1 :
名無し募集中。。。 :
2006/02/04(土) 01:24:35.42 0
2 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 01:26:59.58 0
だからあれほど油断するなと
3 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 01:51:07.70 O
乙ッ! 十二部ってどこまで行ったの!?オナは無かったのかな?
4 :
六部198 :2006/02/04(土) 01:54:07.56 0
「田中れいなは荷物がかさむ31」までと 前スレ83さんの新エピまで
5 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 01:59:12.42 O
なぜか1時間も経ってないのに落ちたけどなんかあったっけ?
6 :
六部198 :2006/02/04(土) 02:07:40.32 0
「コンコン見ろよッ!!!ガキさんが…後藤真希を縛り上げてるぜぇーッ!!!!」 「間に合ったんでしょうか…見た感じかなり優勢のようですが…あッ!!マコ!!!」 「なんだヨ?」 「愛ちゃんが…ッ!!!」 ようやく辿り着いたぶどうヶ丘公園の時計台がある広場の入り口で、 紺野あさ美は無残な姿で倒れる高橋愛を発見した。 着ている制服はボロボロで砂埃にまみれており、右腕は肩から変な方向に 折れ曲がっているようだ。 だが、ここからではまだよくわからない。 生きているのか、死んでいるのか。 近付いて彼女の意識を確認したいが…今出て行くことは戦闘中である 新垣里沙の注意をそらしてしまう原因になりかねない。 仮にも、後藤真希は演劇部の元エースなのだ。 今は優位に立っているように見えるが…もしかしたら一発逆転の可能性もあり得る。 「愛ちゃん…?あそこでボロ雑巾みたいにぶっ倒れてるのは愛ちゃんかヨ…oi!!」 慎重に行動しようと思案している紺野あさ美をよそに、直情型の小川麻琴は すぐさま高橋愛のもとに向かおうとした。 そんな小川麻琴を紺野あさ美は制止する。
「な、なんなんだよコンコンッ!!!」 「叫ばないで!!…あそこにいる二人はまだ私たちが来たことに気付いていない」 「だからなんだってんだ?」 「おバカッ!相手は後藤さんなんだよ…確かに、今は優位に立っているようだけど… あの子の注意をそらす事は出来ないッ」 「はぁ?さっきと言ってることが違うじゃんかよ。コンコンらしくねーぞoioi。 だいたい、緊急の指令とはいえ後藤真希を攻撃する意味がわからないとか 言ってたじゃないか。ワタシはてっきりあの人を潰す気はないもんだと思ってたゼ」 「そうじゃない…マコには、あの愛ちゃんの姿が見えないの?あれは間違いなく… 半殺しにされている…!!後藤さんは、やはり殺すつもりで闘っているッ!! いつあの子のスキをついて、後藤さんが行動に出てもおかしくはないんです…!!!」 これは考えすぎかもしれないが… だが、こういう時こそ慎重に行動せねばならない。 何かが起きてからでは遅いのだ。 だが、それでも小川麻琴は歩き出した。 その先にいるのは…新垣里沙と後藤真希!!! 「マコッ!!」 「止めんなよ、コンコン…ワタシがどうして『演劇部』にいるのか… コンコンは知ってるハズだろうがヨォ」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
新垣里沙のスタンド『ラブ・シード』の生み出したタンポポのツタに拘束された 後藤真希は、虚ろな表情で考えていた。 そーいえば昔…そう、小室学園と抗争があった頃だ。 来る日も来る日もいつ襲われるのかと神経使うのがだるくなって、攻めてくるのを 待つくらいなら、いっそのこと一人ででもこっちから乗り込んで急襲してしまおうと 考えた事があったな。 当時はやらなきゃやられる、それだけだと思っていたから。 なっちにその話をしたら、めちゃめちゃブチ切れられて、むかついて口論になったっけ。 一人で闘えるわけがない…そんなことを言われた。 その時はその言葉を軽く聞いていたが…今ならよくわかる。 ごとーは自分の腕には自信があったけど、なっちの言っていたことは そういうことじゃあなかったんだ。 エースの高橋愛を倒しても、彼女には仲間がいる。 新垣里沙に深手を負わせても、彼女の仲間はすぐそこまで来ているようだ。 どんなにごとーが東奔西走しても、彼女らにはそれを支える仲間がいるんだ。 次の走者にバトンを渡すかのように、この子たちには仲間がいる!!! けど、ごとーには…もう仲間はいない。 ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…
…でも、それはわかっていたことなんじゃあないか? ごとーは…この町を守るために仲間を捨てたんだ。 この杜王町を守るために、演劇部を捨てたんだ!!! 少々気ままに遊んできたのは、演劇部の様子を見るため…この町を守るため!!! 夢がたくさんあったからだ!!! このままじゃいけないこと…演劇部をやめた時から、ごとーはとっくに気付いてた!!! 「ハァ…ハァ…どうしたのだ後藤さん…わたしはあなたに懺悔をしてもらいたいのだが…? それとも、そんな体力はもうないか?…ハァ…ハァ…」 新垣里沙は息を荒くして後藤真希に言った。 実は、彼女の体力こそすでに限界だったのだ。 直撃とはいかないまでも『神砂嵐』を食らい、彼女の頭部から生えた後藤真希を 拘束しているツタは、新垣里沙自身の身体から養分を吸収しているのである!!! このままでは、こちらの体力がもたない…ッ!!! 「後藤さん…あなたはわたしの憧れの人だ…だが!!私たちが寺田先生から受けた 指令は後藤真希を止めること!!生死については聞かされていない…本望ではないが… こちらにももう余裕はないのだ…だからッ!!」 新垣里沙は『ラブ・シード』の指先を構えた!! その指先がキラキラと光りだす…生命が生み出される!! スタンドの豆が後藤真希の身体に打ち込まれる!!! 「始末させてもらうのだ!!後藤真希ッ!!!」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
ごとーの『神砂嵐』は破られてしまった…これは精神的にもかなりショックだった。 こんな経験はッ!こんな屈辱はッ!! 『自信』と『誇り』が同時に崩れて消し飛んでしまったみたいだ。 けど…ごとーは決めたんだ。 この町はごとーが守るって決めたんだ!!! 向こうからは、ごとーを止めるためにまた新たな刺客が現れたっていうのに… こんなところでッ!!立ち止まっているワケにはいかないッッ!!!! 「とどめくらえッ!!スプラッシュ・ビーンズ!!!」 「き…貴様なあぁぁんぞにィッ!!!!!!!!」 ビスビスビスビスッ!!!!!
それは一瞬の出来事であった。 新垣里沙が後藤真希に放った豆の弾丸は、虚しく地面に撒かれ、 奇妙な形の葉を持った植物を生んだ。 「ば、バカなッ!!!」 新垣里沙が狼狽する。 なんと後藤真希はツタから一瞬で脱出してしまったのだ!! 度肝を抜いた方法で!!! 「じ、自分で自分の肩を外したのかッ!!?そうして出来た隙間から一瞬の うちにツタから抜け出すなんて…早すぎるッ!!!!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「あんたになんて負けちゃいられない…ッ!!!!」 背後から聞こえる冷たい声。 いつの間に…は、早いッ!!!!! そう思って振り返ったが、すでに遅かった。 後藤真希のスタンドは、槍で新垣里沙のスタンドの背中を大きく切り裂いたのだ。 ザシュッ…バリバリ…ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!! 「ああぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁああああああッ!!!!!!!!!!!」 「…さよなら」 スタンドのダメージは本体へと返っていく。 背中から鮮血をほとばしらせ、新垣里沙はその身を大地に預けてしまった。 外した肩を乱暴にはめて、後藤真希は呟く。 「痛い…痛いよ…ごとーをここまでマジにさせたのは…きみが初めてかも知れないなぁ… しかも切りつける寸前にスタンドを前に出してダメージを軽減し急所を外すとは…なんという判断力!! だけど新垣里沙…きみはこれで倒したぽ。そして…来たね、きみは何度か会ったことが ある…ごとーと同じ『金髪』の…小川麻琴ッ!!!」 ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
14 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/04(土) 02:22:05.46 0
ここまで!! 落ちてしまったのかぁ…油断してオナってたorzスマソ
15 :
六部198 :2006/02/04(土) 02:29:13.21 0
乙ッ! おおお連戦か・・・キツそうだ
16 :
六部198 :2006/02/04(土) 03:27:52.75 0
保全疾走
17 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/04(土) 04:44:18.93 0
保全の流法
18 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/04(土) 06:25:08.99 0
オナ中に寝てしまいしたorz 保全そして今日はおやすみなさいでス 汗
19 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 07:27:44.50 0
保全疾走
20 :
なんみん :2006/02/04(土) 08:42:47.68 0
なに二人して保全合戦してるのさww
>>3 はなんみんです198さんdです!!
ひょっとして感想くれた方…読めませんでしたorzどうもスマソ
>>915 さん乙です!!
ああ!そりゃ分からんわ〜wwあの吉澤とは無関係なんですよね?そりゃそうか
ようやく本題…真相に迫るワケですね!!
>>前スレさん新展開乙です!!
舞波!サブタイからは良い話の予感なのですがナニやら不穏な空気が…
>>1さん乙です!!
さすが後藤だけど4連戦になるのか!?キツい!一番読めないのはVS紺野戦だなあ
小川のリベンジなるか!?ってトコですね!!wktkです
21 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 11:02:34.09 0
hozenn
22 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 12:05:17.24 0
保全疾走
23 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 12:48:16.93 0
保是ん! 今日は俺だけ?
24 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 13:54:36.08 O
『保全』=『理解』!
25 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/04(土) 13:59:51.10 0
落ちたね〜。
スレ立て乙です!
>>14 1さん乙です!
白熱してますね〜!俺構想でも五期メソVS誰か。みたいなのは
考えていましたが・・・・どうなっちゃうのか!楽しみです!
>>20 なんみんさんどうも!
ダークな話にはならない予定です!以前書き込んでいたネタフリが
ここで効いて来る訳です!!
26 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/04(土) 15:40:38.40 0
いまさっき友情と魔法のトランプのチケが来たが また二階4列・・しかもメロンのクリスマスコンと座席番号が三つしか 変わらない・・・逆にスゴイ保全!
27 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 16:43:40.21 0
::::::::::::::./\__,ヘ, ::::::::\:|ノノノハ クゥ〜ン ::::::ミゝ从 *’w’)つ ::::::⊂__つノ 舞波鼠逃走中! マイハニャン追尾中! ≡≡≡(,;;ゝ-‐' ;;;) ≡≡≡〜,:'.;=’w’;=クゥ〜ン "'"'゙''""'゙
28 :
名無し舞波中。。。 :2006/02/04(土) 17:28:06.93 0
hozenn
29 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 18:21:01.87 0
保全
30 :
なんみん :2006/02/04(土) 18:34:18.26 0
前スレさんのメロンネタで思ったけど そういや3年生は『卒業』しちゃうんだなあ…安倍もいなくなるんだ… 主人公が3年になるから…この一年は濃密な一年になりそうですねー! 石川はひょっとして留年?w『卒業』や『新学期』ネタは楽しそうですね 問題は……来年の今頃かな?
31 :
名無し舞波中。。。 :2006/02/04(土) 19:25:55.67 0
ho
32 :
915 :2006/02/04(土) 19:57:40.75 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ32〜 10分後、美貴たち3人は近くのファーストフード店にいた。 「で、聞きたい事って何?」 市井さんはコーヒーに砂糖を入れながら美貴に聞いてきた。 「3年前、何があったかを教えて欲しいんです」 美貴は緊張しながら切り出した。 「3年前・・・・・・・・・・」 市井さんの顔がこわばる。 「実は、3年前に演劇部とやりあった鈴木亜美が栄高に転校して、 栄高卒業生の浜崎あゆみと一緒に演劇部に宣戦布告してきたんです。 鈴木亜美は3年前の復讐だって言っていますけど、 それだけじゃないと思うんです。 だから、いったい3年前は何が目的でやりあったのか、 何があったのか、少しでも情報が欲しいんですよ・・・・・・」 美貴は一気に切り出した。 「そう、あの鈴木亜美がね・・・・・・・・・・・。 一つこっちからも聞くけどさ、なんで私に聞こうとしたの?」 「よっすぃ〜・・・、吉澤ひとみが今は部長なんですけど、 彼が自分は当時の事は何も知らないし、 安倍さんたち先輩も話したがらないだろうから 市井さんに聞けって言って・・・・・・」 「へぇ〜、よしこが今部長なんだ」
33 :
915 :2006/02/04(土) 19:58:10.96 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ33〜 「「よしこ?」」 美貴とれいなは思わず声をそろえた。 「そう、よしこ。女子演劇部に異例で男が入ってきたし、 彼ってそこらの女の子よりよっぽど美形だったからね、 みんなでからかってそう呼んでたんだよ」 「へぇ〜」 これは良いこと聞いたなあ・・・・とちょっぴり思った。 「よしこもずるいな」 ん?ずるい? 「まぁいいや。何から話そうかな・・・・・・」 市井さんは切り出した。 「少し前にね、スタンド使いの王を名乗る男がいたの」 「スタンド使いの・・・王?」 「『D』って呼ばれていたらしいよ。 『D』は世界中からスタンド使いを集めて何かをたくらんでいたらしい。」 「はあ・・・・・」 「『D』の正体は百年以上生きた吸血鬼だって言われてるんだけどね」 「吸血鬼・・・・」 れいながぼそっとつぶやいた。
34 :
915 :2006/02/04(土) 20:00:08.97 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ34〜 「『D』は10年程前に死んだらしい。旅のスタンド使いの一団に倒されたんだって」 「その死んだ『D』と演劇部にいったい何の関係が?」 「まあ落ち着いて順に聞きなよ。 『D』のスタンド能力は『世界』を支配する能力だったって言われているけど、 本当の恐ろしさはスタンド能力じゃなくて圧倒的なカリスマにあったんだ」 「カリスマ・・・・・・?」 「そう、ヒトラーに従う兵隊のような気持ち! 邪教の教祖にあこがれる信者のような気持ち! そのカリスマで部下を集めまくったんだって。 で、『D』のカリスマ性に魅入られて、 『D』の活動を資金面で援助していた一人が 当時の小室学園の理事長、小室哲哉だったの」 「小室学園の・・・・」 「小室哲哉は色白の不健康そうな顔で、 本人も吸血鬼だって説もあるんだけどね。 それはともかく小室は『D』の遺志を継ごうとしたのかもね、 『D』のようにスタンド使いを集めようとたくらんだのよ。 で、演劇部の持っていた『弓と矢』を盗んだ、と言う訳」 「じゃあ演劇部は・・・・」 「小室の野望を防ごうとしてね。 みんな、それが正義だって信じていたから」
35 :
915 :2006/02/04(土) 20:00:44.74 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ35〜 美貴には少々意外だった。 演劇部ってもっと怪しいのかと思っていたから・・・・・・ ただ、寺田のおっさんの真意は『弓と矢』を 取り返したかっただけかもしれないし、 少なくともあのおっさんをこれで信頼するのは間違いだよな。 「ともかく、小室哲哉は悪の意志で『弓と矢』を使って スタンド使いを増やしまくった。 『弓と矢』を取り返して、小室を倒すまで戦いは数ヶ月かかったよ」 「その小室哲哉ってのは今どうしてるんです?」 「ギリギリでトドメを刺す前に逃げられた。 今は大阪に潜伏しているらしいけど、もう今更何も出来ないだろうって」 「当時の事情はなんとなくわかってきたけれど、 まだ何かありそうだなあ・・・・・・。 浜崎あゆみはどういう関係だったんです?」 「浜崎はね、アイツが何を考えていたのか未だに誰もわかんないんだよ。 元々、寺田先生とは旧知の間柄だったらしいんだけど、 うちと小室学園の間を渡り歩いて引っかき回したんだ。 『弓と矢』が盗まれたのも、浜崎あゆみが 一枚噛んでいたに違いないって主張する部員もいたしね」
36 :
915 :2006/02/04(土) 20:01:41.10 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ36〜 なるほど、と思いつつなんか釈然としなかった。 もしそれが本当なら、浜崎あゆみは当時も今も何がしたいんだろう? 『矢』の欠片を手に入れた事でスタンド使いを増やす事は可能なはずだ。 だから3年前のような『弓と矢』の奪い合いじゃないはず。 『D』とか小室ってヤツのマネをしようとして、 将来目の上のたんこぶとなりかねない 演劇部をつぶしにかかっているのかな・・・・ 「じゃあ、なんでよっすぃ〜や梨華ちゃんを含め、 当時の部員は3年前の事をしゃべりたがらないんですか? 今までの話を聞いていると別に何も不都合があるとは 思えないんだけど・・・・・・・・・」 「みんなね、ある出来事を境に気を遣って、 できる限りこの話はしないようにしていたからね・・・・・・・。 本当はよしこも石川も何一つ知らないはずだったんだ。」 「気を遣って?誰にですか?」 「私と後藤真希に、ね・・・・」 美貴は、突然本人の名前を出されてすごく気まずく感じた。 「そうなんですか。す、すみません・・・・・・」
37 :
915 :2006/02/04(土) 20:11:06.79 0
今日はここまで!
相変わらず設定ばっかり増やすヤツですんまへんw
>>なんみんさん
dat落ち前にも書いたんですが、
元CUBIC-CROSSのメンバーだった吉澤直樹と吉澤ひとみは無関係ですw
ヘタにかぶってるからリアルな名前で行くか迷ったんですけどね
しかし考えたらモーニング娘。も9年目に突入なんだよな・・・・
>>1 さん
次回くらいで今エピが終わりますが
次エピでは1さんとの激しいセックスを予想しています。
そこはもう1さんと(;´Д`)ハァハァしあうのを楽しむということで
お互いネタバレ無しでドキドキしながらやりたい(笑)のですが
基本設定だけ質問を
ごっちんが演劇部を辞めるのはいつにしましょう?
頭の中ではごっちんを基準に
中1〜中2頃入部
中2 小室学園との闘い
高2 現在
が確定として、高1の春くらいに退部したってのが
一番しっくりくるかな?と思うんですが
あと、1さんの今エピではごっちん退部後に愛ちゃんやガキさんらが
入部と読み取れますけれどそうで良いですよね?
時期的に彼女らが中3の時に入部となりますが
普通に中高一貫高としても微妙に不自然な時期の入部となりますが
実はその方がありがたかったり(謎)
38 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/04(土) 20:30:28.85 0
銀色の永遠 〜ありがとうおとだちA〜 休日の街は華やいでいた。 バックが壊れてしまったという事も在って期せず、本来の目的のショッピングに暫し興じていた。 「うわ〜。コレ!可愛くナイ?」 千奈美ははしゃぎながらガラス越しにバックを指差す。 「それ、お金が足りないよ〜。」 友理奈は壊れたバックを抱えて苦笑した。 「わっ!!コレ!コレ!良くない!!?」 千奈美は友理奈の身体を掴んでショーウインドウに無理矢理、近づけた。 「ちょっと!ナニするの?」 急に引き寄せられた為、バックの中身を溢しそうになった友理奈はガラスに手を付いた。 「・・・後ろを見ないで・・・尾行けられてる・・・」 顔を寄せながら小声で話す千奈美の言葉に友理奈は驚きを隠せなかった。 「えぇッ!」 そう言って反射的に後ろを振り返った。 見るな。と言われても心理的な動揺があればソレを守るのは難しいモノだ・・・ 「だから見るなって言ってンのッッ!!」 千奈美はムリヤリ友理奈の顔を前に向かせた。 「今の挙動で警戒されてるよッ!もぉ〜ッ!」 小声で叱られた友理奈はすっかり落ち込んでしまった。 「・・・ごめん・・・で?どうなの?」 そう問われた千奈美は友理奈の手を引きながら歩きながら答えた。 「ソナーは反応してる・・・『スタンド使い』ね・・・」 その答えに友理奈の足が止まる。 「・・・スタンド・・使い?」
39 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/04(土) 20:32:21.90 0
動きの止まった友理奈を引っ張りながら千奈美はバックに手を伸ばした。 「このバックを壊したのもアイツだと思うよ・・・」 そう言ってバックからコンパクトを取り出した。 「でも何でワタシ達を・・・・」 友理奈は困惑した・・・『スタンド』を出している所を見られた訳でもないのに・・・ 『何故、自分達が監視をされたり危害を受けなくてはならないのか』を。 「さぁ?どうしてだかウチも解らないヨ。だけど現状はウチらは恐らく敵意のあるスタンド使いに 尾行され危害を受ける可能性すら有る。て事じゃん?」 千奈美はコンパクトで髪を直すフリをして後方を見ていた。 「体型はやせ型・・身長はワタシ達より・・・低いかな?」 ボリュームは押さえていたが友理奈に聞こえる声で感想を述べた。 「でも・・・『能力』は・・解らないね・・・」 友理奈は緊張した声で千奈美に返した。 「それは見せてもらったでショ?『バックを斬った』・・・それがヒントなんじゃない?」 後方からの情報を得ようとコンパクトから目を放さずに答えた。 「なるほど・・・・でもそれだと近距離型なのかな?それとも・・・」 コンパクトを覗こうと身を乗り出して来る友理奈を鬱陶しそうに制止しながら千奈美は答える。 「それまでは解らな・・・ッッ!マズイ!アイツ携帯電話を使ってる!仲間を呼ばれてるかもッッ!」 千奈美の顔に緊張が奔った! ・・・・鏡の中の人物と千奈美の目が逢ってしまったのだ。
40 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/04(土) 20:36:10.96 0
とりあえずここまで!
>>37 915さん乙!です!!
その増えた設定が色々と便利だったりする訳です!ウヒ。
41 :
1 :2006/02/04(土) 20:37:34.73 O
>>915 さん
乙です!
やっぱバトルもいいけど、こーいう過去の話もいいなぁ〜なにより三部との繋がりが生まれたのが素敵w
旅の一団かぁ〜花京院、アヴドゥル、イギー…涙
激しいセックス!?超楽しみにしてます!
後藤の経緯についてはそんな感じでいいと思いますよ!れいなやさゆも中三っていうワケワカメな時期に入部させちゃいましたしw
42 :
1 :2006/02/04(土) 20:41:39.43 O
>>前スレさん 乙っす! あぶね〜割り込んでしまうとこだった 汗 新エピおめです!ベリの話っすね! さて、敵は何者で何が目的なのか…ドキドキ
43 :
名無し募集中。。。 :2006/02/04(土) 20:53:29.65 0
まとめサイトは誰が更新しているの?
44 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/04(土) 21:37:23.78 0
ご・・・・ごっちんガァァァァッァァアァァッ!!!!
オンステージが・・・orz
>>42 あぶないあぶないw
今回は興味の赴くままに行きますのでw
>>43 俺だよ!
45 :
915 :2006/02/04(土) 21:41:16.49 0
>>44 同じくオンステージがorz
なちごまカップリングヲタとして楽しみにしてたのに。・゜・(ノД`)・゜・。
せっかく遠征するのに・・・。・゜・(ノД`)・゜・。
>>1 さん
了解!そのワケワカメな時期にうまく説明つけますだ
46 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/04(土) 21:47:59.98 0
>>45 本当に残念すよね!
俺一応最後の現場なんでもう一度ごっちん見たかったな・・
千奈美に俺19日昼ですけど915さんは?
47 :
43 :2006/02/04(土) 21:58:11.08 0
>>44 納得がいった(いろいろと)。ありがとう!
>>37 >普通に中高一貫高としても微妙に不自然な時期の入部となりますが
>実はその方がありがたかったり(謎)
僕も中高一貫高だったけど、中学と高校で関わりがあったのは『文化祭』だけでした。
48 :
915 :2006/02/04(土) 22:53:12.13 0
>>46 おー!オイラも19日昼っすよ!
>>47 オイラも中高一貫でしたけどクラブによってでしたね
体育会系は中高別だったけど文化系は結構一緒にやってるところもありました
まあうちは校舎も一緒だったんでかもしれませんけど(^^;;;
49 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/04(土) 23:25:34.52 0
まとめ終了!今日はこれで舞波っつーことで!
>>47 合点がいった様でw
>>48 マジですか?じゃあ何ぞ目印でも持って集まりますかw
『氷結』じゃなくて『ニンニクのチカラ』でカソパーイとかwwww
50 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 00:25:30.87 0
保全を開始する。
51 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 01:27:18.68 O
保全疾走
52 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 01:34:53.35 0
保全疾走
53 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 01:56:28.15 0
チェックチェックゥ!! おぉッもしかして前スレさんと915さん顔合わせちゃうの!? それにしてもごっちん凄いな、痛い中仕事してたのか…タメとは思えない
目の前に立つ後藤真希はボロボロだった。 制服の両袖はズタズタに裂けており、指先からは血が滴り落ちている。 きっと、激しい戦闘だったのだろう。意識を失って倒れた高橋愛と新垣里沙を 見ればそれは一目瞭然だ。 その前にも、彼女は演劇部の顧問『寺田光男』と交戦したと聞いている。 今日だけで、三度も激戦をくぐり抜けてきているのだ。 そんな彼女の瞳は…鋭く光っていた。 「さぁ…来るならとっととかかってくるがいいぽ…」 小川麻琴がここにいる理由はもうわかっている。 今は自分がすべきことは…飛び掛る火の粉を払うだけだ!!! 後藤真希は、スタンド『ゴシップ・セクシーGUY』を構えた。 「ガキさんを倒したアンタの闘い…見事だったゼ」 ポツリと小川麻琴が呟く。 その表情は、尊敬の気持ちで溢れていた。 突然何を言い出すんだ?後藤真希は数回瞬きをすることで 小川麻琴に疑問の念を訴えかける。 「その腕…あんたの大技が破られた痕だな。ワタシを病院送りにしたっていう… まぁ、よく覚えてないけどヨ。さぞショックだっただろうなぁ?すげー自信なくしたろ?」 「…何が言いたいの?」 「もの凄い強靭な精神を持ったヤツだなと思ったのサ。一流のスポーツ選手には 『スイッチング・ウィンバック』っつー精神回復法があるが…アンタはそれを やったワケだ。肩を外す…自分で自分を痛めつけることによってスイッチを切り替え、 闘志だけを引き出したんだ…なかなかできることじゃあねーよなぁ?oioi…」
この女、何を言っているんだ? これからぶっ潰そうと思う相手を褒めることに何の意味がある? 後藤真希には、その心理が理解できなかった。 「後藤さんよぉ…あんた、演劇部を襲撃したそうだな」 「んぁ…うん」 やっと本題に入ってきたか。 さて、一気にカタをつけたいところだが…今度はちとやっかいだ。 小川麻琴はいい、問題は向こうで高橋愛の意識を確認している紺野あさ美だ。 ヤツの能力は謎につつまれている。 だが、ここで負けるわけにはいかない。 どんな能力を持っていようが、ごとーの風で吹っ飛ばしてやる。 邪魔するヤツはみんな消す!! 後藤真希はそう思った。 ところが、小川麻琴の口から出た言葉は予想だにしないものであった。 「ワタシは…そんなアンタに『カリスマ』を感じた!!!」 ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
なんだって? こいつ、さっきから何が言いたいんだ!? ますますワケがわからなくなり、後藤真希は不覚にもうろたえてしまう。 「アンタの目的は知らないけどよぉ〜…ワタシも目的があって演劇部にいんのヨ。 そして、あんたが今日行った行為はッ!!ワタシの最終的な目的に最も近いものッ!!!」 「きみは…何が言いたいの?ごとーにはよくわからない…」 「oioi…少しは察してくれヨ。場合によっちゃあ…アンタと手を組んでもいいんだぜ?」 「!!!!!!!!!!!!!!!!」 驚く後藤真希をよそに、小川麻琴はさらに続ける。 「ワタシは…この町が好きだ。人が好きだ。そして学校が大好きだ。だがよぉ、 去年の春から段々と町の空気が変わってきたよなぁ?それが何だか最初はわかんなかった けどよぉ〜…やっぱり演劇部が関係してると思うんだよなぁ?なぁ、そう思うだろ?oi」 後藤真希は何も答えない。 ただただ、小川麻琴の言うことに耳を傾けていた。 「ワタシは演劇部を内側からぶっ潰そうと考えている」 ッ!!!!! 「だからよぉ、アンタの目的がワタシと同じものだとするなら…目的は 一緒だってことになるなぁ?そこんとこどうなんだよ、oi」 目的が…一緒? 後藤真希は、同じ金髪の小川麻琴を見つめた。 こいつは…ごとーと同じなんだろうか。 この子の髪の色は…ごとーと同じ黄金の意思の表れなんだろうか?
「マコ、愛ちゃんは無事です…恐らくこの子も…けど、再起不能は確定ですね。 できる事なら早いところ病院に連れて行ってあげたい…」 対峙している小川麻琴に、紺野あさ美は近付いてそう語りかけた。 彼女は小川麻琴の目的を知っている。 今の話も聞こえていたが、その辺りの事情は知っているので口を挟まなかった。 私は、まだ演劇部を裏切るワケにはいかないが…後藤さんはマコに どういった返事をするのだろうか? …いずれにせよ、すべてはなるべくしてなるのだ。 初めから決定付けられていることなのだ。 私には関係ない。 今、私がすべきことは…倒れている大事な友達を一刻も早くラクにしてあげることだ。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「きみに一つ訊く」 後藤真希が口を開いた。 「なんだい?何でも訊いてくれヨ」 「もし、きみと手を組んだとして…きみはそれからどうする?前に会った時も そこの可愛らしい子といたけど…彼女はごとーたちとは関係がない。つまり、 その子とは敵同士になるってワケだ」 「そうなるなぁ」 「きみは、その子を討つことが出来るの?」 さて、今の後藤さんの質問に、マコはどういった返事をするのだろう。 頷くのだろうか? 私はあまり彼女と睨み合いたくはないが…私はマコの目的を知っている。 マコは私の親友なんだ。彼女の考えを理解できなくて何が親友か。 もし敵対することになるのなら、なにも言わずにすべて受け入れよう。 あとの事は、またあとで考えればいいのだ。 そして、小川麻琴はこう言った。 「いや、無理だね」
予想外のセリフに、紺野あさ美は目を丸くした。 何を言っているんだ、マコは。 目の前にいる後藤さんは仮にも元演劇部のエース!!歴戦の勇士なのに。 危険な人ではあるけれど、目的さえ一致していれば、これほど心強い人はいないハズだ。 「無理?じゃあ、ごとーがその子をヤるって言ったらどうするの?」 「その時は、ワタシがあんたをぶっ潰す」 「何それ?はは、お笑いだね。きみ、言ってることがおかしいんじゃあないかな?」 「別におかしくなんかないサ。コンコンはワタシの親友だからな」 バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
親友…親友か。 ごとーにも親友がいるな… ミキティ…亜弥ちゃん… 確かに、この子と目的は一致しているみたいだ。 町を…みんなを守りたい…この子からは、黄金の意思が感じ取れるッ!!! だけど、細かいところでごとーとこの子は考え方が違う。 ごとーは…何事もなく平和を取り戻したいだけだ!! 大事な友達を巻き込むようなマネはしたくない!!アンタとは違うッ!!! 目的のために利用しあう仲間なんているもんか…そんなの、犬のクソ以下だ!!! それなら一人で闘った方がいい。 町は静かに平和を取り戻していくんだからッ!!! ビュオォォォォォォォォォォォォォォォォォ… 乾いた風が吹いた。 後藤真希の『ゴシップ・セクシーGUY』が起こした風だ。 「交渉決裂…か。わかりやすいぜ…oioi」 小川麻琴は、静かにスタンド『FRIEND・SHIP』を発現させた。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
61 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 02:17:16.21 0
ここまで出来た!! 風呂ってきますノシ
62 :
364 :2006/02/05(日) 02:23:24.28 0
皆様乙っ! 先週忙しかったのと体調崩したのと、ついでに私事で精神的にやばかったので週の後半来れなかったっ! >>1さん乙! 前スレの件、了解ですよー。 あの萌えスレですね、自分も見てました(w 個別レスはちょっとしてるテンションじゃないけどニストの皆様も保全されてる皆様もホント乙! ただ今「スタンドの名はニューオーダー」「麻琴のFRIENDSHIP」「ババ抜きをしよう!」作成中です。 小説と違ってできた部分だけ上げるってのができないですけども。 多分明晩か明後日の晩には上げれるハズ! …ってことで胃薬と風邪薬飲んで寝ますノシ
63 :
六部198 :2006/02/05(日) 03:04:40.59 0
皆様方乙ッ! それではイキますッ!!
64 :
六部198 :2006/02/05(日) 03:05:18.90 0
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜19 田中が黙って頷いた。 「おお、話がわかる奴だな。気に入ったぜ・・・」 P・ジーザスは、満足そうに田中に歩み寄った。 「ば っ て ん が 断 るッ!!」 「何ッ?!」 ドッギャアアアアァァアァァアアアァァァァァァ!!!!!!!!!! デュエル・エレジーズが、P・ジーザスに飛び掛った。 「波紋&デュエル・エレジーズゥゥゥッッ!!!」 そして、波紋を含ませたデュエル・エレジーズの蹴りが、P・ジーザスを捕らえる。 「くそッ・・・!」 P・ジーザスによける必要はないのだが、 波紋の効果で弾き飛ばされてしまうと厄介なのでそれをよけようとした。 が・・・不意を突かれ反応しきれず、それを喰らってしまった。 バチイイイィィィィィ・・・!!!!! P・ジーザスは波紋の反発を受け、水道に激突した。 「くううう・・・」 一方田中は、P・ジーザスに触れたことによるダメージを受けていた。 しかし、痛みにかまっている暇は無い! すぐさま波紋で痛みを和らげ、次の攻撃の準備を始めた。
65 :
六部198 :2006/02/05(日) 03:05:40.55 0
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜20 「・・・テメェ・・・」 P・ジーザスが凄まじい形相で田中を睨んだ。 ブシャアアアアアアアアアァァァァァ!!!!!!!!! P・ジーザスの影響で溶けて栓が無くなった水道が、 勢いよく水飛沫を上げて彼に降りかかった。 「こん田中れいなば甘く見るんやなかッ!」 田中は自分の胸を叩き、P・ジーザスを指差した。 (何ば考えてるんだ・・・美貴姉が怒ってたのは、きっとれいなが気に触るこつばしやからや。 さゆや絵里、他のみんなが何も言ってくれなかったとよのも 多分、タイミングが合わなかったとよからに違おらん!) 田中は一瞬でもP・ジーザスの提案に乗ろうと考えた自分を恥じ、深く後悔した。 「なら交渉は決裂だなッ!当初の予定通り、テメーはぶっ殺すッ!!」 P・ジーザスは立ち上がって構えた。 「テメーをドロドロに溶かして、生きたままジュルジュルすすってやる!」 「ふんッ!やれるもんならやってみろぉッ!!」 そう言って、田中もデュエル・エレジーズを構えた。
66 :
六部198 :2006/02/05(日) 03:08:12.36 0
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜21 バギイィィッ!! 突然デュエル・エレジーズが足元を叩いた。 「何やってんだ?」 P・ジーザスが田中に問う。 「見ての通り・・・これで終わりたい」 「はあ?訳の分からないことを!地面なんか叩いてトチ狂ったか?!」 「地面?違うね・・・れいなは地面やあなく、足元の水ば叩おったんだッ!」 「何ッ?!」 そう!壊れた水道から吹き出ていた水が、いつの間にか田中の足元まで伝ってきており、 それがみるみる間に音を立てながら固まっていく。 そしてそれは一本の線つくり、まるで導火線のように進んでいった。 その先にあるものは勿論・・・ パキパキパキパキパキ・・・・・ 「なッ?!これはぁッ?!か、固まる・・・」 P・ジーザスの全身を覆っていた水が、どんどん固まっていく! パッキイイイィィィィィンンンンンン・・・・
67 :
六部198 :2006/02/05(日) 03:10:31.31 0
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜22 「これであんたばぶっ飛ばせる!」 田中がP・ジーザスに向かって突進した。 「クソッ・・・動けねえ・・・!」 「おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!! ぶっ壊すほどおおおおおぉぉ!!!!!!!!!!!!」 「チクショオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」 「シュートオオオォォォォォオオオォォォッッッッl!!!!!!!!!!」 バリバリバリバリィィィィィ!!! 「ぬうううuuuuuuuああああaaaaaaahhhhh!!!!」 デュエル・エレジーズの渾身の一撃がP・ジーザスを砕いた。 ドッギャアアアアアアアアンンンン!!! ・・・・・・・・ ・・・・・ ・・ ・
68 :
六部198 :2006/02/05(日) 03:13:52.61 0
バトル部分以上ですッ! つーかまたしても915さんと被ってしまった・・・orz コーラが出てきた所でなんとなく嫌な予感してたんだよな・・・ まあ不思議なリンクってことで勘弁してくださいw
69 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 03:39:53.78 0
>>198 さん
乙っす!!
おぉぉ…こうやってみるとれいなっていい子だなぁ
絶対友達を裏切るようなことはしないだろうな
ってなわけで俺も!!
「マコ」 「ん?なんだよコンコン」 これから戦闘が始まるというこの緊迫した空気の中、紺野あさ美は 場違いなおっとりした声で彼女を呼んだ。 「正直、驚いたよ。あっさり言うんだもの」 「何を?」 「私を討つのは『無理』だって」 「何言ってんだよ、oioi。別に驚くようなことじゃあねーじゃんかヨ。普通だろ。 飯のときに水を飲むのと同じくらい普通だろうがよぉ」 冷静を装ってはいたが、彼女のそんな一言が紺野あさ美には嬉しかった。 親友かぁ…マコもそう思っていてくれたのか。 いつも一緒にいたけど、本当の意味で心が通じ合ったような気がした。 友情を感じたッ!! きっと、これもなるべくしてなったのだろう。 私は、マコと共に歩んでいく運命にあるんだ!!! ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…
「おしゃべりしてるヒマがあるのかぁ〜ッ!!?」 後藤真希が叫ぶ。 その叫びに乗って、突風が巻き起こった。 「うぉッ!?」 「わぁ!!」 『神砂嵐』が封じられたとはいえ、後藤真希の『風を操る能力』は健在だ。 二人は後方へと押されてしまう。 「大技はなくてもこれだけの力を持ってるとはなぁ…oioi」 「そんなこと言いながら、いつになく穏やかな表情じゃあないですか」 「コンコンこそ、いつになくイイ顔してんじゃんか。何かイイ事でもあったのカイ?」 二人はお互いを見て、ニヤッと笑った。 それを見た後藤真希は、なんだか不愉快な気持ちになってくる。 「あまったれだね…そんなんでごとーと手を組もうとしてたのかよぉぉっ!?」 ビュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!! 風はさらに強くなる!! 正面からモロに受ける風は呼吸を難しくし、ヤツらは下を向くはずだ。 そのスキをついて風に乗り、ヤツらを接近戦で仕留めるッ!!! そう思ったのだが… 彼女達は下を向かなかった。 それどころか、悠々と顔を真っ直ぐ向けてこちらを見ていたのである!!!
「バカな…ごとーの風を真正面から受けて平然としてるなんて…ッ!!!」 ところが、それだけではなかった。 何かがおかしい…奴らは顔を上げているだけではなく、風に流されなくなっている!! そんなバカな…一体何が起きているんだッ!? 「あんたとやり合うのは三度目だが…いや、一回目は記憶が曖昧だし、二回目は 竜巻を起こされたぐらいだがよぉ…なんで今まで気がつかなかったんだろうなぁ? ワタシの能力は『抵抗や摩擦をなくす』能力だったんだヨなぁ…しかし、正面からの 風ってのはやっぱきついぜーっ。呼吸がしづらいなぁ〜oi」 そう、小川麻琴の能力は『抵抗や摩擦をなくす』能力!! 彼女の身体は今、いかなる抵抗も摩擦も受けない。 よって、風による抵抗を受けないので、風に押し流されることもない!!! そして、紺野あさ美は… 「私はあまり能力を使うのは好まないのですが…状況が状況ですからね。 そっと『ある仕掛け』を施させてもらいました」 なんと風を浴びていなかったのだ!!! 風が、まるで彼女を避けて吹いているかのようである。 一体…これはどういうことであろうか。
「おぉぉう、コンコンっ!!!なんだいその能力はッ!!どうやってやってんだ?」 「あらかじめ『能力』によって空間に歪みを生じさせておいたんですよ。 これに巻き込まれたものは、いかに運動エネルギーを持っていようと、 大半のものはそれを保つことが出来ない…」 そう言って、紺野あさ美はチラリと背後に立つスタンドを見た。 それは、黒地にピンクのラインが入った、アディダスのジャージを彷彿とさせる 人型の精神ビジョン!!! スタンドの名は…ニューオーダー。 バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!!!!
74 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 04:00:07.12 0
ここまででけた!! こんこんの能力について、ちょっと謎が多いんで『季節外れの幽霊夜話』を 参考にしましたが…こんなことも出来るかな?と思い、見切り発射で!! でも俺のエピタフはあてにならないからなぁ…汗 ではではもう少し頑張ってみます
75 :
六部198 :2006/02/05(日) 04:18:16.24 0
乙ッ! 紺野はいつもおいしいとこ取り放題ッ♪ っちゅーか後藤入院したのか・・・
76 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 05:19:42.25 0
なんだか今日はオナの歯車がとてもよく噛んでる… 本日三度目のチェック中。。。
演劇部の現エース高橋愛に、後藤真希自身が見込んでいた新垣里沙。 その二人を蹴散らして、彼女は軽く安心していたところがあった。 小川麻琴は去年の12月に軽く交戦しているし(邪魔が入ったが)、紺野あさ美には 以前自分がトチ狂って起こした竜巻の中に入ってくるという謎の能力を見せられたが、 正気を保っていれば謎が多いとはいえぶちのめせるものだと思っていた!! しかし、そう甘くはなかったのだ。 「寺田が差し向けた四人の刺客…か。みんな、決してごとーにひけを取らない使い手だぽ。 きみたち四人は間違いなく演劇部の『一軍』だね…ということはつまり!!残るきみら二人を 倒してしまえば!!!もう演劇部に怖いものはないッ!!!」 寺田を除いてね… 後藤真希は起こしていた風を弱める。 やつらにこの突風『ゴシップ・ハリケーン』は通用しない!! ならば…闘い方を変えるだけ!!! 「風が弱まりましたね…」 「行くなら今だよなぁーッ!!!!!」 小川麻琴は地面を滑走した。 彼女のスタンドは近距離パワー型だ。接近戦で、初めてその能力をフルに 活用することができる。 「んぁッ!?なかなか早いッ…けど!!!」 後藤真希は回避行動を取ろうと身体を動かす。 だが、小川麻琴が滑走してくるスピードの方が速い!!
「oioi後藤さんよぉ〜!!遅いぜッ!!!!」 そして繰り出す右ストレートはッ!!! スカッ 「え?」 虚しく宙を切ったッ!!! いや、それは間違いだ。 確かに後藤真希には当たっている。 だが、当たっていない…それはどういうことか。 「な、なんだコイツはぁ〜ッ!!実体がネェぞ!!oiッ!!!!」 もっと詳しく言えば、近付いた分だけ後藤真希が離れてしまうのだ。 彼女が後ずさりしている様子はない。 だが、殴るために近付こうとすれば、向こうの足は動いていないのに 後方へと移動してしまうのだ。 「ゴシップ・セクシーGUY<横浜蜃気楼>ッ!!透明になるための風のプロテクターを 利用して光を屈折させてるんだぽ!!きみが殴ろうとしているのはごとーの幻影だよッ! 逃げ水(蜃気楼)が殴れるわけないじゃあぁ〜んッ!!近付くのも不可能なのに!!!」 後藤真希の声がどこからともなく聞こえる。 目の前にいる後藤真希の幻影の口は動いているが、声は違うところから聞こえた。 <横浜蜃気楼>とは姿を消すだけでなく、名前の通りこういった使い方も出来るのだ!! 彼女のスタンドが槍を構えているが…見えるのはその幻影だけで、本体がどこに いるのか、まったく見当がつかない。
「なんだとぉーッ!!こ、こいつはまずいぜ〜oi!!!」 「今度はこっちから行くよッ!!オォォォォルナイ…」 「ニューオーダー!!!」 ガキュウウウウ!!!! 紺野あさ美の声と共に、なにかが軋むような音が響いた。 それは能力を使用した音!! 空間に歪みを作った音!! 「…ぽ?」 後藤真希は姿を現した。 彼女は、小川麻琴の左後ろにいたのだ。 いま消された幻影と同じポーズで、スタンドの槍を小川麻琴に向けていた!! <横浜蜃気楼>を解いたわけではない…なのに何故、ごとーの幻影が消えた!? その疑問が、一瞬のスキを生んだ。
「oiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiッ!!!!!!!!!」 バキィッ!!!!! 「んぁあああああああっ!!!!」 スタンド『FRIEND・SHIP』の回し蹴りを左肩に食らい、後藤真希は吹っ飛ぶ!! さすがは近距離パワー型、吹っ飛んだ後藤真希は地面を転がり倒れてしまった。 バカな…ごとーの<横浜蜃気楼>に弱点はないハズ…ッ!!! 「いったい…いったい何が起きたんだよぉッ!!!」 額に焦りの汗を浮かべながら、後藤真希は叫ぶ。 それに答えたのは、紺野あさ美であった。 「空間を歪ませたんですよ。空間を歪ませるということは…太陽光線に振動を 加えるということ!!!蜃気楼は太陽光線なくして生まれることは出来ないッ!!! 歪んだ空間の中では、蜃気楼なんて生まれやしないんですよ!!!」 バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
後藤真希は考える。 なんということだ…甘く見ていたぽ。 追っ手の中でも厄介なのは、演劇部の現エースであり最強クラスの高橋愛でも、 ごとーの『神砂嵐』を破った新垣里沙でもなかった。 真に厄介なのは…この『抵抗や摩擦をなくして』風の影響を受けなくなる小川麻琴とッ!! 『空間を歪ませて』ごとーの技を無効化させてしまう紺野あさ美だった!!! まずい…非常にまずい…!! こんなところで止まるワケにはいかないのに… ごとーはこいつらに負けるワケにはいかないのに!! ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
小川麻琴は考える。 この人と闘うことになった時は、正直少しビビッていたんだ… 町を守りたいという思いは同じかもしれないが、ワタシはみんなも守りたいんだ!! この人は町を守れる人かもしれない…だが!! そのためなら、コンコンや…演劇部の仲間を傷つけちまうだろうヨ!! 演劇部は内側からぶっ潰す、この思いに変わりはない。 だけど、ワタシの愛した人々を傷つけるのは許さないッ!!! 愛ちゃんにガキさんよぉ…あんたらは無茶苦茶なヤツラだが… おめーらは!!ワタシの愛してる人々であることは間違いネェーッ!!!! 仇はとってやるぜ…このワタシがなぁーッ!!!! バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
紺野あさ美は考える。 この勝負、もはや圧倒的にこちらが有利だ。 後藤さんは疲れきっているし『神砂嵐』とやらも使えないであろう… だが…本当にこれで終わりだろうか? あの日、市井さんの名前を聞き、狂って私たちに見せた大竜巻…彼女は間違いなく 爆発力を持っているハズなんだ…まだ勝ったと思ってはいけない。 相手が勝ち誇った時、そいつは既に敗北している…これはとあるイギリス人の 名文句であるが、決して間違ったことは言っていないだろう。 後藤さんは、もう私たちに対抗する術は持っていない。 私たちは風を封じることができるのだから。 しかし…万が一という事もある。こういう時こそ慎重に行動せねばなるまい。 それに、なんだか嫌な予感がするのだ…私のスタンドには『予知』などという 能力はないが、私自身の第六感はそう教える。 大切なのは、あとに残そうとする意思!受け継ぐ意思なのだ!! 何も起きないかもしれない。だが何かが起きてからでは遅い。 私は少し短く切って改造したスカートのポケットから、淡く桃色がかった 銀色の携帯電話を取り出した。 そして素早く文章を打ち込み送信…しかし、どうやらその行為がまた嫌な予感に 拍車をかけてしまったようだ。 今の行動によって、私はこれから起こる出来事を見ずして認めてしまったかのような… 前向きに生きてきた私だが…今の私は、とても『らしくない』… ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
84 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 05:46:24.14 0
ここまでできた!! もうちょいイケそう!!ではまた後で!!!
85 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 06:42:24.19 0
おっしゃ!!オナニーしながら保全そしてチェック!!!
「ごとーは…ごとーは負けるワケにはいかないんだ…例えボロボロになっても!! きみらに『風』が通用しなかったとしても!!立ち止まるワケにはいかない…ッ」 後藤真希はよろよろと力なく立ち上がる。 状況は絶望的。 小川麻琴と紺野あさ美の能力を打ち破る術も思いつかない。 しかし!!彼女は立ち上がらないワケにはいかない…なぜなら!!! 後藤真希には『町を守りたい』という黄金の意思があるからだ!! ビュルオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!! 後藤真希の『ゴシップ・セクシーGUY』が再び強烈な風を生む!!! まるで、彼女の思いを叫ぶかのように!!! 「oioioi!!きかねぇって…ん?」 ビシュッ…ビシュッ… 能力を使って風による抵抗を受けない身体にしたものの、何か妙な音が聞こえてきた。 何かが、切れているような… ビシュッ!! 「いでッ!!!」 突如、小川麻琴の頬に浅く傷がついた。 傷口からタラリと血が垂れる。
「oioi…なんだぁ、こりゃあよぉ…血?」 ビシュッ…ビシュッ… 制服にも、奇妙な傷がついていく。 まるで、刃物でちょっとずつ切られているような… 「まさか…これは『カマイタチ』ってヤツじゃあねーのか? 真空状態になると起きるっていう…」 この人、こんな力も持ってるのかよ…oioi。 小川麻琴は空間に歪みを起こして風を避けている紺野あさ美を見やる。 どうやら、奇妙な切り傷をつけられている様子はない。 やはりカマイタチか… 「けどよぉ…そんなもんでこのワタシが参るとでも思っているのカイ?後藤さんよぉ!」 「んぁああああああああああ〜ッ!!!!!!!!!!」 「…そろそろ休みなヨ」 小川麻琴はポケットからいつものベアリングを取り出す。 「このベアリングがアンタの風を切り裂くことができるのは… すでに証明済みだよなぁ〜ッ!!!!!!!」 彼女は、力いっぱい握ったベアリングを後藤真希に投げつけた。 抵抗や摩擦を失ったベアリングは、後藤真希の風による影響を受けることなく 空を裂き、後藤真希の身体に打ち込まれる!!!
ズビッ!!ズバッ!!ズキュウウウウウウウン!!!! 「ぎゃあああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!」 後藤真希の、声にもならない悲鳴があたりに轟いた。 小川麻琴の放ったベアリングは、後藤真希の腕、肩、腿、腹を…容赦なくえぐったのだ。 すでに、無数のベアリングを槍ですべて捌ききるだけの力も残っていなかった。 そんな彼女から目を逸らさず、小川麻琴はその能力で後藤真希に急接近する!!! 「殺しはしねぇヨ…だが再起不能にはなってもらうゼェ〜ッ!!!!」 「こ、このバカちんどもがぁああああああああああああッ!!!!!!!!!」 後藤真希は叫んだ。 それが、もはや負け犬の遠吠えであったことは自分でもわかっていた。 こんな…こんなところで終わるなんて… ごとーが町を…みんなを守らないといけないのに… 「ユゥウウウゥウウウウウゥキャァアアアァアアアアアァアアアンンンドゥゥゥウウゥウウウッッッ!!!!」 ドドドドドドドッドッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!! 小川麻琴のラッシュが、後藤真希のボディに決まった!!!
ああ…終わった… ごとーはコイツに負けたンだ… あと何発、拳を叩き込まれるだろう…いっその事、ごとーを死なせてほしい… もう、町を守ることはできそうにもないから… もう一度学校行きたかったなぁ…資格もいっぱい取りたかった… そういえば、あの時の漢検あと3点で準2級受かったんだよね…リベンジしたかったなぁ… ミキティ…亜弥ちゃん… ズキッ… 痛い…何かが胸に刺さったような… ああ、そうか。胸の内ポケットに破壊した『矢』の破片を入れていたんだ… こんなところに入れてたらケガするよねぇ…こうなった時のこと、考えてなかった。 痛いなぁ…地肌に…食い込んで…
ボゴォッ!!!!!!ブシュウウウウッ!!!!!!! その時、異変が起きた。 小川麻琴が殴りつけていた後藤真希の身体から、突然血が噴出したのだ。 「えっ!!?」 まず驚いたのは小川麻琴である。 バカな…身体に穴を開けちまうようなパワーで殴っちゃいねぇーぞ!!oiッ!!! 「んぁ…?」 もちろん、当の後藤真希も驚いていた。 胸が痛い…何かが…何かがごとのーの身体を貫いた…の? ドシャアアアアアアアアッ!!!!!!!! 後藤真希は、胸から血を派手にぶちまけて吹っ飛び、地面に倒れた。 その時、彼女は『ゴシップ・セクシーGUY』の胸にも穴が開いていることに気付く。 んぁ…穴かぁ… 何がなんだかわからないけど… これで…ラクにな…れ…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・ドクン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドクン・・・・・・・・・・・・・・・・ドクン・・・・・・・・ ドクン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドクン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドクン…・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パラ…パラ…
「こ、コンコン…これは…どういうことだ…?」 「わ、わかりません…見当もつかない…いったいこれは…!!?」 「なんだよ…この『抜け殻』みてーなもんは…それに…後藤真希は どこにいったんだヨオォォォォォォッ!!!!!」
今に見ててよ… ごとーにだって…出来るの絶対… あんたらになんか…負けちゃいられない!!!!
ドゴォォォォッ!!!!!!!! 「うげえええええええええええええええええッ!!!!!!!!!」 「ま、マコ!!!そんな…い、いきなり…吹っ飛ばされているなんてッ!!!!!」 ドシャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!! レクイエム 鎮魂歌は静かに奏でられる… TO BE CONTINUED…
95 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 07:07:02.24 0
よっしゃああ出来た!!! ノリだけでエピ完しちゃいました!!なんか興奮してて眠くないッス!! ハロモニまで起きてようかなw ではでは…ノシ
96 :
915 :2006/02/05(日) 07:09:40.47 0
変な時間に目が覚めて眠れねえ・・・
って事で文章書いてたらまたオナキターってことで待っていましたw
1さんツメ伸びすぎちゃいますか?w
>>前スレさん
おぉっと!じゃあ激しくジョジョ立ちしているか
ディオのような本の持ち方でジョジョを読んで待っていてください(爆)
まぁそれは半分冗談ですが、是非お会いしましょう。
こっちも他のヲタモダチと一緒だし、他にも色々約束あるんで
あまりゆっくり出来ないかもしれませんが(^^;;;
>>364 さん
あんまり無理しないでくださいね健康な身体でオナってこそですからw
>>六部198さん
それはもうしわけ(^^;;;
でも僕も1さんの対しゅう戦が参考になっていますし、「水で固めてしまう」は
れいなの基本戦術だと思いますよ。問題はそこまでどう持って行くのかが楽しいわけでして
>>1 さん
激しいセックスキタコレ!
実はオイラも麻琴と紺ちゃんならごっちんの風って無効じゃねえ?
とは思っていたんですけど自信がなくて明記しなかったんです(^^;;;
だから麻琴は風を切り裂いてベアリングを打ち込んでますし
紺ちゃんはあの竜巻の中を突っ込むことが出来ていたんです
あと、姿を見えにくくするというのも空間をゆがませる事が出来るなら
光をゆがませる事も出来るわけで、それなら見えにくくなるだろうって考えでした。
とりあえず今のところは1さんと良い感じで激しくピストン運動出来てますね(死)
と思ったら最後に中だし事故が起きちゃったorz(謎)
97 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 07:11:38.15 O
乙ッ!
98 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 07:51:50.26 0
1の爪が30センチほど伸びた
99 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 08:37:11.72 0
みなさん乙ッ!
100 :
なんみん :2006/02/05(日) 08:42:16.13 0
>>915 さん乙です!!
小室とか吸血鬼とか『D』とか聞いて、某・アニメを思い出してしまいました
1さんとの相乗効果ですごく話しに深みが増してきていますね!!
>>前スレさん乙です!!
何者なんだろう?彼女等を狙うからには理由があるんだろうけど…むむむ??
>>198 さん乙です!!
この後誤解の部分が氷解するのでしょう…それでますます絆が深まる…のかな?
水を伝わる『波紋』に固める『D・エレジース』ですからやはり『基本』ですね
>>1さん禿しく乙です!!
一気読みさせていただきましたが、この圧倒的破壊空間にやられてしまいましたww
実はなんみんは1さんが「〜藤本美貴は殺人鬼に恐怖する〜」を書かれた時点で
後藤は小川には勝てないって思ってました!!5ヶ月を経てようやくキター!!って感じですw
後藤を追いつめたと思った土壇場で逃がしてしまう…吉良が川尻になった場面を思い浮かべました
レクイエム!!後藤の(彼女にとっての)正義の戦いはまだまだ続きそうですね!!
>>364 さん
やっぱ体が資本ですよ!!
これまでの作品はきっちりクリアしました!!やっぱ色々演出効果あるとマジで楽しいっすね!
体調が万全の時にじっくりコトコト煮込んでやって下さい!!いつまでだって待ってますよ〜!!
なんみんもオナったのですが…出すのやめときますww
今日はみなさんの作品の余韻を楽しむことにします!ではではノシ
101 :
915 :2006/02/05(日) 09:10:49.14 0
>>なんみんさん
えぇ、もちろんそれも念頭に入れてですw
僕自身はそのアニメ自体は見たこと無いのですが
TMNETWORKが好きだったんでその単語だけは知ってたんですよね
>>1 さん
中だししちゃった件ですが、まだ先の事なので
ちょっと別案考えたいとは思いますが
保険のために一つだけお願いがあります
掲示板の方に書いておきますんで
もしも可能だったらそうしていただけたらありがたいです
そんなに難しいお願いじゃないんでよろしく(^^;;;
さぁ寝直そう・・・・
102 :
915 :2006/02/05(日) 09:17:28.05 0
とカキコんでからあることを思い出した ちょっと本編の解釈の問題出てくるや・・・・orz とりあえず寝直してから考えますλ....
103 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 09:34:43.00 0
まだまだやってました!!どうしたんだろう俺
>>なんみんさん
ですよねw
後藤の能力が小川にきかなそうだな〜と思ってたのはみんなそうっぽいっすね!!
ってか五ヶ月もやってたんだなぁこのオナニー…ちょっとびびったw
>>915 さん
中田氏の件、掲示板に書きましたよ〜ッ!!
いやぁ、マジ避妊しなきゃ(ちが
では今晩じゃなくて今朝のラストオナチェック!!
銀色の永遠 〜 その名は マッキング・ゴールド 〜 時間は、小川麻琴と紺野あさ美が後藤真希と交戦中の頃に遡るが… 「さゆ…心の準備はいい?」 「待って、待って・・・・・・・す〜…は〜・・・・・・・い、いいの」 「いくよ?いれるよ…?」 「・・・・・・」 「・・・・・・」 「ちょっと待って!やなのやなの!!さゆみやなの!!」 「えッ!!もう先っぽまで入ってるんだよ!!無理だよ!!!」 「やだやだホントやめて!!!はぁっはぁっはぁっはぁっ!!!」 「あ、暴れないで…うまく入らないじゃん!!」 「ホントやめて!ホントやめて!!いや〜ッ!!!」
「…もう!!」 亀井絵里は痺れを切らして道重さゆみから離れた。 その手には、ピアッサーが握られている。 既にぶどうヶ丘高校に進学が決まった道重さゆみが、高校生になる前に何か 大きなことをしたいのと言うので、亀井絵里がピアスを開けちゃえば?と提案したのだ。 耳にアクセサリーだなんて、お姫様っぽい!! 最初は大ハシャギしていた彼女だったが… 「そんなに騒がれたら手元が狂っちゃうよ」 「ご、ごめんなの…」 市販のピアッサーを購入したのが間違いであった。 病院で開けさせればよかったかな。 鋭く尖ったピアッサーの針を見て、道重さゆみは恐怖してしまったのである。 それでもさっきは何とか右耳に打ち込むことができたので、彼女の 右の耳たぶには誕生石のついたピアスが光っているが… 「もう一回、氷で耳たぶ冷やすの。あぁ、怖い」 この始末であった。 さゆのお部屋に入るのはいつの時も嬉しいけど、なんだかなぁ… もしピアッサー入れるの失敗しちゃったらって思うと僕まで怖くなってくるよ。 あーあ…大人しくしてくれないかなぁ。
「さゆ、もう平気?」 「ううん、怖いの」 「怖いのって…さっき右耳に開けた時、そんなに痛くなかったでしょ?」 「う、うん…」 「じゃあ、早いとこ入れちゃおうよ!!ウサちゃんのピアス、したいんじゃないの?」 「そ、それもそうなの…よし」 ちなみにウサちゃんのピアスとは、亀井絵里がちょっと早い進学祝いとして ピアッサーと一緒に道重さゆみに買ってあげた『プレイボーイ』のピアスの事である。 「じゃあ、大人しくしてるんだよ」 「ちょっと待って、絵里」 「なぁに?」 「ベッドで横になってもいい?」 「えッ!!?」 突然、彼女が言い出した事に、亀井絵里はドキッとしてしまう。 な、なななななな何を言ってるんだ!! べ、べべべべべッドに横になってどうするっていうんだ?? 「身体起こしてるとなんだか不安定だし、そわそわするの。横になれば なんとなく安心かなって」 「あ、ああ…うん、そうだね!!」 そ、そういうことか。 ふぅ…びっくりしちゃったよ… あれ、でもそうしたら僕はどんな体勢でさゆにピアス打ち込めばいいんだろう? 亀井絵里はピアッサーを右手、左手と何度も持ち替えて考えた。
「ねぇ、決心が揺らがないうちに早く入れてほしいの」 「え、でも僕、どんな体勢でやればいいの?」 「さゆみに跨ればいいじゃん」 「あ、なるほどね…って…えぇぇぇええええぇえええええぇっ!!!?」 僕が乗るの!?さゆの上に!!? う、うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!! 「どうしたの?」 「い、いや!!なんでもないよっ!!!!」 「じゃあ早く」 「う、うん」 亀井絵里は、心臓の鼓動をバクバクいわせながら道重さゆみの上に跨った。 こ、困ったぞ…これじゃ手が震えて失敗しそうだ… 道重さゆみは目を閉じて、ピアスが打ち込まれるのを待っている。
し、しっかりするんだ亀井絵里ッ!! 僕がさゆの耳にピアスを打ち込むんだぞ…これでさゆは今よりも可愛くなれるッ!! 僕の手で可愛くなるんだ!!! さゆのためにも…失敗なんかするもんか…ッ!!! よし!!と心の中で決心をすると、亀井絵里は道重さゆみに覆いかぶさるようにして 右手に持ったピアッサーを左耳にあてがった。 穴を開ける位置は水性ペンで印をつけて置いたので、間違えることはないだろう。 一気にやるんだ…一気にパチンと… スー…フー…スー…フー… ふと、道重さゆみの呼吸音が亀井絵里の耳に入ってきた。 なんだかこうしていると、変なことしているみたいだなぁ…彼女はそう思ってしまった。 それは、この状況で思ってはいけないことだったのだが… 僕が上、さゆが下かぁ… か、可愛い…ッ!! ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…
って…な、何を考えているんだ僕はッ!! 僕はさゆの左耳にピアスを打ち込むために、さゆに跨っているんだぞ!!? あぁ…バカだ、本物の大バカものですよ…僕は… 変なこと考えてないで、早くピアス打ち込んで安心させてあげよう… 亀井絵里は、ピアッサーを持った手の力を強めた。 パチンッ!!! 入った。 無事、ピアスを打ち込むことが出来た。 意外とあっさり入ったなぁ… とにかく、これでさゆは今より可愛くなれる…亀井絵里はそう思ったが… 唯一、誤算が生じた。 パチンというピアスを打ち込む音ともに、どこか切なげな表情(本当はビクッと しただけだが)を見せた道重さゆみを見て… 亀井絵里は… 「・・・・・・・」 「・・・・・ぅん・・・?」 唇を重ねてしまった!!! ズキュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンンン!!!
僕…今まで十分我慢してきたよね? ハイ?理性?? 何それ?
ちゃーらららら〜ちゃーらららら〜…♪ 突然鳴り響く、亀井絵里の携帯電話。 だが、こんな状況で電話を手に取ろうとするバカはいない。 それにこの着信音はEメールだ、あとでいくらでも見れるさ… そう思い、彼女はしばらくその体制を変えようとはしなかった。 放置された携帯電話のサブディスプレイには、こう表示されていた。 『Eメール受信 紺野あさ美』 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
112 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 10:06:31.50 0
ここまで!! そろそろ寝ます、ハロモニは録画してしまおう…ではではノシ
113 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:12:26.81 0
>>1さん乙ですww
この導入…前作との振幅がスゴい!!w…
>>83 の場面ですね!!
まだまだヤマ場は続きそうですね!!
114 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:22:07.50 0
そうそう…あの圧倒的展開の後に出すのはスんゴい勇気が要りましたが 今なら出せそうなのでww亀井の理性が飛んでる間にうp!!
115 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:25:19.48 0
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ… 「…………」 その場にいる一同が呆気に取られている……。 顔は小ぶりで精悍な輪郭。強い眼差し。やや大きめの口が微笑すらグッと魅惑的にする。 ピンと立った耳。茶色掛かった長い髪。軽いウェーブが大人っぽさを感じさせる。 小柄ながらも全体的にはバランスの取れたスタイル。胸…腰……ヒップ……。 少女とも言える、大人とも言える……そんな成長過渡期の女性特有の妖しさ……。 純白のドレスに高校の服が上手く融合したのであろうか?全体は白を基調としながらも、 胸と足に掛かる黒のストライプのリボンがアクセントになっている。 なぜか帽子を取り出す。やはり純白に黒のリボン。そして赤い花飾り……。 それをかぶる。まるで一昔前の西洋の貴婦人のようだ。 「わあぁ…綺麗……!!」 「oioi…マイフェアレディのイライザだヨ……」 まるで場違いな格好で堂珍に近付く藤本&高橋…(便宜上以降『藤橋』と呼ぶ)。 ドシュゥゥゥゥン!! スタンドが現われる……!? 基本形は藤本のBT・03であるが、真紅の流線型ボディに銀色のライン。時計の飾り。 これもまた、町や山を駆け抜ける西洋の豪華な特急列車を思わせた!! 「oioioioiッ!!スタンドまで融合しちまうのかよォォォォッ!!!!」 「あのケミストリーってスタンド……実はものスゴく恐ろしいんじゃ……?」
116 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:26:42.49 0
ニコッ! 藤橋は堂珍を見て微笑む。…それが優しさからくるモノでは無い事だけは分かる。 堂珍のこれまでのダメージも大きい。 最後の賭けが最悪の方向へ向かった事を悟り、戦意も喪失し、 ただケミストリーで何とか身を守ろうとする。 藤橋は拳銃を取り出す。 「これ……ナンだか分かりますか?」 堂珍は相手の丁寧な言葉遣いにかえって恐怖を覚える。 「それは……『酸素供給銃』じゃナイのかね…?」 「そう、じゃ試しに撃ってみましょうか?」 そう言って、藤橋は銃を堂珍に向けて構える。 ギィィィィッ!!!! 「うがあァァッ!!」 堂珍は苦しそうに頭を抱える。 「時間を戻して『超音波光線銃』に変えてみました…アハ!」 「ヒィィィィッ!!」 「じゃ、次はこっちの能力で…」 ドゴドゴドゴドゴッ!!!! 地面に斜めの窪みが出来る。その穴は堂珍へと向けられている。 ボィン……ドスドスドスドスッ!!!!! 「ぼげええええええええェェェェェェェェ!!!!!!!!」 地面が斜めに凸り出したその迫り出しを、避ける事も出来ずまともにくらう!! そして、体を地面に打ちつけながら、庭の植えられた木立の中へと突っ込む。
117 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:28:04.40 0
藤橋もその後を追い、倒れている堂珍を無理やり立ち上がらせる。 「どうやら……観念しちまったようだナァァ…」 言葉遣いが変わる。表情も今までの微笑みは消え、怒りの満ちたドスのある顔に変わっている。 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!!! 「今、オメーの周りにある木を凹ませて、ついでに時間を戻した。時間差を付けてな…」 ドシュッ!!バゴォッ!! 堂珍の右脇腹に迫り出しが食い込む!!左によろけるが、今度は左からの迫り出し!! 「ぐぎゃああァァァァ!!」 「オメーよ、あらゆる欲望や誘惑を取り込むのが『究極』って言ったよなァ…? それは違うな…本当に『究極』なヤツってェのはなァ!! そういった全ての誘惑に打ち勝つことが出来るヤツの事を言うんだッ!!!!」 「!!!!!!!!」 ドシュッ!!バゴォッ!!…ドシュッ!!バゴォッ!! 堂珍はあちこちから飛び出してくる迫り出しに翻弄されている。 「じゃ、ついでに究極のラッシュってモンを見せてやるよォ。 『ブギトレのパワー』に『ルノアールのスピード』ってヤツを体験してくれやァ」 再び、藤橋のスタンドが構える……。 「あ!その前に一言いわせてもらって良いかァ?」 「な…何でしょう……?」 藤橋はニコリ微笑み、そして口を開く。 「はぁイ、詰・ん・だ・☆」 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
118 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:29:05.87 0
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!! おちょきんッ!!ゴールッ!!しねまああぁああぁぁあああぁぁぁぁッ!!!!」 「うひいいいいいいいいいいいいィィィィッ!!!!!!!!」 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVV !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 バリバリバリ…ドッパアアアアアアァァァァァァンンッ!!!!!!!! 前方からはスタンドのラッシュ!!背後や横からも迫り出しのラッシュ!! 八方からのラッシュの嵐が堂珍とケミストリーを襲う!! もはや倒れることも許されない。ラッシュの棺おけの出来上がりだ!! 「……おちょきんゴールって何ですか……?」 「言葉の意味はサッパリだが、とにかくスゴい攻撃だよォォォォッ!!」 「ゴルァッ!!!!」 最後の一撃が決まる!! 迫り出しを解除し、相手がフッ飛ぶところで、ケミストリーの両手を掴んで阻止する。 そして、その両腕を藤橋自身の体に当てる。 「おっと、気絶する前にこの体戻してもらおうか?」 「……ハイ」
119 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:30:25.25 0
……チーン!! 二人の体が『分離』される。堂珍はそのまま崩れ落ち気を失う。 すぐさま高橋がエネスコの元へ駆け寄る。 「エネスコさん!!」 高橋は上半身を抱き上げる。 「……愛さん」 差し出されるエネスコの手にはヒビが入っている……再び崩壊が進行しているのだ!! 「まだ…血が足りん……」 藤本との『融合』と『分離』によってダメージが分散し、 回復しつつある手首を再び切ろうとする。 「ダメです…あなたの体が持ちません。それにどちらにしても私は助かりません…。 満月だからと調子に乗って、どうやら放射線を浴び過ぎてしまったようですね。 その満月も隠れてしまった以上、もはや血液でも回復は追い付きません。 そこが石仮面によって作られた吸血鬼との違いです……」 「そんな!!イヤやよ!!エネスコさん死んじゃイヤやよッ!!」 狂ったように大声で泣き叫ぶ高橋に対して、エネスコは微笑む。 「本当はあなたをこんな事に巻き込むつもりは無かった…。 あの日あの時に私達は出会い、それだけで満足するべきだったのかもしれません。 しかし、私にはそれが出来なかった…もうしばらくあなたと一緒にいたかった…。 ……それはなぜだか分かりますか?」 もはや高橋は言葉が出ない。嗚咽を繰り返しながら、ただ横に首を振る。 「それは……あなたの名前が『愛』だったからです。 人は『愛』を手に入れるが為に生きて行くのでしょう?」
120 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:32:15.07 0
エネスコの目が一瞬光った様に感じる。すると、高橋は泣き止み、目が虚ろになる。 「さあ、愛さん……今から私は3つ数えます……。 私が3つ数えた時にあなたは深い眠りに落ちるでしょう……。 そして、再び目覚めた時にあなたは……」 エネスコの言葉が詰まる…。目には涙が浮かんでいる…。 しかし、やがてそのためらいを打ち消すように、言葉を続ける。 「再び目覚めた時にあなたは……私の事を忘れてしまうでしょう……。 良いですか?目覚めた時にはあなたから私に関する記憶は失われるのです……」 高橋はその言葉の意味も理解していない様子で、ただコクリとうなずく。 「さあ…良いですか?今から数えますよ……1……2…」 ゆっくりと噛み締めるように、エネスコは3つカウントする。 「……3」 ドサッ!! 高橋は体の力が抜け、そのままエネスコの胸へ倒れこむ。 エネスコはそれを優しく抱きとめると、安心した様に彼もまたそこで力尽きてしまう……。 白いドレスとタキシード……。 まるでおとぎ話の紳士と姫君の様な二人が、抱き合いながら地面に横たわり眠っている。 その二人の姿を、悲しみと痛みの記憶を持つ赤いバラ達がただ見守り続けていた……。
121 :
なんみん :2006/02/05(日) 10:36:17.05 0
ここまで!!ラッシュのトコ揃えるの忘れた!! 次回は『エピローグ』です!事件その後ってヤツですね ニストさん保全組さん読んでくれる方々本当に乙&dです!! ではではなんみんでしたノシ
122 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 11:06:46.97 0
乙!!!!!!!
123 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 11:22:19.01 O
レクイエムになるにはスタンドに刺さなきゃ駄目でしょ
124 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 11:22:28.75 0
NOとか矢口の人とかNONSTOPの人は無視しちゃっていいと思うの
125 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 11:34:45.77 0
ハロモニ保!
126 :
915 :2006/02/05(日) 11:37:18.36 0
>>1 さん
らじゃです。
まぁ
>>123 さんのご指摘もあるし、アレに関しては謎なところも多いので
とりあえずフィーリングでやっちゃって問題点が出たら
後付で設定考えちゃいますかw
ってことでオナいきます
127 :
915 :2006/02/05(日) 11:37:40.52 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ37〜 「良いよ、気を遣わなくても。 ここまでしゃべったんだから全部教えてあげる。 私はね、途中で演劇部を脱落したんだよ」 「脱落?」 「とある作戦で失敗してね。再起不能になったんだよ。 今でも日常生活には影響ないけれど 闘ったり無理したりは出来ない身体になったのさ」 「そんな、あれだけ・・・・・・・」 「だってアンタたちを攻撃なんて一度もしなかったでしょ?」 確かに・・・・・・・・・・・・。 でもあれで闘えないって言うなんて、 この人の本来の実力は・・・・・・・・・・・・・・・・ これが演劇部設立時のメンバーってヤツか? 「その作戦って・・・・?」 「結構戦況が不利でこっちも怪我人が続出していてね、 でも向こうは『弓と矢』でスタンド使いを増やし続けていた。 そもそもが私たちの当面の目的は『弓と矢』を奪還することだったからね、 そこで現状打破のためにも私が小室学園に潜入して 『弓と矢』を奪い返すって作戦を決行したのさ。 私のスタンド、『CUBIC-CROSS』の能力はまさにうってつけだったんだよ」
128 :
915 :2006/02/05(日) 11:38:14.11 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ38〜 「結果は・・・・・・・・?」 「取り返す事は成功したんだけど、小室学園から脱出する寸前で捕まってね。 みんなが駆けつけた時には私はサンドバッグ状態だったんだよ」 「そんな・・・」 「『弓と矢』だけは意地でも手放さなかったんだけどね。 で、駆けつけたみんなの中に真希がいたんだよ」 「ごっちんが?」 「私、真希と幼なじみなんだよ」 「聞きました。家が近くだったとか・・・」 「うん、私は両親が離婚して父親がいなかったし、 真希も父親を事故で亡くしていてね、境遇が似たもの同士って事もあって 真希とは姉妹同前だったんだよ。 それで、真希も私を追って演劇部に入ろうとして、 そこで真希がスタンド使いだってわかってね。 真希も正義感強い子だったから、小室との戦いの中で急成長してたんだけど・・・・」 「そのごっちんが何を?」 「ボロボロになった私を見てあの子キレちゃってね・・・・・・・・ 私が気がついた時には敵味方かまわず真希のスタンドが巻き起こした 暴風によって倒れていたんだよ。あれは凄惨な光景だったなあ・・・・・・・・・」 「そんなことが・・・・・・・」
129 :
915 :2006/02/05(日) 11:39:15.76 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ39〜 こんこんが言っていた、ごっちんのバーサーカー状態って このことだったんだな。 「死人まで出しちゃったからね。 それで真希を怖がって結構な数の部員が演劇部を辞めちゃったし、 実際、真希も私を救えなかった事と自分が無意識とは言えやった事で そうとうトラウマになっていてね。 残った部員も真希に気を遣った事に加えて 私がやられたのを自分たちの作戦ミスだって悔やんでいた事も重なって あの事件の事は誰もしゃべりたがらない雰囲気ができあがってしまったんだよ。 『弓と矢』を取り返してからすぐによしこや石川らが入部したんだけど うちも小室学園も真希の事件で戦力はほとんど残っていなくて 結局なっちと鈴木亜美の一騎打ちで終結しちゃったからさ。 彼女らが詳しい話を知らないのはそのせいさ」 なるほど。でも・・・・・・・ 「さっき、よっすぃ〜や梨華ちゃんが知らないはず、って言いましたよね?」 「いくら黙っていても、すべてを隠し通すのは無理だからね。 よしこは真希のトラウマは知っていて当たり前だったし、 そうなると話がつながっているから私の事も聞いていただろうさ。 だから当の本人に許可を得ろって意味で 私に話を聞けってアンタたちに言ったんだろうね」 よっすぃ〜が「ずるい」ってのはそういう意味か。 「知っていて当然?」 「あ、知らないんだ。まあ一応本人らは隠してるつもりだったからね。 みんな黙ってるだけでバレバレだったけど。だってさあ・・・・・・・・・」
130 :
915 :2006/02/05(日) 11:40:12.97 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ40〜 「「えぇ〜ッッッッッッッッッ!!!!!!!!????????」」 美貴とれいなは今日一番びっくりした。 「ちょ、み、美貴姉ッ!!!!!!」 れいなが美貴の肩をバンバン叩く。 「こらっ!痛いちゅうの!!」 「だって、だってェェェェェェェェェ!!!」 「オマエはこの程度で何騒いでんだッ!」 「んなこと言ったって!!きゃあ〜!!!!!」 「何顔真っ赤にしてんだよ、このお子ちゃま! だから未だにトゥルトゥルなんだよ!!」 「ちょっ!!れいなはぼーぼーたい!!」 とか言いつつ、美貴もかなりあわてふためいている。 いやあ、マヂびっくりした・・・・・・。 美貴はいろんな意味でのショックで軽くめまいを覚えた。
131 :
915 :2006/02/05(日) 11:41:24.39 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ41〜 「で〜、やられっぱなしだけど、ど〜すんの〜?」 「既に手はうちました。 向こうの裏をかきます」 「あ〜、そう。次は失望させないでよ〜」 TO BE CONTINUED… 市井紗耶香 スタンド名:CUBIC-CROSS
132 :
915 :2006/02/05(日) 11:44:38.49 0
スタンド名:CUBIC-CROSS 本体:市井紗耶香 破壊力:D スピード:C 射程距離:D(5m) 持続力:E 精密動作性:D 成長性:E 能力…射程距離内の物体と物体の位置を入れ替える能力。 容量が似通ってるものほど入れ替えやすいが 容量が違いすぎるもの同士や小さすぎるものの場合 入れ替えに時間を要する。 3年前まではスタンドパワーはもっと強かったらしい・・・
133 :
915 :2006/02/05(日) 11:46:53.06 0
ってことでここまで〜 思いっきり「アレ」な展開に突き進んじゃいますが 誰もやらないならやったもん勝ち!!!! ってことでカンベンのほどを(爆) 次エピは 「銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む〜」 です んでは
134 :
915 :2006/02/05(日) 11:51:30.47 0
あ、あと前々エピでごっちんは生まれながらのスタンド使いとしましたが 当初はそこからもう1ネタ作る予定でした でも実際にはちょっと長くなりすぎるかなってのと 話の統合が難しくなったのでヤメにしました
135 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 12:26:14.42 0
保全
136 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 12:46:49.91 0
乙! 全員凄杉。
137 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 13:47:59.87 O
保全不足
138 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 14:20:42.48 0
hozen
139 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 14:22:24.18 0
hozen
140 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 15:41:06.94 0
保全疾走
141 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 16:39:19.51 0
ho
142 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 17:31:03.20 0
保全
143 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 18:06:09.96 0
まとめサイト更新されてたぜ
144 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 19:07:08.28 0
保全
145 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/05(日) 19:17:22.35 0
>>なんみんさん
乙です!
おちょきんゴールワロタw
ええええッ高橋まさか忘れて…悲しすぎるorz
エピローグ待ってます
>>123 さん
すいません、表現が足りませんでしたorz
後藤の胸を貫いて、後ろに立っていたG・セクシーGUYの胸を
矢の破片が穴を開けたみたいな感じと解釈していただければ…
細かいとこはまたエピ中に明記する予定っす
>>915 さん
>>130 のやりとりイイっすw
やべやべ俺察しが悪いからアレだけど、まさかそうだったのか!?
俺もびっくりっすw
そうそう、今日ハロモニの絶叫コマーシャルで桜木町が出たことに感動しますた
よくあの下の通り歩くんですが、まさかここにはこねーだろwと思っていたら
来ていたなんて…orzいつ収録したんだろう?
あれ乗ったことあるんすけど、水に入るのよりもグルグル回るとこの方が怖い…
ってなんだか止まらなくなっちゃうので、これぐらいで!!長文失礼しました!!!
146 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 20:08:51.90 0
保全疾走
147 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 20:56:57.71 O
とにかく保全
148 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 20:57:10.92 0
保全疾走
149 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 21:17:03.31 0
ho
150 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 22:10:50.09 0
ze
151 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 22:45:48.87 0
n
152 :
名無し募集中。。。 :2006/02/05(日) 23:49:22.83 0
疾走
153 :
六部198 :2006/02/05(日) 23:52:13.38 0
198の左腕が関節ごと右回転保全! 右腕をヒジの関節ごと左回転保全! その二つの拳の間に生じた真空状態の圧倒的保全空間に呑まれ、 スレは保全された! 今のうちにうpります!
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜23 「ハア・・・ハア・・・」 ドッと疲れが襲い掛かってきて、田中はその場に座り込んでしまった。 「う、うう・・・」 「ッ!!」 突然うめき声が聞こえ、田中はその方向に目をやった。 「あ・・・」 見るとP・ジーザスの本体である片倉景広が、目を覚ましていたのだった。 しかし、なぜか目立った傷が見当たらない。 「あれ・・・?なんでこんなところに・・・あれッ田中さん・・・」 片倉が田中に気づき、キョトンとこちらを見ている。 どうやら何も覚えていないようだ。 「てゆーか、その怪我どうしたの・・・?」 「え?・・・あ・・・いや・・・」 田中は説明に困り、しどろもどろになってしまう。 「こ、これはちょっと転んじゃって・・・はは・・・ そっちこそ、どうしたん?」 「それが・・・昨日から全然覚えてないんだ・・・ 公園で考え事をしてて、気づいたらここにいたって感じ」 片倉は目頭を押さえ、何度かまばたきをした。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜24 「あ、そうなんだ・・・・」 田中はそう返事をするしかなかった。 そして、そのまま沈黙してしまう。 今起きたことを説明するべきか迷っていたのだ。 だが、それは言わないことにした。 知らないほうがいいってこともある。 そう思ったからだ。 「そ、それじゃあ、また明日・・・」 そう言って田中はその場から離れようとした。 「あ、待って!」 だが、すぐに片倉が呼び止める。 「な、何?」 「あ、いや・・・また明日・・・」 「う、うん・・・」 ・・・・・ ・・・ ・ 路地裏を後にして表通りに出た田中は、チラッと腕時計を見た。 (・・・まだ6時半前だ、部室に戻ろう・・・) そう思い、歩き出そうとしたときだった。 「れいな!」 聞き覚えのある声に呼び止められ振り向くと、 そこには藤本の姿があった。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜25 藤本は田中に駆け寄ると、その姿に驚いた。 ジャージがドロドロになっており、両手も溶けかけているからだ。 「おい!オメー、何があったんだ?!まさか敵かッ?!」 藤本は田中の肩を掴み訳を尋ねる。 「はは・・・ちょっと・・・でも、もう平気たい・・・」 「どう見ても平気には見えねえだろうがッ!誰にやられた?!」 「いや、本当にもう大丈夫やけん・・・美・・・美貴姉こそ?」 田中は無理やり笑顔を作って、逆に藤本に尋ねた。 「あ、その・・・なんだ・・・」 藤本は両手を胸の前に持ってきて、何かのジェスチャーをしているのだろうか 指をぎこちなく動かしている。 「・・・?どうしたと?」 田中は怪訝な顔で藤本を覗き込んだ。 「・・・いや、その・・・悪かった・・・な・・・」 藤本の口から意外な言葉が出た。 「え?」 田中は思わず聞き返した。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜26 「だから・・・部室でのこと・・・怒鳴って悪かったよ・・・ 美貴の携帯さ・・・古いし、ちょっとフォントとか行数もいじっててさ・・・」 藤本は恥ずかしそうに頭を掻いて自分の携帯電話の画面を見せる。 そこには無茶苦茶な文字列が並んでいた。 「???」 田中は意味が分からず、それを見つめる。 「ちょっとまってな・・・えっと・・・こうやって・・・」 そう言って藤本が携帯電話いじる。 「こうか・・・ほれ・・・」 そして改めてそれを田中に見せた。 「あ・・・それは・・・」 それは昨晩藤本に送った『HAPPY BIRTHDAY』と書いてある、自作の豪華な『AA』であった。 「マコトに言われて初めて気づいたよ・・・ゴメンな・・・美貴、こういうの苦手だし・・・」 藤本はもう一度頭を下げた。 「はは・・・そげなこつやったのね・・・」 「ホントゴメン!許してくれッ!!」 藤本は田中に手を合わせる。 「あ〜、いや、全然気にしとらんばい!早く頭ば上げてください!」 田中は恐縮して、藤本の肩を両手で包んだ。 「そういえば、まだ部活はやってるんと?」 「ん?ああ、みんな心配してるよ!さゆや絵里もマコトに事情を聞いて心配してる」 「事情を聞いて・・・って?」
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜27 あの二人もあの場にいたのに事情を聞くってどういうことだろうか・・・ どうも今日は意味が分からないことが多すぎる・・・ 「いや、あの二人はずっとウォークマン聞いてて まったく気づいていなかったみたいなんだよな・・・」 藤本は少し呆れたように説明した。 「あ・・・そうやったのね・・・なるほど・・・はは・・・」 (信じてよかった・・・) 「さ、早く帰ろうぜ!」 今度は藤本が田中の肩を抱き、学校へと促す。 「んで・・・お前何があったんだよ・・・」 「あ、それは後で話すたい。寺田先生にも報告しないと・・・」 「そっか・・・わかった」 ・・・・・・ ・・・ ・ 「つーかさ・・・れいな・・」 「はい?」 「美貴の誕生日、まだ来てないんけど・・・」 「えッ?!あれ?1月26日じゃなかと?」 「・・・『2月』26日だよ・・・」 「えーッ?!一ヶ月間違いーッ?!聞き違えとった・・・」 「・・・ったく・・・お前、どうやったら『1』と『2』を聞き違えるんだよ・・・ フライイングしすぎだぜ・・・」」 藤本は田中の頭をやさしく叩いた。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜28 無事部室に着いた田中は、部員達に迎えられた。 みんな本当に心配していたようだ。 田中の状態を見れば、なおさらであろう。 ひと段落して制服に着替えた田中は、寺田に報告するべく 彼の部屋に入った。 「おお〜田中あ!心配しっとったんやで〜!」 中に入ると、寺田が立ち上がり、相変わらず軽い調子で迎えた。 だが、顔は少し憔悴しているような感じがする。 「すいません・・・心配かけてしまって・・・」 「まあまあ、無事でなによりやわ。まあ、座りぃや」 そう言って寺田が田中の肩に手を置いた。 ゾクゥッッ・・・・ 「ッ!」 その一瞬、寒気を感じた田中は寺田を見た。 「ん?どないしたんや?さ、さ、座りぃ」 「あ・・・はい・・」 (気のせいか・・・なんやろ・・・最近、先生・・・なんか・・・) 田中は気を取り直してソファーに座った。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜29 ・・・・・・ ・・・ ・ 「そっか〜、そないなことがな〜・・・難儀なこっちゃ」 田中の報告を聞き終わると、寺田は頷きながら感想を述べた。 「あの・・・先生・・・ちょっといいですか?」 「ん?なんや?言ってみぃ」 田中には聞きたいことがあったのだ。 スタンドが本体を乗っ取ることなのあるのだろうか。 なぜスタンドを倒したのに本体にはダメージが返っていないのか。 「・・・あ〜・・・まず一つ、スタンドが本体を乗っ取った例は、過去にもいくつかあるんや・・・ スタンドに意思、というよりも完全な自我がある場合。そして本体の精神力が弱い場合。 多分、片倉の場合は二つとも当てはまったっちゅうわけやな」 寺田はお茶をすすり、いったん話を止めた。 「俺はちらっと本人を見たことがあるけど、恐らく虐められてたとかちゃうか?」 「あ・・・そういえば・・・『最上』って人にって言ってたかも・・・」 「そんでまあ、田中がそのスタンドを倒したことによって意識を取り戻したって感じやろ ・・・あと、ダメージ云々のことやけど・・・」 「はい・・・」 「やつは、自動操縦型やったんちゃうかな?自我があって自動操縦型ってのも珍しいが、 無いことも無いやろ?何か「スイッチ」のようなもんで発動、でも本体の精神が弱くて乗っ取られた。 憶測に過ぎんが、そう考えるしかないわな・・・」 「そんなもんですか・・・」 「そんなもんやろ・・・まあ、今日は大変やったな。もう時間も遅いし、今日はこれで解散や」 そう言って寺田は話を打ち切り、その日の演劇部の活動は終わることになった。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜30 次の日。 田中はいつもと同じように登校していた。 教室の前まで行くと、隣の教室に入る片倉の姿が見えた。 「あ・・・片倉君!」 田中は声をかけてみた。 すると彼もそれに気づき、こちらを見て 少しぎこちなくお辞儀をしてきた。 「あのあと、大丈夫やったと?」 田中は片倉のそばまで行き、小声で話しかけた。 「ああ、平気だよ。そっちこそどう?」 「れいなは全然平気っちゃ!」 田中はボディビルダーのように力こぶを作った。 「そういえばさ・・・最上君が行方不明なんだって」 「え?」 「知ってる?僕と同じクラスの最上君。ちょと不良っぽい」 「へ〜、そうなんや」 田中は昨日のことを思い出して、どきどきしながら適当に相槌を打つ。 「大丈夫なのかな?無事に見つかるといいんだけど・・・」 「心配しとると?」 「当たり前だよ!ちょっと悪いとこもあるし、一昨日ちょっと揉めちゃったけど 彼はクラスメイトだから。」 「そ、そうなんだ」 田中はそう答えるしかなかった。 心配してる・・・彼の本心なのだろうか・・・ しかしそれは、本人にしかわからないだろう・・・
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜31 「それじゃ・・・」 「ちょっと待って!」 片倉が再び教室に入ろうとしたが、田中がそれを止める。 「え?何?」 「昨日れいなに何か言おうとしてたよね?」 「え・・・?あ・・・それはまた今度ね・・・それじゃあ・・・」 片倉は顔を赤らめ、そそくさと教室に入ってしまった。 「・・・?一体なんやったんやろ?」 取り残された田中は、そのまま自分の教室へ入っていった。 田中れいな スタンド名: デュエル・エレジーズ ジャージ台無し 片倉景広 スタンド名:パーソナル・ジーザス TO BE CONTINUED…
本体:片倉景広 スタンド名:パーソナル・ジーザス 破壊力:A スピード:B 射程距離:E 持続力:C 精密動作性:E 成長性:C 能力:液体状で、自我を持つ自動操縦型のスタンド。 対象を身体に取り込んだり、体液を付着させることで溶かすことが出来る。
164 :
六部198 :2006/02/06(月) 00:09:56.96 0
以上ッ! 蛇足文ですが 藤本の携帯は実は俺の携帯がモデルでなんですw 昔誕生日にでかいAA付きのメールもらったんだけど 行数の関係で滅茶苦茶なものに仕上がっておりましたw
165 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 00:13:59.36 0
銀色の永遠 〜ありがとうおとだちB〜 鏡に映る人物の顔・・・その自分に良く似た人物の顔に千奈美は戦慄を覚えた・・・ 「・・・・友理奈!走ってッ!」 千奈美は友理奈の身体を突き飛ばして前へ進めた。 「なッ?どうしたの?」 突き飛ばされた友理奈は前のめりに躓きそうな身体を立て直しながら走り出す。 雑木林の様な人混みを掻き分けながら友理奈と千奈美は疾走する。 「道も良く知らないのにこんなに走って大丈夫なの?」 友理奈は心配そうに千奈美に問うた。 「ウチも解らない・・・だけど今は逃げないと・・・」 千奈美は軽く息を切らせながら走り続けた。 暫く商店街を走っていると千奈美は或る事に気付いた。 駅から離れていくに従って暗い路地裏が目立ってきた、恐らく離れれば離れるほど美化には疎く こういった風景が目立つのだろう! 「友理奈!二手に分かれて捲こう!ウチが右の路地。友理奈が左の路地でッ!」 千奈美は後ろに見えないよう死角を使って指で合図した。 「連絡とりようないのに・・・どうやって落ち合うの?」 友理奈は目だけを千奈美に向けて問うた。 「ウチのソナーで友理奈を探す。でも二時間たってウチが来なかった時は杜王町に帰ってこの事を みんなに話して!そこまで来たら・・・ウチらで如何こう出来る問題で無いかもしれん!」 千奈美の言葉に友理奈は唾を飲み込んだ。 『最悪の場合』も有るという事に・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
166 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 00:14:53.73 0
「クッ・・・ん?コッチの動き、読まれたワ!大丈夫・・・今追いかけてる最中!『ライナーノーツ』 の『伝言』通り・・・そう!私等にそっくりな子ともう一人背の高い子・・・アッ!・・・ 二手に分かれた!・・・大丈夫。私が私達に似た子を追いかけるから・・背の高いほうをお願い・ ・・・大丈夫。ハンドルの無いバックを抱えて辺りをキョロキョロしてる背の高い子を探して! ・・・『ライナーノーツ』から何か?そう・・・それじゃ、よろしゅう!」 薄暗い路地。 靴音が遠のく・・・・ 壁の側面から『波紋』が起き細く長い指が姿を現す、するすると勢い良く『千奈美』の身体が壁から 姿を現した! 「ふふん。名付けて『ダイブ・イン・トウ・ミィボディ』・・・物体を潜航するスタンド能力を・・ ぶっつけ本番だったけど応用を考えてみた価値は有ったね!・・・・それにしても何?・・ ・・・『ライナーノーツ』?『私等にそっくり』?・・・・訳が解らない・・・というよりも ・・・・ヤバイね・・・だけど追われるのはココまで・・ココから追われるのはアンタ達だ!」 そう言い千奈美は右手の甲に浮かぶソナーに目を遣る。 それに映る機影に反応する機械音が反撃の鐘となった!
167 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 00:17:50.45 0
千奈美に似てるって言うから奴かと思ったが違うじょのいこ
168 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 00:32:40.07 0
今日はここでお千奈美です!
>>112 1さん乙!
衝撃的展開からエロかよッッッwwww
違った意味で衝撃でしたw
>>121 なんみんさん乙!
エネスコ!・・・これも運命か!
時間軸が悪戯に動けば菅沼X伊達Xエネスコチームも有ったやもしれないw
>>133 915さん乙!
当日は何か目印になるものでも持って行く心算なんで(石仮面とかw
よろしく!
>>164 6部198さん乙!
片倉クン生きてたーーーーー!
某ライダー番組の蟹ライダーみたいに自分の相方に貪り喰われたものとばかり
wでも暫くぶりに6部さんのオナが見れてよかった。
また気が向いたら来てくださいね!
169 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 00:36:20.63 0
>>167 えなりじゃないよw
俺の個人的見解で似てると思ったタレントだから!
170 :
六部198 :2006/02/06(月) 00:36:45.78 0
乙ッ!
誰かわかったぞ!
俺も実は『奴』よりも似てると思ってた
>>168 どうもです!
最初はその方向でしたw
でもちょっとそれじゃあねえ・・・俺のオナ最近バッドエンドっぽかったし
171 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 01:09:50.65 O
みなさん乙ッ!保全!
172 :
六部198 :2006/02/06(月) 02:11:29.66 0
保全してみせてくれ 触覚も目も言葉もいらない・・・ 伝わるよ・・・動作だけで充分だ
173 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/06(月) 02:20:27.54 0
バイト帰宅!!
>>198 さん
乙かれーしょんです!!
これ読んでたられいな話のキーワードって『友情』って感じしてきました
心暖まるー(ノ∀`)
パーソナル・ジーザスの片倉くん、ちょっと好きだなぁ
なんだか彼の心情も気になるし、再登場期待しちゃったりしてw
>>前スレさん
乙っす!!
能力(?)の名前で呼び合ってるやつらかぁ〜なんだか危ない組織な雰囲気
厨房の頃軽く流行ったブギーポップを思い出しますた!!
一瞬千奈美が『波紋疾走』したのかとおもたw
シークレット・デーヴァ って、なんだかんだでカッコイイ能力だよなぁ…
ってなわけでこれからオナニング
174 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/06(月) 03:23:49.20 0
ワケありでオナ中断中保全
175 :
六部198 :2006/02/06(月) 03:43:25.52 0
よし!今をもってオナを見てくれた人達に感謝しつつ 198は名無しに戻るとするッ! それではまた!
176 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 05:28:45.30 O
ほ
けんだま!! その玩具は久住小春の好奇心を震撼させたッ!!! 話は数日前のことだ。 ヒマだったので、部室で小道具を漁っていた久住小春は、懐かしいものを発見する。 「懐かしい…けんだまだ。小学三年生のお正月にやって以来だなぁ」 どれ、久々にやってみよう。 昔は左右の器に乗せるのがやっとだったが、あれからかなり時が経った。 成長した今なら意外と簡単に玉を挿すことが出来るかもしれない。 ひゅん…カツン…ひゅん…カツン… だが、人生と同じでけんだまもそう簡単なものではなかった。 けんだまの先っぽに、なかなか玉が挿さらない。 「ちぇッ、こんなのつまんない」 ポイッ…ガチャン!! 久住小春はけんだまを乱暴に箱の中へ投げ入れた。
「よ、吉澤さンッ!!めちゃめちゃうまいじゃあないですか!!!」 「ン?ったりめーだろ。俺はこう見えても球技全般得意なんだ。バレーだって 小春にゃあ負けねーさw」 けんだまが球技なのかどうか定かではないが、今のけんだま捌きは見事だった。 これは敬意に値するものだ。 吉澤ひとみは最後にこう言った。 「この歳でけんだまがうまく出来ないってのも恥ずかしいからな」 けんだまを誰かに見せる機会もないが。 ただ、一つ言えることがある。 吉澤ひとみのこの一言が、久住小春のやる気の導火線に火をつけたのだ!! この歳でけんだまがうまく出来ないってのも恥ずかしいからな。 私は…ミラクルエースなんだ。 ミラクルエースの私は、将来ミラクルな大スターになるんだ。 その私が…けんだまごときロクにこなせないなんて…許されないッ!!! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
そんなわけで、久住小春は小道具のけんだまを家に持ち帰り、それ以来 部屋で一人奮闘しているのだが… 「くッ…強敵すぎる…」 思い通りに操れないけんだまを握り、四苦八苦していた。 そんな久住小春を、彼女の精神体である『ミラクル・ビスケッツ』が見つめている。 七人の小人であるが、これで一体のスタンドだ。 『コハル!!ガンガレッ!!!』 『アトひと息ダワッ!!イケルワヨコハルチャン!!!』 『ミラクルキボンヌ!!』 彼らも久住小春を応援してくれているようだ。 なら、我々も応援しようじゃないか。 頑張れ久住小春!! ミラクルを見せてくれ!!! ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
「たぁッ!!!」 ひゅん…カツン… 赤い玉は虚しく頂部に弾かれて、ブラリと垂れ下がった。 …飽きてきた。 久住小春は、去年の冬に買ってもらったばかりのベッドの上にけんだまを 放り投げてしまう。 何をやってるんだか、私は。こんな遊びにムキになって… 彼女はベッドに横たわって天井のシミを眺めた。 『コハルチャン、ヤメチャウノ?』 ミラクル・ビスケッツのNo.2が彼女に問う。 「うん、もういいんだ。小春はムキになっていただけなんだ。ミラクルとも あろう者がけんだまごときにムキなるなんて…まだまだだよ」 そう言うと、久住小春は寝返りを打って彼らから顔を背ける。 目を開くとそこには、今し方放ったばかりのけんだまが目に飛び込んできた。 ふと思ったけど… けんだまって恋人同士みたいだなぁ。 例え離れていても、常に紐で繋がっていて、一つになることができる。 赤い玉と本体、どっちが女の子かな? う〜ん…私にはわからないや。 今度吉澤さんにでも聞いてみよう。
ピリリリリ…ピリリリリ… これもまた今年に入ってから買ってもらったばかりの、携帯電話が音を鳴らした。 着信?誰だろう…私の電話の番号を知っているのは… 久住小春は、携帯電話を手に取った。 『着信中 道重さゆみ』 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
182 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/06(月) 06:50:57.34 0
ここまで…なんすけど、書き込みミスりましたorz
>>177 と
>>178 に↓が入ります、前スレさんごめんなさい 汗
「小春、なにやってんの?」
「あ、吉澤さん。ヒマだったんで小道具を漁っていたんです」
「小道具?ああ、昔舞台で使ったやつかぁ…おッ?けんだまじゃん。懐かしいなぁ」
吉澤ひとみは先ほど久住小春が乱暴にしまったけんだまを手に取ると、
その場で遊び始める。
カタッカタッカタッカタッ…
けんだまの赤い玉は、まるで意思を持ったかのように右、左、さらには柄へと
テンポよくリズミカルに乗り続け、そして…
カツン…
頂部に刺さった。
ミラコー!!おぉ…ミラコー!!!
以上です
読んでくれてる方、前スレさん、本当に申し訳ございませんでした
ではではノシ
183 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 08:05:40.40 0
保全疾走
184 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 08:06:38.68 0
保全!
185 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 09:41:03.25 0
>>198 さんエピ完乙です!!
片倉君はいずれ伊達の子分になるよ(嘘w
言いそびれた言葉はなんだったのだろう?再登場あるのかな〜?
名無しに戻っちまいますか!?漆黒の198さんの次回作待ってます!!
>>前スレさん舞波!!
えなりwwだったらカコヨスギ!えなりじゃないで分かる198さんもスゴいけど
シークレット・デーヴァ って本体も潜行できるんだ!?
ミサイルとかもあるしアナスイよりスゴイじゃあないですか!!
>>1さん乙です!!
『後藤編』と言える現行の連作ですが…
さすが『ヤマ場』って事もあって、序盤からかなりワクテカだったりしたのですが
話が進行するに連れて、だんだん読む方も落ち着いて読む事が出来なくなってきました!!
後藤と小川の例のやりとりも後半への『複線』っぽいし
何よりオナってる1さんの熱意とか興奮が伝わって来るんです!!
そして915さんのオナも後藤の話なので一層深みが増すんですよ〜!
ここしばらくはこちらの興奮もやみそうにないですねww続き楽しみにしてます!!
186 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 09:53:37.53 0
おは保!
>>182 1さん乙!
ここから話がどういう風に振られるか?といても楽しみです!
>ブギーポップ
俺も結構読んでたのでそう言われるとドキッと来ますねw
千奈美に千奈美の能力はスタンド(S・デーヴァ)が身体に触れている
時のみ建物や地面に潜航できる。て事で!セッコの「オアシス」の様でも
ありますがドロ化させる訳ではなくむしろアナスイの「D・ダウン」
みたいな感じでス!
潜航時間は本人が水の中で息を止めていられる時間程度。
187 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 10:12:28.85 0
>>185 ドカァッ!!ボコォ!ボコォ!ボコォ!
「うわぁあ!やめてくださいッ!何するんですか!伊達さん!!」
伊達の蹴り付けは片倉の頭や腹を強打した。
「この腑抜け野郎がッ!何だッ!今のザマは!?えぇッ!」
〜中略〜
「オメーは「ママっ子」なんだよ片倉!ビビったんだ・・
甘ったれてんだ!解るか?え?
オレの言ってる事
『スタンド』のせいじゃねー
心の奥の所でオメーにはビビリがあんだよ!」
こんな感じでw
188 :
なんみん :2006/02/06(月) 10:47:27.04 0
>>187 (前スレさん)乙です!!
朝っぱからナニやってんすか!w
でも、こうしてみると良いコンビですねw
いやあ、伊達メインの外伝とか考えてたので『伊達の三傑』ネタ…意外とおもろいかも!
もちろん現段階ではあくまで脳内オナなので公開予定はございません!!w
189 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 11:34:18.38 0
hozen
190 :
610 :2006/02/06(月) 12:41:37.96 O
みなさん乙ッ! 名無しに戻ってたけどあえて610で言わせてもらうッ! >>前スレさん 俺も某ライダー好きです そうそう!菅沼と伊達のラストシーンあの二人のラストシーンに重ねて見てしまいました メロンネタも楽しみにしてます!
191 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 12:41:45.64 0
保全
192 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 13:11:24.43 0
>>190 610さん!あのシーンは意識しましたw
俺も途中参加でしたが隆起は好きだった!
>メロンネタ
S K Y S C R A P E R
柴田はPDAにその単語を打ち込む。
『SKYSCRAPER』
PDAはそのキーワードを理解し赤く光だした!
『cord:SKYSCRAPER』
コード認識と共にEnterkeyを押す。
『standing by・・・』
「見てて下さい・・・私の変身!」
あゆみはPDAを天に向け叫んだ!
「変身!!」
ガチャン!
金属音を立てPDAは腹部のベルトにはめ込まれた!!
『complete』
闇夜に赤い光が淫らに輝きその姿を現した・・・
こんな感じでw
193 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 14:39:00.20 0
mo
194 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 14:57:34.75 O
人生\(^o^)/オワタ
195 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 15:32:26.95 0
保全疾走
196 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 16:06:13.93 O
柴田は変身ヒーローだなw
197 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 16:46:45.32 0
hoze
198 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 17:34:06.38 O
メロン保全日
199 :
六部198 :2006/02/06(月) 17:55:19.96 0
乙ッ!
頑張れ久住小春ッ!!
今度は道重から久住への着信か・・・6、7期への戦闘命令だろうか?
>>185 どうも!片倉クンが言いそびれた言葉は中盤の
P・ジーザスと田中のやり取りを見ていただければなんとなく想像が・・・
そして実は次回エピのプロットだけはほぼ完成してるんですよね
まあ没になる可能性も十分ありますが・・・
200 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 17:57:38.70 0
名前戻し忘れてた・・・
201 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 18:44:41.63 0
ぷぎゃー(´・ω・`)
202 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 19:07:27.31 0
フゥゥーー・・・ 初めて保全をやっちまったァ〜〜〜〜〜♪ でも想像してたよりなんて事はないな そしてオレに向かって「マンモーニ」だなんて言えるヤツは もうこれで誰ひとりいねーからな・・・
203 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 19:45:12.16 0
真金色の保全疾走
204 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 19:53:02.82 0
片倉君と西川君は仲間だな
205 :
610 :2006/02/06(月) 19:58:33.67 0
>>192 期待通りのことをやってくれてありがとうございますw
なんかアギト混ざってますがw
「戦う事が罪なら…私が背負ってやる!…変身ッ!!」
>>ニストの皆さん
みんな頑張りすぎ!ってくらい凄い展開ですね!
毎日楽しみです!
206 :
915 :2006/02/06(月) 20:08:43.52 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む@〜 いててっ・・・・・。 こりゃあ肋骨にヒビくらい入ってるかもな・・・・・・・・・・・。 でもこれくらい怪我の内に入らないぜ。 しっかし、やってる事はほとんど通り魔だよな、俺・・・・・・・・・。 でも今はこれしか方法思いつかないや。 栄高の生徒が集まってそうな場所で Mr.ムーンライトを出現させてとにかく暴れ倒す。 その様子を観察して、反応したヤツは 問答無用でスタンド使い認定して全員ブッ倒す。 よくもまあこんな無茶苦茶な作戦考えたよな、俺も。 けど、今は一人でも多く栄高のスタンド使いを倒さなきゃ。 そう自分に言い聞かせながら、栄高の生徒がよく集まる S市駅前のアミューズメントビルに入った。 ゲームコーナーとかカラオケとかボーリングとかが 一緒になっているビルだ。 入り口の近くで栄高の制服を着た女たちが何人も プリクラの機械に夢中になっている。 他にもUFOキャッチャーで遊んでいる高校生や大学生らしき連中が数人いる。 俺はMr.ムーンライトを出現させて衝撃をリフティングする。 さあ、スタンド使い出てこいよ・・・・・・。
207 :
915 :2006/02/06(月) 20:09:15.41 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むA〜 プリクラを撮っていた3人組の女子高生が 撮り終わって機械から出てくる。 3人とも一瞬だけ俺の方を見たけれど、 すぐにさっき撮ったばかりのプリクラに夢中だ。 コイツラはシロだな・・・・・・・・・・。 続いてゲームコーナーの方から一人の女が出てきた。 栄高の制服を着ている。 女は俺の方を見た。 一瞬顔がこわばった後、すぐにそらす様に目を伏せる。 間違いない。こいつ、Mr.ムーンライトが見えてる。 一人ってのは面倒くさいな。 今まではツレと一緒だったとかで 自由にスタンドを出して動けないところを狙ったからなあ。 でも・・・・、やるしかない!!!! 俺はリフティングでかなりの破壊力のたまった衝撃を 彼女に向かって蹴ろうとした。 ドギューンッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!
208 :
915 :2006/02/06(月) 20:09:58.80 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むB〜 「グハッ!?」 突然背中に焼ける様な感覚が拡がる。 しまった・・・・・・・・・・ 俺が後ろの方を向くと、 さっきまでUFOキャッチャーをしていた大学生くらいの男の側で 銃のようなものを握りしめたスタンドが立っていた。 まさか、こいつもスタンド使いだったとはな・・・・ 栄高の制服着てるヤツしかチェックしてなかったよ。 でも考えたら「栄米大付属」高校なんだし、 浜崎あゆみは栄米大の学生なんだから 大学生が仲間になっていも不自然じゃないか・・・・ バシュバシュバシュッッッッッ!!!!! 続けて連弾をくらう。
209 :
915 :2006/02/06(月) 20:10:26.60 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むC〜 ドウッ!!!!!! 俺はその場に倒れた。 男と、そして栄高の制服を着た女が歩み寄ってくる。 やべえ、完全に読まれていたよ・・・・・・・ 罠にはまっちゃったかな。意識が遠くなる・・・・ 「ヴザゲタゴドゥジデグリヅヨナ、オンドゥル・・・」 もうろうとした意識の中で そう言いながら男のスタンドが俺に銃を向けたのが見えた。 けど、もう何言ってるかすらわかんないや・・・・・・・ やられるな、こりゃあ・・・・・・・・
まとめサイトのURL削ってったら変な画像がたくさん出てきた どうしよう
211 :
915 :2006/02/06(月) 20:13:34.12 0
アハハ(´∀`)ハハハ
まさかこのタイミングでライダートークとはorz
わかる人にしかわからないネタがちょっと入りますけど
知らない方は気にしないで下さい
本筋には全然関係ありませんので
>>1 さん
はい、そのまさかです
一応今までにちょっとフラグはたてていたんですけどね
まぁこういうのもやったもん勝ちでw
>>前スレさん
ミキティの時が戻った事による修正分、
掲示板の方に一つはあpりました
もう一点の方はちょっと考えなきゃいけないので
明日か明後日くらいにあげますんで修正よろしくお願いしますm(__)m
212 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 20:48:36.12 0
剣崎キター
213 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 21:09:20.04 0
乙ッ! 狩り狩り! そしてオンドゥルなのかッ?!
214 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 21:34:07.49 O
違うだろw
215 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 21:45:10.57 0
>>前スレさん 乙です。 千奈美は強すぎですね。カエルを脳に入れたりするのでしょうか? あと、えなりとか、仮面ライダーとか、 全然意味わからん。
216 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 21:55:20.82 0
徳永の顔がえなりかずきに似てるっていうネタですな ライダーは響鬼しか見たことが無いから俺もわからん オンドゥルのネタは知ってるけど
217 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 22:53:08.00 0
緊急ほ
218 :
610 :2006/02/06(月) 22:55:11.58 0
>>915 さん
すごい偶然…!何かスイマセンw
意味分からん話して申し訳ないですorz
219 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 23:33:07.31 0
ウェーーーイ!
>>205 タッくんはソレでしたね!
『555』ネタは早くやりたくて仕様が無いのですが
背景が弱いので思案中なんです!
>>210 そう言う事は解っていても言わないようにしようよ・・・
>>211 915さん乙!&修正しましたよ〜。
オンドゥル語キターwwwwww
にしても吉澤は大きく動いたなぁ〜〜〜!続きを期待!
>>215 スタンド自体が大きくないので付加的に色々な能力があってもいいかなと
後付的ですがそう思いました!エアロスミス+オアシス+D・ダウン÷3
の能力では確かに強すぎるとは思いますが・・・
>>216 柴田の変身シーンは仮面ライダー555(ファイズ)のでやってます!
>>217 アンタには助けられたようだ・・礼を言う!!
>>218 保全ついでにこういう会話をするのも良いんじゃないですかw
220 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 23:38:00.12 0
銀色の永遠 〜ありがとうおとだちC〜 路地を抜けるとまた人混みに出る、路地は大通りと大通りも結んでいた様だ。 千奈美は追跡者、いや『標的』に悟られない様、自然に風景に溶け込む・・・ 「さてと・・・どうしょっかな?奇襲して倒すか・・それともこいつ等の実態を知る為に もう少し泳がすか・・・『ライナーノーツ』とか言うのも気になるしね・・・」 それから十数分、千奈美は標的を観察したが時々携帯電話で連絡を取る意外は周りをキョロキョロと 見回すだけで標的の追跡技術はオソマツなものだった・・・ 「何だか・・・調子ハズレっていうか・・こう言う事に馴れてない・・シロウトみたいね・・ 電話の内容でもまだくまいちょーは見つかってないみたいだし・・・・」 千奈美は耳に当てていた『ソナー』を下げながら標的も見つめた。 ソナー能力の応用で標的の電話内容を『ワッチ』していたのだが・・『ライナーノーツ』という単語が かなり多く飛び交っていた・・・『ライナーノーツ』・・・団体名なのか?個人名なのか? 指示を仰いでいるようだけど・・・連絡は取れてないみたいだし・・・なんだか・・・奇妙だ・・
221 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 23:42:15.00 0
今日はここまで!短い!!!!!! ちょっと明日は朝から用があるので免御! 今日は口数ばかりが多くて手が動かなかったな・・・・・
222 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 23:46:49.23 0
乙ッ! つーか前スレチョイスやめちゃったのか
223 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/06(月) 23:53:01.84 0
>>222 まぁレンタルサーバーの容量にも限りが有りますので・・・
ちゅーか多分大丈夫だとは思うけどネタが少し不足してたのもあって
暫くは更新日時にしようかなと。
224 :
名無し募集中。。。 :2006/02/06(月) 23:56:52.89 0
なるほど
225 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 00:25:46.47 0
聖誕祭乱立保全
226 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 00:44:12.15 0
定期ジョジョ第一部 祝ゲーム化あああッ!!!
227 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 01:17:32.81 O
みなさん乙!
228 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 01:41:15.04 0
保全疾走
229 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 02:10:04.67 0
まとめのカウント数新記録が出たな
230 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 02:48:36.77 0
まとめが重いというか
画像とか名前のスペース取り除く前のファイルとかの
いらなくなったものうpしっぱなしだから容量でかくなってるんだと思いますよ^^;
>>210 さんがいうみたいにアドレス削ってみたらよくわかると思いますが
231 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 03:30:15.06 0
今宵は冷えるな・・・
232 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 05:08:32.31 0
ウェ━━━━(0w0)━━━━ィ!!!
233 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 06:46:41.01 0
保全疾走
234 :
364 :2006/02/07(火) 06:50:31.31 0
あいぼんさんに舞美にマイマイ誕生日オメ! そしてごめんなさい、ちょこっと体調がアレなのでまだキリのいいところまでできてなかったり… ・「スタンドの名はニューオーダー」完成 ・「麻琴のFRIENDSHIP」75% ・「ババ抜きをしよう!」70% ←ここまで次回更新予定 ・「演劇部の奇妙な活動」55% ・「放課後はドゥマゴに行こう」55% ・「エリックかめりんの冒険」60% ・「紫陽花の追憶」60% ・「橙色の波紋疾走」40% ←ここまでその次更新予定 今年の風邪はハラに来ますよ。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけて…。
235 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 08:13:18.77 0
ho
236 :
なんみん :2006/02/07(火) 08:46:15.61 0
>>915 さん前スレさん乙です!!
なんみんには皆さんの言ってることがサッパリです…
前エピで暴れてた人は吉澤だったのか!!でもかなりヤケクソだなww
やっぱ千奈美は強いっすね!隠密能力に長けてしかも攻撃力もある…
その千奈美に睨みを効かすボルトはもっとスゴいワケですが…
>>364 さん乙です!!
いわゆる選択方式なんですよね?結構進んでいるじゃないですか!!
なんみんも今日中に終わらせるつもりです!!ではではノシ
237 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 09:20:12.02 0
hozen
保全!
239 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 11:09:30.02 0
:::::::::::::::::::::::::::::. ::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン ::::::.ミゝ从 ’w’)つ ::::::⊂__つノ マイハマン巡回中!
240 :
なんみん :2006/02/07(火) 11:59:40.72 0
誰もいないようですし出しますか…現エピ最後のうP!! てか、ひょっとしたらニストとしても最後かも…
241 :
なんみん :2006/02/07(火) 12:00:53.55 0
あれから一週間後…… 「あら〜、今日もオケラかいな」 放課後、部活動の帰り道。高橋愛の場合…。 彼女はいつもの日課である『宝探し』をする為に、書店『三雀堂』へと足を運んでいた。 興味有る無しに関わらず、ザッと店内を巡り、 最後に一番の目当てでもある舞台・演劇関係の棚に向かう。 パッと見でもどれも一度は目を通した事のある本が並んでいたが…。 「あっひゃー!!!!」 新しく入荷された本を見つけた。 それも、以前から欲しかった『なるほど THE 宝塚・民明書房刊』だ!! おサイフの中身は心配だが、善は急げだ。即ゲットの為に手を伸ばす…。 しかし、身長の低さが災いしてか、手を思い切り伸ばしても本には届かない!! 手持ちのカバンを床に置き、グッと背伸びをするがダメだ。まるで背丈が足りない。 周囲を見回して台を探すが、すでに中学生らしき女の子が使っている…。 ……仕方ないがし、ライク・ア・ルノアールを使って……。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! すると、横からスッと誰かの手が伸びる。その手は高橋のお目当ての本を掴み取り上げた。 ……のぉ…先に取られたッ!?!? 自分が見つけた宝を横取りされた気分だ。思わず相手をキッと睨み付けてしまう。 しかし、その長身で色白のスーツ姿の男は、高橋を見下ろすとニコッと微笑む。 「どうぞ」 「え……!?」 男は高橋に本を差し出した……。
242 :
なんみん :2006/02/07(火) 12:01:56.20 0
その他の面々の場合…。 「あー疲れた〜!!やってらんねー!!二度と来る気しねー!!」 「oioiミキティ、ワタシ達はいつもこんな事やってるんだヨ」 「嘘だ。何だあの夏のババァは!!あたしばっか標的にしやがって、ちくしょう…」 「それは仕方ないですよ。今までサボってた分、目は付けられ易いでしょうし…。 それに藤本さんはみんなの倍は練習しないとクリスマス公演に間に合いませんよ」 演劇部の練習後、部屋の隅に並んだ椅子に座った藤本の前に、小川と亀井が立っている。 自然治癒の小川だけは腕と足に包帯を巻いているが、後の藤本と亀井は元気そうだ。 「マ、こうしてしっかり部活に出て来る様になっただけ、進歩ってモンだナ」 「だろ?あたしは真面目になったんだ。週3のサボリを週2にしたんだからな」 「自慢になりませんッ!!」 「何言ってんだ?ここ一週間ではあのエース高橋より練習量を超えてるんだぜ!!」 「oioi!!そりゃ愛ちゃんはアソコに通うのに部活休んでるだけだヨ」 「しかしまあ、アイツは練習は参加しねーのに顔だけはちゃんと出すのな」 「そりゃそうですよ…高橋さんなんですから!!」 「はいはい、高橋はすげーヤツだよ」 すると、突然藤本は何か思い出し、高い声を上げる。 「あ、そうだ!!亀ッ!!」 「は、はい!?何ですか!?」 「練習始まる前に言ってたじゃねーか。どうよ?元気そうだったか?」 「oioi……ミキティ、いきなり誰の事を言ってるンだよォ…?」 「決まってるじゃねーか、エネちゃんだよ」
243 :
なんみん :2006/02/07(火) 12:03:09.84 0
「何だィ亀ちゃん、エネちゃんに会ってるのかィ…oi?」 「はい。今朝、校門の前で会ったんです。高橋さんの話をちょっとだけしただけですけど…」 「ああん!?何だよ、エネちゃんのヤロウ…まだ高橋に未練があるんじゃねーか!!」 「いや、そういうワケではない様ですよ。忘れ物を届けたいとか…」 「忘れ物…?」 「こっちも通学途中なんで、あまりゆっくり話せなかったんですけど…」 「ま、朝ッパからこうやってあちこち歩き回ってるんだ。元気そうだな」 「今は朝の日差しが丁度良いらしいです。少しずつ日光に体を慣らして行くそうですよ」 3人ともしみじみと感じ入る…。『これが一番良い結末だったんだ』…と。 小川は何か感心した様に藤本を見付める。 「しっかしまァ…今考えてみても、ミキティの考えるコトは滅茶苦茶だよナ」 「何がだよ?」 「マサカ…『敵の能力』まで利用しちまうんだモンなァ…相手は敵だよ!?敵!!」 「しゃーねーだろが。あーしなきゃエネちゃんは助からなかったんだぜ? 『エネちゃん』と『肉の芽の細胞』との『分離』。それしか無かったんだ」 「それで、放射線のダメージは全て肉の芽に負わせると……完璧ですね」 「だろ?ははは…これぞ究極の究極ゥ!なんてな」 「でも、アノ時…二人が抱き合って倒れた時点でエネちゃんはもう…ダメかと思ってたヨ」 「その後の研究所での診断では、あれは栄養失調に疲労が加わったモノと言ってましたよ」 「栄養失調…何ソレ?」 「数日間、ずっとトマトジュースだけで過ごしていたらしいです。 いくら野菜が健康的って言っても、それだけではどうしても偏ってしまいますからね」 「最近でまともな食事と言えば、高橋と行った『トラサルディー』だけ。 でも…それが最後の最後でエネちゃんの体力をギリギリで繋いだんだってさ…」 「oi…そんな偶然あるのかヨ?」 「多分、偶然じゃあ…ありませんよ……」 『運命か…… 人の出会いってのは運命で決められてるのかもしれねえな……』
244 :
なんみん :2006/02/07(火) 12:04:46.44 0
「愛ちゃんの『汚染』の方ももう問題無いらしいし、明日から完全復帰だよォッ!!」 小川が嬉々と小躍りする。 「やっぱり、あのケミストリーって能力は使い方次第ですっごい便利ですよね?」 「そうだな。ウチ等はなかなか使えるヤツを味方に付けたよな?」 「oioioioiッ!!無理矢理!!力ずくじゃねーかヨッ!!」 「はっきり言って、ヘタしたら世界的組織全体を敵に回すトコでしたよ…」 「意外にもオドシが効く相手で助かったよな、へへッ!」 「ついでに愛ちゃんの治療もバッチリしてもらえて、ラッキーってトコだナ…oi」 藤本は突然立ち上がる。 「よしッ!!動いて腹減ったからさ、これから3人で軽くメシでも食おうぜッ!!」 「ええッ!?ホントですか…でも、ソレって…?」 「安心しろ亀井。今回はあたしの奢りだ」 「う、嘘だッ!!」 「いきなり否定かよッ!!まあ、なんつーか…そんな気分なんだ。奢らせてくれよ、な?」 「そうですか…うへへへ…」 亀井はちょっとビックリした様子だったが、やがて嬉しそうに笑う。 ……これくらい…ワケないさ…。 藤本は川畑戦での亀井の死を思い出し、またそこからの復活劇を思い出し、少し涙ぐむ。 「やったゼ!!ミキティに奢られるなんて、コレで最初で最後かも知れねェかんナッ!!」 「マコ、おめぇは自腹だ」 「ナナナナッ…何でッ!?」 「『あたしに奢られ権』を得るには、実は一回死ぬ必要があるんだ。マコ、死ぬのも悪くないぜ。 おめぇにはぜひ究極の死に方に挑戦してもらいたい……まあ、助けるかどうか分からないけど」 「ションナ!!」
245 :
なんみん :2006/02/07(火) 12:06:56.44 0
「どうしたのですか?……これが欲しかったのではなかったのですか…?」 男は心配そうな顔をして、高橋の顔を覗き込む。 「あ、はい!ありがとうございます…」 高橋はお辞儀をしつつ、つい相手を観察してしまう。 まるで宝石の様に深く青い瞳と目を合わせると、そのまま吸い込まれるかのようだ。 両手を差し出し、本を受け取る。 「こちらは片手で失礼ですが…」 小脇に何か別の本を抱えている。『始める有機栽培』…農家の人だろうか? 男は恐縮がるが、別に片手で本を渡されたからって、どうとも思わないのだが。 「宝塚……本当にお好きなんですね」 「あ…はい」 『本当に』という言葉が少し引っ掛かったが、まあ言葉のアヤだろう。 「そういえば……今度ぶどうヶ丘高校で演劇の公演があると聞きましたが…?」 「12月25日…クリスマスやよ!!体育館のぉ〜!!『レ・ミゼラブル』がし!!」 思わず興奮して、他人相手にナマリ丸出しでしゃべり出してしまう。 「……すみません。実はあっし…その演劇部なんです…」 「そうですか、楽しそうですね。私も観劇出来るのでしょうか?」 「はい!!もちろん!!ぜひ来て下さい!!」 「それでは行かせてもらいましょう。では…」 男はニッコリと微笑み、一礼すると本屋のレジへと向かって行く。 高橋はその男の後姿を何となく見送っていたが…、 「あら〜?」 カバンの手提げ部分に白い布切れの様な物が掛けてあるのに気が付く…? 手に取ってみると、そこには『AI』の文字。どこかで無くしたと諦めていたハンカチだ!! そして、そこにはなぜか真っ赤なバラのコサージュが付けられていた。 香水だろうか?辺りにはバラの香りがほのかに漂っていった……。
246 :
なんみん :2006/02/07(火) 12:09:26.45 0
<藤本美貴・高橋愛・小川麻琴・亀井絵里> 数週間後、謎の革ジャケットの男に演劇部が襲撃されるという事件が起こるが、 藤本の手によって撃退される。そして、クリスマス公演は盛況の内に幕を閉じた。 <ジォルジェ・エネスコ> 元の人間に戻る。 クリスマス公演観劇の後も、しばらく杜王町に残ってバイト生活をしていたが、 数ヵ月後、西の高原へ移り、そこで『遠見塚農場』の土地を借りてトマト栽培を始める。 そのまま日本に帰化し、永住するに至った。 <アイゼンシュタイン(大コウモリ)> 『酸素供給銃』として堂珍科学研究所に保管される。 <堂珍嘉邦> スタンド名:ケミストリー しばらくはDOKEN所長として勤めていたが、ある時、突然行方不明になる。 やがて再び表舞台に飛び出し、医療や環境科学における数々の功績を残す。 ノーベル賞への内々の打診もあったが、『私にはその資格は無い』とあっさりと辞退。 結局、死ぬまで世界の人々を救うが為の研究に没頭していたという…。 <川畑要> スタンド名:アイアン・メイデン 堂珍嘉邦博士の良きパートナーとして、いつまでもその研究を支えていた。 他研究者とのいざこざも絶えず、喧嘩による傷害事件をたびたび起こし、留置所送りにされると、 その度に『博士ごめんなさい』と言って出所するまで、まるで子供の様に泣き続けたという。 残酷に思われる彼もまた、根っ子では純粋な人間なのだ。 TO BE CONTINUED ────────→
247 :
なんみん :2006/02/07(火) 12:10:57.06 0
ようやく終わりました!! 思えば2ヶ月強書き続けていたんだもんなあ…書き始めの頃が懐かしいなw 『劇場版』みたいなモノとお考え下さいですなの!! 自分なりに一生懸命書き切ったと思います…いかがでしたでしょうか? もし良かったら、もう一度最初から通して読んでみる事をお勧めします 前半がいかに『複線のラッシュ』であったかがご理解頂けると思います (まとめはライトバージョンですのでご安心を…) とういうワケで、なんみんもようやく名無しに戻れますね〜!! 名無しでも書き込みを見ればすぐになんみんってバレると思いますww ニストさん保全組さん読んでくれる皆さん本当に乙彼&感謝感謝です!! ではではなんみんでしたノシ
248 :
なんみん :2006/02/07(火) 12:14:26.50 0
すみません
>>244 の下の『あたしに奢られ権』の藤本のセリフですが…
なぜか一行開いてしまいました!!ホントは繋がってます
前スレさんまとめの時に修正お願いします!!
ちくしょう…最後の最後で…orz
249 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 12:40:41.14 0
おたくまったく渋いぜ
250 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 12:42:34.98 O
マジ乙でした! 帰ったら通して読みたいと思います ネタや他ニストさんとのリンクがてんこ盛りですごく面白かったです! 上戸出してくれてdですw 気が向いたらニスト復帰してくださいね!
251 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 14:00:09.75 O
乙保
252 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 15:35:24.97 O
5ヵ月か… そんな前からこのスレに俺はいるんだな…保全
253 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 16:40:56.69 O
ほ
254 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 16:55:49.67 0
乙!!!!!!
255 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 18:17:55.46 0
hozen
256 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 18:26:22.26 0
乙ッ・・・だぜ
257 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 19:17:41.74 0
hozenn
258 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/07(火) 19:48:45.92 0
食後保全!
>>229 何かが有ったんだろうね!
>>230 整理かぁーーめんど・・いやその内やります
>>234 364さん乙彼です!楽しみにしてますよ〜。
で!ですね・・申し訳ないんですけど吉良編ダウソした心算で
してなかったので最うpをお願い出来ますか?
>>247 なんみんさん乙!でした!!
また何かあったらまた復帰してくださいね!
あ〜俺、菅沼のその後って書いてなかったな。じゃここで。
<菅沼英秋>
杜王町を去った後、元の職業には戻らず小説家になる。
時間を戻す事出来る少女が主人公を書いた「千年紀末に降る雪は」
がベストセラーに。その後も取材旅行を重ねながら
「吸血紳士と不思議な島」「少年と蟻の王」と発表を続けるが
四作目の「蛇の知識、その全て」を執筆中、謎の失踪を遂げる・・。
259 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 20:02:29.21 0
疾走だとぉぉおおお!!!
260 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/07(火) 20:55:03.33 0
保全
261 :
915 :2006/02/07(火) 20:55:31.68 0
>>なんみんさん 長編乙でした! 最後とか言わずにまたネタが思いついたら是非お願いしますよw んで、なんみんさんを含めてネタがわからない方に一応解説を。 仮面ライダーシリーズの前々作、「仮面ライダー剣(ブレイド)」は 第一話から主人公俳優はじめ出演陣の絶望的な滑舌の悪さで 視聴者を別の意味で笑いの渦に巻き込んだんです。 特に第一話での主人公の「本当に裏切ったんですか!!」という台詞が 「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」にしか聞こえなかったために、 以後「オンドゥル語」と言われるようになったんです。 で、大勢に影響ないのでネタバレしておきますと、 今回の話は別にオンドゥル語とはまったく関係ありません。 よっすぃ〜が意識朦朧としていたので あまりよく聞き取れなかったくらいに思って下さい。 ただ、なぜここでオンドゥル語ネタを使ったか、については意味がありますが 別に仮面ライダー知らなくても影響ないようにしますんで(^^;;; んではオナいきます
262 :
915 :2006/02/07(火) 20:56:20.97 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むD〜 その時だった。 ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!! シャアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!!!!!!! 突然火災警報機が鳴り響き、スプリンクラーから水がまき散らされ始めた。 俺に近寄ろうとしていた男も、栄高の制服を着た女も、 そして遠巻きに倒れた俺を見ていた他の客も 何が起こったのかと天井を見上げた。 ザシュッッッッッッッッ!!!!!!!!! 「うぐッッッ!!」 その隙に男のスタンドの銃を持っている手に何かが刺さり、男がうめき声を上げる。 「今の内に逃げるわよ!」 誰かが俺の身体を起こす。キンキンした甲高い声が俺の意識を取り戻させる。 俺が顔を見ると、見飽きるくらいに見慣れた顔がそこにあった。 「ちっ、余計な事しやがって・・・・」 「あら、じゃあ助けなければ良かった?置いていこうか?」 「冗談です・・・」 「よし。肩につかまって!!」 「ごめん・・・・!」
263 :
915 :2006/02/07(火) 20:56:52.64 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むE〜 「逃がすか!!」 「待て!!」 さっきの男女が俺たちを追ってくる。 「チャーミング・フィンガー!!」 こういうとき遠距離型のスタンドはありがたいな。 ザ☆ピースで二人を牽制している間に俺たちは ざわめく店を出て駅の方に逃げていった。 「ここまでくればとりあえず大丈夫ね」 駅の地下街の一角で石川梨華は俺が肩にかけた手を外して 俺を地面に座らせた。 このあたりは閉店している店も多く、 ゴースト化してしまって人通りもほとんどない一角だ。
264 :
915 :2006/02/07(火) 20:57:30.03 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むF〜 「バカだとは思っていたけれど、 ホントにここまでバカとは思わなかったわよ」 石川はあきれるような顔で言った。 「バカとは何だよ、バカ」 「バカにバカって言って何が悪いのよ、このバカ!!」 「バカバカ言うなよ!」 「何回でも言ってやりますよ! このバカバカバカバカバカバカ大バカ野郎!! アンタ、一人で栄高と闘うつもりだったの?」 「んなこと言ったってさ・・・・・・・・・」 なんて言いながらも頭がぼ〜っとしてきた。 やばい、さっきのダメージ結構あるかも。 いや、それまでの蓄積もあるか・・・・・・・・・・。 あぁ、ここまで一方的にやられて動けないのも あのとき以来かも・・・・・・・
265 :
915 :2006/02/07(火) 20:58:04.99 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むG〜 俺が高1の春の事だった。 あの頃は顔をあわす度に真希と喧嘩ばっかりだった。 そもそもタイミングが悪すぎたんだ。 高校に進学せずにいた市井さんが家を出て行ったのがほんの数ヶ月前だった。 さらに輪をかけて「あの事件」で真希は身近な大切な人をまた失い、 くわえてその経緯から演劇部の「正義」に疑いを持つようになっていた。 そこへ・・・・ 「演劇部員を増員する」 寺田のおっさんの発表はホントにいきなりだった。 そもそも、俺と真希がつきあってる事を誰にも秘密にしていたのは、 単純にみんなにはやし立てられるのが恥ずかしいって気持ちもあったけど、 それ以上に俺が「女子」演劇部にいる事と 演劇部が部員を募集していないという事が原因だった。
266 :
915 :2006/02/07(火) 20:58:37.01 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むH〜 普通、中学高校の部活で入部テストしたり人数制限なんて 全国大会に出るような強豪体育系クラブくらいなもんで 別に伝統も実績も無いうちの演劇部が 入部を拒否してるなんて異例中の異例だったんだ。 もちろん入部したい生徒から不満の声もあったけれど 寺田のおっさんは俺や石川たちの入部以降は部員の増員はしなかった。 学校も何故か寺田のおっさんの言いなりだったし。 山崎学園長や瀬戸校長あたりが寺田先生に弱みでも握られてるんじゃねえ? そんな根も葉もないウワサがまことしやかに囁かれていたくらい。 そうなるとやっぱり俺の存在が目立ってしまう。 女子限定、しかも部員数を限定しているクラブに 何故男の俺が入る事が出来たのか? それは学校中の関心事だった。 おかげで俺は好奇の目に晒されたし、 友達連中にからかわれる対象になった。 俺だから良いものの、ちょっと弱気なヤツなら 速攻でいじめの対象になっていただろうな。 もちろん、演劇部が普通の部活じゃないことを 部員なら知っているが、そんなことを説明出来るわけがない。 そんな中で演劇部員とつきあってるなんてバレたら それこそ何言われるかわかったもんじゃない。 だからこそ(真希はオープンに出来ない事を不満に思っていたけれど)、 二人がつきあっている事は部員にすら隠す事にしていた。
267 :
915 :2006/02/07(火) 20:59:36.32 0
ここまで〜 しばらくワンピース並に回想シーンが入ります オンドゥル語の男もしばらくほったらかしになりますがすんませんw
268 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 21:29:51.58 O
乙ッ!
269 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 21:44:58.97 0
>>247 劇場版乙ッ!
やはりハッピーエンドはいいね!
それぞれのその後とか見るとつくづく思います
そしてもう一度言おう・・・乙ッ!!
>>267 乙ッ!
吉澤の過去が今明らかにィッ!!!かな・・・?
まずは静観してます
270 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 21:58:55.71 0
>>364 さん
おお・・・いつの間にかそんなに出来てるんすね
楽しみだ
271 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/07(火) 22:24:34.90 0
ようやく家に辿り着いたぜ・・・ハァハァ
ニストのみなさま、呼んでくれた方、感想くれた方保全してくれた方、乙っす!!
いましがたバアアアッと読みました!!本当にdです!!
>>なんみんさん
エピ完乙ッス!!
遠見塚農場!?マサさんですか!!
エネスコさん死んじゃうと思ってたんで、いい意味で裏切られましたねw
ハッピーエンドでよかた〜(ノ∀`)
対高橋戦や対堂珍・川畑戦や藤川絵里の漫才など、二ヶ月に渡っての
『劇場版』マジ乙でした!!
またチラッとでも小ネタ思いついたらオナニーしちゃって下さいね!
スレというの名のティッシュはいつでもありますからw
>>前スレさん
>>187 などのネタ、いい感じっすねw
そして菅沼のその後!!菅沼はオナニストになったんですね!!(違
謎の失踪かァ…
菅沼といい犬たちといいエネちゃんといい片倉くんといい、なんだかオリキャラネタも面白そう
健太…orz
>>915 さん
チャーミング・フィンガー!!乙です!!!
なんだか俺、回想とか好きらしいっすwww
単なるノリで生まれた吉澤は男って話を、こう彫り上げてもらえるなんて嬉しいですね!!
やっぱりごっちんはイケメンが好きだったんだなぁ…w
>>364 さん
めちゃめちゃ進行してるじゃあないっすか!!
ニューオーダーの話、どんな感じなのか気になるウウウウ!!!
楽しみにしてますッ
ではまたあとで…ノシ
272 :
名無し募集中。。。 :2006/02/07(火) 23:18:55.74 0
保全疾走
273 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/07(火) 23:30:32.21 0
「・・・あの子の口を割らせて『ライナーノーツ』の正体を探るってのも悪くないかな?」 千奈美の目は鋭く『エモノ』に向かう、狩りは静かに行うモノなのだ・・・ 風景に紛れる狩人を獲物は気付く事も無かった・・・・ 間合いのみが近くなる。 どうやって人気の無い所に引き摺り込むか?千奈美はその事だけに集中していた・・・ が・・・その集中が解けた。 目の前を通り過ぎる紺の服を着た少女に目が行く。 「?・・・・!!!!」 思わず腕を引っ張って引き止めてしまった・・・・ 「イヤァアアァッァアッ!!!!」 少女は突然の事に叫び、その声は周囲に響いた。 その声は千奈美の居場所を知らせるには充分だった・・そして『獲物』は『追跡者』へと変貌した。
274 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/07(火) 23:47:58.22 0
昨日の残りミポ!
>>267 915さん乙!オンドゥル来ないんですかw
19日昼は目印に1部を彷彿させるイギリスの国旗柄のシルクハット
みたいな帽子を被ってますのでそれを目印にしてくたたい!
>>271 1さんおか絵里〜。
その後の菅沼は取材と称して杜王町に来ては事件に巻き込まれて
ソレをネタに小説を書いている訳ですよ!
千奈美に失踪前に残されたメモ用紙には『ライナーノーツ』とだけ書かれた
紙があったとさ・・・・・
『菅沼英秋の奇妙な取材旅行』は俺以外の人のが読んでみたいなと思って
いますね〜〜。
275 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/08(水) 00:00:54.06 0
寝るミュン!
276 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/08(水) 00:08:23.56 0
>>前スレさん 乙ッ!! ってことは菅沼は『ライナーノーツ』とやらになんかされてしまってのか!? い、いや…大丈夫だ…犬たちがいるッ!! やっぱ彼のペンネームは『すがぬま<えいしゅう>』って読むんすかねw ではチェック!!!
おーおー、いっぱい並んでると。 ピカピカに光るローファーが目まぐるしく陳列されとるとッ!!! れいなは杜王町の駅ビルの中にある靴屋に来ていたと。 春から高校生やけん。 もう、このコンバースのオールスターともさよならだっちゃ。 これは確か…中2の春に『靴のムカデ屋』で買ったものたい。 この靴もずいぶん履きこんだばい…思い出がいっぱいツマッとる。 けどッ!!高校生になったら絶対ローファーがよか!! スニーカーで通学するのは中学までで終わりたいッ!!! 何にしよかね…美貴姐や絵里みたくカッコいいローファーがいいなぁ。 ハルタじゃ定番すぎるやろか?
ちゃーらんららったったった… 「ん…おぉッ!!絵里から電話くるなんて珍しか!!も、もしもしッ!!!」 『もしもし?れいな?』 「ちょうど良かったと。絵里の履いてる革靴ってどこのもんやったっけ?」 『ヴェルサーチだよ。そんなことより…』 「どうしたと?」 『うん、あのさ…あ、あれ…なんだっけ?』 「ズコーッ!!何か用があったんじゃなかとね?」 『そ、そうなんだ!ちょっと今いろいろあって気が動転してたもんだから。 あのね、僕さゆと…って違う違う!そんな話じゃあなかった!!!』 「絵里、今日はいつにも増して変っちゃ…」 『そうそう!!紺野さんから連絡が来たんだ。後藤さんと交戦中だから、 すぐ皆を呼んでぶどうヶ丘公園の時計台のある広場に来いって!!』 「ご…後藤さんと…交戦中?」 『うん』 後藤さんといえば、吉澤さんのアレで、美貴姐の親友じゃなかとね。 演劇部に入ってからスタンド使いになったれいなは、あとあと聞いた後藤さんの 武勇伝を聞いて…とても痺れて!!そして憧れたばい!!! けど、いったいなんで紺野さんが後藤さんと闘っていると?
「後藤さんと交戦中だなんて…なんばしたとね。いったい何があったん?」 『それはわからない…けど、Eメールは平仮名だらけでとても読みづらいものだったんだ』 「…どういうことっちゃ?」 『わからないけど…漢字変換をしている余裕がないということは…』 よっぽど…切羽詰まってるってことやろか… 「よ、よくわからんけど…ぶどうヶ丘公園の時計台のある広場っちゃね!?」 『うん!!れいな、今どこ?』 「杜王駅の駅ビルたいッ!!ダッシュでその場所に行くっちゃ!!!」 えぇぇぇぇい!! 靴買うのは後回しばい!!! なんで…なんで後藤さんが紺野さんと闘っているとね? なにがなんだかわからんたい…そんなれいなの頭のすみっこから、 以前会った元演劇部のメンバーである市井さんの、こんな台詞がよみがえってくる。 『・・・・・・私が気がついた時には敵味方かまわず真希のスタンドが巻き起こした 暴風によって倒れていたんだよ。あれは凄惨な光景だったなあ・・・・・・・・・ 死人まで出しちゃったからね』 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
んぁ…きみ、誰? 『ワタシはオマエ自身ダ』 わぁ、綺麗な黄金色だぽ… でもおかしいな、ごとーのスタンドは紫色のハズなんだけどなぁ… それに、ここはどこ? 『今、オマエは現実ノ世界ニハイナイ…ワタシがココニ連レテキタ。オマエには 何に変エテも譲ルコトの出来ナイ信念がアル…黄金の意思ガアル!! ソレがワタシとイウ存在に変ワッタノダ…』 んぁ…?どういうこと?? 現実の世界にはいないって…それはいったい… 『ココハ選ばれた者ノ世界…オマエの中にアル<正義>の輝きの中にアルトイウ <黄金の精神>ハ選バレタノダ。<矢>は<矢を支配できる資格のある者>ヲ選ぶノダ』 <矢>を支配?ごとーが? もしかして、きみの右胸に埋まってるように見えるのは<矢>の破片なの? 『ソウダ。ワタシを操ルオマエは<風>の速さヲ超エタノダ。<風>ヲ超越シタノダ!! ワタシとオマエの前ニ立ツ者ハ、ドンナ能力ヲ持トート…決シテ!!ソノ姿ヲ 捉エルコトハ出来ナイ!!ソレガ…<G・セクシーGUY・レクイエム>… またの名ヲ…ソウ…<マッキング・ゴールド>』 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
…んぁ? ごとー、倒れてるの? なんだか夢を見ていたような気がするぽ… 確か今、ごとーの胸を矢が貫いて、それが背後の『G・セクシーGUY』の 胸に突き刺さって穴を開けて…ん?じゃあなんで生きてるんだろう? 致命傷のハズじゃあ…あ、あれ? 傷が…ないぽ。 目の前には、何か驚愕したような表情で辺りを見渡しているらしい 小川麻琴が佇んでいる。 その向こう側には紺野あさ美も… この子たち、なにしてるんだ? ピクリとも動かない… あ、もしかしてアレか。 事故に遭った瞬間の人間は体内や脳でアドレナリンやら何やらが分泌されて 一瞬が何秒にも何分にも感じられるっていうヤツか。 いや、でもそしたらごとーの胸の傷が消えている説明がつかないじゃん。
地面に倒れっぱなしっていうのもなんなので、ごとーは砂を払いながら立ち上がる。 おかしい…なにか…奇妙だ… この間、ごとーの体内時計では三秒は経ってるけど…こいつら、固まっちゃった みたいに動かなくなってる… そしてごとーは…小川麻琴の隣に立つことが出来た!! こ、これはアドレナリンがどうとかの幻覚じゃあないッ!!! 『オマエは<風>の速サヲ超エテ!!<時>を支配シタノダ!!』 ガシィッ!!!!!!!! その声が聞こえた瞬間、時の歯車がガッシリとごとーのスタンドと 噛みあったような気がした。 なんだろう、このスガスガしい気分は…!! そうだ…ごとーのスタンドは…黄金の意思は…<矢>に選ばれたんだ。 その証が、目の前に立っているじゃないか!!! そう、その名は…マッキング・ゴールド!!!
ドゴォォォォォォッ!!!!!! ごとーの髪の色と同じ、黄金の輝きを放っているスタンドで、小川麻琴を殴りつける。 あばら骨が折れた感触が、スタンドを通じてごとーの拳にも伝わってきた。 そして… 『「時は動き出す…」』 「うげえええええええええええええええええッ!!!!!!!!!」 「ま、マコ!!!そんな…い、いきなり…吹っ飛ばされているなんてッ!!!!!」 ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!
もう何発殴られたであろうか。 地面に倒れ伏した紺野あさ美は、朦朧とした意識の中で後藤真希を見つめていた。 相手が勝ったと思ったとき、そいつはすでに敗北している…か。 やはり私は、心のどこかで勝ったと思っていたんだろう。 恐らく、あそこで倒れているマコも。 まさかこんな事態になるなんて、誰が予想できたのだろうか… 後藤さんの紫色のスタンドは、黄金に輝くスタンドへと変化したのだ。 スタンドが『進化する』という事例はあるが…あれは進化とかそういうレベルではない。 まるでスタンドの『先へ行った』というような…そんな形容がピッタリであった。 「あとはきみだけだね、意識があるのは…」 「うぅ…ッ」
後藤さんが私に近付いてくる。 黄金のスタンドを発現させてから、彼女は風を使うのをやめた… だが、それ以上の何かを手に入れたようである。 マコは、一瞬のうちに後藤さんに倒されてしまったのだ。 そして…私も… あの子に連絡しておいてよかった…私の嫌な予感はあたったんだ… 確かに、かなり痛い目にはあったが…私の行動に間違いはなかったんだ。 もし、あの時あの子に連絡を取っていなかったらどうなっていただろう? 強大な力を持った後藤さんが…きっとあの子達を… そうだ、やはり私はツイている。予感が的中したのだから… あとは、あの子たちがここに来るまでの間に、私がやられさえしなければいいのだ!! いまの後藤さんの能力には…謎が多すぎる!! 「…ニューオーダー!!!!!!」 ガキョンガキョンッ!!! 空間を歪ませて、後藤さんが私に近づけないようにする。 倒れている三人にはとても申し訳ない闘い方ではあるが…私がやられたら あとに伝える者がいなくなる!! あの子たちが来るまででいい!!!私は防戦態勢をとるのだッ!!! バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
「ニューオーダー…空間に歪みを作る能力かぁ。まぁ他にも何かありそうだけど、 きみの闘い方はさっきから妙だよ。ごとーを潰そういう意思が感じられない… きみは逃げているッ!!!」 ガキョンガキョン!!! 紺野あさ美は尚も空間に仕掛けを作り、後藤真希から距離を取ろうとする。 「その耳障りな音…いい加減うざいんだよぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!」 後藤真希の変化したスタンドが一瞬輝いた。 またあの光だ!! 紺野あさ美がそう思ったその時… 「マッキング・G・ザ・ワールド!!!」 ドオォォォォォォォォォーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ごとーが『D』とか呼ばれる男と同じ力を手にいれるとは… つまり、あの歯糞くせぇ鈴木と同じ属性の能力か…フン!!」 その声を、紺野あさ美は聞くことは出来なかった。 後藤真希を除いた全ての時間は・・・・・制止してしまっているのだから。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
288 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/08(水) 00:46:51.07 0
ここまで!!! 時を止める能力がこんな書きづらいものだと思わなかったorz ではでは!!ノシ
289 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 01:04:45.25 0
乙! でもこれじゃレクイエムじゃないじゃん!
290 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 01:12:08.79 0
乙ッ! 後藤再び暴走か・・・ その名の通りザ・ワールドだな
291 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 02:09:00.82 0
闘技神保全嵐!
292 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 03:12:08.64 0
保全疾走
293 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 05:23:05.74 O
ほ
294 :
なんみん :2006/02/08(水) 05:37:06.38 0
やあ!軽い燃え尽き症候群のなんみんが来たよ!wもち達成感もありますが
みなさん!!労いの言葉や感想いただいてちょーマジ感謝ですッ!!
>>オリキャラネタ
エネスコの『遠見塚農場』とか堂珍の『行方不明』とか設定だけは示してあるので
いつか外伝の外伝をオナる日が来るかもしれませんね〜!未定ですがw
菅沼小説家ネタもオモシロス…3作目の『少年』とは片倉君の事なのかな?
>>915 さん乙です!!
いしよしネタなのかと思ってましたがよしごまなんですね!(なんみんは後藤在籍時を知らんのです)
まあ吉澤を中心をしたカプはたくさんありそうですがwそれとオンドゥル語dです…かなりワロタ!!
>>前スレさん乙です!!
『ライナーノーツ』…結構キーワードですね!後に菅沼まで巻き込まれるのか!?
現エピで正体が明らかになるのかは分かりませんが、なんだか大きな話の予感!!
>>1さん乙です!!(
>>289 さん)
こいつはやばすぎる!やばすぎるスタンドじゃぞッ!!皆殺しタイムが始まるのかッ!?
何秒間止められるかも気になるところです!!花京院役は誰なのだろうか?期待です!!
レクイエムって基本『別物になる』って感じで、言い換えれば『何でもあり』なんすよね〜
1さんなりの解釈でなんみん的にはオッケーオッケーですね
ではでは最後のなんみんでしたノシ
295 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 07:28:09.46 0
保全疾走
296 :
364 :2006/02/08(水) 07:45:05.97 0
皆様ホントに乙っ!!
>>なんみんさん
超大作本当に乙でしたっ!
バトルアリ、心温まる物語アリで『劇場版』、本当に楽しませていただきましたっ!
みんなハッピーエンドでヨカタよ…。
またお暇なときにでも戻ってきて書いてくださいね!
>>915 さん乙っ!
前エピのミキレナの驚きはこれでしたか!
「誰かと誰かが」までは予想はしてたんですが、さすがにこの二人は予想外でした(w
過去エピも楽しみにしてますよ〜
>>前スレさん乙っ!
千奈美すげーよ千奈美(w
やはり止めてしまった少女は…。
前スレチョイス、けっこう好きだったのでまたいつかやってください(w
>>1さん乙っ!
やばいよ、やばすぎるよレクイエム…。
しかしこうなってくると気になるのはレクイエムと寺田のスタンドの相性ですね!
新能力は寺田をも凌駕しているのか!?
ゲーム用にマッキングゴールドのmidi探してこないと(w
ゲームは次回更新分のシナリオは残りデバッグのみ!
早く帰れれば今夜、遅かったら明晩には上げれるはず!ってことで会社イテキマノシ
297 :
364 :2006/02/08(水) 07:47:44.97 0
298 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/08(水) 08:31:26.05 0
>>289 さん
えッ!!そうなの!!?…汗汗汗
俺の中ではレクイエム=すべてを超越するみたいなイメージがあったんで
単純にザ・ワールド能力にしてしまいましたが…G・E・レクイエムと一緒ってのも
なんかアレかなと…orz
>>なんみんさん
本当は風で吹っ飛ばすを『先へ行かせて』時を吹っ飛ばすにしようかと
思ったんですが、キンクリじゃ誰も勝てねぇ〜wってことでザ・ワールドで
花京院役は…むふ☆
>>364 さん
おぉッ!!期待して待ってます!!!
会社イテラサイノシ
では早朝に出すッ!!!!
僕は、平凡に生きてきた女の子だった。 そりゃあ、人と違った能力を持ってたり、女の子に恋しちゃってたり、 しまいには一度死んじゃったこともあるから、普通の人から見たら平凡には 見えやしないんだろうけど…それでも平凡に生きてきたつもり。 こうして走っている今だって、謎のメールをよこしてきた紺野さんのことより、 僕の前を走ってる好きな子のことを考えている。 きっと、僕の根っこはバカで能天気なんだろう… さゆ、きみは今、なにを考えているの? 僕は、目先のことしか考えられない最低のマヌケだった。 真の絶望というものがどういったものなのか…まだ知らなかったんだ。 ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…
その現場を見て、二人は驚愕する。 地獄絵図…それを見せ付けられている気分だった。 地面に倒れるよく知った面々…その真ん中に立つ、一人の女子高生。 まるで、自分がこの世の帝王だとでも言わんばかりのオーラに、女子中学生である 道重さゆみは恐怖を覚えた。 そして、亀井絵里は… 大きく目を開いているだけだった。
あれれ…紺野さんからメールがきて、僕はここにやって来たんだよな? 紺野さん、なにやってるの? みんな、どうしてそんなグッタリしてるの…? 高橋さん? 新垣さん? 小川さん? 紺野さん? なんで?みんな昨日はピンピンしていたじゃあないですか。 目…覚ますんですよねェ? 僕らをここに呼んだのは紺野さん、あなたですよ? ちゃんと状況を説明してもらわないと…僕らどうしたらいいかわからないじゃあ ないですか…ほら、向こうから来たれいなと小春ちゃんも困ってます。 ほら、早く起き上がって…いつもみたく小難しく説明して下さい… 目、覚ましてくださいよ…ねぇ… 「んぁ…また来たのか…今度は新参が四人同時…まぁ、こいつらに 浪費した時間よりも短い時間で全員潰してやるぽ…!!!!」 金髪の悪魔はボソリとそう呟いた。 その背後には、同じ金色のスタンドが佇んでいる。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「これは…想像以上にヤバイ…やば過ぎるの!!藤本さんと吉澤さんがいないのも 心細いし…と、とにかく、藤本さんがくるまでさゆみ達で…ねぇ絵里」 「・・・・・・・・・・・」 「絵里?」 もはや彼女の声は亀井絵里に届かなかった。 本当の惨劇の舞台に立たされた気分だった。 目の前に無残な姿で流血して倒れている四人の『同級生』… 『努力を持続させる事が出来るヤツは、何でもこなせるヤツよりもスゴイんだ!!』 『何かを育てるという事は、自分を育てるという事にも通じるのだ』 『人間の可能性は無限さ、先に進もうとする意志さえあれば』 『生きる喜びを日々から拾い上げる努力は必要なんだ』 四人の口癖が、彼女の頭の中をグルグルと交錯する。 同い年の先輩から学んだ数々の教え。 亀井絵里は、間違いなくこの四人と出会ったことにより、大きく成長した!! その四人が、目の前でピクリと動かない。 生きているのか死んでいるのか…それすらもわからない。
「愛ちゃん…ガキさん…マコっちゃん…コンちゃん…みんな!!!!」 僕の…僕の大切な仲間が… 大事な友達がッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! この時、尊敬によって生じてしまっていた見えない心の『壁』が音を立てて崩れた。 それを心待ちにしていた四人に、その声は届かなかったが… ドッヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンン!!!!!!!!!! 亀井絵里の身体から、飛び出すようにしてスタンドが発現する!! それは『サイレント・エリーゼACT3』…宙に浮かせる能力!!! 「おまえ…おまえッ!おまえ!!おまえッ!!!おまええええええええッ!!!!!」 「え、絵里ッ!?」 「…ぽ?」 亀井絵里は怒りを露にして叫んだ。 固めた拳はブルブルと振るえ、噛んでいる唇からは血が出ている。 「絶対に…絶対に許さないぞ!!!!!サンドバックにしてやるッ!!!! 土下座したって何したってダメだッ!!!!宙に浮かせて!!!きみがッ!! 泣くまで!!!殴るのをやめないッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今まで見せたことのない気迫とオーラに、隣にいた道重さゆみは圧倒されてしまう。 それは向こう側にいた田中れいなや久住小春も同じだった。 こんなにまで闘争心を剥き出しにする彼女は…初めてだ。 「やれッ!!サイレント・エリザベエェェェェェスッ!!!!!!!!」 『R・o・g・e・r!!了解シマスタ!!!!』 ドンッ!!!!!!!! 「んぁ…?」 突然、目の前まで接近してきた亀井絵里のスタンドを見て、後藤真希は 一瞬たじろいだ。その距離は、射程5mの範囲を越えている。 亀井絵里のスタンドが…こんなに素早く、しかも遠くまで攻撃できるなんて… 知らなかったぽ… 「ぶっ飛ばしてやるッ!!今の僕のエリザベスは素早いぞッ!!! みんなを傷つけられた怒りでグツグツ煮えたぎっているんだからなぁーッ!!!! でやあぁぁぁッ!!モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグッ!!!!!」 繰り出される蹴りのラッシュ!! 小さいスタンドではあるが、その能力は確かなようだ。 だが…
パパパパパパパパパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!! 後藤真希の『マッキング・ゴールド』は、それらをすべて捌ききった。 能力があるとはいえ、あたらなければ意味はないのだ。 そして、すかさず拳を一発叩き込む。 バシィッ!!! 『ギャッ!!』 「ぐえええええええええええええええええええッ!!!!!」 スタンドとともに、亀井絵里はダメージを受けた。 唇の端に、殴られたようなアザが出来る。 「絵里ッ!!!!!!!」 「う、うげ…」 道重さゆみに肩を抱かれるも、なんという威力のパンチであろうか。 たったの一発なのに、脳震盪で体が言う事をきかない。 みんなは…こんなものを何発も何発も食らっていたのか…? そんな彼女を見て、後藤真希は冷たく言い放った。 「きみら…自分達が『無駄』なことをしようとしてるってェのがわからない? 演劇部でも上位に立っているであろうこの四人を倒したこのごとーが…所詮は 『二軍』でしかないきみたちに負けるわけがネェーに決まってんじゃあぁン!! 無駄な足掻きなんだよぉッ!!無駄無駄無駄無駄ァ!!!」 ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
「小春ちゃん…何を考えてると?どうしてビスケッツを出してるとね…?」 「決まってるじゃないですか。彼女を…後藤さんを出し抜くんですよ… 方法は思いつきませんがね…」 田中れいなの質問に、久住小春は冷静に答える。 あくまでも冷静を保たなければ…でないと、今の亀井さんのようになってしまう。 しかし、久住小春は田中れいなの質問が妙に引っ掛かった。 この状況を見てみろ。 四人は見るも無残な姿で地に倒れ、意識があるかどうかもわかりはしない。 彼女らを血祭りにあげた後藤さんは、広場の中心で大地を踏みしめている。 なら、闘うしかないじゃあないか。 目の前の敵、後藤さんはいずれ自分達を潰しにくる者なのだ。 向こう側にいる道重さんだって、すでにスタンドを発現させて、如何なる 状況にも対応しようと備えている。 なぜスタンドを出しているのか…その質問は明らかおかしい。 「あなたは何をしてるんです?なぜスタンドを出さないんですか…田中さん」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
307 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/08(水) 08:55:09.01 0
ここまで!! いやあ、春休みだからって調子こいてたら生活リズムぐしゃぐしゃ 汗 ではオヤスーノシ
308 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 09:31:45.08 0
Z!
309 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 09:36:04.96 0
>>1さん乙です!!起きたのかと思いきや起きてたのかッ!?
亀井の5期への呼び方の変化…絆が強まって行くその表れですね!!
5期4人の口癖…それぞれ初メインエピのセリフですね〜
実はガキさんと愛ちゃんシナリオを書いた切っ掛けなんですが
それまで二人がメインのエピが無かったからなんですよ
重要な場面で名言(自分で言うな)を2つも使って貰えて…ホント書いて良かったわ〜♪
>>364 さん乙&感想dです!!
過去に演劇やゲームのシナリオも書いてたりしますが、ほぼ全てハッピーエンドですね〜
オナも無いので次回更新分はじっくり楽しみたいなと思ってます!!ノシ
310 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 10:54:46.82 0
乙!
311 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 11:46:07.01 O
腹へったから保全
312 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 12:55:00.94 0
ほぜn
313 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 13:38:38.97 0
保全ぴーーーんく!
314 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 14:14:06.57 0
俺も皆さんの読んでいたらインスパイアwされちゃったんで ここで書いてもいいかな?
315 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 14:29:19.81 0
バッチこーい!!
316 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 14:42:18.12 O
このスレでのキャラの設定とかを無視しなければ俺はOK
317 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 15:29:43.64 0
保全疾走
318 :
314 :2006/02/08(水) 15:35:42.19 0
>>315 >>316 じゃ書かせてもらってもいいかな?
多分今日の夜ぐらいになると思うんでまたその頃に
319 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 16:24:47.79 0
320 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 17:36:32.21 0
ジョースターさん悪いが保全させてもらうぜ
321 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 17:41:35.29 O
「精神を支配する」のがレクイエムの能力じゃね?
322 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 18:37:52.10 O
たしかに
323 :
1 :2006/02/08(水) 19:03:23.43 O
>>314 さん
おぉっ新手のオナニストかッ!!
どんどんやっちゃって下さい!
>>321 さん
や、やべぇ確かに…orz
よしッ!こっから頑張ってそっちの方向へ持ってきます!!
324 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 19:24:27.88 0
GEレクイエムはディアボロにやられそうになった時時間を戻したの?
325 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 19:51:58.68 O
説明が難しいけど ↓GEレクイエムには永遠に辿り着けない ↓GEレクイエムに何をしようとしても無効化される つまり何をしようとしてもしてなかったことになる ってことだと思う なんか意味不明になったorz
326 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 19:52:10.77 0
吉良のやつってレクイエムじゃないの? 刺さった時に強く思ってたのが反映すると思ってた 平穏に生きたい→時間を戻すバイツァダスト ボスを倒す→ボスの能力さえ0にするGEレクイエムみたいに ま、もっとも素質が無ければ死ぬだけだがね。
327 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 20:05:22.36 0
矢が吉良の執念に反応して追加能力を与えたんじゃないかな〜 本体に刺さってたからレクイエムじゃないのは確か
328 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 20:19:17.00 0
「もしこの「矢」を力のある者が使えば…!! その者は全ての生き物の精神を支配する力を持つことになるッ!」 ってポルポルが言ってたよ
329 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/08(水) 21:10:35.18 0
銀色の永遠 〜ありがとうおとだちD〜 「・・・捲くって言ったってどうすればいいのよぉ〜・・」 熊井友理奈は勝手の解らない土地を彷徨う。 何だかどんどん道に迷ってきている・・・・こんな所で追跡者に不意を突かれたらまず反撃は無理だ! オマケにこの高い身長だ・・・目立つ事この上ない・・・ 千奈美に発見されるまで何処に身を置くかも問題だ。 離れすぎれば発見に遅れる、動きすぎても見つけるのに時間ばかりを浪費するだろう・・・ 人気の無い場所を選べばそれだけ入り組んだ所になるだろうし、かと言って人気の多い場所は 動きは取り易いが落ち合う前に追跡者に見つかる可能性が多くなるだろう・・・ 「地理もそうだけど・・敵についても情報が少なすぎる・・・・どう動けばいいの?」 友理奈は親指の爪を軽く噛みながら・・・・思案の限りを尽くす・・。 右手には大きめの通り・・・左に入れば路地だ・・・千奈美を追う形に為らなければ時間は浪費する だけ・・・だけど追っ手とかち合うか挟み撃ちになる可能性も・・・ある・・。 「くッ・・・」 友理奈は選択に迷い足を止めた。 ドン! 「きゃッ?」 足を止めた途端。 友理奈は後ろから押されつまづき、抱えていたバックの中身を地面にブチ撒けてしまった。
330 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/08(水) 21:11:40.87 0
「あぁ〜ッ!ゴ・・・ごめんなさい、お姉さん!」 白い服を着た身長は150cm台の子が友理奈の後ろから駆け寄った。 友理奈とは身長差は随分有るが年齢は近いのだろう・・・ 「すみません!・・・もぉ〜、未来ちゃん!前見て歩かないから・・」 黒い服を着た少女が『未来』と呼ばれた子に駆け寄りブチ捲かれた荷物の中身を拾い集める。 この二人は仲の良いともだちなんだろう・・・・そう思い、友理奈はうらやましくなった。 信頼出来る友達が・・千奈美が一緒だったら・・・敵地だろうが心強いのに・・。 「本当にすみませんでした。お姉さん!」 二人は深深を頭を垂れた。 「いいよ!イキナリ止まったりした私も悪いンだし・・・それより拾うの手伝ってくれて ありがとう・・私・・・今ね・・友達とはぐれちゃって・・・ちょっと心細かったんだ・・。 でもね、二人を見てたらなんか元気が出て来ちゃった!ありがとう!友達って本当に良いよね!」 友理奈は二人の顔を見ながら朗らかに笑った。 「お姉さんもそうなんですか?実は・・私達も友達とはぐれちゃって・・・そうだッ! だったら一緒に探しましょうよッ!」 『未来』と呼ばれた少女は有無を言わさず友理奈の腕を引いて走り始めた!
331 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/08(水) 21:12:59.09 0
てぃひ! 風呂入って来ます! レスその他は後半戦で!
332 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 21:44:53.31 0
どんなスタンド能力だろうと『時』は一定。 【過去から未来へ】と流れる。 時を止めても止めている間は一定。 時を飛ばしても飛ばしている間は一定。 時を戻しても戻した後は一定。 しかし、G・E・レクイエムの場合、『未来』から『過去』に流れる。 だから、『事実』にたどり着けない。 G・E・レクイエムは殴ったものにこの能力の影響をあたえる。 (キンクリの攻撃が効かなかったのは、エピタフのようなサブ能力。) 『死ぬ』という『未来』から『生きている』という『過去』に戻される。(流される?) という意見。
333 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 22:15:38.19 0
ho--
334 :
314 :2006/02/08(水) 22:26:17.29 0
それでは書かせていただきます なにぶん初めてのことなので内容に関してはお手柔らかにお願いします
335 :
314 :2006/02/08(水) 22:28:01.64 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ1〜 「なかさきちゃんが休んでるんです!すごいニュースです!!」 熊井友理奈が大声で騒いでいる横で、徳永千奈美は、呆れ顔で笑っている。 「なかさきちゃん休みなんだ。ふーん、で、それのどこがニュースなの?」 千奈美は友理奈や中島早貴と違うクラスなので、 放課後になった今まで知らなかったが、どうやら早貴は今日学校を休んだらしい。 「だって、わたし、なかさきちゃんと小学校の時から今までずっと一緒のクラスだったけど、 なかさきちゃん今まで休んだことなかったもん。ビックリしたよ」 友理奈はすごい勢いで説明をしたが、千奈美には、その熱意は伝わらなかったようであった。 「へぇ〜、そうなんだ。28へぇ〜ぐらいかな」 「ちょっと低いね。まあいいや、で、そういう訳だから、なかさきちゃんに手紙とか届けることになったの。 だからついて来てくれない?」 友理奈のお願いを聞いた千奈美は、少しばつのわるそうな表情をして友理奈に謝った。 「うーん、ごめん。無理。今日はまあさんとS市に買い物に行く事になってんの」 「えーーー!!じゃあ、みんな駄目なんだね。雅ちゃんとりーちゃんは、二人で『Revolution』に行くらしいし、 佐紀ちゃんは、『用事がある』ってさっさと帰っちゃうし、ももちは、久住さんと仲良く帰っちゃってたし」 「じゃあ、一人で行ったら?なかさきちゃん調子悪いんだろうし、大勢で押しかけたら悪いでしょ」 千奈美の真面目な発言に友理奈は少し肩を落としながら返事をした。 「分かった。一人で行って来るよ。でも千奈美ちゃんの家、なかさきちゃん家に行く方向と一緒だよね。 途中まで一緒に帰ろ?」
336 :
314 :2006/02/08(水) 22:30:04.03 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ2〜 「でもさあ、なんで、なかさきちゃんってスタンド使えないんだろうね。演劇部員なのに」 千奈美は強い疑問を含んだ口調で口を開いた。 「うーん、何でかな?なかさきちゃんに聞いたら、『寺田先生にスカウトされた』って言ってたよ」 「スカウト?久住さんもスカウトされたみたいなこと言ってたけど、どうなんだろ」 「矢にも刺されたらしいけど、他の人みたいに気絶したりしなかったらしいよ。ちょっと傷ができただけだったんだって」 「不思議だよね。スタンドは見れるのに、スタンドが見えない。どういうことなんだろ?」 二人は、懐疑の念に囚われていたようだったが、その答えは見つからなかった。 「あっ、千奈美ちゃんの家が見えてきちゃったね。じゃあ、また明日」 友理奈は、そう言うとゆっくり走り出した。 「うん。ばいばい、なかさきちゃんによろしくね」 その声を背に聞いた友理奈は、大きな体を力一杯動かし手を振りながら、走り去っていった。 「んっ?友理奈ちゃんの後ろに変な霧みたいなのが……? 友理奈ちゃん行っちゃった。うーん、まあいいか。早く準備してまあさんと出かけよっと」 千奈美は友理奈の背中から少し不穏な気配を感じたが、気にも留めずにその場を後にした。
337 :
314 :2006/02/08(水) 22:31:21.73 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ3〜 『ピンポーン』 「うーん、誰も出てこないなあ。なかさきちゃん病院にでも行ってるのかな?」 友理奈が一人つぶやいていると、目の前のドアが静かに開かれた。 『ガチャッ』 「あっ、友理奈ちゃんどうしたの?」 友理奈の前には、水色のパジャマを着た早貴の姿があった。 「あっ、なかさきちゃん。元気?なかさきちゃんお休みだったから、手紙とか渡しにきたの。」 「そうなんだ、ありがとう。友理奈ちゃん。 こんな所で話すのもなんだから、調子もよくなったし、お茶でも出すから上がって」 友理奈が早貴の部屋に足を踏み入れると、そこは、中学生の女の子らしい可愛らしい部屋だった。 そこら中にぬいぐるみが転がっていた。 世界中で人気を博しているネズミのぬいぐるみや最近人気の癒し系の熊のぬいぐるみ なんだかよく分からない気持ち悪い造形のものもいた。 机の上は普段勉強をあまりしてないのだろう。 少女マンガやゲームのカセットなどが乱雑に置かれていた。 流れていた音楽は最近流行のアイドルやアーティストと呼ばれるものではなく 意外にも、どこかの民俗音楽のような静かでゆったりとした荘厳なものだった。
338 :
314 :2006/02/08(水) 22:34:26.13 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ4〜 「友理奈ちゃん、適当なとこに座ってね。お茶入れるから。 そういえば友理奈ちゃんって、毎朝紅茶なんだよね。羨ましいなあ」 早貴はそう言いながらゆっくりと紅茶を注いだ。横にはクッキーが並べられていた。 「うーん。そうかな?でもおいしいよね、紅茶。 ……そういえば今年もあと少しだね。来年はもっといい年になって、舞波も帰ってきたらいいなあ」 その言葉に二人は小さな沈黙を創った。 「……でもさあ、ほんとにいろいろあったよね。キョトシは。 …今、キョトシって言ったよね?早貴。キョトシって」 二人は声を出して笑った。それは、先ほどまでの空気を消し去るには十分なものであった。 早貴は『キョトシ』と言ったことに少し照れていたようだったが、二人の空気は明るさを取り戻した。 「ふふ、キョトシって。でも、来年も演劇部で楽しくできたらいいなあ」 「そうだね。でも、早貴、演劇部にいてもいいのかな?早貴スタンド使えないし」 「大丈夫だよ。スタンド使えなくても。使わないで済むならそのほうが良いんだしね。 それに、今、みんな仲良いけど、もしスタンドがなくてもわたし達はきっと今と同じぐらい仲良かったよ。 だからわたし達が出会って仲良くなったのは、きっと『運命』なんだよ」 「うん、そうだね。ありがと、友理奈ちゃん」 二人はその後、三十分近く話していたが、どうやら友理奈は眠ってしまったようだ。 早貴が友理奈の顔を覗き込みながら呟いた。 「友理奈ちゃん、可愛いなあ。わたしもこのぐらい可愛かったらな」
339 :
314 :2006/02/08(水) 22:36:10.11 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ5〜 『ガタッ』 「何、今の音?お母さんはまだ帰ってこないはずだし。 ……友理奈ちゃん起きて。早く起きて」 「うーん、なあに。もう五分だけ」 友理奈は眠そうに目をこすりながら、早貴にそう答えた。 「何言ってるの。友理奈ちゃん。誰か家に入ってきたみたいなの」 「えっ、ホント?なかさきちゃんの家族じゃないんだよね? って言うことは……セールスマンか何かかな?」 「そんなわけないでしょ。泥棒さんか何かだよ」 「泥棒かあ…懲らしめないとね。なかさきちゃんさがっててね」 二人がそんな会話をしていると足音が上に昇って来ていた。 『ガチャッ』 「フィール・イージィ」 「グバッ!!何だこれ?クソ!」 ドアから姿を現した太った男は、いきなりの攻撃に驚いたようで すぐにドアを閉め、二人に背を向け逃げ出した。 「逃がさないよ。なかさきちゃんは危ないからここで待ってて」 友理奈は早貴にそう告げると男を追って走り出した。 この杜王町を汚すものを見逃すわけにいかなかったからだ。 「あっ、友理奈ちゃん……待って早貴を置いてかないでよお」 一人にされて心細かったからなのか早貴も二人を追ってゆっくりと動き出した。
340 :
314 :2006/02/08(水) 22:37:43.76 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ6〜 タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタ 何なんだ。友理奈ちゃんにもあんなものが出せるのか。 しかも追ってきてやがるし。チッ、やるしかないか。 ここなら、この階段の量とあの事件を気味悪がって誰も来ないだろ。 男は友理奈との距離を確認すると、右手に見えた女川神社の888階段を昇っていった。 はあ、はあ、はあ、やっぱこの階段ヤバイな。この体じゃあきついぜ。 昔ならこんなことなかったのにな……おっ、きやがったな。可愛がってやるぜ。 「友理奈ちゃん」 「はあ、はあ、えっ、なんでわたしの名前を?」 友理奈の美しい顔は、知らない男に自分の名を呼ばれたことによる不信感が張り付いていた。 「まあ、有り体に言えばオレは、君のストーカーさ。 2週間前に初めて見た君の姿はまるで天使だったな。それから、毎日君のことを見てたんだ。 この力を使ってね」 ――――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ――――
341 :
314 :2006/02/08(水) 22:40:00.42 0
とりあえずここまでにします また後でもう少し進めたらと思ってます それではまた後で
342 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 22:57:11.75 0
新規ニスト乙ッ!!! そういえば中島早貴ってまだ登場してなかったか さあどう展開するのやら・・・続きをまってます! しかし俺もすっかり忘れていた888階段を覚えているとは・・・
343 :
915 :2006/02/08(水) 23:07:58.93 0
更新前の独り言
>>1 さん
激しいまでのセックルサンクスです!!
しかし実は1さんとのセックルってかなり難しいです。
まず一つに後藤真希の演劇部を辞めた理由が明らかになっていないこと。
今までの状況から推測してそれとなく触れておきましたが
はたして1さんの構想に合致しているのかどうかドキドキですw
そして今後の自分の展開への制約。
例えば今のところこんまこvsごっちんで来ていたのですが
1さんの展開により、この対決がなくなってしまったんですよねw
自分自身、対栄高戦でごっちんを今後どう位置づけるか
まだ全然考えてないのが実情なのですが、2ヶ月後にあたる
1さんの展開といかに矛盾させずにやれるかが
難しくもあり、楽しくもありです。
それとレクイエムについて。
実際難しいところなんですよね。
ご指摘がある通り、吉良についてはレクイエムじゃないと思います。
ただ、チャリオッツ・レクイエムの例もあるので
>>328 さんのおっしゃる通り、「精神を支配する」をキーワードに
こじつけちゃえば良いのかな?とは思います。
あと、これは荒木神が忘れていただけだと思いますが(笑)
ゴールド・エクスペリエンスも矢に刺されているんですよね、ポルポ戦で。
これについては、まだレクイエムの能力を引き出すだけの
才能と経験がジョルノには無かった、
その後の数日間の闘いを経てレクイエムに選ばれるレベルまで成長した、
と理解しています。
↑ここ重要(謎)
344 :
915 :2006/02/08(水) 23:09:06.47 0
最後によしごまについて。 先にも触れましたが、このスレのオナリストにとって難しくもあり 楽しいところは、他人の書いた小説と同じ人物を使って話を展開させる事です。 ですので事実だけでなく、考え方や思想なども矛盾してはいけません。 まあ実際はすべて統一出来ているかといえばそうじゃないですがw で、いしよしって実は出来ないんですよね。 過去にでもいしよしカップリングがあったことを作ろうとすると 「憤怒のシュペルノーヴァ」や「わたしはサイボーグ」などで出てきた台詞と どうも矛盾するっぽい・・・・ ってことでよしごまにしたんですよ。 それも実は結構キワキワなところも探せばあるんですけどね(^^;;; では行きます!!
345 :
915 :2006/02/08(水) 23:09:28.70 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むI〜 そんな状況だったので、 演劇部の今までの方針を覆すおっさんの発表には俺もびっくりだったし、 部員みんなもどういうつもりなんだろうってウワサしあっていた。 その中で真希が大反対したのは当然だった。 「あの事件」によって、「正義」という信念に揺らぎが生じていた真希は 「スタンド使いは不幸しか呼ばない」と思うようになっていた。 たしかにスタンド使いにさえならなければ、不必要な闘いにも 巻き込まれずに済んだかもしれない・・・・ でもそれじゃあ悪のスタンド使いから誰が街を守るんだ・・・・ そもそもスタンド使いがスタンド使いを呼ぶんだ・・・・ 俺と真希は二人になるといつもそんな話になってしまっていた。 そして言い争いの最後にはいつも 「私が演劇部を辞めたらよっすぃ〜も辞めてくれる?」 という真希の問いと、返答出来ずに言葉を濁す俺だった。 会うたびに二人の心がずれていくのが実感出来た。 俺たち別れちゃうのかなあ・・・・ってなんとなく実感している自分がいた。
346 :
915 :2006/02/08(水) 23:10:07.89 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むJ〜 悪い事は重なる。 ついさっき、サッカー部の練習が終わってから、 寺田のおっさんに呼び出されて言われた言葉に俺は愕然とした。 「この二人、どっちかの二次審査をしてほしいんや」 そう言って寺田は写真付の履歴書を差し出した。 つまり・・・・、この写真に写った二人の少女は すでに一次審査をパスしていると言うことだ。 俺は「考えさせてください」としか言えなかった。 「はぁ〜・・・・」 すっかり遅くなった夜道を歩きながら思わずため息が出る。 この仕事引き受けたら、真希は怒るだろうなあ・・・・・。 確実に別れる事になるだろうなあ・・・・・・・・。 もう、真希と一緒に演劇部を辞めた方が楽かもなあ・・・・・・。 でも俺だって何も知らないで入部したけれど、 先輩たちが正義の名の下に闘う姿はあれはあれで憧れたわけだし・・・・・・・・・。
347 :
915 :2006/02/08(水) 23:10:40.29 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むK〜 歩きながら、部活中のチェックしてなかったなと思いだし、 自分のサッカーボールを脇に抱えて、ポケットからケータイを取り出す。 着信一件アリ。 「はぁ〜・・・・」 もう一度大きなため息をついてから電話をかける。 プルル、プルル、ピッ 『もしもし?今何やってたの?どこ行ってたのよ』 「今部活終わったところ・・・」 『ウソだ・・・ま、いいけどね。今からバイト行くところ。忙しいんだから、切るね』 ツー、ツー、ツー・・・・・ なんだよ、自分から電話しておいて・・・・。 まぁ寺田のおっさんから指令受けたなんて 今の真希に言えないからウソついたって言われたらウソだけどさ、 真希だってバイトなんかしてないじゃん・・・・・・。 「あ〜あ」 一人つぶやくとケータイをポケットに入れた。
348 :
915 :2006/02/08(水) 23:11:14.20 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むL〜 その時だった。 「キャ〜!!!!!!!」 女の子の悲鳴!!! 俺は思わず悲鳴の方向に走り出した!!! すぐ近くの空き地の辺りだ!!! 走っていった俺が見たのは 学ラン風の服を着た男が引き絞った弓矢の先が うちの学校の制服を着た女の子に狙いをつけているところだった。 「やめろ〜!!!!!」 俺は反射的に手に持っていたサッカーボールを男に向かって蹴った! 「うぐッ!!!!」 ボールは矢が放たれるより前に男の手に当たって大きくはねた。 俺が命知らずにも走っていく途中、女の子は通り魔に襲われた恐怖からか、 気を失って足下から崩れ落ちるように倒れた。 俺は女の子をギリギリでキャッチする。 「テメエッ、何やって・・・・・!!!!!」 女の子を抱きかかえながら男を見て俺は愕然とした。
349 :
915 :2006/02/08(水) 23:11:48.91 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むM〜 男が手に持っていたのはいかにも古めかしい弓と矢だった。 デザインとか全然違うけど・・・・・・、でも・・・・、あの『弓と矢』だ!!! 「なッ????????」 俺は一瞬混乱する。 ばかなッ!『弓と矢』は寺田のおっさんが・・・・・ そう、俺はさっきミスムンのスタンド攻撃ではなく 普通のサッカーボールを蹴って男の邪魔をした。 無意識にだったけど、やっぱりスタンドとは関係無い話だと思ったからかもしれない。 普通にただの通り魔が愉快犯的に弓矢で女の子を狙っている、そう思ったんだ。 まさか他にも『弓と矢』があるなんて夢にも思っていなかったから!! だが・・・・、男が持っているのはまぎれもない、あの『弓と矢』だ!!! 複数存在するということなのか!!!!! 「邪魔をするな。まぁオマエでも良いんだがな・・・・・」 男はそう言いながら『矢』を引き絞った。俺を狙っている!!! これがあの『弓と矢』ならそれを持っているこの男もおそらくスタンド使いだ!! 出さなきゃやられる!!!!!!
350 :
915 :2006/02/08(水) 23:12:30.77 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むN〜 「う、うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!Mr.ムーンライト!!!!!!!」 俺はミスムンを出現させると同時に衝撃を男にけり込んだ!!! ボゴッ! 「ぐほッ!!!!!!!!!!!」 見えない衝撃は男のみぞおちに直撃した! だが・・・・、あわてて出したから衝撃はイマイチだ。 男は一瞬のけぞり、そしてみぞおちを押さえながらうめいた。 「オマエ、スタンド使いだったのか・・・・・・・・・・」 敵のスタンド攻撃が来る!!俺はミスムンを身構えさせる。 だが、敵スタンドは現れない・・・・ 「?」 一瞬油断したその時だった。 ピスピスピスピスピスピスピスピスピスピスピスピス!!!! 「なッ!!!!????」 手や足に細かい傷がつく!まるで針に刺されたようなこのダメージ!! 「ぐわぁッッッッッッッッッ!!!」
351 :
915 :2006/02/08(水) 23:13:05.81 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むO〜 ばかなッ!!! 敵スタンドはまだ姿を見せていないはず!!!! そう思いながら俺は目をこらして、そして敵スタンドの正体がわかった。 「何だ、こいつら!!!!」 男の足下には小さな人形の兵隊やおもちゃの戦車が 幾何学模様のようにきれいに並んでいた。 いや、人形じゃない!これがヤツのスタンドか!!!! 複数個体のスタンドというのもあると聞いたことあるけれど、 こいつがそのタイプなのか・・・・・・ 「どうやらオマエも俺が求めるスタンド使いじゃなかったらしい・・・ それなら・・・・オマエに用はない」 男がすごむ。 「だから死ね」 男は冷たく言い放った。
352 :
915 :2006/02/08(水) 23:15:03.43 0
ここまで!
きりが良いところまでって思ったらageすぎた!w
>>前スレさん
了解です!まあ当日わからなければケータイでこのスレ活用してでもw
>>314 さん
ようこそです!
℃-uteメンは僕が登場させておいて
なかさきちゃんや梅さんをほったらかしにしたまま
対栄高戦になってしまったのでどうしようかと思っていたんですw
今後ともよろしくお願いします〜
353 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/08(水) 23:15:49.88 0
>>294 三作目の少年は片倉クンですね!
話の成り行きは菅沼こと気鋭作家の『すぽると☆摩天楼』(最悪のセンスが
自書のハードカバー版の発行を機に挿絵を『ピンクダークの少年』の作者に
頼む為に杜王町に戻るところから始まりますね。
そこから奇妙な出来事に・・巻き込まれると。
>>296 とりあえずチョイスの方は復活w更新のツドではなくおもろいの手に入ったら
変えるような方針にします!
まとめの方はああいう形でよろしいですか?不都合があったら言ってください
データのほうはdです!マッキング・Gの曲はペイントイットゴールドに一票!
>>307 1さん乙!スゲー展開で圧倒されます!これからどうなるのか?
ごとーはどこに向かうのか?すっげー楽しみ!!
>>341 314さん乙!なかさきちゃん!マニアなネタありがとう!
冒頭のニュースです。てあの画像なわけじゃいですか。もうそこから
つかみ(キッズヲタへの)はバッチリ!友理奈のSTKてのも濃い設定ですよね。
続きを期待!
354 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/08(水) 23:33:07.91 0
>>352 915さん乙!バットカンパニー!
まぁ此処は有る意味でリレー小説みたいな所がありますから
色々な齟齬みたいなのがやっぱり出ちゃう訳で・・
でもそこを越えて納得できる矛盾しない展開を切り出すことが出来れば
まぁいいんじゃないかと・・・支離滅裂ですが頑張ってくださいとゆいたい
訳です!
それじゃあ19日は4649お願いします!
355 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/08(水) 23:39:40.52 0
356 :
名無し募集中。。。 :2006/02/08(水) 23:44:45.27 0
乙ッ! 吉澤も悩んでんだな・・・ てかバットカンパニーキタ-!!
357 :
314 :2006/02/09(木) 00:45:59.92 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ7〜 男の体から細身のしかし力強い肉体を持ったスタンドが現れた。 そのスタンドは緑色一色でまとめられており、背には小さな羽根が生えていた。 さらに目は大きく複眼であり、顔は蜻蛉のようで、 本体と一緒で爽やかなイメージを抱けるものではなかった。 「そうそう自己紹介が遅れたね。オレの名前は山本圭壱。 友理奈ちゃんもこれ見えるんだよね? こいつの名前は『ハッピーゴーラッキーパーソン』って言うんだ」 「『スタンド使いは惹かれあう』か」 「友理奈ちゃん、何か言ったかい。そろそろいくよ」 山本と名乗った男は、そう言うと同時に友理奈にスタンドで殴りかかった。 右、左、右、右、左、テンポ良く攻める山本の攻撃だったが、 スピードが遅いため友理奈は華麗にかわしていた。 「ふーん、オジサン大したことないですね。このぐらいならわたしの能力を使うまでもないかも」 「友理奈ちゃん結構やるね。でもこれならどうかな」 山本がそう言うと、辺りに霧のようなものがかかり始めた。
358 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 00:46:56.86 0
山様キター
359 :
314 :2006/02/09(木) 00:48:42.62 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ8〜 「んっ!?何これ。よく見えない」 「これがオレのハッピーゴーラッキーパーソンの能力、『ミスティワールド』 霧を作り出すことができるんだ。 全然俺のこと見えないだろ?待っててね。今、そこに行くからね」 「フィール・イージィ」 「おっ、スタンド出したんだね。こっちからは良く見えるよ。 でも無駄無駄、俺がどこにいるか分からないだろ?」 友理奈からは見えないが、序々に二人の距離が詰められていく。 「フィール・イージィッ!ディーハイドレイションッ!!」 「んっ、なんだ。白い粉が……ギャーーーーー!!!」 山本は身を悶えさせ地面を転がり回った。 友理奈の視界は自然と広がっていった。 「やっぱ大したことないね。オジサン戦闘経験ないでしょ。 不用意に飛び込んで来すぎだし、戦い方が雑すぎるよ」 クソ、女の子だと思っていたが、可愛い顔していくつか死線を潜り抜けてやがるな、この子。 けどこんなところで捕まるわけには……あの子は……よし、いける。 山本の視線の先には、二人を追いかけてきた早貴がいた。 素早く山本は立ち上がり友理奈の背中の先に向かって走り出した。 「どうしたの、オジサン?もう降参なの?……しまった」 友理奈が振り返り山本の姿を視界に入れたときには、もうすでに山本は早貴の体を掴んでいた。
360 :
314 :2006/02/09(木) 00:51:17.09 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ9〜 「友理奈ちゃん…」 「卑怯だぞ。なかさきちゃんは関係ないじゃない」 「ふふ、もうそんな悠長なこと言ってられる状況じゃなくなったんだよ。オレは さあ、攻撃は無しだぜ。この子を殺されたくなかったらな」 「友理奈ちゃん、わたしを気にしないでこの人を倒して。 どうせこの人友理奈ちゃんを倒した後に早貴の事も殺すんだから。 足手まといになりたくないの」 「何言ってんだこのやろう。ちょっと黙ってろ」 「なかさきちゃん……分かった」 友理奈は覚悟を決めた顔を早貴に向けた。 「って言いたいけど、ゴメンネ。やっぱなかさきちゃんのこと見捨てられないよ、わたし。 待っててね。二人で勝つ方法考えるから」 「ははっ、友理奈ちゃんは友達思いだね。だけどそれが命取りだな」 それからは、一方的だった。 山本は本気ではないようだったが、それでも女の子の体をいたぶるのには十分で 友理奈の体はボロボロになっていた。 「最初からオレに従ってれば気持ちよく死ねたのに。 でも、そろそろ死んでもらわないとな。あんまりゆっくりもしてられないしな」 それまで早貴を押さえつけていたハッピーゴーラッキーパーソンを呼び戻し その腕が友理奈の服の襟の部分を掴み友理奈の体を持ち上げた。 ――――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ――――
361 :
314 :2006/02/09(木) 00:54:48.59 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ10〜 「友理奈ちゃんから、その臭い手を離せ」 ハッピーゴーラッキーパーソンから解放された早貴が立ち上がり山本を睨みつけていた。 「ハア?スタンドも使えないガキが何言ってんだ。先にぶっ殺されたいか?」 早貴はこぶしを握り締め果敢にも山本に殴りかかっていった。 しかし敵うはずもなくあっけなく早貴は地に伏した。 スタンドも持っていない自分では敵うはずもない。 そう分かっていても早貴は立ち上がらずにはいられなかった。 自分の為にあんなになってしまった友理奈の為に。 何度倒されても何度殴られても『アキラメル』という選択は早貴には無かった。 くそー。わたしに、わたしに力があったら。 ――――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――― 「痛いだろ。辛いだろ。そろそろ嬲るのにも飽きたから殺してやるよ」 山本は早貴の顔を睨み付けハッピーゴーラッキーパーソンの腕を動かした。 その腕は早貴の体に届いたように思われたが、 しかしその腕は紫色の手によって運動を停止させられていた。 早貴の前方には、スタンドが立ち早貴の体を守っていた。 その体は右半分が青、左半分が紫、そして右目が赤、左目が緑、とカラフルなものであった。 そしてその左腕には、銀色の鎖が巻きつけられていた。 バーン!!!!!!!!!!!!!
362 :
314 :2006/02/09(木) 01:05:23.97 0
今日はここまで
皆さんレスありがとうございます
>>342 888階段はどっか神社で戦おうと思ってたのでそういえばって感じで思い出しました
>>352 915さんの作品を読んでてなかさきちゃん出てないなあ自分で何とかできないかな
と考えていたら少しアイディア(というほどのものでもありませんが)が浮かんだんで書かせてもらいました
>>353 前スレ83さん そうですあの画像です二人を出す上であれは忘れられないなと思い冒頭にもって来ました
熊井ちゃんのSTKは正直詳しくは知らないんですけど結構ベリーズ工房とかの話でSTKが出るので出してみました
極楽トンボの山本さんを出したのは僕があの人と同郷なのと
テレビでベリーズ工房のことが好きみたいなこと言ってたので悪いのですが出演願いました
それではみなさんおやす雅
363 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 01:10:44.60 0
乙ッ! 山様凶暴だよ山様
364 :
364 :2006/02/09(木) 01:11:57.19 0
みんな大量更新乙!
>1さん乙!
レクイエムつえー!後藤の意思は『町を守る』、ってことはこのままスタンド使い狩りとか(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
レクイエムについてはいろいろ諸説ありますからね。ポルポが実はレクイエムなんじゃないかなんて説とか(w
でも1さんの思い通りにやるのが一番!
>>前スレさん乙!
リンクもありがとうございます!
次回UPでちょっとhtmlもいじくるのでそしたらサイトトップに貼りかえていただいてもいいっすか?
>>915 さん乙!
まぁリレーですので多少の矛盾点は気にしない気にしない!
…とゲームの用語紹介で序盤なのに辻褄あわせで血反吐吐いてる自分が言ってみる(w
よしごまの気持ちのズレ、気になりますねぇ〜、楽しみにしてますよ!
>>314 さん乙!
新たなるニストの誕生!!
誕生日を迎えたばかりのなかさきちゃんの活躍に期待っす!
で、自分のゲームは
>>234 から「麻琴のFRIENDSHIP」デバッグ完了、
「ババ抜きをしよう」デバッグ待ち、な感じなので何とか明晩うpれそうです!
365 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/09(木) 01:12:06.71 0
>>前スレさん
乙です!!
すぽると☆摩天楼wなんだかお茶目なネーミングだなぁwww
露伴に挿絵を頼むのか…スタンド能力はなくしても、やはり奇妙な
運命にはもう逆らえないんだなぁ菅沼
>>314 さん
乙彼さまです!!
ストーカー!!みうなも入部前そうだったけど、やはり演劇部員って
男に追っかけられる宿命もあるんだなぁ〜w
中島早貴のスタンドが出せないってのも気になるし、続き期待です!
…と思ったら出てきましたね!!ストーカーは山本だったのかwってことは加藤も…?
>>915 さん
バッド・カンパニー!!虹村形兆キター!!!!!!!!!
やっぱり原作キャラ登場はイイですね!!!
>>343 についてですが…実は後藤が演劇部をやめた理由とか、
まったく構想してなかったんです、俺(おいおいorz!!
ですんで、やめちゃった理由とかはもし必要であれば915さんが
考えちゃっても全然おkっす!!俺のほうも915さんの現オナに
あまり制約をつけないようにオナっていこうと思います!!
いやぁでもセックルっていいっすねw難しいけど、それがまた楽しい…!!!
あとレクイエムについてご指摘くれた方みんなありがとうございます!!
これらの意見を参考に、うまい具合にレクイエムとしての辻褄を合わせて
いこうと思いますッ!!!
それでは、キン肉マンを見終わってからオナニー始めまっす!!!
366 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 01:13:19.11 0
おお!364さんが364ゲットか
367 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 01:19:50.61 O
みなさん乙ッ!
368 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 02:00:54.51 0
3回か?保全3回したいのかッ?!このいやしんぼめッ!
369 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 02:59:42.02 0
保全疾走
370 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 04:36:24.08 0
保全疾走
371 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 05:45:21.85 0
ほせん
372 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 06:30:27.10 0
そして時は動き出す
373 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 06:41:27.46 0
保全疾走
374 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 07:35:09.10 0
保全疾走
375 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 08:13:32.39 0
ニストのみなさん乙です!!
特に特に
>>314 さんよろです!!やっぱ溜まったモノは出さないとw
「みんなが出さないなら俺が出そう」…その気持ちスゴく分かります(自分もそうだったので)
これからのオナ期待してまっするスパーク!!ではノシ
376 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/09(木) 08:40:32.47 0
やべぇ〜やっちまった寝てしまった…orz
保全しててくれた方ありがとうございます…今日の夜中はいっぱい出します 汗
>>364 さん
おおッなんかミラクルが起きてますね!!
ポルポがレクイエムwそういえばブラック・サバスは矢を内蔵してたけど、
あれは後からいれたもんだろうから他にも内蔵できるんだろうか…??
それでは…すいませんノシ
377 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 09:39:44.54 0
保全!
378 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 11:10:44.72 0
ニョ保
379 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 11:12:42.82 0
ひは保ーい
380 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 11:56:29.32 0
昼保
381 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 13:54:03.79 0
む
382 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 13:59:43.83 0
知!
383 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 14:31:31.79 0
384 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 15:35:48.25 0
くッ・・・・保全!
385 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 16:59:04.82 0
ho
386 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 17:32:03.99 0
ze
387 :
314 :2006/02/09(木) 17:40:59.57 0
n ということで続きいかせていただきます
388 :
314 :2006/02/09(木) 17:43:23.94 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ11〜 カラフルなスタンドは山本の手を離し早貴の方に向き直った。 「アナタニハスバラシイ”セイシン”ガアル。ヒトヲマモリ、ヒトヲタスケヨウトオモウ ケンシンノ”セイシン”ダ。サア、ヤツノキタナイクチヲトジサセマショウ、サキ」 カラフルなスタンドは、その口を開き、早貴の目を見つめた。 「何、これ?もしかしてわたしのスタンドなの? だったら名前があるはずよね。あなたの名前は?」 「ナマエ、デスカ。ソウデスネ……アナタノスバラシイ”セイシン”ト アナタノタメニウラギラズサイゴマデタタカッタカノジョノカガヤカシイ”セイシン” ニチナンデ””ワンダフルハーツ””トデモナヅケマショウカ」 ワンダフルハーツは友理奈と早貴を見つめそう言った。 「ワンダフル、ハーツか。うん。いい名前だね。 よし、ワンダフルハーツわたしからの最初のお願い。わたしと一緒にあいつを倒して」 「オーケー、サキ。マカセテクダサイ」 早貴は素早く動き山本の横に転がっていた友理奈の体をワンダフルハーツの右手でヒョイと持ち上げた。 「何なんだ?こいつ。今スタンドに目覚めたのか? でも所詮ガキのスタンドぶっ殺してやる!」 ハッピーゴーラッキーパーソンが早貴に殴りかかった。 しかし、左手一本では防ぎきれずにワンダフルハーツと早貴は簡単に吹っ飛ばされてしまった。 友理奈も一緒に吹き飛ばされたが、幸い大きな衝撃は受けていないようだった。
389 :
314 :2006/02/09(木) 17:45:11.81 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ12〜 「大丈夫なの?ワンダフルハーツ!吹っ飛ばされちゃったじゃない」 「サキ、ワタシノチカラハコンナモノデハアリマセンヨ」 「なかなか強そうなスタンドだと思ったがパワースピード共に並ってところだな。 けど、念には念を置くぜ。その鎖も怖いしな」 ハッピーゴーラッキーパーソンはまたしても霧のようなものを作り出した。 「どうしよう。見えなくなっちゃったよ。…そっかこの鎖なら近づいてくる前に」 早貴はワンダフルハーツの左手に巻きついていた鎖を振り回した。 しかしそこに山本はおらずブンという風を切る音だけが聞こえた。 「そんな短い鎖近づかなけりゃあ恐くないね」 「イタッ」 早貴の体に石がぶつけられた。 どうやら山本が投げつけてきたようだ。 二発三発と早貴の体にぶつけられていく。 「なかなかコントロール良いだろ。俺は野球をやっててね。 お前ぐらいの的なら狙うことはできるぜ」 「くそー、どうしたら」 「サキ、ナニヲシテルンデス?アナタニハコノクサリガアルデショウ」 「だってこんな短いのじゃ……あれ」 早貴が鎖に目をやると2,3メートルほどだった鎖が10メートルはあるだろうか、長くなっていた。 「よしこれなら」
390 :
314 :2006/02/09(木) 17:46:31.80 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ13〜 ワンダフルハーツは鎖の巻きつけられた左腕を地面と水平に振り回し始めた。 ブンブンブンブンブンブン 「グボア!!」 山本の顔に鎖が強かに当たった。 「やった。当たった。よーしそこだ」 早貴の元に戻ってきていた鎖を今度はまっすぐに山本の声がしたほうに投げつけた。 まっすぐに届いた鎖が山本の腕に巻きつけられた。 その鎖によって徐々に山本と早貴の距離が詰められていく。 「おじさん、もう逃げられないよ」 二人の距離はもうすでに0に近く接近戦用のスタンドである早貴のワンダフルハーツでも十分に届く距離であった。 「ふん、ガキが忘れたのか。さっき片手とはいえ俺に圧倒されたろうが。お互い片手のこの状態で勝てると思ってるのか」 「そうだった。どうするの、ワンダフルハーツ?」 「マッタクモンダイアリマセン。コノママデケッコウ」 「そんなあ。やばいってワンダフルハーツ」 「話はまとまったかい。そろそろいくぞ!」 ハッピーゴーラッキーパーソンの左腕が早貴に向かってうなりを上げて進んでいった。
391 :
314 :2006/02/09(木) 17:47:35.44 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ14〜 「ああっー、もうどうにでもなれえーーーー!!!」 ワンダフルハーツの青い右腕がハッピーゴーラッキーパーソンの左腕を迎え撃った。 「ウギャーーーー!!!!!痛い、痛い、痛い」 「あれ?どうなったの、今?」 予想に反して地面を転げまわっていたのは、山本だった。 山本の左腕の拳は砕けてしまったようで、ボロボロだった。 「セツメイシテマセンデシタッケ?ワタシハミギノキンリョクダケイチジルシクツヨイノデス」 「聞いてないよお。でもよかったあ。これで勝負ありだね」 「ゆっ、許してくれ!出来心だったんだ」 「ふーん、でもおじさん見たいな人そのままにしてたらみんなが危ないよ。 だから警察に電話しないとね。携帯出して」 早貴は山本の懐から取り出された携帯で、警察に電話をした。 「なかさきちゃん、やったね」 「友理奈ちゃん……うん、早貴やったよお」 友理奈は全身に擦り傷や打ち身の跡があり、ボロボロであったがなんとか無事な様子であった。
392 :
314 :2006/02/09(木) 17:48:36.45 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ15〜 「どうする友理奈ちゃん?一発殴っとく?」 「ううん、いいよ。一応この人も反省してるみたいだし」 「駄目だよ。友理奈ちゃん一発ぐらい殴らないと。友理奈ちゃんが殴らないならわたしがやる。 さっきのは、早貴の分。これは友理奈ちゃんの分!」 ワンダフルハーツの右腕が天高く振り上げられた。 「うわーー!やめてくれ!!そんなのもう一発食らったら死んじまう!!」 ワンダフルハーツの豪腕が振り下ろされた。 「キュフフ、面白いね。泡吹いて気絶しちゃったみたい」 早貴の右腕は地面を強く叩いたので、その結果地面に穴は開いたが山本の体はなんともなかった。
393 :
314 :2006/02/09(木) 17:50:45.10 0
銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ16〜 ―−翌日―― 「なかさきちゃん、おっはよー」 「あっ、友理奈ちゃんおはよ」 二人とも顔にいくつもバンソーコーを張り、全身の痛みをこらえているようであったが元気そうであった。 「何でわたしあのときスタンド出せたんだろーね?」 「うーん、よくわかんないけど、なかさきちゃんもうスタンド持ってたんじゃないかな。 ただ使うきっかけが無かっただけで。それが人を守るって言う強い気持ちに反応したから出せたんだと思う。 自分の為じゃなくて人の為に全力が出せる。それってすごいと思うよ」 「うん、そうかもね。ありがと。でも友理奈ちゃんが『二人で勝つ方法考えるから』って言ってくれた時は嬉しかったよ。 ワンダフルハーツも『二人の精神にちなんで『ワンダフルハーツ』だ』って言ってたし。友理奈ちゃんのおかげだよ」 「もー、恥ずかしいよお」 友理奈は真っ赤な顔をして走り出した。その背中を追って早貴も走り出した。 空はきれいな青空だった。 中島早貴 軽傷 スタンド名:ワンダフルハーツ 熊井友理奈 軽傷 スタンド名:フィール・イージィ 山本圭壱 再起不能(調べにより余罪が発覚。逮捕) スタンド名:ハッピーゴーラッキーパーソン TO BE CONTINUED…
394 :
314 :2006/02/09(木) 17:51:52.54 0
スタンド名:ワンダフルハーツ 本体:中島早貴 破壊力:右A 左C スピード:C 射程距離:E(鎖は10mほど) 持続力:E 精密動作性:E 成長性:A 備考:左手に巻きつけられた鎖が武器。 鎖の長さは伸縮自在。 鎖は殴ったり巻きつけたりと色々な用途がある。 右手の力が著しく強くその破壊力は凄まじい。 スタンド名:ハッピーゴーラッキーパーソン(極楽とんぼ) 本体:山本圭壱 破壊力:A スピード:D 射程距離:D(霧は15mほど) 持続力:A 精密動作性:C 成長性:D スタンドから不思議な霧を出す技『ミスティワールド』を使う。 力は強いがスピードは大したことはない。
395 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 17:53:06.50 0
オナ乙!!!! エエ話やった!!
396 :
314 :2006/02/09(木) 17:56:16.37 0
ということで銀色の永遠 〜中島早貴のワンダフルハーツ〜終了です 楽しんでいただけたか不安ですがとりあえず書ききれてよかったです まだ考えていないですがまた書けたらよろしくお願いします
397 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 18:24:14.80 0
乙ッ! う〜んなんかこれから始まるって感じでいいっすね 粗い部分がいくつかあったけどこれが次へのさらなる飛躍となるはずッ! またよければオナってください!いや、オナりたくなるはずだ!
398 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 18:24:17.04 0
うーむ
399 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 18:37:02.74 0
乙!!またネタあったらお願いしまっす
400 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 18:44:50.92 0
油断すると落ちるぞ
401 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 18:47:51.24 0
乙!
402 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 18:49:14.88 0
今日明日は特に危険だな
403 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 19:09:49.35 0
保全疾走
404 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 19:38:20.14 0
保全!
405 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 19:45:21.99 0
ho
406 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 20:30:44.93 0
ze
407 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 20:52:27.82 O
保全
408 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 21:17:26.25 0
ほ
409 :
915 :2006/02/09(木) 21:22:47.95 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むP〜 この目は・・・・何か強い目的があって、その目的の為なら殺人も厭わない目だ!!! やらなきゃやられる!!!! 「ふざっけんな〜ッッッッ!!!!!!!! HEY!!!!! LET'S HAVE A DANCE!!!!????」 一気にカタを付けてやる!!!!! 俺は今度こそちゃんと作った衝撃を 敵スタンドたちの頭を飛び越えて本体の顔面に向かって蹴った!! ヤツにはこの衝撃は見えないはず!!! ところが・・・・ パパパパパパパパパ、パシュウウウウウウウウ!!!!!! 兵隊たちは一斉に銃を空に向かって乱射し始めた。。 ドグオォォォォォォォンンンンッッッッッッッッッッッ!!!!!!!! 俺が蹴った衝撃は途中で爆発したようだ・・・・ 「バカな!?」 「オマエの能力はその見えない何かによる遠距離攻撃か。 しかし戦車7台、戦闘ヘリアパッチ4機、歩兵60名! このバット・カンパニーの前では無力!!!!」 男は不敵に笑う。そして・・・・・・・
410 :
915 :2006/02/09(木) 21:23:33.80 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むQ〜 首筋に何かが触った感触のあと、耳の辺りを激しい痛みが襲う!! 「ぐあッ!!!て、てめえッ!!!!」 いつの間にか、俺の身体を兵隊が登ってナイフを突き立てていた!!! 俺はよろめきながら兵隊をミスムンで叩きつぶした。 「ふん、一体くらいでは何ともないのだよ。そして・・・・」 俺はふらふらとよろめいて、倒れない様に右足を踏ん張った。 ドゴォッッッッッッッ!!!!!!! 突然その右足の足下から小さな爆発が起こる。 「うぐッ!」 俺は今度こそ倒れ込んだ。 地雷を仕掛けてたとは・・・・・・・・・・・・・・・・。 こいつのスタンド、攻撃の一つ一つはダメージも小さいが それだけに数でこられるとそうとう強い!!!!!! ヒューンッッッ!!!!!!!! ボゴオオオオオッッッッッッッッッッッ!!!!!!!! 倒れ込んだ俺に次々と戦車の砲撃がヒットする。
411 :
915 :2006/02/09(木) 21:24:03.00 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むR〜 バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラ・・・・・・・ 今度は上空から軍用ヘリがやってきた。アパッチってヤツか・・・・・・ ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッッッッッ!!!!! ヘリからの集中攻撃を食らった俺は声をあげる事も出来ずに その場でダメージを食らい続ける。 マヂやべえ・・・・・・・。こいつ強いわ・・・・・・・・・・・・・。 俺は立て続けに攻撃を食らって意識がもうろうとしてきた。 そしてその視界の先には俺に迫り来る兵隊たち・・・・・・・・・ その時だった。 「う、う〜ん・・・・・・・・・」 俺が倒れている近くから別の声が聞こえた。 女の子の声!!! やばい!さっきの女の子が気がついたか・・・・! 今気がついても狙われるだけだ! 頼む、このまま寝ていてくれ・・・・・・・・・・!!!!
412 :
915 :2006/02/09(木) 21:24:43.43 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩むS〜 俺の願いもむなしく彼女は身体を起こして辺りを見渡した。 「あ、あれ、なんでこんなところで・・・・・・・ そういやたしか・・・・・・・・・」 そう言いながら女の子はゆっくりと周りを見渡した。 倒れている俺と目があって女の子の動きが止まる。 「な、何これ・・・・・・・」 「に、にげ・・・・」 「このちっこい人形はいったいなんね?」 !!!!!!!!!! ば、馬鹿な・・・・・・・・・・ 『矢』で射抜かれる前に俺が助けたのに、 この子は何故スタンドが見えてるんだ・・・・・・・・??? 「どういうことだ?オマエもスタンド使いだと言うのか?」 男も女の子の言葉を聞き逃さなかったようだ。 「ならば、そのスタンド能力見せてもらおうか!」 俺に迫っていた兵隊たちの一部が突然女の子の方に進軍し始めた。 「あ、あ、あ・・・・・・・・・・」 女の子は恐怖に震え始める。
413 :
915 :2006/02/09(木) 21:25:14.12 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む21〜 「さあ、見せてみろ!オマエのスタンド能力を!!!!」 男の声とともに、軍用ヘリが女の子に向かって急降下した。 さっき俺がやられたミサイルが来る!!!! さらには兵隊たちも女の子に迫る・・・・・!!!! 「きゃあ〜ッッッッッッッッッッッ!!!!!」 「や、やめろ〜ッッッッッ!!!!!!!」 女の子と俺の悲鳴が重なったその時・・・・!!!! ボコッ!!!!!!!! 突然地面が大きくへこみ、そのくぼみに兵隊達が落ちていく!!! 「なんだ!!!???」 そして、今度はまるでその反動のように、 くぼみが大きく隆起して地面がせりあがった!!!! ドグシャアーッッッッッッッッッ!!!!! 次々と吹っ飛ぶ兵隊達!!!さらに隆起はヘリに直撃! ヘリはバランスを失って墜落する!!!! 「うごぉおおおおおおおおお!!!!!!」 何十人もの兵隊がやられたからだろう、 男も兵隊達につられるように、何メートルか吹っ飛んでいた。 これは・・・・・、この子のスタンド能力か????
414 :
915 :2006/02/09(木) 21:28:00.29 0
ここまで〜
>>1 さん
ごっちんについては僕もどう扱おうか悩んでいます(^^;;;
っていうか対栄高戦の今後なんてあんまり考えてないしw
まあ1さんや他の皆さんの展開を見ながら
うまく全体として後藤真希というキャラを作り出せるようにしましょう
415 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 21:29:38.37 0
乙
416 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 21:59:57.41 0
やばいよ
417 :
名無し募集中。。。 :2006/02/09(木) 22:35:57.77 O
加護のことかああああァァァァァァァァァァッッッッッッ!!!!
418 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/09(木) 22:42:48.19 0
銀色の永遠 〜ありがとうおとだちE〜 すごく!!似ているッ!!でも違うッ!! それが千奈美の『ウワサの真相』に触れた感想だった。 確かにこの紺の服を着た子は舞波をよく知らない人だったら見間違いをするだろう。 顔のパーツよりも醸し出す雰囲気が『似ている』のだ・・・・ 結局、舞波が生きているというのはガセでただ良く似た子が居た言う結果に終わった・・・・ ウワサはウワサ・・・最初から解っていた事だけどそんな程度の情報でも・・信じたかったのに・・。 「イヤァアアァッァアッ!!!!」 絶叫が千奈美を現実に引き戻す。 紺の服を着た子が叫んだのだ! 「あ・・・イヤ、知り合いに似てたからつい・・人間違い!よくあるでしょ?そんな叫ばなくても。」 千奈美は弁明をし少女から離れようとした。 が、千奈美は穿つくような視線を感じる。 自分に良く似た『獲物』いや『追跡者』の視線だ! じり・・・ じり・・・
419 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/09(木) 22:43:40.97 0
相手は一気に間合いを詰めては来なかった・・・千奈美もそれに合わせるように後ずさる・・・。 この状態で後ろを見せて走り出すのは危険だ・・・後ろを向いて走り出す、その隙を突かれるのは 目に見えている・・・オマケに友理奈のバックを切り裂いた『能力』も見極める必要がある! ここは多少、危険でもあえて後手に回る・・・! 千奈美は覚悟を決め、追跡者を対峙する・・・相手は一定の間合いから近づこうとして来ない。 近距離型では無いのだろうが、遠距離でもない。 この少し遠間が射程距離なのだろう、千奈美は相手の動きに集中した。 ピッ・・・・ 赤い光が千奈美の目に映った。 「ッッ!!」 目くらましのような光に一瞬怯む! ツツ・・・・ 熱い『何か』が腕を伝い激痛が走る! 「な?・・・何時の間にッッ!?」 目くらましを喰らった一瞬、ほんの少しの時間に千奈美の右肩は斬り付けられていたのだ・・・。
420 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/09(木) 23:00:56.63 0
とりあえず祭り対応としてここまでを!
>>364 364さん!楽しみにしてま〜す。
了解しました!次は直リンしてもよろしいですか?
>>365 キ・・キン肉マンてw
最近はアニメ見てないな〜!
>>396 314さん乙!でした!ディモールド!是非次回も書いてくださいね!
>>414 915さん乙!このくぼみの能力は・・・彼女な訳で・・どうなるのか
楽しみですね〜!
421 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 00:03:24.21 0
:::::::::::::::::::::::::::::. ::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン ::::::.ミゝ从 ’w’)つ ::::::⊂__つノ マイハマン巡回中!
422 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 00:08:32.91 0
「うぅ・・・」 千奈美は左手で右肩を圧迫して止血を試みる・・・傷自体は深くは無いが出血が止まらない・・・ 余程鋭利な刃物で斬り付けられた様でズギズギと激しい痛みの鼓動が奔る。 「え?何?だ・・・大丈夫?」 紺色の少女が千奈美に近寄る・・・ 「ッ!来ないでッ!!」 千奈美は紺色の少女を突き飛ばす。押された勢いで紺色の少女が尻餅をつく。 赤い光が煌き視界を奪う。次の瞬間、千奈美は手の甲を切り裂かれた! 「痛ッ!!!」 千奈美はその場に倒れ込む。痛みの為ではない、前面投影面積を小さくする為だ! これまでの二回の攻撃で『赤い光』がキーワードなのは解った。 それから知覚出来ないスピードで射撃が鋭利な刃物を投擲して来るのだろう・・・。 倒せない敵では無いが真正面から立ち向かって勝てる相手ではないだろう・・ここは体勢を立て直す のが良策・・・・・コイツが仲間と落ち合う前に仕留める! 「もしもし?うん・・仕留めたみたい・・・ん、今確認する・・・そっちは?まだ?じゃあ一回 切るから・・・うん。そっちで何かあったら・・・うん・・」 ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ ・
423 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 00:09:33.36 0
「居ないやん・・・・さっきといい・・逃げるのが得意みたいやなぁ?」 ? 「あなた・・・大丈夫?」 追跡者は紺色の少女に手を伸ばす。 「す・・・すみません」 紺色の少女は手を引かれ身体を起こした。 「さっきの子?知り合い?」 追跡者は優しく笑顔を作りながら少女に話しかけた。 「いえ・・・違いますけど・・」 少女はその笑顔を訝しみながら答えた。 「そんなに警戒せんといて!ちょっと話が聞きたいだけやから・・・そう名前まだやったね? あたしマナ・・あなたは?」 「杏・・・・永井杏・・です・・・。」
424 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 00:11:33.46 0
今日はここで押し舞波! 喫煙祭りで流れが速くなってると思いますので保全組!後は任せたぜ!!
425 :
名無し舞波中。。。 :2006/02/10(金) 00:21:17.14 0
:::::::::::::::::::::::::::::. ::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン ::::::.ミゝ从 ’w’)つ ::::::⊂__つノ マイハマン巡回中!
426 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 00:42:05.56 0
20分で圧縮とかありえないw
427 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 00:49:31.91 0
乙ッ! やっぱりお前らかあああぁぁぁぁぁ!! そして馬場ちゃんキター!!
428 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 00:50:32.52 0
ぬっち騒動以来だな
429 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 01:19:09.70 0
:::::::::::::::::::::::::::::. ::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン ::::::.ミゝ从 ’w’)つ ::::::⊂__つノ マイハマン巡回中!
430 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 01:19:18.32 0
保全疾走
431 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 01:35:07.35 O
ついに知らない名前が出だしたな
432 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 01:36:21.51 0
从 ’w’)…舞波 从 ’w’ )…馬場ちゃん
433 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 01:41:56.77 0
幅だけかよ
434 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 01:48:59.82 0
まぁ狼でネタに成る程似てるとは思わないけどな 舞波はどうにか美少女っていえるレベルだった(デビュー時は間違く美少女) 馬場ちゃんは子供らしい可愛さはあっても美少女ではないな
435 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 02:12:43.33 O
馬場ちゃんってキッズだっけ?
436 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 02:28:45.19 0
違うでしょ
437 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 02:32:34.34 0
>>435 違う 馬場ちゃんは小説に出てきてる永井杏のことで
上で出てきた志田未来や黒い服の子(福田麻由子だと思う)と一緒に
女王の教室に出てきた子だからキッズとは関係ないよ
438 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 02:35:18.06 0
>>434 まあ確かにそれほど似てないかも
確かに舞波はオーデの時はやばかった
一番最初に可愛いなと思ったの舞波だもん俺
439 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 03:06:08.47 0
関係ないけど俺の関心をベリに向けさせた前スレ83さんの責任は大きい
440 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 03:28:27.17 0
つーか勢い止まらないねw ニストは来んのか?
441 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 04:21:34.69 0
保全疾走
442 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 06:16:53.22 O
ほ
443 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 07:08:20.80 0
舞波ヲタの自演が酷いな
444 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 07:50:13.00 0
ho
445 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 08:09:24.32 O
うちらの大将はまた寝ちまったのかい?
446 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 09:01:07.20 0
ニストのみなさん乙です!!
>>314 さん初オナは気持ち良かったでしょうか?w
こういう表現の場は色んな意味で貴重だったりしますね
ぜひぜひ次回作もオナってみてはどうでしょうか?お待ちしてまっす!
447 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 10:37:23.65 0
あろはー!この馬鹿騒ぎを保全組のみで乗り切ったのは凄い事だよな!
みんなの底力の片鱗を見た気がした!
>>426 マジ?で!ありえないね〜!
>>427 そうアイツ等!まぁ似てる似てないは別として丁度カキたいネタ
だったのでね!で馬場ちゃんもいつかはやらねばならないと思ってたw
>>428 正直呆れた!藤岡弘、だってライダーやってた時、禁煙してたんだから
子供番組に出てる加護もしかるべきはず!もうこち池は無いな!
>>429 舞波マン乙!
>>430 刻むぜビート!
>>431 な・・・永井杏はノーパン映画にも出た位なんだぞぉ〜!
公開されてないがな・・・
>>432 AA来たw忠実に表現されてるww
>>433 幅だけw
448 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 10:39:04.41 0
名無しになってしまったが前スレがレス二回目
>>434 並べたら全く似てないが馬場ちゃんを見ると思わず舞波!とか言ってしまう。
>>435 違うよ!
>>436 フォロー乙!
>>437 ズバリ!そうだね・・・らってかきたかったんらもん
>>438 オーデ時だと舞波、まあさが可愛かった!あとはマジで?て子も当時は
多かった希ガス。
>>439 俺だって・・・そんな心算は無かったんだぁ〜〜〜〜〜〜ww
>>440 流れる可能性を感じてたのかも試練!
>>441 生命のビート!
>>442 ぜん
>>443 自演だろうが保全されればよかろうなのだぁ〜〜〜w
449 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 10:39:48.17 0
3回目
>>444 zen
>>445 来なかったね・・・・ショボーン
>>446 ここは叩かれたりスルーされたりする事のない稀有な場所なので
314さんに限らず色々な方にオナの喜びwを知って頂きたいと俺は思う!
450 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 11:00:10.01 0
前スレさん全レスかよ!テンションタカス! でもまあ祭り初日乗り切ったからねーこの調子で1000まで行くと良いね こんな時にうちらの大将ときたら!!!!!!!!!!!!ww
451 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 12:27:26.97 0
>>450 保全組への敬意です!
まぁ今晩も危険が危ないだらうね!みんながむばらう!
452 :
364 :2006/02/10(金) 12:31:30.43 O
昼休みに会社から携帯で保全がてらカキコ。 とりあえずゆうべ3時くらいまでかかってデバッグ完了! 今夜という今夜こそは日付変わる前に帰ってうpりますよ というわけで睡眠不足なので昼休み終わりまで仮眠ノシ
453 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 13:14:43.74 0
>>452 364さん!乙彼さまです!
wktkで待ってます!!
454 :
名無し。。。 :2006/02/10(金) 14:03:19.66 0
保全
455 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 15:38:23.46 O
ほ
456 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 15:41:05.86 0
ぜ
457 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 16:13:17.93 0
ん
458 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 16:37:19.56 O
喫煙疾走
禁煙疾走
460 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 17:47:27.62 0
たばこ、逆さだぜ!
461 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/10(金) 18:31:11.27 0
や、やっとこのスレに辿り着けた… すいません、ちょっといろいろありまして、昨日は書き込みすら 出来ませんでしたorz ホント申し訳ない 汗 ニストのみんな乙です!!昨日携帯から読ませて頂いてました!!! そして保全組の方々もdです!!喫煙祭りとやらがあったらしいのに 落ちずにもったとはさすがですッ!!! というわけで、チェックしてます!!!
後藤真希は一歩、また一歩とゆっくり亀井絵里と道重さゆみの二人に近付いていく。 な、なんて気迫なの…これが…演劇部の元エース!! 後藤さんのスタンドは紫色で、風を操る能力のハズ!!なのに… 目の前まで迫ってきている後藤さんのスタンドは…金色で眩しいの!!! 「きみと亀井絵里ちゃんには山Pがお世話になったからねぇ…… 彼は…ごとーの考えを理解してくれた数少ない友達だった!だからッ!! てめーらはただじゃあおかないぽッ!!!!!」 後藤真希が走り出す!! 有無を言わさず攻撃をしかける気なのだ!!! その気の圧力に一瞬押されるも、道重さゆみは右腕に絡みついた ウナギ型のスタンド『シャボン・イール』を構えた。 「シャボン玉あああああああああああああああああッ!!!!!!!」 ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンン!!!!! スタンドの口から高圧力で吹き出される無数のシャボン玉型爆弾!!!! 一つ一つのシャボン玉の威力は大したものではないにしろ、これだけの数の シャボン玉であれば、そこいらの木を吹っ飛ばす威力も持っているだろう!!! 直撃を受ければ無事では済まないのだ!!! 「シャボン玉タイプの爆弾スタンドか…そんな一直線の攻撃がこのごとーに 通用するとでも思ってんのかねぇ!!!!」 後藤真希は、ヒラリと身を翻して華麗にシャボン玉をかわす。 それはまるで、踊っているようであった…彼女もまた、演劇部に身を 置いていた人間なのである。
「きみら二人は嬲り殺すと予告するぽ!!!」 一気に間合いを詰めた後藤真希が、拳を振り上げた。 こんなウジ虫どものために、わざわざ時間を止めるまでもない!!! 「う、うぅ…」 道重さゆみは後藤真希の怒りのオーラに圧倒されっぱなしであった。 広いところでの戦闘が得意なハズのスタンドも、ここまで接近されてしまっては どうすることも出来ない。 それに、左腕では亀井絵里を抱えている。 この攻撃をかわすことは…出来ない!!! その時、後藤真希の背後で何かが飛んだのが見えた。 人? いや、けど小春ちゃんもれいなも向こうで何やら驚いたような顔しているし… じゃあ誰なの? その正体は、声ですぐに判明した。 「亀子ォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 それは、砂埃と血で汚れた高橋愛であった!!! ドッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!
なんで亀子たちがここにいるのかは知んネーけど… 二人がヤラれる!! 亀子が後藤真希にヤラれる!!!! 意識を取り戻して目の前に飛び込んできた光景に、彼女は 無我夢中で飛び込んでいったのだ。 「ライク・ア・ルノアール!!!!!!!!!」 「んぁ…そのまま寝てればよかったのに…」 マッキング・ゴールドが一際眩い光を放ち、そして… ドォォォォォォォォォォォォォォーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 後藤真希を除いたすべての時間は止まった。 動くものは何もない。 風も、吹かない。
「惜しかったねぇ高橋愛ちゃん。もう少し速く飛んでいれば、ごとーの 脳天に一撃いれることが出来たかもしれないのにねぇ」 もの凄い形相でスタンドの左の拳を繰り出そうとしている高橋愛の横に立ち、 聞こえることのないセリフを後藤真希は吐いた。 それにしても、使い物にならなくなった右腕をぶら下げて、よく立ち上がり、 飛び掛って来れたものだ…後藤真希は心底、感心する。 ドゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!!!!! とりあえず、高橋愛の脇腹を裏拳で力強く殴りつけておいた。 恐らく彼女は、自分が殴りつけられたことにさえ気付いていないであろう。 何が起こったのかもわかるハズがない… 「5秒だぽ…時が止まっているのに5秒と考えるのはおかしいけど… とにかく今は5秒なんだ。そして、時は動きだす…」 ドッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!
「うげぇえええぇぇぇえええぇぇぇッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 何がなんだかわからないまま、高橋愛は脇腹に殴られたかのような激痛を 抱え吹っ飛び、再び地面に倒れ伏せてしまった!!。 それを目の当たりにした道重さゆみは、目の前の悪魔に恐怖することしか出来ない。 な、なんてスピードなの? さゆみは今、ピタリとも目を逸らしてはいなかったの!!! 後藤さんは一瞬のうちに体制を変えて・・・・・高橋さんを吹っ飛ばしたの!!! 殴ったの?蹴ったの?それすらもわからない… お尻の穴にツララを突っ込まれた気分なの…こんな人に勝てる気がしない!!!! 後藤真希を止めることが出来る人間は、もはやいないのか。 いや、そんなハズはない…どんなに強大な力を持っていようと、それを操っているのは 一人の人間なのである。 後藤真希は『神』になったわけではないのだから。 それに、何かに気がつき始めている人間が…ここに一人… 「なんだ、今の彼女の攻撃は…高橋さんが攻撃を仕掛けたと思ったら、いきなり 吹っ飛ばされていた…後藤さんの位置も変わっている。超スピード?いや、それなら 高橋さんがいったい何をされたのかくらいはわかるハズ…瞬きをする間もなく、何をしたかも わからないなんて…これは何かある…見当はつかないが、恐ろしい何かが…」 久住小春である… ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「高橋愛、か…まったくきみには驚かされたよ…よく動けたもんだ」 だが、それも無駄な抵抗である。 所詮は一度、後藤真希に敗れ去った者…そこからさらに『先へと進んだ』彼女に 敵うわけがないのだ。 ただ、こいつら(亀井と道重)の寿命が延びただけ… 「ミラクル・ビスケッツ!!No.5!!No.6ッ!!!」 「んぁ?」 突然の響いた幼い声に、後藤真希は振り返った。 『未来ニタスキ渡スーッ!!』 『コハルに迷イはナァァァァァイッ!!』 ビッシィィィィッ!!!!!!!! ボロボロになった手首の周りが銀色に光り、そこに出現したのは… 「これは…ツタ?新垣里沙の…ッ!!!」 間違いない。 このタンポポの咲いた太くて丈夫なツタは、先ほど『神砂嵐』を破られた時に 新垣里沙の能力で腕に巻かれたツタだ!!! そのツタが後藤真希自身の左手首に固く結ばれている。
こんなことをしていったい何を…そう思い、ツタを目で追っていくと… その端は、久住小春の左手首に結ばれていた。 「昔の決闘にこういったものがあったそうで…えぇとなんていったかな…? ま、お互いの手をロープで縛り、ナイフのみでやり合うっていう至極単純なもの なんですがね」 そう、久住小春は新垣里沙の頭部から生えているツタを『分解』し、 後藤真希の腕にくくり付けるようにして『再形成』したのだ。 ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
「きみは…演劇部でも最も新参の…」 「久住小春です」 「へぇ…」 聞くところによれば、久住小春は演劇部に入部する際にスタンド使いになったのではなく、 自分と同じで生まれついたスタンド使いらしいが… 「…で?これはその決闘をするためのものなの??」 後藤真希は左手に固く結び付けられたツタを揺らして言った。 そんな彼女に、久住小春は首を振って答える。 「まさか。あなたと私の『力の差』は歴然としている。その能力も謎だ… だから確かめさせてもらうんですよ。あなたのスタンドの本当の力をね」 「これで?どうやって??もしごとーがその気になれば、力まかせにツタを ちょん切ることだって出来るし、きみを引き寄せてぶっ飛ばすことだって出来るんだよ?」 「いえ、あなたにはそんなことできませんね」 久住小春は自信を持って答えた。 どこからそんな自信が湧いて来るんだか…後藤真希は『マッキング・ゴールド』で 腕に絡まったツタを握る。 演劇部のミラクルエースとはいえ所詮は中学一年生…何を考えているんだ。 無謀と勇気は違うのに。 ツタを引き寄せてぶっとばそう… その時、左耳に何か奇妙な違和感を感じた。
バリッッ!!!! 「いつッ!!!!!!!!!!!!!」 ピアスをしていた左の耳たぶに軽い痛みが走る。 乱暴にピアスを抜かれたような、そんな感じだった。 『オイ、コハルが動クナッテ言ってイルンダゼ?』 『妙ナ動きヲ見セルンジャアネェゾォ』 『コンナ耳クソくせーピアスナンカイラネェーナ』 『返シテアゲルワ』 「な…に?」 声がしたのは自分の顔の側であることに後藤真希はすぐに気付く。 久住小春の七人で一体のスタンド『ミラクル・ビスケッツ』は、すでに配置についていた。 ポトッ No.4と頭に書かれたビスケッツの手の中からさっきまでしていたハズの Diorのピアスが『再形成』され、地面に音を立てて落ちる。 抜かれたと思っていたピアスは『分解』されていたのだ。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「…と、いうわけです後藤さん。いま私がその気だったのなら、あなたは 死んでいたんですよ。わかりますか?彼らはなんだって『分解』できる… 人間だろうと、なんだろうと…あなたが妙な動きを見せるようであれば、私の 『ミラクル・ビスケッツ』はあなたの頭を砕きにかかるでしょう」 「んぁ…なんだきみは…何がしたいんだ?」 「何度も言わせないで下さいよ…あなたの本当の能力を知るためです。 あなたが高橋さんに使った謎の能力…私はこの目で確かめたい」 そうだ…それを知るためには、実際に『経験』してみる他ない… かなり危険ではあるが、あの一瞬で高橋さんをふっ飛ばしていた能力の 謎を解くにはこの方法しかないのだ。 腕に巻いた新垣さんのツタの丈夫さを私はよく知っている。 引きちぎることはもちろん、手刀で切ることも一筋縄ではいかないであろう。 彼女がツタから逃れようと何かをした時、その振動はこちらまで伝わってくるッ!!!! 私がその気になれば、彼女を殺そうと思えばいつでも殺せる。 だが、それは本当の解決にはならない。 彼女を心の芯から屈服させねば…こうなってしまった真意を確かめるのは必要なのだ。 ビスケッツによる『脅し』は彼女の心を圧迫しているハズ。 さぁ…早く仕掛けて来い…私にあなたの能力を『経験』させてみろ…!!!! ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
472 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/10(金) 19:08:47.91 0
ここまでできた!! じゃまた夜中に…ノシ
473 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 19:12:01.32 0
乙!! 今夜も保全!ほぜ〜ん!!
474 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 19:15:33.32 0
>>472 1さん!乙!
こはっピンクつえーw
本当にどうなるか先が読めません!楽しみにしてます!
475 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 19:35:12.43 0
馬場ちゃん=灰色=ねずみ色→ネズミ=舞波 で舞波の幅を広くしたAAなのか
476 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 19:36:31.62 0
乙ッ! 「私にあなたの能力を『経験』させてみろ」か・・・いいね
477 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 20:39:00.42 0
私に保全させろおおおぉぉぉ!!!!
478 :
364 :2006/02/10(金) 20:49:11.36 0
479 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 20:52:23.09 O
乙ッ!
480 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 20:58:54.43 0
>>478 乙ッ!だけど
DLできねーのれすorz
481 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 20:59:52.46 0
404だな
482 :
364 :2006/02/10(金) 21:03:11.10 0
>>366 次の日見たらビックリでした(w
>>314 さん乙っ!
鎖のスタンドはいろいろ使いどころがありそうですね!
また良かったら書いてくださいっ!
>>915 さん乙っ!
この能力はまさか・・・!
バッドカンパニーに近距離パワータイプってけっこう相性悪いですけどどうなるか期待っす!
>>前スレさん乙っ!
この子はどう動いてくのか、これからの展開にwktkです!
ゲーム、麻琴のFRIENDSHIP、こんなんなりました…とりあえず先に謝っときますorz
>>1さん乙っ!
ミラクルはそういえばパーツの一部だけでも分解できますからね!
新旧ミラクル対決楽しみにしてますっ!
>>480 ごめん、ゲームのファイル上げてURL張り替えてなかったっ!
修正しますた
483 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 21:09:04.57 0
484 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 22:12:52.23 0
キャッキャッキャしちゃう〜
485 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 23:00:32.99 0
そういや塚本は石川の彼女だったか 忘れたぜ!!!
486 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 23:01:51.39 0
彼女なのか
487 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 23:02:23.95 0
>>482 364さん乙!です!
ゲーム、プレイしました!凄い出来だ!!ありがとうございます!
「麻琴の〜」はゲームには為らないだろうと思っていたのですがイヤイヤ
スゴイですね!麻琴のSPはド根性を入れて欲しいと思っていたので入って
いてとても満足でした。
488 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 23:03:18.98 0
↑×orz ↓○ そういや塚本は石川の彼氏だったか 忘れてたぜ!!!
489 :
915 :2006/02/10(金) 23:05:51.90 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む22〜 一方の女の子は・・・・・・・・ 「な、なんか悪い夢やよ、これは・・・・ う〜ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 そう言ってまた気絶してしまった。 男はさすがにダメージを負ったようだ。 しかし致命的ではないようで、フラフラとしながらも立ち上がった。 「少しびっくりしたぞ・・・・・・・・・・。 だが、まだスタンド使いとして目覚めたばかりのようだな・・・・・。 しかし・・・・・、この街には俺以外にも『弓と矢』を持ってるヤツがいるという事か?」 そう言ってから俺をにらんだ。 「オマエも何か知っているようだな。 二人ともすべてしゃべってもらおうか・・・・・・・・」 女の子の方に進軍しなかった兵隊達が俺を取り囲む。 なんとかしなきゃ・・・・・・・・・・ 男が迫る。その時・・・・・・・・・・!!!!! 「相変わらず派手にやってるじゃん」 男の後ろの方で女の声が聞こえた。
490 :
915 :2006/02/10(金) 23:06:23.74 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む23〜 「ちっ、またキサマか・・・・・・・・」 男が舌打ちしながら振り向いた。 見た目からして派手な女だった。 春先の、しかも夜だというのに 派手な毛皮を着てサングラスをしている。 あれは・・・・・・、どこかで見たことあるぞ・・・・・。 たしか、小室学園とやり合っていた時に・・・・・・・・・・・。 「浜崎って言ったな。 人間、長生きする方法って知っているか?」 男が口を開いた。 そうだ、栄高の浜崎あゆみだ! あのとき高校3年だったからもう卒業しているはずだけど・・・ 「さあ?」 「簡単な事だ。自分より強いヤツと戦わない事さ」 「ふ〜ん。あゆはアンタより強いから関係ない話だね」 「いいや、関係あるぜ。俺が逃げるんだからな・・・・・・・・・!」 なんだ?この二人、今までにもやりあっているのか?
491 :
915 :2006/02/10(金) 23:07:06.61 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む24〜 「また逃げる気?いい加減相手してよ〜」 「それよりもどうだ?こいつらもスタンド使いなんだ。 どうやら俺以外にも『弓と矢』を持っているヤツはいるみたいだぜ?」 「知ってるよ。でもそっちよりアンタの方を狙う方が楽なんでね〜」 何だ?この二人何を言ってるんだ? 「ちっ、仕方ないな・・・・・・・・」 男は戦車とアパッチを前に出して浜崎あゆみの方に向けた。 「そんなのがアタシに効くと思ってんの?」 浜崎あゆみは自分のスタンドも出さずに ポケットに手を突っ込んで悠然と立っている。 「その余裕の態度、気に入らないな・・・・・・・・。 FIRE!!!!!!!!!!!!」 男のかけ声とともに次々と砲撃が開始された。 ヒュー!!!!!!!!! ドガドガドガドガドガドガドガドガッッッッッ!!!!!!!! 浜崎あゆみに次々とミサイルや砲撃が命中し、白煙が舞い上がる・・・・ あれだけ集中砲火を食らえば・・・・・・・・ そう思っていると煙が晴れてきた。
492 :
915 :2006/02/10(金) 23:07:59.01 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む25〜 「えぇ????」 俺はびっくりした。浜崎あゆみは相変わらずポケットに手を突っ込んだまま 一歩も動いていなかった。 あの攻撃を無傷とは・・・・・・・ だがそれよりも・・・・・!!! 「ちぇっ、目くらましか・・・・・・」 浜崎あゆみは残念そうにつぶやいた。 そう、男は白煙に乗じて逃げていた。 どうやらこれが目的だったようだ。 煙幕弾を発射していたらしい・・・・・・・・・。 俺を取り囲んでいた兵隊たちも消えていく・・・・・・・・・。 「ふぅ・・・・・・」 俺は身体を起こして一息ついた。 しかし安心するのはまだ早かった。 浜崎あゆみが俺の方に近づいてくる・・・・・・・。
493 :
915 :2006/02/10(金) 23:08:40.99 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む26〜 浜崎は俺の前で止まって俺を見下ろした。 俺はスタンドを出して身構える事も出来ない。 座り込んだままの状態で浜崎あゆみを見上げる。 「アンタ、弱いね」 なッッッッッッッ・・・・・・・・・・・ 浜崎の一言に俺は何も言えなかった・・・・・・。 「アンタみたいな奴らばっかりなら虹村つけねらうより 『つんく』の演劇部を狙う方が楽かな〜。 まあせいぜい鍛えるんだよ、演劇部さん」 そういうと浜崎あゆみは俺を背にして歩き出した。 一体あの男と浜崎あゆみとうちの演劇部に何の関係が・・・・ いや、それより・・・・・・・
494 :
915 :2006/02/10(金) 23:09:29.12 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む27〜 真希と言い争いしている時には スタンド使いだからこそ悪から人を守れるんだと主張していた。 だけど、弱かったら何も守れないじゃないか・・・・・・・。 力だけが正義とは思わないけれど、 力が無ければ正義を貫き通す事も出来ないじゃないか。 現に今、浜崎あゆみが乱入したから助かっただけで、 実際はおれはこの子を守れなかった!!!! 激しい自己嫌悪に襲われながら女の子を見た。 「あっ!!!!」 びっくりして思わず声をあげてしまった。 女の子はついさっき、寺田のおっさんに見せられた 写真の子の一人だったんだ。 なんてことだ・・・・・・・・・・・。 まさか、あの男に『弓と矢』で狙われていたこの子は 今日、寺田のおっさんに『矢』で射抜かれたばっかりだったんだ・・・。 じゃあもしかして、もしも俺や真希が入部審査の事を事前に知って 寺田のおっさんを邪魔したとしても 結局この子は『矢』で射抜かれる運命だったんじゃないのか? この子はスタンド使いになる運命だったんじゃないのか?
495 :
915 :2006/02/10(金) 23:10:27.18 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む28〜 そういや、返事を渋る俺に寺田のおっさんは写真を俺に見せながら言っていた。 「後藤とか反対しとるけどな、こいつらがスタンド使いになるのは運命なんや。 俺がスタンド使いを増やそうと思ってるんやない。 『弓と矢』の意志が選んでいるだけで、人に、その意志に逆らう力は無いんやで」 それが運命という事か。 真希が言うとおり、スタンド使いがスタンド使いを呼んで争いになるのが運命だとしても、 スタンド使いになることも避けられない運命。 それなら・・・・・、俺も、他の部員も、この子も、これから入ってくるヤツも、 逃げる事は出来ないんだ!闘わなきゃ生き残れないんだ! そして、生き残るためには強くならなきゃいけないんだ!!! 正義?生き残らなきゃ、勝たなきゃ正義も遂行出来ないだろ? 力のない正義なんて正義じゃないんだよ!!!
496 :
915 :2006/02/10(金) 23:14:19.20 0
ここまで〜 ぼんヲタじゃないけど結構凹んでます(^^;;; でもこのスレだけはまったりとしていて心が安まりますw
497 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 23:23:15.48 0
乙ッ!! @ノハ@ ( ‘д‘)y─┛~~<ジョジョオオオオオオオオッッッッ!! わいは子供キャラをやめるでえええええええ!!!
498 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/10(金) 23:25:40.80 0
>>496 915さん乙!
兄貴が恐れる程強いのか・・・AYU・・・
今日は予想どーりニュースでガンガン叩かれてたね・・・ぼんさん・・
それはそれとして朝から母校の中学が放火されたりムゲンバインの腕が
?げたり精神的にガックリ多かったよ・・・
そう言う訳では無いですがちょっと今日はオナは無しで・・・すみません。
まぁ話が纏まってないから考えたいってのが実際ですが。
499 :
名無し募集中。。。 :2006/02/10(金) 23:32:41.50 0
石川と塚本は付き合ってるんじゃなくて 塚本が勝手にそう思ってるだけじゃなかったっけ? 〜わたしはサイボーグ〜参照
500 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 00:06:06.34 0
:::::::::::::::::::::::::::::. ::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン ::::::.ミゝ从 ’w’)つ ::::::⊂__つノ マイハマン巡回中!
501 :
485 :2006/02/11(土) 00:19:05.36 0
>>499 あホントだorz
最近なんか変だなorzorz
502 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 00:30:29.68 0
でも「ババ抜き〜」だけ見るとそう思うのもしょうがないな
つーか
>>496 乙ッ!
う〜んお兄ちゃんが小さく見えるw
それだけ浜崎がヤバイヤツってことなんだろうな
503 :
915 :2006/02/11(土) 00:57:13.87 0
当然ながら浜崎の能力とか全然考えてませんが 一応は栄高編のラスボスですのでw
504 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 01:11:31.39 O
ホゼーンタイム
桃色の保全疾走
506 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/11(土) 02:03:44.72 0
帰宅ーッ!!
>>364 さん
激しく乙です!!
これからプレイさせていただきますね〜!!
一気に3タイトルもプレイできるなんて…ワクワク
>>915 乙っす!!
運命かぁ、高橋は結局ルノアールが発現する運命にあったんだな
力がなくちゃ正義を貫けない…
>>495 の吉澤がすごく熱い!!
ちょっとしたネタが思いつきました!!dです!!!
それにしても、やっぱ原作キャラ出てくるのってイイっすね
浜崎の「虹村つけねらうよりも〜」のセリフ、なんだかウキウキしてしまうw
>>前スレさん
今日はなしですか〜orzまぁ俺も何も言わずにオナんなかったりする日あるし、
ゆっくり構想練って下さいね!!
いつもまとめの方とかホント乙です!!こないだのさゆ画像、保存しちゃいましたw
では、ゲームプレイしてからオナニーしますッ!!!
507 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/11(土) 02:05:42.65 0
あ、そうそう塚本なんですけど、
>>499 さんが正解っす!まぁ
>>502 さんの言う通り「ババ抜き〜」だけだと
そう思っちゃうのも仕方ないッすね、当時は何も考えてなかったんでw
508 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 02:10:11.70 0
>>498 ムゲンバインは知らんが母校の中学が放火ってショックっすね・・・
まあ新うpお待ちしております
一撃で再起不能とは言わないまでも、相当な痛手を負うことは 間違いない勢いで衝突すると思われた矢先、奇妙なことに 机は体を通過して壁の辺りに激しくぶつかった。 見ている限り、スタンドで何かをしたようなそぶりはなかった。 だがそれは私が認識出来ないだけで、何らかの能力が働いている。 そう…確かに目の前で何かが起こったのだ。 「…あなた、圭織のスタンドの形が見えないから本体同化型の スタンドだと思った。ね?そうでしょう?」 私の無言が肯定を示していると捉えたのか話の続きをし始めた。 「だから本体を狙ってそれを跳ね返した、なのにすり抜けるなんて どうかしてる、と。そうよね? …赤ペン先生じゃないしわざわざ丁寧に説明する義理もないけど 教えてあげる」 余程能力に自信があるのかフェアプレイ精神でも気取っているのか? 一方的に閉じ込めておいてフェアも何も無いと思うが… ともかくここは好意を甘んじて受けるのがベターな選択だろう、 とこの紺野あさ美は思う。
「あなたの考え方は間違ってない…ペーパーテストに例えるなら、 限りなく○に近い△と言う所かしらね。 紛れも無くこれが圭織の本体のベッピン顔だし、スタンドも ここに在る。さっきみたいなものが当たったなら、ただじゃあ 済まなかったでしょうね、普通は」 「では模範解答を教えて下さい」 「…GOOD!先生そういう素直な子は嫌いじゃないよ。 確かにスタンドは本体と同化してる、ここまではあなたの想像通り。 ただね…スタンドで何かしたと思ってるでしょう? そうじゃあないんだなあ…これは圭織自身の特性によるものなの」 「……」 「簡単なことよ生身ならスタンド以外の攻撃も受ける、 『生身』ならねッ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 何を言ってるんだこの人は?私は異様な雰囲気に気圧されている… まるで背中にツララを突っ込まれた気分だ…!
511 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 03:12:07.65 0
ニューオーダーさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
512 :
N.O. :2006/02/11(土) 03:12:48.20 0
スランプで断筆状態に陥っておりましたが唐突に再開します 大人は嘘つきではありません、ただ足踏みをするのです では夜にでも続きをうpれればなと思います
513 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 03:13:26.03 0
乙ッ!!
514 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/11(土) 03:50:22.61 0
オナ中に保全でもしようかと思ったらN.O.さんキテタ━━━━━━ !!!!! ちょっちょっ!!ずるい!!俺、心の準備が出来てなかったw この独特の雰囲気と会話と紺野…やっぱり大好きだなぁ マジ乙です、続き待ってます!!!
515 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/11(土) 04:51:08.56 0
チェック中保全!!
516 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 05:10:09.03 0
こんな時間に来るのか!!!!
そんな二人のやり取りを見て、田中れいなは複雑な心境に陥った。 何があったのかは知らないけど後藤さんが四人の先輩を酷い目に 遭わせたのは事実やけん。 ボロボロのみんなを見ていると、れいなも頭のてっぺんから怒りで湯気が 沸き立ちそうになると。それに、大したケガではないとはいえ絵里も殴られた!!! …それはれいながここにいるみんなを『友達』だと思っているからたい。 みんなに『友情』を感じていたからたい!! だから憧れていた後藤さんの粗暴っぷりに対して、ドタマきてるっちゃ。 それに、れいな達は後藤さんと深い繋がりがあるわけやなか。 けど…今ここに向かっている美貴姐は? 連絡がつかなかったからここには現れないが、後藤さんのアレである吉澤さんは? 状況は小春ちゃんが圧倒的に有利たい。 後藤さんが何かをする前に、きっとこの子は後藤さんの頭を砕いてしまう。 小春ちゃんの勝利ばい…あの後藤さんを倒すなんて、めちゃくちゃスゴかと思う。 思うンやけど… それを、美貴姐が見たらどう思うっちゃ? 後藤さんは美貴姐の『友達』たい…『親友』たいッ!!! 親友が倒れている姿を見たら美貴姐は…今のれいな達と同じ気持ちになるハズっちゃ! やられたからやり返す、やったからやり返される… それで最後はみんな笑顔になれるんか!?
「小春ちゃん!!」 「・・・なんですか?今あなたと話している余裕はありません。闘う意思を なくしてスタンドを出さない『ブザマ』なあなたとは」 「く…ッ」 闘う意思をなくしたわけじゃなか… いまの小春ちゃんにはそれが通じないンやろか…? 力を持つことが正義だと思ってるところがある小春ちゃんには、 れいなのこの気持ちは言っても理解してもらえないに決まってると… 力だけが正義ななんやろか… 力だけで『友情』が守れるもんなんやろか…ッ!! ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
睨みあう後藤真希と久住小春を見て、道重さゆみは希望を取り戻し始めた。 や、やったの…小春ちゃん、VERYYYYYYYッ!!ナイスなの!!!! 高橋さんがやられて、こっちに向かってくる時はどうなるかと思っちゃったけど… この勝負!!さゆみ達の勝ちなの!!! 小春ちゃんのビスケッツなら、風を使わなくなった後藤さんに勝てるッ!!! あの子のスタンドは、対人に使えば『一撃必殺』なんだもの!!! やっぱり凄いの…あの子はミラクルなの!!! 「さゆ、もう大丈夫…自分で立てるよ」 絵里も元気になってきたし、状況はいい方向に流れ始めているの!! この流れの勢いにのって、目の前のクソッたれ金髪コギャルをぶっとばすの!!!
ところが、小春ちゃんはいつまで立っても後藤さんを攻撃しようとしない。 れいなと何やら話をしている始末なの。 後藤さんは降参したわけじゃあなさそうなの…現に、金色のスタンドを 未だ出しているまんまだし…いつ、行動に出られるかわからない。 高橋さんのように、意味不明な攻撃を受けてしまうかもしれないの!!! …そういえば小春ちゃんは『能力をこの目で確かめたい』なんて言ってたの。 確かに、さゆみ達は勝ったも同然だけど…後藤さんは殺気起っているの。 舐めてはかかれないの。 それに、ここで後藤さんを倒せなければ、いったい何のために四人の先輩が 傷ついて倒れたのか…わかったもんじゃないの。 卑怯な手も使おう、地獄に落ちることもしよう…最終的に勝てばよかろうなの。 四人の頑張りはッ!!決して無駄にしてはならない!!! よぅし…!!! さゆみは無言で『シャボン・イール』を後藤さんの背中に向けたの。 後藤さんが立っている位置が位置なので、さゆみから小春ちゃんは死角になって 見えないけど、大丈夫。あの子が爆風に巻き込まれることはないの。たぶん。 これで・・・・・・再起不能にしてやるの!!!! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「物質だろうと生物だろうと、なんでも『分解』するスタンドかぁ… しかもこんな可愛らしいのが七人も。小春ちゃん、きみは本当にミラクルなんだね。 このごとーも…ビックリだよ」 「自分でもわかっています」 「けど、もしこのままごとーが能力を使わなかったらどうするの?」 「さぁ…でも、使わないワケにはいかないんじゃあないんですか?使わなければ あなたの目的は…どんな目的かは知りませんが…潰えますよ」 「んぁ、それもそうだね。小春ちゃん、さっきごとーの頭を砕きにかかるなんて 言ってたけどさ、ごとーだっていつでも小春ちゃんの首をへし折りに行けるんだよ?」 「その時はあなたの頭もなくなってますから、安心して下さい」 「…とんだミラクルエースだぽ」 無言の睨みあいは続く。 それを真剣な表情で見つめる亀井絵里と、困惑した表情で見ている田中れいな。 そして、久住小春と後藤真希のやりとりにじれったさを感じている道重さゆみ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
沈黙が続いていた・・・・・・・・・・その時!!!!!! 「必殺!!シャボン玉ぁああぁああああぁぁぁあああああああぁッ!!!!!!!!」 ブッシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!!!!! 道重さゆみがシャボン玉の爆弾を発射したのだ!!!! 「んぁ…な、なにィーッ!!!!」 その行為には、その場にいた誰もが驚いた。 高圧力で噴出されたシャボン玉は一直線にこちらを振り返った後藤真希へと向かって行く。 しかも威力は高めだ。直撃を受ければ間違いなく再起不能になるだろう。 運が悪ければ…いや、運が良ければ死んでしまうかもしれない。 道重さゆみは考える。 さゆみのやったことは背後からの不意打ちなの。 卑怯者のすることなの。 でもッ!!この人は必要以上に先輩達をぶちのめしたの!!! この人のしたことは決して許せることではないのッ!!! だからテメーには一片の憐みも感じねーの!!当然の報いなのッ!!! 「やらなきゃやられるのッ!!その人はさゆみ達も血祭りにあげるつもりッ!! だから!!!いまここで吹っ飛ばしてやるの!!!!!!!」 バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!
道重さゆみの突然の行動に、久住小春は驚いた。 まさかあの人が攻撃をしかけてしまうとは…この人の目的はまだ聞きだしていないのに、 それでいいのだろうか…? まぁ、これで一件落着か…元演劇部のエース、あっけないものだ。 そう思ったとき、久住小春は後藤真希のスタンドが一瞬だけ、真金色に光り輝いたのに気がついた。 そして… 「マッキング・G・ザ・ワールド!!!!!!!!!」 ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーン!!!!!!!!!!!!
「えッ!!!!!!!!!!?」 その出来事は久住小春をさらに驚愕させる。 なんと、目の前にいた後藤真希が忽然といなくなっていたのだ!!! バカな!!一体どこに消えたんだ!? ツタの先は、何やら引きちぎったような痕がある。 引きちぎったのであれば、久住小春の腕にその振動は伝わるハズ!! なのに、突然音もなく振動もなく消えてしまったのだ!! これは超スピードだとか瞬間移動だとか、そんなチャチなものでは断じてない!!! 『ヤツガ…ヤツがイネェーッ!!!!』 『ソンナバカな!!俺タチは一瞬デモ目ヲ離シタリハシテイナイゾッ!?』 『コ、コハルーッ!!!』 そして、道重さゆみの放った『シャボン玉』は一直線に久住小春へと向かってくる!!! もはや避けることも間に合わない!!!!!! 「うわあぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!ミラクル・ビスk」 ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!! 爆風が巻き起こった。
誰もが目を丸くしていた。 道重さゆみが放った高威力のシャボン玉は、久住小春に直撃したのだ。 それは、みんなが見ていた事実だ。 「「こ…小春ちゃあああああああああああああああああああああんッ!!!!!!!!」」 亀井絵里のと田中れいなの叫び声が爆音の余韻として響き渡る。 爆煙が晴れると、数メートル先に吹っ飛ばされた久住小春が無残な姿で倒れていた。 「そ、そんな…さゆみは…後藤さんにシャボン玉を撃ったの…小春ちゃんに 当たるわけがないの…それがどうして!!?後藤さんは??さゆみは後藤さんを 吹っ飛ばすつもりだったの… なのに… ど こ 行 っ た ん だ よ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ッ !!!!!!! 」 「久住小春のミラクル・ビスケッツ…恐ろしいスタンドだぽ。もしもあの子が栄高と やりあってるとき演劇部にいたのなら…あれほどみんなは傷つかなかったかも知れない」 背後から聞こえる突然の声に、道重さゆみは寒気を覚えた。 「だけど、これであの子は倒したね。きみのシャボン玉が小春ちゃんを倒したんだ。 きみが悪いんだ。道重さゆみちゃん、きみの責任だ。これはきみのせいだ。 きみがやったんだ。きみが大人しくしていれば小春ちゃんはあんな事にならなくて 済んだものを…」 悪魔は不適に笑っていた。 ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!!
527 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/11(土) 05:39:08.84 0
ここまで!!
なんだかれいなの心境が915さんの現エピ吉澤へのアンチテーゼっぽく
なってしまってますが、俺は吉澤の考え方のほうが好きですw
>>346 さん
ゲームやりました!!
やっぱこういうカタチで昔の作品振り返れるのってイイ!!
そーいや塚本ってバカだったんだなぁw自分で書いててけっこう忘れてました!!
次回は2月18日っすね!期待して待ってます!!!
ではではノシ
528 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 06:52:02.21 0
保全
529 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 07:06:52.21 0
530 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 07:11:21.34 O
なんだ俺メル欄に名前書いてるジャン!頭脳が間抜けか俺はorz
531 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/11(土) 07:17:36.29 0
>>529 やべorz
燃え尽きるほどヒートしながら書いてたからチェック中気付きませんでした
栄高は浜崎だった… 汗
ま、前スレさん…スマソorz
>>530 大丈夫!俺も脳ミソがクソで出来てますからorz
532 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 07:51:50.10 0
乙!
533 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 08:07:25.59 0
彼!
534 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 08:10:02.73 0
ニストのみなさん乙です!! 特に特にN.O.さん!!おひさです!!待ってました!!!! やっぱりこの雰囲気や言い回し…N.O.だなあってしみじみ感じます それだけに物語作りの苦労や期待からのプレッシャーも想像に難くありません このスレはまだまだ続くものと思います ですからトニオのエピも含めてじっくりゆっくり書いていって下さい!!
535 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 08:12:27.27 0
敬称略になっちまってる!?スンマソン
536 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 09:25:32.52 O
休日出勤疾走
537 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 09:48:24.56 0
乙!
538 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 10:37:08.89 0
hozen
539 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 12:30:32.66 0
保全疾走
540 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 13:12:06.25 0
スタンド名:バージニアスリム 本体:加護亜衣(再起不能) To BE CONTENEUD・・・・・
541 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 14:08:31.77 0
あかんでー
542 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 15:17:29.27 0
ho
543 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 15:26:53.47 0
ze
544 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 15:40:39.64 0
n
乙ッ!
>>512 予告も無しにいきなりキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
バトルの最中のこういう会話・・・嫌いじゃない!
>>531 仲間・・・いや『心の妹』を攻撃してしまった道重
その心中は如何なるものか・・・?あまりにも惨いな
545 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 16:41:13.21 0
保全
546 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 17:43:03.69 0
保全疾走
547 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 18:44:11.63 0
保全疾走
548 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 19:05:08.99 0
サプリ祭りなんかにさせるかよォォオッォオオ!
549 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 19:06:42.86 0
サプリ保全
550 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 19:30:29.95 0
ho
551 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 19:34:36.09 0
ヤニボンさんこれが見納めらしいね
552 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 20:40:15.96 0
うんこ
553 :
915 :2006/02/11(土) 20:42:27.90 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む29〜 俺はポケットからケータイを取り出してボタンを押した。 プルル、プルル、ピッ 『もしもし、どないしたんや?さっきの話考えてくれたんか?』 「えぇ、その話なんですけど、 実は今ちょうどそのうちの一人の二次審査終わりました」 『な、なんやて????』 「能力的には充分魅力です。 これから鍛えればきっと強くなりますよ」 『そ、そうか。何があったんかしらんけどおおきにな。 で、どっちの方や?』 「高橋って子ですよ。 あ、あと、もう一人の新垣って子の二次審査も俺が引き受けますよ」 『なんや、えらいやる気やなあ・・・・・・・。 まあそう言ってくれるならありがたいわ。よろしく頼むで』 「はい・・・・・・・・・・」 ピッ
554 :
915 :2006/02/11(土) 20:43:05.73 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む30〜 このままにしておけないから、俺は自分の身体にむち打って立ち上がると、 女の子を器用に自分の背中におぶって歩き始めた。 う〜ん、細身の子だけどさすがに重いな・・・・・・・。 「う、う〜ん・・・・・・・、あれ?」 しばらく歩いていると女の子はやっと目を覚ました。 「あ、アンタなんやの???一体・・・・?????」 「おはよう・・・・・」 「あれ?たしか変な男に弓矢で・・・、おもちゃの兵隊が歩いて・・・」 「何寝ぼけているんだよ。 君がフラフラ歩いているから危ないなぁ、どうかしたのかなぁって思って 俺が近づいたらその場で倒れたんだよ。 貧血でも起こしたんじゃないのかい?」 「え、そうなんや、夢でも見てたんかいな」 信じちゃったよ、この子・・・・・。単純だなあ。 別に演劇部に入るんだから真相話しても良いやと思いつつ とりあえず適当にウソついてみただけなのに・・・・
555 :
915 :2006/02/11(土) 20:43:46.74 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む31〜 「あーッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」 「な、なんだよ、耳元でいきなり叫んで!」 「アンタ、知ってるやよ!!!高等部の吉澤さんやね!!!」 「そうだけど、俺ってそんなに有名?」 「演劇部の吉澤ゆうたら超有名やよ!! 男なのに女子演劇部に入っている超女ったらしだって!」 「最後のはウソだよ・・・・・・・・・・・・・」 「あっし、宝塚に憧れとってね、前から演劇部に入りたかったんやよ。 で、やっと寺田先生に入部のための面接受けさしたるゆわれて、 今朝面接やったんやよ。あ、そういや今朝も記憶無くしてるんやったわ。 やっぱり朝メシ食べんとダメやね」 「あっ、そう・・・・・」 なんかなまりまくりの子だなあ・・・・・・ 「なんかわからんけどまた審査あるんやて。 もし受かったら先輩になるわけやね」 「あぁ、もうそれは良いよ」 「へ?」 女の子を背負って歩きながら思う。 これで・・・・・・、真希と別れるの決定だな・・・・・・・・。 「っていうか、いい加減降りてくれないかな?」 俺は高橋という名の「後輩」にお願いした。
556 :
915 :2006/02/11(土) 20:45:21.83 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む32〜 そうだ、あのとき俺は誓ったはずだ。 寺田のおっさんの思惑なんてわかんない。 でも・・・・!! 俺はスタンド使いになることは避けられない運命だから スタンド使いの存在を否定する真希と別れてまで、 自分と演劇部員が勝ち残るように、強くなる事を誓ったんだ。 「よっすぃ〜!よっすぃ〜!」 石川の声が聞こえる。 「あ、あぁ、大丈夫だよ・・・・・・」 俺は石川に返事してからヨロヨロと立ち上がった。 「ちょっと!まだ無理しちゃ・・・・」 「平気だって。それより、なんであんなところにいたんだよ?」 「栄高に通ってる友達がね、 ここ数日、栄高の生徒が通り魔に襲われているから 気をつけろって学校から注意されたって言ってたのよ。 そこにきてよっすぃ〜の様子が変だってコンコンに言われて、それでね。 アンタの考える事なんてお見通しよ。 どうせ一人で、少しでも多く栄高のスタンド使いを倒そうなんて思って S市の繁華街あたりで暴れてるかもと思って来てみたら案の定よ」
557 :
915 :2006/02/11(土) 20:46:18.77 0
銀色の永遠 〜吉澤ひとみは思春期に悩む33〜 「はは、通り魔はひどいな・・・・」 まあ自分でも思っていたけどね。 「とりあえず怪我もひどいから帰ろう?」 「あぁ、でもそういう訳にはいかないらしいぜ・・・・・」 俺は向こうから歩いてくる二人組に目が留まって言った。 「あれは!!!!!!」 「見つけられたみたいだぜ。 わりーけど、今の俺一人で二人倒すの無理だから 手伝ってくんねえかなあ?」 「よっすぃ〜、アンタって人は・・・・」 「今さっき連絡がありました。 吉澤に深手を負わせたところで石川が乱入してきて二人は逃走、 現在追いかけているらしいです。 あの子の能力があれば見つけるのは時間の問題かと」 「ふ〜ん。で、ちゃんと伝えてあるよね?」 「はい、吉澤は生け捕るようにと」 「うん、吉澤なら人質として交渉材料になるからね」 TO BE CONTINUED…
558 :
915 :2006/02/11(土) 20:51:53.63 0
ここまで〜
>>364 さん
とりあえずダウソさせてもらいました。
これから楽しみます〜
>>1 さん
このあと僕の方はよっすぃ〜メインの話になりますので
1さんの方との激しいセックル期待しておりますw
そのあとにごっちんをどう扱うかという難産が待ってますが(^^;;;
>>NOさん
再開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ちょっと僕の方から勝手に紺ちゃん使ってしまっていて
もしも考えておられたのとずれていたら申し訳ないですm(__)m
オナなんて遊びですので気楽に出来る時にまたお願いしますねw
あと、紺ちゃんもだけどカオリに期待。
出来たら3年前の当事者を一人でも出演させたいのでw
559 :
915 :2006/02/11(土) 20:55:53.68 0
銀色の永遠 〜石川梨華は暇をもてあます@〜 「ダメやけん、つながらんよ!電波が届かないって言ってる!」 「ちょっと待てよ、コンコンに聞くから!」 ピッ、ピッ、プルル・・・、プルル・・・ 「あ、コンコン?ダメだ、梨華ちゃんもよっすぃ〜も電話つながらないよ! どこに行くかとか書いてなかった?」 『「えすし、てき、よしざわとえきへにげる」としか書いてないんですよ・・・ 駅ビルのどこかだとは思うんですが・・・・』 「それじゃあ広すぎるよ!!」 『あ!電話に出ないんじゃなくてつながらないんですよね?』 「うん、れいなはそう言ってる」 『じゃあ地下街のどこかですよ!』 「え〜?美貴もよく通るけど普通に電波三本立ってるじゃん」 『それは中心部でしょ?端の方に店の閉店が続いて あまりみんな近寄らない一角があったじゃないですか。 あのあたりならアンテナを整備してない可能性が・・・・』 「それだ!わかった、行ってみる!!」 「れいな!地下街の東エリアだ!!」 「了解!!!」
560 :
915 :2006/02/11(土) 20:56:14.48 0
気が変わったので導入部だけage(爆)
561 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 20:56:25.60 O
じゃぼんさんも出るんだな
562 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 21:04:14.42 0
?
563 :
915 :2006/02/11(土) 21:37:53.18 0
ぎゃああああ〜 ゲームやらせていただいたんですけど、 紺ちゃんが「スタンドの名はニューオーダー」では 引っ越してきたばっかりで高校編入って事になっていたんで 一年前によっすぃ〜が入部審査したのが愛ちゃんとガキさんってしていて、 紺ちゃんを入れてなかったのはセーフなんですけど 塚本の話で気になってふと「わたしはサイボーグ」を読み直してみたら 初夏の段階でまだごっちんが在籍してるううううう よっすぃ〜が愛ちゃんと遭遇した話を初夏にしたほうが良いですよね?(^^;;; あ、あと例の倖田來未死亡回避も早く直さなきゃ・・・・orz
564 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 22:19:06.13 0
乙!
565 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 23:17:30.00 0
ほ
566 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/11(土) 23:27:24.88 0
銀色の永遠 〜ありがとうおとだちF〜 路地の薄暗がりに奇妙な波紋が起こる。 その中心から千奈美の細い腕が生え出る・・・ 「はぁ・・・っ・・・はぁっ・・思ったより距離が・・・有ったな・・・」 壁に手を付きながら呼吸を整える・・・・千奈美のスタンド能力で千奈美自身が地面に潜航は 出来るが呼吸の度、地表に頭を出さなければ為らない。 相手に見つかる危険を避けるため息継ぎ無しで千奈美は相当の距離を移動したのだ・・・ 呼吸を落ち着かせた千奈美は暗がりから『標的』を覗き見る・・・・ 『口を割らせる』なんてマダルっこしいのはヤメだ・・・ どんな敵だかは知らないが『潰す』!絶対! 行動はシンプルが良い・・・ 狩人たる決意を新たにしソナーに目を遣る。 「機影X1」 あそこから動いてはいない・・・・呑気なものだ。 千奈美そう思いながら『シークレット・ディーヴァ』を潜航させる。 「光」がキーワードなのだとしたら対処法は有る。 あの光そのものがスタンド攻撃なのか?光がなんらかの作用をして攻撃になるのか? それは解らない、が光は直進しかしない・・・曲線的には攻撃できないはず! 建物のの死角になっているここには届きようが無い・・。 だったらこうやってトーチカに隠れてジワジワと撃ち殺す。 相手から千奈美を探す事は出来なくても、千奈美には相手の居場所は手に取るように解る!
567 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/11(土) 23:27:51.70 0
「何だっけ?昔見たマンガ・・・古いマンガだったな・・。力も無くて役立たずの浪人生が 他人の秘密を見ちゃって・・・口止め料を貰い続ける・・・それで実感するんだよね。 力が無くてもウサギが生き残れるのはその耳で情報を集めるからだ・・・ これからは情報の時代だってオチだったよね・・・?確か?だからこれも同じ! 自ら情報も得られない愚図の末路は決まってるんだ!」 どこから潰していくか?千奈美は思案した。 文字通り『足止め』に足から潰して行くかな?だとしたら右足?左足?踵?膝?それともそれとも? 最も効果の有る一手に迷いながら興奮を舌なめずりで抑える。 ピコン! 「!?」 突如、ソナーに浮かんだ機影に千奈美の眉が動く! 「機影X2・・・仲間が来たみたいね・・・・まぁ・・・一人潰すのも二人潰すのもゆっくり殺れば 一緒・・・だよね・・・そう・・ゆっくりジワジワと・・・」 千奈美は笑みを浮かべながら状況を目視しよう身体を乗り出して暗がりから大通りを窺う・・。 千奈美の表情は凍りついた。 仲間と思しき機影の正体は『友理奈』だった。 「な・・・・」 何故?、疑問符が頭に渦巻く。 だが、よくみると友理奈の腕を誰かが引いている・・ようだ・・・見える範囲だと150cm位の おかっぱみたいな髪型の子・・・ソナーには引っ掛からない・・・スタンド使いでは無いみたいだけど ・・・・何者?・・・それより友理奈が『標的』に向かってドンドン近づく・・・ 「・・・・ど・・・・どうしょう・・・」 急転した状況に千奈美の顔に緊張が走る。
568 :
名無し募集中。。。 :2006/02/11(土) 23:31:36.27 0
ディーヴァ?デーヴァ?
569 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/11(土) 23:51:34.41 0
今日はここまでだっちやわいや(起立礼風味で
夢にまで千奈美が出てくるわけですが押しメソじゃないんですよね!
住み込みで和菓子工場で和菓子を作ってる夢だったけど相部屋は梨沙子!
犯罪バンザイ!
千奈美に千奈美が劇中で話したマンガは松本零士の短編集の『黄色いうさぎ』
ってマンガです。うろおぼえだが!
>>512 NOさん。おかえりなさい!続きが読めてよかったです!また今晩辺りですか?
期待してます!
>>527 1さん乙!ぷぎゃぁぁぁぁああ小春ぅうううう!っちゅ〜かますます加速
していく訳ですがニストとしてどういう着地をするのか?そこに興味が
涌いてしょうがない!
>>560 915さん乙!早くも次オナ!回転の速さに羨ましさすら覚えます!
おでももっと書けたらいいのにと思ってますよ・・・・
570 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/11(土) 23:55:17.96 0
571 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/12(日) 00:06:53.11 0
就寝保
572 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/12(日) 00:51:58.89 0
帰宅!!
>>915 さん
エピ完そして新エピオナ乙彼です!!
そして戦闘へと変わっていくわけか…頑張れ吉澤負けるな石川!!
激しいセックス!?まかせて下さいw
ってか俺「わたしはサイボーグ」の時ごっちん登場させてたのか…言われて気付いたorz
>>前スレさん
乙です!!
千奈美の闘い、ナランチャのエアロスミスを彷彿とさせて
とてもウキウキしてしまう俺がいるw
この二人ぶつけてみたいなぁ…
ところで、すごい夢見てますねw
俺も1月くらいにミキティとさゆとれいならしき人が出てくる夢見ましたよ!!
なぜか校庭に並べられた椅子に座ってて、左隣のさゆに話しかけたいけどれいならしき人と話してるし、
度胸ないから右隣のミキティに話しかけようとして「あれ、俺この人いつもなんて呼んでたっけ」とか考え始め、
しまいには「ま、俺もモー娘。の一人だし、なんでもいっか」とかワケわからん理屈で話かけた夢でした
すいません相当きてますねorz
ではこれからオナニー!!
573 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 01:25:47.47 O
みなさん乙ッ!
574 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/12(日) 02:25:45.95 0
オナ中保全!!
575 :
N.O. :2006/02/12(日) 02:52:26.92 0
今夜にでもなんて書いてたけど疲労困憊につき今日は寝かせてください レスポンスはまた昼間にでも
576 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/12(日) 04:14:01.05 0
>>N.O.さん マジッすか!!まぁ焦らずじっくりオナって下さいね!! 体は大切に…というわけでオナ中保全
577 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/12(日) 05:34:27.72 0
くそ〜キリがいいとこ生まれない〜!! とりあえず保全!!
578 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/12(日) 06:25:42.06 0
よしイクッ!!
大地に身体を委ねたまま、久住小春は考えていた。 後藤さんの能力を『経験』したいなんて思っていたが… これで倒れてしまっては、それもいったい何のためだったのかわからないな。 そういえば、以前吉澤さんがこんなことを言っていた。 正義を貫くためには力が必要だと… 力がなければ、何も守り抜くことが出来ないと…!! その通りだ。力のない正義は、力のある悪に打ち勝つことなど出来やしない。 気持ちだけで、何が守れるというんだ…ッ!! だが、私は今、こうして倒れてしまった。 私は力のない人間なのか…?
時計台の針は4時15分を指している。 うぅむ…いつもなら駅前でギターを奏でている時間だ。 いや、そんなことはどうでもいいか。 問題は道重さんだ。演劇部でもどこか『末っ子』扱いの私だが、 そんな私よりも確実にあの人の方が精神年齢が低いことは誰の目にも明らかだ。 そしてそれは、子供のように純粋な精神を持っているという事!! 私を誤射してしまったことを、重く受け止めていなければいいのだが… この惨状を、あの人は正面から受け入れることができるのだろうか? …ん、待てよ。 4時15分だって? 私が家を出たのはいつぐらいだったか? けんだまと一人奮闘していた時刻はいつだったか? 学校から帰ってきた時刻はいつだったか? ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ・・・
いや、そんなバカな。あり得ない。 きっと時計台が壊れているんだ。そうに違いない。でなければ… 私は倒れたままチラリと白いベビィーG(腕時計)に目をやった。 4時15分。 どういうことだ? おかしいぞ…計算が合わない。 家に帰ってきた時刻、けんだまをしていた時刻…そしてここに辿り着くまでの時刻。 すべてを計算してもこの時刻はあり得ない。 時間が…経っていなさすぎる。 気のせいか?私があまり時計を気にしていなかったからか…? 計算が合わない時刻… 時間が経っていない… 時間…時間… 時。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
まさか…そんなワケが… い、いやだとしたら全ての辻褄があう。 パズルのピースがガッシリとはまるように…説明がいく!! 高橋さんの受けた攻撃。 音も振動も立てずに腕に巻いてやったツタから逃れた後藤さん。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!!!!! わ・・・・・・・わかった・・・・・・・・ぞ・・・・・ なんて・・・・・なんてことだ・・・・・・それしか考えられない・・・・・・
『ウ…ウゥ・・・ッ』 うつ伏せに倒れている私の制服の胸元の隙間から、悲しい泣き声が聞こえた。 『彼女』はヒョコッと顔を出し、私の顔にすがりついてくる。 『ウ、ウ…ウえェェェ〜ン…小春ちゃーんッ…』 ミラクル・ビスケッツのNo.4だ… きみはふき飛ばされずに助かってくれたのか…よかった。本当によかった。 『小春ちゃぁーんッ!!立チ上ッテヨォーッ。アタシとNo.6以外みんなグチャグチャになって 動カナクナッチャッタケド、いつものヨウニ元気にナッテヨォー!!』 きみたちは…本当に素晴らしい…私の誇りだ。 私の…心から信頼できる友だ!! 「みんなは…よくやってくれたよ…迫ってくる『シャボン玉』の一部を三人が 『分解』して…きみらが瞬間的に『再形成』し、私に当たる前にシャボン玉に ぶつけてそこですべて誘爆させ…直撃を防いでくれた…」 爆風とその熱波は避けられなかったけど…直撃を受けるよりも遥かに ダメージを受けなくてすんだんだ。 あの勢いで迫ってくるシャボン玉を防ぐなんて…その能力もすごいけれど… 一番すごいのは、そんなみんなの『勇気』だ!!
「No.4…一つだけ…小春の頼みを聞いてほしいんだ…」 『うええええええーん!もう気持チはワカッテイルヨーッ!!いまアノ 「オンナ」に立ち向カオウとシテルみんなニ、ヤツの「能力」を伝えに 行ケッテことなら小春ちゃん!!No.6がモウすでに向かっていったヨーッ!』 「そうなんだ…No.6が…それならOKだよ…よかった…小春には…立ち上がる気力は ないから…今は制服のポケットの中にでも隠れて…『その時』まで休んでいて…」 『デモッ!!No.6は無傷デハナインダヨーッ!!片腕モ、モゲチャッテルノ!! ダカラ私ガ行くッテ言ッタノニ、No.6はカッコツケテ…』 「それは…正しい選択だね…今あの場に近付けば…確実にやられてしまう…覚悟は していたけど…だからこそ…No.6が動けるのは本当に幸運だった…無傷のきみが やられちゃったら…小春の命も消えてしまうもんね…それにNo.4…きみは…みんなが 託した切り札を…持って…いるらしい…その時まで…は…」 『コ、コハルちゃんーッ!!!』 私の身体のから出血しているこの痛みは、爆発の衝撃によるものではない… これは…みんなの痛みだ!!ミラクル・ビスケッツの痛みなんだ!!! 私は…小春は『彼ら』と一つであることに喜びを感じ、そして… 目を閉じた。 サアァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・・・・・
―アビー・アド・フォルミーカム― 「あのですね、先日お貸し致しましたお金の方なのですが、まだ振り込んでなさって もらってないようなので、お伺いにあがりました…いらっしゃいませんか?」 俺はペコペコとお辞儀をしながら、ドアの向こうで息を潜めて居留守を使って いるであろうこの家の主に聞こえるように喋り続ける。 ぎぎぎぎ…ッ!!これじゃドアに話かけてるみてーじゃあねぇ〜か?? ったく!!家にいるのはわかってんだ!!! 俺の『ニグラ(黒)』でたった今偵察したんだから間違いねぇ!!!! あのおっさん、コタツでヒッソリとみかん食ってやがった!!! こっちは寒い中お勤めしてるってぇのによぉ…あーッ!!!ドア蹴破りてーなッ!!! ただでさえ、好きじゃねー敬語使ってやってんだ!! 返せねぇ金なら初めッから借りんじゃねーぜ、このド低能がよぉー!!!! …お、他会社の同業者さんがお見えなすったようだ。 金融会社のハシゴかい…こりゃあ、あのおっさんブラック・リスト入り決定だな。 さて、次の貧乏人のところへ行くか…取立てもラクじゃあねーのよ、ホント。 6時までにあと三件。 絶対間に合わないな、こんなことならここはオミットしときゃあよかった… 30分は粘り続けたからな…もう4時半だぜ…って、ん? 4時15分。 なんだぁ? たったの15分しか経ってなかったのか?。 じゃあまだ1時間45分は余裕があんのか。 なーんだ…って気ィ抜いてる場合じゃあねーよなぁ。 さっさと次のバカたれ債務者のとこへ向かうか…まったく、やれやれだぜ…
―ヒート・キャパシティ― 「やぁ、久し振り☆ずいぶん伸びたねぇ〜!!前回はウルフだったけど、 今日はどんな感じにする?ふむ…ふむふむ…おぉッ!?アシメやっちゃうの!!? 沙希ちゃん大きく出たね!!」 なんでだろうなぁ〜、仕事中ならこんな普通に女の子と会話出来るのになぁ〜… ミキティ、次はいつ髪切りに来るんだろう? ちゃんと髪セットしてるかな? 好きな人とはどうなったんだろうか?うぅ…って何考えてんだか!! 今は仕事中なんだぞッ!!! 目の前の沙希ちゃんを美しくすることに集中するんだ!! シャキシャキシャキ…シュッシュッシュッ… 「西川くん、4時半から西川くん指名で予約があるんだけど、大丈夫?間に合う?」 沙希ちゃんの髪を切ってる最中に、受付の女性美容師が小声で伝えてきた。 今、4時13分だから… 「あと7分だから平気さ」 7分もあれば、沙希ちゃんを魅惑のマーメイドに変えられるかな。
シャンプーを終えて…スタイリングしてと… 「ハイ完成ッ!!どう?」 「きゃあー!!やっぱり最高ですッ!!ありがとうございますゥ!!!」 「どういたしまして!じゃあお会計の方はあちらでお願いしまーす!!また来てね☆」 さて、次の予約は4時半だったなぁ。 ミキティだったりして…なんてね。さ、10分間だけ休憩するかな。 もう4時15分だもんね・・・・・・・って、えぇッ!? あの時計、止まってるんじゃないの? 俺の腕時計は… 4時15分。 マジかよ… おいおい、シャンプー始めたのは4時13分くらいだったんだぞ? 2分で全部終わらせたのか俺は…やけに長く感じたなぁ。
―プリンセス・コリン― 「やっぱ春はパステルカラーを基調にコーデできるようにしないとね☆ それが当店のファッション・スタイりんこ♪」 ザガガガガガガガガガ… ミシンの音が心地よいなぁ〜♪ 発注かけてた新商品は4時頃届いたんだ。 キャミとカーディガンは予想以上に可愛いし、ハーフパンツも千鳥柄だったから 期待してなかったけど、意外とスタイリッシュで素敵だったし、いいことだらけ☆ それに何より、ゆうこりんの見繕ってるサンプル商品の出来が良すぎッたらもう♪ これは間違いなく売れりんこ!! コリン星のみんなにも見せてあげたいなぁ〜春になったらまた星に帰ろう!! 東北新幹線で。 さ〜て、ちょっと休憩してお菓子でも食べよっかな。 ずっと働いてたもんね〜新商品届いてから、裕に30分以上は経過して…あ、アレ? 4時15分。 意外と時間経ってなかったんだぁ…よし!! 4時半まで頑張りんこ!!それまでお菓子はガマンガマン!!!
―すぽると☆摩天楼― 俺は机の引き出しからチョコレートを取り出し、齧った。 そして口の中でゆっくり溶かす。 …これ、いつのチョコだったっけ?まぁいいか。 「ティゥリトゥリトゥリラー ティゥリトゥリトゥリラー♪」 「…下手な鼻歌唄ってないで、原稿を仕上げてもらえませんか?あなたは もう『プロ』の小説家の仲間なんですから」 編集部の兄ちゃんが俺を急かす。 俺がなんとかって賞を手にしてデビューした作品『千年紀末に降る雪は』が 雑誌掲載されたわけだが、どうも評判がとてつもなく良かったらしい。 それでハードカバー版を発行することになったんだが… まぁ、それはやはり処女作ってもんだからさ。 加筆や修正が必要になってくるわけだな。
「修正の方も残り僅かですし、5時までに仕上げてもらえますか?」 へいへい、まだ挿絵描いてくれる人も決まっちゃあいないのに…何をそんなに急ぐんだか。 時刻は3時半…つまり、あと一時間半で仕上げろと。 …やってやろうじゃないか。俺はこれでも数々の修羅場を潜り抜けてきているのさ。 山で野犬の群れに囲まれたこともあったし、モルディブで蚊の大群に襲われたこともある。 見てろよ編集部の兄ちゃん…俺の生き様、とくと味わえ。 それまでゆっくりと茶でも飲んでいるといい。 カリカリカリカリ… なんだか、ここの表現足りないよな。 最近の女子学生はけっこうイイ肉付きしてたからな。 カリカリカリカリ… 疲れたな。 一通り終わったところで、俺は残りのチョコレートを口に持っていった。 けっこう加筆しちまったぜ…チラリと時計を見やる。 4時15分。 う…嘘だろ…おい… たった45分間で…これだけ仕上げたっていうのか? 俺って…すごいんだな!! バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
そして、ぶどうヶ丘公園の時計台がある広場… 「小春ちゃんはきみのことをお姉さんのように慕っていたと聞いていたけど… まさかそのお姉さんのスタンドで吹っ飛ばされるなんて思ってもみなかっただろうね、 あの子は。たぶん、死んじゃったぽ。運が良くて再起不能か…いや、運が悪ければ…かな?」 後藤真希は淡々と言葉を連ねた。 それは嘲笑うかのようでもあったが、哀れんでいるようにも思える。 「まぁ、後藤の邪魔をする者はみんな消す気でいたし…余計な手間が省けたよ。 ありがとう、道重さゆみちゃん」 「う…うぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!!!!!!!!!!!!!!」 「んぁ…そこで泣いちゃうの?それは悔し涙?悲し涙?なんにしても… 溢れちゃってるよ」 後藤真希の口調は、道重さゆみを精神的に追い詰めているように見えるが… そんな彼女の心は、『仲間』…いや『心の妹』を撃ってしまった少女に同情もしていた。 きみの気持ちはよくわかるぽ… ごとーは…その涙の味を知っているッ!!! ボロボロになった市井ちゃん…それを見て…ごとーは…!!!!!!!!!!!!!! うぐ…ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! けどね。 それで悲しみに埋もれて動けなくなるようじゃ…きみは全然だね。 そんなんで、よく『スタンド』なんか発現したなぁ…ホント、関心するぽ。
「サイレント・エリザベスッ!!!!!!!」 「んぁ…っと」 『B・A・D!!ハズシテシマイマシタ!!!』 唐突に再び攻撃を仕掛けに行ったサイレント・エリザベスであるが、 後藤真希はその攻撃をあっさりかわしてしまう。 それでも尚、亀井絵里は叫んだ。 「お前ッ!!それ以上の戯言は僕が許さないぞッ!!!小春ちゃんが倒れたのは さゆのせいなんかじゃあない…後藤真希!!お前のせいじゃないかーッ!!!」 「ごとーのせい…?別にどう思おうが勝手だけどさ、許さないからどうするの? ごとーを倒す気?きみのスタンドで?」 「そうだッ!!!」 「ハッキリ言うよ、無理だね…無理無駄無謀だねェーッ!!!!」 ごとーはすべてのスタンド使いを超越したんだ… 町を守り抜ける力を手にしたんだ!!! これは神様がごとーに与えた黄金の意思による力!!真金色の精神ビジョン!!! ごとーはずぅーっと杜王町を守っていくんだ…そのためには!!! 邪魔する者はすべて排除するッ!!!!! この…ごとーの黄金の意思の表れ『マッキング・ゴールド』で!!!
「ヒャークマーミピートゥーパー…!!!」 亀井絵里は勝利の呪文を唱える。 絶対…絶対この人だけは許さないぞ… 四人の友達に酷い事をして…小春ちゃんを罠にハメて…さゆの心をなじった!!! この人を地獄に叩き落すことが出来るなら!!僕は悪にでもなるッ!!! 「でえぇぇぇぇぇいッ!!!!サイレント・エリザベスッ!!!!!!!!!!!!」 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄…ッ!!!!」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!
後藤真希と亀井絵里がぶつかり合おうとした、まさにその時!! 「待つばい!!!!!!!!!!!!!!」 突如、二人の間に割って入るものがいた!!! それは… 「れ、れいな…?」 田中れいなは無言で亀井絵里の前に立ちふさがる。 まるで、後藤真希を攻撃するなと言わんばかりに両手を広げて。 その状況が理解できないのは亀井絵里だけではなく、後藤真希もまた同じであった。 んぁ、いったい何のマネ…? 不思議に思った彼女は、一歩身を引いた。
「れいな、何してるのさ…?そこをどいてよ」 「ダメたい」 「ダメたいじゃないよ、意味わかんないから。悪いけど僕はメチャクチャ頭に 来てるんだ…れいなには付き合っていられない。だからそこをどくんだ」 「・・・・・・・・・っ」 すると田中れいなは、くるりと振り向き後藤真希を見つめた。 そして、いきなり両膝をついてしまう。 何が起きたんだろうか…その場にいた誰もがそう思った。 田中れいなはさらに地面に両手をつけると、地面に額まで押しつけてこう言った!! 「お願いっちゃ!!もう見逃して欲しいと!!!!!!!!!!」 ドッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!
田中れいなの突然の行動と発言に、亀井絵里は仰天していた。 な、何を言ってるんだれいなは!! 見逃して欲しいだって…? い、いったいどういうつもりなんだよ!!!土下座までしてッ!!! 「愛ちゃんやマコっちゃんはソイツにやられたっていうのに…れいなきみはッ!!!!」 僕は…年下のきみを尊敬していたんだ!! 歌もうまいし、スタンドだって、波紋だって…僕と違って戦闘の天才じゃないか!!! れいなみたいに強ければ、大事な人を守ることだってできるッ!!! それなのに…きみは… 悪魔に土下座までして、何の許しを請おうっていうんだ!!!!!!!!!!!!!!
そんな亀井絵里の気持ちを余所に、田中れいなは額に地面を押し付けたままだ。 「田中れいなちゃんといったね、きみ。何をいきなり言い出すんだぽ…?」 「もうみんなを傷つけないで欲しいばい…これ以上傷つけられたら…れいな… 頭の火山が噴火してしまうっちゃ!!!」 「んぁ?じゃあ、きみがやってることはなんなの?そんなことして、自分にも 腹立たない?」 「…立つっちゃよ。ハラワタがグツグツ煮えくりかえって反吐が出そうたい。 けど…けどアンタは…ッ!!!!」 「アンタは?」 聞き返された田中れいなは… 顔を上げ!! 後藤真希の目を真っ直ぐに見てッ!! こう言ったのだッ!!!! 「アンタはッ!!!美貴姐の『友達』たい…『親友』たいッ!!!!!!! 先輩…いや!!友達の『友達』を傷つけることは出来ないっちゃ!!!!!!」 バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
「だから…お願いするたい。れいなが…プッツンしてしまう前に…したからって 後藤さんに勝てるなんて思っとらんけど…もうお家に帰って欲しいと…これから ここに来る美貴姐がこの有様を見たら…いくら後藤さん相手でもキレてしまうっちゃ… れいな、二人がやり合うとこなんて見たかないと…ッ!!!!」 この状況下で、よくそんなセリフが吐けたもんだな… 後藤真希はそう思った。 きっと彼女は…田中れいなちゃんは『友情』を大切にして生きているに違いない。 それも、他人の『友情』まで!! そしてミキティ…やっぱりここに来るんだ。 ホント…いい後輩を持ったね。 純粋に、羨ましいぽ…
だけどねぇ。 「友達の友達を傷つけることは出来ないかぁ…確かに、きみはいいことを言ったぽ。でもさ、 『友達』さえ傷つかなければそれでいいの?」 「え…?」 「町を傷つけることはいいの?寺田の元にいる限りッ!!きみらは、いずれ町を 傷つけていく存在なのに…!!!」 後藤真希の『マッキング・ゴールド』がグッと拳を握りしめる。 …田中れいなの想いは、受け入れられなかったのだ。 それは、醸し出すオーラで十二分に伝わる。 そして、後藤真希はこう言った。 「だから悪いけど…きみたち演劇部には…一人残らず消えてもらうぽ…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
友達… れいながそんなことを考えていたなんて… なんだか…マグマのように噴火していた僕の気持ちが…段々落ち着いてきたよ。 不思議な気分だ…冷静になれた気がする。 マコッちゃん達に酷い目に合わせたことや、さゆにひどい事を言っていたのは やっぱり許せないけど…でも!!きっとコンちゃんならこう言うと思うんだ!!! 『怒り』は正常な判断力を奪う。 そうさ…今はこの人だけを倒すことだけを考えよう。 倒れてしまった四人や、小春ちゃんの奮闘を無駄にしないためにも!!! 僕と!!さゆとッ!!!れいなが!!!! 後藤さんの横暴を止めるんだッ!!!!!!!! そうだよ…三人の中で最年長の僕がしっかりしなくてどうするんだ!!!! ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…
その時である。 どこからか…か細く弱々しい声が聞こえてきたのだ。 それは、後藤真希の耳にも入ってきた。 『ハァ…ハァ…!!!!』 それは、久住小春の『ミラクル・ビスケッツ』そのNo.6であった!!!! その姿は目をやれないほど惨く、右腕から半分がすっとんでいた。 これは、かなりのダメージを受けている証拠だ。 だが、それは同時に久住小春は無事だという証明にもなる!!! 「び、ビスケッツじゃないか…どうしてこっちにきたんだ…?」 亀井絵里が訊くと、No.6は最後の雄叫びとでも言うかのように叫んだ!!! 『ソノ「オンナ」の能力がワカッタンダッ!!!!!小春が突キ止メタッ!!! ソイツノ…ソイツの能力ハッ!!!時間ヲとm』 ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーン!!!!!!!!!! そして、また時は止まる… 後藤真希のスタンドの謎に近付いた久住小春の叫びは届かないのだろうか…? TO BE CONTINUED・・・
602 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/12(日) 07:38:53.28 0
ここまで!! あぁぁぁぁ…ノリで菅沼をちょろっとだけ書いてしまった… 前スレさんごめんなさい!!菅沼、書いてみたかったもんでついorz 伊達も西川くんも小倉優子も、みんなキャラ崩れしていなければいいんですが…汗 あと、レクイエムの能力に関して、チョロっとだけ決着つけ始めてみました!! 相当つっこみどころありますけど…とりあえずッ!!たぶん次の話で このヤマ場(になっただろうか?)にも決着をつけようかと思いたく存じます!! ではではノシ
603 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 07:39:09.76 O
小春や周囲の人間が時間の遅れに気付くというロジックがいまいち分からないのだが 後藤以外は何もかも止まってるんじゃないの? 俺がアホなだけか…
604 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 07:41:05.95 0
>>603 それがDIOのザ・ワールドとレクイエムとしての違いって事で
1さんがやってくれると、まぁ期待して待てとさゆは思うの
605 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 07:49:02.78 O
うむ…そうしよう さゆありがとう!
606 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/12(日) 07:51:42.46 0
>>603 さん
ザ・ワールドを使って時を止めてるときは後藤以外何もかも止まってますね!!
ザ・ワールドで時を止めてるは…まぁそこんとこは次回頑張って明かします!!
本当に時間は遅れてるのかって件についても…
>>604 さん
うまいこと差別化を図れればいいな…ッ!!
ってか二人とも即レスdです!!
そろそろハロモニまで寝るか…zzz
607 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 07:57:16.04 0
乙保!
乙!
609 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 09:01:25.78 0
乙ッ!
610 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 09:43:43.60 0
保全!
611 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 09:55:24.54 0
疾走!
612 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 10:01:26.03 0
ニストのみなさん乙ッ!! 寺田…演劇部…後藤…過去や現在…色々気になる事が多過ぎて知恵熱が出たw
613 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 10:45:39.96 0
614 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 11:34:55.27 0
ハロモニ保全
615 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 11:51:25.87 0
差し替え保
616 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 11:55:19.58 0
時間が飛ばされてるみたいだ
617 :
915 :2006/02/12(日) 11:56:59.84 0
掲示板に倖田來未死亡エピ回避の修正あぷ中です 細かい修正部分だけだとややこしいから 1カキコまるまるあぷっておきました。よろですm(__)m>前スレさん って、連投出来ないのでその間にこっちカキコw んで、さらなる矛盾点発見orz 今のところ、春→初夏に訂正するとして、 寺田の部員増員発表→よっすぃ〜と愛ちゃん遭遇→よっすぃ〜とごっちん別れる となっていますが、 ごっちんが部活にいる時に柴ちゃんへの調査が寺田から なっちに来てるんですよね(ノ∀`) しかも愛ちゃん加入時にはすでにごっちんは退部しているわけで そうなると、部員増員第一弾の高橋・新垣から柴田加入のスパンを 出来る限り短くしなければ帳尻があわない・・・・ とりあえず、修正ばっかりじゃつまらんので、どこかで 「わたしはサイボーグ」エピは吉澤・高橋遭遇の翌日って説明入れたいと思います。 んで、それに関する諸処の帳尻あわせが発生するんだけど、 それはその時やるということでカンベン(ノ∀`)
618 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 12:04:14.14 0
乙!!思ってたよりずっと大変そうですね!!
619 :
915 :2006/02/12(日) 12:11:17.33 0
>>618 さすがにすべての設定が頭に入ってるわけじゃないですしね
かといってそれにとらわれすぎるとつまらんし
でもそうやって悩むのがまた楽しいのですw
620 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 12:23:02.52 0
ムム!後藤は単純に時を止めてるんじゃないな!次回期待! でも現時点で小春は時間停止中の感覚は無いんだから 後藤の能力は「時間を止める」だ!という結論には至らないはずなんだけど…
621 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 12:46:58.57 0
ho
622 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 12:47:28.94 0
623 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 13:04:01.67 0
後藤が止められる時間は5秒しかないのに15分もずれが出てると感じる そもそも時間を止められてるから小春たち以外は違和感を感じないはず これが普通の時止めとの違いだな
624 :
364 :2006/02/12(日) 13:12:11.29 0
皆様乙っ!
>>1さん乙っ!
それぞれの信念がぶつかり合う!熱いですねぇ!!
まだまだ謎の残るマッキングゴールドですが、どうなっていくのか!?楽しみにしてますっ!
>>N.Oさん乙っ!
復活オメ!
そして勝手に『スタンドの名はニューオーダー』ゲームとかにしちゃってごめんなさい
しかもゲームともいえない出来_| ̄|○
現エピも楽しみにしております!
>>915 さん乙っ!
辻褄合わせは苦労しますよね。
自分は皆様のオナをなぞってるだけですが、オムニバスにしてからは用語説明がちょっと厄介で…
(どのエピからやるかで用語の説明が違ってくることがあって)
あまり難しく考えすぎないように頑張ってくださいね!
>>前スレさん乙っ!
千奈美怖いよ千奈美(w
前スレさんのペースで頑張ってくださいな。じっくり練っていいモノ作ってください!
625 :
364 :2006/02/12(日) 13:21:58.54 0
ってかレスだけで本題忘れた(ヲイ
ttp://mito.cool.ne.jp/keiyasuda/jojopatch0212.zip 前回更新分の更新パッチです。解凍して上書きしてくださいな。
ほんのちょっとこれまでより楽しくなるかもしれません。
でもって前スレさんにまた質問!
『放課後はドゥマゴへ行こう』と『紫陽花の追憶』作るのにちょっと気になったので。
『悪意の種』読んだ限りでは、おかみよは演劇部ってことでいいんですよね?
自分の脳内設定では、けっこう敵的スタンスのポジションであんまり部員メンバーとくっついてないのは
寺田から「強い精神を持ってないものを狩る」という任務を常時請け負ってるから、とか考えてるんですが。
でもって石川を「チーム」って言ってるし、石川がメンバーとのパイプ的役割もやってる、みたいな感じですかね?
あと、まとめサイトで各エピまとめられてますけど、ウチのほうで生ログのほう補完とかしちゃっても大丈夫ですか?
一応エピを順に作って行きたいと思ってるのでログ補完依頼出してたの手に入ったので…
626 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 13:23:02.06 0
>>622 時間感覚の『ズレ』を感じたら「時がゆっくりと流れている」という考えは
思いつくけど「時が止められている」って考えにはならないと思うんですが
ぐだぐだ言っても次回を待つしかないんですけどね〜
627 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 13:32:49.54 0
>>626 花京院もハイエロファントグリーンが同時に切られていたから
そういう結論になったんじゃないの?
628 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 13:44:28.36 0
>>627 その通りですよ
花京院は結界が同時に斬られたからこそ時間停止に気付きました
でも時間感覚がおかしいとは感じてませんでした
そもそも時が止まっていたらそんな感覚を感じる事自体おかしいってことです
だから小春はツタで時間停止に気付いても「時が止まっている…だけどそれだけじゃ
ない!」って感じないとおかしいって思ったんです
629 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 14:03:04.44 0
Menuda molestia...
630 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 15:02:39.46 0
ニューオーダープレイ中保全
631 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 15:59:19.88 0
うーむ議論が繰り広げられているな 良いことだ
632 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 17:00:35.07 0
キャッキャッキャしちゃう〜
633 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 18:28:29.72 0
保全するだーッ!!
634 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 18:29:04.66 0
保全失踪
635 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 19:16:53.74 0
うんこ
636 :
915 :2006/02/12(日) 19:36:55.82 0
銀色の永遠 〜石川梨華は暇をもてあますA〜 私たちはやってきた二人組とにらみ合う。 一人は栄高の制服を着た女、もう一人は大学生くらいの男。 「自己紹介をザァせてもらおうか」 男が口を開いた。 「オリは栄米大3年の天野浩成」 格好良いけど微妙に滑舌悪い男ね・・・・・・・・・・・・・・。 「私は栄高2年の長澤奈央」 女の方が言った。 「個人的な恨みはないげどな、こっちだって色々事情があづし どぅであえず相手してもらおうか・・・・・・・ ギャレン・ダディャーナ!!!!」 天野は言うと、さっきのスタンドを出現させた。 赤みがかった人型にマスクみたいなのをかぶったようなスタンドで 手には銃のようなものを持っている。 「アルマジロバレット!!」 バシュ、バシュッッ!!! 天野が叫ぶと、スタンドの構えた銃からエネルギー光弾が私めがけて放たれた。 私はとっさに飛び退く!
637 :
915 :2006/02/12(日) 19:37:29.69 0
銀色の永遠 〜石川梨華は暇をもてあますB〜 「ブルー・ラブボディ!!」 長澤が叫ぶと、地面がまるで水面のように突然波打ち出す。 ドガッ!!!! そしてそこからイルカのようなスタンドが飛び出してきて よっすぃ〜に体当たりした!!! 「うおッッッッッッ!!!!」 よっすぃ〜が吹っ飛ぶ!! よっすぃ〜はすぐに起きあがったが、 そのよっすぃ〜を見て私はすぐに気づいた。 しまった! あの二人の狙いは私たちを引き離しての個別撃破だ!! 普通に考えて長澤って女の方が非力だろう。 その長澤が負傷しているよっすぃ〜を相手して、 私を天野がって算段だろう。 だけど・・・・・
638 :
915 :2006/02/12(日) 19:38:09.51 0
銀色の永遠 〜石川梨華は暇をもてあますC〜 「ザ☆ピース!!!!」 私は自分のスタンドを出現させた。 思い通りにさせてなるものか!!!! 私はザ☆ピースを構えさせてから冷静に現状を分析する。 天野のスタンドは人型で銃による攻撃スタイル。 長澤のスタンドはイルカ型で、千奈美ちゃんと同じように 地面をまるで水面のように潜行してくる。 体当たりしてきたって事は飛び道具とかは無いのだろう。 二人とも特殊能力については不明。 サブーン!! ドンッ!! 長澤のスタンド、ブルー・ラブボディは ジャンプしてよっすぃ〜に体当たりしたかと思うと すぐに地面に飛び込んで消えていく事の繰り返しだ。 「石川、心配すんなよ。 こいつ、パワー自体は余り無いから」 心配そうな私によっすぃ〜が声をかけた。 立っているのもやっとなのに、強がりなのはわかっている。
639 :
915 :2006/02/12(日) 19:39:30.87 0
今日はここまで〜 なんで仮面ライダーギャレンとハリケンブルーかって言うと、 二人がavex所属タレントだから、ただそれだけです(爆) 純粋なバトル描写は筆が進まないや(^^;;;
640 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 19:52:18.53 0
乙ッ!
641 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 19:54:12.94 0
橘さんキター!!
642 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/12(日) 19:58:45.14 0
目覚め!!ハロモニ録画しちまった〜
いろいろな意見dクスです!!
ちょっと変なとこで切っちゃったのでいろいろ誤解を招いてしまったので、
ちょっと参考までに、まぁ次回のヒント的なオナだと思ってください…って説明難しいなorz
まぁ簡単に言ってしまえば小春の気付いた「時間を止める」は
花京院のものとは『ちょっと別物』ってところです、そこら辺の答えは次エピで!!
>>915 さん
バトルスタート乙です!!ハリケンブルーってあの可愛い子ですね!!!
かなり前ですが弟が朝見ていたので知ってますw
設定合わせ…めちゃめちゃ大変そうっすね 汗
が、頑張って下さいッ!!!!!!!
ではバイト行ってきます…ノシ
643 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 20:18:53.01 0
>>1さん
ども!西川くんの生みの親ですwいやーやっぱり自分のキャラ出してもらえると
嬉しいっすね!
後藤の能力早く知りたい!次回を楽しみにしています!
>>915 さん
銃でオンドゥルだからもしかしてと思ったてら…やっぱり橘さんキタw
必殺技に期待!
644 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 20:38:43.93 0
otu
645 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 21:14:40.13 0
歩
646 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 21:50:20.44 0
zen
647 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 22:56:14.58 0
保疾
648 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/12(日) 23:55:57.59 0
スマソ・・・今日は力尽きた・・・
649 :
名無し募集中。。。 :2006/02/12(日) 23:57:59.00 0
工エエェェ(´Д`)ェェエエ工
650 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 00:58:40.57 0
勝ったッ!第三部完!
651 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 01:59:34.53 0
ほ
652 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 02:29:34.79 0
ほーお・・・じゃあ誰がまとめサイトを管理するんだ?
まさか
>>650 のわけねーよな!
653 :
1 :2006/02/13(月) 03:17:09.71 O
みなさん乙です! バイト先から保全してみるッ!
654 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 03:20:22.25 0
今まとめに貼ってあるピスタチオを縮小編集して 清水のスタンド解説画像にして欲しいな
655 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/13(月) 04:39:13.96 0
帰宅〜!! >>前スレさん おぉぉぉぉぉぉぉ…どんまいッス!!まぁ前スレさんは仕事しながら基本 毎日更新という過酷なオナニーしてますし、たまにはゆっくり休んで下さい!! ピスタチオ、なんかいい味出してますね!前回の「うほ!」同様ありがたく 保存させていただきましたw ではこれからオナニー!!キリがいいとこまで出来たら出しますッ
656 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 05:51:16.51 0
今日は無睡保全
657 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/13(月) 06:54:57.17 0
>>656 うおぉぉぉ…無睡乙です!!
さて、キリのいいとこまで出来たんでチェック中!!
銀色の永遠 〜走り出せないブギートレイン〜 ―ヒート・キャパシティ― 「…ハッ!!!」 しまった!! 休憩室で座ってたら…居眠りをこいてしまった!!! こ、こいつはまずいぜーッ!!けっこう寝てたんじゃあないのか!? なんで受付のお姉ちゃん起こしに来てくれないんだよクソッ!!!!!!! 俺は急いで店内へ戻る。 「す、すいませんッ!!お客様は…?」 「もう来てるわよ」 あぁ…やばい!! とてつもなくやばいぞッ!!! ところが、一人焦る俺に受付の女性美容師はこう言ったんだ。 「まだ予約時間15分前だけど、どうする?西川くんまだ休憩してないし、ちょっと 休憩してくれば?幸いお客様もまだ髪型どうするか決めてなかったみたいだし…」 「えッ?」
壁にかけられたイタリア製の時計を見ると、時計の針は4時15分を指していた。 あれ…俺、全然休憩してなかったのか? ちょろっと寝てたハズなんだけど… 予約されていたらしいお客様は、男子学生のようだ。 なるほど、どんな髪型にするか決めてこなかったんだな。 「じゃあ、休憩してきます…」 なんだか、不思議な気分だな。 全然時間経ってないなんて…俺、疲れて夢でも見てたのかな。 けど、夢は寝ないと見れないよな…あぁ、わけわからなくなってきた。 俺は静かに裏へと下がっていった。 「それにしても変な気分だわ…先ほどのお客様が帰ってからまだ一分も経って ないのよね。時間が長く感じるわ…私、疲れてるのかしら」 受付のお姉ちゃんがそうぼやいた事を、俺は知らない。
―プリンセス・コリン― 「あーもうッ!!!いつになったらユウコリンはお菓子にありつけるのよッ!!! やけに時間が長く感じるわッ!!!」 まだ4時15分なのに、もう二着目完成りんこ!! 仕事早くなったのはいいけど…お菓子食べたい!!! 「えぇぇぇぇぇいッ!!なんだったら4時半までに三着目も完成させてやんぜッ!! やれるとこまでやってやりんこ!!!オラァッ!!!!!!!」
―ブギートレイン03― くそぅ…亀のヤツから携帯に電話がかかって来て何分経ったかな。 あたしは先ほど杜王駅を出て、ぶどうヶ丘公園に向かっている。 こんなことになるならS市なんかに行くんじゃあなかったぜ…!!!! なんでS市にいたかって?ふとS市のカメユーに行きたくなったんだよ!! あそこのカメユ−は杜王町よりでけーからな!! けど、今めちゃくちゃ走ってるからもうすぐ着くッ!!! 「真希ちゃんとコンコンが交戦中って…いったいどういうことなんだ!?」 あたしの頭の中はその疑問が終始めぐりめぐっていた。 元演劇部員が、現演劇部員と衝突…クリスマスに経験した悲惨な光景が目に浮かぶ。 『神砂嵐』とか…バカなことは考えてねーだろうな真希ちゃんよぉー!!! ひでーことになる前に…間に合ってくれ!!! あたしはチラリと腕時計を見てみる。 4時15分。 あ、そうだった。この時計止まってたんだった。 杜王駅を出たとき、電池切れかなんかで止まっちまったんだが… これ、けっこう新しかったんだよな。去年の秋によっちゃんさんにボコされたとき、 Diorの時計壊れちまったから、気分を改めてドル・ガバの腕時計を買ったってーのに… もう電池切れかよ。針が動いてない。 まぁそんなことはどうでもいいな…ぶどうヶ丘公園の時計台の広場までもうすぐだ!! ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!! その時、空気をビリビリいわす爆音が響いた。 時計台の…広場の方からしたな…
―ヘブンズ・ドアー― 『この電車は、4時17分の発車です…』 今は…4時15分か。 なんだかやけに長く感じるな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まだ発車しないのか? 今何分だよ、もう2分経っただろう。 4時15分。 なんだ、まだ1分経っていないのか。 やれやれ…僕って意外とセッカチなようだな… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ おいおい、まだ発車しないのか。 もうだいぶ経ったハズだぞ? 4時15分。 まだ4時15分なのか!? なんだこれは!!全然時間が流れていないような気がする!!! とても奇妙だ!!そしてすごく不快感だッ!!!! 僕は…取材疲れでも起こしているんだろうか…これだから公共の乗り物は嫌いなんだ。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
後藤真希の『マッキング・ゴールド』。 それは彼女の『ゴシップ・セクシーGUY』が先へ進んだ姿であり、 その能力は『時を止める』能力である。 だが、後藤真希は知らない。 『マッキング・G』いや『G・セクシーGUY・レクイエム』の真の能力を、 後藤真希は知らない。 そして、彼女は永遠にそれを知ることはない…
マッキング・G・ザ・ワールドによって止められた時間は、後藤真希以外の すべてのものの時間を止めてしまった。 時が止まった世界では、亀井絵里も、田中れいなも、道重さゆみも、 そして久住小春のミラクル・ビスケッツNo.6も、何もすることが出来ない。 何をされているのかも気付いていない… 「DRYッ!!!!!」 グショォォオォォオオォォォオォォォッ!!!!!!! 後藤真希は、その真金色のマッキング・ゴールドでミラクル・ビスケッツNo.6を 強く殴りつけた。 こいつは今、ごとーの『能力』を仲間たちに伝えに来たのだ… スタンドが伝えに来たという事はつまり!!久住小春が能力に気付いたということ!!! 恐ろしいヤツだぽ…たったアレだけでごとーの能力に気がつくとは… 「けど、バレたところできみたちは何も出来ないケドねーッ!!!!!!」 ドゴァアァアァァアァァァアァァアァッ!!!!!!! ミラクル・ビスケッツNo.6を殴り潰し、すぐさま側にいた亀井絵里の腹を蹴る。 そのまったく別物であるハズの一連の動きは、華麗であった。 最も、止まった時の中ではそれを拝めることの出来る者はいないが。 ちなみに蹴る相手は誰でも良かったのだが、ふと見た亀井絵里の目が何かを 決意したような目つきをしており、どうもシャクに触ったので彼女にしたのだ。 「5秒経過。そして時は動きだす…」 ドバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッ!!!!!!!!!!!!!!
「ぎゃああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 田中れいなのすぐ脇を、いきなり亀井絵里が痛みを訴えながらスッとんで行った! 何がなんだか…理解できるワケがない。 ドシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
「絵里ィッ!!!な、何が起きたと!?これは…高橋さんと同じばい!!!」 それだけではない。 遠くから『はうっ』という細い声を上げた者がいたのだ。 その声の主はすぐにわかった。 「小春ちゃんの声ばい…び、ビスケッツはどこたい!!ビスケッツNo.6はッ!!!」 亀井絵里がすぐ横をすっ飛んでいったので思わず目をそらしてしまったが、 何かを伝えに来たビスケッツがいなくなっている。 消えてしまった…目の前から一瞬で…!? ビスケッツは…後藤さんの能力がわかったと言っていたばい… 小春ちゃんが突きとめたと言っていたばい!! そんな大事な話の途中でいきなりいなくなるなんておかしか…ハッ!! まさか…さっきの小春ちゃんの声はッ!!!!!!!! 「んぁ、きみたちは『コレ』を捜してるのかな?」 いつの間に後ろに立ったのか、後藤さんがれいなとさゆに赤い雫の垂れた グチャグチャの物体をつまんで見せたと。潰れたカエルみたいだっちゃ。 な、なんやろかあれは…いや…ホントは気付いているっちゃ…けど…認めたくない!! 「あの子のスタンドは凄いけど…『一匹』だとザコだね。そして今、倒れている あの子が声をあげたということは…こいつは倒したな。ま、所詮は中坊だぽ」 ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
そう言って、後藤真希は無残な姿と化したミラクル・ビスケッツNo.6を地面に捨てた。 道重さゆみは、捨てられたNo.6と、吹っ飛ばされて遠くで倒れ腹を抱え込んで 苦しんでいる亀井絵里を、何度も何度も交互に見続ける。 徐々に動悸が高まっていく…!!!! ビスケッツ…絵里…ビスケッツ…絵里…小春ちゃん…絵里…小春ちゃん…絵里…!!!! ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…
「てめえええええええええええッ!!!!!!もう許さないとッ!!!!!!!!!」 田中れいなの怒号が風を震わせる。 彼女は『友情』を守りたかった…後藤真希と、これからここに現れる 藤本美貴の…二人の『友情』を守りたかった!!! だが、そんな田中れいなの『友達』を目の前の後藤真希は傷つけ続けたのだ。 後藤真希の『友情』のために頭を下げていた田中れいなの『友達』を、何の躊躇いもなく 痛めつけたのだ!!!! もはや田中れいなを止めることはできない。 そして、ここにもう一人… 「『匹』じゃねーの…ビスケッツは『匹』じゃあねーの…ッ!!!オメーは 小春ちゃんを侮辱したの…そして!!絵里を傷つけたッ!!!!!!」 二人の中学生は立ち上がった。 その瞳は、怒りで燃え滾っている。 目の前の敵に、決して屈服しないという…強い決意の炎が爆ぜている!!! 「「テメーは私達が裁く!!!!」」 「んぁ…やってみろ・・・・・・・・・・このごとーに対して!!!!!!!」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
669 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/13(月) 07:30:47.40 0
ここまで!! 『時の流れ』の件に関してはミキティが辿り着いてくれないとどうしようもないので、 もうちょいお待ち下さい!! ではまた今夜…ノシ
670 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 07:31:55.62 0
乙ですッ!!
671 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 08:17:48.69 0
保全疾走
672 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 08:43:58.15 0
乙保!
673 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 08:45:18.16 0
ニストのみなさん乙ッ!!
674 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 09:24:46.33 0
保全疾走
675 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 09:33:42.57 0
解説の画像変わったんですね!ベリで一人だけ渋い!!!!ww そういやさゆの写真集にレミーを抱っこしてるヤツがあるんですよねー レミー解説用に良いなって思ってたんすけど…どっかにないかな〜
676 :
名無し募集中。。。 :2006/02/13(月) 10:32:32.78 0
保全疾走
677 :
名無し募集中。。。 :
2006/02/13(月) 11:59:22.60 0 hozen