プロジェクトＸ 〜小川麻琴写真集に携わった男達〜

　男　達　は　絶　望　し　た

ちょっとワロタ

市場は冷え切っていた
一発大逆転を懸けた男達の苦闘が始まったのである

その時小川は、言ったぁ

お願いです、私の写真集をつくってください！

駄目だ
カメラマンがいない

製作は困難を極めた

どうやったら　売れる写真集が作れるんだ？

頭を抱えた

良スレ

あとせめて、10kgの軽量化を・・・

「ﾆｸﾏﾝｳﾏｲﾉﾚｽ」
「ああいもうまい」
「お肉スキスキ」
「ソースカツ丼うめぇ」

友人たちは小川を誘惑した

モデルの小川を見たスタッフたち　皆　黙った

「畳み職人を呼べ！すぐにだ！」

男は叫んだ
そして・・・

小川が畳に腰掛け、振り返っての笑顔
当時、世界で誰も成功していない難題だった・・・

風の中の昴〜

売れば記録
石川写真集スタッフが羨ましかった・・・

その時　小川麻琴は　言った

「清純派で行きましょう！」

写真家二人の共演に対し
こちらに当てはなかった・・・

ヘｯ〜ドラ〜イト♪テ〜ルラ〜イト♪

小川には通常の３倍の化粧技術が必要だった

その時　ある考えが　浮かんだ

そうか！

男達は立ち上がった

小川の担当になった自分を嘆いた

　Ｃ　Ｇ　だ　　！　！

よし！遠近法をつかおう

それでも男達は諦めなかった

ここから世界で例を見ない挑戦が始まった

誰かが呟いた
「ＭＥＧＵＭＩと変わらないんじゃないか？」

一筋の光が見えた

面白杉

延期にしよう・・・もう限界だ

うたばんで小川が言った。
「私の写真集、春ごろでるんです！」

プロジェクトメンバーは凍りついた

ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄｴｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯｸｽ

すぐさま、会議が始まった
それは、およそ7時間にも及んだ

カメラマン達は宣材写真を見るなりこう言った
「無理です、不可能だ」

返す言葉がなかった・・・

スタッフの１人がつぶやいた
「だめだ、これじゃあアイコラだ」

良スレ

撮影担当者は何気なく「クイズ　ヒントでピント」の事を思い出した。

「こ、これだ！！」

かぜのなかのすーばるー

>>32
決
め
ら
れ
た
期
限

小川は思った

痩せなきゃ…




しかし１ヶ月、２ヶ月…痩せることが不可能だった

制作者は小川の髪型の数ミリの誤差でさえ見逃すことは出来なかった

迷走するプロジェクトメンバー
その頃、小川は・・・

焼肉を食っていた

もうこうなったらアスペクト比を・・・

修正担当者が漏らした

モザイク−
当時この技術は、クイズのためだけに存在しているといっても過言ではなかった。
それをアイドル写真集に応用する−
果たしてそんなことが可能なのだろうか…

周りの者達からは嘲笑された

「そんなことをやっていて何の意味がある？」

しかし諦める訳にはいかなかった・・・

男が言った　「水着は可能か？」
担当者が言った　「無理です・・」

あるマスコミの実販売数発表は商品化前で
男達は胸を撫で下ろした

当時プロデュースをしていた寺田光男は思った。

「デブの写真集・・・ロックやな｣

男達は苦悩した・・・

手探りでの挑戦が続いた

「保田ですら写真集が出せたんだ！小川に出来ないはずがない！」

男は声を荒げた

「石川５冊目じゃ・・・」
根本的な問題解決にならなかった

これフラッシュにしてくれよｗ

このスレは反則だろ

小川に合うロケーションはないものか・・・試行錯誤が続いた

そこで誰かがつぶやいた・・・「着ぐるみしかないな」
思わず言った　「それだ！！！」

そんな折↓矢口がこう助言した

すぐさま営業員は各地へ飛んだ

しかしいがいとデブフェチはいた

月日は巡り、亀井絵里の写真集の発売日が発表された
男達は焦った

どうすれば俺達は解放されるのか・・・

答えは闇の中だった

疲れ切った技術者が自販機で手にした１０円玉を見て叫んだ

「そうだ！１０円だ！」

技術者は仲間を集め　小川の写真に１０円玉を置いた

皆　唖然とした

「全部隠れてますけど？」

写真の修正作業は一昼夜にも及んだ

「お願いですこの写真集を置かせてください」
書店に頭を下げて回った

「今日のご褒美はお寿司でーす」

ハロモニスタッフを恨んだ

カメラマンは夕方テレビの相撲中継を見ていた。
「これだ！」
すぐに事務所に電話をした。

ハロモニに映る小川を見つめる男たち…
と、そこへ辻と紺野が現れた。
「いやんいやん　はわいや〜ん」

「こ、これだ！！」
男はテレビにかぶりつくように凝視した

修正作業を終えた担当者は一言

「だめだ・・・顔まで修正してしまった・・・」

アイコラができてしまった

出口は見えなかった

プロジェクト×

「あの〜　この修正後の写真
　背景の物が妙に縦長なんですけど・・・」

居合わせたバイトが素朴な疑問を口にした

「そんなに必死に修正したところで、小川麻琴という名前で写真集が売れるのか？」

スタッフの作業の手が止まった

「こんなもの売れるﾊｽﾞがない」　写真集を営業担当は投げ捨てた

しかしその１冊を拾い上げる一人の男がいた

つんく♂Ｐだった

「こんな粗い修正では、２ちゃんねらーを誤魔化すことはできない！」

　　　　　　　　　　　　　Welcome to the
　 　 　 　 　 | |＼...............OGAWORLD..............／| |
　 　 　 　 　 | |::.::.＼　　　 　 　 　 　 　 　 ／.::.::| |
　 　 　 　 　 | |:::.::.:.:.|￣￣￣￣￣￣￣￣|.:.:.::.:::| |
　 　 　 　 　 | |:::.::.:.:.|　 　　 　 　　 　 　　 |.:.:.::.:::| |
　 　 　 　 　 | |:::.::.:.:.|　 　 　 　 　 　 　 　 |.:.:.::.:::| |
　 　 　 　 　 | |:::.::.:.:.|　 　 　 　 　 　 　 　 |.:.:.::.:::| |
　 　 　 　 　 | |:::.::.:〆〃ハハ　　ハハヾ＼ .:.::.:::| |
　 　 　 　 　 | |:::.::.:∬∬´▽｀)　(´▽｀∬∬ :.::.:::| |
　 　 　 　 　 | |:::.::.:⊂　　　つ　　（　　 　 つ .::.:::| |
　 　 　 　 　 | |:::.::.:.:.|　ヽノ＿＿＿_Y　 人|.:.:.::.:::| |
＿＿＿＿＿| |:::.::.:.:.|,＿,） 　 　 　 （＿_）,_|.:.:.::.:::| |＿＿
　 　 　 　 　 |_|,.． '"　　　　　　　　　 　 　 "' 　.,|_|

ア　マ　ゾ　ン　の　奥　地　の　村　で　〜

レ　ポ　ー　タ　ー　の　エ　リ　ザ　ベ　ス　が　〜

小　川　真　琴　に　〜

出　会　っ　た　〜

そうして男達の苦悩は果てしなく続いた・・

おお、名スレ復活か
前スレ面白かったな

プロジェクトデッブス！！

全種類買ったらおまけにマコは含まれているの？

畳に寝そべる小川。

「売れない」
男は思った…

>>78
川口浩

>>78
噴出しちまったじゃねーか

その時小川は言った「この肉マジうめー」

カメラマンが言った
「こうなったら全ページ魚眼レンズでへんてこ写真集にしましょう」

頭を抱えたスタッフの一人が　立ち上がり叫んだ

「今の小川が使えないなら　違う小川に変えればいいんだ！」

オトコの目は虚ろだった
　

新人高橋が　いきなり叫びを　あげた
「そうだ!!全編レオタード姿でいきましょうよ!!」

会議室中がざわめいた
「そうか!!レオタードかその手があったか!!」

度重なる難関な問題のため
もはやスタッフ全員　限界がきていた

しかし小川は信じていた　その小川を裏切ることができなかった

>>86
男たちは絶望した。プロジェクトが再び振り出しに・・・戻った

「新潟出身を利用して表紙に復興支援の文字を入れてみてはどうでしょうか」

男達の良心が揺らいだ

【速報】小川メンバーにデート疑惑！http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1102414428/

小川は食い続けた
ヤケクソだった

　プ　ロ　ジ　ェ　ク　ト　Ｘ

>>94
男達は殺意を覚えた

「春って必ず来るんですよね」

小川の一言が男たちの心を揺さぶった

写真集が売れない・・・それは小川の引退を意味していた

「下着姿を撮影してみたらどうか」

スタジオに微妙な空気が流れた

ハロモニの収録が終わった
カメラは飯田と吉澤がもらったご褒美に群がる小川をとらえていた

このスレﾜﾛﾀ

さてここでゲストの紹介です
小川麻真写真集の写真修正を担当した山下さんです

>>100
>>96

「そうだ！幻想的という名目で風景中心に仕上げればいいんだ」

男はあいぼん写真集を手に取った

「春が来ないようにすれば　小川写真集を出さなくて済むんだ!!」

まさに　発想の　逆転であった

「こんな畳じゃダメだ！全部取り替えろ！」

容赦のない指示が飛んだ

小川のビキニ・・・まるでボンレスハムだった

「アスペクト比をいじるか・・・」
映像担当の男が言った
かつてPVでその手法を用い、シングルVを売りまくった男だった

男達は現実逃避に走った

山下＜いや　もうほんと降りようと思いました

>>100

・・・
言葉にならなかった・・・

>>102
> さてここでゲストの紹介です
> 小川麻真写真集の写真修正を担当した山下さんです

　　と写真家の外山さんです

いやぁ　苦労なさったでしょう

男達はリフレッシュするために大相撲を観戦した

衣装のボタンが弾け飛んだ
男達は絶望の淵に立たされた

「表紙を石川にしよう」


そのひとことで


前代未聞の


写真集になった

需要がないだろうが俺は欲しい

担当者はつぶやくように言った

メンバーたちは出来たばかりの亀井絵里写真集を手にしている

（俺もこっちのプロジェクトに参加したかった…）

誰もが思った

>>115
爆笑してしまった

>>112
山下「まず苦労したのは写真の引き延ばしです。承知の通り、小川さんの体型
　　　　は横が広く修正の余地がありました｣

ﾊﾗｲﾃｰｗｗｗｗ

「タイトルを『のの』にすれば…
　そうすれば…辻ヲタが勝手に買い漁ってくれるんじゃないか？」

まさに　発想の　逆転であった

小川が艶かしいポーズを取っている

カメラマンの手が止まった

「こんなの企画したの誰だよ！」
男の目は血走っていた

相撲観戦後に見た小川は可愛く見えた。錯覚か？男達は自分の目が信じられなくなった

写真集が完成した！
完成した写真集を手にした男がつぶやいた　「これで抜けるのか？」

その途端、みんなの顔が青ざめた・・・

ある担当者が言った　「これじゃ無理だ！」

小川は畳に腰掛けた瞬間

壊れてしまった

小川が撮った写真でも小川麻琴写真集だ
もはやそんなこじつけしか思いつかなかった

「花子って声だけだと、すごいべっぴんさんなんやで」

テレビから東野の声がした

それだ！！

各分野で一流の実績をあげてきた技術者たちが昼も夜もなく話し合った

なかなか結論は出なかった

みんなに見てもらいたいものがある
http://www.ham-jiro.jp/img/h1_.jpg

一枚の写真だった

「小川って誰ですか？」

営業先からは冷たい反応が返ってくるばかり

そうだ！盗作だ！チーフが叫んだ

インリンオブジョイトイの写真集を大至急もってきてくれ！

皆、めまいに襲われた

まずい！このまま出版すれば某掲示板で叩かれてしまう！男達は焦った

エキストラに相撲取り100人が集められた
男達は対比で細く見せる作戦にでた

商品にする前に、スタッフが２ｃｈに写真集用画像を貼ってみた

２ちゃんねらはこう書き込んだ。｢ブラクラ｣

スタッフのクリックボタンの手が、止まった

相撲観戦の帰り道、スタッフの一人が呟いた

「全編、力士との絡みってのはどうかな？錯覚でイケるかもしれない」

目の前の霧が急に晴れた

「出来るだけ上等な畳を用意しろ!!
　金に糸目は付けん!!!」

プロジェクトリーダー車田は
もはや自分で何を言っているのか分からない状況であった

>>132
死ぬほどﾜﾗﾀ

>>115

　　　(ミ　∩ミ　　∩ミ
　　　　⊂'⌒づv◇ｖ）づ
　　　　　　　　ヽﾉノノ　　　ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ

編集者の怒号がとんだ
「何で太ってるのを隠す必要があるんだ！」

ｶﾒﾗﾏﾝは家に帰り無邪気に遊ぶ子供たちを見ていた
そんな時妻がこう呟いた
「女の子は色白じゃなくちゃねぇ」

これしかない！と思った

マコト・オブ・ジョイトイ

誰だかわからなかった・・・

小川は叫んだ

「主　　役　　は　　畳　　じ　　ゃ　　な　　い　　！！！！」




男たちの目が、覚めた瞬間だった

春まで３ヶ月ほどしかない
絶望的だった

みにくい被写体
せ
ま
り
く
る
期
限

>>145
エヴァっぽいなｗ

男達は思った・・・もう最新技術しかない！

監禁して絶食させよう
誰もがそうしたい気分だった

ごめんスレの流れと関係ないんだけど
画像探してたらさ
http://images.google.com/images?q=%E7%99%BD%E8%B1%9A&hl=ja&lr=

この２０枚目って・・・・・・

皆、諦めかけていた

もう誰でもよかった・・・

その頃〜
小川は焼肉を食っていた

「あんな腕時計が9800円でも売れてるっていうのに!!!」

そうか、ひょっとして何でも買うのかもしれない

試しにデザインをバイトにやらしたクリスマスセットを販売してみた



売れた

>>152
>>96

前スレがあるの、知ってるよな？
別に知らなくてもいいんだけどさ

「まるで肉じゅばんを着てるみたいだ…」

スタッフの一人が小川の水着姿を見てふともらした。

「それだ！」
カメラマンが叫んだ。

「肉じゅばんを持って来い！」

肉じゅばんを着せて体形を隠す、まさに発想の逆転だった。

遙か遠くから声が聞こえてきた

「だめだ！こりゃ！！」

苦労のすえできた試作品を性欲の塊の男に見せた
その男はインポになった
そこで男達はひらめいた　性欲抑制剤としての利用である

>>155
貼ってくれ。面白かったけど紛失した

「別に　小川だけ写す必要ないですね」
あるスタッフがぼそりと独り言を言うようにつぶやいた

「人気のあるメンバーと一緒に映っていても問題ないんじゃないでしょうか？」

逆転の発想だった

>>153
スタッフの一言
「小川のだけ売れてません・・・」

男達の目から光が消えた

「すごい売れている写真集と同じポーズをすればいいんじゃないか？」

「それは盗作って言うんじゃな・・・」

「いや素敵だな、と思って」

「あれが？」



一同の視線が小川に集まる。

ため息が漏れた。

声の主は、当時、写真修正を担当した山下だった・・・

行き詰まった空気の中
気を利かせた小川が水着姿で現れた
「みんな、これで元気になってね〜♪」

何処かから鉛筆の折れる音が響いた

どこからか「ヘアヌード」という声が聞こえた

「マ、マコっちゃん…さ、さいこーだよ…」

カメラマンの声は震えていた

プロジェクト開始からすでに3年の月日が経っていた

そのとき事務所の電話が鳴った・・・回収依頼だった
営業ﾏｿ達は御詫び行脚に追われた

モーニング娘はすでに解散
しかしこの計画を途中で投げ出すことはできない

>>169
投げ出せよ

当時、営業担当だった、出版社の担当・・・後に語る・・・

そして月日が流れた


小川麻琴は34歳になっていた

>>165
声だしてわらた

死ぬかと思った

何度も中止を決定したが、その度に誰かがかぼちゃのようなもので
殴り殺される

やるしかなかった

もうだめだ！誰もがそう思ったとき誰かがつぶやいた
「でも藤本って貧乳ですよね」
そうだ！まだ乳はあるからましかも・・・

>>165
声の主はなんと小川だった

だ・・・駄目だ
みんな・・・ごめんよ　俺もう寝るわ・・・・・・

俺が言い残して去った

>>66
個人的に好き

減らない体重
り
ゆ
く
気
力

何人で回しているんだ
面白すぎＸ

「写真集っていうのは最低何枚写真があれば成立するんですか？」

そうか、写真は２枚あれば足りる

タイトルどうする・・・？
撮影を後回しにした

夢を見る被写体
の
な
い
企
画

担当は会長に直訴した「お願いです、続けさせてください」

勝ち目のない戦いだった・・・

小川、これを見るんだ

http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1102426017/l50

これまでに書かれた企画書は、段ボール箱３杯に及んだ

その間小川の食べた焼き肉は、その十倍に及んだ

http://makotanweb.mine.nu/mako/makoaa2643.jpg
この画像を見てｽﾀｯﾌ達は言葉を失った・・・

誰かが言った

「俺達は、とんでもない事をやろうとしてるのではないか？」

あたりは静寂に包まれた

桜井とゆう男がその静寂をやぶり、つぶやいた　

　　　　　「高ければ高い壁の方が登ったとき気持ち言いもんなｗ」

男達は、ニヤリと笑った

　　　　　「やってみよう！」

一人は胃をやられた

一人は自律神経失調症と診断された

続けさせてくれた会長をうらんだ

もはや「ハメ撮り」しかないのではなかろうか…

また一人また一人去ってゆくスタッフ・・・誰にも止めることはできなかった

「おい、みんなこれ食って元気出せよ！！」
不意に重い沈黙を破って営業部長が現れた
その手にはハンバーガーショップの紙袋が・・・

「小川が同席しているこの場で・・・よりによって・・・」
誰もが、ため息を禁じえなかった・・・

「なぜそんなに腹がでたんだ」

小川は絶句した

小川の前かがみのショットを見た
男達はニュートンを恨んだ

小川の歴史があるぞ

こんなショットでは売り物にはできない

http://www.nhk.or.jp/projectx/library/library.html

限界への挑戦だった

「１００点ではだめだ！１２０点を取らなきゃだめなんだ！」

なぜ肥満がだめなんだ、スタッフは今の時代を恨んだ

「こ、この写真を見てください！！！」

まさに静止画マジックとはこのことだった

しかし５年間でたった一枚、時間がかかりすぎる

紺野あさ美、新垣理沙、道重さゆみ、田中れいな、亀井絵里
皆順調な売れ行きだった

「これ以上肥大化する前に、商品として完成させるんだ！」

極限の中、時間との戦いが始まった

>>201
「俺達が新時代を作ってやろうじゃないか!!」

チームリーダー車田の目には異様な光が灯っていた

>>189
「小川って左の子だよな？」
男達は必死だった

その時>>210が言った.

しかしｦﾀは小川を見捨てなかった・・・
「ﾏｺ　ｶﾞﾝﾊﾞﾚ!!」沿道から声援が飛んだ、何かを掴んだ瞬間だった

そのとき石川梨華の写真集のアナザーショットがFLASHの巻頭を飾った

「これがボツ写真なのか・・・」

スタッフは写真集を逆さまにしてみた・・・なにも変わらなかった

藤本美貴のスタッフから中古の乳パッドを買い取った
新しい乳パッドを買い揃える予算はなかった

もう秋田

窓の外はもう雪景色だった

スタッフは小川を逆さまにしてみた・・・なにも変わらなかった

「わたしの美的感覚では撮れません」

カメラマンが次々と辞めていく

「そうか、別に日本で売らなくてもいいんですよね」

その一言で全てが解決した

「小川麻琴の自作詩を載せよう」

会議室に気まずい空気が流れた

みなアメリカの論文を読み漁った
キーワードはアスペクト比だった

どこからか声が聞こえた　「小川さえいなければ・・・」
　

「で、小川麻琴とは何をやっていた人なんだね」

新編集者が尋ねた

「モーニング娘。５＆６期写真集全６冊購入者にスペシャル全員プレゼント！」

アイドル雑誌のこの広告に、スタッフ全員が悩まされていた。

「そういえばミキティも６期でしたね…」

「それだ！」

最後の１冊をミキティ写真集にして、全プレを小川写真集にする。

スタッフの苦肉の策が奇跡を呼んだ。

>>216
素敵だな

アスペクト比を調整してみた

背景が全部細長くなった

春は曙。
わたしのﾍﾟﾝﾈｰﾑ

アスペクト比を調整するだけでは、ダメなんだ

ふとデビュー当時の写真に目が止まった


この子を呼び戻せばいいんだ・・

何か、ひらめきが欲しい

デビュー当時の写真をかき集めろ！！

小川は痩せている・・・小川は痩せている・・・

スタッフはとりつかれたように写真を集めはじめた



それは　３年前の　写真だった

カメラマンが言った　　「パンチききすぎ」

新潟中越地震チャリティ写真集

モデルは斉藤瞳のほうが売れるのでは？
との声に反論が出来なかった

ある男がふと言った
「どうせ相手はキモいモーヲタですよ」
確信をついた一言だった。男達の肩の荷が下りた

吉澤はフットサルで痩せたらしい
一筋の光明が見えた

「痩せた小川では意味がない」

スタッフの間に変な意地が生まれていた

男たちは透明のウエストニッパーを探し回った

小川はなぜかフットサルチームをクビになっていた
絶望的だった

幸いにも、グッズとして販売していた生写真の没カットが事務所に多数残されていた。

「これでなんとか形になるぞ」

スタッフの間に安堵のため息がもれた。

「我々で日本人の美の基準を変えるんだ！！」

一人の少女の写真集を売るということが
いつしか壮大な野望へと変化していた

｢ブタは泥水と戯れてろよ!!｣
スタッフの一人がやけになり思わず口にしてしまった

｢それだ!!｣
泥と戯れれば面白いものができるんじゃないか

今までにない写真集になりそうな予感がした

モーニング娘。のトレカ封入

これしかない

冬眠明けの熊は痩せ細っている

>>240
男たちは日本中の睡眠薬を買い集めた

「そんなことをしても意味がない！」

「僕はただかわいい子が見たいんです！」

水をぶっかけられた気分だった

男が言った　　「小川自身痩せる気がないなら、監禁するしかない！」

男達は正常な判断が出来ないほど追い込まれていた。

いつしか男たちは夢中になっていた

「やせたかわいい子の写真集なら誰でも売れる
君達はそれで満足かね？」

「でっかい地球にマコがいる」

それ小川写真集とは名ばかりの風景写真集だった

>>245
満足だよ

「もう一度、会長に直談判してみよう」

男達は素早く立ち上がった

黒人との絡みだ

>>238
男達は　夢中で　泥を用意した

小川は　水着で　泥の中に入った



それは　まさに　泥レスだった

雑踏や大自然の中に小さく写る小川。
まるでそれは『ウォーリーをさがせ』のようだった。

そんな中、小川に一本の電話がかかってきた。

「はい、代わりました。小川ですけど…」

女子プロレスからのスカウトだった。

匿名の電話がかかってきた。
「これは小川本人じゃない。」

ごまかしきれなかった。

そのとき歴史が動いた、今日は小川写真集発売の日にスポットを当てます
スタッフたちの苦悩、そして出来上がるまでの戦い、
これは今日の写真集に多大な影響を与えました

現場入りした小川が言った　「綺麗に撮ってくださいねｗ」

男達は殺意を覚えた！

写真には加工を加えてはならない

会長から信じられない指示が出た

悩み続ける男たちの体重が減る一方で

小川は着々とふくよかになっていった

「これは一体なんだね」

会長の言葉

皆が予想した通りだった

出来上がった写真集を眺めて小川が言った

「写真って実際より太って見えるんですよねえ〜」

みな言葉を失った

すでに限界まで修正がなされていた

「なんとしても無加工で、ワニブックス基準を満たしてみせる」

男達の胸に、悲壮な決意が漲った

「せめて魅力ある表紙を作ろう」

リーダーの声に　スタッフは敏感に反応した

「表紙はこれだ・・・・」

スタッフは皆　申し合わせたように　一点を見つめた




特典応募券だった

「問題はアスペクト比だ！」

スタッフの１人がそう叫んだ

会長は一冊の写真集をスタッフに渡した

『豊満天女』

その中には小川以上に太った女性が何人も登場していた

会長はデブ専だった

>>261
ﾜﾛ

「小川写真集、買ってきました！」

アルバイトのスタッフが息を切らして駆け込んできた

スタッフの持つ紙袋をもどかしく開けると



小川直也写真集だった

ここで、ゲストをお招きしております。

「加工が限界なら見るものを騙してしまえ！」


こうして写真集初の試みとなるサブリミナル効果が導入された

モーニング娘。解散後に



女子プロレスラーに転向した



小川麻琴さんです

∬∬´▽｀)＜ﾊｯｽﾙ!ﾊｯｽﾙ!

こうして　試行錯誤の中　多種多様な試作品が作られていった

社長のもとに　次々と試作品が　持ち込まれた

しかし　社長の言葉は　いつも同じだった


「見たくない」

男達は絶望した

「いっそのことヨン様のように高額にしてしまえ」

それは悪魔の囁きだった

先行ショットとしてFLASHに掲載した
FLASHは休刊を余儀なくされた

まさに悪夢としかいいようがなかった

「これだっ！」

スタッフの一人が資料の山から一冊の本を取り出した

ヲタに好評のチュッ！みんな大好きだった

ネガをチェックしていたカメラマンが一枚の写真をはじいた

「これ、どこがＮＧなんですか？」

カメラマンが写真の一部分を指差した
そこには、食い込んだビキニからはみ出したヘアが写っていた

「これだ！」

あえて修正せずにヘアがはみ出した写真を載せる
アイドルにとってあるまじき行為だった

気体していた◯ＴＢからの返事が来た。

｢表紙は、勘弁してください。｣


男達は、頭を抱えた。

連日の打ち合わせでも打開策が見つからず、週に一度着替えを取りに帰る毎日が続いた。
そんなあるとき、妻が言った。
「あなた、今度お休みがもらえたら、新しいスーツを買いに行きましょう」
疲労と心労で体重が15kgも減っていたのだ。

…これだ。一筋の光が見えた。

ループしてきたな
終了

ここでゲストです

おかしい。。。

計算では減るはずの体重が、増える一方だった。
小川に与えたストレスは、全くの逆効果だったのだ。

もはや何をやっても堂々巡りだった

スタッフの一人が　切れた

「もう駄目だ！今の体型で撮らなきゃ間に合わない！」



写真集のタイトルは　今の体型　に　決まった

http://bb.10daysbook.com/shop/title.asp?titleid=3033

ネタを仕入れるべき

「写真集にＣＤを付ければ売れるのでは？」

スタッフはゼティマにこの企画を申し出た



「『ＦＬＡＳＨ』の二の舞にする気かね」

見事に却下された

話は堂堂巡りだった。
「気晴らしにラーメンでも食いに行くか」
誰ともなく言った。

博多ラーメンの店に着くと、ふと、店頭のチラシに目がいった。
「替え玉無料券」

替え玉…これしかない。
男達は思った。

しかしそこからの道のりも平坦ではなかった

「何を変えるべきか？」

>>164
>>196
ﾊﾗｲﾃｰｗ

「完全受注生産にしよう」

道はこれしかなかった・・・

そんなある日、バラエティ番組の企画で小川が女子プロレスに１日入門する事になった

小川の体格は他のレスラーと比べても遜色なかった

試しに新人レスラーとスパーリングを行なってみた

小川のボディプレスを新人レスラーは返す事が出来なかった

小川の女子プロレス転向が決まった

「君達は萌えという概念を知っているかね？」

もちろん知っていた

「では肥えは？」

一同愕然とした

プロジェクトＸ

通勤電車の中で隣の男が読んでいたスポーツ新聞が目に入った。

「安倍なつみ盗作。活動自粛」

鼓動が激しくなるのを止めることは出来なかった。

新しい生活様式の提案

これが男たちに課せられた使命になった

>>290-291
小川写真集の製作が混乱する中、このスレの時空まで混乱していた

気晴らしに行った風俗で指名した風俗嬢はまるで別人だった

「これだ！」

120分後あるスタッフはスッキリした表情で編集社に戻ってきた

>>78のせいでナレーションが全部下條アトムになっちまう

「これじゃ畳カタログじゃないか！」

チームリーダーは怒鳴った。

「もう言っちゃっていいすか！？｣

若いスタッフを抑えるのもそろそろ限界だった

♪みにくい顔と　お腹の脂肪が
小川と　仲間を打ちのめす

写真集は　出せないや
発行を　打ち切ろう

小川は　身体を　投げ出した
畳の上へ

貴さんけなす　「武蔵川部屋」
発売は　いつになるのか

やはり　最後は
小川の　身体の
全てを　修正

まだ入浴シーン撮ってません！男は切り札を提案した。後には引けなかった

夜中に爆笑！！！

会議室は写真集のタイトルを決める会議で紛糾していた

「さすがに『武蔵川部屋』はまずいですよね？」
「相撲協会からクレームが来るからな」
「しかし、あからさまにデブとか付ける訳にはいかないし…」
「…俺に良い考えがある」



写真集のタイトルは
小川麻琴写真集
『妊婦』
に決まった

三冊同時発売で購入者特典つけたらどうです？娘。の

悪魔のささやきだった

ここにきて長年培った悪徳商法が再び繰り広げられることになる。

ネーミングが功を奏したのか、小川写真集は予約だけで初版分が完売となった

しかし、発売直前になってＪＡＲＯからクレームがついた
「妊婦でもないのにまぎわらしい」

もう少しで写真集はお蔵入りになるところだった

スタッフの一人が重大なことに気がついた
小川の人権を全く無視していた

発売が暗礁に乗り上げかけた時、奇跡が起きた

「私は現在、妊娠三ヶ月です」
記者会見で小川は妊娠・引退を発表したのだった

相手は‥‥最後まで残った写真集スタッフの一人だった

小川が実際に妊娠していたため、写真集の発売は予定通り行なわれた
そして、引退記念となった写真集は記録的なヒットとなった

全ては、粘り強く写真集を作ったスタッフのおかげだった

しかしこのハッピーエンドの裏に一人のスタッフの犠牲者が出たことを決してわすれてはいけない

今まで一言も喋らなかった男が言った

「まだキッズで名前の売れてない子を小川という名前に改名させるのはどうだろうか」

男達は萩原という少女のもとを訪ねた

「マイマイももっとやりたいでちゅ」

改名の依頼はあっさり断られた

しかも、その直後に彼女と同姓同名のアダルトビデオ女優がいる事がわかった

改名の件はいつしか立ち消えとなった

最後に、写真集出版前にバラエティ番組に出演した
小川さんの言葉を紹介して終わりたいと思います


「畳の上でね、こう寝そべって…」


♪ﾍｯﾄﾞﾗ〜ｲﾄ ﾃ〜ﾙﾗ〜ｲﾄ
愛は〜まだ　終わら〜ない〜

>>1
最高ｗ

やべぇおもしろすぎるｗ

「まだできないんですか？」
無邪気に問う小川を男達は誰一人として責めなかった

男達の情熱は時として正面からぶつかりあった

「どんな被写体であっても写真に修正を加えてはいけない！」

「この世界は妥協なしでは生きていけない世界なんだ！」


その時、小川は言った


「やめて！私のために争わないで！」




男達は静かに天を仰いだ

>>308
>>309
話が一瞬でつまらなくなった。

どうせなら１０００までいかせろよ。面白いんだから

>>1
ﾜﾛﾀ

作業は連日深夜まで及んだ
男達の疲労も極限に達していた

　　　　　　　 Λ＿Λ .　　ﾉﾉﾊﾊヽヽ
　　　　　 　/:彡ミ゛ヽ;）ー(´▽(｀　∬
　　　　　 / :::/:: ヽ、ヽ、 ⊂　　　ヽ
　　 　　 / :::/;;: 　 ヽ　ヽ ::ｌﾐ　　　　)
￣￣￣（_,ノ ￣￣￣ヽ､_ノ　Ｕ　Ｕ

　　　　　　　 Λ＿Λ .　　ﾉﾉﾊﾊヽヽ
　　　　　 　/:彡ミ゛ヽ;）ー(´▽(｀　∬
　　　　　 / :::/:: ヽ、ヽ、 ⊂　　　ヽ
　　 　　 / :::/;;: 　 ヽ　ヽ ::ｌﾐ　　　　)
￣￣￣（_,ノ ￣￣￣ヽ､_ノ　Ｕ　Ｕ

撮影班は言った。「現場の空気が悪くなって来ている」

修正・制作班、「商品レベルにまでごまかせば詐欺になります」

営業班、「売れないとわかっている商品を店頭に置いてもらえると思っているのか？」

チーフは頭を抱えた

素晴らしく良スレ

>>32
>>40
の「序章」って感じが好き

新たな才能を発掘するため、チーム全員で全国の美術大学、写真専門学校を回った。

学生たちに小川の写真を見せてみる。

「僕は人物写真専門なんです。ごめんなさい」

スカウトは難航を極めた。

「そうか！」
修正担当が叫んだ

「Adobeに相談しよう！」

この一言で、一人のアイドルを映した写真集が、テクノロジーの歴史を変える事になった

「おとうさんのおしごとってなんなの？」

子供の無邪気な質問に答えられない自分を呪った

そのとき一人の男に白羽の矢が立った
アフリカの大自然で写真を撮り続ける男
獰猛な野獣が獲物に襲いかかるその一瞬を撮る技術に優れていた
男は言った、「やりましょう、私しかいない」

>>326
ﾜﾛﾀ

2ヶ月ぶりに家に帰り妻と再会した
妻の方が可愛かった
自分の運命を呪った

「さてこれが当時の画像ソフトですが、ごらんになっていかがですか」
「なつかしいですねぇ・・・」

おもしれーな！このスレ！

亀井写真集もこれに近い状態だったんだろうな
亀井は目とアゴだけだが小川は…

誰かFLASH

「俺たちは重大なことを忘れていたぞ。
思い出してみろ。ハロプロ商法の基本を！」

寄生

その言葉に男たちの目が輝いた
「藤本にアポをとれ！」

「だめです、藤本の写真集も売れてません！」

目の前が真っ暗になった

そこで男たちはぴーんときた

「乳か・・・？」

ソフトフォーカス
頼みの綱の技術だった。
限界を超えればピンボケとなる。

深夜に及ぶ作業のはてにテスト版が配られた。
それを見た男たちは息を飲んだ。
「・・・さらに太って見える」

　ノノノハヽ
　川σ_σ|| ＜ぽこミュン！
　⊂　　　つ
　　|　　　）
　　∪　∪

「絶望するのはまだ早い。寄生のアイデアは悪くないんだ」
リーダーは冷静だった
「いま売れてるハロメンの写真集は誰のだ
そいつを小川と一緒に映せば……」

「安倍なつみの『ナッチ』です」

部屋に沈黙が下りた

『ブサかわいい』の方向性ではどうでしょうか！

その若くエネルギッシュな青年のてには「愛犬の友」が握られていた。

肌の露出をおさえて、なおかつ萌える写真は撮れないか？
コスプレという言葉を誰もが思い浮かべた
参考にと、一人がハロモニ劇場のビデオを借りてきた

見終えた時、言葉を発する者はいなかった

ヘッドライト・テールライトは聞けるのか？

皆、泣いていた・・・

誰かがつぶやいた
「もう握手券しか・・・」

　　　　　　市場は冷え切っていた

　　　　　畳に寝そべる小川
　　　　　　　　　　　製作は困難を極めた

　　超えてはならない最後の一線

止
ま　　　　通常の３倍の化粧技術
ら

な　　　　　　　　　　　　　　誰
い　　　　　　　　　　　　　　も
肥　　　　　　　　　　　　 　 が　　　新潟復興支援

大　　　　　　　　　　　　　 絶
化　　　　　　　　　　　　　 望
　　　　迫り来る納期　　　し
　　　　　　　　　　　　　　　て
　　 　　　　　　　　　　　　 い
　　　　　　　　　　　　　　　た　　迷走するＵＦＡの方針
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　各分野で一流の実績をあげてきた技術者たち

納期は刻々と迫っていた
テレビでHPASが歌っていた
小川「まだ間〜にあっうっぜ〜」
湯飲みをぶつけたくなった

開発者の絶望とわずかな期待が入り混じったスレだ

いつ投げ捨てるか

息を飲んで今後を期待

プロジェクトサブリーダーの今川は妻の慶子とタヒチに来ていた


ビーチで休んでいた慶子がぽつりと呟いた
「こっちの結婚している女の人ってみんな太っているわね」


今川に一筋の光明が見えた

今川はすぐさま東京に帰った

おまえら暇だなあ〜。

会議室はみなうなだれていた。

「だめだ、限界だ、担当下ろさせてくれ」
「もう発売決まってるんだから耐えろ」

後日編集担当者は自殺した。

男は疲れ切っていた

もう２ヶ月　家に帰っていなかった

男は石川写真集を見ながら呟いた

「素材が違いすぎる」

男の苦悩は深まった

が、その写真集でオナニーしたのでよしとした

そうだ彼女じゃ無く妹という点を前面に出そう。寝てないだけあって無謀だということに気がつかなかった。


数日後の撮影は悪趣味なコスプレになってしまった

久々の帰宅　温かく迎えてくれた妻

ふと　彼女のエプロン姿に目が留まる

「これだ」

早速スタッフを集め撮影した

「これじゃない」

「こんなの撮るために　カメラマンになったんじゃない」　こう呟いて若き写真家は去っていった

そそりたつ肉の壁

「もう無理ですよ」

徹夜続きのスタッフの体力を確実に奪っていった

　
「待ってください！　これを見てください…！」
　
若いスタッフが思いがけないスレッドを発見した
　
　
小川が徐々にかわいくなってってる件について
http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1102440245/
　

从*･ ｡.･)ﾉ＜う・そ・だ・よ

>>357
皆　言葉を失った

>>357
しかしそのスレも
　
伸びていないうえに　叩きスレに変わりつつあった

一人の男が呟いた
「・・・多摩川のたまちゃん」
一同、言葉を失った

その日プロジェクトリーダーは痛む胃を押さえながら会長室を訪ねこう言った

「会長、脂肪吸引手術を許可してください」

考えに考えたクビを覚悟の最後の作戦だった

会長室の窓から見える雪がやけに綺麗だった

写真自体での勝負は無理だと判断し、発想を変える事にした


1ゲーム性を取り入れる…ウォーリーを探せの小川版。勿論、鼻めがねをかけさせて

2タイトルに工夫…タイトルを「マーくん」にして帯に中居の写真を載せる。中居の写真集と間違えてSMAPヲタに買わせる

3見る側を変化させる…本を開くと催涙ガスが出る。涙で写真が、まともに見れなくなる

　　　　　　　：
　　　　　　　：


会議が進むにつれて犯罪性が強くなっていった

「もしくはイベント性を強めるかだ。たとえば追悼写真集・・・」
スタッフの何人かが一瞬マジな目になった

「わたしダイエット始めたんですよ〜」

少女は悪びれる様子も無く2�gコーラを片手に言った

スタッフはそれでも信じるしかない自分達の無力さを呪った

スタッフ達の心中を想像して俺まで胃が痛くなってきた

スタッフの一人が叫んだ。

「ブリトニーです！和製ブリトニーと呼ばれた今、写真は全てブリトニーフォトショップ修正作戦でいけます！！」

その一言にみんなの絶望した瞳に一筋の光が見えた。

「・・・はっ！その手が、その手があったか！」

>>365
2�gコーラ…


追悼…の文字が一瞬脳裏に浮かんだ



「いや！いかん！！いかん！！」
すぐに冷静さを取り戻した

スタッフの理性は限界に近ずいていた

一人のスタッフが自分の娘の写真を見ながら呟いた

「パパ頑張るよ。」

>>367

「え、ブリトーですか！」

いきなり部屋に入ってきた小川。

手にはフォークが握られていた。

>>289
ﾜﾗﾀ

>>370
フォークを見た瞬間
娘に貰ったキーホルダーのチェーンが切れた



チャリーン



金属の音が部屋に響く




「パパもうダメかもしれない…」
スタッフの顔がゆがむ

俺達はなぜここまで苦しまなきやならないんだ。誰もが数奇な運命を呪った

>>372
キーホールダーを拾い顔を上げるとカレンダーが目に入った。

「明日は娘の入園式か・・・」

あんなに小川に泣かされたのに、涙は枯れないんだね・・・。

俺たちがどんな罪を重ねたというんだ。

∬∬´▽｀)|＜おもちたべる？

小川に悪気はなかった

殺意すら沸かなくなった

「そうだ！全ページ袋とじにすれば…」

いけるかもしれない
すぐに試作本の制作にとりかかった

男たちの瞳は輝きを取り戻した

皆が絶望し疲れきったころ小川は家でのんびりミカンを食っていた
男たちはその無神経さにただ呆れた

男たちは出来上がった写真を見るたびにいろんな物が口と胸からこみ上げてくるのを感じた

そして確信した
「これは市場に出せない」
作業は振り出しに戻った

しかしその判断も理性があるうちだけであった

　期限だけが　　迫った

男達は　　途方にくれた

次第に追悼の文字が男たちの不確実な脳波に漂う

「来年の春・・・って・・・何月までのことを示すんでしょうね・・・」
　
自嘲めいた呟きが　こぼれた
　
時間が　ない

もう俺たちの写真集にしてしまおう！　誰かが言った

「ふざけるな！」
責任者は怒った

一番最初に錯乱しだした男の声に耳を貸す事務所の者などいなかった

限界だった
男たちは疲れきってしまったのだ

小川をはじめ事務所の期待と圧力を浴び続けた製作スタッフ

ここまで長い時間関わっていれば俺たちが小川麻琴だと言っても過言ではない
リーダーはここまでだと悟った

「『相武紗季』って昔の小川に似てますよね…こうなったら彼女に代役をやってもらうしか…」
若手スタッフがポツリともらした

「その手があったか！」
プロジェクトリーダーはすがりつく思いで電話を手に取った



あっさり断られた

スタッフ全員がうなだれた

リーダーは精神が分裂しだした

「アップを多くできないか」

「なるべく水着は多くして欲しい」

会議室では要求だけが飛び交った

もはやそれを真に受ける者など製作スタッフにはいなかった

「小川さえいなくなれば俺たちはこんなに苦労しないのに‥‥」

ただやるせなさと絶望感だけが男たちを突き刺す

「日本で駄目ならエジプトで売ればいい！」

ふくよな女性が好まれるという

目の前が明るくなった

ファン（家族）　あるタレントの言葉に目が止まった

・・そうか家族なら有りのままの姿でいいじゃないか

そのとき　事務所の電話が幾度も鳴り響いた

「こんなものが売れるわけが無い！」

街の書店からの声だった

皆　声を荒げていた

追い込まれたスタッフのあっちこっちから悲鳴のような意味不明な数々の期待を生んだ

「アラビア語で『小川麻琴』ってどう書くんだ？」
計画は暗礁に乗り上げた

「芸術家のように白黒写真集にしてはどうか」

アルバイトの少年がつぶやいた

しかしそのアルバイトの少年は謎の怪死を遂げたのだった

俺達は目に見えないなにかに縛られてる気がした

もうラクになりたい。誰もがそんな言葉を発するようになった

そのときスタッフの一人が叫んだ

「なぜあの豚女の写真集を出さなきゃいけないんだ！！」

振り出しに戻った

平成17年 時はアイドル写真集ブーム
多くのアイドル写真集が店頭に並ぶなかで
ひときわ異彩を放つ 一冊の写真集が全国に発売された

これは不可能に挑んだ男達の 想像を絶する戦いの物語である

「売ろうと思うのがいけないのかも知れない
売れなくて元々という気持ちでやれば…」

スタッフの１人が呟いた…
結果は変わらなかった…

そんなわかりきったこと百も承知だった
スタッフはただ楽になりたい
ただそれだけだった

何となくテレビを見ていたスタッフが突然…
「これだ！」
叫んだ

チャンネルは日本テレビだった

有線からきこえたなまずの歌に誰かがふと漏らした
「ドラえもんがいたらいいのに」
男達はもしもボックスの開発に着手することにした

根本はるみに似てるからイエローキャブに頼んで少し混ぜて貰おうと
提案した物が居た、しかし乳の大きさでバレると却下された。

男たちは途方に暮れた

取り憑かれたようにテレビに見入るスタッフ

誰もが藁にもすがる思いだった

>>414
「呼んだ〜、僕おがわえもん」
スタッフは殺意は何度でも起こることを実感した

「おい！亀井はこれがボツカットだってさ！」

「はぁ？コレが？このレベルでボツ？うちの大将ときたらｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗ」

もうスタッフ精神は限界をはるかに超えていた

この笑顔をどう修正すべきか
議論は数時間にも及んだ
http://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/7tw41208211616.jpg

「やはりあの時杉田かおるの代わりに…」
後の祭りだった

「小川、お昼お弁当3個食べちゃいましたよ」

情熱は殺意に変った

「レントゲン写真も写真ですよね」

誰かがポツリとつぶやいた

「それだ！」と叫ぶ者もいた
つっこむ声はどこからも出なかった

「だってもうわかんないんだもん」
かつてマジ泣きした少女の気持ち
痛いほど わかった

市場の反応は冷たかった

「この本を置いてください！」
叫ぶ声も届かず、どこの店でも門前払い

12月の風に手がかじかんでいた

「俺のところに持って来いよ！」

古紙回収業者だった

その時一人男がこう言った

「そうだ、アイコラで行こう」

光沢加工された印刷物はリサイクルも難しい　それなのに

スタッフは回収業者の気遣いに涙した

すでに、何度も囁かれた案だった

しかし男達は1つの奇跡を思い出していた
「保田圭写真集」
諦めるわけにはいかなかった

スタッフはストレスのあまり痩せ衰えていった

「・・・石川の写真集の各ページの端っこに
パラパラ漫画のようにして小川の連続写真を
載せるのはどうですか？」

一人のスタッフが呟いた

パラパラ漫画であるならそれぞれの写真を凝視しない

男はそう考えた

いける！

そう確信した

起死回生のアイデアだった

しかし、会長である山崎直樹は首を縦には振らなかった

「そんな前例のないものは認めるわけにはいかない」

あまりにも大きな壁が男たちの行く手をふさいでいた

計画は再び暗礁に乗り上げた

こうなったら、ストレスで強制的に痩せさせるしかない！
スタッフの一人が叫んだ。これは苦渋の決断であった。
しかし小川は逆にストレスで食べまくった。

そのスタッフは帰らぬ人となった

「だめだ、良いアイデアが浮かばない」

その時、男たちのもとに１枚写真が届いた
差出人は現場に調査に出かけていた部下からだった

男たちは、その写真を見て驚いた

ttp://makoto.gotdns.org/mako2/src/punimako_0225.jpg
「なぜ、同じものをこんなにたくさん．．」
室内は異様な空気に包まれた

その時、スタッフの１人が叫んだ
「そうだ、俺たちは売る相手を間違っていた」

「なにも一般に広く売れる必要はない
少数のヲタがまとめ買いをしてくれれば、
結果は同じじゃないか！」

まさに奇跡の一言だった

一人の男が呟いた

「地獄絵図だ・・」

　　　　　　市場は冷え切っていた

　　　　　畳に寝そべる小川
　　　　　　　　　　　製作は困難を極めた

　　超えてはならない最後の一線

止　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　迷
ま　　　　通常の３倍の化粧技術　　　　　走
ら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 す
な　　　　　　　　　　　　　　誰　　　　　　 　 る
い　　　　　　　　　　　　　　も　　　　　　　　Ｕ
肥　　　　　　　　　　　　 　 が　　　　　　　　Ｆ
大　　　　　　　　　　　　　 絶　　　　　　　　Ａ
化　　　　　　　　　　　　　 望　　　　　　　　の
　　　　迫り来る納期　　　し　　　　　　　　方
　　　　　　　　　　　　　　　て　　　　　　　　針
　　 　　　　　　　　　　　　 い
　　　　　　　　　　　　　　　た　　　　新潟復興支援
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　各分野で一流の実績をあげてきた技術者たち

一枚だけでいい　ベストショットを探すんだ！！
チーフは叫んだ
「その写真だけで４８ページを組むんだ！！」

まさに金太郎飴的発想だった

被写体を活かす技術

　　　　　一流の技術者たちでも苦悩した

ヲタによる大人買い作戦
歓声の沸くオフィス
しかしリーダーが呟いた
「小川ヲタ自体が少ないんじゃないか?」
空気が・・ 凍った

たまたま田中れいなの写真集を手掛けていたスタッフ達が側で会議をしていた
「もうちょっと肉付きがいいとね〜」

男達はサバイバルナイフと拳銃を用意した

ある日曜日の朝、スタッフはハロモニで小川をチェックしようと思い
テレビ東京をつけた。

しかし番組はもう終わりに差し掛かっており、男がチャンネルを
買えようとした時、衝撃の場面が映し出された。

「小川がご褒美のデザートに群がってる！！！」

大声を出さずにいられなかった。

写真集の文字が頭から消えた瞬間だった。

「安倍の復帰を1ヶ月早めて小川と・・・」

禁断の一言だった。

「こうなったらもう正統派のアイドル写真集で行きましょうよ」

この一言が

後のアイドル市場を大きく変える一言となった・・・

疲れきっているスタッフに小川が気をきかせてカツ丼とケーキの差し入れをした

スタッフの疲労はさらにました

その時、TVからあるニュースが流れてきた

ジェンキンス氏が新潟へ

これだ！
男の前に一筋の光が見えた

疲弊しきったスタッフの一人が気分転換にとテレビをつける

そこには「うたばん」出演中の小川がいた

必死に写真集の宣伝をしている



別のスタッフの一人がつぶやく

「もうあとには退けないな・・・」




次の日


現場に出てきたスタッフの数は半分に減っていた

計画が一瞬にして暗礁にのりあげた

そんな中、プロジェクトの中で最も若いスタッフが言った

「食べることって自己表現ですよね？」

男達はある一人の天才を訪ねた。肉体改造のプロ、ケビン山崎である。
後にケビンはこう語る「千代大海ですらもっと簡単だった」

行き詰った空気の中で一人の男のポケットから一枚の硬貨が落ちた

１０円だった

「そうだ！１０円だ！」

技術者は仲間を集め　小川の写真に１０円玉を置いた

皆　唖然とした

「全部隠れてますけど？」

名スレ復活乙。
過去ログ貼れる奴いる？「小川の写真集が幻にならないために・・・」ってやつ。

プロジェクトのメンバーの顔つきが変わった。

「そうか！写真集全編小川が物を食べてるカットにすれば」



再び　計画が動き出した

「・・・今までは水着などを隠すのに
10円を使っている人がいましたね」

「食べる小川か…
いっそのこと小川が紹介するグルメ本でも良いんじゃないか
小川の写真さえあれば良いんだから」

それは正に起死回生の一言だった

　ノノノハヽ
　川σ,_σ|| ＜ぽこミュン！
　⊂　　　 つ
　　|　　　 ）
　　∪　 ∪

「・・・その10円で余った肉を隠すってのはダメでしょうか？」

だが、小川の肉を喰いちぎる写真は迫力がありすぎた

しかし出来上がってみればそれは東京ウォーカーそのものだった

「たらふく食べさせた後にダイエット本も書かせましょう！」
次から次へと止めどなく溢れ出るアイデア
スタッフの目に輝きが戻った

「私ダイエットなんかしないプー」
小川がそう言いはなった
最年少のスタッフが小川に殴りかかる
もはや誰も止める者はいなかった

「いっそのこと砂浜に穴を掘ってそこに小川の首だけ出した格好で
ひたすら食べさせたらどうだろうか」

54歳、定年間近の貫井健一が言った

デブが食べまくるというありふれた企画　
どこの出版社もとりあってくれない

これまでか　と思った

スタッフの誰かがテレビをつけていた

「まいう〜」

テレビから聞こえてきた台詞にメンバー一同くぎづけになった

若手社員がつぶやいた

「小川が写ってなくても小川が撮ってれば小川麻琴写真集」

会議室に激震が走った

プロジェクトが暗礁に乗り上げたある日
思わぬ出来事から奇跡の発想が生まれた

スタッフ｢何かの参考にと思い、篠山紀信写真集買って来ました｣

その時、プロジェクトリーダーが声を荒げて言った

リーダー｢その写真集に篠山紀信は写っているか｣

スタッフ｢写ってませんよ、カメラマンが写真集に写ってるわけ無・・・まさか｣

リーダー｢そのまさかだよ、小川麻琴カメラマンで写真集を出せば
　　　　　小川麻琴を写す必要は無い｣

現場に歓声が上がった　奇跡の瞬間だった

試しにスタッフが小川にカメラを持たせてみた

一心不乱に自分を撮り続ける小川

「ダメだ…」

誰もが思った

スタッフは小川にカメラを渡した

数日後出来上がった写真を見て一人のスタッフが叫んだ

「これじゃだめだ！使えない」


全部の写真に小川の指が写りこんでいた

>>473>>474
タイミング（・∀・）ｲｲ
同じ展開w

今になってようやく保田の心づかいに気がつく一同であった・・・

最大の問題、指
誰もが頭を抱え眠れない夜が続いた

スタジオゲスト保田圭登場

保田にとって久しぶりのテレビ出演
喜びのあまり想いのままを語った

『私最近よくめざましお天気の千佳ちゃんに
似てるって言われるんですよー』


放送できなかった

保田は2ヶ月の自粛に決まった

そこにある男がふらりと現れた
寺田だった

彼は保田にこう、言った｢もっとロックにやるんや｣

しかし追い込まれてしまった保田はもう、限界だった

「小川が保田で保田が小川で…ｱﾊ・・ｱﾊﾊﾊﾊ」

もう何もかもダメになっていた

八方ふさがりとなったスタッフたち　気晴らしになればと
昔の映画のDVDを見ていた

その中に　抱き合いながら階段を転げ落ちたあと
お互いの体が入れ替わってしまうという
不思議なシーンがあった

スタッフたち「これだ！」と思った

壊れたカメラマンとスタッフは　もはや　廃人だった
カメラマンは　スタッフに何一つ指示せず　シャッターを押し続けた
スタッフは　何一つ仕事することなく　ただ立ち尽くしていた


カメラマンは　現像した写真を　無造作に投げ出した

そこに　奇跡が　映っていた


小川の顔は　逆光で　見えなかった
シルエットと化した　小川は　少しやせて見えた

小川の背の太陽が　男達の　大いなる光となった

「やりましょう、主任！」
力強く　声を張る者がいた

しかし　彼はヨダレをたらしながら　床を転がりながら笑っていた

まだ　駆け出しの新人だった　　　こうして　またひとり　脱落者が出た

ただ　泣いた

ある日、カメラマンが自ら首に縄をかけて逝ってしまった
撮って現像しては廃棄される写真、写真、写真・・・

写真家として、プロとして、こうすることで答えを出したのだった

世界仰天で胃バイパスや皮切除の手術したりしているけどそれって相当金かかるんでしょ
食費相当かかっている様な人なのにどこにそんな金あるの？

代わりのカメラマンはなかなか見つからなかった
もうシロウトでもいい、どこかにいないか
ヒマをもてあまし、芸術的センスを発揮したがっている者、
アーティストになりたがっている者が

「飯田だ！飯田が撮った小川の写真集なら、
それだけで話題になる！」
ようやくプロジェクトに光が射した
足どりをはずませ、二カ月ぶりに家に帰って娘に話した
「飯田って誰?」
そう、言われた

また一人スタッフが辞めていった

このカメラマンは写真集の鬼と言われていた
しかし言った・・・「困難な作業になるでしょう」
そのとき誰もが絶望にひしがれた

今日から会社に専属医が待機することになった

売れなくてもいい
作ると言ったからには作るんだ！

と、怒号するスタッフがいた

印刷会社は言った・・・
「こんな出来では出版は無理だ他を当たってくれ」

撮影が再開された

良いカットが重い浮かばないカメラマンはいろいろな写真集を参考にした
撮影場所、セット、衣装、ライティングなど全てを参考にした

後に当時のカメラマンは
「あぁやるしかなかった」
と言い残し2ヶ月の謹慎処分となる

出版社が見つからない
プロジェクトメンバーは焦っていた

そんな中このプロジェクトへある出版が名乗りをあげた

「5万冊手売りして下さい。
完売したら出版しましょう。」

前代未聞の条件

しかしこれしか方法は無かった

男達はそれでも諦めなかった

五万冊の写真集を抱え、スタッフは日本中を歩いた
「娘。にできたことが俺たちにできないはずはない」
そう、信じた

小川の師匠でもある吉澤さんに相談してみた。

「真空状態にしたら痩せてみえるんじゃね？
でもそれじゃあ死んじゃうか！死んじゃうね！」

もうスタッフは鬱だとか躁だとかいう次元を超えていた

急に回収命令が出た

「ところでこれ・・・タイトルはどうするんですか？」

結局、スタッフやカメラマンは4回も入れ替えられた

次の日朝刊をみて唖然とした。

カメラマンの失踪によって、図らずも久しぶりの休日となった。
いついらいだろうか、家族と過ごす時間。
一人娘が、絵本を読んでくれとせがんだ。

「裸の王様」

これだ！男は閃いた。
こうして、前代未聞の被写体よりバカには見えない写真集の試作が始まった。

試行錯誤の末、被写体よりバカには見えない写真集の試作第一号が刷り上った
一番先にヒントをくれた娘に見せた

「太ったお姉ちゃんだね」

振り出しに戻った

困難な作業の連続でスタッフは見る見るうちに痩せていった
だがそんな苦労を自宅でセンベイを食っている小川は知る由も無かった

ただ時間だけが浪費されていった

この苦悩こそが作品なのではいだろうか

スタッフは新しい世界に足を踏み入れた

「私、芸術のためなら脱いでもいいですよ」

脳天気に語る小川に
スタッフは誰一人として
返事が出来なかった

>>418
大将にﾜﾛﾀ

「石川と小川って一文字違いですよね」

若手スタッフのその一言がそれが奇跡の始まりだった

売れなくてもいいじゃない　小川なんだもの

全米が　泣いた

州*‘ o‘ﾘ＜しらないひととあそんじゃだめだもん

「キッズと一緒に写せば・・・」
「そうか！キッズとしては初写真集になる！」

起死回生のひらめきだった

ベリーズ担当のマネージャーは言った

「未来あるこの子達を汚さないでください！」

何も言い返せなかった

「スタジオにゲストをお呼びしました」

写真集『小川を探せ』

体型を隠すための起死回生のアイディア

エキストラ500人との撮影

前代未聞のプロジェクトにスタッフの意気が上がった

会議室に重苦しい空気が流れ、誰一人口を開こうとはしなかった。
そのときTVからニュースが流れてきた
　〜安倍なつみ盗作で紅白を辞退
「これだ！」一同が一斉に顔を上げた。

「小川のスキャンダルを探せ！パクリでもオトコでも何でもいい！！」

興信所の男が言った

「男関係は何もありません、きれいなもんです」
「創作活動？あるわけないでしょ」

皆、天を仰いだ

その時　

企画室に一本の電話が入った

小川だった




泣いていた

むしろ泣きたいのは



男達のほうだった

限界にもほどがあった

「巨乳路線で売り出せないか」

男には考えがあった
小池栄子を参考にしろ、というのだ

男の一人が重い口を開いた

売ったという形ならそれでいいじゃないか
発売しなかったらその時点で負けだ

相撲路線な

「売ったら負けかなっと思ってる」


ニートに笑われた

「みなさん見てください」

誰かが部屋に飛び込んできた

「体重をちょっとでも減らそうと思って」

そこには全身を剃毛した小川が立っていた




もうおしまいだと思った

ＴＶでは新潟復興チャリティーのサッカーを放送していた

「私、デビュー前に新潟でアルビレックスの応援歌唄ってたんですよ」
小川が言った

調べてみるとデビュー前『シグナル５』というユニットに小川は所属していた

アルビレックス新潟は観客動員数日本一の人気チームだった

「新潟の試合開催日に販売してみよう」
男達は意気揚揚に写真集の在庫を抱えて新潟に向かった


試合当日

スタンドはオレンジ一色だった

「アルビレックスには私がついてます！」
試合前小川の挨拶がスタンドにこだました


アルビレックスは格下の相手に惨敗した

「小川は女神じゃなくて疫病神だな」


当然ながら小川の写真集は全く売れなかった

男達は行きと同じ量の在庫を抱えて帰京した
肩に抱えた在庫は行きの数倍重く感じられた

出来上がった写真を前にして男たちはうなだれた
長い沈黙の後一人が口を開いた

「内容はあきらめよう。せめてタイトルで売り上げを伸ばすことは出来ないものか」

「エノケソ・・・」誰かが呟いた

「何だそれは？」

「昭和の喜劇俳優エノケンの名を真似てエノケソ劇団というのがあったそうです
　お客さんの中には本物のエノケンが出ると思って見に行く人もいたそうです」

「それだ！」

長いトンネルから脱出した気がした

かくして「小川真琴写真集」は発売された。無意味であった

倉庫に書店からの返品の山ができた。
タイトルだけでは騙せなかった

「モーニングショット。
　朝勃ちの勢いに任せるって言うのはどうだ？」

朝に見る写真集。
答が近づきつつある気がした。

男　達　は　絶　望　し　た

ハロープロジェクトＸ 主題歌

風の中の平家
砂の中の市井
みんな何処へ行った　見送られることもなく
草原のタンポポ
街角のシェキドル
みんな何処へ行った　見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
ヲタは空ばかり見てる
つんくよ高い空から教えてよ　地上の星を
つんくよ地上の星は今　何処にあるのだろう

それでも、男達は小川のことを愛していた

その愛は小川の栄養へと変わっていった

膨れていくその体

>>1

糞　　　　ワ　　　　ロ　　　　　タ

「反面教師ですよ！ダイエット本にしましょう！」

そうか！何か食べたくなった時、この写真集を見れば我慢できる！

男たちは手をたたいた

逆境を乗り越えたオトコたちの奇跡が始まった

「この写真集は我慢どころか　食欲がなくなるな」

思いもよらぬ　効果だった

「もう限界です」

男達はそっと漏らした

ポテトチップを食いながら小川が入ってきた
男たちは怒りに震えた

いっそのこと背景を無くせば写真を弄れるのでは

男達に希望が戻った

「思いっきり引きの絵で撮りましょう」

反対する者はいなかった

手元にある小川麻琴プロフィールを見た
「趣味　半身浴」

なぜ痩せないのか・・・

手元にある小川麻琴プロフィールを見た
「特技　水泳かな？」
泳いでいる写真を撮ってみようと小川に水着を着せてみた。

泳がせるまでもなかった。

通りがかった子供が言った
「トドだ」

男たちは言い返せなかった

あぶら（小川）が水に浮く様子を見て1人の男がひらめいた

そうだ　宇宙服だ！
宇宙服を着せれば体型がごまかせる　

「ついでにお面もさせましょう」
部下が言った

誰かわからなくなった

ついに見つけました　そう言って部下は野村沙知代
写真集を取り出した

Q.最近、これは美味しい！と思ったものは？
飯田：テグタンスープ、最近辛い物にハマってて家でも作ってます。
矢口：ラーメンにラー油！まじ最高です(はーと)毎日に近いくらい食べてます！
吉澤：らっきょ
石川：サバ！昔はあまり好きじゃなかったけど、おいしいサバを食べてからハマってます(はーと)
高橋：カスピ海ヨーグルト
紺野：改めておいしと思ったのがお餅でアイスを包んだアイスです(はーと)もちもちLOVE(はーと)
小川：肉マン。あんまん派だったんだけど、最近、肉マンっておいすぃーって思いますね(はーと)
新垣：この間、長〜いお休みがあった時に、大阪に行った時タコせんがすごく美味しかったです。
藤本：あらためて「枝豆」
亀井：コーラ味のグミ(はーと)大好きです！
道重：きなこ餅の入ったチョコレート(はーと)ハマっちゃいましたぁ(はーと)
田中：焼肉→ホルモン(めちゃくちゃ油がのってて中はプリプリ外はカリカリだったんです！)


皆　肉　ま　ん　を　恨　ん　だ

小川麻琴（はあと）

タイトル案は振り出しに戻った

「いっそのことデブ専のお店に置いて貰ったらどうでしょう？」
一筋の光が見えた


しかし男達はアイドルの写真集を作っている事を後で思い出しむせび泣いた

ここでゲスト↓

『小川が、１ヶ月間食べた物を自分で撮影した写真集』

「これなら『小川麻琴写真集』だし、反面教師としてダイエット本としても売れる！」
「小川本人も気兼ねなく肉まんが食べられる！」

大きく動き出したかに思われた

「赤ん坊の頃から現在までの写真を使ってアルバムにしたらどうですか？」
プロジェクトリーダーはその案に飛びついた

「すぐに草案の写真集を作ってこい！！」
提出された写真集には赤ん坊の頃のものしかなかった

しかもその赤ん坊時代にあの・・・

「小川麻琴には姉妹がいるんじゃないか？」

スタッフは新潟に飛んだ

そこに大地震が襲った

>>564
地震ﾈﾀｲｸﾅｲ！

スタッフは、崩れた天井の下でも小川のことを想っていた

一方東京ではスタッフは小川にこう耳打ちした

「次のライブで『マグマが〜』」って言って下さい

不祥事さえ起こせば写真集も無くなると思った

しかし小川は台詞を忘れていた

会
長
の
檄
が
飛
ん
だ
　　「わかパイに勝て！」

その言葉が男達に重くのしかかった

　　　　　　市場は冷え切っていた

　　　　　畳に寝そべる小川
　　　　　　　　　　　製作は困難を極めた

　　超えてはならない最後の一線

止　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　迷
ま　　　　通常の３倍の化粧技術　　　　　走
ら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 す
な　　　　　　　　　　　　　　誰　　　　　　 　 る
い　　　　　　　　　　　　　　も　　　　　　　　Ｕ
肥　　　　　　　　　　　　 　 が　　　　　　　　Ｆ
大　　　　　　　　　　　　　 絶　　　　　　　　Ａ
化　　　　　　　　　　　　　 望　　　　　　　　の
　　　　迫り来る納期　　　し　　　　　　　　方
　　　　　　　　　　　　　　　て　　　　　　　　針
　　 　　　　　　　　　　　　 い
　　　　　　　　　　　　　　　た　　　　新潟復興支援
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　各分野で一流の実績をあげてきた技術者たち

「いっそのこと紺野をカメラマンにして紺ヲタの大量買いを狙えばいいんじゃないか？」

スタッフの一人が半ばやけくそ気味につぶやいた

「それだ！」プロジェクトリーダーが叫んだ。事態は急転した

こうして小川を撮影している石川＆紺野カメラマンという前代未聞の写真集の発売が決定した

http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/upload/img/hell0398.jpg

∬∬´▽｀)ノ＜肉マン。あんまん派だったんだけど、最近、肉マンっておいすぃーって思いますね♪

男達の頭の中で　何かが切れる　音がした

ハロモニスタッフが言った
「みなさん大変そうですねー
　でも、マコっちゃんがいなくなればこの企画もぽしゃるんですよね〜
　　　　　　なーんて冗談ですよ！冗談！あっはっはっはっは！」

男達の目の色が一瞬変わった

それが禁じ手だということは　誰もがわかっていた

しかし　男たちは追い詰められていた

男の一人が呟いた
「ゴルゴに依頼しましょう」

プロジェクトリーダーの車田重之の元に

カメラマンを任された紺野あさ美から電話がかかってきた。

泣いていた。

「初めてファインダー越しに麻琴を見て・・・直視できなくて・・・

　1枚も撮ることができませんでした・・・・・・

　今まで親友として、そういうところは見ない振りをしていたのかもしれません。

　本当にごめんなさい・・・」

車田も涙した。謝るのは僕のほうだ。

こんな無謀な任務をわずか17歳の少女に背負わせた自分を恥じた。

標的小川の写真を見たゴルゴの額に汗が浮き出てきた

「この件はお断りだ。直視できないものを標的にはできない」

返す言葉が無かった

「ライフルのスコープをサーモセンサーに変えたらどうでしょう？
それなら見えるのはただの高温の塊に見えるはずです」
入社1年目の若手研究者が叫んだ
「私に作らせて下さい」

「これに賭けてみよう」

連日徹夜の開発が始まった

うまく行かない
サーモセンサーを通して見ても吐き気がする
若手研究者は焦った

　紺野の写真集を見ていたスタッフが、あるページに気づいた。
　見開き２ページを使い、海岸の堤防に立つ紺野を遠距離から撮影している。
見開き２ページは、ほとんどが背景で占められ、紺野の姿は小さく写っている
だけだ。
「これだ！」スタッフは叫んだ。

スコープの開発ﾜﾛｰﾀ

>>578
　
　全米が泣いた
　

そして>>583の試作品ができあがった

美しい風景に　余計なものがうつっている　としか言いようがなかった

サーモセンサーが思うようにいかず　

骨しか映らないX線や　逆転の発想で体脂肪計も試みた

だが、やはりライフルのスコープには無理だった

「間に合わないスコープはあきらめよう
俺がゴルゴと交渉する」
開発チームリーダーが静かに言った

「ゴルゴさん、スコープは無理です。
スコープなしで至近距離からやってくれませんか」

ヒット製品の鬼と言われたリーダーが土下座をした

ゴルゴは無言のまま立ち去った

リーダー悔しくて眠れなかった

開発チームは解散した

小川はライフルの弾さえ吸収する体になっていた

「体の真ん中に鏡を置けば！」

目から鱗の起死回生の騙しテクニックだった

細くはなった、しかし顔がより直視出来なくなってしまった

会議室は重苦しい空気に包まれた

そのとき一本の電話が鳴った

相手は米国防総省

小川を兵器に転用できないか

前代未聞の人間兵器アイドルの開発が始まった

アイドルの写真集から兵器のカタログになった

これを見た事務所は　首を立てには振らなかった

購買層が変わってしまったのだ

そんな事務所の思惑とは裏腹に　各国からオファーが相次いだ

このまま小川を兵器にしてもいいものか

一人のスタッフが叫んだ

「とにかく誰でもいい　ダイエットのエキスパートを探すんだ」

もはや一刻の猶予もなかった

「私に心当たりがあります」

いままで押し黙っていた別のスタッフがボソリと呟いた

「すぐに連絡を取ります」

連絡先の相手は吉澤ひとみ

地獄からの生還者だった

　「アライさん、あなたは紺野写真集の撮影を回してもらったじゃないですか。
事務所の予想を大きく超える大ヒット。あなたも十分な恩恵を受けたはずです。
今度はあなたがその恩恵に応える番ではありませんか？」
　
　スタッフの必死の説得が始まった。

アライは静かにこう言った

「では私が小川を撮影したら、誰が恩恵を受けるというのですか」

室内に沈黙が流れた

吉澤とアライ　両者の説得

それは　容易なことではなかった

睡眠時間は3日で2時間

誰もがあきらめかけていた

スタッフからは愛想笑いが消えた

まだ誰か笑ってるのか？

しかし、スタッフたちは小川を愛していた

みんな、ずっと前から小川の事が好きだった

「・・・こうなったら、”世界初”を売りにしますか？
何かしらの”世界初”ということで付加価値の上乗せで」

llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll/　　と　　　ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|　　り 写　　|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　　た 真　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:.!;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;|　　い 集　　|:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|　　で を　　|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;::;::;::;::;::;::;::;::;:__O__;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::|　　す　　　 .|;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::
;. ;. ;. ;. ;. ,. -|二二l' -　.,;. ;. ;. ;. ;..|　　 ：　　 　 |;. ;. ;. ;. ;. ;. ;. ;. ;. ;.
: :.,. - '　 　 |二二l　　　　 ' ‐　.,:. ヽ、_______ ノ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
　　　　　　　　　,ｭｮﾆ　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ゞ'　丿　　　　　　　　　　　　　　
______　　_____ / ⌒~~＼____________　　,,,,,　　　　　　　　　　
　　　f~j　 　.{　　　　　ヽ　　　　 i. ,...t__r..,　　　 ,pqi,_　　　
　　.iilllllllli;　 |`i　　 /　　丶　　　l!.i;;;;;;;;;;;;;;i　 　.l_`" ,_i　　　　k:j. ( /i_/;(
　　|,{lllllll|{　.}　{_　 {　　　　l.　 　l! |,l;;;;;;;;;l.}　 _,,,{l　　{.i　　　{`'" .{ {;;;;;;;;;;
　　i.|lllllll|.}　ゝ.,L._,i'_______ノ　　　| {,i;;;;;;;;;;l/ (iiiilllヽ‐､}.}.　　 |,|　　|.|;;;;;;;;;;
___ .fL.,..､」__.{:;:;:;i.i.ii):;:;:;:;:;/________i. |;;;;;;;;;;; /llllllllllllllllllヽ.　　 l,ﾄ-‐/ｲ.,_r_,.
____ | |.__{ |__ |:;:;:;:;:;:;:;:;:;/____________ {;;;;;n;;; {lllllllllllllllllllllllヽ_____.ﾄr't |_} /_|
　　,{ }　 {.l、 '{:;:;:;:;;:;:;:ﾉ,i　　　　　　_};;;;i i;;/lllllﾉillllllllllllllllllヽ　 {,| .| l | |　`
　 '‐‐'　 '¬　}:;:;:;:;:;/'　　　　　　　`¬,,,,ﾉiill/iilllllllllllllllllllllllヽ '-'　,.-' j
　　　　　　　　↑小川　　　　　　　　　　　↑スタッフたち

やばい　スレタイで爆笑

久々に狼っぽいスレを見た

麻琴の笑顔のためならどんな苦労もツライと思わない。

スタッフはスポンサーを死にもの狂いで説得し。
ハワイロケに向かうことになった。

初期マコって可愛いよね

あるスタッフが、おずおずと小川に切り出した
「出来上がりにはあまり期待し過ぎないようにね」

小川「なんでですかー？」

その無邪気さが一層スタッフを苦しめた

スタッフ（回想）「この子の無邪気さの源は
一体何なんだろうと考えさせられましたね」

この後竹原の言葉にファイトクラブのメンバーが・・・

小川の腹が膨れるたびに


男達の希望はしぼんでいった

チーフ！こんなものが！！
http://coimbra.on.arena.ne.jp/bbs/entrance/img/1102672815.jpg

ごめん
ネタを書こうと思ったが>>614が普通に可愛く見えちゃった

みんな限界だった

「逆光……」
呟いたのは、照度計を手にした つんく♂だった。
「そうや！　スポット・ライトみたいな強い光を後ろから
当てて輪郭を飛ばすんや！　この際、ちゃんと写らん
ほうがええんや！」
逆転の発想だった。
いけるかもしれない。スタッフは色めきたった。
早速、数千万カンデラもの明るさを持つサーチライトが
引っ張り出され、小川の後ろに設置された。
サーチライトが、点灯した。
たちまち、小川の背が、焦げた。。
スタジオに香ばしい匂いが拡がった。
「食欲……」
呟いたのは、なぜか割烹着を着てケータリングの準備を
していた つんく♂だった。
暴れる小川を荒縄でボンレス巻にしながら、続けた。
「そうや！　ヲタの性欲を刺激しようと思うからダメなんや！
この際、食欲を刺激したほうがええんや！」
デジャ・ヴュは、スルーされた。
バーベキューの準備が、はじまった。
皆、憑かれたように竈をこしらえ、火をおこし、包丁を研いだ。
スタッフの顔には、皆一様に蕩けるようなヨン様スマイルが
浮かんでいた。そして。。

小川のてりやきは、伝説となった――

小川よ
今すぐ黒部ダムへ行ってくれ
作業員が足りないんだ

2004年12月。
小川プロジェクト会議の席上、つんく♂Pが吼えた。
「はっちゃけたぁ！　全部どアップの写真集！　コレや！
あ、さらにはっちゃけた！　顕微鏡写真っ！　コレやがな！
これならティクビも解禁、いや、オメ○かてイケるかもしれん！
決まりや！　これはイケる、イケるでぇー！　オレって、やっぱ
天才や――」
ただちに小川が呼ばれた。
接写レンズを使いポラを撮った。
しかし、ポラに写った小川の毛穴は、猥褻物だった。。

つんく♂Pが頭を抱えた。
「なんちゅうエロい毛穴や。こんなん……出版できへん」
プロジェクトは行き詰まっていた。
誰もが諦めかけたとき、一人の背徳スタッフが、言った。
「裏に、流してみましょう」
ビニール袋に入れ、特殊自動販売機で、売った。タイトルは、
『マイクロ・エロス』だった。
これが、爆発的に、売れた。
半年あまりでクアドロ・ミリオンを売り上げた。『世界の中心で、
愛をさけぶ』のセールス記録を、抜いた。。

(テーマ、IN)♪ﾍｰﾄﾞﾗｰｲ ﾃｰﾙﾗｰｲ~
翌2005年、『毛穴レイプ』発刊。これは、同年、ハリウッドで
映画化された。監督は、つんく♂Pが務めた。
映画が公開されると、ブッシュが緊急声明を出した。
「つんく♂P、マイケル・ムーアよりアホ」
小川の毛穴が、世界のエロティシズムを変えた瞬間だった。
♪ｱｲﾊｰﾏﾀﾞｰﾄﾏﾗｰﾅｯ｡｡

つまんね

勝手に終わるなよw

しかも歌詞も間違ってるしなぁ　旅はまだ終わらない、だろ

>>618
お前安い単行本買っただろ

>>618のことは忘れよう。年末だものヘンなのも出てくるさ。

なにも足さない、なにも引かない
そして十年間寝かそう


ウイスキーからヒントを得て長期戦の構えに入った

小川は今以上にふくよかに育った

脱
落
す
る
ス
タ
ッ
フ
達

「パパは何のお仕事してるの？」

「……」

男は胸を張って子供に言うことができなかった

全てに疲れた男達に　リーダーは一日の休暇を与えた

照明係は仕事を忘れ　息子にパソコンを教える　父親になっていた


その時　何の気なしに眺めたパソコン画面が　父親を照明係に戻した

>>626　そのたった１行の投稿が　男の使命感を沸きたてた

男は気合の親指で　リーダーの携帯に向かって　メールを打った



　　「ふくよか」　これで行きましょう！小川はこれしか持ってない！

「親子で2ちゃんとは不健全な」

同僚の視線は冷たかった

その頃小川は大食いコンテストで優勝していた

そして、司会の「よく食べるコってカワイイと思います」の言葉をまにうけていた

それを聞いたスタッフ
絶望した

助けてください！助けてください！

そしてお土産の海の幸一年分を嬉々として受け取る小川に殺意を込めた視線を向けた

会議室にまたもや重苦しい空気が立ち込め始めた

会議室に一本の電話
男達は半信半疑だった
電話の相手はマイケルムーワ

「俺にいいアイディアがある。任せてくれないか？」
男たちは救われたと思った

その頃小川はかっぱ寿司で大食いしていた

石川担当の同僚が、上司と楽しそうに雑談している
自分の運命を悔いた

かっぱ寿司を陥落させた小川は一路博多へ

極秘にマイケルムーワが来日
博多でラーメン屋台を次々と陥落する小川
その豪快ぶりをひそかに撮影するマイケルムーワ

「あの子を被写体に撮影するの？」

「ええ？」

「冗談はよしてくれよｗ」

「いや、冗談ではないんです」

「じゃあ、君はあの子の”かわいい”写真撮る自信、ある？」

「・・・いや、仮にも被写体はアイドルですから・・・どんな写真でも可愛いかと」

「ホントにそう思う？」

「・・・ええ」

「絶対？」

「・・・」

「ヤメた！次の被写体に行ってみよう！」

太りゆく小川
痩せゆく男達

ttp://p-mako.s40.xrea.com/upbbs/p-mako/img/1068023966001.jpg

白い波と青い空が憎かった

>>645
痛い！痛い!

「きっつー」

思わず本音が出た

痛いとかきっつーとか本音は言うな！

プロジェクトリーダーの檄がむなしく響いた

スタッフルームには練炭が搬入された

「いつでも逝ける」

命を賭けた男達の戦いが始まった

>>645
この画像を見た瞬間　チームリーダーの車田は何か閃いた

「そうだ!!この写真から小川を取り除けば
　美しい風景写真になるんじゃないのか!?」

もはや彼は　主旨が何であるか　分からなくなっていた

写真を見て、車田の娘はやっと納得したようだった

「そうか。おとうさん、怪獣映画のお仕事してたんだね」

娘のまぶしい笑顔に、父は真実を伝える勇気を持たなかった

あの日から何日すぎただろう。あれ以来娘の顔がまともにみれない

「きぐるみを着せてはどうでしょう」

「小川麻琴は逆にガリガリ…小川麻琴は逆にガリガリ…」
「逆ガリガリだ…小川麻琴は逆ガリガリなんだ…」

男達はうつろな目でつぶやき続けた

ある日、新人のカメラアシスタント鈴木は
海釣りに来ていた。そこで釣れたハリセンボンを見て
鈴木は閃いた。

男達が苦悩している中
小川はリックドムの様に変貌した

もはやごまかすことの出来ない体型になっていた

黒い服装をした小川がスタッフルームを訪れた
男達はドムの驚異に恐怖した

もはや誰も笑っていなかった






























このスレを

それでも彼女の左手から２�gのコーラが離れることはなかった。食べる？と差し出された右手にはカーネルクリスピー。もはや男達は立ち尽くすしかなかった

一部を残して見捨てていた






























このスレを