もしもあややがエッチな○○だったら7

前スレ
もしもあややがエッチな○○だったら6
http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1208707764/

まとめ
http://www.geocities.jp/kagoworld/morningcoffee1/index.html#ayaya

何度もすまん・・・
しかし90分で落ちるか

>>1
乙

油断してた。。。
ヾ(ﾟдﾟ;) ｽｯ､ｽﾏｿ

ho

今日は大切な日なのでこまめに保全

ほ

ほや

ほや貝

あや貝

ほ

開いたタクシーのドア、その前で立ち止まった彼女の背を、自分に踏ん切りをつけるためにそっと押した。
力なく脚を動かした彼女は崩れるようにシートへ座り込んで、さほど間もなく静かにドアが閉められる。
これでお別れなんだと窓越しの彼女へ目を遣って、最後の時に思い浮かべられるようその姿を目に焼き付けておこうと見つめた。
シートに押し込められた彼女が顔を上げて、潤んだブラウンの瞳と真正面からぶつかる。
走り出すタクシーと下りていくウインドウ。遠ざかる車から顔をのぞかせた彼女がこっちを見つめていた。

「はあ……」

小さくなる車が交差点を曲がり、見えなくなったところで意図しなかったため息が洩れた。
自分の口から洩れたそれに気がついて、手放したものの大きさにしゃがみ込む。
膝を抱えるように俯いて、目を閉じてから失敗したことを理解した。
閉じた目蓋の裏に彼女の笑顔ばかりが浮かんで、余計に苦しくなることが判ってしまったから。
けど、目を開いてしまえばそこに彼女はいないことを知ってる身体は現実に戻りたがりはしなかった。
初めて間近に見た彼女の、今にして思えば少しだけぎこちなかった笑顔が思い出される。

「チクショウ」

呟いた言葉はやり場のない、彼女には見せられなかった気持ちで。
一人になってようやく、形になったそれが生の感情の全てを表す言葉だった。

「ちくしょう？」

開いた目の中に小さな靴先が映る。
上げた顔の先に泣き笑いの彼女がいた。

「やっと本音が聞けた」
「なん……」

言葉に詰まったその瞬間に、白く華奢な手が差し伸べられた。
目の前でその存在を主張するように小さく振られた綺麗な手は、少し前とは違ってもう震えてはいなかった。

「一緒にいよっ？」

「帰らないと、ダメだよ」
「ヤダ」
「そんな、子供みたいに……」
「もう成人してるから」

ふいと視線を逸らして、あくまでもこっちの言葉に耳を貸す気なんてないと、そんな意志表示をしてみせる。
初めて会ったときから、いつだって彼女はそうだった。
彼女のペースに引き込まれて、だけどそれは苦しいことでもなければイヤなことでもない。
最後のそのときまで、それに甘んじていいのかどうか判断がつかないほどなのに、それを心地好いと思ってしまう感情。

「なんで…」
「あたしがこうしたいと思ったからに決まってるじゃん」

そんなの当たり前のことだと、訊いてくる方がおかしいんだと、彼女の口調がそう教えてくれる。
差し伸べられた手が静かに動いて、おだやかな優しさで膝を抱えていた手に重ねられた。
ふわりとしゃがみ込んだ彼女が目線の高さを合わせる。

「ホントは素直で正直なくせに…」
「だったら…、なに？」

薄い色をした瞳が真っ直ぐに見つめてくる。
少しだけ潤んできらきらと輝いて見えるそれに吸い込まれそうで目が離せなくなってしまう。

「ツライならツライって言えばいいじゃんかさあ」
「言いたくなんかなかった」
「バカ……」
「そんなの知ってるよ」
「ほんと、バカだね。……帰ろ？　一緒に」

返事を待つ様子もなく、握られた手がすっと上がっていく。
沈んでいた自分を引き上げてくれる、やさしくて、強い気持ちのこもった手だった。
引かれるままに立ち上がって、小さく一歩、足を踏み出した。彼女のそばへ。

一緒に帰ってきた部屋の中で、ベッドに腰掛けた彼女がぽつりと呟いた。

「こっち、座ろ？」

はにかむような笑顔で、自分の隣をポンポンと叩いて。
彼女の仕草をぼんやりと見ていると、重ねて「早くっ」とベッドを叩く。
そんな様子に苦笑しながら彼女に歩み寄り、ギシリとベッドを軋ませた。

「疲れてない？」
「どうだろう」
「どうなのよ？」

はっきりしない答えに質問を重ねられて、いつもの彼女らしい様子に頬が緩んだ。

「大丈夫、だと思う」
「そっか」

短くそれだけ口にした彼女が、僅かに開いていた距離をゼロにした。
腕を絡めてことんと肩口に頭を乗せて、ほうと小さく息をつく。

「そっちこそ、疲れたんじゃない？」
「どうだろ」

さっきの言葉をそのまま返されて苦笑いにさせられる。
彼女もしてやったりと笑いかけてきて、僅かな時間見つめ合い、ほぼ同時に堪えきれなくなって吹き出した。
やがてその笑いも収まって、急に静かになった空間で、彼女が静かに口を開いた。

「寝よっか」
「ん」

二人で狭いベッドにもぐり込んで、ただ抱き合ってくちびるを重ねるだけのキスをする。
なにもせず穏やかに、互いの存在をその肌で確かめ合って、緩やかに、静かな眠りに落ちていった。

.

暗い闇の中でなにかを感じた。
秋に吹く風の音のように静かななにかを。

「……て」

風の音だと思っていたそれが誰かの声だとようやく気がついた。

「……ねえ」

穏やかに呼ぶような、そのくせ泣き咽ぶような、二つの種類の声が重なっているような声。
とても身近に感じて、とてもそばにあって欲しいと願った声だと判って。
カーテンの隙間から感じた朝日のようなそれに意識を集中した。

「泣いてるの？」
「……バカ」

ぼやけた視界の中に甘やかな罵倒が滑り込む。
泣き顔だと思った表情が、とろけるような笑顔だと判って、ふわふわ定まらない意識のままで微笑んでみせた。

あの日から三日が過ぎて、二人で行った病院で聞かされた言葉を思い出す。
取り寄せられた診断結果と詳細な検査の結果と、どちらにも悪性の腫瘍はハッキリと見て取れたと言われたことを。
そして二つの検査結果を比較して、僅かながらも腫瘍が小さくなっているという言葉を。
医師は神妙な面持ちで、ごく稀に見られる現象だと口にした。
それはもちろん、ほとんどしていない治療の効果ではなく、気休めに飲んでいた薬の効果でもない。
医療以外の、「あなた自身のなんらかの変化」によるものだろうということを。

思い当たることなんて一つしかなかった。
あの日、ふいに訪れたサンタクロース。
サンタは甘やかなプレゼントと一緒に、もう一つのプレゼントを持ってきてくれたらしい。
ただ切実に願った、彼女といられる時間を。

「おはよっ」

.

なんかすいません。
スレ立て乙で、ありがとうございますで、ほんとすいません。

最後で……、こんな結末で。
とりあえず、約四ヶ月ほども、お付き合いいただけてありがとうございました。

また、どこかの「もしも」とかで、こっそり遊ばせてもらうかもしれませんけど……
ひとまずありがとうございました、です。

長い間乙でした
こちらこそありがとうございました

乙でした

職人さん本当にどうもありがとう
あややのもしもスレがなかなか伸びなくて職人さんも出てこず苦しい時代が続いてたんだけど
こんなにすばらしい小説が見れるなんて夢にも思わなかった
もしもスレを立てて本当に良かったと思う感謝します

作者さん本当に乙でした
読む度更新が楽しみで堪らなかったです
こんな二人いいなぁ・・・

このスレ読んでるうちに松浦さんが気になり始めたw

ありがとう！！

今日ほど真剣に狼を見た日はないです
「チクショウ」の場面なぜだか幸せな気持ちになりました

作者さん長い間Thanks!でした

P.S.
お二人さんお幸せに
ﾉｼ

いいですねー

ちょっと泣けた・・・

hozen

あややのことが好きになりました

頼むから書籍化してくれ

よかった・・読めて幸せ

保全

乙ありでした

お昼です

あややに関心ない住人多すぎ（笑）
それだけ作者さんの文章が素晴らしいということか

エロ含め;´Д`

夏の話とかも見たかったなぁ

保全

ほ

好きな小説スレが次々と・・

ネ申

作者さんはこの後どうするつもりだろう

作者さん乙でした！
ラストがちょっと希望の持てる感じがしてなんか心が救われたような気がした
作者さんの次回作を期待してください
ってどっかの漫画で見たような台詞だけどｗ本当に新しい作品待ってます
希望としては・・・・もしもあややがエッチな織姫だったら・・・・とかいいなぁ・・・

よ

もしもあややがエッチな・・・
（出会いが海のもの、適当なのが思い浮かばない・・・）

もしもあややがエッチないじめられっ子の亀だったら

是非腫瘍を治してあややと帰ってきてほしいな

>>33
腕のいい作者さんだと、読んでるうちに関心持っちゃうんだよね
ホントいい作者さんです

エッチも○○○にした作品が見たい

あやや

まー書かないわけじゃなさそうだからｗｋｔｋして待ってていいってことだよね
ここで書いてくれるかはわかんないけどまた新しいスレとかさ

だね

おはよう

はい　おはよう

次になにかあるとしたらなんだろう
七月なら七夕、八月なら水着とかあるけど
五月六月は…

・もしもあややがエッチな五月人形だったら
・もしもあややがエッチな鯉幟だったら
・もしもあややがエッチな金太郎だったら

この辺で
・もしもあややがエッチな藤娘だったら

鯉幟は亜弥シーマンを思い出してしまうw

もしもあややがエッチな藤本だったら

あげ

もしもあややとエッチなGWだったら
もしもあややがエッチな紫陽花だったら
もしもあややがエッチな五月病だったら

五月病は面白そうだけど難しそうｗ

保全

保全する？

イ呆

作者さんが帰ってくる日まで保全し続ける
それが俺達の使命だ

はーい

えっちらほい

ほ

最初のサンタから読み返してみたんだけど・・・おっきしたｗ
・・・じゃなくてそのあと色んなとこで伏線ってかそれっぽいのがあったんだな
主人公の男についての

>>57
GWいいな

俺としては先が長いけどやっぱり
もしもあややがエッチな乙姫様だったらがいいな

織姫の間違いだったｗｗｗ

>>66
へー
俺も読み返してみるかな



股間おさえながらｗ

あげ

ほ

お昼

あめ

もう梅雨かい？

今月雨ばっかだ

夜保全

うｍ

ほ

あえて言おう！
エッチまぁだぁ？

ﾜｸﾜｸ

从‘ 。‘）＜男はひきずる生き物

ひきずるねぇ

ざわわ

さわわ

新作期待してます

从‘ 。‘)

なんか適当なシチュでも書きたてればまた書いてくれるかな？
身悶えしそうなあややとのシチュをｗ

書いてもらえそうなの考えるか

昼過ぎ

保守

あややと夕食

圃

あやんき

保全

まだ残ってましたか。
なんでしょう、え〜……多くのお褒めの言葉ありがとうございます。
とりあえず、生きてますよ。

>>39
なんですかその燃え尽きたなアイツは、的なｗ

>>46
もしもあややが○○な○○だったら
なにを書けばいいのかｗ

「もしもあややが普通な○○だったら」で、とりあえず番外編を書いてほしい

とりあえず作者さんは続ける気があるのかどうかをお聞きしたい

>>97
普通なって……どんなものなんですかね。
いや、勿論、普通の松浦さんも可愛いです。

>>98
書けというなら全然続けられます。
特になにをって、手持ちはなにもないんですけど。

>>99
スレをこのまま維持しておいていいか作者さん次第だと思ったんだけど
書いてくださるなら保全します

>>100
ああ、そうですよね。保全。
とはいえ、なんのプロットもネタもない現状……

とりあえずゴールデンウィークネタで何か書いてくれ
みどりの日はみどりにちなんで青姦
子供の日は子供にちなんで幼稚プレイで頼む

作者さんエロ疲れ気味だったりしませんか？

青姦……幼稚プレイｗ
ひとまずは前向きに考えてみます。
あ、一つ伺いたいんですが、今までの流れの延長線上の方がいいんでしょうかね？
相手は新しく考えた方がいいものです？

>>103
…………いや、特にそうでもないような気はしますけど。
ただそう引き出しを多く持ってるわけじゃないですｗ

それではあやみきイチャイチャをお願いしたいｗ

昭和の日にちなんで昭和っぽいプレイを

>>104
俺はこの流れでもいいです
ただ作者さんが書きにくいなら、変えていただいても

作者さんのものが読めるならどんなものでも！

a

憲法記念日はどうするんだ

祝日ごとにお願いします

あややに筆下ろしされたい

もしもあややがエッチな狼住人だったら

もしもあややがエッチな五月人形だったら

鎖帷子で登場するあややｗ

ほ；

もしもあややがツンなしで常にデレだったら

幼稚プレイいいなあｗ

うむ

あやや

保全

幼稚ってどっちが幼くなるんだろう？
なんかどっちも良くない？
お姉さん(もしくはお母さん)なあややもいいし
幼いあややもﾊｧﾊｧしそうなんだけどｗ

ママあややだろ

アイデアは浮かんだかな？

ご主人様につくします☆

ただいま帰宅しまして……
昨日今日のレスを参考にしながら、今から考え考え書き始めてみます。

あ、ひとまず晒せるところまで、進むかどうかは……
まああまり期待せずにお待ちいただければ。

まったり待ちますよ

無理なさらずに
気長に待ちます

l

楽しみに待ってます〜

「おーい」

かけられた声にころりと寝返りを打ち姿勢を変える。
二度三度と瞬きをして焦点を合わせた視界の中に、のぞき込むように見下ろしてくる彼女がいた。

「寝てた？」

ぼんやりした意識のままで小さく頷いた。

「もしかして調子悪かったりする？」

少しだけ不安そうな顔を見せた彼女にふるふると首を振って見せた。
それを見た彼女は安心した風に表情をやわらげて、ぺたりと腰を降ろして手を伸ばしてくる。

「そう？　そか。ならいいけどお」

ふわりと上体を寄せてくる彼女の、触れあった身体から緊張が抜けていくような感覚が伝わってくる。
横になった胸の上で腕を組んで、組んだ腕にあごを乗せた彼女と目があった。

「ん？」

どこかふわふわしたままの視界に映る彼女が、かくんと小首を傾げて喉を鳴らす。
なんでなのか理由は判らないけれど、なにやら彼女はとても楽しそうだ。

「起きない？」

小さな声でささやく問い掛け。
少しだけ、甘えたような調子を含んでいるのは珍しいことじゃなかった。

「起きよ？」

もう一度、甘いささやきと同時に小さく身体を揺すられた。

僅かに枕から頭を浮かせて、まじまじと彼女の可愛らしい顔を見つめる。
ピクンと彼女の表情が変わって、猫が耳を立てるような、どこか期待に満ちた顔つきだなと思う。

「起き、ない」
「えーーっ！？　なんでよっ」
「寝よ。一緒に」

普段は出ないような、少し掠れた声がささやくみたいに口から零れた。
なんだろう。彼女が力の抜けた笑みを浮かべる。

「やーらしいこと考えてる？」
「……それは好きだけど。今は考えてなかった」
「うん。だろうと思った」

なんだろう。
妙にと、そう評してもいいくらい、彼女は楽しげに頬を緩ませている。
どこか探るように頭の中で色々な彼女を思い浮かべながら口を開いた。

「で？」
「一緒に寝るの好きだけどお……、あたし眠くないもん」
「んー……」
「だーかーらぁ……、起きよーよ」
「んー」

からかい交じりで曖昧に返事をした。
少しくちびるを尖らせて、不満だぞってことを伝える表情を作って揺さぶられる。

「起きよー」
「起こして」

何気なく口にした言葉にまた彼女の表情が変わった。
なんだかどこか満足気にすら見える表情で、「仕方ないなあ」と口にした言葉は嬉しげだった。

……ええ、判ってます。
見切り発車も甚だしいですけど。
隔日うｐくらいの感じでお待ちいただければと……

ｷﾀ━ヽ(ヽ(ﾟヽ(ﾟ∀ヽ(ﾟ∀ﾟヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉ∀ﾟ)ﾉﾟ)ﾉ)ﾉ━!!!!

新作ｷﾀ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(ﾟ∀ﾟ)ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*!!!!

ﾘｱﾙﾀｲﾑｵﾂｶﾚｰ(_´Д｀)ﾉ~~

続きが楽しみです((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ

お、更新きてる作者さん乙
この2人は幸せになってほしいわー
小説なのにそう心から願うようになってしまったｗ

ｷﾀ━━━━(Дﾟ(○=(ﾟ∀ﾟ)=○)Дﾟ)━━━━━!!!
これでGWは楽しく過ごせそうだ

乙です
朝から良いもの読めて嬉しいひと時

インターホンはもう出番なさそうですね

>>140
なるほどそうか！もう鳴らさなくてもいい関係になったんだな

ｷﾃﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!
作者さんありがとう！

お昼

あらら
きれいに終了してたのに・・・

後日談

ぽ

いいですねー

保全

保全

|‘)　ﾁﾗ

ほ

死守

ほぜん

ﾄﾞｷﾄﾞｷ

。

あやにゃ

ho

ほ

http://www.helloshop.jp/goods/img/480/080424_newlife.jpg

从‘ 。‘）＜おはよっ

よし

ひるっ！

こっそり保全

ﾆｬﾊﾊ

夕方

残業

がんばれ

あぶない

行こう

ほ

行こっか

nice保全

保守

ほ

从‘ 。‘）＜まだかな

まーだだよ

待ってるよ

あぶねえ

ほ

ぜ

；

ほぜん

がんばろう

从‘ 。‘)

はい

ほぜん

ひぜん

今日はくるかな・・・

絡みつくように掴まれた腕がそっと引かれる。

「はい、起きましょーねえ」

まるで子供扱いされているけれど、その言葉が不思議と心地好いのはまだ半ば微睡みの中にいるからだろうか。
ぐっと力を入れて引き起こされたけれど、力を抜いている身体は想像以上に重いだろう。と思う。

「今日はお姉ちゃんだわね」

そう笑った彼女が「よいしょ」と力を込めてベッドから起こそうとした。
けれどまるでその努力をしていない身体が、彼女の一人の力だけで起こせるはずもなくて。
やがて困ったような表情をした彼女が呟いた。

「もうっ、亜弥お姉ちゃんの言うことききなさいっ」
「うーん」
「生返事しないの」
「はーい」
「うん。いいお返事でちゅねー」

えらくこそばゆいような、くすぐったいような気持ちで。
でも初めて陥るこの状況は新しい遊びを見つけた子供みたいな気持ちにもさせられる。
一言で言うならば、悪くない。そんな気分だった。

「じゃあおっきしましょうね」
「ん」

短いやりとりの後、彼女がまた力を入れて引き起こす。
半ばまで立ち上がりかけて、ふいの悪戯心が身体から力を抜かせた。

「ちょっ、やだ――」

彼女へ抱きつくように身体を預け、のしかかられる形になった細い身体から小さな悲鳴が上がった。

「っ――、たぁい…」

絨毯が敷かれているとはいえ、床に二人分の体重もろとも倒れ込んだ彼女の口から洩れた第一声がそれだった。
彼女の肩越しに頭を庇い、左手を床につきはしたものの、それでも可愛らしく魅力的なお尻は庇いきらなかったらしい。

「もおっ！　すぐそーやって悪戯すんだから」
「ごめんなさい」

意図的に、頭を垂れて悄げてみせ、前髪越しに上目遣いでそう口にした。
彼女はなにか言いたげに口を開きかけて、それから一つ息をついて口を尖らせる。

「なんか……ずるい子だなあ、もう」
「なにが？」
「それが――、もういいっ」

それこそ“しょうがないなあ”と、そんな表情で呟く彼女が手を差し上げる。
ふっと伸ばされた手が、やさしげに乱れた髪を梳くように動いた。

「くすぐったいよ」
「我慢しなさい。悪戯ばっかするから髪が乱れちゃってるでしょ」
「んー」

それは心地好くもあったけれど、ふるふると頭を振って彼女の手から逃げて、それからすっと力を抜いて、彼女が重くならない程度に身体を重ねた。

「あっ」
「やわらかい」

落とした顔の下に丁度いいやわらかなクッションがあって、少しだけ非難めいた彼女の声を遮るようにそう口にしてみた。

「これじゃお姉ちゃんじゃなくてママみたいじゃん」

胸の間に埋めた耳から彼女の鼓動とそんな声が聞こえてきて、“振り”だったはずが子供みたいな落ち着きを覚えた。

隔日とか言いながら、昨晩は寝落ちてしまうとか。
番外編というか後日談というか、そんな程度なので、もしも落ちてしまったらそれまで的に。
ではまた明日か明後日に。

乙です！
たまらん

ほ

ｷﾀｷﾀｰ

あや

やったぁ

寝起き保全

これは別の話なのかな？
ピンポーンではないみたいだけど

乙です
やっぱホッと出来ますね、楽しみ

>>198
いやあの続きだろ

ほ

お昼

ほ

ぜ

ん

死守

ほ

保全

うｍ

ｗｋｔｋ

ええ

ああ

おやすみ

ほ

ぜ

ん

从‘ 。‘)

シチュエーションがメロディーズっぽいな

あんまり覚えてないけどそうだっけか
どんな感じだった？

ほ

>>218
聞かないから気が付かんかった

お昼にあややをいただきます

ほ

>222
素子

ほ

ほ

夕方

頼むお

ｗｋｔｋ

も

数枚の生地越しのやわらかさをもっと感じたくて、押し当てるように頬をすり寄せた。

「こーらっ」
「うん？」
「子供がそんなことしないの」
「なんでさ。純粋に、気持ちいいんだもん」
「え〜？　だって……」
「だって？」
「ん〜……、って」

答えに詰まっている間に伸ばした手がペシンと叩かれる。

「さわんないのっ」
「いいじゃん」
「ダメ」
「なんでさ」
「だって触るだけじゃないもん」

子供を諭すような口調でさりげなくすごいことを口にしているような気がする。
笑いが洩れそうになるのを我慢して、意図的に小首を傾げて見せた。

「どういう意味？」
「どうって……」

シチュエーションがそうさせるのか、それ以外の理由があるのか、彼女は少し頬を染めて口ごもる。
なにか言い掛けた口をすぼめるように閉じて、それから「バカ」と小さく罵った。
いつもどおりの言葉を返しそうになって、ぎりぎりで思いとどまり拗ねた風を装って顔を背けた。

「あっ、ごめん」

慣れたものとは違う反応に彼女も少し途惑いながら、それでも状況に似つかわしい対応をする。
“子供”にするには過ぎた言葉を悔いて、ご機嫌を取ろうとするような声音だった。

「ごめんね？」と重ねられる言葉にちらりと視線を向けて、それでも返事をせずにいると彼女の眉尻がわずかに下がった。

「あぁん、ごめんってばあ。言い過ぎちゃった。ごめんなさい。ね？」
「じゃあ……いい？」

困った顔をして迷う素振りの彼女を無言ですがるように見つめる。
さんざん迷った挙げ句、くちびるをとがらせた彼女が頷いた。

「わーい」

幾分台詞じみた声になったのは不慣れだからと心の中で苦笑して、それから大きく盛り上がった彼女の胸へコトリと頭を落とす。
頬でというよりも顔全体で感じるやわらかさは至福の感触で、そっと伸ばした手も今度は振り払われはしなかった。
頭の上で小さく「もう」と呆れるような声が聞こえた。
そっと乗せた手がちょっと早くなった彼女の心音を感じて、探るようなゆっくりさで、指先に力を入れる。

「っ……」

吐息めいた音が彼女の口から洩れ、それと重なるようにピクリと身体が揺らいだ。
あくまでも甘える調子で頬をすり寄せて、ただ形をなぞるようにそっと手を滑らせる。

「やわらかくて気持ちいい」
「……そお？」
「ん。落ち着く」
「ほんっと、男の子はおっぱい好きだねえ」

やれやれと、そんな調子をはっきり感じさせる声で、嘆息するように呟かれて。
一つ深めに吸い込む呼吸に合わせて、ふわりと上下した胸が手の中で揺れたような気さえする。

「誰のでもいいわけじゃないよ」
「はいはい。あたしのがいいって、そう言ってくれるんでしょ」

苦笑交じりで呟かれた言葉は、それでもやっぱり嬉しそうに弾んでいた。

なかなか……

>>198
設定は変わらないので続きといえば続きです。
けれどまあ、……後日談でしょうか。

>>218
そうですか？
……全然そんなつもりはないですけど、そんな感じもするのかとなにか感心させられた気持ち。

あ、もう前のスレでの話ですけど、いくつかレスをいただいたように。
ように？　なのか判りませんけど、この前の話を書いていたときには『引越せない気持ち』、ヘビロテしてました。
『砂を噛むように…』とか『笑顔』とか、色々ですけど。

乙です！


引越せない気持かあ・・・
なるほど納得した

作者さん乙です
まだラブラブっぽくて妬けちゃうゼ

乙です
彼が元気そうで何よりｗ

保全

乙です
全く主人公がうらやましいや
まんざらでもない松浦さんもいいね

いいですねー

保全

ほ

朝

おは

保全

ho

ほ

ぜ

ん

あ
げ

だ

待ち

ほ

ほ

ほ

ほ

ほ

ほえ

ん

あさ

にゃはは

あげっ！

あやや

ぁゃゃ

ほ

从‘ 。‘）

ﾏﾏｰ

ho

ほ

ほ

ほ

ほ

いいですねー

ほ

お前らちょっとは保全しろｗ
もう寝るからよろしく

ぽ

待つのも楽しみ

保全です！

朝保全

あぶないっ

い

ほぜ

よい

ほ

从‘ 。‘)

なち愛

アワードみたけど水洗寺清子みたいだな

ｗｋｔｋ

ほ

hozen

連休明けまでお休みかな

ほ

ほ

も

お

寝る

ほ

ホ

もう

昼ほ

ほ

g

保全

危ない？

やべ

ほ

早めに保全

ほ

ほ

ほ

こうして保全だけでＧＷが終わったのであった

ほ

ふと顔を上げて数秒彼女と見つめ合った。

「ん？」

問い掛けるような音が彼女のくちびるから零れる。
ニッと笑って見せた瞬間、彼女がなにかを言おうと口を開きかけて、それが音になるよりも早く手を動かした。

「――っ」

一息に捲り上げた服はブラを道連れにして胸元で小さな山を作る。
声にならない声で反応した彼女が驚いたって顔をしているのを確認して、それから露わになった白い胸へ頬を当てた。

「やーだ、もうっ。ビックリしたじゃん！」
「キレーなおっぱい」
「ありがと……って、そうじゃなくてっ」
「ん？」
「ん？　じゃないっ」

苦笑いをしながら上げる抗議の声を素知らぬ顔で聞き流して、白い胸の先にあるふくらみを口に含んだ。
甘く香るそれをくちびるで挟み込んで、やわらかな乳房へ手を添えて子供のように音を立てて吸ってみた。

「んんっ……」

困ったような表情が僅かに歪み、きゅっとまぶたが下りて、鼻にかかった声が洩れる。
すぐに開かれたブラウンの瞳は複雑な色で揺れているように見えた。

「……おっぱい、出ないんだけど」

そう呟く声がどこか残念そうに聞こえたのは気のせいだろうか。
そんなことが頭を掠めたけれど、ほんの僅かな時間だけのことだった。
子供みたいに口にした彼女の“おっぱい”を夢中に、ただなんの恣意もなく吸い続けた。

子供をあやすようにやさしく置かれた手が髪を梳くようにゆっくりと動いた。
穏やかすぎる手の温もりがおかしなくらいに心を落ち着かせてくれて、その心地よさに陶然として口を動かすことすら忘れていた。

「にゃはは。なんかさあ、このまま寝ちゃうんじゃない？」
「ふぁほ」
「ん？　なに？」
「ふぁほ」
「くすぐったいってば。なんか話そうとしてるなら口を離してからにしてっ」

かなり名残惜しかったけれど桜色の乳首から口を離して、ちらりと彼女の顔を見遣って言い直す。

「かも」
「そんなに眠いの？」
「眠ーい。でももっとこうしてたい」
「どっちよ」

呆れたように笑う彼女はとても楽しげで、このまま寝るならそれもいいと、その表情が告げていた。
勿論このまま流れに任せて、とも考えているし、少し元気になりかけている部分もある。

「……あっ」

僅かに身じろぎしたそれが彼女の太ももあたりへ触れてしまった。
彼女がそれに気づかないはずもなくて、小さく洩らした声がおかしそうに聞こえたのも気のせいじゃなかった。

「いけない子だぞっ。そんなトコ元気にしちゃってさあ」
「しょうがないよ」
「子供のくせにっ」

そっと脚を動かした彼女の腿のの感触が妙に艶めかしくて、緩い刺激がその部分をより硬くさせる。
「どうしよっか？」と、そう口にしてみたのにはさほど他意はなかった。
困ったように、けれど少し楽しそうに、彼女がなにか考える様子で視線を彷徨わせて。
それから彼女は悪戯な顔をして、「なんとかしないとね」と笑った。

三日も空けてしまい申し訳ありませんです。
ちょっとばかり忙しくて、ちょっとばかり疲れてました。
明日はようやくお休みです。

なんか違うスレのタイトルにあいそうな話ですね、これ。
ではまた明晩、か、その次の晩に。

乙です！
たまにはこういうのもいいね

ほ

めっさいいですね
甘えたい〜

ｷﾃﾀ！乙です！

ほ

乙乙

乙です保全

昼です

あつい

ほ

ho

夕食前の保全

○

いいですねー

GW終わり・・・

楽しい連休だったかな、この二人に取っては

ねぇ

おやすみ

はいおやすみ

おはよう

ほ

ぜ

お昼

ほ

ほ

夕方ほ

今日はどうかな

ほ

http://jp.youtube.com/watch?v=03H5f1m_u8s&feature=user

ほ

はいはい

寝る

ほ

も

寝る前ほ

地震があったけどほ

从‘ 。‘）ほ

ほ

おっと

ひる

白い肌

白い足

白い首筋

お前ら・・・ハアハアしてくるじゃないかｗ

ほ

あややの腋舐めたい

ほ

ほ

緩やかに身体を起こした彼女から、自然と離れたくちびるが少しだけ心残りだった。
けれど起こした身体から差し伸べられた手が、そっとズボンの膨らみに触れた瞬間、別の感情が爆発的に大きくなる。

「こんな元気にしちゃってえ」

ゆっくりとさすられるたび、ますます硬度を増していくそれを、彼女は困ったような、それでも少しだけ楽しげな顔をして見ていた。

「じゃあ……。はい、脱ぎ脱ぎしましょうねー」
「ん」

ズボンに手を掛けた彼女へ小さく頷いて、軽く腰を浮かせるとするりとトランクスもろとも引き下ろされる。
引いたそれが一度引っかかったのは彼女の悪戯なのか、それとも不慣れだったりするんだろうか。
そんなつまらないことを考えていると、彼女が驚いたように「うぁ」と声を上げた。

「どうしたの？」
「やー、なんか……、元気だねえ」

今更ながら少し気恥ずかしそうにそんなことを言われた。
一瞬、これまでの状況もなにもかも全て忘れるほどに、“可愛いなあ”と思ってしまった。

「さて、どうしよっか？」

そう呟いた彼女の声が気持ちを引き戻してくれて、自分の“役割”を思い出し、少し考えてみる。

「突っ張っちゃって痛いよ」
「……もう」

役割を演じた声に彼女が小さく呟いて、それから「はあ」と大きく息をついて、少しだけ突き出したくちびるがやわらかく動いた。

「しょうがないなあ……、ちゃんといい子にしててね」

諭すような口調の中に、呆れと辟易と、そして淫靡さが入り混じって聞こえた。

そっと伸ばされた手が触れて、その少しだけひやりとした手の感触でいきり立ったペニスがどくんと一つ大きく脈打つ。
やわらかく手を握り、その中で脈打つペニスの感覚を確かめるような短い時間が過ぎる。

「すっごく熱くなってる……」
「早くなんとかしてよ」
「んもうっ、わかってるから。いい子で待ってなさいっ」
「はーい」

緩く包むように握られた手が、ゆっくりと上下に動いて、微弱な快感がペニスを刺激する。
経験したことのないシチュエーションは、普段以上に一点に血を集めるようだった。

「なんかいつもと違くない？」

素の彼女が呟いた言葉に、答えを返そう口を開きかけて止めた。
“いつも”は必要ないのだからなにも言わずにいた方が良いだろうと思ったからだ。
彼女も答えを求めてなんかいなかったようで、すぐに行為に没頭しだした。
硬くなったペニスを彼女の白くて綺麗な手が、少しぎこちなく擦っていく。

「どお？」
「ちょっと、気持ちいい、かも」
「ん……、じゃあもっと、ね」

彼女の綺麗な手が亀頭からにじみ出る粘り気のある汁で汚れて、程良い潤滑油の代わりになって。
少し締め付けを強めてリズミカルに動くようになった手は、背筋がちりちりと痺れるような快感をもたらす。

「っ…、うぁ」
「あ、気持ちいーんだ？」
「…うん」

素直な返事を聞いた彼女が嬉しそうに笑う。少し艶っぽい笑顔で。
その笑顔から少し遅れて、小気味よく上下していた手が、不意にその動きを変えた。

間が空きがちになってしまってすいませんです。
忙しかったもので少々寝落ち癖が……

ほんと、ありがとうございます。

乙です
毎回だけど羨ましいぞ主人公

更新乙です
何か良すぎていい意味で腹立って来たw
>>366
同感

乙です！


こちらこそありがとうございます

朝から刺激的

ほ

しゅ