『でも・・・・ゴメンね。時間かかっちゃって・・・・』
「もうっ!『ゴメン。』は禁句ですよって言ったばかりですよ」
いけない!って感じで口に手を当てている梨華ちゃんもカワイイ。
・・・・なんだか私、ますます梨華ちゃんにはまってきちゃってる?
二人で食べるハヤシライス。
「おいしい。梨華ちゃん、お料理上手ですよね。」
『そう?あんまり褒めると、私調子に乗っちゃうよ〜』
「私、梨華ちゃんの料理大好きですよ。」
『アリガト、あさ美。』
そう言って梨華ちゃんは、私の頭を撫でてくれた。
今こうやって梨華ちゃんと普通に話せることが素直に嬉しい。
さっきまでの取り乱した梨華ちゃんの姿がまだ脳裡に残っているから、
余計にそう思った。
ハヤシライスを食べ終わって、二人で台所に立って後片付けするのも楽しい。
それが終わって、ベッドルームへ戻り、
ベッドの上に肘をついて寝そべってテレビを見ながら、
あれやこれやと話をするのも楽しかった。
でも・・・・やっぱりはっきりさせておかなきゃいけないことだよね。
梨華ちゃんには辛い思いをさせちゃうだろうけど・・・・。
更新がすっかり遅れてしまって申し訳ないです。
お詫びの代わりに少々長く更新しました。
ちょっとウトウトしていたら、グッスリと寝てしまいました。
そのせいで、Matthew's Best Hit TVも二人ゴトも見逃すし・・・・。
あとで落としてこないと・・・・。
ではでは。
651 :
名無し募集中。。。:04/07/08 06:03
保
乙です
マシュー忘れてた
ほ
ぜ
656 :
名無し募集中。。。:04/07/08 19:21
ぽ
遅ればせながら乙
ほ
660 :
名無し募集中。。。:04/07/08 22:46
「・・・・梨華ちゃん」
『何ぃ〜?』
楽しそうにしている梨華ちゃんを見て、一瞬迷ったけど・・・・言わなきゃ。
「・・・・今日、誰が来てたんですか?」
スッと梨華ちゃんの顔から笑みが消えた。
「嫌なことを思い出させちゃいますけど・・・・でも、あんな梨華ちゃんをもう見たくないですから・・・・
そのために私にできることが何かあるかもしれないから・・・・」
俯いている梨華ちゃんが、なんだか消えちゃいそうなほど儚げで・・・・。
『あさ美・・・・ありがとう。・・・・でも、大丈夫だから・・・・』
何がどう大丈夫なのか。
梨華ちゃんは何も言ってくれない。
「誰なのか言いたくないんでしたら、それでもいいです。
だけど・・・・その人と・・もう二度と会ってほしくないです!」
『うん・・・・。もう絶対二人っきりで部屋に上げたりしないから・・・・安心して・・・・』
梨華ちゃんは『会わない』とは言ってくれなかった。
ううん。言えないようだったが正しいか。
どうしても会わなきゃならない人なの?
その人と会うたびに梨華ちゃんは恐怖感を持つだろうし、
それにまた襲われるかもしれないじゃん・・・・。
全然安心なんてできないよ!
って言いたかったけど、それを口に出すことはなかった。
あまりにも梨華ちゃんが辛そうだったから。
「そう・・ですか・・・・。本当に気をつけて下さいね?」
『うん・・・・大丈夫!!あさ美がいるのに浮気なんてしないよっ!』
その言葉は、梨華ちゃんにとって精一杯の冗談だったんだと思う。
『ははは・・・・』
「あはは・・・・」
引きつった笑顔が痛々しくて涙が出そうだったけど、何とか笑うことができた。
この乾いた笑い声はどこに響いてたんだろう?
気まずい雰囲気の中で、二人の間の沈黙が・・・・重かった。
間違って名無しで上げちゃいました。(^^ゞ
では、次回更新までしばらくお待ち下さい。
ほ
ぜ
ん
670 :
名無し募集中。。。:04/07/09 03:18
>>666 JJJ◆氏乙です
>>660 は貴方でしたか、最初てっきり誰かが続きを勝手に書いたのかと思っちまった。
しかし益々ストーリーが複雑になってる気がするのだが?。
続き楽しみに待ってます。
671 :
名無し募集中。。。:04/07/09 05:54
保(田)全(滅)
ほ
「疲れましたよね・・・・?そろそろ寝ましょうか・・・・」
そう言ってベッドから降りようとした私の腕を、梨華ちゃんが引いた。
『・・・・一緒に・・・・寝よ?』
正直、梨華ちゃんのベッドに二人で寝るのはちょっときつい。
でも、今夜はそんな小さなことはどうでもよかった。
「もちろん!いいですよ。」
固く手を繋いだまま二人でベッドを降りて、私は借りたパジャマに着替えた。
二人で寝るベッドは窮屈で、肩と肩が当たっていた。
でも・・・・それがとても温かかった。
私がベッド脇のライトを消して戻ると、
梨華ちゃんの眸が薄明かりの中でキラキラと光っていた・・・・。
『あさ美・・・・』
梨華ちゃんの声が耳元でポツッと聞こえる。
「はい?」
『・・・・キス・・・・して・・・・』
私は何も言わずに顔を寄せて、柔らかなキスをした。
朝・・・・。
目が覚めたら一番最初に見えたのがあさ美の寝顔だった。
今はすごく安らかな感じ。いつもと同じ、のほほ〜んとしているあさ美。
なんて言ったら分からないのだけど・・・・すごく可愛らしかった。
私のそばにいて守ってくれるキュートな天使。
その寝顔がすぐ目の前にある。
「幸せ」ってこういうことなんだよね・・・・。
つい、時間を忘れてずっと眺めていた。
しばらくしたらキュッて結ばれていた唇が、ほわぁっと開いて・・・・
我慢できなくなってキスしちゃった。
「わっ!何するんですかぁ!?」
『おはよっ、あ・さ・美♪』
(・・・・さすがに起きちゃったか・・・・)
「おはようって・・・・、そ・・・・そうじゃなくってですね・・・・」
『あさ美の寝顔、とっても可愛かったよ。』
あさ美は何か言おうと口をパクパクさせながら、顔を鴇色に染めていた。
耳なんてもう真っ赤。
はぁ〜・・・・やっぱりカワイイよぉ〜・・・・。
私のあさ美っ!!
忙しくなる前に更新しました。
>>670 >最初てっきり誰かが続きを勝手に書いたのかと思っちまった。
(´Д`;)ヾ スミマセン。
何を思ったのか名無しで書いちゃいました。
>しかし益々ストーリーが複雑になってる気がするのだが?
はあ・・・・。
もしかしたら、このスレでは終わらないかもしれません。
それと、
>>620の件、よろしくお願いします。
ではでは。
ノシ
ほ
ho
しばらく更新無しか・・・
作者がんばってください。
保全・・・
( ^▽^)<パチョレックパチョレーーック♪
ho
前スレみたいんだが・・・
ze
n
ほ
692 :
名無し募集中。。。:04/07/10 03:15
保全してやるよ
ぜ
ん
の