1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:2008/01/16(水) 21:19:48.84 0
ノk|‘−‘)<わんわん!(舞美ちゃん大好き!)
从*・ゥ・从<よしよし
3 :
名無し募集中。。。:2008/01/16(水) 22:16:14.12 0
落ちた=ネタ切れorマンネリ
5年くらいROMってろ
4 :
名無し募集中。。。:2008/01/16(水) 23:53:03.39 O
落ちるゆー
5 :
名無し募集中。。。:2008/01/16(水) 23:54:19.69 0
ペット契約をしている人間同士も萌える
6 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 00:03:48.73 O
梅さんをペットにしているマイマイ
7 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 00:29:25.37 O
ノk|‘−‘)<わうわう!
8 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 00:33:55.67 O
愛理がご主人様だったらどうする栞菜
9 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 00:59:33.30 O
从*・ゥ・从<もふもふ♪
ノk|*‘−‘)<わん♪(ご主人さまうれしそうだかんな)
10 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 01:12:17.60 O
やっぱ落ちるゆー
11 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 03:17:10.04 O
℃-uteのペットに昇格する栞菜
12 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 03:19:42.36 0
13 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 05:13:59.19 O
ノk|#‘−‘)<この浮気者!バカ!バカ!
从;・ゥ・从<あたたた、栞菜やめて、何?
14 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 06:52:13.03 O
从*・ゥ・从<やめて〜
ノk|*‘p‘)<ハッハッハッ…(やっぱりいいニオイだかんな)
15 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 09:40:45.76 O
首輪とリードをくわえてきて舞美に散歩をせがむ栞菜
容姿はもちろん人間のままで
16 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 11:10:13.03 O
前スレのおかげで夢に栞菜がでてきた
17 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 11:21:42.07 0
>>15 これはSMプレイですな。正に舞美がご主人様
18 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 12:28:41.59 O
『ティアーズ』
寒い冬の朝、玄関でバスケットシューズを履いている舞美に
カンナは急かすように「ワン」とひとつ吠えました。
「よし、お待たせ!いくよカンナ」尻尾をちぎれんばかりに振っているカンナを連れて
舞美は冷たい空気の中を走り出しました。
カンナが舞美の家にやってきたのもこんな寒い冬の日でした。
舞美の誕生日、パパは小さな子犬を抱きかかえて帰ってきました。
「わあ!パパありがとう!」はしゃぐ舞美に
ママはわざと渋い顔をつくっていいました。
「いいわね舞美、ちゃんと自分で世話をするのよ」
「うん、約束する!あたし絶対、絶対世話する!」
パパの腕から子犬を受けとり、舞美は大きな声でいいました。
「ねえパパ、この子、女の子?男の子?」
女の子だよ、パパが教えてくれました。
「じゃあ…名前はカンナにする!」子犬の鼻を頬につけて「冷たい!」舞美は笑いました。
「いいカンナ?舞美がお姉ちゃんだからね。おまえは妹よ。お姉ちゃんのいうことちゃんと聞くのよ」
カンナはキョトンとした顔で首を傾げます。
それを見てパパとママも一緒になって笑いました。
19 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 12:46:44.56 O
それからというもの、ふたりはいつも一緒でした。
お風呂も一緒、寝るのも一緒。どちらかが病気になればもう一方はそっと寄り添い、
まさに姉妹のように育ちました。
カンナは美しいコリー犬でした。チョコレート色の毛は長くツヤツヤと光り、
その黒い瞳は利発な内面をあらわすようにキラキラと輝いていました。
道ですれ違うひとたちも「きれいなワンちゃんですね」と褒めてくれました。
カンナは舞美の自慢の愛犬でした。いや愛犬というのはおかしいかもしれません。
カンナは舞美の自慢の親友であり家族であったのです。
いつもの散歩道、まだ人影はまばらです。
朝の冷たい空気を胸いっぱい吸いこみ、舞美はカンナに話しかけました。
「お腹すいたねカンナ。うちについたらすぐご飯にしようね」
そのとき、急ブレーキをかけるような音が後ろから聞こえました。
飛び出してきた子供を避けようとしたトラックが大きく傾いていました。
キキキィーーー!!
舞美が振り向いたとき、目に映ったのは自分めがけて突っ込んでくるトラックの姿でした。
ドンッ!!
20 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 12:58:51.45 O
ハッと気づいたとき、舞美は道路に倒れていました。
“わ…私…”なにが起きたのかわからないまま舞美はのろのろと立ち上がりました。
ひざを擦りむいてはいましたが、身体は特に痛いところはありません。
“そうだ…私クルマにはねられて…”慌てて周りを見渡すと
カンナが倒れているのが目に入りました。
急いで駆け寄り、カンナの身体を抱き起こしました。
けれども、その身体はぐったりと重く、目は閉じたままです。
「カンナーーッ!!」すんでのところでカンナは舞美に体当たりをして突き飛ばしたのでした。
舞美の服の胸元が赤く花を散らしたように染まりました。
「おい、君、大丈夫か?」周りに集まってきたひとたちの問いかけも
舞美の耳には入りませんでした。
じわりじわりと大きくなっていく赤い染みにも気づかず
舞美はカンナを抱きしめつづけました。
つづく
21 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 13:59:09.79 0
ほほー
22 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 14:10:37.45 0
舞美の親にブリーダーの元へ連れていかれそうになる栞菜
23 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 15:10:12.20 O
つづき
カンナがいなくなってから、舞美は毎日をぼんやりと過ごすことが多くなりました。
普段ならたくさん食べる舞美ですが、ろくすっぽ食べられなくなってしまいました。
心配したパパとママは新しい犬を飼おうといいましたが、舞美は頑なに拒みました。
なにより辛いのは夜、ベッドに入るときでした。
セミダブルの舞美のベッドの半分ほどは「カンナの指定席」だったのです。
寒い夜はカンナが暖めてくれ、朝になれば優しく舞美のほっぺたをなめて起こしてくれたのでした。
その夜も舞美はベッドに横たわったままぼんやりと天井を見ていました。
“カンナ…寂しいよ…カンナに会いたいよ…”舞美の頬をスーッと涙が伝い落ちました。
カンナがいれば、その涙もなめてくれたことでしょう。
「神様…カンナを返して…せめてもう一度カンナに会わせて…」
いつしか舞美は眠りに誘われ、遠いところへと運ばれていきました。
24 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 15:28:47.31 O
始業のベルが鳴り、先生に連れられて、ひとりの少女が教室に入ってきました。
舞美のクラスに転校生がやってきたのです。
「今日からこのクラスで一緒に勉強することになった有原栞菜さんです。みんな仲良くするようにね」
最初、黒板に書かれた「栞菜」の字が舞美には読めませんでした。
「有原栞菜です。よろしくお願いします」健康的な小麦色の肌をした可愛らしい少女でした。
“あの子、カンナっていうんだ…”舞美は思わず知らず、その少女の顔をジッと見つめていました。
「席は矢島さんのとなりが空いてるわね」自分の方へ向かって歩いてくる栞菜をまだ見つめたままでした。
スッと顔を上げた栞菜と視線が合いました。
“あ…やだ”慌てて視線を逸らし、栞菜が席に着くのを待ってから舞美は話しかけました。
「私、矢島舞美。わからないことがあったらなんでも聞いてね」
初対面のはずなのに、どこか懐かしいような、遠い昔から知っているような不思議な気持ちになりました。
「うん、よろしくね舞美ちゃん」栞菜はニコリと微笑んでいいました。
25 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 15:52:08.39 O
授業が終わり、舞美は栞菜に声をかけました。
「さっきはごめんね」
「?」という顔をして首を傾げる栞菜に舞美はつづけます。
「そのう、ジロジロ見ちゃって」
合点がいった表情になった栞菜が舞美にいいました。
「そんなの謝ることないよ」目を細めて栞菜がいいます。
その黒目がちの瞳は笑うといっそう黒くキラキラと輝くのでした。
校内を案内してあげたり、一緒に帰るうちにふたりはすっかり打ち解けていました。
舞美はすっかりこの不思議な少女に心ひかれていました。
不思議、というのには理由があります。
つき合ってみると栞菜にはおかしなクセがあることに気づきました。
電柱を見つけると必ず近寄っていったり、野良猫をまるで威嚇するように睨みつけてることもありました。
散歩している犬のお尻の匂いをかごうとしたときには、さすがに舞美が止めました。
すっかり親密になったふたりは、今日も帰りに公園のベンチで楽しく語り合っていました。
26 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 15:52:58.46 0
レベル高いなあ
職人乙
27 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 16:07:32.87 O
夕暮れの公園、ベンチに座るふたりの影は長くのびていきました。
「舞美ちゃん、今日も楽しかったね」
「うん、うちら名コンビだよね。栞菜といるとすっごく楽しいもん」
「よかった。元気になってくれて。やっぱり舞美ちゃんは笑顔がいちばんだよ」
妙なことをいう栞菜に舞美はちょっと戸惑いました。
栞菜はニッコリしながらさらにつづけます。
「パパとママに心配かけちゃダメだよ。ご飯もたくさん食べて元気にならなきゃ」
舞美は栞菜に初めて会った日のことを思い出しました。
ジロジロ見てたのはあなたが私が飼っていた犬と同じ名前だったから…。
私の大切な大切な親友と同じ名前だったから…。
栞菜はスッと立ち上がると、赤く燃えるような空を見上げていいました。
「私、そろそろ帰らなくちゃならないの…」
28 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 16:25:11.85 O
「待ってカンナ!いっちゃいや!このままずっと一緒にいて!」
舞美の声は震えていました。
カンナはフッと悲しそうな顔になりましたが、すぐにまた笑顔に戻って舞美に向き直りました。
「それはできないの。大丈夫、舞美ちゃんならどんなときも笑顔でいられるはずよ」
舞美の肩に手をおいてカンナはいいました。
「私、舞美ちゃんと一緒にいられてほんとうに幸せだった。ほんとうに楽しかった。ずっとずっと大好きよ」
「やだ!やだ!カンナいかないで!」すがりついた舞美の手の中、
少女の姿はかき消えるようにスーッとなくなっていきました。
夕陽に向かって空へ上っていく犬のシルエットが舞美には見えたような気がしました。
「私はいつも、いつまでも舞美ちゃんのそばにいるよ…」
栞菜の声が、今度ははっきりと舞美の耳に、心に届きました。
29 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 16:33:47.97 O
「カンナーッ!」自分の声にびっくりして舞美は飛び起きました。
“…夢…か”ベッドの上でしばらくじっとしていた舞美は、なにかを決めたように「よし!笑顔!」と自分に気合いを入れました。
「ママー!お腹すいたあー!」舞美はパタパタと階段を降りていきました。
舞美のベッドの上、「カンナの指定席」はなぜかホンワカと暖かくなっていました。
おわり
30 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 17:35:16.07 O
電車の中で俺の目を潤ませた筆者は罪な奴
31 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 18:41:49.08 O
ウルッときた
32 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 18:50:49.70 O
小説スレになるのかな?切ない話でよかったっす
前スレでネタ書かせてもらってましたが小説の方が良さそうな気分
33 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 19:14:15.78 O
なんかきた
ありがとう
34 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 19:36:19.79 O
こんばんは小品を投下させてもらった者です
レスくれたことに感謝します
スレタイから得たアイデアを書いただけですので
小説スレにするか否かは個々の判断でいいと思います
AAのネタも好きですし(`・ω・´)
35 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 20:01:14.10 0
やじかんいいねぇ><
36 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 20:46:23.54 0
涙でモニターが見えない・・・
こういう小説書ける人って作家さんなの?
37 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 21:23:40.60 O
(´;ω;)泣けるお
38 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 21:24:26.91 0
やじかんの時代がキタコレ
39 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 22:49:03.57 O
ノk|‘−‘)<わん(もう寝ようご主人さま)
从・ゥ・从<おいで!
ノk|;‘−‘)<わんっ!(い、いたいかんな!)
从*・ゥ・从<ん〜栞菜抱いてるとあったかーい♪
ノk|*‘−‘)<くーん(あ、あ、だめ、もうおさえられない…!)
从・ゥ・从<あらーこんなにあったか…ていうか何か濡れて
从#・ゥ・从<あーー!またおしっこしたー!
ノk|;‘−‘)<くぅうん…(ごめんなさい)
40 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 22:55:13.53 O
〜翌朝〜
从・ゥ・从<またママに怒られた…
ノk|;‘−‘)<くーん…(ごめんなさい…)
从・ゥ・从<いつもおしっこしちゃダメって言ってるでしょ
ノk|;‘−‘)<くぅぅーん…
从・ゥ・从<………
ノk|;−;)<わん…(きらいにならないで…)
从・ゥ・从<…なんかかわいそうになっちゃった。頭撫でてあげるね
ノk|*‘−‘)<わん!わん!(ご主人さま大好き!)
41 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 22:57:39.29 O
℃はやじかんが1推し
42 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 00:13:00.78 O
こんなに側にいるのに 切なくなるのは何故
それだけで幸せだったハズなのに…
すがりつけばすがりつくほど すり抜けて消えちゃいそうで
舞美ちゃん お願い もっと私を…
43 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 01:49:20.42 P
毎度毎度携帯レズヲタの連投で萎える
44 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 02:06:19.34 0
45 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 06:34:12.20 0
いやだ
46 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 07:55:33.10 O
ノk|*‘p‘)<クンカクンカ(ご主人さまの朝の匂い)
47 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 10:35:50.88 O
从・ゥ・从<栞菜は人間の姿なのに犬みたい
48 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 12:55:01.54 0
ん
49 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 15:04:22.67 0
また落ちのるかよ阻止
50 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 17:21:12.27 O
>>47 飼い主に従順だったり嬉しょんしたり顔をベロベロ舐め回したりするってことか
51 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 18:40:15.49 0
そうか
52 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 19:18:21.73 O
このスレの栞菜はご主人さまに対しての想いが
好き:変態=6:4の割合で成り立っています
53 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 19:22:20.39 0
割合に納得してしまった・・・
54 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 21:17:54.40 O
変態忠犬栞菜
55 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 21:19:06.03 0
栞菜みたいにね命を削ってさ情熱を灯しては‥
56 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 22:07:27.14 0
栞菜は凄いなw
57 :
名無し募集中。。。:2008/01/18(金) 23:26:19.34 0
やじかん
58 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 00:10:39.49 0
まだ残ってた良かった
59 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 00:21:44.29 O
从・ゥ・从<おはよ…ジョギングいこっか
ノk|´−`)<ZZZ…
从・ゥ・从<栞菜起きなさい。寒くても走ればあったまるよ
ノk|´−`)<ZZZ…
从・ゥ・从<起きてよ〜。抱きついてたら私が起きれないじゃん
ノk|´−`)<ZZZ…
从・ゥ・从<か〜ん〜な〜!
ノk|´−`)<ZZZ…
从・ゥ・从<……ふぅ。しかたないなぁ
从*・ゥ・从<たまには二度寝してもいいよね
从‐ゥ‐从<…ZZZ
ノk|´−‘)<…
ノk|*‘−‘)<わん(今日はゆっくりご主人さまとお昼寝したいかんな)
从‐ゥ‐从<ZZZ…
ノk|*´−`)<ZZZ…
60 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 00:48:51.69 O
やじかん最高
61 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 02:02:00.11 0
まだ落ちるな
62 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 03:22:01.85 0
舞美たん
63 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 03:37:18.90 O
桜井さんがいるな
ってか懐かしい詩だw
64 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 08:03:06.46 O
从・ゥ・从<栞菜♪
ノk|‘−‘)<わん!
65 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 10:12:41.40 O
ノk|‘−‘)<冬は大好きだかんな。ご主人さまが抱きついてくれるから
66 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 12:48:31.88 O
やじかん
67 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 12:49:07.47 O
ノk|*‘p‘)<夏はビニールプールだかんな
68 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 14:42:55.91 0
クンカクンカ
69 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 15:49:24.69 0
从・ゥ・从<こら栞菜、そんなと触んないの
70 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 17:22:52.66 0
このスレ見てから安倍矢島のヤフー見たら身悶えたw
71 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 19:20:22.22 O
ノk|‘−‘)<わん(肩もみだかんな)
从・ゥ・从<気持ちい〜よ栞菜
从・ゥ・从<肉球が
ノk|;‘−‘)<わうん…(犬の手は肩もみに向かないかんな)
72 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 20:32:05.96 0
ほしゅ
73 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 21:30:12.04 0
ノk|‘−‘)<ほ
74 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 22:33:02.44 0
从・ゥ・从<ほ
75 :
名無し募集中。。。:2008/01/19(土) 23:51:37.03 O
ノk|‘−‘)从・ゥ・从<ほーたるこい
76 :
名無し募集中。 。 。:2008/01/20(日) 00:37:02.78 O
从・ゥ・从<あげ
77 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 01:43:27.27 0
ノk|‘−‘)<クンカクンカ(ご主人様良い匂いだかんな)
从‐ゥ‐从<zzz
78 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 02:33:26.50 0
おー
ノk|‘−‘)<ほだかんな
80 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 06:34:40.06 O
ノk|‘−‘)<わん!(おはようご主人さま)
从‐ゥ‐从<あと5分…
ノk|‘−‘)<わん!(頑張っておきるかんな)
81 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 06:39:03.75 O
82 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 08:14:59.64 O
ノk|‘−‘)<わん、わん、わん!(いい加減起きるかんな!)
从‐ゥ‐从<ん〜〜〜…日曜なんだからもっと寝かせてよ〜
ノk|‘−‘)<わん!(散歩にいきたいかんな)
从つゥ・从<ん〜…うるさいなぁ。えい!
ノk|;‘−‘)<わう?!
从・ゥ・从<抱き締めたらおとなしくなるかな?なるよね
ノk|;‘−‘)<わ、わうっ…(朝から大胆だかんな…)
ノk|*‘−‘)<ハッハッハッハッハッハッハッハッ
从;・ゥ・从<鳴かなくなったけど鼻息がうるさい…
83 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 10:25:11.57 O
ノk|*‘3‘)<ちゅ♪
从*・ゥ・从<もう栞菜ったらぁ
84 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 12:41:03.05 O
ノk|‘−‘)(・ゥ・*从
85 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 14:51:07.62 0
ノk|*‘ρ‘)<ハァハァハァ
86 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 16:04:32.33 0
ぼよよん
87 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 18:00:44.93 O
州*‘ -‘リ<ほ
りーちゃん!
89 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 20:41:49.03 O
ノk|‘−‘)<わん!わん!
从・ゥ・从<これ食べたいの?だめー
ノk|‘−‘)<わんわん!わん!
从・ゥ・从<…もう、ちょっとだけだよ
ノk|‘−‘)<ぺろっ
从・ゥ・从<あ、指ごと…ちょ、はなして
ノk|*‘3‘)<ちゅぱちゅぱ、ちゅぷ、ちゅるるる
从*・ゥ・从<あっ、あっ…やだ、くすぐったいじゃん
ノk|*‘−‘)<(目的は物じゃなく指だかんな♪)
90 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 21:44:51.63 O
>>81 ノk|‘−‘)<舞美の汗はしょっぱいぞハァハァ
91 :
名無し募集中。。。:2008/01/20(日) 22:51:25.28 O
州*‘ o‘リ<ほだゆー
92 :
名無し募集中。 。 。:2008/01/21(月) 00:32:20.45 O
ノk|*‘ρ‘)<クンカクンカ
93 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 00:33:22.53 O
あげとく
94 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 01:46:39.32 O
从*・ゥ・从<雪だよ栞菜!雪!雪!
ノk|‘−‘)<………
从*・ゥ・从<雪合戦しよ!あ、でもその前にゆきだるまつくろっか?
ノk|‘−‘)<………
从*・ゥ・从<えり呼んで一緒に遊ぼ!
ノk|*‘−‘)<………ふ(あんなにはしゃいじゃってかわいいかんな)
从#・ゥ・从<…なんか今むかついたから今夜は一緒に寝てあげない
95 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 03:58:19.25 0
ノk|‘−‘)<・・・
96 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 05:29:07.24 O
从・ゥ・从<雪冷たーい
97 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 07:10:52.98 0
ノk|‘−‘)<わんわん
98 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 09:38:34.47 O
从・ゥ・从<栞菜っていい体してるな
从・ゥ・从<うらやましい
99 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 11:23:58.74 O
ノk|*‘p‘)<クンカクンカ
从*・ゥ・从<栞菜♪
100 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 14:00:19.73 0
にゃおー
101 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 16:14:54.67 O
犬耳に尻尾だけの犬栞菜と舞美が抱き合って寝てる姿を妄想したら…
102 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 16:15:08.15 O
州*‘ 3‘リ<ぶー
103 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 16:15:10.75 O
舞栞
104 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 16:15:28.38 O
从・ゥ・从<あ、えり(猫)じゃん
105 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 16:16:44.37 O
携帯保全重なり過ぎw
106 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 16:21:49.66 O
少なくともやじかん同志がいるという事だな
107 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 16:29:24.80 O
やじかんやじかん
108 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 17:17:46.30 0
从*・ゥ・从<なんか私のお尻舐め回してるんだけど
109 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 18:26:32.59 O
ノk|*‘p‘)<ご主人さまのしまぱんハァハァ
110 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 20:20:09.13 O
ノk|*‘p‘)<ディープキスするかんな
111 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 21:19:51.88 O
『ティアーズ ACT U』
プロローグ
「舞美ちゃん、危ない!」私は無我夢中だった。
ハッと気づいたときには、私を抱きしめて泣きじゃくっている
舞美ちゃんを上から見下ろしていた。
舞美ちゃん…。よかった、ケガはしていないみたいね。
そんなに泣かないで。美人さんが台無しよ。
あれ?リードを引っ張ってるのは誰?
私は足を踏んばったけれど、どんどん上へ上へ引っ張られていった。
舞美ちゃんが小さくなっていく。
ついに舞美ちゃんが見えなくなった。
私は目がくらむような光に包まれていった。
112 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 21:54:11.59 O
「さて、矢島カンナ。準備はいいかな」
私の目の前、かなり年老いたセントバーナードが
ゆったりとした声音で聞いてきた。
「あのう、準備ってなんの準備です?」
事情が飲み込めない私は、返答に困って聞き返した。
「ふむ、おまえは…なんじゃ、転生は初めてか」
セントバーナードは、前足で器用に分厚い書類をめくっていた。
「ならば説明が必要じゃのう」パタンと書類を閉じて、
セントバーナードはこちらに向き直った。
「これから、おまえの今後を決めるテストがある」
「テスト?待て、とかお座りならちゃんとできますよ」
「そうではない。おまえ、自分がどうして死んだか覚えておるじゃろう?」
舞美ちゃんの泣き顔を思い出して、
胸がチクリとした。
「もちろん、忘れたりなんかしません。たとえ骨を埋めた場所は
忘れても、大切なひとのことは忘れません」
私は、舞美ちゃんとの楽しかった日々を思い描いた。
「善行は必ず自分にかえってくるものじゃ。
おまえの来世は人間に決まったんじゃよ」
私が人間に?舞美ちゃんと同じ人間に?
113 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 22:10:03.85 O
wktkwktk
114 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 22:37:01.45 O
私の興奮はピークに達した。人間!?ホントに!?
やばい!おしっこが出ちゃいそう!
「これこれ、ここで粗相は困る」セントバーナードは
閉じていた目を開いて私を見据えた。
「それに、テストがあるといったじゃろう」
水を浴びせられたように私はシュンとなった。
それでも私は逸る気持ちを抑えられない。
「なんでもします!どんなテストでもやってみせます!」
セントバーナードはフンと鼻を鳴らしてから、私にいった。
「よしよし、ではテストの内容を説明しよう」
セントバーナードはオホンとひとつ咳払いをした。
「おまえはこれから、ある人間の身体に乗り移る。
そして矢島舞美に近づくのじゃ。もちろん正体を明かしてはいかん。
ヒントもいかん。その時点で不合格じゃぞ」
「どうすれば合格なの?」私は、たまらず聞いた。
「慌てるでない。まずは乗り移る人間を教えてやろう。
この子じゃ」ホログラムのように
私の前に、立体映像が現れた。
この子、見覚えがある!たしか舞美ちゃんの同級生だ。
家に遊びにきてたっけ。うーん、そうだ!えりかちゃんっていう子だ。
「この子なら知ってるわ。舞美ちゃんのお友達よ」
115 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 22:58:55.68 O
「乗り移るまではわかったわ。私は、なにをすればいいの?」
「いいかね。ここからが肝心なところじゃ。
人間の姿になったおまえと矢島舞美が接触したら、
ゲームスタート。矢島舞美に3つの困難が降りかかる。
おまえはそれを解決せねばならない。1日でな」
セントバーナードは再び目を開けた。
「絶対に、中身がおまえだと悟られてはならん」
あれ?まただ。誰なの、リードを引っ張るのは?
今度は逆に下へ下へ引っ張られていく。
うわあ!落ちるのコワい!
「くれぐれも、正体を悟られてはならんぞ〜」
上からセントバーナードの声。エコーがかかっているように
残響が、私の頭の中に鳴っている。
私は、またしても目がくらむような光に包まれていった。
つづく
116 :
名無し募集中。。。:2008/01/21(月) 23:57:56.42 0
ほ
117 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 01:21:12.20 0
まっかんな
118 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 01:24:07.12 0
続きが読みたい
119 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 03:16:03.71 0
wktk
120 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 03:19:27.84 O
ほ
121 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 06:57:49.89 0
ho
122 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 09:30:13.90 0
気になる展開だwktk
123 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 12:32:53.63 O
作者待ち
124 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 14:45:30.59 O
ノk|‘−‘)<わん!(お風呂入りたいかんな)
125 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 15:01:06.78 0
いつもは舞美のベッドの傍らで眠る栞菜
でも今夜は冷えるからと舞美にベッドに誘われる
舞美に抱きかかえられながら幸せな栞菜
お互いの温もりで眠りに落ちる二人
舞美がぐっすり眠った頃ふっと栞菜が目を覚ますと
舞美が首筋に薄っすらと寝汗をかいているのに気付く
舞美を起こさないようこっそりと汗の臭いを嗅ぐ栞菜
幸せな気分に浸りながら再び夢の中
126 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 15:11:50.13 O
萌える…
ノk|*‘p‘)
127 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 15:35:37.29 0
ふふふ
128 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 16:18:25.19 O
つづき
「わん!」私はハッと目を覚ました。
高いところから落ちたような気がしたけれど…。
薄暗がりの中、天井が見える。
もともと犬は仰向けには寝ない。
ということは、あのセントバーナードがいっていたことは
ウソではなかったのか。私はゆっくりと身体を起こした。
見下ろすとピンクのパジャマを着た人間の身体がある。
私は、おそるおそる前足、いや手でその身体のあちこちを触ってみた。
胸元には触っているだけで心地よい2つのふくらみ。
肌はスベスベとなめらかで、これもまた触っているだけで心地よい。
スラリと伸びた長い手足。おまけに自分の口の中には、
まるでブドウ酒のような甘い芳香を感じる。
人間になってる!あらためて私はびっくりする。
鏡を見つけた私は、しげしげと自分を観察した。
可愛い子だなあ。ほとんどうっとりした気持ちになっていた私は
あることに気がついた。
本物のえりかちゃんはどうなったの?
いっぺんに不安な思いが募ってくる。
そのとき、私は初めて、部屋の中に自分以外の人間がいることがわかった。
129 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 16:44:16.17 O
「本物の梅田えりかは眠っているのさ。きっといい夢を見ているよ」
その人影は、こちらの心が読めるかのように、
そういって私に近づいてきた。
背は、いまの私よりずいぶん低い。
どことなく柴犬を連想させる顔は、
少年の面差しだった。
「あのう、そちらはどちらさまですか?」
えりかちゃんの家族かとも思ったが、
なにやら事情を知っている様子である。
私は、おずおずと尋ねた。
「驚かせてゴメン。ボクはちっさー。矢島カンナ、
君のコーディネーターだ」
少年は笑顔で答えた。
「こおで…なんですかそれ?」戸惑う私に、
少年は説明し始めた。
「今回のテストは、長老から聞いてるよね。
ボクは簡単にいえば、案内人であり見張り役なのさ。
君がルールを破って不合格が決まったら速やかに連れて帰る」
「どこへ?」
「犬の楽園だよ。なにを好き好んで人間になりたいのか
知らないけれど、犬の楽園もいいところだよ」
ちっさーは続けた。
「いまは夜明け前、タイムリミットは明日の夜明けってことに
なるかな。矢島舞美に会ってからテスト開始。
ボクが仕掛ける3つの困難から矢島舞美を守れたら、
君は合格」ちっさーはちょっと顔を引き締めて付け加えた。
130 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 17:04:40.96 O
「ただし、それを気づかれちゃいけないよ。
正体がバレないようにすることはもちろん、
ボクの仕掛けにも、その仕掛けを取り除くことにも
気づかれないようにすること」
ちっさーはニコリとして「健闘を祈る!」といった。
完全にいたずらっ子の顔である。
ちっさーの一方的な説明に面食らいながらも
私は自分がなにを成すべきか、
だんだんわかってきた。
このいたずらっ子から舞美ちゃんを守ればいいのね。
思ったよりチョロいかも…。
そんな内心を見透かしたのか
ちっさーはちょっと意地悪そうな顔をしていった。
「さあ、早く支度しないと学校に遅刻するよ!」
私だって、だてに長年、人間と暮らしてきたわけじゃない。
人間の生活だって間近で見てきたんだもの。
人間のフリくらい簡単なものだわ。
学校って舞美ちゃんが毎日行ってたところのことよね?
朝早く出かけて、夕方くらいに帰ってきてたっけ。
…学校ってなにをするところなのかしら?
つづく
131 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 19:03:06.08 0
GJ!
イイヨイイヨー
132 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 19:21:00.04 O
おもしろい!
続きが気になるぞい
133 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 21:16:11.04 0
ほ
134 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 22:42:32.06 0
作者待ち
135 :
名無し募集中。。。:2008/01/22(火) 23:44:17.60 0
このスレ見てると栞菜が更にかわいく思えてくる
136 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 01:08:55.99 0
つづきが来るまで落とさない
137 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 01:25:41.37 0
支援
138 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 03:39:23.69 O
ノk|*‘ρ‘)
139 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 07:11:25.80 0
从・ゥ・从<雪だよ栞菜、外で走り回らないと
ノk|*‘ρ‘)<わんわん
140 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 07:11:41.30 O
从・ゥ・从
141 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 07:35:32.91 O
从・ゥ・从<(栞菜胸大きくてうらやましい)
ノk|´−`)<ZZZ…
从・ゥ・从<(ちょっと触っても起きないよね?えい♪)
ノk|´−`)<ZZZ…
从*・ゥ・从<(あっ気持ちいい、気持ちいい!)
ノk|*´−`)<ん…
从*・ゥ・从<栞菜、栞菜ぁ!
ノk|*´−`)<あ…あぁあ、あ〜〜〜〜!
从;・ゥ・从<またおしっこしちゃったのね
ノk|;‘−‘)<わう(ご主人さまは加減を知らないかんな)
142 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 10:23:30.39 O
ノk|‘−‘)<わん(寝てるご主人さまの背中に寝るのは気持ちいいかんな)
从・ゥ・从<あ〜きもちい〜
ノk|*‘−‘)<わん(喜んでくれると嬉しいな)
从・ゥ・从<この重さがいいんだよね
ノk|‘−‘)<…………
从;・ゥ・从<栞菜〜ごめんてばぁ。一緒に寝よ?
ノk|#‘−‘)<ゔ〜〜〜〜〜
143 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 12:36:53.67 O
つづき
朝の身支度を整え、玄関を出た私は、学校の場所を
知らないことにようやく気づいた。
舞美ちゃんと一緒に行けばいいのか。
とりあえず本能に従い、舞美ちゃんの家(私の家でもあるのだけれど)を
探してみる。こんなとき、犬は便利である。
あっさり見つかった。
懐かしい家に、涙がこぼれそうになるが
ここは我慢である。舞美ちゃんを呼び出した。
「あら、えり、どうしたの?」
「一緒に学校へ行こうと思って」
しばしの沈黙の後、舞美ちゃんはいった。
「私が落ち込んでたから、心配してくれたのね」
うれしそうに続ける。
「もう大丈夫よ。私、今朝とても素敵な気分なの」
そういって私に抱きついてきた。
「友達が会いにきてくれるってホントに素敵よね」
2人並んで歩いていると早速、いたずらが仕掛けられた。
犬は動態視力がいい。舞美ちゃんの頭上、タライが落下してきている!
突き飛ばすわけにはいかない。あくまでも
気づかれないようにせねば。コンマ数秒で思考をめぐらして
私は叫んだ。
「鳥だ!」
えっ?と舞美ちゃんが足を止める。素早く前へ回り込み、
「飛行機だ!」視線を逆方向へ向けさせる。
次の瞬間、タライは私の脳天を直撃した。
144 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 12:59:49.69 O
あまりの衝撃に意識を失うところだったが
かろうじて私は続けた。
「うめだ〜、えりかです!」
舞美ちゃんは私を見て笑った。
「もう、えりったらギャグ好きねえ」
足元に不自然に転がっているタライや
さっきの衝撃音はいっこうに気にならないようだ。
物事を深く考えないのが、舞美ちゃんのすごいところである。
授業はチンプンカンプンだが、普段のえりかちゃんと大差ないらしく
何事もなく、お昼になった。
えりかちゃんっていったい…。
お弁当を食べようとしたとき、
第2のいたずらを発見した。
舞美ちゃんのお弁当、得体の知れない白い粉がまぶしてある!
犬の味覚は、人間のほど発達していない。
その粉が砂糖であると察知した私は、舞美ちゃんにこういった。
「ねえ、私のお弁当と交換しない?」
舞美ちゃんは優しい子である。
「うん、いいよ。えりのお弁当もおいしそうだね」
あっさり交換してくれた。
誤算だったのは、いまの私は人間の味覚を備えているということだった。
脳まで痺れるような甘さが、口中に広がった。
「おいひい…このお弁当、おいひいよゴホゴホ」
私は涙目でいった。
「えりのお弁当もすごくおいしい!」
舞美ちゃんは笑顔でいった。
つづく
145 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 15:13:58.79 0
一面銀世界の公園で思いっきり駆け回る栞菜
思う存分走った後、舞美の元へ飛び込む栞菜
冷えた舞美の頬がちょっと気持ち良く思えた栞菜でした
146 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 15:15:14.75 0
2点
147 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 15:23:20.84 O
カンナ梅さんナイスすぎww
続きwktk
148 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 15:49:41.65 O
つづき
2つのいたずらをクリアした時点で、私は相当のダメージを被っていた。
頭はクラクラしているし、砂糖ランチは、未だに胸をムカムカさせていた。
犬も食わない、とはまさにこのことである。
それでも困難は残りひとつ。自分を奮い立たせて、
私は舞美ちゃんにいった。
「一緒に帰ろう」
帰りの道すがら、私たちは取り留めのないおしゃべりをした。
楽しそうな舞美ちゃんを見ているだけで、私も幸せな気持ちになれた。
しかし、ちっさーの魔の手はどこからくるかわからない。
油断しないように、私は気持ちを落ち着けた。
そのときである。猛スピードでこちらに突っ込んでくるトラックが!
これも困難のひとつ?それとも無関係なことなのか?
考えるより先に、身体が動いた。舞美ちゃんを突き飛ばし、
私は宙を舞った。すべてがスローモーションで流れていく。
この光景は記憶に新しい。舞美ちゃんは助かるだろう。
だが決定的に違うことがあった。
死ぬのは私じゃない。えりかちゃんの身体、えりかちゃんの魂はどうなるの?
「ああ、私は取り返しのつかないことをしてしまった…」
私はまたもや、光に包まれていった。
149 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 16:18:04.66 O
目を覚ますと、柴犬が私の顔をのぞき込んでいた。
見た顔だわ…。ぼんやりと見返す私に柴犬はいった。
「合格だよ、矢島カンナ」
ちっさー!?そうだ、この顔はちっさーだ!
私は思わず、その顔に噛みついた。
「あ、あんたのせいで!あんたのせいでえりかちゃんがあ!!」
ちっさーは逃げようとするが、私は攻撃の手をゆるめなかった。
興奮しきった私に、どこにいたのか、もう一匹の犬がいった。
「ちょ〜っと待ちなさい、ちょっと待ちなさい」
アフガンハウンドだった。
「あなたが乗り移ったと“思いこんでた”のは
私が化身したもの。つまりは幻影なのよ
本物の梅田えりかには、かすり傷ひとつないから安心して」
ポカンとする私に、ちっさーがいう。
「矢島舞美を守る、という自己犠牲の心だよ。君の頭の中には
ホントにそれしかないようだ。一度ならず二度までも、
だもんね」なかば呆れているような調子だった。
「じゃがのう、矢島カンナ」これまた、いつの間にいたのか、
“長老”セントバーナードだ。
「自分を大切にする心も忘れてはならん。ましてや、
あのときのおまえは人間の身体をレンタルして
おったんじゃぞ?」厳しい口調だった。
150 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 16:33:05.50 O
「じゃが…ちゃんとその人間のことも思いやり、嘆き悲しんだようじゃのう」
長老は、前足で私の頭をポンと軽く叩いた。
「ちと不安じゃが、よかろう。おまえの来世は人間じゃ」
言葉を失う私に、長老は微笑んだ。
「さて矢島カンナ、準備はいいかね?」
私は深呼吸してから、小さく「はい」と答えた。
これから私は生まれ変わる。記憶を消されて、新しい生命を授かるのだ。
私が生まれるのは、そう矢島家だ。
矢島家の「次女」として私の人生がはじまる。
舞美ちゃん、あなたの妹はこの私、矢島カンナよ!
おわり
151 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 16:56:10.98 O
作者あとがき
支援ありがとうございます
実はこの『ティアーズ』のシリーズは、私の中では
「やじかんサーガ」として連作になっています
ACT Uのラストで舞美の妹として転生したカンナですが
ACT Vではまったく「人間の」姉妹として展開していきます
現段階での構想としては舞美27歳 栞菜11歳の設定です
結婚が決まった姉と、姉を慕うあまり、素直に祝福できない
年の離れた妹、という物語です
ハッと気づいたんですがスレタイと関係なくなってしまいました orz
そんなわけで新たなやじかんストーリー練り直します
どこかのスレで見かけたら、またお付き合いください
アディオス!アミーゴス!!
152 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 18:50:47.57 0
んー
153 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 18:54:22.62 0
アミーゴ!!乙
154 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 18:57:08.33 O
超楽しめたありがとGJ!
155 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 19:08:16.76 O
乙カンナ!
156 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 19:55:09.05 O
>>151 もしかして前なっきぃツッコミ小説書いてた方じゃないですよね?
最後のセリフに聞き覚えが。。。
157 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 20:33:21.31 O
158 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 21:57:16.27 0
ツッコミスレの方でしたか乙でした
またどこかでお目にかかれること楽しみにしてます
159 :
名無し募集中。。。:2008/01/23(水) 23:17:18.27 O
わっきゃない(乙)
160 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 00:18:28.52 O
また良作をお待ちしてます
161 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 01:57:53.91 0
ノk|‘−‘)
162 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 03:26:42.52 0
都内某所。
UFAが管理するマンションの一室。
白い革張りのソファでくつろぐ一人と一匹の姿があった。
ストライプのホットパンツにノースリーブ姿の矢島舞美は、
膝元にある頭にガーッとドライヤーをあてている。
その引き締まった太ももに頬をすりよせる、一糸纏わぬ姿をした一匹。
いうまでもなく有原栞菜である。
膝枕の格好になっている二人は、さながら飼い主とペットのようだ。
否、実際そうなのだから栞菜、怖い子……
163 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 03:27:26.34 0
頭部を撫でる温風。
たまに髪の間に侵入する指先の感触。
そしてなんといっても、この匂い。
まさに至福!
ジュルリ―――
ヨダレを舐める淫靡な表情は、角度的に舞美からは見えない。
それをいいことに、ペットもとい栞菜はさらに凶悪な表情を浮かべた。
舞美の膝の上=愛理もうらやむ最強のポジション――を手に入れた栞菜に、
最早怖いものなどなかった。
164 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 03:28:27.38 0
「栞菜、寝ないでよ?」
ブローに全力を注ぎながら、ぎこちない笑みを浮かべる舞美。
「(うん、起きてるよ…)」
「寝そうじゃん。あたし洗いものしなきゃいけないからダメだよ」
「(やだー離れたくなーい)」
「えーあたしもー。とか言ってw ワガママ言わないの」
もしもこの場に第三者がいたなら――
このアンビリーバブルな光景にどう理由をつけるだろうか。
もっとも、そんな事態を防ぐための二人暮らし(厳密には一人と一匹)なのだが。
端的に言って、栞菜が発する言葉は人間のそれではなかった。
鳴き声、と言った方がいいかもしれない。
否、それは紛うことなき“犬の鳴き声”なのだ。
165 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 03:31:58.24 0
ただキャンキャンと吠える栞菜に、人と話すように言葉を返す舞美。
プレイの一種ではない。ガチだ。
栗色の毛に覆われた耳をつまんだ舞美は、隙間に風を送る。もう一方も同じように。
この暮らしを始めてから早二週間。
最初は風呂上りに膝枕を強要してきた栞菜に戸惑ったが、今では手慣れたものだ。
166 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 03:32:24.95 0
「はい次」
ポンと頭に手を置くと、キャタピラのように緩慢な動きで前方に移動する栞菜。
舞美の視線の下に形のいい尻が表れる。
その中心部、ちょうど裂け目が終わる辺りに、ドライヤーの風を送る。
小さなポンポンのようなそれがふわふわと揺れた。
賑やかなテレビ画面に視線を向けつつ、普通にシッポを乾かし続ける自分。
慣れって怖い……
いやいや、初心忘れるべからず
自分への戒めのため、舞美はあの夜のことを思い出した。
167 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:06:16.50 0
「舞美ー栞菜ちゃんよー」
階下からのママイミの声。
栞菜?なんでこんな時間に?
オフではそこまで交流のない人物の突然の訪問に、舞美は首を傾げた。
愛理に読んでみて!と強引に渡された漫画をパタンと閉じて、自室を出る。
階段を駆け下りると、玄関には栞菜がぽつんと立っていた。
ばつの悪そうな表情を浮かべている。
ダボついたスウェットのセットアップに、ニット帽。
明らかに寝起きで来ました、的なテンションと服装だ。
「栞菜ーどしたの?」
ママイミが気をきかせてリビングに戻ってからも、栞菜は無言だった。
漫画の続きが気になる舞美は、内心早く要件言ってよと思ったりもしたが、
そこはリーダーである、顔には出さない。
168 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:07:16.72 0
「…とりあえず、上がる?」
無言に耐えかねて提案すると、こくりと頷く栞菜。
特に会話もないまま、二人は部屋へ向かう。
169 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:07:49.43 0
「舞美ちゃん…!」
部屋に入るなり、栞菜は舞美にひしと抱きついた。
正直普段からアヤしいと感じていただけに、くる時がきた、とたかをくくる舞美。
「どうしよう……」
いやこっちの台詞なんだけど――
何せ愛理から借りた漫画を読んだばかりである。女の子同士のなんちゃらには敏感になっていた。
「栞菜……栞菜………生えてきちゃった」
「え?」
思わず声が出た。
この状況で誰がそんな報告を予期しただろう。
いくら同じグループで、いくら自分がリーダーだったとしても、そんな赤裸々なこと言っちゃう?
しかし舞美も初めて生えてきた時はテンパった口なので、気持ちが分からないこともない。
リアクションに困りながらも、なんとか祝いの言葉を探した。
170 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:09:11.51 0
「よかったじゃん、また一つ大人の階段上ったね」
「ちがうの。下じゃなくて、上…」
「上!?あーワキか、そっちね。あたしもさぁ…」
「そうじゃなくて、なんていうか、上も下もっていうか……」
ダブルコンボか。
それはショックも二倍だったろう。
人生の先輩らしく、舞美は震える肩を優しく抱き締めた。
「大丈夫。マネージャーさんに言えば永久脱毛連れてってくれるから」
「ちっがう! もういい、これ見て」
意を決した栞菜は、ニット帽を脱ぎ捨て、ズボンをずり下げて半ケツをさらした。
間の前で美勇伝も真っ青なポーズを取る栞菜。
いやそれ以上に衝撃的な光景に絶句する舞美。
171 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:09:45.50 0
これ、何かで見たことある――
強烈なデジャブが襲う。
そうだ思い出した、ハロモニ@だ。
あのマニア受けを狙ったアニマルコスプレ。
憧れの吉澤さんさえその生け贄になってしまったことで芸能界の厳しさを知った。
そう、今の栞菜は吉澤が来ていた衣装そのものだった。
172 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:11:15.85 0
「ま、またまたぁ。手のこんだことしちゃってー」
笑って済ませようとするも、笑顔が引きつる。
栞菜の性癖がここまで高度なものだったとは。
舞美は別の意味で戦いていた。
「ほんとなんだって信じてよ舞美ちゃん!」
異物付きの桃尻を突き出す目はウルウルと輝いている。
「…マジ?」
「マジ。じゃなきゃこんな夜にここまで来こないよ」
至って真剣な瞳に、舞美はごくりと生唾を飲んだ。
半信半疑のまま問題部分を凝視する。見れば見るほどよく出来ている。
173 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:11:44.36 0
「やだ、そんなに見ないで…」
「ちょっと引っ張っていい?」
頬を赤らめる声に構うことなく、ガッと引っ張る。
「いたっ」
「あ、ゴメン」
マジ取れないんだけどコレ
まさか、ホンモノ?
真偽の追及に余念がない舞美は、今度は犬耳をガッと引っ張った。
「痛いんだってばっ」
ヤバい、本物くさい……
職業柄、自室をキョロキョロと見回す。カメラはないようだ。
174 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:12:26.74 0
「…いつから?お昼はなかったよね?」
「うん……仕事終わって家帰ってご飯食べてちょっと寝て起きたら、生えてた」
にわかには信じがたい話だ。
進化論をまったく無視している。
学校の勉強には疎い舞美だが、クロマニョンという響きだけは記憶の片隅にあった。
「で超焦って、親にも言えないし……仕事のこともあるし、とりあえず舞美ちゃんに
相談しようと思ったんだ」
「そっか……」
大抵のことはなんとかなる、で済ませてきた舞美である。
しかし今回ばかりは言葉が出てこない。
175 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:13:35.76 0
栞菜が犬化した。
頭でぴこんと立っている犬耳とフサフサした尻尾は、どうやら本物らしい。
落ち着け舞美。落ち着くんだ
持ち前のポジティブシンキングをフル稼働させ導き出した答え、それは・・・
(これは神様がリーダーに与えた試練なんだ!)
舞美はバカだった。
「栞菜、あたしに任せて。ちゃんと人間に戻るまで面倒みるから!」
額に正義感の三文字を輝かせて、舞美は栞菜の肩をつかんだ。
実際ノープランだったが、やる気だけは漲っている。
176 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 07:14:07.95 0
「うんっ、舞美ちゃん大好き」
犬耳をぴょこんと揺らしながら、舞美に抱きつく栞菜。
「とりあえず今日は泊まってって。ゆっくり話し合お」
「ワン!」
それは明らかに犬の鳴き声だったが、舞美は白い歯を見せて笑った。
177 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 08:19:14.30 0
なんかきてるー
続きが気になるジャマイカ
178 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 10:23:25.75 O
おお 新しい作家さんがきてる
これはいいやじかんですね
支援あげ
179 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 12:00:24.62 0
昼だよ
180 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 13:05:32.39 0
ん
181 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 14:02:26.16 0
もう落とすの
182 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 14:18:52.36 0
183 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 15:17:04.94 O
GJ!かなり萌えるやじかん小説だな
続きが気になるぜよ
184 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 16:30:55.09 0
ノk|‘−‘)ノ
185 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 18:28:23.22 0
从・ゥ・从ノ
186 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 20:52:18.39 0
やじかんやじかん
187 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 20:55:51.91 O
ノk|‘−‘)<ウ〜〜〜〜
ワンワンワ〜ン
ウ〜〜〜〜
チンチンチ〜ン
188 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 21:43:00.80 0
「(舞美ちゃん!熱い!おしり!熱いってば!)」
「あ、ゴメンっ」
熱風を受け続けて赤くなった尻から、慌ててドライヤーを外す。
実は℃Mなカンナなので、真剣には痛がっていない。
あれから、とりあえず事務所の人間に相談してこの部屋を用意してもらった。
栞菜の母親には、メンバー間の親睦を深めるための共同生活だ云々とそれらしいことを説明し、
なんとか承諾を得た。初期プッチモニミニ合宿のビデオが効いたらしい。
可愛い子には旅をさせろ派のママイミは、難なくOKを出してくれた。
189 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 21:44:07.89 0
「はい、どいて」
スイッチを切った舞美は、ぽんぽんと犬耳を撫でる。
唇を尖らせながらも、膝から頭を下ろす栞菜。
キッチンから聞こえる水音。
テレビの心地よい雑音。
特に会話がなくても安らげる。二人共この生活にはそれなりに満足していた。
190 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 21:52:02.07 0
キッチンから聞こえる水音。
テレビの心地よい雑音。
特に会話がなくても安らげる。二人共この生活にはそれなりに満足していた。
「(ねえ舞美ちゃん?)」
ソファに倒していた体を起こして、栞菜は鳴き声をあげた。
遠くで「んー?」と声が起こる。
「(もし栞菜の体が元に戻らなかったら……一生そばにいてくれる?)」
結構ドキドキの告白だったが、反応はない。
しばらしくして、キッチンからぴょこんと顔だけが出てきた。
191 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 21:53:41.30 0
「え?なにー?聞こえなかったごめん」
「(…もういいよっ。早くそれ片付けて一緒に寝よっ)」
永遠に続くことはない。
わかっているからこそ、確かめてみたくなる時もある。
(本当のペットってこんな感じなのかな)
犬耳をいじりつつ考える。
いつ捨てられるか、いつ飽きられるか分からない不安の中で、ただご主人様に仕えるペット。
舞美と一緒にいられることは幸せだが、なぜだか毎夜切なくなる栞菜だった。
192 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 21:55:45.41 0
「(早く!早く!)」
「はいはい」
ベッドの中でふたつのぬくもりが溶け合う。
つい嬉しくなって、舞美の胸に潜りこむ栞菜。
「ねえせまい」
「舞美ちゃん、それはしたいってこと?」
「違うよなにいってんの」
「だってせまいんでしょ?」
「それはそうだけどー……ちょっとはし寄ってよ」
「ムリ寄れない。てか服着なかった意味なくなっちゃうから。ね、しよ?一瞬じゃん」
「えー…もうしょうがないなぁ。じゃ目つぶって」
向かい合いながら、二人は距離をつめていく。
唇と唇が重なった瞬間、ベッドのスペースが見る見る内に広がっていく。
193 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 21:59:12.77 0
「キャン!」
毛むくじゃらの身体、丸い鼻、小さな体。
布団から顔を出したのは、犬 そ の も の になった栞菜だった。
そう、彼女、キスをすれば完全な動物の姿になってしまうのである。
この驚愕の事実に気付いたのは、二人暮らし三日目の夜のこと。
辛抱たまらず栞菜が舞美に襲いかかった時だった。
「寝よっか」
微笑む舞美。
「(そうしよっか)」
吠える仔犬、もとい栞菜。
満月の夜、一人と一匹は寄り添いながら目を閉じた。
194 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 22:01:59.91 0
195 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 22:14:58.69 0
キスすれば犬栞菜とかGJすぐる!
> 辛抱たまらず栞菜が舞美に襲いかかった時だった。
それにしても栞菜・・・w
196 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 23:08:04.81 0
下心たっぷりの栞菜www
197 :
名無し募集中。。。:2008/01/24(木) 23:17:36.54 O
ぐはああああああああああああああああああGJ
198 :
名無し募集中。。。:2008/01/25(金) 00:34:01.44 0
いいよいいよー
199 :
名無し募集中。。。:2008/01/25(金) 01:01:55.40 0
ho
200 :
名無し募集中。。。:2008/01/25(金) 02:04:53.58 0
あー
201 :
名無し募集中。。。:
まだだ、まだ落とさんよ