マーサー王物語　第６章

只今、物語は佳境へ…

まとめサイト（保管庫様に感謝）

http://ookami-bc.hp.infoseek.co.jp/txt/kingdom.html


登場人物紹介（ネタバレ満載なので初心者の方は注意！）
http://ookami-bc.hp.infoseek.co.jp/txt/kingdom/characters.html

過去ログ

マーサー王物語
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1181163425/
マーサー王物語　第２章
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1182866894/
マーサー王物語　第２章第２部
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1184368437/
マーサー王物語　第３章
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1187493007/
マーサー王物語　第３章第２部
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1189409919/
マーサー王物語　第３章第３部
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1191852777/
マーサー王物語　（第３章第４部扱い？）
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1192800561/
マーサー王物語　第４章
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1194114517/
マーサー王物語　第５章
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1197453574/

差し出がましいようですが、作者さんがスレ立て出来ない環境かも知れない、と思い、スレ立て代行しました

作者さんならびにファンの皆様、気に障ったら申し訳ございません

>>4
乙！

>>4
て！

スレ立てありがとうございます！
気に障るなんてとんでもないです、感謝してます＾＾

以下のは追加のテンプレでっす

モモコVSエリチン〜〜〜8期オーデ
http://www.23ch.info/test/read.cgi/morningcoffee/1189409919/
元帝王ぶん殴る〜〜〜マイマイ「計画通り」
http://mirror.s151.xrea.com/imona.php?url=http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1192800561/
はぶらレイニャ〜〜〜オカール吹っ飛ぶ
http://www.23ch.info/test/read.cgi/morningcoffee/1194114517/
〜〜〜年齢差10歳
http://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo521.htm

>>7


乙です！
以前からお世話になってますからご恩返しが出来て何よりです！


…では

ｶﾞﾗｯ!　川*＾∇＾)||＜ねーちゃんどした？


奈理…＞(Ｔ∇Ｔ;)


川;＾∇＾)||＜…


川; ﾟ∇ ﾟ)|＜ｷｬｱｧｧー！

アレ？

（てめっ！アスナになにしやがんだ・・・！）
アスナを斬り払ったタカーシャイに憤激したオカールだったが言葉を出そうにも出る気配がしない
サユに斬られ、レイニャに全身を焼かれ、挙句の果てにタカーシャイにやられてしまったので体が限界にまで来ていたのだ
立ち上がろうとしても叶うはずなどない、オカールにはただ二人の決着を見守るしか道は残されてはいないのだろう
そんなオカールの視線に気づかぬアスナは斬られ倒れてしまうがすぐに体勢を整え再度襲い掛かった
タカーシャイの斬撃にすぐ反応したのが幸いしてさほど深くまで斬られなかったのだ
（痛い！やっぱり帝王さんは凄い・・・でもここまで来たら私の範囲だから・・・）
早急なリカバリを見せたアスナはタカーシャイのある一点を狙うためにサーベルによる追撃を掻い潜り続ける
反射神経なら嫌と言うほど鍛えぬいたので斬撃の芯を外す事ならアスナにとって朝飯前なのである
以前オーガがいとも容易くエッグ七人集の一人であるロビンをとっちめた事があったが
本来ならそれと同様にタカーシャイもアスナを軽くひねり潰すほどの実力を誇っているはずだった
しかし今のタカーシャイは先の戦いにおいて傷を負わされてしまっている
その傷がアスナをなかなか仕留められずにいる要因となっているのだろう
そしてそんな状態が5秒、10秒続いているうちにアスナにとって万全な状態を作らせてしまう事になってしまった
アスナとタカーシャイが十分に接近し、互いに正面を向き合い、ガードが甘くなったその一瞬の隙
その隙を見計らってアスナが左手に装着したジャマダハルを一気にタカーシャイの喉元へと突き出す
そして刃を突き出すと同時にシュッと手首をひねる事によって喉に円に近い穴を開ける事に成功したのだった
アスナが隙を見出してから突きを放ち喉元に穴を開けるまでまばたきする間もないほどの瞬間の出来事であった
瞬発力と敏捷性にすぐれたアスナだからこそ出来るこの一瞬の逆転
喉に風穴開けられたタカーシャイは自身を冷静に保つよう試みたが吹き出る血による呼吸困難はどうしても防ぎようが無い
首はもともと人体急所のひとつであるために意識でカバーしようにもどうしようもないのだ
このような状態に陥ってしまったタカーシャイはもはや隙だらけ
一瞬の隙さえあれば急所を壊せる瞬発力を持つアスナが相手なのだ、タカーシャイがこの後に来る猛攻をどうして防ごうか
0.1秒の隙さえ見つければその瞬間に相手を機能停止にするこの必殺技
喉に円形に切りつける事からアスナは「パイン」と呼んでいる

奈理スレの誤爆でしょうかｗ

じゃあ、リップスティック

まだまだつづくよ

なんとなく保全

そろそろメロン紺を満喫した外伝さんが帰ってくるぜ！


…全部、オレの思い込み！

サンタさん

メリクリ

とりあえず烏賊AA待ち

とりあえず寝る

素早く保全

おはよう保全

おは王

しかしどんどんありえない事になってるな
まあ喉どころか心臓に剣を突き立てられても死なないどころかいらん事をぺらぺら喋ってられる奴らだからなんともないんだろ？

それがファンタジー

もうご存知かも知れませんが…


娘。ベリ℃小説を読んでるやつ書いてるやつ
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1198326617/


ここに『マーサー王物語』の論評があります
また、他の作品のことも取り上げられてます
もし、よろしければ場繋ぎとしてどうぞ…

よくがんばった

从oﾟーﾟ从

>>19
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノハヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ﾟーﾟo从
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　っ　っ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<ﾆ：彡　　　　　　((　し―J

ｶﾞﾁｬ＿＿ ＿＿＿__
　　||　　 ミ.　　　　　|
　　||　　　| ノﾉハヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノハヽ
　　||.o Σ　川；・ｰ・)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ﾟーﾟ；从　Σ
　　||　　　 ∪　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ っ　っ
　　||.＿___|..し' ヽ_>_|　　　　　　　　　　<ﾆ：彡　　　　　　　　　((　し―J


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｽﾞｻﾞｰｰｰｰｰｯ
　　　　　　　　　｀)⌒｀);;　　　　 ノノハヽ　　　　　　　　 ノハヽ　　　　　(´⌒(´;;≡≡
≡≡≡;;;⌒｀)≡≡≡ ⊂´⌒ヽ川；・д・)ノ　<ﾆ：彡　ヽ（ﾟーﾟ；从ﾉ⌒｀つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
　　　　　　;;⌒｀)⌒｀);;　　￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣　 (´⌒(´⌒;;≡≡
　　ｽﾞｻﾞｰｰｰｰｰｯ

出番なかなか廻ってこないねー
　 ｼﾞｬﾗ　　☆ノハヽ
.　 ノﾉハヽ ﾉｿ*＾ ｏﾟ)　　　　ノﾉハヽ
　川´・_o・) (つﾛﾛ ノﾉﾍﾊヽ(^A^*川 ＜鳴きマース
　 （　　つ､品 品 (＾∇＾*川 ﾛと　ﾉ　　　　n
　 （＿ ⌒)＼品ﾛ⊂　 　 ）_＼ (⌒)　　　 ﾉ.ヽ
　　　 ￣　　l|_| ￣ （＿^)^) |_|　　　　　　|吟|
　　　　　ｼﾞｬﾗ　　　　　　　　　　　　　　　|譲|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~~´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∩___∩
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 oノ~~~~ヽo　∧彡
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メグ付いて来い！＞ ( =�Vｖ�V) ﾐ|　・　ヽ
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ､_　　 と　　∞ つﾐ|　 ｀(＿)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜＜三ミﾐγ"⌒""（　 )￣ /　　　　ﾉ
　　　　　　　　 ,.-−−-、　　　　　　　　　　　　 γ/　　 ヽ　（_/　 ノ　　　　 ﾉ
　　−＝≡　　|;;;;:＿＿_|　/7　　　　　　　　　　　/,へ､ 　　,）　（ ,‐､　　ﾉ. ﾉ
　−＝≡　　┗┛*‘ヮ‘)/ /　ハッ！　　　　　 /__）/`二ﾝ⌒し/ /〜i .　/
　−＝≡　　　と ｀∞´つ/　　　　　　　　　　　　　 //"　　　　（__） ./　/
　　−＝≡　　（　つ ﾉ `´　　　　　　　　　　　　　/__）　　　　　　　/ /
　　−＝≡　　　(ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|__）

ｶﾞﾁｬ＿＿ ＿＿＿__
　　||　　 ミ.　　　　　|
　　||　　　| ノﾉハヽ
　　||.o Σ　川；・-・)　ｱｯ!　　　　　　　　　　　　　　　　　ZZZzzz
　　||　　　 ∪　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　__ ノノハヽ __＿___
　　||.＿___|..し' ヽ_>_|　　　　　　　　　　　　／(从o´ー｀从(()　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 ⊂　　 　つ（⌒⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 (⌒ヽ （⌒） ノ 　 " （
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(_＿＿＿＿＿_＿（''" 　 "" 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ_＿　_ ＿_.ノ

　　　　　　　　　　　　　　　ZZZzzz
　　　　　　　　　__ ノノハヽ __＿___
　　　　　　　 ／(从o´ー｀从(()　／ノﾉハヽ
　　　　　　／　 ⊂　　 　つ（⌒⌒ (・-・o川 ＜私がまだ帝国の新人剣士だった頃…
　　　　／　　 (⌒ヽ （⌒） ノ 　 " ⊂　∪ ヽ
　　　(_＿＿＿＿＿_＿（''" 　 "" 　＼(　(　つ
　　　　　　　　　　　　　　ヽ_＿　_ ＿_.ノ

　　　　　　　　　　　　ZZZzzz
　　　　　　 __ ノノハヽ__＿__　 ノﾉハヽ
　　　　　／(（´ー｀o从(()　／(・-・o川 ＜王国の晩餐会でまだ小さかったマーサー王の
　　　 ／　　⊂⊂　　）（⌒⌒⊂⊂　　）　　ダンスのお相手をしたんですよ
　　／　　⊂⊂＿__ノ ノ 　 " （　 (　(　つ
　(_＿＿＿＿＿_（''" 　 "" 　＼　
　　　　　　　　　　ヽ_＿　_ ＿_.ノ


　　　　ZZZzzz　　　　　　 ノﾉハヽ
　　　　　　 __ ノノハヽ　　(・ｰ・o川 ＜覚えてるかなー？
　　　　　／(（´ー｀o从　　 Oと　ﾉ　　　覚えてないでしょうねェ。。。
　　　 /￣⌒⌒⌒⌒　""ヽ(　(　つ
　　／　※※※※※　／
　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ

生還しました！
と、思ったら、新スレになってたんですね。
なにやらＡＡに新たな展開もｗｗ

今夜は少しで勘弁してくださいね。

>>24
バキだと思えばなんてこたない

>>24
その辺りは本当に私の力不足だと思います
ただ穴とは言っても1円より小さいくらいなのでそう脳内保管してください＞＜

>>26
そちらのスレはつい最近見つけました
見る側の方々がどんなスタイルにいるのか参考になりますよね

>><ﾆ：彡の人
なんかAAが凄い事になってる・・・ｗ
クマイチャンやジュンリンには早く出番をあげたいとは思ってるんですけど・・・これがなかなか＞＜

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜１〜

暗い・・・とても暗い・・・
闇の中でもがき苦しさから逃れようとする。
だが、何が苦しいのか、どうして苦しいのか。それが、わからない。
だが、じっとしていられない苦しさを振り払おうともがく。
見上げる先には一筋の光も見えない。
死ぬのか？死ぬのは怖くない。そう、訓練してきたから。
敵を殺すことも怖くなかった。そう、訓練されてきたから。
でも、急に怖くなった。そして、ここに、落ちてきた。
自分は何を出来たろう。
ここは何も出来ない。もがくことしかできない。
もがいても、もがいても、手足を自由に動かす事もままならない。
死ぬなら諦めもつくがここに居たら存在そのものが無くなってしまいそうだ。
人は誰もがいつかは死ぬ。
でも、何かを成して死にたかった。
世界のため。
国のため。
人のため。
仲間のため。
その耐えられない焦燥感にヒトミはもがく。

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜２〜

そこは山の中にある炭焼小屋で、最低限の雨露をしのげるだけのものだった。
マサオが脇腹を刺されたヒトミを連れてここにやってきて３日目になる。
ヒトミの傷は幸いにも大事には至らなかったが、早くきちんとした治療をしたいところだ。
だが、それよりも気がかりなのは、あれから一度も意識が戻らないことだ。
この小屋に着き、鎖を外して治療を終え一段落したときだった。急にうなされて暴れはじめた。
「いやだー！もう・・・やめてくれ・・・お願いだ・・・殺させないで！これ以上・・・」
聞き取れたのはそれだけで、後は意味不明の叫び声だった。
手足を振り乱し、皮膚が裂けるのも構わずに暴れるヒトミを、マサオは自分の身体を被せて止めた。
ヒトミの怪力で打たれるのは堪えたが、それ以上に心が痛かった。
あの強いヒトミの心がここまで追い込まれるには、どんな辛いことがあったのだろう。
それ以降、マサオはやむなく自分のマントでヒトミをくるみ、また、鎖で縛らざるを得なかった。

一方、ルルから羊皮紙と皮袋を受け取ったシバチャピンだが、飛び出して来た経緯からそれを開こうとはしなかった。
シバチャピンが戦場へとって返したときには既にマーサー軍もシスコムーン軍も退却しており、残っているのは両軍の屍を運ぶ部隊だけだった。
シバチャピンはそれらを虱潰しに調べ、仲間の躯が無いか調べていった。
部隊の副官級ともなれば、戦死の報が廻るであろうが、万が一が無いとも限らない。
その中の一人に派手な髪の毛の戦士が、山の方へ行ったという噂を聞く。
（間違いなくマサオだわ。もしかしたらヒトミも一緒かも。）
シバチャピンはまず山に流れる沢を探した。こういう状況でのサバイバルではまず水を確保するのが大事だと教えられていたからだ。
この辺りには、３本の沢があるという事だったが、最初の２本は空振りだった。
戦闘に続いての、山中の探索に身体は悲鳴を上げる。
かねてからの雨で身体も冷えきり、沢に流れる水量も増えていた。
（このままじゃ私も遭難しちゃう。どこかでビバークしないと・・・）

アスナ・・・
大動脈を外すようではまだまだ甘いな。


てな感じで脳内変換すれｗ

まだまだつづくよ

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜３〜

さっき探した、２本目の沢の中程にあったほったて小屋を思いだし、そこに向かう。
疲れきった身体を引きずり、そこへ到着する。
人気のない小屋に近付くと、急に獣の叫び声のような音が響く。
（ふえぇ・・・く、熊でも居るのかしら？今はやだなあ）
そう思って、忍び足でその場を立ち去ろうとしたとき。
「落ち着いて！ヒトミ・・・大丈夫だから！」
「ヒトミって・・・」
中から聞こえた声も覚えがあるどころではない。間違いなくマサオの声だ。
捜し求めていた二人の無事を確認し、安堵と嬉しさで涙が出そうだ。
「マサオ！ヒトミ！いるの！」
シバチャピンはそう言うのと同時に扉を開け放つ。引き戸を引いたとたん。
ピーン・・シュ
本能で回避した。おそらく罠だろう。シバチャピンが立っていた真後ろの木に矢が突き立つ。
「ふぃー・・・危なかった。でも、ここまでちゃんとやってるなら平気ね。マサオは。」
ヒトミは平気でこんなに手間のかかる事はやらない。
うつ伏せに倒れたシバチャピンの頭の上から、聞き慣れた声が降ってくる。
「ミュン！？どうしてここに！」
そう言って驚きの表情を隠そうともせずに尋ね、手を取って引き起こて中に招き入れる。
粗末な椅子に腰掛け、お互いの状況を報告しあう。

わくわく

殺人マシーンのアスナでも良心が残ってて喉狙ったけど急所外しちゃったんだろな

まんこ

ほ

落ちるでしかし

うんこ

やすし師匠いるからやすしAA貼らないといけないか？

　　　　　　　　　　／　　　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　 /　　　,----､　　　＿_　 　 ヽ
　　　　　　　　 !　　 /_　　　 `'''''''´　　｀ヽ 　 i
　　　　　 　 　 |　　/ 　　 　　　　 　 　 　 }　 |
　　　　　　　 _⊥＜　,,,,,,,,__　　 　 　 　 　 |　 !
　　　　　 　 /r＼ｆ‐┴─-＜_　　≦二ヽ__レ'!
　　　　　　　!ノ!. ヽ 厂二二┐￣r─‐-､　/⌒!
　　　　　　　l ヽ 　 !ヽ＿＿//＾ヽ! ￣｀ ﾉ/iヽ /
　　　　　　　＼__!　`ー--／!　 ＼ヽ--'/├'/　＜　赤と白のつぶつぶ〜〜入ってるからやないの〜♪
　　　　　　　　　|　　　／ L _　__）ヽ￣　 /‐'
　　　　　　　　 ,┤　i〈 ､＿＿＿＿_, 〉　/
　　　　　　　 /　 !　　ヽ＼+┼┼+/　 /
　　　　　 __/　　 ヽ　　　　`ー‐‐'´　/
　　, -‐''"　i　　　　＼　　　　　　　人
-''~　　　　　|　　　　＼`ー----‐'´!　iヽ､

笑瓶じゃねーかｗｗｗ

今夜は来る

タカーシャイもこの例にあてはまり、転倒する事によってアスナの突きをまたも避けたのだ
だがこんな回避方法がいつまでも続くわけがない
転倒から起き上がる事もつらそうなタカーシャイがこの先どうやって避けると言うのだろう
アスナはそんなタカーシャイの胴を跨ぎジャマダハルを再度構える、今度こそトドメだ
「ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･そろそろ終わりにしましょう」
いくらアスナといえども1分以上フルに体を酷使してたので披露の色が見え始めている
早く休みたいのでアスナはすぐにでもタカーシャイにザクリと刃を突き刺す事だろう
すぐそばに倒れてるオカールの存在に気づきさえしなければ

また書き込みミスしちゃいました！
ただしくは以下の通りです、、、

タカーシャイの喉を切り悶えさせたアスナはここぞとばかりにラッシュを仕掛けんとする
狙いはもちろん額、人中、心臓、鳩尾らの人体急所だ
刃の左腕でアスナはまるで拳闘士が放つような素早い突きをタカーシャイの額へと繰り出し始める
だがそれより先に行動に移ったのは痛みと苦しみに喘いでいるタカーシャイの方であった
冷静な判断など出来る状態では無かったが生きる動物としての本能が逃げろと命令を送る
首を押さえながらじたばたと後ろ向きに走り出す事により寸での所でアスナの突きから逃れたのだ
その様はかつて黄金剣士に最も近い剣士と呼ばれた者にしては見苦しすぎるほどに不恰好

しかし本気で殺されるような状況だというのに格好など気にしていられようか？
格好なんかよりも勝利のが大事、そして勝利なんかよりも生還するのが最優先事項
生還してさえいればチャンスは舞い降りてくる可能性はある
全ては生きるために本能が撤退を命令したのだった
しかしそれはあまりにもスローな逃亡・・・スピードキングのアスナにとってあまりにも遅すぎるのだ
いくら虚をつかれ先に逃げられたと言ってもアスナの超反応、そして超スピードの前では静止してると同じ
作戦の成功を絶対とするアスナはすぐさま走り出しタカーシャイを捕獲しようとし始める
（逃がしません！！）
それはまるで陸上選手が5,6歳の子供を追いかけるような様だった

もともとさほど差があった訳ではないがあっという間に差を縮められてしまう
だがアスナがタカーシャイに斬りかかろうとした時にまたもギリギリの所で避けられてしまう事となってしまう
5,6歳の子供が陸上選手に猛スピードで追いかけられたらどうなってしまうだろうか？
答えは転倒、おぼつかない足つきの子供は足をもつらせバチンと転んでしまうのだ
タカーシャイもこの例にあてはまり、転倒する事によってアスナの突きをまたも避けたのだ
だがこんな回避方法がいつまでも続くわけがない
転倒から起き上がる事もつらそうなタカーシャイがこの先どうやって避けると言うのだろう

アスナはそんなタカーシャイの胴を跨ぎジャマダハルを再度構える、今度こそトドメだ
「ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･そろそろ終わりにしましょう」
いくらアスナといえども1分以上フルに体を酷使してたので披露の色が見え始めている
早く休みたいのでアスナはすぐにでもタカーシャイにザクリと刃を突き刺す事だろう
すぐそばに倒れてるオカールの存在に気づきさえしなければ

以上です、少し見苦しいかもですが許してください

なんだか長文をレスできなくなってるみたいですね
黒魔術師さんと同じ症状かも

すてきやん

>>58


ええ…やられちゃいましたｗ
今は新狼で書きあげて、有志の方に天才してもらってます…

これは単なるひとりごとなんだが
ジョジョの石仮面みたいに宇宙に飛ばさない限り戦闘不能にならないバカダナーがいるわけだし
体に少し穴が開いたぐらいで黄金の剣士に近いタカーシャが死ぬわけないと思うよ

バカダナーは現に今戦闘不能じゃん

ガキにやられたんだよな

ガキさんに毒を飲まされたわけだが、もし、これが口移しなら…どうだろう？…萌える？

ガキさんが先に斃れるに一票

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜４〜

ヒトミの状態。シスコムーン軍が破れたこと。そして、シバチャピンが一番憤慨して報告したのがムメの事だった。
「ムメったら、リーダーのくせに私たちを見捨てたのよ！絶対に許さないんだから。」
それを聞いたマサオは腕を組んでじっと考えていた。
「マサオだって許せないでしょう？なによ、今のあなたは間違ってる、なんてえっらそうにしてさ！」
シバチャピンは興奮のあまり、悪態をつくのが止まらなくなってしまったらしい。
もう、マサオに向かって喋ってもいない。大きな独り言だ。
パカン
「イッター！」
乾いた音と共にシバチャピンが頭を抑えてうずくまる。
「静かにして。ヒトミのことは話したでしょう。それに、私もあなたが間違ってると思う。」
「そんなぁ。ムメはまだシスコムーンにいるのよ・・・」
「裏切ったの？本当に？それが間違ってる。ムメがそんなに簡単に私たちを裏切る人間だと思ってるの？」
「だって・・・」
ここまで来るとなだめられてる子供と一緒だ。
「いい。ずっと一緒にいるだけが味方じゃないでしょ。一時、袂を分かつ事だって、必要なことはあるわ。信じて。」
母親に叱られて落ち込む子供のように、シバチャピンはコクリと頷く。
「よし！じゃあこの話はこれでおしまい。きっとそのうち現れるわよ。正義の味方を気取ってね。」
シバチャピンもその光景を思い出し、吹き出してしまう。
そして、思い出したようにルルにから受け取った物をマサオに見せる。
「ルルさんから？何だろう・・・」
二人にはぜんぜん見当がつかない。
ミワやイナバコフなら付き合いがあるから想像できるような気もするが、ルルは言葉を交わしたのも数度ほどだ。
早速、皮袋の口を開くと中には金貨が少しと、瓶に入った錠剤が入っていた。
「何の薬だろうこれ。」
訝しげに瓶を日に翳して眺めるマサオ。

ｷﾀ━━━━m9 oﾟ∀ﾟ━━━━！

从∩ﾟ∀ﾟ)∩ ＜風邪薬入りマース！

朝まで生執筆
　このあとすぐ

>>61
さすがのマイミでもカーズ様よりは弱いです・・・きっと＞＜
他の方がおっしゃってる通り今は戦闘不能ですし

>>64
（*・e・）ﾎﾟｯ

>>外伝さん
まさか本当に風邪薬だったとは・・・！

「お姉・・・ちゃん？・・・」
さっきまで相手を圧倒していたはずのアスナが動きを止めたのは倒れているオカールの存在に気づいてからだった
真下にいるタカーシャイの心臓にドスッと一刺しさえすれば任務遂行だと言うのにアスナの手は完全に静止してしまった
そして何やら小刻みにプルプルと震えながらアスナは泣き出してしまう
（気づいてくれたかアスナ！俺だよ・・・俺だよオカールだよ！）
アスナの涙に感動で心を奮わせたオカールは立ち上がろうとする、しかしどうも体がそうはさせてくれない
負傷によりオカールは相変わらず声も出ないのだがそれでもこの感動を噛み締めるには十分な意識を保っていた
だが次のアスナの言葉を聞く事でオカールの感動は一瞬にして消え去ってしまう
「お姉ちゃん・・・やだっ・・・やだ、なんで・・・見ないで」
（えっ？）

しばらく意味がわからず呆然としてしまったがやがてオカールはアスナが感動で涙を流しているのでは無い事に気づき始める
アスナは自身が暗殺という非人道的な行為を行っているという事実をオカールに知られたくなかっただけだったのだ
オカール自身過去に似たような経験をしていたのでその気持ちは十分に理解できる
生きるためという大義名分で多くの盗みを働いてきた、時には人を傷付ける事もあった
しかしそれほどまでの悪事を働いておきながら大事な妹であるアスナには知られたくないと都合よく思っていた
おそらく今のアスナは過去のオカールと同じ心境なのであろう

いったいどういう経緯でアスナがこんな事をしているのか分からないが「大事な家族に知られたくない」というのは真だ
オカールも過去の悪事がアスナにバレたらと思うと今にも自己を傷付けたくなる衝動に駆られてしまう事だろう
その結果がアスナの涙、言わば拒否反応のあらわれなのだ
（アスナ・・・）
激しい葛藤に悩まされているであろうアスナに何もする事が出来ないオカールは自身を不甲斐なく思い始める
悲しいかなオカールには今のアスナにかける言葉がまったくと言っていいほど見つからなかったのだ（元から喋れはしないが）

>>60
今試してみましたがおそらく行数じゃなく文字数がエラーに関わってるみたいですね
ギッシリつまった行でも8行くらいならいけるみたいで・・・
これからボチボチと何文字までOKなのか調べてみます

ユー●買っちゃいなよ

そう言えばエッグは１人足りない

>>73
多分750字から800字くらいだよ

从oﾟーﾟ从

おは王

从oﾟーﾟ从ﾉｼ　＜くるしゅうない

ちこうよれ

くコ:彡

从oﾟ３ﾟ从

夕方です王様

ほ

Ｃ:彡

今日は保全隊

本当にルル三錠必要かもしれない頭痛保全

やすしさんに薬もらいなさい

（｀.∀´）y-~~~

ルル参上！！ってやすすかよｗｗ

やれやれだぜ

ほ

ほ

ハ！ヒ！ホ！

フ！ヘ！ホ！

落ちますよ

落ちちゃらめぇぇぇえええ

落ちそうで落ちないなｗ

从oﾟーﾟ从 ＜100を目前にしてスタンバってるとゆいたいです

うわーんアイリとセックスしたいよー

今夜は頑張って少し上げます

ドスッ
オカールとアスナの間に流れていたなんとも言えないムードを断ち切ったのは一本のサーベルであった
タカーシャイがいつまでも自分にトドメを刺さぬアスナの横っ腹に重く突き刺したのだ
未だに血は流れるし激痛も走るが、静止している相手をいつまでも待ち続けるようなタカーシャイではない
ここでアスナを倒さねば本当に殺されてしまう
マーサー王国との戦争であるために今はミキティの手先を倒す必要は無いのだが生命が関わっているならそれは別だ
（このまま潰してやるんやよ・・・生きるのはあっしや）
まずいと感じたアスナはすぐさまタカーシャイから離れ距離を取ろうとしたがそれは出来なかった
気づけば凄まじき握力で左足をギュウッと掴まれている、これでは自慢の脚力も役には立たない
焦っている間にまたひとつサーベルの斬撃を喰らう事でアスナの焦燥感はピークへと達していく

年末年始は↑のような簡易更新しか出来ないかもしれません・・・
保全してくださる方々には本当に申し訳ないです

●は欲しいですけどお金出すまでには至らない・・・かも
更新は400文字でアウト、380文字でセーフだったのでその間っぽいです

>>100
从#ﾟーﾟ从 ＜てめー覚えてろコラー！しかもアイリかオラー

おまんこペロペロしてあげるから許して

>>105>>100
うわー！陛下に、な、なんて事を！
存在を消滅させられる前に、ほら、謝って！

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜５〜

小瓶を眺めるマサオを横目に見ながらシバチャピンは羊皮紙を開くと、ソコにはルルからではなくミワからのメッセージが書いてあった。

『この手紙を読んでいるのはシバチャピンかマサオね。まず、ヒトミの事を謝ります。
シノは自分が強くなった方法でヒトミに修行をさせました。でも、これが彼女にとっては裏目に出てしまったようです。
強くはなったけれど、彼女の心が耐えられなかった。このことは、私とルルは気がついていました。
でも、止められなかった。だから、謝ります。本当にごめんなさい。
罪滅ぼしとして貴方達が頼るべき人を紹介します。
それはハロー王国の王女ミッチー・ジェシカ・ヘイケ。
それと小瓶に入っている薬は精神を落ち着かせて眠らせる薬です。
ルルが大陸の知識で調合したようですが詳しくはわかりません。一度に３錠。
一ヶ月分はありますが、あまり続けて飲ませないように気をつけて。
それでは健闘と無事を祈ります。　　ミワ　　ルル』

シバチャピンが読み終えると、二人は深々とため息をつく。
見ず知らずのミッチーという人物を探し出せるのか？見つけたとしても本当にヒトミを治す事が出来るのか。
その遠い道のりに気が遠くなるようだ。
暫く黙っていた二人だが、シバチャピンが意を決したように話し出す。
「マサオ、行こう！ここでこうしてたってヒトミは良くならないよ。遠くても最初の一歩を踏み出さないと！」
マサオは目を細める。こういう追い込まれた状況では、シバチャピンの前向きさ、ひたむきさ、頑固さが眩しい。
二人は黙って頷きあう。出発だ。

三錠ｷﾀ━━━━━━━━━━━━━━ｻﾝｸｽ｡｡｡

くコ:彡

ほぜん

ほでん

ほ

おでん

从oTーT从＜ くコ:彡

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜６〜

ガタゴト・・・ガタゴト・・・
揺れる幌馬車の中でシバチャピンは眠るヒトミを抱きしめて座っていた。
ミワとルルからの手紙を読んでから１週間。
二人は戦場に破棄された兵糧隊が破棄していった幌馬車を修理し、逃げ出していた軍馬を捕まえ旅を始めていた。
幸い馬車の中には食料が少し残っており、暫くは心配しなくても平気そうだった。
ヒトミの状態を知ってなお、頼れといわれた人物、
その行方を求め、まずはハロー王国に向かいことにした。
道々、その噂をたずねてみると、ハロー王国に近づくにつれ、徐々にその人となりが見えてくる。
ハロー王国はこの一帯を治めていた大国だった。
だが、大国ゆえにその内政は硬直化を招き、貴族の組織する元老院にその実権を徐々に奪われていく。
その結果、現在は小国の位置に甘んじている。だが、そこに現れたのが王女ミッチー・ジェシカ・ヘイケ。
その剣の腕は比類なく、かのモーニング剣士５人をまとめて倒した事もあるという。
だが不思議な事に、その剣の腕を自国の版図拡大には使おうとせず、各国を巡り有能な戦士を見つけては闘う。
だが決して命を奪おうとせず、結果的に国の要職に着くという不思議な行動を繰り返している。
傾国の王女剣士。その響きと行動にシバチャピンは悲哀と絶望を感じないではいられない。
そして、あらためて仲間がいることのありがたさを痛感する。とても、一人で国を立て直す事など出来はしない。
もし、ミッチー王女に同程度の実力を持つ仲間がいたなら、自国を立て直す事を考えはしないだろうか。
シバチャピンがそんな事を考えながら、１週間が過ぎた頃ハロー王国の首都に到着した。

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜７〜

「しかし」と言うべきか「やはり」というべきか、王女は自国にはいなかった。
ヒトミはいまだに目を覚ますことなく、一定周期でうなされ暴れる。
その度にマサオとシバチャピンはルルの調合した薬を飲ませた。
口の中に入れてもすぐに吐き出してしまうため、口移しで飲ませる。食べ物もそうだ。
普段なら絶対に出来ないが、仲間の命を守るため、と思うと不思議と恥ずかしさは無かった。
そうやってヒトミの介護しているシバチャピンは、情報を集めに行っているマサオを待っている。
「こう言う時の情報収集は酒場と決まってるのよ。」
そう言って出て行ったきり、もう半日も帰ってこない。
（マサオめ。さては飲んでるな・・・）
マサオはまだ若いにもかかわらず結構な酒飲みだ。特にユウチャンに教えられたエールに目が無い。
飲んでもいいが、何もこんな時にとも思う。そうしていると、やはり赤い顔をしたマサオが帰ってくる。
「もう、何もこんなときにお酒飲まなくてもいいでしょ、マサオ！心配するじゃない。」
そんな、新婚夫婦の奥さんみたいな事を言って出迎える。
「まあ、まあ、そう怒るなって。ホラ、お土産だよ。焼き鳥。」
包みを受け取るとほのかに暖かく、いい匂いが漂ってくる。最近は簡単なものしか食べてなかったので食欲をそそられる。
包みを開いて一口頬張る。
程よい歯ごたえと共にジューシーな肉汁が口の中にあふれ出し、なんともいえぬ幸福感が体中を巡る。
「な、これ旨いだろ。きっとミュンが好きだなと思って買ってきたんだ。」
コクンと喉を鳴らして飲み下すと、笑顔に戻ってお礼を言う。
「うん、ありがとう、マサオ。」
他人が見れば、何この新婚夫婦の痴話喧嘩と思うことだろう。
「ところで、ミッチー王女の手がかりは聞けた？」
待ちくたびれていたシバチャピンは単刀直入に聞く。
「へへーん、有りも有り。おおありナゴヤだよ。」
自慢げにわけのわからないことを言うマサオ。でも、この自信満々な態度は期待できると思うシバチャピンだった。

作者さん、外伝さん
年末なのにあげてくれて
ご苦労様
（　｀.∀´）y-~~~

ご苦労という言葉は目下に対する言葉ということを知ってるのだろうか

では、この場合は『お疲れ様です』だろうか？

从oﾟーﾟ从∩＜くるしゅうない

王様出演中。。。

オサマ

「離し・・・離してっ！！」
タカーシャイのうっとおしい左手を振り払おうと脚を振るが力が強すぎてそれも叶わない
振り払うのが無駄だと判断したアスナはそれならばと自慢のラッシュを活かすために上半身を下げ始めた
脚を利用したスピードが封じられても突きのスピードは発揮する事が出来る
４，５発タカーシャイの頭蓋に強烈な突きを食らわせれば今度こそ倒せるはずなのだ
その一点だけを狙うためにアスナは左腕に意識を集中させる
だがしかしアスナが突きを繰り出そうとするその寸前、タカーシャイが掴んだ脚をグイッと引き寄せたのだった
「きゃっ！？」
軸となる脚を強く引かれたのでアスナは当然バランスを崩し転倒してしまう
そしてアスナが転倒していくのと同時にタカーシャイがやっとのところで体を浮かし、そのまま覆いかぶさったのだ

体重差があるために軽いアスナは当然そこから抜け出す事も出来ず、腕もガッチリとホールドされてるため突きも出せない
「だっせぇウチら・・・だって帝国剣士だぜ？ウチら・・・」
「！？」
いつもは訛っているタカーシャイが突然口調を変えて嘆きだすのにアスナは困惑してしまう
そしてタカーシャイは血が流れ続けている喉をアゴで押さえながらサーベル「ゴボウ」をアスナの喉に当てる
「でも相手に同じ傷を負わせたらチャラってもんやね、痛いけどちょこっとだけガマンするんやよ」
「ひぇ・・・そ、そんな・・・」
虚ろに霞んだ目をしながらさらっと言い放つタカーシャイにアスナは恐怖を感じガクガクと震え始める
いくらアスナに瞬発力が備わっていようとこのような状況なら無意味と言っても良い
無力である事がどれだけに恐ろしい事かアスナは痛いほど感じる事となる

「じゃ、ばいばいってことで」
「や、やめ・・やめて・・・」
ザクッ
刃が鈍く体内に侵入していくのを感じたアスナはショックで一瞬にして気を失ってしまう
だが実はタカーシャイが切りつけたのは喉なんかではなく厚い脂肪で覆われている胸部だったのだ
「あら〜ちょっと脅かしすぎちゃったんやよ、ちょっと斬っただけで気絶しちゃったがし」

言葉使いの用法はよくわからないので労いの言葉はなんであれ嬉しいものです
それに更新頻度がガタ落ちしてるので保全してくださる方々や外伝さんのが頑張ってると思います

作者さん、厳しい環境の中、お疲れ様です。
そうですね、感想や労いの言葉はどんなものでも嬉しいものですね。
反応が無いのが一番つらいｗｗ

それにしても、帝王強いなー
根性が違うｗ

感想書きたいけど読んでないのがたまってる

見たことないんだが
実際の明日菜も胸大きいのか？
まだ小学生だよね？

どうだろうね？これじゃわからんね
http://fukudakanon.com/up/img/kanon272.jpg

>>126

お疲れ様です。確かに規制続きで大変かと思います。まぁ、マイペースでいきましょう。

今日辺りは早いな

495

（アスナが斬られた！）
目の前でなす術も無くやられていくアスナを見てオカールの心は怒りで染まっていく
（ちきしょう・・・よくも！・・・よくも！・・・許せない！）
目の前のタカーシャイが憎いといった負の感情でいっぱいになったオカールの体はワナワナと震え始めた
オカールの目の光もなんだか焦点があってないといった風になりなにやらブツブツとつぶやいているように見える
せっかく会えた実の妹が傷付けられるのを目の当たりにして感情をまるでコントロール出来なくなってしまっているのだ
「倒す、倒す、倒す、倒す、倒す、倒す、倒す、倒す」
すると不思議な事にさっきまで動けないほど重傷であったオカールが体を起こし始めたのだった
常人じゃ耐え難い激痛が全身を走っているはずなのだが正気を失っているオカールはそれを物ともしない

妹を傷付けた者を排除するための自動復讐鬼と化し、タカーシャイを倒す事のみに特化していると言ってもいいだろう
何が起きたのか分かっていないタカーシャイ目掛け右手にジャマダハルを装着したオカールが襲い掛かる
「うぐあああああああああ！！！」
直線距離のダッシュならアスナをも上回るそのスピードで一気にタカーシャイとの距離を詰める
そしてそのスピードを利用して突きをタカーシャイの顔面に叩きつけようとする
が、オカールの描いたその軌道はタカーシャイからしてみれば笑っちゃうほどに単調であった
まるでさっきのアスナの再現だ、ただ真っ直ぐ襲い掛かるような敵など猪と同じ
タカーシャイは少しも臆する事なくオカールの胸元をサーベルでスパリと切り裂き事なきを得る

痛みを忘れるほどの怒りを持ったオカールでも肉体の悲鳴から逃れる事など出来ない
ダメ押しの一撃を喰らったオカールの肉体はこれ以上負担をかけないように一時的にほとんどの機能を強制的に停止させたのだった
つまりは気絶、怒りに燃えたオカールはそのまま地面で眠る事となる
「ちょっとビビったがし・・・でもこれで・・・終わりやね？」
肉体の悲鳴と言えばタカーシャイも同じ
今度こそ周りに敵がいない事を確認したタカーシャイはしばし休息を取る事にする
後に来るであろう最終決戦に備えて

>>外伝さん
タカーシャイさんには色々補正かかっちゃってるかもしれません
よく考えたら喉やられてるのに喋るなんてもってのほかですよね＞＜；

>>128
自分の時間が出来た時にでも見てもらえると嬉しいですね
相変わらずツッコミ所の多い話なんで感想書くのも大変だとは思いますがｗ

>>129
胸の大きさでは岡井ちゃんが勝ってますけど
明日菜の全身のムチっぷりはなかなかのものですよ
いつもogskや花音とよくいっしょにいるので脂肪が多く見えるのかも

>>131
慣れてくると結構気にしなくなるものですよ
むしろ最適の行動を取るのに頭を使って逆に健康にいいかもです

朝一番の保全
アストラを助けるレオよろしくな活躍期待したのに…

セシルを助けるゴルベーザのような働きを期待したのに

帝王を斃せるのは呂布化した新生クマイチャンしかいない!!

と言ってみるテスタメント

くコ:彡

まあしかしモーニングの現帝王なんだからこれくらいは強くあってもらわないとな

結局ヒメモンキーの強さとバックマウスの謀略の“本当の”意義は来年のお楽しみにか


ではここの住人のみなさん良いお年を

明日菜カワユス
イケメンちっさーと言い
岡井一族は美形な一族かな

ご苦労様ですの件は
語学力無い中年なんで失礼しますた

改めてお疲れ様です
とゆいたい

来年も楽しませてね

みんな気が早いな　あと１日あるだろうがｗ
保全頑張ります

正直みんなクマイチャンの事をどうでもいいと思ってるだろw

クマイチャンってもうやられたっけ

>>147-148


ばかやろう！
例えオレ一人になってもクマイチャンを待ち続けるわ！

…寂しくなんてないもん…

実はクマイチャンのやられっぷりに期待してる

ていうか実際そろそろ主役だしてもらわんとなぁ
なんだか最近ｇｄｇｄになってきてないかねこの話

真打ちと言うのは最後に少し登場していいところをかっさらうもんだよ

なのであと半年ぐらいはクマイチャンは出てこなくていいよ

まだ半年も続くのかコレ

でも残ってるのはクマイチャンとナカサキとジュンジュンとリンリンだけでしょ？

保全

オーガがいるよ

今年最後の保全

レコ大緊急保全
時速1000スレ危険とゆいたい
从oﾟーﾟ从＜ くコ:彡

くコ:彡

今年最速を記録中

>>154
もう１つの勢力がある

かなりレスが多くついてますね、驚きました
残念ながら年内はもう更新できないっぽいです、、、
できれば大戦は終わらせたかったんですけどね

その代わりと言ってはなんですが後ほどにこれまでの話のまとめでも書こうと思います
クマイチャンの出番は一月二日の一発目を予定してますよ

危険だ

新人賞保全

キュート戦士団おめでとう！！！！！！！

530

落ち着いてきたかな

389
そうだね祝杯で酔ったから寝る

オオミソカ

ソウデスヨ

从oﾟーﾟ从

いやぁ℃-uteの最優秀新人賞本当にめでたいですね
これに弾みをつけてどんどん飛躍してもらいたいです
マーサー王の次回作は℃メンが主役だと前々から決めてたのでなおさらそう思います
（そんな事より早くマーサー王進めろとは思いますが）

そいで予告通りこれまでのお話のまとめ的な物を作りました
話がゴチャゴチャしてて分かりにくいと思う方
そしてあまりにも書くペースが遅いので前の話を忘れている方にオススメです
ちなみにソースは保管庫さんから無断でパクりました＞＜；
http://f32.aaa.livedoor.jp/~kaijyu/uploader/source/up0216.htm

それでは皆さん良いお年をお迎えください
来年はもっと更新頑張ります＞＜

489
アルコールがきれたぜ

ミソスープノメヨ

从ヽﾟーﾟ从＜・・・

从o｀ー´从＜ おせち食わせろーー

ﾘoﾟーﾟﾘ ＜まひるです

作者さん、みなさん、今年は大変お世話になりました
外伝の方も年内に一区切りつけたかったですが、まあこんなもんでしょう

それでは紅白を楽しみに、良いお年を
来年もよろしくお願いします

来年もよろしくお願いします

作者さん外伝さんよいお年を

くコ:彡Ｃ:彡

>>66
　　　　　　　　　　　　　ゎぁぃ
　　　　　　ノﾉハヽ　　　　　　　ノﾉハヽヾ 〃ﾊヾヽ
三三　　 川*σ_σ||っc口　　　( ｀＿´*从ξξ*“ З.“)つ
三三　　　と　　/　　　三三　⊂　　　) /　　 /
.　　　　　⊂＼_）　　　　　　　 （ノ⌒ ○ ノ＼_）


　　　　　　　　　　　　　〃ﾊヾヽ
　　ノﾉハヽ　　　　　　 ξξ ;“ З.“;)
.　川；σ_σ||っdコ　　　　つﾉハと
　　Ｕ　　 )　o 彡　　　( ｀＿´；从　ｶｾﾞｸﾞｽﾘ?
　　　　　　o o　　　　　 (　　　 )

>>32
.　　　　　　　　　　　　 ノハヽ　　　　　　　　　　　　　　ZZZzzz
　　　　　　　　　　Σ　(ﾟーﾟ；从　　　　　　　　__ ノﾉハヽ ＿＿＿
　　　　　　　　 ／　⊂　⊂　ヾ　　／　　 ／( (´ρ｀o川(()　　／
　　　　　　　 /￣⌒⌒⌒⌒　""ヽ　　　/￣⌒⌒⌒⌒　""ヽ
　　　　　　／　※※※※※　／　　 ／　※※※※※　／
　　　　　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ　　　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ

　　　　　　　　　　　　ノハヽ　　　　　　　　　　　　　　ZZZzzz
　　　　　　　　　　　从oﾟーﾟ) ＿＿＿　　　　__ ノﾉハヽ ＿＿＿
　　　　　　　　 ／　 ( ∪ ∪　　　 ／　　 ／( (´ρ｀o川(()　　／
　　　　　　　 /￣⌒⌒⌒⌒　""ヽ　　　/￣⌒⌒⌒⌒　""ヽ
　　　　　　／　※※※※※　／　　 ／　※※※※※　／
　　　　　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ　　　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ


　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿　ノハヽ　　__ ノﾉハヽ ＿＿＿
　　　　　　　　 ／　　　　　　 ／⌒从oﾟーﾟ)つ))´ρ｀o川(()　　／
　　　　　　　 /￣⌒⌒⌒⌒ と_)__)　∪ /￣⌒⌒⌒⌒　""ヽ
　　　　　　／　※※※※※　／　　 ／　※※※※※　／
　　　　　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ　　　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ZZZzzz
　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿　　ノﾉハヽ　ノﾉハヽ　＿
　　　　　　　　 ／　　()　　　　)　　　／　 从o´ー｀)´ρ｀o川　／
　　　　　　　 /￣⌒⌒⌒⌒⌒""ヽ　　　/￣⌒⌒⌒⌒　""ヽ
　　　　　　／　※※※※※　／　　 ／　※※※※※　／
　　　　　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ　　　(_＿＿＿＿＿_＿,,ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎日平和ならば穏やかだね。。。
http://www.youtube.com/watch?v=u650M7Ucj5Q（4'46〜）

　　　｀ー────ｙ────―――一´
　　　　　　　　 ノﾉハヽ　　　　ノﾉハヽ
　　　　　　　　川o・ｰ・)　　　(ﾟーﾟo 从 ＜
　　　　　　　　 (　　　 )　目.　(　　　 )
　　　　　　　　　|　 |　|　.┃　 .|　|　 |
　　　　　　　　 (＿_)___) .┃　.(___(＿_)
.　　　　　　　　　　　　　 ┻


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノハヽ
　　　　　　 o_oヽ　　　　　　　　　ヾ(ﾟーﾟo从　ﾔｽｼｸﾝ!
　　　　　　(ﾞｰﾞo川　ﾒｶﾞﾈﾒｶﾞﾈ　　　 |　　 |ヽ
　　　　　　 ノノ )＿　　　　　　　　　　|　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出番なかなか廻ってこないねー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノﾉﾍﾊヽ　　　 ノハヽ☆
　　　　　　ノﾉハヽ　　　　　　　　　　ﾟﾟ　 川*＾∇＾)　　　(ﾟｏ ＾*从　　ﾟﾟ
　　　　　 川*^A^) ＜入りマース　ﾟﾟ　（ (( ー--‐ )) ）（(( ー-‐ )) ）　ﾟﾟｏ0o,　　　　n
　　　　　　| つとﾉ　　　　　 ｡oO　　　　　　　　 ノﾉハヽ　　　　　　　　　　Oo。　　ﾉ.ヽ
　　　　　　ヽ＿,,ゝ　　　　　 (~~)ヽ　　　　　　　(・o_・｀川　　　　　　　　　(´^ヽＯ　|吟|
　　　　　　　UU　　　　　　　　　/~ﾞﾞヾ⌒`ゝ-（~ ∪∪´(⌒ヽ~ゝ-（~´`(⌒(　　､､　|譲|
　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝｰ ′　'"　　　　　　``"　　　　　　　¨^^　　　　　 ~~´

ではみなさん良いお年を。。。

保全するよ

保全しなよ

王ワンショットありましたね！

ワンワンショット！

クゥ〜ン

クマイチャンにジュンリンは映ったけど
ナカサキが確認できんかった

なかさきちゃんマイク被っちゃたからねェ

とりあえず保全

ﾉｿ*Ｔ ｏT) ｷｭﾌｩ…

AAネタ作ったんで誰か誉めて下さぃ　＞＜

从oﾟーﾟ从＜ご苦労である

AA来年も期待してるよ

>>193


みんなわかってますよ
あなたの頑張りを

『マーサー王』の作者さん、今年一年、お疲れ様でした

思えば、『マーサー王』がなければ、ワタシも触発されて、小説を書くことはありませんでした

小説を書き始めたことで、いろいろと嬉しいことも増えました

本当に感謝してます

長くなりましたが、来年もよろしくお願い申し上げます

从oﾟーﾟ从＜余の運勢じゃ

作家さん読者さん
あけましておめでとう

あけましておめでとうございまあさ

明けましておめでとうございまあさ
作者さん、読者のみなさん、今年もよろしくお願いします

ルート２５４さん
おお、あのシーンがｗｗ
いつも楽しいAAありがとうございます

つたない作品ですが今年も少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

作者さん　外伝作者さん　
あけましておめでとう

くコ:彡Ｃ:彡

年の初めの保全だよ

川*＾∇＾)|＜ウチの活躍期待度♪

>>205


ﾋｰﾝ 川;Ｔ∇Ｔ)|＜ｼｮﾝﾅ!

ﾉｿ*＾ ｏﾟ) ｷｭﾌﾌ

作者さんは明日降臨っぽいですね…
気長に保全しますか

从oﾟーﾟ从＜ 今年の私の運勢と身代金を…ドン！
とゆいたい

从oTーT从＜ ブタで悪いか！

豚バラ１ｷﾛ534円です陛下

从oTーT从＜国産なのに…

>>209->>211


上手い！お年玉あげようｗ

くコ:彡Ｃ:彡の運勢

ﾉｿ*＾ ｏﾟ)＜もうすぐ出番ｹﾛ！

ﾘl|*´∀｀l|＜でも嘘なんだよ

ﾉｿ*Ｔ ｏT) ｷｭﾌｩ…

烏賊の値段

从oﾟーﾟ从 ＜けっこうお高いな

マーサー王の時代では烏賊は王侯貴族しか食べられない高級品だったという

カニはどうですか

ミ(｀￥´)彡（蟹のつもり）の値段

むしろ烏賊がますます高く感じるなｗ

この時代は百円でミルクを買占めできるからな

元旦あげ

（　｀.∀´）y-~~~落ちるよ

ﾉｿ*＾ ｏﾟ） ＜保田さん出番も無いのにご苦労さんです！

ﾋｰﾝ 川;Ｔ∇Ｔ)||＜出番がないのはウチらもだよ…

（　｀.∀´）y-~~~おとさせはせんよ！

ﾘl|*´∀｀l|＜でも嘘なんだよ

待つよ

今日は書き初めなので、夜には上げたいです

「アレが"食卓の騎士"ってヤツアルかねー？ナルホド確かに強そうアル」
双眼鏡を覗きながら小柄の少女リンリン・チューチーがボソリとつぶやく
視線の先にいるのはサトタに騎乗し周囲の敵を薙ぎ倒しているクマイチャン・ピリリマデ・ユリーネ
そしてその後ろにしがみつくように乗っているナカサキ・キュフフであった
大戦も終盤に差し掛かる中、他の食卓の騎士とは違いまだまだ戦える二人は果敢にも敵の群れへと突っ込んでいったのだ
サトタに乗りながら長剣「パンノミミヲアゲタヤツ」を振り回し敵をバッタバッタと倒していく様子はまさに圧巻
ここに来てようやく骨のありそうな相手が登場したことでリンリンの心は躍り始めていく

「シカシとても大きな剣を持ってるアルねぇ、アレはジュンジュンのより大きいかもしれないアル
　あんなデカいのブンブン振り回されたらウチの雑魚ドモが苦戦するのも無理ナイネ」
自分の獲物より大きいと聞いたジュンジュン・シャンジャオ、不機嫌そうな顔をしながら一言発する
「馬ニ乗ッテルナラ撃チ殺セバ良イ、集中砲火デスグダ」
ジュンジュンの言う事はもっともであった
近づくのが危険なほどの敵が相手ならば安全な所から狙撃をすれば良い
一発や二発なら交わされるかもしれないが帝国には秀逸な狙撃手がかなり揃っている
それらを総動員して撃ち込めば仕留める事など容易いのだ

だがリンリンも帝国兵もそれを頭に入れていなかった訳ではない
「モウとっくに銃で撃ちまくってるアルよ、でもゼ〜ンゼン無駄ネ
　ナゼナラ後ろでしがみついてるチビっこいのが全部弾いちゃってるからヨ」
リンリンの言うとおり、ナカサキが持ち前の動体視力と二本の曲刀を活かして全ての弾丸を弾き飛ばしていたのだ
猛進するサトタ、長刀で薙ぎ倒すクマイチャン、それをサポートするナカサキ
それらが合わさった今、王国最強の騎馬と呼んでもなんら問題ないほどの強さを誇るだろう

クマイチャン達の強さにようやく気づいたジュンジュンは興味を持ったのか重い腰をあげ始める
「ホウ・・・ナラバ倒ス方法ハ一個シカナイナ」
「倒す方法？なんネそれ」
リンリンに問われたジュンジュンは傍に置いてあった硬刀「アノヒノネンドベラ」を持ち上げ構える
この硬刀はクマイチャンの長刀ほどでは無いが１ｍ５０センチはゆうに越える大きさを誇るのだ
そしてその重く巨大な硬刀を片手で持ち上げ、遠方にいるクマイチャンに突きつけてこう言い放つ
「私ガ直接斬リ倒ス、馬モ騎手モナ！」

自分と同じく大きな剣を扱うといった点でライバル心を抱いたのかジュンジュンはクマイチャンを相手に選んだのだった
ジュンジュンは故郷の戦いにおいてもその硬刀を用いて幾多の騎馬を薙ぎ倒してきた、今回も当然そのつもりだ
そして奇遇にもリンリンが興味を示しているのはクマイチャンではなくナカサキであったのである
涼しい顔をして四方八方からの銃弾を弾く曲芸のような技に何か心引かれたのだろう
「じゃあ私は後ろのチビをバッチリ殺しマース！！アイツなんかムカつくネ」
「アア、シッカリ落トシテヤル・・・ダカラ邪魔スルナヨ」

あけましておめでとうございます
大晦日、元日とスレの流れが早いにも関わらずスレが落ちなかったのは皆さんのおかげの他ありません
本当に感謝してます、そんな皆さんのご期待に応えられるよう頑張って書きます(｀・ω・´)

ようやく主人公なのに出番の少なかったクマイチャンを出せる準備が整いました
このモーニング帝国編のベストバウトに出来るよう頑張ります
で、今思ったんですけど皆さんが印象に残ってるシーンとかバトルとかどんなものがあるんでしょうか？
ちょっとミキティ編の参考にしたいのでよろしければお答えください

内臓出しながら三井をオメガフルボッコにしたﾘｼｬｺ

クマイチャンとナカサキの定期決闘でアンゼンピンを忘れたクマイチャンが焦って草むらに飛び込み棒を広って来て「今日は棒、藪からスティック！」と決めたのに「ｷｭﾌﾌ」ではなく大爆笑されたことにブチ切れナカサキを半死の目にあわせたSeen...




えー…ごめんなさぃ

オーガの言葉に切れてボコボコにしたにしたシミハム

切れたら別人化するようで何か殺し屋１を思い出した

個人的なベストバウトは
辛いけどクマイチャンがムメにフルボッコ
何せ重度の熊ヲタなんで…

あれからでしょうか
自分も『書きたい』と思ったのは


客観的に見た場合は
アイリの天才覚醒のところかと

クマイチャンきたわぁ！

俺もこはみつ対ちなりしゃ愛理んとこかな
恐ろしい程強すぎなコハルと最後にそれを上回ったアイリーン
燃えたわ

从oﾟーﾟ从∩

くコ:彡Ｃ:彡

くコ:彡Ｃ:彡

くコ:彡Ｃ:彡

人稲

从oﾟーﾟ从

クマイチャン！

烏賊ばっかりだな

Ｃ:彡Ｃ:彡

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜７〜

「ミッチー王女はどうやら異国にいるらしい。メロニア国だ。」
メロニア国。シバチャピンの記憶ではマーサー王国、モーニング帝国に挟まれた小国で、特に取り上げるほどの特産物も無い貧しい国だ。
国には有能な指揮官も強い軍隊も無いため、いずれ帝国か王国に飲み込まれるだろうと思っていた。
「・・・なんでメロニアなんかに行ってるんだろう。」
「なんでもそこで王様の助手みたいな事をしてるらしい。王女と言えば王様の娘だろ、なんでそんな事してんのかな。」
シバチャピンの疑問は深まる。王女といえば臣民に傅かれるのが当たり前で、人に仕えるなんてありえない。
しかも、自分の国を出て他国に仕官するなど考えられない事だ。頭の中は疑問で一杯になり、考えが全然まとまらない。
「でも、やっぱり行ってみるしかないよね。ミワさんたちが頼れるって言うんだから。」
「そうそう。考えるより会ってみりゃ、文字通り一目瞭然ってやつだよ。さあ、今日は早く寝よ。」
そう言って、幌馬車の中で毛布に包まって、左右からヒトミを抱きかかえながら３人で眠りにつく。
こうしていると不思議とヒトミがうなされる回数が減るようなのだ。

こうして更に１週間ほど旅をする。幸い、ミワに渡された金貨があったので食料などに不自由する事は無かった。
メロニア国に着くと二人は唖然としてしまう。
どう見ても地方都市のひとつとしか見えないところが首都だという。
「さて、どうしようかね・・・」
マサオが困ったように呟く。まさか、いきなり王宮に乗り込むわけにも行かない。
「私が直接、会いに行ってくるわ。」
マサオがまさかと思っていた方法をシバチャピンがきっぱりと言う。
「ちょっと待って、ミュン。会ってくれるわけ無いだろ。相手は王様だよ。何か作戦を考えないと。」
「そんな時間は無いわ。それに、いきなり合えるかどうか運試しよ。
それに、用があるのはミッチー王女。王様よりは合えるかもしれないわ。」
最年少のシバチャピンがきっぱりと言い切る姿を見て、こんなに頼もしくなってる事にマサオは感心する。

ｻﾁｺ...

やじうめがいいな
ほ

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜８〜

シバチャピンは正面から堂々と王宮に向かう。王宮といってもさほど大きな物ではない。
モーニング帝国であれば地方都市の役所程度の物だが、敵から守るための矢通しや堀が巡らされている所は最低限の守りと言った所か。
城の正門と思われる場所には衛兵が二人立っている。王に会う切り札はミワからの手紙だけだ。
後はシスコムーンで副官を務めていたことだが、これを証明する物が無い。
ミッチー王女はイナバコフと面識があるようだが、敵として会いまみえているため有利に働くかどうかわからない。
シバチャピンは思い切って衛兵に告げる。
「私はシスコムーン国で四天王の副官をしていた、シバチャピン・ポコミュンと言うものですが是非、王にお目通りを願いたい。」
自分なりに威厳を持った態度で、出来るだけ堂々と虚勢を張って衛兵に告げる。だが衛兵の答えは意外なものだった。
「ああ、アンタも張り紙見て来たのかい？物好きだねえ。どこが良いんだか・・・
まあ、何するのも個人の自由だからな。謁見の間は真っ直ぐ行った突き当たりだよ。」
あまりの素っ気なさとあっけなさでシバチャピンは一瞬惚けてしまう。あれやこれやと策を練ってきたのが全部無駄になってしまった。
だが、王に会えるのには違いない。会ってミッチー王女と面会してなんとしてもヒトミを治療して貰わなければならない。
（張り紙って何の事だろう。それにしても、小さな国とはいえ簡単に会えるもんなんだなぁ。）
そんなことを考えながら廊下を進むと、周りとは違う少しだけ豪華な扉がある。これが謁見の間の入り口だろう。
衛兵も無くシバチャピンは無用心だなと思う。もし自分が刺客だったらどうするつもりなのか、他人事ながら心配になる。
大して重くも無いその扉を開けると、大きなイスがありその隣に白衣姿の中年男がなにやらごそごそとしている。
バタン、と扉を閉めて部屋の中ほどまで進んでも、男は気付かない。
「あの・・・」
声をかけるが男はまだ気付かない。痺れを切らして大きな声で呼んでみる。
「あの！国王様に会いたいんですけど、いないんですか。」
「うあ！何だ君は！誰に断って入って・・・」
男は大きな声を出して咎める様に振り返ると、急に顔を凝視する。
「サ、サチコォォ！！！！」

頑張りましたが今日はここまでです
王様の名前なんてしようかな？

お疲れ様です！

ネタがわからない

ついにカニだなイカやタコはもうたくさんだｗ

>>237
（ナカサキvsクマイチャンは別として）だいたい１回で決着がつくのに２回やっても決着がついてないマサオvsカンナだな
ここまで来たら絶対に決着をつけるべき

大山田とミス平家が出会って意気投合してバーで語らうシーンが胡散臭くて好きだ

>>260


ミ(｀\´)彡←コレ？

正直本編の人は戦いを書かないほうがいい
戦い以外は面白いと思うが


外伝の人のならマイミvsオカール

ホゼンだよ

>>238
刺さりっぱなしなので一応内臓出てません＞＜；；
でもあの変は確かに書く側としても力入ってた気がします
サディスティック願望は無いはずなんですけど・・・なんでだろう


>>239
ﾘd*T ｏT)＜ｷｭﾌｩ・・・

川*T∇T)||＜こっちもヒーン


>>240
なるほど過去のやつですね
あの辺り（というか過去編全般）は思うように書けなかったのでそう言われると嬉しいです
またフルボッコ系ですけどｗ

>>241
またフルボッコ系Σ
ムメ戦は完膚なきまでにボッコボコにすると決めてたのでクマイチャンがちょっと可哀想でしたね
でも精神的にかなり追い詰める事が出来たので個人的にかなり満足です＾＾
私の拙い文章で影響を受けてくれる人がいるのはなんだか気恥ずかしい気分になりますね
でも嬉しいです


>>243
コハミツのあたりは意外と評判良かったんですね、驚きです
トンデモ展開の二転三転なので不評かと思ってました
ただもう二度とコハルは扱いたくないと思いもしましたけどｗ

>>外伝さん
とうとうオオヤマダの登場ですね
名前は全然決めてないので好きに決めちゃってくださいませ


>>261
そういえば確かにそうですね（気づかなかった・・・）
でもマサオはもう出す予定は・・・＞＜；
全て終わった後にアナザーストーリー的に書いてみようかしら


>>264
（；｀ﾛ´）ｽﾞｶﾞｰﾝ！
ですよねぇ・・・描写をもっと上手くなりたいとは思ってるんですけどね・・・
あと勝負も毎回「大技→予想外の行動で回避→大技」な感じでパターン化してるフシもあります
よく皆さんがバキに似てるっておっしゃってますけど個人的にブリーチに似てきたと思います
それも悪い方の意味で・・・

(マユリ様の話は好きだけど)

ho

戦闘といえばで私的に思い出したんですけど三ヶ月以上放置してあったネタを思い出して出そうかどうかと思ってます。
外伝さんのスピンオフなので一応ご機嫌でも伺わせて頂いてから｡｡｡

>>270
私の続編でしたらどうぞお気遣いなくどうぞ。
自分も作者さんの間借りの身ですからｗ
楽しみにしてますよ

保全

ho

メロニア国物語　第４章　チャンス of LOVE　〜９〜

「サ、サチコォォ！！！！」
そう叫びながら走りよってくる男の風貌にシバチャピンは思わずたじろぐ。
髪の毛はボサボサで目は爛々とし、鼻は胡坐をかいた様に大きく、口もデカイ。
しかも、もみ上げがモッサリと有り、まるで蟹が足を開いている様に見える。
「きゃあぁぁ！いやあぁぁ！来ないでぇ！！」
あまりの恐怖にシバチャピンは男を力の限り突き飛ばしてしまう。男は吹っ飛び玉座らしきイスに当たって大きな音をたてる。
それを聞きつけ数名の兵士が部屋に入ってくる。
（マジ、まずいよ・・・揉め事起こす気なんて無かったのに。）
取り押さえられると思い、シバチャピンは身構える。謁見という事も有り、ミギウデノカンセツは置いてきていた。
「・・・サ、サチ・・・コォ・・・」
倒れた後も男はまだ呻いている。それを見つけた兵士の一人が声を上げる。
「へ、陛下、どうなされました！何だお前は。お前がやったのか！」
（へいかぁ！あの人、王様なの？）
シバチャピンが驚き、兵士が槍を構え取り囲もうとした時。
「お待ちなさい。その方は謁見に来ただけです。それに王のいつもの悪い癖が出たのでしょう。」
そう言い放ったのは、一人の女性戦士。赤と黒の鎧を纏い、一分の隙も無い印象を放つ女性だ。
その声に兵士達はすぐに引いて壁際に整列する。
女性は優雅な足取りで王に近づき助け起こす。
「おお、ヘイケ君、ありがとう。」
「陛下、また妹さんに似てたんですか。いい加減にしてください。」
そう言って王を嗜めるとシバチャピンに向かって言葉をかける。
「驚いたでしょう。私はミッチー・ジェシカ・ヘイケ。この国で今は王の研究の助手をしています。
この方はメロニア国王、オオヤマダ・カニトール・メロニアです。あなたは？」
シバチャピンは畏まって頭を垂れてから、名乗る。
「私はシバチャピン・ポコミュン。この間までシスコムーン国で傭兵をしていました。実は・・・」
それをミッチーは手を上げて押し留める。

「えいっ！やぁっ！ええい！」
サトタに騎乗しているクマイチャンは襲い来る帝国兵を次々と斬り飛ばしていく
馬に跨ったクマイチャンの全長は２メートルを遥かに越えるほどになっている
そんな高い所から叩きつけるように振り下ろされる長剣の威力はまるで落石のよう
クマイチャンの高さと長剣の長さが組み合わさったそれは帝国兵の誰もが太刀打ちできるものではなかった
チナミに作ってもらったこの新たな長剣「パンノミミヲアゲタヤツ」は確かに重くて扱いにくい
しかしクマイチャンは１ヶ月間の死に物狂いの特訓で実用レベルまで持ってくる事が出来たのだ
ただモモコの言っていた「当たり前の訓練をすれば自然と必殺技が完成する」という地点までは達していないが

（ただ振り回すだけでも確かに十分強いけど・・・でもこれで帝国剣士に勝てるのかな？・・・）
敵を一人倒す毎にクマイチャンの苦悩は重なりに重なってゆく
もし自分が「絶対倒さねばならないような敵」にめぐり合った時に満足に戦う事が出来るのだろうか
ベリーズの中で最弱というレッテルは必要以上にクマイチャンの頭を悩ませていたのだった
そんな中クマイチャンの後ろにしがみついているナカサキが何かに気づき声をあげ始める
「ねえクマイチャン・・・あそこにいる人・・・なんか違うよね」
「えっ？」
ナカサキより目の悪いクマイチャンは言われたニ、三秒後に進行方向の延長戦上に居る者の存在に気づく
その者は辺りにいる帝国兵とは纏っているオーラが違い、すぐに達人級の実力を持っていると理解する事が出来た

そして何より気になるのがその者の取っている姿勢である
大柄の馬が自分向かって突進しようとしていると言うのにその者は全く避けるそぶりを見せようとしない
それどころかその鋭い視線はクマイチャンへと向けられている
（斬るつもりだ・・・サトタごと・・・）
まったく臆せずにただクマイチャンを斬る事だけを考えている相手に逆にクマイチャンがビビってしまう
常識的に考えたらスピードを力に付けたクマイチャンのが有利なはずなのだがここまで自信満々だとそれも疑わしくなる
（こ、怖い・・・なんで避けないの？・・・負けちゃうかも・・・）

だがそんな風に怯えているクマイチャンにナカサキはいち早く気が付き、元気付けようとする
「クマイチャンなら大丈夫だよ、絶対、絶対いける、全速力で、馬のスピードをあげれば、いけるよ、クマイチャンだもん」
「ナカサキ・・・」
完全に不安が解消されたという訳では無いがナカサキの言葉を聞いたクマイチャンは少し勇気が涌いてき始める
ここで自分がビビれば勝てるものも勝てなくなる
ならば全速力で、フルパワーで、全てを長剣に集中させて斬りかかれば勝てるはずなのだ
「わかったよナカサキ、私いくね」

騎兵の必殺技といえば突撃だが

突撃には槍がﾅｲﾄ

槍みたいな剣だからおｋ

方天画戟か青龍円月刀みたいのだと使いやすいんだけどね騎馬は

そこでまずナカサキを担いでだな

棒の先に括りつけて振り回すと勝手に

遠心力に耐え兼ねたnkskがゲロを吐いてみんな退散

从oﾟーﾟ从 ＜わての眼鏡が無いで〜わての眼鏡が無いで〜

>>285
素晴らしい

クマイチャンの指示により一段と、また一段とサトタは加速してゆく
このサトタという名馬、頭の方はあまり利口では無いので複雑な命令を聞き入れ実行する事はとても困難なのである
しかし今の命令はただ加速し全力で走れという至極単純なものなのだ
この程度ならばサトタは騎手のために全力で走りに走るだろう
目の前にいる達人ジュンジュン・シャンジャオへと一直線に
（良いよサトタ・・・このまま、このスピードで斬りかかったらあいつもひとたまりも無いはず）
さっきまで不安がっていたクマイチャンだが今はもうしっかりとジュンジュンだけを見ている
ズシリとした長剣をブレないようしっかりと握り、初撃へと備える
自分に襲い掛かる矢や弾丸などは信頼できるナカサキがひとつ残らず弾いてくれるので心配する事は無い

（出せる・・・今まで出した事ないくらい強い一撃を今ここで出せる！）
クマイチャンの自信が確信へと変わっていった丁度その時にサトタはジュンジュンの地点へと到達する
クマイチャンが長剣を振り下ろすと同時にジュンジュンも自らの硬刀を勢いよく振り上げる
今から起こるは剣と剣とのぶつかり合い、とてつもなくスケールの大きな鍔迫り合いが始まるのだ
「たあああああああああああああ！！！」
「・・・ﾛ阿！！！」
振り下ろしと振り上げがぶつかった瞬間ガキィンと言った金属音が辺り一帯へと轟く
そしてクマイチャンとジュンジュンは互いに今まで経験した事の無いほどの衝撃を骨身で感じる事となったのだ
（う、うわぁっ！？）
（・・・・！！！）

高速で移動する長剣が岩よりも硬い硬剣に衝突したのだ、その衝撃は計り知れないレベルだろう
ガタイの良いジュンジュンはその強靭な太ももで体をしっかりと支え、耐えに耐える事でなんとか体勢を崩さずにいる事が出来た
しかしクマイチャン側はそうもいかず、ショックを吸収しきれなかったツケが後方に回りナカサキを吹き飛ばしてしまった
しっかりクマイチャンに掴まろうとしていたのだがナカサキの小さな体では耐えうる事が出来なかったのだ
「や、やだっ・・・」
（ナカサキ！）
落馬してしまうナカサキが気になるがクマイチャンは後ろを振り向くわけにはいかなかった
何故なら今はジュンジュンと競り合っている真っ最中なのだ、後ろを振り向くというのは敗北を意味するだろう
クマイチャンとジュンジュン、両者ともに殺し屋のような鋭い目つきをしながら睨みあっている
「ソノ剣ナカナカ硬イナ・・・折レナカッタノハ初メテダ」
「当たり前だよ！・・・チナミの自信作がこれくらいで折れる訳ないんだから」

>>279-282
私も馬＝槍だと思ってたのでクマイチャンの長剣は思い切って槍に限りなく近い長さにしちゃいました
たぶん必殺技もおおかた皆さんの想像通りのものになると思います

>>283-285
ﾘd*T ｏT) ｷｭﾌｩ

从；ﾟーﾟ从 ＜わての眼鏡が無いで〜わての眼鏡が無いで〜

落ちますよ