1 :
1 ◆I7CTouCqyo :
『コハルチャン…絶望シテイルノ?人間ニ…オトナに絶望シテイルノネ!!!!』
『今マデガ無邪気スギタンダ…オレハ心配シテイタ!!!!!!ココロに泥水ガハネタ時、コハルはソレヲ拭ウ
ハンカチヲ持ッテイナインジャナイカッテコトヲ!!!!!!』
『コハルの…コハルのココロの色ガ変ワッテイク!!!!!』
『成長スルキッカケが…コンナコトニナルナンテ…ッ!!!!!!!』
右手に持ったスコップで、少年は町の大人たちを次々と痛めつけた。
倒れたまま、動かなくなってしまった人もいる。
「わあああああッ!!何が起こっているんだあぁぁぁッ!!!」
バギィッ!!!
「ぎゃあああああああああああ!!!!!!!」
『ハァ…ハァ…じっちゃんの苦しみ!!とくと味わえ!!!!!!』
地面に倒れこんでしまったお巡りさんの胸を目掛けて、少年はスコップを振り上げた。
私の方の距離は…もう十分すぎるな。
『死ねよーッ!!!』
「ミラクル・ビスケッツ!!!」
No.1、2、3が猛スピードで少年の握ったスコップに突き進んでいく。
そして失速することなく、まるで弾丸のようにスコップを貫くと、銀色の光と共に
パシュンという何かが弾ける音が鳴り、スコップは少年の手から消えた。
すると、奇妙なことが起きたのだ。
おじさんの亡骸の右腕が、シュボンッという音と共に弾け飛んだのである。
「ひゃああああああああああああああああ!!!!」
お巡りさんは、情けない声をあげて失神した。
いったいどういうことだ…?
スコップを分解したら、どうして死んだおじさんの腕が弾け飛ぶんだ?
私は、おじさんの腕を分解した覚えはない。
少年のスコップとおじさんの右腕が見えない何かで『繋がっていた』とでもいうのだろうか?
『うわああああああ!!!僕の腕があああああああああああッ!!!!』
苦悶の声をあげたのは他でもない、少年であった。
少年の右腕は、肩から下が千切れてなくなっていたのだ。
あれは…おじさんと同じ場所だ…
スコップを分解するとおじさんの腕がなくなり、おじさんの腕がなくなると
少年の腕がなくなる。
これは、いったい何を意味しているんだ?
スコップが、体の一部だったとでも言うのか?
…そうか、そういうことか。
なんとなくだが…わかった。
「きみは…可愛そうな子だ」
『ハァ…ハァ…小春…ッ!!』
「きみはおじさんで、おじさんはきみだったんだ…」
『ああああ…お母さん!!』
「私は…幽霊とか…今までそういうものを信じないようにしていたんだ。怖いから。
だが、きみのような幽霊もいることを始めて知った。良太くん、きみは…
死んだお母さんを捜すため、そしておじさんを…きみ自身を向こうの世界へ導くために
現れたんだね」
『母さぁーん!!!もうご飯まずいなんて言ったりしないよ!!!配給も
ガマンして全部食べる!!!だから…だから…』
「どうしてきみが私にだけしか見えないのか…興味はつきないところだけど…
もし…もしこの世界に神様がいるとしたのなら…」
『お母さん…ごめんなさい』
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンン!!!!!!!!!!
「私は、きみを向こうの世界へ送るための使いに選ばれたんだ」
こうして、惨劇は幕を閉じた。
分解した少年の身体は、再形成することが出来ずに終わった。
彼らが言うには、つかみ所がなくなって『消滅』したんだそうだ。
消滅…命の消滅…
あの少年は、お母さんの魂と一緒に向こうの世界に行けたんだろうか。
私は、死んだおじさんの身体を分解すると、少年が掘った穴の中に
その亡骸を再形成して、埋葬した。
おじさんが、良太くんが大好きなお母さんとずっと一緒に眠っていられるように。
もう、誰もあなた達の邪魔をするものはいないよ。
だから安心して…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「小春ちゃん!小春ちゃん!!」
「…ハッ!道重さん、どうしたんですか?」
「いきなりボーッとしちゃって変なの。あれ?もしかして泣いてるの?」
「えッ?」
頬を流れる一粒の滴。
私ともあろうものが…昔を思い出して涙するなんて。
…今にして思えば、おじさんはスタンド使いだったのではないだろうか?
良太くんという幽波紋…いや、やめよう。
少年には意思があったじゃないか、おじさんを想う意思が。
私は考えるのをやめた。綺麗事は好きじゃない、けど夢を壊す道理もないだろう。
「小春ちゃん?」
「へへ…大したことはないですよ。私も年頃の女ですからね」
「??まぁいいの、早く続きを唄って欲しいの。部員でギター弾けるのは
小春ちゃんぐらいなもんなんだから」
「はい」
「あなたがやらないと、やる人がいないの」
…ん?
なんだか…聞き覚えのあるセリフだった。
私は思わず道重さんの顔を見つめる。
白い衣も着て花束を抱えた、綺麗な女性の姿がダブった…
「そうさ時代はそれぞれいっぱい頑張って来たよね…おじいちゃんやそのまたじいちゃん、
そのまたもっともっと『じっちゃん』に感謝がみなぎる…」
「あれれ?待って小春ちゃん、歌詞間違ってるの。そこ、三回目は『ばっちゃん』なの」
「間違ってますか?ふふ、いいんですよ…これでね…」
『小春も大スターになるのなら、誰よりもすごい大スターになれよ!!
そんじょそこらの大スターとは違う、誰も敵わないような大スターにさ!!!』
「うん!!小春頑張る!!!良太くんも、すごい宇宙飛行士に
絶対なるんだよ!!!」
『ああ、もちろんさ!!!』
「約束だよ!!!!」
久住小春の冒険 完
8 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/15(日) 17:05:06.16 0
終わったー!!
なんかいろいろとミスってしまったなぁ…こーいうタイプの話は
自分には難しすぎました。ツッコミどこ大杉だしorz
次エピは明るく…というか四部っぽくできるように努力します!!
ではではノシ
9 :
915:2006/01/15(日) 17:17:29.72 0
大阪ハロコンから帰ってきました〜
いやあ、疲れた、でも面白かった。
>>1さん
乙でした。
元ネタは差別問題を痛烈に批判した問題作でしたが
戦争の話まで入ってさらに切ないっすね。・゜・(ノД`)・゜・。
こういうの嫌いじゃないですw
ってことでオナいきます。
10 :
915:2006/01/15(日) 17:19:25.76 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるR〜
翌日、私と麻琴は授業が終わるとその足でコースターに書かれたマンションに赴いた。
「305、305号室・・・・・」
部屋番号を見ながら順番にドアの前を通り過ぎる。
「ここだ。あ、やっぱり・・・・」
「oi、どうしたヨ?」
「うん・・・・・・・・・・・」
私は麻琴に答える前にとりあえず呼鈴を押した。
ピーンポーン、ピーンポーン
乾いた電子音がむなしくこだまする。
「留守かヨ?」
「ううん、ここ、空き部屋みたい・・・・・」
「マヂかヨ?」
「うん。入り口の郵便受けにはチラシだけがいっぱいだったし、
ほら、表札も外してあるでしょ?」
「じゃあ吉澤さん、ウソ教えたのかヨ?」
「引っ越した事を知らないだけかもね」
そこへ、両手に買い物袋を持ったおばさんが通りかかった。
隣の部屋の人のようだ。
「アンタたち、この家になんか用?」
「あ、こんにちは。私たち、市井さんに用事があって来たんですけど・・・」
「市井さんならちょっと前に引っ越したよ。
市井さん、早い内に離婚して女手一つで二人の子供を育てていたんだけどね、
ようやく再婚出来たっていうんでね」
11 :
915:2006/01/15(日) 17:20:11.96 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるS〜
「その子供って、紗耶香さんですよね?」
私はおそるおそるその名前を出してみた。
「アンタたち、紗耶香ちゃんの知り合い?」
「はい。紗耶香さんの中学時代の部活の後輩なんです。
直接お会いした事は無いんですけど、
昔の事でお聞きしたい事があったんで・・・・」
「あぁ、その制服はぶどうヶ丘だね。
紗耶香ちゃんなら引っ越しするずいぶん前に家を出て行ったよ」
「そうなんですか?」
「紗耶香ちゃん、せっかく中高一貫に行ったのに結局高校に進学しなくてねえ。
しかも16歳で出来ちゃった結婚しちゃったんだよ。
その旦那っていうのがミュージシャン目指すとか言って
定職にもつかずにバンド活動やってるらしくて」
「はあ・・・・」
「当たり前だけど市井さんも結婚を大反対してねえ、
紗耶香ちゃん、結局家を飛び出しちゃったんだよ。
経緯が経緯だから、市井さんもあんまり
紗耶香ちゃんの事はしゃべりたがらなかったし、私も詳しい事は知らないのよ」
12 :
915:2006/01/15(日) 17:20:46.14 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる21〜
「紗耶香さん、どこに住んでおられるかわかりますか?」
「さぁ〜、S市とは聞いてるけどね。
市井さんも新しいご主人が自衛隊って事で転勤も多いから
今は九州の方の官舎に住んでいてね。
でも紗耶香ちゃんとは縁を切ったって言ってるから
たとえ電話しても紗耶香ちゃんの居場所を教えてはくれないと思うよ」
「そうなんですか・・・。ありがとうございました」
私と麻琴はおばさんに頭を下げて、その場を去ろうとした。
「あ、そうだ。アンタたち」
「はい?」
「市井さんね、再婚するまでは夜遅くまで働いてたから
毎日、子供達の晩ご飯を用意出来なくてね・・・・」
「はあ・・・」
「それで、近くの仲良かった居酒屋に頼んで
紗耶香ちゃん姉弟は小さい時から
いつもそこで晩ご飯を食べさせてもらっていたのよ。
そこの子が紗耶香ちゃんと歳が近くて仲も良かったから、
そこに行ったら何かわかるかもしれないわよ」
「それはどこですか?」
「ほら、あそこに商店街見えるでしょ?
あの中の『袋田の滝』って店なんだけどね」
「わかりました。尋ねてみます。ありがとうございました」
13 :
915:2006/01/15(日) 17:21:47.13 0
ここまでっ。
調子が良ければ今晩続きいこうかなとも思いますが
疲れてて今は眠りたい・・・・・・・・・w
14 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 17:59:35.39 0
ご両人乙ッ!
スレ検索してよかった
危うく重複するとこだったぜ・・・
>>8 なんともいえない後味っすね・・・
良太君はじいさんの墓を作っていたようにも思える
なんてね・・・
>>13 なんか二人が刑事みたいだw
二人がどこまで真相に迫れるのか・・・まあゆっくり待ってます
体はいたわってくださいな
15 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 18:29:51.16 0
乙です!
ところでスコップ消しておじさんの右腕が消えたということは
おじさんまだ生きてたのでは?
16 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 18:56:56.72 0
保全疾走
17 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/15(日) 19:15:48.76 0
>>915さん
乙ッす!!
市井の家庭内事情は複雑っすね〜そこが月日を感じさせて
すごくOB(OG?)っぽい!!
ゆっくり休んで、精力つけて下さいねw
>>14さん
あぁ…確かにそんな風にも見えますね!!
自分で書いてて気付かなかった…
>>15さん
ちょっと文中では説明不足だったのですが、おじさんのスタンド=良太くんだったんすね
ただ、スタンドが消えてないってことはおじさん生きてるじゃんって話なんですが、
自分の中では良太くんが『ノトーリアスBIG』や中谷美紀の『サイレント・ジェラシー』と似たような
タイプという解釈でオナってました
ただ、この話の時期は、まだ小春が『スタンド』という名称を知らないんで、その辺の
推理をさせることができなかったために、オナリながらマジ焦っていたという… 汗
しかも『ノトーリアスBIG』と同タイプなら、なんで分解されてスタンド死んでんねんって話ですが、
そこは俺の力量不足っすorz
まぁ、この話で小春の銀色の永遠内での人間性の理由に決着つけられていればいいんですが…
っと長々失礼いたしまし!!ではではノシ
18 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 19:47:20.70 0
>>17 >>15ですが
スコップ消したら右腕消えた→おじさんまだ生きてる
良太君消しても身体が消えなかった→良太君消滅とほぼ同時におじさん死亡
と解釈してました
19 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 20:22:13.91 0
保全疾走
20 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 21:01:31.17 0
保全疾走
21 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 21:54:55.79 0
幽保全
22 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 22:53:38.59 0
保全疾走
23 :
名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 23:18:33.38 0
就寝前保全
24 :
610:2006/01/16(月) 00:02:02.42 0
1さん915さん乙!
これからベッドに入りながら読みますね
では俺も出します
25 :
610:2006/01/16(月) 00:04:14.94 0
銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜E
「このッ…!!!」
オヤジの拳がことごとく空を切る。
全て西川さんに紙一重のところで見切られてしまっている!か…華麗だ!
ヒュンッ…!!
西川さんがオヤジの後ろに回り込み、背中に跳び付いた。
そして首に腕を回し、しっかりと組み付く!
ドジュウウウウウウウウウウウウウッ…!!!
「ぬわあああああああああッ!!!!!」
悲鳴が響き、土の鎧がボロボロと崩れる。
無理もない、今の西川さんの体は超高熱なんだ!ありゃあキツイぞ。
「ぬおおおッ!!」
オヤジは小さく飛び跳ねると自分から後ろに倒れ込んだ!
西川さんを押し潰す気だ!
しかし…
既に西川さんはオヤジの背中にはいなかった。
仰向けに倒れ込んだオヤジの真上にいた!いつの間に空中にッ!?
ドッゴオオオオッ!!!!
逆に西川さんの蹴りがオヤジを地面に叩き付ける!
26 :
610:2006/01/16(月) 00:05:29.72 0
すごい…!スタンドのビジョンは無いけど、本体自身の動きが尋常じゃあない!
今の動きなんか殆ど見えなかったぞ!
「今の体温は600℃くらいかな…熱が上がれば上がるほど調子いいんだよね〜俺!」
「ぐ…きさまッ…」
オヤジが立ち上がる、同時に土の鎧も修復されていく。
あれだけ攻撃を食らってるのに…しぶとい奴だな。
「西川と言ったか?確かに君の動きは大したものだ、熱の能力も素晴らしいよ。
だがそれでも私に致命的なダメージを与える事は出来ない…」
オヤジは笑う。
た…確かに!西川さんが圧倒的に押しているように見えてたけど、
オヤジは今だピンピンしている!もしかして破壊されてたのは鎧だけだったのか!?
本体自身に打撃の威力は伝わって無かったのか!?
「それに君ィ…余裕ぶってはいるが随分息が上がってるじゃあないか!その能力…
長くは持たないんじゃあないのかね!?」
「ハア…ハア…へへっ」
本当だ!!西川さん、本当に息が上がっちまってる!
見るからに辛そうだぞ…!
ズギュウウウウウウウウウン!!!
そしてオヤジの体にさらに土が纏わり付いていく!
オヤジの鎧は前より一回り大きく、よりゴツイ形状に変化した!
27 :
610:2006/01/16(月) 00:06:10.14 0
「ふふふ…ここからが本番だよ!!」
ヤバイぞ!このオヤジ…思った以上に強敵だ!
「…美貴ちゃん!悪いけどもうちょっと離れててくれないか?」
西川さんはオヤジと対峙したまま美貴にそう言った。
「えッ!?どういう意味…?」
「いいから離れて、巻き添えを食らわしちゃあ悪いからね…」
「は、はい…!」
美貴は素直にその場から離れた。
巻き添え…?あの人一体何をするつもりなんだ!?
28 :
610:2006/01/16(月) 00:07:27.04 0
ここまで!
ヤフーのトップに西川キタwww
29 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 00:18:51.23 0
西川くんカッコヨス
30 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 01:48:20.44 O
小春の話はすきだな
結局白い服の人ってお母さんの幽霊だよね?
31 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 02:35:04.46 0
人稲
32 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 04:55:37.53 0
hozenn
33 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/16(月) 05:11:41.29 0
バイト帰宅!!
>>18さん
やべ、軽く文章でわけわかんないこと書いてしまいました
スコップ消した→右腕消えた(分解)だから、
良太くん消した→おじさん消えたじゃなきゃいけないのに、またあとから
おじさん分解させてしまっていた…痛恨のミスですorz
すみません、1はウソつきではないのです、まちがいをするだけなのです…汗
>>610さん
乙です!!
なんだかビジョンなしで本体の能力があがるっていうスタンド、すごく西川クンらしくて
俺的に激カッコヨス!!!って感じです!!!!
巻き添えかぁ…なんだか「承太郎なにかに隠れろ、アヴドゥルのあれが出る…」を思い出します
続き期待!!
>>30さん
ありがとーございまっす!!!
白い服の人に関しては、個々の見解に任せるってことにしますw
お母さんかもしれないし、あの娘かもしれない…そこはファンタジーってことで!!
読んでくれてるみなさま、そして保全してくれてたみなさま、サンクスです!!
明日学校か…ではではノシ
34 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 06:57:37.56 0
保全疾走
35 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 08:32:48.89 0
保全疾走
36 :
なんみん:2006/01/16(月) 09:57:32.01 0
>>1さんエピ完乙です!!
小春のシニカルな性格はこの出来事が切っ掛けだったんですね…やっぱ子供は大人を見て育つか
いつかこの彼女のわだかまりを解きほぐす様な出来事があると良いな
ところで元ネタはウルトラマンの何ていう話なんですか?
>>519さん乙です!!
なんかミステリっぽくてすごく引き込まれます
市井の経緯や境遇がかなり詳細でさらにリアリティが増してきてますね
最後は銃撃戦ですか?ww続きすごく楽しみにしてまーす!!
>>610さん乙です!!
もしかして西川クンは怪焔王が効かないかもしれませんねー…余談ですがw
エロオヤジしぶといなwまあ逆に西川クンを引き立てる結果になってますが
戦いの行方はもちろん気にはなるのですが…藤本との(ry
ではではみなさんノシ
37 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/16(月) 10:38:43.11 0
お保よーございます!
>>なんみんさん
余談ですが、ジョジョ外伝内での小春のどこか年上を蔑んだような性格は、大人に
絶望させる他ない!!と書いてる途中で思いついたために、エピ冒頭あたりは
改変しまくりでしたw今回わりと一気出しが多かったのはそのためです
元ネタは、帰ってきたウルトラマン第33話『怪獣使いと少年』ですよー!!
タイトルとかまんまでしたねw
では学校行ってきまーす!!
38 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 11:47:22.70 0
ビチグソ
39 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 13:01:49.43 O
ほ
40 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 14:26:02.31 0
ho
ホ
42 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 16:03:46.08 0
保全疾走
43 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 17:05:10.42 0
保全疾走
44 :
なんみん:2006/01/16(月) 17:05:34.07 O
>>37(1さん)dです!
子供向けとは言えそこは大人が作る話、なかなか深いんですね
ウルトラマン…興味出てきました!
次エピは由花子ですか?彼女のプッツンぶりw楽しみにしてまっす!
45 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 18:09:27.75 0
保全疾走
46 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 19:07:46.92 O
お保全しねまーッ!
47 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 19:55:18.88 0
保全疾走
48 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/16(月) 20:02:38.79 0
帰宅保
49 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/16(月) 20:51:17.13 0
まとめ更新保!
ニストの皆さん乙!でした。
50 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 21:58:59.37 0
帰ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
51 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 22:09:36.62 0
从,,^ ロ ^)<石川さん、そのチェリー食べないんならもらっていいですか?
( ^▽^)<ええ、いいわよ。はい、どーぞ
从,,^ ロ ^)<サンキューです、リーダー
从,,^ ロ ^)エロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロエロ
(:^▽^) ……ヤレヤレダワ
52 :
915:2006/01/16(月) 22:43:19.72 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる22〜
「な〜んか望み薄そうだナア〜?」
麻琴がため息をついた。
「ぼやいていても仕方ないでしょ」
私と麻琴は市井さんの住んでいた隣の部屋のおばさんにお礼を言うと
その足でマンションから見えていた商店街に入った。
「ほら、あのお店だね・・・・。あれ?」
向こうから同じ制服を着た女の人が歩いていた。
「あれ、アンタたち・・・・」
先に声をかけたのは向こうだった。
「こ、こんにちは、後藤さん・・・・・・」
まさか、こんなところで後藤さんに会うなんて・・・・
「アンタたち、こんなところで何してるポ?」
「ワタシたち、ひ・・・」
「クラスの友達がちょっと病気で休んでるんで、
プリントとか色々届けに来たんです」
私は麻琴の言葉を遮って、とっさにウソをついた。
「ふ〜ん、おつかれさんだねえ〜」
「いえいえ。でも後藤さんこそこんなところでどうしたんです?」
「こんなとこって・・・・・
ここ、ごとーんちなんだけど・・・・・・」
後藤さんが指さした先には、『袋田の滝』と書かれた看板があった。
53 :
915:2006/01/16(月) 22:43:50.87 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる23〜
「振り出しだね」
「振り出しだネ」
麻琴と私は商店街の肉屋で買ったコロッケを食べ歩きながら同じセリフを言った。
「やっぱり、後藤さんに直接聞いた方が早いんじゃネエ?」
「じゃあ麻琴聞いてよ」
「ヤーだヨ!あの人、ワタシが操られた時、
マヂで殺そうとしたらしいんだゼ?
元エースだけあって、そうとうヤバイらしいジャン!!」
「天下の小川さんにしては珍しく弱気だね」
「やっぱ、操られてたとはいえ、一度ボロ負けしてるじゃん?
本能があの人と闘うのは辞めとけって言ってるんだヨ!」
「本能じゃなくて野生の勘じゃないの?」
「あ〜、その言い方ひっでぇ〜」
「しかし、市井紗耶香と後藤真希は幼なじみ・・・かあ・・・」
「そういうことになるナ。しかしこれからどうするヨ?
市井紗耶香の手がかりってS市に住んでるってだけダロ?
しかも結婚して名字が変わってるだろうし、お手上げだゼ?」
「それなんだけどね、まだ時間もあるし、とりあえずS市に行ってみない?」
「oioi、S市って人口何万人だと思ってるんだヨ?」
「バンド活動やってるって言ってたでしょ?
それを手がかりにしようと思って」
「それも難しいんでナイカイ?
ライブハウスをしらみつぶしに回るつもりカイ?」
「それくらいやらなきゃいけないかもしれないけどね、
とりあえずS市の駅前にあるライブハウスに行って聞いてみようよ。
噂くらいなら拾えるかもしれないし」
「まあ、何にもやらないよりマシか。それよりヨ・・・・」
54 :
915:2006/01/16(月) 22:44:25.09 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる24〜
「それより・・・・だね」
私はコロッケの最後の一口を食べ終えて言った。
「ワタシは『神速』があるけどよ、こんこんはどうヨ?」
「一瞬なら姿を見えにくくする事は可能なんだけどね・・・」
「oioi、そんなステキな事出来んのかヨ!
あ、昨日ワタシと吉澤さんをぶっとばした時も・・・」
「でも長時間は出来ないし、あくまで空間をゆがませて
視界を見えにくくするだけなんだよね・・・・。
それにここって地元じゃない?
地の利は向こうにあるからねえ・・・・」
「逃げようったって無駄かヨ・・・・」
「そういう事だね」
「かといって話しあいに応じてくれる相手でもなさそうだけどネエ・・・
だいたい、偽物のブギトレにやられた腕の怪我大丈夫かよ?」
「大丈夫って言いたいところだけれど、
ただでさえ手加減して勝てる相手じゃなさそうだから微妙だねえ・・・」
「やっぱり、一応話しあいに応じてもらえるか試してみるカ・・・・・・・・・」
「結局そうなるね。最初っからこうすれば良かったのかもね。
慣れないウソはつくもんじゃないね・・・・・」
そう言って私と麻琴は足を止めた。
そして、ゆっくりと後ろを向く・・・・・・・・・
55 :
915:2006/01/16(月) 22:45:11.06 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる25〜
「杜王町ってね、1980年代前半にS市のベッドタウンとして急速に発展したんだけど
町の歴史自体は古くてね、昔はお侍さんの別荘とかもあったんだって」
そう言いながら女の人が歩いてきた・・・・
「その別荘ってのがこのあたりらしくてね、
杜王町の中では割と昔からの町並みが残っているのよねえ・・・
だから昔からここに住んでいる人が多いんだよ。
あ、あそこのマンションは別だけどね・・・・・・」
私と麻琴は身構える・・・・
「おまけにうちって商売やってるからさ、結構近所の事詳しいのよ。
だからさ・・・・・・・・・・・、
このあたりでぶどうヶ丘に通っている高1なんて聞いたことないんだよね」
そう言って、足を止めた。
・・・・・・・・・・・・・後藤真希!!
「アンタたち、ごとーの家を探ってどういうつもり?」
「偶然ですよ」
本当に偶然なのかな?私は自分の言葉に疑問を持った。
56 :
915:2006/01/16(月) 22:46:03.93 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる26〜
「探している人がいて、ここで聞けって言われたのが
たまたま後藤さんのお家だったんですよ」
「内容次第では生かしちゃおけないけど?」
「こんこん・・・・」
麻琴がこっちを不安そうに見る。
そんな目で私を見ないでよ・・・・・
「市井紗耶香さんという方を探しているんです」
私は意を決して言った。
その途端・・・・・・・・・・・・!!!!!!
ビュオオオオォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!
「うッッッッッッッ!!!!!!」
麻琴と私は猛烈な風に吹き飛ばされそうになり、とっさに踏ん張った。
何この、どす黒い、でも悲しそうな風は・・・・!
「いちいちゃん・・・・・・・・
いちいちゃん・・・・・・・・・・・
いちいちゃん・・・・・・・・・・・・・・」
な、何?なんか後藤さんの様子が・・・・
「いちいちゃん・・・・おねえちゃん・・・・よっすぃ〜・・・・・・・」
え?今なんて?
「みんな・・・・・みんな・・・・・・・・いなく・・・・・・・・」
57 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 22:46:09.57 0
⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーン
58 :
915:2006/01/16(月) 22:51:42.29 0
うぃっす、今日のオナはここまでっ
で、前回の描写がリアルだった、との件ですが、
やはり、実話を下敷きにしてるからかなぁと。
とは言っても、僕もあまりゴシップ的な話や
必要以上のプライバシーに踏み込む話は嫌いなんで、
紗耶香の母親が離婚していて、自衛隊員と再婚した、
って話をうろ覚えですが聞いた記憶があるのと、
小学校の時住んでいたところが自衛隊の近くで
同級生がしょっちゅう転校していたこと、
なのでみんな引っ越ししている、という設定にちょうど良かったので
つながったのが描写が細かくなった理由でしょうかw
(紗耶香に兄弟がいる記憶はあったけど弟かどうかまでは知らないし)
今思えば普通に「転勤族」で済む話なんですけどね
59 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 22:52:58.83 0
ならばこう言わせてもらおう
乙ッ!
60 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 23:32:16.51 O
紺野のキャラのオナごとのゆらぎが不安
61 :
915:2006/01/16(月) 23:42:42.44 0
>>60 実際紺ちゃんのキャラって難しいです(^^;;;
賢いんだけどぼんやりしているところもあるし・・・
かといってスタンドが完全には明らかになっていないので
どう生かすかって言ったら・・・・って話にもなりますしね
ただ、僕的には一番難しいのは麻琴っすねえ
みなさんのオナる麻琴は実際よりかなり格好良いので(爆)
逆に、今回の更新みたいに紺ちゃんと麻琴が
コロッケを食べ歩きしているシーンは実物で想像出来たのでオナは簡単でしたwww
まあそこら辺は割り切っていただければと(ノ∀`)
62 :
名無し募集中。。。:2006/01/16(月) 23:56:46.66 0
ニストの作品を見ると
・少し抜けているが冷静に物事を見極める
・平気で仲間を利用するがその反面仲間思いでもある
・現実派
・食に哲学を感じている
・言葉遣いが丁寧
って感じ
63 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/17(火) 00:03:11.62 0
『シーズン・オブ・ディープレッド』を覆う灼熱のヘドロに触れた途端、『アビー・アド・フォルミーカム』の集合体である『槍』が焼け付く・・・
「そんな痛い思いして私にダメージを与えられないなんて・・・ホンッッット残念だったねぇ?」
三好は血塗れの伊達を嘲った。
「甘ぇな・・・・此処からが『覚悟』の見せ所なんだぜッッ!!!!!!!!!!」
伊達は<ニグラ>に力を込める・・・・・・・『槍』は太く大きくその姿を変える。
パチッパチッ パチッパチッ パチッパチッッツ
蟻が熱に爆ぜ弾ける、太くなった『槍』は焼け付く面積も大きくそのダメージから伊達の袖口から
血が流れ出す・・・・
「・・・・行くぜッッ!!」
伊達は『槍』を伸ばしながら三好に向かって駆け出す。
『槍』は勢い良く焼け付き伊達自身を傷付ける。
「下らない意地、下らない消耗・・・・それで『覚悟』?はぁ?フザけんじゃゾッッ!!」
三好はS・O・ディープレッドの拳を振り上げ射程距離に突っ込んで来る伊達に向かって
叩きつける。
灼熱の拳が伊達に目前に迫る。
「恐れるな・・・・行けるゼェェェェェARIYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッッ!!!」
袖と言わず服から染み出した血液が階段を赤く染める、それを解さぬ様に伊達は尚も速度を上げて
走りだした。
64 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/17(火) 00:05:16.29 0
熱線が赤い髪を焼いたその瞬間。
『シーズン・オブ・ディープレッド』の身体が浮き上がる。
「ぐぼぉぉぉぉッッ」
鳩尾を穿つかれた三好の呻き声が響く。
灼熱の表層を蟻が貫いた、考え難い出来事だが流血の代償を支払った伊達の『覚悟』そして
一点のみに集中して攻撃し続けた結果なのだ。
「ハッ・・・蟻の一穴ってな・・・・・これが『覚悟』の勝負ってヤツだゼッ。」
65 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/17(火) 00:24:23.38 0
今日はここまでおし舞波。
解説がクドイよーだがそこは初期JOJOノリで。
>>58 915さん乙!市井ヲタだっな〜俺・・・て事を思い出して
センチになったからではない・・・w
>>61で言われているように紺コンったらフワフワ感
みたい描写になるんでしょうか?ニポンゴが難しいですがw
麻琴に関しては俺は二重人格的に書く風にしています。
スイッチのON OFFというかかなり肥えてる時に走り高跳びで
背面跳びした二面性みたいなのを常に考えています。
まぁ俺設定のまま麻琴を書き続けると真相に直ぐ行ってしまいそうな
そんな気がして使えない状態ですが・・・
もうすぐにでもトウワキコーと闘いそうだよね麻琴。
66 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/17(火) 00:35:38.93 0
じゃ寝る保。
67 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 00:56:45.48 0
乙ッ!
68 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 01:50:22.32 0
2 3 5 7 11 13 17 19 23 27・・・
べ、別に保全したかったわけじゃない、素数を数えてただけだ・・・
な、なんだその目はッ! か・・・勘違いするんじゃあないッ!
69 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 02:25:42.70 0
保全疾走
70 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 04:57:01.68 O
乙ッ!
71 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 06:11:34.33 0
ツンデレな神父がいますね
72 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 07:00:47.39 0
ツン父♂
73 :
なんみん:2006/01/17(火) 07:18:22.35 0
>>915さん乙&dです!!
なるほどちゃんと元ネタがあったんですねー納得です!!
結構人気ありますねー…なんみんはハロモニ出てる人しか分からないんですよ…orz
前スレ画像に期待!!ってかググれよw
後藤はどういう行動にでるのだろう?バトルなのか!?めっちゃ期待ですッ!!
>>前スレさん乙です!!
伊達も成長したなあ…『VSマサさん戦』での最後のマサさんの台詞が思い出されます!!
キャラ付けの話ですが…なんみんはまず主である1さんを参考にしています
今回の話では高橋と小川が出るんで前スレさんの1作目もかなり参考にしました
でも結局なんみんが書くとみんなアホキャラになってしまいますねw
74 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 07:53:18.42 0
朝保
75 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 09:02:35.05 0
ひは保ーい
76 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 09:12:24.73 O
マサさん再登場キボ
77 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 11:15:14.62 O
あと健太くんも
78 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 11:27:31.06 0
昼保
79 :
なんみん:2006/01/17(火) 11:59:06.01 0
おはよーございますか?
こんな時間ですが出かける前に出すべ
80 :
なんみん:2006/01/17(火) 12:01:53.34 0
「即効でブッ倒す……?」
藤本の言葉を聞き、川畑は笑う。
「ウケッウケッ、ウケコッ、ウコケコケッ…さっきまでまるで歯が立たなかったヤツが何を…」
ビシィッ!!!!!!!!
「うがあァッ!!」
BT・03が鎖を振り上げる!!大きい波が高速で伝わり、川畑を直撃する!!
「お、お前!!さっきまで鎖なんかまともに振れなかったクセにッ…!?!?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ…
……な…なんだコイツ!?……さっきまでと全く雰囲気が違うぞ…?
「悪りィけど…おめぇと仲良くおしゃべりしてる暇は無ェんだよッ!!!!」
藤本は何の迷いも無く川畑に突っ込んで行く!!
「ばーかばーか!!お前の動きは鎖の振動を伝わってお見通しだって言ったろッ!!」
藤本はジャンプし、相手の背後に回りラッシュを決めようとする!!
川畑はこれまでと同様に目を瞑る…そして、藤本の動きを先読みするが…。
「VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVV!!!!!!!!!!!!!!!」
「うげえええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ラッシュをまともに食らって川畑は吹っ飛ぶ!!
「な…何でさッ!?ちゃんと振動はコッチに伝わって…?」
「『満月の流法』…おめぇが感じた振動は過去のモノだ。一歩遅れてんだよおめぇは」
「何ィィッ!!」
「おめぇにはもう赤信号が灯ってんだよ。赤信号目ェ瞑って渡るバカがいるか?」
…………《亀井絵里死亡後5分経過まで・・・残り3分51秒》…………
81 :
なんみん:2006/01/17(火) 12:03:05.35 0
「オルァッ!!!!」
バシィッ!!
BT・03の右拳をアイアン・メイデンの左掌が掴む。川畑は不気味に笑っている…。
「ウコケコケ……汝は『人狼』なりや?」
「あン?何言ってんだてめぇ?」
「そもそも拷問というのはね、罪人の取り調べで行われる事件解決の為の手段なんだよ。
容疑者の自白を促す為のね……それがなぜここまで過酷なのか?分かる?」
「知らねーよ!!あたしはおめぇの話になんか…」
「西洋のキリスト教世界において、拷問は穢れた魂を『救う』行為なんだよ。
『罪を犯した者』とは『悪魔の誘惑に負けた者』…つまり『人狼』と言ってね、
拷問によって罪人の自白を促し、その穢れた魂を浄化するものと信じられていたんだよ」
「だから何だっつーんだよッ!?」
「つまり…拷問は『善行』なんだッ!!」
ズボォォォォッ!!!!
なんとBT・03の拳がアイアン・メイデンの掌を突き抜けた!!穴が開いたのだ。
そして、そのまま腕をガッシリと固定される。
「自分の行いが正しいと信じているから出来るんだよ。相手が救われると思ってるんだ。
相手が獣や悪魔なら何の良心の呵責も無い。だから、無邪気に残酷にもなれるんだ。
裁く自分にはその特権があると思って、自分にも非があるのではなどと微塵にも感じない。
そこに罪があるとするならば『無知』という罪。完全なる『善意』こそが生む災い…」
もはや藤本には理解不能だった…。しかし、川畑は悦に浸るように語る。
「……結局、誰もがみな悪魔に取り付かれ、それに気付かないでいるのさ」
…………《亀井絵里死亡後5分経過まで・・・残り3分13秒》…………
82 :
なんみん:2006/01/17(火) 12:06:20.07 0
腕に痛みを感じた。良く見ると、相手の掌の穴の開いた部分…周囲に刃の様なモノが見える!!
「これは絞り込み式のギロチンになってるんだ…」
プツ…ツツツ…
カメラのシャッターの様に掌の刃が絞り込まれ、BT・03の右腕に深く突き刺さって行く。
「うわあああああああッ!!!!」
「悪いけど…私達にも目指す道がある。ここでお前達に邪魔される訳にはいかないんだ。
どちらが正しいかなんてヤボな事言わないでよ。誰もが自分は正しいと思ってるんだ。
だから結局、正しい者が裁くんじゃあなくて、強い者が裁くしか無いんだよ」
ジワジワとギロチンが絞られていく…。気絶しそうな程の激痛。それでも藤本は…、
「…だったらよ……裁くのはあたしの方じゃねーかッ!!!!!!!!」
ギロチンに腕を絞られた状態で強引にパンチを繰り出す!!
「ウケケ…お前、バカだね」
ゴギャッグシャアアッ!!ブシュウウウウッ!!!!
藤本の右腕が完全に切断された!!
「ンンッ!!イイ音ォッ!!この肉と骨が潰れ砕ける時の音がこれま…」
ボグシャアアアアァァッ!!!!
「ンぺぺぺ…何いィ…!?」
アイアン・メイデンの顔面にBT・03の右拳がメリ込む。
腕を切断された瞬間に、ギロチンから外れた状態で時間を戻し、腕を治したのだ!!
「……あたしには腕1本など失ってもいい理由がある!!
てめーが何をしようがこのまま攻撃を続けさせてもらうぜ…ゴリッ!!」
…………《亀井絵里死亡後5分経過まで・・・残り2分37秒》…………
83 :
なんみん:2006/01/17(火) 12:08:04.92 0
「アギッ…グギッ…グゲッ…」
川畑の鼻が潰れ、顎が砕け、前歯が折れ、血が流れている…。
「いいか…このパンチは亀井のぶんだ……それは亀井がおめぇの顔をへし折ったと思え……。
そしてこれも亀井のぶんだッ!!!!!!!!!」
バギョオォォォォッ!!!!
「そしてその次のも亀井のぶんだ。その次の次のも。その次の次の次のも……。
その次の次の次の次のも……次の!!次も!!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!!!!!!!!!!
「亀井のぶんだああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!!」
ドッパアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンンンッ!!!!!!!!!
川畑は吹っ飛ぶ!!が、鎖が伸びきったところで藤本に引っ張られ静止し落下する。
「ぐぐぐ…はァはァ…」
あれだけのラッシュをくらったにも関わらず、まだ立ち上がろうとしている。
「おめぇのスタンドは頑丈さが取り得のよーだな。チッ…時間が無ぇっつーのに…」
藤本は腕時計を確認する。
……亀井の鳥籠はアイツの後ろ…ここからじゃ遠いんだ…。そろそろキメないとヤバいぜ…。
その藤本の焦りの表情を川畑は見逃さなかった…。
…………《亀井絵里死亡後5分経過まで・・・残り1分49秒》…………
84 :
なんみん:2006/01/17(火) 12:09:33.74 0
「はァはァ……お前…さっきから時間ばかり気にしてる…よね?」
「…………」
「お前の能力はモノを過去に戻す能力……それであの女を生き返らせようってんだろ?」
「……たりめーだ。だからあたしは…」
「でも、どうやら戻せる時間には限界があるみたいじゃないか?」
「…ッ!!!!」
「どのくらいかな?1時間?2時間?いや急いでる雰囲気では10分くらいかなぁ…う〜ん?」
「……さあ、知るかよ…」
「いや、私は……5分と見たね!!」
藤本の顔からサアッっと血の気が引く……。
「おっ、青ざめたなお前……図星だろう?ズバリ当たってしまったか…………」
川畑はピンと人差し指を立てる。
「なァーーーーーーーーッ!?」
……ゴ…ゴクリ…。
藤本は生唾を飲み込んだ…。
……クソッ!!…けど、それが分かったから何だってんだ!!
BT・03で高速ラッシュを決める!!が、しかし……!!
パンッ!!パンッ!!ササッ…!!
川畑はラッシュを遠ざかる様にして回避して行く。そしてニヤニヤしながらコッチを見ている。
それから何度も何度も藤本は攻めて行くが、相手はただ逃げ回るだけで攻撃する気配すら無い。
「てめぇッ!!ヤル気あんのかッ!!ゴルァッ!!!!」
川畑は口の端を歪め、今まで以上に不気味な笑みを浮かべる。
「いや、とりあえず逃げ回る事にしたんだよ……その5分が過ぎるまでさ…」
…………《亀井絵里死亡後5分経過まで・・・残り1分06秒》…………
85 :
なんみん:2006/01/17(火) 12:19:52.57 0
ここまでです!!
ホントは1つ1つ小出しの方が緊張感は出るですが…正直メンドイw
>>76さん
なんみん作品のサブキャラは複数回使い回し仕様になってるので
マサさん再登場の可能性は無い事も無いですねー…今現在は未定ですが
他のニストさんがもしかして…あのキャラはさすがにムリかな?w
ニストさん保全組さん読んでくれるみな様本当に感謝してますッ!!
ではではなんみんでしたノシ
86 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 13:12:52.80 0
保全疾走
87 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 13:53:55.12 0
乙ッ!
タイムリミットあるとやっぱ緊張感でますね
88 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 14:02:55.72 0
諸君 私はジョジョが好きだ
諸君 私はジョジョが大好きだ
荒木飛呂彦が好きだ SBRが好きだ 魔少年BTが好きだ 武装ポーカーが好きだ
バオー来訪者が好きだ ゴージャス☆アイリンが好きだ デッドマンズQが好きだ 死刑執行中脱獄進行中が好きだ
ジョースター邸で ニューヨークで エジプトで 船上で ローマで
ヴェネツィアで 刑務所で 杜王町で 電車で 飛行機で
この地上で行われるありとあらゆるスタンドバトルが大好きだ
戦列をならべたバッドカンパニーの一斉発射が轟音と共に仗助を吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられたJ・ガイルがシルバー・チャリオッツで串刺しにされた時など心がおどる
承太郎の操るスタープラチナがオラオラで敵を撃破するのが好きだ
岸部露伴がジャンケン小僧を討ち倒した時など胸がすくような気持ちだった
恐慌状態のスティーリー・ダンが既に呪縛から解放された承太郎に何度も何度もオラオラされる様など感動すら覚える
敗北主義の吸血鬼がサンタナに吸収される様などはもうたまらない
メタリカとキング・クリムゾンの対決も最高だ
アブドゥルがあっという間に戦線離脱するのが好きだ
嫌な奴のはずだった重ちーがキラー・クイーンに爆破されるのはとてもとても悲しいものだ
諸君、私は知的なスタンドバトルを、ジョセフの様な知的な戦いを望んでいる
諸君、荒木に付き従うVIPの諸君、君達は一体何を望んでいる?
更なるスタンド使いを望むか? 情け容赦のない糞の様な戦闘力数字化を望むか?
『オサ! オサ! オサ!』
よろしい ならば石仮面だ
89 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 14:42:09.97 O
VIPかよ
銀色の永遠 〜山岸由花子は嫉妬に狂う〜
「亀井さん、テストどうだったかしら?」
「僕ですか?いやぁ、今回は結構よかったんですよ」
「…ウソッ!!95点!?信じられない!!!」
「真剣に驚かないで下さいよ…orz今回はE組の新垣さんに勉強を教わったんです」
「ああ、家が塾の人でしょ?」
「ハイ」
テスト返しの終わった放課後。時間は早いがもう放課後である。
亀井絵里は同じクラスの学級委員である女子生徒とテストの結果を
見せ合いッこしていた。
先輩である藤本美貴が英語で苦しんでいた姿を内心笑っていたが、
テスト間近になって他人事でもないことに気付き、彼女は同じ学年にして
部活の先輩にあたる新垣里沙にテスト範囲の勉強とヤマを教えてもらい、
短い期間でここまでの結果を出したのだ。
自分でこの点数だ、新垣さんは満点に違いない…
高橋さんは70点あたりかな?紺野さんは点数高そうだなぁ〜!!
小川さんは…ノーコメント。
91 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 14:43:42.64 O
昼間の1キター
「あら康一くん。あなた今日一人で教室掃除の当番だったの?」
「うん、もう一人の子がこれからアルバイトなんだって。だから一人で掃除してるんだ」
学級委員の女子生徒が、一人で掃き掃除をしていた広瀬康一に声をかけた。
教室はそこまで広いものではないが、一人で掃くのと二人で掃くのとでは、かかる
時間がかなり変わってくる。
ガシャンッ!!
よそ見をしながら話をしたため、広瀬康一はゴミ箱を蹴っ飛ばして中味を
散乱させてしまった。
「あッ!」
「もうなにやってるのよ。いいわ、あたしも手伝ってあげる。康一くん、
掃除用具ロッカーからちりとり取ってきて」
「えっ!そんな悪いよ」
「いいから!ほら、ホウキよこしなさいったら。学級委員のあたしが怒られるよ!もう…」
そう言いながら、広瀬康一からホウキを受け取った彼女が、突然顔色を変えたことを
亀井絵里は見逃さなかった。
あの子、何を見ているんだろう…教室から廊下の方を見ているようだけど…
別に何もないじゃないか。
彼女が気付いた事といえば、この学校でもかなり美人と噂される山岸由花子が
廊下に立っていることぐらいである。
「亀井さん、その…悪いんだけど康一くんのお掃除手伝ってあげてくれないかしら」
「別にいいですけど…どうしたんですか?顔色悪いですよ?」
「な、なんでもないわ。さよなら」
学級委員の女子生徒は亀井絵里にホウキを渡すと、そそくさと教室から
出て行ってしまった。何か急用でも思い出したのだろうか?
そういえばあの子、一学期の化学の授業のあと教室に戻ってきたとき、
なぜか後頭部をまる坊主にして教室入ってきたんだよな。
あの時はビックリしたなぁ〜僕以上のイメチェンだと思ったよ。
「あれ?きみが手伝ってくれるの?」
「うん、あの子帰っちゃったんだ。用事でも思い出したんじゃあないかなぁ?」
「そう、まぁいいや。わざわざ手伝ってくれてありがとうね」
「いいよいいよ…あッ!あのさ、演劇部のこと少しだけど調べておいてあげたよ」
「えッ本当に!?どうだった!!?」
「ちょ!声が大きいよ…ホントはあまり部内のことベラベラしゃべるわけには
いかないんだ…でも、僕も自分の部活の実態は多少気になるしさ。う〜んそうだね、
ここじゃ部員の誰かに聞かれる可能性が無きにしもあらずだから…今日の三時に
カフェドゥ・マゴでどう?」
「三時?わかった、いいよ」
「僕、昼からの練習早退するからさ。一度家でお昼ご飯食べてからくるといいよ」
こうして、亀井絵里は2日前と同じように広瀬康一とお茶をすることになるのだが…
それが、これから起こる紛争の火種になるということに、彼女は気付くよしもなかった。
掃き掃除を終わらせると、広瀬康一があとは自分でやると言うので、
彼女は部室へと向かうことにした。
お腹の虫が、グゥの音をあげている。
練習もほとんど佳境に入ってきたし、今日のメインは大道具の製作かなぁ…
さゆはもう部室にいるんだろうか?
大道具、今日も一緒に作りたいなぁ〜いっぱい話せるもんね。うへへ…
あ、でも今日は早退しなくちゃならないのか。言いだしっぺとはいえ、なんだか
もったいない…まぁ、そのぶんいっぱい話せばいいんだよね!!
そんな時間に夢を膨らませながら廊下を歩いていると、突然後ろから誰かに
呼び止められた。
「ちょっとあなた」
振り向くと、そこには女子生徒が立っていた。
亀井絵里はこの女子生徒とは友達ではないが、美人で有名なので名前だけは知っている。
「あれ?山岸さん…ですよね?同じ学年の…僕になにか?」
「康一くんにちょっかい出すの…やめてくれませんか?」
「康一くん?…広瀬くんのこと?ちょっかいって…一体なんのことですか?」
彼女は、自分の目の前に立っている山岸由花子の言っている意味がわからなかった。
それもそのハズ、亀井絵里にとっての『ちょっかい』とは、普段藤本美貴にされているような、
飯おごってと集られたりするといった類のものだと思ったからだ。
そんな彼女には、クラスメイトとはいえ、ここ二日前に話すようになったばかりの
広瀬康一にちょっかいを出した覚えなど、当然あるわけがない。
亀井絵里は、さっぱりわからないといった表情で、山岸由花子を見つめた。
「『何くわぬ顔してとぼける』…泥棒猫ってみんな、そんな態度をとるのよねェー」
「ど、泥…」
「あたしにはわかるのよ…!!だってあなたから泥棒猫のにおいがプンプンして
きますもの!!汚らわしいったらありゃあしないわ…」
なにを言ってるんだこの人は…
なんで今まで一度も話したことのないような女の人に、そんなこと言われなきゃ
ならないんだ?
「なんなんですか?山岸さん、僕にいったい何を因縁つけているんだ?」
少しイラッときた亀井絵里は、やや厳しい口調と表情で言った。
だが、山岸由花子はそれにまったく動じることなく、逆にギロリと目つきを変えて
彼女を睨む。その気迫に、圧倒されずにはいられない。
そして、山岸由花子は言った。
「いいわね…!!今後また康一くんのまわりをうろついたりしたら…あなたのこと…」
ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ…
「ただじゃあおきませんからね…」
そう言い残すと、山岸由花子は背中を向けて行ってしまった。
なんだったんだろうか…あの人。
確かに美人だけど…すごく怖い感じの人だったな。
「あれは藤本さんとはれそうだぞ…」
いつまでも、そこに突っ立っていてもしょうがないので、彼女は部室に向かうことにした。
スッテーン!!!!
ところが、前に出そうとした足が何かに引っかかって、見事に転んでしまう。
最近転ぶことが多いな、何に足を引っ掛けたんだろう?
身体を起こし、亀井絵里は自分の足元を確認する。
そこには、思ったよりも異常な事態が起きていた。
「う、うえぇッ!!なんだこれ!!髪の毛…か?なんでこんなものが僕の足首に
いっぱい絡みついてるんだよ…気持ち悪い!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
97 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/17(火) 15:13:22.82 0
テスト帰宅オナニー完了!!勉強しろ俺…orz
>>915さん
乙です!!後藤出てきたー!!!
俺も今後の話で後藤使おうと思うので、参考にさせてもらいますね!!
ちなみに俺がコンコン使うときは、N.Oさんの作品のコンコンを参考にしてまっす!!
このスレの麻琴はかっこいいっすよね!目的もあるから余計に
>>前スレさん
覚悟の戦いキター!!!
『覚悟』って単語を見ると、すぐ五部を思い出してしまう俺がいます
二重人格的ですか…参考にしますッ!!!
>>なんみんさん
振動の時間を戻す…なるほど!!
「おめぇにはもう赤信号が灯ってんだよ。赤信号目ェ瞑って渡るバカがいるか?」
↑のセリフ、マジでビリっときたぁ〜ッ!!エルメェスっぽいラッシュも熱い!!
>>87さんの言う通り、タイムリミットあるとハラハラしてきますね!
>>77さん
彼を覚えててくれてる人がいて、嬉しい限りっす!!
でも再登場は…ないだろなぁorzナームー
ではではノシ
98 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 15:42:02.35 0
乙!
99 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 16:43:24.62 0
す
創作は創作だから別にいいんだけど娘内に限定したら麻琴は勉強出来る方
でもキャラあるからそれじゃうまく行かないんだろうねw
101 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 17:59:15.66 O
仕事終わって電車の中から保全
ニストのみんないつも乙
102 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 19:03:06.27 0
保全疾走
103 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 19:59:36.72 0
うんこ
104 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 20:43:10.76 0
ho
105 :
610:2006/01/17(火) 20:49:00.93 0
みなさん乙です!
>>915さん
引き込まれて淡々と読みふけってしまいました
市井ちゃんクラスでも人気ありましたね〜、卒業当時俺は高2だったかな
「かあさん」なんて懐かしい単語を思い出しました
>>前スレさん
相変わらず熱い戦いッすね〜!菅沼サイドの続きも気になります
>>なんみんさん
色々名台詞入ってて燃えた!あと俺も1さんと同じセリフで痺れました!
よく思いつくよなぁ〜w
>>1さん
由花子さんも俺のツボ!もう俺はこの時点でたまらんですw
続き超期待!
俺も週末出せればいいなぁ…
106 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 21:42:20.10 0
HOZEN 2U!
107 :
915:2006/01/17(火) 21:53:47.04 0
結構市井ヲタだった方多いですね〜
オイラはちょうど最初のシャッフルの頃にファンになりつつあった
(その段階ではまだヲタまではw)のでちょうど紗耶香の卒業くらいからですね
>>1さん
果たして今回のごっちんが参考になるかどうか(^^;;;
とりあえず、「〜風が吹き荒ぶ日〜」で暗示された
「演劇部を辞めた理由」には抵触しない程度に後藤真希の
「入部→小室学園との闘い→退部するまで→退部」
をつなげた上で1さんに返したいと思いますm(__)m
>>100 そうなんですよね、麻琴は出来る方なんですよねw
僕も普段アホっぽい∬´▽`)と実は切れ者の∬`▽´)を
うまく使い分けられたら良いんですが・・・・(^^;;;
あと、
>>85でなんみんさんが言っておられるように
書きためてもどこまで出すか悩み所です
僕は出来るだけ「続きどうなるんだろ?」って
皆さんを少しでも引きつけられるようなところを選んで
そこまで出すようにしてるんですが・・・
ではオナいきます
108 :
915:2006/01/17(火) 21:55:32.89 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる27〜
「アアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!
後藤さんの絶叫とともに、
後藤さんを中心に激しい竜巻が発生したッ!!
い、いくら人通りが無いからって、これじゃあすぐに人が来るのに
何を考えてるんだ、この人は・・・・・!?
いや!違う!
この人は・・・・何 も 考 え て い な い !!!!!
「こんこん!なんか様子が変だゾッ!!!」
「見たらわかるって!!」
なんていうか・・・これは・・・・暴走だ!!!!!
このままじゃ周りに被害が・・・・・!!
いや、その前に私たちが危ない!!
「麻琴!サポートしてッ!!!!」
私はニューオーダーと一緒に突っ込んだ!
「ちょっ!!!!!!
サポートってッ!!!!!!!!!!」
麻琴はあわてながらも風を切り裂いてベアリングを打ち込んだ!
109 :
915:2006/01/17(火) 21:56:13.77 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる28〜
本能的にゴシップ・セクシーGUYの槍がベアリングをはじき返す。
その一瞬、隙が生じる・・・・・・!!!
そして私は・・・・・
「グギャッッッッッッ!!!!!!!!」
人と思えない叫び声とともに後藤さんが吹っ飛んだ!
それとともに竜巻は消え去る・・・・・・
「こ、こんこん・・・・!今何を!?
あの竜巻に突っ込めるとわヨ・・・・!!!」
「話はあと!!!」
私は倒れている後藤さんに対して身構える。
「ふぅ・・・・・・」
後藤さんがため息を一つついてから身体を起こした。
「後藤さんッ!!!」
「おかげさまで正気に戻ったポ・・・・」
そう言いながら後藤さんは立ち上がった。
ふう、とりあえずは・・・・・・
「目ぇ、さましてくれてありがと。ごとーの悪いクセなんだよね・・・。
まだめちゃくちゃやっちゃう前で助かったよ・・・・
これで安心してアンタたちをぶちのめせるね」
110 :
915:2006/01/17(火) 21:57:12.13 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる29〜
「じょ、状況変わってねエエエエエエエ!」
麻琴が頭を抱える。
「後藤さん、何故ですか!?私たち、アナタと闘う理由が無いですよ!!」
「いちいちゃんに近づこうとするアンタたちを生かしておけないポ」
「何がですか?私たちはただ・・・・」
その時だった。目の前に一台の車が止まった。
この車は・・・・・・!!!!!!!!
「oi!こんこん・・・・、あれは・・・・!」
「ねぇ麻琴、今日の運勢どうだった?牡牛座は○だったんだけど・・・」
「へっ、ワタシが見た番組では残念ながらさそり座は12位だったヨ」
「じゃあ麻琴のせいね」
「安心しろイ、牡牛座が11位だったから」
「何よそれ。やっぱり番組によって違うんだね」
「11位と12位だからナ、そりゃあ運勢最悪だゼ」
私と麻琴は強がりで軽口を言い合った。
111 :
915:2006/01/17(火) 21:57:49.35 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる30〜
「竜巻が見えたからもしかして〜って思ったら、
なんか面白い事になってるねぇ〜」
そう言いながら運転席から出てきたのは・・・浜崎あゆみ!!
「家探す手間が省けて良かったですね」
同じく助手席からは鈴木亜美!!
「浜崎・・・・・・・、鈴木・・・・・・・・・・・・・」
後藤さんが今まで以上に怖い顔で二人をにらむ。
「久しぶりね、ゴマキ」
鈴木亜美が後藤さんに言う。
「ゴマキ言うな!!」
「だってゴマキの方が言いやすいじゃんよ」
「oioi、こんこん。アイツらワタシ達を無視してるぜ?」
麻琴が耳元でささやく。
「相手されたい?」
「・・・・・・・。無視で結構」
112 :
915:2006/01/17(火) 21:58:29.56 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる31〜
「アンタら、何の用よ!それに、その制服・・・・!!!」
「あれ、その二人から聞いてない?」
鈴木亜美が私たちの方を指さす。
「私ね、栄米大付属に転校したのよ。
で、浜崎さんに力を貸してもらう事になってね。
せっかくだからアンタにも挨拶しとこうと思って。
家がこの近くとは聞いていたけれど
こんなに簡単に見つかるとはね」
「鈴木ィィィィィィ!!!!!!!!!」
その言葉を聞いて、また後藤さんの周りに風が渦巻く!
「アンタ、演劇部辞めたんだってね。
すっかりふぬけになったんじゃない?
3年前はもっとすごかったじゃない。
ほら、あのときは・・・・」
鈴木亜美が後藤さんを挑発した。あのとき?
「それ以上口を開けば殺すゥゥゥゥ!!!」
後藤さんがそう言いながら、鈴木亜美に襲いかかった。
「ゴシップ・セクシーGUY!!!!!!!!」
「ふっ・・・、AROUND THE WORLD!!!!!!!!」
鈴木亜美が、いかにも近距離型っぽい、
黒地に金のラインの入ったスタンドでG・セクシーGUYの槍を受け止めた!
113 :
915:2006/01/17(火) 21:59:27.31 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる32〜
「今日は挨拶に来ただけなんだけどなあ・・・。
まあ、アンタと直接やり合うのは初めてだよね。
あのときから、一度はアンタとやり合いたかったんだよね・・・」
「その話はするなああァァァァァァァ!!!!!!!」
さっきから「あのとき」って・・・・
3年前、何があったんだろ?
いや、それよりも・・・・
「麻琴!今の内に逃げ・・・!!!」
「そんな〜、逃げるなんて感じ悪いよね〜。
せっかくだから見ていったらどお〜?」
私が麻琴を促して逃げようとすると、私たちの背後に
浜崎あゆみが腕を組んで立っていた。
いつの間に・・・・・!!
どうする・・・・・?
いっそのこと、麻琴と二人で浜崎あゆみをここで倒す?
いや・・・・・、今は無理だ・・・・・。相手の実力も能力もわからない。
それに私は年末に操られた麻琴にやられた怪我はようやく治った所だし、
その上から大塚愛に軽傷とはいえやられたから、決して万全じゃない・・・・・
麻琴だってまだ100%じゃないだろう。
114 :
915:2006/01/17(火) 22:00:02.23 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる33〜
ここは・・・・・、浜崎あゆみの提案に乗るべきかな・・・・
私は今日の昼休み、部室で読んだ資料の事を思い出す。
「鈴木亜美」と書かれた項目にあった記載内容、
あれが本当ならやばすぎる・・・・・・・・・
3年前、安倍さんはどうやって勝ったんだろう?
後藤さんも知ってるはず。ここは観察するべきか・・・・
いや、果たして今の後藤さんに冷静な判断が出来ているのだろうか?
「オオオォォォォォナイィィィィロオオオォォォォォォォォンンンン!!!!!!」
後藤さんの絶叫とともに、
G・セクシーGUYが激しい風を巻き起こしながら
鈴木亜美のスタンドに再び襲いかかろうとした!
鈴木亜美が不敵に笑う。この余裕は・・・・!!
「かつて・・・・・・『D』と呼ばれる男がいた・・・・・。
その男のスタンド能力は、『世界』を支配するにふさわしい能力だった・・・・・。
そして、『D』のスタンドから名前をもらった私の『AROUND THE WORLD』も・・・・
『D』と同じ属性を扱う能力・・・・・・!!!!」
115 :
915:2006/01/17(火) 22:00:45.01 0
そして、切り方を間違えると一回の更新でやたらと長くなるとorz
ってことで今日のオナはここまでっす
116 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 22:38:57.67 0
おつんこ
117 :
名無し募集中。。。:2006/01/17(火) 23:04:27.98 0
118 :
なんみん:2006/01/17(火) 23:36:04.41 0
こんちゃ!!いきなりですがちょこっとだけうpりん
119 :
なんみん:2006/01/17(火) 23:37:34.10 0
「てめぇッ!!ふざけんなッ!!!!」
藤本は鎖を引っ張り、川畑を手前に寄せラッシュを決めるが、相手はガードを固めて逃げるだけだ。
そうしている間にも時間は刻々と過ぎてゆく…。
……チクショーッ…あたしにとってこれ以上の拷問があるかってんだッ!!!!
「まあまあ、例え彼女が助からなくたって心配する事は無いよ。彼女の死は無駄にはならないよ。
究極の人間を創り出したら今度は『生殖』だよ!!これこそまさに究極の究極ゥッ!!
それにはちょうど女手が必要だったんだよね。彼女にはその『母体』になってもらおうかなァ?
…………新鮮な内に子宮だけ取り出してさッ!!」
プッツーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!
「うおおおおおッ!!てめええええーッ!!!!どこまでも腐りきってやがるッ!!!!」
完全にキレた藤本はただガムシャラに突っ込んで行く!!
「クケケコ…冷静さを失ったか…それが狂気の始まり!!やはりお前も人狼なんだッ!!」
ジャララララララララララララーーーーッ!!!!
「鎖を伸ばしたあ!!油断したな!!一定だと思っていたお前の負けだッ!!」
延長した分で輪っかを作り、BT・03を両腕ごと囲んで締め付ける。
「必殺技!!天地来蛇殺(ヘルヘブンスネーキル)ッ!!」
藤本の首とBT・03の体を同時に締め上げる。そして、さらに引き寄せ…、
アイアン・メイデンがガバッ開く!!ついに藤本はスタンド共に棺に放り込まれた!!!!
グッシャアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンンンンンンンッ!!!!!!!!
藤本を閉じ込めたまま、アイアン・メイデンの扉は勢いよく閉じられた!!!!
…………《亀井絵里死亡後5分経過まで・・・残り23秒》…………
120 :
なんみん:2006/01/17(火) 23:39:13.53 0
「ooooooooiiiiiiiiiiiiiiiiッ!!!!ミキティィィィィィィッ!!!!!!!!」
小川の叫びが辺りに響く!!
「安心しなよ、次はお前の番だから……さて、まずはコイツの死体を…」
…………!?!?!?!?!?!?!?!?
「……何か聞こえるゾ…oi…?」
vv…vv…vvvv…
「どこだヨoi?……どこか遠くから聞こえるようナ…?」
…vvv…vvvvv…!!
「だんだん近付いてくるようナ……マサカッ!?…こ、この声はッ!?」
「vvvvvvvv…VVVVVVVVVVVVVVVVッ!!!!!!!!!!!!!!!」
……このラッシュの掛け声の持ち主と言えば…!!!!
「ミキティだよオオオオォォォォォォォォッ!!!!」
アイアン・メイデンの棺のフタが勢いよく開く!!
「VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVV
VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
BT・03のラッシュが続く!!棺のフタをフッ飛ばし、内壁の針もヘシ折って行く!!
「スゲーーーーッ!!ダイヤと同じ固さだつーのにヨォッ!!!!」
藤本が棺から飛び出す!!
「確かに固ぇが叩き折ってやったぜッ!!!!ちとカルシウム不足だったようだなッ!!!!」
「そんなッ!?ウソぉッ!?ありえないッ!!シー・イズ・アンビリーバボーッ!!!!」
「なぜだか分からねーのか?だったらあたしが教えてやるよッ!!!!
てめーの敗因はたったひとつだぜッ!!たったひとつのシンプルな答え…それは……!!!!
…………『てめーはあたしを怒らせた』ッ!!!!!!!!」
「うげええええええええェェェェェェェェッ!!!!!!!!」
「ミキティッ!!!!残り『5秒』だッ!!!!」
「おっしゃああああッ!!!!VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVッ!!!!!!!!」
ドッパアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンンンッ!!!!!!!!!
121 :
なんみん:2006/01/17(火) 23:57:57.37 0
これだけっす!!取り急ぎ!!
>>1さん新展開乙です!!
まだ冒頭ですね!!それにしても亀井は受難続きだな…ホント幸薄いなww
どうなっちまうんだろーか?ガクブル
>>105(610さん)
ジョジョって名言・名場面多いのでなんみんもそこらで頭悩ませてまっす!!
西川クンの活躍が早くみたい!!待ってます!!
>>915さん乙です!!
なんみんは自分が焦れる性格なので焦らすのが苦手なんですよね…ww
どんどん動いてきましたねー!!『D』!!アノ人かあ…鈴木亜美強敵ですね
思えば『はぶられっこ…』の冒頭辺りからですね…小川のアホキャラ
億泰ポジションを勝ち取ったその代償がアレ…orz
でもイザという時はカコイイからある意味オイシイのかな?
ニストさん保全組さん読んでくれるみな様本当に感謝してますッ!!
ではではなんみんでしたノシ
122 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/18(水) 00:06:12.67 0
ドグゥァアアアアアアッッ!!!!!!
伊達は三好の身体を穿ついたまま側面の壁に叩きつけた。
激突した三好はグッタリ倒れ込む・・・・
「俺は菅沼とは違う・・・命は取らねーよ・・・俺が相手で善かったな・・」
伏せた三好にそう言い放つと伊達は手摺りにつかまりながら『約束』を果たしに階段を上り始めた。
・・・・・カリリリッカリリリリリリッ
壁に爪を立てながらゆっくりと・・・その身体が起き上がる。
ゆっくりとした動きは空気を舐める様に無音だった・・・
「・・・・よくも・・・おのれ・・・よくもこの・・・三好絵里香を・・・」
空間が歪む、口からは血を吐き衝撃に意識は刈り取られているハズの三好は文字通り『死力』を
尽くして立ち上がる・・・
「SURIVER--------------ッッッッ!!!!」
三好の断末魔が階段という狭い空間を埋める。
「!!!!」
一瞬の出来事に大量に血液を失い立つ事も儘為らない伊達は反応が出来なかった。
断末魔は胸を抉り、貫かれた伊達はその場に膝を突いて倒れ込む。
伊達の胸を貫いた血管針はズルリを抜けその動きに合わせて三好の身体は階段から転げ落ちた・・
「ぐぅうぅ・・・・・最後に足掻きやがって・・・」
伊達は手摺りにすがり付く様に立ち上がる、その身体は大量の出血でチアノーゼを起こし痙攣
している・・・・・・・
伊達は倒れこみ赤い血痕を残しながら階段を上りきり屋上に繋がる扉のドアノブに手を掛ける。
「・・・?・な・・・んだ?開か・・・ない・・・・」
ノブは血に濡れ伊達の手の中で空しく滑り続けた・・・
123 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/18(水) 00:13:02.77 0
極少だがここまで!時間が無いぜ!!!
なんみんさん!申し訳!な展開です!!!!!
この先もあまり語れないのですが・・・・
1さん、915さん、なんみんさん乙!です。
保全組もオーーーーーーツ!!!!!
124 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 00:32:31.11 0
みなさん乙ッ!!
125 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 01:28:29.65 0
このスレを保全するのに罪悪感なし!
126 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 04:02:16.84 0
油断するなよ・・・
127 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 06:28:55.70 0
保全するだとぉ?
128 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 07:12:28.87 0
みなさん乙!
129 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 07:58:52.60 0
ho----------------------
130 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 09:19:50.91 0
保全をしたいんですがかまいませんね!!
131 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 10:25:45.28 0
保全
132 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 11:10:59.25 0
穂全
保全
134 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 12:48:48.61 0
キッコロの妹力は凄い
135 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 14:41:56.57 O
初携帯保全
136 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 15:43:46.59 0
桃子桃子ボクのぴーちっち保全
137 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 16:20:28.87 0
保
138 :
:2006/01/18(水) 16:53:33.41 0
139 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 16:56:15.77 0
140 :
:2006/01/18(水) 17:07:42.58 0
141 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 17:47:14.85 O
まだソースみてないけど恋愛ゲームか
エリナとジョナサンの
142 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 18:25:31.39 0
Tシャツって
143 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 18:27:10.28 0
144 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 19:51:03.51 0
保全
145 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 20:52:32.33 0
保全疾走
146 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 21:51:55.11 0
4部ゲーム化してよ〜
147 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 22:46:54.59 0
ho
148 :
名無し募集中。。。:2006/01/18(水) 23:33:44.49 0
保全疾走
149 :
915:2006/01/18(水) 23:36:34.10 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる34〜
「ここらへんじゃなかったっけ?」
「そうそう、すごかったよなあ〜」
「あれ、真希ちゃんだ。お〜い、真希ちゃん、
今さっきこのあたりで竜巻起こってなかった?」
突然の声に後藤さんの動きが止まる。
やはり、さっきの後藤さんが巻き起こした竜巻を見てだろう、
近所の人たちがわらわらと集まってきた。
「あ〜あ、邪魔入っちゃったね。あみーゴ、今日は無理みたいだね〜」
浜崎あゆみが言う。
「ちっ!」
鈴木亜美も舌打ちして、スタンドを引っ込める。
「まあ、演劇部をぶっつぶすのが先だしね。
でも安倍もアンタも、倒すのは私だからね!」
そう言って鈴木亜美は車に乗り込んだ。
「みんな、じゃあね〜」
鈴木亜美が車に乗ったのを確認すると
私達をバカにするような言い方をしてから
浜崎あゆみも車に乗り込んで、そして去っていった。
150 :
915:2006/01/18(水) 23:37:06.09 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる35〜
鈴木亜美の目的は復讐のはず・・・・・・
だけどそれは演劇部に対してなのか、
当時痛い目にあった安倍さんや後藤さんら、
当時のメンバーに対してなのか、そこら辺が不明瞭だなあ・・・と思ったけど、
今は・・・・それよりも・・・・!!
後藤さんは私たちが知らない「町娘としての顔」をするために動く事が出来ない。
「そ、それじゃあ、私たちも失礼します!後藤さん、また明日!!」
私は今だ!とばかりにそう言うと麻琴の手を引っ張って走り出した。
「あ〜、なんかすごかったねぇ〜。後藤もびっくりしたポ。
あ、ゲンさん、良いところで会ったね。いい加減店のツケ払ってよ〜」
「うわあ、真希ちゃんにはかなわないなあ・・・・」
後藤さんって、いくつ「顔」を持っているんだろう・・・・・・・
背中越しに後藤さんの声をかすかに聞きながら、私達はその場を走り去った。
151 :
915:2006/01/18(水) 23:37:35.52 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる36〜
「これからS市行く?」
「今日はもう疲れタ・・・・・」
修羅場を逃げ出して、一息ついた私達は歩き始めた。
「運勢最悪だもんね」
「お互いナ・・・・・。
でも明日から後藤さんにマークされるカモ・・・・」
「確実に私達二人は目をつけられたよ」
「どうするヨ?」
「逆にチャンスなんじゃない?
後藤さんのスタンドは集団を巻き込むタイプじゃないから
人目につくところにいる限りは襲われないでしょ。
で、私達を後藤さんが見張っている間に
別の人に市井紗耶香について調べてもらいましょ」
「そんなこと引き受けてくれるヤツいるかヨ?
そんなことしてないで見つかるかどうかわからない人間探すよりも
よっすぃ〜を締め上げようゼ。
アイツ、絶対まだ何か隠しているヨ。」
「まぁ無理だろうね。たぶん、隠しているというより、
話す決心がまだついていないんでしょう。
吉澤さん自身がしゃべり出してくれるにはまだ時間かかるだろうね」
「へ?」
「あくまで予想だよ。
それよりも引き受けてくれる人、一応心当たりあるから当たってみるよ」
TO BE CONTINUED…
152 :
915:2006/01/18(水) 23:41:38.82 0
ってことでおし舞波〜
今回はかなり迷走・・・・
最初は紗耶香出す予定だったんですけど、
二人がS市にたどり着かなくて、仕方ないから例の二人組登場させて
バトルも途中まで書いてみたんですけど諸般の事情でしっくりこず・・・
んで、紗耶香編は次回に持ち越すつもりだったんですけど
先日のワンダフル参戦で思うところがあったので1エピ挟みます
かなり思いつきで話を進めてるんで
みなさんエイベックス所属歌手で良いのがあったらつかってください(ノ∀`)
では次回は「銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う〜(仮題)」でよろ〜
153 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/18(水) 23:56:21.99 0
154 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/19(木) 00:00:01.92 0
銀色の永遠 〜千年紀末に降る雪はQ〜
12月23日 AM11:21
ぶどうヶ丘高校 校内
「あんたの話が本当だとして・・・なんで小春はソレを欲しがるんだよッ?」
美貴は水面の回廊を音を立てて駆け抜ける。
「ソレはこっちが聞きたいッ!『黒耀石』の名前も何故か知っていた、それを昨日聞いたとか
言っていたが・・・俺には・・覚えが無い・・・」
美貴に追従するように菅沼も足取りの悪い回廊を駆ける。
「・・・とりあえずッ!『屋上』に急ごう。」
回廊を抜け屋上まで繋がる階段に出た。
美貴と菅沼は勢いを殺さずに駆け上がった。
「・・・・!」
数階、上りあがった所で美貴は立ち止まり絶句した。
いきなり立ち止まった美貴に菅沼は軽く身体を当てて静止した。
「オイッ!なに行き成り立ち止ま・・・・」
菅沼は美貴越しに前方に視線を奔らせる。
少女が血塗れで倒れていた。
ショートカットの髪が随分と血で汚れている、階段に血が随分と流れているのを見る限り
階段を頭から落下してしまったのだろう・・・・だが不思議な感じだ・・この娘・・逢った事が
・・・・有る・・・?
菅沼の思案を掻き消すように美貴が呟いた。
「何で・・・三好が此処に・・・血塗れで倒れている・・・・」
「此処に?どう言う意味だ?」
美貴は深呼吸をして己を落ち着かせながら話出した。
「一週目・・・ここに来た時、三好は倒されていたが・・外傷は無かったし場所も上の階だった
・・・」
155 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/19(木) 00:01:07.39 0
菅沼は眉を顰めて美貴に問うた。
「言っている意味が伝わりずらいが・・結果が変わっている・・・って事か?」
その言葉にゴクリと唾を飲み込むと美貴は一目散で階段を駆け上りだした!
いきなり駆け出した美貴に呆気を取られた菅沼も追いかけるように駆け出す。
階段にはかなりの量の血痕が付着していた。
その赤さに美貴は嫌な予感で胸が一杯になった。
もう数段で屋上に出る扉ッッ!
「・・・・そんな・・・・」
美貴は上りきる事が出来なかった・・・・・
ドアに靠れかかるように倒れている男性・・・名前は知らない・・・が・・一週目の時には
血塗れの菅沼に掴みかかって何か言っていた・・・生きていたハズなのに・・・・
「運命が・・変わってしまったのか?・・・・私が『介入』したせいで・・・」
美貴はその場から動けなく成ってしまった。
「おい・・・・・・なんだよ?コレ・・・・・」
後方から来た菅沼は戦慄きながら血塗れの親友を見る。
ゆっくりと伊達に近づいた菅沼はその身体をそっと触れる。
脈も無く、低くなり始めた体温は絶望を物語っていた・・・・
「そんな・・・謙ッッ・・・・・・うぉおおぉぉぉおおぉぉぉぉおおおぉ・・・・・」
菅沼の泣き声が階段に鳴り響いた。
156 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/19(木) 00:07:41.22 0
ここで御し舞波!
>>915さん
東京プリン。
すんませんネタですwwwww
ネタと言えば過日シブヤのロフトでトラベルバックが売っていて
箱に(オレソジ)って色指定があってマジビビリ。本当にソだった
157 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 00:37:17.37 O
両氏乙ッ!
158 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 01:35:16.34 0
保全疾走
159 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/19(木) 02:11:30.95 0
>>なんみんさん
まさかここでハイプリエステスネタがくるとは思いませんでしたw
しかしそりゃあ藤本もキレるわな…子宮だなんて言っちゃあ…
上と下からの同時攻撃、天地来蛇殺!!
タルカスの秘殺技ですね!熱い!!
>>915さん
エピ感乙っす!!
あみーごの能力が『D』と同じだとすれば…しっかり参考にさせて頂きましたッ
後藤の町を愛する「町娘としての顔」も、俺的にいい感じッス!!
ありがとうございます!!
>>前スレさん
伊達…orz
藤本の介入によって時の流れが変わるって設定、俺軽く忘れてました(おぃ
思い出させてくれてありがとうございますッ!!
これ、次回はどうなってしまうんだろう…小春VS岡田の行方やいかに…
オナニー発射についてですが、俺書き溜めの使い方間違ってたっぽいっすorz
書きたいシーンを書いちゃうと、まるでしこり終わったあと性欲が失せるように
やる気が失せてしまうので、基本出来たとこまで全部出してしまうんですが…
俺もちょっと考えながらやってみようかな?
…っと長文すいませんッ!!では出しますね!!!
クリスマス公演間近ということもあり、部室は普段の何倍も活気があった。
「ガキさんやったぜ!!英語のテスト、赤点どころか平均点以上とれたんだよーッ!!!」
「ホントっすか?それはよかったのだ!!」
「亀井ーッ!おめーにも礼を言わなきゃな。単語帳貸してくれてありがとよ!!」
二年生も今日英語の答案返されたみたいだな…
どうやら、我らが藤本美貴は、今回のテストによる留年は免れたようである。
まだ三月に学年末テストが控えているので油断は禁物だと思うが。
「亀子ォ、テストどうだったァ?」
「高橋さん。僕はけっこうよかったんですよ、うへへ」
「ほ〜、いくつ?」
「95点です」
「げ、マジかヨ」
亀井絵里の点数を聞いた高橋愛は、驚いた顔をしてみせた。
自分がここまでの点数を取るとは思わなかったのだろう。
そして恐らく、点数は高橋愛よりも上だという事が彼女の表情からわかる。
「ヘェ〜亀ちゃん、95点もとったのカイ?やるじゃねぇかよ、oi」
「新垣さんのおかげなんです。小川さん何点でした?」
「98点」
「ハイ?よく聞こえなかったです」
「98点だよ」
う…うそをついてるに決まっている…
かるいうそさ…
ほら…しゃべり出すぞ…
今にきっとネタばらしをする…
小川さん…そうでしょ?…
うそだって言ってくれるんでしょう?
うそだと言ってくれ!
頼む…小川さん!!
「oioi、なんでそんな訝しげな顔してんだヨ。聞いてるかイ?98点だって」
「ッ!?」
バ…バカな…
か…簡単すぎる…
あっけなさすぎる…
「う、ウソだ!!」
「ウソじゃねーよoi」
「そんなの僕の小川さんのイメージじゃあないッ!!!」
「お…オメーなんじゃそりゃああッ!?」
そんなやりとりをかわしつつ、亀井絵里は部室を見渡した。
おかしい、自分のハートをつかんでやまないあの子の姿が見えない。
それに、その子を慕っている後輩の姿も。
どこにいるんだろう…彼女は、一人でトロトロとお弁当を食べている
紺野あさ美に訊いてみることにした。
「紺野さん、さゆは?」
「さゆみん?あぁ、小春ちゃんと一緒に今日は部活休むって言って帰っちゃいましたよ」
「えぇッ!!?」
「もう大それた練習も何か『非常事態』でも起きない限り本番前の
リハくらいですからね。問題ないでしょう」
そんなバカな。
それなら自分だってわざわざ出てきた意味がないじゃないか。
大した練習がないのだから尚更だ。
楽しみにしていた時間を取り上げられた亀井絵里を、激しい脱力感が襲った。
さゆと小春ちゃん、二人で何をしてるんだろう…
っていうか、小春ちゃんずるいよ!!抜け駆けだ!!!
「すごく不満そうですねw」
「そりゃまぁ…って別にいいですけどね。僕も今日はどうせ早退するんで」
「…あの、すごい唐突に話題変えるんですけどいいですか?」
紺野あさ美はそう言うと、箸を置き、パックのウーロン茶を一口飲んだ。
なんだかマジメそうな顔をしている。
あの独特で妙な説得力のある『紺野節』でも出るのだろうか、亀井絵里はそう思った。
「…なんですか?」
「別に大したことじゃあないんですけどね。亀ちゃんの言葉遣いのことなんですけど」
こ、言葉遣い…?
もしかして、言葉遣いが悪いとかそういうことだろうか?
そんな心配をしていた彼女は、次の紺野あさ美のセリフに呆気に取られてしまう。
「そろそろ、敬語とかやめません?」
「へ…?」
「はい。同い年なのに敬語使ってるのはおかしいと思いませんか?付き合いが
短いわけでは決してないハズです」
「はぁ…でも紺野さんこそ僕に敬語じゃないですか」
「あ。まぁでも私のはクセですから」
紺野あさ美の言う通り、亀井絵里は彼女に対していつも敬語を使っていた。
彼女だけではない。高橋愛も新垣里沙も、そして小川麻琴に対しても、みんな自分と
同じ高校一年生という同学年であるのに、亀井絵里は一人だけ皆に敬語を使っていたのだ。
それは紺野あさ美のような『クセ』ではなく、まるで目上の人間を尊敬するような、
そういった意味合いでの敬語である。
亀井絵里が同学年の彼女ら四人に敬語を使うことに理由がないわけではない。
それは、やはり自分よりも早いうちにこの部に入部していたというのもあるが、
なにより、それぞれが自分より秀でた人間と思っているからだ。
「このこと、実は私以外の三人も言っているんですよ。まぁマコは
『いきなりバリバリなタメ語になったらそれはそれで気持ちわりぃなァ、oi』
なーんて言ってましたけどね」
そう言うと、彼女は笑いながら再び箸を持ち、残った弁当に手をつけ始めた。
ここで弁当を食べてる紺野さんを始め、あそこでいつものように雑誌を読んでいる
高橋さんも、窓際の植物鉢に話しかけてる新垣さんも、藤本さんとバカをやってる
小川さんも、みんなそんなことを思っていたなんて…
みんな、僕のことを考えてくれているのか…
そう思うと、嬉しさがこみ上げてくるのだった。
期待に答えよう…それが、四人の先輩たちに対する礼儀だ。
亀井絵里は、目の前でゆっくり弁当に箸をつけている同い年の先輩を見つめて言った。
「こ、こんちゃん…」
「なんですか?」
「あの…えと…う、うわぁぁッ!!やっぱり無理です!!!」
自分でもなんとも言い表すことのできない恥ずかしさが込み上げてくる。
今まで敬語で話していた相手に、突然タメ語で話すなんて器用なマネは、
彼女には出来なかった。
だが、そういったスイッチの切り替えがなかなかできないということは、彼女が
それだけ紺野あさ美を含めた四人を尊敬しているということなのである。
紺野あさ美は、照れて頭を掻き毟っている同い年の後輩を、温かい目で見つめたのだった。
165 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/19(木) 02:33:49.79 0
ここまで!!考えて出そうとか言っておきながら結局書いた分を
全部出してしまいましたw
今しこった部分、由花子と関係ねーじゃん!と思うかも知れないンすけど、
どうしても今後使うのに必要だと思ったんで、ちょいと挟んでしまいました!
すいません 汗、説明みたいなもんだと思って流してしまってもいいかもです
保全してる方、読んでくれてる方いつもありがとうざいます!!
ではではノシ
166 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 03:40:23.23 0
オナニストが居てのジョジョ外伝スレです保全
167 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 05:31:55.79 O
みなさん乙ッ!
168 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 05:32:02.77 0
⊂二二二( ^ω^)二二つブーン
169 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 06:38:16.38 0
保全疾走
170 :
なんみん:2006/01/19(木) 07:26:14.84 0
>>140 マジすか!?格ゲーなのかな?なんか北斗の拳みたいww
>>915さんエピ完乙です!!
この生活感がなんみん的にはツボでしたねー
後藤って最後どうなるんだろうな?…ってものすごく先の事を考えてしまいました!
次回は『残酷ですわよ』(一度も言ってないけどw)の人ですね!!あのスタンド好き!期待です!!
>>前スレさん乙です!!
伊達ええええええええ!!!!きっと菅沼か藤本が何とかしてくれ……無いかもorz
彼は最期に何を思ったのだろうか?マサさん?ガキさん?これまでの事?
なんみんはかなり脳内補完しまくりちよこ状態ですよwところで東京プリンって何ですか?
>>1さん乙です!!
『血の渇き』でもそうでしたがこういう何気ない娘達のやりとりって和みます!!
小川wwいちおー面目躍如ってトコですね!ただのアホじゃないぞとw
今後また亀井の成長というか変化みたいなのが楽しめそうですね
ちなみに『子宮(マトリックス)』は1999年ネタとしての意味も含まれていたりします
じゃ出します!!
171 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 07:26:18.84 0
保全疾走
172 :
なんみん:2006/01/19(木) 07:28:04.41 0
BT・03の全身全霊の力を込めたラッシュ!!川畑は思い切り後方へとフッ飛ばされる!!
小川は鳥籠の中で手に汗を握りながら腕時計でカウントをしている。
「『4』ッ!!!!」
鎖が最大限に伸びきるが、そのラッシュの凄まじいエネルギーの勢いは止まらない。
そのまま藤本までが首を引っ張られ、川畑を追う様な形で前方へとフッ飛んで行く!!
そして、その先には木が何本か並んでいるのだが…。
グッシャアアアアアアアアアアアンンンンッ!!!!!!!!
川畑は木にまるで破壊するかの様な勢いで激突する!!
「ぐへええええええええェェェェッ!!!!!!!!」
「『3』ッ!!!!」
川畑の体は木の幹にメリ込む!!
藤本はその川畑を支点とする様にして、遠心力でさらに向こう側へ飛ばされる!!
その飛ばされた先には何があったのか……!?
「『2』ッ!!!!」
藤本は鎖に首を引っ張られた状態で両手を広げ、満月の光を全身に浴びる!!!!
パアアアアアアアアアアアアンンンン…!!!!!!!!
BT・03の輝きが増して行く!!それはまるで闇の空を駆け抜けて行く銀河鉄道の様だった!!
「『1』ッ!!!!」
173 :
なんみん:2006/01/19(木) 07:29:30.72 0
「うおおおおおおおおッ!!!!満月のォォ流法おおォォォォォォォォッ!!!!!!!!」
ビカアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーンンンンンンッ!!!!!!!!
…………
………
……
…
「……ぜ…『ゼロ』だヨ……ミキティ……?」
鳥籠は既に消えている。小川はただその場で藤本の様子を心配そうに窺う…。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ…
これは偶然なのか…?奇跡なのか…?それとも藤本の計算だったのだろうか……?
藤本が反動で飛ばされた先……それは…なんと……亀井の鳥籠のすぐ目の前であった!!!!
ババババアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンッ!!!!!!!!!!!
「うおおおおおおおおおおおお!!!!亀ええええええええええええええええェェッ!!!!」
亀井はまるで寝起きの子供の様に虚ろに目を開く…。
「……藤本さん?……そうか…勝ったんですね……うへへ…やったー☆」
「うわああああああああああああンンンン!!!!かめいいいいいいいいいいいィッ!!!!」
藤本は亀井を思いきり抱きしめながら、ただただ大声を上げて泣いた。
…………涙が止まらなかった!!
174 :
なんみん:2006/01/19(木) 07:37:21.93 0
てなワケでここまで!!
これだけバトルが続くとネタ考えるのが大変!!w
今回は『時限バトル』&『凄みだけでの勝利』ってのが課題だったりします!!
これまで2パートに分割して話が進んでいましたが、次回からようやく1つにまとまりまっす!!
『エネちゃん&藤川愛里』が最終戦へ挑むッ!!って感じです
ニストさん保全組さん読んでくれるみな様本当に感謝してますッ!!
ではではなんみんでしたノシ
175 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 07:45:07.60 0
。・゚・(ノД`)・゚・。
176 :
1:2006/01/19(木) 09:45:44.41 O
>>なんみんさん
生き返った〜ッ(ノД')涙
この場合は生き戻ったっていうのかな?
『凄み』ってジョジョではけっこう重要だったりしますよね、ジャンケン小僧の話とかすごく白熱してるのに
よく考えてみるとジャンケンしかしてないというw
次回で話がつながるのかーッ!最終決戦期待してます!!!!!
177 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 10:05:38.76 0
乙保
178 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 11:09:08.42 O
乙ッ!
179 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 12:37:41.06 0
ho------------------------------------------------------zen
180 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 13:16:14.07 O
じゃんけん小僧とかダービーの話はまさにジョジョって感じで
あの圧迫感に感動させられたものだ
181 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 14:48:48.97 0
『藤本美貴=ミキティ』ってやっておきながら
なんで『安藤美姫=ミキティ』になるんだ
この・・・・・・氷上の妖精がァーッ!
182 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 15:32:41.66 0
hozemu
183 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 16:51:45.84 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
184 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 16:52:04.66 0
保全疾走
185 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 17:09:20.74 0
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
186 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 18:36:15.03 0
ほぜん
187 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 19:54:43.58 0
うんこ
188 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 20:43:20.30 0
保全疾走
189 :
915:2006/01/19(木) 21:49:06.24 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う@〜
-数日前-
「ふ〜ん、恨んでるのはわかるけど、その身体でどうするつもり〜?」
「もちろん、直接的な戦闘能力がある二人に
今の私がかなうはずありません。
でも、私に大恥かかせたあのクソガキだけは・・・・!」
「そ〜じゃなくて、その身体で何が出来るの?って聞いてるんだけど〜」
「周りの助けさえなければ無力なガキです」
「アンタだって今は無力な怪我人じゃ〜ん」
「サポートさえいてくれれば負けるような事はありません!」
「サポートって言うけどさあ〜、
アンタみたいな負け犬に誰か貸してあげる余裕は無いよ。
一応計画ってもんもあるんだしさあ〜」
「その件ですが、『アレ』を貸してもらえませんか?」
「『アレ』?別にかまわないけれど、誰かアテでもあんの〜?」
「はい、ヨソの高校ですが、私のいとこの彼女が間違いないんです」
「へぇ〜、その根拠は何〜?」
「その子、前に母親が『不思議な能力』を使うと言っていたんです」
「あぁ、そういうことか〜。
でも親が能力者、ってだけじゃ弱いよねえ〜」
「それだけじゃありません。
彼女はその母親を憎んでいるんです」
「なんで?」
「母親が離婚と再婚を繰り返している事も一因ですが、
偉大な母親を越えられない事に対するいらだちが一番の原因かと・・・」
「なるほどねえ〜、母親に対するその気持ち・・・・。
それは可能性あるかもね・・・・
わかった、『アレ』貸してあげるよ。
でも小さいものだしね、なくしちゃダメだよ〜」
190 :
915:2006/01/19(木) 21:49:30.03 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うA〜
「ふ、ふふふ・・・・・
みそのちゃん、アナタには感謝してるわ。
アナタのおかげで身につけたこの能力・・・・・
これさえあればママを越えられる・・・・・」
「取引は忘れないでね」
「わかってるわよ。
そのガキを私達で倒せば良いのよね?」
(ちっ、くだらないスタンドだな・・・・・・・・・
これじゃあ私ががんばるしかないじゃないか・・・・・・・・
でもまあ、ものは考えようか・・・・・・・)
191 :
915:2006/01/19(木) 21:49:59.05 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うB〜
「あれ?愛理、今日はひとり?」
クリスマス公演で一段落したという理由で、
3学期始まってからしばらくは演劇部もオフだ。
もっとも、普段からオフみたいなもんだけど・・・・・
私、村上愛はこれといってすることも無いし、
授業が終わるとすぐに家に帰ろうと下駄箱で
靴を履き替えていると隣のクラスの愛理を見つけた。
「あ、めぐ!めぐも帰るところ?」
「うん、そうなんだけど、
学校から一人で帰っちゃダメって言われてるでしょ?それに・・・」
杜王町は少年少女の行方不明が全国平均の8倍だ。
うちの学校も特に初等部や中等部の生徒は
事件に巻き込まれないよう、出来るだけ一人で通学しないよう呼びかけている。
それに、昨日、演劇部員が全員集められた。
S市の学校と闘う事になったって事で、
いつスタンド使いに襲われるかもしれないから、
用心のためにも単独行動は避けるようにって、
吉澤さんに言われたところだ・・・・。
192 :
915:2006/01/19(木) 21:54:43.64 0
うぃっす、今日はここまで〜。
先日のワンダフルコンですっかり愛理とめーぐるにやられてしまいました(ノ∀`)
>>1さん
そうなんっすよね、紺ちゃんって敬語だったんですよね・・・・orz
麻琴としゃべるときどうしようかなと悩んだんですが、
洒落をきかせた会話をしたかったんで、タメで話させたんですが
それはまあ演劇部内の不穏分子(?)というか、
同士なんでカンベンしてください・・・・・
って、書いていて気づいた。
麻琴って入部までは紺ちゃんと言うほど仲良くなかったんですよね。
ただ、麻琴は最初から寺田を疑ってかかっていますが、
紺ちゃんもさくらおとめ対決の時に不信感を抱いています。
だからその二人を組ませたわけですが、
二人が手を結ぶきっかけとなったようなエピをどっかで作る事出来ないかなあw
193 :
名無し募集中。。。:2006/01/19(木) 22:27:53.32 0
乙!
194 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/19(木) 23:40:24.24 0
銀色の永遠 〜千年紀末に降る雪はR〜
12月23日 AM11:26
ぶどうヶ丘高校 屋上入り口
「皆・・『能力』の片鱗を見れば俺の周りから離れていく・・・俺を畏怖する・・・
コイツは違った・・・・コイツは・・・俺の本当の友だったんだ・・・・」
溢れ出る涙を指で押さえながら菅沼は伊達の身体をゆっくりと床に寝かせた。
「諦めるなッッ!まだ助かる方法が有るッ!」
美貴はガックリとうな垂れる菅沼に叱咤した。
「・・・・何が言いたい?」
菅沼は憮然と美貴に目を遣る。
「私の能力で『5分前の状態』に戻す、それで息が有るうちに『石』を使えばこの人は死なずに
済むんじゃないのか?」
「ふざけるなッッ!お前は自分が何を言っているのか解ってんのかッ?」
激昂した菅沼は美貴の襟首を掴み金属の扉に叩き付けた。
「ぐぅ・・・」
叩き付けられた衝撃で低く呻き声を上げるが直ぐに美貴は菅沼を睨み返す。
「一刻を争うだろッ!?5分前に時間を戻してもこの人が絶命してたら意味が無くなるッ!」
それに呼応する様に菅沼は前腕を美貴の咽喉に押し付けてそれ以上の言葉を遮った。
「勝手を言うな・・・コイツが『死なない身体』になってソレを受け入れると思うかッ!
そうなったら誰がコイツに死を与える?寿命じゃ死ねない・・・ましてや自分で死を選ぶ事
も出来無い・・・解るか?『死』を与えられるのは俺だけなんだよ・・・・」
押さえつける腕を振りほどき美貴はすばやく菅沼の後ろに廻る。
「だからってこのままでいいのかッ?生き返るチャンスをお前はッッッ!」
195 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/19(木) 23:43:36.85 0
「死んで貰いたくないよ・・・だけどそれ以上に・・・謙を『バケモノ』にはしたくない・・」
「く・・・」
美貴は混乱した・・・助かる方法は有る・・・のに
「クソォッッ!『満月の流法』ッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ブギートレインo3の拳が伊達に叩き込まれ 『時間は5分前に戻る』
「・・・・・・ぁあ・・・菅・・・か・・・」
伊達は5分前の時間から舞い戻り、か細い声で菅沼を呼んだ。
「謙ッッ!俺だッッッ!俺はここに居る!」
菅沼は伊達の身体を抱かかえる。
「・・・情け・ねぇ・・・声出すなヨ・・・酒は・・奢・・って貰え・・・そうに・・無くなった」
伊達は身を震わせ言葉に詰まりながら菅沼に語りかける。
「もういいッッ!喋るなッ!喋らないでくれッッ!!!!」
菅沼は伊達の冷たくなっていく身体を強く掴みながら叫んだ。
「なぁ・・・俺・・は・・・強・・・く・・・なっ・・たか・・・?」
「お前は・・・俺が闘った中で一番強い・・・・一番だ・・」
伊達は満足したように口端を吊り上げた。
ボンヤリと空間を見ながらそのまま強く身体を痙攣させて事切れた・・・・・
「謙ッッ・・・・・・・・・・・」
菅沼は伊達の身体を強く抱き涙を流した。
「なんで・・・こんな・・・・こんなはずじゃぁ・・・」
『人の死』の凄惨さを目の当たりにした美貴に激しい後悔が襲う。
自分がした事で二人をさらに苦しめてしまった・・・・・。
『時間を操る』能力の残酷性を・・いや行為の残酷さ・・それが心に冷たい刃を突き立て掻き毟る。
末期の抱擁を終えると菅沼は伊達の遺体をそっと置くと立ち上がり血に塗れたドアノブに手を掛けた。
「おい・・・・藤本っての・・・・ボッとしてるなッ!行くぞ・・・」
196 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/19(木) 23:54:36.41 0
今日は此処までおし舞波!
>>165 1さん乙!やっぱりふり幅が大切ですから導入部は大事ですよ!
>>174 なんみんさん乙!東京プリンてプリンの被り物をした演歌ディオですよ
元シャインズ(こっちの方が訳解らんw
宴会エ○ベックス!とかいうCMありましたよね?
>>192 915さん乙!よ・・・よくも俺のめーぐるをwww
つうか急騰メンは生で見たことないので裏山鹿〜。
197 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 00:11:19.78 0
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
199 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 01:05:05.87 0
200 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 02:45:03.89 0
前スレ83氏、乙!です
ル ’ー’リ<泣かさないで下さい!
wktkで続きをお待ちしております
201 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 05:17:51.88 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
202 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 07:19:54.37 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
203 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 07:20:09.45 0
保全疾走
204 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 08:05:29.97 0
朝保
205 :
なんみん:2006/01/20(金) 09:26:34.19 0
>>915さん乙です!
いくら丁寧な紺野さんでもさすがに相手が同期ならタメでしょう
暴走しがちな3人のなだめ役ですね…おとめVsさくらの高橋への当身とかカッコヨス
もし藤本−小川−紺野さんのラインが出来れば左派は安定しますね
小春も左だけどちょっとまた異質なんですよね…現段階では交わらない感じ
それにしても亀井はいろんな意味においてニュートラルなんだなあw
>>前スレさん乙です!!
男の熱い友情はやっぱ良いなあ(涙…って思ってたら演歌ディオって!ww
プリンの被り物の人達は見た事あります!!エイベックスの人だったのかw
ではではノシ
206 :
なんみん:2006/01/20(金) 09:47:16.32 0
そうそう言い忘れてました…
>>176(1さん)
ジョジョバトルって『能力と技術』・『知恵と機転』・『覚悟と凄み』の
3つの要素からのバランスで出来ているとなんみんは思っています
そこから『一進一退の攻防』あるいは『防戦からの逆転』等で
展開されて行く感じですね
なんみんの今回の話は後半バトルバトルの連続なので
それらのバランスシフトを考えながらなるべく同じパターンを出さない様に気を使っています
ではではみなさんマイハマンノシ
207 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 10:59:12.50 0
保全
208 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 11:38:05.33 0
ho--------------------------
209 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 13:00:03.16 O
ぜ
210 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 13:02:31.50 0
なんだこのスレ!!きめえ!wwwwwwwwww
羊行ってくれよ頼むからwwwwwwwwwwwwww
211 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 14:01:44.22 0
コピペ乙!
212 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 16:32:20.47 O
保全疾走
213 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 17:09:39.89 0
保全疾走
214 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 18:24:17.99 0
保全疾走
215 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 19:44:44.29 0
保全疾走
216 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 20:57:14.98 0
hoze
217 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 21:42:51.36 0
hozemnn
218 :
名無し募集中。。。:2006/01/20(金) 22:54:26.03 0
hozemmnnnn
219 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/20(金) 23:02:19.83 0
ガチャリ!
扉が開き薄暗かった屋上入り口に明るい光と血の臭いが立ち込める。
その異臭が美貴を現実に引き戻す。
菅沼は慎重に扉を開くとソッと覗き込み状況を見た。
「・・・・・?!」
目の前の状況に表情を硬くする。
その表情に違和感を覚えた美貴は菅沼の身体を押しのけ屋上に出た。
目前の血の海・・・・・ドアの前の首の無い死体・・・上履きには『田中』・・・
「こ・・・こんな・・・・変わってない・・・・」
乾いていく咽喉を潤す為に生理反射で唾を飲み込む。
「それじゃぁ・・・」
目を遣る・・・・身体を真っ二つに切られた友人、後藤真希の死体。
胸を穿つかれた石川梨華の死体が血の海に浸っている・・・・・
「う・・・そだ・・・アンタじゃ無かったら・・・誰が・・こんな・・・」
美貴はその場に崩れ落ちた・・・・
結局・・・救う事が出来なかった・・・・全てが無駄に終わったのだ・・・・
「この感覚・・・まだ終わりじゃ無い様だな・・・」
菅沼はそう言うと美貴を置き去りにして屋上に歩き出す。
丁度、入り口から見えない場所でソレは行われていた・・・
二人の『死ぬことの無い能力』を持った者達は
首の骨がひしゃげ様がすぐさま立ち上がり戦い続け
腕を引き千切られようが血の縄で引っ張り上げて切断面を繋げ戦い続けた・・・
ヒトで無くなった二匹のケモノは終わる事無くお互いを喰い合っていた。
220 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/20(金) 23:02:52.47 0
「『石』の力を身に付けた者同士の末路・・・やっぱりこんなもんか・・・」
菅沼は戦渦に近づきながらそう呟く・・・
銀色の光が奔る
ケモノの動きは止まり菅沼に鮮血が降り注がれる。
犯した罪を受け入れるように・・・・菅沼は手を広げ血の雨を身体に浴びた。
全身に血の赤を纏う菅沼の後ろ姿・・・美貴の見た悪夢の終着点だった。
221 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/20(金) 23:03:33.55 0
保全を兼ねてちょい出し。
222 :
915:2006/01/20(金) 23:16:43.60 0
223 :
915:2006/01/20(金) 23:17:16.52 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うC〜
「うん、ママがね、今日はS市に買い物に行ってるから
S駅前に迎えに来てもらってね、家族で外食するの。
パパがリハビリを兼ねて海外にトレーニングに行ってるからね、
その間にパパ抜きでおいしいもの食べようって」
愛理が笑いながら言った。
愛理のパパ、怪我は治って元気にしてるんだな・・・・
私はなんとなく安心してしまった。
「一応人通りは多いところばっかりだから大丈夫とは思うんだけどね。
そういうめぐは?」
「うん、私はバスだし、バス停から家まではすぐだから。
いいよ、せっかくだし杜王駅まで歩こうか?」
「ホント?ありがと〜」
私が通学に使っているバスは学校前から出ているけれど
どうせ杜王駅経由だから、杜王駅から乗っても一緒だしね。
そう思った私は愛理と駅まで歩く事にした。
224 :
915:2006/01/20(金) 23:17:58.50 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うD〜
「そういや雅ちゃんは?家近くなんでしょ?」
「雅ちゃん、補習だって」
「あ〜、2学期の期末テスト悪かったって言ってたもんねえ〜」
私と愛理はどうでも良い話をしながら駅前の商店街を歩いてた。
この時間なら、電車通学のぶどうヶ丘の生徒も結構多いし、
買い物客も普通に歩いている。
まさかこんなところでスタンド使って襲ってくる人なんていないだろう・・・
その時だった。
ビュオオオオオオ〜
私達の横から突風が吹き付けた。
「おっ、おっ、おぉ〜?」
愛理がおかしな叫び声をあげてよろよろと
よろけたと思うと、ペタンと尻餅をついた。
「な〜にやってるのよ」
私はそう言いながら愛理を見た。
「え!!!!!!!!????????」
愛理の姿は・・・・そこには無かった!!!
そんな!!!
225 :
915:2006/01/20(金) 23:22:20.80 0
今日は短いですがここまで!
>>前スレさん
めーぐる良いですよ〜
ワンダフルではかなり見せ場多かったです。
てか、あのダンスのキレはまじすげー!
愛理とめーぐるはキッズの中でも実力がずば抜けていると思います。
>>なんみんさん
そうですね、前スレさんのも紺野小川コンビが狙われたし、
そこにミキティを絡めるのが一番安定するかなとは思ってます。
んで、名前の呼び方の問題だけど、実際難しいですよね(^^;;;
今回も一つミスしてしまっていて、
前回めーぐるは「愛理ちゃん」って呼んでたんだった・・・・・・・・orz
まあ「愛理」って呼ぶ方がしっくりくるし、前回はミキティに対して
そう言っていたから、直接は「愛理」って呼ぶって事でカンベンしてください。
226 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/21(土) 00:00:08.53 0
「終わりだ・・・真希ちゃん・・・梨華ちゃん・・・れいな・・小春・・・」
美貴の心は砕け冷たいコンクリートに倒れ込む。
その身体を誰かが支える
血塗れの手・・・・菅沼だった・・・・
「ア・・・・アンタさえ・・・・この町に来なかったら・・・・」
美貴は菅沼の腕を押しのけて睨みつけた・・・
悲しくなるだけだった・・・例えこのヒトがこの町に来なかったとしても・・・
惨劇は起きるのだろう・・・
「諦めるな・・・・まだやり直せる・・・・俺は1週間前、この町に来た・・・
お前はソコまで時間を戻せ!俺を探せ!顛末を俺に話せ!俺に協力を求めろ!」
菅沼は美貴の肩を揺すりながら話した。
「アンタ・・・・なんだか・・・拍子抜けするヒトだな・・・・
解ったよ・・・アンタを信用してみるよ・・菅沼サン・・・」
ブギー・トレインが銀色に輝く
プァアァアンン
227 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/21(土) 00:01:35.23 0
12月20日 ぶどうヶ丘総合病院付近
―スポルトマティク―
「あぁ〜。あの子可愛かったなぁ〜。俺が学生の時分には居ないタイプだな。」
そう言って俺は彼女の後ろ姿を見送って歩き始めた。
俺?俺は菅沼英秋・・・いや今は「名無し」だ。
少し歩くとベンチがあった。
「よいしょ。」
座るのにも声が出てしまう、年だなこりゃ・・・いやまだ20代後半なんだけど。
襟をつまんで臭いを嗅いで見る。まだ大丈夫だな?
ここ4日ばかり着たきりなもんでね。
ジャケットは合皮だ。合皮の臭いがする。
空を見上げる。
冬の空は冷たさを増している。
「な〜にしてんだべ?俺は?」
「おい・・あんた菅沼さんだろ?」
?
何だこの目つきのキツイ姉ちゃんは?
さっきの子と同じ制服?同じ学校の子・・・か?
それより・・何で俺の名前を・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
TO BE CONTINUED・・・・・
今日はここまで。
力量不足を感じましたがオナだからいいや。
>>199 釣られるなよw
>>200 「死」のシーンて軽視されたり美化されすぎたりしがちなので
真っ向から自分の観点で書かせて貰いました。
>>206 何年か前ストーンオーシャン開始前にサブカル雑誌確か『モンスーン』
だったかな?でjojoを語ってましたがそこでも『逆転の瞬間』は語られて
ましたね。おでもそこはクッキリと書くようにオナってます。
>>225 915さん乙!確蟹!某バレエダンサーが褒めてたとかいう風評も有ったしね。
実際、ダンス、歌唱はベリより℃ute勢の方が上手い子は多いですよね!
呼び方は・・・・前回の時より『より親しくなった』ッつー事でいいんじゃ
ないですか?
229 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 00:57:21.48 0
保全DQNッ!
230 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 01:57:00.15 0
乙ッ!
う〜ん・・・藤本の孤独な戦いって感じだな
231 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 02:56:53.06 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
誰にも知られず銀色のスタンドは永遠に戦いつづける
完
234 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 04:54:02.43 0
保全
235 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 06:31:48.84 0
時を戻したならがんずき死んでねぇ(゚∀゚)
236 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 07:52:20.27 0
hozen
237 :
なんみん:2006/01/21(土) 08:14:01.09 0
>>915さん乙です!!
なんみんの今のヤツで高橋が藤本をアンタって呼んでるのは単なる苦肉の策です(汗
『藤本さん』でも『藤本』でも『ミキティ』でもイメージ沸かないんですよ
藤本が小川を麻琴とかマコって呼んでるのは信頼関係の過渡期を表しています
そういや前スレさんのトコで來未の方も生き返りましたね…どうなるのだろう?
>>前スレさん乙です!!
いよいよ佳境ですね!!
どう未来が塗り替えられるのか?ある意味ここからが本筋かも!!
伊達も死んでねぇ(゚∀゚)…って思ったけど菅沼とも出会ってねぇ…orz
未来が変わる事によって2人の出会いは無くなるのかッ!?
これはあくまでなんみんの独り言です…グッと堪えてただ座してwktk!!
238 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 10:43:54.27 O
ほ
239 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 10:43:59.10 0
⊂二二二( ^ω^)二二つブーン
240 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 12:43:32.96 0
保全疾走
241 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 13:44:19.66 0
ho
午後の三時に部活を抜けた亀井絵里は、広瀬康一とカフェドゥ・マゴにて落ち合った。
なんだか持っている通学カバンがやけに軽く感じたが、お弁当が空になったからだと
解釈し、特に気にしなかった。
「そもそも僕らの演劇部ってのはね、名前こそ『演劇』なんだけど、それ以上に
活動はハードなんだ。歌も唄えなきゃならないし、ダンスもめちゃイイ感じでなければ
ならない。演劇部を立ち上げた昔のメンバー…僕は三年生の安倍さんしか知らないけど、
それは並大抵な努力じゃなかったって話さ」
「…それはわかったけど、それときみたちがスタンド使いなのと、一体どういう
関係があるの?」
「僕も聞いた話だからよくわかんないけど…こっから先は僕に演劇部について
憶測ながら教えてくれた先輩…いや、友人の話なんだけどね。舞台に立つための
精神力を見てるんじゃないかって言うんだ?」
「精神力を見てるだって?」
「そうだよ。スタンドとは自らの精神力の強さの象徴!スタンド使いになれるだけの
精神力を持った人間だけを部員にしてるのかも知れないってことさ。その際、発現した
スタンド能力はそれの副産物なんじゃないかっていうね。ただ…」
「ただ?」
「入部する時の『審査』といい、部員に与えられる『指令』といい、どう考えても
スタンド能力は副産物だとは思えないんだ。なんかこう…寺田先生は演劇よりも
スタンドに重点をおいた活動をしているような気がしなくもないし…」
「うーん…きみ、その部活の友達一人にしか話を聞いてないんだろう?他の人には
聞いたりしなかったの?」
「広瀬くんは『新垣さん』のこと、あんまり知らないと思うけど…あの人以上に
演劇部について『知っている』人ってのは考えられないよ」
亀井絵里はちょっとしたウソをついた。
一人だけいたのだ、新垣里沙よりも演劇部を『知っている』かもしれない人間が。
それは、演劇部の部長である吉澤ひとみである。
吉澤さんなら演劇部が一体なんの目的で活動してるのか知ってるような気がするんだけど、
なんだか聞きづらかったからやめたんだよなぁ〜。
なんでそんなこと聞くんだよ、な〜んて言われたら、どう言い訳すればいいのか
僕わからないし…
今、こうして自分が部外者に演劇部について話しているのがバレたとしたなら、
どうなるんだろうか…亀井絵里はふと心配になった。
「とりあえず、きみの話からわかることといったら…部員はみんな能力を持っては
いるけど、部活の目的は知らない…いや、もしかしたら目的なんてものはないのかも
知れないね。けど、それはそれでとても危険なことだよ」
「どうして?」
「演劇部がある限り、この町のスタンド使いは増えていく一方にあるってことじゃ
ないか。スタンドが発現するだけならまだいい。でも、スタンドと共に野心が
身についてしまったら…」
広瀬康一は思った。
もしまた『吉良吉影』のような悪党で、『キラー・クイーン』のような凶悪なスタンドを
持つ者が現れたとしたら…それは恐ろしいことだぞ…ッ。
「最後に一つだけ教えてよ。きみは…どうやってスタンド能力を身につけたんだ?」
「『弓と矢』だよ。広瀬くんもそうなんでしょ?」
スタンド能力を引き出す『弓と矢』を所有している者が、自分の学校にいる。
この町にいるスタンド使いは、ほとんどが『弓と矢』によって能力を引き出された
スタンド使いなのだ。
虹村形兆から音石明の手に渡った『弓と矢』は、現在SPW財団の保護下において
研究が進められているが、吉良吉影の父の分も含め、杜王町に三組もの『弓と矢』が
あったなんて…広瀬康一は驚きを隠せない。
露伴先生の読みは正しいのかもしれないぞ。
けど、目の前に座っている彼女は決して悪い人じゃない。
演劇部を潰すことよりも、彼女を…部員たちをスタンド使いにした部活の顧問から
『弓と矢』を奪って破壊する方いいんじゃないのか?
とにかく、話を聞く限り部員たちには『スタンドを使ってどうこうしよう』といった
野心は無いように感じられた。
それを知っているのと知っていないのとでは、天と地ほどの差だ。
それを知った露伴先生はどういった行動にでるんだろうか…
広瀬康一は妙な胸騒ぎを覚えた。
カフェドゥ・マゴを出て、亀井絵里は一人思案していた。
果たして、これでよかったのだろうか…と。
演劇部のことを部外者に洩らしたことが知れたら、僕はどうなるんだろう?
強制退部かな?けど、それぐらいで済むのか…?
僕は何をやってるんだろう。いくら広瀬くんが悪い人に見えないからといって、
部内のことを調べて話してしまうなんて…正直どうかしてるな。
そんなことを考えながら、杜王駅に向かう。
…ふと、道重さゆみに会いたくなってきた。
わけもなく急に沸き起こった感情だ。
今日、小春ちゃんと部活休んでたから会えなかったんだよね。
こんな気分だからなのかわからないけど、ものすごく会いたくなってきたぞ!!
二人とも、さゆの家で遊んでるのかなぁ〜…
彼女は目の前の杜王駅に向かうのをやめ、方向転換すると道重さゆみの家を
目指して歩き始めた。
それが、彼女の運のなさであった。
すぐそこの角を曲がったところで、今日初めて話したばかりの人物に出くわしたのだ。
「山岸由花子…さん?どうしてこんなところに…?」
「駅に向かっていこうとした時はどうしようかと思ったわ。人のいっぱいいるところじゃ
ゆっくりお話できませんものね」
亀井絵里が彼女を丸い目で見つめたその時である。
彼女の長く美しい髪の毛が、まるで意思を持ったかのように妖しく蠢き伸びて、
あっという間に亀井絵里の身体にきつく巻きついてきたのだ!!
シルシルシルシルシルシルシルシルシルシルシルシルシルシルシルシルシルシル…
「うぐーッ!!なんだこれはぁ〜!!!」
亀井絵里を拘束した髪の毛は、そのまま彼女を塀に叩きつけるようにして飛んでいく。
ドゴシャアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
「ぐげェーッ!!!!!」
背中をぶつけたその痛みの中、亀井絵里は気付いた。
あの人は…山岸由花子はスタンド使いだ!!
髪の毛が動くスタンド!!!
しかしわからないのは、どうして僕がこんな仕打ちを受けなくちゃ
ならないんだってことだ!!
「ゆ…由花子さんッ!?」
「亀井さん、あなた…あたしの言ったことが『まるでわかっていない』ようね…
わたしは忠告したハズなんですからね、二度と康一くんの回りをうろつくなって。
そして、こうも言ったわ…ただじゃおかないってね!!!」
山岸由花子は、左まぶたをピグピグと痙攣させて言った。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
247 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/21(土) 14:24:14.71 0
ここまで!!
あぁ…最近忙しすぎです!!テスト期間なんて…orz
早く次エピに行きたいッ!!
ニストのみなさま乙!!すいません、感想は後ほど…ではノシ
248 :
1:2006/01/21(土) 15:43:33.86 O
>>610さん
そうそう!いま610さんがオナってる『美容師は恋をする』の話って
時間的にはどのあたりですか??
今後の展開の参考にしたいんで教えて欲しいっす☆
249 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 17:22:38.10 O
ほ
250 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 18:09:42.30 0
ソラシド♪
251 :
610:2006/01/21(土) 18:13:57.90 0
みなさん乙!
>>1さん
由花子いいなあ…ブチ切れて欲しいw
俺の作品ですが時間設定は「冬」ってこと意外考えてないっすね
915さんの「ソロになりたい」以降ならどこでもいいって感じです
では出します〜
252 :
610:2006/01/21(土) 18:16:26.20 0
銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜F
「君の能力、最初に食らった時は少々驚いたが…」
ズズズズズズ・・・
野田の土鎧が蠢きながら重量感を増していく。
その姿はもはや巨大な石像のようだ。
「私の『ロック・ヘッド』はその程度では突破出来んよ!」
「へへ…」
対峙している西川は肩で息をしながら微笑を浮かべる。
「ではそろそろ終わりにさせてもらうぞッ!!」
ドンッ!!!!!!
巨大な土の塊が一直線に西川に突っ込んだ!
そしてその巨大な拳を繰り出す!
「ムゥン!!」
ドシュウウウウウッ!!!
西川はそれを紙一重でかわし、野田に向かい大きく踏み込む!
「ヒート・キャパシティ!!!!」
ズドオオッ!!!!!
西川の拳がカウンターで野田のボディに炸裂した!
「ふふッ」
しかし野田は全く動じずニヤリと笑みを浮かべる。
そして丸太のような腕で西川を薙ぎ払った!
253 :
610:2006/01/21(土) 18:17:43.30 0
ドグシャアアアアアッ!!!
「ぐあッ!!?」
西川は大きく吹き飛ばされ、その身体は何度も地面を跳ねる。
「君ィ〜!なんだね今の攻撃は?ぜんぜん『熱く』なかったぞ!」
西川に歩み寄っていく野田。
そして足元の西川を見下ろしながらイヤらしい笑みを浮かべる。
「本当にスタンドパワーを使い果たしてしまったのかね!?」
「うおおおおおッ!!!!ヒート・キャパシティッ!!!」
ズドドドドドドドドッ!!!!!!
起き上がりざまの西川のラッシュが野田に炸裂した!
シュウウウウウウウウウ・・・・
野田の全身から蒸気が上がる。
しかし野田は何事も無かったように立っていた。
鎧も蒸気が上がっただけでヒビすら入っていない…!!
「ふふふ、やはり君は限界のようだね!パワーもスピードも落ちている…!」
ドゴオオオオオッ!!!
「うぐえッッ!!!」
野田の蹴りが西川の腹にメリ込む!
254 :
610:2006/01/21(土) 18:19:15.16 0
ドゴッ!!バキッ!!
さらに野田の攻撃が続く。
西川はかわす事すら出来ない、打たれるがままだ。
「ど、どうしたんだ西川さんッ!?急にやられ始めたぞ!!」
公園の隅で二人の戦いを見つめていた藤本は思わず口走る。
何かとっておきをやるんじゃないのかよッ?
もしかしてスタンド力(パワー)を使い果たしてそれすら出来ないのか!?
「ふふ…!思い知ったかこの若造が!でしゃばった真似をした事を後悔しながら
死んで行きたまえ!!」
野田は西川を片手で掴み上げる。
西川の身体はボロボロで、もう熱すら発していないようだ。
「じゃあな!君の死体は『土』で固めて埋めて処理するとしよう…!」
野田がトドメとばかりに拳を構える。
「むぅッ!!?」
何が起こったのか?
突然野田は掴んでいた西川を放してしまう。
255 :
610:2006/01/21(土) 18:21:16.68 0
「なんだこれは?私の手が…『冷たい』!?」
「俺は自分の体温を自力で上げている訳じゃないんだ…」
地面に座り込んだ西川が口を開く。
「周囲の物の『熱エネルギー』を全身で吸収して身体に取り込んでいるんだ。
それを体内で蓄積、燃焼させることで体温を上げている…」
「ちょっと『熱』が切れちまったんでね…補給してるんだよ。」
「なんだと…!これはッ!?気温がッ…!?」
野田はある異変に気付く。
西川を中心として周囲の気温が急激に下がり始めているのだ!
「オッサン、『メルトダウン』って知ってるか?」
西川は唐突に尋ねる。
「原子力発電所なんかで、耐熱限界を超えて原子炉自体が崩壊しちまうことだ…
今からそれを見せてやるよ…!!」
「な…これは!?」
離れた場所にいる藤本も異常に気付いたようだ。
な…なんか急に寒くなってきてねーか!?
こんな急激に気温が下がることってあるのか?
256 :
610:2006/01/21(土) 18:23:13.12 0
「…!!」
野田に焦りの色が見え始める。
「オッサン!逃げるなら今のうちだぜ…!」
「ふ…ふふふ!逃げる!?そんな事をする訳が無いだろう!?
私は君を倒してこれからも何事も無かったように生活を送るんだからね!!!
…スタンド力を全開だッ!!!『土』よ集まれィッ!!!!」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・!!!
野田の鎧は更に巨大な物となり、その手に巨大な『盾』を形成した!
「防ぎきってやる!!防ぎきれば私の勝ちだッ!!!」
「へへ…オッサン、いい根性してるじゃないか!ちょっとは見直したよ!」
気温の低下が止まり、西川が両足を開きドッシリと構えた。
「じゃあ行くぜ…!ヒート・キャパシティ!『ホット・リミット』ッ!!!!」
ゴオオオオオオオアアアアアアアアアア!!!!!!
西川の全身から強烈な熱と光が発せられる!!
257 :
610:2006/01/21(土) 18:28:52.85 0
ここまでですが…
娘小説なのに娘活躍してねえwオナなんで勘弁してください!
このエピ思ったより長くなってしまったな〜
とりあえずバトルは次回で終わらせるよう頑張りまッす!
258 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 18:48:05.19 O
両氏乙ッ!ガンガレ
259 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 19:47:27.78 0
保全疾走
260 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 20:48:36.34 0
うんこ
261 :
915:2006/01/21(土) 21:09:12.75 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うE〜
私はとっさにサッド・レディを出して周囲を見渡す!
この近くに・・・スタンド使いがいるッ!!!
私は用心しながら愛理がころんだ当たりにしゃがんで地面をなでた。
普通のアスファルトだ・・・・・
私はもう一度周囲を見渡す。
「面倒だな、アンタもまとめて面倒見てあげるよ」
えっ?
私は声がどこから聞こえてきたのかわからず当たりを見回そうとした。
その瞬間、私は地面から引きずり込まれるのを感じた・・・・
気がつけば、私は暗闇の中にいた。
スタンド攻撃!!!!
私は暗闇の中でサッド・レディを身構えさせる。
と・・・・・・
262 :
915:2006/01/21(土) 21:10:32.33 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うF〜
ピカッ
暗闇の中に、突然小さな光がともった。
懐中電灯か何かのようだ。
私は突然のまぶしさに思わず手で光を遮る。
「めぐ?そこにいるの?」
光とは別方向から愛理の声が聞こえた。
ようやく暗闇と光に慣れてきたのか、
声の方向を確認すると、少し離れた所に愛理が
立っているのが確認出来た。
ここは・・・・、まるで廃墟のような暗闇だ。
地面には大きな岩や何かの残骸が転がっている。
そして天井と言わず、周囲は岩のような何かで覆われている。
まるでトンネルの中のようだなあ・・・・。
「愛理!無事だったのね!」
「めぐこそ!」
「はいはい、アンタたちにおしゃべりは許可してないよ」
懐中電灯の方から声が聞こえた。
そこには二人の女が立っていた。
今しゃべった女は怪我をしているようだ。
松葉杖をついて、片方の腕も三角巾でつるしている。
263 :
915:2006/01/21(土) 21:11:06.65 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うG〜
「ようこそ、私のドラゴンヘッドの世界へ」
怪我してない方の女が口を開いた。
「始めに自己紹介しておくわね。私は松田さやか。
この異空間を作り出して引きずり込む能力、
ドラゴンヘッドのスタンド使いよ」
怪我してない方の女が得意そうに言った。
「アナタの仕業ね!
だったらアナタを倒して・・・・!」
私はそう言いながら飛びかかろうとして足が止まった。
ガラガラッ、ヒュー!!!!!!!
足下をがれきが崩れ落ちる音がした。
そして、たどり着く音は・・・・しなかった・・・・
「おっ、よく止められたね」
松田さやかという人が私に言う。
私はおそるおそる下を確認する。
私と、二人の間には大きな地面の亀裂が走っていた。
そして、底はまったく見えない・・・・
「そこから落ちたらどうなるか私も知らないよ?」
松田さんは続けた。
「私も能力に目覚めたばかりでね、あんまり詳しいこと知らないけど
命が惜しければじっとしていた方が良いよ?
元々、アンタはターゲットじゃなかったんだけど
仲間を呼ばれたりしてもやっかいだから連れ込んだだけだし」
264 :
915:2006/01/21(土) 21:12:26.57 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うH〜
私はついで、か・・・・。
ってことは、敵の狙いは愛理?
「あ〜!お姉さんはこないだの!!!」
突然、愛理が敵を指さした。
「今頃思い出したの?相変わらずなめてるねッ・・・・!!!」
怪我している方の女が憎々しげに愛理をにらみながら言った。
そうか、この女、こないだ愛理と雅ちゃんと田中さんにやられた
倖田みそのって女か!
あの怪我もその時やられたものね!
「鈴木愛理!アンタにこないだのお礼をしにきたんだよ!!」
「え〜、そんなこと言われたって〜」
愛理がのんきに返事した。
愛理って、脳天気なのか大物なのかわかんないな・・・・
「だからこうやって愛理と、ついでに一緒にいた私も引きずり込んだんですね。
でも松田さんのスタンドはこの空間を作ること、
そして倖田さん、あなたは怪我人!
それでどうするつもりですか?」
私が言うと、倖田さんはおかしそうに笑った。
「確かに言うとおりだよ。でも逆に、アンタたちは何が出来るのさ?
アンタ、見た目近距離型のようじゃない?
そこを飛び越えてこっちに来る?
言っておくけれど落ちたらどうなるか知らないよ。」
松田さんがそう言った。
たしかに・・・・。
265 :
915:2006/01/21(土) 21:19:44.60 0
今日はここまで!
わかった人もおられるかと思いますが、
松田さやかのモデルは松田聖子の娘のSAYAKAです。
misonoが所属していたデイアフのメンバーがSAYAKAと
つきあっているという話があったのでそこから登場させました。
>>228 前スレさん
呼び方についてはどうとでも解釈出来るので
今回は気にしない事にします。
もっとどうしようもないことが出てきたので(^^;;;
>>237 なんみんさん
そう、そのもっとどうしようもないことですが、
前スレさん、てっきり23日に帰ってくると思ったら
まさか20日までさかのぼるとは・・・・
完全にオイラの予想外orz
ってことで、來未が死んでしまっている事は
まだ20日の事なんで回避出来なくても良さそうですが
麻琴VS紺ちゃん、さゆ&絵里VS菅沼は
避けられるというか、展開によっては避けないとおかしいんですよね・・・
こんまこはミキティも現場に来てるし、
菅沼はミキティから話を聞くわけだし・・・・
ついでにそうなるとごっちんが演劇部に助っ人で来た話も・・・
ってことで前スレさん、処理出来ます?(^^;;;
そちらでこういう展開になるのが都合が悪いようでしたら
こっちでなんとか考えますが・・・・・(ノ∀`)
>>237 何するだァーwなんみんさんwww
いや・・まんまだったもので・・その上を行かなくては為らないなぁ〜
>>247 1さん乙!!テストがんばって!!
>>257 610さん乙!タカノリと野田社長の対決の面白い設定を最近気付きましたw
>>265 915さん乙!そぉなんだよね。ここでどうこう言えないのでメル欄で
のような展開になります。ネタバレなのでニスト意外は閲禁。
267 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 21:50:23.32 0
閲禁とか言われたって名前のすぐ横に出てるじょのいこ
268 :
915:2006/01/21(土) 21:54:14.00 0
>>266 了解です!
でもそれくらいなら修正可能かな。
前スレさんの今後の展開の中で該当部分が出てから
掲示板の方に修正版あげますわ。
たぶんそれぞれ1カ所くらいの修正で済みそうですし
大勢には影響無いですから。
269 :
915:2006/01/21(土) 21:58:24.99 0
>>268 っていうか、冷静に考えたらそういう展開になるんっすか
前スレさんさすがだなあ・・・・・・w
270 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 22:17:40.76 0
乙
271 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/21(土) 22:43:01.33 0
今日はチトオナれませぬ!スマソ!
>>269 まぁ色々言いたいですがネタバレしたオナなんて気の抜けたサイダー
みたいなもの・・言えないのでなんとももどかしい。
272 :
名無し募集中。。。:2006/01/21(土) 23:44:44.27 O
菅沼登場まで戻るってーといろいろな人がでてないことになるな
273 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 00:14:45.11 0
人によってはメ欄が普通に見えちゃうんだっけ?
274 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 00:21:37.58 0
専ブラ使ってりゃ誰でも見える
275 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 00:27:37.16 0
オイラはAboneだけどマウスもっていかないと見えないよ
276 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 00:54:13.68 O
名無し募集中。。。[sage]
こんな感じだな
277 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 01:00:29.20 0
こんな感じのJane
266 名前:前スレ83 ◆5QP4YFlyRI [ネタバレ] 投稿日:2006/01/21(土) 21:48:42.06 0
278 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 02:07:17.49 0
自分の腕に「保全」を貼るなんてことは二度としねーからなッ!!!」
279 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 03:49:49.82 0
緊急保全
280 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 05:13:29.48 0
緊急保全+
281 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 06:35:40.95 0
緊急保全+´
282 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 07:43:46.74 0
普通に保全
283 :
なんみん:2006/01/22(日) 08:41:00.53 0
ニストさん保全組のみなさん乙です!!感想は長くなるのでスマソ
>>前スレさん915さん(特に
>>266)
やっぱり修正点ありましたか…でも最小限に止まりそうですね!!
前スレさんスンマソン…伊達の事ですよね?なんみん名物『悪魔の独り言』ですw
あの死別のシーンがお互いが『真の理解者』って感じで印象的だったので
(あと伊達の事なんで特にw)ついつい気になってしまいました!!
ホント申し訳舞波です!!…で内心ニヤリとww
284 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 09:46:36.88 0
ho
285 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 10:13:36.17 0
山吹色の保全疾走
286 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 11:16:40.20 0
保全!
287 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 11:33:33.85 0
ハロモニ保
288 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 12:20:39.31 0
保全疾走
289 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 13:12:50.78 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
290 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 14:06:06.66 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
291 :
915:2006/01/22(日) 15:10:18.76 0
>>266 あ〜、そうか!
タカノリと野田社長って因縁ありましたね、そういやw
ってことでオナいきま〜す
292 :
915:2006/01/22(日) 15:10:56.82 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うI〜
私のスタンドは近距離型でこれといった特殊能力も無いし、
私から二人のいるところまで、地面の亀裂は5メートルはあるだろう。
とてもジャンプして飛び越えられるような距離じゃない・・・
「私の狙いは鈴木愛理、アンタだからね、
仲間のサポートのないアンタなんか怖くもなんとも無いんだよ!!!
こないだの恨みだ!ぶっ殺してやる!!!」
倖田さんがそう言って愛理の方に近づく。
確かに・・・・、愛理のスタンドじゃあ・・・・!
「プライマリー・カラーズ !!!」
倖田さんがスタンドを出現させた。
本人が怪我しているからか、いまいち迫力がないけれど・・・
「アンタはあとでゆっくり料理してあげるよ」
倖田さんは私に向かってそう言ってから、愛理の方をむき直した。
プライマリー・カラーズが腕をふるう!
ヒュン!ヒュン!!ヒュン!!!
いくつものカマイタチが愛理を通り過ぎていった・・・・!
一つも・・・愛理には当たっていない?
「おっ、おお〜」
愛理が相変わらず変な悲鳴をあげる。
293 :
915:2006/01/22(日) 15:11:41.10 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うJ〜
「アンタにはじっくり恐怖を与えて、
徐々に切り刻んでいってやるよ!!」
倖田さんはそう言ってから松葉杖をついて愛理に少し近づいた。
「う〜ん、困ったなあ・・・・」
愛理が他人事のようにつぶやいた。
「ミスチーフ・エンジェル、出ておいで〜」
まるで人形のような、愛理の小さなスタンドが
「オウ!愛シノ愛理タン!」
と言いながら出現する。
「ふっ、オマエに何が出来るんだよ?
種はばれているんだ、もうそのスタンドにはやられないよ!」
倖田さんが言った。
確かにその通りだ・・・・。
愛理のスタンドは相手にとりついてから初めて効力を発揮する。
だけど・・・・・
「ねえ、あの人にとりついてほしいんだけど」
「オイオイ、さぽーと無シカヨ!
チョットツライナア・・・・・」
294 :
915:2006/01/22(日) 15:12:12.48 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うK〜
ミスチーフ・エンジェルがぼやきつつ、
ふらふらと空中を飛びながら倖田さんに近づく。
「なめんなよ!!」
倖田さんは緩慢な動きのミスチーフ・エンジェルを
折れていない方の腕ではたいて地面に叩きつけた。
「アイテェー!!!」
それと同時に、愛理も後ろの方にすっころぶ。
「いった〜っ!!」
「ふっ、やっぱりな。
スタンドがとりつくまではちゃんと本体にダメージ返るようだな!」
倖田さんがにやついた。
言うとおりだ。ミスチーフ・エンジェルは相手にとりつけば
あとはダメージを一切受け付けないし無敵の能力を発揮するけど、
それまでは貧弱すぎるしスピードも無いし、
何よりもスタンドのルール通り、愛理にダメージが返るんだ!
「オイ!愛理タン、ヤッパリダメダゼ!!」
「ちぇっ、戻っておいで!」
起きあがった愛理がコートをパンパンと払いながら言うと、
ミスチーフ・エンジェルはまたふらふらと愛理の元に戻ってきた。
どうしよう・・・・!
相手は怪我人とはいえ、このままじゃ愛理がやられちゃうよ!!
そう思いながら私は改めて自分の足下と
愛理たちのいる方向を確認する。
やっぱりこの地面の亀裂を飛び越えるのは無理だ・・・・
295 :
915:2006/01/22(日) 15:15:15.80 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うL〜
「愛理ッ!!」
私は思わず愛理に声をかけざるをえなかった。
「う〜ん、困ったね、めぐ」
愛理から返ってきたのは相変わらずのんきな返事だった。
「ちょっと、愛理!そんなのんきな・・・・!!」
「あきらめたのか?まぁ、実際にどうする事も出来ないだろうしな」
にやにやしながら倖田さんが言った。
完全に勝ち誇った目だ・・・・・・。
と、愛理がきょろきょろと周りを見渡した。
あの子、敵が目の前なのに何やってるんだろ・・・・
すると愛理は、近くにあったがれきに自分の手提げのカバンを置いた。
まさか、カバンを置く場所を探していたの?
「ちょっと待ってね・・・・」
愛理はそう言うと、今度はコートを脱ぎ始めた。
さすがに倖田さんもあっけにとられている。
「オ、愛理タン、久シブリニアレ、ヤルカ?」
ミスチーフ・エンジェルが愛理の上空をぐるぐると飛び回る。
296 :
915:2006/01/22(日) 15:15:50.56 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うM〜
そうしている間に、愛理はコートを脱ぐと、
カバンの上にコートをたたんでそっと乗せた。
「コートでも脱いで本気でやりあおうってつもり?
良い度胸じゃない?」
倖田さんがそう言って愛理を挑発した。
対する愛理は・・・・・
「ぶどうヶ丘の制服って地味だと思いません?」
な、何の話・・・・・・・・・?
「あぁ?」
思わず倖田さんも聞き返す。
「今時セーラー服だし、しかもデザインもあまりかわいくないんだよね。
それに比べて栄米のブレザーなんてかわいいですよね。
うちも制服のデザインを新しくしようって生徒会が運動してるらしいけど・・・」
かまわず愛理は続ける。
「あんた、何言ってんの?」
「でも愛理、セーラー服はキライじゃないんだよ。
ブレザーだと、ボタンがたくさんあるからね・・・・・・」
何?愛理、何が言いたいんだろ・・・・・???
「オマエ、自分の立場わかってるのか?」
倖田さんもイライラしながら言った。
「立場?愛理が圧倒的に有利って事?」
愛理が笑った。
297 :
915:2006/01/22(日) 15:18:13.97 0
今日はここまでッ!
前回、しゃべらせる暇も無かったのでお蔵入り仕掛けた設定ですが、
ミスチーフ・エンジェルはエコーズやサイレント・エリーゼ、スパイス・ガールと同じ
人格を持っているタイプのスタンドにしました。
というか、モデルが武装錬金のエンゼル御前だったもんで(^^;;;
298 :
915:2006/01/22(日) 15:19:35.02 0
あ、あと、2回ほど出てきた愛理の変な叫び声(笑)は
ハロモニ。の℃-uteアウトドア企画で
カヌーに乗って川に入る時の愛理をイメージしてください(爆)
299 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/22(日) 15:40:37.48 0
>>915さん
リアルタイムで読めましたー!!乙です!!!
余談ですが、人格を持ったスタンドを書いてるときって楽しくないですか?w
愛理ン、もしかしてけっこう頭のキレる子なのだろうか…続き期待!!
>>前スレさん
すべてを知ってるのは藤本だけか…
みんなを救うためには、戻ってきた段階で菅沼を説得しないといけないわけですが…
さ、先が読めネェーッ!!大人しく続き待ってますw
もしかしたら、前スレさんのこの話が終わるくらいに俺もそれっぽく
ヤマ場オナニーできそうっす!!
>>232さん
やべぇ、カコイイ!!!
>>610さん
ホット・リミットでたー!!!
娘。活躍してないのはまぁドンマイっすよ、俺も以前ウサギで一つ話作ってしまいましたしw
俺としてはこの後の西川くんとミキティの行方が気になってたりw
>>251の件、把握いたしました!!
今日のハロモニは良かった…ではまた後ほどノシ
300 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 16:21:32.24 0
乙ッ!
ところで保健の保田先生はもうでないのかな
301 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 17:29:15.88 0
保全疾走
302 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 17:52:45.41 0
hozen
303 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 18:58:45.59 0
保全疾走
蠢く髪の毛は、尚も亀井絵里の身体を縛り続ける!!
だが、彼女にとってはその髪の毛のスタンドのパワーよりも、山岸由花子から
放たれる圧倒的なオーラに戦いていた。
な、なんなんだこの人はーッ!!!
僕はこの人に恨まれるようなことをした覚えはない…けど…
広瀬くんが何か関係しているのか?
もしかして…
「左まぶたが痙攣しているわ…由花子って子供の頃から興奮すると『眼輪筋』が
ピグピグいって、ちょっと暴力的になるのよ。さっき康一くんとあんたがカフェで
楽しそうにおしゃべりしてるのを見て、よく感情的にならなかったものだと自分自身に
びっくりしているわ。そんなことをしたら、康一くんに嫌われてしまうものね」
「そ、そうか…わかったぞ…!!きみ、広瀬くんのことが好きなんだろう!?」
「だったらどうするっていうの?あたしがあなたを二度と康一くんに近づかないように、
そのコスずるい性根をじっくりと叩き直してあげることにはかわりないんですからね!」
山岸由花子は罵声を浴びせ、亀井絵里に近付いていく。
この女…なんかヤバイぞ…
直感だけど…なにかヤバイ!!!
「サイレント・エリーゼACT3…サイレント・エリザベス!!出ろッ!!」
『R・O・G・E・R!!了解シマスタ!!』
ブチブチブチィッ!!!!
サイレント・エリザベスの脚力で、彼女を拘束していた山岸由花子の髪の毛の
スタンドを引き裂き、髪の毛の拘束から脱出する!!
パワーはないのが亀井絵里のスタンドの特徴であるが、ACT2のしっぽ、および
ACT3の蹴りは、藤本美貴のVVのラッシュほどではないが、それなりのパワーは
持っているのだ。
「どうだッ!!抜け出してやったぞ!!!」
「それは…そのガキんちょみたいなものは…亀井さんあなたも!!あたしと同じような
能力を持っているのッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
山岸由花子の『ラブ・デラックス』、それに対抗するのは亀井絵里の
『サイレント・エリーゼACT3』であるが…
「あなた、話にきくところ『演劇部』に所属しているようね…」
山岸由花子は亀井絵里を指差して言った。
口調こそまだ女性らしいものの、彼女の怒りは空気をピリピリさせ、亀井絵里の
背筋をガクガクと震わせる。
「そ、それがなんだよッ」
「クリスマスに公演を行うそうじゃない…あたし、康一くんに誘われたから
見に行くことにしていたわ。あの康一くんから由花子を誘ってくれたのよ。
こんなに嬉しい事って他にある?」
「なんだかよくわかんないけど、よかったじゃないか」
「・・・・・・」
「…どうしたの?」
「あなた、あたしの言っていることがまるで理解出来ていないようね。康一くんから
あたしを誘ってくれることなんて、今までなかったことなの。そんな彼がどうして
由花子を誘ってまでクリスマス公演に行こうとしたのか…わかったわ」
「どうして?」
「きっとアンタを見るためよこのボケナスビ!!!いったいどんなことをして康一くんを
罠にはめて誘惑したのか知らないけど!?そんなもんに付き合わされるぐらいなら
アンタをそこのコンクリートにすり潰して舞台に立てない身体にしてやるわッ!!!」
ドバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
叫ぶと同時に、山岸由花子の髪の毛が異様な長さに伸びて亀井絵里に向かってくる。
あの髪の毛に拘束されるのはかなりきついものがあった。
恐らく、あれで絞め殺すつもりなのかもしれない…山岸由花子の目は殺気で
満ち溢れているように見える。
「康一くんはあたしのもの…」
ピグピグ…
「あたしのものなのに横取りするなんて絶対に許せない…」
ピグピグピググ…ッ
「あたしの…あたしのものなのにィィィィィィイッ!!!!!!!!!!!!!!」
ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…ッ!!!!!!!!!
髪の毛の塊が亀井絵里に迫り来る。
だが、同じ手が二度通用するほど亀井絵里も柔ではない。
「サイレント・エリーゼACT3!!!!」
あの髪の毛がスタンドだとしたら、ACT3の『モグモグ・ウェーウェー』で
自由を奪ってやるんだ!!!
バサァッ!!!
『SONOFA BEEITCH!!』
ところが、ACT3が放った蹴りは、髪の毛を捉えることは出来なかった。
蹴り飛ばしても、バラバラに広がるからヒットしないのである!!
「空振り!?しまっ…」
「このクソったれがあああああああああああああああああああ!!!!!!!」
ギュッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!
「うぎゃああああああああああああああッ!!!!!!!!!!」
先ほどとは桁違いの量の髪の毛が、亀井絵里の身体に巻きつき締め上げる。
こ、こんなに髪の毛が伸びるなんて…どういう精神力をしているんだ!?
このままでは…マジで絞め殺されてしまうッ!!!
「さっきも気になったけど…あなたのスタンド『ACT3』っていうの?
もしかして康一くんと同じように『進化したスタンド』なの?」
「うっうっ…だったらなんなんだ!!」
「無性に腹が立つわ…あなたのその目…その瞳の奥に光るものも…そのスタンドも!!
康一くんに似ているからイラついてしょーがないのよ!!クソガキッ!!!!!」
髪の毛の力だけで、縛り上げられた亀井絵里が宙に浮いた。
そして適度な高さまで持ち上げられると、そのまま地面に叩きつけられる。
ゴシャアッ!!!
「うげえええっ!!!!」
「その舐めきったオーラ!!絶対に許さないわ!!!そんなに康一くんと
お似合いだと思われたいの!?舐めやがってこのフトモモがああああああああ!!!」
ドシャ!!!
「ぎゃあっ!!!」
こ、この女、狂っているぞ!!
愛情が歪んでいる!!それも相手に対してじゃなくて第三者に対してだ!!!
どういうわけだかよくわからないけど、僕は由花子さんの『情熱』に恨みを
買ってしまったんだ!!!!
地面に叩きつけられながら、亀井絵里は必死で考える。
今ここで抵抗しても、おそらく彼女はムキになって、最悪どちらかが再起不能に
なってしまうかもしれない。
山岸由花子にとっては何の問題もないのだろうが、亀井絵里にとっては、大した
恨みもない相手を叩きのめすようなマネはできなかった。
例え、最初に手を出したのが向こうであっても。
そう考えると、いまこの場を落ち着かせるためには…
「このエリックかめりんには夢がある!!!」
三度叩きつけられた後、彼女は唐突に叫んだ。
そんな亀井絵里を見て、山岸由花子も目を丸くする。
「エリッ…て?何言ってるの?あなた…気でも狂ったの?」
気が狂ってるのはあなたの方じゃないか。
そう思ったが、場を落ち着かせるために口には出さないことにした。
「ぶりっこで、どうしようもないナルシストで、いまだに白馬の王子様なんか
信じちゃってる痛い子だけど…僕はあの子を愛しているッ!!!男の子になんて
絶対渡さないんだ!!!僕が…この亀井絵里があの子だけの男の子になるからだ!!!」
「・・・・・・」
「僕が王子様になるんだ!!今は友達としてしかあの子は見てくれていないけど…
いつか必ず『女の子同士の壁』を越えて見せるッ!!!!!」
ドッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
どうだ!!唐突だけど言ってやったぞ!!!
僕は別に広瀬くんに気があるとかそういうことではないんだ!!!
今言ったように、好きな子だっているッ!!!
それが今ので彼女に伝わってくれてればいいんだけど…
「それで?」
「へ?」
「それで、どうするのって聞いているのよ」
山岸由花子の反応は妙に寒いものであった。
「どうするって、だから…」
「女の子同士の壁?あなた女の子が好きなの?別にあたしは同姓愛を批判するつもりは
ないわ。愛にはいろんなカタチがありますものね。むしろ蔑むなんてとんでもない、
素晴らしいことだわ」
「あ、じゃあ…」
「けどね、あなたがどう思おうと、康一くんがあなたを本気で求め始めてしまったら、
そんな話は意味がなくなるのよ。いくらあなたが女の子に好意を持ってようが、
男の人はそんなことお構いなしなの」
も、もしかして…わかってくれてないのかーッ!?
身体に巻きついていた髪の毛に、再び締め付ける力が加わり始める。
「だからね…康一くんがあなたを本気で求めてしまう前に…」
この女…話で納得させられるような女じゃないぞ!!
言ってもムダとはこのこと…なのか?
「悪い『芽』は摘んでおきませんとネェェェェッ!!!!!!!!!!!!!」
山岸由花子の怒号が空気を振動させた!!
や、やられる…ッ!!!!!
ドリュドリュドリュドリュドリュッ!!!!!!!!!!!!
その時だ。
突如、山岸由花子と亀井絵里をつないでいる部分の髪の毛から、
いくつもの枝が爆発的な勢いで生えてきたのだ!!
「な、なによこれはッ!?」
その枝が邪魔をして、髪の毛を使ってうまく亀井絵里を持ち上げることが出来ない。
こ、この能力は…僕は知っている!!!
そして、塀を乗り上げて現れた一人の女子高生が言った。
「確かに…悪い『芽』は摘んでおかないといけないのだ…成長を邪魔する前に」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
313 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/22(日) 19:48:17.47 0
ここまで!!
>>300 実は今すごく悩んでましてorz
次エピでヤマ場っぽいことやりたいんですが、保田先生もなんとかして
出せないものかと思案中。。。
ではではノシ
314 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 19:56:09.82 0
フトモモワロス
315 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 19:56:11.35 0
乙
316 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/22(日) 19:56:28.56 0
まとめに前スレさんの次エピがタイトルだけ載ってるーッ!!!
ちょっ!ちょっ!!めちゃwktkなんすけど!!!今日オナるのかな?
バイト行きたくねーorz
317 :
610:2006/01/22(日) 21:25:34.59 0
>>前スレさん
>>915さん
そうですw野田社長なんてマイナーキャラ出した理由はそれです
前スレさんの話にはなんか荒木がよく言ってる「運命」みたいな物を感じるな〜
ああ俺には915さんの現オナに出てくる人物がサヤカ以外分からないorz
なので何かもったいない感じがしてきました
>>1さん
ヤ…ヤマ場!!超楽しみ!もちろん由花子の続きも楽しみですが
亀井のカミングアウトなんかドキドキしてしまったw
今日は休日出勤だったんで明日休み!なのでこれから録画したヒビキと
ハロモニ見てw時間があったらオナります
318 :
915:2006/01/22(日) 21:48:29.35 0
>>610さん
オイラもmisonoとSAYAKAはよく知らないっすよ
ついでに言うとSAYAKAが映画出演してたって事でスタンド名を
「ドラゴンヘッド」にしましたが、映画もマンガも知らないっす
トンネルの中で云々、って話らしいのでそういうスタンドにしましたが
んで、さらに℃-uteどころかベリメンもキャラはよく知らないんですよね
なんせテレビとかでなかなかお目にかかれないし、
DVDマガジンもあまり買っていないので・・・・
僕はキャラにしてもスタンド能力にしても、
出来るだけモデルに準じた進め方をしてるので
(ex.めーぐる→「たからもの」の剣道、舞美→足が速い)
キャラがわからないときは勝手に動いてくれなくてしんどいです(^^;;;
その点については次のオナの時にも少し解説しますw
>>1さん
保田先生、使い所悩みますよね
オイラも最初3年前の部員って設定でやろうと思ったんだけど
中澤ともども、3年で大学卒業してってのはちょっと無理があるんで二人とも候補から脱落
3年前の部員を誰にするか頭を悩ませていますw
319 :
915:2006/01/22(日) 21:51:50.78 0
あ、あと、別人格持ってるスタンドは確かに楽しいですね
ミスチーフ・エンジェルは前述の通り、武装錬金のエンゼル御前を
頭の中に描いているんですが、なかなかキャラが
こちらの思う通りに動いてくれてないです
もっと前面に押し出してやりたいんだけどなあ・・・・
320 :
名無し募集中。。。:2006/01/22(日) 23:03:37.90 0
最近道重が出ないな
321 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/22(日) 23:16:52.38 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬ@〜
12月21日 ぶどうヶ丘高校 演劇部部室
必死に窓枠を握ろうとするが指が『滑る』。
「ク・・・話しが違う・・・・」
そう言っている間にも体はずり下がる。
12月23日から12月16日に時間を巻き戻した美貴は言われた様に菅沼を探し
12月20日に菅沼を見つけた、顛末を話し菅沼の協力は得る事が出来た。
『交換条件』を出されたが今は四の五の言っていられないので呑む事にした。
今日起こる事、コンコンと麻琴が操られて『惨事』が起こる前に行動する心算だったが
約束の時間を過ぎても菅沼は現れなかった・・・
時間も刻々を過ぎていく・・・元の時間になってしまえば『惨事』が起こる・・
私は菅沼の到着を待てずに部室に向かった。
遅かった。
床に流れる液体が『惨事』が起きた後を物語っていた。
「まだ・・時間じゃない・・ハズ・・・未来が・・・変わってるのか?」
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
「どうして・・・未来が・・・早くなった?私が介入し過ぎたせい・・・なのか?」
ズルン
腰が珊からずり落ちる
322 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/22(日) 23:19:21.88 0
「うぁああぁああぁああぁああアアあぁああああぁぁああああああああ・・・・・・」
美貴の体は空気抵抗を失い高速で落下した。
弾丸のような速さで美貴は落下する。
「これじゃあ全く『同じ』展開になる・・・このままみうなに助けられて真希ちゃんと合流する。
その流れは・・・・それだけは変えなくちゃ為らないのにッッッッッッッ!!!!」
迫る地面。
突風が美貴に吹き荒ぶ。
落下のベクトルは変わり凄いスピードで美貴の身体は上昇した。
強いパヒュームの香りに眉を顰めた・・
「この『物を風に乗せる能力』・・・なんでテメェが私を助けた・・・」
美貴は倖田來未 を激しく睨みつけた。
323 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/22(日) 23:23:20.18 0
ちょい出汁。
じゃまたオナにもどります。
324 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/23(月) 00:16:19.33 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬA〜
12月21日 ぶどうヶ丘高校 校内
「さてと・・・『コウダクミ』・・『風を操る能力』か・・これで何とか届けられそうだな?」
菅沼は旋風を見送ると目の前の修羅と対峙した。
「おい・・・知ってるか?革ジャケット?獲物を横取りされた動物がどんなに凶暴になるかって?」
目を異常にギラつかせながら三好絵里香は新しい獲物に牙を剥いた。
「・・・・お前は『ミヨシエリカ』ってヤツだな?ちょっとオイタが過ぎるみたいだなぁ!」
菅沼はメモ帳をジャケットの内ポケットに仕舞いながら目を細めて三好を見た。
「何で私の名前を知って居るか・・・スゴイ疑問だがテメェをブッ殺してから調べさせてもらうよ」
三好はジリリを間合いを詰め革ジャケットを射程距離に入れる
「はッ!自分が何を言ってるのか・・・解ってんのか?コォオォォォラァァァッッ!!」
その安っぽい威圧に感情を逆撫でられた菅沼は怒りを露わにする。
「喰らってくたばれッッ!!怪焔王の流法ッッッ!!!!!!」
三好絵里香のスタンド。シーズン・オブ・ディープレッドの血管針が唸りを上げて迫り来るッ。
「くぉぉぉおおぉおおおッッ!断空の流法ッッ!!!」
菅沼英秋のスタンド。スポルトマティクが可視光を断ち切りながら旋回を始めた。
325 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 00:31:13.69 0
すげー大長編だ!!!
幸田組生きてるし!!!
326 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 00:33:30.05 0
菅沼は不死身だから安心して見てられるな
327 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/23(月) 00:43:28.71 0
328 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 01:30:42.32 0
ゲームは欲しいと思ったそのときが買い
無理して買うこたあない
誤爆スマソ
330 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 01:39:57.91 0
ワロタw
331 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 02:56:05.85 0
『なにも落ちるこたあねー』
そ、そう思っただけなんだからねッ!
332 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 04:28:30.79 O
保田先生
333 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/23(月) 05:26:49.90 0
バイト帰宅!!
>>前スレさん
うおぉぉぉぉッ!!倖田が助けたとかいってなんかカコイイじゃないっすか!
ありし日の噴上裕也を思い出しましたよ 泣
菅沼が倖田を三好にやられる前に届けてくれてくれたのか…ッ!!!
続きワクワクしながら待ってますね!!
>>320 そういえば最近は出ても顔出し程度っすよね
一番の推しメンだけど、ジョジョさゆだとさゆネタがあまり思いつかない…不思議なもんです
>>915さん
保田先生は一話でわけわからん使い方をしてしまったからなぁw
くどいようですが当初はこんな続くと思わなかったんで…若気の至りってヤツです!!
保全してくれてる方々、読んでくれてる方々、いつもdです!!
ではでは…明日もテスト頑張ってきますorz
334 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 05:26:52.77 0
⊂二二二( ^ω^)二二つブーン
335 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 07:01:34.66 0
保全疾走
336 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 08:19:24.51 0
保全疾走
337 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 08:49:19.58 0
ho乙en
338 :
915:2006/01/23(月) 08:55:45.94 O
>>1さん
今気づいた、保田姉妹にすれば良いんですw
339 :
なんみん:2006/01/23(月) 09:46:45.68 0
>>915さん乙です!!
愛理不適だな…空回りぎみのみそのがナンかワロタwボタン…?
>>1さん乙です!!
フトモモwカミングアウト空振りww( ・e・)ノ<亀〜をた〜すけにきましたwww
由花子のプッツンぶりもイイですね!!
>>前スレさん乙です!!
倖田來未!!死ぬ運命だった人間を救出役に回す『妙』…お見事!!
登場時の印象から比べてまさか菅沼がここまで存在感のある男になるとは…感慨!!
340 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 10:46:04.58 0
保田疾走
341 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 12:37:12.54 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
342 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 13:01:41.21 0
前スレチョイスの画像でかすぎw
保全疾走
344 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 15:46:27.26 0
保全だぜ
345 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 16:45:34.96 O
<img src="前スレチョイス.jpg"
alt="前スレチョイス"
width="1px"
height="1px"
>
346 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 16:55:11.20 0
347 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 18:02:18.34 O
ほ
348 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/23(月) 19:15:16.78 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬB〜
12月21日 ぶどうヶ丘高校 屋上
「テメェ・・・」
「助けて貰ったのに・・・口の利き方も知らないなんて何様の心算や?」
硬化した空気が奔る。
「まぁ別に礼なんてしなくてもイイけどね・・コレをアンタに渡す様に言われただけだから・・」
來未は美貴に銀色に光る鋏を手渡した。
「コレッッ!?何でお前がッッ!!!」
美貴は目を見開いて驚いたが同時に菅沼の来なかった理由が解って来た。
「コレで貸し借りは無し。革ジャケットの男にもそう言っておいて・・・」
そう言って髪を掻き揚げた來未の足元には血が流れ出ている。
「誰かと思えば・・・・美貴ちゃんと・・・コウダ・・・」
ッッッ!!!!!!!!
この空気感ッッ!!
美貴は思わず唾を飲み込む・・・
「怪我・・・してるね・・・ソイツにやられたの?」
友人の後藤真希の声だった・・・
なんで・・・屋上に居るんだ・・いや『居た』のか!
ここなら騒ぎが起これば直ぐ解る・・騒ぎを知ってここから降りて来たのか・・・・
美貴の心を読める筈も無い真希は友人に近づく。
349 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/23(月) 19:16:34.06 0
「後藤真希・・・・・責任取って貰おうか!」
來未は真希に敵意を向けた。
「ぽ?」
真希はその視線に歩みを止める。
「さっきもアンタのお陰で痛いメを見たんだよ・・・だからアンタをブチのめしてその責任を
取って貰うって言ってるんだよッッッ!!!!!!!」
その怒りに同調するように吹き上がった突風が独特の香りを撒き散らす。
「やめろ!やめるんだ!真希ちゃん!違うんだ・・・・コイツは・・・」
弁解しようとする美貴の口を來未の手が塞ぐ。
「良いんだよ別に・・・アンタを助けようとした訳じゃ無いって言ったろ?
それに何時か後藤真希をブチのめすッて思ってたんだ・・・その『何時か』が『今』に為った・・
それだけやッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
倖田來未のスタンド『バタフライ』が豪風を作り出し來未の身体を飛翔させる。
「ふ〜ん・・随分と成長したみたいね・・・いいよ・・・ごとぉと闘う資格は有りそうだねッッ!!」
後藤真希のスタンド。『ゴシップ・セクシーGUY』がその漆黒の翼を空に広げる。
「美貴ちゃん・・・危ないから此処に居ない方がいいよ・・それとも・・・観てく?」
真希は誘う様に美貴に笑みを浮かべた。
その笑顔に冷たいモノを感じながら美貴は背を向けて其処から走りだした・・・
「クッ!『未来』は確かに変わった・・・だけどコレで大丈夫なのか?」
美貴はそう思いながらドアノブを廻し屋上を後にした。
350 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/23(月) 19:34:27.49 0
トリアエーズここまで!続きはまた後で!
>>325 予期せず長編になってしまいました!
これも運命!
>>326 安心ちゃー安心ですねw
>>333 苦心の末、こーすれば色々な穴が埋まる!と思ったネタです!
ホントこのオナはやりがいがありすぎです!!!まぁそれがイイんだけど!
>>338 娘。の顔が全員保田のコラのヤツを思いだしたw
>>339 ネタをやる前にハードルを上げられた若手芸人の気持ちでやっております!
どーすれば納得出来る話しになるのか言わば<解決編>て事でオナってます!
>>342 だってこれは運命だから・・・・
まぁ俺メロンヲタだしねw
351 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 20:10:59.27 O
乙ッ!
ここは娘だけじゃなくてベリやいろんなユニットのヲタがいるから密度が濃いですな!
現メンが全員ちゃんと出てるだけでもコレ、ミラクルちゃうん?w
352 :
915:2006/01/23(月) 20:42:13.48 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うN〜
何?この愛理の自信はッ・・・・・!!!???
「エンジェル!行くよ!!!」
「オウヨ!!!愛理タン!!!」
愛理の頭の上を飛んでいたミスチーフ・エンジェルが
愛理の左肩にしがみつき、そして・・・同化した!!!
そう、普段なら敵にしているとりつくという事を愛理にしたんだ!!
「なッッッッ!!!!!!」
倖田さんもびっくりして声をあげた!!
その途端・・・・・・・!!!
愛理の身体が・・・・!!!
「あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!!!」
愛理の声がこだまする・・・・・・・!!!!
グググッ!
愛理の手が!足が!!身体が!!!
どんどん伸びていく!!!
プルンッ!
胸も大きくなっていく!!!!!
そして・・・・・・・・・
そこに立っているのは、身長170センチほどの女性だった!
353 :
915:2006/01/23(月) 20:42:40.11 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うO〜
「ねっ、ブレザーだとボタンが全部はじけ飛んじゃうでしょ?
セーラー服だとキツイけど、そうはならないしね・・・・・」
大人の女性が無理に子供の服を着ているように
丈が足りなくておへそもパンツも丸見えだし、
大きい胸で服もピチピチだけど・・・・・
大人びているけれどどこか童顔なあの顔は・・・・・!!!
「なッッッッッ・・・・・・・・・・・!!」
倖田さんも後ろで傍観していた松田さんもびっくりして声を出す事も出来ない。
「ミスチーフ・エンジェル・セカンドッッッッッッッッ!!」
その女性、いや・・・・・・・、愛理が口を開いた!!
「あ、愛理、アンタ!!!」
私は愛理に思わず叫んだ。
「あ〜、めぐも知らなかったんだね、そういや」
愛理が私に返事した。
「ミスチーフ・エンジェル・セカンド。愛理の奥の手でね。
自分にとりつかせたら愛理の身体が大人になっちゃうんだよ。
まあ、服が大変な事になるからあんまりやりたくないんだけどねえ・・・・・・」
愛理はそう言って倖田さんを笑いながらにらみつけた。
354 :
915:2006/01/23(月) 20:43:16.15 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うP〜
「こ・・・・・、こけおどしを!!!!!」
倖田さんがそう言ってプライマリー・カラーズの腕をふるおうとした。
バシィッッッッッッ!!!!!!!!!
大きな音とともに、気がつくと倖田さんの顔は真っ白のクリームだらけになっていた。
「安心して。攻撃自体はかわんないから」
そう言った愛理の方を振り返ると、
大人の愛理は手に持っている
生クリームたっぷりのパイ皿を再び倖田さんに投げつけた!
バシィッッッッッッ!!!!!!!!!
またもや大きな音とともに、倖田さんの顔に2枚目のパイが命中する!
「ぶはっ!!!てめッ!!!!なめ・・・・・ッッッッッッ!!!!」
倖田さんは顔をぬぐいながら絶叫した。
が・・・・・・・・・・、
顔をぬぐった倖田さんの目の前には
その間に走り込んできた愛理がいた!
あのスピード!普通の成人より遙かに上だ!!
355 :
915:2006/01/23(月) 20:43:49.26 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うQ〜
「ミスチーフ・エンジェル・セカンドはね・・・・」
愛理が右手をふるった・・・・・・・
「愛理が直接いたずらするんだよォォォォォォ!!!!!!!!」
愛理が右手に持ったフライパンが
倖田さんの頭を直撃する!!!!!
ボゴォォォォォォォォ!!!!!!!!
「ンガッ!!!!」
派手な音とともに、倖田さんは叫び声をあげた。
「テメエッ!調子に乗ってんじゃねえぞーッ!!!!」
それまで少し離れたところから見ていた松田さんが
倖田さんを助けようと走り寄って来ようとした。
ビュンッ!!!!!
松田さんの耳元を愛理が投げた何かが通り過ぎた。
ガシャアアァァァァンッッッ!!!
後ろの方で大きな音がした。
愛理が投げたのは・・・金属バットだ・・・・・・!!!
「アンタは後でゆっくり料理してあげるから
そこでおとなしく待ってなさいよ」
愛理はそう言って松田さんを牽制した。
この地点ですでに松田さんは愛理に気迫負けしている。
てか、愛理、なんか性格替わってるし・・・・・・・・・・
356 :
915:2006/01/23(月) 20:49:47.54 0
ここまで!
ってことで、ろだサンクスです>>前スレさん
ネタ云々以前にヲタとして助かりますw
キャラをはっきり知るためにはベリはラジオがあるけれど、
℃-uteももう少し素のキャラを見られるような媒体が欲しいんですけどねえ・・・・
ってことで独り言。
個人的には紺ちゃん・なっちに続き愛理たんが3推しでして(死)、
だからこそ愛理たんを活躍させたかったのですが、
前回その上でネックになったのがこだわっているキャラでして
で、参考にしたのが歌に関して天才的っていう点と
一昨年末のフレッツ動画のキッズが集まった時の
他メンにちょっかいかけまくっているいたずらっ子な点。
そこから発想を得てあのようなスタンドにしました
しかしみなさんのレスで「ゴージャス・アイリンすればよかったー!
なんで思いつかなかったんだ。・゜・(ノД`)・゜・。」
って後悔していた上に、よく考えたらパープルヘイズ並に
再登場させにくいスタンドだなあ、しまったなぁとorz
そんな中、大阪のワンダフルで見たのは
まるでメイクアップしたあとのアイリン並に大きくなった愛理たんw
ってことで恥を承知でゴージャス・アイリンネタにもっていくことにしました(爆)
ちなみにこのあと、愛理のキャラ崩れていきます。
先に謝っておくけどファンの方ごめんなさいw
357 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 20:57:47.06 O
乙ッ!
358 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 21:43:50.84 0
わたし残酷ですわよ
359 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 22:34:39.86 O
ほ
360 :
名無し募集中。。。:2006/01/23(月) 23:28:53.73 0
unko
361 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/23(月) 23:51:08.42 0
>>356 915さん乙!
モコッモコォッ!!と胸が膨らんだワケですね!!!
ハロプロやねんにも出ては居るようですが、
ttp://re-syako.bglb.jp/re-syako2/risako.html キュートの露出は少なすぎですよね〜。
ハロモニも企画がないのだったら本体はモーム素。の部屋。
ベリ、キュートの部屋。ガッタス。を軸にそれだけでいいだろ?
とか思っちゃいますよ・・・コントはもう必要無いよ〜。
あと愛理ーンの胸?マジ?去年の夏コンの写真集くらいしか資料が
ないのでクリビツですね〜〜〜〜!!
とまぁ今日はこんな所で押し舞波!
オナるって言ってたけどちょっと駄目だ、また明日!!
362 :
915:2006/01/24(火) 00:40:04.52 0
>>361 オイラも関西住人ですし、ハロプロやねんは聞いてますが
ラジオだとまだ誰がしゃべってるのかわからないんですよ(爆)
あと、大きくなったのは胸じゃなくて身長です(^^;;;
あぁ!とかで歌っていてもれいなと対して変わらないくらいまで
大きくなっていましたよ。これにはホントびっくり
363 :
915:2006/01/24(火) 00:41:48.23 0
>>362 あ、もちろんゴージャス・アイリン並に大きくなったって言っても
ホントにアイリンくらい身長伸びたって意味じゃなくて、
今までの愛理に比べたら大きくなった、って意味ですからw
364 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 01:07:00.73 0
365 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 01:26:11.79 0
>>364 何?この天才さん・・・・・・・・・・
あまりにもすばらしすぎるんですけどw
366 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 03:04:57.18 0
367 :
i60-35-196-86.s04.a002.ap.plala.or.jp:2006/01/24(火) 03:10:55.22 0
369 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 04:39:33.74 O
なんちゅー保全をやってるっちゅーの
370 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 06:32:23.08 O
ほ
371 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/24(火) 07:29:04.45 0
>>前スレさん
倖田の雪辱戦クルー!!!いやいやマジで先が読めないッス!!!
もしかして倖田はケガしてるのかな?
いや〜俺も早く本当にしこりがいのあるオナをしたいです!!
続き待ってますッ!
>>915さん
アイリンキター!!乙ですッ!!
本体と一体化することも出来るスタンドっすか!!!
でもやることはイタズラっていうw性格変わってるし、こりゃ〜吉澤も恐れますねww
余談ですが、まとめの画像って愛理ですよね?昔振られた子にクリソツorz
>>364さん
えッこれすごそうなんすけど!?
ちょっと今srcとやらを取り入れてるんでやってみますーッ!!
372 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 09:44:44.68 O
保全疾走!
373 :
なんみん:2006/01/24(火) 09:57:44.16 0
>>前スレさん乙です!!
別の未来ではまた新たな戦いが…運命超えてこりゃ『宿命』に近いな
同系統同士の戦いかぁ…オプションが多いのは後藤だけど倖田がどれだけ成長したのか…?
>>915さん乙です!!
うはwww大きくなってるwwwアイリンついにキター!!ボタンって…なるほどw
そりゃみなさん突付きますよ…愛理でアイリンネタは義務みたいなモンですw
しかし倖田姉妹頑張ってるな〜
ホント限界ちょっと出し!!
374 :
なんみん:2006/01/24(火) 10:00:03.63 0
「良かったヨォォ…亀ちゃんンッ!!」
小川も駆け寄り、3人で抱き合って泣いている時…、
「ノストラダムスのォォ!!予言はァァァァ!!ハズれてしまったのかァァァァッ!!!!」
研究所所長でもある堂珍がけたたましく叫ぶ。
お陰で3人の感動も気を削がれてしまった。
「な…なんなんだよアイツ!?」
「違ァアアアアうゥッ!!予言はァァ!!始まったァァァァ!!ばかりィィィィッ!!!!
今にィィィィィィィィィ!!来るぞォォォォォォォ!!大魔王ゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!」
堂珍は右手を高々と掲げながら宣誓している。
藤本がツカと歩み寄る。
「あれって7月だったっけ?見事に外れてんじゃんかよ」
「違ァう!!アレは始まりッ!!これから来るのだよ、大魔王が」
「バーカ、おめぇ本気で信じてるのかよ?一体なんの根拠があって…」
「ある。なぜなら…我々は実際に大魔王を目撃しているからだッ!!」
「はぁぁ!?」
「私は直接見た訳では無いが、60年程前…二次大戦前にナチス軍がアレに遭遇しておるのだ」
堂珍はこれまでの高揚を一転させ、落ち着いた表情で話す。
「我々の研究所の歴史を遡れば、それは自ずとドイツのナチス軍に行き着く。
元々ナチスの一研究機関が形を変え、各国に広がり、日本では私が所長を務めるに至ったのだ。
……その研究の目的はただひとォォォォつッ!!!!」
再び調子が上がって来る。
「天から舞い降りる大魔王に備えェェッ!!究極の人類を創造する事だァアアアアアア!!!!」
「だからナンなんだよッ!!その大魔王ってのはよッ!!」
「ナチスではこう呼んでいた…『究極の生命体(アルティミット・シイング)・カーズ』とッ!!」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド…
375 :
なんみん:2006/01/24(火) 10:02:50.70 0
「カーズ!?それならS市の駅前で占いやってるぞ」
「藤本さん!!たぶんソレ違う!!」
「ある勇敢な青年によって、カーズはいまだに宇宙空間に放り出されたままである。
しかし確実に言える事は、ヤツは決して死んではいないという事だッ!!!!
いずれヤツは地球に戻ってくると我々は考えるゥゥゥゥッ!!!!」
緊張なのか?話し疲れなのか?堂珍の額や頬に大粒の汗が流れる。やや息も乱れている様だ。
「つまり、ソレがあの予言の『大魔王』ってコトか…?」
「うむ」
「ナルホド…単なるヘンな研究所でもなかったんだナ…oi」
「変とは失敬なッ!!…まあ良い、分かったのならキミ達さっさとエネスコを返したまえ」
「イヤだね」
「何ィィィィッ!!!!」
藤本は指を組んでポキポキと鳴らす。
「偉そうにお題目唱えりゃなんだって許されると思ってんのか?あン?」
「ななな…ナンだねキミ?我々は言わば世界を救う為にダネ…」
「世界が何だって?そんなモン救う前にエネちゃん救ってやれよ」
「そんなモン!?世界がァァァァそんなモンンンンッ!?!?」
予想外の返答に怒り興奮する堂珍を藤本はギロリと睨み付ける。
「今、人ひとり助けらんねーヤツが世界の未来を語ってもあたしはそんなモン信じない」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「あたしゃバカだから科学とか魔王とか言われても良く分かんねーんだよ。
あたしが人狼?悪魔?上等じゃねーか。これがあたしだ。受け入れるしかねーだろ?
だから、何があろうがあたしは自分の信じた道を歩く!!自分の助けたいヤツを助ける!!」
藤本は自身のスタンド『ブギートレイン03』の肩に手を掛ける。
「あたしの人生に敷かれたレールのずっとずっと向こう側……
そいつを知りたいから、あたしはコイツ(BT・03)で突っ走ってんだッ!!」
376 :
なんみん:2006/01/24(火) 10:10:19.94 0
あれだけ休んでこれだけ!!エネ愛出せなかった…orz
結局、数年後にプッチがやらかしてしまうのでwwカーズは戻っては来ないんですけどね
組織の連中は当時そう信じていたという事です
ニストさん保全組さん読んでくれるみな様本当に感謝してますッ!!
ではではなんみんでしたノシ
377 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 11:56:12.39 0
Z!
378 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 12:46:34.52 0
hozen
379 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 15:01:10.56 O
ほ
380 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 16:01:13.26 0
乙
381 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 16:40:09.88 0
hozen
保全
383 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 18:49:18.00 0
保全疾走
384 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 19:55:22.26 0
hozenn
385 :
915:2006/01/24(火) 19:57:19.01 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うR〜
「さ〜てと、なめた事言うお姉さんにはオシオキしてあげないとね・・・」
愛理は倒れそうになっている倖田さんの首根っこをつかんだ。
「テメエ・・・・・・、調子に乗るなって言ってんだろーッ!!!!!」
プライマリー・カラーズが直接愛理に殴りかかった!
「ふんだっ!!」
愛理はそう言うとプライマリー・カラーズの拳より早く、
またもや右手に金属バットを出現させ、
そのままプライマリー・カラーズを殴りつけた!
「バカめッッッ!!!スタンドはスタンドでしか
倒せないってルールを忘れ・・・・ドグボァッ!!!!」
ボゴォッッッッッッッッッ!!!!!
倖田さんがしゃべっている最中に
プライマリー・カラーズは愛理の金属バットで殴られて
本人ごと吹っ飛んだ。
「バカはアンタでしょ?
これ、スタンド能力で出したバットなんだから
スタンドにも効くんだよ!!!」
愛理は一旦しゃがんだあと、
金属バットで右肩をトントン叩きながら
吹っ飛ばされた倖田さんに近づく。
386 :
915:2006/01/24(火) 19:58:35.91 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うS〜
「ほらっ」
愛理がそういうと、右手から金属バットが消えた。
「よいしょっと・・・・」
愛理はわざとらしく言うと、
倒れていた倖田さんの上にM字開脚で乗っかった。
「ヒギィィィィィィィ!!!!」
倖田さんが情けない声をあげる・・・・
「アンタさあ、怪我してるくせに愛理相手だったら勝てるって思ったわけ?」
愛理はそう言いながら倖田さんの首筋に何かをおしつけた。
あれは・・・・・火のついたたばこ!!!!!
愛理・・・・・、それっていたずらじゃなくてただのいじめだよ・・・・・
私はさすがに倖田さんが気の毒になってきた。
「アツッ!!イタッ!!!アツッ!!!!」
倖田さんが悲鳴をあげる。
「なめた事ほざく人にはオシオキしてあげないとねえ〜」
愛理は体重をさらにかける。
387 :
915:2006/01/24(火) 19:59:08.09 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う21〜
「お姉さん、名前なんて言ったっけ?」
「た、たすけ・・・・」
「名前は何か聞いてるんだよぉー!!このビチグソがぁー!!!!」
愛理がたばこの火をさらにグリグリする。
「こ・・・こうだ、みその・・・」
「こうだ、みそのねえ〜」
愛理は名前を確認すると、左手を開いて右手で
左手の指とその間を差し始めた。
「こ・う・だ・み・そ・のッ。
天国・地獄・大地獄ッ!、天国・地獄、大地獄〜ッ!!!
キャハ!お姉さん、『名前占い』で大地獄行きだねッ!!!」
愛理はうれしそうに言うと、右手に何かを出現させた。
「おねがっ、yるしt・・・・・」
倖田さんが懇願する。
「ねえ、こないだ、人に殺すって言うなら
自分も殺される覚悟をしろって田中さんに言われたでしょ?
何、虫が良いこと言ってるんだか・・・・」
愛理は手に持ったものを倖田さんの口の中におしつけた。
あれは・・・・アツアツおでんッ!!!!
「さあ、大地獄コースをめしあがれ♪」
388 :
915:2006/01/24(火) 20:02:26.18 0
今日はここまで!
自分でもどうにかならないかと思いますが、
愛理が暴走してしまってます・・・・orz
こういう、勝手にキャラが動いてくれると楽は楽なんですけどね(^^;;;
>>371 1さん
マヂデカΣ( ̄д ̄|||)
今度しょうかryゲフンゲフン
さぁ、一緒に愛理たんを推しましょう(´∀`)
>>373 なんみんさん
やっぱり義務っすよね(^^;;;
すぐに思いつかなかった自分はまだまだ
ジョジョ紳士としての修行が足りないな・・・・orz
しかしここでカーズネタは予想外でした
当時はみんなカーズが出てくると予測していたんですけどねえw
389 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 20:36:32.84 0
乙
390 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 22:01:39.28 0
ほ
391 :
名無し募集中。。。:2006/01/24(火) 23:04:49.03 0
保全疾走
392 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/24(火) 23:29:14.79 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬC〜
12月21日 ぶどうヶ丘高校 3階
屋上から部室の有る階へ移動した美貴は周囲を窺う。
前回と同じ展開ならすでに麻琴は何処かに潜んでいる・・・
ここで部室から紺コンを連れて来るのは返って危険だ。
そう考えを纏めた美貴は部室と逆の通路に足を運ぶ、行き止まりになる部室側を避けて広く吹き抜けた
通路を選んだのだ・・・・・
「出て来いよ・・・麻琴・・・」
その声に合わせる様に無音で麻琴は姿を現した。
気配は完全に消えていたがその目は憎悪に満ちていた。
「麻琴・・・助けてやるよ・・・」
美貴の手に銀色はが輝く。
「この『スポルトマティク』で断ち切ってやるよ・・・悪夢をッッ!」
そう言い鋏を前に突き出して構えた、鋏は美貴に呼応するように光出す。
光の乱反射が麻琴の顔を照らす。
その光が闘争の始まりを告げたッ!
「おぉッ!!FRIENDSHIPッ!!」
ゴギャン!!
麻琴のスタンド。『FRIENDSHIP』は緑のビロードの様な輝きを放ちながらその滑らかさを魅せた。
「来いッッ!!ブギー・トレイン・O3ッッ!!」
美貴のスタンド。『ブギー・トレイン・O3』は銀色の輝きを帯びて辺りに光を放つ。
393 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/24(火) 23:30:11.13 0
空気が張り詰める。
距離は4m。
互いに『決定打』を叩き込むには距離が少し遠い。
間合いを牽制し合う・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ズビュッ!ズビュッ!!ズビュュッ!!
空気を切り裂く音が静止した時を動かした!
麻琴の金属球の散弾が真希達に降り注ぐ。
文字道理、空気を切り裂きながら高速で接近する金属弾!
「おぉぉおッ!!満月の流法ッ!!!」
迫り来る金属弾の『時間』を僅かに戻し散弾のコースを薙ぎ払う!
「おぉッ!」
間を置かず美貴はその場で垂直に飛び上がる。
飛び上がったその下を麻琴が高速で通過した!
「!????????」
自分の行動が完全に読まれた事に顔色を変えながらも麻琴は加速しながら通路を滑走する。
「あのスピード・・・そしてあの低い体勢・・・緑のヒモみてーのを断ち切れば終わる・・
しかしアイツは強い・・・出来るか・・・?」
呼吸を整えながら美貴は次の麻琴の攻撃に対応する構えを取った。
394 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/24(火) 23:49:19.46 0
今日はここで御し舞波!
>>364 乙!だぜ!!!次は俺のも頼むよ(ぉ
>>371 三好に血管針の攻撃を受けて悲鳴を上げた時に通り掛かった菅沼に
助けられその代わりに美貴に鋏を届けろ。という件ですね。
まぁ俺は村田めぐみ似に振られたから大丈夫だッッ!!orz
>>376 なんみんさん乙!当時は絶対カーズが来るもんだと思ってたものです!
テカらせて申し訳ないですがコウダVSごとぉ戦の描写は割愛します。
はっきり言ってそこまでやってしまうと終わらなくなるから!
次ネタはあっても終わらせないと書けないので複線はカットする方向でふ
>>388 915さん乙!鶴太郎が前に話してたのは確か・・・糸コンかこんにゃく、
どっちかはマジで危険だって言ってましたよww
汁を多く含んだ糸か中までアッツアツのこんにゃくかは失念ですがどっち
だったか?
395 :
364:2006/01/25(水) 00:03:18.04 0
むー…続き作っちゃってもいいものなのかなぁ…
オナニーといえばオナニーだけどほかの読者の人がニストの小説読んでのイメージとか崩しそうでそれが心配だったり。
396 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/25(水) 00:17:10.62 0
>>395 そんなにアナルがミニマムなのはこのスレには居ないから大丈夫だよ。
397 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 00:37:08.77 0
みんなガバガバなのか
398 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/25(水) 01:38:56.34 0
>>なんみんさん
乙です!!
やっぱなんみんさんのセリフ回し面白いッス!!
「カーズ!?それならS市の駅前で占いやってるぞ」
「藤本さん!!たぶんソレ違う!!」
それを無視して話進める堂珍っていうこの流れ好きw
カーズ降ってくるのか…!?続き待ってます!!
>>915さん
名前占いキター!ナランチャ愛理ワロスw
アツアツおでんとか生半可な攻撃が最も苦しかったりするんすよねw
あぁの頃とかちゃんと見てなかったんすけど、愛理ってこういう顔してたとは…
>>前スレさん
乙ッス!!
説明ありがとうございまっす!!やはり三好に一撃やられていたか…ッ
藤本は麻琴を救えるか!?期待して待ってます!!
ってかもうここまで来たらハロメンと付き合いたいっすね!!
夢のまた夢だろうけどorz
>>395 ゲームやらせていただきました!!
なんかやりながらとても恥ずかしがってた自分がいたりしてw
こういうの、楽しければやりたいようにやっちゃっていいと思いますよ!!
俺なんてメンバーのキャラ崩しまくっちゃったし(亀井や久住 汗
ではチェック後出します!!!
「なに…?あなた」
そう言いながら、山岸由花子は亀井絵里を拘束していた髪の毛のスタンドを
解除して元の長さに戻す。
美しい髪の毛に混ざっていた『枝』が地面にポトポトと落ちた。
「やれやれ…お前、ぶどうヶ丘の生徒だな?わたしの友人に一体なんのようなのだ?」
塀を登りきった新垣里沙は、その塀の上に腰掛けて山岸由花子を見下ろした。
その背後には、彼女の中〜遠距離スタンド『ラブ・シード(愛の種)』が浮かんでいる。
「に、新垣さんッ!!どうしてここに!?」
「亀〜をた〜すけにきました」
「えっ?」
「なんてね、ほら」
新垣里沙が持っていたカバンを亀井絵里に向かって放り投げた。
それをうまくキャッチすると、彼女の腕にほどよい重みがズシッと伝わる。
その重みで、彼女は気付いた。
「これは…僕のカバンだ。どうして新垣さんが?それじゃあ僕の持っているカバンは…?」
「亀が間違えてわたしのカバンを持って帰ってしまったのだ。だから家まで届けに
行こうとしたのだが…いやぁ良かった。S市まで行かなくて済んだのだ。それに…
わたしのカバンの中には『ビビちゃん』の晩御飯が入っている…持って帰られては困るのだ」
ビビちゃん?…あぁ、新垣さんのハムスターのことか。
すごくいきなりで驚いたけど…新垣さんがここに現れたのはそういうワケだったんだ。
けど、この場はどうすればいいんだろう…?
「新垣さん、これ」
亀井絵里は、新垣里沙のカバンを塀に座っている彼女に差し出す。
この中、ひまわりの種くらいしか入ってないのかな?
どうりで軽いわけである。
ところが、新垣里沙は差し出されたカバンを受け取ろうとしない。
「悪いが持っていて欲しいのだ」
「え?」
そう言うと、彼女は視線を山岸由花子へと戻す。
「さて、お前。お前はスタンド使いだな?髪の毛を操るスタンドか…いったい何の
目的で亀を襲っているのだ?」
「あなた、誰?いきなりしゃしゃり出てきたかと思えば…あなたもスタンド使いなの?
わたしはそちらの彼女に用があるのよ。邪魔をしないでもらいたいものだわ」
「質問を質問で返すなぁあッ!!わたしはお前の目的を聞いているのだ!!!
返答次第によっては…」
新垣里沙のスタンドが、スゥッと山岸由花子を指差す。
「ただで帰すわけにはいかなくなるのだ…ニィ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
亀井絵里は考える。
確かに、無茶苦茶な理由で襲われていたけれど…
「新垣さん、待ってください」
「…なんなのだ?」
「あの…助けてもらっておいてこんなこと言うのもアレなんですけど…
その…僕らには由花子さんを攻撃する理由はないです。誤解されてるだけなんですよ」
そう、実際は誤解されているだけなのである。
だから無理に暴力という手段に乗り出す理由もない、話し合いでなんとかなるかも
しれないではないか。
彼女だって子供じゃないんだ。さっきは理解してもらえなかったけど、もっとじっくり
話せばわかってくれるかもしれないぞ。
亀井絵里はそう思った。
「誤解…誤解か。亀、お前の言いたいことはよくわかるのだ。だが…」
すると新垣里沙は、塀の上に立ち上がって言った!!
「こいつは亀を傷つけた…わたしにはこの女を攻撃する理由があるのだッ!!!!」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!
そんな新垣里沙に、山岸由花子は苛立ちを覚え始めていた。
自分達の問題に割って入ってこられ、終いには自分を攻撃するとまで言い出しているのだ。
(あたしは康一くんにまとわりつく変な虫を払いたいだけ…)
だが、その変な虫に広瀬康一を取られてしまうかもと思うと…怒りが込み上げてくる。
だから、その変な虫を守ろうとする新垣里沙に対しても、彼女は眼輪筋をピグピグと
いわせてみせた。
「あなた…さっきあたしに目的を訊いてきたわね。そうね…敢えて言うなら…
『愛のため』かしらねェッ!!!!」
ドシュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッ!!!!
山岸由花子の髪の毛が、物凄いスピードで伸びて新垣里沙に迫っていく。
そして、いともかんたんに彼女はその髪の毛に拘束されてしまった。
ギュルバァァァァァァッ!!!!!!!
「このケツ穴女ッ!!!えらそうな口叩いておいてこの程度じゃないのッ!!!」
「ああッ!!新垣さん!!!」
驚愕する亀井絵里をよそに、山岸由花子は容赦なく新垣里沙を締め付け、そして
硬いコンクリートの上に叩き付けた!!!
ドッシャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!
だが、手ごたえがおかしい。
地面に叩きつけてやった。叩きつけてやったのだが…
「か…代わり身…これはッ!?」
地面で砕け散ったそれは、木のクズだけであった。
山岸由花子が拘束して地面に叩きつけてやったのは、人の形をした木の人形だったのだ!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
「髪の毛を操るスタンド…か。そしてそのイカレた情念。お前らしいスタンドなのだ。
髪の毛を使う闘い方、とても気にいった。だが、所詮それだけなのだ。わたしの
ラブ・シードの相手ではないな」
いつの間に山岸由花子の背後に回ったのか、新垣里沙は彼女の耳元で囁いた。
新垣里沙の能力は、スタンドが生み出す『種』や『豆』を使って植物を生み出す能力で
あるが、彼女の闘い方を見て、亀井絵里はそういった能力だけではなく、戦闘の経験が
ものを言っているような気がしてならなかった。
新垣さんは変な人だけど、一度キレたら手がつけられないってさゆが言っていたな。
入部前に小春ちゃんが半殺しにされかけたらしいし…
新垣里沙の闘い方をじっくり見たことはまだない。
どんなものなのか見てみたい気もするが…
だが、これは意味のない闘いではないか。
こ、これは僕が招いてしまった闘いなんだ!!
あの人の誤解も多少はあるけど…どうすれば、あの二人を止めることができる…!!
「そして、ラブ・シードの『スプラッシュ・ビーンズ』の照準はすでにお前を
捉えている。植えてもらいたいか?ン?わたしの『豆』の植木鉢になりたいか?ンン?」
「こ、この鼻ッたれがあああああああッ!!!!!」
「植えてやるのだ…苦しめ」
ああ…撃たれる!!
由花子さんの背中に新垣さんの豆が放たれる!!!
僕のことを友人といって助けてくれたのはすごく嬉しい!!…だけど…
その人は誤解してるだけなんだ!!!
でも…なんでだ?なんで僕はこんな由花子さんの身を心配してるんだ?
勝手に勘違いして僕を攻撃をしてきたのはあの人じゃないか。
どうして和解しようとしてるんだ?
なんか違うんじゃないか?
まさか…
『女の子同士の壁?あなた女の子が好きなの?別にあたしは同姓愛を批判するつもりは
ないわ。愛にはいろんなカタチがありますものね。むしろ蔑むなんてとんでもない、
素晴らしいことだわ』
もしかして、この一言に僕は喜んでいるんじゃないのか?
救われた部分があったんじゃあないのか?
言われたときは気付かなかったけど…深層心理のところで僕はさっきの一言に…!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「くらうのだ!!!スプラッシュ・ビー…」
「に、新垣さん…」
待ってくれーッ!!!
そう思ったその時だった。
「あ〜いたいた!!亀井さん!!!」
ピリピリした空気の中、そんな空気を読まない爽やかな少年の声が響く。
…広瀬康一であった。
「いや〜ゴメンね。どうも間違えてきみのカバン持って行っちゃったらしいんだ。
ぼくたまにやっちゃうんだよね、女の子のカバンなのに間違えて持って帰っちゃうの…
ってアレ?そこにいるのは由花子さんじゃない?みなさん、何してるんですか?」
彼の姿を見て、新垣里沙はスタンドを引っ込める。
だが、山岸由花子は逆に髪の毛を蠢かせているように見えた。
「何してるんですか?じゃあないわ…」
「へ?」
あの感じ、さっき僕に対して怒っていたときと同じだ…
もしかして由花子さん、広瀬くんに怒っているのか?
「誰のせいでこんなことになってると思っているの?」
「え、こんなことって…?」
「どういうことなのッ!!あたしというものがありながら他のメス犬とウツツ抜かしてる
なんてーッ!!!!なんなのよあんた!!!悪いとこがあったら教えなさいよ!!!
ねぇ!!ねぇぇッ!!!真剣に訊いているのよ!?あたしのことホントは一体
どう思っているの!!?愛してるの!?愛していないの!?さっさと答えなさいよ!!!
こんなに愛してるのに!!!!!!!!!!!!!!!」
怒鳴りつつ、山岸由花子は広瀬康一につかみかかる。
す、すごい気迫だ…あんなお嫁さんをもらったら苦労しそうだなぁ。
女の子である亀井絵里だったが、ふとそんなことを思った。
「ひぃッ…由花子さん!!」
「…ハッ!!!あ…あの…つい夢中になってしまったわ…由花子ったら…何勝手なこと
ばかり言っているのかしら…ご、ごめんなさい!!!!!シクシクシク」
鬼のようになったかと思えば、今度は突然嗚咽を洩らす。
亀井絵里も、山岸由花子とはそれなりの付き合いの広瀬康一も開いた口が塞がらない。
なんだか膨らんだ風船がしぼんでしまった気分であった。
「ところで…亀井さん」
静かな声で、山岸由花子が呼んだ。
「は、ハイ…ッ?」
「あたしが『一番最初に言ったこと』…忘れないで下さいね」
「!!!!」
そう言うと山岸由花子は走り出して、駅の方へと向かってしまった。
「あ、由花子さん待って!!亀井さん、ぼくのカバンは?」
最初に新垣さんのカバンと間違えて、その後広瀬くんにカバン間違えられて…
アレ?どれが広瀬くんのカバンだ??
「こっち…う〜ん…こっち?」
「これ?わざわざごめんね、あれ?ずいぶん砂埃にまみれてるけど、どうしたの?」
「え、あぁ、うん。転んだんだ」
「そうなの、おっちょこちょいなんだねwじゃあまた明日!!!」
広瀬康一はカバンを取り替えると、山岸由花子の走り去っていった方に追いかけて行った。
なんだか…嵐のように時間が過ぎていったなぁ…
「亀、いったいあの女はなんだったのだ?敵ではないのか?」
「…ハイ、少なくとも悪い人ではないみたいなんですけど…」
なんだか、許してくれてなかったっぽいんだよなぁ〜…
それが彼女にとって気がかりだった。
まぁでも、ようは広瀬くんと大げさに仲良くしてなきゃいい話だよね!!
由花子さんのほとぼりが冷めるまで、広瀬くんに協力するのはやめよう…
亀井絵里はスカートの砂埃を払いながら、心の中で静かに決心した。
「あれれッ!?亀ぇ!!これ両方ともわたしのカバンじゃないのだ。さっきの
少年が持っていってしまったのかもしれない!!!」
「えッ!マジですか?」
「すまないが、追いかけてくれない?」
「えーッ!!!?」
「だって、わたしはあの少年と知り合いじゃないのだ」
…決心は、ものの数秒で崩されるのだった。
亀井絵里 山岸由花子に目をつけられる
スタンド名 サイレント・エリーゼ
山岸由花子
スタンド名 ラブ・デラックス
TO BE CONTINUED…
411 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/25(水) 02:09:18.17 0
おわた!!
なんじゃその終わり方はああああ!!!って感じですけどすいません、どうも俺には
原作のキャラをうまく使う能力はなさそうっすorz
てかまとめの愛理キャワ…俺はどうしてしまったんだ
ってなわけでこれから次回作オナリまっす!!
今日中に冒頭は射精したい…できればですが
ってなわけでまた後でノシ
412 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 03:26:36.60 0
『スレ』を落とさせるなーッ!
いいや限界だ!寝るね!
銀色の永遠 〜後藤真希、その黄金の意思〜
『裕ちゃん…もう我慢ならないんだよ。町が…杜王町が汚されていくのが
我慢ならないんだ』
「・・・・・・・・・・」
『確かに、今は何事もなく静かだよ…今はね…けど…町は確実に傷を深めていってる。
この町に…ぶどうヶ丘高校にいる怪物に…傷を増やされてるんだ』
「アンタ、まさか…」
『傷の痛みが深く現れてくるのはこれからだよ…もう回避することはできない。
その傷は、一体どうやって癒せばいいの?そんな傷を、いまだ増やし続けてるなんて…
だから…今ごとーに出来ることは…』
「バカな真似は考えなおしやッ!!!」
『ごとーがやらなきゃやる人がいないんだよ。この<痛み>は…いずれ町の未来にとって
命取りになる…ごとーの町を…みんなをこれ以上…ッ』
「…もう何を言っても無駄なようやな。声色でわかる…あんたは昔からそうや。
演劇部にいた頃も…自分が悪いと思ってなけりゃあ口では謝っていても声色は
ぶちキレっぱやったっけ…ただな、これだけは言わせてや。私自身<アレ>がどんなものか
わからんけど、コレだけは言える」
『んぁ…?』
「…殴られたら、すべて終わりやで。あんたも…杜王町も…」
二月も終わりに近付いてきた、風の冷たい日のことだ。
帰りのHRが終わり、帰りの身支度を整えている時だった。
「あーやっと帰れるなぁ〜ッ。聞いてくれよ〜真希ちゃんに亜弥ちゃんよォ、二学期の
英語に引き続き、今度は古典でイエローカードもらっちまったんだよ〜ッ!!!」
クラスの友達であるミキティがごとーと亜弥ちゃんに泣きついてきた。
授業が終わったあとに古典の先生にちょっと呼ばれたのはそのためだったのかぁ〜。
そういえば、去年は11月くらいから必死で勉強している姿を見たなぁ。
「高校ってこんなに進級難しいもんだなんて入学当初は思わなかったぜ。なぁ?」
「いやぁ〜そう思ってるの美貴タンだけだと思うよ。いっつも寝てるか食べてるかだから
そういうことになるんじゃないかなぁ?ねぇ、真希タン」
「んぁ…あれ?でもそう言う亜弥ちゃんも前回の英語のテストで追試食らってなかったっけ?」
「その話は野暮ってもんだよ、ゴマキタン」
「ゴマキ言うな」
「つーかさ、なんだかんだで真希ちゃんって追試食らってないんだな。あたしらン中では
最も先生に説教くらってるように見えるけど、言われてるのって髪の色だけか?」
「ん〜そうだねぇ〜」
「ずっと金髪だよね〜真希タンは。プリンになっては染めプリンになっては染め…」
「去年の春とかひどかったよなwでもよ、いっつも金髪って飽きないか?あたし、
いいサロン知ってんのよ。駅前にある『Revolution』って店なんだけどよぉ〜」
「いいんだよっ、ごとーはこのままで」
「「どうして??」」
「だって…これはごとーの『黄金の意思』の表れなんだから」
ミキティと亜弥ちゃんは、顔を合わせて首を傾げた。
…この二人と、またこんな風に話せる時がくるんだろうか?
それはわからないけど、今こうしているこの時間だけは…
思いっきり、思いっきり…愛したい。
コンコン…
「しつれーします」
保健室に入ると、仲のいい保健婦のねーちゃんがマニキュアを塗っていた。
久々に入ったなぁ、ここ。
昔はしょっちゅうケガしてはよくお世話になったっけ。
「ってか…生徒入ってきたんだからマニキュア塗るのやめよーよ。けーちゃん」
「こぉら、ちゃんと『綺麗な保田先生』って言わなきゃダメでしょう?」
「もし今入ってきたのがごとーじゃなくて校長先生とかだったらどうするの?」
「甘声出して謝ってやりゃあいいのよw」
けーちゃんの色仕掛けに惑わされる男なんているのかな…?
でもちょっと見てみたい気もする、すっごいウケそうなんだけど。
まぁでも、けーちゃんは性格いいから生徒からは人気あるんだよね、男女問わず。
「しばらく見ないうちにマニキュア増えたんだね〜。ねぇねぇ、ごとーに一つ頂戴よ」
「ダメよ、マニキュアは校則で禁止されてるでしょーが」
「けちんぼ。誰も守ってないじゃん」
「で、何しに来たの?何か用があったんじゃないの?」
そうそう、そうだった。
小室学園といろいろあった頃、よくお世話になったけーちゃんに、ごとーは…
「どうしたの?」
「な、なんでもないぽ!!あのさ、カバンを置かせてもらいたいんだけど〜…
教室じゃちょっと不安でさ」
ごとーは誰も寝ッ転がってない布団の上にカバンを放る。
このベッド、よく横になったな…
「じゃあね、けーちゃん」
「どこ行くの?」
「んぁ…そうだね…」
何も言わず、指を上に差してみせる。
「なにそれ?」
「ま、そういうことだぽ」
「どういうことだかわかんないってwホントにカバン置いていくの?
もし私が勝手に開けて中身チェックしたらどーする?」
「そうだねぇ…うーん…まぁ一つ言えるのは…」
ごとーはドアノブから手を離し、変わらぬ体勢でマニキュアを塗り続ける
けーちゃんに身体を向けて言った。
「けーちゃんが…ごとー以外の誰かがカバンを開けることがないように…
強く願っていることにするよ」
そう言って、ごとーは保健室をあとにした。
涙が出た。
418 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/25(水) 03:55:33.07 0
ここまで!!
つーわけで新エピオナニー頑張るぞーッ!!!
ではおやすみなさいノシ
419 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 03:59:51.53 0
うわぁ、ポドリムス討ち入り前の健太を思い出してウルウルしちゃったよ…
すみませんオヤジです
srcってなんなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!
421 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 05:53:27.03 0
ほ
422 :
364:2006/01/25(水) 06:45:19.49 0
>>420 YAHOOかgooで「src」で検索して1件目。
googleじゃ出ない模様。
>>394 前スレさん
じゃあ順次、ってことで(謎
>>398 じゃあ原作者の許可も出たことで遠慮なく、ってことで(ヲイ
しかし11スレ+1の過去スレがあるし、追いつくにしても半端ない期間がかかりそうな悪寒…
423 :
364:2006/01/25(水) 06:46:18.07 0
ああっ、
>>398のあとに「1さん」が抜けてたorz
424 :
なんみん:2006/01/25(水) 07:38:09.36 0
>>915さん乙です!!
愛理ヒドス!いたずら通り越してるゥ!!wwざ…ざんこ(ry
カーズはやっぱみんな同じ事考えるんですねw…だって1999年だもんなぁ
>>前スレさん乙です!!
倖田の件は『けれどもこれは別の物語』…ですね!!ラジャーです!!
今回の前スレさんの作品は菅沼や犬達の過去といい
本筋とは別のところでwktkしてしまう事が多いですね!!
>>1さんエピ完&新展開乙です!!
後藤の決意の先に何が待っているのか?それは彼女自身も知らない…
だから…せめて今だけ……やべぇ、冒頭だけで既に。・゚・(ノД`)・゚・。
>>364さん乙です!!
新たな形でのオナニスト登場ですね!!このスレの成長が止まらないッ!!
なんみんもsrc拾ったので次作もwktkしておりまっす!!
425 :
420:2006/01/25(水) 07:38:21.83 0
楽しませてもらったよ
続きはやくだのむ
426 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 07:38:31.56 0
保全疾走
427 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 09:05:26.61 0
保全疾走
428 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 09:05:29.77 0
⊂二二二( ^ω^)二二つブーン
429 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 09:47:56.29 0
新エピ乙ッ!
これは核心に迫るものなのか?!
430 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 10:47:22.38 0
乙保
431 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 10:47:25.88 0
⊂二二二( ^ω^)二二つブーン
432 :
1:2006/01/25(水) 11:42:52.91 O
>>429 そんな感じっすね!
俺も前スレさんみたいなスケールのでかい話書きたくて、ヤマ場とやらに挑戦ッす!
でも今後の展開に大きな支障をきたしそうなんで、他のニストの方々に迷惑かけないよう俺のキングクリムゾンで時を二月終わりまですっ飛ばしました!w
約三十話超えてようやくヤマ場か…俺おせぇorz
でも自分にも読んでくれる方々にも面白いオナニーにするよう頑張ります!
ではではノシ
433 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 12:32:03.57 0
なるほど保全疾走
434 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 13:22:10.96 0
勝った!
ジョジョの奇妙な冒険外伝 第十二部 完!
435 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 13:40:28.48 0
oioi!誰が次の主人公だ?
演劇部の部室の前で、ごとーはそのドアを見つめていた。
ここには…いろんな思い出がいっぱいある。
入部した当初は毎日緊張しながらここで深呼吸を繰り返してから中に入ってたっけ。
二次審査落ちした來未ちゃんがごとーを待ちぶせしていたこともあったな。
なっちとここで大喧嘩したこともあった。年下だからって過剰にバカにしたからだ。
今となっちゃ、懐かしい思い出だなぁ…
そして退部した時…二度とここにくることはないと思ってたけど…
ごとーは呼吸を整えると、ドアノブに手をかけた。
気持ちで負けるわけにはいかない。
心が負けを認めたとき、その魂は腑抜けとなって、死んだも同然のものとなる。
ごとーの…ごとーの黄金の意思は…決して屈服するわけにはいかないッ!!!
ガチャリ
ノックもせずに入った部室の中は、えらく殺風景だった。
部員が誰もいないからだ。
やっぱりごとーのいた頃とは違うな…あの頃の部室はそれなりに賑わっていた
気がしなくもない。なっちも今年で卒業か…
衣裳も綺麗で可愛らしいものが増えたもんだね。
部室の中も、戦闘の繰り返しで前よりずっとグズグズだ。
「誰?」
突然発せられた声に、ごとーは振り返る。
なんだ、人いたんだ。
その声の主は、部室の隅っこで雑誌を読みふけっているようだった。
「ン?あんた…」
その女の子は、ごとーを怪訝そうな表情で見つめた。
あぁ…この子は確か…うん、知ってる。
ミキティから話を聞いたことがある。
「…きみ、一人だけなの?今日部活に来ている人は…」
「ん…まぁ、じきに誰かくると思うけどネェ。ってかヨ、その金色の髪の毛…
アンタ、後藤真希じゃネ?」
ごとーはその子にコクリと頷いてみせた。
隠す必要はない。
「きみ、高橋愛ちゃんでしょ?ミキティから話は聞いてる…強いんだってねぇ、
この部でもトップレベルだとか。ごとーとはほとんど入れ違いで入部したみたいだから、
きみはごとーのこと知らないかもね」
そう言うと、彼女は静かに首を振った。
ごとーのこと、知ってるのかな?
「あんたは有名人やよー…この演劇部では特にねぇ。あんたのようになりたくて、
この部に入部した子は多いンじゃあないかァ?」
「ふーん…」
「…で、元エースのアンタが何しにきたん?」
高橋愛が雑誌をパタンと閉じた。
あーあ…ミキティの言ってた通りだな。闘争心ギラギラさせちゃって。
強い者に飢える狼、高橋愛か…スタンド使いになる前はどんな子だったんだろう。
この子も、寺田に人生を狂わされた一人か…本人はまだ気付いていないようだけど。
ごとーは両手を挙げてみせた。
「なんネ?そのポーズは」
「んぁ、見てわからない?あなたとやり合う気はないってことだよ、愛ちゃん」
「それじゃあ…アンタいったい何し来たんだァ?」
「顧問の先生、いる?」
寺田の部屋のドアを親指で指して、ごとーは言った。
「寺田のおっさんか…たぶんいるんじゃネ?」
「そう…わかったぽ」
「え…あ、アンタ!!!」
高橋愛がごとーを呼び止める。
何か驚いているようだった。
「なぁに?」
「この部をやめたアンタが寺田センセに何の用なんだ?アンタ…何を企んでる?」
「企んでる??なんだかごとーが悪いヤツみたいな言い方するんだねぇ」
「いいから答えるがし。さもねーと…」
彼女の背後に紅い人影が灯る。
やれやれ…狂戦士っていう話は噂以上だぽ。
「そうだね…簡潔に言えば、ごとーはこの杜王町を守りに…救いに来た…この命、
この能力は…そのためのものなんだ…」
「…?」
「きみもその命と能力の『使い道』を考え直した方がいいぽ…これはごとーの勘だけど、
愛ちゃん、きみはこの部で最も死に急ぎ過ぎてるんじゃないかな?」
そう忠告すると、ごとーは彼女に丸腰の背中を向け、寺田の部屋のドアノブに手をかける。
後ろにいる高橋愛は、黙ってごとーの背中を見つめているように感じた。
「おおぉぉぉぉッ!?後藤やないか!!!」
寺田はごとーが部屋に入ってくるなり、椅子から立ち上がって目を丸くした。
このおっさん、相変わらず調子が軽いな。
こんなおどけた表情の裏側で、どんな残忍極まりない事を考えているのか…
考えただけで虫唾が走るぽ…反吐が出るッ!!!
腋臭くさい親父のつまった満員電車に放り込まれた方がマシだ!!!
「どないしたんや?お前が<ここ>に現れるなんて…まぁまぁ、そこ座りや」
「その必要は…ないッ!!!」
ドヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!!!
風が吹いた。
締め切った部屋の中で、一陣の風を吹かせてやったんだ!!!
「来て早々、そう熱くなるなて…とりあえずその物騒なもん仕舞えや。お前、
お母さんに言われなかったか?刃物は人に向けちゃいけませんってなぁ…」
寺田がごとーのスタンド『ゴシップ・セクシーGUY』の構えた槍を指差して言う。
このうさんくさい関西弁教師が…ッ!!!
「テメーのせいで…いろんな人間が傷ついていった!!!市井ちゃんやおねえちゃん…
よっすぃ〜に山Pも!!」
「山P?誰やそいつwそれに吉澤は好きで部長やってるんとちゃうか?」
「ゴタゴタ抜かすんじゃあねーッ!!あんたは…ミキティまでスタンド使いに変えやがった!!
ごとーはいい!ごとーのは生まれついたものだから!!でもミキティや…他の部員は
みんなテメーがこんな化け物みてーな力を与えたんだろうがぁーッ!!!」
スタンド使いは惹かれあう。
この定義を梨華ちゃんに教えたことがある(あの子、まだ覚えてるかな?)。
それは敵か友人か…バスの中で足を踏んづけたヤツか…それはわからない。
だが、一つ言えることは…こんなものを持っていては、いつか幸せになれるとは思えない。
小室学園とのことを思い出せばよくわかる。
敵として出会い、それを倒しても…さらにもっともっと強いヤツが現れて…
闘いは永遠に続く。
「だから…ごとーはアンタを止めなくてはならない。これ以上誰かが…
町が傷つかないためにも…ッ!!!」
「フン…何を言ってるンや。後藤…そう言うお前はその手で何人傷つけてきた?
何人殺してきた?自分勝手な正義感も大概にせぇよ…物事はな、もっと長い目で
見なあかん。目先の感情で行動するなんて実に下らんな、バカのすることや…」
「なんとでも言ってるがいいよ。ごとーはアンタを許さない…野放しにしているワケには
いかない!!!さぁ!!弓と矢を渡してもらおうか!?粉々にぶッ壊してやるぽ!!!!」
せめて、せめてスタンド使いが増えるのだけは止めなくちゃ…!!!
ごとーがこの悪魔から杜王町を守るッ!!!
きっと、この生まれついた能力は…この時のためのものだったに違いない!!!
みんなを救うために、神様が与えてくれたんだッ!!!
「オォォォォォルナイロォォォォォォォォングッ!!!!!」
紫色の、悪魔の姿をした天使は、そのコウモリのような羽を大きく広げた。
寺田の行いは被害者自身にも法律にも見えないしわからない…だから!!!
「てめーは真希が裁く…!!!」
「ったく…どうしようもないヤツや。お前はもう賞味期限切れやな…こうなってしまっては…
死 ぬ し か な い な !! 後 藤 真 希 ッ !!!!! 」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!
443 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/25(水) 15:39:42.36 0
真昼間オナニー完了!!
ではさらばノシ
444 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 15:52:41.21 0
工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
やっとてらにゃの能力が分かるのか
446 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 16:36:54.51 0
乙!
447 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 18:17:30.49 O
ほ!
448 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 18:45:44.00 0
乙ッ!
いいぞおぉぉ・・・もっとだああぁ!
449 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 19:27:32.27 0
乙保
450 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 20:22:43.75 0
保全疾走
451 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 20:54:10.26 0
保全疾走恵年二へ年をい手手置くを7つ
452 :
610:2006/01/25(水) 21:09:30.69 0
>>364 おお!すげえ何これ!?後でやってみます
そしてニストの皆さん乙!
>>1さん
ちょっとでも自分のオナとのリンクがあると嬉しいです!さんくす!
そしてこの展開!思わず心の中でうおおおおおお!!と叫んでしまいました
453 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/25(水) 22:13:13.63 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬD〜
12月21日 ぶどうヶ丘高校 3階
グッ! ギュン!!
麻琴の軌道が急変した!
ギュッギュギィイユュン!
天井を伝い壁そして床と凄まじい速度で螺旋状に滑走する。
麻琴は方向転換をし体勢はスライディングのまま低い姿勢は勢いを増しスピードはさらに加速する。
「来い・・・一瞬だ・・・擦れ違い様の一瞬に賭けるッ!」
美貴は全神経を集中させて麻琴の滑走移動に備える。
タイミングを乱すように・・・螺旋の疾風が回廊を奔るッ!!
美貴はその動きに乗せられない様、静かにその時を待つ。
距離2m!
滑走してくる麻琴に美貴はタイミングを合わせて跳躍した。
454 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/25(水) 22:19:46.91 0
本当に少しだがおし舞波!
風呂で居眠りする位、調子が悪いのでスンマセン!
>
>>443 1さん乙!光男の能力か・・・・千奈美におでのオナ時は
プッチに渡されたDISCで複数の能力を使った事にしてました。
『入れ変わる能力』と『部分的に慣性を増大させる能力』と言った具合に。
455 :
名無し募集中。。。:2006/01/25(水) 23:05:18.70 0
乙&保全
456 :
915:2006/01/25(水) 23:07:11.83 0
457 :
915:2006/01/25(水) 23:08:10.97 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う22〜
「むごもげっあつうげう゛ぉげろッッッッッ!!!!!」
倖田さんが人とは思えない様な叫び声をあげるが、
愛理は容赦なくクリームだらけの顔の奥に隠れる口の中に
あつあつのだいこんが刺さった串を押し込む。
「ほ〜らほら、お・い・し・い?」
手足をバタバタさせる倖田さんに
愛理がサディスティックな笑みを浮かべる。
愛理って残酷・・・・・・・・・・・・・
その時だった。
「愛理!!後ろーッッッッッッッ!!!!!!」
松田さんの動きに気づいた私はあわてて叫んだ!
松田さんが愛理に襲いかかる!!!
「くらえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
松田さんは両手に持った大きな石を振り上げる!!
ズタァァァァァァァァァァァァァンッッッッッ!!!!
「ふげッッッ!!!!」
松田さんは石を振りかざしたまま、
何かにつまずいて愛理の数歩手前で派手にこけてしまった!
石を両手で持っていたため、手をつく事も出来ずに
思いっきり地面にキスしてしまってる!!!
458 :
915:2006/01/25(水) 23:09:16.94 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う23〜
「もがッ!!」
「アナタ、この人からこないだ愛理に何されたか聞かなかったの?」
愛理は念を押すかのようにおでんをもう一度倖田さんの口に強く押し込むと、
立ち上がってこけたままの松田さんに近づいた。
「いってえ・・・・・・・・・・・・ぐぎゃッッッッ!!!」
起きあがろうとする松田さんの頭を愛理が踏みつけた。
「さっき、あのお姉さんを吹っ飛ばした時に
地面にロープを張っておいたんだけど、この暗闇じゃ気づかないかな。
でも足をひっかけるっていたずらの基本だしね」
そう言いながら愛理は足をグリグリした。
「モガッ!イダダッ!!!」
「ねえ、何でお姉さんを後回しにしてあげたかわかんないの?
もしもお姉さんを先に倒しちゃったらスタンドが解除されちゃうでしょ?
商店街のど真ん中に放り出されるから二人をゆっくりオシオキ出来ないじゃない?
お姉さんのスタンド、良いスタンドだよね。
他人の邪魔の入らないところでこうしてゆっくり相手出来るんだから♪」
459 :
915:2006/01/25(水) 23:09:46.54 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う24〜
愛理は再び倖田さんの方に戻ると倖田さんを無理矢理起こした。
「さあ、お姉さんも寝てんじゃないよ。はいっ」
愛理は左手に金のバケツを出現させて倖田さんの頭からかぶせた。
「起きろ〜!!!!!!朝だよ〜!!!!!!!!!!!」
そう言うと愛理は今度は両手にたいこのバチを出現させて、バケツをガンガンと叩き始めた!!
ガンッ!ガンッ!ガガンッ!ガンッ!ガンッ!ガガンッ!
倖田さんがふらふらし始める・・・・
「は〜ッ、はーッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
愛理がまるで清めの儀式か何かの様に
最後のバチをバケツにたたき込むと、
倖田さんはゆっくりと後ろに倒れていった。
カラン・・・・・・・・・・
バケツの下から出てきた顔は・・・・・泡吹いてるし・・・・・。
「さあお待たせしました。次はお姉さんの番だよ?」
愛理は性悪そうに松田さんの方に歩み出した。
460 :
915:2006/01/25(水) 23:10:52.11 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う25〜
「あ、あ、あ・・・・・・・・・」
松田さんはガタガタ震えてる。
この人、ホントにこの空間を作り出す事しか出来ないんだな・・・。
松田さんは泣きながら土下座して謝り始めた。
「ゆ、ゆるして・・・・。
私はただみそのにスタンド使えるようにしてもらった替わりに
協力させられただけで・・・・・・・」
え?私は松田さんの言葉にひっかかりを感じた。
その時・・・・・
洞窟内の景色が薄くなっていく・・・・・!!!
すでに勝てない事を悟っていたのだろう。
スタンドを維持することが出来なくなってきたようだ。
461 :
915:2006/01/25(水) 23:11:30.46 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う26〜
私達は異次元空間に引きずり込まれる前の商店街に戻っていた!
と・・・・・・!
「うおッ!!!!」
キキーッッッッ!!!!
「ンゲッ!!!!!」
自転車のブレーキ音と二種類の叫び声が聞こえた。
いきなり出現したのでたまたま走っていた自転車が
土下座していた松田さんに激突したんだ・・・・・・・・・
「なんだよ、いったい・・・・・・・。
あれ?村上ちゃん???」
自転車の主が私を見て言った。
462 :
915:2006/01/25(水) 23:12:05.83 0
今日はここまで!
明日か明後日から新展開の予定っす
463 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 00:35:04.44 0
从*・` 。.´・)<保全してやる
464 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 00:47:59.47 0
乙、だぜ・・・
465 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 02:03:12.77 0
/〜〜,
/ 保 / ==
/〜〜'
ノノハヽ ===
(’w’*从
0┳0 ) ===
◎┻し'━◎
466 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/26(木) 04:23:30.08 0
バイト帰宅!!!
>>前スレさん
乙でーす!!
DISCでの能力だったのか〜ッ!!やっぱプッチは便利っすねw
物語の方も緊迫の連続っすね!!藤本は麻琴を救えるのか…!!
身体のほう、気をつけてくださいね!!
>>915さん
注文の方かしこまりぃッ!!
いかに矛盾させず話を成立させられるか…これはある意味SEXですねw
愛理じっくり見るのって初めてかも、あぁ!の時とかほとんど背景のように見てたんで…(ぉぃッ
いや俺まちがいなくこの子とひと悶着あったなorz似すぎ
愛理の能力もすごいっすね…これは究極の『適材適所』なスタンドじゃないでしょうか
いやむしろ愛理がどんな状況に陥っても順応できるスタンド使いなのか…恐ろしい!!!
新展開期待してます!!
467 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 04:23:34.83 0
カイノス通りからやってきたお前らはみんなきれいだな
寺田の背後にユラリと出現したヒト型のスタンド!!
初めて見たぽ…目がチカチカするような装飾がギリギリのセンスで保たれている、
いかにもコイツらしいスタンドだ!!!
「それが…それがお前のスタンドだなぁーッ!!!」
電話で、裕ちゃんが『殴られたら終わり』だと言っていた。
彼女自身も仕掛けはわからないらしいが…とにかく殴られたら終わりなんだそうだ。
かなり強力な能力だということか…だけどそこにネックがある!!
ごとーを攻撃するには殴る必要がある…つまり!!コイツは近距離パワー型で、
遠くまではいけないということ!!!
「ゴシップ・ハリケェェェェェェェェンンンッ!!!!!!!」
ドッヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンン!!!!!
ごとーの起こした烈風は、室内のありとあらゆるものを震撼させる。
机の上の書類は舞い上がり、椅子は壁に激突して音をたてた。
あくまで中〜遠距離を保つんだ!!
ほんの僅かな風をも集めて、空気の渦を作り近づけないようにするッ!!
敵は恐らく一撃必殺!!それを狙ってくるに違いない!!!
だから風で距離を置きつつ翻弄して…派手に『神砂嵐』を決めてやるんだ!!
弓と矢はその後でいいッ!!!
「凄い風圧や…近づけへん。なんちゅー原色ギャルや…せやけどなァッ!!!!」
風を正面から受けている寺田が、スタンドの両の腕を掲げた。
そして、その両手は眩いばかりに光りだす!!
な、なんだ…何をするつもりなんだ…!?
「あの頃のオーラはなくなったなぁ後藤!!!例えるなら牙を抜かれた犬や!!!
気迫も伝わって来んでぇーッ!!伝わって来ない来ない来ない来ない来ないィィイッ!!!!」
「みょ…妙な動きを見せるんじゃあねぇぇぇぇッ!!!」
「Bye-Bye」
コンッ!!!
そう言って、寺田は…
すぐ側の机を軽く叩いた!!!…そう思った。
いや、ごとー自身もなんて説明すればいいのかわからないんだ。
ただ…アイツが叩いたと思った机がどこにもないんだ…ッ!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
これが…寺田のスタンド能力?
けど、今アイツは何をしたんだ?
叩いたと思ったら、その机はなくなっていたんだ。
ごとーは自分が知っている範囲でいろいろな『可能性』を考える。
新参の久住小春は、ものを『分解』して一時的にこの世界から消せるとい
話を聞いているが、コイツもそれと似たような能力なんだろうか?
いや、基本的にはまったく同じ能力を持つことは有り得ない。スタンドとは、
それぞれの操る人間の精神のビジョンだからだ。精神構造がまったく同じ
人間など二人といないんだ。まれに例外もあるようだけど…
くッ…わからない!!ただ、一つだけごとーがわかっていることといえば…
机がこの部屋から一瞬で消失したということだけだ!!!
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!
「…なんや?顔色が悪いで後藤。こんな強い風の中で、そんな冷や汗かいて
もうたら確実に風邪ひくと思うけどなぁ」
「あんた…何で…」
「あン?なんや?」
「なんで…なんでスタンドを引っ込めてるんだよォォォッ!!!!!」
ごとーの方は、依然風を起こすのを止めてはいない。
起こしている風がごとーの前髪を跳ね上げて、嫌な汗を冷やしていく。
『殴られたら、すべて終わりや』
この言葉が頭から離れない!!
まさか…もう攻撃は終わったとでも言いたいのか!?
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
「そうやな、あと…10秒、いや5秒くらいか」
寺田が腕時計に目をやった。
5秒…?
一体なんの話だ?
「実を言うと俺な、うまくスタンド使いこなしてないところがあってなw『じっくりと
やれば』調整できるんやけど、咄嗟に使うとどうもそういった計算ができん」
じっくりやれば?
計算?
「いったい…何を言って」
その時だ!!!
一瞬にしてごとーの起こしている風のノリが変わった!!!
その原因は、運良く視野に入ったのですぐに反応することが出来た!!!
「んぁあああああああッ!!!!!!」
机が…さっき部屋から一瞬で消えた机がごとーの風に流されてこっちに飛んできた!!!
これは…いったいどういうことなんだ!?
消えた机がいきなり現れるなんて…ッ!!!!
「ぽぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバアアアアアアアッ!!!!!!!
スタンドの槍で激突しかけた机を真っ二つにし、ギリギリで難を逃れる。
危ない…いくら物理的攻撃はスタンドに通用しないとはいえ、こんなもんが
生身のごとーに当たったら大きな隙が生まれてしまうぽ!!!その隙をつかれて
接近されたらマジで危険だった…!!!
しかも、これでまた余計にわからなくなったよ。
消えたハズの机がなんの前触れもなく再び現れるなんて…ッ!!
『殴られたら、すべて終わりや』
裕ちゃん…それはいったいどういう意味なの…?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
474 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/26(木) 05:01:54.14 0
ここまで!!
こっから先はまだ自分のパソコンにも書いてませんが、展開だけは考えてるので
続きはまた明日オナリます!!!
久々に戦闘から話に入れたから自分は楽しいッスw
ではではノシ
475 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 06:46:19.20 0
保全疾走
476 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 07:34:37.69 0
保全疾走
477 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 07:44:14.37 0
>>前スレさん乙です!!
お身体くれぐれもお気を付けて!!なんみんも最近調子sageてますがw
>>915さん乙です!!
次々とネタが浮かぶ方が裏山です!現エピ完&新エピ同時wktkですね!!
>>1さん乙です!!
バトルから展開するって先が読めない感じでイイっすね!!
スケールの大きい話ですか…今後の展開に期待ですね!!
てらにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!
479 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 10:16:05.65 O
ほ
480 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 11:31:17.90 0
ぜ
481 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 12:44:46.82 O
んーッ!!
482 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 13:54:14.83 0
うんこ疾走
483 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 15:21:51.86 0
保全幽波紋
484 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 17:01:06.44 0
ho
485 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 18:16:09.16 0
ぜん
486 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 18:38:49.70 0
保全バイン
487 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 19:20:50.57 0
このスレを保全させていただきます
488 :
915:2006/01/26(木) 19:37:54.11 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う27〜
藤本さん!!!!!
「何だ?」
人通りがまばらだとは言え、
何人かの通行人が遠くからこっちを見ている。
「村上ちゃん!どういう事だ?」
藤本さんは私に問いかけてから愛理たちが視界に入った。
「この二人は・・・・。あれ、その制服はうちの・・・・・!!!」
「藤本さん!私、愛理です、鈴木愛理です」
大人の姿の愛理が答えた。
「愛理ちゃん・・・・・・・・???
ブギートレイン!!」
藤本さんはとっさにブギトレを出現させると
ブギトレで松田さんをつかんで引きずり始めた。
「二人とも、こっち!」
さすが藤本さん。即座にだいたいの事態を理解したらしい。
この場にこのままいることがまずいと判断したのか、
すぐ近くの路地裏に松田さんを引きずりながら私達を手招きした。
「はいっ!!!」
愛理が倖田さんを引きずり、
私は近くに落ちていた愛理のバッグとコートをとっさにつかんで
藤本さんの後をついて行った・・・・・・・・・。
489 :
915:2006/01/26(木) 19:38:29.88 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う28〜
「んで、どういう事?」
商店街の裏にある空き地で藤本さんが腕を組んで私達を見渡した。
「コイツラ、すたんど使イナンダヨ!!」
愛理のミスチーフ・エンジェルが地面に無様に転がっている二人を指さした。
愛理は元の姿に戻って、乱れた着衣を直している最中。
「あぁ、襲われたんだね。
でもこの様子だとすでに終わってたみたいね」
藤本さんは笑った。
「ってことは、こいつら栄米大の連中?
でもこいつは制服違くね?」
藤本さんは地面に転がっている松田さんを指さした。
うずくまってガタガタ震えている松田さんには、
気の毒だけど、私のサッド・レディの竹刀をつきつけている。
「この人、こないだ愛理や田中さんらを襲った倖田さんって人ですよ」
私は倖田さんを指さして言った。
「あぁ、例の倖田來未の妹ってヤツね。こっちは?」
490 :
915:2006/01/26(木) 19:39:08.89 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う29〜
「そう、それなんですけど・・・・・」
私は松田さんを見て言った。
「どうも倖田さんの友達かなにかで、
復讐のために力を貸しただけみたいなんですが・・・・・・」
「ん?」
「この人、倖田さんにスタンド使いにしてもらったらしいんです・・・」
「マジかよ!!!!」
藤本さんがびっくりして私に問いただす。
「はい、スタンド使いにしてもらった替わりに
協力したって言っていたんです」
「そうなると大問題だな」
藤本さんは松田さんの前にしゃがむと
松田さんの髪の毛をつかんで持ち上げた。
「おい、オマエ、どうやってスタンド使いにしてもらったんだよ?
まさか、『弓と矢』の力か?」
「な、なんのこと・・・・・・・?」
「『矢』で射抜かれてスタンド使いになったのかって聞いてるんだよッ!」
「そんなもの知らない・・・・。
私はただみそのにちょっと傷をつけられただけ・・・・・・・」
「傷?」
「み、みそのが持っている小さな刃物の欠片で指に傷をつけられたら・・・・
高熱で二日ほど寝込んで・・・・・・
そのあとスタンド使いになっていたんだよ・・・・・」
松田さんは息も絶え絶えに答えた。
491 :
915:2006/01/26(木) 19:40:08.81 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う30〜
「どういう事だよ?
スタンド使いになるのには『弓と矢』以外にまだ方法あるのかよ・・・」
藤本さんは松田さんをつかんでいた手を離すと、
今度は倖田さんのほおをぺたぺたと叩いた。
「おい!いつまでも寝てんじゃねえよッ!!」
「う、ううッ・・・・・・・・・・・」
倖田さんがか細くうなり声をあげる。
「おい!この女をスタンド使いにした刃物って何だよ!?」
藤本さんが倖田さんを問いつめた。
「ひっ!ゆるし・・・・」
「人の質問答えろよッ!」
藤本さんが倖田さんの襟首をつかんですごんだ。
「ひいッ!ど、どうって・・・・・
浜崎先輩から借りて・・・・・・・・」
「何をだよ!!!!」
「だ、だから、小さな刃物の欠片です・・・
それで傷つけられたら・・・
運が良ければその後スタンド使いになれるんです・・・・」
492 :
915:2006/01/26(木) 19:40:47.27 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う31〜
「刃物だと?」
藤本さんは問い直した。
「は、はい、たぶん・・・・・・。ホントに小さな欠片ですから・・・・」
「どういう事だよ・・・・・・・・・」
藤本さんは倖田さんを離して立ち上がった。
「藤本さん?」
「村上ちゃんも『弓と矢』で刺された口だよな?」
「はい、そうですけど・・・・」
「スタンド使いになる方法って
『矢』に刺される以外にも方法あるのかよ?」
「そういう事になりますね・・・・・・」
「藤本さん」
愛理が初めて口を開いた。
「愛理は一次試験って受けてないんですけど・・・」
「あ、愛理ちゃんって自然にスタンド使いになったの?」
「はい、だからその『弓と矢』ってみんなの話に聞いただけで
愛理は見たことは無いんですけど・・・・・
その刃物って、『矢』の事じゃないんですか?」
「え?」
「『矢』の刃の部分で切られたからスタンド使いになったんじゃ・・・・」
「あ・・・・・・・・・・・」
私と藤本さんは愛理の言っている意味を
理解するのに一瞬時間がかかった。
そして、二つの思いこみに気づいた!!!!
493 :
915:2006/01/26(木) 19:41:16.43 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う32〜
そうだ、私達は『矢』で射抜かれるという強烈な経験をしているから、
てっきり、『弓と矢』の『矢』で『射抜かれる』とスタンド使いになる、と思っていたし、
二人が言った『刃物』という言葉をナイフか何かと思って『矢』と別物と考えたけど、
『矢』を見たことがなくて既成概念の無い愛理だから
逆に同一の物と気づく事が出来たんだ。
「藤本さん!もしかしてあの『矢』ってわざわざ貫かれなくても・・・・!」
「うん、傷つけるだけで良かったんだな・・・・・・」
藤本さんと私は理解した。
「それに、大事なのはあくまで『矢』のやじりだけなんだ。
古めかしいからみんな『弓と矢』がセットと思っていたけれど・・・・!!!」
藤本さんは再び倖田さんに問いかける。
「じゃあその欠片ってのは今はどこにあるんだよ?」
「す、すぐに浜崎先輩に返しました・・・・」
「ウソいってんじゃねえぞッ!!!!!」
「ホント、本当です!大事なものらしいから・・・・・・・」
倖田さんは泣きながら釈明した。
494 :
915:2006/01/26(木) 19:44:06.15 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う33〜
「じゃあ結局そのまま二人を解放したんですか?」
『あぁ、それ以上何も聞き出せなかったんでね。
解放っていうより、放置して美貴たちが帰っただけなんだけど』
「でも、予測出来た事だけど、栄米大もスタンド使いを増やす方法を
持っているって事がわかったのは大きいですね」
『それともう一つ収穫があるよ』
「何ですか?」
『こんこんは『矢』をじっくり見たことある?』
「いいえ、自分が射抜かれた時以来見たことも触ったこともありませんけど」
『美貴は手に持った事あるんだけどさ、
演劇部の『矢』はやじりのもどりの部分が少し欠けているんだよ』
「じゃあ、もしかして浜崎さんが持っているのって・・・・」
『あぁ、寺田のおっさんが持っている『矢』の欠片と見て間違いないだろうな・・・』
「もしかして、3年前の抗争も『矢』がキーポイントじゃ・・・」
『うん、3年前までは『矢』は欠けていなかった。
そしてなんらかの経緯を経て本体を寺田、欠けた部分を鈴木亜美が持ったって事だろうな』
「鈴木さんじゃなくて浜崎さんかもしれませんけどね」
『そうか、アイツも関係あるかもしれないんだったな・・・』
495 :
915:2006/01/26(木) 19:45:38.01 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う34〜
「どっちにしても『矢』の所有に関して何かあったのは間違いありませんね」
『一番思いつくのは、『矢』を取り合ったって事だろうなあ。
ところでそっちの用事は?わざわざ電話かけてくるって・・・・』
「実は、ちょうどそのことでミキティにお願いがあるんですよ・・・・・・・・・・」
TO BE CONTINUED…
倖田みその:病院へ再送致
スタンド名:プライマリー・カラーズ
松田さやか:自転車による打撲で全治2週間、その他軽傷多数
スタンド名:ドラゴンヘッド
496 :
915:2006/01/26(木) 19:46:01.55 0
スタンド名:ミスチーフ・エンジェル ・セカンド
本体:鈴木愛理
破壊力:B
スピード:B
射程距離:E
持続力:C
精密動作性:C
成長性:B
能力…ミスチーフ・エンジェルが愛理本体にとりつく事で
本体の身体を身長170センチ強の大人の女性に変身させる。
変身後はパワー、スピードともに一般成人のそれを大きく凌駕する。
また、金属バット、フライパンなど「いたずら道具」10種類以上を
自由に出現させ、相手に「いたずら」を目的として攻撃する。
497 :
915:2006/01/26(木) 19:46:42.67 0
スタンド名:ドラゴンヘッド
本体:松田さやか
破壊力:E
スピード:E
射程距離:E(本体が空間の中にいるという意味で)
持続力:B
精密動作性:E
成長性:D
能力…「廃墟と化したトンネル」をモチーフとした
異次元空間を作り出し、ターゲットを引きずり込む。範囲は無限。
また、地面の亀裂、小丘陵など、本人の意志である程度のデザインは可能。
ただし、他人を空間内に閉じこめたまま本体が出て行くという事は不可能。
498 :
915:2006/01/26(木) 19:51:47.29 0
今回はこれでおし舞波!
ってことで、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
オイラが6部読んだ時にまずびっくりしたことを今回表してみました
皆さんも、5部の矢の出自や6部読んだ時に
「え?突き刺さなくて良いの?傷つけるだけでOKなの?」
って思いませんでした?
そこら辺のニュアンスが部員の間にもあったと思っていただければ(^^;;;
次回から市井紗耶香編の予定ですが
1さんの動向と展開をにらみながらのSEXでいきたいと思います(爆)
499 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 19:57:08.01 0
乙ッ!
しかしあれだな915さんはオナペース早いね
500 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 21:12:42.68 0
保全疾走
501 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 22:02:07.86 0
ho
502 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/26(木) 22:08:12.16 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬD〜
12月21日 ぶどうヶ丘高校 3階
グッ! ギュン!!
麻琴の軌道が急変した!
ギュッギュギィイユュン!
天井を伝い壁そして床と凄まじい速度で螺旋状に滑走する。
麻琴は方向転換をし体勢はスライディングのまま低い姿勢は勢いを増しスピードはさらに加速する。
「来い・・・一瞬だ・・・擦れ違い様の一瞬に賭けるッ!」
美貴は全神経を集中させて麻琴の滑走移動に備える。
タイミングを乱すように・・・螺旋の疾風が回廊を奔るッ!!
美貴はその動きに乗せられない様、静かにその時を待つ。
距離2m!
滑走してくる麻琴に美貴はタイミングを合わせて跳躍した。
美貴の身体が弧を描いて宙に舞い、高速で移動する麻琴の襟首に銀の軌跡か走らんとしたその時。
「ぎゃぁややぁぁぁあぁやぁァぁァァァぁぁぁあアアぁぁぁああぁッッッ!!!!!」
「!!!!????」
窓に人影が走り断末魔が通過した。
誰かが屋上から落ちたのだ・・・
その一瞬に美貴の手元が遅れた。
銀の軌跡は空を切り好機は高速で過ぎ去った。
503 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/26(木) 22:08:46.07 0
「ぐぁッッ!!!」
美貴はそのまま床に倒れ落ちる。
強かに顎を打ちつけその痛みが身体を駆け抜ける。
痛覚に顔を顰めた、その瞬間。
足首に圧迫感を感じ身体が強い力で後ろに引っ張られた!
突然の事で混乱したが直ぐに理解した。
去り掛けに麻琴が足を掴んで行ったのだ!
状況を理解しながらも高速で引き摺られる。
『引き摺る』こんな単純な行為でも与えるダメージは大きい!
その激痛に耐えかねた美貴は自らの足を掴む手を蹴り付けて引き剥がそうとしたッ!
何回か蹴り付けると握力が弱っていくのを感じた!
『行けるッ。』
そう思った瞬間だった、美貴の視界は急激に横方向にスライドし上方に引っ張られる。
「な?」
疑問符が壁に叩き付けられる衝撃で打ち消される。
麻琴は滑走のコースを変え再び螺旋状に廊下そのものを移動したのだ。
『抵抗』を失っていない美貴は滑らず勢いのまま壁に激突する。
美貴の身体は壁に天井に床に何度も何度も叩き付けられた。
何回叩き付けられたのか・・・・・解らなくなった所で麻琴の滑走は終了した。
「うぅ・・・・・・・・ぅ」
麻琴は意識の朦朧とした美貴の襟首を掴んで引き起こす。
「・・・・これで・・・終わりだ是ッ!!」
麻琴の背後にFRIENDSHIPが灯る!
「ユゥウウウゥウウウウウゥキャァアアアァアアアアアァアアアンンンドゥゥゥウウゥウウウッッッ!!!」
504 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/26(木) 22:10:33.37 0
ここまで!
505 :
名無し募集中。。。:2006/01/26(木) 22:17:37.50 0
乙ッ!
506 :
610:2006/01/26(木) 22:43:40.82 0
銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜G
「ハアアアアアアアアアアアアアア…ッ!!!!!」
西川のカラダは内側から輝き、焼けた鉄のような色を発している!
1500℃以上は出ているだろうか?
側にあった鉄棒はまるで飴細工のようにグニャリと垂れ下がる。
「うわああッ!!?」
藤本は吹き荒れる熱風に思わず顔を覆う。
…これだけ離れてるってのになんて熱さだ!!ここまで体温を上げられるなんて!!
その時だった。
バリッ…バリバリッ…!!ブシュウウウッ!!!!
突然西川の頬が裂け血が噴出す!!
頬だけではない、胸、腕、西川の身体のあちこちから出血が始まる!
「なっ!!?」
…どうしたんだ!?西川さんの身体がッ!?
も、もしかして…!
西川さん、体温を上げ過ぎてるんじゃないのか…!?
自分自身が耐えられる熱の限界を超えてるんじゃあないのか!?
507 :
610:2006/01/26(木) 22:44:46.30 0
「ヌウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!!!!!」
野田の構えた盾の表面がチリチリと焦げ、細かな破片が熱風に舞っていく。
「ムウウッ…この程度でッ…!!私の『ロック・ヘッド』は最強だッ!
どんな攻撃も受け付けんッ!来いッ!若造ッ!!」
「行くぜ、覚悟しな…!!」
ドゴオッ!!!!
西川は地面を蹴り、野田に突っ込んでいく!
「WOOOOOOOOOッ!!!燃え尽きるほどッ!!!!!」
そして全ての力を込めた拳を突き出す!!
「ヒ――――――――――――――――――ト!!!!!!!!!!」
バッグオオオオオォォォォォオオオオオン!!!!!!!!
「うわああああッ!!?」
強烈な熱風と土の破片が藤本の身体を打つ!
508 :
610:2006/01/26(木) 22:45:55.25 0
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・・
「ど、どうなったんだ…!?」
辺りには土煙が立ち込め、西川さんとオヤジの姿は見えない。
…西川さん血を吹いてた!美貴のためになんでそこまで…
頼む!無事でいてくれッ!!
徐々に土煙が引いていき二人の姿が見え始めた。
こ…これはッ…!!!
オヤジが立っている!!
しかも構えた巨大な盾も、身体の鎧も殆ど壊れていない!!
西川さんは…!!
オヤジの盾に拳を打ち込んだ姿勢のまま動かない…!
ブシュウウウッ!!
「ああッ!!」
西川さんの拳から血が迸った!そして両膝を付いてガクリと座り込んでしまった!
顔もうなだれていて意識があるのかどうかも怪しい!
「ふははッ…!!私の勝ちだ!!」
オヤジが拳を振り上げる!
「やめろぉッ!!!」
美貴は助けに入ろうと駆け寄るが…
ダメだ!間に合わない!やられるッ!!
509 :
610:2006/01/26(木) 22:46:51.85 0
その時だった!
…バキィ!!!ビシビシッ!!!
オヤジの纏った鎧が一瞬にして乾き、ひび割れていく!!
「なぁにいいいいいいいいいいッ!!!?」
「俺の全ての熱を送り込んだんだ…土なんか『焼き物』になっちまうぜ…!」
西川さんが目を開き静かに言い放った。
「ぐうああああああ!!熱いッ!!バカなッ!!?この私が…!!
この私がァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!」
ドッパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!
土の鎧は粉々に砕け散った!!
そして生身のオヤジはドサリと地面に倒れ込む!
「ハアーッ…ハアーッ…!」
オヤジは汗だくで苦悶の表情だ。
無理も無い、今のオヤジの鎧は全てのスタンド力を注ぎ込んだものだったはずだ。
それを一撃でぶっ壊されちまったんだ!もう戦う力は残ってないだろう…
510 :
610:2006/01/26(木) 22:48:09.36 0
「すごい!すごいッスよ西川さーん!」
美貴は西川さんに駆け寄る。
「さて美貴ちゃん、コイツどうしようか?警察にでも突き出そうか?」
西川さんがオヤジを見ながら言う。
「た、頼む!私が悪かった!見逃してくれ!金ならいくらでも…」
オヤジは態度を一変させ命乞いを始めた。
やれやれ、やっぱり最低なエロオヤジだぜ。
「あんたさぁ、あたしの事を襲った上に胸がえぐれてるだの散々なこと言って
くれたよなぁ〜〜!!!」
「え!えぐれてるなんて言ってな…!!」
「とぼけんじゃねえッ!!あたしは覚えてんだよッ!!」
「ひいいッ!!!すいません!!」
511 :
610:2006/01/26(木) 22:49:09.91 0
「でも良く考えたら、被害届けとか面倒くさいし…警察は勘弁してやろうかなぁ〜」
「ほ、ホントに!?」
「その代わり…二度とこんな事をしようっつー気が起こらないように…
身体に刻み付けてやるよ!!!」
「なああああッ!!!ま、まさか…!!!!??」
「VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVV!!!!!!!」
ドッギャアアアアアア―――――――――――――――ン!!!!!!!!!
「ふう、スッとした!」
「み、美貴ちゃん…こういう性格だったのか…」
「え?西川さん、今なんか言いました?」
512 :
610:2006/01/26(木) 22:50:15.36 0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「助けてもらった上わざわざ送ってもらってすいません!」
「い、いや気にしないでよ!」
激しい戦いも終わり、藤本は西川とともに自分の家に向かって歩いていた。
しかし藤本は何か不自然な空気を感じ取っていたのであった。
(西川さん…戦いが終わってから何か様子がおかしいんだよな。
店にいたときより無口だし…どこか怪我が痛むのかな?)
「西川さん…病院行かなくて大丈夫ですか?」
「う、うん大丈夫!こんなのカスリ傷だよ」
「ホントですかぁ〜!?ちょっと良く見せてくださいよ!」
藤本は西川の腕を掴んで袖をめくり挙げた。
「うわあああdvんぎgv!!!??」
513 :
610:2006/01/26(木) 22:51:35.01 0
「え!?どうしたんすか?痛かった?」
「イ、イヤ…ナンデモナイデス」
「…? 」
「うん、血も止まってるし…大丈夫みたいですね」
「うん、ホントに大丈夫だから…!!」
西川は自分に言い聞かせる。
(…落ち着け、落ち着くんだ俺!せっかく作ったチャンスなんだ!ここで男見せな
いでどうするッ!!)
514 :
610:2006/01/26(木) 22:53:31.35 0
ここまで!次回完結予定ナリ!
みなさん乙です!週末にイッキ読みします!
乙
516 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/26(木) 23:32:33.61 0
鈍い音が響き美貴の身体に怒涛が刻み込まれる!
「あッ がぁア ぐぎィ・・・満月の流法ッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!」
ブギー・トレインo3が銀色の煌きを放ち時は連撃を喰らう前に『巻き戻る』。
「オルゥゥアアアアアアア!!!!!!!」
B・トレインの前蹴りが重く当たり麻琴の身体は後方に吹き飛ぶ!
と同時に美貴の時間は元に戻り、衝撃がその身に踊りかかるッ。
「ぐぎゃぁあああああッ!」
衝撃に耐えられなくなった身体は跳ね飛ばされた様に飛び上がる・・・・
ドッッ・・・
後方に跳ね飛ばされた美貴の身体を誰かが受け止めた。
「く・・・遅ぇンだよ・・・菅沼・・・」
息も絶え絶えなほど憔悴した藤本美貴は遅刻してきた異邦人に安堵を覚えた・・・
「その怪我・・・あそこの小川ッてのにやられたの?『美貴ちゃん?』」
「『美貴ちゃん?』」
語りかけてきた声の違和感、に意識を戻した美貴は自分を抱えている人物を凝視した。
「・・・・?」
後藤真希だった。
美貴を抱えているのは菅沼ではなく真希だったのだ。
「そ・・・んな・・・」
思わず絶句した・・・未来は変節はあっても変わる事は無い。
この展開はそれを雄弁に語る様であった。
517 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/26(木) 23:33:26.76 0
真希は美貴を壁にゆっくりともたれ掛らせ踵を返した。
麻琴に歩み寄る真希に美貴は止めようとするがその余力は最早残されては居なかった・・・
力の無い身体からは声は出ない・・・
「ごとーの『友達』をよくも・・・やっぱりお前達『演劇部』はとっとと『始末』すべきだったぽ・・
回りくどいことなどせずに・・・今ここで消えてなくしてやるッッ!!!!」
真希は一人語とのように呟くと奇妙な体制を取る。
真希のスタンド『ゴシップ・セクシーGUY』は両腕を前に突き出した。
ギャロン! ギャロン!
ゴシップ・セクシー・GUYの左腕を関節ごと右回転!右腕をひじの関節ごと左回転!
そのふたつの拳の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間を生成した!
「風の流法<神砂嵐>ッッ!!!」
ドワァアァァアァァアアァアン!
オパゥ!
砂嵐の小宇宙は滑走をする麻琴を無情にも呑み込んだ。
ゴシャァャヤ!!!!
麻琴の身体は風圧の歯車に蹂躙される。
「やめろォオォオォッ!!!」
美貴の有りっ丈の力を振り絞った絶叫が響く。
と同時に金属の擦れた音が聞こえたッ!
砂嵐は真っ二つに切断され消滅し、麻琴の身体はボロボロになりながら落下した。
518 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/26(木) 23:48:30.84 0
今日はここでおし舞波!
なんとか昨日の分まで出来たかな?
実際の所は前書いたののリデコなんで楽っちゃ楽なんですがね。
>>474 1さん乙!
う〜ん光男のスタンドは実に興味深いですね!
>>477 なんみんさんどうも!おかげで随分よくなりました!
お互い身体は自愛したいモノですね〜。
>>498 915さん乙!おでもはやく次エピ書きたいな〜。
ネタだけなら随分考えたんですけどね〜。
>>514 610さん乙!タカノリカコイイ!!!!!!!
どうなるんでしょうか?展開がきになりますね!
519 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 00:56:07.49 0
バリバリバリ!!!ドッパァァァァァァァ!!!!!
520 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 03:02:58.60 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ Woooooom
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
「な〜る…あのくらいの強さで叩けば5秒後にはそこに行くことになっていた
わけやな。ふむふむ、理解したわ」
寺田が一人で納得している。
あのくらいの強さで叩けばそこに行くことになっていた…だって?
真っ二つに切断した机は、引き出しの中身をぶちまけて、派手に床に落ちて砕けた。
いろいろなものが床に散らばっている。
万年筆、名簿、CDケースに汚れたCDウォークマン、レポート用紙、
その他もろもろのガラクタ…
「こ、これは…!!!」
そして、その中にごとーが追い求めていた物もあった。
今の衝撃で折れてしまった弓と…奇跡的に無傷だった矢だ!!!
矢のやじりのもどりの部分が欠けているが…これは今欠けたものではないと思う。
「後藤…お前は俺を倒し、その矢を破壊しにきた…そうやな?」
「ふん、だったらどうするの?」
なんて、強気に答えてみせる。
そうでもしていないと、ヤツの圧倒的な精神力に飲み込まれそうになるからだ。
そんなごとーに向かって、寺田は予想だに出来ないセリフを吐いた!!
「ぶっ壊したかったらぶっ壊してもいいねんで?その『矢』をなぁ」
「えッ!?」
なんだって!!?
『矢』をぶっ壊してもいいだなんて…どういうこと!?
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
「なんでそんな顔してんねや。口が開きっぱやで?」
「あんたは…あんたの考えていることはまったく理解できない…一体何を
企んでいるの?これを壊せば、あんたはもうスタンド使いを増やすことはできなくなる…」
「なんか勘違いしとらへん?俺がなんの目的もなしにスタンド使いを増やしていたと
思うとるんか?」
「…それはどういうこと?」
「目先のことしか見えとらんお前に説明してもわかるんかな?」
この男、それじゃあ一体なんの目的でスタンド使いを集めているの?
待てよ…冷静になって考えるんだ。
スタンド使いを集めるだけなら、何も演劇部に限定しなくてもいいはずだ。
誰でもいいハズなんだ!!
けど、それをしないのは何故か…
ふと、よっすぃが昔この部活のことを『組織』って解釈をしていたのを思い出した。
なるほど…顧問という立場を利用して上下関係を作り出しやすくしているのかな…?
それに、二次審査ってのも考えてみれば奇妙だ。
スタンド使いを増やすだけなら、二次なんてものはいらないんだ。ごとーは一次とか
二次とかよく知らないけど、スタンド使いになった時点で才能は開花したことになる。
審査落ちとか、意味がわからない。
こいつ、ホントに何を企んでいるんだ…?
二次審査に受かった人間と落ちた人間の差っていうのはなんなんだ…!?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「俺はすでに最強の『尖兵』を手に入れている」
「なんだって!!!?」
「せやけど、アイツはまだ自由にその能力を使いこなしておらへん。忠誠心も
ほとんど感じん。だが、もしその力を自由に使いこなし、尚且つ俺の考えを理解して
ついてこれるようなら…この町の未来は保証されたようなものや」
この町の…未来?
この町の未来といったのか、この男は。
それに『アイツ』って誰?
寺田光男…あんたはいったい何を考えているんだ!?
「しかし…どうにも不安定な保証なんや、今は。なにがキッカケで崩れ落ちるか
わからん。人間、些細なキッカケでガラリと考え方を変えてまうからな。
そうそう、そうや。久住なんかがいい例や。あいつは小学生の頃に心に大きな傷を
負ったらしく…って、久住を知らんお前にこんなこと語っても時間の無駄やな」
とにかく…と付け足すと、寺田の背後にヤツの名も知らぬスタンドが静かに現れる。
何かしかけてくるぽ…やばい!!!
「アイツに敵に回られると、とんでもないことになる。アイツをスタンド使いにした
俺がこの町の首を締めることになってしまう!!!そして後藤、お前にはアイツを
唆すだけの強い影響力を持っているんや!!!ほれ、早くその矢を拾えや。
ぶっ壊しに来たんやろ?気が済むまで壊すといい。だがな、お前が俺を討つと
決心をした以上は…」
そう、寺田が言いかけた瞬間。
ごとーは自分の目を疑った。
そんなバカな…寺田が…
寺田が消えた!!!!
おかしいッ!!
ごとーは今、ヤツをずっと睨んでいたはずなのに!!!
瞬きするより早く、この部屋から音も無く消えるなんて…いくらごとーが風を使って
部屋を荒らしたからといって、一瞬で隠れる場所なんてないはず!!!
「ハァーッ!!!ハァハァハァハァッ!!!!!!!!!!」
呼吸が荒くなる!!
恐怖しているのか…このごとーが!?
し、しっかりしなくちゃ!!気持ちで負けるわけにはいかないんだって!!!
「ゴシップ・セクシーGUY!!!」
ドヒュン!!ビュルオォォォォォォォ…
スタンドが起こしていた風を微風にして、部屋の状況を探る。
寺田がどこかにいるとしたら、風はヤツの体温の影響で表情を変えるんだッ!!!
風の動きを読み!!空気の囁きを聞き!!
レーダーのように寺田の呼吸のうねりをとらえる!!
これで捜し出すんだ…落ち着くんだよ、ごとー。
大丈夫、きっと大丈夫…ぜんぶ自分次第…ッ!!!
「…な、なんで?」
そう思ったのもつかの間、ごとーは驚愕した。
ばかな…風が…風がまったく表情を変えない!!!
この部屋から、ごとー以外の人間の気配が…呼吸が感じられない!!!!
「そんな…風は嘘をつかない…この部屋に寺田はいないッ!!」
ビュオッ…
その時だ。
突然、ごとーの背後の風が変わった。
人の気配を感じたんだ。
「ん〜いい感じや。ちゃんと計算すれば思い通りに『辿り着く』ことができる…」
て…寺田!!!
なんなのよこれはァーッ!!!!!
風は今、二人分の呼吸を感知している…こいつ、今の今までどうしていたんだ!!
呼吸を止めていた?いや違うッ!!!なら体温で感知できる!!!
だとすると…もはや、この部屋から消えていたとしか思えない!!!!
「俺がここに来るまでに矢は破壊しとらんかったか…最大のネックは、自分に使った
場合はそれまでの時間に起きた状況を知ることができないこと…」
寺田のスタンドの両手が光りだす。
『殴られたら終わり』の攻撃がくる!!!
「まぁ、さっきの続きや。お前が俺を討とうとした以上は…向こうへ
消えてもらう!!!!!!!!!!!!」
「んぁあああああああああッ!!!!!!寺田ァッ!!!!!!!」
寺田が両の腕を振り上げた!!!
攻撃を避けるか!?いや間に合わない!!!
この光る拳で殴られたら…ごとーはどうなる?
死ぬの?
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!」
そこからは無意識だった。
迫り来る寺田のスタンドを前にして、ごとーは逃げることはしなかった。
出来なかったといえばそれまでだけど…ごとーの黄金の意思がそれを許さなかったんだ。
そういうことにしておきたい…いや、きっとそういうことだったんだ。
だって、ごとーには闘志と正義の心があったんだもの。
逃げるわけには行かない。
ごとーが杜王町を守るんだ。
この町の未来を…みんなの未来を!!!
我に返ったとき、ごとーのゴシップ・セクシーGUYは、ヤツに向かって両腕を向けていた!
「おぉぉぉッ!!!必殺流法<神砂嵐>ィッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャロンギャロン…ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
ごとーのスタンドが作り出した風による圧倒的破壊空間は、ごとーの足元から
寺田の立っている場所まで、すべてを抉り取るかのように粉砕した。
その際、足元の『弓と矢』が歯車のような空気の流れに巻き込まれて砕け散った。
間に合った…寺田の攻撃を受ける前に…ごとーの<神砂嵐>は間に合ったんだ!!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
寺田はどうなったんだ…?
<神砂嵐>の回転圧力が生み出した真空の刃にズタズタにされて、
そこに倒れている…ハズなんだけど…
「い…ない…?」
「<神砂嵐>か…柱の一族である風の戦士が闘技として使っていた必殺奥義やな。
後藤、見事だったで。死ぬか思た…」
寺田は、部屋の隅で壁に持たれかかっていた。
多少、風の影響で切り傷を負ったみたいだけど…どれも浅いようだ。
あの状況で、ごとーの<神砂嵐>をかわすなんて…有り得ない!!!
瞬間移動でもしない限りは…ハッ!!!
瞬間移動…?
もしかしたら、それに近いものなのか?
でも、瞬間移動だとしたら消えてから現れるまでのタイムラグはなんなのか…
待て…待つんだよ!!!
もしかして、ごとーはほとんど答えに近付いているんじゃあないのか?
お、思い出してみるんだ!!!
机の時も、神砂嵐の前も、その後も…!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「なんや、急にしゃがんだりして?」
「これを…拾っていたぽ」
つまんだ鉄クズの破片を寺田に見せ付ける。
これは…紛れもない…
「砕け散った矢の破片…?後藤…貴様、何を考えてるンや?」
「もしごとーの考えてる通りだとするなら…今のごとーではアンタにうち勝つことは
難しすぎる話だぽ…だから今は退かせてもらう。目的の一つでもある『弓と矢』の
破壊も出来たからね…それがアンタにとって痛手になったのかはわかんないけどさ、
これでもう無駄にスタンド使いが増えることはない…」
そう言いながら、ごとーは改造したセーラー服の内ポケットに『矢の破片』をしまった。
「その『矢の破片』…どうするつもりや」
「わからない…けど、矢がごとーを呼んでいる気がするんだ。自分でもわからない、
奇妙なことだけど…でも、例えアンタにとってもう必要ないものだったとしても、
これは寺田、アンタの側には置いておけない」
「…置いておけないかァ。お前まちがっとるよ、マジで。だって俺はな…」
ドギャン!!!
寺田が壁から離れ、スタンドを発現させた!!!
「お前を今ここでここから消し飛ばすつもりなんやからなぁぁぁッ!!!!」
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンンッ!!!!!
「<横浜蜃気楼>!!!」
ゴシップ・セクシーGUYの身体から水蒸気が発生し、それがウズを巻いてごとーと
スタンドにまとわり着いていく。
光の屈折現象だぽ…ゴシップ・セクシーGUYの作り出した水蒸気のウズは
風のプロテクターとなって、太陽光線を屈折させ、ごとーを光の当たらない体にした。
よって、ごとーの身体は透明のようになる!!!
「な、なに…見えないやとッ!!逃げるンやないで後藤!!!!!!」
「また来るからね…寺田光男!!!」
そういい残し、透明になった身体で窓を開けるとそこから外へ飛び出した。
この能力はあまり長い時間持続させることはできないんだッ!!
ちょっと怖いけど…ごとーの風を使えばこの高さでもなんとか着地できるだろう。
今、最も近い逃走経路さ…
さて、謎はまだ多いけど…絶対にアンタを討ってやるから!!
この後藤真希がね!!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!
「チッ…まずいな。今!!後藤を逃がすわけにはならん…ヤツが俺をやりにきたと
いうことは…少なからず『アイツ』に影響を及ぼしてしまう!!!もし、アイツが
敵に回ってもうたら…この町は…」
「なんだかでっけー物音すんなァと思ったら…なんネ?これは…」
「高橋…」
「寺田のおっさん、どうしたんだァ?この部屋の有様…それにアンタのケガも。
後藤真希ッスかね?ってか、それしかないカァ??」
「緊急事態や…ヤツを追うンや!!」
「…どういうことかネ?」
「説明してる時間はあらへん!!そうやな…新垣と小川、それに紺野も呼べ!!!
四人でアイツを確実にしとめるんや!!!ええか?失敗は許さへんぞ!!!
この町の…未来がかかっとるんやからな!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
TO BE CONTINUED…
>>915さん
乙れす!!!
それ俺も思いました、傷つけるだけでいいなら射抜かれて痛い思いした方々は
ご愁傷様ってところですねwでも、スタンド使いになる際には『射抜かれた』方が
おおぉぉッ!?って思いますよねw
市井編、楽しみにしてます!!リアルタイムでいろいろ吸収してオナに
反映させてけるよう頑張りますね!!!!
>>610さん
乙です!!
燃え尽きるほどヒートッ!!!波紋以外にもこのセリフの使いどころあるんすねw
バトルの方は一段落した感じですが、俺的には西川くんの恋の行方が
とっても気になるわけで…藤本に袖まくられてうろたえる西川くんに笑いましたw
西川君頑張ってくれないかな〜!!!
>>前スレさん
乙彼様です!!!
藤本VS小川、面白いっす!!てか悪意の種でも思ったけど、小川って
かなり強いんすよね…今回の小川の戦い方、とっても参考になりました!!
後藤、菅沼と入り組んできてさらに手に汗握る展開!!
次回待ってます!!!
というわけで、自称ヤマ場の前編終了しましたーっ!!!
次回『〜今にきっと…In My LIFE〜(仮)』でまた!!
ではではノシ
533 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 06:01:41.80 0
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
534 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 07:25:10.19 0
なるほど…半分だ。
半分は解けたような気がするよ…寺田の能力がァァ!
536 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 08:24:21.11 O
みなさん乙!
537 :
なんみん:2006/01/27(金) 09:45:14.73 0
>>915さん乙です!!
矢は数本あるわ…『触ると死ぬ石』はあるわ…プッチはいるわで
そりゃ杜王町スタンド使いだらけになるわィ!!www
実はあともう一つスタンド使いになる方法があるんです…それはうわなにをするやめれ(ry
何やら栄米絡みのこの一連の話も割とヤマ場的なモノになりそうですね!!
>>610さん乙です!!
うわああ…良いトコで終わったああ!!
みなさん言われている様にやはり二人の関係は進展するのか!?って感じですね
もう付き合っちゃえYO!って言いたくなりますが…どうなるのかな?
>>前スレさん1さん乙です!!
やっぱ圧倒的な感じが良いですね…手に汗握りまっす!!
そういや五期って右翼左翼真っ二つなんですねえ…ゴマキVSゴキかww
やっぱそれぞれに秘めた『正義』ってヤツなのか…セツナイですね
《それと重要事項です!!》
『後藤VS小川』戦では『神速』って言葉の使用にご注意願います!!
理由は『Rose of Pain』の神速の場面を読んでいただければ察しが付くかと…キーワードは「風」
もちろん「それでも俺は神速を使うぜ!」って場合はむしろwktkして待ってます!!
538 :
名無し募集中!:2006/01/27(金) 12:09:39.24 0
hozen
539 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 13:57:33.73 O
保全疾走
540 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 15:21:32.64 0
hozen
541 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 17:08:22.01 0
ぁ
542 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 17:17:56.60 0
hozenn
543 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 18:10:48.57 0
保全疾走
544 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 19:12:38.49 0
保全疾走
545 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:25:55.71 0
みなさんこんばんピンクいきなしだけど出すよ
546 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:26:39.66 0
「決裂か…ならば致し方ないな。残念だがキミ達をこのまま無事に帰す訳にはいかないのだ」
「やるってのか?見たところ残るスタンド使いはおめぇ一人みてーだけど、
こっちはピンピンしてるのが3人もいるんだ。しかも今日は満月。負ける気がしねーな」
「なァアアにィが満月だッ!!『浮かれてる』んじゃあないぞ……皆の者ォォォォッ!!!!」
ガチャガチャッ!!ガチャッ!!
周囲の男達が拳銃やライフル、火炎放射器等を藤本達に向けて構える。
「oioioioi…ナンだヨッ!?!?汚ねーゾッ!!!!」
「フン!くだらんなァァ!!私は川畑クンと違って一対一のスタンド勝負には興味無いのだよ。
我々の目的はあくまでも『エネスコ』!!あくまでも『究極生物』を創造すること!!
どんな手を使おうが…最終的に……勝てばよかろうなのだァァァァァァァァッ!!!!!!」
1、2、3……十数人が堂珍の前に立ち並ぶ。距離は5、6メートル。
藤本の『満月の流法』、小川の『神速』、亀井の『エリザベス』があれば防げない事も無い。
「よっしゃ、いっちょひと暴れしてやっか…!!」
ポンポン…
堂珍は自分の後方にあった研究所の車を掌で軽く叩いた。
「この自動車はね、水素エネルギーで動いてるのだよ。クリーンエネルギィィィィッ!!!!
水素は燃焼させても水しか生成されないからね…そう水しか……」
バコォッ!!!!
ケミストリーで自動車の燃料タンクを殴る!!腕はそのままタンクへと突き抜ける。
そして、なぜかもう片方の掌から水が流れる……次第に流れは大きくなる。まるで水道のようだ。
「水素と空気中の酸素を融合させて『水』を作ったァァァァァァッ!!!!」
547 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:28:36.17 0
大量の水は藤本達の方へと流れ、足元に水溜りが広がって行く…。
「水…?だから何なんだ?」
「でも…油断しちゃダメですよ…」
「そうだナ、亀ちゃんの言うとーりだゼ…」
ケミストリーはタンクに突っ込んでいた手を引き抜くと、しゃがみ込み今度は地面に手を付く。
「今度はァッ!!この水をッ!!地面と融合させるゥゥゥゥゥゥッ!!!!」
ドプン!!
「うわああッ!!なんだァ!?足がッ!!」
突然、地面がまるで泥地のように液化する!!そこに3人の足がハマる!!
もがけばもがくほど足は深く沈んでゆく…。
「だったら満月の流法で液状化を戻すッ!!」
「ダメだミキティ!!それだと足がハマッたままで固まっちまうよォォォォ!!」
「安心しろォ!お前がやらんでも私がソレをやってやるゥ!!水と地面を分離ィィッ!!!!」
今度は地面が固まり、水はそのまま流れて行ってしまった。3人の足はハマッたままだ。
「げえええええ!!!!動けねーぞッ!!!!」
堂珍は胸を反らし、手を拳銃の様な形にして3人に構える。
「一斉に撃て工工エエェェエエ工工エエェェェェッ!!!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダーーーーーーーーン!!!!!!!!
無数の弾丸!!が3人目掛けて空を切り裂き飛んで行く!!
「うわああああああああァァァァァァァァ!!!!!!!!」
ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!!!
…なぜか弾丸は全て3人を逸れて飛んで行く。
「は…?」
548 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:29:59.85 0
「何をやっておるかァァ!!バカモンッ!!もう一度!!もう一度ォォォォッ!!!!」
黒服と作業服達は再び拳銃や火器を構え発砲・発射する!!
…しかし、3人に命中する事は無い!?!?!?!?
バサッ…バサッ…バサッ…バサッ…
上空から何かが羽ばたく様な音…??全員が思わず空を見上げる…。
何かが…何かが…こちらに迫って滑降して来る!!……あの大コウモリだ!!!!
「アイゼンシュタイン!!はよしねまアアアァァアアァアアアァアァァ!!!!」
ギィィィィッ!!!!
「うわああああッ!!!!」
組織の男達は今度は武器を取り落としてしまう。
「そうかッ!!さっき銃弾がソレたのはあのコウモリちゃんの超音波のせいかヨォォ!!!!」
「で……デカくなってないか?」
3人の真上、大コウモリからエネスコと高橋が飛び降りる!!
そして、エネスコが高橋を胸に抱き上げた状態のまま、真っ直ぐに両足を地に付ける。
「わぁあ…お姫様だっこですよ…」
「愛ちゃんンンッ!?!?うわああああんッ!!ミキティッ!!ワタシを抱いてッ!!!!」
「だからマコ、おめぇはいちいち泣くなッつーのッ!!!!」
ボゴォッ!!ボゴォッ!!
高橋もエネスコに手を添えられ地に降り立つ。
すぐさまLA・ルノアールで地面を殴り、3人の拘束された足を開放する。
「はぁい☆」
549 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:31:12.07 0
「エネちゃん!!高橋!!何で戻って来たんだよッ!!」
藤本は二人に大声で問い質す。怒っている訳では無く、ただ真剣なのだ。
「みなさんと一緒にいる方が楽しそうですから。故郷は次の機会にでも…」
「ああッ?次の機会って…!?」
何かを言おうとした藤本を高橋が制する。
「今私達がする事は…『全力でエネスコさんを守る』。それだけやざ。話は後」
ダダダダダダダダーーーーンン!!!!!!!!
話している間に、態勢を立て直した相手の射撃がまたもや始まる!!!!
エネスコは前に立ち塞がると、弾のいくつかは体に受け、またいくつかは手で弾き返す。
体にメリ込んだ弾を払い落とし、そのまま相手側に突っ込むと、拳銃を奪い取り…
グニャァーーン
なんと折り曲げてしまった!!
「す…スゴい。…素手ですよ?」
「いちおー吸血鬼だもんな」
ビカーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!
突然眩しい光がエネスコを包み込む!!
「……紫外線照射装置ですね」
「oioi…エネちゃン!!大丈夫なのかヨッ!?」
「この程度なら、満月による回復量の方が勝っています」
エネスコはマントで飛翔しながら組織の男達を相手に攻撃を続ける。
しかし、決して相手を必要以上には傷付けない。武器を破壊するだけだ。
550 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:33:03.66 0
「ドララララララララララララァァァァァァァァッ!!!!!!!!」
エネスコのラッシュが相手の武器になりうる物全てを破壊尽くす。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボボボボボボボボボボボボウウウウゥゥゥゥ!!!!
「うわあァァァァッ!!!!」
武器の区別無く攻撃していたエネスコの油断を衝いて、火炎が全身を包む!!!!
炎には耐性が無い体が焼ける。火脹れを起こし、黒く焦げ、鼻を衝く異臭が広がる!!
「エネスコさんッ!!!!」
「問題ねーよ!!満月の流法!!」
エネスコは一瞬にして元の姿に戻る。彼は少し驚いた様子だったが、すぐに笑顔に戻る。
「これが愛さんが言っていた『過去に戻る・戻す能力』……素晴らしい能力です」
「えッ…!?」
「人間は何かを破壊して生きていると言っても良い生物です。破壊したモノは戻らない。
その中であなたの能力はこの世のどんな事よりも優しく…大きな可能性を秘めています。
この輝く満月によって与えられたモノなのでしょうか?非常に『ロマンティック』ですね」
「エネちゃん…」
「あなたは失った過去を取り戻す事が出来る……。
あなたが優しくあれば、いつかきっとみんなが、この町が優しくなれるでしょう」
エネスコの言葉を聞き、藤本は思わず胸が熱くなる。
……この人…こんな状況でなんで笑顔でいられるんだ!?優しくいられるんだ!?
「よし、考えたぜ!!……満月の光を浴びている時だけ出来るこの能力の名前ッ!!
満月だからあたしが浮かれてる?ロマンティック?最高じゃねーか!!ならよッ!!」
藤本は右握り拳を親指と小指の二本だけ立てた状態で、顔の前で軽く揺らしポーズを取る。
「この能力を特別に『満月の流法…ロマンティック浮かれモード』と名付ける!!」
ババババアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンッ!!!!!!!!!!!
551 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:34:33.34 0
「ならばァァァァ!!装置の出力をあげろォォォォ!!照準も絞るんだァァァァッ!!!!」
ビイイイイィィィィィィィィーーーー!!!!
エネスコに光が当てられる。その部分にだけ軽く火脹れが出来る。
照射範囲が狭くなったせいで回避し易くはなったが、当たれば回復が追い付かない。
ギィィィィイイッ!!
エネスコの大コウモリが陰になり、エネスコへの照射を防ぐ!!
「アイゼンシュタインッ!!!!」
アイゼンシュタインもまた『肉の芽』で吸血鬼化したコウモリであった。
ツヤのある見事な翼が破れた傘の様にボロボロになって行く…。
しかし、それでも自分の主人を守る事を止めず、ただ体を大きく広げ鳴いている。
紫外線照射装置は地面に固定されているので、超音波で敵を狂わせても無関係なのだ。
「だったら!!あたしの『ロマモー』でッ!!!!」
藤本が飛び出すが、その前にケミストリーがアイゼンシュタインに近寄りその体に手を当てる。
もう一方の手には拳銃…。
「や…ヤバいッ!!アイツに『融合』させるなッ!!」
「いいや!!もう遅いィ!!融合ゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!」
パワワワワワワワ……チーン!!
アイゼンシュタインの姿が消えた…。そして手に持っている拳銃を藤本に向けで打つ!!!!
ギギギィィィィ!!!!
拳銃から甲高い奇妙な音が発せられ、藤本は頭を抑えながら倒れる!!
「こ…これは…!?」
「互いの能力の『融合』ッ!!『超音波光線』の出来上がりィィィィッ!!!!
552 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:35:56.29 0
アイゼンシュタインは光線銃と化した。時間を戻したところで紫外線による死は避けられない…。
「ア…アイゼンシュタイン…」
呆然と立ち尽くすエネスコを小川が引っ張る。
「oioi…ここにいたんじゃエネちゃンまでやられちまうゼ」
武器の類はエネスコがほとんど壊してしまった。
スタンド使いでは無い組織の者達はただ眺めているだけしかなかった。
小川はその男達をただ睨み付けるだけで遠避け、屋敷の入り口付近へとエネスコを連れて行く。
「エネスコさん…」
亀井は心配そうに彼を見詰める。
「…彼は研究所に入ってからは、一番の友人であり、また忠実なるしもべでもありました。
私が研究所から身動きが取れない時でも、彼はこの屋敷で私を待っていてくれたのです」
遠くを見ながらとても冷静に語るエネスコだったが、亀井は見逃さなかった…。
彼の肩が小刻みに震えている。強く握り締める拳からは血が流れる。爪が突き刺さっているのだ。
……辛くないワケが無いよ!!でも泣けないんだ!!それが…彼に対する敬意だからッ!!!!
亀井は『本当の紳士』とはどういうモノなのか、少しだけ理解出来た気がした。
「ンンンンッ!!素晴らしいィィィィ!!ケミストリーこそ究極の究極ゥゥゥゥッ!!!!」
倒れている藤本を眺めながら、堂珍が大袈裟にポーズを取りながら叫んでいると…
ザァッ!!
物音に堂珍が後ろを振り返ると、そこには高橋が立っていた。
「アンタの相手はあっしやよ」
「お前、いつの間に!?!?」
「友人アイゼンシュタインの魂の名誉のために!!エネスコさんの心の安らぎのために!!
…そして、あっしの演劇部エースになる者への証明のために!!」
ライク・ア・ルノアールが発現する。
「貴様を絶望なる闇の奥底へブチ込んでやるッ!!!!」
553 :
なんみん:2006/01/27(金) 19:39:55.49 0
いじょうです!!
で、ブギトレの能力の追加です!!前スレさんよろ〜
フルムーン の モード
< 満月 の 流法 … ロマンティック浮かれモード >
満月の光を浴びている時に満月の流法を行うと(間に遮蔽物があってはダメ)、
『時間を戻した状態を保つ』場合がある。
しかし、この効果はランダムであり、通常通りに時の流れに戻る場合もある。
やはり効果の程は本人のやる気次第と言ったところか…。
ニストさん保全組さん読んでくれる方々本当に乙&dです!!
ではではなんみんでしたノシ
554 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 20:08:54.65 0
otu
555 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/27(金) 20:47:37.52 0
>>553 乙です!!
ロマンティック浮かれモード!!満月限定の能力っすね!!!
堂珍のケミストリー、身についたらちょっと人生楽しくなりそう
二つのものを融合かぁ…でもアイゼンシュタインがorz
ポルナレフ&花京院モードな高橋の活躍に期待!!!
では俺もいきます
銀色の永遠 〜今にきっと…In My LIFE〜
『いやぁ、あっしもよくわからんのよ。ただな、あのおっさんが言うには
とにかく緊急事態なんだとさ』
「それで…私たち四人に声がかかったってわけですか」
『うん。で、今追ってるンだけどなァ、あの人…あっしがついてきてる事に
絶対気付いてるがし、こりゃあぶどうヶ丘公園の方角だネ。ふふふ…』
「ふふふって…愛ちゃん。あなた何を考えているの?」
『別にィ…なんも考えてないやよ。うひひ』
「まさか…私たちが辿り着く前に何かしかけようって考えているんじゃあないですか?」
『だったらどうするんだァ?寺田のおっさんは失敗は許さないって言ってたんやよ。
逃がすわけにはいかないとも言ってたなァ…もし、このまま逃げられたらあっしらが
こっぴどく怒られるやざ。足止めってやつやよ、足止め…』
「…ダメです愛ちゃん!!四人揃うまで手を出すのは思いとどまって!!!
緊急の指令とはいえ彼女を攻撃する理由もよくわからないし…それになにより、
あなたのスタンドは屋内で最も力を発揮するスタンド!!!対するあの人は風を
自由自在に操る能力を持っています…」
『で?』
「圧倒的に不利だと言っているんですよ。相性が悪すぎる…例えるなら、広い空を
羽ばたき回る鳥に対して人間が網も持たずに捕まえにいくようなものッ!!!」
『それなら飛ばせなければいい話じゃんカ。あの人に風を使わせなければいい話やね…』
「愛ちゃん!!!」
『それにホラ、向こうはやる気満々みたいだがなァー?…電話代もったいないから
切るやよ。場所はぶどうヶ丘公園の時計台のある広場ダカラ。待ってるヨー』
ピッ!! ツー…ツー…
携帯電話の向こうから、虚しく通話終了の音が鳴る。
好奇心旺盛で勝利に飢える高橋愛を、紺野あさ美は止めることが出来なかった。
「どうだったよ?まぁ今の会話でだいたい話は読めたけどよぉ」
「言わずもがな…ってところですか」
それを聞いた小川麻琴は、苦笑いを浮かべて頭を掻いた。
「oioi…さすが愛ちゃんだぜ。怖いもの知らずもここに極まれりだね。
コンコン、今回の話どう思うよ?」
「どうって?」
「後藤真希だよォ。愛ちゃんの話からすると、これは演劇部襲撃ってやつだぜ〜oi!!
寺田も必死みたいじゃネーか…こりゃあ覚悟を決めた方がいいかもなぁ?」
「…そうかもね。私たち四人で後藤さんを止めるっていうのはそういう意味なのかな。
だとすれば、悠長にはしていられない。寺田先生が必死になるということは…」
「向こうも命がけってことだよなぁ…ガキさんはどうしてんだ?」
「今ぶどうヶ丘公園に向かってるみたいだけど…愛ちゃんが後藤さんに手を出すまでに
間に合うとは思えない。それに、演劇部襲撃ときている…マコはあの子が冷静さを
保っていられると思う?」
「…思わネェ」
すでに駅前まで来てしまっていた小川麻琴と紺野あさ美の二人は、駆け足で
ぶどうヶ丘公園へと向かった。
高橋愛が勝つことへの執念に取り付かれ無茶をする前に、一刻も早くその場所へ
辿り着けねばならない。
「やれやれ…演劇部のエースってのは大変だなぁ…まったく、でしゃばりなんだから。
これがホントの『スタンド・プレー』ってか?oioi…」
そう呟いた小川麻琴だったが、彼女には一つ思案していることがあった。
ゴシップ・セクシーGUYの能力の一つである<横浜蜃気楼>の効力は、ぶどうヶ丘高校の
門を抜けたあたりで効力が切れた。
風のプロテクターを纏う時間はやはりそう長くは持たないか…
「・・・・・やれやれ」
後藤真希は背後から迫り来る気迫を背中で感じでいた。
いつからだろう、門を出た辺りからだろうか。
寺田の刺客であることは間違いない。その刺客とは…
「高橋愛ちゃん…か。まったく、ごとーがせっかく『忠告』をしてあげたというのに…
無視するとは…」
風の流れは不自然なぐらいに穏やかだ。
嵐の前の静けさとは、こういうものを言うんだろう。
ぶどうヶ丘公園の時計台がある広場まで来て、後藤真希は足を止めた。
町の未来を守る。
そう決心した彼女の精神テンションは今!!
演劇部に所属していた時代に戻っているッ!!!
そう…むかし栄米大の連中を叩き潰したあの当時にだッ!!!
冷酷!残忍!!
その後藤真希が演劇部に立ち向かう!!!!
すべては黄金の意思から生まれた正義の心のために…
「部活はやめた身だけど…今一度舞台にあがるぽ!!惨劇という名の舞台にねぇーッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
560 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/27(金) 21:00:35.08 0
ここまで!!
ではではまたノシ
561 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 22:21:21.21 0
ほ
562 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 22:55:56.11 0
保全波紋疾走
563 :
915:2006/01/27(金) 22:59:39.77 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ@〜
「そもそもさ、なんでスタンド使いってばれたのよ?」
「それが・・・・、むちゃくちゃなんです、アイツ。
いきなり人が集まっているところでスタンド出して拳振り回して。
友達は見えないから全然気にしてないけれど
私一人だけ見えるからどうしても反応してしまって・・・・。
そうしたらもう有無を言わさず・・・・・」
「へぇ〜、あの子、結構やるんだねぇ〜。
で、抵抗も出来ずにやられておめおめと帰ってきたと・・・・」
「い、いえ。もしかしたらあばらの一本くらいは・・・・」
「なんか頼りないねぇ〜」
「それよりどうします?これで3人目ですよ?」
「とりあえず、気をつけろってみんなに
言うくらいしかないんじゃない〜?」
「わかりました、至急連絡回します」
564 :
915:2006/01/27(金) 23:00:32.71 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむA〜
「あれ?ごっちん、そんなところで何してるん?」
「あ、ミキティ。たまたま通りがかっただけだぽ。ミキティは部活?」
「うううん、ちょっと荷物取りに来ただけ。
今日はさぼり。昨日から部活再開したけどまだ当分は何も予定無いしね。
ごっちんは?暇だったらカラオケでも行こうぜ」
「ごめん、ごとーはちょっと用事があってね」
「ふ〜ん、最近忙しいんだね。じゃあまた〜」
美貴は部室の前をうろついていたごっちんに
手を振ると部室に入っていった。
「うぃ〜っす」
「あ、藤本さん。珍しいですね。土曜日に顔出すなんて」
絵里がダンスの動きを止めて声をかけてきた。
絵里たちはコンクールに出るとかで稽古に余念がない。
「ちょっと用事あるだけだからすぐ帰るよ。
だいたい 今時、週2とはいえ、
土曜に授業があるなんてうちの学校だけだよ・・・・」
そう言いながら部室を見渡すと、
窓際でうまそうに弁当をほおばっているこんこんに近づいた。
「ごっちん、部室の前をうろついていたぜ」
美貴は他の部員に聞こえないようにこんこんの耳元でささやいた。
「やっぱり私と麻琴の動きを気にしてるんでしょうね」
「あぁ、おそらくそうだろうな・・・・」
美貴は部室の隅で漫画を読んでいる麻琴を見た。
麻琴がこちらを見て軽くうなずく。
565 :
915:2006/01/27(金) 23:01:10.89 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむB〜
「じゃあ予定通りお願いしますね」
「そっちこそな・・・・」
「それが・・・・」
「ん?」
「吉澤さん、昨日も今日も部活出てないんですよ」
「サッカー部の方は?」
「窓から見張ってるんですけど、いないみたいなんです。
クラスのサッカー部の子に聞いたら3日前から休んでるって・・・」
「学校は?」
「来てはいるらしいんですけど、授業終わったらすぐ帰ってるみたいで」
「何やってるんだろうな・・・・」
「取り合えず私たちは部室から動かないようにしますね」
「あぁ、それが良いよ」
美貴はこんこんの元を離れた。
「んじゃな、帰るわ」
「え〜!せっかく来たんだから・・・」
みんなに聞こえるように言うと、
ぶーたれる絵里を無視して部室を出る。
部室を出ると、さっきまでいたごっちんは姿を消している。
でもどこか近くにいるんだろうな・・・・
566 :
915:2006/01/27(金) 23:04:12.74 0
ってことで今日はここまで!
みなさんも次々とオナ投入乙です!!
んで、
>演劇部に所属していた時代に戻っているッ!!!
>そう…むかし栄米大の連中を叩き潰したあの当時にだッ!!!
これは小室学園の間違いですよね?
そうですよね?そうと言って・・・・(ノ∀`)>1さん
567 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 23:20:07.43 0
栄米大付属じゃないのか
568 :
名無し募集中。。。:2006/01/27(金) 23:22:33.50 0
>>567 3年前に抗争したのが鈴木亜美らの小室学園で、
鈴木亜美が栄米大付属に転校して今ってことでしょ?
569 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/27(金) 23:40:59.71 0
みなさん乙なのす!
ちょっと今日はオナレないので明日がんばるよ!
570 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/27(金) 23:52:17.81 0
>>915さん
新展開乙っす!!
こっかられいながどう絡んでくるのかなぁ〜
すいません、間違えましたorz シーザーのノリで書いてたらついうっかり…
ってか前回は小室学園って書いたのになんで今回間違えてるんだ俺 汗
>>前スレさん
マジッすか?では明日に期待してます!!
そしてごめんなさい、上の件修正を…orz<申し訳
ちょっとお出かけしてきまーっす!!ノシ
571 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 00:33:16.29 0
乙乙だぜ・・・
572 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 01:13:04.02 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
573 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 02:19:53.94 0
保湿
574 :
六部198:2006/01/28(土) 03:13:18.36 0
ニストの皆さん乙ッ!です
また発作が起きたので久しぶりにオナらせてもらいます
575 :
六部198:2006/01/28(土) 03:14:20.18 0
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜1
時刻は深夜の0時を過ぎていた。
とある公園のベンチに、全身傷だらけの少年が独りひざを抱えてうずくまっている。
サアアァァアアァァァァアアアァァァァ・・・・・・・
先程から降り始めた雨が、少年を打ちつける。
しかし、彼はそんなことも気にせずに何やらブツブツと呟いている。
「・・・・った・・・・」
身体が震えているのは寒さのせいなのか、傷が痛むからなのか、それとも別のものなのか、
それは誰にもわからない。
おそらく、当の本人にも・・・
ただ、ひとつ分かっているのは、彼はひどく絶望しているということだ。
「こんなの・・・ぼくのせかいじゃなかった・・・」
そう言いながら、震えが段々大きくなっていく。
ザアァァアアァァアアァァァアアアアァァァァァァ・・・・・・・
震えに連動するように、雨が強くなっていく。
「・・・こんなの・・・・・・・」
少年の背後に大きな影が現れ、そして静かに彼を飲み込んでいった。
「・・・・」
ザアァァアアァァアアァァァアアアアァァァ・・・・・!!!
いつの間にか土砂降りになった雨は、その晩止むことはなかった。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜2
明けて次の日の放課後。
田中れいなは、いつものように演劇部の部室にいた。
公演も一通り終わり、しばらくは自主トレということになっている。
ダンス、発声、読書、リフティング、植物観賞、サボり・・・etc
各々自分なりの『自主トレ』に励んでいた・・・。
そして、当の田中はというと、波紋の呼吸を繰り返し練習していた。
そのせいなのか、最近歌声に『芯』のようなものを実感できるようになっていた・・・
(イタリアの先生の言ってたこつはこういうことだったと!今、心で理解できた気がする!)
田中は成長する喜びをかみ締めながら、それに浸っていた。
(ありがとう・・・えと・・・名前なんだっけ?『なんとかリーニョ系』の名前やったんやけど・・・
まあよか・・・ありがとう!ナントカリーニョ先生!)
心の中でお礼を言うと、一秒間に30回を目標に波紋の呼吸をし始めた。
577 :
六部198:2006/01/28(土) 03:18:17.15 0
今夜はもう遅いので冒頭部分だけっす
また明日にでも他のニストの方々の隙をぬってうpります
578 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 05:04:13.77 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
579 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 06:46:56.14 0
保全疾走
580 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 07:59:37.20 0
581 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 10:03:57.48 O
ほ
582 :
なんみん:2006/01/28(土) 10:12:44.44 0
>>1さん乙です!!
そういやなんみんの方も屋外戦なんだなあー正直あまり応用例思いつかないっす…ダメじゃんorz
ケミの方は方で応用利き過ぎでネタ絞れないし…最強クラスですよコレ
>>915さん乙です!!
なんだかそれぞれに怪しい動きが…気になります
なんみんも『栄米大』とだけ見ると時折『大学生?附属の高校生?』って混乱したりしますw
>>198さん乙です!!
ってか198さんキター!!サブタイや文体…やっぱふいんき(ryありますねー!!
最初の1レスだけで完全に世界に浸れますもん…これはマネ出来ないっす
隙間でなくてもガンガンオナっちゃって下さい!楽しみにしてます!!
なんみんはちょっくら取材wでまだ間が開きますではではノシ
583 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 11:39:56.52 0
hozen
584 :
610:2006/01/28(土) 13:36:24.84 0
まとめ読みしたら疲れた〜!
感想は長くなるので気になったとこだけ書きます
>>1さん
俺は当初から寺田は『悪』ではないと踏んでいたんですが…
今回も一応町の未来の事を考えてるみたいだし
でも後藤をあっさり『始末』しようとしてるしやっぱ悪人なのかな〜?
>>198さん
乙です!なんみんさんの言うとおりめっさ引き込まれます!
続き超期待!
最近のこのスレ今までで最高潮に面白いかも!
585 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 14:55:05.58 0
hozen
586 :
610:2006/01/28(土) 15:41:44.39 0
銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜H
「あの…美貴ちゃん!突然だけど質問していい?」
西川は始めて藤本の目を見て語りかけた。
「え?なんですか!?」
「今…彼氏とかいるの?」
そう、西川は大事な事に気が付いたのだ。
…俺は「美貴ちゃんに彼氏がいるかも」なんて全然考えてなかった…!
なんで考え付かなかったんだろう?充分あり得るじゃないか!!
予想だにしない質問をぶつけられた藤本は無表情で西川を見つめているだけだ。
西川も固唾を呑んで返答を待つ…
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
な、なんだこの沈黙は…!!早く答えてくれッ!!!
「なぁ〜に言ってるんですか〜!いないっスよ〜〜!」
「 ・・・・え!?あ!!そうなんだ!!」
西川はほっと胸を撫で下ろす。
587 :
610:2006/01/28(土) 15:43:33.01 0
「いきなりそんなこと聞くからびっくりしましたよ〜!でも欲しいなぁ〜彼氏!」
「ははは…きっと美貴ちゃんにはすぐ出来るよ!あ〜俺も彼女欲し…」
「まあ好きな人はいるんですけどね!」
突然の告白が西川の言葉を遮った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今なんて言った?「好きな人」?美貴ちゃん…「好きな人がいる」って言ったのか?
そんな…!!嘘だ…!!
「それはあなたですよッ!西川さん!」なんて言葉は…出てこないよな…
俺の恋はもう終わりなのか?バカな!簡単すぎる!あっけなさ…過ぎる…
「でも最近思うんですよね、もしかしたらこれって「好き」とは違うのかもって。
最初は間違いなく恋してたんですけど…。その人美貴の部活の部長なんですよ。だから
一緒に居るうちに「愛情じゃなくて友情かも」って思うようになったっていうか…」
「ってあれ!?西川さん聞いてます?」
西川は藤本の後方で時間が止まったかのように硬直していた。
588 :
610:2006/01/28(土) 15:45:41.49 0
「じゃあ美貴の家すぐそこなんで、今日は本当にありがとうございました!」
「どういたしまして、またね。」
西川は何とか平静を装い笑顔を見せる。
…結局何も出来なかったな、そういや電話番号すら聞いて無いや。
「襲われている所を助ける」なんて夢のようなシチュエーションがあったのに…
俺はいつまでこんな意気地無しなんだ…。
西川が自己嫌悪に陥っていたその時…
「あッ!!そうだ!!」
藤本が西川の方へ引き返してくる。
そして携帯電話を取り出しながら言った。
「西川さん、番号交換しましょうよ!」
「えッ!!?」
藤本の言葉にあっけに取られる西川。
「ダメですか?」
「だ、ダメだなんてとんでもない!」
「西川さんは来たばかりだから知らないと思うけど…、最近の杜王町には出るんですよ。」
589 :
610:2006/01/28(土) 15:47:25.92 0
「で、出るって何が…?」
「スタンド使いですよ!今の杜王町には何人スタンド使いがいるかわからないんです!
西川さんも変な奴に出くわすかもしれない。
その時は呼んで下さいよ、今度は美貴が助けに行きますから!」
「そうなんだ…わかったよ!」
「そうそう!『スタンド使いは引かれあう』運命らしいから…マジで気を付けた方が
いいッスよ!」
「ありがと、気を付けるよ。」
「それじゃあさよならッス!!」
「うん、バイバイ」
藤本の背中を見詰める西川、その背中はどんどん小さくなっていく。
「…美貴ちゃん!!」
今度は西川が藤本を呼び止めた。
「また店に来てね!!いつでも空けとくからさぁ〜!!!」
遠くで手を振って答える藤本。
590 :
610:2006/01/28(土) 15:48:42.40 0
『スタンド使いは引かれあう』運命…か。
じゃあ君と出会ったのも運命だよな。
あの子は…俺を変えてくれるかもしれない、例え恋人にはなれなくても…
あの子の純粋さなら、俺の心の傷を癒してくれるかもしれないな。
是が非でもお願いしたい、君が夢のカギになるから!
「ちくしょ〜!!でも諦めないからなッ!!」
藤本を見送った西川は一人思うのだった。
西川貴教 スタンド名:ヒート・キャパシティ
野田義治 スタンド名:ロック・ヘッド
再起不能
美容室『Revolution』――営業中
火曜定休 杜王駅から徒歩2分
→TO BE CONTINUED
591 :
610:2006/01/28(土) 15:55:23.32 0
以上!
なんじゃそりゃってな終わり方w
ラブコメは苦手です(^^;
なんか切ない感じになってしまったな〜
自分ではこんな風にするつもりじゃなかったのにw
592 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 16:50:54.40 0
うm乙ッ!
593 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 17:20:29.08 0
otu
594 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 18:13:14.66 0
保全疾走
595 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 18:51:21.49 0
保全疾走
596 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 19:46:57.92 0
ho
597 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 19:54:26.34 O
乙です!
598 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 20:56:52.29 0
まんこ
599 :
915:2006/01/28(土) 21:07:51.06 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむC〜
美貴は駅へ自転車を走らせながら思う。
ごっちんもまさか美貴がこんこんたちと手を組んで
ごっちんを裏切るような事をしているとは思ってもいないだろう。
完全に裏をかいたつもりだ。
でも・・・・、裏切るとか裏切らないとかって問題じゃないよな。
この演劇部、やっぱりおかしな事が多すぎる。
年末は年末でごたごたしたし、今度は抗争だって。
そんな一昔前のヤンキーマンガじゃあるまいし・・・
少なくとも、こうなるには理由と目的があるはず。
栄米の連中との間に、今後平和的解決を目指すにしても
徹底抗戦するにしても、とにかく知らない事が多すぎる。
こんこんによると、3年前から所属していたよっすぃ〜や梨華ちゃんは
本当に3年前の抗争の理由は知らないようだ。
でも、何かを隠してはいるらしい。(どうもごっちんと関係あるようだ)
それが何かはわからないけど、今は一つでも情報が必要なのは違いない・・・
だから、美貴は動かなくちゃいけない・・・・
600 :
915:2006/01/28(土) 21:08:43.67 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむD〜
「あれ?美貴姉ぇ?」
杜王駅のホームでS市行きの電車を待っていると、後ろから声をかけられた。
「あぁ、れいなか。こんなところでどうしたんだよ?
亀たち、練習していたぞ。れいなもコンクールに出るんだろ?」
「そん舞台に使う小道具が壊れとったので、新しいのば買おうと思ってね」
れいなが言うには、今回のコンクールは
男役の絵里と女役のさゆのラブロマンスなんだそうだ。
本当ならS市に住んでいる絵里が買い出しに行くのが一番早いけど、
れいなは端役で出番も少ないから
れいなが買い出し役を買って出たらしい。
絵里め、自分が責任者を任されたからって
それにつけ込んでさゆを・・・・とは思うものの、
クリスマス公演に出られなかった絵里とさゆの無念に
れいなと小春が気を遣ったというのも事実だろう。
「そういう美貴姉は?」
「う、うん・・・・・・・・」
さぁ、どうしようか・・・・・・・・。
601 :
915:2006/01/28(土) 21:09:34.21 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむE〜
ある意味一番面倒くさいヤツに会ってしまったなぁ。
れいなって結構寂しがり屋だからヘタなウソ言ったらすぐついて来たがるし・・・。
でも、れいなが戦力として貴重なのも事実なんだよな。
こいつ、はっきり言って戦闘の天才だし・・・・・・。
「実はな、人捜しをしていて・・・・」
「人捜し?」
美貴は意を決して、市井紗耶香という演劇部OBが
3年前の件について何か話してくれるかもしれないこと、
だけど本人は今どこにいるのかわからないことを言った。
ごっちんと関係ありそうな事とか、
よっすぃ〜がまだ何か隠していそうな事とかはとりあえず伏せて・・・・
「え〜!れいなも行く〜!!!」
やっぱり・・・・
602 :
915:2006/01/28(土) 21:10:07.94 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむF〜
S駅で降りて、美貴はこんこんに渡されたメモを見る。
駅を降りて歩いてすぐにライブハウスがあるらしいのでそこを目指す。
「あ、こんビルみたいやけんね〜」
れいながビルの入り口を指さす。
「地下一階みたいだね。
じゃあ行ってみるか・・・」
美貴が階段を下りようとすると、れいなは
「ちびっと待ってて」
と言って、少し離れた所にあるジュースの自販機に行くと
何かを買ってポケットにしまった。
「ん?何買ったの?」
「えへへ〜、用心ったい、用心」
「用心?」
「まああとのお楽しみ♪」
そう言うとれいなは美貴の背中を押して階段を下りようとする。
変なヤツ・・・・。
603 :
915:2006/01/28(土) 21:10:39.06 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむG〜
ライブハウスの入り口を開けると、受付には一人の女性が座っていた。
二十歳くらいだろうか、ショートヘアーの似合うボーイッシュな人だ。
「あの〜、すみません・・・・」
「あ〜、今日は7時からだよ」
受付の女性が美貴たちを見て口を開く。
「いえ、客じゃないんです・・・」
「ん?じゃあ何の用?」
「ちょっとお聞きしたい事があって・・・」
美貴が話を切り出そうとした時だった。
奥から若い男の人が出てきた。
「吉澤さん、それじゃあ、飯ってきますんでお願いします」
「了解、ゆっくりしてきなよ」
男の人は女性に断ると、美貴たちに一礼して出て行った。
この女性、吉澤さんって言うのか。
よっすぃ〜と一緒だな。まぁ別に珍しい名字じゃないし。
「んで、何?」
「あぁ、すみません。実は人捜しをしていて」
「人捜し?」
604 :
915:2006/01/28(土) 21:11:48.38 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむH〜
「バンドやっていて、奥さんが17,8歳、子供もおそらくいるって人を
探しているんですけど」
「何それ?ずいぶん漠然とした人捜しだねえ。
名前もわかんないの?」
「すみません・・・・
探しているのはその奥さんの方なんですけど、
結婚する前の名前が市井紗耶香さんって言うんです。
結婚されて、ご主人がS市でバンド活動しているらしいって聞いたので
ここなら何か情報つかめないかと思って・・・」
「さぁ〜、聞いたこと無いねえ・・・。
それに10代で結婚するヤツなんてごまんといるしさ」
「そうですか・・・・」
「で、アンタたちその市井って人とどういう関係?」
「部活の先輩なんです。私たちは直接会った事無いけれど。
ちょっと在籍しておられた時の話が聞きたくて探しているんです」
「ふ〜ん、難しいねえ・・・・。
だいたい、市内だけでも20くらいはライブハウスあると思うよ。
あきらめた方が良いんじゃない?」
「いえ、もうちょっと回ってみます」
「そう、力になれなくてごめんね」
605 :
915:2006/01/28(土) 21:12:44.62 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむI〜
やっぱり雲をつかむような話だよなあ・・・・
そう思いながら吉澤さんという女性に礼を言ってその場を立ち去ろうとした。
「れいな、行くよ」
「う、うん・・・」
「どうした?」
「美貴姉、これ・・・」
れいなが指さした先には、一枚のポスターが貼ってあった。
「あぁ、それ。貼ってくれって市から頼まれたんだけどね」
吉澤さんがポスターを見て言った。
それは、れいなたちが参加する演芸コンクールの宣伝ポスターだった。
「一応、頼まれたから貼ったけど、
うちの客層とはちょっと系統が違うからねえ。
アンタたちは出ないの?」
「れいな、参加予定ったい」
「ふ〜ん、がんばってね」
「ありがとうございます。美貴姉、行こっ」
そう言うと、れいなは扉に手をかけた。
そのれいなの肩をつかむ。
「美貴姉?」
れいなはとまどった目で美貴を見る。
「いいや、ここで良いみたいだぜ、れいな・・・・」
吉澤さんの目がにぶく光った・・・・。
606 :
915:2006/01/28(土) 21:16:40.36 0
今日はここまで!
>>582 そうなんです、実はそれを悩んでいるんですけど・・・
年齢的に浜崎あゆみは高校を卒業させたかった、
でも高校生とつながりを持たせておきたかったって事で
栄米大学付属高校って設定にしたんですけど、
大学の付属高校の場合ってみなさんどう呼びます?
僕は関西なんですけど、僕の場合だと
「立命」「同志社」「関大」「近付(近大付属)」って感じで
どの呼び方もするって感じなんですよねえ。
「栄米」「栄米大」「栄米大付属」等々、どれが
高校の名前で一番しっくりきつつ、混乱も無いかなあ。
ご意見聞かせていただければ(^^;;;
607 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 21:26:28.02 0
みなさん乙です!!
608 :
364:2006/01/28(土) 22:06:42.10 0
皆さん乙っす!
自分も現在バグ取り中…日付変わるまでにはッ!
609 :
なんみん:2006/01/28(土) 22:17:42.95 0
>>606(915さん)
話し言葉考えるとやはり『栄米大』とか『栄米』、『栄大』が自然なんですよね
エピ初出の時だけ『栄米大附属(高校)』で以降は省略で良いかと
なんみんゴトで恐縮なのですが…
『はぶられっこ』の時には初出だけ『ぶどうヶ丘中学』と説明しておいて
以降は『ぶ中』オンリーでいきました!やっぱ通ってる生徒が略さないのは不自然なので
そいで新エピは新エピで改めて…って感じですね!どんなもんでしょう?
これだけ言ってまた去って行きます…また朝にでもではではノシ
610 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 23:19:12.19 0
まんこ
611 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/28(土) 23:22:50.54 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬE〜
12月22日 ぶどうヶ丘総合病院 523号室
「うあぁあぁぁあッ!」
私は身体を跳び起こす!
目を左右に奔らせる。此処は?アイツ等は・・・・?
・・・・・
白い壁にカーテンで仕切られたベット・・・・独特の臭いがここがどこかを再確認させてくれる。
「はぁ・・・・」
深く溜息を吐いてあまり柔らかくないマクラに頭を落とす。
倖田來未。紺野あさ美。小川麻琴。三好絵里香。岡田唯。後藤真希。
そして私、藤本美貴を含めた7人は『不審者』に暴行を受けて負傷し入院した事になってしまった。
不審者は菅沼だ・・・
暴行をされた現場を押さえたってヤツはいなかったがその場所場所で目撃されたのは『革ジャケット』
を着た『不審者』だった。
「どうするんだよ・・・?これから・・・」
美貴はぼんやりと薄暗い天井を眺めながら、次の動きを考えていた。
このままだったら23日の惨劇は回避できるかもしれない・・・・
これで『矢』を破壊出来れば『交換条件』を満たせるだろう・・だけどそれからどうする?
このままで・・・幕引きは出来ないだろう・・・
「はいはい、藤本さん調子はどうかな〜?」
「あぁ、島田サン。もう頭が痛いのも直ったんで良い具合ですよ。出来れば早く出たいンですけど?」
看護婦の島田サンだ・・何処となく保健室の保田センセイみたいな空気感のヒトだな・・
612 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/28(土) 23:23:52.26 0
「昨日の今日じゃまだ退院許可は出ないわよ〜。それよりまたアンタの学校の娘が救急で来たわよ?
本当、物騒やね〜・・・」
「・・・・・?!何時?誰か解ります?!!!!!」
「ッッッッ!・・・昨日の深夜・・・名前はカメイエリ、ミチシゲサユミ。って娘だけど・・・」
「な・・・?」
美貴は愕然としながら俯いた・・・
「何?どうしたの?大丈夫??」
島田は美貴に触れ状態を確かめるように俯いた顔を覗きこむ。
「いや・・・大丈夫・・・です・・・」
美貴は瞳を強く瞑りながら顔を上げた。
「ショックなのは解るけど、こう言う時ほどしっかりせなアカンよ・・・あ、そうそうこれアナタに
ッて渡しとく様、頼まれてたんだ・・・」
島田は封筒を美貴に渡した。
封筒には『フジモトミキサマ』と書いて有るだけで差出人の名前は無く封は『〆』ではなく
『S』と走り書きがしてあった。
「これ・・・誰が・・・?」
「うん・・私が受け取った訳じゃないから良くは解らないんだけど・・何か『革のジャケット』
を着た人だって聞いたけど?」
乱暴に封筒を開け、書いてある文章に目を奔らせる。
「ッッッッあの・・・バカッッッ!!」
手紙を握り潰すと美貴は跳ね上がり身支度を始めた!
「なッッッ!何してんの!!!?藤本サン!!!!???」
制止しようとする島田の身体は『何か』に押さえ付けられた様に動けなくなる。
「・・な・・・身体・・が・・?」
「それじゃぁお世話になりましたッ!事後処理お願いしますね?」
それだけ言い残し藤本美貴は病室を後にした・・・・
613 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/28(土) 23:30:13.47 0
今日はこれで舞波!!!!!
ニストのみなさん!乙!だ是!!!!!
もう限界ミポ・・・
614 :
364:2006/01/28(土) 23:55:00.15 0
ttp://mito.cool.ne.jp/keiyasuda/jojo060128.zip というわけで遅くなったものの続きっす。仕事が忙しくてなかなか作れず…
「銀色の永遠 〜エリートイケメン販売員と世界一可愛い秘書〜」です。
続編作ると思ってなかった関係でいろいろデータ弄くり回したら前のものと互換性なくなってしまいますた。
お手数ですがもっかい1シナリオ目からやってやってください。
>>なんみんさん乙です!
相変わらずミキマコが面白いのですが(w
ミキティの新能力も備わって、これからが楽しみっす!
>>1さん乙です!
バトルバトル♪
このままだと高新タッグvsごっちんになりそうですが、意外とこのペアの戦闘ってなかったんですね。
楽しみにして待ってます!
>>六部198さん乙です!
また何か始まりそうな予感ですね!
何かホラーチックなシナリオ展開、wktkです!
>>610さん乙でした!
おいらもかなり西ヲタなんですごい楽しく見させていただきました!
彼はまだ登場しそうな予感ですね!楽しみにしてますっ!
>>915さん乙っす!
自分の地元は付属って中学1校しかなかったので「付属」って呼んだら通じてましたね、田舎なので参考にはなりませんが。
でも自分のそういう意味では○○付属、ってついたほうが分かりやすいのかなー、とか思ったり。
>>前スレ83さん乙です!
運命は変わるのか!?ドキドキさせられっぱなしです!
しかしこの展開だと菅沼はまたスタンド使いに襲われまくっているのか…(w
615 :
名無し募集中。。。:2006/01/28(土) 23:55:21.84 0
hozem
616 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 01:17:40.47 0
hoz
617 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 02:53:37.09 0
栄米S校(栄米杜王?)とかじゃないスか?
○大豊山とか東○大相模とか言わね?
618 :
六部198:2006/01/29(日) 03:30:49.49 0
呼び方は人その学校様々だからなんとも言えないが
なんみんさんみたいな感じでいいんじゃない?
付属校通ってた友達は
>>617さんみたいな呼び方だったけど
>>364 スペシャルパワーの存在を知らず石川に5回くらいやられましたw
ということで少しうpります
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜3
ガラッ!
扉が開く音がした。
入り口を見ると、藤本美貴が部室に入ってきた。
何日か振りの出席だったか定かではないが、とにかく久しぶりであった。
「あ・・・美貴ね・・・」
藤本と目が合った田中は、声をかけようとしたが詰まってしまった。
藤本が田中を認識した瞬間、その表情がみるみる間に険しくなっていったからであった。
そしてこちらに近づいてくる。
「オメーよ〜、昨日のメールなんなんだよ!」
「え・・・?あ・・・」
田中は昨晩、藤本に『ある』メールを送ったことを思い出した。
「・・・まあ、ああいう意味わかんないメールはいっさい返しませんけどね 」
なぜか丁寧口調で答える藤本。
だが・・・それには明らかに怒気が入り混じっている。
その雰囲気に「ヤバさ」を感じた田中は、すぐに言い訳を考えた。
「あ・・・いや、あれはコミュニケーション ・・・」
「んなコミュニケーションいらねぇっつってんだよッ!!!」
田中の言葉を遮るように藤本が怒鳴った。
その声に他の部員達の視線が二人に集中する。
シイイィィィィィン・・・・・
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜4
部室内が静まり返り、同時に張り詰めた空気が充満する。
「・・・ねえ、イライラする・・・」
そう言いながら藤本がこちらを睨む。
「う・・・」
周りの部員達の視線も、何故か自分を責めているような気がする・・・
その中で亀井と道重は、二人向かい合ったまま何事も無いように下を向いている・・・
亀井にいたっては、何か変な歌を口ずさんでいた。
ガラッ!タッタッタッタ・・・・
いたたまれなくなった田中は部室を飛び出した。
「あッ・・・れいなッ!」
去り際に誰かが呼び止めたような気がしたが、振り向かずにそのまま走っていった。
「oioi〜、ミキティ・・・どうしたのよ?ナニそんなにキレてんの?」
小川が藤本をなだめながら訳を尋ねる。
「あ〜?これだよ!」
そう言いながら、藤本は乱暴に携帯電話の画面を見せた。
「・・・ったく、真夜中にふざけんなつーの!・・・ブツブツ・・・」
「・・・ミキティ・・・これ、もしかしてさ・・・ちょっと貸して」
小川が藤本の携帯電話を手に取り、なにやら操作し始める。
「ふう・・・見てみなよ」
「あぁ?」
小川が携帯電話をさしだす。
藤本は面倒くさそうにそれを見た。
「・・・?あ・・・」
彼女の怒りが少しづつ納まっていく・・・
そしてバツが悪そうに頭を掻いた。
「・・・ったく、oioiだぜ・・・」
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜5
田中は部室を飛び出したあと、S駅近くまで来ていた。
すでに夕方の6時を過ぎている。
空はすっかり暗くなっていた。
「はあ・・・」
溜め息を吐きながらブラブラしていると、いつの間にか路地裏に入っていた。
この時間の駅周辺は、会社帰りのサラリーマンや、遊んでいる若者などで人通りもかなり多いのだが、
一度路地裏に入ると、パッタリと人がいなくなるのであった。
こういうところで犯罪が発生することも多く、普通なら足を踏み入れたくない場所だが
俯き加減に歩いていたためか、知らず知らず迷い込んでしまった。
『・・・何いってんだぁ?!オラァッ!』
誰かの怒鳴り声が聞こえる。
バキィッ!ドサァ・・・!!
そしてその後に大きな音がした。
顔を上げて見ると、遠くの角で男が倒れてるのが見える。
『・・・舐めたこと言ってんじゃねーぞ!』
倒れてる彼を1人の男が蹴りつけている。
よく見ると、見たことのある人物だった。
(うわ・・・不良の『最上』だ・・・・・・ん?)
蹴られている方を見るとそれは、少し前に転校してきた
同じ学年の『片倉』という男子生徒であった。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜6
(・・・見てられなか)
田中は片倉少年を助けるべく、彼の元に向かっていった。
片倉少年と直接の面識は無かったが、やはりそのままにしておくわけにはいかない・・・。
「ちょっと待ち・・・」
「うぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!」
突然煙のようなものが湧き上がったかとおもうと、大きな叫び声が響いた。
それは片倉少年を蹴りつけていた最上のモノだった。
「これは・・・!」
そばに駆け寄った田中は息を飲んだ・・・
シュウウウゥゥゥウゥゥウゥゥゥゥ・・・・・
なんと最上の下半身が無くなっている・・・
いや・・・『溶けて液体状になっている』のだった・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・・・
623 :
六部198:2006/01/29(日) 03:55:13.50 0
よしッ!ここまで!
ちなみにこれは年が明けて1月26日の出来事です
つーかたった今まで「栄米」を「栄光」だと思ってた・・・orz
624 :
六部198:2006/01/29(日) 04:00:36.83 0
そういえば前にチラッと言ってた亀井の話は
無理が出てきた&まとまらなかったので没になりました・・・
その内容は中澤が行方不明になって(実は死んでる)
それを調べてた彼女の会社の後輩が勘違いから亀井を襲うってやつだったので
タイトルは「ヒトトヨウッが来るッ!」でしたw
625 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/29(日) 06:26:09.66 0
>>610さん
乙です!!!
何気に歌詞が入ってるとことか素敵ぃ!ですね!!!
久々にレベル4聞きたくなったですッ
西川くんにはまだまだ活躍してもらいたいっすね、恋の方でw
>>915さん
乙です!!915さんはオナスピードちょっぱやッすね!!!
うちんとこの近所の『横浜商科大学(付属高校)』は大学も高校も『商大』って呼ばれてますね
分けるときは『高校の商大』とか『商大高校』とかとてもややこしい…
すいません、全然参考にならないッすね 汗
こっちの吉澤さんもスタンド使いなのだろうか…期待してます!!
>>前スレさん
三好も岡田もやられたか…まぁでもこれで彼女らの暴走は
止められた…のかな?
手紙の内容、なんて書いてあったんだろう…次回に期待!
>>198さん
久々のオナニーキターッ!!!やっぱサブタイカコイイなぁ〜
藤本の音源ネタワロスwいい感じに利用してますね!!
冒頭から考えて、なんだか切ない話の予感…
ヒトトヨウッですかwやっぱり「ヒトトヨウッ」っていう名のスタンドなのかな?
ちょっと読んでみたいっすねw
>>364さん
お疲れさまですッ!!!
オナ当初の話がこうしたカタチで振り返れるのってすごく嬉し恥ずかしっすw
これからやらしていただきます!!!
で、オナの方なんすけど、今まで書いてきたものに比べるとけっこうバトル中心なんで
どうにもキリのいいところが生まれない(わからない)orzので、明日あたり射精します!
長文失礼しました!!ではでは…ノシ
うちは中央大学附属高校→中附、中央大学附属杉並高校→中杉、だったかな
627 :
なんみん:2006/01/29(日) 07:35:10.81 0
>>610さん乙です!!
銀色の永遠も各ニストさんヤマを迎えて話が盛り上がりつつ複雑になってる一方で
610さんの作品はこちらも力入れずに安心して楽しめました!!西川クン再登場キボン
>>915さん乙です!!
吉澤さん…別人?そりゃそうですね…でも同姓ってトコに意味があるのだろうから…期待しちゃいます!!
附属高校の呼び方いろいろあるんですね…うちだと一高二高だから参考にならないなぁw
>>前スレさん乙です!!
さゆえり襲われる!?菅沼が!?別人!?未来の展開がどう変わったのかが気になります!!
>>198さん乙です!!
楽屋ネタwwちゃんと本筋とつながってるので上手いですね…どんな誤解があったのだろう?
ヒトトヨウwwしかもなかざー姐さん死んでるし…かなり気になるんすけど!!
>>364さん乙です!!
いやあ早いっすねー!!ホント全部作るんすか?もちろん空き時間で良いのでじっくりで!!
遊びながら過去作品を振り返られるってイイですよね!!
なんみんは今日書いた分は話が難し過ぎてボツ!!やっぱり暫らく掛かりますorz
ではではなんみんでしたノシ
628 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 09:17:03.41 0
保全疾走
629 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 10:10:14.26 0
ho
630 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 11:08:05.35 0
保全疾走
631 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 11:32:05.07 0
ハロモニ保
632 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 13:01:15.89 0
保全!そうコーラを飲んだらゲップが出るいうってくらい保全じゃッ!
633 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 13:01:17.65 0
浪漫的暴れモード
634 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 14:37:31.97 0
「dat落ちよりも保全!」これがホル・ホースの人生哲学モンクあっか!
635 :
六部198:2006/01/29(日) 14:43:01.39 0
いいか・・・この保全はグロリアの分だ!
ちょっと言うのが遅れたけどレスくれた方々dです!
>>625 多分変な感じになる話になるとおもいますw
あとヒトトヨウは本体の名前でしたスタンド名は「てとしゃん」
とかなりふざけた感じですが結構マジで考えましたw
>>627 誤解してたのは田なry・・・
「ヒトト〜」の中での中澤は「アンフォアギブン」のあと
やはり寺田になんかされて死にましたw
恫喝音源はよく聴いてみたけど
不鮮明な部分もあり何か話がかみ合ってないから加工しました
まあアンチネタ(?)はマジ捏造かかわらずいじると楽しいっすねw
「ヒトトヨウッが来るッ!」に関してはまとめの方にでも
ざっと書いときますね気になる人はどうぞ
636 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 15:09:18.11 0
ho
637 :
610:2006/01/29(日) 16:26:37.49 0
>>364さん
プレイさせていただきました!いや〜面白い!
登場人物辞典は364さんのオリジナルですよね?最高なんですけど
皆さんコメントさんくす!西川君の評判が良くてほっとしております
能力表忘れてたんで出しときます!
638 :
610:2006/01/29(日) 16:28:50.48 0
スタンド名:ヒート・キャパシティ
本体:西川貴教
破壊力:C〜A
スピード:C〜A
射程距離:E(本体自身)
持続力:E
精密動作性:C
成長性:C
能力…周囲の物質の熱エネルギーを本体の体に吸収、
それを利用して最高で1500℃程度まで体温を上げる事が出来る。
体温が上昇すればするほど破壊力、スピードもアップする。
本体自身の体にかなりの負担をかけるため持続力は無い。
スタンド名:ロック・ヘッド
本体:野田社長
破壊力:A
スピード:B
射程距離:E
持続力:B
精密動作性:D
成長性:E
能力…土を身に纏う能力。土の鎧はあらゆる打撃の威力を吸収し、
単純な物理攻撃は通用しない。
また身に纏った土はある程度自由に形を変えることが出来る。
639 :
六部198:2006/01/29(日) 16:54:16.83 0
乙ッ!
西川君が再度登場するに期待してしまう!
藤本との仲は今後進展するんでしょうか・・・
さゆえりと並んで気になるなw
640 :
610:2006/01/29(日) 17:14:11.94 0
>>1さん
いやいや、セリフに歌詞を入れたのは1さんのパクリですからw
>>なんみんさん
感想dです!俺もそれは意識してました、だから西川君は出来るだけコミカルにしようとw
エネちゃん編のクライマックスは近いんでしょうか?期待しております!
>>前スレさん
菅沼かっけー!前スレさんオナに関しては予想がつかないので
ドキドキしながら続きを待つしかないな〜
>>915さん
僅かな手がかりをもとに謎を解いていくっていう展開いいですね!
藤本たちが出会った吉澤ってry…
>>198さん
音源ネタwジョジョと娘ネタの絶妙なバランス!
ここからが本番ですね、どういう敵なんだろう?
やっぱ西川君の片思いに決着付けなきゃですかね?でもラブコメ苦手なんだよな〜
俺は当分ネタが浮かばないと思うんで、良かったら誰か使って下さいw
ではではノ
641 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 18:26:41.87 0
保全疾走
642 :
915:2006/01/29(日) 18:54:17.08 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむJ〜
「吉澤さん、って言いましたよね・・・・・・。
アナタ、どうしてコンクールに参加するか聞いたんです?」
「美貴姉?」
れいながもう一度美貴に聞いてくる。
「美貴たちは部活してるとは言ったけど、演劇部とは一言も言ってない。
体育系のクラブかもしれないし、文化系でも茶道部とかかもしれない。
どうして、演芸コンクールに参加するような部活だとわかったんです?」
受付の入り口に座っていた吉澤さんは席を立つと、
何も言わずにステージの方に歩いていった。
そして、ステージの段差に腰をかけてから美貴達を見た。
「ふ〜ん、注意力はそこそこあるようだね」
「試したんですか。何のために?」
美貴は吉澤さんを見る。
吉澤さんは足を組んで、こっちをじっと見ている。
美貴は・・・・汗が一筋こめかみのあたりを流れるのを感じた。
なんだ?この威圧感は・・・・・・・・・・・。
「み、美貴姉・・・・・・」
れいなの声もかすかに震えている。
れいなも異常に気づいたようだ。
643 :
915:2006/01/29(日) 18:55:12.53 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむK〜
「市井紗耶香を探してるんだよね。どこにいるか知ってるよ」
吉澤さんが突如言った。
美貴は・・・・、返事が出来なかった。
「市井紗耶香の事を知ってるって言ってるんだよ」
吉澤さんがもう一回言って、美貴はやっと我に返った。
「あ、あぁ。済みません、教えていただけませんか・・・」
美貴はやっとの事で口を開いた。
「教えても良いけどさ・・・・・・・・」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
吉澤さんの背後に、人型のビジョンが浮かび上がった。
スタンド使い!!!!!!!!!
「私のスタンドを殴る事が出来たら教えてあげるよ」
吉澤さんが不敵に笑う。
「え?」
「あんた達を試そうって言うんだよ。
あぁ、二人同時で良いよ、スタンド使いさんっ」
この人・・・、何者なんだ?
美貴達の事を知っている?
644 :
915:2006/01/29(日) 18:55:47.98 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむL〜
「美貴姉、どうすると?」
れいながそう言いながら前に一歩足を進めた。
美貴はそのれいなを手で制する。
「美貴姉?」
「とりあえず美貴が行くから、れいなは観察しとけ」
「二人同時で良いんだよ?」
吉澤さんはそう言いながら立ち上がった。
「いえ、とりあえず美貴一人で・・・」
「別に二人がかりでも卑怯でも何でもないよ」
吉澤さんが挑発する。
「別にそういうつもりじゃないですよ。
あなたの能力とか手の内とかまったくわからないんでね・・・」
美貴は言いながらブギトレを出現させた。
美貴は、一歩一歩吉澤さんに近づく。
645 :
915:2006/01/29(日) 18:56:26.64 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむM〜
3メートル。2,5メートル。2メートル・・・・
射程距離!!!!!
美貴はブギトレで思いっきり吉澤さんのスタンドを殴った!!
ドゴォッッッッッッッ!!!!!
すさまじい音と共に吉澤さんは吹っ飛んだ!!!
あれ?あんなに警戒したのに
普通に殴れちゃったよ・・・・・・・
「えッ?」
「いってぇ〜・・・・・・・」
倒れていたのは・・・・・・・・れいなだった!!!!!!!
「なッッッッッッッッッッッッッッ!!!!????」
ばかなッ!!!!
れいなは美貴の後ろに・・・・・・・!!
そう思ったそのときだった。
「アンタ、これで一回死んでるよ」
後ろから吉澤さんの手刀が美貴の首筋をポンっと軽く叩いた。
646 :
915:2006/01/29(日) 19:03:10.87 0
ここまで〜!
オナリストの皆さんも保全隊の皆さんも乙です
んで、みなさん栄米大付属高校の略し方についてアリです!
結局地域の状況によって色々な呼び方があるという事ですね(^^;;;
オイラは基本的に誰かの口を使って話を展開させるという
手法を使っていますので、それもふまえて色々悩んだんですが、
そのときに違和感が無いような書き方で栄米大付属って言い方も
最初は出来る限り使うように心がけたいと思いますが
とりあえずぶどうヶ丘の学生らは「栄高」って読んでいるということにします。
あと、エイベックスの所属タレント一覧を見ていても
BoAとかそれなりにいるんですが、
いまいち創作イメージがわかなくて四苦八苦しております。
実はその中で一人使いたいタレントもいるんですが、
その人物は高校生というのには無理あるかなあ・・・
とも思っていまして、もしかしたら栄米大の学生として登場させるかもです。
その場合は特に気をつけますねw
647 :
915:2006/01/29(日) 19:07:33.32 0
>>364さん
オイラもプレイさせてもらいました
登場人物辞典やスタンド辞典が最高っすw
>>610さん
まぁ、そういうことですw(謎)
649 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 20:26:12.11 0
セックスセックス
650 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 20:33:19.91 0
「ごとーを逃がすことは出来ない…その点に関して寺田は必死のようだね。
演劇部の現エースのきみが来たことを考えると…ね」
足をとめた後藤真希は、静かに高橋愛に向き直り言った。
「きみがヤツに指名されたのは単に『たまたま部室にいたから』じゃあない…
マジにごとーをヤるため・・・と、ごとーは読んでいるのだけれど」
「さぁ?あっしはなんでこんなことになったのかはちゃんと聞かされとらんし、
知る気もないやよ。ただ、ハッキリしていることは…」
高橋愛の側に紅い光が灯る。
それは彼女のオーラ、精神のビジョン!!
その名は…ライク・ア・ルノアール。
「あっしはさらに、さらに高みに上りたい…上り詰めたいんよ。よくみんなには
『闘争心むき出し』だの『闘いに飢えている』なんて言われたりするけどなァ…
あっしはただ『極めたい』だけやよ」
「極める…?」
「演劇部に入る前は、ここがこんな生傷絶えねぇ部活だとは思わなかった…
歌って踊って演じる…ただそれだけが目的だったのサ。それが、あっしの夢に
最も近い場所に立てる行為だったカラ」
そうさ、そもそもあっしは宝塚の舞台に立ってスポットライトを浴びるスターに
憧れていただけ…
「きみぃ。それが今のこの状況となんの関係があるの?高橋愛ちゃん」
「『演劇部』はあっしが選んだ部活なんよ。命を賭けてやってる部活なんよ。
スタンドとかそんなもんは関係ネェ。この部に入った以上は、それがどんな
活動内容でも『極めて』みせるんだ。そのためには絶対に通過しなきゃならん…
いや、通過したい関門がある…それはッ!!!」
高橋愛は後藤真希を指差す。
彼女の紅く灯る精神のビジョン『ライク・ア・ルノアール』と共に!!!
「すべてにおいて、あんたを…元エース・後藤真希を超えることやよ!!!!」
現エースの高橋愛が、元エースの後藤真希に宣戦布告をした瞬間であった!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
653 :
364:2006/01/29(日) 20:39:19.92 0
皆さん乙っ!
>>六部198さん
前のときはバグが残っててやられても強制終了&リスタートしなかったですからね(w
難易度は難しいっす…精進いたします!
>>1さん
バトルは読みつつ「ここは作るとしたらこんな感じかな…」とか考えつつ読んでたりします(w
なのでマジバトルはめっちゃ期待してたりします!
あ、だからといって全然ゲーム化とか意識しないで書いてもらって大丈夫ですよー。
楽しみにしてます!
>>なんみんさん
楽しんでもらえたなら何よりっ!
アイコンとかマップ作るのがメンドイので、一通りメンバー登場して戦闘場所とかも既出の場所になったら
製作も早くなると思うんですけどね。
マイペースに作っていきますよ!
>>610さん、
>>915さん
辞典、楽しんでもらえたら嬉しいです、かなり力注いだので(w
話が進めば進むほど解説の隠されたところも出てくる予定っす!
また今夜日付が変わるくらいまでにイきたいっ!
ホントは昨日のときにこれも出すつもりだったけど間に合わなかったからムラムラ来てるんだっ!
「ごとーはさっき言ったはずだよねぇ?きみは部内でも最も死に急ぎすぎている…
能力の使い道を考えなおした方がいいよってさぁ。なのにきみはなーんにも!!
わかってないみたいだ。きみは生き方から変えなきゃダメだったんだよ?もう遅いけどね」
「あっしの生き方はあっしが決めるんやよ。あっしはあっしだけのものなのだから!!」
「ふん…バカは死ななきゃ治らない、か…」
後藤真希の背後から風と共に紫色の悪魔が出現する。
スタンド『ゴシップ・セクシーGUY』を持つ後藤真希もまた、高橋愛と同じように
勝利に飢えている人間であった!!!
彼女は町の未来を守るため!!!邪魔するものは決して許さないのだ!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
「さぁ、どうしたの?きなよ、愛ちゃん」
「・・・・・・・」
ドン!シュバッ!!
高橋愛は何も言わず低い姿勢でパンチを繰り出す。
狙いは後藤真希の下腹部あたりだ。
もちろん、これで仕留めるつもりはおろか、当てるつもりもない。
いわば、牽制である。
彼女のスタンドの拳は、後藤真希のスタンドの槍の柄によってサバかれていた。
どちらも近距離型、スピードもほぼ互角…いや、多少後藤真希の方が勝っているか?
ドンドン!!シュバシュバッ!!!
再び低姿勢で今度は右、左と交互に繰り出してみるものの、またも槍の柄で拳は
後藤真希という目標をそれて宙を切った。
「片手に持った槍だけであっしの拳をさばききるとは…スピード以前に、精密動作も
なかなかのもんやねェ…あんたのスタンドは」
「直線に進んでくるものってのはね、ちょっと力を加えて軌道を変えてやれば
いくら真っ直ぐでも全然違う方向へいってしまうんだぽ…真っ直ぐに進んだつもりでも、
1ミリでも角度がずれてしまえば到着地点がガラリと変わってしまうようにね」
「…なるほど、あんたの言う事は正しい。ただなァ、それはスタート地点が
わかっているから言えることであるんよ」
「んぁ?」
高橋愛がニヤリと笑ってみせた、その時である。
ドゴォォォッ!!!!
鈍い音と共に、脇腹のあたりを打撃が後藤真希を襲う。
その衝撃は、彼女の視界を一瞬揺さぶった。
右側面からの攻撃?
バカな、愛ちゃんは正面に立っているのに…
バキィッ!!!
「ぎゃはッ!!!!!!!」
今度はさっきとは逆で左側面から打撃を食らう。
一体、なにが起こっている!?
その答えは、足元の地面が教えてくれた。
「せ、迫り出し…!!」
実に奇妙な光景だった。
左右の地面が、後藤真希を中心に挟むようにして斜めに飛び出していたのである!!!
「地面を斜めに角度をつけて凹ませておいた…アンタ、あっしの拳をさばいて
いい気になってたみたいやけどよぉ、あっしが仕掛けを作っといたのには何にも
気付かなかったなァ?」
なるほど…ごとーが風を操る能力を持っているように、この子にも『能力』がある。
最初に低姿勢で殴りかかってきたのは地面を殴るためだったのか。
しかしいつの間に地面を殴っていたのやら…ごとーとしたことが気付かなかった。
わかってはいたことだけど、舐めてかかれる相手ではないな…
そして、油断も出来ないッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「迫りだす能力かぁ…なかなかの威力だぽ。けど!!今の攻撃を見る限り、
ここはきみのホームグラウンドではないと見た!!!!」
後藤真希が思うところによれば、高橋愛のスタンドは殴ったものを凹ませて
時間をおいた後で凸らせる能力である。
つまり、殴るものがあるからこそ力を発揮するのであり、今のようにこの地面ぐらいしか
殴る場所がない場合、彼女のスタンド攻撃は限定されるハズ!!!
「そうとわかれば…ッ!!!!」
後藤真希のスタンドが羽を広げた。
風を起こして攻撃をするのだ!!
「ゴシップ・ハリケ…」
「オラッハァ!!!!!」
グッボィイイイイイイン!!!!!!
風を吹かせる後藤真希に対し、高橋愛は地面を殴って大きく凸らせる。
その突き出した大地は、後藤真希と高橋愛の間に大きく立ちふさがった!!!
「んぁッ!壁!?」
猛烈な突風を生み出すゴシップ・ハリケーン(風の噂)は迫りだした大地によって
ガードされ、空気中に散っていく。
ごとーの風をガードするとは…面白い!!!
だが、あまり余裕もないことに後藤真希は気付いた。
ドゴッドゴッドゴッ…グッボイン!!グッボイン!!!グッボイン!!!!
風を繰り出している間に、高橋愛は地面を叩きまくっていたのだ。
もちろんそれは大きく迫りだす。
しかし、なぜこんなガムシャラに地面を叩いているのか…その答えはすぐ出た。
「こ、これは…!!!!」
そう、高橋愛は決して何も考えずに地面を殴っていたわけではなかったのだ。
すべては計算された上での行動だったのだ!!!
後藤真希の背の倍以上にもなる高さの迫り出しが、彼女を中心に囲うようにして
そびえ立っていた…
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!
「閉じ込めた?このごとーを…ん?」
その時である。
彼女の周りで突き出ていたいくつもの迫り出しの一つが、能力を解除されたのか
元の地面に戻っていき、出口ができたのだ。
とにかく、この『円』の中にいるのは何かまずい!!!
脱出しなければ…
だが、後藤真希には危険予測が足りなかった。
「おちょきんしねまあああああああああああああああああああああッ!!!!!」
「ぬるぽああああああああああああああああああッ!!!!!!!」
ガッ!!ガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッ!!!!!
出口から突然侵入してきた高橋愛が、物凄い勢いでラッシュをしかけてきたのである!!
咄嗟にスタンドの槍でそれをさばききるが…
この子、能力的にはこの状況、ごとーよりも不利なハズ!!!
それでいてここまでやってみせるとは…
攻撃が終わると、突き出していた他の迫り出しも、みるみるうちにもとの地面へと
戻っていく。
「あんたに風は使わせんよー…みんなが来る前に、あっしがカタをつけるがし」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
660 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/29(日) 20:48:37.15 0
ここまで!!
やばいバイトぎりぎりなんでいってきます!!!
みなさま乙でしたッ!!ではでは!!!ノシ
661 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 21:45:31.20 0
otu
662 :
名無し募集中。。。:2006/01/29(日) 22:57:21.17 0
フェラチオボッキーニ
663 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/29(日) 23:24:39.20 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬE〜
12月21日 杜王町 図書館
「歴史・・・270 オセアニア史!ここだッ!」
美貴は菅沼の指定した場所に急いだ。
図書室の凛とした空気感。
・・・・・・・。
左右を見回す・・・菅沼の気配は有るが・・姿は無かった。
「おい・・・居るのか?菅沼?」
「居るよ・・・・だがこっちを向くな・・・」
木魂だけが響く、『断空の流法』を使って姿を消しているのだろう。
「何故、亀井達を襲った!?答えろッッ!」
拳を硬く握りながら問うた。
「アイツ等にいきなり攻撃されたんだよ。『フジモトさんやコンノさんの仇だッ!』とか言ってな!」
木魂に美貴は眉を吊り上げる。
「な・・・・?私達の仇?・・・・」
菅沼をさゆみの姉を殺した犯人と思い違えたって訳じゃなかったのか?
ヤバイ・・・・方向が変わって来てる・・・
「その場でやられたフリをしてたんだ。それで向こうが仇を取った気にでもなればそれで済むだろうし ・・・だが人が集まりすぎた・・騒ぎが大きくなり過ぎたんだ・・最中に警察を呼ばれた・・・
あのままだったらあの子等は未成年でも引っ張られかねない。こんな事で賞罰なんてあんまりだ!
だから加害者から被害者になってもらった、それだけだ・・・」
黙々と紡がれる菅沼の言葉に美貴はやり切れなくなって来た。
「あんたは・・・それで良いのかよ・・・」
664 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/29(日) 23:26:00.53 0
「俺は旅人だからな・・・どうでも良い。そんな事よりお前の学校の生徒・・『演劇部』の連中が
随分と動き回っている・・・俺を探しているみたいだな?」
「ああ・・皆、練習もしないで『革ジャケットを着た不審者』を探してるよ・・・」
美貴は苦苦しく答えた。
「そうか・・お前の仲間のは俺を探せる能力を持っているみたいだしな・・・・ここにも
長居は出来ないみたいだな・・・」
菅沼の木魂か悲しく響いた。
「どうするんだよ・・・?」
木魂のする方を向いた美貴の目の前に紙片が突き出された。
「今から全てを終わらせる。このシナリオ通り、頼むぜ!『演劇部』!!」
紙片に目を通した美貴の顔が曇る。
「アンタ・・・・本気か?」
665 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/29(日) 23:36:25.91 0
とりあえず舞波っときます!
もう少しで終わりなんで良く練り直しときます!
じゃまとめ方に入ります!
666 :
364:2006/01/30(月) 00:11:06.52 0
ttp://mito.cool.ne.jp/keiyasuda/jojo060129.zip だぁぁぁ!日付変わるのに間に合わなかった!
「銀色の永遠 〜藤本美貴は殺人鬼に恐怖する〜」っす!
ちょっとまたまたいろいろデータいじくったので、今度は前回分までのセーブデータ入れてあります。
前の部分のシナリオの中身は変わってないですので、セーブデータから続きをどうぞ。
>>1さん乙!
割り込んでしまってスマソ。
バイトも頑張ってきてくださいな。
>>前スレ83さんも乙!
さゆえりとのバトルはそういう風に変わってましたか!
ということはハサミ女との戦闘はなかったことになるのかな?
続きも期待っす!
さて、自分の今後ですけど、これまでは1シナリオずつ順番に作ってましたが、
ここからはオムニバス形式で次にやるシナリオを選択していけるようにしようかなーと思いまして。
なんで複数エピ作る関係で次回更新はちょっと間が空きます。目標は今週1週間で4シナリオ!
期待してくれてる人がいるかは分かんないけど、そんな感じで!
皆様乙でした!ノシ
667 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 01:04:15.17 0
寝る前保全
みなさん乙!
668 :
六部198:2006/01/30(月) 01:13:32.44 0
皆さん乙ッ!
>>646 やはりスタンド使いだったか!
でも彼女の正体は一体???
>>660 「ぬるぽ→ガッ」ワロス
後藤とバトルってなんかハラハラするんだよな
どうも相手を殺しそうでw
>>665 うおおおお!なんだ?菅沼は何を考えてるんだ?!
気になり過ぎる!!
>>666 今から落としてプレイします!
プログラムって大変そうっすね
そういえばまとめの中の「ミッドナイト・スピード・スター!!」が
途中で切れてるみたいです・・・
669 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 02:02:47.91 0
横アリ疲れ限界保
670 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 03:20:38.29 O
ほ
671 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 05:18:49.33 O
ほ
672 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/01/30(月) 06:03:33.46 0
>>915さん
乙れす〜!!
吉澤さん何をしたんだ??その能力が気になります
「栄高」ですね!!わっかりましたーッ!!!
>>前スレさん
加害者から被害者になってもらった…か、菅沼ええヤツや 泣
藤本が菅沼に関与することで間接的にでも時は変わってきてますね
ってか前スレさんは「時間を戻す」って能力を使うのうまいなぁ〜
思えば俺全然使ってないorz
>>364さん
おぉぉぉぉッ!!吉良編だあああッ!!!!
やらせていただきましたッ!!後藤の登場時のセクガイもさることながら、
キラークイーンがなによりカコイイ!!!
二話の石川との会話シーンのボーイフレンドや、吉良登場の電車の二人とか
グッときました!!!
ゲーム作れる人ってすごいなぁ〜
それでは、おやす道重ちーノシ
673 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 07:45:57.16 0
出勤前保全
674 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 08:19:26.47 0
oha保
675 :
なんみん:2006/01/30(月) 09:41:35.89 0
>>915さん乙です!!
ウ〜ム吉澤って名前が気になって仕方ないぞ…しかもこっちも強そうだし
てか『保全隊』でちょっとワロタ
>>1さん乙です!!
ある意味ボス戦だからやっぱ緊張感が違いますね…残りの3人は間に合うのか…?
ちなみに「Ich gehor nur mir.(私は私だけのもの)」ってのは『歌劇・エリザーベート』の一節です
『私だけに』なんて言い方もします…この舞台のヤマ場の一つですね!
>>前スレさん乙です!!
なるほど…そうだったのか(>>さゆえり)!!
一連の事件の首謀者であるおかみよが入院しちゃって…ここからホント展開が分からなくなってきました!
>>364さん乙です!!
仕事はえー!!やっぱオナだからかな?ww週4かあ…頑張って下さい!!
なんみんは今日は自分のオナ優先で休みになったらやりたいと思いまっす!!
676 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 10:41:59.77 0
みなさん乙!!
677 :
なんみん:2006/01/30(月) 11:21:49.00 0
出すダス
678 :
なんみん:2006/01/30(月) 11:23:23.35 0
「なああにィが絶望なるナンチャラだッ!!お前にこの私のォォケミストリィィィィがッ!!
倒せるとでもォ…」
バキッ!!
大きな音を立てて、LA・ルノアールが近くにあった木の枝をヘシ折り、堂珍に向け構える。
「ほほう…コレで何をしようってのかな…?」
「貴様などスタンド越しに触れるのも穢らわしい。この枝1本あれば十分がし」
「ククク…強がっているが、本当は単に私のケミストリーの腕に掴まれるのが怖いのだろ?
あのコウモリの様に何か別モノに変化させられるのが恐ろしいのだろうォォ…えェ?」
枝の長さは1.5メートル位あり、短距離型のスタンドにとって中距離を保つには丁度良い。
仮に枝を掴まれたところで展開はたかが知れている。
ブウンッ!!!!
LA・ルノアールが堂珍目掛けて枝を振り下ろす!!
「この程度の攻撃が何だァァァァァァァァッ!!!!」
ケミストリーが手を広げ、枝を受け止めようとする。
ヒュン……バシィィィィン!!!!
「ヒゲェェェェッ!?」
太さもあり、決して大きくしなる様な枝では無いのだが、
なぜかまるでムチの様にグニャと曲がり相手の防御をかわして顔に食い込む!!
「…見たかヨ、亀ちゃん?ルノアールで一瞬に何度も枝を殴って、枝に柔軟性を持たせたんだヨ」
「…ホントですか!?僕にはサッパリでした…」
「よーく見るんだヨ、うちらのエースの戦いぶり……自分が強くなるタメにもネ…」
「は、はい!!」
679 :
なんみん:2006/01/30(月) 11:24:52.04 0
「ちくしょおォォォォ!!ならばァァこれをくらえェェェェッ!!!!」
堂珍が超音波光線銃を高橋に向ける。
ギギギギィィィィッ!!!!
ドガガガガガガガガーーン!!!!
堂珍が引き金を引くと同時に、高橋の前に数本の迫り出しの柱が立ち並ぶ。
「だから何だと言うのだァァァァァァッ!!!!」
繰り返し引き金を引くが、ただ音が響くだけで高橋には何の異常も感じられない…。
「……な…なぜだ?」
何度繰り返しても、高橋は同様に迫り出しの柱を作るだけで、ケロッとしている。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よく見ると……迫り出しが僅かに震えている…!!!!
「……ま、まさか……音叉かッ!?!?」
堂珍の問いかけに、高橋はニヤリと笑う。
「震わせた迫り出しを共鳴させて、音波の壁を作った!!
貴様の超音波は、その壁に掻き消されたんやざッ!!!!」
ババババアアアアアアアアァァァァーーーーーーーーンンッ!!!!!!!!
「す、すごい……『科学には科学を』って事ですかね…小川さん?」
「……やっぱ学校の授業はチャンと受けるべきだナ…oi」
高橋は枝をブンブンと軽く振り回しながら堂珍に近付く。
「『水面の波紋を打ち消すには、その横に石を投げて別の波紋を作れば良い』」
「ムムムム……」
「愛ちゃん、れいなから波紋のコト色々教わっていたから、その知識なんだろうナ」
「うん……やっぱり高橋さんはスゴい人だよッ!!」
680 :
なんみん:2006/01/30(月) 11:28:04.45 0
まあ…コレだけなのですが…
脳内では完成してるので後は書くだけなのですが…
休みの日にでもダダダッと書けると思うのですが…
ニストさん保全組さん読んでくれる方々本当に乙&dです!!
ではではなんみんですがノシ
681 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 12:00:28.91 0
otu
682 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 13:30:58.55 0
知来た!
683 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 15:01:48.28 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
684 :
六部198:2006/01/30(月) 16:14:54.35 0
乙ッ!
むむむ・・・さすが高橋といったところか
685 :
1:2006/01/30(月) 17:09:58.70 O
>>なんみんさん
乙です!
なりほど〜ルノアールそういう使い方もあったかぁー!!
あっしはあっしだけの〜ってセリフそっから来てるんすね!
音の遮断といい、なんみんさんは豆知識いっぱい持ってますね!うらやましぃ…
686 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/30(月) 17:33:35.40 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬF〜
12月22日 ぶどうヶ丘高校 演劇部部室
校内は何時もよりも静寂に覆われていた。
その中を壁を伝いながら美貴は部室の扉を開く。
部室には吉澤ひとみが一人、黒板の傍で俯きながら椅子に腰掛けていた・・・。
「よっちゃん・・・」
その弱弱しい声に吉澤は慌てて美貴に駆け寄り身体を支えた。
「ミキティ!大丈夫かよッ!?まだ退院は早すぎるんじゃ無いのかッッッ?!!」
吉澤は美貴の様子を見て叱り付ける様に心配をする。
美貴の涙袋がピクリと小さく上下した。
「私は大丈夫・・・それより大変なんだ!急いで皆を此処に集めてくれッ!時間が無いッッ!」
袖を強く握りながら訴える美貴の言葉に並々ならない状況を悟った吉澤は机の上の『信号弾』を
手にし窓から3発、空に向かって打ち出した。
「緊急招集の『黄色3回』・・・直に皆、戻ってくる。それより先に用件だけ聞いておこうか・・」
椅子を引いて美貴を座らせると相向かいになるように吉澤は椅子に腰をかけた。
「・・・昨日、私達を襲った『不審者』が言い残していった事なんだ!アイツはまた此処に来る!
アイツの狙いは『弓と矢』・・・それと自分以外の『スタンド使い』なんだ・・」
その発現に吉澤は不快さを露わにした。
「それ・・・本当?」
場が殺気立つ。
吉澤から発せられる殺気に美貴は一瞬、呑まれたがシナリオを続けた。
「どう言う経緯で『弓と矢』の存在や『私達の事』を知ったのかソレまでは解らない・・
けれど去り際にそう言い残して行ったんだ・・・だから皆バラバラに行動するのはマズイ!」
687 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/30(月) 17:35:26.01 0
美貴は椅子から立ち上がって吉澤に事の緊急さを説いた。
「なるほどね・・・理屈は通っている・・・何人かで固まっていても危険かもしれない・・・。
ありがとう。実は考えあぐねてたんだ・・打って出ることのほうが倒せれば早くカタは付く・・
だけどリスクのほうが大きいんじゃないのかってね。」
浅く座って椅子の靠れかかった吉澤は俯いて溜息を一つ吐いた。
「じゃあ『弓と矢』の管理はどうしょう?道具室に有るがこのままってワケにも行かないな?
寺田のおっさんに預けるのも私は気が引けるんだ・・・。ミキティ、何か意見は?」
「私は隠さないでむしろ『餌』に使うべきだと思う!」
「餌?・・・誘き寄せる為の?」
その発言に吉澤は椅子から立ち上がった。
「危険すぎかもしれない!だけどアイツは今にでも『弓と矢』や私達を狙っている・・。
だったらここで迎撃する方法を取るのがベターだと思う!」
美貴の発言に吉澤は顔を曇らせる。
「だが・・・・全員、此処に居ると言うのは・・・」
吉澤の言葉を遮る様に扉を開く音が響いた。
688 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/30(月) 17:53:10.65 0
とりあえずここまでれす!
しっかし知のドラマはアレな感じで・・・
またオナに掛かります。
感想とか無くて申し訳ありません!
>>364さんのゲームもダウソしただけでまだプレイ出来てないよ・・・
兎に角走り続けるだけです!!
合間にムゲンバインを無意識にいじってたりしてますがw
689 :
六部198:2006/01/30(月) 18:24:58.97 0
乙ッ!
勝手な推測だけど〜千年紀末に降る雪はB〜がわずかに形を変えて
こうなったってことなんでしょうか?
矢口ドラマ俺は見られなかったんだけどアレだったのか・・・
690 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 19:31:02.30 O
なんだか最近高橋見てると本当に殴ったものへこませて凸らせられる力持ってそうに見える
691 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/30(月) 20:28:14.81 0
夕食後保!
>>689 そうなんです!まぁ実際前日になるのですが結果的にそういう事に
なってしまったっつーことで!
本当は岡田三好久住の殺戮劇も書く予定だったのですが(吉澤の首をヘシ
折った後、掴みかかった桃子の首をガラス片を召喚してカッ切る久住とか)
その時期は皆、描写がカゲキだったし長くなりすぎるなと思い割愛しますた。
だからソレからしたら大幅に運命は改竄されている訳です。
>知ドラマ・・つかなにがやりたいのかと。なんでイブマサトーが銭湯で
カポエラせなならんのかと。知の演技もまんまコントだしね〜。
あの時間帯はイケメンヒーローの特撮からの試金石なんだからもっとピッ。と
して欲しいですね。いちメロドラマ好きからの意見です。
692 :
六部198:2006/01/30(月) 21:21:41.43 0
>>690 人間関係も含めそういう妄想しながらハロメン見るとちょっと面白い
>>691 なるほど桃子殉職シーンもあったのか
カ・・・カポエラw
てなことで少しうpります
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜7
呆然としている田中をよそに、片倉少年は地面に這い蹲ると、
なんと『ソレ』すすり始めた。
ジュルジュルジュルジュル・・・ズズゥゥゥ・・・・
「はああああ・・・・・」
一通り『ソレ』をすすり終わった片倉少年は恍惚の表情を見せる。
「あんた・・・」
田中はそう言うのがやっとだった。
「た、助けてくれ・・・」
上半身だけになった最上が田中に気づき、助けを請う。
しかし・・・
ジュワアアアアァァァァア・・・・・・
最上は泡を立てながら溶けてしまった。
そして片倉少年は、また『最上であったモノ』をすする。
(喰ってる・・・いや、飲んどるのか・・・)
「んんmm・・・こういうのは見られるとまずいんだっけな?」
片倉少年が田中に向き直る。
その目には、何か狂気のようなものが宿って見える。
田中は肩の毛が逆立つのを感じながら硬直していた。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜8
「か、片倉君・・・一体何を・・・?」
「『カタクラ』?・・・んmm・・・」
田中の問いに、片倉少年が首をひねる。
「ああ・・・確かそんな名前だったっけか?コイツは」
「え?」
「コイツはかわいそうなヤツなんだよ、今のヤツ・・・
えーと・・・・『最上』とかいったかな?ソイツに虐められてたんだよ」
そう言って片倉少年は悲しそうな顔をした。
(一体なにを言ってると・・・?)
まるで他人ごとのような言い方に何か違和感を感じる。
「まったく・・・俺に言えば速攻でぶっ殺してやるって言ってたのによ〜
頑なにそれを拒むんだわ・・・『乱暴なことはしたくない』ってさ・・・」
片倉少年は肩をすくめるようなポーズをとる。
「まあ、そういう優しさがコイツのいいトコロかもしれないんだがな・・・
でもそれが災いして小さい頃から虐められてたんだよ、
転校してきても早速目をつけられてあのザマだ」
「・・・」
「でも、昨日初めて俺にお願いをしたんだ!」
少しの沈黙を置いて、片倉少年は自分を親指で指しながら大きな声で言った。
田中は思わず「ビクッ」としてしまった。
「俺も最初は話しでカタをつけようとしたんだがな・・・まあ、今の通りだ
結局クズはクズだ・・・しょうがないから喰っちゃった・・・・不味かったけどな」
片倉少年が笑みを見せる。
いや、コイツは本当に『片倉少年』なのだろうか・・・?
695 :
六部198:2006/01/30(月) 21:34:32.19 0
696 :
915:2006/01/30(月) 22:12:47.74 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむN〜
美貴は思わず飛び退く。
「そんな・・・・・・ッッッッ!!!!!!」
いつの間にか、吉澤さんが美貴の背後に回り込んでいた!!!
「バカなッ!!いつの間にッッッッッッッッ!」
「ど、どういうことっちゃ・・・・・」
れいながフラフラと立ち上がった。
「れいな!見てただろッ!!!!何があった!?」
美貴は吉澤さんから視線をそらさないままれいなに尋ねた。
「どうもこうも・・・・・
美貴姉があの人に殴りかかって、
それで拳がヒットすると思ったら
れいなが吹っ飛んでおったんやけん・・・・・・・・・」
わけがわかんない・・・・。
「どうしたの?もう終わり?」
吉澤さんが挑発する。
美貴は・・・・回り込んで、
吉澤さんの後方にれいなが見える位置に来た。
697 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 22:13:00.41 0
俺なら
候補1→4
2→2
3→5
だな
5はJOJOの単行本の表紙にありそう
698 :
915:2006/01/30(月) 22:13:14.74 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむO〜
「オラァ!!!!!!」
ブギトレが再び吉澤さんに再び殴りかかる!
ドゴォッッッッッッッ!!!
拳は吉澤さんにヒット!!!
いや・・・・
拳の先にはれいながいた!!!!!
また・・・・れいなが吹っ飛ぶ!!!!
吹っ飛んだれいなは、後ろに立っていた吉澤さんの
すぐ横を吹っ飛んでいった!!
「な、何で・・・・・・」
殴られた頬を押さえながられいなが立ち上がる。
またもやイヤな汗が一筋流れる。
落ち着け、落ち着け・・・・・・・。
よく観察したはずだ・・・・・・・。
もしも、美貴の予想が正しければ・・・・・・
「れいな!」
美貴が声をかけると、れいなもデュエル・エレジーズを出して構える。
699 :
915:2006/01/30(月) 22:13:54.23 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむP〜
「ふ〜ん、二人とも近距離型っぽいねえ。
さぁ、どんな能力があるのかなあ・・・・・・」
吉澤さんが静かに言う。
美貴とれいなは吉澤さんを直線上の等距離の間合いに置き、
じりじりと詰めていく。
「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
美貴の雄叫びを合図に、美貴とれいなは一気に距離を詰めて
吉澤さんに殴りかかろうとした!!!!
吉澤さんとの距離2メートル!!
そして・・・
目の前に拳を振りかぶったれいなが現れる!!!!
「えええええぇぇぇぇぇッッッッッ????」
振りかざしたD・エレジーズの拳は止まらない・・・・!
だが・・・・、予想通りッ!
700 :
915:2006/01/30(月) 22:14:41.30 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむQ〜
バシィィィィィ!!!!!!!
さすがに避けたり受け止めたりすることは出来ない。
でも、来るとわかっているパンチを耐える事くらいは出来る!!
美貴はブギトレの腕をクロスさせてD・エレジーズの拳の直撃をガードした!
「ぐふッ・・・・・・」
足を踏ん張って堪え忍ぶ・・・・・。
「み、美貴姉?」
まだびっくりしているれいなの後ろに
吉澤さんは立っていた・・・・・。
そして、吉澤さんは美貴たちから距離を取る。
「やっぱりな・・・・・・・・・。
やっかいなスタンドですね・・・・、吉澤さん」
美貴はD・エレジーズの拳を手でそっとのけるとそう言った。
「美貴姉!スタンド能力わかったと?」
「あぁ・・・・。」
美貴はれいなに返事してから吉澤さんをにらんだ。
「そりゃあ『自分を殴る事が出来たら』なんて
条件を出すわけですね・・・・・・・・。
あなたのスタンド能力は・・・・
あなたと他人の位置を入れ替える能力!!!!!」
701 :
915:2006/01/30(月) 22:16:43.00 0
今日はここまで!
「吉澤さん」ですが、ドツボにはまっている方も結構おられますね(^^;;;
知ってる人はすぐわかるんですが
まあ気長に正体が明らかになるまで待っていてくださいw
702 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 22:20:03.83 0
ヒトムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
703 :
六部198:2006/01/30(月) 22:39:38.12 0
乙ッ!
やはり入れ替え能力かッ
そして俺はドツボにはまったわけか
入り口が吉澤さんだった俺にはかなしいはなしです
あぁ、こっちの吉澤さんを知らない世代もいるんだよな
706 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/30(月) 23:33:08.68 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬG〜
12月22日 ぶどうヶ丘高校 演劇部部室
勢い良く扉が開きざわついた会話とその空気が流れ込んだ。
「あれー!なんで藤本さんがおるん?」
高橋愛が素っ頓狂な声を上げ、釣られるように後続の部員が騒ぎ出す。
「緊急事態なんだ!お前等、早く部室に入るんだッ!!」
吉澤の一喝で静寂が起こり部員達は部室の中に納まった。
「『狩り』から戻ってもらったのには訳が有る。昨日『不審者』に襲われた藤本が奴の目的を
聞いた!その事で皆には此処に戻ってもらった、ここまででヤツを発見、もしくは情報を得た者は
居るか?」
車座に座ったその中央に居る吉澤の問いに答えるモノは居なかった・・昨日の夜、亀井、道重
両名が襲われて以来『消えたように』姿を消し去っているのだ・・・
「『もうこの町には居ない』という訳ではないのですか?」
久住小春が立ち上がって意見を述べる。
「ソレは無い!何故ならヤツの狙いは『弓と矢』と『自分以外のスタンド使い』だからだッ!」
強い口調で吉澤は言い放った。
その内容に、にわかに周囲がざわめく。
「コレはミキティがヤツの口から聞いた情報だ!ヤツがどう言う経緯で『弓と矢』の存在を知ったの
か?それはどうでもいい、俺が許せないのは自分以外のスタンド使いを潰すっつー傲慢さだッ!」
吉澤は額を歪めて怒りを放出する。
その殺気だった風景に誰も声を上げる事が出来なくなっていた・・・・
707 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/30(月) 23:33:57.06 0
突然扉が開き派手な音を立てる、その無神経な行為で重い空気が突然払われた。
「ど〜も!『不審者』でーす!!!!」
その発言いや出来事に皆、呆気に取られ動けなかった・・・
『革ジャケット』の男はお構いなしにスタスタと部室内、車座の中心に歩き出す。
「ヤ〜ヤ〜・・・どうも!」
その『不審者』はにこやかに吉澤に近づく。
「てめえが『犯人』か?」
吉澤は有りっ丈の殺意を『不審人物』に注ぐ!
「そうカリカリすんなよ。お前には用件は無いんで寝ててくれ!」
その瞬間、不審者の右腕が消えた!
吉澤の目はソコに行ってしまった!
カチィイイイィィイン
軽い音が響き不審者の拳が吉澤の顎を打ち抜く。
吉澤は2、3回、頭を揺らすと卒倒してしまった・・・・
「さてと・・・それじゃぁ・・・」
不審者の手が伸び近くに居た美貴の腕を掴み引き寄せる!
銀色の巨大な鋏が美貴の咽喉に突きたてられた。
「オラァア!!!!!『弓と矢』を出せェェェ!!!じゃないとコイツの命はねーーーゾ!!」
陳腐な台詞が部室に響いた。
708 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/30(月) 23:42:42.15 0
コレで今日は御し舞波!
明日ぐらいには終了しそう!
709 :
名無し募集中。。。:2006/01/30(月) 23:51:18.85 0
乙ッ!
結末が楽しみだああああああ
710 :
六部198:2006/01/31(火) 00:34:06.73 0
乙ッ!
711 :
364:2006/01/31(火) 00:50:51.94 0
皆様乙っ!残業してただ今帰宅でございます…
チマチマプログラムしてます…ってことでちょっと質問!
>>1さん
エリック亀造とプリンセスさゆみんなんですけど、マジガチの愛人関係ってことにします?
それとも亀井が言ってるだけ、ってことでいいんですかね?>「エリックかめりんの冒険」
おいら思いっきりゲームで人物紹介で『特別な関係ではない』とか書いちゃって今軽く焦ってるんですが。
どっちにしても愛人なんて単語を使う高1の女子高生なんて激しく萌えるんですが(w
>>前スレ83さん
いま、「放課後はドゥマゴへ行こう」を作ってるんですけど、三人称のナレーション部分、
原作からちょこっといじっちゃっても大丈夫ですか?
一人称でメンバーに喋らすか、効果音とかで表現する感じになると思いますが…。
なるべく元のままでいきたいとは思ってるんですけど、全くそのまま起こしたらちょーっとテンポ悪くなるような気がしたもので。
多分後ほど同じ質問することになると思うんで、なんみんさんと六部198さんのご意見も伺いたいっす!
あ、執筆のほうはこれからも全然好きなように書かれてかまわないと思いますが。
おいらのオナニーなんかに合わせることないですし!
…なんか書いててイチャモンつけてるみたいで自己嫌悪になってきた…鬱だ逝こう…
712 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 01:15:27.68 0
3人称のやつは確かにやりにくそうだね
とりあえず俺のは好き勝手いじってくれて結構っす
714 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 02:48:04.71 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
715 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 03:05:55.01 0
スレ圧縮される約2分前にマイハマンとか
GJ過ぎ!
716 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 05:07:33.46 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
717 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 06:36:44.42 0
保全疾走
718 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 07:26:48.19 0
保全疾走
719 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/31(火) 07:54:05.51 0
oha保〜〜!
>>711 全然構いませんよ〜!つかマジ乙!
実は少しだけプレイしたんですが・・・・まぁその負けたんですがw
凄すぎですね!楽しみにしております!
720 :
なんみん:2006/01/31(火) 09:37:50.39 0
>>198さん乙です!!
うわぁこの文体…不気味さの表現がホント上手いっす!!
グロいハズなんだけどなぜか惹きこまれるんですよね…マネしたいけど無理だー!!
>>915さん乙です!!
すみません!ドツボにはまっている一人ですww
まあなんみんは市井さんすらよく分からないワケですが…orz
>>前スレさん乙です!!
マジッすか!?明日でグランドフィナーレを!?楽しみです!!
>>364さん日々乙です!!
マジッすか!?なんみんのはもしやるとなると大変そうだな〜
確かにあのまんまゲームにしても説明クサくて堪らないですねww
そうですね!!グラフィックと効果音で代替出来るトコはその方が良いかもしれません
なんみんの話はバトルまでの前置きがやたら長くて飽きられそうなのでw
製作の方はずっと後回しでも良いですよ!!次回作楽しみにしております!!
721 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 11:24:54.13 0
乙!!
722 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 11:37:31.81 0
hozenn
723 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 12:49:55.19 0
保全
724 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 13:54:17.64 0
矢口・・・・・・
725 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 15:26:58.98 0
ho
726 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 16:07:01.99 0
ze
727 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 17:05:12.24 0
n
728 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 18:24:35.94 O
保全疾走!
729 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 18:24:36.43 0
Drive
730 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 18:25:15.04 0
一秒遅かったか・・・
731 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 19:04:51.47 0
保
732 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/31(火) 19:54:53.84 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬH〜
12月22日 ぶどうヶ丘高校 演劇部部室
ざわつく部室、その中央では『侵略者』が藤本美貴の咽喉に凶刃を突き立てていた。
「そんなコケ脅しがあっし等に通用すると思ってンがッッ!!!!」
高橋愛の怒号に合わせる様に『演劇部員』達は一斉に自らの『スタンド』を発現させた。
「俺は『弓と矢』を出せって言ってんのに・・・じゃあこう言う趣向で行くか?」
パチン。
侵略者が指を弾く音を合図に部員達は冷たい銀の戦慄を突き付けられた。
全員の咽喉に小ぶりの鋏が開いた状態で押し付けられたのだ・・・
「お前等が少しでも変な動きをしたら動いた奴以外の鋏が閉じるぜ・・・」
侵略者の瞳は冷たい笑みと浮かべた。
「さぁ・・・・状況確認はこんな所で・・・早く『弓と矢』をここに持って来い。」
全員の命が握られている・・・この状況で逆らえる『能力』を持っている者はここには居らず
従うしか無かった・・・・
新垣理沙が道具室から麻で作られた袋を侵略者に差し出した。
「これが・・・『弓と矢』なのだ・・・」
侵略者はひょいと袋を受け取るとすぶさに中身を確認した。
古めかしい弓、妖気を帯びたような矢。
「これが・・・弓と・・・矢・・・。『これで力は永遠になる』」
そう言った途端、手にしていた鋏が巨大化し矢じりの部分をシュレッダーの様に細かく刻み始める!
刻まれた金属片はキラキラと光を放ちながら大気に霧散した!!
呆気に取られた部員達は状況の変化に気付かなかった・・己達を拘束していた鋏が消滅していたのだ。
いや正確には『侵略者』の手元にスタンドエネルギーが収束したために自分達からは消えたのだろう。
733 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/31(火) 19:55:33.65 0
「テメエの注意が削がれる!この瞬間を待っていたぜッッッ!!!!」
いち早くその状況に『気付いた』美貴が侵略者に踊りかかる!
「何ぃぃい?」
迫り来る美貴の気迫に押された侵略者はたじろぎ後ずさりした。
「おぉぉおおおおおおおおおお!!!!!ゴールデンゴール決めてぇぇえええ!!!」
藤本美貴のスタンド『ブギー・トレイン・o3』が銀色に煌く!!!
「コレで!全てを終わらせる!VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVV!!!!」
ブギー・トレインの拳撃が侵略者に打ち込まれる。
その威力、迫力に侵略者の身体を激しく振動させる!
「ぐぎゃぁあぁぁぁぁぁあぁあああああああああああああああぁああッッ!」
衝撃に耐え切れなくなった侵略者の身体は宙に吹き飛び窓ガラスをブチ破り三階の高さから落下した。
「はぁ・・・はぁ・・・馬鹿・・・・野郎・・・」
734 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/31(火) 19:56:35.88 0
とりあえず此処まで。
食後にまたオナるよん!
735 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 20:29:10.36 0
乙ッ!
736 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 21:26:03.45 0
保全疾走
737 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 22:05:15.42 0
おまんげまんげ
738 :
364:2006/01/31(火) 22:24:16.17 0
皆様乙っ!奇跡的に早く帰れたのでオナもそうだけどやりたいことがいっぱいだ!
とりあえず前回はかなり手前勝手に自分の話だけしたので今日はレスも返したいっ!
その前に
>>六部198さん、なんみんさん、前スレ83さん
ありがとうございましたっ!できる限り原作に沿った形で何とかしていきたいと思いますっ!
>>1さん乙っ!
このバトルは見ていて本当にハラハラしますね!高橋がどこまで高みに近づけるのかも期待ですっ!
そしてゲーム楽しんでもらえたなら何より!
選曲はいつもマジでかなり悩みます。雰囲気に合った曲を選ぶのって難しいですよね。
srcはC言語に近い言語でわりと簡単に作れるのでそんなすごくないです(w
>>なんみんさん乙っ!
科学なバトルカッケー!原作もこういう科学なのありましたね!
リゾット戦とかチョコラータ戦とか2部ジョセフとか大好きだったので。
堂珍はまだ何か隠してそうな感じですねぇ。楽しみにしてますっ!
>>六部198さん乙っ!
怖ぇぇ…これはスタンドなのか、それとも…
後藤の画像もいいっすね〜。自分のゲームも画像差し替えようかなぁ…。
>>915さん乙っ!
吉澤さんとはずばりウィr(ry
けっこう古くからヲタやってますけど自分も実際の歌声とかは知らないんですけどね。
バンドマンか…納得、って感じです。
>>前スレ83さん乙!
ついにやった!という感じですね!果たして奴は無事なのか!?完結楽しみにしてますっ!
ゲームは…実は遠距離タイプ(石川とか、これから作る新垣や道重)の弱点は、
『自分の射程外に相手がいると近寄ってくる』ことだったりします。
あとは非力な攻撃だけなのでスペシャルパワーとか使ってカウンターでボコボコにしてやってください(w
739 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 22:51:28.86 0
ジョジョが好きだから見てるけど、
ハロプロはわからん。
誰がどのスタンドかわからなくなったりする。
740 :
名無し募集中。。。:2006/01/31(火) 23:01:47.84 O
そんなときはまとめのスタンド解説
741 :
915:2006/01/31(火) 23:15:44.89 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむR〜
「ご名答。さすがに3回も見たらわかるよね」
吉澤さんはそう言って笑った。
「美貴が単独で攻撃した時はれいなは離れた位置に立っていた。
だからギリギリまでれいなと入れ替わらなかったけど、
さっきはれいな本人もあなたに迫っていましたからね。
インパクトの瞬間に入れ替わっても立ち位置はすぐ近くになるから
もっと早くに入れ替わる必要があったんですよね」
「入れ替える片方が私とは限らないし、人と人とも限定しないんだけどね」
吉澤さんがそう言うと、ステージに置いてあったアンプと
観客席の隅においてあった段ボール箱の位置が入れ替わった。
「だから本当はそこら辺にある他の物と
入れ替わっても良かったんだけど、私もバイトの身だからね、
アンタのスタンドのパワーでイスとか機材とか壊されてもイヤじゃん」
吉澤さんは続けた。
「これでアンタたち結構有利になったと思うよ。
私はアンタたちのスタンド能力をまだ見せてもらってないしね。
あとはどっちか一人が外に出ていた方が良いかなあ。
一人の方が入れ替われる対象少なくなって楽でしょ。
あ、私が入れ替われそうなものを壊しまくって
入れ替われるものをなくすって作戦は止めてね。
あとで弁償してくれるならそれでも良いけどさ」
742 :
915:2006/01/31(火) 23:16:35.78 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむS〜
この人、美貴たちをなめているのか?
この余裕な態度・・・・・・・・・
まだ隠れた能力があるのか、それとも・・・・・・
実戦をくぐり抜けてきた戦士の経験か・・・・
どっちにしても、ここからは美貴たちも
スタンド能力を駆使する事を考えなくちゃいけないな。
でもどういう作戦でいこう・・・・・・・?
「れいな、どうするよ?」
「美貴姉、出て行く必要は無いったい」
れいなはそう言ってD・エレジーズを構えさせた。
「そうだよな、二人がかりの方が不利ってのも変な話だけど、
やられっぱなしじゃしゃくに障るもんな」
美貴も同調した。
そうだ、相手の能力を破った上で勝たなくちゃな。
とは言ったものの、ちょっと格好付けすぎかな・・・
この状況、正直な話、美貴の能力は生かせにくい。
743 :
915:2006/01/31(火) 23:17:27.65 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ21〜
いや、相手が栄高の学生とか純粋に敵だったら
弁償とかそんなこと無視して作戦立てちゃうけど、
この人、敵ではない様な気がするんだよな。
別に美貴達に危害を加えようってわけじゃなくて
純粋に試しているんだと思う。
何のために?って聞かれたら困るけどさ・・・・
だから、ものを壊す事が前提になっちゃう満月の流法は
ちょっと使いづらいんだよなあ・・・・・・・
もちろん命の危険も差し迫っていないのに
時を戻す事が出来る自信も無いし・・・・・・
むしろ、れいなの能力の方が期待大だよな。
れいなもそれはわかっていると思う。
だからといって、れいなに任せて
美貴は外で待っているなんてプライドが許さないけど。
「よっしゃ、いくぜ!!!!」
美貴の言葉を合図に、美貴とれいなは
二人並んで同時に吉澤さんに襲いかかった!
美貴のブギトレが吉澤さんに拳を振りかぶる!!
744 :
915:2006/01/31(火) 23:18:34.33 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ22〜
と、突然景色が変わり、吉澤さんが消える。
そして、目の前に迫ってくるれいな、さらにその隣でバックステップを踏む吉澤さん!
今度は美貴を入れ替えたのか!!
美貴はとっさに腕をクロスし、
れいなは振り下ろしたD・エレジーズの拳をグーからパーにする。
そして、そのままれいなは振りかざした手のひらで
ブギトレのガードした腕をぐっと押すと、その反動で
今さっきまで美貴がいた場所に向かってとびついた!!
れいなのバックスピンエルボーが吉澤さんを狙う!!!
「へぇ〜」
吉澤さんは感心したように声をあげた。
その次の瞬間・・・・・、れいなのエルボーは美貴の顔面にヒットしていた。
「ぐえッッッッッッ」
美貴はもんどり打って倒れる。
745 :
915:2006/01/31(火) 23:19:23.88 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ23〜
「あちゃ〜」
れいなはばつの悪そうな顔をしながら倒れた美貴に手をさしのべた。
「いてててて・・・・」
美貴はれいなの肘をもらった頬をさすりながら立ち上がる。
「見事な連係プレーだったけどもうちょっいだね」
相変わらず吉澤さんは余裕の表情で言う。
「打ち合わせ無しにしては良い作戦だと思ったんですけどね・・・」
美貴はそう言って精一杯強がった。
そして、また二人で襲いかかる・・・・・・・
「うげッ」
「グハッ」
「いってぇ〜!!」
「あいたたた・・・・」
結局、吉澤さんに指一本触れられなかった。
美貴とれいなは攻撃とフェイントを繰り返したけれどすべて見切られていた。
振りかざした拳は、蹴り上げた足は、すべて、
美貴とれいな、お互いに誤爆するか、むなしく空を切るばかり・・・・
美貴は理解出来た気がする。
吉澤さんの本当の強さはスタンド能力じゃない・・・
経験に裏付けされた観察力だ!!
746 :
915:2006/01/31(火) 23:22:03.50 0
今日はここまで〜
>>364さん
シーッwwwwwwwww
>>前スレさん
矢壊れちゃったΣ( ̄д ̄|||)
>>1さんの現在進行形では2月の地点で矢があることになってるから
どうなるんだろう・・・・・・・・・・・・・
ってことで期待age
747 :
739:2006/01/31(火) 23:25:43.57 0
748 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/31(火) 23:26:31.01 0
美貴は床に膝をついて呼吸を整えた・・・・
部室内が安堵の空気に満ちる。
正体不明の『侵略者』は『弓と矢』を破壊したものの皆が見ている前で疑いようの無いほどに
ブチのめされた・・・近距離型のラッシュ、加えて三階の高さからの落下。誰もが侵略者の終わりを
感じていた・・・これで『死なない』訳が無いと・・・。
「美貴姐ェッ!大丈夫と?」
後輩の田中れいなが美貴に駆け寄る。
「こんな位・・・どうって事ねーよ・・」
美貴はゆっくりと立ち上がり顔を上げた。
「・・・つまんねー台本書きやがって・・・・・大馬鹿野郎・・」
美貴は誰にも聞こえないような小声でそう呟いた・・呟かずには居られなかった・・
「どうしたと?痛かとですか?アイツに攻撃されたとですか?」
れいなの発言に美貴は一瞬、何を言っているのか解らなかったが直ぐに気が付いた。
「何だよ・・・これ・・?」
涙が止まらなかった
749 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/31(火) 23:30:27.78 0
とりあえず残りを。
また来るよ!
>>746 915さん乙!
セイ!セイセイセイ!ちょっと、ちょっとぉ〜!困りますよぉ〜!(HGで
まぁそれは続きで!
750 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/01(水) 00:16:51.03 0
銀色の永遠 〜地を這う者に翼は要らぬI〜
12月25日 ぶどうヶ丘高校 体育館
「おぉ〜お。やってるやってる・・・」
白いフリルの付いた妙なジャケットをきた男が体育館の扉を押し開いた。
文化祭の季節でもないがここの学校の『演劇部』がクリスマス公演ってのをやってるらしい・・
そんな話しを町で聞いたので足を運んだのだ。
「どれどれ・・・フジモトはちゃんと出来てるかな?」
男は星型のサングラスをずらして舞台の方に目を遣った・・・・
舞台を観ては居るが決して中には入ろうとせずに入り口で扉に身体を沈めるように、奇妙な体勢で
観劇をしている・・まるで自分の存在が向こうから気付かれないように・・隠れるように・・
「さてと・・・行くか・・」
終盤に差し掛かった所で男は踵を返し体育館を後にした。
冬の風が冷たい・・・男は先日短くしたばかりの髪を弄りながら寒さを実感していた。
「そろそろ俺は俺の世界に・・帰るか・・・」
男はそう独り言をいいながら駅に足を向けた。
この数日で色々あったな・・・この町に逃げ込んで・・・暫くしたら『未来から飛んできた』とか
言い張る『フジモトミキ』ってのに逢ってから・・随分と奇妙な体験をしたなぁ・・・
もっとも俺みたいな『能力者』が居たってのが一番驚いたがな。
『スタンド使いは引かれ合う』か・・・
751 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/01(水) 00:17:48.06 0
ドンッ!
「ッッと!」
色々と考えていた所為か前を歩いてる奴と肩が当たった!
「オイ!コラァッ!テメエ何処見て歩いてんだァッッ!!」
何だ?この派手な赤い髪のヤツは・・・?
「すまない。」
男は凡庸に謝罪すると赤い髪の男は苛立つようにその場を去った。
「ったくよ・・・・門出だってのに」
男は再び駅えの道のりを歩き始めた・・・
冷えた突風が男を襲う!
「うう!寒い!これはもしかしたら・・・来るかもな!」
男の予想通り目の前に白い結晶が舞い降りた。
「・・・雪か・・・何年ぶりかな・・・?」
妙に嬉しそうに雪空を見上げた・・
「ふふ・・・千年紀末に降る雪・・・か」
男は笑いながら自らの居るべき場所へと走り出した。
菅沼編 完
752 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 00:30:14.67 0
すがぬまああああああああああああああああああああああ
753 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/01(水) 00:42:51.18 0
「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」
俺の身体を誰かが揺する。
気が付く。
ここは?え?俺、駅に向かってたハズだろ!何だ??
「気が付いた様ですね!良かった・・・あなたは急に此処で倒れたんですよ!」
「そうだったんですか・・・済みませんでした・・『神父さん』」
「いえ、礼には及びません。神に仕えてる身でなくても困っている人を助けるのは当たり前ですよ。」
俺は礼を言いその場を後にした・・・
「『完全な不死』の能力とソレを『断ち切る』能力か・・・」
『神父』は懐から二枚のDISCを取り出すと独り言のように呟いた。
「それがアンタが目ぇ〜付け取ったヤツの能力かいな?」
チンピラの様な派手な服装をした男が神父に話しかけた。
開いた上着の内側に妙に光るモノが有る、貴金属にしては大きすぎる・・・まるで矢じりの様だった。
「あぁ。だが彼の生き方を見せて貰ったが『死なない』という事は私が目指す『幸福』とはかけ離れて
いた・・・彼も望んで居た様ではなかったようだ・・・」
神父はDISCを懐に仕舞うと深く溜息を吐いた。
「なかなか大変そうやな?あんたの願いは?」
茶化すようにチンピラ風の男は神父に言い放ちケラケラと笑い始めた
754 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/01(水) 00:47:18.29 0
これでおし舞波!
終わった・・・・
長かった・・・・
次ネタはメロンで『雪の夜はデインジャー』(仮
でっかいUUで『ありがとうおともだち』(仮
自称宇宙人と清水佐紀で『宇宙のファンタジー』(仮
を予定しています!
755 :
610:2006/02/01(水) 01:36:58.65 0
うわあ終わってる!大作マジで乙でした!
感想を書く前にちょっと最初から読み返してきますw
756 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 02:38:49.45 0
長編乙です
保全
757 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 03:19:08.30 0
菅沼の見た目を思い浮かべるとなぜか革ジャケットを着ている菅井ちゃんが出てくる・・・
にゃ〜お
758 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/01(水) 03:21:10.34 0
よ、ようやく帰ってこれた…久々の我が家!!!
携帯の電源切れて保全もできなかったしorz
前スレさん大長編乙彼サマでしたーッ!!!
やべぇな、赤い髪(伊達…?)と肩がぶつかってそのまま行ってしまうとことか、
前の時間のこともあってすげーやるせなく、そして感動してしまいますた!!
スポルトマティクは神父に持ってかれちゃったのかぁ…でもこれで菅沼は
本当の『俺の世界』に帰れたのかな…?
最後はなんだか神父が菅沼を真の意味で救ってくれたような、そんな感じさえします!!
マジ乙です!!!
俺の現エピでこのエピを超える自信はちょっとないなぁ 汗
他のニストの方々も乙です!!!
これからじっくり読ませていただきますッ!!
>>364さん
すいませんマジ亀レスですが
>>711については、ちょうどコレ書いてた時期に
さゆみんが亀造に毎晩抱かれてるみたいなタイトルのスレが立ってて、その影響とノリで
愛人ってことにしちゃったというwなので、やりやすい方でいいっすよ!!
では俺もこれからオナります!!朝までにはなんとか…ッ!!!!
759 :
六部198:2006/02/01(水) 03:54:29.23 0
乙ッ!
ううッ・・・
>>751の『赤髪』とのやりとりが切なすぎる・・・
せつねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ
「みんな…?それはきみ以外にもごとーを仕留めに来るってことなのかなぁ?」
「アァそうさ…けど!!心配せんでいいヨー…アンタは!!今ここでッ!!!
あっしに倒されるんダカラ!!!」
鳥を素手のみで捕まえるのなら飛ぶ前に捕まてしまえばいい。
それと同じで、後藤真希を仕留めるなら風を使わせなければいいだけの話!!!
高橋愛は考える。
彼女一人を四人で協力して倒すんじゃあダメなんだ。
自分ひとりの力で!!後藤真希を超えるからこそ…真の意味があるッ!!!!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!!!!!!!」
ドゴッドゴッドゴッ!!!グッボイングッボイングッボイン!!!!
高橋愛は地面を転がり、さらには宙返りをしながら機敏な動きで後藤真希を翻弄する。
もちろん、それをしながら彼女の『ライク・ア・ルノアール』は大地を叩き続け、
後藤真希を中心に凸らせた大地の囲みを作った!!!
屋外では不利だとコンコンは言っていたが…それなら!!!
迫り出しで部屋を作って敵を閉じ込めてしまえばいいだけやざッ!!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!
迫り出しで作られた円形の部屋か…
後藤真希は静かに『ゴシップ・セクシーGUY』に風の流れを読ませる。
「う〜ん…いい感じだぽ」
またこの迫り出た大地の一つが元に戻って、高橋愛は急襲を狙っているのだろうか。
だとしたら、どこからくるのかわからない…次の攻撃に反応できるのかも微妙だ。
だが、しかし…
「二度も同じ手を使うなんてね。タネの暴かれたマジックは、もはや何の意味も
なさないんだぽ…それをごとーが教えてあげるよ!!!」
後藤真希の『ゴシップ・セクシーGUY』が槍をかまえた。
すると、どうだろう!?
槍の刃先に吸い込まれるように、膨大な量の風が取り込まれていくではないか!!
「さぁて、と…これはミスると槍がぶっ壊れちゃうんだけど…仕方ない!!!」
ギュルル…ギュルル…バシッ!!バシバシバシッ!!!!!
槍が風のうねりによって、音をたて軋む。
そして、それは完成した!!
「風の流法・奥義<コンケツサツ>!!高橋愛…あんたになんて負けちゃいられないッ!!」
ドッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!!
槍が取り込んだ風はそのまま超圧縮され、刃の極限に狭い隙間から超高圧で
吹き出す…いわば『烈風のメス』!!!
しかし、その高速圧縮に伴う摩擦や熱は、スタンドの槍に大きな負担をかけてしまう。
それで槍が壊れてしまえば、『風を操り槍で切りつける能力』の後藤真希のスタンドに
とっては、いくら『神砂嵐』があるとはいえ接近戦では不利な状況に陥ってしまうだろう。
『神砂嵐』は、連続して出すことができないのだ。
槍の限界が来る前に…ヤツをぶった斬るッ!!!!
「どこから来ようが…無駄無駄無駄ァ!!!」
バッゴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!
一閃。
バトンを回すようにして槍をクルリと右手から左手へと彼女自身も回転しながら渡す。
その姿は、まるで踊っているようであった。
迫り出していた大地は、一瞬のうちにすべて鋭利な風の刃によって空気ごと
切断されたのだ!!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
「…ふぅ」
後藤真希は『風の流法<コンケツサツ>』を解除した。
辺りの風は、元の静けさを取り戻していく…
風の刃は迫り出しを貫通、外にいた高橋愛も恐らくその崩れた大地の下で倒れているだろう。
身体を真っ二つに裂かれて。
「まず一人か…演劇部のエース『高橋愛』はこれでぶっ潰した!!!」
ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
「はぁイ。詰んだ」
その時である。
後藤真希のちょうど上空から声が聞こえたのだ。
バカな!!ありえない…ッ!!!
あの子は…あの子はあの地面の下で身体を両断されて死んでいるハズなのに!!
なんと、しとめたと思っていた高橋愛が『ライク・ア・ルノアール』を発現させ、
後藤真希に上空から飛び掛ってきていたのである!!!
「な、何ィーッ!!?」
同じ攻撃は二度通用しない…それを承知していたのは後藤真希だけではなかったのだ!!
高橋愛もまた、後藤真希が二度も同じ手にかかるとは思っていなかった!!
それにヤツは元エースの後藤真希…ならば尚更の事ッ!!!
そう思った高橋愛は、最初とは違う方法で攻撃に移ったのである。
それは…
「地面が反発して凸る勢いを使って高くジャンプしたんやよーッ!!
地面がぶったぎられた時はビビッたケド…近距離スタンドのアンタが
空を『跳んだ』あっしをしとめられるかネ!?後藤真希ィッ!!!!!!」
本当にツイていた…本来は迫り出しの囲いを飛び越えるためにジャンプしたのだが、
風の刃でそれらをすべて斬りおとすなんて…もし、こうせずに地上にいたら、あっしは…!!
高橋愛は『ライク・ア・ルノアール』と共に垂直落下をしながら眼下の後藤真希に
ラッシュを放とうと拳を構える!!
だが、そのとき高橋愛は奇妙なことに気がついた。
なんで…なんでこの女、防御の態勢も迎撃の態勢も…回避の態勢すらも取ろうとしないん?
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
766 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/01(水) 05:35:38.37 0
ここまでできましたー!!
ではではおやす道重ちーのシャボン・イール!!!ノシ
そうそう…ワムウの<コンケツサツ>がどうしても漢字変換できなかったため、
カタカナ表記としましたorzすいませむ 汗
ではではノシ
768 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 05:45:03.96 0
うぁ…また良い所で…乙!です!
769 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 06:53:41.36 0
保全疾走
770 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 07:55:44.58 0
乙保
771 :
なんみん:2006/02/01(水) 08:43:22.17 O
>>前スレさん
大長編エピ完お疲れさまです!
なんみんも今予定外の長編を書いているのでその苦労や達成感は想像に難くないです
やっぱ菅沼イイですねー!再登場は無理っぽいですがw
赤髪…dです!前スレ作品らしい男の出会い(再会?)でした!
運命と言うより人の『縁』を感じますた!
ではでは次回作お待ちしております!
携帯から長文スマソ!
772 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 09:38:25.20 0
>>915さん乙です!!
そうそう…最後にモノ言うのは経験とか年季だったりするんですよね…ジョセフ曰く
で…殴れるの?ww二人の知恵に期待!!
>>1さん乙です!!
『渾楔颯(こんけつさつ)』キター!!…修正しますか?
後藤殺す気マンマンだなwwやっぱ相手も殺す気でかからないとなぁ…コワス
>>739さん
同じくハロプロ良く分からんヤツがニストやってるんで大丈夫です!!
色々調べてるとイヤでも興味持ちますねー…別にイヤじゃないけどw
>>364さん感想dです!!
それこそ6部なんて科学に興味無かったらキツい内容ですよねw
ケミは強過ぎず弱過ぎずのバランスで苦労しますた!!
ちなみになんみん科学はビーティーばりのインチキ混じってるのであまり真に受けないようにww
PCから長文スマソ!
773 :
なんみん:2006/02/01(水) 09:40:41.16 0
分かるだろうけどw上のはなんみん
774 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 11:03:52.98 0
hozen!!
775 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 12:59:03.38 O
補
776 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 14:09:51.95 0
是
777 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 15:29:54.24 0
保全
778 :
六部198:2006/02/01(水) 16:20:28.41 0
乙ッ!
まさに後藤=ワムウだ!
そして198がイクよッ
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜9
『柱の男』・・・人を喰らうその姿から、田中の頭にそんな言葉が浮かんだ。
だがそれをすぐに打ち消す。
それでは今起こったことが説明できない。
第一ヤツは身体全体で喰っていた。
(まさか・・・嫌な予感がするたい・・・)
「これからは俺がコイツの代わりになってやるんだ・・・だがその前に・・・」
そう言って『片倉らしきモノ』が田中に一歩近づく。
「今のを誰かに話されると困るんでね・・・」
「来るなッ!」
田中が身構える。
「それは無理な相談だ・・・この『パーソナル・ジーザス』がお前を始末させてもらうッ!!!!」
「何ッ?!」
ドッギャアアアアアアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!
片倉の口から液状のモノが飛びだした。
「『デュエル・エレジーズ』ガードするっちゃッ!!」
田中はスタンドでガードしようとした・・・がッ!
「ッ?!い、いや・・・駄目だ!!」
田中はガードを取りやめ、ソレをかわした。
ビシャッァァッ!!
液体は田中の横を通り抜け、後ろの壁にかかった。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜10
シュウウウゥゥゥワアアアアァァァ・・・・・
その音に田中は振り返る。
するとなんと、壁が溶けているのであった。
(ッ!!・・・さっきの人が溶けたのはこれのせいやったのね・・・そしてコイツは・・・)
「スタンド使いッ!!」
田中が片倉を睨む。
「ほう・・・お前もコイツと同じスタンド使いなのか?!」
片倉はその視線を気にすることなく、デュエル・エレジーズを見てニヤリと笑う。
「・・・お前・・・本当は誰やね・・・?」
「俺?さっきのを聞いてなかったのか?
フフ・・・まったく人の話はちゃんと聞くもんだよ」
「答えろッ!」
「たしかコイツは『パーソナル・ジーザス』って呼んでいたな」
「スタンドの名前やなかッ!」
「だ ・ か ・ らあぁ!俺の名前を聞いてんだろ?今言った通りだ!それ以外の名前は無えよ!
さっきからお前と話てんのは、『片倉景広』のスタンドであるこの『パーソナル・ジーザス』だッ!」
ズニュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・
片倉の口からスタンドが姿を現した。
ドス黒い液体が、ヒトの形を作っている。
そのスタンドが一歩前に踏み出すと、片倉少年は
その場に力なくペタリと座り込んでしまった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・・・
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜11
田中は意味が分からずに立ち尽くしている。
自分としゃべっていたのは彼のスタンドということはわかった。
だが本体である片倉自身は、呆けたように座り込んでいる。
「おいおい・・・スタンドが本体だけのものとでも思ってるんじゃねーだろうな?あん?」
「え・・・?」
「そいつはお門違いだ・・・その気になれば本体に潜り込んで乗っ取ることも出来るんだぜ?
まあ、本体次第だろうがな・・・心の隙を突けば簡単なことだ。
その結果、コイツの意識はどこかに飛んじまったみたいだがな・・・フフ・・・」
パーソナル・ジーザスは「ピチャピチャ」と音を立てながら、田中に近づく。
「お前も気をつけないと、自分のスタンドにやられちまうかもな?」
「来るなあ!」
「い・や・だ・ね!お前を始末しなきゃいけないって言っただろ?」
パーソナル・ジーザスが構える。
先程のように液体を飛ばすつもりであろう。
「くそッ!『デュエル・エレジーズ』ッ!!」
田中は先手必勝とばかりに、パーソナル・ジーザスに接近して殴りかかった。
ビシャッ!
その拳はいとも簡単にパーソナル・ジーザスを捕らえる。
だがッ・・・!
「うぐあああああああああ!!!!」
人気の無い路地裏に田中れいなの叫び声が響いた。
782 :
六部198:2006/02/01(水) 16:30:26.48 0
まずはここまで
783 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 16:36:44.86 O
乙ッ!
自分自身が自分自身を裏切っているゥゥゥッッッ!!!
784 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 17:08:04.96 0
乙だ是!
785 :
1:2006/02/01(水) 18:44:23.97 O
>>なんみんさん
修正…お願いしますorz
前スレさんごめんです 汗
>>198さん
乙っす!
チープトリックやスーパーフライとはまた違う本体が一人歩きしてるスタンドですね!
うわぁおいおい、れいなどうしちまったんだ…続き期待ながらハラハラっす!
ヒサビサにアク禁かかってる1でした(泣)
1さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!!!
787 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 20:14:16.00 O
落ち着け…素数を数えて落ち着くんだ…
788 :
610:2006/02/01(水) 21:05:58.49 0
>>前スレさん改めて乙!
読み返してみたら余計最後でグッと来た!
俺も大きい話書きたくなってきたなぁ、俺の力量では無理そうですがw
ニストの皆さんみんな楽しみにしてます!
たまに感想書きに来るよん
789 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 22:01:03.34 0
ho
790 :
名無し募集中。。。:2006/02/01(水) 22:52:14.95 0
ze
791 :
六部198:2006/02/01(水) 22:57:51.46 0
保全人&読んでくれた人乙ッ!
>>785 アク禁か・・・大変ッすね
じつは俺もたったさっきまで
いつものプロキシじゃないのにプロキシ規制喰らってた・・・
まあ速攻で回復したからよかったけどやはりplalaはアレなのかな?
792 :
915:2006/02/01(水) 23:09:15.94 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ23〜
「吉澤さん、あなた、相当修羅場をくぐってきましたね・・・・・・・」
「さあね・・・・・・・・。
それよりそんな無駄話している時間無いよ?
ぼやぼやしているとさっき昼休憩に行った子が帰ってきちゃうから」
吉澤さんは壁時計を指さした。
「だってよ、どうする?」
美貴はれいなに話しかけた。
「美貴姉、ちびっとれいなに任せてくれんかな?」
「何か策があるのかよ?」
「まあ、ね・・・・・・・・」
れいなはポケットに手を突っ込みながらそう言って前に出た。
「れいなも色々考えとるんよ」
れいなはそう言ってから吉澤さんに突っ込んだ!!
「うおおおおお!!デュエル・エレジーズッッッッ!!!」
れいなは右ポケットから何かを出した。
あれは・・・・ペットボトル入りのコーラ!!
れいなが持ったコーラが勢いよくキャップをとばしてはじけだす!
れいな、波紋を使って炭酸をシェイクしたんだな!!!
炭酸プラス波紋の力ではじけ飛んだコーラは吉澤さんの顔近くまで迫った。
吉澤さんは意外そうな顔で軽く避ける。
793 :
915:2006/02/01(水) 23:09:54.98 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ24〜
と、空中でコーラは突然軌道を変えて吉澤さんを狙う!!
そう、れいなははじけとんだコーラを石化して即席の槍を作ったんだ!!
「なッッッッ????????」
隙を突かれた吉澤さんのスタンドが思わず石の槍をガードした!!
おお!初めて吉澤さんに防御させたぞ!!!
吉澤さんはガードしたまま吹っ飛ぶ!!!
その瞬間、槍でなぎ払われているのは美貴だった。
「ぐッ!!!!!!!!」
美貴はれいなの攻撃を耐える!!
れいなは予測していたかのように、さっきまで美貴がいた場所に
何かをなげつけた!
美貴と入れ替わって立っていた吉澤さんに何かが覆い被さる。
あれは!
「くもの糸ってヤツたいッ!!」
れいなが叫んだ!
そう、歌舞伎とか手品で見かける、手のひらからたくさんの糸みたいなのが
ぶわーって飛び出すヤツ、あれをれいなは仕込んでいたんだ。
794 :
915:2006/02/01(水) 23:10:32.40 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ25〜
吉澤さんに覆い被さった無数の糸が次々と石化していく!
「くッ!!」
その瞬間、吉澤さんは消え、石化したくもの糸は
出現したスピーカーにからみついていく。
吉澤さんはステージ上に立っていた。
「なかなかやるね。
もしもその糸が完全に私に巻き付いていたり結ばれたりしたら
さすがに私だけが移動するってのは無理だったよ。
ほんのコンマ数秒の差だったね」
「ちぇっ、行けると思ったんやけどね・・・・」
れいなは残念そうに言いながらくもの糸の石化を解除した。
「ものを石化する能力か。面白いねえ。
でもそれ以上に面白いのは、
道具を仕込む事によって石化能力を応用させているところだね」
吉澤さんは言った。
「正直に言うとね、人と人とか、容量が似通っているもの同士を
入れ替えるのは簡単なんだけど、容量が違いすぎるもの同士や、
小さすぎるものの場合はちょっと神経使うんでちょっと時間がかかるんだよね。
人間に近い容量のものって案外少なくてねえ、さっきは本当にギリギリだったよ」
吉澤さんはにっこり笑った。
795 :
915:2006/02/01(水) 23:13:11.50 0
今日はここまで〜
>>前スレさん
長編乙でした!
とりあえず矛盾点についてはボチボチ修正して
掲示板の方にあげていきますんでよろしくお願いしますm(__)m
他のオナリストの皆さんも保全の皆さんも激しく乙です〜
796 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/01(水) 23:16:48.23 0
>>785 1さん乙!修正しといたよ〜。
またアク禁ですか!帰還を心待ちにしてます!!
>>771 なんみんさんどうも!
本来はアソコのシーンはもう少し織り込んで書くつもりだったのですが
ちょっとシンプルにしすぎました。あのシーンは是非書きたかった所なので
もう少しこだわりたかったですね!
>>782 6部198さん乙!このドスグロさが堪りませんね!!
6部198さんの文章からのビジョンは常に深夜、星も出てない漆黒の風景が
醸しだされるんですよ!その空気感はいつもスゴイなと思ってます!
>>788 610さんどうもです!前回のエピ乙でした!
通して読むと結構穴が・・・・w
最後、石はどーなったのー?とか犬はどーなったのー?とか
またよかったらオナりに来てくださいね〜。
797 :
【末吉】 の保全:2006/02/01(水) 23:48:10.16 O
神の保全
798 :
610:2006/02/02(木) 00:03:20.12 O
確かに黒い石とか気になりました
でも一番気になったのは小春の人格w
時が戻ろうが彼女はこういう性格ってことですよね?
799 :
なんみん:2006/02/02(木) 00:42:25.96 0
>>798(610さん)
あははは…それなんみんも思いました!!
事実では無くなったけどアレはアレで『真実』ですからね〜w
過去の件も含めて考えると彼女は非常に多感な女性なんでしょうね
だからすぐに人の影響を受けてしまう…それが悪であろうと善であろうと
あくまで物語の通過点なので、いずれ彼女には何か救い(大穴で罰)が訪れる事でしょう
なんみんはそう解釈しました!!
とりあえずオナ中保全!!!!
800 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:25:22.82 0
チーン!!出来たからうpります!!
801 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:26:14.11 0
少し風が吹いてきたようだ。空には雲がチラホラと浮かび上がり、時折満月の光に影を作る…。
ブンッ!!ブンッ!!
LA・ルノアールが枝を振り回し、それをかわすべくケミストリーが何とか防御をする。
しばらくはそんな繰り返しだったが…。
「ハァ……ハァ……」
次第に高橋の息が上がって来る。
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……」
何かがオカシイ?この程度の運動で息が切れるはずがないのだ…?
やがて動きまでが鈍くなる。頭がクラクラするのだ。それと、何か妙な『臭い』……?
「人というものは常に究極を求めるものなのだよ。結局、お前だってそうだろ?」
「!!!!」
「人として生まれた以上は何かを極めたい…もっと言えば全てを極めたい。
そして…あらゆる生きとし生けるモノ達の頂点に立とうと欲する!!それが人間だッ!!」
高橋は攻撃しながらも、やはりどうしても相手の声に聞き耳を立ててしまう。
「先程の言葉は訂正しよう。『世界を救う』などとは欺瞞に満ちておる。
我々はただ『人間より優れしモノの存在』を許せないだけなのかもしれん…」
そして、堂珍は腕を高く掲げ、興奮しながら、唾を飛ばし、声を張り上げる。
「カーズのような悪の大魔王に対してでも、それを超え、跪かせる事にシビれるゥゥゥゥ!!!!
『善悪の彼岸』をも超越し、全てのモノを見下ろし、支配する事にあこがれるゥゥゥゥ!!!!
それこそ人間の究極の欲望ゥゥゥゥ!!究極の究極なのだァァァァァァァァッ!!!!」
ジャジャジャアアーーーーーーーーン!!!!
802 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:27:15.71 0
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……」
高橋の顔が蒼くなり、表情も苦悶に歪んできている…。
「な…ナニが……!?コレは……?」
「太古の地球、窒素と二酸化炭素を主とする大気に『酸素』をもたらしたのはシアノバクテリア」
堂珍はさらに話を続ける…。
「酸素は爆発的な増加をみせたが、しかし、その頃の生物にとっては酸素は『猛毒』だった…。
その当時の生物の大半は『酸素』によって絶滅したとされている。
そう……『酸素の発生』が地球史上で初かつ最大の環境破壊だったのだよッ!!!!」
「…ハァ…ハァ……」
「動物達はミトコンドリアを細胞に取り入れる事によって、それをエネルギーに変換したッ!!
今となっては、『酸素』は我々にとって不可欠のモノとなったのだァァァァッ!!!!
…………その『酸素』を取り除いたのだよ」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「空気中の酸素を『融合』でオゾンに変えたァァァァーーーーッ!!!!!!!!
奇しくも、オゾンは現在の環境問題の重要なファクターの1つッ!!!!
そうコレはァァァァ!!偶然では無くゥゥゥゥ!!!!運命ィィィィッ!!!!」
高橋は地に膝を付き、もはやまともに動ける状態ではない。
ケミストリーは片手に光線銃を持ったまま、もう一方の手を高橋に向け、振り下ろす!!
「それ!!融合オオゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーッ!!!!」
……マズいッ!!!!
高橋はとっさに木の枝を振り上げる。ケミストリーはそれを掴んでしまう!!
「何ィィッ!?」
803 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:28:42.64 0
パワワワワワ……チーン!!!!
ケミストリーの『融合』能力によって光線銃が再び形を変える。
バシィッ!!!!
すかざず地面から迫り出しが現われ、ケミストリーの手を弾く!!
宙に舞う『拳銃』…高橋はそれをフラ付きながらもキャッチすると、堂珍へ向け構える。
「ハァ…今度は…貴様がくらう番やざッ!!」
プシュゥゥゥゥ…
しかし、銃の先からは気の抜けた様な音がするだけだった。
「な…ナンよ…!?」
「バァカめ!!もうそれは超音波光線銃では無いのだよ」
「あ……」
「『光線銃』と『木の枝』の融合で何になったかは知らんが、まあ大したモンでもあるまい」
プシュ!プシュ!プシュシュ…
「そんなガス漏れのガラクタ使ったところで私はなァんも感じんわィ!!くらえェェェェ!!」
振り下ろされるケミストリーの腕をLA・ルノアールで防御しようとするが…
「ほれ、足元がお留守だぞォ!!」
ドガガガガーーーーンン!!!!
相手の腕にばかり注意を向けていた高橋に、ケミストリーの連続蹴りが決まった!!!!
高橋はフッ飛ばされ、そのまま全身を地面に強く打ち付ける!!
804 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:30:22.93 0
「…うぅ…ハァハァ…」
高橋は喘ぎながら、口の周りの砂混じりの血を掌で拭い取った。
純白のドレスももはや血とドロで汚れ、ただ赤いバラのコサージュだけが咲き誇る。
堂珍はさらに追い討ちを掛ける!!
「酸欠の上にこのダメージ!!もはやどうにもなるまいッ!!!!」
ドカッ!!
再び横腹に蹴りを入れる!!
「うがあッ!!」
「人間の欲望には果てが無いのだァァァァ!!」
バキィッ!!
「あらゆる欲望や誘惑を取り込み、己が全ての欲望の頂点と化す!!それがァァアアッ!!!!」
ドゴォーンッ!!!!
「究極のォォォォ究極ゥゥウウゥウゥゥゥウウウゥゥウウゥゥゥゥッ!!!!!!!!」
ドカドカドカドカドカドカッ!!!!!!!!
高橋は地にうつ伏せで大の字に体を広げた状態で倒れるが、
やがて、それでも何とか立ち上がろうと手を突っ張らせ、膝を付く。
背を向けた状態で無防備な高橋に対し、ケミストリーの腕が襲い掛かる!!
「今度こそォォ!!融合ゥゥゥゥッ!!!!」
ついに、ケミストリーの手が高橋の肩に掛かった!!!!
805 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:32:34.45 0
ドシュドシュドシュドシューーーーンッ!!!!!!!
ドガガガガァーーーーンッ!!!!!!!!
「うげぼああアァァーーーーンンッ!!!!」
高橋の周囲から一点に集中する様に迫り出しが飛び出し、ケミストリーを後方へフッ飛ばす!!
恐らく、高橋は倒れる瞬間に着地点の周囲の地面を殴ったのだろう…。
そして、大の字になってその凹みを隠し、相手が近付いた時にそれを開放したのだ!!
「おォォお前ェ…まだそんな元気が……!?」
堂珍は額から血を流し、情けない顔をしながら高橋を睨む。
すると、高橋はスクと立ち上がり、黙ったまま堂珍を睨み返す。
「ナゼだッ!?瀕死のハズのお前がッ!?理解不能!?理解不能ゥゥゥゥッ!!!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ…
「あっしラ動物は…酸素をエネルギーに変えて二酸化炭素という排気ガスを排出する。
その二酸化炭素は時に我々にとって大きな負担となり得るワケだ…」
高橋はブツブツと言いながら、堂珍に近付く。
「一方、植物は太陽光を受け、『二酸化炭素と水』を『栄養素と酸素』に変換させる…。
つまり……植物にとっては『酸素』こそが排気ガスとなるンかィのぉ…?」
そう言うと、高橋は先程の拳銃を取り出し、銃口を口に当てる…。
プシュゥゥゥゥ…!!
「ま……まさかッ!?さっきの『融合』で完成したモノとはァァッ!?!?!?!?」
「植物は『酸素』を作り出す!!貴様の作ったのは『酸素供給銃』なんやよッ!!!!」
「そ!!そんな偶然あるワケが…!?!?」
「貴様が言ったんだろガ!!これは『偶然』ではなく……『運命』だああああッ!!!!
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーッ!!!!!!!!!!」
ドッパーーーーーーーーンンッ!!!!!!!!
806 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:36:40.92 0
「うげええええええええええええェェェェェェェェッ!!!!!!!!!!!!」
堂珍はスタンド共々フッ飛び、あちこちの機材やバラの植木も蹴散らして行く!!
そして、研究所のトラックに激突し倒れる。
「チクショオォォォォッ!!!!許さんッ!!絶対に許さアァァーーン!!!!」
そして、堂珍は近くにあった特別大きな…まるで機関銃のような機械をイジり始める。
「よしッコイツは動くぞッ!!この『紫外線照射装置』は特別なのだァァァァ……」
何やらいくつものスイッチを切り替え、ツマミを回す…。
「ハァ…ハァ…良いぞォッ!!『照射レベルγ(ガンマ)』ァァァァァァァァッ!!!!」
機械を高橋に向けて、両手を使って大きめの引き金を引く!!
「苦しんで死ねィッ!!バーカめがッ!!!!」
カチッ!
ドスドスドスドスッ!!!!
高橋は攻撃に備えて迫り出しの壁を作り、防御の姿勢を取るが……。
装置からは何も発せられない?……やはり壊れていたのだろうか?
「????」
「あーーハッハッハッハッァァァァーーーー!!」
それでも堂珍は機械を高橋に向け構えたまま高笑いしている。
「oioi…何にも起こらないジャンかヨ…?」
「それなのに笑ってますよ…?」
小川と亀井の二人は少し安心したものの、敵の意外な反応にやや首を傾げる。
「何という事だッ!!!!!!!!」
突然の大声に二人はビックリする。振り向くとエネスコが驚愕の顔を浮かべている…。
807 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:38:43.84 0
「堂珍博士!!……あなたは何という『恐ろしい』事をッ!?!?ああッ!!!!」
髪をクシャと掴み、頭を抱えるエネスコを不思議そうに見つめる二人。
「どうしたんだィエネちゃん?ナニがそんなに恐ろしいって言うんだヨ?」
「あの機械…何も起きないですよ?高橋さんだって平気そうだし……?」
「『何も起きていない』のではありません……『見えない』だけなのですッ!!!!」
「見えない?…ってコトは、実際には何かが起きているってコトなのかよォォ!?」
「はい。照射装置の『レベルγ』とは放射線を機械から放つことです。
目には見えませんが、あそこからは粒子線と電磁波が放たれています。
そしてそれは…壁や人体をもすり抜け……その組織をジワジワと破壊するッ!!!!」
「ええええッ!!!!それじゃ、愛ちゃんはッ!?!?」
高橋は相手の奇妙な行動を警戒しながらも見つめていた。すると顔に前髪が掛かる……。
鬱陶しく思い、大きく掻き揚げる。何やら手の感覚に違和感を感じ、思わず掌を見る。
…………手には頭髪の束が絡まっていた!!!!
「な……!!コレは…あっしの髪の毛かッ!?!?」
「もはや一刻の猶予もありませんッ!!!!」
エネスコは叫ぶ。
「お二人は早く気絶した藤本さんを起こしてあげて下さいッ!!!!」
「エネスコさんはッ!?」
「私は……愛さんを救出に向かいます!!」
「バカなッ!!紫外線が苦手なエネちゃんがもし放射線なんか浴びたらどうなるんだヨッ!!」
「分かりません」
「分からないって……」
エネスコは胸を張り、誇らしげな笑顔で答える。
「危機に陥った姫(プリンセス)を救出するのが、騎士(ナイト)の務めですから」
それだけ言うと、エネスコは走り出した!!!!
808 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:40:45.51 0
エネスコは思う……
なんという数奇な人生であったのでしょうか?
研究所の所長である父を持ち、比較的裕福な家庭に生まれ育ちはしたものの、
事件により姉が亡くなり、また革命によって母を失い、
日本に亡命すれば…父は研究の末に行方不明。私は研究の対象そのものに…。
楽しかった思い出は本当に短かった…。私は自由に飢えていたのだ…。
しかし!!!!
今は違う!!愛さんに出会えて私の人生は変わったのだ!!
短い間でしたが、嬉しくて楽しくて…最高の日々を味わえたのだ!!
亀井さん、藤本さん、小川さんも素晴らしい女性達です。
色々な事が私の身に起こりはしましたが、それもまた人生なのでしょうね…。
そして、これまでの良い事や悪い事の全てが、この時に行き着く為の道筋であったのなら…。
『私の人生の全ては正しかった!!!!』
冷たい風がエネスコの頬を撫でる。流れる雲の量は多くなり満月が顔を出す時間が短くなる。
やがて月明かりは完全に隠れてしまうだろう……。
灯台の明かりのように交互に当てられる光と闇を受けながら、エネスコは駆け抜ける!!
「愛さん、私はあなたに出会う為に生を受け、こうして生きてきたのでしょう。
……ですから、この命はあなたのモノでもあるのです!!」
エネスコは迷わずに照射装置へと近付いて行く!!
「……ちっぽけではありますが、この私の命……全てあなたに捧げようッ!!!!」
809 :
なんみん:2006/02/02(木) 01:51:52.16 0
以上です!!
>>198さん乙です!!
やべェ…れいな腕大丈夫か?つかスタンド名もカコイイな!!やっぱ洋楽からですか?
そういやあややスタンドも一人歩きタイプですね
>>915さん乙です!!
同じ事言うけど…殴れるの?wwこっちのれいなもガンガレですね!!
>>1さん
ありゃりゃーまたアク禁かあ…良いトコなのにorz
ニストさん保全組さん読んでくれる方々本当に乙&dです!!
ではではなんみんでしたノシ
810 :
六部198:2006/02/02(木) 02:36:09.62 0
乙ッ!
エネスコはいい人に出会ったんだな・・・
今回のはスタンド名サブタイ共にM・マンソンの曲です(P・ジーザスはカバーだけど)
>>915さん乙ッ!
198なりに対吉澤戦の勝機を探ってるけど・・・どうなるんだろ?
まあおとなしく見守ってます!
>>前スレ83さん
それはまさに198に対する最大級の褒め言葉ッ!
そういえば198のヤツは「ナイトメア〜」意外は全部夕刻以降なんですよね
「ナイトメア〜」も時間的には朝だけどストーカーによって闇の世界
後付になるけど198のオナテーマは『闇』って感じですねw
しかしどうも固定に戻ると長文になってしまうな・・・
811 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 02:41:53.12 0
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
812 :
六部198:2006/02/02(木) 03:42:48.44 0
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ・ ・ ・
就寝前保全ッ!おやすみッ!
813 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 05:22:08.13 O
乙
814 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 06:49:36.52 0
保全疾走
815 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 07:27:36.54 0
保全疾走
816 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 07:59:56.50 0
乙保!
ふぉじぇん
818 :
なんみん:2006/02/02(木) 10:15:48.92 O
DIOン規制解除されたよん
819 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 11:27:32.65 0
ひは保ーい
820 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 12:07:39.45 0
ho
821 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 13:08:08.42 0
ze
ほ
823 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 14:53:25.76 0
保全
824 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 15:24:21.40 0
緑色の赤ちゃん!
825 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 16:21:24.66 O
ウンガロ!
826 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 17:27:02.19 O
らせん階段!
827 :
05004012751569_mb:2006/02/02(木) 18:24:47.67 O
ド保全がぁ!
828 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 19:00:13.68 0
そんな超高濃度のオゾン中にいたら数分で死ぬぞ
829 :
なんみん:2006/02/02(木) 19:55:28.22 O
>>828さん
ご指摘dです!
その点はしっかり調べてあります!
実は最初はオゾンそのもので攻撃だったのですが猛毒なのでボツにしました
あれはあくまで酸素を奪うものなのでオゾンの濃度としては低いです
コピー機程度のものと考えてもらえたら良いかと
酸素もまた濃度が高いと危険ですね
改行制限の関係で削った部分なので帰ったら加筆修正しますね!
830 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 20:49:37.92 0
保全!
831 :
915:2006/02/02(木) 20:57:01.25 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ26〜
「道具ば用意するっちゅうのは最近始めたんったい。」
美貴の方をちらっと見たれいなはステージに近づきはじめ、
スカートのポケットをポンポンと叩いた。
「他にも色々用意しとぅよ」
そう言うとれいなはポケットから何かを取り出した。
「これは風呂敷なんやけどね、広げて防御に使ったりするんたい」
れいなが風呂敷を広げるとたちまち石化して石の盾ができあがる。
「それッ!!」
れいなは突然石化した風呂敷の盾を吉澤さんの方向に投げた。
「おっと」
反応した吉澤さんに生じた隙を見逃さず、D・エレジーズは飛びかかる。
「小細工!」
吉澤さんはそう言うとあわてずに4m先に立っている美貴と入れ替わる!
美貴は反射的に、石化の盾を払いのけると、
さっきから手に持っていたコーラで出来た石の槍を
飛びかかってきたれいなに水平に向ける。
れいなはさっきと同じように槍に手を添えて
その反動で吉澤さんに再び飛びついた!
そして、れいなはまたもやくもの糸を繰り出す!!!
「同じ手を!!!」
吉澤さんは今度は読んでいたのだろう、
あわてずに美貴と再び入れ替わった。
832 :
915:2006/02/02(木) 20:57:56.47 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ27〜
「入れ替わりましたね」
美貴はくもの糸を頭にかぶりながらにやっと笑った。
「えッ?」
吉澤さんが戸惑った表情を見せたその時、
吉澤さんは頭から何かがかかるのを感じた。
「これはッ??????」
「入れ替わる瞬間、コーラの槍を元に戻したんですよ!!!
言い忘れたけれど、美貴の能力は物を5分前までの状態に戻す能力!!
そして・・・・・・ッッッッ!!!!!!」
元々この槍は、コーラをシェイクして、ペットボトルの口から
まるでシャンパンのように直線上に飛び出た状態を
石化させた状態だったものだったんだ。
美貴は吉澤さんが美貴と入れ替わる寸前に
槍を立てた状態で手放して、美貴に倒れてくるようにしてから
満月の流法で元に戻していた。
833 :
915:2006/02/02(木) 20:58:27.91 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ28〜
元に戻ったコーラは再び一定距離まではじけ出したあと、
重力にしたがって地面に落ちる途中に
吉澤さんの身体を直線上に濡らす。
その長さ、2m以上・・・・・・!
「デュエル・エレジーズ!!!!!!!」
身体を急転させたD・エレジーズの差し出した拳の先が
近くまで飛んできていたコーラの先端に空中で触れた。
その途端、コーラは空中でメキメキと石化していき、
吉澤さんをつかんで離さない石の拘束具に変わる・・・・・・・・・・!!!
「しまッッッッッ!!!!!!!」
「チェックメイト・・・・・・・・・!!!」
石で身動きとれなくなった吉澤さんのあごを
D・エレジーズの拳がチョンっと触った。
834 :
915:2006/02/02(木) 20:58:55.37 0
今日はここまで〜
835 :
なんみん:2006/02/02(木) 21:23:53.89 0
>>915さん乙です!!
よ…ようやく殴れた(触った)か!小道具使うと色々できますなD・エレジーズ
で、次回で吉澤さんが何者かがわかるのかな〜
それと、なんみんの『>>802』部分の加筆です!!前スレさんすみません!!
前後の一行を示してありますので修正の時に重ならない様ご注意願います!!
そうコレはァァァァ!!偶然では無くゥゥゥゥ!!!!運命ィィィィッ!!!!」
あの妙な『臭い』とはオゾンだったのだろう……。
コピー機等に使用され、改良によって今ではさほど感じにくくなってはいるが…。
「オゾンは酸素以上の『猛毒』ッ!!ヘタすると私自身にも影響を起こしかねない…。
ウマい事にオゾンは空気よりも重く出来ておる……。
だから空気中の酸素の濃度を低くするにとどめ、後はお前の疲労を待つだけだァッ!!」
ドゴッ!!
弱っている高橋の腹にケミストリーの一撃!!息が詰まり、高橋は軽く飛ばされる!!
空気の薄い高地で激しい運動をしている様なモノなのだろう。指先に痺れすら感じる。
ガクッ!!
高橋は地に膝を付き、もはやまともに動ける状態ではない。
こんな感じです!!分かりにくいかも(汗
細かい事言うとまだまだ突っ込み所アリアリですが…ケミがあまりに強(ryw
取り急ぎ!ではではノシ
836 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/02(木) 22:11:09.36 0
ネタの絞込みにと打ちっぱなしにいったら黙々と160球を打ち込んで
何も考えなかった〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!orz
>>6部198さん、なんみんさん!
俺の小春は1さんのエピもあって「力こそが正義」だという味付けにしています
だからこそ気高さ(強さ)を持つ道重に惹かれたり、瀕死の状態の吉澤に激怒
したりと「人の根本が善でも悪でもない。」のが信念というかニュートラルすぎる
故に暴走するみたいな事ですね。判断基準が純粋すぎるというか・・・
ちょっとまとまってないですがそんな所で!
>>834 915さん乙!で〜す!
やっぱりれいなは引き出しが多くていいですね!
波紋とDエレジーズは逆転する瞬間の演出がいい感じ決まりますね!
>>835 なんみんさん乙!修正しときましたよ〜!
837 :
915:2006/02/02(木) 22:22:16.47 0
前スレさ〜ん、レス番号
>>792-794が抜けているのでヨロです。
んで、
>>792が23になってるけど24の間違いだった(ノ∀`)
ってことで本当はそこから全部一つずつずれるけど
たいした問題じゃないので適当に処理してください(爆)
838 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/02(木) 22:46:02.61 0
復活!!うおぉぉッ!!
>>なんみんさん
酸素供給銃!!高橋頭ええ〜orz
エネスコさんの決意といい、フィナーレも間近ですね!!
吸血鬼編の大詰め…楽しみにしてます!!
>>915さん
れいなと藤本の共同戦線ウマー!!
対みその戦で使った石の盾といい、今回の波紋コーラの槍と風呂敷といい、
れいなっていろいろ出来るんだよなぁ…ちょっと俺もいろいろ考えてみよう
>>前スレさん
俺も小春に関してはそんな感じっす!!
一応『ミラクルエース』だし、他のメンバー(部員)とはいい意味でも悪い意味でも
ズレてしまってる人間性というか。
そして、前スレさんの『力こそが正義』にビビッときたーッ!!
ちょっとした小ネタを思いつきました!!dです!!!
では、あとで昨日の分も含めて射精します!!!
なぜこの女は動かないんだろう…まさか、なにか策があるとでも?
いや、でも考えてもみるんやよ、この状況を…
「今はッ!!あっしが上!!コイツが下だァーッ!!!!」
カチリ
何か、スイッチの入ったような音が高橋愛の耳に入った。
その時にはもう、すべてが遅かった。
ビュルオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!
「なッ!!!!?」
すぐ下にいる後藤真希を目の前にして、突如柔らかく、それでいて力強い
見えない何かに再び上空へと吹っ飛ばされたのだ!!
これは…風だ!!!
高橋愛の身体は、吹き上げる突風に呑まれ、きりもみしながら空へ押し上げられる。
その高度は、先ほど高橋愛がスタンドの能力を使ってジャンプした時よりも遥かに高い!
「うおぁああッ!!!これはーッ!!!!!」
「ゴシップ・シード(噂の種)!!風の爆弾をごとーの頭上に設置しておいたんだぽ。
高橋愛ちゃん、きみはよく機転の利く子だ…さすがは現エースってとこだね。
けど、その高さからの落下の衝撃に耐えられるかな?」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
風に押し上げられた高橋愛の身体は、今度は引力にひかれて地面に向かって行く。
この高さだ、まともに地面に叩きつけられたらひとたまりもない。
もしかしたら、死んでしまうかも…
広くて硬い大地はグングン迫ってくる。
「考えてるヒマはねェ…ぬああッ!!!ライク・ア・ルノアールッ!!!!」
ドゴアアア!!!ボキッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・グッボイ〜ン!!!!!!!
「ぎゃああああああッ!!!!!!!」
あたりに高橋愛の絶叫が木霊した。
地面に激突する瞬間、彼女はスタンドの右腕で地面を殴ったのだ。
能力で凹まされた大地は、彼女を受け止めるように窪み、まるでトランポリンの
上を跳ねたかのように、凸りだした地面に吐き出されたのだ!!!だが…
「う、う…腕が…あっしの…ッ!!!!」
いくら身体を受け止められたとはいえ、あの高さだ。
高橋愛の右の肩は、極度の衝撃によって砕けてしまった!!
凹みの中に落ちたとき、右肩から落ちてしまったのである。
致命傷は免れたが…これは幸か不幸か…
近距離型のスタンドであり、主に『殴る』タイプの能力である『ライク・ア・ルノアール』
にとって、本体の腕の故障は致命的だ。
もはや高橋愛は、後藤真希に対抗できる身体ではなくなってしまった。
こんな…こんなにもあっさりと形勢を逆転させられるなんて…ッ!!!
「あの高さから落ちて骨折で済むなんて…きみは間違いなく演劇部のエースだね。
けど残念だよ…右腕を失った人間は、自分の命を守ることが出来なくなる。なぜなら…」
使えなくなった右腕を抱え、尚も立ち上がろうと左腕をつく高橋愛を、後藤真希は
自らの足で蹴り飛ばした!!
「『左』にある心臓を守れるのは!!!『右』の腕だからだぁぁぁぁぁッ!!!!!」
ドシャアアアッ!!!
「うげッ!!」
「ごとーを超えるって!?笑わせんじゃねーよ猿!!!自分のことしか考えてない
クソガキのくせに!!この後藤真希の邪魔しようとしてんじゃあねえぇぇぇぇッ!!!」
ゴシャッ!!バキッ!!グショオ!!メシャッ!!ドガッ!!メタァッ!!!!
容赦ない浴びせ蹴りが高橋愛を襲った。
これが…これが元エースの力なのか!!!
この鬼気迫る猛攻、もはや一端の女子高生とは思えない。
あっしは…ここで死んでしまうん?
エネスコさんに守ってもらったこの命…ここで失うのかァ・・・・・・・ごめんやよ。
転がるサンドバックとなった高橋愛の意識はどんどん薄れていく…
「DRYッ!!!!!!」
メメタァッ!!!ゴキン
「あぎゃあああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!」
断末魔にも似た叫びが風をビリビリと振動させる。
後藤真希は高橋愛の折れた右肩を踏みにじると、スタンドの槍を高橋愛の
身体に向けて掲げた。
その刃先が指している場所は…左胸!!!
「みんながここに来るって言ってたね。きみの命はここで終わるわけだけど…
これからきみの亡骸を見る他の部員は何思うんだろう?びっくりするかな?
やっぱブチ切れるかな?ごとーにびびって逃げたら、それはそれで面白いよねぇ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
制服もボロボロになった高橋愛は、口を開くことが出来なかった。
折れた右肩を強く踏みつけられたショックで骨折はさらに悪化し、その耐え難い
痛みの中で意識を失ってしまったのだ。
「死人に口なし…意味は違うけど、まさに今のきみの姿だね!!演劇部のエース、
高橋愛…これできみは死んだ!!!さよなら!!!!」
ブシュッ!!!!!!!!!!
ライク・ア・ルノアールによく似た色の、紅い血がふき出た。
843 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 23:09:47.02 O
セックスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポタッ・・・ポタッ・・・
「んぁ…ぐッ…!!これは…?」
右腕の激痛に、後藤真希は苦悶の表情を見せた。
気付けば、ゴシップ・セクシーGUYが装備していた槍は、1メートル先に転がっていた。
さっきまで槍を握っていたスタンドの右腕は痺れ、さらに後藤真希自身の右腕から
血がポタポタと滴り落ちる。
どうやらスタンドの右腕から生えている奇妙な葉の形をした植物が直接的な原因のようだ。
スタンドに与えられたダメージは、本体に戻ってくるからである。
では、いったいこの腕から生えている植物はなんなのだろうか?
振り返ったその先に、その答えは存在した。
「間に合った…大変なことになる前でよかったのだ。いや…これは真の意味で
間に合ったと言えるのか?微妙なとこだが…それ以上愛ちゃんをいたぶる事は
このわたしが許さないのだ…ッ!!!」
5メートル以上向こうの方に、木のような精神ビジョンのスタンドを発現させている
少女が立っている。
その木人のスタンドは、穴の開いた指先を後藤真希に向けていた。
誰よりも演劇部を愛してやまない新垣里沙。
彼女は、高橋愛の窮地に間に合ったのだ!!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
846 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 23:12:50.67 O
あああああああああああああああああああああああ
ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
847 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/02(木) 23:15:05.41 0
ここまで!!
あとでと言っておきながら結局昨日の分だけだしてしまいましたw
>>なんみんさん
セックスについてはかなり見切り発車してしまいました 汗
大丈夫でしょうか…?
848 :
名無し募集中。。。:2006/02/02(木) 23:15:10.60 O
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッッッッッ!!!!!
849 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/02(木) 23:21:42.31 0
>>837 修正しました!抜けてたのは申し訳!
>>846 1さん乙!
来たなぁーーーーーーーーーーーーッ!ベネ!
じゃ俺は明日からオナを再開したいと思います!
メロンは卒業旅行の話しなのでちょい置いといて
銀色の永遠 〜ありがとうおともだち〜 でレッツムゲンバイン!
850 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/02(木) 23:24:20.47 0
851 :
六部198:2006/02/02(木) 23:30:29.02 0
乙ッ!
私もイキます
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜12
田中は右の拳を、もう片方の手で押さえながらうずくまった。
その拳からは煙が出ている。
「うう・・・これは・・・?」
田中はP・ジーザスを見あげる。
「おいおい・・・大丈夫か?」
そう言いつつも、その言葉に気遣いは感じられない。
間抜けな人間を馬鹿にしている、といったものだった。
「せっかくだから教えてやるよ。
ご覧の通り、俺の能力は物を溶かす能力だなんだが・・・
実は、俺に触れるだけでも溶けちまうんだよな・・・防御は最大の攻撃也ってやつかな?」
P・ジーザスが勝ち誇ったように田中を見下す。
そして、大仰に手を頭上に掲げた。
「あ、でも『何で本体や、今立っている地面は溶けないんだ』なんて野暮なことは聞くなよ?
そういうルールなんだからな」
そう言うと、その手を振り下ろした。
ビシャア!
だが、田中は身体を回転させそれをよける。
そして、その勢いでうまく立ち上がると、
ネコ足立ちの構えをとった。
それは、田中が本気のときに無意識に出るという・・・
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜13
田中の足元がシュワシュワと泡を立てながら溶けている。
自分の右手を見てみると、
手の皺が無くなっており、つるつるしている。
痛みはあるが、手の表面の皮の部分だけで済んだようだ。
一瞬触れただけなので、どうやら『全解』は免れたようだ。
だが・・・。
(どうしたらいいと・・・?れいなのスタンドは直接攻撃型・・・
でも、ヤツに触れたらこっちがやられる・・・)
田中の額に汗が流れ出す・・・
明らかにスタンドの相性が悪い・・・。
「ネコ足立ちの構えか・・・独りぼっちの子猫ちゃん?」
「は・・・?何ば言ってるんや?」
「フッ・・・」
P・ジーザスが腕を振り上げる。
すると、その腕から飛沫が飛び、田中に襲い掛かった。
田中はそれを難なくかわす。
しかし、それを予測していたかのようにP・ジーザスが間合いを詰めてきていた。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜14
P・ジーザスの蹴りが放たれる。
田中はそれをスウェーバックでかわそうとしたが、
反応が一瞬遅れたのか頬の辺りを掠めてしまった。
ジュウ・・・
「くッ・・・」
ガードすら出来ないことに、田中は苛立ちを募らせる。
「お前は休み時間、いつも寝た振りをしていたな!
話相手がいないのか?!」
P・ジーザスが妙なことを言う。
「そ・・・そげんこつなかッ!本当に眠かったとよんだ!」
田中は慌ててそれを否定した。
「本当は孤独なんだろ?」
「お前なんかに何が分かるッ?!」
「・・・」
P・ジーザスはそれに答えず拳を振るう。
田中はブロック塀を破壊し、その破片でガードした。
「コイツ・・・景広はいつも、お前を見てたからな・・・」
膠着状態になり、P・ジーザスが口を開く。
しかしその間もブロック塀の欠片を溶かし続けていた。
予断は許されない状況だ・・・。
「は?何でれいなのことを・・?」
「お前はまったく気づいてなかったみたいだな・・・
まあ、何か『惹』かれるものがあったんだろ」
「・・・スタンド使いは互いに引かれあう・・・か・・・」
田中は思わず、そう呟いた。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜15
「引かれあう・・・?なんだそりゃ?」
田中の言葉を聞いたP・ジーザスが聞き返す。
「ッ!!」
ブロックの欠片に限界がきたため、田中はそれを前に押し出した。
「おわああ!!」
バランスを崩したP・ジーザスが、声を上げて後ろによろめいた。
それと同時に、地面に落ちたブロックの欠片がどろどろになって消滅した。
「フンッ・・・まあいい・・・どっちにしろお前、友達がいないんだろ?」
P・ジーザスは、体制を立て直し構える。
「そげんこつはなかッ!え、絵里やさゆもいるし、美貴・・・美貴姉だっているっちゃ!」
田中は語気を強めて反論した。
そして、密かに波紋の呼吸をし始めた。
「うらあッ!!」
P・ジーザスの蹴りが飛ぶ。
よけるか、今のようにブロックの欠片でガードするかと思いきや・・・
なんと田中はデュエル・エレジーズの両肘を立てて防御姿勢をとったのだった。
「はッ!さっきの言ったことを聞いてなかったのかッ?!」
P・ジーザスの蹴りがデュエル・エレジーズに触れる。
バシイィッッッッ!!!!!!!
激しい音と共に、P・ジーザスが後方に吹っ飛んだ。
「うおおおお!!ビリっときたあああぁぁあ!」
P・ジーザスは驚きを隠さずに田中を見上げた。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜16
「おいッ!お前何だ?何をしたんだ?」
P・ジーザスは、一体何が起きたのか理解できずに田中に尋ねる。
「波紋疾走・・・れいなのもう一つの特技たい・・・
波紋の力をD・エレジーズに蓄えて、液体で出来ているお前を弾いた・・・」
田中は静かに答えた。
「ハ・・・モン?スタンドの能力じゃないのか。なるほど・・・どおりでダメージが無いわけだ・・・
スタンドはスタンドでしか倒せない。そしてダメージを受けたのは、やっぱお前なわけだな・・・」
そう言って田中を指差す。
田中の両腕の表面が溶けている・・・
(やっぱりだめか・・・なんとなく予想はしてたけど、
やっぱりアイツば倒すには直接スタンドば叩き込まなかとね・・・
なんとか固めて倒せればよかんばってん・・・)
田中は痛みを波紋で和らげながら、心の中で勝機を探っていた。
「さっきの話だが・・・向こうは本当に、お前を友達だと思っているのかな?」
P・ジーザスは立ち上がり、膝を払う仕草をした。
その度に地面に飛沫が飛び、煙が上がる。
「え・・・?」
「いや、お前がただ『友達と思い込んでる』だけじゃないのかなってな」
「え・・・そげんこつ・・・」
・・・「そんなことない」と言いかけて黙ってしまった。
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜17
たしかに昔はそうだった・・・
部でも独りでいることが多かった。
しかしカーズ細木の件以来、同学年の道重や、その親友の亀井、
部の仲間ともうまくやっていけているのだった。
だが・・・P・ジーザスの言葉に、先の藤本とのことをが頭によぎった。
自分は良かれと思って、藤本のためにあのメールを送った・・・
それに対し返ってきた言葉が・・・
『んなコミュニケーションいらねぇっつってんだよッ!!!』
あまりにも酷い仕打ちだ・・・
他の部員の前で激しく怒鳴られた・・・
しかも、それを見て誰も自分をかばってくれなかった。
亀井と道重、二人とも知らん顔をしていた。
怒鳴られたことよりも、そのことの方が田中にはショックだった。
彼女の頭の中で、絶望と怒りが静かにその鎌首をもたげ始めていた・・・
銀色の永遠 〜コーマ・ブラック〜18
「ふふっ・・・」
田中の心中を見透かしたように、P・ジーザスが笑う。
「今のことを黙っててくれるなら、俺がお前を傷つけたやつをぶっとばしてやってもいいぜ?」
「えッ?」
予想もしない提案に、田中は呆けた顔になってしまった。
「『えッ?』って・・・別に俺はお前が憎いわけじゃない。
お前がその気なら、協力してやるって言ってんだよ・・・」
「・・・」
「人間ってのはさ、強いやつに寄ってくるもんなんだろ?
お前の強さを見せ付けてやれば、自然に本当のお友達が集まってくるさ・・・」
「・・・」
しばしの沈黙が流れる・・・
ポタッ・・・ポタッ・・・
路地の片隅にある蛇口のゆるい水道の雫が、二人の間に流れる静寂を引き立てる。
ポタッ・・・ポタッ・・・ポタッ・・・
「本当に協力してくれると?」
田中が静かに口を開く。
「ああ・・・勿論、このことを黙っててくれればな・・・」
そう言ってP・ジーザスは奇妙な笑みを見せた。
恐らくこれが、彼なりの友好的な顔なのだろう。
それを受けて、田中はコクリと頷いた・・・
859 :
六部198:2006/02/02(木) 23:44:34.26 0
っだあぁぁッ!ここまでッ!
話自体は実は最初から全部出来てるんだけど
細かい部分を修正しながらやるからなかなか進まなくてすいません・・・
860 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 00:08:58.39 O
れいにゃああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああ
861 :
なんみん:2006/02/03(金) 01:04:31.35 0
>>198さん乙です!!
M・マンソンdです!!れいなはやはり孤独が似合うなww
人間関係についてはメッチャ弱気なトコがある意味魅力だったりしますね
>>前スレさん!!
修正dです!!これで少しは補足出来たのではないかと…
小春ですがなんみんも大体そんな感じに考えてました!!
良くも悪くも『無垢』で残酷な天使って言うかw性善とも性悪とも付かない様な
ちなみに突っ込んだのはなんみんと『610さん』でし
>>1さん乙です!!
経験と覚悟のほんの僅かな差なんだろうな〜やっぱ後藤強えー!!
で第2ラウンド!ってトコですね…最近のガキさんは人助けがよく似合いますなあww
『セックス』についてなのですが……実は大丈夫じゃないです!!!!ガビーン!
今はネタバレになるので言えないのですが…
>>841での1行は消すことになるかもですorz
せっかくのセックルで嬉しかったのですが…ホントにM・スンマソンです!!
862 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 02:34:14.80 0
ましまろ
863 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/03(金) 02:55:40.44 0
>>198さん
乙ッ!!!
ここで決着つくと思っていたら…まだ先があったあああッ!!!
パーソナル・ジーザスと手を組んでれいなはどうするつもりだろう…まさかガクブル
>>なんみんさん
マジッすか!!ドッギャアアアアアアアアアアアン!!!!
すいません、俺のキングクリムゾン・エピタフは嘘つきでしたorz
消すことになったらなんなりと言ってください、そのときは…前スレさんスマソ(爆
では、チェックしてからまた!!!
「きみは…新垣…里沙…?」
後藤真希は彼女の名前を口にした。
なぜ、後藤真希がまだ名乗ってもいない新垣里沙のことを知っていたのか。
それは彼女が演劇部をやめて、さらにしばらく経った後まで遡る。
「真希タン、自分のやめた部活の舞台なんか見に来て気まずくないの?」
「んぁ…別にぃ。みんな、成長してんのかなぁと思ってさ」
「そーいやあよぉ〜、また新しく部員入ったんだってなぁ〜」
「あれ?そーいや美貴タンこの間、入部させろーって演劇部の部室に
乗り込んだんだよね?なんで入れてもらえなかったの?」
「知らねぇ。あいつら見る目ねーんだよ」
「女の子らしくないからじゃないの?あの舞台に立つ子たちって、みんな
美貴タンみたく野蛮そうではないしさぁw」
「ハァ?あたしゃこれでも演技派だしw」
「あ、緞帳があがっていくぽ。始まるよぉ」
「へぇ、あの二人が新メンかよ。高橋愛に新垣里沙…パッとしねぇなぁ。
おいおい、パンフの写真見る限りじゃあ、ぜって〜美貴のほうがイケてるよな?なぁ??」
「まぁまだ入りたてだし、それが普通じゃない?ねぇ真希タン…真希タン?」
「新垣里沙…」
「なんだよ真希ちゃんよぉ、あのパッとしない一人がどうかしたのか?」
「あの子…何か…何かある…何かとてつもないものを持っている気がする…
オーラでわかる…寺田のヤツ…悔しいけど見る目がある…ッ」
「「え?」」
「んぁ…い、いや、なんでもないぽ…」
「変なヤツ。あーあ、なんとかしてあの舞台立ちたいなぁ…」
「美貴タン、そればっかり」
「だってよぉ〜…」
「あはは…あの部にはマジで入んない方がいいよ、もう普通には戻れなくなるから」
そうだ…間違いない。
あの日に見た、新しい演劇部員の中でも彼女の中に強い印象を残したのが
目の前にいる新垣里沙だったのだ。
初時、大半の生徒が『どうしてあんな子が演劇部に入れたんだ?』なんて
よく口にしていたが…
後藤真希には一目でわかった。
必死に初の舞台をこなそうとしている彼女からは、演劇部に対しての
『愛』や『誇り』が身体から吹き出していたからである。
演劇部に所属していたからこそわかる感覚ではあるが、自分にも
あんな時代があった…そう純粋に思わせたのは紛れもない事実。
あの子は…時間はかかるかもしれないが確実に大きく成長するッ!!!
そう、後藤真希に思わせたのだ!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
「あなたがわたしの名前を知っているだなんて…光栄なのだ」
新垣里沙は後藤真希を見据えて言った。
もはや、あの初めて舞台に立っていた頃の初々しい姿はない。
そこにいるのは、風格のある一人の演劇部員だった!!
「いやぁ、きみはごとーが見込んだ通りだ。成長したんだね。さっきこの子が
『みんなが来る』って言っていた…その一人がきみとはね」
後藤真希は足元の高橋愛を見下ろしながら、スタンドの右腕から生えている
スタンド植物を毟った。
「ごとーの見る目が正しければ…ここに集まるのは演劇部の中でも最もエース格の
連中と見たぽ…まぁ、ごとーをヤるつもりならそれくらいするよねぇ、あのおっさんは」
ブシュッ!ブシュッ!!
スタンドの腕から生える植物を引っこ抜くと、後藤真希自身の腕から血が吹き出す。
植物を操るスタンドか…その根は深く、太く強い!!
後藤真希は彼女から目を逸らさずに足元の槍を拾った。
「あなたは…ぶどうヶ丘高校中学に『ファンクラブ』なるものが存在することを
知っているだろうか?」
「んぁ…突然なにを言い出すんだぽ?ファンクラブって、演劇部の?」
「そうなのだ。ほとんどは男子で構成されているのだが、昔は女子も
いっぱいいたもんなのだ」
「…どうしていきなりそんな話をするの?」
「うむ…ふふ、実はその昔、わたしは『ファンクラブ』の一員だったんですよ、後藤さん」
新垣里沙は敬意を表して言った。
そう、演劇部に入部するよりずっと前、初等部だった頃から新垣里沙は
演劇部に憧れを抱いていたのだ。
そのファン暦はかなり長く、ほとんど『演劇部』が出来た当初からと言ってよい。
真ん中でとても目立っていた現在高等部三年の安倍なつみに、ピアノを奏でていた
謎の女性・飯田圭織、そして目の前に立つ後藤真希…みんな、みんな知っている。
『演劇部』とは!!新垣里沙の青春の一ページそのものだったのだ!!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
「後藤さん、わたしはあなたにとても憧れていた…ファンだった!!
あなたのようになりたいとも思っていたのだ…」
新垣里沙の話を聞き、先ほど部室で高橋愛の言っていたことが頭を過ぎる。
『あんたは有名人やよー…この演劇部では特にねぇ。あんたのようになりたくて、
この部に入部した子は多いンじゃあないかァ?』
なるほど…愛ちゃんが言っていたことは正しいな。
この子がその一人だってわけか…
だが次の瞬間、新垣里沙は先ほどの表層をガラリと変えて言った!!
「しかし!!同時にわたしは演劇部を本気で愛している。誇りに思っているッ!!!
あなたを尊敬していたし、わたしにとって届くことのない目標であったが…
演劇部を『冒涜』したことは断じて許せない!!あなたはわたしの『誇り』を汚したのだッ!!」
「…なら、どうしたい?」
後藤の問いかけに、新垣里沙はスタンド『ラブ・シード(愛の種)』を前面に
構えて言った。
「あなたを…力ずくで懺悔させてやるのだ…ニィ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「なるほど、面白いね…それなら!!この後藤真希も全力できみの相手をしてあげる!!
いくよ!!ゴシップ・セクシーGUYッ!!!!」
「おぉぉぉぉッ!!!ラブッ!!シイィィィィィィドッ!!!!!!!!!」
新垣里沙のスタンドが後藤真希に指先を向ける。
その穴の開いた指先の奥が、何やらキラキラと光った!!
あれは破壊のビジョン!!何かが放たれるッ!!!
「食らうのだ!!スプラッシュ・ビーンズ(鬼は外)ッ!!!!」
ドパパパパパパパパパアアアアアアアアアアアン!!!!!!!
いくつものスタンドの『豆』が、後藤真希に一直線に向かって行く!!!
飛び道具ッ!?ということはヤツのスタンドは恐らく中距離もしくは遠距離射程!!!
「そんな豆鉄砲でえぇぇぇぇぇッ!!!!!」
ドビュウウン!!!!
ゴシップ・セクシーGUYが腕を振り下ろすと突風が起こり、飛んできた豆は
すべて明後日の方向へと散り、地面に落ちた。
ビスビス…ミョミョミョミョミョ〜ン…
地面に落ちたスタンドの豆は、奇妙な形の植物となって成長する。
「なるほど!!さっき愛ちゃんにトドメを刺す直前、ごとーの腕にあの豆を
打ち込んだってわけかぁッ!!!」
後藤真希はさらに風を強く吹かせると、新垣里沙に急接近する!!
射程距離が長いという事は、接近戦でのパワーは格段に弱いと言う事!!!
少なくとも、近距離での槍捌きに敵う力は持ってはいないハズだ!!!
風が強くなると、ゴシップ・セクシーGUYのスピードもさらに加速!!
一瞬のうちに彼女は新垣里沙の懐に潜り込んだ!!!
「DRYッ!!この攻撃がかわせるかぁ〜ッ!!?」
本気を出すからには一瞬で決める!!
後藤真希は槍を振りかぶり、突きの態勢をとった!!
その時、近付いて初めて気付いたことがあった。
先ほど新垣里沙のスタンドの指先の奥に見えたキラキラ光る破壊のビジョンが
彼女の眉毛にも存在していたことに。
どうする?このままゴシップ・セクシーGUYの槍で突きを繰り出すか…?
いや…その前に何かがくるぽ!!
この子の表情を見ればわかる…ごとーにいっぱい食わせてやったと、
そんな顔をしているッ!!!
「くらうのだ!!眉毛ビィィィィィッム!!!!!」
ドリュリュリュリュリュリュリュリュリュリューン!!!!!
突如、彼女の眉毛から爆発的に成長した鋭い枝が後藤真希を襲う!!!
スタンドの豆を体内に仕込んだッ!?
「んぁあッ!!!!」
危ないッ!!!
突き出してきたスタンドの枝をその軽やかな身のこなしでかわすと、後藤真希は
風を使って空高くジャンプし、新垣里沙を飛び越えた!!
最初の豆鉄砲は近付かせるためのオトリか…!?
こんな不意をついた攻撃をしてくるなんて、なかなか出来ることじゃあないッ!!!
けど、かわせればそれまでだぽ…正面からがダメなのであれば…!!!!
新垣里沙を飛び越えた後藤真希は、その姿勢のまま槍を腰に収め、両腕を突き出す!!
この態勢は知っている!!
我々はこの大技を知っているッ!!
そう、それはッ!!『風の流法<神砂嵐>』の構えである!!!
「言った通り、全力で相手してあげるよ…」
これをまともに食らって生きていた者はいない。
彼女に行く手の邪魔と判断され、無残にも殺されてしまった東俣野健太のように。
腕を突き出した後藤真希の目がギラリと光った。
そして…
「風の流法『神砂嵐』」
ギャロンギャロン…ドグシャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!
「う…あ…あ?」
新垣里沙は『神砂嵐』の影響で腕や足など所々から出血をしている。
だが、呻き声を上げているのは彼女ではない。
むしろ新垣里沙は、傷だらけの身体で笑みさえ浮かべていた。
「んぁ…バカな…」
ブツブツと何かを口走り、虚ろな目で地面に倒れているのは…
ズタズタになったスタンドの腕に黄色い花の咲いた太いツタを絡め、
自身の腕から激しく流血させている後藤真希だった!!!!
その黄色い花の咲いたツタを辿っていくと、そこにあるのは…新垣里沙の頭部!!!
眉毛ビームなどの、体内にスタンドの豆を仕込む技、通称『福は内』。
なんと彼女は、自分の頭皮にもスタンドの豆を仕込んでいたのだ!!
そしてその豆の正体は、もっともタフで強い植物!!!
仕込んだ植物が彼女の髪の毛の中から爆発的に成長し、後藤真希のスタンドの
両腕に『神砂嵐』を放つ直前に絡みつけたのである!!
髪の毛を振り乱した新垣里沙の姿は、山岸由花子の『ラブ・デラックス』を思わせた。
「草ごときに…ごとーの『神砂嵐』が破られるなんて…あ、あああ…」
「これは…タンポポのツタなのだ…デコボコ道や固い道でも力強く咲くタンポポ…
そのタンポポが『風』ごときに屈服したりはしないのだ…ッ!!!」
シュルシュルシュルシュルシュル…バシィッ!!!
新垣里沙の髪の毛の中から、さらにタンポポの咲いたツタが伸びる。
彼女は、後藤真希をツタによって動けないようにスタンドごと縛り上げた!!!
「捕まえてやったのだ後藤さん…さぁ、懺悔してもらおうか…ニィ!!!!」
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!
873 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/02/03(金) 03:54:10.90 0
ここまででけました!!
ではッ ノシ
874 :
六部198:2006/02/03(金) 04:01:45.71 0
乙ッ!
そういや今日は節分か
875 :
なんみん:2006/02/03(金) 04:27:36.03 0
>>1さん乙です!!
後藤は今なら吉良に勝てそうだなあw
198さん…そうですね!!節分ネタすげくタイムリィーww
両腕にロープ(ツタ)…ワムウの戦車戦を思い出しました!!
あと…ホント申し訳ですがあの1行は無かった事にorz…前スレ露伴先生お願いします
詳細については…あと2、3回の更新で明らかになりまっす!!
残すところ、あと3話(の予定)!!まずはその1話うpりん
876 :
なんみん:2006/02/03(金) 04:29:11.94 0
「おおおおぉぉぉおおぉおおぉぉおおおぉおおぉぉぉぉッ!!!!」
エネスコは低空飛行で堂珍に向かって行く!!
「エネスコッ!!」
堂珍は迫ってくる相手に気付くと、照射装置の向きを変える。
「ワザワザ死ぬ為に来るとは……お前等は親子揃ってバカな奴だ!!」
バキバキッ!!
エネスコの左手に亀裂が入る!!まるで石膏細工の様に硬化し、脆くなっているのだ。
「紫外線もこれも放射線!!このレベルγにお前の体が耐えられるものかァァァァッ!!!!」
黒髪の色素が落ち乾燥し、顔にもヒビが入る。それでもエネスコは突進を止めない。
「クソッ!!なんなんだァッ!?そんな事をしてお前に何の意味があるッ!?」
「堂珍博士!!あなたには決して理解できないッ!!」
エネスコはもはや思う様には動かない腕を、気力で振り上げる。
堂珍は目の前だ。しかし、その視力も既に失っていた。全身の感覚を研ぎ澄ませる。
満月は完全に雲に隠れた……辺りを闇が覆う……
「ドラララララララアアアアァァァァァァァァッッ!!!!!!!!」
ドガドガドガドガドガドガドガドガァァァァーーーーン!!!!!!!
「ぐっへええ工工エエエエェェェェェェェェーーーーッ!!!!」
装置は破壊され、堂珍もフッ飛ばされ茂みへと突っ込む!!
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……あい…さん……」
やがて、エネスコはその場に崩れ落ちる……。
877 :
なんみん:2006/02/03(金) 04:30:23.90 0
「いやああああああああッ!!!!エネスコさんッ!!!!!!!!」
駆け寄った高橋はエネスコを肩を抱え軽く揺する。
しかし、エネスコの意識はすでに途絶えている……。
「ミキティッ!!oiッ!!起きたかィ!?ミキティッ!!」
「…るせーよ。耳元で騒ぐんじゃねぇ…」
「エネスコさんがッ!!エネスコさんがッ!!」
「……何だって?」
「あ…ぁあ……エネスコさん……早く…起きるん……ヤヨ…」
何度も体を揺らし言葉を掛ける。それでも動かない。むしろ体は崩れてゆく一方だ。
「あぁ…もう…ダメなのか……??」
絶望感が高橋を襲う。満月が出ていない以上藤本の能力も意味を成さない。
……もう…明らめるしかないのか?…いいや!!まだ助ける方法はあるッ!!!!
ビシィッ!!ポタポタポタポタ……
高橋はLA・ルノアールで自身の手首を切る!!真っ赤な血が滴り落ちる。
そして、それをエネスコの口に含ませる…。
「エネスコさんッ!!はよ起きるンよッ!!」
すると……体の崩壊の進行が止まる。さらにはヒビ割れが消え、髪も黒く染まってゆく…。
エネスコの目が開く!!
「愛…さん……私は……?」
「ゴメンね……あっしにはこんなのしか残って無いけど…トマトジュースの代わりやよ……」
「出会いの時からそうでした……私はあなたがいないと何も出来ない男の様だ……」
お互いにニッコリと微笑む。
878 :
なんみん:2006/02/03(金) 04:33:52.55 0
グイッ!!
「余計な事をォォォォするなァァァァアアッ!!!!」
「ええッ!?!?」
高橋は腕を引っ張られる!!すでにやられていると思っていた堂珍…完全に油断していた!!
「お前なんか木になっちまえェェェェェェェェッ!!!!」
ケミストリーは高橋の腕を引っ張り上げながら、そばにあった木の枝にもう一方の手を伸ばす。
「良しッ!!今度こそ融合ォォォォゥゥゥゥッ!!」
ガシッ!!
「げげええェェェェッ!?!?」
またもや間違えたのだ!!ケミストリーが掴んだのは木の枝では無かった!?!?
「な……何すんだテメーはッ!!」
それは……高橋とエネスコを救出しに駆け付けていた『藤本の腕』だった……。
パワワワワワワワ……!!
高橋と藤本の二人を光が包む…。
「おい…マジかよッ!!!!」
「あっしら…どうなっちまうンよッ!?」
そして、二つの光は一つに重なる……。
チーーーーン!!!!
879 :
なんみん:2006/02/03(金) 04:37:49.06 0
ここまでラックス!!残り2話!!
ニストさん保全組さん読んでくれる方々本当に乙&dです!!
ではではなんみんでしたノシ
880 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 06:36:47.17 0
みなさん乙!
881 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 07:51:57.69 0
乙
882 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 09:50:13.99 0
みなさん!
883 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 10:39:10.29 0
フュージョンだ!
これはフュージョンだ!!
884 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 11:35:25.86 0
ho
ポタラは?
886 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 14:35:51.64 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
887 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 14:48:37.77 0
__
/ ___ヽ
レ〆ノノハ) ∬
.从o゚ー゚从 ,;'"゙;, ごはん食え
Q_ ノ/{l y'/}ヽ、 ./てフ
,___("ァx'´(`ー'´,、 y'^'フ´
、,.ヘ|:======:|'ヾ、_ノ> ヽ_,,ノ´
─.、//|======|─‐./´ 人)──
<,/ |_r---t_,| (_、_/_ン〉
888 :
六部198:2006/02/03(金) 14:56:20.28 0
乙ッ!
ふたりのケミストリーッ♪
889 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 14:58:05.46 0
M6.レインボーピンク/重ピンク(道重)、こはっピンク(久住)
作詞・作曲:つんく 編曲:高橋諭一
寺田は本当に凄いな・・・
なにそれ
891 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 17:01:39.89 0
そおうだッ!『保全』だよォ!!このまぬけがァァーーッ!
892 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 18:11:12.67 O
ヤバイ保全がIN!
893 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 19:10:45.67 0
hozen
894 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 20:18:09.46 0
保全
895 :
名無し募集中。。。:2006/02/03(金) 21:27:24.52 0
ho----------------------
896 :
915:2006/02/03(金) 22:42:18.38 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ30〜
「アンタたち、良いコンビだよ、まったく・・・・・・・。
おかげでこっちはびしょぬれだ・・・・・・・・・・・・」
吉澤さんはコーラで濡れた服や頭を拭きながらぼやいた。
あれから石化を解除したら、当たり前の様に吉澤さんはコーラまみれになった。
「美貴がいつまでもコーラの槍を手放さない意味を
れいなが理解してくれて助かりました。
まあ、吉澤さんも相当修羅場をくぐってきたようですが
美貴たちもそれなりに場数を踏んでいますんで・・・・・」
美貴は吉澤さんを見ながら言った。
「ふ〜ん、相変わらずだねえ・・・・・・」
「相変わらず?」
「そう、相変わらず。演劇部がね。
それより、市井紗耶香に聞きたい事があるって言ってたね。
何が聞きたいのさ?」
「あ、あぁ。そうですね。
市井紗耶香さんの居所を教えて欲しいんですよ」
「いや、だから何を聞きたいのかって聞いているんだよ」
吉澤さんは頭をタオルでゴシゴシしながら言った。
897 :
915:2006/02/03(金) 22:42:44.35 0
銀色の永遠 〜田中れいなは荷物がかさむ31〜
「えッ?」
「まだ気づいてないの?」
「もしかして・・・・・・・・・・・」
美貴とれいなは思わず顔を見合わせた。
「市井紗耶香は私だよ」
「えぇッッッッッッッッッッ!!!!????」
美貴は、今更ながら梨華ちゃんが言ったスタンド使いの法則の話を思い出した。
でもまさか人捜しして最初に聞いた人が本人だったとは・・・・・・・・。
「えぇ?やけん、吉澤さんって呼ばれて・・・・・・・」
れいながびっくりしながら質問する。
「市井紗耶香は結婚する前の名前って自分たちで言ってたじゃん。
旦那の名前が吉澤直樹って言うんだよ」
吉澤さん、いや、市井さんはあきれたような顔をして言った。
「うちの旦那がここを利用してるんでね、
そのツテで私もバイトさせてもらっているの」
「ただいま帰りました〜」
ちょうどその時、美貴たちが入ってきた時に出て行った男の人が帰ってきた。
「お、ちょうどいいや。
私、これから昼ご飯食べに行くからアンタたちもついてきなよ。
私も貧乏だからおごる金は無いけどね」
市井さんは美貴達にそう言った。
898 :
915:2006/02/03(金) 22:47:07.21 0
今日は短いけどきりが良いのでここまでっ!
ってことで、知らない人には混乱したかと思いますが、
紗耶香がいた「CUBIC-CROSS」の元メンバーで
ギター担当だった吉澤直樹がCC解散後紗耶香と結婚したんですね
吉澤って名字を使うと不必要に混乱するかなとも思ったんですが
出来る限りモデルに近づけた方がイメージわきやすいので
あえて本当の名字でやってみました
ヘタに勘ぐった方々には申し訳w
あと、皆さんご指摘のれいなですが、
道具を使わせるとやっぱりキャラが勝手に動いてくれて楽ですねw
過去作品で演劇部員はたいした怪我してないところからもわかるように
僕は基本的にバトル描写が苦手なんで
れいなは工夫一つで楽しいし重宝します
難点といえば博多弁にいちいち直さなきゃいけないことですがw
899 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/03(金) 22:58:41.49 0
銀色の永遠 〜ありがとうおとだち@〜
笑えるウワサなら XXX
5両編成の電車が心地よく揺れる。
休日の電車は行楽やショッピングの客で活気付く。
「ウワサ?」
「そう!ウワサ!」
「宇宙のハテを知らないようにそんなウワサしらないよぅ・・・」
熊井友理奈は凛々しい眉を顰めて答えた。
「えーーー?マジで知らないの?」
徳永千奈美は吊革に掴まっている友理奈に靠れかかる様に詰め寄る。
既に160cmを越えているモデルのような体型の二人の少女は満員の電車の中でも目立っていた。
「ほら最近、聞かない?翼の生えた犬が空に飛んでるのを観たとか、角の生えた犬に車が串刺しに
されたとか!口から長ーーーい紐、吐き出した犬とか、夜にカミナリみたいに光る犬とか・・
あとイキナリ水みたいになって消えた犬とかさ!」
嬉々としてウワサ話を立て並べる千奈美の表情わとても生き生きとしていた!
本人は怪談は嫌いだが単なるウワサ話!楽しくて仕方なかった!
「・・・・・犬ばっかりじゃない?」
怪談のような話しに友理奈は気味が悪くなってきた・・・最近聞くウワサでそういう犬が
杜王町を徘徊しているらしい・・・根拠の無いウワサならいいけれど、自分の住む町にそんなのが
本当にいたらと思うと不気味でしかたなかった。
「ちょっと前にあった『幽霊トラック』もすっかり霞んじゃったね〜。」
千奈美は腕組みをして真剣に考え始めた。
900 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/03(金) 22:59:54.91 0
「そんなウワサもあったね・・・・」
車窓から流れる景色をみながら友理奈は千奈美に相槌を打った。
『突然現れては消えるトラック』・・・・そんな理解しかねる存在はもしかしたら・・・・
自分の持っているような『スタンド能力』じゃ無いのか?
そんな事を考えながら・・・
「じゃあサ!じゃあサ!」
そんな考えにお構い無しに千奈美が詰め寄る。
「何?まだウワサ話?」
流石にとなり町までの道中の間、ずっと聞かされ続けたウワサ話に友理奈は食傷気味になってきた・・
「コレは絶対!聞いたことが無いって!本当に〜〜〜〜ッ!」
「ハイハイ・・・で?どんなハナシ?」
興奮気味の千奈美を受け流すように友理奈は相槌を打った・・・
「B市T町で『舞波』を見かけたってウワサッ!」
「・・・・え?」
友理奈は突然の事に一瞬、身体が動かなくなった。
不思議な事だが『失踪』は杜王町では多く起こる事件だ・・。
『舞波』とは去年、失踪してしまった友人の事だ・・・その後はようとして見つからない。
「それ・・・本当の事なの?」
友理奈は千奈美の話を信じたかった・・・舞波が生きている事を・・
電車に振動が奔り停車した。
「あッ着いたヨ!T町に!早く降りよッ!」
千奈美は友理奈の腕を引き降車した。
「ちょっと千奈子!今日T町に来た目的って!」
901 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/03(金) 23:00:34.12 0
千奈美に腕を引かれつまづきそうになりながら友理奈は問うた。
「くまいちょ〜!鋭い!そうだよ、ウワサの真相を突き止めに来たの!」
一指し指をスッと立てて千奈美は答えた。
「真相って言っても・・」
ウワサはウワサ・・・友理奈は膨らんだだけの希望に寂しさを覚えた。
「何テンション下げてんの?このウワサ・・・確かめる価値は有ると思うよ!」
千奈美は張り切って改札に歩き出した。
「ちょ・・・待って・・」
置いてかれた友理奈は慌てて後を追う・・・・その瞬間。
ブチン!
友理奈の持っていたバックのハンドルが切れて中身が路面に撒かれた!
「えぇええぇええ?」
友理奈は慌てて中身を拾い集める。
「くまいちょ〜!何やってんの?」
千奈美も慌てて駆け寄り拾うのを手伝った・・・
「買ったばったりなのに・・・なんで?」
気に入っていたバックが突然壊れた事に気を落とした友理奈だったがすぐさま奇妙な事に気付いた。
バックのハンドルは千切れたのではなく・・・・・鋭利に切り裂かれていたのだ・・・
笑えるウワサなら XXX
902 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/03(金) 23:07:28.69 0
今日はここでおし舞波!
1さん!なんみんさん!915さん乙!!!!!!!!!
610さん6部198さん悪意はありません!誠に申し訳ありませんでした!
ゴッチャになってしまい本当にすみませんでした!
903 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/02/03(金) 23:22:46.29 0
まとめ終了〜。
時間軸とか解説の画像とか今度の休みにでもしたいと思います!
904 :
名無し募集中。。。:
おとだち