263 :コピペしちゃう :02/06/04 15:47 ID:oNVGgSsi
愛情路線 六月四日
出会いは七月の初旬、場所はパリ、シャルルドゴール空港の渡り廊下だった。
彼女はスペインに向かう途中のトランジット、こちらはフランスで出版された
「海峡の光」の取材宣伝のための渡仏である。それより一年ほど前、わたしは自著
「サヨナライツカ」を自ら監督すべく、シナリオの執筆に入っていた。キャスティング
の候補に名前があがっていたのが中山美穂だった。彼女を目撃した時、主人公間中沓子
はこの人以外にない、と確信した。わずかに数十秒の一方的な出会いであったが、その
佇まいや雰囲気にしっかりとした意志と力強い存在感が現れていた。帰国後、プロデュ
ーサーを通して、小説を送る。同時にシナリオも彼女を想定して書き始めた。先方も小
説を気に入ったらしく、共通の知人である編集者を介して主人公を演じてみたいという
意思を伝えてきた。昨年十月、わたしたちは雑誌の対談で顔を合わせることとなった。
やっと会えた、と口にしたのには、そういう経緯による。
冷静になる必要が生まれたのは、出会いに新密度が増したころ。個人的な親密さは、
時に創作や創作現場から冷静さを奪う。しかも原作者が監督をした場合、思いが強すぎて
力が入りすぎる危険があった。さらに恋愛と創作の両立は想像以上に難しい。妥協のない
生き方を通してきたお互いである。仕事をとるべきか未来をとるべきか、悩んだ末、わた
しは映画監督を辞退することを決める。彼女はわたしの決断に当初困惑していたが、話し
合い、長い人生の中には一緒に仕事ができる時もあると説得。気持ちをまもなく受け止め
てくれた。仕事よりも大事なものも稀にある。決断は正しかったと信じている。
映画が終わるまで離れた場所から彼女を見守ろうと考えた。かねてから欧州を舞台に小
説を執筆しようとしていたため、彼女が仕事に向かっているあいだ、わたしは邪魔をしな
いように日本を離れることにした。ぴりぴりとした時期には孤独になりたいものである。
近づきすぎると、大切なものを失うこともある。原作者が口を挟むと役者はやりづらい。
もしもわたしが監督をしていたら、育つものが育たず花が咲き誇る前に枯れていたかもし
れない。
「サヨナライツカ」というタイトルがなぜ「イツカサヨナラ」ではなかったのか。この
ことは小説にはかかれてはいない。大差のないただの言葉に思えるかもしれないが、日本
語とは不思議なものである。イツカサヨナラでは、あまりに悲しすぎる。人間はもっとも
幸福な時に、ふと、この幸福がイツカ壊れるのではないか、と懐疑するものだ。幸福に慣
れていない者たちはとかく、不安に陥りやすい。サヨナラをもって生きるのは古来より日
本人の美徳だった。そう考えれば、今におののくこともなくなる。それだけ逆に、今が切
実だということだろう。失う儚さを逆手にとり、「サヨナライツカ」は、今を見つめ、今
に生きようとする知恵となる。
お互いそれなりの恋情を潜り抜けてきた者どうしだから、その痛みやせつなさが良く分
かるのかもしれない。いい大人同士がむかいあい、それだけじっくりと話し合い、それぞ
れの過去を認め合った結果の入籍である。
二千二年六月三日、夕刻。世田谷北沢区役所において婚姻届が受理された。
映画「サヨナライツカ」は二人の出会いからはじまる映画となる。まことに不思議とい
える経緯だが、この情熱が作品ににじみ出ないわけがない。中山はわたしの分も銀幕の中
で輝いてくれるだろう。それだけにこの作品には本気がみなぎっている。観に来てくださ
った方々全ての感涙を誘うものとなれば、原作者としてこれほどの至福はない。多くの女
性たちの共感を得られる、名画となることであろう。
>>66 名前書かないと晒しちゃうぞ。
結婚はほんとだって。
276 :コピペしちゃう :02/06/04 15:48 ID:oNVGgSsi
美しく、儚く、力強く、愛に生きた主人公間中沓子は、近代の日本人女性の愛に生きる
新しい苦悩とまっすぐな姿を持っている。それがわたしには俳優中山美穂と重なる。彼女
は重圧を撥ね退けて見事に演じきるものとわたしは信じて、新しい仕事に専念したい。
今後は、風習、伝統的な夫婦のあり方、男女の差に支配されず、それぞれの仕事、生き方
を大切にした新しい関係をお互い心がけていきたいと考えている。彼女は、「この作品で
新しい俳優としての道を築き上げたい」、と旅立ちの前日わたしに語った。その意気込み
は中山らしく静かで力強いものであった。わたしは秋まで小説の取材で欧州を旅し、秋に
帰国後は新しい映画の撮影に入る。二人がゆっくりと迎えあえるのは、年が明けて、新し
い季節が日々を青々と彩る頃になるだろう。離れていても、信念で繋がった同志でいたい。
以降、二人のことを論じなくてすむように、わたしはここにこれを記した。わたしを常
日頃支えてくれている読者ならびにファンの方々にまず報告したかった。
二千二年六月四日 辻仁成
これが「作家」の書く文章か?
すっごくヘタな上に、整合性もない
あるのは自己陶酔だけ
>>74 現在の流行小説家から自己陶酔なくしたら、何も残らないヤツ
ばかりだ。一部除いてね
ソースないのでガセ
77 :
【凶】:02/06/04 16:10 ID:???
↑二人の相性
78 :
【吉】:02/06/04 16:11 ID:???
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
俺はザ・ワイドの速報で知ったんだが
辻のオフィシャルHPで発表されてるらしい
村上龍がいたので見るのやめた
毎度〜の頃って高校生だったんだっけ?
それなのに下着姿とかOKだったんだよなぁ
すごい番組だった
まぁなんだ、そのー、えーっと、おめでとう
中山忍と小川麻琴って似てるよな
かすかにな
小川に似てる有名人
・SAYAKA
・田中麗奈
・中山忍
→必死だな
小川を過大評価しないでちょ
>>88 れなには似てる
SAYAKAのがブスだよなあ
忍と一緒にするな
>83
毎度2のころに16歳だったような記憶が。
パート1だと、もしかして中学生かも?!
>80みてたら、堀江しのぶ画像もほしくなってしまった。
あのミポリンが結婚か・・・
99 :
名無し募集中。。。:02/06/04 16:48 ID: ID:vJEO3M/2
愛をくださいZOO〜〜
川村かおりってどこ逝ったんだろ
はぁー−−あ。。。
処女だと思ってたのにな
ミポリン も ゴリラヅラ
105 :
:02/06/04 17:20 ID: ID:8XUvwZcv
すげえ。デビュー当時は娘。よりよっぽどヨゴレじゃん。
106 :
ののたんは【小吉】:02/06/04 17:29 ID: ID:s1e6ocEI
80年代にモー娘。が存在してたら似たような事やらされてたと思うよ
当時はそういう風潮だったんだよ
おにゃんこのセーラー服を脱がさないでとかもそうだろ
女優の中山美穂(32)と芥川賞作家でミュージシャンの辻仁成さん(42)
が結婚したことが4日、分かった。
辻さん自身のホームページ(HP)で、3日、東京・世田谷北沢区役所に
婚姻届を提出したことを発表した。
HPによると、2人は昨年10月雑誌の対談で知り合い、辻さんの自著
「サヨナライツカ」の映画製作を通じて、親密になった。
当初、原作・監督と、ヒロインという関係であったが、「個人的な親密さは、
時に創作や創作現場から冷静さを奪う。(中略)さらに恋愛と創作の両立
は想像以上に難しい」と辻さん自身が監督を辞退という。
さらに、「いい大人同士がむかいあい、それだけじっくりと話し合い、それ
ぞれの過去を認め合った結果の入籍である」とし、「今後は、風習、伝統的
な夫婦のあり方、男女差に差別されず、それぞれの仕事、生き方を大切に
した新しい関係をお互い心がけていきたい」と新しい門出の決意を述べている。
中山は初婚。辻さんは95年に女優・南果歩と結婚。1児をもうけたが、2000年
3月に離婚している。
みんながみんなよごれだったわけじゃないし。きわどい歌詞ってことなら娘にもあるだろ。
468: 【速報】辻が入籍!!【鬱氏】 (108)
test
110 :
log0076◆XYQ/VxOU:02/06/05 00:37 ID: ID:S6X98e3q
辻ヒトナリって頭良くないような…
勉学的にじゃなくて人間的に
私のミポリンかえして!!!
元祖整形美人 中山美穂
118 :
【吉】:02/06/06 19:32 ID:???
sage
(;^▽^)<騙された・・・