【小説】ﾘｱ消だったら誰に告ってた 第75章【ｷｯｽﾞ】

※　キッズ＋エッグ専用の小説スレです。
※　常時sage進行で
※　荒らしには徹底スルー
※　基本的に、コテは作家のみで
※　スレ違いな雑談、自治議論禁止
※　エロネタ禁止
※　気に入れば「ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!」
　　気に入らなければスルー。ネガティブな書き込みはしない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑これ重要！
避難所（新狼）
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1139654229/
前スレ
【小説】ﾘｱ消だったら誰に告ってた 第74章【ｷｯｽﾞ】
http://ex19.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1167786743/
まとめサイト
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短いの専用
http://jbbs.livedoor.jp/music/11853/ 　　（パソコン用）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/music/11853/ 　　　（携帯用）

>>1乙
age荒らしは保全ぐらいしろよ役に立たねえなあ

落ちる直前なんかきた？

>>1乙
最終レスが見えなくなったから何時の圧縮で落ちたのか分らないが
レス数からして21時くらいのC組の人が最終更新かな

ほ

>>1
乙です！！

ここまで更新しました

otu

ほ

ぜ

>>1乙

まさかまた吉澤でスレ落ちるとは…
今回は事情が事情だけに叩く気は全くないけど

ほ

ほ

きんも〜☆

僕には，好きな人がいる。
「先輩。」
振りかえると，学年が一つ下の雅ちゃんが立っていた。
雅ちゃんは外見は目立っているけど，人見知りが激しいらしく，
先輩の僕に話しかけてきたなんて，雅ちゃんの同級生の千奈美がいうには，奇跡のような事らしい。
「先輩。今日，一緒に帰りません？」
「うん。別にいいよ。」
雅ちゃんは，はにかんだような笑顔を見せながら，
「じゃあ，まだ部活あるんで少し待っててもらっていいですか？」
そういって，走って行ってしまった。
「そうか、２年生はまだ部活があるんだ…。」
僕は受験生。３年生は，部活も引退して，学校の授業が終わったらすぐにかえってしまう。
部活が終わる時間は、だいたい5時ごろ。そして，今の時刻は４時。。。
この一時間どうしようかな。
同級生は，ほとんどみんな帰ってしまった。そうして、辺りを眺めていると，
同じクラスの桃子がいる。
「あっ」
しまった。目が合ってしまった。桃子は小中と同じクラスで，
お互いがお互いの事を知りつくしている。
この頃では周りに，「お前ら，付き合ってるんでしょ？」
と，冷やかしの声が沢山聞える。その度，僕は否定をし続けているけど，
桃子は「そうおもぅ〜？やっぱ，そう見えるでしょ〜？そうでしょ〜？」
なんてことを言うから…。

だから，僕はこの頃，桃子と必要以上のことは話さない事にしてる。
「○○〜！」
桃子は，ニヤッっと笑いこっちへ来た。
まずい。放課後，一緒に話してたなんて事をみんなにバレたら・・・。
「○○〜！なにしてるのぉ？こんなところで？」
「別にお前には，関係ないじゃん！あっち行けよ！」
「もぅ〜！」
「お前のせいで，俺とお前付き合ってるみたいな噂流れてるんだよ！」
「駄目なのぉ？桃だってね，大変なんだよぉ。」
誰のせいで，大変な事になってるんだよ。
「けど，桃は，○○の事好きだよぉ。。。」
「はいはい。」
こんな事言われるのは、日常茶飯事だ。だから，この頃は流してる。
そうこうしてる間に，あっという間に時間が過ぎて，
僕は雅ちゃんと一緒に帰る約束をしてたから、
「おい，そろそろ帰れよ。俺もそろそろ帰るからよ。」
「じゃあ，一緒に帰ろぉ？」
「ゴメン。今日はちょっと無理…。」
そうすると桃子は泣きそうな表情を見せ，この場から立ち去ろうとする
僕の裾を引っ張る。
「なんだよ。」
裾を引っ張る桃子の指を振り払うと、なにか物音がして，窓が揺れた。やりすぎたかな。と思いつつ，次は腕をひっぱり，

「待ってよぉ。」
とか言ってくる。「ん？泣いてる？」
「…なんで泣いてるの？」
「○○がそんなに冷たくするからぁ…。この頃冷たいよぉ…。」
「ゴメンね。言いすぎた・・・。」
「じゃあ，好きって言ってぇ・・・？」
「えっ！？」
「いいからぁ！！」
「それは嫌だよ。また誤解されんじゃん！」
「じゃあ，桃また泣いちゃうよぉ。うぇ〜ん！うぇ〜ん！」
「分かった。じゃあ，誰にも言うなよ。」
「うん」
「…好き…。」
桃子の肩が震えてる。しまった。　
これは桃子の罠だ。やられた。
「○○ってバカだねぇ。女は嘘をつく生き物よぉ〜！」
「なんだよぉ。心配したのに…。」
そうして、笑い合って下駄箱まで行くと，雅ちゃんが泣いてた。しまった。
さっきの物音がしたのは、雅ちゃんだったんだ…。
「雅ちゃん…。」
そういうと走って，言ってしまった。
しまった…。桃の顔を見ると，
「あぁ、そう言う事だったんだぁ…。けど，○○ってああいう娘好きなんだぁ？」
桃子が鼻で笑いながらいってきた。

追いかけなきゃ。雅ちゃんに伝えたい事があったんだ。

続きます

はいお疲れお疲れ

おっぱいぼよよーーーおおおん

君に逢いに逝かなきゃ〜♪

僕は雅ちゃんを追った。
雅ちゃんは，繊細な心の持ち主だから傷つきやすい。
だから，余計に僕の過ちは僕自身の心の奥を深くえぐった。

雅ちゃんは，一人公園のベンチで泣いてた。
これはホントの涙だ。
桃子は「女は嘘をつく生き物よ！」 なんて
僕に言うけど、こんな繊細で純粋な娘を疑ったら，僕は
世界中の人達を敵にしてしまうだろう。
僕は，そっと気付かれないようにベンチの隣に
座り，顔をうずめて小さくなっている雅ちゃんに
「雅ちゃん…ゴメンね…。桃子とはそういう関係じゃないよ。」
「先輩…。嗣永先輩と話してる時，とっても嬉しそうで…。
私なんかと帰るよりも嗣永先輩と帰った方がいいんじゃないですか…?」
なんで、そんな困るような質問をするのか，と思いながらも，
「そんなことないよ。俺が雅ちゃんと帰るから，教室で待ってたら，
偶然あいつが来ただけで…。俺ね，雅ちゃんと話してる時が一番幸せだよ。」
僕は，恥じを飼いつつ，雅ちゃんに言った。
雅ちゃんは
「ホントですか…？」
「うん。」
「…先輩…。」
寒空の下，二人は無言と重い空気だけが風に乗り流れた。

「…先輩。あの〜。」「…雅ちゃん。あのさ。」
あっ，二人の声が被った。
「雅ちゃんからいいよ。」
「先輩からでいいですよ。」
「いいですよ。雅ちゃんからで。」
「あの〜，今日，先輩に伝えようと思ってた事あるんですけど、
いいですか？」
僕も伝えたい事があったけど，雅ちゃんの話しに耳を傾けた。
「あの〜私…。」
「ん？どうしたの？」
「私…、先輩の事が…好きだったんです…。」
「えっ…!?」
「最初は，憧れで千奈美と話してたんですけど，
千奈美が「話してみなよ！」なんていうから勇気出して，
話してみたら，好きになっちゃって…。だから，先輩が違う女の子と話してると胸が痛くて…。
私，先輩のこと好きになっちゃ駄目ですか…？」
「…」
僕はなぜか黙り込んでしまった。自分の心の中のもう一人の自分に
操られて…。このままじゃ，僕の想いを雅ちゃんに伝えられないまま終わってしまう…！

「…先輩…？やっぱり，駄目ですよね…。私，全然魅力ないし，
話しも面白くないし…，気が利くことなんて言えないし…。」
「…雅ちゃん、あのね，俺も雅ちゃんの事好きなのかも知れないんだ…。なんか、雅ちゃんと一緒に居ない時，いつも気がつくと雅ちゃんのことを考えてて。」
「えっ…!!」
雅ちゃんは，驚いたような声で言ったけど，僕は恥ずかしくて，下を向きながらだけど，
「俺，雅ちゃんのこと好きだ。」
告白にしては，地味な言葉だったのかもしれないけど，僕の身体中を勇気を使い尽くしての言葉だった。
勇気を出して，雅ちゃんの顔を見ると，驚いて，目が真ん丸くなっている。
その顔を見て，僕は笑う。雅ちゃんもつられて笑う。
「じゃあ，両想いだったんですね!!」
「そうだね。」
そうすると、雅ちゃんは地面に靴で何かを書き出した。
それは相合傘で，　「○○│みや」
と書いて，それをみて僕が笑うと，また雅ちゃんもつられて笑う。
そして，雅ちゃんが不意打ちに僕へキスをした。
そして，次は雅ちゃんから先に笑い，それにつられて僕も笑う。
「じゃあ，そろそろ帰りましょうか？」
「うん。そうだね。」

二人で歩いてるこの道が，二人で刻むこの軌跡が
永遠になればいいな。
そして，二人の未来が笑顔で待ってればいいな。

保全

チンコでかいお
見るかい？

まんこならうｐ

君とならさん乙です
最近のみやびちゃん作品はクオリティー高いですね
ももこもお邪魔キャラが板に（ｒｙ

ほ

「雅ちゃん。あけましておめでと〜！」
今日は，二人が付き合って初めてのデートだ。
最初のデートが初詣なんて最近のカップルでは見ないから，
僕は初売りとかに行こうと言ったんだけど、雅ちゃんがどうしても
と言う願いから，初詣に行く事になった。
雅ちゃんは晴れ着姿でとても可愛いのだが，
雅ちゃん自身は着慣れない服で悪戦苦闘していた。
そして，僕に
「似合いますかね…？」
なんて言ってくるから，
「可愛いよ！雅ちゃん
と言ってあげると雅ちゃんの顔全体がまっかっかに。
『そんなところも可愛いよ。雅ちゃん。』
なんては言えなかったけど，確かに
今日の雅ちゃんは誰もが見とれるような姿だった。
「うわ〜人いっぱい居ますね〜」
「ホントだね。」
あれッ，雅ちゃんの様子がおかしい。
「どうしたの？雅ちゃん…？」
「私，人ごみの中って苦手なんです…。」
人見知りが激しい雅ちゃんには，元旦の神社と言う場所は
かなり辛いらしく来る人来る人に怯えてる様子だった。
「じゃあ，はぐれないように手でも繋ごっか？？」

そういうと雅ちゃんはニコッと微笑み僕の左手を握ってきた。
その顔はまたもやまっかっか。
「これではぐれないですね！！」
雅ちゃんが笑いながら言って来るから，僕もつられて笑う。
そして，僕等は人ごみを掻き分けてやっとの思いで
お賽銭箱まで辿りついた。
そして，お金を入れて，手を叩いて，お願い事を。
〜雅ちゃんとずっと一緒に入れますように〜
「雅ちゃんはなんてお願い事したの？」
「えっっ!先輩は？」
「俺はね，雅ちゃんとずっと一緒に入れますように。って。」
雅ちゃんの頬がまっかっか。
「で，みやびちゃんは？」
「秘密ですよ♪お願い事を言っちゃったら、意味ないじゃないですか！」
「ずるいなぁ…。」

こんな感じで初デートは成功と言う結果で幕を閉じた。

あっ，そうそう。帰り道に雅ちゃんと2回目のキスもした。
2回目のキスも成れないキスだった。けど，キスの
回数を重ねていく度に上手くなんかならなくていい。
何百回とかキスしてもなれないようなキスをしよう。

周りから見たら，不釣合いな二人かも知れない。
だけど，この僕の左ポケットに入っている純粋で優しさに満ち溢れている
右手を離さずにいたい。

時期はずれですみません。
けど，過去の小説をまず書いてから新作を書きたいと思ってるので。

うｍご苦労

ｳﾂｸｼｽ
だがｷﾓｽ

これ書いてる奴が自分の顔も晒せばウケるんじゃね？

乙です

今日は，雅ちゃんと2回目のデートだ。
2回目のデートに雅ちゃんが選んだのは，カラオケボックス。
僕は正直歌は得意なほうだ。
これは，カッコイイ所を見せられると言う感情と
雅ちゃんと個室で二人っきり。という変な男の欲望を持ち，
今日はワクワクしながら家を出てきた。
待ち合わせ場所についたら，雅ちゃんの姿がまだない。
「ちょっと早く来過ぎたかな。。。」
と，思い待ってると向こうに大人びてる女性が一人で
僕の方に向かってくる。
そして，僕に向かって
「○○先輩！遅れてすみません。」
「み、み、雅ちゃん…??」
向こうから走ってきたのは，雅ちゃんだった。
雅ちゃんは今，流行のような胸元が空いた服を身に纏って
颯爽ときた。
そういえば、雅ちゃんの私服姿と言うのは，一回も見た事がなかった。
学校では制服だし，この前は晴れ着姿だったし…。
僕はその雅ちゃんの私服姿に驚いて言葉も出ないでいると，雅ちゃんが
「ちょっと今日は先輩と二人きりの時間が長いと思ったので，
ちょっと気合いれてきちゃいました！！」
雅ちゃんの言葉に目が点になりながらも一緒にカラオケまで行った。

「○○先輩〜。私，あんまり歌得意じゃないんですぅ〜。。。」
と桃子張りのぶりっ子な感じでいい，顔が赤くなる雅ちゃん。
音痴な女の子は可愛い。と思いつつ，僕は一曲目に
誰でも分かるような曲，湘南乃風の「純恋歌」を歌った。
「先輩，歌上手いですねぇ!」
雅ちゃんが手をパチパチと叩きながら言ってくれた。
「ありがとう。じゃあ，次は雅ちゃんの番ね。」
そういうと雅ちゃんは焦るように曲を選ぶ。
そして，雅ちゃんが選んだのは松浦亜弥の「桃色片思い」
へぇー雅ちゃんってこういう曲歌うんだぁ。と思いながら，前奏が流れ，
最初のセリフ。雅ちゃんは恥ずかしがり屋さんだから言わないだろうと思ってたら
「みやいくよ！１・２・３!!」って。
うわぁ，雅ちゃん可愛い！と思って，雅ちゃんに目をやると
雅ちゃんはノリノリだ。そして，歌詞がでてきた。
「えっ!?雅ちゃん超上手いじゃん！」
僕は一人興奮していた。唄い終わり，
「あぁ〜，恥ずかしいですぅ。暑い。暑い。」
雅ちゃんの顔がまっかっか。
「雅ちゃん歌上手いじゃん!!」
「そんなことないですよ〜。」
そうして、僕はますます雅ちゃんに惚れた。
この後もハロプロの曲が続き
「雅ちゃんってアイドル目指してるの？」
と、問い掛けると
「そんなんじゃないですよ〜，単にすきなだけですぅ。」
と、言った。だけど，僕は嘘だと分かった。
雅ちゃんの顔がまっかっかになっていたからだ。
雅ちゃんは嘘をつく時に顔がまっかっかになる癖がある。

「雅ちゃんは俺だけの傍にいてよ。。。」
と，ちょっと恥ずかしいような事を言うと
「もぅ〜！」
と甘えて胸に飛び込んでくるから，僕もそれを抱きしめる。その後に雅ちゃんが
「あ・り・が・と」
と。その上目使いは半端なく興奮した。そうして、下に目が行くと
あれッ，雅ちゃんって以外と胸ないんだぁ。と思いながらも，強く抱きしめた。
「あの〜歌って欲しい曲あるんですけど，いいですか？」
「なんの曲？分かる範囲ならいいよ。」
「え〜と，ミスチルの「君が好き」って曲なんですけど。」
そうして曲を入れる。僕はなんとか歌いきった。
「うわぁ，感動しました。この曲の歌詞に

「君が好き　僕が生きる上でこれ以上の意味はなくたっていい。」

ってあるじゃないですか。そんなこといわれてみたいなぁ。と思って。」
そう言って，雅ちゃんは僕の肩に持たれかかってきた。
そして，雅ちゃんの手は僕の胸へと行き，そしてだんだんと上へ言った。
雅ちゃんの手が僕の顔で止まり，雅ちゃんの顔が近づいてきた。
そして，唇を重ねた。雅ちゃんは満足そうな顔を見せたが，
僕は，そう言われた時に雅ちゃんは愛をもっと欲しがっていたのかな。
僕の愛情が足りなかったのかな。と思って，少し胸がいたんだ。

こんな感じで二回目のデートも終わった。
雅ちゃんの思い描く愛の欠片と僕の思い描く愛の欠片を合わせて
一つの愛になればいいな。時にはお互いがお互いの愛の欠片を
傷つけてしまう時があると思う。けど，そんな時は相手の愛の欠片は
いつかほこりに思える時が来るって事を忘れずにいたい。

続きます。

乙です、
今更なんだけど，２ちゃんねるって閉鎖するの!?

すると思うの？

>>前スレ431の続き

“ピーン”

と空気が張りつめた気がしたのは僕だけだろうか…
「壮観ですな」
「眼福ですな」
と横で岡井君と島崎君がしきりと感心している。

確かに凄いというか華麗としか言いようのない光景だった。

「えーと…『会長』に『アイドル』に『南ちゃん』。
いや、サッカー部だから『早苗ちゃん』だな。夏焼の横にいるもう一人は…誰だ？」
「お前、知らないの？1年の菅谷だよ！
すげーカワイイってウチのクラスでも評判になってるじゃねーか！！」
「そーだっけ？」
「そーなんです！徳永と熊井…後は須藤がいればB組のキレイどころは…全員集合だな」

なるほど…

>>43

「徳永は…確か千聖と日焼け止めを買いに初売りに行ったぞ」
「あいつら色黒だもんな…気にしてたのか？」
「千聖はな。
地黒だから日焼け止め塗っても意味無いんじゃねーの、って言ったらケンカキックを食らった」
「…色々大変だな。色黒だけに、なはははは」
「面白くねーよ。でもこうやって見るとお前の彼女さんも全然見劣りしないなぁ」
「今頃思い知ったか。でも言う通りだな…」
「行って横に並べばいいのに、こんにちは彼氏デース、つって」
「バーカ！向こうは男連れじゃないじゃん。出番はないよ」
「確かにそうだな…後ろで眺めてたほうが遥かにマシだ」
「言えてる…」

むこうでもいつの間にか談笑が始まっている。
「B組」「C組」と周りは騒ぎたてるけど、別にライバル関係にあるわけではない。
小学校も同じだから仲がいいのは当然だ。

視線が時折来てはそのたびに黄色い声が上がっている。
話題の中心は恐らく島崎君と梅田さんのことなのだろう…

>>44

清水さんは赤、嗣永さんは黒、夏焼さんは黄、菅谷さんはピンクを基調とした晴着だった。
これに梅田さんの紫、矢島さんの若草、村上さんの白が混じると雰囲気が華やぐ。
陳腐な言い方だけどそこだけ色とりどりのお花畑になっていた。

そこに野暮な男子の出る幕はない…のだが、傍から見ていて気になることはあった。
ちょっと元気のない中島さんと、
こちらを時折にらむ菅谷さん。そして…

おたがい全くしゃべろうとしない村上さんと嗣永さんだった。
張りつめた雰囲気の原因は彼女たちだったのか？

>>45

「ありゃ？村上と嗣永って仲悪かったっけ？アイツら全くしゃべらねーぞ？」
岡井君も同じ事を思っていたようだ。

「言われてみればそーだな。昔はスゲー仲良かったんだけど…5年生の頃か？」
「それは知らないな。」
「そーか。お前、転校してきたの6年生の時だったもんな。その頃はもうあんな感じだったなぁ」
「へぇ…」
「5年の頃同じクラスだったえりかとか、矢島、清水なら何か知ってるかもしれないけど…
今まで話題にものぼらないということはアイツらも知らないかもなぁ…」
「ふむ…」
「…終わったみたいですな」

立ち話は終わったらしく清水さんたちは拝殿へ、僕らは参道の方へ。
すれ違う時におたがい会釈したが、菅谷さんがこちらににらむ様な一瞥をくれたのが印象的だった。

誰をにらんでたんだ？

（続きます）
全然進まない。

ちょっと訂正。
>>43の岡井君のセリフ
＞いや、サッカー部だから『早苗ちゃん』だな。夏焼の横にいるもう一人は…誰だ？

より

＞いや、サッカー部だから『早苗ちゃん』だな。もう一人は…誰だ？

の方が通りが良い気がするので訂正します。
お手数おかけします。

乙

乙です。
続きが気になるな〜

::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.＼:★ノノハ　のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇｀)つ 　
::::::⊂＿＿つノ
のにゅのにゅマン巡回中！

ほ

　　　　　∞ノハヽ ｷｭﾌﾌ ｷｭﾌﾌ〜♪
　　　　　ﾉｿ*＾ ｏﾟ） 　
　　　＝〔~∪￣￣〕
　　　＝ ◎――◎ 　
　　ナカサキマン巡回中

ぜ

前スレ落ちたのか

1000までは

ほ

ぜぇ

ねるほ

帰宅ほ

乙！！！！！

ほ

ほ

ほ

ほ

こまめにほ

:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

ほ

ほ

ほ

ほ

ho

ほ

おーｲﾒｸﾗｽﾚ破綻消滅の元凶が来てるｗ
最初からこっちに投下してればお互い幸せであっちも安泰だったのにねえ

乙ほ

ho

ほ

ほ

ほ

待ち

待ち待ち

ほ

早め保全

今日は無しか･･･

ほ

ほ

朝保

ほ

ほ

っ

ほ

ほ

ほ

ho

ほ

ほ

っ

ほ

待ってるぞ

ほつ

保

>>まとめサイト続きより

「...まず１人目の100点獲得者は.....『村上さん』です！」

（キターー!!!）

待ってましたと言わんばかりの大歓声...それはそうだ。
なにせ村上はこれで、全教科１位通過。その上、100点満点が２つ....そうそうお目にかかれるものではない。

（藤本）「村上さん、おめでと〜！」

（桃子）「キャー!!愛ちゃん、かっこいぃ〜!!」

（矢島）「...100点が２教科だけ.....愛ったら、調子悪かったのかしら」

（パチパチパチ）

一際甲高い、祝福の声と拍手の中、村上はそれに、笑顔で応えつつ、先生から答案用紙を受けとっていた。

>>101

勉強会の指導だけでなく、村上はそれ以外にも、同じ３組の生徒はもちろん、他クラスのみんなにも頼られていて、休み時間等には、いろいろ勉強を教えにも行っていたようだった。
おそらく桃子と同じように、プライベートで、村上とメールでの勉強をしていた女子も少なくない事だろう。
そんな多忙な中でも、嫌な顔一つせずに、みんなにやさしく接していた村上。
...そして、この完璧ともいえるテストの結果。

「（す..すごすぎる）」
俺はそう思いつつ、改めて村上の偉大さを肌で感じながら、みんなと同じく、割れんばかりの拍手を村上におくっていた。

>>102

…そして、

「...はい、皆さん静かに...コホン。それでは、もう１人の発表にうつります」

クラス内の興奮も冷めやまぬ中、いよいよ気になるもう１人の、100点獲得者の発表が始まった。
今までの経緯から、どことなくクラス内は、

『紺野で決まりだろ』
...的な空気が流れていた。
...が、そんな中、俺は１人の女子に視線を向けていた。
「...（あいつ、他教科はベスト３に入ってなかったけど、、今回はきっと）...」
そんな感じで、その女子の復調を、密かに期待をしていた俺だった...
が、安倍先生の口から出た名前は、それとは異なる人物だった。

>>103

「もう１人の100点獲得者は.....
『石村さん』です！おめでとう!!」

……
（シ〜〜ン」
……
先生の力強い発表とは対照的に、静まりかえるクラス内...
みんな、想定外の展開に、かなり驚いている様子だった。

「...えっ!!」
それは俺も同じで、横の石村に視線を向けたまま、呆然としていた。
そんな静寂の中、

（パチパチパチ）

ほぼ同時に、二人の女子が拍手を始めた。
村上と矢島だ。
そして、それに続くかのように、

（桃子）「キャーッ!!舞波ちゃん、すごい、すご〜〜い!!」
..と、桃子が大声で騒ぎだし、それを皮切りに、みんなも正気に戻り、

「うおぉぉ〜!!すげぇぇ〜!!」

（パチパチパチパチ）
教室内は、これまでとはどこか違う、異質な盛り上がりを見せていた。
誰もが盤石と思っていた、あの３強布陣を崩したんだから、無理もない。

>>104

が、しかし

（石村）「....」

当事者の石村はとゆうと、自分に向けられている、クラス全員の視線に、かなり戸惑っている感じで、顔を赤くし、うつむいたままだった。
そんな状況を見かねてか、矢島が呆れた表情をしながら、石村に話しかけた。

（矢島）「ちょっと舞波、なにぼーっとしてんのよ！さっさと先生のとこにいきなさい！」
（石村）「は..はい」
そんな矢島の言葉に、石村は慌てて席を立つと、まるで悪い事をしたかのような感じで、まわりの視線を気にしながら、先生の所に歩いていった。
（矢島）「まったくあの子ったら、なに小さくなってんのよ。100点とったんだから、もっと胸張っていいのに...」
矢島は、口ではそう言いながらも、その表情は、やさしさに満ちていた。

>105

そんな矢島の表情を見た俺は..

「...（そっか、それで矢島の奴、あの時）...」

発表前に、矢島がこちらを見ながら、『おめでとう』と言った意味が、ようやく理解できた。
おそらく矢島は、この結果を想定していたのだろう。
そしてあの時、俺越しに石村の姿を見つめながら、一足早く、祝福の言葉を..。
今になって言うのもなんだが、石村が上位にくる可能性は、充分にありえた。
なぜなら、これまでのテストで石村は、、全て90点以上をキープしていたからだ。おそらく、他のクラスなら、石村は確実に全教科３位以内に入っていたはず。
しかし、それほどの高得点を取っていながらも、村上、矢島、紺野の存在により、これまで石村が表舞台に出てくる事はなく、その点数を知ってる奴、また知ろうとする奴は、ほとんどいなかった。
それだけにこの発表は、みんなにとって、余計に衝撃があったのかもしれない。

>>106

かたや俺は、これまでの石村の点数を知っていた。
とゆうのも、テストが返ってくる度に矢島が、石村からぶんどった答案用紙を片手に、
「あんたも、これくらいとりなさいよ！」
と、俺につきつけてきていたからだ。
しかし俺は、３位の矢島が97点とゆう高得点を出した時点で、これまでの経緯から、自然と石村はその下なのでは？．．と勝手に思い込んでしまっていた。

「..石村すげぇ」

俺はそう呟きながら、教壇で先生からお褒めの言葉をもら、っている石村に対し、みんなと同じ...いや、彼女の頑張ってる姿を、誰よりも見ていた俺は、それ以上に、熱い拍手を送っていた。

>>107

……
あとでわかったのだが、どうやら石村は、社会が得意科目だったらしく、村上や矢島の影響、そしてなんといっても、石村本人のやる気により、それが一気に開花したらしい。
逆に、100点最有力と思われていた紺野は、他教科に比べ、若干だが社会が苦手だったらしい。
おそらく村上と矢島は、その事に気づいていたのだろう。
そう考えると、テスト結果発表中の、二人の一連の行動も理解できる。
村上と矢島．．いやはや、この２人のすごさは、まだまだ底が見えない。

>>108

……
こうして、高レベルかつ波乱のテスト発表は、大盛況の内に幕を閉じ、その後も興奮冷めやまぬ雰囲気の中で、安倍先生が生徒それぞれに、答案用紙を返していた。
思ってたよりも点数が良く歓喜する者もいれば、またその逆の者も...。
そんな中、どこか表情を曇らせた感じで、安倍先生の所へ向かう生徒がいた。
その生徒はなにやら安倍先生に、心配げな表情で声をかけられた後、答案用紙を受け取ると、俯いたまま足早に自席へと戻っていた。
……
本来なら、村上、矢島、紺野とともに、このテスト発表で脚光を浴びているはずの人物...
そして、先生から『100点』が２人と聞いた時、村上と一緒に俺が頭に思い浮かべた人物、

『清水佐紀』

一緒のクラスになって以来、どこかおかしい清水。
...そんな彼女に、さらに追い打ちをかける事件が、次の休み時間に勃発し、それをきっかけに俺は、清水の抱えている深刻な悩みを知る事になる。
つづく

ご無沙汰してます
相変わらず更新遅くてすみません
また今年もよろしくお願いします

乙ーーーーーーーーーーーーーーーーです

最近毎日のように何かしら投稿があるのでうれしいですな。。。

hozen

「退部したいんです…」
「……」
朝っぱらから話があるというから、何かと思ったが「退部」ときた。

「…黒木部長が真剣にやってるのはわかります。
でも…私はもっと楽しんでやりたいなって…」
「…分かった」
「勝手言ってすみません。お世話になりました。失礼します」
一礼して足早に去っていく。
居心地が悪いから、気まずいから、一刻も早く逃げ出したいのはわかる。

“ガラガラ…バタンッ”

ドアを開け閉めする音が一人きりの部室にこだまする。
すぐに静けさが戻る。

ふぅ、と大きくため息をついた。

やはり厳しすぎるのか…楽しくやるのは構わない。
それでもみんなで巧くなりたい気持ちの方が強いし
真剣にやることと、楽しくやることは両立できないことはないと思うのだが…

>>114

「部活の切れ目が縁の切れ目か…」
ヘタな冗談で紛らせようとしたが効果はなかった。
やっぱりヘコむ。
引退した3年生から部を引き継いでから既に三人。
はた目から見ても俺の指導力不足であることは明白だ。

「まとめ役には向かないのかもしれないな…」と
自嘲気味にいってみたところで誰が助けてくれるわけでもない。
結局冬休みに入るのをさいわい、結論を先延ばしにした。

“キーンコーンカーンコーン♪”

予鈴がなる。
俺はもう一回軽いため息をついて終業式のある体育館へ向かった。

ほ

>>115

…終業式はごくフツーに終わった。
通信簿も音楽以外は可もなく不可もなく、という感じだ。
教室は明日から冬休みということで解放感にあふれている。

冬休み中は自主練習ということで、
学校じゃなくあそこで吹くか…とぼんやり考えながら教室を出たとたん、
横合いから走ってきた人物とモロにぶつかってしまった。
完全に無防備だった俺はもんどりうってぶっ倒れる。

「いってー…」
ケガはないみたいだが、ショックで頭がクラクラする。

「ちょっとぉ？大丈夫？二人とも…」
後ろから来た人影が声をかけてきた。
頭を振りながら目の焦点を合わせる。
声の主は村上だった。

となるとコイツは…
俺に覆いかぶさって「いった〜い」ってうなってるコイツは…
有原だな？

>>117

「有原ぁ、おまえなぁ…」
「へへっ…おつかんな♪」
「…とりあえず…どいてくれないか？」
「あっゴメンゴメン♪」
スカートのほこりを払いながら立ち上がる。
反省している様子は皆無だ。

無駄だと知りながら文句を言ってみる。
「廊下は走るなって言われてるだろ？」
「だって、めぐちゃんが…用があるって言うから…」
「走ったわけね？」
「…正解！」
児玉清か…

「で、今年最後の身長測定はどうだったんですか？」
有原と村上は身長で…いがみあっていた。

>>118

最初は一方的に有原が挑んでいただけなのだが、
差が1センチ前後になった時点で
村上の危機感もしくは負けず嫌いに火がついたらしい。
今ではほぼ毎日保健室で一回は計っているようだ。

「も〜5ミリ差でめぐちゃんの勝ち」
「へへ〜、そう簡単に抜かれませんよ〜」
「ぐぬ〜来年こそは絶対勝つんだから！」
「こっちこそ受けて立つわよ！」
…仲は良いようだ。

「まぁ、それだけの元気があれば大丈夫だな…じゃあ」
ため息をつきながら踵を返すと、後ろから

「黒木君！」
「おぅ？」
「ごめんなさい…大丈夫？」
「珍しいな…一応ピンピンしてます」
「……」
「それより、ちゃんと冬休み中も練習しとけよ」
「…うん♪」
「じゃあな」
まぁはた迷惑なところはあるけれど
有原はテンション高い方が良いよなぁと思いながら再び歩き出す。

朝からの凹んだ気分はいつのまにかどこかに吹っ飛んでいた。

（続きます）

春さんおひさ＆乙です
ついに佐紀ちゃんの話題突入！？
続き待ってます

スウィング・ガールさん乙です
かんな作品かな？珍しいですね
できればあの独特の笑い声をどこかで入れてほしいです

新作乙です。

>>120
＞できればあの独特の笑い声をどこかで入れてほしいです

どういう表現が良いですかね？
文字にするとイメージが少し違ってくるのでどうもうまくない。
もしリクエストがあればそれで。

乙！！！！

「神は細部に宿る」

説明説明また説明とか別に書きたきゃ好きに書けばいいと思うけど響かないし

なにかは舞い降りた　たとえば亀ｽﾚに

>>123
レスサンクスです
イメージはハローのＤＶＤマガ７なんですけど文字で表すのは難しいですね…

深夜保全

ほ

乙乙
スウィングガールは浜中が舞台かｗ

ほ

ほ

昼保

ほ

ぜ

ん

ほ

ぜ

ん

ほ

む

【ベリエ】リア消だったら誰に告ってた【キッズ】
http://www.geocities.jp/riasho_kids/thread/1105801423.html

1 名前：名無し募集中。。。 ：05/01/16 00:03:43
　　　俺は間違いなく
　　　熊井











　　　今なら清水・・・

今日で２周年だったり

おめ！

ほ

おめ〜

あれから２年か･･･

早いな
中学生設定を認めるかで揉めてたのに春からﾘｱ工の子が出るんだもんな

もう2年も経つのか

２周年ですかオメ
記念に書いてみました
続き物ですけど保全代わりにどうぞ

周りを靄が包んでいる
ほとんど視界がきかない中泣き声が聞こえてきた
僕はその方向に進むと誰かうずくまって泣いている
それは栗色の髪をした少女だった
どこかで会ったような無いような
何か懐かしい感じのする少女だ
｢何を泣いてるの？」
声をかけてみる
ただ俯いて泣き続けている
｢どうしたの?誰かに苛められたの？」
もう一度問いかけると栗色の髪の少女はゆっくりと顔をあげた
その顔は近くにあるのにハッキリしない
｢あなたはもう私を忘れたのね」
なんだろう
その言葉は僕の心に妙に引っかかった
｢ごめん、どこかであったっけ？」
すまなそうに僕は返事をした
僕の言葉に彼女は哀しそうな顔をしたように見えた
｢仕方ないよね」
悲しい瞳が潤んでいる
｢私は忘れないよ」
そういったかと思うと彼女の姿が霧散していく
｢待って!｣
僕は何か大切な事を忘れてる気がした
いけない！彼女を忘れたらいけない
消え去ろうとする彼女を掴もうとした
刹那

僕はベッドから落ちた
目の前には僕を迎えに来たお隣さんの桃子がいた
｢何朝から楽しそうな事してるの？」
軽蔑したような眼だ
｢うるさいなー、いつも言うけど勝手に上がってくるなよ」
落ちた時にぶつけた肘を擦りながら立ち上がる
｢いいじゃん、今更照れる間柄でもない」
何言ってんの？って感じで僕を見る
｢私みたいなかわいい子に毎日迎えにきてもらって感謝されて当たり前なのに文句言われる筋合い無いわよ」
ドアに凭れ腕を組んで口を尖らせて僕を批難している
｢学校の連中が桃子の本性知ったらどう思うかなったく」
｢殺すわよ｣
ニコニコしながら僕を睨む
｢桃子・・・本気だな」
｢うん！」
これ以上無いってぐらいの笑顔で返事する
｢すぐ行くから下行っててよ」
｢早くね！」

桃子から誕生日に貰ったピンクのパジャマを脱いで制服に着替える
しかし、桃子とはずっとお隣さんで兄妹のように育ってきた
冴えない僕と反対に桃子は近所でも評判のかわいい娘に育った
そう、見かけだけは・・・
学校や外では桃子は今の対応が信じられないくらいのかわいい女の子でその人気に嫉妬する女子達からはぶりっ子と陰口を叩かれてる
男子生徒の人気も高くミス波路中との呼び声も高い
しかし、全て間違ってる
僕の前では高飛車で全く気を使わないというか逆に苛められてる
｢まだー？｣
｢もう行くよ」
早くしろよというニュアンスを含んだトーンで催促の声がかかった
カバンをとって階段を下りる
｢コウ！いつもいつも桃ちゃん待たせて！ごめんね毎日バカ息子を迎えに来てくれて」
オカンがいつも通りのお礼を桃子に言うと
｢気にしないでください浦木のおばさま、慣れてますから〜｣
オバちゃんみたいに口に手を当ててオホホという感じで桃子がそれに答える
｢さっさと行く」
オカンが俺の背中をバシーンと叩く
｢いってー｣
｢きまーす｣
俺の悲鳴の後に桃子の高音が被さる
｢行ってらっしゃい」
オカンの声が閉まる玄関の向うに聞こえていた

｢ちょっと急がないとヤバイかも」
桃子が時計を見ながら駆け出した
っても全然遅いけど
｢ちょっと〜もっとゆっくり急いでよ」
少し後ろから桃子の辛そうな息遣いがする
桃子は運動がからきし駄目なのだ
｢仕方ないなあ、まあこれぐらいまでくれば間に合うかな」
学校との中間地点まで来たので僕らは走るのをやめた
桃子は少し息を切らしながら手鏡を出して髪を整えてる
｢アッー！」
桃子が叫んだ
｢どうしたの?｣
｢ヤダー、携帯落としたー」
世界の終わりみたいな顔で僕を見る
｢コウくん私の携帯知ってるよね」
嫌な予感がしてきた
｢私遅刻したくないから探し・・」
｢嫌だ｣
思ったとおりだ

いつもこうやって僕に貧乏くじばっかり引かせるんだ
今日という今日はきいてやるもんか
｢一緒になら探してもいいけど僕だけってのは酷いだろ」
少しきつく言ってやった
何時までも言う事きく僕じゃないぞ
俯いて暫く黙り込んでいる桃子
不意に顔を上げる
｢怒ったの？」
声が震えてる
｢ごめんなさい、私コウくんにそこまで嫌われてるって思ってなかった」
最後の方は、声がかすれてる
桃子の頬に涙が
｢そんなに負担になってたなんて・・・」
涙が溢れてる
道行く人が僕らを見てる
｢いや、あのね桃子、一緒に探そうよ」
僕は涙に困り果てる
｢だって今日花壇に水あげる当番だしでもコウくん待ってて遅れたし」
泣きながら訴える桃子
参ったな泣くなんて
｢分かったよ、僕が探してあげるから桃子先行って」
｢いいの？｣
赤い眼を擦りながら桃子が僕を上目遣いで見る
その仕草があまりにもかわいくて見とれてしまった
｢うん、そのかわり調子が悪くなったから遅れるって先生に言っといてね」
｢マジありがとーちゃんと探しといてねー」
急に元に戻って僕の肩を叩いて桃子は走り去っていった
うわあまた騙された
しかし泣くなんてテクニック何処で覚えたんだろう
僕は新たな桃子の僕騙しの技術に感心しながら携帯を探す事にした

もと来た道を戻る
なんだかなあ
結局いつも桃子のペースなんだよな
学校でよくボロが出ないもんだと感心する
相当訓練してるかあるいは天性のものなんだろうな
あれこれ考えながら探していると
近所の公園まで戻ってきた
そういえばここで幼稚園の頃だったか桃子の大切な人形が無くなった時も大騒ぎだったな
あの時も結局僕に指示して桃子は何にもしなかったけど
でも苦労して見つけたときに本当に嬉しそうな顔してたな
なんかあの笑顔見れたら全てがどうでもよくなっちゃうな
駄目だ駄目だ完全に桃子に騙されてる
首を激しく振って桃子の呪縛を解く
ふと公園の方を見ると誰か佇んでいる
女の子みたいだ
なぜか僕は気になり公園に入る
その子はこの辺とは違う制服を着ていた
黒い髪が艶々してて後姿でも惹き付ける雰囲気が出ている
僕は大胆にもその子の前に回ってみた
近づくと僕よりも背が高かった
かなり近くによってみる
でもなぜかその子の顔ははっきりと見えなかった
こんな近くにいるのにはっきりと見えない！
いや見えてるのに脳がそれをはっきりと再現しない感じだ
でもその子からは安心させる暖かい印象が伝わってきた
その子は手に携帯を持ってじっと見つめていた
こんなに近いのに僕の事を気にかけてないようだ
その携帯を見る
桃子のだ！

ほ

｢あっ!｣
思わず声を出してしまった
その声に初めてその子は僕の方を見た
大きな黒い瞳が僕を捉えて放さない
何か二人の間だけ時間が止まったように感じた
｢これあなたの？」
その子が口を開いた
涼やかな声だ
心に直接管楽器のように響いてくる
｢いや、でも友達のに似てる」
桃子の携帯にそっくりだった
いや間違いなく桃子の携帯だったリスの尻尾みたいなストラップが付いてる
それに僕と撮ったプリクラが貼ってある
間違いない
｢そう」
携帯を一瞥してまた僕の方を見ると手を差し出してきた
｢はい」
手には携帯が握られていた
僕はそれを受け取った
受け取る時に少し彼女の指が触れた
柔らかく溶けてしまいそうなぐらい華奢な指だった
｢じゃあ、さよなら」
そう言うと彼女は去ろうとした
｢あの｣
僕のかけた声に彼女は脚を止めゆっくり振り向いた
｢何?｣

深淵のような瞳は僕の心の奥にある何かを刺激した
｢い、いや、ありがとう｣
いっぱいいっぱいで礼を言うと僕はその場を駆け出した
胸の中で爆弾が爆発したみたいに動悸が激しい
公園を出たところで堪らず振り返る
しかしそこにはもう誰もいなかった
なぜだろう学校に向う途中ずっと僕は不思議な感覚でいた
初めて会ったのに初めてじゃない感じ
なにか心の襞に直接触れるような優しい感覚
でも
思い出せない
いやそもそもこれは錯覚だろう
あの子とは初対面だ
でも
何か気になる
あの子にまた会いたい



つづきます

おつかいシリーズｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!
烈しく乙です！
雰囲気大好き

>>158
わけわがんね

dana

乙です

2周年おめでとうございます。
取り急ぎ。

>>46

出口で五人と別れた。
中島さんと二人で帰路につく。

…短い間だったが、知り合いになれてよかった。
違うクラスの人とは部活動以外で
知り合いになる機会はナカナカなかったりする。

妙に充実した気分だった。

しかし。
いざ中島さんと二人きりになってみると
さっきの華やかさとうって変わって雰囲気が…暗い。
充実してた気分がウソのように冷めていく。

>>163

B組の人たちと会った頃からおとなしい気がしていた。
いや、その前からか？
話しかけようとするのだが、上手いきっかけが見つからない。

「中島さん…どこか…具合悪いの？」
月並みなセリフだ。こんなものだ。
「……」
反応なし。
終始俯き加減だが足どりに問題はないので、しばらく黙ることにした。

「…参加してたんだ」
「…え？」
唐突に話し出す中島さんに反応が遅れる。

>>164

「小学校の頃ね…愛ちゃんたちが歌とダンスのクラブを作ってね…私もいたんだ…」
「そうなんだ…」
「うん、とても楽しかったんだけど…自分が足を引っ張ってる気がして…どこか申し訳ない気もしてて…」
「……」

「めぐちゃんとか舞美ちゃん、えりかちゃんってみんな綺麗じゃない？
私なんかいていいのかなぁって思ってたの。
今日も私以外み〜んなキレイで…あの頃のことを思い出しちゃって…何かすごく居心地が悪かった…」
「……」
返す言葉がない。多分期待されてないのだが。

hozen

>>165

「歌もダンスも好きだったんだけど…中学では結局新聞部に入った…」
「…うん」
「でも書く記事が漢字コンクールの結果だとか、何かのお知らせとか…
当たり障りのないことばかりで…」
「つまんない…」
「…うん。何かどれこもこれも中途半端でイヤになっちゃう…」

…唐突にふってわいた問題にどう答えて良いかわからない。
というか簡単に答えは出ない、出せない。

どう答えようか散々迷った末、僕が選んだのは一番安易な答え…

黙っているしかなかった。
それでも大丈夫だと思ってたのだけれど。

（続きます）

乙です。続きが気になりますな〜

乙

ほ

む

ほむら？
ほっちゃんなのか？

おつかいさん乙です
コウ・浦木まさか…ね
スナップ＆スクラップさんも乙です

ほ

乙

朝保

ほ

保全

おつかいさん乙です
いよいよ完結ですか
スナップ＆スクラップさんも乙

ほ

ほ

ほ

ほ

っ

ほ

っ

投下待ち

ほ

春さん乙です！！
久しぶりです　今年も宜しくお願いします

スウィング・ガールさん乙です！！
続き待ってます！！

想い出さん乙です！！
おつかいシリーズ久しぶりです　主人公！早く思い出すんだ！

スナップ＆スクラップさん乙です！！
新人とは思えないほど上手いです　これからも期待してます

もう２周年か・・・
自分が最初にここに来たときはみんなに迷惑をかけていたというのは内緒だ

ほ

ぜ

:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

ん

投下待ち保全

ほ

>>193
ageるな死ねよ病気持ち

２年が･･･

ほぜん

ほ

ほ

ん

ほ

深夜保全

ほ

朝保

ho

ほ

ほ

佐保明梨

ほ

ほ

ほ

ほ

ほ

ほ

保全

ho

投下待ち

ほ

ぜ

ん

待ち

ほ

ほ

っ

>>157

学校に着いたのは１時間目の半ば頃だった
僕は1時間目が終わるのを待って教室に入った
｢見つかった？」
桃子が心配そうに話しかけてきた
｢うん、ハイ｣
｢何よー、ボーっとして」
携帯を受け取りながら桃子は不思議そうに僕の顔を覗き込んだ
｢近い、近い｣
その声と共に僕と桃子の間に誰がが割って入ってきた
それは学級委員の清水だった
清水に押された事で我に戻った
｢あ、清水｣
｢あ、清水じゃないでしょ。神聖な教室でイチャイチャしないでください」
腕を組んで僕と桃子を交互に睨む
まあ睨まれても清水は桃子と同じで背が低いので僕を見上げてるだけになるんだけど
｢イチャイチャしてないよー、ボーっとしてるからどーしたのかなーって」
桃子がクネクネしながら答える
｢なんでもないよ、走ったからちょっと疲れちゃっただけだよ」
そう言って僕は自分の席に座ろうとする
｢まあそれならいいですけど｣
やれやれって感じで清水も席につく
みんなもこれで終わりかと各自の席に戻りはじめた
桃子がさりげなく僕の席を横切る時
｢ありがとう｣
って言っていちごみるくキャンディーを置いていった
僕は気にするなよって手振りでそれに答えた
先生が入ってきたので僕はいちごみるくを胸ポケットにしまった

先生の後ろには１人女の子がついてきていた
珍しいな２時間目に転校生の紹介だなんて
みんなも不思議そうにその子がこちらを向くのを待った
先生が教壇のところで止まるとその子も教壇の横で止まり正面を向いた
その時教室のみんなはその子の美しさに息を呑んだ
｢えー急だが転校生を紹介する」
みんなはじっとその子を凝視するいや自然に惹き付けられ見てしまう
それぐらい魅力的な子だ
｢夏焼雅さんだ、みんな仲良くするように」
夏焼･･･みやび･･･？
その名前を聞いた時、背中に電気が走ったような感じがした
なんだろう
何か引っかかる名前だ
｢ええーとじゃあ浦木の横に座ってもらうか」
え！？
不意に僕の名前が出て焦る
僕がうろたえてるのにもお構い無しに夏焼さんは僕の隣までもう来ていた
｢ヨロシクね｣
明るく微笑む
綺麗な子だ
でも何か笑顔がぎこちない気がした
初対面だから仕方ないのかもしれないけど
そういうのとも何か違う違和感のある笑い顔だった
なんだろうさっきから胸の奥にもやもやとしたものが僕を不安にさせる
何か彼女について僕は思い出さなければいけないことがある
それはとても大切な事のような気がする
｢浦木、夏焼さんじゃなくて黒板見るように」
その声に僕は我に返った
先生の声にクラスが笑いに包まれた
｢す、すみません」
僕は恥ずかしくなり後ろを見ると桃子が鬼のような形相で僕を見ていた
な、なんだよう

昼休みになった
クラスのみんなだけでなく他所のクラスからも夏焼さんを見に野次馬がおしかけてきた
僕はその人並みに自分の席を追い出された
｢ヤダヤダみんなちょっと綺麗な子が来たらこれだもん」
桃子が僕の横に来てぼそっと呟く
周りには誰もいない
流石の桃子も美少女の転校生の前には色褪せてるらしい
｢ん？くやしいの？」
僕がからかうと桃子はみんなから見えない位置で僕をおもいっきりつねった
イテッ！
｢何すんだよ｣
と批難の声をあげる頃には
｢佐紀ちゃんおべんと食べに行こ！」
と清水を誘って屋上にお昼を食べに行こうとしていた
僕も昼飯食べなきゃ
必死の思いで人を掻き分けお弁当をつかみ外に出ようとすると
｢あの･･･」
思わぬ所から声がした
人の視線が僕に集まる
声の主は夏焼さんだった
｢私も一緒にお昼ご飯食べていいですか？」
みんながざわつく
僕も状況が全くつかめない
｢行きましょ｣
そう言って夏焼さんは僕の手をとってあっけにとられてる空間を後にした


つづきます

訳わかんなくてスミマセンが保全代わりとご容赦を

>>173
主人公の名前はアレから取りました深い意味はありません

読んでくれる皆さんには感謝です

×　人並み
○　人波

雑だね　もっと言葉に対する感受性を意識しなさい
書いて出ししないこと　必ず寝かせて読み返す
できれば半日　最低でも４時間

指摘ありがとうございます
誤字脱字注意します

おつかいさん乙です
やっぱり主人公の名前はアレですよね
ももこにつねられるとかそうぞうしただけで萌えますね
みやびちゃんはさっそくｗｋｔｋな展開ですね
続き楽しみにしてます

ほ

:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::＼:☆ノノハ　ﾋﾊﾎｰｲ
::::::ミゝ川｀・_・ﾘつ
::::::⊂＿＿つノ
シミハムマン巡回中！

乙です！
展開気になりますね〜
続き待ってます！保全しながら

思い切って聞くけどさ・・・リア消ってリアル小学生ってこと？

どうでしょう

乙

ほ

ぜ

ほ

朝保

ほ

ほ

ぜ

ん

だ

ほ

ぜ

ｎ

投下待ち

ほ

ほ

ぜ

ん

みなさんお疲れ様です。
ここまで更新しました。



僕がここに来てから1年半くらいですなぁ。。。

>>256
乙です

まとめ乙

>>256
　お手数おかけします。
>>167の続き

だがそんな目論見はあっけなく破れて…

「有原君はいいよね…写真っていう自信を持ってるものがあって…」
矛先が僕に向かう。こうなると何か答えざるをえない。

「まだ人に認められたわけじゃないよ…ただ好きなだけ。
中島さんもさ…他の人がどう、とかじゃなくて自分が好きなものをもっと大切にした方が…」

「分かったようなこと言わないでよ！」

飛び出す強い言葉。
だが言われた僕より当の中島さんが驚いたようだ。

「…ゴメンなさい。興奮しちゃって…」
「いや…こっちこそ、怒らせるようなことを言って…」
「有原君は悪くないよ…」
「……」

「今日はありがとう…じゃあね」
そそくさ、という感じで行ってしまった。
気まずいのは分かるんだけど…

帰りの道すがら今までの会話を頭の中で再現し考えてみた。

>>259

>>259

「自信…か」
考えたこともなかった。

自信というのはこれから先、
いろんなことを乗り越えていくのに自分を支えてくれるもの、ということだろうか？
単純に好きという思いだったり、自分の努力やそれに伴う結果だったり。

中島さんはそういうものを求めて迷ってるのだろうか。
手に入らないことに苛立つのだろうか…

写真は好きだけど、将来やっていけるかどうかということまでは頭になかった。
他人の評価ということさえ考えたことがなかった。
今日、岡井君と話すまでは…

他人を気にしないというのは、もしかすると幸せなのかもしれない。
脳天気な「井の中の蛙」

僕はお気楽なんだろう…

>>260

…いろんな思いが頭を駆け巡りうまくまとまらない。

そもそも中島さんの意図が分からないのだ。
思いをぶつける相手に僕が何で選ばれたんだろう？

テニスの壁打ちと同じように隙だらけというならまだしも、
あまり知らない人の方が後腐れがなくて良いということなのだろうか。

中島さんと話すようになったのは最近なので当然といえば当然だが
そう考えるのはさすがに寂しかった。

中島さんのことが好きだったから…

分からないことだらけの中で
唯一それだけが僕の中で確かなことだった。

>>261

家に着き「うがいをしなさいよ〜」という母さんの声を背に受けながら階段を上る。
部屋に入り、机から一枚の写真を取り出す。

水道で顔を洗い、拭いた直後の顔。
近眼のためか目はこちらを見ているようで焦点が今ひとつぼけている。
自然、無防備というかきょとんとした表情になっている。

眼鏡をはずし、髪を下ろした
中島さんの写真。

なんてことはない普通のスナップだけど
普通でないのは撮った人、つまり僕の精神状態だった。
あの時の事を思い出す。

（続きます）
何か繋がりにくいな。

まとめさんスナップ＆スクラップさん乙です

乙です。

otu

待ってます

乙乙

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::::::.＼:★ノノハ　のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇｀)つ 　
::::::⊂＿＿つノ
のにゅのにゅマン巡回中！

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::::::.＼:★ノノハ　のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇｀)つ 　
::::::⊂＿＿つノ
のにゅのにゅマン巡回中！

ほ

ぜ

ん

乙です！！

投下待ち

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::::::.＼:★ノノハ　のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇｀)つ 　
::::::⊂＿＿つノ
のにゅのにゅマン巡回中！

ほ

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::::::.＼:★ノノハ　のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇｀)つ 　
::::::⊂＿＿つノ
のにゅのにゅマン巡回中！

書けねぇ〜

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::::::.＼:★ノノハ　のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇｀)つ 　
::::::⊂＿＿つノ
のにゅのにゅマン巡回中！

まい

ほ

从・ゥ・从＜保全・・・・とか言ってｗ

>>232>>235
ありがとうございます
励みにしてがんばります

>>228

なんなんだこれは
僕は目の前でお弁当を食べてる夏焼さんに違和感を感じていた
何で僕が今日転校して来たばかりの美少女とお弁当を一緒に食べてるんだ
さっきから夏焼さんの真意を測ろうとチラ見するんだけどその度に涼しげな視線が返ってくる
周りでは校庭のベンチに座ってる僕らを遠めに見て何か話している
｢あ、あの･･･」
｢ん？」
勇気を振り絞って声をかけると夏焼さんは動きを止め僕を見つめた
その瞳の奥は全てを拒絶するかのように窺い知る事ができない
｢何で僕と一緒に弁当食べる気になったの？」
その質問には暫く考え込んでいるのか無視してるのか分からないけど答えず黙っている
｢ずっと待っていた･･･」
ほとんど聞き取れない声で夏焼さんは言った
｢何？何を待ってたの？」
何か僕の質問が場違いなぐらい夏焼さんは静かにじっと僕を見つめている
｢さあ･･･」
そう呟くとまた黙々とお弁当を食べる
周りは僕を羨ましそうに見ているがとんでもない逆に何か言い様のない居辛さがある
｢嫌いなの･･･」
｢え?何か言った？」
不意に話したので聞き取れなかった
｢人に詮索されるの嫌いなの」
ちょっと強い調子で言われた
｢ああそれで抜け出す口実で誘ったのか｣
僕はなあんだって感じで納得した

夏焼さんは静かに首を縦に振った
まあ理由としてはそんな所だろうな
こんな綺麗な子が彼女いない暦年齢と同じの僕を好意で誘うわけがない
がっかりしたような安心したような
｢あー！」
後ろから不意に桃子の声がした
｢何やってんのー」
批難のニュアンスを含んだ声を発しながら桃子が近づいてくる
｢何って、お弁当食べてるんだよ」
桃子は僕の目の前まで近づいてきた
後ろには清水もいた
ポカーンて顔で僕と桃子そして夏焼さんをかわるがわる見ている
｢夏焼さんてこんなのが好みなの？」
ぶりっ子モードじゃないぞどうしたんだろう桃子？
とにかく訳を話さなきゃ
｢違うよ夏焼さんは人ごみから逃げる為にたまたま僕について来たんだよ」
｢コウ君に聞いてない」
なんだろう清水もいるのにこの剣幕は
｢はい･･･」
思わず気圧され後ずさりした
｢こんな冴えない奴の何処がいいの？転校早々何のつもりなの？」
桃子は夏焼さんに更に詰め寄る
それにしても酷い言われようだな僕･･･
夏焼さんはそんな桃子の素振りを全く気にせず
桃子を品定めするように上から下まで見ていたかと思うとおもむろに
｢あなた好きな人のために死ねる？」
予期せぬ言葉を夏焼さんは言った
｢へっ！？」
桃子が呆気にとられてる隙に夏焼さんはその場を去った

横を通る時の夏焼さんの表情は悲しそうなやるせないようななんとも言えない顔をしていた
僕らは暫く夏焼さんの後姿を見つめていた
｢何あれ？ちょっとこわーい」
桃子は肩をすくませた
僕は夏焼さんの見せた表情が頭に残っていた
なんて悲しい表情なんだ･･･
｢それより、コウくん！どういうこと？何で一緒にお弁当食べてたの？」
僕の思索を破るように桃子が大声を出す
あまりの剣幕に清水がびっくりしてる
｢だから言ってるじゃないか夏焼さんは色々聞かれるのが嫌だからたまたま外に行こうとした僕について来たんだって」
｢えー怪しい？」
桃子が疑いの目で見る
｢桃子には関係ないじゃないか」
あまりにしつこいのでぶっきらぼうにそう言い返した
さっきから桃子は何でこんなに僕に絡むんだろういつも何時になったら彼女できるの？とかからかう癖に

その言葉に桃子は黙り込んだかと思うと突然
｢そうね私には関係ないよね」
これ以上ないような怖い眼で睨みながら言った
｢佐紀ちゃん行こう」
桃子は清水の手をとってその場から立ち去った
清水が桃子と僕の顔を心配そうに見ているのがこんな状況なのに妙におかしかった
二人が校舎に入ったあと僕は空を見た
『好きな人のために死ねる？』
何であんな事夏焼さんは言ったんだろう
誰か好きな人が死んだんだろうか？
予鈴が聞こえてきた
とりあえず教室に戻る事にした
教室は微妙な空気が流れていた
刺すような視線を感じながら僕は着席した
ちらりと夏焼さんを見るが何事もなかったかのように平然としていた
僕は授業に集中してとりあえず何も考えない事にした


つづきます

おつかいさん乙です

乙です。
続きが楽しみです。

保全

乙乙

ここで小説書きたいからもう１度だけ聞かせて
リア消ってどういう意味？

気にしなくていいよ

ageちまっただorz
スマソ

>>294
>>293

>>292
リアル小学生

うーん・・・適当なボケが思いつかなかったからパス

このスレで書くとしたらそのシバリって絶対外せないの？

特にいいんじゃないか中学生とかで書いてたのもあったし

わっかりました　どうもありがとう

どういたしまして

小は無いだろ

乙です

>>262

あの時…
体育祭で2年生担当だった僕はカメラを片手に運動場を駆けずり回っていた。
公式行事の写真なので最低でも一回はみんなを写さなければならない。
なるべく良い表情を捕らえたいと心がけてはいるけれど流石に人数が多い。
半ば機械のように撮った人、撮ってない人を頭の中で勘定しながら次々と写真に収めていた。

体育祭も終盤、撮影も一段落した時のことだ。
一息つきたくて運動場の外れの水飲み場へ向かった。

…先客がいて顔を洗っていた。
髪留めのゴムとメガネが横においてある。

気にとめることもなく水を飲んだ。
そのまま戻ろうとしたのだが、

「誰だろう？」

わずかな好奇心に駆られひょい、と振り返った。

↑題名間違えた
>>304

向こうも人の気配に気付いたようでこちらを見ていた。
目が合った瞬間息を呑んだ。

か、かわいい…

仕事がら大抵の人の顔は覚えているのだが見覚えがない。
頭では記憶を総動員していたのだが、
手は別のことをやっていた。

カメラを構えシャッターを押したのだ。

“カシャ！”

乾いた音が響く。
その音で我に返った。
時間にするとほんの数秒間の出来事。

>>305
彼女はかなりの近眼のようで僕が何をしたのかよく分かっていないようだ。
小首をかしげてこちらを見ている。

とたんに自分のしたことが恥ずかしくなってきた。

体がかぁっ、と熱くなる。
逃げるようにしてその場を離れた。

これじゃあまるで隠し撮りじゃないか…
自己嫌悪に苛まれる一方であの不思議な感覚をもう少し味わっていたかった。
頭で考えるより先にシャッターを押したのは…初めてだったから。

…後で現像しプリントした時に、C組の中島さんであることが分かった。

それから…彼女の事を意識するようになった。
クラスは違うし会う機会は少ないのだが、ことあるごとに彼女の姿を探していた気がする。
仕事上でも話せるのは嬉しかった。
一目ぼれだったのだろう。

>>306
ただ…
あの写真はどうしても商品として載せることはできなかった。
「隠し撮りした」という後ろめたさがあったのだ。
バレて嫌われるのも怖かった。

今ではそれだけではないような気もするのだけれど…

「…っくん…いっくん！」
「おわぁ！」
気がつくと姉の栞菜が横からのぞき込んでいた。
「いっくん」というのは僕の名前「樹」からきている。

「ご飯だってさ」
「…入るときぐらいはノックしてくれよ」
「したわよ。返事なかったじゃない」
「……」

>>307
「まぁしょうがないわよねぇ〜女の子の写真に夢中になってるんだから♪」
「ちちちち違うよ、夢中になんか…」
「夢中じゃなかったら何…恋に落ちてたとか？」
「（ギクッ！）そそそんなことないよ…」
「ま、いいか。今日はぶり大根だって♪あ〜お腹すいたぁ〜」
追求をやめてくれたのは大いに助かった…のだが。気になることがあった。

栞菜について階段を下りながら、
「さ、参考までに聞くけどさ」
「何？」
「何で恋に落ちた、って思ったのさ？」

「ん〜…何となくだけどあの写真から『LOVE』を感じたんだよねぇ」
「…ラブ」
「ちょっとぉ、ナニ赤くなってんのよぉ〜？」
「……」
ば、ばれてる。完全に。

>>308

栞菜は悪戯っぽい笑みを浮かべながら、
「なぁんてね、ホントは保田大明神で見かけたからなんだけど♪
あの写真…早貴ちゃんでしょ〜？」
「…いたんだ…独りで？」
「姉さんをナメんなよ」
「歳変わらないじゃん」
「生意気な！」

相変わらずムチャクチャだ。
でも意外とスルドイんだよなぁヘンなところで。

(続きます)

スナップ＆スクラップさん乙です

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::::::.＼:★ノノハ　のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇｀)つ 　
::::::⊂＿＿つノ
のにゅのにゅマン巡回中！

乙です

投下待ち

ほ

ほ

想い出さん乙です！！
コワ桃子　謎雅　早く正体をあばいてくれ
早く続きが読みたいです

スナップ＆スクラップさん乙です！！
いい感じで栞菜が登場してきてますね
これからも期待してます

なんだかんだで作者さん増えてきていい感じ保全

こっちは比較的平和だな

だな

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::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
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マイハマン巡回中！

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のにゅのにゅマン巡回中！

投下待ち保全

それ普通の保全とどう違うの

ほ

ぜ

ん

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::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

乙乙

ほ

>>前スレ79の続きです

「お、落ちるったって、そんなの私には関係ないし……ぅ熱っ！！」

動揺を見破られまいとして務めて冷静を装いコーヒーを口に流し込んだが、あまりの
熱さに舌を火傷しそうになってしまい、却って動揺をさらけ出す結果になってしまう。
そんな私の様子を見て、雅がにひひ〜と笑う。

「あのねぇ、今更何言ってんの。私に隠し事なんかしてもいい事ないのわかってる
でしょ。あーあ、私はあんなに仲良かった２人だからさ、てっきりもうやることやって
んのかと思ってたら、なーんにも進んでないんだもんねぇ」
「だから、早田とは……」
「とは、なに？　続きを言ってごらん」
「そんなんじゃないっていうか…ふに〜」

私がしゃべっている途中で、雅が私の両頬をぶにーっとつまむ。

「そんなんじゃないのに恋愛映画に誘うのか、どの口がそんな事を言うのかなぁ？」
「ふわぁ〜、みやひひゃん、ほめんなは〜い」
「わかればよろしい。…はぁ、あのさぁ、これでも私、妹として応援しようと思って
るのよ。だけど本人がこの調子じゃあねぇ」
「う…」

私の頬から手を離し、しばらく思案していた雅が、私の目を覗き込むようにして再び
身を乗り出してくる。
端整な雅の顔がぐぐっと近づいて、姉妹ながら思わずドキッとしてしまう。

「ひとつ確認」
「な、なに？？」
「愛のキモチ。あの阿呆…ごめん、口が滑った。シンの事、本当に好きなんだよね？」

「それは、えーっと……」
「どうなのさ？」
「あのぅ、そのぅ」
「もう、じれったいなぁ。愛、実はそんなに本気でシンの事好きじゃないでしょ。
まぁそれならそれで、私が落としに行…」
「ダメ！！　それはダメ！」

雅の言葉に焦って思わずバン！　とテーブルを叩いてしまう。

「ほら、こう言うと本気で怒る。そろそろ自白しなさいってば」
「うぅ、スキ…です」
「は？　小声すぎて聞こえませーん」

わざとらしく耳に手をあてる雅。
その動作にカチーンときてしまった私。

頭にきた私はみやびをぶんなぐった
即死

「ええ、その通りですとも。好きだろう好きだった好きだ好きなとき好きならば！
早田が好きです好きですよ、大好きです！！！！　どうよ雅、これで文句ある！？」

仁王立ちで叫ぶ私の声の大きさに思わずのけぞっていた雅が、ちょっと引きつった顔で
話しかける。

「私のしては愛の心の叫びが聞けて文句はないけど、店中みんな愛の事見てますが……」

そう言われて初めて、店内の静まりようと全てのお客さんと店員さんの目が私に向け
られていることに気がついた。
殆ど聞き取れないほどの小さなボリュームで流れているBGMがやけに大きく聞こえる。

「えへへへ……お騒がせいたしました……」

愛想笑いを浮かべて、私はそろそろと椅子に腰掛けた。こんなに人がいる前で思い切り
「大好きです！！！」などと口走ってしまった恥ずかしさで、さっきとは打って変わって
小さくなった私を見て雅が「くっくっくっ」と体を折って笑いに打ち震えている。

ああ、神様、私はこのまま消えてしまいたいです………。


つづきます

とりあえず旅から帰ってきました。
いない間にいろいろ作品があがってたみたいなので、これから読みたいと思います。

また続きが出来たら書かせていただきます。

待ってました！
乙です

前スレの続き

無言で歩くのも忍びない２人でいろいろ話しながら歩いた
まぁほとんど俺が菅谷に質問して答えるって感じだったけど・・・
「梨沙子ちゃんは好きな色は何色？」
「う〜んとねぇピンク！」
「ピンクが好きなんだ」
「うん！りーちゃんピンク好きなんだぁ！えへへへ」
などなど・・・

歩き出して１０分ほどたったころ少し大きめな公園の側を通ったとき
「あっ！」と言ったかと思うと
菅谷が突然走って公園のなかへ行ってしまった
俺は呆気にとられてしばらくその場に立ちつくしていると公園の中から
「○○おにいちゃ〜ん」という菅谷の楽しそうに俺を呼ぶ声が聞こえてきた
俺は渋々といった感じで公園の中に入り菅谷のいる側まで近づくと
菅谷はものすごく楽しそうに小学校低学年くらいの子供たちに混じり遊んでいた
小さい子たちの中に混じっているのに少し違和感は感じたが本人たちはすごく楽しそうに
遊んでいるのでこっちまで楽しい気持ちになりニヤケてしまった

乙お帰りです
みやびちゃんに弄ばれるめーぐるｷｬﾜ

続きます

>>338
かぶってしまいましたスマソ

天使の笑顔さん乙です
りーちゃんはやっぱりアフォキャラが似合いますね

久々に書いてみたのですがなかなか思い浮かばず短いものになってしまいました
また続きが浮かべば書いてみたいと思います

乙です！
めぐにここまで好かれていながら・・

新作乙です。

りーちゃーん

そろそろ連載作品のあらすじを誰か頼む

乙乙

>>309

正月二日目にしてすでにおせち料理はなくなっていた。
得体の知れないものが多いので助かる。

熱いぶり大根をふーふー冷ましながら
さっきの栞菜のセリフを思い返していた。

「あの写真から『LOVE』を感じた…」

繰り返しているうちにふと今日のことを思い出す。

「写真てのは写した人の考え、というか感じ方も伝わる…」

初詣で岡井君と話していたときに出てきた言葉だ。

…そうか！
ようやく謎が解けた。
あの写真を出したくなかったホントの理由が。

>>349

あの写真は…中島さんを撮ったようでいて…
「自分が恋した瞬間」も捉えたものだったんだ。

だからあの写真を出すということは、自分の思いを洗いざらいぶちまける、
つまり、
「中島さん、好きだあぁ！」と大声で全校を走り回るようなものだ。
それが本能的に分かっていたから、恥ずかしかったから…ためらった。

妄想なのかもしれない。
しかし、いみじくも栞菜が冗談めかして言ったように、
見る人が見れば絶対にバレる。
下手すると当の中島さんにも…

そこまで考えたところで…

“ピコーン♪”

ひらめいた。

もしかすると…あの写真…中島さんが自信をつけるのに役立つかもしれない。

>>350

…人が自信をつけるのは「結果」なんじゃないかと思う。
難しいテストで良い点を取ったり、100メートル走で一番を取ったり。
そういう「結果」を中島さんに示してやればいいのではないだろうか？

うまく行くかどうか分からない。
悪くすると変態として全てを失いかねない。
そもそも中島さんが自信を持っていないということも分からないのだ。

ただ中島さんが悩んでいるのは事実だし、うまくいけば何かのきっかけになるかもしれない。
それ以前に好きな娘の為に何かやりたかったのだ…

よし、決めた。

…気がつくと夕飯そっちのけで決意の拳を固めていた。
家族みんなが不思議そうに見ている。
栞菜にいたっては吹きだす寸前だ。
頬がパンパンに膨らんでいる。

それを見ながら僕は思う。

やっぱり双子なんだな…ムチャクチャだという意味で。

…冬休み最後の成人の日。
初詣の現像と作戦の仕込みをするために僕は学校へ行った。

（続きます）
あと2回ほどで終わる予定デス。

スナップ＆スクラップさん乙です
いよいよ終わってしまうんですか
どうなるか楽しみです

乙です
毎回楽しみにしています！

乙！
起きててよかた

>>610
うん

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::::::.＼:★ノノハ　のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇｀)つ 　
::::::⊂＿＿つノ
のにゅのにゅマン巡回中！

932氏お帰り
S&S乙
終わりってのはS&SでクラスCはまだ続くんよね？

ほ

みんな乙

ほ

乙です

ほ

ぜ

ん

毎日投下あっていい感じだな

競ってるんだな
俺のほうが面白いもん書ける！ってな

ほ

ぜ

ん〜

ほ

>>109

…次の休み時間

テスト発表の件もあり、授業の終了とともに、自然と石村の所に女子達が集まってきていた。

「石村さんすごいね！」
「ねぇねぇ石村さん、他の教科はどうだったの？」

（石村）「えっ..あ..あの」

普段あまり絡まない女子達からの質問責めに、少々戸惑い気味な感じの石村。

そんな最中、横の席では、矢島と村上がなにやら話しをしていた。

（村上）「ちょっと舞美、ダメだよ、勝手にそんな事しちゃ」

（矢島）「いいのよ別に。...それに、〇〇の社会のテスト結果が気になるって言ってたの、愛じゃない...」

矢島は、村上にそう言うと、〇〇の席に座り、全く悪びれる様子もなく涼しい顔で、机の中からテストの答案用紙を勝手に取り出していた。

>>372

（村上）「もぉ、舞美ったら...」

そんな矢島の行動を、少々呆れ顔で見ていた村上だったが、机に広げられた〇〇の答案用紙を見るなり、

（村上）「すごい！『88点』じゃない!!...やっぱり〇〇くん、社会は得意だったんだね、うふふ」

そう言って、まるで自分の事のように、うれしそうな表情で、〇〇の事を絶賛していた。
...だが、そんな村上とは対照的に矢島は、...
（矢島）「なに呑気な事言ってんのよ。こんなの全然すごくないわ。よく見なさい、〇〇が間違えてる問題は、どれも勉強会でやったとこなのよ。...全く、あのバカときたら...」
矢島はそう言って、不機嫌そうに答案用紙を睨みつけていた。

↑訂正
>>371

>>372

（村上）「まぁまぁいいじゃない舞美。ちゃんと間違えた所は、復習してあるみたいだし...それに、舞美の事だから当然もう、〇〇くんに厳しく説教したんでしょ？」

（矢島）「ええ、もちろんよ。たっぷりとしてやったわ」

（村上）「..だと思った。クスッ」

（矢島）「うふふ」
そう言って二人は、なんだかんだ言い合いながら、楽しそうに微笑していた。
その後すぐ、村上は１組に用事があると言って、教室を出ていった。
いつもなら、村上の警護も含めて、一緒に行動する矢島だったが、横の石村が女子達からの質問責めにあい、困っているのを察してか、今回は教室に残って、石村をうまくフォローしているようだった。

>>374

……
時を同じくして１班では、
（徳永）「うわぁ〜『90点』て.....桃ちゃん、すごすぎ！」

（熊井）「でしょでしょ！なんか桃ちゃん完全に、ときの人って感じだよねぇ」

（桃子）「エヘッ、もっと誉めて、もっと誉めて」

...と、そんな感じで、いつものごとく、テストの話題で盛り上がっている３人。

（熊井）「..でも、石村さんの100点にはびっくり..」

（徳永）「そうそう、なんかありえないって感じ」

そんな二人に対し、桃子が反論。

（桃子）「そんな事ないよ。舞波ちゃんて、他の教科も90点越えしてて、もうすごいんだから！」

（徳永）「ほぇ〜〜、そうなんだぁ」

（熊井）「石村さんて、頭いいんだね」
そんな会話をしながら、石村の席の方に視線を送る３人。
そこでは、石村と矢島...いや、主に矢島が、まわりに集まっている女子達を相手に、なにやら熱弁を振るっているようだった。

>>375

そんな中、ふとなにかを思い出した感じで、桃子が話し出した。

（桃子）「...そういえばさぁ、結局、佐紀ちゃん一度もベスト３に入らなかったね」

（熊井）「それ！私も気になってた！...てゆうか、なにげに私、今回の佐紀ちゃんのテストの点数、全然知らないんだけど。...千奈美はもちろん知ってるよね？同じ班だし...」

（徳永）「ううん、私も知らないんだ。だって佐紀ちゃん、答案用紙返してもらったら、すぐ机に閉まっちゃうし、聞いても教えてくんないんだもん」

（熊井）「そうなんだぁ...」

そんな会話が進む中、なにやら桃子は、外出して空席になっていた清水の席におもむろに座ると、よからぬ事を考えついたような表情で、二人に話しかけた。

（桃子）「...ねぇ、こっそり見ちゃおっか？」

（徳永）「えっ？見るって...なにを？」

（桃子）「だから、佐紀ちゃんのテスト」

（徳永）「それいい！見ちゃお見ちゃお！」

（桃子）「決まりぃ〜」
そう言って、すんなり意気投合した二人は、早々と清水の机の中を荒らし始めた。

>>376

（熊井）「ちょ！..ダメだよ二人とも、そんな事しちゃ...佐紀ちゃんに怒られちゃうよ！」

（徳永）「大丈夫、大丈夫。どうせ佐紀ちゃんの事だから、見られて困るような点数とってないから...」

（桃子）「そうそう、気にしない気にしない....あっ、見っけ！」

そんな感じで、心配する熊井をよそに、桃子はすぐさま、清水の答案用紙を見つけ、机の中から取り出した。
そして...

（桃子）「これ、今の社会のテストみたい。...どれどれ、佐紀ちゃんは何点を.....えっ」

（徳永）「...これって..」

（熊井）「...なんか意外...」

……
清水の答案用紙を見て驚く３人。
...その直後、教室に清水が戻ってきた。
つづく

乙

ほ

乙〜
何やら嵐の予感が…

春さん乙です！

乙です。

前スレの続きです。

「「ギョエ〜〜！！！！！！」」
なんだよ！このお化け屋敷は！！
なんでこんなに怖いんだよ！！予想外！！
文句を言いつつもなんとか俺たちは出口にたどり着いた。
体力の自信があった俺と徳永は
入った瞬間、猛ダッシュで出口へと向かった。
その結果普通は8分かかるところを2分で出ることができた。
「大丈夫か？…徳永」
「へっ？…うん。大丈夫だよ」
「そっか。」
徳永は一応返事をしてくれたが結構息が荒くなっていた。
あんだけ走れば当然だよな。

「おーい！○○！」
「こっちこっち！」
「おー瀬尾に中村。みんな無事だったか？」
「余裕ぅ〜！ってか楽しかったし！」
マジかよ…さすが瀬尾ちゃん。
「桃も、楽しかったよぉ！」
「へぇ。あんなに怖がってたのにな。よかったじゃん」
「うん！」
嗣永も結構楽しんでくれたみたいで安心した。
でも…
「熊井ちゃ〜ん！怖かったよぉ…」
「もう大丈夫だから泣かないでよ、ちぃ。」
「だって、オバケ追いかけてくるんだよぉ？ホント焦ったんだからっ！」
こいつにはやっぱ無理だったかぁ…。
まぁ俺もだけど。

「次どぉしますぅ？」
瀬尾がなぜか頭をかかえながら俺たちに聞いてきた。
「う〜ん。っつーかなんでお前は頭をかかえてるわけ？」
うん。俺も気になってたよ、中村。
「え？これは俺流の考えるときのポーズ。」
「ごめん。聞いた俺が悪かった。続けて。」
「じゃ、遠慮なく。さぁてどうします？」
「そろそろ、2人ずつで行動したくない？」
熊井がズンと前にでてきて言った。
「じゃぁそれぞれ別行動で！今は7時だから…9時にもう一回ここ集合な！」
「「は〜い！」」
瀬尾（よぉし。こっからが本番だ。気合入れていくぞ。）
中村（ふぅ。俺、上がり症だからなぁ。うまくリードしていけるかなぁ。）
熊井（うわぁ。なんか緊張してきたぁ。でもおもしろくなりそうな予感。）
徳永（いつも通り、いつも通り。と。）
俺（まぁ気楽に行くか。）
俺たちはそれぞれにいろんなことを考えながら
ペアに分かれて行動することになった。
「はい。」
「えっ？」
「手。繋いどかないと迷子になるだろ？」
「…うん。そうだね」
俺と徳永は手をしっかり繋ぎ歩き出した。

「はぁ〜。のど渇いたなぁ…ってあれ？財布…」
「え？財布ないの？」
「ないっていうか、熊井ちゃんに預けてたんだったぁ」
「おいおい…じゃぁ俺だけなんか買って飲も〜っと。」
「え…それひどくなぁい？」
「べつに。俺もあんまお金ないし。」
徳永の顔が急にこわくなった。そんな顔しなくても…。
トロピカルジュースというお店の前についた。
（どれにしよっかなぁ）
「徳永ならどの味がいい？」
「あたしの分買ってくれんの？」
「いや、俺と同じのが好みかなって思って」
「…そう。ん〜あたしなら、このオレンジジュースかな」
「おー！俺もそう思った！おっちゃんオレンジ一つ」
「はいよっ」
お金を払い、オレンジシュース受け取って…
俯いている徳永にジュースを差し出した。
「…え？」
「あげる。俺あんま甘いのとか好きじゃないし、最初から飲む気なかったからさ。」
「でも…」
「いいから。遠慮すんなって」
「ありがと…（こんな優しい一面もあったんだぁ。フフッ）」

　続く

春さん乙です
ももこたちヒドすぎるｗ佐紀ちゃん泣いちゃうよ

続・最高さん乙です
主人公はなかなかいい演出家ですね
千奈美もほのぼのしててとても癒されました

ほ

>>351

…新学期の初日は何事もなく過ぎた。
C組に転校生が来たぐらい…

隣のクラスの僕にはあまり縁のない話だが帰国子女でカッコいい、
と女子の間では話題になってたので好奇心に駆られ、放課後覗いてみた。

確かにカッコ良かった…背が高く細面でいかにもモテそうだ。
明らかに周りとは違った雰囲気を発している。

小耳に挟んだ話だと
小学校は元々こちらで5年生の終わりに親の仕事の都合でアメリカに渡ったらしい。
三年を経て帰国してこちらに戻ってきたという次第。
既にクラスにとけ込んでるようで、島崎君と談笑している。

気になって中島さんの方にチラッと目をやってみたが特に見とれてるという様子はなかった。
我ながらアホだがとりあえず安心した。

仕事もなかったので、初詣の写真を新聞部のほうに渡してさっさと帰った。

>>389
…動きがあったのは転校生の話題も沈静化した週末のことだった。

購買部に焼きましの注文を取りに行ってた1年の荒木君が不思議そうな顔をして戻ってくる。
「有原さん…何かヘンな注文があるんですけど…」
「ヘンって？」
「2年生のなんですけど…見覚えのない番号が…」

よしきた。
内心ガッツポーズを決めながら
「あー年末ネガの整理してたらプリントし忘れたのがあってさ…こっそり追加しといた」
と予め用意した言い訳をする。

そうなのだ。
仕込みというのはあの写真を単に購買部のラインナップに挙げるということだった。
もし自分の予想通り不特定多数の人から良い反響があれば
少なくとも自分に引け目を感じることは少なくなるんじゃないか…
そうした結果を積み重ねていけば自信に繋がるんじゃないかと考えた。

一応反応はあったようだ。
ホッとする。

>>390
荒木君は疑う様子もなく、
「へー有原さんが忘れるって珍しいですね…どんな写真なんですか？」
「これ」
と例の写真を取り出す。荒木君は一目見て目を丸くし、
「うわっカワイイですねー！こんな先輩いたかなぁ…誰なんですか？」

「多分中島さん…」
もったいつけて言ってみる。ワザとらしい自分に笑いがこみ上げる。
いかんいかん。

「マジッすか？新聞部の？ちょっと信じられないなぁー」
「メガネ外して髪下ろしただけだぜ」
「いやぁ『だけ』じゃないですよ。何でこっちにしないんだろ？かわいいのに…」
「さぁね…」

荒木君は写真を見ながらまだ感心している。
ちなみに焼きましの数は10枚もあった。
大変だ♪

>>391
作業を終えたころにはあたりはすっかり暗くなっていた。
人気のなくなった校舎を歩く…
購買部の前に出て、あの写真をみる。

こうしてみると明らかに異質な写真だった。
他のは体育祭のスナップなのだが、この写真だけそれを連想させるものがないのだ。

あの一瞬、
僕が恋に落ちた一瞬（言ってて恥ずかしい）を焼き付けた写真…
永遠の一瞬を捉えた写真。
僕はこういう写真を撮りたかったんだ…

初めて満足いく「作品」の気がする。

>>392
…のもつかの間、大変なことに気づく。

反響が大きいということは…僕のように中島さんを好きになるヤツがいるかもしれないのだ。
ということは…
僕は自分の手でライバルを増やしてしまったことになる…

しまったあぁ…そこまで気が回らなかった…

所詮中学生の浅知恵というかなんというか中島さんの役には立つかもしれないけれど
自分に関しては墓穴を三つぐらい掘った気がした…
そのうえ中島さんに隠し撮りしたと思われて変態呼ばわりされた日には…

とても立ち直れん…

僕は頭を抱えた。
エライコッチャ、エライコッチャ♪となぜか阿波踊り、のようなものが頭の中で鳴り響く。

（次回最終回）
>>357
そうです。終わるのはS&S（何かカッコいいな）でシリーズそのものはしつこく続きます。

乙

ついに最終回か

乙乙

wktk

しつこく続くのか・・・

スナップ＆スクラップさん乙です！

みんな乙

朝保

乙

ほ

ほ

ぜ

ん

ほ

ぜ

ぜ

ん

ほ

も

ヲ

タ

　（ああ…愛理、怒ってるよ……）

　　教室の入口で不機嫌そうに半眼でこちらを見ている愛理に、戦々恐々としていた。
　
　（もしかして…俺が悪いのか…？）

　　いろいろ思い出してみるが、どう考えても愛理に怒られるようなことはしていないはずだ。
　　今だって、クラスメイトの吉澤、雅、遊びに来ていた菅谷と他愛のない話をしていただけなのに…。

　　その時、吉澤が小声で、
「おい…○○、お嬢がえらく不機嫌だが痴話喧嘩か？」
「って、誰がお嬢だ！それに俺は痴話喧嘩なんてしてないぞ」

>>415
　　雅も小声で、
「本当に？実は愛理を怒らせるようなことしたんじゃないの？」
「いくらのんびりやの愛理でも、怒ると怖いからね！」
「まあ、みんなもそう興奮しないで。原因はともかく、わざわざ愛理ちゃんから来たんだから嫌ってるとか、実は怒ってないかもしれないよ？」
「清水！？いつの間に…」
「きっと…原因は別のところにある！」
「例えば？」
「実は隠れてあの桃子と……ぐはっ！？」
「怖いこと言うな、吉澤！冗談でもやめてくれ！」
「へぇ…○○君、ももとそんなことしてるんだ…」
「ヒドイ！！愛理を裏切るなんて」
「雅も菅谷も真に受けるな！」
「や、やっぱり、浮気はダメだよ」
「清水まで…」

>>416　
　滅多に見られない愛理の怒りモードを前に、みんな混乱しているらしい。
　　と、内緒話をしているところに、愛理がトコトコと近付いてきて、

「え？」

　　いきなり、俺の手を掴むと、そのまま教室の外へと引っ張って行ってしまった。
　　後に残された４人は、

「可哀想にな、○○。ついに連行されたか…」
「いつもの愛理と違う･･･大丈夫かな…」

　　と、吉澤と菅谷が溜息。
　　そして一連の動向を見ていた雅は、何かに気付くとクスクス笑って、

「そんなに心配しなくても大丈夫。原因は…多分、私と梨沙子にあると思うんだけど、それで誰かが悪いとか責められるという問題でもないから」
「どういうこと？」
「女の子はね、好きな男の子が他の女の子と仲がいいと気になって仕方がないって事」
　　と言って、いたずらっぽく笑った。

>>417
　　　　でもって、屋上。
　　一体、今から自分はどうなってしまうのか！？
　　予想もつかない事態に、俺は愛理の動向をうかがう事しか出来ない。

「あの…愛理…」
　
　　愛理の顔を恐る恐る覗くと、瞳が涙に潤んでいるのを見て、慌てて尋ねた。

「ど、どうしたんだ、愛理！？俺…何か、イヤなことしたか？」
「いえ…違います…そうじゃないんです…ぐすっ…ただ…ただ…」

　　愛理はしゃくりあげて、

「確かめたかったの…○○先輩が私を見てくれていることを…」
「それって…どういう……」
「私…今日も一緒に○○先輩と帰りたいなって思って、教室まで迎えに行ったら…。そうしたら…ぐすっ…ふぅ……っ、そうしたら…」
「そうしたら？」
「…本当はこんなこと気にしちゃいけないのに…っ、でも、○○先輩が梨沙子や夏焼先輩と仲良く話してるのを見たら…｣
「･･･」　　
「私、すごく悲しくなって……怒りたいのか、逃げたいのかわからなくて…っ、イヤだったんですっ…○○先輩が私以外に笑顔を見せてるのが…。こんなこと考えるなんて…。でも、どうしても止まらなかったんです……っ！」

>>418
　　普段ののんびりした雰囲気は何処に行ったのか、今の愛理はただ純粋に、嫉妬しているのだった。
　　それを理解して、俺は泣いている愛理の頭を何度も撫でて囁いた。

「そっか…ごめんな、愛理。悲しい思い…させちゃったな。そんなに愛理がイヤなら、もう話さない。俺は、愛理を悲しませてまで他の女の子と話したいなんて思わないから」
「そんな…ごめんなさい…ごめんなさい、○○先輩…」
「いいよ。謝らなくても。でも…ちょっと嬉しいかな？愛理もこういうことで嫉妬するんだなってわかったから…はは」
「先輩……笑わないで下さい……私、これでも真剣なんですから…」

　　涙を拭って微笑む。

「私って、独占欲が強いんですね。自分でも知りませんでした。でも、○○先輩に迷惑かけたくないから、他の女の子を避けたりとかはしないで下さい…。それで…お友達と気まずくなったら悪いです…」
「そうだな…。でも気をつける。俺が一番側にいてほしいのは愛理だけだから…」
「はい。私もです先輩…」

　　そして愛理は優しく、柔らかくキスを求めた。

おしまい

客観的に見直してみるといいよ・・・
読み手にわかりやすく伝えることを念頭においてね

新作乙です

乙です
愛理ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

嫉妬愛理

>>287

なんとなく居心地の悪い空気のままその日が終わった
僕は掃除当番を終えカバンを持ち教室を出た
友達が何処か寄ってく？って誘ってくれたがそんな気分でもないので断った
大変だなと言った後あんまり考えすぎるなよと肩を軽く叩いて帰っていった
僕は今日起きた事があまりにも自分には消化し切れなくて頭が混乱したまま校門のところまで来た
｢ねえ」
校門を出たところで涼やかな声がした
声の主は夏焼さんだった
僕が呆気にとられてると
｢一緒に帰っていい」
とあのぎこちない笑顔で言った
僕が理解できないでいると
｢まあいいからいいから」
と促すように傍に近づいてきた
沈黙
夏焼さんの考えてる事が全く分からない
表情を読もうとするが笑ってるようなそうでもないような
要するに全く真意が掴めない顔で横を歩いてる
｢桃子って人、彼女なの？」
ブッ！！！
いきなりの質問に僕はマンガみたいに噴き出した
｢いや、あの、その、桃子は幼馴染だよ」
｢ふうん｣
｢いつも苛められてるけどね」
そう言った時夏焼さんが足を止めた

｢どうしたの?｣
夏焼さんの方を向く
｢なんか今凄い嬉しそうに言った」
からかうような眼で僕を悪戯っぽく指差す
｢そ、そう?｣
自分では自分の表情なんてわかんないから妙な気分だった
｢桃子って人のこと好きなの？」
｢そうだね･･･ってあの女の子としてとかじゃなくってあの良い友達って言うか家族って言うか」
あたふたしてる僕を夏焼さんは真面目な顔で
｢そういうのわかるな」
そう言った
｢夏焼さんは好きな人とかいないの？」
我ながらなんて大胆な事をほぼ初対面な女の子に訊いてるんだろうと驚いた
｢いるよ･･･いや、いた･･･か･･･」
いた？

夏焼さんは沈痛な面持ちで下を向いた
｢好きな人っていうより大切ななんか上手く言えないけど･･･いたわ」
誰かを想っているのかそのときの夏焼さんの顔は凄く安らいでいた
こんな表情ができるんだと見とれていると
｢なんでもないわ、忘れて」
それを言い終えた時には普段の顔に戻っていた
それ以後夏焼さんは一言も話さなかった
僕も何か聞いてはいけないことのような気がして話しかけなかった
とある辻まで来ると
｢じゃあここで｣
と夏焼さんは立ち止まった
｢うん」
僕も立ち止まって夏焼さんを見た
｢あの･･･」
｢何？」
｢明日も一緒に帰っていい」
な！？
｢駄目？」
｢いや･･･その･･･なんで？」
その問いには答えずじっと僕を見ている
｢あの、その、夏焼さんがよければ」
そう言うと
｢そう！じゃあ約束よ」
手を振って道の向うに小走りで去っていった


つづきます

皆さんお疲れ様です
いっぱい連載が増えていいですね
毎日楽しみです

いっぱいｷﾃﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!
乙です！！

乙です

ほ

>>393

そういうテンションのまま突入した先週末は悲惨だった。
気ばかり焦って「最悪の事態」を想像しては「うわわわわぁ」と家の中で意味もなく叫ぶ。
栞菜さんも虫の居所が悪かったらしく金曜日はケンカになった。
次の日はあっという間に機嫌が直ってて憐れみの目を投げかけられたが…

騒ぎ自体は好調だった。好調ってのもヘンな話だけど。

「あの美少女は誰だ？」に始まり、
「C組の中島じゃないか？」という声もちらほら聞かれるようになった。
転校生に続く刺激的な話題で学年全体がどこかウキウキしている。
乗り遅れてるのは浅はかな仕掛け人だけだ。

事ここにいたっては告白すべきか…いやいやまだまだ…いやいやいや…まだまだまだ…
と思考は堂々巡りを続け、もはや訳が分からなくなっていた。

この何とかなってほしいけど何ともならない状況が変わったのは翌日の火曜日。

「有原君、ちょっといいかな？」
部室でくよくよしていた僕に声をかけたのは…
中島さんだった。

>>433
「な、何でしょう？」
「えーと…」
話しにくそうだ…周りを気にしている。
「出ようか…」
「うん」
部室を出て…どこへ行こう。
しばらく考えた末結局屋上に出ることにした。

空はスッキリと晴れているのだが感慨にふける余裕はない。

人目を気にするって事は十中八九あのことだ。
覚悟はできていたはずなのだが、いざ二人っきりになるとやっぱり…緊張した。

「で、では改めて…ご用件は？」
「え、えーとね…あの写真撮ったの…有原君？」
うぉ、単刀直入で来た。

「う、うん…」
情けない話だが、この期に及んでまだ誤魔化す事も考えた。
だがそれ以上に良い写真を撮ったという自負があり結局正直に答えた。
嫌われてもしょうがない。

↑アンカー間違えました
>>433
「……」
時が止まった…ような気がした。
その場を逃げ出したい思いと聞きたいという思いとが瞬間瞬間で入れ替わる。
心臓の音が頭の中で鳴り響く。
背中は汗でびっしょりだ。

中島さんの次の答えを聞くまでが永遠に感じられる。
こういう一瞬の永遠もあるんだ…と場違いなことを感じた。

中島さんの口が開くのがスローモーションで見える…

「…凄くかわいくて何か…自分じゃないみたいだった」
パチン、とはじけたように時の流れが戻った。中島さんは続けて
「…起きてる騒動も何か別の世界の話みたいで…実感がないの」
「ごめん」
「え？」
「勝手に撮ってごめん。それに騒動に巻き込んじゃったみたいで」
「ううん…いいの。有原君の仕事だもん…」
「……」
どうやら嫌われてはいないようだが、仕事だと思われてたんだ…
ホッとしたような落胆したような。

保全

>>435
「凄いって思ったんだ」
「えっ？」
「一枚の写真で人を元気付けることができるんだもん…私ね…」

中島さんは僕を見て微笑み、
「自分のことがもうちょっと好きになれそうなんだ…」
「……」

…涙が出そうになった。
自分の写真が、自分のやったことで人が元気になれる。
それも好きな女の子が。
ものすごく嬉しかった。
その答えを聞いただけで充分報われた気持ちになる。

「だからね…まず、ありがとうって言いたかったんだ」
「いやこちらこそありがとう」
「いやいやこちらこそ…」
「はははっ」
「ふふふっ」
笑い声が響く。清々しい気分だ。

>>437
「…もう一つ話があるんだ。ホントはこっちが本題なんだけど♪」
「何？」
「えーと、岡井君からの伝言です…春の文化祭で協力してほしい、って」
「協力？」
「うん、文化祭の撮影はもちろん、宣伝とかヨロシク、とのことです」
「…別に構わないけど…何で伝言なの？」
「よく分からないけど…中島が是非、だって…」

岡井君…援護射撃…ありがとう。

>>438
「それでね…劇に出てみないかって…誘われたの」
「本番も？」
「うん…何か今回はダンス部、合唱部、吹奏楽部など文化部みんなを巻き込んでやりたいんだって」
「へぇ…何でもありなんだ」
「豪華メンバーでお送りしたいんだって」

「ははっ、楽しそうだね…それなら中島さん…潜入レポ書きなよ」
「レポ？」
「そう、折角の機会だからさ。
自分の体験とか…他の人のインタビューとかさ、新聞に載せるんだよ」
「それ…いいかも…」
「中島さんはこの前『つまんない』って言ってたけど
…つまんないならさ自分で面白くしてみようよ、岡井君たちみたいにさ」
「そうだよね…うん、やってみる！」
「できるよ中島さんなら…僕も協力するし…」
「ありがとう…早速岡井君に伝えてくるね♪」
「うん」

「じゃあね〜」
ドアのところでもう一度手を振ってくれた。

>>439

“バタン”

とドアが閉まると同時に…僕はその場にへたり込んだ。
緊張で体のあちこちがこわばっていたようでヒザががくがくする。

…結局、僕が彼女が好きだということは伝わっていなかった。
それは仕方ない。
言葉にしないと伝わらないことはあるはずだから…

地べたに寝転んで、澄みきった冬の空を見ながら深呼吸する。

「好き」というのはどこが終着点なんだろう…
どんな状態になれば「成功」だといえるのだろう。
両想いになることだろうか、デートすることだろうか、それとも…

今の僕は「好きな人が元気に笑ってくれること」
それで充分だった。

>>440

でもこの先は分からない。
人間は贅沢なものだ。
やっぱり両想いにならなきゃイヤだと思う日が来るかもしれない。

そのときはその時だ。
時が来たら考えよう。
…これから先の事を考えると色々楽しくなりそうだった。

人生というスクラップブックにまた新しい記事が載る…

それはまた…別のお話。

（おしまい）

拙作「スナップ＆スクラップ」お読み頂きありがとうございました。
温かいレスにいつも励まされました。
この場を借りてお礼を申し上げます。

次回（Episode.06）は少しお休みを頂いてまた再開できればと思います。
導入部は既にあがってるので。

乙です！
ほんのり青春味って感じでよかったです
次回作も期待してます！

ほ

スナップさん乙です
次作も楽しみにしてます

ほ

乙でした
なかさきちゃんの魅力が伝わってきましたよ
岡井君もナイス！

自分も前から何か書こうと思い続けてるのですが週末にようやく暇が出来そうなのでトライしたいと思います

乙
導入ってどれだろ

Ｚ

朝保

ほ

ぜ

ん

昼保

ほ

>>448
書いてネタばれになるのかならんのかわからないが前回突如来日して放置されてる人かと

投下待ち

転校生？

ほ

ほ

ほ

ぜ

本当に中学生なんで・・・。
暇な時小説書きたいんでつまらながったらとことんスルーしてください。

　

>>463
つまんなかったらスルーは無理　とことん叩く
それに耐えられないなら最初からやめときな

書きたかったら書きなよ

どんどん書いていいと思うよー
待ってます

次は栞菜だな

書けばいいじゃん

彼女のオモイの作者の人ごめんなさい。
間違えました。

何その不思議な間違い…

ほ

何そのしょうもないいいわけ･･･

:::::::::::::::::::::::::::::..
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マイハマン巡回中！

規制解除記念ほ

朝保

ho

おはほ

ほ

俺、中学２年生、岡井亮太は１ヶ月前にこの学校に転校してきたばかりだ。ばかりだっつってももう１ヶ月も過ぎたんだな…。
最初から転校してくるのに不安なんてなかった。それは妹の千聖（中１）も同じだったみたいだけど。
別にいじめられたらどうしようとも思わない性格だし、何より野球がはやくやりたかった。
部活に入れば友達だってできるはずだし、へんにかしこまらないほうがいいってわかるから、不安はなかった。
千聖も俺も運動だけがとりえだ。千聖は陸上、俺は野球。前の学校でそれぞれの部でいい成績を残していた。
夏休みに転校することが決まったから、１学期は俺は野球部のエースだってしていた。
もうはやく野球をしたくてしょうがなくて、転校初日に部活見学に行ったんだ。
そして入部して約１ヶ月が経つ今は、部員とも仲良くやっているし、何よりもエースという立場を与えられたことが嬉しい。
今日も部活。帰りのＳＨＲが終わってすぐに教室を出ようとするといつものように声が聞こえた。
「亮ちゃぁ〜ん、部活頑張ってねぇ〜♪今日は見学いけないけど、桃がいないからってさぼっちゃダメだぞ」
桃子だ…。転校してきたときに１番最初に話しかけてきたのも桃子。
偶然席が隣になっただけでなれなれしくしてくる彼女は今でも俺になにかとちょっかいを出してくる。

初日から「桃子って呼んでぇ♪」と言われ桃子と呼んでいるが、決して恋仲とかそんなんではない。
桃子は確かに男子に人気があるみたいだが、俺は別に意識したこともないし、するつもりもない。
桃子もきっと俺のことなんかどうも思ってないんだろう。しかしそれならちょっかいを出すのはやめてほしい。
だがこいつに何を言っても無駄なのはこの１ヶ月で学んだ。今日もこいつの声をスルーして部活へ向かおうと思った。

あいつの目線も無視…いや、気付かないフリをして………。

今日も暑い。１０月だというのに、こんなに暑いのか。練習は休憩に入ってタオルをとりに行こうとした。すると…
「はい、亮太。タオル」
「あ…ありがとうございます」
熊井先輩だ。３年生の熊井先輩は３年生が引退したにも関わらずマネージャーを続けてくれている。
ちょっと雑なとこあるけど、優しくて綺麗で、たまに自分の世界に入っちゃうけど、野球部の女神的な人。
俺は熊井先輩が好きだ。入部したその日から好きだった。でも先輩はモテるし、彼氏もいる。

ほ

でも別にそんなのどうでもよかった。彼女にしたくてしょうがないとかじゃないし、俺の中ではやっぱり野球が１番だから。
「そういえば今日桃子ちゃんは？」
「あ〜なんか今日はこないみたいなこと言ってましたけど」
「ふ〜ん…ねぇ亮太さー、桃子ちゃんのこと好きなの？」
「は！？ありえないっす。勘違いしないでください」
「え〜、でも桃子ちゃんよく見にきてくれたりするじゃん」
「ただちょっかい出したいだけでしょ、どうせ…。あ、練習戻りますんで」
何を言い出すんだ…勘弁してくれ…。俺はあんたが好きなんだよ、先輩。

そのままあとの練習も終わるかと思われたそのとき、バックネットのうしろを彼女がとおった。
いつもみたいに俺を睨んでるようにして視線をこちらに向けながら、仲のいい清水と下校していった。

なんで彼女はいつも…俺に視線を向けるのだろう………

いつものようにそんな疑問を抱きながら、練習を終えて家路についた。
なんだか今日の練習はきつかった。まぶたが重い。シャワーを浴びて寝てしまおう。
もうすぐに寝たかった俺は８時にはベッドにもぐりこんだ。

『大きくなったら…僕が甲子園に連れて行く』
『ホント？ホントに？？亮ちゃん、ホントなの？』
『ホントだよ、僕が君を甲子園に連れて行くんだ』

乙

カレー

今日はテストで早帰りほ

今からバイトほ

ぜ

スナップ＆スクラップさん乙です！！
ついに終わってしまいましたね　２人共幸せになれて良かったです
写真っていいものだなって思いました
次の作品も楽しみに待ってます

彼女の視線さん乙です
続き待ってます

ho

彼女の視線っていう題名で勃起してしまいました
投稿ありがとうございます

どういたしまして

ほ

ほ

ぜ

ん

投下待ち

乙

おｋ
じゃあ、なんか書くよ
こんなのが良いとかある？

ほ

＜＜奇跡の愛＞＞
昼休みなのに屋上には俺以外誰もいない。
そりゃそーか。学年末テストで一番難しいといわれてる国語があるから・・・。
みんな必死になってるんだろうな・・・。俺は余裕だけど。

バシッ！！

「痛っっ！」
寝てた所に誰かに頭けられた・・。
「痛っっ！だって・・。そんな声だしてはずかしい！」
笑い声が聞こえ俺は少し赤くなったと思うがこの声は・・・
「フザけんな！全治一ヶ月の怪我おったぞ！慰謝料払えデカ友理奈！」
俺は蹴られた所を押さえただてさえでかい友理奈を見上げた。
「はいはい。そんな冗談いう口があるんなら大丈夫そうね。秀才君」
俺はふくれながら丸刈りの頭をかき
「秀才じゃなくちゃんとした龍太という名前がある！」
相変わらずニヤニヤしてる。

ほ

mankkoばっこーーーーーーーん

















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぺろめｐｍｇじぇ
ｇｋｈ



えｆｍぺろめｐｍｇじぇ
ｇｋｈ

意味がわからん

新作乙

ゴリラ

























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラッキョ

こ、これは斬新だな
欲望と葛藤まさにカタルシス

終わったなこのスレ

せっかく良作者さんが増えてきたのにね

スルーしとけば落ち着くのでは

増えたのは駄作者ばかりで良作者はちっとも増えてない件について

そう思うんならわざわざこのスレに残って荒らさずに
このスレ出ていけよ

エロ無しの小説スレまで荒れるとか・・・
ここはそっとしておいてよぉ

拙劣な作者が荒らしを呼び寄せる

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マイハマン巡回中！

ほ

あぁ、夢か…。すでに時計は朝の７時。ぐっすり眠れた感がないんだが…。
小さい頃の夢を見た。砂場で女の子と遊んでいて、甲子園に行く約束をした。
誰だっけ…どこかで見た気はする。俺が幼稚園のときに恋をした少女。
そしてその次の場面も思い出せない。何かもう１つ約束をした気がするが、思い出せない。
ベッドに寝たままそんなことを考えているとドアのそとから千聖の声がした。
「お兄ちゃん。遅刻するよ、千聖はさき行くからね」
遅刻しちゃやばいな、じゃあそろそろ用意でもして学校行くか。

まだ学校行く時間じゃない

茉麻の携帯欲しい

「亮ちゃんおはよー♪」
登校からこいつに会うなんて…。
「桃子……ぉはよ」
「元気ないぞー♪朝から桃に会えたんだからテンションあげてこ＾＾」
「俺は別におまえに会いたいわけでもないんだわ、残念だけど」
「え〜亮ちゃんってばぁ照れないで！」
「…はぁ…うぜぇ」
そのままのテンションで学校に着くが桃子は席が隣だからそのまま俺にくっついてくる。
「そぉいえばさ、おまえなんで昨日こなかったんだよ」
「きてほしかったの？やっぱりぃ♪」
「熊井先輩が気にしてたからだよ」
「そっかぁ。昨日はねー、ちょっと用事があったから。今日は行くから安心して、亮ちゃん」
「・・・・・・・・・・」
今日も授業が普通にすぎて、給食も食べて、部活がやってくる。
いつもどおり、彼女の視線をうけながら俺は平然と過ごしていた。
「じゃあ今日も頑張ってねー♪あとから行くから！」
そんな桃子の声をうけながら部活に向かおうとしたとき、彼女の視線はまた俺に…。
すれ違いざまに俺に向けている視線。俺はいつも以上にその視線が気にくわなかった。
彼女とすれ違ったあと、たちどまってそのまま彼女に声をかけた。もちろん怒りを含んだ声で…。
「あのさぁ！」
そう言って振り返ると彼女は恐る恐るといったカンジにもとってみれる顔で俺を見ていた。

　 　∧_∧
　　（｡・ヮ・）＜おはよう
　　 ﾟし-Jﾟ

乙です

これはこれは・・・凄まじくベタな展開が予想されますね･･･

おう、俺、ベタしか思いつかないんだもんよｗ
ヒマなら読んでくれ

乙

朝保

ほ

ぜ

昼保

ほ

彼女の視線の作者は本当に中学生？

違うよ、俺はその中学生の子とは別人。
ただヒマだから書いてるだけだから才能ないけど、つまんなかったらごめんな。

なんだよそのしおらしい態度
普段はめっちゃくちゃ誹謗中傷カキコしてるくせに
自分の作品を詰られないように予防線張りやがって

暇つぶしに書かれちゃ読み手に失礼だわな

気にせず頑張れとゆいたい

作外で迎合せずに作中の力で魅せろとゆいたい
小説スレ読んでる奴らっていい作品はちゃんと評価する傾向あるし

彼女の視線さん乙！
続き気になります

<<奇跡の愛＞＞の続き
カッ・・・。カッ・・・。
俺達の階段を降りる音しかしない。
俺達の学校の屋上への階段はかなり長いんでテスト期間中以外でも
人は授業をサボってる俺と給食になったので呼びにくる友理奈や友
達を除いて他の人は昼休みに２、３人くらい屋上には来ない。
「そういえば何でお前ここにいるんだ？給食終わったしテスト勉強もあんたろ？」
そういうと友理奈は暗くで良くわからないが表情が変わりあたふたし始めた。
「そ、それはえ〜と、ほらあれ！私あんたに勉強教えてもらって余裕だし、友達
５時間目の国語のために漢字とかいろいろ詰めて込んでて・・・その・・・話相手
あんたくらいしかいないかな〜〜って・・。」
俺は思わずニヤついてしまった。
「あれれれ〜〜〜。友理奈さん、も・し・か・し・て。」
友理奈が下を向いて
「な・・・。なによ・・・。文句あんなら・・・。」
俺は友理奈が言い終わる前に
「俺に惚れじゃったとか！」
その瞬間、友理奈が前に立ち俺の股間になにかが入り真っ白になった・・・。

続く

乙です！！
ちょっと言わせてもらっていいですか？
何個か続けて書いてくれると読みやすくなると思うよ

乙

久しぶりに来て状況がわかんないんだけど
優恋の続編とかあるの？

:::::::::::::::::::::::::::::..
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マイハマン巡回中！

ほ

投下待ち

ほ

ここまで更新しました。

ほ

>>549
お疲れ様です

どうも

まとめさん乙

どういたしまして

乙乙

ho

ho

ほ

ぜ

>>426

暫く夏焼さんの去った方を見ていると
｢なにだらしない顔してんのよ」
聞き覚えのある声
振り返ると桃子がいた
特に怒ってる様な顔でもない
｢あ!｣
｢あ！じゃないわよ」
桃子は近寄ってきて
｢あんたにもやっと春が来たってことなのかな」
やれやれって口調で僕をなんとも言えない目で見る
｢そんなんじゃないよ」
｢じゃあどんなのよ」
｢わかんないけど」
｢いいじゃないやっと彼女ができたんだから。それも美人の。よかったね」
全く祝福の意が込められてないトーンだ
｢本当にそんなんじゃないって」
｢あんた絶対痛い目見るよ、あんな子がまともにあんたみたいなの相手にするわけないじゃない」
｢うるさいなあ、わかんないじゃないか」
あまりに酷い言われようなので言い返した
｢調子に乗って、酷い目にあったって知らないんだからね」
｢調子になんか乗ってないよ。大体なんで桃子にそんなに言われなきゃいけないんだよ」
｢私は心配して」
｢心配なんかしなくていいよ、夏焼さんはそんな人じゃないし、僕だって舞い上がっちゃいないよ」
｢ふんだ、後でどうなったって知らないからね」
桃子がぷいっとそっぽを向いた

｢それより桃子？」
｢なによう」
｢ずっと僕達をつけてたの？」
そう言うと顔を真っ赤にして
｢馬鹿言わないでよ、帰る方向が一緒なんだから！
私が普通に帰ってたらたまたまあんた達が前歩いてたのよ」
必死だ
｢勘違いしないでね、あんたなんかお隣さんでなかったらどうでもいいんだから」
｢!｣
僕は今の言葉に傷ついた
桃子はしまったって顔をしている
｢本気なの？」
僕が言うと
桃子は暫く口元を震わせて黙り込んでいた
不意に顔をあげ
｢ごめんなさい」
そう言って駆け出していった
今まで見たことないような寂しそうな顔をしていた
まさか謝るとは思ってなかった
いつもなら茶化してくるのに･･･
なんだろう
胸が苦しい
桃子の後姿が見えなくなるまで僕は見続けていた


つづきます

乙

朝から乙です
続き楽しみにしてます

朝保

ほ

っ

おつかいさん乙です

投稿待ち保全

ほ

保

<<奇跡の愛>>
俺達の母親は親友どうしで家が隣同士だ。だから昔っから俺と友理奈は仲良く
してきた。しかも誕生日も一緒だから毎年どちらかの家で誕生日を過ごす。
それに何か選べってゆわれても必ずといっていいほと打ち合わせもしてないのに
同じ物を選ぶ。身長は俺の方が０・５cmくらい勝ってるけど・・・。
友理奈は俺以外の時はそれなりに女の子らしくしてるけど、俺の前では暴力はふる
わ、暴言はくわ、酷いけど、友達でもゆえない事や涙を俺の前ではみせてくれる・・・。
まぁ、そんな所はかわいいんだけど・・・。
つまり俺もあいつには心をさらけ出すしかない。
つまり俺達は信頼してることだ。

あれうるさいぞ・・。このにおいどっかで・・・。そうか保健室だ・・・。
俺は急に現実に戻され目の前には白い天井が広がっていた。
ベッドに横たわっていたようだ。
カーテンの向こうには俺の友達の話し声が聞こえてきた・・・。
（あれっ、階段にいたんじゃ・・・？）

571の続き
ＨＲがやってる時間だ・・・。俺はそう思いながら歩きながら、
廊下で友達４人に囲まれて、説明を受けてた。

大泣きしながら教室に入ってきって「屋上の階段・・・」といったきり先生
に理由を聞かれても泣き止まず「御免なさい・・・。御免なさい・・・。」
と一点張りだったらしい。俺もそれなりに重症をおってたので今回のテスト
は明日の１時間目にまわされたらしい。

教室の前についた。ついてしまった・・・。どうしよう・・・。
友理奈にどんな顔をすれば・・・。そんなに心配してくれてるんだ。
とちょっと嬉しい気持ちだったか、俺のせいでもないのに心が重苦しい・・。
いやドキドキしてるのか？友達が扉をあけそこには女子に囲まれて赤い顔して
泣き顔でこっちをみてた友理奈がいた・・・。

続く

乙です

また性懲りもなく変なのが現れたな
書いて出しはやめれ
完成して推敲してから貼れよ低脳

×重症
○重傷

しかも重傷の意味がわかってないｗ

まあそう言うなよ
こいつ推敲してないな、ってのは他の奴でもありがちじゃん

セックスしてｋｙｒｙ

中学生なんだから多少は仕方ないだろ
内容もそんなに悪くない感じだし

　

乙
最初のうちは仕方ないんじゃない

「従妹の佐紀ちゃんと過ごす夏休み(仮)」
について知ってる方います？

俺は知らない

梨沙子を精神障害にしたせいでいっせいに叩かれて終了

あばばあばば

書くのは良いけどスレの最低限のルールくらいは守ってくれ
作品自体は興味なきゃスルーするから

各自好きなの書けばいいと思うよ
色々言う奴もいるだろうけど肥やしにすべき所は肥やしにし
聞き流す所は聞き流さないと書きようがなくなる

好きなように書いていいよ勝手に書けよ誰も止めねえよ
だが貼るな　箸にも棒にもかからんガキの作文を得意げに発表するな
うまくなったと実感できるようになってから貼れ恥知らずども

>>585,586
分かったからとりあえずsageろ

本文は別の所にアップして、ここには大まかなあらすじと
そこへのリンクを貼っておけば無駄なのは読まなくて済む

>>586
上手いかどうかなんて読み手の感じ方次第だろーが

推敲云々言ってる奴はバカじゃないのか？
いちいちこんなもんにそんなエネルギー使ってどうすんだよ。
取ってだしでもいいじゃない。
糞レスだけよりは遥かにましだよ

>>590

>>586
かわいそうに、過去に叩かれたんだね。
駄作しか書けない無能年増作者さんはいい加減狼引退したら？

>>591

バカじゃないの
テンプレも読めない奴は放置しろよ
ただのスレ潰しだろ

※　荒らしには徹底スルー

中学生作家ｲﾗﾈ

中学生でも小学生でもいいよ
でも社会人でこんな事やってたらちょっと頭おかしいかと思うけど

自分の嗜好が全てだと思ってる人がいますね

>>598
書き手にな

書き手が迎合してどうするんだよ
自分が気にいらなくても他の人が気にいってる作品はあるんだよ
どの作者もがんばって

逆に内容についてリクしてくる作家の方がダラしないと思うが

小説スレってこんな風なん？
俺が前読んでたスレはみんなマンセーで作者さんの作品絶賛してた
確かにすげーいい話だったけど

アホか
もっといい加減でいいんだよ

そしてまともな作者は常連読者と無恥作者の掃き溜めを見捨て
新規読者を求め単発ｽﾚへと流れ出てゆくのであった

作品に説得力が無いとね
いい作品は自然とみんな評価するもんだよ

だからテンプレ読めお前ら

ここで書かないでうだうだ言ってるやつって、
ボランティアしてもらっといて一つも感謝の念を抱かないような人たちだろうな
駄作だろうと何だろうと、叩くのはお門違いも良いとこ

※　常時sage進行で
※　荒らしには徹底スルー

もう反応しちゃダメだよ
作者さんたち乙です！

大衆迎合が作品の善さだとは思わん

>>607のような煽りを読んで
「うるせーな！じゃ書いてやるよ！文句あっか！」と思った輩が
またさらに糞な駄文を書いて貼り

そして僕は途方に暮れる

>>607
それを叩きと捉えると独善的になる

というわけで作者さん達作品待ってますよ

お前らが言う低レベルと名作にそれほどの差があるとは思えんが

「中学生作家」以外のな

バイト中暇だから適当に文章考えてみるか

>>610
お前のスレじゃないよ

>>609
大衆迎合してるやつが、こんなところでチマチマと小説書くかよ

ここに書く奴の大半は自分の妄想を他人と共有したくて書くんだよ。
合う人合わない人いるだろうが、少しくらい我慢しろよ。

>>610
勝手に暮れてろよ
作品があがらないよりマシ

なんで小説スレは定期的に荒れるんだよ

>>618
ガキが多いから

エロスレもおかしくなってるし…
荒らしてるのは同じ奴らか？

書こうと思ったけどキッズのキャラクターあんまり知らないからイメージが涌かないｗ

下手な作者が荒らしを呼ぶ

駄作をスルーできない奴は単発スレ行って自分にあう作品読んでろ

妄想を共有したがってるのはむしろ読者だろ

　　　　 ☆ノノハ
　　　　 州*‘ -‘ﾘ＜ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛ
　　　 　 （つノハヾ
　　　　 　 ﾙ*’ｰ’ﾘ
.　　　　　⊆∪￣⊇
　　 〜 <O_○_○_O>
〜 　　　　 〓V〓

ほ

すいません・・・。
駄目な小説かいちゃって・・・。

よくあることだ
気にするな

>>582
そうなんですか
俺の持ってるまとめサイト(？)のログでは梨沙子が元通りになって
いい展開になってきたとこなんで続きが気になったのです

実に熱い読み手のいるスレだな・・・

>>627
気にするなって言うほうが無理だと思うが、
まぁ、何とか書ききってみてくれ。
浦澤直樹だってHAPPYの時、心無いバカで童貞で自分では何もしない糞人間共に叩かれたんだってさ
んでも、何とか踏ん張って書ききった。
だから、君も一通り書ききってみなさい。

>>627
気にせず頑張れ
もしほんとに中学生なら普段の学校生活の中に山ほどネタがあるわけだから逆に有利だぞｗ

学校生活に色つけて書いたほうが萌えるかも

自分なりのツボがあるならそれを題材に自分が書けばいい

エロの無い小説スレが荒れるとか・・・世も末だな

中学生作家を励まそうと自分の過去の作品晒そうとしたが、
読み返した途端、死にたくなった。

気にすんなよ
いきなり書ける奴は賢くてセンスのある人間
今まで属してきたコミュニティー（例えば学校･会社など）でもそういう優れた人間に出会うことは少ないと思う
だから優秀な書き手が少ないのも仕方が無い

本職なら取材もできるんだろうけどそうじゃない以上
自分の体験が主なベースになっちゃうよね

>>629
まさにそこまでで放置中
俺も続き読みたいんだが

>>627
だから小説が駄目なんじゃないっての
タイトル名前欄、ｱﾝｶ無しとかはまだしもsageろって言ってるの

http://www.geocities.jp/riasho_kids/neta/cousin.html
これのことか

お疲れ様です。ここまで。

>>641
超長いですね

>>641
thx

まとめの人乙です！

どういたしまして

投下待ち

「おまえなんなの？」
何も言わない彼女。
「毎日毎日うざいんだけど…。俺になんか文句ある？」
「…別に…」
「だったら睨むんじゃねぇよ。こっちだって気になるしよ」
「………」
「練習中だってなんかむかつくんだよ、うざってぇし」
そう言って俺が罵声を浴びせた相手、いつも俺に視線を向ける彼女…夏焼雅。
綺麗な顔立ちで、友達も多くて、男子には桃子と同じくらい人気がある女の子。
女子とかと話しているところを見ると性格が悪いわけでもなさそうで、俺は本当にこの視線の意味がわからなかった。
彼女がそのまま何も言わず黙り込んでしまったので、俺は振り返って部活へ向かった。
彼女の視線ではなく、泣き声を背にうけて………。

何かが心にひっかかる。彼女のことなんてどうでもいいはずなのに、せいせいしたはずなのに。
彼女に…嫌われたかもしれない。なぜかこわくなった。
その日の部活の休憩時間、きてくれた桃子にこの不安をぶちまけるように話しかけた。
「俺ってさぁ…夏焼に嫌われてるのかな…」
「んん…別に嫌いってことはないと思うよ」
「なんでだよ」
「んー…嫌いだったらあんなにジロジロ見ないんじゃないの」
桃子…気付いてたのか…そういえば桃子っておちゃらけてるように見えても頼りになったりするんだよな…。
こういう周りを見る性格だからなのかな…。そんなことを考えていると桃子が口を開いた。
「みーやんは亮ちゃんのこと好きなんじゃないのかな」
「はぁ!?」
なんで話したこともないやつに好かれるんだよ、俺が。桃子は続ける。
「昨日ね、実は放課後みーやんと話しててさ、みーやん、うちにこう聞いたの『岡井君と付き合ってるの？』って」
「うん、で？」
「うんって答えたよ」
「あ〜そうなんだぁ…って、はぁ！？？？付き合ってねぇだろ！！」
「うふっ♪だって桃は亮ちゃん好きだよ」
「えっ？」何を言い出すんだよ、こいつは。しかし桃子はいきなり真剣な顔になり、
「好きだから、みーやんにとられたくないの。付き合って、亮ちゃん」
そう言った。でも俺は…俺は…
「ごめん、俺…熊井先輩が好きだから…ごめんな、桃子」
「そっか…うふっ♪熊井ちょー先輩が好きなんだね、亮ちゃんって♪」
「うん…って、お前バラすんじゃねーぞ！！」
「どぉしよっかなぁ♪」
そう桃子とじゃれてるうちに彼女…夏焼雅のことは頭から離れていた。

次の日から、彼女の視線は感じなくなった。でもたまに目があえば寂しい顔をする彼女。
桃子はといえば、普段とかわらない様子でくっついてくる。こいつ昨日の告白まじだったのかってくらいだ。
「岡井くぅーん」
いきなりドアのほうから俺を呼ぶ声が聞こえた。矢島先輩と梅田先輩だ。俺のほうにちかづいてきてこう言う。
「さっき１年生の教室行ったらね、千聖休みだっていうからさ、このプリント渡しといてくれない？」
「あぁ…はい」
２人は陸上部の先輩だ。矢島先輩は千聖の繋がりでたまに話すぐらいの認識はある。
梅田先輩は話したことはないが、矢島先輩と仲がいいみたいだから知ってはいる。
陸上部は成績がよくいまだに３年生は引退していない、マネージャーの梅田先輩も引退していないみたいで、
プリントは今度の大会にそなえて…みたいのカンジのものらしい。
「へぇ〜普通にかっこいいじゃん、千聖のお兄ちゃん」
「やめなよ、えり＾＾；逆ナンじゃん、それｗｗ」
矢島先輩の注意も聞かず、梅田先輩は俺に話しかける。
「君、野球部のエースなんでしょ？友理奈から聞いてるよ」
「あぁ、どうも…はい」
「よく言ってるよ、『亮太は高校行ったら甲子園狙える』って」
「そ、そうですか」
矢島先輩は困ったカンジで梅田先輩に話しかける。
「もぉ…えり、やめなって。ほら、もう教室戻ろう？」
「あっそうだね。お昼のやかん用意しなきゃ。やかん係りですが、何か？？」
「やかん係り…とか言ってｗｗｗ」
そう意味不明なことを言って２人は笑っている。
「亮ちゃん亮ちゃん！！」
今まで黙っていた桃子がすごい勢いで俺になにか言いたそうにしている。
「なんだよ」
「桃を甲子園につれてって！！」タッチか、いまどき。
「ちょっと、ちょっとちょっと！ラブラブじゃん、あんたら」
やかん係りの梅田先輩がお笑い芸人の真似をしてそう言ってくる。

ほ

乙です

乙

乙

乙

Ｚ

＿
／
￣

!

ほ

!!

:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

641の続きはないの？

Ｚ武

「スーパー友里奈２号発信！！」
「いそげ！目指すはコンサート会場だ！遅れたら承知しないからな！！」
今日は大事なコンサートの日。なぜ遅れてるかっていうと、昨日の夜、なぜ従兄弟ってお盆には仲良く遊んでたはずなのに半年振りの正月にはまた余所余所しくなるのか？という議題について討論をしていた。
まぁ結局、クラスの男子の半分くらいは、手を洗ったあとカーテンで拭くという意見で統一されたわけだけど。
そんなわけで、昨日は寝たのが夜の２１時半くらいなもので、いつもより起きるのが遅くなったわけ。
「おい！１号はそこのマックで朝マック買ってこい！」
「１号って？？？」
「友里奈１号はオメェだろうが！！なんのためにこれが２号って付いてんだよ！さっさと行って来いや！！」
１号２号って、私はロンドンブーツ扱いですか・・・・

「ところで佐紀、会場には何時くらいに着きそうだ？」
「わかんねぇよ、道案内が桃子だもん・・・」
「・・・・とりあえず桃子の言う逆に進もう・・・」
これで遅刻確定みたいだね・・・
「そこを〜、上」
上って、いくらなんでも・・・え！？本当に反対の下に進むの！？
あ〜あ、アスファルトに穴空けてる・・・・

「桃子・・・そろそろ上に戻らねぇか・・・？」
「だ〜か〜ら〜、さっきから上って言ってるじゃん」
「・・・・佐紀、下だそうだ・・・」
「ら、ラジャ・・・」
も、桃ちゃん・・・意地悪なんかじゃないよね・・・？なんか熱くなってきたけど、別にマグマに到達とかしないよね？


「おおおおお！！！久々の地上だぁぁぁ！！！」
一時はどうなるかと思ったけど、ほんとよかったよ。
「てか、ここ会場じゃねぇか？よし、梨沙子ちょっくら様子見に行ってこい」
「はーい」
あ〜、一番行かせちゃいけない子に行かせちゃった・・・。
「その間、ちなこが持ってるゲームウォッチを変わり番こでやろうぜ！」
「点数が一番低かったやつは、おにぎり大好きのレッテル貼るから」
がんばらないと・・・・

「ただいま〜！」
「お！どうだった？やっぱしここが会場か？」
「会場？？　なんのこと？　雅ちゃんのウチワならこれだけ買い占めてきたよ。
あと、サイリウムを３本だけ折ってきた」
この子はほんとにアホウだ・・・
「まぁ、ここみたいだし入ろうか？」
「ちょっと待って！！　チケット持ってないけど入れるかな？てか、サイクロン号持っていっていいかな？」
チケットもいらないし、サイクロン号もいらねぇよ・・・・
「大丈夫！こんなこともあろうかと、ヤフオクでチケット落札しといた」
いやいやいや、無駄なことしなくていいから。
「よし、それじゃぁ行くか？」
「おーー！！」

「あんたたち！今頃来てリハーサルはどうすんの！！もうすぐ本番じゃない！！」
やっぱり怒ってるなぁ・・・
「ちょっと地底人と環境問題について語り合ってたもんで遅くなりました」
雅ちゃん、その言い訳はどうかと思うよ。
「水の入ったペットボトルが怖くて中に入れませんでした」
佐紀ちゃん、それは猫だけだから・・・
「出産に立ち会ってたもので」
梨沙子、誰の出産に立ち会ってたの・・・・・
「カイベルＣが・・・」
マーサ、だからなに！？
「友里奈がおにぎり食べてたもので・・・」
千奈美ちゃん・・・
「一本道で信号がずら〜っと青になると、なんか嬉しくならないですか？」
桃ちゃん、遅刻の言い訳ですらないよ・・・・
「友里奈は？」
「え？」
「なんで遅刻したの？」
「え？　えと・・・寝坊です」パシン！
え・・・？なんで今叩かれたの？
「それじゃ、今日はリハなしで本番行くから。すぐにスタンバイしなさい」
『は〜い』

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「っていう夢を見たんだ」
「・・・・・・・とりあえずおにぎり食っとけ」


おしまい

懐かしいな

ほ

「従妹の佐紀ちゃんと過ごす夏休み」って、最後スレが崩壊して終わったんじゃない？

>>671
作者が見てたら復活して欲しいなあ
このスレに合わなければｴﾛ小スレにでも

上に同じ

ho

中学生作家さんへ

絶対続き書いてください
荒らしの言う事をいちいち気にしてちゃダメ！！
自分もおととしの夏に中２でここに初めて短編小説書いたことあるけど歳とか関係ないと思うし
それに自分では駄目な小説と思っているみたいだけど読んでるこっちからすればそうは思いません
ただ投下する前に読み直して漢字の間違いがないかとかチェックをすることは大事だと思います

中３のくせに生意気言ってごめんなさい　　でもこれをアドバイスとして受け取ってくれれば嬉しいです

おととし中二で今中三

とりあえず下げられない奴のことは
全部スルー
次からはこれもテンプレに入れてくれ

狼にスルーできるやつなんていない

>>676

保全

>>676
面白いｗ

ほ