もしもあややがエッチな○○だったら５

落ちちゃったみたいなので立てた

もしもあややがエッチな○○だったら４
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1206371822/

まとめ
http://www.geocities.jp/kagoworld/morningcoffee1/index.html#ayaya

从*´∇｀）＜いやや！

从*´∇｀）＜いやあっ！

新スレおめめ

落ちたのか

作者さん気付いてくれるかな

あら残念
新展開がきたとこなのに

あっという間に落ちちゃったね

落すわけにはいかん

前スレまた落ちたのか

寝る前の保全

ほ

ほ

从‘ 。‘）

ほ

ちゅ

ほ

ちょっと書いてみたいんだがどんなのがいい？

欲望のおもむくままに

>>18
童貞くんを筆下ろしあややでお願いします

wktk

从‘ 。‘）＜ﾆｬﾊﾊ

保全

期待age

「公園のベンチで、しばらくじっと見てた。でしょ？」

ささやくような問い掛けに記憶が呼び起こされる。
確かに、バイクか車に引っ掛けられたらしい、息も絶え絶えだった子犬を抱き上げた。
もう助からないだろう子犬を。

「見取ってあげて、お墓、作ってあげてたよね。こんな人いるんだって思った」
「多分、そっちが思ってるような、そんないい理由じゃなかったんだと思うよ」

幾分やわらいでいた彼女の表情が、さっきのものとは違う形で怒っていることを伝えてくれた。
「そんなことないよ」と、自分が認めていない自分を肯定するような声。

「あれがもしも、あの場だけの気まぐれだったとしても、それはあなたの中にあるんだもん」
「違うんだって――、いや。まあそれはいいか」
「違わないのに」

微苦笑しながら拗ねてるような口調で追い打ちを掛けられる。
ああ、これだから、と、心の中で深く嘆息させられた。

「それでうちへきたの？」
「なんでそんなことって思うかもしれないけど、……賭けてみたの」
「賭け？」
「あの日のあなたが本物かどうか。自分が間違ってないか」

どこか誇らしげにすら見える表情で、そう彼女は言い切った。

「結果、知りたい？」
「……うん」
「あたしは間違ってなかったよ？」

それはいつも通り、過剰なほどの自信を纏った表情で。
そしてとびっきり素敵な可愛らしい彼女だった。

新スレ乙です。
一レス分だけですが……

天才だろ作者

うｍ


今日も乙です！

(　´∀｀)bｸﾞｯ!

前スレどんな感じだったの？
誰かお願いしやす

作者さん今夜も乙です

>>30
1のまとめサイトに載ってないかな？

>>31
載ってた
サンクス
作者さんいつもありがとう

ぐっじょぶ

保全

おはようあやや

ほ

お昼

午後のほ

あややの桜餅でおやつ

○○

从‘ 。‘）＜ほいっ

ほほい

wkwk

死守だな

危ない！

やばいなんかもう泣けてきた(´Д⊂

「さっ」

短い言葉で空気を一変させた彼女が、一度俯いてその表情までも変えた。
綺麗に気持ちを切り替えたとでもいうように、再び表情に憤りをにじませて。

「今度はそっちの番。ちゃんと理由、教えてくれるんだよね？」

あんな顔をしてあんな言葉を聞かされた後で、言葉を濁して逃げることができるだろうか。

「どの……、理由だろう？」
「なんで逃げたの？」

憤りに苛立ちをない交ぜにした表情で彼女が言葉を重ねた。
この期に及んでまだ回り道をしようとした自分が、どれほど情けないのか思い知らされる。

「ごめん」
「謝られたくなんかないから。早く教えて」

昂ぶらない声音が、激昂されるよりも深刻な感情だということを伝えることもあるんだと、今、初めて知った気がした。

「ごめん――」
「――っ」
「あっ、そうじゃなくて。いや、それもそうだけど。無駄に引き延ばそうとしたことに」

謝ったその言葉に、即座に言葉を返そうとする彼女を遮って、足りない言葉を補った。
「やっぱり…」と、そう呟いてふっと、一瞬だけ表情を緩めた彼女が、また硬い表情に戻り「続けて」と促した。
一度だけ、深い呼吸をして覚悟を――なにに対する覚悟のなのか自分でもはっきりしなかったけれど――決める。

「難しい話じゃないから簡単に言うよ。…もう、期限が切れてるはずなんだ」

自分を指差して口にしたその言葉が、目の前に座る彼女にどう伝わったのか、その表情が変わるのを待った。

短くて申し訳なく。
ベタですけど、だからこそ、的に……
また明晩。

>>18
うp希望

作者さん乙
続きが早く読みたいような終わりが来るのが恐いようなドキドキ

作者さんありがとう

>>49
全く同感

作者さん乙です

>>49
同意

保全

ほ

从‘ 。‘）＜保全しちゃうぞっ

雨でも保

昼休みのホ

危ないっ！

おやつのほ

土砂降りのほ

早め早めの保全

夜ですよ

ほ

ほ

保

眉根を寄せたその顔に浮かんだ最初の色は疑念だったかもしれない。
すぐに色合いを変えて、変化ははっきりと言葉にされた。

「ふざけてるわけ？」
「受けなかった、とか言える状況なら、何にも言わずに引っ越したりしなかったろうなあ」

言葉の中に本音が洩れてしまったことに気がついて、やっぱりどうしようもないなあと思った。
疑いで満たされた心に一滴だけど真実が注がれたくらいの違いだったかもしれない。
小さな声で「わかんない」と、くちびるの隙間からこぼした言葉は、注がれた一滴が溢れさせたものなんだろう。

「どうゆーこと？　なにがホントなのかわかんないよ…」
「“素直”だって、自分が言ったんじゃなかったっけ」
「え？　……、っ――、けどっ」
「なんかさ、質の悪い腫瘍があるって、そう言われた。九ヶ月前」

彼女の顔から憤りが消えて、僅かに残った疑いを手放すまいとしているような気がした。
もうそれくらい自惚れても罰は当たらないんじゃないだろうか。
もっとも、当たる罰があったとしても、自分にどれほどの違いがるのかも判らないけれど。

「そのときに持って八ヶ月だって話だったから、……なにかを食べようって気にもならないしなあ」

まっすぐに見つめてくる彼女の顔から、少しずつ表情が抜け落ちていくのが見える。
こんな顔をするこの娘を見たくなかったはずなのに、……それなのに少しだけ嬉しかった。

「まあ体重も落ちてる、食欲もない。なんか身体もきつくなってきて、……そういうことだよね」

食いしばった口許から、「どういうことよ」と音が洩れたのが判って、もしかしたらそれは、問い掛けてきたわけではなかったのかもしれない。
けれどもう、ここまできてしまったら今更どうしようもなかったから。だから……

「いつ死んでもおかしくないって、ことかな」

かなり端麗で、とても可愛らしい、これ以上ないだろうほどに求めていた彼女から、凡ての表情が抜け落ちて見えた。

えっと……
また明晩に。

乙

イヤーーーーッ！！

いやな予感が

やばい・・・

はぁ・・・切ない

ﾆｬｰﾝ

ほ

ほ

朝から…目がさめたわ

ほぜ

ほっ

お昼

夜が来ないでほしい…

夏や秋の話は・・・

ないのか…
いやあるかもしれないし

落としはせん

ほぜほぜ

ほ

い

k

あぶねっ

うわああああああああああああ

どきがむねむね

能面のように感情を伝えなくなった口許が小さく動いた。
聞き取れなかった声に言葉は返さず、ただもう一度、そのくちびるが動くのを待った。

「ホントなんだ」

ややあって聞こえてきた言葉は、その表情と同じように、一切の感情を伝えてはこなかった。
だけど、だからこそ、発した言葉を彼女がどう受け取ったのかを教えてくれた。
そして彼女が……どれほど衝撃を受けたのかも。

「嘘だって言えれば良かった」
「……ホントなんだ」

同じ言葉を同じ温度で繰り返した彼女の、淡い色をした瞳に自分が映っていた。
何の感情もないその瞳でも、やっぱり綺麗だと思った。綺麗だとは思う、けど、ただそれだけだった。

「……なんで？」
「え？」
「なんで…、そんな普通でいられるの？」

こっちを向いているけれどこっちを視てはいない瞳で、抑揚のない声でそう問われた。
改めて“一人”になって、考えていたことでもあるそれは明確なことだった。

「キミに会ったから」
「あたし…、だって、そんなの……」

小さな、本当に小さな揺らぎがその声から感じられた。

「キミがいなかったら、きっともう桜なんて見ないまま逝ってたろうと思う」
「…でもっ――」

彼女の言葉を遮って、なによりも一番に、伝えなきゃいけなかった言葉を口にする。
告白では、謝罪でもなく、心からの気持ちで、「ありがとう」、と。

短くて……
また明晩お付き合いください。

どこまでも付き合います

乙です
切ないな・・・

秋の舞台の台本はこれですか？

これだったらコンプするわｗ

エッチしまくりじゃんｗ

やばいよ

出川

号泣age

お昼

ちょ

ほ

夕暮れ

待ち合わせ

保全

お

ほ

もー

あんなに明るかったのが
きゅうにしんみりしてきたなあ

続きを見たいような見たくないような…

続きを読みたいような読みたくないような…

「あり、がとう……？」

鸚鵡返しに呟く彼女がこっちを“視た”。
凡ての力を無くしていたかに見えた瞳に色が戻っていく。

「感謝なんてされたくないっ！」

瞬間的に沸点を超えて彼女が叫んだ。
膝に置いた両手を小さく震わせて、うっすらと涙で潤ませてはいるけれど、とても強く彼女らしい瞳だった。

「ありがとうってなに？　人のことなんだと思ってんのっ？」
「ごめん」
「あやまんないでっ！」

瞳の中にある光の色は怒りだった。
この部屋へ来たときの憤りとは違う、もっと純粋な方向性を持った感情。
その怒りを向けられているのは自分だというのに、おかしなくらいに嬉しかった。

「なんか薬とか、あるんでしょ？」
「え？」
「あるんでしょ？　出して」
「ある、けど」
「出してっ！」

強すぎる見幕に気圧されて、言われるままに薬の入った袋を差し出した。
奪い取るようにそれを掴んだ彼女がじっとそれを見つめて、中を確認するように覗き見る。

「ホント、なんだね」

薬を握っていた手を力が抜けたように膝に落として、それからごく弱い声でぽつりと呟く。
どうしてあげたらいいんだろうかと、答えが出せずにいたその時間で先に動き出したのはやっぱり彼女の方だった。
唐突に立ち上がった勢いに驚き、見上げた視線の先で、口の中でなにかを呟いた彼女が部屋を飛び出した。

今日もありがとうございます。
また明晩に。

乙です
さあどうなるんだろう
ドキドキ

どう展開するのか楽しみなような、悲しいような
なんて言っていいか分かんないけど
良すぎです、作家さん

いいですねー

おやすみ

おはよう

涙雨

危ない

ﾌｶｰﾂ

ギリギリでした

ほっ

そろそろ危ない？

むむ

がんばろう

出て行った彼女を追いかけることもできず、腑抜けたように息をついた。
彼女の残した言葉を口の中で転がしながら考える。

「許さない、か」

無理ないかとも思う。
言わなきゃいけないであろうことを言わず、半ば欺していたようなものだ。
でもそれで彼女が吹っ切っていけるなら、それはそれで構わないだろうと諦めることもできる。

「許さない、か……」

口の中で繰り返す言葉は、思ったよりも堪えているらしく、なかなかどうして切ない気持ちにさせられた。
深いため息をついて、立てた膝を抱え込んで、慣れているはずの一人の時間に戻るだけだと言い聞かせる。
彼女のいない部屋で、彼女の出て行った扉へ目を向けたその瞬間に、視界に映る扉が爆ぜて開いた。

「……おかえり」

呆然としたままで、この場にそぐわない言葉を口にしていた。
玄関口に立つ彼女は、変わらず怒っているらしい表情でその言葉を受け流した。

「なにしてんのっ？」

腰に手を当てた彼女が眉根を寄せて、叩きつけるようにこう言った。
姉に叱りつけられる弟みたいで、どこかほっとした気持ちで嘆息しながら返事をする。

「なにって……、なにも」
「行くよ」
「行く、って、どこへ」
「いいからっ、立って！」

ぐっと掴まれた腕を引き寄せられて強引に立ち上がらされた。
なのに、無理矢理にそうした彼女の方が手を離して、驚いたような表情に変わっていた。

「そんな顔しないでよ」

言われた彼女はハッとして、それから少しやさしく腕を絡めるように掴まえ直す。
ささやくように「痩せた、ね」と、口にされたその言葉と、苦しげな彼女の表情とが胸に染みて、少し哀しくさせられてしまう。
こんな顔を見たくなかったから逃げたのかもしれないなあと、そう思った。

「ついてきて」
「どこへ行くのさ」
「いいからっ」

俯いて腕を引く彼女に問い掛けて、部屋の外に停まっている一台のタクシーに気がつく。

「病院」
「え？」
「もっといい病院、教えてもらったから」
「っても――」
「看てもらうのっ」

腕を絡めたままで動きづらいながらも階段を下りていき、彼女が少しだけ強い口調でそう言った。
タクシーに乗り、彼女が行き先を告げて走り出した車中でも、絡めた腕は離してくれない。
離したらどこかへ消えてしまうとでも思っているかのようで、頑なに窓の外へ目をやっている横顔が震えて見えた。

「ふう」

軽くため息をついて、もうとことんまで彼女に付き合うのも悪くないと思い直す。
暗い夜の街を映す窓に映る彼女が、ガラス越しにこっちを見ているのに気がついた。

「絶対に認めない」
「え？」
「勝手に死ぬなんて許さない」

硬く強張った表情でもう一度、「許さないんだから」と、まるで自分に言い聞かせるように彼女が呟いた。

もうそう長いこともないと思います。
辛気くさくて申し訳ないです……また明晩。

乙です

今日は早いですね

なんかもう読むの嫌だ
いや読むけどさｗ

いいですねー

にょん

乙です

>>132
同感
読んだら終わっちゃいそうで・・・

乙です。。。

やばいハンカチ必要だお(´Д⊂

保守

寝る前にほ

これはあややに読んでもらいたい小説だなあ

この回だけねｗ

ＭＣのネタになったらｗ

从‘ 。‘）＜なんかあたしのこと書いたぁ…

なんとかチャンネルでぇ

ほ

ほほ

ほほほ

ほほほーい

ぽ

そろそろ

ふｍ

http://www.j-cast.com/mono/2008/02/12016587.html

タクシーを降り、さほど大きくない病院の正面玄関をくぐった。
彼女は口を開かず、組んだ腕も放さないままで真っ直ぐに受付へ歩み寄る。
彼女が声を掛けると待っていたみたいに看護師が姿を現し、互いに了承済みらしく少し奥まった診察室へ案内された。
すぐに呼ばれると思うと告げて看護師が離れていき、二人っきりで少し暗い廊下の椅子に腰掛けた。

「腕、いいの？」
「なに？」
「いや、なんでもない」

今更だった。それにこっちが気にしても仕方がないと壁へ背を預けた。

「大丈夫…なの？」
「うん？　今？　そうだなあ、怠さは残ってるけど、元気…ってのも変か。まあ大丈夫だよ」
「そっか」

密やかにしなければならないとでも思ってるように、彼女はゆっくりと音も立てずに深い息をつく。
心なしか憔悴すらしてる風な様子の彼女へ、雰囲気を変えた声音を作って話しかけた。

「久しぶりに一緒にいるからかもね」
「……バカ」
「久しぶりに聞いた」
「バカ」
「うん」
「バカっ」
「否定はしないけど、そんなに何度も言わなくてもよくない？」

そう苦笑いを浮かべると、彼女は絡めた腕に力を入れて、トンと肩をぶつけてきた。
リノリウムの床へ目を落としたままで、もう一度、トンと肩をぶつける。

「バカ……。なんで逃げたりすんのよ」

少しだけ鼻にかかった小さな声が、薄暗い廊下で、影に同化するように吸い込まれていく。

もう一レス書きたかったんですが、時間が足りないようです。
また明晩に……

乙です
もうヤバイっす

悲しいけどこんな風にしてあげれるのいいなぁ・・・

今BGMで引越せない気持ちが流れてます

乙です

主人公助かれ

・゜・(つД｀)・゜・

溜め息しかでてこない

おは

おっはー

ほ

そろそろお昼休み

お昼休み終わり

ほ

早めにほ

早め早めに保全

今夜いよいよ…

(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ

あややー

从‘ 。‘）＜ん？

ほ

「そう言われても……」

探れない正解が言葉を鈍らせた。
そもそも自分の気持ちすら疑わしく感じて、もしかしたら、自分はただ本当に逃げてしまいたかっただけなんじゃないかとすら思えてくる。

「いなくなっちゃったって記憶は消えないんだよ……？」
「……そうだね」

彼女の言うとおりだった。
二度と会わずにいればそれで終わると、そう考えた自分が、誰より一番彼女を忘れられずにいたんだから。

「どうせいなくなるなら……、とか思っちゃったんだろーね」
「いなくなるなんて……」
「ん？」
「いなくなるなんて決まってない！」

ほんの僅かに、強張った声で、彼女がそう叫んだ。

「いなくなるなんて決まってない……」
「……そうかもね」

静かな病院の廊下で、辛うじて聞き取れるほどに小さな声で、彼女が繰り返す。
俯いて窺えない彼女の表情に少しだけ感謝をしながら、そうならばいいねと本気で言葉を返した。

「だから……」

巻きついていた腕を静かに動かして、遊ばせていた指を絡めて握られた。
顔を上げた彼女は、まだ少し怒った顔で言葉を続けようと口を開きかける。
けれど。
カチャリと目の前のドアが開き、白衣をきた初老の医師が顔をのぞかせた。

「どうぞ、お入りください」

昨晩ここまできたかったのに、今晩でここまでとか……
また明晩でお願いします。

乙です
･ﾟ･(つД｀)･ﾟ･ ｳｪ―ﾝ

感想が上手く書けないけど良すぎ・・・
悔しいけどいい

涙がついこぼれる

いいですねー

保全

朝の保全

朝帰り

そろそろクライマックスか…保

お昼

保全

心の準備をしとくか…

鯖移転

繋がらなくて一瞬焦ったぜ

ほ

ほ

うｍ

今夜はあるかな？

一つ息をついて彼女を見遣り、それからゆっくりと腰を上げる。
絡んでいた腕は自然と解けたけれど、繋いだ指は離されることはなかった。
繋がれたままの指に引かれるように彼女も立ち上がって、ぎゅっと手に力を入れるのが判った。

「あたしも――、一緒にいていいですか？」

口にした言葉を後悔したみたいに一度切って、それから思い直した様子でそう言った。
医師は状況に慣れた様子で穏やかな顔を崩さず、彼女の申し出をやんわりと拒絶した。

「申し訳ありませんが、ご家族でもなければ……」
「っ――、あたしたち結婚しますっ。だから――」

彼女が口にした言葉に心臓が止まるんじゃないかと思うほどに驚かされた。
驚くのと同時に、どうしようもなく嬉しくて、やるせなく切なくなる。
例えそれが咄嗟の思いつきで、この場限りの言葉だったとしても。

「…どちらにせよ、まだこれから検査をする段階ですから」
「ただいるだけでも――、静かに待ってますからっ」

医師がちらりと視線を向けてくる。握ったままの手に少しだけ力を込めて、彼女の意識がこちらへ向くようにそっと引いた。

「検査、するだけだから。まだなにも判んないんだって」
「けどっ」
「結果が出たら……。一緒に聞いてくれるんでしょ？」
「……わかった。ここで待ってる」

肩を落とした彼女がささやくような声でそう口にした。
医師が「時間がかかりますよ」と、確認するように問い掛ける。
彼女は訊く方が馬鹿げてるとでも言いたげな顔で「待ちます」と、ただ短く口にした。
検査を受ける本人よりも覚悟をしているみたいな彼女へ笑いかけて、最後に一度だけと、握られた手に手を重ねた。
一瞬だけ、壊れそうに表情を歪めた彼女がぎこちなく微笑んだ。
うんと頷いて後退るように診察室へ向かう最中、絡んだ指が解けていく、その指先の感覚までを覚えておきたいと願った。

もう少しだけ、です。
今夜もありがとうございます。

乙
切ないなぁ・・・

復旧

これは是非あやや主演で映像化してほしい

切ないけど・・・
いいな、うん

いよいよラストが近いのか…

ほ

保全

いかん

ほう

ほけきょ

あやや

待ってるよん

本文後の作者さんのコメントがまた絶妙

もうちょい

ほぜ

ん

彼女大好き

あややには笑顔でいてほしい

うん

从‘ 。‘）＜ほ

あー

おっと

ケータイからほ

あやや

保守

出かける前に保全

ほ

ぜ

ん

今夜ついに

あやや

うゆゆ

今夜が山田

山田

「既に受診されているとのことなので端的にお話ししましょう」

一通りの検査を受けて、数十分後、呼び入れられた最初の診察室で医師が切り出した。
その表情は装ってるのか本心なのか、微少の沈痛さを包み隠そうとしている顔に見える。
隣に座る彼女もそれを感じているんだろう、重ねられた手が小さく震えていた。

「誤診等はありませんでした」
「じゃあ……」
「腫瘍は発見されました」
「間違い、ないんですね」
「間違いありません。悪性の、腫瘍だと思われます」

抗うように言葉を返し、そこまではっきりと聞いた彼女がピクンと身体を揺らせた。
初めてそう言われて、それを理解したときの自分を思い返して、彼女の動揺がどれほどのものかを想像した。
様子を窺うようにしながらも、医師は話を続けていく。

「この場合ですと、おそらく前の病院で言われたことは、ほぼ正しい予測だと……」
「判ってます。そうだろうと思ってたから」

肩を落とし俯いている彼女の手を強く握って、なるべく抑えた声で言葉を返した。
後のことは詳細な結果と、前の病院での記録が送られてくるのを待たなければならないと、そう告げられて診察室を出る。
薄暗い病院の廊下を歩きながら、どちらも口を開くことはなくて、少し肌寒い屋外へ出たとき、解放された風を装って大きく息をついた。

「やっぱり、間違いじゃなかったね」
「……うん」
「さて、これで納得してくれた？　嘘なんかついてないって」
「っ――、そんな言い方っ、…しなくてもいいじゃん」

一度強くなった彼女の声が瞬く間に萎んでいき、それが判って小さく「ごめん」と口にした。
通りへ出て最初に見つけたタクシーを止めるまで、どちらも言葉を見つけることができなかった。

「乗って。それで……、ここでお別れだ」

昨晩はすいませんでした。
明晩、もしくは日曜の夜、どちらかで締めとできればと思います。

乙です

いいですねー

うｍ

切なすぎ・・・

引越せない気持すぎるだろ・・・

fu-

あややでニーするのなんて言うの？

あやや

ほ

从‘ 。‘）＜落ちちゃう

保全

isobeage

夕方保全

うむ

ほ

ぜ