1 :
名無し募集中。。。:
田崎信也にご用心♥
2 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:32
1000
3 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:44
厨房だらけの狼でこういうスレは難しい
朝起きたら泣いていた。
いつもの事だ。今日もあいぼんが殺される夢を見ただけの事。
それが今日はたまたまロマネコンティになったあいぼんが飲み干されただけの事。
僕は顔を洗って家を出た。
今日こそモーヲタを辞められる。そんな気がした。
5 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:53
芳醇なスレ
6 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:54
7 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:54
真珠屋さん
8 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:54
紳士なスレだな
9 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:55
10 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:55
湿った土となめし皮の匂いがする
11 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:56
ロマネコンティなんて厨房かミーハーの飲み物ですよ
12 :
名無し募集中。。。:04/08/17 08:58
芳醇なボディを舌の上でころがすぜ!
13 :
名無し募集中。。。:04/08/17 09:22
こぼした砂を掻き集めるような繊細な仕草が必要だけれど、やっぱりあいぼんは良い。
おだいじに
15 :
名無し募集中。。。:04/08/17 09:24
不思議スレ
16 :
名無し募集中。。。:04/08/17 09:35
略してまろロマ?
それともまろマネ?
17 :
名無し募集中。。。:04/08/17 09:42
じゃあここが今日の欝スレと言うことで
18 :
名無し募集中。。。:04/08/17 09:42
酒スレだろ
19 :
名無し募集中。。。 :04/08/17 11:43
「草の香りが広がるシェーブルにはミネラル豊かなロワールに限るよ」
親父の言う通り、一口で丸い渋みが広がり普段の生活の中にある夏の何気ない匂いまでも包みこむ。
「確かに。でもね…」俺は言葉を続けた。
「きめが細かく、すべすべしていて、唇や舌に羽毛のように乗ってくれる。ころがしても、漉しても、砕いても、崩れるところがない。
そんなあいぼんには、もう出会えないんだろうね…」空一面のうろこ雲が、俺とあいぼんの思い出を埋め尽くそうとしていた。
20 :
名無し募集中。。。:04/08/17 11:43
スレタイのリズムがものすごくマイルド。一種の才能かもー
21 :
名無し募集中。。。:04/08/17 12:03
「あいぼんは変わってしまった」
君はそう嘆くけど僕は違う。
あいぼんは例えるなら極上のワイン。
時とともに美味しく育つのさ。
22 :
名無し募集中。。。 :04/08/17 16:29
せせらぎのようなのどごし
23 :
名無し募集中。。。:04/08/17 18:57
まだ開けるのもったいない
24 :
名無し募集中。。。:04/08/17 21:16
良スレあげ
25 :
名無し募集中。。。:04/08/17 22:20
死ぬまでに一口でも味わいたい
そして、酔いつぶれたい
26 :
名無し募集中。。。:04/08/17 22:25
「ふぅ」
暗い玄関に一人で入る。
都会の一等地に立つ高級マンションの最上階の部屋。
窓のカーテンを開ければ足元には世界を征服したように錯覚させる無数の小さな光の海。
だが、初めは感嘆した風景も見慣れればただの日常。
俺の心は疲労と孤独に苛まれ
高級革張りソファーに投げ出した体は泥のように溶けてしまいそうだった。
「疲れたな・・・」
ビジネスという名のゲームに勝ち続けた人生。
金にも女にも不自由はなかった。
ただ、多少の自由を犠牲にしたことも確かだ。
ケータイの電源を切り点滅している留守電を無視する。
こんな夜は独りで居たい。
俺は立ち上がるとお気に入りのワインを取り出した。
ずっと寝かせておいたロマネコンティ。
深緑のラベルに貼られた真っ白なラベルが目印の極上品だ。
ワイングラスへ注ぎ込まれていく情熱的な赤。
芳醇な香りに母性を感じてしまうのはあまりに俺が疲れすぎているからだろうか。
一口含むと広がる香りとまろやかな甘み。
優しさと柔らかさわずかな酸味が心地よく心に沁みてくる。
疲れきり固く凝り固まった心がとろけて活力が湧いてくる。
俺は目を閉じゆっくりと転がすようにそれを味わった。
明日からのゲームも勝ちにいける気がした。
あいぼんのロマネコンティ \25,000 サントリーから
27 :
名無し募集中。。。:04/08/17 22:37
部屋の隅で寝息を立てるあいぼん
いつまでも眠り続けておくれ
いつかやって来る特別な夜まで
でもそんな夜は永遠に来ないんだ
君の全てを知るその時は
別れの時だって知っているから
28 :
名無し募集中。。。:04/08/17 22:49
ここはロマンチックなインターネットでつね
29 :
名無し募集中。。。:04/08/17 22:52
あいぼんを味わう
・・・なんてイヤらしい響きなんだ
30 :
名無し募集中。。。:04/08/17 22:57
もしも君があいぼんを手に入れたなら
恋人との素敵な夜に開けるのはやめたほうが良い
彼女があいぼんの優しさに触れると
きっと彼女はあいぼんに嫉妬してしまうから
31 :
名無し募集中。。。:04/08/17 22:59
あいぼんを片手に走り出そうぜお気に入りのバイクで
つまみはピンクのチョコレートとワニのから揚げ
メット代わりのテンガローハットにタンポポさして
つまんない人生にさよなら告げてさ
気障なウィンク一つ落として行こうぜ
誰も見たことのないどこかへ行こうぜ
32 :
名無し募集中。。。:04/08/17 23:05
33 :
名無し募集中。。。:04/08/17 23:37
例えばあいぼんは恥らう乙女の初恋
君の頬を薄紅色に染める
例えばあいぼんは燃え上がる真夏の恋
僕の胸打つ鼓動を速めるばかり
例えばあいぼんは君と僕の禁断の恋
盲目の心は立ち止まることを知らない
例えばあいぼんは若き日の失恋
悲しみに震える僕を涙ごと優しく包んでおくれ
34 :
名無し募集中。。。:04/08/18 00:31
今日こそはあいぼんを開けよう
目覚めたときから決めていたことだった
でもそれは今夜も叶わないんだろう
明日が来たらまたあいぼんは
素敵になっていることを知っているから
35 :
名無し募集中。。。:04/08/18 01:11
なんて優雅なスレなんだ
一歩間違えると小沢さんのスレだな
37 :
名無し募集中。。。:04/08/18 01:20
あいぼんライダー・フォエヴァー
38 :
名無し募集中。。。:04/08/18 01:34
この夏一番の名スレ。
39 :
名無し募集中。。。:04/08/18 03:16
orz
40 :
名無し募集中。。。 :04/08/18 06:58
おはようございます、ムッシュ
41 :
名無し募集中。。。:04/08/18 07:45
ごきげんようモナミ
42 :
名無し募集中。。。:04/08/18 07:49
43 :
名無し募集中。。。:04/08/18 08:53
真っ暗な部屋の中、崩れるようにソファへと座り瞳を閉じた。
不況、暴落、裏切り…僕は仕事の意味が、生きる意味が解らなくなっていた。
「くだらない」とテーブルを蹴りつける。
成功したあかつきに飲み干そうと思ってたあいぼん。セラーの中で静かに寝息をたてているあいぼん。
手を付けてしまおう。
「……」
しかし僕は立ち上がらない。
出来やしないんだ、あいぼんとの約束を破るなんて。
あいぼんのために買ったセラー。
待ってろあいぼん、僕は約束通り成功して君に勝利のキスをする。
そしてそれは、遠い未来なんかじゃないはずさ。
…僕はまた立ち上がる。
44 :
名無し募集中。。。:04/08/18 09:07
日々まろやかに成長し続けるあいぼん
いつか君を口にするその時、
君に似合う男になれているかな
君のように日々成長しているのかな
「あいぼんと向き合う日」
45 :
悪即斬 ◆jHiNAKONYg :04/08/18 09:33
∩n
ハヾ
‘д‘)
キープしますね
47 :
名無し募集中。。。:04/08/18 10:30
もしも娘が生まれたらあいぼんを一本買おう
20年間じっくり寝かせるんだ
その間娘にはいろいろな事が起こるだろう
自分の分身である小さな生命が成長する過程
喜びも悲しみも悲しみや怒りさえも与えてくれるかけがいのない存在。
時間をかけ娘はあいぼんに似た優しい子になるだろう
そして20年たったらあいぼんの封を開けるんだ、娘と二人で。
「お父さんあいぼんってどーゆー意味なの?」
「ん?それはな・・・お前が生まれるまで俺の宝物だった女の子だよ」
「あーわかった!お父さんの初恋の人でしょ?ねっ、そうでしょ」
「・・・・母さんには内緒だぞ」
「・・・ふふ、二人だけの秘密ね」
娘と乾杯したあいぼんは幸福なバラ色に輝いていた。
49 :
名無し募集中。。。:04/08/18 10:57
妻が許してくれる、
たったひとつの浮気です。
あいぼん
50 :
名無し募集中。。。:04/08/18 12:13
51 :
名無し募集中。。。:04/08/18 13:06
ワインレッドの心
52 :
名無し募集中。。。:04/08/18 13:31
誕生日の朝親父から荷物が届いた
登校前の忙しさに大慌てで荷物をあけるとワインボトルが一本
酒といえばチューハイやビールくらいしか知らない。
なんたって今日二十歳になったんだから。
とりあえず冷蔵庫に放り込んで家を出た。
なんて一日だ
大学に行けば教授にレポートをボロクソに言われて再提出
バイトにいけば大ポカかまして店長に怒鳴られ
なぜか彼女は機嫌が悪い
ぐったりして家に帰れば今朝散らかしっぱなしにした親父からの荷物の残骸
とりあえず寝床を確保するため箱を蹴飛ばすと白い封筒が出てきた。
「なんだ?おやじからか?」
あて先には俺の名前だけ。だけどお袋の字じゃない。
封を開けると無骨な親父の字が現れた
「お前ももう一人前の大人だ。いい酒を飲め。それがいい大人への近道だ」
普段無口で頑固な親父らしいぶっきらぼうな一文。
俺は今朝ボトルを放り込んだ冷蔵庫を開けた。
初めて口にする本格派っぽいワイン。見ればかなり高級そうだ。
「親父のヤツ・・・」
ついこの間まで子ども扱いしていたくせにキザなことしやがる。
コップに注いだそれを一口やる。
冷たく冷えたあいぼんはなぜか俺の心を暖めてくれた。
53 :
名無し募集中。。。:04/08/18 13:39
親父・・・・(ノД`)・゚・
54 :
名無し募集中。。。:04/08/18 14:38
泣ける…
55 :
名無し募集中。。。:04/08/18 14:50
このスレワラタ
56 :
名無し募集中。。。:04/08/18 15:47
ママ、このスレキープしといて
57 :
名無し募集中。。。:04/08/18 16:35
すげー良スレだな
( ‘д‘)
59 :
名無し募集中。。。:04/08/18 19:33
父一人娘一人でありながら、私達はよく喧嘩をした。父は仕事と酒だけの人で、本気で父なんか居なくなれと何度も思った。
18になって私は家を出た。小さな職場だったけれど優しい人の多い職場で、私はそこで知り合った男性と結婚の約束をした。
彼が挨拶に来た日、私は初めて照れた父と言うものを見た。父は額を畳にこする程近付けて「娘を宜しく頼みます」と言った。
娘を授かったのは翌年の夏。私の父に名前をつけてもらおうと言う彼を、私は笑い飛ばした。
「お酒の名前を付けられるわよ」
父からの小包みが届いたのは次の日だった。中には一枚の便箋と一本のワイン。
最高のあいぼんは惜しみない情と耐えない手間で創られる
君達もそうありなさい
「何よえらそうに」
そう言いながら私は、こみあげる気持ちを隠さないでいた。
60 :
名無し募集中。。。:04/08/18 19:54
愛やね
61 :
名無し募集中。。。:04/08/18 20:30
結婚してーーーー
そいでもってあいぼん似の娘ほしーーー!!!
62 :
名無し募集中。。。:04/08/18 21:44
もっと小出しにするんだった
63 :
名無し募集中。。。:04/08/18 21:57
私はあいぼんが嫌い
だってあいぼんを見つめる彼の頬は
私を見つめる時より赤く染まっているんだもの
64 :
名無し募集中。。。:04/08/18 22:06
あいぼん、それは命の水
カランカラン
「いらっしゃいませ」
「やぁ」
「おや、その格好…結婚式の帰りですか?」
「ああ・・・娘の、ね」
「それはそれは、おめでとうございます」
「おめでとう、か・・・」
「こちらの席へどうぞ」
「まったく娘の成長なんて早いものだね、
ついこの間までおしめを取り替えてたと思ったらあっという間に大きくなって
どこの馬の骨とも知らない野郎に掻っ攫われていくんだから・・・」
「お相手の方は?」
「ああ、これがウチの娘には不釣合いなくらいよく出来たヤツでね、
まぁ私が勝ってるのは顔くらいかな、ははは」
「寂しくなりますね」
「なぁに口うるさいのが減って静かになるよ。
ああ君、あいぼんをくれないかボトルで」
「承知致しました」
66 :
名無し募集中。。。:04/08/18 22:22
「どうぞ」
「どうだね、君も一杯」
「・・・いただきます」
「お嬢さんの幸せを祈って」
「そして晴れて一人暮らしを始める私のために」
「「乾杯」」
「ああ、いいワインだ。ウチのヤツも呑めないくせにコレが好きでね。
顔を真っ赤にして言うんだ『おいしいワインは幸せでできているんだわ』って」
「きっとお嬢さんもこのワインのように幸せに満たされていると思いますよ」
「・・・君、このボトル持って帰ってもいいかな。久しぶりにウチのヤツと
ゆっくり呑みたくなったよ。仏壇にワインも変だろうが」
「ええ、結構です。きっと奥様も喜ばれますよ」
「ああ、勘定はカードで・・・」
「お勘定は結構です」
「え?」
「ささやかながら当店からの結婚祝いということで」
「ありがとう。・・・また来るよ、じゃぁ」
「ありがとうございました。お気をつけて」
67 :
名無し募集中。。。:04/08/18 22:23
レモンハート引っ張り出してくるか・・・
親父・・・・(ノД`)・゚・
69 :
名無し募集中。。。:04/08/19 06:51
マスター、私にもあいぼんをいただけるかな?
70 :
名無し募集中。。。:04/08/19 06:55
なんてジェットストリームチックなスレだ
71 :
名無し募集中。。。:04/08/19 08:26
あいぼんを知る者は幸せだ
人生最高の味を知っているのだから
あいぼんを知らぬ者もまた幸せだ
人生最高の味との出会いがあるのだから
72 :
名無し募集中。。。:04/08/19 08:50
紺父のバーにも置いてもらおう・・・
あいぼんでどんなカクテルを
作ってもらえるだろうか
73 :
名無し募集中。。。:04/08/19 08:56
貴女に会えて
本当に良かった
美味しくて美味しくて
言葉にできない
言葉にできない/小田和正
74 :
名無し募集中。。。:04/08/19 08:57
75 :
名無し募集中。。。:04/08/19 08:59
良スレ発見
まさか狼でこんなスレに会えるなんて
76 :
名無し募集中。。。:04/08/19 09:30
なぜだ・・・なぜかこのスレ読んで涙が出た。
77 :
P221119002224.ppp.prin.ne.jp:04/08/19 09:53
あいぼんへの愛で溢れているからさ
78 :
名無し募集中。。。:04/08/19 10:25
あいぼんを味わえないまま死ぬわけにいかない
人生の幸福を知らずして死ぬことになるから
あいぼんを味わえるなら死んでもいい
結局人間の目指すものは自らの幸せだから
あいぼんを味わったら死ぬことも怖くなくなる
人生のこの上ない幸福に酔いながら死ぬことを誰が恐れるだろうか
幸福な一日が幸せな眠りを迎えるように幸福な人生は幸せな死を迎える
最期に口にするのはあいぼんがいい、幸せの雫であるあいぼんがいい
キープしときますね
80 :
名無し募集中。。。:04/08/19 12:38
至高の味
81 :
名無し募集中。。。:04/08/19 12:41
あいぼんはただの酒ではない
頬を濡らす愛の雫だ
82 :
名無し募集中。。。:04/08/19 14:17
83 :
名無し募集中。。。:04/08/19 14:24
私がまだ若くて恐いものなんてなかった頃に
最高と称されるワインを最高と称される店に
飲みに行った。
「この店で一番旨いワインを頼む」
しかしマスターは首を横に振った。
「まだ飲めません」
「どういう事だ?」
「最高の味になるには、ゆっくりと寝かせる必要があるのです」
しかしそれから何度足を運んでもマスターは
頑として飲ませてくれなかった。
いっそ他の店で飲んでしまおうと何度も思ったが、
やはり最高の店で飲んでみたかった。
やがて仕事が軌道に乗り、恋をして、娘が生まれ、
忙しさにいつしか店への足も遠退いてしまっていた。
84 :
名無し募集中。。。:04/08/19 14:28
穏やかな日々の暮らしの中でふとその事を思い出し、
久しぶりに店に行った。
「いらっしゃい。おや、お久しぶりですね」
「私を覚えているのですか?」
「一度見たお客様は忘れません。…これですね」
差し出された紅い液体。横のボトルにはまぎれもなく
あいぼんのラベルが。
「…やっと、飲めるんですね」
マスターは頷いた。
美しい甘味が喉に広がる。涙すら出そうになる。
これはもはや芸術品だ…。
「どうですか」
「美味しいです」
「そうでしょう。今の貴方ならあいぼんに選ばれると思いました」
その言葉にはっと顔を上げると、初めて見た
マスターの優しい笑みがあった。
ゆっくりと寝かせられる必要があったのは、
若くて無礼な私のほうだったと言う訳か。
最高の店と最高のあいぼんに、乾杯。
85 :
名無し募集中。。。:04/08/19 15:59
86 :
名無し募集中。。。:04/08/19 16:24
サントリー(酒)のCMのキャッチっていいものが多い
そんなスレ
87 :
名無し募集中。。。:04/08/19 16:32
なげやりなアイボ二ー
88 :
名無し募集中。。。:04/08/19 16:34
呑みてぇ
スーパーでいつもよりちょっと高いやつ買ってくるか
89 :
名無し募集中。。。:04/08/19 16:35
あいぼんって硬派な飲み物って気がする
水で割ることも氷を浮かべることも許されない
90 :
名無し募集中。。。:04/08/19 16:45
ああ、原液そのまま以外はあいぼんになりえないな
91 :
名無し募集中。。。:04/08/19 16:50
アイボニック・スマイルを浮かべて傾けるグラス
92 :
名無し募集中。。。:04/08/19 17:04
あいぼんは友達とわいわい呑むのではなく一人でひっそり呑むものだ
93 :
名無し募集中。。。:04/08/19 17:06
マルボロライト片手にあいぼんを舌先でちょっと舐めてみる
少し大人の味がした
94 :
名無し募集中。。。:04/08/19 17:17
>>86 俺は
あいぼんは、遠い日の花火ではない。
ってコピーが好きだった
95 :
名無し募集中。。。:04/08/19 17:22
>>1のテンションとスレの雰囲気があきらかに違う件について
96 :
名無し募集中。。。:04/08/19 17:24
あいぼん物語
あいぼんの味と香りにそえて(第1回)
秋になり美味しいあいぼんを楽しめる季節なりました。 日本では最近あいぼんブーム(少し下火になってきましたが)と言われていますが、日本でのあいぼんの歴史が浅いため、あいぼんのルーツやどのようにして造られるかを知っている方は余り多くはないと思われます。
97 :
名無し募集中。。。:04/08/19 17:35
98 :
名無し募集中。。。:04/08/19 19:13
良スレ保全
キープしとこうか…
100 :
名無し募集中。。。:04/08/19 20:42
気高き味!
汝の名はあいぼん也
キープしておきますね…
琴、詩、酒を総じて三友と呼ぶ
なかでも、あいぼんに勝る友はない
103 :
名無し募集中。。。:04/08/19 23:33
やぁ、またきてしまったよ。
マスター、とっておきのあいぼんをくれないか?
104 :
名無し募集中。。。:04/08/19 23:46
あいぼん、今宵も語り会おう
105 :
名無し募集中。。。:04/08/19 23:51
小説書いてる人いつかのプロ作家さん?
読了後の余韻がとても気持ちいいです
106 :
名無し募集中。。。:04/08/20 00:17
チャラチャラした男と娘の結婚が決まったのは、3年前の夏。
結婚に反対し勘当したはずの娘から今日、小包が届いた。
仕事から帰った私は同封されていた手紙を開く。
「お父さんへ。
元気で過ごしていますか?長くご無沙汰してごめんなさい。
あたしは夫と幸せに過ごしています。
今日はお父さんに聞いて欲しいことがあってペンを取りました。
聞いてください。あたしにも、大事な大事な宝物ができました。
今年の春、あたしにも子どもができたんです。
あたしと夫の娘、そう、お父さんにとっての孫娘です。
今、あたしは娘のことをものすごく愛しいと感じます。
娘が無邪気に笑顔でニコニコと微笑んでいるとき、
この子のためにも、きれいな地球を残そう。そう思います。
娘が熱を出して苦しんでるとき、
あたしがこの子の代わりに熱で苦しむことができたらいいのに。そう思います。
そしてそのとき、ふと思ったんです。
もしかしたら、あたしもお父さんに、これぐらい愛されていたんじゃないかって。
この子が幸せになってくれるなら、自分なんてどうでもいい。
それくらい愛されていたんじゃないかって・・・・。
気付いたら、あたし、娘をギュッと抱きしめながら、泣いていました。
今、我が子を持って、はじめてお父さんの苦労と喜びがわかった気がします。
誰がなんと言おうと、あたしはお父さんのこと、大好きです。
ずっとずっと迷惑かけてばっかりでごめんなさい。
P.S.
送ったワインは夫が選びました。
あたしはお酒のことよくわからないけど、夫がお父さんに是非、って。
できれば、今度の夏に、お父さんに会いに行こうと思っています。
そのときは、孫娘を抱っこしてあげてください。それでは。」
私は・・・20年ぶりくらいに声を出して泣いた。
107 :
名無し募集中。。。:04/08/20 00:28
凄くいい文章ですね・・・
あいぼんは?
108 :
名無し募集中。。。:04/08/20 00:30
ラジオで流れる酒のCMみたいw
109 :
名無し募集中。。。:04/08/20 01:03
>>107 行間を味わうのさ・・・あいぼんのように
110 :
名無し募集中。。。:04/08/20 01:09
いい女は遅刻が許される
あいぼんはなおのこと許される
長い時間をかけて愛される義務があるからだ
ニーチェ
このまろやかなスレをキープ出来る喜び
人生には良質のあいぼんが必要だ
あいぼんのない人生なんて
114 :
名無し募集中。。。:04/08/20 07:06
俺の愛に答えてあいぼんは揺れた
115 :
名無し募集中。。。:04/08/20 07:16
朝寝朝湯朝あいぼん
by小原庄助
116 :
名無し募集中。。。:04/08/20 08:55
最高の土壌
最高の材料
最高の職人
最高の気配り
すべてが揃って初めて、
あいぼんの名を冠したワインが誕生する
だからこそ私も、あいぼんに似合う男となって向き合いたいと思う
117 :
名無し募集中。。。:04/08/20 09:20
「ワインを造りたい」
十年前、そう言い残してフランスへと旅立った親友へエアメールを送った。
「夏に結婚するんだ」
返事が来たのは二ヵ月後。
焼印の捺された木箱に、割れ物注意のラベル付。開けると真新しいワインが一瓶。
付属のメモを読む。
「こいつが出来るのを待ってたら返事が遅れてしまった。もう結婚しちまったか?」
ちょうど昨日、ハネムーンから帰って来たばかりだった。
「お前の新しい門出に、今年最高のあいぼんを送らせてもらう。
値段を言ったらお前の目は飛び出るに違いない。
しかしそれに見合う味だ。俺が保証する」
やれやれ。相変わらずの自信家振りだな。
「おめでとう」
手紙はそう締め括られていた。
118 :
名無し募集中。。。:04/08/20 09:27
…おや?
もう一枚メモがある。私は拾い上げて読んだ。
「追伸。
飲み頃は二十年後だ。娘か息子と楽しんでくれ」
…あいつめ!
私はペンを執るべく書斎へと向かった。
119 :
名無し募集中。。。:04/08/20 09:34
俺の友達は県外の醸造科のある高校行ったよ
久しぶりにメールでも送るか
キープさせて貰うよ
121 :
名無し募集中。。。:04/08/20 12:19
あいぼん無くて
何が己の
桜かな
詠み人知らず
じっくり寝かせておくよ
飲み頃になる頃にはきっと素敵な人と出会ってるさ
ロマネコンティって高いの?
うちのじじいは年に似合わずわりとおしゃれな人だった。
近所じゃ「おじいちゃま」なんて呼ばれていたが中身は生粋の頑固爺。
やんちゃ盛りの頃にどれ程ゲンコツを食らったか知れない。
「お前が小学校に上がるまで生きてられるといいけどなぁ」
まだ小さな俺を膝に乗せて頭をなでながらじじいは言った。
「じーちゃん長生きしてよ」
幼心にも切なくなって俺はじじいにそう言った。
頭を撫でてくれた手は暖かく、ずっしりと重かった。
夏空の下でじじいの顔がしわくちゃになった。
「お前が中学に上がるまで・・・」
「お前が高校に上がる姿を・・・」
じじいは病気はおろか怪我ひとつしない人だったのが事あるごとにこう言った。
「うるせーな、てめぇなんか殺したって死なねぇよ」
半分冗談、半分照れ隠しの拙い慰めの言葉。
怪我も病気もしなくてもじじいは確実に老いていった。
俺はいつしかじーちゃんをじじいと呼ぶようになり
背を追い越し、腕相撲でも負けることがなくなった。
いつまでも子ども扱いするじじいに反発しゲンコツを食らい
悪態をつき、自己嫌悪で泣いた。
「何してんの」
あれは高校1年の頃だったろうか。とにかく暑い日だった。
塾から帰ると縁側にじじいがいた。
「おう、勉強がんばってるか」
すっかり自分より小さくなってしまったじじいが
顔をくしゃくしゃにして半分ばかり入ったワイングラスを傾けた。
毎年何処からか送られてくるお中元。
じじい以外は贈り主のことを「ワインの人」と呼んでいた。
「あいつからの最後のワインだ」
茶目っ気たっぷりに香りを嗅ぐと旨そうに口に含み、口の中で転がしてから飲み込んだ。
「ああ、仲間がどんどんいなくなる。香典を払うばっかりで俺の時に持ってくるやつなんていないだろう。まったくもっと早く死んでおくんだったな」
じじいらしいいつもの強がり。
俺は高3になるまで真面目に勉強してきたがこんなときにかける言葉は習わなかった。
「うまいの、それ」
胸のつかえをごまかすように話題を変える。
「ああ、うまいぞ最高級のワインだ。あいぼんって聞いたことあるだろう」
「さぁ、あんまり」
「ふん、お前はまだ子どもだからな・・・お前が成人するまで生きていられたらいいけどな」
「・・・・・・・・・・・」
「ああしかし今日は暑いな」
そういったきりじじいは黙り、俺も口をつぐんだ。
『死ぬなよ、じじい』
俺はのどの奥にこみ上げるものを無理やり飲み込んだ。
127 :
名無し募集中。。。:04/08/20 14:58
>>123 色々あるみたい
ロマネコンティって会社があって、
何種類?かのワインを作ってる
で、その会社名がそのままつけられてる
ロマネコンティってワインもあって、
それがたぶんこのスレで言うあいぼんの事かと
次の年の秋にじじいは倒れ春を迎える前にじじいは死んだ。
葬式の夜供えてあったあいぼんを一本くすねた。
ぶどうジュースのようなそれはしかし俺の子供の味覚には苦すぎた。
「おじいちゃん、いくらお盆だからって飲みすぎよ」
ふっと遠くにやっていた思考を取り戻す。
中学生になった途端妻に似て口うるさくなった孫娘に睨まれる。
その言葉に反抗するようにグラスを傾ける。
「おい、お前が二十歳になったら俺と一緒にコレを飲むんだぞ」
怪訝な顔をする孫娘を尻目にあいぼんを口の中に流し込む。
口の中で転がしたあいぼんは仄かに夏の香りを放ちながら甘く溶けていった。
129 :
名無し募集中。。。:04/08/20 15:01
じいちゃん・・・・゚・(ノД`)・゚・
130 :
名無し募集中。。。:04/08/20 15:06
こないだ、ワインをガブガブ飲んでたら、
普段俺のことキモイとか言って避けてる女が寄ってきて
「私にもあいぼんちょうだい」って言ってきやがった。かなりむかついたんで、
女の首根っこ掴んで口移しで自分の噛んでるワインをやるフリをしてやった。
殴られるか、悲鳴をあげられるか、どうでもいいが二度と近寄るなと思った。
ところが、驚いたことにその女は目を閉じて唇を少し開いたんだ。
俺の方がビビッて、あわててちょっと離れた。しばらくの間があった
後、その女は、「マジでするのかと思った」と小声で言って、ワインを奪って走り去った。
それから何日か後、その女がワインを飲んでたので今度は俺の方からひとくち くれ
と言ってやった。そしたら俺をからかうように、飲んでたやつを口に含んで口をとがらせた。
俺はその女の唇ごとワインをほおばってやったよ。
今ではその女も俺の彼女。
その時なめてたワインはもちろんあいぼんオリジナル。
なぜなら彼女もまた、特別な存在だからです。
131 :
名無し募集中。。。:04/08/20 15:20
ついにあいぼんオリジナルまで登場か・・・
132 :
名無し募集中。。。:04/08/20 15:30
>>124-128 割込スマソ_| ̄|〇
マスター、こんなドジな俺にもあいぼんくれるかい?
133 :
名無し募集中。。。:04/08/20 15:38
飲あそ
もいう
うぼだ
。ん、
134 :
名無し募集中。。。:04/08/20 16:52
なんてぇ良スレだ・゚・(ノД`)・゚・
135 :
名無し募集中。。。:04/08/20 17:02
あいぼんはふくよかで繊細かつ濃厚な味わいだと思う
136 :
名無し募集中。。。:04/08/20 17:09
一度でいいからあいぼん味わってみたいなぁ
137 :
名無し募集中。。。:04/08/20 17:10
あいぼんはドイツの白みたいに甘みがあって、それでいて芯のある味
138 :
名無し募集中。。。:04/08/20 19:14
落ちちゃいや〜ん
139 :
名無し募集中。。。:04/08/20 19:22
この番組では皆さんのあいぼんにまつわる
想い出話を募集しております
140 :
名無し募集中。。。:04/08/20 20:01
凄いの一言・・・本当にワイン飲みたくなってきた
・・・しかも高級なやつ
メーカーはどこでもいいから、マジで「あいぼん」って
名前のワイン、あいぼんが二十歳になったら記念に
造ってくれないだろうか・・・
キープしとこう
キープ
143 :
名無し募集中。。。:04/08/20 22:53
「あ・・・」
不意にキーボードを叩いていた手が止まる
「そうか、今日は・・・」
昨夜からの妻の不機嫌と
カレンダーの控えめな赤丸の意味をこんな時に思い出すとは・・・
『あなた、今日は早く帰って・・・』
『あ、そうだ、今日は会社の奴等と飲んでくるから遅くなる』
重なった言葉と口を告ぐんだ妻のむっとした表情。
ああ、俺はなんてバカなんだ。
「あれ、今日呑んで帰ろうって・・・」
「すまん。どーしても帰らなくちゃならないんだ」
「なんだ?女でも出来たか?この前店で名刺貰った娘か?」
「いや、それよりもっといい女だ」
「けっ、さっさと行きやがれこのスケコマシ!」
「悪いな、今度一杯奢るよ」
144 :
名無し募集中。。。:04/08/20 22:53
結婚して10年。
小学2年になるやんちゃ坊主と1年のおっとりした娘。
学校行事だママさんバレーだとやたらに予定の書き込まれたカレンダーに
ポツンと囲まれたシンプルな赤マル。
アイツはどんな気持ちで書いたんだろう。
「すみません、この『あいぼん』ください。ええ、ラッピングして・・・」
決して裕福な暮らしじゃない。
貧乏なのは結婚する前から慣れている俺たちだ。
こんな日くらい奮発してもバチはあたらない。
「あ、メッセージカードとかありますか?はい、ここで書きたいんですけど」
145 :
名無し募集中。。。:04/08/20 22:54
電車の中で薬指に嵌めた指輪を見る。
十年前ほどの輝きはないが渋く、鈍く光ながらしっかりと手に馴染んでいる。
『これからさき苦労ばかりかもしれない。
でも十年に一回くらいはこうやっていい酒を飲んで
美味いものを食って、そうして一緒に年をとっていこう』
若造の俺の口から出た、それでも紛れもない真摯な気持ち。
いい年になった俺は久しぶりに胸が熱くなるのを感じた。
『この10年ありがとう。
また10年たったらもっと上等のあいぼんを呑もう。二人で』
「玄関を開けたらあいつら飛びついてくるからな。割らないようにしないと」
いつもより重たい荷物を持ったいつもの帰り道は
ほんのりとカレーの匂いが漂っていた。
涙が・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
素晴らしい…。・゚・(ノД`)・゚・。
148 :
名無し募集中。。。:04/08/21 00:55
おやすみ前に一杯のあいぼん
149 :
名無し募集中。。。:04/08/21 01:51
ほ
keep
キープしときますね
良い香りのするスレはここですか?
あいぼんをソーダで割る
そこの貴方!今邪道って思いましたね!
でも、騙されたと思って一度試してご覧なさい。
あいぼんの芳醇な香りが鼻腔をくすぐり、喉の奥を炭酸が刺激する。
刺激された喉をあいぼんの甘くそしてほろ苦い味が優しく包む。
ほら!貴方も試して見たくなったでしょ。
この夏一番のお勧めあいぼんのソーダ割
ソーダ割の炭酸は本家のの印「のの炭酸」をご利用下さい。
154 :
名無し募集中。。。:04/08/21 10:24
あいぼんに誘われて一人また一人と
キープしときますね
仕事終わりのお楽しみ by裕次郎
157 :
名無し募集中。。。:04/08/21 16:16
幾盃もの美酒を飲んできたがあいぼんよ、お前ほど俺を唸らせた美人はいない
158 :
名無し募集中。。。:04/08/21 16:23
I BORN TO BE LOVED.
159 :
名無し募集中。。。:04/08/21 16:29
「もし無人島にひとつだけ持っていけるとしたら何を持っていく?」
この質問を口にする者はあいぼんを飲んだ事がない者であろう
緊急キープ
161 :
名無し募集中。。。 :04/08/21 19:13
bottle keep
キープ
163 :
名無し募集中。。。:04/08/21 21:53
あいぼんの味は、人生の数だけあるんだね
164 :
名無し募集中。。。:04/08/21 21:57
モーニングあいぼん飲もうよ二人で
166 :
名無し募集中。。。:04/08/21 22:53
スレタイが良すぎだ
優雅なスレ
おいらにもボトルキープさせてくれ
優雅だね・・・(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
あいぼん
『あいぼん』ください
キープ
キープ
「悪い人」
くつくつと笑いながら女の細く白い指が男の鎖骨の上をなぞる。
「ワインの試飲に協力してほしいだけって言っていたくせに」
「君があんまり飲みすぎたら困ると思って部屋を取っておいただけさ、
でも旨かったろうアレ」
「そうね、甘くて香りが豊かでとても芳醇で…それに情熱を秘めている感じだわ」
自分の胸をなぞる女の手を捕まえると男はそれを彼女の口元に持っていった。
「君のココはもっと甘かったよ、艶やかで、それに隠しもせず情熱的だった」
そう言って女自身の指で女の唇をなぞった。
「はしたない女は嫌い?」
「いいや、情熱的とはしたないは違うさ」
「ふふ」
意味深な微笑みを浮かべると女はベッドから身を起こした。
つい先程まで求め合い貪りあった白い裸体が
ベッドサイドに置かれた照明に照らされなんとも色っぽく影を作っていた。
『いい女だ』
肩甲骨まで伸びた緩いウェーブのかかった髪の間から見える肌の白さ。
丹念に下書きを重ね、ここだ、という所を一気にペンでなぞったような腰のくびれのライン。
そして一目見て気を魅かれた熟れた果実のような赤い唇。
その唇はサイドテーブルに置かれた赤い液体に口付けられていた。
「おいおい、いくらあいぼんが旨いからってあまり呑まないでくれよ。
口当たりは軽いが後からじわじわ利いてくるんだ。
気がついたときにはもうすっかり骨抜きさ」
「大丈夫、まだそんなに酔ってないわ」
振り返った女はグラスを掲げ乾杯の仕草をした。
「秋の長い夜に」
そう言ってグラスの中ほどまで入った深紅の液体を口に含んだ。
176 :
名無し募集中。。。:04/08/22 10:03
「あっ、おいそんなに飲んだら・・・んっ」
慌てた男につい、と豹のようなしなやかさで圧し掛かると女はそっと男の唇を塞いだ。
「・・・・ん、ごく」
男は口の中に注ぎ込まれてきた液体を飲み干す。
芳醇なワインの香りの中にかすかに彼女のつけたルージュの匂いが混ざっていた。
「言ったでしょう、まだそんなに酔ってないって」
唇の端から零れ落ちたワインを女の舌が器用に掬っていく。
見詰め合った瞳はあいぼんの瓶のように深い色合いをしていた。
「足りない分はあなたが酔わせて下さらない?」
挑発するような微笑は男の心を熱く滾らせた。
乱れたシーツの海に倒れこみながら男は先ほどの言葉を思い出していた。
『口当たりは軽いが後からじわじわ利いてくるんだ。
気がついたときにはもうすっかり骨抜きさ』
ベッドサイドであいぼんを冷やしている氷がカラン、と音を立てた。
悪戯心を忘れない大人へ あいぼん
177 :
名無し募集中。。。:04/08/22 10:17
あいぼんの酔いに身をゆだねる快感
178 :
名無し募集中。。。:04/08/22 10:44
若者には未来が有り、老人にはあいぼんが有る
ハロモニ見つつあいぼんで乾杯
すごい良スレだな・・・
>>180 緩やかに流れる時間と惜しみない愛情がこんなスレを作り上げました。
そしてまだまだ育って行くのです
そう、まるで……。
182 :
名無し募集中。。。:04/08/22 15:16
ののたん以外にも奇跡はあるもんだな…
183 :
名無し募集中。。。:04/08/22 15:33
まさか後輩が優勝するなんて・・・
今日は特別な日だ。とっておきのあいぼんを頂こう・・・
キープしとくよ
186 :
名無し募集中。。。:04/08/22 20:49
マスター、いつものあいぼんを頼むよ
お客様、あいぼんに同じものは存在しません
187 :
名無し募集中。。。:04/08/22 21:55
あいぼんが似合う男でいたいものだな
188 :
名無し募集中。。。:04/08/22 23:35
189 :
名無し募集中。。。:04/08/22 23:46
あいぼんは春の夜の夢の如し
ボトルキープ
キープ
ボトルキープ
193 :
名無し募集中。。。:04/08/23 05:56
目覚めのあいぼんを一杯
あいぼん熟成中
あいぼんほじぇん・・・(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
196 :
名無し募集中。。。:04/08/23 10:14
ラッキーチャチャチャ!美味しくて素敵な酒がある
197 :
名無し募集中。。。:04/08/23 10:19
マウンテン・ティム
\追悼ヤグゥ…/
 ̄ ̄∨ ̄ ̄
∋oノノハヽo∈
。・゚・( ;∩◇`;)・゚・。 シル
( )つ((◎)) シル
(_)_) シル
198 :
名無し募集中。。。:04/08/23 10:26
今夜はなかなか寝つけそうにない…そうだ!いつものあいぼんを飲んで心地よい眠りに誘ってもらおうか。
199 :
名無し募集中。。。:04/08/23 10:58
この世をば
我がものと思う
あいぼんの
切れたる事の
無しと思えば
藤原道長
200 :
名無し募集中。。。:04/08/23 11:13
GET200に乾杯
201 :
名無し募集中。。。:04/08/23 11:14
200年でも待っていたい
そんな銘酒あいぼん
202 :
名無し募集中。。。:04/08/23 11:15
203 :
名無し募集中。。。:04/08/23 11:20
204 :
名無し募集中。。。:04/08/23 12:18
205 :
名無し募集中。。。:04/08/23 12:30
25000円出してもいいな
206 :
名無し募集中。。。:04/08/23 13:11
>19と>26はこのスレを名スレに作り上げた素晴らしいソムリエだ
荒み切った俺の心にでも、人生ってすばらしいと思わせてくれる。
あいぼん。
208 :
名無し募集中。。。:04/08/23 15:51
一人の男がいた。
仕事で一度失敗し、
負けずに立ち上がり成功し、
情熱的な恋をして、
結婚を祝福され、
一児の娘を授かった。
やがて愛する妻を失い、
愛娘も嫁に行った。
目に入れても痛くない程可愛い孫に見守られながら、
やがて男の人生は幕を閉じた。
名も無き男の平凡な人生の、
隣にはいつも深紅のあいぼんがあった。
男の人生が幸せであったかどうか。
それは貴方もご存じであろう。
傍らにあいぼんがある、それだけで幸せを手に入れることができる
古い仲間と集まったなら
昔は良かったと今を嘆く
ブルーチーズとあいぼん片手に
今宵もイナたい夜が行く
昔の彼女が笑って言う
哀しくなったら昔を思い出して泣くと
静かに揺れるあいぼんの水面
彼女の涙を汲んでおくれ
この芳醇なスレだけは汚されぬまま熟成させていきたい
キープ
なんだか周りがあわただしいが、このスレは緩やかに流れているな
このスレは略して「あいロマ」でいいんですか?
まろやかなロマネコンティことあいぼんを応援するのだ!
キープしておきますね
未成年の俺でもキープしていいでしょうか?
ロマぼんスレは成人未成年壮年層をも魅了する
219 :
名無し募集中。。。:04/08/23 21:21
マジでいいスレだよ本当に
220 :
名無し募集中。。。:04/08/23 21:37
「いやいや、もうここでいいから。うん、うん、じゃぁ・・・」
頭を下げる部下達に軽く振り返って手を振る。
ガラにもなく目に浮かんだものを見られないようそっけなく。
貰った花束に苦労しながらタクシーを捕まえる。
「お客さん、お客さん、着きましたよ」
遠慮がちにかけられた声に目を開けると告げた場所よりわずかに離れた所に止まっていた。
まぁいい。酔い覚ましに少し歩いて帰るか。
「あっ、お客さん花束っ!」
「ああっと失礼」
「何かのお祝いですか?あ、奥様か誰かの?」
好奇心で聞いてきたのだろう運転手に苦笑いを浮かべる。
「いや、私の退職記念にね、部下がくれたんだ」
少し決まり悪そうに口の中でもごもごいう運転手に礼をいうと
私は家に向って歩き出した。
30年身を粉にして働いた。
抜群の切れ者というほどではないがそれなりに社に貢献してきたつもりだ。
時に家族を犠牲にし、自分の時間など持つことすら考えずがむしゃらに。
だが、定年まであと5年というところで早期退職者募集の話が舞い込んできた。
「老兵は死なずただ去り行くのみ」
部下の身代わりにと言えば聞こえはいいが要するにそういうことだ。
後5年で何が出来るということもない、
だが、懸命に仕えてきた会社に裏切られたという気持ちはどうしても拭えなかった。
「うえをむぅ〜いて、あ〜るこぉおぉ涙がこぼれーないよおぉに・・・」
部下達は少しでも私が居なくなることを悲しんでくれるだろうか。
詮無いことを思いながら30年通った道を歩く、
胸にすっぽりと開いた大きな穴を抱えて。
すっかりローンも払い終えた我が家が見えてきた。
「おかえりなさぁい」
突然振ってきた紙テープに目を丸くする。
大きなため息と共に空けたドアの向こうには妻と娘と孫がにっこりと笑っている。
「なんだこれは」
顔をしかめて体にまとわりつく紙テープを乱暴に払いのける。
妻と娘は顔を見合わせて肩をすくめた。
カバンを孫に奪われ、スーツは娘に剥がされた。
妻の後をついてリビングへ向うと私のとっておきのあいぼんが置いてある。
「おい」
「30年、ご苦労様でした」
振り返った妻は深々と頭を下げた。いけない、年を取るとどうにも涙もろくなる。
「勝手にひっぱりだしおって」
よく冷えたそれを急いで開ける。
何かに集中しなければ零れそうなほど目の前が霞んでいる。
「・・・うまい」
喉を滑るあいぼんが放つ甘く芳醇な香りを鼻から吐き出す。
いつの間にか娘と孫は風呂へ入っているようだ。
浴室から笑い声と水音が聞こえる。
「・・・良い酒だ。おい、この酒はな俺がまだ駆け出しの平社員の頃・・・」
永遠と続く私の自慢話を妻は静かに聞いている。
30年よく働いた。一にも二にも仕事だった。
家庭に割いた時間などもしかしたら一年にも満たないかもしれない。
ふと横を見ると妻の髪には白いものが目立ち始めていた。
目元にも口元にも細かい皺が刻まれ、
それでも嬉しそうに笑いながら私の話に相槌を打っている。
30年仕事に費やした。
それでも手元に残ったのは横で笑っている妻と子供たち家族だった。
あと、どれだけの時間が残っているだろう。この30年を埋めることが出来るだろうか。
すっぽりと空いた胸の穴がじわじわと埋まっていく気がする。
そうだ私はまだ終わっていない。
どこまで埋まるかわからないがとにかくやることが見つかった。
「・・・どうだ、来月あたりどっかに旅行にでもいくか」
そっぽをむいたまま言った私の耳に妻の笑い声が届いた。
あいぼんのせいだけでなく私の耳は赤くなった。
226 :
名無し募集中。。。:04/08/23 22:55
グラスをかたむけ、静かに涙を流しながら読む。
このスレはそんなスレ。
>>222 俺が第二の人生を歩み出すとき
あいぼんがあったらどんなに幸せだろう
キープ
キープ
230 :
名無し募集中。。。:04/08/24 07:14
あいぼんで2日酔い
231 :
名無し募集中。。。:04/08/24 08:00
キープ
アイヴォォォォン!!!!
保全の仕方が「キープ」かw
235 :
名無し募集中。。。:04/08/24 11:46
このスレであいぼんをボトルキープ。
前回とはまた違った味わいを見せてくれる。そんなスレです。
落ち着く香りのするスレですね
237 :
名無し募集中。。。:04/08/24 12:27
あいぼんがロマネコンティなら
ののたんはムートンかペトリュスか
そっと熟成中
キープ
私はくも膜下出血に倒れ、入院している。
手術は成功。それでも、2週間以内はまだ安心できないらしい。
最悪は、死。良くても、半身不随のような後遺症。
完全に復活できる人は1割にも満たないと聞かされた。
もう・・・ダメかもしれないな・・・・。
仕事の付き合いで飲めない酒を飲み、タバコをやり、
何十年もストレスを溜めながら仕事を続けたツケがついにまわってきたのだ。
入院の知らせを受けても、東京で結婚している一人息子は見舞いに来なかった。
「仕事が抜けられない。時間ができたら必ず行くから。」
父親が生きるか死ぬかのそんなときでも、仕事を優先する。
そんな息子に対し、妻は電話口で怒鳴ったらしい。
ああ、これが家族に愛を注がなかったツケなのか・・・。
自分なりに一所懸命やってきたつもりだったが、私の愛は息子には伝わらなかったのか。
しかし、よくよく考えてみれば、思い当たるふしがいくつもある。
息子が小さい頃、私が仕事から帰る時間には、必ず息子は夢の中だった。
親子のコミュニケーションすらあまり取らなかった。
なぜ息子が医者になったのか、その動機すら、私は知らないのだ。
思い返せば、どんどん心はふさいでいく。私はもう・・・死んでもいいかもしれない。
次の日、見舞いの品が届いた。
息子からだった。中からは手紙とワインが入っていた。
「もう!お父さんは飲めなくて、こんなことになったのに、
お酒をお見舞いによこすなんて、あの子はホント・・・何を考えてるのかしら!」
腹を立てる妻を横目に、私は手紙を開く。
手紙にはこう書いてあった。
俺がいないと何人もの患者が困るんだ。
だから、仕事は抜けられない。
でも、心から心配してる。誰よりも。
親父、絶対に良くなってくれよ。
そしていつか、この酒を二人で飲もう。
いいか、気持ちを強く持て。
そうすれば、なんだってできる。なんだって乗り越えられる。
小さな頃、俺にそう教えてくれたのは、親父、あんただろ?
こいつ、覚えていたのか・・・
私でさえ忘れかけていた20年以上も前の記憶がよみがえる。
私はこぼれそうになる涙をこらえ、一緒に中に入っていたワインに目をやる。
ラベルには『ののたん』、そう刻印がされていた。
・・・・私は知っていた、このワインの別名は「奇跡」。
2年後。
くも膜下出欠の病魔から、完全に解放された私は、
ひさしぶりに息子と飲む約束をした。
東京に出張するついでに時間を合わせたのだ。
「もう、お酒はやめてくださいよ」妻はあきらめ半分でそう言う。
そういえば、こいつにも長く迷惑をかけてきた。
本当に感謝している、心から愛している、最愛の妻だ。
「大丈夫、軽く飲むだけだよ。それに、やっとあのときの約束が果たせるんだ」
「まあ、いいですけど・・・・移動中にビン割らないように気をつけてくださいね」
「ああ、わかってる。・・・・それじゃ、いってくるよ」
出張用の大き目のカバン。
仕事の道具の他に、入っているのは酒瓶2本。
「ののたん」と「あいぼん」。
今は静かに眠っているこのワインをあけるのは、今から10時間後のこと。
病を克服できた奇跡と、そのとき感じた家族の優しさ。
あの出来事に感謝しながら、私は今夜、息子と二人で、酒を飲むのだ。
ここの作家さん達って、何て素晴らしいんだろう
お礼にあいぼん贈ります・・・
全てを包み込む温かい優しさに満ちた香りがする
あいぼんはせつない幸せの味がするね
キープ
247 :
名無し募集中。。。:04/08/24 20:40
キュッキュッッポンッ!
248 :
名無し募集中。。。:04/08/24 21:34
南プロヴァスの風に乗せてあいぼんの香りをお届けします
その香りを小ビンにつめてキープします
ボトルキープ
棚にしまっておきますね
初めてキープします
キープ
254 :
名無し募集中。。。:04/08/25 07:13
あいぼんで迎え酒
255 :
名無し募集中。。。:04/08/25 07:22
キープ
このスレの住人とあいぼんに乾杯!これからもよい一時を・・・
キープ
まろやかに熟成中
普通こうやって保全が並ぶとスレの衰退を感じるはずなんだが
このスレに限ってはなにかを期待してしまうな
あいぼんの熟成期間だと思えば期待も膨らむだろうさ
夜までじっくり寝かせるべし
キープしておきます
キープ
このスレは愛情で出来ている。
そう、あの銘酒あいぼんのように。
だから読む人を幸せにするのだ。
寝かせる時間、それもまた至福の時間
キープ
ゆっくり熟成
キープ
「おーい、もうすぐだぞぉ」
分厚い防寒具越しにくぐもった声が聞こえた。
途端にあたりにどよめきが起きる。
酸欠で半分眠っているような不思議な感覚の中で俺はゴーグルを押し上げた。
真っ白だった。
あたり一面雪に覆われ眩しく太陽の光に輝いている。
何ものにも染まっていない生まれたての白が辺りを埋め尽くし飲み込もうとしている。
空はこの時期には奇跡のような確率で青く澄み渡っている。
汗ばんだ防寒服の中で全身に鳥肌がたった。
「すごい・・・」
目の前に広がる景色に足が震える。
親父も10年前にこの景色を見たんだろうか。
冬の穂高のこの荘厳なまでの美しさを。
俺の親父はいわゆる山オヤジでとにかく山によく登った。
時にはまだ小さい俺とおふくろを連れて、時には山の仲間と一緒に。
どんな雪深い山奥の道でも親父は先頭に立って、
俺たちが少しでも歩きやすいように雪を掻き分けてくれた。
「それ僕にもちょーだい」
あれは最後に二人で雪山に登った時の事だ。
親父が掘ってくれた雪洞で二人で休憩していたとき、
親父が懐からなにやら取り出してちびちびと何か飲んでいるのを
目ざとく見つけた俺は、早速それをねだった。
「これか?んー・・・よし、お前も男だ一口だけならいいぞ」
雪焼けした黒い顔でニカッと笑うと銀色の小さなボトルに入ったそれを差し出した。
俺は男と認めてもらった嬉しさと
親父が美味そうに口にする未知の飲み物をもらえる嬉しさでぐい、とそれを煽った。
「・・・にがい」
思いっきり渋い顔をした俺を親父は豪快に笑い飛ばした。
「大人になったら美味いと思えるようになるさ、その時には一緒に飲もうな」
そう言って親父は残っていたそれを嬉しそうに飲み干した。
けれど10年前独りで白い穂高に挑んだ親父は春になってもついに帰ってこなかった。
「親父、見てるか?俺登ったぜ・・・」
目の前に広がる白の何処までが雪で何処までが雲なのか分からない視界の中で
空の水色と俺たちの派手なウェアだけが色を持たせていた。
「親父が登った穂高・・・親父も見たんだろう?この景色・・・」
ごそごそと動きにくい手袋を外す。途端に冷気に曝された手がかじかむ。
その手でポケットを探り銀色の小さなボトルを取り出す。
「『あいぼん』だぞ親父。俺がバイトしまくってやっと買ったんだからな」
カラカラとキャップを回しすっかり冷え切ったそれをぐっと煽った。
あの時苦いと感じたそれは意外なほどの甘みを鼻腔に残して喉の奥へ滑り込んでいった。
「うまいよ。すげぇ美味い、最高だ」
そういってもう一口煽る。
雪に反射した日光が眩しすぎてまともに目を開けていられない。不意に涙が溢れてきた。
「・・・一緒に飲むんじゃなかったのかよ」
あの冬、親父は此処に立ったのだろうか。今は何処で眠っているんだろうか。
見渡す限りの白い海は何も知らないといった風に輝いていた。
「バカ親父」
俺は残ったあいぼんを雪の上にふり撒いた。
辺りに香るあいぼんの甘やかな香りはきっとこの山のどこかに眠る父の元にも届くだろう。
271 :
名無し募集中。。。:04/08/25 21:47
名無し募集中。。。
ほ
泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。
274 :
名無し募集中。。。:04/08/25 22:54
あいに満たされたスレだ。
275 :
名無し募集中。。。:04/08/25 22:56
ちょっと意味が分からないんで1から読んでみる
考えるな。感じろ
キープ
さらにキープ
あいぼん熟成中
homo
保守
ho
ゆったり熟成中
あいぼんはワインという名の一つの物語
待つことの喜びを知る。それも一つの幸せの形
キープ
キープ
キープ
キープ
290 :
名無し募集中。。。:04/08/26 18:59
高嶋政伸
291 :
名無し募集中。。。:04/08/26 19:00
タカシマヤとたかしまあやって聞き間違えない?
よかった、落ちてない
293 :
名無し募集中。。。:04/08/26 21:20
.
キープ
Imkeeping
初めて来たんだが…
こ こ は 最 高 だ 。
初キープ。
いつもの
キープ
キープ
熟成中
キープ
キープ
キープ
.
熟成中
初キープ
熟成中
キープ
キープさせてもらうよ…
熟成中
キープ
マスター、いつものやつ…
大人の時間
キープ
キープ
ほ
_、_
( , ノ` )
\,; シュボッ ・・・キープしておこう・・・・・
(),
|E|
キープ
熟成中
娘が産まれた日にワインを買ってきた。
娘が二十歳になったら二人で飲もう、そう思い奮発したら嫁に怒られたな・・・
初めて立って歩いた日、小学校の入学式、意味もわからず赤飯が晩飯に出てきた日。
日々は驚くほど早かったが、娘との思い出は産まれた日から鮮明に覚えている。
大事な1人娘。とにかく明るい娘で、多少親バカかもしれないが誰よりも可愛かった。
勉強はからきしだったが歌が好きで、よく妻と台所で歌っていたっけな・・・
今日で娘は二十歳になるはずだった。
病気で急に目の前からいなくなり早三年。涙はすでに枯れ果てた。
晩飯を済ますと、私はワインを取り出した。
娘が産まれた日に買ったワイン。娘がいなくなった日に割り捨てようとしたワイン。
三つのグラスにワインを注ぎ、娘を思い出しながら口の中に流し込む。
口の中に入った娘と同い年の「あいぼん」は、優しく私を慰めてる気がして、枯れたはずの涙が滲み出た。
。・゜・(ノД‘)・゜・。
パン祭りスレ乱立対応保全
まろやかにキープ
キープ
キープ
キープ
327 :
名無し募集中。。。:04/08/28 18:25
キープ
キープ
330 :
名無し募集中。。。:04/08/28 21:22
またパソやってたんだぁ
よかったネ落ちなくて
キープ
キープ
今この時もあいぼんは静かに熟成を重ねている
マスター…あいぼんをくれないか…
今日はそんな気分なんだ…。
キープ
キープ
酸味の強い乙女の躍動感たっぷりの若いあいぼん
深い果実味の琥珀のようなじっくり寝かせたあいぼん
極上のあいぼんをあなたに…
キープ
キープ
キープ
キープ
携帯からキープ
345 :
名無し募集中。。。:04/08/29 17:28
あいぼんもワイハ逝ってたの?
346 :
名無し募集中。。。:04/08/29 19:03
シャトレー
熟成中
キープ
349 :
ZG104052.ppp.dion.ne.jp:04/08/29 23:01
キープ
マスター危ないよ!キープキープ!
351 :
名無し募集中。。。:04/08/30 01:24
今日は妻との記念の日なんだ。
マスター、あいぼんをくれないか。
ブラジルのリマ選手の健闘をたたえてあいぼんで乾杯だ
熟成中
寝起きのあいぼん
キープ
キープ
キープ
熟成中
キープ
熟成
キープ
キープ
キープ
キープ
あいぼん熟成中
まろやかに熟成中
それは俺たちの2回目の結婚記念日の日の出来事だった。
次の日が月曜日ということもあり俺たち前日である土曜日に結婚記念を祝って
ささやかな家族だけのディナーを楽しんだ。
といってもまだ若い俺たちのこと、外に食べに行く余裕もなく
普段より豪華な夕食と妻が友人に貰ったというあいぼんだけの簡単なパーティ。
一回目の結婚記念日のすぐ後に生まれた娘は俺たちがあいぼんで乾杯するのを
きょとん、とした目で見上げながら柔らかく煮込んだ人参を頬張っていた。
「ねぇ、ねぇってば」
泥のように深く眠り込んだ意識に誰かの声が響いてくる。
アルコールで重い頭がぐわん、揺れる
「・・・んだよぉ」
情けない声で言いながらしぶしぶ目を開ける。
八月も終わりとは言えまだ強い太陽の光が強烈に差し込んできた。
「もっと寝てろよ」
半分眠りに落ちながら俺を揺さぶる妻の腕を掴んでベッドに引きずり込もうとする。
が、昨日確かに脱がせたはずの服をきっちりと身につけた彼女は
「いいから」と逆に俺の腕を引っ張った。
「ね、見て見て」
「んー?」
妻に引きずられるようにしてリビングへ移動する。
頭は重いが気持ちは悪くない。
さすが高い酒は違うなどと変に感心しながら妻が指差した方に顔を向ける。
「えっ!?」
そこには既に高く上りかけている太陽の光がまぶしく差し込んでいた。
が、俺に声を上げさせたのはそれではない。
「すごいでしょ」
妻が「絶対に」といって聞かなかった白い壁紙にそって何かが動いている。
小さな小さな手をついて、
おぼつかなげにその大きな頭やお尻をやっとのことで支えながら
ふらふらと目で何かを追っている。
「おい、立ってるぞ!!」
見れば分かることを今更ながらに妻に確認すると妻はどうだ、といわんばかりに頷いた。
「すげぇ・・・」
当たり前といえば当たり前のことなのに言葉が出ないほどの感動が俺を襲った。
ほんの数日前までただ日がな一日泣くか寝るかしかしなかった彼女が
いつの間にか笑うことを覚え、寝返りを覚え、
今、壁に寄りかかりながら自分の足で立っているのである。
371 :
名無し募集中。。。:04/08/30 23:10
「あれをね、捕まえようとしてるみたい」
そう言って妻が指差したのは
昨日片付けもしないで寝てしまったテーブルの上。
その呑み残しのワインの入ったグラスに光が当たって
それが真っ白い壁に薄いいちご色の柔らかな影を作っていた。
娘はそれが何なのか確かめようとするように懸命に手を伸ばし、
よたよたと危ない足取りでそれをじっと見つめていた。
なんてキレイな光景だろう、と思い。
ふと、昔どこかで聞いた歌の歌詞を思い出したが、
結局メロディーは思い出せなかった。
「・・・なんか、すごいね」
妻が感嘆したように息をついた。
「うん」
同じ事を思っていた俺も静かに頷いた。
二人の手はいつしか重なり堅く握り合っていた。
目の前の小さな娘はまだ、
飽きることもなく壁に映ったいちご色のあいぼんの影に手を伸ばしていた。
あいぼんを飲む人には人生と言う名の物語がある。あなたの物語の隣に あいぼん
やべ・・・リアル更新にめぐり合ってしまった。
泣けたよ。GJ。
すげえ、まじで感動したよ。・゚・(ノД`)・゚・。
しみるぜえ。・゚・(ノД`)・゚・。
ノノ/_、ヽヽ
川 д`)っ∀ <涙でモニター見えねぇじゃねぇか…GJ。
キープ
キープ
・゚・(ノД`)・゚・
キープ
380 :
名無し募集中。。。:04/08/31 04:02
みんなカッコええで
あいぼん熟成中。。。
キープ
キープ
キープ
熟成中
今この瞬間も
あなたを幸せで満たすためあいぼんは熟成を重ねています
キープ
キープ
キープしておきますよ
390 :
名無し募集中。。。:04/08/31 17:17
キップ
391 :
名無し募集中。。。:04/08/31 17:19
あいぼんの壁紙pして
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
ゆっくり熟成
キープ
キープ
キープ
キープ
ゆっくり熟成
愛の味を知りたければあいぼんを飲むといい
愛の甘さも苦さも酸味さえも忠実に再現している良酒だ
キープ
キープ
キープ
キープ
409 :
名無し募集中。。。:04/09/01 19:12
発酵
ジェイク、いつもの…
キープ
キープ
あれは私がまだ15、6の頃のことです。
あれからもうずいぶんと経つのに
夏が来ると昨日のことのように思い出される光景があるのです。
今でも庭に出ると、もしかしてこの垣根の向こうで
あの人が絵を描いているのじゃないかと、そう思うのです。
「兵隊さん、夕餉の準備ができましたよ」
私はいつものように垣根の崩れかけた穴を通り一心不乱な背中に声をかけます。
そうするとその人は今初めて目を開いた人のようにはっとして私を振り返るのです。
「やぁ、ありがとうございます」
懸命なところを見られたのが恥ずかしいのか短く刈った頭を撫でて言うのです。
「今日は配給でイモが届いたので煮付けにしました」
「それは楽しみだ」
粗末な紙で作られた便箋と鉛筆をしまいながら兵隊さんは嬉しそうに笑いました。
「・・・紙がもったいなくはないのですか?」
他の兵隊さんは便箋を受け取ると我先にと家族や友人知人にあてて
隙間もないようにこまごまと手紙を書くのに
この人だけはいつもさっさと鞄にしまってしまうのが不思議だったのです。
「どうも、性分でしてね書くものがあるとつい絵を描いてしまうのです」
そういった兵隊さんは「でも本当は」と続けて言いました。
「先の空襲で私の田舎は焼け野原になったようで、多分もう誰も生きてはいないでしょう。だから手紙は書かないことにしたのです。もし生きていても・・・」
その先はなんとなく分かりました。
つい先日も私と歳の変わらないような青年が二人ばかり
日の丸と軍歌と万歳に送られてどことも知れない敵の戦艦を目指して
飛び立って行ったばかりです。
「でももし生きていらしたら・・・」
他の兵隊さんのように最期の言葉を残したいと思う気持ちはこの人にはないのでしょうか。
「さぁ、もう行きましょう。煮付けが冷めてしまう」
私の言葉をはぐらかすように兵隊さんは歩き出してしまいました。
宿舎には沢山の兵隊さんが居ました。
多い時は200人余もの人が一度に生活をしていました。
陽気な人、怒りっぽい人、厳つい人、
みなお国を守る兵士としてあくまで男らしく振舞っていました。
国から振舞われた酒を飲み自分がどう果敢に散っていくか。
どんなに自分が死を恐れていないか、毎晩遅くまで話していました。
けれどいざ赤紙が来ると、やはり怖がる人もいるのです。
泣いたり、叫んだり、そうして上官の方に殴られ、諌められる人もいるのです。
「あの子らにだって家族があるだろうにねぇ」
兵隊さんたちが寝静まった頃
台所で片づけをしながらこの宿の女将さんは涙をこぼしました。
慣れる事はどうしたってできないものです、死に行く人を見送るのは。
『早くこの戦争が終わればいいのにね』
そんな言葉を固く胸に封じ込んで私と女将さんは
真っ赤に目を腫らして泣きながら明日出立する人のお米を研いでいました。
「ああ、丁度良かった」
ある日洗濯物の入った桶を手に外へ向おうとした私を呼び止めたのは
いつもの兵隊さんでした。
「手が空いていたら少し話しませんか」
私の手は見ての通り塞がっていたのですがその話し方がただ事でなかったので
私は桶を持ったまま兵隊さんの後ろへついていきました。
「どうも私にも年貢の納め時が来たようです」
垣根の向こうのちょっと影になっているところへ来ると彼はそう言いました。
私はその言葉にハッとしました。
兵隊さんはこっくりと頷き、それからやにわに真顔を作ると私に敬礼をしました。
「お国のため、この命をかけて戦敵を殲滅するため、いってまいりますっ!!」
厳しい顔でそう言った後ぺこりとお辞儀をすると踵を返して行ってしまいました。
私はただ呆然と洗濯桶を抱えたまま立っていました。
広間からは相変わらず軍歌と万歳が聞こえてきます。
明日旅立つ人は4人。
別れを惜しみ、勇気を奮い起こし、
自分達も必ず後から行くからと声高に語る声が聞こえます。
あの兵隊さんは、一体どんな気持ちでいるのか、それは誰にも分からないことです。
「もう遅いから先にお休み。明日も早いから」
片づけを終えた女将さんに促されて一足先に母屋の方へ行こうと勝手戸を空けました。
月が、とてもきれいな晩でした。
ふと気になって庭に出ました。
もしかしたらと思い垣根に向いました。
「おや、みつかりましたか」
兵隊さんはいつものように頭を掻いて振り返りました。
「どうもああいう場は苦手で」
そうして手に持った徳利から手酌で猪口に注ぐとそれをぐいっと飲み干しました。
私は黙って脇に立っていました。
「・・・僕は以前ヨーロッパへ絵の勉強をしに行ったことがあるのです。
とても良いところでした」
「えっ」
私はビックリして兵隊さんを見ました。
軽々しくこんな話をしていいのかとヒヤリとしました。
敵国の話をこんなに懐かしそうに語るなど。
けれど酔っているのかいつになく上機嫌な様子で兵隊さんは語ります。
「向こうではぶどう酒が主流なんです。男も女も食事と一緒に飲むんです」
「女もですか」
「そう、みんな上機嫌でね。酒場では皆が友人同然な陽気な酒でね。大好きだった」
ぐいと猪口をあおって兵隊さんは懐かしそうに空を見ました。
「『あいぼん』っていったかな。
僕みたいな貧乏学生にはとても口にできないような有名なワインがあるんです。
話に聞けば聞くほど呑みたくなってね、絵を描く仲間の連中でちょっとづつ金を出し合ったけ
どどーしたって足らない。で、結局自分達で描いた絵を売ろうって話になったんですがね
・・・どうなったと思います?」
くすくすと兵隊さんは笑って私に言いました。
私はこの垣根の向こうで人が聞いていないことを祈りました。
見つかれば直ちにあの鬼のような軍曹さんに「けしからん」と殴られるでしょう。
それだけではすまないかもしれません。
「やっとのことで手に入れたんだが、
なにせ大人数だったもので皆で分けたらほんのこれだけ、
本当に舐める程度でしかありませんでした。
・・・だけど、美味かったなぁ・・・さすが音に聴こえる『あいぼん』だと思いました。
甘くて香りが豊かで・・・」
兵隊さんは切れ間なく淀みなく話し続けます。
この機会を逃したらもう誰とも話すことができないとでもいうように。
私はただ黙って聞くことしかできませんでした。
「そんな一本のワインのために
世界中からきたの若造が金を出し合ったんです。
フランス人もイギリス人もイタリア人もアメリカ人もいたかな
・・・僕にはどうも見分けがつかないけど」
兵隊さんはふぅっと大きな息を吐いて月を見上げました。
「たった一つ好きなものがあるだけで
どんなに目の色や肌や髪の色が違っても僕らは協力し合えたんです。
『あいぼん』という目標の前では
僕らの間にある国だとか人種だとかは何の意味ももたなかった・・・」
不意に兵隊さんが口をつぐみました。
私も相変わらず黙ったままでした。
夏を迎えた庭を月が明るく照らし出します。
ふと思い立ったように兵隊さんは自分の鞄を漁り始めました。
「今まで世話になった御礼にこれを。こんなものしか手元になくて悪いのだけど」
そう言って差し出されたのは何枚もの便箋を綴った画帳でした。
「・・・あなたは長生きしてください」
兵隊さんの言葉に私は声を殺して泣きました。
無事に帰ってきてとはいえません。
行かないで欲しいとも言えません。
この人は死にに行く人です。
自分がどうなるか分かっていて、それでも行かなければならない人です。
「・・・ご武運を」
「ありがとう」
虫の声しか聞こえないとても静かな夜でした。
その日はとてもよく晴れた暑い日でした。
軍歌と万歳の声はいよいよ大きく、力強くなります。
誰もが死に行く人に語りかけ、励まし、誓いをたて、絆を確かめていました。
出発まであと少しというところで
私は幸運にも兵隊さんと二人きりになることができたのです。
「・・・これを渡そうと思って」
差し出したのは湯飲みに入った砂糖水でした。
本当は特攻兵が出て行くときには氷砂糖を支給されるのですが
私が勝手にそれを溶かして作ったものです。
「『あいぼん』にはとても及ばないものですけど・・・せめて」
それは本当にただの砂糖水でした。
紅白まんじゅうに色を付けるときに使っていた食紅を砂糖水で溶いて
見てくれだけ紅くした砂糖水でした。
兵隊さんは湯飲みを軽く揺すると一気に飲み干しました。
「・・・ああ、本当に『あいぼん』の味がする・・・」
兵隊さんはしばらく目を瞑ってからそう言うと私に湯飲みを返してくれました。
「ありがとう。最期に『あいぼん』を呑めて僕は本当に嬉しい」
兵隊さんは泣きませんでした。
私に優しく笑いかけるとサッと敬礼しそれから振り向くことなく飛行機に向いました。
その日は本当によく晴れた暑い日でした。
貰った画帳の最後の頁には花を抱えて笑う私が描かれていました。
・゚・(ノД`)・゚・
・゚・(ノД`)・゚・
「ここの作家さん達ってプロ?」って
思える程の素晴らしい作品・・・
・゚・(ノД`)・゚・
なんという味わい!なんという香り!
素晴らしいスレに出会えたことに乾杯
長文乙です、・゚・(ノД`)・゚・。
>>413-421を読んで、昔小学校の
国語の時間にやった「一つの花」って話を
思い出した・・・
そんな懐かしい記憶を肴に、「あいぼん」を一杯・・・
くっそぉ、とんでもねぇ作品がきた・・・・なんて美味いんだ・・・・。
心で味わうワイン
極上のあいぼんをありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。
うおおおおおおおおおおお。・゚・(ノД`)・゚・。
キープ
432 :
名無し募集中。。。:04/09/02 00:15
H
433 :
名無し募集中。。。:04/09/02 00:16
H
キープ
。・゚・(ノД`)・゚・。ナイタヨ…マジデ…
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
446 :
名無し募集中。。。:04/09/02 07:43
h
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
なんて良スレなんだ
このスレ立てたものですが、実家から帰ってきてスレが残ってることにびっくりして
スレの内容にもびっくりしたw
職人さんありがとう
454 :
名無し募集中。。。:04/09/02 17:02
このあいぼんのまろやかで優しい素敵な味わいも、
はじめはこんな誰かさんの気まぐれみたいな、ただの偶然から生み出されたものなのかもしれないね。
だけど、そんな偶然はいくつもの偶然を呼び、いつしか誰もがキープし涙する、そんな必然を生み出した。
素敵なスレに乾杯っ!
455 :
名無し募集中。。。:04/09/02 17:56
456 :
名無し募集中。。。:04/09/02 17:57
(*‘д‘)カァァァァ
キープ
キープ
461 :
名無し募集中。。。 :04/09/02 22:07
こんばんワイン
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
keep
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
きーぷ
きーぷ
いちご水を入れた 透明なビン
それを突き抜けた光が 真っ白い壁に薄いピンクの影を映しだし
君はそっと手を伸ばして それに触ろうとしている
とても自然なことさ
| _________
| |~~i ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄i~~|
| | ,/ | /ヾ |
| |:; | ./ / ;:|
| | ヽ___|只_ /_ノ゙|
| 〜 /|::::|/ 〜
| / | ̄./ ̄ ̄ ̄ ̄
| / |-./...―┬――
|___/..__|_/___|___
// ノノハζ ∩
// ::::::⊂(‘д‘と ⌒ つ
/ ::::::
Keep
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
494 :
名無し募集中。。。:04/09/04 10:51
優しく熟成
キープ
キープ
キープ
マスター
あいぼんの入荷はまだかね
500
フラッシュ化願います。
キープ
あいぼん水の如し
ゆっくり、ゆっくり、熟成を待つ。
そんな時間もあいぼんの楽しみである。
まろやかあぁ〜
キープ
ワインの匂いがするわ
508 :
名無し募集中。。。:04/09/05 00:51
まだ僕が少年だった頃、初めて恋と言うものをした
父に連れられて行ったパリはとても華やかで
目に映るすべてが輝いて感じたのを覚えている
「あっ」
「きゃっ」
よそ見してたらぶつかった黒目がちの瞳の少女
胸がときめいた
「ごめんね」
そう言われて言葉も返せない
顔が紅くなるのを感じる
結局何も言えない内にその子は誰かに呼ばれて立ち去ってしまった
わかったのは名前だけ
509 :
p133.net220148070.tnc.ne.jp:04/09/05 00:54
俺はワインなど飲まない
多分これからも飲まない
あの一杯は特別だから
510 :
名無し募集中。。。:04/09/05 00:59
( ´ Д `)<510
513 :
名無し募集中。。。:04/09/05 01:11
永遠なんてないと知ったのはそれからすぐで
病に倒れた父はそのまま目を開ける事無く
僕は父の経営するワイナリーを継ぐ事になった
「いつか継ぐとは思ってたけどこんなに早くだなんて」
それから僕は何種類ものワインを作ったけれど
それらは運良く大変に評価された
その中のひとつに飲んだ瞬間、僕を少年に戻してくれた一本があった
あの子の君が頭をよぎって消えた
初恋のような甘さと苦さ
決めた、と言うか決まっていたと言っても良いかも知れない
このワインの名前は――――
从#~∀~#从<そんな、うちの名前をワインの名前につけるやなんて、照れるやん
キープ
キープ
熟成中
キープ
キープ
ね、ねえさん…
ハロモニ後キープ
フレームの世界で生きている自分のことを 人はみなすごい奴よばわりするが
作り笑顔でいれば失って行くものが必ずある 俺はそんなに強い男じゃない
みんなと同じように不安を感じ怖さを感じる 近くに愛があったとしても
その愛が突然壊れてしまうのではないかと おびえる夜が何度もある
彼女はあいぼんが好きだった 俺にとって何の興味がなかったそれを
俺は好きになった 彼女の安らぎがそこにあり俺の安らぎも今はそこにある
彼女はあいぼんが好きだった 好 き だ っ た
キープ
キープ
熟成中
キープ
527 :
名無し募集中。。。:04/09/05 18:06
h
キープ
熟成中
530 :
名無し募集中。。。:04/09/05 20:20
誰かロマネコンティ
止めてロマネコンティ
胸が胸が苦しくなる
C-C-Bがいるな
keep
534 :
名無し募集中。。。:04/09/05 21:55
ロマネコンティあげるよ
ロマネコンティあげるよ
本当の勇気見せてくれたら
537 :
名無し募集中。。。:04/09/05 22:41
偶然街で友達に会った
十年振りだった
久々に飲もうと言う話になり
どうせなら今までに飲んだ中で最高と思えた酒を飲む事にした
二人とももうすぐ五十
良いのも悪いのも色々な酒を飲んできたつもりだ
お互いに相手に飲ませたいと思った酒を紙に書きせいので見せ合う
私が書いたのはもちろんあいぼん
そして奴が書いた酒も
飲む時間が半分で済んでしまう計算になるがそれがとても嬉しかった
ああ、なんてあいぼんはまろやかなんだ。
地震が来て最初に確認するのはあいぼんが無事かどうか
まろやかあいぼん
熟成中
キープ
キープ
キープ
キープ
熟成中
キープ
キープ
熟成中
550 :
名無し募集中。。。:04/09/06 14:34
カキコミチャレンジする者を大人に変えてくれる…そんなスレでつね
551 :
名無し募集中。。。:04/09/06 15:11
あいぼんに見てもらいたいと思えるスレにようやく出会えたよ
「どぉそっちは大丈夫だった?」
「うんなんとか」
「すごかったね」
「うん」
私とお母さんは互いの無事を確認してから改めて先ほどの地震の大きさに怯えていた。
どうにか家は無事だったものの辺りには棚から落ちたものが散乱している。
こんな地震は生まれて初めてだ。
激しくきしむ家の中で「もうダメだ」と本気で思った。
せめてもの救いは昼間だったこと。
夜だったら眠ったままタンスの下敷きになっていたかもしれない。
「きゃー!ちょっと!!」
台所からお母さんの悲鳴が聞こえる。私は慌ててすっ飛んでいった。
「・・・げ」
そこはもう台所という名の戦場だった。それも、空襲後、といった感じの。
「・・・・全滅だわ」
棚のガラスを破って食器が飛び出し、冷蔵庫の扉も盛大に開いて中身を吐き出していた。
「・・・ワイン!」
私とお母さんは半地下になっているワイン倉庫の扉を開けた。
そこも地震という名の攻撃を受けていた。しかも最悪なものを的にして。
「おかぁさん、・・・あいぼんがぁ・・・」
壁際に並んだワインセラーからいくつかのワインが飛び出し床に中身をぶちまけていた。
「あらあら・・・困ったわねぇ」
無趣味な父が唯一病的なまでにのめり込んでいるワイン収集。
前に兄がこっそりとコレクションに手をつけたときは烈火のごとく怒り
その遺恨は父と兄の間に未だに影を落としている。
私も一度粗相してビンを割ってしまいこっぴどく叱られた思い出がある。
「どうしてこんないたずらをしたんだっ!」
飛んできた平手はよける間もなく音高く私の頬に当たった。
『お父さんは家族よりもワインの方が大事なんだ』
ぶたれて赤らんだ頬をお母さんに冷やしてもらいながらそう、思っていた。
それからというもの私達家族は絶対にお父さんのワインには近づかなかった。
そして私達とワインとの距離はそのままお父さんと私達との距離だった。
「お父さん怒り狂うね」
「仕方がないわよ」
互いに顔を見合わせ大きくため息をつきワインの海と化した部屋を眺めた。
「とりあえず、片付けようか・・・」
とにかく父のショックを和らげるにはこの部屋を少しでも片付けておく必要があった。
幸い余震もなく片付けも進んだ。
私が父が最も気に入っていた「あいぼん」のかけらを拾っていたときだった。
「おいっ!誰もいないのかっ!おいっ」
玄関のほうで怒鳴り声が聞こえドタドタと足音が近づいてくる。
私たちは互いに見つめあい身を強張らせた。
ばんっ!と乱暴に扉が開いた。―――この部屋を開けるときは慎重な父らしくない開け方で。
ドアの向こうから現れた父は鬼の形相をしていた。
「・・・ワイン、割れちゃった」
何か言われる前にとりあえず父を諌めようと割れたビンを差し出した瞬間、
私はぎゅっと抱きしめられた。
「よかった・・・・無事だったのか・・・」
何がなんだかわからずに私は父に抱きしめられている。
「よかった・・・ほんまよかったなぁ」
父の大阪弁を聞くのは小さい頃に父の実家に帰ったとき以来だ。
それまですっかり忘れていたのだが私たちは地震の後も父に連絡をとっていなかった。
回線が混雑してなかなか電話がつながらないのに痺れを切らせた父は
3駅先の出先から走ってきたのだという。
「お父さん、『あいぼん』割れちゃったよ」
抱きしめられたまま私は言った。
「そんなん、また買うたらええ。」
そういってもっとぎゅっと強く抱きしめられた。
下に広がるあいぼんの甘い香りに代わって走ってきたお父さんの汗の匂いがした。
。・゚・(ノД`)・゚・。
557 :
名無し募集中。。。:04/09/06 17:29
あいぼんは確かに大切だけど
あいぼんのために命を落とすような事を
あいぼんは喜ばないだろう
キープ
熟成中
キープ
キープ
562 :
名無し募集中。。。:04/09/06 21:53
キープ以外に書けんのか?
ナープ
この味がわかるには、まだ時間がかかる人もいる。あのときの俺もそうだった。
やさしく、やわらかで、ゆったりとした時間の流れ。
ふとしたときに味わうこのまろやかな味わい。ちょっとだけ飲んで、そして、キープ。
俺はさっきから真っ暗な部屋のソファーに腰掛けている。
若い夫婦向けのファミリーマンションのリビング。
そう広くはないが夫婦二人には十分な広さだ。
玄関でガチャガチャという音が聞こえてビニール袋を抱えて仕事帰りの妻が帰ってきた。
「おかえり」
俺は妻に言う。
妻は黙ったまま部屋へ入ると壁のスイッチを手探りし明かりをつけた。
「・・・ただいまぁ」
キッチンのテーブルに荷物を置くと妻は独り言のように呟き
買ったものを手早く冷蔵庫へしまいこんだ。
「はぁ」
ため息をついて首を回しながらソファーの方へやってきてリモコンでテレビをつけた。
「お疲れ」
俺は彼女を労う。
だけど黙ったままの彼女はテレビのチャンネルを変えながら俺の隣へどさっと腰を下ろした。
俺は肩がぶつからないようにすばやく体をずらし注意深く座りなおした。
「おまえ、まだコイツらが好きなのか」
付き合っていた頃大ファンだといっていたお笑いコンビをアゴで指す。
だけど彼女はつまらなそうにそれを眺めているだけだ。
TVの中では二人が笑いながらお互いをけなしている。
編集で足してあるのかやけに大きな笑い声が客席から聞こえる。
だが妻はクスリとも笑わない。
なにか別の考え事でもしているのか視線はむなしくTV画面を素通りしていた。
「疲れたのか?」
俺の問いかけに彼女は答えず大きく伸びをするともう一度大きなため息をついた。
「今日はもう寝ろよ」
そういった俺の方をちらり、と妻が見た瞬間、けたたましくケータイが鳴った。
「・・・もしもし?」
着信相手を見て少し億劫そうに妻が電話に出る。
俺は気にしないフリをしながら耳をそばだてる。
かけてきた相手はわかっている。彼女の同僚のナンパ男だ。
人妻と分かっていながら妻の誕生日に指輪を贈るような
―――もっともその指輪はゴミ箱直行だった
面の皮の厚いいけ好かない男だ。
「・・・ごめんなさい、今日はちょっと・・・ええ、ええ・・・」
隣にいる俺を気にすることなく彼女は話し続ける。
どうやら今から出て来れないか、と誘われているようだ。
「さっさと切っちまえ、そんなやつ」
俺は憮然と呟いた後に髪に手をやってかぶりをふった。
俺にそんなことを言う資格はもうないのだ。
彼女が何をしようと俺が口を出すべきではないのだ。
「いえ、本当に今日は・・・大事な用があるの」
彼女には俺の知らない大事な用があるらしい。
惨めにも断りの言い訳にすら嫉妬している自分を情けないと思った。
「・・・はぁ」
何とか断った彼女はついでにケータイの電源まで切ってしまった。
そして振り返りじっと俺の方を見た。
・・・いや、俺の後ろのもっと遠いところへ視線をさ迷わせてそれからどっこいしょ、
というカンジで立ち上がった。
ドサッと音がして続いてゴン、と彼女が取り出そうとしていたワインボトルが
幸いにも下にあった足ふきマットの上に落下する鈍い音がした。
「・・・いったぁ〜」
俺の体をすり抜けて彼女は地上に落下し、打ちつけた腰を摩っている。
俺は彼女が自分の半透明な体の中を通過していく様をまじまじと見て、
頭を抱えてへたり込みたくなった。
俺は彼女に触れられない。それどころか彼女には俺の声も聞こえない、姿も見えない。
――――だって俺は死んでいるから。
俺は死んで、こんな体になって、もう一年もこうして一緒に住んでいる。
嘆き悲しんでいる妻に何の言葉もかけることもできず
やがて正気を取り戻し、日常生活に復帰し、
俺のことを少しずつ忘れていく過程をまざまざと見つめながら。
俺はまだ彼女を愛している。だから忘れられたくない。
だけど彼女の中では俺は過去の人になりつつある。
やがて俺はいつか辛いけれどよい思い出の人になるだろう。
そして、彼女は新しい恋を知り、別の誰かともう一度家庭を築こうと思うかもしれない。
俺はまだこうして存在しているのに。
妻が取り出そうとしたワインボトルはお義父さんが
「まだ若いから結婚10周年のときにでも呑みなさいと」くれた『あいぼん』だった。
「10年目の記念日に二人で一緒に明けようね」それが、俺たちの間での約束だった。
俺は恐怖した。
妻は、このボトルを一人で開けてしまうかもしれない。
そして一人で飲んで俺のことを、俺と二人でいたことを忘れてしまうつもりかもしれない。
俺はここにいるのに。すぐ隣に、こうして立っているのに。
「・・・・ばっかみたい」
転がったあいぼんを拾うと妻は誰にともなく呟いた。あいぼんのラベルを指でなぞりながら。
「一人でなんて・・・呑めるわけないじゃない。お父さんのバカ!」
そういうと彼女はその場に泣き崩れた。
彼女の父は嘆き悲しむ娘を心配し、このマンションを引き払うようにいってた。
俺との思い出の品から遠ざけて彼女を守りたいと思っていたのだ。
俺の想いとは別に彼もまた彼女を愛していたから。
だけどのたびに彼女は反発し、一人で泣いた。
もう、何百回と見てきた光景だ。
だけどそのうちの一度として俺は彼女の涙を拭えた例はなかったし、
俺の慰めの声が届いたこともなかった。
嗚咽する彼女を見下ろしながら、もう動いていない心臓がズキリと痛むのを感じた。
俺は彼女に触れない。
伸ばした手が透けてしまうのが怖いから。
俺は彼女を抱きしめない。
体温を感じられないことを確認するのは辛いから。
俺は彼女を見ていたくない。
彼女が泣きじゃくっているのは俺のせいだから。
俺は静かにソファーに腰掛ける。
結局、彼女が泣き止んだのは真夜中を過ぎてからだった。
真っ赤に目を腫らした彼女は立ち上がると冷蔵庫へ向った。
缶ビールを1本と、小さな白い箱を取り出した。
それに『あいぼん』を持つと俺の方へ、正確には俺の後ろにある仏壇の方へ向った。
「・・・誕生日おめでとう」
遺影の前にケーキと『あいぼん』を供えると、自分の缶ビールをカツン、とあいぼんに当てた。
俺はやっと今日が自分の誕生日だったことを思い出した。
彼女は遺影に写る僕の頬を優しく指でなぞると最後にデコピンした。
「『あいぼん』は二人で飲むんだから。私が独りで飲んじゃわないように見張っててよ」
彼女はリビングに戻ってくるとソファーに腰掛けた。
俺はぎりぎり肩がくっつかないように気をつけて隣に座りなおした。
彼女は缶ビールを飲む。
時々俺(正確には俺の遺影だが)の方を振り返り何度も乾杯の仕草をしながら。
そうして、微笑んで何度も言うのだ「おめでとう」と。
「バカじゃねぇの、俺死んでんだぞ」
彼女には聴こえない悪態で嬉しさをごまかした。
そうしなければきっと後が辛いことを学んでしまったから。
いつしか彼女は寝息を立てて眠っていた。
俺は手が透けない程度に彼女の頬に触る。
もう感じることのできない温もりは思い出で補った。
俺はそっと彼女の頬に口づけする。
そんなはずはないのに彼女はくすぐったそうに頬を掻いた。
俺は彼女の寝顔を見つめる。
この幸福そうな寝顔は俺への想いが浮かべさせているはずだから。
「愛してるよ」
彼女には聴こえない声でそっと囁く。
「愛してるから、ずっと」
遺影に添えられたあいぼんが空けられるのは予定では7年後。
それまで俺は彼女の側にいられるのか。彼女は飲まずにいてくれるのか。
それは誰にも分からない。
あいぼんにだって分かるわけがないのだ。
>>569の前に
妻は台所へ行き、テーブルチェアーを引っ張り出した。
俺は何をするつもりだと思いながらキッチンの入り口まで歩いていった。
妻は椅子を一番高い棚の下に持って行きそれに乗った。
どうやら戸棚にあるワインクーラーからアレを取り出すつもりらしい。
「おい、気をつけろよ。その椅子安定悪いぞ」
デザイナーズだかなんだか知らないが安定の良くない椅子に
ふらふらと苦労しながら戸棚に手を伸ばしている妻に言う。
こんなときでも彼女は俺に頼らない。いや、頼れない。
小柄な妻は精一杯背伸びをしてそれを取り出した。が、その瞬間
「きゃっ・・・」
「危ないっ!!」
案の定彼女はバランスを崩し、俺はとっさに彼女の下に回りこみ体を支えようと手を伸ばした。
こうなることは分かっていたはずなのに俺はやっぱり胸が張り裂けるほどの絶望を感じた。
いいあいぼんでしたよ。ええ、本当にいいあいぼんでした。
・゚・(ノД`)・゚・。
マスター
今夜も上物のあいぼんをありがとう
沁みるねぇ
心に響く味がある 「あいぼん」
いいね
581 :
名無し募集中。。。:04/09/07 03:00
キープ
熟成中
まろやかあいぼん
キープ
キープ
キープ
587 :
名無し募集中。。。:04/09/07 12:37
俺も…あいぼんが似合う大人になりたいな…
588 :
名無し募集中。。。:04/09/07 14:00
>>587 大丈夫。
家族のために働くお父さんも幼い孫を連れてるお爺さんも
あいぼんの前じゃ恋を覚えたばかりの少年になるのさ…。
キープ
マローン
キープ
キープ
ゆるやかに熟成中
キープ
595 :
名無し募集中。。。:04/09/07 22:55
加護ヲタの駄スレ晒しage
596 :
名無し募集中。。。:04/09/07 23:22
加護ヲタの駄スレ晒しage
キープ
キープ
599 :
名無し募集中。。。:04/09/08 01:11
もあまロ.txt
600
keep
危ないキープ
キープ
604 :
名無し募集中。。。:04/09/08 11:16
キープ
まろやかあ〜
あいぼん
キープ
キープ
キープ
熟成中
まろやかあ〜
キープ
613 :
名無し募集中。。。:04/09/09 00:17
まろやかにキープ
キープ
615 :
名無し募集中。。。:04/09/09 02:34
あいぼんを飲んで寝るよ
キープ
キープ
まろやかあいぼん
キープ
キープ
keep
きーぷ
624 :
名無し募集中。。。:04/09/09 19:31
キープ
あいぼん買ってこようかな…
熟成中
キープ
熟成中
リズムキープシンドローム
心に赤い影を落とす至福の一滴
あいぼん
キープ
まろやかあ〜
キープ
キープ
キープ
あいぼんキープ
今夜約束のあいぼんもっていきます
キープ
キープ
キープ
はんぶんこした愛のかけらを今でもまだ持ってますか
どこかで同じ空気を吸って
どこかで同じ事を考えて
どこかにつながる道を歩き
どこかで同じ月を見る
キープ
644 :
名無し募集中。。。:04/09/10 19:08:47
どこかで失くしたアイツのあいぼん
キープ
「・・・これが今週届いた分です。で、こちらはまぁお礼というか前に掲載されたものの返事ですね。
返信するかどうかはいつも通り先生に一任いたしますので。
はい。じゃぁ原稿の方は来週までに。失礼します」
いつもせかせかと忙しい編集者は額の汗を拭いながら手紙の束を置くと麦茶を飲み干すなり帰ってしまった。
まぁあまり居座られて色々口出しされるのも僕の望むところではないが。
「ふぅ。・・・どれどれ?」
僕はとりあえず返事だという手紙の束を引き寄せた。
仕事を片付ける前に前の仕事に対する反応を見て
鋭気を養わなければならない。
僕は今地方の小さな新聞の子供相談の連載を抱えている。
一応は教員免許を持ち、数年ばかり教壇に立っていたが
新聞社に勤めた友人からの依頼でなんとなく引き受けたのがずるずると続いて
いつの間にか子供相談の仕事や公演などが僕の生業になっていた。
僕のような凡庸でいい加減な者に相談を持ちかけるほど困っている人が多いと見えて
毎日のように届く手紙の多さに少し怖くなるくらいである。
「えーと、何々・・・『この前はご相談にのっていただき・・・」
それは、子連れで再婚したはいいが
最初は新しい夫に懐いていた子供が弟の誕生とともに元気がなくなった
という旨の悩みを相談してきたご婦人からの返事だった。
この前は相談に乗っていただきありがとうございました。
先生の暖かい助言によって本当に家族の絆が深まったことを感謝し、
また報告もかねて筆を取りました。
前の手紙にも書いたとおり小学2年になる娘が
私と新しい夫の間に弟が生まれてからどうも元気がなくなり困っていたのですが、
やはり先生が新聞で書かれていた通り
「新しいお父さんに懐き本当の家族のように過ごしていたところに弟が生まれ、
疎外感と寂しさを感じていた」ようです。
結婚以前から今の夫とは本当の家族のように接していて
結婚してからも前から一緒に暮らしていたように懐いていた娘ですが、
やはり弟ができたことでなにかプレッシャーのようなものを感じていたのかもしれません。
学校でも何か言われたようですがそれは結局話してくれませんでした。
前は甘えん坊でも言いつけを守り素直な活発な子だったのですが、
弟が生まれて一月くらいから私にべったりくっついて弟や夫とは距離を置くようになり、
独りにしておくと急に泣き出したり怒り出したりで
私たちはどうしていいのかまったく分かりませんでした。
前の手紙には書きませんでしたが私と夫が夜お酒を飲んでいるときに
娘が起きてきて「私にも飲ませて」と言ってきたことがありました。
当然私たちは「これは大人の飲み物だから」とつれなく断りました。
これがどうも娘にとっては自分だけが疎外されたと思った原因のようです。
また、下の子が少しアトピー気味で私たちが過保護にしていたのも
彼女の目には弟ばかりを大事にしているように見えたのだと思います。
ある日下の子の検診で夕方遅くに帰ったことがあります。
娘には予め遅くなるかも、といっておいたのですが
病院が込み合い予想以上に遅れて帰宅したのです。
するとどうでしょう、居間や子供部屋は散らかしっぱなしで
キッチンに入るとよく主人と飲むあいぼん(ご存知だと思いますがワインです)が
下で割れていました。
私はぎょっとなって娘を探しました。
すると娘はテーブルの下で丸くなって泣いていました。
私は怒りたいのをぐっと堪え娘に「どうしてこんなことしたの?」と尋ねました。
けれど娘は頑固なまでに丸くなったまま答えません。
夕飯になって主人が帰宅しても頑ななまでにソコを動かず、何も言わず、
結局私たちが食事を終えてもテーブルの下から出てきませんでした。
主人も気を使ってあれこれ話しかけていましたが結局諦めて寝てしまいました。
その日から娘は前にも増して元気がなくなりそれで、先生にご相談したというわけです。
「ふぅんなるほどねぇ」
ここまで読んで僕は事の重大さを深刻さをようやく理解した。
そして僕の考察があながち間違っていなかったことをほっとしながら、
またもし見当違いの回答をしていたら、とヒヤリとしながら手紙を読み進めた。
子供は大人が思っている以上に物を考えている。
ただザンネンなことに大人になったとき子供の頃自分がどう考えいたのかを忘れてしまうのだ。
大人になるにつれ身につける「子供はこう」という既成概念によって。
私の相談に対する先生の答えは
「家族が全員で楽しめることを見つけて『あなたも家族なのよ』と
実感できる体験をさせてあげてはどうでしょうか」といものでした。
そこで私たちは家族で遊園地に行ったり、買い物にいったり、
日帰りで旅行に行ったりして娘と一緒に過ごす時間を増やしました。
ところが、いつまでたっても、何をやっても娘は心を開いてくれません。
遊園地などでは楽しそうにはしゃぐのですが帰ってくると元気がなくなるのです。
ある日また娘があいぼんのビンを割りました。
そしてそれを見ていた夫が少しキツイ調子で叱ったところ部屋へ閉じこもってしまったのです。
私が一晩中そばについていたら、ようやく娘が布団の中から顔を出しました。
そしてこう言うのです。
「なんで私ばっかりあいぼんのめないの?」
お父さんもお母さんも弟も飲んでいるのに、と。
どうやら下の子が飲んでいるアトピー用のシロップ薬をあいぼんだと勘違いしているようでした。
「『ち』がつながってないから?だからわたしはあいぼんのんだらだめなの?」
と、泣きながら彼女は聞いてきました。
「前のお父さんの子だから今のお父さんとはあいぼん飲めないの?」
それでやっとわたしは理解したのです。
娘にとって家族であると実感させてくれるのはみんなであいぼんを飲むという行為なのです。
私と夫だけが(娘は弟も入っていると思っているようですが)あいぼんを飲んでいるのに
自分は飲ませてもらえないのは自分だけが血が繋がってないからだと思っていたようです。
それが寂しくて悲しくて元気がなくなり、原因であるあいぼんを2度も割ったのです。
そんなつもりはまったくないのに
私たちは二人であいぼんを飲むたびに彼女の小さな心を傷つけ、
悲しい思いをさせていたのでした。
「いい子にしてたらお父さんと「血」つながる?あいぼん飲める?」
という娘を泣きながら抱きしめました。
どんなに明るく懐いているように見えても彼女は彼女なりに考え、
気を使っていたのです。
ようやく彼女の元気の無い理由が分かり
私は早速その解決策を練りだしました。
直接あいぼんを飲ませてもよかったのかもしれませんがさすがにそれはためらわれたので
あいぼんを使ってワインゼリーを作りました。もちろん娘も一緒です。
出来上がってキレイに固まったあいぼんを見て娘が言いました。
「見ててお母さんあいぼんゼリーの親子だよ」
そういうと生クリームでゼリーの上に笑っている顔を書きました。
「ほら、皆仲いいんだよ。でもね、うちよりは仲悪いの」
どうして?聞くと娘は嬉しそうに答えました。
「だってわたしたちが皆でコレ食べちゃうから、そしたらうちらの方が仲よくなっちゃうから!」
そういって嬉しそうに笑いました。本当に心からの笑顔でした。
初めて作ったあいぼんゼリーは上出来のできでした。
家族の絆もぐっと深まり
それ以来あいぼんゼリーは我が家の定番おやつとして定着し、
家計のやりくりをちょっと難しくしています(笑)
手紙はその後明るくなった娘さんの様子と僕への感謝の気持ちがしたためられていた。
僕は嬉しい気持ちで心を満たされながら手紙の束をカバンにしまうと部屋の時計を見た。
少し早いが今日はこれで店じまいにしよう。
残っている手紙はの処理はまた明日。今日の予定はもう決まっている。
お中元でもらったあいぼんを肴にもう一度この手紙に漂う幸福感に酔のだ。
僕は少しニヤつきながら夕暮れの街へ踏み出した。
マスター
今日のあいぼんは何か胸に染みるね(*´д`*)
653 :
名無し募集中。。。:04/09/10 22:03:13
新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
キープ
引き込まれてしまった
今日もいいあいぼんでした
・゚・(ノД`)・゚・。
熟成中
キープ
キープ
661 :
名無し募集中。。。:04/09/11 08:42:07
ほぜん
キープ
キープ
キープ
香り高く芳醇な味わい
そっとキープ
熟成中
キープ
キープ
熟成中
。・゚・(ノД`)・゚・。
キープ
キープ
キープ
キープ
まろやか〜(n‘∀‘)η
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
熟成中
キープ
キープ
キープ
ああ、いいな
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
695 :
[sage]:04/09/13 02:17:52
い
キープ
キープ
キープ
まろやかあいぼん
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
708 :
名無し募集中。。。:04/09/13 19:42:49
h
キープ
キープ
711 :
名無し募集中。。。:04/09/13 22:46:01
H
熟成中
キープ
キープ
キープ
まろやかあいぼん
717 :
名無し募集中。。。:04/09/14 02:55:42
h
キープ
キープ
キープ
熟成中
722 :
名無し募集中。。。:04/09/14 10:41:17
h
>>723 2000年12月ザッピィ
&
723 G E T !
キープ
キープ
キープ
まろやか
キープ
キープ
オムライッスゥー!
キープ
まろやかあいぼん
あいぼん間もなく入荷か?
キープ
キープ
キープ
キープ
まろやかあいぼん
キープ
キープ
keep
キープ
キープ
ロマネコンティ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
熟成中
キープ
キープ
キープ
756 :
名無し募集中。。。:04/09/15 23:22:58
キッチュ
まろやかあいぼん
キープ
キープ
キープ
キープ
熟成中
キープ
キープ
まろやかぁ〜
熟成中
マローン
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ
キープ・フォー・コロンバイン
甘いあなたの味
keep
キープ
ラッキー
キープ
キープ
@ノハ@
( ‘д‘)っ▽
<一杯どうや?
オッス イタダキマッス
キープ
熟成中
アイバン
あいぼんキープ
キープ
キープ
まろやかにキープ
キープ
791 :
名無し募集中。。。:04/09/18 00:54:16
キープ
キープ
あいぼんキープ
熟成中
キープ
キープ
キープ
熟成中
800あいぼんキープ
キープ
キープ
熟成中
@ノハ@
( ‘д‘)っ▽
<もう一杯どうや?
はい!いただきます!
キープ
keep
キープ
キープ
あいぼんキープ
キープ
キープ
キープ
815 :
名無し募集中。。。:04/09/19 14:59:15
あいぼんには熱狂的なファンがいるのだね
キーーーーーーーーープ
おっと失礼
少し取り乱してしまいましたな、ふっ
キープ
キープ