないようにも、見えた。

「っ……もう、明日から、絶対、言わないからさ」

絵里の小さな言葉に愛佳は耳を欹てた。
たぶん、顔を見てしまえば泣いてしまいそうだったから、視線を合わせない程度に顔を上げる。
やはり彼女の手は震えていて、それがそのまま彼女の痛みだと分かる。

「ひとつだけ、最後に、言わせて…」

最後という言葉に愛佳は初めて視線を重ねた。
瞬間、互いの間を、優しい春の風がすり抜けていった。
流れていく、ふたりで重ね合わせた日々は、何物にも代えることのできない、シアワセの風景だった。
それをいま、この手で手放そうとしている。愚かなのは、やはり僕なんやろうか？

「大好きですよ、光井先生…」


その手を取れたら、どれほど良かっただろうか。
僕もですよと言えたら、どれほど良かっただろうか。
この胸に残り、最後のその一瞬まで消えることなく存在したこの想い。
その気持ちの名を互いに知っていたのに、どちらが悪いこともなく、消してしまうことになったこの感情。
それでも、それでも愛佳はもう引き下がらない。
彼女の背負う哀しみも、彼女から向けられる痛みも、全部全部、引き受けること以外に術はない。
それが自分望んだ結末のはずだったから。

愛佳は「はい」と返そうとしたが、それすら叶わなかった。
声は喉に引っ掛かり、音として外に出ることはなく、それでも分かっていると伝えようと、必死に頷いた。
ぼたりと大粒の涙が頬を伝い床に落ちたが、それを拭くことはもうしなかった。
絵里は「ありがとうございます」と精一杯に微笑み、大きく息を吐いて、扉を開けた。
無機質な音が広がると同時に、扉が閉まる。パタパタと走り去っていく音が聞こえた。それきり、扉が開くことはなかった。

愛佳は頬の涙を拭き、ひとつ息を吐いたあと、カウンター奥の部屋へと戻った。
すっかり出来あがっていた珈琲を注ぎ口をつけたが、信じられないくらいに不味かった。
そんなところまで、亀井さんに似なくても良いでしょと笑おうとしたが、カップを持つ震える手に再び涙が落ちた。

「……アホやん、ホンマに…」

最後まで気付いていなかったのだと分かった。
絵里がどれほどの想いで愛佳を抱きしめていたのか、どんな気持ちであの日々を過ごして来たのか。
どんな想いで、あの日、絵里が愛佳に告白したのか。
勢いに任せて抱いてしまった自分よりも、彼女はずっとずっと大人だった。大人だからこそ、彼女は分かっていた。
先の見えないこの恋に、必死に活路を見出そうとしていた。ふたりで歩める未来をつくろうとしていた。
真剣に、ひとりの男と向き合っていた。

愛佳は膝から崩れ落ち、額を地につけ、拳で床を叩いた。
まるで獣のように、愛佳は吠えた。

逃げ出しのは自分だった。
両親と絵里を天秤にかけたのではなかった。自分と絵里を天秤にかけたのだった。
言い訳をつくって、逃げ道をつくって、傷ついているのは自分だけだと高を括っていた。

ただ、怖かっただけだった。
先の見えない、破滅的なこの恋が。
結局は、捨てることが出来なかった。自分の職も、名誉も、プライドも、社会的信用も。
すべてを捨ててまで、彼女を護るという勇気もなかった。
捨ててしまうには、あまりにも、若すぎた。若すぎるが故に、棘のある薔薇に触れることは出来なかった。

愛佳は髪を両手で掻き毟り、知らぬうちに重ね合わせた。
それはさながら、祈りだった。
どうか、どうかこれ以上、彼女を傷つけないでくださいと、いくらでも自分自身は傷ついてやるからと。
だからどうか、絵里にこれ以上の哀しみが降らないでほしかった。もうこれ以上は赦してほしかった。


―亀井さん……亀井さん……亀井さんっ！！


愛佳の瞳から大粒の涙が溢れ出し、刻むように心の中で彼女の名前を呼んだ。
好きと叫ぶことも、抱き締めることも叶わなかった。本来ならば、名を呼ぶ資格もないのかもしれない。
だけど、この瞬間だけは、赦してほしかった。
最低の男だということは分かっている。それでもどうか、これだけは赦して下さい。
亀井さんの哀しみも痛みも、全部、全部僕が引き受けますから、どうか、いまだけは、赦して下さい―――

愛佳は声にならないままに、叫んだ。
それが、最初で最後の、神への祈りだった。

「異動するんだって？」

荷物をまとめている横で、同僚から声をかけられる。
彼の手から珈琲を受け取ると、愛佳は大袈裟に肩をすくめて見せた。

「まー、あんな噂が立ったうえに写真まで貼られちゃ仕方ないですやろ」
「……お前、自分で異動願い出したんだろ？」
「下手に渋って辞めさせられるよりマシやないですか？賢い政治判断と言うてくださいよ」

愛佳はあの日、緊急の職員会議の場で、自分と亀井絵里はなんの関係もないと断言した。
正直、そんな根も葉もない話を出されて迷惑だとし、絵里本人に話を聞いても構わないと返した。
もし教育委員会の視察を恐れているのなら、自分は異動しても構わないと、異動願いを提出した。
結果、数日後に行われた絵里への聞き取り調査の直後、愛佳の異動願いは受理され、別の高校へと転勤が決まった。

「カメちゃんも、全否定したんだってな」
「そりゃそうでしょ。僕も彼女も、迷惑してたんですから」
「……あの犯人、やっぱあの市議会議員の…」
「止めましょうよ、もう、その話は」

愛佳は珈琲を机上に置き、同僚の話を遮った。
あの事件の犯人がだれであろうと、もう決定は覆らない。
すべてはもう、終わったことなのだと、段ボールに荷物を詰め込み始めた。

「…ホントにそれで良いのか？」

同僚の言葉に、愛佳は手を止めた。顔を上げると、彼は眉をひそめ、苦悶の表情でこちらを射抜く。
すべてを知っているようなその瞳は、いつだったか、ガラスを割ったのはお前だろうと問い詰められた、あの父親の瞳を思い出す。

「確かにカメちゃんはお咎めなしだったけど…ホントにお前はそれで良いのかよ？」
「なんのことですか？」

煮え切らない態度の愛佳に業を煮やしたのか、彼はぐいと愛佳の胸倉を掴んだ。
さすが体育教師、細腕であっても腕力はあるなと冷静に分析する。
彼は愛佳を無理やり立たせると、「泣かせるなって…言ったよね？」と歯を食いしばって呟く。
いくら今日が休日で人がいないからとはいえ、殴られたりしては堪らないと、愛佳はその腕を解いた。
ひとつ息を吐き、前髪をかき上げると、再び荷物を詰める作業に戻った。

「……だれがシアワセになるんだよ…」

苦々しく呟かれた言葉はふわりと宙に舞った。
まったく、この人は何処までもお人よしだなと苦笑しながら、すべての荷物を詰め終わった。
机上には1冊、最後に絵里が借りた本だけが残っている。
返却しに行かなきゃなと思ったが、愛佳はなんの気まぐれか、その本も段ボールに詰め込んだ。
なんて些細な仕返しだろうと苦笑しながら、ガムテープで梱包していく。すべてを梱包し終えると、随分とすっきりした空間が出来あがった。
短かったなあと思いながらも、愛佳は段ボールに手をかけた。
すると、隣にいた同僚も、別の段ボールを持ち上げた。

「運んでやるよ…車まで」

苦虫を噛み潰したようなその顔で言われてもなあと思ったが、素直なその優しさに、自然と笑みが零れた。
ふたりは職員室を後にし、車へと向かった。

すべての荷物を車に乗せた後、愛佳はエンジンを回した。重い車体が目覚め、低い唸り声を上げる。
同僚がこんこんと窓を叩いたので、愛佳は素直に窓を開けた。

「連絡しろよ、ちゃんと」
「アハ。マメじゃないですけど、それなりには」

そう笑って返すと、同僚も口角を上げて笑った。
やっぱりこの人は、社会的に長生きするんだろうなとシートベルトをつけると、声が降って来た。

「……護ってたと、思うよ」

愛佳はその声に顔を上げた。
同僚は視線を逸らすことなく、真っ直ぐに愛佳を見つめてもう一度、繰り返した。

「ちゃんと護ってたよ、カメちゃんのこと、結果とか、やり方はどうであれ」

その瞳は、見舞いに行ったあの日に見た、父親のそれとダブった。
ああ、そうかと愛佳は納得する。
彼とこんなに親しくなったのは、彼の持つ空気が、自分の父親と似ていたからなのかと、いまさらになって気付いた。
心が穏やかになっていくのが分かった。負け惜しみなんかじゃなく、本当に、そう思った。
愛佳は優しく笑うと、頭を下げた。

「亀井さんのこと、宜しくお願いします。藤本先生…」

愛佳の言葉に、藤本はゆっくりと頷き、車体から離れた。
それを確認した愛佳はもう一度頭を下げると、アクセルを踏み込んだ。低い音のあと、重い車体が動き出した。
学校の駐車場を抜け、校門をくぐり、大通りへと抜けた。車が少なかったため、愛佳は迷わずアクセルを踏む。
春の風が窓から吹き込んでくる。あれ、花粉症やなかったんですけどねと、愛佳は鼻を啜り、目をこすった。

追憶の空、君を憶う　おわり

泣けるぜちきしょうちきしょう

この世の悪が憎い

転載して下さった方ありがとうございました！

長いしエロないし散々煽った結果中身がなくてホント申し訳ない…
光井先生の過去編は終わりですがもう少し亀井先生たちと絡みがあるので暫しお付き合いを…ｗ

光井先生シリーズは「シルバーの腕時計」ハロプロではないですが「破滅的passion」がイメージソングです
いろいろとあれですが興味のある方は参考までに

最終的には光井先生と亀井さんが救われるといいな

（ ；e； ）

　 ノハヽ　　　　 ノハヽo∈　 ノハヽ
　（；e；　）　　？(｀ﾛ ´；从　 ﾉﾉ*＾∩＾) www
　（|<V>||）　　　（|<V>||）　　（|<V>ヽ）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

てんちょ……ｗ

光井先生も記憶りんも救われてほしいなぁ…
また会えないかな

仕方ない選択とはいえ・・・｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

寝て起きたら恋愛事情と光井先生投下されてた！
今から読みます

>>658-659
なんか最近てんちょよく見るから
コンビニ編読みたくなってきたよｗｗ最近ないからちと寂しい

いつかでいいから光井先生と記憶りんの幸せな将来を読みたいなぁ…

同僚の先生の正体にﾌｲﾀｗ

てんちょって光井先生シリーズ初期から読んでるもんねｗ
思い入れも深いのか…ｗ

それにしてもさみしい…(T-T)

＿＿＿
　 　 ／.|
HOT|／|　　　　　　　　　　　　　 ∋oノハヽ　　　 ノハヽ
￣￣|　 |　　　　　　　　ノハヽ　　　从；´ -｀)　　ﾉﾉ*＾ｰ＾) 〜♪
⌒⌒| |￣￣￣|＼　　（ＴeＴ *）ヽ　 （||<V>|）　　ﾉつ⌒|⌒o
⌒⌒| |＿＿＿|／|￣ ∪￣∪￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣| |＿＿＿|／　　　　　　　　　　　　　　　
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

このコンビニはこんなんで経営大丈夫なの？ｗ

てんちょ読んで泣いてばっかいないで仕事しましょうよｗ

|||9|＾_ゝ＾)＜落ち込むにーがきさんも可愛いっちゃ

コンビニ編・たなえり・かめれなで9期がちょこちょこ絡みだして楽しいｗ
ぽん ガンバレ！ｗ

（* ∩e∩） まだぽんは中○生だからそういうことは…///

　　　ｎ


ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜身体は正直ですねぇｗ

てんちょとぽんの恋に期待ｗ

ぽんのライバル出現にも密かに期待ｗｗ

ﾉd*´ｰ｀)

ライバルってだれだっけ？

えろっき

あげ

　　∋oノハヽ
　　　 从*´ ﾛ｀) ﾌﾆｬｧ///
　ノハﾉ つ　 つ
ﾉd*＾（　　　 ﾉ
ノ　つ∪⌒Ｊ
ｼﾞｭﾙｼﾞｭﾙ

お味はどうですか？かめい君

　 ノハヽ
　（ ・e・ ） 。o（ﾋﾏ ﾅﾉﾀﾞ）
　（|<V>|）
￣￣￣￣￣


　 ノハヽ
　（´・e・ ） 。o（………）
　（|<V>|）
￣￣￣￣￣


　 ノハヽ
　（ TeT ） 。o（ﾀｶﾊｼｸﾝ…ﾐﾂｲｾﾝｾｪ…ｷｵｸﾘﾝ…）
　（|<V>|）
￣￣￣￣￣

かめい君ってほんと幸せ者だよな

てんちょｗｗ

おい今出てきたエロ広告の主人公達の名前が「愛ちゃん」と「田中くん」だったんだが

ﾉﾉ+｀ｰ´) …れぇ〜なぁ〜!!

ﾉd*;｀ ﾛ´;) あくまで広告やってぇ！

川*’∀’) ｱﾋｬﾋｬ

从*・ ｡.・）

>>680
てんちょ引きずりますなぁ…ｗ

絵里君や光指すも愛読してるようですが経営は大丈夫ですか？ｗ

てんちょ連載もの全部読んでんのかｗｗ

自分でプリントアウトして読めるようにしてそうw

まとめ職人はてんちょじゃないかと思ってるｗ
仕事丁寧だし早いし…ｗ

|||9|＾_ゝ＾)

ぽん またコンビニに遊びに来たのかい？

たなえり：初恋サイダー、こんな私でよかったら
かめれな：Give me 愛
亀井先生：黄昏交差点
光井先生：シルバーの腕時計
光射す場所へ：My Days for You、JUICE HE@RT


保全代わりにイメージソング

ごめんJUICY HE@RTだった…ｗ

どれも聴きながら読むとテンション上がるｗ

PONPONとか聖生鞘とかのイメージソングも考えてるんだけど
あまりピンとこなかったｗ

なんかある？

すっごい仲間はちょっと違うか

あと報われないさゆシゲは「すごく好きなのに・・・ね」のイメージ

シゲ君は「男友達」で良いじゃないかｗ

>>656
wikiに載せるのでタイトルお願いしま〜す＾＾

>>698
これのタイトルは「追憶の空、君を憶う」でお願いします

>>697
なんか違うｗ

あの素晴らしい愛をもう一度〜♪
あの素晴らしい愛をもーほー一同〜♪

>>675
ごめん紛らわしかったね；
今のところいないと思うけど
新たなライバル出現を密かに夢みて勝手に期待してるｗ

珈琲吹いたｗ

>>702
そういう意味か
ありがとう！

>>698
wiki編集いつもありがとうございます！
こう見るとたくさん作品が増えて嬉しいですね

>>702
小ネタで鞘師くんがチラッといたけどね
てんちょを見てたのかぽんを見てたのか知らないけどｗ

名曲がとんでもないことにｗ

>>707
どの曲？

おやさゆみん

ﾉd*＾ｰ＾)

身震いをひとつしたあと、れいなはふっと目を覚ます。
温かい毛布がベッドからずり落ちている。
寒さの原因はこれかと寝ぼけ眼をこすりながら毛布を引き上げた。
何時だろうと携帯を見ると、メールが1通受信してあった。

「だれやろ…」

れいなは右手だけで器用に携帯を操作すると、送信者はかめい先輩だった。
いつもいつも、律儀に「おはよう」メールをくれる彼だが、今日はいつもよりもだいぶ早い。
なにか用事でもあったのだろうかとれいなはメールの文面に目を通す。


------

おはようれーな。
起こしちゃったらごめんね。でも、どうしても見てほしいものがあったからさ

------


その文章のあとに添付されていたのは、1枚の写真だった。
朝陽が昇り、青い空を眩しい白で染めているその光に、れいなは思わず言葉をなくした。


------

最近雨続きだったからね。雨が長いほど朝陽って眩しい気がしない？
凄く綺麗だったかられーなに見せてあげたかったんだ
じゃあ、またね

------

ところどころに絵文字を挟んだ可愛らしいメールはそこで終わっていた。
れいなは言いようのない感情を抱えたまま、携帯を閉じる。
自然と顔が紅くなり、ふっと頬が緩んでいくのを感じていた。
ネコのように毛布に包まると体中が温かくなっていく。それ以上に心が温かくなっていくことも、充分に分かっていた。

今日は少しだけ、かめい先輩に優しくなれそうな気がした。



ある朝のかめい先輩とれいな保全

初めてかめい先輩書いてみたけど雰囲気ぶち壊してたらごめん…
朝陽見てたらふと思い浮かんだのでｗ

保

今起きた
先輩はクサいことが似合うから困りますねｗ
久々にかめい先輩ワールドを味わえました！

ﾉc|*＾ｰ＾)は本当に王子様みたいｗ

小ネタ集更新されてる！

まとめ職人さまおつ！

ﾉc|*＾ｰ＾) れーなに会いたいですよ

かめい先輩イケメンやのう
れいな愛されてるのう

ぁ、まとめ職人さんいつも乙です

ﾑﾗﾑﾗﾉﾉ*＾ｰ＾)ﾉd*＾ｰ＾)ﾊｧﾊｧ
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell79991.jpg

緊縛プレイをしたいのねｗ

>>706
小ネタのりほりほって女の子じゃなかったっけ？

ﾉd*;＾ｰ＾;)

そういや初期えろっきは緊縛プレイ満載だったなｗ

从*＾ ｡.＾)＜縛られるのが快感なの！

ﾉd*・e・)｡ｏO（今日は誰をオカズにしようか迷うのだ）

ﾉd*’ー’)。o（その現場見てみたい…）

从*♥ ,｡.♥)oO（同意なの）

ﾉd*♥ ,｡.♥)oO（しまったリアルの方のさゆみが出ちゃったのﾃﾍﾍﾟﾛ）




ﾉﾉ；-ｰ-)＜うーん・・・zzz

寝てる時は　ﾉﾉ；´ｰ｀)　こっちの方が可愛いよｗ

ﾉﾉ；´ｰ｀)＜ZZZにーがき君はれいな以外のクラスの女子全員制覇を目標にZZZ･･･

ムリムリｗ

　　　　　　　ｯλ　ﾉ（.,ﾉ)　　ムクッ
　　　　　（ﾞー　..::.::. .　（
　　　 (ソ　 ,..ノノﾉハ..　）ｿ)
　　　　）　.::';ﾉd*・e・);';:　（. 　＜やってやるのだああああ
　　　ｿ　.::;';';/　　_ノ⌒⌒⌒`〜､_
　　　(￣⊂人　//⌒　　 ﾉ　　 ヽ）
　　⊂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニニニニﾆ⊃

わぉ

りさチンがモゲませんように…

1年近く前の小ネタが今でも楽しめる不思議ｗ

28スレの小ネタもまとめました
やっぱり夏のエロッキスレは冬よりエロエロですねｗ

乙です！
しょっぱなに自分のかめれなトイレネタきてワロタw

去年は暑かったせいかスレもドエロに熱くなってたんですねｗ
うなシゲ君の辺りとか特に酷いｗｗｗ

ぐぅ

ちょき

t

今日はホワイトデーじゃないか

ってことは朝からえりりんはちびれいな君に吸いついて離れてないはず

ﾉd*´ ﾛ｀)

　　　 っ( ＾ *ﾉ从
　　ﾁｭﾙﾁｭﾙ

ホワイトデーに関わらずお前らｲﾁｬｲﾁｬしてるだろｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜早くれーなのホワイトチョコ出してよぉ♥

とかやってんだろうなｗ

かめい君は愛しのれいなをホワイトチョコまみれにしてるだろうしｗ

从*´ ヮ｀)＜もうベトベトやん…

誰から貰ったか分かってなかったにーがき君はどうやってお返しするんだろうｗ

あれ書いた本人だけど考えてなかった…ｗ
とりあえず夕方までになんとかするｗ

ﾉd；´・e・）｡ｏO（お返ししたいけどどうすれば良いのだ…）

ﾉd*’ー’)｡ｏO（ガキさん気付いてくれんかのぉ…）

れいなから義理チョコもらってトキメいてた道重君はどうしようかｗ

　　ノハヽ
　ﾉd；・ ｡.・）
　（　つ由O

もったいなくてまだ食べてないシゲ君

シゲ君はかめれなに見えないところでフォローしてるからなぁ
道重財閥の力でｗ

>>752
くさることはないだろうけどさｗ

れいなの避妊の手助けをしてる時点でMVPクラスの活躍してるよねｗ

ﾉd*・ ｡.・）っ0 道重製薬が開発した身体に無害の避妊薬なの

しかも避妊率は毎度おみくじの力もはねのけるｗ

シゲ君の助けがなかったら今ごろれいなは大家族のお母さんになってるよｗ
でもれいなはその事を知らないんだろうなぁ

ﾉd*- ｡.-）さゆみはいっつもこんな役回りなの…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

(´ヮ｀)(^ｰ^)(･｡.･)(’ー’)（・e・）

・・・・・・ん？ｗ

違う遺伝子が紛れ込んでるｗ

浮気じゃ済まされないレベルだぞれいな君ｗ

ﾎﾞｸﾉ ﾎﾜｲﾄﾃﾞｰ ｳｹﾄｯﾃ!!
　　ノハヽノハヽo∈
　ﾉd；´ｰ从*´ ﾛ｀) ﾊｱｧﾝｯ!!
　ノ　　　つ　　　ﾉ
　　　ﾋﾞｭﾙｯﾋﾞｭﾙｯ



ﾉd；・ ｡.・） 今日のお汁はいつにも増して濃厚なの…

>>750だけどとりあえず…ｗ


1日中授業に集中できなかったのは1ヶ月前と同じだ、帰りのHRの最中、にーがき君は思った。
丁度1ヶ月前のバレンタイン、朝学校へと来ると机の中に入っていたのはチョコレート。
だれからのものか、にーがき君は最後まで分からなかった。

お返しをしたいのだが、差し出し人がだれか分からないいまのままではどうしようもない。
かと言って返さないのもどうだろうと思う。
でも、返す方法も分からない…

―ぬぅあああ、どーすればいーのだ？！

「いいんちょー、号令」
「はっ、ぬあ、起立っ！」

にーがき君が悶々と悩んでいる間にHRは終わり、放課後となった。
途端に騒がしくなる教室の中、にーがき君は溜め息をひとつ吐き、すとんと椅子に座る。
結果、良い方法が思い浮かばなかったにーがき君は、カバンの中から小さな箱を取り出した。
メッセージカードに「ありがとう」と添え、机の上にそっと置き、立ち上がる。

「れーなぁ、早く帰ろっ。帰ってぇ、お風呂入ってぇ、ホワイトデーのエッチし…」
「うっさいアホ！」

遠くで聞こえた声を背にし、にーがき君は靴箱へは向かわず、屋上への階段を上がった。

春の風が吹く屋上で、にーがき君は空を見上げるながら、あのチョコレートの意味を考えた。
差出人の名前がなかった時点で、あれは本命ではなかったのだろうか。
実際、1ヶ月経ったいまでも、告白らしい告白は受けていない。だとすれば、やはりからかわれてたと考える方が自然だと思う。
そんなからかいに、わざわざクッキーのお返しを買ってきた自分は、相当間抜けかもしれない。

―ま、そう簡単にモテたら苦労しないよね

にーがき君がそう自嘲気味に笑ったとき、背中越しに屋上のドアが開いた音を聞いた。
ん？と振り返ると、そこにいたのはクラスメートのたかーし君だった。
「よっ」と手を上げる彼に、同じようにして手を上げて応えた。

「ガキさんが屋上おるなんて珍しいね」
「んー…まあ、僕にも考えたいことがあるんだよ」
「……チョコの差出人とか？」

その言葉に思わず目を見開く。
まさか差出人を知っているのだろうか？いやそれより、どうしてチョコをもらったことを知ってる？
え、待ってまさか…とにーがき君が思っていると、たかーし君はカバンの中から箱を取り出した。
それは紛れもなく、先ほど自分が机に置いたホワイトデーのお返しだった。

「お返し、ありがと」

肩を竦めて笑うたかーし君に呆気にとられた後、にーがき君は顔をくしゃっと崩して笑った。

「なぁんだ、愛ちゃんだったかー。もー、からかわないでよ」
「アハ。別にからかった訳やないけど」

その言葉に、思わず「え？」と返した。
真っ直ぐなその瞳に射抜かれ、一瞬、動けなくなる。

「本気やけど、オレは」
「え。は、ちょ……ん？！」

たかーし君の言葉を噛み砕くにーがき君。
どう考えたっていまの言葉の真意なんてひとつしかないのだけれど。
いや、でも、それこそからかわれてる、なんてことも……と必死で思考を整理しようとするが追いつかない。


「好きやよ、ガキさん」


春の風がふたりの間をすり抜けていく。
夕暮れの迫る放課後、時が止まった、気がした―――




にーがき君とたかーし君ホワイトデー小ネタ　おわり

これ以上続けたら小ネタじゃなくなるから寸止めしてみるｗ

アッー！w

ついに告白きたああああああ！！！
寸止めしないでぇ＞＜

コラ気になるだろｗ

ﾉd*☆ p.☆）＜気になる気になる気になる気になる!!!

つづきは考えてるけど長くなりそうだったのでまた次回ｗ

ﾉd*・ ３.・）＜つづきが気になるぅ

気になってるのがシゲだけのような…ｗ

ﾉd*＾ｰ＾)从*｀ ヮ´) 多分この二人もニヤニヤしてると思うｗ

シゲ君も早くれいなにお返ししなきゃね
誤魔化してもだめよｗｗ

バレンタインデーの小ネタも含めて作品としてウィキに載せたいね

バレンタインのお返しがお手製クッキーの光井先生
　
ﾉc|；´┴｀)＜あわわわ、堅くなってしまいました・・・
从*＾ｰ＾)＜この堅さ私の好きな堅さですよ？

愛佳が料理できるから光井先生もできるんだろうなぁｗ

　　 _, ,_
ﾉd；- ｡.・)ﾁﾗｯ　　　由


ﾉd；- ｡.-)｡ｏO（なにをお返しすればいいのかわからないの）

日付変わっちゃうよシゲ君ｗ

　　　 _, ,_
　ﾉd；- ｡.-)＜女が好きそうな物あげればいいの？全然わからないの。女めんどくさいの
　 （　 ｀∽)

（　■_■）＜若、グループ企業より発注していた大亀様を忠実に再現したバイブが届きました。

ﾉd*＾ ｡.＾)＜よくやったの！やっぱあの変態にゃんこには大人のおもちゃがお似合いなの！間違いなく喜ぶの！

ﾉd*＾ｰ＾)＜はぁ〜気持ちよかったねｗ お風呂にも入ってすっきりｗ
从+｀ ﾛ´)＜ったく…『ホワイトチョコをコーティングですよ？ｗｳﾍﾍ』 やないっつの！
ﾉd*＾ｰ＾)＜ごめんね、お顔と髪にいっぱいカケちゃってｗ それともいつもみたいに中が良かった？ｗ
从；｀ ﾛ´)＜だ、誰もそんなこと言っとらんし！！
ﾉd*＾ｰ＾)＜恥ずかしがらなくてもいいのにぃｗ

从*｀ -´)＜…
ﾉd*＾ｰ＾)＜どうしたの？
从*｀ -´)＜…さゆの奴来ないっちゃね
ﾉd*＾ｰ＾)＜あぁバレンタインデーのお返しの話？そういう所はしっかりしてるから忘れてないと思うんだけど
从*｀ -´)＜…まぁあんな奴のお返しなんて最初っから期待しとらんけど
ﾉd*＾ｰ＾)＜素直じゃないなぁｗ

れいなもちょっと期待してるようですよ

それはぶっ飛ばされそうだぞシゲ君w
しかしかめい君が喜んで使ってれいなも気持ち良くなっちゃうんだろうなw
シゲ君殴られ損www

そして案の定ロクでもないお返しでれいなに殴られるしげ君ｗｗ

心は乙女だけど女心はわかってない
なんだかんだで♂のシゲ君

亀バイブをイク寸前まで使い続けられ「絵里のじゃなきゃイヤ…///」と顔を真っ赤にして言うれいな
本当はアイコンタクトで全て分かってたんだけど、あえてれいなに言わせるドSなかめい君

かめれなニーしながら電話で自分用にもう一本発注するシゲ君

シゲは普通に道重グループのお菓子とかあげれば良いのにｗ

>>778
小ネタ書きたいけど日付変わりそうな作者が通りますよｗ

>>790
ﾉd*・e・）＜あ、あの・・・もう１本追加で注文してほしいのだ

ﾉd；゜e゜）＜え！？い、いや別に自分のとサイズを比べようとかそんな気はないのだ！

ガキさんのなら30分もあれば作れそうだｗ

ﾉd*･ ｡.･)つ[粘土]　＜ここに粘土があるの


ﾉd*･ ｡.･)
　"つ○と　ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ


ﾉd*＾ ｡.＾)つｎ　＜ガキちんの出来上がりなの！大体粘土10gぐらいで出来るの！作成時間は1分30秒なの！

こねるシゲ君可愛いｗ

少ねっ！みじけっ！ちっちぇっ！w
れいな君はそれ以下かwww

ﾉd*；e；）

ﾉd；’ー’)ガキさん！！どうしたんやよ！？

ﾉd´・e・）＜たかーし君には僕の気持ちはわからないのだ・・・


ﾉd；-e-）oO（でかいから）

ドンマイｗｗ

ｷｭﾋﾟ─wﾍ√ﾚ─ﾉd*｀ ﾛ´)─wﾍ√ﾚv─ﾝ!


ﾉd；｀ ﾛ´)＜れいなと同じニオイを発する者が・・・！？いったいどこから・・・

夢の中だから会えないのが残念ｗ

光井先生の小ネタ投下です
苦手な方は華麗にスルーして下さい



「せんせーありがと！」
「可愛い〜！手作りですか？」

放課後、愛佳は女生徒たちに囲まれてほとほと困っていた。
1ヶ月前のバレンタインの日、愛佳は大量のチョコレートを彼女たちから貰っていた。
まさか、「チョコが嫌いです」とは言えず、気付けば紙袋ひとつ分の量になっていた。
だが、とにかくお返しをしようと、先日デパートへ行き、有名菓子メーカーのクッキーを買ってきた。
そして、くれた生徒たちに渡していったらこの有様、ものの見事に囲まれて、職員室はちょっとしたパニックになっている。
生徒指導部の教諭が苦笑いで見ているために、なんとか追い返したいものだと思う。

「手作りやないですよ、見れば分かるでしょ。さあもう帰って下さい」

愛佳がそう言うと、生徒たちは不満の声を上げる。
手作りじゃないことが不満なのか、帰れと言われたことが不満なのかは分からないが、生徒たちは渋々職員室を後にする。
ようやくひと段落した愛佳は「はぁ」と溜め息をつき、天井を見上げる。
いまの光景、彼女に見られたら絶対怒るんやろうなあと思いながら、カバンを持って図書室へと歩いた。

果たしてそこに彼女はいた。
いつも通り、美味しくない珈琲をつくって、カウンターの奥の部屋に我が物顔で座る彼女はひどく不機嫌だ。
あーあ、もうバレてるしと愛佳は苦笑しながら椅子に座った。

「そんな怒らんといて下さいよ」
「……怒ってないし」

嘘ですやんと言おうものならさらに怒ることは目に見えていたので黙っておいた。


1ヶ月前、チョコレートが嫌いな愛佳のために、絵里はバレンタインにチーズケーキをつくってくれた。
それがもう美味しくて、料理好きの愛佳は思わず目を見開いたものだった。

「絵里だってつくれるんですよっ！」

そうして胸を張った彼女が堪らなく愛しくなったのをふと思い出す。
まあ、その数10分前まで、お風呂でいろいろしていたために、チーズケーキをもらったのは日を跨ぐ直前ではあったが。


「お返しですよ」

愛佳はそう言うと、カバンの中から箱を取り出した。
絵里はじっとそれを見たあと、ふいっと顔を逸らす。
おやおや、嫌われてしまったかぁと苦笑していると、絵里は唇を尖らせた。

「……手作りじゃないでしょ？」

揺れる髪の向こうに見える絵里のすねた顔が堪らなく愛しく、愛佳は顔をくしゃっと崩して笑う。

「手作りに決まってるやないですか」

そう言うと、絵里は「ふぇ？」と間抜けな顔で振り向いた。
あ、ヤバいです。その顔反則ですよ亀井さんと思いながら言葉を紡いだ。

「当たり前でしょ？」

そうして愛佳が笑うと、絵里はむぅと顔を膨らませたあと、にこぉっと笑う。
やっぱり、そうやって笑った方が可愛いですよと伝えると、「じゃあ先生の前ではずっと笑ってる」と返した。

「ありがとう。開けても良い？」

絵里に聞かれて頷くと、絵里は包装紙を解いていく。
開けた途端、甘いバターの香りが部屋中にちりばめられていった。

「作ったの昨日ですし、微妙に硬くなっちゃったんですけどね」

料理をするのは好きだし、お菓子作りだって得意な方だと自負はしてる。
だが、なにがまずかったのか、試食した時点でクッキーは硬く、100点という自己評価は下せなかった。
愛佳が申し訳なさそうに言うと、絵里は笑顔のままクッキーを口に運んだ。
数回噛むと、さらに顔を崩して応えた。

「この硬さ、私の好きな硬さですよ？」

そうして笑い、彼女は2枚目のクッキーに手を伸ばす。
ああ、なんか、亀井さんのその笑顔見れただけでもうシアワセですと思ったが、口には出せそうになかった。

「せーんせっ」

その声にふと顔を上げると、直後に甘い唇を感じた。
彼女の舌とともに入ってきたのは、絵里の唾液を含んで少しだけ柔らかくなったお手製のクッキーだった。

「うへへぇ。美味しいでしょ？」

愛佳は顔を真っ赤にして口元を手で押さえた。
突然の予想外の出来事になにも言えなくなった愛佳は、それでも嬉しさを抑えることは出来ず、
ただひたすらに、ニヤける口元を彼女に見られないように隠しているのが精一杯だった。



光井先生と亀井さんのホワイトデー小ネタ　おわり




たまにはシリアスなしのラブラブ小ネタでｗ
>>778さんに感謝ですっ！

　 ノハヽ
　（* -e-） ﾎﾟﾜﾜ〜ﾝ
　（||<V>|）
￣￣￣￣￣

てんちょがニヤけるほどのラブラブGJｗ

まさしくスピードワゴンのネタだな

778です　まさか自分がネタ振りになるとは・・・w　乙蟻です　
元ネタは先生のブログの2月14日更新分で記憶りんの台詞はどうなんだろうねの人です
　
投下して気がついたが778の1行目が無かったら見方によってはちょっと卑猥かもw

日付変わる前にもう1個


生田君は険しい表情のままHRを迎えていた。
1ヶ月前、片想いをしている聖からバレンタインのチョコをもらい、その瞬間は気持ちはまさに有頂天LOVEだったのだが、
後輩の鞘師君ももらい、これが義理チョコだったことを知り、肩を落とした。

だが、貰ったことに変わりはなく、ホワイトデーにお返しをと、ベタではあるがクッキーを買った。
しかし、いつ渡そうか、どのように渡そうか、もういっそ告白してしまうべきか……
頼みの先輩にーがき君も、朝から険しく悩んでおり、相談できる空気ではなく、生田君はひとり、朝から悶々としている。

―ぬぅあああ、どーすればいーのだ！

「はい。起立っ」

クラス委員の声に我に返り、生田君は立ち上がった。
結局、1日かけても、答えは出てこなかった。

「あ、えりぽん」

悩んだまま靴箱へ行くと、いままさに帰ろうとしている聖に会った。
あー、なんというタイミングと思うが、努めて笑顔で手を上げて応えた。

「一緒帰ろっ」

聖はなんの迷いもなく、そう言う。
たぶん人の気持ちになんて、これっぽっちも気付いていないんだろうなと思うがしょうがない。
いつまでも告白できないでいる自分が悪いっちゃんと、生田君は大きく息を吸う。
もう、言ってしまえ。このタイミングも、かみさまがくれたものだと、生田君は勝手な想像をした。

「あのさっ！」

生田君が小さな決意をして言葉を吐くと、聖は「うん？」と小首を傾げる。
あ、ヤバい、聖。その表情、可愛すぎと生田君は思うが、とりあえずいまは、とカバンに手をかける。
手作りなんて出来なかったけど、そこそこ高かったクッキーが此処にある。
ついでに言ってしまえ。伝えてしまえ。聖のことが好きっちゃんと。

生田君がそう言いかけた瞬間だった。

「あー、フクちゃーん」

後方から世界でいちばん聞きたくない声が追ってきて、生田君は思わず「あぁん？！」と眉を顰める。
こんな展開、前にもあったっちゃんね？！と思っている生田君の存在も華麗に無視した鞘師君は、聖の目の前にやってきてその手を握った。

「フクちゃんいまから帰る？」
「え。ああ、うん、そう」

待てよ、この展開こそ前にもあったと生田君が思っていると、鞘師君はカバンに手をかけた。
嫌な予感は往々にして当たる。こればっかりは当たられて堪るかと、生田君は鞘師君の腕を取った。

ああ、やっぱりお前もか！だけん今回ばかりは先越されたくないっちゃん！
そうして生田君は鞘師君を押しのけようとするが、そこは鞘師君も分かっているのか、粘る。

「あー、邪魔や里保！」
「邪魔なのはえりぽんだって！」

そんな妙な攻防戦が繰り広げられるのを、どうしようと困った顔で見ているときだった。

「あ、聖ちゃん」

聖が声をかけられて顔を上げると、そこには友だちの鈴木香音がいた。
攻防戦をしているふたりの横をひょいと抜けて来た香音は、やれやれと苦笑しながら、カバンから箱を取り出した。

「はい、この前のバレンタインのお返し」
「あ、ありがとっ！」

その光景に、思わずふたりは「あ」と言う。

「聖ちゃん、一緒に帰ろ」

その言葉にさらにふたりは「え」と言う。
香音は聖の背中を押しながら靴箱を後にする。

「女の子を放って置いちゃダメなんだろうね」

そう言い残して、ふたりは校門へと歩いていった。
ぽかんと間抜けに口を開けたまま取り残されたふたりは、「確かに…」と納得して肩を落とした。

このあと、「里保のせいっちゃ！」「えりぽんが悪いんだ！」と言い合いが始まったのは言うまでもない。


中等部のバレンタイン小ネタ　おわり

間違えた…ホワイトデーだったorz


前回の雨ネタで出せなかった香音ちゃんが書きたかっただけｗ
フクちゃんを巡る生鞘の攻防をやれやれと見ているズッキってイメージｗ


>>809
同じく卑猥に見えたｗｗ さすがにエロネタに持っていく時間がなかったけどｗ

すずきかのんがキター

光井先生と亀井さんの恋ほんと好きだなぁ

どうなんだろうねｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!
中等部の子達もカワイイw

>>815
そう言っていただけると嬉しいですよ？ｗ
自分で書いててこんなにハマるとは思ってなかったですけどｗ


高等部の子たちがメインのスレなのに中等部ネタで盛り上がってごめんよｗ

ズッキは女の子かな？

自分はフクちゃんにベタベタして困らせてる鞘師君の耳を引っ張って
「はいはい帰るよ〜」「香音ちゃん痛いよ痛いよぉ〜」みたいなキャラを考えてたｗ
幼なじみで同い年だけどお姉さん的な感じで鞘師君の事が好き、みたいなｗ

そっちの方が良いかもｗ
鞘師君が好きって言う設定は考えてたんですけどまとめられなかったんで今度なんかで使いますｗ

というかみんなも書いてｗ

はーい

はっはっはっ！すまんな！！書く時間がないのだ！！！






ごめんね書きたいのよ…orz

ごめん自分ばかりだと読み手も飽きるだろうと思ってｗ

ほっほっほっ

さやし君は香音ちゃんに頭が上がらなそうｗ

鞘師君はフクちゃんにべったりだけど香音ちゃんには頭が上がらない
好きかどうかは微妙…
フクちゃんに対しても好きというか甘えてる感じかな

フクちゃんへの感情は甘えたいに近いかもね
独占したいだけで付き合うとかまだ分かってなさそう

あと出来れば9期はみんな幼馴染みであって欲しいｗ

>>483
でもエロ小僧なのは確かだなｗ

>>826
あーなんとなく分かる
4人で仲良くやってる感じがするｗ
鞘師君はスケベ小僧かもだけどｗｗ

自分はフクちゃんに甘えるくせに香音ちゃんがフクちゃんとかえりぽんと遊びに行くと超ふて腐れる鞘師君とか…
うはっかわええなw

鞘師君は寂しがり屋というか甘えん坊というか…
面倒くさいなｗ


壁｜ ｡.☆）＜慰めたいの
それを見つめる怪しい高等部の先輩ｗ

さやし君は甘えん坊でヤキモチ焼きなスケベ小僧か
一年前のりほりほでは考えられないキャラだなｗ

ｴﾛｴﾛ

おやさゆみん

おはよ

自分的には鞘師君は不器用な性格のイメージ
やる事なす事裏目に出やすいみたいな
もちろん本人に悪気は無いのだけどそれを良く理解してるのが香音みたいな

>>766
http://pds24.egloos.com/pds/201203/15/44/efa.jpg

ぶはっ！絵師さま降臨！
携帯だと下が途切れて見えないけどニヤニヤするｗｗ

夜にちゃんと見ます乙！

>>836
キター！！！！
にーがき訓どうする？！ｗｗｗｗ

たかーし君がマジだｗ

ﾉd*’へ’)

これは告白後どうなるか気になる…ｗｗ

ﾉd*’−’) 真顔

たかーし君カッコいいｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)

从*･ ｡.･)

从*´ ヮ｀)ｴﾘｰ

ﾀﾏﾆﾊ ﾖﾝﾃﾞﾖ 从+・ ｡.・） ﾛ´;) ｻ､ｻﾕｰ

どのキャラもれいなは絵里が大好きだなｗ

なんだかんだでれなえり好きが多いスレだからねｗ

从*・ ｡.・）＜もっと出番がほしいの…

しげ君は目立ってるのに・・・ｗ

さゆも目立ってるよｗ

ﾉd*´ ヮ｀)＜ｴﾘｰ ﾏｲﾗｰﾌﾞ ｿｽｲｰﾄ♪

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜あら、絵里ちゃんの事好きなんですか？ｗ

ﾉd；｀ ﾛ´)＜ばっばばばばば！ちちち違っすすすす好きなんてそそんなことなかっ

へたれｗ

あんまり必死に否定するとえりりん凹ん（だフリ）じゃうぞｗ

ﾉﾉ*´ｰ｀)

29スレまとめてたら「れいな君の性感帯ベスト10を当てるまで帰れま10」とかやっててワロタｗｗｗ

バカすぎるｗｗｗ

176 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2011/08/08(月) 19:51:11.91 0
れいな君の性感帯ベスト10を当てるまで帰れま10

从*・ ｡.・）＜ﾁｸﾋﾞさんは…４位ぐらいだと思うの
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜ってことはｱﾆｬﾙが２位で３位はﾀﾏﾀﾏは決定かなｗ
ﾉd；´ ﾛ｀)＜えり、さゆ…早く１位のﾁｿﾁｿを…
ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜だーめｗ １位は最後にとっておくんだもんｗ
从*・ ｡.・）ﾉ＜５位狙いでおヘソ行っていいですか！
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜やっちゃってーｗ
ﾉd*´ ﾛ｀)＜ひーん///＞＜

177 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2011/08/08(月) 20:04:22.54 O
以下耳たぶ、首筋、指先、太ももと続きます

178 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2011/08/08(月) 20:25:11.65 O
キスでヘロヘロにされちゃうから舌もランクインしてそうｗ

179 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2011/08/08(月) 20:31:54.96 0
1位　 ﾁｿﾁｿ
2位　 ｱﾆｬﾙ
3位　 ﾀﾏﾀﾏ
4位　 ﾁｸﾋﾞ
5位　 ﾍﾞﾛ
6位　 ｵﾍｿ
7位　 ﾐﾐ
8位　 ｸﾋﾞ
9位　 ﾕﾋﾞ
10位　ﾌﾄﾓﾓ

こんな感じかな

なにやってんだｗｗｗｗ

世界陸上ネタでもなんかやらなかったっけ？
世界最速が決まるとかでれいな君はすぐイクとかどうとか…ｗ

自分で書いててワロタｗｗ

エロッキスレでのれいな君イヂリほど楽しいことはないｗ

いじりがいのある主人公（？）だなｗ

ちょい早いけどおやさゆみんｗ

>>863
29スレ目の小ネタ集に入ってるんでお楽しみにｗ

>>866
やっぱり29スレだったか！良かったｗ

まとめ職人さまいつも乙！

なんだかんだで１スレまとめるだけで3時間ぐらいかかりますねｗ
昔は画像ネタが多かったので特に＾＾；

でも 汁幅跳び、汁高跳び、汁棒高跳び は一人で爆笑しましたｗｗｗ


では、おやさゆみんﾉｼ

乙です！
今から見てこようｗｗ

　　　| ＼
　　　|ﾛ´)　ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲ･･ｵﾄﾞﾙﾅﾗ ｲﾏﾉｳﾁ
　　　|⊂
　　　|


　　　　　♪　　Å
　　　♪　　　／ ＼　　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝ
　　　　　　ヽ(｀ﾛ ´从ﾉ 　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝ
　　 　 　　　 (　 へ) 　　　ﾗﾝﾀ ﾗﾝﾀ
　 　 　 　 　　く 　　　　　　ﾀﾝ



　　　♪　　　　Å
　　　　　♪　／ ＼　　　ﾗﾝﾀ ﾗﾝﾀ
　　　　　　ヽ从｀ ﾛ´)ﾉ　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝ
　　 　 　　　 (へ　 ) 　　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝﾀ
　 　 　 　 　　　　 >　　　　ﾀﾝ

m9ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜ミッキーマウスマーチ？

从∩ﾛ∩)＜いやああああああああ！！見られてたっちゃああああああんいやあああああ

>>870
かわいいｗ

おはみん

おっと

はらへりこぷた

リアルにそれ言ったら友達に怒られたｗ

その友達えりりんじゃねーのｗ

>>870
ハロタイ見てネズミー行きたくなったのかｗ

ほ

ﾉd●＾ｰ＾●)　　(｀ﾛ ´；从

どうしたかめい君ｗ

久しぶりにのぞいたが恋愛事情のれいなクン画像イメージ合い過ぎて感動したw

きたい

>>882
程よくばかっぽさが現れてるよねｗ

ﾉc|*｀ ー´)ｖ

れいな君よりは男らしいしヘタレじゃないんだけど
その分だけお馬鹿で無鉄砲なキャラだよねｗ

ﾉd；｀ -´)v

れいな君とれいなクン
亀井君と亀井先輩

見事に真逆な性格になってておもしろい
どっちも2人会わせたらカオスになりそうw

ﾉd*☆ p.☆） ｲｹﾒﾝﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ…ﾊｧﾊｧ

三ﾉd*☆,｡.☆）　　　　　三ﾉd；＾ｰ＾)c|；´ｰ｀)d；´ ﾛ｀)c|；｀ ﾛ´)



(☆｡.☆三☆｡.☆)ﾊｧﾊｧ ﾄﾞｺｲｷﾔｶﾞｯﾀﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ΩΩΩΩoO（ﾋｨｰ）

ひどいｗｗ

早めにおやさゆみん

从*- ｡.-）

おやさゆ

ﾉd*’ー’)みーん

たかーし君は告白の返事待ちだったね
どうなることやら……

個人的にはにーがき君には“お友達”でいてほしい
んで、友達としか思えないのに告白されちゃったから変に意識しちゃってなんだかﾄﾞｷﾞﾏｷﾞ・・・
で、そんなにーがき君を見てたかーし君が更にｷｭﾝｷｭﾝしちゃう・・・みたいなｗ

ﾉd*＾ｰ＾)ﾌｩ

>>897
一度は断るだろうねｗ
でも意識しまくっちゃうｗ

ガキれな和解しすぎワロタ
http://stat.ameba.jp/user_images/20120316/20/tanakareina-blog/fb/ad/j/o0360064011855305265.jpg

（∩・e・）｀ヮ ´*从
　　　　　O　O
　　ﾍﾟﾀｰ


そして黒髪ガキさん萌え

　　　　。oO（ちっ近いのだああああ）
ﾉd*゜e゜)(｀ヮ ´*从

　　　ｎ ←

田中っちに惚れたかめい君の気持ちが少しだけ分かったにーがき君なのでした


ﾉd* -e-）。o（いい香りだったのだ…///）

　　 つｎ゛

　　ノハヽ　 oノハヽo
Σﾉd* ゜e゜)(＾ ｡.＾*bヽ
　　ヽ ⊃　⊂　　　 ヽ

さらに追い打ちをかけるように女の子モードで悪戯するシゲ君
長く美しい黒髪から漂う甘〜いシャンプーの香りや
フワフワとした柔らかい身体にドキドキが止まらないにーがき君





　　　　　ﾔﾒｲｯ
　　ノハヽ　　　　　ｲﾃﾞｯ
　ﾉd；＾ｰ＾) ノハヽo
　　⊂彡☆)d*> ｡.・）ハヽ
　　　　　　 （　　つ(ｅ゜ *bヽ　←失神
　　　　　　　　　　　(　∪)

道重さゆみ♂ 女の子モォォォドッ!!!

ﾉd+’へ’)……

たかーし君も女子の制服来たらみちしげ君にも負けない男の娘になれるよｗ

こんな男の娘がいたら新垣君どころか亀井君までドキマギしちゃうのもしょうがないｗ
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80098.jpg

シゲのくせに可愛いじゃねーか…

かわいいｗ

ﾉd*＾ ｡.＾）＜さゆみの可愛さに皆メロメロなの

たかにぃの告白ネタを書いてたのに間違って消えちゃったよ…orz
今夜中につづきあげられたら頑張ります(T_T)

うわぁ！頑張って下さい＞＜

从*｀ -´）φかきかき。。。

がんばれいな！

>>908
スカートから覗く絶対領域の間に弟重君が隠れてると思うと興奮する

グロテスクな弟重くんを見て失神するにーがき君ｗ

oﾉd+｀ ｡.´）o ＜グロくないの！完全体でピンク色でとっても綺麗なの！

ﾉd* ゜e゜)・・・・・・

ﾉd ゜e゜)


ﾉﾉd；゜e゜))＜完全体・・・？まさか、まさか不完全体なの僕だk

にーがき君ドンマイｗｗ

ﾉd；｀ー´)

wikiに用語辞典のページを作ってみました
まだ「あ行」までしか終わってませんが追加していく予定です＾＾

乙です！まとめ職人さん働き者だｗ
用語辞典おもしろいｗｗｗ

?完全体　-ｶﾝｾﾞﾝﾀｲ-
皮が剥けた大人の男性器の事。かめい君、みちしげ君、たかーし君などが該当する。



ﾉd TｅT)＜・・・。

作品が思いつかないので気晴らしにイジッてますｗ

は行だけかなり多いｗｗｗｗ

思いついたのを書きだしてだけなので地味に削ってますｗ
何か足りない用語があったら教えてもらえると助かります
自分はスレ初期からいますが忘れてる事も多いので＾＾；

＞用語辞典
とりあえず今日の更新はここまでにしておきます
お騒がせしました〜ﾉｼ

乙でございますううう

まとめ職人様おつです！
実に分かりやすい用語集ですｗｗ

http://stat.ameba.jp/user_images/20120317/22/tanakareina-blog/70/45/j/o0240032011857702787.jpg

10期入って完全にデレたなｗｗｗ

今日のレポ見る限り
いまが良い環境なんだろうなと思った
まあデレデレしすぎではありますがｗ

　　　　　　　　　　　　（　　　ﾉd*＾e＾)ｶﾒｲｸﾝﾆｶｯﾀﾉﾀﾞ!　　　(´ｰ｀*bヽ　ﾏｹﾀ〜･･･
　　　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　　　　　（　　
　　　　　　　　　　　　 （　　　　　 つ　　　　　　　　　　　　　　　ｎ
　　　　　　　　　　。oO（＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　 ノノハヽ
　　　|￣￣ﾉd*-e-)￣￣|
　　　|＼⌒⌒⌒⌒⌒⌒＼
　　　|　 ＼ 　　　　　 　 　 ＼
　　　＼　 ｜⌒⌒⌒⌒⌒⌒｜
　　　　 ＼ |＿＿＿＿＿＿＿|

夢だからなｗｗ

道重「新曲が股をパッカーって何度もガバって広げるんですけど本当に嫌で嫌で」
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1332007132/l50

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜絵里の前では自分から広げるくせにｗ

oﾉd*> ｡.<)o＜乙女にあのパッカーは無理なの！

乙女…だと？ｗ

ノーパンしげ君がミニスカでパカパカしたら真ん中でブラブラ

想像したら吹いたｗｗ

保全代わりに>>764-766のつづきいきます


「好きやよ、ガキさん」

その言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になった。
なんで？とか、ウソだろ？とか考えたが、彼の顔は、真剣そのものだった。
その瞳に、偽りとかからかいなんてものは浮かんでいない。
だからこそ、どう答えて良いか分からなくなった。

所在を失った左手で頭をかく。
しばらく考えてその手を止め、視線をたかーし君から外す。
そしてまた左手で後頭部を掻き毟る。
困った時にする、悪い癖だなと思うが、いまはそんなことはどうでも良い。

「ガキさん…」

たかーし君がなにかを言おうと一歩踏み出したときだった。
にーがき君は無意識のうちに、彼から一歩、脚を引いた。

「僕は……」

なにか伝えなきゃとは思う。
だけど、なんて言って良いのかが分からない。
なにが僕を、此処まで困惑させているのかさえも、理解できない。

「ガキさん、オレは…」
「僕は、そうじゃないっ」

思わず口をついたのは、そんな表面的な、意味のない言葉。

「僕は、愛ちゃんや、さゆすけとは、違う……」

こんなことが言いたいわけじゃなかった。
どうして僕なのか、本気の想いをぶつけてくれた彼に聞きたいことなんてたくさんあったはずなのに。
それなのに、口から滑り出たのは、最低な言葉ひとつだった。

ふと顔を上げて、視線がぶつかった瞬間、僕は、逃げ出した。
彼の切なそうな瞳に映る自分を見ることが出来なかった。

その場に愛ちゃんを置いて、僕は振り返ることなく、屋上を飛び出した。

「あー……そうかぁ」

たかーし君は閉められた屋上の扉を黙って見つめたあと、自嘲気味に笑った。
ぐしゃっと髪の毛をかきあげて空を見る。夕焼けのオレンジが映える空に、ちぎれた雲がぽつんと浮かんでいた。
そのまま雲は薄れて消えて行ってしまいそうなほど、儚いそれが、無性に愛しくて切ない。

「しょーがねーよなぁ……」

たかーし君はフェンスに背中を預けた。
煙草やアルコールは一切やらない主義だが、いまは無性に、それが欲しい。
父親に隠れて、ビールでも煽ろうかと一瞬でも思った自分に苦笑する。

ずるずるとしゃがみ込んで床の一点を見つめた。
瞬間に、目頭が熱くなる。下を向くと泣いてしまいそうだなと空を仰いだ。
彼の気持ちなんてちっとも知らずに輝いている夕焼けに、目が眩む。

「言わんきゃ…良かったかなぁ……」

OKをもらえるなんて期待はこれっぽッチもなかった。
絶対に否定されて、傷ついて、傷つけて、困らさせてしまうことくらい目に見えていた。
それなのに、胸にあふれたこの想いを、伝えずにはいられなかった。
バレンタインのチョコを渡したとき、告白する気なんて毛頭なかった。
それなのに、ホワイトデーにお返しとしてクッキーをもらった瞬間、舞い上がってしまった。

―だれからのチョコだったか、ガキさん分かってなかったのに？

そんなこと分かりきっていたのに。
無鉄砲なのか、無茶苦茶なのか、3点差の9回、敗戦投手としてマウンドに上がってしまった。
しかもダメ押しとばかりにホームランを打たれ、ファンなんて裏の攻撃を待たずに帰ってしまっている。
罵声を浴びせられながら、大人しくベンチに帰るしかないよなあと、たかーし君は思った。
それでもまだ、立ち上がれそうにないなと、貰ったホワイトデーのクッキーの箱をぼんやり見つめた。

教室にはもうだれもいなかった。
大した距離を走ったわけでもないのに、短く息を吐く。
自分の席に座って、机に突っ伏した。「あ゛ーーー」と声を出しても、思考は追いつかない。

本当に、本当にバカだと思った。
あんな言い方、あったもんじゃない。
告白を断るにしたって、もっと別の言い方なんてたくさんあったはずなのに。

目を閉じると、瞼の裏にはたかーし君の笑顔と、寂しそうな瞳が浮かんだ。
苦しそうに目を伏せた彼の前から逃げ出した事実が重くのしかかる。

嫌いじゃない。嫌いになんか、なるはずない。
小学校のときからの親友で、成績は良くないからテストの度にノートを貸していた。
それとは正反対にスポーツは良く出来て、おまけに性格も良いもんだから中学に入学した途端にモテていた。
本人はやる気がないくせに人望も無駄にあるから、生徒会長にも推薦されていた。
そんなとき、「ガキさんが副会長になるなら」なんて言って、無理やり僕を副会長に座らせて、会長になった。
会長になったらなったで無茶苦茶な要望ばかり言いだして、なんども先生たちと衝突していた。


―――「かわいーやん、こいつ」


そう、無茶苦茶なんだ、いつだって。
冷たい雨の降る中、傘を投げ出して捨てられていた仔猫に手を差し伸べてしまうくらいの無茶苦茶な優しさを持っている。
結局それが、「高橋愛」という人間の魅力だし、彼のそういう眩しいくらいのいい加減さに、自分も惹かれていた。

そのときふと、僕は思った。

僕は別に、幼馴染の腐れ縁だから彼と一緒にいたわけじゃなかった。
やることなすこと無茶苦茶で、文化祭の日に花火を打ち上げようとか無謀なことを大真面目に言いだすような人で、
お昼ご飯を賭けて100メートル全力疾走して、滑って脚の骨を折るくらいのバカで、
授業中に寝ぼけていきなり先生に指名されたとき、教科書を逆さに読んでしまうくらいのボケっぷりだけど、
そういういい加減でテキトーで、だけど真っ直ぐに新年を持っている「高橋愛」という人間が好きだった。


だからこそ、僕は、彼と友だちになったんだ。


ガシガシと頭をかき、立ち上がる。
逃げてきたときと同じくらい、もしくはそれ以上のスピードで屋上へ駆け上がった。
扉を勢い良く開けると、彼はしゃがみ込んだまま、目に涙を溜めて顔を上げた。
その姿は、いつもの無茶苦茶な彼とは違って弱々しくて、だけど相変わらず、綺麗な顔だと、思った。

「っ……泣く、なよ」

泣かせてしまったのは、紛れもなく自分自身なのだけれど。

「…泣いてえんざ…」

そうして気まずそうに目をこすって彼は立ち上がる。
僕はその横に並ぶ。彼は不思議そうな顔をしていたけど、とりあえず、深呼吸をひとつして、伝えてみようと思った。

「ごめん…」
「え？」
「……びっくりしただけ。逃げるつもり、なかったんだけど」

言い訳にしかならないことくらい分かっていた。
どんな想いで彼が告白したのかなんて、恋愛経験のない僕にだって分かる。
断られるにしても、あんな理由をつきつけられて、それで置いていかれるのなんて、あまりにも、ひどすぎると思った。

「付き合うとか、好きとか……僕には、分かんないんだ」
「うん……」
「でも、愛ちゃんとは、友だちだし、気まずくなりたくない」

親友という言葉が、いちばんしっくりくる気がした。
そんなこと言われても、嬉しくないかもしれないけど、僕にとって愛ちゃんはいちばんの「親友」だし「心友」なんだ。
信頼しているし、一緒にいたいって思う。

「気持ちには、応えられないかもしれないけど」

だけど、だから―――

「いっしょに帰ろうよ、とりあえずさ」

言える言葉はこれしかなかった。
逃げ出しておいて、ひどい言いぐさかもしれないけど、僕はやっぱり、愛ちゃんとは友だちでいたかった。
関係性が崩れるのが怖くて、失ってしまうのが怖いだけかもしれない。

分からないんだ。ちゃんと、人を好きになるなんて、なかったし。
僕はいままでずっと、女の子を好きになるのが当たり前だって思っていたし。
でも、とにかく、愛ちゃんとは、いっしょに居たいって、思ったんだ。

「帰るかぁー、じゃあ！」

そうして彼はぐしゃっと髪をかきあげたかと思うと勢い良く立ち上がった。

「ごめん、変なこと言って」
「いや、僕こそ、ホントにごめん」

もう一度謝ると、今度は愛ちゃんはいつもみたいに笑った。
くしゃって崩した笑顔を見ると、思わずドキッとしてしまう。
あれ、なんでだろう？

「じゃたこ焼き奢って」
「え、なんで？」
「えーやんガキさん。この間の猫探しのお礼として」
「いやいや、付き合ってあげたの僕だから」

そう言いながら僕らは屋上をあとにした。
妙に高鳴った心臓の音がうるさくて、それをかき消すように、僕は急に走り出した。

「靴箱先に着いた方が奢りってことでー！」
「はぁ？急すぎやろそれ！」

そして靴箱までの短距離走が始まった。
結局、負けたのは僕の方で、たこ焼きを奢る羽目になったけど、あの心臓の音の理由は、最後まで分からなかった。


もしかして、勝負はまだ終わってないかもと、たかーし君が再びマウンドに上がったことなど、にーがき君は知らない。



たかーし君とにーがき君 告白とその後　おわり

グダグダで申し訳ないけどいまのふたりはこういう関係性の方がしっくりきそうですｗ
ふたりの今後はどうなるんだろ…ｗ

おはみん
今からよみます！

>>949
ｇｄｇｄか・・・嫌いじゃないが>>946の新年は5秒考えたw

いやいやｇｄｇｄどころか素晴らしい！
たかーし君は愛ちゃんの変わった部分がクローズアップされてて楽しいですｗ
こりゃガキさんその内惚れちゃうなｗ

信念でした…orz
うまいこと脳内補完して下さいｗ

今後に期待するｗｗ
気づけばもう残り少ないんだね
今日か明日には完走かな？

ﾉd*｀ ｡.´）もっと出番がほしいの

（　・ｅ・）从*´ ヮ｀)从*・ ｡.・）＜もっとおっぱいが欲しいの

あんた下手したら1番多いよｗ

ごめん957のアンカは>>955ですｗ

>>956
ないものねだりなんだなｗ

>>949
悩んでる新垣君にアドバイスするかめい君とか見てみたい！
というかたまにはかめい君の頼れる姿が見たいというかｗ

ﾉd*-e-）oO(誰かに相談したいのだ…さゆすけに聞いてみるのだ)

ﾉd*☆ ｡.☆）＜鞘師君にはバレてしまったけど諦めないの！

ﾉd；-e-）oO(……やっぱりカメにしよう)

さゆすけだと興奮して擬音ばかりになりそうｗ

ﾉd｀☆ ｡.☆）o＜ガーッ!ていってバーッ!とやっちゃって、それからそれから…

川；´┴｀)ｱｳｱｳ

唐突に愛佳ｗ

さらっと光井先生待ちｗ
いつか平和な未来が読みたい…

>>959
かめい君は普段ヘラヘラしてるけど
こういうときはちゃんと相談に乗ってくれそうだね

かめい君は新垣君から相談しなくても異変を察知して話しかけてくれるタイプ

从*｀ヮ´)く惚れ直したっちゃ

また雨かぁと、帰りのHRの最中、窓の外を眺めながられいなは思った。
ここ数日の天気はあまり良くない。
梅雨でもないのに1週間のうち半分以上が傘マークということも珍しくなかった。
雨に罪はないのだけれど、どうしても気分が憂鬱になるから、雨の日は苦手だった。

「じゃあ委員長、号令を」
「はい。起立っ」

クラス委員長の声を耳にしたれいなはふっと視線を前へと戻し、号令に倣って立ち上がった。
挨拶が終わると同時に、教室内は騒がしくなる。
部活へ行く者、残って課題を片付ける者、放課後の時間をおしゃべりに費やす者、帰る者と生徒たちが別れていく。
れいなも帰ろうと立ち上がったとき、ケータイが震えた。
この時間帯に受信するメールの相手など、もう見なくても分かっていたので、れいなはそのまま校門へと向かった。
心なしか、早足になっている気がした。

ｴﾛｯｷ

「れーいなっ」

校門に立っている彼は相変わらずの笑顔をこちらに向けた。
大学に入学してからも、彼は1年前と変わらず、此処でれいなを待ち続けている。
それは健気な姿だと思うが、勉強の方は大丈夫なのだろうかと時々不安になる。

「良かった、傘持ってたんだね」
「持っとぉよ。降水確率80%やったし」
「そっか。なかったら相合傘にしようかなって思ったんだけど」
「そ、そんなんいらんっ！」

優しく聞いてきたかめい先輩に、どうしても冷たく当たってしまう。
本当はそんなことなくて、話しかけられるだけで嬉しいくせに。
素直に「ありがとう」と言えたら良いのに。そこら辺にいる女の子のように照れて笑えれば良いのに。
そんな普通で単純のことが、いまの自分には出来そうにない。

「今日も寒いねえ」

自分の右手側をかめい先輩が歩く。
れいなに合わせて、少しゆっくり目に歩く彼の些細な優しさにキュンとなる。
本当は、もっと、可愛い女の子でありたいのに、なかなかできない。
かめい先輩の隣を堂々と笑顔で歩きたいのに。

どんどんと自己嫌悪に陥っていくのが嫌で、れいなはふと立ち止まった。
急に左にいた女の子が視界から消えたかめい先輩も慌てて脚を止めてれいなを振り返る。
かめい先輩は「どうしたの？」と心配そうにれいなを覗きこむ。
少しだけ長い茶色の前髪の奥に、かめい先輩の大きな瞳が見えて、れいなの心臓が高鳴る。

顔が紅潮していくのが分かり、れいなは下唇を噛んだあと、おもむろに傘を閉じた。

突然の行動にかめい先輩が「え？」と間抜けな声を上げると、れいなは彼の傘の中へすっぽりと入る。

「傘……入れて」
「ふぇ？」
「相合傘…したい、けん」

顔なんて上げられなかった。
絶対に、自分の顔が真っ赤に染まってトマトみたいになっている気がしたから。
照れて可愛い女の子にはなれないから、れいななりの精一杯を伝えて見る。
この精一杯も、傍から見れば、意味の分からない行動ではあるが。
それでも、かめい先輩なら、なんとなく分かってくれそうな気がした。

「……喜んで」

その声に、れいなは思わず顔を上げた。
果たして彼は、優しく微笑み、れいなの頭を撫でてくれた。
なにかを聞くでもなく、問い質すこともせず、かめい先輩はれいなの隣で傘を差した。
れいなが濡れないように、れいなの方へと傘を傾け、またゆっくりと歩き出す。
そんなことをしていると、かめい先輩の右肩はもう随分びしょ濡れなのだが、彼は全く意に介さない。

「れーなが濡れないなら良いよ」

そうやってかめい先輩はまた笑う。
屈託のない少年のような微笑みは、さながら太陽みたいで、れいなには眩しすぎるくらいだった。
それでも、こうしてふたりで並んで歩けるのなら、雨の日も憂鬱じゃないかもと、れいなは思った。



雨の日のかめい先輩とれいな保全

保全代わりに書いてたら微妙になった…ｗ
最近はこういう甘酸っぱい系にハマってますｗｗ

たかにぃシリーズもそのうち書きますｗ

季節先取りって感じでイイですねぇ

今は春休みだからどのカプもラブラブしてんだろうな

恋愛事情投下しようと思ったんですけどスレが終わりそうなので次スレに移動してから投下します。

にゃんと
じゃあ埋めますかね？

埋めますかぁー

あ、無理せず埋めなくても大丈夫ですよ
埋めてと強制してるわけではないです。すいませんほんと

いえいえー
こっちは読みたいだけなんでｗ

ﾉd*＾ｰ＾) それそれ〜

ﾉd*゜e゜)��

恋愛事情が楽しみすぎる
てことで埋めるぜ＝

次どこ